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長野県 飯田市

平成24年  6月 リニア推進対策特別委員会 日程単位




平成24年  6月 リニア推進対策特別委員会 − 06月01日−01号









平成24年  6月 リニア推進対策特別委員会



                飯田市議会

             リニア推進対策特別委員会

                            期日:平成24年6月1日

                               午後3時00分

                            場所:第1委員会室

 1 開会

 2 委員長あいさつ

 3 理事者あいさつ

 4 協議・報告事項

 (1)リニア中央新幹線計画に関する説明会について

 (2)平成24年度リニア推進対策特別委員会の管外視察について

 5 その他

 (1)南信州広域連合議会と地元県議会議員の懇談会について

 6 閉会

             15時00分 開会

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○委員長(清水勇君) それでは、時間はまだ少しありますけれども、リニア推進対策特別委員会を開催したいと思います。会議開催前でございますが、傍聴の御希望がありましたので、当委員会を傍聴していただくこととしましたので御報告申し上げます。伊坪企画部長が所用のため欠席する旨の通告がありましたので、御報告をいたします。

 それでは、ただいまからリニア推進対策特別委員会を開会いたします。

 初めに、委員長からあいさつということで一言ごあいさつ申し上げます。

 どうも皆様、こんにちは。

 リニア推進対策特別委員会としましても24年に入りまして、3月には講演を開催したいということで、寺沢秀文氏の講演会を受けました。また4月には、リニア3キロ幅の中で地域視察という形の視察もさせていただきました。この委員会としましては、いろんな形の中で、やはり講演会を受けたり、現地視察という形の中で見識を深めていきながら、それぞれまた理事者の皆さん、委員会の皆さんにも御理解いただく中で、この委員会としまして、進めていく内容が市民益や地域益となるような形の中で、またこの委員会を運営していきたいと考えておりますので、それぞれ御協力をお願いしたいと思います。

 簡単ではありますけれども、開会に先立ちまして一言ごあいさつとさせていただきます。

 ここで、理事者のごあいさつをお願いいたします。

 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 改めまして、こんにちは。

 議会開会前、また午前中の全協、また午後も庁舎の特別委員会をお願いいたしましたが、それに引き続いてのリニア推進対策特別委員会ということで、大変御苦労さまでございます。

 今、いろんな状況につきましては、委員長さんからお話のあったとおりかなというふうに思っております。目に見える形でといいますか、今、動きがなかなかわかりづらいという状況にあるということは、率直に申し上げて、そうかなというふうに思っております。

 大気質の調査、それからワシ・タカ等々の自然環境の調査については、逐次進められているというふうに思っております。そうした中で、ボーリングや何かの調査につきましても、一部の町村で若干のいろんな報道がありましたが、当市の地域については、まだ具体的に着手をされているというところはないというふうに認識をしております。多分、今いろいろな状況の中で場所の選定をされ、進められているのかなと、そんなふうに思っております。

 また、そのいろいろな情報の共有といいますか、公開といったことにつきましては、また私どもの立場といたしましても、必要なことについては県等を通じて、またまた東海のほうにも求めてまいりたいなというふうに思っております。

 本日でございますが、そうした中で、なかなか具体的にこれはということでもございませんけれども、市のホームページの開設等も含めまして、当面の動き等についてまた御説明をさせていただきながら、またいろいろと御意見等をちょうだいしたいというふうに思っております。

 そうした中で、具体的にいろんなことが進み始めますと、また議会側といいますか、この市の内部におきましても、建設部とリニア推進室との事務分掌の問題とか、具体的なことが少し出てくるかなというふうに思っています。特に、土地利用とか都市計画とかいったことに、いつの段階からどういうふうに手をつけていくのかというようなこともあるのかなという感じも若干持っております。そうした中で、当面具体的なこと、何らかのことについても、ちょっとアクションを起こしていく必要があるのかなあ、そんな思いもちょっと持っておりますが、またそこら辺も議長を初め、また議会側ともちょっと御相談をさせていただきながら進めてまいりたいというふうに思っております。

 そんなことでございますけれども、よろしくお願いをいたします。



○委員長(清水勇君) それでは、議題に入りたいと思います。

 5月25日に山梨で行われましたリニア中央新幹線計画に関する説明会を議題といたします。

 理事者側の説明を求めます。

 酒井リニア推進対策室長。



◎リニア推進対策室長(酒井郁雄君) それでは、中央新幹線計画の説明会という資料をごらんいただきたいと思います。

 先週ですが、5月25日に山梨県昭和町で開催されましたリニア中央新幹線計画に関する説明会の状況について御説明をさせていただきます。

 この説明会は、JR東海と山梨県のリニア中央新幹線建設促進期成同盟会の共催により開催されたものでございまして、昨年の計画段階環境配慮書、あるいは方法書の説明会等において各方面から出された質問、あるいは疑問点等について、その中で特にリニア特有の技術や環境の保全などを中心にリニア中央新幹線計画について、より理解を深めていただくことを目的に開催されたものでございます。

 JR東海では、各都県ごと、各それぞれの都県の期成同盟会との共催でこれから開催したいということで、山梨において最初の開催でございます。後ほど説明させていただきますが、今月13日には2回目として岐阜県で開催されます。長野県でも、来月以降に開催されるという計画だということでございました。

 昭和町における説明会については、約500席が用意された会場でございまして、おおむね席が埋まっているという状況でございました。山梨県からは、開会のあいさつのみで退席されました平出副知事、それからリニア交通局長、リニア推進課長が出席されていました。また、JR東海は本部長以下、幹部職員が出席していたという状況でございます。

 平出副知事のあいさつの中で少し触れますと、山梨県の取り組みとして、駅周辺整備やアクセス、あるいは活性化の方策を検討しているということで、今年度はリニア活動基本構想を作成するという予定であることを紹介されておりました。

 また、JR東海においては、宇野本部長のあいさつの中で、現在の取り組み状況の説明にあわせまして、昨年11月に、山梨県知事から甲府市大津町付近への駅設置の要望をいただいたが、環境アセスの調査や評価の結果をまとめる準備書の段階で駅・ルートを絞り込むので、それまで待ってほしいということ。それから、大震災の後、東海道新幹線の二重系化の重要性がさらに増したことなどに触れておりました。

 次に、中央新幹線計画の説明でございますけれども、JR東海の担当部長によって、パワーポイントによりスクリーンに映像を示しながら説明したというものでございますけれども、資料については、本日配付しましたレジュメ、これが配られただけでありまして、本日は、その中で説明を受けたものをメモしたものによって、口頭による説明だけで御了承いただきたいと思います。

 そのときの説明の内容をかいつまんで概略を申し上げますと、中央新幹線計画につきましては、特に山梨県内の概要の説明、あるいは超電導リニアの特性に関すること。ここの中では、消費電力、磁界、非常事態への対応等について、また現状については、環境影響評価の調査の状況、それから山梨実験線の延伸工事の状況等の説明でございました。

 その説明の中で主なものを上げますと、超電導のリニアに関しまして、これまでいろいろな疑問点等が指摘されていたものを、今回は丁寧に説明したという印象を持っております。

 まずリニアの運行における消費電力につきましては、各電力会社各社から供給する電力量を見比べますと、リニアの消費電力というのは小さいものであることという表現で説明がありました。また、電磁波、磁界に関しましては、世界保健機構(WHO)だとか、国際労働機関(ILO)と協力する国際非電離放射線防護委員会、これはICNIRPという略称でありますけれども、電磁界にさらされる影響の限度としている、そこで設定されましたガイドラインと比較しますと、リニア実験線の数値が大きく下回っているということで、健康には影響がないという説明でございます。

 それから、環境影響評価や山梨実験線の延伸工事についての現状については、当リニア、ここの特別委員会で、さきに4月に管外視察の折に、JR東海から提供された資料についてお配りをさせていただきましたけれども、そこにその資料とほぼ同じ内容の写真等が使われておりました。それから、そのほかの説明につきましても、国の交通政策審議会で示された資料等から関係部分を使っているものと思われるデータが映されておりました。

 説明の後、質疑応答の時間がとられまして、その質疑というのは、リニアの推進的な考え方の方と、それから慎重な意見の方、それぞれの意見が出されております。その主な内容を少しだけ説明させていただきますと、先ほども申しましたように、説明会の資料がこのレジュメだけだったということで、説明会の資料がないことに対する批判的な意見がありまして、これに対しましては、すぐには出せないが、今後インターネットに公開していくという答弁がありました。また、トンネルの残土処理に関する質問に対しては、現在のところルートが決まっていないこと、また斜坑の位置も決まっていないので残土の量がまだ定まっていないということで、基本的な方針としては、まずその事業の中で使う、さらに自治体等にお願いして使ってもらい、最後に残った残土については、環境への影響が少ないようにやっていくという答えでございました。そのほかの質問の中では、想定外のことが起こらないように、しっかりと環境影響調査のほうを進めてほしいという質問に対しては、想定外のないように丁寧にアセスを進めるという答弁でございました。

 また、山梨県に対する質問としては、リニア駅のアクセスに関する質問に対して、さまざまな検討をしており、よりよい方向で全体像を示していきたいというふうな答弁がございました。

 以上が山梨における説明会の内容でございました。

 あわせて裏面のほうを少し説明させていただきます。

 資料の裏面側は、説明会の当日、開催されるという情報がありまして、その後JR東海のホームページから内容は入手したものでございまして、それを本日紹介させていただきます。今後、長野県においても開催するという情報が入りましたら、すぐにお知らせしたいと思いますのでよろしくお願いします。

 ここでは、13日の水曜日に、ちょうど議会の本会議のときでございますけれども、中津川市で同じような説明会があるということでございます。申し込み方法については、JR東海のホームページの申し込み専用フォームで申し込むということ。それから締め切りがありますけれども、定員がありまして、定員になり次第締め切るということでございます。一応、情報として提供させていただきます。

 以上でございます。



○委員長(清水勇君) 説明が終わりました。

 ただいまの説明に対し、御発言はございませんか。

 資料が少ない中での説明でございました。資料の少ないのも説明がありました。そんな中で、皆様の考えや御発言があればお願いしたいと思います。

 井坪副委員長。



◆副委員長(井坪隆君) 山梨の開催は、JR東海と期成同盟会の共催だということでありますが、今後行われる長野県での開催も、やはり期成同盟会との共催という形となる見込みかどうか確認をしておきたいと思います。



○委員長(清水勇君) 酒井推進対策室長。



◎リニア推進対策室長(酒井郁雄君) 長野県においては、リニアの建設促進の長野県協議会という名称でございますけれども、県のほうとの今の打ち合わせの中では、共催の方向で検討しているということでございます。



○委員長(清水勇君) 井坪副委員長。



◆副委員長(井坪隆君) そうしますと、先ほどからパワーポイントのみで資料がないとか、あるいは会場からも、資料がないことへの不満の意見が出ていると。回答がホームページで公開するからということなんですが、余りにもJR東海側の疑問に答える、あるいはそれに対して理解を深めるために開催する趣旨からすると、相当に不誠実だというような感じを受けます。したがって、ぜひその機会がこれからであるがゆえに、協議会、もしくは期成同盟会としても、そういった山梨県の例を引き合いに出しながら、十分な資料をもって疑問に答えるような、理解を深める趣旨に沿うような会合にしてもらいたいということを申し入れるべきではないかなというふうに思います。もし、それが議会からも強い要請があったほうがいいということであれば、我々の委員会として何か取り上げる必要があるのかなという気がしますが。



○委員長(清水勇君) その点について、いかがですか。

 酒井推進対策室長。



◎リニア推進対策室長(酒井郁雄君) 今御指摘のように、会場の意見が複数そういった意見がございました。ということで、県のほうを通じて申し入れができたら、そういうふうにしたいと思います。



○委員長(清水勇君) 井坪副委員長。



◆副委員長(井坪隆君) ぜひ、そうしてもらいたいと思います。

 また委員長からも、ぜひ委員会としても、当然、このことについては皆さん御異議がないとすれば、委員会としてもそういう要望を出しながら、せっかくの機会をうまく開催してもらいたいなというふうに思いますので。



○委員長(清水勇君) 今、そういうような意見が出されました。6月13日には岐阜のほうで開催をするということがありますので、ぜひそこら辺のこともどうであったか等も含めながら、今の意見についてはきちんと県を通じてJR東海のほうへ申し込んでいただきたいと思います。

 そのほかに御意見、発言等はございませんか。

     (発言する者なし)



○委員長(清水勇君) この件についてはよろしいでしょうか。

 それでは、この件につきましては、説明のとおり聞きおくことといたします。

 次に、平成24年度リニア推進対策特別委員会の管外視察についてを議題といたします。

 この件につきましては、井坪副委員長のほうから説明をしていただきたいと思います。



◆副委員長(井坪隆君) 御指名でありますので、正・副で検討した結果でございますけれども、今さら申し上げるまでもなく、特別委員会が、やはりみずからが課題を設定しながら研究を深めようという、2月に皆さん方に御提示した活動方針に沿っての第3弾ぐらいの計画になると思います。

 今回は、ぜひ管外の視察をしようということで、特に山梨県の実験線がかなり工事が進捗していると、それから先ほども説明がありましたとおり、中間駅の設置について非常に大詰めの時期を迎えているというような中で、ぜひその場所を訪れまして、現地で、この目で確かめると同時に、もし可能であればある程度の懇談もできればいいかなというふうに考えて計画いたしました。その目的にも書いてありますが、今後想定される地域への影響や関連事項の検討の参考とするということでありますが、先ほど来お話があるとおり、残土の話も、結構南信州地域でも話題にもなっておりますので、既にその残土の処理をしている関係もある現場も行って、見られたらいいかなというふうに思います。

 視察先は、そこにあるとおり山梨県内の自治体であります。

 それから日程でありますが、そこに第1候補、第2候補とありますが、まことに正・副の連絡が悪くて申しわけなかったんですが、この第1候補、第2候補とも、ある会派の視察がもう既に入っているということでございまして、大変連絡の不徹底で申しわけないんですが、これは一応きょうの段階では、まだ保留にさせていただければというふうに思います。

 それから、主な視察地でございますが、そこに列挙されてありますが、宮川橋梁というのは、いわゆる新聞に出ましたですね、フードを設けた部分。それから花鳥展望台、これは山梨県内の工事の状況が展望台から一目にわかるという場所であります。それから、次に坊ヶ峯というところですが、これが県の開発によって沢を埋め立てた土捨て場の状況でございます。それから中間駅候補地でありますが、先ほどの話があったとおり、まだ確定はしていないということでありますが、盛んに恐らく何キロ圏内というようなことでやっておるんでありましょう。そこに甲府市の大津町というところが関係しているとの話を聞いておりますので、この辺で実情が見えたり、聞けたらいいかなというふうに思っております。

 参加者は、そこに書いてあるとおりです。

 最後に、視察先の先方の都合等がございますので、きょうの段階では、この候補でもって視察を行うということでありますが、具体的な内容については、もう一回現地との折衝を含めて調整を図っていきたいというふうに思います。

 正・副委員長としては、現場を見ることも大切だけれども、生の声を聞くことがより大切かなということを思っておりますが、これに関しては大変デリケートな部分もありますので、今後の私どもの調整の中にお任せいただければありがたいなというふうに思います。

 くどいようですが、日程については詰めの甘さをおわび申し上げまして、また再度皆さんに御協議をいただきます。



○委員長(清水勇君) 今、説明をしていただきました。

 この日程的には、当初何点か案があったんですが、こういう形ということがありましたので、6月、7月、非常に日程的に込んだものがありますので、正・副に任せていただいて、皆さんの日程等もまた検討する中で決めさせていただきたいと思いますので、御了承願いたいと思います。

 また、今説明いただきました、例えば宮川の橋梁、明かりフードにつきましては、初狩のサービスエリアから見れば、多分斜め南側の上のほうに少しずつ見えるようなところだと思います。あと、それぞれの展望台につきましては、現状進めているところ等がありますので、そういった形を、また生の目で見ていただくというような形。あと、内容につきましては、副委員長の説明のとおりという形を計画いたしました。この点につきまして、委員の皆様の御発言等はございませんか。皆様のほうでございませんか。

 例えば土捨て場の状況というのにつきましては、この土捨て場、県が40億円ほど投入していろいろ進めているような状況の中で、県として宅地等のことも考えたようですけれども、その内容等がまたそれているような形の中にいくと、やはりいろんな懇談を含めてというのが先ほどありましたが、これについてはまだ未知数なものでありますので、そういったことについてもできれば話の中でと思いましたが、まず現場を見ていただくこととして進めたいという考えでありますので、よろしくお願いしたいと思います。それについて。

 湯澤委員。



◆委員(湯澤啓次君) 主な視察、候補等ありますけど、できたら地図で事前に知っておきたいなあと。なかなか地図でも展望台までは載っていないと思うんで、正・副のほうで調べられて、ここだよというものがあれば次の特別委員会等にお示しいただければありがたいかなというふうに思います。



○委員長(清水勇君) わかりました。

 坊ヶ峯展望台というのは、多分あそこのサービスエリアは何といいましたっけ。

     (「境川」と言う者あり)



○委員長(清水勇君) 境川サービスエリアから見ると、多分東のほうの高いところにある近辺がそうだと思います。そこから、境川に近づくところからずうっと南へおりていく形の中で、国道と県道を渡る2カ所あるんですが、そちらのどちらかを見られるところが花鳥展望台といいますか、そういうような形でありますので、今、湯澤委員が申された意見をいただきながら、地図のほうもまた皆様のほうに出させていただく方向でいきますので、よろしくお願いいたします。

 湯澤委員。



◆委員(湯澤啓次君) もう1点、懇談会というのは、僕は実現したら非常にいいなと思うんですけれども、4つありますけれども、それぞれについてなのか、あるいは何か具体的なイメージがあればお聞かせいただきたいんですけど。



○委員長(清水勇君) これにつきましては、4カ所それぞれというわけにもいかないということを考えております。したがって、今現状で一番ベターなところをまた検討しながら、先ほど副委員長が言われましたように、今、いろんなちょっとあれがありますので、受けてくれるかどうかというのはわからない状況でもありますので、できれば一番いいと思うところの形で進めていきたいなというように考えておりますので、ちょっと御了承いただきたいと思います。

 そのほかの御意見等ございますでしょうか。

     (発言する者なし)



○委員長(清水勇君) では、この件はまた日程等、具体的なものと今の地図等を含めた上で、皆さんのほうへお示しをしていきたいと思いますので、そういう形で御了承を願えればと思います。

 それでは、次にその他といたしまして、南信州広域連合議会と県議会議員の懇談会がありました。これにつきまして、情報の共有という形で広域連合議長より、簡単に御説明をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆オブザーバー(上澤義一君) そういう御指名でございますので、簡単に御報告をさせていただきます。

 5月21日の16時から、地元の選出議員5名と広域連合議会議員33名で懇談会を行いました。きょう御報告するのは、リニアを生かす地域づくりについてということについて御報告させていただきたいと思います。

 3点ほど行いましたが、1つは今のリニア、それから2つ目に飯田工業高校の跡利用、3番目に南信運転免許センターについてということ、それからあとは意見交換ということで、飯伊地域の課題についてということについてやりましたが、リニアを生かした地域づくりについて御説明を申し上げます。

 ごく簡単に申し上げますが、議員側から出た質問なり意見というのは、1つは残土の利用についてJRとのタイミングもあるんで、そこらを考えてやるべきだということ。それから、これは県議側にも問いかけをしたんですが、リニア駅が飯田・下伊那ルートになるまでの経過を考えると、上伊那や他地域・地区との気持ちのすれ違いがいまだに尾を引いておるんじゃないかということで、地域間の思いの格差を調整することは、県議の協力がないと解消できない問題であるので仲介をお願いしたいという意見を出しました。これに対して県議のほうから、リニア駅を飯田・下伊那につくることに対して、県全体が協力できるような体制づくりに向け我々も努力しておるけれども、飯伊の市長・村長を含めた皆さんにも御努力をお願いしたい。ルート問題で、伊那や諏訪とはぎくしゃくしておったけれども、飯田にできるんだから協力しなければというような風土をつくる努力が必要であると。そしてまた、地元が県に対し何を要望しているかよく把握してもらいたいということ。それから、現時点で要望が出ておらないけれども、県の交通ビジョンというのを、今、制定を目指しておるので、この中で話し合えばいいというふうにはせずに、地元は地元としての要望をしっかりと形に出してもらいたいという回答がありました。

 それからもう1つ、議員側からの質問なり意見でありますが、地域の農業についても、リニア開通後に観光・農業も含めて立ち寄ってもらうための地場産業を守るには、県からの指導が大事だということで、県議に間に入っていただきたいというような要望事項を出しました。それに対しては、この地域がどう向かっていくかというビジョンを立てておかないといけないと。県でも5カ年計画に取り組んでおるけれども、やっぱり地域が選ぐるような、リニアを生かした将来ビジョンをしっかりとつくって訴えていかなければ形にならないと。県はこの地域に調査に入っておるけれども、まだそれに対応できる体制ができていないのではないかと心配しておるという県議からの回答でございました。

 それから、もう1つ県議からの意見として、ことしの秋ごろには駅の位置が出てくると思うがという意見が出ましたが、この地域としてやってもらわなくてはならないことは、土砂の噴き出し口ができることについて、どこに何をつくってどうするのかといったことを早急に決定してもらいたい。そして、来年度からスタートする県の中期計画に盛り込んでもらう必要があるんではないか。それから一つの例として、北陸新幹線では県費を2,000億近く使っておるけれども、当地域でもこの機会にしっかりとしたものを要望する必要がある。県道飯島・飯田線は、地域の強い要望があったから実現をしたと。座光寺パーキングから駅まで行く上飯田線を延伸する意見もあると。市場・桜町線を延長してもいいと。また国道153号線は別府でとまっておる。国道151も名古熊から阿南へと向かう道をどうするのか。また旧市街地からリニア駅まではどうするのか。これらを県にやってもらえとかという大胆な発想を地域の強い要望として県に上げて、そして中期計画に入れてもらうということが大事なことだというふうな回答でございました。

 リニアに関しては大体こういったような懇談内容であります。



○委員長(清水勇君) ありがとうございました。

 この件につきましては、この委員会の皆さんの中にも、この広域連合議会として出ておられる人もいますし、具体的に県議さんたちに話をされた人もおると思います。

 この件につきまして、ほかの委員さんの中で何か御発言ありましたらお願いしたいと思います。

     (発言する者なし)



○委員長(清水勇君) よろしいでしょうか。

 それでは、やはり情報の共有という形の中で、広域のことも御報告をいただきました。今後とも何かありましたら、またこの中へ報告をお願いしたいと思います。

 それでは、その他、理事者側からの報告事項があればお願いしたいと思います。

 酒井推進対策室長。



◎リニア推進対策室長(酒井郁雄君) 追加として2枚資料を用意させていただきましたので、お願い申し上げます。

 まず1つ目が、リニアに関するホームページの公開の予定についてでございます。

 飯田市の取り組みだとか、それからリニアの計画の現状につきましては、相当の情報が国のほう等でございます。そういったものを広く情報発信をさせていただいて理解を深めていただきたいというものでございますけれども、現在、最終的な調整中でございます。できるだけ早くに公開できるように進めております。ここに少しサイトマップと書きまして、こういった内容だということがありますけれども、また公開した場合は、ごらんいただければというふうに思います。

 それからもう1点は、本年度の市政懇談会が今進められておるところですが、そのリニアに関連する部分について多少説明をさせていただきます。

 今年度の市政懇談会は、さきの5月24日の龍江地区を皮切りにしまして、今晩2回目で竜丘地区、それから7月25日の上村地区までの約2カ月間で20地区の開催を予定しているところでございます。今回の市政懇談会では、15年後のリニア中央新幹線の開業、あるいは三遠南信自動車道の開通を見据えまして、地域づくりを進めていく上で大切なキックオフの機会ととらえまして、地域づくりについて一緒になって考える機会としたいということを目的としています。

 リニア中央新幹線の開業によって、東京や名古屋という都市圏地への時間というのを短縮によりまして、そういった将来を見据えましてリニア将来ビジョンに掲げた地域像をどのように実現していくかということが大きな課題でございます。

 また、リニア駅が交通の結節点として十分に機能できるように整備していくことが重要な課題でありまして、この絵にもありますように長野県の南の玄関口、三遠南信地域の北の玄関口という広域的な交通のアクセス、あるいは市内の交通ネットワークも含めまして結節点としての機能の整備のためには、交通ネットワークの充実、あるいはそういったことに対しては関係機関と連携して取り組んでいくということを紹介し、それを市民の皆さんに確認していただいております。

 そうしたリニアを見据えて、今行政が取り組んでいる内容を紹介しながら、それぞれの地区において、それぞれの地区の課題や地域資源を確認していただき、地域づくりに向けた意見交換をしていただくという機会でさせていただいております。

 簡単なイメージ図を用意させていただきましたけれども、こうした図によってイメージしていただきながら、意見交換をしていただくということで用意をしていただいております。議員の皆様にも、それぞれの地区において御協力をお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○委員長(清水勇君) 報告が終わりました。

 この報告に対しまして、皆さんの御発言はございませんか。よろしいでしょうか。

     (発言する者なし)



○委員長(清水勇君) それでは、この件につきましては報告のとおり聞きおくことといたします。

 本日の予定の議題がすべて終了いたしました。

 全体を通して御発言等ありましたらお出しいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 清水委員。



◆委員(清水可晴君) 新聞紙上では報告というか、状況がわかるんですが、今JRがいよいよ環境アセスを始めて、地下深く掘って何カ所か点を結んでとか、そういう情報があるんですが、要するに今何をこの地域で調査を具体的にしようとしているのか、そして要するに、豊丘村やあっちのほうだもんで情報が知らんといえばそれまでなんですが、飯田市内でそういう何か調査をしておる箇所というのが見受けられるのか、そんなことについて具体的にわかっておったら教えていただきたいと思います。



○委員長(清水勇君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 冒頭のあいさつでも申し上げましたけど、今、飯田市内でボーリングとかいうことをやっているということは承知をしておりません。今、現時点でそういうことはないというふうに思っています。

 去年の暮れぐらいからやられているのは御承知のとおり猛禽の関係をやられています。それから、前の委員会でもちょっとお話をしたと思いますが、それ以外の自然のいろんなことは、多分それは調査員の方が歩き回っているんだろうというふうに思っています。あと、その一環として大気質といいますか、大気の状態や何かのことはやられておるというふうに思っています。

 これから後、どういうものが行われるかというのはちょっとまだ具体的にはわかりませんけれども、1つ想定されますことは、今回、まだルートはわかりませんけど、3キロということで引かれているのが従来考えられていたというか、想定されていたというか、いわゆるBルートというところと重複しないところが結構あるもんですから、そこについては多分地質ですとか、これは特にトンネルを掘っている場合、地上の構造物の場合は、そんなにというのは要らないのかもわかりませんけれども、トンネルを掘っていることを想定すると、地質等の調査は恐らく必要になってくるんだろうなというふうに思います。ですから、これから恐らく飯田市内においても、どこかでボーリングでありますとか、以前の例でいきますと弾性波試験といいまして、要するに小さな発破を起こして、その波が地中にどういうふうに伝わっていくかというようなことを見る中で、要するに地質を調査するのの一環だと思いますけれども、ひょっとするとそんなこともあるのかなというふうには思っております。

 あとは、水源の問題はずうっと言ってまいりましたので、水に関しても具体的な調査を今一応検討していただいているというふうには承知はしております。まだ、どこの段階でどういうふうにというところまではお聞きしておりませんので、それはまたどこかの段階で、ちょっとわかりませんけれども、明らかになってくるのかなというふうに思っております。

 あとは、事業の進捗にあわせて、事業というのは、この調査も含めてですけれども、全体の進捗にあわせて多分まだいろいろなことが出てくるのかなというふうには想定しておりますが、今、そういうわけでちょっとうちも具体的にどこでいつから何をということは本当に正直承知をしていないので、東海さんが今いろいろな状況の中で、どこでどういうふうにやろうかと、どこでやることが一番適切かということを調整されているのかなと、そんな推測をしておるわけです。



○委員長(清水勇君) 清水委員。



◆委員(清水可晴君) それで、この説明会を長野県でやるというんだけれども、つまり環境やそういったまでを万全を期すということの中で、そうした歩みみたいなものもJR東海から地元の自治体とか、あるいは県とか、そういったところには前提になるもの、言ってみれば独自事業なのでピンポイントを決めてどんどんやっていくと、そういうふうに理解すればいいのかな。



○委員長(清水勇君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) これは、どこかの段階で何らかの相談はあるというふうに思っております。というのは、いろんな影響というのを想定しながらやっていくということだというふうに思います。地下にトンネルを掘っていくという話になりますと、それによってどういう影響が出てくるのか出てこないのかそこら辺はわかりませんし、場合によれば将来にわたって長い時間いろいろ経過を観察しなきゃいけないようなものも、ひょっとしたらあるのかもわかりません。ですから、何も知らないうちにやられてこうでしたということでは、市の立場としても市民の皆さんに説明できませんし、ということだろうというふうに考えております。



○委員長(清水勇君) 清水委員。



◆委員(清水可晴君) 心配だという部分は、やっぱり初めての経験だもんで、市民の皆さんの中にもあるんで、やっぱりその辺はJRと、あるいは県を窓口にして十分説明会等を、JRがどういう目的でやられるのかよくわかりませんけれども、やはりぜひともすれ違いのないように情報アンテナを張って、副市長がおっしゃられるとおりやっていただきたいなあということを要望だけはしておきます。



○委員長(清水勇君) それでは、今の意見、これからはもっともなことだと思いますので、御要望ととらえていただいて情報収集する中で、やはりしっかり努めていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 そのほかに、御意見等ございませんか。

     (発言する者なし)



○委員長(清水勇君) それでは、きょうありました議題はすべて終わりにいたしますけれども、もう1点重複しますが、管外視察につきましては身近なところの日帰り視察という形で今回計画いたします。また、前にもありましたが、新幹線等を含めた郊外駅等のことにつきましても、また今後こちらのほうでいろいろ検討、調べながら皆さんのほうへ御相談を申し上げていきますので、そのときにもまた委員の皆様の御協力をよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、これをもってリニア推進対策特別委員会を閉会といたします。どうも御苦労さまでした。

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             15時45分 閉会

  委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。

    平成24年7月23日

        リニア推進対策特別委員会委員長  清水 勇