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長野県 上田市

平成24年 12月 定例会 12月04日−開会〜知事説明−01号




平成24年 12月 定例会 − 12月04日−開会〜知事説明−01号







平成24年 12月 定例会





平成24年12月4日(火曜日)

 午後1時2分開会
 午後1時41分散会

議 事 日 程
   午後1時開会
 1、開  会
 2、日程第1 会議録署名議員の指名
 3、日程第2 会期の決定
 4、諸般の報告
  1 地方自治法第121条の規定による委任または嘱託を受けた者の職氏名について
  2 議長提出報告第1号から第5号まで
  3 議員派遣について
 5、日程第3 知事提出議案第1号から第66号まで
   付議議案に対する知事説明
 6、日程第4 臨時的な協議等の場の設置の件
 7、日程第5 休会の件

本日の会議に付した事件
 1、開  会
 2、会議録署名議員の指名
 3、会期の決定
 4、地方自治法第121条の規定による委任または嘱託を受けた者の職氏名について
 5、議長提出報告第1号から第5号まで
 6、議員派遣について
 7、知事提出議案第1号から第66号まで
  1 知事説明
 8、臨時的な協議等の場の設置の件
 9、休会の件

出 席 議 員
      1番  先 崎 温 容 君    2番  鈴 木   智 君
      3番  丹 治 智 幸 君    4番  斎 藤 健 治 君
      5番  佐 藤 雅 裕 君    6番  遊 佐 久 男 君
      7番  矢 吹 貢 一 君    8番  本 田 仁 一 君
      9番  椎 根 健 雄 君   10番  佐久間 俊 男 君
     11番  紺 野 長 人 君   12番  円 谷 健 市 君
     13番  宮 本 しづえ 君   14番  山 田 平四郎 君
     15番  小 林 昭 一 君   16番  阿 部   廣 君
     17番  西 山 尚 利 君   18番  勅使河原 正之 君
     19番  長 尾 トモ子 君   20番  安 部 泰 男 君
     21番  水 野 さちこ 君   22番  星   公 正 君
     23番  宮 下 雅 志 君   24番  古 市 三 久 君
     25番  石 原 信一郎 君   26番  長谷部   淳 君
     27番  渡 辺 義 信 君   28番  桜 田 葉 子 君
     29番  杉 山 純 一 君   30番  満 山 喜 一 君
     31番  佐 藤 金 正 君   32番  柳 沼 純 子 君
     33番  今 井 久 敏 君   34番  ? 野 光 二 君
     35番  坂 本 栄 司 君   36番  佐 藤 政 隆 君
     37番  立 原 龍 一 君   38番  宮 川 えみ子 君
     39番  阿 部 裕美子 君   40番  吉 田 栄 光 君
     41番  太 田 光 秋 君   42番  斎 藤 勝 利 君
     43番  平 出 孝 朗 君   44番  清 水 敏 男 君
     45番  甚 野 源次郎 君   46番  本 田   朋 君
     47番  川 田 昌 成 君   48番  亀 岡 義 尚 君
     49番  三 村 博 昭 君   50番  神 山 悦 子 君
     51番  佐 藤 憲 保 君   52番  遠 藤 忠 一 君
     53番  小桧山 善 継 君   54番  青 木   稔 君
     55番  宗 方   保 君   56番  西 丸 武 進 君
     57番  渡 部   譲 君   58番  瓜 生 信一郎 君

説明のため出席した者
 県
       知     事     佐  藤  雄  平  君
       副  知  事     内  堀  雅  雄  君
       副  知  事     村  田  文  雄  君
       直 轄 理 事     齋  須  秀  行  君
       安全管理監(兼)    齋  須  秀  行  君
       総 務 部 長     鈴  木  正  晃  君
       企 画 調整部長     野  崎  洋  一  君
       生 活 環境部長     荒  竹  宏  之  君
       保 健 福祉部長     菅  野  裕  之  君
       商 工 労働部長     伊  東  正  晃  君
       農 林 水産部長     畠     利  行  君
       土 木 部 長     渡  辺  宏  喜  君
       会 計 管 理 者     斎  藤     隆  君
       出納局長(兼)     斎  藤     隆  君

       原子力損害対策     鈴  木  淳  一  君
       担 当 理 事

       子 育 て 支 援     鈴  木  登 三 雄  君
       担 当 理 事

       企 画 調 整 部     八  木  卓  造  君
       避 難 地 域
       復 興 局 長

       企 画 調 整 部     小  松  信  之  君
       文 化 スポーツ
       局     長

       商 工 労 働 部     星     春  男  君
       観 光 交流局長

       知 事 直 轄     尾  形  淳  一  君
       知 事 公 室 長

       総 務 部政策監     小  野  和  彦  君

 知 事 直 轄
       秘書課長(兼)     尾  形  淳  一  君

 総  務  部
       総 務 課 長     徳  永  勝  男  君
       総 務 部 主 幹     小  柴  宏  幸  君

 企  業  局
       企 業 局 長     森  合  正  典  君

 病  院  局
       病院事業管理者     丹  羽  真  一  君
       病 院 局 長     佐  原  輝  一  君

 教 育 委 員 会
       委  員  長     境  野  米  子  君
       委     員     蜂 須 賀  禮  子  君
       委     員     佐  藤  有  史  君
       教  育  長     杉     昭  重  君

 選挙管理委員会
       委  員  長     菊  地  俊  彦  君
       事 務 局 長     石  本     健  君

 人 事 委 員 会
       委  員  長     大 須 賀  美 智 子  君
       事 務 局 長     甲  賀     敬  君

 公 安 委 員 会
       委  員  長     高  瀬     淳  君
       警 察 本 部 長     平  井  興  宣  君

 労 働 委 員 会
       事 務 局 長     鈴  木  千 賀 子  君

 監 査 委 員
       監 査 委 員     美  馬  武 千 代  君
       事 務 局 長     二  瓶  辰右エ門  君

 議会事務局職員
       事 務 局 長     今  泉  秀  記  君
       事 務 局 次 長     小  椋     正  君

       事 務 局参事兼     水  野  成  夫  君
       政 務 調査課長

       総 務 課 長     村  越  徳  也  君
       議 事 課 長     山  口     浩  君

       議 事 課主幹兼     野  木  範  子  君
       課 長 補 佐

       議事課主任主査     塚  原  隆  光  君

       議事課主任主査     長 谷 川  利  嗣  君
       兼 委 員会係長





    午後1時2分開会



○議長(斎藤健治君) ただいま出席議員が定足数に達しております。

 これより平成24年12月福島県議会定例会を開会いたします。





△開会挨拶





○議長(斎藤健治君) 開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 本日、12月定例会が招集されましたところ、議員を初め関係者の皆様方には御壮健にて御出席いただき、ここに開会できますことは、まことに御同慶にたえないところであります。

 今期定例会は、本県の復興・再生をさらに加速させるためのインフラの復旧、福島の子供たちへの支援、再生可能エネルギーの普及拡大に要する経費など434億9,200万円に上る平成24年度一般会計補正予算や福島県長期総合計画など、県政当面の重要な案件を審議する議会であります。

 したがいまして、議員の皆様方には、会期中格別の御精励をいただき、慎重審議を尽くされ、もって困難な生活を余儀なくされている県民の皆様の生活の安定に寄与されますとともに、議事運営につきましても特段の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。





△永年勤続議員に対する全国都道府県議会議長会よりの表彰状の伝達



○議長(斎藤健治君) 次に、去る10月23日、静岡県で開催されました全国都道府県議会議長会総会において、永年県議会議員の要職にあり、その功績顕著なるものとして表彰されました議員に対し、表彰状を伝達いたします。



◎議会事務局次長(小椋正君) 永年勤続功労者、在職15年以上、川田昌成殿。(拍手)



○議長(斎藤健治君) 

       表  彰  状

                  川 田 昌 成 殿

 あなたは福島県議会議員として在職15年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります

 よってここにその功労をたたえ表彰します

   平成24年10月23日

                 全国都道府県議会議長会

    (議員川田昌成君、議長より表彰状並びに記念品を受ける)(拍手)



◎議会事務局次長(小椋正君) 在職15年以上、佐藤憲保殿。(拍手)



○議長(斎藤健治君) 

       表  彰  状

                  佐 藤 憲 保 殿

 あなたは福島県議会議員として在職15年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります

 よってここにその功労をたたえ表彰します

   平成24年10月23日

                 全国都道府県議会議長会

    (議員佐藤憲保君、議長より表彰状並びに記念品を受ける)(拍手)



◎議会事務局次長(小椋正君) 在職10年以上、太田光秋殿。(拍手)



○議長(斎藤健治君) 

       表  彰  状

                  太 田 光 秋 殿

 あなたは福島県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります

 よってここにその功労をたたえ表彰します

   平成24年10月23日

                 全国都道府県議会議長会

    (議員太田光秋君、議長より表彰状並びに記念品を受ける)(拍手)



◎議会事務局次長(小椋正君) 在職10年以上、宗方保殿。(拍手)



○議長(斎藤健治君) 

       表  彰  状

                  宗 方   保 殿

 あなたは福島県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります

 よってここにその功労をたたえ表彰します

   平成24年10月23日

                 全国都道府県議会議長会

    (議員宗方 保君、議長より表彰状並びに記念品を受ける)(拍手)



○議長(斎藤健治君) これをもって、表彰状の伝達を終わります。





△新任者挨拶





○議長(斎藤健治君) この際、新任者より挨拶のため発言を求められておりますから、これを許します。教育委員会委員蜂須賀禮子君。

    (教育委員会委員蜂須賀禮子君登壇)



◎教育委員会委員(蜂須賀禮子君) 去る10月19日付をもって福島県教育委員会委員に任命されました蜂須賀禮子でございます。微力ではございますが、福島県教育に全力を尽くす所存でございます。皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。



○議長(斎藤健治君) 教育委員会委員佐藤有史君。

    (教育委員会委員佐藤有史君登壇)



◎教育委員会委員(佐藤有史君) 去る10月19日付をもって福島県教育委員会委員に任命されました佐藤有史でございます。保護者の立場として、子供たちの明るい未来が築けるよう微力ながら尽力させていただきます。

 また、キャリア教育が志向されている中、会社経営の一端を担う者として、夢を持てるように先導していきたいと思っております。何とぞ御指導、御鞭撻よろしくお願い申し上げます。



○議長(斎藤健治君) 病院事業管理者丹羽真一君。

    (病院事業管理者丹羽真一君登壇)



◎病院事業管理者(丹羽真一君) 去る11月2日付をもって病院事業管理者に任命されました丹羽真一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(斎藤健治君) これより本日の会議を開きます。





△会議録署名議員の指名





○議長(斎藤健治君) 直ちに日程に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長より

                 12番  円 谷 健 市 君

                 16番  阿 部   廣 君

                 17番  西 山 尚 利 君

 以上のとおり指名いたします。





△会期決定の件



○議長(斎藤健治君) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月20日まで、17日間とすることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(斎藤健治君) 御異議ないと認めます。よって、会期は本日から17日間と決定いたしました。





△地方自治法第121条の規定による委任または嘱託を受けた者の職氏名について



○議長(斎藤健治君) 次に、本定例会に当たり、知事及び教育委員会、選挙管理委員会、人事委員会、公安委員会の各委員長並びに労働委員会の委員及び監査委員に対し、説明のためあらかじめ出席を求めておりますから、御了承願います。

 次に、地方自治法第121条の規定による委任または嘱託を受けた者の職氏名について、それぞれ別紙配付のとおり通知になっておりますから、御報告いたします。

             

    (参  照)

             



○議長(斎藤健治君) お諮りいたします。ただいま御報告いたしました委任又は嘱託を受けた者に対し、説明のため、本議場に出席を求めることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(斎藤健治君) 御異議ないと認めます。よって、議長よりそれぞれ出席を求めることにいたします。





△議長提出報告第1号から第5号まで





○議長(斎藤健治君) 次に、議長より報告第1号から第5号まで、以上5件を提出いたします。

             

    (参  照)

             



△議員派遣について





○議長(斎藤健治君) 次に、福島県議会会議規則第121条第1項ただし書きの規定により、別紙配付のとおり議員の派遣をいたしましたので、御報告いたします。

             

    (参  照)

             





△知事提出議案第1号から第66号まで(知事説明)





○議長(斎藤健治君) この際、知事より別紙配付のとおり議案提出の通知がありますから、御報告いたします。

             

    (議案別冊参照)

    (参  照)

             



○議長(斎藤健治君) 日程第3、知事提出議案第1号から第66号まで、以上の各案を一括議題といたします。

 付議議案に対する知事の説明を求めます。

    (知事佐藤雄平君登壇)



◎知事(佐藤雄平君) 12月県議会定例会が開催されるに当たり、当面する重要な議案を提出いたしました。

 以下、そのあらましについて御説明いたしますが、それに先立ち、本日公示された衆議院議員選挙が我が国の最優先課題である東日本大震災、原子力災害からの復旧・復興を加速させる契機となることを強く希望いたしまして、当面の諸課題について所信の一端を述べさせていただきます。

 東日本大震災から、間もなく1年9カ月となります。避難指示区域等の解除、見直しが行われた市町村においては、住民の帰還促進のための除染やインフラ復旧などが精力的に進められております。

 そうした中で、10月13日、天皇・皇后両陛下に川内村を御訪問いただき、村民1人1人に温かいお言葉をかけていただいたことは、何よりの励ましとなりました。

 一方、避難指示区域が再編に至っていない町村では、住民の帰還に向けた取り組みが着実には進展していないというのが実情であります。

 先月、双葉郡の町村長の皆さんと郡内を一巡してまいりました。修理もできず損傷が進む住宅、雑草が生い茂る田畑など厳しい現実を前にして、早期復旧に取り組む決意を新たにしたところであります。

 県におきましては、18歳以下の医療費の無料化の開始、再生可能エネルギーの飛躍的推進に資する住宅用太陽光発電設備の普及拡大、ふくしま産業復興企業立地補助金の追加財源の確保、県営の復興公営住宅整備への着手、(仮称)県環境創造センターやふくしま国際医療科学センターの基本構想の策定、強化した検査体制のもとでの安全な農産物の出荷と価格回復、「ふくしまから はじめよう。」をスローガンとして展開するロンドン、パリも含めた国内外への積極的な情報の発信、観光有料道路を無料化した効果などによる観光客数の回復など、さまざまな成果が得られております。

 今後とも、被災者の皆さんの生活拠点の早急な整備など生活再建支援を最優先課題として、豪雨災害の被災地等も含め、福島県全体の復旧・復興に全力で取り組んでまいります。

 県長期総合計画につきましては、震災や原子力災害の影響等による大きな環境変化を踏まえ、全面的な見直し作業を進めてまいりました。震災からの復興を果たした30年後の姿を展望し、「夢・希望・笑顔に満ちた“新生ふくしま”」を基本目標に掲げた8年間の計画として、福島県総合計画を改定いたします。

 この新たな県総合計画「ふくしま新生プラン」及び策定中の第2次復興計画や各分野ごとの部門別計画に基づき、本県を復興から新たな発展へと導いてまいりたいと考えております。

 地域防災計画につきましては、震災及び原子力災害の教訓を踏まえ、県民の安全・安心の確保を最優先に、まずは初動対応に係る見直しを行ったところであります。これにあわせ、見直しの柱の1つである市町村との情報共有に必要となる衛星携帯電話等の整備も急ぐことといたしました。今後は、災害対策基本法の改正等の状況を踏まえ、計画全体の見直しを進めてまいります。

 県内外で避難生活を余儀なくされている県民の皆さんに対しましては、原発避難者特例法に基づく行政サービスの確保、避難元市町村と協力して実施する情報提供、避難者を支援する民間団体に対する経費の補助など、生活全般に対する支援策を展開しております。

 先月からは、県内避難者に対する災害救助法の借り上げ住宅支援の対象を拡大すると同時に、県外避難者が県内に帰還しやすい環境整備に努めているところであります。

 除染の推進につきましては、住民の理解を深めるための講習会の開催、除染にかかわる人材の育成、効果的な除染技術の開発に取り組むほか、NPOのノウハウを活用してボランティアを募集し、地域のニーズに応じた除染活動を展開するという仕組みも本格的に動き出しました。

 また、来週開催される「原子力安全に関する福島閣僚会議」の際、本県とIAEAとの間で除染や健康管理の分野における共同プロジェクトの実施に関する覚書を締結することとしており、こうした連携の成果を生かしながら、さらなる除染の推進に努めてまいりたいと考えております。

 中間貯蔵施設の地質調査等につきましては、双葉郡の8町村長と意見交換を行い、広域自治体の長として受け入れるという決断をいたしました。受け入れに当たりましては、調査の受け入れは建設の受け入れではないこと、地元への丁寧な説明など、施設の設置主体としての責任をしっかり果たすこと、調査の取り組み状況を適時に報告することを国に強く申し入れたところであります。施設自体の受け入れの可否につきましては、調査の結果も踏まえ、慎重に検討してまいりたいと考えております。

 県民健康管理調査につきましては、甲状腺検査の仕組みや検査結果の内容などを丁寧に説明するための通知書等の見直しや説明会の開催、さらには県内外における検査体制の拡充を初めとして、外部有識者の増員等により改善を図った検討委員会の意見を踏まえた適切な対応など、常に充実、改善を行いながら、県民の皆さんの理解促進、不安解消に努めてまいります。

 本県の未来を担う子供たちの育成につきましては、10月から開始した18歳以下の医療費無料化や、あづま総合運動公園、福島空港などの県有施設等の利活用を初め市町村や民間団体にも助成することで拡大を図っている屋内遊び場の設置、子供と一緒に保護者にもリフレッシュしていただく機会の提供などに加え、ふくしまこども寄附金を原資とした基金による民間団体への新たな支援など、安心して子育てができる環境の整備や子供たちを元気づける取り組みをさらに充実してまいります。

 原子力損害賠償につきましては、7月に財物等の賠償基準が示されたものの、円滑な支払いには至っていないこと、また、自主的避難者及び滞在者に係る本年の賠償基準が示されていないことから、東京電力の会長、社長に対し直接速やかな対応を求め、さらには先月19日、原子力損害対策協議会としても重ねて要求活動を行ったところであります。

 引き続き市町村や関係団体等と一丸となって、被害の実態に見合った十分な賠償が最後まで確実かつ迅速になされるよう取り組んでまいります。

 東京電力福島第1原子力発電所につきましては、安全の確保や今後の廃炉作業に大きな影響を及ぼすおそれがある登録作業員数の誤りに関し、国及び東京電力に対して厳重な抗議と要員確保の申し入れを行いました。

 県といたしましては、関係市町村と専門家で構成する新たな協議会や現在検討中の県民目線での確認の仕組みによって、さらに厳しく監視してまいりたいと考えております。

 復旧・復興の推進につきましては、第1次復興計画の12の重点プロジェクトを中心に、全庁を挙げて市町村、民間団体の協力もいただきながら全力で取り組んでいるところであります。

 この復旧・復興施策を着実かつ迅速に推進していくため、職員定数条例の改正を経て、現在、任期付職員の採用、国や全国知事会への支援要請など執行体制の強化を進めております。

 今後は、新たな総合計画及び年内に策定予定の第2次復興計画に基づいて本県の復旧・復興を加速させてまいりたいと考えております。

 農林水産業の再生につきましては、消費者・生産者双方の安全・安心のため、農家の皆さん、市町村、関係団体と緊密に連携して、米の全量全袋検査を初めとして、生産、流通、消費の各段階における検査をしっかり行うなど、安全な農産物だけを市場に提供する体制を整備してまいりました。

 また、県農産物の販売促進につきましては、首都圏や県内の量販店などにおけるトップセールス、本県を応援してくださる有名人の協力による戦略的な広報に努めており、観光誘客などと一体的に本県のよさ、本県産品の魅力を広くお伝えしてまいります。

 県内経済につきましては、個人消費が増加し、建設需要が前年を大きく上回るなど持ち直しが見られるものの、震災や風評等の影響に加え、生産活動に弱い動きも出ており、依然として厳しい状況にあります。

 雇用情勢につきましては、10月の有効求人倍率は1.03倍と全国平均を上回っており、雇用保険受給者数は震災前の水準に戻っておりますが、受給終了後も未就業となっている被災者も多いという状況が続いております。

 こうした状況を踏まえ、中小企業グループの事業再開・継続支援の大幅拡充、緊急雇用創出基金を活用した就労支援、増額が実現したふくしま産業復興企業立地補助金による企業の新増設などにより、安定的な雇用の創出等に取り組んでまいります。

 再生可能エネルギー及び医療関連産業につきましては、8月の欧州訪問以降、デンマークの再生可能エネルギー関連企業と本県企業とのビジネス交流セミナーの開催、「再生可能エネルギー産業フェア」の開催、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州における世界最大の医療機器展示会「メディカ」への県内企業の出展、先週の「メディカルクリエーションふくしま」への同州経済団体の出展など、より具体的なビジネス交流が始まり、一部の企業間で商談がまとまる見込みも出てきております。

 この間築き上げてきた先進各国との官民それぞれのネットワークを生かしながら、共同研究の推進、県内企業の海外進出支援などを通して、本県をこれら産業の一大集積地に成長させてまいりたいと考えております。

 観光の復興につきましては、来月に迫った大河ドラマ「八重の桜」の放送開始に合わせ、「ふくしま八重隊」による全国キャラバン、旅行業者招聘事業、京都府や同志社大学などが参加する「京都「八重の桜」応援協議会」との連携、八重のように強く美しく生きる本県女性の躍動する姿の紹介、さらには東京で開催する「大交流フェア」など、さまざまな方策、機会を活用して、ドラマの舞台である本県の魅力を強力に発信してまいります。

 また、平成27年度のJRデスティネーションキャンペーンを誘致することといたしました。市町村や民間企業・団体の皆さんと一体となって本県の観光地の復興を図ってまいります。

 原子力災害からの復興、とりわけ避難指示区域の再生や住民帰還を促進するためには、常磐自動車道の早期全線開通や県道小野富岡線など地域連携道路の機能強化が極めて重要であります。

 このため、県といたしましては、こうした考え方を本県の復興に向けた戦略的道路整備として具体化し、福島復興再生特別措置法及び基本方針に基づいて避難解除等区域復興再生計画に位置づけるなど、あらゆる方策に訴えて整備の促進を図ってまいります。

 東日本大震災や新潟・福島豪雨で被災した公共土木施設等につきましては、早期復旧に向けて全力で取り組んでいるところであります。避難指示区域の再編成等にも迅速に対応し、災害査定や復旧工事に着手してまいります。

 また、津波被災地における海岸堤防の復旧と防災緑地の一体的な整備、県立学校の耐震化や復旧工事、JR常磐線・只見線の早期全線復旧の要請にも精力的に取り組んでいるところであります。

 今月30日に課税期間が終了する核燃料税につきましては、事故を起こした発電所の現在の状況、県内原発全基廃炉を求めていることなどを踏まえ、条例の更新は行わないことといたしました。

 今後の財源確保のあり方については、復旧・復興の進捗や国の財政措置の状況を確認しながら幅広く検討してまいります。

 地方分権につきましては、全国知事会における活動を通してその推進を強く求めてまいりました。

 その結果、昨年度にいわゆる地域主権改革を進めるための一括法が2次にわたり成立するなど一定の成果を上げてきており、これらの法改正等に伴って必要となる条例の新規制定または一部改正案を合計32件、今定例会に提出をいたしております。

 震災からの早期復興をなし遂げるためにも、地方の自主性、自立性の確立は極めて重要であることから、引き続き全国知事会とともに地方分権の推進を図ってまいる考えであります。

 提出議案について御説明を申し上げます。

 平成24年度一般会計補正予算案につきましては、本県の復興・再生をさらに加速させるため、インフラの復旧、福島の子供たちへの支援、再生可能エネルギーの普及拡大など緊急に対応すべき経費を計上することといたしました。

 その主な内容といたしましては、第4回目の復興交付金事業として実施する農地の復旧や津波防災緑地整備に要する経費、警戒区域見直しに伴う県立高校の災害復旧に要する経費、福島の子供たちの元気づくりなどに取り組む民間団体支援のための経費、住宅用太陽光発電設備の設置に対する助成の経費、新潟・福島豪雨災害からの早期復旧のための基金設置に要する経費などを計上いたしました。

 これによる一般会計補正予算の総額は434億9,200万円となり、本年度予算の累計は1兆8,136億9,600万円となります。

 特別会計等補正予算案につきましては、港湾整備事業特別会計など6会計につきまして、それぞれ所要の経費を計上いたしました。

 その他の議案といたしましては、条例が「福島県税条例の一部を改正する条例」など46件、条例以外の議案が「工事請負契約について」など13件で、いずれも県政執行上重要な案件であります。

 慎重に御審議の上、速やかな議決をお願い申し上げます。





△臨時的な協議等の場の設置の件





○議長(斎藤健治君) 次に、日程第4、臨時的な協議等の場の設置の件を議題といたします。

             

    (参  照)

             



○議長(斎藤健治君) お諮りいたします。本件は、別紙配付のとおり、臨時的な協議等の場として、福島県議会政務活動費に関する検討委員会を設けることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(斎藤健治君) 御異議ないと認めます。よって、本件は決定いたしました。





△休会の件





○議長(斎藤健治君) 次に、日程第5、休会の件を議題といたします。

 お諮りいたします。明12月5日は、議案調査のため休会とすることに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(斎藤健治君) 御異議ないと認めます。よって、明12月5日は議案調査のため休会とすることに決しました。

 本日は、以上をもって議事を終わります。

 明12月5日は議案調査のため休会、6日は定刻より会議を開きます。

 議事日程は、県の一般事務に関する質問及び知事提出議案第1号から第66号までに対する質疑であります。

 これをもって、散会いたします。

    午後1時41分散会