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長野県 飯田市

平成19年  9月 定例会(第3回) 09月14日−04号




平成19年  9月 定例会(第3回) − 09月14日−04号









平成19年  9月 定例会(第3回)



          平成19年第3回飯田市議会定例会会議録

                (第4号)

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         平成19年 9月14日(金曜日)10時00分

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日程

 第1 会議成立宣言

 第2 会議録署名議員指名

 第3 一般質問

     (1)原  勉  (2)清水 勇  (3)代田剛嗣

 第4 議案審議

     委員会付託議案(2件)

      議案第133号・議案第134号

       説明、質疑、委員会付託

 第5 請願・陳情上程

       委員会付託

散会

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出席議員    29名

       (別表のとおり)

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欠席議員     なし

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事務局出席者

       (別表のとおり)

説明のため出席した者

       (別表のとおり)

          10時00分 開会

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△日程第1 会議成立宣言



○議長(上澤義一君) おはようございます。現在の出席議員は29名であります。よって本日の会議は成立いたしております。

 これより本日の会議を始めます。

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△日程第2 会議録署名議員指名



○議長(上澤義一君) 会議録署名議員として原和世君、原勉君をご指名申し上げます。

 次に進みます。

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△日程第3 一般質問



○議長(上澤義一君) 昨日13日に引き続き、一般質問を続行いたします。

 原勉君。

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△原勉



◆22番(原勉君) 会派みらいの原勉でございます。一般質問3日目となりました。

 今議会における私一般質問は、いわゆる9月議会は決算議会と言われております。今議会においても18年度の一般会計、特別会計、公営企業会計の決算が提出されております。

 決算の内容については、各常任委員会で審議されますので、私は決算認定に至るプロセスを確認するとともに、特に1会計年度の歳入で、その年度の経費を支出しなければならない以上、他年度に影響を及ぼさないことを原則とする「会計年度独立の原則」に立ち、議会として決算審査を通し、その内容を市民に明らかにして、今後の議会における予算審議を通し、議会の責任を果たさなくてはならないという観点に立って質問をしたいと思っております。

 同時に、本年より施行されております基本構想基本計画への対応も、重要なことになると考えております。

 またこのことは皆さんもご存じのように、夕張市における財政破綻、こうしたことはまさに単に夕張市が財政的に破綻をしたということだけではなく、議会の責任が問われていると考えております。やはり、そうした過程の中に議会というものがどのように関与しながら、市民の皆さんが納める税金、そしてまちづくりに対する予算執行、そういったものを決算を通じて、きちんとした形で市民の皆さんに確実に明らかにする役目が私たち議会にあろうかと思います。

 そういった意味において、私も含めさらに反省の上に立ちながら、議会の責任というものを、もう一度問い直す必要があると思っております。

 今議会に提出された決算では、普通会計歳出合計が約890億円。うち特別会計、企業会計が約500億円でございます。そしてまた市債、いわゆる借金が1千億円あり、そのうち特別、企業会計ほかが600億円を占めております。行財政改革を進める中で、また本年からの基本構想基本計画を推進するにあたり、特に公営企業についてもしっかりとした見通し、また現状認識、内容についての理解をする必要があると思います。

 そして、そうした中に議会の関与及び責任を明確にするために、特に病院、水道を中心とした企業会計について質問をしたいと思っております。

 詳しい内容につきましては、通告にしたがいながら質問席においてしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) それでは質問に入ってまいります。

 まずは当市における公営企業、病院、水道の現状と今後というか課題ということになるんですが、その前に前段であいさつの中で述べましたが、決算認定に対するプロセスを、特に出納責任者であります収入役に確認を求めたいと思っております。

 要するに、他年度に影響を及ぼさないことを原則とすることになっておりますが、今9月議会が決算議会ということになっておりますので、9月の決算議会に至るスケジュールについて若干収入役に確認をしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 福田収入役。



◎収入役(福田富廣君) 今9月議会が決算議会ということで、これに至る経過ということだと思いますけれども、一般会計等と公営企業会計と分かれておりますので、別々にお話させていただきたいというふうに思います。

 一般会計等につきましては、地方自治法にのっとってやっておりますけれども、一応出納閉鎖が5月末ということで、それから3カ月以内に決算書類を市長の方へ提出するようになっております。

 議会の認定につきましては、次の通常予算を審議する会議、これは3月の定例会なんですけれども、それまでに認定に附するということでして、かつては12月議会で認定していたことがございますけれども、現在は9月に間に合うということで9月にしております。

 それから公営企業会計につきましては、出納閉鎖が3月末で、それから2カ月以内に提出することになっております。したがいまして5月末までに出すということで、認定につきましては、事業年度終了後三月経過後の最初に招集される定例会である、9月議会ということになっております。以上です。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) ありがとうございました。大枠で言いますと、3月下旬が決算見込で、5月31日まで出納整理期間があること。そして6月下旬に出納責任者は市長に対して提出し、7月から8月にかけて監査委員が審査し、市長に対して意見を附していく。その後いわゆる決算カードというのが出てきて、9月における決算議会の認定を経て確定する。このように理解してよろしいでしょうか。



○議長(上澤義一君) 福田収入役。



◎収入役(福田富廣君) 議員おっしゃるとおりでございます。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) あえてこの辺から議論入っていくというのは、やはり原則的ではありますが、これから特に来年度の予算編成等々にかかわってくることもあり、議会がどのように決算そのものにかかわっていくかということが、非常に重要ではないかと思っているからであります。これから、それぞれの常任委員会で決算についての審議が始まるわけですけれども、それぞれの施策における評価を含めながら、展開をしていただきたいと思いますが、実は案外私も含めてきちんとした形でこのような流れを掴んでないというふうに思っております。このことについては後段で最後に、いわゆる「地方財政における三権分立」といった観点から確認をしたいと思っております。

 それでは最初の質問に入っていきたいと思っています。

 まず、地方公営企業の定義と社会的な位置について、ご質問したいと思っております。

 地方公営企業の定義と社会的位置といったものは、非常に重要であると思います。決算ベースで約60%を占めていながらも、特に今行財政改革を推進していることもあって飯田市は財政的危機というような認識に立ってないと思われます。

 特に今定例会の冒頭における決算の議案説明の中でも、概ね良好に推移しているという報告が収入役からあったわけでございますので、財政的危機だとは思っておりませんけれども、厳しい状況であるということには間違いないと思っております。この点を踏まえいわゆる地方公営企業、飯田市の場合においては病院、水道ということになっておりますけれども、その社会的位置、定義について市長の考え方をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 長沼総務部長。



◎総務部長(長沼弘明君) 地方公営企業の社会的位置ということでございますが、地方公営企業は地方公共団体が直接社会、公共の利益を目的として経営する企業でございまして、同時に企業の経済性発揮と公共の福祉の増進が目的の企業というふうに理解しております。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) 今、総務部長の方からご説明ありました。市長それでよろしいですか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) そのとおりでございます。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) 基本的にはそういうことだろうかと思います。けれども、原則的には公共の福祉という観点、そういうお言葉をもっといただきたかったと思います。

 同時に、地方自治体自らによる経営であることについても、地方公営企業は地方自治体とは別の法人ではないということですね。それから住民福祉の増進が目的であることについても、もっと触れていただきたかった。

 よく公営ギャンブルで競馬とかも地方公営企業ではないかという錯覚がありますけど、明らかにそれは地方公営企業ではございません。

 企業的独立採算的な経営。経常経費の7割から8割を経常収支によってカバーしていくと、これが私は一番分かりやすい地方公営企業の定義と社会的位置だと思っていますけれども、それについてご所見を受けたいと思います。



○議長(上澤義一君) 長沼総務部長。



◎総務部長(長沼弘明君) 議員おっしゃるとおりですが、先ほど申し上げましたように、地方公営企業としましても公共の福祉の増進が必要な事業というふうに理解しております。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) そういった、しっかりとした感覚を持って運営されていると思っておりますし、特に病院、水道に関しましては、性格は異なるものではございますけれども、確実に市民へのサービスとして、安心して生活できるための大きな基盤になっていると思います。

 特に病院に関しましては、今の地方都市を取り巻く諸情勢非常に厳しい環境の中で、むしろその必要性というのはますます増していると思われます。中央の大都市においては、いろいろとそういう機関はあるわけですが、地方都市においては、非常に重要な位置を占めておると同時に、それにより財政的に極めて厳しい判断を迫られている環境でもあるということだと思います。

 そうしたときに、公共的福祉という立場から、今後公営企業をどうとらえていくか。このことが地方における行政経営、特に市長が言われます経営という言葉が占める重要性にかかってくると思います。

 そしてまた水道、毎日飲む水ですね、それは災害時の問題もありますが、ここではむしろ毎日生活している水というものをどのように守っていくか。水というものを利潤といった形で置き換えることはなかなかできません。

 そうした中で、今回も審議会等で諮問が出ております水道料金の値上げの問題等々、そういったことを市民の皆さんにどう明らかにしていくのか。それは財政的な見地、独立採算性云々といった問題、そして最終的には繰出金等々も含めて、どのようにこの2つの部分を認識しながら、その辺の厳しさを説明していくのか、これが特に今後重要になってくると思われます。この議会でも市長の初日のごあいさつにもありましたけれども、もう一度先ほど定義と社会的位置を確認させていただきましたので、その辺のお考えを市長からいただきたいというふうに思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今議員のご指摘のとおり、まさに地方公営企業の果たしている役割というものの重要性というものは、ますます高まっていると。

 特に、この地域を取り巻く環境が非常に厳しい状況の中におきまして、こういった地方公営企業をしっかりと、今議員からおっしゃられた、そういった原理原則にのっとって経営していくということが必要だというふうに考えているところであります。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) 基本的には同じ考えに立っていると思っております。しかしながら双子の赤字とは言いませんけれども、非常に厳しいものだと認識しなければならないとも思っております。

 また特に我々議会側とすれば、そのことを市民の皆さんに理解していただくという役割もありますので、そのためには行政側としても、やはり情報の公開をしっかりとしていただきたい。そうでないと、議会側としてもその善し悪しの判断が難しいということになろうかと思います。

 こんなことはあり得ない話でしょうけれども、先ほど述べました夕張の問題は、やはりその辺のところに双方に甘さがあったのではないかという認識に立つ必要があって、国の政策が悪いだけとは言えません。

 そういったことを考えたときに、やはりこの地域を今後発展させるために、我々の役目、責務とすればやはりこうした現状をできるだけきめ細かく市民の皆さんに情報提供しながら、決算審議の議会においても、できることならば市民の多くの皆さんが、決算書のページを開きながら議論ができるような状況をできれば作っていく。それが自治基本条例の視点に基づいた、議会であり自治という形になっていくんではないかと思います。

 特に公営企業につきましては、正直言って私も含めてなかなかわかりにくい。残念ながら職員の皆さんに聞いてもそのようなお話ですね。だからそういう部分を少しでも減らしていくということが大事じゃないかと思います。また900億円近い予算規模、そして1千億の公債、借金ですね、そういったものの現実を踏まえ、しっかりと提案していく必要があると思います。そういった意味で、決算及び市の運営に関する情報の公開に対する決意をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 議員のおっしゃるとおり、やはり情報公開を前提にして、この厳しい状況の認識を深め、そして公営企業の在り方というものをしっかりと議論するということが必要であるということは、私もそのとおりだと思っております。

 特に、公営企業は会計制度が一般の予算と異なるものでありますので、行政の側におきましても、やはりそういった専門的な知識も必要になってきますし、また公営企業会計の制度を踏まえた上で情報公開をして、市民にわかりやすい説明が求められるというふうに思っているところでございます。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) よろしくお願いいたします。

 それでは、我々にとっては、いわゆる公営企業という言葉も、病院、水道が別会計になっているということを、何となく当たり前のこととしてとらえてきましたけれども、やはりそれにかかわる設置条例等、また議会の関与及び責任といったものも、我々としてはしっかり掴んでいく必要があると思います。そういった意味では、条例審議を通じて議会の関与を求めていくこと、そして病院、水道にかかわる意思というものですね、どのような運営していくということを明確にしていただいて、それにきちんと応えていくということが必要だと思います。

 同時に、地方公営企業の具体的範囲というものは実は示されていないというふうに私は思っております。その経営といったものが基本原則としては独立採算をとっていながら、それがなかなか思うようになってないというのが現状だと思っております。すると、そのことが税金を投入しても存続させる価値が、事業であるかどうかといったことが大事になってきます。

 基本的には、ここの間の議論は必要であるという認識に私立っており、この3つのものが、いわゆる地方公営企業法の、第4条の中で書かれている基本だと思っております。そこで公営企業にかかわる、それぞれの所管の部分の皆さんの認識を、まずお聞きしたいというふうに思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 河野市立病院事務局長。



◎市立病院事務局長(河野純君) 病院事業についてご答弁をさせていただきたいと思います。まず自治体病院であります当院の使命でございますが、飯田下伊那地域の医療を確保していくと、こういうことが一番の使命であると思っております。このことが公共の福祉にかなうと、そういうふうに認識をしております。

 特に、近年では診療報酬の引き下げなどによりまして、医療を取り巻く環境は非常に厳しくなっておるわけですが、それは先ほど議員が冒頭でおっしゃられたように、そういう状況でございます。

 特に、産科の医療でありますとか救急医療、そういうのが非常に必要とされている時期になってきていると思っております。

 そういう状況の中であっても、やはり確保しながら充実をさせていかなくてはならない分野だというふうに認識をしております。

 どういうような仕組みになっているかというようなことでございますけれども、病院事業は地方公営企業法の中で一部適用をしておるというところで、水道の事業とは違っております。

 仕組みみたいなものですけれども、収益としては診療報酬、国で決められた診療報酬、これが主なものでございまして、その収入を得るために人件費とか材料費等の支出をしていると、そういうような仕組みになっております。

 また、予算的に一般会計の予算と違うところは、そういう収益的収支とは別に病院を改築する、あるいは高額の医療機器を購入するというときに、資本的収支としてそういうものを計上して整備に努めておると、そういうような点が違いがあろうかと、そういうふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 水道事業についてお答えをさせていただきます。

 飯田市の水道事業につきましては、市民に安全で安心な水を供給するために、利用者からいただく料金収入をもって賄っております。

 会計の状況につきましては、病院と同じように収益的収支と資本的収支に分かれておりまして、収益的収支については料金を中心に、営業収支を費用で賄っておるという状況でございます。

 資本的収支につきましては、新たな投資である建設改良費や過去の投資にかかわる企業債の元利償還などの支出に対して、補助金や企業債などの収入を充てております。その資本的収支に不足する額を、収益的収支の現金支出を伴わない経費である減価償却費、資産減耗費や収益的収支の純利益で補てんする仕組みとなっております。

 したがって、収益的収支の会計で利益が出ず損失を計上した場合には、補てん財源が減少し、新たな投資や設備更新ができにくくなる状況となると思っております。

 水道事業の現状は、18年度は黒字の決算を確保することができましたが、一定の補てん財源を維持することとなりました。しかし今後は料金収入の伸びが見込めず、損失を計上しなければならない状況になると考えており、長期整備計画で地震などの安全対策として予定している浄水場の建設や、老朽管の布設替に支障を来すこともあるのではと考えております。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) それぞれの担当の皆さんから、経営の仕組みと現状の分も含めてお答えをいただきました。

 認識とすれば、これまでの議論の中で掴めていくことだと思っておりますけれども、議会の中でこういった議論をしながら、できることなら市民の皆さんに、この仕組みといったものを理解していただきたいと思います。

 特に、水道の部分については料金の値上げをしないと、今後の運営に支障を来すというお話がございました。

 逆に、病院なんかの場合は料金の設定というのは、ほとんど国でやってきております。医療費といったものは。特殊なものを除いては市ではなかなかできない。だから医療費等々の削減とか安くなったりすると、まともに影響してくるということになります。

 ここで先ほど、地方公営企業法の一部適用というお話がありました。これに関しては水道事業は全部適用ということになるわけですが、こういった言葉も行政用語でございますので市民にとってはわかりにくいと思われますが、病院の場合は地方公営企業法で定めている財務的な部分だけを適用、水道事業についてはその全部を適用していることであると認識すればいいんではないかと思っております。

 この問題については、それは2の経営の仕組みと現状という質問の中で進めていきたいと思っております。

 公営企業の場合の社会的意義などからご質問してまいりましたけれども、ここで基本的なこととして確認したいと思っておることは、公営企業における管理者という問題です。基本は行政と経営の分離ということが原則なんですね。ですから、いわゆる首長と管理者は別でなくてはいけないというのが基本的な精神であり、それが本来的には公営企業の望ましい姿だということになります。

 今まで議論をしてきたことは、実はそこへ行くわけですけれども、飯田市は人口10万くらいで小規模な事業体であり、条例の定めるところによって管理者を置かないことができるということにもなっております。

 そういったことの中で、飯田市では両方の事業とも市長が管理者となり運営しておるわけですけれども、先ほど申したように基本的な地方公営企業法の精神というものは、行政と経営の分離ということになっておりますので、私はこのことが、以外と状況をわかりにくくしてきてしまったのではないかと考えております。

 逆の言い方すれば、上手くやってきたと言えることかもしれません。

 しかしながら、今の財政的に非常に厳しい環境の中にある場合には、そうした公営企業管理者と首長との関係を、今一度考える必要があると思います。実は全く同格なんですね公営企業法でいきますと。それが実際には首長ということになっておりますので、市長の責任は非常に大きい。赤字要因云々も含めて、運営に対する責任を市長が全部負わきゃならないと。

 公営企業法でいきますと、管理者を市長が任命して、その責任を問うことができるということになりますね。ですが管理者を置かないということは、それが実はできない仕組みになっているということです。そういったときに市長の位置は非常に重要であると思います。法的に認められたがゆえに非常に大事であると思っています。同時にいわゆる管理者である長と、議会との関係というものも整理する必要もあるのではと思います。例えば公営企業の予算の執行にあたっては、議会の議決を待たずに、弾力的に運用できることがあります。また議会側に対し決算を認定に付すこと。それから、料金改定等の条例案を議会に提出すること等があります。しかしながらその部分で本来は市長というのが大事な役割を果たすわけですけれども、飯田市の場合は兼ねておりますので、予算においても、そういったものに対しても市長が責任を持って、その運営に関与していただかなきゃならないということになります。

 そういった意味では、地方公営企業には、1つの地方自治体にとって、特に公共の福祉を支えるサービス提供するという意味において重要な役割があります。こういった公営企業の基本的な原則を踏まえた上で、今あえて私が市長に質問しているのは、牧野市長が市長に就任して以来、経営ということに非常に関心を持って行政運営をされているということに基づいて議論しているわけで、公営企業の原則に立ち返った上で、今の財政的な厳しい環境の中で兼務をしているという決意といったようなものを、少し述べていただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今の公営企業と市長との関係についてであります。

 これお話がありましたように、やはり行政の立場としての首長と、それから公営企業の管理者という立場が、この飯田市におきましては両方とも私がその立場を担っているというところがあるのは、今ご指摘のとおりでございまして、それだけやはりその立場というものを考えながら、この公営企業というものを考えていかなければいけないと。

 特に、特に具体的に申し上げれば、まず水道事業につきましては、この専任の管理者を置かずに私が管理者として、その公共の立場と企業経営の立場とで経営をしているということでございます。

 したがって、その公共の立場と企業経営の立場の両方の視点から、水道事業というものは考えていかなければいけないというふうに思っております。

 それから病院事業につきましては、いろんな考え方はあると思うんですが、やはり病院長、院長のやはり考え方というもの私は非常に重要だと、大事だと思っております。

 これは、よく私自身は野球の球団みたいな形で例えさせていただいているんですが、言ってみれば球団の社長的な立場というものがあって、病院長さんが言ってみればプロの選手の皆さん、医師や看護師の皆さん方をしっかりまとめていただく監督の立場としてやっていただいていると。そういった中で、相互の理解と信頼というものをしっかり作って、そしてこの厳しい状況に立ち向かっていくと、そういったことではないかというふうに思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) そのとおりだと私も思います。両方兼ねているその厳しさというものも十分認識していただきたいと思いますし、我々もまた議論の中から、しっかりと見つめていきたいというふうに思っております。

 仕組みと現状につきましては、特に決算審査の過程におきまして、それぞれ議論されると思いますけれども、病院については今医師の確保から始まって重要な役割があり、同時に非常に多額な資金を必要としている現状にあります。しかしながら、それに見合うだけの収入を確保できるかというと、非常に厳しい環境にあるんじゃないかと思います。

 一方で包括的な地域医療という観点からすると、市立病院で患者さんが増えるということが、果たして公共サービスとしての基本的理念であるかというと、それでもないというふうに思います。先ほど河野事務局長のご発言に、地域の医療そのものが非常に大事だというお話もございましたけれども、そうした観点からとらえる必要があると思います。

 また水道においては、実は飯田市だけではなくて、大体水道事業を行っている全国全ての自治体において、問題となっている建設的経費。1兆円とも言われるようですね。必ず施設の更新をしなければならないという問題。それと同時に直接的じゃないですけども、下水道に関しては、これまでにも相当の借金の部分がある上に、さらに皆水洗化という問題、飯田市の場合は約70%の加入率、ほかの合併浄化槽入れても80数パーセントということでございますので、100%までに相当の資金が必要となるという課題を捉えながら、市民サービスとして今後も運営しなければならないわけであります。

 そういったときに、これは財政課長に聞くべきことか総務部長に聞くべきことかわかりませんけれども、こういった2つの問題を抱えながら飯田市として健全な財政運営をしていくため、概ね適切な財政的規模、これをとらえないといけないと思います。その中で占めるこの2つをどうするか。それで市民の皆さんに負担をかけるとすれば何故かといったようなところを、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 長沼総務部長。



◎総務部長(長沼弘明君) 公営企業は独立採算でございますが、公共の立場から受益者負担のみで賄うことが適当でないということで、一般会計から企業会計の方へ繰り出しているわけでございますけれど、これにつきましては地方公営企業法に負担の原則が定められておりまして、具体的には地方公営企業繰出金についてという総務省からの繰出基準が示されております。それに基づいて繰り出してきておるというのが現状でございますし、一般会計の財政規模につきましては、行財政改革の流れの中で400億円の規模に留めるということになっておりまして、その範囲での繰出基準で繰り出していくというのが、現在の状況でございます。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) いわゆる繰出金に対するルールというものあるということはよくわかりますけれども、当然市として一般会計から繰り出していかなければならない、もう現実にしておるわけですから、その部分が非常に重要だと思っています。

 そうしたときに、現在約400億円ちょっと切るくらいの財政規模で、今後借金、公債を償還していくということの中で一番大事なのは、それぞれ積立金等々いろいろなことをやっておりますけれども、財政調整基金等々の積立がないと予算的な余裕がなくなりますので、財政的危機ということになってしまいます。そういう状況にならないよう財政的に概ねこのくらいで行ければという目安、これが私は一番大事だと思います。この辺を抑えて、我慢しながら公共サービス、市民サービスにおいて重要なところにきちんと税金を使えてきたかどうかということが大事だと思うんです。今回の決算における議案説明の中で、概ね良好に推移しているということでしたが、このような状況で行けるのかどうか。もう少し、このくらいのところで行ければ市民サービスについても対応できるのではというような数値が私はあるんではないかなと。

 それが今度の基本構想基本計画を成し遂げるための、財政的なバックボーンになっていくんじゃないかと思うんですが、その辺のところをもしお示しできれば、していただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) それでは私の方からお答えをさせていただきます。

 昨年度基本構想基本計画策定のときに、平成23年度までの財政見通しについてもお示しをいたしました。

 その中でも財政目標ということで、一般会計の規模400億円程度ということは、先ほども総務部長がお答えをいたしましたが、それがどういうふうに出てきたかといいますと飯田市の今の歳入の構造、税、あるいは交付税の様子等々を将来的に見た場合と、それから基本構想基本計画で実施をしていく事業を見たときに、400億円程度が上限かなというふうに、そのときはそういう形で発表させていただいたものであります。

 今後どうなっていくかにつきましては、昨日の論議もございましたけれども、これからの交付税でありますとか税の見通し、それから今後の事業のそれぞれの見通しの中で決まってくることだろうというふうに思います。

 その中で、病院への繰出金あるいは水道への繰出金も当然に重要なものでございますので、それも一つの大きな事業としてとらえて検討されていくことだろうというふうに思っております。以上です。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) 一般会計の規模が400億円であるということですが、私はもう少し、あと10億20億ぐらいは目標としては減らした方がいいんじゃないかという気持ちでおります。

 それには、まず市民の皆さんのご協力がないとできない。同時にそれを執行する行政側、そして我々議会側もきちんとした対応をし、ムダを省きながらやっていくという環境が重要であり、その10億20億というのが非常に厳しい数字であろうかと思っておりますが、今後も見つめてまいりたいと思っております。

 それから次の3番改善の方策、特に民間化の問題です。水道事業についての民間化の問題。それから病院においても一部適用から全部適用というような自治体も出ておるわけですが、それを即民間化という判断ではございませんけれども、それに近い独立採算的な方向というような自治体も出ておりますので、そういった観点も含めながら質問をしてまいりたいと思います。まずその前段で、要するに自治体の借金について、それが即赤字であるかどうかということ。このことは以外とわかってないんじゃないかなと思います。

 私は赤字ではないという結論を持っておるんです。ないということはどういうことかというと、いわゆる自治体財政が赤字のためにお金を借りる、起債をするということは、実はしてはいけないことなんですね。ですからお金がないから金を借りるという形でやると、まさに夕張になるわけですね。それはしてはいけないというのが原則としてありますが、意外とそのことというのは市民の皆さんに通じていない。1千億借金があると、これ赤字じゃないかと、一般的に言うんです。けれども、原則的にはそういった形で起債を起すことはないんだということは、はっきり述べていかなければならないと私は思っております。

 一つの例でいきますと、学校の場合、例えば飯田市では耐震工事をやっておりますけれども、それは今財政的にお金があるからというわけではないんですね。それだけでは実は非常に不公平なんですね。

 というのは、今の人たちだけが使うわけじゃなくて、今後新しい世代の人たちもその学校は使用していきます。そうしたときには20年30年にわたって、それぞれの人たちが負担をして返していくと、これが行政なり私たちの一つの健全な姿なんですね。

 やはりそういったことをするとき後年の世代にも、それを応分に負担をしていただくというときには、こういった起債が必要になってくると思います。

 だから先ほど公営企業の議論の中でも、非常に重要な部分を占めている2つの公営企業でございますので、今のような説明を、今後きちっとしていかないと、誤認される形の中で、行政というものが非常に硬直化してしまう危険性があるんじゃないかというように思います。そういったことを、例えば広報いいだとかの中でわかりやすく説明することも考えていただきたいと思います。

 自治体の借金は赤字ではないという、ちょっとセンセーショナルな言い方していますけれども、その辺についてご認識を伺わせていただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) おっしゃるとおり、1千億の借金がイコール赤字であるという考え方ではないというのは、私もそのとおりだと思います。

 当然企業におきましても、あるいは家計におきましても、ある程度将来にわたっての、その事業をしていくということになれば、企業におきましては設備投資ということのために借金をしてやるというのは、極当然あることだと思いますし、家におきましても住宅を建てるときにローンを組むということはあるわけであります。そういったことを行政においても当然やっていくんだと。

 問題はやはり、じゃあ借金の水準がどの程度であればいいのかと。これはやはり相当いろんな議論が多分あるだろうというふうに思うところであります。

 私が今、この飯田市の財政を見たときには、やはり行財政改革を進めながら、もう少し今のこの水準というものを抑制していく、そういった方向というのが必要だろうというふうには思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) 市長から住宅ローンというお話が出ました。私も非常にいい例かなと思っております。

 そういった、わかりやすい説明といったものは、やはりいろんな形で示していく必要があるかと思います。公債費比率、経常収支比率とか何とかというのはなかなかわからないですね、これね。私でもよくわからないんですから恐らく、わからないのが普通なんですね、こういったものはね。

 ですから、そういうような比較みたいな形での提供をしていただくといいのではないかと思います。

 また後段の方で言われていたことというのは、自治体が起債すること自体が悪いことではないんですけれども、問題は現在から将来までの負担、それが身の丈を超えたものであるかどうかということなんだと私は思います。先ほど、この1千億という部分が概ね良好だという今度の決算に対するご説明がありましたが、まだ身の丈を超えてないと、十分それは対応できるということだというように思います。しかしやはり大事なところは飯田市として身の丈を超えたとき、いろんなことでこういう街を作りたい、こうしたいとみんないろいろとそう思っているんですけれども、その基準というのを示す必要があり、それが基本構想基本計画の中にきちんとうたわれていくことだと思います。理念とかいうことは大事なんですけれども、特に今のこういう財政的な部分、そして市民の皆さんからの要望そして現状の我々に対する視線、そういったものをしっかり掴んでいくことが必要と思います。

 ここで民間化の部分に入っていきたいと思っているんですが、その前に財政的に非常に厳しいという部分で、飯田市として行財政改革を推進しているわけですので、特に行財政改革の本部長である副市長にお聞きしたいと思っているんですけれども、一般的には行財政改革の手順といったものは、いわゆる義務的経費、それからその義務的経費以外の経常的経費、そして投資的経費というのが一般的な今までの行政改革の順序であると思っているんですけれども、ここに及んで私は若干違ってきているんじゃないかと思っています。

 これはお答えというより、考えていただいたと思うんですけど、やはり投資的経費ですね。今の市長と私との議論の中で、私は順序が逆になってきているんじゃないかと。投資的経費を、もう一回きちんと見直す必要がある。そして義務的経費以外の経常的経費における、いわゆる補助費等とか物件費などのものも、もう一度きちんと見直し、そして人件費含めた義務的経費と。

 私はこれからの行財政改革やっていくときの順序。今まではどうしても前段で言ったようにいきますから、例えば職員の問題、特に水道なんかの場合は、いわゆる技術者の高齢化とか、いろんなことが出てきますから、そういったときに、いわゆる独立採算ということだけでとらえていくと、非常に市民サービス、公共サービスの中で厳しくなっていくんではないかと。

 この行財政改革というのは、順序を間違えると大変なことになるんじゃないかなという感じがしていますが、行財政改革本部長としては私の考え方について、どのようなお考えかどうかお伺いします。



○議長(上澤義一君) 小木曽副市長。



◎副市長(小木曽博人君) 行財政改革の立場ということで、投資的経費と義務的経費をどう考えるかというご質問かと思いますけれども、企業においてもそうでございますけれども、設備投資あるいは企業が存続するために必要な投資というのは、必ずあるわけでございまして、そういうものに対して、例えば水道にしろ病院にしろ、そういうのも必ずあるわけであります。住民の生命、財産を守るためにしていかなければいけない経費というものは必ず出てきます。それが投資的経費だというふうに思うんですけれども、そういうものに対しては本当に必要かどうか、あるいは将来にわたって返済していけるのかどうか、そういうもの十分見極めた上で、必要な投資についてはやっていかなければいけない、そういうふうに考えているところでございます。

 それから義務的経費、これにつきましては当然のことながら出を抑えるという立場で、本当に真に必要な経費なのかどうか、その辺を見極めた上で対応していくのが必要であろうかというふうに考えているところでございます。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) 市民サービスを低下させないことが本当の行財政改革であると私は思いますので、今の副市長のご答弁もその辺のことをしっかり認識していただいて進めていただきたいと思います。議会としても行財政改革検討委員会等で今後の議論を深めていきたいと思いますし、また大きな流れとなっていくと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 それでは、最後の経営の改善方策と民間化についてでございます。まず水道につきましては、民間委託に関して、特に徴収業務等という形で、PFIではなくてBODですかね、そういった中で進行しているといったことが、議会の公式の文書にもはっきり載ってきておりますので、民間化の方向についてお示しを願いたいというように思います。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 水道事業の具体的な民営化につきましては、平成15年から浄水場等の運転管理を委託をしてまいりました。経営効率のためにも民間のノウハウを活用してサービスの向上、収納率の向上、経費の削減を図っていきたいと考えております。

 そのために、平成20年の10月から料金徴収業務を民間委託をしていきたいと考えております。また浄水場の建設については、民間の力を使うようなことを今後も検討していきたいと思っております。以上です。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) 今答弁がありましたけれども、水道というのは非常に、一番大事なことだと思っておりますので、その民間化は、今ご説明がありましたけれども、意外と単純ではないのではないかと思っております。

 細かなこと言えば、強制的な料金徴収等々のところでのトラブルとか、そういったことも当然出てくるんじゃないかと思います。そういったときの責任は行政がとるといいますが、やっぱりその辺の部分というのは、社保庁とかと同じで、起こってからの議論ではなくて、きちんとしておくべきだと思います。

 特に水道の場合には、安全な水を提供するということでございますので、管理などをきちんとチェックするものがあるのかどうか。

 民間にしたら、むしろお金がかかってしまっておかしくなってしまったという例もないとは言えないんじゃないかと思っておりますので、水道事業を民間化するについては、むしろ私は建物を建てたりする方が楽だと思っています。

 ですから、きちんとした形で水道事業というもので、市民の皆さんに安心いただくと。財政的に厳しいから民間化をするんではなくて、そうした方が安心になるんだという根拠を示す必要があるんじゃないかと思いますけれども、その辺はいかがですか。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 水道の事業の中でも、今申しましたように部分的に管理だとか料金徴収の部分の民間委託を進めてまいりたいというふうに思っておりまして、全面的な委託ということではありません。

 先ほど議員おっしゃられるように公共の福祉ということ、それから水道につきましては市民生活の一番重要な部分を占めておるということから、将来とも公営企業というような考え方で進んでおりますので、管理につきましては委託はいたしますけれども、市の方できちんとしたチェックをしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) わかりました。それでは視点を変えますけれども、今回一応値上げという形で流れております。まだ決定したわけではございませんけれども、今の部長の答弁をお聞きすれば、今回水道料金の値上げをするときに、この民間化といったことが前提にして語られているわけですね。実際にはね。そこで市民の皆さんに対して、安全で安心な水を供給するために今の水道料金を、これだけ上げていただくんですけれども、そのためにもこの民間化が不可欠でありますという形での説明を、きちっとしていただきたい。

 そうでないと、このことはあとになって問題を起しかねないことだと思っていますが、その辺はいかがですか。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 今市民へのPRの問題をおっしゃられましたけれども、審議会の方でもそういったご意見をいただいておりまして、きちんとした市民への周知徹底を図っていきたいというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 原勉君。



◆22番(原勉君) では、その辺はよろしくお願いいたします。

 持ち時間も少なくなってまいりましたので、ここでいわゆる地方財政における三権分立といったものについて、もう一回確認したいと思っております。

 行政権といったものは、いわゆる予算編成権でございます。そして立法権というのは予算修正権、議会でありますね。もう一つの司法権。これが三権分立であります。

 私、この司法的権力、私はあえて権力という言い方をしたいと思っているんですけれども、この司法的権力役割、ここには私は市民というのが出てくるんじゃないかと考えています。

 自治基本条例では三位一体という言い方ですね。市民、行政、それから議会。そういったときに、この司法的役割といったものは、やはり非常に重要じゃないかと思います。この形で地方財政の中における三権分立を抑えていきたいと私は思っております。そのときに初めて監査委員制度、それからいわゆるオンブズマン制度等々が理念的なものとして登場してくると思いますし、またこの中では監査請求、直接請求、それから予算や決算の委員会における議会の傍聴、そういったようなもの。それから当然そこには、それぞれの住民による財政的な問題、予算編成等々に対する積極的な参加。そして私どもが一生懸命市民の皆さんとして作り上げた自治基本条例のような、市民参加による条例づくり。それからいわゆるマスコミ等の力をお借りしながら、我々の方から積極的に関与していくこと。

 それから、飯田市における広報いいだとか議会だより等々、広報誌ですね。そういったものを媒介して、この3つの権力、役割が確立される。

 先ほど私は情報公開についても触れてきましたけれども、この3つの権力、役割がしっかりしてこないと、行政それから議会が何となく一人歩きするような形になってしまい、市民の目線での一緒の行動が、非常に薄くなってくる。

 国の方はもうめちゃめちゃになっておりますのでさておきまして、少なくとも私たち飯田市におきましては、今回の大事な9月議会を通しながら、そういうことができる環境、今後もお互いに学びながらやっていくことが、やはり健全な財政なり行財政改革を進めていける端緒になるということではないかと思います。

 私も今回公営企業を取り上げながら、市の財政というものの大枠の部分をやはりやる必要があるんじゃないかなと思い、充分ではなく、勉強不足とかありますのでいけませんけれども、やはり議会という場で、こういった形で大枠のものを掴みながらやっていく必要があるんじゃないかということで提案をさせていただきました。

 そういった意味で、特に水道の民間化等々も具体化しております。また病院においても非常に厳しい環境の中で、市民の期待はというより、もうお願い、何とかしてくれという形になっているわけですけれども、そういったこともしっかり抑えながら今後も対応していきたいというふうに思っておりますし、そのためには先ほど公営企業の管理者の部分でも述べましたように、非常に重要な部分を占めておりますので、その辺の決意のほどを述べていただいて、そしてそれが間違いなく20年度の新しい予算編成の大きな骨太になると思っておりますので、最後にお聞きして質問を終わります。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今お話がありましたように、まさにその行政権、そして立法権、そして市民参加によるこの地域づくりといったもの、これは情報公開を前提にして行なっていく必要があると。それを一人でも多くの方が、この今の厳しい状況について関心を持っていただき、そしてそれぞれの立場で何ができるかということを考えていただく。まさにその自治基本条例の精神にのっとった、これからの対応というものが必要なんではないかと。私もそのとおりだというふうに思います。

 特に公営企業、水道事業や病院事業というものは市民のサービスに直結して、まさにライフラインを形成しているものでございますので、そういった部分について、より透明性を確保しながら、その市民サービスの維持向上を目指すというのが私は基本だというふうに思っています。

 今後とも、ぜひこの公営企業につきまして関心を持っていただき、そしてまたいろいろなご提言をいただければ幸いと思うところであります。



○議長(上澤義一君) 以上で、原勉君の一般質問を終わります。(拍手)

 それでは、次の一般質問を行います。

 清水勇君。

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△清水勇



◆3番(清水勇君) こんにちは。むとす市民の会の清水勇です。

 私を含めてあと質問者二人となりました。ブービー賞とブービーメーカーですか。むとす市民二人で締めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 昨年も9月に一般質問をしまして、キノコの話から始めました。今年は高温で雨も降るときにはたくさん降りました。果たして今年はいかがなものでしょうか、気になるところであります。

 先の参議院選は民主圧勝、自民敗北という結果でございました。しかし私としましては舛添要一厚生労働大臣が誕生したことは、大いに喜ばしいことだと思いました。今回舛添参議院議員は千代の野池神社より出陣をしまして、8月19日には家族4人で千代の関係者にお礼と、だるまの残りの目入れに訪れました。

 そのとき、千代、飯田市がよくなるように協力しますよと約束をしたわけですが、しかし残念ながら今回安倍首相が退陣されまして国政混迷が続く中、また新たな閣僚人事が行なわれるわけですが、私としましては舛添厚生労働大臣が国民の注目を集めている大臣でありますので、再入閣することを信じておりますし、年金問題、社会保険庁改革など、ぜひ厚生労働大臣になってもらいたいと念じておるわけであります。

 さて、当飯田市では4月より自治基本条例が施行されました。飯田市議会へも全国各地、北海道から九州まで、市、町、村の議員のみなさんが基本条例の視察に訪れております。対応は議会議案検討委員会でしております。

 ちなみに今年の4月から9月12日までに25の市、町より延べ200人が訪れました。12月までにはもう13市の予定があります。

 今までの宿泊は飯田市に15市、117名。飯田市以外の下伊那には3市が宿泊しております。大いに観光事業に貢献しているのではないかと思います。

 また、お茶も出しますが、お茶受けに飯田名物の和菓子も出して、飯田の和菓子もPRしているところであります。帰りに、おいしいので土産にしたいというような方もありました。

 市長もトップセールスで頑張っておられますが、市議会も来られた人たちや視察先で飯田市のパンフレットを配り、飯田市のPRに努めているところであります。

 さて今回私の質問ですが、天竜峡再生のみにしました。三遠南信自動車道が来年3月に天龍峡インターまで開通します。そこで天竜峡再生事業が現状どうなのか、開通までにどこまで進む予定なのかを質問していきたいと考えております。では、質問席に移り質問をさせていただきます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) それでは質問に入ります。

 昨日、木下容子議員が天竜峡再生について質問されています。重複しないように気をつけますが、同じようなときはご容赦をお願いします。

 ちなみに、地域活性化プログラム2007の重点プロジェクト事業として、観光をプラットホームにした多産業連携事業という項目があります。その1つとして、天竜峡活性化プログラムがうたわれております。

 具体的事業として、天竜峡再生マネージメント事業が挙げられて、現在まで取り組まれていますが、現状についてお聞きします。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 天竜峡再生マネージメント事業につきましては、天竜峡の歴史文化など豊かな資源から、その特徴というものを掘り起こし、それを個性としてこれを情報発信していくというものでございまして、天竜峡再生のための地域再生マネージャーであります金谷さんが、自らこの現地に出向いて、今いろいろな多くの文献を紐解き、また地域の皆さん方と天竜峡をどのように再生させていくかということについて話し合いをしながら、この再生プログラムを策定してきているところでございます。その再生プログラムの骨格につきましては、だいぶまとまってきております。

 そのコンセプトといたしましては、天竜峡の個性を探り、人と人、心と心を結ぶ天竜峡の再生というものでございます。

 この天竜峡の再生に向けましては交流と定住、それから自然の美、人為の美、心の美、この4つをテーマといたしまして、プログラムの組み立てをしてきているところであります。

 具体的なその取り組みとなるところは、この昭和の初期の天竜峡というものが最も輝いていた時代であるということを、この調査の中で浮き彫りにさせてきておりまして、これを長い目で取り戻していこうというふうに考えているところでございます。これが天竜峡100年再生構想ということで、今プログラムの中で位置づけられているものでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 現在までの構想、その他項目について今答弁があったわけでありますけれども、今市長の方からも出ました金谷再生マネージャーについてでありますが、昭和の町で知られる大分県豊後高田市より来ておられる金谷マネージャーでありますが、飯田に常駐されて、今言われますように天竜峡再生事業に取り組んでおられるということで、多くの飯田下伊那の情報を金谷氏自ら調査して歩いているというふうに今お聞きしました。

 また、私は幅広い選択肢が得られるような協力体制が必要と思います。そこで市として、金谷氏に対してどういうようなバックアップをとっているのか、お聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 議員ご指摘のように、金谷マネージャーには本当に力を入れて取り組んでいただいておるわけですけれども、幅広い取り組みが必要だということで、現在市としては天竜峡チームを設置しまして、そこを中心にいろんなところで金谷マネージャーと一緒になって取り組んで、いろいろ市民の皆さん、それから観光事業者の皆さん、それからいろんなことで支援していただく皆さんとの輪を広げる取り組みをしております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 周りの協力体制については今お聞きしましたが、例えば具体的に金谷氏一人なのか、それとも観光課の中で特別に何人かが常にサポート体制あるのかどうか、ちょっとその点をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) ただいまも説明をいたしましたが、天竜峡チーム3名を専属として設置しておりまして、金谷マネージャーと一緒に取り組んでおります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 聞き落としまして済みませんでした。

 というようなわけで、それぞれ金谷氏を中心に再生に向けて進んでいると思います。

 先ほど市長の説明にもありましたが、私は地元、やっぱり地域の皆さんも一緒にそういう事業へ参加していくかと、一緒に取り組むかと、一緒に取り組む姿勢と気持ちが必要、非常に大切と思います。

 その点について、活性化プログラムの中でも具体的に挙げておりますが、具体的に挙がっておる中で天竜峡のイメージアップにつながる例えば食材の発掘、そばのブランド化についての研究を進め、農業部門と連携した域産域消の推進を結びつけているとか、また地元天竜峡の住民の皆さんが知恵や工夫を出せるように、引き続きヒアリングなどを行ない、現場の声がマネージャーに伝わる仕組みを作るというようなこともうたっておりますが、その後地域それぞれ今のことについての状況はどうなのか、お聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 今地域経済活性化プログラムに書いてあることを挙げていただきましたが、私としてはそのように今現在進めておるつもりでございます。

 地域再生マネージャーを中心として、地域の皆さんと膝を交えて具体的な取り組みを話し合っておりますし、観光事業者の皆さん、地域住民の方々との共同の輪を広げるとともに、いろんな意味で応援していただける方々、支援者と連携して天竜峡再生に向けて今取り組んでおります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 続いて、それぞれそういう形で取り組んでいるということでありますけれども、天竜峡再生プロジェクト事業も評価、方針、実現方法というような展開シートを元に、今言われますように進められておると思います。観光立て直し、再生には時間がかかり、即結果というわけにはいきません。しっかりした再生プログラムを作り取り組んでもらいたいと思っておりますが、私も協力しますし支援したいと考えております。

 昨日この件について、再生に対する市長の考えも木下容子議員が質問したときにお聞きしました。質問者が変われば、また別のことも出てくるんではないかと思いますので、再建に向けて今の気持ちをお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) あんまり変わらないのですけれど。基本的にはこの天竜峡再生計画というものは昨日もお話ししましたように、まずその三遠南信の天竜峡インターチェンジが、いよいよ来年3月までに開いてくる。それから、今これまでも進めてまいりました天竜峡エコバレー地域、これとその間にありますこの名勝天竜峡。これを一体的にいかに活性化させていくかという中で、これを再生道路でつなぎ、そしてこの真ん中の名勝につきましては、天竜峡再生というソフトの、この再生の部分を主にした部分を入れていこうというものでございまして、まさにこの地域活性化のためには地元の皆さん方がやはりその気になって、そして自分たちの地域に誇りを持って、愛着と誇りを持ってこの活性化、地域づくりに取り組んでいただくということが必要だというふうに思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今取り組みとか方向性を、この質問の中ではお聞きしました。

 次に、それぞれ細かく伺っていきたいと思います。

 天竜峡活性化プログラムの中に「天竜峡保存管理計画」というものがありますが、策定経過と現在の状況についてお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 天竜峡保存管理計画でありますけれども、名勝天龍峡保存管理計画については、専門分野の調査員の皆さんによりまして、地形、地質、動物、植物、歴史、文化、風致計画について調査をしていただきました。

 その調査結果を元にしまして、保存管理策定委員会で保存管理等について検討していただくとともに、地域住民フォーラムにおける意見も参考にして計画をまとめてきております。

 現在その内容について、文化庁と最終調整をしている段階であります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) それぞれ、そういう調査をして今文化庁と確認をしているというわけでありますが、この天竜峡保存管理計画を今後この再生計画にどのように活かしていくのか、どういうお考えがあるのか伺いたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 名勝天龍峡保存管理計画というものは、これは名勝地を適正に保存し管理していくとともに、広くこれを公開して利活用を図るということを念頭に置いて策定されております。

 今後の取り組みといたしまして、名勝天竜峡保護協議会を立ち上げて、ここで整備計画の策定をしていければと思っているところであります。

 天竜峡観光の重要な要素であります自然の美の再生につきましては、この名勝天竜峡保存管理計画に基づいて、遊歩道あるいは公園、峡谷などの景観の整備にあたりたいと考えているところでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今までも国定公園という中では難しい問題も多々あると思いますし、また国定公園だからということで、ここ3〜4年前から取り組んでおりますけど、それまではなかなか手を入れてこなかったように、地元の私としては見ております。ぜひ、今言われますようにいろいろな方向の検討がありますが、今後とも努力をしてそれぞれ再生に活かすように取り組んでもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、天竜峡の景観整備についてお聞きします。

 一部今までに整備も進んでおると思いますが、現在までの進捗状況をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) これからの保存管理計画等に基づいて、段々と整備しておるわけでありますけれども、例えば今年度実施しましたことは、天竜峡観光協会あるいは地域の住民の皆様方によって、第一公園、第二公園、姑射橋周辺、つつじ橋周辺の下草刈りや雑木の整理を実施しております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 確かに今言われましたように、雑木や公園内のどうだんの下回り、それぞれやられておると思います。

 前回は、つつじ橋から第一公園といいますか、歩道と手すり整備等具体的なことをやってこられたと思います。

 今後の整備について伺いますが、私としては温泉館前、今度名前変わりましたね。温泉館前の桜、ソメイヨシノは50年から60年という形の中で、あそこもだいぶ傷んでおりますが、例えばその桜の問題だとか、姑射橋下流にある竹藪、また杉の針葉樹の整備。公園の上から見るとあそこら辺は天竜川見えない状態でまだあります。そこら辺の整備が必要と思いますが、今後の整備計画をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 今後文化庁との協議を必要とする景観整備もあると思いますけれども、名勝天竜峡保存管理計画に基づきまして整備を実施し、美しい景観を取り戻していくということになると思います。

 具体的に、ただいま議員のご指摘にもありましたことも含めまして、美しい景観を阻害している竹の伐採とか、公園、遊歩道から景観を見下ろすことができる場所を整備するほか、遊歩道の整備を順次進めていくことになると思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 順次というお言葉でありますし、文化庁の方との打ち合わせとか協議というのがあると思いますが、来年の3月には天竜峡インターも開通してくるわけであります。

 したがいまして、できるものではいつ頃までにできるか。来年の3月までに、ある程度できるのかどうか、そこら辺はいかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) ある程度ということであれば、本年度もただいま申し上げましたようなことも含めて予算化しておりますので、ある程度は今年度も実施していくことになると思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 確かに難しい問題がありまして、私もある程度というふうに言わせていただきました。そのある程度がぜひ少しでも多くなるように努力をお願いしたいと思います。

 次に天竜峡東側、吊り橋から龍江今村公園までの遊歩道についての整備も必要と思います。またトイレについてでありますが、今村公園にありますが地元の人たちがこれ掃除をしております。古く臭いも大変なものです。また遊歩道から遠く離れているために、近くの民家にトイレを借りに来る観光客もあそこら辺おるそうです。観光地としてイメージが非常に悪いと思いますが、その遊歩道の整備、またトイレの整備について、どうお考えなのかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 龍江側の遊歩道等についてでありますけれども、やはり景観と安全に配慮しまして防護策の整備、歩きやすい遊歩道の整備を、先ほど申し上げましたように計画の中で順次進めていくことになると思います。

 それから、今村公園のトイレについてでございますけど、天竜峡観光の観点から天竜峡全体の状況を見る中で、整備について検討をしていきたいと思っています。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) これも順次という言葉が出ました。私は、例えばトイレについてはこれ早急に、ぜひ開通前までに、そういったイメージの悪いものについて、国定公園の観光地でありますし、今天竜峡再生という形でもありますし、具体的にできるものではないかと考えておりますので、このトイレの例えば整備については、早急にできるようなお考えはないかどうか、再度お聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 早急にというお話でありますけれども、遊歩道等全般を見る中で検討したいと思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) その全般が何年になるかは別としまして、例えば来年の3月までにできるかどうかというようなことはいかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 来年の3月までについてということでございますけれども、現在の予算の中を見て、ちょっと今日お答えするのは厳しいかなと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) ご期待申し上げますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 次に、姑射橋の塗装塗り替えについてお聞きしたいと思いますが、現在の側面は非常に汚れております。上部につきましては塗装が落ちてサビが発生している状況で、観光地としては非常にイメージが悪い橋に今なっていると思います。

 この件について、市としてのお考えをまずお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 中園建設部長。



◎建設部長(中園雅君) 姑射橋につきましては県管理の橋でございますので、市としての考えというものは特段ございませんが、ただ、飯田建設事務所では平成15、16年度におきまして、老朽化等含めまして構造点検などを行なった結果、現時点ではさほど問題ないということでございまして、当面塗装等の計画はないということでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 確かに県道であり、県の仕事だと思っております。

 私としましては、やはり飯田市も天竜峡再生に取り組んでおるという状況の中では、県の見方と私の見方が違うのかどうかわかりませんが、実際にやはりサビが発生すれば橋も早く傷むというような状況であります。酸性雨も多くなりまして、中国の方が光化学スモッグ等も含めて、日本の方へ酸性雨の強いものも来るような状況も考えられております。

 そんな中でいきますと、やはり橋の上部も相当サビが発生しておりますし、そこへいきますとボルトとかそういう、その他のところにも悪影響が出てくるんではないかと考えますので、やはりあきらめないようにしていただいて、市の方からも要望を県の方へしていただきたいと思いますが、そこら辺市長のお考えはいかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 橋の件も含めまして、この名勝地の天竜峡の再生というもの、全体的に今考えているところでございます。

 当然議員のおっしゃるように、来年の3月までにはインターチェンジが開いてくるというような中で、どこまで整備して今度新しく春から入っていらっしゃる観光客の皆さん方をお迎えしていくかということを考えていくという、そういった時期ではないかと思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私としましても、やはりインターチェンジ開通に向けて、できるものはやっていきたいと。確かにそこには予算やいろんな問題等がありますが、ぜひあきらめないで、どうやったら物事進むかとか、やはり努力していただいて、再生に向けての整備お願いしていきたいと思います。

 今まで、いろいろと具体的に話を進めてきましたが、桜については例えば100年200年もつ桜を今後植えていくとか、桜が終わればつつじの里、つつじが終わればヤマユリの里、また秋にはモミジ、紅葉など、それぞれ問題ない植物の増殖は私は検討して行なっていくべきかとも考えております。

 また、現在一部災害で崩れた遊歩道も仮で修復しておりますが、恒久整備などこれからまた問題になっているところであると思います。三遠南信自動車道の開通までには、やはりできる整備はしていただくという必要があると思います。ぜひお願いしたいと思いますが、今私が言ったことについて、もし答えていただくことがあれば部長、もしくは観光課の方で答えていただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 木下天竜峡再生担当専門幹。



◎天竜峡再生担当専門幹(木下悦夫君) 天竜峡遊歩道の崩落でありますけれども、現在仮復旧でこの観光期を過ごしております。このシーズンが終わりましたら本復旧ということで、来年の春には間に合わせてまいりたいと、こういうふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) ということで、やはり大勢来て歩くという場所であります。また、あそこもたまたま私も行って確認しました。吊り橋の方から下がっており、天竜峡の上流の方からも下がっておって、ちょうど水が集まる場所じゃないかと。そういう形の中で今回何日か前にも夜雨が降りました。やはり仮歩道として作ってあります。ぜひ雨がたくさん降ったときなどは、大丈夫かどうかというのも確認していっていただきたいと思いますので、その点よろしくお願いしたいと思います。

 次に誘客方法についてでありますが、観光課としてどのような取り組みをしておられるのか、お聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 誘客にどのように取り組んでいるかということでございますけれども、天竜峡という知名度を活かしたPRと情報発信については、インターネットが有効な手段と考えておりまして、観光協会とか南信州ナビなどのホームページによる旬の情報の発信に取り組んでおります。

 また、天竜峡の渓谷美など四季をテーマにしたDVDやパンフレットを作成しておりますので、それを情報発信ツールとして誘客宣伝に活用しております。

 それから、昨日の木下容子議員のご質問にもありましたけれども、いろいろな果物と四季を通じてできる果物狩り等があります。それから紅葉列車、ウォーキングなど季節感を演出する誘客企画もありますので、南信州観光公社あるいは観光事業の皆さんと一緒に、官民一体となって宣伝活動をしております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私も観光課のインターネットとかは時々見させてもらっております。また、その中に南信濃や上村の情報発信もされておりますし、努力しておられるということが受け取れると思います。

 私としましては舟下り、ラフティング、宿泊施設とか飲食店などは、個々でまた誘客を行なっているところもあると思います。市としてそういったそれぞれやっているところと協力、指導をどのようにしているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) どのように協力しているかということでありますけれど、天竜峡に関する観光事業者の誘客活動につきましては、ただいまのお話のように個々にも取り組んでいただいておりますが、そのほかにも観光協会においては、会員が共同して誘客宣伝活動にも取り組んでいただいております。

 今後、再生マネージメント事業において誘客に向けた情報を提供していくほか必要に応じて、関係する事業者の皆さんと連携を働きかけてまいりたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 観光課として協力して取り組んでおられるというのは、十分努力していることもわかります。

 私としましては、やはり例えば飲食店や宿泊施設、来ていただいて喜んでいただけるような内容のものについて、私はぜひ観光課の皆さんも、やはりそれに対して指導していただけるような人を招いて、来ていただいたお客の皆さんが喜んでもらえるような努力も必要かと思いますが、そういった点、招いて指導するというようなお考えはどうでしょうか。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 指導するといいますか、一緒に取り組むことが大変重要なことだと考えております。

 先程来お話に出ておりますように、来年の3月にはインターチェンジが開通します。そういったことで受入れ体制を整えていく必要がありますので、現在もどういった形で皆さんと協力して受入れ体制を整えていくかということにも取り組んでおりますので、そういう中で指導という形ではなくて一緒に取り組んでいきたいと、そんなふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 続きまして天竜峡ホテル跡地、今度道路の再生によって壊しましたが、私から見るとしぶき荘の方はあまり残らないように思います。天竜峡ホテル跡地について、もし利用についてお考えがあればお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) あそこの跡地につきましては、今の再生道路にかなりかかわってくるという部分がありますので、まずその再生道路の工事を進めていくということがまずあります。

 これも最初に申し上げました、名勝天竜峡の保存管理計画に一部かかわってくる場所でございますので、この管理計画の中でその利用については明らかにしていきたいと考えているところであります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) なぜ今聞いたかといいますと、ちょっとあとでこの件について触れたいと思いましたので、今ちょっと確認をさせていただきました。

 私も何点か、この誘客について提案したいと思いますが、確かにインターネットについてはいろいろやっておられると思います。また観光パンフについては、昨日清水議員や木下議員からもあったと思いますが、私はやはりいろいろあるものを一度整理するというか、見直す必要もあるのではないかと考えております。また、キャッチフレーズ等も考えられたらどうかと思います。

 近くに、今田平多目的広場ということで地元で整備をしております。また、あの広場については地元以外でも使用可能で龍江支所で受け付けていますので、多くの人に利用してもらいたいと思います。

 なぜ、ここでこういうことを言わせていただくかというと、例えば冬場リトルリーグでは北信の方は雪も多くて練習場所がないということで、南信の方へ練習試合に来ます。そうすると泊まらなければならないということで、今回のこの温泉館の利用にもつなげていただきたいなと思いますし、先ほど果物のことが出ました。イチゴ、サクランボ、ブドウ、りんご狩り等ができます。広場をそういうことに使っていただきたいし、全日本のロードレースの会場になって、今年は桜並木の10周年の会場にも使いました。また天竜峡マラソンの会場だとか灯籠流しの駐車場等も、幅広く使われるようになってきました。

 河川敷にはマレットゴルフ等もあるわけであります。あそこが人の集まれる場所になってきましたので、ぜひそれぞれ今のところ無料でありますので使っていただいて、集まっていただいて天竜峡の活性化に少しでも役立てるように使っていただきたいと考えているところであります。

 それぞれ今年は、天竜川の友釣り客も転がし客も例年より多いんではないかと思います。大雨が降った割りにはそれぞれ大勢やっておるわけですが、これが地区外から来た客であるといいわけですけれども、土日多いということは一部期待されるんじゃないかと思います。

 そこで、釣り情報等も観光課のインターネットへ載せてもらいまして、いろいろ宿泊施設も、温泉館等も入れるというような形の中で取り組んでいただきたいと思いますが、今まで何点か言いましたが、その点についてもし部長の方で取り組みに対してあればお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 多くのご提案をいただきました。見直しとか整理が必要だということは、そのとおりだと思いますが、そのことについては先程来お話しておりますマネジメント事業の中で見直し、あるいは整理をかけていきたいと思います。キャッチフレーズ等もそういうことだと思います。

 ただ、今いろいろなご提案をいただきましたように、現にいろいろな動きがあるわけでありまして、先ほども申し上げましたように観光課、あるいは観光公社を中心に、そういったことのPR活動、PR活動は何かといいますと具体的には、観光事業者に働きかけて多くの方に来ていただけるように、PR活動を具体的にするということになると思いますけど、そういったことをさせていただいておりまして、現在でも観光誘客に努めております。

 それから、今田平あるいはリトルリーグの誘致というようなお話、河川敷のお話、これは昨日柄澤議員からも話がありましたが、そんなようなことも今後考えていきたいと思いますが、リトルリーグ等については今、今回議案を提出させていただいております交流館等で、また活用していただければ幸いかなと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今交流館、天竜峡温泉館について出ました。私も今回天竜峡温泉館について質問を考えておりましたが、委員会付託になっておりますので、これにつきましては私の要望ということで、ここで発言させていただいて、あとは委員会の方でしっかりやっていただきたいと思います。

 まず厨房の利用について食事提供、セルフサービス等でできないかどうか。また会合後の懇談会、懇親会等、またテニスコート利用の高校や大学生の合宿、近くにキャンプサイトを作ってあそこの温泉利用。下伊那農業の夏期大学等がありますが、あの跡地はどこの所有でどうなっているかはわかりませんが、ぜひあそこら辺に作って、そういう形で温泉利用の方に誘客できたらと考えていただきたいと思います。

 また、先ほど釣りのことも出ました。釣り客は安く泊まれる施設を使っておりますので、インターネット等で紹介等いかがかどうか。

 各地で、いきいきリハビリなどしていると思います。私は会議室へリハビリ器具を置いて、各自で使っているのはそれぞれあると思いますが、各地へ器具を配布するのも大変だと思いますので、例えばあそこへそういう器具を置いて、各地区でやっているのを1週間、1カ月に1回ぐらいかどうかわかりませんけれど、やはり1カ月に1回ぐらいマイクロでそれぞれ送迎する中で、気分転換も兼ねて、リハビリ後の温泉も兼ねて考えていただけたらと思っております。

 まだまだ利用法はそれぞれあると思いますが、風呂の改修や小さくてもいいので露天風呂等も検討していただけたらと思います。あとは委員会付託でしっかりやっていただきたいと思います。

 次に、天竜峡再生に向けて「川の駅」構想はどうでしょうかということでありまして、全国に道の駅は多数あります。そこで舟下り、ラフティングなど、天竜川の利用が盛んに行なわれています。天竜峡マラソン、全日本ロードレースを行なったあと、参加者からは気軽に入れる温泉がないかということをよく聞きます。

 そこで、土産、温泉、食事など道の駅機能を持った川の駅を、みやこグランドホテル跡地あたりにどうかと考えております。天竜峡再生に取り組む考えはないかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 名勝天竜峡の本質的価値、あるいは天竜峡の魅力の一つといたしまして、この天竜川と舟下りの運行というものが、やはり非常に重要な要素ではないかと考えております。

 また、今上流のかわらんべの横には、今のお話のありました言葉と同じなんですが川の駅ということで、ラフティングに活用している港が整備されております。

 この天竜峡の再生に向けましては、先ほど天竜峡再生プログラムの中でもお話させていただきましたが、この人為の美、人が作ってきたものの美をテーマとしたプログラムにおきまして、この川の道として舟下りの活用というものを、しっかり位置づけていきたいというふうに思っております。

 今のご提案がありました、そういった川の駅の考え方も含めて、これから市民の皆さん方と一緒に考えていければと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 昨日、確かに部長の方から川の駅という言葉も説明の中で出てきたのを私も覚えております。

 先ほど天竜峡ホテル跡地についてお聞きしましたが、舟下りに関しては、今まで天竜峡までのものと、天竜峡から唐笠のものとの2つがあったのですが、現在は舟下りは時又港で止まっております。ぜひ私は、できる限りこの2つが天竜峡で止まって下が出るというような形をとれないかと考えておりまして、例えば先ほどの跡地に上から来たものを止めることができないかどうか。下にも道がある、なのでそれを利用すれば何とかなるのではないか。また天竜峡ホテル跡地下も何とか止まれる。以前に止まっていたこともあるし、反対側へも止まって乗り降りしていたこともありますので、これに関係して天竜峡跡地については先ほどお聞きしました。

 私も、川の駅についてインターネットで調べさせてもらいました。川の駅といいますと、例えば藤沢市用田というところですけど、橋と橋の間を散策するコースがありまして、そこは第1日曜日フリーマーケットが行なわれており、ボランティアの皆さんが管理、整備をここではしておられるということであります。また福岡県朝倉市、筑後川沿いのまちでありますけれども、ここには7千平方メートルのハーブ公園があり、ここで地元の女性のグループが中心になって、ハーブを作りまして、石けんを作ったり、ローゼルティというお茶を作って売ったりしているとのことです。このように環境に配慮した地域づくりを目指していろいろな活動が行われています。また九州の大淀川の河川敷ではいろんな自転車、三輪自転車だとか人力や動力で動かす自転車のコースとか、マウンテンバイクのコースだとか、そういった形を取り入れながら、川の駅運営を併用してやっておるというような場所があります。

 そこで先ほど言いましたように、かわらんべの方にラフティングの駅もあると。私は両方近くにあってもいいんじゃないかと考えております。

 そこで川路側というのは大水が出ると、流れが川路側へ行きまして強い流れになる。龍江側は逆に水が上流へ流れるというような形の中で、今回の龍江側のマレットゴルフ場も5センチぐらいの泥を、マレットゴルフ同好会の人がどかしたんですけど、その程度で、被害で済む。

 今までも龍江の河川敷には桑畑がありまして、ずうっと使っておりました。そんな関係で今私が言ったようなことも含めて、ぜひ川の駅の構想の検討を考えていただきたいと思いますが、そういうことも含めて市長に再度ご意見伺いたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) この天竜峡再生マネージメント事業におきましても、この駅の存在というのは非常に重要というふうに位置づけられておりまして、この川の駅をこれどのような形で具体化していくかということもあるんですが、これをいわゆる今度できますインターチェンジを中心とした陸の駅、道の駅という言い方をすると、ちょっとまた別の概念になるので、あえて陸の駅と言わせていただきますが、陸の駅とそれから鉄道ですね、JR天竜峡駅を中心としたこの鉄の駅、そしてこの川の駅と、これが天竜峡に全部集まっているということが、実際非常に重要だというふうに考えております。

 こういった、それぞれの駅というものを整備、あるいは再生していくということによりまして名勝天竜峡全体の活性化、再生につなげていきたいというふうに考えているところであります。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) ぜひ実現に向けた取り組みをお願いしたいと思います。

 次に、かわらんべから天竜峡駅間、天竜峡再生道路の進捗状況をお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 中園建設部長。



◎建設部長(中園雅君) 天竜峡の再生道路につきましては、平成18年度より用地買収を進めてまいりまして、今年度現在までにご承知のとおりホテル2棟の解体まで完了したところでございます。

 今後につきましては今年度の予算状況によりますが、一部渇水期に河川部分の工事を予定をいたしております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) それでは、その道路に歩道のようなものが付くのかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 中園建設部長。



◎建設部長(中園雅君) 再生道路につきましては、地形安全性の面から歩道は計画してまいりたいというふうに考えておりますが、今天竜峡再生プロジェクトの中でも遊歩道等のこともございますので、今後それらも含めて検討してまいりたいというふうに思います。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 私も、姑射橋から今龍江の桜並木、今度できる天龍橋にも2メートルの歩道が付きます。それで時又へ渡って川路側も遊歩道があるわけでありまして、それがかわらんべまで続いているところであります。

 やはり、かわらんべから姑射橋までのルートで、きちんとした歩道、例えば旧道の整備をする等などの検討をお願いしたいと思いますが、これにつきましては産業経済部長、もしくは市長からの方がよろしいかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 当然そういった、この天竜峡を周遊するこの遊歩道、あるいはその歩道といったものは、重要な要素というふうに考えております。そういった周遊ルートの検討というものをしっかりしていきたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) その点はしっかりしていただけるということでありますので、次に進みたいと思います。

 次に、天竜峡駅から天龍峡インターまでの道路計画について2年前にも伺いましたが、再三言いますように天龍峡インターの開通まで間もなくという状況になりましたので、その点について現在どのような状況なのかお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 答弁を求めます。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 当然この天竜峡再生道路につきましては、このかわらんべから天竜峡駅間、これをまず優先して今工事に取りかかっているところであります。ですから、インターチェンジから降りてきた場合の想定ルートといいますのは、多分このかわらんべの方にバスなり自動車を回して、そしてあの付近に駐車をしていただいて、そこから先歩いてもらうなり、あるいはバスで一旦姑射橋の方に観光客を送り届けて、それからバスはここに、かわらんべのところに戻ってきて、その駐車場で待機と。そんなようなことが想定されているわけですが、やはり重要なのはその先について、インターから直接名勝天竜峡に入れるような、そういったものも作っていかなければいけないんではないかという、そういった考え方が当然あるというふうに思っております。

 これにつきまして、まだルート等につきまして、あるいはどんな形でやっていくかにつきまして、今後地域の皆さん方と検討していく段階であるというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 天竜峡には、例えば温泉館だとか、吊り橋があったり、また花が咲く時期でありますと、つつじだとか桜だとかは、そちらの方がきれいだと、歩いて見るにも。そういう形でありますので、ぜひ私としましては、その道路については大型が通行できて、また駐車場にもとまれるような整備も必要でないかと思いますし、やはり欠かせないものではないかと考えております。

 地元の人たちと協議をして進めるということを、今市長のお言葉からいただきましたので、ぜひこれも実現に向けて早急できるような努力を今後していただきたいと思います。

 次に、天竜峡大橋、これは仮称でありますけれども、この天竜橋大橋を天竜峡再生に活かす施策についてでありますが、これ2年前も要望で出させていただきました。今回は具体的にお聞きしたいと思います。

 橋の管理道路として、自転車も通れるような歩道の設置はできないものかどうか。市の考えをお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 天竜橋大橋の今後の予定につきましては、あとで建設部長の方から補足をしていただければというふうに思いますが、この歩道橋設置についての強い思いがあるということは私も承知しております。

 現在、先ほどから申しております天竜峡保存管理計画、それからその再生プロジェクトなどの策定をしているわけでありますが、特に天竜峡保存管理計画の中で、この天竜橋大橋をどのように扱っていくかということ、これが非常に今重要な課題になっているところでございます。

 現在の、この全体の計画立案の中で、当然その保存計画は文化庁からの指導を受けながらというものでございますので、そういった協議を通じてこれから具体的なことを今考えていかなければいけない、そういった時期ではないかと思っているところであります。



○議長(上澤義一君) 中園建設部長。



◎建設部長(中園雅君) 大橋につきましては、今天竜峡計画ワーキングというところで構造、あるいは景観の面から検討をされておりまして、それらの結果が出ませんと、その次の設計なりには入れないという状況でございます。これについては飯田国道が主催しておりますので、この程度の説明とさせていただきます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) 今の部長の答弁がございました。

 しかし、私としてはやはり使えるものは使いたいと考えます。あとでするには相当余分なものがかかるというようなことも含めて、例えば私は千代地区の高校生が自転車で天竜峡駅まで通学ができるとか、そういうこともできるんではないかと。また天龍峡インターチェンジで降りて、そこの3ヘクタールの土地も含めて今後の利用方法は出てくると思いますが散策路とか、また違う意味での景勝を上から見るというような形も含めてあるんではないかと。

 また、サイクリングロードとして考えれば、天竜橋の方までぐるっと廻れば10キロ少しぐらいのものもできるんではないかと。また、このサイクリングにつきましても、それ以外の使い方、利用方法もできるのではないかと私としては考えております。

 そういう中で、橋は60年70年以上もつものであります。そういう形の中で、要望していくものは要望して、何とかしていくという方向が私は必要ではないかと思います。そこでまた市長に再度ご意見を伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 天竜峡の保存管理計画の策定が、今ある意味で非常に重要な時期に来ておりますので、なかなか答えづらい部分が多々あるわけでございますが、いずれにしてもおっしゃるように、この天竜峡保存管理計画、あるいは天竜峡再生プロジェクトにおきまして、この名勝天竜峡これをしっかりと保存していくためには、やはりそういった名勝を周遊できるような、先ほど歩道あるいは遊歩道の話も出ましたが、そういったルートをしっかりと設定していくということは、極めて重要な要素になるというふうに認識しております。

 ですからこそ、この全体の計画立案にあたりまして、やはりそういった要素をどのように打ち出していくかということが重要になると考えているところでございます。



○議長(上澤義一君) 清水勇君。



◆3番(清水勇君) いろいろと苦しい立場もあろうかと思います。

 ただ、私は1%の可能性があれば、やはりその目標に向かって進んでいくというような気持ちも大事じゃないかと考えております。確かにいろんな問題がありますし、国交省の問題だとかいろいろあろうかと思います。

 ただ、私は国交省の人たちも、県から地元へ来ている方達も、飯田市近辺へ来て、いろいろ事業をやるというときには、やはりその地区のことも考えながら、ただ形だけで来るんではなくて、一緒になって地域をよくするという気持ちでやっていっていただきたいというのが私の希望でありまして、やはりそういう気持ちでこの飯田下伊那に対してやっていただきたいという気持ちがあります。

 そういう形も含めて、難しい問題ではありますが、ぜひ可能性があるならば今後も取り組んでいただいて進めていただいて、使えるものは使えるという形の中で、ぜひお願いしたいと思います。

 今回は、天龍峡インターまで3月に開通するということで、三遠南信自動車道、天竜峡の再生について、それぞれ質問をさせていただきました。これで私の質問を終わります。



○議長(上澤義一君) 以上で、清水勇君の一般質問を終わります。(拍手)

 会議の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。

          11時58分 休憩

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          12時59分 再開



○議長(上澤義一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 それでは、次の一般質問を行ないます。

 代田剛嗣君。

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△代田剛嗣



◆4番(代田剛嗣君) 今回の一般質問ブービーメーカーでございます。上手にいきますかどうか、あくまでもブービーメーカーでございますので、多岐にわたり一般質問をしてまいりたい、こう思います。

 いよいよ秋になりました。食欲の秋、実りの秋、それぞれあるわけでございますが、市長は顔色を見ますと食欲の秋も大丈夫だろうと思って見ております。

 私は実りの秋を、市長いわくトップセールスということで、まずPRさせていただきたい、こう思います。

 レンゲを作って4年目でございます。大変よく今年もできました。市民の皆さんぜひ一度めしあがっていただきたいな,こういうように思います。

 本当に味はよく肥料がいらない。こんないいレンゲ米がたくさん採れるのであります。そこで農家の皆さんにもぜひ、今回の一般質問でも環境問題が多く語られておりますが、環境の1つとしてレンゲを蒔いていただきたいなと私の希望でございます。ひとつよろしくお願いしたい。

 今回の質問通告、皆さん見たとおり多岐にわたりたくさん書いてございます。時間が短くありますから、この時間内に質問等してまいりますので、端的に短くお答えをお願いをしたい、こういうように思います。

 大きく分けますと先日の参議院選挙で戦われた項目で幾つか挙げてございます。永田町ではKYと言われておりました。なんのことでしょうといったら空気が読めないという、そういうことだそうでございます。私も一般質問をしている間に、空気が読めないようなことのないように、気をつけてまいりたいと思っております。

 2番目には、まちづくりという観点から、いろいろな各方面にわたって質問をしてまいります。

 3番目は、70周年記念オリンピックへ出れるであろう選手が来ていただきますソフトボールについて、お聞きをしてまいりたいと思います。それでは質問席に移って質問します。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) まずはじめに、皆さんもびっくりしたとおり安倍首相が退陣になりました。私が質問通告したときには内閣改造をしてすぐでございました。それを見ての質問事項でございましたので、誰よりも一番びっくりしたのは私でございます。いやいや、これは質問ができんようになっちゃなと心配したんですが、多少はずれるかもしれませんが、そこのところは私の責任じゃございません。安倍首相でございます。ひとつよろしくお願いしたいと思いますが、まず選挙戦、各報道機関一斉に子どものいじめじゃございませんが、安倍首相に対してリーダーシップがないないない、朝から晩まで全部言いましたね。そんなことから飯田市で今市政を運営しておいでになります牧野市長、リーダーシップとはどんなものか。市政を担当して今リーダーシップとして、自分ではどうなのかという部分について、感じるままで結構でございます。お答えをお願いします。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 私も市長に就任させていただいて以来、この自分の役割というものを絶えず見つめ直してきているところでありますが、やはりこの地域におけます最大の課題であります、若い人たちをこの地域に戻し、そして安心して子育てができ、そして次の世代を育んでいける、そういった人材のサイクルを作れるような、そんな地域にしていきたい。そのための経済的な自立であり、また人づくりであり地域づくりであると、そんなふうに考えておるところでありますが、これをいかに率先して実践していくかということを絶えず自分に問いかけているという、そういったものでございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 市政担当して約3年ですね。残りが1年になります。どうですか、ここまでやってみて、今の気持ちというのはどうでしょう。安倍首相が首相でございましたから、そこらの点まで含めてお願いします。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) まず私は胃腸は丈夫でございます。そういった言い方でいいのかどうかわかりませんが、健康的な部分ではきちんともっておるということでございます。

 基本的には、今回の議会におきましても議員のみなさん方と議論をさせていただきながら、いろいろと私自身も思うところがやはりあって、そういった議論を通して明らかになる課題があるということを感じてまいりました。

 自分自身としては、そういった議会の皆さん方はじめ、市民の皆さん方のいろいろな声を謙虚にお聞かせいただき、そしてそういったことを市政に反映していく努力をしていきたいと考えているところでございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 本来なら次回の議会か3月議会に質問するのが一番やさしいだろうなと私は思いますが、今お聞きをしますと自信があるというお答えでいいですね。となると次期どうしますか、早いですがせっかくでございます。もう1年でございますので、そこらの点を踏まえていかがですか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 現時点でそのことを言われてもちょっと困るんですが、私はやはり今の任期をいかに全うできるかということのみでございまして、そういったことでご理解いただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 私は代弁者でございますから、市民の中にどういう声があるかというと、「そういうこと聞けと。」、「いいぞ。牧野はよくやっておる。」と、こういう声があるんで、その代弁をしたまででございます。ぜひ頑張ってもう1年、やったら免許の書き替えスムーズにいくだろうなと私の思いでございます。

 そこで、もう1つ選挙の中で戦われた部分でございますが、年金問題。大きな争点ですね。今日もニュース、ワイドショー全て年金問題でございます。市民にとって年金やっぱり関心あるだろうと思います。飯田市における年金の誤りだとか保管状況だとかという部分について、お答えをお願いしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 長沼総務部長。



◎総務部長(長沼弘明君) 年金問題の関係につきましてお答えします。

 国民年金事務につきましては、平成13年まで各市町村で徴収業務から窓口業務まで実施しておりましたが、平成14年から徴収事務は全て社会保険事務所に移管されております。現在は一部窓口事務のみが、市町村で取り扱っているという状況でございます。

 したがいまして、今回問題となっている平成13年までの記録につきましては、平成14年に社会保険事務所へ事務移管しまして全て移管されておりまして、年金記録等については正確に保険事務所の方へ移管されているという状況でございます。

 それから、13年までの国民年金の被保険者台帳、これは飯田市で保管しておりますが、現在本庁のこの地下におきまして保管しておりまして、合併しました上村、南信濃を含めまして全て生年月日順に整理しまして、きちんと保管してございます。

 その他の関連文書につきましては、文書保存規定に基づきまして取り扱っているという状況でございまして、きちんとした保管、あるいはきちんとした移管が完了しているというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 飯田市は大丈夫ということですね。市民の皆さんもそういう点はやっぱり関心があるので。

 年金についてもう1つお願いをしておきたいと思います。

 相談があったら、窓口で親切に教えてやってほしいなと、こういうように思います。いきなり社会保険事務所に行けというんではなくて、こういうようでこういうふうだよという説明だけくらいはしてやってほしいなと、こういうように思います。

 そこで、飯田市にまさかと思いますが使い込んだということはないですね。いかがですか。



○議長(上澤義一君) 長沼総務部長。



◎総務部長(長沼弘明君) 今回報道されております年金の横領問題に関し、発表になっております内容につきましては、総務省の方から社会保険庁を通じて問い合わせがございました。その結果が公表されているというふうに思っておりますが、これにつきましては当市におきまして、過去の人事記録等を調べまして、こういうことがないということを確認しまして、該当がないという報告をしております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) あっては困る話でございます。でもこれなかったということを報道してやらないとね。皆さん以外に疑いの目で見るということは事実なので。物事無罪を証明する程難しいことはないと言われますから。年金についてはそのくらいにしておきますが。次に政治とお金というお話になります。

 また少し話が飛びますが宮崎県の知事、やっぱり就任のときに何であれだけ支持率が高いのかなと思ったら、「裏金はございませんか。」とあの一言が一番効いたと言われております。市長いかがですか、この件について市はありますか。ありませんか。それとも調べた結果なかったのかどうかということをお知らせ願います。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 今回の議会でも監査体制については議論させていただいていますが、平成17年度から監査体制を強化してチェック機能を充実させてきたのは、ご案内のとおりだというふうに思います。

 18年度におきまして、現金の取扱事務を監査のテーマに据え、調査表によります調査と抽出によります関係職員からの事情聴取をさせていただいたというふうに、監査委員から報告が来ておりました。

 この結果につきましては、6月議会において監査報告書として公表されているところでございます。

 私は、この報告を受けまして、当市にはこのような不祥事はないと確信しておるところであります。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) そうですね。あっては困る話ですが、市民の中では飯田市だってあるよという人は大勢おるんで、職員の皆さん心してやってほしいなと思います。私どもがいくら信じても、そのことは信ずるだけでは証明にならんのですから、そういうことのないようにひとつ市政運営については厳正にやっていただきたいなと、こういうように思います。

 もうひとつありましたね。天下りの話があって、高級官僚のわたりの話があったわけです。少し前は天下りといいますと高級官僚、そうですね市で言うなら部長級の皆さんが民間企業に行くことを言っておったような気がします。少し最近景気なのかなんなのかよくわかりませんが、外郭団体に行くという、そんな状況でこの天下りの話が出ておるわけですが、飯田市として再就職の話になりますが、いかがですか。そこらの点疑義を持たれるようなことのないようにということはあると思いますが、そこらの点でどうですか、厳正にできておりますか。



○議長(上澤義一君) 長沼総務部長。



◎総務部長(長沼弘明君) 天下りの関係でございますけど、天下り議員さんおっしゃられたように高級官僚の早期退職に基づく関連企業、あるいは民間の団体の高い地位について、退職金やいろいろもらっていくという、そういう例でございますが、飯田市におきましては行政組織としましては血を新しくしていくということがありまして、職員構成の適正化及び行政の効率化を図るために、職員に退職勧奨を実施しております。

 退職勧奨実施要項に基づいてこれを行なっているわけですが、退職勧奨に基づいて退職される職員につきましては、家庭の事情等によりまして再就職を希望する方もございます。そういう方につきましては、就職の斡旋や市の臨時職員等の雇用をしているところでございまして、市の臨時職員につきましては、待遇は現役時代の4分の1ぐらいになります程度で、退職金等は支払われておりません。

 したがいまして、飯田市におきましては天下りと言われるようなものはないというふうに認識しております。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) そうですね。飯田市で天下りがどんどんなんていう組織ではないと私も信じておりますし、そこらのところは、こちらの方は市民の皆さんもある程度理解できるだろうと。前段についてはやっぱり噂という、テレビ報道がすごいんですから、そういうことが起きやすいということですね。

 もう1点、ふるさと納税というのが話題になっております。ふるさと納税というのは納税システムとして、気持ちとしてわからんわけじゃないんですが、市長としては感想いかがですか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) これは自分が生まれ育ったふるさとに、あるいはかかわりの深い地域を応援したいという、そういったふるさと納税の議論の背景というものは理解できるわけであります。

 地方税を都市から地方への再配分との考え方を基本としてますふるさと納税についてでありますが、これは言ってみれば地方間、都市部と地方部の間におけます税の移転という意味では、総額として地方税が増えるものではない。国と地方の間の話ではないかということがまず1つありますし、このふるさと納税のやっぱり一番大きな問題点は応益の原則、つまり市民サービスを受ける側に対して税金を払うという、そういった応益の原則を外れるということになるわけで、課題はやはりまだまだあるというふうに理解をしています。

 これから恐らくそういった議論がなされて、どういうふうにするかということが決まってくるんではないかと思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) そうですね。税金というものは、使い道をつけて渡されたら皆さんの方が困ってしまいますね。ひも付きのお金が入ってしまったら、それはとてもではないですが、また事務整理もとてもではない。この構想についてはまだ尚早なんだろうと思います。まして衆議院の選挙が近いので、そのあとはどうなりますか、ちょっとわかりませんね。あまり深く議論することでもないだろうと思います。

 ただ税金の使い方については、議員の中でも一番聞きにくい話です。職員の皆さんに裏金があったのかとか不正があったのかなんていうことを、この議場で言うんですから、相当覚悟して言っておるわけです。税金というものの使い道はきちんとやっていただきたい。こう思います。

 その部分について、監査委員せっかくおいでになるので、コメントあったらお願いしたいと思いますが。



○議長(上澤義一君) 林監査委員。



◎監査委員(林榮一君) 裏金とか着服といいますか、そのようなご質問だと思いますけれども、世の中にいろいろ報道されていますように、問題になった事点において監査委員としてもそういったものに着目して監査をしていく必要があると思っておりまして、毎月の例日出納検査や決算審査などの分野におきまして支出に関するチェックを行なっておりますけれども、監査ではいろんな事例の中から抽出をしまして監査するわけでございまして、そういった意味から全てをチェックしているわけではございませんけれども、全体的なものを推測といいますか、見た中では、そういったような事例はございませんした。それで全体を推測、把握しているといったようなところでございます。

 また、昨年度は先ほど市長が申しましたように、現金の取り扱いの監査の中で同じような監査をいたしまして、そういった事例はなかったということでございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 多くの方の関心の中で使われるお金でございます。厳正に使っていただきたいなと、こういうふうに思います。

 次に、これも格差問題の1つとしてネットカフェ難民だと。就職しない若者、それもあるだろうと思いますが、その部分についてこんな事例が飯田にございますか。答弁をお願いしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 飯田市でもインターネットカフェというようなものがありますけれども、24時間営業を行なっておらず現時点で、飯田市におけるネットカフェ難民は確認しておりません。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 東京、大都会ではその問題が多いんですが、これ裏返すとやっぱり就職問題、雇用問題だと思うんですね。飯田でも相当厳しい状況、特に中高年については厳しい状況と聞いておりますが、万全の対策、それこそ精一杯頑張ってやっていただきたい。70%目指してということならばということなんですが、ここについての市長の決意のほどをお願いしたいなと思いますが。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 本当にこの若年層の雇用安定対策、これは私どもの地域にとっても非常に重要な、まさに若い人たちがちゃんと帰ってきて、ここでしっかり生活ができるように考えていかなければいけないことですから、そういった雇用の受け皿というものを、いかに創出していくかということは、これはまさに産業づくりの一番基本をなす部分だというふうに考えているところであります。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 総力を挙げて、やっぱり地域づくりはみんなの知恵と力を合わせてやっていくもんだと私は思っております。市長頑張っていただきたい。こういうふうに思います。

 次に人材活用でございます。選挙で負けたのは、内閣にいらんこと言う人、絆創膏貼ってくる人、いろいろいたので、見た目も悪ければ耳障りが悪いというそんな状況なんですが、市長としてどうですか。特別職含めて適材適所、副市長余分なことは言いませんね。内閣のごとく市長に仕える身として、精一杯フォローしておると思いますがいかがですか。そこらのところからして市長の立場と使われる側、使われる側というよりも市長を盛り上げる方ですね。ああいう状態を見て、適材適所に使うという心構えというものについていかがですか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 限られた人材をいかに有効に活用するかという、そういった観点から議員のおっしゃるように適材適所という、そういった考え方というのは非常に重要だと思います。

 やはり行政サービスを確保することを前提としつつも、やはり事業内容によりましては可能な限りそのスリム化を図っていき、そしてそこからマンパワーが生み出されるわけですが、これを重点施策やあるいは困難な事業のために配置していくといった、そういったメリハリの効いた組織体制づくりというものを、絶えず進めていく必要があると思っているところであります。

 第5次基本構想基本計画をやはり着実に実行するために、必要なそういった人員体制を整えていくということを考えているところであります。



○議長(上澤義一君) 小木曽副市長。



◎副市長(小木曽博人君) 人材の適材適所というのは、もう当然なことでございまして、職員の適性に応じて必要なポストに就けるようにできるだけ配慮して、最大限の能力を発揮できるように配置してまいりたいというふうに考えております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 最初に市長が、今のところ自信あるというようなニュアンスでお答えがあったということは、現在のところはベストの布陣であろうと私は理解しておきます。次の、まちづくりに移ってまいりたいと思います。

 有事に際してと言いますと、すぐ地震しか考えないんですね。これいろんな場面で有事というのはあるわけです。台風もあれば雨もある。もちろんインドネシアであったような大きな地震があると思います。

 そこで、いろんな場面で災害協定、援助協定その他があるだろうと思いますが、現状はどうなっておりますか。



○議長(上澤義一君) 向山危機管理部長。



◎危機管理部長(向山静雄君) 現在、市としましては災害時の対応協定を中心に、現在18の市町村の関係、それから事業所関係結んでおります。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 内容は先日配られた資料で私も見ました。なかなか広範囲ですが、やっぱり起きたとき、大地震だといっぺんでそこらべったりですね。個々の災害だと先般も雨が降ったときに名古屋からポンプが飛んできたようなことがありますから、そういうことを柔軟に考えながら、広範囲に考えていただきたいな。

 遠慮なく協定結び、みんなで助け合うということは当たり前のことだと私は思うです。全員で助けると、こういうことでおるんですが、問題が起きてしまったあと、いち早く復興する方が大事だろうなと、こう思うんです。

 そこで先日中島議員、永井議員がそれぞれ質問されておりましたが、水の問題とかそういうものはわかりましたが、ほかに食料品だとか生活物資ですね。そんなものは協定を結んでおりますか。



○議長(上澤義一君) 向山危機管理部長。



◎危機管理部長(向山静雄君) 現在、この生活必需品の調達に関する協定ですけれども、県内外の自治体や市内の事業所では飯田商工会議所、みなみ信州農協と締結しております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 商工会議所を介してということになりますか。そういうことですね。



○議長(上澤義一君) 向山危機管理部長。



◎危機管理部長(向山静雄君) 従来、この商工会議所に関しては小売商業部というところと結んでおりましたが、それが発展的解消になりまして、現在はいろいろ含めた形で飯田商工会議所と協定を結んでおります。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 今一度個々にするとか、きめ細かく協力体制をとるという考え方はないんでしょうか。



○議長(上澤義一君) 向山危機管理部長。



◎危機管理部長(向山静雄君) まさに議員ご指摘のとおり、必要な場面が多々生じると思いますので、今後ご協力いただける事業所との締結は、前向きに進めていきたいなと考えております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 参考にひとつだけ案内しておきます。

 私のそばに卸売団地がございます。卸売団地の卸業者の皆さんは高森町、松川町とは直接結んでおります。こういうお話でございます。市内にありながら、協定があるからそちらを先にと言われても困るので、ひとつそこらの点まできめ細かい協定を結んでいただいたらいかがかなと思っております。これは要望でございますし、またそのうちに大きな提言をするかもしれません。

 次に、先般7月雨が降りました。松尾地区でまた水がついたというより、つきそこなったという、そんな表現が一番いいのかなと思っておりますが、この問題は4回目になろうかと思います。

 3回目まで聞いたうちで、抜本的対策について、計画を練ります、応急対策は考えますと言っておりますが、担当の方で現状についてどうですか。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 抜本的な計画でございますけれども、これにつきましては現在ある雨水渠の整備計画の見直しを行ないまして、計画的に整備を行なっていきたいというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 昨年の水害のあとなら、そのお答えに対し「ああ、そうですね、そのとおりですね。」と言うんですが、次の年にまた水が出てきたと、こういう状況ですね。いつまでに検討して実施に入っていくんでしょうか。そこらの点はいかがですか。



○議長(上澤義一君) 答弁を求めます。

 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 雨水渠の整備計画につきましては、できるだけ早いうちに着手して計画を策定していきたいというふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 今も言うとおり、台風はどんどん来るわけですね。雨は遠慮なく降ってくれるわけです。皆さん思ったとおりどんどん洪水ごとく、集中豪雨が最近特に多いので。

 お金のことでは、市民の皆さんに信じてくださいと言っておるのに、その点については検討しますだけでは、今度は市民の皆さんが何やっておるのと言われてしまうので、早急に考えていただきたい、こう思います。

 そこで先ほど協定の話をしました。松尾の部分の問題に限りますが、川路は治水という形で埋め立てて、もう水がつかなくなったわけですね。松尾は工業地に指定した部分に水がつくわけです。工業団地としていいですよ、ぜひ来て営業してくださいといって、その部分で水がつくということは、やっぱりこれは異常な事態、こう思うんです。ですから早くやってやってほしい、こういうことです。

 そこで、下嶋地区、今年ちょっとつきそこなったんですが、天竜川の水が増え、毛賀沢の水が増えると水がつく。要は地盤が低いから天井状態になって逆流するという現象ですね。排水できないということは、そういうことだと私は思っております。

 そこでポンプをというんですが県が1台買ったんですが、それ以降要望しておりますか。市長いかがですか。県への働きかけについてはいかがですか。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 県への働きかけにつきましては、今お話があったポンプ車の配備について要望をこれからもさせていただくというところでございます。



○議長(上澤義一君) 中園建設部長。



◎建設部長(中園雅君) 今、市長お答えしたとおりでございますが、具体的には今度の21日にも市長ともども県の方に要望にまいります。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 県議が働くという先日のお話がありましたんで、ぜひ県会議員にもお願いしておいていただきたいと思います。選挙終わったばかりでありますがお願いをしたいなと、こういうふうに思います。

 諏訪から南で1台では、地元としてはたまらない。こういうことでございます。

 そこで一つの提案でございます。自助、共助、公助の共助の部分で、工業団地の企業の皆さんにも応援してもらったらいかがですか。企業の応援皆さんにも知恵を出して応援してもらったらいかがでしょうか。1つの提案でございます。

 小型の排水ポンプあるわけですね。小さいものでもたくさん集まれば大きな力になるわけですね。そんなことであの場所には川が入っておるわけです。あそこに、一番最後の水門のところに水が来て、それをくみ出すというと大きなポンプがいるわけですね。上流で水がなくなればそこに来る水が少ないんですから、水をくみ出す部分については、どこでもいいんじゃないでしょうか。だとしたらそれぞれの企業でも応援していただいて、応援という意味は協定を結べば自分で水を出しますよ、中に電気がいくらでもあるんで、それを借りて直接ホースで天竜川に水を出す。大きなポンプでなくても小さなポンプがたくさん集まれば相当な力になると思いますが、いかがですかそこらの点は。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 確かに災害の発生の際には、それぞれの立場で被害を最小限に食い止める努力をされておることと思います。

 ご提案のポンプ設置につきましては、確かに処理場のように自己でポンプで出している実際に例があります。現状では各企業の経済問題だとか、そういった問題があります。それとあと排水する天竜川堤防の問題もありますので、多くの問題がありますけれども、1つの提案として検討をしていきたいと思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 私も近隣の企業の皆さんに、そんな話をしたんですね。我々でできるなら我々だってやりたいんだと。水がついて商売できんよりは、はるかに簡単なことですと。協力に惜しみないと言っておっていただけるんで、先ほど言いました広範囲に協定結んでほしいというならば建設業者でもいいでしょう。べったりポンプありますね。そういうのと協定してどんどん集めたらどうですか。大きなポンプで維持費がかかるものをドンと据えるのも大事だと思いますが、自分たちでやるという覚悟決めれば、ある程度のことはできると思います。ぜひ検討じゃなくて実施に向けて一緒に汗かいてほしい。私もやりたいと思っております。ぜひそんな向きでお願いします。

 もう1つは、ちょっと議長にお願いします。ここに面白いものがあります。市長わかりますか。これね単なるホースですが、中学の理科の実験でやったサイホンの原理ですね。あそこの場所は少し高台からたくさんの水が来るわけですね。だとしたらその原理を応用して圧力管というのは、川の下に川を作ってあるわけですね。建設部長そうですね、違いますか。ちょっと構造的に。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 横になると思います。出してあるのは天竜川の堤防の中ということになります。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) そうですね、ひ門の横から川の中に直接出しておるわけですね。

 これはね、なんでこんなことをしたかと言ったら、水はこぼれなければ高いところから少々低いところがあっても堤防を越えれるんです。わかりますね。サイホンの原理というのはそういうものだと思います。であるならば、川の上に二階建ての川ができるということになると私は思っておりますし、それは当然そうだと思います。そんなことを考えて、応急措置というのはそういうことをやっていったらどうでしょうか。そんなに経費かからんと思いますよ。いつまでもこの状態で検討しますと言っておるよりも、そういって遊水池、僅かな遊水でもいいんです。そこからホースでつないで直接水を出す。途中で出すからポンプで上げなければならない。上流で直接ホースでもっていけばなんでもないと思います。そういうことを真剣に考えてもらえませんか。



○議長(上澤義一君) 菅沼水道環境部長。



◎水道環境部長(菅沼良収君) 確かにおっしゃられるように、現在ある祝井沢の圧力管については非常に有効に機能しておるというふうに思っています。

 確かに議員おっしゃられるように、考え方はそういうことであります。ですが相当の長い距離を引かなければならないということもあります。

 先ほど言われたように、堤防の上を越えて排水される。それから材質の問題、そういったもの。それからそういうものを含めて、今の具体的にされましたご提案検討させていただきたいと思います。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) あまり恐れ多い提案じゃないんですよね。これ簡単なことです。私ども農業をやっておると、灌水パイプといってやっているのです。1メートル程度のものをみると、それほどはぜる材質ではございません。それほど金額がかかるわけではないんです。1台のポンプが3千万なら、10分の1でもできる話だと私はそう信じております。

 場所については旧水神橋。そこに大きな道路がありますね。10メートルぐらいあると思いますが、そこに30センチのパイプを並べたら、それだけの川ができるんだという想像をしていただければ、排水はそれだけできるんだ、そういうことです。ひとつ私も本気になって実験をします。本気になってやりますから、ぜひ一緒にやっていただきたいなと、こういうふうに思います。これは要望でありますし、いいではないですか、個人的にも研究してみれば。やっぱりいいことはどんどんやるということでないと上手くいかんのだろうと。いつまでも同じことを何回も質問することも、もう4回5回になるととても困りますので、ぜひそんなことで早く解決したいなと、こう思っております。

 そこで、まちづくりでございますから、今度はまちの広がり方の1点で、ちょっと農業委員会に聞きたい。

 建築確認と農地転用について、現状どうですか。



○議長(上澤義一君) 矢澤農業委員会事務局長。



◎農業委員会事務局長(矢澤俊夫君) 平成18年度の実績でございますが、建築確認申請件数は新築にかかるものが406件、増改築等が211件、合計617件となっております。また、同じく平成18年度の農地転用申請件数でございますが、406件でございます。

 建築確認、農地転用いずれの申請件数におきましても、過去10年間を見ると年度によって変動の波はあるものの、全体的に微減の傾向にございます。

 事務の流れでございますが、建築確認申請のうち敷地に農地が含まれるものにつきましては、都市・地域計画課から確認申請の書類の回付を受け、私ども農業委員会事務局で転用許可を要する建築物かどうか、あるいは敷地が農地転用許可済かどうかなど、農地法関連の意見を付して戻しておるところでございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 406件が転用許可ということでございますね。そのうち農振除外の対象とするのは何件ぐらいありますか。



○議長(上澤義一君) 矢澤農業委員会事務局長。



◎農業委員会事務局長(矢澤俊夫君) 406件の農地転用のうち、除外は95件でございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) どうしてそこのところで重複して聞いたかといいますとね、昨日内山議員も言っておりましたが、上久堅、竜東地区については農振が圧倒的に多いんですね。そういうところの部分で聞いていきますと、家の建て替えが多いのかな、まちが広がりを見せておるのかどうかという数字が、こういうのを見るとわかるわけですね。まちづくりはそういう観点から見ていく、そんな目で私はちょっと聞いてみたんであります。

 そうしないと、雨水だとかそういうものの広がりが見えてこないので、ひとつ聞いてみて、もっと正確に今度はお知らせをお願いしたいと思います。要望です。

 家が広がりながらと言ってきました。ここでまちができました、こういうことですと事故の多発箇所が、人身事故含めて物損事故多発交差点というのがたくさんあろうかと思いますが、どういうように掌握しておりますか。



○議長(上澤義一君) 向山危機管理部長。



◎危機管理部長(向山静雄君) 事故の多発箇所につきましては、各地区からの交通安全施設の設置要望書や、警察署からの情報によりまして、防災交通課で把握しております。

 この事故多発箇所を全て検証した上で、関係部署等と協議をしまして、必要な対策を講じていると、こういうことでございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 必要に応じて対策をとっておると、こういうことですね。その割りには同じ箇所でいつまで経っても事故が多い。今日は具体例は挙げませんが、地域の近所の方々は、もうそこは危ないからと気をつけるんですね。たまに行った人がぶつける交差点はありますね。そこが例えば県道だとか国道だとかという部分であれば、どちらが改良について対処するのですか。いかがですか。



○議長(上澤義一君) 中園建設部長。



◎建設部長(中園雅君) 今おっしゃる意味がよくわかりませんが、県道に面する部分は県、市道に面する部分は市ということになります。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 当然そういうことですが、要望取り扱いについては建設の方で窓口になっていただけますか。それとも危機管理部ですか。要望を出して何とか改善してほしいという要望については、市はどちらで受け付けていただけますか。



○議長(上澤義一君) 中園建設部長。



◎建設部長(中園雅君) そういう要望でございますれば、改良という点では建設部ということで結構です。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 危機管理部長、地域の盛り上がりというのも大事だろうと思いますが、やっぱり危機管理でございますから、そちらの方からひとつ強い指導もしてほしいなと思います。どこがどうというと、またいろいろありますから今日は申しませんけれども、そういう観点で地域の要望も踏まえて、ぜひそういう形をとっていただきたいなと思います。

 次にソフトボールです。これについて先に、準備状況についてお聞きしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) 第40回日本女子ソフトボール1部リーグの公式戦を10月20日の土曜日、21日の日曜日の2日間、三日市場の県営飯田野球場で開催するように今進めてございます。

 来飯チームはトヨタ自動車、太陽誘電、佐川急便、シオノギ製薬の4チームでございます。試合は1日に2試合、午前午後の計4試合を行なう予定でございます。

 今、大会準備や観覧者の確保などについては、実行委員会を組織をして進めているところでございます。

 広報や宣伝は市の広報、ミニコミ誌、各報道機関にお願いをして大会の周知を図っていきたいというふうに考えております。

 また、市内のソフトボール競技団体の皆様方、各種スポーツ団体の皆様方に大会の周知と観戦のお願いを行なっているところでございます。ぜひハイレベルな女子ソフトボール大会を多くの市民の方に観戦していただきたいと、こういうふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 広報でやっておりますか。ポスター張ってありますか。



○議長(上澤義一君) 宇井生涯学習・スポーツ課長。



◎生涯学習・スポーツ課長(宇井延行君) 広報につきましては広報いいだの9月号、それから10月号で周知していきたいと考えております。9月は既に出ております。

 それからポスターにつきましても公民館を中心に張り、それからスポーツ施設にも張らさせていただいておるということで、ポスターによる周知をしておるというところでございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 新聞、ラジオだとかそういうものについては予定ありますか。



○議長(上澤義一君) 宇井生涯学習・スポーツ課長。



◎生涯学習・スポーツ課長(宇井延行君) 実はこの大会につきましては日本リーグ、それから県のソフトボール協会、それから来飯されるチーム、それと飯田市という部分で調整する部分がございました。

 ということで、その調整が済みまして試合の骨子が決まりましたということで、1カ月に迫っておりますので、新聞等につきましては早急に出すということで、来週には新聞社等にお願いをしながら報道してまいりたいということでおります。よろしくお願いします。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) あんまり本物見た人が少ないので、すごさがわからないと思うんですよ。イチロー君くらいな選手が来るんですよね。オリンピックに行って投げたり打ったりする女子ですよ。距離が近いところで100キロ、プロ野球で言うなら150キロを超える早いボールをどんどん投げてくるという、そういう試合。私は好きで何回も飛んで行くんで承知しておるんですけれども、ぜひ市民の皆さん大勢見てやってほしいなと思っています。せっかくでございます。雨降ったらどうなりますか。



○議長(上澤義一君) 宇井生涯学習・スポーツ課長。



◎生涯学習・スポーツ課長(宇井延行君) 雨が降ったらということでございますが、2日間予定をしております。予備日ということで都合3日間用意しております。例えば2日の試合日の1日が雨が降った場合は1日で消化をすると、こういう予定でございます。よろしくお願いします。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 私もてるてる坊主を作りましょう。ぜひ晴れてほしいと思います。

 声を大にして言うわけじゃないんですがね、本当に一流のものを見るという、そういうことで本当にいいものです。一流を見るということは教育長どうですか。一流を見るという生徒、中学生だとか小学生には案内していただけますか。



○議長(上澤義一君) 伊澤教育長。



◎教育長(伊澤宏爾君) この組織を作りまして今準備をいたしておりますけれども、小中学生の方へも一応周知はいたしますけれども、親子同伴というふうな形になろうかと思いますので、その点また細部検討は加えてまいりたいと思います。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 私も思い入れが強いんでね。ぜひそんなことで、1回市長は見ていただきましたね。感想はいかがですか。市長の力もぜひ、来てほしいというお願いをしてほしいなと思いますが。



○議長(上澤義一君) 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) 私も太陽誘電の皆さん方、あのときは確か男子チームだったかなと思うんですが、1点も取れずに確か松尾の男子チームの方が完敗だったというような、そんな記憶があります。そのぐらい、やはり確かに議員のおっしゃるように素晴らしいチームだったなと、そんなふうに思っております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 次に資材支給工事、AEDそれぞれあるんですが、先にAEDに行きます。スポーツやっておるとこういうことがおきやすいということなんで、この配備についてはどうなっておりますか、ちょっとお知らせ願いたいと思います。



○議長(上澤義一君) 答弁を求めます。

 関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) 私のところでは学校関係でございますが、平成17年の12月に全中学校にAEDを配置をいたしてあります。教育委員会関係では、あと県営野球場とアクアパークに各1台、アクアパークは夏の期間だけでございますので、それが終わったときには各イベントに使用することを想定して、生涯学習・スポーツ課の方に置いておいて、イベントに貸し出すといいますか使用していただくという現状でございます。



○議長(上澤義一君) 続いて、新井防災交通課長。



◎防災交通課長(新井和夫君) それでは飯田市関係の整備の状況をお話をさせていただきます。

 飯田市の保健福祉の関係で3台設置をしております。それから市役所の窓口に1台、あと市立病院の関係で9台設置しているのを今把握しております。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 中学にはありますが小学校には配置をしてないということですが、小学校に配置しない理由でもあるんでしょうか。



○議長(上澤義一君) 関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) 先ほど申し上げましたように、平成17年に中学に配置をした経緯がございまして、それは議員も当時のことはご承知だと思いますが、特に中学においては部活動が盛んであり野球部もあるというようなことで、急遽中学には緊急配備をいたしたものでございまして、その後特に、もちろん小学校は体重制限の問題もございましたので、今言った理由で先に中学に配置をしたということで、小学校に置かないという理由は特に持っておるわけではございませんが、今後の課題というふうにはとらえております。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) 小学校の校庭の方が、社会体育で使う確率が高いんじゃないでしょうかと思いますが、小学生だけを対象に考えると今の答弁になるわけですね。社会体育まで考えたら小学校にも置いておいた方がいいんじゃないでしょうか。これが安全というものじゃないでしょうかと私は思うんですが、いかがですか。



○議長(上澤義一君) 関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) そういう点では、今議員のおっしゃるとおりでございまして、今後検討課題とさせていただきます。



○議長(上澤義一君) 代田剛嗣君。



◆4番(代田剛嗣君) ぜひね、小学生、先日PTAでもありまして、PTAの方の懇談会でもあった方がいいんじゃないのかと、こういう指摘を受けております。予算的な問題もありますが、ひとつそんなことを十分考えていただきたいと思います。

 最後にもう1点資材支給の話がありますが、これわざと挙げたんです。下条だけでなくて飯田でもやっているという、そういう内容次回以降に案内をいただきますので、ひとつぜひ我が飯田市も頑張っていろいろやっておるという。ただ、やりすぎると建設業者を圧迫する話でございますから、そこらの点を十分考えながら対応していってほしいなと思います。

 たくさんありましたが、何とか薄く軽く質問させていただきました。本当にありがとうございました。



○議長(上澤義一君) 以上で、代田剛嗣君の一般質問を終わります。(拍手)

 以上をもちまして、一般質問は終了いたしました。

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△日程第4 議案審議



○議長(上澤義一君) 次に、日程にしたがいまして、これより議案の審議に入ります。

 まず議案第133号、土地の取得についてと、議案第134号、工事請負契約の締結について、以上2件を一括議題といたします。

 朗読を省略し、直ちに理事者側の説明を求めます。

 尾曽企画部長。



◎企画部長(尾曽幹男君) それでは議案の方おご覧をいただきたいと思います。

 2件ありますが、まずはじめに議案第133号についてご説明を申し上げます。

 本案は土地の取得についてでございまして、議会の議決すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を得たいとするものでございます。

 取得をしたいとする土地につきましては、飯田市馬場町3丁目411番の1、ほか4筆でありまして、いわゆる旧の飯田測候所跡地でございます。

 土地の面積は、5142.95平方メートルで、取得の予定価格は1億1千万円でございまして、この財源につきましては飯田市土地開発基金によって取得を予定をしております。

 契約の相手方は、財務省関東財務局長野財務所長、内山憲司氏でございます。

 なお、これにつきましては平成17年度の予算で鑑定の費用をお認めをいただきまして、その後鑑定作業等進めながら昨年度18年度の総務文教委員会でも、議会側でも現地視察をしていただいてまいりました。

 その結果、長野の財務事務所とは1年以上にわたって、何回となく協議を続けてまいりましたが、このたび国の審議会でもご承認をいただきましたので、今後の国の事務の手続き上年度の途中ではありますが、今回の提案ということになったものでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

 それでは続きまして、議案第134号についてご説明をいたします。

 本案は、工事請負契約の締結でございまして、平成18年度飯田遠山郷ネットワーク整備工事請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例の規定により、議会の議決を得たいとするものでございます。

 契約の目的でございますけれど、遠山郷のケーブルテレビと、それから竜東ケーブルテレビを光ケーブルで結びまして、情報の格差解消のためネットワークの施設整備を行ないたいとするものであります。

 契約の方法は指名競争入札でございます。

 契約の金額は9,962万4千円でございまして、相手方は東京都港区芝浦4の8の33、株式会社関電工取締役社長、山口学氏でございます。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 以上で、議案に対する説明が全部終了いたしました。

 ここで、議案に対する質疑通告のため、暫時休憩をいたします。

 なお、質疑の通告は14時20分までにお願いをいたします。

          14時05分 休憩

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          14時16分 再開



○議長(上澤義一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 議案に対する質疑通告がありませんので、質疑を終結いたします。

 次に進みます。

 議案第133号及び134号の議案2件につきましては、お手元に配布してあります付託議案一覧表のとおり、所管の常任委員会に付託し審査を願うことにいたします。

 次に進みます。

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△日程第5 請願・陳情上程



○議長(上澤義一君) 次に、請願、陳情を議題といたします。

 請願2件、陳情1件につきましては、お手元に配付してあります文書表のとおり、所管の常任委員会に付託し、審査を願うことといたします。

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△散会



○議長(上澤義一君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。

 26日は、午前10時から本会議を開きますので、定刻までにご参集くださるようお願いいたします。

 本日は、これをもちまして散会といたします。

 ご苦労さまでございました。

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          14時19分 散会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

     平成19年 9月14日

           飯田市議会議長  上澤義一

           署名議員     原 和世

           署名議員     原  勉