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長野県 諏訪市

平成20年第 1回定例会−03月03日-04号




平成20年第 1回定例会

           平成20年第1回定例会会議録(第4号)

         平成20年3月3日(月)午前10時00分開議

〇議事日程
 一般質問
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               本日の会議に付した事件
 日程第 1 一般質問(2−2) ページ                 ページ
   3番  水 野 政 利  …221   4番  平 林 治 行  …233
   5番  神 澤 孝 昌  …240   6番  横 山   真  …252
   7番  小 口 和 雄  …265   8番  守 屋 陽 子  …272
               散         会
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〇出席議員(15名)
    議 席                 議 席
     1番   小 林 佐 敏        2番   横 山   真
     3番   里 見 貞 幸        4番   宮 坂 勝 太
     5番   小 口 和 雄        6番   山 田 一 治
     7番   平 林 治 行        8番   神 澤 孝 昌
     9番   有 賀 ゆかり       10番   高 林 徳 枝
    11番   三 村 睦 雄       12番   藤 森   守
    13番   水 野 政 利       14番   今 井 愛 郎
    15番   守 屋 陽 子

〇欠席議員(なし)

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〇説明のため出席した者の職氏名
   市長      山 田 勝 文     副市長     宮 坂 敏 文
   教育長     細 野   祐     総務部長    中 村 泰 大
   企画部長    上 原 哲 夫     市民部長    宮 坂 廣 司
   健康福祉部長  小 林 幸 人     経済部長    小 泉 義 美
   建設部長    藤 森 惠 吉     水道局長    小 池 政 貴
   教育次長    岩 波 文 明     会計管理者   矢 沢 恵 一
   総務課長    吉 江 徳 男     企画調整課長  宮 坂 昇 治
   財政課長    菅 野 俊 明     消防庶務課長  宮 下   建
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〇職務のため出席した事務局職員の職氏名
   局長      小 松 重 一
   次長      五 味   敏
   庶務係長兼議事係長
           伊 藤 茂 樹
   主査      守 屋 行 彦
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                             平成20年3月3日(月)

               第1回諏訪市議会定例会

                 会  議  録 (5−4)

                               開議 午前10時00分
                               散会 午後 3時14分
                               (傍聴者  19名)

           開       議   午前10時00分
          ──────────────────────
○高林徳枝 副議長  議長が所用のため、副議長が議長の職務を行います。御協力をよろしくお願いいたします。
 これより本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は14名であります。日程はお手元に配付いたしました。
          ──────────────────────
△日程第 1
     一般質問
○高林徳枝 副議長  一般質問を続行いたします。水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 皆さんおはようございます。通告に従いまして、一般質問させていただきます。
 初めに、地球温暖化対策についてです。世界や日本で、ここ20年ほど毎年起きている異常気象の原因は、二酸化炭素などの温室効果ガスによる地球の温暖化であることは周知のとおりです。80年代後半から問題視され始めて以来、予想を超える速度で世界的に進んでいます。近年、私たちの身近な地域での異常気象や、災害の発生によるさまざまな環境問題の知識や情報などからも、その影響を強く実感するきょうこのごろです。これらの影響は、私たちにとって地球的課題でもあり、近々の大切な問題であります。
 そこで、昨年11月に実施した内閣府の科学技術と社会に関する世論調査によりますと、地域環境の保全や、自然エネルギーのリサイクルを挙げた人が7割を超え、その期待の高さが判明いたしました。中でも、今は地球温暖化問題が深刻になっております。我が国では21世紀環境立国戦略のもと、政府は平成20年度環境省重点施策を決定し、3月末には京都議定書の温室効果ガス削減目標の2012年までに6%削減を確実に達成するための新たな目標達成計画を閣議決定する予定です。そして持続可能な社会に向けて、統合的取り組みが推進されるようになっています。
 また、ことし夏に開催予定の北海道洞爺湖サミット及びG8環境大臣会合において、日本の指導的な主導権の発揮が発火点となり、全国はもちろん、全世界への波動になることが期待されています。そこでどこよりも、諏訪市こそ環境先進市を目指したいものです。
 そこで諏訪市の温暖化対策の現状と、今後の取り組みの概要と、温暖化対策に向けた市長の力強い御所見をお伺いいたします。
 以下は質問席でお願いします。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  おはようございます。それでは私の方からお答えをさせていただきたいと思っております。
 まず初めに、昨年の暮れからことしの初めにかけて、本当に温暖化が始まったかなという気持ちでありました。それが前面結氷以来ですね、なんか温暖化は本当に進んでいるのかなあと、諏訪の独特のこの冬の寒さじゃないかなあと思っております。
 全国的に、世界じゅうでこう見てみますと、国連の気候変動に関する政府間パネルIPCCでは、温暖化の原因を人的な温暖効果ガスの増加によるものとほぼ断定して、このまま温暖化対策を強化しなければ、人類の将来は極めて厳しい状況に陥るという警鐘を鳴らしているところであります。
 ただ、諏訪市におきましては、2月24日の日にまちづくりフェスタ2008の中で、地球温暖化をテーマとした映画「北極のナヌー」、それから「不都合な真実」の2本の上映を行ったところでありますし、多くの皆さんに鑑賞していただき、これからの地球を救えるかという人類の英知が試されているということを理解していただいたんではないかなあと考えております。
 市といたしましては、自然と調和した快適環境の都市を基本計画に挙げておりますし、平成11年に地球温暖化防止実行計画を策定し、引き継ぐ形で平成12年度にISO14001の認証を受け、環境負荷の少ない市役所を目指してまいりました。このたび長野県の計画の改定内容を踏まえまして、これから市民一緒になってですね、取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
 いずれにいたしましても、これから大きな問題として、一市民、あるいは行政体としての取り組みが、これから始まってこようと思っております。私どももその中に入りましてですね、諏訪市として取り組んでまいりたいと思っております。また、議員御提案の環境先進市となる可能性は十分秘めているということで思っておりますので、目指してまいりたいと考えているところであります。以上であります。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) ただいまの答弁の中でも、行政と市民の協働のまちづくりフェスタ2008は、時を得た素晴らしい施策であったと思います。施策のポイントは、3R推進による循環社会の構築と、環境から開く経済成長と地域活性化の道筋であります。諏訪市の特色を生かした施策を期待をしたいと思います。
 次に、地域温暖化対策で、諏訪市が環境先進市を目指すことを提言させていただきましたけれども、環境先進市として、できれば温暖化対策の推進運動を進めるための何らかのプロジェクト、または推進センターを設置し、国、県と連携していくことが大切と思います。この点について御所見をお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  市民部長
◎宮坂廣司 市民部長  まず最初に、温暖化対策の推進運動を進めるためのプロジェクトということでございます。この関係につきましては、当市におきましてはごみの減量化、資源化リサイクルを通して地球温暖化防止を図っていくということで、昨年の2月にエコプロジェクトすわを立ち上げまして、市民、関係団体の代表の方、あるいは業者の代表からなるそういった組織をつくりまして、官民協働で今までもごみの減量化という形で取り組んできたところでございます。昨年の8月に御提言をいただいた内容、8項目のうち5項目については、20年度当初予算にも計上し、実施をしていきたいというふうに考えております。
 また、推進センターの設置による国・県との連携の強化ということでございます。長野県におきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づきまして、長野県地球温暖化防止活動推進委員を地域ごとに委嘱するという形で、あわせまして、長野県地域温暖化防止活動推進センターを設置しております。その推進委員につきましては、現在、諏訪市内に5名の方が委嘱をされているということでございます。
 当市としましても、この推進委員の方と協働を図りながら、先ほど申し上げましたエコプロジェクトすわのメンバーとも協働を図りながら、市民を巻き込んだ地球温暖化防止活動を、これからも取り組んでいきたいというふうに考えております。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) ただいまの答弁でありましたように、県の推進センターの中で市内の推進委員が5名いらっしゃるということでございますので、できれば諏訪市の推進センターを設置する中で、特色ある施策を期待をしたいと思います。
 続いて、次に21世紀環境立国戦略として、京都議定書での6%削減の確実な達成を目指して、持続可能な社会に向けた取り組みが全国を挙げて展開されています。その内容は多岐にわたるため、今回は京都議定書に基づく温室効果ガス排出をマイナス6%実現するため、2005年4月に発足した地球温暖化防止のための大規模国民運動で、諏訪市の具体的な運動内容があればお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  市民部長
◎宮坂廣司 市民部長  具体的な運動内容ということでございます。当市におきましても、かなり前からいろいろな事業を進めてきてるということでございますので、幾つか御紹介させていただきたいというふうに思います。
 まず、生ごみの減量化ということでございます。焼却処理から生分解処理への展開という中で、平成4年度より生ごみ堆肥化容器設置補助事業を開始しました。具体的にはコンポスト、あるいは電動の処理機を購入したときに補助ということでございますが、18年度末までに延べ4,003基のものに対して補助をしてございます。
 それからアイドリングストップ運動ということで、平成8年度よりステッカーの作成配布、あるいは街頭啓発を行ってきております。
 それから先ほど市長申し上げました環境ISO14001、これにつきましても、市で当初役所の方で取り組んでおりまして、現在は施設及び関係する事業所の方へも、そういった形の取り組みをお願いしてきております。
 それから、諏訪市における特徴的な取り組みとしまして、市内11校におきましても、学校の方でISOに取り組んで、児童、生徒が自主的な例えば消灯に努める、消灯じゃない済みません、電気を消す、あるいは水道の減量に努めるというような形で取り組み、かなりの効果が上がってきているというふうにお聞きしております。
 そういったことを取り組むことによりまして、子供たちの環境に対する意識が高まり、中には家庭に帰って家でもそれを実践するという中で、家族を巻き込んだそういった取り組み、場合によってはライフスタイルの変更というような形にもなってるというふうにお聞きしております。
 それから、平成16年度からはクリーンな自然エネルギーを推進するということで、太陽光発電システム、これを取り入れた場合についての補助事業を開始しております。平成20年1月末現在で延べ206件、補助金額で4,065万6,000円補助をしてきております。
 さらに先ほど申しました、昨年の2月立ち上げましたエコプロジェクトすわのメンバーの方の協力、あるいは衛生自治連合会の協力をいただきながら、ごみ減量化という形で、一つとしましては各ステーションにおきます立ち会い指導、あるいはエコクッキングをテーマにした講演会をやってきております。
 それから、先ほど出ましたまちづくりフェスタ2008等、そういったいろいろな機会をとらえながら、市民意識の啓発ということに努めてまいっております。
 それから平成20年度におきましては、新たに先ほど申しましたが、エコプロジェクトすわの提言をいただく中で、剪定木のチップ化ということで別回収、あるいは生ごみの減量化に向けてのモデル事業等々、いろいろ新しい事業にも取り組んで、さらに一層の温暖化防止、二酸化炭素の減量につなげていきたいというふうに考えております。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) ただいまの諏訪市のさまざまな温暖化防止のための市民運動をお聞きして、心強く感じました。
 また、このほか全国でも次のような施策が展開されております。御承知のように、京都府の京都CO2削減バンクであります。これは家庭からのCO2の排出に歯どめをするために、府内の企業が削減分を買い取るということで、来年度から導入されるようであります。
 また、近隣の伊那市と新宿区においては、地球環境保全の協定が締結されて、CO2の削減の取り組みがされていると、このようなことをお聞きしておりますけれども、その他、当市においては他市とそうした協働をする対策が見込まれるでしょうか、そのことをお尋ねいたします。
○高林徳枝 副議長  市民部長
◎宮坂廣司 市民部長  今の段階では、そういったことを具体的にという動きはございません。ただ環境審議会の方で、いわゆる広範囲な活動ということが必要だという意見が出てるということは事実でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 次に、地球温暖化防止のための大規模国民運動の成功のかぎは。
 諏訪市にあっては市民総参加の運動意義のもと、一人一人が具体的な目的意識と、そのための見識を高め合うことが不可欠です。そのために諏訪市として地域社会のあらゆる分野に働きかけることはもちろん、市民の皆さんにはどのようにして御参加いただくか、対応策があればお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  市民部長
◎宮坂廣司 市民部長  議員御指摘のとおり、地球温暖化防止のためには効果的な取り組みも必要ですし、そのためには市民一人一人の意識、目的意識を持って取り組んでいくということが必要というふうに考えます。
 当市としましても、いかに市民の方を活動に巻き込んでいくかということが、非常に重要な形になるわけですが、先ほど申しました推進委員、あるいはエコプロジェクトすわのメンバー、衛生自治会、あるいは数多くの環境ボランティアの方が御参加いただいております。そういった方たちとも協働しながら、市民が巻き込めるようなイベント等の開催、そういったことを考えながら進めてまいりたいというふうに考えております。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 環境問題は教育問題であるという人がいます。目に見える固体ごみが増大すれば、だれでも大きさが理解できて対策も進みますけれども、CO2などの温室効果ガスは目に見えないガスごみ、したがって、大変さや実感がわかないということが実感でございます。
 また、卑近な例ではガソリン1リットルを燃やすとガソリンの重さの2.3倍のCO2が出ると聞いております。ある学者の計算では地球温暖化による被害が毎年、今後毎年100兆円分も発生するという説があります。その防止のために毎年10兆円を投資しても将来の損失に比べれば決してマイナスでないという、こうした論もございます。そういうことを申し上げておきたいと思います。
 次に、温室効果ガスの削減のためには、先ほどありましたけれども、ごみ減量化による効果は甚大です。諏訪市のごみ減量化による温室効果ガス削減成果の検証で、数値がわかればお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  市民部長
◎宮坂廣司 市民部長  環境省によりますと、一般家庭から温室効果ガスCO2の1人当たりの年間排出量が2,473キログラムという形で言われております。そうした中で、内訳としましては自動車利用の関係が36%と最も多いわけですが、中には家庭内、あるいは廃棄物処理にかかわりますごみが二十数%あるということで、ごみの減量というのが地球温暖化対策において非常に重要だというふうな言われ方をしております。
 で、ごみの焼却処理によりますCO2排出量は、1キログラム当たり876グラムとされております。この数字を使っていきますと、対前年比で1月末までのごみの減量が7.4%、1,256トン減量しております。その数字を使っていきますと、昨年比19年度1月末段階では1,100トンのCO2が削減されているというふうに考えられるというふうに思います。以上です。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 諏訪市では来年度からごみ減量のために、新たに生ごみ処理機の共同購入に補助をすることや、あるいは希望者に貸し出しする制度の効果を期待しております。
 続いて、2006年度における我が国の温室効果ガスの排出量は、達成基準年比率で6.4%上回っており、議定書の6%削減約束の達成には、工場、運輸、業務、家庭及びエネルギー転換などの部門別に目標値を明確にするとともに、各行政はもちろん、市民の一人一人の削減目標を明確にすることが大切ですが、大変難しい対応です。特に市民の皆さんにあっては、日常生活の中でだれでも身近に取り組める方法や、目安となる数値目標を明示するなどの工夫があれば、意識も高まり削減の意欲も出てくると思われますが、実施可能な対応策があればお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  市民部長
◎宮坂廣司 市民部長  実施可能な対応策ということでございますが、環境省におきまして、身近な地球温暖化対策といたしまして、家庭でできる10の取り組みというものを示しております。その10について、簡単にちょっと羅列させていただきたいと思いますが、まず冷暖房の温度調整1度高く、あるいは低く設定する。あるいは車の運転を控える。具体的には週2日往復8キロメートルの車の運転を控える。それから1日5分間のアイドリングストップを行う。待機電力を50%削減する。シャワーを1日1分家庭全員が減らす。ふろの残り湯を洗濯に使う。ジャーの保温をとめる。家族が同じ部屋で団らんし、暖房と照明の利用を2割減らす。買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜などを選ぶ。テレビ番組を選び1日1時間テレビ利用を減らす。
 こういった各家庭で取り組める項目を示し、そういったことをすることによりまして、1家庭が年736キログラムのCO2の削減ができ、率にしますとそれが年間全体の排出量に対しまして13%に相当すると、金額にして4万700円年間で効果があるということで、こういう形で各家庭が実施することによりまして、温室効果ガスの排出量を1990年に比較しまして3%削減したいという内容を示しております。
 こういったものを、また市の方でも改めて市民の方に周知をしていかなければいけないというふうに考えておりますし、県におきましても、先ほど議員御指摘のとおり長野県地球温暖化防止県民計画の中で、業務部門、家庭部門、産業部門、運輸、廃棄物、それから森林吸収源ということで、それぞれの目標数値を決めながら、県挙げての取り組みを図っていくというふうに考えております。
 で、先ほど申しました環境省の家庭部門、この中で一人一人の方が、毎日毎日の生活の中で意識持って取り組んでいけば、削減につながっていくという形になるわけですが、それには今までのライフスタイルを変えていくような意識改革まで進まないと、なかなか変換というのは進んでいかないと考えております。そういった意識啓発をこれからさらに強めていきたいというふうに思っております。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) ただいまの家庭での10項目の取り組みというのは、非常に実質的で目安になるものだと思います。このように環境省でつくられた、そうした具体的な要旨がございますので、こうしたものをしっかりと活用していただければと思います。
 具体的な取り組みとして、例えばキャノンでは、二酸化炭素のCO2の削減目標を盛り込んだ2015年を最終年とする新環境ビジョンを策定したりとか、あるいはアサヒビールと沖縄の独立法人の共同で、サトウキビからのバイオエタノールを開発する。なお、この食糧生産と競合しないバイオエタノールだそうでございます。
 また、環境先進国であるドイツの省エネ事情のポイントですけれども、一つはごみに対する基本は、ごみにしない、ごみを出さない。また2点目として、市民一人一人が考えている。3点目として、自然と共存が当たり前である。こうしたことが大いに学ぶことがあるんではないかと思います。
 また、環境に優しい日常生活の中では、人間は普通に生活しただけで1日1キログラムの一酸化炭素を、呼吸で吐き出しているという、そういった説もございます。また、日常生活の環境負荷を減らすための留意点として、食で言えば地産地消が原則。また住で言えば、限られたペースにあわせた使い方をはっきりさせるということが大切。また衣で言えば、きちんと手入れをして大切に着まわすことが環境に配慮するという、そうした例もございまして、そうしたものをとらえて、我々一人一人が日常的にそうした環境に配慮した生活をしてまいりたい、心がけてまいりたいと思います。
 続いて、2点目は産業振興で諏訪市の活力についてであります。先日の山田市長の施政方針の中で、マニュフェストの項目で、諏訪市が輝くための市民生活を支える産業振興についての取り組みと課題については、おおむね順調なスタートが切れたとの見解でしたが、今後の市民が期待する産業振興の決勝点に向けての施策展望をお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  まず、産業振興についてはですね、スタートはありましても、やはりゴールというものは見えてこないだろうと思っております。これは何回も言ってますように、諏訪市におきましては工業をベースにして、その上に観光ですとか、あるいは商業、農業、そうしたものを考えていこうという、いわゆる複合型産業のまちづくりというものを提唱しているところであります。各産業が有意義的に連携をしながら成長する姿というのが理想であろうと考えているところであります。
 それで国内の工業を中心にして考えてみますと、国内のものづくり、あるいは諏訪市においてもそうですが、グローバル化、あるいは国際化のもと海外シフトがかなり進んできているということが実感でございます。また、その中におきまして、国内におきましては高齢化、少子化、こんなものもどんどん進んできている。そして労働力の確保というものも、これから非常に難しくなるであろうと思われております。
 また、第1次産業から第2次産業、それから第3次産業が非常にこれから成長をすればするほど、第3次産業の部分が増えていく。第2次、第1次が減っていくであろうということが考えられるところであります。
 そして、今の産業の考え方というのは、どちらかというと今まである地球の資源を使いながら、これを何年で消費するかということで、私は今世の中が動いているんではないかなと思っております。でありますから、今度は次の産業というのはこれを、地球にある資源をどう残していくのか、あるいはどうつくり上げて、もう一度復活していくのかという、新しい考え方の産業というものが求められていくんだろうと。
 先ほど出ましたような環境問題を主体とした産業というのは、これから出ていかなければ、このままおかしくなっていってしまいますので、そんなところをまず諏訪の中でも期待していく。これは工業者の皆さん方にも、何かそんなことで、どこにどういうことがあるかわかりませんが、考えていこうじゃないかというお話をさせていただいた状況でございます。
             〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 市民が期待する産業振興の決勝点に向けての問いかけに対して、産業振興にスタートはあってもゴールはないとの力強い市長の答弁をお聞きして、納得と、また満足感を得ました。それはさまざまな状況の中で、市民が期待する豊かな活力ある諏訪市の実現を目指すために、飽くなき挑戦である、このように強く意気を感じました。そのように受けとめてよろしいでしょうか。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  はい、結構でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 次に、工業振興においてはデフレが続く日本経済の中で、進行する国際化に対応しながら、地域間競争に勝ち残っていくためには、自立していく企業への集中支援や、集積力を生かした諏訪ブランドの確立など、新しい時代に適応した施策が必要であります。
 なお、諏訪市内の企業の特性は従業員数20名以下の企業が96%を占め、企業数も36%の減少傾向で、しかも後継者なしが60%を超えるなどのさまざまな特性があります。そこで、今後の諏訪市の中小企業支援策については多岐にわたりますが、中でも特徴的な施策があればお聞かせください。
 また、諏訪市の特性を踏まえて、中小企業の持続的成長が地域の活性化につながると確信できますが、その点についての御所見と、今後の施策についてお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  それでは、私の方からお答えをさせていただきたいというふうに思います。
 今、議員からは工業の特徴的な施策というお話がございました。この、まず諏訪市の一番特徴的な工業振興の施策と申し上げますと、まず工業振興審議会の設置されていることだろうというふうに思います。この審議会は昭和47年から設置されているわけでありますけれども、今、議員から御指摘のございました幾つかの中小企業の支援策等について諮問をし、答申をいただいているところでございます。
 こうした中、幾つか施策が展開されているわけでありますけれども、一つは制度資金の融資の制度であろうというふうに思います。市の制度資金では、景気小口、景気変動、開業支援資金等につきましては利子補給は行っておりますし、さらに保証料についても全額の補償をいたしているところでございます。
 また、工業の特徴的なことといいますと、やはりこれは企業アドバイザー制度の導入だろうというふうに思います。400社ほどあります工業関係の中小零細も含めまして、すべての企業を巡回訪問をいたしておりまして、経営者の相談に乗っているところでございます。
 また、平成19年度に創設をいたしました工業等立地促進助成金につきましては、平成20年度も継続して予算を計上をしております。
 また、さらに新しい事業といたしましては、三つの大学同窓会組織と連携した企業振興セミナーを計画をいたしているところでございます。
 それから、次に中小企業の継続的成長における地域活性についての所見と、今後の施策というようなお話をいただきました。議員御指摘のとおり、中小企業の成長が雇用環境の改善、流入人口の増加、消費動向の改善などで循環的なよい効果を招き、地域活性化に大きく寄与すると確信をしているところでございます。
 産業が継続的に成長していくということでございますけれども、これは言いかえれば産業の進化というふうなことだろうというふうに思いますけれども、経済学ではこうした産業進化といいますのは、地域にポジティブなイノベーションが継続することが必要だというようなことが言われております。こうした中、行政の役割はこうしたイノベーション創出のために、多くの情報を整理し提供していくこと、また出会いの場を創出していくことだろうと考えているところでございます。経済はドッグイヤーからマウスイヤーといわれるほど急変をしているわけでございまして、今後も経済状況に即応した各種施策を的確に実行し、社会や企業ニーズに柔軟に対応してまいりたいというように考えております。以上でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) ただいま、さまざまな施策をお聞きしました。さらなる諏訪市の現状を踏まえて、特長を生かした施策を講じることを期待いたします。
 次に、魅力ある諏訪市を標榜する条件には少子高齢化、人口減少というマイナス要因を乗り越えて経済力を引き出すためには、技術革新と労働力の確保、雇用対策が重要なかぎとなります。その目指すところは、正規、非正規雇用であれ、働いた分がきちんと賃金に反映されるという、当然の原則に貫かれた経済社会の実現です。特に働く人の目線、働きたい人の目線に立っての労働法制の見直し、改善が急務になっております。
 特にそのかぎとなる若年者、高齢者、女性についての雇用対策で、市民の労働支援で魅力ある諏訪市を実現するための、諏訪市の施策についてお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  就職、再就職支援全般につきましては諏訪市労務対策協議会、さらにはハローワークなどと連携を取り、企業ガイダンス開催時に実践面接講座、特別相談会などを開催し、幅広く就業支援を行っているところでございます。諏訪地方は、おかげさまで県内でも有数な求人倍率になっておりまして、雇用環境の面では大変良好な環境になってるわけでございます。大変ありがたく感じているところでございます。
 こうした中、若年層の就業支援としては、諏訪市勤労青少年ホームで毎月第3水曜日、信州ジョブカフェによる私のお仕事探し相談室を開催し、就業相談等を行うとともに、各機関における相談会等に共催、講演を行い、こうした若者の就業支援の一環を担っているところでございます。
 また、中高年齢者等を対象にした雇用対策でありますけれども、事業主が市内に居住する中高年齢者等を1年以上雇用した場合、1人当たり中年齢者につきましては1万5,000円、高年齢者、さらに心身障害者につきましては2万円の補助を行っております。
 女性に対する雇用対策としては、仕事と家庭生活が両立できるよう、労務対策協議会や商工会議所等の会議の席上、育児休業制度の導入について啓蒙、啓発活動を行っているほか、会議所では保育園のお迎えから夕食づくり、学童保育の迎え、子供の急な発熱時のケア、出産時の兄弟のケアなど、マザーケアサービス事業を実施しているところでございます。以上でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 仕事と生活との調和ということで、ワークライフバランスということの施策例でありますけれども、兵庫県の会社ではパート労働者とフルタイム社員の間に、ショートタイム社員を設置した事例がございます。この特徴はその人のライフワークに応じた的確な雇用が確保できる制度であります。
 また、フリーター対策についてでございますけれども、ジョブカフェ制度の周知徹底や、参加する企業を増やす工夫などで、4年連続減少傾向でありますけれども、ただし就職氷河期で正社員として就職できなかった年長フリーターは減っておらず、高年齢での就職は難しい状況でございます。今後4月から導入のジョブカード制度の活用を積極的に期待をしたいと思います。
 次に、諏訪市の産業振興のための官民学の連携による推進の施策の、今後の課題と展望があればお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  産業振興のための官民学というようなことでございました。一般には産学官連携というように呼ばれておりますので、そんなような言葉づかいでお答えをしてまいりたいというように思いますが、産業振興のための産学官連携推進につきましては、諏訪東京理科大学地域コンソーシアム協議会を中心に、他のTLOとも連携しながら諸事業を推進しているところでございます。
 また、平成20年度は産学官の連携推進の一環として、蔵前、如水、理想連携企業振興セミナーの開催を予定をしております。この三大学の同窓会組織から講師をお招きしてのセミナーにより、企業経営者の見識を深めるとともに、大学同窓会組織、経営者、諏訪市のネットワーク形成を図り、各種の情報及び意見交換を行うことで工業振興に寄与することを目的としているものでございます。以上でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 次に、産業振興に欠かせない行政を初め地域社会の農業、商業、工業などのさまざまな分野での連携支援が重要ですが、諏訪市における現況と課題があればお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  先ほど市長がお答え申し上げましたけれども、これからの産業振興というのは、1次産業から3次産業に渡る分野での連携が必要だというようなことでございます。ただ、しかし現実的にはなかなか農業、商業、工業、また観光も含めてですけれども、連携することがなかなか難しいということでございますけれども、これから連携支援のどんなことが可能性があるのか、さらに研究してまいりたいというところでございます。
 しかし、例えば農園でつくったいちごがあるといたしますと、これをですね、ジャムに加工すれば2次産業になりますし、これを売ったり、さらに観光農園として開放すれば3次産業というようなことになるわけで、これは実施している事業者とすれば、大変な付加価値が高くなるわけでございます。これは一例でありますけれども、こうしたモデルが各産業に展開されていきますと、地域の活性化は飛躍的に進んでいくだろうというふうに思われます。
 また、こうしたモデルの創出でありますけれども、各産業に精通したコーディネーターによるマッチングが必要だというふうに思われます。今後はこうした人材の発掘や育成も行っていく必要があると考えているところでございます。以上でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 3点目は、ものづくりの先進市を目指してですが、最初に今回の質問項目を決めるに当たり、4年前にいただいた諏訪市工業振興ビジョンに、ものづくり王国諏訪を目指してという、この上ないタイトルがありながら、この質問の項目に対して、自身の浅はかさを反省しています。ただ、ものづくりはどこよりも諏訪市が先進的でありたいとの強い思いからでございます。先に取り上げた産業振興とものづくりは表裏一体の関係ですが、したがって、その施策体系にうたい上げられておりますので、何点か絞って質問させていただきたいと思います。
 初めに、ものづくりでもっとも大切な課題のテーマに、諏訪地域に根ざした教育システムづくりがあり、ものづくり教育の推進がありますけれども、具体的にはどんな施策が進められているのでしょうか。また、簡潔にお答えいただきたいと思います。
 また、諏訪地域にはさまざまな分野の世界に誇れる多数の現代の名工を初め、ものづくり名人がいらっしゃいます。その皆さんの知識や技能を、地域や世界のため、人材育成のためにマイスター制度の設定を提案します。御所見をお伺いします。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  ものづくり教育の推進ということでございます。産業振興にはこれからの諏訪の産業を担っていく人材の育成が欠かせません。諏訪市工業ビジョンでは、工業振興の柱として人材育成事業を位置づけているところでございます。既に長期的な人材育成事業としては、教育委員会と連携いたしまして、平成15年度から地域密着型ものづくり講座、平成17年度からはキャリア教育プロジェクト事業に取り組んでおり、この成果がものづくり特区へとつながっているというように感じているところでございます。
 こうした若年層の教育に加えまして、社会人を対象にした人材教育支援も充実しております。平成19年度にはQC講座を開催をいたしておりますし、また人材育成対策補助金、技術研修派遣補助金等々を実施しているところでございます。
 一方、NPOものづくり推進機構では、こうした人材育成事業に重点をおいて取り組んでいるわけでございまして、諏訪市では今後もこうしたNPOなどと連携しながら事業を展開してまいりたいというように考えております。
 マイスター制度の認定の提案ということでございましたけれども、マイスター制度はドイツで定着しておりまして、ものづくりの継承や産業振興に大きな成果を上げているところから、国内でも数箇所で導入をしております。しかし、導入の成果や評価にはいろんな課題もあるわけでございまして、平成19年度に加えて、平成20年度も継続してこの研究をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 市の特色あるさまざまな形式のマイスター制度の創設に向けて、前向きの取り組みを期待したいと思います。
 最後に、次に、ものづくりに関する教育や技能の研修などに、市民を含めた総参加の推進などの現況と今後の展望をお聞きします。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  ものづくり教育が今始まっているわけでありますけれども、こうした事業の公開をするなどをいたしまして、市民への啓蒙に努めているところでございます。さらに、ものづくり教育ではサポーターとして、一般に広く市民の参加をいただいておりまして、こうしたものづくりにかかわる風土づくりに努めているところでございます。以上でございます。
             〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 諏訪市には世界に通用する高度な技能だけでなく、幅広い年齢層を対象に、身近な市民生活に密着した技能や特技を持った市民が講師となった、ものづくり体験学習を地域や観光などで活用して、広く全国にPRしてはいかがでしょうか。お伺いいたします。
 さらに、第45回技能五輪全国大会の精密機器組み立て職種競技が、2月26日セイコーエプソン本社で開催されました。この精密機器組み立ては2005年から機械設備の整ったエプソン本社が会場になっているとのことで、諏訪市民にとっても誇りです。2012年度の技能五輪全国大会開催を諏訪市に誘致している報道がされ、ものづくり王国諏訪市を目指す諏訪市民にとっても喜びであり、誇りでもあります。諏訪市として開催誘致に向けて何らかな協力支援を行う用意がありますか、またお伺いいたします。またエプソン本社に、全国まれにみるこれらの機械設備や、世界に誇る技術や知識等を何らかの形で御支援、御協力をお願いしてはいかがでしょうか。この点について御所見をお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  今、何点か御意見をいただきました。この広くですね、ものづくりを地域に広げていくというような啓蒙活動は、非常に大切だろうというふうに思います。そうした中で、今お話しのございましたように、技能五輪の招致というものが、今新聞報道されておりますけれども、始まっております。これは長野県で平成24年に技能五輪の国内大会を招致しようというものでございますけれども、こうした技能五輪が開催されますと、その地域のものづくりにかかわる風土というものが非常に醸成されてまいりまして、非常によい結果、効果を生んでいくというようなことでございまして、諏訪市でもその開催の候補地として手を挙げたところでございまして、準備委員会の中では、長野市、松本市、諏訪市が一応候補地ということで連絡をいただいております。
 こうした風土の醸成を進める中で、議員先ほどから御指摘をいただいておりますように、また新たな東洋のスイスの再構築を目指してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
              〔「議長13番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  水野政利議員
◆13番(水野政利議員) 以上で終わります。ありがとうございました。
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) 病弱な私、今花粉症にかかっておりますので、お聞きづらい点があるかと思います。よろしくお願いいたします。
 通告により質問させていただきます。今回は諏訪湖における鳥害対策について、地震災害対策について、森林づくりにおける里山整備モデル団地についてお尋ねをいたします。
 最初に、諏訪湖における鳥害対策についてであります。県諏訪地方事務所での1月15日早朝、諏訪湖と流入河川で鴨類の生息調査を行い、ワカサギを補食しているカワアイサを諏訪湖で2,333羽を確認されました。1993年の調査以来最も多い飛来数で、2,000羽を超えたのは初めてとのことでした。同じ魚食性鳥類のカワウも過去最多の139羽が確認されており、ミコアイサ等を合わせると魚食性鳥類は3,000羽を超えており、ワカサギの産卵への影響が心配されております。水中では外来魚に追われ、水上からはカワアイサなどにねらわれ、ゆっくり体を休めることができず産卵どころではないのではないでしょうか。諏訪湖の猟銃駆除禁止に伴って個体数の変化だと考えられます。
 昨年11月より今年度全面結氷するまでの間、県水産試験場での調べで食害が実証され、県鳥獣保護員の1人は、ワカサギの資源量に相当な影響が出ているのは確実と指摘されております。またカワアイサ8羽について調べたところ、1羽の胃の中より66匹のワカサギ、109.3グラムが確認されました。この結果でいきますと、消化されたものを除いても、単純計算で1日100グラムを2,000羽が食べるとすると200キログラムになります。1カ月6,000キロで6トンとなります。2カ月で12トン、採卵事業の成功をさせるために、週2日に制限しての12月までの諏訪湖全体で8トンの水揚げと聞いております。
 釣り客も人気があり、観光客も訪れます。釣り客にも土曜日、日曜日と制限しておりますが、このカワアイサによる食害を考えますと、人間が食べる量よりもカワアイサに食べられる量が多いことになります。観光面でも大きな影響が出ます。この結果を見て、漁業組合では船による追い払い作戦をいたしました。落ち着いて捕食させないため3日間行いました。現在の諏訪湖ではこれが精一杯の抵抗です。現在の諏訪湖の現状ですが、まず市長の御見解をお伺いいたします。
 後は質問席にて行います。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  それでは、私の方から初めにお答えさせていただきたいと思います。
 カワウというのがございまして、江戸時代の多分後期に諏訪湖へカワウを導入しようと、ウ飼いをしようということで導入したということがあります。それから、しばらくしてそのカワウのウ飼いを禁止するというものが出ました。これはなぜかといいますと、カワウが魚を食べ過ぎる、そんなことがあったようであります。ちょうど同じような状況になってきているかなと思っております。
 また、ワカサギの産卵につきましては、ワカサギの卵ですね、今これ諏訪湖を発といたしまして、全国に配っているような状況でありまして、これは単にワカサギの採卵ができないということは諏訪湖のみならず、国内のわかさぎに非常に大きな影響を及ぼすということを思っているところであります。
 それで現在、先ほど出ましたようにカワウ、カワアイサ、ミコアイサというんですか、それがですね、猟銃の捕獲の禁止の、禁止鳥になっているということで捕獲ができない。しかし、カワウにつきましては、昨年6月1日から規制が解除され、使用が可能になってきたということでございますが、諏訪湖におきましては平成7年からと、こう聞いてるわけでありますが、銃の禁止区域に指定されているため、銃による捕獲はできないということで、これは現在も続いているような状況でございます。
 そして私どもも聞いてるのは、先ほど出ましたような、営巣させないための追い払いしか効果的な方法がないという現状というお話を聞いているところであります。私の方で何かできることと考えてもですね、なかなか手の出せれないところにあるのかなあというような感覚であります。以上であります。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) 平成7年に諏訪湖での猟銃駆除全面禁止となりました。その当時もカワアイサはおりました。短い時期に少ない数だったと思います。その後に年々増え続けており、この鳥の狩猟方法は集団でワカサギを追い回します。私も下諏訪の競艇場で見ておりましたら、カワアイサの集団の先に逃げ惑うワカサギが飛び跳ねており、それをカモメが食べておりました。最近では季節外れに、各河川にやせたワカサギの群れを見ます。これは安全を求めて逃げてきたものと考えます。
 また放置しておきますと、年々増え続けていくものと思います。採卵事業の危機を迎え、さらに害鳥のための放流となってしまいます。聞くところによりますと、特別に許可を申請すれば、害鳥駆除ができると聞きましたが、その辺の見解もお願いいたします。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  今、鳥獣駆除の特別許可ができないかというお話でございます。先ほど議員からお話しございましたように、昨年来、県の水産試験場の方ではその食害を調査をしているところでございます。こうした機関の調査により、被害関係が立証されれば、漁協または被害者がまず市に申し入れを行い、市から県に捕獲許可申請をすることができるということになっているわけでございます。ただ、許可に当たりましては捕獲頭数を含めて、専門家の意見を聞いて判断というようなことになっているということでございます。以上でございます。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) これは鳥は鳥でも魚取りは哀れなものだと思います。ワカサギの釣り客でも地元の年券の状況は800名ほど。この人たちは何回も釣れます。日釣り券が1万3,079人であり、釣り船を利用してのお客と思います。観光面での経済効果も大きいと考えます。このカワアイサに食べられる量の半分だけでも防げれば、規制しなくてもよいことになるんではないかと思います。また多くの観光客誘致にもつながってまいります。
 そこで、広域連合長でもある山田市長のリーダーシップを発揮していただき、湖周2市1町の団結のもと、県へ上げていただきたいと、御尽力をお願いしたいと思います。御見解をお願いいたします。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  はい、漁協の方から以前、リリース禁止の条例を県の方へつくっていただきたいということを要請いただきまして、これは県の方へ上げてございます。そんなようなことでですね、ちょうど同じような状況かなと思っております。漁協あるいはそれぞれ関係する皆さん方、ちょっとまとまっていただきまして、私どもの方へ御要請をいただきたい。そうしませんと何を根拠にというのが出てきませんので、それをいただいたところで県の方と打ち合わせをしながら、県の方へ上げていきたいと思っております。本当に切実な問題になってきているんではないかなあと思っております。以上であります。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) このたび県諏訪地方事務所と諏訪6市町村で、各市町村での野生鳥獣の農林業に被害が特に目立つ地域を重点集落とし、集団ぐるみで行う自衛策を支援する方針が発表されました。諏訪湖での鳥害被害を見ますと、まさに重点湖沼と考えられますが、どんな見解かお願いいたします。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  鳥獣被害の重点湖沼についてでございますけれども、諏訪湖が岡谷市、下諏訪町との3市町に及んでいることから、2市町と協議する中で、どのような対策が有効であるかを含めて、県及び漁業関係者の意見を聞き、対応してまいりたいというふうに考えております。
 なお、現在県におきまして諏訪湖ワカサギ資源解析チームを設置して、原因究明に当たっているところでございますけれども、諏訪市でも諏訪市鳥獣被害対策協議会を設置いたしまして、そのメンバーに漁協も入っていただいておるということで、これも市も一生懸命ですね、対応してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) 市長の方から先ほどお話がありましたけれども、諏訪湖で卵を全国に送っております。また、今年もかなりの注文が来ておると思いますけれども、昨年のような出荷がゼロということになりますと、注文をした全国の湖から、今年はないですよと言われても、諏訪湖よりそっちの方が困ってしまう。これが何年も続きますと、もう諏訪湖は当てにならないというようなことになりますと大変なことだと思います。
 県水産試験場の昨年12月に行った魚群探知機による調査で、ワカサギが3,221万匹と推計されております。諏訪湖での全面結氷したこともあり、今年は期待するところであり、今後もよろしく御協力をお願いしたいと思います。
 次に、地震災害対策について、多くの議員から質問もありましたけれども、私は2点についてお尋ねをいたします。この問題については、前にも質問したと思いますけれども、再度いたします。諏訪市には448の橋梁があります。そのうち耐震適合橋は92と聞いております。河川の多い地域で、避難場所へ行くのにこの橋が大変重要となります。諏訪市には軟弱地域も多く、液状化現象の可能性も指摘されております。橋梁の決壊が危惧されるところであります。
 消防署本部にゴムボートが配置されておりますが、河川の多い地域の消防団へ配置したらと考えますが、いかがなものかお尋ねいたします。
○高林徳枝 副議長  企画部長
◎上原哲夫 企画部長  ゴムボートの活用でございます。市では現在6艇のゴムボートを持っておりまして、18年の災害の折には高齢者の救助、また浸水地域への食事の配送、こんなことに活用をいたしました。ただ、ゴムボートはその性格上、強度であるとか安定性というところに問題があるものですから、河川ですとか湖沼での、湖の中での利用は危険だというふうに言われておりまして、諏訪市でそうした湖や河川で救助等が必要な場合には、貸し舟組合との協力によって事に当たってくという方針を立てております。以上です。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) この話は諏訪市の医師会でも話題になっていると聞いております。前回の質問の時には、諏訪市体育館にあるゴムボートを借りられるように話ができてるというお話でしたけれども、今、6艇は諏訪市の財産ですか。
○高林徳枝 副議長  企画部長
◎上原哲夫 企画部長  諏訪市の所有でございます。それで、このゴムボートの具体的な利用の仕方なんですけれども、浸水地域での活用に当たりましては、職員、消防団、消防職員といった職員が連携して、水に入れるスーツを着て、ゴムボートを引いて現場に入っていく。そして救助をする必要な方があれば、それに乗っていただく。またはそこに物資を持って配送するということで考えておりますので、もしそういう医師等の派遣が必要であるとか、救助が必要であるという場合には、そうした関係者が連携をして事に当たっていくということになりますので、また、その辺のところも関係者に周知をしてまいりたいというふうに思っております。以上です。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) 昨年ですか、すわっこランドの水上バルーンがお目見えして、市長が乗ったけど歩けなんで転んだきりだってお話を聞きましたけれども、あれは普通の船と違って大変難しいかと思います。関係分団へぜひ置いて配置をし、日々訓練をしていただきたいと、こんなふうに思います。船は軽くなるほど安定が悪いものと思います。木の船、プラスチックの船、それからゴムボートと、重い船ほど安定をしておりますけれども、そんなことで練習を日々した方がいいんではないかとそんなふうに思います。また、御検討をお願いいたします。
 それから、先月諏訪市遺族会での戦争中の遺品を集めての展示会を、玄関ロビーでいたしました。そのときに見えた人が展示されている防空ずきんを見て、昨年、諏訪市から山梨県甲府市に転校されたそうです。そのお孫さんのお話で、甲府市では全校でこのずきんを義務付けられているというお話を聞きました。冬は腰掛けの布団代わりにしており、地震などの災害時に備えてのことで、校舎のガラスの破片等から守るためとのことでした。これは避難するときに大事なことと思いますが、この見解はいかがでしょうか。
○高林徳枝 副議長  企画部長
◎上原哲夫 企画部長  耐震対策につきましては、学校の設備を耐震化していくということと、それから具体的な避難マニュアルを学校、また子供たちによく訓練をしていくという、両面からの対応が必要だろうというふうに思っております。学校については、平成14年にガラスの飛散防止工事に取り組みまして、それ以降、各学校の耐震補強工事、こうしたことを進めてきているところでございます。
 一方、それぞれの学校における防災対策としましては、今お話の防空ずきんについては、高島小学校におきまして、防空ずきんを使うというふうなことをしているところでございますが、それぞれの学校において、この被害を軽減していくという具体的な取り組みが必要かと思います。そのためには、それぞれの学校において工夫をした訓練、それからマニュアルづくり、そうしたことにさらに一層取り組んでいくことが必要ではないかというふうに考えております。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) 震度6に耐えられる耐震ガラスに各学校するとのことですが、それでも災害があったときには、破片等大変危険があるかと思います。今、生徒たちを想像するに、赤白帽で、夏だったら半そでで、あれで避難して逃げてって大丈夫かなあと、そんなことを心配するところでありますので、何かの防空ずきんとは言いませんけれども、何かの対策が必要かと思います。諏訪市としての特殊事情に合わせた対策も必要かと思います。どうか市民のだれもが安心して日常生活を送り、万が一災害が発生しても市民の安全が守られ、早急に被害箇所が復旧をされるよう、災害に強いまちづくり、今後とも御努力のほどをお願いしたいと思います。
 最後に、森林づくりにおける里山整備モデル団地についてであります。森林は土砂災害や洪水防止、水や空気を営み、地球温暖化防止に貢献するなど、多面的な機能を有する緑の社会資本であります。人々が生きる上でも大切な恩恵を受けております。長野県の8割を占める森林を守ることは急務であり、健全な姿で次の世代に引き継ぐことは、大切だと考えます。
 そこで、このたび里山モデル団地に諏訪市の有賀区が選定されましたが、県で行う事業とは思いますが、諏訪市とのかかわりについてお尋ねいたします。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  お尋ねの有賀区の県里山モデル団地でございますが、長野県が森林の多面的機能を持続的に発揮させ、健全な姿で次の世代に引き継いでいくため、広く県民の理解と協力を得ながら、間伐等の森林づくりを集中的に実施するため、4月から導入が計画されております森林づくり県民税に関連しまして、県内の各地方事務所単位に、間伐等の効果を県民に広く知ってもらうことを目的に、モデル団地が選定されているものでございます。
 有賀区は県森林づくり県民税の導入が決まる以前から、先進的に里山の整備のための個人林の団地化に取り組んでおり、県内のモデル団地選定の1番目と聞いているところでございます。有賀区では、さきの平成18年7月豪雨以後、急速に里山整備の気運が起こり、市では区からの相談を受け、県林務課、諏訪森林組合、有賀林野利用農業協同組合の協力を得て、昨年1月の区総会で里山整備することを確認してから、有賀区内山森林整備委員会を立ち上げて、現地の調査を始め団地化する範囲、区有者の確認や地権者説明会などのほか、何回もの打ち合わせを行い団地化を進めてまいりました。
 当初は、既に地権者の同意もされておりまして、整備のための計画も整ったため、年末から着手しようと計画をしておりましたけれども、県が新たな森林づくり県民税の導入を決めたことから、その動きに合わせて整備を行うことが適切と判断をし、事業の具体化を見守っているところでございます。以上でございます。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) そうなると、有賀区としては今後どのような協力やかかわりが出てくるのかもお尋ねしたいと思います。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  今、森林づくり県民税というお話をいたしましたけれども、この森林づくり県民税につきましては、まだ詳しい事業内容が明示されておりません。したがいまして、区とのかかわりというものがどのようになるのか、まだ明確になりませんけれども、事業のメニューの一つになっている、仮称でありますけれども、みんなで支える里山整備事業で整備を行う計画でおります。
 事業内容は、従来の補助事業と比べまして集落周辺の里山であること、集落の力で同意などのとりまとめが行われていること、また市が必要と定めた山林であることが、特徴的な内容になっているわけでありますけれども、補助率についてもかさ上げが行われ、10分の9になる予定とお聞きをいたしております。ただし、事業実施後20年間は主伐、転用が制限される協定を、県と提携する必要があるということをお聞きしているところでございます。以上でございます。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) 今後、諏訪市の各地にどのような展開があるのかもお尋ねしたいと思います。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  市内の里山の多くは個人の私有林が大半でございます。したがって、多くが未整備、荒廃しているというような現状にあるのが現実でございます。今後は、既に有賀区はそういうような形で進んでいるわけでありますけれども、既に神宮寺地区では山林の整備プランが作成されておりますし、他の区域でも整備を目指す動きが起こりつつございます。
 市もそれらに対して、森林づくり県民税の活用事業にある、これも仮称でありますけれども、地域で進める里山集約事業や、森林づくり推進支援金により事業の推進を図ってまいりたいというように考えております。以上でございます。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) 有賀区が昨年度より始めておりましたのより、今回はその面積がかなりふえてきたと聞いております。また、ふえるとその人たちの地権者との調べとか、確認とか、大変になるかと思いますけれども、ぜひ今後も相談に乗っていってほしいと思います。
 それから、この事業は現在まだ長野県で1カ所と聞いておりますけれども、それでテレビで宣伝、有賀区が始まったら宣伝をするというようなお話を聞いておりますけれども、現在の状況はいかがでしょう。
○高林徳枝 副議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  先ほど申し上げましたけれども、有賀区のこの整備につきましては、今お話のございました地権者でございますとか、そういうような調査も、基礎調査として大変重要なものになります。市の方でもそのようなお手伝いをずっとしてきたわけでありますけれども、これからその事業が拡大されるというようなことでありますと、当然またその事業もそのような事務も必要でございます。したがいまして、そのような事務は引き続きお手伝いをしてまいりたいというように考えております。
 また、テレビ取材というような話がございましたけれども、モデル団地というようなことで、私の方でお聞きしておりますのは、SBCテレビが有賀区の取材をしたいというようなお話を聞いております。ぜひ、そのような取材を通してですね、広く県民が森林整備というものに取り組んでいただければというように考えております。以上でございます。
              〔「議長7番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  平林治行議員
◆7番(平林治行議員) ありがとうございました。人工林は木の年齢で60歳までに適切な間伐を行うことにより、その循環的な森林経営が期待でき、豊かな森林の恵みをいつまでも継承できるものと考えられます。市町村や森林組合などの連携により、さまざまな取り組みに期待し、私の質問を終わります。
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) 本日は3月3日で桃の節句でございます。傍聴席の女性の皆さん、また13チャンネルをお聞きの女性の皆様には、御健康と末長いお幸せをお祈り申し上げます。また、かわいらしいお子様、さらには目にも入れても痛くないといわれるお孫さんをお持ちの御家族の皆様にも、子供さんの御健康で、ますます愛らしく成長されることを心よりお祈りを申し上げます。
 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。月日のたつのは早いもので、昨年4月に統一地方選挙で明け、あっという間に年度末を迎えました。19年度は当市にとって大きな災害もなく、比較的平穏でありましたが、反面、中央政治では安倍総理の突然の辞任、また参議院での与野党逆転劇等、さらには年金問題、ガソリン・灯油の高騰など、特に道路特定財源問題は市町村にとっては影響は大きいと不安のあるところで、めまぐるしい年でもありました。
 そうした中、市長は平成19年1月1日の、ことしはどのような1年にしたいか、新春インタビューの中で、安心して住めるまちにしていきたい。災害を経験し、安全安心が一番である。また、NHK大河ドラマ風林火山も始まる。1年をかけてドラマゆかりの地として売り出し、観光振興につなげていきたい。また東洋バルヴ跡地についても、市民の財産であり、見学会などを通じて関心を高めていきたいなど抱負を述べられておりましたが、まず振り返っての御所感と反省される点はおありだったのか、お伺いをいたします。
 また、平成20年度予算編成に当たっては、2年連続でゼロシーリングと厳しい内容とのことでございますが、こうした中、東洋バルヴ跡地について宅地分譲地を含めた土地、建物の利用についてはどのようなお考えで行われていくのか。そんな中にあって、諏訪湖では2期ぶりに諏訪七不思議とされる御神渡が見られ、御託宣も中の上と、不安定ながらも明るい兆しと言わるなど、まずまずといったところだと思いますが、まず市長の御所見をお伺いいたしまして、以下は質問席にてお伺いをいたします。よろしくお願いをいたします。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  それでは、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。
 まずは昨年度ということで、昨年になりますかインタビューに対しまして、安心して、あるいは安全なまちをつくっていこうということを、まず初めの第1番ということで挙げさせていただきました。これにつきましては、学校関係が来年度をもって全部終了するということになってきておりますし、避難所としてのですね、安全性は高まるんではないかなと思っております。
 また、今はマルチハザードマップを市民の皆さんに全戸配布ということで考えて、今製作に入っておりまして、最終段階を迎えております。これは洪水、そして土砂災害、そして地震、揺れやすさがどのくらいあるかということでありまして、自分の住んでいる場所が、どれだけの被害を受けるだろうかということで、また参考にしていただきたいと思っております。
 そんなことで、一つずつこれから進んでいくんではないかと思っていますし、こうしたことが一つ安心安全になるんではないかと。また諏訪警察署の問題も大分解決してまいりました。そんなところもですね、一つの要素になってくると思っております。
 それから、観光ということでございまして、今までやってきました観光は、どちらかというと内部の整備、こんなものがありますからぜひ来てくださいということでやってまいりましたが、今後諏訪圏域内、あるいは諏訪市にとって外部へ売り出していく、こんな商品設定が私どもで考えましたので来ていただけないでしょうか、これはインバウンドも含めてでありますが、そんなところを非常にですね、多くのものが動いていくだろうということで、来年度に向けて考えさせていただいたような状況であります。
 それから、東バルにつきましては、やはり大きな財産ということで、昨年末ではありましたが、市民の皆さん方の寄附の組織も立ち上げさせていただいたような状況であります。全体的な取り組みの考え方というのは、今変わっていないところでありまして、3億円の一般寄附、それから5億円のその他の寄附、10億円の市債、市の方ですね。合わせて考えていくということでございまして、また南側の敷地2,947坪につきましては、3億5,200万円というようなことで売却ということでありまして、ただ売却につきましては、今私どもで購入いたしましたのは12万円弱でありますので、坪ですね。ですから、まだまだ時間的には余裕があるんではないかなと思っております。でありますから、もう少し全体の動向を見て、いろんな面での活用がもしできるであるということになれば、ここで売却をしてしまいますと、もうだめになってしまいますので、もう少し様子を見ながら考えさせていただきたいかなと思っております。
 それから、東バルにつきましては、それぞれいろんな取り組みをしてまいりました。最終的にはうめえもん市を開催させていただきましたりですね、それから昨年1年かけまして、今年度ということになりますが、7,500万円を投じまして消防法の解決をしてきたということであります。また来年度もそれぞれの整備をしてまいりたいと思っておりますし、ただ通常的に使うというのは非常に難しい、これは県の方の御理解も得なきゃいけないということであります。
 それで、ただ期待してますのは、平成24年に技能オリンピックを県としてですね、手を挙げてるということでございまして、諏訪も手を挙げて、松本市、それから諏訪市が多分候補地となってくるだろうということをお聞きをしております。そうしますと、おのずから東バルがどういう形で利用されるかというのは、非常に大きな関心事であります。でありますから、ぜひこれを技能オリンピックということで成功させていただいてですね、それについて、かなりのところが今度は東バル跡地の中心にまた動いてくるんではないかということで期待をしているような状況でございます。以上であります。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) 今、市長の方から平成19年度の反省と、平成20年度に向けての御所見がございました。よろしくお願いいたします。
 東バル跡地のこの工場跡地に関連をしてですね、ちょっとお聞きをしておきたいと思いますけれども、現在国会にですね、地方税法の一部改正案が提出をされておりますが、この中にいわゆるふるさと納税といわれる新しい制度が包含されております。包み込まれているわけですが、自分が生まれたふるさとに寄附した場合、一定額が住民税から控除されるというものであります。
 ふるさとへの寄附ということになれば、今議会に提案をされております大祝家の寄附を原資に創設をされる文化財保存基金も受け皿の一つであるというふうに思います。また奨学資金や環境、福祉といった基金も受け皿の一つだと思います。これもこれもこれも、すべて大事な基金だというふうに私は思います。そんな中であって、私は次世代の子供たちに残す東洋バルヴ跡地の取得基金に寄附をいただいて、早い時期にこの土地開発公社から市の名義にしていくことが必要だというふうに考えますけれども、この点について市長のお考えはいかがでしょうか。お願いいたします。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  まず、ふるさと納税制度ということでございまして、今通常国会で議決となる見込みということを聞いております。3月25日前後になるんではないかという話もお聞きしているところであります。ただ、現在の情勢でどうなるかということであろうかと思っております。
 また、この制度につきましては、村井知事もそれぞれ積極的な関心を持っているところでありますし、昨年12月に開設しましたホームページ、日本のふるさと信州の応援サイトでは、各市町村のホームぺージとリンクできるようになっているということでございまして、諏訪市といたしましてもホームページへリンクをさせていただいているような状況でございます。
 こうしたふるさと納税が一つできましたら、一つの方策といたしまして、私どもも周知していかなければいけないと思ってますし、受け皿といたしまして、旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金というのがございますので、それも踏まえながらですね、できるだけそちらの方へ多くやっていただき、先ほど言いましたように子供たちにいい場所を残してあげる、そして将来的にですね、非常にいい場所になってまいりますので、そんなことも一つちょっと考えて対応してまいりたいと考えております。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) 今、市長の方からお答えいただきました。将来を見つめてということでございますので、ぜひよろしくひとつお願いをしたいと思います。
 次にですね、平成20年度予算編成についてお伺いをいたします。三位一体の改革に伴い、平成18年度の税制改正でですね、所得税が個人住民税へと税源移譲がされました。一方、地方交付税は削減をされ、当市にとっても財源は一層厳しさを増すばかりであります。さらにここに来て、道路特定財源に関する議論も、国会で今最大の焦点となっているところでありますが、当市は既に暫定税率を前提に予算編成を行ったと思います。
 そこで仮に廃止をされたり、年度内に結論が出ない場合はどのような影響額が生じてくるのか。また、このことによっては、他の計画事業全体にも影響が及んでくると思いますが、これらを含めた平成20年度予算編成をどのようにされたのか、お尋ねをいたします。
 また、世相もめまぐるしく変わる中で、予算は一定期間の収入と支出の見積もりであるというふうに思いますが、平成20年度以降の見通しも考慮してのことと思われます。そこで平成20年度以降の見通しというものをどのように見られて、この予算編成というものを組まれてきたのか、あわせてお尋ねをいたします。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  まず、道路特定財源の暫定税率ということで、先ほど国会の中でも衆議院の方では可決されたというお話を聞いてるところであります。私どもは暫定税率が延長されるという前提のもとに予算を編成をしてまいりました。影響額といたしましては、自動車重量譲与税が1億6,800万円あるわけでありますが、そのうちの1億100万円が減収になるだろうと思っております。また地方道路譲与税、これは5,900万円のうち900万円。自動車取得税交付金9,600万円のうち3,800万円。合計いたしますと3億2,300万円のうち1億4,800万円の減となるということで考えております。
 そのほかにですね、影響を受けるものと、直接的にはサンロードの国庫補助金、地方道路整備臨時交付金の計上が、平成20年度は9,900万円を道路財源としているということでございますので、これも影響があり得るだろうということであります。また、間接的になりますが、今坂室バイパスが茅野市で始まってきて、もうそろそろ平成22年で終了ということで決まってきておりまして、ただ、これは大幅に延びるだろうと、向こうへですね、いう話を聞いているような状況でございます。
 もし減った場合、これがもし暫定税率が何かの形で廃止された場合は、実はこれ譲与税交付金とも普通交付税の中の基準財政収入額に100%参入されているということでありますので、その分が除かれますと、その分当然交付税として来なければいけないと思っております。ただ、国の方では100%補てんされるかというのは、今までの状況を見てみますと不安なところがございます。でありますから、その財源をどうやって確保するのかというところから始まって、非常に難しい問題になってくるんではないかなあということを思っているところであります。これがもしなくなるということになれば、市町村の破綻というところまで行くような可能性も秘めているような、大きな問題となってきているような状況であります。
 それから、平成20年度以降の予算の考え方ということになるわけでありますが、今までそれぞれの投資的経費ですとか、経常経費の伸び率、また一般財源の確保、こんなものを勘案いたしまして、実施計画に基づきまして今策定をしているようなところであります。さらに、基金がここで大きく10億円使ってくということ、また来年度におきましては6億円を取り崩さなきゃいけない、その基金の残高。また各財政指標などを留意しながら進めていくということであります。
 また、平成19年度決算から公表され、平成20年度決算から適用されてまいります。これ何回も出ております財政健全化法に基づく新しい指針についても、現在ここでお認めいただきますと、問題なくクリアできるという見通しでございまして、数字的には健全財政で行けるであろうと思っております。
 ただ、先ほど申しましたような財政調整基金、あるいは減債につきましては、これを取り崩さないと予算組みができないという状況でございますので、しばらくはですね、財政的には非常に厳しい状態が続くという見通しを考えているところであります。しかしながら、将来に向けてはですね、創意工夫をしながら、とにかく新しいものも多く取り入れながら、またその中でやっていかなければいけないというようなことで、予算編成に心がけていくということになろうかと思います。以上であります。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) 非常に国を挙げての大変な時期でございますし、諏訪市も減債等、財政を基金というものがここまであってよかったなあというふうに、市長やってこられたことがよかったなあというふうに思っているところでございます。
 次に、このスクラップ・アンド・ビルドについてお伺いをいたしますけれども、市長前々からスクラップ・アンド・ビルドを徹底してやりたいというふうに言われておりますが、予算編成において事務事業の見直しなどは課題の一つとされております。こうした中で、各団体への補助金の交付についても見直しをして、交付金の終期の設定をしていくとしております。
 こうした見直しは、事業本体の目的や必要性を再評価していくもんだというふうに思いますけれども、そこで事務事業を見直すとなると、大変勇気のある仕事だというふうに思います。行政改革の一環として、スクラップ・アンド・ビルドの行政が新たなことでありますが、積極的な考え方、そして進め方はどのような観点のことから行っていくのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
○高林徳枝 副議長  企画部長
◎上原哲夫 企画部長  新年度予算編成に当たりましては、一般財源について枠配分と経常的経費のゼロシーリングという取り組みをしてまいりました。それで実施計画以外の事業で新たな財源を必要とする場合には、このスクラップ・アンド・ビルドで財源を生み出していくという考え方を示して、それに基づいて予算編成に当たってまいったところであります。
 そこで具体的なスクラップ・アンド・ビルドの取り組みの内容なんですが、行政評価の結果を、これを活用して取り組みを進めました。諏訪市ではこの行政評価に平成15年度から取り組んでいるわけですが、今年度この平成18年度に実施しました行政評価99事業について、この最終結果の中で、見直しが必要となった51事業につきまして、新年度予算の中へ、その見直しの内容を反映させていくという、そういう取り組みをしてまいったところでございます。
 こうした改革プログラムに基づいた効果として、そのほかの行革の取り組みもあわせて、新年度予算への反映としましては9,800万円ほどの効果を上げたと、予算編成上効果を出したというふうなところでございます。以上です。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) ありがとうございました。大変にこの見直しということは、大変であると思いますが、また見極めてよろしくお願いをしたいと思います。
 次にですね、この各事業ともにですね、目的や効果を見ながらということになろうかというふうに思います。具体的にはですね、今補助金の対象となっている事業は何事業くらいあるのでしょうか。また、この新たな補助金へシフトをされていく事業というものは、何事業おありになるのか。また補助事業全体のあり方についてという、今もお話しございましたけれども、その辺についてのお考えをお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  企画部長
◎上原哲夫 企画部長  平成20年度の予算編成、予算の中におきます補助金の額は、約200件ございまして、総額で5億円でございます。それで、この補助金の見直しについてでございますけれども、現在、副市長を委員長としました行政改革事務改善委員会において、その内容を整理してきているところでございます。補助金については、その執行が公正で、効果的な使われ方をしてくということが必要でございますので、この補助制度について、諏訪市補助金交付規則という規則を平成21年4月までに改正をしていきたいというふうに考えております。
 そこで、この基準の中では補助金の目標、対象者、対象経費、算定の方法、補助率、評価、開始時期または周期、それから情報の公開、こうしたことを様式の中に定めてまいりたいというふうに考えているところでございます。こうした取り組みによって、各補助金の取り扱い基準や実績、こうしたものを広くホームページ等でも公開をしていくことがよいのではないかというふうに考えておりますので、そうしたことも含めて、これから具体的な取り組みを進めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) そうした取り組みをさせて、やっていかれるということでございますけれども、いずれにしても補助金にしても何にしても、これは税金がまた当てられるということでございますので、またしっかりと見据えてやっていただきたいというふうに思います。
 次に、職員のこの人事異動についてお伺いをいたします。これから団塊の世代を迎える退職者も増加する中、長年奉職をされ退職される職員もおられますが、その年によっては、人数はまちまちでございます。また4月には人事異動が発令をされます。仕事の内容によっては、議会事務局長のようにですね、ある程度長期の在職を余儀なくされる職種もあろうかと思います。また、逆に長期に在職させるべきでない職種もあるかと思います。そうしたことから、その課なりその係といった経験年数の長い職員がいることによって、効率が上がったり、経験の浅い職員ばかりで構成されることによっては、能率の低下ということも考えられるわけでございます。
 そこで市長、どのような基準を持って人事異動に当たっておられるのか。例えば職種によって、この職種は何年だとか、こっちの職種は何年で異動させるといった基準があるのかと、まずその基本的なお考えをお聞かせ願いたいと思います。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  まず、職員がいろんなところにつくわけでありますが、私どもの考え方というのは、やはり適材適所にあるのが一番理想的だろうなと思っております。そして私どもの考え方としては、一番の行政改革というのは職員が100%働く、こんな条件を満たしてやること。あるいは今まで持ってる力を120%出していただければ、これが一番の行政改革になってくるということで認識しております。
 いろんなここに規定があるわけでは、明確な基準があるわけではありませんが、大体おおむね3年から5年のサイクルを基本といたしまして、異動を判断しているというような状況でございます。また部署によってはですね、長期滞在になるというような部署もあるのも、これは事実でございます。またいろんなプロジェクト関係で、長期間そこに担当する係という、あるいは専門職が必要とされるものというものは、一定置いておくということが必要であろうと考えております。考え方としては、若いうちはできるだけいろんな部署を回してですね、経験を積ませたいと思っております。それである程度その専門分野といいますか、得意とする分野が見えてきましたら、できるだけそこに長く置いておくことが私どもは必要なのかなあと。それによって一つの専門性を高めていく、こんなことも考える必要があるかと思っています。大体そんなとこで今人事をやっているところであります。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) ありがとうございました。それで私もこれ資料をいただいてですね、調べてみましたけれども、非常にうまく回して人事をやられているというふうに見て取れました。
 次にですね、そこで一定の部署にですね、長く置かないといった基本的な考えがあると、今、市長が申されたとおりでございますが、庁内にはですね、数年以上同一部署にあって異動しない職員はどのくらいおられるのか。また1年、2年とこの頻繁に異動している職員はおられるのか。長期の在職者、短期の在職者はどのように対処をされておるのか。また、特に今申されましたけれども、技術専門職には大学等で学んだことを市民サービスに生かしていくような点から、同一部署での長期の在職配置などはどのようにお考えになっているのか、お聞かせを願いたいと思います。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  先ほど大体3年から5年ぐらいというお話をさせていただきました。5年以上ということになりますと、一番長いのが8年以上ということで、保健センターの方の保健師という、保健師がお1人います。それから蓼科保養学園の看護師がお1人、これが7年以上。それから、やはりセンターの保健師が6年以上がお1人ということでありまして、あと5年以上になりますと、5年から6年の間ですね、水道温泉課、それから職員係、男女協働参画ですね、それから農業委員会、上川アメニティパーク、それからそれらのところですね。それからこれは技術士だとか、あるいは建設用の管理ですとか、水道温泉の技師、それから文化財の学芸員、それから総務法規の担当、それから高齢者のケースワーカー。そうしたちょっと専門的な方々が、長期になってるというようなことであります。
 いずれにいたしましても、私どもでやりますと、やはりお相手する方々は市民の方でもありますし、また専門的な知識を持っているそれぞれ企業ですとか、事務所の方に対応していかなければいけないということで、ある程度専門的なものを持っていく必要があるだろう、これからはですね。そして非常にニーズが多岐にわたってきて、また高度化されてきているということでございまして、諏訪市に、市の職員といえども専門性を持ったエキスパート的なものを一つ考えていかなければいけない時代にきているのではないかなあと。例えば工業一つにとりましても、かなりの高度のところまで行ってるわけでありまして、そこの中での話し合いができないということになりますと、非常に市としてもですね、応援態勢というのが落ちてまいります。これはいろんな部署、あるいは介護保険ですとかの等々のものが難しくなってきておりますので、そうした部署でのエキスパートというのは、これからもふやしていかなければいけないだろうというようなことを思っているとこであります。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) 専門職ということで、これはぜひこういった、これからはですね、特に必要になってくるというふうなことでございまして、先ほども申したようにですね、本当に長い人たちは専門職で、それなりに職を全うしているということでございますので、今後もよろしくお願いしたいと思いますが、この職員の中にですね、自己アピールというか、私にはこの職が適しているでここへどうだ、こんなような申し出というものは一つございますか。これだけお聞かせください。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  これは毎年異動の時期になりますと、それぞれアンケートといいますか、希望をとりまして、私はこの辺へそろそろ移らせていただけないかと、そんなものは全部とってですね、できるだけその要望にかなうような方向でやっているところであります。ただし、先ほど言いました専門職ということになりますと、例えばそこにエキスパートが1人おられますと、事業っていうのはものすごくスムーズに行くんですね。それからいろんな関係する団体との交渉もですね、おい、ああって言えば、あうんの呼吸でいく。それでそれを見ておられる方々が、あいつおかしいんじゃないのって、こういううわさが出てくるっていう可能性は非常に大きいわけですね。
でありますから、そういうところはひとつ別な目でうまくやってるかということで見ていただいて、ぜひそれならそいつをもう少し育ててやろうという形でですね、逆に応援していただく。どちらかで言うとおかしいからそろそろかえ時だぞというようなことを言うんではなくてですね、そういうことが前提でないと、なかなか専門職というものは育ってまいりませんので、またそんなところも議員各位の御協力もお願いしたいかなあと思っております。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) 世の中で何が難しいって言うと、やっぱりこの人事だと思います。今、市長が申されたように、感情的なものやらいろんなものが混じってくるんで、なかなかやっぱり難しいところはあると思いますけれども、また一つその辺は長年の経験ということで、よろしく御指導のほどお願いしたいと思います。
 次に、この消防隊員の入団勧誘についてお尋ねをいたします。私は、本年も四賀地区での新年総会に出席をさせていただきました。それぞれの地区では区民の考え方、また区の事情、財源等に応じた運営がされております。総会では前年度の報告、反省と、その上にたって新年度の計画が区民に知らされます。そうした中で、どこの区長の話の中にも必ず出てまいりますのは、本年も財政が厳しい中での事業計画であると申されます。また、もう1点必ず出てまいりますのが、消防隊員の不足を補うために区内からの入団者がないと。ぜひ入団をと要請が出されます。さらにはですね、各部の部長からも、先日も現時点で1月の入団者が皆無であると。区への要請、また区民の皆様にも切実なお願いが出されておりました。
 この問題は、各地区だけの話ではなくてですね、いまや市町を初め全国的に深刻な問題となっているのは周知のとおりでございますが、当市としてもですね、真剣に取り組んでこられておりますが、それでもなおこの深刻な問題について、具体的にどのように団員の入団を勧誘されているのか、まずお尋ねをいたします。
○高林徳枝 副議長  消防庶務課長
◎宮下建 消防庶務課長  消防庶務課も消防団も新入団員の勧誘につきましては、大変苦労しているところでございます。どのような仕方かということですけれども、例年2月には行政連絡会、区長の集まりでありますけれども、この会におきましても依頼文を出すなり、その説明をするなどして協力を要請をしております。
 また、その中でもやはり各、ある区長からは、消防団員の勧誘についてはすごく苦慮しているというような御発言もありました。そのほかには定期的に広報に掲載をしておりますし、また行政チャンネル、LCV、FM放送、報道機関関係を通じ団員の募集をお願いしてございます。
 また女性団員の確保に関しましては説明会等を開催し、入団をお願いをしております。以上です。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) いろいろ手を尽くしていただいてるということでございますが、この2月15日号の広報すわに、災害から郷土を守る平成20年度の新消防団員を募集と、わずか7行程度でございましたが、お願いが載せられてありました。主な行事内容の掲載も欲しかったかなあというふうに思っておりますが、平成19年度にですね、消防団協力事業所表示制度が実施をされましたが、この制度は事業所が消防団への協力が、事業所の社会貢献として広く認められ、防災対策対応促進事業として融資制度を受けられる可能性があるものでありますが、そこで当市では申請があった事業所は何件おありだったでしょうか。
 また、お認めになった事業所は、報道等によると6件という報道もなされておりましたけれども、事業所名など公表できたらお願いをいたします。またお認めにならなかった事業所はあったのかどうか、その辺もございましたら、あわせて御答弁をお願いいたします。
○高林徳枝 副議長  消防庶務課長
◎宮下建 消防庶務課長  6件の申請がございました。それで事業所名につきましては、セイコーエプソン、日東工学、太陽工業、高島産業、スワテック建設、長野日報社の6社です。6社申請すべて認定をいたしまして、不認定の事業所はございません。以上です。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) まことにありがたいことだなあというふうに思っておりますが、そこでですね、社会貢献が企業にとっては何らかの利益につながらないとですね、積極的には行われないというふうに思うわけでございますが、いわゆる事業者側は、目に見える形でないと社会貢献ととらえられないというふうに私は思っておるわけでございますが、事業所として融資制度、あるいは消防団に協力しているというイメージアップだけでいいのかどうか。実際に事業所の反応はどのようなものか。事業所としてはこういったことだけで満足かなあというふうなことがあるかどうか、ちょっとわかったらお願いをしたいと思います。
○高林徳枝 副議長  消防庶務課長
◎宮下建 消防庶務課長  融資制度につきましては、県が行っている消防団協力事業所への優遇措置の関係だと思います。平成19年度の事業終了を受けて、平成20年度の事業税が確定をしてきます。そのため申請は早くても平成20年5月以降になろうかと思います。消防団員についてどのくらいの効果があるかは、まだはっきりといたしません。また消防団協力事業所表示制度につきましては、認定後表示証を事業所の見やすい場所へ掲示して、イメージアップにつなげたいとしているわけですけれども、事業所側ではこの表示証の掲示をしていなくても、消防団に対して率先して協力をしているという意見が実際にありました。この制度が浸透していくためにも、もう少し啓発活動を行い、時間をいただきながら、協力事業所をふやしていきたいと考えております。以上です。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) ありがとうございます。そこでですね、この消防団へのPRの仕方というものはですね、消防団というか一般にPRされるのはですね、広報等もやられておりますけれども、そのほかにですね、何かこういったPRの方法というものはございますでしょうか。
○高林徳枝 副議長  消防庶務課長
◎宮下建 消防庶務課長  一つ議員御指摘のとおり、広報に行事等も織り交ぜるような形で掲載をしていきたいと思っております。また、ことしの消防団につきましては、自治体消防60周年にあわせまして消防団イベントを開催をして、また消防団の勧誘につなげたいとしております。またホームページにも、全国のホームページにも諏訪市消防団をいよいよ載せることに決定しましたので、またホームページでもごらんをいただけるようになるかと思います。以上です。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) よろしくお願いをいたします。次にですね、消防団員のこの待遇等についてお伺いをいたしますが、当市では財政上の問題もあり、なかなか厚い待遇とはいきませんが、団員入団勧誘のためにはですね、それなりの待遇が必要であるというふうに思います。
 そこで、すわっこランドのトレーニング、プール等健康管理のためにもですね、ポンプ操法の終了する3カ月間くらいは入場料を減免しろというようなことは言いませんけれども、せめて半額にするような待遇はできないものかどうか。また消防団員1人では消防活動することはできません。家族の協力が必要となってまいります。さらには女性団員も少しずつではありますがふえてくると思われます。こんな中、家庭、家族にもですね、期間限定の処遇はできないものかどうか。この点についてお伺いをいたします。
○高林徳枝 副議長  市民部長
◎宮坂廣司 市民部長  すわっこランドということでございますので、私の方から答弁させていただきたいと思います。確かにどこの地区も、消防団員の確保には非常に苦労されているということは十分存じ上げております。またポンプ操法で朝夕、仕事の合間を縫って自分の時間を割いてということで苦労されている団員の方には、心より敬意を表したいというふうに思います。
 社会貢献という意味で、消防団員の活動というのは非常に大切ということは理解しておりますが、社会貢献という意味では、ほかに諏訪市の場合については官民共同という中で、数多くの団体、あるいは個人のボランティアの方にも活動していただいております。そういった観点から考えますと、今すわっこランドの入場券の軽減という御提言でございますけれども、均衡上、あるいは公平ということを考えますと、団員の方だけへの入場券の軽減ていうのは、ちょっと難しいかというふうに考えております。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) 御指摘のとおり、確かにそういうことだと思います。したがって、消防団員だけというわけにはいかないというふうに思います。そこでですね、市長、ちょっと私はできればですね、ファイヤーサービスデーというような形でもって、年に1度か2度そんな形ができないかどうか。1年のうちの1度か2度ということでございますが、その辺のとこら辺は、どのようにお考えになるのか、市長ちょっとお話をお願いいたします。
○高林徳枝 副議長  市長
◎山田勝文 市長  まとまってですね、日が決まって、時間が決まって、あるいは日が決まってということになれば、また別な意味でね、幾らかの御負担はいただかなきゃいけませんけれども、何らかの形では考えてみたいと思っております。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) ありがとうございました。そこまでお話をいただければよろしいかなあと、こういうふうに思っています。
 次にですね、将来この消防団員確保のために小中学生の周知活動を、学校での事業の一環として消防団員活動を教えるということは、なかなか難しい面があるかと思います。しかし、体験を通じて理解を深めることはできると思います。消防団員も防災訓練を通じて活動しておりますが、なお一層理解をしてもらうために、消防団員への体験入団、入団という言葉はちょっとふさわしくないと思いますけれども、そんなことがどうか。
 またポンプ操法、ポンプ車への乗車体験のほか、地域での中での定例会等ございますが、そんな中で消防活動に参加するなど、実際に体験することが消防団への理解、ひいては入団へとつながっていくものと思われますがいかがしょうか。また小中学校において、消防団員不足に対する将来を見据えた、消防団員の重要性など話し合う時間をとられていかれるようなお考えはあるのかどうか。これは教育長にお伺いをいたします。
○高林徳枝 副議長  教育長
◎細野祐 教育長  大変大切な御提案だと思っております。現在でも地域を守るとか、そういう学習の面では扱っておりますけれども、今、おっしゃられるようにですね、できるだけもっと密接な体験なり、体験可能かどうかわかりませんけれども、学習をやってまいりたいと、このように思っております。これから検討してまいりたい。
              〔「議長8番」の発言あり〕
○高林徳枝 副議長  神澤孝昌議員
◆8番(神澤孝昌議員) これからいろいろ検討されていくということでございますので、ぜひ一つよろしくお願いをしたいと思います。
 最後になりましたけれども、この少子高齢化が進む中で、消防団員入団勧誘でございますが、各地区だけの問題ではなく、奥の深い問題だけに、市としての協力が必要というふうに私は思うわけでございます。どうか今後もですね、大変難しい問題ではございますけれども、ぜひまた御理解をいただいて、消防団員もですね、また頑張っておりますし、このヨシ焼きのときにも全分団が出てくるというような中で、ペットボトル1本出せないかなあというような状態の中で、頑張っておるということも事実でございますので、ぜひまたお考えをいただいて、市としてのまたいい方向でのお考えをお示しいただければ幸いかなあというふうに思いますので、よろしくお願いをいたしまして質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
○高林徳枝 副議長  この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時00分の予定であります。
           休       憩   午後 0時01分
          ──────────────────────
           再       開   午後 1時00分
○三村睦雄 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を続行いたします。横山真議員
◆2番(横山真議員) ことしは御神渡も2年ぶりに拝観でき、世相は不安定ながら明るい兆しと託宣が出ました。私も市民の皆様から御支援をいただき、もうじき1年がたとうとしております。まだまだ不安定ではございますが、本年も張り切って質問をさせていただきます。
 傍聴席の皆さん、かりんチャンネルをお聞きの市民の皆様こんにちは。通告に従いまして、今回は、諏訪湖など水環境保全と社会基盤整備の調和を目指してをテーマに掲げ、千思万考しながら質問をさせていただきます。
 諏訪湖は諏訪市の観光のかなめであり、その水質の保全は観光のみならず、市民の生活においてもなくてはならないものであります。また、農業や漁業といった地場産業の基盤であり、有形無形の恩恵を地域にもたらしてくれております。近年の諏訪市の最大の観光事業として展開されている夏季の花火大会は、毎晩の打ち上げとも相まって全国からも注目されており、さらなる展開が求められておりますが、私はここで花火大会のさらなる発展のために、打ちあがる諏訪湖の上空ではなく、湖面に視点を転じて市長にお考えをお伺いいたします。
 初めに、豪雨災害後の諏訪湖へ流入する河川の関係工事、進捗状況と完成の見通しについてお伺いをいたします。この件に関しましては建設部長のお答えになるかと思いますが、よろしくお願いいたします。後は質問席にてお伺いをいたします。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  まず、そうしたら私の方からお答えをさせていただきたいと思います。
 諏訪湖には多くの本当に皆さん方が来ていていただきまして、その象徴的なものがやはり諏訪湖祭湖上花火大会、または新作花火競技大会、それからさらにはサマーナイトファイヤーフェスティバル、こんなことではないかなあと思っております。目はいつも上へ向くわけでありますが、湖面に映る花火というのも、また美しいものであります。
 私どもは、どうしていくかということで、これは県の方とも十分協議をしていかなければいけないという話になりますが、近年でありますと、いろんな浮遊ごみの問題、そしてヒシの繁茂というのが非常に大きな問題になってきているということでございまして、その辺も景観上、そしてこれからは浄化に関してどういうふうに影響を与えるのかという面々も考えながら、これからも取り組んでいかなければいけない問題だと考えているところであります。以上であります。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長    それでは私の方から、平成18年7月の豪雨災害後の諏訪湖へ流入する河川の関連工事の進捗状況と、完成の見通しをお答えしたいと思います。
 まず河川激特事業の関係4河川ございます。それから助成事業が1河川ということで、最初に一番大きな新川の河川激特事業でございます。平成18年度に7工区を工事しております。河川改修、それから道路築造、それから橋脚ということでございます。それから平成19年度に入りまして4工区、13、15、18、19工区ということで、橋梁と道路築造、河川改修を行っております。全体の進捗状況でございますが、61%進捗をしておりまして、平成22年度の完了予定ということでございます。
 それから、もう一つの河川激特、諏訪湖でございます。これは樋門樋管の改修統合が14基、それから災害情報発信システムということでございまして、平成18年度、それから平成19年度ということで現在工事進めております。平成22年度の終了予定ということで、現在45%。湖周線、今工事を行っておりまして片側通行にしたり、幅を狭くしたりと今工事しておりますが、御協力を済みません、お願いしたいと思います。
 それから武井田川の関係でございます。これは水門1橋建設するということで、現在進捗率20%でございます。これも平成22年度の完了予定です。それから鴨池川でございますが、これも水門1基設置ということで、現在進捗状況10%でございまして、同じく平成22年度の完了予定ということでございます。
 それから河川災害復旧助成事業ということで、1級河川舟渡川の関係、河道掘削と護岸改良ということで、今現在行っておりまして、平成19年度に3工区行っております。進捗率が40%。それから平成20年度は1工区残っておりまして、完成は平成20年度の予定ということでございます。それから今後でございますが、平成20年度西友、コメリの補償費が主な工事費でございます。工事の内容は、工事費は小額になる見込みでございます。以上でございます。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) 御説明ありがとうございました。諏訪湖に関する中で、今工事の進捗聞いておりますが、まだまだ時間がかかるのかなあと思っております。それで諏訪湖のちょっと中身に触れさせていただきますが、諏訪湖には流れ入る河川が大小合わせると数々多くありますけれども、災害用にこの激特の事業の関係だとか、掘削の作業をしていただきですね、川の河口は大分掘っていただいて深くなったかなというふうに思っております。
 しかしながら、この根本的な諏訪湖全体の、この湖底の要するにヘドロの問題ですけれども、それに関してはなくなったわけではございません。もちろん災害時の掘削作業としゅんせつの事業というものは、まるっきり別のものでありますが、この先何十年も、そして何百年も後世へ残していくことを考えれば、諏訪湖の環境保全と水質浄化問題は、これは切っても切れない問題だというふうに思っております。これに対して今後のしゅんせつの見通し等、市長のお考えがありましたらお聞かせをいただけますか。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  しゅんせつにつきましては、私どもずっと以前からですね、お願いをしてきているところであります。実は田中知事のときに公共事業の見直しがございまして、しゅんせつには非常に大きなお金がかかる。この中でその委員方の中の一つのお話といたしまして、費用対効果の問題が出てきました。しゅんせつというのは諏訪湖浄化にとって余り有効的な手段ではなかろうという一つの話がございまして、それを県の方が受けた形で中止ということになって、今現在に来ております。それで私どもの方では、これは中止されては困るということでありまして、それぞれお願いをしているということであります。
 これは信大の学者の先生方が言いますのは、諏訪湖100年たてば、今のまま放っておくと普通の川になってしまうと。要するに諏訪湖なくなってしまうだろうということであります。それでなくなってから掘り出すというのは、これは非常に大きいことでございますので、できるだけ早く手をつけていただきたい。これは浄化ばかりでなくてですね、諏訪湖を存続させるということでお願いをしたいということでやっております。
 それで今、村井知事の方ではもう一度考えてみる必要があるだろうと、公共事業の見直しという中でですね、一つの結論出ているわけですけれども、再度考慮してみる必要があるだろうというお話はいただいております。以上であります。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) どうしてもしゅんせつというものは、これは私は切っても切れない問題だと思っております。今御説明があって、いろんな環境保全だとか、手法だとか、実験等もされたりしておりますが、なかなかその効果というものは、ここ何十年やっても見えるものでもありませんし、また確かにこのしゅんせつというものも、何十年以上も行ってきているわけですが、その効果とも言われれば問題かなというふうに、市民や県民の皆さんは多く思っているのかなあというふうに思っております。
 しかしながら、私はしゅんせつに対してのこの考えというものは、自分の御家庭の台所を想像していただければよろしいかと思いますけれども、詰まったものは、やはり自分で取り除くしかないと、そういうふうに思っております。そしてまた恐らくその取り除いた土の最終処分の問題も含めて、問題視されている面だと思いますけれども、非常にこの土も栄養価の高い土でありまして、意外と富士見町だとか原村だとか、そういう方々の田畑をやられてる方がですね、自分でトラックで行って、トラック一杯積み込んで、自分の畑へと運び入れていると、そんなことも聞いております。非常に作物に対しては栄養価があっていいという評価も一方ではあります。
 そしてまた今まさにこの食の問題というのも、多くの議員の方から御指摘があったと思います。だからこそ地元でつくれる食材をぜひともつくっていただきたい。これは諏訪市の問題だけではなくなって、結局は茅野市や、原村や、富士見町の皆さんに御協力をいただかなきゃできないことですけれども、幾つかの休耕田というものが空いております。ぜひともこの休耕田を活用していただいて、流域河川等の御配慮もいただけるようなお考えをしていただきたいと、そんなふうに思います。
 そしてまた、しゅんせつに対して釜口水門の下流から放流をしましょうとか、そういう問題も言われておりますが、私は今この現在においてのしゅんせつに対するものだとか、いろんな試験的なものに対しても、ある一定のやはり評価というものが必要ではないかなあというふうに思っております。この諏訪にですね、世界じゅうの学者の皆さんがお集まりいただいて、水というものに関して議論をしていただいてもいいのかなあというふうに思っております。そしてしゅんせつに関しては、市長も強く県に要望をしていただいているということでございますけれども、またそういったですね、諏訪に集まっていただいて、諏訪湖の水について研究をするようなこともですね、ぜひとも県の方へ働きかけをしていただいて、そのような補助的なものをいただいて、機会を設ければなあと思っておりますが、どのようにお考えになりますか。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  日本全国で諏訪湖ぐらいの湖沼の中で、浄化されてきれいになっているというのは、諏訪湖だけだという話を聞いております。後は大体少しずつ汚くなっているというふうな状況でありまして、ただレベルが違うわけでありますけれども、諏訪湖の場合はただ汚れすぎていたものが浄化されているということで、非常に全国的には関心を持たれている湖という話を聞いております。その中にしゅんせつというものも一つ入ってくるのではないかなと思っております。でありますから、今信州大学のこっちへ昔の実験場ですか、今は山地水何とかというところが今来ておりますので、その先生方とも一緒になってですね、やはり進めていかなければいけない。
 また県の方にも、大いに関心を持っていただきまして、いろんな面でやはりお力添えをいただかないと、なかなか私どもだけでというわけにはいきませんので、またお願いをしながらですね、そんな一つのテーマとして取り上げながら進めることも、一つの方法ではないかなと思っております。またそんなことを御相談してみたいと思っております。以上であります。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) ぜひともお願いをいたします。
 続きまして、ちょっと初島の問題へ移らさせていただきます。初島はですね、先人の築き上げてきた諏訪湖のほとりには、大正3年ごろに鶴遊館という憩いの場がありました。製糸業が隆盛を極めた大正11年ごろには、湖上に竜宮館という建物がありました。鶴遊館のその沖合には飛び込み台があり、昭和18年ごろまで諏訪湖で水泳を楽しんでいたようでございます。また昭和20年ごろには現在の間欠泉のある場所に湖畔公園が整備をされ、そして昭和53年ごろにはそのなぎさに初代の八重垣姫が建立されたと聞いております。諏訪湖畔の景観は、経済の発展や人々の思いとともに、さまざまな歴史を重ね、形を変えて現在に至っております。
 次に、昨年のすばやい報道により、市民の皆さんが関心と疑問を持たれてる部分について申し述べます。市長は平成20年度の当初予算案の目玉として、初島の改修を盛り込んでおられます。水上スターマインを初めとする花火大会の打ち上げ台として、昭和29年に造成された初島が、改修に伴い節目を迎えるとするならば、諏訪湖畔の観光振興における初島の位置づけを改めて考えるよい機会になると思います。
 初島は打ち上げの拠点であると同時に、観光客が手こぎ、足こぎボートで訪れる夢の島であります。特に夏場の花火打ち上げ期間中の初島は、家族連れや恋人たちにとって思い出となる大切な観光資源であると私は考えております。しかしながら、近年の初島は、とりわけ花火大会後に花火関連のごみが散乱し、先番議員の指摘にもあるように、カワウやカワウのふん害なども見受けられ、観光面からすればイメージの悪化につながりかねないという状況にあると思われます。花火の打ち上げだけでなく、初島を訪れる観光客や、諏訪湖の環境保全にも十分配慮した初島の管理を考える時期に来てるんじゃないかなあと思います。
 市長の初島に対する認識をお伺いいたします。初島のごみに対する考えと、観光客や市民が利用する公園としての意義をどのようにお考えでしょうか。お聞かせください。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  それでは初島ということでですね、以前は非常に諏訪湖の中に浮かぶ初島ということで情緒がありまして、アベックが出かける、先日うちの子供にアベックって言ったら、お父さんそれ何と言うもんで、死語になってるかもしれませんが、そんな若者たちの一つのステータスと言いますか、それから男性方は手こぎのボート、ボートもなかなか昔はこげずにですね、練習したなんていう話を聞いてます。そんなところであったかなと思っております。そういうものは大分薄れてしまって、初島までわざわざ行って上陸しようという人は、少しずつ減ってきているような気がしております。
 また近年ですね、諏訪湖花火大会等々によりまして、今アングルを組まさせていただいて、それが果たして皆さん方が来て楽しいかなあというところもありまして、また地表と言いますか、表面のところも大分荒れてきている。それから奥の方も特にですね、石垣が崩れ始めてきているということでございまして、今回新たにそんな出させていただいた、半分だけでありますけれども、奥の方をとにかく直していこうじゃないか。それから皆さんが来ていただいても、手すりから見るとかですね、あるいは座って、あるいは楽しめるというものを、もう1回復活させていこうではないかということで、御提案をさせていただいているところであります。予算に今計上させていただいているところであります。
 それで今言われましたように、非常にちょっと昔のイメージと変わってきているところがあります。何かできる方法があるんではないかと、アングルもうまく使いながら、あそこの中をおもしろいもの、そんなものをですね、ちょっとやってみようじゃないかと。今、担当者課とも話をしているような状況でございます。でありますから、これはお認めいただきまして完成した暁には、ちょっと変わった初島、それで1回は行ってみようよというような初島を演出してまいりたいかなあと思っております。以上であります。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) 私が先ほど申したとおり、私はあそこを夢の島と、勝手に呼ばさせていただいていますが、市長が今おっしゃるように、やはり若い方々が集まれば、かつて観光協会長の河西保美さんが言ってました、私に。若い、言い方は失礼ですが、若いギャルが集まれば人が集まるんだと、このようなことを私に申しておりました。確かに若い方々が目線を変えて、関心を持っていただければ、全国から観光という中での資源になるかなと思っております。初島のこの改修の件は、また委員会等でも質問があると思いますので、省かせていただきます。
 このごみの問題ですけれども、今、主に岸においては諏訪湖や河川の環境美化活動に取り組むアダプトプログラム等が行われております。これも2月15日に合庁で会議が開かれまして、今年度の参加団体は87団体ございまして、延べ人数にいたしますと、諏訪湖に関する清掃が4,813人。そして上川に関する清掃が2,556人で活動がされておりました。
 活動報告では、ごみは年々少なくなっているものの、たばこの吸い殻やペットボトル、花火のごみやヨシ、またひどいものでは家庭のごみ、洗濯機だとか、自転車だとか、そんなものを捨てる方もいるということでございます。住民や企業、そしてまた地元の旅館組合の皆さんが、毎朝毎朝一生懸命きれいに清掃をしていただいてる一方では、この市民のモラルというものが指摘をされるところでもございます。
 そして、また私は初島自身も、私自身がヨットの活動もしておるもんですから、シーズン中には幾度となく初島の方へ上陸をさせていただきますが、非常に初島に対する管理というものが、ずさんだなというふうに感じております。今のこの現代の世の中、リサイクル法等々もございまして、これは電化製品にしても、自動車にしても、販売したメーカーや国の税においても、最終処分の問題はこれは切っても切り離すことができない問題だと思っています。私はそこで、初島の花火をしている業者がですね、この初島の上にちょっと作業をしたままという状態になっておるもんですから、その辺をですね、ぜひとも市長の方から、花火業者に対して御指導をいただきたいというふうに思っております。そしてまた、通年とおして見回り等もしなきゃいけないと思ってますので、その辺の管理体制はどのようになっているかお聞かせください。
○三村睦雄 議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  今、議員から御指摘の初島でございますけれども、管理は観光課の行政財産でございまして、観光課で管理をいたしております。今、議員御指摘をいただきましたように、今までの初島でありますけれども、確かに花火の終わった後、ごみが散乱している状況。また、鳥のふんや鳥が食べた魚の骨が散乱しておりまして、たまに行ってみましても、ちょっとひどい状況だなあというような状況でございます。
 今、お話しございましたように、せっかくここで新しい初島を改修する予算を計上するわけでありますので、これを機会に、改めてきちっとした管理に努めてまいりたいというように考えております。以上でございます。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) ありがとうございます。先ほどですね、平林議員の方からもいろんなカワアイサの話で、県へ要望へなんていう話もありましたが、あわせてヨシやアレチウリ等もですね、今、護岸にすごく、諏訪ばっかじゃなくて下諏訪も、ずっとこうガラスの里の方まで、ずっとこうあるもんですから、その辺もあわせて何か補助的なものがあれば言っていただいて、除去できるようなことも、県の方へ要望をしていただければと思っております。
 次に、この花火に対してのですね、安全面についてお話をさせていただきます。今、国でも大変大きな問題となっております、太平洋沿岸における自衛隊のイージス艦あたごと、はえなわ漁の清徳丸の衝突による水難事故が発生いたしました。諏訪湖においても利用規程はなく、衝突事故こそ起きないものの、水に対する事故は後を絶ちません。ことしの花火大会は60周年の記念大会になるとも申しますし、盛大に開催をしていただきたいところだと私は思っております。現在まで船による警備の体制については、どういった方々にお願いをして、どのような配備をしているのか、お伺いしたいと思います。
○三村睦雄 議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  今までの警備体制でございますけれども、諏訪湖周辺の関係団体で構成されております諏訪湖安全対策連絡協議会という会がございまして、この会の皆様方に、この花火を上がる前にお集まりいただきまして、安全に対する御協力をお願い申し上げているということでございます。以上でございます。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) なかなか陸上と違ってですね、湖上というのは非常に私は特別なものだと思っていますし、この船舶の扱いっていうのは、本当に慣れた方が行わないと非常に危険なものだと思っておりますが、諏訪市においては、この諏訪市自体で保管をしているような和船等ございますか。それから、またそういったことで船舶の免許を取られて、慣れたような方は職員の中にいらっしゃいますか。
○三村睦雄 議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  今、お話しございましたように、諏訪市ではですね、諏訪湖祭りの実行委員会で和船を所有しておりまして、和船が5艇、それからモーターボートが3艇所有してございます。それから、その花火を上げるのに従事する速火班という班があるわけでございますけれども、その班の中には、今お話しございました小型船舶操縦法の免許を持った職員を中心に構成されておりまして、その準備に当たっているということでございます。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) あってはならないことですが、昨年も8月15日の花火(同日、新作花火大会の訂正あり)の際にですね、湖上でのボートの観覧中の男性が落水をし、亡くなってしまったという、大変不幸な事故も発生しておりますので、ぜひともこの管理というものをまたしっかりと考える中で、しかるべき方にちゃんと御指導をしていただくというような機会を設けなければ、これはまずいかなというふうに思っております。そういった意味では、そうした安全面のマニュアルづくりっていうものは、今の現状でお考えになってないのか、どうだろうかお聞かせください。
○三村睦雄 議長  経済部長
◎小泉義美 経済部長  今、議員からお話がございました昨年の新作花火大会で、実は水難事故、死亡事故がございました。これは直接主催者側の責任はなかったということでございますけれども、主催者側としては大変残念な事故であったわけであります。議員御指摘のように、年々湖上での観客が大変増加をしておりまして、私たちも、その今お話のありました事故は、大変心配をしているところでございます。
 もう既に平成20年度、先ほどお話がございましたが、60回の大会もあるわけでございますし、また新作花火大会も含めまして、既に警察、消防とも、昨年の事故を教訓とした対応策の検討に入っております。まだメニュー的にはですね、マニュアルはまだしっかりしたものは作成をしておりませんけれども、一応ヨットハーバーを初めとする湖周の出航地で、船舶の操船者や乗船者に対するライフジャケットの着用、それから、低水位内乗船ですね、それから夜間装備の整備などについての注意喚起を行う予定のほか、テレビや新聞、市報などによる花火大会での水難事故防止にかかわる広報の徹底、さらには花火大会当日の湖上警戒船の明確なサインの改善等を行ってまいる予定でございます。また、警備艇へ投光機を装備するなど、多面的な対応策を考えてまいりたいというように思っております。以上でございます。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) ぜひともですね、夏のことは冬のうちに、冬のことは夏のうちに、事前に準備をしていただいてですね、しっかりとした安全のマニュアルづくりというものをしていただきたいと思っております。
 そしてまたそういう中で、私はこれはいつも申しておりますけれども、ぜひとも新しい警察署ができる際には、何とか桟橋を、今一度市長のお力でプッシュをかけていただきたいと思っております。どうも警察署長ともお話をする中で、結局つくっても管理の問題があるというようなことも指摘されております。しかしながら、先ほど部長の方から申された、諏訪湖安全対策連絡協議会という会がございますので、そちらの会とも私も話をする中で、つくってさえいただければ桟橋に関しても、警備艇りんどうにしても、うちの会の方でちゃんと面倒をみようじゃないかというようなこともありますので、そこらへんも踏まえて、また一つ要望していただきたいというふうに思っております。
 それでは、ここで諏訪湖を囲む山並みに目を向けてみたいと思います。この山並みを縫って国道20号バイパスを開通させるべく、私も就任当初から毎回質問をしてまいりました。私たち全議員15名も、昨年12月17日に議員連盟を結成いたしました。ようやく同じテーブルに着いたと思っております。
 そこで私は予想されるであろうルートを歩いて思いますことは、道路を通すだけでは、我々は市民に対する義務を果たしたとは言えないのではないかということです。バイパスの想定ルートは、角間川水系の水源を形成している地域を通過し、地下水脈を分断する可能性があると思われます。そうしたときに水道水源のほか、霧ヶ峰の伏流水を利用した諏訪の銘酒への影響が懸念されます。地域住民と行政が一丸となってバイパス建設を促進するためにも、この心配を解消しなければならない。そこでできるだけ早くルート案の策定をお願いし、環境アセスメントを作成していただく中で、バイパス建設がもたらすであろう角間川水系や、地下水脈への影響について明らかにしていただきたいと思います。
 先日、下諏訪においても、町と地区対策委員会と地元での意見を認識する意味での連絡会が開催されております。下諏訪町長がみずから先頭に立ちまして、心を一つに、下諏訪の意思を決定する重要な時期に来ていると話されておりました。また、委員の方からは豪雨災害の教訓として、地域の防災上も重要である。また、諏訪市に隣接する高木地区の委員からは、隣の大和地区との話し合いの場を持ちたいという要望もありました。
 現在、国会では道路特定財源の問題が議論されておりますが、今後10年間で59兆円を投じ、全国で1万4,000キロの道路建設を進めるとした国の道路中間計画に、この国道20号バイパスはどのように位置づけられているのか。また、市長として今後のバイパス建設促進に対して、どのようにリーダーシップを発揮し、バイパスによる諏訪地域の将来像をどのように描いておられるのか、お考えをお聞かせください。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  このバイパス問題につきましては、前の笠原市長のときに、いよいよバイパスを進めようではないかと言って始めましたところ、念書が出てまいりまして、それでやむなく中座してしまったというお話を聞いております。しかしながら最終の10年ですか、10年度のときにそれぞれ調査をいたしまして、諏訪市としての予想ルートを発表させていただいたりですね、あるいは各地区の要望を取りまとめながら進めてきたという経過がございます。
 私どもになりまして、まだまだ絶対反対という区の決意がまだ残っておりました。それで御理解をいただきながら進めてきまして、地域から調査推進承諾書というのを各全部の地区からいただきました。これによって、これを国へ、あるいは県へお出しをすることによって、大きく事情が変わってきたと思っております。今まで国の方としまして、諏訪をどう見たかと言いますと、バイパスに関しましては一番悪い事例、日本の中でですね、それを引き合いに出されて、研修の新入の職員が来るたびに、諏訪は一番悪い事例ですから、こういうふうにならないように皆さん頑張りましょうというのが、ずっとだったようであります。これは最近まで続いてきたという話を聞いております。でありますから、反対したのは三十何年前の過去の話でありますが、現在の近くまで諏訪が一番悪い例ということで来たのは事実でありますし、ほとんどの国交省の皆さん方はそれを知っているというような状況であります。
 でありますから、それをどうにか打開していかなければいけないという中で、私どもも地区と一緒になりまして、それぞれ県の方へ行きましたり、あるいは長野国道事務所、それから関東整備局、それから中央と、こんな陳情をずっと繰り返してまいりました。それでこの近年に来まして、下諏訪町も同じ歩調を取っていただきまして、2年か3年続けて同じ歩調を取っていただいているということであります。
 こうしたことが一つずつ私は実ってきているものだと思っております。一つのあらわれといたしましては、今の現道であります国道の駅前のいろんな整備の問題、そして電線の地中化が始まりました。また赤羽根地区におきましては拡幅をいたしまして、踏み切りの部分の歩道の確保ということで動いていただいていると。今までこれはなかったことでありますので、大分国交省といたしましても、諏訪市に対する見方は変わってきているであろうと思っております。
 そして今坂室バイパスが入っておりますので、これが終わった時点が一つの、私は一つのポイントになるだろうと考えているところでありますし、とにかく速やかに入っていただきたいということであります。
 先ほど申しました、出てまいりました水利権の話も、環境アセスメントの中で図られてきたと。環境アセスには大体5年から7年かかるだろうと言われております。そして工事が着工して、なから10年見ていただきたいという話を聞いておりますので、あすから用意ドンで始まりましても、完成は17年後ということになってまいります。これは今まで反対していたものではないかなと思っておりますし、と言って私どもが手をこまねいているわけにはまいりませんので、あの手この手で国の方に働きかけながら、このものが見える計画ですとか、あるいはいらいらというものをお示ししながら、今進めてですね、全国的にここが一番重要なんだということをアピールしているような状況であります。大分いい方向へ向かっているような気がしておりますので、また一緒にやらせていただきながら、その次のステップを目指していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) 私もしつこいくらいに、このバイパスに関しては質問をさせていただいていますけれども、その都度状況が変化するごとに、また質問をさせていただきたいなあと思っておりますが、現在、諏訪市において4地区の連絡協議会等ございまして、あと下諏訪町には5区間の協議会がございます。そして諏訪建の管理計画課、そしてまた国交省の長野国道事務所等で形成をしています諏訪バイパスの事業化に向けた検討会という組織がございます。これは第1回目が平成16年に行われ、2回目が平成17年、そして3回目が平成17年7月28日に開催をされております。この3回目の席上において、国交省の長野国道事務所の方から、ルート案を2ルート案ぐらい示そうじゃないかというようなお話も実はあったわけですけれども、それは恐らく職員の方の先走りではないかなということで、今はないのかなというふうに、そこもちょっとお伺いをしたいところではあるんですが、この会に対して、第4回目を開くような予定はないのでしょうか。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  今議員おっしゃるように、四者会議というものをこのごろ持ちました。で、3回ほど会議を開催しておりまして、長野国道事務所も所長以下副所長、それから諏訪建、それから諏訪市と下諏訪町ということで、その会議の中でいろいろな調整をしていこうということで、今進み出しました。できれば今年度中に、今年度末ぐらいには開きたいなというふうに国は思っているようでございます。やっぱりそれなりには、国の責任においてやっていかなくちゃいけないということを、国の方で申しておりますので、過去の苦い轍は二度と踏まないようにという、所長よくおっしゃっています。
 したがって、やはり慎重にやっていかなくちゃいけないけれど、余りやっぱりゆっくりでもいけないということであると思いますので、何かそんなような方向に進みそうな感じでございます。以上でございます。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) ぜひともよろしくお願いをしたいと思います。
 次に、県道諏訪白樺湖小諸線、いわゆる元町の交差点から霧ケ峰の方に通じる道でございますが、以前からここは朝夕の渋滞や、観光シーズンにおいても非常に渋滞するところであります。昨年、私もこの元町の地元の皆さん等ともお会いをして、御理解をいただく中で、あそこの真澄のちょうど突き当たりの大きな看板等を移動をしていただいて、道路の拡幅をしていただきたいと、そんなような要望を兼ねてからお願いをしているんですが、そういった中で動きがあるのかどうか、お聞かせをください。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  議員おっしゃるように、二葉高校の方からおりてきたちょうど国道の交差点、交点の部分でございます。主要中央道諏訪白樺湖小諸線でございますが、ちょうど上からおりてくると、本当に右折レーンがなくて混雑するということでございます。あの横に県有地がございまして、その県有地を使いながら、側溝等を整備して、完全な2車線にはならないんですが、今現国道をちょうど暫定の右折レーンを設けてあります。それと同じような形でできればやりたいというふうに県から連絡を受けております。県の予算が、お願いしてある予算が通り次第、多分できるじゃないかと思いますので、ことしの夏までに間に合うかどうか、間に合えば多分大分渋滞が変わってくるんじゃないかというふうに思っております。以上でございます。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) ぜひともよろしくお願いします。
 それから、先日、山の神の上の道沿いのアパートで火災が起きまして、全焼してしまったわけでございますけれども、消防の皆さんの素早い対応ということで、消火活動をされたわけでございますけれども、あそこの一帯には消火栓がないということで、山からおりてくる角間新田の皆さんも通れなくて迂回をして、立石公園経由で迂回をしたというようなこともございまして、これは備えあれば憂いなしの安心・安全な面でございますけれども、山の神、唐沢山、阿弥陀寺、阿弥陀寺から唐沢山で水系が流れているわけでございますけれども、58災害等であそこは被害があったところでございますけれども、できればその山の神一帯地下水路みたいなものをつくるとか、何かこう水を吸い上げるものがあそこにないと、何かあったときには、ちょっと手おくれかなという、ちょっと心配がございます。
 もちろん消防活動をされて多くの消防車が来ていただければよろしいんでしょうけれども、ちょっとそういう心配があるもんですから、そういったところに消火栓の設置というものは難しいのかどうか、お聞かせください。
○三村睦雄 議長  消防庶務課長
◎宮下建 消防庶務課長  消防の水利につきまして、ちょっと詳しい現状はわかりませんので、帰ってはっきり調査をしてから、もしどうしても半径140メートルというわけですけれども、その区間の中に入っていないようでしたら、また設置の方向で検討をさせていただきたいと思います。以上です。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) 済みません、じゃあまたぜひともお聞かせをいただきたいと思います。
 それでは、次に行く前に、私が知人から聞いた網掛石の伝説を紹介したいと思います。昔、現在の諏訪郵便局にあった旧庁舎に網掛石という有名な石があったそうです。漁師がその石に網を掛けて干したことから、網掛石というそうでございます。その昔、あのあたりは諏訪湖のほとりでございました。実際に今のまるみつ百貨店周辺の地層からは、桟橋や舟のオールが出ております。網掛石は現庁舎建設の際に、諏訪湖畔の石彫公園に移されたと言われておりますが、今はどれがその石なのかは定かではありません。例えばこの網掛石を探していただいて元の場所に戻していただき、丸木船を復元して、傍らに設置することができれば、私たち市民は先人がどれほどの努力を傾けて、諏訪湖とともに生きてきたかを知ることができるでしょう。また、諏訪市はまさに諏訪湖とともに歩み、あるいは諏訪湖の中から誕生したということを、観光客にも雄弁に物語る資料になるのではないでしょうか。
 そこで市長は、前々より上諏訪駅からの回遊性、いわゆるトライアングル構想をお考えになられておりますが、諏訪郵便局横の図書館分館を解体して、そこに広場にしていただいて、あそこには温泉手水もありますので、例えば足湯を設置していただくとかいうことをお考えになられて、この網掛石を展示してはいかがでしょうか。市長のおっしゃっている、辻と小径のまちづくり事業にもしっくりくるような広場になるのではないでしょうか。市長の思いをお聞かせください。
○三村睦雄 議長  教育次長
◎岩波文明 教育次長  それでは私の方から、網掛石について調べた結果を御説明いたします。
 以前、かなり大きな石で和泉町の旧市庁舎、現在の諏訪郵便局の前庭にありました。昭和8年10月16日付の南信日日新聞によりますと、もとは高島藩士宇田川氏邸宅の後庭にありと記載されております。この宇田川邸は、旧庁舎の手長神社の階段寄りにありましたので、上諏訪町役場、それから旧庁舎の前庭にあるというのも納得するところでございます。
 で、その後ですけれども、昭和43年の庁舎移転により経緯はございますが、湖畔に開設された水族館の入り口に設置されていたそうです。しかし、水族館が昭和62年に閉館となり、昭和63年12月に湖畔公園が整備され、そのときに移転されたそうです。そこまではわかったのですが、その後、この幻の石は一体どこに行ったのでしょうか。ということで大捜査をしたところ、大勢の関係者、または文献等を探す中で、網掛石は現在、先ほど議員が言われたように湖畔公園、八重垣姫の由来を記した碑の看板と言いますか、碑の隣にある大きい石が網掛石を前に知っている方とか、見たことがあるという人に確認してもらう中で、前に水族館にあった網掛石らしいということまでわかりました。
 また、由来につきましては、先ほど議員言われたとおり、その南信日日新聞によりますと、昔湖面が手長丘に接していたときに、漁夫が網を掛けて乾かした石であるといういうふうに記載されております。以上です。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  図書館分館につきましては、本来、教育委員会のところでありますが、将来的にということでございますので、私の方から御説明をさせていただきたいかなと思っております。
 まず昭和41年に建てられまして、41年間経過しているということで、今現在中間施設的な、一部不登校のための中間教室を開催して、あとの部分につきましては美術館ですとか、あとその他の倉庫がわりということで、今は使わせていただいているということで、今出させていただいているものの中に廃館のものと、それに対するお金というものを盛らせていただいております。
 これからこの先、もうそろそろあれ持たなくなってきているような、もうそろそろ手を入れてもその価値もございませんし、将来的にはどこかの時点で取り壊しをしなければいけないだろうと思っております。その間は有効に使わせていただきたいと思っておりますが、そしてその後どうするかというと、やはり民活も踏まえながら、どういう形で使っていったらいいかですね、場所、跡地を、そんなことを次の段階として考えていくのがよろしいかなと思っています。そんなことで検討させていただきたいと思っています。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長 横山真議員
◆2番(横山真議員) 済みません。時間がないものですから、先にちょっと訂正一件お願いします。先ほど花火の件で、私8月15日と申しましたが、新作花火大会ということで訂正をお願いします。
 済みません。今市長から御説明ありましたが、これに関して、できれば売却ということは、お考えられないでしょうか。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  先に言っていただくと、非常にありがたいと思っているわけですけれども、えらい厳しい財政状況の中、もし市としていい使い道がなければ、やはり民間の皆さん方に使っていただくのが、一番いい方法かなとは思っております。
              〔「議長2番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  横山真議員
◆2番(横山真議員) 非常に諏訪というものは、文化人の方も多くですね、非常に大切な貴重な文化というのがあると思います。できればそういった方々に御購入を検討をしていただくのもいいかなあというふうに思っていますので、またそういうような声があればですね、ぜひとも御相談に乗っていただきたいと思います。
 時間がございませんので、最後になりますが、最後に市長の施政方針の中にありました後期基本計画の中に、まずは第1として、自然と調和した快適環境の都市ということをおっしゃっておりました。自然環境を守り後世に残していくことは、私たちの重要な責務であります。私もそのとおりだと思っています。今まさに私が諏訪に大切なものは、環境であり、観光であり、健康だと、この3Kが大事じゃないかなあと思っています。ぜひともよろしくお願いいたします。
 以上で私の質問を終わりにいたします。
○三村睦雄 議長  小口和雄議員
◆5番(小口和雄議員) それでは、通告に従いまして質問いたします。
 この季節ともなりますと、各自治体には多くの要望書や確認事項が山積されていると思いますが、要望事項に対して行政はどのように各地域、地区と連携を取り合い、効率的な施策、地域振興を立案し、要望等を遂行しようとしているのか、お聞きいたします。
 住民から寄せられているニーズは、都市化、高齢化などの社会の複雑化、多様化によって、各方面からさまざまな要求がなされていると思います。地域づくりには、住民がよりよい社会の実現を目指して主体的に取り組む実践の場となっております。これがため、これまで多種多様な地域づくりの議論がありましたけれども、地域づくりの主人公は住民であり、住民の主体的な取り組みがない限り、よりよい地域社会は形成されません。地域づくりには住民の参加と総意、知恵が必要であると言われておりますが、この点について市長はどのように考えておりますか、お聞かせいただきます。あとは質問席にてお伺いします。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  それでは、初めに私の方からお答えをさせていただきたいと思います。
 まず初めに、地区、あるいは地域から出された要望事項ということでございますが、多分言われていますのは、多くなこの区というところではないかなと思っております。一般と申しますか、それぞれ市民の皆さん方に対しましては、私どもの方は提言はがき、市政提言はがき、あるいはEメール、ファクス、それから行政懇談会、各種団体の懇談会等々を通じまして、それぞれ御要望、あるいは御意見を承っているような状況でございます。
 また各地区、あるいは区におきましてそれぞれの要望事項というものにつきましては、ちょうどこの1月にいろんな各種区が総会を開催し、そのときの要望事項を取りまとめていただきまして、2月ぐらいに一番集中するわけでございますが、私どもの方へお話をいただいているというような状況でございます。
 この各区長、あるいは地区の皆さん方から提出されました要望箇所につきましては、大体4月の末から5月中旬のその先くらいにかけて、私とそれから関係します部課長、また地元の区長を初め役員の皆さんにも出ていただきます。また場合によっては議員にも出ていただきながら、現地を確認し、どのような改修がいいかということで、御相談がけをさせていただきます。
 そしてその場で判断できる部分につきましては、区長に伝えてございます。それから、また別に後ほどでないとなかなか決定できないという部分につきましては、後日、区長を通じまして御連絡をさせていただいているということでございます。
 ただ多くの懸案となっている部分につきましては、住民の方々の御同意をいただかなければいけないというのが非常に多うございまして、これは区長を中心にですね、できるだけ同意をいただくような方向でお話し合いをさせていただいているような状況でございます。
 そして私たち、私どもの方で非常に提出箇所というのは二百も三百も上がってくるということでございまして、どのように決定するかということになりますと、市民生活への危険度の度合い、非常に危険であるというものは、これはすぐ対応しなければいけないと考えております。それから、中期的に実施を要するもの、例えば継続事業でやっていく方がよろしいのか。あるいは将来的に手をつけていきたいということであります。
 また、3番目といたしましては、市政全体の中で長期的にわたり視野に入れていくもの。これは長年手がつかなかったものが、いよいよ住民の方々がまとまってきたというお話と、それに手をつけ始めるというようなことでやらせていただいております。それぞれそのようなところを実質、実施箇所を箇所づけさせていただきまして、地区との協議に入ってきているような状況でございます。
 また、大規模な道路改修等々、改修部分につきましては、実施箇所を地図に落としまして、ロビーに掲示させていただきましたり、各担当する議員の皆さんに報告をさせていただいているということでございます。
 また、それぞれ市民が中心であるということは、もう間違いないことだと思っております。そして私どもから市民のそういう方々が中心的に動いていただくためには、やはり情報公開をどのような方法でやるのか、市が今何を考えているのか、この先どうやっていくのか、現状はどうなっているのかということを、的確にお知らせする必要があるんではないかなと思っております。
 それぞれの事業の説明やお知らせにつきましては、過日行いました行政連絡会というものを通じまして、まず初め区長方に御理解いただくということで行っております。また、各区にかかわるものや、あるいは各組織への会議を通じまして、そんなことをお話をさせていただいているような状況であります。
 それから、広報やホームページ、行政チャンネルを通じまして、それぞれ行政の仕事や制度の紹介をしています。また、希望する区に対しましては出前講座、寄り合い塾ということで、事業の勉強、あるいは地区ごとの活用等々をお話をさせていただいているような状況でございまして、同じ目線、同じレベルに立って、私どもと一緒にやっていただきたいということをお願いをしているところであります。
 また、地域要望につきましては、できるだけ地域の方々に、地域との協働ということで、私ども原材料費をお渡ししますので、どうにかやっていただけませんかという話を繰り返しさせていただいているような状況でございます。そんなことが大分ふえてきているような状況だと考えております。
 それから、これから将来的には、各やはり地区が何かをして、それを発信していくということが必要になってくるだろうと思っております。そして多くの人が自分のところを見てもらう。そうしますと、自分らのまちがどれだけいいかというものを再認識していただく、こんなことで、情報発信の新しい政策アドバイザーとして西川先生をお招きしておりますし、そうしたことも一つ利用ながら、地区が輝く、村井知事が言っているんじゃないですけれど、市でいきますと各地区がそれぞれ頑張っていただいて、それを多くの皆さん方が認めていただくということが、これからは大切ではないかなと、このようなことで私ども進めてまいりたいと考えているところであります。以上であります。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  小口和雄議員
◆5番(小口和雄議員) 我が国は高度経済成長後、国民の意識が豊かさから心の潤い、余暇を楽しむ社会へと変わってきております。そこから行政の文化化の必要性が強調されておりますが、例えば道路や橋、学校、街路等の公共建築物に美観や潤い、ゆとり、個性、地域性といった想像力を生かした文化的要素を取り入れることが重要視されております。一人一人が心に描く普遍的な美観を大事にし、それを互いに高めることによって、文化行政の意義があると思いますが、一般的にこれまで行政はかたく、冷たく、味気ないと言われております。もっとソフト面に何か気を配る必要があると思われますが、どんなように考えておるでしょうか。
 本市の場合は、既に行われていると思いますけれども、やはり小学生の作品をロビーなんかに展示するとか、役所前の広場、駅前に花壇をつくったりするとか、そんなようなボランティア活動を、花づくりを楽しんでもらっているような、そんなような傾向が見られますけれども、このまちは、どこかほんのりとした文化的な香りがする、そんなまちづくりを目指したいものだと思っております。
 そこで、このような背景をもとに、市民において最も多い要望事項は今までに何だったのか、その対応の達成率はどのくらいか、お聞かせ願いたいと思います。
○三村睦雄 議長  企画部長
◎上原哲夫 企画部長  行政の文化化の必要性ということでございますが、私どもこうした視点というのは大変重要だというふうにとらえているところであります。お話の道路、橋、学校等々の美観という点では、環境への取り組みということになりますので、そうしたことは、今の行政の中にあって非常に重要な取り組み、事業の中にそういうものも加えて取り組んでいくということであろうというふうに考えているところです。
 現在、こうした考え方で進めている事業としまして、辻と小径のまちづくり事業、まさにお話の道路や辻、こうしたものの中に文化というものを、もう一度その中で考えていってもらいたいという事業でもありますし、また地域の中で取り組んでいただく事業では、地域景観整備事業、こうした地域の景観に対する取り組みについて助成をしていくということでもあります。
 また公共事業、今進めておりますサンロードの事業等々も、景観には十分に配慮した、並木からの連続性を持った通りにしていかなければならないだろうというふうに思います。そんなふうな御指摘の内容については、そんなふうに考えているところでもあります。
 また、文化という視点では観光、まちづくり、こうした事業についても、そうした視点をこれからより大切にしていく必要性を感じておりまして、諏訪市には幸いにして数多くの遺跡、史跡、それから地域にはさまざまな文化的な資産、資源があろうかと思いますので、そうしたものも大いに掘り起こして、この行政の中、または地域の中で、文化の振興に役立てさせていただければというふうに考えているところでございます。これからの事業の中には大切な視点として取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  小口和雄議員
◆5番(小口和雄議員) それでは2点目の、もう既に数人の議員が質問しておると思いますけれども、食育についての質問をいたします。
 O−157やノロウイルスなど、昨今の輸入食品による食中毒事件等、学校給食の安全が脅かされている中で、調理過程で流通ルートのあり方、郷土の食材を使った地産地消、食育などの重要性が改めて見直されております。食についていろいろ報道されておりますが、かつては食育についてカリキュラムがなかったように思います。そこで何点か質問いたしますが、わかりやすく答弁をお願いします。
 まず食育とは、説明によりますと、食に関する知識を習得し、みずからの食を自分で選択する判断力を身につけるための取り組みのこととありますが、2005年に成立した食育基本法において、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきものと位置づけております。単なる料理教育のみならず、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化について総合的な教育も含んでいるとありますが、この食育について、教育に取り入れるようになった経緯、法的目的、食育推進の具体的活動、調理過程での衛生面での厳格化や、本市の場合、地産地消の取り扱い等について説明をお願いします。
○三村睦雄 議長  教育長
◎細野祐 教育長  お答えいたしますが、まずこの平成17年6月17日に施行されました食育基本法ですが、このいろいろお答えする前提としまして、まずですね、これは国民一人一人が食について改めて意識を高めましょうということが基本になっておりますので、単なる学校だけとか保育園だけではないということを、一つお答えしておきたいと思います。その上に立って、お話をさせていただきます。
 1番ですが、経緯でございますが、社会の環境の変化によって、食生活を含めた生活習慣の乱れが大変顕著になってきたと。それから、家庭が食生活を含めた良好な生活習慣をつけることが基本ですが、これに対して問題が生じてきた。子供たちにとっては1日3食のうち、ただ1食ですが、これに対して積極的に取り組んで、望ましい食生活の基本習慣がですね、身につくようにしたいというのが経緯でございます。
 目的は、これと裏腹でございますが、教科として扱うことにはなっておりません。行事だとか、それから給食の時間を使って指導しましょうということになっております。それから生涯学習の面でも推進していくと。さらには食材の面、今、議員おっしゃられましたけれども、農山漁村のですね、共生・対流を進める中で、消費者と生産者との信頼関係を構築して、食文化の継承と結果的に食糧自給率を向上していくこと、地産地消ということが非常に大きな目的になっておると、こういうことであります。
 教育の中に取り入れられる内容でございますけれども、食事の重要性や、喜びや、楽しさ、心身の成長や、健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解して、自己管理していく力、正しい知識、情報に基づいて食品の品質及び衛生について、みずから判断していく力というようなものを考えております。
 4番ですが、調理過程の衛生面の厳格化ということは、これはもうこの制定以前からですね、食品衛生法等によって私ども厳しく管理をしております。最初、食材が来たときには検収をして、そこに問題がないかどうか、さらには下洗いと洗うものを別にしたり、便所へ行ったら必ず消毒をしたり手を洗ったり、必ず食器は熱湯消毒したりと、そういう数々の過程を踏んでおりまして、この法律によって、さらにということはございません。
 それから、地域の食材の現状でございますが、これも本市では厳しい財政の中でですね、各校栄養士と、それから調理員を配置してもらって自校給食をやっておりますので、もう産地と、それから消費者との間を、できるだけ結びつけようという努力はしてまいりました。残念ながら、諏訪市ではすべての食材を賄うことはできませんけれども、一応、御参考にお話をさせていただきます。
 穀類ですけれども、御存じのようにお米は全部諏訪市からいただくことになっております、諏訪市産です。そのほか大体ですね、県内産が40%、穀類いろいろありますが34%、芋やでん粉類が6%と2%、野菜類が29%と25%、魚介類は2%と2%、肉類ですが、これは大変少のうございまして、県内産が33%で市内が1%。今、県内産と市内産を申しました。なお、フレッシュファーム上野ですかね、そこで昨年度購入しましたものにつきましては、金額でです、550万4,608円と、こんなふうな状況になっております。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  小口和雄議員
◆5番(小口和雄議員) 今もちょっと話がありましたけれども、やはり諏訪の場合、栄養士ですか、教諭というんですか、そんなような栄養に関する教育について、職員の配置率がどんなようになっているか、そこらをお聞かせいただきたいと思います。
○三村睦雄 議長  教育長
◎細野祐 教育長  まず、今度新しく制定されました栄養教諭という職がございます。これは教諭ということになりますと、これは県が配置することになっております。御存じのように、人については県、国が、こういう物については市町村がやりなさいという仕分けができておりますので、栄養教諭については県が配置されるんですが、残念ながら、まだ栄養教諭という名前の配置はございません。多分あってもですね、学担が、学級担任が栄養教諭という名前をもらってやるということです。その名前をもらうには、ある程度の講習を受けて、その上にいただくということになっております。
 それから、もう一つの方法としまして、栄養士がですね、特別に栄養教諭という免許状をこうもらうという、講習を受けてもらうということがございます。現在、小学校で4人、中学校3人の栄養士がですね、栄養教諭という免許をいただいております。以上です。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  小口和雄議員
◆5番(小口和雄議員) この食育という問題におきましては、やはり範囲が保育園から始まって中学校までと、広い範囲の生徒たちを対象にしておりますけれども、諏訪市の場合は保育園、幼稚園、小中学校の食育の状況をお聞かせください。
○三村睦雄 議長  健康福祉部長
◎小林幸人 健康福祉部長  お答えをいたします。保育園におきましても、なるべく低年齢のうちからということで、食育の分野は非常に大切にしております。で、そこで現在の保育園の食育の基本でございますけれども、やはり健全な食生活とは何か、それから食文化とは何かというふうなものを基本に据えまして、食に関する基本的な知識や情報ですとか、そういったものを提供して、食を選択する判断力を、正しく楽しく身につけてもらうというふうなことで、それをですね、児童を初め保護者にも実施しているということでございます。
 で、具体的なですね、保育園での事業を幾つか例を挙げてお話しするのが一番わかりやすいかというふうに思いますので、御紹介いたしますけれども、健全な食生活の分野という中では、栄養士、調理員が保育室でですね、いろんな栄養素の説明をしたり、児童への味への反応、食べ方、そうしたものを確認をしたりしておりますし、メニュー、それから献立につきましては掲示、展示をしております。それからファミリー料理教室、こうしたものも実施しておりますし、城南保育園にできました子育て支援センターの中では、手づくりのおやつ教室講座、こうしたものも開催しております。で、保育園内でも収穫がありますので、そうしたものを給食で使ったり、それから近隣の方の土地で栽培された食材、そうしたものは収穫体験を通じて食べたりしている。それから当然のことですが、給食だよりを発行をしたり、それからアンケートを実施したりというふうなことで、食生活の参考にしたりしています。
 それから、食文化というふうな分野でございますけれども、まずはあいさつということで、いただきます・ごちそうさま、はし・おわんの持ち方、食事のマナーですね、そうしたものを楽しみながら指導するというふうなことでございますし、また地元の食材のお話もございましたけれども、教育委員会との共通する部分がございますが、そうした地元食材の積極的な導入、それから地元の小売店からなるべく買う。それから、そうした密着したですね、給食の提供をしておりますし、地区の行事も大切ですので、そうした行事ですとか、季節に合わせた給食の提供をしております。
 それからですね、調理体験ということで、クッキング保育をやったりというふうなこともしておりますし、食の安全のお話も、先ほど教育委員会の方からも出ましたけれども、なるべく地元、それから国内産のものを買っているというふうなこと。それから衛生管理は、当然のことながらも徹底しておりますし、そうしたものについて、保育士ですとか栄養士に対してですね、調理員も含めて実践研修をするというふうなことで、研修を行ったり、また栄養士会や給食の運営委員会もございますので、そうした中でいろんな協議をして意見をまとめてですね、食育についての改善に対する対応をしていると、こんなような内容が保育園現場での食育の内容でございます。以上でございます。
○三村睦雄 議長  教育長
◎細野祐 教育長  小中学校の方でお話をさせていただきますが、既にですね、この法案ができる前から、諏訪地区給食指導委員会という組織がございまして、そこへ諏訪市の先生方、栄養士も入っておりまして、もう研究をしております。
 例を挙げさせていただきます。小学校では、楽しい食事をしながら食品への関心を図り、残さず食べることができるにはどうしたらいいだろうか。楽しく心地よい食事をするために、どういう指導をしたらよいのか。みずから進んで清潔な環境をつくって、心地よい中で給食をするにはどうしたらいいか。人と人とのつながりに気づいて、日々の食生活をつくることができる子供たちを育成するにはどうしたらよいか。野菜づくりを通して、自分たちの野菜を給食へ使ってもらっております。
 中学校の方ではですね、生徒が立てた献立と給食の教員がつくった献立と、それを栄養素の4食品類のバランスシートで比較をしまして、給食の、自分たちよりもやっぱり給食の献立の方が何かやっぱりいいなあということがわかり、自分たちの食について考えさせていくと、こういうことになっております。特に、やはり一番中心になるのは、四大栄養素というんでしょうか、あれをバランスよく食べるということが主となっており、そのためにどういうような子供なりに心の持ち方をしたらいいのかというようなことが主題になっているようです。以上でございます。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  小口和雄議員
◆5番(小口和雄議員) 最後に、食育基本法が成立して3年になりますけれども、食育教育に一応安定してきているとは思いますけれども、教育面においてどのような成果が上がったか、その点をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○三村睦雄 議長  教育長
◎細野祐 教育長  安定というふうにおっしゃられると、大変、していますということは申すことはできませんけれども、大変これはありがたい、当事者にとって本当にありがたいなあと思うのは、この財政の厳しい中でですね、自校給食を堅持してもらっていると。これが私は何よりの食育ではないかということを思っております。御存じのようにですね、もう伊那市とか松本市とか塩尻市だとか、センター方式が大分入ってきておりますので、自校で食べさせることによって栄養士が直接子供たちに話したり、またそのお話を担任が深めたりすることができるという機会、これをさらに一層充実していって、いわゆる議員おっしゃるような安定の方向へ近づけたいなあということを思っております。
 今、どのような成果が出たかと、できたかということにつきましては、一つはですね、ほかから来る教員がですね、諏訪市の給食はおいしいよと、残食も非常に少ないということを聞いておりますので、それが一つの評価かなあと。これは甘い評価かもしれません。また厳しい御批判をお願いしたいと思っております。
 2番目ではですね、そうはいっても父母や、たまには祖父母にですね、学校給食のお話をすることによって、若干なりともですね、家庭においてその見返しですか、今の食事はちょっとまずいかなという、見返しのきっかけにはなっているようです。まだまだこれから進めなければいけない問題だと思っております。以上です。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  小口和雄議員
◆5番(小口和雄議員) ありがとうございました。
 以上をもって、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 最初に、市長施政方針について意見を述べさせていただき、質問もしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 福田首相は、通常国会の施政方針演説で生活者、消費者が主役と強調しました。しかし、福田内閣の初の予算案は構造改革路線に固執していて、社会保障の自然増を2,200億円抑制するなど暮らしに冷たいものです。小泉、安倍内閣と続いた構造改革路線によって家計は痛めつけられ、貧困と格差が社会に広がっています。しかも、最近の原油・穀物市場の高騰を受けた生活必需品や原材料の値上がりが家計に追い打ちをかけています。しかし、一方、賃金は一向にふえないのに物価ばかりが上がり、とりわけ低所得世帯に大打撃を与えているではありませんか。国は2006年小泉内閣が最終決定した骨太方針で、2011年までの構造改革路線のレールに乗って確実に実行されています。諏訪市も国のやり方はおかしいと言いながらも、国と同様に構造改革の路線に乗っているではありませんか。諏訪市の行財政改革プログラムの実行ぐあいは、国の構造改革以上ではないでしょうか。こうした中で、住民の生の声を聞いて市政に生かしているのか、生の声に山田市政はこたえる姿勢があるのか、疑問であります。
 具体例を言いますと、第1は市職員数の削減です。職員の削減を見ても、平成16年4月1日定数内職員数が502人、総職員数566人を、平成22年4月1日までに452人と510人、それぞれ10%、50人と56人を削減をしますといっています。平成20年度予算では、417人分が盛られていました。行財政改革プログラム以上に削減が進められているのではありませんか。職員417人では、仕事を十分賄うことはできません。削減した分は臨時職員で補充するということでしょうが、住民の声を聞き、よい方向への解決に全力を尽くすという、公僕本来の仕事が不十分になる心配があります。
 具体例の第2は、国保税問題です。市政を進める上で、生の声を聞くということは重要なことです。先般の共産党市議団の代表質問でも取り上げ、市長の考えを伺った国保税20.44%値上げ問題では、値上げをしないでくれという悲痛な生の声が、署名とともに、やめさせる会の三沢会長のもとにたくさん寄せられています。この声を少し紹介したいと思いますが、年金で暮らしておられますお年寄りの生活を考えたことが、市長及び市議の方々ありますでしょうか。介護保険料の上に国保税が値上げとなれば、生活が困ってしまうのは見えに見えております。もし、どうしてもであれば、一定額以上の所得のある人、年金が300万円以上等を対象とすべき、全市民を対象とすべきではありません。また、もし通すのであれば、市長のリコール、リコールだそうです、市議の解散を提案します。市民は市民オンブズマンを募って、市の財政管理のチェックを提案しますという声であります。
 また、二つ目には、諏訪市の保険税は高い、なぜさらに上げるのか、審議員の中に国保の代表がいるのか等々疑問の声です。
 また、東洋バルヴ跡地、すわっこランド、資金を出すが、国保に回すお金はないのか。
 4番目には、今まで社会保険の任意継続で2年間払ってきたが、今回、国保になったところが資産割があり、年金だけになったのに高くなった。資産割についても考えてほしい。
 5番目には、値上げのための情報を詳しく市民に知らせてほしい。
 6番目には、国保に入ろうと思っていたが、保険税がそんなに高いなら入らないと。
 7番目には、市長は国保加入者は26%で、70数%は加入していないんだから公平ではないと言うが、退職すればみんな加入する保険だ。公平でないという言い方はおかしい。たくさんこういう声がありましたが、拾ってみました。これが生の声であります。
 私は、ここまで市職の数の削減と、国保税20.44%値上げ問題の例を引きながら、市政を進める上で生の声を聞く、生の声にこたえるということの重要性さについて述べてきました。市民は毎日の暮らしの中でさまざまな問題に直面し、さまざまな要望・要求を山田市政に対して持っています。医療、育児、教育、生活道路、環境などにかかわる多くの要望・要求です。しかし、多くの市民がストレートにそれを叫ぶことはめったにありません。市長と職員は声にならない声に対しても耳を傾けるべきではないでしょうか。このことについて、市長の所見をまず伺いたいと思います。
 なお、今回の私の質問と要求・意見は、生活密着型とでも言うべき細かなものですが、市長に対しては直接言えない市民の声であります。質問席で行いますが、願いがかなう答弁をよろしくお願いをいたします。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  まず、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。行政改革は私は市民の願いだと思っておりますし、そう受けとめてまいりました。各種団体、あるいはいろんな経済団体から、さらに行政改革を進めなさいというきついおしかりを受ける中で、私どもも進めてきているような状況でございます。また、合併問題がいよいよだめになったというときに、それぞれのデータをお示ししながら、それぞれ議員の皆さん方にも御理解をいただきながら進めてきているような状況でございます。とにかく入りを確保しながら出を抑えるというのは、そもそもの原則であろうかと思っておりますし、そんな中で今進めてきているところであります。
 ただ、職員数の削減につきましては、ある程度まで進んできたかなあと思っております。国は新しい方針でですね、実質赤字比率ですとか、実質公債費比率とか、こういうことを出しておりますので、私どもも実質職員数というのを出したらどうだということを、今、職員係にも言っているところでありまして、職員の中に例えば病気で長期欠席しなければいけない、休まなければいけないですとか、あるいは産休の問題、これは今上げさせていただいております任期職員ということでカバーできればいいわけですけれども、なかなか難しい部分もございます。そうした部分で、実質今働ける人数を職員数としてひとつ上げていっては、これはどこにも書いてないわけでありまして、諏訪市の独特の方法として、実質職員数ということでどうだろうかというようなことをお話をさせていただいているような状況でございます。
 また、市民の声を聞かなければいけないというのは、これはもうそのとおりだと私は思っておりますし、これは提案はがきですとか、またEメールとか、ファクスですとか、あるいは各種団体との懇談会等々ですね、また地区懇談会の市長と語る夕べという中で開催もさせていただいております。そのようなことを通じまして、できるだけ多くの皆さん方のお話を聞きながら、トータルとしてどちらの方へ進んだらいいかということで決定をさせていただきたい、こんなことを思っているところであります。以上であります。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 施政方針についてのお答えですけれども、行財政改革は市民のみんなの願いだと、そういうことでありますが、これは市民の人たちは必要なところにお金を使って、必要ないところにお金を使わないという意味ですので、生の声を聞くということは、本当に市民の側に立って改革をしているのかという不安があるということなんですよね。そういうことで、経済界がやれと言ったからやるとか、そういう市民とかけ離れたところからね、そういう言い方はちょっと私は感心できませんし、また市民の声を聞くという、そういう姿勢は非常にいいことなんですけれども、本当にその聞いたことを市政に反映しているのかと。山田市政はそういう姿、姿勢をね、こういう今度は姿勢ですが、持っているのか私は疑問ですので、もっともっとね、こう生の声を聞いたら実践でやっていただきたい。このことをまず言っておきたいと思います。ほかに質問がありますので、これはこれで。
 次に、公園の設置なんです。これは都市計画の公園と、こども課の児童遊園地の違い、これをまずお聞きしたいと思います。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  それでは私の方から、まず都市公園の定義を述べたいと思います。都市公園法第2条第1項に、都市計画施設である公園又は緑地で地方公共団体が設置するもの、地方公共団体が同条第2項に規定する都市計画区域内に設置する公園又は緑地と規定されておりまして、この都市公園法に基づく公園が都市公園でございます。以上でございます。
○三村睦雄 議長  健康福祉部長
◎小林幸人 健康福祉部長  児童遊園の方の分野、私の方からお答えをさせていただきます。児童遊園というふうに呼ばれるものについては、児童福祉法第40条に定める児童厚生施設としての例がございますけれども、諏訪市の場合にはこの法規定のものではなくて、児童遊園の設置要綱第2条に定める市有地又は区、町内会もしくは団体等が所有又は管理する土地で、区等から無償で提供された土地と、そうしたものを児童遊園ということで維持管理をしております。以上です。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 遊園地の方はちょっと幾らかわかるかなあと思いますが、都市計画の方は何条の第2項に準じたものということでは内容がわからないので、もうちょっと詳しく。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  ですから、条文は抜きにしまして、都市計画施設である公園又は緑地で地方公共団体、要するに諏訪市が設置するものと。それから諏訪市が規定する、第2項に規定する都市計画区域内において設置する公園又は緑地ということでございます。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 都市計画課の公園数と、それから児童遊園地の数について、数。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  諏訪市の都市公園25カ所でございます。以上でございます。
○三村睦雄 議長  健康福祉部長
◎小林幸人 健康福祉部長  児童遊園につきましては、市内96カ所ということになります。上諏訪地区、旧村部、上諏訪地区42カ所、それから旧村部で54カ所というふうな箇所数になっております。以上です。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 私もちょっと岡谷市と茅野市との比較をしてみましたけれども、これは人口とか面積関係ないかどうか、ちょっと後でお聞きしたいんですが、茅野市については都市公園が26の児童公園が100だそうです。それから岡谷市は面積がちょっと狭いんですけれども、都市公園が19の児童遊園地が77で106ということです。こういうことで、諏訪市も大体数字が同じくらいかなあと思っているわけなんですけれども、この決め方ですけれども、人口とか面積だとか、そういうもので考慮しているというのかということが一つと、それから諏訪市全体で公園数は十分満たされているかということをお聞きします。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  一つの指標としまして、1人当たりの公園の面積というものがございます。それより先に、まず昭和61年に建設省の国土建設の長期構想というのがございまして、西暦2000年までに1人当たり10平米以上の公園が望ましいと。その前には都市公園法の施行令におきまして、住民1人当たりの敷地面積の標準が10平米以上ということでございます。その後、平成7年に都市計画中央審議会から答申が出まして、これは21世紀初頭における公園面積の整備目標という指針が出ているわけですが、公園緑地等、これは都市公園のほかグラウンド、あるいはポケットパーク、それから調整池、河川などを含んでおるんですが、1人当たり面積が20平米以上が望ましいという一つの指標が出ております。
 で、諏訪市は12.76平米、1人当たりの公園面積が持っておりまして、当然、最初の都市公園法の施行令、あるいは建設省の国土建設の長期構想にのっとった面積をクリアしているということでございます。で、何平米が望ましい、何平米なくちゃいけないということはございません。今現在、諏訪市の整備されている面積はそこでございます。以上でございます。
○三村睦雄 議長  健康福祉部長
◎小林幸人 健康福祉部長  児童遊園については、先ほどの建設部の都市公園のような基準はございませんけれども、箇所数から言いまして96カ所ということで、私も全市内のですね、地区をこう見てみましたところ、重複して複数遊園があるところもございますので、大体、上諏訪地区は大体2地区に1カ所程度かなあというふうに思います。全体ではですね、区の半数以上に遊園が設置をされているというふうな状況です。で、大体上諏訪地区も村部につきましても、バランスよく配置をされておるんではないかというふうに考えます。したがって、ちょっと人口、面積等については、1人当たりというふうな数字は出してございませんけれども、全体で集めますとですね、2万4,000平米ほどございます。2.4ヘクタールほどございます。以上でございます。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 私も分布図を見せていただいたんですが、ちょっと私もこういうふうにおろしてみたんですけれども、地図が小さすぎてちょっとわかりにくいんですよね。で、分布図があれば示していただきたいんですが、多分ないんじゃないかと思います。都市計画はいただいてあります。そういうことで分布を見てね、公園の少ないところ、薄いところ、そういうところがあるかどうか。そこら辺気がついているところがあるかどうかお聞きします。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  じゃあ私の都市公園の方から申し上げます。都市公園というのは、やはり区画整理事業等の都市計画手法を使って生み出した公園しか公園ができていきません。したがって、どこが薄いかどこが濃いかという範囲ではなくて、やはり市内に幾つがある、そこまではかりんちゃんバスでも何でも行けるという範囲にあれば適当ではないかというふうに思っております。以上です。
○三村睦雄 議長  健康福祉部長
◎小林幸人 健康福祉部長  バランスの問題ですけれども、上諏訪地区につきましては、非常に区がたくさんございますので、歩いていける範囲に大体の公園はできているのかなあというふうには思いますけれども、最近アパートができたり、住宅がたくさんできたりというふうなことで、そうした面での新興住宅の部分については、若干少ない、少し歩くのに時間がかかるという場所はあるというふうに考えます。以上です。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 一つ、きょうは要求を出したいというのは、城南保育園の周辺にね、公園がないということなんです。今、部長のお答えがありましたけれども、新興住宅なんですよね、あそこね。それで若い夫婦が家を建てて、端からああ、あそこにもあった、次の日に行くと、ああ、あそこにもあったというようにね、頻繁にうちが建たっています。そこに住んでいる人たちは本当に大体若い夫婦なんですけれども、著しくこれから発展するのではないかと。住宅もふえるし、また人口がふえるのではないかというふうに思うわけでありますけれども、その周辺の親や子供が遊べるその遊園地、公園どちらでもいいんですけれども、ないんですよね、本当に私も行ってみてあの周辺にはね。そういうことで、若い親御さんたちが、大勢の人たちがそこへ一つ公園をつくってもらえないかと。市民の方々は公園とか児童遊園地とか、そういう分けて話すことはできませんので、私もそういう話はしませんが、ぜひこの地域へね、公園設置をというふうにたくさんの人が言っています。私も必要かなと思って、あそこら辺見てみますとちょっと薄い感じがしますので、必要かなあと思っているんですが、どう思われますか。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  まず、それじゃあ都市公園の方から先にお答えしたいと思います。あそこのもし城南保育園の近くに公園を整備するということになると、街区公園に該当します。街区公園、街区という街の区と書きますね、まちというか、ぎょうにんべんの街区公園。これは最低規模が0.25ヘクタール以上という規模になりまして、これをやるにはやっぱりどうしても区画整理という事業手法を使わなければ、この面積というのは生み出てきません。したがって、今までも何回も質問があったとおり、あそこの小和田地区、実は用途地域をかけたりしたいんですが、なかなか難しい。それから区画整理もできないという中で、それだけの規模の公園、規模というか、面積を生み出すことはなかなか難しいもんですから、ちょっと都市公園の関係では無理じゃないかというふうに思っております。
○三村睦雄 議長  健康福祉部長
◎小林幸人 健康福祉部長  今、建設部長からのお話もありましたけれども、やはりああした広い地域にはですね、そうした都市計画手法で一定の面積を確保、面整備の中で確保してもらうのが理想であるというふうに思います。
 児童遊園という観点からいきますとですね、今すべての96カ所の児童遊園は、原則地元の方、それから神社等からですね、市の方へ無償で提供していただく、これが大前提にございます。で、そうしたことで維持管理は市で予算をつけてやりましょうということでなっておりますので、地元にそうしたですね、無償提供していただける土地があれば別でございますけれども、なかなかそうした土地がない以上はですね、市としても遊園を設置するのはなかなか難しいのではないかというふうに思いますけれども、地元の皆さんの御要望ということであれば、そうした無償提供の土地があるかないか、そうした研究は一緒にしてもよいのではないかというふうに考えております。以上です。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 地元の人たちがという話でしたけれども、大分、遊園地は昔設置されたところが多いんですよね。そのころだとその新興住宅、特に町場なんかは、新興住宅じゃなくてもその部落の人たちがね、いや、ここへ欲しいよと、子供たちがいるから欲しいよと、そういうふうな話し合いの中で幾らでもできたわけなんですがね、こういう新興住宅になると、本当にそういう話し合いができないというか、若い人たちの集まりですし、夫婦共稼ぎも多いでしょうし、元からの地元の人たちは少ないわけですから、そういう話し合いができないんですよね。そういう事情もあるわけです。
 そういう中で子供たちがふえていくと、そういうことですので、やはり私はここは遊園地、子供たち守る、そしてその周りの周辺の人たち、そういう人たちが気兼ねなく遊べる、そういう遊園地をやはり諏訪市では欲しいというならばね、つくっていかなければならないという姿勢、一緒に研究していくということなんですけれども、土地がなければできませんよと、そういうふうに突っ放すんじゃなくてね、何とか諏訪市で、これは市の私は仕事だと思うんですよ。土地を探して、そしてどうにかしようと。また、もしつくる場合に、どうにかするならその周辺の親御さんたちを集めてお話をするとか、そういうようなことをこっちから仕掛けないと、向こうからはできないんですよね。そういうことで、これをぜひそういう方向でやるべきだと思うんですが、市長のお考えお伺いします。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  昔から旧市街地といいますか、は本当に多くの皆さん方がまとまって、そして大きなお金を投じて土地を購入しているんですね、私のところもそうですし。それが今になって残ってきているということであります。今これからどんどんどんどん市街化が進んでいく、その中でお話し合いをいただいて、やはり自分らの後世の子供たちのために、地区として、あるいはそこに住む者として何ができるかということをよくお話し合いをいただいて、そしてその中で御解決いただく。そうしますと、そこまでいきますと、私どもも一緒にお話に乗れるということであります。それで、こちらにはやっておいてこちらをやらないというのは、これはいけませんので、同じような考え方で、ぜひとも大いにまとまっていただきまして、今の御時世でございますので、皆さん方で御協力しながら土地を確保していくと、こんなことも一つは必要ではないかなあと思って考えております。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 今、市長は今までのやり方ならね、それでいいんですよ。ですけれども、ここはどこから来るかわからない、市外からも来るし、どこから来るかもわからない人たちの集まりなんですよね。そういうことの仕掛け、それはここの住んでいる人たちがなかなかできないんですよ。だからそういう仕掛けと、それからどういうふうにやっていくんだというその順序、それからお金もじゃあ少し負担してくれやとか、そういうふうな決め方も、こっちから仕掛けないとできないんですね。それを市で仕掛けてくれということなんですので、この研究はしますと、だけど皆さんが言ってこなきゃしませんよということでは、私はこれはそれこそ市民の生の声を聞かないことだと思うんですよね。こういうことを具体例とすれば、私は出したいと思うんです。ぜひ、このこと検討していただいて、何とかその仕掛けるように努力をしていただきたいと思います。
 次に、生活道路の除雪についてなんですけれども、これは1月下旬から2月中旬にかけて継続的に雪が降りましたよね。これは詳しく言うと1月21日から1月23日にかけてまとまった雪が降って、また次の週に2月3日から4日までに30センチメートルくらい積もった大雪でありました。前の雪が解けないうちに次の雪が降ったために、降った雪が凍ってしまって歩道は雪の氷が山のように積まれました。歩道は使えませんし、仕方がなく車道、凍った車道を歩くわけですが、大変危険でありました。通学する子供、お年寄りなどで転んでけがをし腕を折った人、それから打ち身を、かなり大きい打ち身をした人、出ました。そういう中で、そういう現状を、今回の大雪の降ったのはそういう現状でありました。
 そこで伺うんですけれども、今回行った市の除雪の様子伺いたいんです。路線数と総延長数と、それから業者、それから生活道路の除雪と排雪はどうでしょうか。そして要した費用について。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  それでは、私の方から逐次細かく説明したいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず除雪の関係ですが、除雪主要路線28路線、33.8キロメートルでございます。それからその除雪主要路線をこれから申し上げますので、よろしくお願いいたします。市道1−22号線、市道の頭は抜かしますので番号だけ言っていきます。47078号線、これは広末橋線です。それから21001号線、湖岸線です。それから23255号線、旧諏訪辰野線でございます。それから1−17号線、それから22143号線、それから43133号線、これ上川右岸線です。それから46019号線、それから46007号線、それから46018号線、それから55038号線、それから23197号線、上川左岸線です。それから41201号線、それから41218号線、これは小和田支道5号線です。それから1−2号線、それから1−14号線、これは横湾線です。1−5号線が新川線、それから1−28号線、それから22216号線、有賀渋崎線。それから1−4号線、白狐線。それから53099号線、それから55075線、54067号線、これは明治堀線です。1−16号線、湖岸武津線。1−25号線、金子線。1−26号線、文出下金子線。1−3号線が四谷線。31019号線が西裏橋下線ということでございます。これが28路線、大分類で17路線です。
 それから、除雪通常路線が5路線、14.8キロメートルございます。5路線の内訳です。市道1−21号線、霧ケ峰高原線。それから市道1−21号線の霧ケ峰高原線の旧霧ケ峰有料から池のくるみまで。済みません、その前は池のくるみから入会ということです。それから市道1−13号線、角間新田線。それから2−10号線の蓼の海線。2−22号線の上後線。65304号線の板沢線が5路線でございます。
 それから、ほかの路線でございます。12路線7.4キロメートルです。(15番の発言あり)よろしいですか、はい。(15番「時間がありませんので」の発言あり)
 それでですね、うちの市道、非常に市道長いもんですから、路線数で1,895路線、総延長が56万4,984.5メートルという中で、45路線56キロメートルを除雪してあります。それから排雪した路線はございません、排雪。以上でございます。
 委託業者は7業者、それと建設課の直営でございます。
 それから、議員先ほど30センチメートルの雪と言いましたが、2月3日が26センチメートル、2月9日が16センチメートルです。
 それから、要した費用でございますが、除雪委託料が500万円、塩カル等材料費が300万円、合計800万円でございます。以上でございます。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 詳しく説明をいたしまして、計画どおりにしたということだと思います。私ここで質問したいことは、除雪は本当に広い道ね、車道ですのでやらなければいけないかもしれませんが、生活道路をどうしたかということをここで質問したかったんです。それと、それには予算、この予算についてなんですが、平成11年、平成12年でしたか、大変な雪が降って、これ市長がちょうど市長になって1年目かそこらでしたよね、大雪で大騒ぎしたことがありまして、それで道でこういう積んだ雪も全部片づけていただきました。このときに8,610万5,000円除雪と排雪に使ったお金なんですよね。そういうことで、それ以後の平成13年、14、15、16、17、18、19の予算を見てみますと、大体600万円前後なんです、予算がね。それで使ったお金は、これみんな平成12年以降は610万円、平成13年は1,387万円、平成15年は743万円とか、それから平成16年は843万8,000円、そして平成18年は694万5,000円、平成19年はその合わせてさっきおっしゃいました500万円と。その塩カルについてはね、ちょっとこれ計算に入っていませんが、500万円ということですよね、そういうことなんですよね。成果がこれだけ予算よりオーバー、毎年毎年しているのに、何でその低く予算を見積もっているのかお聞きします。
○三村睦雄 議長  建設部長
◎藤森惠吉 建設部長  予算がやっぱり余ると予算の見方が足りないと、いけないということをよく言われますので、やっぱり足りないぐらいに盛っておいて、後で補正でお願いしたいというふうに私たちは思っております。
 それから、平成13年度のときは69センチメートル一度に降りました。今回の降った雪が、先ほど議員30センチメートルとおっしゃいましたが、2月3日が26センチメートル、2月9日が16センチメートルということです。26センチメートルが解けなくて16センチメートルたまってもそこまでいかないということです。
 で、ことしはですね、私も調べてみました。それで2月だけで見ましても1日の平均気温、朝から夜まで平均気温が、1カ月の平均マイナス3.14度、1日の平均気温がプラスにいかないんですね。それでその平均気温がマイナス5度以上の日が4日、それからマイナス4度以上の日が11日、それからマイナス3度以上の日が17日と。もう一つ見ますと最低気温、これがマイナス10度以上の日が11日、11日マイナス10度以上があるということは、非常に大変なことだと。
 調べてみましたら、この間テレビでやっていましたけれども、なぜここで諏訪の方が雪が降るんだということ見てみますと、フィリピンの海上でラニーニャ現象という現象が起きます。で、ラニーニャ現象の起きたときに、太平洋高気圧が強くなって北へ上がってくると。そこにもってきて、大陸の低気圧、大陸の低気圧が寒気をもたらしてくると。で、高気圧と低気圧の、要するに大陸の高気圧の間に前線ができまして、それが太平洋側を走って上雪が降るということです。
 多い雪の年はね、やっぱりそれでいいんですが、ことしはそれなりに対応しまして、除雪総距離が202キロメートル除雪してありますので、よろしくお願いします。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 私が言おうとしていること、今みんな部長がおっしゃっていただいたんですが、私のここで言いたいことは、その足りない分は補正すると言いましたね。だけど、なかなか予算の範囲でやろうとするので、市民の要望に予算がありませんからできませんというふうに言って断っているんですよ、実際。部長だってそうおっしゃったじゃないですか。道がね、山ほどになっていて危ないから、かくのは、除雪はしますよと、除雪はみんなでしますと。だけど、その町場とかその細い通学道路とかそういうところは、雪がこういうふうに固まってしまってね、それで危なくてそれをどかしてもらいたいんだと、そのお願いに行ったら、そんなものできませんと。お金がどえらくかかるというような言い方をされましたけれども、予算の範囲でやろうという気持ちがあるんだと思うんですよね。そういうことなので、私はもう少し、この結果的にはたくさん使っているんですから、予算よりはね。予算をもっと組んでいただきたいということを要望したいと思うんですよ。
 それからこの間、富士見町のことが新聞に出てましたけれども、富士見町は予算を500万円盛ってあるそうですが、もうすぐに底をついてしまって1,100万円追加補正をしたということで、かなり二度も三度も雪かきをしたということが報道されました。これはその事情がね、その積雪の割には回数がね、除雪しなければいけない回数がふえたと。それはさっきおっしゃったマイナスになっちゃって、それで解けないと、雪がね。解けなかったんですよ。だから、その上にまた積み、またその上に積みということで、私は今考えれば、その平成12年の大雪のときでしたか、そのときに降って大変だと言ってどんどんどんどん除雪も、それから排雪もしていただきました。そんなときと同じような感覚で見ていたんですよ。ですので、その事情がね、その状況でいろいろ変わるわけなんですから、10何センチメートルしか降らなかったと、3センチメートルしか降らなかったと、6センチメートルしか降らなかったから規定どおりではなりませんという言い方ではなくて、それが積もり積もるわけなんですから、ぜひこれは特に生活道路、そして子供たちが通う狭い道路、商店街等々へはね、その排雪をぜひしてもらいたいと。
 これも御無理ということでは、トラックだけでも貸してもらいたいということなんですよね。町場は今大変不景気で、前はトラックがあったんですけれども、トラックを持っている人がいません。そういうことでね、片づけたいと思っても片づけられないんですよ。ですのでトラックだけでも出してもらいたい。あとは市長もしょっちゅう言っている官民協働と言っていますので、民も官もみんな協働して片づけていくと、そういうことをお願いしたいんです。
 そういうことでは、市長どうでしょうかね。その除雪だけじゃなくてね、その必要なところには排雪もしてもらいたいと。ただ、放送だけね、東バルへ捨ててくださいと言っても、事実上はできないんですよ。そういうことでは、これはもう本当に大勢のね、お年寄りから始まって商店から大勢の人たちの要望なんです。このことについてはどうですか。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  私どもで対策本部を設ける以外は、除雪しようとは思っておりません。そんな中で、生活路線につきましては、平成13年の大雪のときですか、平成12年度ということになろうかと思いますが、このときに一つのルールづくりをさせていただきました。そのためにですね、除雪機を各地区へ配備いたしましたり、あるいは融雪機、これは市の方で用意をしてですね、これはお貸し出しできるようになっております。今度は使われましたかね、融雪機は。前回は使っていただきましたよね。今回は使っていただきました、ああそうですか、はい、はい、ありがとうございます。
 そんな中でね、私どももそれに対して今手当てして、そして一つのルールづくりをして、これは市民の皆さんも含めまして区長にもお願いし、そういうことでやっていこうということで今決めさせていただきました。これは予算上のこともありますけれども、予算があるからこっちまでやってくれというのは、ちょっとルールの中でおかしくなるのかなと思っております。
 また、私どもでトラックを果たして公用車を貸し出すことができるのかどうなのかというのは、ちょっと私一存ではいきませんので、またこの辺はどういうふうなことができるかどうかね、これは検討させていただきたいと思っております。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 今、みんな融雪車じゃない、融雪機というのか、それも全部もう借りようと思ってもありませんので、地域で持っている人たちから借りてそれはやっているんですが、間に合わないんですよね。そういうことで安全ということが第一なんです。そういうことですので、その例外ということもその状況に合わせてありますので、その都度その都度ね、積雪が10センチメートルだとか5センチメートルだとか、そういうことを言わないで、富士見町みたいに、それの状況に合わせて5センチメートルでもやる、そういうふうなどうしてもしていただきたい。これはもう私たち市民の実感として、本当に大変危険なので、それでどうしようもない雪の山をこの歩道が歩けないということですので、見ていますので、ぜひこれは実行していただきたいんです。もう一度市長からお聞きをして、私たちも皆さんにお伝えしなきゃいけないので。
○三村睦雄 議長  市長
◎山田勝文 市長  これは何回も言ってもらって主要路線、それから除雪通常路線、それから主要と思われる路線ということで決めてありまして、それ以外は各地区の人にお願いをしていくということであります。それで、私たちの中で決めさせていただいたこと、山間部ですとか、あるいは峠、そんな幹線路線が5センチメートルから10センチメートル、それから除雪の主要路線が10センチメートルから15センチメートル、これは幹線路線ですね、それ以外の大雪にありまして、主要路線では15センチメートル以上を一つの目安として言っているということでございます。それを一つのルール化する、これは毎年このときはやってこのときはやらない、こっちはやってこっちはやらないということじゃなくて、一つのこれをルール化、市民の皆さん方とのルールで決めていきましょうということで、今、決めさせていただきまして、これに基づいて行っていくということであります。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 自然を相手ですので、ルールが決めたから、そのルールの範囲内でやるんだということは、余りにも状況に合わないやり方ですので、ぜひこれは雪の降ったときには本当に感傷的にならないんですよね。ああ、困ったな、どのくらい降るんだろうと思って身震いするほど私はいやで過ごしています。そういうことではルールに余り固執しないでね、ぜひ柔軟にやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 次に、学校での児童のアレルギー対策についてなんですが、戦後急激に増加した病気の一つが、アレルギー疾患とアトピー性皮膚炎、それから気管支炎ぜんそく、花粉症、植物アレルギーなど、今や国民の3人に1人は何らかのアレルギー疾患を持っているとされています。国民病とも言われています。急激にふえた原因は、自然環境や社会環境を含めた生活環境の変化であります。アレルギー患者に対して、国も力を入れてきているわけですが、諏訪市の小学校ではどうでしょうか。アレルギー児童に対する対策についてお聞きしたいと思います。
 一つに、アレルギー児童の実態と、その把握はどのように行っているのかということと、そして対応についてであります。時間がありませんのでまとめて言いますけれども、またどんな種類の食品がね、子供たち一番そのアレルギーになりやすいのか、もし品目があれば上げていただきたいと思います。
○三村睦雄 議長  教育次長
◎岩波文明 教育次長  それでは私の方から、特に食物アレルギーということだと思いますが、お答えいたしたいと思います。
 まず、調査をどうしているのかということでございますけれども、年度当初に家庭にまず、全保護者の家庭に調査をいたします。例えばアレルギーを起こす原因の食物名とか、始まった時期とか、アレルギーの症状等を詳しく書いていただきまして、その対応法等もわかれば書いていただく、そんなことで全保護者に調査をしております。
 次に、対応でございますけれども、実際に今度、献立表等も事前に保護者の方に配布しておき、子供の状況に応じまして除去食、場合によっては代替食を特別に調理をして提供したり、また先ほど食育の中でも自己管理ということがございました。子供たちに自分で除去をしてもらうということもやっております。また一品料理の場合は、その子供にはかわりのもの等を出すような形をとっております。
 それから、あと何でした、どのようなアレルギーになる食品ということですね、の主なものは、卵が一番多いようです。牛乳、そば、落花生、クルミ、長芋、山芋、キウイフルーツ等が主の食品です。以上です。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) 今お聞きしたんですが、児童の実態というのは全体でね、全校の中でどのくらいのアレルギーの子供がいるかということもちょっと。
○三村睦雄 議長  教育次長
◎岩波文明 教育次長  まず、これは小中学校の全部の生徒、児童数4,436人中ですね、249人、約5.6%です。以上です。
              〔「議長15番」の発言あり〕
○三村睦雄 議長  守屋陽子議員
◆15番(守屋陽子議員) かなりの子がいるので、私も初めてですが、びっくりをいたしました。対応についてですが、今、除去ということです。場合によっては代替食ということでしたけれども、除去がほとんどだそうであります。学校としてはかなりね、その二百四十何名の子供たち、5.6%の子供たちに気を使っているわけなので大変だなという、その努力には大変敬意を表するわけでありますけれども、除去をするということは、先ほどの答弁にもありましたように、栄養の面でね、かなり四大栄養素を大事にしたいという教育長の答弁が、先ほどの人のあれにはありましたけれども、その栄養が足りなくなるのではないかというふうに思うんですよ。
 それで、茅野市あたりでは代替食をつくっているということなんですが、これもかなりお金がかかる話なので、多分市長はお金がかかることやりませんよと言うと思うんです。そういうふうに思うんですけれども、これぜひやらないとね、まだ、ますますこれから国民の3分の1の人がアレルギー性のものを持っているということなので、植物も果物にもアレルギー性のものがあるという、チョコレートにもあるということですのでね、これは何とか私はしていかなければならないのではないかと思うんです。ぜひその代替食を考えるかどうかということを答弁いただきたい。
○三村睦雄 議長  教育次長
◎岩波文明 教育次長  それにかわる栄養というものは考えてやっております。で、代替食は全然出していないということではありませんで、これは可能な範囲でやっているということでございます。例えば小学校では、ある小学校では、もうきちっとかわりに出しているところがございます。以上です。
○三村睦雄 議長  これにて一般質問を終結いたします。
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○三村睦雄 議長  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
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○三村睦雄 議長  本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
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           散       会   午後 3時14分