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長野県 飯田市

平成23年  3月 庁舎建設特別委員会 日程単位




平成23年  3月 庁舎建設特別委員会 − 03月17日−01号









平成23年  3月 庁舎建設特別委員会



           飯田市議会 庁舎建設特別委員会

            平成23年3月17日

             13時00分 開会

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○委員長(下平勝熙君) どうも皆さん、こんにちは。

 予定された方がおそろいになりましたので、ただいまから庁舎建設の特別委員会を開催いたします。

 北原企画部長は、所用のため欠席という報告がございますので、御報告をさせていただきます。

 委員会の開催に当たりまして、ごあいさつということでございますので、一言申し上げたいと思います。

 どうも皆さん、こんにちは。御苦労さんでございます。

 東北関東の広い範囲で大地震、それと大津波、あわせて原発の溶融というような事故も出ておりまして、人命を失い、家などの施設もなくなり、大きな被害をこうむった方々にお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。東日本大震災、そしてまた東北太平洋沖大地震という名称も、そしてまた指揮もちぐはぐな状況でございまして、多様な主体というのは決め手を欠くというふうに私は感じました。家も、電気も、暖房も、食料も、水もない被災地の皆様方のことを思いますと、ぜいたくは言っていられない、欲がなければ一切が足りるというような社会の始まりではないかなというふうに感じたところでございます。

 さて、庁舎建設につきましては、きょうパブリックコメントの市民説明会の意見の大要を説明を受けて、基本設計、ゾーニングプランについて一定の方向を出していきたいというふうに思っております。よろしくお願い申し上げます。

 それでは、ここで理事者のごあいさつをお願いいたします。

 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 改めまして、こんにちは。

 議会開会中でございます特別委員会ということで、お集まりをいただきまして、ありがとうございます。御苦労さまでございます。

 今、委員長さんの方からもお話しございましたが、先週の11日の東北地方を中心とした大震災ということで、本当にびっくりをいたしました。なかなか横揺れといいますか、非常に長周期で、今まで経験したことのないような揺れを感じました。ちょうど部長会をやっておりましたが、本当にどう動いていいのかというような状況でございました。その後、栄村、あるいは静岡県で震度6前後の非常に大きな地震が起こっております。私どもにとって、一番懸念されます東海地震等との関連はないということではございますけれども、ああした地震のいろいろなことを考えますと、庁舎の問題、そもそもそのことが一つの課題ではあったわけでございますけれども、改めてきちんと御検討していかにゃいかんなというふうに思います。ただ、何というふうに申し上げていいかよくわかりませんが、一方できちんと冷静な判断、論議もしていかなければいけないと思うところでございます。

 せっかくといいますか、ちょうどお集まりをいただいておりますので、ちょっと御報告をしておきますが、詳細が決まったところで議員の皆様方にはファクシミリ等でお知らせをさせていただきたいと思いますが、南相馬の方へ避難民の収容受け入れに向かっております。当然、福島の原発の問題もございますので、私どもといたしましては、60キロ離れたところへ前進基地といいますか、ずっと待機をさせておりました。当初は、南相馬の市役所までピックアップに行くというお申し出をいただきましたが、そこが30キロ圏内ということもございまして、隣接している川俣町というところの道の駅、そこが大体45キロから50キロぐらい原発から離れているところでございますが、どうもそこが避難民の中継基地みたいな形になっているようでございまして、そこまで南相馬の方で連れてきていただくというようなことをお願いしながら、適宜対応をしてまいってきております。

 今のところ、108名の方をお迎えすると。受け入れ先につきましては、広域連合全体で当たっていこうということでございますけれども、急なことでございますので、飯田を中心に、最終的にちょっとまだこれから割り振りをいたしますが、三つ、四つ、飯田ほかですから、ちょっとわかりませんが、最終的には四つとか、五つとかくらいの自治体になるのかなと。きのうお知らせしたものとは若干変わってくる可能性もあるというふうに思っております。

 いずれにいたしましても、また予算的な話とかいろんなことがございますけれども、まずは緊急の対応をやらせていただきたいということで考えております。

 なお、収容に向かっておる隊につきましては、市立病院の放射線科の科長も計測機器を持って乗り込んでおりますし、今のところ第1陣が68人、第2陣が40人ということで、恐らく一緒にもう向こうを出ているくらいのタイミングだというふうに思いますけれども、第1陣の68人についても、お乗りいただく段階で放射能のチェックでは一応ゼロであったというようなことも確認をしております。ですから、現地で実際にその地域で避難生活を重ねておられる方々もおられるわけですので、いろんなことは軽々には申し上げられませんが、一方で職員の安全ということもきちんと確保していかなければいけませんので、そこにも十分留意をしながらということでやらせていただいております。そのことを、ちょっとこの場をおかりいたしまして、御報告もさせていただきたいと思います。

 本日でございますが、委員長さんのお話しいただきましたとおりでございますけれども、いろいろと市民の方からいただいている御意見に対して、こんなふうに考えていきたいというようなことを具体的に御説明させていただきながら、大きな方向について確認をしていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。お世話さまになります。



○委員長(下平勝熙君) それでは、ごあいさついただいたところで、これより協議事項に入らせていただきます。

     (1)の庁舎整備の基本設計案についてを議題といたします。

 前回、2月24日の委員会では、庁舎整備の基本設計の方針案に対するパブリックコメントと、市民からの意見について市側より中間報告がなされ、委員会として確認をいたしました。

 本日は、このほど実施された庁舎整備に関するパブリックコメントで提出をされた意見の内容、及び回答案等について市側より説明していただくとともに、1月の委員会で示された庁舎配置計画案や平面計画案等の庁舎整備の基本設計案が妥当であるかについて、委員会として一定の結論を出していくこととしたいと思います。

 それでは、理事者側の説明を求めますが、後にまたリニアの特別委員会もございますので、時間がタイトでございますので、簡潔に御説明をお願いしたいと思います。

 北沢庁舎整備推進室長。



◎庁舎整備推進室長(北沢武人君) それでは、パブリックコメントの資料について説明をさせていただきます。

 1月27日から2月25日まで、30日間のパブリックコメントの実施をいたしまして、提出されました御意見等、20人からのこのようにまとめたところでございます。

 お手元に冊子としてとじてございます。16ページに及ぶ内容でございますが、本日これを説明させていただきたいというふうに思います。

 このそのものが、こういった形で公表をさせていただく資料として考えたものでございます。本日、提出された意見のところへ、要旨となるところにつきましては、アンダーラインを引かせていただきまして見やすくさせていただいておりますが、提出された意見、市の考え方について説明をさせていただきたいというふうに思います。

 それでは、1番の方から順に説明をさせていただきます。

 1番でございますが、大久保町の歴史を未来に残したいということでございます。これは現庁舎と新庁舎の間にあります道路についてはつけかえをするわけでございますが、ここについて見通しを確保してほしいということでございます。知久町から箕瀬3丁目まで400メートルの見通しのある景観であると。それは、居住性に大きく影響をする。ぜひこれを、景観の連続性を遮ることなく計画をしてほしいという御意見でございます。これにつきましては、市の考え方としましては、新庁舎の建設位置を、1階の窓口サービスを提供する部署の配置に必要となる面積を確保すること、それから建設予定地の地形的な事情、それから取得予定の民有地の状況などを配慮しながら、それらの条件から現在の位置を想定してお示しをしているということを説明させていただいております。その上で、歩道を設置するための空間確保をできる限り、可能な範囲内で配慮をしたいというふうにお答えをさせていただいております。建物のバランスとしても、距離をできる限り確保したいと考えるところでもございます。

 めくっていただきまして、2ページの意見の2番目でございますが、内装材への地元産木材の利用を提言したいという内容でございます。これにつきましては、建築基準法を中心としまして規定があるわけでございますけれども、そういった基準や費用を考慮した上で、使用が可能な部分については木材を活用したいと考えているということをお答えしたいと思います。

 3番目でございますが、現在、総事業費、建築の事業費として50億円ということを説明させていただいておりますけれども、事業費の上限50億円について多額ではないか、建物の大きさも必要最小限にすべきであろうという御意見をいただいております。これにつきましては、耐震改修により利用できる建物の改修を行って使いたいといった整備手法も説明をさせていただきながら、50億、また面積の上限を8,500平方メートルとして考えておりますが、必要最小限になるよう努めていきたいというふうに説明をさせていただきたいと思います。

 4番目でございますが、庁舎内の装備品に関しまして、地元の家具組合の技術を利用する、こういった調達を基本に考えてもらえないだろうかという提言をいただいております。これにつきましては、まだ装備品につきましては、具体的にどのような製品を採用するか、必要とする機能、素材、費用などから検討したいという考えを示しております。また、地域内の多くの事業者の皆様にかかわっていただくことが必要であると考えておりまして、庁舎整備における経済効果が地域へ波及していくものと考えておることをお答えしております。

 5番目でございますが、これは蓄光視線誘導標を製造している企業からでございます。蓄光視線誘導標、光を蓄光する形で、夜等には明るい見やすいサイン等を開発していただいている企業様のからの御意見でございますが、最後のところにございますが、これから販売を始めるエコ安全商品を、環境都市宣言をしている飯田市で全国で先駆けて使用していただき、全国にアピールしていただくとともに、地元製造の商品の利用をお願いしたいという提案でございます。これは、地元の企業からの提案ということで、さきの回答と同様でございます。機能、素材、費用の検討を考えたいということ。さらに、地域内の多くの事業者にかかわっていただく必要があると考えること。また、経済効果が地域に波及していくということを考えていることを説明しております。

 6番でございますが、防災広場の緑地。これにつきまして、延焼防止、それから輻射熱の遮断的な機能ということから、高い植栽にすること。それからまた、災害時の施設として、具体的にかまど、かまどベンチ、それから災害対応トイレですね、そういったものを提案いただいたものでございます。これに関しましては、植栽については防火効果がある常緑樹を選定したいということ。さらに、御提案いただいております施設につきましては、避難所に設置する設備としては有効でございますけれども、一時的な緊急避難所として考える中では、設備を設置することは現段階では難しいと考えていること、そういった回答をさせていただいております。

 めくっていただきまして、7番目でございます。7番目は、敷地・道路の計画については、御指導いただきながら、さらに市民に親しまれるということから、シンボル、またはランドマーク的なものが欲しいという御意見をいただいております。これにつきましては、市民の皆様に親しまれ、利用しやすい、周辺環境との調和を図るとともに、歴史や風土、景観等に配慮したいという考えをお示ししながら、環境配慮を象徴する、安心・安全な環境づくりの拠点となるように、いただいた御意見を参考にして検討させていただきたいというふうに回答させていただきたいと思います。

 8番でございますが、これにつきましては、敷地内の配置から駐車場が狭く感じられる。どのくらい駐車台数がふえるかという御質問と同時に、新庁舎を高層にして駐車場を確保すべきではないかという御意見をいただいてございます。これにつきましては、現在の220台という状況を説明させていただきまして、現状より多くの台数を確保したいという方針をお答えさせていただいております。また、今のところは現庁舎を活用する整備方法を説明させていただきまして、50億円、また面積につきましても必要最小限となるように考えていきたいという説明をさせていただきたいと考えております。

 9番目でございますが、市民交流スペースとして具体的な機能といたしまして、授乳室の提案をいただいたものでございます。これは、ぜひ子育て中の利用者に配慮した設備として考えていきたいという回答をいたしたいと思っております。

 めくっていただきまして、市民交流スペースに続いて、低炭素社会と自転車のまちづくりに関連してということで、自転車の通勤も普及しているということから、市民が気軽に利用できるシャワー室が欲しいという提案をいただいております。これのお答えにつきましては、庁舎内の設備としてはシャワー室を設置することは難しいというふうに考えておること。二酸化炭素の削減や健康増進の観点から、自転車の利用促進をするための施策は、この庁舎ということとは別に検討する必要があると考えたいというところを回答させていただいております。

 10番目でございますが、これは波型手すりを開発している企業からでございますが、手首の角度にあわせたつかみやすい形状をした手すりということで、開発をされている企業からでございますが、高齢化が進む中、バリアフリーの考慮とあわせて、こういった施設を使っていただきたい。それからさらに、この利用というものが先進福祉都市としてアピールに、そういったものにつながるというような御意見もいただいております。これにつきましては、バリアフリーについては、すべての利用者が快適に利用できる庁舎とすることを考えておること。さらに、製品の採用につきましては、先ほど各市民からの提案と同様に、機能、素材、費用などから検討してまいりたいという説明をさせていただいております。

 11番でございますが、市道143号線、現庁舎裏の市道のつけかえにつきまして、つけかえだけでは不十分であるという御意見の中から、具体的な提案をいただいたものでございます。これにつきましては、大久保町から扇町へ自動車で進行する場合の交通経路を現在確保しているという生活道路の実情も御理解をしているという回答を示しながら、御指摘の道路、また交差点の改良につきましては、交差点付近の民地の所有地も関係することや、周辺の交通の状況も含めて検討する必要があることから、具体的な整備方法は、今後地域の皆様と相談をして考えていきたいという回答をさせていただいております。

 12番でございますけれども、これも地元企業からの提案でございます。ぜひ地元企業への事業ということを御提案いただきながら、地元の雇用確保や納税者としての理解をいただいて、地元へ利益を返すというような考え方を持ってほしいということも御説明をいただいております。具体的に、「ぐりいいんだ」という地元企業の製品があることから、この機会に活用しなければ、県内・県外、また外国へ進出することは果たせないというような御意見もいただいております。

 それからもう一つ、下段の方でございますけれども、高校統合に伴い、廃校となる学校の改造をしたりしまして、そちらを使うという選択はないのかという御意見をいただいております。

 さきの御意見、地元企業、また「ぐりいいんだ」の活用ということに関しましては、先ほどの各企業さんへの回答と同じでございますけれども、「ぐりいいんだ」は市内の事業者の皆様より開発、または製造された環境に配慮された製品であり、このことを市が認定した製品だという「ぐりいいんだ」の説明もさせていただきながら、経済効果が地域へ波及していくということを、地元製品の利用としては考えているということを説明もしております。

 それから、高校統合に伴いというところでございます。建物を利用できないかという御意見がございますが、これにつきましては、交通アクセスの利便性、ほかの公共施設との連携が図りやすいといった、ここの現地改築の説明をさせていただいております。その上で、新庁舎をこの現庁舎のところへ隣接して建設をするんだということ、さらに、事業費や面積については、必要最小限というふうに考えていることを説明させていただいております。

 13番でございます。7ページでございますが、新庁舎ロビーに、市立病院にもあります原田泰治氏の陶板をということで具体的な提案でございますが、これについては、展示品などについても今後検討させていただきたいという回答をいたしたいというふうに思います。

 それから14番でございますが、水性塗料のメーカーからの要望でございます。環境配慮製品でもあることから、ぜひ使っていただきたいということで、地元で開発された環境配慮型製品としての水性塗料を認知してもらうという、この機会であるという御意見をいただいております。これにつきましても同様でございますけれども、費用等を考える中で検討していきたいということを説明をさせていただいております。

 それから15番でございますが、これも地元地域での開発・生産しているものを採用いただくことを希望いたしますという御意見でございます。公の場で御使用いただくことにより、地域内外へのPRの場となり、拡販につながるという御意見をいただいております。これも同様に検討をさせていただいて、使用を考えていきたいという回答をさせていただいております。

 16番でございます。16番の方は、これもぜひ地域の建設業者への発注ということも含めまして、地元の備品に関しても、地域で製造を手がけている製品を使ってもらいたいという御意見。それから後段では、もう1点、新庁舎を高層化してエレベーターのみで移動ができるということはどうなのかという御意見をいただいておるところでございます。

 地元企業、それから地元資材に関しましては、今まで説明させていただいたものと同様でございます。

 それから、高層化ということに関しましては、市民の皆様が多く利用される証明書等の交付、また各種手続の相談などの窓口サービス関連の部署を低層部に配置をし、なるべくエレベーターを利用することなく庁舎を利用いただけるという建物、現在の低層という方針について回答させていただいております。

 それから16の(2)でございますが、正面玄関に路線バスの発着、タクシーの昇降場所の確保、そういった御意見でございます。これにつきましては、庁舎のそれぞれの出入り口付近、新庁舎の西側を想定、それから旧庁舎の西側、それから東の一部も考えておるわけですが、屋根のある駐車場の設置を予定しておりますので、高齢者や障害のある方が安全にできるように配慮していきたいという考え方を示しております。

 17番でございますが、具体的な自然エネルギーの活用の中で、雨水利用をできないかということで、トイレなどへの利用、また庁舎周りの花壇などへの散水として、そういった御意見をいただいております。これにつきましては、雨水の利用は自然エネルギーの活用の有効な手段として今後も考えていきたい、費用なども含めて検討していきたいという考え方を説明させていただいております。

 18番でございます。めくっていただいて9ページですね。これにつきましても、多くの環境配慮製品の採用をということで、蛍光灯に取りつける反射板を製造している企業からいただいた御意見でございます。これも今までの回答と同様になりますけれども、地域の皆様にかかわっていただくことの考え方、それから地域への経済効果の波及ということとあわせて回答をさせていただいております。

 19番でございます。これは、進め方について御意見をいただいたものでございます。市民会議に諮り、市議会、市民会議という進め方をしておりますが、形式・体裁を整えるということで、旧来の方式ではないかという御意見。そういったことから、現在までの手法を転換して、一つの意見として100人委員会を編成することを提案したいという御意見をいただいております。これにつきましては、市民説明会等の開催のほか、各種団体からの要望など、さまざまな機会を通じて多くの意見をいただいていることも説明をさせていただきまして、100人委員会を現段階で実施することは考えていないこと、さらに今後も市民の皆様方とさまざまな機会を通じて情報の共有を図って、多くの方々の御意見をいただきながら進めたいという考えを示しております。

 20番、何点かありますので番号を振っておりますけれども、一つとして、環境モデル都市を目に見える形として表現する庁舎としてほしいというのが1番の(1)でございます。これに関しましては、環境モデル都市を象徴する庁舎となるように、可能な範囲内で環境に配慮した技術を取り入れたいという考えを示しております。

 めくっていただきまして1の(2)でございます。これは、中間目標として、飯田市環境モデル都市行動計画に照らし合わせての意見でございますが、中期目標2030年にCO2排出量40から50%という削減について、庁舎もそういった志を持って進めることを希望するという御意見でございます。これもさきにあわせて、環境モデル都市を象徴する庁舎となるようにという回答とあわせてというものでございます。この排出量の40、50%というのは民生部門、とりわけ家庭部門の目標数値として行動計画に示されているものでございます。

 それから(3)でございますが、太陽エネルギーの利用を中心としまして、環境配慮に関する御意見でございます。中ほど、アンダーラインの部分でございますが、お日さまのことを一番に考えることが、最も合理的で、また飯田の進むべき道と考えます。さらに、普通の建築にトッピング型で最新設備を装備するのではなく、自然エネルギー利用を最大限生かせる建物形態の追求が第一と考えますということ。それから、下側になりますけれども、一目で環境モデル都市の市庁舎とわかる環境共生建築の実現を目指していきたいという意見をいただいたものでございます。これにつきましては、方針といたしております国交省の定めております官庁施設の環境保全性に関する基準、グリーン庁舎基準、これを参考に、この基準に基づいて整備を進めたいということを考えている、それについて説明をさせていただいております。

 めくっていただきまして、11ページでございますが、今の内容に続いて、太陽光を活用する屋根は、南向き30度以内というような提言をいただいております。これにつきましては、真南に向けて設置すると最も発電効果が高くなる。そのことから、設置場所や設置数も踏まえて、発電効率の高い設置方法を検討したいということを考えること。また、木質バイオマスの利用については、機器等の導入を検討し、二酸化炭素の排出削減を行ってまいりたいという考え方を示しております。

 続いて(5)ですが、これは木造化について検討をという御意見でございます。木材利用の御意見も先ほどございましたけれども、基準として準防火地域に1,500平方メートルを超える建物になるというようなことも説明をさせていただきまして、木造による建設の実施は困難であるということ、それから、建築基準法から内装制限もあるということも説明をさせていただいた上で、可能な部分について活用をしたいそういった考え方を御説明させていただいております。

 それから(6)は、環境系の補助事業についてでございます。なるべくそういった事業の導入を考えていくべきだという御意見でございます。これは、可能な範囲でできる限り考えていきたいということを示しております。

 めくっていただきまして、12ページでございます。基本計画について、特に議場の位置と議場の複合利用についてということで、大きくは二つございます。一つは、議場の複合利用ということで、位置の問題ですね。位置がわかりづらい奥まった南側というよりも北側の市街地に近い部分にどうかというのが一つ。それからもう1点は、構造的なことで、ひな壇方式ではなくてフラット方式で活用を考えるべきではないかという二つの御意見でございます。これは、北側に設置した場合に、歩行者の動線とか敷地に出入りする車両の動線が交錯をすること、それから新庁舎と現庁舎の動線に関して説明をさせていただいて、南側の方がということを説明させていただいております。

 それから、今後の活用につきましては、議会の運営方式や防災機能としての利用方法を考慮した上で、検討していきたいということを説明させていただいております。

 それから3番目でございますが、コアの位置が東側と西側の方が有効ではないかということ。これは、環境配慮的に考えたときに、これの方がいいんではないかということを御意見いただいたものでございます。現在の新庁舎の計画としては、階段、また水回り等を東西に置いております。これについての御意見でございますが、これは回答としましては、御意見いただいたように、東西面にそういった面を置くということは、日照の遮へいということもあって、熱負荷に対する考え方については有効であるということを理解しておりますけれども、今回の配置についての理由を3点ほど説明させていただいております。これは、新庁舎西側の入り口から現庁舎までの動線を確保するという一体的な利用ということが一つ。それから、新庁舎西側の入り口から上の階へ移動するための階段がわかりやすい位置ということを考えたいこと。それから、議会防災棟について、2階建てであることからエレベーターを設置しない、そういったことからこの近くにコアを考えたいこと、そういったことを説明させていただいております。さらに、西側の議会防災棟のサブエントランス、西側の入り口ですね。そういった側からのわかりやすい位置の階段設置ということ、そういったことも説明をさせていただいております。

 それから、13ページの3の(2)でございます。夜間開放する部分と執務室の動線の交錯について御意見をいただいております。これについては、現庁舎1階の配置ということと、それから現庁舎1階の市民利用会議室、それから市民利用、それに加えて現庁舎3階に配置する会議室、この施設について市民利用を考えたいということを説明させていただいております。御意見の中では、新庁舎の方にも市民利用ということを考えると、セキュリティー確保については考える必要があるんではないかという御意見でございました。

 4番目でございますが、現庁舎1階の活用についてでございますが、市民サロンという活用の中で、北側の執務室というのが、もう少し全体、1階はすべて市民交流施設、まちづくりのカフェというような御意見もいただいておりますが、そういう活用はできないのかという御意見でございます。これにつきましては、全体の面積確保ということも考えていかなければならないということと、それから現庁舎の1階にも執務室を配置しますけれども、新庁舎の1階と同様、市民の皆様の利用の多い部署の配置を考えたいということを説明させていただいております。

 それから14ページでございますが、緑化面積について確保をということでございます。これについては、県の開発行為等の基準を示させていただきながら、それを上回る確保を考えているという説明をさせていただいております。

 続く6番でございますけれども、庁舎整備の基本方針として9項目示させていただいておりますけれども、これを明らかにしていってほしいという説明でございますが、これについては基本方針としての9項目をここに掲げさせていただきながら、基本設計や実施設計において示していきたいということで回答とさせていただいております。

 それから7番については、原文どおり、このパブリックコメントに関して提出されている意見を原文どおり公表すべきだとの御意見でございます。これにつきましては、市民会議等でも発言をいただいたところでございまして、今回、まとめた形は、御意見としては原文をまとめたものとさせていただいております。

 以上、ちょっと長くなって申しわけありませんでしたが、20件のパブリックコメントに関して報告をさせていただきました。

 それから、15、16ページ、最後の2ページにつきましては、市民説明会等のこの地元への説明をさせていただいた際の意見に対しましても、周辺道路の利用についての御意見が多いわけでございますけれども、それもあわせて説明をさせていただいております。

 以上、公表資料について説明をさせていただきました。

 基本設計の方針案としてパブリックコメントをさせていただいたわけでございますけれども、現在、公表している敷地利用、平面計画、お手元の資料お持ちでない方いらっしゃるかもしれませんが、前に提供した図面、これをパブリックコメントに提案をさせていただきまして、敷地利用、また平面計画を一堂にこうして示させていただいたものでございますが、今回パブリックコメントを終えまして、パブリックコメント、また市民説明会等で、方針に対して大きく変更や反対を要望するものはなかったというふうに理解をしております。あわせて、低層でできるだけ大平面という今回の提案の基本的な内容については、使いやすさ、また環境配慮、周辺地域への配慮という面から評価をいただく意見もいただいております。そういったことから、今回示させていただきましたこの計画の基本方針を骨格として、設計業務を進めてまいりたいというふうに考えておるところです。

 以上の点、よろしく御協議をお願いいたします。



○委員長(下平勝熙君) ただいまは、パブリックコメントで提出された意見、そしてまた市の考え方の説明があったわけでございます。特に市の考え方の基本は、まず1番に、事業費及び面積は必要最小限としていきたい。それから2番目は、必要とする機能、素材、費用などから検討していきたい。それから3番目は、経済効果の地元への波及に努めたい。それから4番目は、環境面に配慮していきたい。5番目は、パブリックコメントは原文どおり公表。市の考え方は庁内での検討をまとめたということ。それから基本方針の9項目については、基本設計、または実施設計で示すという考え方が示されたところでございます。

 ただいまの説明に対し、御発言はございませんか。

     (発言する者なし)



○委員長(下平勝熙君) おおむね考え方は御理解できましたでしょうか。

 それでは、市側より示されたパブリックコメントに対する回答案について、委員会としてこれを了承することとしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(下平勝熙君) 御異議なしと認めます。

 よって、パブリックコメントに対する回答案について、委員会としてこれを了承することにいたしました。

 次に、庁舎整備の基本設計案について、パブリックコメントに対する回答案も踏まえ、御意見をいただきたいと思います。

 ゾーニングプランということになると思いますけれども、今まで御説明をいただいてきて、なおあればと思いますが。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(下平勝熙君) なしというお声も出ましたので、今までも何回もゾーニングプランをお聞きをしてまいったところでございますので、今までの議論を踏まえ、市側より示された庁舎整備の基本設計案について、委員会としてこれを了承することとしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(下平勝熙君) 御異議なしと認めます。

 よって、庁舎整備の基本設計案について、ゾーニングプラン含め、委員会としてこれを了承することといたしたいと思います。

 それでは、調査設計の基本設計について6月を目標に市側に設計の熟度を高めてもらい、今後の委員会で引き続き詳細にわたって検討していくことといたします。

 以上をもちまして、本日予定の協議事項はすべて終了とさせていただきます。

 全体を通して何か御意見があれば、御発言いただきたいと思います。

     (「なし」と言う者あり)



○委員長(下平勝熙君) それでは、ないようでございますので、以上をもちまして、庁舎建設特別委員会を終了とさせていただきます。御苦労さんでございました。

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             13時50分 閉会

  委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。

     平成23年5月31日

        庁舎建設特別委員会委員長  下平勝熙