議事ロックス -地方議会議事録検索-


長野県 飯田市

平成20年  2月 全員協議会 日程単位




平成20年  2月 全員協議会 − 02月28日−01号









平成20年  2月 全員協議会



              飯田市議会全員協議会

              平成20年2月28日

               10時00分 開会

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(上澤義一君) おはようございます。ただいまから全員協議会を開会いたします。

 今年の冬は例年になく寒さが厳しく、また降雪も多く厳しい冬でありました。予報によれば今週末頃から春らしい気候になるのではないかというふうに言われております。第1回定例会も3月4日から始まります。20年度事業の予算も審議をされるわけであります。穏やかで暖かい春の日の光が飯田市に注がれ発展成長できることを期待しております。

 それでは理事者のごあいさつをお願いしたいと思います。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) おはようございます。それでは私から一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

 定例会開会前の大変ご多忙のところ全員協議会を開催いただき、当面する諸課題につきましてご協議いただくことに深く感謝を申し上げる次第であります。

 さて、本日報告、ご協議いただく案件は6件であります。私の方からは3つの案件につきまして申し上げさせていただければと思います。

 まず一般競争入札制度の検討結果についてでありますが、入札制度の改革につきましては昨年4月に庁内で検討委員会を設置いたしまして、検討を重ねてまいったところであります。またその間議会の皆様方にもご報告させていただきながら、また建設業界の皆さん方とも懇談を重ねてまいったところでありますが、一般競争入札の導入につきまして、その概要がまとまりましたので報告をさせていただければと思います。

 ただ、この入札制度の改革というのはこれで終わりということではございません。当然ながら実施をし、そしてその様子を見ながら公正な入札と地元企業の皆様方の育成といった観点から、常に検討を重ねていくということが必要であると考えているところでございます。

 次に、三遠南信地域連携ビジョンについてでありますが、昨年11月に当市で開催いたしました三遠南信サミットin南信州で基本的な考え方、方向性については合意形成が図られたところであります。

 サミットでいただいたご意見や、その後の議会側からのご提言等も踏まえまして、今月26日のビジョン策定委員会におきまして、その推進体制も含め最終確認がなされましたので、そのご報告をさせていただければと思います。

 今後は絵に描いた餅にならないよう、関係機関の皆様方と十分な連携を取りながら事業展開を図ってまいりたいと考えているところであります。

 次に、本年度飯田市中心市街地活性化基本計画を策定してまいり、計画の原案につきましては昨年12月の全員協議会におきまして報告をさせていただいたところであります。その後1月11日から2月12日までパブリックコメントを行いまして、また飯田市中心市街地活性化協会の方からもご意見をいただきましたので、その検討経過について報告をさせていただければと思います。

 なお、本日このあと開催されます策定委員会におきましてご検討をいただきご決定をいただければ速やかに内閣に申請をし、できるかぎり早く認定されるよう努めてまいりたいと考えておるところであります。

 以上、そのほかの案件も含めまして担当から詳細にご説明いたしますので、よろしくご協議の程をお願い申し上げる次第であります。私の方からは以上であります。



○議長(上澤義一君) それでは4の報告事項・協議事項に入ります。

 まずはじめに、一般競争入札制度の検討結果についてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) それでは資料No.1をご覧いただきたいと思います。12月の議会の全員協議会でも報告をさせていただいておりますので、重複する部分につきましては省略をさせていただきまして、本日は制度の運用につきまして中心にご報告をさせていただきたいと思っております。

 はじめに制度の概要をもう一度おさらいといいますか見ていただきたいと思います。Bの基本事項のところでございますけれども、今回導入をするものにつきましては入札参加資格の審査につきまして事前審査方式をとりながら、制限付きの一般競争入札を導入したいということでございます。

 それから低入札価格調査制度をあわせて導入をしたいと考えておりますが、この点につきましては後ほど別のページでご説明をさせていただきます。

 実施の時期は20年の4月1日から施行をしたいということでございます。

 それから対象区分でありますが、原則として設計価格1千万円以上の工事を対象といたします。ただ、緊急性のあるものですとか例外として指名競争入札も併用をしてまいります。

 発注基準につきましては、級別発注標準の区分については現行を基本として進めてまいります。

 それから参加資格の要件でございますが、ちょっとおめくりをいただいて7ページをご覧いただきたいと思います。特に地域要件のところで地元企業の育成という観点から、原則として市内本店にある事業所を対象とした制限付きの一般競争入札を導入したいと考えておるところであります。

 大体この辺がおおよそ今まで報告をしてきた内容でございますけれど、ここでちょっと県内の19市の状況等、この導入の状況についてご報告をさせていただきます。

 ちょっと資料ございませんけれども口頭で申し上げますが、今現在一般競争入札県内19市のうちで12市が導入、または執行をされております。飯田市と同様に20年の4月からというふうに考えておるのが3市でございます。この12市のうちで最低制限価格を設けておるのは5市でございます。

 それから総合評価方式を導入しているところは、まだ19市ではございません。今現在は長野市が検討といいますか執行に向けて準備中という情報は入っておりますけれど、総合評価方式を導入している市はございません。そのような状況になっておりまして、飯田市も20年4月から施行をしてまいりたいということでございます。

 それでは制度の運用といいますか流れをご説明をしたいと思いますので、4ページをお開きをいただきたいと思います。

 具体的に、一般競争入札をどのように進めていくかという部分をご説明をさせていただきます。

 まず1番でありますけれども、入札参加資格の要件を決定をいただくということで、業者選定審査委員会におきまして一つ一つの案件毎にどういう参加資格の要件を設けるか。例えば市内の本店業者のみで行けるのか。あるいは技術者が、どういう要件の技術者が必要なのかという部分をきちんと要件を定めていくことになります。これは一般競争入札の場合は全て公告でもって入札の案件を発表することになりますので、その公告内容をきちんと業者選定審査委員会で決定していくということがまず第一であります。

 そのあとの入札の執行手順でありますけれど、ホームページであるいは業者の新聞等でまず公告をいたします。入札の参加の受付をいたします。ここで入札参加資格について事前審査を行います。ここの部分が事前審査方式という部分でありまして、ここでもって幾つの業者、あるいはどの業者が入札に参加されるかを把握をすることになります。結果の通知を差し上げながら、その下段の(2)の設計図書の閲覧というふうに動いてまいります。

 この設計図書の閲覧からにつきましては、現行の指名競争入札の入札制度とほぼ同じ動きで進んでまいります。

 設計図書の閲覧をし、質疑の期間を設けてその質疑について回答をしという形で進んでまいりまして入札が行われます。

 入札につきましては、現行と同様に市役所庁内の会議室でもってお集まりをいただいて行っていくという方法をとりたいと考えております。

 この入札のあと開札をし、改札が後ほど申し上げます低入札の関係に当たるかどうかについて次の5ページの方になります。当初定めた低入札価格の基準価格よりも下回った札があったような場合には保留を宣言をして、そこから低入札の調査に入っていくという、そういう流れになってまいります。

 そのあとは、仮にこの調査が行われた場合にはその最低価格を入れた業者と契約をするかしないかの判断をされていくことになっております。

 それから、その低入札価格調査制度について8ページをおご覧をいただきたいと思います。

 公の入札制度としてダンピングの防止ですとか、あるいは品質を確保するということはとても大切なことでありますので、そのためにこの低入札価格調査制度を同時に併用をしていきたいということであります。

 調査基準価格を設定するわけでありますけれども、調査基準価格については国土交通省モデルの基準価格の算定方法をそのまま取り入れていきたいと考えております。

 その基準価格を下回る応札があった場合に、その下に書いてあります基準に合わせて調査を行っていくということでありますけれども、その調査項目について(2)のところに?から?まで書いてありますけれど、その入札をしていただいた金額、それから入札内訳書をまずは見ながら、その金額が適正に積算をされたものか、あるいはその金額できちっと履行がされるかどうか。あるいはその労務者に対してのきちんとした賃金が支払われる、そういう計画があるかどうかという部分について必要な部分については聴取をし、資料を提出をいただいて調査をいたします。

 こういう形で、その金額でもきちんと履行がされるであろうということが判断したときには、その最低の札を入れた業者と契約をすることになります。

 その下の4番でありますけれど、そういう契約をする場合にきちっと品質を確保していくために、通常とは少し違う契約をすることを予定をしております。

 それにつきましては、例えば契約補償等を通常よりも多めにする。あるいは前払い金の特約を設ける等々のことをしていきたいと考えております。

 それから何よりも大切なのは、きちっと施工を確保するという意味で現場の管理監督、それから私どもの検査等々につきましても、通常よりもきちっと検査をしていくことが大事かなということを考えておりまして、この部分の体制も強化をしていきたいと考えております。

 それから業界の皆さんからも懇談の中で強い要望が出されております1点が、総合評価方式についてでございます。先ほど総合評価方式について県内19市については、まだ実施をしているところはないと申し上げました。

 この件につきましては私どもも重要な課題だと思っておりますし、それから最終的な目標は総合評価方式で、金額のみならずきちんと品質が確保できるような評価の基準を設けていくことが大事だと思っております。

 そういう意味で、業界の皆さんとも懇談の中で申し上げておりますのは、4月当初導入はできませんがきちんとデータを蓄積する中で体制を整備しながら、そういう方向へ進んでいきたいということが今の一番の今後の課題かなと思っております。

 それからもう1点報告をさせていただきますが、電子入札につきましてはまだこれも導入の状況にございませんけれども、その前段で設計図書の電子的な公開、公開といいますか公表といいますか、その部分につきまして私どもの方でCDに設計図書を焼いて、それをコピーをしていただくとかという、そういう便宜を図るようなそういう電子的な提供につきまして、この3月からでも状況が整い次第そういう工事について導入をして試行をしていきたいと考えております。

 以上、概要運用について申し上げましたけれども、ぜひご理解をいただいて4月から、また状況についてはその都度報告をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上であります。



○議長(上澤義一君) ただいま説明をいただきました。

 ご質疑ご意見がございましたら、お出しをいただきたいと思います。

 原和世君。



◆21番(原和世君) この入札制度についてなんですけれども、実は2月4日に飯田市の建設業クラブの総会があって、これは市長以下各部長そして常任委員長も呼ばれていく会なんですけれども、そこで同席した関係者、業者の関係者からお話があったんですが、実はこの入札制度について問題があるというような発言があるんですね。あんまり上手くないというような話があって、それはどういうことかということもお聞きしたんですが、そのときには伺いきれなかったんですけれども、そういう意見があるということも初めてそこでわかったんです、知ったんですが、この入札制度を導入するにあたって、いわゆるそういった飯田市における業界の皆さんそれから関係者の皆さんとの意見交換の中で、どのような指摘があったのか。またそれに対してどのような説明なり理解活動をしたのか、その点をまずお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 昨年の6月に、まずは建設業クラブの役員の皆様に検討を始めるということをご提示をして検討委員会の方で検討を進めてきました。それから8月の末に検討の中間ということで、どんなことを考えているかということで検討状況について懇談を持ちました。それから1月の末にも検討の最終の状況についても懇談をさせていただきました。

 先ほども少し触れましたが、業界の皆さんが一般競争入札を導入することについての反対があるということはないというふうに思っております。ただ、一般競争入札の導入はそういう流れなんですけれども、先ほど申しました総合評価落札方式をぜひ導入をして欲しいということが言われております。

 国とか県が先に進めております一般競争入札の中で、非常に業界の皆さんの言い分は非常に苦労をしているのでそういうところを、言い面を取り上げて早く総合評価落札方式を導入して欲しいということが強く言われております。

 その件につきましては、先ほども申し上げましたけれども総合評価落札方式は、金額と同時にきちんと履行が確保できるような評価を行うということでございますので、私どもにまだいろいろなデータの蓄積ですとか評価をする体制が整っておりませんので、その点についてはできるだけ早い時期に検討を進めて導入について再度協議をさせていただくということで、私どもとしてはそういうことで改めて20年度以降についても検討を重ねていきましょうということで、業界の皆さんと話が整っていると思っております。



○議長(上澤義一君) 原和世君。



◆21番(原和世君) 何回か経過を経て検討されてきたということはよくわかりましたが、もう1点その中でどういった事業者の皆さんから代表者の皆さんからご意見があったのか、要望があったのか。それもちょっと話してもらえるといいのかなと思います。それをお願いしておきます。

 それから、ようは建設業もこの地域の大事な産業であるわけでありますから、当然育成もしたりしていかなければいけないわけでありますし、支援もしていかなければいけないと思っております。

 そうしますと、今回のこの入札制度が地域の関係者の皆さんにとってベストとはいかなくてもベターなものというふうに理解されているのかどうか、そんな点についてもどのように評価しておられるのかをお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 入札制度の改革につきましては、国や県からも非常に強い要請がございまして、一般競争入札についてはできるだけ早期に実施をして欲しいと。それから総合評価方式についても体制が整うところから進めていくようにという、これは努力義務というような形で示されてきておりますので、今回実施をいたします一般競争入札制度については、もう本当に全国的な公共の調達としては一般的な流れだというふうに思っております。

 それから企業の育成という面では、先ほども申し上げましたけれども地域要件につきまして、市内に本店のある業者を限定をするということ。それから今後参入をされてくるかもしれません。そういう業者につきましては3年間は市内本店ではなくて営業所扱いとして3年間の様子を見るというような、そういうことも考えておりますので、そういう面では地元の企業の育成という面では十分に配慮をしておるという、そういうふうに考えております。



○議長(上澤義一君) 原和世君。



◆21番(原和世君) 質問にちゃんと答えていただきたいと思いますが、いわゆるそういった打ち合わせ、会合をする中で、協議をする中でどういったご意見があったのかということをお聞きしました。それを答えてないんでお答願いたいと思いますが、いわゆるこの制度が本当にこの地域の建設業、それに関わる関係する皆さんにとって本当に評価されているのかどうか、その点もまだお答いただいてないんでお願いしたいと思います。

 それからもう1点は、総合評価方式を導入するということがおっしゃられましたけれども、そのことでいわゆる公平公正もそうでしょうけれども、いわゆる妥当であるというところが本当に補完できるのかどうかについても改めてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(上澤義一君) 3点について答弁をお願いします。

 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 失礼しました。はじめに地元企業の皆さんがどう考えておられるかという、感想といいますかそういうことでありますけれど、全部4回懇談を持ちましたけれども、最後まで一番要望が強かったのは先ほど申し上げました総合評価落札方式をできるだけ早くということと、それから最低制限価格を設けて欲しいということでございました。

 最低制限価格についての考え方でありますけれど、先ほど申しましたように導入につきましては低入札価格調査制度でもってダンピングの防止、あるいは品質の確保について調査をしていきたいということでお答をしてきております。

 最低制限価格につきましては、先ほども申し上げましたけれども今現在12市が一般競争入札をやっておりますけれど、最低制限価格を導入されているのは5市であります。その価格についても公表をしていない市の方が多い状況であります。そういう中で私どもとしましては市内の業者に限った工事の一般競争入札でございますので、最低制限価格というよりはきちっと調査をする体制でまずは臨んでいきたい。それから4月以降の入札の様子を見ながらこの点については検討をしていきたいというふうにお答をしてきたところでございます。

 それ以外につきまして、この入札制度についての要望といいますかそういう点につきましては、飯田市独自でのやり方ではなくて国や県のいいところを取りながら業界が生き残っていけるような、そういう入札制度にしていっていただきたいということは強く言われております。

 そういう面では、4月以降の様子を見ながら随時といいますか、業界の皆さんとの懇談については重ねていきましょうということになっております。

 それから総合評価方式がどのように担保できるのかということでありますけれど、総合評価落札方式は金額以外の面でその企業の皆さんの地域貢献度ですとか、あるいはきちっとした工事が施工できるような体制があるかどうかという部分が評価をされていくわけですけれども、そういうことでそういう細かなデータの蓄積、それからデータベースの作成という部分がまだ不十分でありますので、そういうところをきちんとしていけば総合評価方式というのは落札業者を決定していく面ではいい制度かなというふうに思っておるところであります。以上でよろしいかと思いますがよろしくお願いします。



○議長(上澤義一君) ほかにご質疑ございませんか。

 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 一般競争入札を取り入れるということは、やっぱり世論、世の中の流れであろうと思います。私もそのとおりだと思うんですが、ここから先言うとまた取り消せと言われると困るんですが、それは何でかといったらやっぱり官製談合だとか業者間の談合だとかという、そういうのが報道だとかワイドショーだとかというところで取り上げられた結果、やっぱり改善という方向で当然入ってきたものであろうと思います。

 ただ業者の皆さん今も、私も業者の立場よくわかるんですが、何を一番業者の皆さん恐れておるかというと、田中県政の時代に猛烈なたたき合いになっちゃった。ダンピングも壮烈なものでしたと記憶しております。特に測量の関係の予定は40%を割るくらいな価格で落札するという。長野県中を飛んでいったという業者がたくさんあったということは聞いております。

 そんなところで最低価格、特にそういうものを評価して、私は評価するんですが、制度の見直しというのを、見直します。特に役所関係は見直しますと言っておいていつまでかという時間を切らないのが常のような感じがするんです。やっぱり制度を入れたらお互いに生きていくためです、改善をしていくということは大事なことですが、時間を切って見直していくという方向は考えていないんでしょうか、そこらの点は1点いかがですか。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 今の見直しという点では、この低入札価格調査制度それから4月以降の入札の執行の率ですとか、そういうものを見ながら当面は目安として半年くらいデータを積み上げて、その半年後ぐらいに検討をしたいというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) いきなり2カ月3カ月で見直せというのもいかがかと思いますが、やっぱりデータが必要だろうと思います。ただ半年後にデータが集まったところで公表をしてやってほしいと思います。やっぱり物事改革をするときはやっぱり傷みを伴うことは事実です。ですからそれをどうしても柔らかくしていくにはその都度情報公開やっぱり必要であろうと私は思うんです。こんな点が良くないよ、あまり指導という言葉がいいのかどうかということがあるんですが、建設業界の皆さんも特にそうですが、私は経験上本当にご苦労を願っておるわけです。災害時黙ってきて一緒なって地域を守っていただいておるという点を見たときに、あまりにも安けりゃいいんだという考え方、特に市民の皆さんそういうふうに感じる方おると思いますが、安けりゃいいということになると先日の大報道になります。餃子の事件と一緒になっちゃって、ぜひそういうことも踏まえて育成をしてやっていただきたいという要望をいたします。

 もう1点落札について、結果報告というものが大事になってこようかと思います。価格についても公表できるのかどうかということについて、いかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 結果の報告についてでございますけれども、予定価格それから落札金額、落札率については全て事後公表でもってホームページで公表を考えております。

 それから先ほどの半年のデータの公表についてということがございましたけれども、半年間のデータを整理をした上で検討をし、そのデータの公表とそれから検討内容につきましては議会の皆さん、それから業界との懇談等について予定をしていきたいと思っております。



○議長(上澤義一君) ほかに。後藤修三君。



◆2番(後藤修三君) 一例といたしまして、飯田市の近隣町村でA級のライセンスを持っておる業者が名目だけを飯田市内に置いてそういった、実際はやってないんだけど名目だけで入札の参加資格ができるのかどうかということを1点お伺いします。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) ご質問はこれから市外の業者の皆さんがそういうことがあったときにということでよろしいでしょうか。

 先ほど少し触れましたけれども、今現在飯田市内に本店のある業者を対象としてスタートをしたいというふうに思っております。今後そのように市外から飯田市へ本店を移してこられる業者の方あるかもしれませんが、そのときから3年間については本店扱いはしないというふうに考えております。

 それから、その本店であるかどうかにつきましては、そこに本当に本店の機能としてそこできちっと業務が遂行できるかどうかという体制があるかどうかについては、現地調査も含めて調査をしていく予定でございます。



○議長(上澤義一君) ほかに、清水勇君。



◆3番(清水勇君) 競争入札という点で、積算内容にちょっと関わってくると思いますので、3点ほどお聞きしたいと思います。

 例えば指名競争入札の場合で、現行で約低額のものでも30社ほど指名して入札しておられると思いますが、やはり30社集まるという中では事務費だとか人件費だとか、お互いにいろいろムダが現行でかかっているんじゃないかと。例えば10社ほど絞れれば、地域性等も考えてそういう経費削減にお互いになると思うんですが、そこら辺30社ほど指名している理由をまず1点は伺いたいと思います。先ほど電子入札の件も出ておりましたが、そこら辺をお伺いできればと思います。

 2点目につきまして分切について伺いますが、国の指導では分切をしないようにという指導はあるとは思いますが、例えば市の公共補助事業であるとか土木、水道、下水事業等に分切をしているのかどうか。また、しているということであれば理由をお聞かせ願いたいと思います。

 あと3点目として、積算見積もりの場合に資材単価についていろいろ今後問題になってくると思いますし、現行も原油高において資材の単価高騰等があると思います。国の方では半月に一度ぐらい見直しをされているようなことを伺ったんですが、市の方の今の現状とどのくらいの間隔で資材単価を検討されているのか、まずその3点をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 最初に、今の現行の指名の業者の数についてのご質問がございましたけれども、一般競争入札を導入しようというのは今回でありますが、今までも飯田市におきましてはできるだけ指名競争入札の中でも、競争原理が働いて公正な入札ができるようにということで、指名をする業者の数については多くしてきた経過がございます。

 それは確かに業者の皆さんにつきましては経費の部分があるかもしれませんけれども、できるだけ公平にまた公正に多くの機会を与えていく、それから競争を働かせるという意味で、業者の数を多くしてきたということでございます。

 それから分切ということについてご質問でありますけれど、分切という形で予定価格を決定をしているということではございません。ただ、設計基準につきましても国庫補助事業、それから市内の方でやっている事業いろいろございますけれども、そういう中で県の基準あるいは国の基準等と照らして、その設計額が全てではないということで予定価格を調整をしているということはございます。

 ですけれども、そういうことが一口に言う分切ということになるかどうかということについては、それは違うと思っております。

 それから資材単価についてでございますけれど、今現在におきましても各建設担当のところでは国、あるいは県の方で使っている積算のもの、あるいは単価表、それらを大筋は使いながら設計をしております。その中では資材単価につきましても一定期間で見直しがされておりますので、それに基づいて飯田市も積算をしておるということになるかと思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) まず資材単価の件につきましては、国県の設計基準によって一定ということは、なからそういう国県がある期間でやっていればやっているということですね。例えば半月だとかそういう。わかりました。

 あと、2点目の分切についてお聞きしたのは、今そう言われるようなことあると思いますが、例えば積算においてもう工事規模だとか資材だとか人件費だとか、この低入札価格の中でも書いてあるとおりだと思うんですが、ある程度出せば金額出てきますよね。県や国の方もたぶんある程度今の状況でいくと今いうような基本のもの入れれば出てくると思うんです。やはりそうやったときに入札とのかけ離れが出る可能性があったときに、分切という言葉がどうかはわかりませんけど、それをやったときにやはり業者との食い違いがそこで出るんじゃないかと思うんです。ですからそれが出ないようにするためには、今のそういうものをしない方向でいけば積算価格とあう可能性も出てきます。今の世の中はそれぞれの基本を入れれば。ですからちょっとそこらをお聞きしたので、もしそういう点があれば、改善というか今後において見直しをお願いしたいということであります。

 あと1点目の、確かに公平公正の面で30社ほどというのあると思うんですが、やはり30社、決まればいいですけど30社も何回もとか、そういうときにおいて通達経費だとか業者においてもやはりこういう時代ですからコストダウンをやっておるわけです。そういう中で30社集めて何回かという形と、市の方としてもやはり30社に同じ文章を出したりするのも経費の削減にならないんじゃないかと、そういうことも踏まえましてやっぱりランク別だとか、例えば工事においては地域別、それで少なくできるようなことであれば、そういう点も考えてもらえればと、そういうような業者からの要望も多分出ていると思うんです懇談会の中では。

 ですからいろいろとそういうことも含める形の中で、私は確かに公平公正の面では多く入った方がそれはそれで誰に対しても言葉としてはあると思うんですが、お互いのコストダウンとかそういうことに関してはぜひちょっと考えていただきたいなということと、先ほど申されました電子入札整い次第早くということになれば、そういう形に持っていった方がいいんじゃないかと、そういうことも思いますのでぜひそこら辺のところを検討をお願いしたいと思います。以上です。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) まず設計積算にかかる部分でありますけれども、今回一般競争入札の導入もあわせてですが、入札のおりに入札の額にあわせた内訳書を提出していただくことになります。そういたしますと私どもがお示しをする設計の図書の中で、例えば基準にあわないような見積もりを使ったですとか、そういう部分についてもきちっとわかるような形で、設計図書をわかりやすくしていくということが私どもの方でも必要かというふうに思っておりますので、そういう面では建設部分もあわせていろいろな基準がありますけれども公表をわかりやすく、それから見積もりがしやすいような形の公表についても一生懸命検討をしておるところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私も最終的には飯田市としても飯田市株式会社というような点で、いろんな課とかそういうことも含めて改革それぞれされておると思います。ですからやはりコスト削減につながるような、どんなことでもやはり取り組めれることは取り組み、業者の方もコストに関しては今の世の中の現状コストについては削減で頑張っておると思いますので、やはりお互いにコスト削減については今後とも努力をしていっていただきたいと、それをお願いして質問を終わりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 要望でございますので、お聞き取りいただきたいと思います。

 ほかに、新井信一郎君。



◆5番(新井信一郎君) 公共工事、以前は非常に悪と言われたような時代もありました。最近になりまして油のお話から始まりまして、非常に地方自治体道路の大切さ改めて感じておる方々非常に多くなってきたのかなと感じております。

 そういった中で、我々の市もこういった入札制度を取り組みされるわけでございますが業者サイドの方は非常に、いかに安くできるか頑張るという部分見えてまいります。そうしてまいりますと別紙の8ページ適正な施行の確保の部分で言わさせていただきますと、発注者側の管理体制強化を図りますとうたってあるんですが、そのあたりの具体的な対策はどのように立てられるんでしょうかお聞きします。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 今までの各工事につきましては、施工課の中で業者側の現場代理人との調整を取りながら施工管理をしてきたというふうに思っておりますし、最終的には完成の報告が出た中で現場の検査等も行ってきております。

 この8ページに書いてございますのは、低入札の基準価格よりも下回って応札があったときに、その金額でもって契約をしたという場合には、もう少し現場とのやりとりですとか、それから現場の管理、調査等については回数を増やすなり体制を強化するなりで、きちんと履行を確保していくという意味で書いてございます。

 具体的に体制的にどこを強化するとかということについては、まだ具体的なことは考えておりませんけれども、それぞれの部署がございますのでどのような形で全体として監督や検査体制を作っていくかについては、まだ少し時間をいただきたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 新井信一郎君。



◆5番(新井信一郎君) この場合は低入札ということになりますが、実際は現場と確認する部署、役所ですね発注者、それとの意思疎通がしっかりできなければいいものはできないと思います。

 そういったところの観点から見ますと、今物件自体も非常に少なくはなってきておるかと思うんですが実際現場を回れる、またそれを管理できる職員、市役所の、そのあたりの確保ということ自体から見ますと、本当に隅々まで見ていけれるのかな、その辺どのようにお考えでしょうか。



○議長(上澤義一君) 長沼総務部長。



◎総務部長(長沼弘明君) 難しいご質問でございますけれど、私どもとしては適正な検査体制が現在できているんではないかというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 新井信一郎君。



◆5番(新井信一郎君) 確かに今おっしゃられるようにしっかりやられておるということですが、全ての部分を業者ばかりにぶつけてくるのはいかがなものかな、それが正しい本当にこの地域の特色ある技術を持った業者さん達の育成につながるのかなどうなのかな。お互いに同じレベルの経験を持った皆様方とともにものを作り上げていくということも大切な観点だと私は感じます。

 ですから、さまざまな職員さんいらっしゃいますが最新の技術を持った、知識を持ったそういう職員、役所の職員を育てるという意味も含めて、今後このような新しい制度に取り組んでいっていただきたい、そのように要望をいたします。



○議長(上澤義一君) 要望でありますが答弁はございませんか。

 そういう要望でございますので、お聞き取りをいただきたいと思います。

 ほかにございませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ、一般競争入札制度の検討結果についてはお聞きをしておくということにいたします。

 次に、第4次飯田市男女共同参画計画(案)についてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 稲吉男女共同参画課長。



◎男女共同参画課長(稲吉憲一君) それでは第4次の飯田市男女共同参画計画(案)につきましてご説明をいたします。資料No.2をご用意いただきたいと思います。

 現在第3次の飯田市男女共同参画計画、これが平成15年から本年19年度まで、これに基づきまして男女共同参画推進事業に取り組んでおるところでございますが、計画期間が満了いたしますので飯田市男女共同参画推進条例第11条に基づきまして、次期の計画を策定をするものでございます。

 平成18年7月、第4次の計画策定につきましての基本方針を庁内確認をいたしましたあと策定作業を進めてまいりまして、このほど計画案としてまとまってまいりましたのでその内容につきましてご説明いたします。

 ここで若干の経過を申し上げますと、一昨年の7月に計画策定の確認をいたしましたあと、第4次計画策定の基礎資料にいたすための市民意識調査、それから企業実態調査を実施をいたしたところでございまして、調査結果につきましては全員協議会の方にご報告申し上げたところでございます。

 平成18年12月には男女共同参画推進委員会におきまして、第3次計画の実施状況の検証、それから評価を実施をいたしました。平成19年度に入りまして第4次計画につきまして、男女共同参画推進委員会それから男女共同参画計画庁内推進委員会に意見を伺いまして、7月素案としてまとめたところであります。

 その後手続きを経たのち、昨年11月15日から12月14日にかけましてパブリックコメントを実施をいたしまして、このたび計画案としてまとまったものであります。

 それでは、まず計画の概要につきましてご説明いたします。お手元に概要版と全部載っております本書ございますが、本書の方でご説明をさせていただきたいと思います。

 第4次の計画案につきましては、第3次計画の基本内容を継続をするとともに、基本構想それから基本計画との関わりを明らかにいたしまして、また条例に定められました基本理念それから基本的施策に基づいた内容で再編成をしてございます。

 飯田市男女共同参画推進条例の男女共同参画に対します、あらゆる場面の教育の重要性、それから男女共同参画に積極的に取り組んでおられます事業者、それから市民団体を表彰できると、こういうようなことを新しく項目として加えてございます。

 それでは内容につきましてご説明いたします。

 まず表紙でございますが、表紙の部分計画の名称についてでございます。これにつきましても市民の皆さんからご意見をいただいたところでありますがご意見がございませんでしたので、この部分につきましては飯田市男女共同参画推進委員会で検討をいたしまして、第3次計画の成果であります条例制定を足がかりとして、さらに第4次では多様な人材活用によります地域の活性化や働きやすい職場環境の促進などを積極的に進めると、こういう意味合いで「ともに進める21いいだプラン」こういうふうにいたしました。

 続いて目次をご覧いただきたいと思いますが、組み立てにつきましては第1章計画の概要、それから2章計画の詳細、第3章資料とこんなふうに3つにしてございます。

 続きまして1ページ第1章の計画の概要、次の2ページでございますが趣旨につきましては下段の丸印のところにございます。男女共同参画が「まちづくりの鍵となる」といたしております。計画が条例第11条に定めます男女共同参画の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本的な計画でございまして、第5次飯田市基本構想基本計画の「共に歩む社会づくりの推進」この施策に沿うものであることを位置づけてございます。

 3ページへまいります。計画の目的につきましては、男女共同参画社会の実現でございます。

 計画の期間、平成20年度から平成24年度までの5ヶ年間。

 計画の位置づけでございますが、条例第11条に定めます男女共同参画の推進に関する施策を、総合的かつ計画的に推進するための基本的な計画で、第5次飯田市基本構想基本計画を上位計画としまして、基本構想基本計画の政策「地育力によるこころ豊かな人づくり」のうち、「共に歩む社会づくりの推進」の施策に沿うものでございます。

 また、策定に当たりまして市民、事業者、それから教育関係者の意思が反映されるよう飯田市男女共同参画推進委員会の関わりを明記してございます。

 4ページへまいります。基本理念につきましては条例第3条にございます7つの理念でございます。

 続いて基本課題は4つでございます。第3次の計画の中では基本目標というような表現で出しておりましたけれども、基本構想基本計画の中に基本目標というような表現もございまして、紛らわしいというようなご指摘いただきまして、その部分課題というふうにしてございます。「意識づくり」「社会環境づくり」「性の尊重」「推進体制の充実」とこの4つでございます。

 次に、計画の体系と重点についてでございますが、計画体系につきましては6ページ7ページのフローでお示しをしてございます。まず基本構想基本計画を位置づけをいたしまして、下段に関連政策施策との連携を表示いたしてございます。

 4つの基本課題、7つの具体的課題、20の課題解決の方向、このように体系付けてございます。基本課題をさらに具体的課題に整理をいたしまして、それぞれの問題解決の方向を示してございます。

 問題解決の方向のうち7の「働きやすい職場環境整備及び仕事と家庭の両立支援」それから10の「各種審議会等委員及び地域自治組織への女性の参画推進」この2つを重点的に取り組むことといたしてございます。

 働きやすい職場環境整備及び仕事と家庭の両立支援では、事業者へ職場環境整備の働きかけをいたします。また各種審議会等委員及び地域自治組織への女性の参画促進では、特に昨年4月スタートしておりますが地域自治組織への女性参画の促進に重点を置いてまいります。

 9ページから計画の詳細についてございます。10ページ基本課題では、男女の人権が尊重され、誰もが自分の個性と能力を十分発揮できる男女共同参画社会の形成を目指し、意識づくりのための学習教育啓発の充実を掲げまして、12、13ページで具体的課題と課題解決の方法と具体的行動を示し、どこで担当するか、その担当課と関連の施策を示しましわかりやすくしております。

 学校や家庭での男女の人権尊重、男女平等の意識が進んではおりますけれども、まだ十分とは言えませんし、地域や職場ではまだまだ問題も多いわけでございます。学習や啓発が必要でございまして、その取り組みを進めてまいらなければならないと、こんなことであります。

 14ページ基本的課題の?でございますが、「男女がともに参画できる社会環境づくり」では、男女が社会の対等な構成員として共同参画しその利益を受けるとともに、家庭や地域の責任を互いに分かち合う男女共同参画社会の形成を目指します。

 女性の多くが働いておりまして、職場での男女差が依然としてございます。また女性が働き続けることが難しい現状もあるわけでございます。家庭や地域での男女共同参画、地域、職場での女性の参画、それから登用についても取り組みが必要でございます。

 18ページ以降につきましては、これらについての取り組みを示してございます。

 具体的課題3「男女がともに働きやすい職場環境の整備促進」では先ほど申しました7番「働きやすい職場環境の整備及び仕事と家庭の両立支援」を重点的に取り組む事項といたしまして、事業者への働きかけそれから男女共同参画の推進に関します取り組みを積極的に行っていると認められます事業者の表彰を行います。

 19ページ具体的課題4「家庭、地域での男女共同参画促進」では子育て支援の充実。男女共同参画の推進に関します取り組みを積極的に行っていると認められる市民団体等の表彰等にも取り組んでまいります。

 20ページ具体的課題5でございますが、「政策立案・方針決定の場への女性の参画促進」各種審議会等委員及び地域自治組織への女性の参画促進を重点的に取り組む事業として働きかけます。

 22ページ基本的課題?でございますが、「性が尊重され健やかに暮らせる社会づくり」では、男女が互いに思いやり、対等なパートナーとしてつきあえる男女共同参画社会の形成を目指します。女性の健康支援、それから男女間の暴力根絶に取り組むところであります。

 続いて25ページ基本課題?でございますが、「男女共同参画推進体制の充実」では、男女共同参画の意義が正しく理解され、誰もが自分の意思と能力に応じ、さまざまな場へ参画することができる男女共同参画社会の形成を目指します。行政、市民、事業者及び教育関係者が協働して取り組みを進めます。

 続いて28ページでございますが、計画の進捗状況を把握する指標といたしまして、11の項目を上げたところでございます。

 3次の計画の中では指標として1項目でございました。成果の指標を作ることによってその進捗状況を明らかにしていくと、こういうことで11項目を上げたところであります。市民やそれから企業アンケート等からの目標値を設定をいたしております。

 続いて29ページから条例、用語解説を資料として添付してございます。

 この条例の飯田らしさと、こういう特徴でございますけれども、まちづくりの鍵となる男女共同参画の位置づけ。それから重点の取り組みとしまして地域での政策立案、方針決定への女性の参画推進、また本計画が市民の手作りによりましてまとめられてまいりました。こんなような経過も飯田市の特徴かと、こんなふうに思います。以上でございます。



○議長(上澤義一君) ただいま説明をいただきました。

 ご質疑、ご意見がありましたらお出しをいただきたいと思います。

 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 今度の第4次の計画、参画計画の中で最重点として上げられておりますけれども、その中で働きやすい職場環境の整備及び家庭の両立支援についてというのがあります。

 私考えたときに、今この少子化社会が大変問題になっているわけですけれども、その理由の1つに女性がやっぱり子育てをしながら働き続けるという、こういう環境が十分でないということがあるというふうに思っております。それは、ここで言われております職場環境と家庭を支えていく環境という2つの面があるというふうに思いますけれども、後者であります家庭を支えていくという部分については、一定介護保険制度とかそれから園児とか児童に対する社会的なサービス、こういうものが拡充をされておりまして環境改善というのは進んでおるというふうに思います。これは社会の進歩として大変、一定認められるところですけれども、もう一つの方の働きやすい環境の整備についてですけれども、ここの部分がなかなか改善をされない、進まないというように思っております。

 行政として今回重点的に取り組んでいくということですけれども、この内容を見させていただきましたがもう少し具体的にこの点でどのような、指導といいますか事業が取り組まれるのかというのを、そしてこの中の計画の中にどう反映されていくのかという部分でお聞きをしたいなというふうに思います。



○議長(上澤義一君) 稲吉男女共同参画課長。



◎男女共同参画課長(稲吉憲一君) ご質問でございます。確かに事業者の皆さんの取り組みが非常に重要でございまして、現在もなかなか夫が夜勤で家庭に帰れないと、子育てもできないというような現状を聞くわけでございます。こういう意味でやっぱり事業者、企業の皆さんにもご理解をいただく、男女共同参画につきまして十分なご理解をいただくと、こういうのが必要でございます。

 これも非常に地道な取り組みかと思います。意識を改革していただくということが一番大切ではないかなと。国の制度も変わりつつございますが、まず事業者の皆さんの考え方、そういうものを変えていただくと。こういう取り組みをこの計画の中で、特に事業所の方に出向き、また資料提供するという中で一緒に考えていくとこういうことで取り組んでまいります。



○議長(上澤義一君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 行政としてはその程度かなと、今の段階ではということだというふうに思うんですけれども、最重点としてやっていくにはあまりにもちょっと残念だなという部分もあります。

 確かに法律の中で、例えば育児介護休業法とかそれから次世代育成支援対策推進法とか、このようなものがあって業者に対しても事業者に対しても計画策定などの義務を与えられているんですけれども、実際問題として例えば中小業者の皆さんに、この法律に沿ってやれというのは非常に無理なわけです。そして働いている人もそのことはよく重々わかっているんだけど、なかなかその権利はあるが行使ができないというような状況だというふうに実際は思うんです。

 そこのところで、やっぱりもう一歩行政が支援のための事業、施策というものを持つべきではないかと。これ1自治体では大変厳しいことだと思うんですけれども、その辺のところは考えられないかというのが1点と、それから19年度に表彰規定に沿った表彰を1団体、1事業者に行ったというようなことも進行管理表かなんかに載っておりましたが、その点どのような取り組みの評価がされて表彰になったのかという点と、どのような形で公表されたのかという点についてお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 稲吉男女共同参画課長。



◎男女共同参画課長(稲吉憲一君) まず表彰につきましてでございますが、表彰につきましては本年度表彰をいたしたいと、こういうことで自薦他薦で募集をいたしましたけれども対象のものがございました。ということで残念ながらできませんでした。20年度からスタートしますこの新しい計画の中で積極的に推薦をいただくような、自薦でもよろしいということでございますのでその辺啓蒙してまいりたいと、こんなふうに思っております。

 それから事業者との取り組みということでございます。これにつきましてもこの計画の中では私ども担当のところで推進をするというスタンスばかりではございませんで多くの関連する各課、各部の取り組みこそが重要になってまいりまして、この子育て支援やそれから職場支援という中では、市の基本構想基本計画の中でもそれぞれの担当のところの施策、事業、こういうものを関連づけながら発展をさせていきたいと、こんなふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 伊壷敏子さん。



◆20番(伊壷敏子君) 産業支援課というところも担当課に入っております。市長についてもぜひそういう皆さんと接する機会が非常に多いと思いますので、ぜひそのことも常々訴えていただきたいなというふうに思います。

 最後にもう一つだけ、基本課題の3の具体的課題6のところですけれども、生涯を通じた女性の健康支援と男女間の暴力根絶、これは俗に言うリプロダクティブ・ヘルス/ライツという問題だというふうに思うんですけれども、このところで関連施策に書かれております、ページで言うと23ページにありますが、担当課はこの担当課でいいと思うんですけれども、例えば関連施策が非常にこういう対象ではないなというふうに思います。どうしてかといいますと、やっぱりこれは1点やっぱり成人の人たちが対象になってくるものじゃないかと思うんです。

 私これ提案したいんですけれども、また子育て支援との関連で例えば保健課のパパママ教室とか公民館の乳幼児教育支援、こういう中で取り組みまして男性も含めたこういう内容の事業というのが大事じゃないかというふうに思います。そしてまた被害者になった場合について、緊急措置をとれるようなそういう知識も必要ではないかと思うので、この辺やっぱり施策の中に加えていただきたいなというように要望をいたしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 要望でございますが、お聞き取りをいただきたいと思います。

 ほかにございませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ、第4次飯田市男女共同参画計画(案)については、お聞きをしておくことといたします。

 次に、三遠南信地域連携ビジョンについてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 小林企画課長。



◎企画課長(小林正春君) それでは、三遠南信地域連携ビジョンについてご報告させていただきます。本日の資料No.3をお願いいたします。

 三遠南信地域連携ビジョンにつきましては、昨年11月15日に行われました三遠南信サミットにおいて基本合意されたことは、先ほど市長も挨拶で触れさせていただいたとおりでございます。

 内容につきまして、1月21日の全員協議会をはじめ何回かのご説明をさせていただいた経過がございますし、議会からのご意見もいただいてまいりました。

 一昨日実施されました三遠南信地域連携ビジョンの検討委員会におきまして、本日配布させていただきました内容で最終案ということで確認されましたので、報告という形で説明をさせていただきます。

 本日につきましては、新たに整理された内容及び当地域に深く関連すると判断される事項を中心に、再確認の部分も含めまして順次ご説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず3ページ第1章をお開きいただきたいと思いますが、「三遠南信地域連携ビジョンの目的」ということで整理されておりまして、ここでは道州制や国土形成計画など、県境を越える地域づくり制度へのアピールをはじめ5つの目的で構成され、地域の枠組みへの対応、県境を越えた地域連携や地域づくりが具体的な目的として整理されております。

 続きまして5ページをお願いいたしたいと思いますが、このビジョンの目標とする期間でございますが概ね10年間といたしております。

 続いて6ページから22ページにかけまして、第2章「三遠南信地域のポテンシャル」ということで、圏域の自然歴史文化経済など実態の整理がされておりまして、このうち8ページをお開きいただきたいと思いますが、ここでは特に当地域に深く関わります天竜川に関連しての自然環境等のことが触れられ、9ページでは民俗芸能のこと、続いて10ページでございますが都市地域と中山間地域の暮らしぶりということでございます。

 13ページから「産業の集積」に関して記載をされております。

 少しおめくりいただきまして17ページまでお開きいただきたいと思いますが、当地域の重要な課題でございます基盤整備のことでございますが、三遠南信自動車道それからそのページの最下段の行のところにございますリニア中央新幹線の駅の設置について触れられております。

 少し飛ばさせていただきまして、第3章23ページでございますが「三遠南信地域の目指すべき地域像」ということでございますが、前段の圏域のポテンシャルを踏まえる中でテーマを具体的に掲げさせていただいております。「三遠南信250万流域都市圏の創造−世界につながる日本の中央回廊−」をサブテーマとして位置づけております。

 少しおめくりいただきまして27ページでございますが、具体的に当地域が三遠南信の圏域の中での位置づけということで、3番の「高原新定住圏」という形の中で、具体的に3つの県のそれぞれの圏域が連携しながら、中山間地域においても重要な役割を果たすという位置づけで整理をされております。

 続きまして29ページ以下の第4章では、「連携事業の方針とイメージ」ということで整理をさせていただいておりますが、29ページは全体の体系図を示させていただいております。テーマから政策の基本方針、それから推進方針、主要な施策という形でそれぞれが連携しながら組み立てを構成させていただいております。

 30ページをお願いしたいと思いますが、「三遠南信地域のゲートウェイの基盤整備」における事業イメージといたしまして、具体的に三遠南信自動車道及びリニア中央新幹線飯田駅の誘致が具体的に示されておりまして、?の「高原新定住圏の基盤整備」においては、具体的な名称として青崩峠道路についても触れられております。

 31ページでございますが、中山間地域の情報基盤整備と県境を越える情報共有化によってさらに連携を深めたいという、そういう整理がされております。

 続いて32、33ページの関係では、持続発展的な産業集積を形成するという目的を持ちまして「広域的な産業連携活動の推進」「特徴ある産業クラスターの形成」さらには「県境を越える大学・研究機関の連携」等を整理させていただいております。

 続いて34ページ35ページは「塩の道エコミュージアムの形成」という形で、地域の文化、歴史的な整理をする中で35ページの?のところでは「三遠南信地域のファンづくり」ということも具体的にうたわれまして、三遠南信のアンテナショップの開設というような内容も盛り込まれてきております。

 続きまして36ページ37ページの関係でございますが、ここも当地域に深く関わりを持つ基本方針になろうかと思いますが、「中山間地域を活かす流域モデルの形成」ということで、特に?の事業イメージの中には森林資源の有効活用の中で、間伐などの森林整備や鳥獣害対策に関連した事業イメージの追加をさせていただいてきておるところでございます。

 続きまして38、39ページでございますが、基本方針の5ということで広域連携に関係しまして、医療・福祉、教育、多文化共生、防災体制など当地域に直接関わる内容が盛られておりまして、このうち?教育の連携の中で事業イメージの中で、子どもの交流という形でセカンドスクールについて当地域から提案もこの中に盛り込みをさせていただいたところでございます。

 続きまして、40ページから重点プロジェクトの政策の基本方針ということでございますが、具体的に基盤整備に関わりまして三遠南信自動車道の整備促進、それからリニア中央新幹線の早期実現と飯田駅設置を明記させていただいて、41ページの1番で三遠南信自動車道の具体的な方向づけを、また42ページの?でございますが、リニア中央新幹線の早期実現と飯田駅設置を新たに重点プロジェクトとして具体的に位置づけまして、方向づけを確認をさせていただいております。

 これにつきましては検討委員会ののち新聞報道等もございましたのですが、当初本ビジョンの中ではリニア中央新幹線につきましては将来の国土幹線の構想という位置づけの中で、あまり具体的ではなかった部分がございますが、JR東海の2025年度の営業運転の開始表明を受けまして、検討委員会等の中でも実現度合いが高いとする判断に至りましたところで今回搭載を決定させていただいたところでございます。

 また飯田駅の設置につきましては、当初ビジョンの中では南信州に駅を設置するという内容で盛り込まれておりましたが、JR東海の表明もあわせまして当地域の期成同盟会、当初からの目的といたしまして飯田駅設置ということがうたわれておりまして、その部分を修正させて飯田駅設置という具体的な内容にさせていただいております。

 おめくりいただきまして、46、47ページの関係でございますが「塩の道エコミュージアムの形成」では、?番のところで鉄道の有効活用を具体的な位置づけの中でJR飯田線の活用を整理させていただいております。

 また、47ページの?でございますが「三遠南信アンテナショップの開設」ということで、三遠南信地域のファンづくりに向けてそういった具体的な活動を進めていくということで、この部分についても議会側からのご意見もいただく中で、推進主体とその活動の中に農林水産団体等という表現も加えさせていただいております。

 おめくりいただきまして48ページ49ページの関係では流域モデルの形成ということで、やはり当地域の健全な水、物質循環等の重要性を整理させていただき、49ページでは中山間地域を活かす流域モデルの形成の具体的な方向の一つとして全体として天竜川を、特に48ページの関係ですが天竜川を強く意識した形で整理をした内容になっております。

 続いて、少しおめくりをいただきまして第6章「三遠南信地域連携ビジョンの推進体制」ということで、これについては以前にお示しさせていただいた内容から大きくは変わっておりません。若干の字句の訂正があるとおりでございますが、三遠南信地域連携ビジョンの推進をどうするかということで一番大きな課題にもなる部分かと思いますが、その推進会議略称SENAがその推進主体して活動していくことを確認をいたしたところでございます。

 ビジョンにつきましては、以上再確認の意味も含めまして若干くどい点もございましたが、検討委員会の最終合意を受けましてご説明をさせていただきました。

 なお、今後のビジョンの推進を含めた取り扱いの日程等でございますが、これから本ビジョン策定に関わりました3つの圏域の各自治体、商工団体等から文書で確認のいわゆる決済をいただきまして、本年度中に最終的な形で整えたいということで予定をいたしております。

 また今後の周知の方法の1つといたしまして、本年5月に豊橋市において三圏域の首長それから商工会議所会頭さん等お集まりいただいて、トップ会談という形を持って具体的な推進のキックオフを計画しておるところです。

 それからビジョンの3圏域全体の周知に関しまして、構成いたします市町村それから商工団体の情報誌、構成市町村においては各広報を活用して統一した情報を提供したいということで計画をしておりますし、飯田市といたしましてはさらに地域自治組織等の要請に応じながら、きめ細かな周知活動を計画してまいりたいということで考えております。

 前段で市長のあいさつにもありましたが、このビジョンをどのように推進するかが重要なポイントになろうかと思いますが、今後とも飯田市それから南信州広域連合全体の課題として、さらに議会の皆様とも一体的な取り組みの中で本ビジョンが実のあるものになればということで考えております。以上で説明を終わらさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(上澤義一君) ただいま説明をいただきました。

 ご質疑、ご意見がありましたらお出しいただきたいと思います。

 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) リニアの件で飯田駅設置と、そういうことでここで明言しておるわけでありますが、これは私たちもそれが悲願でございます。しかし山梨県や岐阜県の方は問題ないんですが、長野県内においては他地区との調整とかいろいろなことがまだ残っておるんじゃないかなと思うんですが、まだ連合長というか市長の立場でも明言はまだしてないんじゃないかなと思っておりますが、その辺この関係、こういうふうにはっきりうたってそっちの方の問題はないのかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 小林企画課長。



◎企画課長(小林正春君) 先ほどご説明させていただく中でも申しましたけれど、リニアの飯田駅設置については飯伊地区の期成同盟会の中でも、当初から飯田駅設置という形で具体的な方針として取り組んでまいりました。

 その内容については、県内のルートがどのような形になろうとしても飯田に駅が欲しいという思いのことはずっと継続してまいったという状況でございます。それで長野県もしくは県下のほかの地域との調整ということですが、基本的にはやはりBルートであれCルートであれ飯田駅設置というのがこの地域の強い思いであるということで、具体的な中で整理をさせていただいておりますが、やはりこれからの調整につきましては、やはり現在は県の協議会の一員としての取り組みもございますので、粛々と一体的な取り組みをしていきたいということでございますが、三遠南信地域連携ビジョンの中ではやはりリニア中央新幹線がこの南信州圏域を通るということで、ぜひ飯田駅を設置ということで整理をさせていただいておるということでございます。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 他の地区にしっかりご理解いただいて、スムーズにそういうふうに物事が運んでいくようにご努力をお願いしたいと思います。



○議長(上澤義一君) ほかにご質問ございませんか。

 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) 本当に基本的な部分でちょっと聞いておきたいと思いますけれども、もちろんこの三遠南信ビジョンということで、奥三河、遠州、南信州、この3地区が連携をさらに強めて人の交流、経済の交流、全ての文化の交流、全ての交流をこれから進めていくということだろうというふうに思います。

 そんな点でも今までも進めてきましたし、これからも進めていくだろうというように思うわけですけれども、3ページに書いてある部分で要するに道州制に関連をして三遠南信サミットin東三河において、三遠南信地域を分割することなく一つの道州になることを求める決議を全会一致で採択したというくだりがありますね。これはまず何を意味することなのか、この道州制との絡んだ基本的な考えですね、これをちょっと聞かせてください。



○議長(上澤義一君) 小林企画課長。



◎企画課長(小林正春君) 東三河のサミットで合意形成されましたベースになりますのは、中経連が道州制の方向の中でやはり長野県という枠も、やはり北関東ではなくて中部圏という一体の中で取り組んだ方がいいだろうという方向性の確認等の中で具体的な、今後の取り組みについてはともかくとして、やはり国の方針としても国土形成計画の中で中部圏の位置づけの中での組み立ての中は長野県も加わっているという状況も含めまして、やっぱり三遠南信地域の3つの圏域が一体的な取り組みを進めるという意味合いの中で、道州制の枠組みもやはりそういった今までの歴史文化的な経過、それから経済的な状況も踏まえながらそんな方向がいいだろうということで確認されたというように認識しております。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) ようするに三遠南信地域を分割することなく一つの道州になることを求めるということですが、ちょっと今の答弁ではまだ漠然として上手く理解できないわけですが、それじゃ具体的にこの南信州地域はどういう方向でこれからこの道州制に絡んで進んでいくのかということを、具体的にちょっと示していただきたいなというように思います。



○議長(上澤義一君) 小林企画課長。



◎企画課長(小林正春君) そこに整理いただいておるのは、三河のサミットでそういう合意形成をしたということでございますが、一つには現在国の方で示されている道州制の枠組みの中で長野県は北関東という位置づけもあります。そういった形の中でいろんな議論が出てくるところはございますが方向とすれば東三河それから遠州、南信州を分割しないということは同じ道州制の枠組みの中に入っていくということですので、それはぜひ長野県も含めた形での対応ができれば一つの姿かなということかと思っております。



○議長(上澤義一君) 牧内信臣君。



◆29番(牧内信臣君) この検討委員会には県も入っていますね。県の代表の方も。検討委員会というかこれに関する検討委員会の名簿という中に県も入っていますね。

 ということで、そういういろんなこれからもこの問題が意味合いがある、非常に深い内容のものになろうかというふうに思うんですけれども、この部分について県、この南信州地域のこういった考え、行動に対して県そのものは今のところどのような対応、考えを示されておられるのでしょうか。



○議長(上澤義一君) 尾曽企画部長。



◎企画部長(尾曽幹男君) 道州制の論議でありますけれど、これはまだ国の方からそういう区割り案というのが出されておる段階でありますから、今までも市長申し上げておるとおりに、その区割りが今先行しておるような状況で、あっちだこっちだという問題じゃなくてどういう方向で、今までの歴史だとか文化それらをベースにしながらどういう道州制がいいのか、また道州制度なになのかというところをもう少しみんなで検討をして方向性を見定めていこうというのがスタンスでありますから、そういう方向に立つと三遠南信地域が今までも交流連携を進めてきましたから、また歴史的なつながりもあるとすれば、そういった方向での一つの方向として、そういった地域がまとまった同じ道州制の方向に行くというのが一つの流れとしてはあるんだろうと、そういうことでそういう方向でこれからも検討をしていったらどうでしょうかという、そういう提案をいたしましてこういう形に現在なっているということであります。

 したがいまして県の、長野県をどうする云々という、そういう論議じゃなくて私どもというのは歴史的なことを含めると、そういう方向がいいんではないかということをお示しをしたということでありますから、県云々ということについてはあまり論議にはなっておりません。



○議長(上澤義一君) そのほかございませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ、三遠南信地域連携ビジョンについてはお聞きをしておくということにいたします。

 次に、地域公共交通改善の方針についてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 倉田都市・地域計画課長。



◎都市・地域計画課長(倉田俊文君) 地域公共交通改善の方針についてご説明いたします。資料No.5をご覧ください。1枚の紙でございますのでお願いいたします。

 信南交通株式会社が概ね2年後を目処に路線バス事業から撤退するという表明がありましたことは、既に報道などを通じてご存じかと思いますが、本日はその撤退表明の内容と今後の当市の取り組みの方針についてご報告とご説明をいたします。恐れ入りますがまず資料の裏側をご覧いただきたいと思います。

 この表は、去る1月8日の日に市長に対して撤退表明がありましたときに、信南交通株式会社から配布いただきました資料でございます。上段の1の駒場線から12の阿南線までが信南交通が直接運行をしております路線でございまして、今回の撤退表明の対象となる路線でございます。

 なお、1の駒場線から5の昼神年金センター線までの5路線が、一括して駒場線と我々が総称している路線でございますのでお願いします。

 下段でございますが、市町村が信南交通に委託しております路線でございまして、この下段は今回の撤退表明の対象路線ではございません。

 なお、遠山郷線ですけれども飯田駅から和田車庫までの路線ですけれども、上段11の遠山郷線と下段9の遠山郷線とに分けて記載されておりますが、この路線は飯田市の委託路線ではなくて飯田市が運行補助をしている信南交通の路線でございます。この遠山郷線のうち飯田駅から程野間だけを上段11の廃止路線に記述してあることにつきまして信南交通に確認しましたところ、上段11の遠山郷線の飯田駅から程野間についても撤退の意思がないということでございましたので、上段11の遠山郷線は下段の撤退対象外の路線としてご覧いただきたいと思います。

 撤退の主な理由でございますけれども、昨今の規制緩和によりまして主な収入源であります自動車道を利用した高速路線バスの収入の増加が今後は見込めないこと。原油高による運行経費の増大によりまして従来から赤字路線でありました路線バス事業の穴埋めが今後は厳しくなる見込みであることということでございました。

 恐れ入りますが資料の表をご覧ください。飯田市としましては昨年から地域公共交通改善市民会議を立ち上げまして、当地域の特性にあった公共交通のあり方を検討してまいりましたが、この撤退表明を受けまして今後の基本的な方針を改めて確認することといたしました。

 前置きが長くなりましたけれども1の検討主体でございますが、引き続き市民、事業者、行政の連携によります地域公共交通改善市民会議によりまして検討を進め、関係町村や広域連合との連係を図りながら進めてまいりたいと考えております。

 検討に当たっての基本方針は、(1)としまして市民の社会参加、地域振興、福祉、地球温暖化などの環境対策などを目的に公共交通の確保を市の責務としまして、公共交通不便地域や空白地域の解消に取り組むことといたしました。

 (2)としまして、確保に当たっては信南交通をはじめとした地元事業者による運行を主体に、デマンド交通の導入など多様な形態と多様な主体による運行を基本とします。

 (3)としまして、当市は地形的にも社会的にも多様な地域特性を有しておりますので全市一律の対応とはせずに、それぞれの地域特性に応じたきめ細かな対応を検討してまいります。

 (4)としまして、改善の検討は市民会議を主体に関係町村や広域連合との調整を図りながら進めてまいります。

 (5)としまして、飯田駅から喬木、豊丘を経由して厚生連病院まで運行します市田線につきましては、喬木、豊丘が重点の路線でございますので、関係町村との協議を主体に検討してまいります。

 (6)としまして、改善策は撤退表明のありました概ねの目標でございます平成22年4月を目処とします。

 次に、3の設置する部会についてでございますが、表中ゴシックの表示が撤退の対象路線でございます。当市の関係路線は長姫高校線、上市田線、阿島循環線、三日市場線、駒場線、阿南線の6路線でございます。

 このうち市街地循環線部会の中にございます風越タクシー乗合タクシーというふうに書いてありますのは、これは信南交通の路線ではございませんで風越タクシーさんが飯田駅から風越高校まで、確か100円だったと思うんですけれども生徒さんが乗りあって乗っていくという路線でございますので、一応公共交通としてここに載せてあります。

 それから遠山郷線の中の南信濃福祉バスというのがありますけれども、これはいわゆる白バスでございましてコミュニティバスでございまして、かぐらの湯に週に何回かお年寄りが乗ってくるためのバスでございます。信南交通の路線ではございません。

 それから三穂線部会の中の三日市場線ですけれども、これは撤退対象路線ですけれども三日市場の車庫に信南交通のバスが、回送をしたり出てくるときがあるのですけれども、これは多少でも収入をということでこれを路線に入れておるということでございますので、特殊な路線としてご理解いただきたいと思います。

 一番上の千代線部会から遠山郷線部会までは、既に部会を設置しましてその改善策を検討中でございます。中でも千代線につきましては、法定会議であります地域公共交通会議の合意を得まして、この4月から乗合タクシーによるデマンド交通を導入する新しい方式で試行運行を行う予定でありまして、現在その準備を進めているところでございます。

 駒場線につきましては2月に鼎、伊賀良、山本地区のまちづくり委員会によります準備委員会を立ち上げまして、この4月には第1回の部会を開催する予定でございます。

 その他の路線につきましても、準備が整い次第順次部会を立ち上げ当市の特性にあった公共交通の確保に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上、信南交通の撤退表明の内容と当市の今後の取り組みについての説明を終わります。



○議長(上澤義一君) ただいま説明をいただきました。

 ご質疑、ご意見がございましたらお出しいただきたいと思います。

 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 廃止路線ということなんですが、こういうふうにデータ出ておるんですが、民間簡単に言えば信南交通ですが独自で残しておる路線ガあるのかどうか。まだ継続していく路線があるのかどうか。



○議長(上澤義一君) 倉田都市・地域計画課長。



◎都市・地域計画課長(倉田俊文君) 信南交通さんの撤退表明につきましては、基本的には信南交通独自で残していきたいという路線はないと理解しております。撤退表明の中ではこのような社会情勢になったおりについては、1企業でいろいろと検討するよりは広く市民の皆様や関係の皆様のご意見をいただいて、あらゆる知恵を絞って新しい公共交通を確保していくべきだというような表明でございましたので、その表明から推測すれば独自に残していくという路線はないものと判断しております。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) そういう考えですと私はもう事業、ここの地元でそういう路線バスという事業を民間企業として放棄したと、そういうふうに私は見るわけでありますが、そうなるとこの基本方針の2で地元事業者による運行を主体とするという、こういう考え方はもうないんじゃないかと。もうそうじゃなくて公共で市民の足をどう確保するか、それが主体になるんではないかと、そういうふうに考えますがいかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 倉田都市・地域計画課長。



◎都市・地域計画課長(倉田俊文君) この地元業者による運行を主体としということは、信南交通さんも路線バス事業は前々からずっと赤字路線でございましたけれども、ほかの事業で埋め合わせて地域のために事業者としての責任を果たしていただいたというようなことを考慮すれば、旅の業者さんでいいところだけやっていただくというような内容ではなかなか、パートナーシップとすればなかなか上手くいかんのではないかというような私どもは判断しております。

 そこで、当然安いのはいいのですけれども現在地区にも信南交通を始めタクシー業者さん大勢おいでになりますから、新しいタクシーを利用したような形だとか、それから通勤通学に向けては大きなバスによる運行だとか、まずは地域の企業の皆さんと一緒に知恵を絞って新しい公共交通を考えていきたいと、こういう趣旨でございます。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 理解しました。それでもう1点委託路線というのがございますが、この委託の条件というかこれで成り立っておるのかどうか、大ざっぱで結構でございますので。



○議長(上澤義一君) 倉田課長。



◎都市・地域計画課長(倉田俊文君) 委託路線につきましては、関係市町村がその路線を運行していただくように委託しまして、運行経費から運行収入を差し引いた残りの部分を補てんするというやり方で行っております。

 それから信南交通の方の直接運行につきましては、信南交通さんが独自に運行しながら一部若干補助金が入っていますけれども、ほとんど補助金なしということで運行しているという状況だと思います。



○議長(上澤義一君) ほかにございませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ、地域公共交通改善の方針についてはお聞きをしておくことといたします。

 次に、飯田市歴史研究所第2期中期計画(案)についてを議題といたします。

 理事者側より説明を求めます。

 粂原歴史研究所副所長。



◎歴史研究所副所長(粂原明君) それでは飯田市歴史研究所第2期中期計画(案)についてご説明いたします。お手元にお配りましたペーパーをご覧ください。

 はじめにのところをご覧ください。飯田市歴史研究所は平成15年12月に正式に発足しました。地域の歴史や文化を調査研究し、成果を現在それと未来の市民の皆さんに還元するよう活動を進めてきました。

 今回3月で第1期の5ヶ年計画が終了いたします。来年度平成20年度からの第2期の5ヶ年計画をこれからご説明しますように策定したいというふうに思っております。議員の皆さんのご理解ご協力をお願いいたします。

 なお、そこにも触れておりますがこの間の成果と課題につきましては、実績報告書それから自己点検内部評価及び外部評価報告書に取りまとめてあります。議員の皆様にも既にお配りしてあるかと思いますが、またぜひご覧いただければというふうに思っております。

 具体的な中期計画案の内容に移らさせていただきます。

 一番最初に1番のところで「戦略目標」というのが書いてあります。ここでは7つの目標を掲げておりまして、7点について重点を置くというふうになっております。

 1番のところで基礎研究や基礎共同研究の推進。2番目のところで、そういった研究を踏まえた編さん活動に本格的に取り組みたいというふうに思っております。

 3番ですが、歴史資料(アーカイブズ)の保存・活用システムを構築したいというふうに考えております。

 それから特に6番になりますが、市民との連携や協働を重視して市民研究者の育成に努めていきたいというふうに考えております。

 2ページに移らさせていただきます。2ページの3の市誌編さん事業のところをご覧ください。特に第2期においては市誌編さん事業を重点課題としていきたいというふうに考えております。

 具体的には、市誌編さんの柱として地域史料の編さん、資料編さんと地域史の叙述、この2つを設定して進めていきたいというふうに考えております。

 1番の地域史料の編さんですが、地域史料の編さんにつきましては具体的に(1)の単位地域編。それから(2)の基礎史料編というものを考えております。単位地域編といいますのは、そこに触れておりますように各時代、歴史的建造物、教育史などを全て包摂したものであります。

 基礎史料編というものは、単位地域編に包摂できないものを扱うというふうに考えております。

 3ページですが、2つ目として地域史叙述というものを考えております。市民が自分たちの住む地域を知り、地域を大切に思う心を醸成することを目的にし地域史叙述を策定いたします。

 特に叙述にあたりましては研究内在型を志して、市民研究者をはじめ市民との協働を目指していきたいというふうに考えております。

 具体的な形としましては(1)の単位地域の全体史ということで、そこに触れてありますように単位地域の全体史をどんなふうな手順で作るかというような序列についても、そこで触れております。

 もう一つがテーマ史でありまして、アの「ジュニア・ライブラリー」これはジュニア・ライブラリーの第1号として私たちの飯田線というふうなものを既に刊行しておりますが、子どもを対象にして身近な地域の歴史と文化が持つ意味を考える機会を提供する、そういったものにしていきたいというふうに考えております。

 イとして「市民ライブラリー」ということで、これにつきましても第1号満州移民という形で刊行しておりますが、これにつきましては主に対象を高校生以上の市民の皆さんというふうにしております。

 それから(3)としまして、飯田下伊那地域全体の広域概要史についても予定をしております。これについては特に高校生向けの副読本としても活用できるようなものにしていきたいというふうに考えております。

 次の4番目の調査研究事業ですが、1番史料調査活動ということで、そこでは3つの調査活動を予定しております。

 (1)の拠点型現状記録調査。それから(2)の歴史的建造物調査。それからめくっていただきまして4ページになりますが(3)の聞き取り調査。こういった史料調査活動を進めていきたいというふうに考えております。

 2番の研究活動についてですが、特に研究活動につきましては地域の現状や課題にも配慮をして、研究活動を進めていきたいというふうに考えております。

 また、外部資金なども積極的に活用して事業を効率的に展開していきたいというふうにも考えております。

 具体的にはそこの(1)番にあります研究会の開催・運営。あるいは(2)の「年報」の刊行などを予定しております。

 5番目の教育事業ですが、ここの教育事業では人材の育成を目指すということで特に人材を育む地域の力「地育力」を高めていく、そういったことを大きな目的にしていきたいというふうに考えております。

 具体的な活動としましては1番の歴研ゼミナール。それから2番の飯田アカデミア。それから3番の地域史講座などがありますが、特にここでは4番の学校教育との連携ということで、学校教育との連携ということを特に重点として考えていきたいというふうに思っておりまして、学校への出前講座ですとか既に受け入れをしております体験学習、あるいはキャリア学習といったようなものを積極的に取り入れていきたいというふうに考えております。

 次の6番目のアーカイブズの保存活用事業ですが、ここでは3つ具体的な対象となる資料が掲げられておりますが、古い旧役場文書ですとか学校、それから市役所で発生しました非現用文書、いわゆる公文書の古いものです。それからいわゆる古文書といわれておりますような私文書、こういったようなものの管理体制を構築していきたいというふうに思っております。

 7番目のところで情報管理体制の整備ということですが、特にここでは美術博物館ですとか図書館などとのネットワーク構築、所蔵する情報のネットワーク構築に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 次の8番になりますが、市民との連携・協働ということで6項目掲げさせていただいております。

 1番のところでは歴史的建造物ですとか、調査活動への市民の皆さんの参加をお願いするということ。

 それから2番目の市民等への研究助成活動を継続していきたいということ。

 それから4番目にありますが、既に市内にたくさんあります諸研究団体、サークルなどとの連携。

 それから5番目の地域自治区との連携強化ということで、特に公民館などとの調査活動についての協働ということを重点に考えていきたいというふうに思っております。

 次の9番では内外の研究機関、研究団体との連携ということについて触れてあります。

 最後になりますが、10番目のところで広報活動ということで1番から6番に掲げてありますような媒体を積極的に活用して、従来以上な広報活動を充実したものとしていきたいというふうに考えております。

 現在市民意見公募をいたしまして、市民の皆さんのご意見を集約しております。これらなども参考にして最終的な計画にしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。



○議長(上澤義一君) ただいま説明をいただきました。

 ご質疑、ご意見がございましたらお出しいただきたいと思います。

 新井信一郎君。



◆5番(新井信一郎君) このたび学校教育との連携ということで非常に強く表現立ててくれたことは非常に嬉しく思います。そういった中でこのような素晴らしい事業たちを、大人の満足だけのために行うのではないということを大前提として取り組まれるかと思うんですが、実際この学校教育との連携どのように生徒の、児童さんの方に組み込まれていくのか、どのようにお考えでしょうか。



○議長(上澤義一君) 粂原副所長。



◎歴史研究所副所長(粂原明君) ご指摘のように大変重要な、かつ非常に難しい問題であろうかと思います。ここの計画でも既に触れておりますように研究所の方で積極的に学校の方に出ていく。そういった意味で出前講座というようなものも考えております。

 特に、この出前講座につきましては既に現在も幾つか、特に今のところ高校なんですが具体的には市内の風越高校ですとかあるいは下伊那農業高校ですとか、あるいは市外になりますが松川高校などについては今年度もう既に始めているところです。

 今回そういった高校で使いましたテキストというのは、さっきご紹介しました市民ライブラリーの1号という形で出しました満州移民の本をテキストにしまして、もう既に今の高校生が約60年前の戦争のことも知らないというような、そういうような中でこの地域特有なこういった歴史的な事象であった満州移民のことを取り上げてまいりました。

 特に施政70周年では「みるよむまなぶ飯田下伊那の歴史」という、この地域の歴史を概括したビジュアル的な本も出しましたので、こういったようなものをテキストにしまして、研究所の研究員及び顧問研究員という形で協力をしてもらっております大学の一線の研究者などもおりますので、そういったスタッフが学校などに出向いて生徒さんと実際にコミュニケーションしながら出前講座をやっていくというようなことを一つ出前講座としては考えております。

 特に、くどいようですがこういった定期的に出していく刊行物を十分に有効に活用して、そういったようなことを続けていきたいというふうに考えております。



○議長(上澤義一君) 新井信一郎君。



◆5番(新井信一郎君) これ見ますと美術博物館、考古博物館ですか等々との図書館あわせてのネットワーク構築、非常にこれは素晴らしいこと大切なことだと思います。

 そういった中で、美術博物館も素晴らしい副読本といいますかさまざまな書籍を発行しております。そういったものをあわせてこの歴史研究所からも発行されるものをぜひこの地域の学校に、生徒さん一人ずつに行き渡るような、そのような活用方法ということも必要じゃないかなと私感じております。

 と申しますのは、2・3年程前から愛国心等々非常に叫ばれておる世の中になりましたが改めまして、そういった中でまず自分の生まれ育っている地域、それを知るということはこの歴史研究所の研究の一端の大きな柱かと思っております。そういったものを小さな児童、子どもたちが知るということ、それがまさにこのような自分の地域を愛するということになるかと思います。

 そういった点からしましてもぜひ小学生の、低学年は厳しいかと思いますが高学年くらいからわかるようなもの、そういったようなものも含めて学校に下ろしていただきたいな、そのように感じておるんですが、半分くらい要望になってしまうんですがどのようにお考えでしょうか。



○議長(上澤義一君) 粂原歴史研究所副所長。



◎歴史研究所副所長(粂原明君) 現実のところ予算などの制約もありまして、現在のところ市内の児童生徒の皆さん全員に無償で配布するというところには至っておりません。

 ただ、特に一般の市民向けで販売する、書店などで販売しているわけですが、それとは別に学校関係は特別に斡旋をいたしまして約3割引くらいで、学校の先生も含めておりますが学校の児童生徒さん、それと教職員の皆さんには少し値引きをして現在のところ本をお売りしているというようなことが現状であります。

 そういう形で少しでも、あと学校の図書館などにも最近幾つかの小中学校からまとまった注文がありまして、そういったところでも活用していただいているものというふうに考えております。



○議長(上澤義一君) 新井信一郎君。



◆5番(新井信一郎君) ぜひ、地育力が売りの我が市でございます。ぜひそういったところも補助できるように、さらに補助できるようにしていっていただきたいな、そのように考えます。

 どうしても当地域大学が、4年制大学がない地域になりますので、そのあたりが今後の大きな課題の1つにもなってくるのかなと考えておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。以上です。



○議長(上澤義一君) ほかにございませんか。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ、会議の途中でございますがここで暫時休憩といたします。

               11時58分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               13時00分 再開



○議長(上澤義一君) それでは休憩を閉じ会議を再開いたします。

 最後の議題でございますが、飯田市中心市街地活性化基本計画について説明を求めたいと思います。

 粂原商業・市街地活性課長。



◎商業・市街地活性課長(粂原和代君) それでは、飯田市中心市街地活性化基本計画(案)につきましてご説明申し上げます。

 冒頭に大変恐縮ではございますが、お手元に3枚修正の紙を配らさせていただいております。厚い案の中の3枚分だけお差し替えということで、まず一番上に乗っております44、45ページでございますが、45ページの方の数値目標のところが訂正でございます。それから50ページのところは51ページお開きいただきまして、4−2具体的事業の内容というところの事業名が上からずっと出てまいりますが、下から4つ目の市本庁舎整備事業と、ここのところの事業名がプリントミスでございます。最後に一番裏側の59ページの一番最後でございます。ここの南信州食文化マーケット創設事業というところのその次の欄の事業内容、ここの内容が間違っておりました。以上3項目につきましてお手数でございますが読み替えということで差し替えをお願いをいたしたいと思います。

 それでは厚い飯田市中心市街地活性化基本計画(案)の方でご報告を申し上げたいと思います。

 本年度、飯田市中心市街地活性化基本計画を策定してまいったところでございますが、このようにまとまりました計画案とそれから現在までの策定の経過をご報告させていただきます。

 原案につきましては、去る12月の全協におきましてご報告をさせていただいたところでございますが、その後経過といたしまして1月11日から2月12日までパブリックコメントを行いましたところでございます。その結果3名の方から商工会館の改築と市役所本庁舎の改築をトータルに検討すべきであるというご意見。それからまちなか居住をさらに促進すべきであるというご意見。それから公共交通とバスターミナルに関するご意見と、それから数値の集計誤りのご指摘を3名の方からいただいたところでございます。

 もう一つの経過としまして、中心市街地の活性化に関します法律の定めにしたがいまして、中心市街地活性化協会に意見をお聞きをしております。その結果計画の基本理念、基本方針等につきましてご評価をいただくとともに、計画中の重点的活性化事業であります社会インフラとしての駐車場整備について。それから都市福利政策への取り組みについて。まちなか居住の促進について。市本庁舎の機能面、事業実施手法面での複合化について。まちなか観光の取り組みについてという5項目に対しまして積極的な意見をいただいております。

 以上2点の経過で、パブリックコメントとそれから活性化協会からいただきましたご意見はいずれも既に計画に記載されている考え方、方向性にしたがったものでありまして、それを補完したり強化するという内容のものでございます。

 したがいまして、計画自体の修正はなく今後事業化や事業を進めていく段階で取り組んでいくべきものと考えているところでございます。

 それから、今お配りしてございますお手元の計画案も内閣府との協議で今後協議をする中で表現内容の修正等、あるいは数値目標の設定を行ってまいっているところでございます。それ以外は12月の全協でお話しいたしましたとおり、原案のとおり特別な基本的な修正はございません。

 ということで、12月の原案のものの今度は提出版ということでちょっと若干厚くなっておりますけれども、この中で一部内閣との協議におきまして数値目標の設定というのを具体的にしております。41ページのところでございますが、数値の目標設定をしまして達成化の度合いを図るというものでございますが、前回のものは具体的数値の目標を掲げるところまで行っておりませんでしたが、43ページに1番から3番までこの項目でもって活性化の数値目標ということでこれが付け加えているところでございます。

 まず43ページ?番でございますが、「交流を支える基盤が整備された都市」という一つの目標に対しましては、まちなかを回遊して交流する人々を増大させることということから、中心市街地における歩行者、それから自転車の通行量を目標数値のものと掲げております。

 それから?番、目標の2つ目の「安心安全な暮らしを実現する都市」ということでは、今回の法改正において新たに取り入れられて重要な事項として位置づけられております都市福利ということからも、中心市街地におけます都市福利施設の利用者数ということで、それを数値目標として入れ込んでいるところでございます。

 それから3つ目の目標、当市の目標の中の「環境に配慮した持続可能な都市」というものにおきましては、その象徴といえます再生可能エネルギーと省エネルギーによります二酸化炭素の排出量の削減というものを目標として設定をしているところでございます。

 以上、このページを原案にさらに付け加えたものが今度のこの案ということでご理解いただければと思います。

 この案の今後のスケジュールでございますが、本日このあと開催されます策定委員会におきましてただいまの事項を報告、ご協議をいただく予定でございます。

 それで計画をご確定いただきましたのちに、内閣総理大臣宛に送付をいたしまして、送付申請ということで早い時期の認定を得られるように、再び内閣との協議を具体的に進めてまいりたいと思っているところでございます。

 それから、先程のパブリックコメントについてでございますが、3名の方からいただきました貴重なご意見につきましては、できるだけ早い時期にもう一度ホームページにおいてご意見、あるいはご回答を申し上げてまいりたいという予定でございます。以上でございます。



○議長(上澤義一君) ただいま説明をいただきました。

 ご質疑、ご意見がありましたらお出しをいただきたいと思います。

     (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ、飯田市中心市街地活性化基本計画(案)については、お聞きをしておくことといたします。

 それでは、以上をもちまして本日の全員協議会を終了いたします。ご苦労様でした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               13時10分 閉会