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長野県 諏訪市

平成18年第 1回臨時会−02月08日-01号




平成18年第 1回臨時会

           平成18年第1回臨時会会議録(第1号)

         平成18年2月8日(水)午前10時30分開会

〇議事日程
 会議録署名議員指名の件
 会期決定の件
 報告第 1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)
 報告第 2号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)
 承認第 1号 専決処分の承認を求めるについて(平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第6号))
 議案第 1号 諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるについて
 議案第 2号 平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)
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               本日の会議に付した事件
 日 程 第 1 会議録署名議員指名の件
 日 程 第 2 会期決定の件
 日 程 第 3 報告第1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)から議案第2号 平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)まで5件一括議題
         ○市長招集あいさつ、提出議案説明
          報告第1号及び報告第2号 報告のみ
          承認第1号質疑、委員会付託省略、討論、採決
          議案第1号、議案第2号一括質疑の上旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員会を設置し付託
 日程追加第 4 議案第1号 諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるについて
         議案第2号 平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)
         以上2件一括議題 旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員長報告、質疑、討論、採決
               閉         会
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〇出席議員(22名)
    議 席                 議 席
     1番   木 下 忠 文        2番   宮 坂 勝 太
     3番   平 林 治 行        4番   伊 藤   武
     5番   藤 森   守        6番   小 口 和 雄
     7番   里 見 貞 幸        9番   廻 本 多都子
    10番   守 屋 陽 子       11番   小 泉 坂 男
    12番   若御子   弘       13番   水 野 政 利
    14番   浜   庄 介       15番   小 林 佐 敏
    16番   三 村 睦 雄       17番   佐 藤 よし江
    18番   原   文 明       19番   山 田 一 治
    20番   高 林 徳 枝       21番   神 澤 孝 昌
    22番   河 西 保 美       23番   今 井 愛 郎

〇欠席議員(なし)

〇欠員(1名)

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〇説明のため出席した者の職氏名
   市長      山 田 勝 文     助役      小 松 千 章
   収入役     宮 坂 敏 文     教育長     細 野   祐
   総務部長    中 村 泰 大     企画部長    伊 藤 八 郎
   市民部長    上 原 哲 夫     福祉部長    岩 波 文 明
   経済部長    小 池 政 貴     建設部長    藤 森 惠 吉
   水道局長    羽根田 正 雄     消防部長    藤 森 秀 男
   教育次長    小 松 重 一     総務課長    小 林 幸 人
   企画調整課長  宮 坂 昇 治     財政課長    菅 野 俊 明
   行政委員会事務局長
           小 口 家 立
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〇職務のため出席した事務局職員の職氏名
   局長      関   公 行
   次長      五 味   敏
   庶務係長兼議事係長
           藤 森 正 也
   主査      守 屋 行 彦
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                             平成18年2月8日(水)

               第1回諏訪市議会臨時会

                 会  議  録 (1−1)

                               開会 午前10時30分
                               閉会 午後 3時51分
                                (傍聴者  4名)

           開       会   午前10時30分
          ──────────────────────
○宮坂勝太 議長  おはようございます。ただいまから平成18年第1回諏訪市議会臨時会を開会いたします。
           開       議   午前10時30分
          ──────────────────────
○宮坂勝太 議長  これより本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち報告をいたします。ただいままでの出席議員数は22名であります。日程はお手元に配付いたしました。
 本臨時会に出席を求めたものは市長、助役、収入役、教育長及び各部長、局長、次長並びに関係各課長、局長であります。
          ──────────────────────
△日程第 1
     会議録署名議員指名の件
○宮坂勝太 議長  会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は諏訪市議会会議規則第81条の規定により、議長において藤森守議員、浜庄介議員を指名いたします。
          ──────────────────────
△日程第 2
     会期決定の件
○宮坂勝太 議長  会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期については、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。
          ──────────────────────
△日程第 3
     報告第 1号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)
     報告第 2号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めるについて)
     承認第 1号 専決処分の承認を求めるについて(平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第6号))
     議案第 1号 諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるについて
     議案第 2号 平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)
○宮坂勝太 議長  これより報告第1号和解及び損害賠償の額を定めるについてより、議案第2号平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)まで5件を一括議題といたします。
 市長より招集のあいさつ及び提出議案の説明を求めます。市長
◎山田勝文 市長  おはようございます。初めに、昨年の12月から行方不明となっておりました、高島小学校5年生堀内龍櫻君が、先月15日、遺体となって発見されました。
 堀内君の捜索に当たっては、議員各位を初めPTAや消防団、さらに一般市民の皆さんに、それぞれのお立場で連日御尽力をいただきました。大変悲しい結果となってしまいましたが、この間皆様にいただいた御協力に感謝申し上げますとともに、心より堀内龍櫻君の御冥福をお祈り申し上げます。
 それでは、本臨時会招集のごあいさつを申し上げます。
 本日ここに、平成18年第1回諏訪市議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員各位の参集をいただき、提出議案について御審議いただきますことに対し、厚く御礼申し上げます。
 本臨時会は、去る1月30日の全員協議会で報告しました、旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の諏訪市都市開発公社による取得等に関する案件につきまして、急施を要することから臨時会として招集し、御審議をいただくほか、あわせて専決処分報告、承認をお願いするものであります。
 それでは、今回提案しました各案件について、その概要を説明申し上げます。
 初めに、報告第1号及び報告第2号は、専決処分に報告についてであります。報告第1号は、去る11月5日、中洲下金子の市道54013号線において、走行中の車両が道路のくぼみによりエンジン等を損傷した事故であります。
 次に報告第2号、去る12月5日諏訪二丁目の市道1−11号線交差点において、対向車を避けるため後退した市の公用車が後方車両と接触し、相手方車両に損傷を与えたものであります。
 いずれも早急に和解して、損害賠償をする必要がありましたので、諏訪市議会の委任による長の専決処分事項の指定に基づき専決処分をしたものであります。
 続いて、承認案件について説明申し上げます。承認第1号は平成17年度一般会計補正予算(第6号)の専決処分について、議会の承認を求めるものであります。
 補正の内容は、大口納税者の所得税の更正に伴い、1月期において個人市民税についても、減額更正し、還付する必要が生じたことにより、歳出科目の総務費・徴税費の市税還付金を1,596万円増額するものであります。これにより、一般会計の累計額は185億9,089万3,000円となります。なお財源は繰越金をもって措置しました。
 日時の関係上急を要したため、専決処分したものであります。
 次に、議案第1号諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるについてを説明申し上げます。諏訪市の活性化を目指して申請した地域再生計画が、昨年11月22日付で内閣府により認定されたことを受け、地域再生計画の一つの核であります旧東洋バルヴ跡地の取得について、所有者と構想を重ねて参りましたが、今般合意に至りましたので、諏訪市都市開発公社による先行一括取得を依頼し、その後一般会計で取得することとしたところであります。
 この一般会計での買い取りに当たり、その財源を市民の皆さんを初め広く篤志を募り、これを基金として組み立てて、諏訪市都市開発公社から市が買い取る際に基金を取り崩して充てていくこととするため、諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を設置するものであります。
 続いて、議案第2号平成17年度一般会計補正予算(第7号)は、議案第1号に関連しての補正予算であります。
 補正予算の第1条については5億円を追加補正し、累計額を190億9,089万3,000円とするものであります。歳出の内容は、総務費・総務管理費に新たに旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金積立金を設け、5億円を計上するものであります。財源は特定財源の寄附金5億円をもって措置しました。
 以上で予算の第1条関係の説明を終わり、続いて、第2条債務負担行為について説明を申し上げます。内容は旧東洋バルヴ跡地の取得にかかる、諏訪市都市開発公社の借入金の債務保証を10億8,200万円追加し、22億4,200万円とするものであります。
 以上で本日提案しました案件についての説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。以上でございます。
○宮坂勝太 議長  以上をもって、議案説明を終結いたします。
 これより報告第1号和解及び損害賠償の額を定めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  これをもって質疑を終結いたします。
 報告第1号については、地方自治法第180条第2項の規定により報告のみとし、これをもって終結いたします。
 これより報告第2号和解及び損害賠償の額を定めるについての質疑に入ります。質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  これをもって質疑を終結いたします。
 報告第2号については、地方自治法第180条第2項の規定により報告のみとし、これをもって終結いたします。
 これより承認第1号平成17度諏訪市一般会計補正予算(第6号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
             〔「議長10番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  守屋陽子議員
◆10番(守屋陽子議員) 当初予算では3,000万円組んであったわけですけれども、ここでは、約半額ということなんですよね。諏訪市の企業その他の情勢だとか状況、そんな見方どうしているのか、お聞きしたいと思います。
○宮坂勝太 議長  総務部長
◎中村泰大 総務部長  市税の還付金につきまして、今回補正予算専決しましたのは、景気ですとか、そういったことではございませんで、所得に関しまして国と納税者の見解の相違があったわけでございます。納税する方は国の見解に従って一たん所得税、あるいは市税を納めたわけですが、最終的に国の方と話し合いといいますか、採決がありまして、納税者の方の言い分が通ったということで、所得税あるいは市税を納め過ぎということで、還付ということになったわけでございまして、特に企業の景気とか、そういったこととの関連での還付ではございません。以上です。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第1号については、諏訪市議会会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって、承認第1号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
 討論に入ります。討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  これをもって討論を終結いたします。
 これより承認第1号を採決いたします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
 これより議案第1号諏訪市旧東洋バルヴ工場跡地取得基金条例を定めるについて、及び議案第2号平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)の一括質疑に入ります。質疑はありませんか。
              〔「議長9番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  廻本多都子議員
◆9番(廻本多都子議員) 前回、全協でこの基金のことの説明が、議案の前に経過の説明がございました。その中で市長の方から15億円を5年かけて削減していく中で、この基金、土地を取得するお金等を返済を23年から買い戻していくというような発言があったんですけれども、そこの辺のところで、市の財政と絡めて大変高い買い物ですので、その返済計画、そういったものをお聞きしたいと思います。それでその間、土地5年間はっきり言えば塩漬けという状態になるんですけれども、そこの中で利息等を含めて5年間は返していかないという部分がありますので、その辺、利息も含めて財政計画などお聞かせ願いたいと思います。
○宮坂勝太 議長  企画部長
◎伊藤八郎 企画部長  それでは公社の先行取得した後、市の方で買い戻しの関係ですが、まず初めに東バル跡地の関係につきましては、市の方の買い戻しの関係については、今、平成15年5月に取得しました多目的広場の関係で6億2,600万円ほどあります。また今回、残りの部分一括所得します関係が10億円という組み立てになってございます。したがいまして、16億2,600万円、これについて一般会計での買い取りということになります。
 全協のときにも報告申し上げましたが、行財政改革の関係が22年度までありますので、この土地の買い取りにつきましては、平成23年度以降ということで、今後の行財政改革の実施をした後財政状況を考慮し、財政推計を見直す中で計画的な買い取りを行っていきたいと、そのように考えています。
 それから、利息のことでちょっと触れましたので、この公社の関係、今度一括取得にかかわる分ですが、年間約1,000万円ほどの利息がずっとかかっていきます。したがいまして、平成22年度までは、約4,600万円ほど利息がありますし、また多目的の関係の6億円にかかわる部分も利息があります。したがって、この分も含めて23年度以降の計画的な一般会計での買い取りの段取りにしていきたいと考えているところです。以上です。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  藤森守議員
◆5番(藤森守議員) 今回のこの旧東バル跡地の取得問題については、市民の皆さんの中からも、非常に発表からきょうの議会まで短期間ということなんですが、いろんな意見ございます。すわっこランドの40億円の投入に続く今回のこの総額21億円という、この巨額の投資に対して、多くの税金とそれから寄附金が投入されるということになるわけですが、市民からは、市は非常に財政がこのように厳しいんだと、だから10%シーリング、こういったものを今現在行って、さらに第4次行財政改革プログラムが発表されて、5年間で15億円を、これ削減していくんだということが発表されているわけですが。そうした中で市民に対していろんな痛みを、これからの5年間求めながら、その一方で21億円という巨費を投じてこれを買っていくということに対して、非常に驚きと、それから不満や不安の声も上がっているわけです。
 こういうように市は、財政が今厳しいんだと言いながら、この取得をしていくという上での、全協でも少し意見が、質問がありましたが、この整合性について、市長はどのように考えているのか、この点まず一つお願いをしたいと思うんです。
 それと、あと具体的な問題でもちょっとお聞きしたいんですが、一つは宅地分譲の点です。この宅地分譲の部分を3億5,200万円で買うということですが、これは将来宅地分譲をしていく上では、道路計画がどうなっているのかと、あの中に道路を通さなきゃいけませんよね。だから道路計画と、それから住宅地、これを何戸分譲していくのか、そしてその場合の分譲価格というものはどうなっていくのか、この点についても市民は非常に関心を持っておりますので、その点をお聞きしたいと。
 それから、もう一つあるんですが、この計画の中で寄附になる部分ですが、道路部分の寄附ではなくて中浜線から入っていく点での市所有と、それから民間所有と、こういうように分かれている寄附の部分なんですが、これは市に寄附がされるというのは、これはわかるんですけれども、もう一つ、このB区間の民間所有417平米、126坪。これはどうして民間が所有をする寄附分になるのか、この点一つわかんないんです。民間から民間への寄附っていうのは、一体あり得るのか、民間から民間へ土地が移れば、それは金銭が伴わなければ譲渡というふうに考えるのが普通なんですけれども、こうした寄附行為が一体なされてよろしいのか。そしてそれが法的にもしいいということであれば、何のためにここを民間所有にしていくのか、この点についてもお聞きをしたいと思うんです。
 それと全体的な面で見ますと、将来この土地の価格が一体どうなっていくのかという点があります。一つ考えてみますと日赤が坪58万円という、この間の説明がございました。そういう中で今回11万9,400円ですか、という坪単価になって、これはこの額面だけ見ると非常に安いと思うんですよね。路線価をも下回るこの安さであるというふうに認識してます。これは今までの交渉の経過で、この金額に落ちついたということですけれども、その交渉経過の中で、これだけ安くしてきた、できてきた、それで双方が合意に達したという、そこら辺の真意といいますか、深いところでのその一致した模様についてお聞かせを願えればありがたいなというものがあります。
 それと同時に、この土地の価格、将来どういうふうになっていくと見ているのか、この点についてあわせてお願いをしたいと。幾つかお聞きをしましたけれども、よろしくお願いします。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  初めに、行革との関係ということでございますけれども、私ども歩くときには、足元ばかり見ていると方向を失います。そうして遠くばかり見ていると、つまずいてしまいます。でありますから、近くを見ながら遠くを見るということが、一つ大切ではないかなと私は思っております。でありますから、行政につきましても今足元を固める、行革はどんどん進めなければいけない、しかし、10年、20年たった時に、その方向性、今やらなければいけないこと、チャンスというのは回ってきませんので、このときにやっていかなければいけないことということで、決定をさせていただいたということであります。もし、このチャンスを逃すのであれば、諏訪市の中の駅前から始まりますほとんどの商業、これがかなりの打撃を受けるだろうということは、もう予想されるところであります。その辺も考慮いたしまして、決定させていただいたということであります。
 これは、将来のために必ず諏訪市民のために役立つ場所であるということで、決定をさせていただいたと。しかし、そのためには行政改革に従いまして、健全財政を進めていかなければいけない。その健全財政を行えるのが大体23年くらいまでは、少し厳しい時代が続くでしょう。その後は大分先が見えてまいりますので、その中で買い取り、引き取りをという可能性が出てくるんではないかということで、お話をさせていただいたところであります。
 そして住宅分譲につきましても、もし市民の皆さんから、私どもで予想している以上の御寄附が集まれば、住宅分譲もしなくても済むわけであります。要するに足りない分を住宅分譲しながら、その基金に充てていかなければいけないという策でありまして、こちらのあと細かい分は、部長の方からお願いをしたいと思っております。それから、民間への寄附の方も部長の方から。
 それから価格の交渉でありますけれど、これは私どもがやらなければいけないというのは、できるだけ安くお譲りいただく、これは今まで諏訪市が旧東洋バルヴに対しましては、いろんな御支援を申し上げてきました。これは文化センターを購入したり、あるいは配送センターを引き受けたり、そして今回の、その前には15年に行った土地を購入したりということで、今までの総額となると、かなり大きな総額を私どもは旧東洋バルヴのために用立ててきたつもりでありますと。でありますから、今度は諏訪市の貢献を認めていただきたいというお話をしてまいりまして、そしてまとまった価格が、今の価格ということでございます。
 私どもも一生懸命やりましたし、またそれから地主の方も、それに見合う、あるいは思い切った価格を出していただいたものと承知しているところであります。ただ、一般的に言われておりますのは、今の価格がどうも下げどまりであろうということを言われています、通常にですね。近隣では30万円というような話しもでているところであります。これからどう推移していくかというのは、ちょっと日本の経済との関係があって、私経済学者ではございませんので、何とも言えませんが、多分、この今が下げどまりではないかなというようなことを、一般的に聞いている状況でございます。後は部長の方から答えさせていただきます。
◎宮坂勝太 議長 企画部長
◎伊藤八郎 企画部長  それでは宅地分譲の部分でありますが、私ども3億5,200万円での取得の後、宅地分譲で企画部内で試算はさせていただきました。道路の用地、また住宅宅地造成、あと公共施設、下水道、水道等の新設等、公園用地、大規模開発になりますので、公園用地の緑地の確保等やった関係では、住宅地32区画で、分譲価格23万円から25万円程度で行けるだろうということで、宅地分譲の計画を立てたところでございますが、具体的にはこの一括取得、公社での先行取得がお認めいただければ、18年度に宅地分譲についての基本の計画、これをコンサルに委託して計画を立案して、その後、具体的に住宅の造成工事に入っていくという段取りになります。
 次に、寄附の関係ですが、中浜2号線から入っていくところですが、昨年来、地主のNBIと民間プロジェクトの方と交渉がされておりました。したがいまして、その中で、この東バルの一括取得については、民間の方でのやっぱり思いもありまして、その寄附を募ったり、いろいろしていく中で、民間としてものづくりの、あそこに記念碑がありますが、そこの周辺については、この公園的なことに、ぜひ民間でもしたいという思いがNBIの方に伝わったところです。
 したがって、NBIの方もそういう申し出であれば、民間の方に寄附を考えようということで検討していただいた結果です。これは民間から民間の寄附ということではありませんので、これは無償譲渡ということになります。税法でいけば土地の譲渡ですので、譲渡益はみなされてこれは課税されることになります。そんな理由から、あと残りの部分については、市の方への寄附ということになったところですが、入り口部分についてNBIの方も、民間の方の意向を組み入れての結果です。以上です。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
             〔「議長17番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  佐藤よし江議員
◆17番(佐藤よし江議員) この旧東バル用地の取得に関しては、昨年の3月議会に10億の債務負担行為ということで議案として出されまして、その折りには、FDPの中心のプロジェクトで、諏訪市としては公益性を認めて10億は債務負担行為をして、諏訪市ではそのお金を出していきたいというような話で、目的とかその内容について、はっきりされていないんだけれども、公益性の部分で諏訪市でも必要だろうということで、議会が通っているという認識でおります。
 今回提案されました議案の内容については、その時点ではFDPの計画が中心ということで、FDPの方で計画がまとまっていないので、議会にも発表されない、またできた時点で発表するというようなお話だったと思います。でも、今回は諏訪市が一応全責任を持って取得するというふうに根本的に変わったんではないかと私は考えます。それで、今回その急な土地を取得するということで、交渉ごとですので、この議会に今の時点で、その全部の計画なり目的を公表しろというのは、ちょっと無理があるかなあとも考えますが、市が責任を持って買い取るということで、その全体像については、市としてはいつごろまでに公表できると考えているのか。
 それで今後、昨年の3月のときには、計画が進む時点で議会にその都度報告していくというお話だったんですが、1年間報告がなかったように記憶しております、その計画については。今後はそういう点については、FDPが中心ではなくて、市が責任者となるわけですから、報告がされるのかどうか。
 それから基金条例をつくって、基金を公募していくわけなんですが、その公募して集めていく段階で、その概略の計画はその前に公表されるのかどうか。
 最後に、そのFDPが当初、去年の3月の議会の時点では、計画の中心というお話だったんですが、今の時点ではその計画も公表されていない段階で、諏訪市が責任を持ってすべて買い取るということで、FDPの位置づけは今後どうなっていくのか。そういうことについてお尋ねします。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  まず価格交渉の経過については、過日もお知らせしたとおりでございまして、民間団体から諏訪市の方へ移行していただいたということでありまして、1カ月、お正月を挟んで1カ月間にすべてを決めなければいけなかったという状況でございます。これを失うと、諏訪市のほかに対する影響が非常に大きい、その辺を加味いたしまして、決定をさせていただいたということであります。
 今後ということでありますけれど、今、私が考えているものは多分あると、持っておるわけであります。皆さん方もそれぞれあそこの土地を何回か訪れたときに、これがいいんではないか、これがいいんではないかということを持っていると思っております。そして今回の都市計画再生の国の方の認定を受けました部分につきまして、過日も申し上げましたようなものづくりですとか、あるいはいろんな観光面ですとか、その融合的なものは、一つのテーマに上げられるだろうと、大きな枠組みというのは、その中で表現させていただいているところであります。
 いずれにいたしましても、非常に関心のあるところでありますし、場所的に私はかなり発展性を持った場所だと思っております。これから何らかの形で、これが通りました後、プロジェクトチームか委員会等々を、ある構成のメンバーにお願いをいたしまして、立ち上げてまいりたいと思っております。
 そして市民の皆さんには、ある時期に中を全部ごらんいただいて、そしてその後、皆さんからどんな使い道があるだろうかというところの募集をしてみたいと考えております。いずれにいたしましても、その後、すぐにできるというものではありませんので、これはじっくり時間をかけて、私は進むべきであろうと思っております。
 そして時代が、今大きく変化をしておりますので、あまり大きいものは、私はもともと建てようとは、小さいものを幾つも、それが寄ることによって何か大きな可能性が生み出せる、そんなものをあらかじめ市民の皆さんにも御提供していただきながら、そして主体となるのは、あくまでも民間であるということであります。そんなところを御説明しながら、どんな可能性があるだろうかということで進んでいきたいと思っております。
 それから、FDPにつきましては、今までずっと交渉していただいた経過がございます。かなり努力をいただいたということでございますが、今回はその合意に至らなかったということで、残念でありましたが、今後その土地、建物について、ぜひこういう方向で使っていきたいというような御提案もいただいております。
 ただ、諏訪市の方向といたしましては、これからの土地利用もそうですし、あの建物についても、やはり多くいろんな方々に投げかけながら、そしてその公募をしながら、その中でどれが一番いいのかということで決定をさせていただきたいかなあと思っております。ですから、もう少し時間が、その寄附に間に合うということにはならないかなと思っております。時間いただきながら、順序立ってこう進めてまいりたいと思っているところであります。
             〔「議長17番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  佐藤よし江議員
◆17番(佐藤よし江議員) 計画とか目的とか、今後の進め方については、大体理解できました。それでFDPとの関係について、もう一度突っ込んでお尋ねしたいんですが、当初の3月の時点では、民間のFDPのプロジェクトが主体で、市は公益性を認めて、ある程度それに協力するという形だったと思うんですが、今回は市が主体で、そのFDPなどのプロジェクトは、その他の民間とか、一般市民とかも同列で、その今後の計画をやっていくという意識でよろしいのかどうか。市が主体となって、今後も計画は発表されて何も聞いてはいないんですが、その計画は今までどおり進むのか、その市とFDPの両者の位置づけについて、もう一度済みません、お尋ねします。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  今までの交渉の中では、いろんなやり方が模索されてきたわけでありますけれど、結果的におきまして、市が一括取得ということでございますので、すべてが市の所有になります。でありますから、すべて市のコントロール下に置かれるということになろうかと思います。でありますから、いろんな団体がもし名乗り上げてきたときに、その中で一番いい条件のところが、そのお貸ししていくというか、そこにお任せしていくような形になるんではないかなと想像しております。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
             〔「議長23番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  今井愛郎議員
◆23番(今井愛郎議員) 市長にちょっとお伺いする前に、二、三点ちょっと経済部長と、税務関係のことでお伺いしたいんですが、市長はこれの購入に当たっては、メッセの開催の維持ですとか、商工業に与える影響が非常に大きいということを話されてますが、経済部から見た場合に、その辺が実際はどうなのか。メッセの経済効果ですとか、それによる受注効果等々を考慮する中でどうなんかということを、まずお伺いしたいことと、それから、あれは広大な土地でして、2万5,000坪くらいの土地ですね。それから建物が1万3,500坪ということの中で、実際、これは民間が持っておられれば固定資産税というものが入ってくる形になると思いますが、これが全部という概算で結構なんですが、これがもし民間だった場合、どの程度のものが本来であれば市に入ってくるのかということ、その点について、2点まずお聞かせいただけますでしょうか。
○宮坂勝太 議長  経済部長
◎小池政貴 経済部長  工業メッセについての御質問でございます。もう既に議員も御承知だと思いますけれども、昨年4回目の工業メッセが、あそこの会場で開催されました。来場者、出展者も年々ふえてまいりまして、昨年の来場者で言いますと、前年に対して30%増の2万3,100人の来場者がございました。そういう意味からも、諏訪圏工業メッセに対する注目度は、ますます年を経るに従いまして、高まっているものというふうに感じております。
 次に、受注状況ということでございますけれども、長野経済研究所が調査をしてございまして、受注状況、商談状況の関係でございますけれども、出展者の7割の企業が商談があったというふうに言っています。そのうちの25%の企業が、1企業平均2.6社ぐらいからの新規の受注を獲得したというふうな結果が出されております。
 また、経済効果でございますけれども、来場者の宿泊、飲食等の消費額は約7,167万円ほどございました。出展者、それから主催者の経費を合わせました全体では、5億4,800万円の直接の経済効果がございました。
 こんな意味からも、工業メッセは宿泊や飲食への波及効果など、地域の一大イベントとして、地域に大きな貢献をもたらせているものという調査結果がでております。また、出展企業たちがそれぞれ商談が進むにつれまして、さらに大きな間接的な経済効果も、諏訪地域にもたらされてくるものではないかというふうに考えております。以上でございます。
○宮坂勝太 議長  企画部長
◎伊藤八郎 企画部長  それでは固定資産税の関係ですが、年税額で約2,300万円ほどとなっております。以上です。
             〔「議長23番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  今井愛郎議員
◆23番(今井愛郎議員) それでは市長にお伺いします。今、経済部長の方からお伺いすると、メッセの開催された5億4,000万円くらいですか、5億5,000万円くらいという多大な影響、それプラス間接的効果、これは確かに大きな効果だと思います。それから、逆に民間に売っていれば2,300万円くらいの固定資産税の税収があるという中で、それでも必要だという強い意志というものが、ちょっとまだ私は感じられないんですけれど、これだけ5億円という数字だけではないものがあると、個々の売り上げにも貢献しているだろうと、これは工業だけなんですが、それに商業に与える影響というものは、この2,300万円ですとか、例えばさっきちょっと金利の問題がありましたけれども、後年度負担させる1,000万円単位の金利に変えられないものなんだというふうに市長は思って、そういう決意をされたのかどうなのかということを、まずお伺いさせていただきたいのが1点と。
 それから一つ寄附金がもし集まらなかった場合ですね、どうされるのか。もっと言えば、市長はその寄附金の集め方にどのように関与されていくおつもりなのか。5億円ですか、これについてはこの間の話ですと、念書というか、一筆入れていただいている部分があるというふうに聞きますけれども、それでも足りない3億の部分について、じゃあ市長はどの程度そこに熱意を持って行かれていくのか、その辺の御見解をお聞かせいただけますでしょうか。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  まず民間の所有になれば、かなりの税収が上がるということも予想ができるところでありますけれども、ただトータル的にやっていますと、それにはかえがたい私は場所だと思っております。それ以上の、市が持つことによりまして、先ほど言われましたようなさまざまなものを全部包括しても、そちらの方がかなりのメリットがあるということで、私はぜひともここで市が購入していきたい場所であると思っております。
 そして、これから皆さん方にお願いをしていかなければいけないわけでありますけれど、私の方から、事あるごとに話かけていきたいと思っております。それからまた圏域の皆さん方、諏訪圏域の皆さん方にも、これもまたお願いしていかなければいけないことであろうと思っております。さらに、この圏域を離れまして、諏訪出身の皆さん方、非常に多くの皆さんがおられるという話し聞いておりますので、そちらの方へも足を運びながら、また進めていかなければいけない話だと思っております。
 いずれにいたしましても、達成まで本当に一生懸命頑張っていきたいと思っておりますし、また御理解いただけるような、そんなものを持ちながら、私は進んでいかなければいけないと思っております。でありますから、何にしてもそのお金だけは達成したいと。もし何年たってもだめだということになりますと、またその時点で次の手を考えていかなければいけないと、その時の事情が、状況がどう変わっているかで、かなり選択肢がまた出てこようと思っております。そのときはまた御相談させていただきながら、次の方策を考えていかなければいけないことだと思っております。以上であります。
              〔「議長23番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  今井愛郎議員
◆23番(今井愛郎議員) 市長の方からぜひとも必要だという、将来においてということですので、ぜひそれは私もそう思いますから、その中でやっていただくことは結構ですし、寄附も積極的にやっていただけるということですので、ぜひそれはお願いしたいです。
 ただ1点、ちょっとお伺いしたいんですが、先ほど分譲の話も出ているところで、何か来年ですか、来年か再来年くらいには、そのプロジェクトを立ち上げたいということだったと思うんですが、その寄附が、市長は集まればさっき買わない、その分譲もなくなることもできるという中で、それはもう同時並行でやっていくおつもりなのか、その寄附というのはある程度たたないと金額が出ないわけですよね、いつになるかわかりませんけれども。それは出てから、やっぱその分どうしても足りないから、じゃあ3億を分譲しようというお考えなのか。もうまず分譲ありきで、プロジェクトをさっきだれかに委託するという形、当然委託すれば委託料が発生するわけですよね。その様子を見る前に構わず、一応予算立ての中ではそういうことをしている以上、先行してやっていくおつもりなのかという、そこの1点だけお伺いしたいと思います。
 ぜひ市長については、先ほど言われたように寄附も含めて、それで夢も何点か語っていただいていますけれど、やっていただく中でお願いしたいと思いますが、そこだけちょっとお聞かせいただいてよろしいですか。
○宮坂勝太 議長  企画部長
◎伊藤八郎 企画部長  それでは住宅分譲の関係ですが、これは公社の住宅分譲のプロパー事業として対応するということになりますので、都市開発公社の事業の中で、住宅分譲に向けての基本計画、これについてコンサルに委託して、まずきちっとした、この資金の手当てができるのかどうか。これを確認しておきたいというように考えているところです。以上です。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  藤森守議員
◆5番(藤森守議員) 一番最初にお伺いしました行革との関係では、近いの遠いのというようなことで、よくわからん答弁でしたけれども、市長は市民の中にそういった、すわっこランドからつながってきている大型公共事業に対する市民の皆さんの声、不平や不安や不満というものが、実際にあるわけですけれども、その声をお聞きになっているかどうか、この点を一つお願いしたい。そして、それに対してどう思ってらっしゃるか、これも一つお聞きしたいと思うんです。
 それと、あと市民の皆さんの関心は、東バル跡地を取得した後の利用というものが一体どうなるのかという点、非常に関心が高いんです。21億円で議決されれば買っていくというわけですから、非常に大きな投資になる。それが今までの中では工業メッセというものがはっきりしているだけで、あとは市長この前の全協では、私の夢を語らせていただければということで、幾つもの夢を挙げられましたけれども、これは夢の段階ですよね。それでまず市民の皆さんの税金で買うという点が出てくれば、これはもう市民の総意の中で、跡地利用を考えていかなければいけないというのが当然です。それと同時に寄附も募っていくということであれば、これはなおさら市民の皆さんの総意を生かして、跡地利用を考えていかなきゃいけないわけですが、問題はその市民の皆さんの参加や意見がどのように生かされるか、そういう場所をどのように設けていって、それが担保されるかと。市民の皆さんの声を生かす、その機構がどのようにつくられるかという点が大事なわけです。
 今、佐藤議員の方からも、FDPとの関係でどうなんだということありましたけれども、これは寄附の金額が多い少ないで決まる問題ではないと思うんですよね。市の税金を投入する、それから民間の募金も受け入れるという点では、市民の皆さん一人一人が同じような権利を持って、同じような夢を語る、そういうことが必要だと思うんですけれども、その点での、この跡地利用のための機構というものをどういうふうに考えているのか、この点を明らかにしていただきたいと思います。
 それと、廻本議員が質問した買い取りの件ですけれども、私どももうちをつくったり、土地を買ったりするときは、何年据え置きで、それからあと何年かけて返していって、その時の間の金利は、その間の幾らでという計算を、個人の住宅でも土地の売買でもしますよ。これだけの金額で先ほどの部長の答弁では、23年以後計画的に買い戻していくんだという、その計画的という答弁だけですよね。これはもっとはっきりさせていただきたい。なぜならば短期間でやろうとすれば、その金額は毎年の負担というものは非常に大きく、大きいものになっていくわけですよね。長期で買い戻すということになれば、その間の利息、簿価というものは膨らむ一方のわけですから、これは最終的には税金で、一般会計で買い戻すということですから、ここら辺のところをはっきりさせてもらわなんで、それで認めろというふうに言われても、それは市民の皆さんは困るわけですから、そこら辺の計画を、もっとはっきり出していただきたいということをお願いします。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  市民の皆さんの声ということで、かなり価格交渉で難航しているというような情報が市民の皆さんのところには行っているかと思っております。それが、ここに来て決まってきた。その間に私のところに入っているのは、やあ市長頑張れやあと、あんなもの買っていけと、おれ応援するでと。どういう応援かちょっとわかりませんけれども、買っていけという方と、やあ民間でショッピングセンター、でかいショッピングセンターできればそれでいいんじゃないかと。そのかわりショッピングセンターができたら、駅前はつぶれちゃいますよ、別につぶれたって、そこのショッピングセンターできた方が活性化になるんじゃないのと、こんな方もいます。ですからその辺はいろんな話が入っているわけですけれど、私は総じて、やはり将来のためにここは確保しておくべきであろうというような、今そちらの方が非常に多いと思っております。これは近隣の方々に聞いても、やはり行政として確保しておくべきだろうというようなことを言われていますので、私はそれが必要ではないかなと思っております。
 それから、今建物がございまして、工業メッセのときも見てごらんになっていただいたとおり、非常に多くの駐車場が要るというのが事実であります。あと利用ということになってきますと、それをやはり今の建物、建屋を中心とした何かやるとなると、やはりかなりの駐車場が必要になってくるということがあります。ただ駐車場を分散するという方法もあるわけでありますけれども、現在のところそんな利用方法が考えられるかなと思っております。
 そして、やはり市民の皆さんの総意に基づいて、皆さんにお願いしているわけですから、それを一つまた集約していきたいと思っております。そしてこのプロジェクトを結成して、やはりこれはいろんな民間の団体の方々、それぞれにお集まりいただきまして、例えば資金はどうするのか、そして開発、開発というか、何かをつくっていくときにはどういう規制をしていくのかとか、将来的にはどこら辺を目指していくのかと、そういうものを一つ、そこで集約していきたい。その中に多くの市民の皆さん方のアイデアを募集していきたい。そして、それが現実性があるのかないのか、あるいはそこに対して、これは非常に魅力的な考え方であるとか、ある程度の裏付けのものもあるのかどうかというようなことでやはり考えていきたい。でありますから、来年度早々には決定していくということではなくて、私は時間をかけながらその意見を集約し、そして一つの総意というものをまとめていきたいかなあと考えているところであります。
 それから土地開発公社の方でございますが、23年度以降に余裕が出てくるということで、多分過去の決算書を見てもらえばわかると思いますけれども、実は諏訪市でも12年、13年のくらいですか、数年にわたりまして3億円から5億円ぐらいで都市開発公社の分の土地を引き取ってございます。あの余裕があるときはそういうことができるわけでありまして、例えば今16億数千万円ということでありますれけれども、余裕のあるときはかなりの額を引き取ることができるだろうと思っております。ただ、これが5年、6年後になりますので、その状況を見ながら踏まえていかないと、間違った方向になってしまう。今そのところを幾ら、幾らでやるというところまで、ちょっとシミュレーション的にはできませんので、それはお約束しながら、23年度以降には引き取っていけるでしょうという可能性は、市民の皆さんに御安心していただくという意味で、できるんではないかなと、私は思っております。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
             〔「議長10番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  守屋陽子議員
◆10番(守屋陽子議員) 今の市長の答弁について、ちょっと違う角度から質問したいんですが、跡地利用については、確かに市民の方々は、跡地利用の使い方によっては、あれを買っておいた方がいいんじゃないかと、そういう意見が大分あるように、今市長が聞いたように、私たちも聞いてみました、よくこまめに歩いて聞いてみました。しかし、その跡地利用がそのプロジェクト、今考えているプロジェクト、委員会等をつくっていくということなんですけれども、最終的には市長の決断なんですよね。そのときに、その跡地利用について、私たちは先日も予算要望の中で言いましたけれども、この土地を本当に市民のために使うには、やはりその福祉だとか、市民がそこへ行って安心して暮らせるようなもの、楽しめるようなもの、教育的なもの、そういうものを中心にお金を使いたいということを要望いたしました。そういう中で、この跡地というか、この10億円という大金、20億円という大金を出すわけですから、これを市民が負担をしていくということなんですけれど、この市民の負担とのかかわり合い、そのことを大変心配しているんですよね。一つには。
 そして、もう一つには、この本当に市長は福祉みたい的な、福祉村みたいなものをつくれば一番いいなんていう意見もかなりありまして、私も大賛成でした。そういう村のようなものだったら、本当にいい村になりそうな想像や夢が出てきましたけれども、そういうところの中で、やはり市民参加というものの、さっき藤森議員も言いましたように担保、そして市長の決断、それでこれを市民に振りかけていくのか、税金をどういうふうに振りかけていくのか、まだシミュレーションができていないというので、私はこのシミュレーションをぜひお聞きしたいと思ってきょうは来たんですよ。その23年以後のシミュレーションはどうなのかというふうに、この東バルの返済金をどういうふうにするのかと。そして長ければ長いほどその利息が1,000万円かかる、年間1,000万円かかるもんですから、そういうことのあとでの買い取り、そういう等々を非常に心配しているわけですので、そのときの市民に対する、その一方では20億円、一方では市民のサービス、それから値上げ等々をしていくのかどうか、そこら辺のところをはっきり市長の腹をお聞きしたいと思います。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  いろんな今言われましたように福祉関係、それから教育関係、あるいは環境の関係、そんな関係で、それぞれの方々の私は夢が膨らむ場所であろうと思っております。ただ、福祉関係と言っても、大きなこう福祉センターみたいなのをつくって、その中にみんな入れてということではなくて、小さいものが寄り集まった中でという考え方で、私は出していただけばよろしいかなと思っておりますし、やはりこれは今から市民の皆さんにもお願いをしていかなきゃいけませんが、そういった公募をして、これどのくらいの期間がかかるか、よくわかりませんけれどもしながら、一つの集約を図っていきたいとは思っております。でありますから、今後市民の皆さんに必ずお聞きしますので、ぜひ今からアイデアを練っていただきたい。それでアイデアというのは思いつきはアイデアじゃないと言います。思いついたものを心の中で温めて、それを出してきたものが本当のアイデアと、こんなことをよく聞いておりますので、やはり時間をかけながら、私はこれから進んでいかなければいけないと思っております。
 それから財政シミュレーションにつきましては、もう皆さん方のところに23年度以降、ずうっと上向いてきますよ。それから基金が大体たまってきますよというシミュレーションがありますね。その基金のたまってくる部分を使いながらやっていくと、割と比較的一般財源をあまり窮地に落ち込まないように、そこを解決できるであろうというシミュレーションを出しているかと思います。ですから、その部分を使いながら、基金の上がっていく分を、それならその分を引き取っていきますということで御理解いただけたらなあと思っております。
             〔「議長10番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  守屋陽子議員
◆10番(守屋陽子議員) 市長の腹の中を聞きたいと言うことは、その一方では20何億円をかけて、これからシミュレーション、財政への影響力、市の財政への影響力、かなりかかると思うんですよね。そういうことを市民の負担にしていくのかどうかと、市民が今いろいろなことを望んでいると、この景気の悪い中、それから国の悪政の中で、いろいろな税金上がったり、それからいろいろな苦しい生活とか、格差なんかの問題も出てきていますので、そういうものへの負担、市民に負担をかけていくのか、それとももっと違った努力をしていくのかということを、負担をかけないでいくのかということを、ちょっとしっかりお聞きしておきたいと思います。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  一般財源で買っていくという、買い戻していくということでございますので、当然市税がその中に含まれておりますし、交付税が含まれてこようとも思っております。交付税というのは国民のお金ですよね。それから市税というのは市民の方々からいただいたお金。そんなものが全部含まれて、その中で余裕を見出しながらやっていきたいということです。
 その余裕というのはどこから持ってくるかというと、財政計画、行革の中でのシミュレーションを今組み立ててありますので、それを実行するとことによって、将来的な余裕を生み出していこうということであります。ですからこれから新たに、そうしたら1人幾らずつちょうだいよということではございませんで、今のシミュレーションの中で、今やっている行革の中で進めていって、それから将来的な23年度以降の余裕が出てきた、その部分をそうしたらそれで引き取っていきましょうという話でございます。ですから、これ困ったから1人10万円ずつ集めてとかということじゃございませんので、この辺だけは御安心いただきたいと思っております。
             〔「議長10番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  守屋陽子議員
◆10番(守屋陽子議員) ちょっとくどいようですけれども、そういう集め方をするというふうに聞いていたわけではありません。市民にその負担をかけるということです。負担をかけるということは、サービスを減らしたり、それから今そのいろいろ行革の中に出ている保育料を上げたり、長時間保育料を上げたり、批判になっているそのプールを廃止したり、学校プールの廃止をしたり、そういうことになるのかどうかということなんですよね。
 1人1万円ずつ下さいということじゃない。夢は確かに私も本当にあそこをどういうふうになるのか、夢みんな持っていると思います。ですけれど負担を市民にかけられていれば、それでは考えなくちゃいけないと、そういうふうに言っている人たちもかなりいるわけなんですよ。あれは欲しいんだけれど、市民にその分こうにかけられたらとんでもないことだと、そういうことを思っているわけですので、今余裕を出して23年のその財政シミュレーションの中で余裕を出していくような、お金の使い方をしていくというふうに、私は税金の使い方を上手にしていくというふうに解釈しているわけなんですよね。だから、そういうことで市民に負担をかけていかないんだと、そういうふうに解釈しているんですが、よろしいでしょうか。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  この今、きょう出ている東バルのものとは、私は無関係だと思っております。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
             〔「議長12番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  若御子弘議員
◆12番(若御子弘議員) 済みません、1点お伺いしたいんですが、1万3,500平米の建物の価値を市長はどのようにお考えなのか、そこだけ1点。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  よく日本の中でも小樽ですとか、それから横浜ですとか、そんなところで倉庫を使いながらというものがございます。ただ、やっておられるのはほとんど民間であります。やはり民間の力というものは、こういうところで生かされなければいけないと、私は考えておりますし、公共が持つことによって非常に使い道が悪くなっていく、これはもうお話もしてきたところであります。ただ、持つということは、それを例えば行政がずうっと保持するということは、かなりお金がかかることであります。これは私はある程度のものが民間の中で解決していただけたらなあという、それは希望を持っているところであります。
 ですから、今建物が現に残ってきているわけでありまして、これがあれだけ大きな建物はないというのは、また事実であります。この近隣ではですね。でありますから、あとどうやって使っていくのか、そうして、それからそれが収益をどのように生んでいくのか、そしてそれが市民の皆さん方にとっては、ああよかったなと言われるような使い道でなければいけないと思っておりますし、何かそういうようなものを、これから模索していかなければいけないと思っております。これが本当に我々行政が、市が取得したわけでありますけれども、これだけではもうできない話であります。民間の方々に大いに気張っていただいて、これで行けるはずだというのが、この辺はこう使おうとか、そんなものを出していただきたい、それを期待しているところであります。
 ただ言えますのは、先ほど言いましたように、これだけ大きな建物はもうつくれませんし、ここには、この近隣にはないということであります。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
             〔「議長11番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  小泉坂男議員
◆11番(小泉坂男議員) それじゃあ1件だけお聞きしたいんですけれども、この事業については、市の主導ですべて進めるということですから、それはクリアしているというように思いますけれども、いずれにしてもこの資金については、寄附をいただくという形で、5億円大口もありますし、小口のあれもありますけれども、それが特定の形でその作用をしないかどうかということを、この点について、当然市のサイドで計画をしていくということですから、ないと思いますけれども、そういう、そのいただいた寄附に対していろいろ対応する部分があるのかないのか、もう一切クリアした形で、市の事業としてやっていくか、その辺だけちょっとお聞きしておきたいと思います。
○宮坂勝太 議長  市長
◎山田勝文 市長  これから寄附をお願いしていくわけでありますけれども、諏訪市長山田勝文でやっていかなければいけないと思っておりますし、寄附の対象としては、全部が諏訪市ということになってこようかと思います。そして私は何かの形で、せっかく御寄附いただいた皆さんの名前を、後世にやはり残していく必要があるだろうと思っています。孫を連れて行ったときに、ほらおじいちゃんの名前ここにあるぞと、こう名前が大きいほどいいんだよと言えるような、そんなところが本当に浄財でございますので、それは諏訪市の未来のために出していただいたんだということであります。これは諏訪市全部コントロールの中でやっていきたいと思っております。
             〔「議長11番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  小泉坂男議員
◆11番(小泉坂男議員) そういうことであると思いますので、いいですけれども、特定ないわゆるこういう寄附したから、こういうことをさせてくださいというような、そういうことについても、完全にクリアをやっぱししていくのかどうか、その点ちょっとお聞きしたい。
◎宮坂勝太 議長 市長
◎山田勝文 市長  私は、そういうことだと思っておりますし、それは段取りをつけながらやっていきたいと思っております。
○宮坂勝太 議長  質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。議案第1号及び議案第2号については、議長を除く議員21名の委員で構成する旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって本件については、21名の委員で構成する旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定いたしました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員会の委員の選任については、諏訪市議会委員会条例第5条第1項の規定により、議長宮坂勝太を除く21名の全議員を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました21名の議員を旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。
 なお、お諮りいたします。ただいま旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員会に付託いたしました議案第1号及び議案第2号については、議会規則第44条第1項の規定により、2月8日に審査を終わるよう期限をつけることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって、議案第1号及び議案第2号については2月8日に審査を終わるよう期限をつけることに決定いたしました。
 この際、暫時休憩いたします。
           休       憩   午前11時37分
          ──────────────────────
           再       開   午後 3時30分
○宮坂勝太 議長  休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りいたします。議案第1号諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるについて及び議案第2号平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって議案第1号及び議案第2号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
          ──────────────────────
△日程追加第 4
       議案第 1号 諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるについて
       議案第 2号 平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)
○宮坂勝太 議長  議案第1号諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるについて及び議案第2号平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)を一括議題といたします。旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員長の報告を求めます。旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員長
◎伊藤武 旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員長  それでは、議案第1号諏訪市旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金条例を定めるついてを、審査の報告をいたします。
 今臨時議会において当特別委員会に付託されました議案審議につき、議長を除く全議員の出席のもと企画部長、関係する課長、係長の出席を求め、慎重なる審査をいたしましたことを、まずもって御報告いたします。
 今回提案されました議案は、旧東洋バルヴ工場跡地の取得にかかわる資金の確保と、運用方法についての条例化をするものであります。この用地は観光諏訪を代表する諏訪湖に面し、東洋のスイスとうたわれた内陸の新産業都市の一翼を担い続けてきた、歴史的にも重く、当市にとっても、またこの工場に関係する多くの市民の思いの深い場所でもあろうと思います。
 平成14年にこの地から撤退され、当時の面影は消えてしまいましたが、残された広大な一等地とも言える土地の有効利用と、将来に向けての市民の共有財産としての価値ある用地の取得は、この期を逃してはあり得ないと考えております。
 昨年12月までは、民間から取得の声が上がり、私たち議員もこの取得に対し10億円の取得資金を3月議会にて認めたところであります。しかし、地主であるNBIと民間団体のFDPでの交渉も難局を迎え、交渉打ち切りの通告がされ、交渉の道が閉ざされることにならんとするも、財政の厳しい状況の中で市長の英断が下され、何としても諏訪湖畔に部外者から大型商業施設の開発用地にさせることは、現在の商業者にとっても、また内閣府から認定されたものづくりメッセ諏訪構想に基づく、諏訪地域再生計画による将来に向かってのまちづくりを願う諏訪市にとっても、大きな影響が出てしまうこと。また将来に禍根を残すとの強い意志のあらわれであり、諏訪の工業を支えてきた、この土地を21世紀の新たな産業、文化、観光といった発信基地としての有効活用のできる場所としての確保を、官民一体での取り組みとしていきたいということが趣旨であります。
 条例では、用地取得のための寄附金、その他の収入を確保していくための基金設置と、今後の運用に関する取り決めをうたい込んであります。施行日は公布の日からとなっております。
 議案第2号平成17年度諏訪市一般会計補正予算(第7号)については、今回の補正額は5億円の追加であります。この追加によって、歳入歳出とも総額190億9,089万3,000円となるものであります。これは旧東洋バルヴ工場跡地購入資金のために、民間のFDPよりの寄附金であります。この寄附金は旧東洋バルヴ諏訪工場跡地取得基金として積み立てをして管理されていくこととなります。
 債務負担行為の補正では、平成17年度諏訪市土地開発公社借入金に対する債務保証として、金融機関等から借り入れするための債務保証として、当初予算の最高限度額11億6,000万円に、今回東洋バルヴ諏訪工場跡地取得のために必要な10億8,200万円を加えた22億4,200万円とするものであります。
 また、第2条の諏訪市土地開発公社の借入金の債務保証の限度額は、3月末までの額として、78億5,000万円に補正するものであります。
 審議の中では、寄附金に対する御意見が多く出されました。寄附金が集まらなかったらどうするのか。また逆に集まり過ぎたら、その用途はどうするのか。あるいは寄附の最低限度額はどのくらいか。逆に最高限度額はどのくらいに設定するのか。期間は何年間にするのか。集金方法について。あるいは土地借り入れについて市民の意見はどのように入れていくのか。というようなさまざまな御意見が出されました。
 また、安全面におきましては、用地の汚染問題、建物の建築法の問題、使用者に対する瑕疵責任等さまざまな御意見が出される中、行政の方からもいろいろな回答をいただきました。
 審議の結果、全会一致可決であります。
○宮坂勝太 議長  旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  これをもって質疑を終結いたします。
 討論に入ります。討論ありませんか。
             〔「議長14番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  浜庄介議員
◆14番(浜庄介議員) 私は委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。
 本案件の東洋バルヴ跡地につきましては、東洋バルヴ側からの売却の話があってからは久しいわけであり、この間各方面及び各団体において、買い取りのための方策を考えてきたところでありますが、ただいまの委員長報告のとおり、現時点において最良の形で決定を見たところと思っております。
 形の上から見ますと、すっきり全部を市で一括買い取りが一番よいとは思いますが、現時点においては財政的に見ましても、とてもでき得ない状況にありますことは周知のとおりであり、その中、10億円が限度という中で、昨年3月に取得を本会議においても全会一致認めたところであり、実施されたところであります。
 今回の残り分の買い取り方法や価格等、長い間検討され、民間を含めての協力、東洋バルヴ側の価格の折り合い、今後においても分譲という形、また小口寄附での民間協力ということで、現時点で考えられるベストな形でこれをクリアしたと思いますし、交渉に当たった部局及び市長の決断に敬意を表するところであります。
 とりわけ本議案であります5億円という民間の寄附には、大いなる感謝を申し上げなければならないと思っております。このように努力の結果、取得される土地については、市はもちろん、広域圏をも考える中にあって、大きな利用価値を生み出し、無限な可能性を生み出すものであると思います。
 以上のような理由により、本議案に賛成するところでありますが、ただ1点、本計画の中にあります分譲するという部分におきましては、売却ということで、その範囲を狭めることになります。昔から地続きの土地は高くても買えということがありますし、市へ残しておけたらと思うところでありますので、今後において、そのためのさらなる努力をお願いしながら、本議案の賛成討論といたします。
○宮坂勝太 議長  討論ありませんか。
             〔「議長12番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  若御子弘議員
◆12番(若御子弘議員) 私も委員長報告に賛成の立場で討論をいたします。
 今回の旧東洋バルヴ跡地の取得につきましては、諏訪広域の元気の発生の源の再生としての、唯一残された土地と確信しております。また現在、上諏訪駅周辺の商店街では百貨店の再生が着実に進み、来年度には商店街の景観形成の工事の着工も進められております。
 本跡地の利用方法が競合か相乗効果は、大きな影響を与えるものと考えます。今回の取得については有効な手段と私は考えます。また、利用については大きな課題が多々あると思いますが、十分検討され、身のあるものにしなければなりませんし、建物、土地の安全性の確保については、十分な体制を整えていただく、これを要望を添えまして、賛成の討論といたします。
○宮坂勝太 議長  討論はありませんか。
              〔「議長5番」の発言あり〕
○宮坂勝太 議長  藤森守議員
◆5番(藤森守議員) 今回のこの議案につきましては、諏訪市として必要な事業であり、賛成といたしたいと思います。
 今回の旧東洋バルヴ跡地取得問題については、すわっこランドに続く大型事業となり、それぞれ40億円、そして21億円と、巨額の税金と寄附金が費やされての事業となるため、市民からは市が財政が厳しいとする中で、これ以上借金をふやすことについての不安、不満の声が上がっております。
 さらに市は第4次行財政改革プログラムを発表し、市職員の削減、税の徴収率の向上、受益者負担の見直しと称する値上げ、施設の統廃合による廃止、市民基本健康診断の有料化などを打ち出し、市民サービスの大幅低下が懸念される中で、この第4次行財政改革案によって、5年間で15億円の削減をするとしています。このため市民に痛みを求め、その浮いた金で旧東バル跡地を取得するのかとの声が上がっているのではないでしょうか。市長は、この行財政改革プログラムと跡地取得は別問題だと、見解ですが、市はいやしくも市民からこのようなそしりを受けないよう、行財政改革プログラムの実施に当たっては、市民の理解と納得を通じて、一つ一つの施策を行うようにしなければならないと思います。
 さて、この跡地取得そのものについては、市民の皆さんは県外大手資本が入ってきて、諏訪市のみならず諏訪県域全体に与える影響を考えるならば、市が土地開発公社を通じて一括取得することに、おおむね好意的であると思います。
 そして、この取得に関しての最大の関心は、先ほど述べた巨額の税金を使うという問題と同時に、どう利用するか、どう使っていくのかということにあります。今決定しているのは、工業メッセだけであります。この点で市民の総意をどうくみ取り積み上げていくのか、具体的な形として跡地利用のための機関には、現在FDP、金融機関、会計事務所、観光協会、諏訪湖旅館組合、日赤まちづくり市民協議会、医師会と、八つの団体が予定されていますが、これら団体だけでなく、広く個人の意見を反映するために、公募による市民を加えることも必要ではないでしょうか。また市民と直接対応する懇談会、あるいはアンケートなども求められていると思います。
 市民に対して開かれたものにしていくための具体的な形を明らかにしていく必要があります。これが明確にならなければ、一般寄附の3億円の募集にも影響すると思われますし、なにより透明性を確保することが一番大事であると考えます。
 議会と市民の判断材料として、買い取り計画が示されました。年間3億円で5年間かけての計画であります。議会はその都度判断を示すわけですが、市民による、これが妥当なものかどうかの判断は、後の議論となりますが、一つの材料として提出をされました。
 これらを総合して大枠での評価として、今回の旧東洋バルヴ跡地の取得は必要な事業であるとして、賛成討論といたします。
○宮坂勝太 議長  討論ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第1号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって本案は、原案のとおり可決されました。
 これより議案第2号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は旧東洋バルヴ跡地取得審査特別委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮坂勝太 議長  御異議ないものと認めます。よって本案は、原案のとおり可決されました。
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○宮坂勝太 議長  以上をもって、本臨時会の日程は全部終了いたしました。
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           閉        議  午後 3時47分
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○宮坂勝太 議長  市長からあいさつがあります。市長
◎山田勝文 市長  閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 今臨時会は、年度末のお忙しい時期にお集まりをお願いいたし、御審議をいただきましたが、提出しました議案につきましては、全会一致で原案のとおり可決、御決定をいただき、厚く御礼申し上げます。
 今回提案しました議案の対象である東バル跡地は、湖畔に面し、上諏訪駅や文化施設、さらには観光宿泊施設にも近く、市街地に唯一残された極めて貴重な区域であります。また将来の諏訪地域を展望した場合、この地域の活性化にとって大きな資源となる重要な区域であります。
 審議の過程でも、御説明しましたとおり、この土地を民間の開発に任せることは、市内外の商業者に大きな打撃を与えるおそれもあります。これを回避するためにも、皆様の御協力をいただく中で、行政が責任を持って取得し、諏訪市活性化の起爆剤として活用していくことが重要であると考えたところであります。
 総額21億円に上る今回の土地の取得は、私にとって大きな決断でありますが、将来必ずや諏訪市の発展につながるものと確信しております。取得に当たっては、大口寄附の皆さんはもとより、市内の企業の皆さんや多くの市民の皆さん、さらには諏訪圏域内外の篤志家の方々にも御協力を仰ぐこととしていますが、私もあらゆる機会をとらえて、今回の事業の必要性を訴えるとともに、御協力をお願いしてまいる所存であります。どうか議員各位におかれましても、格段のお力添えを賜りますようお願いする次第であります。
 東洋バルヴ跡地は諏訪地域のものづくり発祥の地であります。かつて東洋のスイスとうたわれたとおり、この地から多くの企業が巣立っていきました。文化や産業の振興を初め、広い視野に立って市民の皆さんのお知恵もいただきながら、ハード、ソフト両面から活用方法についてじっくり検討を加え、再び諏訪市活性化の拠点としていきたいと考えております。
 立春も過ぎ、日差しも幾分春の予感を感じさせる季節となりました。今月24日には、平成18年度予算を初め、新年度の市政運営について御審議いただく3月定例会の招集を予定しております。
 議員各位には、市政の発展のためさらなる御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではありますが、閉会のあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手)
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○宮坂勝太 議長  これをもって、平成18年第1回諏訪市議会臨時会を閉会いたします。御苦労さまでした。
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           閉       会  午後 3時51分




  以上会議のてん末を録し相違なきを認め、ここに署名する。


            議  長     宮  坂  勝  太


            議  員     藤  森     守


            議  員     浜     庄  介



                  議案の審議結果

 市長提出
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│ 事 件 番 号 │上程月日│ 付 託 委 員 会 │議決月日│  審 議 結 果  │
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│報告第 1号   │18. 2. 8│省略       │18. 2. 8│報告のみ      │
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│報告第 2号   │  〃  │ 〃        │  〃  │ 〃        │
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│承認第 1号   │  〃  │ 〃        │  〃  │原案承認      │
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│議案第 1号   │  〃  │旧東洋バルヴ跡地取│  〃  │原案可決      │
│         │    │得審査特別委員会 │    │          │
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│議案第 2号   │  〃  │ 〃        │  〃  │原案可決      │
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