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長野県 飯田市

平成23年  5月 建設環境委員会 日程単位




平成23年  5月 建設環境委員会 − 05月13日−01号









平成23年  5月 建設環境委員会



            飯田市議会 建設環境委員会

             平成23年5月13日

              11時00分 開会

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○委員長(伊壷敏子君) それでは、会議開催前ではございますが、当委員会に対しまして、建設管理課の北原管理係長の出席の申し入れがありましたので、これを許可いたしましたので、よろしくお願いをいたします。

 ただいまから建設環境委員会を開会いたします。

 一言ごあいさつを申し上げます。

 私、臨時議会で退任のあいさつをしたんですが、もう1件だけ審査を受け持つことになりましたので、本日またよろしくお願いいたします。

 それではここで、理事者のごあいさつをお願いいたします。

 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 建設環境委員会ということで、改めて大変お世話さまになります。

 本日の議案につきまして、先ほど建設部長の方から御提案を申し上げたとおりでございます。

 公共施設の管理につきましては、常日ごろから十分心がけてまいったつもりではございますが、また例の事故が発生をしてしまいました。今回のことをまた教訓にいたしまして、さらにまた今後の管理等については、十分意を配してまいりたいと思っておるところでございます。

 また、議案の若干補足の説明をさせていただきますので、お聞き取りをいただきまして、御理解賜りたいと思います。

 以上でございます。



○委員長(伊壷敏子君) 中平建設部長が新しく入ってこられたんですけれども、当委員会におきましては特別ごあいさついただきませんが、新しい午後の委員会の中でごあいさついただくことにいたしておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、これより議案の審査に入ります。

 議案第64号「和解をすることについて」を議題といたします。

 理事者側の説明を求めます。

 久保田建設管理課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) それでは、議案第64号につきまして御説明申し上げます。

 本会議場の方で部長より説明申し上げておりますので、補足の説明をさせていただきます。

 最初に概要でございますが、発生箇所につきましては、委員長に手配をいただきまして、お手元の方に位置図をお配りしてございますので、ごらんいただきたいと思います。

 場所は、上郷飯沼のショッピングセンターの裏側に当たります市道でございます。相手方は、岐阜県高山市に居住がございまして、この日は、娘さんが居住してございます上郷飯沼に来ておられまして、買い物帰りに当該市道を初めて歩行中に、前方から来た車のライトに目がくらみ、道路下の側溝に転落し、骨折等の負傷をしたというものでございます。相手方より、道路に転落防護さくがないことが事故につながったとしまして、この要求がございました。

 相手方は、骨折等の治療に専念する中で、平成22年9月に、12胸椎圧迫骨折とする診断書が出されました。それから本格的な話し合いに入りましたけれども、和解には至らずに、平成23年3月16日に、相手方より500万円の支払いを求める調停が申し立てられたわけでございます。

 この申し立てに伴いまして、平成23年4月21日に、第1回目の調停委員会が開催されました。調停日に申し出された相手方の内容や、顧問弁護士、保険会社等の意見を参考にする中で、調停委員の仲介をもとに総合的に判断いたしまして、調停による和解に応じ、解決金として500万円を全国市有物件共済会の保険金によりまして相手方に支払うということで、和解を進めさせていただきたいというものでございます。

 よろしくお願いいたします。



○委員長(伊壷敏子君) それでは、御質疑はありませんか。

 下平委員。



◆委員(下平勝熙君) 今、概要をお聞きしたところでございますけれども、これまで、21年9月に発生をいたしまして、相当な時間がたっているところでございます。その間に、和解の話し合いで中間の報告とか、議会に対する説明責任をなさるべきだというふうに考えておりますが、その点はいかがかということ。

 それから、和解という形をとるということでございますが、この事故の市の管理義務はどのくらいあるのか。そしてまた、過失責任はどの程度になるのかということがわからないわけでございますので、御説明をいただきたいというふうに思います。

 そしてまた、市側に落ち度があったということで、転落防護さくがなかったということでございまして、その後にどのような対応がなされて、防護さくとしてですね。

 以上、とりあえず3件をお聞きしておきたいと思います。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) まず1点目の、議会の方に途中で説明をするのはどうかということでございます。

 この案件につきましては、しばらく被害者の方の症状が固定するまでは、私どもも、どのような金額とか、そういったものを求められたわけではありませんでしたので、話し合いを続けてきたわけでございます。そんなわけで、相手方との話し合いの経過をする中でのことでございまして、具体的な金額が提示されたのが調停ということでございましたので、それまでには議会側の方には説明させていただきませんでした。ある程度確定してからというのが経過としてありましたので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、市の管理責任でございますが、場所につきましては、道路構造の基準が、ある程度の内規というか、あるんですが、その基準の中では、防護さくをつける範囲のものではなかったということで、道路の設計の構造基準の中では満足しているものと思っております。

 そんなわけで、今回の過失割合がどうのという割合ではございませんで、調停での話し合いの中でこの金額が決まったわけでございますので、過失割合のどういう割合のという算出はしてございません。

 それからもう1点の、事故後どうしたかということでございますが、その後にそこの地元の交通安全会とかの方と話し合いをする中で、要望をその場で受けまして、ガードレール等を設置しております。



○委員長(伊壷敏子君) 下平委員。



◆委員(下平勝熙君) 一応市の管理責任も当然あるということで、こういう形になったわけでございますが、とにかく市の管理ということになりますと、やっぱりこういう事案が発生すると、議会も知る必要があるという意向もとらえてくるわけでございまして、ぜひとも中間報告等をやっていただきながらお互いに対応・対処ということも考えていくべきであるというふうに思っております。

 それと同時に、多分これは500万というと結構高額になるわけでございまして、保険で支払われるからいいということではなく、これは、例えば慰謝料とか、後遺症があるのかどうかと、そういうところも多分含まれると思うんですけど、そのあたりがどうなのかということと、もう1点は、まだまだ危険箇所というのが当然あろうかなというふうに思っておりまして、そういったところの一斉点検だとか、危険箇所の対応は今行っているのかどうか、そのあたりのことをお聞きしておきたいと思います。



○委員長(伊壷敏子君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 最初に、発生から非常に時間がたっているということでございます。症状が固定してくるまでにというような状況がございましたが、賠償等の話が起こった段階で、やはり御一報はきちんと差し上げておくべきであったかなあと、今になればそんな思いもいたします。そういう点につきましては、今後十分にまた意を配してまいりたいと、こういうふうに思います。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 500万の金額が高額であって、中身はということでございますが、今回につきましての中身で、例えば慰謝料、治療費、そういったものの幾らかという細かいところの算定を500万の中ではしておらずに、総額でということで話し合いをしてございまして、幾らがどうかという、今回に限るという形をとってございます。

 それから、危険箇所の今後の対応でございますが、現在の担当部署の方で、常時2人がパトロールをしてございまして、その方々が、既に市道の管理、そういったもののパトロールを毎日してございます。なお一層の道路につきましては、十分注意しながらいきたいと思っております。



○委員長(伊壷敏子君) 下平委員。



◆委員(下平勝熙君) 総額というふうになりますと、なかなか具体性に欠けるわけでございまして、どのような金額ということがなかなかわからないわけございますので、今後こういうようなことが起こる可能性というのも多々あると思いますから、あまり例にならないような手法をとっていただきたいというふうに思います。以上です。



○委員長(伊壷敏子君) よろしいでしょうか。答弁をいただけますか。

     (発言する者あり)



○委員長(伊壷敏子君) 要望でよろしいですか、下平委員。



◆委員(下平勝熙君) 例にならないような取り扱いを。過去にあったかも含めて。



○委員長(伊壷敏子君) では、お答えをいただければ。

 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 今回につきましては、前にちょっと数字的にははっきりとしなかったということで、わからない点があったということは、確かに議員の皆さんの言われるとおりでございます。今後につきましては、そういった金額、道路瑕疵が、市の方にどの程度瑕疵があったということがはっきりとわかる事案につきましては、例えば慰謝料、治療費、そういったものはきちんと出していただきたいと思っています。

 今回に限りましては、特に道路構造上に問題なかったという、そういった大きな観点の中で取り扱いとさせていただいております。



○委員長(伊壷敏子君) 中平建設部長。



◎建設部長(中平浩文君) 今回の案件につきましては、市が加入しています保険会社、それから担当する弁護士の御意見をいただきながら話を進めてきた次第でございますが、各弁護士さんの御意見をお聞きしますと、道路構造上過失がなくても、係争案件になれば何らかの過失割合は発生してくると。一般的に他の事例から見てくると、6割から8割ぐらいの責任が発するんじゃないかというような御意見もいただいております。

 一方、保険会社の方からは、仮に道路管理者に100%過失があるとした場合に、900万ぐらいに相当するような案件になるんじゃないかなというような御意見もいただいていますので、そういうものを頭に置きながら、今回、調停の中で判断させていただいたという次第でございます。



○委員長(伊壷敏子君) 下平委員。



◆委員(下平勝熙君) いずれにしても、総額ではわからないんで、当然積算根拠があってこういう数字になるというふうに私は理解いたしますので、その点も解明できたらしていっていただきたいということでございます。



○委員長(伊壷敏子君) ほかによろしいですか。

 原委員。



◆委員(原勉君) 最初の質疑のときに出たんですけれども、まず、向こうの最初に出た請求金額というのはどれぐらいだったんでしょうかね。今そのことで大体これが決まると思いますが。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 最初にといいますか、金額につきましては具体的に示されませんでした。何とか治療費について市の方で何とかできないかということで、一番最初は金額提示はございませんでした。金額の提示があったのは、今回の調停でございます。以上でございます。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) といいますと、治療費は飯田市が全部負担したということでいいですか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) この500万の中に治療費は含まれております。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) そうしますと、話し合いをしていたという過程では、まず飯田市として、道路管理者として責任があるという前提で話をしていたのか、そうではないということで長引いたのか、その点はどうなんですか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 市としては、道路の設置基準の中では問題がなかったということを前提に話し合いをしてきました。ただ、御存じのように、後遺障害が出ましたので、そのあたりのところを救済するという意味を含めて、一緒に話し合いをしてきたということでございます。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) そうすると、基本的には過失はない。少なくとも今までこういった事例は、私も何件か聞いておりますが、そういったことはないという形の中で交渉をしてきたというふうに理解してよろしいですか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) そのとおりです。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) そうなりますと、今回の500万という和解金につきましては、当然長野地方裁判所飯田支部から和解金が示されたと。それに対して、原告を含め、同意してこの金額が決まったと、そういうふうに理解してよろしいですか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) その点は、今の言われたとおりでございます。向こうから示されている金額に対しまして、市が話し合いの中では、先ほど申しましたように、保険会社、また弁護士等の意見を参考にする中で、この金額で決まりました。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) ということは、この500万という金額は、あくまで調停の相手方、巣鷹さん側が示していた金額で、それを満額和解金として飯田市としては認めたと、そういうことでよろしいですか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) そのとおりでございます。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) そういうことになりますと、全体的には、法的にも、基本的には、今までの飯田市としての過失ではないというふうな形で交渉してきましたけれども、治療費のことについては別にしましてですね。そうしますと、今回のことについては重く受けとめなければいけないというふうに思います。

 普通の場合、いろいろありますけど、和解を提示された場合には、大体増額するか減額するかということで、双方が、特に請求者側の言い分を認めるということになりますと、それは基本的に過失を全面的に認めたというふうに、あと調停費用は分担だとかいう細かい部分はありますけれども、大前提でいきますと、そういう認定になったというふうにこの件については私は認識したのですが、それでよろしいですか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 市の方はこの額になったわけでございますが、一番基本的なものは、先ほど申しましたとおり、設置基準は問題なかったけれども、相手方の損害の状況を見ながら和解したということで基本的にはいいかなと。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) いわゆる今の無過失責任も含めて、こういった部分についての責任というのは、時代の流れの中で基本的に変わってきているというふうに認識するのが正しいと思います。そうしますと、当初、この事件が発生したときに対する感覚が、これ長くかかったというけど、そんなにかかっていないんです。10年、20年の話です、本当はね。ですから、そういった治療が終わってからという形になっておりますけれども、基本的にはそういうことを、やはり庁内なりそういったところで、まさにコンプライアンスも含めながら、危機管理とかそういったものの中できちんと判断をしないと、こういうものは幾らでも出てきますし、悪い意味ではなくて、もう完全に前例になります。そうしますと、今回のことは、非常に重く受けとめなければいけない部分じゃないかなというふうに私は思います。

 そうしますと、今度は全国市長会という形の中で、保険を担保されているんだということになっておりますけれども、よくこういったことは、ここで重要に考えていただくということがまず必要ではないかなということを申し述べると同時に、先ほど下平委員から出ておりましたけれども、現実にこの部分は改良したのかどうか、具体的に、まずそれをお聞きします。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) これにつきましては、大変重要なことを言われておると、重く受けとめたいと思っております。

 それから改良につきましては、先ほど図面がありましたけれども、あそこの部分のショッピングセンター側の道路ですね、大東電機側の方ですが、電気屋さんがある方につきましては、ガードレールを設置するものでございます。

 以上でございます。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) そういうことだということでありますと、これが大事なところになりますけれども、同様の箇所はどのくらいあるのか、把握しているか、そういうことが実には事故防止であると同時に、今後重要なことになってきます。

 また、一番残念なのは、23年度予算等々のときに、こういう事件が発生しているときに、そういったものをどのように道路改良事業等々に盛り込まれていたのか、ここが一番問題になります。

 私は、この間の建設環境委員会でこの部分の予算審議をしてまいりまして、基本的には賛成しておりますけれども、先ほど下平委員が方法がないではないかというのは、私はそういう意味で受けとめたいと思っておりますので、こうした事案に対して、少なくとも大体そのように発生するような可能性のある道路改良等々については、もう早急に調査をしているのが前提であると思いますし、もししていないとすれば、これは重要な責任問題になります。それについてはどうですか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 同様な箇所が何ヵ所かというのは、具体的には数字は出してございませんけれども、先ほどの道路の維持のパトロールの方が常時2名おりまして、この方々が道路の危険な箇所につきましては把握して、もしも危険な場所につきましては、土木の維持の方で修繕を早急にするように手配してございます。

 そのようなことで、今の案件に対しては終わります。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) ですから、修繕箇所がどのくらいあるかということを私たちはつかんでおりません。

 単純に言いますと、各地区のそれぞれの自治会、まちづくり委員会等々から、いろんな改修事業については提案が出ております。

 今回こういうことになりますと、特にこの事故に遭われた方は飯田市内の人ではないといいますと、道路事情も詳しくない。近所の人たちならば、そこにはさくがないとか、あるいは防犯灯の設置等々、いろいろなことがこれには絡んでくると私は思います。

 そういった意味で、このことを逆にきちんとして、こういった地域で、安全・安心という言葉をよく我々も述べますけれども、こういったときにきちんとこういうことが、今パトロールの皆さんにやっていただいていると話しておられますけれども、早急に調査をして、当委員会に報告をしていただいて、当然資金的にも、特にきょうの市長のあいさつの中でも非常に財政が厳しいと同時に、新しい事業もいろいろあるということも言っておりました。このことを深刻に受けとめる必要が私はあると思いますし、先ほども申しましたように、予算等々に基本的には盛り込まれていないというふうに感じておりますので、もしそうではないと、それはもうちゃんと対応しているというならば、そのような御答弁をいただきたいと思いますが、いかがですか。



○委員長(伊壷敏子君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 防犯灯とかいろいろなお話がございましたけれども、防犯灯もそうでありますけれども、いろいろな道路改良、隅切りみたいなものから始まって、そういう日常的といいますか、既に供用されているような箇所、インフラの整備・改修等につきましても、日常的に御利用いただいている地区の皆さんから、まちづくり委員会等を通じて御要望、御指摘等いただく中で、計画的に取り組んできているということが今までの実態でございます。

 そうした中で、どこまでどういうふうに拾っていただくかということはございますけれども、さらにそうしたことで、日常的に御利用いただいている皆さんの目線、そういうものも御指摘いただきながら、計画的にまた進めてまいりたいというふうに思っております。



○委員長(伊壷敏子君) 原委員。



◆委員(原勉君) 今、副市長の方から御答弁がありました。ぜひ、そういった対応を関係部署を挙げて取り組んでいただきたい。また、議会の方にもお示し願い、市民の皆さん、それから住民の皆さん、ここに訪れる人たちの安全・安心のまちづくりに、こうした事案を有効に生かしていくことをお願いして、この質問を終わります。



○委員長(伊壷敏子君) ほかの委員の皆さん。

 村松委員。



◆委員(村松まり子君) この事故が起きた後に対策をどうかということでありますけれども、ここはもともと、例えば地域から、前々からここに何か対策をとってほしいとか、安全さくをしてほしいとかという要望があった箇所なんでしょうか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) この箇所につきましては、地元の方からは何も安全に関してこうしてほしいという要望はなかったものですから、私どももこの基準の中で判断させていただいたところです。



○委員長(伊壷敏子君) 村松委員。



◆委員(村松まり子君) そういった状況の中で、それもあると、地元からは特に危ない箇所でもないと、設置基準も問題ないと。ただ、障害が残ったものは救済するという形でこういう形になったということなんですけど、これは第1回の調停でもうお決めになったんでしょうか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 調停になって、通常2回から3回というふうに聞いております、普通の調停の場合は。それで、1回目の調停でお互いの意見を述べ合いまして、私どもと調停の方と提示されたものにつきまして、きょうお話ししたように500万で解決したいという意向を持っておりますが、これを次の調停の方で話を出しまして、成立すれば、2回目の調停で調停書というのが裁判所の方から出されるということになっております。



○委員長(伊壷敏子君) 村松委員。



◆委員(村松まり子君) 第1回目の調停でそういうものを出されたときに、500万でということで、市の方でも弁護士とか保険会社とかそういったもろもろのお話をお聞きしながら、そのような形に持っていくということは、何かちょっと腑に落ちない部分があるんですけれども、その点、市民の方が納得できるような説明とか、もう少し詳しくお願いできないでしょうか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 調停をしたのは4月なんですが、調停書が出されたのは、もう少し前の日に調停案が出されておりますので、その調停につきましては、事前に裁判所の方から市の方に、こういう形で申し立てがありますということで文書が来ております。それに基づきまして、市と内部の方で、その調停の申し立てに基づきまして弁護士さん、それから保険会社と内部協議をいたしました。その後、第1回調停委員会の中で意向をお伝えするという形をとってございます。

     (発言する者あり)



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 補足ですみません。ちょっと説明がわかりにくかったと思います。

 これにつきましては、昨年の9月に診断書が出てから、具体的な話し合いをする中で、お互いにどのようにするかということで話をした経過がございます。

 それで、金額の方は、先ほど申し上げたように、具体的に出なかったということでございますけれども、話し合いの中で、過去の事例とかそういったものを弁護士さん、保険会社等も参考にして、相手方の方もこんな形で参考にする中での話し合いを持ってきました。

 その中で、お互いに意見の食い違いがあって争点となりましたので、ある程度の話し合いをして、調停の方にという状況でございます。



○委員長(伊壷敏子君) 村松委員。



◆委員(村松まり子君) とすると、設置基準が問題なくて、障害になったからそれを救済するという先ほどのお話の中で、これが本当に前例になっていくと思うんですけど、これについて市のこれからの考えというのをお聞かせいただきたいと思います。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) これが前例ということでありますけれども、こういった事例があった場合には、ケース・バイ・ケースいろいろとあると思います。ケース・バイ・ケースでいろいろな事例を考えて対応するわけでございますが、その際、まず相談するところは、入っている保険会社がどのような事故事例があるかということの検討、それから顧問をしております弁護士さんに相談するという中で、適正なものがここでお互いに話し合いを持てればそれでよろしいわけですが、もしもそういう中で話し合いがいかなかった場合には、今回の調停、または裁判というふうな形に持っていきたいと、第三者機関の方にゆだねていきたいというふうに考えております。



○委員長(伊壷敏子君) 村松委員。



◆委員(村松まり子君) 大体説明はわかりましたけれども、今後の対応について、市としてはそういう形で判断で行かれるんですね。今課長からお話がありましたけれども、ちょっと副市長にもお聞きしたいなと、今後のために。



○委員長(伊壷敏子君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 先ほどの原委員の御質問にもかかわってきますけれども、今回につきまして、道路瑕疵等について、設置者としての責任については論議の対象にしておりません。ですから、そこで市の責任があったとか、なかったとかということは、形式的にという言い方がいいかどうかわかりませんが、形の上では、それについては何ら論議をしていないということであります。

 もっと言いますと、それを避けたという言い方が適切かどうかはわかりませんけれども、そうではなくてということで話をしてまいりました。ですから、裁判等をかけているわけではありませんので、どちらに過失がどうこう、市の責任がどうこうということが客観的に明らかになっているという状況ではありませんけれども、ただ事実として和解金を支払ったということは残りますので、これはこれで一つの前例になるということは、そのとおりだというふうに思います。

 ですから、まずは先ほど申し上げたように、飯田市は非常に広うございますので、全部ガードレールというわけにはまいりませんから、一定の今ある基準等もまた見直しをしながら、先ほどから申し上げているように、また地区からの情報をいただきながら、できるところについてまずは計画的に進めていくと。そういうことが起こらないような環境づくりをさらに進めていくということが一つ前提になります。

 今後、不幸にもそういうことが起こってしまえば、これはもう保険会社であるとないとを問わず、市から支払われるお金でありますので、そこのところは市民の皆さんに御納得いただけるような形で、お支払いするものがあるとすればそういうところできちんと決めていくと。また、それに対して議会側にも御相談申し上げていくと、御報告申し上げていくと、そういうことだと思います。



○委員長(伊壷敏子君) 牛山委員。



◆委員(牛山滿智子君) 今までの質問で、同じような疑問を持ってお聞きしたいと思っていたことはわかったんですけど、まず巣鷹さんという方は何歳か。それから、この道路が何メートル道路か。その辺をお聞きしたいので、このような何メートルの道路かで、横に側溝のある道路が、市内に恐らく調べていただけばたくさんあると思うんで、その辺全部、今副市長がおっしゃったように、ガードレールがつくれるかどうかは私たちも疑問なんで、その辺のところは、市民の皆さんに納得いくような、この500万円を支払った、その管理責任や何かは議論しないで支払ったということについて、納得できるような説明をどこかでしてほしいなと思います。

 まずは、年齢と幅を。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 年齢につきましては、昭和14年3月生まれでございますので、72歳でございます。

 道路幅員につきましては、あそこのところは全体的にはっきりとできませんので、正確には5メートル幾つありますけれども、約平均5メートルということでございます。



○委員長(伊壷敏子君) 牛山委員。



◆委員(牛山滿智子君) これは側溝との落差はあるんですか。すぐ横にあるのか、落差があるのか。



○委員長(伊壷敏子君) 久保田課長。



◎建設管理課長(久保田正一君) 今の道路のついたところの側溝の落差は、1.3メートルでございます。



○委員長(伊壷敏子君) よろしいですか。



◆委員(牛山滿智子君) はい。



○委員長(伊壷敏子君) あといかがですか。よろしいでしょうか。

     (発言する者なし)



○委員長(伊壷敏子君) では、質疑がないようですので、なければ質疑を終結いたします。

 討論はありませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(伊壷敏子君) なければ討論を終結いたします。

 これより議案第64号を採決いたします。

 本案を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

     (「異議なし」と言う者あり)



○委員長(伊壷敏子君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第64号は原案のとおり可決をされました。

 以上をもちまして、本日の建設環境委員会を閉会といたします。御苦労さまでした。

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              11時37分 閉会

委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。

   平成23年7月29日

      建設環境委員会委員長 伊壷 敏