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長野県 岡谷市

平成13年  9月 定例会(第4回) 09月28日−06号




平成13年  9月 定例会(第4回) − 09月28日−06号







平成13年  9月 定例会(第4回)



         平成13年第4回岡谷市議会定例会会議録(第6号)

                        平成13年9月28日(金曜日)

◯議事日程

 ▲日程第1  議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第2  議案第63号 平成12年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第3  議案第64号 平成12年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第4  議案第65号 平成12年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第5  議案第66号 平成12年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第6  議案第67号 平成12年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第7  議案第68号 平成12年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第8  議案第69号 平成12年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第9  議案第70号 平成12年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第10 議案第71号 平成12年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第11 議案第72号 平成12年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第12 議案第73号 平成12年度岡谷市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第13 議案第74号 平成12年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第14 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について

 ▲日程第15 議案第76号 平成12年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について

 ▲日程第16 議案第77号 平成12年度岡谷市水道事業会計の決算認定について

 ▲日程第17 議案第80号 岡谷市条例の用字、用語等の整備に関する条例

 ▲日程第18 議案第81号 岡谷市市民ギャラリー条例

 ▲日程第19 議案第82号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例

 ▲日程第20 議案第83号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例

 ▲日程第21 議案第84号 岡谷市建築協定条例

 ▲日程第22 議案第85号 市道路線の認定について

 ▲日程第23 議案第86号 市道路線の変更について

 ▲日程第24 議案第87号 平成13年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)

 ▲日程第25 議案第88号 平成13年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 ▲日程第26 議案第89号 平成13年度岡谷市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)

 ▲日程第27 議案第90号 平成13年度岡谷市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

 ▲日程第28 議案第91号 平成13年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)

 ▲日程第29 議案第92号 私立高校に対する公費助成に関する意見書

 ▲日程第30 議案第93号 「核兵器廃絶の明確な約束」実行を核兵器保有国に求める意見書

 ▲日程第31 議案第94号 雇用問題の解決策を求める意見書

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◯本日の会議に付した案件

 ▲日程第1  議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第2  議案第63号 平成12年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第3  議案第64号 平成12年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第4  議案第65号 平成12年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第5  議案第66号 平成12年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第6  議案第67号 平成12年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第7  議案第68号 平成12年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第8  議案第69号 平成12年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第9  議案第70号 平成12年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第10 議案第71号 平成12年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第11 議案第72号 平成12年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第12 議案第73号 平成12年度岡谷市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第13 議案第74号 平成12年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第14 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について

 ▲日程第15 議案第76号 平成12年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計決算認定について

 ▲日程第16 議案第77号 平成12年度岡谷市水道事業会計の決算認定について

 ▲日程第17 議案第80号 岡谷市条例の用字、用語等の整備に関する条例

 ▲日程第18 議案第81号 岡谷市市民ギャラリー条例

 ▲日程第19 議案第82号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例

 ▲日程第20 議案第83号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例

 ▲日程第21 議案第84号 岡谷市建築協定条例

 ▲日程第22 議案第85号 市道路線の認定について

 ▲日程第23 議案第86号 市道路線の変更について

 ▲日程第24 議案第87号 平成13年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)

 ▲日程第25 議案第88号 平成13年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 ▲日程第26 議案第89号 平成13年度岡谷市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)

 ▲日程第27 議案第90号 平成13年度岡谷市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

 ▲日程第28 議案第91号 平成13年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)

 ▲日程第29 議案第92号 私立高校に対する公費助成に関する意見書

 ▲日程第30 議案第93号 「核兵器廃絶の明確な約束」実行を核兵器保有国に求める意見書

 ▲日程第31 議案第94号 雇用問題の解決策を求める意見書

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◯出席議員(24名)

           1番    今井友吉議員

           2番    今井竜五議員

           3番    杉村修一議員

           4番    高林紘一議員

           5番    河口今朝美議員

           6番    川崎展司議員

           7番    笠原征三郎議員

           8番    毛利栄子議員

           9番    三沢一友議員

          10番    横内敏子議員

          11番    林  豊議員

          12番    轟  敏議員

          13番    中島信一議員

          14番    上野安規光議員

          15番    佐々木澄子議員

          16番    八幡泰年議員

          17番    降籏 清議員

          18番    渡辺太郎議員

          19番    野澤徹司議員

          20番    野溝道子議員

          21番    清水隨豊議員

          22番    加藤レイ子議員

          23番    小松 稔議員

          24番    八幡益晴議員

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◯欠席議員(なし)

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◯地方自治法第121条の規定による説明のため出席した者

          市長       林 新一郎君

          助役       横内啓吉君

          収入役      倉坪宏夫君

          教育長      北澤和男君

          企画部長     小口晴敬君

          総務部長     堀内 明君

          生活環境部長   中澤 進君

          保健福祉部長

                   鮎沢史明君

          兼福祉事務所長

          経済部長     井出皓基君

          建設部長     小口福三郎君

          都市開発部長   山岡徹三君

          水道部長     太田春樹君

          消防部長     林 勝弘君

          監査委員     千明健一君

          教育次長     堀向弘右君

          岡谷病院長    会田靖夫君

          岡谷病院事務長  尾崎 孝君

          塩嶺病院長    能見公二君

          塩嶺病院事務長  中山数雄君

          企画課長     中嶋政春君

          秘書室長     矢島政樹君

          総務課長     竹澤幸男君

          財政課長     中田富雄君

          選挙管理委員会

          兼監査委員    藤森 統君

          事務局長

          会計課長     金子 明君

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◯議会事務局職員出席者

          局長       山岡弘道

          次長       武居 久

          庶務主幹     小島良明

          議事主幹     高橋克実

          指導主事     荻原浩樹

               午前9時30分 開議



○議長(今井友吉議員) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1  議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について



△日程第2  議案第63号 平成12年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第3  議案第64号 平成12年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第4  議案第65号 平成12年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第5  議案第66号 平成12年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第6  議案第67号 平成12年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第7  議案第68号 平成12年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第8  議案第69号 平成12年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第9  議案第70号 平成12年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第10 議案第71号 平成12年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第11 議案第72号 平成12年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第12 議案第73号 平成12年度岡谷市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第13 議案第74号 平成12年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算認定について



○議長(今井友吉議員) 日程第1 議案第62号から日程第13 議案第74号までの13件を一括議題といたします。

 この13件は決算特別委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 決算特別委員長。

               〔決算特別委員長 河口今朝美議員 登壇〕



◆決算特別委員長(河口今朝美議員) おはようございます。

 5番 河口今朝美でございます。

 今定例会における9月4日の本会議において決算特別委員会に審査付託されました平成12年度決算関係議案、議案第62号から議案第74号までの13議案について、去る9月17、18日の2日間にわたり委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。

 計数等につきましては、決算書及び決算附属書類、行政報告書並びに決算審査意見書に詳細に示されておりますので省略し、審査の主な点について御報告申し上げます。

 なお、委員会の要望事項につきましては、当局において十分な検討をされるようお願い申し上げます。

 議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について。

 平成12年度の一般会計は、第3次総合計画前期5カ年計画の2年目として21世紀初頭を念頭に置きながら、都市基盤の推進、生活環境整備の推進、健康福祉の推進、教育文化の振興、産業の振興等を重点に、市民総参加のまちづくりを推進し、積極的な行政運営と効率的な予算執行を行い、その結果、実質収支で7億 7,684万円余の黒字決算で締めることができましたとのことであります。

 委員会では、本会議において付託された事項及び委員から出された質疑事項を中心に市政全般について審査を深めてまいりました。

 1として財政運営ついて。

 総体的評価。

 まず実質収支に関連して予算の執行率について適切であったかどうか、また不用額が多額に発生している中で、最善の行政努力がなされてきたかどうかについて本会議から付託があり、当局から執行率のみで実質収支に影響するとは考えられないとのことでありましたが、参考までに翌年度繰越額を加えて執行率を算出すると、平成6年度から平成12年度までの執行率はほぼ96%となるもので、12年度の執行率が低かったものではないとのことでありました。

 こうしたことで実質収支を単純に執行率のみで判断できないが、当初に計上した収入の確保を図り、予定どおりの事業が予算内でできれば、その残りの不用額は当初の目的を達成した上で創意工夫の結果生じたものであり、それを翌年度に繰り越しすることにより、翌年度以降の市民要望にこたえる貴重な財源といたしたいとのことでありました。

 2つ、財政状況について。

 まず、市債について。

 12年度末の市債残高は約 240億円で、前年度比約2億 8,500万円の増となるもので、うち87%が地方交付税に算入される有利な起債である。また、国の政策により街路事業など補助事業だったものが有利な起債に振り替わる等財源手段と1つとして起債の依存度も年々高くなっており、今後起債の後年度負担も高くなることに十分注視しなければならないとのことでありました。また、今後の新規借り入れについても、単年度の元金償還額範囲内におさめることを原則としながら、繰上償還等を実施する中で増加を抑えていくことが必要であるとのことでありました。さらに国においても財政構造改革を初めとして、今後起債対象事業や充当率など制度の改正が予想されることから、引き続き長期的に見た財源確保や財政運用について最大限の努力をしていく必要があるとの答弁がありました。

 次に、経常収支比率について。

 75%ぐらいが標準的であるといわれているが、前年度比2%減となった主な理由については、1つとして、分子である経常的経費に充当する一般財源が人件費等を中心に削減されたこと、2点目として、分母となる経常一般財源である歳入について利子割交付金等一定の市税、交付税等が堅調な伸びにより結果として分母が伸びて高くなったことにより率が落ちてきたものであるとのことでありました。

 次に、自主財源・依存財源について。

 自主財源・依存財源の構成割合は、各年度の事業によって数字の変動が出てくるものであるが、自主財源については、行政活動をしていく上で自主性、安定性について一定の尺度として考えるものである。特に平成10年度から平成12年度までの変化については、主なるものは市税の恒久的減税に伴い、補てん財源として地方特例交付金としての交付や地方交付税で算入されることによって財源構成割合が変わったためとのことでありました。また、基金の繰入金などそのときの財政状況によって繰り入れせざるを得ないような状況では、自主財源が多くなってくる、今後こうした状況も予想されるので、できる限り市税を中心とした自主財源の確保に努めてまいりたいとのことでありました。

 なお、財政に関する資料として、資料?1「平成12年度県下17市、諏訪地方3町村の財政指標」、資料?2「公債費比率、起債制限比率、経常収支比率の推移、自主財源・依存財源構成比の推移」、資料?3「平成12年度県下17市の自主財源及び依存財源に関する調」、資料?4「基金残高・取崩推移状況」、資料?5「平成12年度一般会計決算歳出不用額調」を委員長報告資料としてありますので、参照にしてください。

 2として、職員の超過勤務について。

 時間外勤務として実質の勤務手当を出しており、打ち切り支給は行っていないとのことでありました。また、毎週水曜日をノー残業デーとして決め、時間外勤務の短縮、職員の健康管理に留意しているとのことでありました。時間外勤務の掌握は、課長、主幹としての管理監督職員の重要な職務であり、一番身近なところで課長、主幹が突発的なことに対し、その状況に応じて超過勤務命令を出しているところであります。サービス残業はないとのことでありました。

 3、保健婦数について。

 職員の適正配置を考慮し、市民の福祉ニーズに的確に対応するため、保健婦3名の増員を行ったものである。また、保健婦は必要に応じて事務事業の動向により、部内の流動配置を行って対応しているところもあるとのことであり、事務事業に見合った職員数を配置しているとのことでありました。

 さらに育児休業については、保健婦も一般職員と区別せず運用しており、産後8週間休暇の後子供が1歳に達するまでの育休期間があり、職場の業務状況、同僚での協力、あるいは臨時職員の代替等によって育児休業者の業務処理ができる範囲内での承認ということで、運用しているとのことでありました。

 資料?6「県下17市年度別保健婦数一覧表」を参照にしてください。

 3として、童画館について。

 入館者が2年連続して落ち込んでおり、このため使用料収入も落ち込み非常に厳しい状況である。旅行業者へのPRに努めたが、小グループ旅行など旅行形態の変化等により団体客を誘引することが困難だったとのことが落ち込みの大きな要因となっているとのことであり、今後とも県内外の旅行業者への働きかけやインターネットなど多くの媒体を利用しての情報発信とPRに努めるとともに、日本童画大賞、童画記念日等の事業展開を充実し、また幅広い分野の企画展を計画し、誘客に努めていきたいとのことでありました。

 4番目として、自主防災組織について。

 区の自主防災組織は平成12年度末で16区で組織化されており、平成13年度に入り1区が組織化され、さらに3区が今年度じゅうに結成できる見込みであり、今後とも防災意識の高揚を図っていきたいとのことでありました。また、各区の防災資機材購入に対する補助は、今後調査を行い、さらに補助の必要なものについては検討していきたいとのことでありました。

 5番目、家庭介護者慰労金について。

 介護保険導入に伴い、支給基準を要介護度別の客観的な尺度に改め、在宅の要介護3以上で介護保険サービスの利用状況に5万円から17万円までの5段階の区分により支給し、経過措置として要介護度2で痴呆度の高い方も対象とし、また要介護認定を受けていない方には訪問により確認を行い支給したとのことでありました。

 対象者が減少した理由は、岡谷病院の一般病床から療養型病床群へ転床した部分が介護保険施設サービスの適用となり、在宅の該当者が減少したことも原因の1つである。また、慰労金を辞退された方もおられるとのことでありました。

 なお、慰労金については現在地域福祉支援会議において分科会を設け、制度そのものも含めて協議をしていただいており、これらを参考に今後検討していきたいとのことでありました。

 資料?7「平成12年度岡谷市家庭介護者慰労金支給状況」を参照してください。

 6番として、介護保険導入に伴う高齢者福祉費の変動について。

 介護保険導入前の平成11年度一般会計決算における介護保険の対象分は、福祉関係が6億 3,800万円、このうち一般財源は1億 6,263万 8,000円であり、また、医療関係で老人保健事業への繰出金のうち 5,163万5,000 円が介護保険移行対象分であり、合計2億 1,427万 3,000円が一般財源によるものである。

 一方、介護保険移行後の平成12年度は、介護保険事業への繰出金が保険給付費、事務費分合わせて2億9,425 万 3,000円、新規の高齢者福祉事業が 1,321万 7,000円で、このうち一般財源は 436万円、また医療関係で老人保健事業への繰出金のうち、 428万 3,000円が介護保険移行対象分であり、合計3億 289万 6,000円が一般財源によるものである。したがって、介護保険導入後の高齢者福祉費における一般財源の変動は、導入前と比較して 8,862万 3,000円の増であるとのことでありました。

 7、生活保護について。

 平成12年度末現在の県平均保護率は 2.5‰でり、岡谷市の保護率は17市中14位である。面接相談件数が増加したのは景気後退による失業の増加のほか、平成12年2月に起きた宇都宮市での母子世帯の幼児が凍死した事件により、生活保護制度に対する関心が高まったことや、この事件を契機として民生委員等関係機関との連携を図ったこと、水道料、市営住宅使用料の滞納者の中で生活困窮者と思われる方との面談を行ったことなどが主な要因であるとのことでありました。

 なお、生活保護の適正公正な運用に努めてきており、今後も一層意を配してまいりたいとのことでありました。

 資料?8「岡谷市の生活保護受給世帯と受給者の推移、保護率の状況」を参照してください。

 8、健康診査事業について。

 受診者の減少については、セット健診を導入した平成10年度の著しい増加の後の戻り、また全国的な健診離れや毎年は受診しないという傾向が見られるとのことが大きな理由と考えられる。年に1回受診することの重要性について周知に努めてきたとのことであり、また受益者負担金制度については健康管理の自己責任の原則に照らし導入したものであり、一定の理解をいただいているものと考えているが、なお、今後とも検診の必要性、重要性について意識啓発に一層努めていきたいとのことでありました。

 9、ごみ減量どダイオキシン対策について。

 可燃ごみの減量については、事業系の一般ごみや生ごみの減量が今後の課題であり、資源化に向けた啓発に努めてきたとのことであり、また、生ごみ処理機の普及率は12.8%であるが、購入した際の補助制度の活用についても一層周知してまいりたいとのことでありました。

 なお、ごみの発生を抑制し、資源化を図ることが循環型社会を形成していく上で重要なことであり、市民、事業者からなるごみ減量等推進市民会議とも連携し、ごみの減量、リサイクルについてより一層取り組んでまいりたいとのことでありました。

 また、ダイオキシン類削減対策整備工事の完成により目標値を大幅に下回る好結果となったが、今後も堅持できるよう良好な施設管理に努めたいとのことでありました。

 10として、商工業及び農業振興について。

 まず、工業振興について、創業企業支援として工場立ち上げ支援事業、展示会出展費や公設試験場の測定機器使用に対する補助、また新技術、新製品の開発等についての相談指導を積極的に行ってきたとのことであり、また中小企業経営技術相談事業としては、企業の個々の課題を解決するため、工業振興参事、生産管理アドバイザー、高度情報化アドバイザーによる指導・助言を行い、また東京に工業活性化コーディネーターを配置し、受注開拓、産業情報を収集することにより市内企業の支援を行い、またコーディネート活動支援事業としては、物づくりにおけるIT活用に対する支援、啓発を行ったとのことでありました。

 なお、制度資金については、市制度資金から条件の緩和された期間限定の中小企業金融安定化特別補償制度への利用者が移行したこと、また経営安定資金の利用が少なかったことなどにより、不用額を生じたとのことでありました。

 次に、商業振興について、中小小売業に対する支援として販売促進、施設整備、非店舗活性化の事業に対して補助を行い、商業の振興に努めたとのことであり、また、岡谷市中心市街地活性化基本計画を策定したが、今後は提案されている各事業がスケジュールに添って推進されることになるとのことでありました。また、シルキーバスについて、今井上の原線、湊線の2路線を試行運転し、一定の成果を得ることができたとのことでありました。

 農業振興については、農作業受託支援事業で1団体に農業機械への補助を行い、遊休荒廃農地再生活性化事業では1カ所再利用できたとのことであり、また農業後継者の確保対策については、自給的農家が多く、耕地面積も小さいことから難しい面はあるが、農協等とも連携し育成に努めていきたいとのことでありました。委員からこれらの事業については、さらなる奨励、援助を行うよう要望がありました。

 11として、道路整備5カ年計画について。

 道水路の新設改良事業は5カ年計画の2年目に当たり92カ所の道水路の整備工事を行い、各区の要望にこたえてきたとのことでありました。なお、13年度予算に向けての各区からの要望は 320件であり、これについては今年度97カ所の工事を実施する予定であるとのことでありました。

 12として、土地区画整理事業について。

 平成12年度末の進捗率は、事業費ベースで、岡谷駅南土地区画整理事業が72.1%、長地山の手土地区画整理事業が82%であるとのことでありました。また湖畔若宮土地区画整理事業については、関係権利者の合意形成に至らなかったが、今年度に入り反対派とも話し合いの機会が得られたことであり、今後も引き続き関係権利者の合意形成に努めてまいりたいとのことでありました。

 13、青少年対策について。

 岡谷東急アミューズメントプラザ内のゲームセンターを中心に発生している青少年の非行問題については、少年愛護員、高校生親の会、育成会、友の会、PTAの方々や教職員が街頭パトロールにより非行の防止活動を行ってきており、また小中学校生徒指導推進委員会においても、児童生徒の問題行動についてその指導研究に取り組んできているが、子供自身がどのような生活をしていくのかその生き方にかかわる指導が大切であり、各学校においては、どのようにしたら子供たちの自立した生活が送れるかを念頭に、学級づくり、生活指導に努力しているとのことでありました。また、ゲームセンターの施設については、憩いと娯楽的な場所も必要であるとの考えで設けたものであるが、非行の場とならないよう今後とも対応していきたいとのことでありました。

 14、学校の施設整備について。

 学校の大規模改修については、神明小学校のような躯体のみを残しての改修予定はないが、内装、外装、屋根の必要な改修整備は順次行っていきたいとのことでありました。

 15、市税収入について。

 市税収入は前年度と比較して全体では 5,118万円の増となっているが、個人市民税は給与所得及び納税義務者の減少により減となり、法人市民税は情報関連企業など製造業で好調が見られ、大幅な増となっており、一方、固定資産税は減となったが、この要因は評価替えに伴う在来家屋の減価分が影響したものであるとのことでありました。滞納に対する徴収対策は、年3回滞納整理強化月間を設け、積極的な取り組みを行うとともに、口座振替への勧奨を行い、振替納税の利用促進を図り、収納率向上に努めてきたことでありました。

 資料?9「平成12年度県下17市及び諏訪町村の市税収納率」を参照してください。

 16、不納欠損について。

 個人市民税の不納欠損は、普通徴収で39人、特別徴収2社について行ったものであり、普通徴収39人の年齢層は20代2人、30代5人、40代7人、50代9人、60代11人、70代が5人とのことである。滞納理由は、経営不振、倒産、失業、病気などであるが、面談による実態調査や関係機関等に対する調査により情報収集を行い、それぞれの状況を判断する中で不納欠損処分をしたものであるとのことでありました。

 17、住宅使用料について。

 住宅使用料の収入未済額については、現年度分の未済額が10年度分までは約 600万円で推移してきたが、平成11、12年度では 900万円を超える額となってきており、滞納理由は失業、転職、離婚、仕事量の減などにより収入減が半数を占めているとのことであり、このため電話催促、臨戸訪問を強化し、また弁護士からの請求を行うなど滞納整理に努めてきたとのことであるが、今後も連帯保証人や親戚などへの対応、口座振替の促進を図るなど多面的にまた早期に対応し、収納率の向上に努めたいとのことでありました。

 18として、委員会の要望。

 委員会としましては、1、限られた財源の中、適切な市債の借入、基金の合理的運用により計画的行政の推進と健全な財政運営に努められたい。事業の実施に当たっては、住民ニーズの把握に努め、きめ細かな質の高い行政サービスの提供ができるように努められたい。

 2として、介護保険のよりよいサービスの提供に努めるとともに、福祉施策全般についても一層充実を図られたい。

 3、ごみの減量対策等居住環境の整備を図るとともに、市民要望の高い身近な道水路整備に一層努められたい。

 4、不況の中、雇用、受注対策を含めた緊急の経済対策をさらに推進し、商工業振興施策の充実に努めるとともに、遊休荒廃農地対策等農業振興対策にも努められたい。

 5、青少年健全育成の施策充実と小中学校等教育関係施設の整備について積極的に努められたい。

 6、不況により税収がほとんど伸びない中で収納率の向上に努め、税収の確保を図りたい。

 以上、6点について要望いたしました。

 次に、意見の主な点について報告いたします。

 長引く不況の中で、シルキーバスの試行運転実施、神明小学校の大規模改修、子育て支援、ダイオキシン類削減対策など評価できる点はあるものの、大学誘致推進事業での委託料やふるさとまちづくり基金積立金の問題、介護保険料の低所得者への減免がされないこと、また下諏訪ダム建設への出資金、湖畔若宮土地区画整理事業の押しつけなどは決して認られない。市民のとうとい税金は福祉・医療や環境整備に十分還元すべきものであるという点から、この決算に認定には反対とする意見がありました。

 一方、非常に厳しい経済状況の中において、第3次総合計画に基づく計画行政の推進、財源の重点的、効率的配分、健全財政の保持等に努めながら各事業に取り組み、大きな成果を上げてきた。また、収入未収金は年々増加傾向にあるが、収入確保に努めるとともに、市民福祉向上と活力あるまちづくりの推進に一層努力されることを要望して、この決算認定には賛成するとの意見がありました。

 また、景気回復もなかなか見込めない中で、環境、福祉、保健、教育、産業面にきめ細かな対応を行い、多くの事業を推進してきたことを評価する。財政制度が大きく変わろうとしている中で、財源のさらなる確保と財政運営に一段と力を入れていただくことを要望して、この決算には賛成するとの意見がありました。

 以上、審査の結果、賛成多数により認定すべきものと決定いたしました。

 議案第63号 平成12年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。

 長引く不況等の影響により収入未済額はふえる傾向にあるが、実質収支が2億 9,800万円余の黒字決算となり、健全経営に努められたことを評価すべきものであるとの意見がありました。

 資料?10「県下17市及び諏訪3町村国保加入状況」、資料?11「県下17市及び諏訪3町村の年度別国保1人当り医療費」、資料?12「県下17市及び諏訪3町村の年度別国保1人当り国保税」を参照してください。

 以上、審査の結果、認定すべきものと決定しました。

 議案第64号 平成12年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について。

 収入減の理由について、当初売却予定の分譲地が処分できなかったことによるものであるとのことでありました。また、残財産のうち公共事業推進のための事業用地や代替地については、今後各事業の進捗に合わせ計画どおり処分されるとのことにより順次解消されていく予定であり、引き続き鋭意努力してまいりたいとのことでありました。

 以上、審査の結果、認定すべきものと決定しました。

 議案第65号 平成12年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第66号 平成12年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第67号 平成12年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第68号 平成12年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第69号 平成12年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第70号 平成12年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第71号 平成12年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第72号 平成12年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について。

 以上、8議案については、審査の結果、それぞれ認定すべきものと決定いたしました。

 議案第73号 平成12年度岡谷市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。

 初年度の総括的な評価として従来の制度から介護保険へのスムーズな移行が図られ、その後においても大きな問題もなく運営されてきているとのことでありました。また、受益者負担による相互扶助制度である介護保険は、介護を地域全体で支えようというもので、実態調査においても介護保険サービスについては90%以上の方が肯定的な状況となっており、介護保険料の収納率も 99.83%と高く、市民の理解と協力が得られていると考えているが、引き続き制度の周知、広報及び地域の支援体制の整備に努めてまいりたいとのことでありました。

 介護サービスの利用について、訪問通所サービスの利用率は費用限度額に対し平均37.2%となっているが、全国平均では4割という状況から見て平均的な利用となっているとのことでありました。なお岡谷市は、医療機関が充実しているため医療による対応が多いこと、また他人を家庭に受け入れることに対する抵抗感もあるのではないかとのことでありました。また、認定をとってもサービスを利用しない理由として、家族介護で足りている者、病気で入院中などにより利用しない方が 200人くらいいるとのことでありました。しかし、認定をとっている方で制度や利用方法がわからない方も若干おられるため、制度の広報、啓発に一層努めていきたいとのことであました。

 資料?13「平成12年度県下17市及び諏訪3町村の介護保険の状況」を参照してください。

 基金については、円滑導入基金と介護給付費準備基金があり、円滑導入基金については保険料軽減措置に伴うもので、平成12年度に利息分約 290万円の積み立てを行ったが、平成13年度で全額取り崩しの予定とのことでありました。また、準備基金については、高齢化や基盤整備の進展等により保険給付は伸びていくため、3年間の保険給付が賄えるよう組み立てられており、国のワークシートに基づき 4,800万円余りの積み立てを行ったとのことでありました。

 委員から、低所得者に対する保険料の減免が組み込まれていないことなどから、この決算認定に反対するとの意見がありました。

 一方、初年度としておおむねスムーズに導入が図られているとのことであり、この制度の定着に伴ってますます支出がふえる傾向が予想されるため、今後も健全な経営をされるよう要望し、この決算認定に賛成するとの意見がありました。

 以上、審査の結果、賛成多数により認定すべきものと決定しました。

 議案第74号 平成12年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算認定について。

 審査の結果、認定すべきものと決定いたしました。

 以上であります。



○議長(今井友吉議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第62号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 笠原征三郎議員。



◆7番(笠原征三郎議員) 7番 笠原征三郎です。

 議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について、日本共産党岡谷市議団を代表して意見を述べさせていだきます。

 財源財政的な裏づけがない地方分権が声高に言われる中、また、長引く深刻な不況の中、地方財政は近年ますます大変厳しいものとなっております。また、小泉内閣は、交付税の削減などを行い、一層の痛みを地方自治体に負わせようとしております。

 今回の決算認定についてですが、チャイルドシート購入時の補助、十分満足できるものではありませんが、乳幼児医療費無料化の1歳引き上げ、ダイオキシン類削減対策事業、市民バスの運行事業、神明小学校の大規模改修、また身近な生活道路の整備等々、市民生活につながる施策が行われたことは、評価すべき点ではないかと思います。

 しかし、一方、岡谷市民が大きな関心と不安を持って見守っていた豊南学園4年制大学誘致が学園側の断念によってなくなったにもかかわらず、そのすぐ後に新たな大学誘致を持ち出し、そのためにまたまた貴重な市費が費やされているものであります。

 アイスアリーナ建物等購入費、株式会社やまびこスケートの森への貸付金、地元住民の中に多くの反対者がいるにもかかわらず進めている湖畔若宮土地区画整理事業、同じように民意を無視してでも強引に進めようとしている下諏訪ダムなどなど住民こそ主人公という地方自治の本旨に照らしてみれば、相反するものがあります。

 また、基金繰入金、積立金、繰越金などの絡みで申しますと、老朽化している小中学校の思い切った改修整備、一層の身近な生活道路の整備、また介護保険制度を初めとする充実した福祉的施策等々もっと市民の切実な要望実現のために使われるべきではなかったかと思います。

 以上のような点を述べまして、本決算認定には反対をいたします。



○議長(今井友吉議員) 杉村修一議員。



◆3番(杉村修一議員) 3番 杉村修一です。

 議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について、開政21を代表して賛成の立場から意見を申し上げます。

 平成12年度は我が国の財政、金融両面にわたる施策努力もあり、緩やかな改善を続けてきたものの、所得、雇用環境の改善がおくれ、個人消費の回復が見られず、一方、地方財政計画の規模は、前年度に引き続き大幅な財源不足となり極めて厳しい状況であり、このような状況の中、第3次岡谷市総合計画の実施に当たる2年目として21世紀初頭を念頭に置きながら的確に行政を推進され、一定の評価に値するものと認めるものです。

 岡谷市都市計画マスタープランの策定を初め産業の活性化面で市民バスシルキーバスの開設、工場立ち上げ支援事業、岡谷市中心市街地活性化基本計画の作成、環境面では清掃工場のダイオキシン対策、福祉面では介護保険制度の円滑な導入を図り、高齢者福祉計画、介護保険事業計画を推進され、保健面では健診対象の拡大、歯科検診、乳幼児医療の給付対象を4歳未満に引き上げ、生活面では道路5カ年計画の2年目としての推進、国道20号、 142号バイパス事業のインフラ整備、教育面では神明小学校の大規模改修事業等に積極的に取り組み、多くの市民から歓迎されています。

 予算の執行状況については、財政の配分、一般経費の抑制、健全財政の保持等に成果を上げ、その結果、実質収支7億 7,600万円の繰り越しとなり、単年度収支については1億 2,700万円の黒字決算となりました。

 一方、市税を初め収入未済額、他の収入未済額が年々増加していて、長引く不況などによる影響も認められますが、今後は財政制度が大きく変わる中、財源の確保と負担の公平さを図るため、財政運営の健全化の保持となお一層の活力ある魅力な岡谷市のまちづくりを目指し、なお一層の御努力をお願いし、理事者初め職員に心から敬意と感謝を申し上げ、本決算を認定することに賛成いたします。



○議長(今井友吉議員) 野澤徹司議員。



◆19番(野澤徹司議員) 19番 野澤徹司であります。

 議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について意見を申します。

 年度当初は緩やかな改善傾向が見られた経済状況も、年度後半から年度末には大きな景気後退の局面を迎え、大変な1年でありました。

 このような中での当岡谷市は、待望久しかった市民バスの運行、ダイオキシン削減対策事業、また新たにスタートした介護保険にかかわる諸施策、極めて厳しい環境下の地域産業への支援、また神明小学校大規模改修を初めとする教育環境の整備、さらに生活道路の整備、また子育て支援策の充実等成果を上げたことについては評価をいたします。また、極めてまれに見る豪雪に全庁一丸となって対処し、市民の生活確保に奮闘されたこともこれも特筆すべきでありました。第2次行政改革大綱のもと、行革の推進により一定の成果もあらわれてきていると考えております。こうした背景のもと単年度収支プラス1億 2,700万円余り、実質収支プラス7億 7,600万円余りとなったことについては評価をいたします。しかし、この中で収入の未済額の増加は気になってまいります。厳しい経済状況下でありますが、負担の公平性等を考え合わせ、この減少に向けて適切な対応をされるように望むものでります。

 混迷の中スタートをした21世紀であります。市民要望はますます幅広く新たな要求も出てまいります。それらを的確に見きわめ限られた財源の中で対応していくためになお一層コスト意識を高め、また事業の見直し、業務改善等を図りながら、物づくりのまち岡谷の民意を謙虚に酌み取り、民間の努力に学ぶ、この姿勢を全面に打ち出して、活力あるまちづくりに理事者先頭に一丸となって取り組まれることを望みながら、本決算の認定に賛成をいたします。

 以上です。



○議長(今井友吉議員) 渡辺太郎議員。



◆18番(渡辺太郎議員) 18番 渡辺太郎です。

 議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について意見を申し上げます。

 平成12年度は第3次岡谷市総合計画実施の2年目でありますが、厳しい財政状況の中で、一般経常経費の抑制等健全財政の保持に御努力されました理事者を初め職員の皆様に敬意を表します。限られた予算の中で多様化する市民要望に 100%こたえることは困難かもしれませんが、住んでみたい、住み続けたいと感じていただけるようなまちづくりに向けて、市民福祉の向上になお一層の御努力をお願いいたします。

 今後も健全財政を堅持しながら、市民総参加のまちづくりに向けてのバリアフリーの推進、環境基本計画等の実施によるごみゼロ社会の推進、行政改革によるむだゼロ社会の推進、児童生徒の立場に立った教育改革の推進、地域防災計画の早期見直しによる安全都市の促進など取り組まなければならない課題は山積しておりますが、21世紀という時代を見据えた的確で公正な行政運営を要望しまして、本決算に賛成いたします。



○議長(今井友吉議員) 八幡泰年議員。



◆16番(八幡泰年議員) 16番 八幡泰年です。

 議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について意見を申し上げます。

 我が国の経済は、金融関係はもちろん国の進める財政改革も前年に引き続き大変厳しい中で、個人消費の伸びもなく、輸出関連の拡大にもならず、生産につながる要素が見えないまま景気の改善は思うようになりませんでした。

 このような状況の中で、限られた財源で第3次総合計画に要点を置いた事業の推進は、市民生活安定と福祉の向上を配慮しながら計画の実施2年目として人と自然が共生する健康文化産業都市の具現化に向け、施策を展開をなされたとのことであります。

 平成12年度中に総合計画で進められるべき施策や事業の中で、市民に対する行政サービスはいかがなものであったかと言えば、岡谷のまちづくりの要点、重要な部分を先送りすることが目につくところもありました。それは湖畔若宮土地区画整理事業であり、消防庁舎の建てかえであり、道路整備がそのものではないかというふうに思うわけであります。しかしながら、財源の確保につきましては、市税を中心に税制改正はあったものの、調定額や収納率が良好であったことや財源の運用を的確になされた努力は、高く評価をするところであります。

 一方、支出では最終的には黒字決算であります。実質収支は黒字であるものの、繰越明許費で処理することもあることから、事業の執行が計画どおりであったか、思い切った予算執行がなされたかについては、いささか考えさせられる点もあるわけでありますが、市民生活の柱、バイパス建設のできつつあること、清掃工場の整備事業の完成がある中で、介護保険事業の実施、神明小の改築改修工事の完了を見ながらのこの平成12年度岡谷市一般会計は、市民総参加のまちづくりを目的に市民サービスの向上に大変厳しい経済情勢の中で努められたことと健全な財政運営を図った努力がうかがわれますこともこの決算の結果で見ることができます。

 それらのことに対し敬意を表しまして、以上を申し上げまして本会計議案につきましては、認定することに賛成をいたします。



○議長(今井友吉議員) 八幡益晴議員。



◆24番(八幡益晴議員) 24番 八幡益晴です。

 議案第62号 平成12年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について賛成の立場から意見を申し上げます。

 私は平成12年度の一般会計歳入歳出について、1年間にわたり地方自治法第 199条第2項、第4項、第5項の規定により、決算に過誤はないか、実際の収支が収支命令と適合しているか、収支が適法になされているか、財政運営が適法になされているか、予算が目的どおり効率的に執行なされているか、執行された施策の成果は上がっているかなど照合、実査、立ち会い確認、質問、分析、比較、通査、調整、総合等々の審査に合わせて、総合的な観点から第一線で活躍している現場の職員の皆さんからも意見を聞いてまいりました。

 その中で、特に滞納整理事務については、口座振替の勧奨だけで収納率がアップしたのではなく、納税相談の対応の場所、仕方、滞納者への態度、話し方など自己研さんを積み、収納率向上に取り組んでいること、また一般廃棄物最終処分場が近い将来満杯が予想されることから、現場の職員がまとめた表題「岡谷市樋沢一般廃棄物最終処分場の再構築」の冊子は、これからの環境問題に行政としての取り組みと合わせて、ごみ問題に対して関心の薄い市民に自分のごみをどう考え自分のごみをどうすればよいのかとの意識高揚への提言は、真剣に研究されている現場からしかできないレポートとして私は高く評価したいと思います。

 また、大阪府の共同組合総合技術士連合会のベテラン井上技術士により工事監査をしていいただきましたダイオキシン類削減対策整備事業は、工事現場の安全管理、整理整頓、清掃が行き届いており、合わせて産業廃棄物の発生から処分まで示すマニフェストシートがきちんと徹底管理されており、今まで幾つか見てきた公共事業の中でも上位にランクされるすばらしい管理だとお褒めの言葉をいただきました。外部の方から最高の評価をいただくことは、岡谷市にとって誇りであり、工事監査員としてその任に当たった職員に対して慰労を申し上げたいと思います。

 湖畔若宮都市区画整理事業について白紙撤回しかないと強行姿勢を崩さない反対期成同盟の幹部と市の担当職員との話し合いがいまだにできてはおりませんが、話し合いの糸口を見つけようと会長宅にお伺いし、何度も門前払いを受けながら、このままでは責務が果たせない、何とかしなければとこの近くまで来たのであいさつしようとお寄りしましたなどと言い訳を言いながらお伺いし、これも何回となく繰り返し、会長からなかなかまじめな若者だと言わせるまで努力をしてきた担当職員に励ましの言葉をあげたいと思います。今はまだ成果は見えませんが、この努力が報われるときが必ず来ると私は思っております。

 まだまだほかにも予算執行に当たっては各部、各課それぞれ市民の福祉向上に与えられた職務を果たすべく創意工夫をされて取り組んでおります。こうした現場の苦労や努力に理事者がどのくらい理解されているかは私はわかりませんが、私は一定の評価をしてあげたいと思います。

 全体の決算を評価し、よって、本決算認定に賛成するものであります。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第62号を採決いたします。

 本案は賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。議案第62号に対する委員長の報告は認定であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

               〔起立多数〕



○議長(今井友吉議員) 起立多数であります。

 よって、議案第62号は認定されました。

 次に、議案第63号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 毛利栄子議員。



◆8番(毛利栄子議員) 8番 毛利栄子です。

 議案第63号 平成12年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について意見を申し上げます。

 国保は自営業者、退職者、高齢者などが加入しており、市内世帯の45%、人口で約30%が加入している保険で、加入者の中で年所得 100万円以下が35%と比較的収入基盤の弱い皆さんで構成されています。他の保険と比べると保険料は使用者負担分がなく、窓口でも3割と被保険者にとって支出することが多い保険です。年々滞納者、滞納額もふえ、平成12年度は加入世帯の13%、 1,151世帯が滞納となるなどの実態があり、保険料引き下げを求める声も強いものがありますが、平成12年度はこれらの声にこたえて引き下げが実施されました。一定の評価をいたすところです。

 今、全国全県各地で保険料の滞納を理由に保険証の取り上げ、短期保険証の発行がされ、社会問題になっています。保険料も払えない人が窓口で全額の医療費を払えるはずがありません。岡谷市におかれましては、今後ともぜひこのようなことを対応しないよう強く要望するとともに、さらなる保険料の引き下げ、減免の拡大をお願いして認定といたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ございませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第63号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第63号は認定されました。

 次に、議案第64号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第64号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第64号は認定されました。

 次に、議案第65号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第65号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第65号は認定されました。

 次に、議案第66号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第66号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第66号は認定されました。

 次に、議案第67号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第67号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第67号は認定されました。

 次に、議案第68号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第68号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第68号は認定されました。

 次に、議案第69号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第69号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第69号は認定されました。

 次に、議案第70号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第70号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第70号は認定されました。

 次に、議案第71号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第71号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第71号は認定されました。

 次に、議案第72号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第72号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第72号は認定されました。

 次に、議案第73号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 笠原征三郎議員。



◆7番(笠原征三郎議員) 7番 笠原征三郎です。

 議案第73号 平成12年度岡谷市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について意見を述べます。

 私ども共産党議員団は、本会計の予算審議の折、低所得者が保険料を払うことができないため、入り口でこの保険制度から脱落してしまうことを防ぐため、独自の条例案を提出しました。

 今回の決算を見ますと、危惧したとおり35人の滞納者が出ています。この12年度の半分の期間は保険料は無料でした。あとの半分は半額徴収でした。それでもこれだけの滞納者がいることは、やはり介護保険料の減免制度の必要性を求めていることだと思います。

 また、保険給付費が予算の約80%に終わっていることは、利用料の支払いを考えた場合、せっかく認定されてもなかなか利用できないことではないかと思われます。それは各認定の限度額に対する利用率の低さにもあらわれています。

 以上、述べたように岡谷市でもどうしても保険料、利用料の減免制度を設けていくことが必要ではないかということを強く指摘し、本決算認定には反対をしたいと思います。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ありませんか。

 林 豊議員。



◆11番(林豊議員) 11番 林 豊でございます。

 議案第73号 平成12年度岡谷市介護保険事業特別会計歳入歳出決算について賛成の立場から意見を申し上げます。

 受益者負担を原則とする介護保険が導入されましたが、制度や利用法につきましては、「介護保険何でも読本」を作成するなど、その周知徹底を図り、順調なスタートが切れたとかように思っております。また、収支においてもおおむね健全な経営がなされております。しかしながら、今後も支出の増加が見込まれる中、なお一層健全な経営を努められるように要望いたします。

 また、さらに介護保険事業は、行政の中でも今後も主要な事業となることは明白であります。今後さらに充実されたものになりますように強く希望し、本決算認定に賛成をいたします。

 以上でございます。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第73号を採決いたします。

 本案は賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。議案第73号に対する委員長の報告は認定であります。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

               〔起立多数〕



○議長(今井友吉議員) 起立多数であります。

 よって、議案第73号は認定されました。

 次に、議案第74号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第74号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第74号は認定されました。

 この際、暫時休憩いたします。

               午前10時40分 休憩

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午前10時55分 再開



○議長(今井友吉議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第14 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について



△日程第15 議案第76号 平成12年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について



△日程第16 議案第77号 平成12年度岡谷市水道事業会計の決算認定について



○議長(今井友吉議員) 日程第14 議案第75号から日程第16 議案第77号までの3件を一括議題といたします。

 この3件は企業会計決算特別委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 決算委員長。

               〔決算特別委員長 毛利栄子議員 登壇〕



◆決算特別委員長(毛利栄子議員) 8番 毛利栄子です。

 今定例会における9月4日の本会議において審査付託されました3企業会計決算について、去る9月20日、21日の2日間にわたり現地視察も含め慎重に審査いたしましたので、経過並びに結果について御報告いたします。

 決算にかかわる計数等につきましては、既に決算書、決算審査意見書等に示されておりますので省略し、審査の主な点について申し上げます。

 なお、3企業会計にわたる委員会の要望につきましては、当局において真剣な検討をされるようお願い申し上げます。

 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について。

 岡谷病院事業会計の審査に当たっては、まず収支状況、患者動向、繰入金、医師・看護婦、看護士の確保の審査を行い、次に経営改善に触れ、その後施設整備関係について審査を行いました。

 1、収支状況について。

 4月1日に診療報酬の改定が行われ、当院の影響は診療報酬で 2.0%アップ、薬価で 1.5%ダウンとなり、合計 0.5%アップの低率な伸びに抑えられ、厳しい状況での運営であったとのことでありました。

 収益的収支においては、医業費用の見直しを行い極力経費節減に努めるとともに、一般会計から経営健全化計画に基づき1億 5,000万円の追加負担をいただき、12年度は 1,238万 4,000円の純利益を計上することができたが、経営健全化5カ年計画の収支見込み額 3,949万 8,000円に比較すると 2,711万 4,000円の収益不足を生じる結果となり、1年目にして収益確保の目標額が達成できなかったことについては、今後病院職員一丸となって一層の経営努力を行っていくとのことでありました。

 2、診療単価について。

 診療単価が低い理由については、外来単価においては院外処方せんの発行により投薬料が収入にならないため、1人当たり約 2,300円の診療単価が減少すること、指導料、手術料、検査料、画像料などが他病院に比較して低いことなどであるとのことでありました。

 入院単価においては、手術件数が少ない、指導料、検査料、画像料などが他病院に比較して低いこと、長期入院患者及び70歳以上の老人長期入院患者が非常に多く、入院単価が低減される。また48床を療養型病床群に変換したため、この単価で一般病床との差が平均約1万 4,000円出てしまうとのことでありました。

 委員長報告資料?1「平成12年度公立病院決算状況」を参照してください。

 3、その他医業収益部門について。

 公衆衛生活動収益は、前年比 3,171件の減であり、理由としては、平成11年度で任意のポリオ接種を 1,541人が受けたが、平成12年度はポリオ接種がなかったこと、成人病集団検診が 1,630件の減となったことによるものであるとのことでありました。

 医療相談収益は、個人健康診断で70件、人間ドックで91件の減で、不景気のため年2回のものを1回にしたり、法的規制のないものは実施を控えたことなどの理由であるとのことでありました。また、検診の体制も検査を担当する内科医師の確保が予定どおり進まず、9月から11月まで予約の制限をしたためであるとのことでありました。

 4、患者動向について。

 延べ患者数の対前年度比は、入院患者が 6,690人の増となり、この主な原因は療養型病床群が開設されたことにより介護認定された方が入所されたことなどによるものであるとのことでありました。また、外来患者は1万 1,522人の減であり、この主な原因は、気候が温暖でインフルエンザの流行がほとんどなかったこと、2度にわたる近年にない大雪で患者の足に影響が出たこと、長年勤務していた医師が2名市内に開業したこと、さらに老人保健法の改正により一部負担金が増となったため、通院回数を自粛したことなどの影響が出たとのことでありました。

 委員長報告資料?2「市立岡谷病院科別患者数の推移」を参照してください。

 5、各科別の収支について。

 科別の収支については、医師の減が大きく影響をしており、外科では医師が退職をした後しばらくの間補充ができなかったこと、内科では年度途中で医師が異動をし、補充されなかったことやインフルエンザの発生が少なかったこと、小児科ではインフルエンザの発生が少なかったこと、産婦人科では医師が異動をし、補充がされず診療制限をせざるを得なかったこと、皮膚科では医師が市内に開業したことが主な減の理由であるとのことでありました。

 委員長報告資料?3「市立岡谷病院科別収益の推移」を参照してください。

 6、人件費について。

 医業収益に対する職員給与費の割合65.3%については、収益の方では院外処方せんの発行が87.2%に達し、投薬料の収入が3億円強減っていること、外来患者の減により収益が減った一方、費用の方では長期在職職員の退職が多く、退職給与金が増加したため、比率が高くなってしまったとのことでありました。

 7、未収金について。

 平成13年8月末現在で約 3,041万円となっており、郵送による催告、電話催告、外来等来院時直接本人に納入を促したりしているが、年度の古い滞納者は所在が不明であったり、本人が死亡し家族や保証人と連絡がとれず、徴収に大変苦慮しているケースもあるとのことでありました。また、滞納者は経済的に困っている方が多く、一括納入が困難な場合は、分割納入等の方法をお願いしているとのことでありました。また、病院として滞納を理由に診療や入院を拒否することもできない事情であるとのことでありました。

 なお、今後も未収金の徴収については、一層努力してまいりたいとのことでありました。

 8、繰入金について。

 従来より岡谷市における病院への繰出金は、地方交付税に算入された病院関係経費を繰出金として支出することを一定のルールとしてきており、これに各年度により一般会計で負担することが必要と認められる経費を加算して支出していただいているところである。また、累積欠損金の解消を主な目的として、平成12年度から5カ年に及ぶ経営健全化計画を策定し、1年目の本年度は1億 5,000万円の追加負担をいただいたが、医師の確保ができなかったことや、外来・入院患者数が見込みを下回ったことで、収益確保の目標額が達成できなかったが、経営健全化計画を達成するため、一層の努力に意を配していくとのことでありました。

 委員長報告資料?4「両病院に係る地方交付税算入額及び一般会計からの病院事業会計負担金に関する調」を参照してください。

 9、企業債について。

 起債の資金割り当てについては、制度上政府資金の中の年金資金の還元融資による融資を受けている状況で、今までこの資金は借りかえ制度が存在しなかったため、償還が終了するまでは金利等の変更を行うことができなかった。しかし、近年の規制緩和の中で、起債の許可制度が廃止されようとしており、資金区分の選択が可能になり、政府資金であっても一定の条件が整えば借りかえが可能になるなど徐々に起債の制度が変わりつつある。こんな状況を見る中でより有利なものを検討していきたいとのことでありました。

 委員長報告資料?5「市立岡谷病院事業会計企業債償還表」を参照してください。

 10、医師、看護婦、看護士の確保と定着について。

 当院に勤務をしている医師は26名で、大別すると当院で医療を行うことを希望し定着している医師と関連する大学からの派遣医師に区分され、派遣医師は研修医も含めて1ないし3年で異動されることが多い。派遣医師についてはできるだけ長い期間の派遣をお願いしたり、優秀な常勤医師の定着も含め大学側へ働きかけをしているが、近年大学側でも医師の絶対数に不足を生じ、病院側の要請にこたえられなくなってきている。

 なお、常勤医師の不足を補うため、大学医学部へパート医師の派遣をお願いし、診療を行っているとのことでありました。今後とも医師の確保と定着に最大限の努力を行い、市民の信頼にこたえられる病院を目指すとのことでありました。

 看護婦、看護士の確保については、看護婦養成機関等を積極的に訪問し、協力をお願いしているとのことでありました。また採用の年齢制限を40歳から45歳に拡大し、試験回数も年1回から複数回にするなど機会をふやして確保に努めているとのことでありました。

 なお、受け入れ体制を整備するため、老朽化した看護婦宿舎の改築工事を平成13年度から実施し環境づくりを進めるとともに、求人情報や施設紹介等の情報提供ができる岡谷病院のホームページを10月下旬には立ち上げる予定であるとのことでありました。

 11、経営改善について。

 経営健全化計画の実施項目としては、院内施設等の整備において外来待合ロビーの長いす入れかえや自動血圧計の設置を初め、検査、採尿室のトイレ改修工事、売店食堂の改装工事、北病棟エレベーターの車いす対応工事、療養型病棟の電動ベッド入れかえ等を実施したとのことであり、また待ち時間短縮の対策としては、再診患者の受付方法を医事電算システムの更新に併せ、外来受付に自動受付機を導入し、受付及び外来患者のカルテ出しがスムーズに行えるようにしたこと。再診患者の診療予約制度を全科で導入し、平均予約率61.1%となっていること、病院方針として院外処方せんの発行を推進し、処方時間の短縮を図った等の改善を行ったとのことでありました。

 職員の意思疎通の取り組みは、院内組織の活性化が挙げられ、管理委員会においては構成を見直し、各職場の意見を反映しやすくし、運営委員会においては管理委員会における決定事項や連絡事項の徹底を図っているとのことでありました。また、今後のチーム医療に対応するため、総合医局につきましては、平成13年度中に設置できる予定であり、医師間の意思疎通や団結も図られるとのことでありました。

 なお、医師の職員研修については、各診療科での症例検討会、臨床病理検討会、医学集談会の開催をし、診療技術部門ではそれぞれ科会を開催し、看護部門においては婦長会、主任会、病棟会、教育委員会、安全委員会等を設け、年間目標を立て接遇医療事故防止、看護記録等について研修を実施したとのことでありました。

 なお、平成12年度実施した改善項目については、委員長報告資料?6「平成12年度に実施した経営改善項目」を参照してください。

 なお、ここで委員より、決算書8ページにある岡谷看護専門学校を閉校とするなど昨年に引き続き経費の節減云々とあるが、これについて具体的にお聞きしたいという質疑があり、これは事業報告の中の1つとしてとらえており、記載の仕方において閉校が経費の節減に結びつくような誤解を招く表現となってしまい、おわびと反省をするとのことでありました。

 12、整備関係について。

 市立岡谷病院建てかえ基本概要計画について開設者の見解を求めたところ、この調査はあくまでも今後病院の建てかえの調査研究のためのたたき台であり、病院側が調査報告書の中でコンサルタントからさまざまな提案のあった課題や問題点を院内で充分に精査し、研究検討を深めるために活用するものであり、中長期的な展望からして病院の建てかえをしなければならないと認識している。しかし、病院の建てかえは非常に大きな課題であり、今後の病院のあり方の問題、多大な投資を必要とするための財政的な問題等解決しなければならない諸問題が幾つもあると考えており、市側としては病院側の調査研究検討を踏まえながら、今後病院側と充分に協議をいたす中で岡谷病院の建てかえに対する論議を深めてまいりたいとのことでりました。

 以上が審査の主な点であります。

 委員会としての要望でありますが、1、経営健全化計画に基づき今後も各種の改善施策を実施し、収益の確保を図ることにより累積欠損金の解消に努められたい。また、開設者においても常に病院の状況を適確に把握し、積極的な努力をされたい。

 2、厳しい医療環境の中であるが、地域の中核的総合病院としての役割を果たし、地域に信頼される病院とするため、今後とも医師、看護婦、看護士等の確保と定着、医療機械備品の整備を図るとともに、将来に向けて建てかえを含め速やかに施設整備計画を検討されたい。

 3、公立病院の多くが赤字経営である中、実情に合った診療報酬改定がなされるよう開設者ともども強力に国などに働きかけをされたい。

 以上、3点について要望いたしました。

 次に、意見の主な点について報告します。

 診療報酬改定が低率の伸びに抑えられるなど厳しい医療環境での経営状況の中で、経営健全化計画の実施、患者サービスを基本とした各種施策への取り組み、医療ニーズに基づき医療器機の整備充実、公立総合病院の宿命とはいえ、不採算科目を抱えながらの懸命な運営など市民総合病院としての役割を果たす努力をしていることには敬意を表する。患者動向としては、外来患者数は昨年に引きつ続き減少したものの、入院患者数は療養型病床設置により徐々に効果があらわれ増加の傾向であり、経常収支も約 1,200万円余の純利益となった。しかし、依然として累積欠損金を抱えており、今後も一層経営健全化を目指し努力をお願いするとともに、市民に信頼される医療サービスを提供し、地域の中核的総合病院としての市民の期待にこたえ、市民の健康増進に寄与することを要望し、認定に賛成するとの意見がありました。

 以上、審査の結果、認定すべきものと決定いいたしました。

 続いて、議案第76号 平成12年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について。

 塩嶺病院事業会計の審査に当たっては、まず患者動向、公衆衛生活動、医療相談収益の審査を行い、次に施設・医療器械整備にふれ、その後、看護婦、看護士の確保、看護婦宿舎建てかえについて審査を行いました。

 1、経営状況について。

 (1)患者の動向。

 入院は1日平均 144.9人で、前年度比 9.2人の減、外来は1日平均 307.6人で、前年度比 7.0人の増加でありました。

 入院患者数減の内容は、結核患者の減少、老人保健法改正により患者負担金の増によること、暖冬であったため、インフルエンザ等の入院患者が少なかったこと、また諏訪日赤病院の影響が多少あったこと等が考えられるとのことでありました。

 外来患者数増の要因としては、病診連携による他の医療機関からの紹介患者の増、予約制をとっていることによる待ち時間の短縮や透析患者の増によるものであるとのことでありました。

 (2)結核患者。

 厚生省から平成11年7月に結核緊急事態宣言があり、全国的には増加傾向であったが、長野県は結核患者数が少なく、当院では結核病棟は60床あり、病床利用率は 39.95%であったとのことでありました。

 (3)緩和ケア病棟。

 12年度利用状況は、入院延べ患者数 2,132人、1日平均 5.8人で、病床利用率は 58.41%であったとのことでありました。

 病床利用率の向上を図るため、平成13年2月に緩和ケア紹介のホームページを立ち上げPRに努めており、情報の普及ができたとのことであり、県内外から多くの訪問、問い合わせがあり、院外から入所された方が62.7%であったとのことでありました。

 なお、患者が余生を送るために患者の家族、医者、看護婦が協力し合い十分な生活支援体制ができるよう今後さらなる努力をしていくとのことでありました。

 委員長報告資料?7「健康保険岡谷塩嶺病院科別患者収益の推移」を参照してください。

 (4)公衆衛生活動、医療相談収益。

 公衆衛生活動は、県下全域を対象とした巡回健診と近隣市町村を対象とした院内健診において1万 6,809件の実施、医療相談はドックや健康診断等 961件を実施し、計2億 9,104万円の収益となり、病院事業収益の7%を占めているとのことでありました。

 また、一般の方の予防医学に対する関心は高くなりつつあり、今後一層PRに努め、より充実していきたいとのことでありました。

 委員長報告資料?8「公衆衛生活動収益、医療相談収益の件数の推移」を参照してください。

 (5)繰入金。

 委員長報告資料?4「両病院に係る地方交付税算入額及び一般会計からの病院事業会計負担金に関する調」を参照してください。

 以上の結果、病院事業収益では 9,658万円の増であり、病院事業費用で約1億 9,600万円の増となったものの平成12年度は 2,430万円余の当年度純利益が計上できたとのことでありました。

 2、企業債償還について。

 委員長報告資料?9「健康保険岡谷塩嶺病院事業会計企業債償還表」を参照してください。

 3、未収金について。

 平成12年度末現在で 600万円余となっており、次回の来院時、催促のはがき、電話にて納付のお願いをしたり、状況によっては訪問徴収を行っており、一括納入が困難な人には計画的な分納、また高額医療費の委任払いで対応しており、今後も未収金の解消には一層努力してまいりたいとのことでありました。

 4、施設・医療器械の充実について。

 国費による看護婦宿舎建てかえにより旧看護婦宿舎取り壊しとともに、当該跡地とその周辺の駐車場整備を行い、医療器械については循環器X線診断装置、ICUモニタリングシステムの更新のほか、寝台昇降式X線テレビ装置を導入して充実を図ってきているが、高額なものを含め引き続き国費でお願いできるものはしていきたいとのことでありました。

 5、経営改善について。

 平成12年4月1日から診療報酬改定があり、全体で 0.7%の低率な伸びに抑えられた厳しい医療環境の中での運営となったとのことでありました。

 また、毎月拡大部長会議を開催し、患者数の動向、経営状況等を報告し、医師に理解を求めており、職員については経営意識の改革を目指し、全職員を対象に病院経営研修会を実施して職員意識の高揚を図っているとのことでありました。

 6、病院バス運行について。

 便数は1日7便運行しており、利用状況は年々減少の傾向にあるとのことでありました。また岡谷駅までの運行については希望者があれば運行しており、シルキーバスとも接続しているので利用していただきたいとのことでありました。

 7、国からの支援について。

 政府管掌健康保険の財政は、大変厳しく社会問題化しており、2002年には積立金もなくなるとのことであり、社会保険庁の支援と今後の見通しは大変厳しくなることが予想されるが、施設整備等については危険面、衛生面を中心に、必需品、メンテナンスについては、最低限要求してまいりたいとのことでありました。

 8、看護婦、看護士の勤務体制について。

 適材適所を特に考え、看護必要度に見合った配置を行っているとのことであり、緩和ケア病棟やICUでは重篤患者が多いとき等に3人夜勤体制で行っているときもあるため、夜勤回数が多くなっているとのことでありました。

 9、看護婦、看護士の確保、看護婦宿舎建てかえについて。

 看護婦の確保については、看護婦宿舎建てかえにより施設面での居住環境が整い、通勤圏外からでも就職希望者への対応ができ、職員の健康管理面での充実がなされたとのことであり、現在の入居状況は45戸中36戸に入居しているとのことでありました。

 また、建てかえに合わせ旧看護婦宿舎の跡地やその周辺を整備したことにより、患者、職員の駐車場が広くなり、自家用車での通院が容易になったとのことでありました。

 以上が審査の主な点であります。

 委員会としての要望でありますが、1、心疾患及び呼吸器・消化器疾患の基幹病院として一層の高度医療提供に努め、また公衆衛生活動、医療相談の充実を図り、特色ある病院として市民ニーズにこたえられるよう一層努められたい。

 2、厳しい医療環境の中、積極的な企業努力をするとともに、開設者ともども健全経営に一層努められたい。

 3、国費分も含め、引き続き施設や医療器械の整備、充実に努められたい。

 以上、3点について要望いたしました。

 次に、意見の主な点について御報告いたします。

 診療報酬改定が低率の伸びに抑えられるなど厳しい医療環境下での経営であったが、医療ニーズに沿った患者サービスを行い、市民に喜ばれ、特徴のある病院として大きな役割を果たし、経常収支においても 2,400万円余の純利益を計上されたこと、また高額医療機器の設置、国費による看護婦宿舎や駐車場の整備を行い、医療環境の整備にも意を配していることに対し、職員の努力に敬意と感謝を表する。

 なお、当院の患者は地元の比率が極めて高く、市民の評価がそのまま運営業績にストレートに反映されてくるので、患者の声、市民の声に謙虚に耳を傾け、さらなる運営努力をされるよう要望し、本決算の認定に賛成するとの意見がありました。

 以上、審査の結果、認定すべきものと決定いたしました。

 続いて、議案第77号 平成12年度岡谷市水道事業会計の決算認定について。

 水道事業会計の審査に当たっては、まず収支状況、水道料金、有収率の審査を行い、次に水需要、水質と汚染に触れ、その後水資源の確保と対策について審査を行いました。

 1、収支状況について。

 依然として厳しい経済状況の中、総給水量は約 752万立方メートルで、前年に比べ約1万 7,908立方メートルの増となり、収益的収支において収益総額は税抜きで約10億 1,767万円、費用総額では約9億 2,095万円となり、収支差し引き約9,671 万円の純利益の計上となったとのことでありました。

 2、水道料金について。

 公営企業として位置づけられる水道事業は、独立採算制の原則によって運営されることから、平成11年度に料金改定の実施を行い、平成12年度差し引き利益が1立方メートル当たり 11.40円となり、前年度比6.58円の増となったと、これは予定した動力費、修繕費が少なかったこと及び職員の異動等により人件費が少なくなったことによるものであるとのことでありました。

 岡谷市の水道料金については、口径別の料金体系を採用しており、利用者全体の93%が13?口径に集中しており、他市に比べこの比重が特に高く、この部分の料金を下げると他を大きく上げざるを得なく、全国的にも節水や大口の利用者が減る傾向にある状況であるが、特に岡谷市では大口対象事業者がなく、基本的に現在の料金体系でいかざるを得ないとのことでありました。

 なお、開栓手数料が 3,400円と県下一高い理由については、委託業務で行っており、開閉栓を合わせた料金であること、手数料の安い市町村は職員が直営で実施していること、他市においては給水装置の新設をした場合や増径工事をした場合、一時金として加入者負担金を徴収しているが、県下で本市だけは負担金を徴収していないこと等によるものであるとのことでありました。また、来年度の料金改定の中で、開栓手数料の見直しを検討する予定であるとのことでありました。

 委員長報告資料?10「供給単価・給水原価一覧表」、委員長報告資料?11「水道料金調査表」及び委員長報告資料?12「加入金・開閉栓手数料一覧表」を参照してください。

 3、有収率について。

 有収率向上対策として漏水調査は2年間で市内全域を一巡するよう行っており、漏水の心配される石綿管については 1,195mの改良工事を行い 6,095m残存しているが、今後公共工事等に合わせて改良を行っていくとのことでありました。

 なお、平成12年度の有収率は 85.54%で、前年より0.04%向上しているとのことでありました。

 4、水需要について。

 12年度の年間配水量は 879万 2,483立方メートルで、1日平均配水量は2万 4,089立方メートル、年間給水量は 752万 1,386立方メートルで、1日平均給水量は2万 607立方メートルであったとのことでありました。

 平成12年度最高配水量は12月31日の3万7立方メートルで、最低配水量は4月15日の2万 819立方メートルとのことであり、日最高配水量と計画配水量の差が即余剰水とはならないとのことでありました。

 5、水質と汚染について。

 一般有機化合物質に汚染されている水源は、宗平寺、片間町、河原口、東堀、川岸第2水源の5水源と微量ではあるが花岡、御用地、川岸第1水源の3水源を含み、8水源がある。このうち高度浄水処理設備は宗平寺、片間町、河原口、東堀、川岸第2水源の5水源に設置してあり、設置から3年経過して水質検査結果でトリクロロエチレンの除去率は90%以上と良好である。しかし、常に変動が激しいことから、今後とも水源の水質の動向を監視し、安全の水の供給に努めていくとのことでありました。

 また、表流水の汚染対策については、河川清掃や看板の設置等を行い汚染防止の啓蒙に努めており、入山者に対しては横川山事務所にもマナーの指導をお願いしているとのことでありました。

 委員長報告資料?13「水道(浄水)水質検査結果一覧表」、委員長報告資料?14「高度浄水処理設備設置水源、有機化学物資、原水水質検査結果」を参照してください。

 6、水資源の確保と対策について。

 岡谷市の上水道水源の約8割は地下水及び湧水に依存しているが、地下水汚染により過去には水源の廃止を余儀なくされた経過もあり、近年高度浄水処理設備設置により水を確保している現状である。地下水源は将来にわたって減少することはあっても増加することはなく、現在の水源においても地下水低下により水源水量の減少が見られ、水道水源の水確保は年間を通じて確実に取水できることが条件であるが、横河川は流量や夏場の枯渇等、安定した水量があるとは考えられない。

 下諏訪ダム建設については、20年以上にわたりさまざまな検討を重ねてきた事業であり、洪水被害から住民の尊い生命・財産を守るとともに、水道用水、農業用水等水確保には必要不可欠なものである。

 これらの諸事情を考えると、安全で良質な水を絶やすことなく供給するために、東俣川からの取水が最善の方策であるとのことでありました。

 委員から水質についてはダムを建設し、東俣川からの取水のみを考えるのではなく、岡谷市の水を自前で確保するための努力をする必要があり、多面的柔軟性をもった取り組みをお願いするとの意見がありました。

 7、水源の水位の低下について。

 水源の水位については上がっている水源と下がっている水源が見られるが、岡谷市は17水源系ブロック給水を行っており、井戸の水位、水量状況等により、給水範囲の拡大、縮小を他水源系ブロックからの水回りにより対応しており、バルブにて調整補給等を行っていることから、配水量に変動が出てくるので、水源の状況により水位の増減があるとのことでありました。

 委員長報告資料?15「各水源井戸水位表」を参照してください。

 以上が審査の主な点であります。

 委員会としての要望でありますが、1、良質な水の安定確保と供給に配意するとともに、経営の安定に一層努められたい。

 2、水質の保全及び汚染防止に一層努められたい。

 3、今後の水需給見通しについて十分検討されたい。

 以上、3点について要望いたしました。

 次に、意見の主な点について報告いたします。

 給水件数や総配水量、総給水量が増加する中で、長地配水池関係の工事を進め、石綿管の改良については公共関連事業に合わせて施行された部分も含め、漏水の早期発見と修繕を積極的に行い、経常収支では 9,670万円余の純利益となったこと及び近年にない豪雪の中、水源の保全維持に奮闘されたことに対し、関係の皆さんに敬意を表する。しかし、前年より未収金がふえたことについては、世の中の状況を反映しているものと考えるが、減少に向けてさらなる努力をお願いしたい。また、水は市民生活、企業活動に不可欠な生命線であり、地下水の低下について懸念される面もあるが、今後も良質な水、豊かな水の安定供給を図ることを要望し、本決算の認定に賛成するとの意見がありました。

 以上、審査の結果、認定すべきものと決定いたしました。

 以上であります。



○議長(今井友吉議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第75号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 横内敏子議員。



◆10番(横内敏子議員) 10番 横内敏子です。

 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について意見を述べます。

 公立病院の経営は総じて厳しい中にあります。当岡谷病院を取り巻く周辺の状況も相変わらず厳しくなってきております。平成12年度の病院経営につきましては、入院患者は前年度より延べ 6,690人の増加、外来患者数は前年度比1万 1,000人余の減少という状況の中で、経費節減、職員意識の高揚、適正医療に基づく増収等に努められ 1,200万円余の黒字決算となりました。病院長を初め、関係者の皆様の並々ならぬ御努力に心から敬意を表します。

 病気になったとき、頼りになるのはやはり総合病院であります。医師、看護婦、患者が強い信頼関係で結ばれてこそ、地域の中で優れた医療機関として発展していくものと信じます。どうか今後も患者の声、市民の声に耳を傾け、全職員一体となって信頼される中核病院を目指してさらなる御努力をお願いいたしまして、本決算認定に賛成いたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ございませんか。

 笠原征三郎議員。



◆7番(笠原征三郎議員) 7番、笠原征三郎です。

 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について意見を述べます。

 委員長報告にもありましたが、今一番求められていることは、医師の確保の問題ではないでしょうか。市民から信頼を得るためには、医師の確保、また定着は不可欠の問題です。同じことが看護婦、看護士についても言えることです。

 確保に努めていると委員長報告にありましたが、それにつけても残念に思うことは、看護専門学校を閉校してしまったことです。だからこそ病院側だけでなく開設者の責任は重大なものであります。その責任を果たしていく重要性を強く指摘しておきたいと思います。

 経営改善については、患者本位から見ていく必要があります。この点については医師を初め全職員の気持ちを一つにして取り組むことがどうしても必要です。幾つか院内組織挙げられましたが、その組織の活性化、民主的運営が図れるよう望むものです。

 環境整備の面では、岡谷病院の建てかえ問題は避けてはいられないことではないでしょうか。委員長報告に、開設者は財政的な面など挙げて中長期的な展望として考えているようですが、岡谷市を中心としたこの地域の住民の命と健康の問題です。できるだけ早期に具体的な着手を望むものであります。

 委員長報告の要望にも述べられておりましたが、今、国の医療改悪がどんどん進められています。ごく最近も老人保健法の改悪、また社会保険の改悪、同時に診療報酬の改悪も示されております。これらのことは単に病院経営を守っていくだけでなく、まさに国民、市民の生活に対しての重大な侵害と言わざる得ません。ぜひ改悪中止を国に対して強く働きかけをするよう要望するものであります。

 以上、何点か要望をいたしまして本決算の認定には賛成をいたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ございませんか。

 高林紘一議員。



◆4番(高林紘一議員) 4番 高林紘一です。

 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について、開政21を代表いたしまして、賛成の立場から意見を申し上げます。

 医療費の抑制、また医療制度の改革により、公立病院を取り巻く医療環境はますます厳しさを増しております。経営改善事業も3年目を迎え、合わせて病院運営の基本ともなる経営健全化計画5カ年計画の初年度でもありました。しかし、厳しい医療環境の中、環境整備面で感染症病床の改修工事、X線テレビシステムの更新等、医療機器整備の充実も図られました。

 一方、外来診療科の増設や医師の確保が諸事情でできなかったこと、また冬期間の暖冬が響き、インフルエンザが流行しなかったこと、異常気象のためか近年にない大雪による患者数の減少等と多くの収益減があった中、療養型の病床では入院患者が増加し、一般病棟の入院患者も前年度より 6,700人増加したものの、外来患者は前年度に比べ1万 1,500人と減少したわけであります。経営健全化5カ年計画に基づき1億 5,000万円の繰り入れがありまして 1,200万円の純利益となったものの、12年度から始まった経営健全化計画の数値目標の3,900 万円に対して 2,700万円の不足でありました。累積赤字は1億 6,382万円と経営状況は依然として厳しい状況であります。しかし、こうした中収益のみ追及する市民病院ではなく、市民の医療を担う中核的総合病院としての使命を失うことなく、医療環境や医療スタッフの充実、高度医療機器の積極的な導入等より一層医療ニーズに対応していただき、市民からより信頼される地域の病院を目指し、さらなる御努力をお願いし、本議案に賛成いたしたいと思います。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ございませんか。

 加藤レイ子議員。



◆22番(加藤レイ子議員) 22番 加藤レイ子でございます。

 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について賛成の立場から意見を申し上げます。

 厳しい経営事業の中で患者数の減少もあり、大変な1年であったかと思います。医療収益に対して職員給与費の割合は50%以下が望ましいことがこれは明らかであります。しかし、院外処方せんや退職金の影響もあり、なかなか理想どおりにいかず、今期決算においては65.3%という数字が示され、他の公立病院と比較しましても、大変厳しい状況が今後に大きな課題となって残されていくわけです。

 一方、国の診療報酬の改定は、当病院にとって 0.5%、低率の伸びに抑えられ、厳しい医療環境のようであります。しかし、4月から介護保険法が施行され、療養型病床、通所リハビリテーション、居宅介護支援などの事業を積極的に取り組みされたことに対し敬意を表するものであります。

 国民の医療費は年間30兆円を超え、3分の1が70歳以上の老人医療ということです。2025年には 100兆円になるだろうと推計されております。今後医療費の増大を抑えつつ支え合うという仕組みづくりが重要となってくるものと思われます。そんな中で、いかに市民が安心して医療を受け、健康で明るく暮らすことができるか、自治体病院の宿命ともいうべき総合医療の果たすべき役割は大きいものであります。

 本年度は病院再建計画がまとまり、経営健全化5カ年計画に基づき、経営健全化の措置として1億 5,000万円の追加があり、単年度収支は利益が出たものの厳しい状況がなお続いていくものと思われます。市民総合病院としての役割を果たす努力は、すべての医師を初め職員の連携プレーを充実させながら、患者との信頼感を大切にし、一層の経営健全の取り組みをされるよう願いつつ、本会計は認定することに賛成するものであります。

 以上です。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ございませんか。

 降籏 清議員。



◆17番(降籏清議員) 17番 降籏 清でございます。

 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定につきまして意見を申し上げます。

 平成12年度の岡谷病院の経営は、国による診療報酬の改定により厳しい医療環境の中での病院経営であったと思われます。そのような状況の中で、4月からの介護保険法の施行に伴い、療養型病床、通所リハビリテーション、居宅介護支援事業などの取り組みも開始されております。

 患者動向では、入院患者数は療養型病床設置の効果が徐々にあらわれ、前年度に比較し増加しておりますが、外来患者数については、前年度に引き続き本年度も減少しております。

 施設面では旧伝染病棟感染症病床改修工事を初め、受水槽設置工事が実施され、医療機器整備についてはX線テレビシステムの更新等診療部門等の整備充実を図っておられます。

 経営状況につきましては、事業収益より事業費用収支差し引き 1,200万円余りの黒字計上となっておりますが、前年度繰越欠損金1億 7,500万円余りを差し引き、1億 6,300万円余りの当年度未処理欠損金となり、依然として経営状況は厳しい状況にあります。

 病院経営は1企業という面から見れば、当然赤字であってはならないと思う反面、収益のみを考えての市民の医療を担当する中核病院としての使命も失ってはならないと思うわけです。そこに市民病院経営の難しさがあると思われます。

 そういった中で、病院長初め職員の皆様には経営健全化計画に基づき、さまざまな面に御努力をいただきましたことに対しまして敬意と感謝を申し上げます。今後も厳しい医療環境の中ではありますが、今以上に患者さん側に立った改善を常に心がけていただき、地域の中核総合病院としての使命を果たし、地域に信頼される病院とするため、医療機器備品の整備また病院経営の根幹といえる医師、看護婦等医療スタッフの確保と定着を図るとともに、建てかえを前提とする施設整備計画を早期に検討していただきたい。また、開設者においても、病院の厳しい経営状況も踏まえ早期に累積赤字が解消されるとともに、財政の健全化が図られるよう、積極的に支援されるよう要望いたしまして、本決算認定に賛成をいたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ございませんか。

 八幡益晴議員。



◆24番(八幡益晴議員) 24番 八幡益晴です。

 議案第75号 平成12年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について賛成の立場から意見を申し上げます。

 平成12年度も地方公共団体が経営する公立病院のほとんどが経営難に陥って、赤字を余儀なくされた年でもありました。県下の22ある公立病院の経営状況を見ますと、22病院のうち15病院が赤字、黒字は7病院であります。この7病院の中に塩嶺病院も入っております。15の赤字病院の中で最高が32億 3,600万円の赤字、最低が 3,000万円、平均の赤字が4億 5,460万円で、岡谷病院は少ない方から3番目の1億 6,300万円であります。一般会計からの支援があったとはいえ、市民の総合病院としての特殊事情から見れば理解できない数字ではないと思います。

 総合病院としての使命を果たすため、市民に愛され市民に信頼される病院として患者へのサービスを第一に、経営の健全化計画の実現に向けてX線テレビシステムの更新、患者に優しい電動ベッドを53台、待合用の長いす45脚、電子内視鏡等々の医療の充実と患者へのサービス向上に取り組まれて、長いす等、あるいは電動ベッドは患者からの評判もよいようであります。実感できるような成果はまだ出ておりませんが、患者への優しいサービスについて職員の意識改革は着実に浸透しつつあると思います。

 建物に至っては、南病棟が昭和35年の築40年、外来診療棟は昭和39年の築36年、新しい北病棟でも昭和56年の築19年であります。古い保育園と小中学校を除いては昭和11年建設の消防庁舎、火葬場、市営球場、市民会館に次いで古い建物であります。諏訪市、茅野市の病院に比べてもかなりハンディキャップを背負っての経営であると思います。開設者の市長には、岡谷病院の老朽化を緊急の課題としてとらえてほしいと要望しておきます。

 病院経営は医師、看護婦、薬剤師、技術者、栄養士、事務員、そして労務員などの職員が混在して組織されており、全体として調和と相互の関係が重要であり、人間対人間のつながりが最も大切であると思われます。

 そこで、病院長には診療面での専門家にとどまらず、病院経営の責任者として患者から信頼度を高める識見と情熱を市民とともに期待を申し上げたいと思います。

 事務長には、医療制度や公営企業制度に深い知識を持って赤字要因を初め、岡谷病院として足りないところを計数的に掌握し、病院経営に的確な判断を下されますよう期待をしております。

 岡谷病院が日本一患者に優しい病院、日本一信頼される病院になるよう全職員が一丸となって取り組まれ、その実現が可能であるように期待と要望して本決算認定に賛成といたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第75号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第75号は認定されました。

 次に、議案第76号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 横内敏子議員。



◆10番(横内敏子議員) 10番 横内敏子です。

 議案第76号 平成12年度健康保険岡谷塩嶺病院事業会計決算認定について意見を申し述べます。

 病院経営の厳しい環境下、懸命の努力を重ねられ、 2,430万円余の純利益を生み出されました病院長を初め、職員の皆様の御努力に敬意を表します。今後も特色ある病院としての機能を十分発揮していただくとともに、健康管理面からも健診業務にもさらに力を入れていただき、健全経営に御努力されますように、また患者が安心して診ていただける信頼関係の上に立った病院であるよう、さらなる御努力をお願いいたしまして本決算認定に賛成いたします。



○議長(今井友吉議員) ほかにございませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第76号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第76号は認定されました。

 次に、議案第77号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 横内敏子議員。



◆10番(横内敏子議員) 10番 横内敏子です。

 議案第77号 平成12年度岡谷市水道事業会計の決算認定について意見を申し述べます。

 まず、1月の豪雪の中、市民生活に欠かすことのできない水の確保に御努力されました関係者の皆様に敬意を表します。

 平成12年度は数々の建設改良工事が行われ、また有収率も前年度より向上いたしました。職員の皆様の御努力にも敬意を表します。今後も市民が安心して暮らせるよう地下水保全や汚染防止に努め、良質で豊富な水の安定供給と健全経営に御努力いただくようお願いいたしまして、本決算の認定に賛成いたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第77号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第77号は認定されました。

 この際、暫時休憩いたします。

               午後0時00分 休憩

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午後1時10分 再開



○議長(今井友吉議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第17 議案第80号 岡谷市条例の用字、用語等の整備に関する条例



△日程第18 議案第81号 岡谷市市民ギャラリー条例



△日程第19 議案第82号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例



○議長(今井友吉議員) 日程第17 議案第80号から日程第19 議案第82号までの3件を一括議題といたします。

 この3件は総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 総務委員長。

               〔総務委員長 上野安規光議員 登壇〕



◆総務委員長(上野安規光議員) 14番 上野安規光でございます。

 総務委員会に審査付託されました議案第80号から議案第82号までの3議案について審査の主な点について御報告申し上げます。

 まず、議案第80号 岡谷市条例の用字、用語等の整備に関する条例については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので報告申し上げます。

 次に、議案第81号 岡谷市市民ギャラリー条例について審査の主な点について御報告申し上げます。

 東急4階の市民ギャラリーの設置によって中心市街地に買い物以外にも訪れる人が多くなることが考えられ、また周辺の商業者や商店街を含む中心市街地が新たな人の流れや活動を生み出すなどまちのにぎわいがさらに増してくることも期待できるとのことでありました。さらに文化活動を行っている方々の発表する場を設けることにより、ますます活動する意欲が高まることを願うと同時に、相乗効果も期待できるものであるとのことでありました。

 委員から、市民から求められている生涯学習の発表の場としては、ほぼ無料で提供されることについては異論があるわけではないが、発表の場と言いつつ一方では中心市街地の活性化を目的にしながら、一企業の支援策という感じに受けとめざるを得ない。また、市民生活が大変なときだけに空き店舗にしていくような業者に対し、具体的施策がとられていない中で、この位置に開設することについて市民が納得するかどうかという点については疑問を感じるので、本案には反対するとの意見がありました。

 一方、東急4階が市民ギャラリーとして設置されることは、生涯学習を実践している方々や個人の趣味で作品を客の集まる場所で大勢の市民の方々に見ていただくことは、市民にとって喜ばしいことであり、さらに大型店や中央町の活性化にも大いに期待して賛成であるとのことでありました。

 また、市の施策としての複合感を考える時点でも既存の商業施設の利用を考えてほしいとの要望をつけて賛成するとの意見がありました。

 以上、審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 次に、議案第82号 岡谷市市税条例の一部を改正する条例については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。



○議長(今井友吉議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第80号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第80号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第81号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言ありませんか。

 三沢一友議員。



◆9番(三沢一友議員) 9番 三沢一友です。

 議案第81号 岡谷市市民ギャラリー条例について、日本共産党岡谷市議団を代表して意見を述べます。

 今市民の間で作品の発表の会場が欲しいという点では多くの要望があり、しかも廉価で借りられるところが欲しい、これもまた市民の声であります。しかし今、ここにきてなぜ東急か、なぜ1カ月 100万円の借用料などを払って借りなければならないかというところに問題があり、不透明であります。文化の振興と市民福祉の増進を図ることを目的とするならば、今この不況下にあってもしよその店舗でもこのような場所ができたときに東急限定では明らかに公平さを欠くことになりはしないでしょうか。

 以上の点を申し上げ、この条例には反対いたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ございませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより、議案第81号を採決いたします。

 本案は反対意見がありますので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。議案第81号に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

               〔起立多数〕



○議長(今井友吉議員) 起立多数であります。

 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第82号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 笠原征三郎議員。



◆7番(笠原征三郎議員) 7番 笠原征三郎です。

 議案第82号について意見を述べたいと思います。反対するものではありませんが、1点指摘しておきたいことがありますので、述べたいと思います。

 本条例は、ほかの所得控除から見て破格の優遇措置を一部の高額所得者に講じることで税の公平性を損なう面を持っているということであります。今回のこの国の施行は、税の基本である累進課税に反する面を持っているということだけを指摘しておきたいと思います。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ございませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第82号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第20 議案第83号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例



○議長(今井友吉議員) 日程第20 議案第83号を議題といたします。

 本案は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 社会委員長。

               〔社会委員長 降籏 清議員 登壇〕



◆社会委員長(降籏清議員) 17番 降籏 清でございます。

 社会委員会に審査付託されました議案第83号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例について、審査の主な点を御報告いたします。

 従来より1聖地当たりの使用料については、造成にかかる費用を造成区画数で除した金額としている。平成元年の改定の際にも従来の使用料に対し2倍以上の額となったが、同様な方法により算出し改定したものであるとのことでありました。

 なお、聖地は平成13年度に 200区画、平成14年、15年に20区画ずつ、平成16年、17年に30区画ずつ募集をしていきたいとのことでありました。

 委員から造成工事を見て大変なことはわかるが、52%のアップ率はかなりの負担増でり、平成12年度は黒字決算であることからももう少し圧縮した額にし、結果として赤字となれば繰り入れも考えられると思うので、本案には賛成しかねるとの意見がありました。

 一方、使用料はできれば安価にすることがよいが、多額な工事費を要しておりやむを得ないと考える、また、改定額は他市町村と比較しても妥当なものといえ、本案に賛成すると意見がありました。

 審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告をいたします。



○議長(今井友吉議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。

 何が御発言ありませんか。

 三沢一友議員。



◆9番(三沢一友議員) 9番 三沢一友です。

 議案第83号 岡谷市霊園条例の一部を改正する条例について、日本共産党岡谷市議団を代表して意見を述べます。

 今回の値上げは52%アップと大幅になります。民間の道路築造費に市では補助をしておきながら、今回の値上げは道路工事費も価格に組み入れられており、今まで25万円だったところも一緒に引き上げられること、また決算を見る中で霊園内の道路、駐車場整備は霊園事業費の繰越金を使うなり一般会計から繰り出しをすれば大幅な値上げをしなくても十分可能であります。

 以上の点を申し上げ、この条例には反対いたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第83号を採決いたします。

 本案は反対意見がありますので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。議案第83号に対する委員長の報告は可決であります。

 本案は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

               〔起立多数〕



○議長(今井友吉議員) 起立多数であります。

 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第21 議案第84号 岡谷市建築協定条例



△日程第22 議案第85号 市道路線の認定について



△日程第23 議案第86号 市道路線の変更について



○議長(今井友吉議員) 日程第21 議案第84号から日程第23 議案第86号までの3件を一括議題といたします。

 この3件は経済建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 経済建設委員長。

               〔経済建設委員長 渡辺太郎議員 登壇〕



◆経済建設委員長(渡辺太郎議員) 18番 渡辺太郎です。

 経済建設委員会に審査付託されました議案第84号 岡谷市建築協定条例、議案第85号 市道路線の認定について及び議案第86号 市道路線の変更について御報告申し上げます。

 初めに、議案第84号 岡谷市建築協定条例につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第85号 市道路線の認定について及び議案第86号 市道路線の変更についてにつきましては、現地視察も行い、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上です。



○議長(今井友吉議員) ただいまの委員長報告に対し、議案第84号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第84号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第85号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第85号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第86号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第86号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第24 議案第87号 平成13年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)



○議長(今井友吉議員) 日程第24 議案第87号を議題といたします。

 本案は総務、社会、経済建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。

 総務、社会、経済建設の順にお願いいたします。

 まず、総務委員長。

               〔総務委員長 上野安規光議員 登壇〕



◆総務委員長(上野安規光議員) 14番 上野安規光です。

 議案第87号 平成13年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)中、総務委員会に審査付託されました部分について審査の結果を御報告申し上げます。

 2款総務費1項8目まちづくり情報費の市民ギャラリー事業費について、議案第81号で述べた理由により同意できないので反対するとの意見がありました。

 以上、審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。



○議長(今井友吉議員) 次に、社会委員長。

               〔社会委員長 降籏 清議員 登壇〕



◆社会委員長(降籏清議員) 17番 降籏 清でございます。

 議案第87号 平成13年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)中、社会委員会に審査付託されました部分については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。



○議長(今井友吉議員) 次に、経済建設委員長。

               〔経済建設委員長 渡辺太郎議員 登壇〕



◆経済建設委員長(渡辺太郎議員) 18番 渡辺太郎です。

 議案第87号 平成13年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)中、経済建設委員会に審査付託されました部分につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。



○議長(今井友吉議員) ただいまの各委員長の報告に対しこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。

 三沢一友議員。



◆9番(三沢一友議員) 9番 三沢一友です。

 議案第87号 平成13年度岡谷市一般会計補正予算(第3号)について、日本共産党岡谷市議団を代表して意見を述べます。

 議案第81号 岡谷市市民ギャラリー条例で反対の意見を述べてあり、この補正予算に関連することから、補正予算(第3号)には反対をいたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ございませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第87号を採決いたします。

 本案は反対意見がありますので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。議案第87号に対する各委員長の報告は可決であります。

 本案は各委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

               〔起立多数〕



○議長(今井友吉議員) 起立多数であります。

 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第25 議案第88号 平成13年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第26 議案第89号 平成13年度岡谷市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第27 議案第90号 平成13年度岡谷市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)



○議長(今井友吉議員) 日程第25 議案第88号から日程第27 議案第90号までの3件を一括議題といたします。

 この3件は社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 社会委員長。

               〔社会委員長 降籏 清議員 登壇〕



◆社会委員長(降籏清議員) 17番 降籏 清でございます。

 社会委員会に審査付託されました議案第88号 平成13年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第89号 平成13年度岡谷市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第90号 平成13年度岡谷市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の3議案については、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告いたします。



○議長(今井友吉議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第88号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第88号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第89号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第89号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第90号についてこれより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第90号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第第28 議案第91号 平成13年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)



○議長(今井友吉議員) 日程第28 議案第91号を議題といたします。

 本案は総務委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 総務委員長。

               〔総務委員長 上野安規光議員 登壇〕



◆総務委員長(上野安規光議員) 14番 上野安規光です。

 議案第91号 平成13年度岡谷市湊財産区一般会計補正予算(第1号)については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、御報告申し上げます。



○議長(今井友吉議員) ただいまの委員長報告に対し、これより質疑、討論を同時に行います。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第91号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。

 この際、暫時休憩いたします。

               午後1時35分 休憩

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               (議会運営委員会)

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午後1時50分 再開



○議長(今井友吉議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第第29 議案第92号 私立高校に対する公費助成に関する意見書



○議長(今井友吉議員) 日程第29 議案第92号 私立高校に対する公費助成に関する意見書を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 上野安規光議員。

                〔14番 上野安規光議員 登壇〕



◆14番(上野安規光議員) 14番 上野安規光でございます。

 議案第92号 私立高校に対する公費助成に関する意見書について、提出者を代表し、案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。

 私立高校に対する公費助成に関する意見書。

 私立高校は、建学の精神と伝統ある校風に基づいて、生徒の個性をより豊かに伸ばすきめ細やかな指導を実践しつつ、社会に貢献する人間育成を目指した特色ある教育活動を展開し、学習やクラブ活動において高い評価を得てきております。

 また、私学は独自の校風を教育の柱として、時代の変化に的確に対応しつつ、生徒の適正に応じた指導を行おうとする教育は、一層その重要性を増しつつあります。

 これからの高等学校教育は、平成15年度の教育指導要領の改定を目指して、大きく変わろうとしています。とりわけ、福祉教育をはじめ情報処理教育や生徒の個性に合わせた多様な教育の実践が要求されるようになってきます。そのために、施設、設備をより一層充実させる必要があります。

 しかしながら、私学の状況は公立高校との比較において、保護者の経済的負担が多く、これ以上の学費の値上げはできない状態になっています。

 さらに、少子化の傾向は今後も続き、私学の自助努力では解決できない状況になってきています。

 よって、政府並びに長野県におかれましては、私学の健全な発展と一貫した教育の推進を図るため、私学助成制度を充実するとともに、下記事項について実現されるよう強く要望します。

 記。

 1 私立高校に大幅な経常費補助を行うこと。

 2 私立高校の教育諸条件改善のために大幅な施設・整備費の補助を行うこと。

 3 私立高校の保護者負担を軽減するために授業料に対する大幅な補助を行うこと。

 4 生徒急減期特別助成の一層の充実を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

 以上でございますが、全会一致をもって御議決賜りますようによろしくお願いを申し上げます。



○議長(今井友吉議員) お諮りいたします。本案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに質疑、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第92号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第30 議案第93号 「核兵器廃絶の明確な約束」実行を核兵器保有国に求める意見書



○議長(今井友吉議員) 日程第30 議案第93号 「核兵器廃絶の明確な約束」実行を核兵器保有国に求める意見書を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 上野安規光議員。

                〔14番 上野安規光議員 登壇〕



◆14番(上野安規光議員) 14番 上野安規光でございます。

 議案第93号 「核兵器廃絶の明確な約束」実行を核兵器保有国に求める意見書について、提出者を代表し、案文の朗読をもって提案にかえさせていただきます。

 「核兵器廃絶の明確な約束」実行を核兵器保有国に求める意見書。

 核兵器の廃絶は、唯一の被爆国である日本はもとより、全世界の人類共通の願いです。

 しかし、残念ながら今日、未だその実現の運びになっておりません。

 そればかりか、最近、核兵器保有国の新しい危険な動きも見受けられます。

 よって、政府におかれましては、国連の核不拡散条約再検討会議での「核兵器の完全廃絶達成への核兵器保有国の明確な約束」をもり込んだ最終文書の速やかな実行を、すべての核兵器保有国に強く求めるよう要請します。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

 全会一致をもって御議決賜りますようによろしくお願いをいたします。



○議長(今井友吉議員) お諮りいたします。本案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに質疑、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第93号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第31 議案第94号 雇用問題の解決策を求める意見書



○議長(今井友吉議員) 日程第31 議案第94号 雇用問題の解決策を求める意見書を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 毛利栄子議員。

               〔8番 毛利栄子議員 登壇〕



◆8番(毛利栄子議員) 8番 毛利栄子です。

 議案第94号 雇用問題の解決策を求める意見書につきまして、提出者を代表し案文を朗読して提案にかえさせていただきます。

 雇用問題の解決策を求める意見書。

 去る8月28日、総務省は7月の完全失業率が5%になったことを発表しました。これは1953年(昭和28年)の調査開始以来最悪の数字となっており、さらにふえることが予想されています。もともと日本の失業統計上での完全失業者の「認定」は非常に厳しく、各月末の1週間の調査期間内に“1時間以上アルバイトをした人"“その週に職探しをしなかった人”などは失業の状態であっても「完全失業者」とは見なされず、そのような潜在的な失業者を含めれば、失業率は10%を超えているともいわれています。

 岡谷職業安定所管内においても失業者数は増加傾向にあります。

 しかも、小泉内閣が掲げる構造改革を押し進めれば、雇用情勢は一層悪化するのは避けられず、先行きについても各方面から一段と厳しい見方が示されています。

 このように、過去最悪の失業率が深刻な政治・経済・社会問題になっている今、抜本的対策が必要となっています。

 よって、政府におかれましては、下記の対策を講じられますよう強く要望いたします。

 1 特に大企業などのモラルハザードが広がり、安易な便乗解雇が広がらないよう、強力な指導を行うこと。

 2 「サービス残業」の根絶、残業時間の法的規制など、雇用を増やす対策に取り組むこと。

 3 失業等給付の期間の延長、給付条件の見直しなど、失業者への生活保障に抜本的対策を図ること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

 全会一致で御議決賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(今井友吉議員) お諮りいたします。本案については委員会付託を省略し、即決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

               (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井友吉議員) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに質疑、討論に入ります。

 何か御発言ありませんか。

 杉村修一議員。



◆3番(杉村修一議員) 3番 杉村修一です。

 本意見書について反対の立場から意見を申し上げたいと思います。

 この趣旨の中には理解できる部分もありますが、雇用対策は既に中央において検討中であり、企業自身も生き残りにかけている状況であり、収益力を強め経営戦略がしっかりしていれば雇用を守りなから利益を上げることができるのではないか、また、社内の再教育を徹底することで可能な限り社内から充て雇用の確保と企業の構造改革は決して矛盾しないはずであり、よって、意見書提出には慎重を期すべきとの判断から反対いたします。

 以上。



○議長(今井友吉議員) 野澤徹司議員。



◆19番(野澤徹司議員) 19番 野澤徹司であります。

 雇用問題の解決策を求める意見書について意見を申し上げます。

 提案者の説明からもわかりますように、今や雇用問題は一企業だけの問題ではなく、まさに日本の将来がどうなるかという問題であり、また人道問題でもあります。

 我が国のあの高度経済成長、それが始まった時期、それを担う働き手として社会へ送り出されたのが団塊の世代とその前後の世代の若者でありました。この世代も今や50代、これがまさに人員整理の一番先の対象になっていくわけであります。そしてその子供、これがまた就職浪人、成長時代の日本経済の底辺を支えてきた親はリストラ、そしてその子は職がない、これが人道問題また社会問題でないとすれば何でありましょうか。

 日経連の奥田会長は経営者のモラルハザードが広がり便乗解雇が懸念されると発言をしていますし、また、資生堂の池田社長、企業は経済性や収益性だけでなく、社会性や人間性も追及すべきだと、毎日のように報道される産業界のリストラに警鐘を鳴らしています。また、三菱重工業の西岡社長は、欧米とアジアの新興国に挟まれた日本が生き残るのには製造業の復権しかないとの考えから、雇用優先が製造業を救うと述べています。さらに日本ガイシの柴田社長、当社もIT不況の影響で非常に苦しいが、希望退職募集などは一切やらない。従業員を何人減らすかで株価が変動したり、経営者が評価されたりするのはそもそもおかしい。経営に失敗したから人員削減をするのであって、人員削減が経営手段ではない。従業員に手をつけるのはまず経営者が責任をとって自分がやめてからだ、こういうふうに言っております。

 日本を代表するこれらの経営者の話、いずれもごく当たり前の話であります。提案の1項はこれから見ても当然の話であります。

 労働時間の適正な把握のために使用者が構ずべき措置に関する基準、これが本年4月6日厚生労働省において策定されました。この中に本提案の2項の趣旨がきちんと盛り込まれております。

 2項、3項については、労働団体の連合長野と長野県経営者協会で構成する長野県労使会議が今月長野労働局長に要請した多くの雇用対策の強化策の中にも実は含まれているものであります。

 以上のように、雇用問題は大きな社会問題であり、今後の日本を考えるときに大きな政治問題であることはこれは明白であり、衆目の一致するところと考えるものであります。それであればこそ良識ある経営者、または経済人、そして労働団体がそれぞれの立場でまた労使相携えてのこうした声が出てくるわけであります。

 こういう背景を考えても本意見書は物づくりのまち、また産業のまちを標榜する岡谷市市議会の良心としても私は可決すべきものと考え、賛成をいたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに発言ございませんか。

 三沢一友議員。



◆9番(三沢一友議員) 9番 三沢一友です。

 議案第94号 雇用問題の解決策を求める意見書について、日本共産党岡谷市議団を代表して意見を述べさせていただきます。

 小泉内閣のもとで完全失業率は総務省発表で5%、失業者は 330万人にもなりました。年齢制限や技術など雇用条件が合わず、仕事につきたいがとても無理とあきらめているため、統計上では完全失業者とカウントされない人がこれまた総務省調査で 420万人もいると言いますから、合わせれば潜在失業率は10%を超えて10人に1人以上が失業者という深刻さです。大企業が先を争ってリストラを行い、下請けの中小企業などが倒産に追い込まれればさらに大量の失業者を生み出します。こういう中で、大企業はこのリストラはやむにやまれずと言いながら、大企業 427社がため込んだ利益いわゆる内部留保は 102兆円にも上っております。

 かつては東洋のスイスと言われ精密工業が隆盛を極めたこの諏訪地方も企業が海外での生産に依拠したことにより、下請業者の倒産、廃業により失業者が今続出しております。雇用の安定、労働諸条件の改善をして労働者の生活保証をすることは政府の責務であります。

 以上の点を申し上げ、この意見書には賛成いたします。



○議長(今井友吉議員) ほかに御発言ございませんか。−−これをもって質疑、討論を終結いたします。

 これより議案第94号を採決いたします。

 本案は賛否両論がありますので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

               〔起立少数〕



○議長(今井友吉議員) 起立少数であります。

 よって、議案第94号は否決されました。

 なお、可決された意見書の提出先については議長に御一任願います。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市長あいさつ



○議長(今井友吉議員) 以上で、今定例会の議事の全部を終了いたしました。

 閉会前に市長のごあいさつをお願いいたします。

               〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 第4回岡谷市議会定例会の閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 本会議より審査付託となっておりました一般会計、特別会計、湊財財産区一般会計並びに3企業会計の決算認定議案につきましては、過日それぞれ特別委員会を開催されまして、慎重な御審議をいただき、いずれも御認定を賜り厚く御礼申し上げる次第であります。また、各議案に対しましても、原案どおり御議決いただき厚く御礼を申し上げます。

 なお、議案審議並びに一般質問を通じまして、議員各位からいただきましたそれぞれの御意見につきましては、今後慎重に検討を深め、市政の運営に反映すべく努力いたす所存であります。

 今後とも議員各位におかれましては、一層の御指導、御協力を賜りますよう重ねてお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。

 どうもありがとうございました。

           −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(今井友吉議員) これにて平成13年第4回岡谷市議会定例会を閉会いたします。

               午後2時10分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

   平成13年  月  日

            岡谷市議会議長  今井友吉

            岡谷市議会副議長 野溝道子

            岡谷市議会議員  川崎展司

            岡谷市議会議員  降籏 清