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長野県 飯田市

平成24年  3月 全員協議会 日程単位




平成24年  3月 全員協議会 − 03月16日−01号









平成24年  3月 全員協議会



                飯田市議会

                全員協議会

                            期日:平成24年3月16日

                               午後4時30分

                            場所:本会議場

 1 開会

 2 議長あいさつ

 3 理事者あいさつ

 4 報告事項・協議事項

 (1)老人保護措置費算定誤りへの対応について

 5 閉会

             16時31分 開会

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○議長(上澤義一君) ただいまから全員協議会を開会いたします。

 湊議員、森本議員から欠席する旨の連絡、それから牛山滿智子議員から遅刻する旨の連絡がございましたので、御報告をいたします。

 それでは、理事者側よりごあいさつをいただきたいと思います。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) それでは、私のほうから一応ごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、会期中の大変お忙しい中、全員協議会開催に御理解をいただきまして、当面する課題につきまして御協議をいただくことに対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 本日、市側から御協議をいただきたいと願う案件は、養護老人ホーム「ハートヒル川路」と「信濃寮」に対します、老人保護措置費の算定誤りの対応についてでございます。老人保護措置費の算定誤りの事案につきましては、法人関係者はもとより、関係町村など多くの皆様方に大変な御迷惑・御心配をお掛けしておりますことに対し、深くおわびを申し上げる次第であります。

 今回の算定誤りにつきましては、市の事務処理のミスが原因でございまして、返還のお願いをすることはまことに心苦しいところでございますが、その差額につきましては、他の施設との公平性の観点から、お返しをいただきたいとお願いをしてまいったところでございます。

 医療法人からは、返還についての明確な法的根拠を示してほしいとの強い意向がありました。しかしながら、今回のようなミスは、制度上想定がされておらず、明確な法的根拠と言える条文はない状況でございまして、また当市のみではなく、11の町村が関係している事案でもありますことから、根拠に乏しい解決案を市として提案するということはできないところでありました。

 私と両法人の代表者とお話をさせていただいてきたところでありますが、そうした中で、将来、禍根を残さない形で解決を図ることが必要であるという考えから、第三者の法律の専門家によります判断を仰ぐことが最善であるとの結論に達しまして、双方了解の上で、民事調停の手続をとることを両法人と合意いたしたところでございます。

 このことは、第三者の立ち会いのもとで解決に向けた話し合いをしていくということで御理解をいただきたいというふうに思います。

 調停の申し立てを行うに当たりましては、議会の議決が必要となりますので、本議会最終日に追加案件として上程をさせていただくことを予定しているところでございます。

 これから、担当から詳細の説明をいたさせますので、お聞き取りをいただき、御協議をいただきたいと思うところでございます。

 以上、どうかよろしくお願い申し上げます。



○議長(上澤義一君) それでは、4の報告事項・協議事項に入ります。

 (1)老人保護措置費算定誤りへの対応についてを議題といたします。

 それでは、理事者側より説明を求めます。

 小西介護高齢課長。



◎介護高齢課長(小西盛人君) それでは、私のほうから老人保護措置費の算定誤りの対応についてということで、今までの経過とあわせまして、今後の対応について御説明をさせていただきたいと思います。

 資料に基づいて御案内をさせていただきたいと思いますが、これまでの経過につきましては、昨年の11月29日にこの事案を発見して以来、関係いたします両施設、両法人それから各町村の皆様に状況を説明してまいったところであります。この説明と並行しまして、平成23年度分の措置費の単価の確定の作業も行ってきたところでありまして、1月末に単価の確定を行いまして、両施設それから関係いたします町村に単価の設定の根拠も含めて、今回は通知をさせていただいたところでございます。

 平成21年度及び平成22年度の算定誤りの差額の取り扱いにつきましては、1月17日に、両法人に対しまして、市長名で文書をお渡しいたしまして、飯田市としての考え方を伝えながら説明をしてまいったところでございます。

 両法人に対しましての説明文書の内容でございますが、市長のあいさつにもありましたけれども、算定の誤りにつきましては、市の事務処理によるミスが原因ということでありまして、相手方の法人には責任はないというふうに考えてはおりますけれども、結果としまして、国の基準に沿った金額で措置費を支払いしております他の施設の措置費との関係で、差額につきましては公平性の観点からお返しをいただきたいというお願いをしたところでございます。

 あわせまして、飯田市以外の町村の分につきましても、同様にお願いをしたところでございます。返還に当たりましては、入所者の処遇に影響を与えないように配慮が必要というふうに考えておりまして、返還の時期、期間、方法等については御相談をさせていただきたいということをお願いしたところでもございます。

 あわせまして、関係する職員の処分も検討しているということもお示しをしたところでございます。

 これに対しまして、2月の上旬に、両法人からそれぞれ文書で申し入れ書ということでの提出をいただいたところであります。申し入れ書の中身につきましては、それぞれ法人で少し異なりますけれども、両法人とも、明確な法例の根拠に基づいた解決を望むという回答があったわけであります。

 このことを受けまして、市長と両法人の代表者の間で協議を行ってきたわけでありますけれども、返還についての法的な根拠を示してほしいという強い両法人の意向がある中で、法的な明文規定がない場合において、将来禍根を残さない形で解決を得るためには、第三者の法律の専門科による判断を仰ぐことが最善であるという結論に達しまして、双方が了解の上で、民事調停の手続を取ることと合意をしたところでございます。

 この経過でございますが、今後の対応としましては、民事調停の申し立てを行いまして、第三者による法的判断を受けることとしてまいりたいというふうに考えております。

 このことは、市長も申しましたけれども、第三者の立ち会いのもとで話し合いを行っていくというふうに御理解をいただきたいと考えておるところであります。

 今回の調停につきましては、町村の取り扱いもありますので、そのことも含めて飯田市と両法人との間で行うということとしたいと考えております。

 さらに、調停の申し立てを行うに当たりましては、議会の議決が必要となりますことから、本議会の最終日に追加提案をさせていただいて、御検討をいただきたいと、そんなふうに考えておるところでございます。

 3番目にありますように、平成23年度分の措置費の取り扱いについてでありますが、23年度の単価の確定をしておりますので、それに基づきまして、年度内に精算をいただくということでお願いをしておるところでございます。

 以上、申し上げて、今後の対応をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) ただいま説明をいただきましたが、御質疑・御意見がありましたらお出しをいただきたいと思います。

 清水勇君。



◆3番(清水勇君) この件につきましては、前にも説明はいただいておりますが、調停を行うということなので、余りなことは言えませんが、ただし、私はこの件につきましては、やはり確かに市の側のミスではありますけれども、こういう施設に対しては、今までは飯田市と関係施設の信頼関係で行ってきたと思います。したがいまして、本来ならば金額的に大きい歳出がそちらのほうへ行ったときには、民間経営でありますので、きちんと歳入に対して大きい少ないはわかりますし、そういう意味でいくと、何らかのものが飯田市にあってもよかったんじゃないかなというふうには思っております。

 したがいまして、やはり、今までも含めてそういう施設を信頼関係でやってきておりましたので、私としては、調停の前に何とかならなかったかなというふうに思いますけれども、両法人から調停をという形になりました。したがって、やはり、こういう福祉施設につきましては、飯田市とほかの町村とも含めて、信頼関係のもとに運営しているんじゃないかとも思いますし、そういう意味でいくと、やはりきちんとした調停なら調停をしていただく中での両法人に対しても御理解をいただきながら、しっかりとした方向でやっていただきたいというふうに思っております。

 あと1点、やはり市の側としましても、本来なら前年度出したものと比較検討というような形で予算組みもしておりますので、今後においては、やはりそういったこともしっかりなくすような形の中で、チェック体制は今までにも敷いておりますけれども、やはり逆にいくと、1つのことでそういった信頼関係を今回は崩すことになりますので、そこら辺は、反省していただく中で、両法人に対しても前向きな方向性で市の誠意としては出して進めていただきたいというふうに思いまして、これはあくまでもきょうの全協でありますので、やはり一言、私の意見として言わせていただきます。

 それについて、市長、ありましたら、お願いしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) これまでも、そしてこれからも、こうした老人保護措置費に限らず、住民福祉に関係いたしますことにつきまして、しっかりと施設をやっていただいている法人の皆さん方と信頼関係を構築、そしてそれを維持していくことに努めていきたいと考えているところであります。

 そうした中で、今回、先ほどからの説明でもお話しさせていただいておりますように、将来にまさにその信頼関係が揺らぐような、そういった禍根を残すようなことがないような形で解決を図っていきたいということで、両者合意をさせていただいたということで、御理解をいただきたいと思うところでございます。



○議長(上澤義一君) よろしいですか。ほかにございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(上澤義一君) なければ、老人保護措置費算定誤りへの対応についてはお聞きをしておくことといたします。

 それでは、以上をもちまして本日の全員協議会を終了いたします。お疲れさまでございました。

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             16時44分 閉会