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長野県 松本市

目次 12月06日−01号




平成11年 12月 定例会 − 12月06日−01号









平成11年 12月 定例会



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 平成11年松本市議会12月定例会会議録

             第1号

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        平成11年松本市議会12月定例会が12月6日午後1時

       松本市議事堂に招集された。

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            平成11年12月6日 (月曜日)

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            議事日程 (第1号)

                      平成11年12月6日 午後1時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 議案第1号  松本市浅間温泉文化センター条例

      第2号  松本市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例

      第3号  松本市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例

      第4号  松本市公民館条例の一部を改正する条例

      第5号  松本市体育施設の設置管理等に関する条例の一部を改正する条例

      第6号  松本市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例

      第7号  松本市特別職の職員等の給与並びに費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

      第8号  松本市職員の懲戒手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例

      第9号  松本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

      第10号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例

      第11号 平成11年度松本市一般会計補正予算(第4号)

      第12号 工事請負契約の締結について(平成11年度豊丘団地中層耐火構造集合住宅B棟新築主体工事)

      第13号 市道の認定について

      第14号 市道の変更について

      第15号 市道の廃止について

      第16号 自動車事故に関する和解について

      第17号 自動車事故に関する和解について

      第18号 学校事故に関する和解について

      第19号 南安松筑広域環境施設組合規約の変更について

      第20号 松塩筑木曽老人福祉施設組合規約の変更について

    報告第1号  松本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

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  議長  高山政彦君   副議長  田口敏子君

出席議員(38名)

      1番  犬飼明美君      2番  太田更三君

      3番  南山国彦君      5番  草間錦也君

      6番  上條徳治君      7番  上條庄三郎君

      8番  近藤晴彦君      9番  白川延子君

     10番  牛山輝雄君     11番  芦田勝弘君

     12番  小林繁男君     13番  小岩井洋子君

     14番  黒田輝彦君     15番  増田博志君

     16番  平林軍次君     17番  赤羽正弘君

     18番  下沢順一郎君    19番  大久保真一君

     20番  酒井正志君     21番  早川史郎君

     22番  神田視郷君     23番  倉橋芳和君

     24番  高山芳美君     25番  塩原 浩君

     26番  上條洋幹君     27番  武井福夫君

     28番  渡辺 聰君     29番  塩原英久君

     30番  中田善雄君     31番  田口悦久君

     32番  池田国昭君     33番  秋山泰則君

     34番  田口敏子君     35番  高山政彦君

     36番  柳沢貞雄君     37番  高野拓雄君

     38番  小原 仁君     39番  百瀬常雄君

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説明のため出席した者

  市長     有賀 正君  助役      松村好雄君

  収入役    新井計夫君  企画部長    萩原寿郎君

  総務部長   上條 炳君  財政部長    大澤一男君

  市民環境部長 原 勝利君  社会部長    坪田明男君

  農政部長   高橋雅夫君  商工部長    清水英治君

  建設部長   坂井 勉君  都市開発部長  赤羽敬一君

  上下水道   林 丘弘君  業務部長    島村昌代君

  事業管理者

  施設部長   山崎芳彦君  教育委員長   高嶋修一郎君

  教育長    竹淵公章君  教育次長    水下慶子君

                (学校教育担当)

  教育次長   降旗富雄君  用地対策    永田八宏君

  (社会教育担当)      本部長

  中央西整備  上條兼一君  企画担当課長  一條 功君

  本部長           兼空港鉄道

                対策課長

  企画担当課長 高橋慈夫君  男女共生課長  有馬恭子君

  行政管理課長 宮澤孝紀君  財政課長    山内 肇君

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事務局職員出席者

  事務局長   百瀬博之   事務局次長   萩原俊次

  次長補佐兼  古田元秀   次長補佐兼   柳澤良子

  調査係長          庶務係長

  次長補佐兼  前澤資起   主査      福嶋良晶

  議事係長

  主査     宮川雅行   主査      中村高俊

  主査     寺沢和男   主任      寺岡稔高

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             本日の会議に付した事件

議事日程(第1号)記載事件のとおり。

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                              午後1時05分開会



○議長(高山政彦君) これより、平成11年松本市議会12月定例会を開会いたします。

 現在までの出席議員は38名でありますので、定足数を超えております。よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。

 市長より議案が21件提出されております。

 また、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、市長の専決処分事項の指定にかかわる報告が4件提出されております。

 あらかじめ皆さんのお手元にご配付申し上げてあるとおりであります。

 次に、陳情書が5件提出されております。皆さんのお手元に陳情文書表第1号としてご配付申し上げてあるとおりであります。これはそれぞれ記載の常任委員会に回付しておきます。

 本日の議事は、日程第1号をもって進めます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(高山政彦君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第122条の規定により、議長において14番 黒田輝彦君、15番 増田博志君、16番 平林軍次君を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(高山政彦君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から12月22日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高山政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は17日間と決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号から第20号まで及び報告第1号



○議長(高山政彦君) 日程第3 議案第1号から第20号まで及び報告第1号の以上21件を一括上程いたします。

 当局から提案理由の説明を求めます。

 有賀市長。



◎市長(有賀正君) 〔登壇〕

 本日ここに、平成11年松本市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはおそろいでご出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 初めに、この際、本市が当面しております懸案事項等について一言申し上げます。

 まず初めに、さきに行われました姉妹都市でありますカトマンズ市公式親善訪問についてご報告を申し上げます。

 今年は、カトマンズ市との姉妹都市提携10周年の記念すべき年に当たりますことから、姉妹都市交流事業の一環といたしまして、高山政彦市議会議長、野村二郎松本市・カトマンズ市姉妹都市提携委員会副会長をそれぞれ副団長にお願いし、私が団長となりまして、公募いたしました市民の皆様とともに、総勢43名により、姉妹都市提携10周年記念カトマンズ市公式訪問団を組織し、去る11月18日から24日までの日程で、カトマンズ市を親善訪問いたしました。

 これまで、カトマンズ市との交流につきましては、姉妹都市提携の趣旨にのっとり、経済的な支援等ではなく、人と人との交流を中心に、親善を深めることを主としておりましたが、この間、本市からは今回の訪問を含め、約500名の皆様がカトマンズ市を訪れたのに対し、カトマンズ市からは、市長や議会の要人を初め約50名が来松するにとどまるなど、両市の経済的理由もあることと思いますが、本市からの一方的な交流となり、必ずしも本来の姉妹都市交流の姿であったとは言えませんでした。

 私といたしましては、どうしたら本当の意味での市民交流が図られるのか模索をしておりましたところ、今春、カトマンズ市において開催されました第1回国際親善学生柔道大会を契機に、ぜひともカトマンズ市へ武道館を建設してもらえないかというお話がございまして、単に施設を建設することは姉妹都市交流の面からいかがかと思いましたが、スポーツのための施設であり、スポーツに垣根はなく、この武道館で学んだ人々が、スポーツを通し本市を訪れることにより、市民同士の交流につながるのではないかと考え、議会ともご相談申し上げ、武道館建設を決定いたしました。

 カトマンズ市に到着した翌日、在ネパール日本大使館の全面的なご協力をいだたく中で、建設予定地の視察を行うとともに、ネパール国王前総理を初め、多くの要人の皆様や訪問団の皆様全員の立ち会いのもと、スタピット市長とともに、建設に当たっての合意書に調印をいたしましたが、そのときの印象といたしまして、カトマンズの皆様の武道館建設に対する期待が予想以上に大きく、この武道館を拠点といたしまして、将来、多くの皆様が本市を訪問されるのではないかとの思いを深くいたしましたので、一日も早い武道館の建設に向けて、取り組んでまいりたいと考えております。

 また、私は公務の日程の関係上、一足先に帰国をいたしましたが、訪問団はその後、高山議長を団長として、両市の親善を大いに深め、24日に全員無事帰国をいたしました。

 この間、高山議長には、訪問団を最後まで率いていただき、大変なご苦労をおかけしたわけでございまして、このご労苦に対し、改めて心から感謝とお礼を申し上げる次第でございます。

 次に、市民会館の改築問題について申し上げます。

 市民会館の改築につきましては、市民会館の建設経過等を踏まえながら、建設場所、財政見通し等について、鋭意検討を進める中で、特に、昨年度は「市民会館改築検討懇話会」を設置し、幅広い分野の市民の皆様から、現地改築を前提に、21世紀にふさわしい市民会館の性格、内容、規模等について、貴重なご意見、ご提言をいただいたところでございます。

 現在、これらの検討結果、そして市民の皆様からいただきましたご意見・ご提言を踏まえる中で、改築の基本構想・基本計画の策定作業や地質調査等を進めておりますが、21世紀における新しい市民会館のあるべき姿といたしましては、高度で多様的な芸術文化や舞台芸術に十分こたえられる機能と、本市の持つ自然や地理的優位性を生かして全国的・全県的な各種大会が開催できる機能等を充実させ、現市民会館を上回る規模を持つホールにしていくべきだという多くの市民の皆様のご要望や、使いやすさ等を考慮し、中規模のホールにしていくべきだという利用団体の皆様のご要望などがあり、21世紀における「松本市市民会館」はいかにあるべきか、また規模、内容等に対する市民の皆様のご意見、お考えはどうなっているかということについて、現在考えているところでございまして、今後、基本構想の内容等について、検討懇話会のご提言を踏まえる中で、市民の皆様の意向を十分お聞きしながら、議会にご相談申し上げてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、本市の総合計画の見直しの取り組みについて申し上げます。

 総合計画につきましては、平成3年に策定をいたしました基本構想、平成8年に策定をいたしました第6次基本計画が、ともに見直しの時期を迎えておりますことから、本年度から来年度にかけて、策定作業を進めることにしております。

 新たな総合計画の策定に当たりましては、20世紀最後となります現在の総合計画の基本理念を踏まえながら、来るべき地方の時代と言われる21世紀における本市の将来像を明確なものとすることを基本姿勢として、策定作業を進めてまいることとしておりまして、本年度は、計画策定に当たっての基礎調査や市民アンケートを実施するとともに、新たな時代を担う中学生、高校生、大学生、そして国際化時代への対応として外国籍の皆様等の意見をお聞きするための懇談会等をそれぞれ開催いたしました。

 また、「市民本意の市政」の実現のためには、市政の主人公である市民の皆様の考え、意見を幅広くお聞きすることが、何よりも大切でありますことから、市民の皆様にお願いをいたしまして、総合計画策定100人委員会を組織することとし、議会の各常任委員長にもご参加をいただき、去る12月3日に第1回の委員会を開催したところでございます。

 今後は、この100人委員会からのご意見を集約する中で、議会にもご協議を申し上げながら、21世紀初年度となります13年4月のスタートを目指し、計画策定に当たってまいることとしておりますので、議会におかれましても、何とぞご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、松本大学の建設への取り組みについて申し上げます。

 松本大学につきましては、現在、松商学園が平成14年の開校を目指し、文部省等関係機関との協議を行いながら、建設に向けての基本設計、諸手続を進めるとともに、現地での測量、試掘を行うなど、地元の皆様のご協力をいただきながら、関係用地の取得に向けての手続が進められているところでございます。

 また、建設促進を図るため、去る8月25日には、松本広域圏の市町村、議会、経済団体の皆様により、官民一体となった松本大学設置促進期成同盟会が設立されましたが、行政としてより一層の促進を図るため、来る12月17日に、県、松本広域連合、松本市、松商学園の4者によりまして、松本大学設置協議会を発足させることとしております。

 松本大学の建設は、本市を初め松本広域圏、中信地域全体の願いでありますことから、本市といたしましても、実務的な援助をするため、去る10月から職員1名を松商学園に派遣しておりますし、今後は、さきの期成同盟会、協議会を中心といたしまして、平成14年4月には開校ができますよう、最大限の支援をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、国宝松本城太鼓門復元記念まつりについて申し上げます。

 春まつり、夏まつりに引き続き開催されておりました秋まつりが、春まつり、夏まつり同様、大勢の皆様のご来場により、大成功のうちに、去る11月3日をもって無事終了をいたしました。

 これら3つのまつりには、昨年の同時期に比べまして2倍以上となる約151万人の皆様が来場し、大変な盛り上がりを見せたところでございまして、とりわけ、ふるさと夢舞台での市民参加イベントには、112イベント、316団体の皆様の出演をいただくなど、まさに市民に密着したまつりとなりました。

 これも、ひとえに議会を初め市民の皆様、関係の皆様、そして直接運営に携わっていただきましたボランティアの皆様方の大変なご努力によるものでございまして、ここに改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。

 現在、来年の1月8日に開催されますあめ市にあわせて開幕する予定の、最後のまつりとなります冬まつりの開催までの間の関連イベントといたしまして、松本城天守1階におきまして、「ジュサブロー人形展」を開催するとともに、冬まつりの成功に向けて、職員ともども全力を挙げて準備に取り組んでいるところでございますので、議会におかれましても、より一層のご協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、来年4月実施までに4カ月余りと迫りました介護保険制度への取り組みについて申し上げます。

 既に、皆様ご承知のように、現在、国の段階におきまして、保険料や利用料の大幅な軽減対策が打ち出されるなど、制度の根幹が大きく変わろうとしております。

 この時期に至っての制度の根幹にかかわる事項の変更は、既に準備を進めております市町村を混乱させるものでありますことから、全国市長会を通じ国に対し、現場での混乱を引き起こさないよう具体的な措置を講ずるなど、また、保険料軽減等にかかわる財源は、明確な形で全額国庫負担とするよう強く要請しているところでございますが、今後、このような情勢の中で、国の動向を見きわめながら、状況の変化に即した対応をしてまいりたいと考えております。

 また、現在、要介護認定等の実務と制度施行に向けての準備を鋭意進めているところでございまして、特に介護保険事業計画等につきましては、市民公聴会を開催し、より広範な市民の皆様のご意見、ご要望をお聞きしながら、介護保険対象サービスの確保はもとより、対象外のサービスの充実面で特色ある内容を盛り込んだ計画としてまいりたいと考えており、議会にも節目、節目でご相談してまいりたいと考えております。また、介護保険制度下における福祉サービスの受け皿となります地区福祉ひろばの未設置地区につきましても、来年4月から、設置地区との均衡を図るため、当面、他の施設を利用してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 それでは、次に、本日上程いたしました条例の制定・改正10件、補正予算1件、契約の締結1件、市道関係3件、その他5件、専決処分報告1件の計21件の議案について、一括ご説明を申し上げます。

 まず、条例関係についてでございますが、その役目を終え、現在新たに貸館施設として再出発をするための改築工事が進められております旧社会文化会館について、その名称を新たに浅間温泉文化センターとするための条例のほか、城北公民館、内田体育館の新設に伴う条例改正や、法律改正に伴う条例改正等をお願いしております。

 なお、来年4月から施行されます地方分権推進一括法に関連いたしましての本市の関係条例の制定・改正等につきましては、当初、国、県の動向を見ながら12月定例会に提案を予定しておりましたが、国の政省令に関する手続のおくれや、県の権限委譲に関する手続との関係等から、今議会への提案を見送り、2月議会に一括提案をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、補正予算でございますが、今回の補正予算は国の景気対策関連として、今年度分の緊急地域雇用特別事業補助金にかかる経費や国の第2次補正関連経費のほか、市単独の景気浮揚対策関連経費、緊急やむを得ない経費等を中心に、一般会計につきまして編成をしたものでございまして、景気対策等に積極的に取り組みました結果、補正規模では、19億4,316万円となり、12月補正といたしましては、過去最高の補正規模となっております。

 その他の議案といたしましては、豊丘団地B棟を新築するための工事請負契約の締結、市道関係3件、事故に関する和解3件、一部事務組合規約の変更2件、職員等の期末手当の支給率の改定にかかる条例改正の専決処分報告をそれぞれお願いしておりまして、議案以外のものといたしまして、市長の専決処分事項の指定にかかるもの4件を報告しております。

 さらに、今期定例会会期中には、固定資産評価審査委員会委員の選任について追加提案する予定でございますので、あわせてよろしくお願い申し上げます。

 以上、本日提案いたしました議案等についてご説明申し上げましたが、補正予算につきましては、財政部長から補足説明させますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 さて、この際、この機会をお借りいたしまして、来年3月予定をしております次期市長選に対する私の考え方を申し上げます。

 次期市長選につきましては、任期中でもあり、任期中はその使命を全うすべきであるとの従来からの私の信念に基づき、市政運営を第一に、これまで明確な発言を控えさせていただきましたが、議員の皆様や多くの皆様、それに関係団体の皆様からのご意見をお聞きし、また多くの励ましのお言葉をちょうだいする中で、任期も余すところ3カ月余となったこの時期に、現職市長として、来期に対する考え方を明確にすることが政治家としての責務であり、市民の皆様方に対する義務であると判断したところでございます。

 私は、平成4年の3月に市民の皆様方の負託をいただき、第12代の松本市長として就任をさせていただいて以来、平成8年に再度の負託をいただく中で、市民に開かれた市政を基本に、「市民本意の市政」の実現に向けて、常に市政の主人公である市民の皆様とひざを交えて語り合い、そのご意見をお聞きする中で、民間感覚を生かした新たな視点に立ちながら、ガラス張りの市政運営に心がけ、公約の実現と市勢の発展のため、全力を挙げて取り組んでまいりました。

 私は、生まれ育ったこの豊かな自然環境に恵まれ、歴史と文化に培われたまち松本をこよなく愛し、その発展を心から願いながら、この2期8年、市長として微力ではありますが、市民の皆様の負託にこたえるべく、誠心誠意最大限の力を振り絞って市政運営に当たってまいりました。

 幸いにも、この間、公約に掲げた事項につきましては、すべて着手し、達成もしくは現在進行中でございますし、第6次基本計画の着実な執行、新焼却プラント建設を初めとした各種大型事業の建設、松本広域連合の設立を初めとした広域行政への取り組み、そしてスリムな市役所を目指しての行政改革の推進等、山積する諸課題に積極的に取り組み、それぞれ一定の成果を上げることができました。

 これも、ひとえに私を信じ、私にお力添えをいただきました、議会を初め市民の皆様方、そして市職員の皆様方のご理解とご協力のたまものであり、ここに心から感謝とお礼を申し上げる次第でございます。

 さて、時代は、激動の1900年代に別れを告げ、来年は20世紀の最後の年、そしてまさに地方の時代と言われる21世紀を迎えようとしております。長引く景気不況を背景に先行き不透明な社会情勢の中、本市におきましても、国道19号多車線化、中部縦貫自動車道の建設促進等を初め社会資本の整備促進、美術館建設や市民会館の改築等、大規模施設への取り組み、来るべき少子・高齢化社会への対応、広域行政や行政改革のより一層の推進等、まだまだ取り組まなければならない諸課題が山積しております。

 加えて、来年の4月からは、地方の時代に対応するための地方分権や福祉の時代への先駆けとも言える介護保険制度が導入されるわけでございまして、これらへの対応を含め、市政の停滞は一刻として許されるものでなく、行政として、新たな時代、新たな行政需要等への取り組みが緊急に求められているところでございます。

 21世紀、そして記念すべき市制100周年を迎えるに当たり、市民の皆様が何を考え、何を求めているのかを的確に把握し、新たな時代における本市のビジョンを明確に示し、実行していくことが、これからの市政を執行する者に求められているところでありまして、市政を執行する中で、このことに対し、議会を初め市民の皆様方の、私に対する大きな期待をひしひしと感じているところでございます。

 私といたしましては、このような皆様からの大きな期待を感じる中で、これまでの8年間を真摯に振り返り、熟慮に熟慮を重ねてまいりました結果、市民の皆様とともに、新たな時代における新たな松本市を創造し、次代に引き継ぐことこそが、私に課せられた使命であり、そのことが市民の皆様のご期待にこたえる道であるとの思いからでございます。ここに私心を捨て、次期市長選におきまして、引き続き市民の皆様の負託をいただき、市政運営に当たらせていただきたいことを決意した次第でございます。

 私の市政全般に対する公約、政策につきましては、改めてお示しいたしますが、これまで同様、常に市民の皆様とともに、市民の皆様のための開かれた市政を目指し、「対話から創造へ」、そして「住んでみたいまち松本、住んでいてよかったまち松本」、より「毎日が新鮮、毎日が幸せ、そんな都市松本」の実現のために、初心に返って全力を挙げて取り組んでまいる覚悟でございますので、議員の皆様、市民の皆様、そして報道機関の皆様方の一層のご理解、ご指導を賜りますよう心からお願い申し上げまして、私の次期市長選出馬に対する所信表明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(高山政彦君) 大澤財政部長。



◎財政部長(大澤一男君) 〔登壇〕

 議案第11号の補正予算について、補足して説明を申し上げます。

 まず、お手元の資料のうち、平成11年度12月補正予算の概要をごらんいただきたいと思います。

 今回の補正には、国の景気対策に関連した経費で12月に対応可能な経費、単独の景気対策関連経費、四年制松本大学の整備促進経費など、緊急性のある経費をお願いしてございますが、例年追加補正をさせていただきました人事院勧告の実施により必要となる人件費につきましては、0.28%と過去最低の勧告でありまして、一般会計で約1億5,000万円が不用となりますが、退職者等不確定要素もございますので、2月補正とさせていただきました。

 会計別予算額でありますが、今回の補正は一般会計のみでございまして、補正額は19億4,316万円で、補正後の予算規模は前年同期と比べ7.8%の減となりました。

 企業会計を含めた全会計の補正後の予算規模は総額1,278億5,667万円で、前年同期と比べ7.6%の減となりました。

 なお、一般会計の補正規模につきましては、過去最高額となっておりまして、景気対策関連経費は9月と12月で約50億円の追加をいたしておりまして、前年度の37億円と比較いたしますと35%と大幅に増加しております。特に単独事業につきましては、約33億円と2.7倍となっておりまして、景気対策を積極的に取り込んだ予算となっております。

 次に、補正予算の主な内容について申し上げます。

 10款 地方交付税につきましては、特別交付税を2億円追加いたしました。これにより特別交付税の総額は10億円となりました。

 14款 国庫支出金につきましては、大部分が景気対策に関連した補助金でございまして、6億5,860万円の追加でございます。

 15款 県支出金につきましては、国の第1次補正による緊急地域雇用特別事業補助金1,619万円がございますが、全国で2,000億円のうち長野県に31億7,600万円が配分され、2分の1を市町村の人口と求職者数で配分がされておりまして、本市には11年度から13年度までの3年間で総額1億3,161万円となっております。事業につきましては、それぞれの費目に計上しておりますので、よろしくお願いいたします。なお、この事業による新規雇用創出人員は90人を見込んでおります。

 21款 市債につきましては、9億5,680万円の追加でございます。大部分は景気対策の補助裏でございますが、充当率100%、交付税に45%算入される臨時経済対策債5億円を新たに計上しております。

 景気対策への積極的な取り組みによりまして、市債依存度は当初の8.9%から10.8%となっております。

 次に、歳出でありますが、2款 総務費には、平成7年3月21日に松本市・廊坊市友好都市締結調印式が挙行され、5年が経過いたしましたが、この間に松本からは316人、廊坊市からは62人の方々が、相互に訪問され交流を深めております。友好都市提携5周年を記念して桜の苗木200本を寄贈する経費を計上してございます。

 3款 民生費には、里山辺保育園を鉄骨平屋建てで2カ年をかけて改築する経費2億3,716万円をお願いしております。

 4款 衛生費には、ごみ減量対策の一環として実施しております生ごみを家庭内でリサイクルする堆肥化処理機購入補助金につきまして、市民の関心が高まり当初予算と同額を追加補正しております。

 7款 商工費は、松本駅構内に臨時の観光案内所を設置する経費でございまして、国宝松本城太鼓門復元記念まつりは、おかげさまで好評のうちに秋まつりまで終了いたしましたが、1月から始まる冬まつりでも、この案内所は多くの皆様にご利用いただけるものと考えております。

 8款 土木費につきましては、14億3,668万円の追加と補正の大部分を占めております。単独交通安全施設整備事業費には、中央西土地区画整理事業で取り組む自転車駐輪場の整備計画策定事業費を、単独新設道路改良事業費には、学校法人松商学園が新設の準備を進めています四年制松本大学の整備関連市道の測量調査経費を計上いたしました。

 国庫補助街路事業費には、本町西堀線の用地補償費と電線地中化工事費を、新規の六九リバーサイド地区市街地再開発事業費には、11年度からの4年計画で、商店街の活性化を目的に商業施設、住宅施設を中心にした施設の整備補助金でございまして、測量、基本設計料等であります。

 中央西土地区画整理関連事業費には、補助事業費で3億670万円、単独事業費で4億1,620万円を追加しております。

 単独では第6回目となります実施計画の変更委託料がございます。12億4,400万円の増額を予定しておりまして、実施計画額は281億1,300万円と、その他単独を含めた総事業費は349億9,700万円となります。

 10款 教育費には、9年度から事業を始めております田川小学校大規模改造事業は、国の2次補正予算対応で、12年度予定分の普通教室棟を前倒しするものでございます。

 (仮称)安原地区公民館建設事業費は、29地区整備計画の27館目となります福祉ひろばを併設した公民館を、来年度に建設してまいります設計委託料でございます。

 旧制松本高等学校保存整備事業費の追加は、来年度実施予定の講堂屋根修復工事を県補助金を取り込み前倒しで実施するものでございます。

 繰越明許費につきましては、里山辺保育園改築事業費と田川小学校大規模改造事業費の2件で、いずれも景気対策関連事業で、年度内に執行が困難なためでございます。

 以上で、平成11年度12月補正予算の補足説明を終わらさせていただきます。



○議長(高山政彦君) ただいま理事者からそれぞれ上程議案に対する説明がありました。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 本会議は明7日から12日まで議案調査等のため休会し、13日午前10時再開の上、市政一般に対する質問を行います。

 なお、発言される方は、所定の通告書に記載の上、質疑、質問とも明日正午までに提出願います。

 発言の順序はくじによって決定いたします。

 なお、質疑に限り、当日の追加通告を認めることになっております。その場合は、通告順といたしますのでご了承願います。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                              午後1時44分散会