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長野県 岡谷市

平成18年  3月 定例会(第3回) 03月08日−04号




平成18年  3月 定例会(第3回) − 03月08日−04号







平成18年  3月 定例会(第3回)



          平成18年第3回岡谷市議会定例会会議録

議事日程(第4号)

                 平成18年3月8日(水)午前9時30分開議

 日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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出席議員(23名)

     1番  武居永作議員     2番  田中 肇議員

     3番  征矢 久議員     4番  花岡健一郎議員

     5番  武居光宏議員     6番  齋藤美恵子議員

     7番  宮下奈美恵議員    8番  今井秀実議員

     9番  横内 正議員    10番  降籏 清議員

    11番  横内敏子議員    12番  中島信一議員

    13番  今井竜五議員    14番  杉村修一議員

    15番  高林紘一議員    16番  轟  敏議員

    17番  三沢一友議員    18番  笠原征三郎議員

    19番  渡辺太郎議員    20番  清水隨豊議員

    21番  林  豊議員    22番  横内東洋雄議員

    23番  上野安規光議員

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       林 新一郎君    助役       竹澤幸男君

 収入役      倉坪宏夫君     教育長      北澤和男君

 企画部長     矢島政樹君     総務部長     中田富雄君

                    保健福祉部長

 生活環境部長   武井政喜君              中嶋政春君

                    兼福祉事務所長

 経済部長     小泉光世君     建設部長     百瀬文夫君

 水道部長     金子 明君     消防部長     花岡彰一君

 監査委員     千明健一君     教育部長     宮坂英幸君

 岡谷病院長    塚田昌滋君     岡谷病院事務長  茅野重光君

 塩嶺病院長    畑 博明君     塩嶺病院事務長  大澤喜平君

 企画課長     笠原昌之君     秘書室長     小口明彦君

 総務課長     武井富美男君    財政課長     小口千代高君

 選挙管理委員会

 兼監査委員    小林利男君

 事務局長

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事務局職員出席者

 局長       武居 久      次長       青木孝雄

 庶務主幹     今井勝志      議事主幹     林 裕平

 主任       下田典弘



△開議 午前9時30分



△開議の宣告



○議長(上野安規光議員) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△一般質問



○議長(上野安規光議員) 日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。

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△宮下奈美恵議員



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員の質問を許します。

     〔7番 宮下奈美恵議員 登壇〕(拍手)



◆7番(宮下奈美恵議員) おはようございます。7番 宮下奈美恵です。

 通告順に従って一般質問させていただきます。

 平成18年度の予算編成の大要の中で、市長が重点施策として3つの柱を立てたわけですが、その中の1つである市民総参加のまちづくりの推進について、最初にお尋ねいたします。

 1として、市民の意見や要望をどのように聞き入れていくのか、その手段についてお聞きいたします。

 2として、岡谷市行財政改革プランの中での役割としては、この市民総参加のまちづくりがどのように生かされているのか、答弁を求めます。

 3として、市政懇談会のあり方ですが、この間、岡谷市行財政改革プランにおいてはどのような意見が出され、どのようにプランに生かされたのか、答弁を求めます。

 4として、広報おかやの果たす役割について、市民との間でどう位置づけているのか、お考えをお聞かせください。

 大きな2番、岡谷市行財政改革プランと自治体・公務員の役割についてお尋ねします。

 この項は、公務員の身分保障の問題について、主にお話をお願いいたします。

 ?として、財政問題と税金の使い方についてですが、財政が大変なのはどこの自治体も同じ悩みを抱えていることではあります。しかし、だからこそそれぞれの自治体の力量をも試されるときではないでしょうか。言いかえれば、市長の力が試されているときだと考えます。特色ある岡谷市のまちづくりを一層強く押し出すべきと期待しておりましたが、提案された予算は、今まで岡谷市の特色であり、他市にはない岡谷市の誇るべき福祉を根こそぎなくしてしまうものと言っても過言ではない内容となっています。

 他市と比べ無料だったものを有料にしていく、それは岡谷市の特色を後退させてしまうものにほかならないとはお考えにならないのでしょうか。既に破綻が見えていた大学誘致に固執する余り、そこにかけた金額のむだを考えれば、あるいは10年以上もとまって進展しない湖畔若宮土地区画整理においてもそうですが、過去の政策を反省し、削減すべきものを考えれば、一律10%カットや無料から有料へという安易な考えではなく、予算が組めるはずではないでしょうか。

 さきに人員削減ありきではなく、定数の削減は見直すべきものを見直してから、最後に考えるべきものではないかと思いますが、いかがでしょうか。市長の答弁を求めます。

 ?コスト競争と公共性についてですが、この間、国の主導のもと、指定管理者制度の導入や業務の民間委託がふえているのが実情であります。しかし、最近の大きな出来事として、JR福知山線の事故や、今も問題となっております耐震補強偽装問題でもわかりますように、民間では利益優先ということでコスト競争に走り、結果、安全や安心よりも何よりもコスト優先、さらにはサービスの低下にもつながっております。市民は安全で安心したサービスを受けられなくなり、安心して市民生活を送れなくなる。そうした中で、公共性はもちろん、何よりも安全で安心した市民生活を保つためにも、人員削減は行うべきことではないと考えますが、市長はこの点どのようなお考えをお持ちでしょうか。答弁を求めます。

 以上で、第1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 宮下議員さんの御質問にお答えをいたします。

 ナンバー1の市民総参加のまちづくりの推進についての(1)市民の意見や要望の聞き方についてお答えをいたします。

 私は市長就任以来、常に市民の皆様からの御意見等をお聞きし、市民の皆様とともに歩む明朗で開かれた市政、市民本位の市政をモットーに市政運営をしてまいりました。そのため、市民のだれもが市長に直接提言できるよう、さまざまな機会、方法を取り入れております。具体的には、市政懇談会の開催、市政モニター制度の活用、アイデアメール、市長へのEメールの設置、市民アンケート調査の実施等により、市民の皆さんからの御意見や御要望をお聞きし、市政に反映をしてきております。

 それぞれに寄せられた御意見等につきましては、クイックレスポンスを基本に対処し、時間をかけなければ解決できない問題等は、各部課で検討を続けながら早急に対応することを心がけております。引き続きこれらの事業を実施していくとともに、新たな取り組みといたしまして、市民の皆様がテーマに基づき自由に発言できる場を提供する市民総参加のまちづくりサロンの開設なども行ってまいります。

 今後もあらゆる機会に市民の皆様からの声に耳を傾け、市民の皆様とともに歩む市政を原点に全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、(2)岡谷市行財政改革プランの中での役割でございますが、市民総参加のまちづくりにつきましては、平成16年10月に制定いたしました岡谷市市民総参加のまちづくり基本条例に基づき、市民の皆様と市の協働による市民総参加のまちづくりの一層の推進に取り組んでいるところであります。

 このたび策定いたしました岡谷市行財政改革プランにおきましては、「市民総参加による特色のあるまちづくりを推進できる行財政基盤の確立を目指して」を基本目標とし、また、基本的な方針の1つとして、「市民と市の役割分担と協働の推進」を掲げているところであります。

 具体的な取り組みについてでありますが、市政懇談会の開催、広報紙やホームページの充実、活用、出前講座などによる積極的な情報の提供や重要な施策について企画段階から市民が参画する市民懇話会の設置、また市政モニター、アイデアメール、市民アンケート調査の実施など、市民の声の把握に努めるとともに、施策へも反映していきながら、今後のまちづくりを推進してまいります。このほか地域コミュニティの活動の活性化についても、地域の活動に自主的・自発的に取り組んでいただけるよう、情報提供や支援等に努めてまいります。

 行財政改革プランの推進に当たりまして、市民総参加は不可欠であります。市民の皆様と市がそれぞれの役割を認識し、これまで以上に連携、協力しながら、岡谷市ならではの特色のあるまちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、(3)市政懇談会のあり方でございますが、市政懇談会は市民総参加のまちづくりを推進するため、市民の皆さんとの対話を通じて、市民の皆さんからの御意見や御要望をお聞きし、市政の施策に反映させることを目的として開催しているもので、今年度2回開催しております。1回目は7月1日から14日にかけて、カノラホール、3支所、イルフプラザ・カルチャーセンターの5会場で開催し、出された意見の主なものは、ごみ処理施設の建設、病院の統合、湯殿山の活用などで、病院の統合についてはぜひ進めていただきたいという御意見で、現在経営統合に向けて準備を進めているところであります。

 また、2回目は2月7日から16日にかけて、同じく5会場で開催し、出された意見の主なものは、保育料の見直し、火葬場の景観、職員の削減などで、特に第3子以降保育料無料の見直しについては、今後市民の皆さんから御意見をお聞きし、市議会とも綿密な調整をさせていただきますし、火葬場の建設に当たっては、正面ばかりではなくて、裏側の方にも配慮をという御意見でしたので、検討をしてまいります。

 市政懇談会は、市民の皆様と顔を合わせて生の意見を聞ける最適の場と考えております。今後も行政が抱える課題等を直接市民の皆様に問いかけ、また市民の皆さんの率直な御意見、御要望等をお聞きする絶好の機会としてとらえておりますので、市民総参加のまちづくりを推進するため、広報広聴活動のかなめとして引き続き市政懇談会を開催してまいりたいと考えております。

 また、大勢の中では話しづらい方や、時間の関係で発言できなかった方もいらっしゃるかもわかりません。アイデアメールや市長へのEメール、ファクス、手紙などで御提言をいただきたいと思っております。

 また、職員による出前講座も実施して、市政をわかりやすく御説明を申し上げておりますので、積極的に御利用いただきたいと思います。

 なお、今回の市政懇談会より、プロジェクターによりビジュアル面にも対応し、よりわかりやすい市政懇談会となりました。市政懇談会は進化をし続けてきておりまして、市民に親しまれ、理解されやすい内容に心がけておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。

     〔企画部長 矢島政樹君 登壇〕



◎企画部長(矢島政樹君) 私の方からは、1の(4)と2の?について答弁をさせていただきます。

 大きな1番の(4)広報おかやの果たす役割でございますが、広報は市民総参加のまちづくりを推進するため、市政や市民生活にかかわる情報を定期的・継続的に市民の皆さんにわかりやすく確実に提供し、情報の共有化を図ることを目的として発行しております。

 主な掲載内容は、市がこれから進めようとしている病院統合やララオカヤ再整備などの事業の説明や、新しくできた施設の紹介と利用方法、これから行われる市の行事や催し物等の紹介、市民の皆さんに参加いただくみんなのページなどでございまして、市の決定事項だけの報告を掲載しておるものでもございませんので、御理解をいただきたいと思います。

 市では、重要な施策につきましては、企画立案段階から市民の皆さんが参画し、市民の皆さんの意見が反映できるように、市民懇話会の設置など必要な措置を講じ、パブリックコメントもいただいており、広報おかやにも掲載しておりますので、積極的な御意見等お寄せいただきたいと思っておるところであります。

 今後も市民総参加のまちづくりを進めるためには、広報おかやは必要不可欠なものであり、市民の皆さんに親しまれ、読まれる紙面づくりに努め、新鮮で的確な情報を提供してまいりたいと考えております。

 大きな2番の(1)の?公務員の身分保障のうち、コスト競争と公共性の中でございます。

 指定管理者制度は、公の施設の管理に従来の市の出資法人等に加え、民間事業者の参入も可能となり、民間の能力を活用しつつ、住民のサービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ることを目的に導入されたものでございます。また、民間等外部委託につきましても、市民サービス、コストを念頭に置いて推進を図っており、いずれも市民サービスを第一に考え実施しているところであります。

 今後も指定管理者制度等を推進し、職員の削減を図るなど、一層アウトソーシングを進めなければならないと考えております。

 行財政改革の推進に当たっては、市民の安全・安心の確保ができなくなるような職員の削減は考えておりませんので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな2番のうちの(1)の?の部分についてお答えをさせていただきます。

 平成18年度予算における経常経費の10%削減は、事務事業の徹底的な見直しにより、集中と縮小、廃止による事業の再構築を基本として取り組んだものであります。すべての行政施策、事務事業について見直しを行い、より有効かつ効率的な事業展開ができないか、職員の創意と工夫と努力により10%削減を達成したものであります。

 厳しい財政状況の中で、市民総参加による特色のあるまちづくりを進めていくためには、むだなものをカットしていくのは当然でありますが、同時に、職員定数の削減も図っていかなければならないものと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) それでは、順次従って質問をしていきます。

 まず、1の市民の意見や要望をどのように聞き入れていくかということにつきましては、市長より回答をいただきました。確かに市民が直接市長に会って意見を述べる場は広がってきていると思いますし、それに対する市民の関心も深まってきていると思います。

 先ほど市長はクイックレスポンスに努めているとおっしゃいました。1つはお聞きしたいのは、団体やそれぞれの要望書などもお受けになっていると思います。諸団体の要望書や何かは出されて、そこで懇談をするわけですけれども、その要望書に対する回答というものはどのようになさっているのか、お尋ねいたします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 要望書に対する回答は、それぞれ担当の部で精査をし、お答えをしております。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 要望書については、それぞれ担当の課で検討して答えをしているということですが、その答えは一たん市長のところに戻ってきて、どんな回答をしたかということは市長は御存じでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) すべての回答は私が目を通しております。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) それでは、お尋ねしますが、例えば私は他団体にも所属しておりまして、他の女性団体に入っております。そうしたところで要望書を持っていき、懇談は確かにいたしますし、そこでいろいろと市長の意見もお聞きいたしますが、正式な回答書として文書でいただいたことはありませんし、正式な回答として、新たに話を聞いたこともありません。また、共産党の市議団として毎年要望も行っております。その中で、市長とも懇談をさせていただき、大体の内容はそこで市長の方でできるものやできないものもおっしゃっていただけますが、正式な回答として文書もいただいておりませんし、そこで正式な結論を聞いておるということもありませんし、後日改めて市長の方から、あるいは担当部課の方から、正式にこの要望についてはこのようですというような回答もいただいた覚えがありませんが、それについてはどうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) これは御要望として受けとめて、議案として議会にお示しをして御審議いただく、こういうルールになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) そうしますと、各団体の日々さまざまな問題を要望書に託して市長のもとへ届けたときには、そのときには回答はいただけなく、この3月末の予算編成まで、例えば4月に要望を行っても、5月に要望を行っても、この3月の予算でないと回答が得られないという考えでよろしいでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 各団体からの御質問、要望等で、すぐお答えできるものはすぐお答えをいたします。それと、会派からのいただいたものに対しては別問題というふうにお考えいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 私が今言っているのは、会派からではなくて、例えば女性団体とか、そういった団体のことです。そういったものについてはそうかということです。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 必要なものはすぐお答えをしておりますし、結論の出ないものはきちんと検討をしてお答えをしていくということで、そういう姿勢で取り組みをさせていただいております。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 例えば、今言われたように、予算にかかってくる要望もあると思うんです、要望書の中では。例えば私たちがよく言っている乳幼児医療の無料化を就学前までしてほしいというような要望を上げたときに、それは予算も必要になってくるので、即答はもちろんできないとは思います。予算にできる、できないというのが載ってくるわけですけれども、それはもちろん議員は知っていますが、諸団体の代表の方に必ず議員がいるわけでもなく、諸団体の方々は来て要望をして、市長の感触は受けては帰りますけれども、正式な回答文書としていただいてないんですね。

 そのことについて、市長の方で、できれば私の所属している女性団体じゃなくても、女団連の問題とか、そういったものも、そのとき懇話会で要望を話しますよね。懇話会でも、女性団体でも。そのときにいろいろな要望が上がると思うんです。諏訪湖ハイツの100円の問題もそのときにも出てましたし、使い勝手の問題いろいろ出てました。早速改善していただいたものも、もちろんあります。ありがたく思っております。しかし、そのときに例えば検討するとか、ちょっとこれは予算を組んでみないとわからないというものも出てくると思うんですよ。そういったときに、今のお答えでは予算議会にかからないとわからないということになると、ここでは私たちは議員ですので、この予算について討論もし、検討もし、賛否もいたしていきますが、そういう団体の方たちの要望に対して、終わってからこの結果を知らせるということしかできないのでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 予算の伴うものに関しましては、議会の議決を経ないと市としてはお答えできないわけでありまして、議会にお示しする前に、こういうものを議会に出して検討いただくよということは、なかなか難しい問題だというふうに思ってます。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) ですが、もちろん結果としては、議会の議決を経ないと予算というのは執行されないんですけれども、市の姿勢としては示されると思うんです。市は皆さんの御要望にこたえてこういうことをやっていきたいので、今度の予算に組み込みたいと思っている。それに対して、例えば議会が反対したら、それは議会と市の思いとが違っていたということで、それはまた説明ができることだと思うんです。

 皆さん要望の回答を待っているんだけれども、なかなかその回答が来ないということで、市長とのキャッチボールがきちんとできていないという不信感も持つ結果になると思うんです。市長は最高責任者でありますので、自分のやりたいことというのはある程度決められると思うんですね。それで、議会の了解を得ないと、予算自体は成り立たないんですけれども、市として、市長としてこういう方向でいきたいという考えは述べることができると思うんですが、その点はどうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 市長としてこういう方向で行きたいということはしっかり市民にお示しをして、これまでも県下一の福祉都市を目指して進んできておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) それでは、ちょっと時間もありませんので、できれば私としては文書で出されてきたものに対しては文書で回答をいただきたいと思いますので、今後、懇談でただ話をするだけなら、話で終わると思うんですけれども、例えば署名を持って懇談に来たというような場合については、書面で回答をいただくことを、今言ったように、例えばこれは予算にかけなければいけないので、市としてはやりたいと思うが、議会の議決が必要なことですよということでも結構ですので、文書で出されたものについては文書で返答いただくことを希望しておきます。

 2つ目の問題ですけれども、市民総参加のまちづくりが岡谷市財政改革プランの中の役割として生かされていることの具体的なものは、全体を通して生かされていかなければいけないと思っているんですけれども、今回きちんとして、具体的なものとして今市長がおっしゃったのは、懇話会やそういったものということなんですけれども、この市民総参加のまちづくりと行政改革プランというのはうまくかみ合っているものとお考えでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 20人の委員の皆さんが25回にわたって懸命な論議を重ねた結果、行政改革プランができ上がったわけでありますが、岡谷市の人口は5万5,000人おります。その内容をすべての市民の皆様に深い御理解をいただくということはなかなか大変だと。これは市民総参加のまちづくりと、それから行政改革を推進していく組織と、できるだけ調和をさせていかなければならないということは感じております。なかなか難しい問題でありまして、市民総参加のまちづくりと行政改革といったもの、この2つの歯車がきちんとかみ合って進んでいくのが理想であると。その理想に向けて最大限の努力をしているということで御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) この市民総参加のまちづくりで行政改革プランをつくってきたというのは、一般の人からも公募で5人集めておりますので、市長としては一般の人の意見も十分聞いているつもりでもあるとは思うんですが、しかし、出されました資料で、本庁と、あるいはそれぞれの支所に行政改革プランの大綱が示されて、こんな厚いようなのを受付に置いて、いつでも市民の皆さん見てくださいということもしましたが、実際普通の人たちは、あの行財政改革プランを見ても、何がどう変わってどうなったかというのを理解するまでにかなり時間がかかると思うんです。

 その中で、例えば手数料や補助金の問題が載っていたとしても、見落としてしまうし、どれが補助金であって、どれが岡谷市では無料化しているのかということも、知らない人も大勢いると思うんです。そういったことがきちんとかみ合っていないものだから、この行政改革プランで財政が大変だから、無料のものを有料にしよう、補助金をつけていたものをカットしようということを提案して、実際予算化されて具体化されたら、あちこちで言い方はおかしいですが、非難の声と言うとおかしいんですけれども、そういう声が上がってきているということは、結局市民とこの行政改革プランのプロジェクトをやってきたところに、かなりの隔たりがあったというふうに思わざるを得ないんですが、その点はどうでしょう。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 全部が全部大きな隔たりがあったとは、なかなか思いにくい部分があります。ただ、個々に細かい説明が不足した部分も確かにあったということで、反省をし、改めて対応し、納得をいただいているということでございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 市長におかれましては、今もおっしゃいましたように、隔たりもあったこともあって、反省もしているということで、今後にそれは生かされていくとは思うんですけれども、本来なら反省をして、これはちょっと市民との隔たりがあったなと思うものについては、1回クッションを置いて、それからまた考え直すというのが本来の姿ではないかと思うんですけれども、反省はするけれども、そのまま実行していくというのはいかがなものかと思うんですが、その点はどうでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) この反省に関しましては、説明の仕方がまずかったという反省でございまして、政策そのものは決して間違ってないというふうに、そういう信念を持って取り組んでいるものでございます。この説明不足の中には、900世帯にわたって保育料の軽減を受ける世帯もあります。その声が1つも出てこなかったということも大いに反省をしているところでもございます。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) もちろん説明不足もあったと思うんです。でも、市民の実情と市民の考えと合っていれば、今、市長もおっしゃったように、保育料も下げてもらってうれしいわということであれば、その問題というのは噴出してこないと思うんですね。行財政改革プランが市民にとって受け入れやすいものであって、ああ、このままやっていってもらえれば、本当に安心して安全な生活を岡谷市で送れるわと思えば、そういう声も上がってこないと思うんです。そのプランの内容そのものに疑問視があるから、いろいろな声が上がってくるのではないでしょうか。その辺はどうでしょう。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) このプランをしっかりと関係の皆様に御説明をさせていただき、御納得いただいたということで御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) ちょっと時間もありませんので、次も同じような内容になりますので、次の市政懇談会についてお話をお聞きしたいと思います。

 先ほど市長は、懇談ということで、顔を合わせて生の声を聞くことが非常にいいことだということをおっしゃってまして、私もそれについては賛成でありますし、今回の行財政改革プランについても、精力的にお出かけになって、あちこちで話をしておられましたし、この間振り返ってみますと、合併の問題についてもそうですし、市側としてはかなり積極的に市民との懇談をとろうというふうに努力をしていると思うんですが、なかなか市民の方でそれに応対し切れないというか、人数がいつも少なかったり、市長が回っているのに市長が来ないというふうに意見が出たり、いろいろなこれからの改正をしていかなければいけない問題点を含んでいると思うんですけれども、今この懇談会を市長はこれからも続けていきたいと思っていますが、今後の改革点というか、今後もう少し人に来てもらって、本当にざっくばらんな話ができる懇談会にしていかなければならないと思うんですが、今後の方向性としてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 広報広聴のかなめであります市政懇談会、これからもより参加しやすい、親しみやすい市政懇談会になるように創意工夫、努力をしていきたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 私はですね、この市政懇談会がなかなか人数が、普通ならやっていく間に、口から口へ、人から人へ渡って、いいものなら広がっていくというのが本当だと思うんですが、なかなか合併のときから見ると、数にしてみれば、1カ所60人から70人くらい、今回は第3子の問題もあって大勢、150人という倍の数が来たと思うんですけれども、それはやっぱり口コミだと思うんですよね。口コミできょう市長が来て話を聞いて、私たちの意見を聞いてくださるということになれば、広がっていって、やるたびに広がっていくというのが、やっぱり成功しているなという実感だと思うんですけれども、どうもこの間、第3子の問題の150人以外は、数は定着していて、来るべき人が来ているだけというような感じになるんですよね。

 どうしてそういうふうになってしまうかというと、来た人にいろいろ意見を聞いてみますと、1つは懇談会になってないと言うんです。市長は先ほど言いましたよね。顔を合わせて生の声を聞いて、それで要望については検討していくと。確かにこれが懇談会の意味ですね。私、辞書で引いてみましたら、懇談というのは打ち解けて親しく話し合うことというふうになっています。ですから、懇談会で特に結論を出せというわけでもありませんし、説明をしろというわけではないですね。そのことについて話し合うこと自体が懇談会の有意義というか、大きな意味を持っていると思うんですけれども、この間、市長は今年度でいえば7月1日から14日と2月7日から16日という間に懇談会を開いています。この時期に開いて、例えば打ち解けて話し合ったとしても、それをこの予算や行財政改革プランに生かせた時期なのでしょうか。その時期の問題とその内容、説明会になっているのではないかと思われる内容についてはどのように思いますか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 保育料等の第3子の負担の問題に関して、貴重な御意見を聞き、そしてきちんとした対応ができたということで、市政懇談会は大きな成果を上げたというふうに理解をいたしております。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 第3子の問題だけでなくて、懇談会のことについてお伺いしているわけなんですけれども、例えば7月1日から14日に開かれた行財政改革プランというのは、まだ概要しかでき上がってなかったと思うんです。市は例えば合併がなくなったので、自立していかなければいけないと。そのためには財政が大変苦しいという大まかな内容の説明だった。そして、次に開かれたのは2月7日ですので、もうこのときには予算は組まれているわけですよね、実際問題としては。そのときに開く懇談会というのは、説明会になるのではないですか。懇談会になるんでしょうか。その点をお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 当然その間に個々の問題というのが発生します。その説明を逐次行ってきておるわけでありまして、いきなりどんどんと発表して概略を説明していくというたぐいのものではありませんので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 私が言いたいのは、やっぱり市の姿勢だと思うんです。要するにもう全部が決まってから、その説明をするのは、懇談会ではなくて説明会です。はっきり言えば。市の行財政改革プランはこのように決まりましたと。実際、市長が懇談会の場でよく使われる言葉に、皆さんに御理解をいただきたいということを言っております。理解していただきたいというのは、懇談ではないですね。説明会です。

 ですから、時期にしても、この2月7日に例えば建設的な意見が出てきたとします。しかし、それは生かされないですよね。今度の行財政改革プランにはもう間に合いませんから。例えば広報にもその内容が今回掲載されていますけれども、その中では、例えば私たちと反対の意見でもありますが、もっときちんと減らした方がいいのではないかという意見も出てますし、そういう提言も市民からもらっているわけですよ。こういうのを生かすために行うのが懇談というもので、懇談をして市民から建設的な意見をもらって、それを財政やこれからの市政に生かしていくために行うのが懇談会と思うんですが、この時期に開いて意見をもらって、手直しのできないときに行うのは説明会になっていると思うんですが、その点はどうでしょう。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 私は懇談会は毎年毎年行ってきておりまして、逐次市民の意見を行政に反映する、そういう体制を整えてきております。この2月に行いました懇談会、クイックレスポンスで予算に反映できるものはきちんと対応いたしましたし、検討をして平成19年度に対応していかなければならない課題といったものもつかんできておるわけでありまして、1年というスパンの中で対応していくものもたくさんあるわけでありまして、そういう市民の声を掌握するために、市政懇談会は大変重要な広報広聴のかなめであるという位置づけで取り組んでおりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) ちょっと時間がありませんので、終わりにしたいと思ってますけれども、私、懇談会自体を開いていくことに反対しているわけではありませんので、その点はまずお含みいただいて、それから、懇談会をやって、市長さんたちも聞いていると思うんですけれども、意見を言う時間が少なかったという意見も出てます。それはなぜかというと、懇談ということで、お互いに意見をやりとりすると思って市民は来るのに、説明を長々と聞かされて、そして意見を言うと、それを否定されて御理解いただきたいと言われる、それは懇談ではないのではないか。そういうのが市民の側から声が聞こえてくるわけです。

 ですから、本来ならやっぱり意見を聞いて、ああそういう意見もあると思いますが、市の考えとしてはこうですということを言うのはわかるんですが、それを理解していただきたいというふうに言ってしまうと、懇談にはならないと思うんですよね。その辺のことをちょっとまたこれから考えていただきたいのと。

 あともう一つは、市政懇談会がなかなか大勢にならないということの1つに、やっぱり聞いているだけという問題がうんとあると思うんです。今井でごみの問題で出前講座を頼んだときに、非常に大勢の市民の皆さんが集まって、それで時間を決められていたんですが、もう時間を過ぎてもとにかく意見を言いたいということで、大変盛り上がって話をしました。けんけんごうごうというようなこともありましたが、それでもやっぱり市民の意見がそうやって楽しく出てきて、盛り上がって話ができたということに対しては、非常に市民の人たちも自分の思いを言えたということにも満足し、そこに市が時間をとってもつき合ってくれたということに対しての感謝の気持ちももちろんありました。

 長ければいいという問題ではありませんが、その時々の状況も考えながら、いろいろな意見を聞くという姿勢を常に持って懇談会に臨んでもらえれば、そういうような楽しい懇談ができると思いますので、ぜひ説明会にならずに懇談になるようにしていただきたいと要望しておきます。

 3つ目に、広報おかやについてですが、先ほど部長からも御説明いただきました。これは3月1日の広報です。それで、この広報の中身、行財政改革プランの問題にしても、市政懇談会の報告の内容にしても、非常によくできていると思いますが、この中には残念ながら、こういう時期だとは思うんですけれども、こういう意見をお寄せください、あるいは市はこういうことを考えてますが、皆さんはどうお思いですか、そういったような内容のものが非常に年間通して少ない問題です。

 これが出る−−ごめんなさい、日にちは忘れましたが−−何月かには、確かに行財政改革プランというのを考えていますよという、皆さんの御意見を要望しますということを書いた広報も出ています。しかし、それだけではなかなか意見も上がらないし、先ほど言いました行財政改革プランなんていう分厚いものを受付に置いてありますなんて言って案内されても、なかなかその分厚いものを見て熱心に岡谷市の未来を考える人たちというのは、本当に限られてしまっていて、大勢の意見をいただけないと思うんです。

 私、広報はすごく皆さんに喜ばれて、よく読まれていると思います。この間、出前講座をやってもらったときにも、お母さんたちと話をしましたが、子育てに忙しいけれども、広報はよく読んでいますと。だけれども、広報は常に結果しか出てないと。何々が決まりました。何々がこうなりました。もちろんこれは情報誌ですので、そういうことが多くなると思いますが、これから市民総参加のまちづくりを考えていく上では、やっぱりこの広報を有効に使って、今、市ではこんなことを考え、こんなことを市民の皆さんの意見を伺いたいと思っているということを、やっぱり大きなページを割いて、企画を考えていってもらわないといけないのではないかと思うんですが、この広報おかやが情報誌というだけになってしまっているということをとても残念に思うんですが、その点はいかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 市民総参加のまちづくり、スタートがされて、まだ日が浅いというところで、創意工夫、努力を相当していかなければいけないというふうに思っておりますので、議員さんのおっしゃったことも大いに参考にさせていただきたいと思っております。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) それでは、ちょっとまた広報の充実をぜひお願いしまして、私も非常に頼りにしている広報ですので、ぜひ充実をさせていただいて、ぜひ参加型の情報誌という形に変えていっていただければと思います。

 大きな2番に移ります。

 岡谷市の行財政改革プランと自治体・公務員の役割についてということでお尋ねしておりまして、先ほど人員削減はどちらも行わないということで簡単な返事をいただきましたが、まずそもそもこの行財政改革プランをつくるに当たっては、市からの指導があったと思うんですが、その点はどうでしょうか。確認の意味でお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) この岡谷市の行財政改革プランにつきましては、合併のことから始まりまして、岡谷市が国の状況、社会情勢等を見る中で、今、岡谷市としてこれからやっていくのにどうしていかなければいけないかということを考えながらつくっていかなければならないというふうに考えたものでございます。

 国の方でも一昨年から大きな地方のあり方というものについては、いろいろ検討していることがありまして、その情報は流れておりましたので、そういった情報をもとにしながら、岡谷市独自のものとして考えておりまして、最終的には昨年の3月29日に国の方からこういった行革が地方では必要ではないかという、いわゆる助言的なものが今出されておりますが、そういった周囲の状況を見ながら、岡谷市として必要なものとして考えたプランでございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 御答弁ありがとうございます。つまり国としては2005年の3月に地方改革指針ですね、それが出されて、それにのっとって各地域で今改革プランというものをつくってますが、岡谷市は合併がなくて自立したまちづくりをしなければいけないから、それに先駆けてもう既に国が言う前に行っていたということで、非常にこれが喜ばしいのか、そうでないのかというのは、この内容によってくるんですけれども。

 この改革プランがどういうことを中心に行っているかというのは、見ますと、住民の負担と選択に基づき、おのおのの地域にふさわしい公共サービスを提供する分権型社会システムに転換していく必要があるというふうにうたっているんですね。この住民の負担と選択というのはどういうことかというと、サービスを受ける人が負担して、それからおのおのの地域にふさわしくということは、特色を生かしてというのではなくて、地域ごとばらばらにサービスをしてもいいですよということになるんです。これはナショナルミニマムでなくてもいいですよということを今度はうたい始めているんですね。

 そうすると、自治体は本来住民の奉仕者であって、サービスを提供していかなければいけないものが、サービスの供給の本体から、今度議案にも出されておりますが、戦略本部へというような形で役割がだんだん変わってきてしまい、自治体全体の改革というのを本当に見直していかなければいけない時期に来てしまっているということなんです。

 財政がないから、住民にできるだけ、何回も出てきますけれども、住民にも御負担をいただいてということが非常に多くなってきている、それが行財政改革プラン、要するに国の指針だと思うんですけれども、岡谷市のこの行財政改革プランも、(「リーン」予鈴)確かに負担がふえて皆さんでということになっているんですが、それについてはどのように思いますか。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) 基本的なお話でございますが、そういったことを踏まえまして、プランの方で考え方をまとめたものだというふうに理解しているところであります。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 時間がないので、ちょっと大事な点だけ伺います。

 先ほど?の方で安全・安心の確保ができない削減はしないとおっしゃいましたが、その人数についての根拠はどこから出ているものか、お聞きいたします。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) 根拠というお話でございますが、先ほど申し上げました民間委託等、アウトソーシングをやる場合に、その業務内容、またその効果等を見ながら、こういったものの導入等を検討しておるわけであります。そういう中には、当然お話のありました安全・安心というものをなくしてはならない根底の話でありますので、そうした基本的な考え方を持ちながら、いろいろ業務をやっているという考え方でございます。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) そうしますと、客観的な見方をしているだけで、特に根拠はないという考え方でいいかと思うんですけれども、今ここで岡谷市のシステムが機構的には変わりますが、仕事の内容が大きく変わるということは、これから5年をめどにカットしていく、人員削減していくわけですけれども、仕事の内容が大きく減るというような予想があるんでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) 今のこの社会情勢の中では、いろいろ市民需要というものがございまして、対応していかなければならないことは多々あろうかと思っております。それを大きな組織として、各分は持ちますが、そのトータルとしてその仕事ができるようにということで、今回の組織改革は考えたものでありますし、そういった個々具体的に出ますれば、それへの対応というものを考えながらやっていかなければならないというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 特別業務の内容で質量ともに大きな変動がない中で、100人の人員を減らすということになりますと、今いる人員でむだな人員がいるのではないかと思われても仕方がないことだと思うんです。でも、しかし、私が思うには、市の職員は本当に頑張ってやってますし、時々というか、たまたま夜通りますと、市の庁舎には必ずと言っていいほど明かりがついて、皆さん残業なさってますし、日曜日に忘れ物をとりに寄ってみると、大勢の方が日曜出勤、休日出勤をしております。

 こういう中で100人を削っていくということは、その100人分の負担が残った人たちの上にかかってくるということなんですね。もし本当に100人不必要なら、この前の言葉でも出ているように、その場で100人削っていくのが本来の業務のはずです。100人が浮いているならですね。でも、今職員はどの人も遊んでいる職員はいないと思います。一生懸命やっていると思いますが、この職員について、市長、助役、収入役など皆さんは、職員について本当に頑張ってやっていると思うんですが、余っている人員がいるというふうに考えているのかどうか、それぞれの御意見をお伺いしたいと思います。順番は結構ですが。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 職員はそれぞれ地方公務員法に基づいて懸命の努力をし、市民福祉の向上に努めているというふうに認識をいたしております。しかし、これから10年間の中で、創意工夫、努力をして、さまざまな対応をする中で100人の人員削減をしていくということで御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 職員が現状で余っているという認識は持っておりません。行財政改革プランでお示ししておりますように、施設の存廃まで含めて、今後そういうことを検討しながら、必要なサービスは維持していく。そのサービスの維持の仕方も、委託であるだとか、あるいは市民参加、市民との協働によりだとか、そういうことをしながら、できるだけ固定経費である職員は減らしていかないと、これからの財政運営が容易でない、そういう論理でやっているということで御理解をお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 収入役。



◎収入役(倉坪宏夫君) 市の職員の仕事というのは、事務分掌にしっかり決まっているわけです。その中で、どうした仕事をしなければいけないというような形の中で、市の職員は今一生懸命やってますから、その中では私は多いということは感じておりません。

 そうした中で、これからプランができ上がって、いよいよ行政改革を行う中では、今言ったように事務分掌、仕事の内容をしっかり変えていかなければならないんですね。それは例えば仕事を外へ出すとか、あるいは自分の仕事の分野を効率的にやっていくとか、そうした工夫をしていかないと、今まであった職員を半分にするとか、100人減らすということは、その分だけは負担がかかるわけですから、職員としては大変になるわけですから、その負担にならないような工夫をしていくことが行政改革のプランの中に盛り込まれている1つだと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆7番(宮下奈美恵議員) 今、お三方の話を聞くと、遊んでいる職員は一人もいないというふうに見ておりますし、先ほども言いましたように、業務自体もこれからどんどんやりやすくなっていくわけではないというのが事実だと思います。私はむしろこれから業務が大変になってくるんだと思っています。なぜなら、国も財政が大変なので、いろいろな改革をやっていきます。そのたびに法律が変わり、業務がふえ、地方の人たちはますます大変になってくる。その中で、人員を減らしていくという考え、それが何に基づいているのかというのは、財政が大変だから人を減らすということに基づいてしまっているのではないかと思うんです。

 公務員というのは奉仕者ですから、住民のために一生懸命皆さん働いているわけです。自分ために働いているのではなくて、住民のために働いているその人たちが減っていくということは、住民のためにもなりません。人員削減さえすれば財政がやっていけるという考え方になるのではなくて、できるだけ今大変なら、人員を減らさずに(「リ・リーン」終了)やっていくというのが本当の長の考え方ではないかと思いますが、最後にその点をお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 大変厳しい地方自治の財政状況の中で、アウトソーシング等もしっかり踏まえて、人員削減をしていくということで御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

 再開は10時40分といたします。



△休憩 午前10時26分



△再開 午前10時40分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△武居永作議員



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員の質問を許します。

     〔1番 武居永作議員 登壇〕(拍手)



◆1番(武居永作議員) 1番 武居永作です。

 通告順に質問をさせていただきます。

 まず、1の新年度予算の対応についてお伺いします。

 (1)として危機管理室と災害ボランティアですが、来年度の機構改革の中で、新しく危機管理室ができます。危機管理室の中身については先番の議員さんの質問である程度わかりましたが、危機管理室と災害ボランティアの関係についてどのようになっているのか、お伺いします。

 (2)の地震被害軽減対策事業ですが、事業内容と効果についてお伺いします。

 (3)の消防団屯所への災害救助機材ですが、地震など大規模災害時には、消防団や自主防災組織など地域の皆さんの協力がないと効果的な対応はできません。今回配備する災害救助機材の内容についてお伺いします。

 (4)の元気な学校林プロジェクトですが、詳しい内容についてお伺いします。

 (5)中学生学童WORKWORK体験事業ですが、これについてもどんな事業なのか、お伺いします。

 (6)の市民総参加のまちづくりへの子供たちの参加ですが、市民総参加のまちづくり基本条例に「子ども会議を開催するよう努めるものとする」ということが書かれております。昨年は子供たちから岡谷市のまちづくりに対する作文を募集し、作文の優秀な生徒さんと市長さんとの対談というような形で会議が行われましたが、新年度についてはどんな形で子ども会議を行うのか、お伺いします。

 (7)の指定管理者制度の導入と今後ですが、何人かの議員さんからも質問がありましたが、来年度から岡谷市でも幾つかの施設の管理運営が指定管理者になります。4月からの移行に向けて準備が進んでいると思いますが、効率を追求する余り、市民サービスの低下になるようなことはないのか、また、今後他の施設についても考えていく予定があるのか、お伺いをします。

 次に、2の岡工定時制の閉校と岡谷東、南高校の統合問題についてですが、岡工定時制が来年度の平成18年度で閉校になります。岡工定時制は戦争中の昭和18年、勤労青少年のために岡谷工業学校第2本科機械科として設置をされました。以来63年の歳月を重ね、1,000名を超す多くの逸材を輩出してきました。私もその一人であります。

 日本が高度成長を迎えた昭和40年代には、在籍生徒数も250名を超え、活況を呈し、昼働き、夜は勉学にいそしむという、忍耐強く向学心旺盛な生徒が当科に集まり、青春を謳歌し、卒業後は地域社会はもちろん、県内外の企業その他で、中堅として、また指導的立場として産業文化に多大な貢献をしております。

 昭和50年ごろより社会情勢の変化とともに、定時制課程への入学希望者が大きく減少してきました。少子化の影響から、高等学校に入学する生徒が減少する中、平成7年に長野県教育委員会で、定時制通信制教育のあり方が検討され、適正配置の方針のもとに、県下定時制高校の統廃合の計画が打ち出されました。平成11年に松代高校定時制、平成12年には丸子実業定時制が募集停止になりました。

 そんな状況下、平成14年に岡工と須坂高校定時制の募集停止の話が突然出てきました。今の定時制高校は、昔と違い、中学校に普通に行けなかった不登校の子供たちの受け皿にもなっています。少人数の中で、今まで学校に行けなかった子供が学校に行けるようになったというようなお話も聞きました。生徒や先生、親の意見は全く聞き入れられず、結論ありきで、残念ながら平成15年度から岡工と須坂高校定時制の募集停止が決まりました。

 今回の岡谷東高校、南高校の統合の問題も、同じように話が突然出され、生徒や先生、親や地域の声も聞かず、強引に進められようとしております。高校は県の管轄ではありますが、岡谷市の小中学生のこれからの進路を考える上で重要な問題でもありますので、幾つか質問をさせていただきます。

 (1)として、長野県高等学校改革プランの推進状況についてお伺いします。

 (2)として、高校改革の必要性は認めますが、長野県としてどのような教育を目指しているのか、なかなか見えてきません。このことについてお伺いします。

 (3)として、諏訪地域の高校の状況についてお伺いします。

 (4)として、この統合問題に対して今後どのような形で取り組んでいくのか、お伺いします。

 以上、壇上での質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 企画部長。

     〔企画部長 矢島政樹君 登壇〕



◎企画部長(矢島政樹君) 武居議員さんの御質問に答弁を申し上げます。

 私からは、1の(1)と(7)につきまして答弁をさせていただきます。

 (1)の危機管理室と災害ボランティアについてでありますが、新年度より設置されます危機管理室では、東海地震など大規模な自然災害や武力攻撃、大規模テロ等の人的災害に備えた防災及び災害対策の総合連絡調整に対する事務事業を充実させてまいります。

 災害ボランティアとの関連につきましては、危機管理室の事務であります災害対策として、災害時に設置する災害ボランティアセンターの設置運営や事前の登録など、災害ボランティアの取りまとめを行っている社会福祉協議会と、現在と基本的には同様に連携を図ってまいりたいと考えておるものでございます。

 次に、(7)の指定管理者制度の導入と今後についてでございますが、指定管理者制度は公の施設の管理に、従来の市の出資法人等に加え、民間事業者の参入も可能となり、民間の能力を活用しつつ、住民のサービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ることを目的に導入されたものでございます。4月から指定管理者制度を導入する施設の指定管理者につきましては、公募等を行い、厳正に審査等を行った結果、最もふさわしいものを選定し、議会で指定の御議決をいただいたところでもあります。

 市民サービスにつきましては、提出されました事業計画書等に基づき、住民の平等利用が確保されるか、施設の効果的活用がされるかなどについて審査を行ったものでありますが、指定管理者となる予定の者は、いずれも維持向上が期待できると判断いたしたものであり、4月以降も引き続き良質なサービスの提供がなされるものと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 その他の施設についての今後の導入の方向性についてでございますが、その他の施設につきましては、今後行財政改革プランでお示ししましたように、公共施設のあり方の検討の中で、指定管理者制度も含めまして、当該施設にふさわしいあり方を市民サービスの向上、経費縮減の観点から検討してまいりたいと考えておるところでございます。



○議長(上野安規光議員) 建設部長。

     〔建設部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設部長(百瀬文夫君) 大きい1番目の(2)の地震被害軽減対策事業についてお答えをいたします。

 この事業は、長野県すまいの安全「とうかい」防止対策事業に基づきまして、高齢者や身体障害者等の世帯を優先に、家具の転倒防止器具を配布し、地震時におけるたんす、書棚等の家具類の転倒を未然に防止し、地震による被害の軽減を図り、地震に強い安全なまちづくりを進めるものであります。

 配布する器具は、取りつけが容易で家具の転倒防止に効果のある転倒防止ポール、転倒防止シート、前倒し防止シート等のセットを検討しており、市で器具を一括購入し、希望する世帯に区等の御協力をいただく中で、器具の配布及び設置までを行ってまいりますし、設置状況につきましても確認をしてまいります。平成18年度は高齢者や身体障害者等の2,000世帯に配布をしてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 消防部長。

     〔消防部長 花岡彰一君 登壇〕



◎消防部長(花岡彰一君) 大きな1番の(3)消防団屯所への災害救助機材の内容について御質問をいただきました。

 新年度に配備を予定しております災害救助資機材でございますが、レスキューキットと申しまして、バール、ボルトカッター、のこぎり、大ハンマー、ロープ等の救助活動に必要な資機材を専用の背負い式収納ケースに納めたものでございます。これは大地震発生時、消防団員が徒歩により救助現場に向かい、迅速に救助活動を行うために適したものでございます。

 御存じのとおり、阪神・淡路大震災、また新潟中越地震などの大規模地震災害時には、同時多発的に災害が発生し、地域を守る消防団の初期の救助活動における資機材の不足が指摘されたことから、災害救助活動が迅速に行えるよう、消防団に計画的に配備するものでございます。新年度は各分団12屯所に1セットずつ配備いたしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 教育部長。

     〔教育部長 宮坂英幸君 登壇〕



◎教育部長(宮坂英幸君) 大きな1番の(4)の元気な学校林プロジェクトについてお答えいたします。

 この事業の内容ですが、地域の方々の御協力をいただきながら、岡谷小学校の裏山を整備し、子供たちの自然学習の場とするものでございます。具体的には、学校主体により、ドングリの森づくり、シイタケ栽培、自然観察事業などを予定しております。豊かな自然を子供たちの学習の場、遊びの場、体験の場として活用することにより、人間性豊かな子供たちをはぐくむことができると考えております。

 次に、(5)の中学生学童WORKWORK体験事業についてお答えいたします。

 昨年の夏休み期間中に、学童クラブボランティア参画事業を実施いたしましたが、この事業は学童クラブ指導員の補佐をしていただくボランティアと、絵本等の読み聞かせを行っていただくボランティアを市民の皆さんから募集し、地域の子供は地域で育てるという観点から、学童クラブへ参画していただきました。

 中学生学童WORKWORK体験事業は、これらボランティアの参画事業と同時に、夏休み期間中に行う新規事業でございます。

 この事業の目的は、市内の中学生が自主的な活動として学童クラブ指導員を体験し、遊びや絵本の読み聞かせなど、日ごろ触れ合う機会の少ない小学校低学年児童との交流を通じて、すこやかな心と情操豊かな人材を育成するために実施するものです。

 事業効果といたしましては、学校での活動とは一線を画し、中学生の自主的な職業体験活動と位置づけ、自分の将来を見つめながら、社会や集団で主体的に自己を生かそうとする態度や能力を身につけることができると考えております。また、中学生が指導員補助ボランティアとして参画する地域の大人や小学校低学年児童との交流など、多様な体験活動を通じて、次代を担う中学生の子育てに対する意識や職業観を身につけることができると考えております。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) ナンバー1の(6)市民総参加のまちづくりへの子供たちの参加についてお答えをいたします。

 本年度は小中学生を対象に、未来の岡谷「ぼくの夢、わたしの夢」作文コンクールを実施し、この作文コンクールの入選者の皆さんとの懇談会を子ども会議として実施をいたしました。子供たちはシルク岡谷の歴史や、また環境問題、福祉などの身近な問題に関心を持っており、「ごみゼロのモデル都市を目指そう」とか「バリアフリーの推進を」「1人1人が助け合い、優しく親切に対応できるまちを」といった今後の参考となる意見が多く聞かれ、有意義な懇談会となりました。

 平成18年度につきましては、岡谷市リーダーズクラブのメンバーを中心とする中高生の皆さんと子ども会議を開催することを予定しており、子供たちが中心となって会議を運営し、市政への提言を積極的に行っていただけるような、より活発な子ども会議となるよう実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 教育長。

     〔教育長 北澤和男君 登壇〕



◎教育長(北澤和男君) 大きな2番目の岡谷東高校と岡谷南高校の統合問題について、4点の御質問をいただきました。

 まず、1点目の長野県高等学校改革プランの推進状況につきまして、県の教育委員会はことし3月までに実施計画を策定したいと表明しておりまして、報道によりますれば去る6日の研究会、定例会の県教育長答弁の中で、実施計画の内容として、1つには編成整備の基本的考え方、2つには統合対象校名と利用校舎あるいは利用校地、3点目は統合校の教育の特色、4点目は設置学科、コースなどを挙げております。そしてまた、実施計画策定後は小中高、技術学校に概要版を配布して、8月以降に高校ごとへの説明会、11月ごろの県の教育委員会定例会で平成19年度の入試募集定員を決定するとしております。

 2点目の長野県の目指す教育につきましては、長野県の教育目標として、1つには社会の変化に的確に対応することができる知性、2つには心身の健康を支え、たくましく主体的に生きるための意欲、3つには人や自然への思いやりや優しさを深め、創造性を高める感性を生徒に身につけさせることを基本にしております。

 特に、今年度の平成17年度では、1つには子供の個性をすこやかに伸ばし、能力を十分に発揮できる仕組みづくり、2つには児童・生徒や家族、地域、社会から信頼される学校づくり、3つにはすべての人たちの学ぶ意欲にこたえる教育環境づくりを目標に掲げております。これらは義務教育、高校教育を一貫してのものと受けとめておるところでございます。

 3つ目の諏訪地域の高校の状況ということでございますが、その中の生徒数の推移につきまして申し上げますと、県の通学区別中学校卒業者数及び推定募集学級数の推移の資料から見ますと、諏訪地区の旧第7通学区においては、平成18年度の1,897人を100とした場合に、平成29年度には2,089人で110.1、平成30年度には2,073人で109.3、平成31年度には1,906人で100.5と推定しておりまして、今後10年余りは、つまり平成31年度までは増加傾向にあるというふうに受けとめております。

 4点目の岡谷市としての今後の取り組みにつきましては、諏訪地方市町村との連携の中で、1つには、第3通学区のうち、特にこの諏訪圏域からは高校1校削減はしないということを県教育委員会に対し強く働きかけること。2つには、2月26日に開催されました高校改革懇話会の席上、提案、確認されました諏訪地区の魅力ある高校づくりを考える連絡会の立ち上げ準備のために、当面の事務局となって、中学校の卒業生が夢を描いて進学できるような魅力ある高校づくりを、地域の住民の方々も参画して考え合う諏訪地域の連絡協力体制づくりに向けての調整の役割を果たすべく努めたいと考えております。

 以上であります。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 1番 武居永作です。

 それぞれ御答弁ありがとうございました。

 2回目の質問をさせていただきます。

 まず、1の新年度予算の大要についての(1)危機管理室と災害ボランティアですけれども、地球規模の大きな災害が世界各地で起こっている中、独立した組織として危機管理室をつくったことは大変いいことだと評価しております。大きな地震や各種災害、テロなど非常事態が起きたときは、災害対策本部長を頂点として、指揮命令系統がスムーズに伝わる縦の組織と、地域の皆さんやボランティアなどのネットワークによる横のつながりがうまくかみ合うような、より効果的な災害対策が求められます。

 ことしも1月に防災とボランティア週間に合わせて、トリアージをテーマに後援会と訓練が行われましたけれども、救急隊の皆さん、また岡谷病院、塩嶺病院や湖畔病院の先生や看護師の皆さんが連携して、映画のロケでもしているようなリアルなメーキャップと実戦さながらの訓練をされておりましたが、ぜひこのような実戦に即した訓練を重ねられ、縦と横の関係がしっかりとしたよりよい組織づくりに努めていっていただきたいと思います。

 災害ボランティアについては、今までどおり社会福祉協議会の下で一緒にやっていくということで了解をいたしました。

 次に行きますが、2の地震被害軽減対策ですけれども、この事業は割合お金をかけずに効果が出る事業ではないかと感じております。地域の自主防災組織の皆さんとも連携しまして、地域の防災力の向上になるようにお願いしたいと思います。

 また、前にちょっと質問をいたしましたが、今後各家庭に義務づけられる火災警報器のPRも一緒に行ったらと思いますが、お考えをお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 建設部長。



◎建設部長(百瀬文夫君) 御意見を参考に、それも含めまして検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) ぜひ検討をお願いしたいと思います。

 (3)の消防団屯所への災害救助機材ですけれども、内容はわかりました。今までに配備されてきた機材について、どんなものが今まで配備されたのか、お伺いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 消防部長。



◎消防部長(花岡彰一君) 消防団に配備してございます救助資機材の状況はという御質問でございますが、現在各消防団屯所には、チェーンソーを初めのこぎり、おの、バール、カケヤ、スコップ等、複数配備してございます。また、阪神・淡路大震災を教訓といたしまして、大規模地震に対しまして倒壊した家屋から人命救助に大変効果的な車両用のジャッキ、これをそれぞれ各消防屯所に10基ずつ配備をしてございますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 状況はわかりました。

 先月ですけれども、会派で神戸の人と防災未来センターの視察に行ってまいりました。かなりこの施設は国でも力を入れて、全国のいろいろな防災計画だとか、そんな書類もたくさん集められておりましたし、何か実際の地震を体験できるような、そんな映像のところもありましたし、改めて防災対策の必要性を感じたわけですけれども、今後も災害救助のための機材の充実を図っていただきますよう要望をしておきます。

 (4)ですが、元気な学校林プロジェクトについて、内容はわかりました。いろいろされるようですが、その中で炭焼きなんかはされるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 教育部長。



◎教育部長(宮坂英幸君) この事業につきましては、今後子供たちや学校現場の意見を聞きながら、具体的な事業内容を練り上げてまいりますけれども、議員さんから今提案のありました炭焼きについても、学校の方に提案をしてまいりたいと思ってますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 私も炭焼きが好きで、たまにやりますけれども、昨年の暮れに始めて竹の炭を焼いてみました。ちょっと温度管理が難しかったですが、ドラム缶の窯ですけれども、結構いい炭ができました。そんな話があれば幾らでもお手伝いをしたいと思います。ぜひ体験を通した環境学習というのはすばらしいことだと思いますので、期待をしております。

 (5)の中学生学童WORKWORK体験ですけれども、やっぱり中学生という世代がこういう事業をするということは非常にいいことだと感じております。ぜひ参加した方がわくわくするような体験になるように、よろしくお願いしたいと思います。

 (6)の市民総参加のまちづくりへの子供たちの参加ですけれども、私も新聞で作文を読ませていただきましたけれども、なかなか子供たちはすばらしい考えを持っていることに感銘をいたしました。

 市民総参加のまちづくり基本条例の第9条に出ているわけですけれども、条文を読みますと、「市は、小中学生がまちづくりについて意見又は提言を発表するため、子ども会議を開催するよう努めるものとする。子ども会議は、小中学生の自主的な取組により運営されるものとする。市は、子ども会議が円滑に運営されるよう、必要な支援を行うものとする。」というようになっております。ことしはそのような趣旨にのっとって行われるようです。ぜひ期待をしております。よろしくお願いします。

 (7)の指定管理者制度の導入と今後ですけれども、サービスの向上が見込まれるというようなことになっていること、また、今後も検討していくというようなことはわかりましたが、1つ、特に諏訪湖ハイツの関係ですけれども、市の社会福祉協議会が管理運営を委託されるというようなことになると思うんですが、この施設は子供からお年寄りまで、また障害者の皆さんの拠点になる施設でもありますし、学校に普通に登校できないフレンドリー教室もあります。また、温泉施設もある総合福祉センターであり、生涯学習センターの機能も兼ね備えた施設です。

 この施設の運営には、かなり総合的な企画運営能力というのが必要だと思いますが、今の市の社協で大丈夫なのか、その点確認の意味でお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 社協が大丈夫なのかという御質問でありますけれども、社協で十分対応できるというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) わかりました。一応ちょっと提案ですが、諏訪湖ハイツは主にはやっぱりお年寄りが集う施設になっていると思います。できるだけ若い人を入れていただくだとか、来年度からお年寄りの入浴料、有料化のような形になりますけれども、100円されど100円ということで、100円がなかなか払えない方というのもまた中にはいると思います。市政運営の中で、財政が厳しい中での市民の応分の負担というのは、また当然なことですけれども、本当に弱い立場の人のことはしっかり考えていかなければいけません。100円が払えるように、木曜市だとか土曜市のような、そんなような定期的なフリーマーケットみたいなものを開いて、多少お金を稼いでもらうとか、生きがいづくりとか、そんなものを兼ねてやるだとか、よりアットホームな施設になるように、冬は休憩室にこたつを置くとか、市民の意見をより多く取り入れるために、諏訪湖ハイツの運営委員会のようなものをつくって、今まで以上に市民に親しまれる施設になるような企画が必要だと思いますが、新しくなるに当たって、そんな企画は何か聞いていませんか。ちょっとお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 今の御提案の内容についての企画は、まだ具体的には聞いておりませんけれども、できるだけそうやって市民の皆さんが親しみ、あるいは楽しめる、そういった内容については、今度の指定管理者の方には、可能かどうか検討も含めながら、今いただいた提言についてはお話をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) ぜひ伝えていただきたいと思います。

 この諏訪湖ハイツは、市長さんの目指しております県下一の福祉都市を目指す上での本当に拠点になる施設だと思ってます。私もつくるときからいろいろかかわってますので、また別の思いもありますが、ぜひ来年度大幅な介護保険の改定ということで、社協の方もなかなか大変だとは思いますけれども、ぜひ皆さんに愛されるような施設になるように御努力をお願いしたいと思います。

 もう一つ、日本童画美術館の関係でお聞きしますが、指定管理者に移行する中で、併設している喫茶店の経営が変わるというようなちょっとお話を聞きました。変わるということで、今までのサービスの低下にならないのか、ちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) イルフ童画館の喫茶店についてでありますが、今、岡谷市振興公社であります。今後管理者になっていくわけでありますが、童画館の入館される方や、あるいは原っぱを利用される方々にも親しまれるようにということで、より一層の市民サービスが図られますように、いろいろ見直しをしておるようであります。運営していきたいということで聞いておるところであります。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 美術館にとっても、この喫茶部門というのは非常に大切な部分だと思います。今まで以上に市民を初め、多くの皆さんに親しまれ、利用されるための館全体の新たな経営構想の中での喫茶部の変更だと思いますけれども、ここの今まで経営をされた方は、開館当時からこの施設にかかわってきた人でもありますし、館への愛着も人一倍大きいかな、そんなことを思ってます。館の入場者がそんなに多くない中で、何かと御苦労をされてきたとも聞いております。よりよい形での引き継ぎをお願いするとともに、これまで以上によりよい多くの皆さんに愛され、親しまれるような管理運営をお願いしておきます。

 次に、2の岡工定時制の閉校と岡谷東、南高校の統合問題についてですが、岡工の定時制については、来年度閉校ということになります。大変残念ですけれども、やはり応募者数がもうかなり少ないですので、この状況ではしようがないかなということで思っておりますが、岡谷東、南高校の統合問題というのは、非常に大事な問題だと考えております。

 (1)について、長野県高等学校改革プランの推進状況についてお伺いしましたが、県も着々と進めているという感じを持ちます。3月までに実施計画を出し進めるという状況ですけれども、県の感触としてもう少しどのような感じを持っているのか、ちょっと教育長さんにお伺いしたいと思いますが。



○議長(上野安規光議員) 教育長。



◎教育長(北澤和男君) 先般も市長さんと県の方へ要望を陳情してまいりましたけれども、県の方のおっしゃる言葉は、非常にいつも同じでありまして、私たちも本当に何とか気持ちを受けていただきたいなと、こんな思いがいっぱいでございます。

 そういう中で、今週の月曜日の県の定例会において、教育長が答弁した内容は先ほど申し上げたとおりでありまして、私たちもそれ以外のことは一切情報として得ることができない状況でございます。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 状況わかりました。

 2番の長野県の目指す教育についてですけれども、平成17年3月に長野県高等学校改革プラン検討委員会がまとめた最終報告書というのが出されました。これがかなり厚い立派なものですけれども、これを勉強させてもらいました。

 この報告書の初めに、要約をしますと次のようなことが書かれております。青少年は子供から大人への移行期にあって、自分の確かな未来を切り開くために、さまざまに挑戦を続けています。大人社会は青少年を励まし、適切に導くことができるよう、成長の環境を整えるという重い責任を持っています。こうした基本的視野に立ちながら、本県の高校教育には一層の改善充実に取り組むことが求められます。

 検討項目は2つあります。1つは、多様化する生徒の希望にこたえることができる魅力ある高等学校づくりであり、第2は、生徒数の減少や4通学区制の実施等に対応した高等学校の適正な規模及び配置についてです。

 本県の高校教育の充実に取りかかる際に無視できない構造的な問題は、少子高齢化や財政上の問題です。学校はそれぞれの地域で欠かせない文化的、精神的センターとしての意味を持ち、歴史を刻んでいます。具体的にどのように対応するかを検討するには、それぞれの地域で周知を寄せ集める必要があります。高校再編の具体像の審議は、県教育委員会の支援を受けつつ、基本的には地域にゆだねることとし、今後県内各地で高校の未来像に向けた話し合いが持たれ、本県の青少年の夢や希望の実現を後押しする高校教育が一層充実した形で生み出されることを願っています。

 そこで始まりまして、そこから1の高校教育改革の視点から6まで、22ページにわたり書かれ、そして終わりに、「高校総数の縮小を実施した場合、それが当該地域の衰退や青少年教育の後退にならないためにはどのような知恵が必要かということが一貫しての関心事でした。本検討委員会の最終報告を踏まえ、青少年の夢や希望の実現を後押しする青少年教育の体系が長期的ビジョンを基礎につくられることを願ってやみません。」というような内容で書かれております。

 これを見させてもらいましたが、中身も含め、私はなかなかよくできているんじゃないかなという感じを持ちました。教育長さんはどのような感じを持たれるのか、ちょっとお伺いしたいと思いますが。



○議長(上野安規光議員) 教育長。



◎教育長(北澤和男君) 昨年3月でしたか、その案を見させていただいたときに、高校改革に県教委が本格的に本腰を入れて取り組むその気持ちは感じました。しかし、その後、県教委に対して、高校の数を減らすということに非常にウエートをかけた論議が進められてきていることに大変危惧いたしまして、魅力ある高校づくりという点については、生徒も保護者の方々も地域も非常に望んでいることであると、そういう観点からの改革ということの論議はどうなっているかということを申し上げてまいりました。

 その当時の県の回答は、それぞれの高校において魅力ある高校づくりをやっているんだ、こういうふうにおっしゃいましたけれども、いや、それは県教委ではそう思っているかもしれないが、地域においてはそのような感じは受けとめていないと。ぜひ地域の皆さん方の意見を聞いて、そして地域で応援できるような高校づくりをやってもらえないかということを、あのときは18市でしたか、18市の教育長会議でも、そういうふうにお願いをいたしました。

 しかし、その後も相変わらず高校の数を減らすという論議が進んできたことを大変残念に思っております。当時の議員さんが今読んでいただいた、その中身に沿った論議が進められてこなかったではないかということを思い、非常に残念に思っております。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 今、教育長さんからお話ありましたが、全く本当にそのとおりで、この内容はとてもいいんだけれども、やっていることが全然そのギャップがすごくて、非常に私も憤りを感じるところです。

 次に行きます。

 (3)の諏訪地域の高校の状況ですけれども、諏訪地域については、平成31年ごろまで減っていくんじゃなくて、むしろふえていくと、そのような状況がある中で、高校を減らすというのは本当に何とも言えない気持ちを持ちます。状況はわかりました。

 あと今後の活動ですけれども、なかなか県の進め方というのは強引で、私たちが言っても届かないという部分はありますが、高等学校改革プラン推進委員会の第3委員会の報告書に、高校の普通科について、大学全入と言われる時代を迎えて、大学研究機関等との連携を含めた魅力ある学校づくりということが記載されておりますけれども、いろいろな公的な施設が民営化されていく中で、私立高校というような方向性は考えられないのか、ちょっとお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 教育長。



◎教育長(北澤和男君) この私立の高校づくりということについては、私の段階では何とも申し上げられないのが実情でございますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) この前の日曜日ですかね、諏訪市で高校生の会合があったんですが、そのときに県教委の皆さんとちょっとお話をしたんですが、県の段階でも私立の高校というのは、論議は何もなかったように聞きました。私も私立の大学の附属の高校ですけれども、11年非常勤の講師でお世話になったんですが、なかなか私立の学校の運営というのは大変厳しいことはあると思うんですが、検討する価値はあるのではないかと思っております。

 市長さんにちょっとお伺いをしたいんですが、きのうちょっとお聞きしましたが、岡谷市ではまだ大学は誘致をあきらめていないということでお伺いをしたんですが、大学の附属高校ということも大学誘致につながっていくのではないかというような考えもあるんですが、市長さんのお考えをお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) まず、問題を整理してみますと、高校改革プラン推進委員会の第3通学区の委員会が民意を反映させずに、強引に東校と南校を統合しようとした。これに対して非常に不信感を持った。加えて、平成28年までに200人現状より中学卒業生がふえていくと、こういう状況の中で、どうして今この諏訪地区の東校と南校を統合する必要があるんですかという問題であろうかと思っております。

 今、議員さんから大学の附属の高校にということを突然言われて、全く私の頭になかったものですから、お答えできないわけでありますが、問題は東校と南校の拙速な統合に反対していくという姿勢でございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) 当然そんなお答えになると思いますが、いずれにしても、いろいろな総合学科高校だとか、ジョイント高校だとか、いろいろなお話を地域とか小中高生、いろいろな皆さんが真剣に検討するというか、そういうことがやっぱり非常に大事になってくると思います。

 諏訪地区の魅力ある高校づくりを考えるようなことも、これからされていくようですけれども、もう少し詳しくどんな形でされていくのか、もしわかったらお伺いしたいと思いますが。



○議長(上野安規光議員) 教育長。



◎教育長(北澤和男君) これは連絡会の中で多方面な論議をしていただく、その調整役をさせていただきたい、こんなふうに思っているわけでありますけれども、地域に生きる高校という視点から見た場合に、現状では高校の教育内容というものが、その学校の同窓会とかPTAの方々にはある程度の理解を得られているのではないかと思いますけれども、地域にとっては非常に限られた情報しかわからないわけであります。

 そういうことで、義務教育段階においては、小中との関連の中でお聞きしておりますけれども、非常に部分的でございまして、この点は私どもも働きかけが足りなかったのではないかという気もしておりますし、高校の方も、高校は高校だけでやっていくんだという頑張っていただく、その御姿勢はわかるわけですけれども、そういう点から、高校の教育内容について、大いに地域住民として関心を持っていかなければいけないしというふうに思っていることが1点でございます。

 そこで、これからの高校の方に望んでいることは、高校自身も開かれた学校づくりにもうちょっと頑張っていただきたい。と同時に、地域の私たち自身も、高校の状況をできるだけ学び、そして魅力ある高校づくりにもっと関心を持って、そしてどのような私たち住民としての力が高校づくりに生かされるかどうか、そういうかかわりをどういうふうに持っていくかという論議をこの連絡会等ではまずしなければならないなというふうに思っております。

 3つ目は、地域として提言できることがあるのかどうか。魅力ある高校というのは一口に言いますけれども、非常に難しい面がございます。教育課程の問題、これは私たちがどうにもならない面がありますけれども、いろいろ希望等は申し上げることができると思います。それから、教職員の定数の問題、これも非常に難しい面がございます。高校改革の中で、高校を1つ減らすというのは、教員の数を減らすということが大前提になっている中で、魅力ある高校づくりのためにこういう先生方をお願いしたいとかということが非常に難しい面がございます。

 ただ、私たちができることは、地域として何が地域の高校づくりに応援できるか、そして、地域にある高校に通う生徒に市民の皆さんが本当にエールを送れるような、そういう地域の高校をつくろうという地域住民の思いといいますか、そういうものを持たない限り、これは地域の高校で子供たちが胸を張って学習にいそしむという状況は生まれないんじゃないか。この高校生も人生の1つの成長期にございます。そういう面も私たち理解しながら、大いにエールを送れるような、私たち地域住民の気持ちというものが高校生に伝わるようでなければならない、こんなふうに思っております。

 そういう意味から、最終的にはそれぞれの高校ごとというふうになろうかと思いますけれども、それぞれの高校ごとに同窓会の皆さん、PTAの皆さんとともに、地域の私たちも参画した地域高校づくりの支援体制を整えていく。そして、生徒も保護者の皆さん方も地域の方々も、ああ、この高校はなかなかこういう点で特色があり、こういう点で魅力あるんだなと、こういう温かな目で見ていかない限り、子供たちがその学校で喜びを持って学習に取り組むことはできないんじゃないか、こんなことを思いながら、この連絡会を立ち上げる調整役をしていきたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員。



◆1番(武居永作議員) ぜひ諏訪地域皆さんで、本当によりよい論議をお願いしたいと思います。

 先日、第2回の全県高校生集会が諏訪市で開催をされました。傍聴させていただきましたが、県内各地から集まった高校生から、いろいろな率直な質問がされていました。しかし、県の教育委員会の皆さんからは、きちんとした回答がほとんどありませんでした。高校生も高校改革の必要性は認めております。前向きな率直な議論を進めたいと思っているのに、どうしてという感じでした。

 そんな中で、はっきりと答えたことがありました。それは「高校改革プランのデメリットは何か」という質問に対して、「デメリットは考えてない」との答弁でありました。今回の改革はだれが考えても大きな痛みを伴う改革です。その痛みを少しでも緩和する措置をとりながら、新しい形に変えていくのが大人のやり方だと思います。

 最後に、高校生の代表から、「私たちの見本になるような大人になってください」というような言葉がありました。(「リーン」予鈴)長野県の教育もここまで落ちたかなと、本当に大人として恥ずかしく思いました。この会のやり方を見まして、なかなか今後厳しいかなという感じを持ちました。

 このときにも展示をされておりましたが、岡谷東高校と南高校の生徒の皆さんが書いた寄せ書きを見せていただきました。そこには生徒さんたちの悲痛な叫びが書いてありました。「みんなの意見を聞き入れないのはどうかと思います。もっと私たちの声を聞いてください」「おねがいやめてイヤなんです。母校がなくなるのはたえられない」「あせって決めたことは、絶対に失敗します」「思い出がめちゃめちゃになるんです」「こんなにみんなが好きなのにつぶせるんですか」「岡谷南、永えんに不めつや」「南校を残して。統合絶対反対あり得ない。生徒の気持ち考えてよ」「近いからって理由(わけ)ぢゃ、なくない」「ゲキド。何がなんでもゼッタイ守る」「勝手に話を進めないで。超反対」「どうして教育県と言えるでしょうか」「かってにきめるなよな」「母校がなくなるのは悲しいです。たえられないです」「生徒の話を一番に聞いてください」「築き上げた伝統の重みを感じて。簡単になくせるものじゃない」「教育にお金をかけろ」「教育は百年の計、拙速はやめるべきである。東残してよ」「とうごう反対。ぜったいぜったいいやだね」「こんなに一生懸命な私たちの声ムニしないでください」「母校がなくなるのはやっぱりさみしいです。東校も南校も残してください」などなど、心からの言葉がつづられていました。こんな悲痛な叫びをこんな形で書かせていいんですか。

 最後に、市長さんから絶対に統合はさせないという力強い決意をお願いいたします。(「リ・リーン」終了)



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 私初め、この諏訪圏の6首長こぞって、このやり方には大変疑問を持っております。心を一つにして反対をしてまいりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 武居永作議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

 再開は午後1時10分といたします。



△休憩 午前11時45分



△再開 午後1時10分



○副議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△三沢一友議員



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員の質問を許します。

     〔17番 三沢一友議員 登壇〕(拍手)



◆17番(三沢一友議員) 17番 三沢一友です。

 今、小泉内閣のもとで、国民に一層の犠牲を押しつける改革総仕上げの2006年度国家予算が組まれています。三位一体の改革の名のもとで、地方財政への攻撃は強められ、財源の一部を地方に移すのと引きかえに、国の責任で当然行うべき福祉、教育のための国庫補助負担金を縮小、廃止し、地方交付税を削減することで住民サービスの大幅な切り下げが押しつけられようとしています。

 市町村合併をさらに推し進め、ここで注視しなければならないのは、道州制の導入の検討と一体化していることであります。政府総務省が昨年3月、地方行革推進のための指針を発表し、すべての自治体に2005年から5年間の集中改革プランを策定させ、職員の削減や自治体業務の民間委託等、民営化を進めさせ、福祉と暮らしのための施策の一斉切り捨てを推し進めています。ためらわずこのレールに乗って走り出したのが今の岡谷市の姿ではないでしょうか。

 以上、所感を述べまして、一般質問を始めたいと思います。

 なお、今回も定番の農業問題を取り上げようと考えておりましたが、今回は問題が山積しており、特に割愛をいたしました。

 それでは、大きな質問の1番目は、岡谷市の行政改革であります。

 小さな1番目は、市民の視点からであります。

 前段で述べましたが、小さな自治体が望みもしない国の押しつけ改革は財政的に大変であります。市民の視点から見ればなおさらであります。昨日、今井秀実議員と市長とのやりとりを聞いていまして、市長の考えはわかりましたが、わかったと言っても説明がわかったということで、答弁がわかったということで、市長の考えに賛成ということでは決してありません。

 ここでお聞きしておきたいことは、岡谷市は茅野市、諏訪市などと比較して、国の方針をダイレクトに素直に受け入れ過ぎているのではないか。もっと市民の観点に立って、生の声を聞くべきではないのか。もっと時間をかけた検討が必要ではないかということでありますが、いかがでしょうか。

 小さな2番目は、弱者切り捨ての問題であります。

 行財政改革を見て言えることは、弱者、いわゆる子供やお年寄りの福祉の切り捨てであります。偏りがあるということであります。もっとほかに切り詰めるものがあるのではないかとお聞きしたいと思いますが、この件についても、昨日今井秀実議員と市長とのやりとりを聞いていましたが、再度答弁を願いたいと思います。

 質問の大きな2番目は、市民重視のまちづくりについてであります。

 たまたま今議会の始まる前に行われた市政懇談会、またそれ以前から、また懇談会の各会場で、保育園第3子有料化の問題がクローズアップされ、多くの質問、意見が出され、問題になっております。当初、市当局としては、これほどまで問題になるとは思わなかったのが本音ではなかったでしょうか。この例を1つとってみても言えることは、まちづくりのどのような施策でも、市民重視の姿勢が欠如すれば、また市民重視の姿勢を無視すれば、それが火種となり、大きな問題に発展するということであります。

 また、高校改革プランの問題でも、まだ結論が出ているわけではありませんが、秘密裏に事を進めるのではなく、事前にもっと広く地域住民や関係団体、関係機関への問題点の投げかけや話し合いが持たれていれば、これほどこじれることにはならなかっただろうと思うわけであります。

 さて、ここでは3点に絞って質問を用意いたしましたので、それぞれ答弁いただきたいと思います。

 初めに、小さな1番、市政懇談会についてであります。

 市が行う市政懇談会の開催目的は、本来市が進めたい施策や制度について、またこれから市が進めようとしている事業に対して、より広く市民の生の声を直接聞く機会に、また市民要望や要求や意見を直接聞いて、新たな施策への基礎づくりのための懇談をすること、このことが市民総参加のまちづくりにつながるものではないかと判断しているわけでありますが、今回の市政懇談会に参加してみて、つくづく感じることは、市で決まった制度の一方的な説明だけで終わり、それを理解してほしいという無理な願い事に終始した感じがどうしてもぬぐい切れません。もう少し市民の意見を吸い上げる場とならないものかと思うわけでありますが、いかがでしょうか。この点についても、先番の宮下議員と重複するところもあると思いますが、答弁をよろしくお願いいたします。

 2番目に、行政チャンネルの取り組みについての質問であります。

 この問題については、再三質問しているわけであります。岡谷市行財政改革プランの俎上には上がったようでありますが、実施の糸口が見えないのは甚だ残念であります。市民重視のまちづくりを考えるとき、新聞報道よりもダイレクトに市民が主張できる行政チャンネルは、情報が得やすいものと考えるわけでありますが、どうでしょうか。今後の取り組みについて伺いたいと思います。

 3番目の質問は、出前講座についてであります。

 平成12年から始まった市民の生涯学習と市の業務に対する理解を深めることを目的とした出前講座は、市職員の皆さんの努力のもとに、教育、生活、健康、福祉、産業、まちづくり、行政と7部門にわたる講座はバラエティに富み、人気を博している市の施策の1つでありますが、まだ市民の間でこの講座の存在を知らない人もたくさんおります。

 また、現在のシステムは申し込まなければ受けられない内容になっているのが現状であります。市の施策の市民理解を得るため、市民の要望、要求の吸い上げや把握の方策として、出前講座の出前をしてほしいというお願いであります。各区や諸団体、サークルなど挙げればきりはありませんが、こんな講座がありますが、いかがですか。こんな内容でいつどこでも開催しますというような内容で、もう一歩進んだ積極策はとれないものでしょうか。

 さて、最後の質問になりましたが、大きな3番目、岡谷市の工業、商業の振興施策についてであります。

 小さな1番は、企業の流出防止のための施策についてであります。

 岡谷市はものづくりのまちを標榜していますが、トーハツマリーン、エプソン関連工場が市内から流出して、大げさな言い方ですが、大手企業のほとんどが市外へ出てしまったのが実態であります。これ以上の企業流出を防ぐための施策、現状の取り組みについてお聞きしたいと思います。

 2番目に、企業誘致のための積極策についてお聞きしたいと思います。

 芝浦工業大学の新学部誘致がとんざして、その後の市長答弁では、湯殿山を企業誘致の場所と考えてもよいとの答弁であります。雇用の創出が見込まれるなら、大企業に限らず、業種を問わず、1社でも多くの中小企業に分譲し、活用するのが賢明だと思いますが、いかがでしょうか。

 また、トーハツマリーンの跡地は市所有の土地ではありませんが、例えば大型店などは撤退される心配があります。工場誘致の積極的な取り組みが必要ではないでしょうか。この考えをお聞きしたいと思います。

 3番目に、ことし10月に岡谷市で行われる中小企業都市サミットについてお聞きしたいと思います。

 開催都市として失敗のないよう十分な準備をしてほしいと心から願うものであります。これについては、現在の取り組み状況と内容について、具体的に教えていただきたいと思います。

 4番目の質問は、大型店出店後の対策についてであります。

 企業流出の後、大型店の出店が岡谷市内に相次いでいます。人の流れが変わり、既存の中小小売店はますますダメージを受けています。後継者不足もありますが、今こそ既存の小売店が前向きな努力ができるよう、行政としての支援が必要だと考えるわけであります。既存の商業者への新年度の支援施策をお聞きしたいと思います。

 最後になりましたが、小さな5番目に老人、お年寄りが憩えるまちづくりについての質問であります。

 高齢化社会が続く中で、お年寄りの皆さんが気軽に買い物できる雰囲気づくりが欲しいと思います。この件について、市のお考えをお聞きしたいと思います。

 以上、壇上での質問を終わりにします。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 三沢議員さんの御質問にお答えをいたします。

 ナンバー1の(1)市民の視点からということで、行政改革につきましては、これまで第3次岡谷市行政改革大綱に基づき、市民起点による行政改革を推進してきましたが、これを継承し、さらに発展させ、行財政の改革をこれまで以上に推進することが必要であると考えております。

 また、国の指針の受け入れにつきましては、市の施策や行財政改革との整合を図る中で、国の方針、施策を十分に理解し、検討し、判断をして受け入れておりまして、すべてを素直に受け入れているというものではございませんので、よろしくお願いをいたします。

 これまで市の施策の推進に当たりましては、市政懇談会の開催や市民懇話会の設置、また市政モニター、アイデアメール、市民アンケート調査など、市民の皆様の御意見、御提言が施策に反映できるように取り組んできております。特に、行財政改革プランの策定に当たりましては、策定の過程をこれまで以上にオープンにして進め、個々の取り組み内容も明らかにして策定を進めてまいりました。これからも市民の皆さんの声を把握し、行財政改革へ反映をさせてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、(2)の弱者切り捨ての問題点であります。

 本格的な自立のまちづくりに向けまして、財政規模に見合った岡谷市ならではの特色のあるまちづくりを推進できる行財政基盤を確立していくには、岡谷市行財政改革プランに基づき、これまで以上に行財政改革に取り組むことが必要であります。

 将来にわたり必要な市民サービスの提供を確保し、各種課題に対応していくためには、市はもちろんのこと、市民の皆様にも我慢をしていただくべきは我慢をしていただき、負担すべきは負担をしていただく必要もございます。これは福祉のみならず、すべての事務事業に言えることでございますので、御理解を賜りますようお願いをいたします。

 また、厳しい状況の中で、限られた財源の計画的・効果的な予算配分が必要であり、緊急度、重要度、事業効果を勘案する中で、必要な予算は確保してまいりたいと考えております。

 次に、ナンバー2の(1)市政懇談会についてでございます。

 市政懇談会は、市民総参加のまちづくりを推進するため、市民の皆さんとの対話を通じて、市民の皆さんからの御意見や御要望をお聞きし、施策に反映させることを目的として開催をいたしております。

 懇談会の進め方といたしましては、市からの説明を約30分、懇談時間を約1時間とし、市民の皆さんからの御意見等を聞ける懇談時間をなるべく長くするように努め、市民の皆さんから活発な御発言をいただく機会としてきております。

 市政懇談会は、市民の皆さんと顔を合わせ、生の意見を聞ける最適な場と考えております。今後も行政が抱える課題等を直接市民の皆さんに問いかけ、また市民の皆さんの率直な御意見、御要望等をお聞きする絶好の機会としてとらえておりますので、市民総参加のまちづくりを推進するための広報広聴活動のかなめとして、引き続き市政懇談会を開催してまいりたいと考えております。

 また、大勢の中では話しづらい方や、時間の関係で発言できなかった方もいらっしゃるかもわかりません。アイデアメールや市長へのEメール、ファクス、手紙などで御提言をいただきたいと思いますし、いただいた御提言に関しましては、私がすべて目を通し、それぞれの担当で答弁をし、その答弁もすべて私が目を通し、返信をいたしております。

 また、職員による出前講座も実施しておりますし、出前講座のメニューも用意してございますので、積極的に御利用いただきたいと思っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 企画部長。

     〔企画部長 矢島政樹君 登壇〕



◎企画部長(矢島政樹君) 大きな2番目の(2)の行政チャンネルの取り組みについてでございますが、行政チャンネルの導入につきましては、第3次岡谷市総合計画後期基本計画の中の広報広聴活動の充実の中に検討することが位置づけられております。市民の皆さんへの情報伝達手段は多いことにこしたことはございませんが、費用対効果、市民要望の強さなども考慮しながら、事業の取捨選択をしていく必要もあろうかと考えております。

 岡谷市行財政改革プランの中では、行政チャンネルについては、市民への情報提供の上で有効な手段の1つですが、導入、運営にかかる経費を勘案するとともに、平成23年の地上波デジタル放送化の本格導入等を考慮し、中期以降の取り組みの中で検討を深めますと示されておりますので、地上波デジタル放送化の推移等を考慮しつつ、今後も引き続き検討を続けてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 教育部長。

     〔教育部長 宮坂英幸君 登壇〕



◎教育部長(宮坂英幸君) 大きな2番の(3)の出前講座についてお答えいたします。

 出前講座は市民とあゆむまちづくり講座として、市民の自主的な生涯学習活動を支援するために、市の業務を講座メニューとし、市民から申し込みのあったものについて、直接職員が出向いて説明をするものでございます。職員と市民が交流しながら、市政への理解を深めていただき、市民総参加のまちづくりを推進するとともに、職員資質の向上に資することを目的としております。

 御指摘いただきました市民からの要望に関係なく、もっと職員が積極的に市民のもとへ出向き、市政の紹介をしながら市民の声を聞き、市政の運営に反映させたらどうかという件につきましては、現在も市政懇談会を初め、各種説明会等、必要に応じて実施しております。出前講座は市民の生涯学習活動を支援するための事業でございますけれども、市民の皆様に出前講座をもっと利用いただけるよう、PRに努めるとともに、市政の紹介や民意の聴取を主とするものにつきましては、引き続き市政懇談会や各種説明会等で行ってまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな3番の岡谷市の工業、商業の振興施策についての(1)企業流出防止施策でありますけれども、これまでの企業流出の主な要因としましては、取り扱い製品の大型化や一貫生産システムなどによる大規模な工場用地の必要性といった物理的要因、また企業の合理化、固定費の削減などの企業経営面からの要因が主でありました。

 市の対策といたしましては、事前の情報収集に努めることにより、用地を確保するなど、流出防止に取り組んでまいりたいと考えております。また、工場移転や工場新設、増設に対する助成制度、宅地建物取引業協会との連携による市内工場用地のあっせん等を行っております。さらには、湯殿山の有効的な活用についても検討してまいりたいと考えております。

 次に、(2)の企業誘致の積極策でありますけれども、湯殿山につきましては、市域の狭い本市の中で唯一平地で約8,000坪を有する広くまとまった土地であります。このような土地でありますので、過去にもお答えしておりますが、本市にとって有益な企業、研究機関等から要望があれば、大企業に限らず積極的に誘致したいと考えております。

 次に、トーハツマリーンの跡地の利用については、岡谷市にとっても大きな関心事項であり、今までも直接の訪問や電話などを通じ、何回となく考え方や進行状況をお聞きしてきております。その中で、会社側からは、基本的には売却する方針である。現在10社以上の引き合いがあるが、まだ決定はしていないとお聞きしております。いずれにしましても、ものづくりの国内回帰の機運が高まっている今、市内外の企業誘致に結びつくよう、引き続きお願いをしてまいりたいと考えております。

 (3)の中小企業都市サミットの取り組みでありますけれども、中小企業都市サミットはことしの10月18、19日の開催に向け、準備を進めている状況であります。昨年の8月には、株式会社日本総合研究所を委託先として決定し、現在はサミットにかかわる事前調査等を行っております。そして、サミット全体の総括をテクノプラザおかやの顧問であります一橋大学の関 満博教授にお願いしました。また、昨年の10月とことしの1月には中小企業都市連絡協議会をテクノプラザおかやで開催し、サミットの内容等を協議しております。今後は5月、9月に会議を予定しており、内容等について、より深く協議してまいります。

 サミットの具体的な内容についてでありますが、現在のところメインテーマは「地域社会を元気にする中小企業群像」を考えており、それに沿って首脳会議、講演会、シンポジウムを行う予定であります。さらに、サミットとともに開催しておりました産業展を諏訪圏工業メッセと一緒に開催することにより、岡谷市を除く各都市の企業と諏訪圏企業とのビジネスチャンスが生まれることを期待しているところであります。

 準備には万全を期し、金属工業連合会や商工会議所、工業委員会の皆様方の御協力をいただき、岡谷市らしい、岡谷市でしかできないサミットにしたいと考えております。

 (4)の大型店進出後の対策でありますが、既存の商業者の活性化と中心市街地の商業の活性化につきましては、岡谷商工会議所が策定を進めておりますTMO構想に大きな期待を寄せているところであります。TMO構想の策定過程の中で、地域生活に密着した既存の小売店への認識が高まっており、とりわけ商業会を単位とした次なる展開を商業会の連携、ネットワークづくりによって進めていきたいとする熱心な論議が起こっておることは大きな収穫だったと感じております。

 地域店の存続は、その地域における居住性の向上に向けた大きな要素であり、高齢化の進む状況下においては、生活圏にある小売店舗の存在は、なお一層大きな意義を持ってくるものと考えております。こうしたことから、新年度におきましても、中小小売業者に対しましては、既存の支援措置を引き続き進めるとともに、岡谷商工会議所の進めるTMOの設立運営に対しましても、財政支援をしてまいりたいと考えております。

 また、依然としてシャッター通りの感が否めない状況が続いていることから、新年度はショーウインドウ等改装事業補助金を用意し、既存店舗のシャッターの透視化やお客様にアピールできるショーウインドウへの改装を誘導する支援措置を講じてまいりたいと考えております。

 いずれにしましても、既存商店の前向きな姿勢がある限り、今後とも支援してまいりたいと考えております。

 次に、(5)の老人が憩う街づくりでありますけれども、高齢化が進展する中で、これからはお年寄りがいかにまちに出て買い物等を通してお金を使っていただけるかが、今後の経済成長を支えるかぎとなっているという論評が多く出されております。

 昨年、イルフプラザに新たに出店いたしましたさえき岡谷食品館を例に御答弁させていただきますが、営業時間が朝9時から深夜0時ということも手伝って、開店と同時に多くのお年寄りがお買い物に訪れ、にぎわっております。品ぞろえもさることながら、売り手側のちょっとした工夫でその地域を生活圏とする多くのお年寄りが足を運んでおりますし、中にはシルキーバスを使って訪れるお客様も多いようでございます。こうしたことから、商業者におきましても、お年寄りが気軽に憩える商業戦略を進める必要があるものと考えておりますし、そのためにどのような対応ができるのかも、今後とも商業者と論議を深める必要があろうかと考えております。また、お買い物の足となるシルキーバス等の利用増進に向けたPRも進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 一通り答弁が済んだようです。

 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) それぞれ答弁いただいたわけでありますけれども、岡谷市の行政改革については、市長の答弁では、国の改革を素直に受け入れているものではないというあれでありますけれども、随所にやはり今年度の予算を見ると、本当に市民のことを考えて行っている施策、例えば補助金の使い方にしても、それを下げてしまう、有料化になるというような、そういう面から、私が考えるに改革というものは、本当に市民本位でなくてはならない。市長はきのうも、先ほどの宮下議員の答弁の中でも、大体同じようなことを言っているわけですが、それでは私も引き下がることはできない。ただ、この点については、何回言いましても、どうも堂々めぐりの感がありますので、小さな2番目の弱者切り捨ての問題点のところで質問したいと思います。

 市長は先ほどの答弁の中で、市民の皆さんに我慢をしていただくべきは我慢をしていただくし、負担すべきは負担していただくと言っているわけです。たまたま私に対する答弁ばかりではなくて、ふだんから行財政改革が持ち上がったときに、市長が口ぐせのように言っているのが、こういう表現でありますが、市長が言わんとすることは、この内容を貫いているのは、税の公平性の視点だとか、また受益者負担の視点、観点からということでしょうか。それについてまずお答え願いたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 当然税の公平性の観点、これは重要なポイントであると思います。適正に課税されたものは、お支払いいただく義務があるわけでありまして、不公平感のないようにしっかりと対応していきたい、かように考えております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) どうも私が思っていたとおりでありますけれども、ここで税の公平性、受益者負担ということで、ちょっと市長のお考えをお伺いしたいと思うわけですけれども、特に弱者切り捨ての面では、小さなお子さんの場合、そしてお年寄りの場合へのしわ寄せがあるわけですけれども、私は受益者負担という流れについて考えるに、子供たちへの支援施策、補助金のあてがうというのは、これからやがて子供たちが成長して、岡谷市のために利益をもたらす。当然受益者になるのは岡谷市であるし、お年寄りの場合は、これまで岡谷市のために本当に苦労して働いてきてくれた、そういうことでは、やはり受益者となるのは岡谷市ではないかという考えに至るわけですけれども、市長はこれについてどう思いますか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 将来の岡谷市を担うのは子供たちであります。また、この岡谷市をつくってきた方々はお年寄りであるとしっかり認識を持っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 受益者負担というその表現から、今私がしゃべったわけで、そういう観点は受けてますか。とらえ方です。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 利益を受ける方の経済的な支出は、受益者負担であるということだと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 私が言っているのはそういうことでなくして、市長が受益者負担、これはいわゆる限られた数の中の子供さんやお年寄りだというような判断をして、こういう施策で補助金なり施策を与えるということは、それを受けた人たちだけの受益者というような考えで多分いるんだろうと思います。だけれども、私の考える本来の受益者負担というのは、子供の場合はたしかそういうことで、全員ということではないですけれども、今、市がいろいろな施策が面倒を見ておくと、やがては岡谷市のために今度は岡谷市が受益を受けるようになる、成長した過程で子供から受けるようになる。また、現在お年寄りの場合は、これまで岡谷市のために本当に長い間働いてきてくれた。その間に受益を受けたのが岡谷市で、今お年寄りには弱者切り捨てではなくて、当然このような施策を与えていいというのが私の考えですけれども、市長、いかがですか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 受益を市が受けるということ、確かに一生懸命働いて税金を納めていただき、岡谷市の税収増に寄与していただく、また、将来寄与していただける、また寄与した方々、この人たちから将来寄与するであろう、また寄与した方々から受益者負担という言葉でお金をいただくのはいかがかということだと思うんですが、現時点でそれぞれのメリットを享受することになれば、それ相応の最小限の御負担をいただくということで御理解をいただきたいと思っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) なかなかちょっとかみ合わないものであれですけれども、最小限の御負担をいただくと市長は言ってますけれども、これはなかなか最小限なんていうものではなくて、弱者として切り捨てられる部分については市の冷たい仕打ちを言っているわけであります。

 ちょっとここで話題を変えます。

 今、福島県の矢祭町、長野県の栄村とか阿智村、これはそれぞれ合併せずに自立の道を選んで進んでいる町であります。このそれぞれの町、村には、例えば栄村の下駄履きヘルパーとか、いろいろそれぞれ独自の施策があって、これには全国各地から視察に訪れる人も多いようであります。まずこのことを御存じでしょうか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) ただいま議員さんがおっしゃられた町以外でも、全国から見学に行く町があるということは承知をいたしております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 私、今ここでこれを持ち出したというのは、今、岡谷市でも問題になっております第3子の保育園の有料化見直しだとか、学童クラブの有料化とか、細かく言えば福祉センターの入浴料の値上げ、福祉タクシーの年齢アップというようなことで、かつてはこの施策を見学に来る、そういう議員や視察の方たちも多かったわけでありますけれども、要は私が言わんとすることは、今市長が言いました、こればかりではなくて、ほかにもあるわけですけれども、結構そこの自治体では首長である、岡谷市でいえば市長ですけれども、そういう人たちがそのよい施策の自治体の顔になっていると。その人を頼ってくるというようなことがあるわけですけれども、市長はこれをどう思いますか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 確かに福祉施策を推進する首長がカリスマ性を発揮したり、あるいはスター性を発揮したりしているという状況も見受けられるわけでありまして、それはそれとして、その都市に必要な状況であるということでお取り組みいただいているものと理解をいたしております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) かつては岡谷市でも、私言いましたけれども、そういうようなときがありました。それで、市長は相変わらず長野県一の福祉都市と言っているわけでありますけれども、岡谷市でも市民の声を本当に反映した独自の施策というものがこの先必要ではないかと思うんですけれども、今、市長が有料化にしようとしたとか、例えば利用料のアップをしたとかというのをまた白紙に戻して、また人を集められる、そんな施策にするというような考えはないでしょうか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 大変厳しい地方自治の財政下の中で、最大限努力をして市民福祉の向上に努めているといういいお手本になって、全国から見学者が来ると思いますので、白紙に戻すつもりはありません。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 笑ってしまうわけですけれども、なかなか現状はそうではないようであります。私、冒頭にも言いましたけれども、素直に国の政策を受け入れるというような市長ですから、ちょっと望めそうもありませんけれども、話題を変えて、2番目の住民重視のまちづくりについての市政懇談会のことについてお聞きしたいと思います。

 懇談会に参加した市民の声の中で、限られた時間であるかもしれないが、市長の30分にわたる原稿の朗読には毎度のことながら耐えられないものがあると。市長は原稿はあっても、それをもっとかみ砕いて自分の言葉として語りかけるようにしてほしいというのが市民の率直な気持ちですけれども、いかがでしょう。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) そういう御批判もありまして、このたびからプロジェクターを使ってビジュアルな面からも御理解いただけるようにいたしました。私も不完全な人間でありまして、それぞれの会場で違ったニュアンスのことを言いかねないわけでありまして、同じ品質のお話をさせていただくために、原稿に沿って進めているものでございます。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 私は市長が不完全なものとは思っておりませんけれども、大したものだと思っておりますけれども。そういう声がありますので、私は市民からいただいた声をここで発表しているわけですけれども。

 先ほども宮下奈美恵議員からも言っておりました。どうしても制度や施策が決まってしまってから、説明会というような感じで、一方的な説明にどうしても終始してしまうという、そういう声もたくさんいただいておりますけれども、この点についてはどうでしょうか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 重要な課題については、決定する以前に議会にお諮りをし、市民の皆様にもお諮りをし、さまざまな御意見をいただく中で、方向を修正したり、あるいは取りやめたりという過去の経緯もございます。したがいまして、決定してからすべて始めるということではありませんので、御理解をいただきたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 市政懇談会というのは、住民と市長とが本当に生で向かい合って話ができるという、住民も自由に物が言えるということで、非常によいわけですけれども、どうしてもすべての懇談会がそうというわけではありませんけれども、たまたま今度の第3子というような、市もその非を認めているわけですけれども、その説明というだけで、決まってしまったことをそういうことで説明に歩いているというようなところに、特に今回は時間を費やした。そういうことで、やはり懇談会のあり方をもう一回再検討して、もっと本来の話し合いの場となるような工夫をしていただきたい、これは要望しておきたいと思います。

 続きまして、時間の制限もありますので、行政チャンネルの取り組みです。

 これについては、私、壇上でも言いましたけれども、再三再四にわたって質問しているわけですけれども、市の答弁では、必要性はわかるけれども、費用対効果とか市民要望の強さ云々というようなことで、どうも片付けられているようなわけでありますが、私はいずれにしても、市民の市への情報サービスということを考えたときに、この行政チャンネルというのは最良の手段として最初から考えていますし、今もって考えているから質問するわけでありますけれども、これが平成23年の地上波デジタル放送化というような、その導入を考慮してというのが答弁でありました。既に実施している近隣の茅野市や原村を考えるとき、隔世の感があるわけですけれども、本当に何とかならないかなと思っているわけです。

 たまたまというか、市民アンケートなんかでも、これはまだ平成17年度のはこれからのようですけれども、平成16年度の市民アンケートの中でも、やはり市の情報をどういうところからつかんでいるかというのは、1番目に広報おかや、2番目に新聞広告とかテレビ、この前ちょっと、今討論した市政懇談会は3番目と、あとはホームページ、講演会、シンポジウムというような、これにも数字的にもあらわれていて、特にお年寄りの皆さんが市政なりの様子をダイレクトに受け取るのは、こういうテレビの放映がいいのではないかなと思っているわけです。

 もう一度、市長、この辺についてどういうふうにお考えでしょうか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 世の中ビジュアルな時代に移ってきておりまして、行政をわかりやすく、また身近にとらえる手段としては大変有効なものであるというふうに認識をいたしております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) 今、市長から有効だということを受けまして、ちょっと3回目の質問をしたいと思いますけれども、昨年暮れですけれども、議会改革検討会と、議員で構成する検討会で議会報の研修視察ということで、駒ヶ根市へ行ってまいりました。駒ヶ根市では、地元のケーブルビジョンが市政や議会中継などを自主放映してくれているということであります。

 ここで要望でありますけれども、今この諏訪地方のLCV、これが全地域に網羅され、普及率は相当高いものであると思います。既に原村、茅野市は自治体が経費を出してこの放映をしているわけですけれども、今諏訪の6市町村の首長が連携して、LCVへ直接申し入れを行いまして、何とか自主放映をしていただくというような動きがとれないものかと思うわけです。それぞれの自治体であれば、今こういうときで、なかなか先ほど言っているように費用対効果云々というようなことになりますけれども、そういうような構えでそれぞれ首長さんたちが一致団結して連携をとって、LCVへの申し入れというものはできないのでしょうか。これについて。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 現時点では、そのような動きはございませんが、将来の課題ではないかという認識は持っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) ついでに助役さんや収入役さんにも、この考えをお聞きしたいと思ったわけですが、時間がないので飛ばします。

 次に、出前講座です。(「リーン」予鈴)

 これについても、やはり出前講座の出前というようなことで、それぞれ市の職員の皆さんには過重な負担になると思いますけれども、やはり受付があってから出ていくというのではなくて、市のよい制度は数々あるわけです。それを市民理解してもらうということでやっていただきたいというような要望にしておきます。

 続いて、最後の工業、商業の振興策、それぞれお願いしたわけですけれども、特に工業サミットのところでちょっとお話ししておきたいと思います。

 準備万端で内容的にも相当詰まっているようでありますし、日程では10月18日から19日の2日間というようなことで行われるようであります。

 ちょっと私がここで質問として加えさせていただきたいのは、この10月18、19日に開催される中小企業都市サミットに呼応しまして、第6回中小企業民間サミットというのも、民主商工会やら労働組合が主体で10月の都市サミットの前に計画しているわけであります。前回は2年前、埼玉県の川口市で行われて、12都府県、35都市から商工業者、労働者が集まって、「不況打開と地域経済振興」というようなことで集まっております。本年も約300人の人たちがこの岡谷市を訪れることになっております。宿泊者も70〜80人というようなことで、やはり経済効果を考えたりすると、相当高いものになるわけであります。

 まだ詳細については、同じ10月で中小企業都市のサミットより前に行うということですけれども、ちょっと詳しいあれがまだ決まっておりませんけれども、また詳しい内容が来ましたら、ぜひ市長にお届けしたいし、市長から積極的な支援と御協力をいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○副議長(渡辺太郎議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 今までの開催市の支援を参考にさせていただいて、御支援をさせていただきたいと思っております。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員。



◆17番(三沢一友議員) サミットがそれぞれ市と商工会議所で行うのと、いわゆる一般の民主商工会や労働組合が行うという2つのサミットでありますけれども、(「リ・リーン」終了)ぜひとも御協力をお願いしておきたいと思います。

 以上で、私の質問を終わりにします。ありがとうございました。



○副議長(渡辺太郎議員) 三沢一友議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後2時03分



△再開 午後2時15分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△中島信一議員



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員の質問を許します。

     〔12番 中島信一議員 登壇〕(拍手)



◆12番(中島信一議員) 12番 中島信一です。

 定番でまた私、県道下諏訪辰野線の拡幅工事について質問いたします。

 成田山下から川岸の信用金庫まで1,040m、これを実に7年間の期間を経て第1期工事が昨年の12月に完成をして、利用者に大変喜ばれておるわけでございます。それに伴って、沿線住民の方々、家屋の移転だとか、それから沿線の住民の方々の理解があって協力したたまものと思っております。そしてまた、完了に至るまでの市の関係各位に対し感謝を申し上げるところであります。

 そこで、第1期工事の延伸区間である信金前から待張川までの用地交渉、家屋調査等についての現在どのように進んでいるか、進捗状況についてお伺いいたします。

 2点目として、待張川から以西、観螢橋の方面ですけれども、どのように対応していくか、お尋ねをいたします。

 次に、第2番目として、市民に対しての市民栄誉賞の創設についてでございます。

 芸術、文化、スポーツと、それぞれの分野において功績が顕著で、本市の名を広く国内のみならず国外等へも高めるとともに、市民全般に敬愛され、社会に明るい希望を与えてくれた方々が市内にも結構おられると思います。現状、市の表彰については、褒賞、有功表彰、功労賞と3つがありまして、毎年4月の市制記念日には表彰をしていることは承知しているところであります。

 現行表彰をさらに一歩進め、すばらしい活躍をされた御労苦に対しての感謝と、さらなる御活躍を祈念する意味も含めて、ここに市民栄誉賞の創設を強く強く願うところでありますが、お考えをお知らせください。

 それから、第3番目といたしまして、財産収入の確保でございます。

 諏訪地方における合併が白紙に戻った現状下、地方自治体は自己決定、自己責任のもとに健全財政を堅持しつつ、ますます多様化する市民要望に弾力的に対応し、岡谷らしさ、特色ある魅力の詰まったまちづくりに勇気を持って進んでいくことが求められております。市税等大幅な増収が図れない中、安定した財政運営は大変に厳しいものがあります。このような現状下、財産収入についても積極的な対応を講じていく必要があります。

 そこで、行政目的のない普通財産の未利用の市有土地についての処理についてどのようにしているのか、お伺いいたします。

 それから、第4番目といたしまして、一般会計の市債の借り入れについてです。平成16年度における一般会計の市債借入額は約17億円でありました。その借り入れ先を見ますれば、諏訪信用金庫を初め長野銀行、日本郵政公社、さらには八十二銀行等々があります。

 そこで、市債の借り入れ先と利率について、どのように対応しているのかをお伺いいたします。

 次に、第5点目といたしまして、市税並びに国民健康保険税の収入確保についてでございます。

 市税は最も重要な自主財源であり、予算の根幹をなすものであります。市税、国税ともに収入の確保を図るためには、収納率の向上を積極的に推進していくことが求められております。滞納者に対しては、納税相談等きめ細かな対応を行い、収入確保に万全の措置を講じてほしいものであります。

 そこで、市税並びに国保税の収入確保についての取り組みをいかに行っているかをお伺いいたします。

 最後に、あいさつ運動の展開についてでございます。

 3月7日の市民新聞によれば、さわやか応対推進運動として6日から10日まで行っているようでございまして、大変結構なことだと思います。来る4月1日を期し、組織改正に伴う庁舎内の部課等の配置がえが行われます。また、定時人事異動期でもあります。今まで直接的に窓口対応のなかった職員も、窓口に出ての対応が発生すると思います。

 市役所というのは市民のために役立っているところ、また、役に立つために働く場所とされております。日常生活はあいさつに始まり、あいさつに終わります。朝のあいさつを明るくかわすことのできた日は、終日さわやかな気持ちで働くことができます。明るく気持ちを込めたあいさつは、相手をも明るくさせ、何と気持ちのよい人だろうと印象づけることでしょう。あいさつ、応対の印象は市役所全体の評価の対象につながります。

 市民も今回の組織改正によって、職員も向上するものと期待していることと思います。組織改革が行われたが、中身が向上しないのでは、税のむだ遣いだと批判されてしまいます。来庁者の立場に立ってのあいさつ、応対が大切であります。職員はきょう一日を振り返り、心を込めた明るいあいさつが、そして応対ができたかを反省、自覚することが大切であり、本人の向上につながるものと思います。

 そこで、市長はあいさつによる奉仕感、明るい庁内づくりについて、現状どのように考えているかをお聞きいたします。

 壇上にての質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 建設部長。

     〔建設部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設部長(百瀬文夫君) 中島議員さんの御質問にお答えをいたします。

 大きい1番目の(1)の諏訪信用金庫川岸支店から待張川までの進捗状況でありますけれども、県では第1期事業の延伸区間としまして、昨年の7月に地権者等を対象といたしまして、地元説明会を行い、一定の御理解が得られたことから、8月に事業認可を受け、事業を進めているところであります。

 今年度は官民界の境界立ち会い、用地測量、また不動産鑑定や一部家屋の調査を実施をしており、来年度からは用地買収等に着手できるよう準備を行っているところであります。この区間の完成予定につきましては、平成21年度を見込んでいるとお聞きをしているところであります。

 次に、(2)の待張川より以西の対応につきましては、県としましては、まず第1期事業の延伸区間の整備を重点的に実施をしていくとの考えであり、都市計画道路の整備は現時点では具体的な計画に至っていない状況であるとお聞きをしているところであります。

 なお、県として川岸駅付近から天白橋入り口の区間につきまして、スムーズな通行の確保を図るため、拡幅工事を実施をしていただいております。市としましては、延伸区間を早期に完成していただき、先線の事業が引き続き実施されますよう、県に対しまして要望しておりますし、今後も要望してまいりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 大きなナンバー2の市民栄誉賞の創設についてお答えをいたします。

 現在、岡谷市の表彰は、功労表彰、有功表彰、褒賞の3種類であり、加えて市制施行の節目の年には、特に功労顕著な方に対し、特別功労表彰を授与し、広く顕彰申し上げているところであります。その運用につきましては、岡谷市表彰及び褒賞に関する規則にのっとり、毎年開催されます市制施行記念式典にあわせ、表彰させていただいていることは議員さんも御承知のとおりでございます。

 御提案の市民栄誉賞でありますが、各分野において表彰に値する著しい御活躍があった方に対しましては、その栄誉をたたえる意味から、現行の褒賞の中で、その都度顕彰しており、栄誉賞という名称こそ用いませんが、議員さんが御指摘の趣旨と何ら変わるものではないと思っております。したがいまして、当面は現行の表彰制度を原則に運用してまいりたいと考えており、現在のところ、市民栄誉賞を創設する考えはございませんので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きな3番の財産収入の確保のところでございます。

 市有財産で行政目的を持った行政財産につきましては、それぞれの目的に沿って利用しているところでございます。処分できる土地につきましては、行政目的が終了した普通財産ということになりますが、行政財産を廃止する時点で、庁内的に検討し、他の行政目的での利用がないことから、普通財産としての処分または貸し付けをしていくこととなったものでございます。

 御指摘のように、財政状況が厳しい現在、収入の確保は最大の課題となっており、遊休財産の積極的な売却等により、収入確保を図っていく必要があるというふうに考えております。

 次に、4番目の市債の借り入れ先、利率についてでございます。

 市町村等が借りる市債の借り入れ先につきましては、政府資金と呼ばれる財政融資資金、郵政公社資金のほかに公営企業金融公庫、あるいは民間の銀行等が引き受ける縁故資金等がございます。どの資金を借り入れるかにつきましては、起債の区分により割り当てがされてまいりますが、一般的には補助事業、あるいは交付金事業にかかわる市債につきましては、政府資金が割り当てられることが多く、単独事業にかかわる市債には縁故資金が割り当てられてきております。

 借り入れ利率につきましては、政府資金及び公営企業金融公庫資金等は借り入れ先が指定する利率での借り入れとなりますが、縁故資金につきましては、借り入れ先との交渉により決定することとなっております。

 次に、市税の収入確保の取り組みについてでございます。

 市税並びに国民健康保険税の収納対策につきましては、重点的な取り組みといたしまして、現年課税分を年度内にいかに納入していただき、新規の滞納を発生させないかの対策を優先と考えております。今年度は税務課の職員を総動員し、各税目の現年度の各納期後に督促状発送と同時に、納税依頼の電話催告を実施し、ついうっかりによる新規滞納発生の未然防止に努めてきております。また、従来の収納体制を再検討し、納税相談や臨戸調査を積極的に行うことができるように、女性を含めた嘱託職員の増員を図り、徴収地域の担当を明確にして、滞納されている方と密接な関係を築くことで、納入しやすい環境をつくるように努めてまいりました。こうした対策を実施したことにより、1月末では市税全体では前年同時期より微増ではありますが、収納率が向上しておるところでございます。

 また、国民健康保険税につきましては、今年度税制改正によりまして、納期が8期から12期に変更になったために、前年同期との比較ができないところでございますが、市税同様の対策を実施するとともに、さらに8月の滞納整理強化月間時には滞納者に対し、来庁相談を実施し、納税方法等の相談を行ってきております。また、新年度につきましても、納税相談室を設置し、納税者が他の来庁者等と接触しにくく、気楽に相談に訪れることができる環境を整備して収納率の向上につなげるとともに、より一層の効率的な収納業務を実施し、滞納額の抑制を図ってまいりたいと考えております。

 次に、6番目のあいさつ運動についてでございます。

 あいさつ、窓口応対向上に向けての取り組みの現状についてでございますが、職員のよりよい窓口等の応対は、市民サービスの一番の基本であるというふうに考えております。この実現のために、職員研修や職場指導などの実施により、常日ごろからお客様応対の向上に取り組んできており、今年度は全庁的な取り組みとしてさわやか応対推進運動を実施してまいりました。

 この取り組みは、理事者、部課長による朝のあいさつ指導の実施や、職場における接遇マナーマニュアルの徹底を図る中で、6月1カ月間、市役所窓口応対アンケートを行い、お客様に職員の応対について評価をしていただきました。結果につきましては、広報おかや、ホームページ等により公表いたしましたが、職員の応対はおおむね良好という評価をいただきました。また、先ほどお話ありましたとおり、今月の6日から10日まで、今回は入所5年以内の若手職員による朝のあいさつ指導が実施されており、あいさつや窓口応対向上とともに、元気で明るい職場づくりに取り組んでいる状況でございます。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) それぞれ答弁ありがとうございました。

 第1期事業の成田公園下から信金まで、これは1,040mでございましたが、7年間かかっております。これを7で割ると1年150mの計算になるわけですが、それでまた今度第1期工事の延伸の待張川までは600mありますので、4年間、ちょうど計算上は合いますが、市長、この1年間に150mという工事の進捗について、県内的にも標準的なものと思っているか、遅いか、早いか、ちょうどいいか、その辺の見解をお聞きします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) この県道の拡幅工事は、既にぼつぼつ半世紀近く行ってきていると思っております。長地小学校の前から逐次この拡幅が始まり、ちょうど私の家が拡幅になったのが小学校の終わりか、中学校の初めのころだったと思います。非常にゆっくりしたペースであるという認識を持っておりますし、加えて、長野オリンピックがさらにその歩みをのろくしてしまったという嫌いがあります。

 そこで、重点的に予算を配分していただいて、県下で一番危険な通学道路であります。また、渋滞の度合いも厳しい。しかも重要度は高い。そういった道路を一日も早くきちんとした県道としての機能が果たせるように、その折につけて諏訪圏、あるいは長野県の建設部等にもお願いをしてきております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 一番最後に申し上げた遅いという感で、早くもなし、遅くもなし。長地からこっちの例も引用されましたが、私としてはもう少しピッチを早くしてほしいと思うのでございます。

 それで、県の方への要望なり申請を上げる場合に、県の予算編成、例えば10月か11月ごろと思いますけれども、それまでにおける市の県への対応はどのようにしておるでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 建設部長。



◎建設部長(百瀬文夫君) 県への要望につきましては、それぞれの機会を使う中で、市長さん初めそれぞれの関係者の皆さんが知事さんだとか、県会議員の方へそれぞれの機会をとらえながら要望していただいております。事務レベルでは、諏訪建設事務所と予算前に打ち合わせする中で、事業の実施に向かって協議をしているところでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 去ることしの1月6日ですけれども、県知事がマリオへ新聞の何周年ですか、新年に来ました。それで、その日には県政報告もありまして、相当大勢の方々が田中知事の報告を聞いたわけでございます。その際、祝賀会の折に、いみじくも林市長と田中知事が同席しまして、すぐ横に座ったわけでございます。その折に、市長があいさつの中で、県道の拡幅をこれからもっとスピードを出してやれということを県知事に対して含めてのあいさつであったと思います。

 このときに県知事がどんな顔をして聞いているか、どんなふうな態度をとるか、私はこの一瞬を見逃さなかったわけでございます。このときには、県知事はわかった、わかったというふうに首を3度振ってました。これはただごとではないと思って、今書き込めてありますが、そんな意味で、お互いに会話を交わして、杯を交わして、意思疎通が大きく図られたものと確信していますが、内心どうでしょう。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) なかなか知事さんの心は読めないわけでありますが、非常にいいことだと私は思います。もう既に知事さんには何度か長野県で一番厳しい県道ですよと、中学生も死亡事故に遭ってますというようなことを申し上げてきておりまして、やはりそういったことを繰り返し訴えることによって、知事さんの御理解も深まってくるということで、有意義だったと思いますが、心の内は全くわかりません。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 幾らかでも雪解けの気配というか、融通性があれば成功だと思います。これを機会として、知事が毎月1回長野県林業総合センターのある塩尻へ参ります。体験学習の森ですね。この知事の分室においでになるとき、この機会を1つのチャンスとしてとらえて、これは県の秘書課へ電話というか、文書でやれば会ってくれるそうですが、この折に市長、百瀬部長を携えて2人で行って、百瀬部長に横に立っていてもらって、それでもう一押し押して早期実現を図る気はありやなしや。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) そのような必要性が生ずれば、行ってまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) ぜひこの機会を、チャンスをとらえてやってほしいと思います。

 それで、今の続きになりますけれども、市長は常々いろいろな答弁において、あらゆる機会をとらえて関係機関等へ要望すると発言していますが、今後における行動の中で、あらゆる機会の中へこの知事分室をもっと活用するというか、そういうふうにつくって思いますけれども、わざわざ長野まで行かなくてもよろしいので、ぜひその機会を多く持つような気になっていただきたいが、どうでしょう。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) そのようなことも十分考慮して知事さんにお願いをしていきたい、かように考えております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 先般、教育長さん方と南校、東校の統合問題で県へおいでになったと。このときには、特に知事との面接はお願いはしてきたでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 今までこの東校、南校の統合白紙撤回に関して、県庁に何回かお伺いしたわけでありますが、県教委一本やりということでございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 大体の要望というか、市長が県知事に対しての行動的なことは把握できたわけでございますが、この県道においては、先ほど市長も申されますように、死亡事故を初め交通事故が多発で、一番危険であると。この沿線の住民もトイレの水洗化とか家屋の修繕をしたくても、いつ拡幅になるか、ちょっと今のところわからないというようなことで、平成21年度ということを言ってますけれども、そういうふうに待っている方もあるし、それでまた、このたび木曽と伊那を結ぶ権兵衛峠も開通して、その車両も諏訪平の方へ流れて来るということも想定されますので、それとまた、川岸地区行政協議会の方においても、強い要望を出しておりますので、市長はこの現状を強く認識して、思いを新たに一段と本腰を入れて早期実現を目指し、努力してほしいが、決意のほどを。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 決意も新たに、このお願いをして早期実現に向けて努力をいたしますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 市民からも押しの強い大した市長だと評価されるように、ひとつまた今後も行動してほしいと一心に思うわけでございます。よろしくお願いします。

 次に、市民栄誉賞でございますが、創設に当たっては、私が平成14年1月の定例会で提言した経過がございます。そのときの市側の答弁によると、提言は貴重な意見として受けとめ、研究課題としたいとの返事でした。それ以来4年の歳月を経て研究課題に取り組んだと思いますが、さぞかし私も前向きな研究、検討がなされ、よい結果をきょう期待しておりましたけれども、この4年間どのような研究、検討をされたか、お伺いします。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) 今お話ございましたように、提案をいただきまして、その後こうしたものを岡谷市にどうかということで考えてはまいりました。また、他市の状況、国の状況等も見ながら研究はしてまいったものでありますが、今考えているのは、先ほど市長答弁があったとおりでございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 功労賞までは市内でもたくさんいただいているし、また、岡高の全国制覇のバレーだとか、そういう特別功労ということでもって表彰はしておると思いますけれども、相当功労賞を受けた方々は毎年市制施行何年とかというときに表彰されていますが、毎年7人から10人程度と思いますが、今日的に考えてみると、ぼつぼつその人たち、大勢いる方々の中からでも結構ですが、もう一歩考えて、ぼつぼつ市民栄誉賞−−これは全国を見ても、インターネットで見ると相当多くの市が栄誉賞を創設して、市民への1つの感謝の意味を込めての励ましと御苦労に感謝することを設けておりますので、また今後検討してほしいと思いますけれども。

 それで、市長は現状はこの市民栄誉賞創設については考えていないということですけれども、将来的に検討するという気持ちはおありでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 先ほども御答弁申し上げておりますが、該当の方はその都度現行の表彰制度の中で顕彰をいたしてきておりますし、さらに県レベル、また国レベルで岡谷市民を表彰あるいは褒賞等する制度がございます。そのような制度の中で顕彰をしてまいりますので、現時点ではこの市民栄誉賞を創設するという研究を開始するということではありませんので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) これについては、鉄道線路と同じように平行だと思いますけれども、また市民の励みにもなる賞でございますので、ぜひ御検討をお願いいたします。要望しておきます。

 次に、財産収入の確保でございますが、今、普通財産の市有地は何カ所くらいおありでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 普通財産につきましては、保育園の跡地みたいな大きなものから、教員住宅、あるいは用途廃止となった道水路の一部など、小さな本当に一部のものまでございまして、平成16年度末の箇所数は146カ所でございます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) その中で、売却予定地というか、幾らか話があったというような土地はあったでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 平成18年度におきまして予定をいたしておりますのは、旧観音保育園の敷地、湊廃線敷地等の売却を予定をいたしております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 現状貸し付けを行っている箇所はありますか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 普通財産の中に教員住宅が入っておりまして、ちょっとこれは性格が違うものですので、これを除きまして、現在貸し付けをしている土地は全体で39カ所でございます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) その中で、賃貸料はきちんと入っておられるでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 1件を除いて、それ以外はきちんとした形で収入となっております。その1件につきましては、事情がございまして、破産宣告というような手続がとられているというような中で、滞納となっている状況のものが1件ございます。それ以外は全部完納されております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) その方の余り個人的なことは聞きたくないのもあるけれども、大体年幾らくらいの方だったでしょうか。わかる範囲で。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 現在滞納となっている額は22万9,000円ほどでございます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) それで、賃貸料というのは、見直しというか改定の周期的なものはあるわけですか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 固定資産税の評価替えに合わせて改定をいたすというふうにいたしておりまして、おおむね3年ごとの改定ということにしております。平成18年度が見直し年に当たります。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 売却予定地の市民に対する周知というか、この土地は売りに出しているということを広報おかやに出したり、あとどんなような方法でこの土地を貸せる、売るというお知らせは市民にしているでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 売却につきましては、当然一般競争入札で行いますので、これにつきましては広報おかやや、それからホームページ等でお知らせをいたすような形をとって公募をしているところでございますが、貸し付けの方の部分につきましては、個別な部分での対応ということになりますので、特に全体を広報というような形の中でお知らせていくような形はとっておりませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) わかりました。今後におきましては、積極的な売却処分を行い、貸し付けも行い、積極的に財産収入の確保を図っていただきたいと思います。要望しておきます。

 次に、一般会計の市債の借り入れでございますが、平成17年度はまだ3月が残っているわけでございますが、借り入れの件数が平成16年度が17件だったけれども、増加したかどうか、ちょっとお伺いしたいが、平成17年度末でどのくらいになるかということと、もし額がわかればだけれども、額がわからなければ結構ですが、件数はいかがでしょう。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 現在まだ事業費が確定しておりませんので、明確な数字というわけにはまいりませんが、現在の補正の予算計上額で申し上げますと、借りかえ債も含めて26件、総額では約25億円というふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) わかりました。借り入れ先の利率についてですけれども、行政報告書等をちょっと見るとわかりますが、最低0.9%から2.05%までありますが、この利率の適用についてどのような対応をして、利率を勘案して借りているか、ちょっとお伺いします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 御指摘ありましたとおり、16年度の借り入れにつきましては、最低が0.9%、それから高いもので2.05%というようなことで、先ほど資金の話を申し上げましたが、縁故資金という形で借り入れている中での銀行さんから借り入れをしているものが一番高いものに当たっているというふうに思います。これは金利情勢というような部分の中で、ちょうど借り入れの時期がそういう金利情勢であったということでの利率かというふうに思っております。

 起債の場合には、長期になればなるほど利率が高くなるというような傾向がやっぱりありまして、ただ、借り入れ期間の長短だけでなくて、借り入れ先、あるいは借り入れの額、そういうようなもので多少条件が違ってくるものですから、やはり交渉のところでの話になるかと思っております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 市中銀行さんあたりから借りる場合ですね、借り入れ時、利率についてどのように検討されているかということですけれども、利率については入札という表現がいいか、どうやって利子の低い方をとるかというようなことをどのように市は行っているでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 先ほど申し上げましたように、政府資金等はもう決められてくるわけですけれども、縁故資金に当たる部分、特に銀行等に当たるわけですけれども、これにつきましては、市場金利の動向、あるいは基金等で預けている関係、そういった市の方で借り入れのほかに基金を預けているというような、そういう条件の部分も一緒にあわせた中での検討というようなことになって、そういうことを条件とした交渉をいたした結果というふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) ちょっと金融のことはわかりませんが、縁故資金というのはそういう、こっちでもお世話になっているというか、そういうお互いっこというようなことの対銀行を縁故関係という考えでよろしいか、ちょっとお願いします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) もちろん地元の金融機関さんでありますので、これらの観点から、市内の金融機関というものを優先していくという考え方は、基本的には持っておるところであります。ただ、特定の金融機関に集中することがないようにということでのバランス的な配慮、あるいは今申し上げましたように、基金として預けているというような部分との、これはペイオフに絡んでくるわけですけれども、そういったいろいろなことを総合的に判断する中で、借り入れ先、あるいは借り入れ利率等を決めさせていただいているところでございます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 借り入れの場合、固定金利でいっているわけですか、それとも変動金利でいっているか、どちらでしょう。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 岡谷市は現在固定金利を採用させていただいております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 固定でいくと、借りる当時は何%かすごく高かったと。変動でいくとそれが下がるということになると、どちらでいいか、ちょっと利子のあれはわからんけれども、そういう検討も十分されて固定でいっているわけですか。その方が有利だなという判断だと思いますが、どのようなお考えでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 先ほど申し上げましたように、市場金利の動向とか、いろいろな条件が絡んでくると思います。そして、固定は固定で有利な面もありますし、不利な面もあります。それから、変動も当然そのことで将来長い目で見たときに、そのことが負担となってくるという部分ももちろん出てまいりますので、必ずしも1つずつとらえてどちらが有利かというような部分が判定できない部分というのがあるんですが、トータルで考えたことの中で、今は固定金利を採用させていただいてます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 変動金利でいく場合は、毎年10月ですか、改定というか、適用があると思うんですけれども、これもてんびんにかけなければわからないことだけれども、固定、変動について、また慎重な判断のもとにやって、なるべく金利の安い−−縁故関係のこともありますけれども、そういうことで、利率の低いところ低いところを、それから固定あるいは変動ということも考慮に入れながら、また検討されて運用されていくように要望しておきます。

 次に、市民税と国民健康保険税の収入でございますが、口座振替を見ますと、16年度は市民税60.6%、国保税が69%となって、振り替えについて現状どのようになっているか、お伺いします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 今年度につきましては、口座振替を推進をしていくということを目標といたしまして、8月の国民健康保険税の本算定の確定通知書の送付時に勧奨通知と口座振替依頼申請書を同封し、加入依頼をした結果、この点では昨年よりも向上しているというふうに考えております。また、市税につきましても、2月に口座振替の推進を図るべく、未加入者に対しての勧奨の通知、あるいは口座振替依頼申請書を同封して加入促進に努めているところでございます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 平成16年度における口座振替等を見ると、これはちょっと市税、国保税と関係ないが、保育料が90%、水道料84%、下水道85%と高くなって、市税、国保税についても振り替えの率を80%ぐらいに持っていけば一番いいわけですけれども、行革の中にも徐々にということですが、大体目標をどのように考えておられるでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 現在の状況は、今議員さんおっしゃられたような率でありますので、いきなりというわけにはまいりませんが、できるだけ口座振替の率を高めていくということが収納率につながってくることでもございますので、この目標はできるだけ高くというふうに考えておりまして、おおむね毎年1%くらいずつは伸ばしながらいきたいなということで、平成20年度くらいには64%くらいまで持っていきたいなというような、そんな考え方を持っているところであります。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 保育だとか上下水道の水道料の口座振替率が大分高く見えますが、なぜこれだけの率で協力してやっているか、何か勧誘の仕方が違うか、これは突出して高いわけだけれども、どんなことでしょうか。保育料と水道が口座振替の率が高い。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 今、保育料の関係で90%以上口座振替になっているわけでありますけれども、入園する際に、入園の申込書と一緒に口座振替の方もお願いをしているというような状況ではないかと思っております。



○議長(上野安規光議員) 水道部長。



◎水道部長(金子明君) 上下水道の関係につきましては、1つは、やはり長年にわたってそういったつき合いといいますか、対応になりますから、そういった面での利用者の方々の御配慮があるかと思いますし、また、水道に加入される時期にうちの方でそういった積極的な対応をしてますので、その結果だったというふうに思います。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 一層の努力をお願いします。

 それから、市税滞納整理月間をどのように行っているかということですけれども、その状況と成果のほどを、おわかりでしたらお願いします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 平成17年度の滞納整理強化月間は5月、8月、12月、3月と4回実施してきておるところであります。先ほど申し上げましたが、今年度は現年課税という部分、ここをいかに年度内に納入していただくかというような部分に力を注いでいこうということでやってきております。要するに新規の滞納を発生させないということを、まず対策として最優先で進めてきておるところであります。また、強化月間中につきましては、夜間の臨戸訪問徴収、あるいは税務課の夜間窓口、休日窓口の開庁等の実施をしてきておるところであります。

 また、国保の方では、滞納者に対して来庁相談を実施して、家庭状況等の相談を含めた分納等の相談に応じたところであります。

 また、12月につきましては、広報車を利用した週2回の納税のPRというようなことも行ったり、あるいは本庁に加えまして、各支所でも土曜日、日曜日の収納、納税相談等を実施したところでございます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) また、なお一層の御努力をお願いします。

 滞納整理に当たって、精通した職員、例えば元税務課にいたとか、退職職員だと考えても結構ですけれども、そういう方々をお願いして事に当たるというお考えはないでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 御指摘いただきましたように、滞納処分に精通した職員という形では、国税のOBあるいは県あるいは市の税務経験者という方々は、非常にこういった部分で精通しておりますので、そういった方々が徴収指導員というような形の中で、専門職みたいな形で入っていただけるというようなことになれば、本当にいい形になるのかというふうに思ってます。これにつきましては、そういった方が求められるのかどうかという部分もございますので、収納率の向上に向かっては、そういったことも含めて対応してまいりたい、そんなふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 市の税務課なり、行くメンバーに対しての徴収に当たる職員に対する職員研修はどのように行っておりますか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) これは専門的な研修となりますので、県や各種協会等で実施している講習会等に参加をしていただいて、その専門知識の習得に努めているところでございます。また、職員の方でありますけれども、今年度につきましては、地方事務所の税務課の方に3カ月間、徴収事務の専門的な研修ということで1名を派遣し、滞納処分等の実地研修というような形で参加させていただきましたので、そういったことも含めて対応をしてまいりたい、職員研修に当たってまいりたい、こんなふうに思っているところであります。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 徴収職員に対しては研修等を行って、その成果を期待しているわけでございますが、大変な業務でありますので、また収入確保に当たっては、ひとつ本腰を入れて向かってほしいと要望いたしておきます。

 最後に、あいさつ運動ですが、市長は庁内の現状を明るい笑顔であいさつがうまくできているという感触でいるか、ちょっと市長さん、お願いします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 必ずしも明るい笑顔ですべての来庁された皆様、あるいは同僚の職員にあいさつができているとは思いません。しかし、これも機会教育でありまして、明るいあいさつ運動を実践する中で身についていくものと思っておりますので、今後も努力を続けてまいります。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 今回の予定されている組織改正、それからまた人事異動に伴いますが、その辺の改正と人事異動に対して、窓口に行くような方々は特別な応対というか、指導というか、そんなようなことを考えておるでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) ここで大きな機構改革というような部分もございますので、当然その配置場所等も変わってくるわけでありますので、それらの案内等も少し意を配した形をとっていかなければならないのかなというふうに思っております。また、人事異動等に伴いまして、新しく窓口へ配置される職員等もおります。そういったことも含めて、引き続き職場の中で接遇マナーのマニュアルの徹底、あるいは職場指導、毎日の朝礼の実施等、今話がありました明るくさわやかなあいさつが励行できるような、そんな環境づくりをしてまいりたい、そんなふうに思っているところであります。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 3月をあいさつ運動の強化月間として特別に取り組むお考えはないでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 今年度さわやか応対推進運動ということで1年、これはそのときだけやっていればいいという話ではありませんので、当然1年間続けていけるような、そういうことでということで、特にこの3月、ここで若手職員によるというような部分で今月行っておるわけですけれども、これもやっぱりもう一回注意を喚起していくというような部分で、1回やればそれでおしまいでなくて、常日ごろずっと身につけていけるような、そういったものをやっていかなければならないということで行ったところであります。意味合いは議員さん御指摘のように、推進運動というものの一環として、ここでこの3月力を入れてやっていくという意味で行っているものでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 庁内全般的にあいさつとか応対が評価されますけれども、このマナーについて、外部の専門の方とか、そういうマナーの勉強会を全体の職員が何かの機会に設けるというようなお考えはないでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 専門の外部講師さんによる研修会につきましては、毎年新規採用職員の事前研修等も含めて実施をしておるところであります。また、接遇に関する職場研修、あるいは階層別の研修という部分での講師さんにつきましても、外部の専門の養成研修会で受講した職員、これらが接遇指導者ということになっているわけですが、この接遇指導者を講師といたしまして、現在も進めておるところでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) 銀行等におきましては、非常に気持ちのよいあいさつが返ってきたり、やってもらっているわけでございますが、朝のミーティングの折におはようございますとか、いらっしゃいませ、お待たせいたしましたとか、そういう訓練をしているようです。それでまた、銀行はもちろんのこと、セブンイレブンだとか郵便局も大きい声で気持ちよいあいさつが行われております。

 このあいさつの顔の表情も大変に重要な要素であります。苦いものをなめたような顔では、相手も苦くなってしまいますので、ひとつこれはだれでもうちでできますが、自分の顔をうちの鏡に写して、おはようございます、それからいらっしゃいませとか、自分がどういう表情であいさつしているか、一度皆さん笑っているけれども、(「リーン」予鈴)うちへ行ってやってみたらわかるけれどもね。

 それと、奥さんにも向かってお互いに研修し合うということも本当に必要で、ぶっきらぼうのあいさつもありますね、中に行けば。あさっての方向いておはようなんてやつもあるし、そういうことではお客が余計に怒ってしまって、怒ってきたお客も余計苦情は言っていくし、投書はするし、どうしようもない格好になりますので、あいさつは笑顔で心を込めて相手を見て、そういう練習を各家庭の鏡に向かってひとつやってもらいたいと思う。

 それで、理事者の方ももちろんですけれども、廊下で行き合っても、ここへ名札を下げてますわね。それで、お子さんを連れて廊下なり下を通るというときに、寒いですねとか、お子さんに気をつけてと一声かけることによって、行政改革というか、そういう面もよくなったし、市民の評価というものが非常にその日々によって変わってくると思いますので、名札を下げていると市の職員だなということがすぐわかりますので、雪が降っているから気をつけてくださいとか、そういう温かみのある、4月1日からは変わったというような、相変わらず金を使って市の中を直したけれども、職員は一向に変わらないというようなことのないように、助役さん、ひとつうちで鏡で練習する気があるかないか、答弁を。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 御指摘のように、本当に市民サービスはあいさつから始まります。あいさつは笑顔からでございます。私も家庭で練習をさせていただきます。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員。



◆12番(中島信一議員) あしたから明るいあいさつが庁内を飛び交うものと思います。お互いにこれは切磋琢磨で、もし職員がもう少し丁寧にした方がいいぞとかいうことがありましたら、お互いに注意をして、自分はもちろん反省して、それで明るい気持ちのよい、いい庁舎になるようにお願いをいたしまして、ちょうど0分になりましたので、やめといたします。ありがとうございました。



○議長(上野安規光議員) 中島信一議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

 再開は3時30分といたします。



△休憩 午後3時18分



△再開 午後3時30分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△林豊議員



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員の質問を許します。

     〔21番 林  豊議員 登壇〕(拍手)



◆21番(林豊議員) 21番 林 豊でございます。

 大分時間が遅くなりましてお疲れかと思いますけれども、どうぞ関心のない方は居眠りをなさっても結構です。

 通告順に従いまして、2点について質問をさせていただきます。

 初めに、市民総参加のまちづくりについてでございます。

 岡谷市は財政改革プラン、また18年度の岡谷市予算編成にも市民総参加による特色のあるまちづくりが打ち出されました。市民総参加のまちづくりを市政運営の基本的な理念として、市民の皆さんとともに歩む開かれた市政を推進する。そして、市民がまちづくりの主役であり、それぞれの役割を担い、連携協力しながらまちづくりを推進しようとうたわれております。

 住民参加が民主主義の重要な要素であり、その1つの到達点と、そう考えますと、まさに理想の姿を打ち出したと言っても過言ではないかと思っております。このような大胆な方向が打ち出された背景には、個別のプロジェクトに対する市民の要求が強くなったこと、あるいは行政の考え方や対応に対して不安を持ち、最終的には変更や修正が求められるようなことが全国的にも多々発生するようになったこと、またあるいは民間のすぐれた考え方や手法を積極的に取り入れることが、よりよいまちづくりになるというようなことがあろうかと思っております。

 市民総参加をかくも明快に打ち出しました住民参加という概念を、これは参加のはしごとして明快に定義をされておりますシェリー・アースティンという方の言葉がございます。彼の論で言いますと、住民参加の到達点は、住民の権利としての参加である、かように言われております。アースティンの参加のはしごといいますのは、住民の権利として参加を8段階に区分しております。詳しくは申しませんが、初めは住民の参加は全くの不在である。次の段階で、形式だけの参加となる。最終的には、住民の権利としての参加があると、このように定義をしております。

 この最終到達点の権利としての参加では、パートナーシップであるとか、あるいは権限の委任、あるいは住民によるコントロールが含まれております。この権利としての参加を想定しますと、住民の側にも能力や、あるいは資質が求められますし、またその責任も伴うと思っております。それなりに行政のこともまた勉強してもらわなければならない、かように思っております。

 このように考えますと、市民総参加によるまちづくりは、行政、市民双方にそれなりの覚悟を持って臨んでもらわなければならない、かように思っている次第でございます。平成16年ですか、基本条例ができまして、それから行財政改革プランにも盛り込まれました。また、予算編成にも盛り込まれ、急ピッチで市民総参加が進んでおります。

 このことに対して、2〜3疑問点を理解をしたいと思いますので、以下に質問をさせていただきます。

 小さな1番ですが、最初にまちづくりサロンの意図、目的、またどのように行うのかを教えていただきたいと思います。

 それから、小さな2番目になりますが、市民総参加の指針、業務の範囲、役割分担などを明確に定義しておかないと、困難な問題が発生することもあり得る。したがって、基本的な考え方をお伺いしたいと思います。

 それから、3番目になりますが、責任の所在についての考え方をお伺いいたします。

 市民総参加に業務を行った場合には、その責任についてですが、例えて申しますと、今回予算に盛られましたアレチウリの駆除活動というのがありますが、その支援がありますが、活動において起こった事故であるとか、あるいは駆除の範囲がきちんとできたかどうか、あるいは実証の確認等、そういう問題、責任の所在というものをどういうふうに考えているのか、お伺いしたいと思います。

 それから、4番目になります。先ほども申しました権利や権力の付与についてでございます。

 市民が意欲を持って参加するためには、権利や権力を持つことが、そのことを視野に入れなければ参加の広がりや、あるいは真の参加は得られない、かように思っております。裁量をどの範囲まで認めていくのか、あるいはどの程度まで市民に担っていただくのか、この点についてどのようなお考えを持っているのか、お伺いをいたします。

 それから、5番目になりますが、市民負担に対する考え方をお伺いいたします。

 市民総参加をより進めるためには、市民に汗を流してもらったり、あるいは場合によっては経費の一部を負担するなど、市民側にも多大な負担を求めることがあろうかと思います。この点についてはどのようにお考えになるか、お伺いをいたします。

 それから、最後の6番目でございますが、市民理解に対する情報発信でございます。

 先ほどから話に出ておりますとおり、市政懇談会は残念ながら普通の場合1会場せいぜい60人から70人ということで、情報発信の場としては、私はやや物足りなく思っております。もっと市民を巻き込むために、例えば区政を利用しますとか、あるいはその協力を求めるとか、そういった新たな情報発信の場についてお考えがありましたらお伺いをしたいと思います。

 以上が第1問でございます。

 2問目に移ります。産業振興の施策についてでございます。

 この問題につきましては、前12月の議会におきましても、田中議員、あるいは今井議員から、それぞれ質問がありまして、御回答をいただいておりますが、若干得心のいかないところもありますので、再度掘り下げてお答えをいただければと思っております。

 岡谷市の人口減少に歯どめがかからず、また岡谷市の基幹産業である工業にも陰りが見えますので、あえて前回に引き続きまして御回答をお願いする次第でございます。

 その1、先ごろ行われましたものづくりフェアの評価、成果、反省点、これらについてお教えを願えればありがたいと思っております。かなり関心を呼びましたし、それなりの成果が得られたのではなかろうかなと、私はかように思っておりますので、そこら辺の総括をお教え願いたいと思います。

 それから、2番目になりますが、誘致企業に対する行政の考え方についてお伺いいたします。

 これも先番議員さんの中で幾つか出ましたが、岡谷市は工場用地が大変少なく、地価も高いと。そんな中にあって、岡谷市では遠くはオリンパス、あるいはエプソン、トーハツ等の基幹になる工場が撤退をしました。町の中にもいささか活気がなくなった、かように思っております。

 そんな中で、平成18年度の予算編成の大要でも示されておりますとおり、21世紀型のナノテクノロジーをベースとしたスマートデバイスの世界的供給基地を目指すとされております。このところ何年にもわたりまして、若干の表現方法は違いながら、同様の方針が打ち出されております。しかしながら、ただいま申し上げましたとおり、企業の撤退が相次いでおりますし、これにかわる企業の誘致も見るべき成果が上がっていない現状のように私には思われますが、いかがでしょうか、行政の見方をお伺いいたします。

 それから、3番目になりますが、誘致企業のアンケート調査についてでございます。

 先ごろの12月の田中議員の質問に対する回答として、岡谷市は誘致企業に対するアンケート調査を実施した。上場企業約500社にアンケートをして、2社が誘致に乗ってもいいというような返事があったと。しかしながら、相手を訪ねたら、残念ながら他へ進出したというような御回答がたしかあったと私は思っております。

 私に言わせますと、残念ながら大手企業、上場企業が岡谷市に来る見通しはほとんどないと、あるいは極論すれば、全くと言っていいくらいないのではなかろうかな、かように思っております。先ほど申し上げましたとおり、土地は大変狭く、地価が高い。岡谷市へ進出する上場企業が本当にあるだろうかというふうに私は疑念を感じざるを得ません。

 それよりは、むしろ県の精密工業試験場をぜひ利用したいというような魅力を持つ中小企業でありますとか、あるいはテクノプラザおかやを通して、大学との連携をしようと、そういうことに魅力を持つ企業、あるいはナノテクノロジーに進出する新規の企業、そういった企業を調査して誘致の方針に的を絞りながら勧誘すると、これが私は岡谷市における一番ベターな方法ではなかろうかと。それが上場企業を対象にアンケート調査をするということには、いささかの疑念を禁じ得ませんので、そこら辺のところをどういうふうに考えておりますのか、お伺いをしたいと思います。

 それから、4番目になりますが、平成18年度に打ち出されます成功報酬型の企業誘致についてでございますが、企業の種類、あるいは業種、これをどうするのか。また、企業の規模はどの程度のものを対象にしているのか。あるいは従業員数はどうするのか。また、だれが成功報酬についてどのように判定を行うのか、そこら辺のもう少し詳しい事情をお聞かせ願いたい、そう思います。

 それから、5番目になりますが、湯殿山の利用方法でございます。

 これも何回も出ておりますが、残念ながら湯殿山は相変わらず空き地となっております。この未利用の1つの原因は、利用方法に一貫性がないためと、ややきつい言い方で大変申しわけなく思いますが、私はそう思っております。あるいは区分けをして、中小企業用の工場用地とするのも1つの方法ではなかろうかなと。価格もきちんと発表する。そういうことがきちんと決まってくれば、具体的になれば、改めて大勢の方が不動産業者も含めて動き出すと思いますし、いかがでしょうか。単価もまたきちんと決めて、この程度までなら妥協しましょうというようなものをきちんと決めた上で、そしてその目的に向かって進むというのが一番いい方法ではなかろうかなと。残念ながら、現状では何もそういうものが決まっていない。まさに未利用の最大の原因は、私はここにあるのではなかろうかな、かように思っております。

 それから、時間がないので急ぎます。6番目に中小企業誘致に向けての工場用地でございますが、目下中小企業誘致用の土地が市にはないと思います。民間にあるとしても、一般には全く見えてまいりません。ここに工場用地がありますと、面積はどのくらいです、あるいは単価はこのくらいですというような情報を大勢の方が共有することによって、具体的な動きが出ると思っております。行政はこれらの情報をしっかり持っているのでしょうか、お伺いします。持っているなら、地主に許可を取り、広く公表すべきではなかろうかと。工業をもって岡谷市が生き残ろうとするなら、なりふりかまわない積極的な行動を希望しますが、いかがでしょうか、お伺いします。

 それから、最後になります。企業創設に対する支援です。

 このほど報道で、塩尻市に約4億円ほど投資をしまして、貸工場をつくるということです。貸工場の問題は、岡谷市で何度か話題になっております。岡谷市にある創業支援センターからは、既に15社にも上る企業が巣立っておりますが、残念ながら岡谷市に残った企業はほんのわずかでございます。また、創業は近年大幅に増加しておりますが、この面からの積極策はあるのでしょうか、お伺いをいたします。

 以上、壇上からの質問とさせていただきます。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 企画部長。

     〔企画部長 矢島政樹君 登壇〕



◎企画部長(矢島政樹君) 林議員さんの御質問に答弁を申し上げます。

 私からは、大きな1番の(1)(3)(6)について答弁をさせていただきます。

 (1)のまちづくりサロンの意図、目的でございますが、この事業はテーマに基づき、市民の皆様が自由に発言できる場を提供するもので、談話室のような気さくな雰囲気の中で、御意見、御提言を気軽に発言していただくことにより、市民の皆様のまちづくりへの参画意識を高めるとともに、市民意見の把握や施策の推進に役立てようというものでございます。

 年5回程度、市の施設の会議室等に開設することを予定しており、より多くの皆さんに御参加いただけるよう、広報やテーマの設定など工夫を凝らしてまいりたいと考えております。

 また、集まった皆様の自主的な取り組みにより、同じテーマでサロンを継続していただいたり、まちづくりグループへと発展をしていくきっかけになればと機会をしておるものでございます。

 (3)の責任の所在についての考え方でございますが、市民総参加による業務により、事故等が発生した場合の責任の所在でありますが、基本的には事故が起きたときの状況等、ケース・バイ・ケースで違ってくるものと認識しております。市民総参加による業務は、市と市民の皆様との信頼関係の上で、市民の皆様に業務の目的や内容等を十分に御認識いただき、自主的に参加いただくものであり、万一活動中の参加者に事故等が発生した場合、直ちに市の責任を追求するようなケースは起こらないのではないかと考えております。

 また、事故等が起きた場合、状況にもよりますが、けがの程度等により、岡谷市市民総合災害補償規則に基づく補償保険の対象となる制度はございます。例としてお話をいただきましたアレチウリ駆除活動につきましては、同様であると思っておりますが、万一不幸にして事故等起きた場合、より適切な補償が行われるよう、ボランティア保険等に加入することも必要であり、その費用につきましては、アレチウリ駆除活動補助金を交付し、支援してまいります。

 また、駆除を行う範囲や実施後の確認ですが、担当職員により補助金申請時に活動の範囲と人数、その経費が妥当であるかどうか、地図等を確認して協議、審査を行いますし、活動後は現地確認を行うなど、適切に対応してまいります。

 市民総参加による業務に取組んでいただく参加者の意欲を尊重し、気持ちよく汗を流していただけるように、また危険箇所については、河川管理者に作業をお願いし、市民の皆様が近づかないように事前に御注意申し上げるなど、事故等の未然防止にも意を配してまいりますので、御理解を賜りますようお願いをいたします。

 (6)の市民理解に対する情報発信についてでございますが、市政懇談会の開催に当たりましては、事前に市内21区、全区を訪問し、区長さん方に御理解をいただき、区の役員会などの折に市政懇談会への参加を要請していただいたり、区内へ回覧板による周知をいただくよう依頼をしているほか、生涯学習グループ団体や障害者団体の代表者等にも御通知し、参加をお願いしております。また、広報おかやへの掲載や報道機関の御協力をいただき、新聞記事に掲載していただいているほか、当日は地区内を広報車の巡回により市民の皆様への参加の呼びかけも行ってきております。

 市民総参加のまちづくりを推進していくためには、市民の皆さんの御協力が何より必要となってまいりますので、その行動を促すきっかけとなるよう、情報提供につきましては、今後も広報紙を初めあらゆる機会に積極的に行い、市政の現状や今後の課題等について、情報を共有していただき、市民の皆さんと市の協働によるまちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) ナンバー1の市民総参加のまちづくりについての(2)市民総参加の指針、業務の範囲、役割分担についてお答えをいたします。

 市民総参加のまちづくりは、市政運営の基本的な理念の1つであります。市民の皆様が環境美化活動や地域における福祉活動などに自主的・自発的に参加すること、また、さまざまな分野において役職等を快く引き受け、奉仕の精神でその職責を果たすこと、さらに、市が施策の立案や実施に際して、市民の皆様の御意見、御提言を反映させるため、例えば市民懇話会を設置したり、パブリックコメントや市民アンケート調査を行ったりする場合などに、市民の皆様1人1人がそれらに参加して、御自分の意見や考え方を出していただき、市と協働してまちづくりに取り組んでいくことであります。

 このような市民総参加のまちづくりをより一層推進していくため、平成16年10月には岡谷市市民総参加のまちづくり基本条例を制定いたしました。この基本条例は、基本原則を初め、市民の皆様や市の役割を明らかにしているほか、市民総参加のまちづくりの具体的な方法などを盛り込み、市民総参加のまちづくりの指針としているところであります。また、業務の範囲や役割分担につきましては、それぞれの事業の目的や内容により違いが出てくるものと思っております。

 したがいまして、それぞれの事業ごとに企画段階、あるいは事業の実施段階などにおける市民総参加の必要性や方法等を考慮し、判断をして明らかにしていかなければならないと考えておりますので、御理解を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。

 次に、(4)権利あるいは権力の付与についてお答えをいたします。

 市民総参加により、施策の推進や業務を実施する場合には、参加する市民の皆様に権限を持たせるといいますか、市民の皆様の裁量により対応できるようにすることで、市民の皆様の意欲を高め、アイデアを引き出すことができるなど、施策や業務をより円滑に推進できる場合もあろうかと思っております。

 市民の皆様の裁量をどの範囲まで認めていくかは、それぞれの施策や業務において、市民の皆様に何をどの程度まで担っていただくかによって個々に判断をしていかなければならないというふうに考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、(5)市民負担に対する考え方でございます。

 ますます厳しくなる財政状況の中では、行財政改革プランの基本的な方針の1つとしてお示しをした市民と市の役割分担と協働の推進の考え方が行政運営において、これまで以上に重要になるものと考えております。市が行うべきこと、市民の皆様に担っていただくことを明確にし、時には知恵を出していただき、時には汗を流していただくなど、これまでよりも市民の皆様に御負担をおかけする部分もあろうかと思っております。市民の皆様には、この町に愛着を持っていただくとともに、まちづくりの主役であることを自覚し、活気に満ちた将来に夢が持てる岡谷市を行政と連携しながら、自分たちの手で築いていこうという気概を持って積極的に参加をいただきたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな2番の産業振興施策についての(1)ものづくりフェアの評価、成果、反省点につきましてでありますけれども、今回のものづくりフェアは、地域住民の方々に市内にどのような企業があり、またどのようなものをつくっているのかを知っていただくことと、次代を担う子供たちにものづくりの楽しさやとうとさを学んでもらうことや、市内企業同士の情報交換を主目的に、2月17、18日の2日間開催しました。その結果、出展企業数では前年比21社増の129社、来場者数では前年比300名増の2,600名の方にお越しをいただき、当初の目的を達成することができたものと考えております。

 また、子供を対象としたイベントには、多くの子供たちが参加、工業製品バラバラ解体ショーやロボット製作などを通じて、ものづくりの楽しさをアピールできたほか、一部では市内企業同士で受発注の商談もなされたとのことであり、一定の成果を上げることができたと思っております。

 反省点及び課題といたしましては、出展企業が固定化しつつありますので、69社の出展があったA3サイズの展示方法をもっと充実するなどして、また、出展したことのない市内企業への周知と出展のお願いをしていきたいと考えております。また、子供向けのイベントでは、市内企業が携わった製品を分解して説明するなど、市内企業との関連づけをしたもう一歩ステップアップしたイベントを開催していきたいと考えております。

 次に、(2)の誘致企業に対する行政の考え方、それと(3)誘致企業アンケート調査、それと(5)の湯殿山利用の考え方について関連がありますので、まとめてお答えしたいと思います。

 まず、湯殿山への企業誘致につきましては、金融機関への情報収集、企業訪問、企業アンケート調査の実施のほか、東京、名古屋、大阪にある県事務所や県内の金融機関を通じてPRをお願いいたしました。昨年民間調査会社の評点が60点以上の株式上場会社500社を対象に実施しましたアンケート調査ですが、岡谷市への進出希望の有無はもとより、企業が新規に立地する際の条件なども聞いておりますので、今後の誘致戦略に十分役立てたいと考えております。

 また、現時点での湯殿山への企業誘致の戦略としましては、岡谷市にとって有益な企業、具体的には地元の労働者を積極的に活用し、地域の経済発展に資する企業や、既存の産業集積を活用でき、かつ地域の企業の活性化及び技術力の向上への波及効果が期待できる企業などを誘致するため、全国で展開されている誘致競争に負けない価格に抑えること、また、市の土地とすれば売却だけでなく、定期借地権を導入すること、また、助成制度の見直し、拡充について現在検討を深めているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、(4)の成功報酬型企業誘致でありますけれども、この事業は3,000?以上の土地に、誘致対象企業を市に紹介し、市とともに交渉し、誘致ができた場合の紹介人に対し、土地売買代金の1%、1,000万円を限度として報酬を支払うものであります。

 誘致対象企業として考えているのは、製造業、情報通信業のうちソフトウエア業と先端的技術分野の研究を主として行う民間研究所、または開発型企業であります。規模としましては、先番議員さんにもお答えしましたように、大企業に限らず、中小企業も対象として検討してまいりたいというふうに考えております。また、誘致企業の選定に当たりましては、審査会を設置しまして、そこに諮り、対象であるかどうかの審査を行うこととしております。

 (6)の中小企業誘致に向けての工場用地でありますが、事業所用地の取得等に関する条件は、取得を希望する企業の規模、業種、業態で大きく異なるため、ニーズに合った物件を探すことは容易ではありません。また、めどの立たないうちから事前に用地を確保しておくことは、現在の経済情勢や市の財政事情から判断しても非効率であるとともに、民間事業の妨げになることも想定されます。

 市では、社団法人宅地建物取引業協会諏訪支部岡谷分会との協定に基づき、中小企業者の取得希望条件に見合う物件の照会を行っております。土地の取得は行わず、こうした既存制度や民間活力を十分に活用しながら、事業所用地取得の支援をしてまいりたいと考えております。

 次に、(7)の企業創設に対する支援でありますけれども、工業振興課内に岡谷市中小企業経営技術相談所を設置し、商工業振興参事や委嘱した有識者により技術相談、指導、経営、受発注の助言指導をしているほか、工業振興課で各種の支援制度を説明する中で、金融、雇用、工場用地のあっせん等、創業者の支援も含め、商工業の振興と健全な発展に必要な活動に関する相談等に対応しております。

 また、支援センターに入居しているときに、市内企業と仕事の関係ができれば、当市に残る可能性も高くなると考えておりまして、相談指導事業や毎年開催されております入居企業と市内工業会との交流会により、市内企業との出会いのきっかけづくりも行っております。

 このような中で、市としましても、県創業支援センターに入居しております企業の情報を聞いておりまして、工業技術振興参事等の職員を派遣し、相談に乗るとともに、岡谷市内で起業していただけるような条件整備に努めてまいりたいと考えております。

 したがいまして、現在企業の創業支援に対しましては、先ほども申し上げましたとおり、各種の制度を用意し対応しております。また、県の創業支援センターからの卒業者を対象としてやってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) 全部済んだですかね。それでは、2回目の質問をさせていただきます。

 1番目、まちづくりサロンについては結構でございます。ぜひいいふうに運営していっていただきたいと思っております。

 それから、2番目の市民総参加の指針、業務の範囲、この役割等でございますけれども、この役割分担におきましては、これを進めるためには人材の育成や、あるいは登録をしていく、そういうことが必要になろうかと考えておりますが、16年度に条例ができまして、そこにも盛られておりますが、その後具体的な取り組みが実際にあったのでしょうか。そこら辺をお伺いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。

     〔企画部長 矢島政樹君 登壇〕



◎企画部長(矢島政樹君) 市民総参加のまちづくりの基本条例の中では、市民の役割、また市の役割という位置づけをしておりまして、その協力関係をうたっております。その中に人材の育成という部分もございまして、本年度につきましては、まちづくりリーダー養成講座を開催しまして、市長との対談、あるいはタウンウォッチング、ワークショップなどの模擬体験などを行いまして、まちづくりのリーダーとして活動できる人材には努めてきたところでございます。市が今なぜこういうことをするのか、どうしていきたいのかということを何回かの懇談を重ねる中で御理解いただいたとは思っておりますし、中には既にそういった経験をお持ちの方もおいでになりましたので、ぜひまたこの輪を広めていただければというふうに期待を申し上げておるところであります。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) わかりました。いわゆる総参加の参加意識を高めて、市民力をまちづくりに活用できる、そういう仕組みづくりを考えているということでございますが、実は市民の中にいわゆる沈黙の市民と申しますか、そういう中にもかなり市政に対する熱い気持ちを持っている方々が私は大勢いると思っておりますし、そういう方の意見を私はまた見聞きをしております。ぜひそういう沈黙の方たちの意見も、きらりと光るような意見というものがかなりありますので、それらを吸い上げるような努力をぜひここで要望しておきたい、かように思っております。

 それから、3番目の責任の所在でございますけれども、仕事の成果や結果に対する責任が市民総参加という名のもとにあいまいにならないように、また、事故等の防止にも重々注意を払っていただければと、そのように思っております。

 それから、4番目の権利や権力の付与でございますが、市民総参加が進むことにより、市民あるいはその組織が力をつけていくと、行政の意図するところとは違うような方向へ向かうということもあり得ると思っております。言葉は悪いんですが、例えば圧力団体的な行動も心配されなくはない、かように思いますし、また、リーダーの考え方によっても大きく方向が変わるというようなことが重々考えられるというふうに私は思っております。そこら辺の基本線をどこにおくのか、そこら辺はどのようにお考えか、お教えを願いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 御指摘のように、個別の事例によっては、市の考えていることと市民の皆様との思いに隔たりが生じてきたり、市民の皆様の活動が思わぬ方向へ進んでいくことも決してあり得ないとは言えないわけであります。このような場合、市民の皆様と市がお互いの立場に立って十分に話し合いを行い、理解を深めるように努力していくプロセスも市民総参加のまちづくりを進めていく上では極めて重要なことでありまして、こうしたプロセスを経て、お互いに気軽に意見を出し合える関係となり、信頼関係もより強固なものになっていくものと考えております。

 市民総参加のまちづくりは、お互いに切磋琢磨して、この岡谷市ならではのきらりと光る行政参加にしていきたい、かように考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) ありがとうございました。わかりました。

 お互いに理解を深めることで乗り切れば、これは大変よろしいのですが、ともすれば一部の利益団体や圧力団体に利することも念頭に置きながら、時には民意をリードするという考え方も念頭に置きながら、ぜひかじ取りに意を配していただければと、かように思っております。

 それから、5番目になりますが、市民負担に対する考え方ですが、考え方というのは理解しましたが、参加することに喜びを感ずることがまず必要であろうと。例えば表彰制度など、そういうものが実際には考えられないかどうか、そこら辺もお伺いしておきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 表彰制度など考えられないかという御提案をいただいたわけでありますが、市民の皆様にはまちづくりの担い手として、身近なこと、できることから参加をしていただき、そのことによって自分たちの住む町のことを知り、また自分たちの町を愛する心が生まれてくるわけであります。そのような状況の中で、市民のお手本になるような、目標になるような実績を上げた市民の皆様を表彰していくということは非常に大切なことであると思っておりまして、検討課題とさせていただきます。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) 市民の自主的・自発的な取り組みが期待されるということですが、一部の関心を持った人たちだけの行為に終わらないように、十分に御配慮をお願いしたい、かように思います。

 それから、6番目の市民理解に対する情報発信ですが、おっしゃることはよくわかりました。ですが、現状ではもう一つやっぱり情報の広がりが見られないと思っております。あえて新たな情報発信の場が考えられないか、あるいはそこら辺は検討なさっているのかどうか、そこら辺をお答えいただければと思います。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) できるだけ情報発信ができるように考えて実行して、できるものはしてきておるわけであります。あと一番もとになりますのは、市の方で市長の定例記者会見等も毎月行われておりまして、市政の現況等を報道機関を通しましても市民の皆さんに情報提供しておりますし、今まで申し上げております、ぜひメニューのふえております出前講座の活用もお願いしたいと思っております。このときには、市の職員が直接出向いてお話もできる、あるいは聞けるという状況もございますので、そんな活用もしてまいりたいと思いますし、今まで市の関係の審議会、いろいろございますが、そういった開催だとか、あるいは会議内容の開催時の情報の提供という制度もございますので、そういったところへ内容をできるだけ充実しながら、市政の進行状況もわかるように努めていく努力を今後してまいりたいというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) わかりました。いずれにしろ、市民総参加ということは、いろいろな多くの問題を含みながらの私はスタートであると思っておりますが、しかしながら、これを一部の関心を持つ人たちだけによる参加であったならば、あえて市民総参加ということは全くないんでございまして、できるだけ多くの市民を巻き込む工夫をぜひこれからも続けていっていただきたい。また、それをすることによって、初めて市民総参加ということの意味が生きてくるんだろうな、そのように思っております。ぜひそこら辺のところに意を配するように希望を申し上げまして、この問題を終わらせていただきます。

 続けて、産業振興の施策について、2回目の質問をさせてもらいますが、1番目のものづくりフェアですね、これが大変成功裏に終わったと、今のお話でもよくわかりましたが、実際に来られた会社の大企業あるいは中小企業、そういうような区分で見たときにどんな企業が来ているのか、ある程度分析をなさっていたら、そこら辺を教えていただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 現在、アンケート調査を出しておりまして、3月末ぐらいにはわかると思います。それに基づきまして、反省会をやるようになっておりますので、そんなことで、現在はまだその数字はつかんでおりませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) いずれにしろ、私もつぶさに見させてもらいましたが、大変いい企画であると思ってますし、今後もぜひ続けていっていただければと、かように思っております。

 2番目の誘致企業に対する行政の考え方でございますが、実際には進出する企業が非常に少なくなっていると。特にバブル崩壊後、私は見るべき企業の進出がほとんどなかったんだろうなと言ったら語弊がありましょうか。企業が進出してこない、そこら辺の原因をどんなふうに分析しておられるのか、お伺いをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 一応やっぱり物理的な部分、広い平らな土地がないということがまずあろうかというふうに思っております。それと、土地が高いという部分もありますので、そういう経済的な部分が主要因ではないかなというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) わかりました。大変難しいところで、土地がない、土地が高いというのは何百遍も聞いておりますし、それはそれとして、そのまま受け入れて、その上でなおかつどうしたら企業が進出するか、それを考えていかなければ岡谷市はじり貧になるんだろうなと。今まで幾つか企業に対する支援をやってきましたし、それはそれなりに効果があるんだろうなと、それは高く評価するわけですが、しかし、それは現在の既存企業に対する私は支援が大半でなかったのかなと。新規の企業に対する取り組み、あるいは誘致企業に対する取り組みに、ややもすれば欠けるものがあったんではなかろうかなと−−ごめんなさい、率直な言い方で大変申しわけないんですが−−そんな感じがしております。

 やっぱり岡谷市に見合う、そういう進出する企業は一体どういう企業なのか、どういう企業なら岡谷市に魅力を感じてくれるのか、そこら辺の分析をもう一回ぜひしていただきたい。そして、その上で、その的を絞った企業の誘致運動(「リーン」予鈴)、それをぜひやっていただきたい。そうでないと、岡谷市のこのじり貧状態はこのまま進んでしまうのではなかろうか、そう思っておりますが、そこら辺の見解を教えてください。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 周りの市町村も工場用地を持っていて、誘致活動をされているところがあります。そういう中で、状況等を聞いてみますと、やっぱり大企業さんを県外から呼んでくるということにつきましては、県外で平らなところでかなり安い、そういうところがあるということで、それに対してはどうも太刀打ちができないと。そういう部分で、ある程度県内の中で中堅企業さん、そういうところをターゲットにして、県内での競争ということを考えられているところがあります。そういう部分がやっぱりどうも的を射ている部分なのかなというふうには感じております。ですので、そういうところを参考にしながら、今後どういう形でやっていったらいいかということは考えていきたいというふうに思っております。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) わかりました。同じような、似たような見方になりますが、湯殿山の利用でございますが、前回これは今井議員の方からも話がありましたし、何人かの方が湯殿山について質疑をしております。しかしながら、全く決まらないその1つの原因は、先ほど私が申し上げましたように、やっぱり的を絞っていない面がある程度あるのではなかろうかなと。これは中小企業の用地であっても私はいいと思っております。単価はこのくらいだよと、中小企業ならこういう区分けをしますよというようなものを前面にぜひ打ち出していただきたいと思いますが、そこら辺のところ、再度お答えをいただければと思います。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 湯殿山につきましては、簿価がかなり高いわけでありまして、そこら辺のところをどういう形で価格を下げていくか、そこら辺の方法等、現在考えております。また、あそこのところが広い土地でありますので、分割した方がよろしいのか、もし分割しますと、かなり分譲単価が高くなっていくという部分もありますので、そこら辺は来ていただく企業さんを、できるだけ湯殿山に合った形の企業さんを誘致しないと、単価を下げる部分で市費の投入が多くなってしまうという部分がありますので、そこら辺のところ、また定期借地権をどういうふうに活用していくか、そんなところを考えながらやっているところでございます。それにつきましては、今ちょっとどういう形でやっていくのかというところを、先ほども答弁しましたように、今検討しているところでございますので、結論が出ていないわけでありますけれども、そこら辺のところを早急に結論を出してまいりたいというふうには思っております。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員。



◆21番(林豊議員) 時間がなくなってしまいましたので、岡谷市というのは工業のまちと言われて非常に長い年月が過ぎてきました。この間、立派に成長した企業もありますし、また成長して出ていった企業もあるわけでございます。しかしながら、それにかわる新たな企業の進出というのは、私は非常に少なかったのではなかろうかな、かように思っております。特にバブル崩壊後は、先ほども申し上げましたけれども、新規企業の取り込みも、やや私は具体的な策に欠けた面があったのではなかろうかな。いや、もし皆さん一生懸命やって、絶対そんなことはないと言うなら、それはそれで結構でございますけれども、私にはそんなふうに見えるところが多々あります。

 しかし、既存企業に対する取り組みは、私も立派にやってきたと思いますし、それに対する企業の感謝している姿も随分見てまいりました。ただ、どうしてもややもすれば新規の取り組みという面で、やや手の抜ける部分がなかったのかなと思いますが、土地が狭くて単価も高いというネックはわかりますし、それを頭の中に置いて何とかしようとしたら、なかなか行動に結びつかない、そう思っております。

 ただ、逆に考えますと、非常に同業者も多い、非常に技術水準も高い、あるいは工業試験場もありますよと、テクノプラザおかやもありますということをもっと売り込めば、(「リ・リーン」終了)岡谷市がいいよという企業はたくさんあると思っておりますので、ぜひがむしゃらなハードの展開を期待して、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(上野安規光議員) 林 豊議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。

 再開は4時35分といたします。



△休憩 午後4時27分



△再開 午後4時35分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△横内敏子議員



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員の質問を許します。

     〔11番 横内敏子議員 登壇〕(拍手)



◆11番(横内敏子議員) 11番 横内敏子でございます。

 さらに時間も押しておりますので、簡潔に質問して議事進行に心がけつつ、通告順に質問をさせていただきます。

 1番の新年度予算についてです。

 3月2日付の新聞に原村の2006年度当初予算案が発表されました。その中で目を引いたのは、子育て支援と少子化対策、若者の定住を重点施策としたその内容でした。一昨日もテレビ、新聞で報道されましたので、皆様方御存じかと思いますが、一例を挙げますと、乳幼児等医療費特別給付金支給対象年齢の引き上げで、現行の小学3年生を中学卒業までとし、少子化対策ですこやか原っ子誕生祝金を創設し、第3子以降の誕生について、誕生から3カ月以内に50万円を支給し、その後2歳から6歳までに10万円ずつ合計100万円を支給するというものです。

 清水原村村長は、「原村は福祉の村と言われて久しいが、これまではどちらかというと高齢者福祉の意味合いが強かった。若い人にも目を向けていこうということで、乳幼児医療の無料化も思い切って中学卒業まで拡大した。将来の村づくりにとって重要なものに関しては、英断をもって投資した」と談話が掲載されていました。6市町村合併の折、最初から合併せず自立の道を歩むと決断を下した原村の財政力の大きさを感じるところです。でも、数年後の原村の変わりようを注目していきたいと思います。

 以上が原村の平成18年度目玉施策の一部であります。

 さて、それぞれの自治体にはそれぞれの事情があります。ないそでは振れぬとか申しますが、当岡谷市も行財政改革プランに基づいて、非常に厳しい財政の中、平成18年度がスタートするわけであります。

 そこで、(1)の本格的な自立のまちづくりに向けての基本的な考え方ですが、先番議員に一定の答弁があり、重複している部分がありますが、お答えがいただけたら幸いです。

 (2)の重点施策についてであります。これも先番議員に答弁がありました。私は重点施策の市民総参加のまちづくりの推進の協働の部分と、安全・安心にかかわる市民生活に密着した施策の推進について、重複しない部分でお聞きしたいと思います。

 2番、ごみ問題についてです。

 (1)の湖周地区ごみ処理施設整備事業についてです。

 2011年稼働に向けて、諏訪市、下諏訪町の2市1町で検討がなされ、建設予定地は岡谷市でというところまでは来たわけですが、その後、建設費負担をめぐって折り合いがつかず、中断されたままになっています。平成18年度はどのように進めていくのか、お聞きしたいと思います。

 (2)の一般家庭生ごみリサイクル事業についてです。

 可燃ごみの35%を占める生ごみの減量と再資源化を目的として、岡谷市も平成17年度公共施設から出る生ごみの堆肥化が実施されました。そして、市は平成18年度一般家庭の生ごみリサイクルモデル事業に向けて、鮎沢、新屋敷、中屋の3地区をモデル地区として分別収集をすることになりました。公共施設限定と違って、一般家庭の生ごみ収集は大変難しい面があると思いますが、この事業の実施方法について、内容をお聞きしたいと思います。

 (3)ごみ処理有料化についてです。

 この問題につきまして、昨年3月議会で2人の議員から質問が出され、湖周地区ごみ処理基本計画の中で検討、協議を行っている。ごみの有料化は、ごみを出す市民の負担の公平性やごみの発生を抑制し、ごみを減らすという観点からも有効な方法と考え、内部検討を進めているとの答弁がありました。

 今現在も、市の指定袋を購入してごみを出しているわけですから、全く無料というわけではありませんが、ごみ収集量が目立って減ってきている状況ではない現状では、ごみ減量、分別しての資源化等について意識を高めるためにも、何らかの形で有料化は必要と考えます。市はどのように考えているか、今後についてもお聞きしたいと思います。

 大きな3番の介護保険事業についてです。

 平成12年度に導入された介護保険制度は、要介護者を社会的に支える仕組みとして着実に定着してきております。諏訪広域連合では、平成14年度に第2期介護保険事業計画を策定し、現在この計画に基づいて介護保険事業を推進するとともに、介護保険財政の安定化に努めているとお聞きしています。しかし、高齢化の進行や制度のさらなる浸透、定着に伴い、介護保険に要する費用は増加を続けてきているともお聞きしています。

 そこで、(1)の平成17年度運営状況について数点お聞きしたいと思います。

 まず、諏訪広域連合介護保険の平成17年度決算見込みと年度末の基金残高の見込みはどうなっているか。

 2つ目として、諏訪圏域の被保険者数及び認定者数の状況はどうか。また、保険料の収納状況はどうか。以上お聞きします。

 (2)介護保険制度改正についてです。

 介護保険制度も大きく見直され、平成18年4月からは介護予防を柱の1つとしてスタートすることになりましたが、その中の地域支援事業は特に市町村にかかわりのある事業であるとお聞きしています。この地域支援事業とは具体的にどのような内容か、改めてお尋ねいたします。

 大きな4番の病後児保育についてです。

 病気の回復期で、集団的保育が困難な児童を一時的に預かるもので、実現に向けて検討を望む旨の質問が昨年の3月議会で出されました。「次世代育成支援対策行動計画において、市内での設置箇所1カ所での実施という数値目標を設定していて、現在は他市の設置状況等を調査している。平成17年度は必要な施設の規模、運営方法について、具体的設置場所等を含めて検討していく」という答弁がありました。

 働く母親の多い岡谷市にとって、やはり必要な施策と考えますが、平成17年度の検討内容はどのように進んでいるのでしょうか、お聞きします。

 以上で、1回目の質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 横内敏子議員さんの御質問にお答えをいたします。

 ナンバー1の新年度予算についての(1)本格的な自立のまちづくりに向けての基本的な考え方につきましては、既に先番の議員さんに御説明をしておるわけでございますが、本格的な自立のまちづくりに向けまして、市民総参加による特色のあるまちづくりを推進できる行財政基盤の確立を目指しまして、岡谷市行財政改革プランを推進してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 次に、(2)の重点施策ということでありますが、これまた先番の議員さんに御説明をしてあるわけでございますが、具体的な事業でありますが、市民総参加のまちづくりの推進につきましては、市民総参加のまちづくりサロンを開設するとともに、わくわくするまちづくり推進事業補助金や、アレチウリ駆除活動補助金を創設いたします。また、市営岡谷球場環境整備事業として、球場利用者を初め、市民総参加により球場のり面等に樹木の植栽を実施いたします。

 安全・安心にかかわる市民生活に密着した施策の推進につきましては、公共施設の耐震改修工事等を引き続き計画的に実施するとともに、新たに岡谷警察署の協力を得て、保育園、幼稚園、まゆみ園に警察直通緊急通報システムを導入し、不審者等から園児の安全を確保してまいります。また、救急高度化推進事業として、気管挿入による気道確保を実施した際に必要とされる二酸化炭素検知器を整備いたします。自動体外式除細動器につきましては、市内4中学校に配備し、生徒等に心室細動等が発生した場合の緊急時に備えてまいります。また、各区における明るいまちづくりの取り組みを継続するため、新たに防犯灯用蛍光球配布事業を実施をいたします。このほか地震被害軽減対策事業や大規模地震災害対策活動資機材整備事業にも着手をしてまいります。

 なお、子育ての充実につきましては、先番の議員さんに御説明をさせていただいてあり、御答弁申し上げたとおりでありますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。

     〔生活環境部長 武井政喜君 登壇〕



◎生活環境部長(武井政喜君) ごみ問題についてお答えをさせていただきます。

 湖周3市町の広域ごみ処理施設の建設費の負担割合につきましては、建設費の負担割合、基準となる年度、公債費の基準年度、環境アセスの負担割合等について、湖周3市町の考え方に相違があるため、事務方で何度も協議し、助役会でも協議をしているところでございますが、現時点では考え方の一致には至っておりません。したがって、平成17年度中に組合規約の変更上程はできませんでした。

 湖周3市町では、3市町での事業実施と早期に協議をまとめることの考え方は一致をしておりますので、何とか平成18年度の早期には調整できるよう、今後も精力的に協議を続けてまいりたいというふうに思っております。

 なお、湖北行政事務組合としまして、平成18年度に予定しておる事業は、平成17年度に予定しておりましたごみ処理施設整備基本計画策定業務のほか、岡谷市清掃工場敷地の測量、地質調査等を予定をしておりまして、これらの3市町の協議が整い次第、組合規約の変更と補正予算を上程をしていく予定でございます。

 一般家庭の生ごみリサイクル事業でございますが、可燃ごみの中に重量べースで約3割を占めます生ごみは、より一層の減量化と資源化の促進に向けまして、市民の協力などその結果を検証しながら、今後に向けて事業を進めていくものでありますが、実施期間につきましては、ことしの4月、5月を地元説明会などの準備期間といたしまして、6月から事業開始をし、翌年3月までの10カ月間の予定をしているものでございます。

 排出、収集方法等につきましては、生ごみの専用袋による排出で、定位置ステーションを利用し、業者による収集、資源化委託事業の方式を考えているところでございます。

 現在、衛生自治会、岡谷市ごみ減量推進市民会議等の関係団体の御意見をお聞きしながら、市民の皆さんが排出しやすいようなルールづくり、方法の詳細について協議をさせていただいているところであります。このモデル事業は、市民の皆さんにまず生ごみは貴重な資源であるとの認識をいただくとともに、御理解と御協力をいただき、市民の皆さんと行政の協働により進めてまいりたいというふうに考えております。

 ごみの有料化問題についてでございますが、岡谷市行財政改革プラン実施計画の中では、湖周地区ごみ処理施設整備事業の中で進めていくこととしておりまして、平成18年度、平成19年度で検討、平成20年度実施を目指すとしております。また、湖周ごみ処理基本計画でも、ごみ処理の有料化への転換はごみの発生、排出抑制を誘導する有効な経済的手法であるとして、2市1町で統一を図り、できるだけ早い時期に実施を目指すとされており、湖周3市町で同一歩調での実施に向けて進めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 中嶋政春君 登壇〕



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 大きな3番目の介護保険事業についてと、大きな4番の病後児保育についてお答え申し上げます。

 (1)の17年度運営状況の中で、平成17年度の決算見込みと年度末基金残高でございますが、平成17年度の決算見込みにつきましては、認定者数の増やサービス基盤の充実により、保険給付費も前年に比べ伸びてきておりますが、一部基金を取り崩す中で、現行保険料の範囲で賄っていける見込みであります。また、年度末の基金残高見込額につきましても、予算上では7,000万円程度を予定しておりますが、その額は見込める状況とお聞きをしております。

 次に、被保険者数及び認定者数の状況、また保険料の収納状況でございますが、諏訪広域連合における平成17年3月末現在の第1号被保険者数は4万7,773人で、前年と比べ1,063人の増であります。認定者数は6,795人で、前年に比べまして446人の増となっております。被保険者数の増加とともに、認定者数も伸びてきている状況でございます。

 また、保険料の収納状況につきましては、平成18年1月末現在の普通徴収の現年分収納率で91.9%となっており、1,018人の方が未納となっている状況でございます。

 次に、(2)の介護保険制度改正の中で、地域支援事業の具体的な内容との御質問でございます。今回の介護保険制度改正の柱の1つが介護予防でございます。予防重視型システムへの転換として、新予防給付と地域支援事業が新たに創設されたところでございます。

 地域支援事業につきましては、介護保険の要支援、要介護状態になる前から介護予防を推進するとともに、地域における包括的・継続的なマネジメント機能を強化する観点から創設されたものであります。また、要支援、要介護になるおそれのある方々に対し、必要な介護予防のマネジメントや地域の特性に合わせた効果的な介護予防事業の提供などを実施していくものでございます。

 諏訪圏域内の介護保険は、諏訪広域連合が保険者として運営をしておりますので、地域支援事業の実施主体は広域連合となりますが、その事業内容は構成市町村が高齢者保健福祉関係の事業として実施してきているものであり、各市町村における地域性や独自性があることから、当面の間、地域支援事業に関する対応は市町村の責任において実施することとしたものでございます。

 次に、4番目の病後児保育についてでございます。

 昨年3月議会において、実現に向けて検討を深めてまいりたいとお答えさせていただきました。今年度は先進地の状況を視察をし、検討をしてまいりました。視察内容といたしましては、実際に利用する際に、子供にとって初めての施設で初めての保育士、また看護師に保育や看護を受けることは、病気で弱っている子供にとって大変なストレスになること、また、施設整備が必要であるなどの課題もありまして、利用者が伸び悩む傾向にあるようであります。

 平成18年度は茅野市で病児・病後児保育を民間開業医に委託して始めるとのことでありますが、その状況も参考にしながら検討を深めてまいりたいと考えております。

 次世代育成支援対策行動計画では、市内での設置箇所1カ所での実施という数値目標を設定しており、必要な施設の規模、運営方法、具体的な設置場所等を含めて検討してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 新年度予算の本格的な自立のまちづくりの基本的な考え方につきましてはわかりました。

 それで、1点ちょっとお聞きしたいんですけれども、市長さんはきのう征矢議員の答弁の中で、小さくてもきらりと光る特色のあるまちづくりはできたということを申されておりました。このきらりと光る特色あるまちづくりとはどのようなことなのか、お答えいただけたらと思います。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) きらりと光る特色のあるまちという御質問でございますが、この岡谷市に住んでいると、なかなか気づかない面があります。よその人が岡谷市を見て、おお、すごいねということがあります。2〜3申し上げます。その1つは、市民憲章をいろんなところで唱和するということ。また、岡谷市歌を折につけて歌うということ。それから、広島、長崎、あるいは終戦の日にサイレンを鳴らして黙祷をするということ。こういうことはよその町から見て非常にきらりと光るものであるということをいろいろな人から聞かされたことがあります。

 そのほかに、文化面におきましては、岡谷絹をハンドクラフトとして世界に売り出すということで、ようやくパリの見本市にジャパンブランドとして出展することができました。スケートのまちづくり、日本一のそろい打ちの太鼓のまちづくりは余りにも有名でありますし、きらりと黒光りをするうなぎのまち岡谷もなかなか今、毎年土用の丑の日には全国放映されまして、全国的に有名になってきております。

 順番が多少逆になりましたが、産業の振興に関しましては、産学連携のまちづくりが振興していると。今から数年前にこの産学連携という言葉は、なかなか一般的になじみがなかったわけですが、今はもう当たり前になってきております。この産学連携にいち早く取り組んで、5つの大学と提携を結んでものづくりが始まった。しかもそのものづくりが超ハイテク技術、ナノテクノロジーの世界的集積地を目指すという大きな目標に向かって進んでいる。これも特色のある、すべてこれは全国区、全国から見て特色のあるお話ばかりをさせていただいておりますが、そのような町であろうかと思っております。

 また、福祉の充実は、地域福祉支援会議という岡谷市独自の民間の組織によって、さまざまな貴重な御意見をいただき、まさに岡谷市の福祉政策の基盤をつくっていただいております。また、岡谷市の教育に関しましては、豊かな自然と密接にかかわりを持ちながら、そのオーソリティの皆さんからすばらしい指導をいただいております。

 そのほか、これは全国区といいますか、国道20号バイパス都市基盤整備でありますが、この国道20号バイパスは必ず岡谷から富士見町の蔦木まであけていく国家的な事業であります。このアクセス道路がほぼ見通しがついてきているということ、これは岡谷市にとって大変な財産であると思っております。きらりと光るまちとは以上のようなことであります。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) これほどきらりと光るものがあるということを、ちょっと認識外れでおりましたが、私は随分すばらしい岡谷市に住んでいるということを改めて認識しました。

 市民憲章の朗読とか、市歌を歌うとか、その辺もきらりとに入るというところには、ちょっと想像はしていなかったわけですけれども、今おっしゃっていただいたような福祉、環境、それから工業のまちづくり、それらを全部は申し上げられませんけれども、ぜひこれからも未来、子供たちに向けて残していってほしい、この平成18年度もそのことを重点にして、ぜひ施策を進行させていっていただきたいと思います。

 次に、重点施策についてですけれども、たくさんの施策を言っていただきました。事業内容はわかりました。私は1つ、市民総参加のまちづくりというのは提案があるんですけれども、政策決定の場から参加して、知恵を出し合う方法と、それから市民が協働して力を出し合って事業を進めていく方法などがあると思います。行財政改革プランの中に、市民と市との協働による事業というのが平成17年度まで実施されていて、平成18年度も継続するというものが約30事業あります。この中には皆さんも入っているのもあると思いますけれども、私も幾つか参加をしています。

 それで、これを見ていただければ、平成19年度に新たにやるとか、平成20年度に実施予定とか、そういうのも含めますと、40の事業があるわけです。この40の事業があるということにも実は驚いたわけですけれども、昨日も今井秀実議員さんのところでも質問があったわけですけれども、それぞれのところで市民総参加のまちづくりというところでは、真剣に考える団体がぽつぽつ出てきているけれども、それをまとめて組織化していったらいいとか、それから市民が持っている潜在的な意見をもらって、庁内でまとめるような、そういう仕組みづくりが必要とか、今、林 豊議員のところでもそのような眠っている能力を持っている市民が大勢いるというような、そういうことが質問の中の内容にありましたけれども、私もまさしくそのとおりだと思います。

 それで、既に大勢の方たちがこれにかかわっているわけですけれども、平成18年度以降もこれを見てみますと、市民に協力していっていただきたいという事業がたくさんあります。今申し上げましたように、事業というのは1人でも多くの人が参加して、知恵と力を出し合っていくことで市民総参加のまちづくりも大きく進展するのではないかと思うんですけれども、その辺と、それから実施に向けての方法とかPRなどもあわせてお聞かせいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) 今お話いただきましたことは非常に大事なことで、そのとおりかと思っております。既に市民の方、団体等含めまして、市と協働していただいている事業もございます。事業、施策、それが今お話ございましたとおり、プランの中にも具体例としてお示ししてございます。できるだけ文書ではなくて、実際のものをお示ししながら御理解をいただくという意味も込めております。中には、お話ありましたとおり、継続のものもございますし、平成19年度、平成20年度ということで、今後の新たな取り組みも、今わかるものは入れてあるものでございます。こうしたこの種の事業をぜひほかのものにも広げていきたい、それが市民総参加、協働のまちづくりにつながるものだというふうに考えておるところであります。

 この総参加の考え方とか理念ということの啓発も行っていくというつもりではありますが、実際にこうしてやっていること、特に平成18年度、新年度におきましては、市営球場の環境整備というような格好で、これから新たに銘打って、一緒に体で実際に感じていただきたいというような意味合いも込めて、この事業を新たに始めるものでございます。

 したがいまして、今お話ありましたPRについては、市報等々でもやっておりますし、実際にやるものを含めまして、ああ、こういうのが市民総参加かということで、一つ一つおわかりいただいたり、あるいは住民は市の施策づくりにもそれが今度は反映できるように一緒にやっていただくことが協働のまちづくりができていくものだと思っておりますので、力を入れてまいりたいと考えておるところであります。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) わかりました。実際に何か協力したいというか、自分たちもかかわっていきたいと思っていても、その一歩踏み出すというところでは、何かの団体−−例えば私は衛生委員会に入っているんですけれども、そんなようなところで実際に市の動きがある意味では、関係のものについては見えるわけですけれども、一般の皆さんからすると、何かいつも市民総参加のまちづくりと言っている割には、認識のところではなかなかそこまで行っていないというのが現状だと思うんですね。ですから、今も部長さんおっしゃいましたけれども、1人でも多くの人たちが気軽にかかわれるというか、参加してみようかなとかというようなことを実現するための仕組みづくりといいますか、ワーキンググループといいますか、そんなようなものが随所にできてくるといいと思うんですけれども、その辺いかがでしょう。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) 総体的な総参加、協働というものの啓発も必要でありますし、それぞれ行っている個々のまた事業を通じながらも、こうしたことも踏まえながら行っているんだという部分のまた啓発も必要かと思っております。いろいろな面でこの趣旨を御理解いただくように努力をしていかなければならないというふうに考えているところであります。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) この協働のまちづくりには、きょうも先番議員からも話がありましたけれども、中学生とか、そういう若い世代の人たちにも、ぜひ体験を通していろいろなことを知ってほしいという思いがありますので、その若い世代の人たちにも参加をしていただけるような、そんな仕組みづくりを再度お願いをして、これは了解しました。

 次に、安全・安心にかかわる市民生活に密着した施策の推進につきましては、いろいろ御説明いただきましたけれども、1点、警察直通緊急通報システム、これは保育園、幼稚園、まゆみ園等に導入されるわけですけれども、このシステムについてもう少し詳しくお願いをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 警察直通の緊急通報システムの内容でありますけれども、これは保育園のそれぞれの保育する部屋のところにスプレーを置いて、そのスプレーを侵入者があった場合にとることによって、それと同時に警察へ直通につながると。そのつながることによって、状況の会話ですとか、そういったものがそちらへもつながるということ、それと同時に、施設の屋上ですとか施設外に赤色灯のランプが、回転灯が回って、放送設備から今侵入があったということで、地域の皆さんにそういったものが聞こえるような形での放送設備を備えてやる、そういう内容のシステムになっております。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) わかりました。こういうことはないことにこしたことはないんですけれども、いざというときに実際にスムーズに活用されますよう、日ごろやっぱり訓練が必要かと思いますので、その訓練を怠らないように御指導をお願いをしておきます。

 次に、ごみ問題についてですけれども、湖周地区ごみ処理施設についての現状につきましては、細かく説明していただきましたので、現状はわかりました。それで、昨年この施設建設に向けて、理解を深めてもらうために関係区に説明に入ったわけですけれども、その後実際には進展がないものですから、その説明に入った地区の方にもその後の様子がわかっていないということのようでして、一時期盛り上がったこの施設建設につきましても、賛否両論がまた出てきて、そんなにうまくいかないんだったら、もう新焼却場は要らないとか、つくるべきではないというような声も地域で上がってきていると思っています。

 説明に行った地区につきましては、現状がどんなようなことかということで、市として説明というか、現状をお知らせすることがいいのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) 今の現状はそういうことで話がまとまらないものですから、その関係につきまして、全員の方といいますか、区民を対象に説明したことはございませんけれども、関係区、地主さん等も含めまして、区長さん等には現状をお話し申し上げて、何かの機会があったら、今新聞等で御承知だと思うけれども、ぜひこんなふうに御理解をいただくようなことをお願いしたいということで、お願いをしてまいってきておりますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) それはわかりました。ぜひそうであってほしいと思っています。実際に行かれたんですね。わかりました。

 この焼却施設が進展しないというところの中で、昨日の征矢議員さんの答弁の中にも、岡谷市は負担割合についての変更は考えていないとおっしゃってます。そして、これは諏訪市の議会の中で、3日の市議会代表質問の中で、部長さんが、均等割の導入について、諏訪市としては譲歩する考えがないことを改めて強調したということです。このまま行きますと、お互いに譲らないということになりますと、平成18年度以降話が進んでいくのかどうかということはちょっと疑問に思うんですけれども。

 それともう一つ、その折に山田市長は、「2011年度としている稼働予定は少しずれ込む気がしている。ただ、それぞれの焼却施設は毎年修理を行っており、急ぐことはない。じっくり進めていきたい。」という御答弁が、これは地方紙ですので、定かな情報だと思いますけれども、載っておりました。これについて市長、どのようにお考えでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 昨日も征矢議員さんに御答弁申し上げましたが、現時点までは事務方、そして助役の段階の話し合いが続いております。まだ首長まで話し合いが進んできておりません。新聞記事をそのままうのみにするというわけにはなかなかまいりませんので、最終的には2市1町の首長が直接懇談を重ねて話を進めていく、こういうことになろうかと思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 昨日も征矢議員さんもおっしゃっていましたけれども、余り長引くようだったら、本当に諏訪市以外の1市1町でやっていくという方法もあるのではないかななんて考えるわけです。それにしましても、諏訪市長がおっしゃっているように、焼却施設は毎日使っているわけですので、岡谷市の焼却場もかなり傷んできていて、毎年修理を行っていくことになるわけです。

 それで、この問題は問題として、2市1町でいつどういう結論が出るかわかりませんけれども、それは進めていっていただくということは、市長さんに頑張っていただきたいと、自分の立場で、岡谷市の立場で主張をしていただきたいということをお願いしておくわけですけれども、それにしましても、やはりこのままいきますとかなり長引くと思いますので、もし新規建設されるとしても、かなりの年月が向こうにずれ込むわけですので、やはり今の焼却施設を大切に使っていかなくてはいけないのではないかと思います。

 それで、次の質問に移らせていただきますが、一般家庭の生ごみリサイクルについてですけれども、やはり焼却施設と焼却場の延命の点でいきますと、燃えるものは少なくということで、可燃物につきましても、やっと一般家庭の生ごみリサイクルがモデル事業ではありますけれども、進んできたということは大歓迎をしたいと思います。

 それで、4月から5月、地元に説明に入るということですけれども、どのようにして説明に入るのか、ちょっとその点もう一度お聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) 先ほども申し上げましたが、この関係区の衛生自治会ですとか、それからエコクラブですとか、そういう方、それから区を挙げての生ごみのリサイクル事業の推進委員会というようなものを立ち上げていただきたいというようなことも含めて、現在既に関係区の一定の方々に御相談申し上げ、どんなふうにしていったらいいのかというようなことも含めまして、それぞれ区でいろいろの多少事情の違いもあるようですので、その辺を含めて現在もう既に話をさせていただいているところでございますので、その辺をより深める中で、区民の皆様に御協力をいただく中で実施をしていくということです。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 今おっしゃいました生ごみリサイクル推進委員会というものにつきまして、もう少し詳しく、各区に発足させるわけですので、どんなようなふうに、人数とか、そんなようなことはおわかりでしたら、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) すみません。具体的にまだ人数とか、そういう部分について、どういうふうにしていくとかいうことについては、先ほども申し上げましたように、それぞれ区の関係によって多少違いがございますので、例えば町内ごとだとか、隣組ごとだとか、いろいろな考え方があるようですけれども、そういうことを含めまして、今、区の理事者といいますか、区長さん、それから衛生自治会の皆さん等と、そのつくり方も含めて今御検討をいただいているという状況ですので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 実際にごみを集めるわけですけれども、どのくらいの量を集めるか。また、それから集まったごみはどこで処理するか、お聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) ごみの量でございますけれども、今1世帯1日1人当たりの生ごみが270gぐらいというようなふうに想定をしておるわけでございまして、1日の場合には約800世帯ぐらいの人数を予定をしてございますので、約560kg程度が1日の排出量になるわけでございます。10カ月で約170tぐらいのごみの排出量だというふうに考えております。1世帯当たりでいきますと、1週間で5kgから6kgくらいが出されるわけでございまして、それを現在、公共施設等の生ごみをお願いをしております業者に収集、それからリサイクルということでお願いをするというようなつもりで今のところはおります。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) かなりの量が集まるわけですけれども、このできた堆肥はどのように使うんでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) できた堆肥につきましては、基本的には業者の方で農家等に処分をしていただくことになるわけですが、一部につきましては、公共施設でもその堆肥を利用して花壇づくり、野菜づくり等をしていただいておりますので、そういう部分で市民に一定の部分がどの程度還元できるか、その辺も今後について詰めていきたいというふうに思っております。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 今後の事業の進め方がやっぱり大切になってくると思うんですけれども、やはり6月から3月まで10カ月間実施してみての検証が必要かと思うんです。それで、その後その検証を踏まえて、今後この事業をどのように進めていくのか、今わかっている範囲でお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) あくまでも10カ月といいますか、今年度試行を重ねていく中で、問題点を洗い出しまして、現実的にどういう方法がいいか、いわゆる定位置収集がいいのかというようなことも含めまして検証しながら、その方法、それから市民の皆様の協力いただける度合いといいますか、そういうようなものを含めて検証しまして、そういう結果がよろしければ、全市的にそういうものを広げていくということを考えていかなければいけないなというふうには思っておりますが、今後のことについては、あくまでもモデル地区で検証してみて、その結果によって今後を処していきたいというふうに思っております。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) わかりました。

 次に、ごみ処理の有料化についてお尋ねをいたします。

 平成18年度、平成19年度で検討をして平成20年度に実施を目指すということですけれども、具体的に有料化に向けてですけれども、例えば袋とか、その内容といいますか、どのような方法で有料化に向けていくのか、ちょっとお聞きをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) その問題につきましては、今、湖周3市町でどういうふうにしていったらいいかということを研究する部会等を設けてやっておるわけでございまして、まだ具体的にはどういうふうにというふうに決まっておりません。ただ、方法としましては、ごみの袋を1枚幾らだとか、それから例えばシールを張るとか、いろいろな方法が、県下の中でもやり方がいろいろあるようですので、その辺を見ながら今後十分検討をし、市民協力が得られる方法を考えていきたいというふうに思っております。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) わかりました。

 有料化に向けて、これもある程度市民の皆さんの理解が必要だと思うんですけれども、突然有料化という話にならないように、有料化になぜするのかというその意義も含めて、これから市民の皆さんに並行して理解を深めていってほしいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) そのとおりだと思いますので、鋭意努力をしてまいりたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 環境保全、それから施設、最終処分場の延命などの点から考えますと、有料化はごみ減量の有効手段であるということは間違いありませんが、何といっても1人1人がごみを出さない生活をすることが大事だと思います。有料化に向けての検討を進めるとともに、ごみ減量化、資源化に向けても、市民に理解を深めてもらう努力を行政としても続けていくべきと思いますが、今後の進め方について、最後に長年奉職された武井生活環境部長さんにお聞きをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 生活環境部長。



◎生活環境部長(武井政喜君) どうもありがとうございます。

 今、議員さんのおっしゃられるように、いずれにしてもごみがゼロになれば一番いいわけでございます。しかし、現実的にはごみがゼロにならないというのも、これも現実だということで、ごみ処理の工場の建設等も含めて考えていくということでございますし、今、議員さんがおっしゃられたことにつきましては、まことにそのとおりだと思いますので、そういう意味で、市民の皆さんの一致協力の中で、行政と協働をしつつ、ごみ減量ができればいいなというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) どうもありがとうございました。

 次に、介護保険事業について、17年度の運営状況の中で、決算見込みと年度末の基金残高見込みにつきましては、一応質問させていただきますが、基金残高につきましては、予定内7,000万円ですか−−でおさまるということのようですので、わかりました。

 被保険者数も、それから認定者数も、ともに伸びていることもわかりましたが、各市町村の状況に比べて、岡谷市はどのような状況か、また、収入状況につきましても、他市町村に比べてどのようになっているか、お聞きをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 他市等の状況ということでありますが、まず、高齢化率の関係でちょっと御答弁させていただきたいと思いますが、平成17年10月1日現在の広域全体の高齢化率でありますが、これは23.0%であります。高齢化率の高いところといたしましては、下諏訪町、富士見町が26.7%、低いところは茅野市の20.1%で、岡谷市では24.4%と、原村の24.8%に次いで4番目に高い率となっているものでございます。

 また、高齢者人口に占める65歳以上の認定者数の割合でございますが、広域全体では14.0%、高いところでは下諏訪町が15.3%、低いところは原村の12.8%、岡谷市は13.8%と、茅野市の13.2%に次いで3番目に低い率となっております。

 次に、介護保険料の収納率でございますが、岡谷市が93%、諏訪市が89.4%、茅野市が91.3%、下諏訪町が91.4%、富士見町が96.5%、原村が97.4%でございます。原村、富士見町に次いで3番目の率という状況になっております。

 以上です。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 被保険者数、それから認定者数ともにわかりました。

 保険料の収納率ですが、人口の少ない原村、富士見町が高いのはわかりますが、3市の中でもばらつきがあることがわかりました。平成18年度より保険料が見直され、現行より増加されると聞いています。今後各市町村間でさらに格差が広がることも予想されますが、どのように考えているでしょうか、お尋ねします。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 介護保険料の確保につきましては、保険運営や制度の公平性の面からも重要であるということを認識をしております。

 岡谷市におきましては、通常の徴収業務に加えまして、広域連合と共同で滞納整理を行うなど、保険料の確保に努めているものでございます。各市町村間の収納状況につきましては、できるだけ収納率を高めていただくことが重要でありますので、広域連合、また各市町村との連携をとりながら、公平性のもとに収納率の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 収納率のところではばらつきがあることがよくわかりました。それで、3市の中で一番高いのが岡谷市、一番低いのが諏訪市です。収納率を高めるための努力をなさっている岡谷市の職員の皆さんには敬意を表します。個人的に滞納せざるを得ない世帯もあるかと思いますが、それも含めて、公平性の面からも、引き続き収納率の向上に努めていただくことを要望して、これは終わりにします。

 次に、地域支援事業についてですけれども、内容は大体わかりました。この地域支援事業は、各市町村の責任のもとに独自の事業を行うということですが、岡谷市はどのような事業を実施するのか、お尋ねしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 今、地域支援事業はどういうような内容で実施をされるかということでありますが、地域支援事業の中の介護予防事業といたしまして、運動器の機能向上事業として、従来から行われておりますシニアからのヘルスアップ事業、それと筋力向上トレーニング事業などの内容を見直しながら実施をしていく予定でございます。

 また、被保険者が地域において自立して生活が送れるように支援するためなどの任意の事業といたしまして、家族介護予防教室、また成年後見制度利用支援事業、配食サービス事業などを実施をしていく予定でございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 事業内容につきましては、一定の理解をいたしました。昨年度に引き続き、シニアからのヘルスアップ事業などやっていただくということですので、1年やったからすぐ成果があらわれるというものではありませんので、今後もそのことについては継続をぜひしていっていただきたいですし、やはり介護予防というところでは、1人でも多くの方たちがこれに参加をして、体力アップなり、健康を維持するということでやっていっていただきたいと思います。

 それで、人間だれしも介護保険の世話にはなりたくないと思うわけですけれども、少しでも長く自立の生活が送れるために、一番予防が大切であるということは言うまでもありませんが、それで、今後の介護予防に対して岡谷市の取り組みはどのように考えているか、お聞きをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 今後の取り組みということでありますが、この制度改正にもございますように、要支援、要介護状態になる前から介護予防を行うことは、地域においていつまでも自立した生活を送るためには重要なことであるというふうに考えております。

 この地域支援事業においても、一般の高齢者に対し、介護予防の普及啓発などの事業も含まれております。高齢者に限らず、若いときから自分の健康状態を意識をして健康づくりに気をつけていくことは、介護予防の観点からも大切なことでありますので、市民の皆さんにも引き続いて機会をとらえて介護予防や健康づくりについて周知を図ってまいりたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) それぞれ御答ありがとうございました。答弁の中にもありましたように、高齢者に限らず、市民みんなが健康で生き生き暮らせるよう、行政としても今後もさらなる御努力をお願いをして、介護保険の関係は終わりにします。(「リーン」予鈴)

 最後に、病後児保育ですが、17年度は先進地を見てきたということで、その先進地の状況をお聞きすることができました。私は親の立場から、この病後児保育というのを見ておりましたので、ちょっと現地を見ていただいての感想の中で、子供たちがなれない施設で体力もない、その一番切ない状況の中で、ぽっと親から離されて、そこで保育をされるということにつきましては、ちょっと考えが及ばなかったかなとは思います。

 ただ、この施設につきましても、やはり先ほども申し上げましたけれども、岡谷市の場合は就労する女性が多いわけですし、子供が時間をかけて元気になるという、その時間が待てなくて、どこかに預けなくてはいけないというようなこともあると思うんです。今は実際にはニーズは少ないようですけれども、そんなことでいきますと、やはり必要な施設だろうと思います。

 それで、茅野市は民間のお医者さんのところで病後児保育をなさるようですけれども、岡谷市は今のお話の中では検討というか、実際につくっていこうというところまでは行ってないと思うんですけれども、必要な施策ということでは認識があると思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) この病後児保育の関係につきましては、次世代育成行動計画の中でも位置づけをされておりますので、今こういった先進地の内容等も参考にする中で、検討はしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員。



◆11番(横内敏子議員) 子供の立場になったら、病後児の立場になって、それでも安心して見ていただけるような、そんな施設ができればいいかなということで、それに対してぜひ御努力をいただきたいということを要望して、以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(上野安規光議員) 横内敏子議員の一般質問を終了いたします。

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△延会の宣告



○議長(上野安規光議員) 本日はこれまでとし、延会いたします。



△延会 午後5時41分