議事ロックス -地方議会議事録検索-


長野県 松本市

目次 09月12日−01号




平成 1年  9月 定例会 − 09月12日−01号









平成 1年  9月 定例会



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

            平成元年松本市議会9月定例会会議録

                 第1号

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

       平成元年松本市議会9月定例会が9月12日午後1時

      松本市議場に招集された。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

            平成元年9月12日(火曜日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

              議事日程(第1号)

                       平成元年9月12日 午後1時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 議案第1号 松本市減債基金条例

      第2号 松本市特別会計設置条例の一部を改正する条例

      第3号 松本市総合社会福祉センター条例の一部を改正する条例

      第4号 松本市地方卸売市場業務条例を廃止する条例

      第5号 松本市水洗便所等築造資金貸付基金条例の一部を改正する条例

      第6号 松本市あがたの森文化会館条例の一部を改正する条例

      第7号 松本市体育施設の設置管理等に関する条例の一部を改正する条例

      第8号 松本市特別職の職員等の給与並びに費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

      第9号 松本市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例

      第10号 松本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例

      第11号 松本市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例

      第12号 松本市吏員退隠料、退職給与金、死亡給与金、遺族扶助料条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例

      第13号 松本市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例

      第14号 平成元年度松本市一般会計補正予算(第2号)

      第15号 平成元年度松本市松本城特別会計補正予算(第1号)

      第16号 平成元年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

      第17号 平成元年度松本市老人保健特別会計補正予算(第1号)

      第18号 平成元年度松本市農業共済事業特別会計補正予算(第1号)

      第19号 平成元年度松本市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

      第20号 平成元年度松本市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)

      第21号 平成元年度松本市霊園特別会計補正予算(第1号)

      第22号 平成元年度松本市公共用地取得事業特別会計補正予算(第1号)

      第23号 平成元年度松本市流通業務団地建設事業特別会計補正予算(第1号)

      第24号 平成元年度松本市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)

      第25号 平成元年度松本市住宅団地建設事業特別会計補正予算(第1号)

      第26号 平成元年度松本市松本臨空工業団地建設事業特別会計補正予算(第1号)

      第27号 昭和63年度松本市歳入歳出決算の認定について

      第28号 昭和63年度松本市水道事業会計決算の認定について

      第29号 工事請負契約の締結について(松本市母子寮改築主体工事)

      第30号 工事請負契約の締結について(平成元年度中沢橋架替(上部工)工事)

      第31号 工事請負契約の締結について(平成元年度公共下水道奈良井川左岸汚水幹線その4工事)

      第32号 工事請負契約の締結について((仮称)松本市島立体育館新築主体工事)

      第33号 市有財産の処分について(松本臨空工業団地建設用地)の議決更正について

      第34号 市有財産の処分について(松本臨空工業団地建設用地)

      第35号 市道の廃止について

      第36号 市道の認定について

      第37号 市道の変更について

      第38号 字の区域の変更について

      第39号 字の区域の変更について

      第40号 字の区域の変更について

      第41号 字の区域の変更及び廃止について

      第42号 松本地域広域行政事務組合規約の変更について

    請願第6号 私立高校に対する公費助成について

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

   議長     大槻政彦君    副議長   船津由嗣君

出席議員(39名)

      1番  秋山泰則君       2番  田辺哲雄君

      3番  池田国昭君       5番  中田善雄君

      6番  田口悦久君       7番  萩原清君

      8番  上条和夫君       9番  黒田昭治君

     10番  堀内信君       11番  藤沢詮子君

     12番  藤森晋君       13番  田口哲男君

     14番  松田弘君       15番  田口敏子君

     16番  竹村常雄君      17番  北原昇君

     18番  柳沢貞雄君      19番  高山政彦君

     20番  大和代八君      21番  細口人至君

     22番  飯沼瑛君       23番  宮沢良勝君

     24番  太田二三君      25番  亀井正君

     26番  窪田稔君       27番  塩原喜人君

     28番  小林恒雄君      29番  中沼浜司君

     30番  小笠原栄一君     31番  木下文武君

     32番  飯沼伴雄君      33番  高野拓雄君

     34番  小原仁君       35番  船津由嗣君

     36番  百瀬常雄君      37番  矢崎徳納君

     38番  田中次郎君      39番  大槻政彦君

     41番  赤羽駿郎君



欠  員(1名)

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

説明のため出席した者

  市長      和合正治君   助役      大友博幸君

  収入役     小平靖彦君   総務部長    武井福夫君

  企画財政部長  深沢豊君    生活環境部長  丸山功君

  社会部長    横内幸生君   農政部長    矢口徹君

  商工部長    飯村政春君   建設部長    中島博君

  都市開発部長  長瀬徳幸君   下水道部長   小松二郎君

  水道局長    山田明君    教育委員長   深沢擴君

  教育長     松村好雄君   教育次長    徳武幸直君

  消防長     降籏旭彦君   空港対策    浜憲幸君

                  本部長

  流通団地    三沢文人君   企画推進    田村瑞穂君

  開設本部長           本部長

  市街地開発   古田悦郎君   行政管理課長  大池光君

  対策本部長 

  企画課長    萩原寿郎君   財政課長    坪田明男君

  監査委員    塚原行雄君

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

事務局職員出席者

  事務局長    藤森坦      事務局次長   降旗哲生

  次長補佐兼   井口羌之     議事係長    萩原俊次

  庶務係長

  主事      宮下輝元     主事      渡辺明

  主事      原田美幸     主事      守屋千秋

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

 議事日程(第1号)記載事件のとおり。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 午後1時09分開会



○議長(大槻政彦君) これより、平成元年松本市議会9月定例会を開会いたします。

 現在までの出席議員は39名でありますので、定足数を超えております。よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。市長より、議案が42件、また、地方自治法第 243条の3第2項及び同法施行令第 173条の規定に基づき、松本市都市開発公社、財団法人松本市開発公社、財団法人松本市教育文化振興財団、松本ターミナル運輸株式会社及び三城観光株式会社の昭和63年度事業報告書並びに地方自治法第 180条第2項の規定に基づき、市長の専決処分の指定にかかわる報告書がそれぞれ提出されております。これはあらかじめ、皆さんのお手元にご配付申し上げてあるとおりであります。

 次に、陳情書が6件提出されております。皆さんのお手元に陳情文書表第1号としてご配付申し上げてあるとおりであります。これはそれぞれ記載の常任委員会及び特別委員会に回付しておきます。

 この際、ご報告申し上げます市議会議員滝沢祐一君は去る8月17日午後10時30分逝去されました。ここに謹んでを同君の御霊に対し、哀悼の意を捧げる次第であります。この際、皆さんの賛意をいただき、これより黙祷を捧げたいと思います。遺影の方向へ向いてご起立をお願いしたいと思います。

 黙祷始め。

                  (黙  祷)



○議長(大槻政彦君) 黙祷を終わります。ご着席願います。

 なお、同君に対しては8月18日松本市議会の名において弔詞を贈呈いたしました。

 弔詞を朗読いたします。

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

                  弔  詞





     松本市議会議員 滝沢祐一君の長逝を悼み、恭しく弔詞を呈します。

                平成元年8月18日



                         松 本 市 議 会

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(大槻政彦君) 以上のとおりであります。

 この際、故滝沢祐一君に弔意を表するため、船津由嗣君、飯沼伴雄君、亀井 正君から発言したい旨の申し出がありますので、これを許します。

 最初に、船津由嗣君。



◆35番(船津由嗣君) 〔登壇〕

 追悼の辞。9月定例会の冒頭に当たり、松本市議会を代表いたしまして、去る8月17日、再起の願いかなわず、逝去されました従五位勲四等瑞宝章、故滝沢祐一議員に対し、謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 あなたが予期せぬ病により、入院されましたのは5月19日、以来療養に尽くされ、奥様とご家族の皆様の献身的なご看護により退院されましたのが7月6日のことでありました。退院の報を聞いた私は、かつての愛称のように、力強く信州の野山を走ったデコイチの勇姿をしのばせる滝沢さんのこと、この9月定例会には今までと変わりなく、元気な姿を見せてくださるものと信じて疑いませんでした。それが8月15日に再入院され、そして17日の深夜、突如として再び帰らぬ旅に立たれてしまわれました。今、この壇上からあなたの座っておられた議席を見るにつけ、あの笑顔とともに、エネルギッシュなお姿が思い出され、万感胸に迫る思いがあります。あなたは国鉄に勤務する傍ら、昭和38年、地域の輿望を担い、松本市議会議員に初当選、以来連続7期26年余にわたり市政の壇上にあって情熱を傾けられ、この間産業委員会、文教厚生委員会、経済委員会及び議会運営委員会の各委員長、また昭和58年から60年にかけては第32代の副議長を務められ、さらには各種審議会や一部事務組合の議会においてもそれぞれ要職を歴任されるなど、市政の発展と市民の福祉向上に多大な足跡を残されたのであります。本議場におけるあなたの一般質問は常に機知とアイデアに富み、ともすれば現実にとらわれがちな行政に多くの夢を与えてくれました。「微生物農業への道、研究機関を設置せよ」、「青少年育成に韓非子理論を」、「三城口付近から下諏訪へ抜けるトンネルを」、「消防ロボットの導入を」、「チョウザメを養殖してキャビアを松本の特産に」等々、枚挙にいとまがなく、また、一方では和辻哲郎などを愛読されていたとのことから、松本の風土と歴史を考えた独自の理論を持って展開する先進的な質問が今も強く私どもの心に残っております。表裏のない人柄、明朗濶達な性格、情熱あふるる行動力によって多くの市民に愛され、かつまた多くの同僚に信頼され、まさに松本市議会のバイタリティーを代表する存在でありました。滝沢さん、齢72歳、まだまだ十分な春秋を余してのご逝去はまことに残念であります。しかし、あなたが多年にわたり地方自治の発展と社会公共のために尽くされた幾多の功績は不滅であり、長く語り継がれていくことでしょう。今ここに改めてご生前のご功徳をたたえ、ありし日の議場における雄姿をしのび、心から哀悼の誠を捧げる次第であります。願わくば安らかに昇天され、在天の光となってご遺族の前途と松本市並びに松本市議会の発展にご加護いただきますよう、衷心よりお願い申し上げまして追悼の言葉といたします。

 平成元年9月12日

                      松本市議会副議長  船 津 由 嗣



○議長(大槻政彦君) 次に、飯沼伴雄君。



◆32番(飯沼伴雄君) 〔登壇〕

 建設委員会を代表して、去る8月17日、急逝されました故滝沢祐一議員をしのんで、謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 滝沢さん、あなたは昭和38年地域住民の厚い支持と信頼のもと、松本市議会議員に初当選、以来7期26年にわたってその卓越した能力と先見性により、幾つもの業績を上げてこられました。建設行政に例をとると、待望久しく供用となった南部下水道も、松本市議会に登場した当初、昭和40年代の初めから早期実現を訴えておられました。松本市の地形を考えると、傾斜地利用こそ有利性があり、積極的に考えるべきだとの主張も、中山団地に生かされております。また、最近にわかに動き始めてまいりました南部副都心構想もいち早く提唱されるなど、斬新な独創性に富む発想を次々に展開されてこられました。議会内においても早くから各常任委員長を歴任され、第32代松本市議会副議長の重責を担われたのも記憶に残る足跡の1つであります。今、改めてこの壇上に立って一般質問をなされていた滝沢さんの勇姿を思い起こしますと、常に幅広く多くの情報を収集され、ときにはみずから足を運び、より確実な資料に基づいて次から次へと質問と主張、提言が繰り返され、まさにそれは泉のごとくわき上がってくるようでありました。その様子はときに厳しく熱弁であり、ときにはユーモアを交え、だれにも親しまれ続けたあなたの人柄そのものでありました。また、本年ご一緒の建設委員会において、今思えば口には出されませんでしたが、さぞかしお加減も悪かったでありましょう。それでもあなたは力強い使命感から委員会に出席され、熱心に理事者の説明に耳を傾けておいでになりました。まさに最期の最期まで責任を全うしようとする真摯な態度を貫き通され、あなたが長年に気づかわれた、心配されてきた南部地域ももろもろの懸案課題がこれから一層着実に解決されつつあります。来るべき21世紀に向け、まさに副都心として一層発展した姿を見ることなく、旅立たれたことはさぞかし無念でありましょう。しかし、あなたの生涯をかけた努力の足跡には幾多の不滅のものがあります。あなたの霊は、また安んじて瞑されることと存じます。どうか、この上は在天の光となられまして、ご遺族の皆様方の行く末と松本市発展の道を明るく照らし、いつまでもお守りくださるよう、お願いいたします。ここに所属委員会を代表いたしまして、滝沢祐一議員さんの生前の足跡を振り返り、その人となりをしのびながら、心から冥福とご遺族のご多幸をお祈り申し上げて追悼の言葉といたします。

 平成元年9月12日

                    松本市議会建設委員長  飯 沼 伴 雄



○議長(大槻政彦君) 次に、亀井 正君。



◆25番(亀井正君) 〔登壇〕

 新政会を代表しまして、同僚故滝沢祐一さんに対し、謹んで哀悼の言葉を捧げます。正式なお名前である祐一さんと呼んだのは今が初めてであります。あなたは私ども議員より、親しく好感を持って接せられ、滝沢さん、または滝さん、祐一さん、の愛称を持って呼ばれておりました。また、国鉄助役さんの出身でありましたから、デコイチさんの愛称もありました。滝沢さんは市会議員7期26年の間多くの要職を果たしてまいりました。あなたは昭和48年の松本市有功表彰を受けられ、このたび和合市長の上申により従五位勲四等瑞宝章に叙せられ、限りない栄光に輝かれたことは、生前の滝沢さんの議員活動がいかに精力的で活発なものであったかを物語るものであります。滝沢さんは大変な勉強家でありましたことは、人のひとしく知るところであり、常にあらゆる分野の問題と取り組み、広く知識を得ており、本会議での代表質問ではユニークな質問を行い、常に積極経済、大型予算論をじゅんじゅんと説かれました。私は昭和50年、議員に初当選したとき、滝沢議員さんと同じ教育民生委員会でご一緒させていただきましたが、当時四国への行政視察の折、何冊もの本をふろしきに包んで持参し、列車内でも時間があれば勉強するという方であり、私はひそかに深く敬意をはらっておったのであります。また、スポーツの面では、つい二、三年前までシーズンには好きだった野球練習をともにやってまいり、元気であの濃く、太いまゆ毛と優しい眼をいつもたたえていた笑顔が強くいまだに私に迫ってくるのであります。屈託なく、いつも明るく元気だったあなたが私どもの会派代表の職を最期として、去る8月17日他界されてしまい、本当に夢のようであり、残念の極みであります。しかし、あなたは賢婦人仙様と二男二女に恵まれ、子供さん方はそれぞれにご家庭を持たれ、立派に活躍をなされており、何一つ心配はない幸福な人生であったと思います。これからは天のかなたより、ご家族の幸運を守って行かれることでありましょう。ご家族の皆さんに心より哀悼の意を捧げますとともに、呼びなれた名前の滝沢祐一さんのご冥福を衷心よりお祈りいたし、新政会を代表してお別れの言葉とさせていただきます。

 平成元年9月12日

                         新政会代表  亀 井   正



○議長(大槻政彦君) 次に、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。

 和合市長。



◎市長(和合正治君) 〔登壇〕

 平成元年松本市議会9月定例会初日の冒頭に当たりまして、従五位勲四等瑞宝章、松本市議会議員、松本市有功者、故滝沢祐一氏に対しまして、謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 滝沢さんには、昭和38年松本市議会議員となられて以来連続7期26年にわたりまして松本市政の発展にご尽力をされ、期待に満ちた議会人として地方自治の発展、振興に大きな功績を残されました。市議会にありましては、天賦の才能とまれにみる情熱を持って、第32代副議長を初め、産業委員会委員長、文教厚生委員会委員長、教育民生委員会副委員長、経済委員会委員長、議会運営委員会委員長など、数多くの公職を歴任され、その重責を果たされたのであります。中でも、商工行政に関しましてはご自身の経験等を生かされて、中小商工業者の経営の安定等のため尽力されるとともに、流通業務団地、公設地方卸売市場の建設に対しましても大きなお力を賜ったのでございます。今、こうしてあなたへの追悼の言葉を申し上げているうちにも想い出されますのは、この壇上で論議を交わしたあなたの会派代表の質問であります。財政問題を初め、道路、大型文化施設、生活環境、観光など数多くの提言をいただいた中で、とりわけ財政問題、商工業振興問題に鋭い指摘と積極的なご提言をいただいたことが走馬灯のように私の心に生々しく想い起こされてまいります。旺盛な責任感とたゆみなき研究心を合わせ持ち、市議会の重鎮として一層の活躍が期待されていた矢先にあなたを失いましたことは、本市にとりましてもかけがえのない大きな損失であります。長寿社会と言われておる現在、72歳という短過ぎる人生に精いっぱいの情熱を燃やし、社会に立派な業績と家庭に温かな灯をともし続けて来られましたあなたの今日までの業績は、必ずや多くの人々に受け継がれ、未来に語り継がれて将来の松本市の大きな発展の礎になるものと確信をしております。

 今、松本市は来るべき21世紀を展望した高速交通網時代に備えての都市基盤の整備と生活基盤づくりに、議会議員の皆様ともども英知を結集し、大きく伸びようとしております。どうかこの上は在天の光となられまして、最愛の奥様を初め、ご遺族の皆様方の行く末と松本市の発展の道を明るく照らし、いつまでもお守りくださいますようお願い申し上げます。ここに、故滝沢祐一議員の生前の数々のご功績を追懐し、心からご冥福をお祈り申し上げ、謹んで哀悼の言葉といたします。

 平成元年9月12日

                          松本市長  和 合 正 治



○議長(大槻政彦君) 以上をもって、追悼の辞を終わります。

 この際、暫時休憩いたします。

                             午後1時34分休憩

                             −−−−−−−−−−

                             午後1時35分再開



○議長(大槻政彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 本日の議事は日程第1号をもって進めます。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(大槻政彦君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第 126条の規定により、議長において16番 竹村常雄君、17番 北原 昇君、18番 柳沢貞雄君を指名いたします。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 会期の決定



○議長(大槻政彦君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から9月28日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は17日間と決定いたしました。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 議案第1号から第42号まで及び請願第6号



○議長(大槻政彦君) 日程第3 議案第1号から第42号まで及び請願第6号の以上43件を一括上程いたします。

 議案の件名につきましては、事務局長をして朗読いたさせます。

    (事務局長議案件名を朗読)



○議長(大槻政彦君) 当局から提案理由の説明を求めます。

 和合市長。



◎市長(和合正治君) 〔登壇〕

 本日ここに、平成元年松本市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはおそろいでご出席をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 さて、本日提案申し上げました議案は全部で42件でございまして、その内訳を申し上げますと、条例の制定、改正、廃止13件、予算の補正13件、決算の認定2件、契約の締結4件、財産関係2件、市道関係3件、その他5件となっております。

 次に、これら提案申し上げました議案につきまして説明を申し上げます。まず、減債基金条例についてでございますが、これは昭和53年度から55年度に地方財政対策として発行された財源対策債の未償還元金を今年度に限り普通交付税に一括算入されたことに伴い、国の指導に基づいて積み立てを行うための減債基金を設置するものでございます。

 次に、総合社会福祉センター条例の改正についてでございますが、これは市民の皆さんの強い要望にこたえ、センターの会議室等の利用時間を現在午後9時までとあるものを、午後10時までに延長するものでございます。

 次に、体育施設の設置管理等に関する条例の改正についてでございますが、これは美須々地籍に建設を進めております美須々屋内運動場の使用料等を定めるとともに、浅間温泉スケートセンターの夜間滑走料金を定めるものでございます。

 次に、特別会計設置条例の改正及び地方卸売市場業務条例の廃止についてでございますが、これは長年懸案となっておりました公設地方卸売市場がこの10月をもって開設するとともに、現在の地方卸売市場が廃止されることとなったため、特別会計名を公設地方卸売市場費に変更するとともに、地方卸売市場業務条例を廃止するものでございます。

 次に、特別職の職員等の給与並びに費用弁償に関する条例の改正についてでございますが、これは去る8月8日の特別職報酬等審議会の答申に基づきまして、三役、議会議員、教育長及びその他の特別職の給与及び報酬の引き上げを行うものでございます。また、この引き上げに関連をいたしまして、消防団員の報酬の引き上げを行うために、消防団員の定員、任免、給与、服務に関する条例に改正をお願いをしております。このほかの条例といたしましては、水洗便所等築造資金貸付金の増額等を行うための水洗便所等築造資金貸付基金条例の改正、暖房機器の整備に伴い、暖房使用料の改正をするためのあがたの森文化会館条例の改正、消防団員等の公務災害時における補償基礎額の引き上げ等を行うための消防団員等、公務災害補償条例の改正、消防団員の退職報償金の引き上げ等を行うための消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の改正、退隠料、遺族扶助料等の引き上げを行うための吏員退隠料、退職給与金、死亡給与金、遺族扶助料条例等の一部を改正する条例の改正、同じく教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の改正をそれぞれお願いをしております。

 次に、補正予算の説明に先立ちまして、来年度の国の地方の予算編成問題について若干申し上げたいと存じます。このほど取りまとめられました平成2年度の国の一般会計の概算要求総額は67兆 3,247億円で、前年度当初予算比11.4%増となっておりまして、昭和63年度の概算要求以来3年連続して2けたの伸びとなっております。これに対しまして、大蔵省は従来から目標としております平成2年度に赤字国債からの脱却を実現するため、予算編成過程で最終的には62兆円台まで絞り込む方針と言われており、赤字国債からの脱却に加えて、市況の低迷による政府保有のNTT株式売却の取り扱い、さらに消費税をめぐる動向などもあって、予算編成は例年になく難しい局面にあると言われております。また、地方財政につきましては、地方交付税交付金の概算要求が好調な税収を反映して、前年度比11.2%と大幅な伸びになっておりますが、地方財政の収支見通しにつきましてはまだ明らかになっておりません。私といたしましては地方自治の確立のため、全国市長会などを通じまして、懸案となっております国庫補助負担率カットの早期復元など、地方財源の確保について強く国に働きかけてまいる所存でございます。

 次に、補正予算について説明を申し上げます。今回の補正は6月補正後の状況の変化に伴いまして、緊急に予算措置が必要となるものを中心に補正をしたものでございまして、補正総額は一般会計、特別会計を含めた全体で67億 3,442万円、補正後の予算総額は水道事業会計を含め 934億 2,682万 4,000円となっております。このうち一般会計の補正規模は28億 9,046万円で、例年になく大型の補正規模となっておりますが、これは懸案となっておりました新規事業が具体化したため、財源の許す範囲内で積極的に追加計上したこと、また地方交付税法の改正に伴う減債基金の設置などによるものでございまして、補正後の総額は 459億 7,875万円となっております。一般会計につきましては補正の主要なものを申し上げますと、歳出ではまず来年度以降に建設着手を予定をしております用地取得にかかわる経費といたしまして、新たに村井駅自転車駐車場等建設用地取得事業費、寿台公民館移転改築用地取得事業費を計上したほか、本郷幼稚園の移転改築用地取得事業費を債務負担行為で追加計上しております。

 次に、幹線道路及び街路等の建設事業といたしましては、まず仮称城山トンネルの関連道路新設改良事業について、このたび県との協議が整いましたので、実行予算とするための関係予算を、また北松本立体交差関連街路事業を推進するための用地取得事業費を新たに債務負担行為として計上をしております。

 次に、新規の施策導入に伴う経費といたしましては、松本地域広域市町村圏が、この6月30日にふるさと市町村圏に選定をされたことに伴い、構成団体の出資と県の助成を受けて設置するふるさと市町村圏基金への出資金を、また中小企業の新たな産業創設など、企業のソフト化を支援するための拠点といたしまして、仮称財団法人松本ソフト開発センターが国、県の補助及び高度化資金を導入して建設する「ソフト開発センター」について、建設費の助成経費及び財団法人設立のための出捐金等を新たに計上をしております。さらに福祉関係では、ひとり暮らし老人、身体の不自由な方々が日々安心して暮らすことができる環境整備の一環といたしまして、緊急通報システム、いわゆるあんしん電話設置事業にかかる経費を計上しております。また、老朽化の著しい浅間温泉国際スケートセンター管理棟を明年度全面改築することとし、これにかかわる設計委託費を計上しております。

 次に、補助事業の内定及び決定に伴う経費につきましては、凍霜害防止対策としての落葉果樹園地緊急整備事業費、農産物の貿易自由化に対応するための加工トマト生産安定等推進事業費等の補正が主なものとなっております。このほかに、特別職の給与改定に伴う所要額の追加、また冒頭申し上げました地方交付税法の改正に伴う減債基金の設置のための経費を新たに計上しております。

 次に、歳入について申し上げます。まず、市税につきましては調定実績及び今後の税収見通しの上に立って、また地方交付税につきましては算定結果に基づき、それぞれ追加計上をしております。このほか、主な補正財源につきましては前年度の決算に基づく繰越金を追加計上したほか、本年度の最終財政見通しに立って、新規建設事業に充当するため、財政調整基金を取り崩すとともに、スポーツ施設整備基金についても、松本市野球場建設関連事業費に充当するため、取り崩しを行うこととし、それぞれ繰入金の追加要請をいたしております。

 次に、特別会計につきましては、松本城特別会計ほか、11会計について補正をお願いをしております。そのうち主なものについて申し上げますと、まず松本城特別会計につきましては、二の丸御殿跡北側出入口の橋りょう事業費及び周辺環境を整備するための北外濠無電柱化関連事業費を、また、下水道事業特別会計では水洗便所等築造資金貸付基金を増額するための繰出金のほか、国庫補助の内定に伴う公共下水道事業費を追加しております。霊園特別会計につきましては新霊園建設に伴う用地取得費及び明年度から造成に着手するための設計委託費を新たに計上したほか、現霊園北側についても用地取得を進めるため、新たに債務負担行為を計上しております。流通業務団地建設事業特別会計につきましては、周辺の交通渋滞を解消するため、流通業務団地関連仮設道路建設事業費を計上しております。さらに松本臨空工業団地建設事業特別会計につきましては、新たに売却の見通しがたった企業に対し、分譲するための関連予算を追加計上しておりまして、今回の補正をもって面積ベースの契約率は71.1%となるものでございます。このほか仮称松本ソフト開発センターの合築を予定しております団地管理事務所建設費にかかわる関連予算を計上しております。

 次に、昭和63年度の決算について申し上げます。最初に、63年度の我が国経済の状況について申し上げますと、実質経済成長率は 5.1%となり、政府見通しの 4.9%を上回り、2年連続で5%台の成長を達成いたしました。これは主として内需で個人消費や設備投資の堅調な伸びによるものでございまして、反面外需は輸入等の増加で3年連続してマイナスとなるなど、日本経済が輸出主導型から内需主導型に定着してきたことを示しております。しかしながら、対外的には農産物などの市場開放対策と国際化への対応、また一方国内においては物価問題、住宅政策、さらには土地対策など、多くの問題も山積をしておったところでございます。このような経済状況のもとで、国の財政は巨額の国債残高を抱えるなど、依然として厳しい状況下にあったわけでございまして、このため国では63年度の財政運営が経済社会の変化に弾力的に対応できますよう、引き続き財政再建路線を堅持をし、内需拡大と財政再建の両立型の財政運営を図ったところでございます。一方、地方財政におきましても地方債の巨額な借入金を抱えている上に、地方税の減税が行われるなど、国と同様厳しい状況にあったわけでございます。このようなもとで、本市の63年度の行財政運営につきましては、これまで一貫して堅持してまいりました健全財政を基本に本市の都市目標である、「活力と魅力にあふれる住みよい都市づくり」を目指して、第4次基本計画並びに松本地域新広域市町村圏計画に立脚をし、事業の積極的な取り組みと推進を図るとともに、一方では行財政改革大綱に基づき、事務事業の見直しと事務的経費の徹底した節減合理化により、行財政の簡素効率化を図りながら、創意と工夫をもって予算執行に努めてまいりました。具体的には長野自動車道開通後の環境変化に対応できる諸事業の推進、道路橋りょうの新設改良、街路公園の整備、市営住宅の建設整備など、都市基盤の整備に鋭意取り組んでまいったところでございます。また、教育文化とスポーツの交流拠点にふさわしい教育文化施設の充実を図るため、小中学校の改築を初め、南部体育館の建設や公民館の建設を推進をし、さらに将来に備えて、スポーツ施設整備基金の整備を図ったところでございます。さらに保育園の改築、母子寮用地の取得、ボラントピア事業の助成、児童センターの建設など、市民福祉の向上に努めると同時に、ほ場整備の一層の推進、野菜広域流通確保施設整備事業の促進など、都市近郊型農業の振興にも配慮をしたところでございます。このほか、市役所来庁者用の駐車場の整備、水道料金の軽減対策、消防本部庁舎の移転改築事業及び緊急情報システムの整備など、市民サービスの充実に意を用いてまいったところでございます。なお、特色ある施策にかかるものといたしましては、都市景観形成モデル都市の指定を受け、都市景観形成基本計画の策定、ふるさと創生事業に伴う美しいまち松本づくり基金の設置、さらは国際観光都市、国際会議都市としての機能を高めるための松本コンベンション推進協議会設立に対する助成など、地域の特性と高揚に努めてまいりました。また、特別会計では下水道事業で懸案でございました両島浄化センターが10月1日から供用開始となり、63年度末で下水道普及率は56.9%となっております。さらに地方卸売市場の新市場建設事業につきましては、各施設の建設も順調に進みました。なお、中山住宅団地の建設においては、62年度の第1期分譲に続いて、第2期分譲を行い、 109区画を完売しております。また、松本臨空工業団地の建設では企業の誘致を積極的に行い、県内外の16社と1つの協同組合との土地売買契約を締結をし、団地造成も順調に進行いたしました。以上、懸案事項の推進によりまして、都市基盤の整備や市民福祉の充実に一層はずみがつくものと確信をしておりますが、これもひとえに議会、並びに市民の皆様方のご指導、ご協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第でございます。このように、諸施策を進めるに当たりましては、健全財政を基本とし、行財政の簡素効率化と計画的執行に努めるとともに、経費の節減を図る一方、歳入面におきましても国、県の補助金、市債などの財源確保に鋭意努めてまいりました結果、財政構造の弾力性をみる経常収支率は60%となり、また財政の健全化の指標となる公債比率は 8.5%と、いずれも62年度を下回っておりまして、これらの指標からも健全財政の堅持が立証されたものと確信をしております。

 次に、決算の内容について申し上げます。まず、決算規模でございますが、一般会計及び15の特別会計を合わせた歳入総額は 843億 7,840万円、歳出総額は 818億 8,821万円となり、差引24億 9,019万円でございますが、翌年度へ繰越財源を差し引いた実質収支では17億 9,395万円の黒字決算となっております。内訳を申し上げますと、一般会計では歳入総額は 440億 8,339万円で、歳出総額は 430億 2,885万円となり、翌年度へ繰越財源を差し引いた実質収支は3億8,683 万円の黒字決算となっております。

 次に、特別会計では住宅新築資金等貸付事業会計で 5,971万円の赤字決算となっておりますが、これは貸付金の回収が予定どおりできなかったものによるものでございますので、未収金の整理につきましては引き続き一層の努力を図ってまいる所存でございます。その他の特別会計におきましては、いずれも黒字決算となりましたが、特に松本城会計では長野自動車道松本インター開通の影響などもあり、年間観覧者が93万人と例年を大幅に上回った結果、観覧料収入等の増により、 8,125万円の黒字決算となっております。また、国民健康保険会計においては国からの補助金による補てんがあったことや、医療費の伸びが低かったこと、さらには収納率の向上に努めるとともに、健康意識の高揚を図るなど、経営努力をした結果4億 3,152万円の黒字決算となっております。

 次に、水道事業会計の決算について申し上げます。まず、収益的収支につきましては、収入が48億 1,480万円、支出が47億 363万円で、1億 1,117万円の純利益が生じました。この純利益で前年度からの繰り越しされた2億 8,033万円の未処理欠損金に補てんをし、なお残りの欠損金 9,716万円は翌年度へ繰り越すものでございます。

 次に、資本的収支につきましては、収入が17億 7,228万円、支出が26億 9,475万円となりまして9億 2,247万円の収入不足となり、この収入不足は前年度と当年度の損益勘定留保資金で補てんをいたしております。昭和63年度は料金改定及び一般会計からの高料金対策補助金の受け入れ等により、財政状況は改善されてはおりますが、なお厳しいものとなっております。このような中で、当年度末には昭和57年度から着手をした第5次拡張事業も完了し、本市の水道は建設の時代から維持管理の時代を迎えることになりました。このときに当たりまして、拡張事業終了に伴う職員体制の見直し、並びに水道メーターの検針を毎月検針から隔月検針へ移行と全面委託化、宅地内修理工事の直営部門の縮小と委託化などの事務事業の見直しによりまして、元年度15名の職員の削減を図るなど、減量経営と健全財政への不断の努力を重ねておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、契約の締結について申し上げます。まず母子寮の改築につきましてでございますが、これは狭隘で老朽化のした渚の母子寮を神林地籍へ移転改築するもので、株式会社木下工房と1億 2,741万 1,000円で契約しようとするもので、竣工期限は2年3月20日となっております。

 次に、中沢橋の架替工事でございますが、これは市道7721号線の拡幅改良工事に伴いまして、今井の中沢橋の架けかえをするもので、富士ピーエス・コンクリート株式会社と 9,630万5,000円で契約しようとするもので、竣工期限は2年3月20日となっております。

 次に、公共下水道奈良井川左岸汚水幹線その4工事でございますが、これは奈良井川より以西における公共下水道事業の一環として行われるもので、大林・竹村・棚谷建設共同企業体と2億 5,132万円で契約しようとするもので、竣工期限は2年3月20日となっております。

 次に、(仮称)松本島立体育館の新築工事でございますが、これは旧島立小学校の校庭に新たに地区体育館を建設するもので、松本土建株式会社と1億 2,442万 4,000円で契約するもので、竣工期限は2年3月25日となっております。

 次に、市有財産の処分でございますが、これは松本臨空工業団地建設用地について処分したものについて、確定測量の結果誤差があったため、議決更正をするとともに、新たに9企業に対し8万6,256.40平方メートルを25億 8,357万 7,010円で処分するものでございまして、これによりまして、全体計画の71.1%の処分をすることになります。

 次に、松本地域広域行政事務組合規約の変更についてでございますが、これは松本地域広域市町村圏が「ふるさと市町村圏」に選定されたことに伴いまして、松本地域広域行政事務組合の共同処理する事務を変更するものでございます。このほかの議案といたしましては市道の廃止、認定及び変更、土地区画整理事業及び土地改良事業の実施に伴う字の区域の変更等をそれぞれお願いをしております。

 以上、提案議案について説明申し上げましたが、この際当面しております市政の懸案事項について申し上げます。まず、県営松本空港の拡張整備事業にかかる平成2年度予算概算要求結果について申し上げます。県営松本空港の拡充整備につきましては、ご承知のとおり地元関係地区対策委員会を初め、関係者の皆様の大変なご協力をいただきまして、去る6月24日に関係4地区と松本空港整備事業及び松本空港周辺環境整備事業に関する協定書を締結をし、平成2年度の国の予算化に向けて力強く踏み出したところでございます。そして、8月25日に発表されました運輸省の平成2年度概算要求において、松本空港整備事業が新規事業として採択されました。これによりますと、全体事業費は 170億円で、平成2年度には7億円が見込まれ、そのうち国費として3億 5,000万円が盛り込まれました。昭和61年度11月に国の第5次空港整備5カ年計画に編入されて以来、早期着工を目指して地元調整を進める一方、国、県に対してその実現を強く要請してまいりましたが、いよいよ明年度から松本空港のジェット化に向けて着手することになったわけでございまして、これもひとえに市議会を初め、国、県の関係者、特に地元関係地区の皆様方の格別なるご理解とご協力をいただいたたまものであり、心から御礼を申し上げる次第でございます。今さら申し上げるまでもなく、松本空港のジェット化は高速交通体系の整備が一段と促進されることになり、21世紀に向かって松本市のみならず長野県の活性化発展につながる強力なインパクトになるものと確信をしております。

 今後も県と一緒に用地取得に必要な諸調査に取り組む一方、地元関係地区から要望されている道路整備等の空港周辺環境整備計画の策定を急ぎ、これらの事業を計画的に実施していく所存でありますので、議会におかれましても引き続き一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、松本市公設地方卸売市場建設事業について申し上げます。公設地方卸売市場建設事業につきましては、松本市民はもとより、地域の皆さんの期待を受けて、昭和62年12月に着工して以来、管理棟、青果附属棟、水産冷蔵庫棟、花き棟が既に完成をし、現在市場の中枢であります青果水産の卸売場及び中卸売場、あるいは関連業者等が入る主棟などの工事が9月末の完成を目指して順調に進んでおります。当初の予定どおり10月に開場できる見通しとなってまいりました。また、おくれております水産卸業者の構造改善事業の状況でございますが、株式会社マルイチ産商と株式会社丸魚松本市合同魚市場との間で、本年2月の「話し合い同意」の発表以来、精力的に話し合いが持たれまして、公設市場建設事業の必要性を十分理解をしていただき、10月の開場には株式会社マルイチ産商と株式会社丸水長野県水の2社で入場することが明るい見通しとなっております。いずれにいたしましても、青果、水産の両業界の構造改善事業が前進しております現在、市民のための市場の開設が果たせるよう、今後とも議会を初め関係者の皆様方の特段のご理解とご支援のほどをお願いを申し上げます。

 次に、1990年のスピードスケートワールドカップ松本大会について申し上げます。スピードスケートワールドカップは世界各国のスピードスケートのトップレベルの男女選手百数十名が1シーズンに七、八回世界中を転戦をして競技を行い、総合得点で世界一のスプリンターを決める権威ある競技会でございます。来シーズンは長野県で2カ所の開催が予定されておりまして、そのうちの1カ所を浅間温泉国際スケートセンターでの開催をしてほしいとの打診が7月ころからございましたが、去る8月22日に林長野県スケート連盟会長が来庁いたしまして、ぜひ松本市で引き受けて1991年に決定される1998年長野オリンピックの招致のための力を貸していただきたい旨の強い要請がございました。本市といたしましては、余りにも急な話でございますし、老朽化しているスケートセンターの管理棟の改修という難題もございましたが、全県を挙げて進めている長野オリンピック実現に協力するため、また記録製造リンクとして名高い当施設を世界にPRする絶好の機会であるとともに、本市が進めております国際コンベンション都市構想にも大いに効果が上がることと判断をいたしまして、この要請を引き受けることに決定したわけでございます。今後管理棟の改修など、解決しなければならないさまざまな課題がございますけれども、スピードスケートワールドカップ松本大会が成功するため、議員の皆様のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

 次に、安房トンネルの現状について申し上げます。安房トンネルはご承知のとおり松本市から福井市まで 260?を結ぶ一般国道 158号線の要衝に位置し、交通の最大の難所でございます。また、この路線は昭和62年6月に決定されました第4次全国総合計画におきまして、高規格幹線道路方式による中部縦貫自動車道として位置づけられ、ますますその重要性が高まっているところでございます。この安房峠をトンネルで貫くことは私たちの悲願でありまして、この実現のため、昭和47年に長野、岐阜、富山の各県の関係市町村で建設促進期成同盟会を結成し、促進運動を進めてまいりました結果、幾多の困難を克服をして、昨年12月には安房トンネル施行検討委員会から「本坑着手は技術的に可能である」との結論をいただきました。そして、いよいよこの秋ごろには平湯側から待望の本坑着手がなされる予定でございます。長年のトンネル建設促進運動の成果がようやく実ったわけでございまして、関係者の皆様のご協力に対し、心から感謝を申し上げますとともに、中の湯側からも本坑着工になり、一日も早くトンネルが完成するよう一層の努力をしてまいる所存でございます。

 次に、仮称城山トンネル道路の現状について申し上げます。平成6年度完成を目標に県が進めております仮称城山トンネル道路は、議員の皆様方のご支援と地元関係団体及び関係住民の皆様のご理解とご協力によりまして、用地買収のための測量がこのほど完了いたしました。現在地権者の皆様へ潰地面積を提示をいたしまして、用地買収交渉を進めているところでございます。今後は県に協力して早期用地買収に努め、一日も早く工事に着手できるよう、事業促進に一層努力してまいる考えでございます。なお、関連する市道の整備につきましても、この事業と整合を図りながら取り組んでまいります。

 次に、松本森林組合の発足について申し上げます。10年来の懸案でございました松本市森林組合と本郷森林組合との合併につきましては、去る8月31日に県から組合合併の認可をいただきまして、9月1日に登記が完了し、ここに新しい松本森林組合が発足をいたしました。今回の合併により地域林業の中核的役割を担う森林組合が誕生したわけでありまして、今後足腰の強い森林組合となり、本市林業の振興に大きく寄与することができると確信をしております。合併に至るまでの間、議会の皆様、並びに関係者の皆様には終始温かなご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げるとともに、今後一層のご支援のほどをお願い申し上げます。

 次に、水道局事務室の統合について申し上げます。水道局では東庁舎にあります業務課と工務課の事務室を島立の管理棟に統合するため、管理棟の増築工事を進めております。工事は鉄筋コンクリート造り、1階建て398.68kmを増築するものでありまして、6月に着工、9月末に完成をし、10月16日から水道局庁舎としての業務を開始してまいります。統合によりまして、市民サービスの低下を来さないよう、市民の皆様への周知の徹底を図るとともに、特に受付業務につきましては電話による受付を主体に、迅速機敏な対応を発揮をいたしまして、統合がスムーズにできますよう、体制整備を進めて、一層簡素で効率的な経営に努めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上、本日提案申し上げました議案等につきまして説明を申し上げましたが、今会期中には総合体育館の建設に伴う契約案件4件並びに人権擁護委員候補者の推薦につきましてお願いを申し上げる予定でございます。

 また、議案以外のものにつきましては、本市が資本金2分の1以上を出資をしております法人の63年度事業報告5件並びに市長の専決処分事項の指定にかかわる報告3件をそれぞれ報告を申し上げております。

 なお、ただいま説明申し上げましたもののうち、補正予算につきましては企画財政部長から、決算につきましては収入役並びに水道局長からそれぞれ説明を申し上げますのでよろしくご審議くださいますようお願いいたします。



○議長(大槻政彦君) 深沢企画財政部長。



◎企画財政部長(深沢豊君) 〔登壇〕

 議案第14号から26号までの補正予算につきまして、補足説明を申し上げます。お手元の平成元年度9月補正予算の概要、縦長資料でございますが、ごらんをいただきたいと思います。1ページをお願いしたいと思いますが、最初に補正予算の規模でございます。中ほどに補正額が申し上げてございますが、一番上の一般会計でございます。28億 9,046万の補正でございます。補正前の額と合わせますと 459億 7,875万円という規模になりまして、前年同期比で 8.3%の伸びとなるものでございます。特別会計につきましては15会計中、今回12会計を補正をいたしてございますが、主なものにつきまして申し上げますと、上から5行目に下水道事業会計がございます。7億 9,887万円でございます。1つ飛びまして、霊園会計でございます。9億 6,941万円でございます。ずっと下へまいりまして、臨空工業団地建設事業関係でございます。18億2,792 万円というところが大きなものでございます。一番下に合計がございますが、一般会計、特別会計の補正で67億 3,442万円という額になります。補正前の額を合わせますと、水道の企業会計も含めまして、 934億 2,682万 4,000円という規模になりまして前年同期比では 5.2%という伸びになります。

 次に、2ページをお願いしたいと思います。一般会計の歳入につきまして、款別の主なものについて申し上げたいと思います。第1款市税でございます。補正額6億 6,749万円でございます。その次の7款地方交付税でございますが、9億 6,838万円でございます。この2つを合わせますと、16億 3,500万円ほどになりますが、全体の補正額の、この2つで57%を占めてございます。ずっと下へまいりまして、15款の繰入金でございますが、5億 7,433万円でございますが、これは基金の取り崩しによるものでございます。

 次に、歳出につきましてでございますが上から2番目の2款総務費でございます。19億 7,319万円の補正でございます。下へまいりまして、8款の土木費で5億35万円、1つ飛びまして10款の教育費で1億 1,972万円、こういったところが主なものでございます。

 次に、3ページをお願いしたいと思います。補正額を性質別に分類をいたしたものでございますが、上から5行目に投資的経費、6億 972万円でございます。これは補正額全体の21%を占めてございます。それから、ずっと下の方で、下から5行目に積立金がございます。13億 374万円でございます。これが補正額全体の45%を占めてございます。

 次に、4ページをお願いしたいと思います。補正の主な内容につきまして、歳入から申し上げていきたいと思いますが、二重丸をつけてありますのが新規事業でございます。第1款の市税でございまして、1項市民税でございます。個人現年課税分の追加でございまして、4億6,280 万円でございます。これは調定のこれまでの実績と今後の更正増を認めまして計上をいたしてございます。その次の法人現年課税分の追加でございますが、2億 2,290万円でございます。これもこれまでの調定の実績と今後の経済見通しの上に立ちまして、前年比おおむね8.7 %の伸びを見込み計上いたしてございます。中ほどに地方交付税がございますが、これは普通交付税でございまして、算定の結果によるものでございます。算定額が10億 6,838万円という交付額になったわけでございまして、当初は予算計上1億円でございます。この3億 5,000万の中の1億円が普通交付税でございまして、今回その差額を追加計上するものでございますが、地方交付税法の改正によりまして、積み立てを行わなければならない減債基金積立費が需要額に10億 9,621万算入されたことが大きな要因でございます。

 次に、5ページをお願いしたいと思います。国庫支出金の2項の国庫補助金でございます。1番下に二重丸で町並み整備促進事業費補助金がございます。 306万円でございますが、これは中町の藤棚など、歩道の設置や修景事業に対します新しい補助金でございまして、補助率2分の1でございます。それから12款の県支出金でございます。2項の県補助金でございますが、上から2行目に二重丸で小型合併浄化槽設置整備事業費補助金 521万円がございますが、これは県の補助金20基分を今回計上したものでございまして、補助率3分の1でございます。1つ飛びまして、果樹産地総合整備事業費補助金 446万円がございますが、これは今井の野尻果樹組合が設置をいたします防霜ファン、霜をよける大きな扇風機のようなものでございますが、3.6ha に40台を設置いたします補助金でございまして、3分の1でございます。ずっと下で地域振興事業費補助金(集会施設整備費事業費追加)で 3,600万円がございますが、これは空港関連の町内公民館の建設費の県の補助金でございます。1施設 1,000万円を決めまして、4館分で 4,000万円でございますが、当初 400万円で計上がございますので、今回 3,600万円を追加計上をするものでございます。それから、財産収入でございますが、1項の財産運用収入で美しいまち松本づくり利子収入でございます。これは基金設置をいたしました1億円の利子収入でございまして、歳出で花を中心といたしました事業費を計上してございます。

 次に、6ページをお願いしたいと思います。第15款で繰入金でございますが、基金繰入金でございまして、先ほど市長からも申し上げましたが、財政調整基金の繰り入れ2億 4,700万円でございます。これは財政調整基金の一部を取り崩しまして、1つには村井駅周辺の自転車駐車場等の用地費、もう1つは寿台の公民館の建設の用地、これに充当をするものでございます。その下のスポーツ施設整備基金の繰り入れでございます3億 2,029万円でございますが、これは野球場の整備関係費に充当するために取り崩しをするものでございます。一番下に18款市債がございまして、一番上にふるさと市町村圏基金繰出金充当債1億 6,870万円がございますが、これも先ほど市長から提案説明で申し上げましたけれども、松本地域広域市町村圏が国のふるさと市町村圏に選定をされたことによりまして、諸事業を実施するわけでございますけれども、この基金を設置をするものでございます。基金10億円で1億円が県の補助金でございます。9億円をこの構成団体が出資をするものでございまして、元年と2年の2カ年で出資をするものでございます。この9億円のうち、本市が2分の1の4億 5,000万円を引き受けるものでございまして、今回元年度分の2億 2,500万円を歳出予算で計上をいたしてございます。この出資金に対しまして、元利償還金の一部を交付税で措置をいたします有利な起債が充当されることになっておりまして、その起債の取り込みでございます。一番下に地域総合整備事業債の更正減で1億 9,700万円がございますが、これは基幹図書館の事業費の減でございまして、平成3年9月の竣工予定には変わりはないわけでございますけれども、県の起債枠の配分の都合によりまして、本年度事業費の一部を平成2年度、3年度、先へ繰り延べたことによります事業費の減に伴う起債の減でございます。

 次に、7ページでございますが、歳出について主なものについて申し上げたいと思います。議会費から人件費の補正が出てまいりますので、ここで一括説明を申し上げたいと思いますが、これは特別職の報酬等の改定に伴います人件費の補正でありまして、それぞれ7月から実施をするものでございます。全体の改定率は町会長、民生委員等の報償費で支出するものも含めまして、5.28%の増でございます。特別会計を含めまして、全体の所要額は 2,594万円となってございます。

 次に、総務費の1項総務管理費でございます。上から5行目に補償料2億 7,231万円がございますが、これは市営野球場北側の耕作地につきまして、関係者と協議が整いました離作補償料と、もう1つは野球場わきにございますゴルフ練習場につきまして、権利者と協議が整ったことによります補償料をお願いしてございます。1つ飛びまして、減債基金積立金10億 9,621万円でございますが、先ほど市長が減債基金条例の提案説明で申し上げておりますものをここでお願いしてございます。今回地方交付税に算入された額をここで計上をしてございます。その下にふるさと市町村圏基金出資金2億 2,501万円でございますが、先ほど歳入で申し上げました4億 5,000万円の2分の1の元年度分をお願いをいたしてございます。一番下に民生費で社会福祉費がございますが、上から2番目に心身障害者福祉都市建設事業費の追加で25万円がございますが、額は小さいわけでございますけれども、これは黄色いハンカチの製作費でございまして、障害者が困っているときに助けを求める合図用として使用いたしますものでございます。内臓疾患、あるいは視聴覚障害者 778人を対象に、1人2枚あて作成をいたしまして配付をするものでございます。

 次に、8ページをお願いしたいと思います。4款の衛生費で保健衛生費でございますが、上から3行目に家庭雑排水対策費の追加で 735万円がございますが、これは当初10基を計上いたしてございますが、今回10基分を追加いたしまして20基とするものでございます。

 次に、中ほどに農林水産業費で、農業費でございます。一番下に二重丸で美ケ原県民の森維持管理委託料 110万円がございます。これは美ケ原県民の森の活用と管理につきまして、県と協議を進めてきたわけでございますが、その結果、松本市が維持管理をしていくということで県と協議が整ったわけでございます。この委託料につきましては現場の具体的な管理作業を森林組合に委託をしてまいります経費でございます。

 次の、農業改良費でございまして、中ほどに加工トマト生産安定等推進対策事業費の補助金が 519万円ございます。これは加工トマトの輸入自由化に対応するものでございまして、機械化によります生産の省力化を図るものでございます。加工トマト生産組合に対します補助金でございまして、事業費の10分の1の額でございます。一番下に落葉果樹園地緊急整備事業費補助金 581万円でございますが、先ほど歳入の県補助金のところで説明申し上げました今井の野尻の防霜ファンの設置事業費の補助金でございまして、県補助金 446万円に市の10分の1の補助金 135万円を足した額を組合に補助するものでございます。

 次に、9ページをお願いしたいと思いますが、7款商工費1項商工費でございますが、中ほどに二重丸で仮称松本ソフト開発センター等建設事業費 3,955万円がありますが、これは臨空工業団地内へ中小企業庁の新しい制度を適用を受けまして、センターを設置するものでございます。この制度によりまして、市と商工会議所、それから関係業界で第3セクター、財団法人をつくりまして、事業主体となって建設をするものでございます。事業年度は元年と平成2年の2カ年ということでございまして、事業費はおおむね5億 7,000万円でございます。そのうち国が1億円、県が1億円、合計2億円の補助金を受けまして、残りの額につきましてはその80%を高度化資金、20年間無利子の資金を充当して建設をするものでございます。今回ここでお願いしてございますのは、財団の設立に時間がかかる関係から、先行いたしまして、建物の設計を進めるための設計委託料、それから財団法人の設立のための出捐金をここでお願いをいたしてございます。なお、補助対象、あるいは融資の対象外のもの、それから高度化資金の返済につきましては市が負担していくために債務負担行為を別にお願いをいたしてございます。8款の土木費でございまして、1項の土木管理費でございますが、一番上に村井駅自転車駐車場等建設事業費1億 1,700万円ございます。これは先ほど市長からも申し上げましたように、村井駅前の国鉄清算事業団の土地を自転車駐車場等の建設用地といたしまして取得をするものでございますが、全体で 2,774平米ございますが、そのうちの本年度はおおむね 1,300平米を取得をするものでございます。

 次に、道路橋りょう費の中で、一番上に単独道路橋りょう維持補修事業費の追加 6,000万円をお願いしてございます。これは舗装道の補修、側溝の整備等を今回追加をいたしているものでございますが、この中には空港関連の 700万円がございます。4行ほど下に単独新設改良事業費の追加も 6,330万円でございますが、仮称山田平瀬川東線、島内でございます。それから市道1193号線、岡田でございます。この2つは城山トンネルに関連いたします道路整備でございます。その下に市道1133号線でございますが、片端でございますが、桜並木通りの歩道設置をするものでございます。

 次に、10ページをお願いしたいと思いますが、4項の都市計画費でございまして、中ほどに単独公園整備事業費の追加がございまして、アルプス公園に 3,430万円でございますが、このうち 3,290万円がアルプス公園の子供の遊具の充実を整備をするものでございまして、来年の5月3日の子供の日までに間に合わせるものでございます。一部4月に工事にかかりますので、910 万円につきまして債務負担行為をお願いしてございますが、全体の事業費は含めて 4,200万円ということでございます。その下に、美しいまち松本づくり事業でございます。 453万円でございますが、先ほど歳入の1億円の利子収入を充当いたしまして花の整備をするものでございまして、今回は駅前、それから国道 158号線などの花の整備を進めるものでございます。

 次に、9款の消防費でございます。中ほどに防災まちづくり事業費の追加 2,010万円でございます。これは65歳以上のひとり暮らし老人、ひとり暮らしの重度障害者等を対象にいたしまして、何か異常が起きたときに胸にペンダントをつけまして、それを押しますと緊急通報装置が働きまして、電話を通じて消防本部に連絡があるということで、それに対応して消防本部は緊急対応するということでございますが、あんしん電話の設置工事費でございます。対象が1,870 人でございますが、元年から3年計画で実施をするものでございます。本年度は 210台、それから本部センターのシステムの整備をする経費をお願いしてございます。

 次に、11ページでございますが、教育費の社会教育費でございます。上から2行目に基幹図書館建設事業費の更正減、先ほど歳入で申し上げましたように、起債の都合で事業費の割り振りが2年、3年の方に繰り延びになりましたための本年度の事業費の減でございます。その次に寿台公民館移転改築事業費1億 6,323万円お願いしてございます。これは公民館整備計画に基づきまして、寿公民館を移転改築するもので、今回の用地取得をお願いしているものでございます。建設は平成2年度を予定してございます。その下に町内公民館建設補助金の追加で7,100 万円でございますが、これも空港関連によるものでございまして、先ほど歳入でも申し上げましたが、関連4町会の公民館の建設費補助金でございまして、県が 1,000万円、市が1,000 万円、 2,000万円の4館分でございまして、 8,000万円でございますが、当初 900万円の計上がございますので、今回 7,100万円の追加計上をいたしてございます。6項の保健体育費でございまして、松本市野球場建設事業費の追加でございます。二重丸で多目的駐車場建設工事費 3,748万円でございますが、これは野球場の東側の真観寺池を借り上げまして、野球場の駐車場として整備をするための工事費であります。駐車場として使用しないときは運動広場として利用できるような整備をするものでございます。その下の臨時駐車場整備工事費 1,050万円でございますが、現在の野球場の駐車場は空いているときは社会文化会館等の臨時駐車場として使用しているわけでございます。今回取り壊しをいたしますとなくなってしまいますので、当面北側の耕作地の一部を臨時駐車場として整備をしていく工事費をお願いしてございます。その下にスケートセンター管理棟改築事業費 887万円でございますが、これは設計委託料でございます。先ほど市長からも申し上げましたように、平成2年12月予定をされておりますスピードスケートワールドカップ松本大会の開催が予定されているわけでございますので、老朽化しております管理棟を全面改築するものでございまして、2年4月着工の予定でございますので、今回設計料をお願いしているものでございます。

 次に、12ページをお願いしたいと思いますが、債務負担行為の新規でございますが、最初に仮称松本ソフト開発センター建設事業費の補助金のところでございます。元年度と2年度分につきましては、先ほども申し上げました補助と融資の対象外のものでございます。これは市が負担しているものでございます。3年以降の2億 2,003万円は高度化資金の返済額でございますが、20年間の償還でございまして、それぞれ市が負担するものをお願いしてございます。

 次の、仮称山田平瀬川東線新設改良事業でございますが、城山トンネル関連の工事費の県が4、市が3の割合の2年度工事分の負担でございます。その下の北松本立体交差用地取得事業でございます。事業の円滑な推進を図るために、土地、建物の先行取得を進めていくための債務負担行為をお願いしてございます。その下にアルプス公園遊具の新設でございますが、先ほど予算のときに申し上げました 910万円でございます。それから、その下の本郷幼稚園移転改築用地取得事業でございますが、移転改築に伴います用地取得費をお願いしてございます。寿台公民館改築事業費の設計料、本年度設計を進めるための予算をお願いしてございますし、その下に図書館のコンピューターシステムの導入でございます。南部図書館が平成2年度開館するわけでございまして、コンピューターを導入するわけでございますが、その準備のための経費をお願いしてございます。

 次に、債務負担行為の追加でございますが、下から2行目の体育館建設事業から順序はくるいますが、説明をさせていただきますが、補正後で28億 815万円に限度額の引き上げをお願いしてございますが、この差が2億 4,205万円でございます。これは型枠工、鉄筋工と技能者不足から労賃が急騰しておりまして、また、これに関連いたしましての資材等が値上がりをいたしておる等で、工事費の影響が大きく影響しているわけでございます。そこで、入札の結果、当初設計額では落札にいたらなかったということでございまして、やむなく工事期間が長期にわたるもの、それから大型の事業につきまして、事業費の見直しをいたしまして、今回債務負担行為の変更をお願いしているものでございます。したがいまして、その次の野球場でございますが、そしてまた、一番上の基幹図書館でございますが、この体育館と同様の措置をとり、債務負担行為の変更をそれぞれお願いをいたしてございますが、野球場につきましては補正後で28億 2,825万円、差が2億 4,380万円でございます。一番上の基幹図書館でございますが、補正後が13億 4,007万円ということで、差は3億 9,182万円でございますが、このうちただいまの事業費の見直しによるものが1億 3,227万円でございます。そのほかに2億 5,955万円は先ほど予算で申し上げました、本年度の事業費が翌年、翌々年に繰り延べになりました債務負担行為の増でございます。

 次に、13ページをお願いしたいと思いますが、特別会計につきまして、主な会計だけ申し上げてまいりたいと思いますが、松本城特別会計でございます。歳出でごらんをいただきたいと思いますが、二重丸で二の丸御殿跡北側出入口架橋工事 3,914万円でございます。これは堀の浄化対策と景観整備のためのものでございますが、二の丸御殿跡、北側からの入口でございますが、土橋になっておりますが、これを木橋に架けかえるというものでございまして、財源は上にございます施設整備基金の取り崩しをお願いしてございます。その下に北外濠無電柱化引き込み線工事 370万円をお願いしてございますが、北側の石積み工事にあわせまして、電柱をなくすということで、ことし、来年2年間計画で 989万円ほどの事業費でございますが、その本年分でございます。

 次に、14ページをお願いしたいと思います。上に下水道事業特別会計でございまして、歳出の方で水洗便所築造資金貸付基金の繰入金の追加を1億 1,000万円お願いしてございます。これは築造資金の貸付件数が非常にふえてまいっておりまして、資金に不足を生じますので、今回起債を財源に増加を図るものでございます。その次の国庫補助公共下水道事業費、それからその下の国庫補助の特別環境保全公共下水道事業費、それぞれ補助事業の内定に伴います追加でございます。それから、一番下に霊園特別会計がございますが、霊園の用地取得をするものでございまして、土地開発公社が取得をしてございますが、起債を財源にこれを買い取っていくものでございます。

 次に、15ページをお願いしたいと思います。上から2行目に流通業務団地建設事業特別会計がございまして、歳出で二重丸で流通団地仮設道路建設工事 8,400万円を計上いたしてございますが、これは芳川野溝のほ場整備計画地域内へ地元の協力を得まして、流通業務団地への道路を当面仮設として設置をする工事費を計上しているものでございます。財源は上で土地売払収入を予定してございます。

 次に、16ページでございますが、臨空工業団地建設事業特別会計でございます。工場用地の分譲収入の追加をいたしてございますが、新規分譲に増によります収入の増でございます。これをもちまして歳出で起債の繰上償還に充当をしてまいるものでございます。

 次に、債務負担行為でございますが、中央卸売市場特別会計でございまして、市場跡地取得事業でございますが、6億 2,000万円お願いをしてございますが、新しい市場に移転後の跡地の民有地の買収を進めるものでございます。

 次に、霊園特別会計でございまして、中山霊園の北側の用地取得を債務負担行為をお願いして進めるものでございます。その下に臨空工業団地建設事業特別会計、管理事務所建設事業費でございますが、ソフト開発センター内に臨空工業団地の管理事務所を併設するわけでございますが、このための工事費負担金をお願いしてございます。

 以上で補足説明を終わらせていただきます。



○議長(大槻政彦君) 小平収入役。



◎収入役(小平靖彦君) 〔登壇〕

 昭和63年度の決算の認定につきまして、補足説明をさせていただきます。

 お手元に決算書のほかに昭和63年度決算説明資料、このように表示をしてあります薄い冊子を申し上げてございます。これをごらんいただきたいと存じます。その1ページから総括という表示で全般的なまとめを記してございますけれども、このことにつきましては先ほど市長から提案説明の中で、全般にわたりまして既に申し上げてございます。したがいまして、私からは個々の内容の要点につきましてご説明をさせていただくことといたします。なお、ご説明の金額につきましては万円単位で切りまして申し上げてまいります。よろしくお願いいたします。

 それでは最初に一般会計からご説明を申し上げますので、飛びまして資料の22ページをお開きをいただきたいと存じます。22ページから23ページにわたりまして、63年度と62年度の歳入と歳出の款別の比較を総まとめにして申し上げてございます。まず、22ページの歳入の決算額につきましては、円グラフの下に括弧書きでございますように、63年度は 440億 8,339万円、対しまして62年度は 443億 5,269万円でございますので、差し引きいたしますと2億 6,930万円の減、率にいたしますと 0.6%の減となっております。円グラフをごらんいただきますと構成比を示してございます。63年度は市税が第1位で59.8%、これは62年度より 3.1%上回っております。次が、国庫支出金が 9.4%でございまして、 1.1%下回っております。市債が第3番目になりまして 6.7%となっておりまして、 0.5%下回っております。

 次に、下段にあります棒グラフをごらんいただきたいと存じますが、ここでは項目別に62年度との増減の状況を示してございます。まず、一番上の市税が12億 3,933万円の増となっておりますけれども、これは個人市民税が税制改正に伴いまして、取得控除額の引き上げ等によりまして減になった反面、法人市民税等の増があったことによるものでございます。また3番目の利子割交付金が1億 9,408万円と皆増になっております。これは預貯金等の利子課税に伴う新規の財源といたしまして、国から交付を受けたものでございます。

 次に、一番下の繰入金が6億 6,819万円の大幅減となっております。これは財政調整基金の取り崩しが63年度においてはなかったということなどによるものでございます。また、下から3番目の財産収入が5億 510万円の減となっておりますが、これは62年度においては旧曙町の市営住宅資金の売払収入があったことなどが主な要因となっているものでございます。

 次いで、23ページをごらんをいただきます。ここでは歳出について申し上げてございます。63年度の決算額は 430億 2,885万円となっておりまして、62年度の 434億 740万円に対しましては、3億 7,855万円の減、率では 0.9%の減となってございます。また、構成比について見ますと、土木費が30.4%、教育費が15.6%、民生費が15.1%の順となっておりまして、62年度との比較では教育費が 2.8%減となっているほかは大きな変化はございません。なお、土木費と教育費と民生費、この3款で歳出全体の61.1%を占めている状況でございます。下段に移りまして棒グラフでございますけれども、歳出の状況をそれぞれお示ししてございます。一番上の総務費は先ほど市長も申し上げておりますとおり、市役所への来庁用駐車場の整備基金等によりまして、3億 7,389万円の増となっておりますほか、次の諸支出金では水道料金の軽減対策費等の支出によりまして、3億 2,903万円の増となっております。さらに4番目の消防費は消防本部庁舎の移転改築工事等によりまして、2億 5,610万円の増となっているものでございます。また、下段の方の減となったものといたしましては、一番下の教育費、これが13億 673万円の大幅減となっておりますが、これは小中学校の改築整備が進んで事業費が減少してきたことなどによるものでございます。その上の民生費は2億 448万円の減となっておりますけれども、これは62年度において岡田など、3カ所の保育園用地の購入費があったことなどが主な要因となっているものでございます。

 次に、24ページから27ページにわたりましては、一般会計の63年度と62年度の決算につきまして、款別の比較を示してございます。主なものにつきましては先ほども申し上げておりますので、ごらんをちょうだいしたいと存じます。

 次に、28ページをお開きをいただきたいと存じます。ここでは市税の徴収実績をお示ししてございます。まず、市税の決算額でございますが、ごらんをいただいております表の一般会計分の一番下の総計の欄の収入済額のところでございますが、 263億 7,755万円でございまして、これは62年度と比べますと12億 3,933万円の増となっているものでございます。個々の税について見ますと、一番上の欄でございますが、個人市民税は税制改正によります所得控除額の引き上げなどによる減税が所得の伸びを上回ったということでございまして、62年度より 6,000万円減の88億 9,079万円となりまして、市税全体の33.7%を占めているものでございます。

 次の欄の法人市民税について申し上げますと、62年度に引き続きまして、景気の拡大基調を反映いたしまして7億 9,888万円の増となりまして収入済額は58億 7,283万円となっております。

 次の固定資産税は固定資産の評価替えに伴います負担調整措置による増のほかに、家屋の新築等によります自然増等によりまして、3億 8,739万円の増となっておりまして、収入済額は82億 6,162万円となりまして市税全体に占める構成比は31.3%となっております。

 次に、30ページをお開きをいただきたいと存じます。収入未済額について申し上げます。一覧表の一番下の合計欄をごらんいただきますと、その総額は10億37万円ということで、62年度より 4,810万円の減となっております。このうちの1款の市税が9億 1,129万円ということで、全体の91.1%を占めているわけでございます。そのほかのものといたしましては、10款使用料及び手数料の中で、土木使用料が 5,421万円、13款の財産収入の財産売払収入で 1,689万円などが主なものでございます。おめくりをいただきまして、32ページに移ります。不納欠損処分の一覧を申し上げてございます。一般会計の不納欠損額の総額は一番上の段で括弧書きで示してございますが、 1,125万円でございまして、62年度より85万円の減となっております。このうち市民税が個人、法人合わせまして 925万円、固定資産税が 138万円となっておりまして、この2つで全体の94.6%を占めております。内容につきましてはいずれも執行停止中の市税と市税に関連いたします督促手数料でございまして、追跡調査をいたしました結果、資力の回復が得られなかったり、居住の確認がとれないというようなもの、また居住の確認がとれないというままで法定期限を経過したために不納欠損処分といたしたものでございます。なお、次の33ページには国民健康保険と下水道事業の特別会計分について申し上げてございますので、これをごらんいただきたいと存じます。

 次に、34ページ、35ページにわたりまして、一般会計の歳出につきまして、節別に62年度と対比をしてお示しをしてございます。

 それから、その次、36ページから41ページにかけましては、一般会計におきます款別の支出の大きなものにつきましてお示しをしてございますので、これはごらんをいただきたいと存じます。ちょっと飛びまして、42ページ、43ページ、お開きをいただきたいと存じますが、これは一般会計の不用額について申し上げたものでございます。不用額の総額につきましては表の一番下の欄にございますけれども、2億 6,608万円でございまして、62年度より1億 5,277万円の増となっております。主なものでは8款の土木費の公有財産購入費が2件ございますが、1億 2,010万円と、全体の45.1%を占めてございます。これはいずれも62年度からの繰越明許分でございまして、道路改良や土地区画整理事業におきまして、地権者の都合などによりまして、用地取得ができなかった、そんなようなことによるもの、また14款の予備費の 7,630万円などがその内容でございます。そのほかでは一時借入金の減や入札差金などが主なものとなっているものでございます。

 次に、44ページから47ページにかけましての繰越明許費、繰越計算書につきまして申し上げます。まず、44ページの一般会計の翌年度繰越額は合計で9億 6,206万円でございまして、62年度より1億 7,710万円の増となっております。内容につきましては、道路関連事業や住宅建設事業などの8款の土木費が全体の78.3%と、大半を占めているものでございます。

 めくりまして、次の46ページの3、中央駐車場事業特別会計では仮称大手駐車場建設に伴う用地代と建物などの補償料で1億 3,151万円の繰り越しとなっております。

 次に、特別会計ですが、恐縮でございます、もとに戻っていただきまして、6ページをお開きをいただきたいと存じます。6ページから特別会計を申し上げてございます。順を追って、その概要につきましてご説明させていただきます。最初の松本城特別会計と、その次に国民健康保険特別会計がございますが、これは先ほど市長から申し上げております。省略をさせていただきます。

 次の8ページに移らせていただきます。老人保健会計について申し上げますと、医療費の伸びが 4.9%ということで、62年度の伸び率が 5.2%、これを下回ったといことで、 1,710万円の黒字決算ということになっております。なお、この対象者は年平均で1万 7,318人ということで、62年度より 3.1%の増となっております。

 次に、10ページをお願いいたします。農業共済事業特別会計について申し上げますが、この会計は共済目的別に7つの勘定に区分されております。この歳入全体の決算額は 62年度より3.4 %増の2億 8,637万円、歳出が 9.4%増の2億 7,891万円でございまして、 669万円の責任準備金、これを含めまして、差し引き 745万円の黒字決算となっているものでございます。なお、この共済金は全体で1億 2,423万円の支出となっておりますが、主なものでは農作物共済で水稲の低温障害などによりまして、 4,562万円、家畜共済で死廃事故などによりまして、6,870 万円などとなっているものでございます。

 次の、11ページの下水道事業特別会計でございますが、内容については先ほど市長から申し上げております。決算額について申し上げますが、歳入では新たにNTT貸付金事業の取り込みなどによりまして、62年度に比べ 6.4%の増、 113億 9,500万円、歳出では 7.6%増の 113億 7,808万円となりまして、差し引きでは 1,692万円の黒字決算となっております。

 続いては13ページに移らせていただきますが、中央卸売市場特別会計について申し上げますと、歳入では新市場建設に伴います事業債の減などによりまして、62年度に比べ49.2%減の37億 6,541万円となりまして、歳出では新市場建設のための工事費は大幅な増となりましたが、用地取得が終了したために、49.2%減の37億 5,552万円となりまして、差し引きでは 989万円の黒字決算となったものでございます。なお、現在の市場の市債償還、これは63年度をもって終了となっております。

 続いて、下の方になりますが、霊園の特別会計について申し上げますと、歳入は墓所の新規貸し付けが完了いたしましたので、墓所の使用料の減などによりまして、62年度に比べ37.6%減の 6,105万円、歳出は46.3%減の 3,433万円でございまして、差し引き 2,671万円の黒字決算となっております。なお、63年度から市民要望が高まっております中山霊園の拡張の用地、この取得事業に着手をいたしております。

 次の14ページの公共用地の取得事業特別会計について申し上げます。この会計は62年2月に取得いたしました仮称浅間南市営住宅建設用地の関係を経理しているものでございますけれども、歳入歳出ともに62年度に比べまして 126.5%増、5億 393万円となっているものでございます。なお、建設工事につきましては63年度から平成2年度にかけまして着工いたしまして、総戸数 122戸を予定しているものでございます。

 続いて、次の15ページの流通業務団地建設事業特別会計について申し上げます。団地分譲が63年度をもって完了いたしました。これに伴いまして、歳入は62年度に比べ61.1%の減、2億1,141 万円、歳出につきましては78.5%減の1億 3,385万円となりまして、この差し引き 7,755万円の黒字決算、このようになっております。

 次に、16ページをお開きをちょうだいしたいと存じます。中央駐車場事業特別会計について申し上げますが、新駐車場建設事業の着手に伴いまして、歳入歳出ともに62年度に比べ大幅増となっております。まず、歳入では市債、駐車場使用料の増などによりまして 13.5倍、7億3,726 万円、歳出は用地購入費や補償費などで17.3倍でございまして、7億 1,433万円となりまして、実質収支額は 1,141万円の黒字決算となっております。なお、現駐車場の利用台数を申し上げますと、8万 7,000台ということでございまして、62年度より1万台近くの増となっているものでございます。

 次の、17ページの住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、先ほど市長から申し上げておりますので、次に進ませていただきます。18ページでございます。住宅団地建設事業特別会計について申し上げますと、63年度は 109区画の分譲を行いまして、13億 1,807万円の収入がございました。その結果歳入では62年度に比べまして11.4%増の27億 1,779万円となりました。歳出は借入金の償還などにより91.2%増の19億 8,839万円となりました。この差し引きが7億 2,939万円の黒字決算ということになっております。

 次の19ページ、本郷観光施設事業特別会計について申し上げます。63年度では国民宿舎美須々荘の全面改築にかかわります経費が主なものとなっておりまして、歳入では改築事業費充当のための市債などによりまして、62年度に比べ68.5%増の1億 2,798万円、歳出では改築実施設計の委託料や造成工事費などで 105.7%増の 7,784万円となりまして、差し引き 5,013万円の黒字決算となっております。なお、施設の管理経営につきましては松本市開発公社に委託をしてこの経営の安定化に努めているところでございます。

 次に、20ページの松本臨空工業団地建設事業特別会計について申し上げます。先ほど来市長も申し上げておりますが、歳入では団地の分譲収入などによりまして、62年度に比べまして218 %の増の51億 6,957万円、歳出では団地の造成費や公債費などで 221.7%増の51億 6,211万円で、差し引きいたしますと 746万円の黒字決算となっているものでございます。

 次の、21ページをごらんいただきたいと存じます。最後になりますが、農業集落排水事業特別会計について申し上げます。歳入歳出ともに決算額は62年度に比べ 1.4倍の2億 5,038万円と同額でございます。なお、63年度におきましては寿、赤木地区におきまして処理施設が完成をいたしております。また、農村総合整備モデル事業の集落排水分につきましては、神林地区の水路整備を実施をいたしております。以上をもちまして一般会計と15の特別会計の決算の補足説明を終わらせていただきます。

 以上でございます。



○議長(大槻政彦君) 山田水道局長。



◎水道局長(山田明君) 〔登壇〕

 議案第28号 昭和63年度松本市水道事業会計決算の認定につきまして補足説明を申し上げます。

 お手元の松本市水道事業会計決算書をごらんいただきたいと思います。まず、1ページをお開き願います。決算報告書の収益的収入及び支出について申し上げます。なお、金額につきましては万単位で申し上げますので、よろしくお願いをいたします。収入の決算額は48億 1,480万円で、予算額48億 2,086万円に対しまして 605万円の減収となっております。減収の主なものは水道事業の主要な収入でございます水道料金が有収水量の減少等によりまして、 3,667万円、事業繰越による負担金が 478万円であります。また、増収の主なものは給水装置の新設件数増加による分担金 1,691万円、配水管切り回し工事収益 681万円、効率的資金運用によります預金利子 323万円、土地売却益 306万円等であります。また、決算額を前年度と比較いたしますと、7億 3,304万円の増収となっておりますが、この主なものは高料金対策及び未給水地区解消事業にかかわる一般会計からの補助金3億 2,619万円、下水道関連工事の増加による負担金2億 8,513万円、有収水量増加及び料金改定による水道料金1億 2,796万円であります。

 次に、支出について申し上げます。決算額は47億 362万円で、予算額48億 582万円のうち、649 万円を翌年度へ繰り越し、不用額が 9,570万円生じております。不用額の主なものは、事業繰り越しによる固定資産除却費 7,025万円、取りかえ用量水器等材料費 578万円、予備費 500万円等であります。また、決算額を前年度と比較をいたしますと、3億 9,290万円増加しておりますが、この主なものは下水道関連工事の増加による固定資産除却費1億 8,285万円、退職給与金 6,689万円、固定資産減価償却費 5,482万円等であります。収入額から支出額を差し引いた当年度の純利益は1億 1,117万円となっております。

 次に、2ページの資本的収入及び支出について申し上げます。収入の決算額は17億 7,227万円で、予算額20億 6,652万円に対しまして、2億 9,424万円の減収となっておりますが、この主なものは翌年度繰り越し事業に伴う財源繰り越しで、負担金1億 8,105万円等であります。

 次に、支出の決算額は26億 9,475万円で、予算額30億 2,629万円のうち、2億 8,568万円を翌年度へ繰り越し、不用額が 4,585万円生じておりますが、不用額の主なものは他事業関連の配水設備改良費 3,546万円であります。また、翌年度繰越工事は改良工事で19件、2億 6,270万円、建設工事2件で 2,298万円であります。なお、資本的収入額が資本的支出額に不足をいたします9億 2,247万円につきましては、過年度損益勘定留保資金4億 6,090万円と、当年度損益勘定留保資金から4億 6,157万円をもって補てんをいたしております。

 次に、3ページの損益計算書について申し上げます。これは当年度に発生したすべての収入とこれに対応するすべての費用を計上したものであります。下から3行目の当年度純利益は1億 1,117万円でありますが、前年度の繰越欠損金が2億 833万円ありますので、これから差し引いた 9,716万円が当年度未処理欠損金となります。

 次に、4ページ、5ページの剰余金計算書について申し上げます。これは剰余金が当年中に増減した内容をあらわすものであります。利益剰余金の部で減債積立金建設改良積立金につきましては残高はありません。欠損金につきましては 9,716万円が当年度未処理欠損金であります。資本剰余金の部では国、県補助金、受贈資産及び寄附金については当年度増減なく、前年度末と同額であります。工事負担金は当年度7億 1,629万円発生しておりますが、これは公共下水道工事等による配水管布設がえ工事にかかわる原因者負担金であります。この結果、翌年度へ繰り越す資本剰余金は60億 338万円となります。

 次に、欠損金処理計算書について申し上げます。これは先ほど利益剰余金の項で申し上げました、当年度未処理欠損金 9,716万円を翌年度へ繰り越ししようとするものであります。

 次に、6ページから貸借対照表について申し上げます。これは財政状態を明らかにするために、当年度末における水道事業会計が保有いたしますすべての資産、負債及び資本を総括的に表示したものであります。7ページの中ほどになりますが、資産合計は 228億 4,170万円で、前年度と比較いたしますと9億 4,477万円増加しております。この内訳は固定資産が 10億9,872 万円増加した一方、流動資産が1億 5,395万円減少したことによるものであります。7ページの下段の負債合計は6億 1,311万円で、前年度と比較いたしますと3億 9,491万円減少しております。この内訳は固定負債が 1,000万円増加した一方、流動負債が4億 491万円減少したものであります。

 次に、8ページ下から2行目の資本合計は 222億 2,858万円で、前年度と比較いたしますと13億 3,968万円増加いたしました。この内訳は借入資本金の企業債が5億 1,221万円、工事負担金が7億 1,630万円、それぞれ増加し、これに当年度純利益1億 1,117万円を加えたものであります。

 次に、9ページからの事業報告について概要を申し上げます。中ほどのアで給水状況等を申し上げてありますが、給水人口は19万 3,900人で、前年度より 900人増加しております。また、給水戸数は6万 5,120戸で、前年度より 1,440戸増加しております。年間総給水量は 2,783万7,631 立方メートル、1日の平均給水量は7万 6,267立方メートル、年間有収水量は 2,213万 3,701立方メートル、1日平均の有収水量は6万 640立方メートルでありまして、いずれも前年度より増加しております。また、有収率は前年度より 0.1ポイント上昇いたしまして、79.5%となっております。

 以上で、昭和63年度松本市水道事業会計決算につきまして補足説明を終わらせていただきます。



○議長(大槻政彦君) 次に、監査委員から昭和63年度松本市歳入歳出決算及び昭和63年度松本市水道事業会計決算に対する審査意見の報告を求めます。

 塚原代表監査委員。



◎代表監査委員(塚原行雄君) 〔登壇〕

 ただいまご指名をいただきましたので、私から昭和63年度の松本市一般会計並びに松本城特別会計を初めとする15特別会計及び松本市水道事業特別会計の決算審査の結果についてご報告申し上げます。

 まず、審査に当たりましては、予算の定める目的に従って効率的に、また経済的に執行されていたか、基金はその目的に従って確実かつ効率的に運用されていたか。また、計数、経理は正確であるかなどに主眼を置いて実施いたしました。提出されました決算書とその附属書類並びに基金運用状況調べはいずれも関係法令に定められた様式によって作成されており、予算の執行及び事務事業は予算の定める趣旨に沿って、おおむね適正に執行され、かつ所期の目的を達成したものと認められました。また、計数につきましても関係諸帳簿及び証書類と照合審査の結果、正確であると認められました。決算の内容、計数につきましては、先ほどそれぞれ関係者から詳細にご説明がございましたので、ここでは省略させていただきたいと存じます。一般会計におきましては、前年度に引き続き人件費、物件費など、経常経費の節減に努力が重ねられており、また、市税を初めとする自主財源の確保と、財源の効率的な運用に努力のあとがうかがえたところであり、当年度の実質収支額は3億 8,684万円の黒字決算となっております。特別会計におきましては、15会計のうち2会計が実質収支額ゼロで、1会計が赤字決算、12会計が黒字決算となっております。

 次に、水道事業会計におきましては、昭和57年度から進められてきた第5次拡張事業が本年度をもって完了し、水道普及率も97.9%となっております。さらに有収率向上対策として第3次改良事業が進められております。昭和63年度収益収支におきましては1億 1,117万 8,000円の純利益を生じておりますが、給水収益につながる有収水量は水需用停滞傾向が続いて伸び悩み、微増にとどまっております。本事業の経営環境は損益収支において黒字を生じたものの、水道料金の改定によるところが多く、今後松塩用水からの受水費用の増加、設備投資に伴う建設企業債利息、人件費等の維持管理費が増高するものと予測されます。かかる現状を踏まえ、今後の水道事業の経営に当たりましては、諸経費の節減、施設の有効利用などに努め、低廉にして良質な水の安定的な供給と企業経営の健全化に向けて最善を尽くすよう要望するものであります。

 最後に、地方行政を取り巻く経済情勢は不安定要素も加わり、依然として厳しい状態が続いておりますが、今後の財政運営に当たりましては市税等の未納額解消に積極的に取り組み、財源確保に引き続き一層の努力を傾注されるよう期待するものであります。今後とも複雑多様化する行政需要に対応するため、健全財政を堅持しつつ、社会経済の動向に即応した市政の発展と市民福祉の向上により積極的な取り組みを要望するものであります。

 まことに簡単でございますが、審査の結果をご報告申し上げました。なお、詳細につきましては市長あてに提出いたしました意見書をお手元に差し上げてございますので、ごらんいただきたいと存じます。

 以上をもちまして、私からの報告を終わらせていただきます。



○議長(大槻政彦君) ただいま理事者から、それぞれ上程議案に対する説明があり、また監査委員から決算審査意見の報告がありました。なお、請願1件の内容につきましては、お手元にご配付いたしてあります請願文書表第1号によってご承知願います。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 本会議は明13日から18日までの6日間、議案調査のため休会し、19日午前10時再開の上、市政一般に対する質問を行います。なお、発言される方は所定の通告書に記載の上、質疑、質問とも9月13日正午までに提出願います。

 発言の順序はくじによって決定いたします。なお、質疑に限り当日の追加通告を認めることになっております。その場合は通告順といたしますので、ご了承願います。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。

 午後3時34分散会