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長野県 松本市

平成14年 12月 定例会 12月02日−01号




平成14年 12月 定例会 − 12月02日−01号









平成14年 12月 定例会



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          平成14年松本市議会12月定例会会議録

               第1号

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        平成14年松本市議会12月定例会が12月2日午後1時

       松本市議事堂に招集された。

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            平成14年12月2日 (月曜日)

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             議事日程(第1号)

                      平成14年12月2日 午後1時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 議案第1号 松本市中央西住居表示再整備事業実施に伴う関係条例の整理に関する条例

      第2号 松本市地区福祉ひろば条例の一部を改正する条例

      第3号 松本市農業委員会に関する条例の一部を改正する条例

      第4号 松本市都市公園条例の一部を改正する条例

      第5号 松本市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

      第6号 松本市特別職の職員等の給与並びに費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

      第7号 松本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

      第8号 松本市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

      第9号 松本市職員の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例等の一部を改正する条例

      第10号 企業職員の給与種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例

      第11号 工事請負契約の締結について(旧制松本高等学校本館保存整備主体工事)

      第12号 市有財産の取得について((仮称)庄内・出川統合保育園、(仮称)庄内公民館、(仮称)庄内体育館建設事業用地)

      第13号 市有財産の取得について(アルプス公園整備事業用地)

      第14号 市有財産の処分について(新松本臨空産業団地南地区建設事業用地)

      第15号 市道の変更について

      第16号 市道の認定について

      第17号 市道の廃止について

     請願第7号 医療保険制度の改善について

        8号 食の安全、信頼回復と国民の主食を守ることについて

        9号 食の安全、信頼回復と国民の主食を守ることについて

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      議長  酒井正志         副議長  武井福夫

出席議員(38名)

      1番  犬飼明美          2番  太田更三

      3番  南山国彦          5番  草間錦也

      6番  上條徳治          7番  上條庄三郎

      8番  近藤晴彦          9番  白川延子

     10番  牛山輝雄         11番  芦田勝弘

     12番  小林繁男         13番  小岩井洋子

     14番  黒田輝彦         15番  増田博志

     16番  平林軍次         17番  赤羽正弘

     18番  下沢順一郎        19番  大久保真一

     20番  酒井正志         21番  早川史郎

     22番  神田視郷         23番  倉橋芳和

     24番  高山芳美         25番  塩原 浩

     26番  上條洋幹         27番  武井福夫

     28番  渡辺 聰         29番  塩原英久

     30番  中田善雄         31番  田口悦久

     32番  池田国昭         33番  秋山泰則

     34番  田口敏子         35番  高山政彦

     36番  柳沢貞雄         37番  高野拓雄

     38番  小原 仁         39番  百瀬常雄

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説明のため出席した者

  市長      有賀 正      助役      萩原寿郎

  収入役     坪田明男      総務部長    大澤一男

  財政部長    山内 肇      市民環境部長  島村昌代

  健康福祉部長  赤穂 優      経済部長    上條兼一

  建設部長    坂井 勉      上下水道    林 丘弘

                    事業管理者

  上下水道部長  乾  敦      教育委員長   柳原俊幸

  教育長     竹淵公章      教育部長    高橋慈夫

  用地本部長   中西康雄      中央西整備   一條 功

                    本部長

  行政管理課長  高山 潔      企画課長    宮坂典男

  男女共生課長  有馬恭子      財政課長    松倉伸次

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事務局職員出席者

  事務局長    百瀬文男      事務局次長   萩原俊次

  次長補佐兼   宮之原雅珠     次長補佐兼   林 純一

  庶務係長              調査係長

  次長補佐兼   前澤資起      主査      麻原恒太郎

  議事係長

  主査      上條博文      主査      嵯峨宏一

  主任      藤森 誠

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               本日の会議に付した事件

 議事日程(第1号)記載事件のとおり

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                             午後1時04分開会



○議長(酒井正志) これより、平成14年松本市議会12月定例会を開会いたします。

 現在までの出席議員は38名でありますので、定足数を超えております。よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。

 去る10月15日、東京において百瀬常雄元議長に対し、永年地方議会議員として地方自治行政に貢献されたゆえをもって、片山総務大臣から感謝状が贈呈されました。これは、まことに栄誉なことであり、皆様の拍手をもってこれまでのご功績に対する敬意と祝意を表したいと思います。お願いいたします。

                              (拍手)



○議長(酒井正志) ありがとうございました。

 次に、市長より議案が17件提出されております。

 また、地方自治法第 180条第2項の規定に基づき、市長の専決処分事項の指定にかかわる報告が1件提出されております。あらかじめ皆さんのお手元にご配付申し上げてあるとおりであります。

 次に、陳情書が2件提出されております。皆さんのお手元に陳情文書表第1号としてご配付申し上げてあるとおりであります。これは、所管の教育民生委員会に回付しておきます。

 本日の議事は、日程第1号をもって進めます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(酒井正志) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第 122条の規定により、議長において7番 上條庄三郎議員、8番 近藤晴彦議員、9番 白川延子議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(酒井正志) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から12月18日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(酒井正志) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は17日間と決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号から第17号まで及び請願第7号から第9号まで



○議長(酒井正志) 日程第3 議案第1号から第17号まで及び請願第7号から第9号までの以上20件を一括上程いたします。

 当局から提案理由の説明を求めます。

 有賀市長。



◎市長(有賀正) 〔登壇〕

 本日ここに、平成14年松本市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはおそろいでご出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。

 まず初めに、高円宮憲仁親王殿下のご薨去に対しまして、ここに謹んで哀悼の意を表します。

 気さくで飾ることのないお人柄から、庶民の宮様として多くの国民に慕われておりました殿下が、去る11月21日、47歳という若さで急逝をされました。まだまだお若くして、これからのご活躍を期待するとともに、本市といたしましても、まだまだご指導を賜りたいと思っていた矢先の出来事であり、まことに痛惜の思いにたえないところでございます。

 殿下には、才能教育等の関係から、松本へは何度となくおいでいただくなど、本市との関係が深かったわけでございまして、昨年10月には本市で開催されました世界岳都都市会議に名誉総裁として久子妃殿下とともにご臨席を賜りましたし、今年6月には、FIFAワールドカップのパラグアイナショナルチームの試合を応援するため韓国の釜山に赴いた際に、日本サッカー協会名誉総裁としてワールドカップ開幕戦などを観戦するため、戦後の皇族として初めて韓国を公式訪問されておりました殿下とお会いし、親しくお話をさせていただきました。

 また、8月には殿下が収集されました貴重な根付コレクションをお借りし、美術館において開催されました「現代美術展」のオープニングセレモニーにご出席のためお出かけいただいた際には、私の自宅にもお寄りいただき、夕食をともにさせていただきましたし、私が秋の園遊会に招かれ、出席をした折にも、わざわざお声をかけていただき、親しくお話をさせていただくことができました。

 このように、殿下には本市に対しまして特別なご高配を賜り、お近しくおつき合いをさせていただいておりましたことから、去る11月26日に上京し、市を代表し、高円宮邸において記帳をしてまいりました。

 その折に、杉山宮務官の特別なお計らいにより、小泉総理大臣を初め、内外の政財界を代表する皆様からの生花がお供えられた宮邸の玄関から、ご遺体が安置されております2階の間に案内され、殿下に最後のお別れをさせていただくことができました。

 お部屋には、天皇・皇后両陛下を初め、皇族の皆様からの生花が供えられ、その中で、殿下には生前のお元気なお顔そのままにおられ、久子妃殿下ともども松本に何度となくおいでいただいたありし日の姿が次から次へと思い出され、お亡くなりになられたことがとても信じられない思いでございました。

 殿下のそばにりんとしたお姿で付き添われておられた久子妃殿下から、「殿下の死は一瞬の出来事であり、多くの皆様に慕われながら、よい思い出だけを持って亡くなられた殿下は大変幸せであり、特に松本の市民の皆様には、生前、夫婦ともども大変温かく迎えていただいたことに心から感謝しております」とのお言葉を賜り、そのお心配りにただただ感激と感謝をしながら、殿下へのお別れをさせていただきました。

 11月29日に行われました本葬に当たる斂葬の儀に際しましては、市職員一同黙祷を捧げ、殿下とのお別れをいたしましたが、ここに改めて市民の皆様とともに心からご冥福をお祈り申し上げる次第でございます。

 次に、ただいま酒井議長からご紹介があり、議員の皆様初め、入場職員全員で拍手がありましたように、百瀬常雄元議長におかれましては、総務大臣からの感謝状贈呈に対して、この場をおかりして一言お祝いを申し上げます。

 百瀬元議長におかれましては、昭和42年に初当選されて以来、今日まで35年間にわたり市議会議員として市勢発展のため大変ご尽力を賜るとともに、その間、3回にわたり市議会議長として、市政の両輪である議会の発展に尽くされたわけでございまして、このたび、その功績に対し総務大臣から感謝状をいただきましたことは、百瀬議員はもとより、本市にとりましても大変名誉なことでございます。

 今日までの百瀬議員のご労苦に対し、ここに改めて感謝を申し上げるとともに、今後とも市勢発展のためますますご活躍をいただきますようご祈念を申し上げ、簡単でございますが、お祝いの言葉といたします。まことにおめでとうございました。

 さて、それではこの際、議案の提案説明に先立ちまして、本市が当面しております懸案事項について、若干申し上げたいと存じます。

 まず初めに、市町村合併への取り組み状況等について申し上げます。

 地方分権の時代を迎え、また合併特例法の期限切れを控え、各市町村では合併問題への真剣な取り組みを進めているところでございまして、さきに総務省が発表した10月1日現在の全国での検討状況は、法定または任意合併協議会を設置している市町村が 1,203団体、ここに合併研究会等で参加している市町村を加えますと、全国で8割以上となる 2,647の市町村が何らかの形で合併問題に取り組んでいることになります。

 一方、北海道に次いで全国で2番目に市町村の多い県内の状況について見ますと、現在、75の市町村が協議会あるいは研究会に参加しているだけであり、全国では下位から7番目となる62.5%という低い参加率となっておりまして、これは長野県の地形的な要因のほか、田中知事の長野モデル発言に起因するところが多いのではないかと考えているところでございます。

 人口1万人以下の小規模町村におきましては、今後の厳しい財政事情の中で、このまま合併を選択しない場合には、最大限の自助努力をしたとしても、財政破綻は免れようがなく、30年後には自治体として機能できなくなると懸念されておりますことから、長野県市長会長の立場からも、合併をせずに独自な生き残りを図るという長野モデルがどの程度のサービス低下を住民にもたらすか、そのメリット、デメリットを県の責任において明確に整理し、一日も早く市町村に提示をしていただきたいと考えております。

 さて、本市では現在、四賀村との間で合併に向けて協議を進めているところでございますが、本市との合併に向けて精力的に取り組んでいただいております降旗 淳四賀村市町村合併特別委員長が去る11月25日に急死されました。降旗委員長は、村議会議員7期という長老議員として、また元議長として2期8年にわたり村政発展のためご活躍され、同僚議員の皆様を初め、村民皆様からも大変信頼が厚かったわけでございまして、このたびの合併問題につきましても、委員長として、その手腕を発揮していた矢先の出来事で、その死は、四賀村はもとより、本市にとりましても多大な損失であり、まことに残念な思いでございます。

 ここに、ご家族の皆様を初め、村民の皆様に対し、謹んでお悔やみを申し上げるとともに、降旗議員のご冥福を心からお祈り申し上げます。

 また、松本西部広域施設組合の構成町村では、山形村を除くそれぞれの町村が市町村合併に関するアンケート調査が行われた結果、「合併に賛成」「どちらかというと賛成」と回答した方が、「合併に反対」「どちらかというと反対」とする方々より多く、合併パターンにつきましても、松本西部広域施設組合の組み合わせが望ましいという方が一番多くなっておりますことから、今後とも誠意をもって合併問題についての説明責任を果たしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、県営松本空港の活性化に向けての取り組み状況について申し上げます。

 松本空港は、その利便性の悪さから、年々利用者が減少するなど、今や空港存続の危機を迎えており、その危機を脱するため、県では昨年10月に松本空港活性化検討委員会を設置し、1年間にわたり検討委員会7回、専門委員等によるワーキングを5回開催し、活性化に向けての検討を進めてまいりました。

 その結果、去る11月22日開催されました第7回検討委員会において、1年間にわたる論議、検討結果を集約し、提言にまとめることで了承されたわけでございますが、その内容は、去る10月18日に開催されました第6回検討委員会における中間取りまとめを一部変更したものでございました。

 中間取りまとめにおきましては、空港の運用時間の延長問題については触れていなかったわけでございますが、利便性を強く求める委員からの発言を受け、利便性の向上を図るため、コミューター航空就航の研究会の設置とともに、空港運用時間の延長についてもあわせて検討することとし、来年度にも研究会を立ち上げるように変更され、去る11月29日に田中知事に提言書が提出されたところでございます。

 今後は、空港の利用促進、地域振興等、提言された内容の実行に向けて、県が具体的な方針、方策を明確にする中で、県からの協議を受けて、空港地元市として空港の活性化に向けて努力してまいるわけでございますが、松本空港を常に利用し、つい先日も松本広域連合で大阪便を利用し、その不便さを痛感してまいりました我々中信地区の市町村といたしましては、運用時間の延長問題の解決こそが緊急課題であり、県が一日も早くこの問題解決のため地元との協議に取り組むべきであると考えておりますし、その際は、空港地元市として全力を挙げて県とともに取り組んでまいる覚悟でございますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、市民会館の改築について申し上げます。

 市民会館の改築につきましては、近隣の皆様や関係の皆様方のご理解、ご協力をいただきながら、現在、計画どおり工事が進められているところでございまして、今後とも、当初予定しております16年3月の完成を目指し、近隣の皆様への影響を最小限に抑えながら、工事を進めてまいりたいと考えております。

 また、既にマスコミ報道でご承知のことと思いますが、今年度、建築のオリンピックと言われるヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展におきまして、新市民会館の設計者であります伊東豊雄さんが、日本人として初めてグランプリである金獅子賞を獲得いたしました。

 今回の受賞は、伊東さんが出展した唯一の国内作品である松本市市民会館と5つの国外プロジェクトの作品性が高く評価されるとともに、これまでに手がけてまいりましたせんだいメディアテーク等の実績が高く評価されたものでございます。

 受賞をされました伊東さんには心からお祝いを申し上げるとともに、本市といたしましても、この受賞を市の誇りとし、新市民会館をこの金獅子賞にふさわしい、世界に向けて文化を発信する芸術文化の拠点としてまいらなければならないと決意を新たにしているところでございます。

 新市民会館開館後の事業や管理運営計画等につきましては、現在、新市民会館管理運営検討委員会により専門的な立場から検討をいただいているところでございますが、私といたしましては、新市民会館を市民の皆様のための施設、市民の皆様に開かれた施設とするため、休館日を設けず、通年開館としてまいりたいと考えております。

 通年開館にすることにより、市民の皆様が芸術文化活動の市民オペラ、市民ミュージカル等の創造活動等を行うための発言の場として、また、一流の舞台芸術を鑑賞するための場として、市主催行事やサイトウ・キネン・フェスティバルでの利用を除いた年間 300日程度施設をご利用いただけることとなるわけでございまして、旧市民会館当時、市民の皆様の利用が年間 220日程度だったことと比べますと、利用日数が大幅にふえることとなります。

 また、開館時間等につきましても、利用者のニーズに応じ、弾力的に運用してまいりたいと考えておりますし、施設の保守点検につきましても、空き時間を利用して対応するなど、市民の皆様が利用しやすい施設としてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、中信地区への産業廃棄物処理施設に関連して申し上げます。

 中信地区の産業廃棄物処理施設の建設に当たりましては、平成12年11月に県及び財団法人長野県廃棄物処理事業団が進めてまいりました豊科町東山地区への処理施設建設計画を白紙に撤回した後、県が設置した中信地区廃棄物処理施設検討委員会において20数回にわたる検討の結果、中信地区の廃棄物処理施設に関する立地ルールが作成され、これに基づき、県は去る10月28日に新たな施設立地候補地を複数選定するための情報提供を各市町村に依頼してきたところから、本市といたしましても、11月18日に県に対して複数候補地の選定に当たっての情報を提供したところでございます。

 今後は、これらの情報をもとに、来年の3月下旬までに、現在、検討委員会が候補地を複数選定して、最終報告書を県に提出することとなっておりますし、その後、県では新たに候補地策定委員会を設置し、戦略的な環境アセスメントを実施するなどして、候補地を決定する予定となっております。

 中信地区の産業廃棄物処理の現況は非常に厳しい状況であるわけでございまして、候補地決定から施設の完成までには長時間を要することから、一日も早く県が候補地を選定し、施設の建設に着手をしていただきますよう県に働きかけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、市制施行95周年記念「輝く街・ステップアップ松本」について申し上げます。

 本市が市制を施行して以来、本年で95周年を迎えたこと、さらには中央西土地区画整理を初めとした各種大型事業が終了をすることなどから、これらを記念して、中心市街地を中心に各種イベントを開催してまいりました。

 4月21日の松本市美術館の開館で幕をあけたこのイベントは、4月から11月までの8カ月間にわたり、オープニングステージ、ファーストステージ、セカンドステージ、季節に合わせた3つのステージを設け、46に上るイベントを開催し、延べ 150万人を超える皆様にご参加をいただき、新装なった輝く街松本を、来て、見て、楽しんでいただきました。

 このイベントも、去る11月23日に、愛称を新たに花時計公園とした中央西公園を会場として行われましたグランドフィナーレにより、成功裏のうちに無事幕を閉じたわけでございますが、このイベント開催中、格段のご努力を賜りました田中商工会議所会頭を会長とした実行委員会の皆様を初め、地元商店街の皆様、町会の皆様、多くの関係の皆様、そして議会、マスコミの皆様に対しまして、この場をかりて改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。

 今回の経験をさらにステップアップし、5年後に迎える市制施行 100周年の記念の花と緑と環境の祭典につなげてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 また、グランドフィナーレの開催に合わせて、中央西土地区画整理事業の完了を記念しての竣工記念式典が、議員の皆様を初め、地権者の皆様や関係の皆様のご出席のもと、Mウイングにおいて盛大にとり行われました。

 この事業は、本市の中心市街地約12haにおいて、都市基盤の整備や中心市街地の活性化を図るため、昭和60年度から18年の歳月と公共、民間合わせて 900億円という巨費を投じて進めてきたものであり、事業推進のため特別委員会を設置し、ご苦労をいただきました議会を初め、減歩により貴重な土地を提供いただきました地権者や関係権利者の皆様、そして多くの皆様のおかげをもちまして、何のトラブルもなく無事今日を迎えることができたわけでございまして、ここに改めて感謝申し上げる次第でございます。

 美術館の完成を初め、中町、縄手、六九地区等々の再整備の完了とあわせて、この中心市街地が完了したことにより、商都松本市の中心市街地は、松本らしさを取り入れた新たな町並みにと生まれ変わったわけでございまして、現在、グランドフィナーレにおいて点灯されましたイルミネーションの光の輪が、その新しい町並みのにぎわいを毎夜温かく照らし続けております。

 今後は、地元の皆様、そして市民の皆様がこの町並みに命を吹き込み、新たな松本の顔として育てていかれるわけでございまして、行政といたしましても、地元の皆様、そして市民の皆様と一緒になって、知恵を出し、汗をかきながら、新たなまちづくりたのため努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、4月にオープンいたしました美術館の利用状況について申し上げます。

 市民の皆様方の長年の夢であった松本市美術館が4月に開館して以来、開館記念としてのイタリアルネッサンス3大巨匠素描展を初め、山笑う展、第33回日展松本展、高円宮憲仁親王殿下が収集された根付コレクションによる現代根付展、草間弥生作品の常設展示、パウル・クレー展などの数々の記念展を行い、多くの皆様にご鑑賞いただくとともに、市民の皆様の創作の場である市民ギャラリー等、大いに活用されたことなどにより、去る11月10日には入場者数10万人を達成することができました。

 これは、町中の美術館という立地条件のよさに加え、開館記念等の企画のすばらしさによるところが大きかったわけでございまして、この好調さを受け、当初見込んでおりました年間予想入場者を11万人から13万人に修正させていただきました。

 今後、予定といたしましては、来年1月5日から2月11日までの間、正岡子規没後 100年にちなんで、池上喜作氏が生涯をかけて収集した近代詩歌のコレクションを中心とした池上コレクション全貌展を開催してまいりますし、市民の皆様に美術館を身近に感じていただくため、作品のすばらしさをより多くの皆様に伝えたいとの思いから、去る11月10日に島立公民館において開館した第1回移動美術館が好評でありましたことから、引き続き公民館への移動展示を行いながら、小中学校にも展示の機会を設けてまいりたいと考えております。

 次に、依然として厳しい状況にあります不況対策について申し上げます。

 日本経済は、長引く景気低迷にあえぎながら、急激な円高やアメリカ経済の減速、さらには株価の大幅下落等により多くの不安材料を抱え、先行き不透明な状況に陥っているわけでございまして、国の11月の月例経済報告では、「景気は引き続き持ち直しに向けた動きが見られるものの、そのテンポはさらに緩やかになっている」とされ、1年ぶりに下方修正され、景気の停滞を認めた形となりました。

 政府は、景気回復を図るため、10月30日に総合デフレ対策を決定したわけでございますが、その内容は、産業再生・雇用対策戦略本部の設置や構造改革の加速、さらには銀行の抱える不良債権処理の加速などを盛り込んだものであり、これまで以上に企業倒産の増加、失業の大量発生が懸念されるところでございます。

 特に、増加の一途をたどる企業倒産につきましては、長野県内の本年1月から10月までの倒産件数は、既に昨年1年間の実績と同じ 254件に達したほか、松本市内におきましても、10月には最古参の市内建設業者であったノグチが倒産するなど、大幅に増加をしてきているところでございます。

 本市は、平成10年5月に他市に先駆け、商工会議所と連携を図り、緊急不況対策本部を設置し、不況対策に積極的に取り組みをしてきたところでございますが、特に中小企業の皆様の資金繰りのため、昨年9月から無利子融資を始めた本市の景気変動対策資金の利用が1年間で1,241 件となるなど、多くの中小企業の皆様にご活用をいただいているところでございます。

 また、本年10月からは、大型倒産に関連して連鎖倒産を防止するための緊急処置として、金融機関や関係相談窓口が横の連携を図るため緊急資金融資ネットワークを設置するとともに、市内各金融機関に対し、文書により緊急支援への協力要請をしたところでございます。

 今後とも、先行き不透明な不況の中で、商工会議所を初め、関係機関の皆様と連携を図りながら、不況にあえぐ中小企業の皆様のため、きめ細かな対応をしてまいりたいと考えておりますし、景気対策、雇用対策等に関する補正予算を今回はお願いしておりませんが、現在、国において検討されております景気対策、雇用対策等を中心とした補正予算の編成状況に応じて、次期議会に補正予算をお願いしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、行政改革の取り組みについて申し上げます。

 本市では、市民本位の市政、市民に開かれた市政の実現を目指し、簡素で効率的な行政運営を行うため、平成5年から平成の行革と銘打ち、全庁挙げての行政改革に取り組んできているところでございます。

 その結果、事務事業の統廃合等により3部7本部を減らし、9部1本部体制を確立したほか、要員削減については、職員組合と協議中の今年度減員分33人を加えますと、 237人に上る職員の削減となるわけでございまして、直接的効果といたしまして約 170億円に、公共工事のコスト削減や小中学校の大規模改修化等の関連事業効果を合わせますと、約 230億円の行革効果が生み出されることとなっております。

 行政改革は行政に課せられた永遠のテーマであり、不断の取り組みにより、最少の経費で最大の効果を上げてまいらなければならないわけでございまして、来年度からスタートする第4次行政改革に当たりましても、平成の行革が10年という一つの区切りを迎える中で、新たな視点に立った取り組みが求められております。

 そこで、現在、行政改革推進委員会において、来年度からの組織、要員、事務事業の見直しに加え、市民参加の観点から、市民と行革の協働と役割分担についても検討をいただいており、答申をいただいた後、その内容を公表し、パブリックコメント制度等を活用して、広く市民の皆様からのご意見をいただくとともに、議会においてもご相談を申し上げながら、第4次行政改革大綱を策定してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 そして、本年度導入いたしました行政評価制度につきましても、庁内評価に加え、他市に先駆けて市民の皆様にも評価をお願いし、貴重なご意見をいただく中で、各事業について、市としての一定の方向性を決定いたしてまいりたいと考え、今後も予算や実施計画への反映はもとより、見直すべきものについては、議会を初め、関係機関とご相談を申し上げながら、具体的な方策を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 また、行政改革に関連するわけでございますが、さきに厳しい県財政を背景に、田中知事はみずからの大幅な報酬削減と人事院勧告を大幅に上回る県職員の給与削減を発表いたしました。

 本市におきましては、厳しい財政事情の中、職員組合等の協力をいただく中で、民間委託や市職員の大幅な超過勤務時間の削減等、血のにじむような行政改革を断行してきたことにより、健全財政を堅持してきておりますので、さきの部長会議におきまして、一般職員の給与につきましては、人事院勧告どおりマイナス改定を実施するが、それ以上の減額は行わないことを、また特別職の報酬等につきましても、平成9年10月以降改定を見送ってきた結果、この間、人事院勧告で累積率が2.28%となっており、人事院勧告どおりの実施をした場合、プラス改定となってしまうことや、既にこの4月から1割削減を行っていることなどから、今年度マイナス改定を行わないことをそれぞれ決定したところでございます。

 職員には、マイナス改定という厳しい現状ではございますが、どうかご家族で明るい年末年始を過ごしていただき、元気を出して市勢発展のため頑張っていただきたいと思っておるところでございます。

 次に、それではただいま上程されました条例改正等10件、契約案件1件、財産の取得、処分3件、道路関係3件、計17件について、一括ご説明申し上げます。

 まず、条例についてでございますが、中央西土地区画整理事業の終了に伴う中央1丁目、2丁目の住居表示の再整備が行われ、Mウイング文化センター等の市の施設の住所が変更となりますことから、一括して整理条例により改正するほか、農業委員会委員の定数を変更するための条例改正や国家公務員の給与改定に準じて、職員の給与等を改正するための条例改正をそれぞれお願いしております。

 また、契約案件といたしましては、9月定例会におきまして議決をいただきました旧制松本高等学校本館保存整備主体工事の請負契約について、請負業者のノグチが倒産したことに伴い、再入札を行った結果、新たに松本土建と契約をしようとするものでございます。

 財産関係では、庄内土地区画整理事業地内に保育園、公民館、体育館を建設するための用地の取得や、アルプス公園整備事業用地の取得のほか、新松本臨空団地南地区建設事業用地の処分案件、市道の認定等について、それぞれお願いをしております。

 また、このほか、市長の専決処分事項の指定にかかわるもの1件を報告しておりますし、今会期中に教育委員会委員の任命、公平委員会委員の選任、固定資産評価審査委員会委員の選任についてお願いをする予定でございますので、よろしくお願いいたします。

 以上、本日提案いたしました議案等についてご説明申し上げましたので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(酒井正志) ただいま理事者から上程議案に対する説明がありました。

 なお、請願3件の内容につきましては、お手元にご配付いたしてあります請願文書表第1号によってご承知願います。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 本会議は明3日から8日まで、議案調査等のため休会し、9日午前10時再開の上、市政一般に対する質問を行います。

 なお、発言される方は、所定の通告書に記載の上、質疑、質問とも明日正午までに提出願います。

 発言の順序はくじによって決定いたします。

 なお、質疑に限り、当日の追加通告を認めることになっております。その場合、通告順といたしますので、ご了承願います。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                             午後1時47分散会