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長野県 松本市

目次 06月28日−05号




平成 1年  6月 定例会 − 06月28日−05号









平成 1年  6月 定例会



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            平成元年松本市議会6月定例会会議録

                 第5号

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           平成元年6月28日 (水曜日)

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              議事日程 (第5号)

                       平成元年6月28日 午後1時開議

 第1 委員長審査報告(議案第1号から第31号まで、及び報告第1号から第11号まで、並びに請願第5号)

 第2 閉会中の継続審査に付することについて

    請願第2号 年金制度改悪反対について(厚生年金・鉄道共済年金等の関係)

      第4号 労働時間の短縮について

 第3 議案第32号 教育委員会委員の任命について

 第4 議案第33号 公平委員会委員の選任について

 第5 議案第34号 損害評価委員の選任について

 第6 議案第35号 松本市・山形村・朝日村中学校組合議会議員の選出について

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出席議員(38名)

      1番  秋山泰則君       2番  田辺哲雄君

      3番  池田国昭君       5番  中田善雄君

      6番  田口悦久君       7番  萩原清君

      8番  上条和夫君       9番  黒田昭治君

     10番  堀内信君       11番  藤沢詮子君

     12番  藤森晋君       13番  田口哲男君

     14番  松田弘君       15番  田口敏子君

     16番  竹村常雄君      17番  北原昇君

     18番  柳沢貞雄君      19番  高山政彦君

     20番  大和代八君      21番  細口人至君

     22番  飯沼瑛君       23番  宮沢良勝君

     24番  太田二三君      25番  亀井正君

     26番  窪田稔君       27番  塩原喜人君

     28番  小林恒雄君      29番  中沼浜司君

     30番  小笠原栄一君     31番  木下文武君

     33番  高野拓雄君      34番  小原仁君

     35番  船津由嗣君      36番  百瀬常雄君

     37番  矢崎徳納君      38番  田中次郎君

     39番  大槻政彦君      41番  赤羽駿郎君



欠席議員(2名)

     32番  飯沼伴雄君      40番  滝沢祐一君

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説明のため出席した者

  市長      和合正治君   助役      大友博幸君

  収入役     小平靖彦君   総務部長    武井福夫君

  企画財政部長  深沢豊君    生活環境部長  丸山功君

  社会部長    横内幸生君   農政部長    矢口徹君

  商工部長    飯村政春君   建設部長    中島博君

  都市開発部長  長瀬徳幸君   下水道部長   小松二郎君

  水道局長    山田明君    教育委員長   深沢擴君

  教育長     中島俊彦君   教育次長    徳武幸直君

  消防長     降籏旭彦君   空港対策    浜 憲幸君

                  本部長

  流通業務団地          企画推進    田村瑞穂君

  中央卸売市場  三沢文人君   本部長

  開設本部長

  市街地開発   古田悦郎君   行政管理課長  大池光君

  本部長

  企画課長    萩原寿郎君   財政課長    坪田明男君

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事務局職員出席者

  事務局長    藤森坦      事務局次長   降旗哲生

  次長補佐兼   井口羌之     次長補佐兼   吉江秀徳

  庶務係長             調査係長

  議事係長    萩原俊次     主事      宮下輝元

  主事      渡辺明      主事      原田美幸

  主事      守屋千秋

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本日の会議に付した事件

 議事日程(第5号)記載事件のとおり。

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 午後1時52分開議



○議長(大槻政彦君) 現在までの出席議員は36名でありますので、定足数を超えております。よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。市長より議案が4件提出されております。あらかじめ皆さんのお手元にご配付申し上げてあるとおりであります。

 次に、陳情書が2件提出されております。皆さんのお手元に陳情文書表第3号としてご配付申し上げてあるとおりであります。これはそれぞれ記載の常任委員会に回付しておきました。

 本日の議事は日程第5号をもって進めます。

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△日程第1 委員長審査報告



○議長(大槻政彦君) 日程第1 議案第1号から第31号まで及び報告第1号から第11号まで並びに請願第5号、以上43件を一括議題として、委員長の報告を求めます。

 最初に、経済委員長 藤森 晋君。



◎経済委員長(藤森晋君) 〔登壇〕

 経済委員会の報告を申し上げます。

 委員会は、去る22日開催し、付託されました条例、予算等9件について慎重に審査を終了しましたので、その経過並びに結果について申し上げます。

 まず、議案第7号 松本市大久保工場公園団地管理会館条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは本市の休日を定める条例の制定に伴いまして、大久保工場公園団地管理会館の休館日を市の休日と同じ日に定め、平成元年10月1日から施行しようとすることが主たる内容であります。

 そこで同団地入場企業の95%、54社が既に土曜日の休日を取り入れている状況、また事前に管理組合とも調整をとり、合意済みであること。さらに管理会館内の食堂、郵便局などの便役施設についても了解を得ているとの説明から本件については異議なく了承すべきものと決しました。

 次に、議案第25号 市有財産の処分について(松本臨空工業団地建設用地)について申し上げます。これは松本臨空工業団地建設用地のうち、5,110.06kmを松本臨空工業協同組合に1億5,412 万 9,650円で処分しようとするものでありますので、異議なく了承すべきものと決定いたしました。これにより全体計画の52.4%、24万 997kmが処分され、分譲企業は30社になるものであります。なお、委員からは万一分譲した企業が経営不振に陥り、撤退せざるを得なくなった場合にその用地はどうするのかとの質問がなされ、理事者からは各企業との間で締結した土地売買契約の中に買い戻し特約条項を設けてあるので、これで対処し、この特約期間中は当初の分譲単価にて買い戻したいとの説明がなされておりますので、申し添えておきます。

 次に、議案第29号 美ケ原駐車場組合規約の変更についてであります。これは同組合の名称を美ケ原駐車場組合から美ケ原地域行政事務組合に変更するとともに、売店の管理運営、駐車場の管理など共同処理をする事務の規定を整備するものでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。

 なお、本件につきましては、本市同様、組合構成団体であります丸子町、武石村、和田村におきましても、それぞれ6月定例会に提案されているものであります。

 続いて、予算について申し上げます。まず、議案第21号 平成元年度松本市一般会計補正予算(第1号)中、当委員会に付託されました第1条歳出6款 農林水産業費につきましては、原案どおり了承すべきものと決しました。本補正予算は去る4月29日未明に、今井、笹賀地区の果樹を中心に全市域にかけて発生をいたしました凍霜害に対する緊急対策及び今井古池地区における県営一般農道整備事業にかかわる所要経費の補正であります。特に凍霜害につきましては、一時的な冬型の気圧配置によりまして、季節外れの低温を招き、未曽有の災害となったものであります。被害面積は 657.4ha、被害額は約10億 6,000万円という状況に対し、理事者からは被災作物への応急対策、被害回復にかかわる技術対策などの取り組み状況並びに必要経費の説明がなされたところであります。そこで委員からは、まず今回の災害に対する融資の申し込み状況をただし、さらに貸付限度額の引き上げ、並びに本市に対する融資枠の拡大を求めていくべきではないかとの指摘がなされました。これに対し、理事者からは災害関係の融資は自作農維持資金で対応し、貸付限度額は 150万円であること、また現在までに38件、所要額で約 5,000万円の申し込みがあること。この申し込みについては、これから精査をし、県並びに農林漁業金融公庫のヒアリングの後、正式認定されることなどの説明がなされ、また現行貸付限度額は昭和53年からの適用であり、既に10年を経過していることから、今後、国、県に対して引き上げ等を要望してまいりたい旨の回答が示されたところであります。

 次に、報告第1号 昭和63年度松本市一般会計補正予算(第6号)中第1条歳出5款2項 労働諸費、6款 農林水産業費、7款 商工費(1項4目を除く)、報告第5号 昭和63年度松本市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)、報告第8号 昭和63年度松本市中央駐車場事業特別会計補正予算(第4号)、報告第10号 昭和63年度松本市松本臨空工業団地建設事業特別会計補正予算(第5号)の以上4件につきましては、いずれも原案どおり承認すべきものと決定いたしました。本予算審査を通じて、指摘要望等のありました点について申し上げます。

 まず、一般会計中、農林水産業費では水稲共済など、他共済に比べて加入率の低い果樹共済への加入促進について見解をただしたところ、松塩地区は災害が少ないこと、また掛金に比して共済金が安いなど、制度にも若干問題があること等から加入率が低い。そこで常に災害に備えるとともに、農家にも自助努力が必要があるとの観点から従来の加入促進方法に加え、本年からはさらに農協の生産部会を通じてこれを進めるとともに、制度改正の動向にも注目をしながら推進してまいりたいとの説明がなされました。

 次に、ほ場整備事業実施区域内の農道舗装の状況についてただしたところ、県営事業分については県並びに建設部、農政部とで整合を図りつつ、昭和63年度からの7カ年計画でバランスを取りながら進めていきたいとの方針が示されました。そこで、これが舗装には一部生活道路としての利用度が非常に高い現況をも考慮し、年次計画ではあるがほ場整備の完了した地区から順次整備をするよう指摘をしたところであります。また労働諸費では高齢者雇用奨励金の使途に対する指導の必要性などを指摘する意見がありました。

 次に、中央駐車場事業特別会計では繰越明許費に関連して、新駐車場建設事業における地権者との調印状況がおおむね40%との説明に対し、理事者の労を多とするもののなお一層の進展を求める意見がありました。最後に閉会中の継続審査となっておりました「請願第4号 労働時間の短縮について」はさらに一層慎重審議を要するものと決定し、引き続き継続審査といたしたい旨議長に申し出た次第であります。

 以上をもって経済委員会の報告といたします。何とぞご賛同賜りますよう、お願い申し上げます。



○議長(大槻政彦君) 次に、教育民生委員長 細口人至君。



◎教育民生委員長(細口人至君) 〔登壇〕

 教育民生委員会の報告を申し上げます。

 委員会は去る22日及び本日開催し、付託されました条例、予算等14件について慎重に審査を終了いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。

 まず、議案第2号 松本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは昭和之湯の廃止に伴い、昭和之湯の前にあります公衆便所を廃止しようとするものでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。なお、これに伴い、仙気の湯の前の公衆便所を建てかえ中でありますが、仙気の湯の完成が7月末の予定となっておりますので、実際の廃止は8月上旬になる見込みであります。この条例により、管理していく公衆便所は31カ所となるものであります。

 次に、議案第3号 松本市児童遊園条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは寿保育園の園庭が狭隘なために、隣接する寿児童遊園を園庭として利用することにより、新たに「真寿園」北側への移設に伴い、寿豊丘 1,357番地の3から寿豊丘 1,572番地の1先への位置の変更をするものでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。なお、新設の児童遊園は事業費 430万円をもって 786kmが去る3月末に設置されております。

 次に、議案第4号 松本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について申し上げます。今回の改正の主要な点は地方税法の改正等に伴い、課税限度額の引き上げとして最高限度額を40万円から42万円に引き上げる。さらに低所得者に対する4割減額の基準額の引き上げとして、1人当たりの加算額を21万円から21万 5,000円に引き上げる。また公的年金等にかかわる所得にかかわる課税の特例、及び株式等に係る譲渡所得等に係る課税の特例措置が新たに設けられたものでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。

 次に議案第5号 松本市昭和之湯条例を廃止する条例について申し上げます。

 これは老朽化が著しく、かつ地主から土地の返還を求められていた昭和之湯について取り壊し、老人無料入浴制度を仙気の湯で引き続き行っていくことになっておりますので、異議なく了承すべきものと決しました。なお、仙気の湯は議案第2号でも触れましたが、7月31日竣工、8月10日営業開始の予定となっております。

 次に、議案第6号 松本市健康センター条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは議案第1号の松本市の休日を定める条例に伴い、健康センターについても毎月の第2、第4土曜日を休館日にしようとするものでありますが、現状の利用状況から市民への影響はないとのことでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。

 次に、議案第13号 松本市体育施設の設置管理等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは62年度にオープンした6面と、県から移管になったものを含め18面の浅間温泉庭球公園を松本体育協会に管理委託していこうとするものでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。なお、体育協会への委託については60年度より順次進めてまいり、これが10施設目となるものであります。

 次に、議案第28号 学校事故に関する和解について申し上げます。

 これは、昭和60年6月19日、鎌田中学校保健体育科授業中に同校生徒の古幡義孝君が左足を負傷した事故について、看護料、慰謝料等一切を合算し、 200万円をもって和解をするものでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。なお、この和解額は全国市長会学校災害賠償責任保険金が充当されることになります。またことし1月に信大病院より完全治癒したとの診断に基づき、今回和解に至ったものでありますが、今後、後遺症と認められる障害が生じた場合には、両者で協議をしていくものであります。

 続いて補正予算関係について申し上げます。

 まず、議案第21号 平成元年度松本市一般会計補正予算(第1号)中、同委員会に付託されました第1条歳出3款 民生費及び10款 教育費につきましては、異議なく原案を了承すべきものと決しました。なお「真寿園」に併設して建設を予定されている在宅老人デイサービスセンターの建設については、田川右岸線の拡幅計画との関連において支障を受けることのないよう、関係者と十分なる連携をとって取り組まれることを求めたところであります。

 次に、議案第22号 平成元年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましても、異議なく原案を了承すべきものと決しました。審査の中で理事者からは、社会保険の適用が3人以下の事業所にも拡大されたこと、あるいは好景気によってパート雇用がふえており、その雇用条件に社会保険完備が大勢となっていること等により、近年、国保からの移行がふえる傾向が見られ、現状においても 800人ぐらいの減少が見込まれることは国保会計の運営上、マイナス要因と言わざるを得ないので、今後の推移を注意深く見守っていきたいとの考えが示されました。

 次に、報告第1号 昭和63年度松本市一般会計補正予算(第6号)中、当委員会に付託されました第1条歳出3款 民生費(1項6目を除く)、4款 衛生費、7款 商工費1項4目、8款 土木費1項2目、10款 教育費及び第2条繰越明許費の補正中、生活環境部関係事業につきましては、それぞれ異議なく承認すべきものと決しました。なお、審査の過程で委員からはまず3款民生費1項社会福祉費の中で、社会福祉基金の運用に対する考え方をただしたところ、将来において取り崩していく場合には、1つとして一般的な福祉寄附が該当することになりますが、日常の生活用品の購入、あるいは日常の事務の中で費用を要する場合にその都度、必要な額を取り崩していくための資金とするもの、そしてもう1つは特定の目的をもって積み立てを続け、その目的を達成させる時点で一括取り崩しを行い、施設を建設するもの等の2つの方法に分けて対応していきたいとの方針が示されました。

 続いて4款衛生費では、5項環境衛生費の中で家庭雑排水処理の簡易浄化槽汚泥収集については、この浄化槽を設置する段階で2人世帯であっても敷地に余裕がある、あるいは大型のものを設置すれば4カ月、さらに6カ月に1回の収集でも十分ではないかとの判断、指導で設置したものが、容量の区別なく一律に2カ月ごとに収集が行われ、その料金は容量別になっていること。さらに料金をその都度現金で支払った場合の領収書の記載内容が料金の表示のみであることに対して、1つとしてこの収集を浄化槽の容量、あるいは世帯人数にかかわりなく、2カ月に1回ずつ行うことの根拠について。2つとして、領収書の記載方法については、容量の区別、個人負担分と市補助分の明確化を図ることについての検討をただしたところ、水質の検査をする中では2カ月に1回ごとの収集がベターであるとのことから行っている、しかしながら、小さい浄化槽の方が料金が安くて特だということになるので、この点も含め、制度発足以来、改善を要する課題についてそれぞれ検討を加え、早急に方針を見出すべく対応してまいりたいとのことでありました。委員会はこの問題に関しては、昨年の6月の委員会においても指摘をされてきた課題でありますので、改めて問題点を整理し、浄化槽汚泥収集の容量別収集回数の実態、浄化槽設置補助金の交付件数と収集件数の実態、浄化槽から収集車に収集後の上水汚水の処理方法の実態について、理事者からの説明を受けたところであります。

 これに対して各委員からは、数値的な実態の把握及び現場における収集時の実態の把握において、まず行政側の不十分さを指摘をせざるを得ないとの意見が相次ぎましたが、今後においてこの制度発足の趣旨を十分に発揮していくための課題として、以下、申し上げる諸点について特段の取り組みを要望したところであります。

 1つとして収集回数の点につきましては、要綱、もしくは規則等で容量別に明確化することの検討。2つとして新築及び既存住宅に対する浄化槽設置の実態のチェック体制、及び一般し尿収集業者と雑排水汚泥収集業者との業務の明確化のチェック体制を確立することの検討。3つとして上水汚水処理については、収集車の形式により、その方法が異なることについての市民への周知と収集業者に対しては適正な作業の励行を求める指導とともに、その徹底化のための検討。4つとして領収書の記載方法の改善に向けての検討であります。委員会は以上のことについて万全の方策を講じられ、いやしくも公共用水域の水質汚濁防止に協力している市民に対し、行政不信の念を抱かせることのないよう、一層所期の目的が達せられるよう、総合的な対策を講じることを要望したところであります。

 次に、報告第2号 昭和63年度松本市松本城特別会計補正予算(第4号)及び報告第3号 昭和63年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、並びに報告第4号 昭和63年度松本市老人保健特別会計補正予算(第2号)の以上3件につきましては、いずれも異議なく承認すべきものと決しました。

 最後に、請願第2号 年金制度改悪反対について(厚生年金、鉄道共済等の関係)につきましては、引き続き継続審査として議長に申し出た次第であります。

 以上をもって教育民生委員会の報告を終わります。何とぞご賛同賜りますよう、お願い申し上げます。



○議長(大槻政彦君) 次に、建設副委員長 秋山泰則君。



◎建設副委員長(秋山泰則君) 〔登壇〕

 建設委員会の報告を申し上げます。

 委員会は去る22日開催し、付託されました条例、予算等11件について現地調査を行うなど、慎重に審査を終了いたしましたので、その経過並びに結果について報告申し上げます。

 まず、議案第12号 松本市水道事業給水条例の一部を改正する条例について申し上げます。これは現在、毎月行っております水道料金の検針、徴収事務を本年8月から隔月で実施しようとするための規定の整備及び共同住宅等の使用料算出基準の規定の整備等が今回の主要な改正内容であります。

 そこで、本条例改正に関連しての具体的な方法等について理事者から説明がなされておりますので、以下、申し上げますと、まず検針の方法は市内をおおむね牛伏川、田川、奈良井川を境に東西に2分割し、西側を偶数月検針、東側を奇数月検針とすること。現在、残されている直営検針約3万件をすべて個人委託に切りかえ、水道の検針を全面委託とすること。なお、これにより水道局職員5人を減員することになるものであります。また水道料金、下水道使用料の調定方法については、2カ月分の使用水量をそれぞれの月が均等に使用したものとみなし、隔月に調定すること。なお、この場合に生ずる1?未満の端数は1カ月目に加算すること、さらに収納の方法については特に下水道普及地域の住民の1回当たりの徴収金額をできるだけ押さえ、滞納を増加させないためにも、2カ月分の水道料金、下水道使用料を交互に徴収し、1カ月目は水道料金、2カ月目は下水道使用料と、それぞれ分けて徴収することとしたい。また共同住宅の各戸検針及び徴収については、最近、民間の共同住宅からも要望がなされているとのことでありまして、これについても市民サービスを図る上から一定の適用条件を設けて対応していくこととしております。ちなみにこの共同住宅の各戸検針、各戸徴収につきましては、既に長野市を初め県内9市が実施しているとのことでありまして、本市においても市住、県住等56棟、 1,706世帯を対象に試行しているとのことであります。

 そこでこれを実施する場合の適用条件としましては、1つとして2階までは本管からの直接給水が可能であるため、対象建物は3階建て以上とする。2つとしておおむね10世帯以上が家事用として使用していること。3つとして管理者の指定した集中検針方式による遠隔指示メーターであること等を条件に実施してまいりたい。以上の説明がなされております。

 そこで委員からは、2カ月検針とした場合における漏水対策、つまり毎月検針するときに比べ漏水の発見がおくれるので使用者の負担がふえはしないかとして、この対応について説明を求めたところ、使用者にこれまで以上の負担をかけないことを基本に、現状では極端に漏水量が多かった場合にもその上限はなく、水道局と使用者が折半としていたが、今回の条例施行に当たっては、例月の使用水量の2倍を限度としていきたい。なお、従来から実施している例月の使用量より少ない場合の漏水については、その漏水量の2分の1を使用者に負担願う原則については変更がないとのことであります。委員会としましては、本条例の改正の趣旨でもある隔月検針については、かねてから議会が指摘してきたところでもあり、一部委員から検針は隔月にしたとしても分割することにより、毎月納入することの方が市民の負担感を和らげるのではないかとの意見もありましたが、水道行政を取り巻く環境が厳しい中、コスト抑制策としての一環であり、今回の改正の趣旨を広報等によって市民にわかりやすく周知徹底し、あわせて口座振替制度による納入の一層の促進を要望し、本件を了承した次第であります。

 次に、議案第8号 松本市下水道条例の一部を改正する条例、並びに議案第9号 松本市地域下水道条例の一部を改正する条例の2件につきましては、さきに申し上げました水道局の検針、徴収業務が毎月検針、毎月収納から隔月検針、隔月収納に移行するのに伴い、その使用料についても上水道の改正に準拠して規定を改正するものが主要な内容でありますので、異議なく了承すべきものと決しました。

 次に、議案第20号 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは市の休日を定めることに伴い、所要の改正をするものでありますので、異議なく了承すべきものと決しました。

 次に、議案第21号 平成元年度松本市一般会計補正予算(第1号)中、第1条歳出8款 土木費につきましては、原案のとおり了承すべきものと決しました。

 次に、議案第26号 市道の認定についてでありますが、これは1759号線など10路線、延長1,062.20mを市道に認定するものであります。

 同じく、議案第27号 市道の変更については、井川城2丁目5532号線を205.40m延長するものでありますので、一部現地調査を行い、それぞれ異議なく了承すべきものと決しました。

 続いて報告案件について申し上げます。

 まず、報告第1号 昭和63年度松本市一般会計補正予算(第6号)中、当委員会に付託されました第1条歳出5款1項 失業対策費、8款 土木費(1項2目、4項7目を除く)、11款 災害復旧費、第2条繰越明許費の補正中、建設部及び都市開発部関係事業につきましては、事業の精算に伴う補正が主要な内容でありますので、原案どおり承認すべきものと決しました。なお、8款4項8目 都市下水路費に関連し、委員からはこれまでの都市下水路事業は現況の水路を補修することを中心に事業が取り組まれてきたが、将来にわたっては例えば市内各所で行われるミニ区画整理事業、あるいは基盤整備事業等に対応できる市全体の排水計画についても考えていく時期ではないかとの指摘がなされ、理事者においてもこれに向けての検討を始めているとのことであります。

 委員会としましても、今日までの建設部、あるいは下水道部というように事業の性格に応じ、各部が個々に取り組んでいたのでは排水に対する投資効果も薄いため、これについては単に下水道部に限らず建設部、農政部等、庁内調整を十分に取り合う中で今から松本市全体の排水計画を検討するよう重ねて求めたところであります。

 次に、報告第6号 昭和63年度松本市下水道事業特別会計補正予算(第5号)、報告第9号 昭和63年度松本市住宅団地建設事業特別会計補正予算(第3号)、以上2件につきましては、いずれも異議なく承認すべきものと決しました。

 最後に、報告第11号 平成元年度松本市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。これは63年度の会計に赤字が生じたことに伴い元年度の歳入から繰り上げ充用の措置を講じたものでありますので、原案どおり承認すべきものと決しました。

 以上をもって建設委員会の報告といたします。何とぞご賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。



○議長(大槻政彦君) 次に、空港対策特別委員長 百瀬常雄君。



◎空港対策特別委員長(百瀬常雄君) 〔登壇〕

 空港対策特別委員会の報告を申し上げます。

 委員会は付託されました報告第1号 昭和63年度一般会計補正予算(第6号)中、第1条歳出2款1項6目 空港整備対策費について審査をするため、去る26日開催し、慎重に審査をいたしました。その結果、今回の補正は地元関係者延べ 250人の8回にわたる先進空港視察に対する交付金の追加でありますので、異議なく承認すべきものと決定いたしました。なお、6月24日、調印にこぎつけた理事者の労を多とし、今後一層事業促進に努めるよう要望した次第であります。

 以上をもって空港対策特別委員会の報告といたします。何とぞご賛同賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(大槻政彦君) 次に、流通業務団地特別委員長 赤羽駿郎君。



◎流通業務団地特別委員長(赤羽駿郎君) 〔登壇〕

 流通業務団地特別委員会の報告を申し上げます。

 委員会は去る26日開催し、付託されました報告第7号 昭和63年度松本市地方卸売市場特別会計補正予算(第4号)について、慎重に審査を終了いたしましたので、その結果についてご報告を申し上げます。

 今回の補正は、一時借入金利子及び起債発行管理費の更正減に伴い、一般会計繰入金を 1,841万円更正減するものがその主要な内容でありますので、異議なく承認すべきものと決しました。

 以上をもって流通業務団地特別委員会の報告といたします。何とぞご賛同賜りますようお願いいたします。



○議長(大槻政彦君) 次に、市街地区画整理事業特別委員長 太田二三君。



◎市街地区画整理事業特別委員長(太田二三君) 〔登壇〕

 市街地区画整理事業特別委員会の報告を申し上げます。

 委員会は付託されました報告第1号 昭和63年度松本市一般会計補正予算(第6号)中、第1条歳出8款4項7目 土地区画整理費について審査するため、去る26日関係理事者の出席のもとに開催をし、慎重に審査いたしましたところ、今回の補正は一般財源から地方債へ財源振替をしたものでありますので、異議なく承認すべきものと決定いたしました。

 以上をもって市街地区画整理事業特別委員会の報告といたします。何とぞご賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(大槻政彦君) 次に、総務委員長 松田 弘君。



◎総務委員長(松田弘君) 〔登壇〕

 総務委員会の報告を申し上げます。

 委員会は去る22日に開催し、付託されました条例、予算等16件について慎重に審査を終了いたしましたので、経過並びに結果についてご報告いたします。

 まず、議案第1号 松本市の休日を定める条例、第15号 松本市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例第16号 松本市職員の職員団体のための職員の行為の特例に関する条例の一部を改正する条例、第17号 松本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、第18号 松本市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、以上5件であります。これらは本年10月から土曜日閉庁方式による4週6休を行うために、必要な関係条例を整備するもので、第1号によって本市の休日を日曜日と毎月の第2、第4土曜日、国民の祝日に関する法律に規定する日、年末年始の12月29日から1月3日までと規定し、これを受けて勤務日数及び時間、休日に勤務した場合の代休措置、職員団体のための業務や活動ができる日の規定、給料の支給日の規定、及び給料を日割り、また時間割計算するための計算方法、さらに退職手当の算定に関して、日額で定められている職員の給料額を月額にする場合の計算方法等、それぞれ所要の改定を行うものであります。そこで今回、土曜閉庁を導入する趣旨について理事者は、将来予測される完全週休2日制実現のステップとして必要であること、地域における週休2日制の普及、定着推進の役割が求められていること。土曜閉庁方式の導入について、国、県から要請されていること。現行の開庁方式による4週6休では、市民の方が来庁されても担当者が休みで迷惑をかけたり、また会議もできないなど、中途半端である、しかしたとえ半数の出勤でも庁内体制は通常どおりとなり、電気料金を例にとってもばかにならず、公務能率で難点がある、以上のような理由を挙げ、説明されました。

 これら審査に当たりましては、従来の市民サービスを確保した上でいかに向上を図るか、また勤務時間の短縮を目指しながらも超過勤務がふえ、結果として労働強化につながりはしないかとうい点が論点となり、種々検討した次第でありますが、いずれも適切な人員配置、効率的な事務執行、きめ細かな行政対応など、職員の自覚と努力、さらに市民の皆さんの理解と協力によって解決が図られなければなりません。したがって、10月の実施までの間、市民に周知徹底し、庁内にあっては職員組合とも十分話し合い、労務管理面においても良好な関係を保つなど、万全の体制で臨み、市民サービスの低下、あるいは労働時間の短縮ができないというような結果にならないよう、特段の努力を要望し、これら土曜閉庁にかかわる条例の制定及び一部改正案については、いずれも了承すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第10号 松本市消防本部及び消防署設置条例の一部を改正する条例、並びに第11号 松本市消防団設置条例の一部を改正する条例の2件でありますが、これらは消防本部が渚消防署と同地籍に移転することに伴い、それぞれの設置位置を変更するものでありますので、いずれも原案どおり了承すべきものと決定いたしました。なお、消防本部の建設工事につきましては、順調に進捗しており、7月10日、計画どおり竣工予定とのことであります。

 次に、議案第14号 松本市特別職の職員等の給与並びに費用弁償に関する条例の一部を改正する条例であります。これは国会議員の選挙等の執行基準に関する法律の一部改正に伴い、投票管理者等、選挙執行関係特別職の報酬日額について、平均 450円、 7.1%引き上げようとするもので、昨年の報酬改定の際には除外されているものでありますので、原案どおり了承すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第19号 松本市職員の旅費等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは税制改革法の施行に伴い、通行税が廃止されたため、条例中の通行税の記述を削除するなど、所要の改定を行うものでありますので、原案どおり了承すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第21号 平成元年度松本市一般会計補正予算(第1号)中、歳入全部、歳出9款 消防費、14款 予備費、並びに地方債の補正につきましては、歳入で4月29日の凍霜害に対する県補助金 697万円に関連し、農家ではそれぞれ災害対策の作業が完了しており、一刻も早い補助金交付が必要であるとして、速やかな予算処理を要望し、異議なく了承すべきものと決定いたしました。

 次に、報告第1号 昭和63年度松本市一般会計補正予算(第6号)中、歳入全部、歳出2款 総務費(1項6目を除く)、3款1項6目 同和対策費、12款 公債費、13款 諸支出金、14款 予備費並びに地方債の補正につきましては、これを承認すべきものと決定いたしました。なお、今回の報告が最終補正ということもあって、市政の現状が、あるいは伸びが前年、前々年に比較してどうなっているのか。一般に言われる経常収支比率、公債費比率、財政力指数といった数値だけでなく、もっと市民にわかりやすい別な角度から分析して明らかにすることが大事ではないかと提言する意見があったことを申し添えておきます。

 次に、議案第23号 工事請負契約の締結について(松本市立岡田小学校増築主体工事)、第24号 工事請負契約の締結について(仮称・松本市南浅間教職員住宅新築主体工事)、第30号 工事請負契約の締結について(松本市丸ノ内中学校体育館改築主体工事)、第31号 工事請負契約の締結について(仮称・松本市美須々屋内運動場新築主体工事)、以上、4件の契約案件でありますが、いずれも了承すべきものと決定いたしました。

 これら審査を通じ、意見、要望等論議のあった点を申し上げますと、第23号の岡田小学校の関係では、入札業務全般にわたり、細かな質疑がなされておりますが、ここでは入札に当たり、きめ細かな基準をつくり、立ち合いも責任ある立場の管理職が行うべきではないか。あるいは建設事業については使用部材を指定するなど、仕様の面でも配慮すべきではないかなどの意見があったことを申し上げておきます。また工期の点につきましては、平成2年3月15日となっておりますが、明春卒業する6年生が数日でも使用でき、思い出が残せるよう早期完成に特段の配慮を求める意見があり、理事者の善処を要望いたしました。

 次に、第24号の南浅間教職員住宅の関係では、建設予定地西側市道の拡幅について要望する意見があり、また第31号 仮称美須々屋内運動場に関連しては、これら公共施設は関係団体からの要望、地域からの要望、業者からの要望ということで、それぞれ建設されるが、管理面を含めた総合判断の上に立って配置を考えないと、適切な維持管理ができない上に人件費もかさみ、将来的に問題になるとして合理的な維持管理ができるよう、公共施設の集約も踏まえて検討するよう望む意見、また従事する施設職員の親切な応対を求める意見、さらに細かいことではありますが、施設周囲の除草など、環境整備においてもできるだけ薬剤に頼ることのないよう、求める意見が出され、庁内での検討を要望いたしました。

 次に、請願第5号 消費税の廃止についてであります。本件につきましては、理事者の見解を聞き、県内各市の対応も参考に審査を深めたわけでありますが、政府が見直しの方針を打ち出し、市長もさきの一般質問の中で、廃止は単純なわけにはいかないので見直しの方向でと答えているところから、この姿勢を支持する意見、見直しは消費税を認めることになり願意ではない、あくまで廃止すべきであるとする意見、さらに政府は見直しと言いながら、具体的な改正点を示していない、この際国会を解散し、改めて論議するよう求めるべきであるとする意見などに大別され、この3つの意見で活発な論議が展開され、意見の一致を見るに至らなかったため、採決の結果、不採択とすべきものと決定をいたしました。

 以上をもって当委員会の報告を終わります。ご賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(大槻政彦君) 以上をもって、委員長の報告は終わりました。

 委員長の報告に対し、質疑のある方の発言を求めます。質疑はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ないようでありますので、質疑は終結いたします。

 次に、以上の全案件に対し、意見のある方の発言を求めます。

 3番、池田国昭君。



◆3番(池田国昭君) 〔登壇〕

 請願第5号 消費税の廃止について賛成の立場から意見を述べます。

 日本共産党は、この消費税の問題については導入の時期から、そして実施をされてからも一貫してこの消費税は反対だ、そして廃止をせよという立場で闘ってまいりました。当面実施見送りとか、凍結論がある中で、消費税はどうしてもやめてほしい、これが今の国民の、そして市民の圧倒的な声です。それは消費税が導入された後も、リクルート疑惑事件とも関連して、国民の反対の声がますます大きくなり、反対運動も大きく広がっていることにも明らかにあらわれています。今や消費税廃止の声は、天の声、地の声であり、そして子供たちからお年よりまで、まさに民の声は廃止の声です。今度の請願の第5号は、そういう市民の切実な声、松本市挙げて消費税反対の意見書を挙げてほしい。こういう切実な声で、この市民にこたえる道と考えます。そういう立場で、この請願第5号に対して、採択をして意見書を挙げるよう、賛成の立場から意見を述べます。

 なお、大町市では同趣旨の請願が採択されたことをご紹介をしておきます。

 さて私は、この請願第5号が総務委員会で不採択にされたという先ほどの委員長報告、その中で出された不採択の理由の意見に対して、反論を加えながら賛成討論を続けていきたいと思います。総務委員会での議論の第1は政府が見直しをしようとしているので、それを見守るべきだという意見です。私はこの意見を聞いたときに、消費税導入前の時点で導入反対を求める意見書のとき、今、政府が不公平税制について国民が納得するような期間を設け、十分議論をしようとしているから見守ろうではないか、こうした意見が出たことを思い出すものです。今、政府が言っている見直し論は、この6月26日に宇野首相が会見をしたとおり、確かに見直しの検討指示をしているが、消費税は撤廃するとは言えない、そういう立場で、今出ている消費税の矛盾、国民の反対の声をそらす形で見直すものにほかなりません。事実、免税点を押さえるとか、簡易課税方式をやめるなど、今まで以上にこの政府の見直し論は課税を強化して、収奪を強める内容にほかなりません。この自民党の見直しの声は、まさに国民の反対の声を聞くようなポーズをとりながら、実際には来るべき参議院選挙に向けて、またしても国民をだまし、選挙対策だけではないかという声が生まれるのも当然だろうと思います。

 次に、第2番目の意見は、消費税実施を前提とした予算を組んでいるので、混乱が生じる−−これは市長の答弁にもありました。この混乱論は、まさに逆さまの議論と言わなければなりません。今何が一番混乱をしているか、それは消費税が導入されて実施をされることによる国民の混乱、もっと言えば大混乱です。そして、この混乱を静めてほしい。やめてほしいというのが消費税廃止の国民の声です。市長の政治姿勢との関連があるので、少しく触れますが、今度の議会で我が党が代表して質問した中で、市長はこの混乱に対してどのように考えているのか、しかも、市民の、国民の反対の声の中に便乗値上げや、それから 3,000万円以下の業者は納税をしなくていいはずなのに、なぜ税金を取るのかという声が事実ありました。私はこれを松本市の場合に当てはめれば、既に前議会で明らかになったとおり、松本市一般会計は納税をする義務を持っていません。そうした意味では、私は市長自身もこの混乱の一役を買っている。その責任は非常に重大である。にもかかわらず、こうした政治の混乱を生んでいる責任には一切触れていない。そして逆さま論の混乱を持ち出して正当化している。この点に対しても厳しく指摘をしなければならないと思います。

 また、混乱を生ずるという理由の中に、財源問題が言われております。しかし、財源は十分にあるということはこの間で明白です。数多く挙げる必要はありませんが、例えば1988年度の自然増収は6兆円、そして今年度もほぼ同額の自然増収が予測されています。この消費税導入に伴う税制改革で、大企業分の減税分42%を37.5%に下げてしまった。この部分を見直しただけでも、一兆数千億円の財源があります。物品税の復活だとか、大企業への補助金だとか、そして日本共産党への不当な調査活動を続けている公安調査庁のむだ遣いの見直し等、また今や日本共産党以外が主張しなくなった軍事費の削減等々を加えれば、十数兆円の財源が十分確保でき、増税なしの3兆円減税が実現できる。こういうことも明らかになっています。

 3つ目の問題は、高齢化社会のために必要だという議論です。しかし、この議論は既に決着済みの問題です。財源問題は先ほど述べたとおりです。また働き手が支えている働いていない人の数はこれからふえていくという議論ですが、子供たちも含めれば、現在もこれからもそれに変化がないということは、政府自身の発表した資料に基づいても明白です。そして、高齢化対策のためどころか、年金改悪を図る自民党の姿勢を見れば、そして一方で20兆円の大軍拡計画を発表しているところにあらわれているように、明らかにこの高齢化対策はでたらめの議論であって、軍事費のためだということはだれもが気づき、知っていることです。私の税金が軍事費に回されるなど、とんでもないという声とともに、怒りが大きく広がっていることがそのことを明白に示しています。

 以上の理由から、不採択に至る中で出された意見は、いずれも不採択の理由にはなり得ない、いわばすりかえの議論と言わざるを得ません。今、問われているのは国民、市民が求めている消費税廃止の声にこたえる。これこそ民主主義の問題であり、政治のあり方である。そして市民の声を代表する議会のあり方ではないかというふうに考えるわけです。

 以上、述べて請願第5号に対する賛成の討議、不採択への反対の討議といたします。



○議長(大槻政彦君) ほかに意見はございませんか。

 田口哲男君。



◆13番(田口哲男君) 〔登壇〕

 先ほどの総務委員会の請願第5号の不採択の問題につきまして、日本社会党を代表して意見を申し上げます。

 多くは申しません。この消費税導入は、大きく言って3点の違反がある。国民に対する違反がある。1つは国会の決議であります。もう1つは自民党自身の選挙公約の問題であります。それからもう1つは政府の統一見解に反しているという問題の3つの大きな国民に対する政治的な違反があるというふうに私どもは指摘をしております。また最近の国民の世論、声というものは、地方自治体の選挙、あるいは参議院の補欠選挙等々を含めて、反消費税の声をバックにして、特に私ども社会党は躍進を続けているわけです。その躍進の中身は、社会党が本来持っている基本的な力以上に実は国民の怒りが渦巻いている。そのことが今日の社会党の躍進の1つのきっかけになっていることも私どもは素直にそれを認めているわけですし、決してうぬぼれるわけではありません。

 そういう意味で考えまして、この請願5号を不採択にしてしまったということは、極めて私どもも遺憾に思っているわけです。この際、明確に3つの重大違反を起こした消費税について廃止を強く求めるべきである。こういうことを申し上げまして、日本社会党の意見とさせていただきます。



○議長(大槻政彦君) ほかに意見はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ないようでありますので、これより採決いたします。

 初めに請願第5号 消費税の廃止についてを起立により採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。

 請願第5号について採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     (賛成者起立)



○議長(大槻政彦君) 起立少数であります。

 よって、請願第5号は不採択と決しました。

 続いてお諮りいたします。議案第1号から第31号まで及び報告第1号から第11号まで、以上42件につきましては、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、以上の案件は委員長の報告のとおり可決及び承認されました。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 閉会中の継続審査に付することについて



○議長(大槻政彦君) 日程第2 教育民生委員長から目下委員会において審査中の請願第2号 年金制度改悪反対について、及び経済委員長から目下委員会において審査中の請願第4号 労働時間の短縮については、会議規則第77条の規定により、閉会中の継続審査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付すことにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付すことに決しました。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 議案第32号から第35号



○議長(大槻政彦君) 日程第3 議案第32号 教育委員会委員の任命について、第33号 公平委員会委員の選任について、第34号 損害評価会委員の選任について、第35号 松本市・山形村・朝日村中学校組合議会議員の選出について、以上4件を議題といたします。

 当局から提案理由の説明を求めます。

 和合市長。



◎市長(和合正治君) 〔登壇〕

 ただ今、上程されました教育委員会委員の任命、公平委員会委員並びに損害評価委員の選任、松本市・山形村・朝日村中学校組合議会議員の選出について、説明を申し上げます。

 まず、教育委員会委員の任命でございますが、これは中島俊彦委員が来る6月30日をもって辞職することになりましたので、その後任として新たに松村好雄氏を任命しようとするものでございます。

 次に、公平委員会委員の選任でございますが、これは古川吉治委員が去る3月31日をもって退職されたことによりまして、現在、欠員となっております公平委員会委員に新たに藤牧昭夫氏を選任しようとするものでございます。

 次に、損害評価会委員の選任でございますが、これは現委員の任期が来る7月13日をもって満了となりますので、その後任者を選任しようとするものでございます。選任しようといたします委員は、お手元の議案にございます32名でございます。

 次に、松本市・山形村・朝日村中学校組合議会議員の選出でございますが、これは地元今井地区から選出をしております古田隆治氏、古川義章氏の任期満了に伴いまして、その後任として引き続き古川義章氏を、また新たに丸山袈正氏を選出しようとするものでございます。

 以上、人事案件につきまして、説明を申し上げましたのでよろしくご同意くださいますようお願い申し上げます。



○議長(大槻政彦君) お諮りいたします。

 ただ今、上程になりました人事案件4件につきましては、あらかじめご検討願っておりますので、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認め、採決いたします。

 初めに、議案第32号 教育委員会委員の任命については、これに同意することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第32号はこれに同意することに決しました。

 次に、議案第33号 公平委員会委員の選任については、これに同意することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第33号はこれに同意することに決しました。

 次に、議案第34号 損害評価会委員の選任については、これに同意することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第34号はこれに同意することに決しました。

 次に、議案第35号 松本市・山形村・朝日村中学校組合議会議員の選出については、これに同意することにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大槻政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第35号はこれに同意することに決しました。

 以上をもって今期定例会に付議された案件は、全部議了いたしました。この際、来る6月30日をもって辞任される教育長中島俊彦君から、あいさつをしたい旨の申し出がありますので、これを許します。

 中島教育長。



◎教育長(中島俊彦君) 〔登壇〕

 貴重な機会をいただかせていただきましたので、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

 55年6月議会でご同意いただき、本日まで満9年の長い間、皆様方に支えていただき、お世話になりながら務めさせていただきました。本当にありがとうございました。

 なれない行政の畑の中で、難しい問題が後から後からと続きました。その都度、次長を初め、事務局の職員は一致して事に当たってくれました。またこの間、市長を初め、多くの職員の方々、そしてまた議会の歴代議長さん初め、議員の皆々様方には一方ならないお世話さまになり、今日を迎えることができました。教育委員会の仕事は、幅広く、市民の方々の日常生活にかかわっております。多くの市民の方々のご理解とご協力をいただきました。また長い間お世話になりました報道関係の方々、あわせて心から感謝を申し上げます。21世紀を担う青少年が強く、たくましく成長されることを祈りながら、皆様方に心から感謝を申し上げ、退任のごあいさつといたします。ありがとうございました。



○議長(大槻政彦君) 次に、市長からあいさつをしたい旨の申し出がありますので、これを許します。

 和合市長。



◎市長(和合正治君) 〔登壇〕

 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る6月12日から開かれました今期定例会も本日をもって閉会となりますが、この間、議員の皆様方には終始ご熱心に、また慎重にご審議をいただき、それぞれ原案どおり決定をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 これら決定をいただきました案件につきましては、遺憾のないよう執行してまいりたいと存じます。また本会議におきまして、さらには委員会におきまして、市政各般にわたり、貴重なご意見、ご提言をいただいておりますので、これらにつきましても、鋭意、その実行、実現に努めるとともに、当面しております懸案事項につきましても、全力を挙げて対処してまいる所存でございますので、議員の皆様方のご叱正と、なお一層のご協力をお願い申し上げる次第でございます。

 終わりになりましたが、議員の皆様方におかれましては、うっとうしい梅雨空がもうしばらく続きますが、健康には格別ご留意されまして、市政振興、地域発展のためにさらにご活躍されますようご祈念申し上げます。

 以上、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。大変長い間、ありがとうございました。



○議長(大槻政彦君) これをもって本日の会議を閉じ、 6月定例会を閉会いたします。

 ご苦労さまでした。

 午後3時12分閉議

 午後3時12分閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成元年6月28日

                    松本市議会議長  大槻政彦

                    松本市議会副議長 船津由嗣

                    松本市議会議員  田口哲男

                       同     松田 弘

                       同     田口敏子