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長野県 松本市

目次 06月07日−01号




平成11年  6月 定例会 − 06月07日−01号









平成11年  6月 定例会



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   平成11年松本市議会6月定例会会議録

             第1号

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 平成11年松本市議会6月定例会が6月7日午後1時松本市議事堂に招集された。

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   平成11年6月7日(月曜日)

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            議事日程(第1号)

                       平成11年6月7日 午後1時開議

 第1  会議録署名議員の指名

 第2  会期の決定

 第3  議案第1号  松本市第13次住居表示整備事業実施に伴う関係条例の整理に関する条例

       第2号  松本市霊園条例の一部を改正する条例

       第3号  松本市児童遊園条例の一部を改正する条例

       第4号  松本市営住宅条例の一部を改正する条例

       第5号  松本市中町蔵の会館条例の一部を改正する条例

       第6号  松本市建築審査会条例の一部を改正する条例

       第7号  松本市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例

       第8号  松本市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例

       第9号  松本市吏員退隠料、退職給与金、死亡給与金、遺族扶助料条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例

       第10号 松本市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例等の一部を改正する条例

       第11号 平成11年度松本市一般会計補正予算(第1号)

       第12号 平成11年度松本市霊園特別会計補正予算(第1号)

       第13号 工事請負契約の締結について((仮称)地域情報センター建築主体工事)

       第14号 工事請負契約の締結について((仮称)地域情報センター電気設備工事)

       第15号 工事請負契約の締結について((仮称)地域情報センター機械設備工事)

       第16号 市道の認定について

       第17号 市道の変更について

       第18号 住居表示に関する法律第3条第1項の規定による当市の市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について

       第19号 町の区域の画定について

     報告第1号  平成10年度松本市一般会計補正予算(第6号)

       第2号  平成10年度松本市地域振興券交付事業特別会計補正予算(第1号)

       第3号  平成10年度松本市公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)

       第4号  平成10年度松本市電気事業特別会計補正予算(第2号)

       第5号  平成10年度松本市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

       第6号  平成10年度松本市老人保健特別会計補正予算(第2号)

       第7号  平成10年度松本市城山保健医療施設事業特別会計補正予算(第3号)

       第8号  平成10年度松本市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)

       第9号  平成10年度松本市市街地駐車場事業特別会計補正予算(第3号)

       第10号 平成10年度松本市新松本臨空産業団地建設事業特別会計補正予算(第3号)

       第11号 平成10年度松本市本郷観光施設事業特別会計補正予算(第2号)

       第12号 平成10年度松本市公設地方卸売市場特別会計補正予算(第3号)

       第13号 平成10年度松本市松本城特別会計補正予算(第3号)

       第14号 平成11年度松本市老人保健特別会計補正予算(第1号)

       第15号 平成11年度松本市城山保健医療施設事業特別会計補正予算(第1号)

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      議長  高山政彦君       副議長  田口敏子君

出席議員(38名)

      1番  犬飼明美君        2番  太田更三君

      3番  南山国彦君        5番  草間錦也君

      6番  上條徳治君        7番  上條庄三郎君

      8番  近藤晴彦君        9番  白川延子君

     10番  牛山輝雄君       11番  芦田勝弘君

     12番  小林繁男君       13番  小岩井洋子君

     14番  黒田輝彦君       15番  増田博志君

     16番  平林軍次君       17番  赤羽正弘君

     18番  下沢順一郎君      19番  大久保真一君

     20番  酒井正志君       21番  早川史郎君

     22番  神田視郷君       23番  倉橋芳和君

     24番  高山芳美君       25番  塩原 浩君

     26番  上條洋幹君       27番  武井福夫君

     28番  渡辺 聰君       29番  塩原英久君

     30番  中田善雄君       31番  田口悦久君

     32番  池田国昭君       33番  秋山泰則君

     34番  田口敏子君       35番  高山政彦君

     36番  柳沢貞雄君       37番  高野拓雄君

     38番  小原 仁君       39番  百瀬常雄君

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説明のため出席した者

   市長     有賀 正君     助役     松村好雄君

   収入役    新井計夫君     企画部長   萩原寿郎君

   総務部長   上條 炳君     財政部長   大澤一男君

   市民環境部長 原 勝利君     社会部長   坪田明男君

   農政部長   高橋雅夫君     商工部長   清水英治君

   建設部長   坂井 勉君     都市開発部長 赤羽敬一君

   上下水道   林 丘弘君     業務部長   島村昌代君

   事業管理者

   施設部長   山崎芳彦君     教育委員長  高嶋修一郎君

   教育長    竹淵公章君     教育次長   水下慶子君

                   (学校教育担当)

   教育次長   降旗富雄君     用地対策   永田八宏君

  (社会教育担当)          本部長

   中央西整備  上條兼一君     企画担当課長 一條 功君

   本部長              兼空港鉄道

                    対策課長

   企画担当課長 高橋慈夫君     男女共生課長  有馬恭子君

   行政管理課長 宮澤孝紀君     財政課長    山内 肇君

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事務局職員出席者

   事務局長   百瀬博之      事務局次長   萩原俊次

   次長補佐兼  古田元秀      次長補佐兼   柳澤良子

   調査係長             庶務係長

   次長補佐兼  前澤資起      主査      福嶋良晶

   議事係長

   主査     宮川雅行      主査      中村高俊

   主査     寺沢和男      主任      寺岡稔高

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             本日の会議に付した事件

議事日程(第1号)記載事件のとおり

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                              午後1時04分開会



○議長(高山政彦君) これより、平成11年松本市議会6月定例会を開会いたします。

 現在までの出席議員は38名でありますので、定足数を超えております。

 よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。

 市長より議案が34件提出されております。

 また、地方自治法施行令第 146条第2項及び第 150条第3項の規定に基づき、平成10年度松本市繰越明許費繰越計算書及び平成10年度松本市事故繰越し繰越計算書、地方公営企業法第26条第3項及び同法施行令第18条の2第1項の規定に基づき、平成10年度松本市水道事業会計予算繰越計算書、平成10年度松本市水道事業会計継続費繰越計算書及び平成10年度松本市下水道事業会計予算繰越計算書が、また地方自治法第 243条の3第2項及び同法施行令第 173条の規定に基づき、財団法人松本市開発公社、財団法人松本市福祉公社、財団法人松本ソフト開発センター、松本市土地開発公社、財団法人松本市教育文化振興財団の平成11年度事業計画及び予算並びに三城観光株式会社の平成11年度事業計画がそれぞれ提出されております。

 あらかじめ皆さんのお手元にご配付申し上げてあるとおりであります。

 次に、陳情書が1件提出されております。皆さんのお手元に陳情文書表第1号としてご配付申し上げてあるとおりであります。

 これは記載の常任委員会に回付しておきます。

 本日の議事は、日程第1号をもって進めます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(高山政彦君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第 122条の規定により、議長において5番 草間錦也君、6番 上條徳治君、7番 上條庄三郎君を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(高山政彦君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から24日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高山政彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は18日間と決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号から第19号まで及び報告第1号から第15号まで



○議長(高山政彦君) 日程第3 議案第1号から第19号まで及び報告第1号から第15号までの以上34件を一括上程いたします。

 当局から提案理由の説明を求めます。

 有賀市長。



◎市長(有賀正君) 〔登壇〕

 本日ここに、平成11年松本市議会6月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはおそろいでご出席いただきまして、厚く御礼を申し上げます。

 初めに、この際、本市が当面しております懸案事項等について一言申し上げます。

 まず、去る4月に行われました統一地方選挙と地方分権の推進について申し上げます。

 今回の選挙は、県議会議員、市議会議員ともに今世紀最後の改選に伴うものでございまして、見事当選を果たされました議員の皆様方には、20世紀から21世紀にかけての節目となるこれからの4年間、市民の皆様の負託にこたえ、大いにご活躍されますようご期待申し上げます。

 また、特に今回の選挙における女性議員の増加と、松本市議会史上、また県内17市議会史上、岡谷市議会とともに初めてとなる女性副議長が誕生いたしましたことは、男女共生社会の実現を目指す私にとりましても、大いに喜びとするところでございます。

 さて、今日の我が国を覆う経済不況の中、地方自治体を取り巻く環境も厳しい状況にあるわけでございまして、地方の時代と言われる21世紀の到来を前に、各地方自治体におきましては、時代に即した行財政の見直しを急務としているところでございます。

 このような中、国におきましては、本格的な地方の時代の幕あけに備え、地方分権を推進するため、今国会に国と地方の立場を対等に位置づけ、その役割分担を明確にした地方分権一括法案を提案し、現在審議がされているところでございます。

 この法案が成立いたしますと、来年4月から現在の「機関委任事務」が廃止され、国の「直接事務」と地方自治体の「自治事務」、「法定受託事務」とに分けられますことから、各地方自治体におきましても事務処理体制の整備が必要となってきております。

 私といたしましては、来るべき新たな時代に即した新たな松本市を創造するとともに、新たな地方自治体の確立を目指し、「市民本位の開かれた市政」の実現に向け、今後とも全力を挙げて取り組んでまいる覚悟でございますので、このような重要な時代の節目に、その重責を担われます議員の皆様におかれましても、より一層ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 また、地方分権とともに、時代の要請として今日求められております広域行政の推進についてでございますが、去る2月1日、4月1日に相次いで松本広域連合、松本西部広域施設組合、そして中信農業共済組合を設立するなど、広域行政の積極的な推進を図ってまいりました。

 21世紀における広域行政の果たす役割は、非常に大きなものがあるわけでございまして、私といたしましては、特に今年を広域元年と位置づけ、市職員ともども全力を挙げて、松本広域圏、そして中信地域の中核都市として、その責任を果たしてまいる覚悟でございますので、議員の皆様を初め市民の皆様方のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、社会資本の整備に関連して、ポストオリンピック事業と位置づけ、積極的な取り組みを進めてまいりました5つの大型事業等について申し上げます。

 第1に、国道19号の4車線化についてでございますが、昨年度、国が渚−白板間の調査を終え、今年度いよいよ設計にとりかかろうとしておりますことや、第2の中部縦貫自動車道の早期建設につきましては、今年3月、松本−波田間 5.3?が都市計画決定され、さらに去る5月12日に松本商工会議所が本市に対し、松本波田道路の早期建設を求める陳情を行うとともに、早期建設を進めるための組織を今月下旬を目途に結成するための準備を進めておりますことから、本市といたしましても早期建設の促進に向けて積極的な取り組みをしてまいる所存でございます。

 また、第3の県営松本空港の利用拡大につきましては、6月1日から松山便がデイリー化したかわりに、残念ながら高松便が当分の間運休となるなど、利用状況により路線の見直しが行われております松本空港の利用促進を図るため、空港地元市といたしまして、4月30日に塩尻、大町市を初めとした関係の皆様方とともに、「松本空港地元利用促進協議会」を設立し、積極的な取り組みを図ることとしております。

 第4のJR中央東線の超高速化実現につきましても、中南信地域の皆様とともに結成した期成同盟会により陳情等を行ってまいりました結果、今年度から来年秋に向けて高尾−松本間の降雨時の安全性の確保を図るため、JR東日本が約40億円を投資して防災対策工事を実施することとなりましたので、今後さらに期成同盟会の皆様とともに、超高速化の実現に向けて、積極的に取り組むこととしております。

 さらに、第5の高速情報通信網の整備促進についてでございますが、高度情報化社会への対応として、本年2月に郵政省が全国的に進めております超高速ネットワークの接続装置が本市に設置されたところから、本市といたしましても中央コリドーを初め産官学による高速情報通信網を活用した高度な研究開発の促進と、地域住民への情報化支援を目指した情報拠点施設としての(仮称)地域情報センターの建設を進めることとしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 このほか、昨年度は特に懸案となっておりました多くの大型事業が完成を迎えた年でございまして、本市始まって以来の大型プロジェクトとして、7年余りの歳月と巨費をう投じ、万全なダイオキシン対策を施した松本クリーンセンターが去る3月に完成をするとともに、その余熱を利用して、同種な施設としては県内最大規模となり、全国有数とも言われるラーラ松本が去る4月にオープンをし、市民を初め県内各地からの皆様により大変なにぎわいを見せております。

 現在、両施設とも松本西部広域施設組合により順調に運営がなされているわけでございますが、特にラーラ松本につきましては、オープンから1カ月が過ぎたことや、これから夏にかけての本格的な稼働に備え、万全を期するため各施設の総点検を行うこととし、去る5月31日から12日間休業しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 また、このほか中心市街地の活性化のため、核施設として期待されておりますMウイング、北部地域の福祉拠点施設としてのふくふくらいずや各地区福祉ひろば、全面改築を進めておりました開智小学校などの大型施設が相次いで完成を迎えております。

 なお、Mウイングの完成に関連いたしまして、中央西土地区画整理事業の進捗状況について申し上げますが、昨年度は過去最大の事業費を投入し、事業の推進を図ってまいった結果、地区内での解体、新築工事も順調に進み、新しい中心市街地としての顔が見え始めてまいったところでございます。

 特に、Mウイング前の歩道上に設置されました「からくり時計」は、本市の観光スポットとして定着をしており、通行者の往来もふえてきたように見受けられますことから、さきに行われました地元商店街の皆様と懇談会を開き、この際、ぜひとも松本らしさを生かした「こだわりの店」をつくっていただき、中心市街地の活性化に努めていただきたいとお願いを申し上げたところでございます。

 また、25m幅員のメイン道路となります本町渚線が今年度末には完成する見通しとなるなど、事業が順調に進んでおりますことから、平成13年度末の事業完了を目指し、今後とも精力的な取り組みを進めてまいる覚悟でございますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、 128年ぶりに復元されました松本城太鼓門枡形を記念するとともに、不況対策、とりわけ中心市街地の活性化対策の一環といたしまして開催をしております国宝松本城太鼓門復元記念まつりについて申し上げます。

 このまつりは、民間と行政が一体となって実行委員会を結成し、実施しているものでございますが、特に、この4月からは民間団体、企業の皆様のご協力を賜り、実行委員会事務局に5名の職員を派遣していただき、体制を強化する中で精力的な取り組みをしております。

 去る3月12日、松本城太鼓門枡形の竣工記念式典を皮切りに、この1年間、春、夏、秋、冬の各季節ごとに四季折々の特色あるイベントを開催し、特に、松本城本丸庭園を会場に、定期的な演奏会等を中心に開催いたしました春まつりにつきましては、大変好評なうちに去る5月23日に無事フィナーレを迎えました。

 また、4月18日から運行を始めております松本城周遊バス、いわゆる「 100円バス」につきましても多くの皆様にご利用をいただき、不況対策として一定の成果があったものと考えております。

 今後は、夏まつり、秋まつり、そして冬まつりの開催に向け、準備を進めておるわけでございますが、特に市民の皆様を初め企業、周辺市町村の皆様方にも積極的に参加していただくため、二の丸御殿跡に「ふるさと夢舞台」を設置するとともに、ボランティアとしてまつりのお手伝いをいただくイベント手伝隊を広く募集するなど、全市挙げての取り組みを進めてまいることとしておりますので、よろしくお願いいたします。

 また、国内を初め欧米におきましても、世界レベルの音楽祭として評価され、音楽都市松本の顔として定着をしておりますサイトウ・キネン・フェスティバル松本が今年も小澤征爾総監督のもと開催されるわけでありますが、特に今年は過去最多の16回公式演奏が予定されるとともに、松本城太鼓門復元記念まつりの一環として、本丸庭園での野外コンサートが予定されております。

 さらに、文化庁が推進しております「国際音楽の日フェスティバル99イン松本」が来る10月1日の国際音楽の日を中心に、本市を会場として開催される予定でございますので、秋まつりの主要事業として位置づけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、松本大学の整備促進についてでございますが、4年制大学としての松本大学につきましては、現在、学校法人松商学園が平成14年の開学を目指して準備を進めているところでございますが、設立に当たりましては本市はもとより、県、広域市町村の皆様のご協力を賜りながら、公私協力方式により進めてまいることとしておりますし、今後は広域市町村、地元経済団体の皆様を中心として、設立促進に向けての期成同盟会を結成してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、介護保険への取り組みについて申し上げます。

 来年4月からの介護保険制度の実施に向けて現在、本市におけるサービス水準の把握等に努めるとともに、市民の皆様からなる懇話会からご意見、ご提言をいただきながら、この9月を目途に介護保険事業計画と老人保健福祉計画の中間取りまとめをすることとしております。また、介護保険制度の順調なスタートに向け、今後、地域、団体等への説明会の開催、パンフレットの配布を行うなど、制度のPRに努めるとともに相談体制の充実を図るなど、実施に向け万全を期してまいる所存でございますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、美術館建設事業の現況についてでございますが、議会を初め美術館建設検討委員会のご意見をいただきながら、基本設計が完了し、ただいまこの秋の着工に向けて実施計画の策定に取り組んでおるところでございまして、展示作品等の収集につきましても、美術館資料収集基金を活用して、かけがえのない作品につきまして計画的に収集してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上、当面しております本市の懸案事項等について申し上げましたが、今日のアジア経済、そして世界経済が先行き不透明な情勢下の中、日本経済におきましても依然として長引く不況から脱し切れない状況にありますことから、私といたしましても健全財政を堅持する中で、今後の財政状況を注意深く見守りながら、これら懸案事項の解決に向けて、全力を挙げて取り組んでまいる所存でございますので、今回の6月補正につきましても規模としては少額ではございますが、当面緊急なものを計上しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それでは、本日上程されました各条例の制定・改正10件、補正予算2件、契約締結3件、市道関係2件、その他2件、報告議案といたしまして専決処分をいたしました補正予算15件の計34件の議案につきまして一括説明を申し上げます。

 まず、条例につきましては、第13次住居表示整備事業の実施に伴う関係条例の整理をするための条例改正を初め、市営住宅の駐車場を整備し、有料化するための市営住宅条例の改正等をお願いしております。

 次に、補正予算について申し上げます。

 まず初めに、平成11年度6月補正予算についてでございますが、これは一般会計及び霊園特別会計につきまして、年度開始後間もないため、緊急に予算措置が必要な経費に限り編成したものでございまして、補正総額で1億 8,080万円を追加いたしました。企業会計を含めた補正後の予算規模は、 1,212億 1,714万円となっております。

 一般会計では国への陳情により補助金が大幅増となりました林道整備事業の追加が主なものでございますし、霊園特別会計では、聖地使用料の還付金の見直し等に伴うものでございます。

 次に、去る5月18日付で専決処分をいたしました平成11年度老人保健特別会計及び城山保健医療施設事業特別会計についてでございますが、両会計とも前年度の収入不足を補てんするため、補正をしたものでございますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、去る3月23日付で専決処分をいたしました平成10年度専決補正予算について申し上げますが、これは一般会計及び国民健康保険など12の特別会計について、国や県の補助事業の確定に伴う経費など、補正措置を講じないと支障が生ずる経費に限り編成したものでございまして、市制始まって以来の大型事業でございました新焼却プラント関連施設建設事業を初めとした大型事業等の完了や国の第3次補正の取り込みなどにより、景気対策を積極的に進めた結果、企業会計を含めた補正後の予算規模は 1,403億 4,028万円となり、過去最大の予算規模となっております。

 その他の議案といたしましては、(仮称)地域情報センター建設に係る工事請負契約の締結3件、市道の認定及び変更、第13次住居表示整備事業の実施に係る案件2件を、それぞれお願いするものでございます。

 その他、議案以外のものといたしましては、本市が2分の1以上出資等をしております6法人の事業計画等を報告しております。

 また、今期定例会会期中に、監査委員の選任、公平委員会委員の選任について追加提案する予定でございますので、あわせてよろしくお願い申し上げます。

 以上、本日提案いたしました議案等につきましてご説明申し上げましたが、予算関係につきましては財政部長から補足説明させますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(高山政彦君) 大澤財政部長。



◎財政部長(大澤一男君) 〔登壇〕

 議案第11号、第12号及び報告第1号から第15号までの補正予算について、補足して説明を申し上げます。

 まず、お手元の資料のうち、平成11年度6月補正予算の概要をごらんいただきたいと思います。

 会計別予算額でございますが、平成11年度当初予算は通年見通しに立って編成いたしましたので、国の補助内示に伴う林道整備事業費など、緊急に予算措置が必要な経費に限り計上したものでございます。

 一般会計の補正額は、1億 7,969万円で、補正後の予算規模は前年同期と比べ9%の減となりました。

 特別会計は、霊園会計のみでございまして、補正額は 111万円で補正後の予算規模は前年同期と比べ 5.5%の伸びとなりました。

 また、水道事業、下水道事業を含めた全会計の予算規模は 1,212億 1,714万円で、前年同期と比べ5%の減となりました。

 2ページをお願いいたします。

 一般会計補正予算について申し上げます。

 13款 使用料及び手数料は公営住宅法の改正により、公営住宅の共同施設として駐車場が位置づけられましたので、建てかえ中の豊丘市営住宅の駐車場を舗装整備し、1台月 2,000円の有料化とするもので、今後順次有料化を図っていくものでございます。

 15款 県支出金につきましては、国へ林道整備を強く働きかけておりましたところ、当初内示の63%増の公共林道事業費補助金の追加がありました。

 20款 諸収入につきましては、平成10年度で特別会計が閉鎖する電気事業特別会計の精算剰余金 1,073万円と農業共済事業特別会計の積立精算金1億 2,901万円でございまして、歳出でも同額をそれぞれ松本西部広域施設組合、中信農業共済組合へ交付する負担金として計上してございます。

 歳出予算について申し上げます。

 2款 総務費では、国宝松本城太鼓門復元記念まつり事業費で、仮設事務所設置に係る経費485 万円の追加をお願いするものでございます。

 6款 農林水産業費につきましては、林道整備事業費に補助・単独合計で 7,220万円を追加し、宮ノ入・桧沢・高遠線の3路線の一層の整備促進を図るものでございます。

 霊園特別会計につきましては、聖地使用料は現行1年以内の返還につきまして2分の1を還付しておりますが、見直しにより1年以内は3分の2、3年以内は2分の1、3年を超えた返還は3分の1を還付することといたしました。

 続きまして、別つづりとなっております平成11年度5月補正予算の概要をごらんいただきたいと思います。

 老人保健特別会計と城山保健医療施設事業特別会計の2会計で平成10年度決算に赤字が生じましたので、本年度予算から繰上充用による補てん措置をお願いしたものでございます。

 まず、老人保健特別会計ですが、平成10年度の支払基金交付金 5,415万円と、国庫支出金6,484 万円が概算払いの関係で平成11年度に繰り延べとなりましたため、同額をお願いしたものでございます。

 城山保健医療施設事業特別会計ですが、初年度ということもありまして 5,600万円の赤字が生じております。この補てんをお願いするものでございますが、稼働率の向上を図るなど対策を立てまして、向こう3年間で解消してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 続きまして、別つづりとなっております平成10年度専決最終補正予算の概要をごらんいただきたいと思います。

 専決最終補正予算につきましては、予算編成の効率化という観点から計数整理的なものは原則として取りやめとしてございます。したがいまして、決算の段階では一定の不用額が生ずることになりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 会計別予算額でございますが、一般会計の補正額は3億 5,246万円の追加で、補正後の予算規模は前年同期と比べ 5.2%の増となりました。

 特別会計の補正は、16会計のうち12会計でございまして、補正規模は8億 3,668万円の減額で、補正後の予算規模は前年同期と比べ22.3%の減となりました。

 また、企業会計を含めた全会計の補正後の予算規模は 1,403億 4,028万円と過去最高額で、前年同期と比べ 5.6%の伸びとなりました。

 次に、一般会計の款別歳入でございますが、補正額が大きなものから9款 地方交付税、14款 県支出金、減額となったものでは20款 市債、19款 諸収入、4款 地方消費税交付金、6款 特別地方消費税交付金が主なものでございます。

 款別歳出では、10款 教育費、2款 総務費、8款 土木費、減額となったものでは7款 商工費、4款 衛生費、3款 民生費が主なものであります。

 一般会計補正予算について申し上げます。

 1款 市税につきましては、景気の低迷を強く受けまして、個人市民税、滞納繰越分を減額させていただいておりますが、一部企業が好調なことから法人市民税を追加しております。

 なお、市税総額では前年決算費で 1.4%の伸びとなっております。

 4款 地方消費税交付金、6款 特別地方消費税交付金はいずれも消費の落ち込みによる減額でございます。

 9款 地方交付税の追加は、特別交付税でございまして、補正後の特別交付税の総額は前年度に比べ9%増の13億 340万円と過去最高額となりました。

 4ページをお願いいたします。

 14款 県支出金には、福祉日本一を目指して進めております福祉ひろばが国の評価を受けまして、第3地区福祉ひろばの建設費 5,690万円の全額に補助金をいただきました。

 19款 諸収入は、中小企業金融対策預託金回収金の減額が主なものでございます。平成10年度の市制度資金の実績を申し上げますと、融資件数は 1,037件、融資額は58億 3,281万円で、前年をそれぞれ15.1%、27.2%上回り過去最高となっております。

 20款 市債につきましては、事業費の確定に伴う整理を行ったほか、交付税措置のある有利な起債への組み替えを行いまして、10年度の市債はすべて交付税措置の対象となりました。

 次に、歳出でありますが、2款 総務費では職員の死亡による退職金など人件費の追加が主なものでございます。

 4款 衛生費につきましては、葬祭センター管理運営費で、火葬件数が当初見込みを人体で14.6%、動物で20.7%と大幅に上回ったため、業務委託料を追加するものです。

 公害対策関係費追加70万円は中山棚峰町会でダイオキシン調査をされたことに対する補助金でございます。

 8款 土木費につきましては、単独道路橋りょう維持補修事業費の追加は除雪経費でございます。10年度の除雪関係費総額は 4,107万円となりまして、豪雪に見舞われました前年度と比較いたしますと、87.9%の大幅な減となっております。

 松本駅自由通路基本設計業務委託料 2,776万円は、通路の位置について3案を比較検討いたしてまいりましたが、駅舎の機能回復に伴う橋上駅舎の概略設計の委託料を追加させていただきました。

 10款 教育費では、学校給食センターの建設に備え、小・中学校施設整備基金に4億円を積み立てることとしております。この積み立てにより、同基金の平成10年度末残高は4億 1,000万円となります。

 9ページをお願いいたします。

 繰越明許費でございますが、国の第3次補正による事業や用地交渉の難航等やむを得ない理由で年度内に執行ができなかった事業につきまして、今後の執行に明確な見通しを立て、繰越措置をさせていただいたものであります。

 天災資金利子補給事業損失保証の債務負担行為でございますが、昨年秋の台風で特に被害の大きかった今井・笹賀地区が国の天災融資法の特別被害地域に指定されました。激甚災害と呼ばれておりますが、被災農家が天災資金の融資を受けるための条件でございます。

 次に、特別会計の主なものについて申し上げます。

 地域振興券交付事業特別会計でございますが、5万 5,000人の交付対象者を見込んでおりましたが、実績は5万 3,000人と、 2,000人の減となりました。

 国民健康保険特別会計でございますが、医療費の伸びが 3.8%と低率になりまして、保健給付費を大幅に減額することができましたが、景気低迷の影響を強く受けている国民健康保険税が1億 1,247万円減額となったため、予備費を1億 910万円減額し、3億 3,283万円を次年度に繰り越すことになりまして、例年行っておりました国保会計の6月補正予算の編成は見送らせていただきました。

 老人保健特別会計におきましても、1人当たり医療費の伸びが 2.8%と低率となりまして、医療諸費を6億 3,767万円減額させていただきました。

 城山保健医療施設特別会計につきましては、先ほど申し上げましたが、初年度ということもありまして、 5,600万円の赤字が生じております。

 次に、農業共済事業特別会計につきましては、平成10年度で会計を閉鎖するため、各勘定の積立金を取り崩しまして、予備費に計上し、精算を行うものでございます。

 14ページをお願いいたします。

 繰越明許費でございますが、地域振興券交付事業特別会計で3月1日に交付いたしました地域振興券は6カ月間有効期間がございまして、そのための繰越明許でございます。

 なお、5月末で67.8%の方が換金されております。

 以上で、補足説明を終わらせていただきます。



○議長(高山政彦君) ただいま、理事者からそれぞれ上程議案に対する説明がありました。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 本会議は、明8日から13日まで議案調査等のため休会し、14日午前10時再開の上、市政一般に対する質問を行います。

 なお、発言される方は、所定の通告書に記載の上、質疑、質問とも明日正午までに提出願います。

 発言の順序は、くじによって決定いたします。

 なお、質疑に限り、当日の追加通告を認めることになっております。その場合は通告順といたしますので、ご了承願います。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

                              午後1時42分散会