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長野県 飯田市

平成19年  9月 定例会(第3回) 09月04日−01号




平成19年  9月 定例会(第3回) − 09月04日−01号









平成19年  9月 定例会(第3回)



          平成19年飯田市議会第3回定例会会議録

               (第1号)

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         平成19年9月4日(火曜日)10時00分

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日程

 第1  会議成立宣言

 第2  会期の決定

 第3  議案説明者出席要請報告

 第4  会議録署名議員指名

 第5  市長あいさつ

 第6  報告(2件)

       報告第18号・報告第19号

 第7   議案審議

    (1)即決議案(2件)

        議案第101号・議案第102号

        説明、質疑、討論、採決

    (2)委員会付託議案(30件)

        議案第103号〜議案第132号

        説明、質疑、委員会付託

 第8  議員定数特別委員会の設置

 第9  特別委員の選任

 第10 閉会中の継続審査の申し出

閉会

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出席議員    29名

       (別表のとおり)

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欠席議員    なし

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事務局出席者

       (別表のとおり)

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説明のため出席した者

       (別表のとおり)

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          10時00分 開会

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△日程第1 会議成立宣言



○議長(上澤義一君) ただいまから、平成19年飯田市議会第3回定例会を開会いたします。

 現在の出席議員は29名であります。

 よって、本日の会議は成立いたしております。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第2 会期の決定



○議長(上澤義一君) 会期の決定を議題といたします。

 今定例会の会期及び日程につきましては、去る8月28日に議会運営委員会を開催いたし協議を願っておりますので、その結果についてご報告を願うことにいたします。

 議会運営委員会委員長、下平勝熙君。



◆議会運営委員会委員長(下平勝熙君) 去る8月28日に開催いたしました、議会運営委員会の協議の結果をご報告申し上げます。

 今定例会の会期は、本日から9月26日までの23日間とし、その日程につきましてはお手元に配布してあります日程表によることといたします。

 本日上程されます議案等の審議は、報告案件2件、人事案件2件を除き、付託議案一覧表のとおり、それぞれ常任委員会へ付託することといたしました。

 次に、9月12日から行われます一般質問の通告締め切りは、9月5日水曜日午後5時といたしましたので、申し合わせ事項を遵守し、質問事項並びに要旨をできるだけ明確に記載し、定刻までに通告されますよう、お願いいたします。

 また決算審議に関する資料請求の締め切りを、同じく9月5日水曜日午後3時といたしましたので、ご承知おき願います。

 また20日の土地利用計画特別委員会の開始時間は、午後1時30分であります。

 以上でございます。



○議長(上澤義一君) ただいまの議会運営委員長の報告について、ご発言はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) お諮りいたします。

 今定例会の会期につきましては委員長の報告のとおり、本日から9月26日までの23日間といたしたいと思います。

 これに、ご異議ございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日から9月26日までの23日間と決定をいたしました。

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△日程第3 議案説明者出席要請報告



○議長(上澤義一君) 次に議案説明者として地方自治法第121条の規定によりまして、牧野市長ほか関係者の出席を要請いたしました。

 次に進みます。

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△日程第4 会議録署名議員指名



○議長(上澤義一君) 会議録署名議員として森本美保子さん、柄澤紀春君をご指名申し上げます。

 次の日程に進みます。

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△日程第5 市長あいさつ



○議長(上澤義一君) ここで市長のごあいさつを願うことにいたします。

 牧野市長。



◎市長(牧野光朗君) おはようございます。一言ごあいさつを申し上げます。

 本日ここに、平成19年飯田市議会第3回定例会を招集し、平成19年度飯田市一般会計補正予算(第2号)案、平成18年度飯田市一般会計歳入歳出決算認定についてなど重要案件と、当面いたします諸課題についてご審議いただきますことに対し、感謝申し上げますとともに、厚く御礼申し上げる次第であります。

 まず7月29日に執行された参議院議員選挙においては、与党が過半数を割り込み、民主党が大きく躍進するという、ドラスティックな結果となりました。

 この選挙に示された民意を謙虚に受け止め、安倍総理大臣におかれましては地方行政や社会的な弱者に対して、適切な対応をしていただきたいと思うところでありますが、今後の国の政局の動向を注視してまいりたいと思うところであります。

 さて、今年の夏は梅雨明けは遅かったものの、それ以後は猛暑が続き、国内の最高気温の更新が毎日のように伝えられました。8月16日に当飯田市南信濃地区では38.8度Cとなり、県内の最高気温を13年ぶりに塗り替える記録となりました。

 この猛暑の原因といたしましては、やはりベースには地球温暖化が大きく起因しているものと思います。温暖化の原因となります温室効果ガスは世界規模で増加の傾向となっており、今年度開催された国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)、あるいは主要国首脳会議G8ハイリゲンダムサミットにおきましても、温暖化対策の必要性が大きく取り上げられているところであります。

 飯田市といたしましても、関係する市民の団体の皆さんと連係を図りながら新エネの活用、省エネの取り組みをさらに推進してまいりたいと考えているところであります。

 省エネ、新エネの活動を推進する新たな組織といたしましては、10月に飯田地球温暖化対策地域協議会「飯田温暖化防止の環」が発足いたします。地球規模で拡大する温暖化対策を、飯田市におきましても取り組む姿勢を明確に示すものでありまして、今後の活動を期待するところであります。

 次に、6月定例会以降の行事や経済の動きなどにつきまして、全員協議会で触れなかった事項につきまして述べさせていただきたいと思います。

 まず、このほど2016年の東京オリンピック招致活動のPRロゴに水引が採用されました。ロゴのコンセプトは「結び」であります。その結びを象徴する日本の伝統的衣装であります水引をモチーフに、オリンピックの5色を重ねて表現されたものであります。

 私も人の縁を結び、地域資源を結んで未来を拓く水引型地域経営で、飯田市をパワーアップすることを公約してまいりましたが、その結びの心が東京オリンピック招致のPRロゴに採用されたことを、大変嬉しく思っておるところであります。早速佐々木理事長をはじめ、飯田水引組合の皆さん方が東京都庁にあります招致委員会を訪問し、水引を縁とする協力を申し出ていただいたところであります。この縁がオリンピック招致に役立つとともに、飯田水引の発展に結びついていくことを強く期待するところであります。

 結びといえば、この夏も帰郷やレジャーで飯田を訪れる若い人たちをターゲットに、約1ヶ月間にわたり結いターン夏のキャンペーンを実施いたしました。8月13日から3日間実施した特別相談会には21件の相談があり、キャンペーン期間中全体では新規相談の49件を含む約130件の相談がありました。

 一人でも多くのU・Iターン者をこの地に迎えるために、今後も引き続き相談をいただいた皆さんと緊密な連絡を図りながら、多くの方々に飯田に住んでいただけるよう、取り組んでまいる所存であります。

 ここで地域経済の動向について触れておきたいと思います。

 国の景気判断では、「生産の一部に弱さが見られるものの回復している。」とされておりますが、当地域におきましては引き続き自動車関連が好調に推移している一方、半導体や液晶関連の先行き不透明感や、原油原材料の高騰の影響も受け、景気に関する危惧感が強くなっているところであります。

 有効求人倍率につきましては、7月では1.21倍と2カ月連続の上昇となり、また26カ月連続で1倍台となっているところでありますが、有効求人倍率が1倍を超えているにもかかわらず、相変わらず求職者そのものが多いことは、求人と求職のミスマッチが未だ解消できていないということが要因といえると思います。

 地域に必要な人材確保に向けて各種事業を進めているものの、実際の効果がまだまだ顕著になっておらず、依然として今後の大きな課題であると考えているところであります。

 製造業におきましては、3カ月前平成19年5月でありますが、その業況と比較した業況DI値はマイナス13.0、前回はマイナス27.3となり、若干の回復も伺えますが、前回に引き続きマイナスポイントが続いており、全業種ともに厳しい業況が継続している状況にあります。

 農業につきましては、桃の出荷が終わり梨の収穫、そしてりんごや市田柿へと南信州のおいしい果物が全国各地へと出荷され、農家が活気づく季節を迎えております。この夏には2回にわたる降ひょう、台風4号、7月の日照り不足、そして8月の猛暑などの影響が心配されましたが、現況におきましては概ね順調に生育してきているようであります。

 次に、国内外の交流連係事業について申し上げます。

 現在ウルム市役所のペーター・リンメレ氏が飯田市において研修していただいておりますが、その精力的な活動ぶりにつきましては、私自身感嘆しておるところでありまして、飯田に来ていただいて本当に良かったと思っているところであります。残された期間、環境、都市計画など専門的な知識を発揮して、双方の研修交流が実りあるものになるよう期待しているところでありまして、来年度の人事交流といたしましては、飯田市職員のウルム市研修派遣が実現できればと考えているところであります。

 また、今年の夏は日独の次世代を担う幹部候補生のフォーラムが飯田で開催されたり、あるいはフィリピンの市民グループや中国蘇州農業学院の学生が、当地域の地域づくりや文化歴史を学んでいかれたりいたしまして、若い人たちとの国際交流が活発だったように思います。

 大学との連携交流につきましては、包括協定を締結しておりますAPU立命館アジア太平洋大学、和歌山大学、明治大学、信州大学工学部、長野工業高等専門学校をはじめ、33校で約200名の大学生が、述べ1,800日にわたりまして当地の多くのフィールドにおきまして研修、調査活動を行っていただきました。

 こうしてみますと、四年制大学のない当地域におきましては、こうした展開を大切にしながら大学連携について、しっかり戦略的に整理をし新たな、より効果的かつ総合的なシステムを構築していく時期になってきたと感じているところであります。

 次に、飯田の夏を彩った行事や事業などについて報告いたします。

 まず、人形劇カーニバルから数えて29回目となります人形劇フェスタ2007が、8月2日から5日まで開催されました。

 全国から291劇団、海外からは7劇団、1,600人あまりの人形劇関係者が参加し、2,500人を超える多くの市民スタッフに支えられ、市内全域で素晴らしい人形劇の上演と交流が繰り広げられました。

 名実ともに日本を代表する人形劇の祭典となったことを誇りと思うとともに、事業を支えていただいた実行委員やボランティアスタッフの皆様方に感謝を申し上げる次第であります。

 今年も、国内外から見応えのある劇団が多数参加しましたが、特に人形劇を通じたアジア隣国との交流といたしまして、台湾と韓国から人形劇団を招へいし、獅子舞あり影絵あり、飯田の子どもたちとの共演あり等々、国際色豊かなフェスティバルとなり、多くの皆様方にご満足いただけたのではないかと思い、来年の世界フェスティバル開催への期待が膨らむものとなりました。

 8月4日に実施した第26回飯田まつり、りんごんにおきましては、晴天に恵まれ9千人を超える踊り手の参加により、盛大に開催できました。当日の昼間に開催されたイベント、ふれあいアップルタウンも商栄会や多くの皆様方の創意工夫により、個性豊かなものとなりました。特色あるパレードが沿道の観客を沸かせるなど魅力を増してきており、今後とも市民の皆さん方にご協力をいただきながら、年1度市民が一堂に会する一大イベントとして、晴の舞台を楽しめる工夫を積極的に取り入れて充実させていきたいと考えているところであります。

 また、りんご並木では8月に計3回の歩行者天国を実験的に実施し、沿道商店、飲食店や地元のまちづくり委員会の参画により、縁日、屋台や路上ライブ、ポニーとのふれあいなどのイベントが開催され、多くの人で賑わいました。

 また、川本人形美術館につきましてはオープン以来入館者も順調に推移しており、この9月1日には3万人を超えました。

 そんな中、8月6日には三国志の英雄関羽の生誕際を、台湾から来日した慶和館の獅子舞を奉納して祝い、続く11日には「人形劇三国志を語る」と題したトークショーと、人形操演のイベントを開催し、全国から多くの方々が参集いたしました。

 市街地循環バス通称チンチンバスの夏季試行運行を、8月11日、12日、及び18日から31日にかけて行いました。この試行運行は南信州アルプスフォーラムの皆さんによる、春の試行を受けて行ったものでありますが、夏休み中やウィークデーにおける需要を探るために行ったものであります。

 試行を行うに当たって、南信州アルプスフォーラムや飯田青年会議所の皆様方には実際にバスに同乗いただき、運行記録の収集など多大なご協力を賜りましたこと、ここに感謝申し上げる次第であります。

 現在試行の結果につきまして集計を行っているところでありますが、新たに立ち上げました公共交通改善市民会議などにご報告し、今後の対応につきましてご検討をお願いしたいと考えております。

 まちなかにおきましては、こうしたさまざまな展開を着実に積み上げながら、現在中心市街地活性化基本計画の策定作業を進めております。基本計画策定委員会やワーキング会議などにおきまして、市民の皆さんや関係団体の方々のまちづくりに対する意欲と、参画の表れである活発な論議をいただく中で、高齢者などにも暮らしやすい生活環境の整備と、まちなか居住の推進、都市サービス機能の充実、さらにはりんご並木駐車場などの基盤整備に及ぶ、広範かつ奥深いご提案をいただいているところであります。

 今後基本計画策定委員会での審議を重ねる中で、法定の中心市街地活性化協議会の設立ともあわせて、より良い計画が策定できるよう取り組んでまいりたいと思います。

 また、第19回アフィニス夏の音楽祭も例年どおり多彩な企画を盛り込み、期間中の各演奏会とも盛会のうちに終了いたしました。昨年に引き続き好評の、子どもを対象にした企画をさらに充実させ、あいうえオーケストラのほか、あいうえ親子コンサート、あいうえ音楽教室を実施し、小さな子どもさんにも生で本物の音楽を楽しんでもらうことができたと思います。

 人形劇やアフィニスなど文化活動を通じて、多用な感性を持った市民が増える、それが地域を元気にしていく、そういった文化の力というものを、まちづくりの中にどんどん活かしていきたいものだと思っているところであります。

 次に、地震防災訓練の実施について報告いたします。

 いつ起きてもおかしくない地震災害に対しましては、日々の事前対策と訓練により被害を最小限に抑えるため、本年の飯田市地震防災訓練は9月2日千代地区を拠点モデル地区として、分断孤立した中山間地における自助、共助活動と、公助を担当する防災機関、団体の連携活動強化を主課題として実施し、千代地区の方々の主体的なお取り組みで大きな成果があったと思いますし、その体験の教訓を実践の場で活かせるよう、今後も日々研鑽を積み上げてまいりたいと存じます。

 さて、本日提案いたします案件は報告案件2件、人事案件2件、条例案件6件、一般案件2件、予算案件4件、決算認定18件でございます。なお、本定例会会期中に追加案件を予定しておりますことを申し添えておきます。

 主な議案について申し上げます。

 議案第115号ほかの、平成18年度の一般会計及び特別会計の決算認定につきましては、平成18年度は旧上村、南信濃村との合併後初の通年決算でございまして、このうち一般会計につきましては、歳出決算額がおよそ396億2,900万円となりました。平成17年度は年度途中に合併があったため、前年度との比較は一概にはできませんが合併と行財政改革の効果により、経常収支比率の上昇に歯止めがかかり、また取り崩しを見込んでいた主要4基金につきましては、結果として前年度並みの約61億9千万円を確保することができ、まずまずの良好な決算になったのではないかと判断しております。

 しかし、平成19年度以降につきましては税源移譲により、税収は増加するものの地方交付税は削減の方向であり、財源の確保が厳しい状況に変わりはありません。このため今後も行財政集中改革プランを着実に推進するとともに、先頃成立いたしました地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、会計全体の財政状況を総合的にとらえ、持続可能な財政運営に努めていかなければならないと考えておるところであります。

 次に、議案第111号、平成19年度飯田市一般会計補正予算(第2号)案につきましては、今回7億9,480万1千円を増額し、予算の総額を407億3,787万8千円といたしたいとするものであります。

 補正の主な内容といたしましては、7月14日から15日にかけて発生した台風4号による豪雨災害、及び7月30日に発生した集中豪雨災害の復旧事業費として、5億2千万円余を補正いたしますほか、鉛製給水管布設替事業費の2分の1に相当する額を水道事業会計へ補助すること、天竜峡温泉交流館の設置に伴う維持管理経費や、障害者自立支援法円滑施行特別対策など、新たに発生した事業費などを計上いたしました。

 また、高校3年生を対象とする麻しん、風しんの予防接種につきましては、国において来年度から予防接種法に基づくワクチンの追加接種を、13歳と18歳に行う方針を固めたようでありますが、国の対策を待っておりますと、今の高校3年生の年代が予防接種の機会を逃してしまうことになることから、この年代層に対し国に先行して予防接種を実施することが望ましいと判断し、その費用を今回の補正予算に計上いたしたところであります。

 幸い高校側のご理解も得られまして、この10月に飯田医師会に委託して集団接種が実現する運びとなりました。改めて飯田医師会や飯伊の各高校をはじめ、関係各位のご理解ご協力に感謝申し上げる次第であります。

 歳入につきましては、災害復旧事業に充てる国県支出金や市債の追加、市民や企業からいただいた寄附金を計上するほか、災害復旧事業費の財源として財政調整基金からの繰入金1億9,400万円あまりを計上することなどが主なものであります。

 次に、議案第107号、飯田市天竜峡温泉交流館条例の制定についてでありますが、旧温泉宿舎天竜峡の名称を改め、天竜峡温泉交流館として新たな出発を図りたいとするものであります。

 その活用につきましては、現在進めております天竜峡再生マネージメント事業と整合を図り、天竜峡の活性化に役立ててまいります。

 具体的には、定住と交流の一体化をコンセプトとして、グリーンツーリズム、ワーキングホリデーなどの宿泊、合宿、また研修施設においては会議や研修など、有効な利活用を図ってまいりたいと考えておるところであります。

 続いて、当面する諸課題について述べさせていただきます。

 まず三遠南信サミットについて申し上げます。

 サミットが始まりまして15年が経過しようとする今年度、当地域におきまして5巡目の三遠南信サミットが11月14日に開催されます。本年度のサミットの主眼は、三遠南信地域の連携をより強固なものにするため、現在策定中の三遠南信地域連携ビジョンの全体像について論議し、関連する組織団体で基本的方針、考え方について確認し合うことであります。

 第5次基本構想基本計画におきまして重点施策の1つとして、三遠南信中京圏の連携推進を掲げている当市では、この三遠南信地域連携ビジョンを極めて重要な連携施策としてとらえております。

 今後示されます全体像とその推進体制につきましては、より実のあるものとすべく議員各位もご注視いただき、積極的なご意見をお寄せいただければと考えておるところであります。

 三遠南信地域連携ビジョンとも関連いたしますが、この8月20日豊橋市で開催されました県境をまたぐエコ地域づくり戦略プラン研究会主催の公開シンポジウム、「中山間地域の維持と活性、エコ地域づくり戦略を考える」に私もパネラーとして参加してまいりました。

 中山間地における地域づくりを重視している当市におきましては、今後の市政経営にいろいろと示唆を得ることができた、極めて有意義な会であったと思っております。

 次に、平成16年度から取り組んでまいりました総合的土地利用計画について申し上げます。

 7月に制定いたしました土地利用基本方針に引き続き景観計画、及び緑の基本計画が策定されたことをもちまして、当初予定しておりました諸計画及び関係条例による土地利用計画の枠組みが完了し、来年1月1日に全面施行する予定であります。これら計画の策定に当たりましては、議会をはじめ市民会議や地区懇談会など多くの皆様方にご協力を賜りましたことを、改めて感謝を申し上げる次第であります。

 この策定されました諸計画は、飯田市の全体計画について策定された段階でございますので、今後は地域の皆様方との協働により、地域の特性や個性に応じた地域別の計画づくりを進め、多用な主体の参加によるまちづくり、地域づくりに取り組んでいかなければと考えているところであります。

 また、山本地区の都市計画区域への編入につきましては、地元と協議を進めてきたところでありますが、このほど山本地域づくり委員会から、久米地区を除いた山本地区を都市計画区域に編入すべきとのご提言をいただきました。

 市といたしましては、山本地区の意向を踏まえまして土地利用基本方針に基づき、都市計画区域編入の手続きを進めてまいりたいと考えております。

 次に、病院事業について申し上げます。

 市立病院の平成18年度の経営状況につきましては、患者数の増などにより前年度に比較して医業収益が9.4%の増収となりました。本年4月から7月の状況につきましても、昨年度を上回る医業収益となっておりまして、これまでの経営の健全化に向けての取り組みの成果が着実にあらわれているものと考えております。

 一方、産科の件数増加や救命救急センターの運営、がん診療連携拠点病院など、市立病院の担う業務が拡大していることもあり、現在の病院施設が非常に手狭になっております。そのため施設面の制約から、今以上の患者満足度の向上が難しいほか、医療スタッフの増員にも対応できない状況となってきておりますので、慎重に経営状況を見ながらも順次整備を進めてまいりたいと考えているところであります。

 また産婦人科医療につきましては、昭和伊南総合病院の二人の産婦人科医師が、来年4月から大学病院等へ引き揚げられてゼロとなるため、お産を休止するといった報道がされました。同病院のお産の取扱件数は年間500件と非常に多く、医療圏が異なるとはいえ、その余波が当地域にも及ぶものと思われます。

 一方下伊那赤十字病院におきましても、1名の産婦人科医師が来年3月末をもって退職されることになり、当地域の産婦人科医療を支えてきたセミオープンシステムに黄信号がともってまいりました。

 そこで先の8月28日に関係者にお集まりいただき、産科問題懇談会を開催したところであります。その席上当地域の産婦人科医療を守るため、市立病院の医師を交代で下伊那赤十字病院へ派遣し、産婦人科外来の診療を継続するといった、新たな連携を提案いたしたところであります。

 ただし、この提案につきましては、市立病院の産婦人科医師が現在の5人から一人増えることが前提となっておりますので、医師の派遣元である信州大学に関係機関連名で嘆願書を提出することといたしております。

 次に、特別養護老人ホーム飯田荘、第二飯田荘の民営化につきましては、先の全員協議会で状況報告いたしましたが、昨日飯田市社会福祉協議会から指定管理を受託する旨の正式な回答をいただきました。

 介護保険事業は総じて厳しい状況の中、社会福祉協議会の担う公益的な使命に鑑みて、最終的なご決断をいただいたものであり、そのご決断に敬意を表するところであります。

 今後はこれを受けまして、円滑な移行ができるよう具体的な準備をしっかりと進めてまいりたいと考えております。

 次に、南信濃地域交流センターの建設について申し上げます。

 平成18年の9月に工事に着手して以来、おかげさまに今日まで工事は順調に推移している状況であり、予定どおり11月26日に竣工式を執り行う計画で進んでおります。

 同センターは、遠山郷の自然や文化歴史などのイメージに配慮してほしいという住民からの要望もあって、古代の地変の証である遠山川の埋れ木を1階部分に配しており、名実ともに当地域のメモリアル的施設として完成を見るものと期待しておりますと同時に、住民相互の交流や自治活動、防災の拠点として地域の皆さんに大いに利用していただけるものと期待しております。

 次に、市政懇談会について申し上げます。

 今年度の市政懇談会は、各地区まちづくり委員会の共催をいただき、10月から11月上旬にかけまして実施する計画でございます。

 懇談会の内容につきましては、市側からはこれからの人材サイクル構築についてをテーマに、地育力向上連携システム推進計画をはじめとする人材育成の取り組みを、また各地区からはこの4月からスタートいたしました、まちづくり委員会の特色ある取り組みや地域課題をテーマといたしまして実施する予定でございます。

 第5次基本構想基本計画、自治基本条例、地域自治組織など、新しい市政の枠組みがスタートした年の市政懇談会でございます。幅広い市民の皆さんにご参加をいただき、多用な主体による協働のまちづくりを進める、有意義な懇談会になればと考えております。

 第5次基本構想基本計画に関しましては、そのスタートから5カ月が経過し、さまざまな取り組みが多用な主体によって展開されております。

 そうした中で、前期5ヶ年の市政運営の柱である基本計画の進行管理に当たり庁内での政策評価会議を経て、市民による基本構想基本計画推進委員会を4回開催し、行政評価について検討をいただいております。

 また議会におかれましても、4常任委員会でそれぞれの所管施策に関しての評価研修会を実施していただき、基本計画評価の取り組みに理解を深めていただくとともに、それぞれの立場から貴重なご意見ご提言をいただいております。

 関係各位に感謝申し上げますとともに、今後個別の事務事業の執行はもちろん、基本計画全体にわたっての進行管理におきましても、広報等で市民の皆さんにも状況の報告を申し上げながら、改善すべき点は改善しながら第5次基本構想基本計画が、より実のあるものとなりますよう取り組んでまいる所存であります。

 さて、文化芸術の秋となりました。市制施行70周年を記念するこの秋には、より多くの市民の皆様方に美術博物館などにご来館いただき、優れた芸術作品に触れていただくために、飯田美術博物館や類似関連施設の全てにおきまして、9月17日の敬老の日から飯田美術博物館特別展が終了いたします11月11日まで、70歳以上の方と障害者の方を対象にいたしまして、入館料の無料化を試行として取り組みたいと思います。

 これによりまして、お孫さんやご家族などとご一緒に存分に文化芸術に親しんでいただく一助になればと期待するものであります。

 最後になりましたが、先ほど川本人形美術館について触れましたが、川本先生の代表作品の一つは言うまでもなく三国志であります。壮大なスペクタクルであり数々の名言が生まれておりますが、その中に「時務を識るは俊傑に在り。」という言葉があります。劉備が荊州の名士司馬徽を訪ねた際に言われた言葉で、これによって劉備は諸葛亮孔明の存在を知り、彼を軍師に迎えることで飛躍的な躍進を遂げることになります。

 私たちの地域を取り巻く環境は著しく変化し、混沌とした今日であるだけに、時代の流れをしっかりと掴み、自分が何をなすべきかわかっていて、かつそれを着実に実行できる人材が求められているように思われます。

 私たちの地域が自立し持続可能な地域として次世代に引き継いでいくためには、当地域におきまして俊傑となりうる人材が数多く生み出され、こうした多用な人材が主体となって協働して地域づくりを進めていく必要があるように思われます。

 激動の変革期におきまして市政を預かる私といたしましても、謙虚に日々しっかりと研鑽をし、また市民の皆様方のご意見ご提言を真摯にお聞きし、冒頭申し上げましたオリンピックの水引のロゴのように、議会の皆さん市民の皆さんと心を結びながら市政経営に邁進してまいりたいと改めて思うところでございます。

 以上で開会に当たってのごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 次の日程に進みます。

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△日程第6 報告



○議長(上澤義一君) 日程にしたがいまして、これより報告案の審議に入ります。

 報告第18号、専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

 朗読を省略し、直ちに理事者側の説明を求めます。

 澤柳人事課長。



◎人事課長(澤柳陽一君) 報告第18号についてご説明申し上げます。

 本件は、飯田市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、飯田市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本年第2回定例会におきまして議案第85号として議決いただいたところでございますが、改定規定中の条番号に誤りがございましたので字句を改めたものでございまして、施行日前の6月30日に専決処分させていただいたものでございます。

 内容につきましては、改正規定中第6条の2を第29条に改めたものでございます。以上よろしくご承認くださいますようお願い申し上げます。



○議長(上澤義一君) ご質疑はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ質疑を終結いたします。

 討論はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ討論を終結いたします。

 これより報告第18号を採決いたします。

 本案を報告のとおり承認することに、ご異議ございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって本案は、報告のとおり承認をすることに決定をいたしました。

 次に報告第19号、専決処分の報告についてを議題といたします。

 朗読を省略し、直ちに理事者側の説明を求めます。

 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 報告第19号についてご説明申し上げます。

 本件は損害賠償の額を定めることについてでありまして、交通事故による損害を賠償するために、本年7月9日に専決処分をさせていただいたものであります。

 裏面をごらんいただきたいと思います。

 相手方は記載のとおりでございます。事故概要は平成19年5月17日午前9時10分頃、長野市青木島町網島、網島南交差点付近の国道において、公務のために移動していた飯田市所有の普通自動車が、右側斜線に車線変更をしようとしたところ、後方から進行してきた相手方の普通自動車と接触し、相手方に損害を与えたというものでございます。人的被害はございません。

 原因は、当方の後方不確認が主な原因であり、過失割合は当方が100%で、市の損害賠償額23万8,785円で示談が成立し、全国市有物件災害共済会から全額支払いをいたしました。

 交通事故に関しましては、常々注意し安全運転に努めているところでございますが、このような事故を起こし大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。

 今後は、なお一層安全運転の徹底を図り、交通事故防止に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。以上です。



○議長(上澤義一君) ご質疑はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ次に進みます。

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△日程第7 議案審議



○議長(上澤義一君) 日程にしたがいまして、これより議案の審議に入ります。

 議案第101号、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

 事務局をして朗読いたさせます。

 久保田事務局次長。

 (久保田議会事務局次長 朗読)



○議長(上澤義一君) 理事者側の説明を求めます。

 尾曽企画部長。



◎企画部長(尾曽幹男君) それでは議案第101号についてご説明申し上げます。

 朗読のとおりでありますが、本案は人権擁護委員の候補者の推薦につきまして、議会の意見を求めたいとするものであります。

 人権擁護委員は、現在市内に13名の方が法務大臣より委嘱されておりまして、任期は3年でございます。このたびそのうちの一人の方が任期満了となりますため、後任の候補者を推薦したいとするものでございます。

 経歴、経験、知識等から島岡學氏が適任と考える次第であります。

 なお、経歴等につきましては裏面の記載のとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。以上です。



○議長(上澤義一君) ご質疑はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第101号については、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議はございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 討論はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ討論を終結いたします。

 これより議案第101号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案を原案のとおり同意することに、ご異議ございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、本案は原案のとおり同意されました。

 次に議案第102号、飯田市鼎財産区管理委員の選任についてを議題といたします。

 朗読を省略し、直ちに理事者側の説明を求めます。

 北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 議案第102号についてご説明申し上げます。

 本案は、飯田市鼎財産区管理委員の選任につきまして、議会の同意を求めるものでございます。

 内容につきましては、前任者の辞任に伴いまして近藤善人氏、宮下清氏を新たに選任願うものでございます。

 略歴等につきましては裏面に記載してございます。以上です。よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) ご質疑はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第102号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議はございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 討論はございませんか。

       (「なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) なければ討論を終結いたします。

 これより議案第102号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案を原案のとおり同意することに、ご異議ございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第102号は原案のとおり同意されました。

 次に議案第103号、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてと、以下件名を省略いたしまして、議案第104号から議案第132号までの、以上30件を一括議題といたします。

 朗読を省略し、直ちに理事者側の説明を求めます。

 議案第103号について、尾曽企画部長。



◎企画部長(尾曽幹男君) 議案第103号についてご説明申し上げます。

 本案は、郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律等の施行に伴う、関係条例の整備に関する条例の制定についてでございます。

 この条例は郵政の民営化に伴いまして、日本郵政公社法それから郵便貯金法等が廃止されますこと、また現在の証券取引法が金融商品取引法として施行されること、以上のことから飯田市の関係する条例の規定の整理を行いたいとするものであります。

 第1条につきましては、政治倫理の確立のための飯田市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正するものでありまして、資産等報告書の資産のうち郵便貯金、それから金銭信託につきまして郵便貯金法が廃止されることになりますこと、また証券取引法が改正されますことから、貯金や有価証券に含めて扱うと、そういうための改正であります。

 第2条につきましては、飯田市情報公開条例及び飯田市個人情報保護条例の一部を改正するもので、日本郵政公社法が廃止となりますので、公文書の公開あるいは個人情報の開示の規定から、日本郵政公社を削るものであります。

 第3条につきましては、飯田都市計画事業竜丘土地区画整理事業施行規定を定める条例、及び飯田市都市計画事業川路土地区画整理事業施行規定を定める条例の一部を改正するものでありまして、いずれも督促手数料に関する規定を、現行の郵便法施行規則の規定に改めるものであります。

 第4条につきましては、都市公園条例の一部を改正するものでありまして、都市公園法の一部の改正に伴い、都市公園の占用料に信書便差出箱を加えるものであります。

 第5条は飯田市農業集落排水処理施設条例、及び飯田市下水道条例の一部を改正するものでありまして、いずれも郵政事業が民営化されることになるため、占用料を徴しないとする規定から郵政事業を削るものであります。

 附則等は記載のとおりであります。以上です。



○議長(上澤義一君) 次に議案第104号及び議案第105号について、村澤南信濃区長。



◎南信濃区長(村澤弘郷君) 議案第104号についてご説明申し上げます。

 本案は、飯田市南信濃地域交流センター条例の制定についてでございます。

 過疎対策事業で建設を進めてまいりました、南信濃地域交流センターにつきまして地方自治法の規定により、その設置及び管理に関する条例を制定いたすものでございます。

 設置の目的は、市民に交流の場及び活動の場を提供することにより、地域の自治活動や社会教育活動を促進し、地域の活性化と住民福祉の向上を目指すものでございます。

 第1条は趣旨を制定し、第2条は設置の目的、名称、設置場所について定めております。

 第3条は使用の許可を、第4条は許可の取り消し等について定めたものでございます。

 第5条から第8条は施設の使用料に関する規定で、第9条から11条は備品等の使用料に関して規定したもので、第12条は使用料の還付について定めたものでございます。

 第13条第14条は団体の登録について、第15条は利用者の現状回復義務、第16条は遵守事項を、第17条は委任事項を定めたものでございます。

 また附則といたしましては、平成19年11月26日から施行するといたすものでございます。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

 続いて、議案第105号についてご説明いたします。

 本案は、飯田市、下伊那郡、上村及び同郡南信濃村の廃止分合に伴う地域自治区の設置に関する協議の一部を変更する条例案でございます。

 南信濃地域交流センター建設に伴い、南信濃自治振興センターの所在地を、合併前の南信濃村役場の所在地、とあるを、飯田市南信濃和田2596番地の3に変更したいというものでございます。

 附則は、平成19年11月26日から施行したいというものでございます。よろしくお願い申し上げます。以上です。



○議長(上澤義一君) 次に議案第106号について、関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) 議案第106号についてご説明申し上げます。

 本案は、飯田市公民館条例の一部を改正する条例の制定でございまして、議案第104号と一部関連をいたしております。

 このたび南信濃地域交流センターが開設されることに伴い、当センターに南信濃公民館が併設されるので、飯田市公民館条例第2条第1項に規定されているところの、南信濃公民館の位置を改正するものでございます。また併せて公民館の使用料を定めています別表につきまして、別表第1の9につきましては伊賀良公民館におきまして、図書館が別個できましたために旧図書室が会議室として使用できることになりました。そこで、その会議室の使用につきまして追加するものでございます。

 別表第1の13につきましては、南信濃公民館にかかわる使用の部分を削除いたしまして、以下の表につきましては繰り上げるものでございます。

 附則では施行期日を定めてございますが、但し書きで南信濃公民館に関する部分につきまして、施行日を11月26日からとするものでございます。以上よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 次に議案第107号について、北原産業経済部長。



◎産業経済部長(北原重敏君) 議案第107号についてご説明申し上げます。

 本案は、飯田市天竜峡温泉交流館の設置及び管理に関して必要な事項を定めたいとするものでございます。

 本施設は、3月に取得しました旧温泉宿舎天竜峡を新たに活用していくもので、第1条で名称を飯田市天竜峡温泉交流館としております。

 第2条で、本施設は定住と交流の一体化をコンセプトに、市民及び来訪者の交流を促進し、天竜峡の活性化を図るために設置するとしております。

 第3条第4条で、この施設の利用許可及び許可の取り消しについて定め、第5条で施設の利用料を別表のとおり定めるとしております。

 このほか第6条は利用の減免について、第7条は現状回復義務について、第8条はその他必要な事項は市長が定めるとするものでございます。

 附則で、施行は公布日としております。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(上澤義一君) 次に議案第108号について、向山危機管理部長。



◎危機管理部長(向山静雄君) 議案第108号についてご説明申し上げます。

 本案は、飯田市コミュニティ防災センター条例の一部改正についてであります。

 飯田市橋北コミュニティ防災センターから、飯田市消防団第2分団詰所が新築移転したことに伴う、同センターの改修により会議室が増設され、また会議室の名称変更が生じたことに伴い、使用料を定めた別表の改正を行うものであります。

 よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 次に議案第109号について、村澤南信濃区長。



◎南信濃区長(村澤弘郷君) 議案第109号についてご説明申し上げます。

 本案は、工事請負契約の一部変更についてでございます。

 平成18年度飯田市議会第3回定例会において、議案第102号として議決をいただきました、南信濃地域交流センター建設建築工事請負契約の一部について、契約の金額3億9,900万円を、4億1,244万円に変更いたしたいとするものでございます。

 変更理由につきましては、当初予算で付帯工事として予定しておりましたものについて、本体と一体となる工事であるため本体工事の変更としたいとするものでございます。よろしくお願いを申し上げます。以上です。



○議長(上澤義一君) 次に議案第110号について、関島教育次長。



◎教育次長(関島隆夫君) 議案第110号についてご説明を申し上げます。

 本案は工事請負契約の一部変更についてでございまして、平成19年第2回定例会において議案第97号として議決をいただきました、鼎小学校屋内運動場改築工事請負契約の一部を変更したいとするものでございます。

 変更の内容でございますが、変更前契約の金額2億5,095万円を、2億6,302万5千円としたいとするものでございます。

 変更の理由でございますが、19年6月の建築基準法改正により基礎形状及び構造部材の変更、それと災害時避難施設とするため便所の増設、旧建物の解体による部材の処分量の増加等によるものでございます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(上澤義一君) 次に議案第111号について、高田財政課長。



◎財政課長(高田修君) 議案第111号についてご説明を申し上げます。

 本案は、平成19年度飯田市一般会計補正予算(第2号)案でございまして、第1条の歳入歳出予算補正では7億9,480万1千円を増額いたしまして、予算の総額を407億3,787万8千円といたしたいとするものでございます。

 内容につきましては、第1表歳入歳出予算補正でご説明申し上げます。

 第2条は地方債の補正でございまして、後ほど第2表でご説明を申し上げます。

 4ページをお開きください。歳出から説明をさせていただきます。

 2款総務費は1,200万円余の増額でございまして、組織機構改革に伴う予算の組み替え、地域交流センター管理費や県議会議員選挙費の増額などが主なものでございます。

 3款民生費は5,500万円余の増額でございまして、1項社会福祉費では障害者施設訓練支援費の組み替え、それから障害者自立支援対策特別対策事業費の計上などが主なものでございます。

 2項児童福祉費では、地域養育事業費の増額などが主なものでございます。

 4款衛生費は7,800万円余の増額でございまして、1項保健衛生費は高校生等予防接種事業費の計上と、水道事業会計補助金の増額でございます。

 2項清掃費は、イタチヶ沢最終処分場の施設改修工事費を増額するものでございます。

 6款農林水産業費は2,400万円余の増額でございまして、ふるさと農道緊急整備事業費の増額が主なものでございます。

 7款商工費は1,400万円余の増額でございまして、天竜峡温泉交流館の設置に伴い管理費や改修工事費を計上するものでございます。

 8款土木費は6,500万円余の増額でございまして、2項道路橋りょう費では辺地対策をはじめ、単独道路改良事業費を増額するものでございます。

 4項都市計画費では、動物園管理費の増額が主なものでございます。

 10款教育費は1,700万円余の増額でございまして、松村育英会奨学資金負担金の増額、埋蔵文化財調査受託事業費の増額、美術博物館の施設改修工事費の計上などが主なものでございます。

 11款災害復旧費は、5億2,100万円余の増額でございまして、台風4号などによる豪雨災害の復旧事業費を計上するものでございます。

 内訳といたしましては1項農林水産施設災害復旧費が、補助単独あわせて380箇所の事業費、2項公共土木施設災害復旧費が、補助単独あわせて417箇所の事業費でございます。

 続きまして歳入を説明いたします。2ページをごらんください。

 11款分担金及び負担金は農地災害復旧事業分担金を、12款使用料及び手数料は天竜峡温泉交流館使用料を計上するものでございます。

 13款国庫支出金は、土木関係の災害復旧事業に対する負担金などが主なものでございます。

 14款県支出金は、障害者自立支援対策特別対策事業補助金、農林関係の災害復旧事業に対する補助金などが主なものでございます。

 16款寄附金は、事項別明細書に記載してございます方々からいただいた寄附金を計上するものでございます。

 17款繰入金は財政調整基金繰入金を、18款繰越金は純繰越金を増額するものでございます。

 19款諸収入は、埋蔵文化財調査の受託事業収入や雑入を計上するものでございます。

 次に6ページをお開きください。

 第2表地方債補正でございますが、補助及び単独の災害復旧事業債を新たに計上いたしますほか、事業費の変動に伴う起債限度額の変更でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 次に議案第112号について、粂原商業・市街地活性課長。



◎商業・市街地活性課長(粂原和代君) 議案第112号につきましてご説明を申し上げます。

 本案は、飯田市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)でございます。

 第1条で歳入歳出予算の総額に、それぞれ751万8千円を追加し、歳入歳出予算の総額を2,651万8千円といたしたいとするものでございます。

 内容につきましては1枚おめくりいただきまして、第1表によりご説明をさせていただきます。

 まず3ページの歳出でございますが、1款卸売市場751万8千円の増額は、消防設備改修及び看板設置工事にかかるものでございまして、市場建物の火災報知器等に不備が見つかりましたので消防設備の改修と、それから屋根の上の看板撤去と新設を行うための設計委託料、及び工事請負費でございます。

 次に歳入でございます。2ページをごらんください。

 3款繰入金は地方卸売市場事業基金から459万2千円を繰り入れ、4款繰越金としまして292万6千円を増額するものでございます。以上よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 次に議案第113号について、新井防災交通課長。



◎防災交通課長(新井和夫君) 議案第113号についてご説明を申し上げます。

 本案は、平成19年度飯田市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)案でございまして、第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ842万9千円を追加し、総額7,752万9千円としたいとするものでございます。

 内容につきましては、第1表によりご説明を申し上げます。

 3ページの歳出でございますが、1款1項総務管理費につきましては、7月の4号台風の際に発生いたしました扇町駐車場の歩道部分の被害を修復するための工事費でございます。

 それから本町駐車場の修繕費の負担を平準化するために、毎年修繕積立金を積み立てる方式に変更することに伴う管理費等の負担金でございます。

 2ページの歳入をごらんいただきたいと思いますが、1款1項の使用料につきましては、飯田駅、扇町駐車場の収入増の見込額、3款1項の繰越金につきましては確定額でございます。

 5ページ以降に事項別明細書を添付してありますので、ごらんをいただきたいと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 次に議案第114号について、小池水道業務課長。



◎水道業務課長(小池永利君) 議案第114号についてご説明いたします。

 本案は、平成19年度飯田市水道事業会計補正予算(第1号)案でございます。

 第2条は予算、第3条の収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございまして、収入1款1項営業収益は、公共下水道及び特環下水道受託工事収益、2項営業外収益は鉛管対策費の2分の1が一般会計から補助される補助金などでございます。

 支出1款1項営業費用は、老朽管布設替に伴う鉛管布設替工事、及び下水道工事等に伴う給水切替工事費などでございます。

 第3条は予算第4条の本文、カッコ書きの中の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5億5,400万円を6億1,485万円に、過年度分損益勘定留保資金1億1,622万4千円を2億3,548万1千円に、当年度分損益勘定留保資金4億1,506万9千円を3億5,666万2千円に改め、資本的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。

 収入の1款4項補償金は下水道工事関連ほか、布設替工事の増による増額でございます。

 支出の1款1項建設改良費は、下水道工事に伴う配水管布設替工事及び老朽管布設替工事などの増によるものでございます。

 第4条は債務負担行為補正でございまして、上下水道料金徴収業務を平成20年10月から、5年間複数年契約で民間に委託をしていきたいというふうに考えておりまして、引継期間を含めて本年度中に契約をしたいので、債務負担を定めたいとするものでございます。

 第5条は予算、第8条で定めた一般会計からこの会計へ補助を受ける金額のうち、(1)の事業費用補助8,200万円を1億4,257万円に改めるものでございます。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 次に議案第115号から議案第129号、及び議案第132号について、福田収入役。



◎収入役(福田富廣君) それでは議案第115号から第129号までと、議案第132号の以上16件につきまして、決算書により一括ご説明申し上げます。

 この16件は、いずれも平成18年度の決算について認定をいただきたいとするものでございまして、後日各常任委員会において審査をいただくことになっておりますので、本日は総括的な説明に留めさせていただきたいと思います。

 平成18年度は地域を取り巻く環境変化に対応し、飯田市が経済的自立を図っていくために、前年度に引き続き、耕し種を蒔きながら、同時に自立の芽だしができるよう努めてまいりました。

 厳しい財政状況の中でございましたが、「地域経済の自立度が高いまち」、「地域への誇りや愛着を高め地育力で人を育むまち」、「誰もが安心して暮らせるまち」、の3つのまちづくりを重点に多くの市民要望に応えるべく、市民生活に直結するさまざまな事業に取り組んできたところでございます。

 合併後の新飯田市として初めての通年決算となりましたが、合併による行政の効率化を図りながら引き続き行財政改革の成果を上げた、概ね良好な決算であったと思います。

 今後も行財政集中改革プランを着実に推進し、会計全体の財政状況を判断しながら市民福祉向上、第5次基本構想基本計画実現に向けた市政運営に努めてまいるつもりでございます。

 それでは説明に入りますが、前年度との比較は合併前の2村分を含んだ通年分との対比となっておりますので、よろしくお願いします。

 はじめに議案第115号、平成18年度飯田市一般会計歳入歳出決算について申し上げます。2ページ3ページをお開きいただきたいと思いますが、平成18年度飯田市一般会計決算審査説明資料によりまして、主な点についてご説明申し上げます。

 全体的には厳しい歳入の中で、できる限り経費の削減に努めてきた結果として、実質単年度収支が2年ぶりに黒字となりました。

 経常収支比率は、合併による効率化と行財政改革の効果により1.7ポイント改善し83.6%、財政力指数は0.011ポイント上昇し0.563となり、自治体の財政健全度を示す財政指標である実質公債費比率は、前年度と同じ17.7%でした。

 それでは最下段に平成18年度の歳入決算額がございますが、407億5,128万6,758円で、予算に対する執行率は97.1%。歳出につきましては396億2,901万3,369円で、対予算執行率は94.4%でございました。

 この結果、歳入歳出差引残額は11億2,227万3,389円となり、平成19年度へ繰り越すことになりますが、この中には去る6月定例会で報告いたしましたように、平成19年度への繰越明許事業として学校施設耐震化推進事業、道路整備事業など16事業14億7,600万余があり、それに必要な財源として4億900万余を含んでおりますので、純繰越金は7億1,300万余となるものでございます。

 以下歳入歳出の主なものにつきまして、特徴的な点についてのみご説明を申し上げてまいります。

 まず歳入についてでありますが、第1款の市税につきましては134億400万円余で、前年度対比3.7%の増となり、歳入に占める割合は32.9%になっております。

 主な内訳を見ますと、固定資産税は評価替えにより減少となりましたが63億8,200万円余、市税全体の47.6%。市民税は40.3%で54億300万余で、そのうち個人市民税は税制改正によりまして、約39億1,200万円。一部業績の回復が見られました法人市民税も約14億9千万円余と、それぞれ増収となっております。

 なお、都市計画税は課税区域の見直しによりまして、68.7%の増となっております。

 また、市税の収納率は94.8%と前年度対比0.8ポイント増となり、前年度に引き続き2年連続して上回ることができました。

 このことは、厳正な滞納処分の執行や夜間電話催促など、徴収努力したことによる成果であり、今後も継続した取り組みを実施していきたいと思います。

 2款地方譲与税につきましては13億8,800万余と、前年より4億円ほど増えておりますが、三位一体改革に伴う税源移譲の経過措置として創設されました所得譲与税が増えていることによるものです。

 9款の地方交付税は約108億3,600万円、そのうち普通交付税は96億3,400万余と、合併補正もあり前年度並みを確保できました。

 特別交付税につきましては、合併に伴う統合事務経費等がなくなり、12億円余と減っておるところでございます。

 12款の使用料及び手数料、13款国庫支出金、14款の県支出金につきましては、それぞれの事業と連動しており、その内容は事項別明細書に記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。

 15款の財産収入は、公有財産の土地建物の貸付料及び売却が主なものでございます。

 17款の繰入金は税収の伸び、交付税が予想より上回ったこと、行財政改革による歳出の削減などにより、積立基金からの繰入金はほとんどなく、主要4基金については前年度並みの約61億9千万円を確保することができました。

 20款の市債につきましては、合併特例事業債を15億7千万円余活用したため、49.4%増の39億3,270万円となりました。

 また一般財源として使うことのできる臨時財政対策債は11億800万円余と、年々減額となってきております。

 次に歳出について申し上げます。

 1款の議会費ですが、議員報酬について引き続き3%削減されております。また自治基本条例制定や第5次基本構想基本計画策定への取り組み、一般質問代表質問の時間制導入など、開かれた議会となるための議会改革に積極的に取り組まれていることに、敬意を表するところでございます。

 2款の総務費ですが、南信濃地域交流センター建設事業、第5次基本構想基本計画策定事業、土地利用総合計画策定事業、議会棟解体工事など調査整備費などのほか、市税の課税及び収納事務電算委託料や、住民情報システム管理費など、通常業務にかかわる経費などでございます。

 3款の民生費では制度拡充の児童手当、制度改革のあった障害者等支援費、老人保健介護保険特会等への繰出金、乳幼児医療費の拡充、それに民間の保育所や老人福祉施設整備への補助金などでございます。

 4款の衛生費ですが、「ほっ湯アップル」の施設整備、広域連合のごみ中間処理施設負担金、新一般廃棄物最終処分場建設事業、病院事業負担金、国保など特別会計繰出金などのほか、不妊治療助成事業の開始などが主なものでございます。

 5款の労働費は、結いターン事業の推進など雇用対策事業に力を入れるとともに、飯田勤労者共済会への補助金や施設の運営管理費などでございます。

 6款農林水産業費につきましては農集排特会への繰出金、ふるさと農道緊急整備事業、森林保全のための林道舗装林道改良などが主なもので、このほか地域経済活性化プログラム2006に沿って、現場主義による農産物のマーケティング力を高める施策など、事業展開を図ったところでございます。

 7款の商工費ですが、市街地再開発事業が完了し大幅に減額となっておりますが、本年10月竣工予定の堀端地区優良建築物整備支援事業、エコハウジングビレッジ整備事業のほか、ツアーオブジャパン及び全日本実業団サイクルロードレースなど、多くのイベントを行い飯田を全国に向け情報発信したところでございます。

 また経済自立度アップに欠かせない工業振興や体験教育旅行、海外誘客など観光振興事業にも積極的に取り組んだところです。

 8款の土木費につきましては明河原線、飯田514号線、三遠南信自動車道飯喬道路関連など、継続事業を主とした道路橋りょう新設改良、丸山羽場第二地区区画整理事業、下水道事業特別会計への繰出金などのほか、市民要望の強い維持補修に力を注ぎ、前年度並み以上を確保したところでございます。

 9款の消防費では、広域消防組合への負担金や消防団運営事業のほか、耐震診断や耐震改修補助金など地震対策経費が中心をなしております。

 10款の教育費ですが小中学校耐震化事業、30人規模学級共同事業協力金、川本喜八郎人形美術館整備のほか、小中学校の管理及び教育振興にかかわる経費や、美術博物館をはじめ文化施設等の運営管理経費などが主となっております。

 11款の災害復旧費ですが、7月の豪雨災害により農林土木施設に災害が発生し大幅に増えております。

 12款の公債費は、元金が46億4,300万、利子が9億1,400万円であり、18年度末の起債残高は427億6,900万円となっております。ここ数年の事業の抑制と繰上償還によりまして、起債の残高を計画的に減らしており、平成18年度は約12億円減少しております。

 13款の諸支出金でございますが、庁舎建設基金へ5億円余積み立てることができたほか、財政調整基金など各種基金へ3,500万円ほど積み立てたものでございます。

 この結果、主要4基金の残高は約61億9千万円となり、前年度並みを確保することができました。

 また、全ての基金合計では前年度より5億3千万円ほど増えて、111億円余となっております。

 以上、歳入歳出の各款を中心に概要を申し上げました。

 446ページには実質収支に関する調書、448ページからは財産に関する調書が添付してございますので、ごらんいただきたいと思います。

 次に、議案第116号から第129号までの各特別会計について、主な事業内容についてご説明申し上げますので、決算書の4ページ5ページをお開きいただきたいと思います。

 まず議案第116号の国民健康保険特別会計について申し上げますと、平成14年度の制度改正により、老人医療の対象年齢が段階的に1歳引き上げられたことによる前期高齢者の増加や、医療技術の高度化などにより医療費が伸びており、厳しい国保運営が続いているところでございます。

 しかしながら国保税の医療分につきましては、老人保健拠出金の減少や加入被保険者の動向を勘案して税率を据え置き、介護分につきましても税率は据え置き、課税限度額を国の基準どおり1万円引き上げ9万円と改定いたしました。

 また軽減割合につきましては、応益割合が本算定時点において45%を超えたため6割4割を、7割5割2割に変更いたしました。単年度収支では約9千万円の黒字となっております。

 議案第117号の老人保健特別会計につきましては、今申し上げましたように制度改正により対象者が減少となりましたが、高度医療化と受診率の高まりの状況が続いており、前年度並みの決算となっております。

 議案第118号の介護保険特別会計につきましては、大幅な制度の見直しが行なわれ、介護保険制度の中に地域支援事業が創設され、介護予防事業の推進と地域包括支援センターの機能充実を図ったところです。

 要介護認定者の数は若干増えたもののサービス使用料は横這いとなり、介護給付費は2%ほどの増加にとどまりました。

 次に議案第119号の地方卸売市場事業特別会計でございますが、通常の運営管理費でございまして、特に申し上げることはございません。

 議案第120号の駐車場事業特別会計でありますが、中央、本町、飯田駅、飯田駅西の4駐車場に加え、新たに扇町駐車場を整備し、10月から供用開始いたしました。

 利用者数、使用料収入は本町駐車場は増えているものの、ほかの駐車場は減少となっております。

 議案第121号の墓地事業特別会計でございますが、桐林墓地公園ほか3箇所の霊園管理が主でございます。墓地の使用者を募集中の西部霊園では、新たに21区画の使用者が決定いたしました。また、今後の需要を見込みBブロックの荒造成を行ったところでございます。

 議案第122号の簡易水道事業特別会計でございますが、現在13の簡易水道、6つの飲料水供給施設、2つの簡易給水施設を有し、中山間地の生活環境確保のため運営しております。

 また、平成22年度完成を目指す上久堅簡易水道は、配水管の布設及び上平配水池の築造を行い、19年度一部給水開始を予定しております。

 議案第123号の、農業集落排水事業特別会計でございますが、立石地区ほか9箇所の維持管理を行うとともに、平成21年度完成を目指して米川野池芋平地区の事業を進めており、管路施設3,100メートル余を整備したところでございます。

 議案第124号の下水道事業特別会計について申し上げます。

 改定第4次下水道整備基本計画に基づき、平成25年度皆水洗化に向け管渠築造事業や、松尾浄化管理センターの水処理施設改修工事、特環山本地区、公共三中地区などの事業を計画的に進めたところでございます。

 なお、18年度末の下水道普及率は公共下水道71.9%、農集排5.7%、合併浄化槽11.0%で、トータル88.6%でございます。

 議案第125号の、介護老人保健施設事業特別会計について申し上げます。

 高松分院在宅介護支援センター、及び他の介護保険事業所との連携を密にし、入所希望者を積極的に受入れるよう努力するなど、経営の安定を目指しました。

 また高松分院の閉院に関連し、9月より通所リハビリテーション事業を拡大し、利用者の要望に応えたところでございます。

 議案第126号の特別養護老人ホーム特別会計は、飯田荘及び第二飯田荘の運営費でございますが、飯田荘につきましては定員削減計画により、平成18年度末には施設入所定員を60人としました。また介護保険制度の改正により介護報酬単価が引き下げられ、厳しい経営を強いられているところでございまして、歳入の主なものは入所者及びショートステイ利用者の介護報酬であり、歳出の主なものは介護に伴う人件費、給食等の賄材料費、介護用品等でございます。

 議案第127号の上村デイサービスセンター特別会計ですが、定員10人の通所介護施設でございます。1日の平均利用人数は6.3人となっており、利用者数、サービス収入とも伸びております。

 議案第128号の上村しらびそ高原観光事業特別会計でございますが、ハイランドしらびその管理運営費でございます。利用者数は宿泊者数が3,990人、延べ休憩者数が3万8千人余で、料金収入は約12%、800万円の減少となっております。

 要因としましては、静岡県からの主要路線が災害により長期にわたって通行止めとなり誘客の減につながったことと、しらびそ高原のアクセスの悪さと冬場が営業できないなど、従来からの課題が重なったものと見ておりますが、一層の経費節減を図るとともに、利用者を増やすなど効率的な経営に努めてまいりたいと考えております。

 議案第129号の、ケーブルテレビ放送事業特別会計でございますが、新たに特別会計として立ち上げたもので、竜東及び遠山郷ケービルテレビの管理運営費と、竜東地区に対してケーブルインターネット事業を行う、電気通信事業に要する経費でございます。

 なお、竜東ケーブルテレビ施設整備は19年度が最終年度となりますが、18年度末の加入率は45%であり、加入率向上に向けて地元と協力しながら努めていきたいと思います。

 また、合併以来懸案となっておりました遠山郷との情報の一元化を図るネットワーク整備事業が、合併補助金の追加により実施可能となり、矢筈トンネル利用による光伝送路設備工事を明許繰越により行うところでございます。

 以上、14の特別会計の合計は歳入が355億9,688万3,002円、歳出は348億6,335万571円でございまして、差引残額は7億3,353万2,431円となっており、この中には介護保険特別会計の繰越額を含んでおります。

 特別会計の決算につきましてご説明終わりますが、各決算書の末尾には実質収支に関する調書と財産に関する調書が添付してございますので、後刻ごらんをいただきたいと思います。

 次に議案第132号、飯田市各財産区会計についてご説明申し上げます。別冊の財産区決算書の2ページ3ページに総括表がございますので、その表によりご説明申し上げたいと思います。

 ご承知のとおり飯田市には34の財産区がございますけれども、そのうち市議会の認定をいただきますのは総括表にあります25の財産区でございます。

 表の最下段の合計欄でご説明申し上げます。

 収入済額は3,415万2,904円で、支出済額は2,757万9,906円、差引657万2,998円を繰り越しいたしました。

 各財産区が所有する山林の管理に要する経費、及び緑資源機構によります保育、間伐、枝打ち等の整備事業などが主でございます。

 主な財産現在高につきましては、山林以下項目によって多少の移動がございますけれども、財産区ごとに財産に関する調書を添付してございますので、ごらんいただきたいと思います。

 以上、簡単ではございますが決算の概要をご説明いたしました。

 なお、主要な施策の成果の説明書をお配りしてございますので、後刻ごらんの上よろしくご審議、ご認定いただけますようお願い申し上げます。



○議長(上澤義一君) 次に議案第130号について、菅沼市立病院経営企画課長。



◎市立病院経営企画課長(菅沼文秀君) 議案第130号についてご説明申し上げます。

 本案は、平成18年度飯田市病院事業決算認定についてでございまして、別冊になっております飯田市病院事業決算書の4ページ5ページの方をお開き願いたいと思います。

 この表は、市立病院と高松分院の決算について合算した報告書でございまして、この表につきましては消費税を含む額となっております。

 (1)の収益的収入及び支出のうち、収入の第1款病院事業収益の決算は98億8,300万円余となっておりまして、前年度と比較しまして4億9千万円ほど増加しました。本院における病床利用率の向上などが主な要因でございます。

 支出でございますが、第1款病院事業費用の決算額は101億5,700万円余でございまして、前年度比で1億6千万円ほど増加しております。

 次に(2)の資本的収入及び支出でありますが、収入の第1款資本的収入の決算額は、10億2,800万円余でございまして、企業債負担金が主な内容でございます。

 資本的支出の決算額は、19億2,700万円余でございまして、1項の建設改良費につきましては、PET−CTの導入に伴います機器の購入や施設改修、医療機器等でございます。

 次に6ページから7ページまででございますが、ただいま申し上げました内容を、市立病院と高松分院とに区別したものでございます。

 次に10ページをお願いいたします。

 損益計算書でございまして、表の下から3行目に当年度純損失にありますとおり、本院、分院ともに純損失を計上することとなりましたが、左側の本院につきましては約3億6千万円の改善をみております。また高松分院につきましては、本年3月の閉院もありまして、損失額が4千万円ほど増加しております。

 次に11ページでありますが剰余金計算書でございまして、利益剰余金の部は損益計算書で申し上げました欠損金を、当年度純損失に計上いたしました。

 資本剰余金の部につきましては、当年度発生額にありますとおり補助金、その他資本剰余金が増加しております。

 12ページをお願いいたします。

 欠損金処理計算書でございますが、本院分院を合わせまして当年度未処理欠損金は、未処理欠損金の全額を翌年度へ繰り越すことといたしました。

 13、14ページは貸借対照表でございまして、平成19年3月31日現在の資産、負債などの財産状況を示したものでございます。

 13ページの2の流動資産の現金預金などから見ますと、当面病院の運営に支障を来すことはないと思いますが、今後も大変厳しい状況下での病院運営となりますので、一層の企業努力によりまして経営の効率化、健全化に努めなければならないと思っております。

 以下、資料を添付してございますので、よろしくご審議のほどをお願いいたします。



○議長(上澤義一君) 次に議案第131号について、小池水道業務課長。



◎水道業務課長(小池永利君) 水道事業会計の決算でございますけれども別冊になっておりますので、別冊の決算書をご用意いただきたいと思います。

 それでは議案第131号、平成18年度飯田市水道事業決算認定につきましてご説明いたします。

 はじめに、2ページ3ページをごらんいただきたいというふうに思います。

 平成18年度飯田市水道事業決算報告書でありますけれども、収益的収入及び支出でありますが、3ページ収入の上段にあります総収益は前年度に比べ1%減少し、17億2,500万円余となりました。

 下段の支出総費用ですけれども、前年度は繰上償還保証金2億4,400万円余の支出があったため、18年度は16%減少し16億円余となりました。

 次に、4ページ5ページをお開きいただきたいと思います。

 資本的収入及び支出でございますが、5ページ収入の上段にあります資本的収入総額は5億2,800万円余で、前年度に比べ3.7%の増になりました。

 下段の支出総額は10億5,100万円余で、42.1%の減となっております。

 大きな減の要因は、前年度は企業債の繰上償還7億5千万円余をしたところによる、企業債償還金の減少によるものであります。

 この結果、下の欄外に記載してありますように資本的収入が資本的支出に不足する額5億2,300万円余は、過年度分損益勘定留保資金7,800万円余、当年度分損益勘定留保資金4億1,700万円余、消費税資本的収支調整額2,700万円余で補てんをいたしました。

 次に6ページをお開きください。

 損益計算書でございますが、一番下の3行をごらんください。

 当年度純利益は、前年度は繰上償還による2億1,500万円余の純損失を計上いたしましたが、本年度は7,200万円余の純利益を確保することができました。これにより前年度繰越利益剰余金を加えました、当年度未処分利益剰余金は2億500万円余となり、概ね健全な経営ができたのではないかというふうに思っております。

 続きまして8、9ページですが剰余金計算書でございます。

 次に10ページをお開きください。

 剰余金処分計算書案でございますが、先ほど申し上げました当年度未処分利益剰余金のうち、減債積立金へ500万円を積み立て、残りの2億円余を翌年度繰越利益剰余金として処分したいとするものであります。

 次に12ページ13ページをお開きください。

 貸借対照表でございますが一番下の行にありますように、資産合計及び負債資本合計は195億1,300万円余で、前年度と比べ1.5%の増となっております。

 以下附属書類を添付してありますので、ごらんいただきたいというふうに思います。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 会議の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。

          11時39分 休憩

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          12時59分 再開



○議長(上澤義一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 午前中で議案に対する説明が全部終了をしております。

 ここで監査委員から、各会計の決算に対するご意見を伺うことといたします。

 監査委員、林榮一君。



◎監査委員(林榮一君) それでは去る6月から8月の間に実施いたしました、平成18年度の飯田市の各会計、水道事業会計、及び病院事業会計の決算審査の概要について報告を申し上げます。

 地方自治法第233条第2項、及び地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された各会計事業について審査をいたしました。

 審査の結果、決算諸表は関係法令に準拠して作成されておりまして、その係数は正確であり、かつ会計事務、処理手続き、経営成績、及び財政状態は適正に表示されていることを認めました。

 また、地方自治法第241条第5項の規定による基金の運用状況につきましても、設置目的にしたがい適正に運用管理されていることを認めました。

 以下、審査の結果についての所見を申し述べさせていただきます。

 まず一般会計及び各特別会計について申し上げますと、厳しい財政状況の中ではありますが初期の目的に沿って適正に執行され、行政水準の向上に努めるとともに実質収支及び単年度収支とも黒字を確保するなど、それぞれ成果を上げたことを認めました。

 歳入の市税収入は前年度に比べ、6億3,860万円あまりの増収となっています。また市税の収納率は94.8%で、前年度を0.9ポイント上回り、2年連続の改善となりました。

 差し押さえ等厳正な滞納処分の執行によるもので、収納に対する努力があらわれていると認めました。

 歳入における収入未済額は、一般会計では市税6億2,483万円余、住宅使用料の5,232万円余、繰越事業にかかわる国庫補助金6億2,829万円余、特別会計では国民健康保険会計の6億2,427万円余、下水道事業会計の3,135万円余など、総額20億7,275万円あまりであります。

 これら収入未済額の解消は、自主財源の確保と市民負担の公平の観点からも重要であり、一層収納率の向上に努め適正な収入確保を図るために、実行ある取り組みをされるよう望むものであります。

 歳出では人件費、物件費、公債費など経費の節減に取り組む一方で、環境文化都市の実現、文化経済自立都市の創出を目指して、市民本位の持続可能な行財政運営に努力されているところであります。

 財政状況につきましては、実質公債費比率は昨年と同様で変わってはおりませんが、財政力指数や経常収支比率、経常一般財源比率は改善しております。

 一方、財政硬直化の傾向は依然として続いておりますので、収支の均衡を保持しながら経済変動や市民要望に対応しうる弾力性を持てるよう、健全な財政運営の確保に引き続き努める必要があります。

 また、特別会計の駐車場事業会計における飯田駅西駐車場の有効活用と、上村しらびそ高原観光事業会計のハイランドしらびその利用促進について検討されるよう、意見を付したところであります。

 これからの見通しについては、合併による過渡期として市債残高が増加し、また16年度から本格実施された国の三位一体改革における、交付税や臨時財政対策債の見直しを含め、財政運営は依然として厳しい状態が続くものと予測されます。

 今後とも自主財源の確保、有利な財源の活用、適正な課税、受益者負担の適正化など、財源の確保に向けなお一層の知恵を絞るとともに、事務事業の選択と精査により、重点的、効率的な行財政運営に努め、市民福祉の増進に寄与されるよう要望をいたします。

 次に、公営企業会計の飯田市水道事業について申し上げます。

 水道の普及状況ですが、給水戸数は前年度に比べ208栓増加し、給水区域内の普及率は98.4%となっています。

 水需要の状況を見る有収水量では、前年度に比べ2.5%の減となり、有収率は前年度より0.3ポイント低下しています。

 経営成績では、前年度実施した企業債の繰上償還の効果による公債費利子の削減等により、当年度純利益を7,216万円計上しました。また主要な財務比率では、流動比率、自己資本構成比率は向上しましたが、固定資産対長期資本比率は低下しており、これらを同規模事業体の平均と比較いたしますと、数値はやや劣るものの健全な水準は維持していると認められます。

 当市の水道事業は、人口の減少や需要の変化、施設の老朽化等多くの課題を抱えております。水道事業には多額の設備投資と施設の維持管理経費を要するため、今後はこれまでになく厳しい財政状況の下での経営が予想されます。

 将来にわたって安定した経営を行なっていくためには、収入の減少傾向と費用の増加を念頭に、事業の優先度や財源の検討、適正な料金の見直しを行い、より効率的な事業執行と業務体制の合理化を進める必要があります。

 水道事業は市民生活はもとより、産業活動や都市機能の面においても重要な役割を果たしています。企業意識を持って経費の節減に努め、健全な財政運営を堅持するとともに、安心で良質な水の安定供給に、より一層努められるよう要望いたします。

 次に飯田市病院事業会計について、市立病院と高松分院とに分けて申し上げます。

 飯田市立病院は当年度3億2,515万円余の純損失となり、平成14年度以降継続した赤字決算となりましたが、2年続けて収益が改善し回復の兆しが見られております。

 医業収益では、入院患者数が前年度に比べ6,066人増加し、入院収益で8.2%の増加、外来患者数は前年度より3,638人増加し、外来収益で6.2%の増加となっています。

 一方医業費用は前年度に比べ2.7%の増加となり、医業収支で1億2千万円あまりの純損失となっています。

 なお、財政状態につきましては流動比率、現金預金比率を除き、前年度より好転しているところでございます。

 市立病院は地域中核病院として救急医療、高度医療を担う公共性を発揮する一方で、民間と同様に独立採算の経済性を求められています。しかしながら医療を取り巻く状況は、診療報酬のマイナス改定や医療ニーズの多様化、高度化により公共性と経済性との両立が容易でない局面に置かれており、多くの自治体病院が抱える問題となっております。

 今後の病院事業経営に当たり、効率的で質の高い医療を追求し、医療制度改革の方向性を視野に入れた経営方針と、経営の健全化による経営基盤の確立に努め、住民に信頼される公的医療機関として公共の福祉の増進に寄与されることを要望いたします。

 次に市立病院高松分院は、市立病院本院との連携を密にして慢性期医療を機能分担することとし、療養病床を54床として介護医療サービスを提供してきました。

 しかし慢性的な医師不足と経常赤字、施設や医療機器の老朽化などにより、市民、市議会、地元、患者さん方の深いご理解を得て、平成19年3月末をもって閉院いたしました。

 このような状況の中当年度純損失は、一般会計からの営業助成補助金2億6,700万円を受けて4,254万円余となりました。

 今後は、分院跡地に診療所を併設した介護老人保健施設の建設が予定されているところですが、利用者本位に立ったより良い施設整備、及び運営ができるよう望みます。

 以上、各会計について所見を申し上げましたが、詳細につきましてはお手元の決算審査意見書をご高覧いただきまして、議会の決算審査の参考としていただければ幸いに存じます。以上で報告を終わります。



○議長(上澤義一君) ここで議案に対する質疑通告のため、暫時休憩といたします。

 なお、質疑の通告は13時17分までといたします。よろしくお願いいたします。

          13時11分 休憩

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          13時18分 再開



○議長(上澤義一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします

 これより議案の質疑に入ります。

 通告順に発言を求めます。

 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) 18年度の一般会計の決算について、1点だけ質問をしたいと思いますが、市民から一番質問を受けるのは飯田市の財政は大丈夫かと、そういう質問が一番多いわけであります。

 そういう中で、財政力とか財政の状況を示す各種の指標があるわけでありますが、全体的には向上しておると、そういうふうに見てありがたいと思っておるわけでありますが、監査の報告の中でも財政の硬直化が進んでおると、そういう心配もあるわけであります。

 その中で、夕張市に端を発して実質公債費比率という指標が注目されておるわけでありますが、飯田市が17.7と、昨年と同じということでございますが、18%を超えると起債が許可制になったり、25%を超えると制限が県や国からかかると、そういうことでございますが、私たち素人から見て18%と17.7、要は0.3%、これの大きさとか意味合いとか、そういうようなことがあんまりわかりません。

 そういう意味で、いわゆる監査の立場で、その0.3をどのように見ておられるのか、質問をいたしたいと思います。



○議長(上澤義一君) 理事者側の答弁を求めます。

 監査委員、林榮一君。



◎監査委員(林榮一君) ただいま佐々木議員から、実質公債費比率の件についてでございますが、ちなみに実質公債費比率は平成17年度から導入された指標でございまして、公営企業会計や一部事務組合が償還する元利償還金に対する、一般会計からの負担も対象とした新しい財政指標でございまして、公債費による財政負担の程度を客観的に示す指標として、実質的な公債費に費やした一般財源の額が、標準財政規模に占める割合を示すものであります。

 ただいま佐々木議員さんのおっしゃられたとおり、この比率が18%以上になりますと起債の許可が必要で、25%以上になると起債の制限を受けるということになるわけでございます。

 そこで、実質公債費比率の県下の実態から飯田市の場合を見てみますと、平成18年度決算では県下19市中13番目でございます。17年度決算では18%を超えた市は1市のみでございましたが、18年度決算では5市となっております。

 19市平均では17年度決算が14.6%、18年度決算で15.6%となっておりまして、全体的には上がっておりますが、飯田市は前年並みとなっている状況を見れば、今のところ問題にはなっていないと、そんなふうに思われるわけでございます。

 ただし、その17年度18年度を比較してみますと、各市とも率が乱高下しておりまして、厳しい状況になっておるところでございます。

 そしてまた数字の算出基礎というものが変動しておりまして、その内容も変わっておりますので、そういった状況がございまして、監査の評価については今後もう少し見守る必要があるのではないかなと、そんなふうに監査委員としては思っております。



○議長(上澤義一君) 佐々木重光君。



◆25番(佐々木重光君) いろいろ変動しておると、そういうことでございまして、いずれにしてもこの0.3というのは、もう市民から見ると、私は誤差範囲かななんて思っちゃうんですが、そういうふうにならんように、ぜひ監査の立場でもしっかり監査をお願いしたいと、そんなふうに思います。要望です。



○議長(上澤義一君) 以上で通告による質疑は全て終了をいたしました。

 次に進みます。

 議案第103号から議案第132号までの議案30件につきましては、お手元に配布をしてあります付託議案一覧表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託し、審査を願うことにいたします。

 次の日程に進みます。

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△日程第8 議員定数特別委員会の設置



○議長(上澤義一君) 議員定数特別委員会の設置を議題といたします。

 お諮りいたします。

 議員定数に関する諸問題の調査、研究を行うため、委員8名をもって構成する議員定数特別委員会を、所期の目的が達成されるまでの間設置し、関係する諸問題を付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、議員定数特別委員会につきましては、原案のとおり設置することに決定いたしました。

 よって特別委員の選任を日程に追加し議題といたします。

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△日程第9 特別委員の選任



○議長(上澤義一君) これより委員会条例第8条第1項の規定により、議員定数特別委員会委員の選任を行います。

 その氏名を事務局をして朗読いたさせます。

 中井議会事務局長。



◎事務局長(中井洋一君) 議員定数特別委員のお名前を申し上げます。

 新井信一郎君、吉川秋利君、木下克志君、林幸次君、清水可晴君、原和世君、原勉君、牧内信臣君、以上でございます。



○議長(上澤義一君) ただいまの朗読のとおり、それぞれ特別委員に指名をいたしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名をいたしましたとおり、それぞれ特別委員に選任することに決定をいたしました。

 ここで、議員定数特別委員会の正副委員長の互選のため、暫時休憩をいたします。

          13時26分 休憩

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          13時40分 再開



○議長(上澤義一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。

 休憩中に議員定数特別委員会を開催し、正副委員長が互選されておりますので、その結果を事務局をして報告いたさせます。

 中井議会事務局長。



◎事務局長(中井洋一君) それではご報告いたします。

 委員長に牧内信臣君、副委員長に吉川秋利君が選任されましたので、ご報告申し上げます。以上でございます。



○議長(上澤義一君) 次の日程に進みます。

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△日程第10 閉会中の継続審査の申し出について



○議長(上澤義一君) 議員定数特別委員会委員長から、所管の事項に関しお手元に配布いたしましたとおり、閉会中の継続審査及び調査を要する旨の申し出がありました。申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査することに、ご異議はございませんか。

       (「異議なし」と言う者あり)



○議長(上澤義一君) ご異議なしと認めます。

 よって、申し出のとおり閉会中の継続審査と決定いたしました。

 以上をもちまして、本日の日程は全て終了をいたしました。

 明日9月5日は、一般質問の通告締切日であります。締切時刻は午後5時となっております。ご確認をお願いいたします。

 また、決算審査に関する資料請求につきましても、明日9月5日が締切日となっております。締切時刻は午後3時となっておりますので、あわせてご確認をお願いいたします。

 12日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までにご参集くださるようお願いを申し上げます。

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△散会



○議長(上澤義一君) 本日はこれをもちまして散会といたします。

 ご苦労様でございました。

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          13時42分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

     平成19年9月4日

          飯田市議会議長  上澤義一

          署名議員     森本美保子

          署名議員     柄澤紀春