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長野県 松本市

平成25年  9月 定例会 09月02日−01号




平成25年  9月 定例会 − 09月02日−01号









平成25年  9月 定例会



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          平成25年松本市議会9月定例会会議録

                 第1号

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        平成25年松本市議会9月定例会が9月2日午後1時

       松本市議事堂に招集された。

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           平成25年9月2日(月曜日)

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             議事日程(第1号)

                       平成25年9月2日 午後1時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

 第3 議案第1号 松本市子ども・子育て会議条例

      第2号 松本市長等の給与の臨時特例に関する条例

      第3号 松本市職員の給与の臨時特例に関する条例

      第4号 松本市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例

      第5号 松本市地区福祉ひろば条例の一部を改正する条例

      第6号 松本市社会就労センター条例の一部を改正する条例

      第7号 松本市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例

      第8号 松本市市道等の占用料徴収に関する条例の一部を改正する条例

      第9号 松本市準用河川の占用料等の徴収に関する条例の一部を改正する条例

      第10号 松本市都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例

      第11号 松本市体育施設の設置管理等に関する条例の一部を改正する条例

      第12号 松本市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

      第13号 平成25年度松本市一般会計補正予算(第2号)

      第14号 平成25年度松本市介護保険特別会計補正予算(第1号)

      第15号 平成25年度松本市水道事業会計補正予算(第1号)

      第16号 平成25年度松本市下水道事業会計補正予算(第1号)

      第17号 平成25年度松本市病院事業会計補正予算(第1号)

      第18号 平成24年度松本市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について

      第19号 平成24年度松本市歳入歳出決算の認定について

      第20号 平成24年度松本市公営企業会計決算の認定について

      第21号 工事請負契約の締結について(平成25年度信大南雨水貯留管新設工事)

      第22号 市有財産の取得について(鳥獣被害防護柵資材)

      第23号 市有財産の取得について(市道7817号線改良事業用地)

      第24号 市道の認定について

      第25号 市道の変更について

      第26号 市道の廃止について

      第27号 訴えの提起について

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      議長  太田更三         副議長  宮坂郁生

出席議員(31名)

      1番  田口輝子          2番  上條美智子

      3番  上條 温          5番  村上幸雄

      6番  中島昌子          7番  太田典男

      8番  小林あや          9番  阿部功祐

     10番  小林弘明         11番  上條俊道

     12番  犬飼信雄         13番  山崎たつえ

     14番  忠地義光         15番  宮坂郁生

     16番  村瀬元良         17番  吉江けんたろう

     18番  芝山 稔         19番  宮下正夫

     20番  熊井靖夫         21番  柿澤 潔

     22番  青木豊子         23番  近藤晴彦

     24番  草間錦也         25番  太田更三

     26番  南山国彦         27番  白川延子

     28番  赤羽正弘         29番  大久保真一

     30番  増田博志         31番  中田善雄

     32番  池田国昭

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説明のため出席した者

  市長        菅谷 昭   副市長       坪田明男

  総務部長      高山 満   政策部長      大石幹也

  危機管理部長    青木敏和   市民環境部長    武井保典

  健康福祉部長    渡辺 明   こども部長     福嶋良晶

  商工観光部長    寺沢 健   健康産業・企業立地担当部長

                             平尾 勇

  建設部長      上條一正   城下町整備本部長  浅川正章

  上下水道局長    丸山悦男   病院局長      熊谷賢一

  教育委員長     斉藤金司   教育部長      川上一憲

  会計管理者     等々力美代子 代表監査委員    大出俊次

  行政管理課長    小出光男   秘書課長      小原直樹

  政策課長      宮川雅行   財政課長      島村 晃

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事務局職員出席者

  事務局長      栗原信行   事務局次長     市川英治

  次長補佐兼議会担当係長      次長補佐兼議会担当係長

            牧垣孝一             逸見和行

  主査        金子 稔   主査        滝澤 修

  主査        出羽沢千曲  主任        高橋千恵子

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               本日の会議に付した事件

 議事日程(第1号)記載事件のとおり

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                             午後1時開会



○議長(太田更三) 皆さんご苦労さまでございます。

 これより平成25年松本市議会9月定例会を開会いたします。

 現在までの出席議員は31名でありますので、定足数を超えております。

 よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。

 市長より、議案が27件提出されております。

 また、平成24年度松本市健全化判断比率の報告、平成24年度松本市公営企業資金不足比率の報告、平成24年度法人関係事業報告及び決算7件並びに市長の専決処分事項の指定にかかわる報告2件が提出されております。

 次に、教育委員会より、平成24年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の報告が提出されております。

 あらかじめご配付申し上げてあるとおりであります。

 次に、陳情が1件提出されております。

 陳情文書表第1号として、ご配付申し上げてあるとおりであります。

 これは、所管の教育民生委員会に回付しておきます。

 次に、吉江教育長、勝家農林部長は、都合により、本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、ご承知願います。

 本日の議事は、日程第1号をもって進めます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(太田更三) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第129条の規定により、議長において24番 草間錦也議員、26番 南山国彦議員、27番 白川延子議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(太田更三) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から19日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(太田更三) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は18日間と決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号から第27号まで



○議長(太田更三) 日程第3 議案第1号から第27号までの以上27件を一括上程いたします。

 提案理由の説明を求めます。

 菅谷市長。



◎市長(菅谷昭) 〔登壇〕

 本日ここに、平成25年松本市議会9月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはおそろいでご出席いただき、厚く御礼を申し上げます。

 ご承知のとおり、長野県を行幸啓された天皇皇后両陛下は、去る8月23日、サイトウ・キネン・フェスティバル松本の鑑賞のため、松本市に入られました。

 両陛下のご来訪は、第1回のサイトウ・キネン・フェスティバル松本の開幕に合わせてお見えになった平成4年9月以来、実に21年ぶりでございます。

 当日は、雨というあいにくの天候にもかかわらず、両陛下が向かわれる先々で多くの市民がお迎えし、両陛下は終始笑顔で手を振り、お応えになられました。

 両陛下は、小澤征爾総監督が指揮するオペラ「こどもと魔法」を鑑賞され、公演終了後には名残惜しそうに微笑みながら手を振られ、会場を後にされました。

 翌日は、「学都松本」を象徴する国の重要文化財「旧開智学校」をご視察され、「今後も文化財の保護に尽くしてほしい」とのありがたいお言葉を頂戴いたしました。

 改めまして、このたびの行幸啓に際し、ご尽力いただきました多くの市民や関係の皆様方に心から感謝を申し上げますとともに、市を挙げて両陛下をご奉迎申し上げ、その喜びを分かち合うことができましたことは、極めて感慨深いものがございます。

 あわせて、今回のご訪問によりサイトウ・キネン・フェスティバル松本をご鑑賞され、旧開智学校をご視察いただきましたことは、松本市民にとって誇りであり、大変名誉なことと思う次第でございます。

 次に、両陛下のご臨席を賜りましたサイトウ・キネン・フェスティバル松本について申し上げます。

 病気療養のため指揮活動を休止されていた小澤総監督の本格復帰の公演となった、オペラ「こどもと魔法」の初演は、両陛下がご熱心に鑑賞される中、小澤総監督は躍動感あふれる指揮で観衆を魅了し、会場は、小澤総監督のサイトウ・キネン・フェスティバル松本の舞台への復帰を歓迎する大きな拍手に包まれました。

 また、去る8月25日には、地元小・中学生などが参加し、にぎやかな音色を町中に響かせる恒例の歓迎吹奏楽パレードが、あいにくの雨で中止となりましたが、合同演奏会の会場に、突然、小澤総監督が登場し、ステージ上で手拍子して子どもたちの演奏に参加する場面があり、小澤総監督らしいお気遣いで、子どもたちにとっても心に残る最良の経験になったものと感じております。

 小澤総監督からは、「初心に戻り、新たな一歩を踏み出したい」と伺っていたことしの公演に、両陛下のご臨席を賜り、小澤総監督の本格復帰も重なりましたことは、まさに初心に戻り新たな歩みを始めたサイトウ・キネン・フェスティバル松本にとりまして、とりわけ記念すべき年になったものと感じております。

 ことしの公演は、9月7日をもって閉幕となりますが、今後も、サイトウ・キネン・フェスティバル松本の魅力と、「楽都松本」を松本の宝として世界に向け発信してまいりますので、引き続き皆様方の一層のご支援、ご協力を賜りたいと存じます。

 続きまして、ご案内のとおり、既に札幌市及び鹿児島市と松本市とは、文化・観光交流都市協定を締結して都市間交流を進めており、さらなる交流促進と地方都市の取り組みや魅力などを広く全国に発信するため、去る8月25日、まつもと市民芸術館におきまして、3市の市長による鼎談を開催いたしました。

 当日は、地方や地域を大事にされ、目下、さまざまな活動を展開している作家の森まゆみさんをコーディネーターに迎え、地方の魅力発信と交流人口の拡大に向けた各市の先進的な取り組みを紹介するとともに、新たな地域振興策などについて意見交換しました。

 初めに、札幌市の上田文雄市長が、全国的に知られ、多くの観光客が訪れる「さっぽろ雪祭り」を挙げ、「冬を楽しむ観光として、雪が大きな観光資源であり、常に新しい試みを取り入れながら魅力を伝えてリピーターを増やしている」と紹介がありました。

 次に、鹿児島市の森博幸市長からは、先月、大規模な爆発的噴火があった桜島を挙げ、「桜島は、鹿児島の大きなシンボルであり、財産である。錦江湾とあわせ、地域振興の鍵であり、地域資源を生かしたまちづくりが交流人口の増加につながる」と話されました。

 私からは、20年、30年先を見据え、具体的に「城下町まつもとの再生」「中心市街地のにぎわいの創出」「健康寿命延伸都市・松本」に取り組んでいること、また、松本市を象徴する地域資源「3ガク都」を初め、松本山雅FCやFDAを重要なツールとして、交流人口の拡大を図っていることを紹介いたしました。

 意見交換の最後には、「今後の地域振興には、地方都市同士が協力し合う「水平の連携」がお互いの利益になる」、また、「これからは地方同士の連携で、互恵関係を築いていくことがお互いの地域振興にもつながっていく」との意見もありました。

 加えて、今後、札幌市と鹿児島市との間の交流協定締結の話もあり、このたびの鼎談が両市の交流促進の橋渡しになればと、心から期待するところであります。

 今回の鼎談は、初めての取り組みではありましたが、地方の動きを披露するよいきっかけになり、思い切って開催してよかったなと率直に感じております。

 そして、このような試行錯誤の中での取り組みは、今後、必要な修正を加えながら、さらに磨きをかけていくことが重要であり、動けば何かが変わり、次の動きにつながっていく実例になったものと考えるところであります。

 あわせて、こうした同様の取り組みがほかの地方都市間でも行われ、地方から国を一つでも動かすことにつながればと期待するところであります。

 また、これまで、松本市が都市間交流を進める中で、このたび鹿児島市の仲介により開催の運びとなりました、「戦争と平和展 特攻兵が飛び立つとき−−松本から知覧へ−−」は、おかげさまをもちまして約3万5,000人もの皆様にご来場いただき、盛況のうちに、去る8月25日をもって終了いたしました。

 なお、本展は森鹿児島市長並びに上田札幌市長にもごらんいただいたところでございます。

 この「戦争と平和展」も、都市間交流事業をきっかけに実現したものであり、今後も、3市の間のさらなる交流の推進を図り、小さな成功事例を積み重ねながら、松本市が持つ固有の資源や魅力を生かして、さらなる交流人口の拡大に努めてまいります。

 それでは、議案の提案説明に先立ちまして、本市が抱えております懸案事項等について、この際、若干申し上げたいと存じます。

 初めに、「松本城を中心としたまちづくり」について申し上げます。

 ことしの夏は、全国的に記録的な猛暑となりましたが、ようやく最近になりまして松本の地は朝夕が涼しくなり、少しずつ秋の気配を感じる季節となりました。

 日較差が特に大きい松本市におきましては、その差によってもたらされる「松本の秋の恵み」が待ち遠しいところであります。

 さて、お盆明けも松本城を初め市街地が多くの観光客でにぎわいを見せており、素直にありがたいことだと感じております。

 風格とにぎわいのある城下町まつもとの再生を目指し、取り組む「南・西外堀復元、並びに内環状北線整備」につきましては、去る7月17日から19日までの3日間、地元説明会を開催して、土地の買い取り単価や代替地など具体的な条件整備の説明をさせていただき、権利関係者の皆様方から、ご理解を賜ったところでございます。

 また、「史跡松本城」の追加指定に向けて、南・西外堀の権利関係者の皆様から7月末までに新たに同意をいただいた約740?につきまして、昨年と同様に、文部科学大臣に意見具申書を提出いたしました。

 なお、このたび意見具申した範囲と、昨年度追加指定された範囲との合計で、7,990?、全体の86%の面積が、「史跡松本城」に追加指定されることとなります。

 今後も、権利関係者の皆様から一層のご理解、ご協力を賜りながら、丁寧な説明と慎重な対応を基本に、土地の取得など具体的な手続を進めさせていただき、一歩一歩着実に事業の進捗を図ってまいります。

 一方、松本城大手門枡形跡広場につきましては、ご案内のとおりこの4月末から一般開放を行っており、市民や観光客の憩いの場所として、また、クラフトフェア松本、まつもと街中大道芸、松本ぼんぼんなどのイベントにも活用され、松本市街地の活性化やにぎわいの創出にも寄与しているところであります。

 ご承知のとおり、松本城南・西外堀に囲まれた場所が二の丸、そして大手門枡形跡を含む女鳥羽川に囲まれた場所が三の丸であります。そして何より松本城は松本のシンボルであり、市民のよりどころでございます。

 松本市が有する歴史や遺産、そして自然、文化、風土など多彩な魅力に加え、松本固有の資源、財産である松本城のブランド価値を高め、一層の磨きをかけていくことが、城下町松本の再生につながっていくものと考えますので、今後も、二の丸、三の丸の整備を一体的に進め、松本城を中心としたまちづくりに鋭意取り組んでまいります。

 次に、「健康産業の創出」に関連して申し上げます。

 ご案内のとおり、59の企業・団体で構成する松本地域健康産業推進協議会において、松本地域をテストフィールドに、会員企業が開発した製品やサービスに係る実証実験などを行う場合に、計画段階からサポートして、その経費の一部を助成する支援制度を本年度創設いたしました。

 このたび、本支援制度を活用して2つの事業が、初めて実施される運びとなりましたので、ご報告申し上げます。

 1つ目の事業は、市内農機具メーカーが販売する電動アシスト四輪自転車に係る実証実験で、歩行時と乗車時の心拍数や消費カロリーを比較するほか、購入された方々を対象に、外出の頻度や行動範囲の変化などをモニタリング調査するもので、去る8月7日、メーカーと松本大学、松本市の3者で、商品の普及に向けた連携協定を締結したところでございます。

 多くの高齢者は、みずからの健康維持に関心を持ち、自立した快適な生活と積極的な社会とのつながりを求める一方で、自転車の転倒事故、買い物並びに交通弱者、ひきこもりなど、深刻な生活課題を抱えていると言われております。

 この製品が普及し、活用されることにより、主に高齢者の外出支援や地域社会への参画、あわせて健康づくりなど、生活の質の向上と地域社会の活性化が期待されるところでございます。

 さらに、2つ目の事業は、ことし2月に松本市と「健康寿命延伸都市・松本プロジェクト協定」を締結した市内金融機関が、金利の上乗せと健康診断の受診者が公共施設を無料で利用できる特典がつく、「健康寿命延伸 定期積金」を本日から販売を開始いたしました。

 この取り組みでは、金融機関が月々の集金機会を活用して、契約者に健康診断の日程や受診方法などの行政情報をタイムリーに提供することに加え、健康診断の受診を直接働きかけることが可能となります。

 今後は、契約者の受診状況や健康への関心度などのモニタリング調査を行い、民間のネットワークを活用した場合の効果や必要性などについて、検証することとしております。

 このような疾病の予防や早期発見、介護予防に係る地域密着型の取り組みを、産業面から着実にサポートを重ねていくことが、市民の皆様に見える形で、より質の高い健康・医療サービスの提供につながり、さらには、新たな産業や雇用の創出、企業の誘致へと発展していくものと確信しております。

 一方、新松本工業団地では、先月末に、進出2社目となる企業の工場が操業を開始し、独自性のある製品の開発や地域発展への貢献が期待されるところでございます。

 健康・医療産業は、国が成長戦略に掲げる重要な分野の一つでありますので、今後とも国、県等の動向を常に注視しながら、積極的に取り組んでまいります。

 次に、「健康寿命延伸」のリーディング都市としての取り組みに関連して申し上げます。

 健康寿命延伸に特化した多彩なイベントを連携させ一体化した「ヘルス・プロモーション・シーズン」が、来る16日、「健康日本21推進松本大会」をオープニングイベントとして開幕いたします。

 この大会は、国民の健康増進運動である「健康日本21」の推進と、松本市の健康づくりの取り組み等を広く周知するため、公益財団法人「健康・体力づくり事業財団」との共催により開催するものであります。

 当日は、基調講演や楽しいパフォーマンスに加え、「第1回健康寿命をのばそう!アワード」において優良賞を受賞した秋田県横手市、岐阜県多治見市、静岡県藤枝市、愛知県東海市、岡山県岡山市の5都市をお招きして、各都市の事例発表を予定しております。

 さらに、同日には、5都市の皆さんと今後も健康に関するさまざまな先進事例を学び合い、相互に健康政策を高め、健康づくりを通じて広く相互の交流を深めることを目的に、仮称でございますが、ヘルスプロモーション都市協議会を設立することとしております。

 今後も、超少子高齢型の人口減少社会が進展する中、私たちの生活を取り巻く社会全体の健康という視点から、「健康寿命」に関するさまざまな課題と真摯に向き合い、市民一人一人がライフステージの主役となって幸せを感じ、そして、幸せを感じさせるまちづくり、「健康寿命延伸都市・松本」の実現に向け、「健康寿命」に取り組む他の自治体とも情報交換、連携を図りながら、さらに取り組みを進めてまいります。

 次に、「長野県が開学を目指す4年制県立大学の基本構想」について申し上げます。

 さきの第3回臨時会の提案説明の際にも申し上げたとおり、長野県が平成29年4月開学を目指す新県立4年制大学の基本構想につきましては、構想にうたわれる学部構成が既存の県内私立大学と競合するものがあり、既存大学の経営や存続への影響が懸念されるとともに、少子化の時代に多額の税金を投入して大学を新設する以上、県民の広い理解と納得が不可欠なことから、構想の具体化に際しては、既存大学並びに県民に広く意見を聞いた上で、「学部構成」について改めて検討されるよう強く求めたところであります。

 その後、8月12日に、松本市議会の太田議長を初め、塩尻市、安曇野市の3市の市議会議長が県庁を訪ね、新県立大学の設置経費などを公開して、広く県民の意見を聞いた対応を求める要望書を、阿部県知事並びに本郷県議会議長にそれぞれ提出されました。

 また、「新県立大学基本構想の見直しを求める会」が発足し、見直しを求め署名活動が始められたとの報道や、民間団体による「長野県の高等教育を考えるシンポジウム」も計画されており、加えて、私のところにも地元経済界から、新県立大学基本構想を危惧する声が届いているところであります。

 一方で長野県は、県議会の9月定例会に、新県立大学の施設整備計画やカリキュラムなどを検討するための関連経費を、補正予算として提出するとの報道もなされております。

 これだけ松本地域などでさまざまな反応が広がっていることを踏まえ、長野県におきましては、既存大学や県民の意見を広く聞くとともに、県議会における活発な議論を経て、県民への説明責任を果たされ、急ぐことなく慎重に進められるよう、改めて強く要望する次第であります。

 さて、去る7月21日から26日までの間、ソルトレークシティとの姉妹都市提携55周年に当たり、同市を公式親善訪問してまいりましたので、若干ご報告申し上げます。

 今回の訪問において、同市滞在中はラルフ・ベッカー市長を初め、多くの市民の皆様の心からの歓迎を受け、歴史あるユタ州の独立を祝い、アメリカ西部の3大パレードの一つとも言われるパイオニアパレードへの参加、盛大に開催された55周年記念式典への出席、ラルフ・ベッカー市長への松本市名誉市民の推戴など、無事に訪問団としての公式行事を終え、私は公務のため、7月27日に帰国いたしました。

 太田議長におかれましては、今回の公式親善訪問に当たり、副団長として私をサポートいただき、私が帰国した後は、団長としてニューヨークの国連本部等を視察いただき、訪問団を無事松本まで率いていただきました。この場をおかりして、心から感謝と御礼を申し上げる次第でございます。

 また、去る8月24日から27日には、ソルトレーク市議会のカイル・ラマルファ議長を初めとする、7名の公式親善訪問団が松本市を訪問されました。

 8月24日には、これまでの両市の友好提携にご尽力をいただいております姉妹都市提携委員会を初め、多くの皆様方とご一緒に、歓迎レセプションで親交を深めることができました。

 また、本市滞在中には、まつもと市民芸術館でサイトウ・キネン・フェスティバル松本のオペラを鑑賞し、松本城を観覧いただくなど、松本の魅力を十分にご堪能いただくとともに、公共交通の利用促進をテーマに本市職員と懇談して、帰国の途につかれました。

 ソルトレークシティとの姉妹都市交流は、松本市の姉妹都市としては最も長い歴史があり、これまで訪問団を通した市民交流や、提携委員会を通じた民間交流などを行ってまいりました。

 今後も、「ピープル・トゥ・ピープル」の精神を持って、お互いの顔の見える姉妹都市交流を継続してまいりたいと考えております。

 それでは、ただいま上程されました議案について、ご説明申し上げます。

 本日、提案申し上げました議案は、条例12件、予算5件、決算等3件、契約1件、財産2件、道路3件、その他1件の、合わせて27件となっております。

 まず初めに、条例について申し上げます。

 子ども・子育て支援法に基づき、本市の子ども・子育て支援事業計画を策定するに当たり、子育ての当事者などから幅広く意見を聞き、計画に反映させるため、新たに「松本市子ども・子育て会議」を設置するための条例と、国からの給与削減要請を受け、正規職員と特別職の給与を10月から来年3月までの間に限り、減額支給措置を講ずるための条例2件を新たに制定しております。

 とりわけ、国からの給与削減要請につきましては、これまでも機会あるごとに申し上げたとおり、まさに地方自治の根幹に係る問題であり、到底容認できないもので、職員の生活設計のみならず、地域経済に与える影響も危惧されますことから、全国の自治体の動向を注視しながら、慎重に対応してまいりました。

 また、市議会におかれましても、さきの6月定例会において、「地方公務員給与費に係る地方財政計画、地方交付税の算定については、国の政策方針に基づき一方的に算定方法を決定するのではなく、地方自治体との協議、合意のもとで算定のあり方を検討すること」などを強く求める「地方財政の充実・強化に関する意見書」を可決いただき、大変心強く感じた次第であります。加えて、ご承知のとおり、全国の多くの自治体から相次いで批判の声が上がったところであります。

 しかしながら、実際に地方交付税の削減が行われ、市民サービスに直接的な影響が生じかねない状況にあり、その事態だけは絶対に避けなければならないことから、私自身、苦渋の決断を持って地方交付税の人件費に係る削減額から、本市の平成25年度の行政改革による効果額を差し引いた額を、市民サービスへの影響額として正規職員の人件費削減で対応することとし、去る7月22日、松本市職員労働組合などに申し入れをして、真摯に交渉、協議を重ねてまいりました。

 去る8月23日、組合と合意に至りましたことから、正規職員の給与について平均3.82%減額措置を行い、あわせて、私と副市長、教育長の給与につきましても、相応の減額措置を講ずるものであります。

 なお、今回の給与の減額につきましては、今年度に限定した特例措置であり、今後は、これまでと同様、人事院勧告を尊重して、引き続き給与の適正化に努めてまいります。

 そのほかには、市税の延滞金の特例措置に準じて、市税以外の債権について、延滞金の割合の引き下げを行うもの、合併5地区への福祉ひろば整備が完了したことに伴うもの、奈川社会就労センターへの指定管理者制度の導入に伴うもの、かりがね運動場など体育施設の廃止に伴うものなど、条例改正9件を提出しております。

 次に、予算についてでございますが、補正予算の説明に先立ち、現在の我が国の経済状況について、若干申し上げます。

 政府は、8月の月例経済報告において、我が国の経済は、輸出は持ち直しの動きが見られ、企業収益は製造業を中心に改善している。また、個人消費も持ち直しており、物価の動向を総合してみると、デフレ状況ではなくなりつつあるとし、「景気は、着実に持ち直しており、自律的回復に向けた動きも見られる」との基調判断を示しております。

 一方、先行きについては、「輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現する中で、企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうことが期待される」とするものの、海外景気の下振れが、引き続き、我が国の景気を下押しするリスクとなっているとしております。

 また、県内経済は、個人消費に回復の兆しが見えているものの、回復の実感が伴わず、先行きに不透明感があるとの見方があります。

 このような経済状況の中で編成した、平成25年度9月補正予算は、平成25年度当初予算成立後の状況の変化に着実に対応することを基本として、新規に事業化が必要な政策的経費や、国・県補助事業の内示に伴う経費などを中心に計上しております。

 補正予算の規模といたしましては、一般会計で8億3,283万円の追加、特別会計では介護保険特別会計で1億4,003万円の追加、企業会計では水道事業会計など3会計で885万円の更正減となっており、全会計の補正額は、9億6,401万円の追加をしております。

 補正の内容について、ご説明申し上げます。

 先ほど申し上げました国からの給与削減要請を受け、一般会計では1億3,620万円、企業会計を合わせますと1億7,083万円、人件費を減額しております。

 また、「いきいきとした松本らしい地域づくり」として、「地域力アップ提案協働事業」において、当初の予定を上回る申請がありましたことから、関係経費166万円を追加して計上し、町会の皆様の主体的な取り組みをさらに支援することとしております。

 次に、「子どもが健やかに育つまちづくり」として、老朽化が課題となっている「あがた児童館、並びに神田保育園」の改築について、財源のめどがつきましたことから実施設計委託料などの事業費2,332万円を新規に計上し、それぞれ現地改築に着手することとしております。

 一方、4月22日に発生した凍霜害による農業被害への支援策として、県の補助金を活用して、植えかえ用種苗や防霜資材などの購入費に対する補助金、1,648万円を追加で計上し、被災農家を支援することとしております。

 さらに、「健康寿命延伸都市・松本」の取り組みとして、11月に開催予定の「世界健康首都会議」におきまして、今後の健康産業の可能性について、議論をさらに深める機会となるよう、国内先進都市の事例発表を行うこととしており、その関係経費を追加しております。

 危機管理としましては、土砂災害防止法の「特別警戒区域」の指定を受ける、松本市立病院の南側のり面の災害対策補強工事に係る事業費4,935万円を新規に計上しております。

 加えて、上高地で土砂災害などが発生した際、現地の防災組織「上高地消防隊」の活動拠点となる詰所と、観光客のための非常食1万5,000食を備蓄する倉庫を、あわせて整備するための事業費、408万円を新規で計上し、災害に備えることとしております。

 また、松本山雅FC支援の一環として整備を進める、「(仮称)かりがねサッカー場」につきましては、実施設計委託料等3,469万円を新規に計上しております。

 7月補正で措置した用地取得の債務負担行為とあわせて、平成27年度に供用開始する計画となっております。

 他方、歳入では、国庫支出金において「地域の元気臨時交付金」を新規に3億8,126万円計上しております。

 これは、国の平成24年度補正予算で、経済対策として追加された公共投資の地方負担分について交付されたもので、地方単独事業への活用が可能となっております。

 したがいまして、松本市としましては、デイサービスセンターの入浴設備等の更新、市道の改良、運動広場の整備改修など、市民生活に直結する市単独事業に活用することとし、地域経済の活性化に配慮しております。

 次に、平成24年度決算について申し上げます。

 平成24年度の一般会計と14の特別会計を合わせた決算総額は、歳入が1,425億7,710万円、歳出が1,395億4,470万円となっております。

 したがいまして、形式収支は30億3,239万円で、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は27億5,443万円の黒字決算となりました。

 このうち、一般会計につきましては、歳入が914億2,869万円、歳出が898億3,967万円となり、形式収支は15億8,901万円、また、実質収支は13億1,114万円となりました。

 また、特別会計では14の全ての会計が、黒字もしくは収支均衡の決算となりました。

 平成24年度の我が国の経済は、東日本大震災からの復興需要や政策効果の発現等により、夏場にかけて回復に向けた動きが見られました。

 しかしながらその後、世界経済の減速等を背景として、輸出や生産が減少するなど景気は弱い動きとなり、底割れが懸念される状況となりました。

 こうした状況に対し、政府は「日本経済再生に向けた緊急経済対策」を策定し、長引くデフレからの早期脱却、雇用の拡大や所得の増加を伴う景気の回復を目指しました。

 日本銀行の金融緩和や経済政策などにより市場環境が大きく変化し、一部には明るい兆しもあらわれ始めたものの、我が国の経済は依然として不透明な状況で推移しました。

 また、年度末における地方の借入金残高は200兆円を超えると見込まれており、今後、その元利償還が財政を圧迫する要因となることから、地方財政は構造的に見て極めて厳しい状況にあります。

 松本市としましては、このような非常に厳しい情勢のもと、総合計画「基本構想2020、並びに第9次基本計画」の着実な推進を図るとともに、重要施策を発展的に継承し、とりわけ5つの重点課題を「健康寿命延伸都市・松本」のリーディングプロジェクトとして取り組んでまいりました。

 また、「計画行政の推進」と「健全財政の堅持」を基本姿勢に、歳出全般の徹底した見直しと、行政改革や行政評価、民間活力の導入など、市民サービスの向上を図りながら、行財政運営の効率化に努めてきたところでございます。

 経済の先行きは、緩やかに回復していくと見込まれておりますが、松本市においては、財源確保は厳しい状況にある中、歳出面においては社会保障関係経費の伸びによる義務的経費の増加や、公共施設の維持管理等の経費が年々上昇するなど、財政需要が増大しております。

 今後も、超少子高齢型の人口減少社会が進展する中、将来を見据えた持続可能な社会を構築していくため、引き続き、健全財政の堅持を念頭に、簡素で効率的な行財政運営に努めるとともに、行財政基盤の強化を図ってまいります。

 次に、公営企業会計の決算について申し上げます。

 上高地観光施設事業会計では555万円の利益が生じ、平成19年度以降6年連続の黒字決算となりました。

 水道事業会計では3億1,129万円の利益が生じ、11年連続の黒字決算となり、また、下水道事業会計でも5億8,546万円の利益が生じ、5年連続の黒字決算となりました。

 病院事業会計としましては、会田病院事業会計では、2,128万円の赤字決算となりましたが、松本市立病院事業会計では9,787万円の利益が生じ、平成18年度以降、7年連続の黒字決算となっております。

 企業会計におきましても、依然として厳しい経営環境ではありますが、さらなる企業努力に取り組み、経営基盤の確立に努めてまいります。

 次に、契約案件につきましては、雨水による浸水被害の防止を図るため、平成25年度信大南雨水貯留管新設工事の請負契約1件を提出しております。

 次に、財産につきましては、本郷地区と四賀地区に設置します鳥獣被害防護柵資材並びに市道7817号線改良事業用地の取得の2件を提出しております。

 そのほかの議案といたしましては、市道関係3件並びに市営住宅の家賃滞納者に対し、明け渡し請求等を行うための訴えの提起を提出しております。

 また、議案以外のものといたしましては、平成24年度の健全化判断比率並びに公営企業資金不足比率のほか、松本市が資本金等の2分の1以上を出資しております法人の事業報告など7件と、市長の専決処分事項の指定にかかわる報告2件を報告しております。

 なお、今定例会中には、人権擁護委員の推薦について、追加してお願いする予定でございます。

 以上、本日提案いたしました議案等についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれ補足説明をさせますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(太田更三) 坪田副市長。



◎副市長(坪田明男) 〔登壇〕

 私から、議案第13号から議案第17号の平成25年度9月補正予算につきまして、お手元の9月補正予算の概要に沿って、市長提案説明に補足して説明を申し上げます。

 3ページをごらんください。

 まず、補正規模でございますが、一般会計は表の一番上、左から3列目になりますが、8億3,283万円の追加で、前年度同期比では1.5%の減となっておりますが、国の緊急経済対策により、平成24年度の1月補正予算及び3月補正予算に前倒しして計上した事業費を、平成25年度予算額として前年度同期と比較しますと、0.9%の伸びとなっております。

 特別会計は、介護保険特別会計において1億4,003万円の追加を行い、特別会計全体の前年度同期比では2.0%の伸びとなりました。

 企業会計では、水道事業など3会計、885万円の更正減となりまして、これらを合わせた全会計での補正額は9億6,401万円の追加で、補正後の予算規模は前年度同期と比べて0.2%の伸びになっております。

 まず、4ページの款別歳入でありますが、補正財源は前年度からの繰越金の追加を除き、全て特定財源の補正であります。

 続いて、5ページの款別歳出であります。3月補正へ前倒ししたことに伴いまして、平成25年度予算の減額補正額でありますが、8億1,632万円となりまして、その影響で農林水産業費並びに土木費がマイナス補正、教育費については、減額補正を上回る追加補正を行いましたので、プラスの補正となりました。

 続いて、6ページの性質別歳出であります。

 まず、人件費の減額は、ほぼ全額が給与削減に伴うものであります。

 続いて、投資的経費につきましては、補正後、前年度と比べてマイナス14.6%となっておりますが、国の緊急経済対策1月、3月分を考慮しますと、前年度同期に比べ、プラス4.8%の伸びとなります。

 なお、積立金は大幅な補正増となっておりますが、前年度繰越金の法定積み立ての積み立て増などによるものであります。

 それでは、一般会計補正予算の主な内容について、歳出からご説明を申し上げます。

 7ページをごらんください。

 まず、冒頭、国家公務員の給与削減に伴う、今、市長からご説明がありました、地方交付税が減額されたことに伴う人件費につきましては、一般会計全体で1億3,620万円の更正減といたしました。

 なお、全会計への影響額は、補正をしない特別会計もございますので、1億7,372万円になります。

 以下、総務費の内容について申し上げます。

 財産管理費では、財政調整積立金において、平成24年度決算に伴う実質収支の2分の1、6億5,560万円を、また、地域振興基金積立金では、地域の元気臨時交付金の第一次配分額のうち、今9月補正予算で充当した額の残額2億1,000万円を、今後の財源として積み立てを行っております。

 なお、第一次配分額の総額は3億8,126万円です。

 次に、民生費は178万円の減額補正です。

 9ページをごらんください。

 最初のあがた児童センター建設事業費は、現あがた児童館の現地建てかえに係る実施設計委託料1,520万円を新規に計上いたしました。

 なお、現国有地の購入費につきましては、債務負担行為を設定しております。

 次に、中条保育園移転改築事業費につきましては、移転改築用地の購入のための債務負担行為として1億8,196万円で設定しております。

 なお、購入予定地につきましては、埋蔵文化財の発掘調査を行っておりますので、用地取得の取り扱いにつきましては、慎重に判断をしてまいります。

 神田保育園改築事業費でありますが、老朽化が進んでおります木造の保育園を現地で改築することとしまして、当年度分の実施設計委託料など812万円を新たに計上し、今後必要な経費につきましては債務負担行為をしておりまして、平成27年度建設の予定で準備を進めてまいります。

 次に、衛生費では、4,548万円の追加補正です。松本市立病院のり面の改修事業費4,935万円は、法令により、市立病院南側ののり面の改修工事が必要となりましたことから、危機管理の観点から速やかに関連工事を実施することといたしました。

 10ページをお願いいたします。

 農林水産業費は1,887万円の減額補正であります。凍霜害に係る農作物等災害緊急対策事業費につきましては、当面、現行の県の補助制度分についてのみ計上しております。被害作物等の処理事業などに係る県の新たな被害農家支援事業につきましては、制度がつまびらかではありませんので、明らかになり次第、速やかに対応してまいります。

 次に、下段の農村地域整備防災減災事業費644万円は、老朽農業用溜池45カ所について、大規模地震による危険度を調査するための経費を新たに計上しております。

 次に、商工費でありますが554万円の追加補正を行いました。商店街街路灯LED化事業補助金631万円でありますが、これは今年度から平成27年度までの3カ年で重点的に整備促進を進めているものでありますが、予定を上回る申請がありましたことから、事業の一層の促進を図ることとしております。

 土木費では1億6,368万円の減額補正となりました。

 まず、単独道路新設改良費といたしまして、市道奈川温泉線改良費889万円を計上しております。これは、国の国道158号線奈川渡改良工事に伴い発生します、残土の土捨場を奈川黒川地籍に設けることといたしまして、現地に至る市道に待避所を7カ所設置するための用地費並びに補償費などであります。

 なお、改良工事は国において施行することになっております。

 12ページをごらんください。

 単独橋りょう整備事業費におきまして、橋梁長寿命化計画に基づき、四賀地区の裏ノ田橋のかけかえに係る実施設計委託料414万円を計上しております。

 次に、消防費につきましては、727万円の減額補正となりました。単独消防施設等整備事業費に408万円を追加しております。これは、上高地において、土砂災害等に対応するための消防隊詰所の設置に係る設計委託料の当年分を計上したものであります。

 13ページです。

 教育費は、1億5,340万円の追加補正となっております。

 社会教育事務費において、基幹博物館移転改築に備え将来の財政負担を調整するため、今回5億円を積み立てることとしまして、累計で10億円の基金となります。建設候補地につきましては、目下、基本構想に沿って適地を選定中であります。

 次に、(仮称)白板地区公民館建設事業費におきましては、当年度分の工事費2,074万円のほか、関係経費を追加補正いたしました。

 なお、平成26年12月竣工、平成27年1月に供用開始を予定しております。

 続いて、14ページをごらんください。

 地区運動広場改修事業費におきまして、寿運動広場のグラウンドなどの整備、及び笹賀運動広場環境整備に係る工事費等6,293万円を新規に計上いたしました。

 次に、一般会計の歳入について申し上げます。

 15ページをごらんください。

 まず、地方交付税につきましては、算定結果に基づき1億1,467万円の減額措置をとりました。これは、主として基準財政需要額の算定において、保健福祉に係る経費について一般財源化されたことに伴う増額の一方で、職員給与削減分の減額などによる影響により、総体として減額補正としております。

 国庫支出金、県支出金では、各事業に係る補助金を中心に計上しております。

 県支出金では、今年度採択された9事業に係る地域発元気づくり支援金を1,020万円新規に計上しましたほか、妊婦健康診査事業費補助金及び子どもと女性を守る任意予防接種推進事業費補助金につきましては、一般財源化されましたことにより全額を減額しております。

 17ページをごらんください。

 市債でありますが、建設事業に係る市債充当分を新規及び追加補正しましたほか、地方交付税の振替分として措置される臨時財政対策債を、普通交付税の算定に伴い2億6,530万円を減額計上しております。

 続いて18ページであります。

 債務負担行為でありますが、明年度の業務委託の契約手続上、事前に予算措置が必要な事業など、新たに19件を追加設定いたしました。

 続いて19ページであります。

 特別会計につきましては、介護保険特別会計におきまして、平成24年度に概算交付された国庫支出金などの精算を行うものであります。

 20ページです。

 企業会計の予算につきまして、ご説明申し上げますが、まず水道事業会計におきましては、644万円を追加し、補正後の規模は76億8,640万円となりました。

 補正の主な内容でありますが、一般会計と同様に、人件費の削減に伴う減額を計上するとともに、地権者の合意が得られたことから松原地区の減圧槽用地の購入費を計上しております。

 下水道事業会計におきましては、760万円を追加し、補正後の規模は121億6,422万円となっております。

 補正の主な内容は、人件費を削減と、両島浄化センターで予定をしております消化ガス発電設備について、国の認定基準を満たすために必要な事業費を追加計上いたしました。

 病院事業会計におきましては、人件費の減額を計上し、補正後の規模は53億187万円となっております。

 以上、説明を申し上げまして平成25年度9月補正予算関係の補足説明とさせていただきます。



○議長(太田更三) 等々力会計管理者。



◎会計管理者(等々力美代子) 〔登壇〕

 初めての登壇でございますので、よろしくお願いをいたします。

 それでは、議案第19号 平成24年度松本市歳入歳出決算につきまして、お手元の平成24年度松本市決算説明資料により、市長の提案説明に補足しましてご説明申し上げます。

 金額は万円単位、千円以下切り捨てで、主な内容について申し上げます。

 決算説明資料の1ページから3ページの総括につきましては、先ほど市長から申し上げましたので、私からは4ページ以降について申し上げます。

 まず、4ページの一般会計の概要でございますが、2の歳入は、市税が歳入全体の37.8%を占めておりまして、個人市民税が年少扶養控除の廃止や特定扶養控除の控除額見直しなどにより、4.8%の増となったものの、法人市民税が税率改正などにより、2.0%の減、固定資産税が家屋の評価替えなどにより6.0%の減となっており、総額で前年度対比1.6%減の345億3,284万円となっております。

 なお、市税の収納率は現年分が前年度より0.16ポイント増の98.41%で、滞納繰越分を含めた収納率は94.46%となりまして、前年度を0.19ポイント上回り、3年連続の上昇となりました。

 次に、国庫支出金につきましては、こども手当負担金や松本駅周辺環境整備事業の完了による補助金の減などにより、前年度対比7.3%減の97億3,527万円となっております。

 5ページにまいりまして、市債につきましては、音楽文化ホール整備事業や消防防災施設等整備事業などが増になった一方、街路整備事業や中学校の校舎増築事業の減などにより、前年度対比3.6%減の82億580万円となっております。

 次に、6ページの上段の不納欠損額は、前年度対比201.0%増の4億3,629万円となっております。これは、株式会社ファインフーズ梓川損失補償相当額返還金等の2億6,009万円が含まれているため、大幅な増となったものでございます。

 次の、収入未済額は前年度対比15.1%減の22億437万円となっております。

 続きまして、その下、3の歳出でございます。

 款別の構成比では、民生費が32.2%と最も大きな割合を占めておりますが、国民健康保険特別会計繰出金の減や子ども手当給付額の減などによりまして、前年度対比1.9%減の289億573万円となっております。

 次に、教育費は、四賀小学校整備事業や芸術文化振興基金積立金の増などにより、前年度対比6.3%増の117億8,302万円となっております。

 7ページにまいりまして、公債費は、前年度対比0.5%減の112億9,940万円となっており、次の総務費は、音楽文化ホールの改修工事費や波田文化センターの用地購入費などの増があったものの、減債基金積立金が大きく減ったことなどにより、前年度対比16.0%減の106億2,061万円となり、次の土木費は、曙橋かけかえ工事の完了や松本駅お城口広場整備事業の完了などにより、前年度対比18.0%減の60億7,508万円となっております。

 次に、衛生費でございますが、住宅用太陽光発電システム導入補助金が増となった一方、子宮頸がん・ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチンの接種を控えたことや松塩地区広域施設組合負担金の減などにより、前年度対比8.4%減の58億578万円となっております。

 続きまして、8ページの中段下の、平成24年度から平成25年度に事業を繰り越します繰越明許費でございますが、全体で26億7,899万円でございました。このうち、国の緊急経済対策に伴う平成24年度への前倒し分は、18億9,517万円となっております。

 次の、9ページからは、一般会計の主な事業の歳出決算額を款別にお示ししてございます。説明は省略させていただきますが、24ページをごらんいただきますと、11款公債費がございます。この公債費のうち、元金償還分は100億8,091万円でございます。先ほど歳入で申し上げました平成24年度に借り入れた市債と差し引きしますと、一般会計の市債残高は884億5,857万円で、18億7,511万円の減少となっております。

 また、平成24年度末の普通会計ベースでの市債残高は、お示しのとおり、888億574万円となり、前年度末より19億5,601万円の減少となりました。

 基金につきましてはここに記載してございませんが、36種類ございます基金の平成24年度出納整理後の残高は、前年度より18億7,957万円増加し、312億5,638万円となっております。

 次の25ページから46ページまでは決算に係る資料をお示ししてございます。

 47ページからは特別会計の概要でございますが、会計ごとに記載しております。平成24年度の特別会計は14会計で、昨年度と同じでございます。

 それでは、主な3会計について申し上げます。

 まず、53ページ、国民健康保険特別会計の事業勘定でございますが、歳入の決算額が248億1,027万円、歳出の決算額が240億3,064万円で、形式収支、実質収支ともに7億7,962万円の黒字決算となりました。

 また、国民健康保険の加入状況につきましては、54ページ上段にございますように、加入世帯は3万5,606世帯、被保険者数は6万1,685人となっております。

 次に、63ページの介護保険特別会計は、歳入の決算額が191億4,821万円、歳出の決算額が190億817万円で、形式収支、実質収支ともに1億4,003万円の黒字決算となりました。

 また、被保険者数及び要介護認定者の状況につきましては、被保険者数は13万9,650人、認定者数は1万1,817人となっております。

 次に、83ページの松本城特別会計では、歳入の決算額が6億1,456万円、歳出の決算額が5億6,454万円となり、形式収支、実質収支ともに5,002万円の黒字決算となりました。

 なお、平成24年度の年間有料観覧者数は、前年度対比で9.5%減の70万4,222人でございました。

 特別会計では、ただいま申し上げました国保、介護、松本城の会計のほかに、霊園、後期高齢者医療、新松本臨空産業団地建設事業、新松本工業団地建設事業会計が、それぞれ黒字決算となっております。

 また、それ以外の7会計につきましては、一般会計からの繰入金等により収支が均衡する決算となっております。

 なお、決算額の詳細につきましては別冊の歳入歳出決算書を、借入金の詳細につきましては別冊の市債現債額調を、また、平成24年度の主要事業の内容につきましては別冊事務報告書、さらに、市が所有します土地建物等の詳細につきましては、別冊公有財産明細表をそれぞれごらんいただきたいと思います。

 続きまして、議案第20号 平成24年度松本市公営企業会計決算のうち、上高地観光施設事業会計決算につきましてご説明申し上げます。

 お手元の松本市上高地観光施設事業会計決算説明資料をごらんください。

 1ページ、1決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございます。

 まず、アの収入の決算額は3億4,509万円で、前年度と比較して3,134万円、10.0%の増となっております。これは、天候が安定していたことや東日本大震災の影響も減り、各施設とも収益を伸ばしたことによるものです。

 また、イの支出の決算額は3億3,953万円で、前年度と比較して3,010万円、9.7%の増となっております。徳沢ロッヂの改修工事費と耐震診断委託料が増の主な要因でございます。

 続いて、2損益計算書について申し上げます。次の2ページの、(3)当年度純利益につきましては、平成24年度は555万円で、前年度と比較して124万円、28.8%の増となり、平成19年度から6年連続の黒字決算となりました。

 平成24年度末の未処理欠損金は、3剰余金計算書の(1)にありますとおり1億2,973万円となりました。

 今後も引き続き、効率的な経営に努めてまいります。

 以上、平成24年度の松本市一般会計、特別会計及び公営企業会計のうち、上高地観光施設事業の決算につきまして補足説明を申し上げました。



○議長(太田更三) 丸山上下水道局長。



◎上下水道局長(丸山悦男) 〔登壇〕

 それでは、議案第18号 平成24年度松本市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び議案第20号 平成24年度公営企業会計決算の認定についてのうち、水道事業会計及び下水道事業会計につきまして、補足して説明を申し上げます。

 お手元の平成24年度松本市水道事業会計及び下水道事業会計の決算並びに下水道事業会計の利益の処分説明資料により、ご説明を申し上げます。

 単位は万円単位で、説明をさせていただき、主な内容について申し上げますのでよろしくお願いします。

 初めに、水道事業会計の決算について申し上げます。

 1ページをごらんください。

 1の決算報告書のうち、(1)収益的収入及び支出について申し上げます。

 アの収入の決算額は47億5,702万円で、予算額に比較して863万円の増収となりました。イの支出の決算額は43億8,466万円で、283万円を翌年度へ繰り越し、予算額に比較して1億863万円の不用額が生じました。

 (2)の資本的収入及び支出について申し上げます。

 アの収入の決算額は5億8,533万円で2億3,760万円を翌年度へ繰り越し、予算額に比較して7,115万円の減収となりました。イの支出決算額は24億7,690万円で、3億3,478万円を翌年度へ繰り越し、予算額に比較して8,035万円の不用額が生じました。ウに記載のとおり、資本的収入額5億8,533万円は、資本的支出額24億7,690万円に対して18億9,157万円の不足となりますが、この不足額は、損益勘定留保資金や建設改良積立金の取り崩しなどで補填しております。

 2ページをごらんください。

 損益計算書について申し上げます。

 損益計算書は、当年度に発生したすべての収益と、これに対応して支出したすべての費用を、消費税及び地方消費税を控除して計上したものでございます。

 (1)の収益の決算額は45億4,426万円、(2)の費用の決算額は42億3,297万円で、(3)に記載のとおり、収益から費用を引いた3億1,129万円が当年度純利益で黒字決算となりました。この利益と前年度から繰り越された利益剰余金を加えた5億1,847万円が当年度未処分利益剰余金で、翌年度に繰り越しをしました。

 続いて、3の剰余金計算書について申し上げます。

 剰余金計算書は、剰余金が当年度中に増減変化した内容をあらわす計算書でございます。詳細は2ページ下段から3ページにかけて記載しておりますので、ごらんをいただき、説明は省略させていただきます。

 4の剰余金処分計算書について申し上げます。

 当年度未処分利益剰余金の処分計算書でございます。

 利益の処分につきましては、中期財政計画に基づき、平成26年度から当年度純損失が見込まれるため、積み立て処分は行いません。

 続いて、5の貸借対照表について申し上げます。

 貸借対照表は、企業の財政状態を明らかにするため、平成24年度末において水道事業会計が保有するすべての資産、負債及び資本を総括的に表示したものです。

 内容は記載のとおりでございますが、資産合計373億2,648万円は、負債合計7億1,203万円と資本合計366億1,444万円の総額と一致するものとなっております。

 続きまして、下水道会計について申し上げます。

 4ページをお願いします。

 1の決算報告書のうち、(1)収益的収入及び支出について申し上げます。

 アの収入の決算額は64億6,683万円で、予算額に比較して2,703万円の増収となりました。イの支出の決算額は58億8,442万円で、予算額に比較して1億5,498万円の不用額が生じました。

 (2)の資本的収入及び支出について申し上げます。

 アの収入の決算額は26億9,504万円で、予算額に比較して1,752万円の増収となりました。イの支出の決算額は55億1,469万円で、2,000万円を翌年度へ繰り越し、予算額に比較して7,810万円の不用額が生じました。ウに記載のとおり、資本的収入額26億9,504万円は、資本的支出額55億1,469万円に対しまして28億1,965万円の不足となっておりますが、この不足額は損益勘定留保資金や建設改良積立金の取り崩しなどで補填してまいりました。

 5ページをお願いします。

 損益計算書について申し上げます。

 先ほどの水道事業会計と同様に、収益の決算額は62億1,992万円、費用の決算額は56億3,445万円で、(3)に記載のとおり、収益から費用を引いた5億8,546万円が当年度純利益で黒字決算となっております。この純利益と前年度から繰り越された利益剰余金を加えた6億4,184万円が当年度未処分利益剰余金です。

 続いて、3の剰余金計算書について申し上げます。

 これも先ほど水道事業会計で申し上げたものと同様で、詳細は5ページ中段から6ページにかけて記載しておりますので、ごらんをいただき、説明については省略させていただきます。

 4の剰余金処分計算書について申し上げます。

 当年度未処分利益剰余金の処分計算書です。

 当年度未処分利益剰余金6億4,184万円のうち3億円を減債積立金へ、3億円を建設改良積立金へ、合計6億円を積み立て処分することにつきまして議案第18号により議会の議決を求めるもので、残りの4,184万円は未処分のまま翌年度へ繰り越そうとするものでございます。

 続いて、5の貸借対照表について申し上げます。

 これも水道事業会計と同様で、貸借対照表の内容は記載のとおり、資産合計1,342億8,495万円は、負債合計12億2,924万円と資本合計1,330億5,570万円の総額と一致するものとなっております。

 以上、平成24年度の松本市水道事業会計及び下水道事業会計の利益の処分と決算について申し上げましたが、景気の先行きが不透明な中、上下水道事業の根幹をなす料金等収入は、昨今の経済情勢や節水型社会の定着により減少傾向が続いております。

 一方、合併地区を含めた老朽施設の更新や災害時のライフラインの確保のための施設整備など、今後も多額な資金需要が見込まれることから、引き続き効率的な運営に努めるとともに、財政負担の軽減のため、国の制度を積極的に取り組むなど、健全財政に努めてまいりますのでよろしくお願いします。

 以上で補足説明とさせていただきます。



○議長(太田更三) 熊谷病院局長。



◎病院局長(熊谷賢一) 〔登壇〕

 議案第20号 平成24年度松本市公営企業会計決算の認定についてのうち、松本市病院事業会計決算につきまして、補足してご説明を申し上げます。

 お手元の平成24年度松本市病院事業会計決算説明資料をごらんいただきたいと存じます。

 金額は万円単位で、主な内容について申し上げます。

 初めに、1ページ。会田病院事業について申し上げます。

 まず、1決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございます。

 アの収入の決算額は3億4,589万円で、前年度と比較して2,321万円、6.3%の減となっております。これは、患者数の減少による医業収益の減が主なものでございます。

 また、イの支出の決算額は3億6,452万円で、前年度と比較して53万円、0.1%の微減となっております。

 次に、(2)資本的収入及び支出でございますが、イの支出の決算額は1,330万円となっており、企業債の償還に係るものでございます。

 続いて、2損益計算書について申し上げます。

 2ページをお願いいたします。

 (3)の当年度純損失につきましては、平成24年度は2,128万円の赤字決算となり、前年度から繰り越された利益剰余金との差し引きで、当年度未処分欠損金は1,705万円となりました。

 この取り扱いにつきましては、次年度への繰り越しとなるもので、3ページの4欠損金処理計算書をあわせてごらんいただきたいと存じます。

 続きまして、松本市立病院事業について申し上げます。

 3ページの下段をお願いいたします。

 まず、1決算報告書の(1)収益的収入及び支出でございますが、アの収入の決算額は44億8,403万円で、前年度と比較して1億7,050万円、4.0%の増となっております。これは、平成24年度は医師の確保を含め安定的な診療体制が確保できたことにより、患者数、医業収益が増加したことによるものでございます。

 次に、イの支出の決算額は43億3,650万円で、前年度と比較して7,578万円、1.8%の増となっております。

 (2)の資本的収入及び支出でございます。アの収入の決算額は1億3,262万円で、主なものは企業債と地方交付税の繰り出しである一般会計の負担金でございます。

 4ページをごらんください。イの支出の決算額は4億5,422万円となっており、電子内視鏡システムなど医療用機械の更新や企業債の償還が、その主な内容でございます。

 次に、2の損益計算書についてですが、(3)当年度純利益は9,787万円となりまして、5ページにありますように、前年度からの繰越利益剰余金と合わせまして2億519万円が当年度未処分利益剰余金となっております。

 この取り扱いにつきましては、5ページの下の4の剰余金処分計算書でございますが、2億519万円の処分は行わず、全額翌年度へ繰り越そうとするものでございます。

 病院経営を取り巻く環境は変わらず厳しい状況でございますが、引き続き安定経営となるよう努めてまいります。

 以上で、補足説明とさせていただきます。



○議長(太田更三) 次に、監査委員から、平成24年度各会計決算に対する審査意見の報告を求めます。

 大出代表監査委員。



◎代表監査委員(大出俊次) 〔登壇〕

 平成24年度松本市一般会計、松本市霊園特別会計ほか13の特別会計、松本市水道事業会計ほか3つの公営企業会計の決算及び基金運用状況について、地方自治法及び地方公営企業法の規定に基づきまして、太田由夫監査委員、宮下正夫監査委員との3名で審査を行いましたので、代表して私からその審査結果についてご報告を申し上げます。

 これらの審査に当たりましては、市長から審査に付されましたそれぞれの決算及びその附属書類並びに基金運用状況に関する調書が、それぞれの法令で定める様式を基準として作成されているか、計数は正確であるか、予算の執行はその目的に沿って適正かつ効率的になされているか、財務に関する事務は関係法令を遵守し適正に執行されているか、各基金は、その設置の目的に沿って適正かつ効率的に運用されているか等に主眼を置きまして、各会計事務を所管する関係部課から説明を聴取するなどして審査をいたしました。

 その結果、決算及びその附属書類並びに基金運用状況に関する調書は、実施した審査の範囲内におきまして、いずれも法令で定める様式により作成され、計数等につきましては、関係諸帳簿及び証書類と符合し、正確であると認められました。

 各基金も所期の目的に沿って運用され、適正に管理されているものと認められました。

 また、財務に関する事務の執行につきましても、適正に処理されているものと認められました。

 それでは、最初に、松本市一般会計と特別会計の概要及び意見について申し上げます。

 松本市の一般会計と特別会計を合わせた決算額は、歳入が前年度比28億7,573万円、2.0%減の1,425億7,710万円、歳出が前年度比32億264万円、2.2%減の1,395億4,470万円となり、一般会計と特別会計を合わせた実質収支は27億5,443万円の黒字決算となりました。

 市税は345億3,284万円で、前年度を5億4,607万円下回りました。これは、年少扶養控除の廃止などにより、市民税が前年度を上回ったものの、固定資産税の評価替えによる減少幅が大きかったものであります。市税収入の大幅な伸びが見込めない中、課税客体の捕捉を徹底するなど、より一層の適正課税に努めてください。

 市税の収納率は前年度に比べ、現年度分が0.16ポイント増の98.41%、滞納繰越分が2.64ポイント減の25.54%となり、現年度分は過去10年間で最も高い収納率となり、滞納繰越分も2年連続で25%を超えました。国民健康保険税の収納率も、現年度分、滞納繰越分がともに前年度を上回り、滞納繰越分は過去10年間で最も高い収納率となっています。これは、市税徴収率向上プロジェクトに基づく効率的で効果的な徴税体制が収納率に結びついているものと思われ、特に、滞納繰越分については、差し押さえ体制の強化、長野県地方税滞納整理機構への困難案件の移管が大きな効果を上げているものと考えます。

 収入未済額は、前年度に比べ5億1,460万円、10.9%減少しましたが、42億476万円と依然として多額でございます。

 収納環境は、今後ますます厳しさを増すことが予想されますが、自主財源を確保し、市民の間に不公平感を生じさせないためにも、厳正な債権管理を行う必要があり、引き続き、収入未済額の縮減に努めていただくよう要望するところであります。

 次に、松本市公営企業会計について申し上げます。

 初めに、上高地観光施設事業会計でございますが、平成24年度においては555万円の純利益を計上し、平成19年度から6年連続の黒字決算となりました。4施設の利用状況では、全ての施設で利用者数が増加し、また、営業収益でも全ての施設で増加しました。しかし、長期的に見ると、上高地への観光客の入り込み数は減少傾向にあるため、さらなる経営努力に期待いたします。

 次に、水道事業会計でありますが、平成24年度純利益は3億1,129万円となり、11年連続の黒字決算となりました。今後も、年々老朽化が進む水道施設の修繕や更新等に係る経費の増加が見込まれる一方、給水収益の増加は期待できません。経営環境については厳しい状況となることが予測されますので、一層の経営の効率化と健全化に努めていただくことを要望いたします。

 続きまして、下水道事業会計について申し上げます。

 平成24年度純利益は5億8,546万円となり、5年連続の黒字決算となりました。経営環境については、今後も、年々老朽化が進む下水道施設の修繕や更新等に係る経費の増加が見込まれる一方で、下水道使用料の増加を見込むのは難しい状況です。今後も、効率的な維持管理等による費用の削減により、さらなる経営の安定化に努めていただくことを要望いたします。

 次に、病院事業会計について申し上げます。

 会田病院事業でございますが、平成24年度は2,128万円の純損失を計上し、赤字決算となりました。主たる患者層が四賀地区の住民であることから、四賀地区の人口動態を踏まえると、今後も患者数の減少が予想されます。今後は制度として介護療養病床の廃止が予定されていることもあり、地域医療の充実と病院の健全経営の両立に向けて、将来を見据えた病院のあり方の検討を早急に進めていただくことを要望いたします。

 続きまして、松本市立病院事業でございますが、平成24年度の純利益は大幅に増加し、9,787万円となりました。これは、一時期、入院制限をしていた前年度に比べ安定した診療体制を維持できたことなどにより、入院患者数が増加し、入院収益が増加したことなどによるものです。今後も、さらなる経営の健全化に努めていただくことを要望いたします。

 以上、松本市の平成24年度各会計決算の概要及び意見について申し上げましたが、詳細につきましては、市長に提出、ご配付申し上げております、各会計決算審査意見書をごらんいただきたいと存じます。

 最後に一言申し上げます。

 社会保障関係費の伸びが続くなど、義務的経費が年々増加しています。また、地方交付税合併算定がえの終了による交付税の減少も、平成27年度に迫っています。それらに備え、事業の重点化、費用対効果の検証により効率的、効果的な事業執行を進めるとともに、引き続き健全財政の堅持に努めてください。本市の目指す健康寿命延伸都市・松本の創造に向け、第9次松本市総合計画に定められた各施策が推進され、住民福祉がより一層、増進されることを期待いたします。

 以上をもちまして、決算審査意見報告といたします。



○議長(太田更三) ただいま理事者から、それぞれ上程議案に対する説明があり、また、監査委員から決算審査意見の報告がありました。

 以上をもって本日の日程は終了いたしました。

 本会議は、明3日から8日まで議案調査等のため休会し、9日午前10時再開の上、市政一般に対する質問を行います。

 発言される方は、所定の通告書に記載の上、質疑、質問とも明日正午までに提出願います。

 発言の順序はくじによって決定いたします。

 なお、質疑に限り、10日午後3時までの追加通告を認めることになっております。その場合は通告順といたしますのでご了承願います。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

 ご苦労さまでした。

                             午後2時41分散会