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長野県 岡谷市

平成18年 12月 定例会(第7回) 12月14日−04号




平成18年 12月 定例会(第7回) − 12月14日−04号







平成18年 12月 定例会(第7回)



          平成18年第7回岡谷市議会定例会会議録

議事日程(第4号)

                平成18年12月14日(木)午前9時30分開議

 日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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出席議員(23名)

     1番  武居永作議員     2番  田中 肇議員

     3番  征矢 久議員     4番  花岡健一郎議員

     5番  武居光宏議員     6番  齋藤美恵子議員

     7番  宮下奈美恵議員    8番  今井秀実議員

     9番  横内 正議員    10番  降籏 清議員

    11番  横内敏子議員    12番  中島信一議員

    13番  今井竜五議員    14番  杉村修一議員

    15番  高林紘一議員    16番  轟  敏議員

    17番  三沢一友議員    18番  笠原征三郎議員

    19番  渡辺太郎議員    20番  清水隨豊議員

    21番  林  豊議員    22番  横内東洋雄議員

    23番  上野安規光議員

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       林 新一郎君    助役       竹澤幸男君

 収入役      倉坪宏夫君     教育長      北澤和男君

 総務部長     中田富雄君     企画担当参事   矢島政樹君

                    豪雨災害復興

 消防担当参事   花岡彰一君              長尾恒一君

                    参事

 福祉環境部長   中嶋政春君     経済部長     小泉光世君

 建設水道部長   百瀬文夫君     監査委員     千明健一君

                    病院事業管理者

 教育部長     宮坂英幸君              塚田昌滋君

                    岡谷病院長

 統括事務部門

 事務部長     茅野重光君     塩嶺病院長    畑 博明君

 岡谷病院事務長

 塩嶺病院事務長  大澤喜平君     総務課長     武井富美男君

 企画課長     笠原昌之君     秘書室長     古屋博康君

                    選挙管理委員会

 財政課長     小口千代高君    兼監査委員    小林利男君

                    事務局長

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事務局職員出席者

 局長       武居 久      次長       青木孝雄

 庶務主幹     今井勝志      議事主幹     林 裕平

 主査       下田典弘



△開議 午前9時30分



△開議の宣告



○議長(上野安規光議員) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△一般質問



○議長(上野安規光議員) 日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。

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△征矢久議員



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員の質問を許します。

     〔3番 征矢 久議員 登壇〕(拍手)



◆3番(征矢久議員) おはようございます。3番 征矢 久です。

 議員1期目の残り任期も4カ月余りとなりました。今回で、通算14回目となる一般質問でございますが、質問順位は14番目、そして一般質問3日目のきょうは14日の登壇ということになりました。

 立候補の公約は、合併推進、議会刷新、保守と中道の大同団結、信念に基づいた諸問題への取り組みを挙げて、この4年間に取り組んできたところでございます。

 幾らか力を抜かした中で、私は平成16年12月定例会において、合併が破綻したため、頭を丸め、反省を含めて総括しております。そして、議会改革は定数削減を初め、一問一答方式導入、議会テレビ中継、これは中継というのは直接にはなっておりませんが、インターネットを利用されるというような状況がありますし、前例主義の見直し、さらには形式主義の見直し等の一定の改善がなされてきております。

 しかし、車の両輪であると例えられております行政の執行機関は、国の地方分権、三位一体改革と自立の道による7億円近い収入減が予測される中、厳しい財政状況下に至っているにもかかわらず、残念ながら効率的な組織体制を含めた行財政改革については、わずかしか改善が進んでいないように思います。

 そこで、今回は、4年間の議員活動の総括をする中で、過去13回にわたる一般質問の内容を踏まえまして、以下、通告順に従い一般質問いたします。

 1つ、組織体制について、昨年9月及び12月定例会一般質問におきまして、行財政改革について、上杉鷹山に学ぶ10点の資料、これはB4でございますが、2枚を差し上げまして参考にされたらどうでしょうかということであげたわけでございますし、そして機構改革については拙速な取り組みをせず、十分検討すべきと申し上げてきたにもかかわらず、本年3月定例会では1,500万円の補正予算までして、部の統合が行われたわけであります。

 こちらについて、その効果が出ているのか、その成果はどのように評価されているのか、市長さん、助役さん、収入役さん、それぞれお伺いいたします。

 (2)の理事者と管理職の責任。

 先日、開かれました全員協議会にて説明がありました岡谷わいわい市場株式会社自己破算に伴う使用料、共益費未納分の債権の取り扱いは、使用料を不納欠損処理する、共益費相当額は管理組合へ岡谷市の責任として支払うとのことでなっております。これは税金である市税の投入でございます。安易に血税のむだ遣いをすることは、どんな理由があろうとも許されることではありません。その責任についてどのように考えておられるのか、お伺いいたします。

 3番目、団塊の世代とその直後の世代。

 4月からの機構改革に伴いまして限られた管理職ポストはより少なくなってきております。昭和25年生まれ以降の数年間の職員は団塊世代の影響をもろに受けて、常に昇給・昇格はおくれております。めぐり合わせとはいえ、年齢が50代ともなれば定年が間近に感じ、気力、体力とも減退いたします。それでも、最後の力を振り絞って頑張ってほしいと願うところであります。

 そのためにも、スムーズに世代交代できるように部課長のポストをあけて登用し、今までの部課長は参事、副参事、または技官、副技官として知識、技術を生かして、後輩の指導と人材育成に当たらせたらどうでしょうか。

 また、永年勤続表彰として、有功・功労表彰がありますが、有功表彰は25年勤続すればほとんどの人がもらえるわけでございますが、功労表彰は管理職、または相当職5年の経験がなければもらえません。定年を間近の2〜3年前にやっとなられた方につきましては、残念ながら功労表彰は受けられないことになるわけでございます。

 今の状況で、そういうことの中でほとんどの職員は功労表彰をもらえずに退職になります。本来、永年勤続というのは、企業では管理職とかそういうポストは関係なく、長年勤めた方に対して功労ということで与えられておるわけでございますし、そこでこの基準を今見直すときだと思いますが、この2点につきましてお考えをお伺いいたします。

 大きい2番、広域行政に臨む基本姿勢についてです。

 11月29日付の新聞によれば、ことし諏訪市にある旧東洋バルヴ諏訪工場跡地の工場建物を使って諏訪圏工業メッセの会場としましたが、来年のメッセ開始に向けて必要な改修費の負担を県と5市町村に求めていくことを決めた。そして、12月の諏訪広域連合正副広域連合長会議で協議する予定と載っております。諏訪市所有の建物に、なぜ県や5市町村が負担しなければならないのか。だれでも素朴な疑問だろうと思います。工業メッセは会場持ち回りではなかったのか、いつから諏訪市で常設することが決まったのか、以上の3点につきましてお伺いいたします。

 2番目の消防庁舎・ごみ処理施設でございますが、消防庁舎の建設に広域連合から負担金は出るのか、茅野市庁舎に入っています広域介護保険の事務局につきましては、使用料を払っているのかお伺いいたします。

 また、ごみ処理施設の整備計画は、先番議員さんへの答弁で平成25年ごろになるとのことでありましたが、現在の施設はそれまで耐えられるのか心配であります。よって、諏訪広域連合で作成した諏訪広域活力創生研究報告、席の方へ置いてきてしまいましたけれども、この19ページに広域連合の特徴としまして、構成自治体からの独立性が高いというようにうたっております。構成自治体に対して規約の変更の要請や広域計画に基づく勧告をすることができると記載されておりまして、広域連合で決めたことを守らない諏訪市に対して勧告し、あるいはペナルティーを与えるべきであると思いますが、この点、市長さんのお考えをお伺いいたします。

 なお、諏訪市の山田市長は3期目出馬表明の総仕上げの中に、このごみ処理施設について全然触れておりません。やる気があるのか大いに疑問であります。

 3番目、国道20号バイパスの岡谷市分は既に終了しているのに、なぜ建設促進期成同盟会の会長を林市長さんが受けられたのか。また、そのためなのかわかりませんが、事務局まで岡谷市に来たのはどういう理由なのか、説明をいただきたいと思います。

 3番目、公共施設について。

 林市長さんもよく口に出す「選択と集中」に関して諏訪広域活力創生研究報告書、先ほど触れましたが、その本の中におきまして、今後の都市経営、6市町村はそれぞれ行政改革と財政見直しに取り組み、職員定数を総人件費の削減やアウトソーシング、民間経営手法の導入などにより、事務事業の執行体制の徹底したスリム化と効率化を図る必要がある。限られた財源などの経営資源のもとでは従前のようなフルセット型の都市経営ではなく、住民ニーズを踏まえながら、事務事業を思い切って取捨選択した「選択と集中」による都市経営を実践することが求められていると載っております。

 民間にできることは民間へ任せるという方針のもと、これまで市町村が担っていた事務事業を地域コミュニティの自助、共助活動に重ねていかざるを得ない状況にあるわけでありまして、あわせて都市間競争に負けないだけの魅力あるまちづくりを進めることが求められていると述べられています。

 厳しい財政状況に照らせば、小規模な市町村は早晩いずれ合併しなくては立ち行かなくなるとする意見もあると記述されております。それぞれの都市経営の戦略と効率的な経営体制を早急に確立しなければならない時期に来ているとしております。そこで一つ、選択と整理をどう進めていくのか、お伺いいたします。

 2番目の施設管理につきましては大変です。これは、施設を建設すれば、それでいいというものではありません。耐用年数目いっぱい利用していかなければいけないわけでございまして、こちらの施設の建設または物品の購入、いろいろそういった状況の中で入札制度に、この費用だけではなく償却まで含めた維持管理費を、トータルランニングコストを出させて業者を決めるということはできないものかお伺いいたしたいと思います。

 現在、岡谷市で管理している施設は幾つかあるかと思います。昨今、コンビニで税金や使用料を扱う時代になってきております。先ほどの諏訪広域連合で出されました研究報告書にも触れておりますが、住民ニーズをアンケートなどでしっかり把握し、施設の維持管理、保持の優先順位を確認し、結果を踏まえながら、思い切って取捨選択策を実践するときに至っていると思いますが、こちらについての考えをお伺いいたします。

 (3)番、優先順位につきましては市民要望などから決めてほしいということで、今申し上げたわけでございますが、昨今、非常に話題になっております夕張市の債権団体転落、さらには熱海市の財政危機宣言、今後5年間で60億円の赤字が生じるということで言われておるわけでございますが、こういった点を我が岡谷市も人ごととは言えないだろうと思います。

 いずれにしても、今、保有している施設の優先順位を位置づける中で、下位のものにつきましては施設そのものを順次整理していくのが必要ではないかというように思いますが、この点につきましてのお考えをお聞きいたしたいと思います。

 なお、財政債権団体に落ち込まないためには、そういった具体的な対策をどんどん取り入れていく必要があるというように思いますので、そこも含めましてのお考えをお伺いいたしたいと思います。

 4番目、病院建設につきまして、先番議員さんに一定のお答えをいただきました。

 この病院の置かれている状況につきましては、諏訪日赤病院が諏訪湖畔の対岸に5〜6年前にできたわけでございますし、さらには今後辰野の町民病院が新築されるという動きが出ているようでございます。そういった病院の競争ということも現実に強化されてくるわけでありまして、そういうことも踏まえる中で、現在、本年4月から経営統合され、さらには10月から人事異動も行われて第2段階に入ったということでございますけれども、そういった中におきましては今までなかなか病院のあり方がはっきりしていなかった。霧の中を手探りで進んでいるようなもので患者、市民を初め、両病院の職員も不安に思っていたわけでございますが、先日の答弁の中におきまして、平成19年3月に一定の方向を示されると答弁がされました。

 この中で、どの程度明らかにされるのか。当然新病院の骨格が明確にならなければ、またその骨格の上に肉づけ、それが規模や建設予定地、そして診療科目等がつながってくるわけでございますが、そういった中身をどの程度まで明らかにされるのか、そこら辺のお考えをお聞かせいただければありがたいと思います。

 そして、いずれにしても、岡谷市が今まで2つの病院を抱えてきたという過去の歴史の重み、これを大事に取り組んでいくべきではないかと思っておりますが、病院が手おくれになったら笑い話では済みません。こういった中で早期発見、そして予防医療の保険、医療、福祉の連携を強めていく体制づくりが今後の目指す方向ではないかと思いますが、この点、どのようにお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。

 病院は住民福祉の基本であります。こういった部分を明確にしながら取り組みが必要だろうと思っておりますので、こちらにつきまして考え方を明らかにしていただくことが肝要かと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上、壇上からの第1回目の質問は終わらせていただきます。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 助役。

     〔助役 竹澤幸男君 登壇〕



◎助役(竹澤幸男君) 征矢 久議員さんの1番、組織体制について、(1)部の統合の成果についてでありますけれども、私の方から答弁をさせていただきます。

 本年4月の組織改正は、ますます厳しくなる財政状況の中にあっても将来にわたって必要なサービスの提供が確保できるよう行財政基盤の確立を目指して、簡素で効率的な行政運営に向けて部課の統廃合を行ったものであります。成果でありますが、部課の統廃合による職員数の減、組織の大くくりによる事務処理の迅速化等が図られてきていると考えております。

 また、今回の災害に対しましても大部制によりまして、素早く弾力的な展開が図られたものと思っております。組織のスリム化は時代の要請でありまして、職員にとっては厳しい部分もありますけれども、岡谷市の置かれている現状については理解いただいているものと感じておりますし、そうした中で職員が一丸となって取り組むことが職員の意識改革につながってくるものと認識しているところでございます。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 組織体制の理事者と管理職の責任ということで答弁を申し上げます。

 私は就任以来、常に今日の市民福祉の向上のため、また将来の岡谷市の発展のため、その時々の課題に職員とともに全力で取り組んでまいりました。そうした中で、残念な結果となってしまったものも確かにございますが、それらについては、その都度、議会や市民の皆様方にお話を申し上げ、説明責任を果たしてまいりました。

 また、理事者には理事者の、管理職には管理職の責任というものは当然あるわけでありまして、それぞれ総括をし、けじめをつけるべきはつけてきたものと認識をしておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、広域行政に臨む基本姿勢についてでございますが、消防庁舎・ごみ処理施設に関してお答えをいたします。

 広域連合を考えず、岡谷消防署だけを考えて建設していくことが必要ではないかという御質問でありますが、6月定例会においてお答えをいたしましたが、正副連合長会におきまして、岡谷消防署新庁舎建設の際には、現消防本部体制のまま移行できるスペースの確保をお願いしたいということでありますので、消防本部スペースを含め、庁舎建設をしてまいりたいと考えております。

 なお、新消防庁舎に対する負担金でございますが、現在のところ岡谷市で建設して、無償で広域連合へ対応していくこととなっておりますので、よろしくお願いをいたします。

 なお、将来、広域的に整備する必要のある設備等については、その都度検討してこの負担割合を明確にしてまいりたい、かように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、湖周地区のごみ処理施設整備についてでございます。平成15年9月の広域連合議会において、連合長である諏訪市から諏訪南、湖周の2本化の方針が表明され、湖周3市町で検討を進めているものであります。

 建設費用の負担割合については、3市町の考え方に相違があるため、現在調整中でありますが、3市町で実施することにより、経済性、効率性にすぐれていること、国からの補助が受けられること、余熱利用が拡大することと等の利点があるほか、将来の諏訪を展望する中で、3市町での実施が望ましいと考えておりますので、今後も精力的に協議を進めてまいります。

 次に、国道20号バイパス事業でございますが、現在諏訪圏域の整備事業につきましては、諏訪インターチェンジ付近の諏訪バイパス及び岡谷市の下諏訪岡谷バイパスの合計約6.1kmが供用されております。また、茅野市の坂室バイパス3kmについても平成22年度の完成見込みであるとお聞きをしております。

 今後の国道20号バイパスの事業展開の中心がルート未確定であります。諏訪バイパス10.5km区間への取り組みであることは確かであります。こうしたバイパスの早期整備に向けて諏訪郡市6市町村が昭和62年に同盟会を組織いたしまして、広域的に一体となり取り組みを続けてきております。

 また、発足以来、現在に至るまで、岡谷市長が会長職を行っております。任期につきましては、2年で役員改選がされておりますが、前回改選時の平成17年にもこうした状況を考慮いたしまして、他の首長さんの会長就任の意見もありましたが、総会において留任の議決がなされております。

 次回の改選は来年度となりますが、御質問のように諏訪バイパスの中心である関係首長さんが会長職に就任していただき、活動していくことが最良であると考えておりますので、こうした考え方をもって次回の総会に臨みたいと考えております。

 次に、大きな4番目の病院建設の予定地でございますが、既に先番議員さんに御答弁申し上げてあるとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな1番の組織体制の中の(3)団塊の世代と直後の世代についてでございます。

 団塊の世代の退職は2007年問題として、企業や社会にさまざまな影響を及ぼすとして現在大きな社会的問題となっているところであります。

 一般的には、技術の継承、労働力不足等が問題とされておりますが、現在の市の一般事務職の年齢構成を見ると、社会的に言われているような団塊の世代及びその直後の年齢層が突出して高いという状況にはなっておりません。

 したがいまして、この部分について特別の対応をいたしておりませんが、組織が常に停滞することなくその機能を発揮できるよう、次代に向けた体制づくりや人材育成に努めてきているところでありますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 なお、お話をいただきました参事、副参事等、知識、経験を生かした、そういったポストというような部分のお話がございましたが、当然のことながら仕事に対するやる気、意欲を高めるためには必要なことであるという部分がございますが、その一方で人件費増につながっていくというような部分もございますので、慎重に検討をしてまいらなければならないものというふうに考えております。

 それから、有功・功労表彰の基準の見直しというような部分のお話がありましたが、功労表彰につきましては市政に大きな功績のあった方々への表彰というような部分の要素があるという部分を考えますと、慎重になされなければならない部分かというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。

 次に、大きな2番の広域行政の中の東洋バルヴの跡地の問題でございます。

 旧東洋バルヴ諏訪工場跡地につきましては、諏訪市がことし7月に土地は購入、建物は寄附という形で取得したとお聞きをいたしております。

 建物につきましては、平成14年から諏訪圏工業メッセの会場として使用しておりますが、公共団体の所有となった以上、開催に当たっては以前から指摘されていた法的な問題点をクリアするために建物を改修をしていく必要があるとのことであります。

 今、申し上げましたように、工業メッセは平成14年から実施をしておるものであります。諏訪市で行うということにつきましては、メッセの実行委員会の中で平成19年度までは現在の東洋バルヴ跡地で行うことが決定されているというふうにお聞きをしております。

 それから、なぜ他市町村の所有する建物にお金を出さないといけないかという部分につきましては、県の負担を含めてまだ正式なお話ではありませんので、今後慎重に検討していかなければならないというものだというふうに考えております。

 次に、大きな3番の公共施設のところでございます。

 公共施設につきましては、先番議員さんのところでも御答弁させていただいてございますが、このあり方につきまして、管理運営等の効率化とともに行政としての関与の必要性、存続すべきか、廃止すべきか、また別の施設への統合、転用が可能かどうかなどを含めて、総合的な検討を始めておるところでございます。

 こうしたさまざまな観点からの検討を行うことによりまして、維持管理あるいは運営等の経費の削減を図るということと、施設利用者を初め市民の皆様にもこの公共施設のあり方について考えていただく機会になればという部分で取り組んでいるところでございます。

 お話のありましたとおり、トータル管理というような部分につきましては、当然のことながらそういった中での論議をしていく必要があるというふうに思っておりますし、保有施設の順位づけというような部分につきましても単純な順位づけという部分ではなく、1つずつの施設のあり方についてを根底から考え直すということの中から最終的な答えが出てくるのではないかというふうに思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 福祉環境部長。

     〔福祉環境部長 中嶋政春君 登壇〕



◎福祉環境部長(中嶋政春君) 大きな2番の(2)の消防庁舎・ごみ処理施設の中で、介護保険の事務局のあります茅野市へ使用料を支払っているかとの御質問をいただきました。

 使用料につきましては払っておりませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 病院事業管理者。

     〔病院事業管理者 塚田昌滋君 登壇〕



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 大きな4番の病院建設について、1番目の病院の骨格でございますが、病院建設につきましては、市として今まで検討を進め、岡谷市病院統合基本計画が作成されております。病院事業といたしましては新病院建設には職員一同大きな期待を寄せております。

 職員交流や診療統合、各課における調整につきましても新病院の運営がスムーズにいくよう実施しております。

 新病院検討委員会を両病院に立ち上げ、職員に意見や要望を聞き、病床規模、診療内容、救急体制等の構想をまとめていきたいと思っております。

 3番の保健・医療・福祉の連携でございます。

 予防医療としては、人間ドック、巡回健診等が挙げられます。これらの予防医療については、一本化を図り、塩嶺病院の健診センターに統合する方向で検討しております。

 今後の政策として、健診部門が強化される見通しであり、健診部門は重要な分野になると推測されます。新病院構想の中でも重要な診療部門として位置づけをしてまいりたいと思います。

 高齢者医療など福祉との連携につきましては、福祉施策の動向に対応し、総合的に検討してまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 建設水道部長。

     〔建設水道部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 大きい2番目の(3)の国道20号バイパスについての中で、事務局をなぜ岡谷市で行っているかについてでありますけれども、同盟会規則の第14条の1項の中で、本会の事務を処理するために事務局を置く。2項として、事務局は会長が指定する市役所または町村役場に置くということになっていることから、会長が岡谷市に指定をし、現在事務局を置いているということでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) 3番 征矢 久です。

 それぞれ答弁いただきましてありがとうございました。2回目の質問に入らせていただきます。

 最初の組織につきましてですが、こちらにつきましてはやはりどんどんと状況が変化していくわけでありまして、そういった中におきましては団塊の世代ということも含めて、今後退職がどんどん進んでいくということになっていけば、当然ながら組織はスリムになるんだということはわかります。ですから、それがまだ全員が退職するわけではありませんので、順次退職がされていくんだということの中で、やはりきちんと見きわめてやる部分ではなかったのかなと思っております。

 今回の議会におきましても、地方自治法の改正が示されております。収入役職の廃止、さらには助役職の副市長制というようなことが、私も前回取り上げましてそういった組織が変わっていくんだと。だから、そういうことも見きわめてやっていく必要があるのではないかなというように申し上げてきたわけでありまして、現実にそれほど中身は変わっていない、仕事量も変わっていない。だけど、部長は統合されて2人が1人になる。では、もう1人部長を担当されていた方がみんな退職されたというならばわかりますが、そうではないんだと。では、今度統合されたらそれだけ仕事量が減っているならわかるんですよ。だけど、現実の中身を見ていたら変わっていないではないですか。そういった中において、どういう形でスリム化になったんですか。

 人員が減ったというのは、これは退職による人員減でしょう。公務員はよほどの問題がない限り、懲戒免職になるわけがないわけですね。そうなれば一定の期間、定年になるまでは勤められるわけです。そういった部分におきまして、やはり無理をしていくと制度疲労が起こるわけですよ、組織であっても。ですから、1人に責任が集中すればより大変なわけではないですか。さらに、今回、超勤も打ち切りだというような状況があります。管理職は超勤はほとんどつきませんからその点はいいですけれども、でもそんなこき使ってどうするんですか。

 まだまだこれから先、頑張ってもらわなければいけないし、また退職した後も市民として協力してもらわなければいけないわけであろうかと思うんですよ。そこら辺も含めまして、先ほどの答弁をいただく中で一定のスリムは進んできた。そして、そういう成果があるんだというお話をいただいたんですが、私からはそういう成果があるようには思えないわけでございます。その点につきまして、もう一回御答弁いただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 議員さんの御指摘のスリム化という点につきましては、時代の要請でございます。今回の組織・機構改革にありましても、あるいは仕事の業務委託等によりまして、今回の平成17年度から平成18年度に至る間におきましては、一般会計で20名の減員という形であらわしているものでございます。

 また、職員、部課の数が少なくなりまして、集中していって大変な部分でございますけれども、やはりそれなりに職員は努力をしていただいているものでございます。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) いずれにしても、職員も生身の体でございますから、極端な仕事量を与えられてストレスを感じないことはないわけですよ。つぶれたら元も子もないということを私は申し上げたかったわけでございまして、優秀な職員の皆さんが多いから、それを負担十分できて対応されているということならばそれはそれでいいでしょう。いずれにしても、こちらにつきましてはこれ以上は御質問をいたしませんので、次に進みたいと思います。

 先ほど、岡谷わいわい市場につきまして話をいたしたわけでございますが、こちらについては本来家主が岡谷市、そして店子がわいわい、そして共益費を家主が店子から当然集めなければいけなかったと思うんですよ。それをちゃんと集めていれば、未納なんということはならなかったのではないか。または、なってももっと早い段階で監査や議会においてもチェックも可能であったと思われます。なぜテナントである岡谷わいわい市場が直接管理組合に支払うようにしたのか、この点をお伺いいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 当初の協約の中にもありましたとおり、共益費の関係が各テナントの売り上げ等によりまして算出するということでございまして、そういう部分で情報等がそれぞれ外に出ますと利害関係が出てくるというようなことから、一応そういう形ではなくて、管理組合に直接払っていただくというような方法をとったということでございます。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) 利害関係があるということは、逆には情報が出せない何らかの状況があるということですね。その点はどうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 特にそういうことではなくて、やはりテナントの関係ですね。そういう関係の利害関係がどうしても出てきてしまうということからということでございます。議会の中でもそういうことで了解を得てやってきたということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) いずれにしても、残念ながら共益費につきましては目が届かない状況であったということだと思います。

 そこで、あと管理組合の事務局長は市職員のОBでありまして、こちらの管理組合の方でそこら辺はどういうふうに状況を把握していたわけでございますか。

 また、そういったところから直接ということですから管理組合は入らないんですから、どうなっているかということを報告は当然あったと私は思っておりますけれども、その点はどのように対応されていたわけですか。また報告がなかったわけですか、あったわけですか。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 滞納についての報告はありました。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) 報告があったということであれば当然その対応が早目に進むんだと。次に行きたいと思いますが、約定書の連帯保証人をつくっていったということですが、通常、保証能力のある人が個人か法人かは問いませんけれども、それが連帯保証人というものではないですか。確かにこの前お聞きした中で、制度資金というものの中では、岡谷市は今規制緩和か知りませんが、連帯保証人をとらないということになっておりますが、大きな工事や物品の納入、高額なものについては、万一それが契約した後、工事ができなくて途中で請け負った企業がだめになった場合は保証する制度になっているわけですね。岡谷市の契約はそうなっているはずです。そこら辺は部長として理解されておりましたか。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 一応、連帯保証人という形でございますけれども、制度資金の方もそうですけれども、会社がもし借りる場合については会社と代表者、または役員というような形で連帯保証人をとるというような状況でございました。そういうことを見てそうやってきたということでございます。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) いずれにしても、いろいろな制度が変わってきているということはわかりますけれども、現実にいろいろなトラブルが起こってはまずいという中で対応している部分であると思います。ですから、この連帯保証人という制度もあるわけですね。

 皆さん、テレビを見ればおわかりだと思いますけれども、消費者金融の宣伝さえ、いわゆるサラ金ですけれども、御利用は計画的にと言っております。当然、約定書もつくったとき計画的につくられたわけですね。それが1回目からその計画が実施されない、そして先ほど売り上げはトータルで算出するからその中でやっているんだということであるならば、この約定書にうたう返済計画そのものがどうだったのか。1回も入らないということは逆には無理な計画であったのではないかというふうに思うわけですが、その点はどうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 返済計画につきましては、さえきの方の支援とか、またさえきの方にテナントとして入るということで、その鮮魚部分をということでありましたので、当初の計画の中ではそういうことである程度返済ができるということで考えておったわけでございますけれども、そこら辺のところは状況を見ていたというようなことでございます。

 また、それと当初から言っておりますとおり、やはり大命題という部分がさえきさんを呼んでくるという部分があったものですから、そこのところとどういう関係にあるのかという部分で最小限のリスクというようなところも考えながらやってきたという部分でございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) いずれにしても、先日の全員協議会に出していただいた経過がある程度物語っているのかな。平成14年に東急が閉店した後、岡谷わいわい市場が入ったわけでございますが、丸大の倒産等でわいわいそのものが大変な状況だったということで、エコスから支援の申し出があったというふうに載っているわけですね。本来なら支援の申し出があったということは、そこに一定の肩がわりなりにしていただくというものが基本ではないですか。そういった中で物事が始まってくると思うんですね。

 それで、この中で、共益費は平成16年7月分から未納が始まる。使用料は平成16年9月分から未納が始まると言われているわけですね。平成16年7月にエコスから岡谷わいわい市場の支援の申し出。さらにはそれがセルコグループの社長の関係とかというふうなことをちょっと説明がありましたけれども、載っていないのでよくわかりませんけれども、いずれにしてもそういう流れで来ているわけですから、私はそういう状況にあるならば当然支援体制がきちんと出るならば、その人がやってもらう部分ではないかなと思っております。

 いずれにしても、時間がなくなりますので、ここであとさえき出店が平成17年5月、これが目途だったというときで、このときは我々議員もそうですけれども、あの中に畑酒店の権利があったわけですね。それを岡谷市が買い取って条件整備を行ったわけですね。新たに開くためにいろいろしょい込みがあれば営業していくのは大変だということで、我々も市民の皆さんもああいった生鮮食品の売り場が中心市街地からなくなるのは大変だということの中で受け入れたわけではないですか。では、そのときになぜこういう対応が、またはそのときに一緒にもう既に発生していたわけですから、そういう処理がされなかったか。そして議会に報告されなかったか、そこら辺は答弁は求めませんが、いずれにしても信賞必罰、先ほど市長も言っておられました一定の取り組みの中で、また状況があって結果責任があります、説明責任があります。そういった中でけじめをつける必要があると私は思います。(「リーン」予鈴)

 それぞれ責任ある立場において、こういった対応をどのように考えておられるか、重要なところでございますので、もう一回御答弁いただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 職員の処分につきましては、地方公務員法に照らして慎重に対応する必要があります。どういう責任をとるかにつきましては、慎重に検討をさせていただきます。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) 私は何しろ処分を何でもやれという話ではないんですよね。要は、きちんとけじめをつけるということが大事ではないかと、税金を使っているんですから。

 次に移ります。

 いずれにしても、団塊の世代につきまして一定の答弁をいただきました。今、企業で55歳になりますと役職定年とか、そういう形をとっております。こういった中で、今後スムーズな世代交代をしていけるような組織体制を維持してやっていくために、また職員の士気も高めるためにもこういった制度を検討、導入するようなお考えはございますか。お聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 民間でそういった制度という部分が取り入れられているということは承知をしております。また、私どもの中でそういうことが方法論としてできないかどうかという部分については、事務的には検討をいたしております。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員。



◆3番(征矢久議員) 次にいきます。

 広域行政に絡む基本姿勢でございますが、先ほど一定の答弁いただきました。この中で、やはり諏訪市所有の建物を使用するならば平成19年度ということで、それ以後の明確な方向性はまだ出ていないということでございますので、当然ながら会場を使用するならば、使用料を払うということが基本だろうと思っております。

 そこで今後、広域助役会並びに正副連合会長会議があるわけでございますが、そちらにつきましてやはりその点をしっかり踏まえて、ぜひ明確な方向性を出していただきたいと思いますし、なおごみ処理施設に関連しまして、今まで負担がどうのこうのということで諏訪市はいろいろ引きずってきたわけですね。自分のときは金が出せない。だけれどもほかのときには今度は金を出してもらう。これでは余りにも矛盾しているということではないですか。だから、そういったことをきちっととらえて対応をしていただきたいと思います。これは要望にしておきます。

 あと、国道20号バイパスにつきまして、こちらにつきましてはバイパス事業も諏訪市の大きな問題であり、山田市長は3期目も出て総仕上げする課題に挙げております。ですから、先ほど市長さんもおっしゃられましたように、当然ながら会長は諏訪市がやるべきでありますし、また自分のところが一番ネックであったわけでありますから、そういった責任もしっかりしょっていただくということで、ぜひ諏訪市長に任せるように進めていただきたいと思います。

 あと公共施設につきましては、いずれにしても(「リ・リーン」終了)一定の説明でわかりましたので、以上で私の方の一般質問は終わりたいと思います。

 ありがとうございました。



○議長(上野安規光議員) 征矢 久議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前10時20分



△再開 午前10時30分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△三沢一友議員



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員の質問を許します。

     〔17番 三沢一友議員 登壇〕(拍手)



◆17番(三沢一友議員) 17番 三沢一友です。

 既に何人の方も申されておりますけれども、本当にことしもあとわずかとなりました。国民は、政府・自民公明両党の進める医療制度の改悪や福祉施策の改悪、後退など、ますます重税感、負担増で苦しめられ、さらに憲法改悪、教育基本法の改悪など、このまま進めば国の進路を誤り、過去に経験した二重苦、三重苦の谷間に陥れられようとしています。

 しかし、国民の犠牲の陰で政府の過保護を受けている銀行、大企業は空前の大もうけ、歴代の首相の限りなく好きなアメリカも国民の税金を使って基地強化を着々と進めています。

 国民が主人公を名乗り、国民不在の余りにもむごい仕打ちの連続であります。

 さて、7月に市内各地で発生した豪雨災害から既に5カ月が経過しました。しかし、市民8名のとうとい命を奪った災害と、被災地の傷跡はいまだにいえず強烈に残っています。今回の一般質問も最初に豪雨災害を取り上げました。まず質問の大きな1番目は、豪雨災害対策の進捗状況についてであります。

 その小さな1番目は12渓流、20カ所の砂防堰堤築造事業実施に当たっての住民合意についてお聞きしたいと思います。

 2番目は、被災者の住宅の再建の目途は立ったのか。国や県、市の支援金は住宅の解体、撤去、整地費など、当座の生活必需品購入のためと規定されていますから、住宅本体の再建には回りません。被災者の住宅再建、新築、改築、改修などについての状況をお聞きしたいと思います。

 3番目は、小田井沢川の拡幅計画についてお聞きしたいと思います。小田井沢川の堰堤下流に道路、河川を含めての拡幅計画、幅員12mがあると聞いています。拡幅計画の内容と住民への説明は行われているのか、お聞きしたい。

 4番目は、雨量計の増設についてであります。9月議会の折にも増設をお願いしました。先番議員さんへの答弁で6カ所への増設と設置場所は大体わかりましたが、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。

 5番目は、被災地の市道、県道の側溝の泥上げについてお聞きしたい。被災地すべての泥上げは終了しているのかお聞きしたいと思います。

 6番目は、豪雨災害を市民共通認識にするための施策についてお聞きしたいと思います。豪雨災害発生当時から、そして現在に至るも地域を回ってみて対応しますと、被災地部とそうでない地域とでは防災意識などに相当ギャップがあるように感じています。

 市民1人1人が災害の恐ろしさや災害に対して共通の認識を持ち、災害が発生した場合、何をなすべきか機敏に行動を起こすことが今後非常に大切になるものと思います。啓発も含めた施策を考えているのかお聞きしたいと思います。

 質問の大きな2番目は、市民総参加のまちづくりの考え方についてであります。

 その小さな1番目は、市民と市の役割分担と協働の推進の問題点であります。市民総参加のまちづくりの基本的な考えは理想であり、賛同できる部分がありますが、しかしその考えの根底が市の財政が苦しいから、市はここまでしかやらないから、あとは市民でやってほしいというような考え、市民にしわ寄せがいくような役割分担や協働の推進には問題があります。市長はどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。

 小さな2番目は、公平性の視点に立った適正な受益と負担の確保の問題点であります。

 これまでの事業、施策の見直しによる廃止、縮小で岡谷市独自の今まであったよい施策がどんどん削られなくなっています。これまで岡谷市に受益をもたらしてきたお年寄りやこれから将来岡谷市に受益をもたらす子供たちの施策までもが負担増になっています。

 国からの交付税や補助金の減収、市税の減収など、収入減はわかりますが、即市民に負担を求めるのではなく、視点を変え、行政の努力によって施策の継続展開をできないのか、受益と負担について市の考え方をお聞きしたいと思います。この問題については、以前に市長と議会で一定の論議をしてありますが、その結論は並行のままであります。

 さて、質問の大きな3番目は、農作物の鳥獣被害についてであります。

 ことしの農作物のできぐあいは水稲は約2割減収、野菜・果樹類は昨年同様か若干下回る状況だと伝えられています。昨年、私はこの12月議会でマコモタケの栽培を取り上げ、実際ことし栽培してみました。初めてのチャレンジでもあり、なおかつ陽気のおくれもあって、思うような大きなマコモタケの収穫はできませんでしたが、小ぶりながら収穫できたものを味わうこともできました。

 さて、天候のよしあしは人間が調整することはできませんが、農家の皆さんが相変わらず頭を痛めているのは、野生動物による農作物の被害であります。農作物確保には市の農作物食害防止事業補助金を利用して対策しておりますが、手間暇かかるから思うような実施がされていないのが現状であります。

 そこで質問は小さな1番として、野生動物による岡谷市内の農作物の被害状況について、2番目として、市の今後の対応策、特に目新しい施策がありましたらお聞きしたいと思います。なお、この問題については、さきの9月議会で中島議員も取り上げておりますが、改めてお聞きしたいと思います。

 そして、1として、ことしこれまでの市内の熊の捕獲頭数と学習放獣、この内容について、そして保護管理計画と緊急避難対応を含めてお聞きしたいと思います。

 そして2番目として、熊と人との共生についての方策と支援策についてであります。ことしほど全国で県内で、そして市内で熊の出没や被害の多い年はありませんでした。熊が人里におりてきたから即捕殺では余りにも短絡的です。本来、熊と人間とにはそれぞれの生活エリアがあったわけであります。山林が荒れ放題、隣接する農地も荒れ放題では熊と人間とのすみ分けはできません。今こそ人間がずくを出して、熊を本来の生息エリアである山林に戻す施策を講ずべきと考えますが、いかがでしょうか。

 熊は山からおりてきます。人家や農業耕作地への侵入防止のために緩衝帯を設ける施策、これは既に塩尻市のリンゴ栽培農家が行って、その効果も立証されています。リンゴ畑と山林との間、いわゆる里山の樹木や雑草を刈り払い、除去して見通しをよくすること、いわゆるこれを緩衝帯と言っていますけれども、その緩衝帯を設けることです。

 また、山の中に熊のえさとなる樹木の植樹と間伐、下払いなどの森林管理でありますが、いかがでしょうか、お考えをお聞きしたいと思います。

 たまたまこの熊との共生については、信濃毎日新聞が12月4日から昨日まで5回にわたって、「どうする共生」ということで熊との共生の問題が出ておりました。また、お時間がありましたらぜひ皆さんも見ておいていただきたいと思います。

 以上、壇上での質問を終わりにします。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 豪雨災害復興参事。

     〔豪雨災害復興参事 長尾恒一君 登壇〕



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 三沢議員さんの御質問にお答えいたします。

 最初に、大きな1番の豪雨災害対策の進捗状況についての(1)砂防堰堤築造の住民合意についてでありますが、砂防堰堤の建設につきましては、災害関連緊急砂防事業を活用し、県の事業として市内12渓流に20基を設置することになっております。

 12月1日には川岸三沢の待張川の起工式が行われるなど、県でも精力的な取り組みをしていただいているところであります。また、今月中には、他の渓流の工事も施工業者が決定し、平成19年度中の完成を目指し、事業着手になると県からお聞きしております。災害復興への大きな期待と役割を担う事業が始まることになります。

 なお、事業に対する住民合意につきましては、事業の早期着工と早期完成を願い、地元関係区の役員の御努力により、地権者から工事に対する起工承諾書をいただきました。この承諾書につきましては、10月11日に市長を先頭に関係7区の区長さんが直接諏訪建設事務所長に手渡し、早期完成等の要望をしていることから、住民合意の中で事業が進められていると考えております。

 次に、(2)の被災者の住宅再建の目途についてでありますが、豪雨災害により、住家が半壊以上の被害のあった建物は空き家も含めると29戸であります。このうち改築等は26戸が希望され、建てかえ10戸と改築11戸、計21戸は既に工事完了もしくは着工の段階であり、残り5戸につきましては検討中とお聞きをしております。

 再建費用につきましては、住家で全壊の場合には市の被災者支援金として300万円、義援金の第1次、第2次配分で約460万円が支給されます。この用途につきましては制限をしておりませんので、よろしくお願いいたします。

 また、被災者生活再建支援金で最高300万円が支給され、そのほかにも災害援護資金の貸し付け等の制度もありますので、それら被災者個々におきまして、損害保険の加入状況等も勘案しながら検討をいただいているところであります。

 市としましても、被災者が一日も早く以前の生活に戻れるよう相談に応じ、個々の状況を勘案した対応を心がけているところであります。

 次に、3番目の小田井沢川の拡幅計画でありますが、堰堤下流の小田井沢川の拡幅につきましては、砂防激甚災害対策特別緊急事業により県の事業として、平成19年度から着手したいとお聞きをしております。10月には県から花岡区復興対策委員会に改修の必要性を説明するとともに、地元の意向の確認をお願いいたしました。この中で、河川は開渠を基本として建築線となる道路を含めると最大で12mというお話をお聞きしております。

 また、11月には高速道路より下流の小田井沢川に隣接する住民と話し合いを行っており、早期に県から河川改修の計画案を示し、協議を進めることになっております。

 県では、現状の河川のままでは今後の豪雨時に対応できないおそれがあるとしており、地元住民の御理解を得る中で、できるだけ早く事業を進めてまいりたいとお聞きをしております。

 市といたしましても、早期に整備ができますよう県と連携をしながら対応をしてまいりたいと考えています。

 次に、(5)の側溝の泥上げについてでありますが、土石流で埋まってしまった市道の側溝の泥上げにつきましては、災害発生時から実施をしてきております。災害復旧の補助事業として行う小田井沢川の高速道路上を除き完了をしております。また、県道につきましては、県に確認したところ、現地調査や地元からの要望などにより、側溝の機能に支障がある箇所について対応をしているとのことであります。

 なお、今後につきましては、降雨などにより、災害現場から大量の土砂が流出した箇所につきましては、必要に応じ、泥上げを実施してまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな1番の(4)の雨量計についてお答えさせていただきます。

 この雨量計の考え方につきましては、先番議員さんにお話をいたしておりますとおりでございますが、今回の災害を経験する中で、かなり狭い範囲での集中的な降雨という部分を考えるときに、災害発生の警戒、それから避難等の判断のためには、これまで以上に細かな雨量観測が必要だということから、市内に6カ所の独自の雨量計を設置したいという考え方でございます。

 設置場所につきましては、さきにお話を申し上げましたとおり、現時点としては西山の湊側と川岸側に1カ所ずつ、それから3支所、清掃工場付近ということで6カ所を予定しておるところでございます。

 今回のシステムは携帯電話のシステムというような部分を使っていくということでございますが、当然これにこういったものができる場所というようなことで、設備の管理あるいはデータ管理というような部分で可能なところを検討している、またそのシステムの検討をしているというところでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 次に、6番目の市民共通認識という部分でございます。

 市民が災害を忘れずに防災に対して共通の認識を持っていただくためには、今回の災害につきまして記録冊子としてまとめ、今後発行をしていくということを考えておりますし、来年7月19日には被災1周年に合わせまして意識喚起となるような事業も実施をしてまいりたいという考え方でございます。

 また、直近としては、毎年1月15日から21日まで防災とボランティア週間というものがあるわけですが、これにあわせまして、ララオカヤの方で開催をいたしております防災とボランティア体験パークにおきまして、平成18年7月の豪雨災害の写真展示もあわせて行い、市民に広く災害当時の様子を知っていただくということを考えておりますし、同時に実施をいたします自主防災会の合同研修会では、被災した5区の区長さん方から被災当時の各区の生の様子などの講演をしていただく予定を立てております。多くの皆さんに御聴講をいただきたいというふうに考えております。

 また、本年度、作成、配布予定の簡易防災マップも市民全般にわたる防災意識の向上に寄与するよう期待をしているところでございます。

 従前から出前講座等を通じまして、防災意識の向上に努めてまいりましたが、今後もより一層配意をしてまいりたいと考えております。

 次に、大きな2番の市民総参加のまちづくりの中の公平性の視点に立った適正な受益と負担の確保という部分でございます。

 この公平性の視点に立った適正な受益と負担の確保についてでございますが、行財政改革プランの基本的な方針の一つとしてお示しをしておるところでございます。

 これにつきましては、施設利用料等の特定のサービスを受ける方にその経費の一部を御負担いただき、サービスを受けない方との均衡を図り、公平性を確保するという基本的な考え方に基づくものであります。プランの策定市民会議からの意見、提言の中にも各種施設等の無料使用は廃止すると明記すべき、あるいは減免措置はしっかり見直すなどと盛り込まれるなど、公平性の確保は市民の皆様からも御指摘をいただいているところでございます。

 市といたしましては、こうした考え方や市民の皆様の御意見等を踏まえ、受益者負担をお願いをいたしておるわけでありますが、負担の設定に当たりましては所得の状況を勘案したり、あるいは政策的に減免制度を設けたり、個々のサービス等の内容を十分に精査し、対応をいたしておるところでございます。

 事務事業の見直しによる廃止・縮小はやみくもに独自の施策をなくしていくものではございません。事務事業の目的や効果を十分に検証した上で、新たな事務事業の展開やより効果的に目的を達成するための再構築の一つの過程であるというふうに考えております。

 本年度取り組んでおります補助金、負担金のゼロベースからの見直しも各団体等の皆様と率直に意見交換をする中で取り組んでおられる事業等の必要性を一緒に考え、目的達成のための補助金等のあり方を検討するもので、こうした過程を通じて各団体と市との役割を改めて考える機会となり、今後の市民総参加のまちづくりの一層の推進にもつながっていくものと認識しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 大きな2番目の市民と市の役割分担と協働の推進の問題点ということでお答えをいたします。

 市民総参加のまちづくりは地方分権の進展により、みずから考え、みずから行うという自主自立の自治体運営が強く求められてきていることを背景に自己決定、自己責任の原則のもと、独自性のある特色のあるまちづくりを推進していくために、市を挙げて取り組んでおります基本的な原則の一つであります。

 既に、多くの市民の皆様には環境美化活動や地域における福祉活動など、各種ボランティア活動に自主的、自発的に参加いただいておりますし、またさまざまな分野において、役職等を快くお引き受けいただき、奉仕の精神でその職責を果たしていただいております。

 さらに、市の施策の立案や実施に際しましては、さまざまな機会を通じて御意見、御提言をお寄せいただくなど、市政に積極的に参画をいただいております。

 その一方で、市民の皆様方の中には市にやってもらえばいい、あるいは市に任せておけばいいといった考え方をお持ちの方がおいでになることも事実であります。こうした考え方を改めていただきまして、まちづくりの主役であることをぜひ自覚していただき、まちづくりの担い手として些細なことであってもできることから積極的にお取り組みをいただきたいと願っております。

 本来、市が行うべきこと、市民の皆様に担っていただくべきことを明確にして、市民の皆様と市が手を携えて、創意と工夫、努力を重ね、より住みやすい町、活気に満ちた将来に夢が持てる岡谷市を築いてまいりたいと考えておるところであります。

 決して財政が厳しいことを理由として市民の皆様にしわ寄せをしているわけではございません。自分の家の前の街路樹に水をくれるあるいは自分の家の前の道を掃く、こうしたことが愛市の精神につながっていくわけでございます。御理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな3番の農作物の鳥獣害被害について、まず(1)野生動物による農作物の被害状況と(2)の市の今後の対応策についてでありますが、確かにここ数年、獣害は増加傾向にあり、市といたしましても大変苦慮しているところであります。

 まず、ことしの獣害による被害状況でありますが、11月末現在、9件の被害届が出されておりまして、獣の種類は主にイノシシ、シカ、ハクビシン、タヌキであり、農作物の被害につきましては、水稲、トシウモロコシ、カボチャ、クリ、ヒノキ等であります。

 今後の対応策でありますが、獣害の被害を防ぐための絶対的、即効的な防止策はありませんが、大きく3つの方法を総合的、複合的に実施する必要があると考えます。

 まず第1に、被害防除で、防護さく、電気さく等で農作物を守る。第2に、有害獣の駆除、個体数の調整を行い、適正な生息数に調整する。第3に、森林地域に野生獣が生息しやすい環境整備を行うことであると考えております。

 なお、岡谷市農業技術者連絡協議会、岡谷市農業委員会では獣害に遭わない農作物、アマワラビ、ギョウジャニンニク、コゴミ等の研究、試験栽培を進めており、今のところ獣害による被害はないとお聞きしております。

 また、有害鳥獣害対策につきましては、岡谷市でも本年度関係行政機関、猟友会、農林業団体、鳥獣関係有識者等で構成する鳥獣対策協議会を設立いたしまして、適切かつ効率的な獣害対策について研究するとともに、市町村の区域を超えて、広域的な捕獲事業を実施してまいりたいというふうに考えております。

 次に、(3)の熊の出没と捕獲、人との共生についての方策と支援策でありますけれども、まず市内の捕獲頭数と学習放獣の内容についてでありますが、本年度の熊の捕獲頭数と学習放獣は、7月と9月にシカ、イノシシ等の有害鳥獣駆除用のくくりわなによる錯誤捕獲が3頭、8月の養蜂巣箱被害に伴う熊、捕獲おりでの捕獲が1頭で計4頭の捕獲がありました。

 この捕獲した4頭については、県が定めておりますツキノワグマ保護管理計画に基づきトウガラシスプレーを吹きかけたり、爆竹など大きい音で脅かしたりするなど、再び人里にあらわれないようにする学習放獣をしております。

 この保護管理計画につきましては、個体分を定期的に維持管理することを目的に策定されているものであり、諏訪地方事務所館内の捕獲上限は狩猟期を含めまして1頭の管理計画となっております。

 なお、捕殺の許可条件といたしましては集落への出没等、人間の生活圏への侵入や人身への危害を与える等、回避対応としてであるとお伺いしております。

 緊急避難対応につきましては、山に入る人、早朝より森の近くへ農作業、または散歩等をする人は鈴やラジオなど、音の出るものを携帯し、その存在を近くの熊に知らせるということが大事だというふうに思っております。

 また、遭遇したときは、熊から目を離さずゆっくりと離れることだというふうに県の方では説明しております。

 次に、人との共生につきましては、熊と人間が生活エリアをすみ分けることが大切な条件と考えており、森林の持つ生物保全、水源涵養、土砂災害防止等、多面的機能が発揮される森林整備を推進する中で、緩衝帯として人里近くの森林の除間伐による整備や人里に出没しないで山林内において生息できる環境整備として針葉樹林に変えまして、えさとなるような広葉樹を導入する針広混交林の整備を推進してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) それでは、大きくは3つの質問について逐次質問していきたいと思います。答弁の方、よろしくお願いいたします。

 まず、豪雨災害対策の中で、最初に12渓流で20カ所の砂防堰堤をつくる、この場所はそれぞれ地域も違ったり、人里に近いところやまた山の中でそういうまちまちなところで地権者の合意を得る上では相当苦労されているかと思いますけれども、先ほどは問題なかったというような答弁ですけれども、そういう点で改めて問題点をお聞きしたいと思います。

 実際、ここでの築造場所の用地交渉、そういう問題については県で当たったのか、それとも市で当たったのか、その点をまずお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 御指摘のとおり、地区もそれぞれ広がっておりまして、約500名の地権者の方がおりました。

 用地交渉につきましては、説明会の中で一応今回の災害の箇所については、統一単価ということで、地目が農地については1万200円/?、それから山林については1,100円/?ということで、その部分の単価は説明会の中で地権者の皆さんからおおよその御了解をいただいたということで、まず今は工事の起工承諾書をいただいておりまして、今後その単価に基づいてあとは面積を測量して売買契約、こういう形になるようなことで、今のところ問題はないという見方です。

 交渉は市と県と両方でお伺いをして、契約につきましては県の方で契約をするようになります。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 三沢です。

 今、実際の交渉の過程の話をいろいろお聞きしたわけで、これだけの渓流に500名の地権者をというようなそういうことであります。特に問題点はなかったわけですけれども、ちょっと進め方の上で普通だと地権者の交渉あたりをしたり、単価的に折れるかどうかというようなそういうようなことをするわけですけれども、起工承諾書を最初にとるというようなやり方、これはこういう工事に限っては当然の順序というか、そういうあれなんですか。ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 通常の工事の進め方は、まず買収面積を測量させていただいて、その後、買収単価の交渉をして、了解をとれたところで工事着手となりますけれども、そういう場合、それを今回の災害の点に当てはめますと、測量に契約から何から数えますと約2カ月から3カ月かかると。それから、用地交渉をして、契約をしてという形になると、工事の着工が4カ月から5カ月延びてしまう、こういう形だったものですから、そういう中でまず起工承諾を地権者の皆さんに出していただいて、それに基づいて工事設計を行って工事着手をする。あわせて、つぶれ地等の面積の測量をする、こういう形をとったということであります。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 三沢です。

 本来の工事のやり方とは違うということでわかりました。いずれにしても、測量その他で長期の期間がかかってしまうということで、緊急性を帯びている点、そういうことからこのような結果になったということ、この解釈で間違いないですか。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) そういう形で住民の方から起工承諾書が出されたということでございます。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) この20カ所の砂防堰堤の築造箇所、これにはそれぞれ個人所有だとか、区の所有、林野組合所有地など、それぞれ権利を持った人たちはさまざまだと思うわけです。そういうことで、特に個人の場合は単なる個人との取引になるし、区の所有地であれば区の判こ1つと。区外の承諾とかそういうこともあるかと思いますけれども。ただ、林野組合所有地ということになると、たまたま私の住む新倉区の場合でも組合員が300人近くいて、その行き先が全国に散らばっていて、なかなか承諾を得るのは難しいというようなそういうことが考えられるわけです。

 そういうような点、これからそういうような折衝がなされると思いますけれども、こういう問題についてはどういうようにお考えでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 売買契約はこれからでありますので、県の方でその部分の対応について、今検討いただいておりますので、そんなことで御理解いただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 三沢です。

 何かこういう緊急災害、こういう工事にあわせて抜け道と言えば悪い言い方になるんですけれども、何かそれなりの方策というようなものは考えられるわけでしょうか。余りにも無知ですみませんけれども、ちょっとお教え願いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) あらゆる可能性を今県の方で考えているということで御理解願いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) この砂防堰堤築造に当たっては道路の新設だとか、いわゆる工事をするための作業道の新設、また道路のつけかえなど多々あるわけですけれども、ようやく12月1日に三沢区の待張川の砂防堰堤の起工式が一番早く話し合いがついたということでゴーサインが出たわけで、実際起工式を行ったわけですけれども、特にこれからそういうような作業道の進出とか道路のつけかえというようなことで、もちろん砂防堰堤にかかわる工事なんだけれども、いわゆる附帯設備というか、そういうものでも結構広範囲な問題が出てくると思うんですけれども、そういう問題は今懸念されているところはありやなしやということでちょっとお答え願います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 大きな堰堤ができるわけですから、当然今まで通っていた道路が堰堤で分断されるという可能性といいますか、ほとんどの場所でそんなような状況になります。

 そのための道路のつけかえについては、今地元の方へ2つから3つの案を説明しながら、協議を進めております。今のところ特に問題があるというふうにはお聞きをしておりません。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 工事が進んでいって砂防堰堤ができるわけですけれども、砂防堰堤の附属の施設として、堆砂地とかいろいろなものがあると思うんですけれども、当然県の買い上げというようなことで所有は県の所有地、管理地になるかと思いますけれども、そういうところで工事がすべて終わって今後一般の人たちのそういう箇所への立ち入り、こういうことが自由にできるのかどうなのか、お願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 立ち入りは自由にできると思いますけれども、コンクリートの大きな構造物ができますので、余り入っていただかない方がいいと思います。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 立ち入りは自由にできるというようなことですけれども、たまたまいわゆる沢に面したこういうところというのは、やはり春先になって山菜取りとかそういうようなことで、当然好きな人は行くわけですけれども、例えばそういうようなものは入れるがそういうようなものまで自由にとってよいのか、そこらのところはどうでしょうか。完全に管理されてしまうのか。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 県の方で買収するところは堰堤の本体、それからそれに伴う要は工事用に掘削されるような土地、それからその上流の堆砂地になりますので、山菜ができるような状況になるかどうかは大変難しいというふうに考えています。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) わかりました。

 次に進みますけれども、砂防堰堤のいわゆる今後の管理ですね、堆砂地など設けて、ふだん豪雨災害、そういうふうにならなくとも結構砂利や土砂の堆積というものは当然考えられるわけですけれども、そういうものの土砂の除去とか、その周辺一帯の例えば草刈りだとか、雑木が生えてきた場合、そういうものの管理というのはどこの責任になるわけですか。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) まず、堆砂地に土砂がたまって、その堰堤の機能が著しく損なわれるような場合には、そういう土砂の撤去も県の方でお願いができるというふうに聞いています。

 それから、周辺の草刈りですが、基本的には草ができるようなところは堆砂地になりますので、あとはほとんど構造物があるというふうにお考えいただきたいと思います。堆砂地については、多少の草はやはりそのままだと思いますけれども、大きな木等が生えてくれば、それは県の方で管理をしていただくようになると思っています。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 砂防堰堤にかかわる件、質問1については大方わかりました。

 次に、2番目、被災者の住宅の再建の目途は立ったかということですけれども、やはり今、多くの被災者がお金の問題で相当悩んでいるということで、先ほど私壇上でも訴えましたけれども、いろいろ国や県や市からの援助があったり、そういうお金というのはおきてがあって使うところは範囲を限られたりするわけですけれども、本当に個人が新築なり、お金をこれから出すというところについては、保険とかそれぞれ貯金とかそういうことになるわけですけれども、本当に特にこの免除については、支援できる範囲では相当の支援をぜひお願いしたいということなんですけれども、まだまだこうやって実際歩いてみて、土音高く新築、改修している地域と、そうでないまだ手つかずというようなうちがあるわけですけれども、そこらのところをちょっとお聞きしたい。

 それも含めてですけれども、特に被災地から、例えば小田井沢川のあたりでも結構ですけれども、湊から他地域に移るというような人が実際発生しておるのか、そこらのところをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) さまざまな部分で悩まれている方もいらっしゃいます。若干プライバシーにかかわる部分もありますので、今のお話をしている中では湊の地区外も含めて検討をされている方はいます。そんなところであります。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 三沢です。

 プライバシーにかかわる、確かにそういう問題はあると思いますけれども、心配なのでちょっとお聞きしたいということですけれども、戸数は大体何軒ぐらい、またその内容をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 基本的に、今、5人の方が建てる場所等も含めて検討中ということでございます。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) ありがとうございました。

 次に、3番目で小田井沢川の拡幅計画、これについてお聞きしたいと思います。

 私、湊へ行って人に聞いた話では、実際拡幅計画がある、そういうことをお聞きしたわけですけれども、実際現場を歩いてみて住宅新築、あるいは改修、改築している方が既にいるということ。小田井沢川の拡幅道路の拡幅を考えると、安全性を配慮しての県の工事かと思いますけれども、再びできたうちを移転というか移動する余地がなければ壊さなければならないというようなそういうようなことで、住民の了解とか補償問題というのは一体どうなるのか、その点をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) まず、補償につきましては、通常の公共事業の補償を行うという形で住民の皆様には御説明をさせていただいております。

 そういう中で、本当に今後の例えば豪雨に対しても安心を得るということになれば、工事についてはやむを得ないかなというようなお考えも聞いております。総論賛成、各論になると悩むというところだというふうに思っています。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 安全性を考えると、やはりこの際、しっかりしたものをつくっておきたいというのは地元の人たちもまた県や市もそうかと思いますけれども、実際今、住宅の新築なり改築の工事がもう既に相当進んできているというような中で私さっき申しました。それだけに、災害の苦しみの中からようやくここへ住んでまたうちを新築したり直したり、そういう苦労をしたけれども、またここで移転だなんだといういわゆる被災者の心労、本当に悩みというものは、最高なんですけれども、ここらのところはどうですか。ただ、こういうものをやりますよというような説明だけではなくて、もっと深い調査が必要だと思いますけれども、こういう点はどうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 今回、建てかえもしくは改修をする皆さんにも建築確認等が出てきた時点でそういうお話も差し上げてありますし、そういう中での建てかえもしくは改修をされているというふうに考えております。

 10月の段階ではマックス12mというお話を差し上げてありますけれども、その後11月にも説明会を行いながら、少し詳細な設計をしてどんなような川幅、また道が必要になるかという部分について県の方で改修計画を今後出すという今段階でございます。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 三沢です。

 おおよそわかりましたけれども、ちょっと質問が後手になってしまいましたけれども、大体12mというような道を含めて、川プラス12mというようなことですけれども、さっき豪雨災害復興参事の話だと一律12mというのではなくて、最大で12mというのがあるわけですけれども、これは小田井沢川の北小路、実際今住家が密集している、あそこらの絵というのはできているわけですか。絵というか、いわゆるどうなるかというような具体的なあれというのは。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) まだその絵はできていません。ですから、一応のところマックスで12mの川の部分と道路の部分が必要になるという形で、どこへどういうふうに通すかというお話はまだできておりません。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) ありがとうございました。三沢です。

 緊急災害、これだけの未曾有の豪雨災害の中で、とにかく被災地の人たちを守りたい、そういうことで二度と災害、発生した場合、本当に災害を軽微に抑えたいというようなこういうことでのいろいろな施策ではあるかと思いますけれども、どうしても計画が後手後手というようなそういうような感じがするわけなんですよね。いろいろ国からの補助だ何だかんだというそういう難しいハードルがあるものだから、結局こういうふうになると思いますけれども、ちょっと今後が心配になってきます。

 そういうことで、十分被災地の市民の皆さんには、市としても配慮に配慮をしてもらって説明、そしていろいろな計画には協力してやってほしいと思います。

 最後に、この項では最後の質問になりますけれども、この期限というものはいわゆる限られているわけですよね。その点をお聞きしたい。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) まず期限ですけれども、今、対応しております緊急砂防事業につきましては、1年ということで予算繰り越しをしながら平成19年度までに完成をするという考え方であります。

 それから、その後の砂防激甚災害対策特別緊急事業ということで御答弁させていただきましたけれども、この部分につきましてはおおむね3年ということで平成19年から平成21年の3年間というふうに計画をしております。

 それから、すみません、ちょっと後手というお話がありましたので、そこの部分だけお話をさせていただきますけれども、今回のこの岡谷市の災害につきましては、緊急砂防事業12渓流、20カ所の砂防堰堤が決定しましたのは、いち早く県が国の方へ要望をしていただいて、国からも査定官が現地へ直ちに入っていただいて、そういう中で国の補助として採択をいただいたものであります。

 通常のペースでいきますと、私ども市の公共土木災害につきましては、おおよそ11月にそこの補助の金額が決定すると。それから地元へ入ったり、設計をしたり、こういう段階になるわけです。こんな点では、いち早くそういう対応を県にもしていただいているということで御理解ください。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) ありがとうございました。

 時間の関係もありますので、ちょっと飛びます。

 この防災対策で最後の質問で取り上げました災害ということで、市民共通の認識にするというそういう施策への取り組みですけれども、先ほどの部長の答弁では防災の記録冊子や防災マップの発行、来年7月19日には防災1周年の計画があるとか、1月15日から21日には防災ボランティアの週間で写真展とか自主防災会の合同研修で、被災に遭った関係区長さんたちの講義予定という盛りだくさんの計画があるということは了解しました。

 本当にこういう講演会には本当に多くの市民の皆さんの参加があればと願うばかりであります。そういう点では、PRも本当にし過ぎることのないというか、し過ぎても構いませんので、十分していただきたいと思います。

 ちょっとここで教育長先生にもお願いがあるわけでありますけれども、小中学校での防災に対する取り組みなどは考えておられるのかお聞きしたいと思います。

 というのは、私たち先般、共産党市議団で教育基本法改正の件で、市内の各小中学校の校長先生と話し合う機会を持ちました。南部中学校の校長先生とは災害の話になりまして、湊地区から南部中学に通う生徒と天竜川を1つ隔て他地区から南部中学へ通う生徒では防災意識に大きな違いがあるというお話を聞きました。そして、実際被害に遭った女生徒が、作文か直接体験発表したのかちょっと忘れましたけれども、その内容には校長先生も深く感動したそうです。

 メンタルな部分もありますけれども、この生徒、災害後は雨が降ると非常に気になって眠れないと、このようなことを申されておりました。教育長先生には、いわゆる小中学校での防災に対する取り組みを考えておられるのか、この1点をお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 教育長。



◎教育長(北澤和男君) 防災を含めての危機管理マニュアルについては学校でつくってもらっていますけれども、今回の災害を受けまして、改めて災害、地震、火災予防を含めて防災への危機管理マニュアルを今つくってもらって集めてあるところであります。そういう中で、子供たちへの防災意識というものの啓発というものをどうしていくかということも含めてやっていただきまして、随分これについては各学校でも非常に重要に受けとめてやっていただいているところであります。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) ありがとうございました。

 この件では最後になりますけれども、今議会の中で防災、災害が発生していよいよ(「リーン」予鈴)行政チャンネルの導入というようなことで、長年これについて訴えてきました私たちも本当に感謝しているわけですけれども、期待するものであります。

 質問の2番目に取り上げました市民総参加のまちづくりの中で2点質問したわけでありますけれども、この1番、2番ともとても期待できる答弁ではありません。市民の役割分担とか協働の推進、簡単な例を挙げれば市の除雪や融雪対策のない市道の雪かきや底の泥上げ、市道の歩行者に邪魔になる草の除去などは市民がこれまでやってきたし、これからはもっと多くの市民が参加、協力すべきだと私も考えています。

 だけれども、これまでの施策の見直し、廃止・縮小というそういう市民負担がふえる、そういうものの陰で、初日に笠原議員も言っておりましたけれども、いわゆる賛成の得られない湖畔若宮土地区画整理事業、この間も市の負担額が47億2,000万円、そのほかにきのうになって大学誘致事業、これは相変わらず続けるということで、特別の予算の項目としては盛らないが、それも組み入れられているこういうようなギャップというものについて、どうしても納得できるものではありません。答弁は要りません。言わせてください。

 それと、特に鳥獣被害の中で、本当に熱心に作物をつくっても毎年毎年鳥獣被害に遭っている。しかし、ある人は遭っても静かな環境で百姓を死ぬまでやりたいという、そういう農業者がいることもお伝えしておきたいし、そういう人たちを守るために何か本当に新たな施策をお願いしたいということをつけ加えておきたいと思いますし、特に熊の被害の問題、特に今度は信濃毎日新聞の特集などを見ましても、本当にいわゆる保護管理、そしていわゆるやみくも捕殺ということではなくて、私がきょうも申しましたように本当に熊と人間と共生する。実際熊がおりてくるようになったのは人間の今まで山を荒し、農地を荒してきたそういうもので、実際それぞれのテリトリーを壊してしまったというようなことで、(「リ・リーン」終了)特にそういうことが問題になっているということであります。ぜひとも農林の方でも改めて力を入れていただきたいと思います。

 以上で終わります。



○議長(上野安規光議員) 三沢一友議員の一般質問を終了いたします。

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△武居永作議員



○議長(上野安規光議員) 進行いたします。

 武居永作議員の質問を許します。

     〔1番 武居永作議員 登壇〕(拍手)



◆1番(武居永作議員) 1番 武居永作です。

 まず初めに、1の病院統合と新病院建設についてですが、(1)新世代医療「統合医療」についてですが、統合医療については平成16年9月に質問させていただきました。あれから2年が経過し、両病院長さんもかわり、経営が統合され、新病院のビジョンをきちんとつくらなければいけない時期になりましたので、改めて質問させていただきます。

 統合医療は、西洋医学のみならず伝統医療や代替医療などの治療型を組み合わせて人を見る医療であり、病気の予防の段階から人を見る医療です。

 心と体、自己と他者、他人と社会など、人を多角的に見る医療であり、現代の西洋医学の得意分野とその他のさまざまな医療の長所を合わせた人間をより多角的に考える医療です。統合医療は欧米ではかなり進んできており、日本でも始まりつつあります。

 近年、先進諸国では高齢化人口の増加とそれに伴う国民医療費の増大とそれによる医療経済の破綻が危惧される状況の中、欧米では西洋医療以外の医療の相補・代替医療に解決策を求め、医学的な根拠の調査、研究を行ってきました。ここ数年は、政府機関の後押しもあり、医療現場への導入が進み、西洋医療と代替医療の統合化へと向かっています。

 特に、生理学、臨床医学研究など、世界の指導的地位にあるNIH、米国国立衛生研究所などで代替医療の研究、普及が盛んに進められ、米国では医療費の50%以上を代替医療が占めるまでになり、医療費の削減へとつながっています。また、ドイツ、イギリスでも代替医療の利用者は50〜70%とふえ、代替医療への傾倒はもはや世界的な潮流となっています。

 これに対し、日本でも統合医療の関心が高まってきてはいますが、まだまだ欧米の状況には至っていません。岡谷市では岡谷・塩嶺両病院の経営統合がなされ、本格的な統合に向けて進んでいますが、新しくつくられる病院はぜひ統合医療の考え方を基本に建設していただきたいと考えますが、お考えをお伺いします。

 次に、2の消防行政について質問させていただきます。

 (1)惨事ストレスですが、7月に起きた豪雨災害で多くのとうとい人命が失われました。人命救助に当たった自衛隊の皆さんや消防職員、また消防団員や関係者の皆さんの御苦労は大変なものがあったと思います。大変悲惨な災害現場で強い精神的ショックを受けますと、惨事のことが頭から離れず、思考が混乱し、判断力が低下するなどの症状が出て、職務執行に影響を及ぼすことがあります。

 今回の人命救助や災害復旧に当たった消防職員や消防団員にそのような症状を訴える人はないのかお伺いします。

 (2)の消防団の活性化の?屯所シャッターの塗りかえですが、これについては何回か質問しましたが、現在の状況についてお伺いします。

 ?のポンプ操法の支援ですが、消防ポンプ操法訓練は消防団員にとって重要な訓練です。それぞれの分団で練習をするわけですが、実際に水を出すとなると場所も限定されますし、準備や片づけも時間がかかります。またきちんとした機材も必要になります。最近は、ポンプ操法諏訪大会にもなかなか勝てない状況が続いています。

 各分団に任せるのではなく、もっと市全体として練習場所の確保やスケートの森の運動施設とスタッフを総動員して、それぞれの場面に合った筋力トレーニングを行ったり、ポンプ車をかえるというのはちょっと無理だと思いますが、筒先やホース、吸管など、ポンプ操法用の機材をそろえるなど、そんな支援をしたらどうかと考えますが、お考えをお伺いします。

 ?の活性化フォーラムの開催ですが、ことしは市制始まって以来の大変な災害に見舞われましたが、地域に密着した消防団は本当に大きな活動を行いました。

 消防団の必要性については市民の皆さんも認識されているとは思いますが、現状は全国的にも岡谷市においても団員確保に各分団とも四苦八苦しております。消防団の地道な防災活動などをもっと知ってもらい、地域全体で消防団を支える機運を高めるため、消防団員を初め市民の皆さんにも参加してもらい、これからの消防団を含めた消防行政について基調講演をいただき、その後、分散会に分かれて話し合いをするような消防活性化フォーラムを開催したらどうかと考えますが、お考えをお伺いします。

 次に、?の団員確保と職員研修ですが、この問題は議員になって初めての一般質問で取り上げさせていただきました。同じ文章で質問します。

 市の職員の皆さんは、市民に奉仕するのが仕事です。私も40年以上、消防団活動を初め、いろいろなボランティア活動をさせていただきましたが、奉仕の心ができるには10年はかかります。しかし、消防団の活動は命を張った活動です。1年間しっかり活動すれば奉仕の心が身につきます。大災害時には、岡谷市に災害対策本部が設置され、的確な情報収集に基づき、各方面に指示が出され、災害を最小限に食いとめるべく活動がされると思いますが、1年だけでも消防団の経験があれば、岡谷市全体としての機動力が格段に増すと思います。

 私も18年の消防団活動の中で心と体を磨かせていただきました。ぜひ、新入職員研修の一環として1年でいいですので、ぜひ消防団に入って活動していただきたいと要望しましたが、その後の取り組み状況と現在の市職員の入団状況についてお伺いします。

 次に、3の災害に強い森づくりについての(1)保安林と民有林の現在の状況と今後の整備計画ですが、これにつきましては杉村議員さんへの答弁である程度理解しましたが、西山地域については保安林の指定を受けていないということで、保安林の指定に向けた作業をされているようですが、所有者の皆さんの協力状況はどのようになっているのか。また、民有林についてはカラマツだけの森でなく、複層林など多面的な機能を持つ森林に整備していきたいとのお話でしたが、具体的に個人所有の森林整備をどのように行っていくのかお伺いします。

 次に、4の上の原小学校の復旧状況についての(1)体育館等の改修状況ですが、上の原小学校は7月豪雨災害により、学校全体に大変な被害を受けました。私も何日かボランティアで泥の撤去や教室や体育館の掃除のお手伝いをさせていただきましたが、体育館はめちゃくちゃ、学校全体が泥だらけというような状況でした。現在、使用できる教室や設備を工夫しながら懸命の教育活動をされていると思いますが、一刻も早い完全復旧が望まれます。復旧工事が始まっているようですが、現在の状況についてお伺いします。

 (2)として、砂防堰堤の建設計画と交通安全対策ですが、学校の裏山に砂防堰堤の建設が計画されていますが、どのような計画で建設されているのか、また建設に当たっては児童が登下校する道路をダンプが行き交う状況が予想されますが、その安全対策についてどのような検討をされているのかお伺いします。

 次に、5の情報化の推進についての(1)ホームページの有効活用の?市のPRビデオですが、11月18日、神明小学校の40周年記念式典が行われました。第1部で式典があり、第2部では「神明小学校この地で40年、地域に学ぶ子供の姿」というテーマで各学年やクラスの学習成果の発表がありました。それぞれにすばらしい発表でしたが、その中で6年2部の皆さんによる「伝えよう岡谷のまち」という発表がありました。内容は、長野朝日放送で行っているふるさとCM大賞に応募したビデオ作品づくりの紹介でした。岡谷市の名物である太鼓祭とうなぎのまち岡谷の紹介ビデオでしたが、特にうなぎのまち岡谷のCMは完成度が高く、思わずよだれが出てくるほどのできばえでした。

 それぞれの市でもホームページで動画が見られるようなものも多くなってきています。岡谷市でも動画が見られるようなシステムにして、ぜひ子供たちが一生懸命につくった作品を岡谷市の紹介ビデオとして流したらどうかと思いますが、お考えをお伺いします。

 ?として、大河ドラマ関連情報ですが、来年1月7日からNHKの大河ドラマ「風林火山」が始まります。大河ドラマの観光的な影響は絶大で、多くの観光客がドラマにまつわる場所を訪れます。岡谷市においても小坂観音院など既に観光客が訪れていると聞きます。今後、本格的にドラマが始まれば、もっと多くの観光客が訪れます。岡谷市を訪れる観光客の皆さんのために、よりわかりやすい情報提供をしてもらいたいと思います。

 岡谷市のホームページを開くと大河ドラマのコーナーがあり、そこから関連のホームページにリンクできるようなものを考えてほしいと思いますが、お考えをお伺いします。

 (2)の一職員一市町村の情報収集ですが、日本全国どこの市町村でも少子高齢化と人口減少が進み、財政状況も年々厳しくなる中、必死で行政運営に取り組んでおります。

 今はどこの市町村でもホームページを持っていて、いろいろな情報を住民に提供しています。職員1人が1つの自治体を担当して情報収集をし、よい情報があれば岡谷市にも取り入れていくような体制をとったらどうかと考えますが、お考えをお伺いします。

 次に、6の温泉スタンドについてですが、(1)として現在の利用状況、(2)として利用促進施策についてお伺いします。

 次に、7の選挙についてですが、市議会議員に当選させていただいてから早いもので来年で4年の任期を終了します。市議の仕事は初めての経験でわからないことばかりでしたが、何とかここまでやってこられたのもうれしく思いますが、力のなさを感じることも多いです。

 市民の皆さんの中には、市長や県議や市議に適任の方がたくさんいると思います。今まで投票に行きましょうということはいろいろな形でPRしてこられたと思いますが、ぜひ議員になりましょう、市長になりましょうということは余りしていなかったように思います。

 来年はいろいろな選挙が予定されています。岡谷市議会でも議会改革が進み、市のホームページから市議会にリンクすれば、映像で一般質問の様子が見られるようになりました。

 (1)来年の選挙の予定、(2)市長・県議会議員・市議会議員について立候補するにはどのような条件が必要なのか、(3)選挙運動における情報通信の利用の3項目についてお伺いします。ぜひ、市民の皆さんにもわかりやすく御答弁をお願いします。

 以上で、壇上での質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時50分



△再開 午後1時10分



○副議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 武居永作議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 病院事業管理者。

     〔病院事業管理者 塚田昌滋君 登壇〕



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 武居永作議員のナンバー1、病院統合と新病院建設についての統合医療についてお答えいたします。

 統合医療に関する考え方でございますが、漢方医療、鍼灸医療など、東洋医学やサプリメント、健康食品、音楽療法、絵画療法など、さまざまな補完代替療法があり、これらの療法は健康増進から医療まで幅広く応用されております。

 現在、これらの代替医療が西洋医学にも取り入れられ、統合医療とされております。日本では、一般医療は保険で賄われておりますが、大半の代替医療は認められておりません。日本の多くの病院は保険制度にのっとり運営されております。また、国の医療施策においても病院の医療は急性期医療に特化していく方向にあり、急性期医療はEBM、根拠が立証されている医療が求められているところでございます。代替医療は、慢性医療や健康増進に適合しており、EBMに乏しい状況であるため、民間が主体で行う領域となっております。代替医療は民間の活力を活用し、代替医療を専門とするシステムとの連携の中での慢性期疾患への対応や健康増進療法をすべきと考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 塩嶺病院長。

     〔塩嶺病院長 畑 博明君 登壇〕



◎塩嶺病院長(畑博明君) 1番、(1)次世代医療としての統合医療についてお答えいたします。

 統合医療とは、現在の西洋医学とそれ以外の医療を融合発展させた医療を指すものと認識しております。欧米先進国ではさまざまな医療方法について関心度が高く、今後はますますいろいろな形で医療にとりかかっていくものと思われます。

 医療の分野でも多角的な方向からの解決が研究されようとしております。私たちも時代に取り残されないよう、日々研究努力し、対応していきたいと思っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 消防担当参事。

     〔消防担当参事 花岡彰一君 登壇〕



◎消防担当参事(花岡彰一君) 大きな2番、消防行政について数点御質問をいただきました。

 初めに、(1)惨事ストレスについて、消防職員・消防団員の惨事ストレスの状況についてお答えをいたします。

 平成18年7月豪雨災害における消防職員・団員の消防活動は、土石流災害の前日の7月18日の水防活動から延べ17日間連続で活動を実施してまいりました。特に、土石流発生直後の人命救助活動や捜索活動においては、かつて経験したことのない状況下での活動となり、その悲惨な現状に直面した消防職員・団員は今でもその惨状が思い起こされてくるところでございますが、議員さん御指摘の惨事ストレスといった心のケアを必要とする消防職員・団員は現在のところ発生しておりません。引き続き、注意深く見てまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、(2)消防団の活性化について、?屯所シャッターの塗りかえについての御質問でございますが、シャッターの塗りかえにつきましては、消防団のイメージアップと将来性のある団員確保、また地元小学生の参加を得ることで子供たちからも親しみやすい消防団とすることを目指し、岡谷市消防活動活性化研究委員会が中心となり、推進してきているものでございます。

 平成14年度に議員さんの地元である間下、新屋敷を管轄する第2分団から初め、平成15年度は湊地区を管轄する第7分団、今年度、川岸地区を管轄する第8、第9分団の2屯所で実施し、現在、市内4個分団の屯所シャッターの塗りかえが子供たちの手によって終了している状況でありますので、よろしくお願いいたします。

 次に、?ポンプ操法の支援について、3点の御質問をいただきました。

 消防ポンプ操法訓練は、消防の最も基本とする訓練であり、この訓練を通じて、規律、体力、技術の向上を図り、さらに団員の士気高揚を図るものであります。

 初めに、ポンプ操法訓練場所の確保との御質問でございますが、議員さん御指摘のとおり、訓練場所の確保には年々苦慮してきているところでございますが、その訓練場所の条件として水利のある場所で直線距離120mの広い場所、また放水による被害が出ない場所、さらに訓練が早朝、夜間に実施することから、民家から離れた場所等を勘案し、現在やまびこスケートの森駐車場、2カ所を訓練場所としておりますのでよろしくお願いいたします。

 次に、ポンプ操法訓練を実施する団員の体力づくりとの御質問でございますが、現在、各分団ごとそれぞれの専門のコーチがマンツーマンで指導に当たっておりますので、現在のところ専門家による指導は考えておりませんので、よろしくお願いいたします。

 次に、ポンプ操法訓練に使用する資機材の配備についてでございますが、1秒を争う訓練で上位大会へ出場するため、団員の技術向上はもとより、資機材についても年々近代化、開発されているのが現状でありまして、都度新しいものを配備していくことは困難でありますことから、状況を見ながら、計画的に配備しておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、?活性化フォーラムの開催についての御質問でございますが、消防団の活性化推進のため、全団員を集め、さらに広く市民を交え、幾つかのテーマ別に分科会を設け、検討してはどうかとの御質問でございますが、現在、消防団の活性化につきましては、岡谷市消防活動活性化研究委員会において、消防団員の確保、入団促進、また消防団のイメージアップ等、さまざまな問題について定期的に研究し、取り組んでいるところでありますので、活性化フォーラムの開催も視野に入れながら、さらに研究を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな2番の(2)のうちの?の団員確保と職員研修についてであります。

 地域活動への参画促進等のため、市職員の新規職員等を対象に職員研修の一環として消防団に入団させたらとの質問でございますが、市職員につきましては非常時のマニュアルによりまして、その担当部署や活動内容が事細かく決められており、それらによって市の災害対応として、組織的に対処してまいらなくてはなりません。また、職員服務規定の非常心得では、非常時には直ちに市役所への登庁が義務づけられていることなどから、今災害のように最もその必要性が問われる非常時には、市の職員としての業務と消防団の活動部分と重なることから、入団に際してはそのような面も考慮する必要があるものと考えております。

 しかしながら、市の職員が地域のさまざまな活動に積極的に参加することは行政に携わる者として、その家族も含め、そこに暮らす地域社会の一員として力を合わせて住みよい地域づくり推進のために積極的に地域活動に参加していくことは必要であると考えておりますので、職員研修の位置づけではなく、引き続き加入促進に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 また、市職員の入団状況でありますが、現在6名が入団し、活動をいたしておりますのでよろしくお願いをいたします。

 次に、大きな5番の情報化の推進についての(1)ホームページの有効活用のうちの?の市のPRビデオについてであります。

 お話をいただきました作品を、市のPRも兼ねて市のホームページに掲載することについてでございますが、コマーシャルの内容が岡谷市を紹介するものであり、端的にまとめられたものであることから、PRビデオとしてふさわしいものであると考えております。今後、制作者の了承等、必要と思われる諸手続を経た上で、掲載に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、大河ドラマの関係でございますが、この大河ドラマ「風林火山」に関する情報を市のホームページに掲載することについてでありますが、現在、諏訪地方観光連盟が連盟のホームページに掲載をするため、作成中と伺っております。また、岡谷市の観光情報サイト「旅たびおかや」にも情報が掲載される予定であり、これらの状況が整った段階で、市のホームページのトップページにわかりやすくリンクを張り、情報提供を実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、(2)の一職員一市町村の情報収集でございます。

 地方分権が進行する中で、全国の各市町村が行う特色ある独自の施策について情報収集することは大変重要なことと考えております。各市町村のホームページは最新の情報を時間や場所を選ばず、容易に収集することができるものであります。

 また、各市町村のホームページに掲載されております広報紙につきましても、月1〜2回程度最新情報が掲載されており、その市町村を知るためには有効な情報と考えております。

 各市町村の取り組みに関する情報収集は、職員が日常業務の中で既に実践をしておりまして、当市の施策、立案に関して大いに役立ております。また担当する職務とは異なる情報を入手した場合においても、職員間で積極的に情報交換をするなど、情報の鮮度を落とさないよう素早い対応をしているところであります。

 今後も、職員各自がそれぞれの立場において、各市町村の取り組みを紹介する専門的な新聞や情報誌等から情報収集に基づき、ホームページ等から情報収集をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな3番の災害に強い森づくりの(1)保安林、民有林についてでございますけれども、民有林の整備状況につきましては、区有林や団体有林の除間伐を中心とし実施されており、年間約100haの施業が行われている状況であります。ただ、個人有林につきましては費用もかかることから、所有者の理解等をとることが難しく、団体有林に比べるとなかなか整備が進まない状況であります。

 今後の整備計画についてでありますが、まず7月の豪雨災害による復旧治山事業につきましては、県事業として森林整備に向けて事業実施を予定しているところでありますが、各区の協力を得ながら保安林指定の承諾をいただいているところであります。ほとんどの箇所で承諾いただけたと伺っております。今後は、県としても一日も早い復旧整備を目指すとのことであります。

 今後の民間有林整備につきましては、さきに申し上げましたように、個人有林の整備が進まない状況と今回の災害で谷筋の湿地等のカラマツの生育不良も発生要因と提起されていることを踏まえながら、災害に強い森林づくりに一層力を入れていかなければならないと考えております。

 そのようなことから、去る12月12日、湊支所において災害に強い森林づくりを地域ぐるみで進めようと湊西山地区の住民を対象に学習会が開催され、地方事務所、林務課より災害発生のメカニズム、今後の森林整備の進め方などのお話をされました。その中で保安林指定、また補助事業の概要、団体化しての共同施業の促進などの説明があり、市といたしましても県と共同で民有林の整備を進め、災害に強い森林づくりを目指してまいりたいと考えております。

 そのためには、広く地域の人々の参加やボランティア団体を含め、関係機関が一体となって取り組む必要があると考えております。

 他にも、現在、林野庁から委託されました事業として、岡谷市林業研究会はCO2の吸収源対策として森林整備を進めるための調査を行っておりまして、この中でも民有林整備のあり方、整備手法が検討されておりますので、市も積極的に参加してまいりたいというふうに考えています。

 以上でございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 教育部長。

     〔教育部長 宮坂英幸君 登壇〕



◎教育部長(宮坂英幸君) 大きな4番の上の原小学校の復旧工事の改修内容についてお答えいたします。

 災害復旧工事は、2段階に分けまして第1期工事として、7月から8月にかけて2学期の授業が再開できるよう、土砂撤去や浸水した教室や廊下の床張りかえ工事を実施いたしました。また、第2期工事として、建物と災害復旧工事を11月1日から来年3月30日までの工期で現在は進めております。

 工事箇所は、普通教室棟の3学年棟と同じく4学年棟と体育館及び管理棟の被災した箇所の復旧工事を行っておりますが、そのほか外構工事でU字溝の設置等も予定しております。

 具体的な建物工事内容につきましては、各棟共通としてサッシ復旧工事、3学年及び4学年棟につきましては鉄筋コンクリート壁面の補修並びに教室や廊下の床シート張りかえ、管理棟につきましてはトイレの復旧、体育館につきましては床の全面復旧を行います。また、体育館の最も大きく被災した西面につきましては、床から90cm高のコンクリート壁を構築いたします。

 現在、体育館は床仕上材を全面撤去し、床下の清掃、木材の補強を行っており、工事全体の進捗状況といたしましてはおおむね15%といった状況でありますが、来年3月に予定されております卒業関係の行事や卒業式に間に合うよう、早期完成を目指しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 豪雨災害復興参事。

     〔豪雨災害復興参事 長尾恒一君 登壇〕



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 大きな4番の上の原小学校の復旧状況についての(2)堰堤の建設計画と交通安全対策についてでありますけれども、砂防堰堤等の建設につきましては災害関連緊急砂防事業を活用し、県の事業として実施することになっております。工事内容につきましては、長さ88m、高さ6.5mの堰堤1基と床固工2基、沈砂地などを設置することになっており、ここで工事の施工業者が決定したことから工事着手になるという状況であります。

 工期は330日間を予定していると聞いていおり、来年11月には工事が完成する予定と聞いております。一日も早く工事が完成し、安全の確保が図られるようお願いをしてまいります。

 次に、工事期間中の児童に対する交通安全対策につきましては、進入路が1本しかないため、県や施工業者に対し工事車両の通行には細心の注意を払うなど、安全に配慮されるよう、市の立場からもお願いをしてまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 建設水道部長。

     〔建設水道部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設水道部長(百瀬文夫君) 大きい6番目の温泉スタンドにつきましてお答えをいたします。

 最初に、(1)の利用状況につきましては、1日当たりの平均が平成16年度約63人、平成17年度約63人、平成18年度の10月末日でありますけれども、約59人とわずかな減少傾向にありまして、開設当時に比べますと約3分の1程度となっているところであります。

 次に、(2)の利用促進施策につきましては、平成14年度から、日ごろから温泉スタンドを利用していただいている方への感謝とあわせまして、高齢者福祉の一助といたしまして65歳以上の高齢者を含む世帯に温泉スタンドの料金を半額にする温泉スタンド感謝祭を敬老の日の前後1週間実施をして、温泉スタンドのPRと新たな温泉利用者の発掘や利用促進に努めているところであります。

 以上であります。



○議長(上野安規光議員) 選挙管理委員会事務局長。

     〔選挙管理委員会事務局長 小林利男君 登壇〕



◎選挙管理委員会事務局長(小林利男君) 大きい7番目の選挙について3点の御質問がありましたのでお答えいたします。

 1番目の来年度の選挙の予定ですが、来年は選挙が4つ予定されております。まず4月に行われます統一地方選挙ですが、地方公共団体の選挙期日等の臨時特例に関する法律が、この12月1日に可決成立しまして、4月8日に長野県議会議員一般選挙、4月22日に岡谷市議会議員一般選挙と決定しております。また、7月に行われます参議院議員通常選挙につきましては、任期満了日が7月28日となっておりますので、それ以前の30日以内に行われる予定です。まだ日程等は決定しておりません。

 それから次に、岡谷市長選挙につきましては9月28日が任期満了となっております。こちらも任期満了前の30日以内ですが、従前の例ですと、6カ月前の3月の選挙管理委員会において決定したいと思っております。

 2番目の被選挙権につきましては、公職選挙法の第10条に立候補の資格が規定されております。市長・県議・市議ともに共通していることは満25歳以上の年齢の要件があります。次に、住所要件ですが、市長につきましては特にありませんので、全国のどこに住んでいても日本国民なら立候補ができます。県議会議員につきましては、県内に3カ月以上住所を有していればどの選挙区からでも立候補が可能です。市議会議員につきましては、市内に住所を3カ月以上有していることが必要となります。さらに供託金として市長は100万円、県議は60万円、市議は30万円が必要となってきます。

 それから3番目の情報通信の利用ですが、主にインターネットを利用した選挙運動の方法ということだと思いますが、インターネットを利用した情報の発信は、候補者の経歴やまた政治信条など広く提供できるメリットがあります。最近は、政治活動を主体としたホームページが増加しております。投票率が低迷している現状を踏まえまして、有権者への選挙への関心を引く意味でもホームページは極めて有効な手段だと思っております。しかし、政治活動については問題ありませんが、選挙運動にわたる部分は禁止となります。選挙戦が始まりますと、ホームページの更新ができないものとなっております。

 現在、公職選挙法では、パソコンのディスプレイに表示される文字等は公職選挙法に規定する文書または図画に該当すると解されるために、選挙運動に使用することはできませんが、今現在、国の方ではインターネットを利用した選挙運動を解禁したらどうかという議論が活発化しておりますので、早ければ来年にも解禁法案が提出されるのではないかと思っています。

 なお、電子メールにつきましては、政党間でいろいろな意見が分かれておりますので、電子メールを選挙運動に使用することが現時点では困難であると聞いております。

 以上であります。



○副議長(渡辺太郎議員) 一通り答弁が済んだようです。

 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 1番 武居永作です。

 それぞれ御答弁ありがとうございました。

 まず1の統合医療ですけれども、両先生から統合医療に対する御所見ありがとうございました。統合医療の考え方も2年前に質問したときよりもかなりもっと広く多様な考え方に変わってきているような気がします。

 ところで、最近までNHKの番組で「チャングムの誓い」という韓国のテレビドラマをやっておりました。私も興味深く見させていただきましたが、その当時の医療は人の体にメスを入れるというようなことは考えられないような医療でした。いわゆるはり・きゅう・マッサージだとか、食事療法とか、いわゆる伝統的な医療で治療を行っておりましたが、それでもかなりの治療ができていたと思います。そんな医療を今行われている医療に取り入れて、総合的に1人1人の患者さんに合った医療を行っていくということが、これからの医療の形だと私は考えています。

 今、お医者さんがなかなか足りなくて困っているというようなそんな状況がありますけれども、医食同源というような言葉がありますが、食事をつくる人も先生でありますし、その他いろいろな代替医療をする人も先生ですので、その先生を見つけるというような意味でも有効かなと思っておりますが、病院事業管理者のお考えをお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(塚田昌滋君) 人間の健康に対する欲望は無限でございます。これを1つの病院で全部こなすということは到底不可能でございます。しかも、医療経済の上にのっとって医療をやっていかなければならない。そうしますと、病院経営運営というのはコアになる、中心的な医療をやらざるを得ないかもしれません。

 現在、医療は病診連携であるとか、病病連携だとか、それから民間療法、いろいろな連携の中でやっていく医療だと思います。そういった意味で、総合的なチームの中で医療をやっていくものだと考えておりますので、これから考えていかなければならない病院というのは、やはり岡谷市の市民が求める最大公約数的な医療をやっていくべきだと考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 市長さんにお聞きをしますけれども、今の病院というのはかなり広域化をしていると思います。

 諏訪赤十字病院にも岡谷市の市民の方が通院とか入院とか、前に調べましたら15%近く多分行っていたと思いますが、その当時に比べると、まだふえているかもしれませんけれども、やはり建てるときに何百億円とかそういう金額のものというのは本当に広域で考えていくべきものだと思っていますが、ちょっと極論みたいな質問ですが、諏訪病院の横に非常に広い土地があいておりますけれども、隣のところに温泉がありますので温泉療法とか、あといわゆる代替医療的な病院というか、そういう施設を一緒につくって、いわゆる統合医療的に患者さんを診ていくというようなそんなこともいいかなと思っているんですが、そんな考えについて市長さんのお考えをお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 諏訪日赤病院の横につくるつくらないはともかくといたしまして、そういった急性期、亜急性期の療養を経て、リハビリでそのような施設は患者さんにとってありがたい施設ではないかという認識を持っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 統合医療という考え方は非常に大事だと思いますので、ぜひ研究をしていただきたいと思います。

 次にいきます。

 次に、2の消防行政についての(1)惨事ストレスについてですけれども、今のところそのような症状の方は出ていないということで安心をいたしました。引き続き、注意深く見ていきたいということですのでよろしくお願いいたします。

 (2)の消防団の活性化の?屯所シャッターの塗りかえですけれども、第2分団と第7分団に続きまして、ここで川岸の第8分団と第9分団の塗りかえが子供たちの手によって完成したということで大変うれしく思っています。

 朝ちょっと写真を撮ってきましたが、これは第8分団の屯所のシャッターの絵ですけれども、地域のみんなで助け合いということで、漢字の8のところに8匹のハチが鳶口を持って飛んでいるという、こんなようなかわいらしい屯所です。

 こちらは7分団の火の用心ということできれいにできておりますけれども、やはりこういう活動というのは非常にいいことだと思いますので、今後も引き続きほかの分団にもやってもらいたいと思いますが、今後の予定についてどのようになっているのかお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 消防担当参事。



◎消防担当参事(花岡彰一君) 現在、消防活動活性化研究委員会の中で検討を進めておりますので、具体的などこの分団かということはお示しできませんけれども、今後計画的に推進を図ってまいりたい、そんなように思っていますのでよろしくお願いいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) ぜひ計画的によろしくお願いします。

 ?のポンプ操法の支援ですけれども、なかなか今まで以上はちょっとできないというような御答弁でしたけれども、特に団員の健康管理という意味で各団員のトレーニングメニューくらいのことはぜひ考えてもらえないか、再度お伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 消防担当参事。



◎消防担当参事(花岡彰一君) 消防団員の健康管理だとか安全管理というものは大変重要であると考えております。

 現在、各分団ごとそれぞれの専門コーチ、指導員でございますけれども、マンツーマンで指導に当たっておりますので、各分団のコーチの意見を伺う中で必要であれば取り入れてまいりたい、そんなように思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 取り入れていきたいというような話もありましたが、消防団を応援してくれております岡谷市消防協会というのがありますが、そんなような皆さんたちのぜひ協力をお願いしたりして、ぜひ今後ともよろしくお願いしたいと思います。

 次に、?の活性化フォーラムの開催ですけれども、研究を進めたいというようなことでしたが、ぜひ活性化委員会でも検討していただいて、ぜひ実現の方向でよろしくお願いしたいと思います。

 ?の団員確保と職員研修ですけれども、部長さんにお尋ねしますけれども、ことしの新入職員の方というのは何人ぐらいあったのかお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) ことしの新入職員は保育士、保健師、学芸員、それから土木技術を含めて、全部で12名でございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 全部で12名ということで、私が考えているより大分少ないかなという感じでしたが、市の職員の皆さんは非常時の場合はそれぞれ決められた場所で災害対応をするようにマニュアルで決められているということですけれども、消防団員というのはまず規律訓練だとか、あと操法の訓練とかいろいろな訓練があります。特に、基本的な訓練、例えば集まれということを言いますときちっと整列して人数の把握とか何か異常があれば報告する、そんなような基礎的な訓練を受けています。

 今回、大変な災害がありましたけれども、そのようなときでもそういう基礎的な訓練を受けていますと、いろいろな部署でいろいろな災害に対応するにしても、非常に効果があるかと思うんですが、その点、もう一度お伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) ことし大きな災害というような部分でいろいろな経験をしたわけですけれども、職員もやはりそういった中で、かなり現場の中での活動という部分では大きな経験をしたというふうに思っております。

 議員さん御指摘のようなそういった基礎的な訓練というような部分も確かに必要な部分かというふうに思っておりますが、どうしても先ほど申し上げましたように団員と市の職員という部分では仕事の上では重なる部分というのがどうしても出てくるというような部分がありますので、そういった部分についてはそういったことを踏まえた上でも、なお地域活動という形の中での考え方で入団をしていただくというような形が望ましいのかなというふうに思っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 市長さんにお伺いしますが、今回、大変な災害ということで状況が目まぐるしく変化する中で、状況をきちんと把握しながら的確な指示、命令を出すことの難しさ、また指示を出したときにあうんの呼吸でお互いに協力しながら動くような組織の必要性、そんなことも感じられたと思います。

 消防団員はボランティアの団体です。独特の結束力を持っていると思います。時期をずらして行われました安全大会で、岡谷市の警察署長さんが災害の総括の中で立ち入りが禁止されている場所に入ろうとした住民を泥だらけの中で土下座をしてとめたというようなそんな感動的なお話もありました。地域の住民を命がけで守るというこういう雰囲気を体で体験しておくことも非常に役立つと思います。

 また、今消防団員はほとんど携帯電話で連絡やまたメール等で連絡、情報のやりとりをする分団が多いと聞きました。災害時のときには、消防団員は災害の本当の末端の現場で多分活動されておると思います。お互いにそういう情報、メールの番号とか、そういうのを共有していれば、そこの場所の団員の方に直接現場の状況を聞くというようなそんなこともできるかと思っています。

 ぜひ1年だけでもいいですので、職員の方に消防団の経験をしてもらうということは岡谷市全体の機動力が増すかなと改めて思っておりますが、市長さんのお考えをお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 市職員の地域活動への参加につきましては、大変重要なことというふうに認識をいたしておりまして、全職員に対しまして奨励推進をいたしているところでございます。

 消防団は、みずからの町はみずからで守るという団員みずからの強い意思により参画し、活動されているものでありますので、義務的ということではなくて、職員それぞれの意思により参加していただくよう、引き続き加入促進に努めてまいりたいと考えております。

 市の職員として、消防団に参加しやすいようなルールをつくっていかなければならないというふうに認識をいたしております。よろしくお願いいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 今は、補助的に機能別団員というようなそんな制度もありますし、ぜひ強力に加入促進をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 次に、3番の災害に強い森づくりについてですけれども、保安林の関係については所有者の皆さんの協力を得ながら早期に保安林事業を進めることを要望しておきます。

 あと民有林の整備についてですけれども、個人所有の山というのはなかなか小さい規模の山がいっぱいあるようなそんな状況です。団地化して全体でみんなで協力して、整備をしていくというようなそんな話もありましたが、ぜひ早くそんな形にしてもらいたいと思いますが、どのくらいの期間にどのぐらいの面積をぜひやりたいというようなそんな方向、考えを持っているのかお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) それにつきましては、森林所有者の協力が得られないとなかなかできないということでありますので、得られたところから順次取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、面積とか、いつまでにというようなことは決定しておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 森づくりの学習会をされて、たくさんの方が参加されたいということでお聞きしましたけれども、災害もありましたので、市民の皆さんの関心というのは非常に高くなっていると思います。ぜひ皆さんの賛同を得まして、森林整備が強力に進むことを要望しておきます。

 次に、4の上の原小学校の復旧状況についてですけれども、状況についてはある程度わかりました。お金がなければPTAの関係で建設関係のお父さんたちを集めて多少お手伝いをしなければいけないかなというふうなことも思っていましたが、市の方で今年度中に何とかできるということでありがとうございました。

 状況はわかりましたけれども、特に上の原小学校の保護者の皆さん、非常に心配されていると思いますが、こんなような状況をどのような形で御説明をしているのかちょっとお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 教育部長。



◎教育部長(宮坂英幸君) 工事の関係の保護者等への周知でございますけれども、11月に開催されました参観日の折に、学校を通じて復旧工事の説明をいたしております。

 また、全家庭への配付用の通知の中でも災害復旧工事にかかわるお願いということで工程、工事の日程等についてもお知らせしておりますし、工事用の大型車両の通行は登下校時間をできるだけ避けるというようなこと等々といったそんな子供たちへの安全配慮を第一にということで、工事を進めたいということで全家庭に周知をしているところでございますので、お願いいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) わかりました。ぜひ小まめな情報提供をお願いいたします。

 (2)の砂防堰堤の関係ですけれども、県の事業ということで88mの高さ6.5mということで、かなり大きな大変な施設になるようです。期間も来年11月までということで長期間にわたりますけれども、ぜひこのことに対してもしっかりと説明をして、理解を得ながらやっていただきたいと思うんですが、説明会とかそんな計画はあるのかお伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 豪雨災害復興参事。



◎豪雨災害復興参事(長尾恒一君) 地元説明会につきましては砂防工事、それから治山工事あわせて12月26日に一応開くということで考えているというふうに県から聞いております。

 区役員、それから地権者、それから小学校の関係者、それから洗心荘の関係者等が対象になるというふうに思っています。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 12月26日に説明会をやっていただけるということで、ぜひ皆さんの意見をよく聞いていただいて、理解をしていただいて、(「リーン」予鈴)PTAの皆さんにも協力してもらえるようなところは協力させていただいて、ぜひ安全対策、万全を期していただくよう要望しておきます。

 次に、5の情報化の促進についての(1)ホームページの有効活用の?市のPRビデオ、また大河ドラマの関係、それぞれ前向きな御答弁ありがとうございました。ぜひよろしくお願いします。

 (2)の一職員一市町村の情報収集ですけれども、ぜひそれぞれ市の担当の人が責任を持ってこの町なら私に聞けば何でもわかるというような、そんなふうにするととてもいいかなと思いますので、ぜひ検討してください。私も一応市の特別職なものですから、ここを担当してくださいと言われればやりますので、ぜひよろしくお願いします。

 次に、6の温泉スタンドですけれども、利用状況についてはわかりました。ちょっと少なくなっているということで、これは健康づくりには非常にいいですし、水も節約とか、燃料の節約とか、そんなこともありますので、ぜひ促進をしてもらいたいと思っているんですが、今まで温泉スタンド、ヘルシーパルで買っていたんですけれども、あそこがなくなってしまったものですから、今は市役所で買っているんですが、市の体育館で買えると非常に利便性があるかなと思いますが、その点はどうでしょうか。



○副議長(渡辺太郎議員) 建設水道部長。



◎建設水道部長(百瀬文夫君) メタルの販売につきましては、今お話がありましたようにヘルシーパルの廃業に伴いまして、利用者の方に御不便をかけているわけであります。そんな中で、今お話がありましたように市民体育館、また諏訪湖ハイツ等に今お話をする中で、調整を図っているというところでありますのでよろしくお願いいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) ぜひよろしくお願いします。たまに行ったらコインがなかったというときがあるものですから、前だとすぐ行って買えたものですからぜひよろしくお願いします。

 あと温泉スタンド、今大分利用が少なくなっているんですけれども、ふえた場合、量的には問題がないのか、その点お伺いします。



○副議長(渡辺太郎議員) 建設水道部長。



◎建設水道部長(百瀬文夫君) スタンドの湯量でございますけれども、今、ロマネットのほかに4施設とあと温泉スタンドが4基、そこによって給湯をしているわけですけれども、先ほどお答えしたように開設当時に比べれば3分の1の利用者ということでございますので、利用者の減少から十分余裕がありますので、大勢の方に御利用いただきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) ぜひインパクトのあるもうちょっとPRを考えていただいて、ぜひ促進をお願いしたいと思います。

 次に、7の選挙についてですが、それぞれわかりやすい御答弁がありました。本当に来年は選挙の年になります。安倍総理は美しい国日本ということを目指して国政を行っておりますけれども、私も4年間市会議員ということでやらせていただきました。

 市長・県議・市議、いろいろありますけれども、美しい信州、また美しく元気でわくわくするような岡谷市のまちづくりを目指して頑張りたいかなと思っております。

 以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(渡辺太郎議員) 武居永作議員の一般質問を終了いたします。



△休憩 午後1時58分



△再開 午後2時10分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△横内正議員



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員の質問を許します。

     〔9番 横内 正議員 登壇〕(拍手)



◆9番(横内正議員) 9番 横内 正です。

 質問順位も最終17番ともなると、議場から同情ともれんびんともつかぬまなざしが注がれるようですが、ことし最後の議会の質問を締めくくる最終ランナーとなったことを私は大変光栄に思っております。

 さて、「街の灯を冠のごと巡らせて夜の諏訪湖の深き静もり」、これは中央町1にお住いの林ふみ子さんがおつくりになったうたで短歌結社からたちの本年度最高賞を受賞した作品の一つだそうです。この地方に住んでいる者ならだれしも、高ボッチや塩嶺と言わずとも湖周の高台から眺めた夜景の美しさに息をのんだことがおありでしょう。そんな光景をほうふつとさせるこのうたは、私はお会いしたことはないのですが、83歳というお年を全く感じさせないみずみずしい感性にあふれています。

 昔、私が松本で師とあおいでおつき合いをさせていただいた人もやはり歌人でした。その彼のお師匠さんに当たる方が折に触れこんなことを言っていたそうです。「だれにでもわかるうた、だれにもできないうたをこせましょ。それが本当にいいうただんね。」、安曇弁の優しい響きとともに印象深く心に刻まれています。だれにでもわかるが、だれにもできない、ここに詩歌ばかりでなく、文芸全般に通ずる創作の要諦といったものがあろうかと思います。よいうたは読み返すたびに情景が深まります。「街の灯を冠のごと巡らせて夜の諏訪湖の深き静もり」、湖周を彩る街の灯が、まるで冠に散りばめた宝石のようだ。潤むような瞬きは次々と生起する人の世の出来事のようでもある。あの灯火の下にさまざまな人生がある。喜びも悲しみものみ込んだ母なる湖、暗い水面は圧倒的な静けさです。ことしもあと半月、多事多難だった1年が穏やかに暮れていくことを願ってやみません。

 さて、明けて平成19年、西暦2007年は選挙の年となります。4月の統一地方選は県議選、諏訪、茅野両市の市長選、市議選と続き、5カ月後の9月には岡谷市の市長選があります。4年に一度、議員も首長も有権者の審判を受けます。問われるものは何でしょう。

 諏訪地方の最大の政治課題だった合併協議が破綻して2年、諏訪ブランドとして一体感を目指す物づくりの世界とは裏腹に、この地方の政治的行政課題は未来への展望を欠いたまま滞っています。

 広域ごみ処理問題しかり、消防の一元化しかり、20号線バイパスの促進しかり。最近では工業メッセの会場である旧東洋バルヴ工場の改築資金をどうするかという問題も浮上しているようですが、これら一切合財が合併さえしていればとの思いを禁じ得ません。地方分権も道州制も国の財政が破綻状況というところから出発しているわけですから、これはもう後戻りはできません。個人として時代にあらがう生き方は一種の魅力として映ることもありましょうが、最大多数の最大幸福を目指す政治の場にあって潮流を見誤ることは許されません。

 確かに、先行きの見えにくい時代ではあります。身近な地域の連帯や魅力づくりが重要であることは言うまでもありません。しかしその一方で内を固め、圏外に発信していくためには、オール諏訪の視点で物事を考え、決していくことが求められています。合併による住民意識の変化をもってしなければ、この困難な時代を乗り切れないのではないかと考えます。人口10〜20万人規模の基礎自治体となってこそ、効率的な行政運営ができ、時代を切り開いていく潜在能力が培われるでしょう。

 古来、厳しい自然と風土にはぐくまれたこの地方の特性が未来志向に生かされてこそ、県下で言えば躍進著しい安曇野市に匹敵する存在感を内外にアピールできるはずです。

 かつて30年以上も前になりますが、岡谷市議会には一般質問のたびに開口一番、直ちに郡市合併をいたしましょうと叫ぶ名物議員がおりました。今から思えば、その先見の明にただ脱帽の思いです。先輩のひそみに倣い、私も合併の必要性を愚直に訴え続ける議員でありたいと決意しております。

 前置きはこのぐらいにしまして、以下通告順に従って一般質問をいたします。

 まず大きな1番は、市長の政治姿勢についてであります。

 一般に市長の政治姿勢と言えば、主にイデオロギー絡みの国政課題を取り上げ、市長の政治スタンスを問う困った場面が多いわけですが、私は3期12年の任期満了が視野に入ってきたこの時期、市長の所見といいますか、思うところに絞ってお伺いをしたいと思います。

 まず、市長は12年前、最初の市長選に立候補するに当たり行政の長は長くて3期ということをおっしゃっていました。まだ任期9カ月を残すわけですが、3期12年の林 新一郎市政を振り返って、どのように総括されるのでしょう。

 また、これだけはやったと自分で評価できる事業と、やり残した悔いが残ると思われる事業を端的にお答えいただきたいと思います。

 2点目です。御承知のように、地方自治法の一部改正により、来年度から地方公共団体の助役にかえて、副市長を置くことができ、収入役は廃止されます。その副市長の定数は条例で定めることができる。つまり、副市長を2人置くことも可能なわけです。

 地方の自主性、自立性を拡大するためとされる今回の措置ですが、副市長の役割、あり方に対する市長の基本的な考えをお尋ねします。

 3点目は広域合併に対する視点としました。

 平成の大合併もことし3月末をもって一段落したわけですが、合併したところと合併できなかったところでは財政力や職員のやる気も含めて都市の勢いが違う。つまり、地域間格差が広がると懸念されています。

 市長は、全国あるいは県市長会などで合併都市の現状を見聞きする機会も多いと思います。ここではまず、その格差というものについてどんな感想をお持ちなのかお聞かせください。

 大きな2番は、新年度予算編成についてであります。その一つは超緊縮型集中予算の中身ですが、予算編成の基本的な考えと予定する重点事業については、先番議員への答弁で了解しました。

 ただ1点、超緊縮型の意味するところをお聞かせください。私も市町村の予算について、大型、積極型、緊縮型というような呼び方は知っていますが、超のつく緊縮型予算というのは初めてです。

 岡谷市のここ3年間の一般会計当初予算規模を見ますと、平成16年度は233億1,500万円、平成17年度が209億3,500万円、そして改革元年と称して、集中と縮小廃止をうたった平成18年度が190億2,300万円と推移しています。超緊縮型というからには、これをさらにどの程度下回ることになるんでしょう。例えば一気に20億〜30億円も下回ると見てよろしいのかどうか。

 2点目は、行財政改革プランとの関連ですが、災害関連経費の増大が予定した投資的事業や政策的経費を圧迫することにより、プランの内容をより厳しく見直さざるを得ないと思います。歳入確保面では、平成20年度に予定した使用料、手数料の一斉見直しを一部前倒しするようですが、平成19年度はどのような内容を予定しているのかお尋ねします。

 また、新たな歳入確保の本年度の取り組み状況と来年度の予定もお聞きします。

 もう1点、補助金、負担金の見直しですが、これは道路特定財源ではないですが、真に必要なところへは補助すべきものと思います。

 先般の総務委員と消防団幹部との懇談会でも消防団運営費がカットされ、団運営に支障を来たしているとの切実な話を伺いました。わずかな出動手当で活動してもらっている状況を考えれば、むしろ増額したいところですが、増額しろとは言わないがこれ以上減額しないでほしいとの訴えです。こうしたところはゼロベースからの見直しでどう配慮されたのかをお聞きします。

 3つ目の経費節減と職員の士気について。消耗品や旅費などの経常経費を3年連続で10%カットする方針が打ち出されていますが、もはや限界だとの悲鳴を聞きます。課の中には、正規職員を嘱託に振りかえることなどにより節減分を生み出している実態もあるようです。

 義務的経費である人件費にまで手をつけるのは、この一律10%削減とは趣旨が違うと思われますし、さらに時間外手当の30%カットも機械的な運用では職員の士気にも影響を及ぼしかねません。経費節減と職員の士気について助役の見解を伺いたいと思います。

 大きな3番は懸案事項の進展についてです。

 最初に統合新病院の建設問題です。前回、私は岡谷・塩嶺両病院の診療統合や人事交流が進む中、統合新病院の具体的な建設計画というものを早期に明らかにしていく必要があるのではないかと質問しましたが、市長から従来の発言より随分トーンダウンしたお答えをいただき、首をかしげたものでした。

 今回、建設場所については3月までに一定の方針を示したいという先番議員への答弁があり、やっと一歩前進かなと受けとめています。その中で、候補地について市長は旧文化センター跡地、現岡谷病院敷地、駅南の3案のほか、いまだに他の公共用地も含めてという言い方をしています。

 湯殿山は工業用地とする方針が固まっていますし、ほかにまとまった私有地となると、私は旧信栄工業跡地ぐらいしか思い浮かばないわけですが、他の公共用地とは一体どこを指すのか、はっきりとお示しください。

 (2)の湯殿山への企業誘致に移ります。この問題も昨年来指摘されているところですが、何ら進展を見ないままことしも終わろうとしています。企画担当参事の特命事項となっていたはずですが、一体どんな取り組みをしてきたのか伺います。

 また、今回の災害絡みで、あの一帯が新たに土砂災害防止法の特別警戒区域として県の調査対象になっていると聞いています。企業誘致のための造成分譲に大変な影響があるのではないかと危惧しますが、一体こうしたことがいつ発覚したのかも含め、実情をつぶさに御説明いただきたいと思います。

 (3)は、新消防庁舎の建設についてです。

 3月議会での私の質問で、新庁舎の建設スケジュールが明確になったと思ったのもつかの間、ここへ来て消防救急無線のデジタル化とあわせ、新たに消防組織法の改正により、市町村の消防の広域化に関する基本指針なるものが国から示されたため、建設計画をさらに2年繰り延べせざるを得ないようです。

 一たん議会に示し、市民に約束したはずの建設計画が変更されるのは大変ゆゆしき問題であります。なぜさらにおくれるのか、理由をわかりやすく御説明ください。

 (4)はイルフプラザビルの活性化です。岡谷わいわい市場の経営破綻に関連してのビル管理上の問題点は、さきの全員協議会でほぼ明らかになったと思っています。

 私どもは、市長与党であるがゆえにあえて苦言を呈したのであって、あの場で一言も発言がなかった皆さんは、今回の市費投入に何ら問題なしとしていると受けとめ、一線を画したいと思います。

 経済部長の一昨日の答弁によりますと、全員協議会で指摘されたのは、1、共益費の納入状況の議会への報告、2、納入確保のセーフティネットの2点だけとの認識のようです。しかし、私どもは市の対応は甘かったと言わざるを得ず、何らかのけじめ、責任が必要だということを強く指摘し、助役も責任のとり方や範囲などについては慎重に検討したいと集約されたはずで、3月の補正計上までに何らかの結論が出されるものと受けとめています。

 このことは当初言及しないつもりでしたが、部長答弁に疑義がありますので、その点だけ助役に確認したいと思います。

 それはさておき、昨年6月1階生鮮食品売り場へのさえきの出店がおくれていた際、私は同ビルの将来について地権者から不安の声がある。運命共同体として活性化を図るため、新たな発想で民間の知恵も取り入れる場を設ける考えはないかと質しましたところ、経済部長からどういう方法がとれるか、イルフプラザ調整会議に相談してまいりたいとのお答えをいただいています。どんな相談をし、活性化に向けどのように進展したのかをお尋ねします。

 以上で壇上での質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 横内 正議員さんの御質問にお答えをいたします。

 まず1番の市長の政治姿勢、3期12年の総括と評価、これは既に先番議員さんにお答えをしてありますので、割愛をさせていただきますが、私はこのバブル経済崩壊以降、大きな市政の展開期を向かえた岡谷市のかじ取りを誤らないように最大限の軌道修正を図ってまいりました。

 湯殿山、ドイツ村、またやまびこスケートの森の経営の再建、西山開発の凍結、病院統合の第一歩等々、この大変厳しい財政状況の中でこのかじ取りをしてきたものでございます。

 次に、政治姿勢の自治法改正による副市長の設置についてお答えをいたします。

 地方自治法の改正により助役制度が廃止され、新たに副市長を置くこととされ、その定数は条例で定めることが規定されました。したがいまして、条例の複数の副市長を置くことができるわけでありまして、副市長の職務は現行の助役の職務に加え、市長の命を受け、政策及び企画をつかさどること及び市長の権限に属する事務の一部についてその委任を受け、その事務を執行することが新たに規定されたことから、法改正の趣旨を十分精査するとともに、長の最高補助機関である副市長の果たすべき役割や必要性等を十分に検討し、慎重に判断しなければならないと考えております。

 次に、市長の政治姿勢の広域合併に対する視点であります。合併した市町村とできなかった市町村との都市間格差につきまして御質問をいただきました。格差とは何か、大変難しい部分もございますが、いかなる合併協議におきましても合併後の新しい自治体のイメージや夢を描いて協議を進め、みんなの手で新しいまちの将来計画をつくり上げてきたはずであり、合併した自治体においてはそのイメージや夢に向かい計画の具現化を進めていると思われます。その点において、合併した自治体には、活気や明るさがあろうかと感じておりますし、今後違いというものが必ず出てこようかと思っております。

 残念ながら岡谷市は合併できなかったわけでございますが、合併協議を通じて知ることができた岡谷市の現状や強い部分、また弱い部分をしっかり再認識した上で行財政改革プランを作成するとともに、その具体化を市民と行政の協働により市民総参加のもとに進めているところであります。今は、岡谷市を足腰の強いまちへと導くことが最も重要な課題であると考えております。

 次に、大きな3番目の(1)統合新病院の建設についてでありますが、既に先番議員さんにお答えしたとおりでありますが、他の公共用地とはどこを指すのかという御質問でありますが、確かに言葉足らずでおわかりにならなくて当然だと思います。3つの候補地を選定していくのに、他の公共施設を動かしていく場合も出てきます。そのときの公共用地という意味でありまして、他の土地に病院を建てていくというものではありませんので、よろしくお願いをいたしたいと思います。大変失礼をいたしました。

 次に、新消防庁舎の建設について御質問をいただきました。既に先番議員さんにお答えをしたとおりであります。平成20年度基本構想、平成21年度基本設計、平成22年度実施設計、平成23年、平成24年で完成させていくということでございます。

     〔「議長、議事進行」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 横内 正です。

 私の市長の政治姿勢のうちの3期12年の総括と評価の部分なんですが、先番議員にお答えをしたとおっしゃるんですが、この3期12年の総括と評価という項目で通告したのは私だけだと思っておりますが、ちょっと解せませんが。

 きのうの清水議員への第3次総合計画のところでのお答えということなんでしょうか。それだとダブってもお答えいただくのが親切だというふうに思いますが、いかがですか。



○議長(上野安規光議員) この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後2時36分



△再開 午後2時37分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長より答弁をお願いいたします。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 第3次総合計画よりさらに幅を広げて、私が初当選したときから現在まで11年余たっている中での総括ということでお話をさせていただきます。

 私は市長として選挙の洗礼を2回受けておりますが、その都度、市民の皆様の御理解、御協力のもとに取り組んでまいりましたさまざまな施策の成果を市民の皆様が評価し、また掲げた公約の実現に期待をお寄せいただき、その結果といたしまして、今市長として市民総参加による強さと優しさを兼ね備えたまちづくりに取り組んでいると認識をしております。

 この11年間、この公約に沿ってさまざまな取り組みをしてきた、先ほど申し上げた大きな軌道修正もしてきたわけでございますが、やり残したことということはやはり合併ができなかった、大学誘致ができなかった、これらが大きな問題であるという認識をいたしているところでございます。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな2番の新年度予算編成の中の超緊縮型集中予算についてということで御質問をいただきました。

 平成19年度の予算編成におきましては、歳入一般財源が大幅に減少することが予想されております。税制改正と税源移譲によるものを除きまして、市税収入の大幅な伸びが期待できない状況であります。

 また、地方交付税についても平成18年度の交付税をベースとなることを踏まえ、なお人口と面積を基本とする新型交付税が平成19年度から導入されることとなっており、減額が見込まれるところでございます。

 さらに、基金からの繰り入れも将来的な財政運営を考慮すると多額の取り崩しは難しく、事業の資金を市債に求めることも償還のための公債費負担を考えると慎重な対応が必要であるというふうに思っております。

 そういった上に災害への財源支出もあり、平成19年度予算は歳入に見合った超緊縮型の歳出を組まざるを得ないという厳しい状況にあるという考え方でございます。

 予算額についてということで御質問をいただきましたが、ただいま予算編成中でございますので、総額については掌握ができておりませんので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 次に、(2)の行財政改革プランと歳入確保の中で、使用料、それから補助金についての御質問をいただきました。

 使用料、手数料につきましては、財政計画におきまして、施設の使用料の有料化あるいは減免適用の見直しなどにより、約5,000万円の増収を見込んでおったところでありますが、平成18年度においては約2,400万円の増収となったところであります。

 そういった意味からも今後も受益者負担の原則を徹底し、負担の公平性にも配慮しながら歳入の確保に努めてまいりたいと考えておるところであります。これからの見直しの部分につきましては、具体的にはこれからまとめるところでございますのでよろしくお願いをいたしたいと思います。

 それから、補助金のところで消防の部分を例に出してお話がございましたが、今回の補助金、負担金の全面見直し、ゼロベースからの見直しの趣旨等につきましては、先番議員さんのところで御説明をさせていただいてきておりますし、これまでに進めてきた手法等につきましてもお話を申し上げてきておるとおりでございます。それぞれの団体とのお話の中ではそれぞれの思いという部分があろうかというふうには思っておりますが、この全面見直しという趣旨を御理解をいただきたい、そんなふうに思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 助役。

     〔助役 竹澤幸男君 登壇〕



◎助役(竹澤幸男君) 2番目の新年度予算編成についての中で、(3)の経費節減と職員の士気についてでありますけれども、経常経費の節減につきましては、職員1人1人が所管する事務事業の効率化について問題意識を持って取り組むことによります経常経費の節減ということになりますと、当然、必然的に職員の数にも及ぶことにもなるわけでございます。これら節減できた人件費、経常経費等につきましては、よりよい住民サービスとして還元できるものでありまして、職員の創意工夫、努力によって達成できるものであると考えております。

 また、職員は自己研さんを積み、事務事業の効率化に取り組み、努力していくことは当然でありまして、このたびの時間外勤務手当の縮減などを通じて、全職員が市の置かれている状況と対応策を理解し、前向きに考え、市民福祉の向上のため、積極的に対応する機会にもつながっていくものであると考えております。

 職員は全体の奉仕者として、常に市民福祉の向上を目指して職務を遂行していくものでございます。厳しいときにこそ士気の高揚を図ってまいりたいと思っておりますし、時間外勤務手当の削減への取り組みが職員の総労働時間の縮減あるいは健康保持、増進にも寄与するところになってほしいと思っているところでございます。

 次に、3番の懸案事業の進展についての中での(4)イルフプラザビルの活性化で責任のとり方につきましては、議員さん御指摘のとおりでございます。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな3番の懸案事項の進展についての(2)の湯殿山への企業誘致でどんな取り組みをしてきたかということでございます。

 湯殿山につきましては、優良な企業があれば誘致したいと考え、昨年は全国の企業500社へのアンケートの実施と、その中で立地を考えていると回答のあった会社への訪問を行ったほか、大都市近郊への情報収集や県、東京事務所等にPR依頼をしました。今年度はさらに東京の中堅ゼネコンへ情報提供の依頼も行いました。その一方で、市内企業から湯殿山の取得は可能かとの問い合わせを受けました。

 6月議会において、遊休土地等への市外企業誘致として予算化した成功報酬型企業誘致制度を活用し、市外の優良企業を誘致していくとともに、あわせて市内企業の状況把握に努め、流出防止も図ると答弁し、市内企業に分譲する考えも明らかにしたところであります。その後、市内企業数社から湯殿山を取得したいとの希望が出てきたこともあり、企業の流出を防ぐため、工場用地として分譲に向け、現在準備を進めております。

 次に、土砂災害防止法の関係でありますが、土砂災害防止法は県が土砂災害により被害を受けるおそれのある場所の地形、地質、土地の利用状況を調査し、市町村長の意見を聞いた上でその区域を明らかにするとともに、警戒、避難体制の整備や一定の行為の制限を行うものであります。

 県では、平成16年から危険区域の指定を順次行っておりまして、この近辺では諏訪市と下諏訪町がことし3月に指定を受けました。岡谷市は7月に豪雨災害があったこともあり、初めて調査することになり、湯殿山はその調査区域から外れていましたが、たまたま10月に開発行為の相談を県にしたときに特別警戒区域に指定されるかもしれないとの話を受けましたので、県に至急調査をお願いしたものであります。

 県では、急遽調査地に入れていただき、12月末にはどこまで特別警戒区域になるのか、その結果が出てくる見込みと聞いております。

 次に、(4)のイルフプラザビルの活性化でありますけれども、まず昨年の一般質問後の対応につきまして御説明をさせていただきます。

 議員さん御提案のビルの活性化のためのゼネラルマネジャーの配置につきましては、岡谷市として非公式ではありますが、こうした提案があることを個々にお話をしてまいりましたが、人材の問題、また新たな各店舗の営業戦略等、未知数の部分があったことから、具体的な提案を調整会議や幹事組合に対して提示することができない状況でございました。

 現在のイルフプラザにつきましては、ビル全体の販売促進活動として、販促委員を配置して、さまざまな企画を練る中でビル全体の売り上げを伸ばそうと努力をいただいております。

 また、地権者、テナントの商業主の皆様は長年培った経験とノウハウから確固たるスタイルを築き上げていることからゼネラルマネジャーを受け入れることがなかなか難しい現状もございます。しかし、今回の岡谷わいわい市場株式会社の自己破産に関連して、今回の事態を真摯に受けとめ、関係者の理解が得られれば前向きに検討したいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 9番 横内 正です。

 一通り御答弁をいただきましたので、逐次2回目以降の質問をさせていただきます。

 まず市長の政治姿勢ですが、3期12年の総括と評価。ただいま市長の総括と評価をお聞きしたわけですが、先月末、パートナーシップのまちづくりを掲げて、3期12年茅野市を率いてきて矢崎和広市長が来年4月任期満了をもって引退することを表明しました。まだ59歳という若さもあって後援会からはもう1期ぜひ務めてほしいとする声も多かったようですが、矢崎市長の意思はかたく、見事な引き際というのが大方の評価であります。

 正式表明に当たって、矢崎さんは3期12年を全力疾走してきた。諏訪地方の合併を除いてほぼ自分自身の納得する結果が出せたと思うと総括、4選不出馬は最初に立候補したときからの信念で迷ったことは一度もなかったと述べております。

 ほぼ同期間をこの地方の同じ市長職として過ごした矢崎さんの引退表明を林市長はどう受けとめ、どんな感想をお持ちなのか、お聞かせください。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 茅野市の矢崎市長は御自分で打ち出された公約を成し遂げたというお気持ちから3期12年で区切りをつけ、不出馬を表明されたものと推測をしております。

 やはり3期12年市政に携わってまいりますと、市民や後援会やあるいは議会の信頼も得てまいりまして、なかなか4期目不出馬ということが言い出せない状況かと思います。見事に総括されて、身を引くということで、私は人間として高く評価をするものであります。

 3期12年という区切りでありますが、市町村それぞれの事情もございますので、すべて3期で区切りをつけるべきだとは一般的に言い切れないものがありますが、茅野市の場合は見事になさったという感想を持っております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) ありがとうございました。

 矢崎さんの任期は来年4月までで、林市長は9月までですので、12年前の当選時、矢崎さんは林市長より5カ月も先輩に当たるわけです。ともに市長職は3期12年が限度とこう標ぼうされてきた2人のうち、先輩市長がここで引退を表明されたとなると、論理的には結論が出やすいかと思うんですが、市民の関心も高まっておりますので、ずばりお聞きします。

 林市長は、任期満了に伴う来年9月の市長選に立候補する意思がおありかどうかお答えいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 今、ここで私の意思を表明することはできません。任期中の残された課題に全力で対応していくのが、私の今の責務だと思っておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) まだ任期が9カ月残されていることは承知をしております。解決しなければならない課題に全力投球するため、早い時期での明言を避けたい市長の気持ちもよくわかります。

 しかし、市長がしかるべき時期というふうにおっしゃると思うんですが、そこに私がこだわるのは、第4代の宮坂健次郎市長が在職中に死去したことにより、今回の市長選は通常より5カ月おくれの9月に実施をされているからであります。これが茅野市や諏訪市のように統一地方選と同じ4月実施ならば、市長の意思表明も当然にこの時期になるでしょうから、これは問題がありません。

 しかし、仮に、今議員の職にある者が市長選に立候補する意欲があるとします。ところが、4月の県議選や市議選に出馬した者が、まさか今度は9月の市長選に座るために辞職をして臨むわけにはいきません。これは有権者に対する信義の問題であります。したがって、市長の意思表示が来春以降に持ち越しになれば、議員職から立候補する者は現職の動向がつかめないまま、遅くも年明けには議員選への不出馬を表明して、市長選の準備に入らなければならない、こういうふうに思うわけです。

 この場合、何が何でも現職と争うということなら話は別ですが、思想信条の同じ現職とは争いたくない、こう思った者にとってはこの時期のずれは大変な不都合であります。市長が4選出馬を決意しているならば、これまた話は別なんですが、もし3期限りと胸に秘めているならば、3月と言わずに早目の態度表明により後進を出やすくする責務があると思いますが、これについて市長のお考えをお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 来年9月の市長選挙に御出馬を予定されております議員さんにはまことに申しわけございませんが、私は今この去就を明らかにすることはできませんので、よろしくお願いいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 市長、けさ新聞をお読みになったでしょうか。こんな記事が載っていたので、ちょっと参考までに御紹介したいと思います。

 奈良知事、任期満了待たずに2月に辞職。今期限りで引退する柿本善也奈良県知事は13日、来年11月の任期満了を待たず、2月半ばに県議会議長へ辞職を申し出る意向を表明した。知事選は4月の統一地方選に繰り込まれ、県議選と同日になる見通し。柿本知事は理由を選挙経費の節減と有権者に関心を集中していただくためと説明した。

 世の中にはこうした選択肢もあるんだということで紹介をしたわけですが、市長、何かこれについて御感想がありましたらお願いします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 行政万流と申しますか、行政を進める方法というのはいろいろな方法があります。その都市に合った統一地方選に合わせた引退、その方法をとられたということも一つの選択肢ではないかと思っておりますが、私は市民から選ばれた任期を全うするということを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) わかりました。ありがとうございました。

 次にいきます。

 (2)の自治法改正による副市長の設置であります。いずれにしても、副市長、トップマネジメント機能の強化ということで、助役が市長の女房役だったとすれば、副市長というものはまさに分身となるわけであります。そして、今回の改正により、特別職である収入役を廃止して、一般職である会計管理者1人を置くこととなります。このことは会計事務の電算化の進展や監査制度、情報公開制度の充実などにより、必ずしも特別職である収入役によらなくとも適正な会計事務の執行が可能になったということが背景にあろうかと思いますし、収入役というものが形を変えた長の重要な補佐役となっている実態があろうかと思います。

 こうしたことを踏まえる中で、条例で置くことができる副市長の2人体制についての市長のお考えをお尋ねします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 先ほど答弁申し上げましたように十分精査をして結論を出してまいりますので、よろしくお願いをいたしたいと思っています。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 副市長を2人置くかどうかは、近隣や類似都市の動向が注目されるわけですけれども、岡谷市の場合、倉坪収入役が来年3月で2期目の任期が満了となります。ここにも岡谷市の特殊事情があるわけでして、条例改正が必要になりますので、副市長を1人とするか2人とするかの決断がすぐにも迫られているわけですが、どうするお考えなんでしょうか、再度お答えいただきたいと思います。

 市長に続投と副市長2人体制採用の意思があるならば、これは4月から速やかに2人体制に踏み切るべきだと考えますが、この辺も含めてお答えいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 市長の続投するしないにかかわらず、副市長の体制を冷静に客観的に検討をしてまいりたいと存じます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) このことについても市長の早期の決断をお願いするものであります。

 (3)の広域合併に対する視点ですが、道州制の論議が進む中で、村井知事は県下の市町村数はまだ多いとの認識を示し、合併推進審議会を設ける考えのようです。この地方の将来を切り開くためには、どうしても合併が必要ということは市長も私も同じ考えだと思います。

 ただ、ごみ処理施設や東洋バルヴ工場跡地利用の問題など、合併ができないがゆえの無用なあつれきが多すぎます。もう一度合併実現に向けた市長の熱い思いと実現への展望をお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 先ほど、議員さんが御指摘したごみの問題あるいは広域消防の問題、そのほかさまざまなこの6市町村を貫く共通の諸問題は合併をすれば相当効率的に解決がされていくわけでありまして、合併はぜひとも必要であるという認識を持っております。

 ただ、あれだけの大騒ぎをして、莫大なエネルギー、また予算を費やして、さまざまな合併のすり合わせをしたにもかかわらず破綻してしまった。この衝撃波はいまだ色濃く残っております。クリーンメモリーになるまでにはもう少し時間が必要かと思いますし、ただ自然治癒を待っているだけではなくて、何らかの勉強会等を始めなければいけないのではないのかとも思っております。

 いずれ動き出すのは統一地方選挙の後からではないかという認識を持っております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 3期目の出馬を表明した大半の市長が合併問題の推進ということをうたっていないということが私は非常に残念でなりません。

 次いきます。大きな2番の新年度予算編成についてですが、(1)の超緊縮型集中予算の中身と(2)の行財政改革プランと歳入確保については了解しました。

 (3)の経費節減と職員の士気ですが、助役のお答えあったわけですが、私は職員の創意工夫、努力にも限界があろう、こういうことを言っておるのでありまして、厳しいときこそ士気の高揚を図らなければならない、士気の低下などあってはならないと助役はおっしゃるわけですが、それは建前というものでもっと職員の本音というものに耳を澄まさないと円滑な組織運営は支障を来たすのではないかと思っています。

 財政の逼迫状態の中、団塊の世代の部課長の早期退職のうわさも飛び交い、今庁内の士気は危機的状況にあると感じています。再度、助役の認識と対応策を伺います。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 職員の早期退職制度は今ここで始まったものではございません。長い歴史の中でやっているものでございます。早期退職に当たりまして、後任といいますか、次の若手職員への期待あるいは岡谷市の財政問題を考えたときにやはり高給の職員が若手に切りかわりますと、また中での財政的な問題もある、そういうようなことを考えまして、個々の皆さんがそれぞれの判断の中でしていただいているものでございます。

 そういう職員にありましては、市のことを思い、職員のことを思っているんであって、士気の低下ということはまずない職員であると私は思っています。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 早期退職によって新陳代謝がよくなって総人件費の抑制になる、こういうことでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 御指摘のとおり、早期退職により新陳代謝はよくなります。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 理屈はそうだと思いますけれども、私が危惧しているのは、表現はいいかどうか、ばたばたやめることの後の果たして後に続く者は育っているか、こういうところを非常に危惧するものであります。

 若い職員がさらなる住民福祉を求めて早期退職者の気持ちにこたえることになると、職員一丸となって難局を乗り切るというふうにおっしゃると思うんですけれども、そのとおりになれば結構なんですが、私は大変失礼ながら、助役は人間というこの愚かしくも心弱い動物に対する認識にいささか欠けるのではないかと思っております。職員の心を1つにするためには、そこに血の通った信頼関係というものがなければならないと思っております。あきらめや沈滞ムードがそれを阻害してはいないかどうか。征矢議員から御指摘があったところだと思いますが、役職定年というようなものを設けて、後進を育成するなどシステム面の改善も必要と思われますが、もう一度助役に御答弁いただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 今、私の承知している限りでは、職員の早期退職はばだはたやめるほどのものではございません。定年の1年前ぐらいに後進に譲るというような形でのものがほとんどでございます。そういうことでございます。沈滞ムードあるいは私も考えているであろうと言われた職員が一丸となるということは沈滞ムードの一掃は必要なことでございますし、本当にそういうときに難局ならば職員が一丸となっていかなければいけないことは事実でございます。

 それから、また職員を信頼するということは私は就任時のモットーとしたことでございまして、これが不足しているならば、まだ本当に役割不足でございまして、より一層職務に精励し努めたいと思っているところでございます。

 また、役職定年という御提案をいただきましたけれども、既に退職者の再任用制度というようなものがございます。そういう制度を利用すれば後任の育成というようなことでの制度に生かせるものでもございますし、また先ほどから申し上げておりますところの財政状況などを考えますと、できるだけすぐに、組織ということもございますし、また議員さん御指摘の職員の士気ということを考えますと、果たしていいかどうかという問題、いろいろ多面的に検討する必要があると思っておりますので、そのようにさせていただきます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 次にいきます。

 大きな3番の懸案事項の進展についてです。

 (1)の統合新統合新病院の建設ですが、先ほどの市長の公共用地云々のお話ですと、検討に付されるのはいわゆる3つの案ということでよろしいんですか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) そのとおりでございます。くどいようでございますが、他の公共用地とは病院建てかえ用地に公共の施設がある場合、その対応策ということで御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 昨日、今井秀実議員は、建設場所は二の次でいい、ほかにどんな病院が必要か、経費はどうしていくのか、この論議が先だ、こういう御意見でしたけれども、私はまず位置を決めないと事態は動き出さない。大枠が決まればコンセプトや経費問題は並行して論議はできるのではないかと思っております。

 話を進めますと、先番議員への答弁で市長は施設の老朽度や患者サービスの向上を考えると、新病院の建設は必要だと明言しておられるわけです。

 そこでお聞きしたいのは、市長のイメージとしては、全く新しい病院をすぱっと建設するのか、それとも現有施設の有効利用も考えながら段階的に進めるのかどちらでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) まず、この病院の統合、2つの病院の統合というものがないと病院の建てかえをしても意味がない、これは医師会からも以前から言われてきていたことであります。順を追って古いことを思い出しながら申し上げますと、まず統合をして、そして新病院の開設のポリシーを両病院でしっかりと煮詰めて、そしてこの病院を建てていくという順番でありますが、そのプロセスの中に場所というものが当然出てくるわけであります。

 新病院のイメージというものは、この病院の非常に経営の大変な時期に、私はすべての診療科目、デパートのように広げていくという病院経営はいかがなものか。諏訪圏あるいは塩嶺地区と病病連携の必要な時期が来ているという判断を私はしております。

 その中で、岡谷市の病院ならではの特色を生かした診療科目を中心に市民の健康を守っていくとりでということで、新病院のハード、ソフトを考えていきたい、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 我ながらいささか無理な質問だったかと。駅南なら新築しかないわけですから、引っ掛けというか、誘導尋問で禁じ手だったと思っております。

 次にいきます。

 (2)湯殿山への企業誘致ですが、この1年間の取り組みで県外からの優良企業誘致はあきらめて市内企業の流出防止のための分譲に絞った、こういう理解でいいですか。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 現在、誘致という形で外から来るというのは現在そういう情報がないものですから、今はどちらかといいますと、中堅企業さんが市外へ流出するというのは大きな致命的なものになってしまうということから、現在はそちらの方、状況からして判断しますとそういうことになるということでございます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) それはわかったんですが、先ほどの土地災害防止法の特別警戒区域の話なんですが、10月に開発行為の相談をして初めてわかったとおっしゃっていますけれども、いかにもアンテナの低い話ではないですか。なぜこの時期にいきなりそんな話が出てくるのか。7月豪雨災害の後で突然出た話なのかお聞かせいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 今、議員さんがおっしゃられましたとおり、7月の豪雨災害後の突然のお話ということでございますのでよろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 先ほど平成16年から指定区域をしていたというようなお話を伺っているんですけれども、ことしの災害の後、初めて出た話ですか。市はもっと早くに県とは開発行為の接触をしていればわかった話ではないんですか。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 事前にそういう開発行為のお話をしておりましても、災害後そういうことができたものですから、その前でしたらその開発行為の中で特別警戒区域とか、そういう話はなかったというふうに思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) なら早くやってしまえばよかったような気もしますけれども、今月中ですよね、県の結論待ちのようですけれども、仮に安全対策をするとして、規模と期間が問題になると思いますけれども、市長の言うように防護さくやのり面の保護程度にすればいいわけですけれども、これが何億円もかかるとなれば、これはもう分譲はできなくなってしまうと思いますが、工事期間によってはタイミングを逸することにもなりかねないと思いますけれども、その辺をどう考えているのかお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 現在、県の方からお伺いしている内容では余り大きなそういうような工事というものは必要ないのではないか。

 ただ、土石流の関係がどういう関係になるのかちょっとわかりませんけれども、土石流の関係も警戒区域の部分があれば、そこから何mというような形でそこのところを開発行為から除けば対応してもらえるというようなこともあるものですから、そこら辺のところで対応はできるというふうに思っております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) ぜひそういうふうになることを望むわけですけれども、いずれにしても取り組みが遅いという印象を極めて持っております。もっと仕事に対して情報収集あるいは物事を進めるに当たって慎重かつ迅速に進めてほしいと要望しておきます。

 (3)の新消防庁舎の建設ですが、先ほど市長、先番議員へのというようなお話でしたが、おくれる理由がいま一つわかりにくいものがあります。消防担当参事にこの辺をかみ砕いて御説明いただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 消防担当参事。



◎消防担当参事(花岡彰一君) 建設が伸びる具体的な理由というようなことでございますが、先番議員さんにもお答えをいたしたように、本年度6月に消防組織法の改正がございまして、平成19年度に長野県が策定をいたします広域化推進計画、これに基づきまして広域化対象市町村が作成をいたします広域消防運営計画に基づきまして、その後5年程度で広域化を図るというようなことから、今まで平成18年度中に消防救急無線のデジタル化というような整備計画を県が作成するというお話をしてあったんですが、そういったデジタル化等、また通信指令業務の共同運用というものを広域化と整合を図りながら整備を進めていくこととなってまいりました。

 そんな状況の中で、当初、消防救急無線のデジタル化及び通信指令業務の共同運用を視野に入れた諏訪広域消防本部のスペースを含めた新消防庁舎の建設というものを計画、策定というような部分で考えておりましたが、今年度に広域化推進計画−−平成19年度にできます広域化推進計画によりまして、本部の位置そのもの、また各消防署の機能や通信設備、指令装置というものが大きく変化をしてくる場合も出てまいります。そのようなことから岡谷市の防災の拠点としてふさわしい消防署、また将来性のある庁舎とするために、この計画に基づき、また長野県全体での整備に合わせて建設をすることが岡谷市にとって最良と考えるわけでございます。

 そんなことから、建設時期につきましては2年おくれるというような部分でございますが、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 2年おくれということは、当初ことし3月にお示しになったときは平成22〜23年で建設して、(「リーン」予鈴)平成24年5月のデジタル化に合わせるということが、平成27年度にオープンと、使えるようになる、供用開始、こういうことですか。



○議長(上野安規光議員) 消防担当参事。



◎消防担当参事(花岡彰一君) 先ほども市長さんからもお話がございましたとおり、平成23年、24年度に建設をしてということでございますのでよろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) おくれる事情はわかったんですが、どうも納得しにくい部分であります。7月に豪雨災害もあって、災害防止の拠点となる消防庁舎の早期建設は市民のだれもが願っているところだと思っております。

 さらにお聞きしますと、デジタル化や消防組織法の改正などで県下を大枠でくくる動きがある中に、もはや諏訪広域にとらわれることなく、茅野市のように単独で建設に踏み切るべきではないかと思われますが、いかがでしょう。市長にお答えいただきたい。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) やはり、手戻りにならないように多少時間はかかっても手順を踏んで進めてまいりたい、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 時間がありませんので、次へいきます。

 (4)のイルフプラザビルの活性化ですが、先ほどの部長の答弁ですと、ゼネラルマネジャーの配置など、民を含めて知恵を絞るという提案は正式には1年以上なされていなかった、こういうふうに理解しております。

 今回の岡谷わいわい市場の事態を真摯に受けとめる中で、官民一体となったビルの活性化会議というようなもの、真剣にビル運営を考える場を設けるべきだと考えますがいかがでしょう。

 それからもう1点、部長は岡谷わいわい市場の未収金問題が一段落すれば、管理組合の理事長職を辞して民間に任せたいというような答弁がありましたのですが、私はちょっとこれは違うのではないかと思っています。民間地権者が就任を固辞したため、部長が理事長を引き受けざるを得なかったと聞いていますが、その地権者はなぜ拒んだのか、問題点があったはずですので、その理由もお聞かせください。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 官民一体となったビル活性化会議でございますか、これにつきましてもゼネラネルマネジャーと同じような形で関係者の方々の御理解が得られればそういう形でやっていきたいというふうに思っております。

 理事長の関係の問題でありますけれども、問題点がどこにあったのかという部分でございますけれども、理事の方からのお話の中ではやはり何かあったときにその責任をどうやってとるのか、そういう部分がやはり小さい企業というか商業者の方、そういう方では時間の問題とか、そういうことがあってなかなか難しいというお話があったわけでありますけれども、今回、私が理事長としてお受けしたのはそういう問題をどういう形で解決できるのか、そこら辺をこの1年間に検討をして、もしそういうことが回避できるようでしたら持ち回りにするとか、そういう形ができるのではないかということで、現在検討しているということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) 管理規約というものは東急時代のままで理事長の責任部分などは過酷なものがあるというふうにもお聞きをしております。私は思うんですが、これはイルフプラザの管理組合になって2年間は前の助役が理事長だったこともありました。ここはビルの95%の床を持っている市がやはりあのビルの管理運営に大きな責任がある、こういうふうに思っております。

 そうした管理規約の改正や共益費の問題の適正化、さらには運命共同体としてのあのビルの活性化のことなども含め、やはりこの時点で民間の知恵を入れたビル活性化会議は関係者の協力が得られればではなくて、市がぜひ働きかけてそういうものを設けていくべきだと思いますので、もう一度答弁をお願いします。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 個々のお店のところに当たったときに、やはりある程度各テナントのところで、販売とか経営の仕方、そういう部分で戦略があるので、ビル全体としてどうするかという部分については、各企業さんのそういう考え方があるものですから、それを全部承知した形でやっていくというのがなかなか難しいのではないか、そういう状況になったものですから、そういう部分で今後どういう形でそういう方たちに説得をしていくかという部分があるものですから、ちょっとここですぐできるというようなことが御返事できないという状況でありますのでよろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆9番(横内正議員) TMОも発足したようですけれども、中心市街地の活性化の問題、まさにあそこは中心市街地のど真ん中でありまして、あのビルを今後どう活性化させていくというのは岡谷市にとっても大きな問題だと思っております。

 ララオカヤのようにならない前に、もう少し民間の知恵も絞ってやっていくべきだというふうにふうに思っておりますので、ぜひ積極的な対応をお願いしておきます。

 以上で私の一般質問を終了するわけですが、私、きょう(「リーン」予鈴)先ほど市長に大変失礼なことを述べたかもしれませんけれども、同級生のよしみということで御勘弁をいただきたいと思っております。

 以上で私の一般質問を終了します。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員の一般質問を終了いたします。

 これにて一般質問は全部終了いたしました。

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△散会の宣告



○議長(上野安規光議員) 本日はこれまでとし、散会いたします。



△散会 午後3時19分