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長野県 飯田市

平成22年  5月 全員協議会 日程単位




平成22年  5月 全員協議会 − 05月27日−01号









平成22年  5月 全員協議会



            飯田市議会全員協議会

             平成22年5月27日

              9時33分 開会

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○議長(中島武津雄君) おはようございます。

 ただいまから全員協議会を開会いたします。

 牛山議員から遅刻する旨の連絡がありましたので、御報告いたします。

 6月議会に先立っての全員協議会ということでございます。しっかり御議論をいただきたいなと、こんなふうに思っております。

 それでは、ここで理事者よりごあいさつをいただきます。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) おはようございます。

 第2回定例会開会前の大変お忙しいところ、全員協議会を開催し、当面する案件につきまして御協議いただくことに対し、謹んで感謝を申し上げるところでございます。

 本日は、3件の報告案件をお願いいたしているところでありますが、私からは下水道使用料の賦課漏れにつきまして御報告申し上げさせていただきます。

 昨年10月に、飯田市内におきまして集合住宅の下水道使用料の賦課漏れの物件が発見され、その後、集合住宅の全件調査を行った結果につきましては、12月25日の全員協議会で詳細の報告をさせていただいたところでございます。この報告の折にも申し上げたところでありますが、集合住宅の下水道使用料の賦課漏れにつきましては、内部調査を行い、集合住宅の賦課漏れの原因は、関係部署の連携や事務手続に関しますシステム上の不備であるととらえまして、その見直しを行い、再発防止を図ってまいったところであります。その際、二つの課題が残っていたというふうに認識をいたしております。一つは、システム上の不備ということが原因であれば、集合住宅以外におきましても賦課漏れがある可能性があることであります。もう一つは、こうした内部調査や対応が適切であったかどうかということを点検する必要があるということであります。この二つの課題に対応すべく、これまでその対応を考えて実行させていただいてきたところでありますが、まず全件調査についてであります。

 この全件調査の必要性につきましては、昨年の12月14日の上下水道運営審議会におきましても御指摘をいただいたところであります。集合住宅以外の住宅や事務所などのうち、水道のみの使用となっております1万4,000件余りにつきまして全件調査を行ってまいりました。下水道処理区内の家屋と事業所につきまして、下水道使用状況の現地調査も実施いたしたところであります。その結果、まことに残念ながら、新たに63件、2,400万円弱の賦課漏れが判明したところであります。集合住宅の賦課漏れと合わせますと65件、3,000万円余の賦課漏れとなるところであります。このような結果につきましては、まことに遺憾であり、市民の皆様方に謹んでおわびを申し上げる次第でございます。まことに申しわけございませんでした。

 一方で、もう一つの課題であります内部調査や対応が適切であったか否かにつきましては、地方自治法の規定によりまして、監査委員による監査をお願いいたしまして、この4月、5月と監査を受け、その監査結果報告を5月14日に市長並びに議長あてにいただいたところでございます。この報告につきましては、正式には5月31日の本会議におきまして、監査委員さんから御報告いただくことになっております。この監査結果におきましても、賦課漏れの原因は基本的にはシステム上の不備とされておりまして、昨年12月の全員協議会で報告させていただきました改善策に引き続き取り組んでまいりますとともに、今回、監査から御指摘いただきました点につきましても、改善策を講じていくこととさせていただきました。この全件調査の結果や改善策につきまして、これからお手元にお配りいたしました報告書で担当から詳細に報告をさせていただきたいというふうに思っております。

 今回の一連の賦課漏れにつきましては、こうした業務におけるシステム上の不備であったということではありますが、長年にわたって改善されてこなかったことは大変重大であると認識をしているところであります。この処分につきましては、本日、関係職員の処分を行わせていただきましたが、私もみずから襟を正し、けじめをつけさせていただきたいと思います。私と渡邉統括副市長につきましては、それぞれ減給とさせていただきたく、第2回定例会に追加議案といたしまして、関係条例の改正案を上程させていただきたいと考えております。その内容につきましては、私につきましては減給10分の2、1ヵ月、統括副市長につきましては減給10分の1.5、1ヵ月としたいするものであります。職員につきましては、在職者で水道環境部長、またはそうであった者2名につきましては減給10分の1、1ヵ月、水道業務課長及び下水道課長、またはそうであった者4名に対しましては戒告処分とさせていただきました。また、係長以下の職員6名に対しまして、今後一層の事務的成果を期するために、上司からの厳重注意を行ったところであります。

 改めまして、今回の賦課漏れにつきまして市民の皆さん方におわびを申し上げます。本当に申しわけありません。そのほかにつきましても担当から説明をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。私からは以上です。



○議長(中島武津雄君) 4の報告事項・協議事項に入ります。

 初めに、下水道使用料賦課漏れに伴う調査結果についてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) それでは、私の方から詳細の説明をさせていただきます。

 初めに、お手元に資料がございますとおり、この資料No.1−1、監査についての説明をさせていただきまして、その後、資料No.1−2によって全件調査の結果を報告させていただきます。

 まず、監査の要求につきましては、行財政改革推進本部会議におきましても、賦課漏れについての事務改善の適正化、第三者の視点で評価する必要があると、こういった意見集約によりまして、監査委員会に対して監査を要求したものでございまして、資料1の監査内容ということで、(3)の?から?にありますとおり、?の調査方法は適切か否か、?の過去5年間の下水道使用料賦課に至る事務の適切であったか否か、また、?の調査後にとった事務改善策は適切か否か、この3点を監査していただいたわけでございまして、結果につきましては、5月14日付で報告があったところでございます。

 その報告の中で、賦課漏れという言葉ではなくて、この案件は徴税漏れ事例であるという御指摘も受けております。私どももそのように認識しているところでございますが、市民の皆様へのわかりやすさ等を考慮して、後の全件調査報告では、賦課漏れという言葉を使わせていただいておりますので、あらかじめ御了承いただきたいと思います。

 まず、特にきょう、監査につきましては、結果ではなくて、この結果によって講じた措置、本日、監査委員の皆様に報告したところでございますが、これを中心に説明をさせていただきたいと思います。

 まず、調査方法は適切かという項目でございますが、集合住宅の調査は、調査方法につきましては妥当との評価をいただきましたが、対象を拡大した調査報告がない以上、不十分である、こういう御指摘を受けております。今回の要求監査には間に合わなかったわけでございますが、先ほど申したとおり、上下水道運営審議会等の御指摘を受けて、引き続き全件調査を行ってまいりました。

 ページをめくっていただきまして、(2)の過去5年間、平成16年11月から平成21年10月における事務は適正であったかにつきましては、監査結果におきまして(1)から(6)、こういった御指摘をいただいております。これにつきましては、事務改善策といたしまして一連の確認申請でございますとか、完了届、開始届、こういった事務処理について、昨年の12月に改めて作成しましたマニュアルに沿って職員教育を徹底し、責任の明確化と確認の徹底を図ってまいったところでございます。

 (3)の前項の事務処理方法について、飯田市下水道課が調査実施後にとった改善策は適切か否かでございますが、3/8ページの枠の中に囲ってございます。?から?のとおり、関係部署との連携と、それぞれの業務の流れを横断的にチェックする体制を構築いたしました。?として、手数料収入からのチェックは、飯田市下水道条例第47条第3項の規定に基づき、本年の来月、6月から申請の際に徴収いたしまして、その手数料収入件数と確認申請受け付け数との照合を行います。また?といたしまして、上水道の開閉栓の手続からのチェックにつきましては、今回の全件調査の情報を上下水道情報システムに取り込みを行っておるところでございます。今月から、届け出時に下水道情報の本人による聞き取りの確認も行っております。?といたしまして、合併浄化槽の廃止報告書を下水道課で水栓データと照合いたしまして、決裁した後、この4月から水道業務課に提供し、情報の共有化を図り、下水道使用開始の事実確認をするように改めたところでございます。?といたしまして、完了検査時の現場確認における量水器番号の確認により、開始届の提出状況の確認や未提出に対する指導を徹底いたします。また、完了届を今月、5月から下水道課決済後に水道業務課に回付し、情報の共有を図り、ダブルチェックを行うことと、このようにしたところでございます。

 次に、監査報告に添える意見に対する措置でございますが、1ページおめくりいただきまして、4ページの枠をごらんいただきたいと思いますが、ほとんどの項目がちょっとダブっておりまして、特に?、今ちょっと触れたんですが、今回の全件調査の情報をシステムに取り込むとともに、この数字をもとに3年に1回、定期的な調査を行ってまいるようにしたところでございます。

 最後に、市民の皆様への信頼回復でございますが、今後、二度とこういったことは起こってはならないということで、事務改善はもとよりでございます。指定工事店と協力しながら組織を挙げて再発防止に努めてまいります。また、該当したお客様には、おわびと御理解を賜りながら、また市民の皆様へも説明責任を果たしてまいりたいと思っております。

 以上が、本日、監査委員さんへ報告した措置の内容でございます。

 続きまして、資料No.1−2、5ページでございますが、全件調査の結果について御報告させていただきたいと思います。

 まず、2.新たに判明した賦課漏れの内訳でございますが、表にあるとおり、個人住宅35件、事業所21件、その他7、合計63、請求可能額につきましては、右欄に書いてあるとおり合計で1,200万円余、時効による請求不能額につきましては1,100万円余、合計金額につきましては2,387万3,817円と、こんなような今回の結果でございます。

 なお、注釈をさせていただいております一番最下段に書いてありますとおり、この時効による請求不能額の算定でございますが、古いデータがございませんので、平成11年4月以降というまとめになっております。あらかじめ御了承いただきたいと思います。

 次のページをおめくりいただきまして、(2)のいつから賦課漏れがあったのかということでございますが、年代別に分けさせていただいております。1980年代以前のものは9件、それから90年代が30件、2000年以降が24件と、こんなような年代別の内訳でございます。

 では、(3)どうしてこういったことが起こってしまったのかという原因ですが、大きく四つに分類させていただいております。?につきましては、無届けあるいは申請漏れといったようなことで、水洗化工事の際や増改築の際に本人や施工業者からの届け出の提出がない、あるいは複数、要するに水道が何口かあって、その一部しか申請がなかった、こういったものが22件でございます。?は、メーター設置に伴う漏れということで、ちょっとわかりづらいかもわかりませんが、下水道使用料賦課済みの水栓から分岐した新たなメーターを設置したが、当該メーターの下水道の使用実態を把握できなかった。これにつきましては、大きな一つの敷地に例えば二つの棟があって、一つの水道で上下水道を使っていると。ですが、ちょっとその一つを借家あるいはたな子、お貸しするような状態になって、上下水道を分けたいといったようなことで、水道を既存のメーターの手前から分岐して、別棟に持っていった場合、そのときに母屋は上下水道がそのままかかっていたんですが、この新しい水道の申請時に水道のみになってしまったといったような特異なケースも18件ほどございました。それから、?の事務処理でのデータ確認漏れというのは、届け出はあったんですが、事務処理段階におきまして、先ほど言ったシステム上の不備によりまして、データの入力がなされなかったといったような物件が17件でございます。その他として、いろんなケースがございます。こういったものが6件ございまして、原因としては、こういった原因でございました。

 次に、全件調査をどうやって行ったかということなんですが、次の7ページの表で御説明させていただきますが、現在1万4,076件、水道のみの水栓がございます。このデータに基づき調査したわけでございまして、まずは調査対象外6,681件というのは、昨年の集合住宅を除きまして、あと下水道が使えない区域がございます。それから、まだ下水道の工事がされていない水栓、あるいは今、排水設備工事をやっている水栓、全然建物がない水栓、こういったものを除外しまして調査対象を絞りまして、その中で現地調査が要るか、あるいは机上で調査できるかという大きな分類をさせていただきまして、結果、1,212件の現地調査を行ったわけでございまして、この中で63件の賦課漏れが判明したということでございます。

 4.お客様に対する対応でございますが、これは前回の集合住宅と同様でございまして、過去5年にさかのぼらせていただきまして、おわび申し上げながら5年分について納入をお願いしているところでございます。

 最後に5といたしまして、今回、先ほども市長が申したとおり、前回の集合住宅と今回の物件を合わせまして65件ということで、合計金額といたしまして3,000万を超える内訳となったわけでございます。

 まとめといたしまして、今回判明いたしました賦課漏れの原因は、?、?、?と大きく分類できるわけでございまして、しかしながら、根本的な原因は、下水道の接続を十分に把握してこなかったこと、下水道の賦課データの事務処理が正確に行われなかったことによります。市役所といたしまして、組織として接続の把握ができず、賦課の情報への反映ができずに、長きにわたり発見できなかったことは事実でございまして、深く反省するところでございます。

 (2)といたしまして、今回行いました全件調査で得られたデータを効果的・効率的に業務に利活用できるよう、横断的に関係部署が連携し、また指定工事店と協力しながらチェックする体制を構築いたしました。さらに、日常の業務におけるチェック体制の強化に加え、3年に1度、定期的な調査による確認を行ってまいります。

 (3)監査からの御意見・御指摘を受け、措置を講じた再発防止の内容で事務改善は対応可能と考えておりますが、このようなことが二度と起こらないよう、再発防止と信頼回復に向け事務改善を徹底し、組織を挙げて全力で取り組む所存でございます。

 以上で報告を終わらせていただきます。



○議長(中島武津雄君) 久保田総務部長。



◎総務部長(久保田吉則君) 職員の処分につきまして補足をさせていただきます。

 先ほど、市長があいさつの中で申し上げたところでございますが、本日5月27日付で、地方公務員法及び条例の規定に基づきまして関係職員の懲戒処分をいたしました。

 今回の賦課漏れの原因は、下水道使用の状況把握とその後の事務処理方法が適切でなかったこと、関係する課の間で連携がとれていなかったことを上げています。その結果、市民の信頼を損ねる結果を招いたものでございまして、地方公務員法第29条の規定及び飯田市職員の懲戒処分等の指針に基づきまして、在職者で歴代の水道環境部長については減給10分の1を1ヵ月、使用料の賦課にかかわります水道業務課長及び下水道課長につきましては、戒告とする処分をいたしました。また、係長以下の職員につきましては、事務処理のより適正な執行を促すため、上司から厳重注意をいたしたところであります。今回の件を教訓とし、また一日も早く市民の皆さんの信頼を取り戻すことができますように、職場内での業務改善や掲示等を通じまして職員の意識改革を行い、再発防止に取り組んでまいる決意でございます。よろしくお願いします。



○議長(中島武津雄君) ただいま説明をいただきました。

 御質疑・御意見がございましたらお出しをいただきたいと思います。

 後藤荘一君。



◆15番(後藤荘一君) まず、いきなり、きょう資料が出てきて、イの一番に報告ということはいかがなものかなという指摘をさせていただいて、質問をさせていただきますけれども、前回のお話では、ヒューマンエラーというようなことが全面に出てきたような気がしていたんですけれども、今回はシステムの不備というお話で、今回のこの結果で対策をしたのはどこなのか、もうちょっと詳しく、前回の対策はこうだったけど、今回はこれをつけ加えたとか、そういうようなお話をしていただきたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 説明が不十分で申しわけございません。

 ヒューマンエラーという言い方をたしか当時はいたしたかと思いますが、全体、今回件数がふえたわけでございまして、総合的に原因分析いたしますと、そういった事務の流れから始まった課の連携でございます。そういった組織上、システムのエラーと、こんなような分析をしたところでございまして、監査委員からの御指摘も、そういった結果をいただいております。

 それから、先ほど申したとおり?から?、なかなかこの改善策がわかりづらかったのを、先ほど私まとめて言ってしまいました。12月に行ったのは、いろんな事務の流れにつきましてチェック体制等、マニュアルをつくって徹底をさせたわけでございますが、それ以降に行った今回のを教訓にしたものが、この3ページの?から?につきましては、前回の事務改善策以降、新たにこういった手数料でございますとか、先ほど言った水道の開閉栓に伴うときのチェックでございますとか、?から?が、新たに監査委員さんからの御指摘もいただいておりますし、新たに改善した点でございます。それと大きくは、この全件調査のデータを今後、効果的に生かしていくといったようなのが前回12月には説明がなかった、それ以降に加えさせていただいた点でございます。以上です。



○議長(中島武津雄君) 後藤荘一君。



◆15番(後藤荘一君) おおよそわかりました。また帰ってもう1回読んでみたいと思いますけれども、今、水道料の徴収は民間に委託をしておるというような状況で、この改善策の中にも手数料収入からのチェックとかありますけれども、どうなんでしょうか。こういった賦課漏れのあった方、これからもないとは限らないと私は思うので、民間に委託したことによって、そこら辺のところがわからなくなる、不透明になるというようなことはないのかどうか、そこら辺のところの対策、それから、かなり古くから賦課漏れが発生してきておるという報告でしたけれども、10年以上前、90年代、1980年代、これはどういうことで調査の結果、判明したのかということをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) まず、この手数料というのは、排水設備工事を指定工事店の方が申請するときに納める手数料でございますので、水道使用量の民間委託とは別件でございますので、御了承いただきたいと思います。

 それから、この対策の手だてというのは3年に1回、全件、今回調査をしたものを生かしていくというのが一番大きなことかなと私は思っております。

 それから古い漏れの判明、現地調査なんですが、先ほども言ったとおり、1件、水道は必ず一つじゃないんですね。複数あるようなところもございます。そういったメーターを水を流して、そのメーターが動いてその水が下水道に流れると、こういったのは現地調査、現地で確認をして、全体でこれだけの件数、90年代も含めて判明したという状況でございます。



○議長(中島武津雄君) 後藤荘一君、3回目。



◆15番(後藤荘一君) 昨年12月の議会で下水道料の引き上げ、7.何%あったんですけれども、そのことに対して合計3,000万という、もうちょっと上乗せになるかもしれませんけれども、そういう賦課漏れに対して引き上げ等、それから上下水道審議会の方に諮問したのが、これを公表する以前に諮問というようなことの中で、それに対して、こういうことがどんどん起きてきたということとなると、市民の皆さんに対する説明はどういうふうにされるつもりなのか、それをお聞きして3回目の質問とします。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 確かに昨年、使用料の改定をさせていただいたわけですが、今後3年間を想定いたしますと大幅な赤字になるということで、全体では15.9%上げなければならないといったようなことで御説明申し上げました。その中で今後想定されますのは、水道の使用料がこれから設備機器等で減っていく、こういった想定でございますとか、普及率もこれから、水洗化率ですね。普及率は25年までに100%といたしますが、それを実際使っていただく、こういった想定もございまして、そういった想定の中で今回のものは行うと考えておりますが、こういった今回の新しい事実につきましては、二度とあってはならないということで、いろんな場面を通じて市民の皆さんに御理解、十分な説明責任を果たしながら御理解いただいていく予定でございます。



○議長(中島武津雄君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 説明責任の部分につきまして、私の方から答弁させていただきたいと思いますが、基本的には、一人ひとりの職員が日常的に接する中で御理解を求めていくということは非常に大事なことだというふうに思っておりますが、今回の事案につきましては、できるだけ早い段階で広報「いいだ」等で全容、それから原因対応策等につきまして、市民の皆さんにきちっと御説明申し上げていきたいというふうに考えております。



○議長(中島武津雄君) ほかにいかがですか。

 木下容子さん。



◆11番(木下容子君) 11番。今も御答弁の中にもございましたけど、以前のときには、ヒューマンエラーというような形での御報告だったと思うわけです。でも、今の御説明をお聞きする限りは、単純なヒューマンエラーというよりは、大きなシステム上の不備が今回の賦課漏れに重なってきたのではないかなというふうな認識をいたしましたけれども、そこのところ、もう一度確認をさせていただきたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 前回の集合住宅の折には、対象が2件ですが、そういった中での原因といったことで入力漏れ、ですから、人間がいろんなチェック過程で漏らしてしまった。当時、ヒューマンエラーと伝えさせていただきましたけど、私は組織的なエラーだったんではないかと。今回、件数がいろんなケースが出ました。大きく三つには分類されるわけですが、その中で原因究明をしていきますと、そういったシステム上のものが大きかったんじゃないかということになったわけでございます。ちょっと説明が前回足りなかったことは反省しております。以上です。



○議長(中島武津雄君) 木下容子さん。



◆11番(木下容子君) 私自身は、逆に言うと、企業努力の結果が今回の発見につながった部分もあるんではないかなというふうに思うわけです。そこのところは、私自身は今回一つ評価ができる部分としては、体制的なところを私は評価をしたいなというふうに思うわけです。今後の希望といたしましては、深井戸を利用して、今、下水につながるような形を奨励しているようなところもありますけれども、そこら辺のところをこれからは再調査をするような形で、ぜひ今後の方向性の中に入れていただきたいと思うわけです。それは要望を申し上げたいと思います。

 それからもう1点、原因の一つである関係課の連携ということを、さっき部長の方の御報告の中にもございましたけれども、やっぱり行政の体質的なところを今までずうっと言われ続けてきたところで、横の連携が本当に密接でないというようなことがいろいろな場面で言われ続けてきているわけです。今回は、部と部の連携というよりは、部の中であるにもかかわらず、その連携が密にされてこなかったことが一つの大きな原因になっているかと思いますけれども、この件についてはいかがお考えでしょうか。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 長年にわたりまして、水道、下水という形でやってきて、そうした三つの課で上下水をやってきたわけでございますが、やっぱり職員の意識、下水は下水、水道は水道といったような意識がある程度固定化されてしまった結果、上下という意識がもう一つ組織として足りない結果だったと思います。そういった面では、先ほども言った事務改善策でしっかり横の糸をつないで、職員が同じ情報を持ちながら、同じ意識を持ちながら、企業経営でございますので、そういった意識を持ってやっていきたいと、こんなふうに思っております。



○議長(中島武津雄君) 木下議員。



◆11番(木下容子君) 先ほども申し上げましたけれども、今回、随分長い期間にあったシステム上のミスが発見されたわけですけれども、これが発覚したことによる今後の効果というものも、ある程度私自身は認めていきたいなというふうに思うわけです。そのことについては、これからぜひ体質を改善する形で今後につなげるような運用をしていっていただきたいと、ひとつ改めて御要望申し上げたいと思います。

 それからもう1点、今の横の連携でございますけれども、やっぱり徴収の部分が民間委託されているということもありますので、水道、下水道だけにかかわらず、やっぱりここの部分も内部で横の連絡をしっかり密にとっていただく。これは水道だけではなくて、ほかの部署の皆さん方にも横の連携をぜひとっていただきたいということを御要望申し上げて、3回目を終わります。



○議長(中島武津雄君) 要望のようでございますので、お聞きをいただきたいと思います。

 ほかにいかがでしょうか。

 原勉君。



◆23番(原勉君) これにつきましては、11月に建設環境委員会等々でも報告があったんですけれども、まずこれについては、10月26日に水道料金の賦課漏れがあるということが報告がありました。それから、12月14日の上下水道審議会において全件調査をすべきだという指摘を受けたということになっております。その結果、こういう結果になったというんですが、実はその賦課漏れが起こってから現在まで半年近く、その間も徴収をしていなかったということになりますね。その半年間というのは非常に重大だと思いますね。そういう賦課漏れの、それも集合住宅の案件だということで、そういう部分だけを調査した。その結果、書類を見逃した等々のいわゆるヒューマンエラーだったということですね。

 それからもう一つは、そうしたことの中で4月7日に市長の方から監査要求を出したというような時系列になっております。同時に12月のときには、たしか11月のときに上下水道審議会に料金の値上げの諮問をしております。これは同時進行で起こっているわけで、現実に3,000万という話になりますと、下水道料金のときに、赤字になっておる部分をどうするかという議論があったわけで、下水道料金のことを上下水道審議会に諮問したときに、重大な間違いがあったのではないかなというふうに私は感じております。

 ですから、特に時効分の1,100万円近いのは、これはどのように処理するのか私はわかりませんが、発見したで、これからはその分がもらえるというような議論にはならないと思います。永久に恐らく1,100万円は赤字になりますので、そういったようなこと、非常に厳しい情勢になっているということと、もう1点、3回しか質問がありませんので、一つの質問の中にいろいろ加えていきますので、御回答いただきたいと思いますが、このことについては、監査要求をしたということの意図を、市長の最初のときに、私の声もだんだん小さくなってきてまいりますけれども、こういう嫌なことになるとだんだんちょっと低い声になって申しわけありませんが、非常に市民の皆さんには御迷惑をかけたなと。この間、いろいろ途中の議会もあり、議論をしておる中で、こういったことを我々自身も深刻に受けとめないかんと反省の上で質問しておるわけですけれども、同時に水道業務課と下水道課との連携というのも出ておりますけれども、システム的な不備というのは、いわゆる公営化とか、そういったものではないという報告だと思いますので、たしか水道業務につきましては民間に委託しておりますね。そうすると、それは非常に行政改革の中でこのことも議論をしたわけで、入札までをしてやっております。そのことが、直接その業者に問題があるかどうかは問わずに、同じ徴収業務を民間委託してきたのに対して、行革本部を含め、水道環境部を含め、どのようなチェックをしていたか。

 水道料金とシステム的不備というのは、水道料金のメーターに連動して下水道料金を取るという形のもの。しかも、これは議論の中で、水道料金については、お支払いのできない方にはストップをかけることによって対応できます。下水道については、いわゆるそういう措置ができないという根本的な違いがあるわけで、じゃあシステム的不備というのはそのことなのか。それから、今まで民間に委託をしてきて、料金といったようなこと、そのものについてはどのような考えがあり、特に先ほどの報告でいきますと、監査要求をするについては、行財政改革本部で、たしかこれは副市長を本部長としてそれぞれ部課長が参加をしているというふうにお聞きしておりますので、そのところで要求監査を決定したというようなお話を今聞きましたので、そのときの経緯、しかもこれ4月7日ですので、12月にこういった形の審議会の方からも指摘を受け、半年間徴収をしていなかったということも含めて御見解をお聞きしたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) まず、本日お渡しした資料の7ページをごらんいただきたいと思いますが、4.お客様に対する対応というところで、(4)今回のことも該当しておりまして、既に何件かの方については交渉もしておりますし、全額お支払いされた方もございますし、そういったことで半年間放置しておったわけではございませんで、同時進行させていただいておったという状況でございます。



○議長(中島武津雄君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 幾つか、もし漏れておったらまた御指摘をいただきたいと思います。

 行革本部の関係でございますが、3月に開きました行革本部会議の中で、アパートの2件につきまして、水道環境部がまとめてまいりました原因あるいは対策等につきまして、行革本部会議、事務改善的なところも非常に強いということで、行革本部会議での議案としたところでございます。

 なぜ要求監査をしたかということにつきましては、市長あるいは水道環境部長の説明の中にあったとおりでございますけれども、やはり事案の重大さということにかんがみまして、きちっと客観的な評価をこの際いただくことが必要であろうということで、要求監査ということにいたしました。

 システムということでございますが、システムのとらえ方のことも一つあるのかなあというふうに思っております。事務の大きな流れ、何がどう動いていくという段階を含めて、その全体をシステムというふうにまずは御理解をいただきたいなと思います。ですから、個々の例えば電算のシステムだとかなんだとかということばかりではなくて、そこへ入れる情報をどういうふうに整理して、どういうふうに入れていくかというようなことも含めて、全体の事務の大きな流れというふうにとらえていただきたいというふうに思います。そういたしますと、基本的なデータやなんかにつきましては、私どもの方で整理をいたしまして、いわゆる賦課やなんかの仕組みの狭い意味でのシステムにデータとして送り込んで、あと徴収事務等を民間の方にお願いをしていくということになるわけでございます。ただ、あとの連携と申しましたのは、一たん、その基本的なデータを入れた以降、毎年あるいは毎月発生してまいります使用料と、その基本的なデータ等が合っているのかどうなのか、そこら辺のところを十分連携がとれていたかということになりますと、十分ではなかったというところもあるのかなと思っております。ですから、そういう点につきましては、今後より一層連携を深め、データのチェックを重ねていきたいという趣旨でございます。

 それから料金改定の内容でございますが、3年間、いろいろな事態を想定しながら料金の改定、試算をさせていただいております。この中には、不確定な要素といいますか、一定のバッファといいますか、幅も持ちながら、それが過大になりますと料金の問題やなんかにもかかわってまいりますが、必要最小限の動き等も想定する中で、いろいろな事態を想定しながら料金の積算についてはさせていただいております。その事態の中に、こういう事態が入っていたということではございませんが、今回、金額的に結果としてその料金改定自体、その水準等を見直すものではないというふうに理解をしております。



○議長(中島武津雄君) 原勉君。



◆23番(原勉君) 大分わかってきたんですが、その間、わかった分については、放置をせずに対応しておったというお話があった。むしろ私、この方が不思議でおかしいと思っております。半年間、そういう事例があったのはこの2件でないという報告を議会にはされております。まだほかにあったという報告がされていなかった。むしろ半年間隠しておったのと同じになります。おい、これまだあるんだと。先ほど、行革本部長からも事の重大さという話は、聞いてみたらたくさんあるんじゃない、これは大変だから監査要求をした方がいいという話になったかというふうに聞こえました。これは、その間にやはり集合住宅の部分についてチェックをして、その報告はほかにはないと。その後、そういう形のものが最終的には63件が出てくるまで、それから4月7日からの要求監査というのは、この間の約半年近い中でまだほかにあると。このことは私たち議会、市民の皆さん、だれも知らなかったわけです。少なくとも先ほど水道環境部長の方は、そのことについては対応しておりましたという御回答がございました。やはりそういったことが起こったときには、速やかに議会やそれぞれのところに明らかにする必要が私はあると思います。要求監査によって、このことは発覚したということではないというふうに、この報告書からは私は推察しておりますので、大事なことは、そういったものに対して説明責任と情報開示ということを常々私は皆さんにお願いしているんで、いろいろな大きな政策的な事案等々がこれから出てまいります。やはりそういった部分のところに、危機管理的な部分の認識に非常に問題があるんではないかという感じがします。

 2件の集合住宅の問題で、ほかがなければよかったという議論ではなくて、特にシステム上の問題というのは、民間に業務委託したときに、これはまだ何十年もたっているわけじゃありませんので、今のところは非常に大事なところで、恐らく実際業務を委託されている方にお聞きしておりませんけれども、恐らくそういうデータをそろえて、まさに電算的なシステムの中でやられているというふうに思いますので、そうすると連携度が何とかというよりは、そのもの自体に水道環境部の担当するその部門のところと分業するという形で委託をしていくんですけれども、そういったようなもの、それはどなたがどこで、だれの責任かというんじゃなくて、やはりあれだけの改革を行政の中でしたときに、そういったシステム的な問題とかそういったものは、その時点でやっぱりチェックをしていく必要があったのではないかなと感じますが、先ほどの要求監査の問題、それから水道環境部の方としては、その後も出てきたので対応はしておりましたと、放置をしておった覚えはありませんというお話がありましたので、双方加えて、もう一度御意見をいただきたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) ちょっと私の言葉が足りなかったようで、まことに申しわけございません。

 事の重大性という意味は、ほかにもあるかもしれないということではなくて、その2件のアパートの賦課漏れが起こってしまったというそのこと自体に対する事の重大性という認識でございます。

 あと、全件調査につきましては、12月の審議会での御指摘等もありまして、先ほど御説明いたしましたように、対象件数が非常に多いということがございまして、机上あるいは地図データ上等々での絞り込み等を鋭意行ってきていただいておりました。そういう中で、最終的なものにつきまして現地調査をいたしまして、結果が明らかになったということでございまして、アパート以外の部分について、昨年の段階で具体的にどれが賦課漏れであったということを認識していたということではございません。対応をしていたということにつきましては、アパート2棟に係る部分について対応させていただいておったということでございますので、そのように御理解を賜りたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 料金徴収システムを民間に委託している件でございますが、委託する際のチェックも必要だったかもわかりませんが、毎月、例月的に委託した皆さんと打ち合わせをしておりまして、今回の件も昨年12月以来、確認を毎月行って、改善策もともにやっておるところでございます。



○議長(中島武津雄君) 3回目に、指摘していただきました事項も含めて、原勉君。



◆23番(原勉君) 今、私が聞いておるその後、ほかにもあったと。放置せずにやっていましたと、そのことを私聞いているんですが、今お答えは、システムのことの答えで結構なんですが、今の副市長のお話も、若干、私、逆にあれよというような感じがするんですが、私が言っているのは、12月に全件調査を受けて始めたと。数が多いから、当然全部まとまったのがということはそれでいいと思うんですよ。そのうち63件になったと。だから、その中途のところの部分で、これは当然そういう報告が上がってくれば事の重大性、こんなもの大変じゃないかと。先ほどの2件の分については、それでも大変な話だけれども、少なくともその時点では要求監査とか、そんなもの全然想定しないわけですし、簡単に言いますと、本日処分云々の話が市長の方から出ましたけれども、これも正式に処分をしたいというお話であるのか、これはどのような形で議案が出てくるのか私たちはわかりませんが、その部分について、それがいいのか悪いのかという議論も、恐らく今議会の中で議論をされると私は思っていますけれども、当然そういうことの中で、きょうの全員協議会の中で、全員協議会は理事者側も含め、我々も自由闊達に意見を交わすところですから、少しでも前向きに進んでいくということですから、そういう報告があったことは悪いことではないと思っていますけれども、それほど重大性を見た範囲の中での処分の内容だというふうに、私は内容についてはよしあしは別として、その結果がこうだと。

 私が言っているのは、3月の行政改革本部のときに、事の重大性というのは12月の話じゃないわけですよ。ですから、その間にまだたくさんあるぞということがあったときに、さっきの危機管理的なものというのはそういうことではないかと。その間、3月にも第1回定例会というのがあるわけですからね。ですから、そういうとき、そうすると全部の調査が終わるまで、まだそういった賦課漏れがどうもほかにもありますと。ただ全貌が全部解明できていないのでとかいうことも一度もない。一度も報告は聞いておりません、中間報告がありません。ですから、そういったことの中で、私も今回の本定例会に対する監査報告等をいただきまして、それを見ながら今回の発言をさせていただいておりますので、そういったことの中で、それなりの重大性という言葉の中で市長も考えたことだと私は思っているので、そのことが市長の決断でやられたというふうに私は思っていますので、そうすると、その12月の上下水道審議会で指摘され、その後、担当のところで調査を開始して、そういうことの中で、そういう話が私は素直な話だと思うんですよね。ですから、きょうの全員協議会もやはりそういったことの中で、素直な話をすべきじゃないかと思いますね。それがやっぱり一番の説明責任になっていくと思います。事実は隠すことはできません。

 それで簡単に言えば、当時3,000万という金額を例えば全体の下水料金を値下げすれば、7%が6.8%になったことは間違いありませんから、そういうようないろんなファクターが出てきます。ただ、そのことを今さら言っているわけじゃなくて、やはりそういった経緯の中でどのくらい報告をしたりしていくかという、その機会は幾らでもあったわけですので、そのことが結果的に非常に問題があるということですので、水道環境部の皆さんも、これは事は重大だという認識をどの程度持っていたのか、それをどういうふうに理事者に伝えてきたか、そのことは市長、しっかり答えていただかないとと思いますので、さっきの副市長の答弁漏れがあったような気もしますので、それを踏まえながら、この件について、最終的には議会できっちりやりますので、市長さんにはここにかかっているので、相当な決意で、これはいかんという意識を市長が持ったからだと、私はそういうふうなことをお聞きしたいわけですので、それを含めてお願いをしたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 繰り返しになりますが、最初に私の方から答弁させていただきます。

 事の重大性ということは繰り返しになりますけれども、やはりのアパートの2件、そういう事案が生じたということについて、事務手続の中の情報の連携等に不十分なところがあったと。市民の皆さんに与える影響、行政に対する信頼の問題ということをかんがみて、重大であったということで判断をしたということでございますので、全件調査につきましても、例えば1件1件当たってきて、途中でこれはあやしいぞというものがあったということではなくて、繰り返しになりますが、机上でふるいにかける中で、最終的に現地に出る必要があると思われたものについて調査をしたと。それは、実際に現地に出たのは今年度に入ってからのことでございますので、昨年度の段階で何らかの事態の推移について想定をしていたと、想定といいますか、強いて言えばあるかもしれないし、ないかもしれないということになるのかもしれませんが、あるというようなことをもってやっていたということではありません。ですから、その段階で情報開示の仕方についてはいろいろ御意見はあろうかと思いますが、情報について何らかの秘匿をしてきたということではございませんので、その時々で明らかになってきているものについて御報告をさせていただいていると御理解を賜りたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 市長の決断に対する考えということでありますが、最初のあいさつのときにも申し上げてきたところでありますが、私の思いとして、今回の件、御指摘がありましたように、12月の段階で確かにヒューマンエラーというような形の言葉があったかもしれませんが、報告の中で示させていただいたのは、基本的には組織としての問題であると。つまり、特定個人がサボタージュしてこうしたことが起こったわけではないという内部調査としての結果というものを報告させていただいた。そのときに、先ほど最初に申し上げたように、二つそのときに課題として私が認識しておりましたのは、もし特定個人がそういったことでサボタージュしてやったわけじゃないということであると、それはまさに、きょう出ていますようにシステム上の不備と、全体の業務の流れの中でそういう賦課漏れが起こってしまうということが想定されたわけです。そうすると、集合住宅については全件調査をしたわけでありますが、ほかのところにそういうことがあるかないかということは、全件すべての水栓につきまして調査をしないと、これはわからないということが一つ認識としてありました。

 もう一つは、内部でそうした調査をさせていただいたということに対するチェックでありますね。本当にそうなのかということについて、やはりどうやってそれをチェックにかけるかということだったかと思います。これは、やはり第三者機関から見ても確かにこれは特定個人に帰するものではなくて、システム全体の問題であるということをきちっと評価していただくことが必要なのではないかと。そうしたことを先ほど行財政改革本部の方でも議論をしていただきまして、監査委員会の方に要求をさせていただいたというのが経緯でございます。

 本当にこの件につきまして、市民の皆様方に御迷惑をかけましたことに対し、重ね重ねおわびをいたします。申しわけありませんでした。



○議長(中島武津雄君) ほかにいかがでございますか。

 原和世君。



◆22番(原和世君) きょう、いただいた資料なので、中身の詳細については、また機会を改めてお聞きしたいと思いますけれども、幾つか気がついたことがございますので、お聞きしたいというふうに思います。

 まず気がついたことの第1点目は、この資料によります資料1−1、監査請求の関連の資料でありますけれども、この説明を水道環境部長が行われましたけれども、これは当事者がこの監査の要求をしたわけではありませんので、当事者がこの内容について説明するのはちょっとおかしいのかなあと、そんなことを思いました。むしろ、この監査を請求したのは市長でありますから、市長の広報なのか、秘書なのか、もしくは副市長かが、こういう監査を請求しましたと。こういう事件があったのでやりましたということを説明されて、その上によって、こういう今現在のことがあるということを部長がされるのはいいんですけれども、その点はどうかなあと思いましたので、私の見解が間違っているかどうか、どなたか御指摘願いたいと思います。

 それから、幾つか今やりとりを聞いている中で理解できないところがあったんですけれども、今、原勉議員が言われました大事なところ、昨年の12月の時点で、私も含めて下水道料審査をするときに、もうこの件については終わっているんだという前提でおったわけなんです。ところが、まだ調べてみたらあったということ。しかも、調べてみるということの説明というか、そういうことをするということについてもお話がなかったように思うんですね。ですから、あのとき、もしもこういうことが横並びに考えられるので、調べるということがあれば、あの審査にも大分影響があったんではないかなというふうに思うんです。そういうことで、その間、調べるということを議会ないし市民に対しても言わなかったということについての説明と、それからこの半年間調べてこられた中で、今60件ですか、たくさんあったということで、3,000万近く合計でなってしまったということでありますけれども、原勉議員も言いましたけれども、なぜその間に状況でも報告ができなかったのか。しなかったのか、する必要がなかったのか、それらの見解についてもう一度明確にお答え願いたいと。原勉議員も言っていました、3月議会もあったと。そのとおりです。そのときにも一言もそんな話はなかった。ですから、けさ、こういった話を聞きましてびっくりしているところです、私自身。ですから、これはあした新聞に出て、市民も驚くと思うんですね。何をやっているんだ、飯田市は。議会は何をやっているんだ。チェック機能はどうなんだということが問われます。その意味で私も反省しますけれども、もう一度言います。なぜこの間、黙って報告もしなかったのか、中間報告も。この点の理由をもう一度明確にお答え願いたいと思います。

 それから、水道環境部がやっている調査について、議員にやるから第三者機関にそれを諮ってみるということでありましたけれども、なぜそれが監査委員だったのか。それは逆に言うと、自分たちの自浄能力というか、調査能力に対して問題があるということなんですね。ですから、そこまで至る前に、自分たちで市長部局なり何なりでチームを組んで、本当に外部も入れてこのことについてどうなんだということを、そういうことに至らなかったのかどうなのか、それが二つ目。

 それから三つ目は、先ほど副市長は、いろいろ今日まで発表どうのこうのについてしなかったのは、今年度になって現地に出向いたということをおっしゃられました。今年度ということは22年度だろうと思うんですね。そうすると、22年度ということになりますけれども、4月7日付で市長に監査要求をしているんですけれども、4月1日から4月6日までにこのことが判明したのかどうなのか。その辺はちょっと再度確認をしていきたいというふうに思います。

 それからもう1点、処分の内容についていろいろおっしゃられておりますが、手元に資料がないので、書き取り切れませんでしたので、またこれは改めて処分の理由、内容等については文書でいただきたいというふうに思います。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(中島武津雄君) 答弁を求めます。

 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 自浄能力に欠けているんではないかということでございますけれども、要求監査は地方自治法でも規定されている一つの制度でございます。多様な主体ということで、いろいろな機関、団体、市民の皆さんと協力して地域づくりを運営してきておりますけれども、監査委員さんが本来持っている一つの機能でもあるということが言えると思います。そういう意味で、内部できちっとできていなかったということではなくて、アパートの案件につきまして、やはり賦課漏れという非常に重いことが生じたと。それが、繰り返しになりますが、事務のやり方、連携等々に課題があったということで、自分たちだけで改善策等を検討してそれでよしとすることは、やはりいかがなものかということで、地方自治法の規定に基づいて監査委員さんにお願いをしたということでございます。

 それから冒頭のところで、どの部署がどのことについて御報告をすべきだったというふうなことがございましたが、それは事務の全体の流れの中で関係部長と協議の上で行わせていただいておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) まず調査でございますが、昨年、平成21年中は、調査は全件は審議会において行っていきたいとお答えしたんですが、始めたのは、22年に年を越えてから着手をさせていただきまして、その中身も机上でできるものを優先的に行っておりまして、この間に数件ずつは発見できたわけでございまして、調査を進める上で現地へ赴かないと最終的な判断ができないといったようなことで、最終的にはこの5月に現地に赴きまして、最終的なものが判明したということで中間の報告ができなかった状況でございます。



○議長(中島武津雄君) 久保田総務部長。



◎総務部長(久保田吉則君) 処分の内容の公表についてでございますが、飯田市職員の懲戒処分等の指針の中に懲戒処分等の公表の規定がございます。公表につきましては、この規定に従って公表させていただきたいと考えております。



○議長(中島武津雄君) 原和世君。



◆22番(原和世君) 澤柳水道環境部長が今言われた、現地に赴かなければ、その対応についてはっきりしたことがわからなかったと、だから今日になったんだということだけれども、そうすると、現地に行かれたのは、先ほど渡邉副市長は今年度、ことしというか今年度と言われておりましたよね。4月になって初めて現地に赴いて、そして今回の報告になったということなんですかね。

 それから、副市長がいろんな担当部署の兼ね合いがあるから、私が言いました資料の監査についてということと、それから報告書についての担当については別に問題がないんだと、考え方の問題だということがありましたけれども、私はやっぱり違うんじゃないかと思うんですよね。当事者に対して、当事者が自分たちのミスをこういうふうにこう言われまして、こうでありましたなんていうことはちょっと違うんですね。そういうふうなところに問題があるんじゃないかと思うんです。やっぱり指示する側、それから、される側ということがあるわけだから、指示する側は、こういうことを指示しましたということを明確に言うべきだ。これが組織として両立していくことだろうと思うんです。まるで見ていると、何かごちゃまぜになっているような、だからうまくいかんのかもしれませんね。やっぱり仕事をさせる側とした側に対する、そういうきちんとした分担といいますか、仕切りをきちんとしないといけないのかなあというふうに思います。

 それから、総務部長がそういう人事の規定があるからということがありましたけれども、今度の議案に乗るということだろうと思いますけれども、先ほど市長は、冒頭にいろいろこれこれこうだああだと言っていましたけれども、そういうふうにしゃべれるのなら、メモ書きでもいいから、こういう資料につけて、こういうふうなことを考えている。これについては、今度の議案として提出するんだというふうに言ってくれれば、別に何でもないことじゃないんでしょうかね。以上、お聞きします。回答を求めます。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 調査についてですが、机上でできることはGISの資料を使って家屋調査をしながら、そこに排水設備の届け出があるか、こんなような書類上の調査、それから合併浄化槽を使っているとか、くみ取りをしているとか、全然関係ない水栓もございます。下水には流れない水栓もございますので、そういったものを重点的にやっておりまして、やっぱり現地へ行かないとちょっとグレーな部分が多いといったようなことで、最終的に現地調査をしたわけです。最初から現地調査を全部やればよかったという御意見もあろうかと思いますが、いろいろ効率性等も考えながらやっておりまして、現在に至ってしまって、スピード感がなかったと言われればそれまでの話でございまして、その点につきましては、実際の調査がもっとスピード感を持ってやれば、もう少し皆さんに早く御報告できたわけですし、未収金の時効分も減ったということで、その点につきましては深く反省をしているところでございます。

 それから本日の説明でございますが、先ほど言ったとおり、きょうは監査結果に対する措置を講じたのは水道環境部ということでございますので、この措置内容を重点的に説明させていただいたということで御理解いただきたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 原和世君。



◆22番(原和世君) 総務部長からは返事もいただけませんので、どういうことなのかわかりませんが、そのことをよしあしもつけても返事をいただけないということだから、ちょっと納得できないところがあります。

 それから澤柳水道環境部長、いつ現地調査したのかと私、さんざん聞いているわけですよ。4月1日から4月6日までにやったのか、そうでないのかそうなのか返事をしてくれないと。今、澤柳部長のおっしゃるとおりだと、どうも今年度になってやったんだろうと思いますよね。そうすると、その間ずうっと3ヵ月間、4ヵ月間、ずうっと放置していたと。何にもしていなかった、現場も行かなんだ、そういうことじゃないのかね。現場へ行ったのなら、いつ行ったのか。いつ行って、こういうものが机上でやったらこれだけわかった。そこで確認に行ったらこうだったということは、当然市長には報告しておると思うんですね。そういう時系列についてももう一度明らかにしてもらいたい。そういう中で、やっぱり市に対する報告、それから情報公開、説明責任ということが問われてくる、次の問題としてですね。ですから、もう3回目なんで次に質問できませんけれども、そのことについてはっきりと答えていただきたい。

 そして、なぜ今日まで、3月議会も含めて、それから建設環境委員会も含めて何にもなかった、一切なかった。その正当性についてもう一度お聞きしたい。よろしくお願いします。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) まず調査の時系列でございますが、諸条件のデータを収集し始めたのが本年に入ってからということで、この二、三ヵ月何にもやっておらなんだというわけではございません。そういったデータを収集しながら、それぞれのデータの分析、例えば合併浄化槽であれば、引き続き本当に使っているのか、下水をつないじゃったのか、そういったようなことでございますとか、データ分析、件数が結構ございましたので、何ヵ月か絞り込みをやっておったところです。もう一つの方法として、検針員の皆さんに、現場、2ヵ月に一遍はメーターを見に行っているので、そのときに、こういった上水のみのメーターで例えば臭突がなくなっておったとか、便槽ですね、そういったようなことを現地で見ていただくというような方策についてはとったりしておりまして、実際現地へ出たというのは、連休明けの5月6日から12日にかけまして集中的に現地調査はさせていただいておるということでございまして、なかなか全容がつかみ切れず、中間報告ができない状態であったということでございます。



○議長(中島武津雄君) 久保田総務部長。



◎総務部長(久保田吉則君) 処分内容の公表についてでございますが、市長・副市長につきましては議案という形で提案させていただいて、議決が公表という形になります。職員につきましては、資料提供という形で議会側にもお届けさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(中島武津雄君) 伊壷敏子さん。



◆16番(伊壷敏子君) 1点だけといいますか、お聞きをしたいというふうに思います。

 実は私、建設環境委員長という立場で要求監査をすることについてお話をお聞きしました、担当部長より。多分そのときには4月7日が要求監査をされた日ですので、その1日前か、その当日だったというように思いますが、そのときに私も心配しまして、新たな賦課漏れが出たのかとお聞きしました。そうしたら、そういう話ではないと。要求監査をしたいと。市長が、要するに、さっき副市長からお話がありました事案の重要性から要求監査をして、きちんと第三者の立場で見ていただくことがいいんだろうということで要求監査をするというお話がありました。今、時系列の話がありましたが、多分、そのときには部長も多分賦課漏れということを考えていなかったというふうに思います。

 しかし、要求監査の監査委員の話を聞きましたり、要求監査の出された書類を見せていただきますと、アパートの件について2件の1件については、書類は確認申請の書類と完了届と開始届と三つの書類があるわけですが、確認申請の届け出はあったが、あと完了届と開始届の書類が出なかったということで賦課漏れになったという件でした、アパートの1件については。そのことについては、アパート、集合住宅にかかわるだけではなくて、一般家庭にもあり得る話だということに指摘をしておりますが、そのときにそういうことを担当者なり担当課の方が、これはアパートだけの問題ではないなということをお気づきになったのかどうなのか。お気づきになったとしたら、先ほど時系列の中で、1月からデータ収集をして分析するのに5月までかかったようでございますが、これはもう少し本当にそういう思いがあったら緊急に大動員をしてやるべきではなかったかと、この点についてお聞きしたいというふうに思います。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 前回の集合住宅が判明したときに気づいたのかどうかということですが、当然そういったことは気づいたというか、これはやらなければ当然いけないということは私自身は認識をしておりまして、市民の公平性を保つためにもやる必要があると即答して、引き続いて調査を行っているという判断をしたところでございます。

 要求監査のときに、ないといったようなことを言ったかどうかはちょっとあれですが、先ほども言ったとおり、1月から始めた調査方法というのは、集合住宅の2件目の例、平成10年から発生しておったわけですが、その前後をちょっと集中的に机上で調べさせていただいておった。そんな中で数件発見、調査方法を変えていかなならんのかなといったようなことで、年度途中、昨年度の途中から全件データに絞り込みも急がせた。ちょっと絞り込みに時間がかかってしまいましたが、最終的に今月の連休明けに現地に入ったといったようなことでございます。



○議長(中島武津雄君) 伊壷敏子さん。



◆16番(伊壷敏子君) 絞り込みに時間がかかったということで、それは一般業務の横にやるというようなこともあると思いますが、これはもしかするとあるなと、出てくるんではないかと気づいたのは、じゃあいつごろでしょうかね。そのときにどういう職員の皆さんの認識があったかということが大事じゃないかと思うんですが。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) なかなかこの飯田市、下水処理を初めて約50年、別府処理場が動き初めて約50年ということで、県内では歴史的には古い歴史を持っておる中で、私の認識の中では、私も実はこうした仕事に携わったことがございます。そのときは、まだ古い電子計算機の事務でございましたが、私自身は検査をするとか、そういう立場でかかわっていたわけですが、それにしても、この書類が回ってきたら、これを下水道使用料をもらうために回すんだということで、年間何百件というやつをこなしたこともございます。そういった中の認識では、過去50年間営々と築いてきたものは確かなものであろうかというものは、私も経験したからこそある程度の知識は持っておったんですが、じゃあ本当にふたをあけて、幾多の方、全く実は想定できませんでした。でも、いろんなデータ分析をしていって、今回、いろんな何種類かのものが見つかって、はっきり言って私自身も驚きました。何でこんなことが見過ごされたのかなというのが実感でございまして、このことは全職員に慢心してはいけないと、このことを十分心に、もう一度初心に戻って積み上げていかなければならないと、こんなような認識をしております。



○議長(中島武津雄君) ほかにいかがですか。

 井坪隆君。



◆21番(井坪隆君) 私自身は、監査の要求ということもよくわかります。この方法はいいだろうというふうに思います。なおかつ、市民の信頼回復に向けて相当な反省をしている趣旨はよく伝わってまいります。ただ、これまでにあったいろんなことを考えると、組織的に相当な見直しと引き締めが必要だろうということを考えます。それをかんがみたときに、市民にとって一番つらいのは水道料金が上がってしまったこと。上がることの理屈は私どもも勉強させていただいた。ただそのときに、本当に市民の皆さんに値上げを理解していただけるんだろうか、そういう思いで、我が会派みらいは反対をいたしました。その時点が、まだ賦課漏れがここまで解明できていない時点でありました。したがって、私はきょうは市長の方から下水道料金の値上げが上程されたそのことと、この市民の心情に賦課漏れのことがあったことを重ねてわびて、市民の信頼が回復できるようなメッセージを出していただいたと思います。



○議長(中島武津雄君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今、井坪議員から御指摘がありましたように、本当にそのとおりだというふうに私も思っております。重ね重ねで大変恐縮でございます。こうした賦課漏れというようなことがもう二度とあってはならないと、全職員、気を引き締めてまいりますので、今回の件につきましておわびを申し上げ、そして今後、市民の信頼回復に努めてまいるということをもう一度ここで申し上げさせていただきます。本当に申しわけありませんでした。



○議長(中島武津雄君) ほかにいかがですか。

 清水勇君。



◆3番(清水勇君) それぞれ皆さんから意見やら答弁やらありました。私、5/8ページ、調査報告書でありますけれども、それに詳細は次のとおりということで、それぞれ今まで説明されてきたことがここに述べられておると思いまして、先ほどからちょっと確認しておったんですが、10月に2件ありました。そこで飯田市議会や飯田市上下水道事業運営審議会、まちづくり委員会、それぞれに説明しました。12月14日には上下水道運営審議会において御報告し、その次の一戸建て住宅等の調査も行うべきとの指摘を受けて、先ほどから説明いただいておりますそれぞれデータの絞り込みをして今回に至ったというような形で、私は今回の報告書を自分としては確認させていただいておるところであります。

 そこで新たに63件、賦課漏れが判明したという時期等は、先ほどからほかの議員さんも聞きたいというようなことがありました。ただ私は、このときにやはり建設環境委員会に何らかの説明や報告がなされるべきではなかったか、これは私の考えであります。そしてまたそれらが出たときに、やはり議会の方にも、先ほどからほかの議員さんも出ておりましたけど、何らかの説明があってもよかったんじゃないか。それぞれここにあった後に、1/8ページの4月7日付で市長から監査委員に対して監査請求が行われたと。それで5月14日付で監査委員から、これらの今後についてこういうふうにあったと1枚の資料にまとめてもらっているんですけれども、私はその中で、やはりほかの議員さんもあったように、建設環境委員会等に開示する必要がなかったか。議会等にも何らかのこの間に必要じゃなかったか。

 そして、再発防止でありますけれども、この説明の中で私は一つ気になったのが、大丈夫かなと思ったのが、6/8ページの原因別内訳の?、?でありますけれども、やはりこれについては、こういうことがあったときにどのようにするかという再発防止はしっかりしたものをまた見せていただきたい。なぜかというと、下の事務処理についてはそれなりにつくればできるんじゃないかと。ただそういうことに対してできるんじゃないかと。したがって、今回私としては、再発防止策を今後それぞれ検討した時点で、もちろん市長を初め、渡邉副市長もそうですけれども、それをまた確認していただいて、議会にもしっかり防止策を示していただきたい。それについて検討させていただいて、やはり本当にこれでいいのか、また二度とないのかと。それが先ほど井坪隆議員から行われたように、やはり値上げに対しては理解が必要だと、責任があるという形をしっかりと説明できるようなものをお示しいただきたいと私は思いますが、市長、いかがでしょうか。



○議長(中島武津雄君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 御指摘いただいた件につきまして、しっかりと説明を今後またできるだけ早い段階でさせていただきたいというふうに思うところでございます。



○議長(中島武津雄君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今回、全協、この下水道についての報告をいただいたものについて、そういう考えを持ちました。したがって、それぞれまた今まで説明した方向できちんとお願いしたいと思います。私の意見は以上です。



○議長(中島武津雄君) ほかにございませんか。

 林幸次君。



◆20番(林幸次君) 行財政改革を推進しながら収納率の向上だとか、あるいは公共料金の収納率アップ等、さまざま取り組んでくる中に逆行する結果で、極めて残念な事態だと思っております。また、公共料金、税の公平な負担性という点からしても、市民の皆さんの収納意欲をそぐような結果だろうと、こういうふうに思っておりまして、大変猛省を促すことであるわけであります。先ほど来、出ておりますけれども、今後の再発防止、信頼回復に努めていかないかんという決意も出されておりますけれども、いずれにしましても、担当部局の組織的な要因が、長年にわたっての結果が今あらわれてきたということではなかろうかと思っております。

 先ほど来、原因としてシステムの問題とか出ておりましたけれども、システムをつくるのも運用するのも活用するのも人でありまして、最後は人の力でありますので、この辺の意識改革、組織改革あるいは見直し等、どう業務改革を含めてやっていくか。もっと言えば、行政の縦割りの弊害という一種の点があると思いますね。水道課でメーターをつける、水道を通せるようにする。じゃあ下水はどうなっておるんだと確認すれば済んだことがここにあったと思う。それもしない、自分の分野だけしか考えないという縦割りの弊害が直せないのであれば、課を統一するとか、そのくらいの大胆なことも考えないかんと思うんですが、その辺の市長の考え方をまずお聞きしたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今お話しいただきましたように猛省をしておるところでありますが、組織の見直しというのが必要かどうかということにつきましては、やはり今ここでこうするということを申すところまでは言えないところでございます。基本的に業務の流れというものを今回このような形でもう一度再構築をさせていただき、その中で組織的な見直しも必要であれば、それはもちろん時期を逸しないでしっかりと見直しをさせていただく、そういった立場でございます。



○議長(中島武津雄君) 林幸次君。



◆20番(林幸次君) いずれにしても、日々業務の改善、見直し、これでいいのかということは民間では常に問われておるところでありますけれども、そんな努力をこれからもお願いしたいと思います。

 それから、請求可能額として1,660万余あるわけでありますが、この確保にやっぱり全力を挙げないかんと思いますね。ただ相手方は、長年にわたっての請求が当然行くんであろうと思いますけれども、まとめて払えないという実態も起きておるかと思います。請求可能額の収納に対する取り組みをどういうふうに行っていくのか、お示しをいただきたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 澤柳水道環境部長。



◎水道環境部長(澤柳孝彦君) 前回の集合住宅の折にも同様な対応をさせていただきましたが、まずは該当するお客様へおわびを申し上げながら、過去5年の御理解を賜って、納入方法につきましては、それぞれ御事情がございますので、5年間は理解していただいて、多様な支払い方法で何とか御協力、お支払いいただくということで、前回のも引き続きやっておるところでございまして、徴収可能額につきましては、ちょっと時間がかかるかもわかりませんが、引き続き全額納めていただくようなお願いを日々行っていきたいと、こんなふうに思っております。



○議長(中島武津雄君) 林幸次君。



◆20番(林幸次君) 再発防止に全力を挙げていただいて、一日も早い市民の皆さんの信頼回復を図りながら、最善の努力をしっかりとしていただきたいと、こう要望しておきます。以上です。



○議長(中島武津雄君) ほかにいかがですか。

 よろしゅうございますか。

     (発言する者なし)



○議長(中島武津雄君) ただいま各議員からそれぞれ御意見をちょうだいいたしました。御指摘・要望等がございましたので、真摯にお受けとめをいただきたいと思います。

 下水道使用料賦課漏れに伴う調査結果につきましては、お聞きをしておくことといたします。

 次に、平成21年度市民意識調査の集計概要についてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 福澤秘書課長。



◎秘書課長(福澤栄二君) それでは、資料No.2をごらんいただきたいと思います。

 2月から3月にかけまして実施いたしました市民意識調査の集計概要を報告させていただきます。

 まず、1ページをごらんいただきたいと思います。

 この調査の目的でございますけれども、基本構想基本計画で定めました施策の成果指標を測定する手段の一つといたしまして、市民の生活実態や活動状況及び市政に対する関心などを把握するとともに、今後、市民の皆様との協働によって市政運営やまちづくりなどの施策を進めるための基礎資料として活用するために実施したものでございます。

 調査の設計でございますが、無作為抽出でありまして、満20歳以上の飯田市内在住の男女2,000人を対象に郵送により行ったものでございます。設問項目につきましては、前回同様33問ということでございます。

 それでは、2ページ、3ページをごらんいただきたいと思います。

 問1から問6でございますが、居住地区あるいは年齢など基本項目の調査をしております。問7以降の質問につきまして、例えば男女別ではどうか、あるいは地区別ではどうか、また職業別ではどうかなど、クロス分析に使う基礎となるものでございます。問2は年代別の回収率で、20歳代、30歳代の回答率が低く、年代が上がるにつれて回答率がふえております。回収結果は、有効回収数が1,005人で回収率50.3%ということで、前回に比べまして1.9%の減となっております。この調査に関しましては、基本計画の46の施策のうち25施策において、また延べ35件がこの市民意識調査の数値を成果指標に採用しているところであります。今回の調査で数値が伸びたものは20件、減ったものが12件、変化がなかったものは3件ということでございます。

 それでは、4ページをお開きいただきたいと思います。

 問7−1.文化芸術活動をどの程度行っていますかという設問でございますが、この問いの下の囲みのところをごらんいただきたいと思います。これから以下の設問につきましても同様でございますが、その設問が基本計画のどの施策にかかわるものか、また成果指標として何を把握するものなのか、今回の調査結果はどうであったかという書き方になっております。この問いに対しましては、67.8%の方が文化芸術に無縁な生活を送っているという結果であったということでございます。こういう見方を以降の問いにつきましても見ていただければということであります。また、文中に括弧内の数字がございますが、これは前年度の数値を記載したものでございます。

 それでは、全部の問いに対しまして説明は省略させていただきますが、幾つか増減の中で今回高かったもの、低かったものにつきまして説明をさせていただきたいと思います。

 それでは、昨年度に比べまして、21年度一番上がったものにつきましては、12ページをお開きいただきたいと思います。

 問12.いつでも安心して医療が受けられる、かかりつけ医を持っていますかという質問でございますが、これは前回に比べまして6.2%伸びておりまして、特に女性の割合が高くなってきております。また、70歳以上で9割の方がかかりつけ医を持っているということで回答をいただいております。

 次に多かったものが25ページになりますので、25ページをお開きいただきたいと思います。

 25ページの問24.飯田市が子供を産みやすい環境のまちだと思いますかという問いでございますが、これは3.9%の伸びを示しております。この項目につきましては、前回もかなりの率で伸びた項目でございます。この調査は、20から40歳を子供を産む対象者の年齢層とみなして、回答率を成果指標としてとらえているものでございます。男女別では女性の割合がちょっと低くなっておりますが、年代別では30歳代が34.7%で平均を上回っております。また、50歳以上につきましては4割を超えているという状況でございます。

 続きまして、26ページの問25をごらんいただきたいと思います。

 問25でございますが、飯田市が子育てしやすい環境のまちだと思いますかという問いでございまして、これにつきましては、今回2.2%の伸びということになっております。これは現在、18歳未満の子供を育てている方への質問ということでありまして、この項目につきましても、昨年に引き続きまして伸びを示している項目であります。特に20、30歳代での数値が大変著しい状況ということでございます。

 それでは、今回減少したものにつきまして、若干御説明をさせていただきます。

 戻っていただきまして、17ページにお戻りをいただきたいと思います。

 問17.福祉や介護制度により、現在、安心して暮らしていると思いますかという問いでございます。これは、65歳以上の方で53.1%の方が安心して暮らしているという回答を示していただいておりますが、前回に比べまして4.9%減少しているという状況でございます。

 続きまして、21ページをごらんいただきたいと思います。

 問20−3.市内のバスや鉄道、乗り合いタクシーは便利だと思うについてでございますが、これは3.1%減ってきている状況であります。ただ不便を感じている人の率は若干高いわけですが、便利だと思っている人の割合は、年代が大きくなるにつれましてふえているという状況でございます。

 最後に、29ページをごらんいただきたいと思います。

 問30でございますが、飯田市にとって三遠南信地域・中京圏との交流が重要だと思いますかということであります。調査結果におきまして、72.2%の方が必要だと感じておるところでありますが、この項目につきましては、昨年に比べまして2.3%の減少になっているということであります。ただ、重要と思っている人の割合は、20歳から40歳代で7割を切っておりますが、それ以外の各年代では7割を超えているという状況でございます。

 前段でも申し上げましたが、現在、施策マネジメント会議を開いて行っておりまして、その中で、この市民意識調査の指標を参考に評価を行っているところでございます。

 以上、概略を説明させていただきました。



○議長(中島武津雄君) ただいま説明をいただきました。

 御質疑・御意見がございましたら、お出しいただきたいと思います。

 よろしゅうございますか。

     (発言する者なし)



○議長(中島武津雄君) なければ、平成21年度市民意識調査の集計概要についてはお聞きをしておくことといたします。

 次に、飯田市立病院改革プランの点検評価についてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 菅沼市立病院経営企画課長。



◎市立病院経営企画課長(菅沼文秀君) 資料No.3でございますけれども、ごらんください。

 飯田市立病院の改革プラン、以下、改革プランとさせていただきますけれども、その点検評価について御説明いたします。

 改革プランにつきましては、平成21年2月に公表いたしましたけれども、国の示します公立病院改革ガイドラインでは年1回以上の点検評価が必要でありますので、平成21年度の決算がまとまった段階で、今回点検評価し、説明させていただくものであります。

 初めに4ページ、5ページの収支計画の方から御説明いたします。

 4ページにつきましては、収益的収支につきまして、改革プランの最大の課題であります3年以内の黒字化ということが最大のポイントになるものと考えております。それが表の中段にありますけれども、「経常損益(A)−(B)」(C)の金額となります。表の一番上段に年度がありますが、年度ごとに(C)の欄の金額を見ていただきますと、19年度がマイナス2億4,800万円ということで赤字決算でございました。20年度がマイナス1億3,000万円の赤字、21年度改革プランにおきます計画額がマイナス1億2,000万円という形で赤字の計画でございましたが、21年度の決算においては、3億3,500万円の黒字となったものでございます。

 改革プランの計画では、22年度に黒字の計画をしておりましたが、1年前倒しで達成できたことになります。また、21年度の決算額をもとに、22年度の見込み額につきましても2億7,600万円の黒字を見込んでいるものでございます。若干その詳細につきまして御説明申し上げますが、金額の前提といたしまして、5ページの最下段のところに(注)がございますけれども、この収支計画につきましては、市立病院の本院に関するものとなっておりまして、介護老人保健施設等を含まないことを御承知いただいた上で、先ほどの(C)から上の方を見ていただきますと、収入と支出に分かれております。収入におきます1.医業収益につきましては、20年度の決算額が87億1,300万円でありましたが、それに対する21年度の実績額では100億1,100万円と、金額で約13億円の増収となったものでございます。この増収につきましては、料金収入の増が主な内容でありまして、当院が当医療圏にとって必要かつ良質な医療の提供に努めてきたこと、また急性期の医療を担う中核病院として、医療機器等の整備や職員の増員を図る中で診療体制の充実を進めてきたことが地域の皆さんの信頼性の向上につながりまして、収支の改善に結びついたものと考えておるものでございます。

 具体的な21年度の概要といたしまして、2ページをごらんになっていただきますが、ここには21年度の決算状況の概要が掲載してございます。まず患者数の増でございますが、3行目からございます入院患者数が1日341人となりまして、前年度の319人から大幅にふえているものでございます。それから5行目からでございますが、看護配置基準につきまして、それまでの10対1から7対1と手厚い看護体制をとるとともに、それによりまして診療単価がアップしております。また、診療体制の充実によりまして、重症患者や救急患者等を積極的に受け入れまして、それによりまして手術件数が増加していることが大きな要因として上げられます。ほかにもございますけれども、多くの積み重ねの中から増収となったものと、こんなふうに考えているところでございます。

 恐れ入ります、4ページへ戻っていただきまして、収入におきます2.医業外収益におきまして、経常収益(A)の欄でありますけれども、21年度決算額は108億5,900万円となったものでございます。

 次に、支出に移りまして、1.医業費用につきましては、20年度の決算額が89億4,900万円に対しまして、21年度の決算額が97億7,300万円となりまして、8億2,400万円の増額となりました。主な経費の増の要因につきましては、職員増に伴う(1)職員給与費の増が約6億円となっておりますが、そのうち退職手当引当金としまして、将来に備え2億3,700万円を本年度から引き当てておるものでございます。また、(3)経費におきましても、修繕引当金としまして3,700万円を同様に引き当てました。そのほか、経費としては(4)減価償却費、建物や医療機器の減価償却でございますが、年々減少しているものでございます。2.医業外費用の(1)支払利息につきましては、補償金免除の繰り上げ償還によりまして利息の負担が減額となっておりまして、22年度におきましても、さらに減額となる見通しでございます。

 以上の合計額によりまして、経常経費(B)につきましては105億2,400万円となりまして、今申し上げました経常収益(A)と経常費用(B)の差し引きによりまして、経常損益(C)が今年度は3億3,500万円の黒字になったというものであります。

 なお、一般会計の繰入金を収入として計上しておりますが、大幅な黒字を見込むことになったことから、決算におきましては7,000万円を未執行として減額しております。21年度の1億3,000万円の赤字から、本年度が3億3,500万円の黒字になったことから、この部分の改善額は4億6,500万円でございますが、今申し上げました退職手当及び修繕引当金と一般会計繰入金の減額をトータルいたしますと、前年度との比較では約8億円の改善が進んだというものでございます。これが最大のポイントと考えているところでございます。

 そのほかの欄につきまして数値の御説明を申し上げますが、特別損益(F)におきます19年度及び22年度にありますマイナスの数値は、旧高松分院の資産の処分に伴うものでございます。また、単年度資金不足額(※)でありますけれども、20年度以降マイナスの金額となっておりまして、不足額がマイナスということで21年度の決算額はプラス7億5,700万円ということでございまして、資金的にはこの金額が改善されているものでございます。

 4ページの最下段につきましては、病床利用率の改善の状況でございます。

 続いて5ページの資本的収支でございますが、こちらは投資的な経費及びそれを補うための収入を計上してあるもので、先に、表の中段にあります支出につきまして1.建設改良費として医療機器の購入や施設の改良費、それから2.企業債償還金が主な内容であります。それを賄うために、収入としまして、その上になりますけれども1.企業債、それから3.他会計負担金として一般会計からの負担金が計上してあるものでございます。差し引きとしましては、資金不足額(B)−(A)の(C)の欄の金額になりまして、21年度では7億9,000万円が不足するため、内部留保資金で補うものでございます。

 なお、20年度、21年度の収入として企業債の額、それから支出としましては企業債の償還金の額が多額となっておりますが、これは先ほども申し上げました工事の起債に対する補償金免除繰り上げ償還によりましてふえているということでごらんいただきたいと思います。

 収支計画の最後に、3.一般会計等からの繰入金の見通しでありますが、21年度の実績額は14億2,400万円余でございまして、老健建設に関する出資金等や繰越明許があるために予算額とは異なっております。

 以上が収支計画等の説明でありまして、1ページに戻っていただきまして、改革プランの点検評価の本文でございます。

 「はじめに」が一番上にございますけれども、ここにつきましては今までの経過や、それから、7行目からの「その結果」以下にございますけれども、次の行でありますけれども、黒字化を1年前倒しで達成できたものということ。それから、特に10行目からの「一方」の次の行からでありますけれども、中・長期的には、全国的な医師不足だとか社会保障費の増大、国や地方自治体の財政悪化、こういうような厳しい状況にあり、さらに当院の役割が拡大している状況の中で、施設の増築や改修、医療スタッフの増員が不可欠な状況から、まだまだ予断を許さない、こんなふうに考えておるものでございます。

 それから、2.飯田市立病院改革プランの点検評価の公表につきましては、今回公表させていただいたわけでございますが、4行目の「なお」以下にありますとおり、第3次整備事業が大規模であるため、最後の行にありますけれども、この事業計画が確定後、再度点検評価をする予定としておるものでございます。

 3.経営の効率化につきましては、1ページから2ページにわたりますけれども、先ほど収支計画の方で説明したことを記載してあるものでございます。

 2ページをお開きいただきまして、一番下の財務にかかわる数値目標でございますが、それぞれ数値目標の目標値と21年度の数値を比べていただき、それぞれ達成できているものでございます。特に、?職員給与費対医業収支比率につきましては、医師や医療コメディカル、メディカルクラーク等の増員によりまして人件費が増加しておりますけれども、収益が改善したことにより、比率は約1%改善しているものでございます。

 3ページの方の4.再編・ネットワーク化につきましては、当医療圏のネットワーク化を進めるために、11行目の「具体的には」からありますように、国の補助金を確保する中で、飯田市立病院ほか、記載されております病院に地域連携サーバーを設置して、同意を得た患者さんの診療情報を転院先の病院や診療所等で閲覧できるネットワークシステムを進めているものでございます。

 5.経営形態の見直しにつきましては、最後の行にありますとおり、引き続き研究・検討してまいるものでございます。

 以上、改革プランの点検評価について御説明申し上げましたが、当地域にとって必要かつ良質な医療の提供することがまず第一でありまして、そのことを前提に引き続き黒字の達成をできるように全力で取り組んでまいるものでございます。以上でございます。



○議長(中島武津雄君) ただいま説明をいただきました。

 御質疑・御意見がございましたら、お出しをいただきたいと思います。

 よろしゅうございますか。

 後藤荘一君。



◆15番(後藤荘一君) 収支が好転したという報告をいただいて、努力に敬意を表するところですけれども、これから飯田・下伊那の全体の地域医療というのを考えると、確かに市立病院の役割は非常に重大だなあというふうに考えまして、この3ページの4番の連携サーバーも重要かなあと思っておりますけれども、飯田・下伊那の全体の人口減少、高齢化というような状況の中で、病院の運営自体を、市立病院はだんだん固まってきているかもしれませんけれども、飯田・下伊那の全体の病院の運営というのはどういうふうに想定されておるのか、そこら辺のところ、ちょっと市立病院の立場から答えるのも難しいかもしれませんけど、ちょっとお答えいただきたいと思います。



○議長(中島武津雄君) 菅沼課長。



◎市立病院経営企画課長(菅沼文秀君) 議員御指摘のとおり、今回、市立病院の説明をさせていただきまして、長い間赤字ということで経営改善を進めてきた結果、今回につきましては黒字ということになりました。ただ医療圏全体の中、飯田・下伊那の医療圏を見ますと、医療資源が全国的にも、あるいは全県的にも非常に平均よりも低いということで厳しい状況に変わりはないと、こんなふうに考えておるものでございます。

 そこで、私ども市立病院だけがいい成績じゃなくて、ほかの病院と連携しながら当医療圏の医療を守っていくということが非常に重要なことだと、こんなふうに考えております。そういうことで病院間の連携を非常に進めておりまして、昨日も各病院の院長先生方、あるいは事務長さんの皆様が集まっていただいて、いろいろ連携につきまして話し合いを進めておる、こんなような状況でございますので、繰り返しになりますけれども、そういう病院間の連携を図りながら地域の医療を守って、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(中島武津雄君) 後藤荘一君。



◆15番(後藤荘一君) ぜひ、多分市立病院がリーダーシップをとっていくのが一番ベストかなあというふうに考えますので、そういう点で、飯田・下伊那地域が本当に医療関係で持続していくように、一つの病院も倒れることなく、これからも持続していくような市立病院のリーダーシップをひとつお願いして、要望として発言させていただきます。よろしくお願いします。



○議長(中島武津雄君) 要望のようでございますので、お聞き取りいただきたいと思います。

 ほかにございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(中島武津雄君) なければ、飯田市立病院改革プランの点検評価につきましては、お聞きをしておくことといたします。

 以上をもちまして、本日の全員協議会を終了いたします。大変御苦労さまでした。

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              11時40分 閉会