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長野県 岡谷市

平成19年  3月 定例会(第1回) 03月06日−04号




平成19年  3月 定例会(第1回) − 03月06日−04号







平成19年  3月 定例会(第1回)



          平成19年第1回岡谷市議会定例会会議録

議事日程(第4号)

                 平成19年3月6日(火)午前9時30分開議

 日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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出席議員(22名)

     1番  武居永作議員     2番  田中 肇議員

     3番  征矢 久議員     4番  花岡健一郎議員

     5番  武居光宏議員     6番  齋藤美恵子議員

     8番  今井秀実議員     9番  横内 正議員

    10番  降籏 清議員    11番  横内敏子議員

    12番  中島信一議員    13番  今井竜五議員

    14番  杉村修一議員    15番  高林紘一議員

    16番  轟  敏議員    17番  三沢一友議員

    18番  笠原征三郎議員   19番  渡辺太郎議員

    20番  清水隨豊議員    21番  林  豊議員

    22番  横内東洋雄議員   23番  上野安規光議員

欠席議員(1名)

     7番  宮下奈美恵議員

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       林 新一郎君    助役       竹澤幸男君

 収入役      倉坪宏夫君     教育長      北澤和男君

 総務部長     中田富雄君     企画担当参事   矢島政樹君

                    豪雨災害復興

 消防担当参事   花岡彰一君              長尾恒一君

                    参事

 福祉環境部長   中嶋政春君     経済部長     小泉光世君

 建設水道部長   百瀬文夫君     監査委員     千明健一君

                    病院事業管理者

 教育部長     宮坂英幸君              塚田昌滋君

                    岡谷病院長

 総括事務部門

 事務部長     茅野重光君     塩嶺病院長    畑 博明君

 岡谷病院事務長

 塩嶺病院事務長  大澤喜平君     企画課長     笠原昌之君

 秘書室長     古屋博康君     財政課長     小口千代高君

 選挙管理委員会

 兼監査委員    小林利男君

 事務局長

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事務局職員出席者

 局長       武居 久      次長       青木孝雄

 庶務主幹     今井勝志      議事主幹     林 裕平

 主査       下田典弘



△開議 午前9時30分



△開議の宣告



○議長(上野安規光議員) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△発言の訂正



○議長(上野安規光議員) この際、統括事務部長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。

 統括事務部長。

     〔統括事務部門事務部長 茅野重光君 登壇〕



◎統括事務部門事務部長(茅野重光君) 皆さん、おはようございます。

 岡谷市病院事業統括事務部長の茅野でございます。

 昨日行われました今井秀実議員さんの一般質問に対する私の答弁の中に一部誤りがございましたので、御訂正をお願いし、おわび申し上げるものであります。

 訂正をお願いする部分でありますが、新病院の建設に伴い、看護専門学校を併設した場合、どのくらいの費用が必要となるかという御質問に対し、以前岡谷病院が併設をしていた看護専門学校を閉校した際、平成12年6月の議会で論議をいただいた中で、その際、看護学校のカリキュラムの変更があり、変更どおり行うとすれば施設の整備が新たに必要となり、7億円から8億円の投資が必要となる。また、運営費として毎年6,400万円から7,000万円の経費が必要となると御答弁申し上げましたが、このうち「平成12年6月議会」を「平成13年5月議会」に、「7億円から8億円の投資」を「15億円前後の投資」に御訂正をお願いするものであります。貴重なお時間をいただき、まことに申しわけありませんでした。

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△一般質問



○議長(上野安規光議員) 日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。

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△笠原征三郎議員



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員の質問を許します。

     〔18番 笠原征三郎議員 登壇〕(拍手)



◆18番(笠原征三郎議員) おはようございます。18番 笠原征三郎です。

 通告順に従って質問をさせていただきます。

 まず、大きな1番目の国民健康保険について数点にわたりお聞きします。

 第1点目、最近の国保税アップの要因。

 平成17年度に国保の税率の改定を行っていますが、それだけでなく国の税制改悪等の影響によって国保税がアップとなっている、それらの要因をお聞きいたします。

 2点目、滞納世帯数と滞納額の推移をそれぞれお伺いします。

 次に3点目ですが、岡谷市の場合、平成15年度からだと思いますが、資格証明書が交付されております。それ以後の資格証明書と短期保険証の交付者数をお尋ねします。

 4点目として、国保税の軽減。

 国保の被保険者は、最近の景気や雇用状態を反映して企業からの失業者や年金生活の高齢者など、いわゆる社会的弱者が占める割合が非常に高い現状になっています。このような現状を考慮する中、国保税の軽減を本気で考えていく必要があると私は思います。そのために一般会計からの繰り入れ、基金の取り崩し、この中でも特に一般会計からの繰り入れが必要になってきていると思いますが、どうでしょうか、お考えをお聞かせください。

 大きな2番目の障害者控除の認定についてお尋ねします。

 まず、第1点目の現状の把握ですが、直近の数字で結構ですので、障害者控除対象者認定書の交付数を教えていただきたいと思います。

 次に、2点目のこの障害者控除対象者認定書を交付した対象の範囲をお聞きいたします。

 3点目として、対象者への周知はどのように行っているのか、お聞きいたします。

 次に、大きな3番目の家庭介護者慰労金について、数点お聞きいたします。

 最初は、支給のための条件ということでお聞きします。

 基準日、これは11月1日ということですが、この基準日前1年間に要介護者と同居し、かつこの1年間の間に通算して6カ月以上介護をしていたが、ちょうどこの基準日−−11月1日ですね、この11月1日に要介護者が入院していた場合、介護者は支給対象者になり得るのかどうかお尋ねいたします。

 次に、この家庭介護者慰労金支給制度は、介護者に対してその労をねぎらい激励するためのものと、言ってみれば、介護者に対する思いやりの制度であると私は理解しておりますが、そのような理解の仕方でよろしいかどうかお聞きいたします。

 最後に、大きな4番目の市民総参加のまちづくりと住民合意についてお聞きいたします。

 私は、12月の議会において地域の催し物や地域コミュニティが市民総参加へのまちづくりにつながっていくと言いましたが、市民総参加のまちづくりに不可欠なものの一つとして住民の合意が考えられると思います。

 1番目として、まちづくり事業に対する住民合意の位置づけを市長はどのようにお考えか、お尋ねいたします。

 次に、2番目です。若干ですが、平成19年度岡谷市予算編成の大要から市民総参加のまちづくりにかかわる市長の考えを述べた部分を引用させてもらいます。私は−−この私は市長のことですが、市政運営に当たり明朗で開かれた市民本位の市政をモットーに、常に市民の皆さんの御意見や御要望をお聞きし、また積極的に市政に参加していただくよう、市民総参加のまちづくりを進めてまいりました。引き続き、市民の皆様1人ひとりが安全で安心して快適に住むことができる……、このように述べているわけですが、大変立派な語りだと私は思います。しかし、問題は言うことが立派かどうかでなく、実際に行ってきたことがどうであったかが問題だと思います。

 そこで市長にお聞きしますが、これまでの事業、施策に対し住民合意という角度から考えた場合の反省点、どのようなものをお持ちでしょうか。事業といってもたくさんありますので、聞き取りのときに3点ほど事業を挙げてあります。1つとして、岡谷病院看護学校の廃校、2つ、湖畔若宮土地区画整理事業、3つとして大学誘致、これらの3事業についてのお考えをお聞かせください。

 3点目ですが、現在、火葬場の建替え問題が起こってきております。この事業についても、十分な住民合意が得られているとはとても思われません。特に建設場所に近い皆さんにとっては、この住民合意というものが私は非常にこの事業にとって重要だと思います。このようなときに、都市計画審議会が3月9日に開かれようとしています。しかし、市長が所信で述べている市民の1人ひとりが、安全、安心、快適に住む、こういうまちづくりから導き出される答えは、この3月9日の都市計画審議会を延期して、地域住民の皆さんと十分そして誠意を持って話し合いをすることだと私は思いますが、市長はどうお考えでしょうか。

 以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) おはようございます。

 それでは、笠原議員さんの御質問に対する答弁をさせていただきます。

 最初に、大きな1番の国民健康保険についてであります。そのうちの(1)と(2)についてお答えさせていただきます。

 まず、(1)の国の税制改正等の影響という部分の御答弁であります。

 地方税法の一部改正によりまして、平成17年度の住民税において土地建物等の長期譲渡所得の特別控除100万円が廃止になりましたので、これに伴いまして国保加入者で前年に長期譲渡所得のあった方は、国保税の所得割額に影響が出ております。

 次に、平成18年度には住民税において公的年金控除額が140万円から120万円に縮減されましたので、平成17年1月1日現在、65歳に達していた方で公的年金控除の適用があった方については、国保税の所得割額が増となっております。これにつきましては、激変緩和措置として平成18年は13万円、平成19年は7万円の特別控除が設けられておりますので、3年間にわたり段階的に引き上げられるよう配慮されておるところでございます。

 次に、2番目の滞納世帯数と滞納額の推移でございます。

 平成15年度、平成16年度、平成17年度の世帯数と滞納額でありますが、滞納世帯数でとらえておりませんので、滞納実人員というふうにお答えをさせていただきます。平成15年度の滞納実人員は1,348人、滞納額は3億4,530万円ほど、平成16年度は滞納実人員が1,537人で滞納額は3億7,717万円、平成17年度は滞納実人員が1,546人で滞納額が3億8,850万円、以上となるものであります。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな1番の国民健康保険についての(3)の資格証明書、短期保険証について、御答弁申し上げます。

 岡谷市は、国民健康保険税の滞納者対策の一環として、平成15年度から悪質な滞納者に限って国民健康保険の資格証明書を交付をしてきております。平成15年度末現在では4件の資格証明書が交付されております。短期保険証は46件の交付となっております。平成16年度末現在では、11件の資格証明書が交付され、短期保険証は61件の交付となっております。平成17年度末現在では、14件の資格証明書が交付され、短期保険証は97件の交付となっております。

 次に、(4)の国保税の軽減についてでございます。

 岡谷市の国民健康保険は、平成17年度から平成19年度までの3カ年計画に基づき、平成17年度に税率の改定を行っております。この3カ年の計画では、税率改定に伴う歳入確保により国保の収支の安定化を図ることとなっており、平成19年度までは一般会計からの繰り出しを考えておらず、基金の造成についても3億円余を目標額として計画をしております。また、基金残高も平成17年度末現在で、約2億9,500万円となっております。現在のこのような岡谷市の国保の運営状況を総合的に判断しましても、早急に繰り出しが必要な状況とは考えられないものであると思われますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、大きな2番の障害者控除の認定についてでございますが、障害者控除の認定についてのその現状の把握についてでありますが、所得税の確定申告の際、障害者控除対象者として認定した方は平成15年度に1件、平成16年度に1件、平成17年度に5件、平成18年度に1件で計8件となっております。8件の認定の区分は、特別障害者の寝たきり老人の7件と、同じく知的障害者に準ずる者の1件でございます。

 次に、対象者の範囲でございますが、高齢者で介護認定を受けている方で、知的障害者等に準ずる者と身体障害者に準ずる者、または寝たきり老人となっております。

 対象者への周知についてでございますが、介護福祉課で発行をしております「介護保険なんでも読本」に掲載し、介護認定者や市で開催しております65歳到達者説明会に配布し、周知をしてきておりますが、今後は市報等への掲載やサービス事業者等への連絡会議において周知を図ってまいりたいと考えております。

 次に、大きな3番目の家庭介護者慰労金についての(1)の支給のための条件についてでございますが、家庭介護者慰労金は、基準日の11月1日において要介護3以上の高齢者と同居し、かつ介護している方の中で基準日から1年間前に6カ月以上介護している方に5万円、サービス未利用の方については7万円を支給をしているものでございます。基準日において施設等に入所されている場合は、あくまでも基準日に在宅であるということから6カ月以上在宅期間があっても対象とはしておりません。

 (2)の介護者への思いやりでありますけれども、介護者慰労金は、在宅で介護をしている方に対しその介護の労苦をねぎらうために支給をしているものでございます。介護保険制度の利用が進む中で介護者の負担の軽減は、介護保険を上手に利用していただくことがまず第一でありまして、従来から支給している介護者慰労金についても、この点を考える中で減額等の見直しをさせてきていただいております。今後も新たな見直しを含め考えていかなくてはならない課題であると認識をしております。

 基準日にたまたま病院や施設等を利用していて在宅でなかったために、対象から外れてしまったというケースもあるわけですが、あくまでも基準日に在宅で介護しているといった点が条件となっておりますので、この点の扱いを含め今後、研究を深めてまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 大きな4番目の市民総参加のまちづくりと住民合意について御答弁をいたします。

 市民の皆様にまちづくりの主役であることを自覚していただき、市政に関心を深めていただくとともに、積極的にまちづくりに御参加をいただき、市民の皆様と行政が手を携え、より住みやすい町、活気に満ちた将来に夢が持てるまちづくりを目指して推進を図っているところであります。

 そのため市では、市政の重要課題や財政状況などに関して広報おかややホームページへの掲載を初め、市政懇談会などあらゆる機会をとらえて情報提供に努めているほか、個々の施策や事業の実施に当たりましては、計画段階から住民説明会やパブリック・コメントなども行い、説明責任を果たすとともに市民の皆様の御意見の聴取と施策等への反映に努め、住民合意の形成を図ってきております。

 個々の具体的な事業の実施に当たりましては、御関係の皆様方の利害等も絡み、すべての方に積極的に賛成をいただけない事業もあるわけでございますが、事業の必要性や目的、効果等御関係の皆様はもとより広く市民の皆様に御理解をいただき御協力をいただけますよう、これまで同様最大限の努力を行い、御説明を申し上げ住民合意の形成を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、これまでの事業に対する反省点ということでございます。

 ただいま申し上げましたとおり、個々の事業につきましては、すべての方に積極的に賛成をいただいた事業もあるわけですが、賛成をいただけない皆様にもその事業の必要性や目的、効果等を御理解、御協力をいただきますよう、また御意見、御提言を反映いたしますよう最大限の努力を払い取り組んでおります。私は、市政を推進する最高責任者として市民の皆様の声に謙虚に耳を傾け、本市を取り巻く状況を踏まえ、将来を見通し、本市の発展と市民福祉の向上のために何をどのように行うべきかを慎重に検討し、そして判断し、最善の道を選択して市政の運営に当たってまいりました。引き続きそのように取り組んでまいりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、火葬場の建替えについてでありますが、湖北火葬場の建替え計画につきましては、平成16年度以降、地元の西堀区を初め東掘区や小井川区の区長さん方とも連絡を取りながら、近隣住民の方たちに対しましても戸別に訪問し、計画の概要について説明を行ってまいりました。第1回の住民説明会や第2回の住民説明会の中では反対者の方からは、建物や会葬者を見たくないので北側に高い塀を設置してほしいという条件的な話が出されたことから、今回の基本設計の中で基本計画の段階で北側に予定した駐車場の位置を西側に変更するとともに、北側については樹木などの植栽も取り入れ、高さ1.8mぐらいの塀を設置することになり、反対者の方からは一定の了解をいただいているところであります

 また、周辺住民の意見を聞くため、2月15日から3日間にわたり70軒ほどの戸別訪問を行い意見を伺った結果、賛成意見が8割、どちらともいえないが1割、反対意見が1割という状況になり、大方の皆さんから現地建替えに賛成の御意見をいただいている状況であります。

 以上のことから、住民説明会も3回開催し、十分に住民の皆さんにも御理解いただいていることも踏まえ、3月9日の都市計画審議会は予定どおり開催して、3月中に都市計画決定を行い、早期建てかえに向けて努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 それでは、一問一答で質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず最初に、国保の関係ですが、資格証明書や短期保険証、これを交付しても今の答弁でおわかりのとおり、実態は滞納者、また滞納額も依然としてふえているわけなんですね。このように交付をしても効果のない資格証明書、あるいは短期保険証、私はこの発行をやめるべきだと思いますが、まずこの考えからお聞かせ願いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 資格証明書の交付については、何回も御答弁させていただいているわけでありますけれども、今、議員さん御指摘のように収納率から見ますと、数字の上で上がっていないことは確かでございます。この交付する目的につきましては、あくまで保険証を取り上げるというものではなくて、とにかく税務の相談に応じていただいて、生活の実態をお聞きすることが目的であるわけでございます。

 そうした中で、何度となく納税相談に来ていただきたいということでお話を申し上げても、なかなかそれに応じていただけず、また行っても居留守を使われたりとか、そういう接触の機会さえ拒否する滞納者の方に対して、最終的にやむを得ず交付をしている状況でございます。

 資格証明書を交付するに当たりましては、18歳以下の子どもさんのいる家庭ですとか、それから70歳以上の高齢者のいる家庭については、福祉の上から特別の配慮をして交付はしておりませんので、その点についてはぜひ御理解をいただきたいというふうに思っております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 先ほど資格証明書あるいは短期保険証を発行する対象、それは悪質な者に限ってというような答弁がありました。悪質とはどういう範囲のことをいうかちょっとお聞かせください。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) こちらの対応についてお呼び出しをかけているにもかかわらず、例えば都合が悪ければ、都合が悪いからいつ幾日にそれでは相談に来てくれとか、そういうことでの対応をしていただければいいわけですけれども、そういったものを何回してもそれに応じてこないというような、そういう方々をいうものでございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) それでは、納めようという意思はあってもなかなか経済的な面で納められない、そういう人は除かれていますか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) ですから、そういう状況を把握するために御相談に応じていただきたいと、その方が実際に所得がなければ、所得がないそういった対応をそこでお話し合いをしていくということでありますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 それでは、資格証明書を交付をされている皆さんの所得状況、これをお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 平成17年度末現在の14人の資格証明書の交付をされている方の状況でございますけれども、未申告の方が7名おいでになります。それから、所得が100万円以下の方が4名、それから所得500万円以下の方が3名という状況でございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 未申告の方が7名というようなことなんですが、昨年の9月決算のときの資料、これを出させていただいて、所得がゼロというような段階の方がここに入るわけですか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 未申告でありますので、この方が全く所得がないのか、あるいはあっても未申告ですので状況がつかめないという、そういうものでございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 今、9月のその資料というものを私は言いましたが、その資料、33万円以下が1人、100万円から200万円が1人、200万円から400万円が1人、400万円を超す方が1人というように、先ほどの低所得者というんですか、そういうものが条件に入っていないというような答弁であったわけなんですが、結局この資格証明書を交付されている方は、言ってみれば所得の低い人に交付されていると私は理解しておりますが、どうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 確かにそういった部分も言えると思いますけれども、現実に500万円以下の方も3名おいでになるという状況でありますので、押しなべて言えば、そうした低い方が多いのではないかというふうに思います。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) ほかの質問もありますので、こればっかり言っているわけにはいきませんが、やはり資格証明書の交付というものは保険証そのものを取り上げることなんですね。ですから、病院など医療機関へ行って一たんは10割を払えばいいんではないかということなんですが、今言ったように資格証明書を出されている方は、所得収入が低い方なんです。そういう人に10割払えって言ったって、もともと無理なことなんです。ですから、私は命にもかかわってくるようなこういう福祉本来の意味を考えても、まさに資格証明書というものは福祉の考えから逆行するものだと、私は思っております。

 県下一の福祉都市を標榜する岡谷市にとって決して交付すべきものではないと、私は思っております。資格証明書の交付を続けることは、今言ったように福祉の政策の上からではなく、もちろんそれも大事ですが、人道上から見ても人命にかかわることですから、許されることではないと思いますが、市長どうですか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 従来から申し上げましているとおり、岡谷市では国保税の滞納者に対しまして、納税の相談にさえ応じていただければ一方的に保険証を取り上げるということはしておりません。これはぜひ御理解をいただきたいと思っております。一方的にこの資格証明書を交付はしておりませんので、よろしくこの点はしっかりと御認識をしていただきたいと思います。

 国保の被保険者は、国保特有の構造的な問題を抱えておりまして、低所得者層と高齢者の割合が高いことは確かであります。しかし、国民健康保険が相互扶助制度であるということを御理解いただきまして、岡谷市では、被保険者の多くを占める年金生活者の高齢者の方々が大変苦しい中でも、国保の保険料だけは支払っていただくということによりまして、現年課税分においては90%を超える収納率を維持することができているわけであります。この保険制度が成り立っているわけであります。低所得者や高齢者が多くても国保税をきちんと納付していただいている実情を考慮するとともに、このような正直者が報われるためにも、また税負担の公平性の面からも資格証明書の交付は必要なことだと考えておりますので、何とぞ御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 県下一の福祉都市を標榜している市長の答弁とはとても私は思えません。先ほど来言っていますように、払いたくても払えない、そういう人が資格証明書を発行されているわけなんですね。それで、やはりこの人たちが払えるようにするにはどうすればいいかとなると、国保の国保税の軽減だと思います。このことからも何としても、先ほど言ったようにかなり低所得の人が証明書を発行されているということです。

 それで先ほど世帯数、あるいは実質の人員ということと滞納額お聞きしたわけなんですが、払えない人がふえている、払えない額がふえているというようなことで、もう一つは収納率を私は注目してみる必要があると思うんです。平成10年から平成17年、国保税の収納率86.02%が77.42%、8.60%も収納率が落ちているわけなんですね。やはり払えない人がふえていると、そのためにも先ほど言いましたが、国保税の軽減のためには一般会計からの繰り入れが必要だと私は強く思っております。県内では、長野市、松本市、塩尻市を初め多くの自治体で既に一般会計から国保会計に繰り入れを行っている。岡谷市においても、一般会計からの繰り入れによって国保の被保険者の負担を軽減していつでも安心して医者にかかれる、そういう市民になってしかるべきだと思いますが、この国保の問題について再度もう一回だけ市長にお聞きします。一般会計からの繰り入れの考えはございませんか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 大変厳しい状況の中でも、しっかり国保の保険料をお支払いいただいている方もいらっしゃるわけでございます。そうした公平性を保つということも大変重要なことだというふうに認識をいたしておりますし、平成18年度の決算の状況や平成19年度の運営状況の中で税率改定が必要なのか、限界なのか、また一般会計からの繰り出しが必要なのかしっかり見きわめ、判断をしてまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 次に、それでは障害者控除の認定について移らせていただきます。

 最初に、障害者控除の対象となる方、これらの範囲を拡大することを私は求めたいと思います。先ほどこの交付数をお聞きしましたが、余りにも私は少ないと思っております。少なくとも介護保険の要介護認定を受けている人たちを障害者控除を受けられる対象にする、具体的に言いますと、要介護1、2の人を障害者、要介護3、4、5の人を特別障害者として認定書を交付するよう提案しますが、どうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 今の介護認定度によって障害者の特別障害、あるいは障害の控除というお話でありますけれども、介護認定された方をでは無条件で、障害者手帳をお持ちになる方と同じように障害者控除の対象者として認めることということではなくて、その方の状況、状態をやはり見定めた上で対象にしていくのかどうかということをやっていかなければまずいのではないかなというふうに考えております。これは税制上のことでもありますので、これは全国的に、考え方とすれば統一をする中で、同じ度合いの人は同じ控除の対象になるという形で対応されるのが望ましいのではないかなというふうに考えております。今後とも、国や県の見解等も注視をしながら対応してまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 今の部長の答弁を市長、お聞きになったと思いますが、ここからはちょっと市長にお聞きしますが、もし今の答弁と他の施策との整合性から明らかに矛盾が生じたとわかれば、65歳以上の要介護認定を受けている人たに対しても範囲を拡大するお考えをお持ちか、まずこの点を確認しておきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) この問題に関しましては、現実問題どういう状況になっていくのかしっかり見きわめて対応をしてまいりたいと、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 私は今の答弁、とても納得できるとは思わないんですね。ほかの施策ともし矛盾が生じていたらそれを直す、そちらに合わせていく、これは当然のことだと思いますが、なぜそうするという答弁できませんか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 今、議員さんおっしゃっている内容で、例えばこういう施策をやっていてこういったものとどうだということで具体的にお示しいただければ、その部分についてはどういう対応をしなければいけないかとか、そういった部分まで出てこようかと思います。ちょっと今、漠然としている中での対応でありますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 それでは、具体的にお伺いしますので答弁をお願いします。

 家庭介護者慰労金、これは後でまたお聞きしますが、その中で支給要件とまず支給人数、これはきのう担当の方から資料をいただいてありますので、お答えできると思いますのでお願いします。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 18年度の支給状況につきましては、支給者135名ということで、金額は681万円ということでございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 支給要件というようなところで、ちょっと今答弁なかったと思うんですが、質問続けさせていただきますが、ここでこの要綱の中で言われておりますが、重度心身障害者と重度要介護高齢者と合わせて要介護者といっているわけなんですね、要綱では。そこで重度心身障害者と重度要介護高齢者とは同等の立場と理解してよろしいかどうか、お聞きします。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) よくそこのところ、今ちょっと聞き漏らした点ありますけれども、今どういうその違いということでしょうか。

     〔「ちょっといい議事進行で。それを答えておれの時間が引かれたではあれなので、それか議長が説明してもらってあれすればいいので、それを説明するのにおれの時間とられたのでは、ただでさえ早口で言っていのをまだ早口で言わなければいけない」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前10時12分



△再開 午前10時16分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいまの議事進行につきましては、市側より答弁をいたさせます。

 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大変お時間をとらせまして、まことに申しわけございませんでした。

 重度心身障害者、それから重度要介護高齢者、これは状況が違います。重度要介護高齢者の関係については、これは要介護度3、4、5の方がこれに該当になってまいります。

     〔「そういうことを聞いているんではないな、それはわかっている、書いてあるから。もう一度ちょっと」と言う人あり〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) ですから、違うということで……

     〔「わかりました」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 違うということなんですね。そうなってくると、私はおかしいと思うんです。先ほど部長、わざとかどうか知りませんが、支給要件、金額、これみんな同じなんですね。在宅で6カ月以上あるいはサービスを受けているかどうか、そういうことによって額も5万円、7万円と同じわけなんですが、違うものがどうして同じですか。ここから考えても、そのあれは同じだと私は思うんですが、もう一度よくきちんと答弁をお願いします。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 言い方は、それぞれこういう言い方しておりますが、対象になる方はこの両方同じこの対象になるという、そういうことでございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) それでは、もう時間があれですので続けますが、重度心身障害者という方は、特別障害者と考えてよろしいですか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 特別障害者ということでよろしいかと思います。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) それでは、重度心身障害者という方は特別障害者と、それで今の部長の答弁は合っていると思うんです、この要綱にも書かれているわけなんですから。そうなってきますと、重度要介護高齢者、介護認定で3、4、5と含まれている方も、私は条件が同じになったら、この3、4、5の方は特別障害者と理解しても、それはおかしい点は生じてこないと思うんですが、どうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) その認定の関係については、先ほども申し上げましたように、それぞれのケースによって判断がされてくるものでありますので、ですから、例えば介護度3だからすべて特別障害者になるというようなこととも結びついてこないわけでございますので、御理解いただければと思います。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 だんだん答弁が食い違ってくるというんですか、矛盾を深めていく方向へ答弁が行っていると私は思っております。それでは、先ほどお聞きしましたが、認定を受けた方の介護度……、介護度先ほどお聞きしましたっけ、寝たきりとかそういうことで、介護度答弁ありましたらちょっと聞き漏らしましたが、ちょっとそれだけ、もし答弁があっても、もう一度お聞きします。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 介護度という形ではなくて、対象の範囲では知的障害者に準ずる者、あるいは身体障害に準ずる者、または寝たきり老人ということで説明をさせていただきました。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) それは特別障害者の認定ですか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) これは特別障害者とそれから障害者の関係になりますが、障害者の関係については、この知的障害の場合では軽度、中度、また身体障害の場合では3級から6級に準ずるということで、特別の場合については知的障害の場合は重度、それから身体障害の場合は1、2級という内容でございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 そういうことを聞いているんではなくて、先ほど何名という認定書を出している方は特別障害者の部類かどうかということです。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 先ほど8名ということで答弁させていただきましたが、その方は特別障害者でございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) それでは、市長にお尋ねしますが、先ほど来のやりとりお聞きになっていると思うんですが、要介護3、4、5の方、これは要綱に書かれているわけなんですが、そういう方は今現在、そういう申し出があれば、特別障害者として現に扱っているわけなんですね。現に扱っているわけだったら、障害者控除というもの1、2を障害者控除、3、4、5を特別障害者控除としても、私は何ら不都合なところはないと思うんですね。それが先ほど言った、先ほどの整合性とあわせてもし矛盾があったら変えるかという点です。現に、介護者慰労金のところでは、もうそういうように特別障害者として一部扱っているわけなんですから、ですから、控除を受ける部分についても、それに準じてやっていけばいいことですので、どうですか、市長。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 御指摘の向きはわからないわけでもありませんが、国・県の指導のもとに全国統一が望ましいということでありまして、今後とも国や県の見解等をしっかり注視してまいりたいと、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 どちらの部長に聞いていいかちょっとあれですが、国や県からということを今、市長言いましたが、昔の名前で言うんですが、厚生省、ここの局長の通達というんですか、厚生省社会局長の通知として、今言ったようなことは範囲を広げてもいい、既にそれは国税庁当局の了解済みだと税務署ももう了解していることだ、そういう通知御存じですね。もしあれだったら……。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 今ちょっと手元にその内容等についてありませんので、内容は承知できなくて申しわけないですけれども……

     〔「大事なことなので、もしあれでしたら時間をとってもらってやって……」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前10時36分



△再開 午前11時05分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 答弁を求めます。

 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大変お時間をおかけして、まことに申しわけございませんでした。

 笠原議員さんから御指摘のありました昭和45年に出されました通達の件については、よく内容を今見させていただきまして承知をいたしたところであります。また、障害の程度の関係につきましては、平成14年8月1日付で国から通達が出ておりまして、障害者控除の取り扱いについては、障害の程度が同程度である者については、同じ税法上の障害者控除の取り扱いとすることが公平と考えられるということで通達がありますので、この辺も参考にしながら対応していきたいというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 昭和45年ということで36年ほど前のことなんですが、しかし、今、部長さんも御承知のとおり、この通知というものは全国的にはまだ生きているわけなんです。ということは、岡谷市はまだ36年のおくれを取り戻していないということだと私は思います。

 そこで、市長にお聞きしますが、市長、何かというと最小の経費で最大の効果というようなことなんですが、これは最小の経費どころか市長が判断すれば一銭もかからないことなんですね。しかも最大の効果ということは、市民の皆さんに喜ばれること、しかも住民税の軽減だけではなくて、住民税の結果によっては介護保険料の軽減にもつながるということでお年寄りの皆さんにとってみれば、非常に喜ばしいことなんですね。それはやはり最大の私は効果だと思うんですが、そこでもう一つ、きょうも言いましたが、市長、国保の一般会計からの繰り入れのところで、公平性という言葉を使っておりますが、やはりこれも納めなくてもいいような税金が通達や何かでもやっても、範囲を広げてもいいよということをやらなければ、これはやはり公平性が侵されていると私は思っております。

 時間です。次の方へいかなければいけませんので、最後に、市長に前向きにこの問題を考えていくという答弁を期待してお答えをお願いします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 国や県の見解や全国的な動向と実態を見る中で、税の公平性から矛盾があってはならないので、今後十分精査をしてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 前向きにということで私は判断させていただきたいと思います。うなずかれたので、余計そう確認します。

 それで、やはりこれはこういう制度があるということを通知しなければ、せっかくあってもだめなわけなんですね。そこで、先ほどは「何でも読本」、これに掲載しているということなんですが、わずか2〜3行のわけなんですね。それと今回初めてだと思うんですが、市民新聞さんのB面にも出させていただいて、これはこれとして評価するわけなんですが、これもこれだけというか小さい記事では、やはりこの対象者にとってはどういうことかもわかりませんので、一つ提案としては、原村では要介護1以上の方に控除の対象になるかもしれないということで、全員にお知らせしているわけなんですね。そういうような周知徹底をしていただきたいんですが、どうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) これはやはり実際に対象になる方にとっては、有利な受益を得る内容でありますので、機会あるごとに周知はしてまいりたいというふうに考えております。御提案の分については、研究させていただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 ぜひ研究といわず今、部長言うように非常にお年寄りの皆さんにとってはうれしいことにつながっていくことですので、ぜひこれをお願いしたいと思います。市長にもお願いします。

 それでは次に、家庭介護者慰労金についてお尋ねします。

 私はこの問題の一番のポイントというのは、要綱にもありますが、基準日前1年間に要介護者と同居し、かつ介護していた期間が通算して6カ月以上あると、これが非常にポイントだというんですか、重きを置いている問題だと思うんですね。その11月1日に運悪く入院していたり、施設へ入っていてもこの1年間に6カ月以上あるということがわかっているんでしたら、しかも私はここは非常に評価しているんですが、期日前1カ月以内に死亡した要介護者を介護していた者にも支給するということなんでね。私はこれはほかの市町村のを見たんですが、岡谷市の非常にすぐれている点だと思うんです。1カ月前に亡くなった方でも1年以上さかのぼって6カ月以上介護していたんだったら出すなら、現に生きていてちょうどそのときにわずかな入院をしていただけで、6カ月以上介護していたのに1年間ぱあだったりすることは、私はこれは到底納得できないと思うんです。

 そこで、再度お聞きいたしますが、市長はこの点、矛盾は感じられませんか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 現状では、基準がしっかり定められているわけでございますが、これから地域福祉支援会議等の市民の意見も聞きながら、検討を深めてまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) その検討を深めるということは今、私が言ったようなことを実行していくという受けとめでよろしいですか。ただ検討するといっても、どういう検討がなされていくかによっては、まだ時間がありますので、質問続けなければいけませんが……。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 検討をして現実的な対応をしていきたいということでございます。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 先ほども答弁の中に、これは介護している方の労をねぎらうということなんです。そういう精神を生かすんだったら、何かとこれはだめというようなところを見つけるんではなくて、もしいろいろな条件が満たされていなくても、何とかこういう制度を使って慰労していこう、そういうのがこの介護者慰労金の精神だと思うんです。ですから、ぜひこれは思いやりの制度であり、福祉の心というようなことで、是非今のようなことについては善処していただきたいし、もしそれが実現するんだったら、さかのぼってやるくらいのことを私は求めたいと思います。

 次に、市民総参加のまちづくりと住民合意についてということで、再度お聞きいたします。

 私、3つほど事業や施策など挙げて市長の答弁を求めたわけなんですが、住民合意という点からすれば、かなり私はまだまだ十分な反省になっていないなという点が率直なところです。(「リーン」予鈴)それでそれはまた今後の問題としてあれなんですが、やはり今一番差し迫っている問題は、湖北火葬場の建替えの問題だと私は思っております、この住民合意という点では。

 火葬場というものは、例えばごみ処理場だったらダイオキシンの問題とか、し尿処理場だったらにおいの問題とか、そういういろいろ目に見えるとか数字であらわれてくる、そういうことができるわけなんですが、火葬場というものは、なかなか数値であらわせない点があると思うんです。今言った3つの施設とも、どれとってみても必要な施設ですが、しかし、住民の立場からいうといわゆる迷惑施設なわけなんですね。それで、今言ったように数値でなかなかあらわせない、やはり私はそういう精神的な面をどう行政で見ていくか、それはやはり住民の、しかも現地に一番近い皆さん、土地を持っている皆さん、そういう皆さんの思いというものが非常に大事だと思うんですが、市長、どうでしょうか、その考えは。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 笠原議員さんのおっしゃるとおりだと思います。精神的なものはなかなか数字にはあらわしにくいものがあろうかと思っております。したがいまして、隣接の住民の皆様の御意見を反映して塀を設けるという対応をさせていただくということをしてきておりますし、さらに近隣の皆様の御要望にできるだけ近づけていきたいと、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 まだ、合意されない、納得していない皆さんの思いを踏みにじって、例えば3月9日に都市計画審議会で都市計画決定されますと今、市長言ったような住民の皆さん、その一番直近の皆さんの思いというものが生かされていきますか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 先ほど御答弁申し上げましたように、直近と申しますか、一番近い住民の皆さんからは、会葬者等の姿が見えないようにしてくれという要望がなされております。それにしっかり対応して、予定どおり都市計画審議会にはお諮りをしていきたいと、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 北側の塀を高くしてほしい、あるいは最初に設計された北側の駐車場をというようなそういう要望があったことは、私も承知しておりますが、しかし、説明の折にきちんとした、私も参加させていただいたんですが、図面ではなくて前でに何枚かの図面で説明したというようなことで、やはりそういう誠意というものは、御近所の皆さんにとってみればなかなか見られなんだと。ですから、せっかく2回目までそういう話でいっていても、住民合意あるいは納得がいく説明、そういうものが不十分だったために3回目のような話になったと思うんです。

 それで、それはそれとして都市計画審議会には、今度縦覧の後、意見書が出されたわけなんですが、それも提出されるわけなんですね。



○議長(上野安規光議員) 建設水道部長。



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 都市計画審議会の中では、内容については今、全部お話ししていいのか、概要で説明するのかについては、今、県と協議をしているところであります。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 笠原です。

 今、部長さんから話しあったように、(「リ・リーン」終了)概要かどうかということなんですが、私は出された意見書というのは要約されるんではなくて、その人の思いが非常に込められているというものですから、ぜひ要約するんではなくて、自分の思いがこもったその意見書というものをぜひ都市計画審議会へ出していただきたいと思います。

 時間が来ましたので、以上で終わります。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員の一般質問を終了いたします。

 進行いたします。

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△横内東洋雄議員



○議長(上野安規光議員) 横内東洋雄議員の質問を許します。

     〔22番 横内東洋雄議員 登壇〕(拍手)



◆22番(横内東洋雄議員) 22番 横内東洋雄です。通告順に従い質問してまいります。

 まず、1番の新年度予算と市長の政治姿勢についてでありますが、質問に入る前に、予算編成に当たられた理事者、関係職員の皆さん方の御努力に、まずもって敬意を表したいと思います。さて、平成19年度当初予算は3年連続の減額予算となっておりますが、積極的な新規施策も目につく一方、細部にまで意を配した堅実な予算として評価できるかと思います。

 そこで質問ですが、まず、新年度予算の特色と重点施策及び市民参加に触れながら、2年目となる行財政改革プランの達成度と行政評価をどのように反映されているのか、お伺いします。また、市長の政治姿勢として、今回は市長任期の最終年度予算でありますが、市長自身の政治的配慮がどの程度なされたのかお伺いします。

 (3)副市長制と組織機構として、地方自治法改正による副市長制は複数可能となっていましたが、岡谷市があえて1人制度にし、権限の委任もしないとした理由をお伺いします。

 次に、2番の災害復旧の現状と今後の防災対応についてでありますが、先番の質問とやや重複する部分もあろうかと思いますが、改めてお伺いいたします。

 7月豪雨災害における土石流発生現場への砂防堰堤築造及び治山工事が昨年12月1日の三沢区待張川を皮切りに順次開始されております。また、その他の災害復旧復興事業も急ピッチで進められていると思いますが、それら全般的な災害復旧復興の進捗状況はどうか、また、今後の予定等も含めてお伺いします。

 また、(2)湊湖畔廃川敷地の活用については、地元の土地利用研究会より提言・報告書が平成17年2月に提出されているようですが、その後、どうなっているのかお伺いいたします。

 次に、(3)森林の再生、活性化の関係ですが、今度の土石流災害を踏まえ、平成19年度予算において、広葉樹林造成事業が新規に盛られています。また、最近、林業関係者による災害に強い森林整備を目指した団地化推進の動きも見られます。こうした動きも踏まえ、今後の森林の再生活性化について市の考え方をお聞きしたいと思います。

 次に、(4)災害の教訓と防災対応についてですが、最近7月豪雨災害の際、ボランティア活動の本部となった市社会福祉協議会から活動報告書が発刊されました。これを見させていただき、災害の怖さとともに情報の把握や伝達の大切さ、ボランティアの偉大さをしみじみ感じました。同時にこの災害を教訓としてさまざまな形で伝え残すことの重要性を痛感した次第です。

 市は、新規に災害記録作成事業を挙げていますが、記録として本にまとめることももちろん大事ですが、災害を教訓として広く発信、アピールしていくことも大事です。その辺も踏まえ、今後の取り組みについてお伺いします。

 次に、3番、病院統合と医療の周辺事情についでありますが、これについても、先番と若干重複する部分がありますが、私なりの視点で質問してまいります。

 病院経営を取り巻く医療の周辺事情は、医師不足、看護基準の見直しによる看護師不足に加え、診療報酬の減額改定などにより極めて厳しい実情にさらされているかと思います。また、そうしたあおりを受けてか、辰野病院の建替え延期や両小野国保病院の統合模索など、2次医療圏の動きも慌しさを増しています。

 そのような中、昨年4月より市立岡谷病院、塩嶺病院の経営統合がスタートし、外来時間後の医療統合や人事交流が進められてきたわけですが、その効果はどうであったか、一方、統合を進める中で、医療現場の支障や職員の不満退職などもあるやに聞いております。が、その辺も含め、統合を進める上でのさまざまなギャップ、影響等について実際のところをお伺いしたい。

 また、(2)病病・病診連携については、現在具体的にどのような取り組みがなされているのか、また、そうした医療機関との連携の一方、患者の立場に立ってはセカンドオピニオンの整備も大切です。これらについて相談窓口を設けているのか、またどのように対応しているのか、あわせてお伺いしたいと思います。

 (3)医師・看護師不足の実情と対応については、先番の質問で一定の理解を得ましたので、割愛します。

 (4)塩嶺病院心臓病治療部門の強化については、過日、塩嶺病院でカノラにて催した平山教授就任記念講演会は、諏訪響とあわせた演出で、実に印象深くよかったと思います。心臓病治療の最前線の様子と日大との結びつきの強さを十分にアピールできたと思いますし、同時に今後の新病院構想における代表的な診療部門との認識も深めたと思います。したがって、今後さらに名実ともに権威ある循環器・心臓病専門病院としての医療の高度化を図ることが重要ではないか、畑院長先生の見解をお伺いしたいと思います。

 また、(5)社会保険庁の動向は、塩嶺病院の今後の方向づけにとって極めて重要な課題と思いますが、現状はどうなっているのかお聞きします。

 (6)新病院構想の課題では、構想の主要な一つである建設場所についてであります。

 これについては、市長はこの3月に明らかにするとの予定でありましたが、先ごろ急遽決定を延期することとしました。これは某週刊誌がスクープした活断層のショッキングな記事によるものでありますが、私は、この市長の判断はまことに正解であったと思うとともに安堵しました。なぜならば、こうした活断層を過敏にとらえることにより、市の既成の方針が大きく曲がることを危惧したからであります。

 活断層については、私なりにも調べてもみましたが、病院施設の建設ということで多少気にはなりますが、冷静な判断が必要だと思います。そこで、今後行われる調査についてどのような形で行われる予定か、またその対象地、範囲など、さらに類似都市の状況や専門家の見解なども参考にされるのかどうかお伺いしたい。

 次に、(4)ものづくり岡谷−工業振興の課題でありますが、工業振興については、先番が複数触れられましたので、重複しない範囲でお伺いしてまいりたいと思います。

 岡谷市は、戦後工業立市を標榜してきましたが、近年著しい技術的変革を見ております。今日まで培ってきた精密加工技術、光技術、超精密組み立て技術等を最大限活用し、さらに高精度で超高機能な部品、製品を供給できるスマートデバイスの世界的供給基地を確立すべくものづくりに力を注いでいるとは、岡谷サミット資料の市長のあいさつ文の引用であります。これらのハイテク企業が今後、牽引役を果たすことは確かですが、工業全体の将来の振興を考えると、さまざまな課題を抱えていることも事実と思います。

 そこでまず、つい先ごろ開かれたものづくりフェア2007及び昨年10月に行われた諏訪圏工業メッセの実施状況についてお伺いしたいと思います。

 また、(2)企業の流出防止と用地確保は先番の質問で一定の理解を得ましたので、割愛します。

 (3)、創業支援と零細企業対策については、岡谷市内の製造業の推移を見ると、平成5年に1,075の事業所が平成15年には741となっており、そのうち従業員が1人〜3人の事業所が338で、約45%を占めています。こうした事業所の減少傾向には、後継者不足、経営の行き詰まりなどさまざまな要因があると思われますが、工業の集積地としては、時代の流れとはいえ寂しい限りであります。そこで、こうした傾向をカバーするためにも起業創業を促進することが大事であり、そのための支援が必要であり、また、今まで岡谷市の工業発展を支えてきた零細企業の支援も行政として決して忘れてはならないと思います。こうした創業支援と零細企業施策についての市のお考え、対応をお伺いしたい。

 さらに、(4)岡谷市工業振興の将来展望として基本的にどのようにお考えなのか、お伺いしたいと思います。

 次に、5番、県道下諏訪辰野線拡幅整備と山麓線構想についてでありますが、県道下諏訪辰野線拡幅整備については、先番も触れておりますので、重複を避けながらお伺いしてまいります。

 県道下諏訪辰野線延伸区間の拡幅整備は、平成18年度は当初の7,500万円の事業費に、この1月さらに1億6,000万円の補正予算がつき、地権者の買収交渉が一層促進されているやに聞いています。そこで、引き続き平成19年度の作業予定と事業費等の見通しについてお伺いしたい。また、山麓線構想については、しばらく途絶えていた感がありますが、市の将来構想を踏まえ、現状をお伺いしたいと思います。

 以上で壇上での質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時34分



△再開 午後1時10分



○副議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 横内東洋雄議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 横内東洋雄議員さんの御質問にお答えをいたします。

 1番の新年度予算と市長の政治姿勢であります。重点施策の主な事業でありますが、1つ目の平成18年7月豪雨災害の復旧復興対策の実施につきましては、大洞沢川を初めとする河川災害復旧事業や道路災害復旧事業、県事業への対応と促進を図る砂防治山対策事業、天竜川災害復旧対策事業に取り組むほか広葉樹林造成事業や災害記録作成事業を進めてまいります。

 2つ目の安全、安心にかかわる市民生活に密着した施策の推進につきましては、防災ラジオの配布、行政チャンネルの構築による情報提供の充実を図ってまいります。また、雨量計を市内6カ所に設置するとともに、より高機能の移動系防災行政無線機を増設してまいります。

 3つ目の子育て支援の充実では、民間医療機関の協力を得て、病時・病後児保育事業を新たに実施するとともに、子育て支援マップを作成するほか、にこにこ子育て支援事業や保育補助員設置事業の充実を図ってまいります。

 4つ目の工業振興施策のさらなる推進につきましては、湯殿山工場用地分譲事業や山梨大学との包括協定に基づくナノ加工融合プロジェクトを推進するほか、ものづくり体験隊事業や小中学校におけるユーザー視点のものづくり教育推進事業を新たに展開してまいります。

 5つ目の市民総参加のまちづくりの推進につきましては、新たに「ともに創る明日の岡谷、学んで提案講座」の開設や市民参加型公募債発行事業に取り組むなど、創意と工夫、努力により市民総参加のまちづくりの一層の推進を図ってまいります。

 次に、新年度予算編成と市長の政治姿勢の副市長制と組織機構についてお答えをいたします。

 今回の地方自治法の改正は、第28次地方制度調査会の答申を踏まえて行われたものであります。その中で副市長制の導入、収入役の廃止や会計管理者の設置につきましては、従来型組織からの転換の必要性や地方分権改革により地方公共団体の役割と責任が拡大したことから、組織運営面における自主性、自立性のさらなる拡大を図りつつ、そのマネジメント機能の強化を図ることが必要であるとの視点から行われるところであります。

 また、議員の皆様方におかれましても、現在、岡谷市にあっては行財政改革の真っただ中にありますことは、御承知をいただいているとおりであります。職員数の大幅な削減、組織改正による部課等の統合、施設の存廃、さらには議員定数の削減が行われる中にあっては、市の理事者におきましても決して例外ではないと考えております。あわせて県内の他市の状況でも、副市長の複数制について明らかにしているところは2市のみであります。これら地方自治法改正の趣旨、行財政改革の推進、県内他市の状況、人口や組織の規模等を勘案する中で、副市長を1名としたものであります。

 権限の委任につきましては、法改正の趣旨を十分に精査する中で、行政課題、市民ニーズ等を勘案しながら、市長の最高の補助機関である副市長の果たすべき役割を踏まえるとともに、委任に際してはその旨の告示を必要とすることも念頭に今後、慎重に検討していく必要があると考えております。

 次に、市長任期の最終年度として市長自身の政治的配慮、最終年度予算として市長自身の政治的配慮はどのように生かされているかという御質問であります。お答えをいたします。

 昨年7月の豪雨災害は、市制施行70年にして未曾有の大災害となり、市民生活や経済活動に大きな影響を与えたところであります。この平成18年7月豪雨災害の復旧復興対策を最優先に取り組んでいくことはもちろんでありますが、この災害の教訓を生かし、防災ラジオの配布、行政チャンネルの構築、雨量計の設置、移動系防災行政無線の増設など、これまで以上に災害に強いまちづくりに意を配して新年度予算に反映をさせたところでありますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、大きな3番目、新病院の構想、そして課題についての活断層に関する調査でございますが、大学教授等専門家の協力を得ながら現地調査を実施し、具体的な調査の方法の検討を進め、調査を実施してまいる考えでありますので、よろしくお願いをいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな1番の中の(1)の中で、行財政改革プランの達成度と行政評価の反映という部分で御質問をいただきました。

 岡谷市行財政改革プランでは、実施計画として具体的な取り組みを年次計画で定めており、平成19年度予算に反映したものとしては、歳出の削減に向けた取り組みで補助金、負担金の全面見直し、簡素で効率的な行政運営で定員適正化計画の推進が挙げられます。

 補助金、負担金の見直しでは、ゼロベースからの全面見直しとして総額約6,680万円を削減し、見直し対象とした241件の補助金、負担金のうち130件について廃止、または減額をいたしました。また、職員数の削減では、一般会計において職員8名を削減し、約8,850万円を削減したほか人件費の削減として時間外勤務手当を3割削減し、約3,120万円を減額いたしましたが、選挙手当の臨時的増もあり、人件費全体としては約5,970万円の減となっておるところであります。このほか経常経費の削減による約7,160万円と合わせまして、平成19年度予算全体では、約1億9,800万円の経費削減をいたしたところであります。

 なお、行政評価につきましては、事務事業評価の結果を参考としながら予算見積もりを行ってきておりますが、今後は施策評価と予算編成の連動を検討してまいりたいと考えております。

 次に、大きな2番の中の湊廃川敷地の活用の中で御答弁させていただきます。

 みなと保育園南側に位置する湊廃川敷地の土地利用につきましては、湊湖畔土地利用研究会から提出されました提言を念頭に、地域の活性化に資する土地利用の基本的な構想案の取りまとめに向け、作業を進めてきたところでございます。しかし、平成18年7月の豪雨災害の発生に伴いまして、その復旧事業とのかかわりも十分に考慮する中で具体的な検討を進めるべきであると考えており、作業は中断をいたしておるところであります。

 次に、同じく大きな2番のうちの(4)の災害の教訓と防災対応についてでございます。

 災害を教訓として広く発信することは重要なことであると考え、昨年9月に開催されました岡谷市安全市民大会では、豪雨災害の総括として自衛隊など、防災関係機関の方から災害対応への率直な意見をいただいたところでありますし、本年1月には、災害記録写真の展示会をララオカヤにて開催し、あわせて被災された区を代表して花岡区を初めとする5区の区長さん方に災害時の体験の講演をしていただき、多くの市民の皆さんに聴講いただいたところであります。

 平成19年度におきましても、7月19日には、仮称でありますが、平成18年7月豪雨災害1周年追悼式を実施し、あわせてイルフプラザにおいて災害記録写真展を1週間にわたり実施する予定でありますし、自主防災会の研修会や出前講座等におきましても、災害の状況を説明するなど、機会をとらえて広く市民の防災意識の高揚に努めてまいりたいと考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 豪雨災害復興参事。

     〔豪雨災害復興参事 長尾恒一君 登壇〕



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 大きな2番の災害復旧の現状と今後の防災対応についての(1)被災地の復旧状況についてでありますが、市で実施します災害復旧事業は、市民の安全、安心の確保を最優先に緊急性のある箇所から復旧復興を進めてまいりました。

 今年度災害復旧工事を予定している公共土木施設は96カ所、農林水産業施設は100カ所であります。県事業との兼ね合いで整備がおくれている箇所や補助採択が11月となったことから、年度内に完成できない工事などを除き、早期の完成を目指し対応をしているところであります。

 また、県事業につきましては、砂防事業はすべて全箇所工事着手がされており、待張川では堰堤のコンクリート打設まで進んでおります。引き続き一日も早く安全で安心できる地域に復興できますよう取り組んでまいります。



○副議長(渡辺太郎議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな2番の災害復旧の現状と今後の防災対応の(3)の森林の再生、活性化についてでありますが、森林の持つ多面的機能を持続的に発揮できるよう、岡谷市森林整備計画に基づきまして間伐等森林整備を計画的に実施しておりますが、個人有林の整備につきましては、材価の低迷等によりまして整備が進まない状態でありました。

 このような状況から、市内林業研究会が林野庁の委託を受け、二酸化炭素の吸収源対策としての森林整備を目的として、やまびこ公園付近の個人有林の団地化による効果的整備実施に向けての調査事業に取り組んでいるところであり、市としましても、関係機関と協力して間伐などの森林整備推進のため支援を行っております。

 なお、平成18年7月豪雨災害の教訓を受け、災害に強い森林づくりを主目的としまして、平成19年度より広葉樹林造成事業に取り組んでまいります。

 また、森林の立地条件等によりましては保安林指定を行い、一層災害に強い森林づくりに意を配してまいたいと考えております。

 次に、大きな4番のものづくり岡谷−−工業振興の課題の(1)諏訪圏工業メッセとものづくりフェア2007でありますが、まず諏訪圏工業メッセの実施状況でありますが、今回で5回目を数え、年々出展社数、来場者数ともに増加しており、特に県外からの来場者がふえており、その知名度は広く知れ渡っております。また具体的な商談へとつながる例も多く、一定の効果が上がっているものと考えております。

 一方、ものづくりフェアについてでありますが、こちらも今回で5回目を迎えました。市民に対して市内にどのような企業があり、どのようなものをつくっているのかを紹介することを主目的に開催してまいりましたが、年々出展社数、来場者数とも増加してきており、今回は出展社数142社、来場者数2,600人と過去最高でありました。

 (3)の創業支援と零細企業対策でありますが、まず創業支援についてお答えします。

 制度資金では、開業1年未満で市内で開業しようとする方を対象し、貸付日から2年までの利子と保証料の全額を補給する開業資金がございます。また、助成金では、市内の工場または事務所を借りた場合の賃借料に対する助成及び長野県工業技術総合センターの測定機器使用料に対する助成、展示会に出展するときの経費に対する助成を行います創業者総合支援事業があります。また、市内にある県の創業支援センターの卒業生が岡谷市で創業してもらえるよう、工場等の情報提供をしております。

 次に、零細企業対策についてでありますが、円滑な資金調達を支援するための中小企業金融制度を初めとして、受注確保対策として個々で展示会に出展することが難しい小規模企業に対し、市と市内企業共同で出展を行う展示会出展事業、人材育成や後継者育成のための技術や経営に関する講座、講演会の実施、さらには専門の経営相談員を配置した相談事業並びに各種補助金などにより支援を行っております。

 次に、(4)の岡谷市の工業振興の将来展望でありますが、20年、30年後に想定されるであろう、いつでもどこでもだれでもが意識せずに情報技術、通信技術を利用できるユビキタス社会、また環境に配慮した安心、安全な社会などを支えるものとして岡谷市の技術のバックボーンであります、これまで培ってきた精密加工技術を最大限に活用し、21世紀型技術体験への基盤をなすナノテクノロジーをベースとした岡谷市独自の技術を確立し、スマートデバイスの世界的供給基地を実現させることが求められ、その推進こそが数十年後の岡谷市の工業を支えるものであると考えております。将来的な本市工業のあり方としましては、課題であります住工混在から住工調和・共存へと転換できるよう、また多くの市内企業に見られます下請型を脱却し、オンリーワン企業として開発、提案型への進化を目指すことが基本になろうかと思っております。

 以上でございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 病院事業管理者。

     〔病院事業管理者 塚田昌滋君 登壇〕



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 大きな3番の病院統合と医療の周辺事情のうちの(1)でございます。経営統合・診療統合等の経営上の成果とこれに伴う現場への影響についてお答え申し上げます。

 岡谷市病院事業は、岡谷病院と塩嶺病院の経営統合を実施しましたが、統合に当たりましては、歴史と背景の異なる両病院を岡谷市病院事業として一体化し、合理的かつ効果的な運営を実現するためには、何より職員の融和を図ることが必要であると考え、事業体として共通認識の形成に努めてまいりました。この考え方の中で、7月には両病院の一般外科の診療統合について方針を決定し10月1日から実施するとともに、同日付で両病院の看護部門、診療技術部門で人事異動を実施しました。

 次に、人事交流についてでありますが、診療科目や取り扱い患者数、また業務のシステムの異なりや初めての職場での人間関係により異動した職場になれるまでの間、戸惑うことがあったと思いますが、業務において特に大きな支障はなかったものと思っております。人事交流による職員の不満退職につきましては、一定規模の人事異動は初めてのことでありましたので、異動した職員の戸惑いや異動した職員を受け入れる側にもふなれな点があり、人間関係等で悩んだ職員がおりますが、このことだけが原因で退職した職員はいないと考えております。

 いずれにしましても、将来の夢であります新病院建設に向け職員の一体感の醸成を図り、全職員が力を合わせて取り組まなければよい病院はつくれないものと思っておりますので、今後も一定規模の人事異動は実施してまいりたいと考えております。

 (2)でございますが、岡谷市病院事業における病診連携の状況についてお答えいたします。

 平成18年度における患者紹介率は、岡谷病院では15.6%で、塩嶺病院では30.7%です。一方、岡谷市病院事業からの患者逆紹介率につきましては、岡谷病院では6.9%、塩嶺病院では46.1%です。

 次、セカンドオピニオンへの対応でありますが、平成18年度診療報酬の改定で点数化されたことにより、平成18年度の年度初めに積極的に取り組む方針を定め、岡谷病院では地域連携室、塩嶺病院では業務課医事担当が行っております。

 (5)でございます。社会保険庁における動向につきましては、今まで議会で答弁されていますように、いまだ進展を見ておりません。長野社会保険事務局に機会あるごとに塩嶺病院の実情等をお話しておりますし、私も社会保険庁でお話をさせていただいております。今後も情報収集に努めてまいりたいと考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 塩嶺病院長。

     〔塩嶺病院長 畑 博明君 登壇〕



◎塩嶺病院長(畑博明君) 大きな3番の(4)塩嶺病院心臓治療部門の強化についてお答えいたします。

 健康保険岡谷塩嶺病院は、議員の皆様も御存じのように昭和28年7月に開院し、50年余の歴史を持った病院であります。現在では心臓病の手術も通算1,200例を超え、また昨年の日経新聞を初め多くのメディアでも取り上げられましたが、地域における心疾患の基幹病院として心臓病関係につきましては高い評価をいただいているところであります。当然我々医師を初め職員もベストを尽くし患者さんのため、病院のために努力をしているところでもあります。診療拠点の集約化が進む中で大学との連携も大切であり、さらなる診療強化を行うことが重要と思われます。

 今まで心臓病に関しましても、諸先輩方が築き上げられたこの高い評価を新病院になりましても、さらに高めていかなければならないと強く感じているところであります。



○副議長(渡辺太郎議員) 建設水道部長。

     〔建設水道部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 大きい5番目の県道下諏訪辰野線拡幅整備と山麓線構想につきましてお答えをさせていただきます。

 最初に、(1)の県道下諏訪辰野線整備の早期促進についてでありますけれども、延伸事業区間の平成19年度予算等につきましては、現在、来年度の用地買収予定地を精査する中で物件調査を実施し、補償額の算定等の作業を進めており、来年度を含め、当面は建物補償及び用地買収等が主となる事業とお聞きをしておるところであります。また、具体的な来年度の予算につきましての明言についてはいただいておりませんけれども、この先、ある程度まとまった買収ができた段階で、必要に応じまして埋蔵文化財の調査を実施し、一日も早く工事着手をしてまいりたいとお聞きをしているところであります。

 いずれにいたしましても、早期完成に向け、今まで以上に予算確保をいただきますよう、機会をとらえる中で要望をしてまいりたいと考えております。

 次に、(2)の山麓線の構想でありますが、県道下辰野線のバイパスルートといたしましての位置づけも考慮し、幹線道路として長野県に整備をいただくよう要望しておるところであります。しかしながら、大変厳しい財政状況下であり、当面は現道の拡幅を優先に整備する方針であり、具体的な計画には至っていない状況であるとお聞きをしているところであります。



○副議長(渡辺太郎議員) 一通り答弁が済んだようです。

 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 22番 横内東洋雄です。それぞれ御丁寧な答弁ありがとうございました。

 それでは、再質問を順次項目に沿って行ってまいります。

 まず、1番の(2)市民参加による市政推進の関連でお伺いいたします。

 平成19年度予算には、新規事業として市民債の導入や「ともに創る明日の岡谷、学んで提案講座」、あるいは行政チャネルなどの事業が盛られ、市民参加を具現化する新たな試みとして注目されます。ところが、行政チャンネルに関連して若干疑問を感じることは、平成18年度新たに市報への広告掲載が打ち出されたわけですが、平成19年度には市報が月2回から1回となり、行政チャンネルの導入となったことです。余りにも目まぐるしい政策の転換であり、この背景と考え方について、まずお伺いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) お答えさせていただきます。

 まず、広報おかやへの広告掲載につきましては、これはもう数年前から検討をいたし、厳しい財政状況の中で収入確保の観点から、市民会議の提言を踏まえて行財政改革プランの実施事項に盛り込まれたものであり、予定よりおくれてしまいましたが、ようやくここで広告の掲載が始まったところであります。

 一方、行政チャンネルにつきましては、行財政改革プランの中で、平成23年の地上波デジタル放送化の本格導入等を考慮してということで留保してあったわけでありますが、昨年7月の豪雨災害を経験し、避難住民や一般市民への情報提供の手段として、その必要性と有用性を強く認識したということが大きな考え方でございます。平常時においても、きめ細かくかつ大変多くの情報提供が可能な情報媒体であるということから実施時期を早め、導入を決断をしたというものでございます。

 また、広報おかやで今、月2回のものを1回というようなお話ございましたが、従来から2回というようなことで行ってきたわけでありますけれども、市民の方々から、また区長会からも月1回にというような要望もいただいておるところであります。

 今回は、行政チャンネルの導入による平常時放送の内容とあわせて検討して、広報紙でなければならない情報と他の媒体でも可能な情報のすみ分けをしていくということが必要ではないかという中で、行政チャンネルの開始後、その運用を見きわめた段階で月1回の発行というふうにしていきたいと、こんな考え方を持っておるところでございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 本来、市報と行政チャンネルとは目的だとか性格も違うわけですけれども、ここでそれをえらい論議する考えはございません。若干疑問は残りますが、一応今の説明を了としておきます。

 次に、市民債についてですが、私は過去何回かこの場で市民債の導入を提案し、要望してまいりましたが、今回の市の英断に感謝しつつ、高く評価したいと思います。そこで、市民債の発行総額は1億円ということですが、初の試みとしましては、適当な規模と言えます。しかし、本来の市民債のねらい、効果からすると、事業目的を明確にした相当規模の発行額が望ましいところであり、将来的にはどの程度の規模を考えておられるのか、お伺いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 今、議員さんから御指摘のとおり市民債の発行に当たりましては、この事業目的という部分を明確にしていくということが必要かというふうに思っています。当然、その目的をきちんとした上で、市民1人1人から集められた資金が岡谷市のまちづくりに生かされること、これが実感できるような事業という部分が考え方ではないかというふうに思っています。

 将来的な発行規模というお話がございましたが、これは投資的事業の実施計画によってその対象となる事業の額、事業費というものが決定してまいります。また、市民債の発行というのは、一定の条件が加えられているものでありまして、その起債の種類というような部分がこれが決められておりまして、政府債とかそういった一定のものには、この起債は当たらないという部分がございますので、そういった制限の中で方向を出していかなければならないかなというふうに思っています。いずれにしても、将来にはできるだけこの事業は拡大をしていきたいという考え方は持っているところでございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 了解しました。

 次に、(3)副市長制の関係ですが、これについて信濃毎日新聞の事前調査結果が1月26日付の新聞に大きく載っていました。これを見ると、この時点での方針が決まっていないのは19市中、岡谷市を含めた3市のみであったわけですが、この記事の中で、岡谷市長は政策の企画や執行を委任できることは大きい。市長の負担が随分違うとコメントされ、新制度の効果を期待する声というニュアンスでした。これがどのような経過で単数となり、権限の委任もなしとなったのか、市長さんにお伺いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 副市長の設置は、組織運営面におけるマネジメント機能の強化が図られることになりまして、一定の権限を委任することができることから、この制度を歓迎する旨の発言をいたしたものでございます。

 人数につきましては、十分検討をした結果であります。また、権限委任についても他市ではほとんど行っていないということでありまして、今後慎重に検討をしてまいりたいと考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) とかくお役所は先例や他市の状況を踏まえて物事を決めるという風潮があるわけなんですが、他市にはそれぞれ特殊事情もあり、また市政が抱える課題もさまざまです。とりわけ岡谷市は難問山積、暗礁に乗り上げた事業も少なくありません。これらを早期解決するためには指導体制をより強化する必要があるのではないか、また組織機構についても昨年大きな機構改革を行いましたが、簡素化、スリム化が必ずしもよいとは限らないと思います。

 そこで、市政推進に横たわる重要案件や問題課題解決のために集中して取り組める特別対策室的なものを設け、積極的にアクションを起こし、アプローチをかけていくことも必要ではないか。私の考えからすると、副市長制をとった場合、そのトップがいわば外政担当の副市長だったわけですが、この辺も踏まえ、再度現状認識を上に立って、理事者のお考えをお聞きしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 組織のスリム化は時代の要請であります。簡素・効率化する中で新たな行政課題に対応する財源、また力も生み出していくという考えでやったものでございます。御提言の集中して取り組める特別対策室、必要なことがあれば、それに向かって検討をしていきたいと思いますけれども、今年度の場合は、今後の市民への情報提供といった面から情報推進課がどうしても避けて通れない、そういう意味で必要な組織として設けたものでございますので、御理解を賜りたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) これはそれぞれ立場が変われば、また見解も変わるといったところかと思いますけれども、一応助役さんの御答弁で了解しておきます。

 次に、(4)市長の政治姿勢の関連でお伺いします。

 市長さんはこの9月任期満了を迎えることから、その進退についていろいろ取りざたされています。その声としては、当初長くても3期12年といっていたことから当然そうなるだろうという声もある一方、現在の難問山積する岡谷市政を考えると、ここでかわるよりももう一期、今の市長にやってもらい、一定の道筋をつけてもらった方がいいのではないかという有識者の意見もあることも事実です。

 私は、ここで進退を促すようなそんな失礼な気は毛頭ございませんが、市長さんの現在の心境、いわゆる市政への思い、熱意のほどをお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 大変答えにくい御質問をいただきましたが、少子・高齢化の急速な進展や回復基調にあるとはいえ、実感の伴わない不透明さがぬぐい切れない景気動向、さらには地方分権の進展や三位一体の改革など、本市を取り巻く社会経済情勢は大変厳しいものがあると認識をいたしております。時代の潮流が大きく変わろうとしている中で、本市の進むべき道をしっかりと構築し、各種課題に的確に対応し、確固たる行政財政基盤を持つ将来にわたり夢を描くことができる町として、次の世代へ継承してまいりたいと日々努力をいたしておるところでございます。

 明朗で開かれた市政、市民本位の市政をモットーに市民の皆様が安全で安心して快適に住むことができる強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを市民総参加により、これまで以上に推進してまいりたいと強く決意し、全力を傾注して残された任期を全うしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 大変意味深長な内容の力強い決意をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。

 次に、2番に移ります。

 まず、(1)災害地の復旧復興状況に関連して、湊小田井沢の復旧復興の関係ですが、昨日も若干触れられましたが、小田井北小路に計画されている河川改修にあわせた道路整備は、河川と道路を合わせて12m幅ということですが、もう少し具体的な計画内容がおわかりでしたら、お聞きしたい。また、それに対する地元の反応とそのために移転を要する家屋は何軒ほどになるのか、わかったらお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) まず最初に、小田井沢川の拡幅計画につきましては、先番の議員さんにお答えした域を出ませんので、よろしくお願いいたします。

 それから、小田井沢川の拡幅改修につきましては、その必要性という部分については、地元の皆さん一定の御理解をいただいているというふうに考えております。また、移転家屋の軒数等につきましては、現在地元の皆さんと協議を進めている最中でありますので、お答えをすることができませんので、御理解をいただきたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 次に、(2)湊湖畔廃川敷地の土地利用についてですが、今回の土石流災害の復興事業に伴う移転家屋の代替地として、湖畔廃川敷地が挙げられているやに聞いていますが、その辺について市のお考えをお聞きしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 現在、進めております小田井沢川の復興事業を含めて、その事業の進捗状況によりまして、家屋の移転等が具体化してくればその代替地が必要という状況の中で、地元の御希望を聞き、その廃川敷地の一部を代替地として優先的に利用していく必要があるというふうに考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 災害復旧費優先という観点からすると、市の方針は妥当な判断と思います。しかし、湊湖畔の廃川敷地の土地利用は湊地区にとっては長年の夢であり、地域開発、ひいては地域格差の是正という観点からも極めて大事な施策と思います。この辺も踏まえ、今後の廃川敷地の土地利用について再度確認の意味でお聞きしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 御指摘のありました湊廃川敷地の土地利用でございますけれども、先ほども今までの経過も含めてお話をさせていただきましたが、地域の活性化に資する土地利用という部分で、今までも検討してまいりましたし、今後もそのことに対する姿勢にかわりはないものであります。

 しかしながら、今、参事の方からお話し申し上げましたとおり、未曾有の大災害という状況の中で、どうしても、そういった部分での復旧事業とのかかわりという部分はやはり考慮をしていかなければならないのかなというふうに考えているところであり、あくまでも地元の皆様や被災者の皆様の御意見をお聞きしながら、検討を進めていかなければならないものと考えておるところであります。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) ありがとうございました。

 次に、森林の再生活性化の関連ですが、里山整備についてちょっとお聞きしたいと思います。

 私も区の林野委員会に入っておりまして、年に7〜8回ぐらいは間伐だとか除伐、枝払い、やぶ切りなどの作業に当たっていますが、何十年も人の手が入っていないような山が非常に目につきます。もっと個人林にしろ、団体林にしろ、里山整備に関心を持たせることが大変重要だと思いますが、里山整備については、市は将来的にどのように進めようと考えているのか、お伺いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 御質問の里山整備についてでありますけれども、里山を含めました森林の持つ多面的機能は、社会全体の共通の財産と位置づけられていることから、所有者のみならず、地域全体の課題と考えております。

 したがいまして、災害に強い森林づくりを目的とした広葉樹林造成事業等里山整備につきましては、地域の安全は地域で守るの観点から、地域住民やボランティア団体等が一体となりまして、県等の関係機関の協力を得ながら、協働によるその森林整備を推進してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 御説明で了解しました。

 次に、3番、病院統合と医療の周辺事情の関係ですが、(1)から(5)までについては、すべておおむね了解しました。時間を効率的にやりたいと思います。病院運営にしろ、統合への道にしろ、いずれにおいても大変な御苦労を伴うことと思いますが、ぜひとも頑張っていただくようお願い、要望しておきます。

 なお、(6)の新病院構想の課題における活断層の問題についてですが、私なりに有識者の意見を聞くなりいろいろ調べてみました。ここにちょっといただいたこういう地図も用意しました。これが拡大図ですね。国土地理院の作成の地図の病院周辺の拡大図で見ると、赤い活断層の線が縦に2本並んで非常に不気味な感じがします、確かに。

 しかし、この糸魚川静岡構造線上の活断層については、ずっと以前から知られてきたことです。殊岡谷市に限ったことではございません。もちろん安全、安心のさなか安全確保は大事ですが、今さら目くじらを余り立てるほどのことではないと、私は個人的に思います。端的に言って、私は活断層の上層部を避け、できるだけ離れるように配慮をすればよいのではないかと、そんなふうに考えます。

 ちょっと蛇足になるかと思いますが、先ごろ国会内で「鈍感力」という言葉が話題となりましたが、この場合も私なりにそんな気がし、余り神経質になることはないのではと思います。今後、市が3カ月でも、半年でもかけて地下探査、地層調査などをしっかりして、説得力ある資料を用意した上で情報開示し、周辺住民への影響も考慮しつつ、大局的見地に立って新病院建設地を決定するよう要望しておきます。

 次に、4番、ものづくり岡谷の関係で、1点お伺いします。ほかはすべて了解しました。

 (1)諏訪圏工業メッセには、岡谷市は平成19年度250万円の補助金を盛っているようですが、工業メッセの将来的あり方として、より広域的な工業振興を図る役割を担うべきと思いますが、この辺について市長さんはどんなふうにお考えか、お聞かせいただけたら幸いです。

 また、ものづくりフェアにつきましては、先ほども触れましたが、ことし5回目ということですが、一つの5回を一区切りとした場合、次のステップを何らかの形で考えるべきと思いますが、この辺、市では具体的にどんなふうにお考えかお聞きしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) まず、諏訪圏工業メッセの関係でございますけれども、諏訪地域の企業さんを会員としますNPO法人諏訪圏ものづくり推進機構がその事務局となりまして、6市町村工業関係の機関等で構成されます実行委員会を組織しまして開催しているものでありまして、民間主導ということでありまして、行政の垣根を越えたものであるということでありますので、その広域の中でも、そういう形でできれば民間主導というような形でやってもらえればなというふうに思っております。

 また、ものづくりフェアにつきましても、これまで市民向けの企業PRを主目的に開催してまいりましたけれども、今回で5回目を迎えるということでございますので、次回はその目的を含めまして、実行委員会で内容を協議しまして、新たな形を取り入れた開催ができるかどうか、検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) 次に、5番、県道下諏訪辰野線の関係ですが、県道下諏訪辰野線のラッシュ時の交通渋滞は、昨日も中島さんが非常に強く触れられましたけれども、非常に依然著しく交通安全確保のためにも、本当に早期拡幅整備が望まれております。地元岡谷市として事業の強力な推進を県に働きかけていただくことを強く要望しておきます。

 また、山麓線については、かつては県道のバイパスとして山の手ルートが1本欲しいという発想であったと思います。しかし、私はそのような過大なルート構想ではなくて、三沢新倉地区の山の手の開発促進を図るための横道開設として、ぜひとも必要と考えるわけです。将来的に考えると、もはや岡谷市の平地からまとまった用地を見出すことは不可能になっているのではないかと、三沢橋原地区の山の手方面に今、頼らざるを得ないような(「リーン」予鈴)状況になるのではないかと思われます。

 これについて市長さんのお考えを一言お伺いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 山麓線と地域開発でございますが、高尾山山麓沿線には開発可能な優良な土地が点在をし、開発することによりまして土地の高度利用が図られ、地域産業経済の活性化に大きく寄与することができると考えております。

 しかしながら、地域開発には道路網の整備が絶対的な要件であります。単なる新設道路の局地的効果にとどまらないよう有機的な活用を視野に入れた幹線道路の整備として県道下諏訪辰野線のバイパスとラップさせ、長野県に対して要望をしてきているところでございます。

 県の姿勢としてさきに部長が答弁したとおり、現道拡幅に重点を置いている状況でありますが、市といたしましては、幹線道路の整備の具体的計画等に向けて、今後とも関係機関に対しまして地元の熱意と必要性を働きかけてまいりたいと考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員。



◆22番(横内東洋雄議員) ありがとうございました。

 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(渡辺太郎議員) 横内東洋雄議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後2時03分



△再開 午後2時15分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△征矢久議員



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員の質問を許します。

     〔3番 征矢 久議員 登壇〕(拍手)



◆3番(征矢久議員) 3番 征矢 久です。

 1期4年で通算16回の一般質問の機会がありましたが、1回は行わずに同僚議員の一般質問を拝聴しましたので、任期最後の今回は15回目となりました。今まで14回取り上げた諸問題は回数の多い順に組織体制、行革、病院、合併、理事者の理念、自治体経営、廃棄物・資源物、ごみ処理施設、新年度予算関連、諏訪広域連合・湖北行政事務組合関係、特色あるまちづくり、岡谷市の将来像、駅前整備関係、施設整備、物品購入等入札関係、教育スポーツ関係、市長選、雇用創出等であります。

 その中で一定の提案、または要望しましたが、残念ながらほとんど実現しなかったわけであります。大きな予算や時間がかかるものはやむを得ないと思いますが、少し発想を変えて利用者、市民の立場から考えるならばすぐに、しかもわずかな費用で実現可能なものもあります。

 例えば先番議員の中島議員さんが取り上げておりましたように、駅南シルキーバス発着所に待合所とトイレの設置については、私も平成17年3月に質問しました。駅前、ララオカヤ、西友、ドラッグストア等周囲4カ所のトイレに行くのに、それぞれ私の足で3分かかるのであります。

 仮設でもいいから設置すべきであるということで、市長を補佐する助役の立場であれば、いかに利用者、特にお年寄りや子どもにとって冬場は大変か、みずからの足を使って小まめに見て回ることも必要ではないかと問いただしております。しかし、いまだ解決されていないとは、県下一の福祉都市を標榜する林 新一郎市政にとっては、何たる状況かと言わざるを得ません。厚手の透明なビニールを使った簡易テントや防災備蓄している簡易トイレを設置すれば、安い費用ですぐに対応できて、市民に大変喜ばれると思いますが、なぜ実行しないのか、大いに疑問であります。

 職員の皆さんは全体の奉仕者でありますが、その前に一市民であり、一社会員です。自分を含め家族、祖父母、父母、子ども、孫や友人、知人がともにこの地域に住んでいます。真の住民福祉を推進するならば、必ずや自分たちに戻ってきます。自助努力は当然のことですが、自分が弱い立場の市民であったならば、地域に共助、行政には公助を求めると思います。相手の立場に立って公正、公平な目で助けを必要とする人に対して優しさを持って接していただきたいと思います。いずれにしても、私も市民の皆さんから5月以降、2期目の機会をいただいたならば、これらの課題、要望にこたえるべく引き続き実現、進展に向けて努力したいと考えております。

 議会改革もさらに進めることも強く求められております。皆さん、御承知かと思いますが、今、信濃毎日新聞に「民が立つ」の特集が連載されております。議会は討論の広場、議員は公開の場で徹底した話し合いを行うよう全員協議会の公開など、住民を常に意識した住民のための議会運営を心がけるべきだと、問題提起がされております。特に、財政破産した北海道夕張市に隣接した栗山町の取り組みが紹介されており、間接民主主義を担う議会は、住民の代表であることを強く意識しないと存在感が薄れてしまうため、議会の基本条例を議員提案で制定し、自由に討議にするため討論の広場や理事者側に反問権を与えて活発化を図っているとのことであります。さらに、平成3年5月、初版発行されました中里由夫著の「議員の信条」には、問題点、改善点の指摘や議員としてのあり方などが示されております。

 以上、申し上げまして、以下、通告順に従い一般質問をいたします。

 大きな1番、予算編成の大要について。

 本定例会において、市長より平成19年度の岡谷市当初予算は、行財政改革プランを推進し、特色あるまちづくりを継承できる行財政基盤の確立を目指す予算、平成18年7月豪雨災害の復旧復興対策を優先し、災害に強いまちづくりを最重点施策に位置づけ、市民の安全、安心を確保する予算と位置づけております。その編成に当たっては、第3次岡谷市総合計画後期基本計画の内容を十分踏まえ、6つの都市づくりの柱を基調として、限られた財源を有効に活用すべく身近なところから徹底した見直しを行い、重点施策の5項目に集中して財源を配分する超緊縮型集中予算を編成したとのことですが、(1)超緊縮型集中予算、こちらにつきまして質問しようと用意したわけでございますが、先番議員さんに一定の答弁がありましたので、災害復旧復興対策関連事業を除けば、どのくらいの予算規模になったのかをお伺いいたします。

 (2)重点施策、強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを市民総参加によりこれまで以上に推進することを基本に5項目を掲げ、厳しい財政状況の中、予算編成にどのように生かされているのかお伺いいたします。

 (3)都市づくりの柱。

 ?中核的機能を担う拠点都市を目指して。

 昨年6月の定例会にも質問いたしましたが、市民憲章、市歌、市旗、市章、市木、市の花の再認識と我が愛する郷土岡谷市の市民参加意識を高めるために、市制施行70周年を経過したわけでありますが、これを節目に4月の市報から常時掲載したら効果があると思いますが、市長さんのお考えをお伺いいたします。

 ?快適で安全な定住都市を目指しての1、ことしに入り、道路横断の電線に切断事故、さらにはガス管は破裂による死亡事故が続けて発生してきております。岡谷市においては、安全性の確保や基準は守られているのかお伺いいたします。

 歩行者保護の面から、歩道と車道の区分が明確にされておらず、危険な市道が多くあります。特に岡谷小学校の通学路となっている市道鳴沢線は、私は朝、あかしやパトロール等で立っておりますが、大型トラックやダンプカーも通り、子どもたちは道路の片隅をよけてやっと歩いている状況であります。そこで、朝と夕方の通行制限がされている、また警察関係者が朝立っていなければ侵入してくる状況であり、他の規制されていない道路からも入ってきます。そのため危険性は変わりませんので、もっと抜本的な対策を考える必要があると思いますが、仮称山麓線にせめて通勤時間帯だけでも塩尻方面に抜ける下諏訪辰野線のバイパス的な役割を持たせるよう、簡易な整備をすることができないか、お伺いいたします。

 ?健康で生きがいを持って暮らせる福祉都市を目指して。

 山梨大学との包括協定に基づく市民健康づくり事業で、医療費分析の結果はどのようであったか、お伺いいたします。

 今回の広域対応の諏訪地区小児夜間急病センターの設置は、今後の医療環境の厳しさや子育て支援、小児科医師不足の解決策となり得ると考えます。24時間対応まで視野に入れて、より充実した体制強化が必要だと思います。さらには、オーダリングシステムが導入されるわけでありますが、こちらにつきましては、既に昭和の終わりごろから全国の先進病院で取り入れられてきており、既に20年を経ようとしております。この導入につきましては、私としてひとしお感慨深いものがあります。新病院においても利用できるようシステムを望むところでありますが、そこで新病院の建設を早期に進めるべきだと考えますが、建設場所を文化センター跡地とする場合、蚕糸博物館や新消防庁舎など、他の公共施設の配置や建設が課題となりますが、どのように考えておられるかお伺いいたします。

 ?とし、豊かな心とかおり高い文化をはぐくむ生涯学習都市を目指しての1、岡谷子育て憲章のさらなる普及のため、先ほど提案いたしました市民憲章等と一緒に市報へ大きく掲載したらどうかと、お伺いいたしたいと思います。

 2、ドミノ効果を高めるため、昭和43年建設、39年経過した蚕糸博物館や昭和45年建設の美術考古館の早期移転、拡充が必要と思いますが、どのように考えておられるかお伺いしたいと思います。

 ?の3、市営陸上競技場は、東中のグラウンドを間借りして何年たつのかお伺いいたしたいと思います。

 ?の4、岡谷市の誇れるイルフ童画館は、小さくてもきらりと光る施設です。私も利用しておりますが、岡谷市のPRに大いに効果がある武井武雄の童画名刺の利用促進を図られたらどうかと思いますが、お考えをお伺いいたします。

 ?時代変化に柔軟に対応できる産業都市を目指して。

 工業施策のさらなる推進につきましては、市内企業の流出等情報収集のアンテナが低いようにとらえておるわけでございますが、こちらにつきましては先番議員さんへの一定の説明がありましたので、省略いたします。今、岡谷工業高校はロボット大会等、非常に工業高校の中でも技術が評価されてきております。その岡谷工業高校との技術や若いエネルギーを取り入れるための連携強化が必要と考えておりますが、こちらについては検討をぜひお願いしておきたいと思います。

 商業振興策のさらなる推進。

 地方財政が逼迫する中で、商業振興策といっても限界があると思いますが、平成19年度予算を編成する上で、どのような観点から商業振興策を盛り込んだのかお伺いいたします。

 ?、市民と行政の連携による計画の推進の1としまして、目に見える実行ある改革に関連して、昨年4月に実施した組織改正の評価効果をどのようにとらえているのか、お伺いいたします。

 2の副市長の件につきましては、先ほど先番議員さんにも一定の答弁がされておりますので、こちらの中におきましては、今、岡谷市は大きな課題を抱えているので、特命事項を持たせ、選任させるような考えはお持ちでないのか、この点についてお伺いいたします。

 以上で壇上での質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 征矢議員さんの御質問にお答えをいたします。

 大きな1番、予算編成の大要の(1)超緊縮型集中予算についてお答えをいたします。

 平成19年度予算は大変厳しい財政情勢に加えまして、豪雨災害の復旧復興対策を優先したことから、3年連続で対前年度比マイナスとなる超緊縮型集中予算としたものであります。このうち一般会計では、災害復旧費として約1億300万円を計上したほか、災害対策費として防災ラジオ購入費、雨量計設置費などを含め、約1億8,200万円を計上し、合わせて2億8,500万円の災害関連経費を計上いたしました。

 災害がなかった場合を想定しますと、これらの災害関連事業費を差し引きまして約182億円ほどの予算規模となるものであります。

 重点施策でありますが、先番の議員さんに御答弁申し上げたとおりであります。5項目を柱として創意工夫、努力をして各種事業を推進できるよう、限られた財源を重点的に配分して予算編成に生かしているところでありますので、御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

 予算編成の大要の(3)都市づくりの柱でございますが、第3次岡谷市総合計画後期基本計画においては、蚕糸博物館は中央公園を、美術考古館は諏訪湖畔をそれぞれ想定しているところでありますが、新病院の建設場所を決定するに当たっては、新消防庁舎建設後の旧庁舎の利活用を含めまして、それぞれの施設の配置を改めて検討することが必要と考えており、現在取り組みを進めているところでありますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 同じく都市づくりの柱でありますが、現行の助役の職務は市長の補佐、職員の担任する事務の監督及び市長の職務代理といったものであります。法改正によりまして、副市長の職務はこれらに加えまして、市長の命を受け、政策及び企画をつかさどること及び市長の権限に属する事務の一部についてその委任を受け、その事務を執行することとされておりましたが、これらのことは現行においても既に行っていることでありまして、条文に規定してより明文化されることにより、その役割が明確になることで、トップマネジメント体制を構築できるものと思っております。

 都市づくりの柱でございますが、既に先番の議員さんにもお答えをしておりますが、市長を支えるトップマネジメント体制を必要に応じてしっかりと構築をしてまいりたいと、かように考えております。

 同じく都市づくりの柱でございますが、市民と行政の連携による計画の推進についてでありますが、これも既に先番の議員さんにお答えをしてございますが、岡谷市が行財政改革の真っただ中にあること、県内他市における人数や収入役の状況から、市長を支えるトップマネジメント体制を1名の副市長としたということで御理解をいただきたいと、お願いを申し上げます。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 1番の予算編成の大要の中の(3)の都市づくりの柱の?の中核的機能を担う拠点都市を目指してのところで、市旗、市歌、市民憲章について御質問をいただきました。

 市旗につきましては、市が主催する会議、各種行事などで掲揚し、市歌についても市が主催する記念式典などで斉唱しており、今後とも積極的に対応していきたいと考えております。

 一方、市民憲章につきましては、各種団体に対しまして各種会議等の開会時などでの市民憲章の唱和をお願いをし、市民同士の連帯感を醸成するとともに岡谷市民としての行動理念、実践目標を確認しておるところであります。

 いずれにいたしましても、市民の市のシンボルであります市旗、市歌、市民憲章の理解は市民総参加のまちづくりを推進していくための第一歩であるとともに、重要課題であると理解をしておりますので、今後とも積極的に取り組んでいきたいと考えておるところであります。



○議長(上野安規光議員) 建設水道部長。

     〔建設水道部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 大きい1番目の(3)の?の快適で安全な定住都市を目指してについて、お答えをさせていただきます。

 最初に、道路を横断する電線やガス管等の地下埋設物の占用についてのその危険性はどうかについてでありますけれども、道路の占有は電線、ガス等道路法の規定に基づきまして道路法施行令により基準が定められております。当市では、この道路法の規定基準に基づき占有の許可を行っており、電線の高さは路面から5m以上とされ、やむを得ずかつ交通に支障を及ぼすおそれの少ない場所については、4.5mとされております。横浜の電線による死亡事故を受けまして、独自で昨年12月末に、市内の状況確認を行い、また架線占用者に対しまして、文書により占用状況の確認報告と不備箇所の改善を求めてまいりました。不備につきましては4カ所ありましたが、2カ所は改善され、残り2カ所は占用者の準備の都合から3月中には、改善することになっております。また、地下に埋設されているガス管等につきましては、道路法の基準に基づきまして、市道では深さが80cmと規定をされております。管につきましては、ガス事業者等が経年管を計画的に交換しております。

 なお、現在、岡谷市内のガス管により供給されているガスは、すべて天然ガスに切りかえておりまして、一酸化炭素は含まれていないことから、ガス中毒の危険はないとガス業者からは聞いているところであります。

 次に、子どもの安全対策として山麓線の暫定整備はできないかということでありますけれども、以前からこの地域の道路網の整備につきましては、県道下諏訪辰野線のバイパスにもなり得る高尾山麓付近のルートとしても検討を深め、幹線道路整備として長野県に対しまして、具体的計画の立案を要望してきているところであります。

 しかし、逼迫した財政状況等から県道下諏訪辰野線の拡幅に重点を置いていることから、現段階においては、具体的なバイパスの計画には至っていない状況であるとお聞きをしているところであります。市としましても、財政状況を見る中で、新たな道路については、今後検討の課題だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな1番の(3)の都市づくりの柱の?の健康で生きがいを持って暮らせる福祉都市を目指しての中で、医療費分析について御質問をいただきました。

 今年度から取り組んでおります医療費分析につきましては、現在レセプト等から集計したデータがまとまり、大学の担当の教授に市の保健師も加わりまして、分析結果の検討に入っているところであります。分析結果等につきましては、まとまり次第、市議会にも御報告をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 教育部長。

     〔教育部長 宮坂英幸君 登壇〕



◎教育部長(宮坂英幸君) (3)の都市づくりの柱の中の?で、豊かな心とかおり高い文化をはぐくむ生涯学習都市を目指しての中で、3点御質問をいただきました。

 最初に、おかや子育て憲章についてでありますが、おかや子育て憲章は平成14年4月、全国に先駆けて制定した市民共通の子育てに関する指針であります。制定以降、これまでにリーフレットの全戸配布や学校、公共施設等へのポスターの掲示、しおりの作成、配布、小中学校世帯への子育てカレンダーの配布等子育て家庭を中心としながらも、一般家庭や社会教育関係団体への周知も広く行ってまいりました。

 また、学校やPTA、ミニ集会等育成関係団体、社会教育団体、教育委員会、校長会等の会議の冒頭では、出席者全員によるおかや子育て憲章の唱和を行い、普及に努めております。さらに、本年度からは地域で子どもと子育て家庭を支える取り組みといたしまして、民生児童委員協議会が行っております、こんにちは赤ちゃん事業において、各委員さんが新生児世帯を訪問する際には、子育て憲章のリーフレットを持参し、その内容について説明をしていただいております。制定から5年が経過しようとする中、これまでの取り組みにより一定の周知はされてきておりますけれども、議員さん御指摘のように、子育て中の世帯の周知だけでなく、一般市民も対象とした全市的な普及に向けた取り組みが重要であり、さらに普及に努めていかなければならないと考えております。

 今後も引き続きあらゆる活動の場面を通じた啓発活動に努めるとともに、市報等への掲載についても検討してまいりたいと考えております。

 次に、蚕糸博物館、美術考古館の移転、充実についてでありますが、教育委員会内部では、新博物館構想策定プロジェクトチームを発足いたしまして、老朽化、狭隘化の目立つ蚕糸博物館、美術考古館は旧庁舎などの利用や(仮称)中央公園の移転など、多くの選択肢を視野に入れながら検討を重ねておるところでございます。今後は消防庁舎など先行事業の計画にあわせて、より具体的な検討を重ねてまいりたいと考えております。

 次に、市営陸上競技場でございますが、岡谷東部中学校の校庭を公認の陸上競技場として利用しているわけでございますが、昭和42年10月に公認を受けて、昨年で39年経過し、現在に至っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな1番の予算編成の対応についての(3)の都市づくりの柱の中で?の豊かな心とかおり高い文化をはぐくむ生涯学習都市を目指しての武井武雄作品を使った名刺の利用促進についてでありますが、武井武雄作品を使った名刺台紙はメッセージカードと呼んでおり、名刺としての利用に限らず利用されております。

 メッセージカードは、イルフ童画館の指定管理者である岡谷市振興公社が館内のミュージアムショップのオリジナル商品として作成し、販売を行っており、現在16種類のカードが販売されております。ショップ内でも人気の高い商品で、ショップでの販売のほか市役所の売店や来館が困難な方のための通信販売も行っており、県外からの購入者もおります。岡谷市振興公社からは、今後もより広く御利用いただけるようPRに努めていきたいとの話を聞いております。

 次に、?の時代変化に柔軟に対応できる産業都市を目指しての商業振興の部分でありますか、予算編成の大要の中でも申し上げましたとおり、限られた財源を有効に活用すべく重点施策に集中投下したわけでありますが、商業施策につきましても同様であります。平成19年度は特に商業施策の再編を行い、岡谷商工会議所との協働の観点から予算編成を行いました。中でも、岡谷TMOがより効率的に運営ができるように、TMO内に商業活性化事業補助金を創設していただき、商業会の行う販売促進活動や調査研究事業を支援する体制を整えていきたいと考えております。

 また、従来は中小小売店舗等の改装について空き店舗、既存店舗の2つのメニューで支援をしてまいりましたが、商業者とあり方についてお話し合いを持つ中で、再構築を行い、新たに中小小売等店舗活性化事業補助金を創設いたしました。

 今後ともやる気のある商業者を支援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 助役。

     〔助役 竹澤幸男君 登壇〕



◎助役(竹澤幸男君) (3)都市づくりの柱の中の6番、市民と行政の連携による計画の推進の中で、組織改正についてお答えを申し上げます。

 昨年4月の組織改正は、新たな行政課題に的確に対応するととともに、簡素で効率的な行政運営に向けて実施したものであります。新たな行政課題への対応としての子ども課、危機管理室の設置については、それぞれの目的に沿うよう取り組んできているものでありまして、特に危機管理室にあっては、今回の災害に課題はありましたけれども、大きな役割を担って機能したものと思っております。

 また、組織機能の簡素化、効率化としての部課の統廃合につきましては、組織の大くくりによる事務処理の迅速化、職員の弾力的な運用及び人件費の削減を目的としたものでありまして、短期間で効果の出るものではありませんけれども、それぞれ一定の成果があったものと評価をしているところであります。

 また、7月の豪雨災害に対しましても、大部制により素早い職員対応ができたものと思っておりますし、何よりも職員が岡谷市の置かれている状況を理解し、より効率的、効果的な事務執行に向けた意識改革が進んできているものと思っているところであります。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) それぞれ答弁いただきまして、ありがとうございました。

 まず、(1)の超緊縮型集中予算でございますが、これらにつきましては一定の説明はわかったわけございますけれども、平成18年度は190億円だったものですから、それでいきまして、災害関連を除きまして約8億円ということになってくれば、確かにある程度減額する額が大きいだろうと思っておりますけれども、平成17年度が23億円、そして平成18年度、19億円というような大きな幅で減額になってきておりますので、そういった面でとらえまして、集中予算という部分はわかったわけでございますが、超緊縮型という表現の部分ではちょっと意味がよくわからないという部分が、私にはあったわけでございまして、そこら辺で超緊縮型というようにつけられた、そこら辺はちょっとどんな理由があったのか、お教えいただければありがたいなと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 昨日の答弁の中でも申し上げてまいりましたが、今回の予算は災害対応ばかりでなくて、収入面という方では地方交付税の削減を初めとする三位一体の改革の影響とか、制度改正以外での市税収入の伸び悩み、それから基金のあり方の問題等々、厳しい財政状況を反映するということが背景にあるわけでございます。

 そういった状況の中で、3年連続のマイナスというような形態をとらざるを得ない状況であったと、そしてその中では経常経費の削減から始まって補助金のゼロベースからの見直し、本当にいろいろなことを組み合わせをしながら、この予算ができ上がっているというふうにお考えをいただいて、そういった意味では、まさしく昨年の緊縮型の上に、さらに厳しさが乗った超緊縮型の予算と、こう言えるのではないかというふうに思っているところであります。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) わかりました。非常に厳しい状況で、この中でこのように精いっぱい組み立てていただいたということで、その面につきましては了解いたしました。

 あと2年目となる行財政改革プランに基づいて、特色あるまちづくりを継続できる行財政基盤の確立を目指す予算というならば、平成19年度では具体的に施設等を含めまして整理削減を検討していくのか、その点についてお伺いいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 現在、庁内の中に公共施設のあり方の検討会を持っておりまして、可能ならば新年度予算に間に合わさせるような形で進められればよかったんですが、残念ながら年度の中途での大きな災害というような分があって、その部分での組み立てが少しおくれてしまったというような実情もあって、もう一年かかって平成19年度中には一定の方向を出して、そして施設のあり方という部分では、施設そのもののあり方まで含めたそういったところまで踏み込んだ答えを出していきたいなと、そんなふうに思っているところでございます。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) わかりました。非常に厳しい状況、さらには昨年、大災害があったために作業がおくれてしまったというのは、十分理解できます。大変ではありますけれども、今後、より厳しい財政運営をされていくというならば、やはり夕張市のああいった財政破綻は他人事ではないというふうに受けとめておりますので、そういった分で岡谷市もそういった方向を少しでも回避するための努力というのは、より必要になってくるだろうということを思います。そういった面で、検討会を既に立ち上げて進めていただいているという点につきましては、了解いたしました。

 2点目の重点施策は、了解いたしました。

 それで、3の都市づくりの柱でございますが、こちらの中で、昨年私が質問したとほぼ同じようなお答えだったわけでございまして、今回、市報の発行は4月から1回になってしまうということで、回数が2回から1回ということでボリュームはふえてしまうとは思いますけれども、市歌とか市旗が各種行事で使われている、または歌われているというのは十分わかっておりますが、残念ながら、そういったところに参加されない市民の皆さんはほとんどわからない、または歌の曲がわからないというような状況があるわけです。お恥ずかしい話ですが、実は私の家内もそうであったわけでありまして、先日、歌詞を渡しまして、それで曲はこうなんだということをやりました。

 やはり子育てが終わって、そういったいろいろな行事から接することが離れた場合は、どうしてもこういったのは薄れていくわけですね。そういう面におきまして、今、市報の後ろに市章等が小さく載っております。が、これだけではわかりにくいなと思いますので、そういった面を含めまして、一面ある程度とってやはりPRを常時していただくことによって、市民の意識が高まっていくのではないかなというように思うわけでありまして、そこらにつきまして、そういった取り組みを今後重要と思っておられるという先ほどの答弁にありましたけれども、そういったことも踏まえてもうちょっと踏み込んだお答えいただけますか、お聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 御指摘いただきました市旗、市歌、市民憲章、いずれも非常に大切なことだというふうに認識しております。広報紙への掲載、あるいはホームページ、あるいは今回できます行政チャンネルというような部分も含めて、そういった部分を市民の皆さんに御理解いただけるような場面をできるだけ多くつくってまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) ありがとうございます。よろしくお願いします。

 2番目の快適で安全な定住都市を目指してでございますが、こちらの一定説明はわかりました。特に、道路の横断電線切断事故なり、またガス管等によっての死亡事故というのは非常に問題でありましたが、こちらにつきましては、建設水道部の方の素早い対応をいただく中で、一定の安全を確認をされているということで、大変心強く思いました。

 それであと、先ほどの話の中におきまして、私が現在の下諏訪辰野線の県道のバイパスそのものの対応というのはやはり財源的に非常に厳しいだろうというふうには当然考えていたわけでありまして、ちょっと具体的な例でいえば、横川の土手を通るような道、そんなような感じで通勤、特に出勤の時間帯、塩尻方面に抜ける車は多くわき道へ入ってくるわけです。それがやまびこ公園の方へ抜けていくわけです。そういった部分でいきますと、ここら辺を考える中で、サテライトの方を抜けるいわゆる時間帯で一方通行でもいいですから、その通過ができるような体制をとるならば、やはり交通渋滞の緩和が図られるのではないかなというふうに思うわけであります。そういったことで、先ほどお聞きしたわけでございます。

 いずれにしても、予算がないものにはどうにも対応できないということにはなろうかと思うんですが、いわゆる将来を担う子どもたちのやはり安心、安全の面から、そういった車が規制させているにもかかわらず入ってこないように対応してほしいんだと、そのための抜本策としてはそういう方向を設けないと、これは困難だろうと、いわゆる市道の拡幅は当然大変だろうと思いますし、すべて歩道と車道を区別するなんていうことはできないだろうと思います。

 ですから、その中で可能な方策をやはり検討をぜひ進めていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。

 続けます。?の健康で生きがいを持って暮らせる福祉都市を目指してですが、こちらの方につきましては、これから分析に入っていくということでわかりました。了解いたしました。

 続きまして、4番目の豊かな心とかおり高い文化をはぐくむ生涯学習都市を目指してでございますが、こちらにつきましても、教育委員会では積極的に取り組んでいただいているということが、今の答弁で十分認識できました。さらなる御努力をいただきたいと思います。

 あと施設につきましては、具体的に検討するということでございますので、そういうことで進めていただきたいと思います。いずれにしても、今の施設の状況によっては、いわゆるドミノ倒しって皆さん御存じだと思いますけれども、倒してそれがつながっていくためには、それがちゃんと倒れていくような状況にならないと、全部つながっていかないということでありますので、そういう面では関連している部分は同時、さらには先行して対応を進めていただかないと、その後の事業が滞ってしまうだろうというように思いますので、そんなことも含めまして、よろしくお願いしたいと思います。

 3番目の市営陸上競技場につきましては、年数が経過しているということで40年ですか、こちらにつきまして、実は私、平成16年9月におきまして、この面においては質問をしているわけでございますが、非常に今の苦しい財政難の時代におきまして、実現は厳しいんだなと思いますけれども、市民1人1スポーツの実現に向けまして岡谷市は取り組んでおりまして、そういう面におきましては、バレーボールの町、スケートの町、スポーツ振興というような取り組みがあるわけではございますが、スポーツの基本は走ることであるわけでありまして、既に多くの皆さんが市民ランナーとなり、またつい先日は東京マラソンも多くの皆さんが参加してきておるわけです。そういった中におきまして、いかんせん東部中学校の校庭を市営陸上競技場というようなことで、これは利用が大変制限されておるわけです。やはり間借りであるわけですね。余りにも40年も経過する中で、情けない状況にあるのではないかなというように、私は思うわけでございます。

 そして、子どもたちの中にも、やはり短距離が得意な選手が育ってきておりますし、また長距離はある程度グラウンドもある、また湖畔を走るというようなことでカバーはできるわけでございますが、短距離選手につきましては、一定の条件のグラウンドで練習しなければ記録は伸びないわけでありまして、そういった子どもたちのいわゆる将来に向けての可能性がやはり閉ざされてしまうのではないかなと思うわけでございます。

 いずれにしても、そういったことを含めまして、スタンドは要りませんので、多目的でいわゆる芝生があれば、あとは400mの公認トラックができれば、いろいろな形で利用ができるだろうと思いますし、現在、下諏訪町には250mのトラックがあるわけでございます。ですから、下諏訪町とも共同でやはり400mのこういった競技場を設置する方向で検討はできないものか、この点につきまして再度お伺いいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 教育部長。



◎教育部長(宮坂英幸君) 陸上競技場の新設ということでございますけれども、議員さんお話しのように、スポーツの基本は走ることであるかと思っています。そういった中で、現在、東中の校庭を陸上競技場ということで校庭と兼ねているものですから、市民の皆さんには御不便をおかけてしているわけですが、新たに陸上競技場ということになりますと、今400mのトラックということになりますと、スタンド等がなくても広大な土地が必要になりますし、かなりの経費がかかるわけでございます。そういったことで、場所の確保が大変困難でありますので、この部分は新設ということでは大変困難であろうかと思っています。

 また、下諏訪町との共同ということでありますけれども、適地があればいいわけですが、財政的にはかなり厳しい状況でございますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) 非常に厳しいということは、重々承知しておりますけれども、今、下諏訪境の方での諏訪湖の前の浚渫の吹き上げ地、こういったものがまだ残っているわけですね。そういったものを含めまして、さらには赤砂崎、こういった状況もありますので、そうしてましてや今後より連携を強化していく中で、下諏訪町とは一体の取り組みをしていく必要があるだろう、そういう面で私はこういったものも共同で検討する価値があるだろうと思いますので、この点、強く要望しておきたいと思います。

 次は、イルフ童画館につきましてはわかりました。非常に利用価値が高いということで、人気があることは大変結構なことだと思います。イルフ童画館が市長の言う小さくてもきらりと光る施設だというように思いますので、こういった人気がさらに高まることを期待しておきたいと思っております。

 次に、時代変化に柔軟に対応できる産業都市でございますが、こちらにつきましては商業、特に商いということは飽きずに一生懸命やるということでございますが、今の経済状況におきましては、待ちの姿勢ではだめでありまして、積極的な取り組みをさらにお願いをしておきたいと思っております。

 あと市民との行政の連携による計画の推進でございますが、こちらにつきましては、先ほど一定のお答えをいただいたわけでございますけれども、市長さんは副市長に本来ならそういった委任等は、今の段階で考えていないということなんですが、昨年の部の統合等で、幾つも担当している部長の役割は重くなっていると私は思っております。これは組織全体がスリムになったわけでなくて、仕事量そのものは変わっていないわけでありまして、そういう面では偏りが生じているというように受けとめております。そこで、副市長に役割を持たせ、陣頭指揮をとらせるべきではないかなというように思います。

 いわゆるそれぞれ新たなそういった体制が導入されたということは、それなりに組織の活用等が生かされてこなければいけないというように思いますので、今後、さらに組織の状況が変化していくと思いますけれども、そういった面では特命事項といようなことで対応は必要なのではないかと思いますので、この点につきまして再度お伺いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 議員さん御指摘のように、そのような局面が生じた場合は副市長に権限を持たせ、そして最前線で指揮をとらせるということも重要な課題であるという認識を持っております。十分に考慮してまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) ありがとうございました。

 最後になってまいりますが、6番目の市民と行政の連携による計画の推進で、前段でも触れましたように、(「リーン」予鈴)最近理事者執行側から議員に質問できる反問権が注目されておりますけれども、この点につきまして、市長さんはどのように考えておられるかお伺いいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 反問権に関しましては、議員の皆様で十分御論議をいただき、議会みずからが方向づけをされるのが望ましいのではないかと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) わかりました。こちらにつきましては、また時期がありましたら、十分議論をしていきたいと思います。

 最後になりました。市長を補佐する立場で市政に携わってこられました収入役さんが、この3月をもって退任されるわけでございますが、その点でぜひお伺いしたいと思います。米沢藩の財政再建のため行政改革に成功し、財政危機を乗り越え経営改革を成し遂げたかの上杉鷹山を手本とされ、2期8年という長きにわたり市の重責を担われまして、数々の功績を残されました。今まで市政施策を振り返り、また今後の期待を込めまして、岡谷市に対するその思いをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 収入役。



◎収入役(倉坪宏夫君) 長い間、お世話になりました。私の気持ちということでございますけれども、最終日にこの場においてごあいさつをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) 万感きわまったお答えだったのかなと思います。また最終日にはじっくり聞かせていただきます。どうもありがとうございました。

 収入役さんにおかれましては、今日までの御労苦に感謝も申し上げるとともに、今後は健康に留意されまして、行政経験者としての見識を発揮され、大所高所から御指導、御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、以上で私の一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後3時07分



△再開 午後3時20分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△齋藤美恵子議員



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員の質問を許します。

     〔6番 齋藤美恵子議員 登壇〕(拍手)



◆6番(齋藤美恵子議員) 6番 齋藤美恵子です。通告順に質問させていただきます。

 まず、1つ目の高齢者福祉について。

 高齢者福祉イコール介護でないとしても、介護は大きなウエートを占めています。以前、介護は女性の役割、特に同居の家族、嫁の役割という社会的風潮がありました。2000年、介護法導入により介護に多くの福祉システムを利用することが可能になりました。また、頑張らない介護生活の5原則、1人で介護を背負い込まない、積極的にサービスを利用する、現状を認識し利用をする、介護する側の気持ちを理解し尊重する、できるだけ楽な介護のやり方を考えるが提唱されるようになり、介護法導入は介護する側も、介護される側にも福音となりました。

 昨年4月、改正介護保険制度がスタートして1年余りがたとうとしています。介護保険、医療制度の改正は施設や病院から地域へ、在宅へという方向性を明確にしました。住みなれた地域で自分らしく暮らし続けることはだれもの願いであり、歓迎すべきことですが、サービスの量や質、連携の状況など、地域の基盤整備には課題が残っている状況です。そこで今回の制度改正により、大きく変更になった点で、福祉器具の対象が制限されたことについてお尋ねします。昨年4月以前に貸与された器具に対しては、9月までの経過措置がとられました。9月以降の引き揚げ件数はどのくらいかお尋ねします。

 続いて、配食サービスの安否確認について。

 食事を自宅まで届ける配食サービスは、介護保険の給付対象外でいわゆる横出しサービスと言われるものだそうです。配食サービスは特にひとり暮らしなど要介護者が調理や買い物などの手間から解放され、管理栄養士、栄養士などによって栄養のバランスを考慮された食事を自宅にいながら食べられることは、在宅での自立を支援する上で、今後、ますます必要なサービスと言えます。そこには配達者による安否確認サービスも兼ねられています。岡谷市の場合、650円のうち実費のお弁当代は450円、200円は安否確認代となっています。そこでどのような安否確認が行われているのか、現状をお尋ねします。

 3つ目の家庭介護者慰労金の基準日の持つ意味を通告しましたけれども、午前中の笠原議員さんの質問と重複しました。きっちり質問していただきましたし、具体的な検討を深めていただけるという回答も受けていますが、1点お尋ねしたいと思います。

 支給要綱の基準日に11月1日が設定されていて、その日に何らかの理由により要介護者が自宅にいなければ支給されないということを申請者に周知徹底できていたかどうかをお尋ねします。

 続いて、地域包括支援センターの状況と今後のあり方、地域包括支援センターは介護予防重視の視点が強く打ち出され、その中核的役割を担うこととされています。その役割は地域に総合的、重層的なサービスのネットワークを構築すること、高齢者の相談を総合的に受けとめ、訪問して実態を把握し、必要なサービスにつなぐこと、また虐待防止、高齢者に対して包括的かつ継続的なサービスが提供されるよう、地域の多様な社会資源を活用したケアマネジメント体制の構築を支援すること、新たな予防給付が効果的、効率的に提供されるように地域の多様な社会資源を活用したケアマネジメントを行うことを基本機能としています。

 国は地域で包括的ケアを実現するという目的に照らし、人口2万から3万に1カ所を設置基準としています。岡谷市にも1カ所設置されています。全国の地域包括支援センターの調査報告から多くの地域包括支援センターが指定介護予防支援事業としてのケアプラン策定に時間を割かれ、本来の包括的支援事業には手が回らず、介護予防プランセンター化しているとの声が聞かれます。岡谷市においての状況をお尋ねします。また、機能の一つである高齢者の相談事業について相談件数、困難ケース件数、虐待の相談件数をお尋ねします。

 地域包括センターの今後のあり方。

 6年前、介護保険制度が導入になったとき、それまで行政がいわゆる措置として行ってきた高齢者サービスの生活支援などの高齢者事業から余りにもすっきり手を引いてしまい、民間の事業者に手渡されていきました。そのことによって、行政が高齢者の実態から非常に遠くなってしまったことに国は非常に危惧を持ったということを聞いています。そこで、国が直営で行うことを求めていますが、岡谷市のこれからをお尋ねします。

 5番目として、医療と福祉の連携。

 きょう、家族が退院したがどうしたらよいのかという問い合わせに、ケアマネジャーがあわてて対応するケースがあると聞きます。医療機関は回復が認められれば、退院を求めるだけで在宅での生活をどうしていいのか、当事者に任せるケースも少なくないと思われます。厚生労働省の調査でも、入院患者の35%が退院許可が出ても在宅療養できないと回答、地域で安心して暮らすことの難しさがあらわれています。保健、福祉、医療の連携ということがよく言われますが、特に、医療との連携が進んでいないと考えます。

 しかし、地域で暮らす高齢者、在宅療養者にとって医療的ケアは欠かすことのできない問題です。これからの高齢化社会の進展によって、医療との連携の必要性はその度合いを増します。具体的にどのような取り組みがされているのか、お尋ねします。

 続いて、湖周ごみ処理施設について。

 3市町の助役会での決定事業及び進捗状況について、昨日の田中議員さんへの答弁で進捗状況はお答えいただきましたので、大筋は理解しましたが、決定事項はあるのか、また均等割の部分を1割にするということを下諏訪町から提案され、諏訪市は協議するとのことですが、岡谷市はどうするのかお尋ねします。

 情報公開について、市民とのホームミーティングを重ねる中で、市民に対してごみ処理施設に対する情報が不足していることを実感しました。これからどのように情報開示をされるのかお尋ねします。

 以上で壇上での質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 齋藤美恵子議員さんからの御質問にお答えをいたします。

 最初に、大きな1番の高齢者福祉についての(1)の福祉用具の引き揚げ状況についてでございます。9月以降の引き揚げになった件数は19であります。

 それから次に、配食サービスの関係でありますが、配食サービスにつきましては、虚弱等のためみずから食事の準備をすることが困難である高齢者等に対して栄養バランスのとれた配食サービスを提供するとともに、安否確認を行うことを目的に実施をしております。

 現在、31名の高齢者等に対しまして、1日1食週5日を限度に配食サービスを実施し、1食当たりの利用者負担450円、市負担200円となっております。利用申請に当たりましては、あらかじめサービスについて契約した業者との間で実施し、配食に当たっては、特に安否確認のマニュアルに基づいた配食をお願いしております。マニュアルでは、配達者は必ず声かけをし、応答がない場合や昼間なのに電気がついたまま、また新聞がたまっているような場合など、何かおかしいと感じたら緊急時は消防署、そうでない場合は市役所や民生委員、在宅介護支援センター等へ連絡をしていただくようにお願いをしているところでございます。

 それから、(3)の介護者の慰労金の基準日の持つ意味の中で、申請者に対してどういう周知をしているかということでございますが、民生児童委員さんを通じまして、この申請に当たりましては周知をするようにお願いをしているところであります。

 それから、(4)の地域包括支援センターの状況と今後のあり方でございますが、現在、包括支援センターは介護福祉課内に設置してございますが、茅野市と異なり地域的なもの、あるいは福祉のもう一つの拠点とも言うべき社会福祉協議会が諏訪湖ハイツにあることなどから1カ所としております。現在は、包括支援センターは、1カ所で対応できるものと考えております。

 相談件数は、1月末現在で包括支援センターを含め介護福祉課全体で対応しておりますが、包括支援センターで241件、高齢者の訪問指導関係で623件、介護保険に関する相談が400件、高齢者福祉に関する相談180件の計1,444件となっております。

 主なものは、制度改正に関する相談、介護相談、住宅改修、医療相談が多くなっております。特別なものとしては、虐待の相談が4件、処遇困難事例の相談が8件ございます。また、介護予防のケアマネジメントと介護給付のケアマネジメントも、昨年4月より徐々に増加をしてきておりまして、1月末現在で299件となっており、ケアマネジメントは緊急性の高いものも多いため、包括支援センターの業務がマネジメントに偏ってしまう傾向も否めません。

 しかし、包括支援センターには高齢者の生活を支える役割を果たす総合機関としての目的がありますので、業務内容の検討等を行いながら、高齢者が住みなれた岡谷市で、その人らしい生活が継続できるように事業を実施してまいりたいと考えております。

 それから、大きな2番目の湖周ごみ処理施設についての(1)の3市町助役会での決定事業及び進捗状況についてでございますが、下諏訪町から提案をされました均等割1割との提案について岡谷市としては、下諏訪町同様均等割1割ということで対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 高齢者福祉の医療と福祉の連携について御質問をいただきました。御指摘のとおり2015年にはベビーブーム世代が前期高齢期に達し、2025年にはさらに後期高齢期を迎え、高齢化はピークを迎えると予測されております。また、認知症やひとり暮らしの高齢者の方も増加すると見込まれており、こうした課題が指摘されております。

 こうした中、地域包括支援センターでは、高齢者が住みなれた地域で尊厳のある生活を継続することができるよう要介護状態になっても、高齢者のニーズや状態の変化に応じて必要なサービスが切れ目なく提供されるような地域ケア体制の確立を目指し、医療、福祉サービスの連携を図ってまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 助役。

     〔助役 竹澤幸男君 登壇〕



◎助役(竹澤幸男君) 2番目の湖周ごみ処理施設についての(2)情報公開についてでございますが、平成17年4月28日の全員協議会におきまして、湖北行政事務組合にごみ処理業務を加え、諏訪市が新たに加入し、名称を湖周行政事務組合に変更して事業を実施していくこと、また、建設候補地につきましては岡谷市清掃工場敷地が最適と判断したことを御報告し、その後、地元区、関係団体等の説明会を実施するとともに、7月1日号の市報や岡谷市ホームページ等にも事業概要を掲載し、市民周知を図ってきたところでございます。この間、住民説明会等は15回、出前講座は3回、延べ参加人数は約650人となっていたところでございます。

 ところが、建設地の負担割合等につきまして、3市町の協議がまとまらない状況に至りました。そのため事業推進ができない状態が続いており、今後具体的に決まってまいりましたら、積極的な広報や市民説明を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 一通り説明が済んだようです。

 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 御答弁ありがとうございます。

 高齢者福祉について、まず福祉用具の引き揚げ件数からお伺いしましたけれども、19件ということで、これは経過措置があったということで結構少なかったという印象があるわけなんですけれども、実質今まで必要とされた方からお返しいただくということになると、その方たちへの対応というのは、その後、どうなされたんでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) この経過措置の中で19名の方が対象から外れてくるわけでありますが、それ以外の方という……

     〔「その方たち」と言う人あり〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) その方たちですね。その方たちにつきましては……、ちょっとすみません、休憩をお願いします。



○議長(上野安規光議員) この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後3時40分



△再開 午後3時40分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 答弁を求めます。

 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) すみませんでした。

 この方たちにつきましては、自費で対応していただいております。レンタルの場合、あるいは御購入をいただいているということでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 自費で借りていらっしゃるということをわかっていたものですから、休憩されるほどではないと思っていたんですけれども、ここのところはそういうことで、その対応自体にはケアマネジャーの対応で差が出るということを聞いておりますけれども、私は昨年の6月議会のときに、今回の改正、昨年の4月の改正なんですけれども、貸しはがしが発生するのではないかということで、その危惧があるのではないかという質問をしましたけれども、それは4月以前の方なんですが、4月以降に判定されたいわゆる新規の方々の状況、その方たちの状況というものは把握されていますか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) まことに申しわけございますけれども、今、私の手元では把握しておりません。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 実は私もその質問したときには、自分で認識が甘かったんですけれども、現場ではかなりの混乱があったみたいです、新規の方たち。当然、今までの改正前だったら借りれる状態の人たちなわけですから、混乱があったわけなんですけれども、あったということを現場の聞き取りでお伺いしました。

 今、部長さんがそのことを認識していないということは、現場の状況把握というのが、まず情報収集なんですが、それができていないということになるんですが、仮にその情報収集する手段というのは持っているんですか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 当然、福祉環境部の中に包括支援センターがあるわけですから、その内容については、当然私は承知していなければいけない状況ですが、ただ、今その件につきましては承知をしていなかったということでありますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 基本的には、先ほども壇上で言いましたけれども、行政から離れた存在であってはならないということになると、やはり情報の収集というものは必要になるのではないかなというふうに思います。

 次、同じところなんですけれども、昨日、市長さんのお話の中でも、平成19年度の新規事業で福祉用具の購入費支給事業が提案されましたけれども、これは私の市民からの情報によりますと、過去介護されていて、それでもう今現在、その用具を保持していて、ただ必要でなくなってしまったもんですから、それの処理に困っているという情報がありましたけれども、この情報についてこれは購入補てんなわけですけれども、それとの市民の思いの中で部長さん、どのように感じられますでしょうか。

 ちょっと質問わかんないですかね。片や固定の物を持って、非常に苦慮していると、片や購入補てん、固定の物を買ってしまうという事業に対して、固定の物を持ちたくないという市民の思いと、購入に対して補てんするという事業というのは相反しているわけですよね。それについての思いというのはどう感じられるでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 今、齋藤議員さんおっしゃる意味はわかります。要するにニーズ、要望に対してそれにこたえるそういう事業をしていただきたいという、そういうことでいいわけですね。当然、それは市民のそういった要望を行政としては承って、それでできる範囲のことはそういう対応はしていきたいというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 実は、茅野市では貸与という形で、今度の議会で提案されるようですけれども、そこで私はやはり固定の物を持ってしまうと、それが使う道がなくなると、それはもうごみになってしまうのではないかなという思いがありますので、ここでは急に方向転換はできないのかもわからないのですけれども、ぜひ考え直していただけないかという思いと、もう一つ、2月に入ってから、厚生労働省からの軽度者に対する福祉用具貸与の取り扱いについてという通達が来ているんですけれども、これは医学的見地から必要と認められる者に対しては要支援1、2、要介護1の認定者に車いす、ベッド、床ずれ防止の対応が可能になるということになるんですけれども、これもし購入費の支給支援事業という形のと、これがもしバッティングすると、非常に混乱のもとになるのではないかという思いがあるんですが、そこはどのように感じられますか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 今、4月にそういった通達があるということで、これ新聞報道でされているわけでありますけれども、今までは要支援1、2、あるいは介護度1の方については貸与が認められなかったわけですが、今度は今おっしゃるように医師のそういった意見によって判断されたものについては、給付の対象になるということでありますので、これは当然1割は自己負担になるわけですけれども、この制度と、それから今、岡谷市が補助制度で行おうとしている事業との整合という部分は、これからこの4月から実施される状況を見た上で、そういった整合をとりながら利用しやすいような形の中で検討していきたいというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) ぜひよろしくお願いしたいと思いますけれども、福祉器具というのは私は、今現在、本当に一番困っている人にどのように対応できるかというのが焦点になると思うんです。部長さんにはちょっと酷な質問になるかもしれませんけれども、もし仮に床ずれというのは本当に緊急性があるということを聞いていますけれども、これは刻々と状況が変化している中で、それが要介護者なんですけれども、そのときに最短で床ずれ防止用具というのは、どのくらいの期間でそこの人のところに行くという状況がつくられているのでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大変酷な質問だと思います。当然、そういった必要な方につきましては、ケアマネジャー等を通じて対応をさせていただいているわけですが、当然必要な人については、居宅介護支援事業所を通じてそういった対応をさせていただいているわけですから、そういった必要なものがあれば、速急の、緊急のそういった対応はされてくるというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) すみません。そういったずっと調査しているっていうか、いろいろしている中で、本当にすぐに借りれないとやはりまずいのではないかなという事例があったものですから、それでお尋ねしたんですけれども、床ずれというのは1時間で本当に骨が出てしまうという状況というのを聞いたときに、通常だったら変更申請出して1カ月、そこで初めて床ずれ防止器具が来たときには、その人は、もうその器具が用を足さないくらいに骨が出てしまうという状況にならないように、迅速な対応をお願いしたいということで質問させていただきました。

 次にいきますけれども、配食サービスの安否確認についてですけれども、私は壇上でも言いましたけれども、これは必要なサービスという認識で私はお伺いしますけれども、この中で安否確認ということで、それで私はそういう認識でいるわけですけれども、声がけだけで顔を見なくても、それは置いていってしまってよろしいんでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) マニュアルの中では、しっかり必ず声をかけるということになっておりますので、お声がけをして顔を見合わせて、いなくても声をかけて返事が来れば、確認ができたというふうに理解をしております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 私の情報としても、どこか遠くの方で返事をして、もうそれでも置いていってしまうということを聞いたものですから、今、部長さん言われたように、それだけでもよしとするのであれば、少し高いなという印象はあると思うんですが、でも私は先ほども言いましたように必要なシステムだという思いはあるんですが、ただやはり顔が見えるべきではないかと、声をかけてから、そこまで行くまでに非常に時間がかかるということも聞いていますので、ちょっとそこまででき切れるかどうかというのはわからないんですけれども、でもやはり顔が見える状態で機能してほしいなという思いがあるんですが、いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) それぞれ利用されている方の御事情もあろうかと思います。その利用されている方が、声かけだけではなくて、元気かいと顔をどうしても見てほしいという要望等があれば、そういったやはり対応はしていかなければいけないのかなというふうに思っています。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 配食サービスは、事業者といわゆる提携するというか、そういう形になっていると思うんですけれども、今言われたように顔を見える状態にしてほしいということをどこかで契約できるんでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 契約をする業者については、市の方へ登録をしていただいていますので、市の方からそれぞれの配食サービスを提供していただいている事業者に対して、そういう指示、指導ができるものでございます。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) こういうサービスや何かのときに、必ず私、このサービスはきちんと機能していれば、高齢者を見守るというシステムであって、私はこれ有効だというふうに思うんですけれども、今の状態、この状態だときちんと機能していないのではないかなという感覚がしています。どこまでを配食サービスに求めるかということにもなるのかもしれないんですけれども、もう少しここ事業の点検という部分で、もし行政としてはここまであってほしいということを利用者の声を収集したときに、そのときにまず利用をする人の声を収集するシステムをさきに持って、それでこういう事業を展開してほしいなという思いがあります、これはちょっとこのくらいに……。

 続いて、介護者慰労金についてなんですけれども、先ほど部長さんの御答弁の中に、周知徹底は民生委員の方からということで言われたようなんですけれども、実は、私はその方から情報をもらっているのは、この制度があるというのを行政としては、民生委員の方から通じて言っていただくという話になっていたようなんですが、そういうことさえも民生委員の方から伝えてもらったことがないと。仲間内の中からこういうものがあるよということであったわけで、そこで単なる民生委員の人にお任せしてあるという状態というのは、少し不十分ではないかなという思いがするんですが、いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 民生児童委員さんのお務めといいますか、服する仕事の内容の中で、高齢者福祉に対するそういった対応の部分ではお願いをしてきておりますし、またこの11月1日前に、周知徹底ができるように毎月、地区会長会という民生児童委員さんの方々を対象にした会があるわけですけれども、そういった会の中でも結局不利益をこうむる方があってはいけないということで、この部分はしっかり周知徹底をさせていただいて、漏れのないようにお願いをしたいということでお願いをしてきておりますので、そういったことがまたないように、またしっかり民生委員さんにはお願いをしていきたいというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) これは笠原議員が本当にきっちり聞いていただいてありますので、私としては、他市町村でも、この11月1日という基準日がない市町村が非常に多くあるということで、私は基本としては要らないという思いがありますので、ここのところはこのくらいで終わりにしたいと思います。

 続いて、地域包括支援センターの状況と今後のあり方ということで、これは状況と役割とかそういうのは、12月議会に中嶋部長さんが御答弁の中で全部答えられているということは承知しているんですけれども、まず、全国的にもプランセンター化していないかということで岡谷市の状況を聞きましたけれども、229件ということで、これから私は団塊の世代が高齢者になる2015年に向けて徐々にもっとケアプランの作成業務というのはふえていくものと思われますけれども、それに対する対応は考えていらっしゃいますか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 当然、地域包括支援センターでは、いろいろな総合相談から始まってケアプラン、介護予防、幅広く事業展開をするセンターになっております。そういった中で、これから要支援あるいは要支援1、2、介護度1の方がふえていくということになった場合には、当然人員等の見直しをする中で、それらに対応できる体制づくりはしていかなければいけないというふうに考えています。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) わかりました。対応をお願いしたいと思いますけれども、今回の改正で地域包括支援センターに求められているという点が幾つもあります。これまで要介護1だった方たちが新たな判定で要支援1、2に変更されることになりましたけれども、ケアプラン作成は、地域包括センターに移されたと思いますけれども、そのときにケアに関するさまざまな情報が途切れてしまうという課題がよく寄せられていますけれども、継続性というのはどのように確保されているのか、お尋ねします。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 包括支援センターには、主任ケアマネジャーという方を配置しているわけですけれども、その方が包括支援センターですから、居宅介護支援事業所を通じていろいろな方々のケアプラン等がそれぞれにあるわけですけれども、例えば包括支援センターへほかのところから来た場合には、当然その方が今まで受けていたところのそういった情報をいただく中で、連携する中で対応をしてきているというふうに理解をしております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 今の御答弁では、居宅介護支援事業所とか、在宅介護支援センターの持っていた高齢者情報で要介護1、2の高齢者のデータが地域包括センターにスムーズに継続されているということでよろしいのでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) そういうことで結構でございます。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 実は、今回のことで、先ほど言いましたけれども、変更になった方が諏訪圏域の中で、介護1が要支援1、2になった方が40%いらっしゃるということで、新たな変更になったわけですけれども、そうなると、対応されるところというのが変わるわけですし、対応する人も変わる。しかし、対応を受ける高齢者というのは同じ方なんですが、そのときに自分としては同じ人間なんですけれども、認定自体が変わったということで、対応する人間が変わって、非常に違和感を感じているという高齢者がいらっしゃいますので、この部分では要望なんですけれども、対応自体を事務的に、そんなことをしていないというあれなんですけれども、事務的になってほしくないなと、非常にデリケートな扱いを考えていただけたらなというふうに、これは要望しておきます。

 次に行きます。次に、今回の包括支援センターに求められている一つ一つに、特定高齢者というのがありますけれども、これは介護5を今後必要とする可能性のある、ハイリスクという言い方をしますけれども、特定高齢者へ対応ということで、これが私、先ほども言いましたけれども、支援センターに求められています。国の特定高齢者を判定する基本チェックリストというのが行われたと思うんですけれども、それの出現状況の把握はされていますか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 特定高齢者の関係につきましては、現在、健康推進課の方で基本健康診査という健康診査をやっているわけですけれども、その中で新たに口腔内チェックですとか、関節の触診ですとか、それからえん下機能のチェックですとか、そういった生活機能評価項目の中で、また先生による視診ですとか、そういったものをチェックする中で、特定高齢者の候補者といいますか、そうしたものを出しているわけですけれども、今回のこの受診者数の中では、特定高齢者と選定された方につきましては、受診者総数では1,993人で、そのうち130人の方が特定高齢者ということで選定されたわけですが、この選定された130人の方について、それぞれ今度地域包括支援センターの方から、その人に合ったプランを作成するために面接をしたわけでありますが、そのうち52名の方が介護予防サービスを行っている状況ということになっております。

 現況は以上です。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) これはすぐに予防介護という形で、介護の方に含めるという形ではなくて、保健増進事業との連携を深めていただきたいという思いがあります。これはぜひ検討していただけたらというふうに思います。

 先ほど相談件数をお尋ねしましたけれども、これからまたかなり私はふえてくるのではないかというふうに考えています。1つとしては、高齢者の虐待というところで、この件数は4件あったと聞きますけれども、これでは、この前施設の虐待というのは、それは内部告発でようやくわかったくらいなわけですから、自宅内での高齢者虐待はネグレクト、いわゆる介護放棄とかそういうのもあると思うんですけれども、そういうのも含めてどのように発掘しようというか、見つけ出そうというふうに思っていらっしゃるでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) これは高齢者の虐待防止法に基づいて、そういう事例があった場合には市に、要するに一般の方も通報するという、そういう法律になるわけですけれども、今、岡谷市では民生委員さん方にひとり暮らしの高齢者、あるいは高齢者世帯、そういった方々とのかかわりを持っていただいておりますので、そういった中でそういった事象があれば、御連絡をいただくということで今、お願いをしているところでございます。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) わかりました。先ほど多分答弁漏れではないかと思うんですけれども、今後のあり方ということで、国としては直営を進めていってほしいということだったんですが、岡谷市としてはどのように考えていらっしゃいますか。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) すみません。先ほど答弁漏れで、当然これは今も直営という理解でいますので、そんなことで御理解いただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) わかりました。5番目のところへ行きますけれども、医療と福祉の連携ということで、市長さんも十分認識されているということなんですけれども、私は在宅医療に取り組む開業医へのサポートということが具体化されなければならないと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 議員さん御指摘のとおり、開業医と在宅ケアといったものは切っても切り離せない関係にあると思っております。病診連携を推進している岡谷市の医療体制でございますので、なお一層留意をしていきたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) よろしくお願いします。

 2015年、先ほども言いましたけれども、団塊の世代が65歳の高齢者となり、75歳以上の人口が1,574万人となるという見通しがあります。このふえるときに福祉システムを整備しないといけないというふうに言われていますので、岡谷市としてもぜひよろしくお願いしたいと思います。

 続いて、湖周ごみ処理施設についてお伺いしますけれども、これは助役さんにお願いしたいと思いますけれども、私はずっと2割だというふうに均等割の部分を思っていたんですけれども、市政報告会で助役さんの口から1割ということをお聞きしましたけれども、1割になると負担がふえるわけですけれども、そのお金がふえるというところも含めて、その部分も行政だけで決められるのでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 均等割を導入すべきか、あるいはごみ量実績でいくべきかというところを諏訪市、下諏訪町と協議しているところでございまして、均等割が1割導入されてくると下諏訪町の負担がふえるわけでございまして、岡谷市の負担は減るわけでございます。2割となりますと、また均等割は小さい町が負担することになるわけでございます。特に、ごみ量は諏訪市さんが多いわけでございまして、ごみ量と均等割の関係におきましては、諏訪市さんと下諏訪町さんで1割違うと1億円以上、そういう金額が動く話でございまして、そういうところでそれぞれが一体どこにおさめたらいいんだろうということで協議をしているわけでございまして、下諏訪町さんがある日、もう協議を進めるためには、1割均等割の負担をしても結構である、そういう御提案をしていただいたものですから、岡谷市はその決断は結構なことですので、諏訪市さん、どうぞ御判断をいただきたい、そういう状況になっているわけでございます。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 大きな勘違いをしていたようですけれども、もう一つ、7回の会議が(「リーン」予鈴)重ねられているということらしいんですけれども、それにはこの3冊の冊子がベースになって話し合いをされているということでよろしいんでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 基本計画をスタートさせるということで協議は進んでまいりましたけれども、協議の中でどうしてもごみ量がまだ多いではないかと、より環境などを考えた場合、また建設費も考えた場合は減らすべきであると、ごみ量を。そういう提案が出てまいりまして、ごみ量を減らすとなると、最初に申し上げました基本計画につきましても、見直しをせざるを得ないという状況になっております。

 そういうことでございますので、前の基本計画に基づいてやっておりますけれども、今の協議の状況では、その基本計画自体も見直しをする状況に至ると思っております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) ちょっと時間がなくなってしまったものですから、情報公開の方へ行きますけれども、市長さんにお尋ねしますけれども、市政報告会のときにごみ処理の施設に対して非常に情報が少ないという発言をされた男性がいらっしゃるんですけれども、今のこのまま決めてしまうということになると、ここのままというか情報がないままになってしまうと、またどこかでこのことを決定してきてしまったという、そういう思いを持つ市民をたくさんつくることになると思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) まず、段階を追って議員さんと確認をしたいんですが、諏訪の平では、清掃工場、当初煙突1本でいこうということで話し合いが進められてきました。これはもう多くの市民の皆様御承知かと思います。その後、岳麓と湖周で煙突2本の体制で諏訪の清掃工場の体制はいこうということに決まったことも御存じだと思います。それで、順番を追って今、助役の段階で、その話し合いが進められておりまして、先ほど御説明したような負担割合で諏訪市にボールを投げたという状況にあるわけです。これも議員さん、御承知かと思います。

 その中で、市民を遠くに置いて進めるということは決してするつもりもありませんし、できるだけ情報公開をして、市民意見を反映させてこのごみ問題対処をしてきているつもりでありますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 私、ごみの問題、4月28日に全協で提案された後、これで3回目になりますけれども、ですから、市長さんが言われていることは何回も聞いていて存じ上げていますけれども、まずどうしても情報が足りない、今、市長さんが思っているよりは、私がホームミーティングを開いた中でも、どうしても皆さん知らないんですよ。その状態で私は決めないでいただきたいというか、さっき助役さんは具体的なところまできたら、皆さんに公表すると言ったんですが、そうなったときには、きのう今井秀実さんのところでもありましたけれども、後戻りができない状態で提案はしてほしくないという思いがあるんですけれども、それについて、どうしても今のよりもう一歩踏み込んだ情報公開というのはできないんでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) お気持ちは十分わかります。ただ、今相手があっての交渉事といいますか、協議中でございます。それぞれが協議にのせて自分の言っている主張を余り説明をして回って、それぞれ応援団をつくってやるということになりますと、3市町の話はますますまとまらない可能性もございます。そういう意味で、細かい部分につきましては、ぜひ方向性が出たところで、また報告してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) もうそろそろ時間なくなってしまうものですから、市長さんに一つお伺いしたいと思いますけれども、よく循環型社会を構築するためにという言葉をよく使われますけれども、市長さんの思われる循環型社会って、明確に。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) リユース、リサイクル、リデュース、3Rを励行することが循環型社会だと思っておりますし、生ごみの減量化に関しまして市役所で生ごみを受けつけるという説明会に1人しか市民が来なかった、これはいかがなものかと、ちょっと我々反省をいたしております。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員。



◆6番(齋藤美恵子議員) 3アールの推進ということは当然なんですけれども、実は私たちの思いの中では、灰溶融施設に対しての非常に危惧があります。循環型社会の構築ということで、私はまず循環型社会というのは再生産可能でなければならないというふうに考えています。この中の基本計画の中にも灰溶融の施設というものがありますけれども、これは灰をスラグ化させるということなると、これは再生産可能ではないというふうに思っていますけれども、なぜかというと再生産可能というものは、それに対してまたリサイクルできなければいけない(「リ・リーン」終了)ということになります。時間がなくなってしまったんですけれども、最後に市長さん、市民に対して十分な情報をお願いして一般質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 齋藤美恵子議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後4時17分



△再開 午後4時30分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△横内正議員



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員の質問を許します。

     〔9番 横内 正議員 登壇〕(拍手)



◆9番(横内正議員) 9番 横内 正です。

 風邪が治りかけていますが、まだ鼻が詰まっており、多少お聞き苦しい点があろうかと思いますが、最初にお断りをしておきます。

 さて、目からうろこが落ちるという言葉、言い方があります。あることをきっかけにして、急に物事の真相や本質がわかるようになることを言います。私の場合、さまざまな分野の本を気の向くまま読んでいるときにこうしたことが多いわけですが、つい先日もある本によって目が開かされる思いがしました。「仕事とセックスのあいだ」という題名のこの本です。創刊間もない朝日新書の1冊で、玄田有史という経済学者と斎藤珠里という元AERA記者の共著です。なぜこの本によって、私の目からうろこが落ちたのか、帯封の内容紹介にはこうあります。職場の雰囲気とセックスレス、この両者には実は深い関係があった。20から50代の男女800人を対象にしたAERA意識調査を気鋭の経済学者は徹底分析、日仏で活躍するジャーナリストとの強力タッグで日本をむしばむ少子化問題の本質に鋭く迫る。

 私はかねがね女性の働きやすい職場環境づくりとか、子育て支援の充実や出産祝い金の支給など、国や地方の少子化対策のあるものを見聞きして、確かにこうしたことも重要なんでしょうが、どこか違うのではないかという印象を持っていました。

 著者の問題意識にうなずいた場所をもう少し引いてみます。いろいろと少子化対策が考えられるときに、不思議にセックスという言葉が登場しないことが多いのはなぜだろう。公の場の議論でセックスといった言葉を用いることにちゅうちょを覚える人が少なくないからだろうか。中略、セックスをせずに、しかもそれなりの回数をパートナーとの間で重ねずに子どもを持つことは一般的には考えにくい。もちろんセックスをすれば、必ず子供が生まれるわけではない。しかし、本気で少子化問題に取り組むなら、今よりももっと恋人やパートナーとのセックスに積極的になれるような環境が実現しない限り、子どもがふえることはまずないだろう。雑誌「AERA」が実施した調査は、「労働とセックスに関する調査」といい、インターネットを通じて20から50代の男女それぞれ100名ずつ計800名にアンケートしたものです。調査対象は既婚者もしくは同居するパートナーがいる就業中の男女という条件で行われ、セックスに加えて現在の働く状況を詳しく尋ねています。仕事とセックスの両方をここまで細かく尋ねた調査は、これまで日本になかったことから画期的とされています。インターネットのなせるわざでしょうか。

 セックスレス、性交渉のない状態の厳密な定義は別にあるようですが、今回の調査では、パートナーとのセックス頻度が月に1回未満の場合をセックスレスとみなしています。調査結果によると、既婚就業者のうち、セックスレスの状態にある割合は45.2%に達し、まさに日本では2組に1組がセックスレスになっており、23%はパートナーとの間で全くセックスをしていないのだそうです。もっとも年代が高くなるについてその割合が高くなるのは当然で、50代の場合、女性で76.5%、男性では55.7%がセックスレスの状態といいます。皆さんはどうか御安心ください。

 問題は、若い世代のセックスレスの進行で働き盛りの30代の場合でも、男性で38.1%、女性で40.8%が既にセックスレスの状態と回答しています。子どもを産み、育てる根源にはパートナーとのセックスが存在する以上、フランスなどに比べセックスレス大国とやゆされるこの日本の現状に目に向けない限り、真の少子化対策にはなり得ないわけです。

 セックスレスと仕事との関係に着目したこの経済学者は、日本人の働き方がどこかでセックスレスにつながり、その結果として子どもを持ちにくくし、ひいては少子化を加速していないかとの問題意識のもと、AERA調査を詳しく分析するとともに他の信頼性の高い社会調査も利用しながら、日本人のセックスレスとその社会的背景に迫っています。

 分析によって見えてきたのは、セックスというプライベートな事柄が、社会と個人のつながりである労働によって大きく左右されるという事実でした。女性にとっては、失業などの仕事上の挫折経験が何らかのきっかけになってセックスレスにつながっている。また、仕事の日常もセックスに影を落としており、職場の雰囲気が悪いと感じている男性は、仕事のストレスが尾を引き、セックスにも消極的になっているとのことです。仕事がうまくいかないから、職場が楽しくないから、セックスにはけ口や喜びを求めるというほど、どうやら人間は単純にはできていない。むしろ仕事に前向きに取り組める環境があってこそ、初めてセックスにも前向きになれるというのが多くの既婚就業者にとっての真実なのだ。仕事の失敗を過度に引きずることなく、日常的な職場の雰囲気が悪くないと多くの人たちが普通に感じられる社会、そんな社会が実現しない限り少子化に歯どめがかかるということはないのかもしれない、経済学者はこうまとめています。

 そして、彼は仕事とセックスの関係を見直すために変わる必要があるのは、会社や経済だけではない。働く1人ひとりが考え方や行動を変えていくことで、自分の身を守っていくことも大切なのだ。中略、短期的な成果や評価に対するプレッシャーにさらされて、職場や仕事の中から余裕が失われている。仕事とセックスの間で最も大切なもの、それは広い意味での遊びだとし、1人ひとりがいわゆるのり代のある人間になることが、成熟社会において個人が尊厳を守って生きるための条件であると述べています。

 世界一セクシーな国とされ、1995年から出生率が増加に転じ、労働とセックスライフの充実を国策として推し進めているフランスからの報告などにも興味深いものがありました。しかし、多岐にわたるこの本の内容をとても全部お伝えできるものではありません。これからの日本の少子化対策を考える上で大いに参考になるであろうこの本を過日、某大臣の女は産む機械なる言葉に猛反発した世の女性たちも含め、多くの人にぜひ読んでもらいたい、こう思って紹介した次第です。

 いつものことながら、前置きが長くなってしまいました。以下、通告順に一般質問をいたします。

 大きな1番の新年度予算についての(1)は、市長4選出馬の有無です。災害復旧を最重点とした平成19年度予算は通年予算となっていますが、市長の予算編成にかけた思いと、12月議会に引き続き、大変失礼ではありますが、市長4選出馬をどのように考えているか、お答えいただきたいと思います。

 (2)の編成における基本的な考えは、先番議員への答弁がありましたので割愛します。

 (3)の予算案と今後の財政見通しです。まず、平成18年度決算の見通しはどうか、現時点で経常収支比率や公債比率、起債制限比率などの財政指標をどう分析できるのかお尋ねします。また、災害対応に一般財源から現時点で5億円余の持ち出しとなり、財政運営に大きな影響を及ぼしたと思われますが、行財政改革プランの財政調整基金10億円、普通建設事業費20億円確保の目標にどう戻していくのか、今後の財政運営の見通しについてお聞きします。

 大きな2番は、組織運営についてです。

 (1)の地方自治法改正の趣旨として岡谷市は4月から竹澤助役1人を副市長として起用し、当面市長権限の委任もしない考えのようです。先番議員とも重複しますが、法の趣旨と違うのではないかという点について、市長のお考えを伺います。

 (2)は、大部制導入の評価と課題です。

 昨年4月から、市長部局の8部を4部にしてほぼ1年がたつわけですが、その評価と課題についてお聞きしたいと思います。

 (3)の少子化対策との関連ですが、前置きでも触れたようにさきの調査では職場の雰囲気が余りよくない、もしくはかなり悪いと感じているという人の91.8%が仕事にストレスを感じていました。仕事のストレスが高まる日常的な環境の中で働く男性の多くは疲れています。職場の雰囲気をよくすることが、ひいては少子化対策につながると思われますが、市としての対応をお尋ねします。

 大きな3番に移ります。

 統合の新病院の建設場所について。

 その(1)は、活断層問題への対応です。文化センター跡地での活断層問題がクローズアップされ、建設場所の選定が迷走しているように感じています。何千年も人が住み、今も人家が建っている、いつ断層が動くかわからないのに過剰反応ではないか、粛々と建設適地の選定を進めるべきだとの考えもありますが、この問題に対する市長の受けとめをお聞きします。

 (2)は、3案提示の重みとしました。昨年3月に公表した岡谷市病院統合基本計画では、いわゆる3案が提示されています。活断層の調査の結果、文化センター跡地、現岡谷病院敷地とも建設が困難となれば、当然候補地は駅南地区になると思います。その場合、計画に示されているように、周辺民地を買収して駐車場にしていくという考えでよいのかお伺いをします。

 (3)は、新消防庁舎建設との絡みです。仮に文化センター跡地の建設が可能な場合は、既存の蚕糸博物館、美術考古館をどこに移転するかが大きな課題となります。この解決のためにも、新消防庁舎の建設を急ぎ、公共施設の配置計画を動き出させるべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 最後の大きな4番は、行政の使命と信念について、2つお尋ねします。

 1つは、湖北火葬場の建替え問題です。先般、湖北行政組合議会にも基本設計が示され、平成21年の完成に向けていよいよ実施設計という段階になって、地元の反対意見が表面化して驚いております。一体これまで周辺住民へはどのような説明をしてきたのか、御報告いただきたいと思います。

 2つ目は、これはもう何度も質問しているイルフプラザビルの活性化についてです。

 東急の撤退後、強い市民要望もあって1、2階に生鮮を初めとした商業活性化センターを併設したことは承知しています。カルチャーセンターも含め、1年足らずの間によくあそこまでできたと評価もしております。しかし、当初予想されたシャワー効果なるものは得られていません。市はこの現状をどうとらえているのか、まずお聞きをします。

 以上で壇上より質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 横内 正議員さんの御質問にお答えをいたします。

 まず、大きな1番の新年度予算の中の市長4選出馬の有無についてでございますが、既に昨年12月議会にもお答えをいたしました。また、先番の議員さんにもお答えをしたわけでございますが、市政の推進はいっときの停滞も許されないとの認識のもとに市民の皆様が安全で安心して快適に住むことができる強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを市民総参加により、これまで以上に推進してまいりたいと強く決心し、通年予算を編成したところであり、全力を傾注して残された任期を全うしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。

 次に、大きな2番目の組織運営についての地方自治法改正に伴う副市長の問題でございますが、地方自治法改正の趣旨を十分に精査する中で、行政課題、市民ニーズを勘案しながら、市長の最高の補助機関である副市長の果たすべき役割を踏まえるとともに、委任に際してはその旨の告示を必要とすることも念頭に今後、慎重に検討していく必要があろうかと考えております。

 次に、大きな3番目の病院建設場所についての活断層への対応の問題でございます。

 国土地理院では、断層の直上への建設は避けるべきであるとの見解が示されております。病院は市民の生命、健康を守るとともに、災害時には拠点施設となる大変重要な施設であることから、念には念を入れ慎重に対応するものでありますので、よろしく御理解をお願いを申し上げます。

 次に、病院建設場所の(2)3案提示の重みということでございます。

 活断層の調査結果をまたないと何とも申し上げられませんが、岡谷市病院統合基本計画では、地権者の合意を得る中、駐車場として図面をかかせていただきました。地権者の御協力をいただき、病院敷地として使用できるようになった場合の一例であります。施設の配置につきましては、確定したものではございませんので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、病院建設場所の新消防庁舎建設との絡みでございますが、先番の議員さんにもお答えを申し上げましたとおり、新病院の建設場所を決定するに当たりましては、新消防庁舎建設後の旧庁舎の利活用を含め、蚕糸博物館、美術考古館の配置を改めて検討することが必要と考えており、現在取り組みを進めているところであります。

 また、新消防庁舎の建設につきましては、県が新年度に作成する消防広域化推進計画や消防救急無線デジタル化への対応を考慮しながら、建設に向けて取り組んでまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな1番の(3)の予算案と今後の財政見通しの中での決算見通し等についてであります。

 平成18年度の決算につきましては、年度中途でもあり、確かな状況をお話しする段階ではありませんが、行財政改革プランや豪雨災害への対応により、財政調整基金の繰り入れ等少なからず影響を及ぼすものと考えております。

 財政状況をあらわす指標の中でも財政の弾力性を示す経常収支比率や公債費の負担割合を示す実質公債費比率には十分留意する必要があります。岡谷市の平成17年度決算では、経常収支比率が87.3%で、県下19市中16位、実質公債比率が14.4%で同じく10位となっております。これらの指標は、近年上昇傾向にあり、平成18年度におきましても、公債費の増額や投資的事業の減少から上昇傾向にあるものと見ております。また、指標の計算に標準財政規模等が用いられるために、地方交付税の大幅な削減等による財政規模の縮小が指標を高める大きな要因になっているところであります。

 次に、財政調整基金や普通建設事業費の見込みについてであります。

 平成18年7月豪雨災害では、現在のところ平成18年度全体で災害対応への一般財源としては、約5億1,500万円の財政調整基金を充当いたしておるところであります。その結果、財政調整基金の残高は約6億円となり、従来から申し上げてまいりました行財政改革プランで目標とする10億円台を確保するためには、今後約4億円程度の積み戻しが必要となってまいります。

 また、平成18年度の普通建設事業費は、普通会計で約19億4,400万円とほぼ20億円台を確保したものの、平成19年度は予算規模の縮小と事業の選択、集中により一般会計の普通建設事業費は約4億円減少しており、プランの目標とした普通建設事業費、約20億円台の確保は難しいものと考えております。

 今後の見通しでありますが、基金の積み戻しと普通建設事業費の確保には、3月中旬に交付額が決定する特別交付税を含めた地方交付税や市税を初めとする一般財源の動向に大きく左右されてまいるというふうに考えております。

 現時点で具体的な見通しを申し上げることはできませんが、いつまた起きるとも限らない災害への備えとして、できるだけ早期に財政調整基金残高10億円台の確保を図り、岡谷市ならではの特色あるまちづくりを推進するために、20億円台の普通建設事業費を確保してまいりたいと考えておるところであります。

 次に、2番目の組織運営についての(3)の少子化対策との関連についてでございます。

 議員さん御指摘の近年の少子化問題につきましては、社会全体の問題であり、市役所の職場だけの問題ではないというふうには思いますが、一般論としては、議員さんのお考えである少子化の要因の一つとしてセックスレスという傾向があり、その原因としてはストレスや長時間労働などによりもたらされる職場の雰囲気というものが影響しているだろうと言われていることについては承知をいたしているところであります。

 職場の雰囲気ということで市役所の職場について申し上げれば、定期健康診断や産業医による健康相談、メンタルヘルスアドバイザーの設置などによる職員の健康管理、また職場研修やあいさつ運動、職員互助会の福利厚生事業などによる職場や職員間のコミュニケーションの推進、良好な人間関係づくりなど、できる限り職場の雰囲気の向上に努めているところでありますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 助役。

     〔助役 竹澤幸男君 登壇〕



◎助役(竹澤幸男君) 2番目の組織運営についての(2)大部制導入の評価と課題についてでございますが、組織改正の評価につきましては、先番議員さんにも答弁させていただきましたけれども、事務処理の迅速化、職員の弾力的な運用、人件費の削減等、これらそれぞれ一定の成果があったものと評価しているところでございます。

 課題につきましては、組織内でのコミュニケーション、情報伝達、いわゆる報告、連絡、相談といったところがおろそかにならないように、また役職のポスト数減が職員の意欲の減退にならないよう、職務遂行での自己実現ができる環境づくりに配慮してまいります。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな4番の行政の使命と信念について、(1)の湖北火葬場建替え問題についてお答え申し上げます。

 住民対応の経過についてでございますが、湖北火葬場の建替え整備計画につきましては、平成16年度に岡谷市と下諏訪町で協議してきた考え方をまとめ、基本的構想を策定し、湖北行政事務組合議会の全員協議会や岡谷市議会社会委員会に報告を行い、了承された後、地元の西堀区議会にも担当者が出席し、概要について説明を行ってまいりました。

 火葬場の近隣住民の方たちに対しましては、平成17年3月31日以降、当時の担当者が戸別訪問を行い、計画の概要について説明を行っており、平成17年度の基本計画が策定された段階においては、住民説明会を開催するとともに、近隣住民とも接触を図りながら進めてまいりました。また、平成18年度の基本設計につきましても、2回の住民説明会を開催し、反対意見の方々の要望等も十分お聞きする中で進めてきたところでありますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな4番の行政の使命と信念についての(2)のイルフプラザビルの活性化についての現状分析でありますが、新規食料品スーパー出店後は、かつてのにぎわいを取り戻しつつあると考えております。また、シャワー効果につきましては、最近、カルチャーセンターなどの利用者が昼食に飲食店を利用する姿や会議の帰りに買い物をしている姿を多く見るようになり、徐々にではありますが、効果があらわれてきているものと思っております。これからも皆様に魅力ある施設となるよう、また個々店のさらなる営業努力をいただくよう必要な支援を行ってまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 9番 横内 正です。

 一通り御答弁をいただきましたので、逐次2回目以降の質問をさせていただきます。

 大きな1の新年度予算について、(1)市長4選出馬の有無ですが、通年予算の編成にかけた市長の思いは理解をいたしました。間もなく統一地方選も始まります。現職市議の動向もほぼ確定いたしましたが、市長4選出馬の有無については、今回も明確な答弁はいただけませんでした。しからば、市長はいつその去就を明らかにするのでしょうか、市長選3カ月前の6月議会が最終リミットと考えますが、そんな理解でよろしいのかどうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) そんな理解で結構でございます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) わかりました。

 (2)の予算案と今後の財政見通しについては了解いたしました。

 大きな2番、組織運営についてです。

 (1)の地方自治法改正の趣旨です。私はこの副市長制についても、市長の去就が明らかになっていないことが微妙な影響を与えていると思っております。3月で収入役制度が廃止されます。これまで収入役が担っていた職務の重さを考えると、政治的な調整も含め、1人になる副市長の役割は大変大きくなるわけです。トップマネジメントの強化という点について、市長はどう考えているのかお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 収入役は、今まで市の会計事務をつかさどるだけではなくて、理事者として一定の政策判断、企画等に携わっていただいたわけでありますが、その役割は副市長が担うわけでございます。私との十分な意思疎通等によりまして、制度改正の趣旨でもありますトップマネジメントの強化を図り、その重責を果たしていってくれるものと考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 市長権限の委任の問題なんですが、湖周ごみ処理施設問題など、私はこれはもうしっかりと権限を与えて、つまり例えば諏訪市を排除してもやるんだというくらいの権限を与えて対処すべきものと考えますが、市長いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 湖周のごみ処理の問題を例に出されて御質問なさったというふうに判断をいたすわけでございますが、権限を明確にするもの、また他の市、町の助役さんと同じスタンスで臨むもの、それぞれ判断をしていきたいと、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) それから、法改正では監査委員のうち議会選出以外の識見を有する者は民間からも起用できるようになりますが、これについては、どのような見解をお持ちでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 御指摘のように、地方自治法の改正におきまして監査委員制度の見直しが行われまして、識見を有する者を条例で定数の増加が可能となりました。このことが当市にとりまして、どのような形が最もよいものか、目下検討を深めているというところで御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 行政を取り巻く環境は厳しくなっている現在、監査委員については、私は常勤でなくとも民間からの起用も考えるべきだと思います。ぜひその方向で検討されるように要望をしておきます。

 (2)の大部制導入の評価と課題です。

 先ほどの助役答弁だと、課題についてはわかったんですが、評価という点がちょっと不明ですが、その点、いかがですか。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 成果につきましては、大部制によって職員の弾力的な運用、あるいは人件費の削減、また事務処理の迅速化ということで一定の成果があったということで申し上げたところでございます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 部長の所管範囲が大変広くなったわけですけれども、例えば総務部のように参事を配置していない統合した部はうまく機能しているのかどうか。私が思うには、特命事項や重要課題を担当する参事を配置して、今の部長負担の軽減を図りつつ、部長には本来の職務である全体の掌握と基本調整、その他外部の折衝も含め本来の職務に専念させるべきだと考えておりますが、いかがですか。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 議員御指摘のとおり、特に必要であった消防の部分、あるいは災害の部分につきましては、特命の参事を配置しておいておるところでございますし、また病院等大きなものにつきましては、そういった担当の参事を置いているものでございます。

 ほかにもし必要があるというならば、今後、慎重に検討してまいりたいと思っております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) この大部制の評価という点についてですが、私は必ずしもうまくいっているとは思っておりません。例を引きますと、特に福祉環境部については、福祉と生活環境という本来異なる分野を強引にひっつけた感があります。時代の要請もあって守備範囲が大変広く、有能な中嶋部長をもってしても、なかなか大変なのではないかというふうに拝察をしております。より効率的な行政執行を図る意味でも、組織の不断の見直しが必要に思われます。再度、市長の考えを伺います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 組織を大幅に見直して1年がたとうとしております。この1年をしっかり検証してまいりたいと、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) さて、倉坪収入役は2期目の任期満了に伴い、ここで退任されるわけですが、職員時代も含めますと、役所生活はもう実は50年に及ぶと思われます。退職に当たって、先番議員へのあっさりした御答弁もありましたが、懲りずにお聞きをします。組織活性化の心構えなど、後進に残す言葉をぜひお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 収入役。



◎収入役(倉坪宏夫君) 先番の征矢議員さんにお答えをしましたけれども、再度でありますので、あえて申し上げたいと思いますけれども、市の組織というのは市の職員によって成り立っているわけでございますし、その組織を動かすのは市の職員でございます。私は、多くの職員の皆さん方との出会いによって支えられ、またかかわりを持ちながら、きょうに来たと思っております。職員の皆さん方には、機会あるごとに先輩の皆さん方の話をしたり、あるいはみずから経験をしたこと等を話しながらまいったつもりでございます。少しでも参考にされ、生かされればいいなと、こんな思いでおります。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) ありがとうございました。

 収入役におかれましては、退任後は一市民として岡谷市政の発展に御尽力いただきますとともに、悠々自適、好きな盆栽いじりもちろんのこと、野良仕事や山菜とりなど、自然とともに生きる喜びにも新境地を開き、ぜひ長生きをしていただきたいと思っております。長い間、大変御苦労さまでした。

 次に、移ります。

 (3)少子化対策との関連です。

 どんな人が特に仕事でストレスを感じやすいのだろうか、職種としてデータの中で特に目立ったのは、まず公務員である。削減のあらしが吹き荒れる公務員は、85.2%と他の職種に比べても抜きん出てストレスを感じている場合が多かった。決して気楽な商売などではない公務員には、うつ病などのメンタル問題や自殺も多い、冒頭で紹介した「仕事とセックスのあいだ」からの抜粋です。

 市ではきめ細かな健康管理や研修会などに努めていることは承知をしておりますが、もう一歩進めて元気のある職場づくりへの方策はないものか、お尋ねします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 先ほどからのお話をお伺いしていて、とにかく職場が明るくなければならない、それからお互いに信頼関係の持てる間柄でなくてはならないという部分が一番基本かなというふうに思っています。

 昨年といいますか、助役さんが就任されたときに、まず助役さんの言葉でとにかく信頼をされる上司であり、お互いに信頼でき合う、信頼し合えるそういった間柄でありたいという話を職員に向かってされたことを覚えておりますけれども、とにかくそういった中で、お互いに信頼し合った関係の中での仕事という部分が私は職場をつくっていくことになると思いますし、そういった部分が先ほどからのお話でありますストレスというような部分を少しでも解消できる、そしてそういった人間関係がそういったものを乗り越えていく一つの大きな要素なるというふうな、そんな思いをしています。元気の出るというような部分では、特効薬はないわけですけれども、そういった部分に心がけた職場環境づくりをしてまいりたいと考えております。よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 職場に活気を取り戻すために、私はノーパソコンデーというのを提唱したいと思います。これは象徴的な意味でして、便利な機器を全く使うなということではなく、安易にあの便利過ぎる機器に頼ることなく、仕事上の課題について職場じゅうで活発な議論ができるような雰囲気づくりが必要だということであります。お考えをお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 御提案でありますが、パソコンすべてがどうこうという話ではないと思いますけれども、職場の中での話し合いをそういうことによってつくれるということであるとするならば、貴重な提案だというふうに受けとめさせていただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 検討を深めるように要望しておきます。

 大きな3番、病院の建設場所についてです。

 (1)の活断層問題の対応ですが、過日、3月中の建設場所の公表延期の記者会見がなされまして、その新聞報道のニュアンスでは、既に文化センター跡地が最適として固まりつつあったように私は受け取ったわけですが、そういうことなのでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 企画担当参事。



◎企画担当参事(矢島政樹君) 病院の候補地につきましては3月にということで努力をすることでしてまいりました。その大きな流れの中でいろいろ検討する中で、文化センターのところを中心にするのも大きな有力の部分ということでございまして、全体3つの候補地から絞る途中でございましたので、今後いろいろ課題はあるものの、総合的に検討して詰めてまいりたいというのが現状でございます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 新聞のニュアンスですので、そういうことだったのかなというふうに思っておりますが、いずれにしても3月中の公表が延期となりまして、2〜3カ月かかるのか、数カ月かかるのか、いずれにしても、我々の任期中には結論が出ないように思いますが、少なくともどういう調査をするかという概要、それとその結論をいつごろまで示せそうなのか、こういうものがわかった段階で議会への報告はどう考えておりますか。



○議長(上野安規光議員) 企画担当参事。



◎企画担当参事(矢島政樹君) 調査の内容につきましては、こうした専門的なことになるものですから、専門家の方々の御意見等お伺いする中で、市として検討していきたいと思っております。そういったちょっと作業を進めてみないと、今の時点でどこをどのようにとか、内容的なものはちょっとまだわかっておりませんので、そういった作業を進める中で考えてまいりたいと思っております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 次期選挙の我々の選挙始まりますし、まさか選挙中に集まって報告受けるというわけにもいかんような気もしますけれども、議会への報告ということも最重点に考えていただきたいと思っております。

 それから、仮にですよ、活断層があるために病院が建設できないとこういうことになりますと、その土地利用や周辺地区への風評被害といいますか、それが大変心配されるわけですが、このことについて市長と教育長からもお話を伺いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 活断層に関する調査結果を検証してみないと、何とも現時点では申し上げられないわけでありますが、市民の命と健康を守るとともに、先ほども申し上げましたが、災害時の拠点となる新設の病院は、この活断層の上に建てるのは好ましくないという、国土地理院の指摘もございます。これは重く受けとめていかなければならないと、かように思っております。

 活断層がある土地の利用につきましては、その活断層がどのような種類のものか、どのように利用し何を建築するかにもよりますが、現に庁舎敷地内には活断層が存在するということがわかっております。耐震等しっかり対応することにより、建築等その他の利用は可能であると思われます。ただし、病院は先ほど申し上げました理由によりまして、非常に難しいという判断をしております。

 また、全国各地において住民生活の場として使用されているのが実際のところでありまして、周辺地域への風評被害は最小限に抑えていきたいと、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 教育長に対する質問、あれは文化ゾーンに対しての見地を聞いているわけですね。所管の部分での質問ですね。



◆9番(横内正議員) 違う、違う、地質の専門家としての教育長の例えば風評被害に関するもし御見解がおありでしたらお聞きをしたい、こういうことです。



○議長(上野安規光議員) 教育長。



◎教育長(北澤和男君) ただいま市長さんが申し上げられたようなふうに、私も同様の考えでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 諏訪盆地のみならず地震列島と称される日本じゅうにはこういった活断層がいっぱいあるわけでして、確かに災害時の拠点となる人命を預かる病院ということでより慎重に調査をするということもわかるんですが、ちょっと私はその辺も心配になっております。

 (2)の3案提示の重みに移ります。

 先ほども述べましたが、駅南への検討の中で、周辺民地を買収せずに立体駐車場で市有地の中で対応するという案もあったやにお聞きをしておりますが、その周辺民地の買収と立体駐車場建設とどちらがコストがかかるのかという比較検討はされたのでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 企画担当参事。



◎企画担当参事(矢島政樹君) 病院統合の基本計画の中の駅南の土地区画事業用地の場合ですと、周辺の民地を買収しなければならないというふうに考えておりまして、計画案ではその民地を買収しまして立体駐車場を確保するということで、買収が必要な面積は約5,500?ぐらいと考えておりまして、駅周辺ということもありますので、最低買い取りとなりますと、数億円以上の資金が必要となるということにもなりますので、民地を買収せずに立体駐車場をもうちょっと高層にするという考え方もあろうかと思っております。

 こうした場合に、資金的には高層化をするということで、その分の費用は増額となりますけれども、そのかわり敷地の買収代金が不要となるというようなこともありますので、全体としては大きなマクロで見ますれば、周辺の民地を買収しない方が経費的には少なくて済むのかというふうなことは検討した経過がございます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 仮にの話になってまことに申しわけないんですが、仮、仮で、仮に駅南ということになれば、私は町営病院の建替えがとんざした辰野町も巻き込んで、これはもう病院の生き残りをかけたあれになっていくと思いますので、辰野町との協力のもとに組合立で病院を建設することも視野に入れるべきだと思っておりますが、市長のお考えをお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 辰野町との連携につきましては、現時点ではあくまでも岡谷市として市民病院の存続をかけて新病院を建設してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) いずれにしても、先ほど言ったように活断層調査の結果、文化センター跡地、それから現岡谷病院敷地がだめで、さらに駅周辺も、例えば周辺民地の買収が困難になった、こういうことになった場合にここで昨年示された3案というものが消えて、新たな建設場所を検討しなければならない事態になるというふうに思っております。

 今回の活断層問題の中で、塩嶺病院の敷地も候補として浮上したということも聞いておりますけれども、私はこの3案を提示した重みというものは、そういうことだというふうに理解をしておりますが、そんな理解でよろしいでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 新病院の建設場所につきましては、基本計画で示した文化センター跡地、現市立岡谷病院敷地、駅南土地区画整理事業用地の3候補地が不適当であると判断した場合、新たな建設場所を検討する必要が生じてくるものと考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) わかりました。3案いずれも難しくなった場合に新たな建設場所を検討せざるを得ないということですが、その場合は、私はまた東へ飛んだり、西へ飛んだり、話をして申しわけないんですが、下諏訪町との組合立によって赤砂崎へ建設するのもこれもまた私は優良な候補地と考えられます。これは将来の合併への大きな布石ともなっていくはずでありますので、市長の感想をお聞きをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 横内議員さんの柔軟な発想は確かに評価いたします。しかし、現時点におきましては、辰野町との連携の件と同様にあくまでも岡谷市として市民病院の存続をかけて、新病院の建設をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) わかりました。

 (3)へいきます。

 新消防庁舎との絡みですが、消防組織法の改正により県が策定するという長野県消防広域化推進計画というものがあるようですが、この現状と見通しを消防参事にお聞きをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 消防担当参事。



◎消防担当参事(花岡彰一君) 長野県が作成いたします消防広域化推進計画の現状と見通しということでございますが、平成18年6月14日、消防広域化を推進するため、消防組織法の一部を改正する法律が公布施行され、それに基づき7月12日、消防体制の整備及び確立を図るための基本的事項として、市町村の消防の広域化に関する基本指針が消防庁から告示されたことに伴いまして、長野県は広域化対象市町村の組み合わせを含めて長野県消防広域化推進計画をこの平成19年度中に策定することになっております。

 現在、長野県は消防広域化推進検討委員会を設置し、市町村の代表、消防機関、住民、経済団体、学識経験者等の代表によりまして検討が進められている状況でありますので、よろしくお願いいたします。

 また、見通しにつきましては、平成19年度策定されます消防広域化推進計画に基づき、広域化後の消防本部の円滑な運営を確保するための広域消防運営計画を広域化対象市町村で定め、広域化に向けた取り組みを行い、推進計画策定後5年、平成24年程度を目途に広域化を進めていくことになりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 国の方針によって、県下の広域消防というものは長野市と松本市へ大きく2極化される、こういう流れがあるというふうにも聞いております。もしこれが事実とすれば、これまで言われていた諏訪広域消防本部とこういうものの意義が、私はかなり薄れるというふうにそういう印象を持っておりますが、本部は松本市になってしまうのではないかというふうに思っておりますが、その辺いかがですか。



○議長(上野安規光議員) 消防担当参事。



◎消防担当参事(花岡彰一君) その部分につきましては、現在広域消防化検討委員会の中で検討をしているということでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) この際、私は茅野市のような単独の消防庁舎を当初計画どおり平成21年、平成22年度で建設すべきではないかというふうに思っております。本部機能がもし必要ならば、これは後からでも取り組めるはずだというふうに思っておりますし、何より滞っておる懸案の公共施設再配置計画が動き出すことにもつながっていきますので、再度市長の考えをお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 新消防庁舎の建設は、大変重要な公共施設のさまざまな配置計画に影響を与えるものであります。長野県の策定する広域化計画や消防救急無線デジタル化を考慮して市民の生命、財産を守る拠点としての消防庁舎の年次計画をしっかりと立てていきたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) (3)は私先ほど述べましたように、仮に文化センター跡地へ活断層の直上を避けて20mも30mもずらしながら建設が可能だという場合には、当然蚕糸博物館、美術考古館の移転が必要になるというところから問題提起をしてきたわけですけれども、蚕糸博物館等の移転の絡みで関連でお聞きをするんですが、先番議員への答弁で、たしか教育委員会ではプロジェクトチームをつくって検討しておるというようなお話をお聞きをしました。

 その中に、郷田の農林水産省の蚕糸技術研究所の敷地というのも検討に入っておるんでしょうか、どうかお尋ねしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 教育長。



◎教育長(北澤和男君) 今のお話については、私ども承知しております。しかし、蚕糸博物館、美術考古館の移転というようなことについては、まだ検討の中には、現段階では入っておりません。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) ちょっとよくわかりませんが、このくらいにしておきます、時間もありませんし。

 大きな4番、行政の使命と信念についての(1)湖北火葬場の建替え問題ですが、基本設計によれば、築66年の老朽化した現施設よりも施設内容も環境もはるかに向上する話であります。周辺住民の意向を市がどうとらえており、反対者の説得も含め、今後どのように進めていくかをお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 地元周辺の住民への対応につきましては、説明会等におきまして内容等については説明をしてきている状況であります。そういった中で、反対の方の御意見等につきましては、あそこの建設場所が要するに迷惑施設であるために山の方、湯殿山ですとか、それから内山霊園付近への方へ移転してほしいというような意見もありました。また、騒音、またにおいですね、そういったものも以前に比べれば改善されてはいるけれども、やはり何とかしてほしいという意見が反対者の主な内容でございます。

 そういった中で、この場所についても、例えば山の手地区については用地取得のほかに道路整備、用地の造成等で多額な費用がかかると。また、交通の利便性ですとか、冬季の除雪等の問題ですとかということの中で、総合的に判断する中では、現在地が最適地であるという旨を説明をさせていただきました。

 そういった中で住民説明会を2回行った段階で反対者の中からは、建物や会葬者を見たくないので高い塀をつくってほしいというような条件的なものが出されて、そういったものを改善する中で、駐車場の位置を変えたりですとか、それから北側については樹木などの植栽も取り入れる中で塀を設置するということで、今回の説明会の直前まではその反対の方々についても一定の御了解をいただいていた経過がございます。

 そういったことで、公共事業については賛否両論があるわけであります。そういった中で、これからも精力的に住民説明、反対者のお宅も含めまして積極的に対応をしていきたいというふうに考えております。

 また、その付近にお住まいの方で、高齢の方でありますけれども、早期建替えをしていただいて新しい施設で最期を迎えたいと、それまでは健康で頑張りたいというような御意見も私は直接お伺いをしております。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 確かに歓迎される施設ではないかもしれません。しかし、これは人生最期の儀式の場であり、岡谷市、下諏訪町、両市町の住民にとっても欠かせない施設であります。現施設は昭和15年の建設というふうにお聞きをしております。周辺にお住まいの皆さんは、当時原野だったそこにそういう施設があるということを御承知で移り住んできたはずでもありますし、既に66年間定着をしており、今さら他に適地を求めることはできない話だというように私は思います。もし仮に建替えができなければ、現在の老朽化した施設が口朽ち果てるまで使わざるを得ない、こういうことだと思っております。

 市民の待望久しかった施設の更新であり、これはもう行政は使命感と信念を持って推進すべきとだと思っておりますので、決意のほどをお伺いしたいと思います、市長に。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 横内議員さんのおっしゃるとおり、大変重要な施設でございます。住民に対する説明責任をしっかり果たして進めてまいりますので、よろしくバックアップのほどをお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 次にいきます。

 (2)のイルフプラザビルの活性化でありますが、これはもう何度も私質問しているわけですけれども、先般のわいわい市場の自己破産で露呈をしましたリスクというものは、今後も想定されるわけです。地権者会やテナントを巻き込んだビル全体の活性化をこれはもう真剣に模索するべき時期だというふうに思っております。民間の知恵を集める方途についてどう考えているのか、経済部長にお伺いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 現在、ビル全体の活性化につきましては、店舗会とか地権者、またはテナント会、市のそれぞれが活性化を目指しながら連携しまして、販売促進活動、またイベントなどを実施しております。イルフプラザ調整会議におきましても、カルチャーセンターでの催し物にあわせた企画なども積極的に実施していくことを確認しておりまして、まずは自分たちでどうにかしたいということで、気持ちがまとまってきているというような状況でございます。

 そういう中でございますので、民間の知恵の活用についてということでございますけれども、テナント会または管理組合、あと調整会議へどうかということで打診をしたわけでございますけれども、現段階での必要性は少ないとの御意見がその大宗を占めておりまして、ここで直ちに導入するというふうな状況にはないということでありますけれども、将来的に必要になってくれば、また改めて検討するということで皆さんの御意見がまとまっておりますので、また今後そういうことで検討してまいりたいというふうに思っております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) (「リーン」予鈴)先ほどのシャワー効果等も経済部長さんも徐々に効果があらわれているというふうにおっしゃいますけれども、あそこを改装したときに、3階、4階へ直通できるエレベーターを設置したというふうに聞いております。カルチャーセンターへ来る皆さんは、買い物へ来るわけではないと、目的意識が違うんだということでエレベーターでの出入りがほとんどだというふうにお聞きをしております。そういった状態も踏まえる中で、必要が生ずれば考えたいということでもし間に合わなかったらということを考えますと、私はこれは大変な事態になるというふうに危惧をしておりますので、ぜひもっと地権者たちと真剣な模索をして、ビルの床の9割以上を持っている市が主体的になって、民間の知恵も集める方途も考えながら、あのビルの全体の活性化をぜひ図る方策を真剣に取り組んでいただきたいというふうに要望しておきます。

 多少時間がありますが、少子化対策の一助になるかどうか、サービス残業がないように私の質問はこの辺は終わります。ありがとうございました。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員の一般質問を終了いたします。

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△延会の宣告



○議長(上野安規光議員) 本日はこれまでとし、延会いたします。



△延会 午後5時34分