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長野県 岡谷市

平成17年  6月 定例会(第3回) 06月17日−04号




平成17年  6月 定例会(第3回) − 06月17日−04号







平成17年  6月 定例会(第3回)



          平成17年第3回岡谷市議会定例会会議録

議事日程(第4号)

                平成17年6月17日(金)午前9時30分開議

 日程第1 一般質問

 日程第2 議案第66号 工事請負契約について(塩嶺林間工業団地第2期造成工事)

 日程第3 議案第67号 岡谷市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例

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本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり

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出席議員(23名)

    1番  上野安規光議員     2番  花岡健一郎議員

    3番  横内東洋雄議員     4番  高林紘一議員

    5番  武居永作議員      6番  田中 肇議員

    7番  武居光宏議員      8番  齋藤美恵子議員

    9番  宮下奈美恵議員    10番  今井秀実議員

   11番  林  豊議員     12番  杉村修一議員

   13番  轟  敏議員     14番  中島信一議員

   15番  横内 正議員     16番  征矢 久議員

   17番  横内敏子議員     18番  渡辺太郎議員

   19番  三沢一友議員     20番  笠原征三郎議員

   21番  今井竜五議員     22番  清水隨豊議員

   23番  降籏 清議員

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長       林 新一郎君    助役       竹澤幸男君

 収入役      倉坪宏夫君     教育長      北澤和男君

 企画部長     矢島政樹君     総務部長     中田富雄君

                    保健福祉部長

 生活環境部長   武井政喜君              中嶋政春君

                    兼福祉事務所長

 経済部長     小泉光世君     建設部長     百瀬文夫君

 水道部長     金子 明君     消防部長     花岡彰一君

 監査委員     千明健一君     教育部長     宮坂英幸君

 岡谷病院長    塚田昌滋君     岡谷病院事務長  茅野重光君

 塩嶺病院長    平沼 俊君     塩嶺病院事務長  大澤喜平君

 企画課長     笠原昌之君     秘書室長     小口明彦君

 総務課長     武井富美男君    財政課長     小口千代高君

 選挙管理委員会

 兼監査委員    小林利男君

 事務局長

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事務局職員出席者

 局長       武居 久      次長       青木孝雄

 庶務主幹     今井勝志      議事主幹     林 裕平

 主任       下田典弘



△開議 午前9時30分



△開議の宣告



○議長(上野安規光議員) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△一般質問



○議長(上野安規光議員) 日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。

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△花岡健一郎議員



○議長(上野安規光議員) 花岡健一郎議員の質問を許します。

     〔2番 花岡健一郎議員 登壇〕(拍手)



◆2番(花岡健一郎議員) おはようございます。2番 花岡健一郎です。

 通告順に従いまして質問をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず、大きい1番、生涯学習について。

 (1)市の取り組みでお尋ねいたします。

 岡谷市の人口も5月1日現在で5万4,986人となり、いよいよ5万5,000人を切ってしまいました。人口の減少が気になります。一昨日以来、先番の議員さんからも、このことはそれぞれに指摘されておりまして、市の政策どおりにはなかなか進んでいないのではないかと思っております。それはそれとしまして、最近、私の周りには嫌な事故、事件が多いのでありまして、これらに負けないためには自分自身を豊かにしていかなくてはならないと思っているところであります。

 そのようなときに、ちょうど私の手元に、このような「豊かな心と薫り高い文化をはぐくむ生涯学習都市を目指して、第3次岡谷市生涯学習推進計画書」というものが渡されたのであります。この計画書を渡され、思わず私はわくわくする気持ちになったわけであります。そして、一気にこの内容を見てしまいました。とてもすばらしい内容で、このような計画のもとで計画が推進されましたら、きっとすばらしい岡谷市のまちが構築されるに違いないと、このように思いました。

 そこで、この計画書が実現するにはどのように取り組まれていくのか、まずお尋ねしたいと思います。

 小さな2番、推進本部組織の役割について。

 計画書の中で推進本部の組織が載っておりますが、どんな役割を担って生涯学習を進めようとしているのか、お尋ねします。

 次に、大きな2番、市民総参加まちづくり基本条例についてであります。

 この条例は昨年10月に制定され、市民主役のまちづくりがいよいよスタートしたわけであります。この中で、第4条、市民の役割について質問いたします。

 第4条に、市民はまちづくりの主役であることを自覚し、市政に関心を深めるとともに、積極的にまちづくりに参加するように努めるものとあります。今、市は市民にどのようなところに参加してほしいのか、また参加するのか。中には関心を示さない市民もおりますので、市側の考え方をお聞きします。

 (2)女性の登用で質問いたします。

 この4月、市の審議会を初め、各種団体などが新体制になったと思われますが、女性の登用は適正に進められたのか。行政とかかわりのある審議会など、責任が重くなるほど女性が少ないと言われております。市の現状をどのように把握し、対処しているのか、お伺いします。

 (3)子供会議の開催。

 条例第9条には、子供会議の開催が規定されておりますが、具体的にどのように進んでいるのか、お尋ねいたします。

 まちづくりバンクの開設。

 第4条11条には、まちづくりバンクの開設が規定されているが、具体的にどのように考えておるのか、お尋ねいたします。

 次に、大きい3番、行政評価システムの活用についてお尋ねします。

 (1)社会教育について。

 社会教育は、市民が生涯学習で学んだことを実践し、その一部を社会還元する、このことを繰り返して行えば、市民の方々もよくなるし、その市民を取り巻く環境はよくなるということだと思います。こうした観点で、平成14年度から取り組まれた行政評価システムによる事務事業評価表を見たわけであります。

 ここで、なぜ行政評価システムが導入されたか、もう一度おさらいをしますと、次のように報告されています。

 平成15年3月の岡谷市行政評価システム報告書の中に、四日市大学の稲沢克祐先生を迎えての研修の中で先生が次のようなことを言っておられますので、その部分を読みます。

 「これまでの行政は計画と執行だけであった。汗水流して働いていること、間違わないことが行政のよりどころであった。これからの時代は違う。計画、執行、評価、改善、そして計画と続くサイクルをつくってこそ、預かった税金を最大限、市民のために使ったことになる。評価を始めることが、このサイクルをつくる第一歩だ。21世紀、岡谷市は行政評価表に着手した。まさにこのサイクルをつくり始め、与えられたことを間違いなくする行政管理から、限られた財源を効果的に効率的に使って、市民の生活をどれだけ変えることができるかを重視する行政経営に向けて動き始めたのである」、つまり、預かった税金を1円たりともむだに使わず、効果的に、かつ効率的に使って、市民の皆様方の生活をどれだけ変えることができるかに向かって動き始めたということであります。

 私は、こうした研修を受けた市の職員を信頼できると考えております。しかし、市民の中には、市の職員はうまいこと言って市民をだましているという人がいて、とても残念に思っております。

 前置きはこのくらいにいたしまして、事務事業評価表の中で、私が自分なりに取り組んだことのある社会教育関係の評価表を見て思うことは、職員の方が本当に一生懸命取り組んでいるにもかかわらず、参加者が少なかったり、呼びかけてもそっぽを向かれたり、中には台風で事業が中止になったりした事業もあり、私たちがしてきた苦労が今でも続いているんだなということが見えてきます。今、岡谷市の取り組みで青少年の育成に多くの人たちが取り組んでおり、そのことが実って確実に成果が上がっている姿も見えて心強く、そして心から敬意をあらわすところであります。

 しかし、かつて青少年の育成の一翼を担っていました青少年団体連絡協議会が4団体となったことを知って、青少年団体の活動がもっと活発になるように御支援いただきたいなと思うわけであります。この点、いかがでしょうか。

 次に、(2)接遇研修についてお聞きします。

 市では、6月1日から市民対応の強化月間として、さわやか応対推進事業を実施し、開かれた行政を目指して努力していることを評価しています。しかしながら、なぜか市民の中には、窓口に行って要領を得られず憤慨し、私のところに来て「話を聞いてくれない、聞いても事務的で話が通じない」と言うので、それではと再び窓口へ行ったりするわけでありますが、その方は要領を得られたのか、納得して帰られるのでありますが、その市民が言うには「やっぱり市会議員は頼りになる」、これでは困るんです。市民は人を頼らず、自分で何とか解決したいと思って市役所の窓口を訪れているのでありまして、市民の考えていることや思いを十分に聞くゆとりを持って、1カ所で一定の回答ができるようになる応対ができないのでしょうか。1カ所で要領が得られれば、効率のよい行政サービスと言えるのではないかと思います。

 なぜ1カ所の窓口で市民の意見が全部聞けないのか、職員の接遇研修はどのようにされているのか、お聞きします。

 次に、大きい4番、湖畔若宮土地区画整理事業について。

 (1)住民合意で質問します。

 ことし1月に実施されたアンケート調査で6割の方が区画整理事業に理解を示されたわけですが、7割に満たなかったことで、この事業はできない、市はとりあえず事業を取りやめたと考える人もおりまして、家を改築したり、新しく事業拡大を図る人が出て、新しい課題がふえてしまったような気がします。こうした方々や反対している方々と話してみますと、湖畔若宮地区が発展することは、そのことは願っているが、そのことは賛同するがと言いながら、今、もっと先にすることがあるのではないか。例えば、大学の問題、ララオカヤの問題、イルフプラザの問題、それらを先に片づけてから、それからだと言います。

 また別の人は、道もなく家を建てたり、子供の新宅を出したいと言ったり、土地を売りたい、早くしてほしいとか、今の減歩ではだめだとか、時価にして1億円なんて負担は到底受け入れられないとかと言っております。もっとひどい人は、何ともいえない市長を侮辱したような言い方をする人もいます。それだけ、みんな困惑をしています。

 アンケート結果では、市は時間をかけて取り組むという方針を出したわけですが、地元住民の受け入れ方はさまざまであり、溝があるような気がします。この溝を埋めることができるでしょうか、お考えをお伺いしたいと思います。

 (2)都市計画道路及び市道の整備で質問します。

 湖畔若宮土地区画整理事業の区域内には、車社会の中で危険な箇所が多くあります。交通量がふえたことで、先番議員さんの質問の中にありましたように、人が死ななかったら改善されないのかと同じように思うのであります。安全を図るには、信号をつけたり、安全旗を置いたり、安全教室をして自己防衛の意識を高めたり、こうした対策は考えられますが、この区域内にはそのような対策がされても安全を確保できるとは思えません。もう限界が来ていると思います。一番の安全を図るには道路の拡幅以外にはないと思います。歩道のついた安全を確保できる幅のある道路だと思います。人の命にはかえられません。

 これには、区画整理の中で市費持ち出し分と同じくらいのお金がかかると聞いております。今すぐ田中線、東町線を整備して市民の命を守ってほしいと願うなら、このお金をぜひ使ってでも整備をしていただきたい、そのように思います。

 また、セブンイレブン横の護美沢沿いの道路は、通る車が多いので大規模改修が必要となっております。毎年行われている箇所づけに、小井川区では最優先にして陳情しているところでありますので、早く箇所づけをして工事をしていただきたいのですが、お聞き届けいただけないでしょうか。

 以上、壇上での質問を終わりにいたします。



○議長(上野安規光議員) 花岡健一郎議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 教育長。

     〔教育長 北澤和男君 登壇〕



◎教育長(北澤和男君) おはようございます。

 大きな1番の生涯学習について、2点の御質問をいただきました。

 1点目の御質問の第3次岡谷市生涯学習推進計画実現への取り組みについて申し上げます。

 本年度からスタートいたしました第3次岡谷市生涯学習推進計画は、平成21年度までの5カ年計画となっているものでございます。そして、この生涯学習社会の構築のために3つの新たな基本理念を掲げておりまして、この理念は、市民1人1人が生活のすべてにわたりまして他者とかかわる中で、互いのよさを認め、生かし合い、ともに学び、活動し合うことを通して、互いに生きる力をはぐくみ、人としてのよりよい生き方、価値ある人生を築いていこうというものであります。そのために6項目の重点プロジェクトを設定し、そしてその計画の具体に当たっては基本目標を定めまして、さまざまな施策の取り組みをスタートさせたところでございます。

 基本目標としましては、学校、家庭、地域のあらゆる学習機能の活性化を図り、多様な学習活動の機会の提供と学習支援を行うとともに、市民が学習するための体制整備を充実してまいりたいと考えております。

 今後、市民総参加の生涯学習によるまちづくりを推進するためには、市民と行政とが協働し、一体となった取り組みが必要であると考えております。そのためには、市民1人1人が郷土岡谷市を知り、岡谷市の未来について学習する中で、ともに学び合い、ともに支え合いながら生きていくことが重要でありますし、地域の特性を生かした多彩な学習と交流のネットワークをさらに広げ、生涯学習社会の構築を目指してまいりたいと考えております。

 2点目は、岡谷市生涯学習推進本部の役割について御質問をいただきました。

 岡谷市生涯学習推進本部は、生涯学習施策を総合的に推進するため庁内に設置し、生涯学習の計画策定と総合調整を行っております。そして、この推進本部は、教育委員会と市長部局、あるいは庁内関係部局の連携強化を図るとともに、横断的な協力体制を確立し、生涯学習にかかわる施策を進めるために必要な組織となっております。

 平成16年度は、第3次岡谷市生涯学習推進計画を作成するに当たり、専門部会を2回、幹事会を1回、委員会を1回開催し、計画の内容について協議を重ねてまいりました。そのほか、生涯学習に関する施策により広く市民の意見を反映するために生涯学習推進懇話会を設置し、現在、生涯学習活動に深くかかわっている18名の方々を委員として委嘱し、3回の会議の中で活発な意見交換をいただいてまいりました。

 今後は、この推進本部の活動をより充実するとともに、新たに市民により自主的に構成された生涯学習について協議する推進組織の設置が必要と考えておりまして、その組織とこの推進本部との連携を図りながら、市民総参加による生涯学習の推進に努めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。

     〔企画部長 矢島政樹君 登壇〕



◎企画部長(矢島政樹君) 2番目の市民総参加のまちづくり基本条例についてのうち、(1)と(3)、(4)について御答弁を申し上げます。

 (1)の市民の役割についてお答えを申し上げます。

 市民総参加のまちづくりは、市民の皆様が環境美化活動や地域における福祉活動などに自主的、自発的に参加していただいたり、また民生児童委員や保護司、消防団、PTA、体育指導委員、生涯学習における講師など、さまざまな分野において役職等を快く引き受け、奉仕の精神でその職責を果たすこと、さらに市が施策の立案や実施に対して市民の皆様の御意見、御提言を反映させるように、例えば市民懇話会を設置したり、パブリックコメントや市民アンケート調査を行ったりする場合に、市民の皆様お1人お1人がそれらに参加して御自分の御意見や考え方を出していただき、市と協働してまちづくりに取り組んでいくことであります。

 既に、市民の皆様の主体的な取り組みにより組織された地域サポートセンターによる地域福祉の推進や、交通安全協会、防犯協会、消防団等と連携した安全・安心のまちづくり、ふれあいタイムにおける子供たちの見守り活動などの地域子育ての推進等、市民総参加のまちづくりは各分野で着実に進展してきており、市民の皆様には大きな役割を担ってきていただいております。その一方で、市政に関心をお持ちいただけず、まちづくりに参加いただけない方々がおいでになることも事実でございます。

 市といたしましては、このような皆様方にも市政に関心を持っていただくことをきっかけとして、条例を定めた市民の役割を少しでも御認識いただき、自主的、自発的にまちづくりの活動に御参加いただけるよう、情報提供など広報活動や啓発活動を積極的に行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、(3)の子供会議の開催についてでございますが、子供会議につきましては、子供たちもまちづくりを担う一員であり、意見を述べる場が必要であるとの考え方から開催するものであります。将来のまちづくりを担う子供たちが、自分の意見を持ち、自分たちの住む町について話し合ったり、将来の夢を述べ合ったりすることは、まちづくりに関心を深め、積極的にまちづくりにかかわっていく上で極めて重要であると考えております。

 本年度につきましては、開催に向けた前段の事業として、教育委員会の御協力をいただき、「未来の岡谷、ぼくの夢、わたしの夢」をテーマにした作文コンクールを小学4年から6年生の部及び中学生の部の2部門で実施し、その入選者と市長との懇談会を子供会議として位置づけ、開催する計画で準備を進めておるところであります。

 (4)のまちづくりバンクの開設につきましてでございますが、まちづくりバンクにつきましては、市民の皆様がまちづくりのために提供できる労力や技能、アイデアなどを登録いただき、それを必要とする市民の皆様に活用していただこうというものであります。

 現在、市においては、生涯学習の分野で市民講師や学びのおかやサポート事業があり、多くの市民の皆様が登録し、活用されております。また、福祉等のボランティア活動につきましては、市社会福祉協議会のボランティアセンターが団体、個人を把握し、必要とされる方々に紹介するなど、既に幾つかの分野でまちづくりバンクは機能しております。このように、まちづくりバンクにつきましては、市民の皆様がお持ちのいわば市民力をまちづくりのために活用していこうというものであり、市民の皆様と市との協働によるまちづくりを推進していく上でその役割はますます重要となり、必要性も増してくるものと考えております。

 今後は、ほかの分野においても、まちづくりバンクの機能を果たす取り組みが広がりますよう促進するとともに、既存の取り組みを含めたまちづくりバンクの開設に向けて検討を深めてまいりたいと考えておるところでございます。



○議長(上野安規光議員) 教育部長。

     〔教育部長 宮坂英幸君 登壇〕



◎教育部長(宮坂英幸君) 大きな2番の市民総参加のまちづくり基本条例について、(2)の女性の登用のところで、市の審議会や各種団体等の女性の登用について御質問をいただきましたので、お答えいたします。

 地方自治法等に基づく審議会や協議会は、6月1日現在、27の審議会等が構成されております。委員数359名のうち、女性委員は84名で、女性の占める割合は23.4%となっており、昨年12月時点での23.0%から0.4ポイント上昇している現状でございます。心豊かで暮らしやすい社会を築いていくためには、女性のやる気や能力を今後のまちづくりに反映することが大切と考えております。

 市では、審議会等の設置及び運営に関する指針に基づき、女性の積極的な委員登用を行い、1つの審議会等の女性委員の割合がおおむね3割以上となるよう努めているところであります。教育委員会といたしましても、女性委員登用を推進するため、委員の選任に当たっては必要な情報提供を行っているところでございます。女性自身も社会のあらゆる分野でその責任を自覚し、自主的、主体的に参画していく意識づくりも大切なことととらえ、女性の参画意識の啓発や能力開発のための情報提供等を行っているところであります。

 また、昨年4月には、男女共同参画をより主体的、積極的に推進するため、岡谷市男女共同参画条例を施行し、男女共同参画に対する岡谷市の基本姿勢を明らかにいたしました。この条例に掲げる男女の人権の尊重や政策方針決定の場への共同参画などの基本理念に基づき、男女共同参画のさらなる推進のため、昨年度1年間をかけまして、市民の皆様の積極的な参画をいただきながら、今後の岡谷市における男女共同参画社会に向けての指針となるべく、男女共同参画おかやプラン?を策定いたしました。

 本年は計画推進の初年度といたしまして、市民、事業者、教育関係者と行政の協働のもと、1人1人が尊重され、さまざまな分野に参画し、個性と能力を十分発揮できる男女共同参画社会を目指し、一層の取り組みを進めてまいります。

 次に、大きな3の行政評価システムの活用についての(1)の社会教育のところで、青少年育成団体の活動支援についてお答えをさせていただきます。

 青少年育成団体の支援につきましては、青少年団体連絡協議会、地域子育てミニ集会推進責任者、子ども会育成会、高校生親の会などの皆様がボランティアで活動支援をしていただいており、市との共催事業の開催なども行っているところであります。

 青少年育成団体同士の連携を図ることにより、幅広く青少年の育成ができ、団体への支援にもなると考え、12団体によるおかや子育て支援センター協議会を年3回開催して、青少年育成についての御意見をいただいております。

 さらに、今年度は、青少年団体連絡協議会に加盟している諏訪圏青年会議所の皆さんが、7月末から鳥居平やまびこ公園において、子供の外遊びを目的に冒険遊び場体験事業を計画されております。このような事業には団体が活動しやすいことから、要望に沿うよう支援していきたいと考えております。

 このような活動は、開催時期や内容により参加人数が少ない事業もございますが、参加人数だけで評価するのでなく、活動、事業内の質を高め、参加者にとっての満足度、充実感が高まるような工夫を図っていきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 大きく3番目の行政評価システムの活用についての(2)の接遇研修についてお答えをさせていただきます。

 窓口応対を初め、きちんとした市民応対は、市民サービスの一番の基本であると認識しております。そのため、職員の接遇能力アップを図り、より満足度の高い市民応対を実現するため、接遇マニュアルを使った各職場での職場研修の徹底実施や、新入職員に対する接遇研修などを行っております。

 御質問のような複雑多岐にわたる行政問題について、何でもお答えできる総合的な窓口の設置につきましては困難でありますが、ある程度目的ごとに、例えば行政施策全般にかかわることにつきましては企画課に、道路行政全般についてなら土木公園課にというようにお尋ねいただければ、お客様の目的に応じた応対をさせていただけるのではないかというふうに思っております。どの部課等へ行ったらいいかわからない場合や、複数の部課等にわたるお話がある場合につきましては、ぜひ総合案内のインフォメーションを御利用いただきたいというふうに思います。

 また、応対の際は親切、丁寧、正確、迅速な応対を基本に、お客様のお話をできるだけ聞くようにいたしておりますが、例えば市民課や税務課等の窓口は、証明書の請求などの用件に対し、スピーディーかつ的確にお答えすることが第一の任務と考えており、窓口応対する中で他の部課等の所管事項が出てきた場合には、速やかに該当部課等に連絡し、お客様を御案内するか担当者を呼ぶようにしてあり、むしろそのような対応の方がより的確な応対が可能となると考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 現在、市では、全庁的な取り組みとして、お客様に笑顔と真心で接し、出先施設を含む市役所全体のイメージを向上させるとともに、明るく元気な職場環境づくりを行うことを目的に、さわやか応対推進運動を展開しております。今月6月は窓口応対アンケート実施期間となっており、来庁された市民の皆さんからアンケートにより職員の応対についての評価をいただきたいというふうに思っております。

 今後も継続してこうした取り組みなどを行い、市民応対の一層の向上に努めてまいりたいと考えておるところであります。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 大きな4番目、湖畔若宮土地区画整理事業についての(1)番、住民合意についてお答えをいたします。

 湖畔若宮土地区画整理事業は第3次総合計画にも位置づけられ、岡谷市のまちづくりにとって重要な事業として取り組んでまいりました。そのためにも、市といたしましては、地元の皆さんとも話し合いながら事業に御理解を得る努力をしてまいりました。

 市の方針につきましては、権利者の皆さんに昨年12月のアンケート実施前の説明会で説明し、アンケート実施後におきましても直接的、間接的にお知らせをしてまいりました。また、現在、行っております戸別訪問の際にも説明をしております。引き続き事業推進に向けての市の方針を御理解いただくとともに、70%以上の合意が得られますよう十分時間をかけても努めてまいりたいと考えております。

 また、とりあえず取りやめと理解している地元関係者には、誤解を解くよう努めております。



○議長(上野安規光議員) 建設部長。

     〔建設部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設部長(百瀬文夫君) 大きい4番目の湖畔若宮土地区画整理事業についての(2)の都市計画道路及び市道の整備についてお答えをいたします。

 車社会で安全なように、地域内の道路の拡幅改良はどのように考えているかとの御質問でございますけれども、区画整理事業によって面的な道路整備を考えており、線的な路線ごとの個々の整備は考えておりません。しかしながら、区画整理事業につきましては、権利者アンケートの結果、事業化のめどとしていた70%の賛成を得ることができず、直ちに事業化に進むことは難しい状況であります。

 市としましても、まちづくりの重要性、区画整理事業の必要性を説明しながら、事業化に向けより多くの御理解が得られるよう精いっぱい努力してまいりたいと考えております。

 なお、危険箇所が見受けられるので箇所づけをしてほしいという点につきましては、生活道路として市民の安全確保のため、関係部の皆さんと現地調査の上、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 花岡健一郎議員、2回目の質問を許します。



◆2番(花岡健一郎議員) 2番 花岡健一郎です。

 生涯学習について市の取り組み方、教育長さんからお話しいただいて、本当に大事だなという部分が少しはわかっていただいたのではないかと思います。

 平成21年まで5カ年計画でされる3つの理念がある。いろいろな方とかかわって、お互いに支え合って生きる力でまちづくりを、そうした気持ちを込めてまちづくりをしていく。それが自分たちの人生も豊かにするというようなお話。それには6つの基本目標があって、地域や学校や家庭、そういったものを大事にしながら、いろいろな経験を通してお互いに協力する力をつけていく、そういうことが基本であって、市民は1人1人が未来に向かっていろいろなことを学びながら、そういうことを生涯学習としてまちづくりに臨んでいく、そういうことが大事だということもわかりました。そういったことを広く市民に知らせるために、推進懇話会が深くかかわっていること、18名の方がそういう中で一生懸命考えていただいていること、そういうことがわかりました。私たちも自主的に、積極的に、この生涯学習に取り組み、市民総参加でまちづくりをしていかなくてはならないのではないかなというふうに改めて思ったわけです。

 しかし、なぜかそういったことがなかなか伝わりにくいではないか。ここにいる議場の皆さんも、この生涯学習を聞いてわくわくしたでしょうか。このわくわくしたという、この言葉、これに私は感じたわけなんです。生きる力を与えられたわけです。とても感謝しております。たしか、このわくわくするについては、2番目の市民総参加のまちづくり基本条例を策定するとき、市民15人の方の作業の中で最終段階になりまして、わくわくする気持ちを市民総参加のまちづくり基本条例の中に込められたと聞いております。

 しかし、今、教育長さんのお答え、そのところ少しわかったような気がするけれども、なかなかわからない。これが縦割り行政の欠点だと思います。計画ができても、それが形としてあり、形ができたことで、かえってあれもだめ、これもだめ、だめ、だめ、だめとなったのではならないのです。そうしたことになったのでは、遊び心もゆとりも、いわゆる生涯学習の最も大切なものが生まれてきません。計画はみんなの気持ちの底辺であり、形として形を守り、利用してこそ、そこに活力が生まれてくるものではないでしょうか。私はそう考えております。

 次に、推進本部組織の役割、やはり連携してやっていかなくてはいけないということで、生涯学習の計画と市長さんが言っている市民総参加でまちづくりをし、第3次総合計画を立てられておりますので、ここの整合性をとって、ぜひいい町になるように御努力いただきたい、そのように思います。

 2、市民総参加のまちづくり基本条例について。

 (1)市民の役割、このことについてはわかりました。

 次、(2)女性の登用であります。

 地方自治によりまして男女参画条例というものができてき、女性の方も次第にそういうことで参加しやすくなって、徐々に女性の方がいろいろな場面に活躍するようなことになってきたこと、これは非常にうれしいことであります。岡谷市も3割以上の方がいろいろなところに参加するようになったということで、本当にいいふうになってきたと、そのように思っております。

 そういう中で、6月1日の市報、これがそういった方々が企画されたということで興味深く見させていただいたわけですが、ジェンダーチェックをしてみて、改めて男女が協力して何事にも当たらなくてはならないということがわかりました。

 次の(3)子供会議の開催でありますけれども、いろいろな夢が次につながるというようなことで、それぞれの皆さんが御協力していろいろ活躍されている。そういう中で、ことし、子供会議というものに、何か先ほどの御答弁の中に、未来の岡谷市について作文をとって、それが作文が寄せられるということでありまして、その中に岡谷市の未来というものがいろいろ入ってくると思います。特に、小さいお子さんなど、幼稚園の方とか子供さんとか、4年生ぐらいになりますと本当に夢のあるようなお話が聞けるわけでありますけれども、市長さんにおかれましても、この未来の岡谷市に寄せられた作文で、もし何か生徒さんと会議されるようなときには、いろいろな制約があると思いますが、その制約をとってでかい夢を語っていただき、ぜひ生徒さんに夢を与えていただきたい、そのように要望しておきたいと思います。

 (4)まちづくりバンクの開設についてでありますけれども、市民の皆さんの労力、アイデアを活用して市民の活力を使うもとになるということであります。開設方法を検討中のことということがわかりました。今は、有能な市民が集まってコミュニティビジネスを始めて成功している事例も多く聞かれます。

 一例ではありますが、NPOというふうな団体のことですが、NPO法人で地域社会サービスを提供する介護保険と家事サービス、環境運動の廃食油、石油、宅配便、地域レストランなど、広い業種にわたっていろいろなことをやっているというふうなことを聞いております。NPO法人が岡谷市は非常に少ないと思いますので、ぜひこんなところを研究し、もしそういうふうな動きがありましたら御支援いただきたいなと、そのように思います。

 行政評価システムの活用についてでありますけれども、社会教育の関係でそれぞれの団体の皆さんが活躍しているということで、本当に私もそういった経験あるものですから、うれしく思うわけで、先ほども申し上げましたけれども、こういった方たち、本当に御尽力いただいて感謝しているわけであります。

 その中で、私も、さっきわくわくする気持ちがどこで培われたといいますと、JCの関係の団体で、JCでそういった気持ちを受けたわけですけれども、今回、やまびこ公園でそれらのことをもとにして子供さんたちの遊びの場を与えるというふうなお話がありましたので、そのことについてもうちょっと詳しくお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 接遇研修でありますけれども、市の機構上、1カ所では無理のようですが、憤慨した市民に、だれと話をしてきたんだと言って聞いても、ほとんど名前を覚えていないわけでありまして、名札をつけているからよく見ておいでと言っても、なかなかそういうふうなことで名前がわからないわけです。それで、仕方なく市役所を訪れるわけでありますけれども、うちにいても、だれと話ししてきたかということがわかれば対応しやすいんで、ぜひ窓口の職員に対しては名刺を持たせてもらいたい。ぜひ、お願いしたいと思います。そして、名刺にイルフ童画館に置いてあります武井武雄先生の台紙などを使えば宣伝にもなると思いますので、ぜひ窓口の職員に名刺を持たせてもらいたい。これはぜひ強く要望しておきたいと、そのように思っております。

 次、4番、湖畔若宮土地区画整理事業についてでありますけれども、壇上で申し上げたように、地元の方々は非常に困惑して、ひどいことを言いながらも、若宮をよくしたい、そのように思っております。市長さんの今のお答えはいつもの形であり、仕方ないとは思いますけれども、だけれども今からでも遅くないので、彼らに区画整理の事業の仕方の合理性というのをぜひ理解していただけるように、もっともっと市長みずからが説明しないとだめだと思います。ぜひ、こうした方々と話し合っていただき、事業推進が図られるよう切にお願いするわけでありますけれども、お聞き届けいただけないでしょうか。

 そのようなことをちょっと質問して、2回目を終わりにいたします。



○議長(上野安規光議員) 花岡健一郎議員の再質問に対する答弁を求めます。

 教育部長。



◎教育部長(宮坂英幸君) 大きな3番の(1)の社会教育のところで、冒険遊び場体験事業について質問いただきましたので、お答えさせていただきます。

 諏訪圏青年会議所につきましては、岡谷市青少年団体連絡協議会に加盟をしていただいておるところでありまして、毎年、奉仕活動でありますとか、8月に行っている子供の体験事業、なつやすみわんぱく村など、青少年育成に御協力をいただいているところでございます。

 今回、諏訪圏青年会議所から市と教育委員会にお話がありまして、7月30日から8月12日まで、やまびこ公園のいこいの広場を使用して、子供たちがやりたいことを思いっ切りできる遊びの空間を親子で体験する目的で、冒険遊び体験事業として実施されるとお聞きしております。この内容につきましては、水遊びや土いじり、それから火など、外遊びの基本になるものを使用して遊ぶ計画をしたいとお聞きしておるところでございます。

 また、7月12日の日には、カノラホール、小ホールにおきまして、子供の遊びについての講演会が計画されるとお聞きしております。

 市並びに教育委員会においても、この事業を共催後援として支援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 未来の岡谷市を子供たちと夢を語れということでございます。

 確かに、子供たちと夢を語る機会が、そう言われてみると余りなかったということで、これからそのような機会を教育長先生とも相談をしながらつくっていきたいと、かように考えております。

 また、湖畔若宮土地区画整理事業に関して、市長みずから出向いて説明をしろと、そうしないと進まないというお話でございますが、今まで私、権利者あるいは反対されている方のお宅にお邪魔をして長時間にわたってお話をさせていただきました。しかし、ぴくりとも動かないというのが現状であります。

 市長が出向いて話をすれば、この事業が推進をしていくという状況にない事業であるということを認識しつつ、必要に応じて私が足しげく通う覚悟はありますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 花岡健一郎議員、3回目の質問を許します。



◆2番(花岡健一郎議員) 2番 花岡健一郎です。

 子供の遊びということは非常に大事なことでありまして、今、部長さんからのお話で、青少年団体の中にあるJCがまた活躍して、そういう子供さんたちを集めて、楽しい思い出をつくるためにそういう場を与える、今の子供さんたちの居場所を与える、こういうことで非常に私もいい事業だなと思っております。かつて私も若いころ、梨平で子供キャンプ村をしまして、その中で子供たちと遊び、その中で生きる力、先ほど言ったわくわくする気持ち、こういったものをそういうところで味わったわけであります。

 生涯学習、これは自分のものであって、非常に大切なものだと思っております。いろいろなことに、わからないこととか、そういうこともこの生涯学習の中で学んでいただき、また古いから固定観念というか、特にお年寄りの方たちに多いわけですけれども、自分の気持ちというものが基本にあって、体験というのは非常に大事だというふうには思いますけれども、今、新しく時代は変わっておりますものですから、今の新しい仕組みとか、考え方とか、こういうことをぜひ柔軟に勉強していただいて、今のこの新しいまちづくりにそういった古いいろいろな経験というのも生かしながら、また新しいものを取り込んで新しいまちづくりに臨んでいただきたい。そのように、生涯学習の中、そのようなことがされれば、非常に新しい活力のあるまちが生まれてくる、そのように思いますので、生涯学習の必要性をぜひ皆さんに知っていただきたいなと思うわけです。ありがとうございました。

 それから、区画整理についてでありますけれども、この区画整理というのは、最初20haで計画されたんです。そして、市長さん、この区画整理というものは非常に熱心に進めなくてはいけないということで、半分にすればこの区画整理が早期に実現できるではないかということで、そのように努力されて、今現在あるわけなんです。(「リーン」予鈴)

 ですけれども、そういった中で、今、市長さんのおっしゃるように、なかなか昔の経験というものは生きておりまして、そういったことを守っていく、そういう人が非常に今、今のこの区画整理というものにどうもおかしいのではないかというふうな感じを持っていらっしゃって、ぴくともしないというふうな形になっておるわけでありますけれども、そういう方にも最近いろいろお話聞いてみますと、何かきっかけがあるような気がしますので、そういうところを部の方の責任者の方々ともお話しいただいて、何かそういうきっかけがつかめたら、ぜひ積極的にまた出ていただきたい、そのように思うわけです。

 時間をかけて取り組むということでありますけれども、改めて早期実現可能に熱意はあるか、その点をお聞きしておきたい。

 以上で私の一般質問を終わりにいたします。



○議長(上野安規光議員) 答弁を求めます。

 市長。



◎市長(林新一郎君) 区画整理事業に熱意があるかという御質問でございますが、私はこの区画整理事業、岡谷市の将来を展望したとき、またJRとの関連を考えたときに、やり遂げていかなければいけない事業であるという認識を持っております。

 しかし、個人の財産に深く行政がかかわることでありまして、積極的に強引に進めるということは、地域の住民同士の連帯感、あるいは和といったものにひびをなす、あるいは行政に対する大きな不審を抱かさせてしまうというようなことに発展しかねない大変重要な問題であるというふうにとらえておりまして、終始一貫、慎重に、しかし懸命の対応、努力を今日までしてきておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 花岡健一郎議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前10時27分



△再開 午前10時40分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△笠原征三郎議員



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員の質問を許します。

     〔20番 笠原征三郎議員 登壇〕(拍手)



◆20番(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 昔のアラビア地方だと思いますが、「犬がほえてもキャラバンは進む」ということわざがあります。昨日の横内 正議員の一般質問には、怒りと哀れさを持って聞かさせていただきました。あの記事の岡谷民報が出てから、およそ1カ月になります。その間、何度となく横内 正議員にもT議員にも会っていますが、正式に抗議を受けたことなどは一度もありませんでした。

 記事については、私の名前を明らかにしてあります。もし、あの記事に間違いがあるとお思いでしたら、それをただしたいなら、いつでも話し合いを持つ機会は十分にあったはずです。それが突然、議会の本会議で口頭の議員団への口汚い中傷。先輩議員が長年にわたって営々と築いてきた岡谷市議会の歴史に、大きな汚点を残してしまった。あんな発言が議会の中で許されることに心底からの激しい怒りを覚えます。

 また、不思議な気持ちでありますが、議会という場所であのような見識のない発言をする議員に対し、一種の哀れみを感じました。

 犬がほえてもキャラバンは進む、これからも日本共産党岡谷市会議員団、市民の皆さんの負託にこたえ、市民の皆さんとともに進むことをここに表明するものであります。

 それでは、通告順に従って質問をさせていただきますが、一昨日からの一般質問の答弁などを踏まえて質問を進めていきますので、よろしくお願いします。

 まず最初に、工場流出と大学誘致について、数点にわたりお尋ねします。

 今議会の一般質問において、何人もの議員から企業流出の言葉が出ているよう、ここ数年、岡谷市から幾つもの企業、工場が他市町村に移っていく現象が続いています。トーハツやセイコーエプソン関連の工場だけでなく、ほかにも幾つかの企業、工場が岡谷市を出ていくことが新聞などで報道されています。そこには、規模は小さいかもしれませんが、全国的に見ても優良企業と思われるようなところが含まれています。せっかくこの岡谷市で育った企業が岡谷市を出ていってしまう。しかも、工場を拡張する必要から出ていかざるを得ないということは大変寂しい思いですし、残念な思いでもあります。

 そこで、(1)今後も含めた最近の岡谷市からの工場移転の状況をお聞きし、また(2)その主たる原因と岡谷市としての対策についてあわせてお尋ねします。

 次には、(3)大学誘致問題との関係でお聞きします。

 岡谷市からの企業、工場流出について考える場合、この大学誘致の問題と重ねて考えることが必要だと思います。なぜならば、最近、とみに企業誘致の候補地として湯殿山が上がってきている。しかも、この場合、幅広く考えるならば、企業誘致としてだけでなく、企業、工場の流出を食いとめる場所としても湯殿山は当てはまると思うからであります。

 市長は、湯殿山の活用として大学誘致のための候補地と位置づけながらも、岡谷市にとって有益な企業などの進出希望があれば、これにこだわらないとも議会の答弁の中で言ってきています。一昨日、経済部長も同じ趣旨の答弁を行っています。しかし、市長がはっきりと大学誘致は断念する旨の決定を下さない限り、だれも湯殿山をほかにどう活用していこうなどとの考えを持つことはできないのではないでしょうか。市長のこの姿勢が、すなわち大学誘致にあくまでもこだわることが企業、工場の流出につながっているばかりでなく、岡谷市が何年にもわたり湯殿山を現状のまま放置してきたことが市民に多大な不利益、言いかえれば多大な損失をもたらしてきたことは疑う余地のないところだと私は思っております。

 市長はこの多大な損失という意味をどう受けとめられるのか、まずお答え願いたいと思います。

 また、大学誘致については8月には結論を出すと市長は言っていますが、延ばし延ばししてきて、そのあげく、かなり厳しい感触を持っているというならば、8月を待つまでもなく、一日も早く大学の誘致は断念する、このことが岡谷市にとって有益なことと思いますが、市長はどのようにお考えなのか、御所見をお伺いします。

 次に、介護保険の見直しについて質問をいたします。

 国会では、この介護保険の見直し法案が5月10日に衆議院本会議で可決され、昨日は参議院の厚生労働委員会で強行可決されています。見直しと聞けば介護保険制度がよくなるような錯覚に陥ってしまいますが、これがとんでもない大改悪法案であるということは、前回、前々回の一般質問で明らかにしているところであります。

 前回は大きくくくってということで、軽度の要介護者へのサービスの制限や切り捨て、施設入所者の居住費や食費の全額負担、保険料の大幅な引き上げの3点を問題点として挙げてみましたが、今回もこれらの点を中心にお聞きしたいと思います。

 まず、保険料の大幅な負担増の把握と対策について。

 5月の臨時議会での岡谷市市税条例の一部を改正する条例によって、年齢65歳以上の方も個人市民税が非課税から課税されるようになってしまい、そのときの本会議で私は、このことが介護保険の保険料にどう連動していくのか質問をしました。今議会で改めてこの負担増をどのように把握され、どう対応、対策を図っていくのかお聞きする予定でいましたが、昨日、部長は「税制改正による影響などに関しては把握していない」と答弁しております。

 そこでお聞きしますが、負担増などの影響をなぜ把握しようとしないのでしょうか。また、今後とも把握するお考えはないのでしょうか。

 高齢者の皆さんにとっては、年金の額は減らされるのに、国保税を含む税金の負担増、その上、介護保険の保険料の大幅な引き上げ、これでは日々の暮らしを成り立たせていくことが非常に困難になってきています。このようなときに影響などを把握していないなどということは、およそ考えられないことです。2つについてのお答えをお願いします。

 次に、今年度予算に約450万円ほど盛られていますが、パワーリハビリモデル事業についてお尋ねします。

 これは、みなし法案の予防重視型事業の先取りとして私は注目をしております。この平成17年度に入って現状はどのように行われているのか、お聞かせ願いたいと思います。

 ほかの施策への影響ということで、特に乳幼児医療費とのかかわりでお尋ねします。

 3月議会で保健福祉部長は、「食事負担分を全額市負担としている乳幼児医療費については、介護保険制度との整合という部分で見直しが必要となってくる」との答弁を行っています。それこそ、今回の介護保険の改悪がほかの施策に大きな影響を与えていることを証明していると思いますが、乳幼児医療費に対し具体的にどんな影響が生じてくるのか、お答えをお願いします。

 最後に、大きな3番として、湖畔若宮土地区画整理事業について質問をさせていただきます。

 まず最初に、1月に行ったアンケート調査の結果を踏まえ、現状、どんな取り組みを行っているのかお聞きする予定でしたが、先ほど一定の答弁がありました。

 そこで、戸別訪問をしているとの答弁でしたが、この戸別訪問、どのような方のところへ何を話しに行っているのか教えていただきたいと思います。

 また、今後の進め方、見通しなどをお聞きしたいと思います。

 次に、今言いましたアンケートについて、その結果のとらえ方を市長にお尋ねします。

 3月議会で市長は「60%を超える方に賛成していただいたので、引き続き粘り強く対応していきたい」との答弁をしております。そうしますと、あのアンケートは反対者への説得のため、もっとはっきり言うならば、反対者を明らかにして、その切り崩しのために行ったものとしか考えられません。

 市長は、この事業を進めるに当たってのボーダーラインとして、70%を超える賛成者が必要だと述べてきたことは自明のことであります。70%になるまで十分時間をかけるとのことですが、今一番必要なことは、市長自身が語ってきたことを守り、この事業を白紙に戻すことであると私は思いますが、市長はどうお考えでしょうか、お答えをお願いしたいと思います。

 以上で第1回目の質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな1番の工場流出と大学誘致についての中で、まず1つ目の岡谷市から他市町村への工場移転についてでありますが、現在、市として把握しております範囲では、開発設計会社を含め1社が市外へ全面移転、もう1社が一部製造部門を残し市外へ移転されることを表明されております。

 次に、2つ目のその主な原因と対策についてでありますが、移転した1社につきましては、当該企業の工場用地が手狭となり、市内では適地が見つけられなかったこと、もう1社については、賃貸物件であった岡谷市の工場を廃止し、社長の住所地、出身地に用地を確保し移転したものであります。

 これまでの転出の主な要因としましては、取り扱い製品の大型化や、一貫生産システムなどによる大規模な工場用地の必要性といった物理的要因、また工場の一体化、固定費の削減などの企業経営面からの要因、特にベンチャー企業におきましては、経営者の出身地への移転などの要因が考えられます。

 また、その対策としましては、今後も事前の情報収集に努め、用地の情報提供とその確保により市外への移転防止を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 大きな1番の(3)番、工場流出と大学誘致との関係でございますが、芝浦工業大学新学部誘致につきましては、ことし2月、藤田理事長より、現状と今後の考え方について御報告をいただく中、2月16日の議会全員協議会において、大学からの説明内容と市の方針について御報告をさせていただいております。

 大学からは、3月に決まる新学長と相談する中、ことし8月までに大学として岡谷市新学部設置に関する結論を出すこと、産学連携は新学部設置問題とは切り離し、今後も継続していきたいとの報告をいただいたところでございます。4月以降、新学長さんを含め大学側と協議を続けてまいりましたが、大学社会全体を取り巻く環境はもちろんのこと、芝浦工業大学の置かれている現状、課題など、2月の時点から進展は見られず、近い将来における新学部設置は大変厳しい状況に変わりないと感じております。

 大学からは、引き続き8月までには大学としての結論を出したいとの申し出をいただいておりまして、2月にも申し上げましたとおり、設置をお願いしている側として申し出に沿い、8月まで待ちたいと考えております。

 湯殿山につきましては、現在のところ、芝浦工業大学新学部誘致の候補地として位置づけられてはおりますが、例えばトーハツの撤退時にはぜひ湯殿山へというお願いをしてきております。しかし、直線の生産ラインがあの土地では狭過ぎてとれないというようなこと等がございまして、駒ケ根市に撤退をしてしまったという経緯がございます。

 なお、当市にとりまして有益な企業等の進出希望があれば、積極的に湯殿山を検討していただくようにお願いをしてまいります。

 大きな3番目の湖畔若宮土地区画整理事業のアンケート結果のとらえ方についてお答えをいたします。

 アンケートの回収率が92%に達したことで、権利者の方の本心から生まれた地域としての判断だというふうに思っております。結果が70%に達しなかったことは非常に残念でありますが、60%を超える権利者の方の賛成が得られたことは事実でありまして、多くの方が事業に期待をしているものだと、このアンケート結果を見て強く感じました。

 また、この事業は将来のまちづくりを考えますと重要な事業であるとの認識は変わっておりません。今後も引き続き粘り強く対応をしてまいりたいと考えております。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。

     〔保健福祉部長 中嶋政春君 登壇〕



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 大きな2番目の介護保険の見直しについて、(1)から(3)まで御答弁を申し上げます。

 (1)の保険料の大幅な負担増の把握と対策について御質問をいただきました。

 介護保険料につきましては、諏訪広域連合が策定する介護保険事業計画策定の中で検討がされますが、現在、平成18年度を初年度とする第3期介護保険事業計画の策定に向け、諏訪広域連合介護保険事業計画策定委員会が発足し、今後、サービス需要や施設整備の予定など精査しながら作業が進められるものであります。認定者数の増加や基盤整備の進展による保険給付の伸びも予想され、それに伴い保険料も増加するものと考えております。

 税制改正による影響等に関しましては、現在のところ把握しておりませんが、今後、介護保険事業計画の策定の中でも検討がされるものと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、(2)番目の予防重視型事業先取りの現状ということで、本年度予定している事業の状況についての御質問でございますが、パワーリハビリの手法を取り入れた筋力向上トレーニングモデル事業は、1つの目的として、介護保険の制度改正に備えて軽度の要介護者の自立支援の方法を検証するとともに、認定を受けていないが虚弱な高齢者の介護予防の手法を検証するために、モデル事業として株式会社やまびこスケートの森に委託を予定しているものでございます。

 事業の実施に当たりましては、対象者が軽度の要介護者や虚弱な高齢者としていることから、医師や指導者との連携が必要であります。現在、医師会等と打ち合わせをお願いしているところであり、調整がつき次第、実施をしてまいりたいと考えております。

 次に、(3)番目の他の施策への影響について御質問をいただきました。

 従来、医療保険では、入院時における食事負担の一定額を本人負担としてまいりましたが、介護保険においても見直しの中で食事負担分は本人負担となり、今後は医療保険と介護保険の食事負担に対する考え方には整合性が持てるものとなります。しかし、福祉医療給付制度において、岡谷市は現在、乳幼児医療の給付対象として、入院時の食事負担分をすべて岡谷市が負担をしております。したがいまして、乳幼児医療の食事負担の制度については、福祉医療の給付制度が介護保険を給付対象としていないため、介護保険制度の見直しだけでは影響は出ないものと思われます。

 ただし、福祉医療の給付制度を現在のままにした場合には、福祉医療の給付対象者だけが医療費とともに食事負担分の補助を受けられるという状態になり、両保険の食事負担は原則本人負担という考え方にアンバランスが生じてまいります。

 福祉医療制度は、今年度、3年に一度の見直しの時期に当たることから、岡谷市はこの問題を含めて今年度の初めから庁内的に福祉医療制度の見直し作業に取り組んでいるところであります。本年度中には検討を重ね、一定の結論を出してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきますようお願いをいたします。



○議長(上野安規光議員) 建設部長。

     〔建設部長 百瀬文夫君 登壇〕



◎建設部長(百瀬文夫君) 大きい3番目の湖畔若宮土地区画整理事業についての(1)の戸別訪問をどこにしているか、また何を話をしているかと、今後の進め方につきましてお話をいたします。

 アンケートの結果、権利者の多くの方から早期に結論を求めてとの意見、事業への期待とともに、まだ事業に対し未理解な部分があることがわかりました。それで、現在の取り組みとしましては、アンケートで出された意見、要望が解決できる問題なのかを十分精査し、権利者の方が不安に思っていることが少しでも解消できるよう、現在、権利者の方と個別にお話をさせていただいております。

 また、今後の見通しですが、早期に70%の賛成を得るのは難しい状況であると感じておりますが、なるべく早い時期に70%以上の合意が得られるよう、地元の合意形成に取り組んでいるところであります。

 事業化に向けて進めていくには、今後も地域の盛り上がりが必要であると感じております。地域の動向にも注目してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 笠原征三郎議員、2回目の質問を許します。



◆20番(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 再度の質問するに当たって、その前にお願いしたいことが、市長、また答弁する部長さんにお願いしたいわけなんですが、私どもが何を質問しているか、そういうことについてきちんと答えていただく。例えば市長、この多大な損失ということについて私は壇上でお聞きしたんですが、一言も答弁はありませんし、介護保険のところの問題でも、なぜ把握をしないのかというようなことについても一切触れられておりません。私たちは回数も時間も限られていますので、ぜひかみ合う答弁をお願いしたいと思いますし、市長においては昨日と同じような答弁ではなくて、何を聞いているかということで答弁をぜひ考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 そこで、2番目の質問をさせていただきますが、まず最初に、企業流出のことについてでありますが、昨日も企業やなんかをきめ細かく訪問していろいろの相談に当たっている、そういうお話でありましたが、しかし、あの湯殿山の一番近くにある、S社と言っておきますが、そこが安曇の方へ移っていくというようなことが新聞で報道されておりました。

 先ほどの部長の話の中にこれが入っているかどうかは別として、このとき私は経済部へ行って聞いたんですが、なるほど、きめ細かくその会社とはいろいろ話し合いを持っていたというが、その移転については全く知らなんだということなんですね。私は、これではこの問題を考える場合、解決というんですか、岡谷市に残ってもらうということについては、もう相手はできているというようなときに初めてわかるようでは、何のためのきめ細かな訪問だか、私は疑問の念を持ったわけなんです。これはもちろん、担当している方を責めるのではなくて、その体制というんですか、そういうものが何か欠点があるのではないか。

 こういうことについては、今井秀実議員はもっと職員をふやすべきだときのう言いましたが、その点について、なぜ事前にこういう工場流出というものがわからなかったかということについてお聞きしたいと思います。

 次に、あの湯殿山への工場の進出というんですか、そういうような引き合い、あるいは相談というものがあったかどうかということについてもお聞きしたいと思います。

 次に、これは市長に再度お聞きしますが、先ほど多大な損失という私は言葉を使いましたが、それに対して先ほども言いましたがお答えがなかったわけなんですが、あそこは、あそこというのは湯殿山なんですが、土地開発公社が土地を所有しているわけなんですが、あそこのを岡谷市が土地開発公社から買い戻して、この間、どのくらいの金利を払ってきたか承知をしておりますか。

 承知をしているかどうかということをまずお聞きしたいと同時に、私も調べてみたんですが、この間、4,500万円ものあそこへ支払い利息を払っているわけなんですね。たとえ4,500万円払っても、あそこが有効活用、有効的に利用されているんでしたら市民も納得いくと思うんです。しかし、今現在、あの現状を見てもらえばわかると思うんですが、荒れ放題になっているところへ4,500万円、ただ捨てているようなものなんですね。

 一昨日、きのう、またきょうの一般質問などで、微々たるお金は市民から取って、しかし一方ではこういうところへこういうむだなお金を使っている。このことについて、先ほどの承知しているかどうかということと同時に、市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 また、4,500万円という額が正しいかどうかということについても、担当の部長さんの方からこの額についての答弁をお願いできればと思います。

 そういうような意味から考えても、私はたとえあと2カ月後に結論が出るにしても、いち早くやはり断念すべきだ、それが市民にとって利益をもたらすものだと再度強く言っておきたいと思います。

 次に、介護保険の問題で再度質問をしたいと思います。

 1つは、パワーリハビリのことでお聞きしたいと思います。

 これから実施とのことなんですが、この事業によってどういう効果を期待しているか、この点をお聞きしたいと思います。

 先ほど、衆議院の本会議でも可決され、また参議院の委員会で可決されたという話ししましたが、どこの委員会でも、また本会議でも、この予防介護、特に筋力トレーニングについては多くの疑問が投げかけられております。自民党の議員でさえ、あれは相当な危険なものだという発言をしていることは御承知だと思うんです。

 そういうようなことに対して、岡谷市はこの事業にどういうことを期待しているかどうか、ぜひお聞かせ願いたいと思います。

 また、これは先ほどの部長の答弁で、制度改正に備えてということで、やはりこの見直しの先取りということで私は理解しております。しかし、ほかのことを聞きますと、先取りというより、まだ国会で審議中なのでわからないと言っておるんですが、一番私は問題にしなければならないのは、この10月から始まる食事代、あるいは居住費の徴収というようなことで、相当な負担がお年寄りにかかってくるわけなんですね。全国的に見れば年金は下げられておりますので、年金よりその介護保険へ払うお金の方が、保険料を含めてその利用料、多いというような試算も出ているわけなんです。ですから、岡谷市でも一方では制度改正に備えてと言いながら、他方ではそれに備えての把握すらしていないということは、私は大問題と思うんですね。

 先ほど壇上で聞きましたが、なぜこのような大きな問題を把握しないのか、把握するのかどうか、ぜひお聞かせ願いたいと思います。

 乳幼児医療費の影響についてもお聞きします。

 今までの答弁のニュアンスからしますと、来年度から就学前まで入院と外来もというような無料化になるようなニュアンスなんですが、しかし一番大きな問題は、ここでこの介護保険やなんかの問題も含めて、食事代が今まで岡谷市で負担していたものがそうでなくなるということなんですね。これではこの医療福祉の、福祉医療ですか、岡谷市の医療福祉に関するものとは全然相入れないものがあると思うんですね。あるいは、たしかお母さんやお父さんの経済的な軽減をしていくためというような意味も含まれていたはずです。そういう意味からも、私はこの食事代、このようなところへ負担させるべきではないと思っております。

 ぜひこの点について明確な、先ほどはどちらともとれるような答弁で、どうとっていいのか、多分食事代を負担していくと、市で負担というのではなくて、受益者負担というようなニュアンスでとったわけなんですが、もう一度明快にお答え願いたいと思います。

 次に、湖畔若宮土地区画整理事業ですが、権利者のところへ訪問してというようなことなんですが、今までのきょうの市長の答弁を聞いていますと、この70%を割っていたということで、何としても70%にしなければならないということで、当然、戸別訪問するんでしたら反対者のところへ行くわけなんですね。これは先ほども壇上で言ったように、そうなりますと今度行われた、今度というんですか、1月に行われたあのアンケートは、先ほども言いましたとおり、反対者をあのアンケートによって明確にして、そこを切り崩していく、そういうためのアンケートでしかなかったと思うわけなんです。

 そこで、再度お聞きしますが、市長は今まで何度となくこの70%ということが必要だと言ってきました。そのことをどうきょうのこの答弁と整合性を持たせるのか、明確にお答え願いたいと思います。

 もう一つ、前助役にあの地域でよく行き会ったことを覚えております。自転車で多分いろいろ家庭を回っていたと思うんですが、新しい助役さんにおかれましては、この湖畔若宮土地区画整理事業についてどのようなお考えをお持ちか、またどのような役割を果たしていくのか、お聞かせ願いたいと思います。

 以上で2回目の質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員の再質問に対する答弁を求めます。

 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) まず、大きな1番の工場流出と大学誘致の関係では、なぜ事前にその流出がわからなかったのかという部分でございますけれども、このことにつきましては、真実としてはわかりませんけれども、推測するところでございますけれども、経営者の考え方、経営戦略、お互いに競争しておりますので、そういう情報を出しますとまずいというようなこともありますので、そういう部分で外に出せなかったというふうなこと。また、大企業におかれましてはやっぱり社内の手続等がありまして、その合意を得てからでないと発表できないというような部分もありまして、やっぱり職員が行ったからすぐそういう情報を出してくれるというような状況にはないということでありまして、市の体制をどういうふうな形にしたとしても、そういう部分ではなかなかその情報を得るというのは難しいのではないかというふうに考えております。

 ただ、うわさとしてよく出ている、そういう場合がございますので、そういう場合につきましては、すぐその会社に行って情報収集するとか、そういうような体制はとっております。

 湯殿山につきまして、トーハツマリーンみたいな形で紹介をしたということもありますし、今でも問い合わせ等がありますので、そういう部分については対応しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 市長。



◎市長(林新一郎君) 湯殿山を放置したために、岡谷市へ多大な損害を与えたという御指摘でございますが、漫然と放置したつもりは全くありません。私はあらゆるところへお願いをし、国あるいは上場会社、お願いをしてきた経緯がございます。相手のあることですから、内容は一々申し上げませんが、坪単価が幾らか、平米幾らかということをまず聞かれます。そこで、相当のやはり厳しいものを感じてきておるわけでございます。漫然と湯殿山を放置したわけでは決してありませんので、御理解をいただきたいと思います。

 平成11年3月に買い戻して以降、金利が4,500万円に達しているということは間違いありません。4,550万円近くになっているというふうに思っております。

 また、湖畔若宮土地区画整理事業、賛成70%ということでありますが、これは初期の段階で反対されている方と何度も懇談をさせていただき、その中で70%に達したら反対している皆さんも賛成するという感触を得て、その根拠の数字でありますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(中嶋政春君) 介護保険の見直しの中で再度御質問をいただきました。

 パワーリハビリの関係で、どういう効果を期待しているかという御質問でありますけれども、これにつきましては、要介護者の自立を支援するためにどのような運動プログラムが必要なのか、また個人の身体能力の向上が要介護者のケアプランにどう反映されるかの検証をするため、また要介護者が自立した生活を送るために必要な仕組みづくり、また要介護状態を予防するための効果的な施策を検討してまいりたいということであります。

 また、特に御指摘ありました危険の部分でありますけれども、危険のないように医師との連携を図りながら対応してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、税の関係の把握の関係でありますけれども、この介護保険は広域連合が保険者となっているわけでありまして、6市町村と連携をして運営をしているものであります。保険料への影響についても、事業計画策定の中で議論が必要と考えておりまして、計画を策定していく上での課題とも考えているところであります。

 個々の市町村で把握するのではなく、広域として把握が必要な事項でもあり、現在のところ、市としては把握していないということで御理解いただきたいと思います。今後、広域と調整をしながら対応をしてまいりたいというふうに考えております。

 それから、食事負担の関係で御質問いただきましたが、この福祉医療制度全般について、ここで内容の検討をいたしまして、今年度中には一定の方向づけをしてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 建設部長。



◎建設部長(百瀬文夫君) 湖畔若宮の関係でありますけれども、アンケートにつきましては反対者を明確にするものではありませんので、アンケートにつきましては権利者の意向の把握を行い、未来に向けて皆さんが事業を進めていただく中でどんなことを考えているかというふうなことを判断するために行ったものであります。

 また、個人の方々に個別にお話をさせていただいておりますけれども、それは賛成される方、また反対をされる方につきましても、それぞれ思いだとか不安だとかありまして、それぞれ少しでも解消できるよう訪問させていただいたところでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 湖畔若宮土地区画整理事業で、助役はどのような考えか、役割をどう果たしていくかという御質問をいただきました。

 この事業は長い経過がありまして、関係の皆さんには大変御心労をおかけしておりまして申しわけないと思っておりますが、まちづくりにとってこの事業は重要な事業であります。ぜひ事業化に向けて関係の皆さんと話し合いを進めながら、理解を得るよう努めてまいりたいと思っているところでございます。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 笠原征三郎議員、3回目の質問を許します。



◆20番(笠原征三郎議員) 20番 笠原征三郎です。

 最初に、企業流出のところで部長さんから答弁いただいたわけなんですが、先ほども言いましたとおり、私は非常に職員の方を含めて御熱心にこの問題に取り組んでいると思うんですが、しかし最初の答弁のときに部長が、この対策については事前の情報に努めると言っているわけなんですね。その対策が反省を含めての対策だと思うんですが、これからもぜひ事前の情報というものが非常に、先ほど部長の言った難しい面があるかもしれませんが、極力これは集めていかなければ、また同じようなことになると思うんです。そのためにも、私は何度かテクノプラザへお邪魔しているわけなんですが、休みの日もまた夜遅くまで大変御苦労なさっている。そうなりますと、やはりきめ細かい訪問といっても大変の面があると思うんです。

 ぜひ、きのうの今井秀実議員の質問ではないんですが、そういう部署はぜひ積極的に職員をふやしていく、そういう体制が必要ではないかと思っております。これは別に改めて答弁は要りませんが、ぜひそういうように努めていただければと思います。

 次に、湯殿山の問題なんですが、やはりここまで来ますと、私はここの湯殿山をどうしていくかということをきちんとしていかなければいけないと思うんですね。市長の先ほどの答弁、あるいはこの間の答弁を聞いておりますと、最初はもうあの土地は大学誘致しか考えていないと何年か前は言っていたわけなんですね。しかし、きょう、漫然と放置しているのではないと、いろいろなところへ当たっているという答弁なんですが、しかし一方では大学誘致についてもこれは断念しないと言っているわけなんですね。

 有力な企業がオーケーを出し、また、多分もうないと思うんですが、芝浦工業大学で新学部をあそこへつくりたいといった場合、これは市長、大問題になるのではないですか。大学誘致を断念してあったならば、それは企業にとってもいいかもしれませんが、一方では岡谷市の長年の夢だ何だというようなことで(「リーン」予鈴)引きずってきて、一方では企業誘致をしている。これは市長、相当な責任を覚悟でやっていることだと思うんですが、その点についてぜひ納得いくような答弁をお願いしたいと思います。

 次に、介護保険の問題です。

 先ほど言いましたとおり、この筋力トレーニングのようなところへは新しい見直しの先取りというようなことでやっておきながら、ほかのことになりますと広域の担当という答弁なんですね。それは広域でやっていることは確かなんですが、しかし今、国会で議論されておりますこの見直しというようなもの、これはかなり多くの点で市町村が実施するというようなことが含まれているわけなんですね。広域で単に任せておけばいいという問題ではないんです。いろいろの点でこれは市町村が実施する。いろいろ書いてあるわけなんですね、地域支援事業とかいろいろ。

 こうなってきますと、今の部長の答弁では、私は余りにも、きつく言わせていただければ無責任な答弁だ。岡谷市民の生活をどうしていくか。一番福祉の最前線でいる部署なんですね。そういうところで把握もしなければ、それに対する対策というものは当然立てられないわけなんです。実態がどうかわからないでこういうことをするというようなことは、それはもう机上のプランでしかない。全く実態に合わないものだ。実態に合わせて岡谷市はどうしていくのかということが、私は一番必要だと思うんです。これは広域に任すことではないんだと私は思っております。

 そこで、市長、今、部長は広域というようなことで、把握についてはつかんでいないということなんですが、岡谷市としてそういうものをきちんと把握させるよう指示するのかどうか。また、それに対してどういう対策をお考えなのか。これについては5月の臨時議会などでも私は触れましたが、そのときは市長は何の対策も考えていないということなんですが、先ほども言いましたが、お年寄りの方の生活がどう成り立っていくか、どうかという、今、瀬戸際なんですね。そういうところへ市のというんですか、行政が手を差し伸べていく、(「リ・リーン」終了)このことこそ必要だと思うんです。

 それだけ質問を求めて、私の質問を終わります。



○議長(上野安規光議員) 答弁を求めます。

 市長。



◎市長(林新一郎君) 湯殿山をどうしていくのかという大変重要な問題でありますが、大学誘致と企業誘致、この両方ということでございますが、大学誘致の場合は代替地がまだほかにあるということが1つ言えます。

 企業誘致の場合は、あそこの具体的な場所があってお示しをできる、あの場所でいかがですかということができるわけでありまして、これは御理解をいただきたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 介護保険の関係で、私の方からお答えさせていただきます。

 市として影響につきましては、当然、平成18年度実施に向けての中でございますので、把握することで努めてまいります。それと同時に、対応についても考えていくと思っております。



○議長(上野安規光議員) 笠原征三郎議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時33分



△再開 午後1時10分



○副議長(渡辺太郎議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△林豊議員



○副議長(渡辺太郎議員) 林 豊議員の質問を許します。

     〔11番 林  豊議員 登壇〕(拍手)



◆11番(林豊議員) 11番 林 豊でございます。

 通告順に従いまして一般質問させていただきます。

 大きく3つの質問をさせていただきますが、最後の方になりましたので、かなり重複するものがあるかと思いますが、私なりにかなり視点は変えたつもりでおります。そんな視点を変えた意味から御回答をいただければ大変ありがたいと思います。

 それでは、最初に工業対策の再検討でございます。

 市長は、岡谷市は工業をもって成り立っている都市であると常々言われております。市民もまたそう思っておりますし、私も全く異論のないところではあります。しかるに、現状はどうかといいますと、かつてはオリンパスの撤退、また近々ではエプソン、トーハツの移転等、中核をなす企業の流出が続いております。残念ながら、それにとってかわる製造業の進出はありません。企業の集約化やグローバル化の流れの中での撤退ということは認めないわけではありませんが、先ごろのニュースでは辰野町にはミノルタが進出するそうでございます。また、朝日村には石川島芝浦の進出が決定されました。地方に進出が全くないわけではありません。

 トーハツのことを考えますと、県内の駒ケ根市へ移転ということになりましたが、100名程度という人員の移転かと思いますが、近々、同市へ工場を集約して約1,000名程度の従業員にすると、社長がそういうふうに申しておりました。返す返すも残念に思っている次第でございます。

 岡谷市の工場用地が不足していることは否定しませんが、岡谷市には多くの協力工場や下請企業が集約している、そういう大きなメリットがあるはずでございます。また、諏訪圏、伊那谷、松塩地区のこれらを網羅した拠点据え、あるいは首都圏、中京圏を結ぶ数少ない魅力を持った都市であることに変わりはなく、有利な点もかなりあるはずでございます。しかるに、現実には中核をなす企業が撤退、その後を満たす工業の進出が見られないのが現実であります。岡谷市が最重点としている政策が現実には崩れているということに、危惧を禁じ得ないところであります。

 テクノプラザを初め、中小企業にとっての対策や政策は、それなりに十分評価できるものであると思いますが、外から新しい企業を取り入れる、あるいは中核となる企業の誘致に向けての戦略にもう一つ不足するものがあるのではなかろうかと謙虚に反省をしてみる必要があると思いますが、いかがでございましょうか。岡谷市が最重点の政策として掲げるなら、それ専門の担当者が必要であり、首都圏、中京圏、あるいは県の出先事務所、あるいは金融機関などと密接な接触、情報の収集を行い、あの手この手の対策、あるいは戦略が必要だと思いますが、いかがでしょうか。

 企業誘致のための現状の対策、それから戦略をお尋ねをいたします。工業対策ではなく、企業誘致の対策をどういうふうにお考えになっているかお聞かせいただきます。

 次に、工場誘致の必要性についてお尋ねいたします。

 今年度、企業誘致に向けた計画に塩嶺工業団地の開発が発表されましたが、残念ながら進出する企業は市内の企業と聞いております。悪いことには、悪いとは申しませんが、企業誘致の一貫としてとらえるには余りにも貧弱ではなかろうかなと思っている次第でございます。これから誘致に向けて、あるいは工場拡張に向けて用地の必要性をどう考えているのか、改めてお尋ねをいたします。

 次に、湯殿山の考え方についてお聞きします。

 懸案の湯殿山につきましては、工場用地、あるいは大学用地、住宅用地など、さまざまな意見が市民の間でささやかれております。一昨日もリサイクルセンターにどうかという議員からの質問がありました。岡谷市が工業をもって最重点施策とするならです。工業誘致のための用地であると確実に宣言をして誘致に努力する。目標、焦点を絞ることによって、また明確に場所を指定して初めて具体策が、あるいは戦略があり、ターゲットとする企業が見つかるのではなかろうかと、かように思っております。進出する企業があったら交渉するのでは、余りにも受け身ではないでしょうか。

 当方から探す、そんな前向きの対応ができないのか、市長の御意見をお伺いいたします。

 次に、大きな2番目、前向きの行政対策についてお伺いします。

 時代変化の大きなうねりが起こっております。1世紀余に及ぶ中央集権体制から新たな分権体制を目指して、すぐれた改革派の首長が誕生し始めました。新たな政治の覚せいであります。これらの首長によるユニークな改革や政策が地方を変え始めております。管の組織も、意識を持って変化に対応するところがあちこちで出始めております。

 そんな変化の中で、岡谷市は市民総参加により英知を結集し、総意と工夫と努力により夢のある新たなまちづくりの基礎を築き上げる年として予算編成の対応がなされております。その考え方、あるいは趣旨には賛成いたしますが、実践に向けての指針について私には余り具体策が見当たりませんが、そこでお伺いいたします。

 まず、不足する行政理念ということで、いささかきつい言葉を使わせていただきましたが、市民総参加により英知を結集するには、その基本となる理念が明確であり、その理念に向けての方針と方向で市民が英知を結集すべきであると考えます。

 1〜2、例を挙げて申し上げます。

 例えば、懸案の病院の統合問題であります。中堅の地方自治体が組織し得る病院のあり方、またその規模、また市民との関係、どれをとってみても明快にその考え方が示され、その上での統合であろうと思いますが、私には初めに統合ありきで進んでいるように思えますが、いかがでしょうか。

 ただし、一昨日の降籏議員の質問に、病院経営の理念について、塩嶺病院の病院長が明確にその方針を示されました。胸のつかえがとれる思いがいたしました。これについては、市長も同じ考え方、そういうふうに思ってよろしいのでしょうか。

 また、前問で申し上げました工業政策を見ますと、最も必要とされる企業誘致や市内企業の流出に対する政策が私には見えてまいりません。企業の誘致に向けての工場用地をどうするのか、明確な方針がはっきりいたしません。

 2つの例を挙げましたが、最重点施策に常にその理念とビジョンが強く求められ、そこから具体的な行動指針があるものと思っております。その最初の重要な部分がややあいまいになっているように私には思えますが、いかがでしょうか、お尋ねをいたします。

 次に、突出する政策の必要性であります。

 未曾有の経済混乱と停滞の中で岡谷市も対処療法に追われてきましたが、一連の懸案事項には市長はほぼめどをつけられたのではなかろうかと思います。しかしながら、懸案事項の解決には、同時に岡谷市の突出する政策や、あるいは岡谷市の顔がまた失われております。都市間競争はますます激しくなる中で、活力を持ち生き残るためには、再度、突出する重要政策が必要ではなかろうかと思いますが、いかがでしょうか。

 その1つとして、私は基幹となる工業の再活性化に向けて、他市に見られない突出した政策を期待したいと思います。そこから、人口の増加も活力も解決の方向が見えてくるのではなかろうかと思います。例えて申し上げますと、岡谷市の活力になる優良企業の誘致には、土地は無料で提供してもいいよというぐらいな思い切った政策、あるいは他市に見られない独自の支援策、突出した支援策、それらが期待されますが、市長の御意見をお聞かせ願います。

 次に、危機感の欠落でございます。

 これまたいささかきつい言葉で大変失礼かと思いますが、ただいま申し上げましたとおり、ダイナミックな変化、あるいは危機感を持った必死の対応がどうも私にははっきり見えてまいりません。大学問題に例をとりますと、岡谷市の大きな政策としながら、理事者全員に進出のメリットを説明する。それで、何人の理事者が反対している、あるいは何人の理事者が気持ちがわからない。だから、何日も泊まりがけでこれらの理事者の説得に当たるというような、そんな熱い思いを持った危機感を持った対応が私にはどうも見えてまいりません。

 一昨日も降籏議員が災害問題で危機感の問題を言っておりましたが、これまたしかりでございます。総花的な、あるいはまちの姿勢ではなく、危機感を持った、あるいは焦点を絞ったぎりぎりの対応、そういうものがやや欠けている面がなかろうか。常に受け身の立場にあるというように私には思えますが、いかがでございましょうか。

 次に、西山開発という、余り最近出てこないことについてお聞きをします。

 10年前に、市長は西山の開発を凍結しました。バブル期の後始末の中で、それは私も十分評価できると思っております。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、バブルの後始末は市長初め多くの職員の皆さんの努力でほぼ終了地点まで来たと思っております。

 そんな現状の中で、最重要課題である工業の誘致、活性化には、岡谷市の半分近くの面積を持つ西山地区に再び目を向けてもいいのではなかろうかと、私はかように思っております。かつての大規模な開発を私は言っているわけではありません。もっと今日的な岡谷市の課題に適合した、あるいは環境に配慮をした、そういうことでの開発が再考できないか、そんな感じを受けております。

 残念ながら、10年来、市民に開発の是非を問う記憶は私にはありません。誤解しないでいただきたいのです。やれと言っているわけではありません。ぜひ、その是非をいま一度考えてみませんかと、もう一度市民にその問題を問いかけてみませんかということを今後の課題として申し上げているのでございます。御意見をお伺いいたします。

 次に、3番目になりますが、湖畔若宮土地区画整理事業についてお尋ねします。

 今後の対応については、先番議員さん何人かの質問がありましたので、市の方針はわかりました。時間をかけて取り組むということでお聞きをしております。

 ここでは1点だけお伺いしておきます。

 今後の折衝の中で、市の計画案に原案を修正するようなことも頭の中に置きながらの今後の対応を考えておいでになるのか。そんな中で、例えば減歩率の問題もありますが、そういうものも再考を考慮しながら折衝に当たるというふうなお考えがあるや否やということについてお伺いしたいと思います。

 2番目になります。

 あいまいに放置すべきでない事業ということで、一昨年、私は同地区の住民の立場から、進めるべきか、あるいは退くべきか、大きな決断のときであろうということを申し上げたつもりでございます。それから約2年たちました。経過から言いますと15年の年月が流れております。賛成派、反対派、それぞれの住民の連帯感に大きな影響も及ぼすような事態になりかねないと、かように思っております。

 時間をかけてじっくり取り組むということでございますが、私は市の方針が前向きということであるならば、むしろここで意欲的に取り組むのがよろしいのではなかろうかなと、あいまいにすることの方がその混乱は大きいのではなかろうかなと、かように思いますが、御意見を承ればありがたく思います。

 再度話し合いの場をということですが、長期にわたる放置は問題をまた再び振り出しに戻すことになりはしないかと、かように思います。近い将来、再び解決に向けての話し合いの場を私は希望したいと思います。

 以上、壇上からの質問とさせていただきます。



○副議長(渡辺太郎議員) 林 豊議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 林 豊議員さんの御質問にお答えをいたします。

 まず、大きな1番の工業対策の検討でありますが、その(1)企業誘致の対策と戦略であります。

 今年度、県外からの企業誘致を目的とした企業誘致基礎調査事業費を商工費の中に予算計上をしてあります。これは、東京、名古屋、大阪など、大都市圏の金融機関等を訪問いたしまして、企業誘致に当たっての情報収集に努めるものであります。さらに、県外の上場企業を対象にアンケート調査を行い、企業の実態を把握する中で、工場や研究所等の移転や増設を考えている企業があれば訪問し、岡谷市への進出を考えていただくよう積極的に誘致に努めてまいりたいと考えております。必要であれば、私が直接その企業に出向くことも考えております。

 いずれにいたしましても、三重県亀山市のシャープの誘致が全国的にも有名でありますが、岡谷市といたしましても積極果敢に企業誘致に取り組んでまいります。

 次に、工場用地の必要性でありますが、工場団地を含め工場用地を確保するということは、新たな企業の進出や雇用の拡大等が見込めるとともに、税収が増となることも期待され、地域経済の活性化につながるものと認識をいたしております。また、岡谷市の目指すスマートデバイスの世界的産地形成のためにも、工場用地を確保することは重要であると考えております。

 しかしながら、目途の立たないうちに事前に用地を確保しておくことは、現在の経済情勢から見ても、市の財政事情から判断しても大変難しいことであるとともに、また民間事業の妨げになることも想定されるため、考えておりません。

 次に、3番目、湯殿山の位置づけでありますが、過去にも再三お答えをしておりますとおり、優良で岡谷市にとって有益な企業であれば湯殿山への誘致を検討していきたいと考えており、住宅用地としては考えておりません。

 次に、大きな2番目でございますが、1番から4番まで関連する事項でありますので、一括答弁をさせていただきたいと思いますが、その前に病院経営ということでお答えをさせていただきます。

 昨日、両病院長が御答弁申し上げましたとおり、この自治体病院の使命は、その地域にあって公共性と経済性をともに発揮し、地域住民の健康と福祉に寄与することでありまして、したがいまして地域住民のための医療サービスを常に考えた医療施策でなければならないわけであります。

 したがいまして、一自治体だけで地域医療を考える時代ではないというふうに思っておりまして、2つの病院がそれぞれの特色を十分生かし、歴史的背景を尊重しながら統一し、一自治体だけで地域医療を考えるべきではない時代にたえ得る医療機関としてきちっと立ち上げていきたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 私は、社会経済状況が変化する中で、必要とされる施策のあり方や職員の意識は変化していくことが当然であり、むしろ状況の変化を見きわめ、適切に対応していくことが求められているものと認識をいたしております。陸上競技の100mのテンションと42.195kmを走り抜く選手のテンションは、おのずと違うということを御理解をいただきたいと思います。

 全国でバブル経済に踊り、夢を描いた開発中心の巨大プロジェクトが次々と破綻をしていったことは御承知のとおりであります。長引く景気の低迷や少子・高齢社会の到来、地方分権の進展、国の三位一体の改革を初めとするさまざまな改革、また生活のゆとりや安らぎ、物心ともに豊かさを感じられる社会の実現など、市を取り巻く社会経済状況や市民ニーズは大きく変化をしてきております。このような時代の変化の中で、バブル経済期のような突出した事業よりも、将来に大きな夢を描きながら足元を見詰め、長期的な展望のもとに地道な施策を市民の参画を得ながら積み重ねていくことが今の時代には必要であると考えておりまして、西山開発凍結を解除するということは考えておりません。

 社会経済状況の激しい変化や価値観の多様化に伴いまして、市民の皆様の行政に対する期待や要望も多様化し、さまざまな施策の実現が求められております。そのような中で、私は強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを市民総参加により推進することを基本的な理念として掲げ、厳しい財政状況の中で市民要望を踏まえつつ、今このときに岡谷市にとって、市民の皆様にとって何が必要なのかを見きわめ、各種課題の解決に向け積極果敢に取り組んでおるところでございます。

 具体的に申し上げますと、空洞化の著しい駅周辺地区の活性化を目的とした岡谷駅前再整備、市民に質の高い医療を将来にわたり継続的に提供していくための岡谷病院と塩嶺病院の統合と新病院の建設、東海地震の地震防災対策強化地域に指定されたことを受けて実施している小中学校など公共施設の耐震改築、改修事業、安心して子供を産み育て、子育てに喜びを感じることのできる子育て支援施策、健康で生き生きと充実した毎日を過ごすことができるための健康福祉の推進など、市民生活に直接かかわる重要な課題の解決や施策の推進に向けて全力を傾注しているところであります。

 こうした多種多様な課題の解決や施策の推進も含め、市民総参加により、まちづくりに対するさまざまな論議を積み重ね、総意と工夫を凝らし取り組みを進めており、住むことに誇りと愛着を持てる魅力あふれる岡谷市の実現に向かって着実に歩みを進めてきておりまして、内向的でじり貧の岡谷市になるとは決して思っておりません。職員につきましても、現在の岡谷市が置かれた状況や厳しい財政状況を認識し、よい意味で危機感を持ち、緊張感を持って前向きに日々の職務を遂行しております。

 今後も将来に大きな夢を持ちながら、地に足をつけて各種課題に的確に対応し、市民1人1人が快適で安全に安心して住むことができる強さと優しさを兼ね備えたまちづくりを市民総参加により推進いたしますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、大きな3番目の湖畔若宮土地区画整理事業についてでございますが、今後の対応ということで、1月に実施いたしました権利者アンケートでは、権利者の皆様から多くの御意見をいただきました。賛成、反対、それぞれの意見を今後どのように計画案へ反映させていけばよいかなどの具体的な検討を継続し、個々に話し合いをさせていただく中で、合意を得られるよう精いっぱい取り組んでまいりたいと考えております。

 2番目といたしまして、あいまいに放置すべきでない事業ということで、3月議会におきましても白紙撤回などを考えるものではありませんと明確にお答えをさせていただきましたし、60%を超える権利者の方に賛成をしていただき、この事業に期待を寄せていることも事実でありますので、引き続き粘り強く対応していきたいとお答えをしてあり、決してあいまいに放置しているとは考えておりません。

 土地区画整理事業は個人の財産を動かしていく事業であり、行政施行といえども、権利者の御理解を合意形成なくしては進めることができません。そのため、より多くの権利者の御理解をいただきながら進めていきたいと考えておりますので、しっかりした合意形成を踏まえ、事業化できるよう精いっぱい努力していきたいと考えております。

 再度の話し合いの場をということで御質問いただきました。

 今後も地元の皆様ともよく話し合いながら、地元とともに進めていけるよう努力をしてまいります。新年度になり、地元組織の役員の方々ともお話し合いをさせていただきました。権利者個々の皆様とのお話し合いを深めながら、賛成、反対、それぞれの地元組織とも機会をとらえ、精力的な話し合いをさせていただきたいと考えております。

 市の原案を修正するつもりはあるかとの御質問でありますが、これは減歩率についてであろうかと思っておりますが、減歩率につきましては過去何回か修正を加えてきております。今後、この減歩率の修正があるかないか、現時点で明確にお答えすることはできませんので、御理解をいただきたいと思います。



○副議長(渡辺太郎議員) 一通り答弁が済んだようです。

 林 豊議員、2回目の質問を許します。



◆11番(林豊議員) 11番 林 豊でございます。

 御答弁いただきまして、ありがとうございました。

 2回目の質問をさせていただきます。

 工業対策でございますが、企業誘致に向けての対策と戦略、ただいま市長の方から前向きのお答えをちょうだいいたしました。

 いま少しつけ加えますと、バブル崩壊後、現状では至るところに土地はあると言ってもよろしいかと思います。過言ではなかろうと思っております。そういう中で、岡谷市が企業誘致をするということになりますと、土地の狭いところゆえ、かなり不利な条件もあるわけでございます。そんな意味からしますと、本当にこれはむしろ行政というよりは民間での企業戦略の中で駆けずり回るというような、そういう対策が必要ではなかろうか。情報もそうしないと入ってこないと、待ちの姿勢ではどうにもならないだろう、そういうふうに思っております。

 そんな意味で私は申し上げたのでございまして、市長の今の答弁の中にかなり前向きのお話をちょうだいしました。ぜひ、企業の誘致に向けて今後とも活発な御活動をお願いしたいと思います。

 それにも関連しますが、工場用地の必要性でございます。

 それこそ、市長の今、お話にありましたように、バブル期のような大規模なものをやれと、私はそう申しているわけではありませんし、財政上から見ても今日の世の中でそれをやるのはかなり難しいことであろう、そういうふうに考えておりますが、ただいま申し上げましたように、工場がないと、これはその用地がないとなかなか人間というものはそういう方向に向かって動けないだろう、そういうふうに思っております。そんな意味では、工場の用地はここだというようなものをしっかり決めて、そしてそれに向かって情報を集め、あるいは企業誘致に向かって努力する、そういう努力が必要なんだろうな。そういう意味では、湯殿山については明確にもう工場用地以外に使わないんだというような対応が必要ではなかろうかなと、かように思います。

 明確なそういう位置づけができますと、あと部下の皆さんもかなりそれに向かってきちんとした動きができると思いますし、ではどの程度の規模の企業は呼べるんだと、あるいは岡谷市にとっては技術的に見てどういう企業が欲しいんだ、そういう戦略が定まってくるのではなかろうか。大学の用地でもあり、あるいはまたほかの目的あり、いや、しかし、その中にうまくいったら工業もあるというような構えでは、私ははっきりした戦略が出てこなかろう。

 そんな意味で、先ほど市長のお話にありましたが、大学問題についてはかなり厳しいということでありますれば、これは市の職員皆さんに工業用地としてやるんだということを明確に旗揚げをして、その上でみんな頑張ってやってくれよというような対策が必要ではなかろうかなと、そんなふうに、工業用地だということで腹をくくった宣言をしていただければありがたいなと、そんなふうに思いますが、いかがでしょうか。

 それから、前向きの行政対策についてお聞きをします。

 いささか不穏当な題目を掲げまして、お腹立ちもあろうかと思いますが、岡谷市がぜひもう一度活力のある方向に発展してもらいたいということを願いながらの質問でございますので、表題にあります若干きつい言葉はお許しをいただきたいと思います。

 今、病院問題、市長の方からお話ありました。市長のお話にもありましたとおり、広域での対応も考えているよと、まさに広域の中でしっかり考えていきたいということでございますので、安心をいたしました。しかし、対外的にその発表するときに何を一番基本に置くかということですが、まず理念や考え方を、市長の考え方を一番先、表面に出していただきたい。そうすると、それによって皆さんが動けるのではなかろうかなと、かように思います。

 一昨日の病院事務長のお話でも、病床数についてはどうするかというようなお話がありました。それは広域でやるのか、あるいはほかの病院まで考えての上での対応なのか、そこら辺をきちんと決めた上でないと、今、病床数やなんかは説明できないというようなお話がありましたが、そういう基本的な理念がきちんと決まってくれば、そこから試算が出てき、あるいは対策、対応が出てくるのではなかろうかなと、かように思っている次第でございます。

 工業問題もそうでございますが、中小企業の中で物事を進めていくと、岡谷市はそういうまちだよ、そういう位置づけもあろうかと思います。いや、あるいは、核になる企業がどうしてもなければいけないんだ、そういう考え方もあろうかと思います。そこら辺はやっぱり理念をきちんと絞り込む、考え方をきちんと絞り込んだ上で、その上でその対応策を考えていく、そういうものを私は希望したいと思います。そこら辺の考え方、もし市長、いや、それは間違っているよということであれば、ぜひ教えていただきたい。

 突出する政策でございますが、市長のおっしゃるように、私もバブル期のような、そんなものを、幾つか夢のような話を掲げろということではありません。ただし、飯の種があって初めて活力があり、人口増加があると思っております。今まで幾つかの政策を市長はなさいました。しかし、残念ながらその努力にかかわらず、人口は相変わらず減少傾向にあるのは事実だと思います。それはやっぱり、その基本にあるのは何かといいますと、私はやっぱり産業、それが一番基本の活力になっているんだろう。その産業の中で、岡谷市は工業をもってなさしめるべきであろうな、またそうでなければならないと思っております。

 そういう意味で、工業をどうするかというふうな問題には、突出した政策、突出した支援策、岡谷市に行ってみろと、こんなすばらしい政策を掲げているよというものが見えてくると、もう少し様子が変わってくるのではなかろうか。それは、例えば一時的に岡谷市にとってマイナスであっても私はいいと思っています。ロングランで長期的に見たら、それは将来、岡谷市に大変すばらしいものをもたらすとしましたら、思い切った政策を掲げても議会はもろ手を挙げて賛成するのではなかろうかなと、かように思っております。

 危機感の問題でも大変失礼なことを申し上げてお腹立ちかと思いますが、(「リーン」予鈴)どうも対応が若干なり私には後ろ向きに見えました。待ちの姿勢は行政の姿であろうかと、いや、これ失礼、私はそう思っております。でなくて、こういう変化の激しい時代には、こちらから打って出る、こちらから攻めて出る、そういう危機感を持った対応が、それが政策の中の幾つかにおいては必要であろうなと、そこら辺を感ずる次第でございます。

 いや、それは間違っているよと、そうでなくて、もっと地道にやっていくことが必要であるという市長、御意見がありましたら、それはそれで私は納得しますので、御回答がありましたら教えてください。

 西山開発については、再度申し上げますが、今やれ、そういう話をしているわけではありません。もっと今日的な地道な、例えば湊の上だけに工場誘致はできないかというような、西山開発というのでなく、もっと絞った視点で何かあの地区に対策が考えられないか。

 先ほどから申し上げていますように、岡谷市は大変土地の狭いところであります。しかし、図面上で見ますと、どう見ても岡谷市の半分近くの面積があの地区に眠っております。この地区を大々的に開発するなんていうことは私も申しません。地道な開発でいいから、どこかに工場用地をつくれないかというような、そういう夢を追っていくというようなものが1つや2つあっても、私は経済が回復する兆しが見えてきた現在、そういうものがあってもよろしいのではなかろうかなと、かように思っております。御意見ありましたら、お伺いいたします。

 湖畔若宮土地区画整理事業、考え方わかりました。ただ、私はできるだけ前向きに対応していただきたいことをお願い申し上げまして、2回の質問といたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 林 豊議員の再質問に対する答弁を求めます。

 市長。



◎市長(林新一郎君) 工業対策で、バブル崩壊後、日本じゅうで土地がダブついている中で、民間情報を活用し、岡谷市に有益な企業、あるいは研究機関を引っ張ってきたらどうかということでございますが、全く同感でございまして、それをいかに具現化していくか、今、懸命の取り組みをいたしております。

 また、湯殿山を明確に工業用地と位置づけて、それに特化した政策を立てていけば、より企業も誘致しやすいのではないか、このような御質問でありますが、それもまさしくそのとおりであろうかと思っております。

 また、病院開設の理念でありますが、将来の諏訪地域の医療を考えたときに、診療報酬がマイナス改定になり、病院経営、冬の時代を迎えていて、この先も病院経営が以前のような状況に戻るということは考えにくいわけであります。こうした中で、明確に役割分担をしていくべきであるし、そうしなければ共倒れになってしまうということであります。

 例えば、私は全く病院、医療には素人でありますが、高額の検査機器、こういったもの、諏訪の病院で幾つもMRIみたいなものを持つのではなくて、高額の検査機器は1カ所に集めて、そこで検査をしてというようなことができるのか、できないのか、そういう時代になってきているというふうに思います。

 また、この変化の激しい時代にこそ、みずから打って出てこの変化の時代に業績を上げていけと、これはまさに変化はチャンスだと思っております。空洞化が著しく、先の見えない物づくりの状況から、スマートデバイスという一脈の光を見つけ出してきたわけでありまして、これらも大きな変化の中のチャンスであるというふうにとらえております。幾つか変化にはチャンスが必ずあるはずですので、見逃さないようにしっかりととらえていきたいと、かように考えております。

 西山に小さな工場用地でもつくったらどうかということでありますが、これもまた工場用地を開設して必ず出てくる問題が、坪単価、平米単価の問題であります。これに十分対応し得る魅力ある価格が設定できれば、小さな工業団地の開設もやぶさかではないかと思いますが、慎重な論議を必要とするものであります。

 よろしくお願いをいたします。



○副議長(渡辺太郎議員) 一通り答弁が済んだようです。

 林 豊議員、3回目の質問を許します。



◆11番(林豊議員) 11番 林 豊でございます。

 時間がありませんので、大変失礼になることを申し上げたかもしれません。ただし、岡谷市も日本の現状と同じで、残念ながら活力を失いつつあります。再び活力を、あるいは人口増加を、かつての勢いを取り戻すためにも、そのための叱咤激励と受けとめていただければ大変ありがたいと思います。

 そんなお願いを申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(渡辺太郎議員) 林 豊議員の一般質問を終了いたします。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後1時57分



△再開 午後2時10分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△轟敏議員



○議長(上野安規光議員) 轟 敏議員の質問を許します。

     〔13番 轟 敏議員 登壇〕(拍手)



◆13番(轟敏議員) 13番 轟 敏です。

 通告順に従い質問させていただきます。

 1番目、ララオカヤについて。

 (1)の再開発取り組みの進捗状況と今後の計画についてでありますが、本年2月に長期的な再整備方針が示されたことにより、関係者、また多くの市民から歓迎されているところであります。しかし、長期的な再整備の方向づけについて理解しても、権利者及び商業関係者にとっては厳しい環境下にあって、商売を継続するか、また廃業にするか、内装の改装と各自の生活設計を立てるに当たり、再整備の時期により異なることから、再整備の早期の見通しが求められております。

 本年2月、全員協議会にて示された今後の対応として、平成17年度は基本計画策定と権利者との調整ということが示されております。その内容の進捗の状況をお伺いいたします。

 また、市の方針として、土地開発公社に対して債務負担行為を設定している平成21年度を目途として、地権者との調整、補助事業採択に向けた国・県との協議、できるだけ早期の整備を図っていく等、再整備への取り組みの進捗状況と今後の計画をお伺いいたします。

 (2)テナントの導入状況ですが、再開発に至るまでの期間、にぎわいの創出のため、駅前ビルにふさわしい商店街になるよう、1階の通路に面した部分にテナントを導入すべきであります。テナントの導入について、市の考え方及び現況をお伺いいたします。

 (3)イベント広場活用状況についてですが、イベント広場について、昨年オープン時、しばらくの期間、利用状況を見て、その活用方法を再検討することになっていますが、利用の状況と対応をお伺いいたします。

 次に、2番目のIT活用による市民総参加のまちづくりについてです。

 今日ではインターネットの普及度が目覚ましく、大半の家庭が利用可能になってきています。市民総参加のまちづくりには、まず行政の透明度を高めること、市民の意見を反映しやすくすることと思います。

 (1)の行政情報の早期発信でありますが、ITは費用をほとんど要しないで大量な情報をいち早く伝達できるという特徴があります。この特長を生かし、行政に関する公式情報はすべて早期に発信する、公式情報は新聞より早く発信可能と考えるが、その実施についてのお考えをお伺いします。

 次に、(2)の審議会、委員会等の日程、会議結果の公表でありますが、市民総参加のまちづくりには市政の計画段階から市民に参画してもらうことが基本であります。審議会、委員会、市民懇談会等、参加している人は市民のごく一部であります。現在、審議会の日程計画や会議結果がごく一部ホームページに公表されていますが、大半は報告されていません。市において検討を進められている審議会、委員会、市政の重要事項、市政懇談会等、すべての日程計画と会議内容、会議録を公表していくことができないか、お考えをお伺いします。

 次に、(3)の親しみやすい、わかりやすいホームページであります。

 岡谷市のホームページは、関係者の御努力により日々充実していることに関し、感謝するものであります。しかし、この分野の技術進展は激しく、各自治体間の競い合いになってきています。そんな観点で見ると、岡谷市のホームページは大分わかりにくいと言わざるを得ません。多くの改善を要する点があります。

 2〜3点、実例を申し上げますと、まずトップページのインデックス情報一覧にはリンクが張られている表示がない、したがって単なるイラストとして見える。トップページには内容の記載のない項目が記載されている。トップページに防災の項目が3カ所にあり、すべて開かないとどれが防災に関する情報かわからない等であります。

 客観的には、平成16年度、昨年でございますが、日経パソコンが調査した地方自治体の情報化進展度が発表されております。都市ランキング2004では茅野市が全国順位の4位であるが、岡谷市は254位であります。特に、アクセスビリティー、すなわちホームページの利用しやすさについて、茅野市は10点満点で7点、岡谷市は10点満点で0.5点ということであります。

 このIT分野の技術が激しく進展する今日、改善に取り組む体制強化についてお考えをお伺いいたします。

 次に、(4)の防災行政無線放送内容の発信でありますが、現在、岡谷市では、防災行政無線放送のほかに登録者にメールの発信が送られていますが、メールの登録者が少ない状況にあります。そこで、ホームページに防災無線放送と同時にその内容を掲載できないか。ホームページに一定期間に発信された防災無線情報の一覧を時系列的に掲載されることにより、聞き逃した防災情報も確認できます。

 また、わかりやすい防災情報の一覧が発信できないか、お伺いいたします。

 次に、3番目、行政評価システムについてであります。

 行政評価の最終目的は、最少コストで住民に最良、最適な行政サービスを提供することにあります。昨年度の日本経済新聞社及び日経産業消費研究所の調査によると、全国の行政のサービス度が発表になっております。全国695市と東京23区の行政比較調査にて、総合評価ランキング、岡谷市は24位です。茅野市105位、諏訪市167位にランクされています。これは子育て環境、福祉、教育、公共料金、インフラ整備について小項目に分解し、数値化、得点化し、行政サービス度をより客観的に評価したものです。岡谷市の行政サービスに対する長年の取り組み、それと方向の正しかったことが評価されているものと思います。

 (1)の平成16年度の本格導入における評価でありますが、岡谷市の行政評価システムの取り組みは早く、昨年度は平成15年度実施のすべての事務事業797件について評価を実施し、評価システムの体系ができ上がりました。行政で行われているすべての仕事に対して改善検討を加え、内容を明らかにしてホームページに公開してあり、今後、さらなる改善の足がかりを得たと考えます。

 行政評価システムは、PDCAの繰り返し実施により効果を得るシステムであります。平成15年度に引き続いて、平成16年度の成果についてお伺いいたします。

 次に、(2)の実施計画や予算に反映できる評価時期と評価体制についてであります。

 PDCAを回し、継続的に運営し、その評価結果を次年度予算に反映するためには、予算編成時と連動可能な時期に評価結果を出すべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。

 また、評価結果を予算に反映可能な評価体制にするためには、業務の休廃止や順位づけを指示できる組織体制での最終評価を検討すべきと考えますが、お考えをお伺いいたします。

 次に、(3)評価について市民の参加状況でありますが、行政評価は顧客志向でなければならない。行政サービスを受ける市民を顧客としてとらえ、市民が主役である市民本位の効果的、効率的な行政経営を目指すために、市民の参加した評価が理想であり、重要であります。

 本件についてのEメール、メールボックス等、市民参加の状況をお伺いいたします。

 内容は他市に比較して充実していると思います。市の事務事業の評価に市民が参加し、市民の声が反映できるよう、わかりやすいホームページへの改善、広報、新聞等、市民へのPRを行うべきと考えるが、今後のPRについてお伺いいたします。

 次に、4番目の行政改革プランについてであります。

 岡谷市は早くから岡谷市行政改革大綱を策定し、全庁的な取り組みを実施し、時代時代に応じて第3次行政改革まで積極的に進め、一定の成果を上げてきました。昨年度の日経新聞社及び日経産業消費研究所の調査による全国市区の行政改革度ランキングが発表になっています。全国695市と東京23区の行政比較調査によると、総合ランキング、岡谷市は87位、茅野市は101位、諏訪市は411位と岡谷市は上位にランクされています。

 調査内容は、1つとして情報公開を初めとする透明度、2つ目として効率化、活性化度、3つ目として市民参加度、4つ目として利便度について、71の小項目に分解し、項目の指標によりまとめたものであります。岡谷市が一定の実績評価を得ているものと思います。

 さて、(1)の総務省指針の集中改革プランへの対応ですが、岡谷市は本年2月に行財政改革プラン策定の市民会議を設置し、本年末を目途に最終答申をまとめるべく鋭意策定中でありますが、その後、本年3月29日に集中改革プランが総務省指針として出され、今後5年間の数値目標を平成17年度中に公表するように求められております。内容は大項目3、中項目10、小項目30項目にわたり、具体的な指針が示されております。

 一例として、定員管理の適正化計画については、過去5年間の定員純減を上回る純減を図り、明確な数値目標を掲げること、2点目として、成果については特に他団体との比較可能な指標に基づき、わかりやすい形で公表すること、3点目として、集中改革プランは目標値を数値化し、わかりやすい指標を採用すること、4点目として、策定の過程において速やかにホームページや広報等を通じ、住民にわかりやすい形で公表すること等、4点を挙げましたけれども、そういう具体的な内容が示されております。

 本総務省指針は策定市民会議に配布されていますが、市として集中改革プランへどのように対応するか、お伺いいたします。

 次に、(2)の市民の声の取り入れ方ですが、今日、少子・高齢化による人口減少時代を迎え、厳しい財政状況の中で、住民の負担と選択に基づき行政改革に取り組み、その体制を刷新していくことが求められております。

 現在、進められている岡谷市行財政改革プラン策定市民会議に、市民はかつてない大きな期待を寄せています。行政改革プラン及び集中改革プランの策定に当たっては、過去の経過にとらわれない見直しが必要となると思います。そのためには、企画段階から住民等の意見を反映するような仕組みを整えることが重要であると考えます。

 策定市民会議の会議録等を公開し、市民の皆さんから御意見、御提案を随時求めていますが、本件についてのEメール等、市民参加の状況をお伺いいたします。

 以上、壇上での質問を終わりにします。



○議長(上野安規光議員) 轟 敏議員の質問に対する答弁を逐次求めます。

 市長。

     〔市長 林 新一郎君 登壇〕



◎市長(林新一郎君) 轟議員さんの御質問にお答えをいたします。

 大きな1番のララオカヤについての1番から3番までお答えをいたします。

 まず、現在の事業の進捗状況はどうかとの御質問でありますが、ララオカヤの再整備については、平成15年度に実施された国の都市再生モデル調査の報告や、市民懇話会の提言を基本とし、昨年度、岡谷駅前再開発ビル再整備基本計画調査を実施いたしました。本年は、この基本計画調査を基本として、再整備の構想をより実効性のある現実的な内容としていくため、駅周辺地区全体の将来的な土地利用計画を視野に入れながら検討を深め、岡谷駅前地区再整備基本計画を策定していきたいと考えております。現在、その委託業務の発注手続を進めているところであります。

 また、権利者との調整についての状況はどうかとの御質問でありますが、5月19日に開催されたララオカヤ権利者総会において、市の本年度計画している事業についての報告と承認をいただき、6月7日から権利者の個別ヒアリングを実施しているところであります。

 次に、今後の事業の計画はどのように進められるかとの御質問でありますが、用地の先行取得にかかわり、岡谷市土地開発公社に対して債務負担行為を設定している平成21年を目標として、できるだけ早期の事業化を図ってまいりたいと考えております。

 また、早期に事業化するためには、再整備計画に対する権利者の合意の形成、商業、業務施設等への入居者の募集及び調整、補助事業採択に向けた国・県との協議といった課題を解決しなくてはなりません。これらの課題について、本年度の業務の中で一定のめどをつけてまいりたいと考えております。その上で、今後の事業は建物の基本計画、事業計画、設計工事と進めていくこととなります。

 次に、国の補助事業について、国との連携はどのようにされているかとの御質問でありますが、現在、県を通じて国との協議を進めております。5月31日には、本年度の岡谷駅前再整備基本計画業務にかかわる国の調査費の補助決定がなされました。市といたしましては、できるだけ早期に国の事業補助の採択ができますよう、さまざまな課題の解決を図り、引き続き国に対して働きかけをしていきたいと考えております。

 次に、大きな4番目、行財政改革プランについてであります。

 (1)集中改革プランへの対応につきましてお答えをいたします。

 議員さん御指摘のとおり、総務省の指針では、事務事業の再編、整備、廃止、統合や民間委託の推進、定員管理の適正化などを中心として、具体的な取り組みをわかりやすく明示した計画を平成17年度中に公表することとしております。本市におきましては、行財政改革プラン策定の基本的な考え方でお示しをしたとおり、集中改革プランの中心となる事項は行財政改革プランに盛り込むことを予定しております。

 既に、行財政改革プランの策定に当たっては、新たな地方行政改革指針の内容を十分に踏まえて、より積極的に行財政改革を推進できるよう策定作業に取り組んでおりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、(2)の市民の声の取り入れ方についてお答えをいたします。

 行財政改革プランの策定に向けて、本年2月に設置をいたしました岡谷市行財政改革プラン策定市民会議は、民意を把握するための新たな試みの重要な会議であると認識をいたしております。多くの市民の皆様から、行財政改革に関する御意見、御提言をお寄せいただき、それらの意見等もこの市民会議にお示しをし、さまざまな観点から御論議をいただき、市民の皆様の御意見、御提言を反映したより中身の濃い行財政改革プランを策定してまいりたいと考えております。

 現在、市のホームページのほか、市役所情報公開コーナー、3支所、駅前出張所において会議の状況等を公表するとともに、意見受付箱を設置し、市民の皆様からの御意見、御提言を募集しております。

 また、市政モニターの皆様に御意見等をお寄せくださるよう御通知申し上げたほか、ホームページ内の市民電子会議室に岡谷市の行財政改革について話し合う会議室を設け、広く市民の皆様の意見交換の場を設けているところであります。

 さらに、7月には、私が5会場を回り、市政懇談会、我がまちトークを開催いたしますが、その折にも行財政改革プランの策定に関して市民の皆様の御意見を伺うことにいたしております。

 現時点で文書による意見提言は20人の方から寄せられておりますが、さまざまな方法により寄せられました御意見、御提言につきましては、市民会議へもお示しをし、論議をより深めていただき、プランに反映できるよう努めてまいります。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。

     〔経済部長 小泉光世君 登壇〕



◎経済部長(小泉光世君) 大きな1番のララオカヤについての(2)のテナントの導入状況について、まずテナント導入の考え方でありますが、経済部としてはララオカヤの商業活性化のため、積極的にテナント導入に努めてまいりたいと考えておりますが、テナント導入に当たりましては、建物全体のレイアウトや商業調整に配慮しながら、地元営業地権者と協議する中で事例ごとに対応してまいりたいと考えております。

 また、現況でありますが、ララオカヤの新規テナント出店につきましては、4月より衣料品販売の業者が1軒出店いただいておりますし、そのほかにも3軒ほどの出店希望の問い合わせがありまして、2軒は希望面積等が折り合わず辞退されておりますが、もう1軒は協議を継続しております。

 (3)のイベント広場の活用状況でありますが、4月から5月末までに土曜、日曜日の利用が主でありますが、24件の利用がございました。

 なお、利用促進のために、PRパンフレット作成配布及びホームページ掲載等、引き続きPRに努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。

     〔企画部長 矢島政樹君 登壇〕



◎企画部長(矢島政樹君) 私の方から、大きな2番と3番について御答弁を申し上げます。

 2番のIT活用による市民総参加のまちづくりについて、(1)の行政情報の早期発信についてでありますが、岡谷市の情報提供といたしましては、広報おかやに情報提供を行うほか、市のホームページにおきまして新着情報など、各担当課においてその都度、情報を掲載しておりますが、管理部門における掲載の内容の精査、文書表現の確認等行うため、ある程度の時間を要しているのが実情であります。

 ホームページは情報を必要に応じて発信でき、また閲覧できる特質を持っておりますので、市として市民の皆さんに早くお知らせすべき情報につきましては、庁内の確認を行いながら、より早く掲載できますよう努めてまいりたいと考えておるところであります。

 (2)の審議会、委員会等の日程、会議結果の公表でありますが、審議会、委員会等につきましては、各担当課におきまして審議会等の日程等を市のホームページでお知らせするとともに、重要な会議の経過につきましてはホームページに掲載し、公表に努めております。

 また、市政懇談会につきましては、全懇談会終了後に、広報おかややホームページへ内容を掲載してきておるところであります。

 会議内容等の公表につきましては、ホームページの掲載を含めまして、必要な情報を市民の皆様に提供できるよう内部協議、検討を行い、さらに意を配してまいりたいと考えておるところであります。

 (3)の親しみやすい、わかりやすいホームページについてでございますが、岡谷市のホームページにつきましては、開設以来、必要に応じてコンテンツの追加やシステムの更改等を行ってきたところであります。急速な情報技術の発達により、インターネット利用が向上し、それに伴いホームページによる情報提供が増大する中、市民総参加のまちづくりを推進していくには、よりわかりやすく、親しみの持てるホームページ構築が重要と考えております。

 議員さんからお話がありましたように、日経BP社のe都市ランキングを見ますと、アクセスビリティーの評価が低くはなっておりますが、今年度、一部バリアフリー化も予定しております。アクセスビリティーの向上を図るとともに、アクセスを容易にできるような構成の検討、提供する情報の内容の精査など、よりわかりやすく、親しみの持てるホームページづくりに向けて今後も取り組んでまいりたいと考えておるところであります。

 こうした改善に向けての体制につきましては、ホームページの運用の見直し、新しい技術への職員の対応能力の向上を図る中で使いやすいシステムを構築してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それから、(4)の防災行政無線放送の内容の発信についてでありますが、御指摘のように、ホームページ内の岡谷市防災ボックス内の防災情報システムの閲覧が時系列的になっておらず、わかりづらい点がございますが、本年度、防災情報システムを更新し、ホームページに閲覧できるように修正していく予定になっておりますので、御理解をいただきたいと思っております。

 3番目の行政評価システムでございますが、(1)の平成16年度本格導入における成果についてでございます。

 行政評価につきましては、昨年度、平成15年度に実施した全事務事業に対する事務事業評価として本格導入をいたしました。その結果につきましては、結果総括にまとめ、全評価表とともに公表を行ったところであります。

 行政評価は、行政活動を評価する時点によって、実施前に評価を行う事前評価、実施中に行う中間評価、実施後に行う事後評価に分かれますが、当市の場合は全事務事業に対する事後評価を行っております。平成16年度に実施した事務事業につきましては、現在、決算に基づき、各担当において評価表の作成を行っておるところでございます。成果につきましては、今後、まとめを行う予定でありますので、よろしくお願いをいたします。

 (2)の実施計画や予算に反映できる評価時期と評価体制についてでございます。

 まず、評価時期についてでございますが、行政評価の評価時点につきましては、先ほども申し上げましたが、当市の場合、前年度の決算に基づき事後評価を実施をいたしておりまして、評価に基づき事務事業の改革、改善や、その事務事業を今後どうしていくのかの計画の立案に反映させる方式となっております。

 この事後評価は、評価の結果を事務事業実施の翌々年度の実施計画や予算に反映させる方式で、翌年度への反映は困難でありますが、将来にわたり、今後、毎年繰り返し実施してまいりますことから、結果として毎年度の実施計画や予算に行政評価が反映されることでありますので、御理解をお願いしたいと思います。

 次に、評価体制でありますが、現在、1次評価を主幹が行い、2次評価を課長が行って、部長が評価を承認するという体制をとっております。これは評価の対象が事務事業で、行政評価としては一番小さい単位で行っていることによります。平成18年度からは、事務事業を幾つかくくりました施策評価を予定しており、この施策評価の評価体制についてはどうするか検討をしてまいりたいと考えておるところであります。

 (3)の評価について市民の参加状況についてでございますが、全評価表については、ことしの1月末に公表を行い、市民の方の意見も求めているところであります。現在、意見等は寄せられておりません。反応はほとんどございませんが、他市等においても大都市で年に数件程度といった状況であることも聞いております。当市におきましては、本格導入したことばかりであることや、小さい単位で事務事業の評価で市民の方にとってなじみが薄く、評価表の件数も多いといったことが原因ではないかと考えております。

 平成18年度に事務事業を幾つかくくりました施策の評価を予定しておりますので、内容的にも数的にも市民の方になじみやすくなるのではないかというふうに思っておりますが、なお広報等、PRにつきましても、その方法等、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 一通り答弁が済んだようです。

 轟 敏議員、2回目の質問を許します。



◆13番(轟敏議員) 13番 轟 敏です。

 1番目のララオカヤについてでございますが、現在、作業を進めており、委託業務の発注段階まで来ているということでございますので、なるべくこれを早くお願いして、結論を出す方向にお願いしたいんですけれども、この委託業務の結果はいつごろ出るものか、その辺の予想がついたらお聞きいたします。

 それと次に、現在、ヒアリングの実施中ということでございますけれども、ヒアリングの内容について、どんな程度の内容をやっているかということをお聞かせ願いたいと思います。

 それと、国・県へ行って協議、その他、今年度じゅうにめどをつけたいということで、ぜひそんな方向で進めていただきたいわけですけれども、5月31日に国の調査費が確定したという御説明でありまして、非常にこれは結構なことではないか。やはり、この事業のワンステップがまたクリアできたという感じに受け取っております。

 この調査費の金額並びに何に対しての調査費か、もしわかりましたら説明願いたいというふうに思います。当然、調査費ができると、国庫補助の採択という方向に向かうと一般的には考えたいわけですけれども、それについての何かお考えがありましたら、説明をお願いしたいというふうに思います。

 いずれにせよ、現在、地権者並びに商業者は、補償金がどのくらい出るかということは非常に関心が高くて、いろいろヒアリングの中においても、これが出されないと話が進展しないというようなお話がありますので、この辺の答えの出る時期がわかりましたら説明を伺いたいと思います。

 次に、(2)のテナントの関係でございますけれども、非常に難しいところがあるかと思います。入ってもらっても建物全体が集客部ないだとか、いろいろ状況は聞いておりますけれども、やはり積極的なこれはぜひお願いをして、埋めていただくようにお願いしたい。駅おりてすぐシャッターということではぐあいが悪いと思いますので、お願いしたい。

 それと、イベント広場の活用なんですけれども、私もちょくちょく見に行きますけれども、ほとんどやっていないというのが印象でございまして、この広場の設定は市がやっていただいているものですから、大変ではございますけれども、やはり市が主体になってイベント業者を積極的に探すだとか、業者が来るのを待つということではなくて、探して、その道に聞くとそういう情報が入るというふうにも聞いておりますので、ぜひこの点については積極的にやっていただくよう要望しておきます。

 それと、次に、2番目のIT活用による市民総参加のまちづくりでございますけれども、審議会、委員会等の日程だとか、これを公表願いたい。

 先ほど、先番議員の中で、審議会が現在、全部で27ある。これだけ動いているとは、私ももうちょっと知らなかったわけですけれども、先ほどの説明で非常に多い。また、委員会等も非常に多くやられているのではないかと思いますので、これを一覧表で見えるようにしていただきたいということです。ということは、いろいろな各部課ごとでホームページの場所が違っていますから、そこへ飛んでいかないとその状況がわからないということに今のホームページはなっております。

 他市の諏訪市なんかの例を見ますと、これらの予定と、一覧表でまず出ております。その詳細については、またどこかへリンクして見るというようなことですけれども、一覧表でどういう審議がここでされるかということも含めて、またその議事録の結果も索引できるようになっているので、ぜひトップページぐらいにわかりやすい表で表現していただくようにできないか。これは何としてもやっていただきたいと思うものですから、もう一回、やる方向での答えをいただければというふうに思います。

 それと、トップページから始まって、全部のもう一回見やすい方向に近々改革いたしますということで結構ですけれども、ぜひそんな方向でお願いしたいと思っております。

 防災無線放送の内容をホームページにということでございまして、これも実は私が相当苦労して、また消防関係にお聞きしたりして、やっと閲覧できるページがわかったわけですけれども、私がやっても恐らく1時間以上かかってしまう。きのうの防災情報は、どんなものが出たか探すのに1時間ぐらいかかるのではないかと思います。ということは、3回リンクしなければ目的のところへ到達しない。その上に27項目があって、そのうちのどの項目を選びたいかと来るものですから、いやいや、きのうの情報を見たいんだということではとても通用しない。全部のページを27項目見て、そしてきのう発信された情報は何であるかということを読み取っていかなければ読めない。これではとても、あるといってもないに等しいというふうに考えますので、早急にやはり一覧でも見えるように、しかもトップページで見られるように変えていただきたいと、こんなふうに思います。

 それと、行政評価システムの関係ですけれども、翌々年の予算にないと反映できないということでございますけれども、これはやはりもう一回検討していただきたい。ということは、予算のできるのが、結果ができるのは大体9月時分でございますけれども、それ以降にまとめるということになれば、確かに(「リーン」予鈴)翌々年ぐらいにしか反映できないという状況になろうかと思います。

 この点について、茅野市の場合ですけれども、これは茅野市は行政アドバイザーをお願いして評価してもらった結果なんですけれども、やはり予算関係とか費用については何も3月で区切ることはないのではないか。途中で区切って途中で結果を出していくこともできるのではないか。そんなことで、必ず3月末に区切るという習慣を変える必要があるのではないか。茅野市においては、やはり即、次の予算に反映できるように、時期的にもすべきだという点は、これ指摘されております。

 それと、あと、組織改正なんですけれども、茅野市の場合は助役さんを長として収入役さん、それと全部長が一体になって最終評価をしている。ただ、岡谷市の場合はもう792件がありますから、これをもう助役さんを含めて全部やっていたらできないというふうに思います。茅野市の場合は154件に絞りまして、これは効果があると思えるものを拾って、助役さんを中心に全部長で意見交換しながら答えを出している。

 これにやりますと、岡谷市の場合、予定している政策評価とか、そこまで結論を出せなくても、やはり部長クラスになりますと、それくらいのものは全部頭に入っていて、適正な評価、これはカットだとか、いろいろな方向が出し得るのではないか。結局、施策評価、政策評価まで出してもらったら、それを見るとそれはわかりすいですけれども、それを待たずしてこういうことは進めないといけないのではないか。そんな点で、この組織の問題。それで、期間もやはり翌年に必ず反映できるようなことにもう一回考え直していただく必要があるのではないか、こんなふうに思っております。

 それと、時間がないので、行政改革プランですけれども、確かに少ない。これはホームページの見にくさという点が1つあります。例えば、よそは大体2回か3回リンクするとシートまでたどり着くんですけれども、岡谷市の場合については7回やっていかないと、しかも分かれ道があって、迷い込んだらもう出てこられないと、もとへ戻れないというようなシステムになっております。5回やってやっと所定のシートにたどり着くということで、(「リ・リーン」終了)これではちょっと見にくい。このようなのは早急に改善していただきたいと思います。

 もう時間になりましたから、この辺でとめておきます。よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 轟 敏議員の再質問に対する答弁を求めます。

 助役。



◎助役(竹澤幸男君) 1番のララオカヤの関係で、委託業務の工期はという御質問いただきましたけれども、ことしの6月から来年の2月までの工期でございます。

 それから、ヒアリングの内容でございますけれども、個別ヒアリングにつきましては、6月7日から実施して6月中に終了する予定となっております。内容は、昨年度実施しました基本計画調査の再整備の素案に対する要望や意見のほか、それぞれの店舗の営業状況、あるいは今後の見通し、再整備の際における個別の対応の希望等を相談を行っているものであります。

 次に、委託の内容ですけれども、住宅部分の市場調査、商業コンサルを入れた権利者の権利調整、昨年度策定しました建物素案の修正、その他、国の補助採択に必要な調査でございまして、金額については1,500万円、それについて国費が3分の1となっているものでございます。

 よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 企画部長。



◎企画部長(矢島政樹君) 2番目のITの活用のところで何点か御質問いただきました。

 審議会の一覧表を見えるようにというお話でありますが、言われる御質問の内容はわかりますので、お話を承りまして検討してみたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 それから、防災無線の関係でございますが、リンクの回数が多いというお話であります。時間もかかるという御質問でありましたが、先ほど申し上げましたとおり、本年度の中で防災システムを更新する予定でありますので、その中ででき得る限りのものを対応してまいりたいと考えておるところであります。

 それから、3番目の行政評価システムのところで、その評価時期のお話をいただきました。岡谷市で行っております評価の仕方につきましては、先ほど御答弁を申し上げたとおりでありまして、事後評価の方式をとっております。

 また、一応全県ということで扱っている関係で、その作業的なものもございますし、途中と申しますと中間報告でというふうな形もあるわけですが、現実的な内容といたしまして、非常に作業的なものが出てまいるということで難しい部分がございますので、今始めました方式で、このシステムを毎年毎年繰り返すことによって、行政は当然、途中で廃止、あるいは終了させたり、あるいは継続していくものもございますので、そういう継続する部分へこの行政評価を生かしていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思っております。

 それから、他市の方では全件でなく抽出というようなお話もございましたが、岡谷市では800件近い全件をやっております。個々それぞれの評価をしていくことも重要と考えてやっておりますし、そのことをやることによりまして、各職場でそれぞれ事務事業等、持っておりますので、職員の意識改革も常々こういったものを意識しながら事業を行い、評価を行い、また次の予算等に反映させていくというシステムで、そういったことも考えながらのものでありますので、御理解をいただきたいと思っております。

 それから、4点目の行財政改革プランの中で、リンクするのに回数がというお話であります。

 岡谷市のホームページを開きまして策定の市民会議へ行く上には、5回ほどクリックが必要になっております。公開する情報量、見やすさ等の兼ね合いもございますが、さらに見やすくするようなことについては、改善できるものは図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思っております。



○議長(上野安規光議員) 助役。



◎助役(竹澤幸男君) すみません、先ほどララオカヤで1つ落としておりました。追加でお答えさせていただきます。

 補償料につきましては、まだまだ先になります。今、調査の段階でございまして、事業採択されてからの計画になりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) 轟 敏議員の一般質問を終了いたします。

 これにて一般質問は全部終了いたしました。

 この際、暫時休憩いたします。



△休憩 午後3時06分



△再開 午後3時20分



○議長(上野安規光議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△議案第66号の上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(上野安規光議員) 日程第2 議案第66号 工事請負契約について(塩嶺林間工業団地第2期造成工事)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 総務部長。

     〔総務部長 中田富雄君 登壇〕



◎総務部長(中田富雄君) 議案第66号 工事請負契約について御説明申し上げます。

 この工事請負契約は、塩嶺林間工業団地第2期造成工事の契約でございます。

 塩嶺林間工業団地第2期造成工事は、平成7年、平成8年度に造成分譲した第1期区域の北側で、面積1万2,895?の造成を行うものであり、工場用地、調整池、道路等を整備するものであります。詳細は、さきの議会で御説明をいたしましたとおりでございます。

 塩嶺林間工業団地第2期造成工事の請負契約は、去る6月7日、市内土木A級の6業者によって指名競争入札を行った結果、2億1,630万円で株式会社岡谷組と仮契約をしてございますが、請負契約を締結するため、議会の御議決をいただきたいものであります。

 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 宮下奈美恵議員。



◆9番(宮下奈美恵議員) 9番 宮下奈美恵です。

 数点質問させていただきます。

 ただいまの説明で指名入札6社ということでしたが、まず、この工事において対象基準となる会社がどのくらいあって、その中からどういう理由で6社を指名したのかについてお聞きいたします。

 また、その6社の中からここに決定したる経緯について、その内訳についてお尋ねいたします。

 2つ目ですが、この事業については御承知のとおり、広報の6月1日付で公には発表になりました。それで、申込期間が6月20日という、20日間という非常に短い期間であります。金額は非常に高い金額で、ここを例えば分譲して工場を出すにしても、その資金繰り等、進出する企業においては非常な決断に迫られるわけです。お金の工面もしなければなりませんし、役員の相談もしなければなりません。工場移転となると、その社運もかかってきます。そのような大事な工業団地進出を企業が考えなければいけない場合に、この20日間という短い期間で果たして妥当かどうか、この期間の延長についてのお考えがあるかどうか、お伺いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) ただいま御質問のありました1点目についてお答えいたします。

 今度の入札につきましては、岡谷市建設工事等入札制度合理化対策要綱に定められております等級別発注基準によりまして、土木工事の場合には800万円以上の場合にはAクラスの事業者ということになりまして、先ほど申し上げましたが、このAランクに、Aクラスに当たるのは6社ということでございますので、この6社を指名させていただきました。

 先ほど、1番のところで2つありましたけれども、対象となるのも6社でありますし、指名をしたのも6社でございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 申込期間が妥当かどうかという部分でございますけれども、これまでも一応このような状況というか日数で申し込み、応募等をやってきたものですから、こういうことで一応20日間ということでお願いしたいということでございますので、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆9番(宮下奈美恵議員) 9番 宮下奈美恵です。

 すみません、ちょっと質問の仕方がいけなかったので、答えてほしい答弁をいただけなくて申しわけありません。

 この岡谷組に決定した経緯という中には、予定価格に対してどのくらいの割合で6社が入札したか、その割合をお聞きしたかったわけですが、その件についてお尋ねいたします。

 それと、今、いろいろと問題になっておりますけれども、この予定価格に対してどのくらいの割合かということで、非常に高い割合になっていることが多いわけです。これから答えてもらうので、どのくらいかわかりませんけれども、前回、私の記憶が正しければ、北部中学校の改修工事に当たっては5社だったでしょうか、99.1%から6%くらいの間で5社が推移して、1社に決まったという経緯があります。

 ご存じのように、今、国でも談合の問題が取りざたされておりますが、予定価格に対して90%以上は談合の疑いも持たれるというようにもなっております。岡谷市については詳しい資料もありませんので、推測するにすぎないわけですけれども、予定価格を設定して指名入札をするこの方式自体も、そういうことになるとちょっとどうかということが問われると思うんですが、もう一回言いますと、1つは予定価格に対して6社がどのような割合で入札をしたのかという点と、2つ目は、この予定価格を設定するということに対して市ではどのように思っているかという点についてお伺いします。

 2つ目の期間についてなんですけれども、部長さんなんかもご存じかと思いますけれども、企業が拡張する、あるいは新しいところに移転をするということに対して本当に20日間で決定できるのかどうかというのを、工業をずっとやっていらした部長さんの立場でちょっと御意見を伺いたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) お答えいたします。

 予定価格は2億1,994万3,500円、落札率は98.34%でございます。落札したのが98.34%ですが、一番高い率は99.78%でございます。この間に6社があるということでございますので、よろしくお願いいたします。

 それから、予定価格のところでお話をいただきましたが、当然、入札制度でありますので、予定価格というものは、これは設定をしていかなければ工事発注できませんので、基本的なここの考え方については間違ったものはないというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) 経済部長。



◎経済部長(小泉光世君) 塩嶺工業団地の第2期造成につきましては、平成13年からずっとアンケート調査をしておりまして、塩嶺林間工業団地の方に入れるのかどうかというアンケートでずっと何回か問い合わせをしておりましたので、もし自分がそういう形で出たいということになれば、ずっと毎年やってきておりますので、その時点である程度考えていて、それでできるというか、今回、20日間でありますけれども、一応その申し込みというのは、ある程度そういうような戦略が考えられておれば対応ができるのではないかというふうに考えておりましたので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆9番(宮下奈美恵議員) 9番 宮下奈美恵です。

 まず最初のことですが、すみません、私の認識がちょっと不足している、予定価格ではなくて、予定価格を事前公表することについてということですので、もう一度答弁をお願いしたいと思います。

 それで、その件につきまして、先ほども言いましたように、ここのところ議会で発表される金額は今言ったように非常に高くて、今回も98.34%から99.78%ということになっております。それで、急に資料を出せといっても無理だと思いますので、これは委員会の方で論議していただきたいと思いますけれども、例えば昨年16年度の1年間において、1億円以上のものについてどのくらいの割合で行われていたのか。例えば、件数が10件なら10件あって、そのうち90%以上の落札価格の場合は何件あるかとかいった、そういった資料を委員会の方に提出いただいて、委員会の方で論議をしていただきたいと思います。

 2つ目の工業団地の件ですが、部長さんのおっしゃることもよくわかりますが、この林間工業も第1期工事が終わってしばらく工事が進まなかったとか、手がついていなかったというか、そういう感じで、非常にこのことについては、この第2期工事が始まったということで注目した業者さんが多いと思うんですね。

 それで、一般質問の中でもありましたけれども、銀行やその他を含めて幾つかもう電話で問い合わせがあったということもありまして、工業の町である岡谷市としては、やっぱりこういうことをすると注目も浴びますし、今まで考えていなかったけれども、市でそういう造成工事をやるならもうちょっと大きくしようかという考えも出てくると思うんです。

 それで、できれば今後はもう少し住民や企業の皆さんに余裕を持ってもらって、十分検討する時間を与えていただきたいと思います。これは要望にしておきますけれども、よろしくお願いします。



○議長(上野安規光議員) 総務部長。



◎総務部長(中田富雄君) 再度いただきました。

 予定価格の事前公表ということでございますけれども、これは今、試行の延長というような形の中でやらせていただいていますけれども、当然、この予定価格の事前公表という部分の是非の部分については論議があるというところだろうというふうに思っています。

 ここまでの経過の中では、相当低入札になった事例もございます。そして、現在の状況は先ほど申し上げましたとおりですので、これはそれぞれの時期、そのときの状況という部分の中の入札状況というものを反映しているというふうに思っています。ただ、そのことが事前公表そのものの是非という部分と本当に密接な関係があるかどうかということ、ちょっとそこのところについては何とも言えない部分がありますので、あくまでも今、試行という段階でやらせていただいていますので、今後の評価をした上で判断をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(上野安規光議員) ほかに質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第66号は、総務委員会に付託いたします。

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△議案第67号の上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(上野安規光議員) 日程第3 議案第67号 岡谷市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例を議題といたしたいと思います。

 提出者の説明を求めます。

 宮下奈美恵議員。

     〔9番 宮下奈美恵議員 登壇〕



◆9番(宮下奈美恵議員) 9番 宮下奈美恵です。

 議案第67号 岡谷市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例について、提出者を代表いたしまして御説明申し上げます。

 改正の理由については、裏面に記載してありますとおり、乳幼児医療費給付事業における対象年齢を拡大することにより、子育て家庭の経済的負担の軽減を図り、子育てしやすい環境づくりに資するため改正したいものであります。

 それでは、改正の内容につきまして御説明申し上げます。

 岡谷市福祉医療費給付金条例の第6条中の「4歳以上の乳幼児の入院以外及び」の部分を削るものであります。このことにより、4歳以上の乳幼児の外来の場合でも、就学前まで福祉医療費給付金の支給対象となるものであります。

 附則は、施行期間は平成17年10月1日とし、経過措置としましては、この条例の施行前に支給事由の生じた福祉医療費給付金については、なお従前の例にするものであります。

 以上で説明を終わりますが、御議決賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(上野安規光議員) これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 横内 正議員。



◆15番(横内正議員) 15番 横内 正です。

 提案者にお尋ねをいたします。

 この乳幼児の医療費の無料化年齢の拡大につきましては、昨日の一般質問の答弁でも、市側は所得制限を設ける、あるいは入院時の食事代の市費の負担を撤廃するというようなことも含めて検討して、来年4月から実施をしたいという意向のようであります。

 そこでお尋ねをするんですが、まず今回のこの提案によりますと、所得制限と入院時の食事代の市費負担の撤廃については触れられておらないと思うんですが、その辺について提案者はどういうふうにお考えなのか。

 もう一つは、10月1日からの施行になっておりますが、ということは、これ補正を組んで対応しろということだと思うんですが、もし10月1日から施行した場合ですが、平成17年度の市の負担額がどのくらいになるのか。それから、平成18年度以降、年間の市費の負担はどのくらいになるのか。それを先ほどの所得制限と入院時の食事代の負担の撤廃をした場合としない場合、それぞれどのくらいの金額になるかお教えください。



○議長(上野安規光議員) 宮下奈美恵議員。



◆9番(宮下奈美恵議員) 9番 宮下奈美恵です。

 御質問にお答えいたします。

 まず初めに、この条例は現在の条例に対して枠を広げるものですので、言いましたように食費などはついておりません。

 それから、金額の問題ですけれども、この平成15年から平成16年においてはほとんど1,300人で推移しておりまして、平成18年についても同様と考えられております。金額については、約2,800万円を要しております。

 それから、給付をなくした場合については考えておりませんので、お答えしません。

     〔「平成17年度、半年分」と言う人あり〕



◆9番(宮下奈美恵議員) すみません、10月1日から実施ですので、金額2,800万円の半分の1,400万円となります。



○議長(上野安規光議員) 横内 正議員。



◆15番(横内正議員) 15番 横内 正です。

 お考えはわかりましたが、先ほども述べましたように、市では所得制限、それから入院時の食事代の市費負担を撤廃するということで検討をしており、来年4月から実施だということですので、その辺の金額の差がわからないと審議のしようがないと思うんですが、お答え無理なようですので、その辺も含めて委員会で審議をお願いします。



○議長(上野安規光議員) ほかに質疑はありませんか。

     〔「なし」と言う人あり〕



○議長(上野安規光議員) これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております議案第67号は、社会委員会に付託いたします。

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△散会の宣告



○議長(上野安規光議員) 本日はこれまでとし、散会いたします。



△散会 午後3時39分