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長野県 岡谷市

平成 1年 12月 定例会(第6回) 12月13日−02号




平成 1年 12月 定例会(第6回) − 12月13日−02号







平成 1年 12月 定例会(第6回)



     平成元年第6回岡谷市議会定例会会議録(第2号)

                       平成元年12月13日(水曜日)

●議事日程

 ▲日程第 1 一般質問

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●本日の会議に付した案件

 ▲日程第 1 一般質問

         20番   宮崎福二君

          9番   三井正二君

         10番   林 光一君

         15番   原  宏君

         13番   花岡三郎君

         28番   羽吹義雄君

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●出席議員(26名)

          1番   片倉久三君

          3番   今井密子君

          4番   大沢章則君

          5番   今井友吉君

          6番   柴  守君

          7番   清水隨豊君

          8番   田中親雄君

          9番   三井正二君

         10番   林 光一君

         11番   田中正人君

         12番   手塚邦明君

         13番   花岡三郎君

         15番   原  宏君

         16番   増沢千明君

         17番   林  稔君

         18番   山田拓男君

         19番   林 公敏君

         20番   宮崎福二君

         21番   宮坂清海君

         22番   宮沢健治君

         23番   山崎芳朗君

         24番   山田一久君

         25番   山田五郎君

         26番   片倉万吉君

         27番   小沢竜美君

         28番   羽吹義雄君

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●欠席議員(1名)

         14番   浜 常治君

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●会議規則による議長指名の会議録署名議員

          9番   三井正二君

         21番   宮坂清海君

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●地方自治法第121条の規定による説明のため出席した者

         市長        林 泰章君

         助役        小口利行君

         収入役       林 正茂君

         教育長       八幡栄一君

         企画部長      小松幸雄君

         総務部長      武井康純君

         民生部長      手塚文武君

         福祉部長

         兼福祉事務所長   武井政次郎君

         経済部長      鮎沢茂登君

         建設部長      新居 靖君

         都市開発部長    横内啓吉君

         水道部長      斉藤文夫君

         消防長       林 忠男君

         監査委員      小口公男君

         教育次長      清水 忠君

         岡谷病院長     草間昌三君

         岡谷病院事務長   中原寛毅君

         塩嶺病院事務長   長沼金作君

         企画課長      笠原直行君

         秘書課長      小林 進君

         庶務課長      折井弘育君

         財政課長      藤森武男君

         監査委員

         事務局長      中村高康君

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●議会事務局職員出席者

         局長        青島一郎

         次長        増沢政幸

         庶務主幹      百瀬勝人

         議事主幹      鮎沢史明

         主任        小口明彦

          午前9時30分 開議



○議長(片倉久三君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 この際、一昨日の本会議における総務部長発言について一部補足説明をいたしたいとの申し入れがありましたので、これを許可いたします。

 総務部長。



◎総務部長(武井康純君) 先日の本会議におきます御答弁に補足をさせていただきたいと思うわけでございます。

 議案第 139号の消費税に関連します羽吹議員さんからの御質問に私の方から塩嶺病院につきまして 401万 2,000円と申し上げましたけれども、これは元年度見込額として申し上げたものでございまして、3月見込額と違った点は、途中で補正を行った分に対します消費税額約70万円を加えたものでございます。小沢議員さんの3月時点での数字は正しいものでございますが、この点言葉足らずでございましたので、補足させていただきました。

 よろしくお願いいたします。

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△日程第1 一般質問



○議長(片倉久三君) 日程第1 これより一般質問を行います。

 質問並びに答弁はできるだけ簡明にされ、議事進行に御協力をお願いいたします。

 それでは、順次質問を許します。

 宮崎福二君の質問を許します。

 宮崎福二君。

         〔20番 宮崎福二君 登壇〕(拍手)



◆20番(宮崎福二君) 20番 宮崎です。

 以下、通告に従いまして一般質問させていただきます。

 1番の平成2年度予算編成方針と財政についてであります。

 去る11月30日、市長は来年度への予算編成方針の中で財政事情の厳しさを中心に平成2年度の予算は義務的経費を除いた経費で、平成元年度当初予算内にするということで、ゼロシーリングの方針を示しております。12月1日の市報の表紙に3名の市民の皆さんの声が載っておりまして、1人の方は都心地区の開発。もう1人の方は総合スポーツ施設の建設。もう1人の方は高齢化社会に対応する痴呆性老人対策の充実ということで、3名の皆さんの市政に対する期待が述べられております。そのほか5大プロジェクトを中心とする事業、あるいは継続事業等踏まえて、この平成2年度に臨むにあたりましての市長の基本姿勢をまずお伺いしたいと思います。

 それから、次は財源の問題でございますが、こうした大型のプロジェクト事業のスタートにもあたり、また、継続事業、あるいは投資的経費等含めまして、この財源対応には非常にまた御苦労願わなくてはならない、このように思うわけでございます。国等における起債の問題、あるいは補助金等の問題等もありましょうけれども、そうした中でこの施策実現のために積極的に財源対応していただきたいと思いますので、その辺のお考えをお尋ねしたいと思います。

 次に、1番の中で人口の減ということで取り上げてみました。

 これは、去る決算委員会の委員長の報告の中にありましたけれども、都市基盤整備が進めば進むほど現状、岡谷市の人口の減につながっているという中で、非常にこれからはひとつの都市基盤整備をするにも、またそこに特色ある都市づくりというものを踏まえて行わなくてはならないということであります。私もこうした現岡谷市の、行政水準が非常に上がってきておりますけれども、また、市民の行政需要が満たされてはきておりますけれども、それに伴う居住する市民が満足といいますか満たされてこなくてはなりませんが、その市民が居住していなくては何のための都市基盤整備かと、このようにもなってしまうわけであります。当局としましても非常に苦慮されているかと思いますけれども、岡谷市にとっても今人口減の問題については、ひとつの大きな問題であろうかと思いますので、まず当局のお考えをお尋ねしたい、このように思います。

 次に、新年度に向かう国際化ということで申し上げたいと思います。

 1点としまして、最近市の文化会館カノラホールが完成しまして、非常に海外の方がこの文化会館に上演、また観覧のために訪れておりますけれども、そうした方々にこの岡谷市をもっと知っていただき、再び岡谷市を訪れていただくということで、国際親善の意味も含めて、やはりその対応というものが非常に大事になってきはしないかと、こんなふうに思いますので、その辺のお考えをお尋ねしたいと思います。

 2点目としまして、これは前々から申し上げておりますけれども、外国人の英語教師件でございます。

 過日、現実に子供に英語を習得させている母親代表を含めて市民の 1,400名にわたる署名を添えて、一日も早い中学校に英語教師の導入をしていただきたいという、こういう市民の陳情がされております。21世紀を見据えた確かな視点というもの、捕らえた視点のこの施策に対して岡谷市の、これは教育委員会に該当すると思いますけれども、一体その陳情等に対してどういう考え、配慮をされて、新年度に対しては是が非でも実現していただきたい。こんなふうに思うわけでございますけれども、その辺のお考えをお尋ねしたいと思います。

 次に、去る12月4日の県下の市長会の中で、寝たきりをつくらない運動の展開とこういうことで、これも平成2年度に向かう県下市長会が予算要望を吉村知事に出したその中の一つでございますけれども、特に吉村知事が老人福祉の充実の中で寝たきりをつくらないという、こういうことでこの運動を展開しようとこういうように打ち出しております。高齢化に伴うところの老人福祉対策についても非常にこれからの大事な問題でございますけれども、福祉の施設、施設の充実もともかくもこれからは在宅の福祉がますます充実されなければならない。こういう現況のときに県のその方針を踏まえて岡谷市においてもそうした在宅福祉、また寝たきりをつくらないというこういう展開にどう対応していけばいいか。しっかりとまた対応していっていただきたいと、こういうことを含めましてその辺のお考えをお尋ねしたいとこんなふうに思います。

 次に、もう一つふるさと創生事業でございます。

 その後検討されていよいよ平成2年度にはそうした事業もスタートをさせていただくというときに来ておりますので、煮詰めておりましたらそのお考えをお尋ねしたい。このように思います。

 次に、大きく2番でございます。

 産業振興と雇用の対策でございます。

 先ごろ経済企画庁より発表されましたGNP 2.9%という世界第1位の経済活動発展を示す中で、内需拡大による消費の堅調な推移とまた景気水準を示すNCEというのを見ましても増勢基調にあり、景気の根強い拡大をあらわしております。よって、現在全国的にもそれに伴うところの人出不足が問題になっております。9月の議会で私も取り上げましたけれども、当市の現在求人倍率約 2.2倍何がしかの状況で各社、各企業、人員確保に頭を痛めているかと思われます。新規学卒者、また若年労働者、また中高年とありますけれども、特に新規の学卒、若手労働者の確保のために、本年度は7月に市長を先頭に上越市へ出向いておりますし、また、5月ですか、ふるさと創生ということでユーターン指向の企画もされております。ここにきてそうしたものが実ってきているかと思われますけれども、そうした点も踏まえまして中高年、新規学卒者並びに若年労働者の確保にはどう対応され、また今後どう対応されていかんとするかお尋ねしたいと思います。

 2点目としまして、新規の学卒者、あるいは若年労働者の定着ということについて、これも大事な問題でございます。過日駅前のマンション建設ということもございますでしょうけれども、それなりに企業においては定着させるための努力がああした形に出てきておるわけでございます。私も勤労者に定着していただくための社宅だとか、あるいは共同住宅というのも提案申し上げましたけれども、いずれも難しい面があろうかと思いますが、とにかく定着をさせるということ、これが大事かと思いますので、その辺のお考え、また、次年度にどう対応されるかお伺いしたいとこのように思います。

 3点目としまして、中高年者の就業であります。

 職業安定所、あるいは高齢者相談等ももちろんですけれども、現在は企業が好調のゆえにそれなりきの対応がされているかと思いますが、非常に中高年者の就職の道が狭められております。特にこれから増加するであろうところの中高年者の就業という問題については、さらに市としても努力をしていかなくてはならない。非常にそうした面で企業側の努力もお願いしなくてはならないかと思いますけれども、その辺のところで現状、高齢者職業相談所等にもフル回転をしていただいてやっておりますけれども、その辺のところお尋ねしたいと思います。

 次に、湯殿山でございます。

 9月議会の大きな焦点でありましたところの湯殿山の開発問題は一定の終結をみまして、そのときに市長さんの方から年内には新たな形で打ち出しをしたいというような話が確かあったかと思いますけれども、その辺のお考えがもし煮詰まっておりましたらお尋ねをしたいとこのように思うわけであります。

 4番目、景観条例制定でございます。

 これは最近県の方針もありますものですから、それなりに市の対応をお尋ねしたいわけですけれども、冬季オリンピック誘致を背景に長野県の美しい国土づくりを目指して、県に来年度から検討委員会を設けて、景観条例の制定を含め、景観形式に対する施策転用について調査、研修をしたいというような知事の発表がありました。全国の6つの県で既に実施されております。隣の山梨県も来年の4月から条例化されるということであります。長野県のこの条例を見ますと全県的に規制が及ぶということで、極端に言えば一般住宅にもこの景観条例が影響してくるというこういうことが言われております。ですから、今のうちからやはり市としても研究等をしていただきながら、十分にその条例が施行されたときに対応できるような形が望ましいとこのように思うわけですけれども、その辺のお考えをお尋ねしたいと思います。

 最後に5番目の美術館と博物館についてであります。

 最近、市内西堀区におきまして武井武雄美術館の建設が具体化し、区内で委員会を発足させ、全市的に基金の運動を展開するということが報道されておりますが、岡谷市も現在、現存の美術、博物館の充実につきましては、第2次総合計画の中で文化センター全体の施策見直しの中で検討するということになっております。今回、この武井武雄美術館に対する市の対応をお聞きしたい。

 それから2点目としまして、芸術、文化、あるいは豊かな文化的教養と情操を図れると言われる市の美術館、博物館の整備充実については、ぼつぼつ見直すところに来ているのではなかろうかとこのようにも思います。市の教育委員会の前進ある御答弁、お考えをお聞きしたいと思います。

 3点目としまして、昭和何年ですか。これは狩野芳崖の美術品、時価約 5,000万円という美術品を購入しております。これは現在市の美術考古館に保管されておりますけれども、この大作は諸葛孔明という非常に大作でありまして、こうしたものが早くに市民に公開されてこそこの大金の価値があろうではなかろうかと。大金で買った意義があるとこのように思うわけでございます。非常に保管にも大変を来しておると思いますし、また、これは表装しなければ公開できないというような状況もおありのようですけれども、とにかく一日も早い機会にこのちょうどカノラホールも完成し、ぼつぼつ岡谷市も文化の薫る町づくりの一環がそういうところにいくんではなかろうかと、こんなふうに思いますものですから、その辺の具体的な答弁をお願いしたいと思います。

 以上、この席からの質問を終わります。



○議長(片倉久三君) 宮崎福二君の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

         〔市長 林泰章君 登壇〕



◎市長(林泰章君) ただいま幾つかの御質問をいただきましたが、私の方からは直接御質問いただいた数点についてお答えを申し上げますが、第1点の平成2年度予算編成方針と財政についてのところで、まず平成2年度という年がどういう年になるかについて、庁内的にも今予算の積み上げをいたしている最中でありますが、その対応はまだ決まっているものではありません。ただ、少なくとも第2次総合計画、その裏付けとして出されている5カ年基本計画、3カ年実施計画、これに沿って平成2年度も着実にその事業推進を図ってまいりたい。特に継続事業については、引き続きその事業が推進できるよう国への対応、県への対応について一層の努力をいたしてまいりたいとそのように考えておるところでございます。

 財源対策等につきましては、5大プロジェクトの問題もさることながら、その事業主体が国であるにせよ、県であるにせよ、市であればもとよりのことでありますが、岡谷の町の中に行われる事業についてはその事業を早期推進していくための財源獲得のための努力をいたしていくということは今までと変わるものではありません。

 ただ、いずれの事業も従来の補助事業として取り組みが行われていくものと、補助対象外であってこれに取り組みをしていかなければならない事業、2つに分かれるわけですが、補助基準が決まっている事業については、補助の獲得への努力ということになりますが、補助対象外の事業については市が一般市費として用意すべき事業もありますし、民間の資本参加によって行う事業の方法もありますし、それらはプランが煮詰まってきたところで具体的な対応をいたしていくことに相なるわけでありますから、この時点では国、県の現在補助事業として認められている事業で、岡谷市が対応していく事業についての補助金獲得という範囲で今後の対応をいたしてまいりたいとそう思っております。

 それから、人口減の問題について御質問いただきましたが、私は宮崎議員さんが御指摘されている点、それから先般決算特別委員会のときに林議員さんでしたかね、触れて、都市基盤整備が進むから人口減になるという指摘は必ずしも当を得た見方ではないと思ってます。私どもは今、人がその町に住むということは一体どういうことであるかということを、町というものを見るときにその一番基本になるものをよく掘り下げて見ていかないと、町というよりも地域の活性化、地域の発展を将来に予測することは大変難しいであろうというふうにお答えを申し上げました。その中で、特に岡谷市の現況を見てまいりますれば、1 k?の中に住む人口密度では長野県でもトップに近い。極めて過密な都市であります。そうした現況を踏まえて生活環境の標準化という問題をとらえてみていけば、岡谷の町は人口が少なくなっても人口が高まる要素というのは、そういう視点から見たらあり得ないということです。ただ、私はそれでは1 k?に住む人口密度の標準化という、生活環境の標準化という言い方でもいいんですが、そういうフィルターだけが物差しでないというふうに思ってます。ということはどういうことを意味するかというと、ある意味では都市化されてきた都市が必ず持つ宿命としては、都市によっては昼夜人口の大きな開きを出す都市もあります。言うなれば生産の場として都市が生き、休息の場としては隣接地域に人が住む。そういう構造をとっている町もあります。それから逆には生活する場と生産する場をひとつにして発展してきている都市もあります。それは条件としてはそれだけの生活する場所がなければならないということです。岡谷市が一体、今の置かれている環境から見て人が生活するにふさわしい町として考える場合と、生産する場所にふさわしい町としての機能を果たしていく部分と、そういうものをどこまで可能ならしめていくかということになりますと、岡谷の町の中だけの人口問題では、岡谷の町の将来の展望を考えていくことは大変難しい。そういう意味では住民の生活圏−−言うなれば生活行動範囲の範疇というものがその人たちにとって必要な地域の考え方になってくるわけですから、場合によっては一部の方々は隣接地域に生活の場を求め、岡谷で働くという構図も出てくるでありましょうし、また仕事によっては逆の場合も出てきます。

 ただ、いずれにしましても岡谷の町は土地も高い、土地も少ない、もう言い古された話ですが、そういう議論がある反面、所得から見ていけば個人所得は県下でも平均すれば第2位に匹敵するほど所得は高い町であるわけですね。ですから、働くという部分では極めて恵まれた環境を持っている。しかし、住むという条件から見ていけば果たしてどうであるかということになると、前段申し上げたような課題が転がってくるわけです。

 ただ、そういう都市がそれではすべて人口を失っているかといえば必ずしもそうではない。今、岡谷市にかけられている一番大きな課題というのは土地も高い、しかし、所得は得られる町である、この2つの条件と、それから人がどういう生活環境を求めるかによって、これは個人差がありますから一概には言えませんけれども、少なくとも町が生きていくために今一番必要なのは土地も高く、そしてなかなか生活するにも生活環境が必ずしも良好なところばかりでなく快適とは言いがたい部分をどう解決していくかという問題になるわけですね。私たちの町が今それにこたえ得る方策としては、ひとつにはそれだけの高い土地で、それで多少の生活環境に不便はあっても少なくとも快適な生活ができるという部分で、全部の人にこたえることはできないまでも、すべて、まず雇用の機会がある、それから、高い所得が得られる、それから、できることであれば若い人たちに求められている生活余暇利用の面で極めて質の高い楽しみがある町。これは若い人たちが都会へあこがれていった時代と同じですけども、それは食文化も商品文化もまた公共施設の面でも高い文化に遭遇することができるとか、そういうものを高い生活ランニングコストをかけて生活する人たちが、それだけのお金をかけても見返りとしてそういうものを町から得られるものにしていかなければならないという点では、今の岡谷の町が果たしてその市民のそういう期待にこたえ得ているかどうかというと、まだまだこたえていくための途上にあるものであって、十分にその意向にこたえ切っているものではないというふうに思っております。

 そうした意味で岡谷の町づくりは都市基盤整備事業もさることながら、それぞれ活力の再生をしなければならないという部分ではそうした魅力ある町、そして、そういう人たちが少なくとも我が町の産業を支えてくださるようなそういう活力に満ちた市民意識の形成をしていくために、その生きがいと住みがいのある都市をつくるという点で5大プロジェクトが今回その一つの手段として、まず当面の目標として、その事業を行うということで第2次総合計画の中でその考え方を明らかにしてきているわけです。それがすべてそれで完成するものではありませんが、まずしなければいけないのは、岡谷の町はどうあっても産業活力に満ちた町でなければならないという点で、従来の工業一辺倒の生き方から工業を柱にしながら、他の産業も時代にそぐうものに、住民ニーズに合うものにその産業資質を高めていく、活力を再生していくという努力をしていくことが大事であるというふうにさように思っております。

 俗に言う人口問題だ、社会動態、自然動態という議論がありますが、出産のことまではどうも私が一生懸命子供を生めというわけにいきません。しかし、それも大きな流れで見ていけばどこの町もやっぱり人口、出生率は落ちてきていますね、昔に比べれば。しかし、それは落ちてきたという見方が適切であるか、適正な家族構成に向かったという言い方が適切であるかは、これはまだ私にもわかりませんが、非常に子供が少なくなってきたという点では、望み得ることは、この町にあえて求めて生活をしたいという人たちをどう広めていくかということになるかと思っております。少なくてもそういう点では町の魅力をつくりあげていくという点での今後の行政に課せられている努力に対する期待というものに私どもはこたえなければならないだろうというふうに思っております。

 それから次には、国際化の問題について御質問いただきましたが、よくいろいろの本にも書いてありますけれども、町もカノラホールも同じことでして、一度尋ねた人たちがそこに住みたいと思う、そのホールに再び来るだけではなくて、そのホールに大変な愛着を持ってもらう。町に対する愛着を持ってもらうということも、町もホールだと思っていただければ同じことでして、その思想と考え方は今回国際化の問題においても全く同じであります。私どもが外国へ行ったときにも見せていただいたり、偶然見る機会を得た施設や町を見たときに、この町にもう一度来てみたいとか、この町にあの人たちを連れてきてみたいとかという町にきっと1つや2つ遭遇しているかと思ってます。これは宮崎議員さんも一緒に海外へ行っていただいてきっと御経験があるかと思ってますが、私はまったくそのときの気持ちが、今度は岡谷の町に見えた人たちにもそういう感動を与えていくものでなければならないという点と、それからそこには施設だけのよさではなくて人のやっぱり結びつきだと思っております。施設ももちろんよくなければいけませんが、そうした部分では国際化の問題はあらゆる部分で、人が人の心を写し、人が必要であるという部分と、それからもう一つは施設がそうした人たちの文化水準、そうした人たちが日常使われている、必要とされて使われてきたそうした施設とレベル的に合ってなければならないということですね。そういう部分ではカノラホールは満足といくかどうかわかりませんが、少なくてもそうした人たちの水準に近いものではあると確信を持っております。先般の見えてくださった海外演奏者もそうした部分では大変高い評価をしていただいた。ただ、残念ながら最後には言葉の障害というものをどう克服していくかとか、細かな点ではまだ幾つもございます。しかし、施設そのものに不足はないという点と、それから演奏者にしてみればこのホールでの演奏というものに大変満足をしていただいているという点で、次回のカノラホールへの演奏も私どもの方からでなくて向こうからも積極的な話がされているということは、きっと演奏者にとっては十分満足のいくものであったんだろうというふうに思考いたしております。

 それから、寝たきり老人をつくらない運動。市長会で知事が言われたことですけども、本会議の席で申し上げてはならないことですから、はしょって申し上げてまいりますれば、議員さんが受け止めておられる寝たきり老人をつくらない運動というものをどういうふうに理解されているか。少し、こう私どもと知事とが意図していることとかみ合っていないんじゃないかなというような気がします。それは、お年寄りの皆さん方が床に伏せなければならない背景というのは、その病気そのものによってのみ生まれているものではなくて、生まれてからの心身を鍛えていくという点やら、それからもう一つは医療の分野に関する一つの見方もあります。ですから、それがどういうことによって寝たきりの老人をつくらないで済むかという点について、これは専門的な、医学は医学の分野で、そして福祉の分野で言えばむしろ人1人の一生、要するに生き方に関する議論もその中に入ってきます。

 そんなことから外国へ行かれたときの知事のある施設、もしくは識者との話の中で日本のように病気になったりすればすぐ床に伏して2年も3年もということが、その国、その都市にはそういう老人はいないということから知事が大変関心を持たれて、いろいろのお話を承ってきたということであります。日本でももう少し人を大切にするということが基本的に彼らと日本人とはある意味で違ってる部分があるという指摘をしながら説明がなされたものであって、寝たきり老人をつくらない運動というのは非常に深みのある言葉ですし、施策としては極めて広い範囲にわたるものであるということから、今後の対応が一朝にこの問題が解決できるものではないと思ってますが、私どもの今までこうであると信じてきたもの、当然そうあるべきであると信じてきたものが根底から随分変わる議論にもなってきます。その辺は今後の市民生活の根底に触れる部分にもなりますので、まだ識者の議論、識者の検討がかなり必要になってまいりますので、その辺については私どもの願うことも寝たきり老人をつくらないための努力が払われてきているわけですから、根底は、目的は同じであっても対応の仕方には非常に検討を要する内容がたくさんあるということです。今後そうした問題について県でも研究をなさることは当然ですが、私どもの方でもそうしたことが果たして日本の国の社会に適合できるものであるかどうかの問題も含めながら十分に耳を傾けてまいりたいと、さように思っております。

 それから、ふるさと創生については企画部長から答弁いたさせます。

 次に、湯殿山の問題についてお答えを申し上げます。

 年内、もしくは年度内にはということでお答えを申し上げてきているわけですが、なかなか条件的に難しい場所ですから、これがまだ具体的な内容に、庁内的にも精査がついておりませんし、またお願いを申し上げて今日まで来たわけですけれども、最終の詰めは今しばらく時間がかかるかと思ってます。今井区の皆さん方との中央道長野線インター建設の過程に寄せられた市に対する要望の趣旨に沿ったもので、早期に湯殿山を今井地区にとって地域活性化の一つの点になっていただければという願いは今まで申し上げてきているお答えと今日の考え方は変わるものではありません。できるだけ早いうちに話がまとまり次第地元の皆さん方にも御相談を申し上げてまいりたいと思っておりますし、議会にはもとより御相談を申し上げてまいりたいというふうに考えております。今しばらくお時間を貸していただきたいと思っています。

 それから4番目の景観条例についてですが、長野県が県知事の県政に対する姿勢として「さわやか信州」を一つのキャッチフレーズにして郷土づくりに努力がされているわけですが、景観条例というものがどういうことを意味するのか。今、全国で行われている6県の内容検討を私どもなりにさせていただいてきておるわけですが、ただ、条例ですべて規制していくというやり方を県としてどこまでのことを考えるか私にはわかりませんが、しかし、都市の魅力、個性化だとか、その都市の中にあっても地域によって規制を課していく部分と課してはならない部分。今までのところだったら用途指定によって町の土地利用計画というのは既に明確にされている。今度はその用途指定によって指定されている以外の、今度は景観に対する条件設定ということになるわけですから、それは私は軽率な取り組みはすべきでないというふうに基本的にはそう思ってます。県が、今まだ事務的な段階に入るか入らないか程度の話ですから、ここでもって余り市長としての考え方を性急に述べるべき場所ではありませんけれども、ただ、私は景観条例については、それぞれの都市の持つ個性だとか、町の持っている魅力だとか、町の生き方だとか、それからその町の歴史だとか、いろいろの問題が絡んできますからどこまでのものをどうするかの内容によっては大変問題を含んでいる条例になるという点で、必ずしも景観条例について市として直ちにどう対応するかという点については、県の条例についての検討をどう見守るかという点で考えるつもりはありませんが、岡谷市としては少なくとも、岡谷の町の景観についてどう考えるかならこれは検討を大いにすべきであるというふうに思っております。その範疇で対応をいたしてまいりたいと思ってます。

 それから、博物館の関係等については、教育委員会の方でお答えを申し上げます。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 教育長。

         〔教育長 八幡栄一君 登壇〕



◎教育長(八幡栄一君) 1番目の問題の中でいただきました外国人英語教師の問題とそれから5番目の博物館、美術館についての御質問にお答えをいたしたいと思います。

 英語教師の導入の問題につきましては、ことしの7月でありますが、昭和63年より長野県高校入試に英語のヒアリングテストが導入されたということから、「岡谷市も中学校の英語授業に外人の講師の登用をされますことを」ということで陳情をいただきました。

 そのときにもよくお話を申し上げたつもりでありますが、この問題については前々からお話をいただいておりますので、ずっと検討を進めてきたものの、今登用は考えていないと、こういうふうに申し上げたわけでございます。その後、そのことは学校の学習指導の実際については、学校長の計画によるものでありますから、学校長とよく話し合いをしなければならないわけでありまして、そこでせっかく御陳情をいただきましたから、その後も学校とよくお話をしてまいっております。

 現状では伊那教育事務所のアシスタント・イングリッシュ・ティーチャーにおいでいただいて、そして英語担当の先生方に発音、その他の指導をして実力を大いに伸ばしていただいて、その上で対応をしていくことでいいとこういうお話しでございますので、なお、導入する予定はございません。

 なお、そういうことの理由はこれもしばしば申し上げてございますが、義務教育段階では特に望ましい人間形成を目的としておるわけでございますので、教師は一人一人の子供の特性や、あるいは性格や、そういうものの傾向性を十分承知をして、そして指導にあたらないといけないわけでございまして、そういうことのよくわからない人が突然来ても本当の指導にならないということでございます。しかし、発音とか、そういう技術的な面だけでは指導も可能でございますので、そういう点については英語担当の先生方が十分な研修をして、そうして指導にあたるとこういうことでございますので、御了承いただきたいとこういうように思います。

 その次に5番目の西堀地区で、武井武雄美術館というようなことでお話しがあったことは新聞紙上で承知をしております。

 岡谷市の教育委員会といたしましては、大変武井先生の作品を中心にした美術館というのはすばらしい内容があるわけでございますので、ぜひこういうものをつくっていきたいなというふうに思っておりまして、これにつきましては文化センター諸館を考えますと、図書館を除いてあとは非常に老朽化しておるわけでございまして、これを全面的にどうするかということを検討をしております。その中で美術館のことも含めて考えておりますので、その検討結果で市長部局とも協議を進めて具体化していきたいものだとこんなふうに考えておるところでございます。

 それから、狩野芳崖の絵の件でございますが、これは現在岡谷市の美術考古館で大切に保管をしておるわけでございます。

 公開するについては議員さんもおっしゃるようにきちんとした表装をいたしまして、そしてしかるべき場所に展示をしなければならないとこういうふうに考えておりますし、表装については2、3の美術館で幾つかのことを参考に調べております。しかし、何としても展示場所との関連もありますので、簡単に決めかねておるところでございます。公開に適当な施設ができ次第、できるだけ早く公開したいとこういうふうに考えておりますので、今しばらくお待ちをいただきたいとこういうふうに思います。



○議長(片倉久三君) 企画部長。

         〔企画部長 小松幸雄君 登壇〕



◎企画部長(小松幸雄君) 1番の御質問の中で、ふるさと創生事業についてでありますが、この事業につきましては、単年度で終わるようなものでなくて、複数年度にわたるような永続的なものに知恵を絞りながら、この地域にふさわしいものとして最も効果的に活用できるものをぜひ実施していきたいということで現在選択を急いでいるところであります。

 また、国では創生事業をさらに拡充するために来年度はふるさと創生1兆円構想を打ち出しております。この中では特に地方交付税を財源とした1億円事業に続きまして、平成2年度から3年間にわたってイベントなどソフト事業に地方交付税で 3,000億円を継続して措置する、地域づくり推進事業を新しく設けていきたいとするという考えを持っているようであります。まだ、その配分方法等につきましては明らかにされておりませんし、国がどう対応してくれるかということははっきりしておりませんけれども、先般、全国市長会におきましてもふるさとづくりを推進するためには、事業の継続と一層の内容の充実が必要であるという点から、ふるさと創生事業をさらに継続、発展させるための積極的な支援策を講ずるように国に要望をいたしておるところであります。これら国の継続事業を期待しながら制度に乗せて進めていく方法もあわせて検討していく必要があろうと考えまして、慎重に検討を進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(片倉久三君) 経済部長。

         〔経済部長 鮎沢茂登君 登壇〕



◎経済部長(鮎沢茂登君) 2番目に産業振興と雇用対策について3点の御質問をいただいておりますので、順を追ってお答えをさせていただきたいと思います。

 まず最初に若年労働者対策でございますけれども、岡谷公共職業安定所管内の11月末の有効求人倍率は2.09倍と依然として高水準を保っておりまして、全国平均では1.30倍、また、長野県では2.24倍となっております。以前より当地区は労働力需要の非常に高い地域ということで、岡谷、諏訪、管外以外の県内、あるいは県外に向かっての求人活動を積極的にいたしてるわけですけれども、先ほどのように1.30倍というような全国的傾向の中でなかなか労働力を持ってくるのは難しい状況になっております。しかしながら、従前から行っております事業を通じてのパイプを大事にしながら、より一層積極的に努力をしていきたいというふうに考えております。しかし、地元の労働力をいかに吸収するかということもより重要でございますので、ユーターン事業の取り組みを初めとし、高校の先生方との連絡を密にしながら関係機関、あるいは企業、労対一体といたしまして何とかして若年労働者確保に努力してまいりたいと思っております。

 また、労働力確保の中では、やはり若年ということと同時に中高年齢者の利用だとか、あるいは省力化の努力ということも必要だというふうに考えております。

 2番目の定着についての御質問でございますけれども、最初に転職の実態ということについてちょっと説明をさせていただきたいと思います。

 先ごろリクルートリサーチでビジネスマン1万人の転職実態調査というのをしてございます。その結果を見ますと転職をしたいというような意向のある方が1万人のうち4割であるというような数字が出ております。しかも、昭和60年3月の高校卒業者の3年間の離職状況を見ますと、全国では39.3%、県内では29.7%、岡谷職安管内では32.0%と非常に高くなっております。

 転職の理由といたしましては、給与だとか、昇給の待遇が自分の期待よりよくなかったとか、あるいは会社の上司の経営方針についていけないだとか、あるいは仕事にやりがいを感じなかったとかいろいろな理由を述べております。若年労働者不足の中からせっかく確保した労働者が、若年者が異動することは大変困る問題でございまして、企業といたしましても何とか引き止めたいと努力をしているのが実態でございまして、市といたしましても労務対策協議会共々研修会を行ったり、あるいは勉強会を行ったりしているところでございます。今後、さらに力を入れてまいりたいというふうに考えております。、

 それから、高年齢者の問題でございますけれども、岡谷職安の管内の有効求人倍率を55歳以上の方に絞ってみますと0.38倍というような数字になっております。9月の定例会でもお答えしましたようにAプランというような新しい制度の導入ということを企業に働きかける一方、企業の中でもその高年齢者の働けるような作業環境づくりということについて提案をしているわけでございまして、例えば市内の企業の中でも労働省のコンテストに高年齢者雇用促進職務設計コンテストというのがあるんですけれど、本年度も入賞した企業もございます。そんなケースをモデルとしながらもそういう受け入れ体制の整備ということについても今後努力、PRをしてまいりたいというように考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 宮崎福二君、2回目の質問を許します。

 宮崎福二君。



◆20番(宮崎福二君) それぞれ答弁いただきましたけれども、また不明の点もありますので、2回目の質問をさせていただきます。

 最初の市長さんの基本姿勢ということで答弁をいただきました。非常にこれからの事業推進についてはそうした多くの皆さんの行政需要だとか、市民要望を踏まえて、5大プロジェクトを中心に大きな業務といいますか、その事業の幅が広がっておりますけれども、その辺のところ十分考慮をして、ひとつ市民の皆さんの本当の、例え小さい施策であっても実現をしていくような配慮をしてもらいたい。5大プロジェクトの推進ももちろんですけれども、そうした形で細かな点にも目が届くような形の推進をしていただきたい、このように思います。

 財源の確保については、一定の答弁をいただきましたが、ただ今回、県下の市長会のときに財源に関する問題が2、3出ておりました。特にその中で県道等について受益者負担ですか、これも何か改正してもらいたいというような要望を出しておりますけども、その辺をちょっと教えていただきたいとこのように思います。

 次に、人口問題であります。

 一定の市長さんの答弁がありました。いずれにしても現在住まわれている市民が実感としてこの、非常に行政水準に対して恩恵を感じていっていただくということがきょうまで進めてきたインフラといいますか、整備を含めた都市づくりであろうかと思うんですけれども、そうした点でやはり限られた土地だとか、先ほど市長さんの答弁にありましたように非常に難しい面がありまして、こうだと言い切れない面があります。しかし、働ける場所の確保だとか、あるいは住宅政策についても特色ある住宅政策を考えるだとかということを含めて、やはりこれからの都市基盤整備を含めた事業推進にあたっては、市民のための行政の推進、事業の推進、そこにやはりきちんと視点を持っていただければもう少し考え方が違ってくるんではなかろうかとこんなように思うんです。やはり、ここに住む市民があっての都市基盤整備であり、事業の推進であるものですから、そうした点を心して進めていただければもう少し温かみのあるそういう施策が、推進がされるんではなかろうかと。人口減少傾向をくいとめるということは非常に難しいわけですけれども、そういうところを心して進めていっていただきたいというように私は思うんです。

 ですから、これは特に道路が整備されてきますと当然今はやりのモビリティと言いますよね。道路を使って移動していくというそういう形にも今一つの流れ、国の流れがあります。しかし、そういう点で何とか岡谷市の基盤になる人口の定着というものについては、できるだけ私どもももちろん努力していきますけれども、市の方でもなおかつ努力していっていただきたいとこんなふうに思います。これは要望で結構です。

 次に、国際化の問題で教育長さんから答弁いただきましたけれども、非常に何か全然進歩がない1年であったと。何のための質問をしたかという、そんなような私も非常に反省をしているんです。

 きょうは少し言いずらいことかもしれませんけれども、ここまで言わないと私もどうしても施策の実現につながらないかと思いまして勉強してきたんですけども、大体教育委員会というのは、前議会でもちょっと出ましたけれども、やはり教育的には専門的な識見を持っているということはそれはもちろん大事です。しかし、それだけではだめだということなんです。行政的にもある程度精通してということでお考えにならないと、ただ教育的にこうだというそういう識見だけで閉ざしてしまっているという、そういうように私は思うんです。やはり大所、高所から見てこの教育施策によって多くの市民がそこで恩恵を受けて、また市政発展のその一助になるということであるとすれば、行政的にももう一歩踏み出してやってもらわないと岡谷市の教育行政が進まないと思うんです。文化会館とかああいう大きいものはできました。しかし、足元の行政、そういうものを一つ一つ実現していかないと岡谷市の歩みは、構築されていかないと思うんです。そういうものが積み重ねられていって初めて文化都市岡谷になるわけでしょう。一番肝心なそういう地道な行政のその推進というものをなぜできないかということを私は非常に疑問に思うんです。教育委員会の姿勢としてはそれはやってもいいんです。もう少し市長さんに積極的に話しかけをして次年度においてはそれを実行してもらいたいんですけれど、その辺のところを教育長さんにどうしてもここだけはお話ししなければいけないと思いまして、失礼かと思いますけれども申し上げた次第でございます。

 なお、その陳情に参ったときに、本当にその方たちもこの導入するにあたってのメリット、デメリット、非常に細かく書いて、研究して市町村の教育委員会、あるいはいろいろなところから情報集めてそれなりに対応しているわけですから、その辺を、やはり大所、高所から見て、もしそれが市民に大きく行政的効果をもたらすとすれば私はその辺のところ思い切った施策の打ち出しをしてもらいたい。それも教育長さんの判断でできると思うんです、これは。その辺についてお考えをお聞きしたいと思います。

 それからもう一つ、これは外人教師、ただそれだけでなくて、姉妹都市にマウントプレザント市がありますね、岡谷市には。非常に今回見えた方もミシガン大学ですか、大変すばらしい方たちが見えております。ですから、そうした姉妹交流都市、例えば教員の交流もいいと思うんです。英語の教員の交換をしてそこから先生をお呼びするというそういう形も取れないことはないと思うんですがこの辺のところどうですかね。市長さんにお願いしたいんですけれど。

 次に、寝たきりの話が出ました。市長さんから答弁いただきましたものですからこれは私なりのデータなんですけど、外国あたりでは1人の方が病気になったとするととにかく寝かさない、常に寝かさないということでみんなで手を添えて、それがひとつの社会の形になっているということですね。現在データ的に見ますと東京が 0.6%ですね、英国が0.2 %、デンマークが 0.1%ということで欧米では、こういう在宅福祉に対して非常に積極的に取り組んでおります。そして、現在日本の国に約16万人いると言われていますそういう寝たきりの方たちが、そういう形にすれば約2万人から3万人になるとそういうことも言われておりますものですから、十分その辺もまたお考えになっていただきまして対応していただきたい。これは要望で結構です。

 経済部長の答弁もいただきましたけれども、特に今まで岡谷市は若年労働者、あるいは学卒者に対して非常に岡谷市の獲得といいますか、システムはトップのクラスであったと。これは労務対策協議会を中心にそうした皆さんの本当に固い決意のもとに、これは全国のレベルでもトップを行く、そういうことでされていたそうです。これはもとを正せば製糸業隆盛の時代に工女を求めて全国に行った、口をかけてきたという一つの流れが岡谷流といいますかそういう気風がありまして、そういうものが根強く今日の精密機械工業の勤労者獲得にも続いているとこういうように言われております。(「リーン」予鈴)ぜひそういうことでこれからも岡谷流のノウハウを生かして本当に優秀な人材確保のために十分に対応、努力していただきたい。これも要望です。

 あと中高年者の職場が非常に狭められてきている、あるいはない。こういうことを私もデータ的に見たときにこれからは企業の募集年齢を少し繰り上げてもらう、あるいはAプランといいましたね、そういうことを企業においても協力してやってもらう。これからは中高年の方たちがふえてきます。そうするとやはり単純労働、しかし、単純作業のできる職場がないのです。ですから、そういうところにはこれからは第3次産業の誘致も必要になるんです、最終的にはね。データ的に見てそうなるんですよ。ですから、その辺もきちっととらえていただいて岡谷市の中高年者の就業の場を確保するにはそういうところまでも考えていただきたい。これはデータ的に見てのひとつの提言です。

 あと湯殿山の問題で、これだけは言っておきます。

 これは市長さんにちょっと言いたいんですけども、まだ結論が出ていないと思うんですね。地元の今井区の皆さんは非常にきょうまで協力をしてきたんですけど、一番の市長さんからまだ出向いていただけないということがあります。だから、今市長さん本当にそういう点で苦しいかもしれませんけれども、そこを乗り越えていくのが本当に対話の市政を推進する市長さんでしょう。対話を求めて今行くべきですよ。ね。行きたいところにいくのが対話じゃないんです。そういう行きたくないところに行って対話することで市長さんの真価が発揮されるでしょう。対話というのは人間性ですよ。本当にそこまで市長さんが乗り越えていって初めてきょうまで公共事業に協力していった皆さんに対して、そこまで行けば市長さんの気持ちもすっきりするとこのように思うんです。これは申し上げておきます。

 あとは狩野芳崖とかね、そういうことはまたそれなりに十分に対応していただきたい、このように思います。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 宮崎福二君の再質問に対する答弁を求めます。

 教育長。



◎教育長(八幡栄一君) 教育的だけではだめだというふうにおっしゃいますけれども、私は教育的配慮というものを最大に大事にして教育行政をやりたいとこういうふうに考えております。

 なお、アシスタント・イングリッシュ・ティーチャーを頼まないというわけじゃないんです。伊那の事務所の方を延べ20日も頼んで、そして先生たちの力を伸ばしたり、教育効果を上げるような努力をしているわけでございますので、技術指導を全然やらなくてもいいということを言っているわけではないので、どうぞひとつ御理解いただきたいと思います。



○議長(片倉久三君) 市長。



◎市長(林泰章君) マウントプレザント市のいうなれば姉妹都市との英語教授の交換等に関して御質問いただいたんですが、国際親善協会にぜひひとつ御参加いただいて、私どもは教育委員会の行っている教育をベースにする教育行政の中に必要以上に介入すべきでないという立場に立って、岡谷市の教育委員会の独自性を尊重していくということできょうまで行政が行われてきているわけです。

 ただ私は、例えばこの前、木管5重奏のミシガン大学の演奏者が見えて市民の皆さん方にも参加の機会を与えたり、またそのほかにも外国から見えるそうした方々について市民の自由な参加を求めているわけですね。議員さん言うほど出てこないですよ、みんな。そういう機会に。私はそんな建前論で教師を持ってくるのこないのなんていう話よりももっと大切な問題を論議しておかないと、英語の教師、英語のしゃべれる人を呼んでくれば皆子供たちが英語がうまくなるというしかけのものではないというふうに、これは部外者としてはそう思っております。

 ですから、また議員さんも少し、私ども来年のマウンプレザント市のホームステイを含めての交流では、向こうから大学生が、日本語の先生になりたいとして勉強している大学生が6人岡谷市へ入るはずです。それはとりもなおさず語学に関しての勉強をなさっている方ですから英語に関しても自国語であるというだけではなくて、日本の先生が日本語を教えると同じようにきちんとした知識を持った者たちが来ます。そんなことも含めてむしろ教育委員会との議論よりもそうした人たちとの議論をしてみながら、その人たちが日本の教育にどう、その人たちの持っている見識とが一体どう、整合するかということを見てもらうこともいい勉強かもしれないですね。

 私は大勢の人たちに会ってきて、すべてがすばらしい外国人だとは思っておりません。また、外国の人から見てもすべてがすばらしい日本人だと思ってない人もいるかもしれない。それは、好ましいとか好ましくないとかというのは人格の評価で申し上げているんではなくて、その国の文化、その国の人たちの物の考え方と我々の国の文化、我々の国の人たちの考え方とが即整合するとは限らない人たちもいるわけですね。限らない国と言った方がいいかもしれません。それは、宗教からも起因するものもありますし、いろいろのものがありますね。ですから、私も教育長の言う答弁、非常に私はよくわかるんですけれども、一足飛びにいかないなという部分ではそういうことから非常に強く感じているわけですが、まず、見える外国人との接遇を広めていただきながら、議員さんの御主張が教育委員会を動かすにはまだ時間がかかることだろうなというふうに思いますけれども、ぜひひとつそんなチャンスを私もつくりますので、よろしくお願いいたします。

 それから、湯殿山の問題についてですが、私は意図的に避けている人たちはだれもおりません。ただ、行けないでいるところがあるかもしれません。いずれにしても湯殿山の問題について今後の御協力を地元にもらうことになりますから、議員さんが御指摘をもしされる部分があるとすれば、もう喜んで私はお会いもいたしますし、今後の方針が決まればお願いにも行きたいと思っておりますので、また私の至らざるはひとつ御指摘をいただき、また御案内をいただければありがたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 宮崎福二君、3回目の質問を許します。



◆20番(宮崎福二君) 以上で終わることにします。

 ただ、1分ばかり時間がありますから、市長さんなるべく早く、(「リ、リーン」終了)年内には出向いた方がいいかと思いますので申し添えておきます。



○議長(片倉久三君) 宮崎福二君の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

         午前10時43分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

         午前11時00分 再開



○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 三井正二君の質問を許します。

 三井正二君。

         〔9番 三井正二君 登壇〕(拍手)



◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。

 通告順に従いまして質問をさせていただきたいと思います。

 まず、最初の質問でありますが、平成2年度の予算編成についてであります。

 先ほど宮崎議員の質問に対しましてある程度お答えがありましたので、重複をしない部分だけ質問をさせていただきます。

 1つは今日の経済情勢というものがかなりよくなってきているわけでありまして、来年度の税収入の見通し等についておおよそどんな推定をされておられるのか、この辺をひとつお聞きをしたいと思います。

 それから、市長さんの方からも基本的な考え等について触れられておりましたけれども、今日かなり陳情等を見ても土木整備関係というようなものが非常に出されております。ある程度、重点政策として毎年同じようなものを出されるということではなくて、総合的に判断をしてそういうものを一掃をするようなお考えがこれからの中でないのかどうか。ちょっとそれも含めて基本的な考え方の中でお聞かせをいただきたいと思います。これが1番目の問題であります。

 次に、公共交通対策の問題でありますけれども、現在バス路線の中で、諏訪地方の中にもかなりあるように聞いておりますけれども、極めて乗車密度が低くて、赤字のためにその路線バスの運行を廃止しなければならんというような検討がされているようであります。岡谷市の場合も乗車密度、いわゆる1台のバスに乗るのは5人未満というような路線が今日では5路線ほどあるということを聞いております。中には平均乗車密度が 1.0というような極めて低いところもある。こういう状況下の中で片方では赤字のため廃止をせざるを得ないと。しかし、沿線の住民にとりますとこれからだんだん高齢化をしていくということもありまして廃止をしてもらっては困るという、強い要望もあることも聞いております。

 過日、これは諏訪の場合は1社がやっているだけですから、具体的に申し上げてもいいと思いますが、諏訪バスの労働組合としても自分たちのやはり生活を守るという観点からするとそういう赤字路線バスについては廃止をしてもやむを得ないという反面、住民の皆様からのやはり要望を聞くと廃止もできないと。何とかならんかというようなことで市の方へも相談に来られたようであります。市側としてもそれらに対してかなり重きを置いていただいたようでありますが、それ以後それぞれの沿線地域の皆さんと話し合いをして具体的な対策等についてもお話がされたようだということを聞いております。今後、どういう対応をしていかれようとしているのか、この辺のお考えをひとつお聞かせをいただきたいというふうに思います。(「JRは」と呼ぶ者あり)

 JRもありますね。申し訳ございません。JRは全部やってないから、ちょっとね。今諏訪バスを先にとらえて言わせていただきましたから。

 それから、次に3番目の都市開発の問題でありますが、過日の新聞でも少し出ておりましたけれども、県段階でもゴルフ場の開発にあたって総量2%規制というようなものを弾力的ではありますけれどもやろうという形になってきております。特にこれに該当する西山の場合は、この構想によって、構想というか、こういう規制等によって、あるとすれば、開発の構想などへの影響などはどうなのか、この辺についてひとつお聞かせをいただきたいと思います。

 2番目の都心開発でありますが、丸中跡地を中心としてその後の開発がどうなっているのか。特に中心地でもある丸中跡地がいろいろな形では使われておりますけれども、依然としてやっぱり空き地のままで放置がされておると。お聞きすれば、そうして借りておくだけでも約 1,500〜 1,600万円かかるというような状況でありますので、まだしばらくこういう状況が続くとすれば、条件つきで丸中跡地の利用方法ということも少し考えてみたらどうだろうかとそんな気がいたしますけれども、この辺について開発の状況とそれからその利用方法についてお考えがあればお聞かせをいただきたいと思います。

 それから3番目のJRの高架の問題でありますけれども、これはことし1月に市長さんを団長にしてJR本社に大動員をかけ陳情を行ったわけでありますけれども、その後どういう動向なのか。少したてばお答えがあるというようなことが当時は話されておったわけですけれども、具体的にどうなっているのか。この辺を少し、動きをお聞かせをいただきたいと思います。

 それから4番目の湯殿山については、先ほど宮崎議員の方にもお話がありまして、まだ明らかな状況ではないということですからその点で結構でございます。

 それから4番目の人口減対策についてありますが、これも先ほど宮崎議員の質問に対してある程度お答えがされました。若干過去を調べてみますと、岡谷市の場合、昭和55年を境にして人口が年々減少の一途をたどっていることは事実であります。昭和55年と平成元年と比べてみますと約 1,678人が減少しております。

 私は人口減が必ずしもその都市の衰退、あるいは活性化を失するとかということは言いませんけれども、しかし、いろいろ理由はあると思いますが、その住み慣れたところを離れていくということは、ある面ではやはり住みづらくなってきたという一面も私はあるのではないだろうかという気がするのであります。

 これは、先ほど答弁がありましたように、非常に岡谷の面積が狭くて人口密度が高く、そのために家を建てたくても高くて建てられない状況で、急遽不便であっても他の地区へ出て買って家を建てるというようなこともあると思います。また、工場用地というものも同じように狭いために会社関係、企業が出てしまうために一緒に出ていかざるを得ないという問題もあります。いずれにせよこれは岡谷にとっては好ましいことでは私はないというふうに思います。

 したがいまして、具体的に岡谷でとった統計などを見ますと、自然動態ではいわゆる死亡よりも出生の方が高くなっているわけですね。しかし、社会動態の中で転入よりも転出者が非常に多くなっている。こういうことで一体この主な中身はどういうふうに分析をされておられるのか、分析をされておられたらその辺をひとつお聞かせをいただきたいと思います。

 同時にある面では、先ほども論議がされましたようにキャパシティの問題があるわけですけれども、ある程度どこかでやっぱりくい止めるということも私は大事になっていくんじゃないだろうかと。ただ単に、岡谷がそういう生産拠点を中心として住むときはほかの方へ行くんだよというようなことでは困るわけで、少なくともやはりこれからの対応として今もいろいろ苦情が出てきているわけですけれども、岡谷の場合は非常に土地が高くてそこに家を建てたいと思っても建てられないということで出ていかざるを得ない。また、住居を求めてもなかなかないとこういうこともありまして、今後の都市開発のひとつの考え方としてある程度そうした人たちを救う住宅対策−−言いかえるならば公営住宅等の、ある面では土地が狭いということもありまして高層化ということにもなるかと思いますけれども、そういう考え方をもう少し都市開発にあたって入れていくことができないのかどうか。また、考えておられるかどうかということも含めてひとつお聞かせをいただきたいと思います。

 あわせて、工場団地の問題もそうでありますけれども、岡谷に行きたくても土地がないということで他へ転出をしていかなければいかんという企業もちらほら聞いております。できればそういうものについても、これからの開発計画の中でそうした流出をさせないような対応の仕方ということをやらなければいかんと思うのでありますけれども、お考えの中でどうなのか、ひとつお聞かせいただきたいと思います。

 ちなみに諏訪6市町村の状況を見ますと岡谷市と同じように比較をしてみますと、諏訪市の場合については昭和55年に比して平成元年が約 1,927人増加をしております。茅野市の場合については約 5,492人、富士見町が 919人、原村が 422人、下諏訪町が岡谷市と同じように 716人減少しているという中で諏訪平では岡谷市と下諏訪が人口減というような状況になっているわけです。これらについて、必ずしもふえたからその町は栄えるということを言うわけではありませんけれども、しかし、やはりできる限り我々としては今までいたところを離れないような、そういうやはり政策というものも、離れさせないような政策をするということも大事になってくるんじゃないだろうかと思いますので、総合的にひとつお聞かせをいただきたいと思います。

 それから5番目に行政のあり方ということで幾つか質問をさせていただきます。

 1つは募金、寄附の問題であります。これについては9月の定例議会の際にも少し申し上げましたけれども、この募金、寄附行為というものはあくまでも慈善事業の一つとして行うものでありまして、決して私も反対をするものではございません。しかし、募金、寄附というものはあくまで求める方もその趣旨を十分ひとつ相手に伝えていただいて、また求められる方もそういう趣旨を十分理解をして、気持よく、やっぱり賛同して自主的に出すような雰囲気の中で私は行われなければならんというふうに思うのであります。

 しかしながら、最近の少し動向を見ますと、声としてはあまり大きくは出ておりませんけれども、個々に回ってみますと最近の寄附の仕方、あるいは募金の仕方について疑義を持つ方が相当ございます。ある面では強制感や押しつけに近いような形でやられているようなところもあるということを聞いております。

 そういうことである面では、やはり全体的な雰囲気づくりといいますか、そういうものについてはできる限り前段で申し上げたようにお互いにやっぱり気持よくやるような雰囲気づくりというものをつくっていかなければならんわけでありますから、そのためにはただ単に募金を主体的にやっているところにお任せをするということだけでなくて、行政サイドとしてもそういう点にもう少し手を入れて行政指導的なことを私はしていかなければいかん時期ではないだろうかとそういうふうに感じます。したがって、この辺について現在どういうふうなお考えを持っておられるのかお聞かせをいただきたいと思います。

 それから2番目の福祉政策の問題ですが、1点だけお聞かせをいただきたいと思いますが、今日福祉施策を進める上で、ボランティア活動というものはかなりのウェートをもってきております。今日の福祉はボランティア、そういう活動がなければかなり低下するということもこれは十分予測がされるわけでありますけれども、しかし、ただボランティアという名目だけに寄りかかるということでなくて、ある程度それに対する行政としての育成なり強化策というものを考えられていると思いますけれども、具体的にどんなことをされておられるのか、また、これからどんなふうにしていこうとしているのか、この辺についてお聞かせをいただきたいと思います。

 それから3番目の消費税の問題であります。

 これは絶えず議論をしてございますので多くは申し上げませんけれども、御承知のとおり12月11日に消費税廃止法案が参議院で可決をされまして衆議院へ送られました。

 いずれにせよ会期が少ないために審議未了というような形で恐らく廃案になるというふうに思いますけれども、このことは先に行われた参議院選挙の結果で、こういう形になったわけで、その大きな理由はもう言うまでもなく国民全体が納得しないうちに導入されたわけでありますから、そういう点で、特に海部総理の感想などが載っておりますけれども、事実としてやはり厳しく受けとめていかなきゃならんと思います。岡谷市議会でもかなり論議をいたしましたけれども、ただ、私はこれからの地方自治のあり方として、少なくともそうした直接住民を預かっている私たちがただ国会にだけ委ねるということでなくて、そういう声をきちんとやはり上に上げていくという任務というものが私たちにとってより以上これから重要になってくるんじゃないだろうかと思います。そういう意味ではそれぞれの各地方自治体がもう少しそうしたものに対して主体性を帯びて、そして行動をとるということも大事になってくるわけでありまして、そういう観点から市長さんとしてこの事実を見てどういうふうにお考えになっておられるのか、受けとめられておられるのか、お考えをお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 それから4番目の生活道路の問題でありますけども、端的に申し上げますとかなり生活道路としていろいろ条件もありますけれど、市道へ編入してもらいたいというような基準の見直しを求められているところもあります。しかし、現在の基準ではなかなか該当しないということでありますが、これからある程度、やはり全体的に時代の流れと共にその辺の基準の見直しをやらなくてはいかんじゃないだろうかというふうに思うんであります。少し忘れましたけれども前に羽吹議員の方から質問があったときに何か見直しをしていきたいというようなお話がございましたけれども、この辺の作業は進んでおられるのかどうか、少しお聞かせをいただきたいと思います。

 以上、この壇上からの質問を終わりにさせていただきまして、あとは自席でさせていただきます。



○議長(片倉久三君) 三井正二君の質問に対する答弁を逐次求めます。

 総務部長。

         〔総務部長 武井康純君 登壇〕



◎総務部長(武井康純君) 御質問のありました来年度の税収見通しに関連しましてお答え申し上げたいと思います。

 現在、新年度の予算編成の作業を逐次進めているわけでございまして、そうした検討も行っておるわけですが、お話しにもございましたように税制の改正というようなものが現在どのようになっていくかまったく不透明であるというような状況にあるわけでございます。

 そこで、今日具体的な数字をつかむというわけにまいりませんが、現在の好景気が続いていくと、大方の見方がそんなようなとこにあるわけでございますが、これから国の政局の動きですとか、あるいは経済の動きがどのようになっていくかという点を十分注視しながら予算の見積もりを立てていきたいと、そんなように思っておるところでございます。

 総体としまして、市税の見通しとしましてはことしの伸びというようなものを見ます中で平成元年度税収は確保することができるのではないかというような考え方をしているところでございます。

 なお、あわせて陳情の重点的な配分というようなことでございますが、現在ヒアリングを進めているわけでございます。実情勘案する中でそうしたものについて見極めてまいりたいとそんなように思っておるところでございます。

 それから、人口の社会動態の分析というようなお話がございました。この点につきましては、社会動態で昨年度は 614人の減少でございます。この中でどこに一番大きな要因があるかといいますと年齢別に見ますと20歳から29歳というあたりが一番転出・転入の動きが大きいわけでございます。これは就職というようなこと、転勤というようなものが一番原因になろうと思われるわけでありますが、その中でも20歳から24歳について見ますと転入の方がふえております。これはUターンの現象がそこに出ているんだろうというように考えられるわけでございますが、15歳から19歳のあたりでは大きく転出の方がふえているわけですが、これは就職、あるいは進学ですね。どちらかといえば進学の方が大きく出ているんではないかというように思っております。

 全体的に見ますと転入は減少の傾向にあるというように言えるかもしれませんが、昭和62年度と昭和63年を比較しますときにはその社会動態の増減は、昭和62年より昭和63年の方が少なくなっているという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 市長。

         〔市長 林泰章君 登壇〕



◎市長(林泰章君) 平成2年度の予算編成の中で土木関係の施策についての考え方について御質問いただきましたが、総務部長からもお答え申し上げておりますようにそれぞれ各区、各団体御陳情いただいてますが、土木関係に関しましてはその都度庁内的な調整の中で考えていきたいと思っておりますが、できることであれば第2次の4カ年事業として土木関係に主体を置いた事業計画予算が組めればとそう考えております。

 それから、都市開発の中で新都市開発構想の中のゴルフ場の問題等にふれて、ゴルフ場の規制問題がどんなふうに検討されていくかということで御質問をいただいたわけですが、私どももまだその、今後県がどう対応するかについての考え方については、具体的な内容に入って打ち合わせが始まったものではありません。ですから、私どもの受けとめ方として御理解をいただきたいと思ってますが、きょうまで長きにわたって地域振興整備公団が行う地方都市開発事業としての位置づけで、諏訪テクノレイクサイド圏域における諏訪西ハイインダストリアルパークゾーンとしてこの西山開発が進んできたわけでありますから、一連の開発計画の位置づけについては県も国もよく承知をしていただいているはずでありますし、岡谷市の第2次総合計画の中にも明確に位置づけして、既に県の指導要綱との調整を図りながらきょうまで取り組みがなされてきているわけです。今回のゴルフ場規制に関する指導要綱との整合については、当然そうした経過をしんしゃくされて検討に付されるものであるというふうに考えております。

 したがって、今後それらの問題を含めて県と調整をすることになるかと思っておりますが、市としてはそのような姿勢で臨んでいきたいと思っております。

 それから、都心地区の関係については、丸中製糸跡地を種地にして都心地区開発構想のプランが今調査、研究なされているわけですけれども、ことまあ開発プランの決定を見るまでの間、丸中製糸跡地は継続して市がその借地をしていかなければならないことになるわけですが、地域関係者との協議、経済部との協議も今進めているところでありますけれども、特に法律的な問題と地権者との問題が絡んでまいります。それらを含めて都心地区開発を進めていくためにも、何とかひとつ丸中跡地が法的に第3者権利がつかないような方法で地域活性化のために活用でき、もとより地権者の理解が求められればの話ですが、そんな方法で丸中製糸跡地をもっと地域に貢献する短期的な利用であるにせよ、何とかそうした活用を背景にしながら今後の都心地区開発をもっと具体的に可能なものに誘導できるようなことはできないだろうかという点で、今検討を深めております。

 一番は、例えば端的に言えば駐車場みたいなもので利用するにしても、それが営業権みたいなものが生じてしまったり、駐車場としての借地権が生まれてしまったりなんていうことになったらどうにもなりませんから、そういうものがどういう形でやればクリアできるかということで既に法的な精査に入っております。それらを含めて近く考え方を、精査したものを御相談を申し上げていきたいというふうに思っております。

 それからJRの問題については、御承知のとおりことしの1月の陳情以来具体的には文書回答もなされないまま日を重ねているんですけれども、動きとしてはJR本社からの指示が出まして、信濃広域工事事務所の方では現地踏査にも入ってますし、一定の状況把握と市の主張に対する確認作業は行われております。同時に私どもは、JRの受けとめ方としては過去国鉄問題、国鉄の時代の対応経過を見て、実際には岡谷市の問題には入りたくないというのが本音ですね、実際言葉では言わないが。しかし、私どもは一定の経過からこのJR高架の問題だけは、単なるJRの問題だけではなくて、鉄道を挟む湖畔側と山の手側の地域開発と地域の発展を阻害している要因であるという点から、御承知のとおり道路一つ見てもそうですね、みんな踏み切りで。東堀線がかろうじて1本あいただけで、まったく地域の発展を阻害しているという点から高架の問題をどうあっても促進してもらわなければいけないという立場でお願い申し上げているんですが、また再び高架を巡って地元の協力が得られないようなことを繰り返すような事業には手をつけたくないというのがどうも偽らざる気持ちだろうというふうに推測をしているんです。しかし、地元の皆さん方にも今お願いを申し上げながら、とにかく1月の陳情1度で終わらせてはならないということで、我々も協力するからぜひひとつこの仕事を、かつての経過、約束どおり早期に促進せよという立場で地元の皆さん方のお願いとそれから協力に対する結束を図って、ここでもう一度JRに対する強い陳情をしたいというふうに考えてます。

 問題はJRにも問題がありますが、その事業の受皿になる関係者の協力とが一体になっていかなければならないという点で、地元の皆さん方はもとより、協力をして複線化の用地提供をしてきたんですから、そうした経過から見て大きな問題が出るものではない、むしろやらないところに問題が出ているというふうに受けとめておるわけです。例えば事業をそれではJRがやるということになったときにその協力が地元で得られるかどうかについては、やっぱりきちんとした対応しておかなければならないという点で、それらについての対応を含めて今庁内では一定のJRに対する強力な陳情をもって、一定のめどをあけていきたいというふうに県とも協議しながら進めているところでございますので、近くそれを見てJR高架に対する市としての姿勢をきちんと決めなくちゃいかんだろうというふうに考えております。

 それから、人口減対策の問題についてですが、御承知のとおり地方交付税の問題等含めて行政の算定ルールの基礎にはその町の人口数というものが非常に大きなウエートを占めておりますから、人口は減るよりはふえる方がいいことは、財政上の問題を見ていけば当然そういうことになります。

 ただ、その町の都市力であるとか、それからそこに住む人たちの居住感、居住評価、生活評価という点でもいいですけれども、そういうものから見ていったときに人口の増減の問題が必ずしもすべての町を見るバロメーターにはならないと思っております。そういう意味から岡谷の町が、この町に住みたいと願う人たちの住民生活指向というものがどの辺のところにあるかということもひとつの大事な検討要素になってまいりますし、それから2つ目には、岡谷という町の個性というものを今までの歴史と今日置かれている立場から見たときにどういう都市であり、その都市に魅力を感じて生活されている人たちにとって、これから岡谷という町が広い意味の生活圏の中で果たすべき役割とそれから岡谷の町の生き方というものをどう創造していくかによって、非常にこの人口問題にも触れた大事な検討課題がその中に含まれているかと思っております。いずれにしましても転入より転出が多いという点は、各その該当年度にあたる人たち−−例えばちょうど今転入、転出が行われている層というのは高校を卒業し大学へ行く子供たちの層、これは毎年そうですけれども。それから就職をする、18から22、3歳くらいの層というのはかなり転出度が高いわけですね。転出、転入も含めて大体その層から始まって40代、それから今度は60代に人口の移りというものはかなり強く出ているはずだと思っています。

 そういうものを見て参りますと私どもが願っている岡谷市の町の姿というのは、若い人たちが希望を持って生活する場所として、むしろ若い世代に転入が多く、一定の社会的な役割、人生の目標を達成した人たちが郷里へ帰っていくという部分では、高年齢層の人たちの転出が多いということになることが一番望ましいわけですね。望ましいなんていうとしかられますけども。そういうパターンであることがその町のひとつの生き方として、岡谷市のように産業都市として生きていく町としては、比較的そういう傾向にあり、よその町の場合には人口動態では違った傾向が出てくるわけですね。それが逆になったときには、どちらかと言えば産業都市としてのイメージよりも、むしろ人の一生の中の平穏にして静かに余生を楽しむ部分に重きを置いた保養環境的な都市として生きていくとすれば、その逆現象をつくり上げていくことになるわけです。

 ですから、岡谷市の町のきょうまでの生き方は産業都市として、かつて工業都市として生きてきたその姿勢から見ていけば、若年層の転入が多くて高齢者層の転出がふえていくという人口の流れのパターンを生み出し得れば、私たちの町としては非常に望ましい姿になってくるわけです。

 そうなってまいりますと、若年労働者、ある意味では年齢の若い層に魅力のある都市環境というものがつくられてこなければ、それは雇用の問題、企業の問題、それから生活ライフの問題、すべてに絡んでくるわけですが、そうしたものが合わさって、町としての生き方というものが生まれてこなければ若い人たちを岡谷の町の中へ引き込むための町としてのC・Iを整えたとは言いかねるということで、これからの検討課題はその辺のところにも絡んでくるわけです。それは、企業の流出問題と防止策の問題も含めてその中に生じてくるわけですが、私たちの町のこれからの未来を想像したときに、どういう企業が、どういう産業がこの町に構築されることがそうした町の将来ニーズにどう適合していくかという議論とも併合されてくるわけです。

 ですから、私は企業の流出があってあたりまえだと思ってますし、また企業の流入もあってあたりまえだと思ってるわけです。今まで昭和11年に岡谷市政施行されて以来岡谷の町の生き方はその時代、時代の大きな変化に左右されながら滅びた企業もありますし、転出した企業も当時もありましたし、転入してきた企業もあれば、新しい産業として芽を吹いてきたものもある。だから、そういう意味では企業の流出云々が問題ではなくて、私は将来を思考した企業の芽が本当に育つのかどうなのかという点で、企業のむしろ自律性の問題の方が極めて大切である。自律というのは自ら立つの自立ではなくて、自ら律する方の自律の問題が非常に議論されてくるというふうに思っております。

 そんな点を含めながらそうした時代に即応し得る宅地政策は一体どうあるべきであるか。また、工業団地構想はどうあるべきであるか。また、公営住宅の問題もさることながらそうした産業界に必要な人材、その人たちの求める生活環境、もしくは生活ポテンシャルみたいなものをどう評価して創造していくか。それから用途指定に基づく地域の土地利用計画の面でもっと新たな創造をそれに付加してものを考えていく施策が必要になってくる。そういうようなことを総合的に考えながら、議員さんの御指摘されました転入、転出の問題、それから企業流出防止の問題、もしくは企業招致の問題、公営住宅の問題、宅地問題、それは先ほど宮崎議員さんのときにもお答え申し上げましたように、土地の高いものを安くしろなんていうことは意図的にどうしたってできるものではない。高くてもそこに住み、それだけの固定資産投下をしてもそれだけの付加価値とそれだけの効果を評価できる人たちが住むことになるわけですから、そういう人たちが求める町づくりというものと産業構造というものに深いメスを入れて考えてみなければいけないという点で、ただいま御指摘をいただいた人口減対策の一連の課題というのは、そうした面からも見てみなければいけないというふうに考えております。

 それから行政のあり方のところでは、消費税の問題についてどう市長が考えるかという点で御質問いただきました。これはもう前にも幾度かお答え申し上げてまいりましたが、税制改正は、税制改革、税制改正でもいいんですが、これは国家の議論した課題であって、私どもは一人の国民として、その動向に対して極めて高い関心を持って、きょうまで消費税の動向に対する国会での議論、また選挙等を通じての国民世論が一体どういうところでどう考えているかについては大変関心を持ってまいりました。今日もその課題は消えるものではないわけですけども、ただ私は非常に苦になっておりますのは、自民党が今見直し案を出してその検討に入ってきているわけですけれども、その中にも地方自治体の立場から見てみれば、市長という立場で見れば大変問題がある。その点では長野県市長会としても、全国市長会としてもその指摘を申し上げて、いよいよ近く全国市長会としては緊急対策に入るわけですけれども、そうした課題も幾つか山積しております。今度は一般消費税全体から見てまいりますれば、その中にも今回の見直し案の中には当時選挙のときに国民が厳しい審判を下した内容に必ずしも整合しているとは思えない課題もたくさんある。したがって、改革案であるにせよ、当初出された消費税見直しであるにせよ、それは問題山積でスタートしていることはこれは自民党も認めているとおりだと思っています。

 ただ、私は税制改正というのは、オールマイティな税制というものが果たしてあるかどうかということになると私は否定的にものを考えています。そういう意味では世論に問いつつ税制というものはその都度改正していくべきものであって、固定観念を持ってやはりこれを見ていくべきでないというふうに私としてはそう思っておるわけですが、現在出されている消費税がすべて最高のものであるという受けとめ方でなくて、まあ国民理解を得られる。今日の日本の国の置かれている状況から見ればまあ最大限の努力をして、まずここからスタートをするという基本線としては我々はやっぱりその問題をよしとして受けとめていくことになるだろうというふうに考えておるわけです。

 そんなことで、これからの国会がこの法律についてどう議論していくか、極めて高い関心を持って賛否両論の主張について十分な理解を持っていかなければならないと思っておりますし、地方公共団体の長の立場としはその各論に口を挟むものではありませんが、しかし地方自治体を守るという立場、公共団体の立場では一定の改正案に対して主張すべき点については、組織を挙げてその主張をいたすということで今その対応をいたしておるわけです。特に私どもが一番気にしておりますのは、地方固有の財源というものを簡単に廃止していってしまって、その廃止してしまった地方固有の財源をじゃどういう形で地方交付税で補完をしていくかということになると極めてあいまいもこになっているという点で、地方公共団体の主張は、当然国の財源ではなくて地方の財源として今日までそれが認められてきたものを国に吸い上げられるならいざ知らず、それを勝手に廃止してしまう。地方公共団体の意見を横に押してそれを廃止してしまって、その補完策についてはまだ具体的な内容が明らかにされていない。そういう改正案であっては地方公共団体として黙っているわけにいかないというのが、全国市長会、それから全国知事会等含め地方公共団体の強い批判として、その部分については私どももこれからの国会の論議の場に関心を持ちながら強い主張をいたしてまいるつもりでございます。そんなことをお含みをいただいて消費税の問題について御理解いただければと思っております。

 それから、一番最後の生活道路の問題につきましては、先般羽吹議員さんから強い指摘がされて以来、その問題について道路とは一体どういうものでなければならないかという点と、議員さんから指摘された、今三井議員さんからも含めてそのときにお話ありましたように、生活していく場所をより拡大していくためにそうした施策ができるとするならば、そのことにあまり固執しないで対応しなければならないという点では可能であるか否かの問題も含めて、今実際には事務的に進めております。

 ただ、緊急自動車であるとか、一旦有事に備えて道路が生活の利便だけではいかない。道路の持つ役割からいきますれば、それがすべてオールマイティに袋小路でも市道にしていくというふうにすべての作業が進むような状況にはございません。

 したがって、そうした問題を含めながら近く生活道路についての一定の見解をまとめてお答えを申し上げたいと思っておりますが、あまり大きな期待をなさらないようにひとつお聞きをいただきたいと思ってます。



○議長(片倉久三君) 経済部長。

         〔経済部長 鮎沢茂登君 登壇〕



◎経済部長(鮎沢茂登君) 2番目の公共交通対策についての御質問にお答えをさせていただきます。

 バス会社2社より市内5路線について、平均乗車人員が、例えば湖畔線では 3.4人、塩尻峠線では 1.7人、婦人総合センター線では 1.0人等々の利用の実態を示しながら、このままでは休、廃止をせざるを得ないというような意向が示されました。これを受けまして市といたしましても5路線についての実態調査をいたしましたが、確かに御指摘のように非常に乗客数が少ないわけでございます。そんなことから10月より関係の区、あるいは婦人総合センター等へ出向きましてバス会社からも参加をいただく中で、実態の説明、それから利用促進についてのお願いをしてきた経過がございます。

 そんな中で、まず利用する人がふえれば廃止ということにつながらないものですから、とにかく利用してもらいたいというのがまず第1点でございまして、しばらくの経過を見る中で利用増が仮にないとすればルートの変更等含めた路線の確保につきまして検討してまいりたいとそんなふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 都市開発部長。

         〔都市開発部長 横内啓吉君 登壇〕



◎都市開発部長(横内啓吉君) 3番目の都市開発についての2)番の都心に関連をいたしまして、丸中跡地を含みます開発計画がその後どんなふうになっているかという御質問をいただきました。

 現在、丸中跡地を含みます中央通り、それに駅南地区を含みました都心地区開発の定住拠点緊急整備事業計画策定調査を実施中でございます。この中での基盤整備等の検討の中で同地区を含みまして、可能な限り早期に整備手法並びに整備区域の方向付けをしてまいりたいと考えております。

 また、関係の地元区との話し合いや商業者の皆様等の勉強会等も開催をいたしまして、関係の皆様の御理解を深める努力をしておるところでございます。

 状況、以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(片倉久三君) 企画部長。

         〔企画部長 小松幸雄君 登壇〕



◎企画部長(小松幸雄君) 5番目の行政のあり方についての中の寄附、募金についてお答えを申し上げます。

 この問題につきましては、前回も議員さんから同様の御質問をいただいておりまして、重ねての御答弁を申し上げるわけでございますが、民意の自発的な善意に基づくものが基本となりまして、強制的であってはならないという点では御指摘のとおり募金の仕方等に行き過ぎのないようにすべきではないかと考えております。

 ただ、市が直接かかわるものはなかろうかと思いますが、募金の募り方につきましては十分配慮するように申し上げてまいっております。庁内におきましても一層関係課との調整を図ってまいりたいと考えております。

 行政がそれを補うための方策につきましては、それぞれの団体が一つの目的を持って設立され、運営されてきている経過等を踏まえまして、安易に市が直接細かい内容まで触れることはあまり好ましいものではないかというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(片倉久三君) 福祉部長。

         〔福祉部長 武井政次郎君 登壇〕



◎福祉部長(武井政次郎君) 5番目にいただきました福祉政策の中でボランティアの育成についてお答えを申し上げます。

 ボランティアにつきましては、昭和63年度から2年間にわたりましてボラントピアの指定を受け、事業実施いたしてまいっておりますが、国、県の補助を受け、市も一定の補助をいたしまして社協が中心の事業となっておることは御承知のとおりでございます。事業の基調につきましては、人づくり、組織づくり、基盤づくりというようなことをテーマといたしまして、特に研修活動、メンバーの研修、あるいはリーダーの養成というようなことで活動いたしてまいりまして、各地区にわたりまして組織建てができ、また人材も出そろってきておる状況でございまして、最近におきましては、地域活動も逐次定着をいたしてまいっておる状況でございます。今後につきましても施設福祉、あるいは在宅福祉と並びまして、いわゆる地域福祉のベースとなる事業というような位置づけでございますので、特に一層の支援をいたしまして充実、発展を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 三井正二君、2回目の質問を許します。



◆9番(三井正二君) 9番 三井正二です。

 それでは時間も大分経過しておりますから、要点だけまた御質問させていただきます。

 1つは2番目の公共交通対策でありますが、これはいろいろ今これからやられようとしておるんですが、ただ問題は、今のままの話し合いだけで放置しておけばやはり向こうとしても廃止をせざるを得ないということは具体的に言われているわけで、例えば諏訪の中にもそういう路線がかなりあって、各市町村が独自でその一部を単独補助しているというところがあります。岡谷市は今日までちょっとございませんけれども、例えば富士見町あたりを見ますと年間 400万円くらいの補助をそうした赤字路線に出しているとか、あるいは諏訪市でもそうしたところへ年間 130万円ぐらい補助をしているというようなことで、やはり住民の足を守るために行政サイドでもかなり努力をされているわけですね。岡谷市としてもいろいろな面で努力をされておるわけですけれども、お聞きをすれば、市長の方からできるだけそこへ通してもらいたいという要請をされて、諏訪バスなら諏訪バスの方からその路線へバスを配置したというようなこともあるやに聞いております。そういうような関係もあって今後、路線変更とはいかないまでも、やはりその路線が廃止になるということは住民の足をストップすることになるわけですから、もう少しやはりそういう点で行政サイドとして努力をするようなことができないのかどうか。予算的な措置もあろうかと思いますけれども、その辺についてひとつお考えをお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、あと時間もございませんので少し要望だけ申し上げておきますが、丸中跡地については今そういうことで法的なものを含めて検討中ということでございますので、ただ空き地にしておくのではなくてできる限り早く利用方法を考えていただきたいとこのように思います。

 それからJRの高架の問題でありますが、今も率直に市長さんの方からもお話があったわけですけれども、やはり今後の都市開発にあたっても今の段階かなりネックになっているわけですね。したがって、一度陳情したからいいやというものでなくて、今も言われたようにやはり、こんなこと言っては失礼ですけれども、ある程度圧力をかけていかなければこの問題は私は解決しないと思うんですよ。したがって、そういう点でぜひひとつさらにそういう陳情団編成をして、これは地元の中でもやっていかなければならんことですけれども、積極的な姿勢でひとつ早くやってもらうようにお願いをしたいと思います。

 それから、生活道路でありますけれども、これは今言ったように有事の際とかいろいろ問題があって一概にすべて認めるということはできないというような話もございます。それもわかりますが、ただ、今後のやっぱり都市開発にあたって、先ほどもちょっとお話がございましたように、かなりやはり開発いかんによってはその土地を手放すか手放さないというような人が出てくるわけですね。そういうことになってからその土地を無償で市道に編入させてもらいたいなんてことは、これまたいろいろ問題が出てくるわけで、やはりそういうことを少し将来見通しをもって早目にそういうところについては手をつけてもらいたいと私はそう思います。具体的にはちょっと今申し上げませんけれども、そういうことがされることによって、今後の開発もかなりスムーズにいくということも考えられますので、そのこともひとつ御検討いただいてやっていただきたいと、これも要望でごさいます。

 したがって、さっきの1点だけですけれど質問にお答えをいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 三井正二君の再質問に対する答弁を求めます。

 経済部長。



◎経済部長(鮎沢茂登君) 2番の公共交通対策の問題でございますけれど、他市町村の例も多少出ましたけれど、それにつきましては山間地で児童、園児などのためのスクールバス的要素を含めてのものというふうに聞いております。

 それから、先ほどルート変更というようなことを言いましたけれども、それについては長い区間の中では実際にどんなふうに変更することによって利用増が図れるかというようなことでのルートの変更でございますので、そんなふうに御理解いただきたいと思います。どうやって路線を維持していくかということが課題なものですから、しばらくは利用増について努力をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 三井正二君、3回目の質問を許します。



◆9番(三井正二君) 三井正二です。

 今経済部長から話がありましたように、やはり行政サイドとしては具体的に今話が出ておりませんけれども、補助というものはしないというような考え方のようですね。

 ただ、私は沿線の人たちからも多少あるんですけれども、ある面ではやっぱりそういう行政サイドで当面補助的なことも考えないとただ一方的に企業だけに押しつけておいて、これはもつというものではないわけで、(「リーン」予鈴)ある面ではやっぱりそういう話し合いを十分し続けていただいて、そうして路線バスが廃止にならないようにぜひ努力をしていただきたいと、これだけを申し上げて終わりにいたします。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 三井正二君の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

         午後0時04分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

         午後1時10分 再開



○副議長(山崎芳朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 林光一君の質問を許します。

 林光一君。

         〔10番 林光一君 登壇〕



◆10番(林光一君) 10番 林光一でございます。

 通告順に従ってこれから質問をさせていただきます。

 初めに脱スパイク運動と道路凍結防止対策についてお伺いします。

 スパイクタイヤによる粉塵が人体に悪影響を及ぼすということで、粉塵公害として社会問題となって久しいわけでありますが、スパイクタイヤにかわって制動距離や登坂能力ではまだ不十分だと言われながらもスタッドレスタイヤを使うことを柱にした脱スパイク運動がさらに一段と高まりを見せております。

 しかし、今日まで岡谷市では公用車のスタッドレスモニターはやってはいるものの坂道が多いとか、凍結地帯であるというような事情からこの脱スパイク運動には積極的に取り組めないという見解が示されてきましたが、いつまでも消極姿勢というわけにはいかない客観情勢になってきつつあります。よそでは、例えば市民によるスタッドレスモニターをやっているところもあるようでありますが、今後この運動に対して市民の理解と協力を得るためどのように指導なり対応をされるのかまずお伺いをします。

 次に、長年信頼して使用してきたスパイクタイヤが段階的に製造販売禁止の方向が打ち出されております。今後使用禁止になることも考えられますが、その場合積雪や凍結道路での安全は大丈夫かという心配がつきまとうわけで、今からそれに対する対策は真剣に考えなければならない問題であります。

 生活道路の除雪については従来どおり地域の皆さんの御協力をお願いしていかざるを得ないわけですが、凍結にはお手上げと言ってもいいと思います。スリップ事故防止のためにはタイヤの改良は重要なことでありますが、根本的には融雪を早め、道路そのものを凍結しないようにすることはできないものか、だれしも考えるところであります。現在融雪剤として塩化カルシウムが広範囲で使われておりますが、散布される塩カルは短時間の効力はありますが、持続性がなく、さらには塩害として家屋や構造物の腐食があるのではないかとか、動植物に有害ではないかなどの心配が言われ始めております。この塩害をなくし、水との化学反応による発熱作用で路面の凍結防止と融雪に効力のあるアスファルト添加剤が西ドイツで開発されて、この近くでは昨年12月26日伊那市の国道 361号線、通称十丁坂と呼ばれているところでありますが、そこで40m区間。12月28日に伊那市の市道公園線で30m区間において試験舗装がされて、その後各種の調査が行われました。そのデータがまとめられておりますが、それを見ますと路面が凍結をしないとか、雪がシャーベット状になって除雪がしやすいとか、その他いろいろ項目があるわけでありますが、かなりの効果が実証されております。

 ただ、テストはまだ1シーズンだけのことで十分とは言えないまでも、このロード試験のデータは一応信頼すべきものがありますので、注目すべき実験ではないかと思います。

 しかし、気象条件や環境の違う岡谷市でも果たして同様の効果があるものかどうか。それを知るために市内で最も条件の悪い道路を選んで、例えば考えられるところでは樋沢線とか、やまびこ公園下の楢川線など工事をしているところがあるんですが、坂道であって日陰というようなところでこの添加剤混入アスファルト舗装と無添加の従来のアスファルト舗装の違いを比較、調査をするための実験を冬季安全対策の一環として、この時期から実施をしてみたらどうか提言をいたしますが、お考えをお伺いしたいと思います。

 次に文化会館と駐車場についてであります。

 文化会館カノラホールは市民待望のオープンから1カ月余が過ぎました。とにかく期待どおりのすばらしい会館であるという評価が市の内外に徐々に定着しつつあることは大変喜ばしいことであります。

 しかし、各論になると問題がないわけではありません。つくった側と利用する側にはギャップがあるのは当然でありますが、今後文化会館をより有効に活用するためには標識であるとか案内とかに不備の点があれば、例え小さなことでも来館者、利用者の便を図るためにできることから逐次充足をしていく必要があると思いますが、お考えをお伺いします。

 次に、特に大きな問題として付帯設備である駐車場について、この程度の平面駐車場では不足するのではないか。昨年来申し上げてきた経緯がありますが、もし必要が生じた場合には、庁舎の立体駐車場を併用することによって対応できるという見解でした。ところが、立体駐車場は常時3分の1くらいは使えないのが実情で、大きな催しごとや各種の催しが重なる日がこの1カ月の間にもあったわけでありますが、交通整理の不備もありまして混乱は実に目に余るものがあったわけであります。駐車場不足に対する利用者からの不備の声がその都度出ていることは多分お気づきのことと思います。文化会館はそれぞれの関係者の努力によって今後、曜日や昼夜に関係なくいよいよ本格的に利用が増加することが予測され、またそれを期待するわけであります。

 したがって、車での来館者は今よりふえても減ることはあり得ないと思います。残念ながら地積にゆとりのない会館周辺の現状から見た場合、現在の平面駐車場を立体駐車場に改造して、抜本的に受け入れ升の増大を図るべきではないかと考えますがいかがでありましょうか。

 また、駐車場は袋小路であります。間下へ抜ける道、あるいは今井新道へ出る道を開放すべきではないか。このことも昨年も申し上げましたが、実際の利用状況を見て考えたいということで警察当局と協議をしているというお話でありましたが、その協議はどうなりましたか。駐車場利用者はもちろん、お客を送ってきた営業者もUターンして出ることが、進入車両の関係でなかなか困難で不満が募ってきている実情からしても、結論を出すべきだと思いますが、以上の点についての対応をお伺いをしたいと思います。

 続いて水源の水質保全についてお伺いします。

 去る7月、箕輪町で簡易水道による食中毒が起き、さらに2カ月後の9月、高遠町では上水道の水源にサルモネラ菌が混入して多数の中毒患者が発生したと聞いて、絶対に起きてはならないことが連続して起きたことを非常に驚いたわけであります。高遠町では表流水源に汚濁水が多量に流れ込んで、通常の塩素滅菌による浄化能力を超えたもので、この水源の浄化装置の自動化とか機械化を進めてきたが、管理面で裏目に出たのではないかというようなことも言われております。こうしたことがあると日ごろ水道水はきれいなものとして上水道には全幅の信頼を置いている市民の中に不安をいだく人もあります。この際岡谷市の水源の浄化機能、あるいは管理体制はどのようにされているのかお伺いをしたいと思います。

 次に、水質汚濁防止法の改正に伴って、県公害対策審議会から県知事への答申に基づいて、この10月から地下水の水質測定を3カ年間に県内 237地点の井戸を対象に実施するとのことで、今年度中に岡谷市でも指定井戸を調査することになったようですが、もし調査が済んでいるようでしたら、いつどこの井戸で行われたのか。そしてこれは3年間毎年行われるのか、またその結果はどうであったのかお伺いをしたいと思います。

 4番目に町づくり市民アンケートについてお伺いをします。

 岡谷市は国際文化産業都市を目指しておりますが、現在市長さんを先頭にして市政懇談会という形で、岡谷市の将来を方向づける5大プロジェクトへの理解とコンセンサスを得るための対話集会が各区で逐次開催されて、それなりの効果を上げつつあると思います。それとは別に、担当の都市開発部として行政側の開発意図だけでなくて、住民ニーズにこたえられる基本計画をつくるための資料としたいということで、岡谷市の町づくり市民アンケートを実施したと聞いております。今、岡谷市には5大プロジェクトに限らず多くの開発が予定されておりますが、それらを含めて市民意識を知るためにはアンケートも大事な方法だと思います。実施されたアンケートの内容と回収率及び集計結果等についてお伺いをしたいと思います。

 なお、広報おかや12月1日号に発表された集計結果と7月に実施された市民アンケートとの関連はどうなのかについてもお伺いをしたいと思います。

 以上、壇上からの質問を終わらせていただきます。



○副議長(山崎芳朗君) 林光一君の質問に対する答弁を逐次求めます。

 民生部長。

         〔民生部長 手塚文武君 登壇〕



◎民生部長(手塚文武君) 最初に1番の脱スパイク運動と道路凍結防止対策の御質問ですけれども、私の方からは前段の脱スパイク運動について御答弁申し上げます。

 スパイクタイヤ問題につきましては、ただいまも林議員さんからお話ありましたように粉塵対策という一面と、一方では交通安全対策というこの両面があるわけであります。

 当市といたしましては、御存知のごとく今お話しにもありましたように坂道、あるいは日陰道が非常に多い地域でございます。厳しい冬の凍結路は交通事故の心配が常にあるわけでありまして、したがいまして一律にスパイクタイヤを禁止していくことは交通安全の面から見て大変無理があろうかというふうに思っております。

 したがいまして、必要のないときのスパイク使用を少なくするためのいわゆる「ずくだせ運動」を積極的に推進していくことが最も大切なことではないかと考えております。12月1日号の市報におきましてもスパイクタイヤをつけている車は小まめにはきかえをしていただくようPRもしておりますし、市民の皆さんの御協力をお願いしているところであります。

 それから、2番の文化会館と駐車場についての中で、諏訪倉庫の南側の市道につきまして通行できるように開放してほしいということで、警察と協議の結果はどうであったかというふうな御質問ですけれど、御質問の当該道路は幅員が御承知のように非常に狭い上に保育園の通園路にもなっておりまして、交通安全上歩行者専用道路となっているわけであります。仮にこの歩行者専用道路の規制を解除いたしますと、市役所の構内道路も含めまして通勤車両の近道だとか、迂回路というふうに利用されまして大変危険であるという心配も出てくるわけであります。警察というか、公安委員会当局ではこの道を開放することは不適当であるというふうに申しておりますし、私どもといたしましても幅員の狭いああした道路は歩行者専用道路としておくべきであるというふうに思っております。

 以上です。



○副議長(山崎芳朗君) 建設部長。

         〔建設部長 新居靖君 登壇〕



◎建設部長(新居靖君) 1番の脱スパイク運動に関連しまして凍結防止剤の問題について御質問いただいたわけですが、御提案の凍結防止剤、骨剤使用によるところのアスファルト舗装の問題でございますが、確かに御指摘のように県内では伊那市、それから一部では茅野市等でもお使いになって、試験的ではございますがやっているようでございます。

 先ほど議員さんの方から塩カルという問題も出てまいったわけですが、この混入剤そのものは天然の岩塩でございます。したがって成分でいうと塩化ナトリウムになるわけですが、それに岩石のシリカというものが主成分になっております。これらが水と溶解いたしまして、いわゆる氷結温度を下げることによって路面温度がマイナス5度までは効果があるというような関係機関からのお話も承っておりますが、御承知のとおり当地方はマイナス十数度にもなるというそんな状況もあるものですから議員さんからの貴重な御提案は承っておきたいと思っております。

 以上でございます。



○副議長(山崎芳朗君) 教育次長。

         〔教育次長 清水忠君 登壇〕



◎教育次長(清水忠君) 文化会館と駐車場につき御質問をいただきましたが、文化会館につきましてはオープン以来おかげさまをもちまして大変皆様から御好評をいただいているところでございます。

 そこで御質問いただきました館内の案内等につきましては、さらにわかりやすい表示が必要と思われる部分がございますので、その方法等について検討してまいりたいと思っております。

 なお、当日の催し物案内というようなことにつきましても現在会館の外に掲示場がございまして、そこに案内表示が出ておるわけでございますけれども、なお館内にもそうした掲示する方法等がというようなことで、やはりこれについても検討したいと思っております。

 次に、駐車場対策としての立体駐車場建設の点でございますけれども、オープンいたしましてから現在まで約30件の行事が行われましたが、市庁舎の立体駐車場を併用利用していることによりまして大きな混乱を生ずることがなく終了することができたというふうに考えております。

 ただ、大ホール、小ホール、会議室等の御質問にありましたとおり同時にそうしたものが重なったときには、たまたま開演真近に来館する車が集中するために立体駐車場の入口前で渋滞するというようなことがございます。この際も渋滞するというだけでして、後刻見ますとやはり駐車そのものにはまだ余裕があるという状況から現在の状況を見ますと、特に車を誘導する方法に多少問題があったと考えられますので、こうした点の指導を徹底してまいりますれば市の立体駐車場含めて現在の駐車場で対応できるというふうに考えておるところでございます。

 いずれにいたしましても、より多くの駐車場を確保して安全な誘導対策を講ずるというようなことが御利用いただく皆さんへの利便を図る意味で非常に重要なことでございますので、今後も注意深くそうした状況を見てまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(山崎芳朗君) 水道部長。

         〔水道部長 斉藤文夫君 登壇〕



◎水道部長(斉藤文夫君) 3番目にいただきました、水源の水質保全につきまして御答弁を申し上げたいと思います。

 高遠町の事故につきましては、今議員さんからお話があったとおりでございます。上水道は御承知いただくように日常生活に欠かせないものでございまして、あのような事故があってはならないわけでございまして、私ども水道に携わる者といたしましては、日夜水質保全に万全を期しているところでございます。

 岡谷市の場合を申し上げますと、数ある水源の中で表流水からの取水は小井川水源ただ一つであるわけでございます。これの濁水処理方法は昭和59年に完全に自動運転に切り換えているところでございます。このシステムは流入した汚水を感知して、薬品等の混入量がコンピューター等により計算され濁水処理をしております。

 また、処理された水についてさらに濁度が基準値以上の場合は、緊急通報システムによりまして市役所にあるところの中央監視室並びに事務室に知らされるようになっております。

 また、休日、夜間は職員の自宅へ連絡がされるようになっておりまして、即時対応できるようになっております。したがいまして、非常に私どもその点については配慮しているところでございますけれども、どうか安心して飲んでいただきたいとかように思います。

 なお、その他の水源につきましても塩素の無注入や故障等が通報されまして監視体制が整備されておりますので、あわせて安心して飲める水というふうに御理解をちょうだいしたいとかように思うわけでございます。

 次に、2点目の問題でございますけれども、長野県公害対策審議会の答申に基づきまして全県的な地下水の水質検査が平成元年度から3年度にわたりまして行われることになったわけでございまして、これは県内4ブロックに分けて行うことになっております。

 目的は地下水汚染の未然防止を図り、良好な水質を維持するために地下水の水質状況を把握し、汚染、または汚染の兆候の早期発見を行うと共に、汚染の広がりの経年変化等を把握するのが目的でございます。

 平成元年度は県下で40カ所行うわけでございまして、そのうち2カ所が岡谷市でございまして、東銀座並びに下浜の企業の井戸を調査することになっております。実施につきましては平成2年の3月ごろ実施することになってくるわけでございます。

 なお、検査項目につきましては、5項目でございます。

 以上でございます。



○副議長(山崎芳朗君) 都市開発部長。

         〔都市開発部長 横内啓吉君 登壇〕



◎都市開発部長(横内啓吉君) 4番目にいただきました町づくり市民アンケートについてお答えを申し上げます。

 町づくり市民アンケートは市民の皆さんが現在町についてどのようなイメージをお持ちか、どのような魅力を感じているかという点について、我々が現状認識を深めるためにお願いをしたものでございます。

 また、注目されておりますリニア中央エクスプレスが実現、建設された場合、岡谷市が地方における国際的中核都市としてどのような発展が望まれるか。地域特性を生かした都市機能を導入し、魅力ある都市にするための適切な施設配置計画を検討するため行ったものでございまして、9月16日から9月27日の期間に行ったものでございます。

 具体的な調査項目といたしましては、余暇利用の動向、中央新幹線に対します意識調査、町の魅力について、町の印象についての調査項目で実施をいたしたものでございます。市民アンケート調査との重複を極力避けますように抽出をいたしました各年代層の方々と、町づくりに関心が高いと思われます連壮、連婦、JCの皆様方の御協力を得て、市内で最も情報源を持っていると思われます金融機関の方々も対象にいたしまして 815人の方々に調査表を送付をいたしたところでございます。そのうち 322通の回答をいただきまして、回収率は39.5%でございます。

 現在分析を行っております最中でありますので、最終的な取りまとめにはもう少し時間を要するものと思っております。市民総参加によります魅力ある都市づくりに向けまして市民アンケート調査におきます関連部分の分析と合わせながら、このアンケートの成果を生かしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○副議長(山崎芳朗君) 一通り答弁が済んだようです。

 林光一君、2回目の質問を許します。



◆10番(林光一君) 10番 林光一でございます。

 この建設部長の試験舗装をしてもらいたいという提言をしたわけでありますが、岡谷市の場合、あまり寒くてだめだというような建設部長の話でありました。

 先ほども申し上げましたけれども、このドライバーの不安を解消するというためにアスファルト舗装の改良ということで、道路の凍結が防げる。そういうものが開発されたというお話しを聞けば、実際にそんなうまい話があるのか、それは一体どんなものだろうかという関心を持つのも当然だと思います。そして、よその話を聞いても、ただ、よその実験データをうのみにするのではなくて、では自分でも実験をしてみてこの場所に合うのか、合わないのかという基礎データを持つことが必要ではないか、そう思うわけであります。

 先ほども成分の点について若干のお話がありましたが、もう一度簡単に申し上げますと、このアスコンの製造過程で仕上がる1分前くらいに骨剤として置き換えて7、8%の添加剤をミキサーに投入して、攪拌してできたアスコンを従来の舗装の方法と同じ方法でただ舗装するだけで、やる作業としては簡単なわけであります。最終仕上げ舗装のところを3?ぐらいの厚みで最後やられているわけですが、その程度の厚みで十分実験ができるわけであります。持続性があるという、塩カルと違って持続性があるということは、そのアスファルトの中へ混入されていますので、アスファルトがなくなるまで効力があるということであります。

 現在、開発の初期でありますので難点があるのは当然ですが、県としてもこの伊那市の国道と市道でのロードテストの結果に非常に注目をして、まだ資料不足の点があるのでひとつ、今年度さらに研究に取り組んでみたいという考えを県の担当課長さんからこの間私が直接お聞きをしました。新聞報道でも御覧のように先ほどもお話しのように茅野市でも手はつけているわけであります。

 市内の生活道路は坂道が非常に多くて、しかも寒冷地であるわけであります。ただ、ものすごく寒いからやらないということではなくて、こういう岡谷市こそ事故防止と市民の安全のために積極的に実験に取り組んでみるべきではないかということを考えて提言をしているわけであります。ひとつ、念押しになりますが、その点もう一度お考えをお聞きをしたいと思います。

 文化会館につきましては、来館者に、参加者に配慮をしなければならない小さな問題がちょびちょびとあるわけでありますが、具体的なことは別に申し上げませんけれども、名実共に今後内外に誇れるカノラホールにするためには、これからが大事であります。施設の運営は人によるものでありますので、ひとつ配慮を続けていただきたい、このようにお願いをしておきます。ホールが立派でも駐車場が不足では車社会の現在、片手落ちではないか、このように考えます。

 先ほどの答弁では立駐を使って十分ゆとりがあったというようなお話しでありますが、これには実は違う要素がありまして、ここではちょっと当たりさわりがありますので申し上げにくい点もあるわけでありますが、来られる方の自発的な考えでそういう実態があるわけですが、もともとホール自体として受け入れが不足をしているということは確かな事実であります。そういうことでありますので、ひとつこの、何とか平面駐車場を改造できないか。これは資金面の問題もあったり、いろいろ問題があるわけですが、ホール自体としてそういう設備を十分に備えてやろうとこういうように前向きにひとつぜひ取り組んで、今後の課題としてやっていただきたい。

 それから、袋小路の問題でありますが、確かに通園道路であったりして指定車両制限ということも現在行われているわけでありますけれども、ひとつ夜間なんかの場合は通園には関係ありませんが、何かいい方法でその行事のある人たちのための通り抜けができるというように規制緩和をできないのかどうか。常時やみくも通り抜けということになると問題が出てくるわけでありますので、ひとつその点もさらに検討をしていただきたいと思います。

 実際には、皆さんは大きい催しのある場合には駐車場の実態を御覧になっていないわけで、指定席行ってパッと座っておられるので、外の様子はあまり理解がないと思いますが、ひとつその点も今後配慮をお願いをしておきたいと思います。

 岡谷市の水源の浄化機能とか管理体制についてはよくわかりました。今後も安心をしていきたいと思います。

 唯一の表流水の小井川水源の汚濁防止についてもお話がありましたので、理解いたします。

 県の水質調査は岡谷市ではまだ実施されてないようですので、その点も理解をいたしますが、現行の水道法でも、あるいは水質汚濁防止法でも、この水質検査の結果の公表は別に義務づけてはおりませんけれども、今後こういうような検査が実施されるわけでありますから、ひとつ義務づけていないから黙っているということではなくて、この機会に安心をしていただくためにも明らかにしていただくようにお願いをしておきたいと思います。

 いずれにしても県の検査はその2カ所程度のものでありまして、全市的にこれで安心というわけにもいきませんので、ひとつさらに注意をしていっていただくようお願いします。

 岡谷市の場合は先ほどもお話がありましたが、生活用水はほんの一部表流水を使っているだけで、あとはほどんど80%以上地下水に頼らざるを得ないというのが実情であります。表流水と違って地下水は、もし汚染がわかった場合でも、地下水の流れというのは非常に遅くて水脈を把握するのも非常に困難である。汚染源がどこであるかというような特定をするとか、その汚染を除去するにはどうしたらいいのかというメカニズムはまだ解明されていないというように言われておりますので、この工場の多い岡谷市の場合には常に注意が必要ではないか、このように思います。

 現在の岡谷市の地下水源が万一にも汚染をされないように願うものであります。

 くどいようでありますが、安全であるはずの水道水が高遠町の例に見られるように汚染をされるようなことがあっても、我々一般住民には防ぎようがないということでありますので、先ほどの部長さんのお話のように 100%正常な浄水の供給にぜひ努めていただく、このようにお願いをしておきたいと思います。

 町づくりのアンケートにつきましては、市民アンケートとの関連もあったりして 815人という抽出された方々にお願いをしたということでありまして、ごく一部の方々になるわけで、必ずしも全市民的な意見というように短絡的には考えられないとは思いますが、傾向を知る上ではひとつの手がかりに多分なるであろうと思いますので、非常に貴重なものだと思います。

 市長さんは行政として市民の声を聞く場をつくってはいるけれども、ただその場に参加をしない人たちの意見がどんな考えしているのかわからん。町づくりというものは意見の言える場所に参加することから始まり、市民の声が町づくりに反映していないと言われるようではいい町づくりはできないと先日もお話がありました。そういった点からも何らかの形で参加をするという機会にもなるアンケートというものは非常に意味は大きいわけでありますが、残念ながら回収率が非常に低いということで、こういう場でもなかなか参加をしてもらえないというのが実態であるかとも思います。(「リーン」予鈴)

 現在予定されている開発というのは非常に多いわけでありまして、しかも一朝一夕に理解を得られるような簡単なものではないわけでありますが、今回の1回のアンケートで市民の意思がよくつかめたというようなわけにいかないと思うんです。今後もひとつぜひできるだけ市民参加という意味からも対話行政は当然進められていくわけですが、それとは別の角度でこういうアンケートでも参加を要請していくということが必要ではないかと思いますが、こういったアンケートは都市開発部としては今回1回だけで終りにしてしまうのか、今後も機会を見てやっていくのか、その点をもう一度ちょっとお聞きをしたいと思います。

 2回目終わります。



○副議長(山崎芳朗君) 林光一君の再質問に対する答弁を求めます。

 建設部長。



◎建設部長(新居靖君) 実験的にも基礎データを取るため実施すべきではないかという再質問でございますが、実は県及び土木研究所等とも研究をし、岡谷市としても調べてきているわけですが、まず1点としまして路面が弱体化してくるという、アスファルト面が弱くなってくるという点。それからいま一つは磨耗が激しいというような点。それから先ほど申し上げましたように路面温度がマイナス5度までだというようなことから当地方においてはマイナス十数度にまでなるということでございます。また、県の考えとすれば現在は業者サイドでのあくまで試験的実施段階であり、現段階では舗装事業で採用する考え方はないとのことであります。これらを踏まえまして先ほど私は議員さんの尊い御提案としてお聞きをしてまいりますということで御答弁しましたが、そういうことで御理解ちょうだいしたいと思います。



○副議長(山崎芳朗君) 都市開発部長。



◎都市開発部長(横内啓吉君) 都市開発部として今後このようなアンケートに取り組んでいく考えがあるかどうかという御質問でございますが、先ほどもお答えを申し上げましたように現在このアンケートの結果を集計中でございます。それらの結果を見ながら、また今後の開発計画が現在5つのプロジェクトを中心に進めておるわけでございますけれども、それらの関係等の進行状況もあわせながら必要があれば考えてまいりますが、現在のところはまだ集計ができないというような段階で次の調査は具体的には考えておりませんので、よろしくお願いいたします。



○副議長(山崎芳朗君) 一通り答弁が済んだようです。

 林光一君、3回目の質問を許します。



◆10番(林光一君) 10番 林光一。

 以上で終わります。



○副議長(山崎芳朗君) 林光一君の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩をいたします。

         午後1時57分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

         午後2時15分 再開



○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 原宏君の質問を許します。

 原宏君。

         〔15番 原宏君 登壇〕(拍手)



◆15番(原宏君) 15番 原宏です。

 通告しましたことにつきまして順次一般質問を行いたいと思います。

 第1の産業振興の問題であります。

 ここでは岡谷市の既存企業の育成について述べてみたいと思います。

 企業育成の施策につきましては、ハード面で既に工業適地の開発、そしてまたそのあっせん等、またソフト面では情報の提供、金融面、技術指導等多岐にわたるきめ細かい施策を主として行ってきたところでありますが、市内で生まれ、そしてここで育った企業がその企業努力によりましてさらに拡大していきたいというような、そういう気持ちを持ったときに大変ネックになるのが用途地域の指定の問題であります。この指定がそのとき、その時代にあわせて弾力的に運用されていくというようなことになればこの問題の解決の一部にはなるというふうに思いますけれども、このことはそう簡単に進むものではありません。

 そこで、岡谷市で今後もずっと事業を継続して行っていきたい。そしてまたこの岡谷の町に住み続けていきたいという企業及びその企業を行っている事業者、またそこに働く人々、そうした人たちに工場適地やまたその働く人々の居住拠点というようなものを供給する必要が行政側としてあるわけであります。

 土地の絶対量が不足しているという上に、さらに土地の価値がそのポテンシャルティー以上の評価になっておる。しかも需要が供給を上回っているという現実を承知の上で、市民の声として提言を申し上げるものであります。

 既に工業適地等につきましては、市としても努力をなされておるわけでありますが、さらに言えばもっと小さな区画を用意できないかということも一つの問題であります。企業それぞれが私的所有の拡大という観点から、自らが自らの工業適地、あるいは企業適地等を探す努力ということがこれは必要であります。しかし、やはりそうした個人的な力だけではどうしても及ばないそういう部分について、行政もこれ以上市外へ優良企業が流出していかない、流出させないという強い決意で取り組んでいただきたいとこんなふうに思うわけであります。

 さて、その市内企業の中で最近ちょっと心配になる問題がございますので、この場でお話を申し上げてみたいと思います。

 それは、この市内企業にこれまで相当の影響力を持ち、なおかつこの地域の産業の振興の上において大変大きなインパクトを与え続けてまいりましたその金融機関であります諏訪信用金庫さんの本店が、業務拡大、これは結構なことだと思いますけれども、そういうことで非常に手狭になり、移転先を探して本店を動かさなければならないというようなことを既にずっと前にお聞きをしたわけであります。その後どんなふうにその対応をなさるのかなということで一市民として眺めてまいったわけでありますけれども、どうも文化会館の隣地等に土地を所有されたというようなことをお聞きしましたけれども、どうもそこのところに本店が建たないというところを見ますと、何か本店の立地としては不十分なのかなというようなことを一企業人として眺めておったわけであります。

 やはり市内企業にこれから与えていくであろうそのインパクト。そしてまた、この岡谷市に本店を持っているという企業。また、その岡谷市の産業のステータスというようなものを高めるためにもどうしても必要な企業である。岡谷市に本店を置いておく、置き続けてもらうようなことをお願いをするに足る企業であるというふうに私は思うわけであります。そういう意味でこれからの推移も見守っていかなければいけませんけれども、やはり市としてそうした問題につきまして積極的に配意していく必要がある、こんなふうに私は思うわけであります。

 特に市内には市で所有している公有地及び開発公社等でお持ちになっているところもあるわけであります。そうしたものについて金融機関の、やはり地方金融機関の、そしてまたこの地域の産業をひっぱる、そしてまた産業にとりましても大変期待の持てる、あるいは頼りになるそうした金融機関でございますので、そうした意味での配慮をぜひ市としても考えてみる必要がありはしないかというふうに思うわけであります。市の公有地等につきましてもそうした面でのお考えをぜひお持ちをいただきたいとこんなことを御提案申し上げるわけであります。

 それから2番目の中央東線連続立交の問題でございますけれども、これは先ほどの三井議員さんの質問等に市長さんが御答弁をなさっておりまして、これは私が主張を申し上げたいと思ったことをすべて明確に答弁されております。それで私としてはこれはもう要望になってしまうわけでありますけれども、ぜひその強い陳情をしたいというような市長の決意もございました。なおこの問題が岡谷市の産業の振興を含めてでございますけれども、やはり都市をどう形成していくかという上において大変に大きなネックになっておるということは、これはもう誰もが認めるところでありますから、ぜひとも強い陳情等を含めて市の姿勢を至急明らかにして、そして、その交渉を強く要請をさせていただくものであります。

 それから3番目のアジア都市総合行政視察についてであります。

 これは私も9月に視察団の一員としまして派遣をさせていただきました。厚く感謝を申し上げたいと思います。自らの身をいつものマンネリ化したその視野から広い所にこう出していただきまして違った角度からこの岡谷市というようなもの、あるいは自分の企業というようなもの、あるいはその回りというようなものを眺められるようなそんな機会にさせていただきました。再度機会があったらぜひまた参加したいなというような感じを持った視察でございました。これは、参加した方々皆さんそれぞれにそういう感じをお持ちだろうと思いますけれども、私は強く感じましたのでこの場で申し上げさせてもらいたいと思います。

 さて、今回の視察目的の一つでありましたコタキナバル市との姉妹都市提携の問題でございますが、これにつきましては参加されたそれぞれの団員の皆さんから様々な意見がございまして、今企画部の方で集約をされているところのようであります。コタキナバル市から要請されているものにつきましては、そう高度なものを要請されているわけではありません。まったくその市民生活、あるいは住民生活に密着した中での自分たちの生活をより向上させるためのそうした基本的な技術みたいなものを日本から、あるいは岡谷市から与えてもらえたらありがたいというような受けとめ方でございました。

 その観点からしまして、私は経済後進国、発展途上にある国というところからの申し入れでありまして、岡谷の市民にとりましては何かすべて与え続けなければならない提携になりはしないかというようなことを申しておる方もおられますけれども、私はやはり今後の可能性というようなもの、この地域の可能性というようなものに、やはりこの締結の意味をもう一つ付加してもいいんではないかというようなことを思うわけであります。民民間、あるいは経済交流等通じてマレーシア国の、あるいはこのサバ州コタキナバル市、その発展の一助になっていけば、この岡谷市の姉妹都市締結をした意味合いというものがさらに大きなものになりはしないか。そして、またそこに岡谷市が果たした役割というのが後世の歴史にまた一つ光となるんではないかというふうなことを思いました。

 この締結の問題につきましては、私は賛意をあらわすものであります。

 なお、来年コタキナバル市の市長さんもこちらの方にお見えのようであります。そういう中で再度細部の問題については詰めてもらうにしましても、大筋の問題としてこれだけ裕福な日本の、そしてまたこの日本の中の岡谷市が、やはりそうした発展途上国に対して、市民挙げてやはり両者の関係というようなものをつくり上げていく、そのことも必要ではなかろうかというふうに思うわけであります。

 さて次に、今回の視察で最も強く感じたことは言葉の問題であります。これは国際交流を行う上において私も残念ながらろくに話せません。ろくにというどころじゃなく全然話せませんが、やはり岡谷市も国際的な視野を持った町づくりを望んでいるわけでございますので、少なくともやはり英語のできる通訳をぜひ職員として採用していくということが必要であろうかというふうに思います。

 また、それを市の行政体として養成をしていくということも必要でありましょうし、あるいはそれができなければ、やはり市内におるそうした方々に対して嘱託か何かの形でやはり契約をしていくというようなこと。そして、その上で各国からお見えの皆さん方に、やはり市民が接する場合にそういう言葉のハンディがなくて、少しでも大勢の市民の人たちがそういう外国の方々と接することのできるようなそういう機会に持っていければ、やはりもう少しそうした国際交流等について市民の関心も高まり、また安心をしてその場に出ていけれるというようなことを思うわけであります。

 そういう意味でこのことについてお考えをお聞きをしたいと思います。

 4番目の教育の問題であります。

 これは学校改築の問題でございますが、西中の校舎の改築についてお聞きをしたいと思います。

 これは、年次計画でやっていることでございまして、これについては私も十分承知をしておりますし、これまで何回もこの問題につきまして一般質問のたびに取り上げてまいりました。しかし、子を持つ親の気持ちとして、やはりいつまでもああいう工事が完了しない状態の中で何年もやはり子供を学校に通わせなければならなかったというその親の気持ち。これはひとつ今後の校舎、学校改築等々の問題につきましては、大きなその気持ちの受け入れができなかったという面で反省点を持ってもらいたいとこう思うわけであります。

 特に子供方に与えたその影響というものは、これはやはり親の気持ちとしましても何とかあのプレハブを取って、広い校庭の中でのびのびと運動させてやりたかったし、また、部活だとかそういったこともやらせてやりたかったと思うのが本当のところでないかと思います。そういう意味で来年度以降の、先ほど平成2年度の予算編成云々の問題について市長さんからの答弁もございましたけれども、継続事業でありますから恐らく進行させていただけるだろうというふうな期待を持つわけでございますけれども、これにつきましては、やはり早急にやっていただきたいとこんなふうに思うわけであります。

 それから2番目の環境の問題でございます。

 これは、1つはパソコン導入の問題でございます。前回の一般質問のときにも私やらさせていただきましたが、パソコンの導入がもう新指導要領等にならいましていよいよ導入をされていくわけであります。もうすでに市内では2校に入っているようでございますが、これの前回私がお聞きした指導者の問題でありますが、この辺がどんなふうになっているか、そこをお聞かせいただきたいと思います。

 2番目がこれはちょっと違った観点からでございますが、市内の市が所有している公園、あるいは様々な施設があるわけでありますが、ここが最近生徒、児童の溜まり場になっていて困るというようなことを青少年の指導をなさっている方々からお聞きをするわけであります。

 やはり健全育成というような部分からしますと、やはり行政の所有する土地でもありますから、行政の責任においてきちんと管理運営をすべきであるというのが私の意見であります。その上でなおかつ教育委員会として子供たちに対する指導というものがあるんだろうというふうに思うわけであります。そういう意味で、その点についての対策等についてお聞きをしたいと思います。

 以上、この壇上からの質問を終わりまして、あとは自席からまたさせていただきます。



○議長(片倉久三君) 原宏君の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

         〔市長 林泰章君 登壇〕



◎市長(林泰章君) それでは、原議員さんから御質問いただきました産業の振興についてのところで、数点についてお答えをさせていただきます。

 既存企業の育成という立場から現在岡谷市内で企業活動されている各種企業の中にはいろいろの事情と企業の体質を持っておられるわけでありますが、企業の大小はともかくとして、その企業がこれからの新しい時代にどう対応して生きていくかを具体的に生産活動の拡大という面で努力、対応されている企業もありますし、業種転換による新しい産業変遷を内部的に検討しているところもあります。また、今日御承知のとおり情報化の時代だとかサービス化の時代であるとか、また国際化の時代であるとかというかけ声は単なる時代ニーズをそうした3点に絞って変わり行く企業環境、地域環境というものを指しているものではなくて、私どもが逆にそうした動きが地域社会にとってどういう対応の変化を求められているかということは、ある意味では新しい地域産業の基盤に対する再分析と再評価をしていく時代になってきているというふうに受けとめております。

 それは従来は行政が地域社会に対して地域経済のあり方を考えるとき、従来でしたら生産の場であるとか、まあ生産ですね、それから、流通の問題、また消費活動というものはどうなっているのか、大きく分ければそれらのものを一つの土壌にしてそれがどれだけ関連性を持っているものであるかとか、それが総合性として一体どうであるのかということが議論されてきたわけですね。しかし、私はこれからの地域産業、地域経済のあり方を問うときに、その視点のものの見方も大事ですが、それで将来の地域経済を考えていくということは大変難しい。それが実は前段申し上げた国際化の問題であるとか、情報化の問題であるとか、サービス化の問題であるとかという問題はある意味では情報や人の交流の場として地域を見ていく概念というものを求められてきている。

 また2つ目には、企業が行うにせよ、地域社会が行うにせよ、いずれにしてもそうした多彩ないろいろの事業や仕事の機会が生まれる場所として地域をどう考えていくかという問題。これは地域の新しい創造性を生み出す地域環境としてそうしたものが求められてくる。それは工業や商業に限定するものではなくて、地域の喪失という点では私はそうしたことに対する町づくりというものが非常に大切な時代になってきているという点から、既存企業の育成の問題についても用地の問題、また働く人たちの持ち家指向にこたえていくための問題ももとより必要ですが、しかし、それはひとつの各論の議論としては当然で御指摘のとおりでありますが、もっと戻ったところに深い地域政策というものがかみ合わさってそうした問題に論議が及んでいかないと、足りないというから与えればいいじゃないか、ないというから探せばいいじゃないかの議論はもはや今岡谷市の町の施策としては、そういう議論では根本的な解決がなしえないという点で深くこれからも検討を深めてまいりたいと考えているところでございます。

 特に用途指定の問題は、これは都市計画決定として近視眼的なもので国が政策として出されたものではなくて、これは30年、50年、 100年かかるかもしれませんが、理想的な地域環境をつくっていくために用途を無差別に活用していくようなあり方は、今日でも住、工、商の混在の町だといって指摘をされてきた。住む人にも住みにくい、商売をする者にもしにくい、企業活動する者にとってもしにくい、そういう状況では適正な土地利用に基づく産業の育成、より好ましい環境での住民生活を確保していくということができない、ということから用途指定問題が具体的に国の政策として取り上げられたものでありますから、基本的には私はこうしたものが時代時代に柔軟的に変えられるべきものではない。むしろそれをやってしまえば結局は同じ問題に戻ってきてしまう。という点で本来指定した用途に問題があるから、問題のある部分について見直さなければいけないという課題は残してますが、極力指定された用途は将来にわたってその効果をあらわすものだけに、用途指定は原則的には守るべきであるという立場で今後もとらえて対応していきたいというふうに思っております。

 それから、小さな区画の問題等につきましては、御指摘のとおり岡谷市の場合には残念ながら大きな区画への対応をしろと言われればこれはとても物理的にできませんが、小さな区画への対応については全力を尽くしてまいりたいとさように思っております。

 それから、諏訪信用金庫の問題について具体的に御指摘をいただきましたが、過去、もう3年くらいになりますか、市議会並びに特に所管の経済委員会等からは、岡谷市民の手によって市内企業育成のためにつくられた金融機関を行政が対応できないためにこれをよその町に追い出してしまうようなことは絶対あってはならないという点で、行政も万全を尽くしてこれに対応せよという強い御指摘をいただいてまいりました。企業自らの努力によって、諏訪倉庫さんの用地を取得してそこに信金本店が移設されると私どもは思っておりましたが、どうもそのようにはいかないようであります。私どももその課題が宙ぶらりんになっておりますから、いささか信金の総代会の意見等を漏れ承るところでは、結局あの用地でも将来にふさわしい本店ができないということから、またいろいろの意見が総代の中からも出されているように承っております。その話は私どもも耳にもいたしておりますので、諏訪信用金庫の方には岡谷市に残るという大原則だけは守ってもらわなければならないという点と、それに対して市の行政の支援が必要なことがあるなら率直なひとつお話し合いをいただきたいということで、お話をいたしてまいってきております。

 現在のところでは、私どもが心配をいたしておりましたように信金さんが自ら取得した倉庫の横の用地では、とても今後の金融活動の拠点としてはその考える建設が不可能であるという点で、あの場所への建設計画はどうも断念をされているようであります。

 したがって、信用金庫の方からは少なくても 1,500坪近い用地を確保していきたいという点で、それぞれ検討を信金内部としては行っているという話でございましたから、私どもの方では具体的に行政への要望があるのかという点については、できることであれば岡谷警察署跡地を信金に譲渡していただきたいという要請は明確に出されてまいりました。

 したがって、そうあることが行政としてできるかどうかの点について今深めて庁内的な検討をいたしております。

 経過としては以上のような内容ですが、諏訪信用金庫の本店を岡谷の町に残すということについては議会の指摘にこたえて十分な対応をしたいと私ども考えてそれぞれの動きに神経を使っておりますが、近く信金の理事長さんともトップ会談をその件でしたいと思っておりますが、いずれ議会にもお諮りを申し上げてまいりたい、さように考えております。

 それから、中央東線連続立体化交差化事業につきましては、先ほど三井議員さんの御質問にもお答え申し上げましたが、いずれにしても岡谷市のこの複線化に今日まで協力をしてきた点。それから既に用地買収をしてそのまま野ざらしにされているという点。今後もし東線複線化、連続立交の問題をJRが将来にわたる課題として非常に長い先への議論ということになりますれば、私は一旦複線化の用地は市民の手に取り戻すべきだというふうに思ってます。そういう意味では、今回の連続高架の交渉は我々にとっては岡谷市の地域土地利用計画等の問題も絡めて極めて強い姿勢でこの交渉には臨みたい、さように考えております。また、議会も共々よろしくお願いいたします。

 それから、アジア都市総合行政視察につきましては、コタキナバル訪問の折りにコタキナバルの市長と話をいたしましたとき、私はもう2度コタキナバルに足を運ばしていただきましたから、少なくともコタキナバル市の市長、もしくは市を代表される方々に一度岡谷市をひとつ率直に見ていただいて、期待と今後の姉妹都市をもし締結するとすれば、コタキナバル市としてこの岡谷市にどんなことをお考えになるか。それはコタキナバルの市長が岡谷市を見るべきではないかという提言をしかとお話を申し上げております。

 先般見えましたチャウ・テト・オン閣下に対しましても、コタキナバルの市長にぜひひとつ岡谷市訪問をしていただく機会を側面的につくっていただきたい、そういうお願いもあわせて申し上げました。

 したがって、私どもはコタキナバル市の問題についてコタキナバル市がどういう町であり、どうであるかについては市民の皆さん方にも御紹介を申し上げながらそれぞれが御検討いただく機会は早くにつくりたいと思ってますが、締結有無の問題を含めての問題は、とにかくコタキナバルの市長が岡谷市を見ての感想と、それからコタキナバル市の市長としてどういうふうにこの岡谷市に対して御意見を持たれるか。その上で話し合いのテーブルを一つにしたいと、そのように考えております。

 したがって、来年の5月か6月ころだろうと思ってますが、そのころにコタキナバル市の市長、もとより1人で来るわけじゃありませんが、関係者の御来岡をいただいて、その上で機会を見て話し合いを、片方ではコタキナバル市がどう岡谷市を御覧になったかという感想を含めながら、また、岡谷市では一緒に御同行いただいた皆さん方の御意見を軸にしながら、市民は市民の中で今度はコタキナバル市に対してどう考えを持つかの話し合いを持ちながら、締結が行えれば私はこれほどめでたいことはないと思ってます。いろいろ市民間にもきっと御意見もあるでありましょうし、コタキナバル市の方にも意見がきっと出てまいるかと思っておりますので、慎重な対応をいたしてまいりたいとさように思っております。

 それから、通訳の問題につきましては、庁内でも今英会話の勉強が始まっておりますけれども、結局は御承知のとおり勉強をもちろんしなければいけませんが、それともう一つはその言葉を常時使っていく、訓練を重ねていくというだと思っております。

 しかし、専門用語やきちんとした文書として文法どおりに公式な席での、公式な会話ができるというにはかなり専門的な知識がなければならないという点で、通訳というのは英語が話せればいいだけじゃなくて、行政の組織も知ってなければ通訳できませんから、そういう知識があってかつ英語で話すことができるという通訳を育てるには大変時間かかりますけれども、それはぜひ1人はほしいと思っています。

 それから、今後コタキナバル市との締結問題も含め、他にも岡谷市に対していろいろとアプローチをいただいている外国からのお話もありますので、それらも含めながら今後国際化の問題と都市交流の問題について、また議会の皆さん方にも御相談申し上げながら検討を深めたいと思ってます。

 以上であります。



○議長(片倉久三君) 教育長。

         〔教育長 八幡栄一君 登壇〕



◎教育長(八幡栄一君) 教育についての2つの問題にお答えをいたしたいと思います。

 最初に西部中学校の学校改築の問題でございますが、私も現職中3つの学校で校舎改築に遭いまして、やはり校舎の改築ということは大変なことでございます。特に現地改築の場合には学習指導、あるいは生徒指導に支障がないようにできるだけ短時間に仕上げていただくというようなこと、それから同時に工事中子供に絶対危険なことのないようにということで大変気を配ってやってきたことをはっきり覚えておるわけでありますが、そういう立場で今議員さんおっしゃるようなことを確かに学校の先生方も御父兄の皆さん方も御心配なことはよくわかるわけでございまして、計画段階においてできるだけ短期間に、しかも危険のないように仕上げていただくように心がけてまいっておるわけでございます。多額な経費もかかることでございますから、国の補助を得て、そして仕事を進めてまいっているところでありますが、体育館と教室棟との補助を同時に受けることはできないというようなことがございまして思うに任せないところもありまして、時間がかかっておって非常に残念に思っているところでございます。

 いずれにいたしましても、あといよいよ昇降口棟になったわけでありますので、継続事業として新年度からこの工事にかかっていきたいものだとこういうふうに思っております。

 それから、その次にいただきましたパソコンの導入に係わる指導者の問題でございますが、これも大変大事なことでありまして、機械が先に入ってさてどう使うかというようなことになってはまずいということで、岡谷市教育委員会ではもう数年前からこの導入のために専門の視聴覚教育推進委員会を小中各1名づつで編成をいたしました。そうしてどういうふうな導入をしたらいいか、そして導入するについてはどういうふうな研修をしたらいいかというようなことから慎重に研究をしていただいてきております。その上で本年度から2校づつ、中学には1学級が学習できるようなパソコンを導入したいということで始まっているところでございます。

 この視聴覚教育推進委員会では毎月のように先生方が集まりまして、そうしてこの使い方はもちろんでありますけれども、さらに自分の学校の先生方にどういうふうに知識を普及していったらいいかというようなことも努めてやっていただいておるわけであります。また、毎年のようにこの委員の皆さんに先進校の視察をしてもらっております。

 今年度は特に教頭先生方も筑波市の竹園東小学校、あるいは水戸市の水戸第1中学校、先進校でございますが、視察をしていただいて、そうしてせっかくのこのパソコンが有効に使われるようにということで一生懸命準備をしているところでございます。

 いよいよ入りますとまたそれなりに必要なことが出てまいると思いますので、それにはそれなりの対応をしていきたいとこういうふうに考えておるところでございます。

 それから、環境の整備の中で私どももこの件では大分気を使っておりまして、前から度々問題になりました高架下公園等もそうでございますが、各学校に特に注意するようにお願いを申し上げておりますし、また市の愛護委員の皆さん方に定期的にパトロールをしていただくようなふうにしておるところでございます。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 原宏君、2回目の質問を許します。



◆15番(原宏君) 15番 原宏です。

 それぞれに御答弁をいただきましてありがとうございます。

 最初の産業の振興問題でございますけれども、用途地域指定の問題について市長さんのおっしゃったこと、これはもうまったくそのとおりで、岡谷市のここ1年、2年のそういう問題じゃなくて、何十年の体系の中での町のそのポジジョンというかそういったものが当然決められて指定されたわけですから、それをいきなり見直すというようなこと、これはまことに危ないことだというふうに思っております。

 若干の修正はされてきておりますし、これからも恐らくなされることだろうと思いますけれども、そういう意味で中小零細業者が救われるというような部分があればまことに結構なことだというふうに思うわけでありますが、今現在岡谷市の中で中小零細、小さな企業の皆さんがこのような指定のためになかなかその工場域の拡大ができない。そしてまた、屋根からタキロンを出して何とか茶を濁すというようなやり方で難をしのいでいるところもあるわけですね。

 これは、例えば岡谷の町の中にそういった適地を求めていくというと、先ほど私申し上げたように大変にその土地の少ない、また、坪単価がそこの持っている価値以上の価格に私はなっているというふうに思っているのですけれども、そういったものを市の方で造成をして分譲というような形にしたときに果たしてそれだけの資本投下をしてここに乗って来てくれるだろうかというような心配もひとつはまた持つわけでございます。

 これは、例えば県水側のところの住宅のあれなんか見ますと31万円ですか、そんなような価格でもって売り出しておりますし、その土地に対する価値を認めて30何万円でもここに住んでみたいという人にとってはいいことでしょうけれども、なかなかそうでない人たちにとっては非常に高嶺の花になってしまうというような、手が出ないというようなことになりがちであります。そういう意味でどうしてもこの岡谷の町の中になんとか残していきたい今まである企業、また、本当に経営者もすばらしい人で一生懸命やっているが、そういう中でどうしても資金的な問題いろいろなことがあって出れないというような人たちに対しての、やはり工業団地みたいなものを考えていく必要があると思います。

 ただ、問題はその価格にひとつあるわけでありまして、やはり坪の単価が非常に高いとこういう企業というのは再生産ですから、なかなかその投下した資本を取り戻すのに手間の取れる、骨の折れるようなところに土地を求めたくないというのは、これは当然だろうと思います。そういう意味で私ども経済的なその観念からしますと、恐らく10万円以下の土地が望ましいというふうに思うわけでありますけれども、それは岡谷市の場合ですとそんな価格でもって土地分譲はできないということになります。そこで、ひとつのものの考え方でありますけれども、前回のもっと前ですか、議会でもちょっと論議がありましたけれども、この用地を取得をする場合にさっき言ったそのいろいろな施策、ソフト面での施策ということでなくて、もう少し大胆に市負担である程度ことといいますか、そういうふうにしてあげられないかというのが私のここでの主張であります。

 これは非常に危険な部分もあるわけです。特に、それじゃ1企業に対して、それだけの市が行政的に援助していいのかというような市民感情的な問題は当然ありますけれども、ことここに至りますとやはりそうしたような企業に対しての救済的なそういう部分で言えば、やはりここは岡谷市に残ってもらうがためにひとつ市負担でもいたしかたないとういような市民意識の醸成をされての話ですけれども、そうなれば例えばその企業が残ることによって今後やはりそこに担税力が生まれてくる。これは法人市民税にしろ、そこに勤めている人たちの個人市民税にしろ、固定資産税にしろ、そういったものについての市税の収入、確保というような面からすると大きな力になる。そしてまた、もう一つはそこに勤める人たちの雇用の確保というようなものからして、市にとっても市民にとってもやはり大きなメリットも出てくるであろうというふうに思うわけであります。そういう意味でここでは用地について市負担ができないかどうかというような点についてお聞かせをいただきたいとこんなふうに思うわけであります。

 それから、信金さんの問題につきましては、これは市長さんも大変に重大な問題といううふうに受けとめておるようでございますのでこれ以上申し上げませんけれども、先ほど私が前段で申し上げたとおりこの金融機関というものは、岡谷市の企業にとりまして、あるいは岡谷市にとりまして大変に大きなインパクトを持つ企業であります。そういう意味ではやはり本店がここにあるというのが、私たちにとっては望ましいというふうに思いますので、なお一層ひとつ理事長さん方とも御協議の上で、警察の跡地というような問題が出ましたので、そういったことも含めてひとつより前進した話しにしていただけたらと思うわけであります。

 ただ、その場合に代替地が必要になると思いますけれども、そこらのまた話もひとつ詰めていく必要があるかなというふうに思います。

 それから、JRの問題はもう何回もやられてますし、市長さんのただいまの強い姿勢をお聞きしまして、なお私どもまたそういう要請があれば議会側としてもこれは乗らなければならないでしょうし、この問題解決なくして私は中央線の塩嶺トンネルの問題の解決が終わったというふうに考えておりません。ましてや、この問題を片づけなけば岡谷市の様々の都市形態をつくりあげていくということができなくなるというふうに考えております。

 また、この立交によってやはり工業適地や居住適地というようなものが新たにまた、土地を有効利用できるというような面から上がってくるだろうとこんなふうにも思いますので、その辺についてやはり市を挙げて引き続いて強くやるべきだとこんなふうに思います。

 アジアの視察後のことにつきまして、特に私が一番感じたその通訳の問題ですけれども、これは実際行ったときに交渉ごとがあったわけですね。で、これがまことに外からこう見ておりまして、何というのか、日本語があって英語があってマレー語があると。この3段階のこの交渉ごとというものの難しさというものを私は目の当たりに見てきて、これは何とかしなければいけないと。単なる英語がしゃべれる人間でなくて、もう少し市長さんのいう行政的な言葉やいろいろなそういうふうなものを、高度な、難しい言葉ですね、ある面では。そういうようなものをきちんと正しく相手の人に伝えてやれるような方法はないかなというようなことを強くそこで感じたわけであります。

 そういう意味で岡谷市でも通訳といいますか、技能的、職業的な通訳というものの採用をこれはぜひ私は進めるべきであるとこんなふうに思っております。

 もし、それが不可能な場合にはつなぎでもいいですけれども、市内にはかなりおりますので、そうした人たちに嘱託といいますか、そういうような形で御依頼申し上げるのもひとつの手ではないかなというふうに思いますけれども、これはちょっと時間かかりますのでじっくり取り組んでいっていただけたらとこんなふうに思います。

 それから、学校の問題についてでありますけれども、これはもう何回も私もこの場でお願いをしてきました。ただ、今後も教育長先生、改築していく場合にもうちょっと順番がありはしなかったかなというようなことを私は思うのですよ。手をつける順番といいますか、そこのところをもうちょっと手順を学校側とも協議していただいてやっていただければ、例えば実際からすると勉強をさせる教室がやっぱり先だと思うんですね。そこをまず整備しておいて、そして子供たちをそこへ入れてしっかりした教育させるという観点からそれをまず第1にすべきだというふうに思うんです。どちらかというと管理棟だとかそういうふうなものが先になりましたから、それはそれでしなければならないことですけれども、優先順位的にどうだったかなということをひょっと私は感じておりますので、今後の改築計画の中での参考にしていく必要がありはしないかとこんなふうに思うわけであります。

 それから、生徒、児童の溜まり場というか、非常に不純なことであり、困った問題でありますが、これらにつきましてもやはり市で持っている施設につきましては、市がある程度の責任を持つべきであるというふうに私は思うわけであります。

 そういう意味で、ぜひこの問題についてはもうちょっと積極的な取り組み方があってしかるべきじゃないかとこういうふうに思いますけれども、その辺のところもうちょっと話をいただきたいとこんなふうに思います。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 原宏君の再質問に対する答弁を求めます。

 経済部長。



◎経済部長(鮎沢茂登君) 工場用地に対する直接的な助成の問題でございましたけれども、これにつきましては、一応今のところでは議会の皆さんとも相談する中で工業振興条例が定めてございまして、その中では一定の条件の中で 100分の1から 100分の5というようなことで助成制度もございまして、その中で対応していきたい。資金的なものにつきましても、工場用地取得資金というような制度で対応していきたい。確かにそうした地価の問題もございますけれども、私どもとすればそうした地価に耐えれるような付加価値の高い企業づくりというようなことで技術指導初め人材開発等に努力をしている状況でございます。直接的な助成ということにつきましては、需要と供給の中から大変厳しいものがあるとそんなふうに考えております。

 それからもう一つ、4番の環境の条件整備に係わりまして、私ども直接的には都市公園の中では鳥居平やまびこ公園付近の暴走の問題だとか、あるいは高架下公園の溜まり場の問題とかということは耳にしております。やまびこ公園の関係につきましては、確かに夏場等夜間が無人状態というような中で駐車場へ行きますと急発進だとか、急ブレーキでの砂の散乱等ありますけれども、それらにつきましては、夏場には警察署の皆さんの週末の取締り等によりましてかなりそれは改善されてきております。

 それから、今後につきましてもああした公園でございますので、照明等というようなことになりますとむしろ逆にそれが溜まり場になる要素もございますものですから、警察署の皆さんの協力を得て巡回強化をお願いしたいというふうに考えております。

 それから、高架下公園等につきましては、確かに施設面での配置の際にもトイレのドアをどうしたらいいかということでの改善等かなり加えたわけですけれども、どうもいたちごっこというようなことでなかなかあの溜まり場が改善できないでいる状況でございますので、先ほど教育長先生もお話されましたように市民の皆さんの協力を得ながら監視を深めていっていただきたいとそんなふうに考えておりますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 原宏君、3回目の質問を許します。



◆15番(原宏君) 15番 原宏です。

 以上で終わります。



○議長(片倉久三君) 原宏君の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

         午後3時06分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

         午後3時16分 再開



○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 花岡三郎君の質問を許します。

 花岡三郎君。

         〔13番 花岡三郎君 登壇〕(拍手)



◆13番(花岡三郎君) 13番 花岡三郎でございます。

 通告順に従い一般質問を行います。

 1番の新年度予算についてでありますが、前段議員の質問に対しておよそのことは市長さんから答弁がありました。現在予算編成の作業中で、まだ具体的にはっきりしたことは言えないと思いますが、答弁の中で継続事業について触れられましたが、この事業について具体的にお答えがいただければお願いをしたいと思います。

 また、今話題となっている福祉施設の和楽荘の計画についてお尋ねをいたします。

 もう1点は今、岡谷市として重要施策として進めている5大プロジェクトについてでありますが、恐らくはこれから測量、調査、地元説明会等の域をあまり出ることはなく、実際の事業そのものはその後というように予想されますが、平成2年度具体的にどんな事業が動き出されるのかお伺いをいたします。

 2番は都市緑化についてであります。

 岡谷市は緑と湖に包まれた公園的工業都市を標榜しています。確かに山に囲まれ、湖に接していますが、平坦部の緑が少ないと思います。新しくできた都市計画街路などはそれぞれ特徴ある街路樹や低木などが埴栽されて立派に育っていることは大変結構なことだと思います。

 去る10月、所属委員会の行政視察に東北の十和田市を視察する機会を得ました。この町は都市基盤整備により道路は整然として碁盤の目のごとく、みちのくの小札幌と言われ、緑の多い町に驚きました。官庁街通りと言われる道路は幅員 36mという広いところもあり、街路樹は松と桜が埴栽されており、年数も経過して立派な古木となっており、日本の道100 選に選ばれています。私はどのような都市計画を立てられたのか質問したところ、この町は昔から馬の産地として知られており、軍馬補充部が置かれ、戦後はこの土地が開放され、計画的な基盤整備を行い、当時あった緑も残っているということでしたが、地の利も得た町だと思いますが、立派に緑が保全されていました。さらに感心したことは、まだ緑が少ないという市議会議員の提案で緑基金条例を設けて緑化に努め、運営していることも聞きました。

 一昨年四国の高知市視察の際にも緑基金条例をつくっていることも聞いております。岡谷市としても第2次総合計画の中に都市緑化についての施策も幾つか推進することになっていますが、具体的、基本的な進め方についてお尋ねをいたします。

 特に、都市緑化基金の設置を検討するとありますが、どのように進められるのかお伺いをいたします。

 3番のふるさと創生事業については、前段議員への答弁があったので割愛をいたします。

 4番、横河川河口改修と野鳥の保護についてであります。

 本年もまた諏訪湖に白鳥の飛来する季節となりました。聞くところによりますと12月12日現在で19羽とのことでありますが、昨年同期は58羽でありますので、比較すると今年は3分の1くらいの数であります。

 白鳥は御承知のように諏訪湖ならどこでも飛来するということではなく、横河川の河口のみということで近年では岡谷市における冬の観光の目玉にもなりつつあります。

 また、小中学生を初め多くの人に自然観察と動物愛護の場として非常に大切な場となっております。

 さて、私は横河川河口に飛来する白鳥の保護について去る昭和59年及び昭和61年の2回にわたり一般質問を行いました。この一般質問を通じて私の特に要望したことは河口の中洲の改良についてでありましたが、この管理にあたる当局としては治水上難しいということで実現に至りませんでした。

 しかし、9月中旬ころの各新聞によりますと、白鳥飛来する横河川河口一帯を改修する記事を見ました。これによりますと諏訪湖の護岸改修が最後に残った横河川河口一帯の改修計画で、同所が白鳥の渡来地になっているため、ここを植生も回復する人工なぎさにする方式を打ち出しました。このことは諏訪湖で初めて自然と治水を両立させる従来の諏訪湖にない工法を示したこととして大きく前進したものと喜ぶものであります。これも新しい水門の完成と天竜護岸工事が逐次進んでいることが原因の一つではなかろうかと考えられます。なぎさについては天竜川掘削で出た砂利を利用して人工なぎさ化が一部完了してます。この工事が行われたことは諏訪湖で唯一の親水性を持たせ結構なことと思いますが、市民の声としては今まで白鳥が住み慣れた中洲を拡大することはできないものか。それにより白鳥が安心して休息できるではないかという意見ですが、中洲の拡大についてお伺いをいたします。

 また、水生植物の自然回復も期待できるということですが、植生の方法についてお尋ねをいたします。

 5番の市民サービスの向上についてであります。

 新聞によりますと最近住民票や戸籍謄本、年金証明書等の請求手続きを郵便局でもできるようにする市町村がふえております。昭和62年4月、千葉県の佐倉市が実施してから全国では8月末現在 225市町村が実施し、県内でも長野市、飯田市など2市1町7村が実施しており、今後さらに増加するものと思われます。岡谷市でも来年4月より土曜閉庁の実施が見込まれており、住民の不便を少しでも緩和することや、高齢化世帯の増加等による住民サービスの一環として郵便局の集配網を生かした新しい行政サービスについては検討を要すると思います。

 なお、市内の郵便局の配置の状況を参考に調査した結果、本局のほかに特定局が10、簡易局が4の計15カ所であります。この簡易局を含めて15カ所は全部今回の取り扱いが可能であります。現行の手続きをする場合、市役所及び各支所にて行われるわけですが、横川区などの場合車を利用する場合を除き、山の手線のバス利用かと思われますが、上の原及び小萩には簡易局がありますので、ここを利用すればバス代及び手間がはぶけ、市民サービスの向上が図られると思います。

 また、諏訪市は検討する段階であり、茅野市は新年より実施したいとしています。両市の行政機構、また地域差もあり岡谷市と異なる点もあろうかと思いますが、これらを考え合わせると実施に踏み切るべきだと考えられますが、お考えをお尋ねいたします。

 6番の文化事業の運営についてであります。

 文化会館は11月オープンし、その後の利用については市民の好評を博しております。今後の運営については、一方では市の公共施設として市の各種行事に使用され、また振興公社としては独自事業のほかに貸館事業としてある程度の収益も考えなければならないわけであり、会館の効率的利用と相まって一定のお考えがあろうかと思います。特に文化会館と称する施設は伊那県民文化会館を初め、下諏訪町、諏訪市にも同様な施設があり、地方の小都市としては各種事業等も競合する部分もあり、ウィーン交響楽団等よい事業をやると金もかかり、運営費なども大変であると思います。また、施設も音響や舞台装置等よければそれだけ維持費もかかるものと思います。各地の文化会館を視察した結果によりますと、いずこも運営費は多額の経費を費やしているようですが、岡谷市も御多分に漏れないと考えられます。

 そこで、今後の運営についてお考えをお伺いしたいと思いますが、具体的に基金を設置するお考えはどうかお尋ねをいたします。

 以上、壇上からの質問を終わり、あとは自席にてお願いをいたします。



○議長(片倉久三君) 花岡三郎君の質問に対する答弁を逐次求めます。

 企画部長。

         〔企画部長 小松幸雄君 登壇〕



◎企画部長(小松幸雄君) 1番の新年度予算についての中で継続事業についての御質問がございましたので、お答え申し上げます。

 その主なものといたしましては、都市計画街路整備、岡谷都心地区開発、湖畔公園整備、道路整備、竜上橋の整備、西部中学校の改築、公共下水道、こうしたものが継続事業の主要なものとして挙げられるかと存じます。



○議長(片倉久三君) 都市開発部長。

         〔都市開発部長 横内啓吉君 登壇〕



◎都市開発部長(横内啓吉君) 1番の新年度予算に関連をいたしまして5つの開発事業が平成2年度でどのように取り込まれる予定かということでございますが、御指摘のように引き続き事業化へ向けまして基礎となります計画や調査、地元や地権者への調整などを進めていくことが中心になるものと思っております。

 そんな中でも国道20号バイパスにつきましては、年内にルートが察知できる見通しとなりましたので、平成2年度はルートの固定化を進めつつ、都市計画決定、事業化に向けて関係機関への働きを強めてまいりたいと思っておりますし、また公園事業につきましては、平成2年2月の都市計画審議会で公園街路の決定を受けまして用地買収、基本設計、実施設計をしていきたいと考えております。

 都心地区開発につきましては、現在実施しております定住拠点緊急整備事業計画策定調査を受けましての事業認可と緊急整備が必要となります区域とその手法等の検討を深め、計画策定への対応、関係者への調整を進めていきたいと思っております。

 また、新都市開発は今後民間研究会、官民研究会の事業化調査に対する検討と地権者及び地元関係者等への対応を深めつつ地域振興整備公団の事業計画調査の採択に向けまして取り組みを強めてまいる考えでございます。

 以上でございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(片倉久三君) 福祉部長。

         〔福祉部長 武井政次郎君 登壇〕



◎福祉部長(武井政次郎君) 和楽荘の建設計画ということで御質問をいただいたわけでございますが、和楽荘につきましては、現地改築から塩嶺病院前の用地の方へ移転改築するということで計画をいたしております。国、県の補助を受けての事業でございますので、現在その折衝をいたしておるところでございますが、規模は 3,000平米を予定いたしておりまして、70人定員の養護老人ホームと在宅支援機能としてディ・サービス、ショート・ステイを入れていきたいと考えております。

 本年度につきましては地積測量、それから基本設計のコンペを実施いたしておりまして、今度補正をお願いしまして実施設計を本年度のうちにやりたいというふうに考えております。

 新年度に向けましては平成2年度、3年度にわたりまして建設工事を予定をいたしております。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 経済部長。

         〔経済部長 鮎沢茂登君 登壇〕



◎経済部長(鮎沢茂登君) 5大プロジェクトに関連しまして塩嶺王城観光開発事業につきまして御説明をさせていただきたいと思います。

 塩嶺王城観光開発事業につきましては平成元年度に概略設計調査が行われ、塩嶺王城観光開発協議会におきまして一定の方向づけがされましたことから、平成2年度の自治省によるふるさとづくり特別対策事業の採択に向け作業を進めているところでございます。順調に進めば平成2年度に自治省の採択を受け、実施設計を行い、平成4年度には観光連絡道路の完成を目指して鋭意取り組みをしたいとそのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(片倉久三君) 建設部長。

         〔建設部長 新居靖君 登壇〕



◎建設部長(新居靖君) 2番の都市緑化につきましては内容的に2つ御質問いただいたわけですが、都市緑化という大変重要な課題の大きい内容でございますものですから、少しは基本的な理念から触れさせていただきたいと思ってますが、岡谷市の都市景観だとか、また生活環境の中から安らぎだとか、それから潤いというものの中で緑というのは欠かすことのできない絶対要件だというように考えております。

 また、緑は岡谷市のこの町の風情を決定していくといいますか、そういう最も重要な位置づけであるという認識の中で、先ほど御指摘のように長期基本構想の中でも、基本計画の中でも、緑化政策についても対応しているわけです。特にその中でこの岡谷市が求めていくのは緑の量の問題もあろうかと思いますが、質の高い緑の創造を図っていく必要があるだろうと。そういう点で緑を創造するという中では、こう親しみのある緑だとか、また岡谷市としての個性ある緑づくりというものが必要だろうと思います。

 それから2点目とすれば、この緑の機能を高めていくという位置づけの中では、緑を育てていくという形と、それからもう一つは緑と触れ合っていくそういう空間をつくっていく必要があるだろうというようにも考えております。

 また3つ目とすれば、緑を守っていくという中で身近な緑もあるだろうし、それからいわゆる先輩も残された貴重な緑というものもあろうかと思いますが、そういう面での緑を守っていくということ。

 それから4つ目といたしますれば、この緑の輪を広げていくといいますか、緑づくりの参加というものだとか、そんな緑づくりの体制づくりというものが必要だろうと。これらを踏まえる中で、第2次総合計画の中で基本構想として公的の面での緑化と、民間としての緑化というようなそういう2つの面での施策を推進しているわけです。今後一層努力してまいりたいと思っております。

 それから2点目の緑化基金でございますが、ただいま申し上げましたようなそういう方針の中での緑化基金というものは一つの項目になろうと思いますが、議員さんから御指摘の十和田市の例を見ますと緑化基金から得たところの果実、いわゆる収益金をもって緑化施策に充てているいうものもございますし、全国的に見るといろいろの形態がございます。いずれにいたしましてもこの都市緑化基金につきましては、現在庁内的に検討を深めておりますが、そういうことで御理解をちょうだいしたいと思います。

 それから4番目の横河川河口改修と野鳥の保護で2点いただきましたですが、最初中洲の問題でございますが、先ほど議員さんから御指摘のように過去の経過はそういうことでございますが、岡谷市の湖畔公園、それから諏訪湖とのそういう親水性との問題含める中で自然環境保護の皆さん方だとか、それから市や県ということで協議の中で対応してきています。

 まず、中洲についてはあれは御承知のとおりに横河川の堆積土でございます。あれをもっと拡張するということについては埋め立ての問題、それからもう一つは漁業との問題だとかいろいろの面含めまして現在の中洲を保全していくのが精一杯だということでございますから、格段の御理解をいただきたいと思います。

 それから、なぎさにつきましては今までの経過もございましたが、御覧いただきますように全体では約二百数十mの計画でございます。したがって、自然護岸ではなくしてああいう形の中で人工なぎさをつくり、植生の回復としての下地づくりをしているわけです。

 したがって、今後の水生植物という点ですが、マコモ等の水生植物の問題もあろうかと思いますが、自然回復への期待を持っております。ですから当分は少し見守ってみたいと思ってますが、その上に立っての手法は考えていきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 市長。

         〔市長 林泰章君 登壇〕



◎市長(林泰章君) それでは市民サービスの向上の面からお答え申し上げますと、土曜閉庁にあわせては郵便局での対応は平成2年の4月から実施したいと思ってます。

 それから、文化事業の問題につきましては、議員さん運営費の事業費も一緒にしてお聞きになってますけれども、私は運営費の問題についてはむしろ行政が予算の中で責任を持ってやるべきものだと思ってます。問題は事業費の問題なんですけれども、これは例えばウィーン交響楽団を岡谷市に招致する問題一つを見ても3年から4年かかってるわけですね。ですから、事業費のめどがなければ実際には教育委員会にしても、また振興公社にしてもいいイベントを持ってくるためにはその裏づけがなければできないということもありますし、総体の予算がおおよそわかるにしても予算は単年度ですべて予算審議、議決を得て執行ということですから、そういうことが大変難しくなるということもあります。むしろ文化会館の事業基金としてそうしたものをつくっていく必要があるだろうという点では他の先進都市、もしくは今飯島先生を初めとする文化懇話会の先生方は事業基金についてきちんとしためどを立てていくという点では、文化会館の事業に関して一定の果実をもって充てていくという点で、文化会館の事業基金をつくっておく必要はあるのではないかというような提言を教育委員会の方になされておると先生から承っております。そんな点では前向きに検討を深めなければならないというふうに私どもはそんなように受けとめて検討をいたしております。

 細かくはまた教育長先生の方からお願いいたします。



○議長(片倉久三君) 教育長。

         〔教育長 八幡栄一君 登壇〕



◎教育長(八幡栄一君) 文化事業の運営について、ただいま市長さんの方から御答弁がございまして、そのとおりでございます。文化懇話会の皆さん方から御提言をいただいておりまして、教育委員会としてもこれを十分審議いたしましたが、ぜひ文化会館の自主事業を進めるために基金制度を設置していかなければならないというふうに教育委員会として考えまして、これからさらに市長部局と協議を進めまして実現に向かって努力したいとこういうふうに思っておるわけであります。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 花岡三郎君、2回目の質問を許します。



◆13番(花岡三郎君) 13番 花岡三郎です。

 まず、新年度予算についての継続事業についてはただいま答弁がありましてわかりました。

 それから5大プロジェクトにつきましては、国道20号バイパスについては既に新聞などでルートの年内発表というようなことも出ておりますので了解をしますが、事業化に向けてひとつ精力的に進めていただきたいということを要望をしておきます。

 それから、公園事業につきましても来年2月の都市計画審議会に向けての努力をしたいということでございますので、これも了承をします。

 1点だけ、新都市開発についての答弁がありましたが、開発を進める中ではまず地権者及び地元関係者等への理解、協力を求める対応が重要であるというように考えますが、今どのように進んでおるのか、この1点だけをお尋ねをいたします。

 それから、和楽荘につきましても今答弁がありまして、それぞれ計画を進めているというようなことでございますので、どうか立派な施設ができるようにこれもひとつ御努力を要望をしておきます。

 それから、都市緑化につきましては、非常にこの緑化についての重要性を認識をされまして、これは常にやっておられると思いますが、この町の風情を決定するとか、あるいは長期基本構想もあるというようなことで、量のこともあるけれども質の高い創造的なものでやっていきたいというようなことでございまして、これはひとつそのようなことで進めていただきたいと思います。

 それから、基金についてはこれは果実によるものとかいろいろあるようでございますけれども、今庁内において検討を深めておるというようなことでございますので、この問題についてはひとつ、十分やっていただいて、こうしたものができるようにこれからやっていただきたいと思います。

 それから、横河川の改修と野鳥の保護についてでございますが、これにつきましては、この前2回ほど一般質問で取り上げたときは諏訪湖の治水というようなことが非常に重要視されておりまして、1立米の土砂も入れることはできないというような非常に厳しい状況であったわけですが、たまたま今回はあそこへ約300mにわたってなぎさをつくるというようなことで、早く言えば埋め立てをするというように私は考えをいたしました。それと同時にあの河口にある中洲についても何とかそういう野鳥を保護するものの考え方に添えないかというようなことで質問をしたわけですが、やはりこれは確かに横河川の河口ですので難しい問題であろうかと思います。

 ただ、横河川の河口は御承知のように水が流れておりますので、氷が張らないというようなことから野鳥がああした自然の中洲へ住みついたのだろうとは思いますが、これは豊科町の梓川に飛来する白鳥の保護の一環として、浅瀬が崩れればブルトーザーでもとのように直しているというようなことも聞いております。これは諏訪湖の場合は今も申し上げましたように治水上どうしても中洲の拡大が不可能といえばやむを得ませんけれども、またいずれそんな機会がありましたらひとつ検討をしていただきたいということを要望をしておきます。

 また、なぎさへの植生のことにつきましては、これはああいった自然の親水性のもとのなぎさでございますが、ただあそこは芝生にするというようなお考えのようでございます。果たしてあの岸辺に自然植生ができるのかどうかということも疑問でございますが、いずれひとつ検討をして白鳥のえさになるマコモも育てられるような方法でやっていただきたいとこんなことを要望しておきます。

 それから、市民サービスの向上につきましては、ただいま市長さんから土曜閉庁に伴うものとして4月1日より実施をしたいという非常に明確な答弁をいただきましてこれは大変結構なことだと思います。

 それから、文化事業の運営につきましては、私も確かに経営面のことについての基金づくりというようなことを申し上げてしまったわけですが、確かにこの自主事業を進める基金というようなもののことでこれを設けて実現に努力をしたいと、こういう前向きの姿勢が今示されたわけですので、これに向かってひとつ十分検討してこの基金が設置をされることを希望をしておきます。

 以上で2回目を終わります。



○議長(片倉久三君) 花岡三郎君の再質問に対する答弁を求めます。

 都市開発部長。



◎都市開発部長(横内啓吉君) 御指摘をいただきました新都市開発に関連をいたします地権者の対応でございますが、9月に土地利用計画見直しを行いました旨を議会に御報告申し上げました後、比較的面積を多く持っております地権者の方が4軒ほどございまして、これはいずれも部落所有、あるいは財産区等でございますが、そちらの方の説明を一応終わっております。

 今後は、私有の地権者の方に入る予定になるわけでございますけれども、他の作業との進行状況とあわせながら今後御理解をいただくように地権者の対応をしていく考えでございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 花岡三郎君、3回目の質問を許します。



◆13番(花岡三郎君) 13番 花岡です。

 今都市開発部長の方からは新都市問題につきまして地権者対応、現在は団体といいますか、湊区の団体関係に対し話を進めているということでございますが、先ほども申し上げましたように開発にしろ、道路の新設にしても、いずれにしてもとにかくこういうものにつきましては、土地をいかに確保できるかということがこの開発の成否がかかっているというふうに私は思いますので、この問題につきましてもひとつ精力的にこの問題について取り組みをしてもらうように要望して私の質問を終わります。

 以上です。



○議長(片倉久三君) 花岡三郎君の一般質問を終了いたします。

 続いて羽吹義雄君の質問を許します。

 羽吹義雄君。

         〔28番 羽吹義雄君 登壇〕(拍手)



◆28番(羽吹義雄君) 28番 羽吹です。

 通告順に質問をいたします。

 最初の質問は、これは急に、これはおもしろい指摘を受けたものだということで市長の考え方をお聞きしたいわけでありますが、岡谷市の運営上どういう基本的な考え方持っているかと、こういう立場でお伺いをするわけであります。

 過日の市、青年会議所等主催のシンポジウムの席上、ここにおいでの多くの議員さん、あるいは職員もこの席で聞いておったわけでありますが、あの女性パネラーの方が「岡谷市は行政指導型だそうですね」とこういう発言をされました。市長はこれに対して肯定も否定もその場所ではしなかったわけでありますので、少なくとも岡谷市がたくさんの資料を送って、各地方都市の運営をつぶさに研究されているこのパネラーの方が、岡谷市を指して行政指導型だとこういう具合に言われたことに対して、市長はどういうお考えを持っているのかという点を実はお伺いしたいわけであります。

 私は、これは私自身も多少近年特に感じを強く持ったわけでありますが、行政は行政の執行上当然にして市民に対するリーダーシップというものはあってもいいと思います。あってもいいんですけれども、それがほとんどになってしまう。要するに行政という立場から市民に押しつける市政というものをしていくと、これははっきり言えば東ヨーロッパ諸国と同じ結果を生むのではないかという気がするわけであります。そこには独善といいますか、民意が入らないといいますか、言うなればもっと進んで言えば民主主義、あるいは地方自治を育てないという行政になっていくんだと、こういう気がしているわけであります。最近の、近年の林市政というものはともすれば、例えば市政懇談会においても市長が99.9%しゃべってしまって市民の意見を聞かないとこういうような情勢というものがいうなれば行政指導型、もっと悪く言えば官僚指導主義型の行政になると。こういう気がするわけでして、市長の考え方をこの際聞いてみたいとこういう気がしたわけであります。

 2番目は、実は町づくりに関して今日もいろんな議論ありました。ありましたけれども、市長の答弁もそれなりに私は一定の意見が合うといいますか、評価といいますか、そういうものをしたいと思います。

 ただ、それらを前提にしても行政的に行い得る緊急課題は当面岡谷市にはないかというとやはり建設事業がやっぱり市民ニーズの最たるものだということになれば、この際建設事業に係わるところの幾つかの点について具体的に指摘をしてみたいとこういう具合に考えまして、以下8項目について御質問をするわけであります。

 1つはこれちょっとその問題とははずれるかもしれませんが、養護老人ホームの建設に関して市内関係業界、関係業界というのは建設業界のことですが、いろいろなまたうわさが聞こえています。私は、このことは岡谷市の建設事業にどうしていろいろな問題がこう取りざたされるのかという点を残念に思いながら、この際行政側に問題はないのかどうかという点でお聞きをするわけであります。例えばこの養護老人ホームの建設に関するコンペというものが特定業者の指名による業者がコンペ参加の指名を受けたと言われているわけでありまして、それがまた、その特定業者というのが市長と最も親しい関係にある業者であると、こういうことになっているわけであります。

 そこで、この際お聞きをしたいのは、このことに関して言えば指名審査委員会というのは何を基準にしてまずこのコンペの参加業者を指名したのか。そして、その審査基準といいますか、審査の状況というものをこの際明らかにしていく必要があるのではないだろうか。お聞きすれば26日ころコンペに関する審査会をするようですけれども、要するに1業者を決めるようですけれども、指名した5社のうち1社は降りてしまった。これは多少の金をもらうよりも、もう既に決まっているものを書いてもむだだという意見すらあるのではないかとこういう具合に言われておるわけでありますが、実際に1社が降りているのかどうか、その辺を含めて、指名業者決定に至る経過というものを明らかにしてもらいたい。こういう具合に思うわけであります。

 2番目の丸山橋線ですが、この事業が始まって既に2年度たつわけであります。事業年度でいえば2年度であります。ところが、ごく一部手がついたというもののほとんどこの進捗はありません。当初10カ年計画ということで、私がこの席からぜひ市長の政治力をもってこれを短時間に仕上げてもらいたいと、こういう要請を申し上げました。市長も努力を約束されましたが、今日の状況を見ますととても10年どころか、10年以上になってしまうんではないかというような気すらするわけでありまして、近年今井西土地区画整理事業等が完成するに従って道路が上の方だけあいたために、まさに大型車両を含めて交通地獄というのが現実にこの丸山橋線と呼ばれるところを表現してもいいくらいのひどい交通事情といいますか、そういうものが目立つようになってるわけであります。

 そこで一つはこんな状況で一体工事を進められたのではとてもたまらないと考えてますが、これに対する、もう一度促進方の努力というものについて聞かせていただきたいのが1点であります。

 それからもう一つは、私は今井区のこれに対する対策委員長やっておりまして、何とか促進をしたいということで市の姿勢にも協力し、関係地権者等の意見もまとめることに努力してきたのでありますが、区によってはやっとこのごろ何か格差協議が決定したと。しかもその格差協議の内容見てみますと、当然格差協議というのは 100が基準になって上、下ができてくるわけでありますが、その区は 100をなくして 101から始めたということになれば、買収単価にまさに格差を他区との間につけて、強いことを言う区は基準が上がっていくという傾向になるんではないかという気がするんですけれども、この辺の市の対応の仕方というものについて不満を持つわけであります。この辺について明らかにしてもらいたいとこういう具合に思います。

 3番、下辰線の問題であります。

 これは本通り地籍は、下辰線は既に完成したかのごとき印象でもう何年たつか知りませんが、しかし一部未完成のまま残されています。これは県道とはいえ地元対応は市がするわけでありますが、それは地主やあるいは借家人等含めていろいろ問題あることは知ってますが、なぜこれが解決されないかといえば、これは私はもちろん人相手でありますから、その人をうんと言わせるにはいろいろな道もあると思います。ただ問題はこちら側に誠意とか熱意とか、あるいは努力というものが本当にあったのかというと私は欠けているような気がいたします、失礼ですけれども。例えば市長が直接地権者等に会って問題解決のために本当に腹を割って話し合って懇願する、一度断られたら3度すると、3度断られたら10回するというそういう努力というものがなければ、公共事業の中というものは進まない部分がたくさんあるんじゃないかと思います。この辺の姿勢について努力の経過というものをお聞きしたいし、今後の解決策というものをお聞きをしたい。

 ついでにちょっとこれは下辰線に関することですので通告してありませんが、ただ新聞を見ていて感じたことをこの際お聞きをしたいと思います。

 例えば市長は市政懇談会の席上で岡谷区地籍から特に川岸地籍にかけては諏塩トンネル問題の経過からこの拡幅、あるいはバイパス等について関係区との約束があり、いうなれば地元の方でぜひやってくれという意見がない以上はこれは手がつけられないというような表現を新聞紙上で知ったわけであります。これは前にもそういう答弁はありました。既に市長になって16年。それが、もし岡谷市のために必要なものだとすれば、よしんばそういう約束があったにしてもこれはむしろ市長の側からは三沢区なり関係区に対して必要性を説き、そのときの経過は経過としても道路改良について積極的にこれは進めるという姿勢があってもいいのではないかとこういう具合に考えますが、その辺どうでしょうかということをお尋ねしておきたいと思います。

 国道バイパスに関してお伺いいたします。

 これは先ほどから御意見がありますように、この20日ごろですか、何かルートの発表がある。それはまことに結構なことですが、問題は今も多少の答弁ありましたが、ルートが発表になって、例えば平成2年度事業費がつくのかどうか。いわゆる工事事業費がつくかどうかということがひとつ問題があります。同時に問題は地元には必ずしも 100%賛成の意見はまだありません。特に今井区でいえばバイパス研究会はつくられましたけど、バイパス対策委員会はありません。ことほどさように、これも公共事業として地元対策といいますか、地元に対する対応というのはどういう姿勢を持って対応しようとしているのかと。今日までは、区画整理事業等を言われておりましたが、ルートを固定化されればそこに自ずから利害関係というものは生じるんで、その辺についての考え方をひとつお伺いしたいことと、もう一つはバイパスのできることは好ましいことですが、問題は取りつけ道路といいますか、既成の道路。例えば今井新道のバイパスへの取りつけ等であります。このことが、実際には同時並行的に行われなければバイパスの効用というのは半減であろうと私は思います。これは町づくりの立場から言えばそういうことになると思います。

 そこで、従来の行政はともすればそういう部分が欠けている。例えば先ほども申し上げました丸山橋線がそうでありますように、上の方はできたけれど下の方がこれから10年もかかるというこういう、要するに後追い行政であります。この際、バイパスを軸にして、もし地域の活性化というものを図ると考えるならば、当然にして幹線取りつけ道路くらいは同時並行して事業化されるべきであると考えますが、この辺の考え方をお聞きしたいわけであります。

 5番目の中心市街地における改修の進まない河川というのは、実は市街地と呼ばれる本当の旧岡谷市の旧岡谷の中でもまだまだ改修されない河川があります。これは部長等に常に指摘をしておるところであります。これらの改修に積極的に取り組む姿勢があるのかどうかという点だけお伺いをいたします。

 丸中跡地問題であります。

 これは先ほどいろいろ意見がありました。市長答弁は借地を続けていくというような方針のように聞こえました。だから、そのために短期活用を考えているというような話でありますが、私はもうここでこれだけの年数かけてあれを確保といいますか、押さえてきていますが、地主の中にもいろいろの意見がありますように、実際には公示価格を含めて実勢価格というのはこの数年といわず年に10%近い、あるいはそれ以上の値上がりであります。実際に市長が考えているようにこれを種地として、いわゆる市街地開発を考えるにしても膨大な、またそこに経費をかけなければならんという状況を生み出すことになると思います。。

 そこで、今の借地料から考えてみても、これは例えば一時借入金の金利と計算してみてもそれほどの差はないんじゃないか。とすれば、この際、市が確保するという方が市民利益に将来的にはつながると私は考えるんでありますけれども、この跡地をまだ、要するに事業の見通しが立つまで、あるいは事業化されるまで借りるのかどうかと、この点をこの際お聞きをしたいとこういう具合に思います。

 JRの連続立交に関しても1、2の御意見がありました。強い決意でJRに交渉するというのも必要であります。いや、必要どころじゃない、それはぜひやってもらうことが私もいいと思います。

 ただ、率直に申し上げてこれも土地の買収をされてから20年以上。市長と、例えば諏塩トンネルの交換条件としての約束ごとをされて既に15年以上。今のJRへと体質が変わってから、これはやる気がさらにないということは先ほど市長答弁のとおりであります。とすれば陳情もさることながら、あるいは土地を市民に返すようなことをしてもこの解決というのは恐らく先何年かかるかわからないというのが実態ではないでしょうか。とすれば、岡谷市の町づくり、あるいは都市計画事業上これは大きいネックでありますから、私はその問題の片がつかなければ岡谷市の町づくりができないという立場でこれに対応するのではなくて、それはやはりそういう条件があるけれども、町づくりが進むような方途、要するに事業計画の変更ということをしてもいいんじゃないか。それが、もし将来的に何十年先になるかしれませんけれども、後戻りにならないようなその辺の工夫をして、例えば中道町線を含む都市計画事業といいますか、これを進めるべきだとこう思うのでありますが、その連続立交に関してそういう気持ちというものが出てこないかどうか。その方が岡谷市民のために利益になるはずでありますから、その辺のところの切りかえというのはできないのかどうかということをこの際お伺いいたします。

 最後は小さい問題でありますが、市道を管理する市が、例えば安全施設的な要素として市道の上へつまらない工作物をつくっています。例えば一つの例でいえばガードパイプであります。市道上に置いてありますから不安全工作物であります。要するに縦割り行政の弊害でありますが、安全課等が勝手にそれらの関係機関と相談しているか知りませんけども、物を建てておく。例えばガードパイプをつくってもらったためそこに車が何回となくぶつかるとこういう始末であります。それは具体的な場所は指摘をして見てもらいました。

 例えば旧警察署入り口の今井新道交差点であります。何か話に聞けば信号機を点滅をさせているときには事故があったので、そのために信号機を正常に、点滅式でないようにしたら事故がなくなった。にもかかわらず事故がなくなってから道路上にボコボコしたものをつくって交通不安全の要素をつくっている。これは一体何だろうかと夕べもタクシーの運転手に聞いてみれば、市は事故がなくなってからつくりましたとこういう話なんです。その辺のところの、一体要するに安全を求める気持はわからんではないけれども、何か言われてから1年もたってやるものですから、いつの間にか条件が変わってきている。この辺は行政上のやればいいというだけのおざなり行政じゃないかと、実態に合わない。

 例えば私が市税のむだ遣いだといって街灯の問題をこの前取り上げて申し上げました。今新しくできた警察署の横に行ってごらんなさい。夜警察側でこうこうと電気がついている。そこに安全灯が立ち、街路灯が2つも3つもついている、そんなばかなことをしているわけですね。だから、市道上における何と言うのか、不安全というか、むだな経費を使っている気がするわけでありまして、この辺はおざなり行政と指摘せざるを得ないんですけども、この辺について今後の対応を考えてもらいたい、こう思うんですがどうでしょうか。

 以上、この席からの質問を終わります。



○議長(片倉久三君) この際、暫時休憩いたします。

         午後4時20分 休憩

         −−−−−−−−−−−−−−−−−

         午後4時32分 再開



○議長(片倉久三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 羽吹義雄君の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

         〔市長 林泰章君 登壇〕



◎市長(林泰章君) それでは数点についてお答えをさせていただきます。

 第1点の行政指導型都市の指摘についてのところでは、私はあのときには「指導型」と言ったのか、「主導型」と言ったのかどうしてもわからなかった。主導型であれば当然のことで民意を反映しながらその事業遂行は行政が指導権を持ってやるという点で当然行政の進め方としてはそういうパターンであって批判を受けるべきものではないというふうに受けとめてました。指導型ということになるといろいろの理解の方法が出てまいりますから、その辺のところはこの猪爪パネラーの言われた意図するところがどういうところにあるかはよく理解できなかったわけですけれども、私の聞き方としては主導型というふうに当時は受けとめさせていただいたところです。

 それから3番目の県道下辰線の問題については、当時諏塩トンネル短絡線、関係された議員さんもおられるからよく御承知をいただいておりますけれども、国鉄の陸橋のピアだったですね、あのときには。その橋桁のできる場所の問題を巡って議論があった折りに県道下辰線の拡幅を意図して国鉄問題の隠れ蓑でそれを進めるということで大変な議論がされてきた。その折に県道下辰線の問題と切り離して諏塩トンネル短絡線の問題解決にその県道をまたぐ橋梁としてその柱を建てさせていただきたいというお願いを地元に申し上げてまいりました。そのときに県道下辰線の拡幅を意図しているということで問題はそちらの方にすりかえた議論がされたときがあります。折、県道下辰線はまだとても進むような状態にもありませんし、県道下辰線の拡幅をこのピアをもって行うということは基本的には県道下辰拡幅については別な案件として、もし今後行うとすればそうした方向で取り組むべきものであるからという御説明を申し上げたが、そのときにはそれがなかなか理解されずに県道下辰線の拡幅はやらないということでもってその当時お話を申し上げた経過があったわけです。

 以後、その当時関係した皆さん方も県道拡幅をというお話がありますけれども、ぜひひとつ県道下辰線の沿線の関係者の理解と協力だけは得てからお話をいただきたいというお願いを申し上げてあります。したがって、それらの問題の精査がなされてくれば県道下辰線の拡幅も三沢地区の問題の取り組みの道もあいてくるかと思ってますが、それはまた今後に待つ問題ではなかろうかというふうに思っております。

 それから、国道バイパスに関しましてはここで察知ルートが仮に明らかにされたところでこれからの手順としては都市計画決定に持ち込んでいかなければいけない。都市計画決定から事業認可に向かって逐次事業の段取りが踏まれていくことになりますから、まだ具体的な予算の問題に入る段階ではないと思っておりますが、その予算というのは建設費にはまだ入れないという点で、まだ平成2年度については具体的には事業を進める前段の調整と手順を踏むということになろうかと思っております。

 それから、地元の皆さん方、いうなれば国道20号線沿線地域の皆さん方への御協力をいただく問題につきましては、もとよりそれぞれ20号線バイパスに対する御理解はかなり大勢の関係者にちょうだいをいたしてきておると思っておりますが、個々の問題についてはもとよりたくさん意見が持たれているかと思っております。それらはルートを一応固定しながら個々の利害の問題、また地域の問題等について具体的な対応に向かって、市としてはこれに積極的な対応努力をいたしてまいりたいと思っておりますが、議員さん指摘されるように国道20号線バイパスは当時、数年前にも議会で議論がありましたように通過車両のための道路だけではなくて、生活道路としての位置づけも明確にいたしてまいりました。

 したがって、その道路は市街地、もしくは山の手地域をつなぐ生活につながる道路にしていくという点から見てまいりますれば、アクセス道路の持つ意味というのはきわめて岡谷市にとっては、最も大切な問題だと思っております。したがって、取りつけ道路の問題も並行してこの問題に取り組んでいくことになろうかと思っております。

 したがって、その道路は市街地、もしくは山の手地域をつなぐ生活につながる道路にしていくという点から見てまいりますれば、アクセス道路の持つ意味というのはきわめて岡谷市にとっては、最も大切な問題だと思っております。したがって、取りつけ道路の問題も並行してこの問題に取り組んでいくことになろうかと思っております。

 それから、都心地区における河川改修等に関しましてはもとより積極的に取り組んでいかなければならないというふうに考えております。

 したがって、幾つか指摘されている今日までそれに取り組む努力がなされているわけですが、なかなか予算づけの問題等遅々として進まない部分やら、その他開発事業との整合性、その事業の中で行っていく事業もございますし、それら含めながら河川の改修については今後も前向きな取り組みを市としてはもとよりいたしてまいりたいとさように思っております。

 それから、丸中製糸の跡地の問題については、市としては庁内的にはぜひ取得していきたいという考え方を基本にして検討はいたしておりますが、地権者との話し合いがまだそこに至っておりません。8割近い地権者は了としてくださっていますけれども、なかなかこれがまだ全部一つにならないということから段階的に買収していく方法がないだろうかという点と、岡谷市も一度には買えませんから段階的取得でいく方法と当面借地という条件だけは満たしておかないと今後につながってきませんから、平成2年度のスタートは借地を前提にしてのまず了解を得ていく。そして、その中で確保、取得に関しての話し合いを継続して進めていくということでできるだけ早くに答えを出したいというふうに考えております。

 それじゃもう一つは下辰線の尾澤さんの問題についてでありますけれども、事情はもう御承知のようですから細かな説明は割愛させていただきますが、今まで交渉してまいりました尾澤仁一さんが病気で今入院をしてしまいまして、以後その交渉ができないでおったんですけれども、今度奥さんと御子息がこの対応に、御相談に乗ってくれることについ1カ月ほど前にそんな方向で姿勢が示されてまいりました。今度はなんていうといかにも仁一さんに失礼ですが、話が進んでくるんじゃないかなというふうに受けとめておりますが、できるだけあと抱えている課題としては県道下辰線の中では本町地籍の尾澤さんの用地に関する課題だけはできるだけ早くに片づけたいと思っておりますので、機会を見て私の方からもこの対応をいたしてまいりたいとさように思ってます。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 助役。

         〔助役 小口利行君 登壇〕



◎助役(小口利行君) 建設事業に関係する諸問題の中で御質問いただきました養護老人ホームの建設に関連いたしましての指名審査委員会に係わる分について私の方からお答えをいたしたいと思います。

 例えばということでお話がございました点につきましては、業者から指名をいただくというようなことはまったくございませんので、この辺は御了解いただきたいと思うわけでございます。

 それから、指名審査委員会は何を根拠に指名したかということにつきましては、これは10月3日に第13回の指名審査委員会を実施をいたしております。まず、岡谷市での資格登録があること。それからこの地域における実績があり、それから地域事情を承知していること。かつ福祉施設を手がけ、また完成実績高、技術職員数等を考慮する中でこの和楽荘の基本構想に基づく優秀な設計のできる業者を5社指名選定をいたした次第でございます。

 それから、審査の状況につきましては、これは秘密にするという条項がございますので、この点につきましては内容についての発表は控えさせていただきたいと思いますので、御了承をいただきたいと思います。

 それから、1業者が降りたというけれどもという点につきましては、これは事実でございます。1業者が業務遂行に非常に多忙なために期限内に期待にそえる提案ができないので辞退をいたしたいということで辞退をいたしてまいったわけでございます。この審査委員会といたしましては、市長から任命を受けまして独立した審査を行っておりますので、今後も慎重にさらに厳正にやっていくつもりでございます。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 建設部長。



◎建設部長(新居靖君) 最初に都計道丸山橋線の改良工事につきまして2点御質問いただいたものですからお答え申し上げたいと思います。

 まず、最初にこの工事に対する遅れと申しますか、促進方の努力についての御質問でございますが、議員さん御指摘のように市施行分と県施行分と2つあるわけでございますが、今井地区におけるところの市施行分につきましては、大変こう関係地権者を初めとする対策委員会の皆さん方の御理解でおかげさまで計画どおりに実施しております。これは昭和63年、平成元年を通しましてでございます。

 それから、御指摘の他地区の県施行工事区間でございますが、これは御理解いただいてますように延長が830mという長い中で、大部分が民地のど真ん中を新しい法線が通っていくというようなことやら、それから一般住宅のほかに大型の営業用地があるとかというような形で大変格差協議におきましての慎重な審議を地元としていただいたわけです。だから、それらを踏まえまして昨日単価の決定をいただきまして、今日現在は家屋調査、それから3月までに迎えまして今年度の事業を対応してまいりたいということで今の見通しでは今年度計画は遂行できるというふうに考えております。

 いずれにいたしましても今後につきましては、今井地区もそうですが、県施行の分を含めましてまず1点は事業費の確保。それから2点目は地権者の皆さん方の要望を受ける中で代替地の対応。それから3点目は各々の地権者の皆さん方の移転計画というんですか、こういうものとの整合を図る中で早期の事業完成へ向けて努力を傾注してまいりたいと思っております。

 それから2点目の格差でございますが、御指摘いただきますような形で 101点地の修正はございましたですが、若干経過だけを申し上げさせていただきたいと思います。県施行の分につきましては商業地域、それから準工業地域、住宅地域の用途地域がこれ3つにまたがっているというような形。それから、それらを踏まえましてこの標準地、基準地をどこから取るかということで、少し専門的な面で大変恐縮でございますが、地理的な要因としては3つの大要因があるわけでございます。それから、画地的な要因という形の中で2つの項目があるわけですが、これらを全体引きますと小項目では十数項目になるわけです。これらを決定要因といたしまして標準地点というか基準地を最低のところで取るか、中間で取るか、または上限で取るかという3つのやり方あるわけですが、県施行の分については中間部で取る必要があるだろうという地権者の皆さん方の御意見等を拝聴する中で県とすれば最高点数 115点、それから今井区との続きを98点と、この間袋地等は70点というのもございますが、12段階に対応したわけです。今井地区の場合には袋地を含めて2つの格差だということでございます。こういうような差もございまして大変委員会としても、また地権者としても時間をかけて慎重御討議をいたしたということです。

 それで、今御指摘の 100点地を標準にすべきじゃないかということですが、間下の場合にはやはり中間点のこの12段階あるうちの 107点地が基準地で中間部だということで 107点地を標準地にしてございます。

 したがって 101点地の問題ですが、当初 100点でつけましたですが、やはり市道との接点の問題、画地の問題等のさっき申し上げた十数項目の要素からいきまして、全体の間下地区の中でも一番多く占めるのは 100点地の皆さん方がそういう点でどうしても格差がおかしいではないかということで対策委員会、常任委員会、地権者総会においてそれはそういうように直すべきじゃないかという全体の合意の中で 100点地を 101点地にしたということです。そうしますと議員さんからの御指摘の今井地区との単価格差がつくではないかということですが、あくまで 100点地を 101点地の修正でございまして、今井地区との接点の98点はそのままです。それ以外の11段階ですが、これもそのままでございます。したがって、今井地区との単価の格差をつけたという意味ではございませんから格段の御理解をいただきたいと思ってます。

 それから、次に市道上の工作物でむだ遣いではないかという今おしかりもちょうだいしたわけですが、端的に御指摘の今井新道の部分を含めまして今年度4交差点を実施いたしました。考え方としますれば交通安全、または公安的な面での努力はそれはそれでしていただくとして、道路管理者としての問題で事故防止について対応できる部分がないだろうかということで警察署、県公安等と協議をする中で4カ所につきまして御指摘のようなものをやったわけでございます。

 それから、御指摘の今井新道の中川洋服店さんの前でございますが、点滅の問題等も私ども承知はしておりますが、警察等と協議をする中で今井新道については比較的交差点事故が多いと。特に平成元年1月から12月7日まで、ついこの間の7日前ですが、5件ございます。それからもう一つの理由として幅員が広いために直線でスピードを出すという車が多いということで警察署との協議の中で設置したものでございます。

 これらにつきまして今後どういう計画かという御質問ございましたですが、これらの効果等見ながら対応というものは考えてまいりたいと思ってます。

 なお、先ほどの県道の県施行の分の単価につきましては、先ほど合意をいたしましたということを申し上げてございますが、そういうことでよろしくお願いをいたします。



○議長(片倉久三君) 都市開発部長。

         〔都市開発部長 横内啓吉君 登壇〕



◎都市開発部長(横内啓吉君) 2番の建設事業に関連する諸問題についての7)番JR中央東線連続立交に関連をいたしまして岡谷市の開発上ネックになっているので、それに対応する方法といたしまして事業計画等の変更をする工夫をしていったらどうだろうかという御提言をいただきました。

 御存知のように現在の立交は複線高架を基本に都市計画決定がなされておるわけでございまして、私どもも御承知のように本年1月26日の陳情では用地を提供していただきました皆様の関係もございますし、複線高架を基本としながらも何とか単線高架だけでも先行してほしいというようなお願いをしておるわけでございまして、この計画は現在も変わりません。市長の方から答弁がございましたように今年の陳情の中ではというようなことで土地の取得に絡む話もございましたけれども、提供いただいた皆様のこと等も考えましてこの計画を変更する考えはございませんし、何とか現在の計画の中で高架にできる方法はないかという方法論の部分で検討している段階でございまして、今後それぞれの立場で連絡を取り合いながら検討を深めてまいりたいというふうに思っております。今後の陳情の結果等でどんな動きになっていくかというようなこともわかりませんけれども、何とか単線高架だけでも先行させたいという気持ちでおるわけでございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(片倉久三君) 民生部長。

         〔民生部長 手塚文武君 登壇〕



◎民生部長(手塚文武君) 8)の市道上の工作物についての中で、ガードパイプ等の御指摘をいただいたわけですが、安全施設につきましては、当初予算の際に箇所の決定もお願いして計画的に設置をしているところでありますが、年度中途で道路状況の変化によって、あるいはまた場所によっては緊急に児童、生徒を初め歩行者の安全確保を行わなくてはならないことも発生いたしまして、そうした場合は随時に設置をするものもあるわけであります。

 御指摘の防犯灯、街路灯等の効果的な設置を含めまして不安全の御指摘を受けないよう一層努力をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 羽吹義雄君、2回目の質問を許します。



◆28番(羽吹義雄君) これは議長さんに要望するんですが、例えば連続立交について先の見通しがないではないかから、したがって、こうしなさいと言っているだけれども、見通しがありますというのならわかるんだよな、例えば何年後なら何年後。ところがそのことなしに、まあ様子を見ながらでは答弁にならないんで、これは答弁をもう少し、どうですか懇切丁寧にしていただけないでしょうか、もう少し質問の内容に従って。これは議長の指導をひとつしていただきたいとこういう具合に申し上げておきます。

 さて、そこで1番の問題であれを聞いたときに岡谷市は確かにこれだ。我々が行政に携わる以上はこれは反省しなければならんと実は思ったわけです。多くの職員や市長はどう感じたのかなと実は思っているので、いわゆる行政指導型というのが高じると先ほど申し上げたようなことになるんで、これはまたもう少し先で議論をしたいと思いますのでこれは結構です。

 これは2番の1)の問題はそれは審査内容は秘密だというのはそれは庁内的なことですよ。市民から見れば今日情報公開が叫ばれている時代に、それは支障がある問題については確かに公開しなくてもいいけれども、そういう疑いをもって見られるなんていうことはむしろ積極的に公開すべきものじゃないですか、実際には。そういう姿勢がないから実はつまらないうわさが流れるんじゃないでしょうか、現実に。では、端的にお聞きしますが、例えば昨晩も言われましたよ、私は、その関係業者から。岡谷市の指名審査委員会なんかかいらいで、市長の言うなり委員会だと、あれは。こういってその業者が言っているじゃないですか、現実に。そのぐらいの疑いを持たれているかいらいの指名審査委員会なら何の効果があるんです。だから、私はトップダウン、何でも市長のいいなりになるような指名審査委員会、自主性のない審査委員会ならいらないと。市長が何でも決めればいいと、こういうことになるんです。おざなりに答弁されるに決まっているってわかってたんだ。だから、審査の内容を教えてもらいたいとこう申し上げている。さもなかったら疑いの、市長が言うなりの指名審査委員会だからああそうだな、やっぱりあの業者に決まった、多分同業者もこの業者に決まるだろうなんてそのままいっちゃうんじゃないですか、そこのところを心配しているんだよ、私は岡谷市政のために。だから、それはやっぱりきちんと、それはおざなりにこういう業者を選定しました。あたりまえの話だ。そんなこと聞いているわけじゃない。なぜその業者が選ばれたかと。確かにあなたの答弁の一つだよ。某業者の指名した人はその業者の仕事やっているからです。だから、その業者が指名されたんだとこういう言い方しているんじゃないですか、実際には。そんなものは指名審査委員会がやったんじゃない。市長が指名したんだってこう言っているんじゃないですか。だから、審査の内容を努めて明らかにした方がいいとこう申し上げているんです。

 丸山橋線の改良につきましては、これは部長がいろんなことおっしゃるけれど 100点をなくして 101点からやるなら、それは格差協議じゃないよ、はっきり言えば。(「リーン」予鈴)1年間粘ればそうなる。我が今井区のように市の出された格差協議 100点を基準にしてこうしましょうというそういう市民との合意じゃないじゃないですか、実際には。標準地を選ぶのは全然違うんじゃないですか、今井区の場合と。例えば今井はインターに近いとこは安いと、そう言ったんじゃないですか、市の基準の選び方は。要するに粘れば上がるということわかりました。そんな工事の仕方をしていったら公共事業に重大な問題残しますよ。そんなこと許せない、実際には。だから決まったことはやむを得ないにしても、今後そういう姿勢で私ども臨みたいと思うがあなたの決意を聞かせてもらいたい。こう思うわけであります。

 3番の下辰線の問題で本町通りの問題はそれに期待します。三沢地区を含むその問題については亡くなった片倉文平さんが私のところへしみじみ手紙をよこした。これは前にもこの本会議で申し上げた。「雪がよけられて歩道と呼ばれる側溝の上へ溜まって歩けるものではないから、一度来て歩いてみてくれ」という手紙もらったことがある。それは失礼ながら今井区の問題に対して区会で決議して署名するような区だ。なぜ市民のためになるように市長と積極的な交渉をしてむしろ市の発展のために寄与するかということを阻害するような区であってはならないと私思う。それは市長がむしろ積極的に働きかけをするべきである、こう思いますが、もう一度そこのところ確認したいと思います。

 市街地の河川改修問題。これは失礼ですけれども、例えば例を挙げて言えば原宏議員のお店の隣のあんなところがちっとも直らない、実際にはね。豊島屋のスタンドとの境ですが。これは要するに目配りが足りないということですよ、はっきり言えば。だから、これは期待をします。

 連続立交は今申し上げたようにぜひ先の見通しを立てて行政というのはやっぱりやらなければならないでしょう。先見性を持つかどうかということは行政上の重大な要素ですよ。その意味で言えばもう一度、そんなおざなりの陳情経過ならよく知ってますよ、そんな聞かなくたって。そんなこと答弁してもらいたくない。きちんと答弁をしてもらいたい。(「リ・リーン」終了) 時間がありませんから以上申し上げます。



○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君の再質問に対する答弁を求めます。

 助役。



◎助役(小口利行君) お答えいたしたいと思いますが、これは先ほど申し上げましたような和楽荘の業者選定の指定と申しますか設定で指名を申し上げたわけでございます。

 それから、審査の内容、審議会の内容につきましては、これはやっぱりかなりこの中ではシビアな審査をいたしておりますし、発言もかなり厳しいものが出ます。したがいまして、それを一々申し上げないということでございますが、結論的には御賛成をいただいてこの決定をみたというわけでございますので、この辺の御了承をちょうだいいたしたいと思うわけでございます。

 それから、例えばという御指摘について先ほどお答えを申し上げたわけでございますが、これは特定の業者から言われて指名をいたしたというようなものではまったくございませんので、この辺の御理解はちょうだいいたしたいというように思うわけでございます。

 それから、指名審査委員会が単なるぬけがらじゃないかというような御趣旨だと思いますけれども、決してそんなものではございません。これは厳正に行っておりましてこの辺のところはぜひ御信頼をちょうだいいたしたい、こんなふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 建設部長。



◎建設部長(新居靖君) 都計道丸山橋線の 100点地の問題で、再度御質問をいただきましたですが、間下区の場合には先ほど申し上げましたように標準地の取り方が3段階であるが、 107点地というものを標準地でやってきています。したがって 107点地だけであと100 点地を 101に直しただけでほかは訂正しておりませんということでございます。

 それで、今井区の 100点地とそれから間下区の 100点地とは同一単価ではございません。そういう点で間下区が1点を上げたためにごね徳ではないかということですが、これはごね徳ではないというように明言しても結構だと思いますが、そういうことで御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(片倉久三君) 都市開発部長。



◎都市開発部長(横内啓吉君) 連続立交を巡ります関係の見通しでございますが、現在私どものところで具体的にいつから事業に着工できるというような状況にまだなってきておりません。県が事業主体であるということ、国鉄の負担があるというようなこと、それに市の負担があるわけでございますが、そのようなことも御承知かと思いますけれども、そんな中でどういうふうにすれば早くに事業ができるかという中で、現在陳情やら折衝、相談等をしている段階でございます。できるだけ早くに事業が実施できるようにするのが行政の務めだと思いますので、今後各方面へ働きかけ、あるいは御相談をする中で早くに目鼻をつけて発表ができるようにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(片倉久三君) 市長。



◎市長(林泰章君) 県道下辰線の件ですが、私もこの問題の渦中にあって一定の論議をしてきた当事者ですから、いろいろの問題が当時から議論されてきたこともよく記憶に残しておるつもりですけれども、いずれにしても地元の皆さん方の熱意と協力が柱になりますから、私どもが行ってぜひやらせてくださいという姿勢だけの問題ではないというふうに思ってます。そんな点で当時の経過を振りかえるにつきましても、行う事業がまた同じことの繰り返しであってはならないという点では、地元の方でもよくひとつ御賢察をいただかなければならない。私どもの方でも県道下辰線の早期解決は、県道下辰線を利用している皆さん方の声ばかりでなく、長野県としてもこのワースト1にある道路がこのままであってはならないという点ではまったく考え方を一つにしているものでありますし、その立場ではいささかも変わるものではありませんから、できるだけ早くに交通渋滞が解消されることを私どもは願っております。そんな考え方で今後に対応もしていきたいと思っておりますが、前段の件を含めて十分に御理解を求めていきたいと思ってます。



○議長(片倉久三君) 一通り答弁が済んだようです。

 羽吹義雄君、3回目ですが、残り時間がございませんが。



◆28番(羽吹義雄君) 質問をいたしません。というのは時間がないから残念ながらしません。

 ただ、きょうは前提で申し上げましたように、私は岡谷市の町づくりはときに当面緊急課題はやっぱり建設関係だと。そのことについては真剣に取り組んでいるということはわかるんだけれど、この間のシンポジウムではないけれども、こうやって真意を区切って聞いて見ればそこに必ず行政のすき間があるという指摘は、私は大切なことだと思っている。そのすき間を私が申し上げたつもりです。ごく小さなものを申し上げたものですけれども、私はそこに指摘をしたようなことをぜひ埋められて町づくりに進むように心から期待して一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(片倉久三君) 羽吹義雄君の一般質問を終了いたします。

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○議長(片倉久三君) 本日はこれまでとし、延会いたします。

         午後5時09分 延会