議事ロックス -地方議会議事録検索-


長野県 岡谷市

平成18年  3月 定例会(第3回) 02月24日−01号




平成18年  3月 定例会(第3回) − 02月24日−01号







平成18年  3月 定例会(第3回)



岡谷市告示第12号

 平成18年第3回岡谷市議会定例会を次のとおり招集する。

  平成18年2月17日

                            岡谷市長  林 新一郎

 1 期日  平成18年2月24日

 2 場所  岡谷市役所議場

              ◯応招・不応招議員

応招議員(23名)

    1番  武居永作議員      2番  田中 肇議員

    3番  征矢 久議員      4番  花岡健一郎議員

    5番  武居光宏議員      6番  齋藤美恵子議員

    7番  宮下奈美恵議員     8番  今井秀実議員

    9番  横内 正議員     10番  降籏 清議員

   11番  横内敏子議員     12番  中島信一議員

   13番  今井竜五議員     14番  杉村修一議員

   15番  高林紘一議員     16番  轟  敏議員

   17番  三沢一友議員     18番  笠原征三郎議員

   19番  渡辺太郎議員     20番  清水隨豊議員

   21番  林  豊議員     22番  横内東洋雄議員

   23番  上野安規光議員

不応招議員(なし)

          平成18年第3回岡谷市議会定例会会議録

議事日程(第1号)

                 平成18年2月24日(金)午前9時30分開会

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 市長あいさつ

 日程第4 議案第7号 岡谷市等公平委員会委員の選任について

 日程第5 議案第8号 岡谷市教育委員会委員の選任について

 日程第6 議案第9号 平成17年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)

 日程第7 議案第10号 平成17年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第8 議案第11号 平成17年度岡谷市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)

 日程第9 議案第12号 平成17年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第6号)

 日程第10 議案第13号 平成17年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)

 日程第11 議案第14号 平成17年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)

 日程第12 議案第15号 平成17年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)

 日程第13 議案第16号 岡谷市国民保護協議会条例

 日程第14 議案第17号 岡谷市国民保護対策本部及び岡谷市緊急対処事態対策本部条例

 日程第15 議案第18号 岡谷市行政手続条例の一部を改正する条例

 日程第16 議案第19号 岡谷市職員定数条例の一部を改正する条例

 日程第17 議案第20号 岡谷市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 日程第18 議案第21号 岡谷市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

 日程第19 議案第22号 岡谷市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例

 日程第20 議案第23号 岡谷市在宅介護支援センター条例を廃止する条例

 日程第21 議案第24号 岡谷市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例

 日程第22 議案第25号 岡谷市勤労会館条例の一部を改正する条例

 日程第23 議案第26号 岡谷市病院事業管理者の給与に関する条例

 日程第24 議案第27号 岡谷市病院企業職員の給与の種類及び基準を定める条例

 日程第25 議案第28号 岡谷市病院使用料及び手数料条例

 日程第26 議案第29号 諏訪広域連合規約の一部変更について

 日程第27 議案第30号 平成18年度岡谷市一般会計予算

 日程第28 議案第31号 平成18年度岡谷市国民健康保険事業特別会計予算

 日程第29 議案第32号 平成18年度岡谷市地域開発事業特別会計予算

 日程第30 議案第33号 平成18年度岡谷市分収造林事業特別会計予算

 日程第31 議案第34号 平成18年度岡谷市霊園事業特別会計予算

 日程第32 議案第35号 平成18年度岡谷市老人保健事業特別会計予算

 日程第33 議案第36号 平成18年度岡谷市温泉事業特別会計予算

 日程第34 議案第37号 平成18年度岡谷市訪問看護事業特別会計予算

 日程第35 議案第38号 平成18年度岡谷市湊財産区一般会計予算

 日程第36 議案第39号 平成18年度岡谷市水道事業会計予算

 日程第37 議案第40号 平成18年度岡谷市下水道事業会計予算

 日程第38 議案第41号 平成18年度岡谷市病院事業会計予算

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(23名)

     1番  武居永作議員     2番  田中 肇議員

     3番  征矢 久議員     4番  花岡健一郎議員

     5番  武居光宏議員     6番  齋藤美恵子議員

     7番  宮下奈美恵議員    8番  今井秀実議員

     9番  横内 正議員    10番  降籏 清議員

    11番  横内敏子議員    12番  中島信一議員

    13番  今井竜五議員    14番  杉村修一議員

    15番  高林紘一議員    16番  轟  敏議員

    17番  三沢一友議員    18番  笠原征三郎議員

    19番  渡辺太郎議員    20番  清水隨豊議員

    21番  林  豊議員    22番  横内東洋雄議員

    23番  上野安規光議員

欠席議員(なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       林 新一郎君    助役       竹澤幸男君

 収入役      倉坪宏夫君     教育長      北澤和男君

 企画部長     矢島政樹君     総務部長     中田富雄君

                    保健福祉部長

 生活環境部長   武井政喜君              中嶋政春君

                    兼福祉事務所長

 経済部長     小泉光世君     建設部長     百瀬文夫君

 水道部長     金子 明君     消防部長     花岡彰一君

 監査委員     千明健一君     教育部長     宮坂英幸君

 岡谷病院長    塚田昌滋君     岡谷病院事務長  茅野重光君

 塩嶺病院長    畑 博明君     塩嶺病院事務長  大澤喜平君

 企画課長     笠原昌之君     秘書室長     小口明彦君

 総務課長     武井富美男君    財政課長     小口千代高君

 選挙管理委員会

 兼監査委員    小林利男君

 事務局長

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

事務局職員出席者

 局長       武居 久      次長       青木孝雄

 庶務主幹     今井勝志      議事主幹     林 裕平

 主任       下田典弘



△開会 午前9時30分



△開会の宣告



○議長(上野安規光議員) おはようございます。

 これより平成18年第3回岡谷市議会定例会を開会いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議の宣告



○議長(上野安規光議員) 直ちに本日の会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△会議録署名議員の指名



○議長(上野安規光議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において、7番 宮下奈美恵議員、18番 笠原征三郎議員を指名いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△会期の決定



○議長(上野安規光議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から3月23日までの28日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、今定例会の会期は28日間と決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市長あいさつ



○議長(上野安規光議員) 日程第3 市長よりごあいさつをお願いいたします。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) おはようございます。

 平成18年第3回岡谷市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、大変御多用の中、御出席を賜り、厚く御礼を申し上げる次第であります。

 今定例会に市側から提出申し上げます案件は、平成17年度議案として人事案件2件、補正予算7件、さらに平成18年度議案として条例議案13件、単行議案1件、予算議案12件の合わせて35件でございます。

 新年度は本格的な自立のまちづくりに向けた岡谷市行財政改革プランスタートの年でありますが、私の行財政運営の基本は、後刻、平成18年度予算編成の大要の中で、その所信の一端を述べさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 議員各位には、それぞれの議案につきまして、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前9時32分

          (全員協議会)



△再開 午前9時55分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第7号の上程、説明、採決



○議長(上野安規光議員) 日程第4 議案第7号 岡谷市等公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 議案第7号 岡谷市等公平委員会委員の選任について御提案申し上げます。

 岡谷市等公平委員会の委員、宮坂宥洪氏は、3月31日をもって任期が満了となりますが、再任をいたしたいので、選任について御同意をいただきたくお願いいたすものであります。

 宮坂宥洪氏の略歴はお手元に差し上げてございますので、説明は省略させていだきますが、過去12年間、その職責を全うされ、人格、識見ともにすぐれ、また地方公務員法第8条に示されております公平委員会の委員の職務を遂行するに最も適任であると存じ、御提案を申し上げます。御同意を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第7号は同意されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第8号の上程、説明、採決



○議長(上野安規光議員) 日程第5 議案第8号 岡谷市教育委員会委員の選任についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 議案第8号 岡谷市教育委員会委員の選任について御提案を申し上げます。

 岡谷市教育委員会の委員、深沢由子氏は、3月10日をもって任期が満了となりますので、選任について御同意をいただきたくお願いいたすものでございます。

 選任につきましては、新たに委員として林 哉江氏を選任いたしたいと存じます。

 林 哉江氏の略歴はお手元に差し上げてございますので、説明は省略させていだきますが、林氏は人格高潔で、教育行政に深い理解と識見を有し、教育委員として選任するに適任であると存じ、御提案を申し上げます。御同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(上野安規光議員) お諮りいたします。本案はこれに同意することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第8号は同意されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第9号の上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(上野安規光議員) 日程第6 議案第9号 平成17年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) おはようございます。

 それでは、議案第9号 平成17年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)について御説明申し上げます。

 今回の補正は、職員の退職手当追加分、指定寄附金等の基金への積み立て、病院会計支出金追加分、NTT無利子貸付金の繰上償還、本年度市債を予定する事業への財源対策債の追加等に伴う財源更正等の補正でありまして、総額9億3,523万6,000円を追加いたすものであります。

 初めに、18ページをお開きいただきたいと思います。

 3、歳出から御説明申し上げます。

 第2款総務費1項1目一般管理費3節職員手当等は、職員の退職手当として3億2,053万円を追加するものであります。今年度の退職者は、特別退職10人、定年退職5人、普通退職6人、計21人であります。

 次に、12目財産管理費25節積立金6,400万8,000円は、後ほど歳入で御説明いたしますが、相続財産分預金として収入となります6,156万3,000円を病院建設基金へ積み立てるほか、指定寄附金として社会教育施設基金へ1件の10万円、社会福祉施設整備基金へ3件の23万円、ふるさとまちづくり基金へ4件の70万円、消防施設整備基金へ1件の5万円、地域福祉基金へ3件の3万5,000円、病院建設基金へ10件の133万円を積み立てるものであります。

 各基金の今年度末残高の見込み額を申し上げます。社会教育施設基金、約2,180万円、社会福祉施設整備基金、約8,970万円、ふるさとまちづくり基金、約19億8,130万円、消防施設整備基金、約120万円、地域福祉基金、約3億8,110万円、病院建設基金、約7,440万円となるものであります。

 次に、20目諸費23節償還金利子及び割引料517万6,000円は、平成16年度交付されました生活保護費国庫負担金の精算に伴う返還金であります。

 第3款民生費1項3目高齢者福祉費28節繰出金998万5,000円は、後ほど議案第11号にて御説明いたしますが、老人保健事業特別会計において医療給付費の増加が見込まれることから、繰出金を追加いたすものであります。

 2項3目保育所費15節工事請負費1,560万円は、今年度実施しております小口、成田、今井保育園の大規模修繕工事の事業費確定により360万円を減額いたす一方、平成18年度に工事を予定しておりました川岸保育園大規模修繕工事につきまして国の補正予算の採択を受けられる見込みとなったことから、本年度に前倒しをして実施するための工事請負費1,920万円を追加するものであります。

 なお、それぞれの財源として国庫補助金、県補助金及び市債の追加に伴う財源更正をいたしております。

 第4款衛生費3項1目病院会計支出金2億8,566万円のうち、市立岡谷病院事業会計負担金の追加は、経営統合を前に経営基盤の安定化を図るため、追加支援分として2億4,500万円を追加するものであります。また、健康保険岡谷塩嶺病院事業会計負担金4,066万円の追加は、退職手当の一般会計負担金であります。

 第7款商工費1項2目商工業振興費19節負担金補助及び交付金185万8,000円は、シルキーバス運行事業における乗降客数の減による収入の減少と、燃料費並びに車両修繕費等の経費の増大により運行事業補助金を追加するものであります。

 第8款土木費2項3目道路新設改良費につきましては、本年度の道路整備事業への財源として市債が追加となること並びに河川災害復旧事業費の国庫負担金等の確定に伴い、財源の更正をするものであります。

 4項1目都市計画総務費、次の2目街路事業費につきましても、都市計画街路整備事業費等への財源として市債が追加となるため、財源の更正をするものであります。

 3目区画整理事業費は、岡谷駅南土地区画整理事業への財源として国庫補助金並びに市債が追加となるため、財源の更正をするものであります。

 4目下水道費19節負担金補助及び交付金2,028万4,000円は、下水道事業会計への退職金の一般会計負担金であります。

 5目公園費につきましては、岡谷湖畔公園整備事業への財源として市債が追加となるため、財源の更正をするものであります。

 次に、第10款教育費2項1目学校管理費につきましては、平成18年度に工事を予定しておりました岡谷小学校南体育館、神明小学校第1体育館及び川岸小学校第2体育館耐震改修事業につきまして国の補正予算の採択を受けられる見込みとなったことから、本年度に前倒しをして実施するため、13節委託料200万円並びに15節工事請負費2,200万円を追加するものであります。

 5項2目体育施設費15節工事請負費70万円の減額は、市営庭球場全天候型コート化改修工事費の確定に伴う減額であります。また、市債が充当となったため、財源の更正をいたしております。

 4目市民体育館費につきましては、1月に御議決をいただきましたアスベスト除去工事に対して国の補正予算の採択が受けられる見込みとなったため、財源の更正をいたすものであります。

 第11款公債費1項1目元金23節償還利子及び割引料2億147万6,000円の追加は、平成14年度のイルフプラザ整備事業にかかわるNTT無利子貸付金の償還財源として交付される国庫補助金が、国の補正予算により平成18年度及び平成19年度分を前倒しをして交付されることとなったため、繰上償還を行うものであります。

 第14款災害復旧費2項1目河川災害復旧費11節需用費46万9,000円及び15節工事請負費1,217万2,000円の減額は、常現寺沢川災害復旧事業における事業費の確定に伴う減額であります。また、あわせて国庫負担金及び市債の財源更正をいたしております。

 以上で歳出を終わりまして、10ページへお戻りをいただきたいと思います。

 2、歳入について申し上げます。

 第1款市税につきましては、当初留保した1億円を含め、今回総額1億6,500万円を追加補正いたすものでございます。

 1項1目個人では、当初留保分5,000万円を含め1億円、2項1目固定資産税では、当初留保分5,000万円を含め6,500万円をそれぞれ追加補正いたすものでありまして、市税の総額は73億7,400万円となるものであります。

 第14款国庫支出金1項1目民生費国庫負担金7節保険基盤安定等国庫負担金4,003万円の減額は、三位一体改革に伴い、国民健康保険基盤安定にかかわる国の負担分が都道府県負担に振りかわったことから減額いたすものであります。

 3目災害復旧費国庫負担金1節公共土木施設災害復旧費国庫負担金1,283万5,000円の減額は、常現寺沢川災害復旧事業における事業費の確定に伴う減額であります。

 2項2目民生費国庫補助金4節社会福祉施設等整備費国庫補助金354万6,000円は、小口、成田、今井保育園の大規模修繕工事の事業費確定により交付金605万4,000円を減額いたします一方、川岸保育園大規模修繕工事に対する国庫補助金960万円を追加いたすものであります。

 4目商工費国庫補助金2億147万6,000円は、NTT無利子貸付金の償還財源とする特定資金公共投資事業国庫補助金の追加分であります。

 5目土木費国庫補助金3節土地区画整理事業費国庫補助金20万円は、岡谷駅南土地区画整理事業に対する国庫補助金並びに臨時交付金がそれぞれ確定したことに伴い追加いたすものであります。

 6目教育費国庫補助金5節公立学校等施設整備費国庫補助金3,710万円は、国の補正予算に伴い補助採択となる小学校耐震改修事業に対する補助金として550万円、市民体育館アスベスト除去工事に対する補助金として3,160万円をそれぞれ追加するものであります。

 第15款県支出金1項1目民生費県負担金4節保険基盤安定等県負担金4,003万円は、先ほど国庫負担金で御説明いたしましたとおり、国の負担分が都道府県負担に振りかわったことから追加いたすものであります。

 2項1目民生費県補助金8節社会福祉施設等整備費県補助金1,338万2,000円の減額は、当初、小口、成田、今井保育園の大規模修繕事業に県補助金を予定しておりましたが、三位一体改革により県補助金が廃止されたことに伴い減額するものであります。

 第16款財産収入2項1目不動産売払収入1節土地建物売払収入2,240万円の減額は、旧観音保育園敷地につきまして予定外に建物の貸し付けを行ったことに伴い本年度処分が困難となったため、翌年度処分といたすことから減額をいたすものであります。

 第17款寄附金1項1目総務費寄附金1節指定寄附金244万5,000円は、説明欄記載の方々から御寄附をいただいたものであります。

 第18款繰入金1項2目病院会計繰入金1節岡谷病院事業会計繰入金1,100万円、2節塩嶺病院事業会計繰入金1,402万2,000円及び3目水道会計繰入金1,016万8,000円は、ともに職員退職手当の会計間負担分としての繰入金であります。

 2項7目財政調整基金繰入金9,500万円の減額は、1月に市民体育館アスベスト除去工事の財源として繰り入れを御議決いただきましたが、国の補正予算に伴い国庫補助金並びに市債の充当が可能となったため、減額補正をいたすものであります。

 なお、補正後の年度末の財政調整基金の額につきましては、約11億7,800万円となるものであります。

 第19款繰越金1項1目繰越金3億7,683万3,000円は、財源を繰越金といたしたものであります。

 第20款諸収入4項2目雑入6,156万3,000円は、市内に居住されておりました個人の方の財産について法定相続人が見当たらなかったことから、生前、生活全般にわたる支援をしてきた市が特別縁故者として相続財産の分与を求める申立書を平成9年に長野家庭裁判所諏訪支部に提出しておりましたが、去る2月8日、市長に対して相続財産の全部を分与するとの審判が下ったことにより、相続財産管理人の弁護士より収入となるものであり、その全額を病院建設基金へ積み立てるものであります。

 第21款市債1項2目民生債1節保育園整備事業債2,940万円は、川岸保育園大規模修繕に対する国の補正予算に伴う追加分並びに本年度実施しております大規模修繕に対する財源対策債等の充当による追加分であります。

 3目土木債1節道路整備事業債5,710万円、2節都市計画事業債540万円、3節公園整備事業債160万円は、それぞれ事業費に対する財源対策債等の充当に伴う追加分であります。

 5目教育債1節学校整備事業債1,850万円は、小学校耐震改修事業に対する国の補正予算に伴う追加分であります。2節体育施設整備事業債8,380万円は、市民体育館アスベスト除去工事に対する国の補正予算に伴う追加分として6,340万円、庭球場整備事業に市債の充当が可能となったことにより2,040万円をそれぞれ追加いたすものであります。

 11目災害復旧債2節公共土木施設災害復旧事業債30万円の減額は、事業費の確定に伴います減額であります。

 以上で事項別明細書の説明を終わらせていただきます。

 なお、24ページには給与費明細書、25ページには地方債に関する調書がございますが、ごらんをいただき、説明は省略させていただきます。

 それでは、2ページへお戻りをいただきたいと思います。

 第1表歳入歳出予算補正、1、歳入及び次のページの2、歳出は、それぞれ所定の書式によってお示ししてあります。

 おめくりをいただきまして、4ページの第2表繰越明許費補正であります。

 第3款民生費2項児童福祉費、保育園大規模修繕工事でありますが、川岸保育園の大規模修繕について10月の工事竣工を予定しておりますので、1,920万円の繰越明許費を設定するものであります。

 第8款土木費4項都市計画費、東町線整備工事につきましては、横河川内に仮設の築堤が設置されておりますが、撤去を予定しておりました3月はワカサギの産卵期に当たり、泥水による漁業への影響が懸念されることから、産卵期終了後の5月に撤去することとしたため、工事請負費の一部800万円の繰越明許費を設定するものであります。

 岡谷駅南土地区画整理事業につきましては、権利者交渉に時間を要し、年度内執行が困難なため、補償費の一部3,949万2,000円の繰越明許費を設定するものであります。

 第10款教育費2項小学校費、小学校耐震改修事業につきましては、岡谷、神明、川岸小学校の体育館耐震改修を3月下旬に工事着手し、8月中旬の工事竣工を予定しておりますので、2,400万円の繰越明許費を設定するものであります。

 第14款災害復旧費2項公共土木施設災害復旧費、河川災害復旧事業につきましては、国の補助採択に係る実地査定がおくれ、実地箇所の決定が12月となったことにより年度内完成が困難となり、6月末の工事竣工を予定しておりますので、工事費等の一部1,629万3,000円の繰越明許費を設定するものであります。

 5ページの第3表地方債補正でありますが、先ほど事項別明細書で御説明申し上げました地方債の追加及び変更をいたすものであります。

 それでは、1ページへお戻りをいただきたいと思います。

 平成17年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)第1条で、歳入歳出それぞれ9億3,523万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ226億3,635万7,000円といたすものであります。

 以下につきましては、省略をさせていただきます。

 以上で説明を終わりますが、御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(上野安規光議員) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 ページでいえば14、15、20款の諸収入、それと18、19の積立金のところのかかわりでお聞きしたいわけですが、この法定相続人がいなかったと、また生活全般にわたって面倒を見てきたという今の御説明であったわけですが、この亡くなった方は年齢は何歳くらいで、市として生活全般にわたり面倒を見てきたということなんですが、何年間ほどそういうような面倒を見てきて、その内容はどのようなものだったか、また、なぜこの積立金が病院建設基金へ積み立てるということになったのか、その点についてお聞きしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 財産分与金の関係で幾つか御質問をいただきましたが、最初にこの方が年齢が幾つかということでありますけれども、昭和2年4月5日生まれで、それから亡くなったのが平成6年8月29日であります。

 それから、どういった点で面倒を見てきたかという部分でありますけれども、昭和59年ごろから生活全般にわたります支援を岡谷市が行ってきたものでありまして、その間、ホームヘルパーさんですとか、生活の部分で手助けをする部分について行ってきたものであります。

 それから、病院へ積み立てをなぜするかという部分でありますけれども、生前から福祉、医療の面で岡谷市がお世話をして大きくかかわってきたということの中で、地域福祉基金の部分も検討いたしましたけれども、やはりこの重要度が高い岡谷市の病院の建設基金へ積み立てていくことがいいのではないかということの中で、病院の建設基金へ積み立てをすることにしたものであります。

 以上であります。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 昭和2年生まれで平成6年に死亡ということなんですが、亡くなったときは六十五、六歳、そんなくらいですかね、ちょっと今、計算してあれなんですが。ただ、このころはまだ介護保険というような制度ではなかったと思うんですが、しかし今、生活全般にわたる支援というようなこと、面倒を見てきたということなんですが、ヘルパーさんとかなんとか、ちょっとその辺のどういう生活全般にわたって面倒を見てきたという内容を具体的にお聞かせ願いたいと思います。

 それと、亡くなってかなりの年月がかかって今日このような決定になったと思うんですが、その間、こういう結論が出るまでにどのような問題があって結論が延び延びになっていたのか、これらの点についてもお聞かせ願いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 亡くなったときの年齢ですけれども、66歳でありますので、よろしくお願いしたいと思っています。

 それから、生活全般ということでありますけれども、これは買い物の関係ですとか、それから話し相手になったりですとか、そういったいわゆる生活全般にかかわる部分でかかわってきたという、そういうことでありますので、御理解いただきたいと思っております。

 また、年数が非常にかかったということで、この経過はどうかということでありますけれども、この長引いた理由といたしましては、被相続人の財産について生前からの負債による債権を主張する者が何人かいたということの中で、その方との財産の精算手続に時間を要してきているというふうに聞いております。そういったことの中で、この2月8日に審判が下ってきたという経過でありますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員。



◆18番(笠原征三郎議員) 18番 笠原です。

 私はこれ、反対とか賛成とかということでお聞きしているわけではないんですが、しかし市で、そういう制度的なことで面倒を見ていて、それが生活全般にわたって面倒を見てきたのでということになりますと、これからもこういうものが前提というんですか、前例というんですが、そういうものになってくるんではないかと思います。それで、本当にごくまれというんですか、そういうことだと思うんですが、しかしこれが例えば6,100万円あるお方ですので、生活保護を受けているとか、そういうことではないと思うんですが、市でやらなければいけない、そういう制度的なことで面倒を見てきても、こういうことになるのかどうかということについては私はちょっとわかりませんので、今聞いてもどういう生活全般にわたって面倒を見てきたかというようなことは具体的にちょっとまだ私は理解できていませんので、もう私は3回目ですので、委員会でその辺のところを具体的な説明をぜひしていただければと思います。



○議長(上野安規光議員) ほかに質疑はありませんか。

 武居光宏議員。



◆5番(武居光宏議員) 5番 武居光宏です。

 ページで申し上げまして19ページの退職手当の内訳でございますが、特別退職が10人、定年退職が5人、それから普通退職が6人という21人の、この方々の年齢とか、特別退職の10人、それから普通退職の6人の年齢について、それから病気によって退職された人があるかどうか、ちょっとお聞きしたいと思うんですが。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 年齢は59歳の方が4名、58歳の方が1名、56歳、55歳、52歳、51歳、もう一人56歳の方がいらっしゃいます。以上のような内訳で、10人でございます。

 それから、病気の件につきましては、ちょっとプライバシーの部分もありますのでお答えしにくい部分があるんですが、この中にはいらっしゃいませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 武居光宏議員。



◆5番(武居光宏議員) ありがとうございました。その10人の内訳は、今それで言った人数で、あと普通退職という考え方の6人については、内容はどういうことかをちょっと教えていただきたいんですが。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) まさしく自己都合という部分でございますので、よろしくお願いします。



◆5番(武居光宏議員) ありがとうございました。



○議長(上野安規光議員) ほかに質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第9号は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第10号及び議案第11号の一括上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(上野安規光議員) 日程第7 議案第10号 平成17年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び日程第8 議案第11号 平成17年度岡谷市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 中嶋政春君 登壇〕



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 議案第10号 平成17年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正予算は、平成17年度の岡谷市国民健康保険事業の決算見込みにおいて、保険給付費に不足を生じる見込みとなったことにより不足額の予算の補正をいたすものと、平成17年度の国と地方の三位一体の改革により国保会計へ措置される国庫補助金等の補助率が下げられ、地方への税源移譲により都道府県負担の導入が図られることによる制度の改正に伴い、歳入予算の補正をいたすものでございます。

 まず、歳出から御説明申し上げます。

 10ページをお開きいただきたいと思います。

 第2款保険給付費1項2目退職者療養給付費19節負担金補助及び交付金1億3,100万円と、その次の2項2目退職者高額療養費19節負担金補助及び交付金1,100万円の計上であります。平成17年度の国民健康保険事業において、退職者国保の加入者の増加と1人当たり医療費の増加により保険給付費に不足が生じる見込みとなったことによる、保険者負担分と退職者高額療養費の追加分であります。

 次に、歳入について御説明申し上げます。

 8ページをお開きをいただきたいと思います。

 第3款国庫支出金2項1目財政調整交付金1節財政調整交付金1億2,097万3,000円の減額と、第4款県支出金2項1目県財政調整交付金1節県財政調整交付金1億2,097万3,000円の計上につきましては、国と地方の三位一体の改革に伴い国庫補助金の補助率が下げられ、税源移譲により新たに県の負担となったことにより、歳入額を振りかえるものでございます。

 第9款繰入金2項1目基金繰入金1節基金繰入金は、1億4,200万円の計上であります。歳出の保険給付費に充てる財源となるものであります。保険給付費の財源となる支払基金交付金等の年度内の概算交付に対する追加交付は行われず、翌年度精算で追加交付となるため、今年度は国保基金繰入金を保険給付費の財源とするものでございます。

 それでは、2ページにお戻りいただきたいと思います。

 第1表歳入歳出予算補正、1、歳入及び2、歳出は、それぞれ所定の書式によってお示しをしてございます。

 続いて、1ページにお戻りいただきたいと思います。

 平成17年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の本文でございますが、第1条で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億4,200万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ45億3,600万円といたすものでございます。

 以下につきましては、所定の書式により調製してございますので、説明は省略をさせていただきます。

 続きまして、議案第11号 平成17年度岡谷市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。

 今回の補正予算は、平成17年度の岡谷市老人保健事業の決算見込みにおいて、医療給付費に不足を生じる見込みとなったことにより、不足について予算の補正をいたすものでございます。

 まず、歳出から御説明申し上げます。

 10ページをお開きいただきたいと思います。

 第2款医療諸費1項1目医療給付費19節負担金補助及び交付金1億8,100万円の計上でございますが、平成17年度の老人保健事業において1人当たり医療費の著しい増加により医療給付費に不足を生じる見込みとなったことによる、医療給付費の追加分でございます。

 次に、歳入について御説明申し上げます。

 8ページをお開きをいただきたいと思います。

 第1款支払基金交付金1項1目医療費交付金1節医療費交付金1億2,031万5,000円の計上から、第4款繰入金1項1目一般会計繰入金1節一般会計繰入金998万5,000円の計上につきましては、いずれも老人保健事業のルールによる公費負担等の負担区分の割合で算出し、計上したものでございます。

 それでは、2ページにお戻りいただきたいと思います。

 第1表歳入歳出予算補正、1、歳入及び2、歳出は、それぞれ所定の書式によってお示しをしてございます。

 続いて、1ページにお戻りいただきたいと思います。

 平成17年度岡谷市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)の本文でございますが、第1条で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億8,100万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ55億5,551万円といたすものでございます。

 以下につきましては、所定の書式により調製してございますので、説明は省略させていただきます。

 以上で説明を終わりますが、それぞれ御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(上野安規光議員) これより質疑に入ります。

 まず、議案第10号について質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、議案第11号について質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第10号及び議案第11号は、社会委員会に付託いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第12号の上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(上野安規光議員) 日程第9 議案第12号 平成17年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第6号)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 岡谷病院事務長。

     〔岡谷病院事務長 茅野重光君 登壇〕



◎岡谷病院事務長(茅野重光君) 議案第12号 平成17年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。

 今回の補正は、3条の収益的収入及び支出において、平成18年4月の両病院経営統合を控え、市立岡谷病院の経営基盤を安定させるために、本年度における収益見込み額を勘案する中で、一般会計から病院経営に対する追加支援の負担金及び退職手当にかかわる他会計負担金の補正をお願いするものと、4条の資本的収入及び支出において、退職給与金の繰り延べについて補正をお願いするものであります。

 予算書の2ページをお開きいただきたいと思います。

 補正予算実施計画の収益的収入及び支出でございますが、収入から御説明申し上げます。

 第1款1項1目の入院収益1億3,591万3,000円の減額については、1日平均250人の患者数を予定いたしましたが、1日当たり3人減の247人とし、診療単価についても1,159円を下げ、1人当たり2万7,530円に下方修正するものであります。

 第1款1項2目の外来収益9,176万3,000円の減額については、1日平均677人の患者数を予定いたしましたが、1日当たり49人減の628人にするものであります。

 ただいま申し上げました理由につきましては、塚田院長を昨年4月に新たに院長として迎え、さまざまな院内改革、経営改革に取り組みまして、医業収益では1月末までに前年度比較で約1億8,000万円の増収を図ることができましたが、予算面から見ますと、予定した収益の確保が極めて困難となったことによるものであります。

 第1款2項4目の他会計負担金2億4,500万円の増額についてでありますが、本年度、年度当初からさまざまな経営改革に取り組みましたが、入院、外来ともに予定した患者数を確保できなかったこと、予定した入院の診療単価を達成できなかったことなどの要因から、病院経営への影響が大きく、平成17年度の決算見込みにおいて単年度収支で2億4,500万円の損失が生じる見込みとなりました。このような状況を勘案する中で、岡谷病院といたしましては病院開設者である市長に御相談申し上げ、協議を重ねた結果、平成18年4月の両病院経営統合を控え、市立岡谷病院の経営基盤を安定させるために2億4,500万円の一般会計負担金の追加支援をいただくことになったものであります。

 次に、支出について御説明申し上げます。

 第1款2項6目他会計負担金1,732万4,000円は、退職手当に対する一般会計への負担金1,100万円と、健康保険岡谷塩嶺病院事業会計への負担金508万8,000円及び下水道事業会計への負担金123万6,000円を補正するものであります。

 3ページの資本的収入及び支出につきましては、第1款5項1目繰延退職給与金7,800万円は、本年度の退職給与金の執行見込み額が1億7,100万円となり、前年度同様に高額な執行が見込まれることになりましたが、退職者が多い年には退職給与金の支出が大きく、営業成績が悪くなってしまう事態を招くことや、逆に退職者が少ない年には退職給与金の支出が少なくて、利益を生ずるといったことを平準化することが地方公営企業法の規定により制度上認められておりまして、前年度に引き続いて退職給与金1億7,100万円のうち7,800万円につきましては4条予算の繰延退職給与金で執行させていただくものであります。

 なお、4条予算の繰延退職給与金につきましては、平成18年度以降5カ年で7,800万円の5分の1ずつ、1,560万円を均等に3条予算で予算化をいたしまして償却していくものであります。

 次に、1ページをごらんいただきたいと思います。

 平成17年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第6号)について御説明いたします。

 第2条は、業務の予定量の補正でありますが、予算第2条に定めた業務の予定量中、年間延べ患者数を入院で1,095人の減の9万155人に、外来で1万3,230人減の16万9,990人に補正し、1日平均患者数を入院で3人減の247人に、外来で49人減の628人に補正するものであります。

 第3条は、収益的収入及び支出の補正で、収入、支出をそれぞれ1,732万4,000円減額し、総額を44億2,995万5,000円とするものであります。

 第4条は、資本的収入及び支出の補正で、予算第4条本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億5,487万5,000円を資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億3,287万5,000円に、当年度分損益勘定留保資金1億7,048万円を当年度分損益勘定留保資金2億4,848万円に改め、支出で退職給与金7,800万円を補正し、資本的支出の総額を7億7,779万5,000円とするものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(上野安規光議員) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 今井秀実議員。



◆8番(今井秀実議員) 8番 今井秀実です。

 他会計負担金の関係でちょっとお伺いしたいと思いますが、ことしもという形になりますが、一般会計からの追加的な支援ということで2億4,500万円、これが予定されているということですが、先ほどの報告の中では、1月で見れば昨年比で1億8,000万円の増収が図られているということですが、それにもかかわらず2億4,500万円の追加的支援が必要になっている、ここの関係をもう少し御説明いただきたいと思います。

 当然、5カ年計画の際には、再計画の中では年度当初に1億5,000万円の追加というか、再建のための支援があった、それがないということが関係しているだろうと思いますが、2億4,500万円というのは大変高額ですので、その辺の関連を教えていただきたいと思います。

 それから、入院、外来の数字を予算上説明していただきましたが、いわゆる実態というのは、ちょっとこの予算数字とはぴったりでない部分もあるだろうと思いますので、入院や外来数の実態というものも含めて、患者動向がどのようになっているか、お伺いをしたいと思います。

 それから、新しい院長を迎えて経営の改革をされたという話がありましたが、その具体的な内容、どこまで成果が上がっているかということについてお伺いをしたいと思います。

 特に、この間、懸案となっている医師確保の点でどうか、また院内連携の強化という点でどうなのかということを中心に、改革の進行状況を教えていただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(茅野重光君) 岡谷病院事務長の茅野でございます。

 まず、他会計負担金の関係でございますが、昨年度と比較しましてちょっとお話をさせていただきたいと思うんですが、一般会計の繰出金の総額で比較いたしますと、平成17年度は当初予算の4億600万円に対しまして、ここで2億4,500万円をいただきますと6億5,100万円となります。平成16年度は、これに対しまして総額で7億5,240万円をいただいております。比較いたしますと、本年度の方が、ここで2億4,500万円をいただきましても、去年、平成16年度と比較いたしますと1億140万円ほど少ないという状況になろうかと思います。

 このうち、先ほど申し上げた収益的収入及び支出の3条収支の関係で考えてみますと、平成17年度につきましては当初予算段階で3億2,600万円ということで、これにここで追加支援をもしいただきますと2億4,500万円となりまして5億7,100万円となります。平成16年度につきましては、6億2,400万円をいただいておりますので、比較してみますと5,300万円ほど、この段階でも少ないというふうな状況になろうかと思います。

 次に、2点目の入院、外来の患者数の関係でございますが、入院、外来の関係で申し上げますと、当初予算におきまして入院の関係は9万1,250人を年間の患者として見込みました。平成18年1月末現在、7万4,401人ということで、前年同期と比較いたしますと、入院患者につきましては4,000人ほどふえている状況に実はございます。一方、外来の関係でございますが、外来につきましては年度当初18万3,220人を予定してございますけれども、平成18年1月末現在では14万1,050人というふうな形の中で、こちらの関係につきましては近隣のほかの病院も同じ状況でございますけれども、非常に患者数が減っている状況がございまして、4,767人ほど減っております。入院の関係につきましては、4,199人ふえているというふうな状況にございます。

 それから、3点目の院長を迎えどのような経営改善をやってきたかという点でございますけれども、今まで新しい院長をお迎えいたしまして、大項目で考えてみますと、1つは院内改革、意識改革の取り組みを重点的に行ってきた部分がございます。これは前にもちょっと申し上げた部分があろうかと思いますが、院長による幹部職員のミーティングであるとか、院長による組合代表者のミーティングの実施、経営戦略会議を立ち上げたり、各委員会のメンバーの再構成をしたり、総合医局を今までの研究室タイプから全体の1室のタイプに変えたり、地域連携室を立ち上げたり、それぞれ院長、事務長、看護部長の毎朝のミーティングというようなものを行ったり、いろいろなことをまず意識改革というようなことではやってきております。

 2点目に、医師の確保に向けた努力というようなものにつきましても積極的にやってきておりまして、内科常勤医につきましては平成17年7月から1名の確保、それから平成18年1月から1名の確保ができましたし、循環器のパート医師の増員につきましては週2回から週3回にふやしてきたと、整形外科のパート医師につきましても5月から週2回から週5回へふやしてくるとか、泌尿器常勤医の引き揚げを阻止したり、産婦人科の常勤医の引き揚げにつきましても、この1月から2月にかけまして話があったわけでございますが、それも阻止いたしました。

 それから、あと建物や医療機器の整備等も行ってまいりましたし、病診連携への取り組み、何よりも収入確保と経費節減の努力ということにつきましては院内を挙げて取り組んできておりまして、入院患者増対策の実施、各診療科別に目標値を一応設けまして、その目標管理を行ってきているとか、病床運用の見直しも、亜急性期病床及び人間ドック病床の見直し等行いまして、病床数を一般病床のものをふやしてきているというようなこと、それから保険診療委員会の立ち上げ、今まで診療報酬上の取れるものにつきまして再度ここで見直しを行って、それぞれ落ちのないように、いろいろなことにつきまして、例えば薬剤管理指導料、ジェネリック、いわゆる後発薬品の使用であるとか、外来化学療法加算の導入の検討であるとか、入院栄養指導料の検討であるとか、いろいろなことをやってきておりますし、経費節減対策といたしましては、先ほど申し上げたジェネリック薬品の採用、それから給与削減の努力も、時間外手当、危険手当、職務手当というような特殊勤務手当の部分につきましても今年度から実施をしておりますし、新診療科といたしましては人工透析の関係が非常に伸びてきておりますし、手術件数もふえてきております。

 そんな形の中で、いろいろ取り組みを行っておりますが、これらにつきましても新しい院長をお迎えいたしまして、まだまだこれから行っていかなければならない部分がありますが、それなりにその効果が出てきているというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 今井秀実議員。



◆8番(今井秀実議員) 8番 今井秀実です。

 2億4,500万円の追加支援の額自体は昨年度よりも大きいけれども、総額で考えれば昨年度よりも一般会計からの繰り入れは少ないということは了解できました。しかし、入院患者数は昨年と比較して4,000名ほど増大しているということですが、一方、外来についてはほかの病院も含めて減っていて、4,700人ほど減っているというお話がありましたが、この外来の人数が減っている原因をどのように分析されているか、お伺いしたいと思います。

 それから、経営の改善ということで、さまざまな取り組みがされて、それが一定の成果を上げている、だから先ほどの1月で考えれば昨年比1億8,000万円の増収というふうになっているということは理解できますが、ちょっと素人考えに考えると、1億8,000万円の増収がされていれば、それぐらいの影響額がこの追加支援を受ける額そのものにも反映してこないものかと、追加支援の受ける額をより抑制する方向にならないのかというふうにも思いますので、その辺の関連がもし説明できましたら、お願いをしたいと思います。

 それから、経営改善という観点からさまざまな改革がされている、これはよく理解できましたが、1つ大切な視点とすると、患者サービスの向上、あるいは市民が岡谷病院にかかりやすいという形、患者や市民にどれだけ岡谷病院の信頼性が高まっているかと、そこが私は一番大切なことだと常日ごろ考えているんですが、そういう観点での改革はどこまで進んでいるか、お伺いをしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 岡谷病院長。



◎岡谷病院長(塚田昌滋君) 岡谷病院の病院長の塚田でございます。

 1番目の外来減のことでございますけれども、これは全国規模でそういう傾向にございます。その理由としましては、薬剤の長期投与が可能になりまして、それで長期に出すものですから、外来の来る回数が減ってきている、これは患者サービスの最大のポイントだと私は理解しております。

 それから、当院は今まではどちらかというと外来に力を入れていまして、入院に力を入れていなかったという経過がございます。私が来まして、入院に力を入れるように、そういう方向性を出したことが1点でございます。

 それから、もう1点は、病診連携を強くするということで、診療所の先生方等とのタイアップと、それから紹介した患者さんを診療所に帰すという努力をした結果だと思っております。

 2番目は、事務長の方にお願いします。

 3番目に関して、患者サービスでございますけれども、これは病院ですので一番大切な患者サービスと私は理解しておりますが、患者サービスの原点というのは、やはり病院として一番職員が多い看護師の業務が一番大切かと私は理解しております。そういった意味で、私が来てから、看護師に看護サービスをするように努力させております。1つとしては、入院患者さんに対しては、入院は医師が決める、しかし患者さんの退院時には患者さんの都合、あるいはいろいろな悩みがございます。その決定は医学的なレベルではなくて、患者さんの状況に応じて看護師が決めていくというようなスタンスをとりました。それによって、サービスの向上が図られたものと思います。

 もう1点は、いいサービスを行うには、医師の数が充実しなければ、これはいいサービスができません。特に外来等については、1人の医師がたくさんの患者を診るということはサービスの低下につながります。そこで、先ほども事務長の方から話しましたように、常勤医師2名、特に内科が少ないものですから、内科に2名増員していますし、それからパートの医師の増員を図りながら、外来等の患者サービスの充実を図っております。



○議長(上野安規光議員) 岡谷病院事務長。



◎岡谷病院事務長(茅野重光君) 2番目に御質問をいただきました、1億8,000万円程度収入が伸びれば2億4,500万円も追加支援が必要なくなる、そういう部分についても影響が考えられるんではないかというお話だと思いますが、実は今年度増収のため、また経費節減のための努力を行って進めてまいりましたけれども、いろいろなことろで予定をしなかった実は支出がふえてまいりました。例えば、先ほど登壇をして退職給与金の関係の御説明をちょっとさせていただいたんですが、当初予算におきましては退職給与金は2,500万円しか実は計上していなかった経過がございます。それが最終的には、今の時点でいきますと1億7,100万円ほど退職金が出ている。そういう話の中で、7,800万円を繰り延べさせていただきましたが、6,800万円近くを3条の収益的収入及び支出の中で処理しなければいけないというふうな問題が大きな問題として1つ上がってきております。

 それから、先ほど申し上げた1億8,000万円の収益を確保する中で、当然患者数がふえまして、いろいろな部分について経費が必要となってきます。特にうちの方の場合、今回の場合に診療材料が4,100万円ほど、やはり予定以上に執行が出ていっているというふうな問題。

 それから、議会の御承認をいただきまして、平成16年度、平成17年度で耐震補強工事を実施いたしました。耐震補強工事を実施してまいりますと、やはり補強で部分的に直していきますと、それに付随をいたしまして、例えば屋根の雨漏りがしてくるとか、いろいろな部分で院内の改修をしないと、どうしてももうもたなくなってきている部分もございまして、そんなお金が約3,000万円近く、年度の形の中で大きい工事ではないんですが、そういうような部分が出ていって、修繕料が非常にふえてきているというような問題。

 それから、先ほど申し上げた、年度当初における一般会計負担金の額が非常に少なかったというような問題。

 そういう問題がありまして、最終的には収入を得る努力はして、ある程度の成果は上がったわけでございますけれども、結果的には対予算の中でそれだけのものが不足を生じてきたということでございます。特に退職金の関係につきましては、当初予定していなかったものが大分出ましたので、補正予算におきましても人件費の退職金の補正をお願いした経過もたしか6月議会であったと思いますけれども、そんな形の中で大分執行がふえてまいりましたので、そんなことでひとつ御理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(上野安規光議員) 今井秀実議員。



◆8番(今井秀実議員) 8番 今井秀実です。

 支出についても詳しく数字が出てきました。一定の理解ができましたが、いずれにしても追加支援ということで一般会計からの繰り入れが2億4,500万円、これは先ほどの一般会計の方の議案にも当然かかわってくる大きな数字ですので、この金額の根拠について、増収面、あるいは支出増の面、十分委員会の中で数字も挙げながら確認をお願いしたいと思います。

 それから、経営の改善ということで1年間改革が進んできているという様子もお聞きできましたが、特に患者サービスの向上というような観点でどうなのかということも委員会の方で十分深めていただいて、今後さらにどういう改善が必要かということも導き出していただきたいと思います。

 それから、1点だけちょっと最後にお伺いしたいと思うんですが、一般会計からの支援といいますか、繰り入れのルールというものについて見直しをする必要もあるのではないかというような問題提起をしてきていることも以前ありますが、その辺について何か今後検討がされているか、もしわかりましたら、その1点だけ最後にお伺いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 従来から、この繰り出しに関するルールづくりというような部分のお話をさせていただいておりますが、数年にわたっていろいろな検討をしてまいりましたが、来年度、平成18年度のものから新たなルールというようなことでやっていきたいということで、病院との間の協議をし、また理事者ともそんなことでの打ち合わせをさせていただく中で、新しく来年からそういったことをやっていきたいと、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) ほかに質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第12号は、社会委員会に付託いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第13号の上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(上野安規光議員) 日程第10 議案第13号 平成17年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 塩嶺病院事務長。

     〔塩嶺病院事務長 大澤喜平君 登壇〕



◎塩嶺病院事務長(大澤喜平君) 議案第13号 平成17年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。

 今回の補正につきましては、職員の退職に伴います退職給与金と退職手当負担金の補正でございます。

 初めに、2ページをごらんいただきたいと思います。

 補正予算実施計画の収益的収入及び支出でございますが、まず支出から御説明申し上げます。

 第1款1項1目給与費3,172万6,000円の追加補正であります。これは職員の退職に伴う退職給与金の追加であります。

 2項5目他会計負担金1,402万2,000円の計上は、塩嶺病院に在職していた職員の退職に伴います一般会計への退職手当負担金でございます。

 次に、収益的収入について御説明申し上げます。

 第1款2項3目他会計負担金4,574万8,000円の計上は、塩嶺病院に在職する職員の退職に伴う他会計からの退職手当負担金でございます。

 3ページの給与費明細書につきましては、所定の書式により作成したものでありますので、説明は省略させていただきます。

 それでは、1ページにお戻りいただきたいと思います。

 第2条は、収益的収入及び支出の補正で、収入、支出ともそれぞれ4,574万8,000円を追加し、総額を43億2,809万8,000円とするものでございます。

 第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費を18億7,259万1,000円とするものでございます。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。



○議長(上野安規光議員) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第13号は、社会委員会に付託いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第14号及び議案第15号の一括上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(上野安規光議員) 日程第11 議案第14号 平成17年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)及び日程第12 議案第15号 平成17年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)の2件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 水道部長。

     〔水道部長 金子 明君 登壇〕



◎水道部長(金子明君) 議案第14号 平成17年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は、職員の退職に伴う他会計への退職手当負担金を計上したものでございます。

 初めに、2ページの補正予算実施計画の方からごらんをいただきたいと思います。

 収益的支出でございますが、1款2項4目他会計負担金1,264万円は、備考欄にございますように、一般会計等職員の退職者の中に水道事業会計に在職した職員が7名おります関係から、在職期間の割合に応じまして退職手当を他会計負担金として支出いたしたいものでございます。

 1ページにお戻りをいただき、第2条におきまして、ただいま申し上げました1,264万円を増額し、水道事業費用総額を9億8,190万3,000円とするものでございます。

 続きまして、議案第15号 平成17年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は、職員の退職手当の支払いと、それに伴います他会計からの負担金収入の補正をいたしたいものでございます。

 初めに、2ページの補正予算実施計画の方からごらんをいただきたいと思います。

 まず、中ほどの収益的支出の方から御説明を申し上げます。

 1款1項5目総係費2,708万円は、職員1名分の退職手当の支払いでございます。

 次に、収益的収入の方にお戻りをいただきまして、1款2項4目他会計負担金2,399万2,000円は、退職する職員が一般会計等のほかの会計に在職をしていた期間に応じまして、退職手当の一部が他会計負担金として収入となるものでございます。

 3ページの給与費明細書につきましては、所定の書式に従いまして調製した資料でございますので、ごらんをいただき、説明を省略させていただきます。

 1ページにお戻りをいただきまして、第2条は収益的収入及び支出の補正で、ただいま申し上げました内容でそれぞれ増額をし、下水道事業収益総額を18億5,959万1,000円、下水道事業費用総額を18億5,179万7,000円とするものであります。

 第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正でございまして、職員給与費2,708万円を増額し、1億1,933万2,000円とするものであります。

 以上で説明を終わりますが、2議案につきましてよろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(上野安規光議員) これより質疑に入ります。

 まず、議案第14号について質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、議案第15号について質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第14号及び議案第15号は、経済建設委員会に付託いたします。

 ただいま付託となりました各議案の委員会審査を願うため、この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時15分

          (総務委員会・社会委員会・経済建設委員会)



△再開 午後4時10分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第9号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(上野安規光議員) 日程第6 議案第9号を再度議題といたします。

 本案は、総務、社会、経済建設の各委員会に審査付託となっておりますので、各委員長の報告を求めます。

 総務、社会、経済建設の順にお願いいたします。

 まず、総務委員長。

     〔総務委員長 横内 正議員 登壇〕



◆総務委員長(横内正議員) 9番 横内 正です。

 議案第9号 平成17年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)中、総務委員会に審査付託されました部分について、審査の主な点を御報告いたします。

 まず、歳出、第10款2項1目学校管理費について。工事期間としては、夏休み中に終了予定であり、工事内容は、岡谷小南体育館、神明小第1体育館ではブレースの設置とボルトの締め直し、川岸小第2体育館ではブレースの設置と方杖の設置を行うとのことでありました。

 次に、歳入、第1款市税について。当初、留保財源として市民税で5,000万円、固定資産税で5,000万円、計1億円を見込んでいたが、見込みより増となったのは、市民税個人では給与所得、退職所得の伸び、それから税制改正によるものであり、また固定資産税では市内大手企業の移転で、その分の償却資産を見込んでいなかったが、市内の別会社が継承してくれたため減にならなかったことが大きいとのことでありました。

 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。



○議長(上野安規光議員) 次に、社会委員長。

     〔社会委員長 征矢 久議員 登壇〕



◆社会委員長(征矢久議員) 3番 征矢 久です。

 議案第9号 平成17年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)中、社会委員会に審査付託されました部分について、審査の主な点を御報告いたします。

 第2款総務費1項12目財産管理費について。本会議において、財産分与の件で、本人と市との具体的なかかわりについて付託質疑があり、具体的には福祉課職員が犬、猫の世話、病院の送迎、診察の立ち会い、現金、預貯金の管理、また死亡した際には葬儀等をとり行うなどしてきたとのことでありました。また、本人も長く岡谷病院に入院するなど病院とのかかわりも深かったことから、病院建設基金に積み立てをしたとのことでありました。

 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。



○議長(上野安規光議員) 次に、経済建設委員長。

     〔経済建設委員長 轟  敏議員 登壇〕



◆経済建設委員長(轟敏議員) 16番 轟 敏です。

 議案第9号 平成17年度岡谷市一般会計補正予算(第13号)中、経済建設委員会に審査付託された部分につきましては、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。



○議長(上野安規光議員) ただいまの各委員長報告に対し、これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第9号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第10号〜議案第13号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(上野安規光議員) 日程第7 議案第10号から日程第10 議案第13号までの4件を再度一括議題といたします。

 この4件は、社会委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 社会委員長。

     〔社会委員長 征矢 久議員 登壇〕



◆社会委員長(征矢久議員) 3番 征矢 久です。

 社会委員会に審査付託されました議案第10号 平成17年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第13号 平成17年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)までの4議案について、審査の主な点を御報告いたします。

 初めに、議案第10号 平成17年度岡谷市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第11号 平成17年度岡谷市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)の2議案については、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第12号 平成17年度岡谷市市立岡谷病院事業会計補正予算(第6号)について、審査の主な点を御報告いたします。

 前年比1億8,000万円の増収があったのに2億4,500万円の追加支援の必要性についての根拠の付託質疑があり、経営統合に向けて経営改善に取り組む中、医業収益が対前年比で約2億円増となるなど大きな成果を上げつつあるが、一方では当初予定しなかった退職による退職金の大幅な増、収益増に伴う診療材料費の増、また大規模な修繕の実施等による経費の増、経営健全化計画終了による一般会計繰出金の減などの影響により、本年度収支見込みでは2億4,500万円の損失が発生するとのことでありました。

 一般会計の繰出金の総額で比較すると、平成17年度予算の4億600万円に追加支援の2億4,500万円を加え総額6億5,100万円となり、平成16年度7億5,240万円と比較し1億140万円の減となることは、経営改善に取り組んできた結果であるとのことでありました。

 平成18年度は病院統合を行うとともに、病院事業管理者のもとに効率的な経営に努めながら医療サービスの向上を図っていくことになるが、スタートに当たり大きな赤字を背負うことは病院事業管理者にとって大きな足かせとなるため、病院経営基盤の強化を図る必要があることから2億4,500万円の追加支援を受けるものであるとのことでありました。

 次に、経営改善を行う中での患者サービスへの向上策についてはどうかとの付託質疑については、定期的な接遇研修、始業前のミーティング、案内板及び表示の改善、アンケート調査を実施した。また常勤医師の確保、病床運用の見直し、待ち時間の短縮、3診から5診への診療体制の拡大、病診連携の強化などの改善を図っているとのことでありました。

 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第13号 平成17年度岡谷市健康保険岡谷塩嶺病院事業会計補正予算(第2号)については、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上であります。



○議長(上野安規光議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第10号について、これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第10号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第11号について、これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第11号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第12号について、これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第12号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第13号について、これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第13号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第14号及び議案第15号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(上野安規光議員) 日程第11 議案第14号及び日程第12 議案第15号の2件を再度一括議題といたします。

 この2件は、経済建設委員会に審査付託となっておりますので、委員長の報告を求めます。

 経済建設委員長。

     〔経済建設委員長 轟  敏議員 登壇〕



◆経済建設委員長(轟敏議員) 16番 轟 敏です。

 経済建設委員会に審査付託された議案第14号 平成17年度岡谷市水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第15号 平成17年度岡谷市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしましたので、御報告申し上げます。



○議長(上野安規光議員) ただいまの委員長報告に対し、まず議案第14号について、これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第14号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第15号について、これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 次に、討論に入ります。

 何か御発言はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第15号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後4時24分



△再開 午後4時26分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△議案第16号〜議案第41号の一括上程、説明



○議長(上野安規光議員) 日程第13 議案第16号 岡谷市国民保護協議会条例から日程第38 議案第41号 平成18年度岡谷市病院事業会計までの平成18年度関係議案を一括議題といたします。

 初めに、市長から平成18年度予算編成の大要について説明を求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 平成18年度の岡谷市当初予算案並びに関係議案を御審議いただくに当たり、私の市政に臨む基本的な考え方、予算編成の方針及び大要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いする次第であります。

 平成18年度は、本格的な自立のまちづくりに向け、「岡谷市行財政改革プラン」がスタートし、市の組織機構の昭和41年の部制導入以来の大改正や、岡谷病院・塩嶺病院の経営統合が行われるなど、まさに「改革元年」と位置づけられる年であります。

 「集中と縮小・廃止」を基調とし、事務事業の見直しを徹底し、創意と工夫、努力により、厳しい財政状況にあっても、安全で安心して快適に住むことができる、強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを市民総参加により推進するため、全力を尽くして市政運営に取り組んでまいります。

 さて、国の1月の月例経済報告によりますと、我が国の景気は企業収益が改善し、設備投資が増加してきており、個人消費は緩やかに増加しております。雇用情勢は、厳しさが残るものの、改善に広がりが見られ、輸出や生産も持ち直しており、景気は緩やかに回復しているとしております。

 また、先行きについては、企業部門の好調さが家計部門へ波及しており、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる一方、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要があるとされております。

 このような経済情勢のもと、政府は平成18年度予算編成に当たっての基本的な考え方として、小さくて効率的な政府の実現に向け、従来の歳出改革路線を堅持・強化するため、三位一体改革を推進するとともに、公務員総人件費改革、医療制度改革、特別会計改革、資産・債務改革、政策金融改革等の構造改革について、順次予算に反映させるとしております。

 また、歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、一般歳出の水準について前年度よりも減額し、一般会計歳出についても厳しく抑制を図るとしております。

 こうして編成された国の平成18年度予算は、一般会計の総額で79兆6,860億円となり、前年度比3.0%減、また政策的経費である一般歳出は、医療制度改革、三位一体の改革、公務員総人件費改革などの成果や予算配分の重点化などにより、1.9%減の46兆3,660億円となっております。

 歳入は、税収が税源移譲に伴う所得税減税、定率減税の廃止等を行うほか、所得譲与税の譲与額を追加することとしている結果、4.3%増の45兆8,780億円を見込んでおります。そのため、新規国債発行額は12.8%減の29兆9,730億円となっております。

 一方、地方財政計画の規模は、前年度比0.7%減の83兆1,508億円となっており、公債費などを除く地方一般歳出は1.2%減の66兆4,801億円を見込んでおります。

 地方交付税につきましては、出口ベースでの地方交付税総額で前年度比5.9%減の15兆9,073億円、交付税の代替財源である臨時財政対策債は2兆9,072億円で9.8%減となっており、両者を合わせた実質的な地方交付税総額は、6.5%の減となっております。

 また、地方債は、普通会計分で臨時財政対策債を含め前年度比11.8%減の10兆8,174億円であり、地方債依存度は1.6%減の13.0%となっております。

 総務省は、平成18年度地方行財政重点施策を発表しておりますが、その中で、分権型社会への着実な移行に向けた地方行財政制度の改革、新たな時代に対応した行政改革・行政運営の推進、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現、安心安全な地域社会の確立の、4つの重点施策を推進するとしております。

 このような状況にあって、地方自治体は財政の健全性の確保に留意し、行財政改革を推進しつつ、それぞれの地域経済の動向を踏まえ、個性と工夫に満ちた魅力ある町の形成、循環型社会の構築、少子化対策等の課題に重点的に取り組むとともに、地域の活性化を地域の視点から推進することが求められております。

 このたび上程いたしました平成18年度の岡谷市当初予算案でありますが、これまで以上に行財政改革に取り組み、財政規模に見合った、岡谷市ならではの特色のあるまちづくりを推進できる行財政基盤の確立を目指す「岡谷市行財政改革プラン」がスタートする年であることを念頭に、第3次岡谷市総合計画後期基本計画の内容を十分に踏まえつつ、すべての行政施策にわたる事務事業の総点検・見直しを行い、「縮小・廃止と再構築による新たな事業展開」を基本として、緊急度、重要度、事業効果の高い事業を実施していくことといたしました。

 その上で、創意と工夫、努力により、厳しい財政状況にあっても、安全で安心して快適に住むことができる、強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを市民総参加により推進するため、中核的機能を担う拠点都市をめざして、快適で安全な定住都市をめざして、健康で生きがいをもって暮らせる福祉都市をめざして、豊かな心とかおり高い文化を育む生涯学習都市をめざして、時代変化に柔軟に対応できる産業都市をめざして、市民と行政の連携による計画の推進、以上、第3次岡谷市総合計画の6つの都市づくりの柱を基調として予算編成をいたしました。

 重点施策といたしましては、市民総参加のまちづくりの推進、安全安心に係る市民生活に密着した施策の推進、子育て支援の充実の3つを柱とし、このほか「産業振興施策の推進」「都市基盤整備の推進」「健康づくりの推進」「環境保全対策の推進」の4つを主要施策として、各種事業に取り組んでまいります。

 平成18年度の当初予算額は、企業会計を除いた一般会計・特別会計を合わせ302億2,620万円となり、平成17年度に比べて20億3,850万円、6.3%の減となっております。

 また、一般会計につきましては、総額で190億2,300万円となり、平成17年度に比べ19億1,200万円、9.1%の大幅な減額となっております。これは、小中学校、市営住宅等の公共施設耐震改築・改修事業、岡谷駅南土地区画整理事業などの事業費の減に伴うもののほか、「集中と縮小・廃止」による事務事業の見直しや経常経費の削減による減が主な理由であります。

 企業会計につきましては、3企業会計の収益的支出及び資本的支出を合わせた予算規模で141億5,096万9,000円の計上となり、平成17年度に比べ2億964万1,000円、1.5%の減となっております。

 それでは、「基調」に沿って、平成18年度当初予算案の大要を説明させていただきます。

 まず、第1に「中核的機能を担う拠点都市をめざして」から御説明をいたします。

 本市は、豊かな水をたたえる諏訪湖や緑美しい山々に囲まれ、豊かな産業と文化を有しております。この恵まれた自然環境を保全しつつ、都市機能の集積を生かしながら、さらに活力と魅力ある町を構築してまいります。

 また、土地の利用に当たっては、都市と自然との調和に留意しつつ、各地域の特性に応じた適切な機能配置と土地の有効利用を図るなど、合理的で計画的な土地利用を推進してまいります。

 まず、岡谷駅周辺地区の活性化につきましては、岡谷駅前再開発ビルの再整備に向け、岡谷駅前地区再整備基本計画に基づき、具体的な事業実施に向けた調査計画業務を行う岡谷駅前再整備コーディネート事業を実施いたします。

 本市の都市機能の集積や、快適な生活環境の確保のため、岡谷駅周辺にふさわしいまちづくりを進めている岡谷駅南土地区画整理事業につきましては、区域内の公共用地の土地利用を検討するとともに、平成19年度の事業完成に向けて整地工事を行うなど、事業を進めてまいります。

 湖畔若宮土地区画整理事業につきましては、総合的な面整備を行うことにより、土地利用を効率化し、活性化された良好な市街地形成を図るものでありますが、関係権利者の皆様との合意形成に向け、引き続き粘り強く取り組んでまいります。

 岡谷湖畔公園整備事業につきましては、イベントスカイスポーツゾーンの平成20年度の完成を目指して、引き続き計画的に整備を進めてまいります。

 湊湖畔の土地利用につきましては、地域の活性化に資する土地利用について、土地利用研究会からの提言を踏まえ、特に民間活力の導入などの実現の手法、整備後の運営手法等も視野に入れ、引き続き調査、研究を続けてまいります。

 また、都市計画法に基づき、都市計画政策の妥当性と用途地域等の土地利用の見直しの際の基礎資料となる都市計画基礎調査報告書を作成するとともに、新たな市街地形成や土地の高度利用に向けて、必要な箇所について用途地域の見直しを行うための調査、分析等に着手をいたします。

 そのほか、「岡谷市情報化計画」に基づき、市民、事業者、行政の協働による地域情報化を推進し、市民サービスの向上を図ってまいります。

 第2に、「快適で安全な定住都市をめざして」であります。

 快適で安全な都市生活を送ることは、子供から高齢者まで、すべての市民の皆様に必要な要件であります。

 そのため、だれもが安全で安心して住むことができるよう、災害に強いまちづくりを引き続き進めるとともに、消防・救急、交通安全、防犯など日常生活の各方面にわたって、市民の皆様の安全確保に努めてまいります。

 また、自然環境と調和する潤いのある、清潔で快適な生活ができる町の形成を目指して、市民生活に密着した生活環境基盤の整備充実を図ってまいります。

 本市では、平成14年度に東海地震の地震防災対策強化地域に指定されたことを受け、市民の皆様の安全と安心を守るため、いち早く、昭和56年以前に建設された公共施設の耐震診断を積極的に実施してまいりました。この耐震診断結果に基づき、緊急度の高い建物から計画的に耐震改修工事等を実施しております。

 平成18年度においては、川岸小学校の第1体育館の耐震改修工事、東部中学校の第2体育館の耐震補強工事を実施いたします。また、耐震診断結果から建て替えが必要とされた岡谷小学校の南校舎耐震改築・改修に伴う実施設計等を行ってまいります。

 このほか、市営住宅の加茂団地A・B棟の耐震改修工事を平成17年度に引き続き実施するとともに、塩嶺病院のB棟の耐震改修工事に着手をいたします。

 さらに、地震時における家具類の転倒による被害を未然に防止するため、高齢者や障害をお持ちの方がおいでの世帯等に、家具転倒防止器具を優先して配布する地震被害軽減対策事業に新たに着手するとともに、各地区の協力を得て、災害時要援護者を登録し、避難時に役立てる災害時要援護者登録事業に引き続き取り組んでまいります。

 また、組織改正により、東海地震など大規模な自然災害やさまざまな危機に備え、発生時の迅速な対応を行うため、「危機管理室」を設置いたします。

 消防体制につきましては、市民の皆様の生命・財産を守る防災拠点となる新消防庁舎建設に向け、消防無線デジタル化への対応を視野に、引き続き基本構想の策定に取り組んでまいります。

 また、救急高度化推進事業として、気管挿管による気道確保を実施した際に必要とされる二酸化炭素検知器を整備するとともに、大規模地震発生時における災害救助活動が迅速かつ確実に行えるよう、市内各消防団屯所へ災害救助資機材を計画的に配備してまいります。

 自動体外式除細動器(AED)につきましては、市内4中学校に配備し、生徒等に心室細動等が発生した場合の緊急時に備えてまいります。

 安全で快適な交通環境を築くための交通安全施設整備につきましては、組織改正に伴い土木課で所管し、道路反射鏡、道路照明灯、防護柵、区画線などの整備を推進してまいります。

 このほか、各区における明るいまちづくりの取り組みを継続するため、新たに防犯灯用蛍光球配布事業を実施いたします。

 また、岡谷警察署の協力を得て、保育園、幼稚園、まゆみ園に警察直通緊急通報システムを導入し、不審者等から園児の安全を確保してまいります。

 環境保全につきましては、市民の皆様が健康で文化的な生活を営んでいく上で、また人と自然が共生していくため、欠かすことができない重要な課題の1つであります。

 昨年見直しを行いました「岡谷市環境基本計画」に基づき、引き続き環境保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進してまいります。

 循環型社会の実現に向けた取り組みといたしましては、ガラスびん・ペットボトルなどの再資源化や資源物サンデーリサイクルデー事業、公共施設の生ごみリサイクル事業に引き続き取り組むとともに、新たに一般家庭の生ごみリサイクルモデル事業を市内3地区で実施し、具体的な収集方法等の検証を行ってまいります。

 また、自然エネルギー有効活用推進事業として、住宅用太陽光発電システム及び雨水貯留施設の設置に要する経費を補助し、市民の皆様の環境にやさしい暮らしを促進してまいります。

 河川敷や道路敷に繁殖するアレチウリは、生態系を破壊するなど、水辺の自然環境にさまざまな影響を及ぼすことから、市民の皆様との協働によりアレチウリ駆除をより積極的に実施するため、新たに補助制度を創設し、区やボランティア団体等を支援いたします。

 湖北火葬場建替え整備事業につきましては、管理運営している湖北行政事務組合で策定いたしました基本計画に基づき、平成21年度中の稼働を目指して基本計画に着手いたします。

 湖周地区ごみ処理施設整備事業につきましては、関係市町と協議・調整等を行いながら、整備に向けて取り組みを進めてまいります。

 快適で良好な道路環境の整備を推進するため、第4次道路整備5カ年計画を引き続き実施し、生活道路の整備を進め、より安全で通行しやすい道づくりに努めてまいります。

 街路事業につきましては、引き続き都市計画道路東町線の整備を進めるとともに、国のまちづくり交付金を活用して都市計画道路東堀線の整備を実施いたします。

 このほか、地域幹線道路であります県道の岡谷川岸線、田中線の事業促進を図ってまいります。

 市内への人口誘導や定着を図るため、民間が行う住宅地造成事業に対し、岡谷市住宅地造成促進事業要綱に基づき支援をいたします。また、みずから居住する住宅性能の向上などのため、市内業者に依頼して住宅リフォーム工事を行う場合に補助をする、住宅リフォーム資金助成事業を引き続き実施いたします。

 また、民間事業者等による高齢者向け優良賃貸住宅の建設を促進し、高齢者の居住環境の整備と安定を図るため、高齢者向け優良住宅整備事業補助制度を創設してまいります。

 水道事業につきましては、新たに山梨大学との包括協定に基づく連携事業として、将来的な水需要に対応するため、東俣川からの取水の可能性等について調査、研究を行う水資源有効活用研究事業に着手をいたします。

 なお、山梨大学との包括協定につきましては、産業を中心に多様な分野で相互に協力し、産業振興や人材育成、まちづくりの推進を目指すもので、平成16年6月に締結しております。既に取り組みが始まっております「ナノ加工」のほか、平成18年度からは、ただいま申し上げました「水資源」及び「地域保健医療」を加えた3分野で、具体的な事業を進めてまいります。

 次に、小井川浄水場の排泥処理につきましては、環境保全対策をさらに向上させるため、多段式脱水乾燥装置による排泥処理施設を、平成19年の稼働に向けて整備いたします。

 公共下水道事業につきましては、建設から維持管理へと重点が移行していることを踏まえ、接続率の向上と下水道施設の適正な維持管理に努めてまいります。

 このほか、納付窓口拡大による市民サービスの向上や収納率の向上を図るため、上下水道料金をコンビニエンスストアで納付できる仕組みづくりに取り組んでまいります。

 第3に、「健康で生きがいをもって暮らせる福祉都市をめざして」であります。

 本市におきましては、「岡谷市地域福祉計画」に基づき、1人ひとりが住みなれた地域で、自立した生活を営むことができる、自立を支え合う地域づくりを目指して、地域住民や団体等と行政が連携・融合しながら、市民総参加による福祉のまちづくりを進めているところであります。

 この地域福祉の推進に当たって中心となるのが、地域の人々のふれあい、支え合いの仕組みである地域サポートセンターであります。引き続き、未設置地区における設置促進を図ってまいります。

 障害者福祉につきましては、平成18年4月から障害者自立支援法が施行され、三障害のサービスの一元化やサービス体系の再編などが行われますが、障害者の自立した生活を支援するため、介護給付等の福祉サービスや自立支援医療等の給付のほか、地域生活支援事業を実施してまいります。

 また、福祉サービス利用に関する手続や事務の透明化・明確化を図るため、障害程度区分認定事務やサービスの提供体制の確保に関する計画である障害福祉計画の策定等に取り組んでまいります。

 介護保険制度につきましては、制度の持続可能性の確保、明るく活力ある超高齢社会の構築、社会保障の総合化を基本的視点として、制度全般が見直されております。

 一貫性・連続性のある総合的な介護予防システムの確立を目指すなど、制度の基本理念である、高齢者の自立支援、尊厳の保持を基本としつつ、制度の持続可能性を高めていくものであります。

 これらの制度改正の中で、地域における総合的なマネジメントを担う中核機関として、総合的な相談窓口機能、介護予防マネジメント、包括的・継続的マネジメントの支援機能を持つ「地域包括支援センター」を設置し、地域支援事業に取り組んでまいります。

 これらの新たな制度改正を周知するため、福祉ガイドブック2006改訂版を作成するほか、高齢者や障害者などが安心して外出できるように、バリアフリーガイドマップを更新してまいります。

 重点施策の柱の1つであります子育て支援の充実に関する施策でありますが、組織改正により「子ども課」を教育委員会へ設置し、子どもにかかわる部門を一元化することにより、子育て支援の充実を図ってまいります。

 保育園整備事業につきましては、国・県の財政支援策を有効に活用して、計画的に整備を行っているところでありますが、平成18年度においては、神明保育園の大規模修繕工事に向け、実施計画を行ってまいります。

 子育て中の親子が交流できる場を提供するとともに、子育てに関する相談や情報提供を行うことで地域の子育てを支援する、にこにこ子育て支援事業につきましては、新たにみなと保育園を加え、2園で実施をしてまいります。

 また、高齢者の保育補助員を配置し、園児の情操教育の推進を図る保育補助員設置事業につきましては、新たに4園を追加し6園に拡大し、事業の充実を図ってまいります。

 人口増対策の一環として開始をいたしました3歳以上児の保育料第3子以降無料化につきましては、所得制限を導入して、保育料徴収階層の第3階層以下の所得の低い世帯の方を対象とするとともに、これまでは有料でありました3歳未満児の第3子以降も、所得制限をつけて無料化を拡大してまいります。

 実施に当たりましては、激変緩和策として、第4階層以上の保護者の皆様には平成18年度10%の御負担をいただき、それ以降は、市民の皆様の御意見をお聞きし、市議会と綿密な調整をさせていただきます。

 また、保育料につきましては、子育て支援の充実を図るため、より多くの世帯の皆様が対象となり、恩恵を受けられるよう、所得階層に配慮しながら保育料の減額を実施してまいります。

 乳幼児医療費につきましては、これまで外来は4歳未満までを給付対象としておりましたが、平成18年4月診療分より就学前まで無料化を拡大し、乳幼児をお持ちの家庭の医療費負担を軽減いたします。

 このほか、安心して子供を産み育て、子育てに喜びを感じることができる環境を整備するため、「次世代育成支援対策岡谷市行動計画」に基づき、引き続き各種施策を実施してまいります。

 健康づくりの推進につきましては、「岡谷市健康増進計画」に基づき、市民1人ひとりが健康的な生活習慣の重要性を認識し、主体的に健康増進に取り組めるよう、市民総参加の健康づくり運動を推進しているところであります。

 健康は、生き生きとして充実した日常生活を送るための基本でありますが、自分の健康は自分でつくり、守るという自覚と行動が必要であります。そのため、健康診査の内容の充実を図るとともに、既存事業を見直し、「お気軽ファミリー健康講座」や「ゆったり健康教室」などを開催し、身体機能の維持、生活習慣病の予防など、市民の皆様の健康づくりを推進してまいります。

 このほか、国保医療費の実態分析と、これに基づき市民の皆様の健康増進を図るため、山梨大学との包括協定に基づく市民健康づくり事業に着手をいたします。

 次に、病院事業についてでありますが、市民の皆様の生命と健康を守る質の高い医療を提供できる体制を継続的、安定的に確保するため、まず平成18年4月から岡谷病院と塩嶺病院の経営を統合し、1つの企業会計とするとともに、公営企業法の全部適用病院とし、病院事業管理者を設置いたします。

 経営統合後は、両病院の診療科目の機能分担を進め、職員相互の一体感を醸成するとともに、医療機材や薬剤の一括購入など、より効率的で円滑な病院経営を行ってまいります。

 また、名実ともに1つの病院としての統合を果たすため、できるだけ早期の新病院建設を目指してまいります。

 第4に、「豊かな心とかおり高い文化を育む生涯学習都市をめざして」であります。

 次代を担う子供たちを取り巻く環境は、少子高齢化、核家族化、情報化等の進展により、目まぐるしく変化しております。本市におきましては、おかや子育て憲章に基づき、子供たちの健全な成長を願い、子供の心の自立を支えるため、市民総参加による子育てのまちづくりを推進しております。

 また、児童・生徒が安全で安心して学習できる環境を整えるため、教育内容の充実、施設・設備の充実、教育環境の整備等に積極的に取り組んでおります。

 小中学校の施設整備につきましては、子供たちの安全や安心の確保のため、引き続き耐震改築・改修を推進するとともに、施設改修などについても順次整備、充実を図ってまいります。

 低学年の児童が水を怖がらずに安心して水泳を行える低学年用の専用プールにつきましては、平成16年度から計画的に建設しており、平成18年度は湊小学校と小井川小学校に整備をいたします。

 30人規模学級につきましては、小学校6年生まで拡大し、1人ひとりに目の行き届いた余裕のある学級運営を目指してまいります。

 また、学校と家庭を結ぶ中間的な役割を果たすフレンドリー教室につきましては、県の派遣事業が打ち切られるため、市の事業として継続し、実施してまいります。

 このほか、新たに岡谷小学校に自律支援学級を開設いたします。

 次に、市民の皆様が充実した豊かな人生を送ることができる地域社会の実現や生涯学習のまちづくりに向けて、「第3次岡谷市生涯学習推進計画」や「男女共同参画おかやプラン?」に基づき、市民の皆様との協働を重視しながら、生涯学習や男女共同参画に対する取り組みを推進いたします。

 子どもたちの健全育成とともに、子供たちが安全で安心して過ごすことができる居場所づくりは、大きな課題の1つであり、地域、家庭、学校、行政が一体となり、子供たちを見守っていくネットワークの構築が求められております。そのため、地域の皆様の協力を得て、放課後や休日に子供たちが安全で安心して活動できる地域子ども教室の開設に向けて、引き続き検討を深めてまいります。

 また、塩嶺野外活動センターを拠点とした森の自然学校(ネイチャースクール)を開催し、自然体験活動などさまざまな体験活動の機会を創出するとともに、元気な学校林プロジェクト推進事業を実施し、森林環境教育を地域と連携しながら推進いたします。

 学童クラブにつきましては、運営体制の充実を図るとともに、公平性の確保と受益者負担の原則に基づき、新たに使用料を設定してまいります。

 入所児童の増加に対応するため、川岸小学校学童クラブを移設し、拡張充実するとともに、市内中学生が夏休み期間などに学童クラブ指導員を体験する、中学生「学童WORKWORK」体験事業を新たに実施いたします。

 イルフプラザの生涯学習活動センターにつきましては、生涯学習と子育て支援の活動拠点として、生涯学習館「カルチャーセンター」、子育て支援館「こどものくに」の両館ともに各種事業や施策を展開し、さらに充実を図ってまいります。

 このほか、市営岡谷球場環境整備事業として、「緑の募金」還元金の一部を活用し、球場利用者を初め市民総参加により、球場法面等に樹木の植栽を実施いたします。

 また、まちづくりの一環として、町中のにぎわいの創出や活性化を図り、地域社会の文化の向上と心豊かな人づくりの推進に資するため、「緑と湖のまち・ふれあいフェスタ」及び「岡谷アイスフェスティバル2006」を開催してまいります。

 国際交流の推進につきましては、引き続き国際交流員を配置し、国際化施策立案への参画や、外国語講座などを担当させて、国際理解の推進に役立ててまいります。

 第5に、「時代変化に柔軟に対応できる産業都市をめざして」であります。

 我が国の経済は、景気は緩やかに回復しており、先行きについては、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれる一方、原油価格の動向が内外経済に与える影響等には留意する必要があるとされております。

 このような状況のもと、本市の工業は、これまで培ってきた精密加工技術を最大限に活用し、21世紀型技術体系の基盤をなすナノテクノロジーをベースとした「スマートデバイスの世界的供給基地」の形成を目指しており、テクノプラザおかやを拠点に、地域産業の活性化に向け、さらに各種施策を展開してまいります。

 テクノプラザおかや内には、各大学の産学連携支援室を開設し、産学共同推進事業を行っておりますが、この事業をさらに推進するため、芝浦工業大学との産学連携によるMOT学習塾や、山梨大学との包括協定に基づくナノ加工融合プロジェクトに引き続き取り組んでまいります。

 また、湯殿山など遊休土地への企業誘致を推進するため、建設業者、不動産業者、既存の市内企業等の協力により、市外企業の誘致に成功した場合、誘致した事業者等に対して成功報酬を支払う成功報酬型企業誘致事業に着手をいたします。

 このほか、市内企業が保有していない分析装置、検査装置の寄贈を受けて、ララオカヤの1階に「岡谷市新素材開発実験室」を設けて、高付加価値製品の創出や地域産業の活性化に活用してまいります。

 本年10月には、中小企業都市サミットを本市で開催し、「ものづくりのまち岡谷」から全国に向かって中小企業振興施策の重要性を発信するとともに、諏訪圏工業メッセと連動して、中小企業の持つ高い技術力をアピールし、中小企業の振興を図ってまいります。

 次に、商業の振興でありますが、まず中心市街地の商業の活性化に向けた取り組みにつきましては、現在、商工会議所が主体となりTMO設立に向け取り組んでおり、その設立運営に対する支援を引き続き実施してまいります。

 また、新たにショーウインドウ等改装事業補助金を創設し、商店街において暗いシャッター通りを解消し、昼夜とも魅力あふれる、にぎわいのある町並み形成に向け支援をしてまいります。

 本市の観光資源の1つであります塩嶺小鳥の森は、全国に誇るべき場所であり、自然の財産であります。この自然環境を保全、活用しながら、体験学習機能を高め、自然との触れ合いや親しみが図れるよう、人と自然の共生に向けた取り組みを推進してまいります。

 平成18年度におきましては、来訪者への利便性を高めるとともに、自然環境に配慮するため、トイレの新設、既存トイレの撤去、園路の整備を行ってまいります。

 太鼓の拠点として整備した岡谷太鼓道場「鼓鳴館」につきましては、多くの市民の皆様に利用されているほか、小中学校の和楽器に触れ合う総合学習においても利用されていることから、計画的に宮太鼓を購入し、太鼓のまちづくりを推進してまいります。

 農林水産業の振興につきましては、引き続き農道、林道、農業用水路等の改良整備を進めるとともに、山林の保育事業を実施し、効率的な森林経営の促進を図ってまいります。

 第6に、「市民と行政の連携による計画の推進」であります。

 平成18年度は、冒頭申し上げましたとおり、本格的な自立のまちづくりに向けて「岡谷市行財政改革プラン」がスタートする年であります。

 その推進に当たりましては、市民と市の役割分担と協働の推進、簡素で効率的な行財政運営、集中と縮小・廃止を基本とした事務事業の見直し、公平性の視点に立った適正な受益と負担の確保の4つの基本的な方針に沿って、これまで以上に行財政改革に取り組んでまいります。

 新たな行政課題に的確に対応するとともに、組織機能の簡素化、効率化を図るための組織改正でありますが、市長部局につきましては、現行8部24課等63担当の改正から、4部20課等59担当の体制へとスリム化を図ってまいります。

 行政評価システムにつきましては、事務事業の休廃止に向けて、優先順位づけを行うための施策評価を導入し、これに対する外部評価を実施いたします。

 また、公共施設につきましては、これまで管理委託をしていた施設等12施設で指定管理者制度を導入し、市民サービスの向上と管理経費の削減を図ってまいります。さらに、公共施設のあり方について、総合的な検討を進めてまいります。

 市民総参加のまちづくりにつきましては、新たな取り組みといたしまして、市民の皆様がテーマに基づき自由に発言できる場を提供する市民総参加のまちづくりサロンを開設するとともに、市民自ら企画し実施する事業や、地域の個性的で特色のある事業を支援するため、わくわくするまちづくり推進事業補助金を創設いたします。

 以上、予算の大要でありますが、今回上程をいたしました平成18年度当初予算案は、厳しい財政状況の中で、ただいま御説明申し上げてまいりました施策に対して予算を重点的に配分するとともに、第3次岡谷市総合計画に描いた長期ビジョンのもとで編成をいたしました。

 また、この編成作業の中で、義務的経費を除いた経常経費や職員の管理職手当について引き続き削減を図るほか、補助金・負担金につきましては、平成18年度においてゼロベースからの抜本見直しを行うことを前提といたしまして、一律10%の削減を実施いたします。

 さらに、公平性の確保と受益者負担の適正化の観点から、現在無料となっている使用料や慣例的な減免の見直しを行ってまいります。

 市民の皆様にも、我慢や負担をお願い申し上げるわけでありますが、行財政基盤を強化し、将来に夢を描くことができるまちづくりを推進するために、特段の御理解、御協力をお願い申し上げます。

 私は、市政運営に当たり、明朗で開かれた市政、市民本位の市政をモットーに、常に市民の皆様の御意見や御要望をお聞きし、また積極的に市政に参加していただくよう「市民総参加のまちづくり」を進めてまいりました。これからも、市民の皆様の御意見や御要望が施策に反映される、市民の皆様とともに歩む市政を実現し、市民1人ひとりが安全で安心して快適に住むことができる、強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを推進してまいります。

 岡谷市は本年4月1日、市制施行70周年の節目を迎えます。先人の皆様並びに市民各位のたゆまぬ御尽力により築き上げてまいりました、本市のさらなる発展に向けた「改革」のスタートの年として、全力を傾注してまいりますので、議員各位を初め、市民の皆様の温かい御理解と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げまして、私の所信の一端といたします。よろしくお願いをいたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会の宣告



○議長(上野安規光議員) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。



△散会 午後5時11分