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長野県 松本市

平成28年  6月 定例会 06月13日−01号




平成28年  6月 定例会 − 06月13日−01号









平成28年  6月 定例会



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          平成28年松本市議会6月定例会会議録

                 第1号

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        平成28年松本市議会6月定例会が6月13日午後1時

       松本市議事堂に招集された。

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            平成28年6月13日 (月曜日)

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               議事日程(第1号)

                      平成28年6月13日 午後1時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 議案第1号 松本市長の退職手当の特例に関する条例

      第2号 松本市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例

      第3号 松本市介護老人保健施設条例の一部を改正する条例

      第4号 松本市老人福祉センター条例の一部を改正する条例

      第5号 松本市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

      第6号 松本市都市公園条例の一部を改正する条例

      第7号 松本市営住宅条例の一部を改正する条例

      第8号 松本市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

      第9号 平成28年度松本市一般会計補正予算(第1号)

      第10号 平成28年度松本市霊園特別会計補正予算(第1号)

      第11号 平成28年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

      第12号 平成28年度松本市奈川観光施設事業特別会計補正予算(第1号)

      第13号 市有財産の取得について(松本都市計画道路3・2・12号内環状北線整備事業用地)

      第14号 市有財産の取得について(路面清掃車)

      第15号 市有財産の処分について(新松本工業団地用地)

      第16号 市道の認定について

     報第1号 平成28年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

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      議長  犬飼信雄         副議長  近藤晴彦

出席議員(31名)

      1番  今井ゆうすけ        2番  勝野智行

      3番  青木 崇          5番  若林真一

      6番  川久保文良         7番  吉村幸代

      8番  井口司朗          9番  上條美智子

     10番  田口輝子         11番  中島昌子

     12番  村上幸雄         13番  上條 温

     14番  小林あや         15番  上條俊道

     16番  犬飼信雄         17番  小林弘明

     18番  阿部功祐         19番  澤田佐久子

     20番  宮坂郁生         21番  忠地義光

     22番  芝山 稔         23番  犬飼明美

     24番  柿澤 潔         25番  宮下正夫

     26番  青木豊子         27番  近藤晴彦

     28番  南山国彦         29番  草間錦也

     30番  太田更三         31番  大久保真一

     32番  池田国昭

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説明のため出席した者

  市長        菅谷 昭   副市長       坪田明男

  総務部長      福嶋良晶   政策部長      矢久保 学

  財政部長      島村 晃   危機管理部長    嵯峨宏一

  地域づくり部長   宮川雅行   文化スポーツ部長  寺沢和男

  環境部長      土屋雄一   健康福祉部長    丸山貴史

  こども部長     伊佐治裕子  農林部長      塩原資史

  商工観光部長    川上正彦   健康産業・企業立地担当部長

                             平尾 勇

  建設部長      小出光男   城下町整備本部長  浅川正章

  上下水道局長    横内悦夫   病院局長      斉川久誉

  教育長       赤羽郁夫   教育部長      守屋千秋

  行政管理課長    樋口 浩   行政管理課法制担当課長

                             小西敏章

  秘書課長      羽田野雅司  政策課長      横内俊哉

  財政課長      高野一司

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事務局職員出席者

  事務局長      麻原恒太郎  事務局次長     小林伸一

  次長補佐兼議会担当係長      主査        住吉真治

            逸見和行

  主査        金井真澄   主任        高橋千恵子

  主任        永原浩希

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               本日の会議に付した事件

 議事日程(第1号)記載事件のとおり

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                                 午後1時開会



○議長(犬飼信雄) これより平成28年松本市議会6月定例会を開会いたします。

 現在までの出席議員は31名でありますので、定足数を超えております。

 よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。

 市長から、議案が17件提出されております。

 次に、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、平成27年度松本市繰越明許費繰越計算書が、地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、平成27年度松本市水道事業会計予算繰越計算書及び平成27年度松本市下水道事業会計予算繰越計算書が、地方自治法第243条の3第2項及び同法施行令第173条の規定に基づき、平成28年度法人関係事業計画及び予算が、また、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、市長の専決処分事項の指定にかかわる報告が1件提出されております。あらかじめご配付申し上げてあるとおりであります。

 本日の会議は、日程第1号をもって進めます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(犬飼信雄) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第129条の規定により、議長において、29番 草間錦也議員、30番 太田更三議員、31番 大久保真一議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(犬飼信雄) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から6月29日までの17日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(犬飼信雄) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は17日間と決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号から第16号まで及び報第1号



○議長(犬飼信雄) 日程第3 議案第1号から第16号まで及び報第1号を一括上程いたします。

 提案理由の説明を求めます。

 菅谷市長。



◎市長(菅谷昭) 〔登壇〕

 本日ここに、平成28年松本市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはおそろいでご出席いただき、厚く御礼を申し上げます。

 冒頭、さきに松本市において開催されました日本非核宣言自治体協議会総会並びに研修会に関連して、若干申し上げます。

 皆様ご承知のとおり、先月26、27日の2日間にわたり、松本市の平和都市宣言30周年を記念して、平和推進事業として日本非核宣言自治体協議会総会、研修会が開催されました。

 この総会は、平成23年に松本市で開催いたしまた国連軍縮会議並びに平成26年の平和首長会議国内加盟都市会議とともに、国内で開催されている主要な平和関連会議の一つでございます。

 特に、被爆地以外の地方都市において、この3つの会議が開催されることは極めて異例であり、松本市における平和行政に対する取り組みが、広島・長崎両市を初め、関係団体から高く評価されているあかしであると認識しております。

 このたびの日本非核宣言自治体協議会総会には、全国から57の自治体の職員など約70名が参加し、時期を同じく27日に広島市への訪問を決断した米国のオバマ大統領に対する敬意を表するとともに、核兵器のない世界に向け、加盟都市が一層一丸となって努力を続けていくことを決議したところでございます。

 また、研修会においては、協議会会長の田上長崎市長さんと私、そして信州大学並びに松本大学の学生の皆さんと「語り継ぐ戦争、語り合う平和」をテーマとした平和トークを開催し、被爆地以外からの核兵器の廃絶と恒久平和の実現を希求する発信の広がりや、若い世代へ継承していく大切さを改めて深く認識いたしました。

 今後も、若い世代の皆様とともに平和をつくる取り組みを進めてまいります。

 さて、冒頭申し上げましたとおり、現職の米国大統領による初めての被爆地広島への訪問が実現いたしました。オバマ大統領の滞在は短時間ではありましたが、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花するとともに、被爆者を含む全ての戦争犠牲者を追悼し、核兵器の悲惨さを語る中で、我々は歴史を直視する責任を共有している、さらには、核兵器なき世界を追求する勇気を持たなければならないと述べました。

 私は、核兵器のない世界への決意を表明したオバマ大統領のこのメッセージを契機として、非核への潮流が大きく進展することを願ってやみません。そして、今回の大統領訪問は、我々被爆地以外の地域に住む人々も、事実を知り、そして未来のために行動する勇気の大切さを改めて認識する契機となったことと思います。

 さて、今期定例会は、私の市長4期目初の定例会となります。

 本年度の当初予算は、市長選挙のため骨格予算で編成しておりましたので、本定例会に政策的な経費などを肉づけした補正予算をお願いしておりますことから、私の4期目の市政運営に臨む所信の一端を申し上げ、議員の皆様並びに市民の皆様のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。

 まず、今回の市長選挙の結果につきましては、これまで私が3期12年にわたり、3Kプランを初め、「健康寿命延伸都市・松本の創造」を市政運営の大きな柱に据え、持続可能なまちづくりを進めてまいりました方向性を大方の市民の皆様が信任してくださったものと受けとめております。

 改めて、市民の皆様に厚く御礼を申し上げます。

 私は、昨年12月定例会の最終日に、市長選挙出馬に当たっての決意を申し上げましたが、ルビコンを渡った私の行くべき道は、四たび市政を担うという使命にあると決意し、これからの4年間、未来志向で議員の皆様方のご支援、ご協力をいただきながら、誠心誠意職責を果たしてまいる所存でありますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 なお、私自身、最も懸念しておりますことは、私による市政運営が16年という長期にわたることによるマンネリ化の弊害でありますので、従来の延長線ではなく、新たに市長としてのスタート台に立つつもりで市政運営に取り組んでまいります。

 初登庁式では、職員は緊張感と危機意識とスピード感を持って、市政の前進、改革に取り組むよう指示したところであります。

 私は、市長就任以来一貫して、超少子高齢型の人口減少社会が急速に進展していく将来を見据え、成熟型社会の都市モデルである「健康寿命延伸都市・松本」の創造を目指し、地方都市松本から日本を動かそうと、市政運営に日々でき得る限りの力をもって取り組んでまいりました。

 「健康寿命延伸都市・松本」の創造は、単に体の健康づくりにとどまらない「人の健康」、「生活の健康」、「地域の健康」、「環境の健康」、「経済の健康」、そして「教育・文化の健康」の6つの健康による、人と社会の健康づくりを目指した総合的なまちづくりであり、松本市基本構想2020にも掲げる松本市の将来都市像であります。

 この後、本会議終了後の議員協議会においてご協議申し上げますが、今年度は、この松本市基本構想2020の後期計画である第10次基本計画を策定することとしております。

 この第10次基本計画では、基本構想2020に掲げる6つのまちづくり全ての分野を対象として、「健康寿命延伸都市・松本」をさらに前進させる生きがいの仕組みづくりに市民の皆様などと一緒に取り組んでまいりたいと考えております。

 私は、自治体の長は、住民の皆様が日々の生活を安心して安全に暮らしていける環境をつくり、その土地で生きていることに幸せを実感できるまちづくりを進めることが重要であり、そうした環境を支えるコミュニティーをつくることを通じて、つまり生きがいの仕組みをつくることが、これからのまちづくりに欠かせないものと強く思うものであります。

 しかしながら、これは決して行政だけでなせるものではなく、市民の皆様一人一人がまちづくりの主役として、また、行政がそれを後押しして、ともにつくり上げていかなければ実現できないものと考えておりますので、議員の皆様方におかれましても一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 さて、私はこのたびの選挙を通して、市民の皆様から市政に望む多くの声をお聞きいたしました。

 優先して取り組んでほしい課題として多かったことは、やはり医療・福祉、教育・子育て支援でございましたが、その一方で、商工・観光の振興や道路や公共交通の整備などを望む声も非常に多いということを肌で感じたところでございます。

 そこで、これらの市民の皆様のお声を受け、当面5つの重点目標を市政運営の課題として取り組んでまいりますので、その概要について申し上げます。

 まず、1つ目の重点目標は、地域包括ケア体制の整備や地域づくりの人材育成など心と体と地域を支える「健康ときずなづくり」であり、2つ目は、松本地域で医療機関などと協力した出産体制を維持し、子供や子育てを包括的に支援する「次世代を育むまちづくり」でございます。

 この2つは、まさにこれまで私が最優先に取り組んでまいりました施策であり、さらに強化、充実させたいと考えております。

 また、3つ目の重点目標は、松本ヘルスバレーの構築、新観光戦略の推進、伝統地場産業の育成、女性や若者が活躍できる社会づくりを進める「経済の好循環の創出」であり、4つ目は、次世代交通システムの具現化と地域公共交通の維持や、新エネルギー戦略などによる質の高い「暮らしと生活の基盤づくり」でございます。

 そして、最後の5つ目の重点目標は、新たに基幹博物館や市立病院の建設、市役所新庁舎建設計画の推進などに取り組むほか、県営松本空港の機能強化や中部縦貫自動車道の整備促進など「将来世代のためのハード整備」でございます。

 ここで5つの重点目標のうち、私が当面最も力を注いでまいりたいと考えております「経済の好循環の創出」について、申し上げます。

 私は、経済の活性化が松本市の税収増につながり、これを財源に医療や福祉、あるいは教育、文化の振興を図り、あわせて新たな需要を生み出し、雇用の拡大を図るなど経済の好循環をつくり出したいと考えております。とりわけヘルスバレーの構築につきましては、新たな分野の成長産業の創出に向け、既に松本地域健康産業推進協議会や松本ヘルス・ラボを設立し、市民の健康増進を産業面で支えるモデル構築の具体化を進めてまいりました。

 今後は、この取り組みを核にさらなる産学官連携の強化を図り、新たな製品、サービスの実用化による産業創出を進め、地域経済の好循環につなげてまいります。

 また、新観光戦略の推進につきましては、現在、松本市を訪れる外国人観光客の数は、年々大幅な伸びを示しておりますとともに、信州まつもと空港の利用者も、平成18年度以来9年ぶりに10万人を超えたところでございます。

 今後は、さらなる外国人観光客の誘客のため、超広域の高次広域観光を推進するとともに、国内旅行者に対しましても、広域、都市間連携や近隣自治体との連携、コンベンションの誘致等により、滞在時間の延長や再訪問率の向上を図り、ボリューム感のある観光産業の振興を目指してまいります。加えまして、台湾高尾市との交流事業や、松本健康野菜、フルーツなど松本産農産物の新たな付加価値によるブランド化と、販路拡大を目指す農畜産物マーケティング推進事業など、さまざまな施策により経済の好循環を創出してまいります。

 次に、「将来世代のためのハード整備」について申し上げます。

 先ほど申し上げました建設事業につきましては、建設場所や財源などさまざまな課題があるわけでございますが、議会ともご相談しながら、松本のまちにふさわしいものとなるよう今任期中に方向づけを確実に行い、事業の実現に着実に取り組んでまいります。

 このうち、基幹博物館の整備につきましては、城下町再生を進める上でも極めて重要なエリアである松本城三の丸地区を候補地として検討してまいりましたが、このほど建設予定地を選定するに至りました。このことにつきましては、本会議終了後の議員協議会においてご協議いただきたく、お願い申し上げます。

 それでは次に、このほかの懸案事項等について申し上げます。

 初めに、国民健康保険税の税率改定について申し上げます。

 既にご案内のとおり、松本市の国民健康保険財政につきましては、高齢化の進展や医療の高度化などにより保険給付費が増加する一方、被保険者数の減少などにより保険税収入は減少し、年々厳しさを増しております。平成28年度国民健康保険特別会計の当初予算におきましては、歳入不足が見込まれたため、歳出のうち保険給付費を減額することで収支均衡を図りました。

 しかしながら、このたび平成27年度決算見込みを踏まえ、平成28年度、29年度の財政推計を行ったところ、医療費が増大する一方、税財源の確保が厳しく、現行税率では単年度当たり14億5,880万円の歳入不足が見込まれました。

 そこで、今後も国民健康保険事業を持続可能な制度として維持していくため、被保険者の皆様に一定のご負担をいただくこともやむを得ないものと判断し、保険税率の改定をさせていただくことにいたしました。

 なお、今回の改定に当たりましては、国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえ、被保険者の保険税負担の状況や過去の税率改定の状況を勘案し、急激な負担増を避けるため、国民健康保険の財政運営主体が県に移行するまでの間である平成28年度、29年度の2年間、一般会計から単年度で6億8,400万円の特例繰り出しを行うことといたしました。

 国民健康保険財政につきましては、今後も大変厳しい運営が続く見通しでございますが、保険税の収納対策を一層強化し、財政の安定化と被保険者間の負担の公平性に注意を払いながら、医療費の抑制に向けた疾病の予防や、早期発見のための健診などの諸施策を今後も積極的に進めてまいりますので、議員の皆様にもご理解賜りますようお願い申し上げます。

 次に、(仮称)イオンモール東松本の状況について申し上げます。

 イオンモール株式会社では、イオンモール東松本の開発計画が社内で最終決定され、いよいよ8月から着工の運びとなっております。

 折しも、先日、私が出張のため東京都内滞在中、昨年2月の人事異動により新たに就任したイオンモール株式会社の吉田昭夫社長にお会いし、開発計画の概要等について報告を受け、意見交換をいたしましたので、その内容をご報告申し上げます。

 吉田社長からは、建物の外観は城下町の風情を重視し、松本のまちと一体となるよう、落ち着いた雰囲気の中にもモダンさが感じられるデザインとし、他都市のこれまでのモールとは異なる松本ならではの特色ある外観となることが明らかにされました。

 さらに、店舗構成につきましては現在調整中とのことですが、地元に根差した人気の店と、全国展開している有名店などをブレンドして構成すること、総店舗面積や総商業面積については工事着工以降にイオンモール側から発表される予定であること、そしてオープンの予定は来年の秋であることなど、最も新しい報告を受けました。

 また、私からは、市民の多くが交通渋滞を大変心配していると申し上げましたところ、吉田社長からは、バスなど公共交通との連携や利用促進、加えて既存の市街地駐車場の活用についてもあわせて検討するなど、実施可能なさまざまな対策により渋滞を緩和しながら、市内の回遊性を高めたいとの考えが示されました。さらに、開店直後の渋滞対策としては、多くの誘導員を配置して万全を期したいとのことでございました。

 私といたしましては、現段階では総店舗面積の規模や出店構成など明らかにされてはおりませんが、景観や回遊性、渋滞対策などについては、岡崎前社長と同様、誠意をもってご検討いただいているものと大変ありがたく受けとめたところであります。

 今後も、引き続きこれまで重ねてきました相互の信頼関係のもと、緊密に連携し、協議を継続してまいりたいと考えております。

 次に、先日10日に長野県が発表した、信州まつもと空港の活性化に向けた取り組み方針について申し上げます。

 信州まつもと空港の活性化につきましては、過日開催された地元県議会議員との懇談会におきまして、国際路線や国内新規路線の開設、空港活性化に係る専門部局の設置等の取り組みを進めていただくよう要望したところでございます。

 今回、長野県が発表した取り組み方針は、国内路線の拡充、空港の国際化、観光・にぎわいの拠点としての活用、空港施設の機能等の強化を4本柱に据え、積極的に取り組むこととしており、松本市が従来から要望してまいりました内容に沿うものであると評価しております。

 今後は、スピード感とスケジュール感を持って、具体的な取り組みが進められることを期待するとともに、松本市といたしましても、長野県とともに意欲的に信州まつもと空港の活性化に努めてまいる所存でございます。

 次に、食品ロス削減事業について申し上げます。

 先月、富山市において開催されましたG7環境大臣会合におきまして、各国が食品ロスの削減に取り組んでいく共同声明が出され、食品ロス削減はまさに世界的な課題であることが示されました。

 このような中、先月公表された農林水産省の食育白書並びに消費者庁の消費者白書に、松本市の食品ロス削減事業が先進的事例として掲載されました。このことは、廃棄物の発生を抑制するため「もったいない」をキーワードに、松本市が国に先駆けて進めてまいりました「残さず食べよう!30・10運動」や、園児を対象とした環境教育などの取り組みが高い評価を受けたものと考えております。

 これら食品ロス削減事業は、「もったいない」という食べ物を大切にする自然な気持ちや、当たり前のことを行動に移した結果であると考えておりますが、この当たり前の行動が国を動かしたことを大変うれしく思っております。

 今年度は、来月から「残さず食べよう!推進店」の認定制度を新たに始めるとともに、環境教育を市内の全小学校にも広げ、順次実施してまいります。

 なお、一昨日の全国紙朝刊の1面の看板コラムで、本市の「30・10運動」が紹介されており、日本は信州発の「30・10運動」を国内外に進められないだろうかと心強いエールをいただき、これまた大変喜ばしく思った次第でございます。

 今後も、食品ロス削減の輪がさらに広がるよう、全国各地の自治体などと連携し、引き続き事業の推進を図ってまいります。

 次に、信州・まつもと大歌舞伎について申し上げます。

 平成20年から隔年で開催してまいりました信州・まつもと大歌舞伎が、来月11日からまつもと市民芸術館で開催されます。

 今回の大歌舞伎は、故中村勘三郎さんの信州まつもとに寄せる思いを引き継いだご子息の中村勘九郎さん並びに七之助さんご兄弟や、中村扇雀さん、中村獅童さんら役者たちの熱演により、第5回の節目を迎えるにふさわしい舞台になるものと期待しております。

 また、このたびの演目となる「四谷怪談」は、日本で最も有名な怪談話の一つでありますが、串田和美まつもと市民芸術館芸術監督の新たな演出により、誰も見たことのない四谷怪談として皆様に存分楽しんでいただけるものと思っております。

 信州・まつもと大歌舞伎が、このように続いてこられましたのも、協賛企業の皆様方や舞台制作の裏方でサポートされている市民活動委員会などのボランティアを初め、市民の皆様のおかげによるものと改めて感謝を申し上げる次第でございます。

 次に、今月4日から全国一斉にチケット販売が開始となりました、2016セイジ・オザワ松本フェスティバルについて申し上げます。

 本フェスティバルは、SKF時代から数え本年で25回目の開催となり、実に四半世紀を数えることとなりました。とりわけ小学校6年生を対象とした「子どものための音楽会」では、10年ぶりにサイトウ・キネン・オーケストラの演奏をお聞きいただくこととしております。

 未来を担う子供たちに、世界最高水準の音楽に触れてもらうことを大切にする小澤総監督の音楽教育への熱意に深く敬意を表するところであります。

 また、松本市のシティプロモーション事業としても位置づけております特別スクリーンコンサートは、本年は金沢市、鹿児島市、宗像市並びに唐津市で開催することとなっております。とりわけ九州地区の3市での開催は、熊本地震で被災された九州の皆様方に、少しでも精神的な支援につながればと願っているところでございます。

 本フェスティバルを支え続けていただいております市民の皆様を中心としたボランティア組織につきましては、新たに自活的、自立的な組織が発足し、OMF実行委員会と市民との共創による支援をいただくことになっております。

 松本市といたしましては、「楽都・松本」を全国へ、そして世界へと発信し続けるためにも、引き続き最大限の支援を行ってまいりたいと考えておりますので、今後も、議会を初め市民の皆様の一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、8月10日、11日に開催されます第1回「山の日」記念全国大会について申し上げます。

 私は、本年1月8日に開催された第1回「山の日」記念全国大会実行委員会において、実行委員長に就任して以来、日本で初めての記念すべき大会の成功に向け、県とともに鋭意準備を進めてまいりました。

 その概要について申し上げますと、大会前日の8月10日に、山に関する国際的な会議やレセプションなどを開催し、翌11日には、上高地において記念式典を開催するとともに、市街地におきましても祝祭式典を開催することとしております。

 あわせて、県内各地の300件を超える関連イベントと連携して、長野県全体でこの記念大会を盛り上げてまいります。

 大会のロゴマークにつきましては、安曇、大野川、奈川小学校の子供たちが、山への思いと願いを込め、プロのデザイナーとともにつくり上げ、また、キャッチフレーズにつきましても、全国の小中高校生を対象に公募し、長野市の中学生が作成した「山と共に〜人と自然がつながる社会へ〜」に決定いたしました。まさに、子供たちと一緒に山の未来を創造して次代へ引き継ぐという大会理念を具現化しております。

 大会開催まで2カ月を切りましたが、この記念すべき全国大会が、世界でも初めての国民の祝日「山の日」を祝うにふさわしく、そして松本ならではのものとなるよう関係者一丸となって最後の準備を鋭意進めてまいります。

 さて、私は、来月3日から9日までの間、ベラルーシ共和国を私的に訪問することといたしました。

 チェルノブイリ原発事故から30年が経過し、事故の収束が言われることもある中、私は、汚染地の現況や、私が手術を行った当時の子供たちの成長を初め、政府の関係者やかつての同僚医師、そして汚染地に住む住民たちから直接話を聞くなど、当時、現地において医療活動に従事した医療者としての義務を果たしてまいりたいと考えております。

 このたびの視察が、今なお福島第一原発事故による災害で苦しむ福島県の皆様に、少しでもお役に立てればと思っております。

 それでは、ただいま上程されました議案につきまして、ご説明申し上げます。

 本日提案申し上げました議案は、条例8件、予算4件、財産3件、道路1件のほか、専決処分の報告1件の計17件となっております。

 まず初めに、国民健康保険特別会計において専決処分いたしました5月補正予算について申し上げます。

 これは、先ほどご説明いたしました国民健康保険特別会計において、平成27年度は赤字決算が見込まれましたことから、収支不足分を平成28年度予算から補填するため、前年度繰上充用金1億5,880万円を計上したものでございます。

 これは、平成27年度の出納整理期間中に行う必要がありましたことから、専決処分を行ったものでございます。

 次に、平成28年度の6月補正予算について申し上げます。

 先ほども申し上げましたとおり、この6月補正予算は、今回、私が公約に掲げました政策に基づく事業を中心に編成したものでございます。

 補正予算の規模といたしましては、一般会計で40億4,200万円、特別会計では霊園特別会計など3会計で23億3,258万円の追加となっております。

 全会計の補正額は63億7,458万円の追加で、補正後の予算規模は1,704億3,636万円となり、昨年度と比べ0.4%の減となっております。

 今回の補正予算の編成に当たりましては、先ほど申し上げました市長4期目の5つの重点目標にスピード感を持って取り組むことで、大きな事業効果が期待できる事業について予算を計上するとともに、基本構想2020に掲げた「6つのまちづくり」を継続し、「健康寿命延伸都市・松本」をさらに前進させるための事業を重点として、予算編成を行いました。

 初めに、市長4期目の5つの重点目標には、26事業で2億9,966万円を計上し、1つ目の「健康ときずなづくり」には3事業で1,049万円を計上しております。とりわけ地域包括ケアシステムの構築では、市内のモデル地区3地区において、ケアシステムのルールづくりや他地区へ応用するためのマニュアル作成を行う事業として、427万円などを計上しております。

 次に、2つ目の「次世代を育むまちづくり」には、2事業で320万円を計上しております。

 子育て家庭を支援するため、子ども子育て包括支援センターの設置に伴い、一人一人の子育ての悩みに寄り添った個別相談や、関係機関への橋渡しを行う子育てコンシェルジュを子どもプラザに配置する事業に257万円を、また、母子保健コーディネーターを配置し、特にケアが必要な妊婦に対する個別相談などを行う事業に63万円を計上しております。

 次に、3つ目の「経済の好循環の創出」には、先ほど申し上げました2事業を含めまして、8事業で1,931万円を計上しております。

 まず、新観光戦略では、松本を舞台とした漫画「orange」のアニメ化に合わせて若年層の誘客を図るため、スマートフォンを活用したスタンプラリーを行う事業への190万円、また、JAL松本・大阪便の運航期間である8月に、松本・上田直行バスを毎日運行し、NHK大河ドラマ「真田丸」を活用した関西方面からの誘客や、上田市を含めた松本空港の地元利用促進を図る事業に129万円などを計上しております。

 また、女性や若者が活躍できる社会づくりでは、国の新型交付金である地方創生推進交付金対象事業として、企業と従業員の双方に対し、仕事と家庭の両立を図りながら働き続けることができる環境整備を支援する事業334万円と、民間のコワーキングスペースを活用し、離職中の女性を対象とした就労支援を行う事業307万円を合わせて計上しております。

 次に、4つ目の「暮らしと生活の基盤づくり」には、11事業で2億5,308万円を計上しております。

 中心市街地における回遊性の向上や、自転車を活用した新たな交通システムの導入を図る事業への120万円を計上したほか、既存道路をより心地よく、より使いやすくするため、植栽や舗装など総合的に整備し直す「リフレッシュロード事業」に対し、新たに1億円を計上しております。

 最後に、5つ目の「将来世代のためのハード整備」には、2事業で1,358万円を計上しております。

 基幹博物館建設事業の施設構想作成のため332万円のほか、松本波田道路において、地域活性化に資するためのインターチェンジを整備する事業に1,026万円を計上しております。

 次に、6つのまちづくりの基本目標への取り組みについて申し上げます。

 「人の健康」から「教育・文化の健康」まで、先ほど申し上げました「5つの重点目標」関連事業を含め83事業、27億3,039万円を計上いたしました。

 さらに、制度改正による市民サービス拡充といたしまして、松本健康野菜の作付に対する奨励補助や、高齢者世帯などを対象とした家具転倒防止対策に対する補助などの拡充を図っております。

 また、主な建設事業といたしましては、四賀運動広場改修事業、いがやレクリエーションランド改修事業、小中学校プール改修事業、地区公民館整備事業、地区公民館大規模改修事業などを新規で計上いたしました。

 特に申し上げたい経済対策といたしましては、いわゆる足元工事費に2億4,000万円を計上し、先ほど申し上げました使いやすい道路の整備に対し1億円を、また、地域の生活に密着した生活道路や河川・水路の改修に1億319万円を措置し、地域経済向上の後押しを図るものでございます。

 これらの事業に対応するため、減債基金や小中学校施設整備基金などの特定目的基金の活用を図り、基金繰入金は前年度当初予算対比で8,600万円を増額しており、今後とも、利用可能な財源は積極的に活用してまいります。

 市債につきましては、引き続き市債残高の抑制を図るとともに、必要な事業につきましては、今後とも積極的に市債を活用してまいります。

 それでは次に、ただいまご説明申し上げました予算以外の議案について、一括してご説明申し上げます。

 まず初めに、条例について申し上げます。

 3期目に続き、私の市長4期目の任期に係る退職金を支給しないこととする条例1件を新たに制定するほか、国民健康保険税の税率改定などに伴う条例改正7件を提出しております。

 次に、財産につきましては、松本都市計画道路3・2・12号内環状北線整備事業用地のほか1件の取得並びに新松本工業団地用地の処分を提出しております。

 その他の議案といたしましては、市道1件を提出しております。

 次に、報告案件といたしまして、先ほどご説明申し上げました国民健康保険特別会計につきまして、補正措置を講ずるため、去る5月20日付で専決処分したものを報告いたしております。

 また、議案以外のものとしましては、平成27年度の繰越明許費繰越計算書の繰り越し3件のほか、松本市が資本金等の2分の1以上を出資しております法人の事業計画等7件と、市長の専決処分事項の指定にかかわる報告1件を報告いたしております。

 なお、今会期中には、副市長の選任並びに教育委員会委員の任命について、追加提案させていただく予定でございます。

 以上、本日提案いたしました議案等についてご説明申し上げましたが、予算につきましては財政部長から補足説明をさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(犬飼信雄) 島村財政部長。



◎財政部長(島村晃) 〔登壇〕

 私は、議案第9号から第12号の平成28年度6月補正予算につきまして、お手元の6月補正予算の概要に沿って、市長提案説明に補足して説明を申し上げます。

 今回の補正予算の特徴でございますが、市長が申し上げましたとおり平成28年度当初予算は、市長選挙を控えての骨格予算として編成しましたことから、今回は、市長公約に基づきます政策的経費を中心に肉づけをしたものでございます。

 それでは、3ページをごらんください。

 まず補正の規模は、一般会計が表の一番上、左から3列目の補正額の欄、40億4,200万円の追加。補正後の予算額は計の欄にありますが、863億3,200万円となりまして、昨年度の6月補正後の予算額と比較し、2.0%の減となっております。

 ちなみに、過去の市長選挙に伴う肉づけ予算が20億円台であったことに比べますと、比較的規模の大きな補正予算となっております。

 次に、特別会計は、霊園特別会計など3会計で23億3,258万円の追加。この結果、全会計の補正額は、その下の行にございますが63億7,458万円の追加で、補正後の全会計の予算額は1,704億3,636万円、前年度同期との比較では0.4%の減と市長が申し上げたとおりでございます。

 次に、6ページ。一般会計歳出の性質別予算をごらんください。

 今回の補正は、市長選挙後に改めて政策判断を行った新規の政策的経費を中心として編成しましたことから、表の中ほどの投資的経費は、27億2,027万円の追加となっております。しかし、補正後の予算額は86億5,320万円で、前年度同期と比較して19.2%の減、金額では20億5,927万円の減となっております。これは、小中学校の大規模改造事業につきまして、国の方針に合わせ、本年度から長寿命化改良事業へ切り替えることとしたため、平成28年度にまず劣化度調査を行い、平成29年度以降に改良工事を実施することとしたことから16億330万円が減額になったこと及び南松本福祉関連複合施設の建設がおおむね終了したことによるもので、それ以外では市民生活に直結した生活道路の整備で工事費を増額するなど、地域経済に配慮し、積極的に建設事業を実施するための予算措置を行っております。

 また、繰出金につきましては、市長が申し上げましたとおり、国民健康保険特別会計に対しまして特例繰り出し6億8,400万円を行うこととしたことから、補正後の予算額は前年度同期比で13%の増となっております。

 次に、一般会計の主な補正内容について、ご説明いたします。

 7ページをごらんください。

 ここは、(1)の市長4期目の5つの重点目標への取り組みにつきまして、26事業、2億9,966万円を計上しております。内容につきましては、市長が申し上げました。詳細につきましては、9ページから12ページにお示ししてございますので、またごらんください。

 次に、8ページをお願いいたします。

 ここでは、基本構想2020の主要施策であります「6つのまちづくり」の基本目標への取り組みについて、それごとの予算額を示しており、「人」の健康から「教育・文化」の健康まで総合的な取り組みを展開するために83事業に27億3,039万円を計上し、「健康寿命延伸都市・松本」の総仕上げに取り組んでいくこととしております。

 主な事業につきましては、13ページをごらんください。

 まず、上段の表で、誰もが健康でいきいきと暮らすまち、「人」の健康には6事業、4,653万円を計上しております。

 内容の表の2つ目では、退職後男性の生きがいづくり事業として、定年などにより退職した男性を主な対象とし、福祉ひろばにおいて、集団で発声方法や歌い方を学ぶ講座とその成果を家族に発表する機会を設け、退職後男性の閉じこもりを予防し、地域づくりの担い手の育成を目指す事業として477万円を計上しております。

 下の段には、一人ひとりが輝き大切にされるまち、「生活」の健康に4事業、1億8,587万円を計上しております。

 表の1つ目では、市長が提案説明で申し上げました仕事と家庭の両立支援事業334万円のほか、その下、補助金では、私立保育園などの園庭を芝生化する事業への補助金97万円を計上しております。

 次、14ページをお願いいたします。

 安全・安心で支え合いの心がつなぐまち、「地域」の健康では、23事業、7億5,551万円を計上しております。

 内容の表の一番上、防災関係費では、災害時の避難所において良好な生活環境を確保するために必要となっております段ボール製の簡易ベッドや携帯トイレ、LEDライトなどを一括購入し、災害発生後の2日間で使用する避難所用の物資の備蓄を1年で完了させることとし、関係経費2,783万円を計上しております。

 また、表の中段以降には、生活道路やより使いやすい道路の整備に重点的に取り組む事業を計上し、上から9つ目では、市長が申し上げましたリフレッシュロード事業1億円を新規に計上しております。そのほか、その1つ上の波打ち歩道の解消を行う歩行空間あんしん事業から、15ページに移りまして、中心市街地の道路の高質化などを行う、歩いてみたい城下町まちづくり事業など、それぞれを追加して重点を置いて予算化を図っております。

 次に、15ページの下段の人にやさしい環境を保全し自然と共生するまち、「環境」の健康では7事業、3,137万円を計上しております。

 表の5つ目、緑対策費では、「葉っぱのフレディ」朗読会などを行う市街地緑化イベント「みどりプラス」や、市内都市公園の落ち葉を堆肥化し、市民に無償で提供する事業として240万円を計上しております。また一番下では、水と緑の空間整備事業として市街地に点在する湧き水や小公園等の緑化を行い、憩いの空間を創出するための事業1,009万円などを計上し、市街地の緑化を進めることとしております。

 次に、16ページをごらんください。

 魅力と活力にあふれにぎわいを生むまち、「経済」の健康では、22事業、7億5,638万円を計上しております。

 多くの新しい事業に着手することとしておりますが、まず、表の6番目以降には、国のTPP対策事業を活用し、収益力の高い農業への生産基盤整備を行う事業として、農産物生産振興対策事業、そ菜花き振興費、畜産振興費の4事業で、合計4億2,768万円を計上しております。このうち、6番目と8番目の産地パワーアップ事業補助金では、意欲のある農業者の皆様等が、より収益性の高い作物の栽培体系への転換を図るために行う施設整備に対し助成を行うもので、大豆調整施設や花卉の集出荷施設、いちごの栽培施設整備の支援を予定しております。

 また、17ページに移りまして、上段の表の一番上、「山の日」記念全国大会開催事業では、市民からいただいた寄附金を活用し、8月10日から11日に松本市内で開催されます「山の日」記念全国大会に合わせまして、市街地での記念行事を行うための追加経費、1,000万円を計上し、「山の日」をさらに全国へPRを図っていきたいと思っております。

 その下の観光施設営繕費と山岳観光施設整備事業では、梓水苑やいがやレクリエーションランド、乗鞍遊歩道の改修など、観光施設の充実を図るためのハード事業に合わせて2億3,004万円を計上いたしました。

 次に、下段のともに学びあい人と文化を育むまち、「教育・文化」の健康では、21事業、9億5,473万円を計上しております。

 まず、表の1つ目と2つ目の国際交流事業では、将来の民間交流や経済交流へつなげていくため、台湾高尾市との相互交流を一層推進する事業に185万円、日本とネパールの外交関係樹立60周年記念事業としてカトマンズ市へ公式訪問団を派遣する経費199万円を計上しております。

 また、3番目からの4事業では、四賀運動広場や庭球場改修などスポーツ施設の充実を図るハード事業に合わせて2億5,498万円を計上。

 さらに表の7番目以降、18ページに移りまして、上から6番目までは、小中学校の学校施設整備を計画に基づいて行う事業で、安全に配慮された環境で児童・生徒が安心して教育が受けられるよう学校施設や設備の充実を図ります。この中では、給水設備の改修、教室にあるスピーカーやテレビなどの耐震化、プールの改築改修などハード整備に、合わせて3億8,442万円を計上しております。

 次に、20ページをごらんください。

 ここからは、歳出の目的別、款別の内訳でございますが、今まで説明したもの以外を若干ご説明させていただきます。

 まず、総務費では、4つ目の白丸、庁舎管理費の中、東庁舎の非常用発電設備を設置する工事費7,491万円と、議会本会議において一問一答方式に対応するための議場設備の改修工事費3,135万円を、また、21ページの2つ目の白丸、ふるさとまつもと寄附金推進事業では、シティセールスの一環として、ふるさと納税への返礼品に松本の特産品や伝統工芸品を加え、松本の魅力をさらに発信するための関係経費341万円を追加で計上しております。

 25ページをお願いいたします。

 農林水産業費では、3つ目の白丸、農産物生産振興対策事業として、今年2月の雨氷による倒木で破損した有害鳥獣防護柵を市民との協働により修繕する経費1,000万円を追加で計上しております。なお、林道への倒木を除去する経費や山林を保全するための治山事業につきましては、対応策を検討中であり、県などとの協議が終了後、今後速やかに予算措置をしてまいります。

 27ページをお願いいたします。

 土木費では、2つ目の二重丸、上高地対策調査事業は新規事業で、松本市上高地対策短期・中長期計画を進めるため、商用電源や光ファイバーの設置、管理用道路の整備などに関する調査を今年度行うこととしておりまして、関係経費1,095万円を新規に計上しております。

 なお、土木費全体では、前年度当初予算とほぼ同額の事業費を確保しております。

 次に、一般会計の歳入へ移りまして、34ページをごらんください。

 34ページの国庫支出金、県支出金につきましては、歳出に伴います、それぞれの収入となっております。

 36ページをお願いいたします。

 36ページの繰入金では、まず1つ目の減債基金繰入金5億円は、平成27年度の2月補正予算におきまして、この6月補正予算の財源として積み立てたもので、今回財源として活用しております。

 また、2行目以降のその他の特定目的基金繰入金につきましては、今使える財源を積極的に活用することとし、4つの基金から合計2億828万円の繰り入れを行い、今後も、今年度の補正予算におきましても、積極的に特定目的基金の活用を図ってまいります。

 市債では、一番下の白丸、臨時財政対策債は地方交付税の振り替え分として措置されるものでございますが、6月補正予算の財源とするために当初予算で留保しておりました10億500万円を追加計上したほか、そのほかには各事業に充当するための市債をそれぞれ計上しております。

 それでは、最後に特別会計の補正予算につきまして、ご説明申し上げます。

 38ページをごらんください。

 1つ目、霊園特別会計では、歳出予算の組み替えを行っております。多様化しております墓地の需要に対応するため新たに、仮称でございますが、樹木墓地を整備することとし、設計費など312万円を計上しております。

 2つ目の国民健康保険特別会計につきましては、市長が提案説明で申し上げましたとおり、税率改定を反映した通年予算とし、22億6,251万円の追加で、補正後の予算規模は298億2,340万円となっております。

 39ページ、奈川観光施設事業特別会計は7,007万円の追加で、補正後の予算規模が1億1,981万円となっております。これは、野麦峠スキー場のレストハウスやリフトの改修を行う事業費を年次計画にしたがって計上したものとなっております。

 以上で、平成28年度6月補正予算関係議案の補足説明とさせていただきます。



○議長(犬飼信雄) ただいま、理事者から上程議案に対する説明がありました。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 本会議は、明14日から19日まで議案調査等のため休会し、20日午前10時再開の上、市政一般に対する質問を行います。

 発言される方は、所定の通告書に記載の上、質疑、質問とも明日正午までに提出願います。

 発言の順序は、くじによって決定いたします。

 なお、質疑に限り、21日午後3時までの追加通告を認めることになっております。その場合は通告順といたしますので、ご了承願います。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

 お疲れさまでした。

                                 午後2時散会