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長野県 飯田市

平成21年  3月 定例会(第1回) 03月12日−03号




平成21年  3月 定例会(第1回) − 03月12日−03号









平成21年  3月 定例会(第1回)



          平成21年第1回飯田市議会定例会会議録

               (第3号)

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          平成21年3月12日(木曜日)10時00分

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日程

 第1 会議成立宣言

 第2 会議録署名議員指名

 第3 一般質問

   (1)伊壷敏子   (2)代田剛嗣   (3)下平勝熙

   (4)後藤荘一   (5)森本美保子  (6)牧内信臣

   (7)清水 勇   (8)佐々木重光  (9)村松まり子

   (10)永井一英   (11)木下容子   (12)原 和世

延会

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出席議員   28名

       (別表のとおり)

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欠席議員   なし

       (別表のとおり)

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事務局出席者

       (別表のとおり)

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説明のため出席した者

       (別表のとおり)

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          10時00分 開会

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△日程第1 会議成立宣言



○副議長(矢澤芳文君) 現在の出席議員は27名であります。よって本日の会議は成立しております。

 上澤義一君から、公務のため遅刻する旨の届が提出されております。また、副市長も公務のため遅刻する旨の届が提出されておりますので、ご報告申し上げます。

 これより本日の会議を始めます。

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△日程第2 会議録署名議員指名



○副議長(矢澤芳文君) 会議録署名議員として岩崎和男君、熊谷富夫君をご指名申し上げます。

 次に進みます。

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△日程第3 一般質問



○副議長(矢澤芳文君) 昨日11日に引き続き、一般質問を続行いたします。

 伊壷敏子さん。

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△伊壷敏子



◆20番(伊壷敏子君) おはようございます。日本共産党の伊壷敏子です。私8年お世話になっておりますが、朝一番の一般質問は初めてでございます。さわやかにやってまいりたいと思います。

 私、議員になりまして一番やっぱり原点と思っているところは、福祉の課題の解決だと思っております。今日も質問をさせていただきます。

 昨日、原部長が「また伊壷さん時間との挑戦だな」と言われまして、12月議会で最終時間切れになった失敗を思い出しまして、今日は前段は抜きにしてさっそく始めたいと思います。よろしくお願いします。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) お願いします。介護保険制度が始まりまして、今年4月で10年となります。介護サービスの総量も増えましたけれども、市民の負担も増えてまいりました。一部介護の取り上げもあるというように思います。今回、介護保険を利用するために必要な介護度の調査と認定の仕組みが変更になりました。これまでの要介護認定の仕組みは、認知症の人などを中心に実態がきちんと反映されておらず、また最近の給付体制の中で状態の変化がなくても軽度に判定されるというようなことが問題になっております。今回の見直しが改善されたものになっているのか最初にお伺いします。



○副議長(矢澤芳文君) それでは理事者側の答弁を求めます。

 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 平成21年4月、この4月から介護認定制度が適正かつ効率的に行えること。また、より介護の手間がかかるかどうかと、こういう視点も反映するものに見直しがされることとなっております。モデル事業としまして事前に実施をしてみたんですけれども、南信州広域連合のまとめによりますと、飯田下伊那では判定結果において大きな違いはなかったとの見解が出ております。

 国では、モデル事業の実施後介護の手間、認知症の行動など細部の見直しも行っておるところでございます。以上です。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 手間を判定するというお話がありましたけれども、今回の見直しというのは調査項目も削減をいたしました。一次判定はコンピューターで行って、認定審査会というのが二次判定を行います。今度の認定方式では、審査会に提出されていた審査員の参考資料というものが削除されてしまいました。今、南信州で調査をされたというようなことをお聞きしましたけれども、厚労省が行った調査です約3万件をモデルにして行いましたけれども、二次判定での変更率が現行方式の29.8から18.3%へと大幅に低下をしました。これはどういうことかといいますと、一次判定の結果が二次判定で変更になった変更率が、現行方式では3割あったんですが今度は2割弱になったということになるわけです。このことによって、生活実態と比べて低い一次判定が出た場合に、二次判定で是正されないというこういう恐れがあるわけです。今回の見直しは、こういう可能性が大きくなったと私は厚労省のこの3万件のモデル事業で感じております。

 私も幾つかの事業所に伺いました。そうしましたら、症状は変わらないが軽度に判定をされるというような例がこれから出てくる心配もあるし、既に出ているというようなお話を聞いております。担当の皆さんが一生懸命やっているのは私は十分わかっておりますけれども、やはり現場の声、現場の事業所の声などをしっかり聞いていただきたいなというように思うわけです。

 どうして、その要介護度が低くなると困るのかといいますと、皆さんご承知のとおり要介護度ごとに利用限度額というのが決められておりまして、この限度額を超えると非常に利用料がかさむわけです。そうしますと、利用ができない人が大勢できるということになるわけです。そこへ、そのときに一番相談相手となるのがこのケアマネージャーなんですが、このケアマネージャーの介護報酬というのは非常に低いわけでして、十分な配置もできません。

 今、施設の入所先探すのは以前ケアマネージャーが一生懸命探してくれましたが、今はそういうところまで手が回らず、家族の皆さんが一生懸命電話をして探しております。この第4期のスタートをするにあたって、民間に委託してありました地域包括支援センターこれが止められますよね、それで社協が受けることになっておるというふうに聞いておりますけど、これなぜ止められたのでしょうか、わかる範囲で結構ですのでお聞きします。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 私どもが、それを全て申し上げれるのかどうかというのはありますが、法人経営のいろんな事情があって第1回目の受託で対応をできないと、こういうことでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 私は具体的にお聞きをいたしました。そうしましたら、業者のあまりにも丸投げに大変だったということです。もう少しきちんと指導をしてほしかったと、どうぞ好きにやってくださいということではなくて、きちんとした指導をしてほしかったということです。

 それから、こんな事例についてもなかなか相談に乗ってもらえなかったと。またケアマネの仕事が介護報酬が低くて経営的にも非常に困難だったわけですが、そういった支援もなかなかしてもらえなかったということだそうです。

 この法人の方は、担当地域の皆さんには大変申し訳ないということですが止めざるを得ないというようなお話を受けました。本当にケアマネというのはやっぱり給付抑制の立場でなくて、中立で構成的な専門家として利用者の声を代弁して活躍できるような、そういう仕事にしていかなくてはならないと思うんです。そこで、自治体としてもこの介護報酬についても、それから研修の場についてもきちんと保証をしていくべきというふうに思いますが、その点はいかがでしょう。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) ケアマネージャー居宅介護支援でございますね。この事業所、その事業所もそれぞれ運営状況が違いますものですから一概には言えないけれども、今回の制度改正でさまざまな加算が新設をされております。その意味では、ある程度改善がされているいくものではないかと、このように思っております。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 地域包括支援センターというところは、介護予防のマネジメントそれから相談を受けるところなんですけれども、こういう仕事というのはやっぱり、私は住民福祉の増進という意味でやっぱりこれは本来自治体の仕事、直接の仕事だというふうに思っております。これが介護保険制度の中の枠内に押し込められたというところに、最大の問題があるのではないかというふうに思うんですけれども、今度市長が提案されております地域健康ケア計画ですね、これは介護予防事業を行っているこの地域包括支援センターとも連携した計画になるというふうに私考えておりますが、そういう考え方でよろしいんでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) まず私の方から答弁させていただきます。

 地域包括支援センターの業務の一つに、介護予防の推進というのがございます。介護予防や状態が悪くならないようにするための予防計画を立てて、少しでも元気で生活をしていけるように支援をしているところでございます。

 地域健康ケア計画は、21年度来年度に検討する課題でございますけれども、少なくともその地域包括支援センターの活動は、そういったケア計画の中心的な姿をなす活動になるんではないかと、こんな想像はいたしております。以上です。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) わかりました。ぜひ計画を立てられて実践に速やかに移るように頑張っていただきたいと思います。

 次の質問をお願いします。これまで国は、介護保険制度について負担と給付の関係を明確にする、負担と給付この関係を明確にするということで、介護保険の特別会計に一般会計からの財源の繰り入れ、これはいけないというように地方自治体にも厳しく指導をされてきたと思います。実際そういうふうに飯田市もやってこられたと思いますが、今回国の補正で介護保険料の値上げの激変緩和措置として、全体で1,154億円これを基金を創設して保険会計に投入するように指示がありまして、飯田市も今回の議会の中で基金条例というのも設置をされる予定になっております。

 これは、従来の枠組みでは介護制度の基金に対応できないと国が判断したということだと思いますし、現在の仕組みに問題があるというふうに感じて国がこういう措置をとったというふうに思うんですが、とにかく今回飯田市の場合は2.8%介護報酬引き上げになりました。このことによって、今ちょっとお話ありましたけれども処遇改善とか人材確保、これ見込めるのでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 2.8%議員のご指摘のとおりでございますが、今度の改正によりまして介護職場では介護福祉士等の資格取得も進めております。こういったことが職員の処遇改善でありますとか同一の事業所における定着、それから人材確保につながることを期待をしておるところでございます。

 現在、その職業訓練として行われておりますヘルパー2級講座にも、定員を上回る応募があるというような状況でございます。ぜひ、こういった2.8%が雇用にも結びついてくれることを期待をいたしておるところでございます。以上です。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 今まで2回の見直しで介護報酬って実際5.5%引き下げられてきているわけですから、今回2.8%が上がっても焼け石に水というような状況ではないかと思うんですけれども、国は介護報酬引き上げ以外にも処遇改善とか人材確保の推進、雇用管理の改善など、補正やこれから2009年度の予算にも大幅に引き上げた予算が計上されております。

 そこで、こういったいろんな補助制度を事業者にしっかりメニューも紹介して、積極的な活用をするようなご案内というのは、自治体としてぜひやっていただきたいと思うんですが、その辺いかがでしょう。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) せっかく制度が変わりましても事業所がわかっていないようでは困りますので、事業所への周知につきましては例えば2月末に県が各事業所に対しまして説明会を実施をいたしております。私ども飯田市では、事業所連絡会とかそういうようないろんな組織があって、定期的に全員が集まりまして会議をやっておりますものですから、そういった人たちに対して、さまざまな機会を捉えて積極的に説明をし周知を図ってまいりたい。今までもやってきましたけれども今後一層やっていきたい、そのように思っております。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) それともう一つ、今、派遣切りなどで雇用の問題非常に深刻になっております。飯田市の求人倍率も1を大きく下回っているような状況ですが、雇用対策の1つとして、これから基盤整備にもかかわってきますけれども、介護関係での雇用の創出もぜひ努力をしていただきたいなと、ここはお願いをしておきます。

 3つ目に、基盤整備についてお聞きをしてまいります。

 現在、入所施設や通所系の施設の利用状況をどのように把握されて、そして今後の利用者の見込みをどのように考えて、今回施設の増床整備の計画を立てられたのかをお聞きをします。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 現在、飯田市の例えば特別養護老人ホームの入所待機者は480人程度でございます。そのうち、介護度3以上重い方の在宅待機者が90人程度と掌握しております。施設利用者の待機者は230人程度でございます。

 また、在宅での支援が困難な場合、結果的に何らかの形でいろいろな施設サービスを提供をいたしておるため、第4期では特別養護老人ホーム50床の新設、さらに介護老人保健施設50床、それから介護療養型20床の増床を計画をしております、都合120床でございます。そんなところでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) そうしますと今現状、計画を立てる現状の中で待機者の数を考えられて施設の増床というような計画を立てられるというふうに私は理解しました。

 そうしますと、これから3年間の間に利用者は増えるという見込みも立てられておりますのでこれは増えます。そうしますと、今でさえ待機者がいるのにこれからますます増えていくという中では、常に施設が足りないという状況をずっと作っていくと、そういうことになるわけですね、そう理解をしていいのかどうかということと、私たち議員にも施設入所に対してぜひ口を利いてほしいとか紹介してほしいとかいう相談というのは大変多く受けます。実際家族の皆さんは施設を探すのに大変苦労をしておるわけでして、例えば老健のようなところに入ります。3ヶ月ですねあそこは、そうすると入った途端にまた次の予約をするのに必死なんです。それの繰り返しをされているという、そういう意味が私今よくわかりました。常に施設というのは足りない状況に、既にもう既定的にあるという、そういうことだというように思います。

 それで、今特養のお話をしていただきました。今480人の待機者がおるが、実際介護度が重い4・5の人は90人だということです。しかし考えてみてください、介護度4・5でなくても介護3の方でも、その家族の環境例えば独り暮らしだったり高齢者の世帯であったりすれば、ここでは生活するのは非常に困難な状況というのは絶対あるわけです。それを4・5の人は90人であるから今回50床の増設でよいだろうと、こういうふうに考えられては非常に私は心外なんです。

 この介護保険制度のこの制度の中で非常に、特養をどんどん作っていくというのは困難だということはわかっておりますので、それは保険料に跳ね返るという面もありますしわかっておりますので、それは大変厳しいという、やりたいけれども厳しいというそういうお答えならば私も納得できますが、90人だから今回50床増やしたんでぜひ満足してほしいという、そういうお答えではちょっと悲しいので、その点もう一度お聞きをしたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今、議員からもお話があったように、いわゆるその現状がニーズにあったものであるという考え方は私も持っておりません。

 第4期の中で多様な介護施設の整備を行う、そうした中でこの状況というものをしっかりと把握するように努めて、そしてその中でまた対応というものを考えていければと思っているところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) あまり納得いく答えではありません。第4期の中で考えていくとおっしゃいましたが、前段でこの基盤整備が十分なものでないという認識はされておるということなんで、第4期の中で考えられてもじゃあ第5期に行ったときにこれが改善されるという話ではないと思うんです。しかし、今この介護保険制度の中では仕方がないと市長も思っておられるし私もそういうふうに思います。

 4番目の質問をさせていただきますけれども、民主医療機関連合会略して民医連と言っておりますけれども、この飯田市では健和会病院とその関連の介護事業所がそうなんですけれど、これ全国で1,745事業所があります。ここで、昨年5月から9月まで1千事例の調査を行いました。実際は728の事例を集約して、利用者家族が直面している困難についてまとめられました。

 その中で、第1に高齢者世帯の厳しい経済状況が上げらました。費用の負担による利用困難が多くの事例に共通をされているところでした。このことを裏付ける資料に、厚労省が行った国民生活基礎調査が明らかにしております。これは、高齢者世帯のうち生活保護以下の収入の世帯これが4分の1います。市長この実態をよく見ていただきたいというふうに思うです。そして、所得の少ない人ほど高齢期に介護が必要になることは、研究者などの調査で明らかになっております。所得が少ない人ほど介護が必要になるんです。ところが、この現在の介護保険制度の中では、その所得の少ない人が経済的な理由で、事実上公的介護から排除されて厳しい生活に陥っているんです。

 先ほど言いましたけれども、国は今回保険料の大幅アップを防ぐ目的で、介護保険会計に一般財源の繰り入れを行いました。私、今まで飯田市市長をはじめ担当の方からいつも言われてきましたけれども、これがくつがえされたというように思っております。地方においても所得の低い方への保険料や利用料の軽減、これは一般会計の繰り入れ、これは当然のことというように考えますがいかがでしょうか。

 私がこう言いますと、飯田市は既に行っていると、こういうお答えが多分返ってくると思います。市で単独で減免している制度はあります。それでは、実際この制度の中で軽減をされている人がどのくらいいるんでしょうか。この制度をもっと、私が今言った考え方の下に拡充する気持ちはないでしょうか、この辺を伺います。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 後段の部分につきましては担当の方から答弁させていただきたいと思いますが、保険料についてでありますが飯田市は保険料の所得段階をきめ細かく区分して、低所得者への配慮をしてきているということは、議員からもご指摘があったとおりであります。特に、第1段階の方につきましては基準額の35%まで軽減をいたしまして、県下の市町村の中でも最も配慮していると考えているところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 私の方から軽減対象の状況について答弁をいたします。

 平成20年度の軽減対象者数としてでございますが、保険料減免者が10人、利用料の軽減者が一人、それから社会福祉法人軽減者が159人、市単独の通所系サービスの利用費の食事代軽減者が約700人、このような状況でございます。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 社会福祉法人のことを除けば、食事代も100円という負担をしていただいておるという部分を除けば、この市独自の利用料、保険料の軽減者合わせて11人こういった状況なんです。軽減制度があるといってもこういう状況なんです。

 社会福祉法人の関係は、今多分飯田市でも4分の1だと思います。25%ですよね、これは国が今引き上げるというふうに言っておりますけれども、実際どうも予算を見てみますとあまり増えていないので、これがすぐ引き上げられるというふうには思えませんが、せめてこの飯田市独自の取り組みでここの部分、例えば半分ぐらいにならないかということが1つと、今保険料県下で1の段階の人0.35ということで、非常に進んでいるという話聞きました。私も努力されていることは重々わかっておりますが、市長は子育ての支援については非常に頑張っていただいております。財政課長が心配しておるほど頑張っていただいております。ですが、市長2期目に12月議会の中でこういうふうにお話しされました。「生涯現役を目指すけれども、結果として病気になったり介護が必要になったときには、安心して病気治療や介護サービスが受けられる生涯安心だと、そういう飯田市を作っていきたい」というようにおっしゃっておられます。私たち誰もが迎える、いずれ迎える介護の問題なんです。

 今、軽減制度15人この利用料保険料の軽減15人、これ以外の方は安心介護されていると思いますかね、決してそうじゃないというふうに思います。市長の公約の生涯安心という立場を貫くためにも、この利用者負担の軽減制度ぜひ拡充をしていただきたいと市長にもう1回伺います。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 生涯現役生涯安心というこのことにつきましては、これから21年度の地域健康ケア計画の中でも、また考えていくことが必要と思っているところであります。

 今、議員からもお話があったところにつきましては、これまでも私どもとしては相当の配慮をさせていただいているところでありますが、さらにこれについてそうしたことができるのかどうかということについては、また検討していくことが、地域健康ケア計画の中で考えていくことになるかなと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) それでは次の質問をお願います。

 介護保険サービス事業費ですけれども利用状況、今後の伸びなどを考慮して積算されたというふうに思いますが、先ほど私が申し上げました認定の見直しによる給付減、これはあると思います。それから経済的理由による利用者負担の給付抑制これもあると思います。この辺も考えられてのことでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 高齢者人口の増加に伴います要介護認定者の増加、さらには要介護認定者の加齢ですね、要介護認定者がまた1歳年をとると、こういうことに伴います利用量の伸び、さらには多様な施設整備等を勘案しまして、介護保険サービスの利用料見込みを立てさせていただいております。

 介護度が変更になることは現在もあることでございますが、介護認定制度の見直しによる利用料の減は現時点は想定をいたしておりません。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 3期事業の中で、1億7千万円余剰金が出たというようにお聞きをしました。これは保険料を集めすぎたということでしょうか、ほかに理由があるのでしょうか。それから1期2期の状況はどうだったのかもお聞きをします。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 保険料を集めすぎたというこの切り口、いろいろな理解の仕方があると思いますが、第1期の給付費の実績は3年間で136億円余でございます。それから第2期は195億円余となっております。それに伴う財政安定化基金からの借入金は、1期分が1億6,200万円、2期分が1,140万円ということであります。以上です。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) もう1つ答弁をさせていただきます。基金ができた理由はという分も質問にあったかと思いますが、3期に基金ができました理由としましては、その3期中に整備を予定しておりました施設が、さまざまな理由の中で整備が若干遅れましたこと、それから軽度者の訪問介護の利用が減少したこと、それから介護療養型の医療への転換が想定以上に早く進んだことによるものであると分析をしております。以上です。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 3期中のというお話ですが、多分ゆうゆうのことだというふうに思いますが、軽度者の多分ホームヘルパーの関係の事業費が減ったという部分については、私12月議会で指摘をさせていただいたところです。1億7千万今回介護保険会計に全て入れて、財源として入れて今度の4期計画の保険料も計算されたということですので、その部分については納得をしております。

 しかし、こんな時代ですので少しでも市民負担を減らして家計を助けねばならないというように思っておりますが、介護保険制度の市民負担がだんだん重くなってきている最大の理由は、介護保険が始まったときにそれまで介護費用の50%だった国庫負担の割合が25%に減らされました。さらに三位一体改革で、今22.8%まで引き上げられたということだと思います。このことが一番原因なわけでして、全国市長会や全国町村会でもこの国庫負担割合直ちに5%引き上げることを要求されています、市長そうですね。この負担割合を引き上げていただければ保険料を非常に抑えながら、誰もが安心して利用できるような介護保険制度に改善をできると私思うんですが、残念ながらこの飯田市議会が介護保険制度について、国に改善を求める意見書これ反対多数で否決をされてしまいました。この国に飯田市議会として意見書も上げることができなかったという事実は非常に残念に思っておりますが、市長やっぱり介護保険制度いうのは抜本的改正が必要だと思いませんか、やはり国の負担もう少し引き上げてもらわないとこれ保険料に全て跳ね返るようなこの制度のあり方、この辺について市長どういうふうにお考えになりますか。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 議員からのご指摘につきましては、そういった考え方も当然あるということについて私も思うわけでありますが、現状におきましてやはり今のこの介護保険制度をいかに持続可能な制度として運用していくかということは、やはりこの飯田市にとりまして大変重要なことでございます。そうした中で、やはり現状ではやっていかなければならないということで、その中で先ほど申し上げたような形で社会的弱者の皆さん方に対しても、できる限りの配慮をさせていただいておりますし、これからもそうした形で対応していきたいと考えているところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 厚労省の今の方針について、市長も少しおかしいんではないかというような、はっきりはおっしゃいませんがそういうニュアンスのふうに受け取りました。

 それでは次の質問に移ります。

 第4次の男女共同参画計画これ20年から24年を期間としたものですけれども、その中で重点行動になっているものについて2点伺います。1つに、働きやすい職場環境の整備及び仕事と家庭の両立支援について伺います。

 今、雇用形態非常にさまざまでして、大抵の女性は子育てをしながら働いております。しかし在職しながら出産ができる職場というのは、まだまだ限られております。育児介護休暇を取ることもできる職場というのも少ないのではないかと思うんですが、行政の役割としての行動計画には、各種の法制度を理解するための情報や研修の機会を提供することや、事業者表彰をすることになっていますが、この取り組みの状況についてお聞きをいたします。

 それと、もう1つの重点行動なんですけれども、各種審議会等の委員や地域自治組織への女性の参画状況の取り組みについて、この状況についてもあわせてお伺いします。



○副議長(矢澤芳文君) 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) 働きやすい職場環境の整備と家庭の両立支援につきましては、いろいろな取り組みをしてきております。

 具体的な取り組みの状況について、ちょっとご紹介いたしますと、ウェブサイトを中心に関係機関への広報とか啓発をしておりますし、年間を通じまして複雑化します男女間の諸問題解決の支援として、毎月1回弁護士による女性のための法律相談事業を実施しております。

 また、家庭料理づくりを通じて家庭の時間を大切にすることを目的としました、大人の家庭料理教室を6回実施し男性も参加しております。それから、女性団体の活動支援として三遠南信地域女性交流事業とか、日本女性会議の参加などにも取り組んでおるところでございます。

 それから、審議会等への女性の参加の状況でありますけれども、19年度は各種審議会等委員の女性参加率でありますけれども、19年度は26.1%でありましたが、20年度は26.2%の見込みであります。地域自治組織への女性参加率につきましては、19年度が14.9%でありましたが、20年度は14.8%の見込みであります。これらの向上に向けましては、毎年市の関係部署や関係機関を通じまして、関係団体組織の構成に際しましてご理解を得るように働きかけを行っているところでございます。

 事業者表彰については、議員おっしゃりますように男女共同参画推進に関する取り組みを積極的に行っている事業者、あるいは市民団体を表彰することになっておりまして、本年度は1事業所を表彰させていただきました。表彰対象はシチズン平和時計株式会社でございまして、女性の能力活用と職域拡大として、多能工であるマイスターへの女性登用を進めておられるということ、そして仕事と家庭生活の両立支援として、従業員の家庭状況等にあわせて柔軟に取得できる休暇制度を整備し運用していることなどが、当地域の企業の取り組みとして先駆的とされたものでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) いろいろとご紹介をいただきました。ぜひ頑張っていただきたいと思うんですけれども、地域自治組織についても20年度減ったようですね、こういう問題についてもねばり強くやはり、向こうからどうぞお話にきてくださいというわけじゃないんで、こちらから出かけていって積極的な働きかけをしていただきたいというように思います。

 最後に、男女共同参画推進委員会の役割について伺います。

 時間も少なくなってしまいましたので簡潔にお答えいただきたいと思うんですけれども、平成18年4月この推進条例できましたけれども、この3章の24条で「推進委員会の設置」というのが定められております。ここは、この条例に定められた権利や義務について調査や審議を行い、ときによっては市長に意見を述べることができるというようになっております。平成18年には年4回開かれて、市民意識調査や企業の実態調査が行われました。平成19年にも4回開かれて、第4次の計画策定に向けての取り組みが行われました。平成20年2月に、この計画が決定をされたところですけれども推進委員は2年の任期です。平成18年と平成19年度の任期が終わりまして、平成20年の5月に新しい推進委員の公募が行われました。ここで公募をされた方のお話を聞くところによりますと、その後一度も会議は開かれなかったそうです。今年の2月17日に第1回が開かれたそうです。これは市民のつどい、この3月8日に開かれましたがそのときの表彰について協議をしなければならないので、どうしても開く必要があったというわけでして、そのとき渡された委嘱状これは23年2月16日までの辞令になっております。そうしますと任期は2年ですので、21年と22年度の委員ということになります。そうしますと、この20年度ここには委員がいなかったということになるわけです。これは条例の24条の設置の義務を行ったことになると私は思うんですけれども、その点いかがでしょう。



○副議長(矢澤芳文君) 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) ご指摘のとおりで、任期が切れまして公募をして20年度は委員会が開かれず、21年2月17日に今議員ご指摘のような委員会を開催をさせていただきました。この間8ヶ月くらいになるわけでありますけれども、空白期間を生じましたことは議員のご指摘のとおりでございまして、大変ご心配とご迷惑をおかけしたと思っております。この場をお借りしまして、関係者の皆さんと市民の皆さんに深くお詫びを申し上げたいと思います。

 これから積極的な適切な運営を図るよう努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。



○副議長(矢澤芳文君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 関係される、せっかく公募をされてやろうと、委員として頑張ろうと思われた方には大変本当に失礼な話だと思います。そうですね市長本当に、それで私に謝っていただいてもしょうがないんですが、24年度の目標というのは目標値を定めております。この20年のこの空白というのはもうどうしようもないですよね、ぜひこれからこういうことがないように24年度の目標に向かって、男女共同参画の事業進めていってもらいたいというように思います。

 今回女性の議員、私を除いてあと二人の方が男女共同参画について質問をされますけれどもやはり女性の議員としては、私たち議員は男女共同参画の先頭に立って頑張っている一人でございますので、最後皆さんそれぞれ質問されるというように思いますけれども、私もその質問をさせていただいて今期の最後の質問とさせていただきました。ありがとうございました。



○副議長(矢澤芳文君) 以上で、伊壷敏子さんの一般質問を終わります。(拍手)

 それでは次の一般質問を行います。

 代田剛嗣君。

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△代田剛嗣



◆4番(代田剛嗣君) むとす市民の会代田剛嗣です。4年前に皆さんの声を市政にということを公約に当選させていただいて、早いもので4年が経ちました。最後の質問になると思います。

 浅学のため、質問がいつも軽いという印象があったんではないかと今反省しておりますが、理事者及び部課長の皆さんには今までの答弁軽くいなされたかな、そんなような感じをとっております。今日は丁寧な答弁をしていただきたいな、こういうように思っております。

 私は、今回は市民の皆さんの中に入っていろんな声を聞いてきました。喫緊の話としてやっぱり経済問題だろうということで、今回の質問になるわけでございます。特に現況について詳しく市民の皆さんにわかるように説明をしていただきたい、こういうように思います。それでは質問席に移ります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 今も言ったとおり、市民の間では百年に一度という経済危機ですと市長もあいさつで言われました。どの程度が、本当にそれぞれの方にこの不景気感というのがわたっているのかということが、それぞれの方格差があると思います。そこで現況について市長の方から詳しくお答えをしていただいて、今感じられておいでになること、特に市民にはこんなことをわかっていただきたいということがありましたら、それを含めてお願いをしておきたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 理事者側の答弁を求めます。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 詳しい現状につきましては担当部の方からお答えさせていただきますが、あいさつにも申し上げておりますように、今議員からもご指摘があったように大変厳しい経済状況の中で、昨年の12月15日に緊急経済対策本部を設置して、市の制度資金の改正や相談窓口を開設するとともに、事業者への直接訪問によるヒアリング調査、あるいは経済団体、金融機関との情報交換を行うなど、この地域におけます今の状況の把握に努めてきたところでございます。

 そうした中におきまして、市として打てる対策はできるだけ早く可能な限り打ってくるという、そういったことでこの緊急経済対策を進めてきたというものでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 2月の上旬に市内の42社、製造業を中心といたしまして調査を行ってきたわけでございます。昨日も少し状況をお話をさせていただいたところでございますけれども細かく申し上げますと、食品企業等は微増もしくは横這いではないかということをお聞きしております。また輸出依存の高い機械、金属、電気、電子系は、やはり10月1月の昨年同期で4割から6割減少、またこの2月3月の昨年同期でやはり6割から8割の受注が減ってきて、非常に厳しいという状況をお聞きをしているところでございます。

 その他各業種それぞれ、飯田市の企業さんはいろんな多様性を持っておりますので、それぞれバラツキ感はございますけれども、それぞれに厳しいところが多いということで聞き取り調査を既に2回させていただいているところでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 2月の上旬の状況ですね今把握しておるというんですが、年度末この3月特にここへきてもっと厳しくなるんではないかと予想されておりますが、その点はいかがでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 長く厳しい状況が続いておりますので、既に制度金融等ご利用いただきました方々も、これが長引けば長引くほど厳しい状況が続いていくんではないかということで、この年度末につきましても4割から8割減少という受注減ということでございますので、その企業の規模にもよるかと思いますが相当、ここの年度末が一つのヤマ場というような感じでおっしゃられている企業さんもあるということでお聞きしております。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 市長は現場主義を唱えて今まで行ってきましたね。であるならば、今日商工会議所専務がおいでになりますが、商工会議所としてはどういうように見ておいでになりますか、詳しく説明をしていただきたい。



○副議長(矢澤芳文君) 尾澤産業経済部参事。



◎産業経済部参事(尾澤敏秀君) それではご質問でございますので、現場ということでお話をさせていただきたいと思います。

 市内の社長さんの皆さんのお声とかそういうのを代弁して、ちょっと喋らせていただきたいと思うんですが、企業にとりましては操業とか稼働率が大体70%を切ってきますと企業の存続が大変難しく大変なことだと、そういうふうに皆さん一同言っております。そういった中で具体的ということでありますので、例えば飯田を代表する企業3社、例えば多摩川さんオムロンさん平和時計さんのお話をいたしますと、特に自動車関係の受注は大変厳しい状況でございまして、2月3月の多摩川さんとオムロンさんの両社の状況を見ますと50%の稼働率、約半分になっておると。あんまり影響はないんじゃないかなと思っておった平和時計さんでも30%減っております。これは大変な数字でございまして、それだけじゃなくてまたその下請け関係がまた特に、もっと厳しい状況でありまして、精密電子関係なんですが特に影響を受けておりまして、12月から2月始めころまで仕事のなかった企業もいらっしゃると、そういった中で今言われておるのは、電子機械関係は稼働率30から10%。

 昨日も、駒ヶ根商工会議所の正副会頭とうちの正副会頭との懇談がありましたのですが、特に駒ヶ根、伊那はもっと酷い状況であります。そういった状況が今現状でありまして、そうはいっても実はトヨタ自動車、皆さんご存じなんですが去年が868万台でした、それが今年620万台、そうするともう3割落ちるというのは自動車関係は、ほかの他社もそうなんですが当然に今年いっぱい3割減になると思います。

 ただ、今5割減でありますので、多摩川の社長さんのお話聞きますと、5月以降になれば今の5割が7割まで戻るだろうと、そういうことで今のこの5割の状況がずっと続くことじゃなくて細々と稼働率が上がっていくと。ただ、今年は7割以上は無理だろうと、そういう判断をしております。

 それから地元の機械の問屋さんのお話は、先ほど言ったとおりに設備投資関係の機械の受注が皆無、ゼロですと。これは10月以降大変な状況でありまして、設備投資に限っては今後さらに厳しい状況が続くと言っております。

 それと、あと僕のところへたまたま県の資金とか国の資金、市の資金、それとあと銀行関係の資金の決裁が毎日のように廻ってきますのですけど、借りている企業の状況は去年より、10月以降なんですが最近特に多いんですが大体4倍、金額件数4倍になっています。その中で1件あたりの金額が去年より多額、もうここで一気に借りていかないと将来の不安がありますから1件あたりの金額かなり増えているという状況でありますので、そういったことで具体的に、ちょっと社長さん達の許可とりまして発言させていただきました。以上であります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 大変な状況だと思いますが、これで公共事業に携わっておると思われる建設業界だとか運輸関係はどのようになっておりますかわかりますか。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) やはり住宅着工戸数等の減少にも影響が出ておりますので、住宅関連の受注大幅に減少しているということで、非常に厳しくなっているということを聞いております。

 また、個々の大工さんといいますかおやりになっている方々も、そういった意味で職がないということで大変厳しい状況になっておりまして、おっしゃられるように国や県や市の緊急対策の事業等により期待は大きくされるところでございますけれども、ここ私も数社大きいところにもお聞きしまして、おかげさまでその企業の立地等もございまして、若干ここ数ヶ月はいいけれどもその先がというような声もお聞きしているようなところでございます。

 運輸関係につきましては、そう厳しい状況というふうなことも、今のところはちょっとお声は聞いてないところでございますが、これからまたいろいろ状況を聞いてまいりたいと思っております。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 大変な状況を聞いたんですが、もう一つ詳しく聞きたいと思います。ここで雇用関係についてですね、いかがでしょうか俗に週休三日が当たり前、週休4日ならまだいいじゃないかという声が聞いております。まごつけば週休7日になっちゃうぞといって今心配しておるんですが、そちらの方は把握しておいでになりますか。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 先ほど40数社に対しまして聞き取りをさせていただいた状況の中で、派遣、非正規の方々から雇用に関しては切っていくというような対策をとられているところもございますが、なるべく従業員の方々には残っていただきたいとおっしゃられる社長さん多くて、中でもって今おっしゃられるような週三日四日というようなことで、あとはワークシェアリングのようなことを社内でおやりいただいたり、あるいは中で雇用助成金をいただきながら研修をしたりとか、そういった工夫をされておられまして、その多くがとにかく従業員の方々に対する、雇用の切るようなことについては一番最後だというようなことで、ご努力されているというようなことをお聞きをしております。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 大変、ありがたいというよりも感謝する場面が多いと思います、経営者の皆さん本当に私どもが歩いただけでも悲痛な声が聞こえてくるわけですね。

 そこで一つだけちょっとお願いがございます。制度資金を借りるのに納税証明書を持ってきてくださいというお話があったそうですが、時間我々は相当せっぱ詰まって物事を頼んでおるのに市役所は本庁まで行ってとってきてくれと、こういう切ない話があったと、こういう話を聞いておるんですが、もうちょっとやさしい手当ができないでしょうかね、そこらの点はいかがですか。こんな厳しい状況なんです、相談を受ける人たちも優しく受けてやらないと、今雇用を大事にしてくれる社長さん達にどうしてやれるかというのが一番、気持ち的なことが一番大事なことじゃないかなと思うんですが、そういう点の優しさというものを考慮していただきたいな要望です。これは厳しくお願いをしておきたいと思います。

 そこで、やっぱり年度末相当厳しい状況が生まれるかな、もう10日ぐらいあとから相当な厳しさが出てくるかなって心配しておるんですが市長4月5月どう、これは経済部に聞いてもかわいそうな話なんで、政治家牧野市長という形で4月5月どう見ておいでになりますか。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 年度末をまず越えるかどうかということが非常に今課題になっていると、これはもう昨年末もそういった状況であったと思うんですね。そうした中で、さらに4月5月の景気状況ということについてでありますが、先ほど産経部長あるいは尾澤参事の方からもお話があったように、年度を超えてもまだまだ厳しい状況は続くという、そういった見方をしているわけでありますが、国、県そして私たち飯田市もそうした緊急経済対策のための対応を進めてきているわけでありまして、これからさらにそうした実態把握を努めながら、この緊急経済対策のさらなる対応をしていければと思うところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 3月の年度末をどう超えるか、4月5月もっと言うと後半にまで続くだろうというんですが世界的にはもっとすごいですね、GMがもう倒れるだろうというのが大方の見方になってきたわけですね。トヨタ自動車がこんなになるとは誰も予想しなかった、全ての状況が悪い方へ悪い方へ回っておるという状況なんですが、そこで私が1つ最大に心配しておるのは、この悪影響がどんどん雇用にも進む、全体にというんですが、今回の金融不安がサブプライムローン、要は住宅貸し付けですねそれの不渡りですね、似たようなのが当地域というか日本中にもあるわけですね。

 日本に何かといったら私は特に農家でございますから、農業者がここ数年たくさんのアパートを建てたという状況、それを見たときに大変厳しいぞといっておるんですがね、雇用不安が始まり個々の所得が減ってくると、アパートに住んでおった人たちはどうするか、やっぱり住宅の支払いその他大変になると思うんですね。そうすると実は最後は建てた人たちにまで影響あるんではないか、それが第2のサブプライムローンに近い話があるんではないかなと想像するわけです。それはもう、巷ではそんなことを言っておることは当然です。そんなときにどう改善するか、1地方団体でやれる話ではないし世界中のことであろうと思うんですが、霞ヶ関を見ると何をやっておるのか、本当に痛みがわかっておるのかな、国民のこと考えておるのか私はそう思う、自分たちのことしか考えておらん選挙を考えておる、そんなことのばっかのように聞こえておるわけですね。情けないな、私も議員としてどうしてやったらいいかって本当に困ってしまうわけですが、悩みを聞くしか方法がないという状況です。

 そこで後半も相当厳しいということになりますと、飯田市の市税については今年度どの程度落ちるわけですか、先日がお話があったんですがもう一度詳しく説明をしていただきたい。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 昨日の吉川議員さんのご質問でもお答えをしたところですけれど、今議員さんご指摘またお話がありますように非常に景気後退が厳しいという、こういう影響からして21年度の市税収入については、法人税が一番落ち込むわけですが18.8%と、こう大きく見込んでおりますので、これをはじめとして21年度の市税収入全体としても落ち込んでくると、そういう厳しい見方をしておるところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) これ市民税ですね、健康保険税にも影響当然出るわけですね収入の部があるんで、そこらの辺はどう把握しておりますか、いかがですか。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 国保税の関係につきましては、またこれからの問題もたぶんあると思うんですけれども、非常に私どもは危機感を持って受け止めておるところでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 当然影響がある、こういうことですね。現況を聞いておるんでもう一つお聞きしたいと思います。これ、雇用不安が広がっておるということになりますと年金問題も一つ絡んできますね、国民年金に加入する割合がどの程度、増えておりますかいかがですか、そこらの辺は把握しておりますか。当然離職すると国民年金に移動すると思いますがいかがでしょうか。そこまではまだ把握してございませんか、いかがですか。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 現在数字持っていませんので、調べてまたご報告を申し上げたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 22年度についてはちょっと先の話になると思うんです。なんで22年度の話をするかといいますと、21年度の予算案を審議するわけですね、となるとこれ18.8落ちたということは10月に発端で急激に落ちる原因が起きたと、私はそういうふうに見るんですが、その認識で間違いないですか、その認識だけ先にお聞きしたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 景気後退が平成20年去年の後半からですから、その影響でかなり税収に響いておりますので、そういう状況が現在も続いておると、そういう認識をしております。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) ですから急激な後退、徐々に後退しておったことは私も認めますけれども、18.8極端な数字になったのはやっぱり10月だろうと思いますが市長いかがですか、そういうふうに見てよろしゅうございますか、どうでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 景気の見方ということになるかと思いますけれども、確かに議員ご指摘のとおりその前からだんだんと、実はそうした兆候というのは出ていたという見方が一般的だと思いますが、確かにガクッと落ち込むようになったのは10月以降という認識であります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 10月以降極端に落ちたということになりますとね今年度、先ほどお聞きしたとおりもう低空飛行になることは間違いないですね、ということになりますと来年度相当、市税に対しては相当な打撃があると思いますがいかがでしょうか、そういう見通しについてはどうでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 来年度ということになりますと21年度ということでしょうか、22年度という。22年度ということになりますと、21年度は先ほどお話を申し上げましたので、今縷々お話ししたように今の景気後退が直ちに上向くとか、そういう状況にはいろんな指標から見てかなり厳しい状況にあるのかなと、そういう判断をしております。

 したがいまして当然そういう景気状況が、低空飛行といいますかそういう厳しい状況になるとすれば、再来年度といいますか平成22年度における市税の収入においては、かなりの影響がまだまだ出るんではないかなと見ておりますので、21年度に引き続いて厳しい状況であると、そういう状況を認識を現在しておるところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 予想するということは大変難しいですねだれでも、そんなことがわかっておれば簡単なことで、この不景気をどこまで予想したかという話と一緒なんで、あまり酷なことは言いませんけれども相当な影響がある。

 さっき私が言ったのは市民税あえて国保税まで、これ6月にまた問題になりますね、当然問題になると思います。今年も6月問題になるだろうと、先ほど言ったとおりまだ私白紙ですからそこまで言及しませんけれども、そこから先まで心配して今年度の予算についてどうするかというのは、よっぽど考えてしていかないと難しいだろうと思ってます。

 年金についても、もう多分相当国民年金になるだろうということは想像できる範囲だと思います。そんなことで影響多々あるという、そのことだけは認識として一緒に持っておかないと今年度の予算の全体像が見えてこないという、やっぱり物事は備えを必要としておるんで、そういうことを指摘しておきたいと思います。

 そこで、先ほども聞きました雇用状況、求人状況についてもう一度、細かく年代別でどんなところがどういうような状況かということ、わかれば教えていただきたいと思いますがいかがでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 年代別というのはあれですけど、ここへ来まして先程来出ております1月の新規求職者数これが1,300人を超えておりまして、有効求人倍率が0.63と5年7ヶ月ぶりの0.6倍台となる厳しさを迎えております。

 ただ、新規採用につきましてはこの厳しい中におきましても、取りやめすることなく内定どおり採用するということをお聞きをしている企業が多くて、非常に感謝をしているところでございます。

 ここに来まして、ですから昨年末から急激に求人倍率が下がっておりまして、1%台からここまで0.6というところまで割り込んできているということで、ここへ来まして1月にガクッと、1、2月と落ち込んでいるというのが求人雇用関係の状況でございます。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 市長は子育て支援を言われておりますね。子育てをどの年代までかというのが一番問題になると思うんですが、学校へ行っておる子どもを抱えた親御さんの雇用については、だから今年齢別にわかったらと言ったのはそのことを指しておるわけですね。大変な状況じゃないかと。

 元々中高年に対する雇用、求人倍率というのは、近々でも結構でございますがわかれば教えていただきたいと思いますが、できれば40台50台の皆さんの求人というのがわかればと思いますがいかがでしょうか。そこまで細かいデータありませんか、あったら後ほどでも結構でございますお示し願いたい、そこまで酷なことは言いませんが。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) ご質問の年代別というのは、ちょっとそこまでハローワークの方から資料を、細かく分析したものをいただいておりませんのでちょっと、月別比較ですとかそういったもの以外申し訳ございませんがちょっと手持ちございません。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) あまり細かいことを聞いても酷かと思いますけどね、なんでかといったら社会に対して一番不安を持っておるのはその皆さんですね、年金をもらっておる方々はまだ影響がないわけですね、年金額が急に減ったとかそういうことはないわけですね。だから我慢せよとは私は言いませんけれども、実は一番お金のいる世代がお子さんが大学行ったり高校行ったり、そんなお子さんを一人二人抱えておる親御さんがそういう状況になったらいかがでしょうか、皆さん考えたことがございますか、大変な状況が生まれるわけですね、この経済の不安というのはそこにあるんだろうと私は思っております。

 そこで求職先、雇用を広げる、先ほど伊壷議員も行っておりました介護の世界にという話が東京の方で、新聞だとかテレビだとかすぐ言いますね、農業がいいよと言いますが、ここ確かに人手不足という感が、じきこの間まであったわけですが、なんで人手不足になっておったかという現況を考えてみてほしいと思いますが、福祉部長なぜ介護の世界が人手不足になっておったかという原因がわかったらお知らせ願いたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) まず1つには、介護保険制度のこの流れの中で介護従事者に対する報酬、処遇ですね、処遇と労働のアンバランスがありまして、他の業種へどうしても流れていってしまう、そういうことが結果的に介護事業所の人材確保を困難にしておると、このような理解をしております。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) そうですね、低賃金でものごとをやらせたというツケが人手不足という、簡単に言やそういうことですね。その部署に、今度は職を求めていく人たちが洪水のごとく出る。

 何年か前でしたかヘルパー制度になって2級資格を取る、洪水のごとく皆さん取った時期があったと思いますが、そのときに大勢そちらに行って働いたはいいが、これでは暮らしにもならんといって全部、全部とは言いませんがほとんどの方々が他業種に移ったわけですね。そんな状況を私は一番身近、私の女房もヘルパーやっておりますからその状況よく聞いて承知しておるわけです。「本当にこの賃金で」と私でも、そう言って唖然としたような状況が生まれておったことは事実ですね。そこに今度は、わかったかわからないか皆さん立派な人たちがそこに行けばいいじゃないかと簡単に言っていただけるという、なんたら世の中冷たいなと思って私はそう思っておるんですが、もう一つ農業界についてどうでしょう、なぜ農業界が人手不足になったかという原因が簡単に言えたら言っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 福祉と同じような理由が考えられるかと思います。それに対しまして飯田下伊那のこの中山間地の農地等の条件、状況等が加わりまして、それから農業というのは専門性、そういったものがなかなか即農業へというようなことで、就農者が減少していったということだと思っております。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) そうですね世の中簡単に、やっぱり誰もがいい生活したい、楽で楽しい生活を求めるのは当たり前の世界だと思います。それを批判したところでしょうがないと思うんですが、特に今世の中がそちらに目を向けてそちらに職を求めたらいいじゃないかという風潮に近いものがあるんですが、より注意をしてやってほしいと思いますが、そのことだけは丁寧に説明してやってほしいと思うんです。

 何を私は言いたいかと言ったら、一旦は農業界に大勢入るだろうと思います。介護の世界に再び大勢が職を求めてくるだろうと思います。景気が回復したらそのときはどうでしょうか簡単に想像できますね、再びそれを捨ててまたいいところに行くであろうと思うんです。そのときに何が起きるか、その現場は壊滅的な打撃を受けるだろう、もっと酷い状況になっちゃうんじゃないか、こういうように心配しておるわけです。

 ですから、安易に農業界に入っていいという説明は、私が一番やっておるんで根性あって価値観を変えた人が本気になってやってほしい、そうでないと持続できないだろうと。介護もそうだろうと思います。そうでないと世の中また同じことを繰り返すだろうと、今からそういっておきたいと思います。

 そこで市長、先ほどから22年度には相当影響あるだろうと言われておりますね、税金予算が。となりますと、やっぱり今度は使う方がいくらか倹約していかなきゃいかんだろうと私は思うんです。

 今まで大変暗い話をしてきました。そこでもう少しだけ厳しい話をせざるを得んだろうなと思いますが、ここ数年予算カット予算カットといいますとすぐ公共事業、じきこの間まで公共事業、道路造ると何か諸悪の根元のようにテレビ報道されたり、いろいろしておりますね。三遠南信もそうですね、どこの議員からしらんけれども、そんな赤字の道をまた造っておるのかって、国の予算委員会でペーパー持ってきてパッと出してテレビに映して、だからこれは直轄事業おかしいじゃないかなんていう乱暴な意見を出して、それをテレビが連日報道する、じゃあそこにおる我々はどうしていただけるのか、そうですね三遠南信道まさにそのものが的中しておると思うんですが、ぜひ頑張って、こうなれば田舎の力、根性よく造り通したらどうでしょうか、市長決意はどうですか、いかがですか。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 三遠南信自動車道につきましては、これまでも早期全線開通に向けまして、国あるいは国会議員の先生方はじめ、関係機関の皆様方に強力な要望活動を展開させてきていただいたところでございます。

 やはり今お話がありますように、この地域の将来を左右するようなこうした道路事業、また地域の中におきましても命を繋ぐ道路として必要な道路というものにつきましては、やはり1日も早い整備が必要であるという、そうした認識を持ちながら、こうした活動を今後も進めてまいりたいと考えているところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 先ほどの代田議員さんの国民年金の関係のご質問ですが、加入者につきましては平成19年度末で1万4,342でしたが、正確な数字がちょっと社会保険事務所の関係ではっきりしないんですが、この1万4,342が現在1万5千近くになっているんではないかということですから、結構かなりの数字として国民年金者が増えているということと、もう1つは国民年金の免除をする措置をされる方が増えていますので、そうした面でも景気動向についての厳しい状況が反映をしているのかなと、そんなように見ております。以上です。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) ありがとうございました。そこで飯田地方は幸いというか今市長が決意をしていただいた、三遠南信道という明るい話題というか厳しい話題というか、こうなれば総力戦で陳情でも何でもしようじゃないかという気になってくるわけですね。

 もう一つリニアの明るい話題ですね。ルート問題が大きく、じきこの間までありましたが、この景気でどうなりますか影響がないといいんですが、話によりますと新幹線も乗る人が1割5分減ったというような話が当然出ておりますが、飯田駅についてはどのように決意をしておいでになりますかもう一度、何回でも言った方がいいと思うんです、明るい話題は何回でも言った方がいい、暗い話題は少しにしてと思いますんで、ぜひお願いしたい。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) このリニア飯田駅設置に向けましても、これは飯田市のみならず飯田下伊那、南信州地域全体の悲願であると、そうした立場からルート問題に翻弄されずに、ひたすらこの飯田駅設置に向けての運動を地域を挙げて展開していく必要があると、そうしたことを考えているところでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) もう一つ、公共事業というと生活道路の問題がありますが、先ほど言いましたねカットカットでずっと切っておったんですが、やっぱりね生活基盤はやっぱり大事にしてやってほしいな、私はそう思うんです。どこ行っても道路が悪いじゃないかと言われる、そのことについて多くの議員もみんな言われておると思うんですよ、何やっておるのよ議員はって。出してもしょうがないじゃないかおまえさんなんかってすぐ言われちゃうんで、ぜひ予算についてはね配慮をお願いしておきます。これはお願いしておきます。答弁をするとまた難しくなるんで、そう思います。

 ここで、もう一つ市長あいさつの中に庁舎の問題がありましたね。この状況でやっぱり飯田市は計画があるから計画があるからって先ほども言いますが、計画どおりでいいのかどうか、やっぱり踏みとどまるときはとどまった方がいいだろうと、そう思います私はね。

 確かに地震は待ったなしかもしれません。ただ、いつくるかわからない。だから早急にという気持ちはわかるんですが、早急にやるのは自分たちの生活でございますから、そこらのところ税金が少なくなり、また国をあてにしてということになると、昨日の議論といっしょで自立がどうなるのかという話になるんですが、そこらの点の考え方をお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 庁舎の改築につきましては、開会のあいさつでも触れたところでございます。現下のやはり厳しい地域経済情勢の中ということもありますし、改築の重要性については何ら変わるものではないわけでありますが、その着手の時期につきましては慎重に、総合的な判断で考えていく必要があるだろうと考えているところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) そうですね、私はとどまるときは勇気を持ってとどまった方がいいだろうと。庁舎が新しくなって誰のためといったら職員のためだったというんなら、それは少し後にした方がいいんだろうと思います。

 最後の項に入ります。人件費についてですね人件費について。市民の多くの方々から「いいな市の職員は」と言われますね。一般に高給取りの中に市の職員が入ってきておるわけですね、そのことは職員の皆さんもある程度聞いておるだろうと思います。私は聞いていないという方は地域の活動に参加していない人だと、地域の活動に参加していればお酒を飲んだときに必ず出る話ですよ。

 給与体系については、私はやっぱりある程度抑制していかにゃならんだろうと思うし、私も今回再度議員になる、議会は定員を減らしたからいいんだという考え方は私はとっておりません。これだけ先ほどから聞いておる雇用不安もあり市民全体が苦しいときに、そこから見た目線から見たら、議員の報酬は高すぎるといわれても仕方ないだろうと思っております。それは再びなったら私は提案していきたいなと思っております。3%でいいなんて一つも私は思っておりません。そのことは先に言っておきます。本当なら大勢出てくれるといったら、もっと厳しいことを平気で言うつもりだったんですが、あまりどうも巷の噂ではあまり大勢出ないならこれ以上言うことではないだろうと。

 市長の給料は5%カットですね、これでいいって思ってくれては少し困るかな注文です。答弁入りません。ですが職員全体の給料も少し、市民から見たら高いんではないかと思っておりますが、市長として認識はどうでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) この経済情勢の中で、今日議論に出ておりましたように地域の民間企業の皆さん方が大変な取り組みをしているということは私も聞いているところでありますし、今議員からの話は本当によくいろんなところでお話を聞かせていただいているところであります。

 この市役所におけます職員給与費の削減については、常にやはりそうした声とともに行財政改革大綱に基づいた適正化に努めていくというのが基本であろうと考えておりまして、全職員の抑制措置についてこれを継続してきているところであります。

 平成18年度に、これは全国的に抜本的な公務員の給与制度改革があったわけでありますが、このときに飯田市におきましては平均4.8%の引き下げを全職員に対して行ってきているところであります。さらに平成19年からはそうしたことに加えまして、各種の手当ての見直しも行ってきておりまして、全体としての人件費の削減に努めてきているところでございます。

 今年8月頃には恐らくそうした削減、今現在議論になっておりますような経済情勢、あるいは民間企業等の状況等を反映した、恐らく人事院勧告が出されると見込んでおりますが、こうした動向をしっかりと注視してこれからの対応というものを考えていきたいと思うところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) やっぱり市民の皆さんも、そういうところは厳しく見ておるわけですね。職員の皆さんに厳しいことを言うということは私どもが、私個人が言っておるわけじゃないんですね、これから選挙がございますから、その結果を見てまた言うべきときが、もっと厳しいことも言わざるをえんだろうと。

 先ほど言いました代弁者でございますから、私だけの考えでものを言っておるつもりは毛頭ございません。特に夕張だとか王滝だと、大阪府を皆さんいまいちど職員の皆さんも見てほしいなと思っておるんです。夕張においては、40%もカットを平気でせざるを得なかったんですね。いいとか悪いとかじゃない。そういう状況にならんことを我々も注意をしながら、先ほど見直すべきは見直し止まるときは止まってほしい。税収が下がったときには、税収を身の丈あった物事にしていかないと難しいだろうなと思っておるんです。

 民間の皆さんは、先ほど言っていただきました雇用を精一杯守っていこう。ワークシェアリング韓国でもどこでもそうですね、先日日経ですか出ておりましたね、経営者40%50%の給与カット当たり前にして雇用は維持していく、こういうこと。常にもうそういう状況に入っておるということだけは認識として一緒に持ってほしいと思います。

 そこでね、私のところに一つだけ文書が届いておりますので読んで披露をして終わりたいと思います。「インフラの整備や産業の振興は、地域の市民の暮らしを永続的に支える手段であって目的ではない。近い将来三遠南信、リニアなどインフラ整備が現実化するだろう。今からそれに対する備えが大事である。どのようなことを備えるべきか。人々を引きつける魅力ある地域にするために備えが大事である。それは飯田の魅力を高めるために地域づくりを諸所いろんな施策をしてほしい」こういうことで、こんな文書を寄せていただきました。以上で質問を終わります。



○副議長(矢澤芳文君) 以上で、代田剛嗣君の一般質問を終わります。(拍手)

 それでは次の一般質問を行います。

 下平勝熙君。

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△下平勝熙



◆11番(下平勝熙君) こんにちは、市民パワーの下平勝熙でございます。私今現在花粉症を患っておりまして、お聞き苦しい点があろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。

 今、経済の状況は異常でありまして、市民の間にはこの状態はいつまで続くのかという不安が蔓延をしているのが現実でございます。これは日本経済新聞のニュースソースでございますが、二宮尊徳さんは損得勘定に優れた人らしく言葉を残しております。いわく「道徳のない経済は犯罪に近いとする一方で、経済のない道徳は寝言」とも言っているわけであります。この判断につきましては皆さんにお任せするといたしまして、経済は生き物、好不況もあることを冷静にとらえた実体経済で考えていくことが大切だと思っているところであります。

 天龍峡の桜の開花予想が3月27日と発表されました。景気回復はいつになるか予想はできません。私は産業経済委員会所属でございまして、今回は農業のことについて触れていきたいと思いますが、市長は委員会に出席をされませんので、市長の農政についての思いをお聞かせいただきたいということで質問席から質問をさせていただきます。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) それでは、農政のことについてお尋ねをしたいと思います。

 今定例会の市長のあいさつでは、農林関係の市長の思いがどうも伝わってこないというふうに私は感じておるところでございます。この地域は農林業を生業として、古来より引き継がれてきた文化や農業を基盤に、地域が助け合ってきているわけであります。農林業は特定の土地、自然を基盤として、そこに歴史を築いてきた人々の社会的な関係の中で営まれ、生活活動があるといえます。世界どこでも移動可能な資本とは大きく違うわけであります。

 そこで、市長は第一産業である飯田あるいは飯伊の農林業について再生のグランドデザインを描いているのか、基本的なことをお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 議員のご指摘のように、この農林業というものはこの飯田市、あるいは飯田下伊那、南信州地域の基盤、生活基盤といってもいいと思うんですが、そうしたものを特徴付ける大変重要な産業であると、そうした認識を私も持っているところであります。

 そして、またグランドデザインということでありますが、そうした農林業のまさにパワーアップを目指して地域経済活性化プログラムを、これまでも作成してきているわけでありまして、1月にはその2009年版を発表させていただいたという経緯もございます。そうした中で、この地域における農林業のパワーアップを活性化プログラムを通して図っていきたいと考えているところでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) いわゆる活プロの中に市長の思いが含まれているというふうに理解すればよろしいわけですね。

 それでは次に、製造業の今不調にあって地域活性化の起爆剤として、第一産業への期待が大変高まっているところでございます。地方経済の将来を展望すると、多くの地域で第一産業を核といたしました農・商・工全体が、地域活性化のキーワードになるのではないかなということも言われております。

 また、第一産業は工業輸出の犠牲になったということも言われておるわけでありまして、国の政策に左右することもかなりあると思われますが、市長は国の政策についてどのようにお感じになっているかお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 農林業における国の政策につきましては、これまでも私も農水省の幹部の皆様方とも議論をさせてきていただいておりますが、やはりその地域地域にあった形での、この農林業の振興というものに、ぜひ意を配していっていただきたいと。

 特に私どものこの地域におきましては、いわゆる水田単作地帯のような広大な農地を、農業法人化することによります効率的な農業によって支えていくという、そういった形ではなくて、むしろ多様な農林、農業といいますか畜産と果樹を中心とした、言ってみればそうした意味では構造改善をこれまで進めてきた、そうした中でこの農林業のあり方というものをどのように考えていくかという観点から、考えていく必要があるということを申し上げてきているところでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) 構造改善等を含めながら、いろんな業種転換というかことをやってきたということでありますけれども、なかなかその点が道路に使われてしまったりということが非常にあるわけでありますので、ぜひともこの大事な第一産業について、きちんと対話をしていっていただきたい、それがこの地域が生きていくということになろうかと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 続きまして、飯田市では域産域消ということを盛んに言われております。それから最近は中山間地整備計画、これも策定をするというふうに言われております。それから食育教育もしていくということも言われております。

 そしてまたもう一つ、農業の多面的な機能を活かした自然環境の再生への期待もあるわけであります。まさしく、これには環境モデル都市ということも含まれていると思うわけでありますが、それとまた森林、里山、川といった自然環境を一体ものといたしまして、保全、再生しながら第一産業の活性化を進めていけば、人と自然の共存関係を取り戻し、持続可能な発展も可能になるというふうに思うわけであります。こうしたものの整合性を、第一産業にどう取っていくかということをお聞きをいたしたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 先ほど市長の方からもございましたように、活性化プログラム2009におきましてシナリオを作っているわけでございますけれども、幾つか今ご指摘のありましたように誘導、循環、うねりということで、業種を横断する重点リーディングプログラムもやるという計画になっております。その中に今お話の域産域消、特に今までもやっておりました食品製造事業者と農業者を繋ぐ商品開発、あるいはブランド事業。それから林業におきましては、南信州木づかいネットワーク等によります各製造側と、それからそれを地元で利用するというものの共有化、普及推進といったことを域産域消で繋いでまいりたい。

 それからそれの、今特に域産域消につきましては情報発信をブログ等立ち上げまして、広く結んでまいりたいと考えているところでございます。

 それから環境政策は今お話のように、これもまた広い連携が必要かと思っております。フードマイレージの短縮、それから環境モデル都市の中でも、おひさまともりということでございますので間伐搬出の森林整備、それから木質ペレットの利用等々を、林業については推進してまいりたいと思っているところであります。

 いずれにしましても域産域消それから環境施策等々につきましても、そういった循環と連携それをさらにうねりにつなげていくということが必要かと思っておりますのでそれを、その一歩を2009からやってまいりたいと考えております。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) ほとんどが活性化プログラムの中に加わっているというふうに理解をいたしましたので、これはまた産業経済委員会の中で議論をさせていただきたいというふうに思いますが、今も情報発信ということで出ましたけれども、農林業の最大の課題は情報面において農業者と消費者が遠く、マーケティングの発想が希薄であるというふうに言われているところでございます。

 農林業者と消費者ニーズに優れた商工業者が連帯し、生産から流通に至る過程まで付加価値を高めていく施策が必要だというふうに思うわけでありますが、この点消費者と生産者をどう結びつけていくかということをお尋ねしたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 議員おっしゃられるとおり農林業を粛々と生産するということから、さらに産地自らがマーケティングの基地になって、販売まで組み立てていくということが重要かと思っております。

 その情報発信の中にも、そういった小売業等々との連携、あるいは消費者とのご意見を頂戴して、新たな取り組みにその情報を使ってまいりたいというようなことも今計画をしているところでございます。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) 消費者と生産者というのは、それこそ私も消費者でありそれから生産者でもある、こういう二面性があるわけでありますので、ぜひそういった情報をきちんと使いながら整合性をとった、またこの地域に発展ができるような施策を検討していくということで私も理解をさせていただきたいと思いますが、まず一つの例といたしまして、この地域にはお茶産業というのが存在をするわけでありますが、この地域のお茶というのは比較的高地栽培ということでございまして、全国的に見ると高地栽培というのは珍しい、特徴のある産業ということになろうかなというふうに思います。

 かつては南部で、天龍村とか南信濃あるいは遠山の谷こういったところで盛んに製造されていたわけでありますが、最近は高齢化ということもあったり、また販路がなかなか拡大しないというような状況もございまして、今岐路に立っているという状況もあるわけでありますがこういった、またあわせてこの地域で作りながら地域で消費をするというこの産業でございますので、そういった点を今後どのようにとらえて産業として、あるいは文化的なものとして活用していくのかということを、まず目だしとしてお聞きしたいと思いますので、あとまた産経でやりたいと思いますが市長のお考えを。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今のお茶についてでありますが、遠山郷では400年以上前からお茶の栽培が行われていたと言われておりまして、この地域の重要産業として発展してきた歴史があると認識しております。

 基本的には、こうしたお茶というものの位置づけは遠山郷のみならず、飯田市にとりましても大切な特産品であるという、そういう位置づけだと理解しておりまして、これを維持発展させていくことを基本にしなきゃいけないと思っております。市としても、そうした将来ビジョンの策定に参画をしながら、このお茶振興を図ってまいりたいと考えているところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 佐々木農業課長。



◎農業課長(佐々木久好君) 今、市長の方から方針等述べられましたので、私の方からはお茶の振興というのは今までこういったところで論議された経過もなかったわけでありますので、若干おつなぎをしたいと思っておりますけれども、特に昭和30年代の後半からこの産地として息づいてきたわけでありますけど、現状はJA管内で今920戸非常に多くの方が栽培をしております。6カ所の加工施設が今稼働をしているという、こういった状況でございます。

 お茶につきましては、南信濃、上村地区においては農業振興だけでなくて観光の振興、それから地域のコミュニティ、こういった分野が非常に大きいと思っておりますが、それに加えて遠山郷の景観の形成という、こういったところも重要な作物になるということであります。

 議員からもご指摘のように、生産面で今担い手の高齢化という大きな課題に直面しております。それに伴いまして生産量の減少ですとか栽培管理、こういったところで非常に品質的なバランスが、それぞれの農家で異なってきてしまっておるということで有利販売になかなかつながらないという、こういった今課題があるということで、JAみなみ信州を主体としまして飯田市も参画をさせていただいておりますけれども、そういったところで協議会を設けてこれからどうするかという、こういったビジョンを今検討すると、こういった今段階にあるということでございます。以上です。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) このお茶の産業については初めて触れたということでございまして、今後議論を深めていきたいなというふうに思っております。

 それでは、農政関係はこのぐらいにいたしまして次に入らさせていただきたいと思いますが、地域自治組織についてでございます。地域自治組織が発足いたしまして2年を経過をすることになるわけでございますが、現時点でのメリットデメリットはないかということでございます。予算配分を見ますと、パワーアップ交付金とか元気の出るなにがしとかということで、ここ3年1億円というふうになっているわけでございまして、これを見るについては可もなく不可もないというような感じもするわけでありますが、メリットあるいは今後の課題が見えてきたのではないかというふうにもとらえることができると思うので、その辺をちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 地域自治組織2年間お取り組みをいただいたわけでありますけれど、ある面では試行錯誤の連続であったのではないかなと思っております。その中で、自立それから多様な主体それから自治の確立、こういったような地域自治組織において検討をし、みんなで考えていこうと、こういった課題についてまたその重要な考え方、奉仕については逸脱をせずに、20地区それぞれが住民の皆さんしっかりと力を合わせてご尽力をいただいたというのが基本的な認識であります。

 個々に見てみますと例えば、市長もお答えを申し上げましたが例えば縦割りだった各委員会の連携が密になって、横串的な事業展開が図れるようになったり、また地区で何が一番課題なのかなという最終点課題を絞り込んで、その課題解決に向けて地区の皆さんが取り組むと、いろんな地区の地域事情におきまして応じながら主体的、自主的なまちづくりが推進をされてきていると、そんなように考えております。

 こういった主体的な自主的なまちづくりが推進されつつあるという点では、そのメリットといいますか本質的な課題の解決をする、そういった方向性へ少しずつではあるけれど歩み始めているのかなと、そんなように思っております。

 それからデメリットといいますかよく言われるのが、まちづくり委員会とそれから地域協議会これが二重構造ではないかと、こんなことがご指摘をいただいておるわけですけれど、やはり地域の声を行政に反映するための組織として活用をしていただいてきたと思いますし、その点は改善をしながら十分活用をしていただきたいと思いますので、その役割というのをもう少し地区の皆さんとも今後もお話し合いをしてまいりたいと思いますけど、やはり地域協議会の役割も十分、その役割としては重いものがありますので、その役割が徐々に認識をいただいて、より一層役割を果たしてもらう、そんなようなことについて地区の皆さんと一緒になって検討を今後ともしてまいりたいと思っております。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) ぜひ、地域の皆さんときちんと検討をしていただいて自立に向けて、あるいは主体的なリード発揮ができるようなシステムを作っていっていただきたいと思いますが、地域の皆さんの要望をお聞きするという点では、20年度は市長と語る会とそれから市政懇談会と二段構えでやられたわけでありますが、今年度の特徴はやっぱり市長と語る会があるということは、市長選があったというふうにとらえられる場面もあるわけであります。後の市政懇につきましては、持って帰って検討をするという場面が非常に多いわけでありまして、やっぱり最高責任者が出て市政懇をするというのが、これは当然のことだというふうに思っておるわけでありますが、今年度の市政懇あるいは市長と語る会、このあり方はどうだったんでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) まちづくり委員会の連絡会議におきまして、いろいろなご意見を賜ったところでありますが、その集約を見てみますと20年度に実施いたしました市長と語る会ということは、おおむねよかったんじゃないかと聞いているところであります。そうしたことから、来年度21年度も引き続きこうした語る会というものをさらに続けて、そして実際に各地区の皆さん方といろんな課題につきまして懇談ができるような、そうした取り組みをしていければと思っているところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) 地域づくりの皆さんには、2回やると負担感があるというような声も聞いておるわけでありまして、21年度の市政懇の実施の方法とか内容は今後どのように考えているんでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 今、市長がご答弁申し上げましたとおりでありますが、やはりご指摘の2回実施というのは、どうもちょっと負担感が強いなという反省が寄せられましたので、来年度については今市長が申しましたように、非常に好評でありました市長と語る会これを主軸に据えて、1回開くというのがいいのかなという方向で今意見を調整をさせていただいておるところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) わかりました。時間がございませんので次に入らさせていただきますが、本庁と地域自治組織の関係についてでございますが、自治組織と自治区の2つの制度が今現存するわけでございますが、言ってみれば振興センター長これは課長補佐級を充ててあるということでございます。区長につきましては部長級を配置してあるということでございますが、この役割と権限はどのようになっているのかお尋ねをいたします。



○副議長(矢澤芳文君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) まず前段として、いわゆる地域自治組織とよく言われているんですけれど、地域自治組織については地域自治区、そこの事務所長である所長がいろいろとお手伝いをさせていただいておるわけですが、地域自治区とそれからもう一つはまちづくり委員会、これが住民の皆さんの自主的、主体的な取り組む組織だと思いますが、これらを総称して地域自治組織とそんなような視点で見ていますので、やはり地域自治区それからそこの事務所と、それからまちづくり委員会、この関係についてはやっぱりそれぞれ役割が違うと認識しておりますから、そこへの対応を市役所としても行政としてもお手伝いをするというのは、自ずと役割が違ってくるだろうと思っております。

 それからもう一つは、市の権限を今申しました地域自治区またはまちづくり委員会、どのようにお話し合いをする中で権限を移譲していくかというのは、やはりケースバイケースでありますので、それぞれによって違ってくるのかなという認識をしておりますので、いろんな事案ごと地域自治区、所長に権限を下ろしてまいる、それからまちづくり委員会にご納得、またご理解いただければまちづくり委員会にお願いする、いろんなケースで考えてまいりたいと思っております。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) それでは、これから高齢化が進む中、行政が全てを担うのは無理というふうなお話、これは定住圏構想でもそううたっておりますね、フルセットでということを言っているわけでありまして、社会を支えるのは壮年、男性ばかりではないわけであります。女性や元気な高齢者など全員であるはずでありまして、言い方を変えれば住民の知恵と労力が関わり地域社会で飯田市を支えて、あるいは大きく言えば日本を支えるわけであります。これこそが官から民の改革ということになろうかなというふうに思っているわけであります。

 そこで、今予定されている定住自立圏構想というのは非常にいいものだというふうに市長は言われているわけでございまして、飯田市版の定住自立圏構想というのは考えられないかということでございます。

 言ってみれば最低でももう少し、こういったいろんな多様な仕事があるわけですからボランティアも含めて、そういう意味ではやっぱり今、これ財源の話になりますけれど所得税から個人住民税に財源移譲がありましたよね。飯田市も来年度が47億8千万円でしたね個人市民税が、そのうちの均等割の部分ですね1億5,500万円だと思いましたけれども、こういった部分を基金でも何でもいいんですけれども蓄えて、もう少し地域づくり委員会、まちづくり委員会にきちんといろんな、自主的に自立的に仕事ができるような仕組みというのを考えていただきたいと思います。これはちょっとご提案をさせていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。



○副議長(矢澤芳文君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 定住自立圏構想は、まさにこの中心市と周辺町村がそれぞれの役割分担を明確にしながら、全体として定住自立圏を目指していくという考え方でありまして、この飯田市の中でそうしたことを考え、同じような考え方を取れるかということで言えば、やはりいつも申しておりますように山の暮らし、街の暮らし、里の暮らし、こうしたそれぞれ特色ある地域の暮らしというものをこれを支えていく、まさにその基盤づくりということになるのかなというふうに思っております。

 財源の話はパワーアップ交付金という形で、今各地区に交付をさせていただいているわけでありますが、街におきましては中心市街地の活性化基本計画、それから山におきましては今中山間地のこの活性化に向けた計画の策定中という状況にありまして、議員のおっしゃるようなまさにそれぞれの地区のその生活基盤あるいは産業基盤、そうしたものをいかにこれからも大事にしていくかと、そしてそれを維持発展していけれるかということを地区の皆さん方と一緒になって考えていくということが、まず出発点かなと思うところであります。



○副議長(矢澤芳文君) 下平勝熙君。



◆11番(下平勝熙君) これからは、地域が考え行動をし汗を流す場面が多くなるというふうに私は理解をしております。今までの行政依存型の補助金と異なり、地域の人たちが自らの知恵そして労力を生かすことで市税が2倍にも3倍にもなるというふうに、有効活用ができるというふうに思うわけでありますので、ぜひともお考えいただきたいということと、そのためにはコーディネーター役がどうしても必要になってくるというふうに思います。高い志を持った市民の方がいらっしゃるわけでありますので、そういった方をいってみれば地域づくり委員会とかまちづくり委員会で採用をして運営をしていくというのも一つの方法だと思うわけでありますから、ぜひご検討をいただきたいと思います。以上で質問を終わらせていただきます。



○副議長(矢澤芳文君) 以上で、下平勝熙君の一般質問を終わります。(拍手)

 会議の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。

          12時03分 休憩

          13時10分 再開



○議長(上澤義一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 それでは次の一般質問を行います。

 後藤荘一君。

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△後藤荘一



◆12番(後藤荘一君) 日本共産党の後藤荘一でございます。今回は百年に一度といわれる、先ほどもお話ありましたけれども経済危機、この経済危機の中で市財政をどう組み立て、地域経済を立て直していくか、21年度予算によって市民の暮らしをどう守っていくのか、お聞きをしてまいりたいと思います。百年に一度と総理も市長もおっしゃる経済危機、国の支援が地方にどこまでされているのかも明らかにしていきたいというふうに考えております。そのほか、最初に山本二ツ山にある金属ごみ置き場についてお聞きをしてまいりたいと思います。

 私も発言の修正を求めないように質問をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。では質問席に移ります。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) まず、山本二ツ山の中央道と国道153号線が並行して走っている途中でありますけれども、伊賀良方面から山本方面へ車で行きますと右手に、いわゆる金属ごみといいますか鉄くずの山が見えてきます。民間の業者の方がいわゆる廃品回収業、古物品回収業として営業をされているようであります。平成18年頃から操業を始めているようでありますけれども現在山のように金属ごみが積まれて、ここ半年見ている方がいらっしゃいますけれども一向に減る様子がないというふうに聞いております。

 そこでお聞きをしたいと思いますけれども、(1)であります景観に対して問題だと思うがどうかということであります。大変美観を損ねている、環境モデル都市になった飯田市であります、損ねていないと思う方は少ないんではないかなというふうに思っております。

 それから(2)であります。子ども達に大変危険だと思います。実は我々の年代でありますけれども、こういった山のように積まれたごみの金属ごみといいますか、そういった山というのは我々の時代の子どもにとって大変宝の山のような、そういうような印象を持っております。今はどうかわかりませんけれども、子ども達が勝手にというわけでもないと思いますけれども入っていって金属ごみの山へ登って、それが崩れてということがあるかもしれません。子ども達に危険ではないか、この2点同時にお聞きをしてまいります。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 一般論としてお答えさせていただきますけれども、有価物であっても雑然と積み上げられておる状況につきましては、良好な景観とは言いがたいと認識はしております。しかしながら、景観のことのみをもって指導を行うのは難しいものと判断をしているところでございます。

 また、危険ではないかということでございますが、地域に危険な箇所がある場合につきましては小学校、中学校では日頃から立ち入らないように指導をされており、また学校では危険な箇所のパトロールも行っておると聞いております。

 議員がおっしゃるような事例で危険と判断する場合には、学校と連携して対応をしてまいりたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) そうしましたら美観を損ねている、それから危険だと判断したら学校と協議すると。業者の方にはその指導はどうされることになっていますでしょうか。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 有価物ということでございますのでその場合には、こういったものを扱う場合には公安委員会の所轄の古物営業法や、鉄くず商及び鉄くず行商に関する条例の許可が必要になってまいります。廃棄物の疑いのある場合につきましては、その都度県とともに業務の内容を調査いたしまして、有価物と廃棄物の判断をすることになってまいる、こういうふうに思っております。

 調査の際に有害なものが発見された場合などにつきましては、県とともに指導をしてまいります。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) ちょっと質問に対する答弁とちょっとずれておりますんで、修正をしていきたいと思いますけれども、今お答えになったのはこの(3)の有価物という話だが集積してある中身に対してはどう判断しているのかという質問に対するお答えだというふうに思います。公安委員会の許可ということでありますんで、その業者さんは公安委員会の許可を取ってある業者さんでしょうかどうでしょうか。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 直接には確認はしておりませんが、県にお聞きしたところ許可は取っておるとお聞きしております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 実は前々から見ておりますと、そこに集積してある品物、バイクだとか自転車、自転車は鉄くずでいいでしょうけれども自動車とか冷蔵庫、そんなのがあるように見えました。そういったものは有価物という定義が付けられるんでしょうかどうでしょうか。

 それから有害な物質というお答えでありますけれども、雨降りの日に油が浮いておって、その近所の住民の方が見ておられて、それを採取して県の環境課の方へ持っていったら、なぜか断られたと、分析してくれてといって持っていったら断られた。そういったことがあってちょっと住民の皆さんに対して行政の態度がどうも冷たいんじゃないかなと思うんです。そこら辺のところこれから、これからといいますかどういう理由で断ってきたのか、そういうことをちょっとお答えをお願いをしたい。

 それから、こういう仕事をしている別の業者さんに私お聞きをしましたら、こういった鉄くずについては業者に対しては、公安委員会なりが厳しく分別をする指導があるというふうに聞いておるんです。ここの山本の二ツ山の業者さんにはそういう指導はないのかどうか。どうも分別の程度が大変甘いような分別をしてある、そういったような状況なんで、その点お聞きをしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 仲村環境課長。



◎環境課長(仲村茂樹君) まず、そこに置いてあるものですけれども、一応19年度に地元からも同じようなご相談がありまして、そのときから市と県とともに、指導するちょっと法が違いますので廃対の関係ではありませんので権限はありませんが、調査に入る権限はございますのでそれに基づいて入りまして、一応その時点では有価物という判断をしております。

 県の方でお断りをしたという事例を上げられましたが、ちょっとそのことについては直接県とお話をさせていただいたことありませんので、私どもからはお答えすることはちょっとできませんが、何回か入っている中で地元の方からも油の問題は言われておりましたので、その中では敷地内にある油については、撤去するようなお話をさせていただいております。そういう経過あります。

 あと警察の指導が甘いんじゃないかという部分につきましても、ちょっと私どもではそのことについては承知する範囲ではありませんので、ちょっとここではお答えできませんので、ご了承願いたいと思います。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 有害な物質があるかどうかというその調査なんですけれども、実は私その側を流れる川が実は茂都計川の支流になっておって、私の田んぼの方にまでその水が入ってくるということで、大変自分自身の問題としてもちょっと問題にしておるところでありまして、そこから流れ出た有害な物質を分析するのをお願いするのは、どういう手続きをもっていったらよろしいんでしょうか。



○議長(上澤義一君) 仲村環境課長。



◎環境課長(仲村茂樹君) まずは私どもにご相談いただければ、古物法の関係では入れませんけれども、当然公害のという部分では調査に入ることはできますので、これについても県と一緒に調査に入ることは可能であると思いますので、私どもに相談をいただければと思います。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) ぜひよろしくお願いをいたします。

 それから(4)に移っていきます。この土地は最初は農地であったようでありますけれども、農地転用農業委員会の皆さんがされたと思いますけれども、どういう約束をされて農地転用をされたのか、まずその点お聞きをしていきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 吉村農業委員会事務局長。



◎農委事務局長(吉村清君) この件につきましては、平成17年の11月に転用の申請がされているものでございますけれども、転用の目的は事務所それと工場の敷地それと駐車場でございまして、その申請地は隣接の農地よりもおおむね2メートルくらい低いところにあるというようなことがございますので、土砂とか雨水の流水あるいは日照とか通風、こういったようないわゆる農業に影響を及ぼすような支障はないということで、許可基準にも適合しておりましたのでその翌月の12月に転用を許可がされております。

 なお、この土地は平成19年の9月に宅地への転用がされておりまして、その時点で手続きは完了をしております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 確かに19年の9月に宅地転用、私も登記をとらせてもらって見ました。実際に仕事をされておったのが18年頃からなんですよね。そうしますと、この申請の理由なんですけれども目的といいますかその転用の、それはどういう目的でその申請が出されておったんでしょうか。



○議長(上澤義一君) 吉村農業委員会事務局長。



◎農委事務局長(吉村清君) 先ほども申し上げましたけれども、あくまでもこれは工場の敷地ということでございます。ですので、工場の経営を行うというのが目的でございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) そうしますと、要するに転用の目的とは違う理由で仕事をされておるというふうに判断できるんですけれども現状、そういうときは農業委員会としてはどういう措置をするか、指導をされるのかお聞きをしたいんですが。



○議長(上澤義一君) 吉村農業委員会事務局長。



◎農委事務局長(吉村清君) この件につきましては19年その後ですが、その工場の敷地内に金属製品が並べられている、今ほどの状況ではないわけですが、そういったような情報が入ってまいりました。そこで農業委員会として19年の7月に農業委員と、それと事務局が伴いましてその場でそういったようなものを並べられているということ、それと転用そのものがまだ行われていないというようなこともございましたので、その2点につきまして経営をされている方にご指導を差し上げているということでございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) どうも事務局長のお話は、鉄が並べられておるというもんで整然と並べられておるように聞こえますけれども、その当時からああいうふうに山のように並べられておったと思うんです。ですから、それで地元の皆さんもお話のように19年の7月ですね、7月にその業者さんを呼んで説明を受けたりとか、7月27日の時点で撤去の約束をされておるようなんですね。ですので、そこら辺の状況ちょっとつじつまが合わないかなとは思っておるんです。

 そのこともあわせてちょっとお聞きをしたんですけれども、あわせて類似の事例が私の住んでいる地域もございまして、ある業者さんが資材置き場にするという目的で農地転用を申請しまして、その転用許可が下りて地目が変わったら、実は今は冷蔵庫や洗濯機それからテレビそういったようなもの、古いものですね使えない、そういうものの置き場に変わって、今ですと何十台も古い冷蔵庫や洗濯機やテレビが積み重ねられておると、そういったような状況の土地もあるわけなんです。とても資材置き場とはいえない土地になっておりまして、今ちょうどその事業所が行う農地転用の申請に対して、農業委員会が今甘い審査をしていないか、そういうことも含めてちょっとお聞きをしたいと思うんですけれども。



○議長(上澤義一君) 吉村農業委員会事務局長。



◎農委事務局長(吉村清君) 最初の件でございますが、農業委員会が先ほど7月に行って指導したというのが19年の7月20日頃だと思います記録によりますと。今のお話ですと、その過ぎに地元の皆さんとお話されているようですが、その時点の農業委員会で行ったときには、その経営の方も翌月には撤去するというような約束もされておりますので、その時点ではその指導にとどまっております。

 それと、あと1点のやはり類似の事例でございますが、転用の許可後にやはり転用の事由と異なるような状況での敷地を、農地を利用するというようなこともございますし、またなかなか許可を得たもののなかなか転用しないというような事例もあるというようなお話でございます。

 基本的には、こういったような事例につきましては許可権者は県ということになりますので県が指導するということになりますが、ただ県の指導も全ての転用事例について指導ということまではいきませんので、一定の面積以上のものについては台帳作りながら、それに基づいてまず書類で催促する、そういったような手順をしながら指導するということになっております。

 ただ、飯田市の農業委員会につきましてはそういったような事例も、ただ県に任すということではなくて1年に一回転用の促進という形で行っておりますが、やはりこれも件数が多いために一定の、例えば規模でいくと700平米以上とか、そういうふうに限定をしながら行っているという状況でございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) その、いわゆる経済状況によって目的外の利用も仕方のない部分もあるかも知れませんけれども、ですからその転用の申請のときにやっぱり、まず詳細にその転用後の計画を聞き取りながらチェックを詳細に行っていくということを、農業委員会の方にはよろしくお願いをしたいと思うわけであります。

 それから、こういう有価物の回収業の業者に対する指導でありますけれども、これは環境課の方にお願いしたいと思いますけれども、県と一緒になってことによっては警察も交えながら指導の強化お願いをしたいというふうに考えます。

 最後、業者の方がそのままにしてその経営が成り立たなくなってきてしまって、仕方なくいなくなってしまうというようなことがあるかも知れません。行政が片づけるという、そういうことのないようにぜひとも今から指導をよろしくお願いをしたいと、そういうふうに思うわけであります。市長何かありましたら、約1分くらいでお願いしたい。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) いずれにいたしましても、こうした問題につきまして関係機関と一緒になって、その解決を図っていくというのが基本ではないかと考えるところでございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) ぜひ関係機関と一緒になってよろしくお願いをしたいと思います。

 次に、大きな2番の市財政についてでありますけれども、先ほど22年度の予算というようなお話もありましたけれども、私は今年の21年度の予算についてお聞きをしてまいりたいと思います。

 平成21年度の予算は、歳入歳出のバランスをどうとって組み立ててこられたのかということであります。21年度の一般会計予算総額395億4千万というふうになっております。この間の2月20日にやられました平成20年度の二次補正加えて13ヶ月予算といたしますると、総額は404億6千万ということだそうであります。当初予算要求では新年度の年頭所感の中で見させていただきましたが、当初の予算要求ですと歳入が380億900万あまり、それから歳出が406億4千万という予算要求というふうになっておるようであります。歳入の不足分それから歳出の突出分、これをどう調整をされてこられたかお聞きをしてまいりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 全体的なお話を申し上げたいと思いますけど、予算編成を去年の秋口からだんだん始めたんですけど、その予算編成の開始にあわせるかのように先ほどお話がありましたが、急激に経済状況が悪化するということになりましたので、いわゆる来年度平成21年度の市税収入の減少が非常に大きくなると、こういう見通しが立ったものですから、非常にスタートラインとしては厳しい予算編成となったということを思っております。

 それで歳入の確保ができるかどうか、そこの歳入と歳出の乖離があったわけなんで、その辺がどうかなという状況であったんですけれど、一つはやっぱり国の補正予算での対応と、それから現在の経済状況等踏まえる中で、国の方での地方財政対策の拡充措置ということもありましたので、平成21年度という単年度でなくて前倒し分も含めた13ヶ月予算という形で、緊急経済対策とかそれから市民生活の安心安全を確保するという必要な事業については、ほぼ計上できたのかなとそのように判断をしておるところであります。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) ほぼ、その緊急経済対策それから市民生活重視ということで確保できたと。確かに400億という総額の予算、毎年そういったことで当初予算になっておりますので、私の方もほぼ立てられたのかなというふうに感じております。

 あとは、やはり起債と公債費のそのバランスということでありますけれども、そこら辺のところは毎年起債は少なく公債費は多くというような感じで予算立てられてきておるというふうに見ておりますけれども、今回やっぱりこういった経済状況どういうふうにされてきたかお聞きをしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 起債についてお答えをさせていただきますけれども、21年度の当初予算で借入額で計上した額で36億5千万余ということになっております。それから返す額の方でありますけれども42億4千万余ということでありまして、財政目標にございます起債の償還額以内に借入額を抑制するという方針につきましては、継続をして起債の残高の抑制に努めておることは変わりございません。

 先ほどの総務部長の答弁に少し補足をさせていただきますが、前倒しの中で当初の中では国の補助事業等が想定できなかったものが、国の補正予算等の臨時交付金で予算措置ができたということもありましたので、起債の活用につきましても当初の見込みよりも少し抑えることができたと思っております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) それから、基本構想基本計画に基づく政策と施策の関係、それと今回の緊急経済対策こういった点ありますけれども、先ほどもお話ありましたがどっちの方に重点を置かれたのか、両方だとは思いますけれどもちょっとお答えをいただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 基本構想基本計画については市政のあるべき方向、目指す都市像をきちんと示しておりますので、その基本構想基本計画を着実に推進をしていく、その事業執行を図っていくというのを基本としておりますが、その中で長期的なスパンで考える課題、それから近いといいますか緊急にやらざるを得ない、やるべき課題その辺を整理をしながら、そういう長期的に飯田市の方向性を見いだすためにどういう事業を今やるのか、また緊急に市民の生活の安心安全を守るために緊急に手を打たなければならない、そういった事業については何か、それをじゃあセットしようと、こんなようなことを総体として考えながら予算編成をしたところであります。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 次に移ります。(2)昨年度の行政評価は21年度予算に反映をされてるのかということであります。私たち平成19年度の事業に対する行政評価を、職員の皆さん苦労してまとめられたと思いますけれども、私たち議員も職員の皆さんの作られた行政評価シートを見まして意見を述べさせていただきました。

 この平成19年度の行政評価でありますので1年遅れでありますけれども、この行政評価が21年度の予算にどう反映をされているのか、具体的にお答えをいただきたいというふうに思います。



○議長(上澤義一君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 行政評価を通じまして、議会それから市民の方々からいただいたご意見については、各部局に対しまして十分検討をした上で予算要求をするようにと、こういう指示を出してありましたので、ただ行政評価そのものがまだ歩み始めているという段階ですので、どう評価をしどういうふうに予算に盛り込んでいくかという点については、まだ正直申し上げて不十分な点はあろうと思いますし、全部とはいかないという判断もしておりますけれど、いろんないただいた意見については、それなりに予算に反映することができたんではないかと考えております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) それなりに反映できたということで、少し曖昧なお答えでこれからまたどうなるかわかりませんけれども、21年度も行政評価続けられていくというふうに思いますけれども、我々もですのでそれをまた見させてもらうということで、また意見を述べさせていただくというようなことになると思います。

 そのときに今まで、去年やられた我々の意見がどうその予算に反映されてきておるのか、そういったことをちょっと具体的にお示しをいただきたいなというふうに思うんです。こういう点が変わりましたよとか、そういうようなことをおっしゃっていただくと、また21年度のこの行政評価我々も励みになると思いますので、よろしくお願いしたい。



○議長(上澤義一君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) ちょっと個別的なことははっきり申し上げれないんですが、ただ今までは例えばいろんな方からご要望をいただく、それから議会の皆さんでも例えば各会派からのご要望をいただくと、こういう通常の形はあったわけですけれど、今回の場合については市民の皆さんのレベルもそうですし、それから議会のレベルもそうですけれど行政評価という一つのシステム、その中できちんと評価をしていただいて、いろんなご意見をいただくということでありますから、私はそういうシステムの中で動いている、そういったいろんな集約された意見についてはきちんとやっぱり評価をし、それから尊重をして予算編成にできるものは反映していくと、そういうスタンスというか姿勢についてはきちんと確保をしてきましたので、今後ともそういう形で行政評価についてのいろんなご意見については、きちんと尊重をしながら対応をしてまいりたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 立ち話で聞きますと結構、我々が申し上げた意見がウエイト高くその予算に反映してくれておるというような話も漏れ伺っておりますので、ぜひともまたそういう点、また意見を出させていただきたいというふうに思います。

 次に行きます。平成21年度予算は、地域経済をどう立て直すものになっているかということであります。先ほどから話が出ております百年に一度といわれる経済危機、395億の当初予算これがどう地域経済を立て直して市民の暮らしを守る予算になっているのか、そういう点をお聞きをしてまいりたいというふうに思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 21年度予算での立て直しということでございますが、先ほども申し上げた地域経済活性化プログラム2009におきましては緊急経済対策の強化、これを重点事業に位置づけまして金融政策の強化、それから域内雇用の安定確保ということに加えまして、8つの重点プロジェクトにつきまして国県はじめ経済団体、金融機関などと連携をしながら事業を進めていくことを位置づけております。

 また、国によりますふるさと雇用再生特別交付金による9事業、及び緊急雇用創出事業による11事業によりまして、3年間で約120名の雇用創出に取り組むなど、国や県と連携した事業にも積極的に取り組むところでございます。

 こうした取り組みを中心にいたしまして、地域の事業者の事業の継続や再構築を下支えしていきたいと考えておりますとともに、労働者の皆さん方に対します雇用対策を進め、福祉をはじめ他の分野とも連携をしながら市民の皆さん方の生活の維持、就業機会の維持ということに努めていきたいと考えているところでございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 経済危機でいつもの予算編成ではなく、大胆に私地域経済の活性化をしていくような方策をとるべきじゃないかなというふうに今思っておるところなんですけれども、国会でも折々話が出ます、やっぱり外需中心だったのがいけなかった内需にやっぱり転換していくべきだ、そういったような話が与野党通じて出ておるというふうに思っております。ですので、そういった点も我々のこの地域経済の中でも考えていくのがいいんじゃないかなというふうに思うわけで、そうしますとやはり地域内の循環経済ということになっていくんじゃないかというふうに思うわけなんです。そういったことをいわゆる執行していくような施策、市民生活重視の予算編成、こういったことをすべきじゃないかなというふうに考えておるわけなんです。

 つまり、外貨を稼ぐということから、考えから内需にシフトをしていく方が、これからの地域経済安定した生活が営まれるんじゃないかなというふうに考えるんですけれども、市長どう思いますでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 地域経済的な観点から申し上げるということであれば、これはどちらもやはり大事な取り組みだと思います。地域の外からそうした地域外のお金、外貨を獲得してくるということも非常に大事な産業活動でありますし、そうした外貨を域内で循環させる、そうした仕組みも必要であるわけでありまして、そうした仕組みを作っていくことによって自立度が上がっていくと、経済的自立度が上がっていくと考えて経済活性化プログラムは作られているというものでございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 外貨も確かに大事だと思いますけれども、次に移っていきます。

 税収と交付税や国県の支出金の関係この点について、いわゆる歳入の関係でありますけれどもお聞きをしてまいります。

 地方財政計画によりますと、地方税の税収見込みが昨年度比で平均10.6%減になると。この日本全体の税収見込みでありますけれども、飯田市の場合は4.4%になるというふうにお聞きをしておりますけれども、この差はどこから来ておるのか、ちょっとまずはお聞きをしていきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 地方財政計画の中のマイナス10%程度の税収の減につきましては、市町村税、都道府県税含めて全ての税の合計でございますので、法人の影響の大きい部分小さい部分それぞれございますけれども、飯田市については4.4%程度ということで、全体とは少し違うということでございます。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) 全体とはちょっと違うというお話ですけれども、そうしますとどこが違うのかということをお聞きをしたいと思います。

 ちょっと時間がないんで、もうあわせて今年度の地方交付税1兆円の増額措置というのがあります。その内訳はといいますと地域雇用創出、その他公立病院に対する支援そういったのがありますけれども、まずはこの地域雇用創出の影響額これはいくらくらいかお聞きをしていきたいと思います。この2点お願いします。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) はじめに税についてお願いをいたしますが、例えば市町村税には固定資産税を始め、それから法人市民税、住民税ございます。都道府県税では法人事業税等法人に影響の大きいものもございますので、先ほどの全体の影響額と飯田市のどこが違うかといえば、そういう点が当然に違ってくるかなと思います。固定資産税の影響が大きい飯田市におきましては、全体の減の率とは違ってくるということは当然にあると思っております。

 それから、地方交付税のうちで地域雇用創出推進費でございますけれど、県の方から試算の算式が示されまして試算をいたしたところでありますけれども、およそ3億円程度というふうに見込まれておりますけれど、これはあくまでも試算の段階でございますので、まだ確定ではございません。ですから、普通交付税の算定の中で数字が出てくると思っております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) ちょっと時間がなくなってきてしまいまして、これがいわゆる21年度の緊急経済対策の目玉みたいなものだと思います。それが飯田市には影響額3億円、定額給付金は17億5千万、かなり違うような感じがします。その使い道、どういうふうにされる予定でしょうか。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 地域雇用創出推進費につきましては、普通交付税の算定の中で額が決まってまいります。それから中央財政の指導の中では、基金の積み立てなんかも検討しながら、その使途について検討をして実施をしていくようにということが示されておりますので、この交付税算定の結果を見ながら基金の積み立ても踏まえて、どのように対応していくかをこれから検討してまいりたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 後藤荘一君。



◆12番(後藤荘一君) ちょっと時間がなくてこの5番ができなくなりそうです。

 要望であります。その地域雇用創出推進費ぜひとも早く、前倒しといいますか先取りでもなんでもいいんで使ってもらって、地域雇用それから地域経済活性化に取り組んでいってもらいたいと思うんですが、生活に直接影響するような予算措置ということで、例えば介護保険のせめて在宅のサービスこの利用料の軽減策を考えていってもらったらどうかなと。それから限度額を超えたサービス料の支援、そういったのをできればお願いを、できればといいますかぜひともお願いをしたい。

 自治体によっては、このサービスの利用料の軽減を所得段階に応じて軽減策を講じておるというところもあるそうです。このことでデイサービスやホームヘルパー、その利用度が大変促進されるんじゃないかと、雇用の創出につながっていくと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。

 以上で質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(上澤義一君) 以上で、後藤荘一君の一般質問を終わります。(拍手)

 それでは次の一般質問を行います。

 森本美保子さん。

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△森本美保子



◆15番(森本美保子君) 会派みらいの森本美保子でございます。ちょうど眠くなる時間帯でございますけれども、ぜひご一緒にお考えいただきたいと思いまして、一般質問をさせていただきます。

 昨今の社会情勢は目に余るものがございます。特に外国籍市民にとっては、厳しい春を迎えていますことに本当に胸が痛む思いでございます。

 長年国際交流の推進にかかわってきたものとして、日本に来てよかったと思える多文化共生の飯田市であってほしい、そんな思いを込めて、そのためには何が求められているのかというようなことも含めあと何点か、8年間の議員生活の中の検証も含めて質問をしていきたいと思っております。それでは質問席に移らせていただきます。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) それでは通告にしたがいまして質問をさせていただきます。

 まず第一番目として、多文化共生について質問をいたします。現在3千人ぐらいの外国籍の市民の方たちがいらっしゃいますけれども、昨今の本当に社会情勢の変動によりまして非常に辛い立場に立っていらっしゃるということは皆様ご存じのことと思いますので、そういう意味で飯田市における外国籍市民の現状と、どのようにそれを認識されているのかをまずお聞きいたします。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) それではお答えします。飯田市内の外国籍市民の在籍者数ということでございますけど、平成21年2月末現在の外国人登録者数が2,874人でございます。全市民に対する割合は2.63%でございます。

 国籍別の順位では、中国が多くて次ブラジル、フィリピンの順になっておりまして、この3カ国で全体の約90%となっております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 外国籍市民の現状というのは人数だけでございますか、その中の中身的なものをお話いただければありがたいんですが、どういう状況にあるのかという。



○議長(上澤義一君) 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) 今のご質問は、現在の状勢を踏まえてというふうに受け止めますが、先程来話題となっております経済社会情勢、あるいは雇用状況の悪化によりまして、この1年間で145人くらい減少しておるというようなことがありますが、少なからず外国籍の方々についても現在の経済情勢ということについては、かなりの影響を受けていると認識しております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) ずいぶん影響を受けているという答えでございますけれども、現実的には非常に、特にブラジルの方たちは現場では生活ができないという、今の飯田市の中で生活できないということでかなりの方が本国へお帰りになっていらっしゃる、それで家の近所のブラジルの方たちもそうですけれども、もう子ども達を養っていかれない、職場が子ども達にもなくなってしまったということで、子どもだけ本国へ帰してそしてご両親は日本にとどまって頑張っているという、そういうような方たちもずいぶんいらっしゃいます。一番の犠牲者は子ども達だろうなというふうに思いますけれども、こういうような経済情勢ですので、そこは致し方のないことだと私は思っておりますけれども、そういう点で課題的なものはどのようにお考えになっておりますか。



○議長(上澤義一君) 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) 今、議員ご指摘のとおり特にブラジルの方についての影響というのが多いと私たちも認識しておりまして、この1年間多くのブラジルの方が飯田市から転出しておられる状況であります。今おっしゃったように、母国へお帰りになった方あるいは他の地域に移動を余儀なくされたという方がおられると思っております。

 外国籍の住民の方々の生活というのは、国の法律制度に大きく依存しているところもありまして、外国人労働者の皆さん、その家族の皆さんが安心して生活していくための支援策について、年末の緊急経済対策の一環として相談窓口を設けまして、それから住宅だとか雇用の斡旋とかということにも取り組んできておりますけれども、基礎自治体として今後どういう支援策を組み立てていくのかということは課題となっていると考えております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 今、支援策を組み立てていくのが課題だというふうにおっしゃっていますけれども、現在でも支援体制というのはあるわけですね、その点についてお答えいただけますか。



○議長(上澤義一君) 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) 現在の支援策というのですけれども、1つはやはり雇用についていろいろ相談されますので、ハローワークと連携して相談窓口を作ったり、特に外国人の方が今まで製造業なんかに多く就職されていたということがありますけれど、どうしても日本語が話せないというようなことがネックになっておりますので、日本語教室だとかそういう語学の方ですね、そういったことの支援策を講じてきておるということでございます。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 今、部長がおっしゃったように基本的には言葉がネックになっているとは私も思います。それで最低でも平仮名片仮名が書けるような、そういう状態でいないと雇用先の受け入れ側でも、その人例えばハローワークでこういう方がいますよという形で事業主へおっしゃっても向こうから、「その方は日本語ができますか」と問い合わせは常にあるわけですね。ですから、そういう意味で日頃の日本語に対する支援みたいなことを、やはり飯田市としてもこれだけ外国籍の方がいらっしゃるので、ブラジルの方や中国の方も独自で日本語教室を開いてはやっていますけれども、そういう意味ではまだまだ飯田市の支援体制というのは少ないと思っておりますけれども、飯田市で日本語教室みたいなものを、日本語教室をやっていられるどういうものがありますか。



○議長(上澤義一君) 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) 先ほどの答弁にも若干補足することになりますけど語学の支援ということになりますと、1つは母国語で相談に応じるというようなことがあります。現在、中国語とポルトガル語の相談員を用意しておりまして、通訳としての各種相談等への同行とか、あるいは現状の厳しさを伝えながらも制度的な支援の紹介とか、不安を取り除くような相談とか、そういうようなことに応じておりまして、このたびの雇用造成の緊急的に対処するために、1月からハローワークと連携しましてポルトガル語による就労支援等を実施してきておりますし、市役所の方でも外国人相談窓口として、中国語とポルトガル語の相談員を増員をし、この4月からも増員をしていこうと対応をしております。

 さらに、もう一方はやはり日本語の方でありますけれども、日本語能力の向上のための支援ということに対しましては、飯田市公民館や市民ボランティア団体による日本語教室を現在4箇所で開催していただいております。それから多くの派遣労働者が再就職をするためにも、もう少し支援が必要ということでありまして、この3月18日からでありますけど外国人の就職に活かせる日本語講座というものを5回連続して開催していく予定でありまして、公民館日本語教室指導者あるいは飯田国際交流推進協議会、ハローワーク等々の連携により開催をしていきたいと考えております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 今お聞きいたしますと、それぞれに手を打っているんだというそういうお答えかと思いますけれども、この間多文化共生のシンポジウムがあったときに非常に出た意見としては、やはり今そういう就職活動に履歴書とかそういうものを書くような、そういう指導とかそういうことは必要なんだけれども、その前の支援としてやはり公民館がこれだけ飯田市では重要な部署にあるので、その公民館を活用してできるだけ多くの日本語教室を開いていただけないかという、そういう意見がずいぶん出ました。

 ですから公民館ですとね、例えば中央公民館まで行くということは遠いところからは行かれないので、そういう点で各地区の公民館に何カ所かそういう日本語教室みたいなものを開いていただければ、これからこういう急なこういう問題が起こってこうではなくて、いつでも対処できるようなそういう外国人籍の市民の方たちの教養的なものを常にやっていく、いかなくてはいけないだろうという今反省点が出ているんですよね、起こってからでは遅いと。それで災害が出ても3ヶ月が勝負だと、そういうふうにおっしゃっていた方もおりますので、災害と同じくこの現在の状況も災害と同じような状況ではないかというふうにおっしゃっておりましたので、確かにそうだと思います。

 ですから、後々のあれではなくて、起こってからではなくて日常的にそういうものを常に考えの中に入れながら多文化共生をしていく、そういう必要があるのではないかと思いますけれども、もう一つ職を失うということは、この市民の方たちも税金を払っているんですよね、だから税金の恩恵というのはいただいても、日本人の中からは不満は出ないと思いますが、常に同じような立場で市民税を払い、そういう中で生活をしている人たちですので、雇用がなくなってしまえば当然収入もありませんので、税金を分割して納めなくてはいけないという状況もありますし、それで社会保障制度もなくなるし、雇用制度もやっぱり雇用保険的なもの、社会保険がなければ雇用保険もなくなりますので、そういうような形でもう二重三重に首を絞められてしまうという、そういう状況がありますのでそういう点でぜひ、時間的な配分があまりないものですから詳しいことは説明できませんけれども私の思いとしては、よく市長が外国人集住都市会議にいつも出ておりますというお答えをくださいますよね、それだけではだめなんですよね。やっぱりこの地域でそういうような、多方面から問題点を拾い集めるような、そういうシステムがないとやはりどういうところを手を差しのべていけばいいのかという、そういうことは浮き出てこないものですから、ですからそういう意味でこれからはそういうような話し合いの場を作っていく必要があると思うんですが、私はこの質問の中の一番のポイントとしてそれを市長に聞きたいと思いますけれども、お答えいただけますでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 外国人集住都市会議は、やはりこうした外国籍の市民の皆さん方に対して、やはりどうした形でこれに対応をした、非常に経済情勢が厳しいときはなおのことだと思うんですけれども対応をしていったらいいかということを、同じ悩みを持つ都市が話し合って、そして必要なことを国に要望していくという意味では、私は大変重要な会議だと思っているわけであります。

 当然そうした外との連携だけじゃなくて中との連携、今お話がありましたように公民館や日本語教室の指導者の皆さん、あるいは国際交流推進境界の皆さん方、ハローワークの皆さん方、こうした外国籍の市民の皆さん方のこの地域で安心して住んでいっていただくために、関係する皆さん方ともやはり話し合いの場というのも、非常に重要な取り組みになるんではないかと、そう思うところであります。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 悪いですね、思っているのではなくてぜひやっていくという、そういう意気込みをいただかないと、やはりそれを待っているので皆さん、そういう意味でどこが中心になってやってくださるかわかりませんけれど、やはり行政が主導をしていかないとできあがるものではございませんので、その点ぜひ市長よろしくお願いいたします。いろいろ申しませんけどその1点だけお願いします。

 次に、保健婦の役割についてご質問いたします。いきいき教室のことについての取り組みと今後のあり方についてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 保健師の役割について。

 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 具体的に保健師、各地区におります保健師の活動としましては、母子保健ですね乳児の家庭訪問でありますとか検診、学級、さらには成人保健としまして特定検診、さらにはガン検診、それから高齢者のいきいき教室今ございました。さらには、精神保健それからさまざま保健指導、そういったことで多岐にわたって活動をいたしております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 悪いですね、私ねいきいき教室の取り組み状況について今お聞きをしたんですが、よろしいでしょうかお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) いきいき教室について答弁をいたします。この教室歴史がございまして平成6年からやっております。会場数もだんだん大きくなってきまして、平成19年度には100会場で実施をいたしております。実際に1,864人の参加があり、延べでは2万人を超える参加者に至っております。

 内容といたしましては健康チェックや健康相談、さらには転倒予防、それから栄養が少ない低栄養予防、それから口腔ケア等の健康についての学習や、さらには季節の行事を採り入れ、高齢者の閉じこもり予防や要介護状態の予防に取り組んでおる、こんな状況でございます。以上です。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 今、部長がおっしゃった内容を見ますと、これだけの回数と人員を要する事業というのは見あたりませんよね。それを平成6年から続けているというこの大事業を、やはりこれからは、あのころ介護予防なんていう言葉はございませんでしたけれども、もうそのころから介護予防、いきいきリハビリという形でやっているという、今いろんな形で介護予防をやっていますけれども、自主的に地域の方たちがその場に集まって顔見知りの人たちでいろんな、例えば介護予防にあたる身体の動かし方だとか、それから手作業だとか歌を歌うとか、そういうようなことをやっているという、そういう素晴らしい内容も網羅した予防を、これ単独でやるというのはこれだけだと思うんですよ。

 例えば、機能アップの訓練をするから集まってくださいとか、そういう体験はやっていますけれども、これは介護高齢課の方でやってくださっているみたいですが、そういうような形でこのいきいき教室の意義というものを再確認する、そしてその内容的なものを再度見直す時期ではないかというふうに思っています。

 この間私もちょっとお邪魔をして見に行ったら、たまたま体操教室の中にいろんな娯楽みたいなもの入れながら予防をしている部分のいきいき教室でしたけれども、やはりその中にはいろんな年代層があるわけですね。一律にこれをやればこのひとにいいというものではなくて全体に、それぞれの得意分野がありますので、全部が全部今日これをやりなさいというふうな形のものでいいのか、それともグループ的なものが今できあがっている、グループはよくできますけど女性の中にもね、だからそういうようなものでお互いに切磋琢磨してやるというのではなくて、それがちょっといまいち雰囲気的に壊れるというような、そういうようないろんな状勢みたいなものが長いことやっていると出てくることは確かですけども、でもそれに負けないで保健師さん達がいろんな創意工夫をして、そして少ない人数でいろんなものをやるというそのための講師を捜す、そこの人たち非常に苦労が多いんですね。聞いてみますともう前の日にキャンセルされて講師を探すのに大変だったりで、これは保健師の一つだけの仕事ではないんですよ、その一部。ですけれども頑張って今保健師さん達がやってくださるので、こういうような形でずっといきいき教室がつながっていき、そしてこれだけの人数が参加をし、それで介護予防ができるという、このいきいき教室を私はもっと評価をしていいのではないか、そういう点で。

 それでもね、やっぱり人間ですので1年経てば1つ年をとるわけですね。ですから、そういう機能的な衰えも考慮しながらのことでございますのでもう一度、松尾から生まれたいきいき教室だと言われておりますけども、原点に戻ってそしてもう一度検証する中で再度その場を大きくしていただければありがたいと思っておりますけれども、その点でこれからのいきいき教室についてどのようにお考えか少し、ちょっとだけでいいですのでお願いします。



○議長(上澤義一君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) ただいま議員からもさまざまな示唆がいただけましたので、今後の検討とさせていただきます。

 いずれにしましても、いい意味でPDCAという言葉もありますが、だんだん改良を加えて人々の、高齢者の皆さんの価値観も多様化しておりますから改善を加えてまいりたい、そのように思っております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) それでは2番目の、保健師の役割と適正な配置についてお聞きいたします。

 今のいきいき教室の運営も基本的には保健師さんが担っておりますし、それから若い保健師さんが今増えておりますよね、ですから最初の、当初のいきいき教室への理念みたいなものがやっぱり薄れてきているのではないかなというふうに思います。ずっと長いことやってきてくれる保健師さんと比べれば、まだまだ浅いものがあるのではないかというふうに思いますので、そういう意味でも保健師のそういう若い人たちの教育も含めて、その若い人たちがずっと保健師としてこの飯田市の健康なり、それから子育ての問題を担っていけるような、そういう保健師の確保みたいなものを、今は非常に少ないと思っています。

 それで若い人がすぐ辞めてしまうという傾向もあるので、とにかく人づくりということで保健師を育てていっていただければありがたいと思っておりますし、現在の保健師の役割は多岐にわたって、先ほども部長さんが言っておりましたけれども多岐にわたっている、仕事量の多さというものは本当に理解なさっているのかというふうなことが私いつも気になっています。その現場をよく理解していらっしゃるかということを、誰とはいいませんけれども、これをあれする人たちがわかっていらっしゃらないのかなというふうに思っておりますし、保健師というのは昔からやっぱり地域の中に顔があって、そして安心感が生まれるということは今も同じなんですよね、昔から保健師さんは、あそこへ行けば保健師さんがいるから相談できる、子どものことも相談できる、これをやればどうにかなるというその安心感ですね保健師さんに対する、それは今も変わっていませんので、やはり保健師さんの重要性というものをもう一度再確認していただければありがたいと思っておりますし、心のよりどころとしての保健師というものは経験がものをいいますので、そういう意味でこれはお金に代えられないものでございます。ですから、そう意味で人材の先行投資と思いますので、その点についてはどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(上澤義一君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 保健師の教育さらには人材、ある意味ではその先行投資というご質問でございます。教育につきましては、それぞれ地区の人口差もあるものですからブロック制度を設けてベテラン保健師と比較的経験の少ない、そういった総合的にマネジメントする中でお互いに教育しあったり切磋琢磨する、そういう形で教育をいたしてまいりたい。

 先行投資といいますよりも、保健師がしっかり活躍することによって健康でいける、あるいは介護なしでいける、これが結果的には財政的にもいい結果を生むということであろうかと思って、それは私どももそのように理解しております。以上です。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) そういう意味で、私は今の保健師では少ないと思っています。ましてや1万人の人口の中に二人の保健師では、とてもじゃないけどね、いろんな面で目配りはできません。子どもを、小さい赤ちゃんを持っている若いお母さんを訪ねていっても、なかなかそれは話し相手ができる時間が、とる時間がありません。

 ですから、今子どもに対する赤ちゃんに対するDV問題もありますけれども、それを見つけるのも保健師の役割なんですよ。ほんのちょっとしたことでそのDVがなくなるという、それはいろんな今制度を作っていろんなサポーターを作っていますけれどもね、それは表面的です。やはり真からその地域に密着をして、そしてその人が今どういう状態であるかというものを見極め、そして信頼関係が生まれてというような形になれば、なるものはやっぱり保健師ではないかと私は思っておりますので、そういう意味で先行投資と私言いましたけれども、そういうようなニュアンスでもって部長はおっしゃいましたけれども、お互いに理解をしながら保健師の役割について再度いろんな意味で見直して検討して、適正な配置をお願いしたいと思っております。市長に聞きたいんですけど時間がありませんので次に行きます。市長伺ってもいいですか、一言。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 定員適正化計画というものの全体的な考え方はあるわけでありますが、そうしたことを踏まえながら効果的な、この保健師活動を推進するということを考えていきうたいと思うところであります。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 子育て支援にまいります。

 私が市立病院に、そのころは看護師さんの定着が非常に悪いというようなお話が非常に出ていましてね、採用してもなかなか集まらないような現状があったりで、市立病院における女性医師及び女性看護師などの就業に際し、働き続けられる環境づくりとして現場に出産や育児使用するための保育施設を設置できないかというお願いをいたしました。そのことを、看護師さんの中からもそういう声がたくさんありまして、そういうようなことを受け止めて理事者の方たちがお考えをしてくださったんだと思いますけれども、市立病院の今本当に人数が増えてこれから大変狭くなるんで大変だなんておっしゃっていましたけれども、その保育所の運営状況についてお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 河野市立病院事務局長。



◎市立病院事務局長(河野純君) 運営は、保育園運営に実績のある市内の社会福祉法人に委託をしております。7人の保育士が朝8時から夕方6時まで、希望により8時まで延長して対応をしております。

 現在の利用者ですけれども月極が14人、4月には16人になる見込みでございます。そのほかに時間預かりなどの登録者が15人おります。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) ちょっとこの間も見させていただきましたけれども、白鳥会の保育士さん達が非常に熱心に取り組まれていらっしゃいまして、ちょうどお昼寝の時間でかわいい顔がずっと、寝顔が並んでいましたけれども、そういう意味でこれから増えていく状況だということは、この保育所が看護師さんやお医者さんの方たちにも非常に歓迎されているということだろうと思います。その条件作りをしてくださった市の皆様にも本当に感謝申し上げますけれども、それがほかの職場へも波及することを願いながら次の質問に入らせていただきます。

 松尾地区で今保育園、子ども未来のために子ども本当いい環境で育てなければならないという、そういう思いその一心で子ども達に環境のよい、そういう保育園を作ろうじゃないかという自治会の立ち上がりありまして、ずっと何年もかかって紆余曲折しながら現在に至っておりますけれども、ようやくその状勢が見えてきまして、最後は市にそれを下駄を預けるという形になっておりますので、そういう意味で今松尾保育園の経営先の法人の決定方法について、どのように進められているかお聞きいたします。



○議長(上澤義一君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) ただいま議員ご質問の中にもございましたように、松尾地区としての経営主体に関する今までのこの長い間の検討結果これを重く受け止めまして、保育所の経営に一定のノウハウを持っている市内の社会福祉法人等に公募をいたしまして、地元代表者も含めた選考委員会で選考をし、慎重に審査をいたしまして決定してまいりたいと考えております。以上です。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) だいぶ進んではおるようでございますけれども、なるべくピッチを早くお願いしたいと思っております。

 それから松尾保育園の民営化に伴いましてね、松尾には二つ保育園がありまして、松尾保育園と松尾東保育園があります。松尾保育園250人定員ですけれども、東は150人程度の保育園でございますけれども、もし松尾保育園が民営化になった場合に、松尾東保育園との均衡をどのように図っていくのかお聞きいたします。



○議長(上澤義一君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) ご質問の松尾東保育園につきましては、ただいま取り組んでおります松尾保育園の民営化後の状況を見ながら進めることになろうかと思っております。

 いずれにしても、地域の皆さんとしっかり相談をしてやってまいりたいと思っております。以上です。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) その民営化の話なんでございますけれども、公立保育園と私立保育園とは違うんだという認識があるんですよね一般の中に。公立保育園の方がいい条件で保育をしてくれるという、そういうような何となくちょっと違うなと私は思っていますけれども、そういうようなふうな風潮が往々にあります。ですから民営化に対して非常に抵抗があり、松尾でも抵抗が少しはありましたけれども、そういうことではなくて公立保育園の先生方も一生懸命努力して、よい保育をしてくださるように努力はしてくださっておりますけれども公立ですので制約がかなりありまして、いろいろな条件的な保育はかなりできない部分がありますね。

 それで、民間の保育園では延長保育や休日保育、一時預かりやそれからサービスの提供が具体的な形で子どもの支援にかかわるような、しやすい環境にありますので、民営化あるいは私立保育園の場合は、あらゆる手だてで子どもの支援ができていくという非常によい条件があります。ですから、それはそこにかかわる保育士さん、例えば園長先生の理念であったり、それから子どもに対する思いだったり、そして私立保育園でも公立に負けない、公立以上の保育をしていらっしゃるところもあります。そして私立でございますので不評が立てばそれだけ経済的に大変なことになりますので、よりよい保育を常にということで心がけている条件もあって、市立保育園が決して悪いとかいいとかという問題ではなくて、お母さん達がどちらを選ぶかの問題だろうと私は思っております。

 保育園の先生方も非常にいい先生がいますし、そして現実に見れば私立保育園というのは辞める方がいないんですね。辞める方がいないということはそれだけ条件がいいということなので、そういう意味で公立とか私立とかそういうわけ隔てなく、同じ子どもとしてかかわっていくことが非常に大切ではないかというふうに思っておりますので、そういう意味で民営化問題についてもきちんとした形でとらえていってほしいということ、これは要望でございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次にまいります。図書館の夜間開館についてお尋ねいたします。

 これは私16年の3月に図書館、一応コンピューターのシステム化とかいろいろな条件を改良改良で、ずいぶんいい図書館になさってくださっていました。その中で市民要望が非常に高かったのが夜間の開館時間の延長問題でございますね。それは私は取り上げて、ぜひ夜間の図書館をということでお願いをしてまいりましたけれども、やっぱりいろいろと大変なことがあったようでございます。真っ先に人件費問題非常に大変なことでございますし、最初は繰り下げ延長だとか午前10時から午後8時までの開館にこぎ着けるまでには本当に大変な努力をなさって、ようやく夜間延長をしてくださいまして、本当にそういう意味では感謝を申し上げたいと思っております。

 これについて、今の課題みたいなものがあればお聞きしたいと思っておりますけど。



○議長(上澤義一君) 関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) 図書館の夜間開館につきましては、今おっしゃられたように20年の4月から木曜日の6時から8時まで時間延長を実施してまいりました。そんな中で図書館全体の利用者も2月末現在でいきますと、5.5%の伸びを示しております。そのうち木曜日では、やはり2時間延長しておりますので一番大きい伸びをしまして、前年同期19.5%の伸びであります。

 ただ、一方前後の水曜日と金曜日は逆に減っております。そちらの方へ廻ったのかなというふうな思いもします。また、日曜日も多少減少しておるというような状況が来ておりまして、課題というお話でございますが、今の状況でもう少しやはり様子を見て総合的に検証を、3月終わった時点で検証をしていきたいなと考えております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 今のお答えを聞いてみますと、それをもう1日増やすとか2日増やすなんていうことは到底お願いできるようなお答えではないので、できれば夜間延長をもう少しほしいなというふうには思っておりましたけれども、とりあえずこの検証をしっかりして、そして次につなげるような形でやっていくと、そういうようなとらえ方でよろしいでしょうか。



○議長(上澤義一君) 関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) いろいろな要件がございますので、今申し上げましたように検証をしっかり行って次のことを考えてまいりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 一言、夜間延長をして良かったですか悪かったですか。



○議長(上澤義一君) 関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) 先ほど申し上げました利用状況等を見ておりますと、1日ではありますけれど木曜日に、通常の場合は6時で終わっちゃうんですが、6時から8時までにご利用いただける方が約4分の1、23.7%と、1日の木曜日の利用者数を分析すると、そういったことで仕事帰りのOLの方とかビジネスマンの方とか、中には親子連れでその時間帯にお見えいただくという方たちもおいでになりますので、そのことについてはよかったと思っております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) 続きまして、男女共同参画に入らせていただきます。

 先ほど伊壷議員も、最後の締めくくりとして男女共同参画をということでご質問していらっしゃいますので、私は違った視点で男女共同参画について、私も男女共同参画の立場で議員として出てきた経過がありますので、そういう意味で今回質問をさせていただきます。

 地域や職場での推進状況についてお聞きをしたいと思いますが、あわせて3月8日に行われました市民のつどいについてもどのような、分析はまだこれからですけれどもお感じになったかお聞きしたいと思いますが、ちょっとまだ難しいですか、市民のつどいについては。



○議長(上澤義一君) 北原企画部長。



◎企画部長(北原重敏君) 推進状況ということで、まずお答えをしたいと思いますけれども、先ほどの答弁とダブるところがあるかも知れませんけれども、市のウェブサイトを使いまして積極的に広報を行ったり、各地区の公民館の学習講座あるいはまちづくり委員会など地域自治組織の会合、あるいは産業振興や福祉医療などの関連団体の集まりなど、あらゆる機会を活用しまして、これらの主催者の皆さんと連携協力しながら啓発活動に努めておるところでございます。

 具体的には、先ほども今回の市民のつどいのお話がありましたけれども、そこで平和時計の取り組みを表彰させていただきました。そういうようなことも含めて、これから男女共同参画ということについて一層の普及策を図っていきたいと思っております。

 ただ、先ほどの市民のつどいについては、私も参加させていただきましたけど分析はまだ今日のところはご容赦願いたい、そう思います。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) そういうことでございますので、市民のつどいも十分にきちんとした形でとらえていってほしい、これからの課題も非常に私はあるような気がしておりますので、そういう点でよろしくお願いしたいと思います。

 現在、まちづくり委員会あるいは自治会の中に非常に女性が参加してきました。松尾も12名の自治会に参加しておりまして、3期目を迎えまして全部で36人という形で自治会の中で一緒にいろんな意味で参画をしてくださっておりますけれども、最初は本当に女性というのは慣れていないということもありますし、そういう機会が与えられていなかったということもありますので、最初のころはいやいやながら出てきた人も、2年間自治会にかかわっていますとやはり人は変わりますね。吸収力が非常に女性は早いです。ですから、一言言っても即それが通じていくという、そういうような非常に人間性もずいぶん変わってまいりますので、そういう意味で私は今男女共同参画といっても特に何々をやれとか、それから推進にこういうことをやりなさいとか、そういうことではなくて、とりあえず女性がそういう場所に参加をする機会を与える運動というもの、それが今は必要ではないか、それによって非常に女性の意識が変わってきますので、その上に立って各地区の区長なり副区長なり、そうして自治会にも参加して、そして地域のまちづくり委員会の中心になって働けるような、そういう人材が育っていくだろうと思っています。その機会が与えられないでだめだだめだというのではなくて、これも男性側のあれもあるでしょうけれども、やっぱり女性にも非常に責任があります。そういう意味で、お互いに協力しながらぜひ機会をもっともっと多く作り出すような、そういうまちづくりの方法をとっていただきたいと思っております。

 それから、私自身いろんな市の事業、行事に参加して一緒に職員と活動をしておりますけれども、市の職員の女性というのは非常に優秀な人が多いです、本当に多いんですよ。絶対に男性に負けない実力を持っている方がかなり多いんですけれども、なぜその人達の能力を生かし切れないのかということをいつも私は不思議に思っているんです。

 いろいろとお話を聞いたり勉強したりする中で、やはり市の登用制度に問題がというか足かせがあるのではないかなというふうに私は思いました。これはもうちょっとね違う形の、登用制度が悪いと言っているんじゃありませんけれども、もう少し見直した方がいいかなというような思いもありますし、そこまで私が言ってはいけないことだと思いますけども、やはり市の登用制度というのが女性は出づらいという、そういうのがすぐわかりますので、そういうこととそれから課長補佐制度についても、これはどういうような形で課長補佐制度が実際に役立っているのかなというふうに思う部分もありまして、それについてもやはりちょっと疑問符があるんですよね。

 私はいろいろ申し上げませんけれども、こういうようなことについて総務部長何か、ずっと長い間こういう役職におっていろいろお感じになることもあったと思いますけれども、一言いただければぜひよろしくお願いしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) まずお尋ねの女性の登用と、女性職員の登用ということからお話申し上げたいと思いますけれど、一般的な職員の昇任につきましては、公平性とかそれから透明性、いわば人事にあまり恣意的なものが入らないようにということの目的もありまして、平成18年から新たな昇任制度、一言で言えば自らチャレンジをしていただくと、こういう方式に切り替えをしてここ何年かやっております。

 したがいまして、該当職員については男女云々じゃなくて、男女を問わず公平な扱いといいますかそういうことをやっておりますので、担当部長としては女性職員についてもぜひチャレンジをしていただいて、第5次の基本構想基本計画の推進のために頑張っていただくと、そういう気概で活躍をしていただくことを、ぜひ期待を申し上げたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) チャレンジをしてほしいというそういうものでございます。そのチャレンジができるようなそういうようなシステムになのかなというふうに私は思っておりますので、チャレンジしやすい方法をもう少し考えていただければありがたいと思っておりますが、私もエールを送りました産業部長の粂原さんに一言ご感想があればよろしく。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 昨年6月の議会で、森本議員よりエールをお送りいただきまして今日までやってまいりました。多様な時代にありますと、やはり女性の感性というものが大切ではないかと、かねがね感じているところでございます。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) ぜひ頑張ってほしいと思っております。第二第三の部長が続くと私はいいと思っておりますので、そうすれば市役所の雰囲気も内容も、それからいろんな事業の発展も変わってくるだろうと思っておりますので、ぜひあとよろしくお願いします。

 それ等も含めて市長あと2分ございますので、男女共同参画についてはもう第一声で条例をという形で本当に私たち女性軍嬉しく思っておりまして、条例が出来ましたことに本当に感謝しておりますけれども、その後のやっぱり条例の発展性というものがいまいち見えてこないのが私たちの不徳の致すところでございますけれども、その男女共同参画にご理解のあります市長のお言葉を一言いただければと思います。よろしく。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) この男女共同参画につきましては、第5次飯田市男女共同参画計画「ともに進める21いいだプラン」におきましても、この男女共同参画の推進はまちづくりの鍵と、そう位置づけているわけであります。やはり、ともに歩む社会づくりの推進という市の施策にも合致するわけでありますから、こうした男女共同参画の取り組みは今後もさらに進めていきたいと、そういうふうに考えているわけであります。



○議長(上澤義一君) 森本美保子さん。



◆15番(森本美保子君) ぜひ、ご期待申し上げておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(上澤義一君) 以上で、森本美保子さんの一般質問を終わります。(拍手)

 次の一般質問を行います。

 牧内信臣君。

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△牧内信臣



◆29番(牧内信臣君) 日本共産党の牧内信臣でございます。思い起こせばこの一般質問も、代表質問、関連質問等も含めると100回近くの積み重ねになってまいりました。締めくくりとして一生懸命努めてまいります。特に、牧野市長になってからは非常に歯ごたえを感じておりますので、締めくくりにふさわしい答弁を願っておきたいというように思います。

 幾人の議員さんからもお話がありました。今回の一般質問では本当に、まさに激動する政治状況の中で地方自治体の果たす役割はますます大きくなってきており、市政の舵取りや運営の進め方によっては、市民のための市政に影響を及ぼすことも十分考えられるところであります。

 今回の一般質問では、それらの視点に立って市役所の組織運営のあり方と目指す職員像についてと、今後の飯田市の都市像に大きな影響を及ぼす定住自立圏構想について、さまざまな角度から聞いてまいりたいと思います。

 私も、日本共産党の飯田市議会議員として24年、最初のころは非常に角張っておりましたけれども、今はだいぶ丸くなってまいりました。その感を持つものでありますが、思いを込めて進めてまいります。それでは質問席に戻ります。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) それでは質問項目にしたがって淡々と、粛々と質問を進めてまいります。

 私も、今ご紹介申しましたように非常に、24年という長い議員生活を務めさせていただいてまいりましたが、その中で市役所の組織や多くの職場、職員、いろんな形でかかわってまいりましたが、その中でやっぱり市長要するに理事者といわれる皆さんの行政の力と職員の活力が、地域や市民生活を支える大きな源泉である、これがやっぱり市役所運営の基本であるかなということを感じ取ってきたわけでありますけれども、今そんな状況の中で特に昨今の厳しい社会経済環境を乗り越える上で、一層今こうした思いを持っておるわけでございます。そんな視点に立って、非常に言いづらい部分もありますけれども思い切って心を鬼にして申し上げ、これからの市政運営に本当に役立っていけるような一助になればいいかなという発想で進めさせていただきたいというように思っておるわけであります。

 まず、市役所の組織運営、組織管理上問題意識を持ったことがあるのかということですが、昨年末からの早期退職をする職員が非常に多く目につきました。人事管理、職場の雰囲気に何か問題はなかったのかどうか、こんな懸念をしておるわけでありますが、まず最初の早期退職者これは何人いるのか、そして理由はなんだと分析をされているのか、この点ですね、それとこういったことについて今まで気づいていたのかどうか、さらにはこんなことはないと思っていたのかどうか、そんな点もお示しをいただきたいというように思います。

 それと2つ目として、もちろん市長、副市長もそうですが人間関係を大切にして行政サービスの提供に努めることは、もう基本中の基本、最も大切なことだと思うわけですが、今こういう現状で意識して、こういうことを意識して取り組んでいるのかどうか、この点市長、副市長も含めて端的にまずご答弁をいただきたいというように思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) それでは、私の方からは人数等の事実関係についてまず最初にお話を申し上げたいと思います。

 今年度におきまして、いわゆる退職勧奨というここに絞ってでありますけれど、退職勧奨に応ずる退職予定者につきましては、普通会計で見ますと3月末までで24名程度の見込みを立てております。

 今申しましたように、理由といいますか一番多いのは当然退職勧奨ということで、組織の新陳代謝を促進し職員構成の適正化及び行政の効率を図るということで退職勧奨要綱を作っておりますので、それに応ずる中で定年前にそれぞれいろんな理由、また選択をされましてそれぞれ自分のライフプランを考える中で退職勧奨に応じてきていると、これが大きな理由になっているだろうと、そのように考えております。

 それから人事管理の面等で云々というようなお話もありましたけれど、やはり市役所職員に求められている職員像というのを目指して、それぞれ職員同士が高めあう職場風土を作っていく、そういった努力をするとか、それから人を育てるような人事管理、それから職員研修、こんなような取り組みを行い、また職場環境づくりに関してはマネジメント、またコミュニケーションなどについて、それぞれ課長それから係長、課長補佐等の職責ごとに、それぞれ研修を実施をし対応をしたところであります。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今、議員からもご指摘のとおり、仕事を進めていく上では人間関係が非常に重要ということについては、私もそう思ってきているところであります。

 特に、昨今のこういう厳しい情勢の中、ましてや地域の将来を左右する正念場にあるという、そうした認識を持っております私にとりましては、何よりそうした人間関係を重視して、そしてこの難局を市役所一丸となって乗り切っていくということが重要と考えているところであり、そうした共有できる意識を、意識共有ができるようなそうしたことを、さまざまな面で図っていきたいと、またそうしたように努めてきているところでございます。



○議長(上澤義一君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 基本的な部分につきましては、今市長と全く同じでございますけれども、私自身にとりましては特に職員に、とにかく思い切って仕事をしていただけるような雰囲気といいますか環境といいますか、それを作ることが私の非常に重要な任務の一つと思っております。

 また、正直申しまして私自身若手の職員というのは十分によく知らないというところは、もう正直ございます。ですから各課へ出かけて、特に係長以下の中堅、若手の職員と対話の機会を持つようにしたいと思っております。現実には、まだ本当に数えるほどの職場しか回れておりませんけれども、その数少ない中でも非常に新鮮な発見といいますか刺激を受けております。

 今後とも、このようなことを続けまして意思の疎通といいますか、少なくとも現場の雰囲気から乖離することのないように努めてまいりたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) 今、総務部長から、俺が聞いたのは退職勧奨の話を聞いたんじゃないです、こういった前段のいろんな環境の中で辞めていく職員は幾人おったのかどうかということを聞いたんで、あまり無駄なことを長く喋らんように端的に答えていただきたいというように思います。

 それと関連して、その次の項目で長期休養者も多いということが言われておりますが、ここらの辺は実態はどうなのかということと、職員の中に精神的なストレスがたまっているということの職員も多くいるというようにいろんなところから、これ聞いた話、私が作った話じゃないんです、ですんでそこら辺の実態はどうか再度お聞きをしたいというように思います。



○議長(上澤義一君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 市役所全体でありますけれど、病気等により休職それから療養休暇これらを取得している職員については8名おります。その内訳については、身体関係が5名で、それから精神的な疾患等が3名と、こんなふうになっております。



○議長(上澤義一君) 次、長期休養者。

 休憩します。

          14時52分 休憩

          14時53分 再開



○議長(上澤義一君) 再開します。



◎総務部長(尾曽幹男君) 休職もしくは療養休暇で8名。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) それが長期休養者なんですね。ありがとうございました。それでもう副市長の方からは先制攻撃で答えていただいたんであれですが、市長の方は本当にこういろいろつきあいの中で、飯田をなんとかしにゃいかんという本当にこの雰囲気というか気迫が伝わってくるんですが、一方ではやっぱり職員との間で大切なコミュニケーション、こういう話し合い、そしてもっと言うと職員の力をどう引きだしていくのかという視点が、若干まだ俺に比べて若さがあるかなというふうに思うんですが、ここら辺はどうでしょうか。

 それと、副市長この間も一生懸命努力されていると思うんですが、やっぱり職員との間でなかなか気持ちが合わない部分もあるんじゃないかという指摘もいただいておりますが、そこら辺は本人は気づかれてこれから改善されていこうとしているのかどうか、ここら辺もう一度ね確認のためにお答えください。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今のコミュニケーションということについてでありますが、これは年頭所感でも私申し上げてきているところでありますが、市役所のやはり職員の皆さんにもこうした厳しい状況下で市民の皆さん方の負託に応えうるような、そうした政策立案能力を高めていくためには、やはり引き続き質的な変革が必要だということ、そしてそのためにはやはり情報処理能力をさらに高める努力をしていただくことや、あるいはその変化に対応したスピード感ある事務事業を遂行していただくこと、あるいは市民の目線に立った行政サービスの不断の見直しと、こうしたことを進めていってほしいと、これは今年の年頭所感でも市政経営の基本方針の中で述べさせていただいております。

 そうした観点、いずれもやはりコミュニケーションを通した意識共有が大事だと考えておりまして、最近私多くの職員の皆さん方と、なかなか時間がこれまでなかったということがあったんですが、お昼を一緒に食べさせてもらうというおでかけランチタイムと勝手に、そう称しておりますが、これを始めております。

 ここでまたいろんな、仕事の話というよりはむしろ日頃思っていることをいろいろお聞きしながら、そうしたことを聞いておりますとやはり職員同士でも最近パソコン、イントラネットの普及でなかなか実際に会話を交わすという機会が少なくなっているというお話をそのときお聞きしまして、実際そういう機会を設ける中で同じ職場を、仲間がどんなことを考えて、どんな生活をしているかということもわかったという話もお聞きしました。そういったところから、だんだんとこの意識共有ということをしていければなと。お昼ですので、あまり仕事の話は止めようという感じで聞いているんですけれど、そんなことをしております。



○議長(上澤義一君) 渡邉副市長。



◎副市長(渡邉嘉蔵君) 就任以来3ヶ月半あまり、もう早いもので経過をしてしまいまして、この間自分なりにいろんな経験をさせていただきましたし、いろいろな思いもございます。

 それはそれといたしまして、とにかくやはり耳を傾ける話を聞くということが非常に大事なことだと自らに今言い聞かせております。喋りすぎるのが私の欠点でございますので反省の毎日でございますけれども、そういうことに心がけてコミュニケーション、意思の疎通ということを図ってまいりたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) なんでこんなことを前段で申し上げてみたかったかというと、やっぱりこれからの市政運営に関して私が今まで感じてきたことを総括的に申し上げますと、やっぱりこの市民のための姿勢をどう貫いていけるのかという2つの観点があると思うんですよね。

 1つは、やっぱり市長、副市長、理事者、この方たちが本当に信頼され、そして信用されていくという、それでその中で自由闊達な職場というのを、職員間同士の話を積み重ねていきながら、信頼関係の中で市政運営を作るということが1つの大きな課題と、一方この昔の公務員像、職員像ですか昔のような、かつてのお役人的発想という、そういうものから今大きく脱皮しております。それだけに新たにやっぱり職員、公務員像もみんなで考えながら見直していただいて本当に市民のための広告として、やっぱり徹底できるような体制、これがあわさったときに初めて本来の素晴らしい市役所、行政運営ができるかなというように思っておるということなんで、あえて前段でこの問題を言わせていただいたということであります。

 いつもの癖で時間がなくなりますから、さっそく本題の方へ入っていきたいなというように思っております。

 まず、市が先行団体となった定住自立圏構想の思いと、その内容、ねらいについて聞いていきたいと思いますが、これは昨日来いろんな角度からいろんな議員さんの質問がありました。たまたま重なる部分もあるかも知れませんけれども、私なりに食らいついていきたい、話をしていきたいというように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 もうこれご案内のとおり定住自立圏構想研究会がまとめた最終報告書が、これ牧野市長も一員というか、これ市レベルでは牧野市長だけだそうですよね、すごいね。一人で参加しているわけですが、そしてこれは決まり総務省に提出されたわけですが、この構想の目指すものはなんなのか、あるいは市長は検討会のメンバーに入って先行団体として指定されたが、この構想の研究、指定を受ける段階の中で飯伊の実態をどうとらえて何を目指そうとしたのかという点について、まず聞いておきたいというように思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 定住自立圏構想につきましては、今議会におきまして多くの議員の皆さん方からご質問をいただいているところでありますが、やはり地方都市が抱えておりますこの少子高齢化、人口減少、そして地域経済の低迷と、こうしたさまざまな社会経済状況の変化、あるいは抱えている課題に対してどういうふうに対応していくかということを考えた場合、もはや全ての市町村がフルセットで生活機能を整備維持していくことは不可能という、そうした認識をまず共有いたしまして、なおかつ地方圏から東京圏への人口流出を抑え、逆に東京圏から地方圏への定住を求める、私が申し上げております人材のサイクル構築と、こうしたことを実現していくための構想という位置づけになっております。

 私としましては飯田下伊那のこの地域の今の状況、すなわち合併するのもなかなか困難な地域、そして広域連合は非常に機能をしている地域と全国から見られておりますが、それでもやはり限界のある分野、そうした分野につきまして合併でも広域連合でもない第三の選択肢として、定住自立圏によりましてこうした広域的な課題にも対応できるような、そういう仕組みを作っていこうと、具体的には中心市と周辺町村がそうした分野において協定を結んで、互いに連携協力を図っていこうと、そういうもので考えられているわけであります。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) 今説明お話をいただいたんですけれども、昨日からの議員や市長の答弁も含めて、私なりにこの定住自立圏構想のねらいとして、その背景はなんだったのかなということをちょっと整理させていただいたんですが、結果的には全ての市町村がそれぞれの、今お話があったように定住にふさわしい機能を持っていくことは難しいんだというのが1つの元にありますね。

 それと、今まで市町村合併やってきた合併が困難な、要するに自立を求めて小さくても輝く町や村でやっていきたいというのが非常に多かったというのが1つ背景があるわけですし、広域連合の役割だけでは解決できないというような話もされておりましたね。

 それと、それこそ今お話がありましたように定住自立圏構想第三の選択肢としてとらえていくんだというような、これがねらいの主なものだというふうに思うんですけれども、じゃあそれで、今までそれじゃどういうことをやってきたのかという過去の経過ですが、これはもうご案内のとおり市町村合併ですよね。そしていろんな形で地方分権だといろんな形で基礎自治体の確立、これにもやっぱり一生懸命やってきたんですが今回のこの、要するに地域を自立していこう、定住圏を作っていこうということを目指して、今までもさまざまな取り組みがされてきたと思うんですよね。ところが、なかなか結果的には地方分権が進まなんだ、そんなことがなかなか上手くできなんだというようなことで、改めて今定住自立圏構想というのが浮上してきておるわけでありまして、今までの過去の歴史や経過をよく見ると、本当にこの定住自立圏構想が期待どおり、展望を持って本当に進んでいくことができるのかどうか、本当にみんなで力を合わせて検証していかないと、もしこれで方向誤ってしまうと取り返しがつかないことになるんではないかなという危惧を持っておるわけでして、そんな観点で何点か関連する問題も含めて、これにかかわる部分の中で質問をさせていただきたいなというように今思っております。

 まず1つによくこれ、端的に言うと道州制の問題ですよね。昨日は議論がありましたが都道府県を廃止して、国の出先機関と統合し全国10程度の団体への再編、これ道州制ですね動きが強まっている中で、この先行的に実態づくりとして定住自立圏構想が組み込まれているのではないかという危惧を持つ私は一人であります。

 その一つの動きとして、広域地方計画というのがありますよね。それと広域経済圏、この動きが今既に始まっておるというようにお聞きをしておるわけですが、国は今まで全国総合計画に代わる全国開発計画、これ全国計画というものですが、これを平成20年度に閣議決定されたということで、そして今年はその具体化として北海道、沖縄を除く全国を8ブロックに分けて広域地方計画が、国土交通省を軸に自治体も巻き込んで策定されることになっておるということを聞いておるわけですが、それともう1つ地方分権改革推進委員会の第二次勧告というものがあって、あわせて国の出先機関の見直しによって多くを地方ブロックごとに、例えば地方振興局だとか地方公務局に統合する提案が現実にされておるというのが並行して進められておるわけですが、そこで道州制つまりこういった道州機能の実態づくりが行われておるというのも事実だと思いますが、これ自治体にもこんな話は届いておるのかどうかということも含めて、これらの動きは承知しているのかどうか。

 定住自立圏とは、昨日来市長は直接関係ないという言い方をされておるわけですが、これとは関連がないと言い切れるのかどうか、ここらの辺はいかがですか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 昨日もその議論をさせていただいたところでありますが、実際に研究会で議論をしていて、この道州制と結びつけた形での議論というふうにはならなかったということは申し上げております。ただちに都道府県の廃止とか、あるいは道州制の導入、あるいはそういったものにつながるというふうに、定住自立圏の構想推進がそうしたものにつながるとは思っていないというものでございます。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) 要するに、市長が参加している研究会この部分では、純粋に定住自立圏構想の動きを中心にやっていくんだということで理解してよろしいということだと思います。

 一方残念ながら今言ったように、残念かどうかわかりませんけれども、そういう周りの状態が総務省との、ほかの省、いろんな関わりの中で、こういった流れの中で道州制と一体化される部分があるということだけに、今市長が言った部分をよく肝に銘じてしっかり守っていただいて、本当にこの地域の定住や自立を促すための、この作業を仕事を中心にこれからも進めていってもらいたいなということを思う一人であります。

 それと、疑っておればきりがないわけですがもう一つ、要するにこれもあわせて今進められておるわけですが、要するに基礎自治体という中で要するに10万から30万人規模を再構築するねらい、これも含まれておるわけですね実際にはね。これも視野に確かに入っていると私は思うんですが、こういった道州制のことで基礎自治体づくりにつながりかねない、これらのことも含めて定住自立圏構想が一定の役割を果たしていく恐れ、危惧も感じられるということですが、こんな点はどうかなということですが、例えば今まで行われてきた平成の大合併も各地で弊害が今起きておりますよね。そして合併特例法の期限もあと1年を残すのみになったということで、これ以上の市町村の合併は難しいと総務省は現実に考え始めて位置づけておるというようにお聞きをしておるわけですが、こうした中で定住自立圏構想の事態を見越した、定住自立圏構想はこうした事態を見越しながら基礎自治体づくりを進める手法の一つになっていくんではないかなという思いがあるわけですが、ご案内のとおり市長は定住自立圏構想研究会の中で、この関連についての話は絶対なかったということですが、これらの一連の話の中で関連はあると僕はどうしても認識したいんですが、これはあくまで俺は大丈夫だと、やっていけるんだということで理解してよろしいのかどうか、この点について再度見解を聞きたいというように思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 第三の選択肢と言っているように合併が困難なそうした地域、なおかつ広域連合でも課題の解決が難しいようなそうした分野ということでございますから、その定住自立圏の協定を結ぶことが、すぐにそうした合併につながっていくということには当然ならないわけであります。

 これは第三の選択肢として、中心市と周辺町村との役割分担を明確にすると、そういう考え方からこの定住自立圏構想は出発しているということだからであります。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) それではもう一つ、角度を変えて道州制に対して今議論、話をしたわけですが、昨年11月に開かれた全国町村長大会は、これ俺でもなかなか言えない「断固反対、合併の強制と道州制」をスローガンに特別決議を行っておりますよね。これらの背景は市としてはどう見ているのか、どう分析しているのか、理由はなんだと思っているのか、これもちょっとお聞かせいただきたいな。市長会の見解はどうなっているのか、市長自身の判断はどうなのか、ここら辺もお聞きをさせてください。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) まず全国町村会の道州制に対する考え方は聞き及んでおりますが、これはもちろん先ほど申したように直接に定住自立圏構想と関係して、そういった話になっているわけではないという認識であります。

 基本的に、この全国市長会の考え方というのもまだ、そうだと私は思っているんですが中身の議論がまだ、区割りの議論は非常に地方制度調査会あるいは自民党内におきましてもされてきているわけですが、中身の議論がまだ全く煮詰まってない中で、この道州制について反対とか賛成とか、そういったことというのはまだまだちょっと時期尚早じゃないかというのが、実際私が感じているところであります。

 これから恐らくその道州制の議論というのは、もっともっと深めて本当にどういうあり方がいいのかということを、この広域行政のあり方というのはどういうやり方がいいのかということを考えていくということではないかと思います。

 ただし、その区割りの話についてだけ申し上げれば昨日も申し上げましたが三遠南信この地域は、もしそうした道州というものの導入になったときには一つの道州の中に入っていくんだというそうした決議はされているわけでありますから、私はそこのところは堅持していくということが基本だろうと思っております。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) 時間の関係で2〜3パスをさせていただきますが、直接結びついた問題について若干議論させていただきますが、定住自立圏構想と広域連合との関係は今後どうなっていくのかということだと思いますが、前段でおっしゃっていたように市町村合併より、この飯田の場合は広域連合を選択したわけですよね、そしてそれが今営まれておるわけですが、私から見ると南信州広域連合というのは特養だとか消防だとか、今環境桐林クリーンセンターですね、こういったものを飯伊の共通課題として、一時は100億円ぐらい持っておったわけでしょ予算をね、それで大きな仕事をしてきたが、この広域連合の役割はもう終わったのかどうか、これをどう変えようとしているのかどうか、広域連合の今後はどうなっていくのか、この点についてお聞かせください。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) まさに広域連合のあり方については、今広域連合議会においても、あるいは広域連合の会議においても、そのあり方が議論されているということだと思います。

 私は、広域連合というのはやはりそうした、今お話があったようなごみの問題、あるいは消防あるいはそのほか広域にわたって共同的な事業をやる、そうしたことについては非常に有効に機能をしているという理解でおります。そうでない分野ですね、なかなか全会一致の合議制に馴染まないような分野においては、これはまた別のやはり考え方が必要になってくると。そうした考え方を、やっぱり定住自立圏のこの構想の中で実現化させていくということが必要なんではないかと思っているわけであります。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) もう一つ、この定住自立圏構想を具体的に進められて、自分が一番注意を払っていかなくてはならないことの中に、飯田市と町村間この関係をどう構築するかということだというふうに思っておりますが、これはあくまで中心都市が中心になって策定していくということですが、町村との対等平等の立場が守られていくのか貫かれていくのかこの点がね。それで町村とは今後どのような手法、手順を使って進めていくのか、この点も非常に大事なことだと思いますが、この点についてどうでしょう。飯田市だけが一人歩きしちゃってもどうしようもない話なんで、そこらの辺どう受け止めておるんでしょう。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 具体的な手順はまた担当部から補足させていただきますが、基本的に協定を結ぶということ、それもこの協定においては両基礎自治体の議会の議決を経て行うということでございますので、そういった意味ではまさに役割分担ということに、その上下関係はないわけでございます。

 中心市は中心市としての機能をしっかりと発揮して、そして周辺の町村は周辺の町村のやはり機能というものをしっかりと持ってもらいながら、どういった形で役割分担をしていくかということが重要だと思うわけであります。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) それとね、ちょっとこれ通告外ですけれども、今日通告しておきました。昨日清水議員からも話があったわけですけれども、副市長の選任の問題について、やっぱり俺も触れておかにゃいかんかなという思いでありますけれども、今までこの定住自立圏の問題を検討する中で、市長がいろんな形で答弁しておったわけですが、その中でこの定住自立圏そのものが国の押しつけではなく、今までのような上意下達ではなく基礎自治体、要するに飯田市が主体的に市民と一緒になって取り組んでいくというのが基本の姿勢なんだということを盛んに強調されておりましたよね。

 それと、やっぱり主体性を力一杯発揮して地域の自立、定住を勝ち取っていく、これを今度の定住自立圏構想を通して貫いていきたいということなら、副市長に上位の、総務省から呼ぶというのはちょっとあわないし、あくまで今まで頑張ってきた職員の中にもおると思います。主体性を貫くというのなら苦労でも何でも、有能な副市長も今現在おるわけですけれども、やっぱり自らの今まで培ってきたやっぱりそういう体制の中かから副市長を選んでいくのが、やっぱり一番筋ではないかなという気がするわけで、そんな選択も一つの選択肢としてあるんではないかなと思うわけですが、これはやっぱり昨日の答弁ではきつかったんですが、これも変わらんわな。その点いかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 何回も申し上げて恐縮なんですけど、本当に今までの国が国策も地域政策も一緒に作っていた時代、今日も伊壷議員からこうした国の政策が本当にその地域にあうのかというようなお話をされていましたよね。そうした、まさにその国の制度にこの地域が合わせていく、そういった考え方でこれまでやってきたことに対して、この定住自立圏というのはまさに制度が地域にあわせていく、そうした考え方でもって国と私たちこの飯田市が一緒になって、この制度を構想するだけでなくてこれから作っていこうということでやってきているわけであります。

 これは、いってみれば私はこの国の考え方も大きく転換していく、まさにそのチャレンジ、これに飯田市がモデルとして、飯田市ならそうしたことができるんじゃないかということで一緒にやっていきましょうという形で、先ほどお褒めの言葉いただきましたけど研究会に入れていただいて構想の部分からかかわると、私が向こうに入れていただいてかかわってきた。今度はこの実践のところについて国の方をパートナーとしてお招きして、そして一緒になってこの実践を考えていきましょう、そして初めてこの定住自立圏というものが名実ともに私はできてくると、形作られてくると思っているところでございます。

 そうした考え方で、やはり私はこれまでも国と一緒になってこの定住自立圏というものを考えてきましたが、やはり一緒になってこれを作っていく、そして飯田がまさに全国の地方都市のモデルになるような、そうした定住自立圏になっていくということが正念場を迎えているこの地域にとっては、やはり私はどうしても必要だと思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) いろいろ議論してきたわけですけれども時間の関係もありますが、やっぱりこの定住自立圏を通して本当に飯田下伊那の皆さん、特に私の場合は飯田ですけれども、これが本当にいい地域を作っていけるのかどうか、これらをぜひねしっかり検証してやっぱり進んでいただきたいなというように思うわけですが、その中でやっぱり基本になるのは基礎自治体の判断で、やっぱり自立した定住ができる地域をどうやったら育んでいけるのかどうか。それと2つ目が、真の意味で地方分権が進み住民自治が構築されていくのかどうか。それと今までのように上意下達、こういう方式でなくて本当に基礎自治体が主体となり、知恵と力を結集して取り組んでいけるのかどうか。

 それと町村との、先ほど話しました対等平等の関係を保っていけることができるのかどうか、こんな点ね町村の連携も含めて本当にここらを、やっぱりしっかり腹に据えてやっていただく必要があるかなというように思っておりまして、そんな点ではね市長の手腕にも期待をしたいというように率直申し上げておきたいなというように思います。

 若干、もし30秒ばかでコメントお願いできますか。俺も最後言わんならんことがあるんで。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今、地方に関する政策のあり方が根本が問われているという、そういった認識は共有していただいたと思っています。私もその、まさに地域政策のあり方の根本をこの定住自立圏でしっかりと変えていきたい、そしてそれを全国にしっかりと示していきたいという、そういった立場でございます。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) 本当にしっかり見定めてね、この定住自立圏構想が将来の飯田市にとって誤りだったということのないようにね、これから大きな課題だけにこれからの飯田市をどう育んでいくのか、左右していく大きな課題だけにね、頑張っていただきたいなというように思います。

 最後に私から一言申し上げたいと思います。先ほど申し上げましたけれども、私も24年の議員生活の中で松沢市長、そして田中市長、そして牧野市長と、それぞれの立場で議会の一員として務めさせていただいてまいりました。特に牧野市長になってからは、理念と共有できる部分も感じられたし不満に思うところもありました。

 私の最も苦しみやりがいのあった活動は、長年かかった治水対策事業であります。今や川路地区を中心にして新たな大地として甦っているということは苦労のしがいがあったかなというように思っております。今後は、1市民として市役所を地域から見ていきたいと思っております。特に川路へ帰っていくと、牧野市長の文句を言うと袋だたきにあいそうな雰囲気でありますけれども、そういう中でも力一杯頑張っていきたいということであります。

 執行者そして職員の皆さん、そして議会の皆さん本当にありがとうございました。終わります。(拍手)



○議長(上澤義一君) 以上で、牧内信臣君の一般質問を終わります。

 会議の途中ですが、ここで暫時休憩といたします。

          15時23分 休憩

          15時35分 再開



○議長(上澤義一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 それでは次の一般質問を行います。

 清水勇君。

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△清水勇



◆3番(清水勇君) むとす市民の会の清水勇です。大先輩の牧内議員さんがしっかりとやられたあとで影が薄いと思いますが、影が濃くなるように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 早いもので、1期4年が過ぎ最後の一般質問になりました。他の議員さん達の協力、多くの市民の皆さんからの提言や協力をいただく中で議員活動が続けてこられました。ありがたいことだと思っております。

 振り返れば、自治基本条例特別委員会で条例制定に関われたこと。その後、全国各地から基本条例の政務調査に来られた議員の皆さんに説明をし多くの交流ができたこと。政務調査では先進事例や現場を見学したこと。また合併した地域も知ることも必要と、上村、南信濃の施設の視察、その際携帯電話2社の通話状況の確認、会派としても幅広く活動をしてきました。

 この間、飯田市においても三遠南信道天龍峡まで開通。リニアは民間主導の早期開通に向けた動き。環境モデル都市、定住自立圏構想などのいろいろな動きがあり、市長や飯田市の積極的な取り組みで全国、国政、地方でも注目を浴びているなど、まさに飯田市は活力ある行政運営をしていると思います。

 現在、経済は大変厳しい状況にあり製造業は深刻な状態です。愛知県や豊田市はトヨタ自動車が赤字になるということは、もう予算確保も並大抵のことではないとも言っております。飯田市も製造業も大変厳しく、特に自動車、家電関連が深刻な状況です。中小零細企業にどう支援をしていくか、現状を把握してどう取り組むべきか対応をお願いしたいと思います。

 一部環境産業、航空機関係、医療機関などはやや明るい方向にあるのではないかと思います。また、農業、生産加工業、商業、お菓子製造業、土建業など雇用の確保に向けて頑張っていただきたいと思いますし、飯田市を支えてもらいたいと思っているこのごろであります。

 いろいろ課題はありますが、今回の質問は中山間地振興計画、天龍峡再生事業、環境モデル都市、保育所入所に関する届け出について質問をいたします。実のある前向きな答弁をお願いします。

 それでは質問席に移り質問をいたします。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) それでは質問に入ります。中山間地域振興計画についてお聞きします。

 先の全員協議会で、中山間地域振興計画の素案の説明がありました。素案の中で、この地域をどうとらえているか説明があります。中山間地域の飯田市に占める割合は人口で約14%、面積で約90%となっており、人口密度は中山間地域外の14分の1となっています。高齢化率は35.6%と、中山間地域外に比べ11.5%も高くなっている。三人に一人が65歳以上と高齢化が進行しています。林野面積については、飯田市全体の林野のうち約65%が中山間地域に存在しており、中山間地域では林野が占める割合が極めて高くなっています。この中山間地域の林野は土砂流出や洪水防止、水源涵養などの国土保全機能や、大気浄化等の環境保全機能など重要な役割を果たしているとともに、貴重な資源としてとらえることができます。

 経営耕作面積では、急峻な地形にもかかわらず市全体の30%を占めており、食糧供給の場として貴重な地域となっております。このように、飯田市における中山間地域の現状を多面的かつ重要な機能を担っていると、この素案ではとらえております。

 この計画は、平成21年度から10ヶ年の計画の中で、それぞれ各地域のまちづくり委員会と協議をしながら進めていくこととしていますが、この素案の中で重点事業として挙げる項目についてお聞きしたいと思います。14項目ほどありますが、その中で行政がリーダーシップをとる、また早急に取り組んでもらいたい何項目かについて質問をいたします。

 まず、地域振興住宅の整備について、どのような取り組みをしていくのかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 澤柳建設部長。



◎建設部長(澤柳孝彦君) 地域振興住宅につきましては今まで若い人たちが、例えば現在の竜東4地区の方からこっちへ出てきちゃうとか、なかなか若者が定住してくれんとか、そういった大きな課題があったわけでございまして、当地には民間の住宅も皆無であるといったようなことから、やはり地域の活性化に資する人たちが定住できるような住宅を供給していこうということで、これにつきましては各地域のまちづくり委員会の皆さんと、どんな方式でこれをやっていったらいいかというのを、昨年来何回も協議を進めてきてまいっているところでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今、大体の大まかな方向性はお聞きしました。前回、全協の中であったかとは思います、説明の中では年間予算の中で大体、7地区ありますから各1棟あたりということで、そういう説明がありました。1地区1棟なのか1地区で複数、例えば要望があるときは予算の中で調整ができて進められるのかをお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 澤柳建設部長。



◎建設部長(澤柳孝彦君) 今年度につきましては5地区の方々とお話をしてきまして、7地区の遠山谷の2地区につきましては今お話し合いをしております。今年度の予算は一応5地区を対象に、それぞれ1地区1棟という計画ではございますが、先ほども申したとおりそれぞれのまちづくり委員会の皆さんとお話をしております。そういったことでございますので、まだどこもこの計画案自体完全に固まっているものでもございませんし、今継続してお話ししているということでございます。

 それで仮定でございますが、そういった地域の状況それから予算執行等の状況によりまして、2棟同時といったこともあり得るのかなと、こんなふうに考えております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) それぞれ要望に応じて、現状に応じてというような形でいただきました。現在千代地区には2棟、上久堅には確か4棟だか5棟市営の住宅がありまして、そこに若い世代、ちょっと私も伺ってみたんですが、やはり子どもが入っているとかそういう市営の住宅があります。現状では、やはり今あるそれらのところがみんな入っていて、やはり子どもも入っている家族がおるということで、やはり今まではこの中山間地域というのは、結婚しても少し親と離れて暮らしたいとか、それこそ竜西の方へ出る、アパートへ暮らす、市営住宅へ入る、また子どもが産まれる、保育園へ入る、小学校へ入学する、そこまでになるとやっぱり自分の持ち家もほしいということで、その地域へ家を建てるという、もう戻ってこないというような形の中で、やはり今までは少なくなってきたと、自分はそういうふうに思っております。

 なぜ、今千代地区、上久堅地区を出したというのは、やはり現状では竜西まで来なくてもそういう施設があれば現状入っている人達がいると。また、小学校や保育園を見ても児童が減って、もう何人かおれば2クラスになるのに2人ばか足りなくて結局1クラスになってしまうというような状況が続いておるわけです。

 先ほど条件によって2棟3棟、またそういう形をいただきました。例えば5棟と言いましたが、この合併特例債とか例えば有利な交付金を使って予算的に条件が、要望があったときに増やしていけるものなのかどうか。なぜかといえば、そういうものを使いながら家賃は飯田市に入ると。そうすると出したものがある程度回収できるわけです。そういう形の中でいくと、予算はプラスアルファができる可能性があるんじゃないかと私は考えておりますが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 21年度につきましては、5棟ということで今予算化をお願いをしておるところでございますけれども、確かに合併特例債等の財源措置はございますけれども、あくまでもこれからのまちづくり委員会の皆さんとの話し合いの中での需要がなければなんとも、これからのことかなと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私は、あえて今回こういうふうに出させていただいているのは、まちづくり委員会の皆さんとかそれぞれいろんな材料を入れて考えていただいて、もし待つような状況になったらその人達はどうするかといったら出てしまうわけです、地元へ残らず。ですから、そういう柔軟性な対応や考えがしていかれるのかどうかという点で、あえてここで質問を出させていただきました。

 ですから、もし今後そういう予算とかそれにかかわらずそういう条件があって、各中山間地からの要望が出た場合には、私はしっかりとした動ける範囲の中でやはり対応していただきたいというような考えで言わせていただきましたので、その点を踏まえて今後検討の課題としていただきたいと思います。

 飯田市の現実では、今いろいろ私も触れてきましたが児童の増える地域では、小学校や保育園、中学校等の増改築が必要でやはりお金はかけております。逆に児童の少ない地域も、人件費はかかるし経費もかかるわけです。極端な言い方をさせていただければ、人口が増える地域を減らす政策、人口が減る地域は増やす政策、これはやはりこの中山間地という目標を立てたときに極端な政策、中身をやっぱり考えていくべきかなというふうに私は考えます。

 抽象的な言い方ですけど、やはりそのぐらいの考えや政策を持って取り組んでもらわないと、この中山間地の問題は解決できないというか止めることができないのではないかなと思いますので、これは私の意見としてとらえていただければ結構だと思いますので、そういうふうにお願いをしたいと思います。

 次に、中山間地の企業誘致事業についてお聞きします。重点項目の中に企業誘致の問題としてうたってありますけれども、企業誘致は大変に難しい問題です。そこで工場用地確保の計画を考えていくべきと思います。土地の確保については、地域だけの問題ではなく行政の問題であり、やっぱり行政が計画をして取り組んでもらっていく必要があると私は考えます。

 例えば、龍江のヒカリパックスの跡地に大和グラビアが来た条件の1つは、三遠南信道が天龍峡まで開通していたこと、また自然環境の良さでした。ですから、三遠南信道の地域振興インターを考慮した上で道路整備、土地利用計画など地域の考えも含んで情報収集しながら、やはり飯田市としてこの企業用地確保という点では、中山間地の土地の安さも考える中で取り組んでいってもらうべきと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) この企業誘致につきましては、今お話があったようにこの私どもの地域にとりまして大変重要な施策と考えております。

 これまでも天龍峡のエコバレー地区、あるいは経塚原等での産業用地におきまして、企業立地を進めていくことができたということでありますし、今お話があったように竜東地区におきましても、そうした企業立地をしていくことができたということで、今後もこうした三遠南信自動車道の開通ということを視野に入れた、企業誘致を検討していくことが必要だろうと思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今の経済状況は大変厳しいものがあります。やはり、今でも飯田市の企業が飯田市の近隣の町や村へ工場を移転してしまったというような状況もありました。やはり道路の問題だとか、それぞれ条件が合わなかったとかという点ではありますが、やはりこの中山間地域はいろいろ、地価も安くそれぞれ安いわけでありますけれども、ただし道路状況があまりよくない。通勤が不便で、製品運搬の大型の輸送トラックもスムーズに通行ができない、こういう点も踏まえると道路整備、またその地域の状況を考えながら、行政がやはり中心になって考えていってもらわなければならないというようなことがあります。

 これは、やはり今のうちから考えながら即対応ができる体制をとっていっていただきたいということで、この工場用地確保については全国でもバブルの時期に確保して、今ではその土地を安く払い下げるとかいろんな問題がありまして、大変難しい問題ではありますけれども、やはりこの中山間地計画の中ではそれぞれの7地区を見据えた上での、そういう用地の確保という点では考えて進んでいただきたいと思います。

 これは、なかなか発表できる問題ではありませんけれども、条件やその他を考えた上で、やはりある程度の地域の人たちと工業課ですか、いろいろ考えながら私は進めていただかなければ、なかなか進まない問題だと考えますので、今後ともしっかりとお願いしたいと思います。

 なぜ今こういう状態でいるかというと、話があってからでは遅いんです。ある程度のところ、やっぱり山、山地だとかそういう形ではないですけど農転かけるのに時間がかかる、またそれからかかると。先ほどの後藤議員さんではありませんけれども、農転にもいろいろあるという形の中でいきますと、やはりある程度想定していただいて、その中へ盛り込んだ考えを進めていただきたいということがありますので、今自分の意見を言っております。この点について意見があるようなら答弁をお願いしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 1つは先ほどお話ありましたように、中山間地の中の三遠南信含めました道路網も入れまして適地、搬入搬出に最も企業の立地としてふさわしいところということで、もう一度中山間地の中、情報収集含めまして検討をしたいと思っております。

 それから厳しい状況でございますので、先ほど環境面でも優れているというお話ありましたが、今やはり全ての業種が厳しいということでもございませんので長く、それから今状況の好調な業種もあるわけでありまして、それが環境面で上手くマッチングできるような企業、あるいは地元で拡張したい企業等々の、そちら側の企業の情報も地元中心に常に情報収集をしながら検討をしてまいりたいということで、21年度そんな予定にしております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) ありがとうございました。ぜひ前向きにいろいろと条件を想定をしながら、何年か先を見据えながらいろいろと進めていっていただきたいと思います。

 この中山間地域計画の他の重点項目については、今後地域づくりの皆さんとか行政と協議をする中で進めていくわけですが、この中で各地区の所長さんが重要な役割を担うと考えております。やはり所長さんは事務、いろいろそこへ参画しながらそれぞれの常に携わるわけですから、この振興政策が実りあるものになるために所長さん達にはご尽力をいただき、十分能力を発揮してもらいたいと思いますが、この点について所長さんをどうとらえているのか、地域づくり・庶務課としてはどのような考えがあるのかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 尾曽総務部長。



◎総務部長(尾曽幹男君) 今お話があったとおりでありまして、それぞれ各地区の所長は本年度策定をしましたこの計画の策定にあたって大きな役割、それぞれ地域の人たちと一緒になって頑張ってきたなと、そのように考えております。

 今後は、この計画が地域の主体性を確保しながら、そして地域の実情に応じたものにするためには、今後ともかく所長の役割というのは私は極めて重要であると、そんなような認識をしております。

 したがいまして、この計画を管理する部署それから実際に事業をする部署、それから所長、ここのところの意思疎通をしっかり行って、計画をしっかりと推進進行してまいりたいと考えております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) そのようにしっかりと進めていっていただきたいと思います。

 中山間地域の問題は、全国の多くの地域で抱えている課題であり、南信州広域連合も例外ではないと思います。今後進められる定住圏自立構想にも、重要な意味を持つと私は考えております。先ほども触れておられた議員さんもおりました。この中山間地振興計画が成功するように、振興計画に沿ってしっかりと取り組みをしてもらいたいと考えますが、そこで市長さんにこの中山間地事業について一言伺いたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 何度も申しておりますが、やはり飯田市の特徴はまさにそうした多様性の1つであります中山間地域が輝く、そして人々がそこで安心して持続的に暮らしていけるということにあると思っております。中山間地域の振興計画は、そうした中山間地を地域の皆さん方と一緒に作っていく、そうした計画にしていければと思うところであります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 市長さんの思い入れもあってこの事業始まったものですから、また今後ともしっかりと取り組みをお願いしたいと思います。

 次に天龍峡再生事業について、再生マネージャーは3月で任期が終わるわけですが、天龍峡再生プログラムに基づいて今再生事業を進めてきたと思います。そこで現況についてお伺いいたします。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) ご案内のとおり金谷地域再生マネージャーにおかれましては、天龍峡と南信州の個性を探り、人と人、心と心を結ぶ地域再生をコンセプトとした天龍峡再生プログラムを、関係する皆さん方、地域の皆さん方と一緒になって心を通わせて策定をしていただいたと思っておりまして、心から敬意と感謝を申し上げるところでございます。

 現在、再生プログラムの中の天龍峡百年再生構想に基づいた取り組みといたしまして、天龍峡百年再生館を起点といたしました、街と森歩きの観光づくりをはじめとして、名勝地の保護活用の面からも遊歩道、トイレ、景観整備などを進めているところであります。

 また、再生に向けました関係者の皆様方自らの取り組みといたしまして、天龍峡昭和乙女の会によります案内やおもてなしの研修、あるいは龍峡小唄の伝承、天龍峡温泉若返りの湯の取り組みなど、関係する皆さんによります活動が進められてきているところでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私もときどき天竜峡方面は行って見ておるわけですけれども、目に見えてやはり手が入っているところも数多くあって、それぞれ取り組んでいただいておるなというふうに思っております。

 金谷マネージャーは昭和の街再生事業に取り組み、街並み再生の成果を出してこられたと考えております。今回観光地再生ということで、大変困難な事業に取り組んでいると思います。再生構想も中長期計画の中で進めておられますが、今後の取り組みについてお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) それでは今後の取り組みでございますけれども、周遊できます遊歩道の整備それから視点場から美しい渓谷が眺められます景観の整備、それから公園、河原降り口、天龍峡ホテル跡地それから駐車場の整備など、再生プログラム保存管理計画に沿って進めていく予定でございます。

 また、今出ました天龍峡昭和乙女の会をはじめといたしました地域の皆さんと一緒になりまして、案内人と歩く天龍峡の観光を形作るとともに、天龍峡百年再生館や、それから温泉交流館を活用とした交流促進事業などを今後も取り組んでまいる予定でございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) ありがとうございました。では私として、今今後の取り組みについて出していただきましたけど何点かお聞きしたいと思います。

 観光地であり第一第二公園、天竜川沿いの針葉樹や竹藪がまだの状態となっております。それと温泉宿舎天竜峡前の森が倒木とかいろいろあって、あそこ歩くところから見るとまだ問題があるのではないか、整備が必要かと思われます。

 次に温泉宿舎の利用について、川路地域づくり委員会では入浴券4千円のうち、一部負担して多くの川路地区の人たちの利用を促す取り組みをしております。これは他の地域の、周りの地域も協力する必要があると考えますし、まだまだ利用が少ないものでありますから、わかりやすい利用方法のパンフレットを作り配布も必要かと考えます。

 また、この温泉館につきましては私独り暮らしや高齢者世帯の車の移動が困難な人や、高齢者サークルの健康教室開催など、多くの市民が利用できるように介護、高齢者福祉の面でも取り組みを考えたらどうかと考えております。

 この件につきましては、わたしも龍江地区4地区ありまして60歳以上の婦人の皆さんが、半年に1回ぐらいずつ何か飯田市の状況や龍江の状況や近隣の状況を話してほしいという形の中で、1地区20人ほど出まして約延べ80人ほどはいるわけでありますけれども、そんなやや元気なお年寄りの皆さんから、「やはり『ほっ湯アップル』はちょっと行くのが恥ずかしいというかあまり行けない」と。ただ、「天龍峡のような宿舎なら行ってお風呂に入ったあとお茶を飲んでゆっくりできる」と、そういう話を聞きました。そういう形の中では、やはり高齢者福祉の面でもあの施設をとらえ、幅広く利用してもらえたらと考えております。

 先ほどの介護いきいきの関係で、延べ1万人云々ということで飯田市全体100いくつあるというようなお話がありました。その龍江、私が話をさせていただいておる60歳以上の婦人の皆さんも、いきいき教室の一環としてという要望がありましたので話をしておるわけでありますけれども、やはり地域の60歳以上の方はこういう要望があって、そういうところへ行ってのんびりしたいという考えがあります。そこで、そういう高齢者福祉の面からも、そういったところへ集まっていただいて高齢者の健康教室なんか、また考える範囲内で使ったらどうかと考えます。

 次に、天龍峡インターの周辺の国の土地利用について、現在川路地区が主体になりましてソバを植えるなどの取り組みをして整備をしております。市として今後具体的な利用方法を考えているのか、この以上3点についてお聞きしたいと思います。

 先ほどの天龍峡温泉宿舎については、介護高齢者の方の意見も聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) まず天龍峡の森林等々の管理ということでございますけれども、名勝天龍峡の管理計画によりまして関係します省庁との協議が、あそこは名勝地の指定とそれから奥三河国定公園の中にございますので協議が必要であるということで、協議をして計画策定をして進めているところでございますが、ご指摘のとおりアカマツ林の松枯れの被害ですとか、それから視点場や遊歩道からの眺望が著しく阻害をしております樹木や、それから竹等の繁茂が課題ということを、その中でも認識しておるところでございます。そういったものの適切な除伐や、それから刈り払い、それから枝打ち等の管理をしていくということで、その整備について対応をしていく予定の計画でございます。

 それから温泉宿舎のPRということでございます。これもPRの仕方にも工夫が必要かと思っているところでございます。万病の湯といわれる県下有数のラドン温泉でございますので、チラシの作成を含めPRに努めてまいりたいと思っております。

 それから、もう1つサービスエリアの予定地でございますが、今ソバの取り組みも行われているということでございますけれども、名勝地の保存管理の先ほどのその観点からでは、名勝の緩衝帯ということでの景観作り、それから情報発信、交流、便益などの機能が、その中で検討されているところでございます。

 いずれにしましても、天龍峡再生プログラムの中にありますように南信州の玄関口ということで、南信州の自然や歴史をイメージできるような整備を、今後関係機関とともに考えてまいりたいと思っているところでございます。



○議長(上澤義一君) 林介護高齢課長。



◎介護高齢課長(林貴美子君) 天龍峡温泉交流館の活用についてでございますが、議員さんのご提案について私の立場といたしましても同じ思いでございます。高齢者の皆さんがつどう場所というのが近くにあるということは、とても嬉しいことだと思います。現在も山本ですとか竜丘地区で地域の皆さんが、高齢者の皆さんのために健康づくりだとか介護予防の教室を開いていただいておりますが、天龍峡温泉は若返りの湯ということですので高齢者にはぴったりだと思います。これから地域のまちづくり委員会や関係の皆さんと連係をしながら、条件が整えばぜひ高齢者の皆さんが利用できるように、一緒に検討をさせていただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今、介護高齢課長からはいいお話が聞けました。私もあそこについては、やはりいろんな意味で使っていっていただきたいと思いますし、やや元気なお年寄りも元気になるんじゃないかと考えておりますので、そういう方向でぜひ使えるように進めていただきたいと思います。

 また、あそこにはマイクロバスがあって、今他へちょっと出ているわけですけれども、そういうお年寄りは足がないわけです。やはりそういうマイクロ等も使いながら検討をしていただきたいと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。

 温泉交流館につきましては、厨房の中も私としてはやはり今の金額で来た人たちが自炊をするという形を見た場合に少し手を入れる、あまりお金をかけなくてもいいんですけれども、例えば床を塗るとか中をもう少し整備した方がいいんじゃないかと考えておりますので、その点来た人たちが快く使えるような形を、もう一回検討してもらいたいと思います。これは私のお願いですので、またその点については検討していただきたいと思います。

 次に、再生マネージャー金谷氏について、今後も観光再生事業を進めるには中長期計画を考慮して進んでいるわけであります。金谷氏の協力が私は必要と思いますが、今後どのように考えていくのかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今お話がありましたように、この天龍峡再生のコンセプトをもとに、これからの事業を推進していくためには関係者と協調しながら事業が進められるような、そうした技能を持った金谷マネージャーの力というのは、やはり必要ではないかという私も議員と同じ考えを持っているところでございます。

 豊後高田まちづくり会社との契約は今年度で終了となるわけでありますが、今後におきましても地域の皆さん方と心を通わせて取り組んでいただいた金谷再生マネージャーには、何らかの形でかかわっていただきたいということを今考えているところでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私も、この天龍峡再生事業が止まることなく、やはり何年先を見ながら進んでいくような形で進めていただきたいと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。

 次に、天龍峡再生道路の整備状況についてお聞きします。時間的な問題がありますので何点かまとめていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 今、かわらんべ上流の方から再生道路が進んできております。その整備状況と今後下流の方、平岩産婦人科とおりながらインターまで通じる道路についての状況をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(上澤義一君) 澤柳建設部長。



◎建設部長(澤柳孝彦君) この天龍峡再生道路事業につきましては、ちょっと若干の変更が出てきました。

 まず1点は、今回のこの再生道路計画はJR東海さんのご協力によって初めてできる事業ということでございまして、ずっとJR東海といろいろな協議をしてまいりました。方線が決まりJR東海さんの用地をいただきながら、あと補償物件こういったものもご協力していただくということで話が進んでまいったんですが、JRの線路の際を道路が通るといったようなことで、そこに電柱とか建物とかそういったものがございまして、協議は詰めておりましたが以外と特別注文で作るとか、いろいろ期間がかかるということがだんだんに煮詰まってまいりまして、その補償物件が移転がちょっと予想外に時間がかかるということでございまして、今鋭意施工中でございます。

 ということで2車線の第1工区、いわゆるかわらんべから県道の天龍峡停車場下平線までの間を平成20年度、年度末の目標としていたわけでございますが、こういった事情により1車線、とにかくバスがかわらんべの方から天竜峡へ来られるようにといったことで、今工事を進めております。

 それで、この完成予定ですがそういったことでちょっと物件の補償に時間がかかりまして、21年度にずれ込むといったようなことでございます。

 その先を2工区と呼んでおりまして、川路のインターを出ますとまっすぐ天龍峡の方に道があいております。そういったランプの形状になっております。これにつきましても地元の皆さんとご協議を進めてまいりまして、大体の方線あるいは地権者の了解を得られてございますので、今後は計画的にこれも進めてまいりたいと、こんなふうに考えております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今2車線で進めておる予定のものが1車線で3月末、それが少しずれ込むということと2車線になるのは平成21年度末ぐらい、そういう形の中で今ありました。それから先線につきましては、今またそれぞれ地元説明も終わったということでありますので、またこの点についても具体的な見通しや期日がわかり次第いただきたいと思います。

 そして、そこに広場というか平岩産婦人科の前に駐車場今現にあります。この駐車場もやはりあそこを整備することによって観光バスが入れることもありますし、今そこのトイレもちょっと使用不能という状態で扱っております。このトイレと駐車場の件についてはどういうふうに考えておられますかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 木下専門幹。



◎天竜峡再生担当専門幹(木下悦夫君) トイレにつきましては、今年度現在工事を進めているところであります。水洗化の工事であります。

 それから駐車場につきましては、再生道路の計画にあわせまして取付道路によって、その駐車場が活かせるような、そんな協議をしつつ進めてまいりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今説明がありましたが、あそこもやはり広場というのも観光バスの大型化が進んでおります。したがって車高の低いバス等もあると思いますので、その点スムーズに出入りができる等も考えていただき、トイレについても1年以上止まっていると思いますので、早急なお願いをしたいと思います。

 次に、環境モデル都市の取り組みについてお聞きします。中島議員さんも質問しておりますので、重複しないようにしていきたいと思います。

 環境モデル都市は地球温暖化対策として、京都議定書目標達成計画の中で低炭素型の都市、地域構造や社会システムの形成について、都市、地域構造や交通システムの抜本的な見直し、エネルギー消費主体間の連携等による社会経済システムの見直し等により、エネルギーの効率的利用を構造的に取り組むことの効果は大きいとし、これらを踏まえて都市、地域固有の条件、課題を前提とした地球温暖化対策の実現に向け、高い目標を掲げて先駆的な取り組みにチャレンジする10都市、地域を環境モデル都市として選定するというようなことの説明がうたってあります。

 先に、飯田市は環境文化都市宣言をし環境政策に取り組んでいると思いますが、環境モデル都市の取り組みはあくまでも地球温暖化対策のみなのか、環境の視点も考えておられるのか、この点ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) モデル都市は、やはり今議員さんおっしゃるようにCO2削減が主体ということになります。あくまでも環境モデル都市はその部分ということになりますので、環境文化都市を作るというのが究極の飯田市の目標と考えております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) なぜここで環境の問題を出したかといいますと、おひさまともりのエネルギーの相互利用という展開の中では、環境視点から木材利用と森林管理の推進についてという形で具体的な取り組みも上げてありますし、間伐材利用、森林整備等の間伐利用をどうするかというようなこともうたっております。私は、環境面から考えると市道、林道近くに間伐材がそのままというのも環境的に問題があると考えましたので、この件を質問いたしました。

 やはり、森林、竹藪整備をしないとCO2の吸収源にも含まれないわけであります。そんな中でこの間伐材の利用また間伐材の減、利用率等も含める中で確認をしたいと思いますので、その点についてお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 環境モデル都市としましての林業の関係事業としまして、間伐材をいかに搬出を多くするかということで、その努力もするところでございますが、さらにそれの利用ということで木質ペレットの利用推進、それから間伐材を含みます地域産材の利用と普及、それから山の都市部との交流というようなことで、環境モデル都市としての山に対する森の事業ということで進めてまいる予定でございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 間伐材を今そのまま置いてあるという状況もあります。やはりそのままでこの事業は、間伐材事業それでいいのかという点についてはいかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 民有林等含めまして、それの今の利用含め、それからそういったものの搬出等は、まずは森林内の道路網の整備というようなことが重要になってくるかと思います。コストの低減、能率向上等々含めて路網の整備、それから高性能の林業の機械等の導入等も検討しながら、今おっしゃられるその放置のものにつきましては、なるべく搬出をしてまいりたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) やはり私は、ちょっとお聞きしましたところ、森林、CO2削減にかかわる問題として切ったものを片づけるというような方向でないと含まれない、それも条件のうちに入っているというようなことをお聞きしました。そんな中で今部長さん言われましたけれども、やはりそういうことがあるのであるならば林道、市道近く、また今後伐採されるときには間伐材をそのまま置くんではなくて再利用、また片づける等も検討して進めていただきたいと思いますが、その点いかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) なかなか間伐そのもの、搬出が一番やはり問題になろうかと思います。環境モデル都市ということでございますので、今のような搬出の最後の利用までということで、今後環境モデル都市具体的な計画の中で検討をしてまいりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) もう1点、環境技術の開発、新エネルギー開発などで地場産業センターの支援協力要請が、例えばそういう企業等からある場合には、具体的にどのように対応していくのかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 粂原産業経済部長。



◎産業経済部長(粂原和代君) 今、農、林、工と共同でクラスター、いろんな連携というものも考えております。いろんなプランにどう各分野が取り組めるかということでございますので、個々そういった事案についても、今各企業ごとのそういったマッチング等々に対しましても、いろんなご意見をお聞きしているところでございますので、また地場産の方でそれが上手く産業として機能していくかどうか、いろんなことにご意見をお聞きしながらやってまいりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) それぞれこの環境、技術開発についていろんな企業等飯田市にもあると思います。そこで、今後もしそういうような要請や研究を一緒にというようなことがありましたら、ぜひ前向きに取り組んでいただいて、地場産センターが有意義に使えるように取り組みをお願いしたいと思います。

 次に、保育所の入所に関する届け出に必要な書類についてという件で質問いたします。

 小学校入学前の幼児教育、今では重要になっていると思います。家庭でできない指導や集団生活など、なくてはならない場となっていると思います。そこで確認します。飯田市では公立、私立保育園、鼎幼稚園に入所するときには、保育所入所申込書が必要とあります。国の指導もあると思いますが、飯田市独自で申込書の簡素化はできないか、子育て支援面からみても考えられないかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) ただいま質問の中でも触れられておりましたとおり、極めて法律に基づいて、つまり家庭において保育ができない子どもを保育することをもって補助金が出ると、こういうことになっておりまして、その基準を満たすか満たさないかをきちんと確認をするための手続きでございまして、今直ちに簡略化することは困難かと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私がちょっとこだわりたいのは、入所の申込書の中に例えば子どもの、お父さんお母さんはいいんですけれども65歳未満の方がいる場合に、その方達の就業証明書というのを確か付けるような感じがあると思います。これが飯田市では65歳未満となっておりますが、私ちょっと調べさせていただきました。秋田市では60歳以下、入所年度中に60歳になる祖父母は除くとあります。それで鹿児島県の鹿屋市これは60歳未満とあります。この点について、これだけでも私は飯田市も省くように取り組んでいただければ相当な家庭に対する、あえておじいさんがそういうものを出さなくてもいいし、60歳から65歳の方というのは、その生活状況によって頻繁に変わりますから、その点簡素化はできないかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 原保健福祉部長。



◎保健福祉部長(原重一君) 議員ご指摘のとおりでございまして、65歳というのは決まっておるものではございません。ただ現実的には、長野県内はほとんどのところが65歳未満、例外的な市町村もありますがという状況でありまして、これも少し課題かなとこんな思うところでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) これ私について、飯田市も市長が子育て支援策として大いに力を入れているところであります。これはもう今期には間に合わないと思いますが、ぜひそういうお堅いことを言わないように飯田市独自の子育て政策を考えていただいた上で、今言った秋田市や鹿屋市の件を検討していただく中でしっかりと取り組んでいただきたいと思います。その点について市長の方の答弁をいただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今お話がありました基準年齢につきましては、少しお時間をいただきまして総合的に検討をさせていただければと思うところでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) ありがとうございました。ちょっと時間的な問題がありましたので、何点も一緒にする中での質問になりましたので、答弁の方も少し考えられたんじゃないかと思いますが、それぞれ私今日お願いしたことは前向きに取り組んでいただいて、やはり速やかに進めていただきたいと思います。その点お願いしまして私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(上澤義一君) 以上で、清水勇君の一般質問を終わります。(拍手)

 それでは次の一般質問を行います。

 佐々木重光君。

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△佐々木重光



◆25番(佐々木重光君) 会派みらいの佐々木重光でございます。本日は大変お疲れだと思いますが、多分私が今日最後だと思いますので、もう少しお時間をいただきたいと思います。私も多分議員最後の質問だと思いますので、そんな点もご配慮をいただければと思います。

 私は、1997年4月に当選させていただきました。以後3期12年間健康で無事務めさせていただきましたことに、心より感謝を申し上げたいと思います。この間にお寄せいただいた激励、支援に対して、市民の皆さんそして同僚議員の皆さん、市長をはじめ市役所の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。12年間は今になって思うと大変短かったかなと、そんな気がするわけであります。

 私は、当選した第1回目の6月議会で一般質問をさせていただいております。それは、1つは市役所周辺の景観がよくない。それから産業振興で、特に人材確保でIターンとかUターンの促進をすべきだ。それから、地区のコミュニティセンター等の多目的使用について質問をさせていただきました。ごらんのように市役所の前の景観もよくなったかなと、そんなふうに思っております。

 以来、毎議会で質問をすることに心がけてきました。最初のキャッチフレーズは「夢づくり、まちづくり」でございました。それともう一つは提案型議員を目指そうと、そういうことで市民の皆さんと約束をしてまいりました。議会活動のテーマは産業振興と環境であります。そういう部分で、多くの点を提案をしてきたつもりであります。

 飯田市は、飯田下伊那の中心都市として順調に発展してきていると思います。今後も大きく発展する要素、可能性が揃っております。環境モデル都市、定住自立圏構想、三遠南信自動車道の開通、リニア新幹線と飯田駅の設置、このような環境の中で未来の都市像を想像するとワクワクするものがございます。

 21世紀は環境の世紀である。環境をキーワードにまちづくり、あるいは産業づくりをと何回も提案させていただきました。それが間違っていなかったことより、より正しかったことがますます明らかになってきておると思います。

 緑のニューディールなるものであります。世界的な金融危機に対する経済刺激策として、環境保全やエネルギー分野への投資を拡大し環境対策と雇用創出、景気浮揚を同時に目指す政策を国連でも各国に働きかけております。

 京都議定書に反対していたアメリカですら風力発電、太陽光発電など、再生可能エネルギーの開発や二酸化炭素排出量の少ない交通システムの整備などを通じて、経済成長や雇用の創出と環境問題解決の両立を目指すと言い出したのであります。日本でも、ただいま検討されておるところでございます。

 もう1つはサブプライムローン問題であります。日本は一番影響力が少ない国だと言っておりましたが実際蓋を開けてみますと、一番影響力の大きかった国であることがハッキリました。日本経済があまりにも輸出主導、あるいはアメリカナイズされすぎていたのではないでしょうか。

 日本経済は、内需振興をおろそかにしてきたことと、賃金を単に労働コストとしてのみ見てきたことであると私は思います。結果、家計所得が小さくなり内需を脆弱にし、日本人の豊かさを浸食しました。この状況は日本人の特に若者の夢を奪い、将来不安を駆り立てる結果となったわけであります。

 もう一度、先日の田中秀征さんの講演で言われた「国内の資産を増やすこと」「人的資産を大切にする」そういう必要性を私も感じております。これらの状況は、飯田市のまちづくりの戦略としても教訓となるのではないかと思います。以上、私が特に感じていることについて申し上げました。

 それでは、質問席に移り市長のまちづくりの方向性について質問をしてまいりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 今回は、同僚議員に時間を譲っていただきまして30分という大変短い時間でありますので、そんな点も配慮してご答弁もいただきたいな、そんなふうに思っております。

 今回の質問は、今前段で述べましたように大きな流れ、そういうのを市長から聞きたい、そういうことで質問をさせていただきたいと思います。それを具体的に具現化することについては、新議員の皆さんに託したいと私は思っております。

 そこで、まず最初にまちづくりの方向性について、これは飯田市のこの方向とか戦略、それはやっぱり持っておるはずでありますし、幾つかは市長の口から聞いておりますが、再度その辺についての考え方をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) この飯田市の方向と戦略についてでありますが、年頭所感あるいは今議会の冒頭のあいさつ、さらには何人かの議員の皆様方のご質問にもお答えしたことにも重なってまいりますが申し上げたいと思います。

 非常に、今私たちのこの地域は地域の将来を左右する、まさに正念場に来ているというそういった認識の下にいるわけであります。議員からもお話があったように大変厳しい経済状況、これをいかに乗り越えていくかというそうした問題。そして構造的に見れば少子高齢化、人口減少という地方都市が抱える大きなこの課題に対しまして、どのような形で対応をしていくかということ。そして、そうはいってもこの地域の将来を見れば三遠南信自動車道やリニア新幹線といった、この地域のまさに飛躍を確かなものにしていく、その手段となりうる公共交通基盤が整備される、そうした道が開ける、そういったところにあると思っています。

 まさに、このピンチをチャンスに変えて次の飛躍を確かなものにしていく布石を今打っていかなければならないという中で、環境モデル都市あるいは定住自立圏の先行実施団体として、国からも注目をしていただいているという、そういった状況ではないかと思います。

 私は、飯田市は固有の歴史の積み重ねの中から、街、産業、そして人が作られてきて、まさに育ってきていると思っております。結いの田というように語源が言われるわけでありますが、その結いの田による協働の力、そして時代時代における人々の努力と知恵によります創業活動が地域を支えてきて幾多の困難を乗り越えてきて、そうした中で多くの人材が輩出してきていると思っております。

 こうしたこの地域の、まさに美しく豊かでゆかしい飯田を、私たちは次の世代にしっかりと引き継いでいく必要があると思っておりまして、そうしたことをしていくためのまさに戦略として第5次基本構想基本計画も位置づけられ、文化経済自立都市という将来像も掲げ、さらに環境文化都市という超長期的な都市像も掲げながら、今飯田づくりを進めていると思っております。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 今、市長から答弁がございました。

 飯田市は今環境文化都市それから経済自立都市と、そういうようなことで言ってやってきたわけでありますが、私は飯田市がやってきたこの環境文化都市というこの理念というのはすごく崇高で、それこそ自慢できる方向だと、そういうふうに私は常々考えておりました。

 つまり、いわゆるまちづくりの基本を環境に置いた、いわゆる21世紀は私は環境の世紀だというふうに何回も言わせていただきましたが、その環境がまちづくりにもなるし、そして産業づくりにもなる、いわゆる環境簡単に言うとお金になる、そういうふうになってきつつあるんじゃないかなと、そんなふうに思うわけであります。そういう意味で、さらにこの環境政策を推進してもらいたいなと、そんなふうに思います。

 それと、続いて環境モデル都市と経済的自立は両立するかということで、これも私は何回もお聞きしておるんですが、巷の風評では牧野市長は経済経済と言っておるけども、環境とかそういうものを軽視しておるんじゃないかと、そういうふうに言われる面もあるんで、あえてここで再度環境と経済というのは両立するかどうか、その辺についての市長の考え方をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 持続可能な地域社会を作っていくためには、今議員のご指摘のようにこの環境と経済というのは大変重要な要素でありまして、どちらも欠くことができないという考え方を持っているところであります。

 そうした考え方の下文化経済自立都市を、基本構想基本計画の将来像として掲げる一方で、この環境文化都市を超長期の将来像として、これを環境文化都市宣言という形で議会の皆様方のご同意をいただいて、そうした取り組みもさせていただいているというものございます。

 そして、またこの1月には環境モデル都市ということで国からも認めていただいたということで、先ほどグリーンニューディールということでお話がありましたが、まさにこの言葉に象徴されるように、これからの産業施策というものは、やはりこの地球温暖化対策というものを無視してやることはできないと思っておりまして、この環境モデル都市は環境というそうした側面と、そしてその環境産業の育成という、そういった側面の両方を持つものになると思っております。

 環境と地域経済を自立させていくことこそ、持続可能な地域社会を作り上げていくことにつながっていくと思うわけであります。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) ぜひ、基本理念として環境を基礎に置いてもらいたいと思います。

 もう一つは、飯田市あるいは伊那谷の夜明けとも言えるこのリニア新幹線、飯田駅実現が現実味を帯びてきたかなと、そんなふうに思うわけでありますが、そのときに飯田市の姿、いわゆる今言うことのほかに大きな変化があるわけでありまして、そのときに市民合意とかそういうことが必要になることがいくつもあると。

 ルート発表になったりしちゃうと土地の買い占めが始まりますし乱開発、そして昨日も東京都20何区とか言っておりましたが、そういうような状況になっていいのかどうかというようなことも含めて都市計画とか景観政策、そういうようなことを早めに作りながら、どういう飯田市にしていくのかという絵を描いていくことが大事ではないかなと、そんなふうに思うわけであります。

 そういう意味で、これリニア駅今から想定しちゃいけませんが私は最後の質問でございますので、まだこれからいろいろ変わると、そういうことも前提に置きながらお答えをいただければと、そんなふうに思っております。

 まず最初に新飯田市計画の考え方、そういうリニアの駅ができた場合にそういうようなことを想定しながら、その辺の考え方があるかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 議員ご指摘のように、このリニアの飯田駅の実現によりまして、まちの姿というものが劇的に変わっていくんじゃないかということが予測されるというのは、そのとおりだと私も思います。

 この都市計画あるいはその他の計画は、この圏域が将来にわたりまして持続可能な圏域となるよう将来構想を組み立て、それを踏まえた上で決定されるべきものと認識しているところでありまして、言ってみれば定住自立圏構想あるいは環境モデル都市も、そうしたものの一環としても位置づけられると思うわけであります。

 駅設置が決定されるということになりますれば、これらを総合的に勘案した計画の構築が必要になるということは私も考えているところであります。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) それから駅設置すると、決定する前にどういうようなことをやっておかなければならないのかとそんなことについて、現在考えられておることについてお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) これまでも、この景観あるいは土地利用につきましては総合的なその計画ということで市全体でも考えてきておりますし、あるいは各地区におきましても考えて、地域の皆さんと一緒になって考えてきているところでありますが、この駅設置に向けた取り組みということになりますと、その実現の暁にはまさに先ほど議員からお話があったように、乱開発になるようなことになってはまずいわけであります。当地域の、先ほど私が申し上げたように、まさに美しくて豊かでゆかしい、そうした飯田というものの本質を見失うことなく、その特性を活かしながらこの地域の資源が浪費されないような、そうした景観あるいは土地利用対策というものを関係する皆さん方、市民の皆さん方と一緒に考えていく必要があると思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 一番は土地利用計画だと思うんですね。今、飯田市には各地区ごとにこの土地利用計画を基本に置いて進めておるわけでありますが、やっぱりその上に駅ができた場合にどういうふうなのかというのは今から準備しておく必要がある。2025年というふうに言われておるわけであります。それから逆算してくると、そんなにその時間があるわけじゃないと私はそういうふうに感じております。

 もう一つ、今人口が飯田市は減少しています。駅ができたときはどうですか、人口減少するんでしょうか増えるんでしょうか、市長。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) まさにその定住自立圏の課題とかにつながっていくと思うんですが、どちらになるかということがまさに勝負なわけでありまして、この駅ができるときに若い人たちが出ていってしまって、そして盆と正月ぐらいに帰ってくればいいやと考えるのか、それともここは素晴らしいところだからここに住んで、そしてここでいろんな首都圏や中京圏とも関係を持ちながら、この地域とともに生活していこうと思うのか、まさにそこが地域にとってのまさに正念場だと言っている所以だと思っております。

 これが定住自立圏を作っていくことによって、若い人たちがこの地域に帰ってきて、そしてここで定住する。そうした地域にしていくことが、このリニアが開通する前にどうしてもやっておかなければいけない、そうした政策になるんではないかと思うわけであります。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 定住自立圏構想次第というお話でございます。私は増えると思っております。10万でおっちゃしょうがないわけで50万くらいか100万か、1千万はちょっとここは無理だと思うんですが、多分50万ぐらいは最低考えてまちづくりをしていかにゃいかんかなと、私はそう思っております。

 それから市民合意ということで私たち、新幹線掛川市へ駅を設置しました。東海道新幹線で市長が100回かつての建設省ですか、そこへ通って新幹線が来たと言われるぐらい通ったようでありますが、それがかないました。その資金を、今のこの飯田駅も言われておるわけですが自前でという話で、どのくらいかかるかまだわかりませんが、そこのときは100億集めました。掛川市が58億、周りの市町村で16億、それから県が35億、そういうことで集めたようであります。それで、市民の皆さんも積極的に参加されて1件で10万という。それから企業も100万とかそれ以上のところありますが、そういうようなお金を集めた。

 それがなぜできたかというと、その市長が言われるには「天のとき、地の利、人の輪」ここは二宮尊徳が生まれたところのようでありまして、いわゆる人の輪それが非常に功を奏した。飯田市もそれに近い体質があって、かつて菊慈童も市民の大変なご協力をいただいて買うことができました。

 そういうような土壌はあるわけでありますが、そういうようなことを含めて市民に早めに紹介していく、そういうことが必要じゃないかと思うんですが、先日定住自立圏で市政懇談会やるような話がございましたが、私はこの万が一駅ができたときには、ここをどうしていくんだというような市民合意というのは、早め早めにやっていくべきだと思うんですが、そんな点についていかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 掛川駅の設置における民間活動というのは、去る2月10日に開催されました三遠南信サミット2009イン遠州の分科会におきまして、掛川商工会議所の会頭からそうした、今佐々木議員からお話があったような励ましの発言もいただいているところでありまして、大いに参考になると私も考えているところであります。

 市といたしましても飯田駅の誘致につきましては、この同盟会をはじめといたします関係機関と連携して、積極的に取り組んでいきたいと考えているところであります。

 当然その誘致を推進する以上、その飯田駅の実現を見据えた準備をしていかなければいけないということで、これはこれまでも答えてきておりますが、来年度の予算におきましてそうした準備のための調査を行っていく、そうした予算を盛らせていただいております。

 また、市政懇談会を含みますあらゆる機会を持ちまして、市民の皆様方にそうした状況を説明させていただいて、協力をお願いしていくことを考えているところでございます。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) まだまだ、今の段階では仮定の段階だと思うんですが時間はそんなにないと、そういうふうに私は考えております。

 以上のような課題というのは、これ山積しておるわけでありますけれどもいわゆる夢のある、今大変厳しい状況ですけれども飯田市にとってはほかの市に、あるいは地区に比べて夢のある課題がまだいっぱいあると、そういうふうに私は理解をしておるところでありますし、それをどういうふうに作り上げていくかという楽しみがあると、私はそういうふうに考えておるわけであります。

 ただここへ来て、先ほども言った定住圏から環境モデル都市から、それから今の状況等いろいろあるわけでありますが、いわゆる詰め込みすぎて消化不良を起こすんじゃないかという私は心配をしております。

 そんなところで、これをやっぱり引っ張っていくのは市長なり市役所のこのリードが必要になると、私はそういうふうに考えるわけでありますが、その辺でそういうようなことを含めてこれからの市政運営のあり方について、市役所の職員に期待することを含めてその辺の考え方をお聞きをしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 先ほどもそうした議論を牧内議員ともさせていただいたところでありますが、やはりこうした厳しい社会経済あるいは財政状況の下で市の職員の皆さんに対しましては、市民からの期待やニーズに応えていくために質的な変化を求めているところであります。

 特に、多様な視点を伴います情報処理能力、あるいは変化に対応したスピード感ある事務処理、事務事業の遂行、市民の目線に立った行政サービスの不断の見直し、こうしたことを年頭所感でも上げさせていただきましたし、またコミュニケーションの重要性というようなことにも言及をさせていただいているところであります。

 基本的には、そうしたことを通しまして今議会におきまして何度も議論させていただいておりますが地域の政策立案能力を高めていく、そしてこの地域の自立ができるような、そうしたまさに議員がおっしゃいます、そのリードができる市役所になっていく、質的に変化していくということが求められると思っております。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 企業でもそうですけれども、その体質というのがございまして、今まである意味で市役所なりそういうのは、国があって県があって市役所があって市民があるという、そういうような流れの中で上から言われたことをまめにこなすと、それから予算を使い切るとか、そういうようなことは得意のはずでありますが、その政策の、新しく発想して物事を解決していくというのはなかなか、私は今までの体質では難しいかなと、そういうふうに思うわけであります。

 そういう意味で、今市長が言われるそういうふうに展開していくには、私は基本的に市役所の職員の皆さんは優秀な皆さんですから、飯田市の中でもと私は思ってます。そういう意味で仕事のやり方というかそういうようなことでは、やっぱりこの人材育成、仕事を通じて人材を育成していく、あるいは基本的にはもう部下にこの点を任せる、そういうようなこととか、それから私が今まで感じておったのは、何しろ定期的にというか替わっていっちゃう、窓口が替わっていっちゃう、やっといいところへ来たなというと、まだどっかへ行っちゃったというような、そういうようなことを見ておると市民から信用されません。

 やっぱり、一つのことを為し遂げて替わっていくと、そういうような基本が必要じゃないかなと、そんなふうに思うわけでありますが、いずれにしてもプロ集団としての自覚を持ってやってもらいたいと、そういうふうに思っておりますが、そんな辺についてご所見があればお聞かせ願います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) おっしゃるように、これからの仕事に関する専門知識あるいは技能というものは、プロの意識を持った職員がそうしたものを備えていくということが必要ではないかと思っております。

 自己啓発の意識を持って、自身の健康管理も一緒に考えながら、プロ意識を持つ職員をいかに育成していくことができるかということが、先ほど申し上げた質的変革ということにかかってくるんではないかと思っているわけであります。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 時間がなくなっちゃいました。

 それで、今まで市長はトップセールスで外廻っておりましたが、やっぱりこれだけの問題が山積していますから、やっぱりもう少し内部へ私は気を配ってほしいな、そんなふうに思っております。

 そこで、最後に一句「環境と文化の薫る結いのまち、自立に向かい民むんとす」これからの市政運営にこういう感覚でやっていただければと、そんなふうに思います。終わります。



○議長(上澤義一君) 以上で、佐々木重光君の一般質問を終わります。(拍手)

 ここでお諮りいたします。

 ただいま一般質問の通告者が4名残っておりますが、本日はこの程度にとどめ延会にしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって本日は、これをもって延会と決定いたしました。

 13日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までにご参集くださいますようにお願いいたします。

 本日は、これをもちまして延会といたします。お疲れ様でございました。

          16時57分 延会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

      平成21年3月12日

         飯田市議会議長   上澤義一

                   矢澤芳文

         署名議員      岩崎和男

         署名議員      熊谷富夫