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長野県 岡谷市

平成10年  9月 定例会(第4回) 09月07日−01号




平成10年  9月 定例会(第4回) − 09月07日−01号







平成10年  9月 定例会(第4回)



       平成10年第4回岡谷市議会定例会会議録(第1号)

                         平成10年9月7日(月曜日)

●議事日程

 ▲日程第1  会議録署名議員の指名

 ▲日程第2  会期の決定

 ▲日程第3  市長あいさつ

 ▲日程第4  議案第67号 平成9年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第5  議案第68号 平成9年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第6  議案第69号 平成9年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第7  議案第70号 平成9年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第8  議案第71号 平成9年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第9  議案第72号 平成9年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第10 議案第73号 平成9年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第11 議案第74号 平成9年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第12 議案第75号 平成9年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第13 議案第76号 平成9年度岡谷市市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第14 議案第77号 平成9年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第15 議案第78号 平成9年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第16 議案第79号 平成9年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第17 議案第80号 平成9年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について

 ▲日程第18 議案第81号 平成9年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について

 ▲日程第19 議案第82号 平成9年度岡谷市水道事業会計の決算認定について

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●本日の会議に付した案件

 ▲日程第1  会議録署名議員の指名

 ▲日程第2  会期の決定

 ▲日程第3  市長あいさつ

 ▲日程第4  議案第67号 平成9年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第5  議案第68号 平成9年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第6  議案第69号 平成9年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第7  議案第70号 平成9年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第8  議案第71号 平成9年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第9  議案第72号 平成9年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第10 議案第73号 平成9年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第11 議案第74号 平成9年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第12 議案第75号 平成9年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第13 議案第76号 平成9年度岡谷市市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第14 議案第77号 平成9年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第15 議案第78号 平成9年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第16 議案第79号 平成9年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算認定について

 ▲日程第17 議案第80号 平成9年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について

 ▲日程第18 議案第81号 平成9年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について

 ▲日程第19 議案第82号 平成9年度岡谷市水道事業会計の決算認定について

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●出席議員(26名)

           1番    横内東洋雄議員

           2番    上野安規光議員

           3番    河口今朝美議員

           4番    川崎展司議員

           5番    小松清康議員

           6番    佐々木澄子議員

           7番    原  宏議員

           8番    野溝道子議員

           9番    渡辺太郎議員

          10番    降籏 清議員

          11番    今井友吉議員

          12番    宮沢広光議員

          13番    八幡泰年議員

          14番    加藤レイ子議員

          15番    小松 稔議員

          16番    八幡益晴議員

          17番    横内敏子議員

          18番    三井正二議員

          19番    毛利栄子議員

          20番    笠原征三郎議員

          21番    田中親雄議員

          22番    山田一久議員

          23番    清水隨豊議員

          24番    林 公敏議員

          25番    堀内一光議員

          26番    林  稔議員

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●欠席議員(なし)

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●会議規則による議長指名の会議録署名議員

          13番    八幡泰年議員

          26番    林  稔議員

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●地方自治法第121条の規定による説明のため出席した者

          市長         林 新一郎君

          助役         林 正茂君

          収入役        横内啓吉君

          教育長        北澤和男君

          企画部長       藤森武男君

          総務部長       倉坪宏夫君

          生活環境部長     川崎昌男君

          保健福祉部長

                     八幡郁男君

          兼福祉事務所長

          経済部長       小口謙三君

          建設部長       武田 勝君

          都市開発部長     宮坂純一郎君

          水道部長       小林道彦君

          消防長        千明健一君

          監査委員       林 義弘君

          教育次長       井出皓基君

          岡谷病院長      徳田安基君

          岡谷病院事務長    小松敬明君

          塩嶺病院長      能見公二君

          塩嶺病院事務長    中山数雄君

          企画課長       小口晴敬君

          秘書広報課長     矢島政樹君

          総務課長       竹澤幸男君

          財政課長       中田富雄君

          選挙管理委員会

          兼監査委員      矢ヶ崎千鶴雄君

          事務局長

          会計課長       林 栄厚君

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●議会事務局職員出席者

          局長         根津忠司

          次長         山岡弘道

          庶務主幹       山田和男

          議事主幹       青木孝雄

          主任         小口浩史

           午前 9時30分 開会



○議長(原宏議員) これより平成10年第4回岡谷市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(原宏議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において13番 八幡泰年議員、26番 林 稔議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(原宏議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から10月1日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、今定例会の会期は25日間と決定いたしました。

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△日程第3 市長あいさつ



○議長(原宏議員) 日程第3 市長よりごあいさつをお願いいたします。

           〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 第4回岡谷市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、大変お忙しい中をお差し繰りをいただきまして御出席をいただき、厚く御礼を申し上げる次第であります。

 今定例会に市側から御提出申し上げてあります案件は、平成9年度岡谷市一般会計、特別会計、湊財産区一般会計及び企業会計の決算認定議案16件、人事案件1件、条例議案1件、単行議案3件、補正予算3件、合わせて24件でございます。よろしく御審議の上、御議決、御認定を賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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△日程第4 議案第67号 平成9年度岡谷市一般会計歳入歳出決算認定について



△日程第5 議案第68号 平成9年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第6 議案第69号 平成9年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第7 議案第70号 平成9年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第8 議案第71号 平成9年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第9 議案第72号 平成9年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第10 議案第73号 平成9年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第11 議案第74号 平成9年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第12 議案第75号 平成9年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第13 議案第76号 平成9年度岡谷市市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第14 議案第77号 平成9年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第15 議案第78号 平成9年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について



△日程第16 議案第79号 平成9年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算認定について



○議長(原宏議員) 日程第4 議案第67号から日程第16 議案第79号までの一般会計及び特別会計決算関係議案13件を一括議題といたします。

 この際、審査の方法についてお諮りいたします。この13議案は決算特別委員会を設置して付託し、審査いたしたいと思います。

 そこで、審査の都合上、最初に決算特別委員会を設置し、委員の選任を行った後、一たん休憩して、委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、再開後説明、監査報告、質疑を行うことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように進行させていただきます。

 この際、決算議案審査のため、10人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、10人をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。

 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任についてお諮りいたします。委員の選任は議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、委員の選任は議長に一任と決しました。

 この際、暫時休憩いたします。

           午前 9時34分 休憩

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           午前 9時36分 再開



○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 議長から委員の指名をいたします。

 決算特別委員会委員に、横内東洋雄議員、川崎展司議員、降籏 清議員、今井友吉議員、宮沢広光議員、八幡泰年議員、横内敏子議員、毛利栄子議員、清水隨豊議員、林 公敏議員、以上10人の議員を指名いたします。これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。

 この際、正副委員長の互選を願うため、暫時休憩いたします。

           午前 9時37分 休憩

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           (決算特別委員会)

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           午前10時20分 再開



○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中に決算特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行いました結果、委員長に林 公敏議員、副委員長に横内東洋雄議員が選出されましたので、御報告いたします。

 この際、正副委員長にごあいさつをお願いいたします。

 正副委員長は御一緒に御登壇をお願いいたします。

 決算特別委員会委員長 林 公敏議員、副委員長 横内東洋雄議員。

           〔決算特別委員長 林 公敏議員・副委員長 横内東洋雄議員 登壇〕



◆決算特別委員長(林公敏議員) 24番 林 公敏です。

 ただいま決算特別委員会の委員長に選任されました。私は、その器ではございませんが、一生懸命努力してまいりたいと思っております。

 付託前に活発な御意見を出していただき、さらに委員会においては委員各位からの活発な御意見をいただく中で、議員各位が納得ができるようなまとめをしていきたい、そのように努力していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。



◆決算特別副委員長(横内東洋雄議員) 1番 横内東洋雄でございます。

 このたび特別委員会副委員長を仰せつかりました。もとより微力な若輩でございますが、林委員長を補佐し、一生懸命頑張りたいと思いますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(原宏議員) これより決算議案について提出者の説明を受けることにいたします。

 まず、市長から総括説明を求めます。

 市長。

           〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 平成9年度岡谷市一般会計・特別会計等の決算を提出し、議会の認定をいただきたくお願い申し上げます。

 これらの各決算につきましては、法令の定める諸手続に従って調整し、監査委員の審査を経て、その意見を付し、提出いたしたものであります。

 さて、平成9年度の我が国の経済を顧みますと、個人消費は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動の影響が予想以上に大きくあらわれることとなりましたが、その後、反動の影響から徐々に立ち直りつつあり、緩やかながら回復傾向にありました。

 しかし、秋口からは企業倒産や金融機関の経営破綻、アジア地域における通貨金融市場の混乱等を背景に家計の景況感が厳しさを増し、家計が貯蓄をふやし、消費性向を下げるという形で個人消費が大きく影響を受けました。こうした秋口からの景気の減速を反映する形で、政府の月例経済報告の判断も「足踏み状態にある」から「停滞している」に変わり、さらに「一層厳しさを増している」という形で厳しさを示す表現に変わってきております。極めて深刻な状態となりました。

 一方、国の予算編成においては、財政構造改革に取り組むことが喫緊の課題となっている我が国の財政事情にかんがみ、平成9年度を財政構造改革元年と位置づけ、歳出全般について聖域を設けることなく、徹底した洗い直しに取り組み、特に一般歳出の増加額を極力圧縮することにより、全体としての歳出規模を厳しく抑制することとして予算編成がされました。

 また、地方財政計画においては、極めて厳しい地方財政の現状を踏まえ地方財政の健全化、行財政改革の推進が現下の最重要課題であるとの観点に立って、限られた財源の重点配分と経費支出の効率化に徹し、地方公共団体の財政運営に支障が生じないよう必要な地方一般財源を確保することとして策定されました。

 このような状況の中で、本市といたしましては、引き続き収支の均衡を保持しつつ、継続事業を優先した計画行政の推進、健康福祉の充実、教育の充実、産業の振興、都市基盤の整備、生活環境の整備等を重点に積極的な行政と効率的な予算執行をしてまいりました。

 この結果、おかげさまをもちまして平成9年度の一般会計は実質収支で6億 5,399万 6,066円の黒字をもって終了することができました。これも議員各位初め、市民の皆さんの御協力によるものと深く感謝申し上げるところであります。

 地域開発事業特別会計につきましては、収支不足を生じる結果となりましたが、この会計につきましては、公共事業遂行のために代替地を取得、保有しておりまして、事業推進にあわせて赤字解消を図るよう配慮してまいりたいと考えております。

 平成9年度の施策事業につきましては、行政報告書に詳細に申し上げてありますので、数字等は省略させていただき、各部門別に概要を申し上げます。

 議会関係におきましては、会議録検索システムを導入し、検索業務の省力化や事務の効率化を図りました。

 また、行政ニーズの変化や新たな政策課題へ対応するため、4月1日から組織機構の一部改正を実施するとともに、第2次行政改革大綱に基づき、21世紀を展望した将来の岡谷市の姿を念頭に置き、住民福祉の向上を図るため、「より効率よく、より柔軟に、よりよいサービスを」を基本に具体的実施項目を推進し、成果を上げました。

 国際化対策につきましては、国際交流活動の推進を図るため、国際交流協会とともに、各種国際交流事業の展開を図りました。また、本年度は国際理解を推進するためにマウントプレザント市へ生活体験学生を派遣するとともに、同市から国際交流員の受け入れを行いました。

 スケートのまちづくりでは、オリンピック出場選手の市民見学会や交流会を行うなど、市民のスケートに対する関心を高め、スケート人口の底辺拡大に努めました。

 広聴活動では、市民との対話を大切にし、市民本位の市政を推進させるために各種団体及び21地区において市政懇談会を実施いたしました。

 福祉面では、障害者、高齢者、児童等の福祉増進対策、援護対策等の各種施策に積極的に取り組みました。新たに障害者、高齢者の交通弱者を対象とした福祉タクシーの運行を開始しました。心身障害者福祉対策として、心身障害者が地域の中で社会参加と自立ができるよう、補装具や日常生活用具の給付、ヘルパーの派遣等を行いました。また、障害者福祉の指針として岡谷市障害者福祉計画を策定いたしました。

 高齢者福祉につきましては、高齢社会に対応するためホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイ事業を初め、さまざまな高齢福祉対策事業を実施しました。特に在宅福祉の基盤整備の充実と平成12年度からスタートする介護保険に対応するため、旧岡谷保健所跡地にデイサービスセンター、短期入所施設、在宅介護支援センター、ヘルパーステーション等を併設した在宅複合型施設を民間福祉法人が建設、整備する事業計画の推進を図りました。

 保健予防事業では、乳幼児健診、健康診査、健康相談、健康教育、機能訓練、訪問指導、予防接種等による諸事業を行ったほか、国民健康保険事業では、前年度に引き続きヘルスパイオニアタウン事業の実施及び保健福祉総合情報システムの構築事業を実施いたしました。また、在宅の療養者に対し必要な看護を行い、家庭や周辺からの支援によって住みなれた地域社会や家庭で療養が図れるよう支援していくことを目的として、本年度から岡谷市訪問看護ステーションを開設いたしました。

 環境面では、市民の健康と快適な生活環境を確保するため、環境基本計画等策定事業に着手したほか、地下水調査事業、廃冷蔵庫からのフロンガス回収等を実施をいたしてまいりました。

 清掃事業では、プラント内各施設の修繕等維持管理に努めたほか、最終処分場基本設計等委託業務を実施いたしました。また、大勢の市民の協力を得て諏訪湖及び河川等の一斉清掃を実施するとともに、環境美化運動を積極的に推進しました。

 内山霊園については、本年度より岡谷下諏訪広域シルバー人材センターへ管理業務を委託したほか、通路や側溝等の補修工事を行いました。

 労政面では、インターネットによる求人情報の提供などの求人対策や定着化事業を実施したほか、中高年齢者等雇用奨励金を支給して高齢者雇用の促進に努めました。

 勤労者福祉対策では、勤労者生活資金融資制度の融資対象の制限を緩和したほか、勤労者住宅新築等資金利子補給事業に新たに増改築資金に対する利子補給を加えて充実を図りました。

 農林水産業面では、農業構造改善事業の一環として農畜産物処理加工施設、広域営農指導拠点施設の設置に対する支援を行うとともに、地域特性を生かした都市型農業の振興に努めました。また、本年1月の記録的な大雪による花卉及び野菜の園芸施設の倒壊等大きな被害に対し、施設再建のための支援事業を行いました。

 農業基盤整備では、補助事業を取り入れ、水路、農道等の整備を図りました。

 林業振興では、岡谷市森林整備計画策定のほか林道開設・改良事業を実施するとともに、さまざまな制度を活用し、除・間伐等森林施業管理に努めました。

 商工面では、工業振興対策については、本年度新たに工業活性化コーディネーター及び生産管理アドバイザーを委嘱し、受注対策の向上及び企業の体質強化を図るとともに、中小企業都市サミット参加や創業支援センターへの入居支援など工業振興に努めました。

 商業振興対策については、おかや東急のオープンや大商業祭などにより町中の活性化を図るとともに、商店街環境整備事業への支援や経営相談事業、商店街活性化対策事業を推進しました。また、商業振興の指針とするための商業振興ビジョンを策定いたしました。

 観光面では、御柱宣伝事業、うなぎのまち岡谷の会支援事業、冬季オリンピック開会式の建御柱への協力のほか、各種観光宣伝行事を実施いたしました。

 土木面では、側溝、溝ぶた設置等身近な生活道路の整備、河川改修及び道水路の維持補修を行い、市民の生活環境の整備を進めました。

 岡谷 710号線拡幅改良事業については、前年度に引き続き道路築造工事を行いました。

 都市環境整備の一環として横河川ラブリバー事業では、第2期事業計画区間に着手し、親水護岸及び多目的広場の整備工事を行いました。また、小井川宗平寺公園は前年度に引き続き整備工事を行い、完成いたしました。また、本年1月の記録的な降雪に伴い、従来の除雪等指定路線以外の路線を追加した除雪、一部主要路線の排雪、退避所の設置、湖畔広場への雪捨て場の確保などを行いました。

 このほか、国の事業として国道20号改良、県の事業として楢川岡谷線、下諏訪辰野線、急傾斜地崩壊対策工事等の事業推進に努めました。

 岡谷湖畔公園整備事業は、景観育成ゾーンの工事が完成したことから愛称を公募し、みなとなぎさパークと決定し、開園式を行いました。

 都市計画街路事業につきましては、東堀線の第2期事業の道路築造工事を行い、同事業を完成いたしました。

 丸山橋線は、第3期事業の用地買収を行い、一部道路築造工事を実施いたしました。

 また、県事業として丸山橋線の完成、田中線、岡谷茅野線、下諏訪辰野線の事業促進を図りました。

 市営住宅整備では、中村C団地の建設工事に着手いたしました。

 開発事業につきましては、国道20号バイパス、国道 142号バイパスの促進に向けて地元及び関係機関への働きかけを行う中で、国道 142号バイパスは建設工事に着手いたしました。

 組合事業として進められている長地山の手土地区画整理事業に技術指導、事務補助を行い、事業促進の支援を行いました。

 都心地区開発事業では、中央町再開発事業について昨年に引き続き1街区の商業ビル、2街区の駐車場棟ビル、周辺道路等公共施設の工事を行い、9月26日に同時オープンいたしました。

 観光文化施設「日本童画美術館」は、平成10年4月の開館に向けて、躯体工事にあわせ展示特殊工事等を行い、本年3月に工事完了となりました。

 中央通り1・2丁目プロムナード整備事業については、電線共同溝工事に着手いたしました。

 岡谷駅南土地区画整理事業は、建物移転補償、整地工事を引き続き行ったほか、中央本線岡谷駅構内跨線人道橋新設工事に着手するなど事業の進捗を図りました。

 湖畔若宮土地区画整理事業については、換地設計のもととなる測量調査等を実施するとともに、関係権利者に対して個別対応、説明会、アンケートを行い、合意形成に努めました。

 公共下水道事業については、事業着手以来24年目となりましたが、一層の整備推進を図るため、県道下諏訪辰野線川岸小学校下からJA川岸支所前まで幹線工事を実施しました。また、本年から新倉区内の面整備に入るとともに、湊、長地ほかの未整備地区の面整備を進めました。また、水洗便所の普及促進を図るため、水洗便所等改造資金の融資限度額の引き上げを行いました。

 消防面では、はしごつき消防自動車の更新、可搬式小型動力ポンプの配備、耐震防火水槽の建設等、諸施設整備を図るとともに、消防職団員の教育訓練に努め、また消防団等防災関係機関と連携をとり、防火思想の普及啓発活動を行いました。

 救急救助活動については、高規格救急自動車の更新を初め救急用資機材の整備を図るとともに、救急救命士の増員や教育訓練の強化、住民に対する応急手当の普及啓発等、救急高度化事業の推進を図り、年々増加する多種多様な事故や災害に対応するため、訓練を通じ有事に備えました。

 学校教育関係では、人間性豊かな児童・生徒の育成を基本に、1人1人に行き届いた学習指導や生徒指導に努め、地域の特性を生かした特色ある学校づくりを推進しました。

 施設整備で主なものは、上の原小学校大規模改修工事、東部中学校プール防水改修工事などのほか、コンピュータ学習推進のため中学校に教育用コンピュータを設置するとともに、コンピュータソフトを購入配置し、情報教育の推進に努めました。

 教員住宅については、公立学校共済組合の投資不動産方式により、集合住宅1棟17戸を建設いたしました。

 社会教育関係では、生涯学習の推進を図ったほか、製糸遺構調査、埋蔵文化財発掘調査など文化財保存事業を行いました。

 青少年の健全育成につきましては、家庭、学校、職場、地域社会等がその果たすべき責任と役割を再認識し、相互に連携と協調を図りながら諸事業を推進しました。また、本年度より長期休業等学童クラブを新たに開設しました。

 女性対策につきましては、男女共同参画型社会づくりのため、市民意識の高揚と啓発活動を行いました。

 体育面では、地域スポーツリフレッシュ事業である新体育館建設工事に着手したほか、市営陸上競技場の公認整備工事、屋内水泳プールの屋根防水等工事などを実施いたしました。また、やまびこ国際スケートセンター、やまびこスケートの森アイスアリーナを活用し、スケートのまちづくり事業の推進に努めたほか、岡谷市体育協会と連携を図りながら各種スポーツ大会、スポーツ教室を開催し、スポーツの振興と普及に努めました。また、長野冬季オリンピックの成功に向けての各種の啓発事業を実施いたしました。

 以上、各部門別に申し上げましたが、市民ニーズの変化や新たな政策課題に対応するため、予算の重点的、効率的な配分を行い、健全財政の保持に努めてまいりました。

 前段申し上げましたが、一般会計におきましては黒字決算で終了できましたものの、地方公共団体を取り巻く社会経済情勢、財政環境はまことに厳しい状況にあります。その一方で地方分権の推進に当たって、地方公共団体は地域における行政を総合的に広く担うこととされており、地域福祉の充実等の重要政策課題の推進に伴って財政需要がますます増大するものと見込まれておりますので、これらの状況に十分意を配して財政運営に当たってまいる所存であります。

 私からの説明は以上をもって終わりますが、これら決算につきましてよろしく御審議を賜り、認定いただきますようお願い申し上げる次第であります。

 よろしくお願いいたします。



○議長(原宏議員) 次に、収入役から決算全部についての説明を求めます。

 収入役。

           〔収入役 横内啓吉君 登壇〕



◎収入役(横内啓吉君) 平成9年度の岡谷市一般会計、特別会計歳入歳出決算につきまして御説明を申し上げます。

 最初に、配付をいたしてございます書類資料につきまして申し上げます。

 A4判の冊子が2冊あるかと思います。1冊が平成9年度岡谷市一般会計・特別会計歳入歳出決算書、こちらでございます。もう1冊、平成9年度行政報告書、こちらでございます。それから、ざら紙に印刷されております平成9年度決算資料、こちらでございます。これら3点が送付されていることと思います。

 それでは、最初に歳入歳出決算書をごらんをいただきたいと思います。こちらでございます。

 昨年までは歳入歳出決算書と決算附属書類がそれぞれ別冊で、B4判でございましたが、これを1冊にまとめたものでございまして、各会計ごとに歳入歳出決算と決算事項別明細書等の附属書類をまとめてございます。

 表紙をめくっていただきますと、歳入歳出決算書の目次がございます。御認定をいただきたい決算は、議案第67号 平成9年度岡谷市一般会計歳入歳出決算から裏面の一番最後の議案第79号 平成9年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算までの13会計でございます。

 内容に入ります前に、一般会計、特別会計につきまして共通します事項を申し上げ、御理解をいただきたいと思います。

 まず、各会計の最初の部分にございます決算書は、地方自治法第96条の規定によりまして、議会の御認定をいただきたいものでございます。決算附属書類のうち歳入歳出決算事項別明細書につきましては、予算で御議決をいただきました款項の内容を、市長が予算執行しますのに目節に細分をして、適切な執行ができますように財務規則等により定めましたもので、市長の執行権に属します内容で調整いたしましたものでございます。

 決算の内容説明につきましては、決算書だけではわかりにくいと思われますので、事項別明細書でさせていただきます。

 次に、予算執行でございますが、執行に当たりましては予算に計上されました趣旨に従い、議会の御審議も踏まえまして市長の予算執行方針に基づき、法令にのっとり、行政の継続性と財政運営の基本を守りまして、収入の確保と支出の効率的な執行に努めました結果、確定しました数値が決算でございます。

 決算書、事項別明細書を見ていただきますと、随所に予算現額という欄が出てまいりますが、この欄の数字につきましては、歳入では各収入の見込み額でございます。したがいまして、決算におきまして、その収入が予算現額を超えることもございますし、また不足することも結果として出てまいります。次に歳出でございますが、歳入とは異なりまして、支出の限度額を定めたものでございます。支出につきましては、その執行に当たりまして効率的に、また経済性にも心がけ、最善を尽くしてまいりました。不用額につきましては、限度額と執行額との差額でございますが、差額が出ましたことで予定外の執行が安易にされることがないよう市長指示がなされております。また、市長の執行権に属します目以下の執行科目の流用につきましては、必要に応じまして最小の範囲内で実態に即して行ってまいりました。

 それから、決算数字につきましては円単位でございますが、けた数が多くなりますので、内容によりましては 1,000円未満は省略をさせていただきます。

 また、前年度との比較につきましても、万単位、または 100万単位で申し上げますので、御了承をいただきたいと思います。

 なお、内容の説明につきましては、主なものとさせていただきます。

 以上が一般会計、特別会計の共通事項でございます。

 それでは、議案第67号 平成9年度岡谷市一般会計歳入歳出決算につきまして申し上げます。

 2ページから12ページまでは決算書でございます。

 最初に、 180ページをお開きいただきたいと思います。

 そこに実質収支に関する調書がございますが、平成9年度の歳入総額は 239億 5,140万 6,258円、歳出総額が 231億 5,371万 4,192円となりまして、歳入歳出差し引き額は7億 9,769万 2,066円となります。この額から1ページ前の 179ページ、一番下の右側から3行目に翌年度繰越額の欄がございますが、そこに繰越明許費6億 3,138万 6,000円を計上してございますが、平成10年度に繰り越しをいたしますことに伴い1億 4,369万6,000 円の財源が必要になりますので、 180ページに戻っていただきまして調書をごらんいただきますと、その数字が繰越額の必要額に入っておりますが、これを差し引きました6億 5,399万 6,066円が平成10年度に繰り越されます実質的な繰越金となるものでございます。平成8年度決算におきます実質収支額は6億 4,224万6,891 円でございましたので、平成9年度の単年度収支は 1,174万円ほどの黒字となっております。

 それでは、14、15ページにお戻りをいただき、お開きをいただきたいと思います。

 歳入歳出決算一覧表がございます。

 まず歳入でございます。この表が先ほどの歳入総額の款別の内訳になるものでございますが、一番下に歳入合計欄がございます。そこをごらんください。予算現額は14ページの右側、 250億 3,582万 9,000円で、これに対します収入済額は、先ほどの 180ページの歳入総額と一致するものですが、15ページの一番左側にございますけれども、 239億 5,140万 6,258円となります。この額と予算現額を比較しますと、収入済額の右側の数字、▲印がついておりますが、10億 8,442万 2,742円少なくなっております。各歳入科目の予算現額に対します増減、また決算額の構成比等は、この表をごらんいただきたいと思います。

 収入済額を前年度と比較しますと9億 5,536万円、 4.2%の増となっております。行政報告書の5ページに款別の前年度との比較がございますが、増減の大きなものを申し上げますと、増額となりましたものは16款の繰入金で5億 6,300万円、1款の市税で3億 400万円、19款市債で2億 5,700万円の増が主なものでございます。一方、減となりましたものは18款諸収入で2億 9,100万円、2款の地方譲与税で2億 900万円の減が主なものでございます。

 次に、決算書に戻っていただきまして、16、17ページをごらんいただきたいと思います。

 歳出でございます。この表が先ほどの歳出総額の款別の内訳となるものでございますが、一番下に歳出合計の欄がございます。この欄をごらんください。

 予算現額は17ページの一番左にありますが、 250億 3,582万 9,000円で、これに対します支出済額は、その右にありますが、最初に申し上げました 180ページの歳出総額 231億 5,371万 4,192円と一致するものでございます。その右隣に翌年度繰越額として6億 3,138万 6,000円がございますが、これは平成9年度に予定いたしました事業のうち、事業が完成しませんために平成10年度に繰り越しをしました岡谷754号線維持工事5,025万円、16号線改良工事 3,479万 7,000円、岡谷駅南土地区画整理事業3億 5,684万 8,000円、中央通り1・2丁目プロムナード整備事業1億 8,949万 1,000円の4つの事業がその内容でございます。その右隣に不用額12億 5,072万 8,808円がございますが、この欄は前年度より5億 3,800万円ほど多くなっております。

 各款別の決算額、不用額、構成比などは、この表でごらんいただきたいと思います。

 支出済額を前年度と比較いたしますと、前年度より8億 2,573万円、 3.7%の増となっております。行政報告書の6ページに款別の前年度との比較がございますが、増減の大きなものを申し上げますと、増額となりましたものは8款の土木費で10億 1,400万円、3款民生費で2億 6,500万円、9款消防費で1億 9,800万円の増が主なものでございます。減額となりましたものは12款の諸支出金で5億4,100万円、11款公債費で2億2,400万円の減が主なものでございます。

 以上が歳入歳出の総括でございます。

 次に、18、19ページから始まります事項別明細書をごらんいただきたいと思います。

 最初に、歳入から申し上げます。

 1款市税でございますが、19ページの一番上の収入済額の欄をごらんください。80億 9,360万 4,000円で、歳入総額の33.8%を占めておりまして、収入の根幹をなすものでございます。前年度と比較しますと3億 400万円ほど増となっておりますが、内容につきましては各税目のところで申し上げます。

 市税全体の収納率は、現年課税分につきましては 98.81%、滞納繰越分は 19.03%となりまして、総体で96.54 %になっておりまして、前年度より0.46%下がっておりますが、市民の皆様の御理解をいただき納税をいただきました結果でございます。次に、収入未済額の欄をごらんいただきますと、2億 8,677万 5,000円となっておりますが、前年度より 4,877万円ほど増となっております。

 市税の主なものについて申し上げますと、上から2行目に1項の市民税がございます。収入済額が41億1,342 万 8,000円となっておりますが、1目個人の1節現年課税分で30億 4,791万 1,000円の収入となっております。前年度より3億 4,500万円ほど増となっておりますが、特別減税が実施されなかったことや、県との税源移譲による増によるものであります。

 2目の法人の1節現年課税分で、収入済額は10億 3,809万 6,000円となっておりますが、この額は前年より1億 800万円ほど減となっております。業種別では、精密機械製造業の減が主な内容でございます。平成3年度の現年課税分の収入済額は13億 5,900万円でございましたので、平成9年度ではこの額の76%となるものでございます。

 次に、2項の固定資産税でございますが、収入済額は31億 772万 4,000円で、前年度より 100万円ほどの増で、ほぼ同額となっております。

 以上の1項市民税、2項固定資産税の2つの税で市税収入の89.2%を占めていることとなります。市税の各税目の課税に当たりましては、法に定められました最も低い標準税率を採用しております。

 以下の税目につきましてはごらんをいただきたいと思います。

 なお、決算資料につきましては、?1から?3を、行政報告書につきましては71ページから78ページに詳細に内容を記載してございますので、御参照いただきたいと思います。

 次に、22、23ページをお開きいただき、一番下の8款地方交付税をごらんいただきたいと思います。

 収入済額は42億 6,522万 6,000円となっております。地方交付税は市税の次に大きな収入でございまして、収入総額の17.8%を占めております。普通交付税、特別交付税の内訳は、行政報告書の66ページの上段に表で示してありますので、ごらんいただきたいと思います。前年度より1億 2,500万円ほど増となっておりますが、普通交付税の算定におきます起債の元利償還金の算入額や単位費用の改定による増等によるものでございます。

 次に、24、25ページをごらんいただきたいと思います。

 10款の分担金及び負担金1項負担金1目民生費負担金の5節保育所費負担金がございます。収入済額は3億2,969 万円、収入未済額が 989万 1,000円となっておりますが、収納率は97.1%となるものでございます。

 なお、公私立17保育園の措置児童は月平均 1,225人となっております。

 次に、28、29ページをお開きいただきたいと思います。

 このページは11款使用料及び手数料1項使用料のページでございますが、中ほどに5目の土木使用料がありまして、その4節に住宅使用料がございます。収入済額は1億 8,283万円、収入未済額は 1,257万 9,000円でありますが、市営住宅の家賃収入で、収納率は 93.56%でございます。

 次に、34、35ページをお開きいただき、上段の12款国庫支出金をごらんいただきたいと思います。収入済額は11億 2,630万 7,000円でありますが、前年度と比べますと 5,500万円ほど増となっております。一部概算交付となっておりますものが福祉関係にございまして、過不足の精算が平成10年度でなされることとなっております。増額となりましたものは、このページの1目民生費国庫負担金、38、39ページにあります6目の消防費国庫補助金等によるものでございます。

 次は若干ページが飛びますが、48、49ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどに16款の繰入金がございます。収入済額は22億 2,357万 1,000円で、前年度より5億 6,300万円ほど増となっておりますが、1項の基金繰入金が増となっております。繰り入れをしました内容は、このページから次の50、51ページにかけましてごらんをいただきますように、6目のふるさとまちづくり基金ほか3つの基金を取り崩しまして、それぞれの事業等の財源とするため繰り入れをいたしたものでございます。事業の進行等に伴いまして、ふるさとまちづくり基金からの繰り入れが前年度よりふえたものでございます。

 50、51ページの下段に18款の諸収入がございます。収入済額は29億 3,479万 2,000円となっておりますが、前年度より2億 9,100万円ほど減となっております。

 次の52、53ページの中ほどよりやや上に3項の貸付金元利収入がございまして、その収入済額が26億 3,417万 1,000円となっておりますが、この中の減の主なものでございますが、前年度ございました地域総合整備貸付金元金収入2億 5,000万円がなくなりましたことや、第三セクター貸付金元金収入が1億円少なくなったこと等によるものでございます。

 次に、58、59ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどに19款市債がございます。収入済額は23億 7,490万円で、前年度より2億 5,700万円ほど増となっております。増となりましたのは、1目の総務債の中の2節童画館整備事業債や、次の60、61ページの5目教育費の中の1節学校整備事業債の増等によるものであります。各起債の借入先、利率などにつきましては、行政報告書の64ページの表をごらんいただきたいと思います。

 なお、平成9年度末の起債残高につきましては、後ほど歳出のところで申し上げます。

 以上で歳入の内容の説明は終わらせていただきますが、一番下の歳入合計の欄をごらんいただきたいと思います。

 60ページの予算現額の計 250億3,582万9,000円に対しまして調定額は61ページになりますが、 242億 6,644万 7,415円、収入済額はその右隣になりますが、 239億 5,140万 6,258円、不納欠損額は 362万 3,774円、収入未済額は3億 1,141万 7,383円となるものでございます。調定額は予算額に対しまして96.9%、収入済額は調定額の98.7%となっております。

 収入未済額3億 1,141万 7,000円のうち2億 8,677万 5,000円が市税で、残額につきましては住宅使用料、保育所費負担金が主なものでございます。これら未収金につきましては、収納のためさらに努力をいたしておるところでございますが、決算資料の?4に平成10年7月末の収入状況をお示ししてございますので、御参照いただきたいと思います。

 以上で歳入を終わらせていただきます。

 次に、62、63ページから歳出が始まります。

 中ほどよりやや下に2款の総務費がございます。支出済額は38億 8,769万 4,000円で、支出全体の16.8%を占め、土木費に次いで2番目に大きな構成比を有しておりますが、その額は前年度より 9,300万円ほど少なくなっております。

 主なものといたしまして、68、69ページの中ほどにございます8目まちづくり情報費の21節貸付金9億円がございます。株式会社やまびこスケートの森への運営資金の貸付金ですが、前年度より1億円少なくなっております。次の70、71ページの中ほどに11目財産管理費の25節積立金、支出済額6億 1,607万 4,000円がございます。一般財源、基金の運用利子、指定寄附金等をそれぞれ基金に積み立てをいたしたものでございますが、前年度より4億 2,700万円ほど少なくなっております。年度末の基金の総額につきましては、土地と立木を除き17基金で59億 449万 8,000円で、歳入のところでも申し上げましたが、本年度は基金の取り崩しがふえましたこともあり、前年度より15億 9,200万円ほど減となっております。基金別の細部につきましては、 232ページにございますので、ごらんをいただきたいと思います。また、不用額は教員住宅整備基金の積み立てがなかったこと等によるものでございます。

 次に、86、87ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどに3款の民生費、支出済額32億 893万 8,000円がございます。歳出全体の13.9%を占めておりまして、前年度より2億 6,500万円ほど増となっております。福祉関係の経費でございますが、事業の内容は多岐にわたっておりますので、主には行政報告書の 109ページから 148ページまでを御参照いただきたいと思います。

 主なものとしまして、87ページの一番下の13節委託料、支出済額 4,578万 9,000円の中に福祉タクシー運行業務委託料 4,558万円が入っております。また、88、89ページの2目心身障害者福祉費20節扶助費、支出済額2億 3,760万 5,000円がありますが、前年度より 2,600万円ほど増となっております。身体障害者及び精神薄弱者の施設入所措置費が主なもので、入所者数や措置費の改定率が予定より少なかったことが不用額の主な理由であります。

 次に、91ページの上段をごらんください。

 3目の高齢者福祉費の20節扶助費、支出済額5億 3,020万円がございますが、前年度より 4,800万円ほど増となっております。養護老人ホーム及び特別養護老人ホーム入所者の措置費が主なものでございまして、ホームの入所者は年度末で 165人となっております。それから2行下に28節繰出金、支出済額2億 4,175万 3,000円がございますが、老人保健事業特別会計への繰出金で、前年度より 810万円ほど増となっております。特別会計の医療費の伸びが見込みより少なかったことにより不用を生じたものでございます。

 次に、94、95ページをお開きいただき、8目の福祉医療費の20節扶助費をごらんいただきたいと思います。支出済額は1億 6,808万 7,000円で、重度心身障害者と乳幼児の医療費が主なものでございますが、支給件数等が当初見込みより伸びなかったことにより不用が生じたものでございます。

 次に、98、99ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどよりやや上に3目保育所費がございます。支出済額は9億 1,413万 2,000円でございますが、市立16保育所の運営費で、児童数につきましては月平均 1,211人となりまして、前年度より20人減となっております。

  100、 101ページをごらんいただきたいと思います。

 中ほどに3項生活保護費、支出済額1億 9,764万 8,000円がございます。下段の2目扶助費の中にあります生活保護法によります医療扶助、生活扶助等に要します経費で、保護率は 1.7立方メートルで、前年度と変わりがございません。

 次に、 110、 111ページをお開きいただきたいと思います。

 上段に4款衛生費の3項病院費1目病院会計支出金がございます。支出済額は7億 6,646万 8,000円で、前年度より 4,600万円ほど増となっておりますが、両病院への支出金で、岡谷病院が4億 5,766万 5,000円、塩嶺病院が3億 880万 2,000円となっております。

 少し飛んでいただきまして、 120、 121ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどよりやや上に7款商工費、支出済額18億 8,410万 9,000円がございます。歳出全体の 8.1%を占めておりますが、商業、工業、観光の振興に要します経費でございます。商業振興で新たなものは、商業振興ビジョン策定委託 858万 9,000円、大商業祭の支援のための 1,000万円などでありますが、いずれも2目の商工業振興費の13節委託料、19節負担金補助及び交付金の中に入っております。工業振興では新たに工場団地造成適地調査に着手し、この委託料 189万円がやはり2目の13節委託料の中に入っておりますし、営業開拓拠点設置や生産管理アドバイザーの設置を新たに行いましたが、この経費は次の 122、 123ページの上段、3目中小企業経営技術相談所費の中に入っております。

 その下に4目中小企業金融費、支出済額16億 5,833万 3,000円がございます。中小企業の金融対策のための預託金、保証料及び利子の補給金でございます。当年度では金融不安等への緊急対策として、12月から金利を引き下げますとともに、振興資金、小規模企業資金、開業資金の融資限度枠を臨時的に引き上げました。県、市制度資金を合わせましたあっせん件数は 384件で、前年度より25件ふえております。21節貸付金に不用額が生じましたのは、預託金が当初見込みより少なかったことによるものでございます。

  124、 125ページをごらんいただきたいと思います。

 一番下に8款土木費、支出済額62億 8,004万 1,000円がございます。歳出全体の27.1%を占め、前年度より10億 1,400万円ほど増となっております。増となりましたものは2項の道路橋梁費、4項都市計画費の増によるものでございますが、内容につきましては後ほど御説明申し上げます。

 次のページ、 126、 127ページをごらんください。

 下段に2項の道路橋梁費、支出済額9億 8,820万 8,000円がございますが、道路、水路、橋梁にかかわります経費でございまして、工事等の内容は行政報告書の 178ページから 180ページに記載されておりますので、御参照いただきたいと思います。翌年度繰越額の欄にございます繰越明許費 8,504万 7,000円は、岡谷 754号線維持工事 5,025万円及び16号線改良工事 3,479万 7,000円でございます。

 なお、この項で前年度より2億 7,600万円ほど増となっておりますが、2目道路維持費の冬期の除雪等にかかわります経費や3目道路新設改良費の事業費の増によるものでございます。

 次に、 132、 133ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどに4項都市計画費がございます。支出済額は49億 8,740万 4,000円で、前年度より6億 9,900万円ほどの増となっておりますが、4目区画整理事業費、7目都心地区開発事業費の増が主な内容でございます。

 次の 134、 135ページをごらんください。

 中ほどよりやや上に2目街路事業費、支出済額3億 8,633万 9,000円がございます。都市計画道路東堀線、丸山橋線ほか2路線の道路築造工事費、用地の買収費、建物の補償費等が主なものでございます。

 次の 136、 137ページをごらんください。

 中ほどよりやや上に4目区画整理事業費がございます。支出済額は4億 9,098万 3,000円でございますが、駅南、長地山の手、湖畔若宮の3地区の区画整理事業費でございます。前年度より4億 1,500万円ほど増となっておりますが、駅南、湖畔若宮の2地区の事業費をこの目に移しましたこと等によるものでございます。22節補償補填及び賠償金、支出済額2億 9,489万 2,000円は、建物移転補償料20件分でございます。翌年度繰越額の欄にございます繰越明許費3億 5,684万 8,000円は、駅南土地区画整理事業にかかわりますもので、13節の委託料は南北自由通路工事分、22節の補償補填及び賠償金は建物移転補償料で13件分でございます。

 下段にございます5目下水道費、支出済額9億 300万円は、下水道事業特別会計への繰出金でございます。

 次の 138、 139ページをごらんください。

 中ほどよりやや下に7目の都心地区開発事業費がございます。支出済額は27億 850万 1,000円となっておりますが、市街地再開発事業、日本童画美術館整備事業、中央通り1・2丁目プロムナード整備事業の3つの事業費でございます。前年度より7億 6,100万円ほど増となっておりますが、前年度にはございませんでした日本童画美術館の展示工事や市街地再開発事業特別会計から保留床の購入をいたしましたこと等によるものでございます。

  141ページをごらんいただきますと、17節公有財産購入費、支出済額11億 4,804万 1,000円がございますが、ただいま申し上げました特別会計からの保留床4,122.59?の購入費と中央通り1・2丁目プロムナードの用地43?の買収費でございます。3行下にあります22節補償補填及び賠償金、支出済額2億 419万 9,000円は、プロムナード事業にかかわります建物移転等補償料6件分でございます。その下の28節繰出金、支出済額10億3,137 万 8,000円は、市街地再開発事業特別会計への繰出金でございます。翌年度繰越額の欄にございます繰越明許費は中央通り1・2丁目プロムナード整備事業にかかわりますもので、ごらんをいただきますように3つの節に分かれておりまして、電線等共同溝工事、用地の購入費、建物移転等補償料がその内容でありまして、総額は1億 8,949万 1,000円となるものでございます。

 15節工事請負費の不用は入札の結果に、17節公有財産購入費の不用は市街地再開発事業特別会計におきます権利変換計画の確定に伴います保留床の価格が当初見込みより低かったことによりますことが主な理由でございます。28節繰出金につきましては、市街地再開発事業特別会計におきます節減や入札結果等によります予算不用や、駐車場事業特別会計におきます対象経費の支出がなかったこと等によります不用でございます。

 次の 142、 143ページをごらんください。

 中ほどよりやや下に5項住宅費がございます。支出済額は1億 5,095万 6,000円ですが、本年度から建設に着手しました中村C団地1棟22戸の平成9年度工事費支払額 3,874万 5,000円が 147ページの上段、15節工事請負費のところにございます。

 次に、 146、 147ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどよりやや上に9款消防費がございます。支出済額は6億 6,260万 1,000円で、前年度より1億 9,800万円ほど増となっております。伸び率は42.7%となっておりまして、歳出の款の中では最も大きな伸び率となっております。

 次の 148、 149ページの中ほどよりやや下に3目消防施設費がございます。支出済額は2億 3,123万 5,000円となっておりますが、この中の18節備品購入費の中にはしごつき消防自動車と高規格自動車の更新のため1億 6,668万 9,000円がありますことによる増が主な内容でございます。

 次の 150、 151ページをごらんいただきたいと思います。

 10款教育費がございます。支出済額は23億 2,913万 7,000円で、歳出全体の10.1%を占めております。前年度より 2,900万円ほどの増でございます。

 次の 152、 153ページをごらんください。

 中ほどよりやや下に2項小学校費がございます。支出済額は7億 4,898万 7,000円でございますが、小学校8校 114学級 3,303人の児童にかかわります経費等でございます。前年度に引き続き上の原小学校の大規模改修工事を行いましたことが増となりました主な内容でございまして、工事請負費の増によるものでございます。

 次に、 156、 157ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどに4項の社会教育費がございます。支出済額は3億 5,005万 5,000円でありますが、前年度より1億7,100 万円ほど減となっております。文化会館費が総務費に計上替えになったこと等によるものでございます。

 次に、少し飛んでいただきまして、 168、 169ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどよりやや下に5項の保健体育費がございます。支出済額は6億 3,230万 1,000円でございますが、各体育施設の管理運営費、健康の保持増進、体力・競技力の向上を図ります事業及び長野冬季オリンピック大会関係の経費等でございます。本年度は 174、 175ページの中ほどよりやや上にあります6目の市民体育館建設整備事業に着手いたしました。この項では前年度より1億 1,100万円ほど増となっておりますが、ただいま申し上げました市民体育館建設整備費の増が主なものでございます。このページの15節工事請負費の不用は入札の結果によるものでございます。

 次の 176、 177ページをごらんください。

 11款の公債費がございます。支出済額は25億 517万 6,000円で、歳出全体の10.8%を占めております。市債の元金の償還、利子の支払い、及び一時借入金の利子の支払いでございます。1目の元金は繰上償還分6億円を含めまして15億 8,889万 6,000円となっております。前年度より1億 5,800万円ほど減となっておりますが、繰上償還をいたしました額が前年度より2億 5,000万円減っております。平成9年度末の市債の残高につきましては、当年度新たな借入額が歳入のところで申し上げましたとおり23億 7,490万円でございましたので、差し引き当年度末では7億 8,600万円ほどふえているものでございます。年度末の現在高につきましては 200億 7,046万円となっておりますが、借入先、目的別の現在高につきましては行政報告書の65ページをごらんいただきたいと思います。

 なお、このほかに市街地再開発事業特別会計の閉鎖に伴いまして、道路関係分の市債16億 2,668万円を一般会計で引き継ぐことになります。

 その下の利子をごらんください。支出済額は9億 1,628万円で、前年度より 6,590万円ほど少なくなっております。市債分の利子が少なくなったことによりますのが少なくなった理由でございます。不用額につきましては市債分につきまして予算編成時の借入額、借入時期、利率の見込み額と実際の借入状況が相違をしましたことと、一時借入金につきましては借入額、借入期間が少なくて済みましたことによるものでございます。

 その下にございます12款の諸支出金1項普通財産取得費をごらんください。支出済額は1億円でございますが、株式会社やまびこスケートの森から建物等を16億 4,159万 4,000円で前年度に買い取りをしましたことに伴います当年度分の支払額でございます。

 なお、残額につきましては平成18年度まで各年度1億円ずつ支払いをいたしてまいります。

 一番下の13款予備費をごらんください。予算額が 2,000万円のところ14件、 523万 9,000円の充当をいたしておりますが、一覧表が決算資料の?5にございますので、参考にしていただきたいと思います。

  178、 179ページの一番下、歳出合計のところをごらんいただきたいと思います。

 予算現額は 250億 3,582万 9,000円で、支出済額は 231億 5,371万 4,192円でございます。平成10年度に繰り越しをします予算が6億 3,138万 6,000円でございますので、不用額は12億 5,072万 8,808円となるものでございます。執行率は92.5%で、不用額は予算現額の 5.0%となっております。

 以上が歳出の主な内容でございます。

 なお、予算で御議決をいただきました予算流用につきましては該当がございませんでした。

 次の 180ページの実質収支に関する調書につきましては最初に御説明申し上げましたし、次の 182ページから始まります財産に関する調書につきましては、年間の財産の増減を法令の規定によりまして調整をいたしたものでございますので、ごらんいただきたいと思います。

 以上で一般会計を終わらせていただきます。

 それでは、引き続き特別会計に入らせていただきます。

 議案第68号 平成9年度岡谷市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算につきましては、 240ページから始まるわけでありますが、本事業の年度末の加入世帯は 7,726世帯、被保険者数は1万 4,954人でございます。前年度と比較しますと、世帯数では 283世帯、被保険者数では 563人、それぞれふえております。また、加入率につきましては、人口で見ますと26.2%となっております。この会計では被保険者への保険の給付を行いますとともに、健康保持増進のための事業を行ってまいりました。

 それでは、 248、 249ページをお開きいただきたいと思います。

 一番上に1款国民健康保険税がございます。収入済額は10億 9,960万 1,000円でございますが、歳入総額の37.2%を占めておりまして、前年度より 5,200万円ほどふえております。賦課割合は応能71.8%、応益28.2%となっております。収納率は86.6%となっておりまして、収入未済額は1億 6,757万 3,000円で、前年度より2,500 万円ほど増となっております。

 なお、決算資料の?7、?8に国民健康保険税の資料がありますので、御参照いただきたいと思います。

 中ほどよりやや下に3款の国庫支出金がございます。収入済額は9億 4,257万円で、前年度より 7,800万円ほど増となっておりますが、ルールにより算定をされます国庫負担金の増が主な内容でございます。

 なお、国庫負担金におきまして平成10年度で精算をし、返還を要する分と追加交付される分がございます。

 次の 250、 251ページをごらんいただきたいと思います。

 一番上に4款の療養給付費交付金がございます。収入済額は4億 7,560万円でございますが、退職者医療費にかかわります交付金で、被用者保険等から拠出をされるものでございます。この中には超過交付分がございますので、平成10年度でその分を返還をすることになります。

 その他の歳入につきましては、例年と変わったものはございませんので省略をさせていただきます。

  254、 255ページをお開きいただきまして、一番下の歳入合計のところをごらんいただきたいと思います。

 予算現額は28億 8,917万 4,000円、調定額が31億 2,847万 5,526円、そのうち収入となりましたものが29億5,770 万 468円、不納欠損を 211万 7,247円いたしましたので、収入未済額は1億 6,865万 7,811円となっております。調定に対します収入率は94.5%、収入済額は前年度より1億 2,200万円ほど増となっております。

 以上で歳入を終わらせていただきます。

 次に、歳出に入らせていただきます。 258、 259ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどよりやや下に2款保険給付費がございます。支出済額は18億 5,640万 7,000円となっておりまして、前年度より1億 5,400万円ほど増となっております。一般及び退職者に対します療養給付費等でございます。

 次に、 262、 263ページをお開きいただきたいと思います。

 上段に3款の老人保健拠出金がございます。支出済額は7億 2,455万円となっておりますが、老人保健にかかわります医療費、事務費等の拠出金で、ルールにより算定をされたものでございます。前年度より 300万円ほど減となっております。

  266、 267ページをお開きいただき、一番下の歳出合計欄のところをごらんいただきたいと思います。

 予算現額は28億 8,917万 4,000円で、支出済額は26億 9,010万 8,087円、不用額は1億 9,906万 5,913円となっております。不用額の主なものは、先ほど申し上げました保険給付費、老人保健拠出金でございます。執行率は93.1%となっております。

 以上で歳出を終わらせていただきます。

 次に、 268ページの実質収支に関する調書をごらんください。

 歳入総額は29億 5,770万 468円、歳出総額は26億 9,010万 8,087円、この差し引きが実質収支額と同額でございますが、2億 6,759万 2,381円でございます。なお、単年度の収支につきましては 300万円ほどの赤字でございますし、先ほど歳入のところで申し上げました精算分を考慮いたしますと 1,500万円ほどの赤字となるものでございます。

 右側の 269ページの財産に関する調書につきましては、ごらんいただきたいと思います。

 以上で当会計を終わらせていただきます。

 次に、議案第69号 平成9年度岡谷市地域開発事業特別会計歳入歳出決算につきまして御説明申し上げます。

 この会計は、公共事業の代替地等の確保のため、長期的な視野の中で土地の取得、処分、また造成等をいたしております会計でございます。

  286ページをお開きいただきまして、実質収支に関する調書をごらんいただきたいと思います。

 歳入総額は4億 9,679万 7,364円で、土地の処分収入が主なものでございます。歳出総額は19億253万4,821円で、繰上充用金、土地購入費が主なものでございます。差し引き額は実質収支額と同額で14億 573万 7,457円の赤字でございますが、前年度より1億 5,800万円ほど赤字が少なくなっております。

 次の 288、 289ページをお開きいただき、財産に関する調書をごらんいただきたいと思います。

 この会計は赤字となっておるわけでございますが、この赤字に対応します財産が残っておりまして、公共事業代替地の欄がありますが、前年度末で所有をいたしておりました土地が1万8,080.48?ございました。当年度中新たに取得をし、増となりましたものが次の欄の上段にございます3,872.22?で、当年度中に売却等をし、減となりましたものが5,877.27?で下段にございます。この結果、平成9年度末には1万6,075.43?を所有していることとなります。所有の明細につきましては、決算資料の?9にございますので、御参照いただきたいと思います。

 以上で当会計につきましては終わらせていただきます。

 次に、議案第70号 平成9年度岡谷市公団分収造林事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。

 当年度の事業は、森林の保育事業が主なものでございます。

  304ページの実質収支に関する調書をごらんいただきたいと思います。

 歳入総額は 2,265万 2,969円でございますが、公団の支出金が主なものでございます。歳出総額は森林の保育事業が主な支出ですが、 2,220万 4,923円となっております。差し引きが実質収支と同額でございますが、44万 8,046円となっておりまして、翌年度に繰り越すものでございます。

 事業の詳細につきましては決算資料の?10にございますので、御参照いただきたいと思います。

 以上で当会計につきましては終わらせていただきます。

 次が議案第71号 平成9年度岡谷市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算でございます。

 この事業への加入者は2万 9,767人で、加入率は51.7%となっております。

  318ページをお開きいただき、実質収支に関する調書をごらんいただきたいと思います。

 歳入総額は 5,889万 9,775円でございますが、前年度からの繰越金、会費収入が主なものでございます。歳出総額は 1,296万 586円で、支出の主なものは死亡1件を含みます 143件分の共済給付費と事務費でございます。歳入歳出差し引き額が実質収支額と同額で 4,593万 9,189円となっております。

 以上で当会計を終わらせていただきます。

 次が議案第72号 平成9年度岡谷市霊園事業特別会計歳入歳出決算でございます。

 この会計は、内山霊園の維持管理等をいたします会計でございます。本年度から管理業務を岡谷下諏訪広域シルバー人材センターへ委託をいたしました。

  332ページをお開きいただき、実質収支に関する調書をごらんいただきたいと思います。

 歳入総額が 4,937万 5,286円、歳出総額が 1,222万 9,057円となっておりますが、歳入の主なものは繰越金と使用料収入でございますし、歳出は施設の補修費、管理委託料が主なものでございます。この差し引きが3,714 万 6,229円で、翌年度に繰り越す額となるものでございます。

 以上で当会計を終わらせていただきます。



○議長(原宏議員) それでは、説明の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。

           午前11時52分 休憩

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           午後 1時10分 再開



○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩前に引き続き説明を求めます。

 収入役。

           〔収入役 横内啓吉君 登壇〕



◎収入役(横内啓吉君) 説明に入ります前に、訂正をお願いいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  176ページ、款の名称のところの12款諸支出金というところがございますが、私、先ほど13款諸支出金と申し上げましたようでございますので、訂正をお願いいたします。

 それでは、引き続きまして議案第73号 平成9年度岡谷市下水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。ページは 340ページからでございます。

 公共下水道につきましては、全体計画面積 1,609haに対しまして、当年度までに約 1,138haの整備が進みまして、整備区域内の人口は約5万 1,700人で、下水道普及率は約90.7%となっております。本年度は幹線の管路を 520m、枝線の管路を 4,726m敷設をいたしまして、約24.9haの面整備ができました。

  346、 347ページをお開きいただきたいと思います。

 この会計の歳入でございますが、中ほどよりやや上に2款の使用料及び手数料がございます。収入済額が10億 3,453万 3,000円で、前年度より 3,200万円ほどふえております。一番上にございます1款の分担金及び負担金と合わせまして2つの収入が受益を受けられます皆様から御負担をいただきましたが、歳入総額の36.5%を占めております。

 中ほどからやや下に3款の国庫支出金、収入済額1億 5,000万円がございます。管路の敷設にかかわります補助金で、前年度と同額でございます。

 それから、一番下に4款の繰入金がございます。一般会計からの繰入金で収入済額は9億 300万円となっておりますが、前年度より 1,300万円少なくなっております。繰入金は歳入全体の30.1%を占めております。

  348、 349ページをごらんください。

 中ほどよりやや下に7款の市債がございます。収入済額は7億 3,920万円で、前年度より 1,600万円ほどふえておりますが、歳入総額に対します構成比は24.6%となっております。

 一番下の歳入合計のところをごらんいただきたいと思います。予算現額は29億 4,900万円で、調定額は30億1,587 万 3,127円、このうち収入となりましたものが30億5万 4,799円でございます。不納欠損を21万 8,626円いたしまして、収入未済額は 1,559万 9,702円となりますが、内容は使用料と負担金でございます。

  350、 351ページをごらんいただきたいと思います。

 歳出でございますが、上段にあります1項の公共下水道事業費のうち1目の一般管理費、支出済額 4,041万5,000 円と下の方にあります2目の施設管理費、支出済額1億 1,159万 7,000円を合わせましたものが公共下水道の一般的な維持管理費でございまして、歳出全体の 5.3%を占めております。

  352、 353ページをごらんいただきたいと思います。

 中ほどに3目の公共下水道建設費がございます。下水道の管路の敷設に要します関係経費で、支出済額は8億円となっておりますが、これが歳出全体の27.7%を占めています。

 一番下に2項の流域下水道事業費、支出済額5億 5,382万 8,000円がございます。内容は諏訪湖流域下水道の建設費負担金1億 7,404万 3,000円と施設の維持管理負担金3億 7,978万 5,000円でございますが、これらの負担金が歳出全体の19.2%を占めています。

  354、 355ページをごらんいただきたいと思います。

 2款の公債費がございます。市債の元金の償還と市債及び一時借入金の利子の支払いをいたしたものでございます。支出済額は13億 8,359万 7,000円で、前年度より 3,900万円ほどふえておりますし、支出のうちで最も大きな47.9%を占めております。

 なお、当年度末の市債の現債額は 165億 4,300万円で、前年度より2億 7,300万円ほどふえております。

 一番下の歳出合計のところをごらんいただきたいと思います。予算現額は29億 4,900万円で、支出済みとなりましたものが28億 8,943万 9,668円で、執行率は98%となるものでございます。

 次に、 356ページをごらんいただきたいと思います。実質収支に関する調書でございます。

 歳入総額が30億5万 4,799円、歳出総額は28億 8,943万 9,668円で、この差し引きが実質収支と同額の1億1,061 万 5,131円となりまして、次年度に繰り越されることとなります。

 以上で当会計を終わらせていただきます。

 次は議案第74号 平成9年度岡谷市老人保健事業特別会計歳入歳出決算でございます。

 この会計は、70歳以上の老人、65歳以上70歳未満の寝たきり等老人の皆様に医療費の給付を行います会計で、対象者は平成10年2月末で 7,465人となっております。また、この会計の経理につきましては、老人保健法にルールが決められておりまして、支出にあわせまして支払基金、国、県、市が負担をするものでございます。したがいまして、歳出に対応し歳入が算定をされます仕組みでございますので、歳入歳出が同額となるのが原則でございます。しかし、医療費等が流動的でありますので、概算で財源が交付されまして、翌年度で過不足を精算することとなっております。

  378ページをお開きいただきたいと思います。実質収支に関する調書がございます。

 歳入総額は45億 1,809万 7,774円、歳出総額は44億 9,270万 4,961円で、差し引きが実質収支額と同額で2,539万 2,813円となっておりますが、先ほど申し上げましたとおり、概算交付額によります超過交付が2,556万円ほどあり、一方、交付不足が16万 7,000円ほどございますので、この精算を平成10年度で行うこととなりまして、6月議会において必要な予算措置をいたしたところでございます。

 以上で当会計を終わらせていただきます。

 次は議案第75号 平成9年度岡谷市温泉事業特別会計歳入歳出決算でございます。

  392ページをお開きいただきたいと思います。実質収支に関する調書がございます。

 歳入総額は 2,347万 9,691円で、温泉使用料、繰越金が主なものでございます。歳出総額は 2,003万 7,473円で、市債の元利償還金が主なものでございます。この差し引きが実質収支と同額の 344万 2,218円となるものでございます。

 以上で当会計につきましては終わらせていただきます。

 次は議案第76号 平成9年度岡谷市市街地再開発事業特別会計歳入歳出決算でございます。

 この会計は、中央町地区の市街地再開発事業を経理します会計で、道路や駐車場などの都市基盤の一体的な整備と大型商業施設等の整備によりまして魅力的な商店街の再編等を進め、地域の活性化を図りますもので、本年度は昨年度に引き続き1街区の商業ビル、2街区の駐車場棟ビル、周辺道路等の工事を行い、両ビルとも9月26日にオープンいたしました。また、観光文化施設「日本童画美術館」も3月に完成となっております。事業の完了に伴いまして、当会計は当年度で閉鎖といたしました。

 それでは、 406、 407ページをお開きいただきたいと思います。

 上段に1款国庫支出金、収入済額3億 1,320万円、その下に2款の県支出金、収入済額1億 416万円がございます。いずれも施設建築物及び道路の工事費等に対します補助金でございます。

 中ほどに3款の繰入金、収入済額10億 3,137万 8,000円がございます。国・県の補助対象事業の補助裏等に対します一般会計からの繰入金で、前年度より 1,800万円ほど増となっております。

 その下に4款市債、収入済額1億 800万円がありますが、道路整備にかかわるものであります。

 一番下に5款諸収入1項1目雑入1節保留床処分金がございます。収入済額は25億 6,861万 5,000円で、前年度より1億 6,300万円ほどふえておりますが、岡谷市ほか8件の収入であります。

 次に、 410、 411ページをお開きいただきたいと思います。

 歳出でございますが、一番上に1款の市街地再開発費がございます。支出済額は30億 3,029万 7,000円でございますが、このうち1項1目市街地再開発事業費15節工事請負費、支出済額28億 2,689万 1,000円が中ほどよりやや下にございます。商業ビル、駐車場棟ビル及び観光文化施設の建設工事費25億 8,723万 3,000円、道路工事費1億円が主なものであります。

 3行下に22節補償補填及び賠償金、支出済額1億 103万 4,000円がございます。営業補償など20件分であります。

 下段に2款の公債費がございます。支出済額は11億 6,661万 1,000円で、市債の元金の償還及び利子や一時借入金の利子の支払いをいたしたものでございます。

 一番下の元金の支出済額10億 7,551万 5,000円の中には、保留床処分金の収入がありましたことに伴い、過年度に借り入れをしました市債の繰上償還をいたしました10億 7,510万円が入っております。

  412、 413ページをごらんいただきたいと思います。

 上段に2目利子がございます。支出済額は 9,109万 5,000円ですが、内訳は市債分が 7,058万 7,000円、一時借入金分が 2,050万 8,000円となっております。

 なお、この会計を閉鎖することに伴いまして、道路等にかかわります市債の未償還額16億 2,668万円を一般会計に引き継ぐこととなります。

  414ページをごらんいただきたいと思います。実質収支に関する調書がございます。

 歳入総額、歳出総額とも同額の41億 9,690万 8,797円で、差し引き額、実質収支ともゼロでございます。

 これで当年度の説明を終わらせていただきますが、この事業は当年度までで 123億 8,600万円ほどになっております。内容は、工事費が59億 6,200万円、土地購入費27億 7,700万円、建物移転等補償料26億 3,400万円、設計監理等委託料4億 2,100万円、職員給与費3億1,200万円、市債の元利償還及び一時借入金利子2億3,100万円が主なものでございます。一方、これに対応します収入は、保留床処分金が49億 7,300万円、市の繰入金等が31億 9,300万円、国庫補助金19億 2,500万円、市債16億 2,800万円、県補助金6億 6,400万円が主なものでございます。

 以上で当会計を終わらせていただきます。

 次は議案第77号 平成9年度岡谷市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算でございます。

 この会計は、疾病、傷病等在宅で寝たきりの状態等の老人や、居宅において継続して療養が必要とされる皆様を訪問し必要な看護を行い、住みなれた地域社会や家庭で療養が図られますよう支援をしてまいりますことを目的に、当年度新たに設置をされました会計でございます。当年度の月延べの利用者は 350人、訪問回数は1,888 回となっております。

 それでは、 434ページをお開きいただきたいと思います。実質収支に関する調書がございます。

 歳入総額は 2,303万 6,455円となっていますが、国民健康保険団体連合会や社会保険診療報酬支払基金からの療養費収入と一般会計からの繰入金が主なものでございます。歳出総額は 2,264万 1,783円で、事業従事者5人分の経費、車両3台の購入費が主なものでございます。歳入歳出差し引き額、実質収支額とも39万 4,672円となり、翌年度に繰り越されることとなります。

 以上で当会計を終わらせていただきます。

 次は議案第78号 平成9年度岡谷市駐車場事業特別会計歳入歳出決算でございます。

 この会計は、中央町市街地再開発事業の施行に伴い2街区に設置をされました中央町駐車場の管理運営をいたします会計で、当年度新たに設けられました会計でございます。なお、駐車場も9月26日オープンのため、本年度は約半年分となるものでございます。

  444、 445ページをお開きいただきたいと思います。

 上段に1款1項1目1節駐車場使用料がございます。収入済額は 3,818万 3,000円となっておりますが、特定駐車分が 2,998万 9,000円ございます。

 中ほどに3款市債がございます。収入済額は5億 5,000万円でございますが、第2街区の駐車場部分を取得いたしますため借り入れをいたしたものでございます。

  446、 447ページをごらんいただきたいと思います。

 上段に1款の駐車場費がございます。支出済額は5億 6,868万 9,000円となっております。中ほどに17節公有財産購入費、支出済額5億 5,000万円がございますが、第2街区の駐車場部分の保留床1万4,782.37?を市街地再開発事業特別会計から購入をいたしたものでございます。そのほか駐車場の管理作業を岡谷下諏訪広域シルバー人材センターへ委託をしました経費が主な内容でございます。

  450ページをお開きいただきたいと思います。実質収支に関する調書がございます。

 歳入総額は5億 8,825万 9,815円、歳出総額が5億 7,276万 9,641円で、この差し引き額が実質収支額と同額の 1,549万 174円となりまして、翌年度に繰り越されるものであります。

 以上で当会計を終わらせていただきます。

 次は議案第79号 平成9年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算でございます。

 当会計におきましては、湊財産区所有の山林の維持管理及び育成等を行っているものでございます。

  470ページをお開きいただきたいと思います。実質収支に関する調書がございます。

 歳入総額は 2,289万 1,147円となっておりますが、繰越金、県補助金が主なものでございます。歳出総額は932 万 9,560円で、造林事業費が主なものでございます。歳入歳出差し引き額、実質収支額とも1,356万1,587円となりまして、翌年度に繰り越されるものでございます。

 これで当会計を終わらせていただきます。

 以上で議案第67号から第79号までの平成9年度一般会計並びに特別会計の歳入歳出決算13会計分の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(原宏議員) 次に、監査結果の報告を求めます。

 監査委員。

           〔監査委員 林 義弘君 登壇〕



◎監査委員(林義弘君) ただいま上程されております平成9年度岡谷市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算並びに湊財産区一般会計の歳入歳出決算の審査結果につきまして御報告申し上げます。

 大変申しわけございませんが、意見書の一部に誤りがございますので、お手元に配付してございます正誤表のとおり御訂正をお願いいたしたいと思います。

 それでは、決算意見書の1ページをごらんいただきたいと思います。

 まず、第1の審査の概要でありますが、1、審査の対象は (1)の平成9年度岡谷市一般会計歳入歳出決算以下平成9年度岡谷市湊財産区一般会計歳入歳出決算の13会計でございます。 (2)の附属書類につきましては、平成9年度岡谷市各会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書であります。 (3)の基金の運用状況の審査は、アの岡谷市基本基金からテの岡谷市国民健康保険事業基金までの19基金であります。

 2として、審査の期間は、平成10年7月14日から7月27日までの間に実施いたしました。

 3、審査の手続でありますが、この審査に当たりましては、市長から提出されました各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び各基金の運用状況を示す書類について、関係法令に準拠して調整されているか、予算が適正かつ効率的に執行されているか、さらに財産の管理は適正に行われているかについて、関係諸帳簿及び証拠書類との照合等通常実施すべき審査手続を実施したほか、必要に応じ関係職員からの説明を聴取し実施いたしました。

 第2の審査の結果について申し上げます。

 審査に付されました一般会計、特別会計及び湊財産区一般会計歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、法令に準拠して作成されており、決算計数は関係帳簿及び証拠書類と照合した結果、誤りのないものと認められました。

 また、各基金の運用状況を示す書類の計数についても関係帳簿及び証拠書類と符合しており、誤りのないものと認められました。

 次に、3ページの総括について御説明いたします。

 なお、決算数値につきましては 1,000円単位で御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 平成9年度の一般会計及び特別会計並びに湊財産区の決算規模は次表のとおりでありますので、ごらんいただきたいと思います。

 続いて、一般会計について申し上げます。

  (1)の歳入についてでありますが、歳入決算額は 239億 5,140万 6,000円で、予算現額に対し 95.67%であり、10億 8,442万 2,000円の減で、調定額に対する収入率は 98.70%となっております。財源別の状況は、自主財源が 150億 4,551万 7,000円、依存財源は89億 588万 9,000円の割合となっております。収入未済額は3億1,141 万 7,000円で、前年度比 5,085万 6,000円の増となっております。収入未済額の主なものは市税で、前年度比 4,877万 7,000円の増、他の収入未済額も前年度比 207万 9,000円の増と年々増加してまいってきております。昨今の不況等による影響も認められますが、自主財源の確保と負担の公平を図るため、市税など収入率の向上はもとより、滞納整理の強化など収入の確保に努め、財政運営の健全化に一層の努力を望むものであります。不納欠損処分を行ったものは、市税で 139件 361万円で、前年度に比べ83万 3,000円の増となっております。処分の内容につきましては、所在不明、生活困窮、処分財産がない等の理由により、地方税法第15条の7第4項・第5項及び第18条に基づく法的措置が講ぜられておりますが、税の公平確保の観点から今後も厳正を期すよう努められたいところであります。市債の状況は、当年度借入額23億7,490万円、償還額15億8,889万 6,000円であり、年度末現在高は 200億 7,046万 4,000円となり、前年度に比較して7億 8,600万 3,000円の増加となっております。交付税算入等による有利な起債の活用がなされてきているところでありますが、今後においてもより長期的な財政視野に立って運営することを望むものであります。

  (2)の歳出について。歳出決算額は 231億 5,371万 4,000円で、予算現額に対し92.4%の執行率となっております。歳出の主なものは、土木費62億 8,004万 1,000円、総務費38億 8,769万 4,000円、民生費32億 893万8,000 円、公債費25億 517万 6,000円、教育費23億 2,913万 7,000円となっております。公債費は25億 517万6,000 円で、前年度比2億 2,426万 3,000円の減であり、当年度の繰上償還額は6億円となっております。不用額は12億 5,072万 8,000円で、予算現額に対し5.00%となっております。主に土木費3億 9,606万 3,000円、民生費2億 1,336万 2,000円、商工費1億 8,594万 8,000円、教育費1億 3,063万 8,000円と特に多いが、主な理由は入札差金、扶助費、貸付金のほか経費節減等予算の効率的執行により生じたものであります。翌年度繰越額、明許繰越額でございますが、土木費で道路橋梁費 8,504万 7,000円、都市計画費5億 4,633万 9,000円の6億 3,138万 6,000円であります。以上により実質収支額は6億 5,399万 6,000円となり、単年度収支額は 1,174万 9,000円となっております。

 次に、特別会計について申し上げます。

 国民健康保険事業特別会計ほか10会計の歳入決算額は 159億 3,526万 3,000円で、前年度に比較して3.77%、5億 7,831万 9,000円の増で、歳出決算額は 168億 3,453万 9,000円、前年度に比較して2.80%、4億 5,853万円の増であり、歳入歳出差し引き8億 9,927万 6,000円の実質収支不足額となっております。収支不足となったのは、地域開発事業特別会計で、平成8年度決算収支不足額15億 6,382万円を繰上充用したことにより、14億 573万 7,000円の不足額を生じたためのものであります。また、本年度から訪問看護事業特別会計及び駐車場事業特別会計が設けられております。

  (1)国民健康保険事業特別会計は、実質収支2億 6,759万 2,000円で、引き続き健全運営となっております。歳入では国庫負担金で8万 1,000円の不足額があり、また療養給付費交付金では 1,210万 6,000円の超過交付額があるため、差し引き 1,202万 5,000円を平成10年度で返還するものであります。国保税の調定額に対する収納率は 86.63%で、前年度に比し1.22ポイント減少しており、収入未済額は1億 6,757万 3,000円で、前年度に比し 2,514万 9,000円の増加となっております。この数年、収納率は低下し、未収金は増加傾向にあり、一般会計と同様、昨今の不況の影響が認められますが、公平な負担を求めるため納税意識の高揚等に努め、なお一層収納率の向上と未収金の解消に努められたいところであります。不納欠損額は 197件、 209万 8,000円で前年度に比し25万 8,000円、 10.97%の減となっております。一般会計と同様、いずれもやむを得ないものと認めました。

  (2)地域開発事業特別会計は、保有している代替予定地以外の用地については、速やかに処分されることを望むものであります。

  (3)下水道事業特別会計は、事業着手以来24年目となり、全体計画面積の70.7%が整備され、下水道普及率は90.7%となり、県下17市では上位にランクされています。今後も未整備地区の整備と未収金の解消になお一層努力されることを望むものであります。

  (4)といたしまして、老人保健事業特別会計では、実質収支額 2,539万 2,000円でありますが、歳入で支払基金交付金で 1,318万 2,000円、国庫支出金で 1,221万円の超過交付になっており、平成10年度で返還するものであります。

  (5)の市街地再開発事業特別会計は、歳入歳出差し引き0円となり、本年度で閉鎖されております。

 次に、湊財産区一般会計について申し上げます。

 この会計は今後、収入見通しが大変厳しいと思われますので、これらの財源確保等について早急に検討されることを望むところであります。

 以上、まとめといたしまして、予算の執行状況については、第2次総合計画に基づく計画行政の推進、財源の重点的・効率的配分、一般経常経費の抑制、中長期を見据えた健全財政の保持を基調に、それぞれ成果を上げたものと認められます。

 今後の行財政運営に当たっては、公平、公正な行政執行を基本に、社会情勢の動向、多様な行政需要に迅速かつ的確に対応され、限られた財源の効率的な配分に努めるとともに、行政改革をさらに推進し、今後とも健全財政を堅持しつつ市民福祉の向上と活力あるまちづくりの推進になお一層努力されることを望むものであります。

 以上でございますが、6ページ以降につきましては省略させていただきますので、ごらんいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) これより質疑に入ります。

 質疑に当たっては、決算書等のページをお願いいたしたいと思います。

 まず、議案第67号の一般会計決算について、全般にわたり質疑のある方は御発言をお願いいたします。

 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 数点伺いたいと思いますが、1つは市長交際費の問題です。決算書でいきますと64ページ、65ページになるかと思いますが、予算では 660万円とってありますが、支出済額は 460万円でありまして、 200万円近く不用額が出ております。市長が当選をされてから市長交際費の公表という形で一定の公表がなされておりますし、経費の削減がされたという努力には理解を申し上げたいと思いますが、市長の交際費の公表という点では、どのように市民に受けとめられているのかということで、公表されて、それを見た市民の方の件数というものはどの程度あるのでしょうか。

 公表の内容についてでありますが、最近、全国でも自治体の長の交際費等についてもいろいろ論議、裁判などもされておりまして、例えば交際費が使われた相手方も公表すべきだという判決が何件か出ております。現在の公表内容は大変不十分な内容ではないかと私は思うんですが、その点についてこの間どのように感じておられるか、これがまず1点であります。

 それから、フクシーの問題ですが、86ページから87ページにかけてでありますが、委託料は約 4,600万円弱であります。歳入の方は資料の方で出されておりまして、 1,532万 4,000円収入が入っております。これは当初の計画は 720万円という収入見込みでありましたのが倍以上の売れ行きを見たということは、いかにフクシーというものに対する障害を持っておられる方や高齢の皆さんが期待をし、利用をし、喜ばれているかということの反映だろうと思いますので、大変これはヒット作品だと思います。

 しかし、今申し上げたように出の方は 4,600万円弱で、入りの方が 1,500万円、あと 3,000万円の持ち出しという形になりますが、実際には敬老祝い金の節目の支給にかえたこと等によって 3,000万円くらい経費が削減できたと言われておりますから、そういうことだろうと思いますが、そう考えますと収支とんとん、ほとんど財政的に見ると新たな支出をほとんどしなくていい事業ができたということになるわけです。こんなに喜ばれることだから大いに結構なことなんですが、昨年の4月末に実施をしてから約1年、現在では1年半近くになりますが、議会の一般質問でもフクシーについて歓迎をしつつ一層改善をしてほしいという要望が何回か出されております。そういう点で実施をしたこの年度でいろいろな反省点といいますか、改善点が指摘をされておりますが、行政の方はいまだにその点の改善の余地というか、方向が余りないようでありますが、実際に実施してみてどうであったのかということをもう一度この機会に伺っておきたいと思います。

 福祉の関係について、これは全般的についてでありますが、この予算は市長が2回目の予算編成をした予算であります。そしてその結果の決算であります。1年目の予算、前年度は恐らく市長就任して2カ月ぐらいの間に予算編成に取り組んだ内容ですから、ほとんど実情を十分つかめないまま予算を組んだ内容であったわけですが、この予算は、いわば市長が本格的に本腰を入れて取り組んだ予算であり決算であったと思います。その中で重要な柱である福祉の問題で、先ほどそれぞれ数点にわたってこういうものに取り組んだという報告がされましたが、この予算の中でどういう面が福祉の面で前進したんだろうかという点をぜひ伺っておきたいと思います。長野県一の福祉、人にやさしい福祉のまちづくりということを最重点に掲げて取り組んでおられた市長の平成9年度、一体どういう前進が見られたのでしょうかということをこの機会に伺っておきたいと思います。

 それから、これは公債費の方にかかわって、ページをどこと言っていいかわかりませんが、一番最後の方になるかと思いますが、政府資金、政府関係の地方債の金利が非常に高いということで、これが何とかならないか、借りかえられないものか、それとも下げられないものかということでお願いをしてきたことがあるんですが、政府資金については特例を除いてはほとんどないんだというお話ですが、これは新しく借りた金利を見れば2%前後ですね。ですから7%から8%という高金利のものがありまして、このことが公債費の中の利子の支払い、大体9億円以上になりますが、こういう大きな金利の支払いになっています。全国の自治体でもこれについては非常に大きな引き下げをしてほしいということや、借りかえができないものかということで要望しているようでありますから、どのようにこの1年間取り組まれたのか、本当にどうにもしようがないものなのか、その辺を伺っておきたいと思います。

 それから、あわせて市債残高の問題についてでありますが、私、さっき収入役さんの説明で書き漏らしてしまったものですから、もう一度その点だけ説明をしていただきたいと思いますが、一般会計の今までの純然たる市債残高は 200億 7,000万円ぐらいになっていますが、それに市街地再開発特別会計の地方債残高を加えてあるかと思いますので、その点を聞かせていただきながら、特に市長が岡谷市の市債が非常に大きいと、この市債を減らすということをもう一つ掲げておられて、しかし実際には市債が大幅にふえているわけで、この市債の増についてはどんなふうに減らす努力をされてきたのでしょうか。しかし、実際にはさらにふえているということで、1年間のほぼ予算総額、決算の額に匹敵する大きな額でありますから、その点について伺っておきたいと思います。

 なお、市債が大きくふえている、この年の柱になっているのは中央町再開発です。この点については、やはり地方自治体が果たす役割がどこにあるのかということでは、先ほどの福祉の問題にも触れましたが、最大に取り組むべき事業は福祉で例をとったように、ほとんど投資額がない額でやった事業、しかし中央町再開発は百二十数億円という大きな額をかけて、地方債も大きくなっている。こういう対照を見たときに自治体のあり方として、こうした市長の批判した箱物というものについて一体どう考えたらいいのだろうかということを決算に当たってもう一度伺っておきたい、このように思います。

 それから、もう一つだけ、 128ページから 129ページの土木費の道路維持費になるかと思いますが、先ほどの説明、行政報告などにもありますが、豪雪対策という問題についてです。そのときに十分論議を深めましたので、改めてそんなに大論議をするつもりはありませんが、やはり平成9年度の中で1つ大きな自然災害と言っていい豪雪に見舞われた年でありました。ですからこれに対応した行政の関係の皆さん方の努力、御苦労には深く感謝をしながら、しかし50年とか 100年ぶりと言われたあの豪雪の対応にしては、約 5,000万円の追加補正では、お金の面では足りなかったのではないか。それから、機敏に対応する点でも非常にいろいろな不十分さを残し、教訓とすべき点が多かったと思いますので、いろいろ論議はされてまいりましたが、決算の機会にいま一度この点について伺っておきたいと思います。

 以上、数点にわたってお願いいたします。



○議長(原宏議員) 企画部長。



◎企画部長(藤森武男君) 質問の第1点の交際費の関係ですけれども、公開について市民にどう受けとめられているか、内容が不十分ではないかという部分なんですけれども、交際費については御承知のように市長の政治的な考え方でもって自分の資産公開も含めて市民に公開していこうという決断で、県下でもなかなかやっていないという状況なんです。それで実際に平成8年度に始めたんですけれども、始めた年は市民の方々がおいでになっていますが、平成9年度になったときにはおいでになった方は1年間に本当の1けたというような状況でございます。そういう中で特に市民がどう受けとめているかという部分で、その方たちからは御意見もお聞きしていないわけですけれども、内容的には1件ごとにやっておりますし、それで不十分ではないかというのは、恐らく相手方を全部公開したらどうかという意味かと思いますけれども、団体等とか支障のないものについては当然公開をしております。ただプライバシーとかそういう関係でもって個人名についてのものは差し控えさせていただいている部分があるということでございまして、そんなことで他市に比べれば公に公開しているという部分を御理解いただきたいし、評価もいただきたいというように思います。

 それからもう一つ、前段で交際費の支出は努力している部分もありますけれども、御理解いただきたいのは、やはり市長が動くのに、そのときの行事とかそういうものによっても多少波がありますので、来年もまたこのまま減るかというと、ことしですか、御柱があったり姉妹都市の交流があったりいろいろあるものですから、そんな点はひとつ御理解をちょうだいしておきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(八幡郁男君) 数点御質問いただきましたが、まず福祉タクシーの件でありますけれども、当初予算 720万円ほど収入予定をしたわけでございますが、結果的には 1,500万円余入っております。これは事業を開始しまして初年度でありますものですから、利用される方々が最初に利用券を購入しておりますので、この 1,500万円すべてが利用につながったということではありません。内容的には翌年度に繰り越されて利用券を保持している方がいるわけですので、そういうことで利用券が売れた額ということで御理解をいただきたいと思います。

 それから、改善の方向ということでありますけれども、確かにいろいろ御意見をいただきましたけれども、この福祉タクシーはやはり台数制限をして事業を行っております。当初から制約のある中でもって事業をスタートしているわけですので、 5,000人からの利用対象者がいる中では、なかなかすべての方に満足いただけるような形にはなっておらないで、一部の方に御迷惑をおかけしているわけでございますけれども、いずれにしても福祉タクシーが真に福祉施策として皆さんに一層有効な利用をしていただけるよう、今までもPR等をしてきているわけでございますけれども、なお、そんなことで努めてまいりたいと思います。

 それから、福祉施策全般の中でどのように前進したかということでありますけれども、福祉タクシーもその一つであります。また、今後の福祉施策のために障害者プラン等を策定しまして、指針としてのものをつくりまして今後に対応していく、そんなこともやっております。また、介護保険につきましては平成12年から実際にサービスが開始になるわけでございますけれども、これらにつきましては今まで岡谷市としてどうしても取り組みをしなければいけないショートステイ、そういった部分への取り組み、こんなものも積極的にする中で在宅複合型施設への取り組みをして介護保険への準備体制を整えている、そういったこともあります。また、高齢者の生きがいづくりという面では、やはり健康なお年寄りが大勢いてほしいと願うわけでございますけれども、そういう観点からは高齢者健康リフレッシュ事業等新たな事業の取り組みも行っております。また、児童につきましては一時的保育をつるみね保育園で開設するなどの一定の対応をし、さらに長時間保育等働く女性の方々に対するそういったニーズにもおこたえしてきているところでございます。また、さらには保健事業でありますけれども、これは県から権限移譲で市町村におりている事業もあるわけでございますが、乳幼児健診だとかそういった面でも積極的な対応を図ってきたわけでございます。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 公債費の圧縮の努力でございますが、高金利を引き下げる努力をいたしてきておりますし、繰上償還等も行ってきております。

 また、箱物に対する考え方でございますが、旧保健所跡地に建設されます複合型老人福祉施設のように、時代の要請、必要なもの、あるいは体育館のように非常に多くの市民が望んでいるものに関しては、知恵を絞って負担にならないように建設をしていきたいというふうに考えております。



○議長(原宏議員) 総務部長。



◎総務部長(倉坪宏夫君) それでは、2点ほど御質問いただきました。

 まず、市債の増加についてでございますが、平成9年度末の起債残高は御指摘のとおり約 200億 7,000万円でございまして、平成8年度に比べても約7億 8,600万円ほどふえているわけでございます。これは▼▼童画館▼▼の整備事業や体育館の建設事業のほか、後年度に 100%交付税に算入をされます臨時税収補てん債などによるものでございますが、起債はかつてはごく一部を除いて純然たる借金というようなものであったわけですが、最近は元利償還金の一部割合が地方交付税に算入をされると、いわゆる有利なものがふえてきているわけでございます。また、国の施策により補助事業であったものが有利な起債に振りかわっていくものもふえてきているわけでございます。そうした中で 200億 7,000万円の約78%は有利なものであるわけでございまして、平成9年度の借り入れの市債23億 7,490万円のうちでも約93%がこうした有利な起債になっているものでございます。そんなことから市債の増加については、起債に依存度が高くなってくるわけでございますけれども、起債といっても後年度に負担が高くなるというようなことになるわけでございまして、起債制限比率等を見ながら事業をいかに選択をしていくかというようなことが大変ポイントになってくるわけでございます。

 なお、起債制限比率、公債費比率等も平成8年度に比べて大きな伸びを示していないというようなことの中で、今後の対応をしてまいりたいと思っているわけでございます。

 市債残の政府債の関係の償還のことで質問がございましたが、今一番高い率は昭和55年度の借り入れの河川整備と道路整備の2本、これが 7.6%でございます。公営企業金融公庫から借りているわけでございますが、これは残高約 2,100万円で平成12年度までというような形になっております。利率の高いものはすべて政府債等でございまして、繰上償還は現在のところ不可能となっている、そんなことを毎回言っておりますけれども、市長会等を通じ、また地方債の充実改善に関する要望等を市長会に出しまして、現在対応をいたしているわけでございます。

 なお、先ほど児童館整備事業と言いましたが、童画館でございますので、そんなことでお願いをしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 収入役。



◎収入役(横内啓吉君) それでは、起債の残高で、私が先ほど市街地再開発事業特別会計を閉鎖することに伴いまして、一般会計で引き継ぐ起債の額を申し上げましたが、その額は16億 2,668万円でございます。したがいまして、先ほど議員さん御指摘の65ページにございますように、一般会計の起債残高が 200億 7,000万円になっておりますので、両方を合わせますと約 217億円となるものでございます。



○議長(原宏議員) 建設部長。



◎建設部長(武田勝君) 道路維持費の中での豪雪対策につきまして御質問をいただきました。御指摘のように自然災害というお話でございまして、私どももそのような理解をしているわけであります。この維持費の中の部分でのお答えになるわけですが、1月8日から始まりました豪雪であります。当然、出動態勢の目安にしております除雪、それから融雪、それぞれの降雪量の段階から担当の方では直接除雪、融雪する分、それから業者委託をする分を合わせまして対応したところであります。当然その中で雪の量が余りにも多かったという中では、緊急に補正予算を専決でさせていただいたというような状況でありました。ただ、実際には当初予算の範囲では間に合わなかったという、このような状況もありますし、行政と市民がどういうふうな区分でそれぞれの分担で対応するかというような部分では、はっきりした役割分担というものがしていなかったというような反省点もある中で、従前にも一般質問等をいただいている中でお答えを申し上げてきておりますが、それらの反省点を踏まえながら今後防災計画の運用の中で適正に対応していきたい、このように思っているところであります。

 以上です。



○議長(原宏議員) 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 市長交際費の問題については、公表された当初は大分関心も呼んだということで、これはそうしょっちゅう見たりということでなくても、市民的な関心を呼んだという点ではいいことだと思いますし、当然、市民の税金を使うことですから、プライバシーにかかわる問題では当然公表を差し控えなければいけないものもありますが、交際費の場合には、あちらこちらで出ている判決では、すべて隠す必要はないんだということが判決で出ています。ですからそういう点から見ても、今の公表内容については再検討が必要ではないかと感じています。そういう点で、また決算委員会などでこうした公表のあり方等について論議を深めていただければいいかと思います。

 それから、フクシーの問題についてでありますが、これについても何回か一般質問や予算審議の中でも相当論議をされております。非常にいいことなんですが、やはり利用者がかなり高齢者の利用が高いということから、朝の病院へ行く通院の時間帯に集中するということが一番今悩みなんですね。その時間に呼んでも来ていただけないというのが悩みなんですね。それにあわせてフクシーをやった影響で一般のタクシーの乗客が少なくなってしまったというタクシーの運転手さんからの訴えもあるわけですね。こうした両面をどうやって解決するかという努力が今求められているのではないかと思うんですね。ですからやはり一般のタクシーを利用する方法だってありますし、いろいろあるわけですが、余り先走ると予算審議みたいになってしまいますから、これ以上は触れませんけれども、そうした問題点がどこにあるのか、その解決方法はないのかどうか。市は今のところ余り積極的にこうした問題をどう解決するかという姿勢を示しておられないようですけれども、やはりこれは改めて検討を要する問題ではないかと思いますので、これらも実情に十分触れていただきながら決算委員会で御論議をいただきたいと思います。

 それから、去年も決算委員会等でも論議したんですが、長野県一の福祉とは何ぞやということをかなり論議しました。市長が最近余り言われないので、私もそれはもう余り言わないのかと思ったら、この間の福祉大会でそういうごあいさつをされていました。ですから依然として市長はそういう願いも持っているんだなと、公約を守ろうとしているんだなというふうには感じました。ですから、それでは逆に言うと長野県一の福祉とは何だろうかということも去年論議したんですが、資料、データ等を含めて決算委員会で改めて論議を深めていただければありがたいと思っております。先ほどいろいろ幾つか触れられましたけれども、そうした充実の方向については努力は了としたいと思いますけれども、公約とのかかわりでも十分論議を深めていっていただければと思います。

 それから、中央町再開発とのかかわりでは、余りお答えがなかったのですけれども、こういう大きな再開発事業をやったことが今の市債残高をふやしているという面も比重として非常に大きいわけですね。市長が公約した岡谷市の財政を立て直すと、市債を減らしていくという方向とは、どうも違うのではないかということに対して総務部長から有利な起債が78%あると、だからいいのではないかというお話ですけれども、私は大きな目で見た場合に国が進めている地方単独事業という進め方が今、全国の自治体の地方債をふやしている大きな原動力になっているんですね。それがまた大開発を進めてバブルをあおった、その大きな役割を果たしてきたわけで、一方でそういうことが国や地方の財政破綻を来して、本来の仕事である福祉や何かがなおざりにされているのではないか、この辺の対照についても十分御論議をいただければありがたいと思っております。

 それから、政府資金の金利の高い問題についてでありますが、市長会などでも努力をしているということで、私たちも聞いております。議長会などもそういう働きかけをしているようです。これについては粘り強く、しかし強く運動してもらいたいと思っておりますが、こうした高金利の実態などについてももう少し掘り下げて決算委員会で論議していただければありがたいと思っております。

 それから、豪雪対策については、その後の地域防災計画などにも生かされたわけですので、今の答弁で了としたいと思いますけれども、大きな災害の場合は市民と行政がどういうふうにやるかなんてなかなか区別はつかないんですね。できる人が行政であれ住民であれやらなければいけないということで、やはりそのイニシアチブをとってもらうのが行政だと思っておりますので、そういう点での豪雪のときの行政の対応がどうであったかということについても、もう一度論議を深めておいていただくことが今後の地域防災計画にも生きた経験としていくのではないかと思いますので、私たち経済建設委員会でもたまたまことし、神戸の阪神・淡路大震災の模様についても行政視察をする機会がありましたので、決算委員の中にもそういう方もおいでだと思いますので、ぜひ生かしていただきたい、論議をしていただきたいと思います。

 そんなことで、それぞれ細部にわたっては委員会で審査をしていただければ結構です。

 以上です。



○議長(原宏議員) 委員会へのそれぞれの付託でよろしいですね。

 それでは、暫時休憩いたします。

           午後 2時25分 休憩

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           午後 2時35分 再開



○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ほかにございませんか。

 堀内一光議員。



◆25番(堀内一光議員) 25番 堀内一光です。

  125ページの土木費について、いろいろと7〜8点お伺いしたいんですが、道路橋梁費の中で 754号線の問題でありますけれども、当初は去年の補正で 3,944万円、これが補正の6号であったわけですけれども、ことしの3月の補正で明許繰越が 5,250万円と 1,000万円ほど多くなっているわけです。そのときに私も疑問に思って質問をしたんですけれども、入札の差金を約 1,000万円充てたというふうなお話も聞いたわけで、私は了解したわけですけれども、目の部分は流用が可能だと聞いておりますけれども、少なくとも道路新設改良費の中からのり面復旧工事費を 1,081万円を入れているわけですね。こういう予算の組み方というのが本当にいいのかどうか。私たちは当初予算のときにそういうことも含めてやってあるわけですから、やはりこういうふうにするのはもっと違う方法があってもいいではないか、もっと具体的に私たちにわかるような説明があっていいと思いますが、そこらについてはどういうふうにお考えですか、お伺いしたいと思います。

 それから、前にも質問したんですけれども、 710号線の石積みが普通の石積みより3倍くらいかかっているという話で、当時聞いたら景観上とかいろいろ言っておりましたが、例えば今度の 754号線の崩落事故のあそこの土どめの石積みですね、ここらと単価の?で一体どのくらい違って、どういう理由でやっていくのか、そこらのところをひとつ明確にお願いをしたいと思います。

 それから、どうも 754号線にかかわってですけれども、12月25日に監査委員の林 義弘、三井正二から監査の報告、9監第47号という分厚いのをいただいて、それによると専門家を呼んで見てもらったら、ここに10項目ばかりの指摘があるわけですね。この指摘を見ると、一々読んでみて、これは本当にこうなのかというような状態が書いてあるわけですね。例えば土質、地質、地下水の状態を確認し得る地質調査の成果品が全く見られなかった。それから、斜面安定にかかわる計算書が見当たらなかった。裏込み材の厚さは標準設計図の寸法を満たしていない。さらには、土質は滑りを起こしやすい軽視できない軟弱な粘性土であった点が強調できるとか、あるいはその隣の擁壁部分にも水平亀裂が発生して、さらなる崩壊を引き起こす前兆と思われる。裏込みの厚さが確保されているか否かについても全体像は確認できない。これは一つ一つをやると設計から何からみんな欠陥のような気がするわけですね。こういう指摘について現時点では一体どういうふうな取り組みをなされているのか。

 きのうも行ってみますと、のり面を直したところの土台に既に4カ月ばかりでひびが入っているわけですね。そして、その横にはずっと横の亀裂が入っている。そして黄色と白の編んだロープがずっと危険箇所でもって巻いてある。一体これは本当に危険でああしてあるのか、この監査委員の報告を見ると本当に危険であそこに寄れないような気がするわけですけれども、これについては一体どういう取り組みを今現在しているのか、ひとつお伺いしたいと思います。

 それから、基礎コンクリートのひび割れについては、これは明許繰越後ですから、ここではできないと思いますので、一般質問でしなければならないというふうに私は理解しておりますので、またその時点でしたいと思います。

 それから、 754号線の道路については市道の認定を私たちはしたわけでありますけれども、通常、一般市民が市道にしてもらいたいというときには、私たちの土地を寄附採納して、そして登記が市の方に移って、それからやるというふうな方法をとっているわけですけれども、ある区長さんから、実はまだあそこは売っていないよと、市に売っていないと、まだ額も決まっていないということですから、そういう土地を市道認定をして舗装して使うということがどういうわけでできるのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。

 それから、先ほどもちょっと言いましたけれども、明許繰越のところで私がわからないと言ったら、それは入札のときの差金で補った、こういうふうな話でありますので、できれば土木に関係する入札の差金はどこの事業で幾らあって、その金は一体どこへどういうように流用しているのか、その点をひとつお伺いしたいと思います。

 それから、これは 150ページの教育費の小中学校の部分だと思いますけれども、前にも質問したけれども答えられなかったんですが、50年に1回の大雪のためにアイスアリーナに行けなかった生徒たちがいたわけであります。そこで生徒数と支出しなかった料金、これは一体どのくらいになるのか。それから、行けなかった子供たちは、要するにこれは教育でやっていると思いますが、その後どういうふうにしているのか。行けなかった者は行けなかったで、それでしり切れトンボのように行けなかったということで終わっているのかどうか。

 それから、今度は 227ページの財産に関する調書でありますけれども、私たちこの間、総務委員会で神明小学校なり方々の学校へ行ってまいりました。長地小学校の前には武井武雄なり武井直也のブロンズ等があったわけですけれども、そういう財産が載っていないわけですが、これは金額が幾ら以上ということになっているようでありますけれども、そこらの点についてはどういうようにするのか。それから、小中学校だとか方々にもいろいろな美術品等がありますが、そういう目録は一体どういうふうになっているのかどうか、まずこの点についてお伺いしたいと思います。



○議長(原宏議員) 建設部長。



◎建設部長(武田勝君) 幾つか御質問をいただきました。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 まず、市道 754号線の工事費の関係であります。御指摘のように道路維持費で補正をお願いし、なお不足分につきましては道路新設改良費の入札差金等の既決予算を充てたというようなことであります。当然、内部的な決裁をいただきながらそういうことをしたわけですけれども、一番わかりやすい形にするには、お話のように維持の方へ新設改良費の方から流用して一本化した上で、そういったことをするというような手法も当然あるわけでありますが、従前から新設改良費と維持費というものにつきましては、地元の皆さん、それから議員さん等から大きな要望をいただく中で、できるだけその辺のことを担当の方として対応しようという考えの中で新設改良費と維持費と両方あわせた形で考え、そういった対応の考え方も従前からしているわけであります。そのようなことで、今回、新設改良費と維持費の両方を使わせていただいたわけですが、工事の状況を議員さんも見られておって、よく承知しておられるようなんですが、従前の単純なブロック積みのものから井桁組みの重力ブロック、それからのりどめ工事というようなことで、従前より相当改良した部分というようなことに配慮しながら、今後の被災を招かないような対応をさせていただいたということで、新設改良費の方も使わせていただいたということでございます。

 それから、ブロック積み、 754号線と 710号線の違いの話がございます。 710号線につきましては相当遠方から目につくというような、そういうコンクリート構造物でありますので、お話のように景観にも配慮した形で重力式のブロックで表面の加工をした、そういったものを使わせていただいております。 754号線のブロックにつきましては、現状周囲がほとんど山に囲まれた山の中にあるという中で、のり面等の部分についてはそういった景観上の配慮をさせていただいたわけですが、復旧する場所の土質の問題等から、やはり重力式のブロックではあるんですが、 710号線よりは若干経費的に安い材料を使わせていただいたというようなことがあります。

 それで比較というお話があったわけなんですが、ここでそういった資料を持ち合わせておりませんので、また委員会の方でもお示しするということにしたいと思うんですが、ただ工事の関係につきましては、当然現況にあわせた形で裁量でできるだけ経費が安い形のものというようなことで設計をしているわけであります。現場ごとの比較をというようなことは前提にして工事をしているという、こういうことではございませんから、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、現地にトラロープが張ってあるというお話がございました。復旧した後、相当長い、高いのり面がございます。山の方から復旧した工事場所の方へ足を踏み入れるというような場合に危険というような状況が当然ありますので、工事現場の中へ上から市民が入ることを防ぐための暫定的な措置というふうにお考えいただければありがたい、このように思っております。

 それから、土地の処理の問題がございます。現在、教育委員会の方でスケートの森の全面積について総郷さんから借用しているという状況が基本的にはあります。この工事の復旧に際しまして岡谷総郷さんの方へ道路の方の土地をお譲りというような部分をお話を当然してまいりました。ただ、工事ができ上がってみないとその範囲が不明だというようなこともありますし、数字が変わるというようなことがありまして、総郷さんの方とのお話の中で工事後に測量し、面積が確定した上で土地の売買等の事務、契約等をしましょうというようなことで、復旧の前段で現地を総郷さんと確認をいたしまして、了解をいただいた上で工事をさせていただきました。土地の契約につきましては現在総郷さんとお話しすべく準備をしているという、こういうことであります。

 それから、民間等との違いというような話もあったわけですが、民間等の開発で道路が造成される場合は当然あるわけなんですが、ただ民間でやります事業につきましては、最終的に権原もいただいた中で工事もほぼ完成するというような段階で市道認定をしている実情でございます。民間の開発ですから途中でどんな状況によって変化が生ずるかわからないというような、こんなこともありまして、民間についてはそんな対応をさせていただいております。ただ、市で直接行うものにつきましては、それらの内容的な動きというのは当然把握できておりますので、心配のないというような形で事前に市道認定をしているという、こういうこともあります。

 それともう一つは、一番基本的になりますのが道路法でございます。当然道路等の開設の場合には収用事業というようなことでやるわけでして、その場合につきましては市道認定することが前提になって収用事業に採用されるというようなことがありますので、基本的には市道認定というのは事業を決めたときに認定をするというのが法の精神であろうかと思っております。ただ、今申し上げました事情であり、間違いのない対応はさせていただいているということでございます。

 それから、道路新設改良費の入札差金の部分がありますが、決算書の方にも道路新設改良費の不用額というようなところでお示しをしてございます。 131ページでありますが、工事請負費では 921万 9,000円、それから公有財産で 582万 5,000円、それから22節の補償補填では 136万 6,000円、工事に伴います関連の事業はこれだけ不用を生じておるんですが、入札差金等が主なものであります。ただ、当初箇所づけをしまして、年度事業を執行している中で、どうしても対応しなければいけないというような事情も出てまいりまして、若干入札差金を 754号線のほかに使わせていただいたというような、こういう経過があるんですが、今、手元に内容の書類を持っておりませんので、申しわけございません、後ほどというようにさせていただきたい、このように思います。

 工事のひび割れの点は後でよろしいというお話でしたので、また別の機会にと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) 教育次長。



◎教育次長(井出皓基君) それでは私の方から、まず美術品の関係でございますけれども、学校の美術品につきましては、寄贈を含めまして1万円以上のものにつきましてはすべて台帳に記載をしてございます。

 それから、学校のスケートの授業のことについて御質問をいただきましたが、今回は非常に大雪によりまして学校の授業にも支障を来してきたところでございますが、できるだけ調整を図りまして、違う日に設定をした学校もございますが、すべての学校で設定できたかというと、そうではございませんでした。できない学校もございました。学校数、それから児童数等につきましては細かくは手持ち資料がございませんので、またわかる範囲で委員会の方で御説明をさせていただきたい、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 堀内一光議員。



◆25番(堀内一光議員) おおむねわかりました。後は委員会に細かい入札の差金だとか、今の教育委員会の問題等についてはきちっと出していただきたいと思います。

 なお、1万円以上の美術品と言うけれども、そうすると長地小学校の武井武雄や直也というのは、あれは1万円以下のものですか、これに載っていないけれども、そこの点をお伺いしたいと思います。

 それから、行政報告書の書き方ですね、これは私たち本当に議員というのは素人ですから、素人でもってよく見て合わせるというのには、例えば 178ページの土木の関係で予算書と順序が変わって載っているわけですね。そうすると我々が対照して見るということはなかなか難しいわけですが、予算書と逆になって載っているわけですよ。だからそういうことについて、これは要望で今後ひとつ我々議員もよく見られるような、予算書とあわせて見られるような方向でひとつ載せてもらえれば幸いだと思います。

 それから、明許繰越の問題から発展して予算の立て方、流用の仕方、こういうことについては、補正予算なりそういうものを出すときに十分説明してもらえれば、我々も別にわからないわけではないですから、こういう方法がいいかどうかということも含めて、また決算委員会の方で十分に審査をしてもらいたいと思います。

 それから、先ほどの黄色と黒のロープですけれども、これは今度の復旧工事のところだけでなくて、これは今答弁していただけませんでしたけれども、監査委員が指摘したところまでずっと張ってあるわけですよ。だからその問題と、監査委員が12月25日に指摘したことを今一体どういうふうな取り組みをして、今後どうするのか。これでいけば、崩壊した擁壁に隣接する擁壁部分に背面土圧によると思われる水平亀裂が発生しており、さらなる崩壊を引き起こす前兆と思われる。こうですから、これは監査委員の報告ですから、少なくとも崩壊の前兆だということになれば大変なことなんですよ。それをいまだにロープを張ってそのままにしてあるということは、こういう監査の指摘をどういうふうに市がきちっと受けとめているのか。この監査報告は市長と議長に出されているわけですから、こういう報告を見て市長さんは一体どういうふうな取り組みを部下に指示をされたんですか。今まで現時点でも5カ月たっても全然それに対する取り組みがどうもないようでありますし、新たに工事をしたところの基礎に、写真にあるように亀裂が入っているわけですから、少なくとも早急にこれは取り組まなければいけないと思うんですが、こういう予算は恐らく当初では入っていないと思うんですよ。そこらのところはすぐ取り組んでもらわなければ、もしこれが監査の報告にあるように崩壊の原因になって崩壊したということになると、大変なことですよ。だからそこらのことについては一体市長さんはどういうふうに監査報告を受けとめて取り組んでいるのか、その点もお伺いしたいと思います。



○議長(原宏議員) 教育次長。



◎教育次長(井出皓基君) 先ほど私が申し上げましたのは、1万円以上はすべて備品台帳には記載をされていると申し上げましたが、この決算書の方に記載されておりますのは、重要物品に関する調書ということで 100万円以上ということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(原宏議員) 建設部長。



◎建設部長(武田勝君) 工事監査の点で幾つか御質問をいただいたんですが、現場のことでありますので、私の方から御答弁をさせていただきます。

 工事監査を受けたものは、市道になる以前に造成された施設について工事監査を受けたと、こういうことであります。その中で当然復旧の部分についての考え方も事情聴取を受けたわけでありますが、当然経費的なものも含めて今後検討されて復旧すべきだということで、具体的な御指摘はその時点ではなかったわけであります。ただ、いろいろ地質でありますとか地下水の状況を見てというような具体的な話がありました。当然今回の復旧工事に当たりましては、ボーリング調査などをしながら復旧計画を定め復旧をしたもの、こういうふうに思っております。

 それから、計算書が見当たらないという部分もあります。ですから、この部分については従前の工事の部分であります。従前につきましては、▼▼ 400mリンク▼▼全体の工事を発注した中での工事用の道路の部分ということで、こういう事故があったわけなんですが、当然▼▼ 400mリンク▼▼全体の中では二十何カ所かのボーリング調査をして工事をやっておるんですが、この崩落箇所につきましては切り土の部分でありまして、建設省の標準設計に基づいて実施したものであります。当然こういう考え方は通常土木工事では採用するものであります。

 寸法等を満たしていないという、こんな御指摘もこの工事監査の中ではあるんですが、これは設計者の見方の違いということで私どもも主張をした部分であります。当然設計書では切り土部分に適した設計をして施工をしてある、こういうふうに理解をしてございます。

 幾つかそういうようなことで、従前の工事についての指摘といいますか、所見ということでいただいておるんですが、そういう部分につきましては監査委員に対しまして、機会を持ちまして対応について御説明をしたということもございます。

 それから、アリーナの部分ですが、 400mリンクの造成工事という部分でありましたので、御訂正をさせていただきます。

 そのようなことで、復旧した工事についての所見という部分ではありませんので、お間違いのないようにお願いしたい、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 堀内一光議員。



◆25番(堀内一光議員) それぞれ細かいことはまた委員会に提示してもらえるようでありますけれども、例えば、これは復旧工事をしてしまったんですけれども、今までの裏込み材の厚さが確保されているかがわからない。これはあれですか、工事をするたびに私は方々のやつを見ると、例えば裏込みをしたところを写真を撮るとか、あるいはそういうところをみんな証拠書類として撮ってあるわけですけれども、これは撮ってあれば監査委員に見せればいいんだけれども、どうも撮っていないような気がするわけですね。だからそこらのところは工事をする上において一体どうなっているのか。そこらのところも詳しいことはぜひ決算委員会の中で詳しく、10項目あるわけですから、崩壊をして修復をしてからの前のやつなんですけれども、前にいろいろなものが指摘をされて、そういう資料が書類上で裏にはこれだけの裏込みがあるよと写真がつけてあったり何かすれば、別に検査をする人だってなるほど、こういうふうにしてあるかということがわかるかと思いますけれども、全然わからないですね、裏込み材の厚さが確保されているのか否かが全然わからない。ということは、そういう資料がなくて工事を引き取ってしまったというふうに私は考えるわけですね。新しいことについては、これからまた一般質問等でやろうと思っていますけれども、だから崩れた原因等について10項目にわたってあるんですから、ここについてはぜひ決算委員会で十分に審査をしていただきたい。

 以上です。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 野溝道子議員。



◆8番(野溝道子議員) 8番 野溝道子です。

 94ページの福祉医療費について、乳幼児医療費がここで不用額が出ておりますが、当初見込みより下回ったというような意味合いで説明されております。それはそれでいいと思いますけれども、当初の予算が 8,424万円ですか、それが決算では 4,719万円というふうに行政報告書で見たところですけれども、実はこれを見て市民の要望として、近隣市や何かで4歳まで乳幼児医療を無料でやっているから、ぜひ取り組んでほしいという要望があるんですけれども、当初見込みの計算からかなり下回るという部分の計算の仕方ですか、そんなものはどんなふうに考えておられるかということと、下回るということは、かなり医療にかかる子供たちが少ないのかと思うんですけれども、その辺のところをどんなふうに考えていらっしゃるか、お尋ねをしたいと思います。

 次に 122ページ、制度資金についてですけれども、行政報告書を見ると市の制度資金はかなり利用がふえていて、限度額や何かをふやしたために市民が非常に利用をしたと思うんですけれども、県の制度資金の利用が前年に比べて減っていると思うんです。その減っている理由というものがどんなものなのか、利用しにくいような理由があるんでしょうか。その点についてお尋ねをしたいと思います。

 次に 128ページ、3目の道路新設改良費ですけれども、ここの中で市道の26号線の改良ということで工事があると思いますが、これについて、こういう工事をすると決めるときに地元にどのような話し合いとか、あるいは区でもいいですけれども、意見聴取とか、それから影響を受ける人への配慮というものがどんなふうにあったかということをお聞きしたいと思います。

 次に、 132ページの河川改修費ですが、ラブリバーについてですけれども、河川敷に何かをつくれば、大水が出たときに当然水をかぶるということで、そんなに広くない河川敷を利用するのはちょっと問題ではないかということで私も発言をさせてもらってきたんですけれども、実際にマレットゴルフ場なんかができて、非常に好評で使ってはきているんですけれども、雨が降り続いた後、何度も水をかぶりまして、それで水をかぶらないようにしてくれというような話が来まして、使っている人たちからすればそういう声が出てくると思うんですけれども、河川敷というのは水をかぶってしようがないところだとは思いますけれども、結局自分たちが身銭を切ってそういう施設を使いやすくしているものだから、何度も雨に流されるとやはり何とかしてくれという声が出てきて、平成10年度に入って水が入らないようにという要望を市が聞いてくださって、マレットゴルフ場と河川の間に土手みたいなものをつくってくださったんですけれども、下流もそういう施設をこれからつくっていくとなると、そういう要望は限りなく出されてくるというか、そんなような気もいたしますので、これから下流に対してつくるという部分では問題をちゃんと考えて、狭い河川敷の中は治水を第一に考えて、今後はそういうものはつくらない方がいいのではないかと思いますけれども、その点ともう一つ、平成2年度から始まっている河川改修、ラブリバーの総額を教えていただきたいと思います。

 以上です。お願いいたします。



○議長(原宏議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(八幡郁男君) 福祉医療のところで御質問いただきました。不用額が生じているわけでございますが、昨年、健康保険法の一部改正がありまして、昨年9月に薬剤費の一部負担金制度が導入されました。老人とか母子の関係でありますけれども、そういうような制度の導入に伴いまして支給日を申請月の月末から翌月の15日に変更したということがあります。そのために1カ月分少なくなったためにこういうことになったわけで、今後平準化されてきますけれども、平成9年度については年度中途でそのような制度改正があって、一部そういうような支給日の変更を行ったためにこういう結果が生じたものであります。



○議長(原宏議員) 経済部長。



◎経済部長(小口謙三君) 制度資金について御質問をいただいたわけでございますけれども、御指摘のように市制度につきましては昨年度比較で36件ほどふえておりまして、金額で比較しますと約 3,000万円近くふえております。県の方の資金でございますが、平成▼▼8▼▼年度には御存じのように塩嶺林間の工場団地へ出られた方たちの企業立地資金が約7億 5,000万円出ております。その関係が平成▼▼9▼▼年ではございませんものですから、1件だけございまして 7,500万円でございますので、そこで約7億円くらいの差が出ております。ほかの資金につきましては、件数でまいりますと平成▼▼8▼▼年が 191件でございまして、▼▼9▼▼年度が 180件でございますので、若干県総体では減っているわけで、11件減っているわけですけれども、そのうち工業立地資金の関係で先ほどお話ししましたように昨年は7件ございましたので、その中でことしの差っ引きからいきましても6件ほどが該当になろうかと思っております。ですから、ほかの資金につきましては県制度につきましてもほぼ横ばいという形で御理解をいただければと思っております。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 建設部長。



◎建設部長(武田勝君) 2点御質問をいただきました。

 まず、道路新設改良事業費のうちの26号線、上の原地区であります。通称、高圧線の鉄塔通りと言っている場所であります。道路の中央に緑地帯がある部分でありますが、その道路の一部を周囲の皆さんが駐車場としてお使いをいただいているという、こういうものの解消をしようというところで、4年ほど前からその辺の対策工事を進めてきているものであります。この工事を始める段階、ですから4年ほど前になるんですが、当然地元説明会を開かせていただいてあります。今井区さんも当然該当になりますし、当然沿線の皆さんの中で特に駐車場対策委員会というような組織をつくっているというようなことがありまして、それらの皆さん、それから市営住宅、県営住宅の管理人の皆さん、このような皆さん方を対象に説明会を開かせていただいております。

 従前から一般質問等でもこの部分については話題になっているところなんですが、一番の当初のこの工事に取り組んだ原点でありますが、今申し上げましたように道路の一部でありますものをそれを目的外に使っているというようなことで岡谷警察署の方から、こういった使い方は交通安全上問題があるというような強い御指摘をいただきまして、岡谷警察署と道路管理をしております担当の方との協議をいたしまして、順次そういったことについては解消していきましょうという中で、先ほど申し上げました説明会をしたわけであります。基本的にはあの団地が造成されたときに来客用の一時使用というようなことで施設をつくったわけですけれども、実態としては周辺の皆さんが駐車場として有効に利用されておられたという長い経過があるんですが、基本的には道路以外の使い勝手については当然まずいという、こういう状況があります。そのようなことで説明会を開いた後、毎年20〜30mずつ、少しずつやってまいりまして、その間に個人的な駐車場は個人で心配していただくという、こんな時間の余裕も見まして順次やってきているという、こういうことであります。今後も数年続くというようなことを想定しておるわけでありますが、その辺の部分につきましては地元の皆さんもよく理解をされまして御協力いただければありがたい、こんなふうに思っているところであります。

 それから、ラブリバーの点で2つありました。議員さんお話のように治水機能が第一というようなことです。それと下流に下るに従って順次川幅も狭くなるというようなことでありまして、当然増水したときにはラブリバーで設置した施設は水をかぶります。そのようなことから、時には流されるというようなことも当然あるわけでして、当然この事業を始める段階からそんなことは想定をしながら、そういった場合につきましては復旧を基本的にするというような考えの中でこの事業に取り組んできております。ただ、工事を実際にやるときには河川管理者の長野県と協議をしながら、許可をいただいて工事をやるというようなことがありますので、岡谷市単独の考えでは工事ができないというような制約があります。ですから、利用は有効にしていただいておるわけでありますが、そのような実情も基本的にあるという中で、利用できるときには大いに利用していただくというふうなことでお願いをしたいと思います。必ずしも地元の皆さんの要望に添える形にはならないという、こういうことであります。

 それから、工事費の関係で総額をというようなお話がありました。このラブリバーでやっておりますのは長野県と岡谷市が並行して工事をそれぞれ分担してやってきておるんですが、平成8年度前のものについては資料を持ち合わせておりません。平成9年度だけ申し上げます。長野県で施工しましたものが階段護岸と魚道等でありまして 1,700万円であります。それから、岡谷市が施工したものが小井川宗平寺公園で 2,814万円、それから県道下辰線から下の実施設計で 147万円、それから多目的広場等の工事を合わせまして岡谷市の施工分全体が 2,987万 3,000円、長野県と合わせますと 4,687万 3,000円になるものであります。

 以上です。



○議長(原宏議員) 経済部長。



◎経済部長(小口謙三君) 先ほどの年度は平成9年3月末と平成10年3月末のことでございますので、その比較で申し上げておりまして、今年度と言っておりますけれども、これは平成9年度の末でございます。

 それから、最初の方の数字につきましては平成8年度でございます。平成9年3月末現在の数字でございますので、平成8年度ということで御訂正をいただきたいと思います。



○議長(原宏議員) 一通り答弁がありましたが、よろしいですか。

 野溝道子議員。



◆8番(野溝道子議員) 8番 野溝道子です。

 福祉医療費については平成8年度の7月から所得制限が外されたということで、平成8年度の決算は年度途中からスタートした計算ですよね。それで平成9年度は1年間の計算ですので、1カ月だけ繰り下がるというような部分だけの差額にしては随分大きいものですから、予算を組む見込みよりも大幅に下回っているという部分について、保護者の方から近隣市を見て4歳までにしてほしいというような要望があるということで、今後ぜひ要望として上げておきたいと思います。

 今の説明の中で 8,424万円が予算で、決算が 4,719万円というような非常に大きな額になっている。これは乳幼児医療というふうにとらえてよろしいんですか。そこだけ、かなり見込みが下回っているという部分で、もう1回確認しておきたいと思います。

 次に、道路新設改良費の関係では経過はわかりましたけれども、例えば公園につくっていく場合も子供の遊び場や何か、うまく遊べるような状況にするというときには、住民の要望というものをぜひ入れていっていただくということも必要だと思いますし、また、なかなか今まで来客用の一時使用というようにさせてもらっていたのが確かにまずいというような状況があるということですけれども、少し区の関係の方にも聞いてみたりしましたけれども、右折するのにまずいだけであって、全部つくりかえてくれ、全部どうにかしてくれという話ではないというような意味合いもありますので、市のやっていることは法的には正しいんでしょうけれども、人にやさしいまちづくりという部分では地元の人の要望を含めて、例えば市が対応できないのだったら区への協力依頼などもして、今までとめていた人の対応をできるような方法を検討していただきたいと思いますが、この点いかがでしょうか。

 次に、ラブリバーについては一応お返事はわかりました。ただ、雨が出るたびに復旧するために、またどのくらいともわからないお金がかかるようなことになれば、つくることそのものも検討し直さなければいけないのではないかと思いますので、今後については十分今までの復旧にかけるお金などを考えて検討していただきたいと要望しておきます。

 以上です。



○議長(原宏議員) 野溝議員さん、御質問は少し一般質問的な部分と要望ということになっておりますが、決算の審査でありますから、計数等に基づいてどうだというような話でないと、一般質問的な部分やこのことについて要望するというようなことになりますと、決算審議から若干外れるというふうに私は思うのでありますけれども、今の中で答弁のでき得る範囲で答弁をいたさせたいと思います。

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(八幡郁男君) 福祉医療の関係で乳幼児の関係でありますけれども、執行済額は4,719万1,721円ということであります。4歳までにしてほしいというような御要望がありましたけれども、これは別として、確かに見込みを算定するのは難しい部分があるわけですね。そういうことで不足があってはまずいということで、予算額も対応できるだけの額を予算計上したわけでございますが、結果的に見込みより支給件数等の伸びが少なかったということで不用額が生じたものであります。よろしくお願いします。



○議長(原宏議員) 建設部長。



◎建設部長(武田勝君) 現状を見られておわかりだと思うんですが、平成9年度、それから平成10年度も継続してやっておるんですが、地形的に傾斜の強い部分でありました。今後は緩い場所になってきますので、それはまた子供の遊び場というようなお話もあったんですが、それは今後の検討課題だとは思っております。

 それから、使い勝手の問題で行政の方で何とかならないかという部分があるんですが、基本的に市の方で個人の駐車場を心配するというようなことはとてもできないことだろうと思っております。

 以上です。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 加藤レイ子議員。



◆14番(加藤レイ子議員) 14番 加藤レイ子でございます。

 決算書のところで5点ほど質問させていただきます。

 1点目ですけれども、 232ページの基金についてです。基金の中に岡谷市財政調整基金というところに貸し付けという部分があるんです。決算審査意見書というんですか、あれを見させていただきますと、ふるさとまちづくりというところもあるんですけれども、その貸し付けの性質というんですか、内容についてお尋ねいたします。

 それから次に、 233ページの育英基金についてですけれども、現状についてお伺いいたします。

 それから、次が 234ページの国民年金印紙購買基金の内容について、ちょっとわかりにくい部分がありますのでお尋ねいたします。

  232ページと 233ページと 234ページの3点だけお尋ねいたします。



○議長(原宏議員) 収入役。



◎収入役(横内啓吉君) それでは、今の加藤議員さんの御質問は、監査委員さんの審査意見書の32ページの財政調整基金の貸付金の10億円、それから35ページのふるさとまちづくり基金の貸付金の7億 1,057万 8,210円、この2つの内容でございます。それでは、私の方でお答えをいたします。

 最初に、32ページの財政調整基金の貸付金でございますが、これは後ほど申し上げますふるさとまちづくり基金の方も同様でございますが、基金の運用をいたしまして、市の会計の歳計現金の不足を補っているものでございまして、こちらの方の財政調整基金の10億円につきましては地域開発事業特別会計へ一時貸し付けをしてあるものであります。

 それから、35ページの方の決算年度末現在高の7億 1,057万 8,210円は、一般会計の方へ一時貸し付けをしてある分でございまして、それぞれ両会計の資金繰りのために活用しておるというふうに御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 教育次長。



◎教育次長(井出皓基君) 育英基金の件につきまして御質問いただきました。平成9年度では大学生11名に新規に貸し付けてございまして、これは平成10年3月31日現在でございますけれども、貸付人員が高校生が▼▼ 193▼▼名、それから大学生等で▼▼ 216▼▼名、合計で▼▼ 409▼▼名に貸し付けを行っております。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(川崎昌男君)  234ページの国民年金印紙購買基金について御質問がありましたので、御説明申し上げます。

 設置の目的、また運用の方法、状況等はこのページにございますけれども、これは国の機関委任事務でございます。国民年金保険料は国の債券でございまして、会計法上市町村では直接取り扱えないために、市町村において印紙を事前に購入しておき、保険料相当額分を国へ納めることとされております。これは国民年金法の第92条にうたわれております。そういう基金でございます。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 加藤レイ子議員。



◆14番(加藤レイ子議員) 基金の中の貸し付けについてですけれども、これはお互いに融通し合っているというふうに考えていいのでしょうか。その場合、金利の面はどうなっているのかということと、もし金利の面でお互いに融通し合っている場合ですと、他の金融機関と比べてみまして有利な点があるのかどうかということをお願いしたいと思います。わかる範囲で結構でございます。

 それから、育英基金についてですけれども、私がこういう質問をさせていただいたというのは、今、不況の中でお母さん方の給与というのは、大学へやりますとほとんど教育費にかかってしまうという点で、不況に伴って影響はどうなのかという点が見られたらお願いしたいと思います。

 それから、国民年金印紙購買基金というのは被保険者の便利を図りと書いてあるんですけれども、これは私がこういうふうに見させていただいていると、国の仕事を地方自治体がやって、そして現金を集めて印紙を買って、それで払うと、何か二重手間のような感じがしてならないんですけれども、その点どんなでしょうか。

 以上です。



○議長(原宏議員) 収入役。



◎収入役(横内啓吉君) それでは、最初の部分のお答えを申し上げたいと思います。

 参考に行政報告書の66ページの状況をまずごらんをいただきたいと思います。ここには4番に一般会計で一時借入金をしております借り入れ状況の表がございます。この表に利率というところがございまして、ごらんをいただきますように一般の金融機関からは平成9年中に 1.875%から 1.2%までの間の金利の中で借り入れをしてまいっております。下段にございますように基金からの金利は、ごらんをいただきますように 1.1%になっておりまして、 1.875%あるいは 1.2%より安い利率になっておりますことがおわかりいただけるかと思います。

 一方、御存じのように今、預金等は低金利時代が続いておりまして、大口の定期預金をいたしましても1年間でその金利は0.35%でございます。

 なお、当市でも基金等の預金をしておりますが、当市では平成9年度の状態でございますと、一番高く預かっていただきましたところは0.85%で預かっていただいております。

 このような状況の中で、私どもは従来もそうでございましたが、借りる方もいい、お貸しする方もいいと、両方いい方法はないかということを考えまして、それぞれ借り入れをします金利、お預けをする金利をそれぞれとりまして、その中間をとって計算をいたしましたのが 1.1%でございますから、この面では借りる方も預ける方も先ほど申し上げました金利の状況から御判断をいただきますと有利になっているということがおわかりいただけるのではないかと、そのように運用しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(原宏議員) 教育次長。



◎教育次長(井出皓基君) 育英基金の利用状況が不況とどうつながっているかというような、数字的に見てどうかということだろうと思いますけれども、平成8年度の件数では13件ですし、今年度11件、それから厳しいことしも4件しかないということでして、数字的には大体十数件が平年並みということですから、景気のよかった当時もそのくらいの量はございますし、この不況に伴って大きく変化しているとは思えません。

 以上です。



○議長(原宏議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(川崎昌男君) 国民年金印紙の関係でございますが、先ほども申し上げましたとおり国の機関委任事務でございまして、現在のところ印紙で納付の方法しかございません。ただ、加藤議員さん御指摘のとおり、平成8年度の17市の市長会におきまして、もっと簡素化できないかというような議題が上りまして、印紙検認制度の廃止を含めて国民年金の保険料徴収のあり方を全般的に検討していただくように要望するというような要望書も出されておりますので、申し添えておきます。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 加藤レイ子議員。



◆14番(加藤レイ子議員) いろいろ説明いただきました中で貸付金の融通し合うというのは、財政面では本当にこれから厳しくなる一方だと思いますので、積極的に行ってほしいと思います。

 それから、育英基金は結構です。

 あとは国民年金の印紙購買基金というのは昭和36年から始まったわけですよね。要するに40年くらい続けてやっているということで、私はそんなふうに考えたものですから質問させていただきました。

 以上です。



○議長(原宏議員) 内容的には委員会に何か付託なさっているわけですか。了解してよろしいということですか。



◆14番(加藤レイ子議員) 委員会付託は結構でございます。了解しました。



○議長(原宏議員) それでは、先ほどの野溝道子議員に対して保健福祉部長の方から答弁がございましたが、中身が少し違ったので訂正したいという申し入れがありますので、これを許可します。

 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(八幡郁男君) 先ほどの野溝議員さんの福祉医療の中の乳幼児医療の件についてでありますが、私は第1回目の答弁のときに、昨年の9月に健康保険法の改正に伴う支給月の変更で1カ月分少なかったということを申し上げたんですが、これは乳幼児医療でなくて母子と老人だけであります。それで乳幼児医療につきましては、所得制限は確かに平成8年7月から撤廃されたわけでございますが、年間を通じての見積もりについては平成9年度が初年度であったものですから、先ほど2回目の御答弁を申し上げたときにお話ししたとおり、当初予算に盛ったんですけれども、結果的に支給件数が少なかったということで御理解をいただきたいと思います。一部補足させていただきたいと思います。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 笠原征三郎議員。



◆20番(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 4点ほど質問させていただきますが、まず最初に22、23ページの地方消費税交付金のことでお聞きしたいんですが、ここでは入りの関係で1億 5,413万円ほどの数字が載っておりますが、もちろん消費税の影響というものは歳入だけではなく、当然出の方へも影響があるわけなんです。そこで平成9年度の一般会計には3%から5%へ消費税が引き上げられたということでどのような影響を及ぼしたのか、まず1点お聞きしたいと思います。

 次に、70、71ページ、先ほど加藤議員が何点か質問しておりましたが、私も基金のことで若干お聞きしたいと思います。先ほどの加藤議員の質問に対して収入役さんのお答えが今後のことを示唆しているかもしれませんが、本当に超低金利時代というときに基金積立金が定期預金で、これを見ますと定期預金とか、一部有価証券というものもあったんですが、それで保管されているということなんですが、今後どのような運用をこのような時期ですのでお考えなのか。先ほどの答弁でこういうことかなと一定のものはある程度予感はしておりますが、ぜひその点お聞かせ願えればと思います。

 次に、 122、 123ページ、野溝議員も指摘しておりましたが、制度資金のことで私も若干お聞きしたいと思います。先ほど野溝議員も指摘しておりましたが、県の制度資金が行政報告書によりますと額にして約9億円、それと7億円は先ほどの部長さんの説明で昨年との比較としては林間工業団地のことが7億円ばかりあるというお答えがあったわけなんですが、まだ2億円ほどどんなものが減っている原因があったか、お聞かせ願えればと思います。

 今、特に国会でも問題になっておりますが、ここには貸し渋りですか、そんなようなものがあったかなかったかというようなこともお聞かせ願えればと思いますし、もう1点といたしまして、 122、 123ページの貸付金の不用額についてお聞きしたいと思います。申込件数、決定とも 204、 204、県の方ですと 180、 180と、申し込みがあれば、すべてそれに対してこたえているような数字なわけなんですが、当然窓口へ来られていろいろ調査した結果、そこでもうはねられるという場合もあると思うんです。書類が回っていって、それであっせんの決定が 204とか 180というようなことだと思うんですが、窓口へ相談に来ても、これにこたえられなかったというようなものがもしおありでしたらどのくらいあるのか、件数でお答え願えればと思いますし、先ほど指摘した不用額の多さということから、貸付条件というんですか、このような本当に長引く不況で深刻な不況なんです、条件の緩和など、もしお考えでしたらお聞かせ願えればと思います。

 もう1点といたしまして、決算の報告書の方でページで言いますと 136、 137ページ、区画整理事業についても若干お聞きしたいと思います。

 湖畔若宮区画整理事業の、行政報告書の 190ページですと 5,890万円ほど使われているわけなんですが、ここには測量業務とかいろいろ書かれておりますが、この内訳をもう少し細かくお聞かせ願えればと思いますし、最初に市長さんが全体としての説明の中でも、特に湖畔若宮区画整理についても話があったわけなんですが、測量調査とかアンケート調査をしてきたと。測量調査−−業務委託のお金の中にも測量が入っておりますが、市の目標としていた測量に対して何%ぐらいまでの測量ができたのか、この点についてもお聞かせ願いたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) 総務部長。



◎総務部長(倉坪宏夫君) それでは、地方消費税交付金について御質問いただきました。

 平成9年4月1日から消費譲与税にかえて創設をされたわけでございますが、前年の消費譲与税収入額や国の試算等を参考にして当初予算を計上したわけでございますけれども、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動あるいは景気が減速をし、さらに停滞をしているという形の中で予算費41.4%の減となったものでございます。県税の地方消費税の伸びによって交付がされるわけですが、大変伸びが悪く消費も落ち込んでいる、さらに景気が悪くなっているというような結果だろうと考えております。



○議長(原宏議員) 収入役。



◎収入役(横内啓吉君) それでは、2番目に基金の運用をめぐりましたり、あるいは歳計現金をめぐりまして、その運用あるいは御質問の趣旨が最も有利に運用をする考えの中でどんなことを考えているかというふうに受け取りましたので、そんな面でお答えを申し上げたいと思います。

 公金、基金も含めまして基本的な姿勢は、まず何といいましても確実でなければいけないということが一番求められることではないかと思います。 100万円ありましたものが1年たちましたら50万円になってしまったというようなことになりますと半分になるわけでございますから、そんな運用がなされないことが一番でございます。その次に考えなければいけませんのが、そんな中でもより有利に運用しなさいということになろうかと思います。この部分で大変難しい部分がございます。よく広告等を見ますと、小さい字で元金の保証はいたしませんというような広告が出ておられるのをよくごらんになろうかと思いますが、大抵そういうような資金運用は金利が大変高うございます。そんな中で運用に当たりましては、まず第一に元本割れをしないということが私は最大の課題ではないかと思っておりますので、第一にそれを考えて運用いたします。

 それから、そんな中でも何とか有利にしたいということになるわけでございますから、幾つも金融機関があるわけでございますので、そんな中でどんなふうな状況でそれらの金融機関の皆様が当市を見ていただいて、お預かりをいただけるかというような部分も十分今後研究をしていかなければいけない1つの要素であろうと思っておりまして、逐次そんな考えも織りまぜながら対応しているのが現況でございます。今後もそんな姿勢を貫いていきたいというふうに思っております。



○議長(原宏議員) 経済部長。



◎経済部長(小口謙三君) まず最初に、制度資金の関係でございますけれども、一番上にございます中小企業振興資金、これが平成8年と平成9年の比較でいきますと、件数で9件、金額でいきまして1億 1,380万円ほど平成9年度が減っております。

 それから、先ほどお話しした工業立地資金につきましてはそのとおりでございますが、あと新産業開発資金の中に先端機器導入資金がございます。これが平成8年と平成9年の比較でいきますと約 9,000万円近く減っております。合わせて今御指摘のように約2億円くらいのものでございます。あとは先ほどお話ししましたように工業立地資金の減でございます。

 それから、不用額に絡みまして貸し渋り等があったかないかということと、はねたものがあるかどうかというお話でございますけれども、私ども初めに融資の相談を受けておりまして、相談段階でまず第一は、議員さんも御存じのように県の保証協会づきでございますので、保証協会の枠がいっぱいですとお借りができないものですから、その辺のところがどうなっているか。それから、銀行等の今までの返済状況等でございますが、そういうものの勘案の中で、まず最初にお話の中で金融機関と保証協会とのお話をしていただいております。保証協会の方で枠があれば、御相談の段階で申込用紙を渡しております。

 同じ数字ではないかというお話ですけれども、私どもとすれば、まず最初に相談を受けて、そこで一たん紙を渡したものにつきましては全部受理されております。それで中身的に若干おくれ等があるわけでございますけれども、保証協会の方で以前の実績の中で幾らかおくれておるとか、そういうことの関係で保証人の関係を立てろとかという話がございます。そういった段階では若干手戻りがございまして、保証協会の方と金融機関の方とあわせまして保証人を立てる等で若干おくれはございますけれども、一応用紙を渡した分につきましてはそっくりお貸しをしているということでございます。

 それから、昨年の12月15日から先ほど収入役さんの方からも御説明がございましたように、金利の引き下げをし、緩和を図っているわけでございまして、それから一部資金につきましては御存じのように限度額の引き上げを行ってきております。そんな関係で大変市の方の利用が多かったかなという感じがいたしているところでございます。結果的には12月15日の貸付限度額の引き上げと金利の引き下げについてはよかったのではないか、そういう評価をいたしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 都市開発部長。



◎都市開発部長(宮坂純一郎君) 湖畔若宮の区画整理事業の関係の御質問でございますが、行政報告書では事業費約 5,890万円程度になっておりますが、そのうち湖畔若宮の委託料といたしまして作成等いたしましたものは、測量業務、事業計画等で 2,900万円程度、それから地帯価図の作成ということで 300万円程度、それから不動産鑑定等で約60万円程度で、委託料としましては約 3,270万円程度。それと先ほどの 5,800万円との差は、おおむね事務費というふうにお考えをいただきたいと考えております。

 それから、測量の実績と申しますか、どのぐらい測量が行われたかという御質問でございますが、およそ現地で測量が完了しましたのは65%程度と御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) 総務部長。



◎総務部長(倉坪宏夫君) 消費税のところで1点だけつけ加えさせていただきたいと思いますけれども、平成9年度における消費税の相当額でございますが、一般会計では歳入が 888万 4,000円、歳出は2億 2,917万5,000 円でございます。平成8年と平成9年の比較では、歳入が 361万 1,000円の増、それから歳出は1億2,401 万 7,000円の増でございます。



○議長(原宏議員) 笠原征三郎議員。



◆20番(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 消費税のことで今、部長さんの方から再度答弁をいただいたわけなんですが、この数字をお聞きしましても、例えば6月議会で私の質問に対して市長は、市として重要な財源だということで答弁があったわけなんですが、いかに消費税というものが市の財政をもかなり圧迫しているのではないかということがわかったと思うんです。毎年、この数字などについては特別委員会の方へ資料提出ということになると思いますので、委員会としてもその辺のところの数字を見ながらぜひ検討を深めていただければと思います。

 あとのことについても、例えば基金のことで、本当に確実で安全だというようなお話が重ねて収入役さんの方からあったわけなんですが、ぜひこのことこそ私は見守っていただきたいと思うんです。というのは1カ月ほど前、年金の積立金ですか、これは国政の上なんですが、やはり運用の失敗ということで1兆円を超す損失をつくって、ただでさえ年金の問題が大きいのに、運用失敗から1兆何千万円という損失をつくった。そんなことがないような、こんなことを言わなくても大丈夫だと思うんですが、ぜひそのような運用をしていただきたいと思います。

 あと制度資金とか区画整理などについても決算特別委員会の方で話があると思いますので、出ましたらぜひ審議を深めていただければと思います。

 ありがとうございました。



○議長(原宏議員) 先ほど加藤レイ子議員の質問に対しまして教育次長から答弁がございましたが、一部答弁の内容に訂正があるようでございますので、許可をいたします。

 教育次長。



◎教育次長(井出皓基君) 先ほどの加藤議員さんの育英基金の中で、貸付状況について人数を申し上げたところでございますが、私が申し上げた人数は平成10年度が含まれておりまして、大変申しわけございませんが、平成9年度末の貸付状況でいきますと、高校生が 193名、それから大学生等で 216名、合計で 409名でございますので訂正をお願いしたいと思います。



○議長(原宏議員) この際、暫時休憩いたします。

           午後 3時58分 休憩

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           午後 4時15分 再開



○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 八幡益晴議員。



◆16番(八幡益晴議員) 16番 八幡益晴です。

 決算書の180ページに実質収支に関する調書というところがあります。その中で5番の実質収支額6億5,399万 6,066円という金額ですけれども、この金額が岡谷市の標準財政規模から見て大体何%になっているのかをまずお伺いしたいと思います。

 それから、市長さんにお伺いしたいんですけれども、決算ですから赤字よりも黒字の方がもちろんいいわけですけれども、平成9年度の6億五千三百何万円というこの金額が市長から見て妥当なのか、少ないのか、またはもうちょっと多く欲しかったのか、その辺の市長さんの考えをお伺いしておきたいと思います。



○議長(原宏議員) 総務部長。



◎総務部長(倉坪宏夫君) 標準財政規模での御質問がございましたけれども、 123億 5,563万 7,000円でございまして、実質収支額との比較では5.29%でございます。



○議長(原宏議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 6億 5,399万円の黒字をもって終了することができたわけでございますが、議員の皆様の大変なお力添えもいただいて、このような黒字が打てたということで感謝をいたしておりますが、もっと黒字が出た方がいいのか、赤字でもいいのかということでございますが、健全財政といったことを考えますと、現下の厳しい地方自治の財政の状況下では精いっぱいの努力の結果であると思っております。



○議長(原宏議員) 八幡益晴議員。



◆16番(八幡益晴議員) 決算書において黒字であることはいいことに間違いありません。金額ですけれども、ただ黒字が多ければいいという、そういうものではないと思います。民間の企業であれば営利を目的として企業を経営しているわけですから、黒字の額が多ければ多いほどすばらしい経営者ということになるわけですけれども、しかし行政は営利を目的としてやっているわけではないものですから、多ければいいという、確かに黒字だと健全財政という判断はできますけれども、しかし決算において黒字が多いということは、それだけ使わなかったということですから、平成9年度においてこの金額が妥当かどうか。例えば市長が平成9年度に予算を編成する時点において行政水準というものを決めて、その目的を達成するために予算を組んでいたと思うんですよね。それで目的がすべて達成されて、さらにこれだけの黒字があったというならば、それはすばらしいことですけれども、市長としてその辺、平成9年度の決算を迎えて、本当に市長の目指す行政水準が達成されてこの金額が残ったのか、もう一度お伺いしておきたいと思います。



○議長(原宏議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 平成9年度の事業を全力で取り組んだ結果、なおかつ6億 5,399万円の黒字が計上できたということで、企業の決算と違って黒字が多ければいいというものではないという御指摘はよくわかっておりますが、妥当な数字ではないかと思っております。



○議長(原宏議員) 八幡益晴議員。



◆16番(八幡益晴議員) 例えば、各区から新年度予算に対して幾つかの土木陳情が出たり、その中で主には道路、それから側溝だとかという生活に密着した要望も多いわけでして、それからまた一方では先日、総務委員会で学校施設を視察されたようですけれども、中には雨漏りがするというような学校施設もあるようにお聞きしました。3月31日まで全然漏らなくて、新年度の4月1日になったら急に漏るようになったというものではないわけでして、そういうことを考えると、そういった緊急を要する措置あるいは住民要望について6億5,000 万円のうち、たとえ何%でも使えばそれが解消できたというふうに私は思うんですけれども、それについてもう一度お伺いし、あと細かく掘り下げた質疑については委員会の方でぜひ論議を深めていただきたいと思います。



○議長(原宏議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 緊急を要する修理等に関しましては、当然措置をしていくということでございます。学校の体育館の雨漏りは直っております。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。−−これをもって議案第67号の質疑を終結いたします。

 次に、議案第68号から議案第79号までの12件について一括質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 監査委員さんの決算審査意見書の5ページの14行目のさっき読んだ中に地域開発事業特別会計についてはという指摘がなされております。公共代替地にできるものは別としても、その他については早期に措置をしろということで指摘がなされておりまして、繰上充用金で14億円という形になっておりまして、今、この事業が1つ重要な課題になっているのではないかと思います。そんな点で、どんなふうにここをとらえているのか、市側の答弁をお願いしたいと思います。



○議長(原宏議員) 建設部長。



◎建設部長(武田勝君) 地域開発事業の特別会計であります。御承知のように公共事業の促進という部分と、みずからが小宅地ではありますが、例えば袋小路になっているようなところの土地の活用というような大きくは2つの事業をこの会計の中でやっておるわけです。そのほかには土地開発公社等で大規模にやる部分もあるわけですが、そのような目的でこの特別会計を組んでおります。ただ、繰上充用金等が大きい部分があります。当然それに見合う財産は持ってはおるんですけれども、この処分については鋭意努力しているところですし、ただいま土地の動きが相当減退していまして、動きが少ないというような状況の中では、公共事業の後押しをするにしても具体的な代替地等の処分等の計画が出てきませんと、なかなかあと手持ちになって残るというような、こんな危険性もあるものですから、具体的な処分計画を把握した中でこの会計を運営しているところでありますし、手持ちの一般分譲地につきましては、鋭意処分につきましては努力をしているところでございます。ただ、公共事業の代替地という部分を大分抱えておりますので、それらの土地については事業の進展に伴って当然解決をしていく部分だろう、こんなふうに思います。いずれにしましても公共事業の一端を担う会計だというような、こんな認識で努力をしているところであります。

 以上です。



○議長(原宏議員) 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 今、部長さんがお答えになったように、この会計の果たしてきた役割の大きさというのは、積極的な意味で非常に大きかったと思います。ただ、今の現状から考えると、なかなか大変な時代を迎えているわけで、この特別会計が本当にこれから市民にとってどういう役割を果たしていくのか、果たされるのかという点もかなりしっかり見通しをつけていかなければいけないだろうと思いますが、監査委員さんが指摘をされている代替地として活用できるもの、早く処分していかなければいけないもの、そうしたものの見きわめ等について決算委員会でもまた十分御論議いただいて、この会計が持っている役割の大きさと同時に今後十分そうした先行きを見越した会計のあり方等についても御検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 八幡益晴議員。



◆16番(八幡益晴議員) 16番 八幡益晴です。

 決算書の 249ページの国民健康保険の関係であります。ここに不納欠損額が載っているわけです。岡谷市の国保の会計は黒字で決算を迎えて、非常に喜ばしいことでありますけれども、しかし全国の国保の会計を見ますと、全く赤字でどうにもならない。不納欠損額が莫大な数字になって、回収が全く不能の金額がどんどんふえていって、今はもうどうしようもないという、四国のある町の例がNHKで放映をされておりました。あれを見て今の経済状況から見ていくと、岡谷市も行く行くはああいうふうになると困るな、そんな気がしました。ということで不納欠損額の中身について、もし詳しく御説明をいただければありがたいと思いますので、説明できましたらよろしくお願いいたします。



○議長(原宏議員) 総務部長。



◎総務部長(倉坪宏夫君) 不納欠損の細かな内容ということでございますが、資料のところで8ページに国民健康保険不納欠損処分調書ということで載せております。内容的には 209万 8,187円の 197件でございます。昨年が 226件でございましたので、平成8年度と比べると若干落ちているわけでございます。昭和57年度から平成5年度までの間の数字を記載してございますので、よろしくお願いします。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 加藤レイ子議員。



◆14番(加藤レイ子議員) 14番 加藤レイ子でございます。

  274ページ、土地処分収入というところですけれども、林 稔議員さんと同じ質問になるかもしれません。決算審査意見書の方では41ページなんですけれども、要するに公共代替地というのが目的どおり処分できなかったという部分と、それから一般分譲地を完売できなかったということの問題点といいますか、ますますこれから不況と言われてくるので、いつまでも抱えていなければならない部分が出てきやしないかという部分があるんです。そういう点と、それからその他問題点が、私はこの問題というのは早急に解決していかなければならない部分もあるのではないか、抱えていればいるほど状況が悪くなるのではないかと考えられますので、ぜひ決算委員会の方で検討を深めていただきたいと思います。

 それから、もう1点は 447ページです。駐車場の問題なんですけれども、管理面でということで、シルバー人材センターさんの方へお願いしているということなんですけれども、半年間の決算を通して市民の間から場内のパトロールをしていただきたいという声があるんです。治安というと大変大げさな言い方かもしれませんけれども、場内の環境問題というのが大変心配だという声があるので、この点についてもぜひ委員会の方で検討していただきたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) 答弁はいいですね。

 ほかにございませんか。

 笠原征三郎議員。



◆20番(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 国保会計の 252ページ、 253ページの基金繰入金と、 264ページ、 265ページの基金積立金をあわせて質問したいと思いますが、基金繰入金の場合、ことしも基金を取り崩さないで済んだ決算になっておりますし、新たに基金として積むのが 316万円ほど基金の方へ回っております。常に基金を取り崩して国保税を下げることができるのではないかと私たちは主張してまいりましたが、基金を取り崩さなければ大変苦しいと、その都度そういう答弁があったわけなんですが、ここ何年か、もちろん赤字を出さなかったということに対しては職員の皆さんの御苦労があったということは敬意を表しますが、この決算の数字だけを見ますと、どうも私たちが言っていたようなことをかなえてもらってもいいのではないかというような決算になっておりますが、この点どんなでしょうか。



○議長(原宏議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(八幡郁男君) 基金の問題について御質問いただきました。国民健康保険は他の医療保険制度に比べると構造的にも高齢者あるいは低所得者の加入割合が多いという構造的な課題があるわけでございます。医療の高度化あるいは人口の高齢化というような体系の中で医療費も年々増加してきておりまして、平成9年度の場合には3.89%の医療費の伸びがあったわけでございます。平成9年度につきましては消費税率引き上げに伴う特例的な措置として診療報酬の改定がありましたけれども、また反面、9月からは健康保険法の改正による薬剤にかかわる一部負担の創設というようなことで医療費の抑制の部分もあります。歳入の面から見ますと、所得等の落ち込みに伴う全国レベルでの調整や、あるいは保健事業の積極的な取り組み姿勢等の評価等がありまして、当初予定を上回る財政調整交付金の確保ができました。これは約1億 4,000万円くらいになります。また、歳出面では冬場、特に1月から3月の医療費の伸びが少なかったわけでございます。医療費につきましては約1億 1,800万円くらいの不用を生じているわけでございます。

 平成9年9月の健康保険法の改正により医者にかかる手控えといいますか、そのようなことも若干影響があるかと思いますけれども、基金につきましては最低でも保険給付費の3カ月分くらいは持っていないと安定的な運営ができないということが言われております。そうしますと、1年間の保険給付費は約20億円になりますので、その3カ月分といえば5億円くらいになります。そういうことでありますので、今、4億 7,000万円くらいの基金を持っているわけでございますけれども、今申し上げましたように最低でも保険給付費の3カ月分、約5億円ということであれば、今持っている基金の額もそう多い額ではないという、そういう認識でおります。これからも景気の不安定な状況から国民健康保険税の収入確保もなかなか厳しい状況にありますので、引き続き国保財政の安定のために努めてまいりたい、そのように考えておりますので御理解いただきたいと思います。



○議長(原宏議員) 笠原征三郎議員。



◆20番(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 先ほど八幡議員の不納欠損額とか収入未済額との関連を含めましても、やはり国保税が高くて払えない、そういう人もおりますし、いよいよ2000年からは介護保険、第2の国保と言われるようなことも始まります。ぜひこれは本当に真剣に国保税を下げるとか、そういうことを考えていかないと、介護保険についてもかなり地方自治体としては今からでも大変なものを背負うと言っては何ですが、第2の国保として大変厳しいものがあるのではないかと思いますので。

 それと、先ほど言いました収入未済額や何かをなるべく少なくするという点でも、私たちの今まで訴えてきた国保税を下げるというようなこともぜひ委員会の中で話し合っていただければと思います。



○議長(原宏議員) 佐々木澄子議員。



◆6番(佐々木澄子議員) 6番 佐々木澄子でございます。

 地域開発事業特別会計、 274ページです。先ほどからお2人の議員さんからもございましたけれども、予算額に対して結局は軽い言葉で言えば売れなかった数字が非常に多くなっているわけですけれども、これに対しまして内訳が代替地がどのくらいなものか、代替地としての土地をどのくらいにとっているのか、それから一般分譲として考えている土地がどのくらいあるのか。それで平均単価は現在妥当と思っていらっしゃるのかどうか。それから、今後下げても処分しなければいけないというようなお考えがあるのかどうか。現在の分譲の平均的な単価を教えていただきたいと思います。



○議長(原宏議員) 建設部長。



◎建設部長(武田勝君) 地域開発事業の特別会計の残財産表、決算資料の?9、それから決算審査意見書の42ページ、同じものなんですが掲載をしてございます。これを見ていただきますとおわかりのように、一番左のところに?がありまして、1から19まで振ってあります。その右側に所在地が書いてあるんですが、中尾団地から一番下の若宮二丁目までです。それで、1番と2番につきましては一般分譲地という位置づけで、区画数が合わせて3区画です。残る3番から19番までは全部公共事業代替地というふうに書いてございます。内容的にはそういうことで、代替地の準備をさせていただいている部分が多くある、こういうことがおわかりだろうと思います。

 それで、公共代替地ということで特別会計で準備いたしましても、事業の進展によっては、中には公共代替地の部分から一般分譲の方へ若干回さなければいけないという事情も発生してくるような状況もありますので、今後3番から19番までの間ではこれから一般分譲の方へ回る財産も出てくることも予想されますけれども、現在この表の中では1番と2番が一般分譲される部分だということです。この2カ所の3区画も相当長い期間抱えているというようなこともありまして、会計全体の中の動きで処分をしていかなければと、このようなことを考えておりまして、若干今議員さんお話のように単価の点についても検討をしていきたいと考えているところであります。

 それから、平均単価ということであります。計算してありませんが、通常、岡谷市の中で土地が動いている単価とほぼ大体見合う単価です。計算しますとすぐ出てくると思うんですけれども、そんな財産の価値だと考えております。

 以上です。



○議長(原宏議員) 佐々木澄子議員。



◆6番(佐々木澄子議員) 6番 佐々木澄子でございます。

 1、2番が一般の分譲ということで、その区分けについてはよくわかりました。また、公共事業の進展によって売却できないというか、代替地に充てられない土地も多いということもわかりますけれども、全般に不況のときに抱えていれば抱えているほど地価が下がっている全国的な現状でありますので、市民はうちを建てたい人もかなりいるんですが、他地区に比べて岡谷市が高いという評判といいますか、一般的な認識があるものですから、よそへ求めてしまう方も多く、それによって転出される方も見られるわけです。ですので、委員会でもう一度取り上げていただいて、どうしてもこれだけはなければいけないというものは代替地としておいていただき、分譲してもいいと思うものは早く分譲しないと、予算額に対して余りに数字の開きがあるように思われますので、委員会において単価とかその点について審議を深めていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第67号から議案第79号までの13議案は、決算特別委員会に付託いたします。

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△日程第17 議案第80号 平成9年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について



△日程第18 議案第81号 平成9年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について



△日程第19 議案第82号 平成9年度岡谷市水道事業会計の決算認定について



○議長(原宏議員) 日程第17 議案第80号から日程第19 議案第82号までの企業会計決算関係議案3件を一括議題といたします。

 この際、審査の方法についてお諮りいたします。この3議案は決算特別委員会を設置して付託し、審査いたしたいと思います。

 そこで、審査の都合上、最初に決算特別委員会を設置し、委員の選任を行った後、一たん休憩をして委員会を開催し、正副委員長の互選を願い、再開後説明、監査報告、質疑を行うことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように進行いたします。

 この際、決算議案審査のため、9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、9人をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。

 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任についてお諮りいたします。委員の選任は議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、委員の選任は議長に一任と決しました。

 議長から委員の指名をいたします。

 決算特別委員会委員に、上野安規光議員、小松清康議員、佐々木澄子議員、野溝道子議員、渡辺太郎議員、加藤レイ子議員、八幡益晴議員、笠原征三郎議員、山田一久議員、以上9人の議員を指名いたします。これに御異議ありませんか。

           (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(原宏議員) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。

 この際、正副委員長の互選を願うため、暫時休憩いたします。

           午後 4時46分 休憩

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           (決算特別委員会)

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           午後 5時20分 再開



○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中に決算特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行いました結果、委員長に野溝道子議員、副委員長に笠原征三郎議員が選出されましたので、御報告いたします。

 この際、正副委員長にごあいさつをお願いいたします。

 正副委員長は御一緒に登壇をお願いいたします。

 決算特別委員会委員長 野溝道子議員、副委員長 笠原征三郎議員。

           〔決算特別委員長 野溝道子議員・副委員長 笠原征三郎議員 登壇〕



◆決算特別委員長(野溝道子議員) 8番 野溝道子です。

 ただいまの企業会計決算特別委員会におきまして委員長に推薦されました。もとより、その器でないという思いを強くいたしておるところでございますが、委員の皆さんの協力を得ながら十分な論議が深められるような特別委員会にしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。



◆決算特別副委員長(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 先ほどの決算特別委員会で図らずも副委員長に選任されましたが、選ばれた以上はやはり責任を全うするといいますか、一生懸命やりたいと思います。そして、市民の皆さんから見て本当にいい審議がされたと言われるように、ぜひ委員の皆さん、また議員の皆さんの御協力をお願いします。よろしくお願いします。(拍手)



○議長(原宏議員) これより決算議案について提出者の説明を受けることにいたします。

 まず、議案第80号 平成9年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について説明を求めます。

 岡谷病院事務長。

           〔岡谷病院事務長 小松敬明君 登壇〕



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) それでは、岡谷病院の決算の説明に入ります前に、岡谷病院事業会計の消費税の扱いにつきまして御説明を申し上げたいと思います。

 平成9年4月から消費税法等の改正が行われまして、消費税率が3%から4%に改正され、地方消費税が創設されて1%、計5%の課税となりました。また、消費税の課税方式につきましても、簡易課税制度の選択が適用される課税売上高が4億円以下から2億円以下に改正されました。岡谷病院の課税売上高は2億円以下でありますので、平成9年度も簡易課税方式を選択いたしました。

 次に、消費税等の書類上の扱いでございますが、前年度と同様に各書類ごとに括弧書きで消費税込み、または消費税抜きの区分をしてございます。この括弧書きの消費税につきましては、消費税及び地方消費税ということでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 それでは、議案第80号 平成9年度岡谷市市立岡谷病院事業会計の決算認定について御説明申し上げます。

 お手元の決算書の8ページをお開きいただきたいと思います。

 事業報告書の概況でありますが、総括事項から申し上げます。

 平成9年度の病院経営は、4月1日から診療報酬の改定が行われ、消費税率改正に伴う引き上げや薬価基準の引き下げがされたことによりまして、国の改定率は0.38%のアップでありましたが、当院への影響率は 0.1%の引き下げという、近年になく厳しい医療環境の中での運営がなされました。

 患者の動向では、入院患者が前年より減少し、外来患者も引き続き減少となりました。これにより医業収益は前年を 1.4%下回る結果となりました。この収益の減少の原因といたしましては、診療単価の抑制、患者の吸引力の低下、在院日数の減、人口減少や近在の医療施設の充実等による患者の減等が考えられます。

 これら構造的赤字体質を改善するために経営再建計画を検討しながら、患者サービスを基本とした上で内視鏡診療の充実、老人デイケアの準備、訪問看護ステーションの積極的な支援などを行い、さらに経費節減、職員の経営意識の高揚、職員研修を通じて適正医療での増収の努力をしてまいりました。

 また、看護専門学校につきましては、平成10年度をもって以後の学生募集をしないことといたしました。

 施設面では、北病棟の外壁の補修工事、南2病棟のトイレ改修工事等を行いました。医療機器についても内視鏡の増設、採血管準備システム等の整備を行いました。

 経理につきましては、医業収支では2億 2,254万 7,845円の損失、経常収支では 9,936万 2,595円の損失を生じ、特別損失を加えると 9,969万 9,577円の純損失となりました。

 次に、患者の状況でありますが、入院では1日平均患者数は 245.8人で、前年度より11.1人減、延べ患者数は8万 9,706人で、前年度より 4,056人減少し、一般病床利用率は81.9%となりました。

 一方、外来では1日平均患者数は 748.7人で、前年度より30.7人減、延べ患者数は20万 1,406人で、前年度より 8,248人減少いたしました。

 公衆衛生活動では、成人病予防検査等集団検診で前年度より 1,053件増の1万 3,329件を行い、医療相談では個人健康診断、人間ドックを実施いたしました。

 次に、経理の状況について申し上げますが、お手元に配付してございます別紙の決算参考資料、平成9年度岡谷市市立岡谷病院事業会計予算実施計画実績表をごらんいただきたいと思います。消費税等込みで作成してございますので、これに基づいて御説明申し上げます。

 1ページの収益的収入及び支出の収益的収入から申し上げます。

 第1款病院事業収益では、最終予算額50億 6,312万 1,000円、決算額45億 5,452万 3,159円で、予算比5億859 万 7,841円の減、前年度比では 1,452万 7,556円の増でございます。

 1項医業収益では決算額40億 4,503万 4,927円、予算比で5億 291万73円の減、前年度比では5,603万5,050円の減でございます。総収入に対して88.8%となっています。

 1項1目入院収益では、決算額22億 9,943万 2,759円で、予算比で4億 3,040万 2,241円の減、前年度比でも 8,976万 6,973円の減でございます。総収入に対して50.5%となっています。

 2目の外来収益では、決算額16億 1,878万 957円、予算比で 6,004万 8,043円の減、前年度比では 3,176万6,386 円の増でございます。総収入に対しては35.5%となっております。

 3目その他医業収益では、決算額1億 2,682万 1,211円で、予算比で 1,245万 9,789円の減、前年度比では196 万 5,537円の増でございます。総収入に対しては 2.8%となっています。

 2項の医業外収益では、決算額4億 8,849万 3,026円で、主なものは3目他会計負担金で決算額4億 5,766万 5,603円は、前年度より 7,266万 5,603円の増で、このうち退職手当負担金で全額増となっています。

 3項の看護専門学校収益は、決算額 2,099万 5,206円で、前年度より 165万 2,687円の増でございます。塩嶺病院からの看護婦養成負担金が増の主なものであります。

 次に、2ページの収益的支出について申し上げます。

 第1款病院事業費用では、最終予算額50億 6,312万 1,000円、決算額46億5,414万2,714円、不用額4億 897万 8,286円、前年比では 8,552万 8,329円の減でございます。

 1項医業費用では、決算額43億 4,748万 8,520円、不用額3億 9,590万 1,480円、前年度比では 8,234万5,594 円の減、総支出に対して93.4%でございます。

 内容の主なものについて申し上げます。1目の給与費で、決算額が23億 4,556万 9,280円、前年度比 3,099万 109円の減、総支出に対しまして50.4%となっています。

 2目の材料費では、決算額が13億 6,059万 7,820円、不用額1億 9,831万 3,180円、前年度比4,434万9,703円の減、不用額の主なものは薬品費で、薬品単価の減や患者数の減等によるものであります。総支出に対して29.2%であります。

 次に、3目の経費でありますが、決算額4億 5,293万 8,392円、不用額は 4,055万 4,608円、前年度比 231万 5,977円の減、総支出に対して 9.7%であります。不用額につきましては6節の光熱水費で電気料と7節の燃料費で重油等の使用料が少なかったものであります。また、14節委託料において臨床検査委託料の減によるものであります。

 次に、3ページでございますが、4目の減価償却費は、決算額1億7,553万2,416円、前年度比で48万 1,647円の減であります。

 6目の研究研修費は、決算額 1,031万 9,945円、不用額 493万 5,055円で、4目旅費の節約等によるものであります。

 2項医業外費用では、決算額2億 2,898万 676円、不用額 534万 7,324円、前年度比 1,823万 8,794円の減となっています。主なものは、1目1節企業債利息で18件分、決算額で1億 8,415万 1,738円、5目他会計負担金で一般会計と塩嶺病院に対する退職手当負担金、決算額で 1,306万 1,438円でございます。

 3項の看護専門学校費用で、決算額 7,733万 6,536円、不用額 710万 6,464円で、前年度比 1,501万 1,317円の増であります。主なものは、給与費で職員2人増の6人分でありまして、前年比 1,274万 7,696円の増であります。

 次に、4ページの6目看護婦養成貸付金償却費で、決算額 2,205万 1,224円は、39人分の奨学金貸付分の償却費でございます。

 次に、5ページの資本的収入及び支出について申し上げます。

 資本的収入から申し上げます。1款資本的収入、最終予算額 8,016万円、決算額 6,310万 3,948円、予算額に比べ 1,705万 6,052円の減であります。

 1項企業債、決算額 5,250万円は、医療器械器具整備に対する企業債収入であります。

 4項の看護婦養成負担金は、決算額 570万 594円で、塩嶺病院から22人分の看護婦養成負担金でございます。

 次に、資本的支出について申し上げます。資本的支出、最終予算額2億9,322万4,000円、決算額2億 7,260万 5,865円、不用額は 2,061万 8,135円となっています。

 1項建設改良費は、決算額 5,251万 4,700円で、その内容は決算書の9ページに器械備品として記載してありますので、ごらんいただきたいと思います。

 2項の企業債償還金は、決算額1億 9,416万 3,542円で、この内容も決算書の20ページの企業債明細書に記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。

 3項の長期貸付金は、決算額 2,592万 7,623円で、看護学生への貸付金であります。

 以上で実施計画実績表の説明を終わらせていただきまして、決算書の方にお戻りいただきたいと思います。

 1ページ、2ページは、ただいま御説明申し上げました事項について、所定の書式により調整したものであります。

 なお、2ページの欄外にあります補てん財源の説明でありますが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額2億 950万 1,917円は、当年度消費税資本的収支調整額8万22円及び過年度分損益勘定留保資金2億 942万1,895 円で補てんをしたものでございます。

 次に、3ページの消費税等抜きの損益計算書でございますが、下から6行目をごらんいただきたいと思います。経常損失で 9,936万 2,595円、1行飛んで雑損失、これは平成9年度に不納欠損処分をしたものでございますが、33万 6,982円を合わせまして当年度純損失は 9,969万 9,577円となりました。前年度繰越欠損金を加えますと、当年度未処理欠損金は3億 7,297万 9,626円となるものでございます。

 次の4ページ、5ページは剰余金の計算書であります。

 5ページの欠損金処理計算書でありますが、当年度未処理欠損金3億 7,297万 9,626円を同額翌年度繰越欠損金とするものでございます。

 次の6ページ、7ページは貸借対照表でございますが、説明は省略させていただきます。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。



○議長(原宏議員) 次に、議案第81号 平成9年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について説明を求めます。

 塩嶺病院事務長。

           〔塩嶺病院事務長 中山数雄君 登壇〕



◎塩嶺病院事務長(中山数雄君) 議案第81号 平成9年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計の決算認定について御説明申し上げます。

 それでは、岡谷塩嶺病院事業会計の決算書に入ります前に、岡谷塩嶺病院事業会計におきます消費税の取り扱いについて御説明申し上げます。

 平成9年4月から消費税法等の改正が行われ、消費税率3%から4%に改正され、地方消費税が創設されて1%、計5%の課税となりました。また、消費税の課税方式につきましても、簡易課税制度の選択が適用される課税売上高が4億円以下から2億円以下に改正されました。塩嶺病院事業会計の課税売上高は2億円を超えておりますので、課税方式は本則課税で行っております。

 次に、消費税及び地方消費税の書類上の取り扱いにつきましては、各書類ごとに括弧書きで消費税込み、消費税抜きの区分をし、この括弧書きの消費税につきましては消費税及び地方消費税ということでございます。岡谷病院と同様の取り扱いで作成してございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 最初に、決算書の8ページをお開きいただきたいと思います。

 事業報告書の概況でございますが、総括事項から申し上げます。

 緩和ケア病棟開設1年が経過し、より患者の立場に立った医療を提供できる体制の整備づくりを行い、従来からの呼吸器疾患、消化器疾患及び心疾患基幹病院としての診療の充実を初め、血液透析や検診部門における県下全域の巡回健診など、安心して快適な医療を提供できる環境づくりを行い、特色ある単科病院として地域の医療ニーズに対応していると考えております。

 診療面では、医療器械整備として透析装置、全自動電解質分析装置ほか22種類の器械を購入し、診療の充実を図りました。購入内容につきましては9ページをごらんいただきたいと思います。

 その結果、平成9年度における収益的収支につきましては、退職給与引当金を取り崩し、純利益708万6,328円となりました。

 次に、患者の状況でございますが、12ページをお開きいただきたいと思います。

 入院患者数では、年間延べ5万 3,785人、1日平均 147.4人で、予算に比して 8,265人の減、1日平均22.6人の減となり、前年度比でも年間 2,161人の減、1日平均 5.9人の減であります。

 外来患者数では、年間延べ7万 8,406人、1日平均 287.2人で、予算に比して 3,494人の減、1日平均12.8人の減となり、前年度比でも年間 1,567人の減、1日平均 9.0人の減であります。

 次に、公衆衛生活動及び医療相談の状況につきまして御説明いたします。公衆衛生活動では巡回健診、院内健診を昨年とほぼ同じ1万 9,853件実施し、医療相談は 1,293件の相談を実施いたしました。

 次に、経理の状況について申し上げます。お手元の別冊資料、実施計画実績表をごらんいただきたいと思います。

 この表は、予算対比となっておりまして、消費税及び地方消費税込みの数値でございます。

 1ページの収益的収入及び支出でございますが、収益的収入から申し上げます。

 第1款病院事業収益、最終予算額38億 5,168万円、決算額34億 5,549万 4,133円で、予算比3億 9,618万5,867 円の不足、前年度比で 100.6%、 2,193万 2,041円の増であります。

 第1項医業収益、最終予算額35億 1,968万 8,000円、決算額31億1,922万1,400円で、予算比4億46万 6,600円の不足、前年度比では 101.6%、 4,892万 3,453円の増でございます。総収入に対する比率では90.3%となっております。

 1項1目入院収益は、決算額17億 470万 3,131円で、対前年度比で 101.0%、 1,676万 4,052円の増、総収入に対する比率では49.3%でございます。

 1項2目外来収益では、決算額11億 1,842万 8,445円で、前年度比98.4%、 1,838万 8,592円の減、総収入に対する比率は32.4%でございます。

 1項3目その他医業収益でございますが、決算額2億 9,608万 9,824円で、対前年度比で 120.6%、 5,054万 7,993円の増であります。

 次に、2項医業外収益でございますが、最終予算額3億 3,198万 2,000円、決算額3億 3,627万 2,733円で、予算比 429万 733円の増、対前年度比92.6%、 2,699万 1,412円の減でございます。

 次に、収益的支出について申し上げます。おめくりいただきまして、2ページをごらんいただきたいと思います。

 第1款病院事業費用の最終予算額38億 5,168万円、決算額34億 4,821万 8,950円、不用額4億 346万 1,050円で、対前年度比 103.3%、1億 1,008万 8,338円の増でございます。

 1項医業費用、最終予算額37億 7,176万 6,000円、決算額33億 7,834万 3,732円、不用額3億9,342万2,268円で、対前年度比 102.8%、 9,297万 2,087円の増、総支出に対する割合は98.0%でございます。

 1項1目給与費では決算額17億 3,942万 1,906円で、前年度比 103.8%、 6,435万 7,740円の増、不用額は1億 2,863万 9,094円、総支出に対する割合は前年度比 0.3ポイント増の50.5%でございます。

 1項2目材料費につきましては、決算額12億 405万 4,145円で、対前年度比 102.3%、 2,719万 1,193円の増、不用額は1億 7,205万 2,855円、総支出に対する割合は前年度比 0.3ポイント減の34.9%であります。

 1項3目経費では、決算額3億 1,784万 9,431円で、対前年度比90.2%、 3,441万 9,726円の減、不用額8,552 万 4,569円で、総支出に対する割合は対前年度比 1.3ポイント減の 9.2%であります。減の主なものは、10節修繕費が対前年度比51.5%、 2,248万 2,145円の減などとなっております。

 1項4目減価償却費でございますが、決算額1億 345万 6,871円で、対前年度比 164.2%、 4,043万 4,033円の増、不用額は 147万 5,129円で、総支出に対する割合は前年度 1.1ポイント増の 3.0%であります。

 1項5目資産減耗費につきましては、決算額 200万 441円で、対前年度比33.1%、 404万 8,548円の減、不用額は4万 9,559円で、総支出に対する割合は前年度比 0.1ポイント減の 0.1%であります。

 1項6目研究研修費は、決算額 1,156万 938円で、対前年度比95.5%、54万 2,605円の減、不用額は 568万1,062 円であります。

 2項医業外費用は、最終予算額 7,451万 4,000円、決算額 6,961万 2,638円で、対前年度比132.8%、1,719万 1,121円の増となりまして、その主な理由は、他会計へ退職手当負担金の増などであります。不用額は 490万 1,362円で、一時借入金利息の不用額が主なものでございます。

 1枚おめくりいただきまして、5ページの資本的収入及び支出をごらんいただきたいと思います。

 1款資本的収入から申し上げます。最終予算額 4,005万 2,000円、決算額 3,635万円で、予算比370万2,000円の減、内訳は1項企業債 450万円の減、3項長期貸付金返還金84万 9,000円の増などであります。

 次に、資本的支出について申し上げます。

 1款資本的支出、最終予算額1億 4,824万 4,000円、決算額1億 3,439万 8,349円で、不用額1,384万5,651円となっております。

 1項建設改良費、決算額 4,219万 995円で、80万 9,005円の残となり、建設改良費の内容といたしましては、1目器械備品費は透析装置を初めとする24種類の器械備品の購入費でございます。

 2項1目企業債償還金は 6,709万 793円、3項1目看護婦養成貸付金が 145万円、4項1目看護婦養成負担金が 2,366万 6,561円、これは市立岡谷病院看護専門学校生徒の養成負担金であります。

 以上で実績表の説明を終わらせていただきますが、恐れ入りますが再度決算書の1、2ページにお戻りいただきたいと思います。

 1、2ページにつきましては、ただいま御説明申し上げた事項について所定の書式により調整したものでありますが、2ページ下部の欄外をごらんいただきたいと思います。

 先ほど御説明申し上げました資本的収入額が資本的支出額に不足する額 9,804万 8,349円につきましては、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額18万 8,855円、過年度分損益勘定留保資金 8,866万 8,606円及び当年度分損益勘定留保資金 919万 888円で補てんしたものであります。

 3ページの損益計算書、4ページの剰余金計算書につきましては、ごらんいただき、説明は省略させていただきたいと思います。

 5ページ上段の剰余金処分計算書をごらんいただきたいと思います。

 当年度未処分利益剰余金1億 9,213万 6,637円のうち減債積立金として700万円を処分し、残額の1億8,513万 6,637円を引き続き翌年度繰越利益剰余金とするものでございます。

 以上で説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。



○議長(原宏議員) 次に、議案第82号 平成9年度岡谷市水道事業会計の決算認定について説明を求めます。

 水道部長。

           〔水道部長 小林道彦君 登壇〕



◎水道部長(小林道彦君) それでは、水道事業会計の決算書の説明に入りたいと思いますが、入ります前に、水道事業会計におきます消費税及び地方消費税の取り扱いについて御説明申し上げます。

 先ほど来両病院で説明がございましたとおり、本水道事業会計におきましては売上高が2億円を超えているということで、課税方式は本則課税で行っております。

 次に、消費税及び地方消費税の書類上の取り扱いにつきましては、各書類ごと括弧書きで消費税込み、消費税抜きの区分をして、病院と同様の取り扱いで作成してございますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、議案第82号 平成9年度岡谷市水道事業会計の決算認定について御説明申し上げます。

 お手元に配付してございます決算書の9ページをごらんいただきたいと思います。

 平成9年度の事業報告の概要でございますが、総括事項といたしまして、年度末における給水件数は2万1,883 件、給水人口は5万 7,379人で、前年比件数で96件、人口で 301人の減となっております。年間の総配水量は 919万 7,553立方メートルで、このうち総給水量は 782万 5,274立方メートルとなっておりまして、前年比総配水量では12万8,923 立方メートルの減、総給水量では10万 7,636立方メートルの減となっております。この減の主な理由といたしましては、昨年、特に4月から7月にかけて降雨が続いたこと、また長引く景気低迷の影響で全体的な節水傾向にあったこと等によるものと考えております。

 なお、有収率につきましては 85.08%となっております。

 次に、水道施設に対する建設改良工事の主なものについて申し上げます。

 まず1つ目といたしまして、東堀水源地ほか4水源におきまして高度浄水処理整備事業を行い、より安全な水の供給に努めました。

 2つ目といたしましては、花岡配水池に緊急遮断弁を設置いたしまして、地震等の災害に対する緊急な対応に備えました。

 3つ目として、宗平寺水源に自家発電装置を設置し、地震等の災害に対する緊急な対応に備えました。

 4つ目として、水源取水ポンプの取替工事、これは特に川岸の第2水源地において実施をいたしております。

 5つ目として、石綿管の改良工事でございますが、公共下水道工事にあわせまして 300mの改良を実施いたしております。

 6つ目といたしまして、公共関連工事として下水道管渠の敷設にあわせまして、水需要に対応した上水道管径の見直しを行い、老朽管の改良を進めました。

 そのほかには、漏水調査において前年度に引き続き随時調査、あるいはまた専門業者による委託調査を実施し、漏水の早期発見と早期修繕を積極的に進めてまいりました。

 次に、1年間の経営成績でございますが、3条関係の収益的収支は、消費税及び地方消費税抜きで収入が9億 4,435万 1,124円、費用総額は9億 2,979万 3,991円でございまして、収支差し引き 1,455万 7,133円の利益計上でございます。

 また、4条関係の資本的収支では、消費税及び地方消費税込みで収入額4億 7,340万 8,721円、支出額は8億 3,107万 3,619円で、収支差引不足額3億 5,766万 4,898円となっておりまして、これにつきましては当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額 3,058万 2,571円と減債積立金取り崩し額 4,997万 1,056円、過年度損益勘定留保資金 3,860万 9,002円、当年度損益勘定留保資金2億 3,850万 2,269円で補てんいたしました。

 また、消費税及び地方消費税につきましては、収益的収支及び資本的収支におきます仮受消費税及び地方消費税と仮払消費税及び地方消費税を相殺いたし、76万 7,780円の還付税額となるものでございます。

 それでは、1枚おめくりをいただきまして10ページでございますが、10ページにはイとして給水状況、それからウとして漏水調査結果等記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。

 11ページ中段の4職員に関する事項でございますが、24人で運営をしてまいりました。

 次に、12ページから14ページまでは建設改良費の工事等の内容を記してございまして、営業設備費につきましては車両、工具、量水器関係で 766万 6,443円、配水施設費につきましては公共関連工事による管網整備工事、水源設備工事等で14ページの計欄7億 7,340万 6,900円となっております。

 14ページ中段の3に固定資産の除却及び売却処分一覧表を掲載してございます。

 15ページは水源別の年間配水量、16ページは口径別の年間給水量及び水道料金収入状況でございます。

 17ページ以下は省略させていただきまして、別冊の実施計画実績表をごらんいただきたいと思います。数字につきましては消費税及び地方消費税込みになっております。

 それでは、主なものについて説明を申し上げます。

 まず、1ページの収益的収入及び支出の収入でございますが、1款の水道事業収益は最終予算額10億 1,936万 1,000円に対しまして決算額は9億 8,690万 9,764円で、予算比 96.82%となっております。

 1項1目の給水収益、1節水道使用料は9億 5,708万 1,679円、1立方メートル当たりの供給単価は決算書の17ページに記載してございますが、 116円98銭となっておりまして、前年度の 116円22銭に対しまして76銭の増でございます。

 次に、2目のその他の営業収益 794万 4,725円は、工事完成検査手数料及びメーター開栓手間代でございます。

 3目他会計負担金 1,859万 3,000円は、下水道事業会計及び温泉事業会計からの給与費負担金でございます。

 2項営業外収益1目受取利息及び配当金 161万 9,116円は、余裕現金の預金利息でございます。

 2目雑収益は、その他の雑収益等で 167万 1,244円でございます。

 次に、2ページの支出でございますが、1款水道事業費用、最終予算額10億55万 6,000円に対しまして決算額9億 4,100万 2,280円でございまして、予算比 94.05%の執行率でございます。

 1項営業費用1目原水及び配水費、決算額3億 1,230万 4,559円は、水源等の施設の維持管理経費で、このうち人件費につきましては職員12名分でございます。

 10節の委託料は水源の電気設備の保守点検、水質検査、量水器の交換、漏水調査等の委託料でございまして、支出額は 4,517万 7,107円となっております。

 12節賃借料 1,682万 7,397円は、水源監視局リース料、水源用地借上料等でございます。

 13節修繕費 7,599万 6,244円は、水源施設給配水管等修繕費及び修繕引当金でございます。

 14節動力費は 7,905万 9,818円でございまして、各水源の動力費でございます。

 次に、2目総係費でございますが、この目につきましては水道事業全体の管理経費でございまして、1億4,379 万 6,318円の決算額でございます。このうち人件費は職員13名分でございます。

 次に、3ページへまいりまして14節委託料 2,150万 1,822円は、検針及び電算処理委託料でございます。

 17節賃借料 608万 4,135円は、電算の賃借料等でございます。

 3目減価償却費は3億 3,509万 7,600円でございます。

 4目資産減耗費は 1,615万 8,741円で、決算書14ページに明細書がございますので、ごらんいただきたいと思います。

 2項営業外費用1目支払利息及び企業債取扱諸費1節企業債利息1億 2,748万 6,446円は、大蔵省及び公営企業金融公庫から借り入れた企業債の利息でございます。

 3目の他会計負担金 565万 9,942円は、退職者の一般会計への負担金でございます。

 それでは、1枚おめくりをいただきまして、5ページの資本的収入及び支出の収入でございますが、第1款資本的収入でございますが、最終予算額4億 7,381万円に対しまして4億 7,340万 8,721円が決算額でございまして、1項1目企業債3億 5,070万円は、高度浄水処理整備事業にかかわるもので、3項1目の工事負担金6,450 万 1,721円は下水道関連工事等による収入でございます。

 4項1目国庫補助金 5,820万 7,000円は、高度浄水処理整備事業にかかわる収入でございます。

 次に、支出でございますが、第1款資本的支出、最終予算額8億 6,989万 5,000円に対しまして決算額8億3,107 万 3,619円でございまして、1項1目営業設備費 766万 6,443円は、車両、量水器等の購入、改良等に要した経費でございまして、明細は決算書の12ページにございますので、ごらんいただきたいと思います。

 次に、2目配水施設費7億 7,340万 6,900円は、高度浄水処理整備、配水管の新設、石綿管の改良等水道施設の整備に要したもので、明細については同じく決算書の12ページから14ページにございますので、ごらんいただきたいと思います。

 2項1目企業債償還金 4,997万 1,056円は、建設改良にかかわるものでございまして、決算書の24ページの企業債明細書に記してございますので、ごらんいただきたいと思います。

 以上で実績表の説明を終わらせていただきまして、それでは次に決算書の方へお戻りをいただきたいと思います。

 1ページは収益的収入、支出でございます。2ページは資本的収入、支出の報告でございまして、ただいま実績表で御説明申し上げたものをまとめたものでございます。

 なお、2ページ下段で資本的収入、支出の不足額につきまして補てん財源の内訳を記してございます。

 3ページは損益計算書でございまして、下段に当年度の純利益 1,455万 7,133円、これが当年度の純利益でございまして、前年度繰越利益剰余金 9,557万 8,625円、その結果、本年度の未処分利益剰余金は1億 1,013万 5,758円になっております。

 4ページ、5ページにつきましては剰余金計算書でございます。省略をさせていただきます。

 次に、6ページの剰余金処分計算書(案)でございますが、当年度未処分利益剰余金1億 1,013万 5,758円を減債積立金に 5,000万円、建設改良積立金に 3,000万円を積み立てて処分するものでございます。したがいまして、翌年度繰越利益剰余金は 3,013万 5,758円となるものでございます。

 7ページからの貸借対照表以下は省略をさせていただきます。

 以上で説明を終わらせていただきますが、御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げます。



○議長(原宏議員) 次に、監査結果の報告を求めます。

 監査委員。

           〔監査委員 林 義弘君 登壇〕



◎監査委員(林義弘君) ただいま上程されております平成9年度岡谷市公営企業会計決算の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 お手元に配付してございます決算意見書の1ページをごらんいただきたいと思います。

 まず、第1の審査の概要でありますが、1、審査の対象は、平成9年度岡谷市市立岡谷病院事業会計決算、健康保険岡谷塩嶺病院事業会計決算、水道事業会計決算の3企業会計でございます。

 2、審査の期間及び場所でありますが、平成10年6月19日及び22日の2日間、岡谷市役所会議室及び各企業の会議室で実施いたしました。

 3、審査の手続でありますが、この審査に当たりましては、市長から提出されました決算書及び各書類が各企業会計の経営成績及び財政状況を適正に表示しているかどうかを確かめるため、関係諸帳簿、証拠書類との照合等のほか、必要に応じ関係職員からの説明を聴取し実施いたしました。

 第2、審査の結果について申し上げます。

 審査に付されました市立岡谷病院事業会計、健康保険岡谷塩嶺病院事業会計及び水道事業会計の決算書、財務諸表及び事業報告書、各明細書は、いずれも地方公営企業関係法令に準拠して作成されており、決算計数は関係諸帳簿等と照合した結果正確であり、事業の経営成績及び財政状況を適正に表示しているものと認めました。

 続きまして、各会計別に決算の状況を申し上げます。

 市立岡谷病院におきましては、平成9年度に診療報酬改定(国の平均0.38%の引き上げ)が行われましたが、手術等の技術料を重視した改定のため、その影響率は 0.1%の引き下げという厳しい医療環境での病院経営でありました。

 患者動向では、入院患者数の減少傾向が続き、外来患者数も前年度に引き続き減少となり、医業収益は前年を 1.4%下回る結果となりました。この主な原因といたしましては、診療報酬改定による診療単価の抑制、医療技術・予防の向上による在院日数の減、少子化、人口減少、近在の医療施設の充実等による患者数減と考えられます。

 施設面では、北病棟の外壁補修工事及び南2病棟のトイレ改修工事を行っております。医療機器につきましては、内視鏡の増設等の整備を行っております。

 また、看護専門学校については、看護婦等学校養成所指導規則の一部改正を検討する中で、平成10年度をもって学生募集中止の決定がされております。

 経営状況につきましては、事業収益は45億 4,838万 4,000円、前年度比 100.3%、 1,172万 4,000円の増となっております。

 次に、事業費用では46億 4,808万 4,000円、前年度比98.1%となり、収支差し引き 9,969万 9,000円の純損失となり、前年度繰越欠損金2億 7,328万円を加えますと3億 7,297万 9,000円の累積欠損金となり、逐年増加してきており、依然として経営状況は厳しい状況下にあります。

 こうした中で、経営再建に向けて患者サービスを基本とした上で、内視鏡診療の充実、老人デイケアの準備、訪問看護ステーションの運営に係る積極的な支援などを行うとともに、経費の節減、職員の経営意識の高揚等により、適正医療での増収努力に取り組まれてきているところであります。

 今後においては、早期に経営診断を実施し、具体的な再建のため全職員が協力して、さまざまな観点から経営全般の見直しを図る等抜本的改善に努力され、市民に信頼される本市の中核病院として市民の健康増進に寄与されるよう要望するものであります。

 続いて、健康保険岡谷塩嶺病院事業会計について申し上げます。

 岡谷塩嶺病院におきましても、診療報酬改定(0.38%の引き上げ)が行われましたが、影響率は0.37%引き下げの厳しい状況の中で、緩和ケア病棟開設1年を迎え、より患者の立場で医療を提供できる環境づくりを行い、従来からの呼吸器疾患、消化器疾患及び心疾患基幹病院としての診療の充実を初め、血液透析や検診部門における県下全域の巡回健診等、地域の医療ニーズに基づき特色ある病院を心がけ、事業の経営安定化に努力されているところであります。

 患者動向では、9月からの薬剤一部負担金の新設や、1月から2月の大雪の影響もあり、入院、外来患者とも患者減となり、収益的収支の純利益は前年度より減少しております。

 医療器械整備については、透析装置、全自動電解質分析装置等の購入により、診療部門等の整備充実を図ってきております。

 経営状況につきましては、事業収益では34億 4,078万 8,000円、前年度比 100.4%、 1,454万 3,000円の増となっております。

 次に、事業費用では34億 3,370万 2,000円で、前年度比 103.1%、1億 213万 9,000円の増となっており、収支差し引き 708万 6,000円の純利益計上となり、前年度繰越利益剰余金1億 8,505万円を加えて当年度未処分利益剰余金は1億 9,213万 6,000円となっております。しかし、今年度の純利益 708万 6,000円は退職給与引当金 4,170万円を取り崩しての結果であり、内容的には厳しい状況になっております。このことについては単年度収支では赤字ということでございます。

 今後も市民の期待にこたえられるよう、高度医療の提供に努めるとともに、健康推進のための公衆衛生活動、医療相談等に積極的な対応を図るとともに、経営の合理化、健全化に向けてなお一層の努力を望むところであります。

 続いて、水道事業会計について申し上げます。

 水道事業につきましては、本年度は特に4月から7月にかけて降雨が続いたこと、長引く景気低迷の影響で全体的な節水傾向にあったこと等により、年間総配水量、総給水量とも前年に比し減となっております。有収率は 85.08%で、前年より0.02ポイント向上しております。

 建設改良工事の主なものを申し上げますと、東堀水源ほか4水源で高度浄水処理整備事業を行い、より安全な水の供給に努め、花岡配水池に緊急遮断弁、宗平寺水源に自家発電装置を設置して地震等の災害に対する緊急時の対応に備えました。

 石綿管の改良は公共下水道工事にあわせて実施し、また下水道管渠の敷設にあわせ水需要に対応した上水道管径の見直しと老朽管の改良等が行われております。

 有収率向上のための漏水の早期発見と修繕も積極的に進められております。

 経営状況につきましては、水道事業収益9億 4,435万 1,000円で、前年度比99.3%、 684万 6,000円の減となっております。

 次に、水道事業費用では9億 2,979万 3,000円で、前年度比98.3%、 1,629万 4,000円の減となっており、収支差し引き 1,455万 7,000円の純利益の計上となっております。

 水道事業は、約80%を地下水源に求めていることから、汚染対策も進められていますが、先々汚染ということも懸念されるところであり、また渇水、震災等緊急時に対応する水道施設及び管理体制の整備も重要なことから、これらの対策についても引き続き検討され、将来に向けての水の確保と、今後も良質で安定した水の供給をするため、健全な運営になお一層の努力を望むところであります。

 4ページ以降につきましては省略させていただきますので、ごらんいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(原宏議員) この際、暫時休憩いたします。

           午後 6時27分 休憩

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           午後 6時40分 再開



○議長(原宏議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これより質疑に入ります。

 まず、議案第80号について質疑はありませんか。

 河口今朝美議員。



◆3番(河口今朝美議員) 3番 河口今朝美でございます。

 総括事項の8ページについてお伺いしたいと思いますけれども、特に今年度の純損失が 9,969万 9,577円の損失である。しかしながら、大変厳しい医療環境ということはわかりますけれども、その中での院長先生初め、あるいは看護部門、管理部門についても最大限の努力はされたと思いますけれども、非常に大きな赤字であるということでございますから、この辺について幾つかここに原因を述べられておりますけれども、やはり私が一番心配するのは入院患者あるいは外来患者の減少であろうと思っております。ここで、決算意見書の中の4ページでございますけれども、ここでは入院患者については5年間の経過が書いてございますけれども、それによりますと、平成5年度から平成8年度までは入院患者もふえておると、しかしことしは急に11.1人の減少である。また、外来患者におきましても、やはり平成5年度から平成8年度までは漸増傾向であると、それが平成9年度は急激に30.7人の減少であるというように大幅に減っておるということで、これもいろいろな原因はあると思いますけれども、ちょっと私が心配したのは、やはり少子化の問題であるとか、在院日数の減、人口減ということはわかりますけれども、特にここで問題にしておきたいと思いますのは、特色ある病院機能が発揮されず患者の吸引力の低下ということでございますけれども、その辺の問題は一体どうなのかということと、やはり近在の医療施設の充実等による患者数の減が考えられるということでございますけれども、これらにつきましては当然岡谷病院におきましても年々設備の充実を図ってきたわけでございますから、それがどのようなことで近在の医療施設にそのような形で患者がとられてしまうのかということでございますけれども、その辺を少し伺っておきたいと、このように思っています。

 以上です。



○議長(原宏議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) ただいま御質問いただきました入院患者、それから外来患者の減についてでございますけれども、御指摘いただきましたとおりでございまして、ともに今年度減となったわけであります。お話の中にもございましたように、少子化、それから人口減、それら原因もありますが、やはり一番大きい原因は、長年岡谷病院に勤めておられました先生がおやめになって、近郊に開業された。平成8年度でありましたけれども、平成9年度も引き続きその影響を受けているという分が大きいと思います。その分で、科別で申し上げますと産婦人科ですとか眼科等がその影響を大きく受けて、全体の患者数に影響していると考えております。

 外来の関係でいきますと、1日当たりにいたしますと眼科では12.9人の減、それから産婦人科につきましても 9.3人の減ということでございます。入院につきましても産婦人科では 4.8人、それから眼科で 2.2人ということで、11人減った中の7人分はその2科で減っているというふうなことがございます。そんなことで、やはり特に産婦人科につきましては産科の関係は、やはり施設がいい医院に患者さんが流れるということが傾向としてございますので、なかなかその歯どめは難しいということでございます。その後、新しい先生になりまして、逐次回復はしているわけでございますけれども、平成9年度につきましてはそんな傾向だということでご了解いただきたいと思います。



○議長(原宏議員) 河口今朝美議員。



◆3番(河口今朝美議員) 3番 河口でございます。

 計数的な問題とかそういうものは結構でございますが、私が特にお聞きしたかったのは、やはり特色ある病院機能が発揮されない、またそれによって患者の吸引力の低下だということは、これは今言うような産婦人科がどうだこうだということでなくして、一体岡谷病院の特色ある病院機能というのはどうなんだということをお聞きしたいということですし、近在の医療施設の充実等により患者数が減ってしまうということは、そうなれば一体どういうような医療施設を充実したらいいのかということまでも研究検討しなければならんと思いますから、その辺についてもう少しお話を聞きたい。したがって、もしお答えがなければ、また決算特別委員会で十二分にその辺を審査していただき、ということは、やはりこのような傾向が続くということになりますと、年々の純損失が多額に出てくるのではないかと心配されます。したがいまして、特にまた平成8年度は今お話ありましたように開業によるところとか、各科別によっての減少ということはわかりますけれども、今まではそれではどうしてこんなに減らなかったのか。やはり入院患者につきましても今までは5年間で見ますとほとんどがふえているわけですから、ことし急に減ってしまった。また外来においてもことし急に減った。従来の4年間を見ますと減っておりません、逆にふえておりますから。そんなこともあわせまして、特にその辺で十分に研究検討していただかないと、ますます損失がふえ、累積赤字が多くなるではないかということが心配されますから、もしお答えがありましたらいただいて、なければ委員会で十二分にその辺を審査していただきたい、このように思います。



○議長(原宏議員) 岡谷病院長。



◎岡谷病院長(徳田安基君) 本院は一般の医療を、市民の必要な医療を引き受ける病院でございます。特殊性と申し上げましても、疾患の特殊性というのは一般にある病気が一番数が多いわけでございますから、そういうものを特に診る病院と心得ております。それ以上の特殊な疾患は、より特殊な専門病院が県下にもたくさんありますし、例えば心臓の疾患でしたら基幹病院である塩嶺病院や何かがそうだと思います。それ以外の一般に物すごく数が多い疾患をうちは対応している、そういうぐあいに考えていただいたらよろしいかと思います。

 それからもう一つ、患者さんが減ってきた一番大きいのは疾病構造が大分違ってきているのではないかと、そういう考えがございます。だからはっきり言いますと、どうしても入院が必要なような疾患だけしか取り扱わないとか、そういう物の考え方が変わってきているのではないか。それから、今まで入院が必要だったようなものも入院する必要がない、それから外来で通院できるのではないか、そういう物の考え方が非常に今変わってきておりまして、そういう影響が特に大きいのではないかと考えております。



○議長(原宏議員) 河口今朝美議員。



◆3番(河口今朝美議員) ただいまのお話でよくわかりましたけれども、しかしながら、ここにあるような特色ある病院機能が発揮されるという点については、今のお話でもまだわからないわけでございますから、その辺をなぜこのように強調したかということなんですけれども、その辺と、それによって患者の吸引力の低下ということは、今、院長先生のおっしゃるように市立病院の果たす役割というものは十分にわかりますけれども、それはそれなりにやられておると私は理解しております。なおかつここにこのようなことが書いてございましたから、ちょっと私もひっかかったわけでございますから、その辺についてはまた後ほどで結構でございますから、審議を深めていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) 宮沢広光議員。



◆12番(宮沢広光議員) 12番 宮沢広光でございます。

 今、河口議員さんがおっしゃったことと大部分ダブる部分があると思いますが、それより少し突っ込んでお話をお聞きしたい、このように思います。

 1つは、収入減の最大の原因が患者の減だというような報告があるわけですが、そこで、本当は議案第80号、議案第81号と含めて質問したいわけですが、議案第80号ということでお聞きしたいんですが、まず第1に、河口議員さんもおっしゃったように近在の医療施設の充実によって違ってきたと。そうすると、ここでお聞きしたいのは、近在の公共的な医療施設の患者の動向は一体どうなっているのか、それをお聞きしたい。

 第2番目には、吸引力がなくなったとか、あるいは特色ある病院のあれが発揮できなかったと、こういうお答えがあるわけですが、一体吸引力がなくなったということはどういうことなのか、そこら辺はどう認識しておるか。吸引力を高めるために一体どのような努力をしてきたのか、そこら辺をお聞きしたいと思います。

 そしてもう一つは、患者あるいはその家族に対する対応、ということは患者の吸引力に含まれてくると思いますが、そこら辺のところをどういうようにやってきているか。例えば医師としてやってきたのか、医者としてやったのか、あるいは今、院長先生からあった入院が必要でないという考え方に変わってきたと、その必要でないという考え方は医師としての考え方なのか、医者としての考えで対応しているのか、そこら辺のところをお聞きしたいと思います。

 その次には、信頼度を高めるためにどのような努力をされてきたか、そこら辺をお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) ただいま御質問の第1点の近在の医療施設の関係でありますけれども、1つは先ほど申し上げました退職した医師の関係が近在と申し上げたことと、もう一つは諏訪中央病院、それから辰野病院等それぞれ施設が改善されているという辺をあわせて言っているわけでありますけれども、患者の動向につきましては現在資料を持ち合わせておりませんので、委員会の方にお願いしたいと思います。

 それから、吸引力の話につきましては、院長から申し上げたとおりでありますけれども、やはり総合病院として専門の病気等についての対応については、やはり他の病院へお願いせざるを得ないということから、なかなかそういう患者さんの取り扱いが十分にできなかったということがあると考えて吸引力の低下という言葉を使わせていただいてあります。



○議長(原宏議員) 岡谷病院長。



◎岡谷病院長(徳田安基君) 入院の疾病の構造が違うというお話でございますけれども、かつてだったらばどんどん入院をさせなければいけない医療の現状であったのが今ではそういうことが必要ではない、そういうぐあいに医療として判断されるようになった。それに対する対応も外来で十分対応できるような状態にある、こういうぐあいに御理解いただきたいと思います。



○議長(原宏議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) 信頼度を高めるためにどのような努力をしたかという御質問でございますけれども、昨年の議会、それから決算委員会等を通じまして、さまざまな御指摘をいただいたわけでございますけれども、その中でやはり職員の経営意識を高める中で病院としての経営についての考え方を改めていくということを初めといたしまして、特に患者さんに対しましては従来「さん」づけでお呼びをしていたわけでございますけれども、「様」に変えて職員の意識を変えていったということもございます。

 それから、施設面ではなかなかできなかったわけでありますけれども、従来の透視の部分では内視鏡を入れまして、その方の診療面での充実を図ったということで信頼を高めたというふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(原宏議員) 宮沢広光議員。



◆12番(宮沢広光議員) 12番 宮沢でございます。

 近在の病院等の患者の動向ということは委員会で出していただくということで、それにかかわって岡谷病院の患者の出身地域ですね、それはどんな傾向にあるかというあたりは、やはり今後の病院経営の非常に大きな要素になると思いますが、そこら辺はもしわかったらあれですが、もしわからなかったら委員会の方へ資料を出していただいても結構ですが、もしわかったらお答えいただきたい。



○議長(原宏議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) ただいまの患者の地域別の分布につきましては、別冊で決算資料で出してございますが、1ページに地域別患者分布状況というものがございますので、ごらんいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 堀内一光議員。



◆25番(堀内一光議員) 25番 堀内です。

 岡谷病院は先ほど来話があるように総合病院で、しかも公立病院ですから、当然市民の要望にこたえるために赤字部門もしょって開業していかなければならないという部分があるわけですけれども、そこで、これは塩嶺病院にも同じような質問を後でしたいと思うんですけれども、企業会計である以上、これは計算をして、そこのところを切り捨てるとかそういうことでなくて、普通の企業ならばやはり細かく、例えば各科別の単価計算というのか、損益計算というのか、何かそういうものを計算する方式があると私は聞いたわけですけれども、そういうことを各科別にはできないものでしょうか。

 それからもう一つ、一般会計から繰り入れをしているわけですけれども、当初予算よりも 250万円ばかり少ないわけですけれども、塩嶺病院の方は当初予算どおり入っているわけですが、これは当然交付金額をそのままストレートに落としていると思うんですけれども、この点については岡谷病院の方は約 250万円ばかり▲になっているわけで、ここのところは塩嶺病院とどういうふうに違うわけですか。



○議長(原宏議員) 宮沢議員さん、先ほどの答弁を訂正いたしたいということでありますから。

 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) 宮沢議員さん、まことに申しわけございませんでした。資料が出ていると申し上げたのは私の勘違いでございます。それでは、患者の状況について申し上げます。

 入院につきましては、岡谷市が75.3%、下諏訪町が11.1%、辰野町が 3.8%、そこが主なところでございます。

 外来につきましては、岡谷市が74.3%、下諏訪町が11.0%、辰野町が 5.8%という状況でございます。

 大変失礼いたしました。



○議長(原宏議員) それでは、続いて堀内議員の質疑に対して、岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) 御質問いただきました第1点の各科別の収支状況についてでございますが、確かに各科別に出すというのはお話のとおりだと思いますが、各科別にしますと入院、外来、それから一般的経費という分類が困難でございますが、いろいろ条件をつけまして、例えば人件費につきましても平均で出すとか、そういう形で出す場合ですと計算が可能でございますので、委員会までに説明をさせていただきたいと思います。

 それから、第2点目の一般会計からの繰入金についてでございますけれども、一般会計の繰入金につきましては交付税算定額を基準にして決めていただいておりまして、内容的には合うわけでございますけれども、平成9年度につきましては外壁の工事がございまして、当初予定いたしました金額よりも入札した結果安く上がりまして、その差額分が予算の額との差額として一般会計から収入がなかったということでございますので、その金額でございます。



○議長(原宏議員) 堀内一光議員。



◆25番(堀内一光議員) 監査委員が指摘した少子化の問題ですが、これは少子化ということだから小児科と産婦人科が減になって、監査委員が指摘したとおりですけれども、内科は若干ふえているが、塩嶺病院の方は内科が物すごく減になっているわけですね。ここのところはどうしても私も、岡谷病院はふえているんだけれども塩嶺病院は内科が減っている。同じ内科でも場所によって違うのは、これはまた塩嶺病院に聞きたいと思うけれども、だから一概に少子化だけではなく、いろいろなことが言われておりますけれども、これがすべて当てはまるのかどうかということも非常に難しいわけで、特に塩嶺病院の方は1月の大雪の影響もあるということも書いてありますけれども、このところはまた塩嶺に聞きますからいいです。わかりました。原価計算とかいうものも計数があるようですから、また委員会の方に提出をしていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 最初に、入院、外来の患者1人当たり1日の診療収入、いわゆる診療単価の問題ですが、これでは例えば塩嶺病院との単純比較で言えば相当大きな開きがありますね。この点は診療科目が違うから当然だろうと思います。例えば入院でいきますと1日 6,000円くらい違いますか。外来でも 6,000円くらい違いますから、非常に大きな額になるわけですね。患者1人当たりの収益がしたがって大幅に違うわけです。それが1つ、なぜだろうかという疑問ですが、もう一つ、全体に見る医業収益に対する職員給与費の割合で見てもかなり大きな開きがありますし、料金収入に対する割合でも大きな開きがあります。この辺をどういうふうに考えたらいいだろうかというのがもう1点です。

 それから、その中で料金収入に対する割合では、非常に大きな開きになっているのが企業債の元利償還ですね。これが非常に大きな額になっていまして、岡谷病院の場合だと、これが 9.7%という大きな割合になっています。これははっきりわかるんですが、前の2つの点をどんなふうに考えたらいいだろうかというのが1つの質問です。

 それと、患者の減についての原因の分析ですが、全国的には昨年の▼▼9▼▼月の保険の、私たちに言わせると大改悪なんですが、これによってお医者さんに行きたくても行けなくなっている人がふえているというふうに言われておりますが、こういう影響はあらわれているだろうかどうでしょうかというのをお伺いしたいと思いますので、主にはその2点を伺いたいと思います。



○議長(原宏議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) 第1点の診療単価が塩嶺病院に比べて低いというお話でございますけれども、確かに総合病院としてそれぞれの科でいきますと、内科、外科につきましてはある程度単価が高いわけでございますけれども、例えば小児科ですとか皮膚科等に至りますと、やはり患者さんは多いわけですが、個々の単価になると相当低くなってくるということから、塩嶺病院と比較しますと低くなっていると考えております。

 それから、医業収益に対して給与費が高い割合でございますけれども、ただ給与費だけを見ますと、ある程度人員面とかそういう面では抑えているわけですが、どうしても入院、外来収益が伸びないために割合としては高くならざるを得ないというふうな状況にあります。割合を下げるには収益をふやせばいいわけでありますけれども、その辺につきましては今後また十分頑張らせていただきたいと思います。

 それから、もう1点の患者減の傾向につきましては、実は先ほどから申し上げますように、平成8年度にやめられましたお医者さんの減の影響が大きいために、10月以降の患者減がなかなか数字としてつかみ切れないものがあります。なかったとは思いませんけれども、なかなかその辺の傾向が決算書の方の11ページにも毎月の患者数の動向を出してございますけれども、その中でもはっきりその分だということが申し上げられませんが、影響はあるというふうには考えております。



○議長(原宏議員) 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 その件についてはおよそわかりました。ただ、それではどうすればいいかということになりますと、やむを得ない部分と企業努力が必要の部分もあるかと思いますので、大いにその点はまた委員会で十分御論議をいただきたいと思います。

 この中で特に企業債の償還が非常に大きな役割を占めている点についてでありますが、これは病院の大改築をやったことの影響ですから、これはどうしようもないわけですね。病院側に解決を求めたら、じゃんじゃんと患者を集めて医療費を上げるというわけにいきませんから、そうなると開設者である市側がこの点についてどう考えるかという点をやはり一度聞いておかないといけないと思うので、決算委員会で十分そこらを御論議いただくとして、基本的な考え方として、今、岡谷病院が抱えている約30億円の企業債と、それからこれを償還するために非常に大きな負担になっている部分ですね、これをどう開設者として考えているのか。病院再建計画とか診断を今年度やっているんですけれども、それはそれとして、こういう厳しい環境の中で病院を改築した費用の減価償却費や企業債、企業債償還と利子の償還、これは病院の経営をもろに圧迫していると思うんですね。職員の皆さん、こういう赤字の状況だということで大変な苦労をして、一方では本当に肩身の狭い思いをしているという声も聞きます。しかし私は肩身の狭い思いをする必要はないと思うんです。市民の健康と命を守って大いに頑張っていただきたいので、そういう立場から見ると、開設者である市側が最も厳しい立場に置かれている企業債の利息と元金の償還については、やはり考えてやってしかるべきだったのではないかと思うんですね。ですから岡谷市の福祉の最も原点とも言うべき岡谷病院のこういう困難な状況について、外壁の 1,800万円近い支援はしたとしても、私はやはりこんな厳しい状況をただ病院の院長以下、事務長以下の経営陣と職員にかけていること自身が、放置してきたこと自身が非常に問題ではないかと思います。

 この数年間の経営実態を見ても、4年前に一たん黒字にわずかになっただけで、あとは毎年1億円近い赤字になっているわけですね。そういうことを考えたときに、企業債の利子だけでも1億 8,000万円近い支払いをしているわけですから、こういう立場をぜひ考えてやってもらうべきだったのではないかと思うんですが、それを放置してきたのはどういうお考えかということだけ市長に見解を求めておきたいと思います。



○議長(原宏議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 岡谷病院の経営につきましては、企業債あるいは減価償却費が相当圧迫をしているという事実は掌握をしておるわけでございますが、それだけではないわけでございまして、病院のどの部分がどの程度問題があるかと、これを掌握しない限りは一般会計から補てんしていくわけにはなかなかいかないということで、今年度、先ほどお話がございました経営の診断をしております。この診断の結果によりまして、岡谷病院の経営の支援の方法が決まってくるものと思っております。岡谷市民の命を預かる根幹部分の大事な経営でございますので、慎重を期していきたいと考えております。



○議長(原宏議員) 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 今後のことは別としましても、5年間を見ても4年は赤字で、特に平成8年度は2億円近い赤字になって大問題になったわけですが、その前から原議長が監査委員をやっておられるころから指摘がなされてきたわけで、そういう状態を十分認識していながら、何でこういう状態のまま来てしまったのかというのが疑問なんですね。ですからこれ以上ここでは論議はしませんが、ぜひ決算委員会で、今後のことは今後としましても、こういう状態が数年続いてきて、先の見通しが医療関係は厳しいことが十分認識されているのに開設者側がなぜこういう状態を放置してきたのか。放置したとは思いませんけれども、なぜ手を打ってこなかったのかという点についてももう少し論議を深めていただいて、やはりしかるべき手を打つべきだと思いますので、今年度になってようやく経営診断をしてどうしたらいいかということでは、やはり大きな手おくれをしたのではないかという指摘をしておきますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 毛利栄子議員。



◆19番(毛利栄子議員) 19番 毛利栄子です。

 決算の状況を見させていただいて、非常に大変な努力をしているととらえました。それは平成8年に比べれば事業収益で 1,172万円の増、事業費用では前年比 8,833万円の減ということで、非常に経費の節減などに対する努力というか、ちょっと大変だなと受けとめたんですけれども、例えば給与費で 3,100万円近いものが減額されていたり、あるいは材料費のところでも単価減、これは患者にも連動するというような御説明でしたが、あるいは光熱水費、燃料費、また委託料など、いわゆる経営赤字を圧縮するためにということで、大変な努力をしておられるということは見受けられました。ただ大事なことは、私は企業会計といえども病院の企業ですので、公益性と企業性というものが非常に裏腹な形になっているということが大いに大事ではないかと思うわけです。それで、例えば医師など職員の関係で給与が減になっていくものを裏づける問題として、決算書の10ページ、医師が2人減った状態、それから看護婦さんは1人ふやしているようですが、薬剤師さんですとか医療技術員を減らしている。看護学校については決まりどおりにふやさなければいけないということを昨年議論したので、それは自動的にふやさなければいけないということの結果としてふえていると思うんですけれども、いろいろ医療スタッフが減った状態のままで努力をされているということですよね。そういう赤字を圧縮して企業努力を続けるということが、今見たような医療スタッフの減というふうになっていくとすれば、もちろん患者をふやすという面との絡みもあるわけですが、独自の努力でできることだということできっとそういうふうな努力もされていると思うんですが、結果として患者サービスに影響してこないかなということを心配するわけなんですが、その辺の問題で心配がなければいいわけですけれども、実情などについてお知らせいただければありがたいと思います。

 それからもう一つ、未収金の関係で、6億円幾らあるうちの保険から来るものが、監査委員の意見書の8ページ、未収金が6億 5,200万円ほどあるわけですが、保険の未収2カ月先ということで5億 7,200万円弱というふうに言われて、それを除いたものがいずれにしても心配されるわけですが、一部負担金の未収が 1,100万円ほどふえて 4,300万円ほどになっているということで、その他の未収も 3,600万円ということですから、これが解消されれば収益になっていくわけで、そういう立場から見たときに、これらの未収金の内容というか、状況というか、その辺についてもお話いただきたいと思います。2点です。



○議長(原宏議員) 岡谷病院長。



◎岡谷病院長(徳田安基君) まず、1点目の医師が2人減っているというところに関しまして、これは特に麻酔科の女医さんが妊娠をしまして、そして出産のために退職された。その後を補うことが大学の方にお願いしてもなかなかできないということで、そういう結果になっております。それからもう1人は、やはり同じような結果なんですけれども、それもやはり大学の方にお願いしてありまして、麻酔科の方は来年の4月からは何とか補充をするということで、ですから2人のものを1人でやるということになりますと、それだけ非常に負担がその先生にかかっているわけです。結局は無理をしてお願いしている。もう1人の先生の場合もそういうことで、その先生が病気にならなければいいなと、できるだけ早く医師の補充を計画しているというわけでございます。



○議長(原宏議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(小松敬明君) 第2点の未収金の件でございますけれども、1つは3月31日現在の未収ということから、たまたま平成9年度分につきましては請求をして、お金が入るまでの間の時間差がありまして、その分の未収が金額的には大きいわけであります。ただ平成8年度以前のものにつきましては、やはり一番主なものは生活困窮ということで、生活保護の対象にならない方ですとか、そういう方でなかなかお払いいただけない方につきましては分割納入というようなことでお願いしてありまして、徐々にお支払いをいただくということで処理をしております。



○議長(原宏議員) 毛利栄子議員。



◆19番(毛利栄子議員) 19番 毛利栄子です。

 概略お話いただいたので、委員会の方にお願いしたいと思うんですけれども、いろいろ議論というものをお聞きしていて、昨年も私は企業会計ということで御一緒に考えさせていただいて、例えば入院患者も外来患者も疾病構造としてというか、先ほどもおっしゃったんですけれども、患者がもし減っているとすれば、こんなに喜ばしいことはないわけであって、それなのに一方で患者をふやさなければいけないということは非常に矛盾したことになると思うんですね。ただ患者が岡谷市民の中もしくは近隣の中に、4分の3は岡谷市民ですから、患者がいるにもかかわらず、それの信頼に足るような病院でないということになればそれが問題になって、今のような形で患者が離れていくということが問題になってくると思うんですけれども、私はもっと委員会の方で広い立場で減ったらいけない、例えば診療単価が低いからそのことが非常に問題だとかというような形で議論をされていくと、本当にそのことが患者にとってよくなるかどうかという立場で、一方逆側から考えてみれば、それだけで審査するには問題も残るのではないかと思われます。したがって、企業債の問題については林議員の方からも指摘がありましたけれども、私の方はぜひ企業努力というものだけで全体を見ていくと、本当に患者にとってマイナスになっていく面が出てきはしないかということを心配しますので、それらの問題にかんがみて、先ほどからお聞きしている内容もそうですが、ぜひ委員会の方では深めていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 先ほど発言の中で健康保険の改正が昨年の10月と私申し上げたようですが、9月1日ですので、よろしく訂正をお願いします。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。−−それでは進行いたします。

 次に、議案第81号について質疑はありませんか。

 堀内一光議員。



◆25番(堀内一光議員) 先ほど岡谷病院のところで同じようなことを言いましたけれども、塩嶺病院は内科が減になったわけですね。この主な原因がもしわかりましたらお願いしたいし、それからもう一つは、ここも各科別の岡谷病院のようなものが出せたら、ひとつ委員会の方へ出してもらいたいと思います。

 ただ緩和ケア病棟は今のところとても黒字になるというようなことはないと思いますが、それでも出してもらいたいと思いますし、それから巡回健診の部ですが、これがかなり年間でこの報告では公衆衛生活動の中でもって活動しておりますし、収入もかなりあるわけですけれども、塩嶺病院の場合は健康保険組合ということで、いろいろな優遇措置があって、この検診についても車のことだとか減価償却をしないでいいとかというようなことがあるから、もしこれがなかったら当然という言い方はおかしいけれども、塩嶺病院は黒字にはならないと思うんです。赤字ですね。そこらのところも含めて検診の方の単価、もしそういうものも出たらぜひお願いをしたいと思います。

 いずれにしても健康保険組合というのも今は赤字でもってにっちもさっちもいかなくなって、だんだんそういう手だてが恐らく少なくなってくるだろうと思いますが、いずれにしても委員会の方で各科別、検診も含めてもし出たら資料を出していただきたい。このことをお願いして、あと内科の部分だけお願いしたいと思います。



○議長(原宏議員) 塩嶺病院事務長。



◎塩嶺病院事務長(中山数雄君) ただいま質問をいただきました。当病院につきましては当然内科、外科、心臓外科等がございます。それで、議員さんおっしゃられますように、とりあえず入院患者の数で統計をとってみたものを見ますと、平成8年度から平成9年度に比しまして−−内科、外科という正式なものではございませんが、例えば私どもA病棟、A2が心臓疾患外科を含めた、特に外科の患者さんが多い病棟でございます。それから、B1、B2、これにつきましてはB1と申しますか、真ん中の病棟でございますが、その裏の病棟でございますが、1階、2階が内科の患者さんが多うございます。B3が結核でございます。それでB1、B2にももちろん外科の患者さんもいますし、A2にもややもすれば内科の患者さんがいるわけですが、とりあえず概略で申しますと、平成8年度から平成9年度にA2では約 300人ふえて、年間1万 2,080人くらいになっております。それから、B1では1万 4,018人で、約 1,800人ほど減っております。それから、B2の方では1万 4,200人ということで、約 1,500人減っております。したがいまして、B1、B2では約 3,000人減、このような状況でございます。

 ちなみに、B3の結核病棟では 600人ほど減っていまして、合計で1万人と、これは平成9年度のトータルの数字でございます。

 緩和ケアでは 2,349人ということになっております。これは前年度は9月からということでございますものですから、ちょっと統計的には難しゅうございます。

 B1、B2ではそのように人数的には 3,000人ほど減っていますので、トータル的に内科では減っているのかなあという状況でございます。ただし金額で言いますと、やはり入ってきた患者さんが途中まで内科で、手術したら外科とか、いろいろな難しい部分がございまして、金額でトータルするには非常に難しゅうございますが、議員さんがおっしゃるようなことにかなえるかどうかは別にしまして、概略ではつかめるやに思いますので、決算委員会の方で御報告申し上げたい、このように考えているところでございます。



○議長(原宏議員) そのほかに資料請求をされておりますが、よろしいですね。巡回健診そのほか等々について各科別の資料とか、いろいろ資料を求められておりますが、よろしいですか。



◎塩嶺病院事務長(中山数雄君) 各科別の資料はできる範囲で一生懸命出したいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(原宏議員) 堀内一光議員。



◆25番(堀内一光議員) わかりました。ひとつよろしくお願いしますが、ただ、特に塩嶺病院は心臓の手術が非常に高度な技術を持って、皆さんに喜ばれているわけですけれども、あれもお医者さんに聞きますと、損益計算からいくと、塩嶺病院のお医者さんだけでは手術ができないので、専門家をやはり信州大学から呼んできたりしているので、収支決算ではあれは赤字になるだろう、こういうような話も実際にお医者さんから聞きました。ですから大勢の高度の技術でもって心臓の手術がされて喜んでいる人はあるんだけれども、そういう部分ではもちろん公立ですから仕方がないけれども、そこらの点についても委員会の方で御審議を願いたい、このように思います。よろしくお願いします。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。

 林 稔議員。



◆26番(林稔議員) 26番 林 稔です。

 大分時間も経過していますので簡潔に。昨年はあるお医者さんが患者から謝礼を受け取ったという問題が話題になりました。民間の医療機関ではそういうことが常識的に行われていると言うと大変失礼かもしれませんが、かなりそういうことがあると聞いておりますし、命を救ってもらった患者さんにすれば、何とかその気持ちをあらわしたいということは、これは率直で当たり前な感情ではありますが、しかし公共の医療機関ではそういうことは許されないということで、ここで院長さんがおかわりになったものですから、そうした前年の経過についてどんなふうに把握されているのかということだけを認識をお尋ねしておきたいと思います。

 以上です。



○議長(原宏議員) 塩嶺病院長。



◎塩嶺病院長(能見公二君) ただいまの質問、私も十分には知らないんですけれども、いろいろうわさで話を聞いているだけで、突然の話だったもので、私2カ月たちまして、あしたですか、質問が出ていると思うんですけれども、その中でお話ししようかと思っていたんですけれども、私も前、市立の医療センターというところにいましたから、そういうことは重々承知で、こちらに来てまずあいさつのときに話を出したのはその件で、絶対そういうことのないようにということ、それをまず第1に話を出しまして、皆さん一応了解はしていただいていますけれども、これからもそういうこと−−今、医療環境というものがどんどん変わってきていまして、医師も1人の医療人ですから、看護婦、薬剤師、それからレントゲン技師を含めた1人の医療人ですから、それと同じようなことで十分自覚して頑張るようにというような話はしております。僕自身そういう考えを持ってこちらに来ていますし、その方向で考えたいと思います。いろいろあしたまた具体的なお話はしたいと思います。



○議長(原宏議員) ほかにございませんか。−−進行いたします。

 次に、議案第82号について質疑はありませんか。−−これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第80号から議案第82号までの3議案は、決算特別委員会に付託をいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(原宏議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

           午後 7時36分 散会