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長野県 岡谷市

平成19年 10月 定例会(第4回) 10月31日−05号




平成19年 10月 定例会(第4回) − 10月31日−05号







平成19年 10月 定例会(第4回)



          平成19年第4回岡谷市議会定例会会議録

議事日程(第5号)

                平成19年10月31日(水)午前9時30分開議

 日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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出席議員(18名)

     1番  田中 肇議員     2番  武井富美男議員

     3番  征矢 久議員     4番  浜 幸平議員

     5番  八木敏郎議員     6番  杉村修一議員

     7番  横内 正議員     8番  渡辺太郎議員

     9番  今井康喜議員    10番  鮎澤美知議員

    11番  齋藤美恵子議員   12番  今井秀実議員

    13番  高林紘一議員    14番  花岡健一郎議員

    15番  横内東洋雄議員   16番  武居光宏議員

    17番  三沢一友議員    18番  笠原征三郎議員

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       今井竜五君     副市長      竹澤幸男君

 教育長      北澤和男君     総務部長     中田富雄君

 企画担当参事   矢島政樹君     消防担当参事   花岡彰一君

 豪雨災害復興

          長尾恒一君     福祉環境部長   中嶋政春君

 参事

 経済部長     小泉光世君     建設水道部長   百瀬文夫君

 会計管理者    笠原昌之君     監査委員     千明健一君

                    病院事業管理者

 教育部長     小林利男君              塚田昌滋君

                    岡谷病院長

 統括事務部門

 事務部長     茅野重光君     塩嶺病院長    畑 博明君

 岡谷病院事務長

 塩嶺病院事務長  大澤喜平君     総務課長     松本哲郎君

 企画課長     小口明則君     秘書室長     古屋博康君

                    選挙管理委員会

 財政課長     小口千代高君    兼監査委員    田中俊秋君

                    事務局長

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事務局職員出席者

 局長       武居 久      次長       今井勝志

 庶務主幹     降旗弘幸      議事主幹     宮澤博文

 主査       下田典弘



△開議 午前9時30分



△開議の宣告



○議長(杉村修一議員) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△一般質問



○議長(杉村修一議員) 日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。

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△田中肇議員



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員の発言を許します。

     〔1番 田中 肇議員 登壇〕(拍手)



◆1番(田中肇議員) 1番 田中 肇です。

 今井竜五市長、御就任おめでとうございます。スポーツで鍛えた心と体で、難局、課題山積の岡谷市のかじ取りをきちんと果たされるであろうと大きな期待を寄せるものであります。市長の初議会としては無難な答弁が続いているかなと思います。一方、なるべく自分の言葉で丁寧に話そうとされている姿勢も感じられます。市長初め、市当局におかれましては、大きく原稿から外れようとも、市民が望む熱意ある御答弁をお願い申し上げるものであります。

 それでは、通告順に従い質問を進めます。

 大きな1番、市長の市政に臨む姿勢であります。

 基本理念・公約の実現であります。

 先番議員への答弁で大方理解いたしましたが、少しお尋ねします。

 経常収支比率が年々上昇し、平成14年度が79.9%であり、平成18年度は決算で88.8%でありました。市長権限で事業をやるには、平成14年度は20.1%ありましたが、平成18年度は11.2%しかありませんでした。それだけ、市長としてやりたいことに対しての資金的制約が深刻になってきていると思います。さらに、平成20年度は枠予算方式を取り入れるということでありますので、ますます難しい、厳しい状況かなと思います。

 そこで、事業の優劣をどうするのか、借金、起債をどう見ていくのか、やりたいこと、やらねばならないこととのバランス、財政的なものをどう見るのか伺います。また、議会に対しての姿勢を伺います。議会答弁の重さはどのくらいのものでしょうか。また、県事業、国の事業に対しての岡谷市の姿勢、住民に対しての責任と情報についてのお考えを伺います。

 (2)として、副市長の進言についてお尋ねいたします。

 市長交代がはっきりした時点から、副市長の責任はより重くなったと思います。新病院建設問題では、建設予定地の決定だけでなく、病院のあり方、経営や財政見通しなども含めて検討するべきではなかったのかなと思います。新しい市長に、岡谷市の市政、岡谷市の現状、諸課題の整理、財政状況の現実、市長として公約を実現していくための腕の振るえる資金がどんな状況にあるのかなどなど、どのように伝え、問題点をはっきりさせたのでしょうか。議長経験者とはいっても、市長になった重みや判断、行動は全然違ってくるのではないでしょうか。そのときに、市長を支える副市長の立場や考えは大変重要であると思います。どのようにブレーンとしてやってつもりなのか伺います。

 さらに、庁内のトップとして、今までの職員の勤務や職員の市政への取り組みをどうとらえ、どんな点を改革、改善していかねばならないと考えておられるでしょうか、伺います。

 (3)特命副市長と載せましたが、産業振興担当副市長または市長特命参事について質問します。

 市長が掲げられた公約の中で、一番目を引き、また、市民のほとんどの人が「そうだ」と思った公約は、産業振興担当副市長または市長特命参事の設置ではないでしょうか。先番議員に対しての答弁では、時間が欲しいとのことでありました。しかし、立候補当初から言われてきたことであります。基本的なお考えがあってのことだと考えます。まず、設置は副市長のつもりか、特命参事のつもりか、再度お尋ねします。

 私はお聞きすることが市民への責任でありますので、副市長に何を望み、何をしてもらうのか、人材は庁内か、民間からか、常勤か、非常勤か、副市長ならば経済部や工業振興課の組織との兼ね合いはどうなるのか、権限はどう考えているかなどなど、きょうで3日目ともなれば、もう答えなければならないのかなと柔軟にお考えをいただき、職員の方、先番議員への気遣いは無用にしてお答えいただければと思います。

 (4)組織の活用についてであります。

 新しい市長は、約1,000人という大企業並みのこの組織をどのように展開しようとお考えでしょうか。組織改正での検証が必要と思いましたが、先番議員への答弁で了承しました。しかし、聞くところによれば、茅野市では部長級職員を地域コミュニティに配属していると聞きます。職員を減らすことばかりでなく、仕事を掘り起こし、そこに職員を充てることで、人も組織も生きてくるのではないでしょうか。市長が大きな力を発揮していくためには、この組織の運用、そのために自分の周りにブレーンとなる、やる気のある前向きな人材、郷土岡谷市を市長とともに愛する心を共有し諸課題に取り組む人材が必要と考えますが、市長のお考えを伺います。

 大きな2番、病院について質問します。

 (1)経営統合の評価についてです。

 平成18年、岡谷病院と塩嶺病院の経営統合がされ、公営企業法の全部適用により事業管理者が設置されました。ここで改めて、現在までの経営統合についての検証が必要だと思います。経営統合の目的とそれに伴いどんなことがなされてきたか、その評価について、また、今後の経営統合に向けた対策はどんなことが行われるのでしょうか。事業管理者兼岡谷病院長、そして塩嶺病院長に伺います。

 (2)諏訪圏における医療と岡谷市における医療のあり方、民間との連携について、事業管理者のお考えを伺います。

 岡谷市医師会、諏訪圏病院関係者との話し合いの中ではどのような展開になっているのか伺います。

 (3)として、建設がよいか、財政との関係・将来への負担のところで質問します。

 今井市長は、先番議員への答弁で、前市長が決定された現蚕糸博物館を移設し、そこに新病院を建設すると表明されました。岡谷市の総合的な課題や財政的な現状分析、将来への負担状況などなど、今建設することがよいのか、財政との関係・将来への負担などを踏まえ、仮に建設した場合、市の財政が耐えられるのでしょうか、お考えを伺います。

 (4)外部検討委員会の設置についてお尋ねします。

 今、約1,000あると言われる全国自治体病院のほとんどにおいて、経営の悪化が言われております。もちろんそこにはさまざまな問題が内蔵されているわけであります。岡谷市も例外ではありません。病院のあり方、建設の可否、財政的に可能かどうか、外部の専門的知識を有する人による検討委員会を設置するお考えはないか伺います。

 大きな3番、農業生物資源研究所について質問します。

 (1)新市長の考え方。

 この問題は、平成19年3月議会で取り上げましたので、今井市長もいきさつはわかっていただいておられると思います。先番議員へのお答えも伺いました。しかし、移転に際し、研究所内部にある高価な機械類、もし岡谷市で引き取らねば全部スクラップとして廃却処分になる可能性があります。その価値は4億円くらいと言われています。これをどうするのか、また、移転後の跡地の活用をどのようにお考えか、平成23年の閉鎖を考えれば今から具体的に検討を始めるべきではないでしょうか。新市長に再度お尋ねします。

 (2)世界遺産との関連、(3)未来に向けてについて質問します。

 岡谷市が、世界遺産の暫定リストへの記載に名乗りを上げたことは、唐突ではありますが歓迎いたします。製糸業の技術が今も脈々と流れているこの研究所を核に、博物館の未来を考える会の方々とともに、まちづくりの一環としても岡谷市の未来へ向けて市民を巻き込んだ大きな運動へと展開したらどうかと思います。今井市長はどのようにお考えでしょうか。

 大きな4番、湖周ごみ処理施設建設について質問します。この問題も、先番議員への答弁で承知をした部分もありますが、私なりにお尋ねします。

 (1)負担割合ですが、建設費の負担割合が均等1、実績割9と決まりましたが、これまでのいきさつとその根拠は何か質問します。また、この決定により岡谷市の負担額はどうなるのかお尋ねします。

 (2)施設に対する市長のお考えですが、私は、3月議会で炭化方式の検討を提案し、その施設の視察をされるよう要請しました。6月議会で、副市長、部長、担当者の方々で田原市の施設を視察し、また、今後の方式選定の検討の中にも含めていくとの答弁をいただいております。市長がかわったわけでありますが、改めて、新市長としての取り組み姿勢をお尋ねします。

 (3)活断層の調査であります。

 諏訪南行政事務組合では、富士見町に計画している焼却灰溶融建設予定地で活断層の調査に入り、10月中旬に所定の調査を終え、11月末までに結果を出す予定のようです。諏訪市も含めての湖周事務組合では、調査の必要性を含め、予定されているのか伺います。

 (4)未解決の問題についてです。

 建設費の負担割合は決まったわけですが、さらに調整が必要な事項の内容をお答えください。そして、それはいつまでに調整できる見通しなのかもあわせてお答えください。

 (5)ごみ削減目標への手段・方法について質問します。

 先番議員への答弁でわかりましたが、そのうちの有料化について、県下の有料化の状況と岡谷市の手法と実施予定についてお尋ねします。

 以上で、壇上での質問を終わります。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 今井竜五君 登壇〕



◎市長(今井竜五君) おはようございます。

 田中 肇議員さんの質問にお答えをさせていただきます。

 大きな1番の(1)基本理念・公約の実現についてでございますけれども、公約(マニフェスト)の基本的な理念等につきましては、所信表明においてお話をさせていただきましたが、公約の実現については、新年度予算編成において重点施策として新たな事業の展開を図る中で具体化を行うなど順次検討をしてまいりたいと考えております。

 事業の優劣につきましては、あれもこれもできる時代ではなく、市債残高や公債費の推移などを含め、財政状況にも考慮しながら市民福祉の向上に真に必要な事業を慎重に選択してまいりたいと考えております。

 また、議会での答弁につきましては、市民代表で構成される議会に対するものであり、市民に説明責任を果たし、時には事業の実施をお約束するものであり、極めて重いものだというふうに認識しております。

 なお、国・県事業の執行状況につきましても、関係機関との連携を図りながら必要に応じて地域住民の皆さんへの説明を行ってまいりたいと考えております。

 次に、(3)の産業振興担当副市長についてでございますけれども、先番議員さん等に答弁させていただいておりますけれども、役割といたしましては、産業振興ということに専念をして実績を上げていただくということで、研究開発型企業、機関の誘致、育成、創業、それから既存企業の活性化、支援、工業関連情報の集約・発信、機能の構築というようなことをしてもらうということでございます。

 あと、先ほど担当副市長か特命参事か、人材は庁内からか民間からか、常勤か非常勤か、組織との関係、権限ということにつきましては答弁させていただいておりますけれども、しばらく時間をいただく中で具体化に向けてしっかり検討を深めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、大きな2番の病院建設の(3)建設がよいか、財政との関係・将来への負担についてでございますけれども、新病院の建設につきましては、蚕糸博物館、考古美術館の移転を含めた対応など各種課題の検討を深める一方、市民の皆さんや専門家の意見を伺い、診療科目や病床規模、そういった基本構想的なものを確定させるとともに、まずは建設計画、病院経営のシミュレーションを行いながら、市財政への影響を検証してまいりたいと考えております。

 何度もお答えをしておりますけれども、病院は市民の生命・健康を守り、災害時の拠点施設となる最前線基地でありますので、広く御意見をお聞きしながら財政面での裏づけなど諸課題を一つ一つ精査し、将来に禍根を残すことのないよう対応してまいりたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。

 私の方からは以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 副市長。

     〔副市長 竹澤幸男君 登壇〕



◎副市長(竹澤幸男君) 1番の市長の市政に臨む姿勢についての中で、(2)として挙げていただきました副市長の進言についてお答えさせていただきます。

 行政の継続性から、市長交代に当たりましても、懸案事項等につきまして、その都度経過や課題等を申し上げる中で、市長には的確な判断をいただいているところでございます。

 指摘のありました病院建設につきましては、議会との論議を深める中で、場所の決定を先行すべきと判断いたして行ったことでもあります。また、行政は組織として機能するものでありまして、全庁、全組織を挙げて市政の課題の解決に向け、心を一つに取り組んでいるところであります。今後も、より一層組織が効果的に機能する中で市長の政策遂行を目指してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 職員の勤務、取り組みにつきましては、職員1人ひとりが公務員として市民からの信頼と期待にこたえるべく、法令遵守の徹底と意識の高揚を図ることは今まで以上に努めてまいります。

 次に、(4)の組織の活用でございますが、組織改正につきましては、先番の議員さん方にもお答えしてきておりますけれども、新たな行政課題に対応するため、組織機能の簡略化・スリム化を行い、人件費を削減し、組織の弾力化・迅速化を図れるように実施してまいったものでございます。時代や市民の要請により、部長、課長の権限を移譲することや、担当参事、副参事の配置など工夫し柔軟に対応してまいりました。また、組織の簡素化が行われたことで、行財政改革に対する職員の意識も高まっているものと認識しているところでございます。組織の活性化のためには、さまざまな職員配置が考えられますが、行財政改革プランの趣旨と厳しい財政事情を勘案いたしますと、まず効率的な職員配置を第一に考えざるを得ない状況であります。必要最小限のコンパクトな組織の中にあっても、職員の意欲を引き出し、活性化が図られるよう努めてまいりたいと考えております。

 また、ブレーンでありますが、庁内には行政管理委員会を初め、部長会議など、それらの仕組みが機能しておりますし、必要に応じて目的ごとにプロジェクトチーム等の組織を設けております。常設の考えではございませんが、外部の専門家につきましては必要に応じて加えていくような、そういう場を設けることを今後行ってまいりたいと考えているところでございます。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。

     〔病院事業管理者 塚田昌滋君 登壇〕



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 大きな2番の(1)経営統合の評価でございます。

 経営統合のために実施しました内容につきましては、外科の診療統合、検診部門の統合、研修医・医学生の受け入れ体制、各種購入品や委託業務等の契約の一本化、診療報酬算定制度管理業務の確立、看護師配置基準の見直し、職員採用法の変更、人事異動の実施、看護師確保の強化、医療IT化の推進などの分野で総合の施策を実施してまいりました。成果としては、医師確保が非常に厳しい折、外科統合により手術体制を確保し一定の成果を上げることができたこと、検診や研修医・医学生研修を通じ両病院の医師の協力が図られたこと、また、契約の一本化により経費の削減が図られたこと、診療報酬算定のアップが図られたこと、より高い看護配置基準を確保することにより常駐が図られたこと、人事異動により職員の融和が図られたこと、医療職員の兼務による協力体制の強化が図られたものと考えております。今後、統合に向けて取り組まねばならないものとしましては、経営基盤の強化に基づく各種対応が重要な要素になると考えております。

 (2)の諏訪圏における医療と岡谷市における医療のあり方でございます。

 まず、諏訪圏の病院間での位置づけについてお答えします。

 厚生労働省は、病診連携や病病連携による医療機関の機能連携を進めております。これは、初期の病気や慢性疾患の管理は診療所が受け持ち、より高度な検査、手術など入院を必要とするものは病院が受け持ちということであります。3月定例議会でも御答弁申し上げましたが、諏訪赤十字病院は、地域支援病院、がん診療連携拠点病院、救急救命センターに指定されております。諏訪中央病院は諏訪湖南地域を、岡谷市病院事業は諏訪湖北地域の中核を担うほか、諏訪湖畔病院は脳神経外科や精神科の診療病院としてその医療を担う体制をとっております。市立岡谷病院は、市民病院として総合医療機能を果たしております。一方、岡谷・塩嶺病院は心臓血管外科として専門医療を担っております。

 次に、市内の民間医院との連携につきましては、岡谷市病院事業として診療所との連携は重要なものと考えており、平成17年に発足した地域連携室と医療福祉相談室を、平成19年1月に地域医療連携部門として強化しました。新たな地域連携室では、診療所からの紹介患者の受け入れ、逆紹介や患者様からの医療相談をお受けする等、通常業務のほか地域医療機関への訪問等による連携強化を積極的に行っております。



○議長(杉村修一議員) 企画担当参事。

     〔企画担当参事 矢島政樹君 登壇〕



◎企画担当参事(矢島政樹君) 大きな2番、病院についての(4)の外部検討委員会の設置について答弁を申し上げます。

 外部検討委員会の設置についてでありますが、市としての財政的な裏づけ等につきましては、市の内部で検討を進め、新病院建設が財政的に可能かどうかなど、市として判断していきたいと考えておるところであります。しかし、新病院建設後の病院経営シミュレーション等につきましては、国の医療施策や診療報酬の動向など専門的な知識が必要とされることから、コンサルタント等への委託を含め検討してまいりたいと考えておるところでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな3番の農業生物資源研究所についての考え方という部分についてお答えをさせていただきます。

 既に先番議員さんにお答えをさせていただいてございますが、独立行政法人の組織統合に伴い農業生物資源研究所が施設を廃止する場合には、基本的に建物を取り壊し、更地にして土地が返還されることとなっておりますが、現在の建物や設備がどうされるのかは、まだ明らかになっておりません。また、土地につきましても、一部は個人所有地を岡谷市が借りて転貸をしておりますので、今後、協議、調整を行う中で議員さん御指摘のこと等も含め、財政状況等を踏まえて多方面にわたり幅広く慎重に検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 教育部長。

     〔教育部長 小林利男君 登壇〕



◎教育部長(小林利男君) 大きな3番の(2)、(3)とあわせて答弁させていただきます。

 農業生物資源研究所には、日本の製糸業発展を支えた貴重な製糸機械等が設置され稼働もしており、今後の蚕糸博物館の運営においても有効活用が図られればと願っておりますが、まだ具体的に明らかになっておりません。蚕糸博物館、美術考古館の移転先や施設規模等の検討課題がある中で、収蔵、展示スペース等についても検討を行う必要がありますし、財政状況等を加味しながらも検討したいと考えております。世界に名をはせたシルク岡谷の歴史、蚕糸文化の発展などまちづくり考査等を実施し、市民理解と世界遺産登録のための機運の盛り上げにつなげていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな4番目の湖周ごみ処理施設建設についてお答え申し上げます。

 (1)の負担割合でありますが、岡谷市、下諏訪町は、従来より実績割10割を主張してまいりました。この理由は、炉の大きさはごみに比例していること、湖北行政事務組合のこれまでの事業の建設費には均等割がないこと、財政規模の小さな自治体への配慮が必要なことなどによるものであります。諏訪市は、炉の大きさはごみ量に比例するが、それ以外にコンピュータシステム、計量器、事務室など、ごみ量に比例しない部分があることと、諏訪広域連合で行っている事業は均等割2割で実施していることなどから、均等割2割、実績割8割を主張しておりました。3市町は精力的に協議し調整を図ってまいりましたが、なかなか考え方の一致に至らず、事業進捗ができない状態が続いておりました。地元では、いら立ちの声が上がり始めるなど、3市町による事業実施が危ぶまれる中、下諏訪町より「これ以上地元に迷惑をおかけするわけにはいかない。下諏訪町の負担増ではあるが均等割1割でどうか」との調整案が提示され、諏訪市において検討がされておりました。本年9月13日の3市町の首長会において、建設費の負担割合が均等割1、実績割9で政治決着されましたが、試算では岡谷市の負担額は、施設規模約110t炉、想定建設費65億円とした場合、事業費で約3,000万円ほど軽減されることになります。

 次に、(2)の施設に対する市長の考え方でありますが、炭化方式の検討につきましては、先番議員さんにもお答えしたとおりでございますが、循環型社会の構築や最終処分場の延命化のためには、ただ単に焼却灰を埋め立てるだけでなく、スラグ化や炭化をし再利用していくことが必要と考えております。基本計画の見直しの中では、炭化方式も含めて検討してまいりたいと考えております。新施設の方式選定の際には、安全性、経済性等に留意し、市民の皆さんの御意見もお聞きする中で選定していただくように、設置予定の湖北行政事務組合に要請してまいりたいと考えております。

 次に、(3)の活断層調査でありますが、一般的に地震は深部の地層がずれることにより引き起こされると言われており、地表にあらわれている活断層は過去の大地震の痕跡とされ、活断層上には重要な構造物や他に被害を及ぼすような構造物の建設は避けた方がよいと考えられております。最近では、新病院の建設予定地においてトレンチ調査が行われたり、諏訪南行政組合が計画している灰溶融施設建設予定地においても現在調査が行われているようであります。新ごみ処理施設建設予定地である岡谷市清掃工場敷地の活断層の有無につきましては、国土地理院発行の都市圏活断層図諏訪や東大出版会発行の活断層詳細デジタルマップを調べる限りでは、活断層はないものと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 次に、(4)の未解決の問題についてでございます。

 諏訪市は、以前より建設費の負担割合以外にも、細部まで調整が必要であり、将来もめることがないようにしておくべきとの考え方を示しており、15項目にわたり3市町で調整をしてまいりました。具体的に15項目を申し上げますと、1、建設費負担割合、2、建設費負担割合における実績割の基準年度、3、公債費負担割合における実績割の基準年度、4、環境アセス事業の負担割合、5、施設運営における負担割合及び手数料の取り扱い、6、施設の運営形態、7、事務費の負担割合及び派遣職員人件費の取り扱い、8、収集業務の運営方法及び費用負担、9、最終処分場の管理運営方法及び新施設整備、10、リサイクル施設、ストックヤードの設置方針、11、諏訪市、下諏訪町の旧施設解体整備の方法、12、平成17年度に予定していたが平成18年度に送った事業の取り扱い、13、ごみの分別収集の統一化、14、ごみ処理施設に併設される住民利用施設等の費用負担、15、ごみ処理施設周辺整備にかかわる方針、以上が15項目でございます。3市町の主張は、それぞれの立場、利益等を考慮して行われているため、なかなか調整がつかない状況でありますが、副市町長会や湖周部会等において精力的に調整を図り、平成25年の稼働を目指してまいりたいと考えております。

 (5)のごみ削減目標への手段・方法についてでございます。

 県内19市の家庭ごみ有料化の状況については、平成19年10月現在で13市が実施しており、6市が未実施となっております。家庭ごみ有料化では、市の一般廃棄物処理費用の一部を手数料として市民の皆さんに負担していただくことでございます。

 家庭ごみ有料化の方法として、県下で採用されている方法は3通りほどございます。1つには、使用する指定袋の枚数に応じて1枚目から手数料がかかる均一重量制、2つ目が一定量までは無料とし、一定量を超過した段階で有料となる一定量以下無料制、3つ目として、使用する指定袋の枚数に応じて1枚目から手数料がかかり、一定枚数を超えた段階で手数料単価が引き上げられる2階重量制などのなどの方法がありますが、岡谷市が採用する方法等は検討中であります。

 有料化の実施については十分な市民理解を得ることが必要であり、市民の皆さんの意見等を聴取する場を設け、関係団体とも協議を図りながら慎重に作業を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 塩嶺病院長。

     〔塩嶺病院長 畑 博明君 登壇〕



◎塩嶺病院長(畑博明君) 病院統合の評価につきまして御質問いただきましたので、御答弁申し上げます。

 塩嶺病院は、統合後、図らずも医師の引き揚げにより外科統合がなされ、厳しい病院運営の中で、逆にこれをもとにしまして、病棟の再編成、7対1看護基準を実施することなどにより、より高度な医療を提供することが可能になったものと思われます。また、検診の統合におきましては、医師を初め人材の確保が困難な状況もありましたが、各方面からの協力をいただきまして実施可能な状況となりスタートしております。来年度4月からまた特定健診が行われるようになりますが、これに向けての検討がなされております。

 今後の統合に向けた対策に関しましては、塩嶺病院としましては、その特色、循環器、呼吸器あるいは緩和ケア、そのほかの科の維持強化が必要と思われます。循環器に関しましては、大学の連携の強化と医師確保が必要であります。特に高度な医療が求められますので、今稼働しております64列CTなど稼働を行い、そして高度な医療を実現いたしまして、その連携、医師の確保に努めてまいりたいと思います。循環器はもとより、呼吸器、緩和ケア、そのほかの科に関しましては、地域の連携による地域医療の貢献の継続、それをもとにより新病院建設への準備を進めてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(杉村修一議員) 一通り答弁が済んだようです。

 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) いろいろ御答弁ありがとうございました。

 まず、市長の方にお尋ねしたいんですが、事業の優劣についてはお伺いしまして、これからいろいろ検討していかなければいけないだろうというふうに思います。現在までの借金の状態ですね、岡谷市が抱えている。これは新しく平成20年度から始まる財政健全化法の中では、4つの指標の中で国が把握しながらすべての市町村の状況を見ていくわけですが、それに先んじて東京都では、東京都なりの計算方式によりまして将来の負担度というのを出しております。それを岡谷市に当てはめると、結構岡谷市厳しいのではないかなというふうに思うんですが、その辺の借金の状況について市長はどう見ているかお尋ねします。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 私も細かくまだわからない部分もあるんですけれども、岡谷市だけが特段悪いというふうには思っておりませんけれども、なかなか厳しい状況であるなという認識はしております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 田中です。

 これは私なりに計算したのがありまして、それでいくと岡谷市の将来負担は200%近いということになっているわけですけれども、ぜひ市長の方でも、もう一度財政の方と検討していただきながら、岡谷市の財政の借金の状況というのを把握していただきたいというふうに思います。

 時間がありませんので次へ行きますけれども、議会に対しての市政の質疑というところの部分ですが、私は平成18年の議会で、大川改修、間下倉庫跡地への貯水槽建設について、当初予定に対する遅れを懸念して質問いたしました。予定どおり平成19年11月までには完成させるというお答えでありました。しかし、前市長は、上浜区の敬老会に来て「来年3月になるけれども」というふうに言われたわけですね。私はびっくりいたしました。議会答弁というのはこんなに簡単にひっくり返っていいのかなというふうに思いますし、常に水害を心配して土のうを積み上げたままで暮らしている住民の身になって見ていただければ、これはどんなものかなというふうに思うんですが、市長、いかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) いろいろな工事等々につきましては、そのときの発表というものがあると思います。それは尊重していかなければいけません。また、変更があったときに変更があった旨の報告があってしかるべきかなというふうに思います。ただ、工事等々なものですから、予定なものですから、幾らかのそういう遅れとか、そういったことは諸事情によって発生することはあると思います。その報告の問題だと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 報告ではありますけれども、現実にそういった水害で悩んでいる方々がいらっしゃって、それに対して我々は市会議員としての要請を受けるわけですね。それに対してこんな状況にあるということの説明をして歩いているわけですが、これは、大川についての改修についても、県の諏訪建設の方もそうであります。平成19年度にここまでやる、平成21年、平成22年度にここまでやるという、昨年11月、公民館で、小坂区長、武田副区長、建設事務所、市の方々と連絡会があったわけですけれども、そのときにお伺いしたことが、私が当選させていただいていから諏訪建設事務所に行きましたら、がらっと変わっておりまして、そうすると、昨年の打ち合わせに基づいて、ここまでにこんな状況になるから心配しないでくださいというような報告をしたのが変わってしまっているわけですね。これは、私は、県も市の方々も、そういった状況が変わったら、即説明会を開くというようなことの姿勢は欲しいな。これは、民間でいいましたら、お客さんが逃げてしまいますね。残念ながら市税を先に払っているものですから、市民の皆さん、逃げるわけにいきませんので、これは岡谷市の方で市民の安全な生活ということに対しての手を打つというところではぜひやっていただきたいというふうに思っております。また、先日は、改めて説明会を開いていただきまして、県の職員の方も、市の職員の方も、今後については対応を約束してくださいました。それで要望としておきます。

 それから、副市長さんの発言の中で、ブレーンとしてということでありましたけれども、私は、市長が国で言うならば首相が個人的な懇談会といいますか、自分の人脈の中から考えてやっていくわけですけれども、そういったブレーンを設ける必要があるのではないかと思うんですか、いかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 私の個人的なということでの御質問ということでよろしいわけですか。

 先ほど副市長の方からも答弁させてもらいましたけれども、いろいろなその事項ごとのプロジェクトチームを市庁内につくったり、やっていきたいと思っております。また、今後とも、必要が発生した場合にはそういった形のものも検討してみたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) わかりました。

 先ほど副市長の御答弁の中で、新病院の建設問題ですが、場所の決定を先に決めたということでありますが、私は、これは病院のあり方を含めて、財政的な問題を含めて、時間をかけて検討して、場所の決定はその中でということであるべきではなかったかと思うんですが、副市長、もう一度お考えをお尋ねします。



○議長(杉村修一議員) 副市長。



◎副市長(竹澤幸男君) すべてがそろったところで公表できればよかったんですけれども、議会の皆さん、昨年12月議会の御論議を思い出してください。場所が決まらなければ事が進まないではないかということまで私どもは言われて、そういう中で、何とか「では、3月には場所を決めますよ」と、そういう方向で、どうしても場所が先行した論議になった、私はそういう理解したものですから3月にやろうと思ったんですが、活断層の問題が出てきてまた延ばしたということで、その後の全協で報告をさせていただいた、私はそういうふうに考えております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) そのいきさつは十分承知しておりますけれども、これはお互いの討論でありますので、議会側が言ったからということで、すべて、それでは市がそれに従ってやるのかというと、そうでもないと思うんですね。市は市のとらえ方の中で、財政問題だとか、病院のあり方だとか、いろいろ検討する中でということの姿勢があっても私はよかったのではないかというふうに思います。

 時間がありませんので、すみません、次へ行きますが、産業振興担当副市長の件ですけれども、私は、工業に関してはプロジェクトチームを立ち上げたらどうかということを過去提案したことがあります。これは、仮に産業振興担当副市長が実現しても、一人でというわけにはいかないので、その場合、庁内の従来組織を含め、実行力、行動力を備えた大きな動きとなるように、市長にぜひこれは提案し、期待しておきたいというふうに思います。

 組織の活用については了解をいたしました。

 病院問題に移りたいと思います。

 病院の経営に関してでありますが、いろいろな方策を講じられてさまざまな成果があったということでありますけれども、一つ一つ検証もしていられないくらいに、たくさんいろいろなことをされたということはわかります。しかし、決算特別委員会への質疑の中で、今井委員の質問で、外科の診療統合が結果として問題があったのではないかと思われるのですが、お答えでは成果があったというふうにされております。そこの部分の評価についてもう一度お尋ねします。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 外科統合につきましては、塩嶺病院から2名の医師が来ました。4月にそのうち1名が開業ということで離職されました。離職するまでにつきましては、2名増員の中では手術件数、手術内容等ついては大きく伸びております。今現在、先日も御答弁申し上げましたけれども、医師が非常に採用困難になっております。特に全国的に外科の医師が非常に減っております。年間に、数年間で1人か2人しか入局しない状況におきましては、多分全国的に外科の崩壊が間近にあると私は理解しております。その中で、現状維持ができれば最大の効果があると私は理解しております。そういう意味では非常に効果があったと私は理解しております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 一時的な効果というのは大変にあったというふうに私も伺っておりますが、もし外科を統合せずに、塩嶺病院でそのままやっておられたらどうだったのであろうかということの疑念があります。塩嶺病院では外科を岡谷病院の方へ統合されたわけですけれども、それで実際に診療に問題がなかったかどうか、もう一度お伺いします。



○議長(杉村修一議員) 塩嶺病院長。



◎塩嶺病院長(畑博明君) 外科がない病院というのは、総合病院としては、普通は実体的なものがないわけですが、今現在、塩嶺病院の方は機能が特化した病院として稼働しております。例えば、国立循環器病センターなどを例に挙げますと、あれだけ大きな国立循環器病センターでも外科はないですね。ですから、そういう形態でも、病院というのは十分に気をつけながら行わなくてはいけませんが、稼働は可能ではあります。一応その中で1年間、何とか頑張ってやってまいりました。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 非常に疑念のあることなんですね。というのは、塩嶺病院から下へ移さなければ先生がやめられなかったのではないだろうかということも感じるわけですが、いずれにしても、いろいろな施策を打ったことに対しての病院側の評価と、私らに伝わってくる話というのは、どうも食い違いがいろいろあります。一昨日の横内 正議員の質問にもありましたように、両病院のトップ同士の不協和音といいますか、その辺のところを含めて、今現在、事業管理者と岡谷病院長が兼務になっておりますけれども、企業で言うなら会長と社長が兼務というような形になるわけですが、ここら辺を大きく形を変えて、そういった外部に漏れてくるような話がないような形で事業管理者に一段と取り組んでもらいたいと思うわけですが、その辺の市長のお考えはいかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) そういった病院内の組織のことにつきましては、管理者の方の権限ということでございますので、御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 全部適用による事業管理者の設置でありますので、当然それはそんなふうなお答えになるかと思いますが、開設者としての市長としては、事業管理者と病院長を兼ねているという状態については事業管理者とよくお話をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 開設者としては、よりよい医療の提供ということが大きな目的だというふうに思っておりますので、話し合い等々はさせていただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) それでは、塚田事業管理者にお考えを伺います。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 統合というのは、私も前回から前の施設も経験しております。非常に難しい問題です。企業統合につきましても、歴史、文化の違いから非常に混迷を深めるという事実を聞いております。2つの病院、今、塩嶺病院と岡谷病院、統合したわけですけれども、これについても文化の違い、歴史の違い、それがありまして、やはり時間を要する。急激にやっても、これは大きな問題、禍根を残す問題だと思います。それに、この事業については全く新しい事業で、試行錯誤してやっていかなければいけない事業だと思います。早期に結論を出すのは難しいと思いますが、現時点で1年半たちますけれども、やっと基礎ができた段階だと私は理解しております。これからスピード感ある経営を行っていきたいと思います。そういうことで努力したいと思っています。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 大変御努力されていると思うんですね。非常に難しい病院統合ということでありますが、塩嶺病院、岡谷病院それぞれに置くのか、あるいは統合された病院長という形であるのか、事業管理者は両病院をひとつ上から大きく見て進めていくというようなお立場の方が私はいいのではないかなと思うんですが、しつこいようですが、もう一度お尋ねいたします。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) その問題につきましては、非常に難しい問題でございます。理事者側と協議しながら考えていきたいと思っております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 田中です。

 ぜひこれは理事者側と話をしていただきながら、岡谷市の病院にとってどういう形がいいのか、塩嶺病院と岡谷病院と、もともと生い立ちとか、現在の診療の方法とかいろいろ違うわけですので、いい方法をお考えいただけたらというふうに要望しておきたいと思います。

 それから、委託業務に関してですが、経理部門にはニチイの人が配属されていると思うんですけれども、これは、基本的には私は自前でやるのが本当だと思うんですが、ニチイがいけないというわけではありませんけれども、自前の担当者を育てることは病院経営上すごく重要だと思いますが、その辺のことについてお考えを伺います。



○議長(杉村修一議員) 統括事務部長。



◎統括事務部門事務部長(茅野重光君) 医療事務の関係につきましては、非常に専門性が高い部分がございます。2年に一度、診療報酬の改定がございまして、非常にこの部分を理解していくのは難しい状況にございまして、今まで市立病院の場合には医事の担当職員等につきましても本庁からの派遣職員でございまして、大体長くて5年くらいをめどに、また本庁の方へ帰らなければならないというふうな部分で、やっと覚えたころ異動になるというような弊害もございまして、専門職でございますニチイの職員にお願いをしてきた経過がございます。ただ、病院の強化ということを考えますと、専門職というのは必要だと思っています。したがいまして、ここで病院事業管理者のお考えもございまして、できれば医療事務の専門職を病院で雇用していかなければならないだろうという考え方の中で現在検討をし、これからそういう形の中で市側とも協議をしておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 公立の自治体病院の大きな問題というのは、そういうところにあるのではないかなというふうに私も思います。専門性の非常に高い、そして、自分の病院について一生懸命やろうという人が、覚えたころに市の方へ戻ってしまうという、この体制はやはり問題ではないかと思います。塚田先生におかれましては、今までの病院経営の中において、先生のお考えとしてはいかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 医事業務につきましては、専門的な専従の職員が数名必要と思いますけれども、外部委託も非常に重要な部分だ、人件費削減という意味におきましてそれは必要だと思っております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 非常に大事な部門なんですね。ですので、人件費削減というだけではない非常に大きなものが私は得られると思いますので、そこのところは、先ほど事務長さんも御返事をいただきましたけれども、ぜひ専門に病院で雇うという体制で検討していただければと思います。これは、病院のあり方とも大きく関係してくる問題だと思いますので、よろしくお願いします。

 それから、今、自治体病院においては、診療情報管理士が重要になってくるというふうに聞いているんですが、この辺の岡谷病院の状況についてお尋ねします。



○議長(杉村修一議員) 統括事務部長。



◎統括事務部門事務部長(茅野重光君) 診療情報管理士につきましては、現在のところ、先ほども申し上げたとおり、正規職員におきましては病院の方へ派遣というような形の中で、なかなか派遣された人間が診療情報管理士の資格を取るために取り組むというのが難しい状況にございます。したがいまして、現在のところ、当病院におきましてはニチイ側にお願いいたしまして、診療情報管理士の資格を持った人間を育成していただいて、その人間を派遣していただいて病院の方で診療情報管理士という形の中で活躍していただいている状況にございます。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) すべていろいろなところでもってニチイが大きく入り込んできているということになると、私は、外部と岡谷病院との関係からいえば問題だなと思っております。自前の診療情報管理士をぜひ育てていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。

 それから、諏訪圏における医療等のこの件でございますけれども、平成20年度から新たな医療計画がスタートするというふうに聞いております。諏訪医療圏における第5次保健医療計画といったものはどういうものか、その辺のところについて御説明をお願いしたいと思いますが。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 今、策定中だと思いますので、細かい情報は入っておりません。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) これは、平成20年4月から実施されるというふうに厚生労働省の方がそんな方向であるというふうに私は伺っているんですが、またそういった状況がわかりましたらよろしくお願いしたいと思います。

 それから、建設がよいか、財政との関係のところでありますが、先ほど専門家の意見を聞きながらということでありました。この後の私の提案とも関係してくるわけですが、外部検討委員会の設置に絡めてのお答えであるというふうに考えてよろしいでしょうか、お答えをお願いします。市長です。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 即外部検討委員会につながるという考えではございません。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) これは、先ほど参事の方からは、市内部で検討して市として判断する、あるいはコンサルへの委託を含めて検討するということでありましたけれども、自治体病院、全国どこも今非常に厳しい状況であります。そのときに、総務省の地方公営企業経営アドバイザーという方がおられました。私は、こういったシステムを利用しながら岡谷市の病院を考えるべきだと思うんですね。この方々は、財政健全化法も十分承知しておりますし、また、氷見病院を初め、夕張病院もそうですが、日本全国のいろいろな病院の経営改革あるいは建築について携わり、専門家の目から見ております。この答申も、早くて2カ月ぐらいといえば答申が出てしまうわけですね。ぜひその中に入れるべきだと思うんですが、お考えを伺います。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 今、議員さんが御指摘のようなことがあるということを承知しております。いろいろな情報をとる中で、すべてを採用するわけにもいきませんし、そうした中で、私は再三申し上げておりますように、本当に岡谷市の大きな事業でございますので、将来に禍根のないような形でやっていきたい、そういうふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) これは、岡谷市の場合、例えば病床が今500床以上あるわけですけれども、それを400床にするというふうに聞いていたのが、突然全員協議会で300床という話が出てきました。つまり検討過程が全く見えないわけですね。私が提案する外部委員会においては、検討が公開の中で、市民ともどもに考えるという立場での外部検討委員会というのが日本全国あちこちの病院で行われているわけであります。特に氷見病院におきましては、その成果が非常に大きく出ているというふうに伺っております。再度、その辺の透明性を持った委員会を設定していかれるかどうかお尋ねします。



○議長(杉村修一議員) 企画担当参事。



◎企画担当参事(矢島政樹君) 外部検討委員会のお話でありますが、その前に、今、500床強ありますが、400床と申し上げましたのは、病院統合基本計画のシミュレーションをする中で想定したという前提がありまして、お示しして御説明申し上げました。今回、建設候補地、予定地を選定していくのに当たりまして、検討するのにどのくらいの規模の病院になるかということで、これは新病院の建設構想案の中で、一般病床で300床程度というふうに御説明申し上げまして、その都度、中身について御説明申し上げておるつもりですので、この点については御理解をいただきたいと思います。

 それから、外部の委員会については、先ほど御答弁申し上げましたとおり、今ここでは考えておりませんが、今までもその道の方あるいは専門の方と、この病院事業というのは岡谷市の大きな事業でありますが、今、医療環境の大きな変化の中で国の動向というものは極めて大事になってまいります。今までも、その道の方にお話を聞いたこともございますし、これからも機会があればその道の方に助言をいただいたりアドバイスを受けながら大局的な見地も入れながら内部検討を十分にしていきたいと。さらには、これも大きな問題ですが、市民の方々等の御意見も入れながら進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 田中です。

 これは、大変言い方は申しわけないんですが、私ら議員も含めて、市民の方も含めて、病院問題というのは物すごく専門的なんですね。しかも、病院の財政的な問題とか病床の問題とか、それは本当に畑先生、塚田先生のような方々でないと、本当のところはわからないのではないかと思うぐらいに専門の問題だと思うんです。そこに私は、そういった専門の方々を招いての、それは1人とか2人ではなくて、日本全国的に見て、そういったことに携わっているおられる方々大勢おられますので、そういった方々を招いてやることが、将来の岡谷市の病院にとって、岡谷市にとって大事なことだというふうに考えます。そこのところを病院長先生はどういうふうにお考えか、塚田先生にお尋ねしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 病院経営というのは、近年、企業感覚でもってやっていかなければいけないという事実があります。そういった意味で、外部の運営委員会を各病院で持っているような状況になってきております。私も、県立こども病院の外部運営委員の一人になっております。県立病院あるいは公的施設では、そういう外部の委員も交えて運営を行っております。新しい病院につきましても、いろいろな意見を反映させていかなければいけないと思っております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) ありがとうございました。ぜひ事業管理者におかれましては、理事者側に訴えて、そういった専門の方々を含めての外部検討委員会の設置をお願いしたい。

 それから、先ほど参事の方から、コンサルに委託することを含めて検討するというお話がありましたが、平成12年から5カ年計画で岡谷病院の赤字を黒字体質にするということでコンサルを招いてやりましたが、結果として黒字にはなりませんでした。そして、コンサル料を払って、行ってしまわれてわけですけれども、私は、その意味ではコンサルへ頼む場合にはよほど慎重にしないと問題が残る。むしろ外部検討委員会に、先ほど事業管理者が言われたような形での外部から専門家を招いての検討委員会を設けるべきだというふうに思いますので、要望としておきます。

 それから、建設がよいかのというところの中で、塩嶺病院と社会保険庁とのその後の交渉の状況についてお尋ねします。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 6月定例議会でも御答弁申し上げましたが、社会保険庁の見直しの中で整理統合計画が示されていることになっておりますが、きょう現在、具体的な整理統合計画は示されておりません。整理統合計画の動きがありましたら、社会保険庁事務局から速やかに情報提供が受けられる予定にしてございます。健康保険塩嶺病院は、国が岡谷市に経営委託した社会保険病院でありますので、新病院が建設されれば委託契約が解除されることになります。その際、国有財産処分等の問題が生じるものと考えております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) かなり長いこと、社会保険庁との話し合いができていないという状況のようであります。これは、社会保険庁所有の資産に関してのことでありますので、その話し合いが同時並行くらいできちっといかないと、私は、病院を本当の意味で建てるということにならないのではないかなと思うんですが、理事者側のお考えを伺います。



○議長(杉村修一議員) 副市長。



◎副市長(竹澤幸男君) 社会保険庁との関係におきましては、国の財政処分の方向が決まらなければ、早い話が、ほうっておいても岡谷市には被害はない、そういうふうに考えております。国が処分を迫ってくれば、私ども買い取りとか何とかする話にならなければいけないんですけれども、今、岡谷市の病院が統合して新病院を建てるということは社会保険庁は承知しております。それはみんな認めた上での話ですので、私は、今の状態は支障にはならないと考えております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 私は見方が違うんですけれども、初めに社会保険庁と話をきちっとしておいて、資産的なものの話ができた上でやればよかったのではないかなと思っておりますが、今現在、副市長はほうっておくのも一つの手だと言うので、経過を見させてもらいたいというふうに思います。

 財政との関係でいいますと、地方財政健全化法との関連では、今まで岡谷病院が赤字でも一般会計から繰り出しをして岡谷病院の収支は黒字ですというような形で市報で公表されていたわけですが、これからは、それは無理になってくるというのは、4つの指標をもとに岡谷市全体の財政を判断されるわけですね。その辺のところについての財政担当の方からのお考えをお聞かせいただきたいと思いますが。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 議員さんご指摘のように新しい指標という部分で示されているわけであります。今までは、今、御指摘のように一定の繰り出しという形で一般会計から、ルールに基づくもの、あるいはそれにプラスしてルール外ということで、基本的に赤字補てんみたいな形での繰り出しをしてきたわけでありますけれども、当然のことながら、これからのあり方という部分ではトータルの、全体としての市の考え方という中で動いていかなければならないという部分があるというふうに思っております。決算のところでも御説明いたしましたが、平成18年度から新しい基準ということで繰り出しのルールというのをお互いに話し合いの中で決めてきております。それについても、今後どのようにしていけばいいのかという部分は一つ課題の部分かなというふうには思っております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) ありがとうございました。

 大きな3番の農業生物資源研究所の方へ移ります。

 これは、世界文化遺産暫定リストに要請したということで、これは非常にいいことだと思いますが、富岡市の場合には市民を大きく巻き込んでの運動が暫定リストの方につながったというふうに聞いておるわけですけれども、岡谷市の場合、新しい行動力のある若い市長さんですので、まず先頭に立ってその旗振りをしていただきたいと思うんですが、お考えはいかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 再三答弁をしておるわけですけれども、まず国の側の方の考え方というのもこれから確認してまいらなければいけないと思っております。私も、製糸業のそういった歴史財産というものは残していくべきだ、これは私たちの責任であるというふうに考えております。ただ、残し方とか、そういうことについては今後検討していかなければいけない課題だというふうに考えておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 非常にありがたいお言葉をいただきました。その場合、検討チームを発足させたらと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) いろいろな組織が庁内にもございます。また、外にも博物館を守る会というような組織も立ち上がっているというふうにも聞いております。そういった中で、先ほどほかの面で答弁もさせてもらったんですけれども、必要があった場合にそういうものをつくっていきたい、そういう考え方を持っておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 前にも提案させていただきましたけれども、蚕糸博物館を農業生物資源研究所の方に移設したらどうか、そして、現在動いている生物研究所の機械を使いながら、総合的なシルクについての岡谷市をうたっていったらどうかというふうに考えております。平成23年3月というのはすぐやってきますので、ぜひ市長におかれましては、平成22年までは一つの方向が出るようにお願いしたいと思います。要望しておきます。

 それから、湖周ごみ処理施設についてであります。

 負担割合につきましては反対したいところではありますが、(「リーン」予鈴)市の見解でやむを得ないかなというふうに思っております。

 それから、炭化方式につきましては取り入れていくということで、改めて市長と同じ考えであるというふうに了解をいたしました。

 未解決の問題というのはかなりいろいろ、まだこんなにたくさんあるかなというふうに思ったわけでありますけれども、これらのことがスムーズにいくのかどうか、受けとめ方をお聞きします。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 9月13日に政治決着を受けて、これを契機に平成25年を稼働目標にいたしまして精力的に対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 15項目もあるということですが、これは、もめる要素というのはかなりあるのでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 一番のキーポイントでありました負担割合の部分で一定の方向が出たわけでありますので、そういった点からいきますと、お互いにこれから譲歩できる部分は譲歩しながら平成25年を目指して頑張っていきたいというふうに考えております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) よろしくお願いします。

 そして、私は炭化方式がいいのではないかという提案をしているわけでありますが、そのことは15項目の中の新施設の整備というところに当たるわけでしょうか。その協議はどんなふうになるわけでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 炭化方式の部分につきましては、先ほど来答弁させていただいておりますが、施設の選定については、今後、新組合の方へ、住民の意見を聞く中でどういった方法がいいのか検討する中で方針決定していきたいというふうに考えています。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 了解しました。

 ごみ削減目標への手段・方法でありますが、有料化の時期というのはいつごろになりますでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 現在、使用料、手数料の一斉見直しがされているわけですが、その状況ですとか、また、近隣市町村の動向を見る中で実施時期を決めてまいりたいというふうに考えておりますので、当然市民の意見も聞かなければいけないわけですので、現時点では明確にいつからというお答えはできませんが、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 平成25年ころまでには建設したいということでありますと、削減目標に到達する一つの手段として有料化が必要ということではないかなというふうに思うんですが、そうすると、先ほども長野県内で3通りの方法が今あるようですけれども、この方法を決めて、岡谷市がこういう方向でいく、有料化がいつだという目標が大方でもあるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) ごみ減量、有料化によって、目標の約30%の削減に大きな影響をするファクターだと思っております。そういった部分で、ごみの有料化については、これも精力的に対応していかなければいけないというふうに考えております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) 諏訪市も有料化を検討しているということでありますけれども、下諏訪町はどうなんでしょうか。これは、ごみ焼却施設、2市1町でありますので、足並みをそろえて取り組んでいかなければならないと思うんですが、その辺の状況を教えていただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 有料化の問題については、新聞等でも特に諏訪市の状況については市民会議の「エコプロジェクトすわ」において有料化の提言がされて、早ければ平成20年の後半に実施するというような検討の記事が出ておりました。下諏訪町につきましては、有料化実施の意向は持っているけれども、今の段階で時期的にいつということは明確にはしていないわけですが、湖周2市の状況を見る中で考えていきたいというようなお話を聞いております。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) いろいろ御答弁ありがとうございました。

 ごみ問題につきましては、先日新聞報道によれば、下諏訪町でもかなり大量の不法投棄があったということで、私も、議員にさせていただいてからかなり自分の中では分別ということの意識が発達してきて、そのことは自分でも実行しているわけですが、その意味では、市民の皆さんに対してのモラルの教育と言うとおこがましいかもしれませんけれども、そのPRといいますか、これを浸透させていくということが一番の解決につながるのではないかなと思うんですが、その辺のところ、お考えがありましたらお聞かせいただければと思います。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) ごみ減量というものは、地球温暖化、環境全体を考えてみますと、避けては通れない問題だと思っております。そういった中で、市民の皆さんには衛生自治会の皆さんが今リーダーとなって地域の啓発に御活躍いただいているわけでありますけれども、これはやはり全市民挙げて、市民総参加でごみ減量に向けて対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員。



◆1番(田中肇議員) いろいろ御答弁ありがとうございました。時間の制約のある中で、なかなか私としては、もう少し突っ込んだお話をさせていただきたいことがいろいろあったわけでありますが、私の一般質問はこれで終わります。いろいろ提案させていただいた部分もありますけれども、ぜひ市側においては前向きに御検討いただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。



○議長(杉村修一議員) 田中 肇議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。再開は10時55分といたします。



△休憩 午前10時45分



△再開 午前10時55分



○議長(杉村修一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△八木敏郎議員



○議長(杉村修一議員) 八木敏郎議員の質問を許します。

     〔5番 八木敏郎議員 登壇〕(拍手)



◆5番(八木敏郎議員) 5番 八木敏郎でございます。よろしくお願いいたします。

 多くの市民からの御支持をいただきスタートした今井竜五市長、本当におめでとうございます。

 岡谷市の新しいリーダーとして、告示前、市内全戸数を歩いてこられ、今、一番市内を知っておられる市長、この経験を生かされて市勢発展のために頑張っていただきたいと思う次第でございます。お互い明るい豊かなまちづくりに励んだ青年会議所時代を過ごした仲間として、一緒に仕事ができることを思うと本当にうれしく思う次第でございます。私個人で言わせていただければ、よきも悪きも、市長に対して一番の理解者、また、応援団でいたいと思っております。議会におきましては、是は是、非は非の立場ではございますが、ともに、この大好きな岡谷市のために頑張ろうではありませんか。いつもの市長の笑顔でよろしくお願いしたいと思います。

 今月の初めに、私はある講演会に行ってまいりました。両足を切断された方の「義足のランナー」という沖縄の島袋さんという方の講演会でございました。そこで、大変自分自身刺激を受けましたので、ぜひ新市長にこれをプレゼントしたいと思います。不運な両足切断事故から4年、義足でホノルルマラソンを完走し、ことし8月には富士山登頂、いつも自分の中に目標を持ち続け、決してあきらめないという、夢がかなうという島袋さんのメッセージでございます。

 「夢をあきらめない」。

 「目が覚めたら両足がなくなっていた、こんな状況でした。一番驚いたのは私でした。何が起こったのかさえわかりませんでした。後でわかったことは、電車にひかれ両足を失ったこと、高次脳機能障害の記憶障害があること、複視という目の障害があることでした。両足を失った私は、これから一生車いすの生活だと思った。歩くことさえできなかった私が、リハビリで何とか歩けるようになった。長く歩くと足に痛みが出た。目には複視が出た。歩いていても、路面の状態がわからない。苦手なのは、路面の状態が悪い道を歩くこと、そして、長い距離を歩くことだった。自分に一番できそうもないのがマラソンだった。この一番苦手なことができればほかのことは何でもできる、そう思って目標にしたのがフルマラソンだった。先生も周りの人たちも、無理だ、そんなことはできないと言った。あきらめずに続けていればいつかできるようになるはず、そんな思いで始めたマラソン、両足がなく、目に障害を抱えながらも、少しずつでも進み続ければ、必ずゴールにたどり着く、そう信じて走り続けた。自分の環境や能力に不満のある人たちへ、自分の環境は恵まれている、自分の夢をあきらめかけている人たちへ、あきらめなければ夢は実現できる、そんな気持ちになってくれたら大変うれしく思います」と、島袋さんのメッセージでございます。ぜひ市長には、初心忘れることなく、頑張っていただきたいと思います。

 それでは、通告順に従いまして質問をさせていただきます。

 大きな1番、新市長の政治姿勢についてでございます。

 「人、輝き たくましいまち岡谷」の実現に向けてでありますが、これは先番議員さん何人かの質問で、ほとんど言い尽くされた感がございますので、もし何か補足することがございましたら思いを述べていただきたいと思います。

 大きな2番、新病院建設についてでございます。

 岡谷市財政状況下の中での病院建設に向けての考え方でありますが、何人かの、これも同じく先番議員さんの質問にて理解したところでございます。御答弁は要りませんが、私の思いを少しだけお願いしておきます。新病院建設につきましては、市民の中からも、現在の財政状況下、本当に110億円という大金を投じてやる必要があるのか、危惧する声が多くあります。建設場所もしかりです。お話をちょうだいする中、市民の方々もいろいろなアイデアをお持ちでございます。市民からもよく声を聞き、また、関係団体からもよく協議を行い、将来に反省を残さないよう、慎重かつ迅速に対応してもらいたいと思います。

 大きな3番、環境問題について。

 1番、空き家、一人住まいの現状、2番、アメリカシロヒトリ対策でございます。この2点は関係がございますので一緒にお願いいたします。

 ことしは例年になく暑く、やっと山々の紅葉が始まったばかりです。例年になくアメリカシロヒトリの活動が激しく、市内のあちこちに裸同然の木をたくさん見かけます。また、空き家、高齢者の一人住まいのような家の庭木等が被害を受け、野放しになっているような気がいたします。近所、街路の木等に影響がかなり大きいと思います。来年に向けてのしっかりとした対策をお聞きしたいと思います。

 (3)天竜川での釣り人のごみ等の問題でございます。

 天竜川での釣り人の残すごみに、私は天竜川河川沿いに住んでおりますので大変迷惑しております。全部が釣りをする人ではありませんが、天竜川のあの河川バイパスを通る通行車両からのごみも多いと思われます。一部の釣り人やドライバーのマナー違反が本当に残念でなりません。そのごみへの対策をお聞きいたします。

 (4)放置自転車への対応でございます。

 商売柄、市内をほとんど駆けずり回りますので、市内の至るところに放置自転車をよく見かけます。盗難車両もあると思います。放置車両の状況と市の対応をお聞きいたします。

 大きな4番、県道下辰線についてでございます。

 (1)岡谷市として、事業主体である長野県に対しての働きかけでございます。

 安全・安心のまちづくりからいたしましても、県道下辰線の早期整備は地元の強い願いでございます。6月26日には、地元関係区で組織いたします川岸行政協議会が早期整備に向けての要望書を提出いたしました。新聞報道によりますと、この要望を受けて早々に長野県に対して岡谷市として働きかけを実施していただいたことが記事として載っておりました。このときの長野県の意見をお伺いしたいと思います。

 (2)新市長としての下辰線における見解でございますが、昨年の豪雨災害の教訓も考えますと、防災面からも整備の必要性は明らかでありますし、交通弱者に対する安全対策は、緊急整備を要する箇所は各所に見受けられます。事実、過去におきまして中学生の死亡事故も起きております。こうした交通事情については十分御理解いただいていることと思いますが、新市長としての、県道下諏訪辰野線拡幅整備等に対してどのようにお考えなのかをお聞きしたいと思います。

 大きな5番でございます。産業振興対策について。

 (1)製品化支援。

 シルクのまち岡谷をアピールしたい、そんな思いが商工会議所女性部で「絹でまちおこし」をテーマに、たんすに眠っている絹の着物地のリメークに結びつきアロハシャツを作成いたしました。着物でシャツをつくり、それがアロハシャツになったというのがルーツだそうでございます。これが見本ですが、お借りしてきたアロハシャツでございます。大変、夏なんか着ていればさらっと着やすいと思います。展覧会は大人気だったようでございます。絹の着物を再利用した作品を製品化、商品化していくことは、シルクのまち岡谷としてまちの振興につながることと思います。このような取り組みに対して支援をしていくお考えはあるかどうかお聞きしたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(杉村修一議員) 八木敏郎議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 今井竜五君 登壇〕



◎市長(今井竜五君) 八木敏郎議員さんの質問にお答えをいたします。

 大きな1番の(1)「人、輝き たくましいまち岡谷」の実現に向けてということでございますが、私の政治姿勢につきましては、所信表明の中でもお示しいたしましたように、子供たちの笑顔があふれ、青年たちは夢と希望をはぐくみ、責任世代の人々には魅力ある活躍の場と温かな家庭があり、熟年、高齢世代には生きがいと安心がある、そしてその基盤となる産業に活力のあるたくましいまち、そのような「人、輝き たくましいまち岡谷」の実現を市民総参加で、全力を傾けて実現してまいるつもりでございます。夢をあきらめずに追いかけますので、よろしくお願いいたします。

 次に、大きな4番の新市長の下辰線における見解ということについてお答えさせていただきます。

 県道下諏訪辰野線につきましては、東信方面から国道142号を迂回し、北関東と中京・京阪を結ぶ流通ルートの大動脈であり、岡谷市の中心市街地を通過し、辰野町の国道153号に至る主要幹線道路でありますし、災害時の大変な大動脈でもあると思っております。また、1日12時間で平均1万台を超える交通量があり、特に近年、大型車交通量は増加傾向にあります。現在、県において精力的に拡幅整備等をいただいておりますが、まだまだ狭隘で見通しが悪い箇所があり、大型車同士のすれ違いも厳しい状況であります。また、通学路でありながら歩道が確保されていない区間が多いため、日々危険と隣り合わせの状況であり、過去において中学生の痛ましい死亡事故が発生するなど、さまざまな交通障害が発生しております。こうしたことから、下諏訪辰野線の早期整備は、経済、地域間交流はもとより、地域の安全・安心のまちづくりの都市基盤整備としても必要不可欠なものであると考えております。

 したがいまして、さらなる要望活動が必要であることから、私としましても、辰野町と組織をしております県道下辰線改良バイパス期成同盟会の会長として、前回申し上げましたけれども、辰野町長とともに10月24日に県に要望してまいりました。いずれにいたしましても、早期完成に向けて、今まで以上に予算の確保等いただきますよう、さまざまな機会をとらえて要望してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 建設水道部長。

     〔建設水道部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 2点質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。

 大きい3番目の環境問題についての(1)の空き家、一人住まいの現状についての、その中の空き家についてお答えさせていただきます。

 市独自の空き家件数の調査は実施しておりませんけれども、総務省が実施しました平成15年住宅土地統計調査によりますと、専用住宅、店舗、その他の併用住宅の空き家件数につきましては、約4,000件となっているところであります。

 それと次に、大きい4番目の県道下諏訪辰野線についての(1)県に対しての働きかけについてでありますけれども、市といたしましては、6月24日に川岸行政協議会からの要望を受けまして、早々に資料を作成の上、7月9日に林前市長が、知事、副知事ほか関係部課長に対しまして、早期に整備していただけるよう要望を実施いたしました。長野県といたしましては、現在進めている岡谷川岸線の街路事業については集中的に投資したいというような御意見をいただいたところであります。

 以上であります。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな3番の環境問題についての(1)、(3)、(4)について御答弁申し上げます。

 (1)の空き家、一人住まいの現状についてでございますが、独居高齢者数は毎年民生児童委員さんを通じて、住民基本台帳上ではなく、実際の生活の実態に基づいた数値を把握しておりますが、平成18年11月末現在で岡谷市内の独居高齢者数は1,441人となっております。年々増加する傾向にございます。

 次に、(3)の天竜川の釣り人のごみ等の問題でございますが、河川や道路など公共施設はみんなのものであり、常に清潔に保たれていなければなりません。しかし、ほんの一部のモラルのない心ない人の行動により汚染されていることはまことに残念でございます。

 本市では、日ごろから環境美化意識の高揚を図ることや不法投棄は違反であること、法により罰せられることを広報紙や新聞へ掲載するなど、市民への周知啓発を行っているところでございます。また、衛生自治会等のパトロール、毎回大勢の市民が参加される諏訪湖一斉清掃、ウオーキングなどの催しのときに空き缶拾いをする団体などもあり、多くの市民が環境美化に取り組んでいただくことが、捨てさせない環境づくりにつながるものと思っております。今後も、ポイ捨てや不法投棄をしないよう、関係団体や区を通じて、事業所、市民等への周知啓発を図り、環境美化に一層取り組んでまいりたいと考えております。

 (4)の放置(盗難)自転車への対応でございます。

 以前は岡谷駅前にはたくさんの自転車が放置され交通の支障となっておりましたが、平成11年3月に岡谷市自転車等の放置防止に関する条例を策定し、駅周辺を放置禁止区域と定め、放置自転車の確認、指導、撤去を行ってまいりました。その結果、放置自転車は減少してきております。条例で定められた放置禁止区域以外につきましては、道路は道路管理者が撤去しております。個人の土地に放置されたものにつきましては、遺失物として扱われますので警察に届けていただきたいと思います。放置自転車の中には盗難車もあります。盗難防止には施錠することが必要であり、自転車を購入したときに必ず防犯登録をするように広報おかや等で周知してまいりたいと考えております。



○議長(杉村修一議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな3番の環境問題についての(2)のアメリカシロヒトリの対策でありますけれども、市としましては、アメリカシロヒトリ発生時期に合わせ、5月と9月、早期発見・早期駆除のPR活動を実施しております。アメリカシロヒトリ発生に伴います対応としましては、市内の公共施設や各地区の公会所、神社等での発生におきましては、農林水産課で所有しております防除器3台と背負い式防除器2台の貸し出し及び殺虫剤の配布を行い、それぞれの施設で防除作業を実施していただいております。

 お尋ねの空き家、高齢者の一人住まい住宅への対策でありますけれども、相手方が個人となりますので、個人財産の問題等があり、市としましては対応できかねますので、親戚、近所の方にお手伝いしていただく方法が最良と考えておりますが、それができない方には民間の防除会社の紹介をしております。また、関係区長さんや民生委員の方々に御相談いただくなどして、地域の中で駆除していただいておりますので、御理解をお願いしたいと思います。また、来年に向けても、駆除に対し十分対応できるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 次に、大きな5番の商業振興対策についての製品化支援でありますけれども、お聞きしましたところ、商工会議所女性会で岡谷市のまちおこしについて研究する中、多くの家庭でたんすに眠っている絹の着物を再利用することに着目しアロハシャツを制作したとのことであり、アロハシャツを出発点として市民の皆さんにも呼びかける中で、新しい作品づくりについても研究していくとお伺いしております。市としましても、シルクのまち岡谷を発信し、まちおこしにもつながる取り組みと評価しているところであります。今後の事業展開を見守る中で商工会議所と連携をとりながら、どんな支援ができるのか研究してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 一通り答弁が済んだようです。

 八木敏郎議員。



◆5番(八木敏郎議員) 八木敏郎です。

 大きな1番の新市長の政治姿勢でございますが、市長は、製造業を中心とした産業振興を重点に挙げられておりますが、一部市民の中には、どうしても産業の振興イコール精密関係の意識が強過ぎまして、商業と建設とか、いろいろなまだ職種もございます。全体のことを言っているとは思うんですが、そこら辺のところをもう一度市長さんから明確にお願いしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) まさに産業振興全般でございますが、ともかく軸となるところが製造業ということでございます。それで、岡谷市の場合ですと、何といいましても工業立市ということでやってまいりました。製造業が元気出ないと、ほかの産業への波及効果もないと思いますものですから、製造業を軸とした産業振興をやることにより、商業ですとか、そういった産業への波及効果も当然ねらっていきたいというふうに思っております。



○議長(杉村修一議員) 八木敏郎議員。



◆5番(八木敏郎議員) ありがとうございます。

 環境問題でございますが、放置自転車、市で撤去いたしました自転車の台数と撤去後の事務処理等についてお聞きしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 市では、シルバー人材センターに委託して駅周辺の自転車等の放置禁止区域内において放置自転車の確認指導、撤去を行っております。お尋ねの撤去台数につきましては、過去3年の状況でありますけれども、平成16年度が159台、平成17年度が204台、平成18年度が72台でございます。撤去した自転車につきましては、告示をするとともに、防犯登録で所有者がわかる自転車は所有者に連絡をして取りにきてもらうようにしております。撤去して保管してから6か月を経過した自転車は処分しております。また、放置自転車は環境の面からも、また、交通の面からも好ましくありませんので、今後も、放置自転車の根絶に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 八木敏郎議員。



◆5番(八木敏郎議員) ありがとうございました。

 県道下辰線についてでございますが、川岸行政協議会からの要望に対し、岡谷市として敏速な働きかけをいただき、大変感謝申し上げます。また、新市長としての見解につきましても、大変前向きなお取り組みをいただけるものと期待しております。去る10月24日の県道下諏訪辰野線改良バイパス建設期成同盟会として要望活動につきましても、新聞報道等にもございましたが早々に対応いただいておりますが、このときの長野県の意見等もお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 10月24日に県の方へ要望してまいったわけでございますけれども、要望内容といたしましては、現在事業中の岡谷川岸線の2期工事区の期間内の完成、先線の調査の推進、そして通学路の安全対策に伴う維持補修的な要望、それとバイパスということがあるものですからバイパス構想の具体的計画等についてを要望してまいったところでございます。県の方といたしましては、安全・安心のための道路であることは十分認識しており、今後も時代に合った道路資産を後世に残さなくてはいけないということで、さまざまな機能強化を図る必要がある道路ということで認識を持っているということでありました。

 そして、具体的な部分でございますけれども、現在事業中の2期工区については用地買収が順調に進捗しており、本年度で対応し、今後も集中的に重点整備を図りたいというお言葉でございました。また、待張交差点の2期工事終点から先線については、川岸小学校付近までを目標としたいが、現在作成している中期5カ年計画の中でどういうふうに位置づけされていくのかといったようなことだというふうに思っております。また、通学路の安全対策ということにつきましては、予算確保がなかなか難しいんですけれども、しかし、緊急度が高いところから順次整備をしていきたいというお答えをいただいてまいりました。

 いずれにいたしましても、現在事業中であります岡谷川岸線2期工事については、先ほど申し上げましたように、集中的に重点整備を図っていきたいという大変前向きな姿勢を示していただきました。今後も、引き続きまして、さまざまな要望を機会をとらえながらやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 八木敏郎議員。



◆5番(八木敏郎議員) 八木です。

 ありがとうございました。先日、私は、新倉の区会へ出席する機会がございまして、その区会の折、区会議員さんから、西部中学校入り口の坂のところから川岸小学校まで通う、そこの安全のことについてお聞きいたしました。小学校へ三沢の方から来る子供たちが大勢で来ますと、川岸の方から行く中学生が、歩道が狭いために、辰野方面から来る車に対して背中向きに車道の方へよけてしまう。非常に危険だから早急に何とかしてほししいという区会での要望がございました。これもひとつ市長にお伝えしておきます。なお、三沢の方でも、マルトに行くあそこら辺ですが、雨の日に傘を差していて大型車両に傘を当てられたとか、私、商売柄、あそこら辺、みんな配達しておるものですから、ほんのちょっと時間なものですから歩道に乗り上げて車を置いておりますと、大型とか乗用車に何回もサイドミラーを壊された経験がございます。それだけ狭いということですので、早急に、本当に川岸区民の悲願でございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 産業振興のアロハシャツの件でございますが、製品化するにはかなりの時間と労力が必要かと思います。女性会のパワーをむだにすることなく、いい方向に進めていただければ本当にありがたいと思います。ぜひシルクのまち岡谷ということで来年夏、それ以降、アロハシャツが岡谷で流行すれば本当にありがたいと思います。私も、ぜひできれば議会でも着てみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 時間はちょっと短いようですけれども、以上をもちまして私の質問を終わりにしたいと思います。本当にありがとうございました。



○議長(杉村修一議員) 八木敏郎議員の一般質問を終了いたします。

     〔「議事進行」と言う人あり〕



○議長(杉村修一議員) 横内 正議員。



◆7番(横内正議員) 先ほどの八木議員の答弁の中で、空き家の件数、空き店舗も含めてということでしたが、4,000件という数字の答弁がありましたが、市内2万戸で、あと店舗どれぐらいあるか知りませんが、4,000戸という数字はちょっと多いのではないかと思いますので、議長の方で、後刻精査をしていただきたいと思いますが。



○議長(杉村修一議員) ただいまの議事進行につきましては、後刻しますのでよろしくお願いします。

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△武居光宏議員



○議長(杉村修一議員) 武居光宏議員の質問を許します。

     〔16番 武居光宏議員 登壇〕(拍手)



◆16番(武居光宏議員) 16番 武居光宏でございます。

 通告順に従いまして、質問させていただきます。

 まず最初に、市長の所信についてでございますが、最初の(1)といたしまして、今までの林市政への福祉政策への評価ということで、市長におかれましては、今井市長でございますが、当選を果たされましておめでとうございます。お祝いを申し上げます。13番目になりますと、ほとんどダブってまいりますけれども、市長にほとんど質問を皆さんされるわけですが、ひとつお許しをいただいて、先番の議員さんとの重複は避けられない部分もありますが、そこら辺のところは判断されていただいてお答えをいただきたいと思います。

 それで、早速質問を続けますが、今井市長の選挙中のマニフェストの中で、福祉の充実をうたわれております。林 新一郎旧市長は、福祉第一に、長野県一の福祉を目指すとして、軸足を福祉に置いて保育行政を初め、子育て、医療の無料化に努力し、特に働く女性への支援ということを進めてまいりました。障害やお年寄りに対する施策も実施されてまいりました。こうした、市民が安心して住めるまちが福祉の充実であるということは言うまでもありませんし、そこに住みやすいということが産業振興の、つまり労働力という確保、市長がおっしゃっている振興の意味にも重複してくるわけでございますが、林市政の福祉に対する評価、旧市長の福祉に対する熱意に対して、新市長はどういうふうに評価されているか。そして、その考えを継承して、長野県一番の福祉都市を目指すという考えがおありかどうかお聞きしたい。もし新市長が、林 新一郎前市長との福祉政策の違いがあるならお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、2番目に、これから岡谷市の各プロジェクトに対します優先順位でございます。それから資金でございますが、岡谷病院を初め、駅前再々開発、消防署、ごみ焼却場、湖北火葬場等の基本的な考え方と資金の確保をどうしていくのか、それと優先順位をどう考えているのかをお聞きしたいと思います。

 それから、3番目に、岡谷病院の建設時期と辰野町立病院との連携、医療圏の範囲の考え方であります。

 医療圏の考え方は、先の議員さんからも御意見がありました。岡谷病院の基本的な構想については、今、国の医療政策や医師の不足を考えますと、医療圏というものを下諏訪町や辰野町、塩尻市も含めて、広域の範囲で、市町による組合立の方法を考えるべきではないか。これは征矢議員からもおっしゃったことだと思うんですが、塩尻市、辰野町も含めて考えていかなければいけないではないかと思うわけでございます。そして、各市町にこうしたことを働きかけていく必要があると思うけれども、市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 特に、辰野町に対しましては、今後協力して医師の確保を考えていけば、両病院が協力して構想を進める必要があると思います。医師を派遣し合うとか、辰野町との共同の病院の構想を働きかけたらどうか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 また、岡谷病院の建設時期につきまして、これも塩嶺病院とあわせて耐震補強がされたわけでございます。まず、すぐ壊すというようなことは、非常にむだな投資であると思いますし、当然これは何年か後のめどを見て投資をしたわけでございまして、新しい病院の構想というものは、そうしたものの耐久年度を考えた後のことだと思いますけれども、そこら辺もあわせて時期についてもお聞きしたいと思います。

 それから、4番目に学校校舎の補修の考えと資金でございます。

 今、学校の補修が迫られていると思います。新しい建物を建てるのは難しいときであります。大切に補修して、大切に使うことが当然ではないか。例えば、ある中学校では雨漏りがしている、屋根の補修は常にしていく必要があると思うし、サッシが壊れていて直す。これを直すと基本的に全部外して新しいものをやるとなるとかなり金がかかるからということで、学校の方も遠慮している部分もあるのかもしれません。やるかやらないかは別として、そうした問題、それから、小学校なんかも、3階で足場を組んで、上の屋根の樋がさびている、これをペンキで塗り直すとなると物すごい金がかかりますよね、たしか。わかります、非常に。長もちをさせるにはあれを塗っていかなければいけないということになるわけですけれども、新しく建て直すまでにほうっておくわけにいかない。やはり小まめに手入れをすべきではないか。特に、学校の営繕についてはどうなっているかをお尋ねしたいとわけでございます。そして、資金的にも、こうした営繕についてどうなっているかもお尋ねしたいと思います。こうしたことを言い出すと、金が幾らあっても足りないわけでありますけれども、新しく建てるより、今の建物を修理して長く使うことに頭を切りかえていくべきだと思うわけですが、そこら辺の考えもお聞きしたいと思います。

 それから、5番目に、湖周ごみ焼却場の考え方、これは幾人もの議員がおっしゃっておりましたが、私は、一般質問で以前灰溶融の危険性というものを主張してまいりました。それで、建設費の膨大な負担、そして消石灰を中心とする触媒のメーカーから購入費用が物すごくかかる、もちろん燃焼する石油、この費用が物すごくかかって、ランニングコストをつり上げるという問題が指摘されておりますし、私も指摘してきました。それで、廃棄されるごみについて、今のごみより3分の1になるというような宣伝が、このメーカーからされているわけですよね。ですが、学者によりますと、とても3分の1になんかならない。触媒の量をかなり多くしないと、廃棄するごみの中に鉛だとか、非常に有機の毒素を含む金属が含まれていて、それを中和するのに消石灰を中心とする触媒が多量に必要になっているわけです。出てくる灰は飛灰も中心として、とても3分の1では済まない、2分の1以上になっているというようなことを聞いております。それは、メーカーのうたい文句に乗せられないように、物すごい投資額ですから、向こうは売れば、後のランニングコストはコストでまた各メーカーがそろっておりまして売りつけるわけですから、そこら辺のところもきちんとやっていかなければいけない、安易に焼却して溶かせば小さくなるという考え方は間違いだと思います。私は、今のストーカ炉の設備というものをまだ使えるならもっと使いまして、ぎりぎりに使って、これは使えると思いますよ。それで新しく建てるとしても、経験の多いストーカ炉というものを増設するか、新たにつくるにしては今までの経験があって安く上がる、それからランニングコストも、もしデータがあるなら岡谷市の今までのランニングコストというものが、ストーカ炉の消石灰とか、ああいうものの触媒がどのくらいかかっているかもお聞きしたいと思うんですけれども、これは、ぜひ考えて、ストーカ炉を新設していく方向にできないかをお尋ねしたいと思います。

 それから、工業の振興の考えでございますが、これも先般の議員さんがおっしゃっていた中にありますが、工場団地の造成につきましてミニ団地というような話も出ておりますけれども、こうしたところへ大量のお金をかけるよりは、今の企業の流れを、外に出ていくことをとめることをまずやっていただきたいと思うし、これは残念ながら、水が低きに流れることになかなか抵抗ができません。海外も含めて、今の企業の流れは安いところへ、安いところとどんどん流れてしまっている。あの浜松市のあれだけのいい条件のところでも、大企業が九州方面の中国に近い方へどんどん出ていっているわけですね。岡谷市は、また精密という部分で対抗しなければいけないんですが、まず、外から企業を呼ぶということよりも、今の企業の振興を図るべきだと思います。それから、ミニ団地というところへまずお金をかけるよりは、話があったらお金をかけていただきたい。店をつくって待っていたら来なんだという話にならないように、ぜひ投資を先にしないようにしていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。

 それから、大きく今度は2番目に、原子力発電所の大事故に対する備えでございます。

 この問題を書きましたら、何ということを言っているだということを言いますが、これは現実問題として、柏崎刈羽のあの事故を見て、皆さんもテレビでごらんになっていたと思いますが、あそこへ緊急的に何かの措置で応援に飛び出して対処できるという体制は今ないと思いますね。絶対に安全だということが頭の中にこびりついているわけですよ。それで、私は、これから起こり得る事故に対して質問をしたいわけですが、新潟中越沖地震の柏崎刈羽原発の被害を考えるとき、日本じゅうにある原発に、いつ、地震などによる大事故が発生するか、確率は非常に高いものと思います。原子炉の中にあるウラニウムの量は、広島の原子爆弾の350発分とも、1,000発とも−−これ、1基ですよ。1基の中にため込んであるわけですから、あそこ柏崎は7基あるわけですね。もし原子炉に異常が発生して放射能漏れが生じたときの防御は、柏崎刈羽の事故を見る限り、電力会社が事故処理をすぐできるような体制にない。まず放射能漏れがあっても、すぐ我々にスムーズに知らされずに、後になって大騒ぎになるような気がいたします。今までの原発事故についても東電の隠ぺい主義は全く信用できません。今まで起こっていたことをほとんど隠していた、これからも、今も隠しているのかもしれません。アメリカのスリーマイル島やソビエトのチェルノブイリの事故で放射能被曝に対する対応は日本でも常に備えていかなければいけないと考えます。こうした事故の際、岡谷市においては、こうした事故に対して市民にどのような指示をするのかお聞きしたい。また、危機管理としてマニュアルがあるかもお聞きしたいと思います。また、岡谷病院ではどんな治療体制がとられるのかもお聞きしたいと思います。

 それと、小さく2として、放射事故に対しての備えとして緊急避難の方法でございますが、もし事故が起こったときはどのような行動をとるべきかもお教えいただきたい。

 それから、3番目に、原子力発電の地球温暖化、放射能の危険に対する市の考え方でございますが、炭酸ガスというものが増えると温暖化の原因とされておりますけれども、原子力エネルギーというのは、太陽の熱によって長い間醸成された石油や石炭というもので、単子の分子の変換が太陽から受けたエネルギーの中で循環されていると言われています。しかし、原子力は太陽の熱以外で熱を発生させている。太陽と同じ理論で、熱が地球の中につくっている第三のエネルギーであります。原子力発電所の発生する熱は、その近くの海を温め、空冷式のものでは大気に熱を放出しております。そして、都市部においては送られた電力のエネルギーが莫大な熱源となってヒートアイランド現象を起こしているわけであります。こうした原子力の熱は、ヒート、つまり地球温暖化に関係ないというような方向は間違っていると思うわけでございまして、私は、環境保護の考えでは、原子力の神話は禁物であるとともに、今後の環境を守る考えの中から、原子力が放射物質を存続させる極めて危険な存在とともに、温暖化を進めているととらえていくべきであると思います。環境問題の中に原子力の位置関係をきっちりとらえていくべきだと考えます。太陽からの恵みの中から循環のできる太陽光などの自然エネルギーや、CO2の発生の少ない空中にただ放出されて燃やされているLPガス、こうしたものの利用というものが、非常に炭酸ガスの発生が少ないいい燃料とされているわけであります。市の考えを、こうした環境問題にする基本的な考えを市の方からお聞きしたいと思います。

 それから、3番目に、諏訪湖、天竜川博物館公園の構想についてであります。

 岡谷市にとっての観光資源に諏訪湖と天竜川というものは欠かせないと思います。天竜川の源の湖畔公園は全国にアピールできるものであり、県の管理する釜口公園の展示館を含め、諏訪湖の発生から現代の洪水管理、岡谷市の製糸業の発展、水車による動力の利用など、屋外の展示板など説明を設けて、水門と船の上げ下げのゲートの運河の一部がありますけれども、すばらしい施設だと思います。こうしたものを見せながら諏訪湖のロケーションというものを利用して公園の博物館としたらどうか。駐車場を観光バスもとまれるようにしてアピールできると思いますけれども、提案をいたします。お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 それから、4番目に、施設転用と利用の工夫でございますが、塩嶺閣の利用については寂しいものがあると思いますが、小鳥の森にふさわしい一般の利用も含めて、市民の提案を受ける中で団体に有料で貸し出すことも含めて検討すべきだと思います。太鼓道場についても、太鼓以外の音楽の練習に使えるような音響設備、ピアノ等を置くことによって、かなり現在の高校生たちがバンドで使っている防音装置がありますので、こういうところを利用したらどうかと思いますが、お考えをお聞きしたいと思います。

 壇上での質問を終わります。



○議長(杉村修一議員) この際、暫時休憩いたします。再開は午後1時10分といたします。



△休憩 午前11時45分



△再開 午後1時10分



○副議長(高林紘一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの横内 正議員の議事進行について申し上げます。

 平成15年度住宅土地統計調査内容について精査した結果、答弁のとおり空き家は4,000件とのことでございますので、よろしくお願いを申し上げます。

 横内 正議員。



◆7番(横内正議員) 7番 横内 正です。

 了解しました。私が質問するわけにはいきませんけれども、約4,000件という数字はえらいことだなと思います。

 以上です。



○副議長(高林紘一議員) 進行します。

 武居光宏議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 今井市長。

     〔市長 今井竜五君 登壇〕



◎市長(今井竜五君) 武居光宏議員さんの質問にお答えをいたします。

 大きい1番の(1)の今までの林市政の福祉政策への評価についてでございますけれども、福祉タクシーを初め、生きがいデイサービス、地域福祉支援会議、地域サポートセンターなど先進的な事業を推進し、定着もしてきております。そうした福祉事業を評価するとともに、引き続き継承してまいりたいと考えております。

 (2)の今後の岡谷市の各プロジェクトに対する優先順位と資金の考え方についてでございますが、まず、?統合新病院建設、駅前再整備、消防署建設等の事業につきましては、岡谷市にとっていずれも重要な事業であり、それぞれ慎重に取り組みを進めてまいりたいと考えております。また、湖周ごみ処理施設建設につきましては、他市町との事業でもあり、精力的に調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。

 ?資金確保につきましては、厳しい財政状況でありますことから、行財政改革プランに基づく事務事業の見直しによる歳出の抑制を図りながら歳入の確保に努めてまいりますとともに、有利な補助制度や起債制度の活用を含め検討していかなければならない大きな課題であると考えております。

 ?の優先順位については、先番議員さんにもお答えしてありますが、他市町村との連携調整や事業相互の関連性もあることから、具体的な順位を申し上げる段階ではございませんので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、新病院の建設時期と辰野町立病院との連携と医療圏の考え方についてでございますけれども、先番の議員さんにもお答えをいたしましたとおり、周辺都市と連携した新病院建設につきましては、現時点ではあくまでも岡谷市として将来にわたり市民の生命・健康を守るため市民病院を存続させるべく、新病院を建設してまいりたいと考えております。建設時期につきましても、各課題への対応、病院経営の見通しなどを総合的に判断してまいりたいと考えております。

 (5)の湖周ごみ処理施設への考え方についてですけれども、ごみ減量を進め、現施設をもっと整備すれば今後も使用できるとのことでございますが、岡谷市清掃工場は稼働して22年目に入っており、毎年計画的に点検整備、修繕を実施しておりますが、これにも限界があり、今後さらに長期的に使用することは困難であると考えております。ごみ処理施設は市民生活に直接かかわる大変重要な問題であり、現施設の老朽化や効率性、経済性により、3市町による広域的なごみ処理を行っていくことが必要であると考えております。

 6番の工業振興についての考え方でございますけれども、市外から企業を誘致することも大切でありますが、今、岡谷市にある企業の振興に力を入れるべきであるとの指摘につきまして、まさにそのとおりだと考えております。先月完成しました湯殿山工業団地も、市内企業の流出防止を図るために実施したところでございます。近年、市内既存企業の生産量が増加傾向にあり、また、製品が大型化する中で、工場拡張の意向が寄せられております。市内企業の流出防止策としてこうした土地需要にもおこたえするため、工業用地の確保は今後も必要であると考えております。また、市内企業の振興につきましては、工業用地取得意向調査や小規模企業の実態調査や工業活性化計画の見直しを含め、公約実現に向けた施策の充実に努めてまいります。

 私からは以上でございます。



○副議長(高林紘一議員) 教育部長。

     〔教育部長 小林利男君 登壇〕



◎教育部長(小林利男君) 大きな1番の(4)学校の校舎等の補修の考えと資金についてお答えいたします。

 学校の校舎等の補修の考え方でありますが、議員さんのお考えのとおり、基本的には現在の建物を補修しながら大切に長く使うことを考えております。

 学校の営繕につきましては、各校の業務員が日常の施設維持管理に努めております。実際の修理につきましては、小破修理の場合には学校配当予算の修繕費で対応しております。また、大きな修理につきましては、庁内の建築担当と相談しながら特定修理として予算づけをして対応しております。また、突発的な修理に対応するための予算も確保しているところでございます。なお、外壁等の全面改修など大規模な改修につきましては、耐震改修工事に合わせ、年次計画で改修を計画しているところでございます。

 以上です。



○副議長(高林紘一議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな2番の原子力発電事故への備えについてお答えをさせていただきます。

 まず最初に、事故への対処でございます。アメリカのスリーマイル島やチェルノブイリで起きた規模の事故が日本で発生した場合には、その周辺地域の被害は甚大で、岡谷市でも少なからず影響は出るかと思いますが、そのような場合には市のレベルで考えられる問題ではなく、国全体レベルでの対応になろうかというふうに思います。そのような状況下では国・県と緊密な連絡をとる中で、必要な指示を出し、市民の安全を確保していきたいと考えております。

 また、危機管理としてのマニュアルの部分でありますけれども、長野県地域防災計画の中に放射性物質事故災害等対策指針が策定されておりますので、これを準用していきたいと考えております。

 次に、事故が起きた場合の避難の方法等でございます。もし事故が起こったときはどのような行動をとればよいか等の質問でございますが、事故の規模にもよりますが、一般的には自宅等の屋内に退避し、窓等を閉め機密性に配慮していただくということであります。また、さらに危険性が高い場合はコンクリート造りの建物内に退避するか、影響のない地域まで避難していただくことになろうかというふうに思います。

 以上でございます。



○副議長(高林紘一議員) 病院事業管理者。

     〔病院事業管理者 塚田昌滋君 登壇〕



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 大きな2番の原子力発電事故に備えての(1)ですけれども、岡谷病院でどんな治療体制がとれるかという御質問でございます。企業等で放射能事故により被曝者が岡谷病院へ搬送された場合には、一時的な処置を行います。病状や被曝量により無菌室、ICU等の施設の整った専門病院へ搬送いたします。

 以上でございます。



○副議長(高林紘一議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな2番の(3)の原子力発電の地球温暖化、放射能の危険に対する市の考え方についてお答え申し上げます。

 本年5月、世界気象機関と国連環境計画が設立した専門委員集団であるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が、世界の科学者たちが温暖化研究の最新成果をまとめた第4次評価報告書を発表いたしました。それによりますと、温暖化防止のエネルギー供給対策として、初めて発電時にCO2を排出しない原子力発電を、温暖化を抑える重要技術と位置づけました。これは、国際エネルギー機関(IEA)の意見と合致するものであり、私たちもそのように理解しているところであります。したがいまして、原子力発電は、地球温暖化対策として有効であると理解しているものでございます。



○副議長(高林紘一議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな3番の諏訪湖、天竜川博物館公園の構想についての湖畔公園の博物館化でありますが、岡谷湖畔公園は、諏訪湖の水辺を整備し、湖岸環境の保全、市民が湖と親しみ憩える場、潤いのあるまちづくりを目的として整備を進めております。また、岡谷湖畔公園は諏訪湖と一体的な公園として岡谷市の大切な観光資源と位置づけ、観光PRをしているところであります。

 議員さんから御提案をいただきました、諏訪湖のロケーションを利用した公園の博物館として釜口水門一帯を整備し集客することにつきましては、新たな水車などの施設を行わず、現在設置されている小口太郎関係施設、湖上噴水等公園施設や県管理の船通し施設を備えてある釜口水門及び釜口水門管理事務所の展示室等を有機的に結びつけて、観光資源として観光客の集客に努めてまいりたいと考えております。

 また、観光バスのとまれる駐車場の整備につきましては、下浜側の既設大型バスが駐車できるスペースを御利用いただきたいと考えております。

 天竜川の源にある岡谷湖畔公園や釜口水門一帯は大事な観光資源の一つであり、今まで以上に大勢の観光客に訪れていただけるよう観光PRにも努めてまいりたいと考えております。

 大きな4番の施設の転用と利用の工夫についての、塩嶺閣と太鼓道場の利用でありますが、まず、塩嶺閣につきましては、研修や会議、また、来園者の休憩場所としての利用のほか、日本の古都風景百選認定の塩嶺・小鳥の森として県から譲り受けた鳥類の剥製などの資料展示や探鳥会などの自然観察の拠点として、塩嶺・小鳥の森コーディネーターを中心に、5月、6月の小鳥バスを初め、バスツアー、探鳥会や市民等希望者を対象とした自然観察会などを実施しており、多くの人に利用されておりますが、市民の方々から小鳥の森にふさわしい塩嶺閣の利用等について御提案をいただければ、実施できるかどうか考えてまいりたいと思っております。

 また、塩嶺閣を団体等に有料で貸し出したらどうかとのことでありますが、塩嶺閣は、岡谷市都市公園条例により、会議や研修など、幅広い市民の方々に有料で御利用いただいております。しかし、特定の団体へ長期にわたる施設の貸し出しにつきましては、都市公園条例によりできませんので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、岡谷太鼓道場につきましては、岡谷太鼓の伝承発展及び芸能、音楽、文化等の推進を図り、市民の皆さんの交流や憩いの場として開設されております。利用状況は、岡谷太鼓保存会チーム、小中学校等による太鼓の練習や日本舞踊、ダンス、吹奏楽など、太鼓以外の練習の場としても利用されているところでありますが、より一層の利用促進のため、施設があいているときには太鼓以外の練習場として多くの市民の方に御利用いただきたいと考えております。なお、音響設備やピアノが配置された施設はカノラホールやカルチャーセンターにあり、太鼓道場に設置する考えはありませんので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(高林紘一議員) 一通り答弁が済んだようです。

 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) 答弁ありがとうございます。

 最初に、市長の所信の一番先の旧林市政に対しての評価は、今井新市長も大いに評価されているようでありまして、ぜひ工業を振興する意味でも、そうした住民が住みやすい環境をぜひ引き続いて、新市長もやっていただきたいし、市長のおっしゃっている産業の振興にそれはつながっていくことだと思います。ぜひ御努力をよろしくお願いいたします。

 それから、2番目のプロジェクトの質問でありますが、非常にまだ、各議員も質問したところでありますが抽象的で順序がわかりませんが、特に岡谷病院の建てる時期というものは、今の施設へ手を入れて耐震補強をやってきた。それでいろいろな医療関係の、国の問題から始まって、今、塩嶺病院と岡谷病院が一緒になって力を合わせて経営に努めているという基盤をつくる時期というものにあると思うんですよね。そうした時期で、慌てて、何しろ早く建てろとか、金を工面しろとかいうようにやってしまうと、非常に厳しい財政を余計に圧迫するような気がいたしますし、しかし、早くつくらないと、また機を逸してもいけないような気がする。ここで次の辰野病院の問題にも関連してくるわけでございますけれども、これは次といたしまして、私としては、塩嶺病院は余り慌てるなということを言いたいんですが、時期が来たらそれなりきにさっと金が出せるように用意しておいたら一番いいと思うんですがね。

 駅前の再々開発は、これは急に話が飛んですみませんが、塩嶺病院を壊す、あそこに蚕糸博物館があって、あれも移動する、庁舎を移動しなければいけない、いろいろな、それで消防署と、玉突き状態になるわけですけれども、駅前の再々開発のララオカヤの建物の中に、2つ、2階の階数の中にあいているスペースというものを有効に使うことも必要ではないかと思うんですよね、ある時期では。そこら辺のところを有効に今回のローテーションの中でお使いになるというような気持ちはございませんか。



○副議長(高林紘一議員) 企画担当参事。



◎企画担当参事(矢島政樹君) 駅前再整備のお話でありますが、今進めておるのは再々整備をしようということで協議を進めておるところであります。その方向に向かっておりますので、それを、協議を詰めてまいりたいと思いますが、先番議員さん方からもほかの利用というお話は出されましたが、広くいろいろ考えなければならないときが出れば、そういうものを含めて考えるべき問題ではないかというふうに考えているところであります。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) たしか、そういうことで、ぜひあそこも有効に使うという、あのスペースはすぐ消防署が建てられなくても、消防署が、また費用の問題もどのくらいかかるかお聞きしたいと思うんですけれども、他市町村との連携という回答の中に入ってくると思うんですけれども、岡谷市負担がどのくらいになるのか、非常に負担も多くなると思うんですけれども、これ微妙な関係にあるわけで、そういうところの利用は有機的にぜひやっていっていただきたいと思うわけでございます。

 それで、ごみ焼却場については平成25年という、大体はっきりしためどが立ってきているような感じなんですよね。この平成25年というめどと、病院と消防署の関連は、どっちが後になるのか先になるかということは、幾らかこの中で言える部分はあるでしょうか。



○副議長(高林紘一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 病院、消防署につきましては、おとといから答弁を申し上げていますように、まだ時期的なものは明示できる段階にございませんものですから、そういうことで御理解をいただきたいと思います。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) それなら、費用の問題もお聞きしたいと思うんですが、岡谷病院が110億円というのは1回のめどが出ているわけですけれども、これは、ごみ焼却場が他市町村との、先ほどからの関連で、岡谷市負担というものをどのくらい、建てることになったら負担しなければいけないか。それから、月々の負担がどのくらいになるかというようなことも、これは形式が決まっていないわけですから、このくらいに抑えたいというような気持ちはおありでしょうか。ひとつそれをお聞きしたい。



○副議長(高林紘一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 先ほど田中議員さんのところでも負担の御質問があったわけですけれども、110t炉にして65億円かかった場合の試算でございますが、岡谷市が24億4,000万円でございます。65億円の場合の試算でございます。ただ、その経費等につきましては、補助金あるいは起債等いろいろな手段があるわけですけれども、まだそこまでの詰めはしておりませんので、御理解いただきたいと思います。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) 例えばランニングコストの方は、どういう形式か、どのくらいに抑えたいというような気持ちはおありでしょうか。つまり、今のに比べて、どのくらいになればいいなというような希望的観測はあるわけですか。月々の負担というか、そういうもの。



○副議長(高林紘一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) ランニングコストにつきましては、施設も新しくなりますし、今のランニングコストに比べれば当然削減はされてくるというふうに考えております。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) 今のランニングコストより削減されるわけですか。



○副議長(高林紘一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 今の経費よりは削減してまいりたいというふうに考えております。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) それなら、今の集中してやれば、それだけ効率がよくなって削減になるというお考えのようですが、次の方の質問でまた明らかにしていきたいと思うんですが、ここの項を移動しまして、次の岡谷病院の建設時期と辰野町立病院との関係なんですが、先般の報道で、国の方では病床の利用率というものを70%、公立病院の利用率が70%以上でないものはだんだんに減らしていこうという考えを持っているようであります。これは、岡谷病院と塩嶺病院を一緒にして、一生懸命、そういう利用率を上げたり何かしようということの中には、当然今まで動いてきていると思うんですけれども、近隣の辰野町立病院とかそういうところも含めて利用率というのがどれくらいになっているかをお教えいただきたいんですが。



○副議長(高林紘一議員) 統括事務部長。



◎統括事務部門事務部長(茅野重光君) 平成18年度の決算状況で申し上げます。岡谷病院につきましては85.6%、塩嶺病院につきましては休床の関係がございますので46.0%、辰野町立病院が68.5%、諏訪中央病院が83.6%、諏訪日赤が93.2%とお聞きしております。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) 実は、こうした国の方針が非常に変わる時期に来て、難しい地方の病院というのを守っていかなければならないという、今、塚田事業管理者の双肩にかかってくるんだと思うんですけれども、これは、辰野町も、あの病院を維持していかなければということで新しい予算を盛ってやったところが、医師不足ということになっているわけですけれども、これだけ近隣の町で医療の問題について同じ悩みを持っているということになると、市長として辰野町と病院問題について話し合う予定といいますか、意見を、情勢を語り合うというか、そういうようなことをするお考えはないでしょうか。



○副議長(高林紘一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 私、いつですか、答弁をさせていただきました。とりあえず、私は岡谷市民の生命・健康を守ることを第一として考えていきたいというふうに思っております。当然いろいろなケースの中でそういったことが話題になる可能性はあるかもしれませんけれども、こちらから積極的に今話しかけるという気はありませんものですから、よろしくお願いいたします。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) 市長のお気持ちはわかります。しかし、情勢としては、この医療圏というものをある程度幅広く考えて、岡谷市の新しい病院を建設していく。その医療圏の範囲というのは、先ほども方向性は認めていただいたと思うんですが、岡谷市だけではなくて、辰野町や塩尻市、下諏訪町、そういうような広い範囲のところから岡谷病院なり塩嶺病院へかなり集客といいますか、患者が来ているわけですね。そういう人たちのことも考えて、関連の市町村に影響するような病院に当然なっていくわけですから、そういう医療圏の問題についてもどうお考えになっているか、市長のお考えをお聞きしたいと思います。



○副議長(高林紘一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 当然病院でございますし、他の市町からお見えになった患者さんの受け入れを拒絶するというような考えは毛頭ございません。医療圏としての考えは持っております。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) ぜひ、そうした病院構想の中に、岡谷病院の資金調達から始まって、難しい問題を乗り切る、市長に重い責任がかかっていると思いますけれども、そういう条件をぜひ取り入れながら、政治情勢も見ながらやっていただきたいし、希望いたします。

 塚田院長には、そこら辺の情勢について、今、病床数から始まって、医療圏の問題については何かお考えはございますか。



○副議長(高林紘一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 難しい問題でございますけれども、病院経営を安定するには、対象人口というのはある程度の規模は必要かと思っております。それから、現在、辰野町立病院に関しましては非常に厳しい状況に置かれていることも事実でございます。できたらその辺も、医療圏という面からでは考えていく必要があるかなと思っております。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) いずれにしても、お医者さんが非常に貴重な時代で、両方ともお医者さんを必要としている病院が近隣にある場合には、建てることは別にして、お医者さんの融通をつけるというか、両方で派遣し合うような感じで助け合っていく、辰野町立病院は産科がないわけですから、岡谷病院が頑張って残していただいているようなあれもあります。ぜひそのことを、もしできたら進めていっていただきたい。お医者さんの融通だとか、そういうこともできたらと思います。これは、要望しておきます。

 それから、ごみ処理の関係なんですが、市長にお尋ねしたいんですが、熱で、高度に溶かしてどろどろにしてやるという溶融について、市長はある程度進めたいと思っておいでになるわけでしょうか。問題点を私いろいろ言いましたが、考えをお聞きしたいのですが。



○副議長(高林紘一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) ごみ処理というのは、今、行政に課せられた非常に大きな市民サービス、住民サービスの役割だというふうに思っております。その中で、その時代の中での技術を選んで処理をしていかなければいけないというふうに私は考えております。そうしたときに、最終処分場等の問題がございましたときに、溶融化というものも大きな選択肢の一つだというふうに私は理解しております。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) 実は、ごみ溶融は、今、山梨県の境の問題は大変にこじれておりまして、同じ溶融炉を建設しようと思っているんですが、なかなか進んでいない。当然こちらへも影響してくる問題だと思うんですよね。それで、私が先ほど提案しました、今の炉をなるべく使って、ストーカ炉というものを再建したらどうかという提案に対しても、ぜひその検討課題に入れていただけるかどうか、お聞きしたいと思います。



○副議長(高林紘一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 施設というのには、寿命が私はあると思っております。余りの延命措置によりまして、逆に危険性の増加ということも考えられます。その時代の中で一番最新の技術で評価を得たものを設置していくというのも、大きな、私は行政の役割だというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) 今の答弁をお聞きしますと、ストーカ炉について、もしこれから新たに、新しくもっといい最新式のストーカ炉を選定する気持ちはあるかということをお聞きしたいわけです。(「リーン」予鈴)



○副議長(高林紘一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) ストーカ炉ということでございますけれども、ストーカ炉の灰の処分ということも大きな問題でございまして、最終処分場という問題も抱えているということを御理解いただきまして、ストーカ炉と灰の処分ということをセットでできるものがあるならば、またそれは一つの選択肢であろうかというふうに思います。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) そこら辺はまた論議を呼ぶところでありまして、今までも、灰は減らないという問題と、出た新しい溶融したものの使い道の問題も、今、非常に論議が上がっているので、ぜひこれから論議をしていきたいし、市長もかたくなに溶かすことだけでなくて、幅広くお願いしたいと思います。

 それから、原子力発電の問題については、これは仮定の問題なんですが、仮定ばかりではなくて、本当にこれは起こり得るし、もし病院長がおっしゃった、一次処理はするけれども、専門病院へ搬送するというのは、専門病院とはどこのことでしょうか。



○副議長(高林紘一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 病状によって、例えば近隣であれば諏訪日赤、さらに、骨髄移植などをやる必要がある場合には信州大学、さらに高度障害を受けた場合には中央の放射線施設がございますので、そちらを考えております。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) いずれにしても、もし起こったときは大変な騒ぎになると思いますし、今、先生がおっしゃったような処置の人がいっぱい出てくれば、これはえらいことになるし、先ほど出ました、自宅の中に入れ、コンクリートの中に入れというのも、もし起こってくると、それだけでだめだということになれば、オーストラリアへ移住するとか、これは本当に原子力難民でどこかへ行かなければいけないような騒ぎになるかもしれませんね、これは。それだから、そこら辺の、日本の狭い国土では簡単に汚染が広がってしまうので、これは心得ていかなければいけないと思っております。

 このくらいにしまして、次の諏訪湖の博物館という言葉は削られて、今の公園の重要性はおっしゃったようですけれども、あそこを一歩進めて、今までの歴史だとかそういうものを書きながら、新しい野外の博物館いうか、そういうものの施設も含めて、案外お金がかからなくてでできるような気がするんですが、そういう考えはないですか。野外博物館とか、例えば、諏訪湖の今までの歴史を看板に残して、水車をつくれとは言いませんけれども、できれば一番いいんですが、水車を上から垂らして、洪水のときは引き揚げるとか、そういう考えはないですか。



○副議長(高林紘一議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 議員さんの提案につきましては、いい発想だというふうには思っておりますけれども、財政的な問題とかありますので、今あるものをどういう形で使っていくかというところをもう少し考えて、それで看板の誘導の関係とかイベントをどういう形でやっていくのかとか、そういうソフトの面で対応していくというようなことで現在考えておりますので、よろしくお願いしたいと思いますけれども。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員。



◆16番(武居光宏議員) とてもあそこはいいところでございまして、イベントも、あそこで投網を打つ、それを漁業組合にやってもらう、それから、水門というか、上がり下りの実現をやってもらう、あれはなかなか見たことがある人は少ないと思いますよ。あれはひとつ、運河の、何ですか、船渡しというか、水位が違うところを両方の扉を閉めてだんだんに上がっていく、あの過程というものをやってもらうと非常にいいと思うんですよね。そういうようなことをあわせながら、博物館にできればぜひお願いしたいと思います。

 それから、一番最後の太鼓道場へも、お金がかかるのでピアノだ、楽器はちょっという話なんだけれども、(「リ・リーン」終了)これは今の、あそこにある設備だけではいっぱいなので、それくらい、だれかピアノぐらい寄附してくれると思いますよ。それだから、ぜひ太鼓以外でそういうことをやる、音響をあれだけ遮断できる設備はないわけですから、ぜひそういうことも考えていただきたいということを希望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(高林紘一議員) 武居光宏議員の一般質問を終了いたします。

 この際暫時休憩いたします。再開は1時55分といたします。



△休憩 午後1時46分



△再開 午後1時55分



○議長(杉村修一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△花岡健一郎議員



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員の質問を許します。

     〔14番 花岡健一郎議員 登壇〕(拍手)



◆14番(花岡健一郎議員) 14番 花岡健一郎です。

 高い席からお許しをいただきたいと存じます。このたび体調を崩し、皆様方から数々のお励ましをいただき、心より感謝申し上げます。療養に努め、本来の業務につけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、既にそれぞれの議員さんからお祝いの言葉が寄せられておりますけれども、遅ればせながら私からも市長就任おめでとうございますと申し上げます。

 私は、住みよいまちづくりをするにはいろいろな方法があると思いますが、その中で道づくりが一番だと考えております。それが、私が議員になろうとした動機でもあります。そんな私が議員となって開政21の会派に入れていただきました。その中に、当時今井議員がおいでになり、一緒に活動する中で、未来を託せるのは彼しかいないと思うようになりました。今井議員は、岡谷市のまちが本当に好きであり、行政の内容にも詳しく、語る言葉も説得力があり、次第次第に引き込まれる、そのような感じがいたします。そんな今井議員が、このたび多くの支持を得て市長となり、心より喜びを感じております。これからも今井市長を信頼申し上げ、ともに行動してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。今井市長に、このたび定例会において、各議員さんが今までにいろいろな角度から質問され、次第に市長の考えが明らかとなり、私の願いを聞いていただくことはもちろんのこと、多くの方々の願いも聞いていただき、住みよいまちづくりのために邁進していただくものと確信し、大きな期待を膨らませているところでございます。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 大きい1番、総合計画についてお尋ねいたします。

 総合計画については、6月議会でお聞きし一定の理解はしましたが、再度質問したいと思います。

 総合計画は、そのまちの長期的なまちづくりを進めていくための基本としております。さらに、市民憲章にあるように、市民の皆様とともに、緑と湖に包まれた美しい郷土のもとに、先人の培ってきた歴史、文化、自然、伝統を引き継ぎながら創意工夫、努力して、住みよいまちづくりを進めるための指針とし、総合計画をもとに発展を遂げていかなければならないとしております。また、総合計画の性格と役割は次のような3つを持っているとしています。1つとして、岡谷市の将来目標を示し計画的に市政を進める、2つとして、市民や各種団体、企業に対し、理解と協力を求め、積極的に参加を呼びかける、3つとして、国や県に対し計画の実現に向け支援と協力を要請するなどであります。

 これらを踏まえて計画の構成でまず3つの点で質問いたします。

 (1)基本構想と作成の手順、(2)(仮称)第4次総合計画の進捗状況をお聞きし、(3)では、今、岡谷市は第3次総合計画を推進しておりますが、この計画を具現化するためには、市民、各種団体、企業の協力なしにはできないとしまして、今、行財政改革プランを作成し、多くの協力を得るために幾つかの改革を進めて、はや1年が経過しました。

 そうした中で、?として、協働の構図についてどのように進んでおるのか。

 ?としまして、歳入確保はどのようにされているのか、特に市税、手数料、収納率などで現状と課題をお聞かせいただきたいと思います。

 大きい2番、都市計画道路の整備状況と課題についてお尋ねします。

 計画道路は、円滑な都市活動を支え、住みよい都市環境を構築するために必要な基礎的な社会資本としておりますが、多額な経費と年数を要することであります。近年厳しい財政状況の中、効果的・効率的な執行ができるのか、以下3点についてお尋ねいたします。

 ?として、岡谷市都市計画道路整備プログラムが平成16年に示されておりますが、既に3年経過したことと、今井新市長の予算の編成方針も変わったことで、見直しがされるのか、部長の見解をお聞きします。

 ?今までの築造での財源構成を教えてください。

 ?東町線の取り扱いについてでありますが、都市計画道路東町線は、国道、バイパスから湖岸線までの区間で、今、築造が旧道まで進んでおります。今後は短期5年以内の着手、中期10年、また、長期10年以上後の着手で整備するとしておりますけれども、国道20号から県道下諏訪辰野線の区間はいつの年を起点にして整備されるのかお聞きします。

 大きい3番、区画整理のあり方についてであります。

 岡谷市の施策の大綱の中で、今まで6本の都市づくりの柱を基調としてまちづくりが進んでいる、そのように理解しております。計画的誘導を図るため、市街地整備の推進計画が示されております。そして、区画整理事業は、市街地整備の有効手段として、今まで今井地区、長地地区、ことしに入って岡谷駅南区画整理事業が完成いたしました。こうした推移を踏まえ、区画整理事業のあり方についてお尋ねいたします。

 ?岡谷駅南土地区画整理事業のトータル的な財源構成をお伺いいたします。

 ?として、湖畔若宮土地区画整理事業では、先番議員さんへの答弁で一定の理解をしましたけれども、事業推進に対して地区住民のアンケートをとったところ、賛成が55.7%、反対が33.3%、どちらでもない、どちらでもよいという住民が9.8%となり、事業推進に必要とする70%に届かなかったことで、今、粘り強く住民合意に努められておられますが、その後、賛成者がふえず成果が上がっていないように見えるのですが、今井市長は、計画決定から今までの取り組みを見て、どのように今後進めていかなければならないとお考えでしょうか、お尋ねいたします。

 以上で壇上での質問といたします。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) それでは、御質問に対して御答弁させていただきます。

 大きな1番の総合計画について御答弁させていただきます。

 まず(1)の基本構想と計画策定の手順についてでございます。

 平成21年度を初年度とする新たな総合計画の策定に向け、本年度から作業を進めておりますが、新総合計画の基本構想の内容につきましては、庁内組織を立ち上げ検討を始めたところでございまして、今後具体的な検討に入ってまいりますので、現在、具体的な内容をお話しする状況ではございませんので、御理解いただきたいと思います。

 なお、計画策定の手順につきましては、先番議員さんにお答えをしたとおりでございますが、現在作業に入ったところで、平成20年度中には基本構想審議会の審議を経て議会上程、御議決をいただくという手順になっておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、進捗状況でございますが、現在、一部専門業者の支援をいただきまして、計画策定の基礎となるデータの収集整理を行ったほか、第3次総合計画の成果の検証に取り組んでいるところであります。また、9月には、総合計画策定の参考とするため市民アンケート調査を実施し、各種事業に対する満足度と重要度について市民の意向把握をしておるところでございます。さらに、庁内組織として総合計画策定委員会と計画策定プロジェクトチームを立ち上げ、具体的な計画策定作業を始めたところでございます。

 今後の予定といたしましては、計画策定の基本方針を定めるとともに、幅広い市民の意見を計画に反映させる市民組織を立ち上げるほか、市政懇談会等により市民の意向の把握に努め、市民との協働による計画づくりを進めてまいりたいと考えております。

 次に、(3)協働の構図についてでございます。

 行財政改革プランでは、市民と行政との協働により取り組む事業が数多くございますが、例えば、補助金、負担金の見直しにおきましても、市民の皆様の御理解と御協力をいただく中で進めてきております。見直しでは、公平・公正の観点から、成果の比較的小さな慣例的な補助金について減額または廃止したものもございますが、交付団体等とも十分な協議をしてまいりました。市民と行政との協働は、お互いの立場を尊重し、できることを分担し合うことを基本としております。市民総参加のまちづくりを進める中で、すべてを行政に頼るのではなく、住民の自主的な活動に移行するケースも見られております。市民が主役の市民基点の市政運営を心がけ、市民の皆様に任せるべきはお願いし、行政との連携、協力、協働の形を築き上げてまいりたいと考えております。

 次に、歳入確保についてでございます。

 岡谷市行財政改革プランでは、税収確保の取り組みとして、地域経済の活性化に向けて産業施策を推進し、特に岡谷市の基幹産業である工業振興施策の一層の充実を図ることとしております。ミニ工場団地の造成や研究開発型企業の誘致に取り組むほか、小規模事業所への支援等を行うことにより企業収益を高め、法人市民税等の税収確保を図ってまいります。

 また、使用料、手数料につきましては、平成20年度が3年ごとの一斉見直しに当たることから、受益者負担の原則に基づき、現在見直し作業を進めているところでございます。さらに、市税及び使用料、手数料につきましては、公平な負担を確保するためにも、収納率の向上に努めており、行財政改革プランの実施計画では、市税、保育料、住宅使用料等につきまして収納率の目標数値を示しまして、目標達成に向け取り組んでいるところでございます。具体的な取り組みといたしましては、電話催告や納税相談、臨戸訪問を積極的に行っているほか、滞納整理強化月間を実施し収納率の向上に努めているところであります。

 以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 建設水道部長。

     〔建設水道部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 数点質問いただきましたので、お答えをさせていただきます。

 最初に、大きい2番の都市計画道路の整備状況と課題についての?整備プログラムの再検討についてでありますけれども、岡谷市都市計画道路整備プログラムにつきましては、岡谷市における岡谷市都市計画道路の整備を効果的・効率的に推進するとともに、事業の透明性や客観性を確保するために、整備順位を短期、中期、長期に分けて、平成16年3月に作成いたしたところであります。都市計画道路整備プログラムの作成からまだ3年半の経過であり、現在まで本計画に基づき都市計画道路の整備を進めてきておりまして、今すぐ再検討することは考えておりません。

 次に、?の道路の財源構成についてでありますが、街路事業の整備は昭和25年に補助制度が創設され多くの整備がされてきましたが、昭和60年に緊急地方道路整備事業が創設され、現在、県事業として進めている田中線及び岡谷川岸線が採択を受けております。負担割合は、国費が55%、県費が35%、市費が10%であります。また、平成16年に創設されましたまちづくり交付金事業といたしまして、市事業で進めております東堀線が採択を受けており、基本的には国費が40%、市費が60%で、その75%に起債が認められております。さらに、平成4年には、特に要望が強い特定の道路に、国土交通省と総務省が協調して補助事業と単独事業を効果的に組み合わせた地方特定道路事業が創設されました。国道20号バイパス整備事業に合わせまして、これにアクセスする市単独事業の東町線が採択を受け、90%の起債が認められ、事業を進めているところであります。

 次に、?の東町線の扱いについてですが、都市計画道路東町線は、岡谷市を国道20号バイパスから湖岸線までを南北に縦断する幹線道路でありまして、現在、国道20号バイパスから現国道20号までの区間を3工区に分けて整備を進めているところであります。現国道20号から県道下諏訪辰野線の区間につきましては、道路整備プログラム上では他の多数の路線と同様に長期整備路線の位置づけがなされており、現道は車両が交互通行できる幅員が確保できておりますので、現在のところ整備時期は未定であります。

 次に、(3)の区画整理事業のあり方についての(1)岡谷駅南土地区画整理事業のトータル的な財源構成についてでありますが、岡谷駅南土地区画整理事業は、平成4年度から本年度までで事業が完了しまして、9月に完成式典を開催したところであります。本事業の総事業費は約72億6,000万円でありますが、その財源構成は、国から総額で約21億2,000万円、県から総額約5億2,000万円の補助金を受けまして、市費につきましては総額約46億2,000万円であります。市費のうち21億7,000万円の90%が起債対応であります。

 以上であります。



○議長(杉村修一議員) 市長。

     〔市長 今井竜五君 登壇〕



◎市長(今井竜五君) 大きな3番の(2)の湖畔若宮土地区画整理事業についてでございますけれども、先番議員さんにもお答えしておりますけれども、湖畔若宮地区は良好な市街地形成の可能性を持つ地区でありますが、道路等都市整備が未整備であり、計画的なまちづくりにより良好な居住環境を整備するため進めているものであります。都市計画決定以降、戸別訪問を中心に事業への理解を深めるとともに、我がまち検討会の開催、講演会の開催等により合意形成に努めておりますが、反対の方もおいでになり、依然進展しない状況であります。

 今後の進め方といたしましては、個人の財産に関することでもありますので、実施するためにどのような方法があるか、今まで担当部署でも検討しておりますが、地域の皆さんや国・県の意見を聞きながら、私としても検討をさせていただきたいと考えております。早急に答えを出すには大変難しい問題であるかと考えております。

 以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 一通り答弁が済んだようです。

 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 総合計画についてでありますが、(1)の基本構想と計画策定の手順についてですけれども、これについては、今までの各議員さん方のお話の中にありましたが、既に市長さんにとっては、「人、輝き たくましいまち」づくりということで、そのことが既にそういう方向があるようなふうに受け取られておりますし、中のいろいろな施策についても、今までの答弁の中でだんだんと明らかとなってきております。こういったことが既に始まっているということは、庁内の中で、庁内会議というですか、そういった中でも、そういったものも随分話されているかどうかという、そこら辺のところはどんなふうになっておるわけでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 先ほど申し上げました策定委員会あるいはプロジェクトチームというのは立ち上げたばかりでございまして、具体的に今言ったような問題について協議をしているという状況ではございませんので、よろしくお願いします。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 具体的には検討されていないということでありますけれども、私は、既にそういったところというのは皆さん十分承知であると思うものですから、計画というものを早くもとのものは示していただいて、市民の皆さんにもそのところをよく十分にしてわかりやすくするというような、そういうことが必要ではないかなと思うわけなんですけれども、そんな意味で、少し急いでいただくというようなことで、第4次総合計画の部分で先ほどお聞きしたところ、これから意見の収集とか、一部、データは専門家によってされているとはいえ、市民の皆さんに対して収集などされているんですけれども、庁内の中で検証もするとか、そんなようなことで先ほど総務部長さんからお話があったんですけれども、そういったところはもっと早めていただいて、早く内容を明らかにするというような方向では進めないかどうか、その点はどうでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 今回の、仮称でありますけれども第4次総合計画の策定は、今までのような、外部にまるっきりすべてを委託してしまって、そちらで原案を全部つくっているというようなやり方ではやりたくない。むしろ庁内の中で職員がそういった部分をしっかり把握する中で、問題点等も検証する中で、これからのまちのあり方というものを、しっかりそういう部分のつくりをみずからの手でやりたいということで考え方を持っております。先ほど、一部専門業者の支援という言い方をいたしましたが、これはあくまでも計画策定のデータでありますとか骨格となるような部分、そういった部分のお手伝いをしていただく、あるいは、今の国の政策とか県の政策とか、そういうような部分の状況把握という部分は必ず必要となってまいりますので、そういう役目を担っていただくというような部分でありまして、あくまでも職員の手でつくっていきたいということで、先ほど申し上げました策定委員会あるいは策定のプロジェクトチームを庁内に立ち上げていく、こういうことでございますので御理解をいただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 今、総務部長さんの話では、一部は外部のそういった専門家のデータというようなことでありますけれども、今までの議場での答弁の中では、随分いろいろなところも、行政側の方では、そんなよその業者に頼まなくてもできるというような部分まで煮詰まっているように私は受けるわけです。そして、そのことは、庁内の職員の皆さんによる策定委員会とかプロジェクトというような、そういう形の中で検討していくということでありますので、経費削減という意味でも、もう少し、外部へ頼まなくても自分たちでつくるんだというような形でいけば、もっと早く進むのではないかと思うんですけれども、私は、行政側の答弁の中でかなりできているというふうに思うんですけれども、どうでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) これは、横内 正議員さんのところの御質問に対してもお答えさせていただきましたが、当然のことながら、一番は現状の把握から始まって、将来の岡谷市の課題の整理、将来都市像あるいは将来人口、そういうようなものを基本として、その上でどういった政策をそこに練り上げていくか、こういうことになるものですから、現在、業者さんには、先ほど言ったようなデータだけの話でなくて、このまちに対する率直な評価とか今後のあり方についての適正なアドバイスをいただく中で、一緒に参加しながらやっているというような状況でありまして、確かに議員さん御指摘のように、そういった部分に踏み込んだ議論を事務的には私どものところではやっている部分はありますが、それが一つの形としてまだできているというような状況ではございませんので、そんなことで御理解いただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 基本構想等策定の手順等についてはわかりました。第4次総合計画の進捗状況もわかりましたが、ここで一つお願いしたいのは、早く基本的な計画というものを市民の皆さんに示すということ、それから、総合計画をこれから立てるんだという、そういう部分をぜひ市民の皆さんが理解するように周知徹底というか、一部の人だけにこの計画策定がされているんだということではなくて、これから将来、前の総務部長さんの話では、10年という期間ではなくて、もう少し短い期間の中でつくっていくというお話もあったわけですけれども、そういった計画が今後のまちづくりの基本になる、市民の皆さんもぜひ関心を持って第4次総合計画というものにいろいろと御意見をしていただきたいというような、そういう啓蒙というですか、市民の皆さんに周知するというふうなことをぜひやっていただきたい、そのことをお願いしておきたいと思います。

 (3)行財政改革プランの現状と課題についてでありますけれども、協働の構図ということで、補助金、負担金、こういった形というものを昨年それぞれの市民の皆さんや団体の皆さんに示して、大変厳しい状況であるけれどもというようなお話の中で、これが随分削減されたというような方向で進んでいると思うんですけれども、協働の構図の中で、そういった補助金、負担金の検討の中でもって、何か市で思っているようなそういう形で市民の皆さん受けとめているのか、今までの1年たってみて、どうも補助金、負担金の形をもう少し考えてくれというような、そういう意見とか寄せられているかどうか、その点はどうでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 補助金、負担金の件につきましては、平成18年度の予算の段階で10%の一律削減というような形でお願いをいたしました。その後、そこを踏まえて、今度は、平成19年度予算に向けてはゼロベースからの見直しを行うというようなことで、それぞれの団体の皆さんにも集まっていただいて、市の考え方も聞いていただいたり、あるいは市の財政状況についても説明する中で御理解していただくというような手順を踏む中で、それぞれの団体の皆さんに個別な話をそれぞれさせていただいて、そこを積み上げた、結果としたそれぞれの事業、それぞれに対する補助負担金のあり方というような部分まで検討していただいた上で、結果的には大きく削減したところもございますし、逆にそのままだったところも、あるいは、もっと増えたところという部分も現実にはあるわけです。そういった部分を、先ほど議員さんのお話ではありませんけれども、協働というような部分で、ただ単に市側からの補助金を出していくというような考え方でなくて、一緒のまちづくりに対する、そこが必要なそういった作業だという、こういった理解をしていただく中で進めてこられたのかなというふうに思っています。ただ、そうはいっても、減額となったところが厳しい状況になったということは事実でございますので、そういった点では大変だというようなお話をお伺いしている部分もございます。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 今のお話を聞けば、大体市民の皆さんに受け入れられたというふうに考えられるわけですけれども、まちが元気になるというのは、市民の皆さんがいろいろな行事とかを通じまして融和を図って、そういうことがもとになり、また、ほかの方へも目が向いていく、自分たちのやりたいことばかりでなくて、これから地区でいろいろな問題をどういうふうに解決するかというときに、今までの事業をやった人たちの仲間意識というか、そういったものが、そういった方向に変わっていくのではないかと思います。そういったことで、ぜひ各団体の活動というのが消えないような、そういう配慮をいただきたいな、そういうことをお願いするわけですけれども、それで、そういう中で各区の区長さんの皆様方の役割というのが非常に大きいわけで、今、ふえたという部分があるというようなお話であったわけですけれども、いろいろ予算なんかを見てみますと、区長会に対しては補助金がふえたというように私はとっているわけですけれども、区長さん方の反応というのは、この厳しい財政状況というのは、区長さん方はどのようにとらえているか、その点はどうでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 先ほども申し上げましたが、平成18年度のときに一律カットというような形で10%を削減させていただいたということを踏まえて、各区にも御議論をいただく中で、区長会等でもいろいろな考え方がある中で、議論を積み重ねていただく中で、私どももその過程の中で、市として、では区長会に対してどういうふうに考えるべきかというようなことも積み重ねる中で、最終的には補助金ではなくて交付金化をしていこうということで、現在は、平成19年度からは交付金という形に変更をさせていただいてございます。これは、もちろん区によっては大きいところも小さいところもある、それから予算規模も、大きいところも小さいところもある、そして、区としての職員を抱えているというような部分もあったり、いろいろな条件がそれぞれによって違う部分がございますので、そういったことをきちんとデータとする中で、そのデータを基本とする中で交付金の算定基準をつくっていこうということにいたしまして、それについてお示しし、そして御理解をいただいて、最終的には総体の額は10%カットしたときよりも戻るというような形で、年度でいいますと平成18年度よりも平成19年度の方が増えた結果となっているということでございます。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 制度もだんだんそれに合わせて変えていくというようなことで、区長さん方もそういった面では市の行政の一部を担っているということもありますので、各区の区長さん方とよくお話を重ねていただき、今、特に少子高齢化という部分でありますので、老人の皆さんとか子供さんの方々を支援するような、そういうようなことも区に求められているわけでありますので、どうぞよい関係をこれからも続けていただきたい、そのように思います。

 次に、歳入確保についてでありますけれども、歳入確保の中で市税、手数料という部分でお話があったわけですけれども、市税についてですが、平成18年度より平成19年度は3億4,100万円ほど増収を見込んでいるというようなことであると思います。市税についてですが、そういうふうに見込まれておったわけですけれども、現状のところそんな推移でもっていけるかどうかというところはどんなでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 平成19年度の市民税につきましては、市民税の個人の部分で定率減税の2分の1が解消されて結果的にゼロとなるというようなこと、あるいは税源移譲ということを踏まえて、今、御指摘のあったような増額となるというような見込みを立てたところでございます。はっきりとしたことを今申し上げる段階ではないというふうに思っていますけれども、現時点での課税状況等を見る中では、見込んだ額よりも相当低い額になるのかなという見込みを立てているところであります。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 見込みよりも少ない額になるのではないかというようなお話であります。いろいろ景気の動向などで左右される部分があると思うんですけれども、そういう見込みという形はわかりました。

 手数料という部分についてお聞きしますけれども、手数料については、平成18年度は平成17年度よりも124万3,000円ほど増を見込んだものの、結果的にはかなり低くなってしまったというようなふうにとらえられます。また、平成19年度には、前の平成17年度よりも多くは見込んでいるわけですけれども、それがまた同じような結果で手数料というものがなかなか思うように入ってこない、こういうような状況が見えるわけですけれども、これは、市民の皆さんがいろいろな施設とか市の中で保育料とかというような部分とか、いろいろな面でもってお払いする部分だと思うんですけれども、市がやろうとしたことに対して、市民の皆さんが使ったりそれを利用したりするというようなことが足りないのかな、もう少しいろいろの市の行政の中身を知っていただき、利用していただくということが大事ではないかなと思うわけですけれども、そんな点で、市民の皆さんが施設を使うというようなことが少なくなってきているかなという部分で、施設の関係で特に落ち込んでいるような施設というものは使用料の中でどんな部分があるか、もしおわかりだったらお聞かせ願いたいんですけれども。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 今ここに具体的なものは持ってきておりませんけれども、いずれにいたしましても、議会の中で御答弁させていただいておりますが、公共施設のあり方検討会というような部分で、庁内組織あるいは市民の皆さんにも御議論いただく中でという部分で、当然のことながら施設のあり方あるいは使用料、手数料のあり方、そういうような部分のことも含めて御議論をしていただくということで、今、作業を進めておりますので、そういったところでのまた集約というような部分を期待して、そして、ちょうど来年が使用料、手数料の見直し年度に当たりますので、今現在その作業にも入っているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 施設のあり方検討会ということで、今、いろいろな施設の使い方というですか、市民の皆さんがどういうふうに使っているかということで検討されるということでありますけれども、せっかくいろいろなものをつくってあるわけでありまして、こういったいろいろな施設を市民の皆さんが有効に使うというようなことも大事かなというふうに思います。先ほども武居議員のお話にもありましたけれども、塩嶺閣などは非常にいい環境の中にあるわけでして、ああいったところも、もっと市民の皆さんが利用すればいいかなというふうに思うわけでありまして、何とかそういった方向に市民の皆さんが関心をしていく、こういう厳しい財政の中で、持っているものをもう少し大事に使うというような、そういうふうな気持ちをぜひ市民の皆さんが考えていただければいいかなというふうに思いますので、そんなふうに御努力いただきたいと思います。

 収納率の向上についてはわかりました。これも、市民の皆さんの協力なしではなかなか解決しない問題であります。岡谷市に住んでいるからには、そこに住んでいる者としてそれだけのいろいろな負担をするのは、これが基本でありますので、そういった点も市民の皆さんがもう少し考えていただいて、収納率の向上に努めていただく。職員の皆さんばかりではなくて、市民側にも問題があるのではないかなというふうに思います。みんなで盛り上げていくという意味では、協働のそういった考えが浸透するように、ぜひみんなで努力していきたい、そのように思います。

 2、都市計画道路の整備状況と課題についてに移らせていただきたいと思います。

 整備プログラムの再検討ということでありますけれども、これは、今、部長さんのお話では3年半ほどたったばかりで見直しはしないということでありますので、今の整備プログラムはこのまま推進されるというふうに理解しました。

 財源構成でありますけれども、この財源構成が非常に私は大事かなと思うわけなんですけれども、道をつくるということでは市税というか一般財源の部分が多いと思いますけれども、その一般財源という部分ばかりでなくて、先ほどのお話では県と国というものがかなりの割合で道路の構築には投資されるわけでありまして、そういうことから考えると、約1割の負担で、あとの残りは国とか県という、そういったお金が来るわけでして、これをほうっておく手はないと思うんですね。今、財政が厳しい中でということでありますけれども、今までも、前の新一郎市長さんの12年間を見ても、国道とか県道、こういったものを中心にしてかなりの道路整備というものが進んでおります。それから、市内の道路についても、かなり進んだところ、間下地区もありますし、東堀の地区にもあります。こういった道路というものに、将来岡谷市の財産となる道路についてみんなで考え、こういったものは積極的に取り入れていくというようなことが必要ではないかと思うんですけれども、市長さんにお聞きしたいんですけれども、こういった道路の築造というものはかなり力を入れていく部分だ、産業の振興ということもあるんですけれども、そういった背景を踏まえて、こういう道路の築造というものに力を入れていくべきだと思いますけれども、今井市長さんにおかれましては、この点はどんなふうにお考えでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 必要な道路についてはきちっとした築造をしていく、そういった考えでやっていきたいと思っております。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) これは、財源の問題、財政の問題の中で、なかなか難しい部分だと思いますけれども、計画にあります短期の部分というものが進んでいる中で、それに合わせて整備されていくものがいいではないかと思います。

 (2)番の道路財源構成についても、今のお話で済みましたので、これはわかりました。

 そういう中で(3)の東町線の扱いでありますけれども、そういった必要な道路という部分で岡谷市の中にあって南北に通す道というのは、そうたくさんあるわけではありません。中心市街地ということで駅周辺の整備も済み、だんだんと市の発展も拡大しておるわけでして、特に東町線、これも非常に重要になってくるということであります。それで、ただいま国道バイパスに合わせて旧道までの整備が進み、築造というですか、道の形もできてきております。そういったことというのが、これが今度、国道まで延びるというような段階で今取り組んでおるわけですけれども、こういう中で、国道から下諏訪辰野線の区間、これが長期の部分に入っているということであります。先ほどの部長さんの話では、(「リーン」予鈴)長期の部分というのはまだ未定だというような話でありますけれども、長期にわたるということになると、いつ道路が広がるかというようなことがわからないわけでありまして、道路の沿線にはたしかいろいろの規制が、建物の高さ制限というような規制がかかっているというふうに思うんですけれども、いつ道路として広がるかわからない部分については、そういった規制を外すような、そういうようなことはできないか、その点はどうでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 建設水道部長。



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 都市計画法で都市計画決定されたものについては、都市計画法の中で53条というものがかかわってくるわけでありまして、これにつきましては、都市計画施設の区域内に建物を建築しようとするものについては県知事の許可を受けなさいということになっております。それで、その中で当該建築物が2階以下のものであること、また、容易に移転または除去することができるものと認められるものにつきましては、権限移譲を受けまして市長が許可するということになっております。定められておるわけでありまして、これ以外の建物については、法の制度上緩和することができませんので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 東町線の扱いについては理解できました。

 次に、区画整理事業のあり方についてでありますけれども、岡谷駅南土地区画整理事業の財源構成の推移ということで、先ほどはトータル的な金額を言っていただきましたけれども、10何年かかかって72億円ということでありますので、1年ごとというものになればどんなふうになるのか、そんな点はわかったら教えていただきたいと思うんですけれども。



○議長(杉村修一議員) 建設水道部長。



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 約18年前後の年数がかかっておるものですから、量がありますもので、できましたら後でお渡しさせていただきたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) わかりました。多分そんなに大きな金額、15年としますると、大体72億円ですので、7〜8億円ぐらいということでもって、1年という部分を平均すればそのぐらいでという部分も考えられわけであります。そうすると、今大変厳しい財政の中でも、そういった過去の事業というものはそんな中で進んできている、そういうふうに考えるわけであります。財源構成の推移については、後でまた教えていただきたいと思います。

 (2)の湖畔若宮土地区画整理事業においてでありますけれども、市長さんのお話では、今までの状況を踏まえて、なお粘り強く取り組んでいただくというようなお話であります。この区画整理事業に対しても、これから先かなりのお金がかかるというふうに思うわけですけれども、トータル的には80億円ぐらいなるかと思うんですけれども、そういう財政の厳しい中でもって、湖畔若宮土地区画整理事業というものも遂行できる可能性はあるかという点ではどんなでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 建設水道部長。



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 先ほども市長の方からもお話しさせていただきましたけれども、やる方向で検討していきたいというようなことで御答弁をさせていただいております。現状大変厳しい財政状況の中ですぐに実施できる状況ではないと認識しているところでありますけれども、事業とすれば必要な事業だと思っておりますので、進めていかなければならないと思っております。

 以上です。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員。



◆14番(花岡健一郎議員) 財政の厳しい中でも、この事業は必要な事業だということであります。(「リ・リーン」終了)ぜひそんなようなことを踏まえ、また、今後も住民の皆さんの合意形成に努めていただきたい、そのようにお願いして一般質問を終わりにいたします。



○議長(杉村修一議員) 花岡健一郎議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。再開は3時零分といたします。



△休憩 午後2時48分



△再開 午後3時00分



○議長(杉村修一議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△浜 幸平議員



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員の質問を許します。

     〔4番 浜 幸平議員 登壇〕(拍手)



◆4番(浜幸平議員) 4番 浜 幸平です。

 今井新市長におかれましては、岡谷市長選挙において優秀な成績で御当選、まことにおめでとうございます。これからの4年間の岡谷市のかじ取り役として、市民の期待は相当大きなものがあろうかと思います。新しい岡谷市が今からスタートするものと思いますけれども、健康に気をつけられて、ぜひ御活躍されることを御祈念申し上げます。

 これより通告順に従いまして進めていきたいと思いますが、最終日、15番目になりますので、一部重複するところがあるかと思います。切り口を変えて、できるだけ別視点から進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 大きい1番であります。

 新市長1期目の政治姿勢についてですが、既に先番の議員さんにより質問が多数出ておりますので重複しない形で進めたいと思いますが、(1)産業振興担当副市長(市長特命参事)についての具体的な人選です。費用対効果の問題、また、責任の分担、条例改定作業など、実施していく上でのハードルがかなり高いものではないかと考えます。また、外部登用の場合は、組織、地域になかなかなじめないケースも考慮しつつ、その成果はすぐに求められ、一定の成果が上がるまでの時間がかかることなど、かなりのリスクが考えられますけれども、それでも進めていくのかお聞きしたいと思います。

 2番ですが、産業振興について、これは商業も含めてその具体的な方法論と展開についてであります。

 そもそも産業振興は、4年、5年の長期戦で考えていく課題であると考えます。なかなか進まなかった場合、また、時間がかかった場合など、市民の期待が大きい中で、その間の市政全般の対応をどうするのかお聞きしたいと思います。また、市内の商業者、商工会議所職員関係者など、大勢の人々の努力によりシャッターをおおろさずに頑張っている方々がいらっしゃいます。中央通りには、おかみさん会も活動しておりまして、女性の見る目線で、また、おかみさんの立場で活性化策を求めて活動しておりますので、これからも御支援の方をよろしくお願いしたいと思います。

 3番目になります。

 市民基点の市政運営についての運営上の問題点でありますけれども、これは重複しますので省略したいと思います。

 (4)病院統合と新病院建設への決意と展望についてですけれども、この取り組みは優先順位をつけるとすれば何番目なのか、数字でお答えいただきたいと思います。私も、新病院建設をぜひとも進めていきたいと考えておりますけれども、問題点も幾つかあると認識しております。一つは国保会計悪化の問題であります。2番目は基本構想策定検討会立ち上げの件、3番目として住民意識の高揚などであります。これらも含めて、お考えをお聞きしたいと思います。

 以上ですけれども、時間等の関係がありますので、答弁は手短で結構でございます。

 次の大きい2番、地域医療制度の実態についてになります。

 (1)岡谷市国保会計の収支悪化について、特に、県下一高い国保医療費支払額と現年収納率94.8%、また、未収入金約3億8,000万円−−繰り越しを含みでございますが、の回収見込みなどの対策等お聞きしたいと思います。

 (2)でございます。基金残高と重複診療についてになりますが、基金を取り崩して赤字を補てんしているため、1997年の4億7,000万円から2005年の2億9,000万円に減少してしまった基金残高の数年後の予想額についてどの程度に見ているか、また、重複診療の実態掌握と改善策については進んでいるのか、お尋ねしたいと思います。

 (3)看護師・准看護師の充足状況と対策についてであります。

 岡谷市看護師養成奨学金制度の利用状況について、また、2年の勤務後、返済免除になった後の定着率につきましてどんな状況であるかお聞きしたいと思います。

 (4)「助産師外来」の活用とその可能性についてであります。

 現在、産科・小児科医の不足を補完する方法として各地で取り組みがなされていますけれども、これに対する考え方をお聞きしたいと思います。

 (5)新病院建設構想の具体的な内容についてお聞きしたいと思いますけれども、一部重複する項目等があると思いますが、基本構想案を作成するために検討会を立ち上げ、医師会や医療関係者から成る専門家チームと利用者である市民の意見をまとめていくチームなど設定して、幅広く検討していくことが必要だと思いますが、どのように進めていくか、お聞かせいただければと思います。

 次、大きい3番になります。

 各種審議会・懇話会・委員会のあり方について。

 (1)実働状況と開催回数・実績等につきまして、現状に即して再配置されているのかどうか、休眠状態または低稼働率の懇話会等ないのかお尋ねしたいと思います。

 (2)会議録の公開・非公開の経緯とその基準についてでございます。

 平成15年2月3日の訓令第3号岡谷市審議会等の会議の公開に関する基準の中に、第4条、前項に規定する会議録は原則公開とし、非公開とするときはその理由を明らかにするものという基準に照らし合わせて、現状どうなっているのかお伺いをしたいと思います。

 (3)構成メンバーと公募委員の募集と選考基準についてでありますが、有識者、学識経験者、公益代表委員の言葉の定義につき、具体的にお尋ねをいたします。

 次に、大きい4番になりますが、「頑張る地方応援プログラム」について、総務省所管のこのプログラムの目的は、やる気のある地方自治体が自由に独自の施策を展開することにより魅力ある地方に生まれ変われるよう、地方独自のプロジェクトをみずから考え、前向きに取り組む地方自治体に対して地方交付税等の支援措置を講ずるものであると理解しておりますが、この現状につきお聞きしたいと思います。

 (1)申請後の状況と採択見通しについてでありますが、岡谷市では4件ほど提出されていると思いますが、その後の状況についてお聞きしたいと思います。

 (2)番目、他市町村の提出状況と取り組みについて参考にしていると思いますが、他市町村の提出プログラムの中には、例えば松本市などのように数値目標が明らかに提示されておりまして、市民が見てもわかりやすいものもございます。その辺についてお伺いしたいと思います。

 (3)第4次総合計画とのかかわり、関連性についてでありますけれども、策定スケジュール、進捗状況等は既に重複しておりますので、新規に取り組まれていくプログラムにはどんなものがあるか、また、頑張る地方応援プログラムとの関連性についてお聞きしたいと思います。

 以上、1回目の質問につきまして壇上より申し上げさせていただきました。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 今井竜五君 登壇〕



◎市長(今井竜五君) 浜 幸平議員さんの質問にお答えいたします。

 大きな1番の産業振興担当副市長についてということでございますけれども、御質問の中でいろいろと項目がございましたけれども、先番議員さんにお答えしてありますように、人選、時期、権限などについては、しばらく時間をいただく中で、また具体化に向けてしっかり考えてまいりたい、そういうふうに思っております。また、即効性等につきまして、即効性の出るもの、出ないもの、いろいろあると思います。それは、仕事に内容によって期間というものは決められてくるのではないかなというふうに思っております。力があり、なるべく即効性のある人を選んでいきたい、そういうふうに考えておりますので御理解をいただきたいと思います。

 次に、(2)の産業振興について、その具体的な方法論ということで商業ということでございますけれども、「人、輝き たくましいまち」の実現に向かいましては、産業の積極的な育成というものが大変に重要だというふうに考えております。特に私は、製造業を軸としました産業振興をすることにより、新しい産業、企業、事業の創出と既存企業の活性化、それによりまして人口減の食いとめ、もしくはまた、交流人口増というものを図り、にぎわいのまちづくり、活力のあるまちづくり、そして岡谷TMOとのコラボレーションによりまして商業への波及効果が出てくるように努めてまいりたい、そんなふうに考えております。そのために、マニフェストにうたいました公約を実現していくことが必要不可欠であるというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 大きな1番の4番の病院統合と新病院建設への決意ということで、?から?まで順番が変わるかもしれませんがお答えを申し上げます。

 新病院の建設予定地につきましては、まず文化センターの跡地を基本としておりまして、各種課題の検討を深める一方、市民の皆さんや専門家の御意見を伺い、診療科目や病床規模といったような基本構想的な部分を固め、建設計画や病院計画のシミュレーションを行いながら、市財政への影響を検証してまいりたいと思っております。事業の優先順位については現在申し上げることができませんので、御理解いただきたいと思います。

 私からは以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな2番目の地域医療制度の実態について、(1)、(2)について御答弁申し上げます。

 最初に、岡谷市国民健康保険事業特別会計の収支悪化についてでございます。

 国民健康保険の運営状況は、高齢化の著しい進展や低所得者層の増加など構造的な問題により財政基盤は極めて脆弱となっており、医療技術の高度化や疾病構造の変化により医療費の増嵩が著しく、全国の国民健康保険はどこも非常に苦しい運営を強いられております。

 岡谷市の国民健康保険においても、平成5年度以降加入者の増加が続いておりますが、会社等の退職者で定年まで勤められて国保に加入されている方もいる一方で、定年前にさまざまな事情で退職されて国保に加入される方も増えております。国保の被保険者の年齢構成では65歳以上の高齢者の方の割合が約55%と、半分以上を占める状況にあります。このように、岡谷市においても事業経営は厳しく、低所得者層を多く抱えるため歳入の確保が困難であり、一方で医療費の高い高齢者層を多く抱え、構造的な問題により収支悪化の主原因となっている状況であります。

 全国の国保保険者がこのような状況にある中で、国のレベルにおいては、国民健康保険制度や高齢者の医療制度に抜本的な制度改革がなされようとしております。平成18年6月には健康保険法の一部を改正する法律案が可決成立し、平成20年度の施行に向けて国民健康保険を初め、全国の医療保険者に特定健診、特定保健指導の義務づけを初め、新たな後期高齢者医療制度も施行されることとなっております。ただ、特定健診等により被保険者の健康増進が進み、保健事業が効果を発揮して医療費が抑制されるようになるにはある程度の時間も必要であり、現在の収支状況の改善の兆しが見えるのには、もうしばらくかかるのではないかと考えております。

 次に、(2)の基金残高と重複診療でございます。

 岡谷市の基金残高については、平成18年度末で約2億6,000万円となっております。基金保有の上限額につきましては、以前、厚生労働省が示した保険給付費の約3カ月分という額になりますが、これを岡谷市に当てはめた場合は約5億円程度になります。しかし、5億円という額は現在の保有額から見ると余りに高額であり、平成17年度の税率改定時の3カ年計画では、計画の3カ年目の平成19年度末には保険給付費の約2カ月分に当たる約3億3,000万円程度を目標といたしました。しかし、国民健康保険は医療制度改革等により後期高齢者の加入者の脱退、医療費の給付内容の変更や保健事業費の創設など、平成20年度に向けて大きく変わろうとしており、この先の見通しについては不透明な状況でありますが、制度改革は国保の運営を立て直す目的であり、収支の改善につながっていくものと考えております。

 重複診療につきましては、毎月送られてくる診療報酬明細書からレセプトの点検により重複診療と思われる方を抽出し、保健師等が該当する家庭を回って御家族の御事情をお聞きする中で、医療機関への適正な受診について指導を行う等の訪問指導を実施して改善を図っているところでございます。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな2番の地域医療制度の実態の中の国保の関係の未収金について御答弁させていただきます。

 国民健康保険税は、滞納となる理由が経営不振、生活費優先、倒産、失業、病気等が主なものことであることから、特に納税相談に力を入れるために昨年4月に納税相談室を開設して、国民健康保険証の更新前に来庁相談等を行うとともに、昼夜臨戸訪問を積極的に実施して分納等の対応を行っております。また、新規の滞納を抑制するために電話による催告の実施など、現年度のみの滞納者に重点を置いた対応にも取り組んでおるところであります。いずれにせよ、さまざまな滞納理由がある中で、滞納者個々の生活状況、担税能力の把握に努め、真にやむを得ない滞納者に対しては分納や滞納処分の停止などの措置をとる一方、納税機会があるにもかかわらず納税意識の欠如から滞納している滞納者や誠意が見られない滞納者に対しては、法に基づいた財産の差し押さえなど厳しい対応も実施するなど、税の公平性の維持に努めているところでございます。

 次に、大きな3番の各種審議会・懇話会・委員会のあり方についてであります。

 (1)から(3)までをあわせて御答弁させていただきます。

 各種審議会等のあり方についてでありますが、非常に多くの会がありますので、審議会に絞って御答弁をさせていただきます。

 開催回数につきましては、必要に応じてのものとなりますので、開催した多くの審議会では、年間2〜3回というふうにお聞きしているところでございます。会議録の公開につきましては、岡谷市審議会等の公開に関する基準によりまして原則公開とされておりますので、ホームページ等での公開がなされているものであります。構成メンバーにつきましては、ほとんどの審議会が10人から15人規模ということで、メンバーにつきましては、当該審議会にかかわる関係団体や機関の関係者、有識者等であります。公募につきましては、岡谷市審議会等の公募に関する基準によりまして公募をいたしておるところであります。選考の基準につきましては、それぞれの審議会の目的に沿った中で、ふさわしいと思われる方を選出しているところであります。

 なお、御質問にありました言葉の定義という部分でお話がありましたが、中には知識経験者あるいは識見を有する、あるいは学識経験者というような言葉でくくってある部分があろうかと思いますが、特にこれが有識者だとか、これが知識者だとかという定義を持っているものではなくて、当然有識者というのは知識が広いこと、あるいは学問があって見識が高いというような方、知識者に対しても知識、教養がある方というようなことだというふうに思いますので、特にそれについての差異というような部分というのは、大きなものではないというふうに思っているところであります。

 次に、大きな4番の「頑張る地方応援プログラム」についてであります。

 頑張る地方応援プログラムにつきましては、平成19年度に新たにスタートした制度であり、岡谷市としては、本年度の重点施策を基本として4件のプロジェクトを応募しているところでございます。申請後の事業採択といった事務手続はなく、登録されたプロジェクトへは、御指摘のありましたとおり、地方交付税の算定において支援措置が講じられるというものであります。他市町村の状況は、一次募集分としまして全国1,181団体が3,714件のプロジェクトを応募しており、県内分としては77団体、252件の応募となっているところであります。この制度は、国庫補助制度とは性質が違うことから、新たな計画の策定により財源確保となるものではなく、それぞれの団体が独自に前向きに取り組む施策推進に当たって制度を活用していくというものでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。

 御指摘のありました松本市等の数値目標という部分のお話がありましたが、この申請に当たっては、それぞれのところで数値目標というものを定めていくということになっておりますので、私どものところも一定の数値目標というものを持っているものでございます。

 それから、総合計画との関連性という部分で御質問をいただきました。総合計画の策定に向けたスケジュールと進捗状況につきましては、先番の議員さんにお答えをいたしましたとおりであります。市民との協働による計画として策定を進めてまいりたいと考えております。

 総合計画と頑張る地方応援プログラムの関連性ということでございますが、頑張る地方応援プログラムは総合計画を具現化していくための個々の施策や事業等から計画を策定しておりますので、当然のことながら今後も関連性のある取り組みになっていくものと思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(杉村修一議員) 統括事務部長。

     〔統括事務部門事務部長 茅野重光君 登壇〕



◎統括事務部門事務部長(茅野重光君) 大きな2番、地域医療制度の実態についての(3)看護師・准看護師の充足状況と対策について御答弁申し上げます。

 岡谷市看護師養成奨学金制度の利用状況は、平成16年度41件、平成17年度52件、平成18年度60件と、年々増加している状況でございます。また、奨学金利用者のここ5年間の勤務後の定着率は、採用1年後93.8%、採用2年後91.2%、採用3年後86.4%、採用4年後75.0%、採用5年後50.0%という状況でございます。

 次に、(5)の新病院建設構想の具体的な内容についてでありますが、新病院建設に向けては基本構想、基本設計、実施設計、工事実施などの作業があります。医師会や市民の皆さんの意見を反映させるには、基本構想、基本設計の段階と考えられます。基本構想策定の手法といたしましては、一般的に地域における市場調査や医療情報調査を行い、その結果に基づき計画を検討する必要があることから、各分野における専門家の御意見をお聞きする中で策定していきたいと考えております。基本構想や基本設計が策定された場合には、計画内容を公表し、市民の皆さんの意見など幅広く求め、計画に反映してまいりたいと考えております。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。

     〔病院事業管理者 塚田昌滋君 登壇〕



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 大きな2番、地域医療制度の実態についての(4)番、「助産師外来」の活用と可能性でございますが、全国的に産科医師不足が深刻な状況にあり、この対応として助産院が各地で検討されております。現在、岡谷病院の産婦人科は医師2名、助産師8名の体制ですので、現在においては助産師外来の設定を考えておりません。産科医師、小児科医師の確保ということですが、長野県衛生部を中心にその対策委員会から答申が出され、基幹病院に集約するというような方向が出されて現在それを進行中であります。小児科医、産科医の絶対数が不足しておりますので非常に難しい問題だと思っております。



○議長(杉村修一議員) 一通り答弁が済んだようです。

 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) どうも御丁寧な答弁をいただきまして、ありがとうございました。

 一つ一つこれから進めてまいりたいと思いますが、まず、きょう、資料としてお持ちしましたが、市立岡谷病院の地域連携室だよりという広報紙でございます。これは、私はあるということを知りませんで、読まさせていただきまして大変驚きました。この中に新任医師のあいさつというところがございまして、このたび小児科の医長として高木先生に赴任していただいたわけですけれども、新任のごあいさつというのがありました。読まさせていただきます。「4月に、7年間勤務した町立辰野総合病院を辞し、当院小児科に赴任いたしました。御存じのように、病院勤務の小児科医師の激減により」いろいろ書いてあります。「現在、私を含めて周辺3病院及び大学からの派遣医師で町立辰野総合病院の外来診療を維持していますが、辰野町、箕輪町から当院小児科を受診される方々もふえています。岡谷市に住んでみて、車での移動に関しては諏訪市方面が意外に時間を要し、塩尻市、辰野町方面へは短時間で行くことができるということがわかりました。今後、県道の整備」、下辰線のことだと思いますが、「市営バスの活用などを行えば、岡谷市、塩尻市南部、上伊那北部は一つの医療圏になり得るのではないか」とおっしゃっています。「新病院が早期に建設され、地域の中核病院となることを期待しますし、そこにおいて小児科医師として最善を尽くしていきたいと考えております。今後ともよろしくお願いします」、こういった内容の広報紙でございます。手づくりの雰囲気がありますし、写真もきれいに出ています。非常にこういうものをまずつくられて始められたということは、これは大変立派なことだというふうに私は思っております。私は、この事実を知りませんでした。ついせんだってわかったわけですけれども、今井市長さんにお聞きしますが、この件、いかがでございましょうか、御存じでしたでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 申しわけありません、知りませんでした。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ほとんどの方は知らないと思います。この際ですので、今、注目の産婦人科の医師の写真等、糖尿病教室等の開催の案内も出ていまして大変よろしいかと思います。ぜひ続けていただきたいというふうに思っております。

 それでは、次の大きい2番について進めさせていただきますけれども、国保事業収支悪化の原因というものはおおむね理解できましたけれども、国保や老人保健特別会計における医療費の総額、平成18年度の決算でどのくらいになるのか、また、1人当たりの医療費等につきまして数字的なものをお示しいただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 平成18年度の決算において、岡谷市の国民健康保険で被保険者の方が使った医療費の総額については、一般・退職者を合わせまして約45億5,400万円であります。老人保健での医療費の総額については約52億3,300万円で、国保と老人保健を合計いたしますと約97億8,700万円になります。1人当たりの医療費でございますが、国保では43万108円、老人保健では77万421円ということで、いずれも県下19市の中では一番高いという状況でございます。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) 県下19市の中では最高額ということの御答弁でしたけれども、その辺が新聞にも書かれておりまして、長野県下の平均を大幅に上回っておりますし、全国平均を大幅に上回っておる現状だと思います。原因の一つに岡谷市の高齢化率が高いということと、それから、市内に総合診療ができる病院が3カ所あるということが影響しているというふうにも考えられるわけですけれども、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 岡谷市の国保、老健において、今おっしゃるように県下でもトップということでありますけれども、いろいろな要因があると思われますけれども、一つには、ただいま御指摘のありましたように被保険者の高齢化率が高いことが挙げられるのではないかなというふうに思います。平成19年4月1日現在では、岡谷市は県下19市の中では、飯山市、大町市、飯田市に次いで4番目に高い順になっているものでございます。また、もう一つの要因といたしましては、可住地面積当たりの医療機関数は岡谷市が一番でございまして、人口密度が高く病院、医療機関が多くあり、市民の皆さんが受診、診療しやすい環境にあることも一つの要因かと思われます。また、医療費に占める金額の多い病名につきましては、糖尿病、脳梗塞、虚血性心疾患、高血圧症の疾患等であります。特に糖尿病については、診療件数は全体の3%でありますけれども、医療費においては医療費総額の1割近くを占めている状況でございます。厚生労働省も、生活習慣病については予防可能な疾病として重症化予防に着目しており、岡谷市においても早急に取り組んでいかなければならない課題であるというふうに考えております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) 丁寧に御答弁いただきまして、ありがとうございました。

 医療費に占める金額の多い病名についても、今、御説明がございましたけれども、3%の患者数である糖尿病関連で費用の10%近くというようなお話もございましたが、その中で具体的にお聞きしたいわけですけれども、糖尿病の初期の段階、内服薬で済む段階、それから次のインシュリン注射をする段階、人工透析をする段階、合併症によって手足を切断するとか網膜症になっていくというふうに進んでいくと思いますけれども、こちら側の考えで、例えば内服薬の段階を1とすれば、症状が進むにつれて倍々でいくのではないかな。例えば2倍、4倍、8倍、そんなような医療費が発生していくのではないかと思うんですけれども、そんな考え方でよろしいのかどうか。医師2名、本日参加していただいておりますので、医師としての見地からお聞きしたいと思います。アバウトのあれで結構でございます。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 糖尿病に関しては、生活環境の改善とか高齢化という問題が大きな要因になるかと思います。現在、初期のうちに治療すれば、あるいは予防することによって医療費が抑えられるということで、来年度から特定健診の中でメタボリックシンドロームについて対策がされるようになっております。当院についても、糖尿病については重点的にやろうと思っております。御指摘のとおり、治療しないで放置した場合には多くの合併症が出てまいります。その対策としては非常に高額になる場合があります。特に循環器疾患の合併症に関しては、これは畑先生の御専門ですので、畑先生の方から御説明いただきたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 塩嶺病院長。



◎塩嶺病院長(畑博明君) 糖尿病と心血管系の疾患というのは非常に密接な関係があります。それから、先ほど議員さんから質問がありましたように、倍々的に費用が重なるのかといいますと、対象疾患によって違うとは思いますけれども、そこは二乗的に上がっていくかどうかは、私は統計を見ておりませんのでわかりませんが、心臓の疾患に関しましては、これは重篤な病気になりますので、それに対する費用もかかります。ですから、予防というのは非常に重要な状況になってくると思います。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) 忙しいところ御出席していただいておりまして、本当にありがたいと思います。

 私の方で探した資料の中に気になるものがございまして、病気の連鎖に陥っているという事例がありました。まず糖尿病になられた後、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、こういった患者さん、それから、慢性の腎不全から腎がんですか、狭心症になられて心臓梗塞になられバイパス手術を受けられた。どちらも非常に高額な医療費がかかっているわけですけれども、これは、こういうことが間々あるのかどうなのか、その辺を、たびたび申しわけありませんがお二人の先生にお聞きしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 御指摘されたのは血管病変といいますか、脳梗塞にしても心臓にして、血管が異常を起こしてくる、余病化してくる、その要因としては高血圧と糖尿病があるということですので、それを起こしますと病気の連鎖というものでいろいろな何かの病気が出てまいります。そういった意味で、高血圧、糖尿病の早期対応というのが、あるいは健康管理というのが重要なポイントになると思っています。



○議長(杉村修一議員) 塩嶺病院長。



◎塩嶺病院長(畑博明君) 糖尿病に関します心血管疾患に限らせて私のお話をさせていただきますけれども、糖尿病の一番終末的な状況としましては、一つは透析が必要になる状況がございます。そして、その患者さんが、御指摘のように心臓の病気がありましてバイパスの手術が必要になる場合もあります。当院では総心臓手術の中の1%以下になりますが、全国集計の中で透析を必要としない患者さんがバイパスを受けられたときには、通常の施設では死亡率は1.4%から1.6%ぐらいと言われております。当病院では一応ゼロという状況の中で頑張っておるんですが、ところが、透析の患者さんになりますとその死亡率は非常に高くなります。14%以上になります。ですから、今、お話にありましたように、たくさんの病気を合併するとその費用もかかりますし、予後も悪くなるということです。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。現場の先生方の直接の御意見をお聞きしまして、本当にありがとうございます。

 高額医療者のレセプトというものを追跡調査していきますと、病気を併発して積み上げている、そういった状況があるのではないかというふうに考えておりまして、本人はもちろん大変な苦痛でございますし、家族にとっても介護が大変でございます。とても苦しい選択になってくると同時に、病気の連鎖になる前に予防可能な段階でもっと有効な手だてが打てなかったのかなということが当然出てくるわけでございまして、疾患を事前に予防していくということが医療費の抑制にもつながりますし、また、医療現場での医師の勤務状況を改善し良質な医療環境が構築される、受診できる環境づくりになる。これは一番近い早道であるというふうに私は考えるわけですけれども、この点につきまして市長さんの御所見をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 冒頭でも何回も申し上げていろいろありますけれども、まずは病気にならない、健康でいられることというのが一番大事だと思っております。こうなりますと、医療費の発生もないわけでございますから、なった場合には速やかにお医者さんにかかって早く治していただく、これが大事かというふうに思っております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) 医療費の削減については、効果があるかないか、その点をお聞きしたい。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) ですから、削減に効果があるというふうに思っております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございました。

 お聞きすることを漏らしてしまったんですが、市民税と国保税の未払いで重複滞納という方があるのかないのか、滞納金額ですね。この辺については数字的なもの、いかがでしょうか。あるのでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 今、急にの話ですから、データを持っておりませんが、当然重複滞納はあるというふうに思っております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) 新聞に一部発表になっておりますけれども、大町市の例でございまして、国保税、市税の多重滞納者約700人、滞納額4億1,000万円というふうな数字が新聞に出ております。大町市、この多重滞納者に対するマニュアルをつくり、多重滞納解消へプログラムを策定しているということもございますので、ぜひ参考にしていただければというふうに思います。平成20年からスタートする特定健診、特定保健指導が始まると思いますけれども、この件についてお聞きしたいと思いますが、よろしいでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 特定健診、特定保健指導というものが、来年4月から40歳から74歳までの方が対象になるわけですけれども、先ほど来お話がありますように、健康づくりの部分で、早く生活習慣病の予防をしていだたくということで、例えば腹囲測定をして男性の場合は85センチ、女性は90センチというような数値が出ているわけですけれども、そういった方々を発掘といいますか、発見をして、ちゃんとした保健指導をすることによって生活習慣病にならない、そういった予防に力を入れていこうという制度が始まるものであります。こういったことの中で一番重要になるのが検診を受ける検診率、これが私も一番心配しているところであります。多くの方が自分の健康を知っていただいて、早目の対応をしていただくことが、医療制度のお世話にならない、そういった対応になってくるのではないかなということで、来年度の4月に向けて、今から健康推進課の方でも地域に説明会等を開催する予定の中で今予定をしております。そういったことで、市民周知の部分にはしっかり力を入れていきたいというふうに考えております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。全く私も同感でございまして、人のことは言えませんが、自分もまだそういったものに関心がありませんで、早速検診を受けてみたいと思いますけれども、現状、ここ数年の検診受診率というんですか、その辺はいかがでしょうか。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 行政報告書の中に詳しく書かれておりますが、非常に低い率ですので、明確にここでお答えできない部分もありますけれども、いずれにしても20%行くか行かないかの部分があります。中には受診率の高いものもありますけれども、総じてみますと、まだ受診率が低いのかなということで、これからも受診率向上に向けて努力はしていきたいというふうに考えております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。全くそのとおりだというふうに思います。

 次に移りたいと思いますけれども、(2)でございます。基金残高と重複診療についてでございます。

 基金の管理というものは非常に大事な意味のあることでございまして、一部新聞によりますと基金の方は1997年度4億7,000万円、2005年度末には2億9,000万円、毎年取り崩している状況であるというふうに思いますけれども、この先、一般会計からの繰り入れなどする必要が出てくることも想定されますけれども、その件につき、お聞きしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 議会等でも答弁させていただいた経過がありますけれども、現段階では、まだ一般会計から繰り入れをするような状況には至っていないのではないかということでやっておりますけれども、ただ、基金の方も万が一の大きな、例えばインフルエンザ的な、感染度の高いそういった病気が蔓延いたしますと、蓄えていた部分が足りればいいわけですが、足りないことも想定されるのではないかというふうに思います。そういったことの中で、本当に必要な状況になってくれば、繰り入れの部分についても考えていかなければいけないのかなというふうに考えております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。どちらにしましても、非常にここのところはシビアであるし重要な事項であると思います。絶えずモニターしながら留意していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。

 次の(3)でございます。看護師・准看護師の充足状況というところでございますが、定着率等の御返答をいただきました。ありがとうございました。返済免除となる前に退職した者がいるというようなことも聞いておりますけれども、退職の理由等、もしおわかりであればお願いしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 統括事務部長。



◎統括事務部門事務部長(茅野重光君) 返済免除となる前に退職した方につきましては、昨年度5名ほどおりました。家庭の事情により帰郷された方、または転居することになった方が2名、病気療養により退職された方が2名、転勤した者が1名でございました。

 以上です。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。ウェブのページをプリントアウトしてまいりましたけれども、奨学金として年額60万円が支給される、利用者も多い大変結構な制度であると思いますし、この制度を利用して看護師確保に幾ばかりかプラスの効果があるのではないかというふうに思っておりますので、ぜひこれは進めていただきたいし、金額ももう少し増やすということはできるものなのか、その点だけ管理者にお聞きしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 今、特に看護基準が上がったといいますか、看護師の数を各病院増やさなければいけないという状況の中で、非常に看護師不足があります。その中で、新たに学生のうちから確保していくということは、これは病院の使命というふうに思っております。奨学金の額について高いか安いかというのはいろいろ議論がありまして、民間の病院ではかなり高い額を出しているとも聞いております。しかし、学校側としては、余り高く出すと生活が乱れるというような話もございまして、非常に難しい問題だと思いますが、現状のところ何とかやっているので、この状況の中で対応していきたいと思っております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。卒業後は必ず来ていただけるということで、これは大変有意義なものだと思います。ぜひ継続でお願いしたいと思います。

 次に、(4)番の助産師外来についてでございますが、御答弁いただきましてありがとうございます。特にこれについては、本当に岡谷市は恵まれているという理解でおります。

 次の(5)番、新病院建設構想の具体的なところの中でございますけれども、平成19年3月に県の方から、これがそうなんですが、長野県の産科・小児科医療のあり方に関する提言書というものが出ております。これを策定するための検討メンバーに岡谷市病院管理者の塚田先生が委員として入られております。この検討会の座長は信州大学の小西先生、副会長が小池先生ということになっておりますけれども、この提言作成に当たっての背景等を直接お聞きしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) これは、小児科、産科医が非常に減ってきたということで大きな社会問題になってまいりました。これは全国一緒の問題で、長野県は特に山間僻地が多くございまして大病院がありません。その中で、それぞれの小さい病院にも一定数の医師を配置しなければいけないという問題がございました。しかしながら、地方の大学でもございまして信州大学になかなか卒業しても残ってくれない、ますます悪循環を起こしまして、産科・小児科医の不足が強まってきたという現実の中で、県でこういう諮問委員会を立ち上げたということでございます。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。実は、この提言の中に、今後とるべき施策というものが詳細に分けて書かれております。大学の役割、県の役割、市町村の役割、地域医療機関の役割、地域医師会の役割、最後に住民の役割、これが書かれております。この中に、特に住民の部分のところを読まさせていただきますけれども、「昨今の病院勤務医の不足、医師の過重労働や離職の原因の一つとして、安易な時間外、休日受診や医療の実態に対する無理解などが挙げられている。限られた数の医師で地域医療を守るために病院や勤務医の置かれた現状を理解し、かかりつけ医を持つなど節度ある受診行動をとるべきである」、住民側にもそれなりのことを考えて行動してほしいという趣旨かと思います。

 私は、本当にこのとおりであって、今、住民側にも核家族による育児の不安、共働き家庭、3勤3休などの不規則な勤務、近所に相談できる人がいない状態で、小児科に夜間軽症であるのに飛び込む若いお母さんたちもいらっしゃるのではないか。(「リーン」予鈴)これはこれで小児科の勤務医にとっては過酷な労働環境ということになり、同僚医師の離職などがきっかけに、残された医師の過重労働が一層加速し、残されたベテラン勤務医の離職がさらに悪循環として発生するというふうに考えて理解しているわけでございますけれども、現場の病院の先生の御所見をお聞きしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 私、小児科医ですので小児科のことを主にお話ししますけれども、確かに夜間、軽い患者さんが多くなってきたのも事実です。しかし、社会での育児能力が極めて落ちて、核家族化ということ等は、夫婦でアパートに住んでいて悩んでいる、これも救ってあげないと、これが医療なのかと私は思います。そういう意味で、そうかといって、小児科医も女性がふえてきて、その女性のドクター自身が家庭を持っていて子供を持っているという、これも難しい問題がございます。そういう中で、今年度6月から諏訪地区に夜間急病センターをつくりまして、そして内科とか外科の先生方を中心に診療所を開いております。そこはかなり患者さん多く来ておりまして、諏訪日赤、諏訪中央病院等の夜間の小児科の、岡谷病院もそうですけれども極めて減ってきておりまして、非常に小児科医も楽になってまいりました。そういった努力も必要かと思っております。

 産科につきましては、なぜ問題があるかというと、一つは訴訟が多い、そのためになり手がない。確かに家族の皆さんに、例えばきのうまで元気なお母さんがお子さんを契機になくなってしまう、これは非常につらい思いがあるんですけれども、これは国できちんとした対応が求められるのではないかなと思っております。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございます。責任の一端というものはそれぞれが抱えているのではないかということを考えるわけでございまして、今日の医療関係の諸問題、多数ございますけれども、解決の糸口の一端はまさに地域住民の意識革命、意識改革の中にそのスタートが存在している。我々市民の日常の行動にこそ、解決の芽が育っていく場がある。このような、住民みずからが取り組むべき行動の指針、つまり市民1人ひとりが日ごろより節度ある生活をして、早目に定期検診を受診したり生活環境の改善で医療費を下げていくんだ、こういう考え方を告知してPRしていく必要性が今まさに求められている。1人ひとりが目覚めれば、医療費1億円も削減は夢ではない。市民でやろう医療費1億円削減キャンペーン、こういったものを打って、市民と一緒にあすの岡谷市を築いていく。今井市長さん、いかがですか。



○議長(杉村修一議員) 市長。



◎市長(今井竜五君) 私のマニフェストの中に健康づくりというものを非常に大きくうたわさせていただいております。健康づくりの先進のまちを目指して頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) 次、3番の協議会の関係に移りたいと思いますけれども、情報公開のところの(2)番、会議録の公開・非公開のところでございますけれども、情報公開を進めるための根拠である岡谷市審議会等の会議の公開に関する基準と情報を保護するための岡谷市個人情報保護条例というものがございます。これの両方のせめぎ合いになっているのかと思いますけれども、この辺のところについての考えを総務部長さん、お聞きしたいと思います。



○議長(杉村修一議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 私は、公的な場所での審議という部分については、これは公開に関する基準にありますとおり、原則公開ということになっておりますが、これはむしろ積極的に公開していくべきだという考え方であります。ただし、その中に個人情報とかという部分というのが当然のことながら出てくる可能性はありますので、もちろんそういった部分には十分配慮しながら公的なところでのものについては、できるだけ出していくというようなことを基本に考えていくべきではないかというふうに思います。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員。



◆4番(浜幸平議員) ありがとうございました。

 時間も来るようですので、4番については割愛させていただきますけれども、(「リ・リーン」終了)総合病院の基本構想策定検討会の立ち上げに当たっては、この点、よく留意して進めていただきたいと思いますし、なお、かつて岡谷市が廃止した看護学校の卒業生の方々の熱き気持ちと存続させようと運動した当時の方々の思いを一度考えて、思い出していただいて進めていただきたいというふうに思うわけでございます。

 以上にて終わりにしたいと思います。ありがとうございました。



○議長(杉村修一議員) 浜 幸平議員の一般質問を終了いたします。

 これにて一般質問は全部終了しました。

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△散会の宣告



○議長(杉村修一議員) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日は、これをもって散会いたします。



△散会 午後4時06分