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長野県 松本市

平成10年  9月 定例会 09月17日−04号




平成10年  9月 定例会 − 09月17日−04号









平成10年  9月 定例会

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           平成10年松本市議会9月定例会会議録

                  第4号

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            平成10年9月17日(木曜日)

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            議事日程(第4号)

                     平成10年9月17日 午前10時開議

 第1  請願第3号 消費税を3%にもどすことについて

 第2  市政一般に対する質問

 第3  議案に対する質疑(議案第1号から第30号まで)

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出席議員(38名)

      1番  赤羽正弘君       2番  大久保真一君

      3番  黒田輝彦君       5番  小岩井洋子君

      6番  平林軍次君       7番  下沢順一郎君

      8番  小林繁男君       9番  増田博志君

     10番  高山芳美君      11番  三村英俊君

     12番  神田視郷君      13番  上條洋幹君

     14番  渡辺 聰君      15番  武井福夫君

     16番  倉橋芳和君      17番  早川史郎君

     18番  塩原 浩君      19番  酒井正志君

     20番  塩原英久君      21番  田辺哲雄君

     22番  中田善雄君      23番  池田国昭君

     24番  田口悦久君      25番  秋山泰則君

     26番  藤沢詮子君      27番  黒田昭治君

     28番  堀内 信君      29番  田口敏子君

     30番  柳沢貞雄君      31番  松田 弘君

     32番  高山政彦君      33番  田口哲男君

     34番  太田二三君      35番  小林恒雄君

     36番  窪田 稔君      37番  小原 仁君

     38番  高野拓雄君      39番  百瀬常雄君

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説明のため出席した者

  市長      有賀 正君   助役      松村好雄君

  収入役     新井計夫君   企画部長    松下倫省君

  総務部長    上條 炳君   財政部長    大澤一男君

  生活環境部長  原 勝利君   社会部長    萩原寿郎君

  農政部長    高橋雅夫君   商工部長    輿 武男君

  建設部長    広川高義君   都市開発部長  西澤一徳君

  上下水道    林 丘弘君   業務部長    坪田明男君

  事業管理者

  施設部長    新村禎敏君   教育委員長   高嶋修一郎君

  教育次長    水下慶子君   教育次長    赤羽敬一君

  (学校教育担当)        (社会教育担当)

  焼却プラント  宮下 潔君   中央西整備   清水英治君

  対策本部長           本部長

  代表監査委員  草間 繁君   企画室     一條 功君

                  空港対策・

                  企画調整幹

  企画室     高橋慈夫君   女性室長    有馬恭子君

  企画調整幹

  行政管理課長  乾  敦君   財政課長    山内 肇君

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事務局職員出席者

  事務局長    百瀬博之    事務局次長   宮澤孝紀

  次長補佐兼   古田元秀    庶務係長    柳澤良子

  調査係長

  議事係長    渡辺 明    主査      福嶋良晶

  主査      宮川雅行    主査      中村高俊

  主査      寺沢和男    主任      寺岡稔高

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               本日の会議に付した事件

 議事日程(第4号)記載事件のとおり

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  午前10時13分開議



○議長(百瀬常雄君) 現在までの出席議員は38名でありますので、定足数を超えております。よって、直ちに本日の会議を開きます。

 最初に、報告事項を申し上げます。

 本日までに陳情書が4件提出されております。皆さんのお手元に陳情文書表(第3号)としてご配付申し上げてあるとおりであります。これはそれぞれ記載の常任委員会に回付しておきます。

 次に、教育長舟田智理君は、緊急用務のため本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、ご承知願います。

 本日の議事は、日程第4号をもって進めます。

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△日程第1 請願第3号



○議長(百瀬常雄君) 日程第1 請願第3号を上程いたします。

 内容につきましては、お手元にご配付いたしてあります請願文書表によってご承知願います。

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△日程第2 市政一般に対する質問



○議長(百瀬常雄君) 日程第2 昨日に引き続き、市政一般に対する質問を行います。

 現在、残っている通告者は1番 赤羽正弘君、7番 下沢順一郎君、以上2名であります。

 報告申し上げた順序によって発言を許します。

 最初に、1番 赤羽正弘君。



◆1番(赤羽正弘君) 〔登壇〕

 おはようございます。

 きょう3日目ということで、一番最後のくじを引き当てたわけでございます。運がよかったか悪かったか、自分でも考えるところがあるわけでございますが、一生懸命やりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

 質問の機会をいただきましたので、政友会を代表して同僚下沢議員とともに、私見を交えながら質問をさせていただきます。

 私たちが今まで体験したことのないような長期にわたる未曾有の経済不況が続いております。まさに平成の大不況とも言われ、新聞などを見ても企業倒産あるいは金融破綻など、経済不況にかかわるニュースや見出しが多いわけでありますが、中信地区内の経済状況を見ても、有効求人倍率が1倍を割り込んだままでありますし、消費者物価指数、自動車登録台数、松本空港利用客数、松本城の入場者数などなど、これらがすべて前年同月比マイナスとなっています。個人消費の低迷や公共投資、住宅投資の低迷が続き、景況感は一段と悪化してきています。そんな中で景気にも大きく影響のある住宅問題についてご質問をいたします。

 本市はことし3月、松本市住宅マスタープランを策定し、急速に進む高齢化社会や核家族化、少子化などに対応する住宅環境づくりを目指して、平成17年度を目標年度として計画を策定したところでありますが、この住宅マスタープランに込められましたねらいなどをお聞きをいたします。

 次に、住宅マスタープランにも関連があるわけでございますが、土地区画整理事業についてお聞きをいたします。

 土地区画整理事業については、住宅地供給の大きな柱として地権者にも、また消費者にも受け入れられ、現在46の地区にわたって計画が立てられたり、あるいは工事が実施されてきました。一層この計画を推し進め、市民に快適な住んでみて豊かさを実感できる住宅環境を安価で供給していくことが必要と思われますが、今後の計画や目標などについてお聞きをいたします。

 次に、現在まで区画整理事業を進めてきたわけでありますが、もうこの何割かは宅地化されているところであります。40地区 240ha計画され、この中で組合が設立されているところが29地区 155.4haとなっていますが、今までに区画整理事業が実施され、でき上がった場所においても残り少なくなった農地を手放したくないとか、相続税対策用に農地で残しておくなどの理由だと思われますが、宅地化せずに農地として残っている場所もあるように見えますが、この割合はどのぐらいになるのか、また恒久的に将来にわたってこの農地が残るのかお聞きをしたい、このように思います。

 また、各地区の住宅宅地化率、建築率を見ますと、高宮・征矢野、竹渕南、征矢野などでは20%から30%台の数字でありますが、どんな理由があるのか。市も補助金を出して事業を行っているわけですから、せっかく開発したのになかなか家が建たないのでは意味がないわけであります。そこで、この理由等々をお聞きをしたい、このように思うところでございます。

 また、昨年は線引きの見直しがされ、新たに市街化区域に編入された地区もありましたが、たしか目標とする面積に大きく達しなかったと思われます。市街化区域に入りたいという希望も多くあったように聞いていますが、いろいろの規制や制約があり、今までの線引きから取り残されたり、隣地まで家が建てられ、水道や下水道が前の道を通過していても、一定の面積がまとまらなくて市街化に入れないところなども見られますが、制度の制約がある以上、将来の制度の改正とより一層の規制緩和を希望するものであります。

 次に、住宅の問題とも文化の問題とも考えられるところでありますが、松本の松本らしさの中に周辺の山々、田園、空、水、森といった自然環境とともに、市民が長い間につくり上げてきた生活の中にある工芸であるとか食事、学業、生産、信仰などなど、すべての文化の凝縮したものとして生活の場である住宅があると考えるところであります。長い間培われてきたこの地の自然に合った建築物も、高度経済成長や大量生産、大量消費、大量廃棄の経済優先の中で、急速にその姿を消しつつあることは残念なことであります。確かに現代の生活には不便さもありますが、火災に遭いやすいという理由で、あのやわらかな曲線を持ち、温かさや安らぎを感じさせるカヤぶき屋根の家は、幾百年もかけてつくり上げられた住宅の文化だと思うところですが、たかだかここ四、五十年の間にこの松本の地から姿を消してしまい、現在ではほとんど見ることもなくなり、そんな家があったことさえ忘れ去られていますし、公の場所にも残されていないのは残念なことであります。都市景観の見地から見ても、カヤぶき屋根の家に限らず、本棟づくりの家、土蔵、れんがづくりなどなど、時代を映す鏡として行政が残すべき努力をするとともに、私たちの責務として後世に伝えていかなければならないと感じますが、市長のお考えをお聞きをいたします。

 また、第6次基本計画の中でも文化遺産の保護と活用の中で、文化財の保護に関する市民意識の高揚を図るとともに、保護事業への助成あるいは調査、収集、保存体制の充実をうたってあります。このような目標に向かい、現在本市には国18、県20、市が92、合計 130に上る指定文化財があり、市民の大切な宝となっていますが、近ごろ指定文化財制度と別に登録文化財制度ができたと聞いていますが、その特徴や内容をお聞きをいたします。あわせて本市で行われた民家についての調査、研究があるようですが、調査の結果はどのようなものかもお聞かせをください。

 次に、農業問題について質問をいたします。

 現在の化学から生まれ出るさまざまな化学物質が、最近になって便利さあるいは快適さと引きかえに地球の環境を変えつつありますが、環境ホルモンという言葉がにわかにクローズアップされてきたのは、ここ二、三年のことではなかったかと思います。今とりわけダイオキシンが問題になり、人類がつくり出した最強の毒物と言われていますが、いずれにしろ塩素を含んでいる物質を800°以下の低温で燃焼したときに出ると言われていますので、農業や工業の産業廃棄物などを野焼きとか簡易焼却炉での焼却が問題になっているところですが、また農業にとって農業用プラスチック製品なくしては、播種期から生育、収穫期まで生産不可能と言っても過言ではないと思います。マルチトンネル用ビニール、ハウスビニール等、1年を通じてビニール製品がなくては農業生産はできません。今ではプラスチック類を使用しなければ製造も生産も販売もすべてのことができ得ないわけであります。しかし、このハードルを上手に乗り越えなければ産業自体が成り立っていかないわけであります。とりわけことしは冬の大雪のために倒壊したり、破れたりしたハウス資材が大量に出たわけでありますが、本市は波田町、山形村、JA松本ハイランド、JA松本市とともに松本地域農業用廃プラスチック適正処理推進協議会を組織して、スムーズな回収に乗り出していますが、どのような回収を目指しているのか、お聞きをいたします。

 また、処理対策への取り組みについて調べてみましたが、行政により考え方に違いがあるようでございます。県単位で見ても、静岡県では全額生産者負担でありますし、千葉県は処理料20円のうち県が4分の1、経済連4分の1、残り市町村と生産者、群馬県は処理料45円のうち県が15円、市町村8円、経済連5円、生産者11円、残りがJAと販売店というように県単位で見ても違いがありますが、補助制度などを活用しながら廃棄物処理法を守り、清潔でクリーンな農業生産現場を目指して努力をしているところであります。

 また、長野県でも運賃に対する補助があると聞いておりますが、県補助はどのようになっているか、お聞きをいたします。

 また、隣の塩尻市の例を調べてみましたが、塩尻市ではマルチが 290t、塩ビが96t、合計 386t、これを運ぶ運賃が?10円でございまして 386万円でした。県費4分の1、市費4分の1で合計2分の1、 193万円。このほかに処理料として 1,548万円のうち市が単独で 516万円、合計 709万円を当初予算に盛ってあります。結局運搬賃の補助が県費も含めて2分の1、処理の補助が市単独で3分の1となっていますが、本市はどうなっているのか。本市は処理料についての補助がありませんが、お考えをお聞きをいたします。

 いずれにしろ、自然の恵みの中で食料を生産する場所でありますから、農業用使用済みプラスチックを全量回収することを目指した指導と施策をお願いをするものであります。

 次に、最近薬物による中毒事件が連日ニュースとしてテレビ、新聞等で報道をされ、和歌山、新潟に続いて県内でも小布施町で8月31日、青酸化合物が入ったウーロン茶を飲んで、男性が亡くなられていたことがわかりました。また、本市でもスーパーで買ったペットボトルに殺虫剤が混入していたことも発見されました。殺伐としたこの種の事件が多発傾向にあることは、まことに残念なことであります。農薬についても、先ごろJAと組合員農家との農薬の受け渡しで事故が発生し、報道されたところであります。この農薬は後で発見されましたが、農薬、その他殺虫剤や除草剤を初め毒物、劇物などが農協はもとよりスーパーやホームセンター、園芸店など、簡単に購入され、安易に保管されたり、使用されたりしていないか。厳重な管理と点検が必要だと思いますが、現状どのような対応をしているのか、お聞きをいたします。

 次に、これは生活環境部の所管だと思いますが、ことしのアメリカシロヒトリの発生が例年より多く、広範囲に異常発生しているように見えます。桜、クルミを初め葉がほとんどない木も見受けられます。公園、学校、河原の土手などの公共の場所の消毒はどのように対応しているのか。また、町会衛生部を通じて各隣組に配布される農薬はどのぐらいの量になるのか。どこでどのように保管をしているのか。また、消毒後の残農薬の取り扱いについてもお聞きをいたします。

 次に、森林林業についてお伺いをいたします。

 森林行政については、2月議会で小岩井議員、太田議員が質問をしてありますので、視点を変えて質問をさせていただきます。

 林政審議会の答申、あるいは森林林業の長期構想などを見ましても、現在の林業の状態は衰退の一途をたどり、今では林業からなりわいの部分がとれて、林しか残っていない状態であります。本来の森林資源としての木材の生産より国土保全、水資源の涵養と洪水の防止、保健・文化的機能、地球温暖化防止などの目標が強調されるようになってきているところですし、最近の中国長江流域の大洪水、あるいはさきの台風4号と梅雨前線による豪雨を見ても、山林の大切さを感じるわけであります。

 松本市の総面積の52%の1万 3,927haが森林でありますが、このうちの88%、1万 2,308haが民有林であり、この民有林のうち人工林が 6,628haになっています。木の種類ではカラマツが 4,757haで、人工林の72%を占めています。松本市の森林全体の34%、もっと言えば松本市の全面積の17.8%、約2割に近い土地がカラマツで占められていることが一番の問題点であると思われます。現在の木材需要の不振により木材価格が低迷していること以上に、カラマツでは家が建てられないからであります。曲がったり、よじれたり、割れたりして、高い加工賃を支払わなければ使い道がないわけであり、経済的に合わないからだれも間伐をしたり、手入れもしない。結局昼なお暗いカラマツ林には山菜はおろかキノコも生えないので、だれも寄りつかないわけであります。市民が森に親しむといっても、だれもカラマツのところには行かないわけであります。そういう意味では、動物も同じでありまして、クリやドングリ、いろいろな実をつける草花もないとなれば、鳥もリスやシカやイノシシもすめない。仕方なしに食べ物がない山から人里に出てきて畑を荒らす、こういうことだと思うわけであります。早く大きくなる、乾燥した土地でもよい、電柱としての利用が見込めるなどの理由から大量に植林されましたが、本市の戦後の植林について最大の問題点は、カラマツを大量に植林したことだと思えてなりません。市当局はどのように考えますか、お聞きをいたします。

 次に、過去において牛伏寺川工事沿革史などを見ても、江戸時代安永年間にはうっそうたる大森林で覆われていたと言われる鉢伏山西ろくは、元治年間からの乱伐のために明治時代には近寄りがたいがけ、またがけでありました。夕立が降っても洪水が起きると言われ、記録の中でも牛伏寺川が西へ切れて、田川を突き破り、 2,000haに上る被害を出す。また、瀬黒から並柳を抜き、薄川を乗り越え、南深志一帯を泥の海にしたなどの二十数回の洪水が記録されていますし、記録されていない洪水は数知れずあったようであります。下流域の内田、寿はもちろんのこと、人家や数千haに上る田畑は毎年洪水のおそれの中で生活をしていたと記されています。ここ鉢伏山の西ろくの崩落により新潟港が埋まってしまうとも言われ、明治18年に内務省により国家事業として工事が始められ、大正6年まで36年の歳月と当時のお金で28万 9,737円の巨費を投入して守り残してくれた山林が、現在の緑に覆われた牛伏寺川上流であるわけでありますが、この場所こそ現在の松本市の市有林 248haの一部である、私はこう思っているところであります。その市有林の管理、今後の計画などをお尋ねをいたしたいと思います。

 また、林道が逐次整備され、市民が山に入る機会もますます多くなり、山菜にキノコにと山に親しむ機会が多くなってきました。とりわけ今は秋本番を控えて、早朝5時に山に行ってももう車が何台かとまっていたり、腰にびくをつけた人たちを見るようになりました。これからもみじ狩りや野山の散策などのため大勢の人たちが山に入るわけでありますが、一層林道の新規開設と工事路線の早期進捗をお願いをいたします。

 一方、車社会の中で短時間に奥まで行けるために、ごみの不法投棄が後を絶たず、犬、猫などのような動物を初め電気製品、布団、家具などが散乱しています。環境美化のためにも何らかの措置をとるべきだと思いますが、考えをお聞きをいたします。

 また、どこの山といわずビールやジュースなどの空き缶、空き瓶が見られます。モラルに訴える働きかけも必要かと思いますが、お考えをお願いし、1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(百瀬常雄君) 有賀市長。



◎市長(有賀正君) 〔登壇〕

 赤羽議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、住宅行政でございますが、ご質問等々にもございましたが、住宅計画はご案内のように、国、県レベルの住宅建設五箇年計画がございまして、市町村では総合的な住宅計画は今までなかったわけでございます。しかしながら、今大変な高齢化率の状況でございますとか、少子化に伴ういわゆる年少人口比率の減少、そしてまた単身世帯率の増加、市民の価値観の多様化といわゆる今までと変わった住宅施策が求められる、そんな観点から、本市におきまして住宅マスタープランをつくったわけでございます。

 そして、本市の住宅マスタープランにつきましては、第6次基本計画の平成17年の目標人口、すなわち先般も申し上げましたが、平成7年が20万 5,523名、そして平成17年が22万、それに伴って世帯数も現在7万 5,899、平成17年が8万 9,186、世帯数も伸びていくというようなこと、1万 3,000くらい伸びる。そして、構成人員は今が2.71でございますが、これは2.45くらいに減るだろう。そういうようなことを勘案いたしまして、その目標をつくったわけでございます。その中にはただいま申し上げました高齢者も住める良質な公営住宅の整備・充実、そしてまた特定公共賃貸住宅、特定優良賃貸住宅等による中心市街地の居住推進、そしてまた先ほど質問にもございました土地区画整理事業等、あるいはまた新市街地の整備による住宅地の供給、それから高齢者あるいは単身等の世帯構成が変わってまいった、それに対するもの等でございまして、これを行政、民間がそれぞれの目標を持って、だれもが豊かさを実感できる住環境の実現を目指す、そんなことで進めてまいったわけでございます。

 そこで、若干ここで私の私見を申し上げたいと思うのでございますが、議員の当初の質問の中であれも悪い、これも悪い、これも落ちるという表現、これはマスコミ含めてあるわけでございますが、ここで特に私は私どもお互いの立場としてバブル時期には所得の低い人も金を使った。今は確かに景気が悪いことは事実でございますが、所得が同じでも財布のひもを締めてしまう、こういう傾向もございまして、現にいわゆる公務員などの給料というものはほとんど変わらないわけでございます。そしてまた、サラリーマンもほとんど変わらない人が多い。それが雰囲気としてというものも若干ございます。

 したがって、私ども市政の中でもあれも悪い、これも悪いということも同時にそれはそうかもしれませんが、気持ちの上からも公共もこれだけ9月は多くつけたんだ、みんな頑張ってくれ。来年は太鼓門のお祭りもやるんだ。私があえて3年先のお祭りまで提案を申し上げましたのも、みんながここで奮い立ってもらいたい、そんな気持ちもあることを念のために申し上げ、よろしくご協力をいただきたいと思うのでございます。

 次に、土地区画整理事業の推進状況でございますが、昭和61年以来、優良な住宅供給のために区画整理事業を進めてまいりました。40区画 240ha、緑住緑農方式による組合施行の土地区画整理事業を進めてまいったわけでございますが、その結果、15区画56.4haが事業完了いたしました。そしてまた、現在14区画99haが事業進行中でございます。これを合わせまして、今申し上げました29地区 155.4haが完成する。それに合わせましてただいま準備をしておりますのが庄内地区、村井巾下の2地区で、これは比較的多い地区でございますが、38haが計画をされております。

 そこで、今後の計画でございますが、秩序ある住宅のいわゆる土地区画整理事業を進めるために、特に8年度から今まで1haであったものが 0.7haまで範囲を小さくいたしまして、そして小さなところまで区画整理事業を進めよう、そんなことで新たな介在農地ということになりますか、市街化区域内で農業を今営んでいるところでございますが、これが 226haございまして、その 0.7haにいたしますと、34地区74haを選定することができます。これはそれを構成する皆様方のご意向もございますので、それに焦点を合わせ、今事業を進めているところでございます。

 昨日、三村議員にも申し上げたわけでございますが、松本の場合、全区画、大都市のようにすべて私は住宅で埋まらなくてもよろしいじゃないか。松本らしいものについては、若干残ってもいいということを申し上げましたが、 226haの介在農地でただいま申し上げました74haを引きますと、計算上は 152haが残るわけでございまして、これは市街化区域におきましても未来永劫とはいきませんが、当面十数年ということになりますか、21世紀初頭はこのくらいのものは宅地にならなくて、介在農地あるいはまた庭等もつくることもあろうかと思いますが、宅地以外の場所である、緑地である、こういうようにお考えをいただきたい、かように思うのでございます。

 次に、歴史的建造物の保存についてでございますが、これにつきましては議員ご指摘のとおり、文化財として大事なものととらえ、国、県、市の指定制度あるいは特に国の登録制度等により保存していくよう努めているところでございます。もちろんこれは地域の特性を生かし、まちづくりという観点から本市におきましては議会でもご協力いただき、中町、上土のような伝統保存的なもの、歴史的な建造物を活用して、環境や景観に配慮しているわけでございまして、今回も予算を計上させていただきましたが、公共の建物といたしましては、旧松本高等学校本館及び講堂につきまして市制100周年に向けて重要文化財に指定すべく、当面3年計画で講堂の修理に取りかかったところでございますし、また民家では大変珍しいとされておりますが、馬場屋敷が昨年から重要文化財としてオープンをいたしました。大変麦わらの家がなくなったということは寂しい面もございますが、現時点におきまして本棟のうちなどを残すとか、あるいはまた伊勢町におきましてもできるだけ土蔵の今の現況のものを、あるいはまた復元したり、あるいは移築したりというようなことに努めているわけでございますし、特に伝統的建造物といたしまして市から推薦と申しますか、山崎歯科医院が新たに登録されたわけでございまして、今後伝統物の保存、あるいはまた地域の特性を生かした歴史的な評価にたえるものにつきましては、今後ともその保存に心がけてまいりたい、かように思います。詳細につきましては、関係部長から答弁を申し上げます。

 次に、廃プラスチックの関係でございまして、特にこれは農業用廃プラスチックの適正処理でございますが、これはご案内のように、適正処理推進協議会によってご協議をいただきまして、この処理方法を考えているわけでございますが、これは昨年度以来、突如としてというか大きな問題となりましたダイオキシン問題に端を発しまして、やはりクリーンな環境、そしてまた消費者も生産者もそれに努めていただく、そんなことで行政とJAが一体となりまして、松本地域農業用廃プラスチック適正処理推進協議会を設立いたしまして、適切な処理を推進しているところでございます。

 これにつきまして、今この農業用ポリエチレン類はリサイクルシステムが確立されており、川崎市の鉄綱メーカーへその燃料として利用するため運搬をしているところでございますが、より一層のリサイクルを今すべく研究をされているというように聞き及んでいるところでございます。特に運搬処理に対する経費でございますが、先ほどの質問にもございましたが、農業用廃プラスチックの運搬経費に対しましては、県が4分の1、そしてまた市が補助率3分の1、県と市と合わせまして12分の7ということになりますか。したがって、12分の5は生産者が持っていただくと、こういうことでございます。今、提案ありました塩尻の例もお聞きいたしまして、当初は私どもは塩尻より、決して競争するわけじゃないが、まあまあいい線をいっていると思いましたが、また塩尻でも配慮されて、そのような措置をとられていることをお聞きをしているわけでございます。

 ただ、私どもの関係につきましては、松本とJA関係でほかの自治体と、いわゆる行政区域を超えてJAを構成しておりますので、その自治体との調整が若干ございます。スイカの共選所を建てるとか、いろいろにつきましても常に行政として余りこちらの方でといって向こうへ無理もかけられない面もございますが、昨日以来申し上げておりますように、私どももよい点はしっかり進めていく、また隣のというか近隣の市町村のよい点も十分それを勘案して行政を進めてまいりたいと思いますので、今申し上げたようなことも視野に入れながら、同時に構成町村との調整を図りながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 次に、農薬についてでございますが、今大きな社会問題になっておりますので、農薬の取り扱いあるいはまた取り締まり等につきましては、細心の注意を払わなければいけない、このような認識をしているところでございまして、毒物及び劇物取締法の規定に基づきまして、農薬が外に漏れたり、あるいはしみ出すことを防ぐため、さらにかぎをかけ、保管することが義務づけられているわけでございますが、現状は不適切な使用や管理が事故を招きやすい、そんなことも危惧するわけでございまして、県だけに任せるわけではございませんが、県は毎年6月1日から6月30日まで1カ月間、それから11月16日から11月30日まで15日間を農薬のいわゆる危害防止運動期間といたしまして、それぞれマスコミを通し啓発をしておりますし、また保健所、病虫害防除所あるいは地方事務所がそれぞれの機関を通しまして毎年使用者、それから販売業者に適切な処置をとるようにということで指導をしているところが現状でございます。今後一層適切な管理ができるよう、県とともに努力をしてまいりたい、かように考えているところでございます。

 次に、カラマツ関係についてのご質問でございますが、戦後特に急速に大きく伸びるといいますか、そんなこと、それから電柱等で、あるいはまたまくら木等で使えるというようなことでカラマツが大変植林されまして、現在はそれが大きな問題になっていることも事実でございますし、林業関係が私はよくそれぞれの団体で申し上げるわけでございますが、かつて「国破れて山河在り」、こういう言葉がございますが、今の不況はともあれといたしまして、大きくは国栄えて山河滅びる、こういうことを痛感し、またそれぞれの場で申し上げているところでございます。

 そして、これはもとより国有林あるいは県有林、市有林、私有林があるわけでございますが、科学的にこのような状態ではやはり大きな国策としてこれを見ていただかなければならないじゃないか。とりわけ今手入れが行き届かないため、かつては 100?の雨でも土石流がはんらんしなかったものが、現在は五、六十?ではんらんするというような山自体が弱くなっている。これは単なる山を持っている者だけの責任ではなく、国策としてということで常にそれぞれの場面で申し上げてきているところでございます。そのことは私自身がただいま中部山岳流域林業活性化協議会の会長をやらせていただいておるわけでございまして、これは中部というように中部地域全体の林業関係のまとめ役ということでございますので、その責任を感じているところでございます。

 そして、ただいまもお話ございましたように、内田地区のことも十分承知をしておりますし、またカラマツの状態もわかっておりますが、ただ私はむやみにカラマツだからいけないということではなく、私は県会の同僚の中で今息子さんが県会議員をやっておりますが、木曽の林業をやっている県会議員が同僚にいました。その人がやはり県会の壇上で、どんな木でもそれはヒノキでもあるいはケヤキでもカラマツでも大きければそれなりの価値があるんだ、こういうことを言われましたし、同時にカラマツも四、五十年ではいけませんが、80年以上 100年たてば天カラとして十分余り暴れなくて立派なものができる。そして、また私ども松本空港のそばのドームなどはカラマツの集積材でもございますので、高くはつくが小さくてもカラマツは利用が可能でございます。

 したがって、私は 248haという大きな面積、カラマツだからいけないから濶葉林にしようではないか、あるいはカラマツだからいけないから杉を、ヒノキを植えようじゃないかというのは、ちょっと短絡的ではないか。むしろカラマツもここまで戦後50年、60年、育ってきたわけでございますから、もう少し私は気長に、山のこと、木のことでございますから、それを間伐して伸ばすことの方が私はやはり山を守ることではないか。これはここで切り出して、ほとんど価値のないものを切り出して、ほかの木を植える。たしか議員も山が好きで、秋になればという、その趣味も承知をしておりますので、山に愛着のあることは十分わかりますが、しかしまた闊葉樹のところもたくさんあるわけでございますから、そこだけの視点、松本市の約2割にカラマツを持っているぞ、これはどうだということになりますと、やはり大変な経費と大変な労力がかかりますから、これは今の私は60年のものをその中で活用する。しかもそれが 100年以上たった場合に全然だめだということになれば問題でございますが、天カラ等の 100年以上のものの立派な用材を見るにつけましても、私は今のものを大きくさせるということの方が山を大事にする、経費上から見て、また闊葉樹のところもございますから、もちろんそこでリスや鳥あるいはクマがということもあるかもしれませんが、それはまたそのほかの場所での生息も十分考えながら、現在あるものをまた短期に植えかえるということは、林業関係につきまして施策として若干私は疑問ではないか。

 今、私のこれは私見でございますから、それぞれ専門の関係もございますので、十分研究はするとして、今の私の私見を述べろということになりますと、そんな考え方を持っていることを申し上げながら、カラマツも大事にし、そしてまた闊葉樹になるものは闊葉樹にしながら、今後林業運営というものを市有林を含め、また私有林も含め、県、国ではやはり国栄え林業栄える、そういうことで今の施策は食糧問題と同じように林業問題もとらえて、市政の中、国政の中で要求をしてまいりたい、こういうふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(百瀬常雄君) 西澤都市開発部長。



◎都市開発部長(西澤一徳君) 〔登壇〕

 土地区画整理事業について市長答弁に補足してお答えを申し上げます。

 まず、土地区画整理事業で宅地化されずに残地として残っている割合について申し上げます。これまでに仮換地が指定され、宅地利用が可能な25地区の面積 106haのうち宅地化されていない土地は38haで、率にして36%となっております。

 次に、高宮・征矢野、竹渕南、征矢野地区が現在宅地化が進まない理由は何かでありますが、これらの地区は事業終了後間もないことが宅地化率の低い要因と考えます。したがいまして、今後は他地区と同様に宅地化がされていくと思われますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(百瀬常雄君) 赤羽教育次長。



◎教育次長(赤羽敬一君) 〔登壇〕

 歴史的建造物の保存に関連しまして市長答弁に補足してお答えをいたします。

 まず、最初の文化財登録制度についてでありますが、この制度は平成8年10月の文化財保護法の改正によりまして新たに導入された保護制度で、目的は建造物のうち重要文化財等の指定文化財以外を対象に、保存活用が必要とされる建造物を登録して、緩やかな保護措置を行い、所有者の自主的な保護に期待をする制度であります。登録は建築後50年を経過している建造物で、歴史的景観に寄与しているもの、ほかの建造物の模範となるもの、再現することが容易でないものなどが登録の基準とされております。平成10年5月現在で全国では 826件が、また県内では4件が登録をされております。

 なお、松本市では8年12月にこれは県内で第1号として明治21年に建築されました山崎歯科医院のれんがづくりの建物が登録をされております。

 次に、松本市内の伝統的な民家等の調査結果についてでありますが、この調査は平成元年から6年にかけまして実施をしたものであります。調査対象は明治期以前に建てられました松本市内にあります1万605棟で、調査内容は外観調査、建築年代、構造、破損あるいは改修状況等を行いまして、このうち 225棟が特に歴史的に貴重な建造物であるとの報告がされております。

 なお、このうち所有者から了解の得られました 110棟につきましては、間取りであるとか、あるいは実測等の詳細調査を行いまして、記録保存をしてあります。

 以上でございます。



○議長(百瀬常雄君) 原生活環境部長。



◎生活環境部長(原勝利君) 〔登壇〕

 ごみ対策についてお答え申し上げます。

 議員ご指摘のとおり、山林、林道等へのごみの不法投棄は後を絶たず、美観を損ねたり、環境汚染が著しく、不心得者によるモラルの低さに苦慮しているところであります。ちなみに市が調査した平成9年度の不法投棄取扱総件数は 606カ所で、そのうち山林は 109カ所、18%を占めています。山林への不法投棄は春先の引っ越し時期の3月ころから秋の山菜とりの10月末ごろまでほとんどが捨てられています。これを取り締まる法制度としまして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律で罰則が定められていますけれども、実際に適用するには投棄者の確認が困難であり、告発も難しいため、ほとんど地元町会、巡視員さん等の協力を得て、市が回収しているのが現状であります。

 そこで、不法投棄の防止対策といたしまして、広報、チラシ、ポスター等による周知徹底、環境をよくする巡視員によるパトロール、立て看板の設置、土地所有者への協力要請などを図っていますけれども、依然としてなくならないのが実情であります。

 そこで、モラルの醸成についてですけれども、議員さんのおっしゃるとおり、非常に大切なことであると考えています。私どももモラルの向上で不法投棄がなくなることを願っているところですが、モラルの醸成は一朝一夕になるものではございません。ごみを捨てることは悪いことであり、絶対にやってはいけないという善悪の意識を持った心を育てることが不可欠であります。そのためには幼少のころから環境教育がどうしても必要であり、学校、家庭、事業所など、幅広い個人、組織団体を対象とした話し合いや実践活動の場をつくっていくことがモラルの向上につながると考えておりますので、関係機関ともよく相談し、調査、研究してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、アメリカシロヒトリについてでありますが、今年度は気象条件の影響もあり、アメシロが異常発生し、防除の処理に追いつかないのが状態です。駆除に当たっては、学校などはシルバー人材センターに委託し、公園、街路などは業者に委託し、残された河川、堤防、公共施設については市の直営で行っております。公共施設以外につきましては、樹木の所有者に防除をしていただくことにしています。しかし、町会単位で防除をしていただく場合には、市は無料で動力噴霧器の貸し出しと薬剤配布を行っています。配布するアメシロ防除薬剤は、DDVP乳剤 500ml瓶、これを必要に応じ各町会に配布し、防除に協力をいただいています。昨年度の配布数は 440本でしたけれども、今年度は既に 520本を配布しております。

 また、薬品の保管状況と残薬品の取り扱いについてでございますけれども、薬品は必要量の希望調査を行い、その都度、本庁、支所・出張所を通じ、町会長さん、衛生部長さんに配布をしています。残された薬品については、防除終了後、回収を行っております。

 そこで、保管薬品についてですけれども、逐次保管数量の状況を確認し、盗難、紛失のないよう施錠可能な市の倉庫、これは第一高校の東にある倉庫ですけれども、ここに置いて厳重に保管をしておりますが、全国的に薬品類が絡んだ犯罪が相次いでいますので、薬品の配布先や配布数を正確に把握するとともに、防除終了後の残薬品については、定期的に保管状況を確認し、紛失等のないよう、さらに安全対策について万全を期してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(百瀬常雄君) 1番 赤羽正弘君。



◆1番(赤羽正弘君) 〔登壇〕

 それでは、2回目の質問に入らさせていただきます。

 住宅マスタープランについてお聞きをしたわけでございますが、住宅マスタープランの中でも重点プロジェクトとして上がっております地区に、庄内地区の土地区画整理事業があります。この地区は昔から松巽と呼ばれまして、松本城の巽の方角にあるということで、松巽と呼ばれた筑摩、三才、中林、それから出川、庄内を含む広い地域でありますが、近年やまびこ道路沿いに商店ができつつあり、住宅開発もされてきましたので、人口の増加が著しい場所でもあります。

 そこで、お伺いをするところでございますが、庄内地区の30haは旧市内に残された最も広い農地の一角を占めておりますが、貴重なこの水田地帯が市街化されるについて人口の急増地帯でもあり、その一部を市民の公園、あるいは29地区28館構想の中で、既に計画が立てられているところでございますが、庄内地区公民館用地として、多目的ホールなどの公共用地として一定の面積を確保するべきであると思いますが、お考えをお聞かせをください。

 また、常時渋滞しているやまびこ道路や兎川寺鎌田線に接しています。これらの道路の交通の改善を図るべきと考えます。また、この地区の近隣に消防署、庄内保育園、職業安定所などの公共施設もあり、駐車場の有無などから常時混雑しているところでもあります。これを機会として一層整然とした調和のとれた地区環境を望むところですが、市のお考えをお聞きをいたします。

 次に、歴史的・伝統的建築物は、美術館を建設して美術品を残すと同じように、この地にあってこその建物であります。行政が積極的に市民に知らしめたり、固定資産税の減免をしたりして、経済的にも応援をしていくべきであると思いますし、解体される建物で代表的なものは、例えばアルプス公園のような場所に1カ所に集めて保存することも考えるべきだと思います。もう1つ、現在残されている農家、商家などの民家は明治、大正の建物がほとんどでありますが、現在建てられている建物は、大部分が耐用年数三、四十年で消耗品の感覚で建てられています。これから 100年、200年過ぎたときに昭和、平成の建物が残るかどうか、疑問を感じるところでありますが、公共の建物である旧開智学校のように後世に誇れるものを残していかなければならないと考えます。今後、民家も含めて時代の特徴を反映する建物をどのように保存を考えていくのか、お聞きをいたすところであります。

 次に、農業用廃プラスチックは使用目的もハウスやトンネル、マルチなど、大きさも材質も状態も違い、土や泥、水がついたり、植物残渣がついたりしてかさばったり、大きくなったりということであります。体積が大きくなると運搬、処理代金が高くなるため、農家の負担が大きくなり、このため回収率の低減にもなりかねません。最近のダイオキシン対策の動向の中で、農機具メーカーにより非常に効率的なマルチはぎ取り機が開発されたと聞いておりますが、迅速な普及のため補助施策のお考えがないか、お聞きをしたいと思います。

 農薬については、それぞれご答弁をいただきました。個々の農家の場合には、農薬保管庫を各自が用意して、常時かぎをかけ、保管することが義務づけられているとのことですが、より一層慎重な管理について指導をお願いをいたします。また、使用済みの空き缶など、畑の隅に無造作に置いてあるのを見かけますが、これらについてもより一層徹底した指導を要望しておきます。

 山林行政についてご答弁をいただきました。大体考え方は私も市長さんも同じところでございますが、今のところ建築用材にならない、余り使い道のないカラマツですが、将来の加工技術が研究され、安い価格でとげのある皮をむいたり、やにをとったり、狂いをなくす技術の開発が進めば使い道も出てくる、そう感じているところであります。それにしても、間伐をして木の根元まで日の光が当たるようにして、丈夫な木をつくり出すとともに、若干樹種を変えると申しますか、カラマツから他の木に、同じ 100年たっても違う木の方がいいような気がしているところでございます。

 また、林道伝いにごみが山の上まで登る時代でありますが、これからますます市民が山に親しむことができるように、林道の整備などをお願いをするところであります。しかし、一方ですべての山に人々を入れる必要はないわけでありますし、山林資源の保護、環境保持の上からもここは入ってよい山、ここは余り入ってほしくはない山と分けて、管理をしやすくすることもまた必要なことであろうと思われます。その意味で、林道や作業道ができても鎖などで通行どめにして、現に朝日村や奈川村などでもやっていますが、人々の通行を制限して、地主や森林の関係者だけが車を乗り入れることができるようにすることも一考する必要があろうと思います。そうしないと、すべての山が空き缶やごみだらけということにならないか、また山林資源の枯渇などにならないかとも思うところであります。お考えをお聞きをいたします。

 また、質問通告の後に新聞に載ってしまったわけでございますが、ここ三、四年、山辺、中山地区などのカラマツに毛虫が大量に発生しております。山全体が茶褐色に色が変わり、遠く松本市内から見ても山肌が赤みがかって見えるようになってきました。ことしも6月ころより変色し始め、最近は葉っぱのないような木々も見られるようになってきていますが、現状をどのように認識をしているのか。また、この対策等、お考えがありましたら、お聞きをいたします。

 以上で2回目の質問を終わります。



○議長(百瀬常雄君) 有賀市長。



◎市長(有賀正君) 〔登壇〕

 赤羽議員の2回目のご質問にお答えをいたします。

 最初に、特に庄内地区の土地区画整理事業へのご質問でございますが、あのように松本市の中心部から比較的近い、しかも30haという中心部からは唯一残された優良農地を市街化区域にするという、そんなことを思いもはせまして、議員ご指摘のとおり、緑の基本計画の中で近隣公園として2haくらいを予定をしております。また、地区公民館といたしましても29地区28館構想に基づきまして、庄内地区公民館建設予定地をこの中につくったら、このように思い、また関係の皆様方のご理解もちょうだいをいたしたいと思いますし、その他民間か何かでやはり希望もあることを承知しておりますので、ご一緒にまた、今最終調整を図っているところでございますが、できればということもあり、いずれにいたしましても大変立地の近い場所の大きな面積でありますので、地元の皆様方のご要望とあわせて市の計画と整合しながら進めるよう努力し、道路につきましても19号と並行して大変渋滞に次ぐ渋滞をしております国体道路でございますので、道路の円滑な通行のために地元の理解を得まして、あの場所を含め、並柳から出川へ抜けるところの幅員を見直すよう、今担当者に指示したり、県と打ち合わせるところでございます。

 あわせて県道兎川寺鎌田線につきましても、交通改善を図るよう、この際検討をいたすようにし、いわゆる道路の環状線の一部をなしておりますから、十分その区画整理事業に合わせ、またそこが完成したときのことを想定した道路網整備をしてまいりたいと思いますし、あわせて公共施設でございます消防署、庄内保育園、職業安定所等、公共施設ともこの区域内での整合を図りますので、またよろしくご協力のほどお願いをいたします。

 次に、歴史的な建造物につきましては、先ほども触れたとおりでございますし、ただいま議員のご指摘は私どもの考えと一致をしている面もございますので、今後一層その面につき、特に私は松本の区画整理事業あるいは松本のこの地域全体というものは、決して東京、名古屋、大阪といったものとは一にも二にも違い、松本らしさ、城下町らしさの歴史、文化を踏まえた近代性が欲しい、そういう視点で進み、その中にはやはり歴史に基づく文化財があり、建築そのものが存在することが大事だ、この視点で今後も努めてまいる所存でございます。

 次に、農業用マルチのはぎ取り機につきましては、これは大変改良というか立派な性能を持っている、こういうように認識をしておりますし、先ほどの答弁やらご質問にもございましたように、農業用廃プラスチックの回収ということは大変重要なことでございます。できるだけ能率的に、しかも回収率を高めることが必要でございますので、その機械の導入に当たっては、特に1農家で1台ということは投資のむだにもなりますので、5戸以上共同利用ということを条件にすることがやはり過剰投資にならんじゃないかと思いますので、そんなことを検討しながら、補助も前向きに検討を進めてまいりたいと思います。

 また、カラマツ等につきましては、先ほど以来申し上げておりますとおり、私はきょう現在のカラマツは大変集積材になるんだということに手間も、あるいはお金もかかり、単価が上がるわけでございますが、 100年を見据えてということになりますと、きょう現在植林して、50年以上いずれもたっているわけでございますし、またきょう仮に植えますと、ご存じのように植える労力、そして投資を10年、20年くらいが最も労力がかかるわけでございますから、今あるものはやはり議員ご指摘の間伐をして、立派な80年、 100年以上のカラマツになるような施策をし、もちろん植えかえるとか、そういうものができる場合はカラマツ以外のものを考えてまいりたいと思いますが、カラマツ林はやはりカラマツ林としてやることの方が私は山林経営は、やはり野菜などと違った短期的なものでなくて、もっと長期を考えるならば、せっかくの50年の歳月というものを、その重みを考えることの方が大事じゃないかと思いますので、そんな考えがございますが、しかしもっと専門の皆さん方もいらっしゃいますから、ご意見をお聞きするとして、そのような方向を持ちながら、しかし研究はして−−矛盾した言い方でございますが、してまいりたいと思いますが、その他のご質問につきましては、担当部長から答弁をすることにいたします。

 以上でございます。



○議長(百瀬常雄君) 高橋農政部長。



◎農政部長(高橋雅夫君) 〔登壇〕

 林業対策につきまして、市長の答弁に補足してご回答を申し上げます。

 初めに、カラマツの他の樹種への変更についてでございますが、市長、再三申しているように、今伐採をしたといたしましても、現時点ではいずれにいたしましても経済性の面等から考えますと適切でない。いずれにしましてもカラマツは長い年月がたち、大木になりますと天然性カラマツに近い、俗に言う天カラというようなものになりまして、ねじれ、やに等もなく、赤みを増し、物によってはヒノキ以上のすばらしい、すぐれた材質のものになり、価値も上昇するので、これからも適正な森林管理をしていきたいと思っております。ちなみに内田の市有林につきましては、カラマツ林につきまして今まで2回の間伐を行っております。

 次に、林道への車両の乗り入れの制限でございますが、林道は効率的な林業経営や森林の適正な維持管理にとって不可欠なものでありまして、またその反面、市民のレクリエーションや保健、休養や地域産業の振興に重要な役割を果たしており、現状では一般車両が通行をしております。しかしながら、議員ご指摘のように、空き缶等、不法投棄があるわけでございますが、環境保全のために車の乗り入れを一部制限する必要もあると考えられますが、ただし林道といっても一応公共施設でございまして、公道でございますので、災害等、特殊な事情があれば別でございますが、管理者といえどもむやみに通行どめはできないわけでございます。そこで、特に不法投棄が目立つところにつきましては、関係者や関係機関とまた対応について協議してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 また、森林内でのごみの投棄につきましては、森林が整備されれば不法投棄も減るものと考えておりますので、今後も一層山の手入れ等、努めてまいりたいと思っております。

 次に、カラマツに発生中の害虫の現状と対策について申し上げます。

 現在、大量に発生している害虫はハバチ類のカラマツハバチという害虫でございます。特に入山辺、中山、内田地区に発生をしているわけでございますが、現在の発生は昨年からでございまして、ことしで2年目になっております。今までの例ですと、美ケ原の和田村でも平成3年ごろ発生したわけでございますが、発生後3年を経過しますと、天敵性の微生物、ウイルス類でございますが、それとか捕食性天敵、これは鳥または動物を食べる昆虫でございますが、このようなものが増加することによって終息をしております。ですから、今回も来年までは続くものと予想をしております。それとまた、幼虫の密度が高くなりまして、えさ不足を生じまして、自壊現象を起こすことも知られております。これらのことから、カラマツが枯れる危険性はないと考えております。当面は注意深く監視を続けていく所存でございますので、よろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(百瀬常雄君) 1番 赤羽正弘君。



◆1番(赤羽正弘君) 〔登壇〕

 それぞれご答弁をいただきました。3回目は要望とさせていただきます。

 庄内地区区画整理事業につきましては、近隣公園、また地区公民館、道路改良等々、前向きなご答弁をいただきました。大変ありがたいことだと思っております。今まで庄内地区は福祉ひろばができるまでは会合をする場所もなく、やむなく消防署の3階を借りて会合を行う等の対応をしていたわけでありますが、早目に土地の確保と早期建設を要望をするところであります。

 また、農業用廃プラスチックにつきましては、早速マルチのはぎ取り機について前向きなご答弁をいただきました。廃プラスチックにつきましては、ポリエチレンについて一部リサイクルが行われ再生されたり、先ほども答弁にありましたとおり、粉砕して製鉄工場の燃料として利用をされているようであります。塩ビについても現在研究中と聞いていますが、分別回収の徹底化を図るとともに、機械化により回収労力の軽減を図り、完全リサイクルのシステムをつくるよう指導をお願いをするところであります。回収に時間、労力、収納しておく場所等々、費用が大きくなるとともに、処理代金、運賃など、余りに高額になると、農家の経営を圧迫して経営意欲も衰え、農業生産も少なくなりますので、できるだけお金のかからない回収業務と行政の補助の必要性を感じ、お願いをいたします。そして、分解して土に戻る生分解マルチや紙マルチ等の早急な技術開発を望むとともに、クリーンで清潔な信州農産物のイメージづくりのためにも、早急な廃プラスチック対策を要望をいたします。

 住居としての民家はその中で生活していることもあり、昔のままに保存をすることは大変無理があると思いますが、これも市民一人一人が残るように願うことが原点であろうと思います。平成5年、建築基準法、都市計画法の部分改正により、指定建築物に関して建築基準法の適用除外の道が開かれましたが、今となっては技術を持った職人も材料もない現実があります。残念なことでありますが、やはり残せるときに残す努力も必要であろうと感じるところであります。

 山林行政について日ごろ思っていることを質問いたしました。先人の苦労を知り、その遺産を守り、育てていかなければならないと思います。山林行政については、21世紀、22世紀、23世紀をも見据えた長い目で見た林務行政をお願いして私の質問を終わります。

 ご清聴ありがとうございました。



○議長(百瀬常雄君) 以上で赤羽正弘君の質問は終結いたします。

 続いて、7番 下沢順一郎君。



◆7番(下沢順一郎君) 〔登壇〕

 赤羽議員の後、時間の許される分、質問をさせていただきます。

 代表質問のトリとなりましたので、する質問も数少なくなってまいりましたが、これを増田議員流に言いますと、くじ運が悪かったということになるんでしょうか。重複しないように質問するつもりでございますが、簡潔なご答弁をお願いいたします。

 さて、私の1番目の質問は、環境行政の中の山田処理場についてです。

 ダイオキシンについては、きのう三村、高山、両議員より質問がありましたので、角度を変えてお伺いいたします。

 さて、75種類もあると言われるダイオキシンを初め環境ホルモンは、目に見える被害が広がったときは遅過ぎるという、そういうものでございます。また、一方、現在では環境庁の環境ホルモン戦略計画スピード'98を中心に、リスク評価や研究が始まったばかりということで、有効な対策がなかなか見つからないという点でも非常に厄介なものです。そうは言いましても、私は市長も言われるとおり、技術革新は日進月歩であり、対応策を研究中という現時点だからこそ、現状の正確な把握がまず必要であり、とても大切であるという観点で質問をするものです。

 8月21日の読売新聞で「浸出水からダイオキシン」という記事が出ました。以後のマスコミ各社や調査によると、問題の浸出水の調査は、昨年8月20日に測定し、10月に測定結果が出ていた。結果は1l当たり 1.1ピコグラムのダイオキシンが検出されたとするものです。市は基準がない以上評価できないが、必要なデータだと思って測定したとし、対処方法については下水道の整備を前倒しで行うとしているようです。これに対して、環境庁水質規制課では直ちに健康被害が出る濃度ではないとしながら、「ダイオキシンはほとんど水に溶けず、浮遊物質などに付着し、多くが河川などの底殿に沈着するとされ、水とともに周辺の濃度もはからなければ、処分場の影響の全体像が見えてこない」とコメントしています。

 さて、山田処理場はビニールシートを張った上に汚水処理施設を設けた管理型処分場で、昨年6月の高山芳美議員の質問答弁によると、浸出水の調査は平成7年より独自に行ってきたものとしています。とすると、平成9年になって初めて検出されたということになります。そこでまず、ダイオキシン調査の事実関係、浸出水の採取場所、方法、結果についてお尋ねいたします。

 続いて、今後の調査結果については公表していくことが重要と思われますが、いかがお考えでしょうか。平成10年度分についての調査結果の公表方法についてもお尋ねいたします。

 次に、下水道に入れるという報道ですが、ダイオキシンをどのように処理していくのか、見解をお伺いいたします。また、環境庁でも指摘のある周辺の濃度については、山田地区、プラント周辺とも土壌調査をするという市長答弁がございました。私はそのほかにも水質検査や脂肪に蓄されやすいという特性を利用した−−利用したという言い方は余り適切かどうかわかりませんが、周辺住民の母乳検査なども行っていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。また、民間の産廃処理場についても、昨日の三村、高山両議員の質問にもありましたので、要望のみとさせていただきますが、情報公開も進んでいると評価される当市のこと、業者に対してダイオキシン調査をさせた報告も今後公表していくことを要望しておきます。既に研究中とは思いますが、各方面への一層のご努力をお願いいたします。

 次に、松本市の生ごみ対策についてお聞きいたします。

 先日、Lコンビニエンスショップに行った折、店員が残ったお弁当、お握りを片づけていました。その後、それをどうするのか聞いたところ、お弁当は12時間から14時間店に置き、1日3回程度入れかえをして、その後残飯処理をしていくそうです。そして、たまたまその日のテレビでやっていた特集によりますと、このLショップは今後残飯は有機肥料化し、契約農家にその有機肥料化した肥料を使ってもらい、その後その農家でとれた野菜を今度はお弁当の材料として再利用すると、そういうサイクルをつくり上げていくという方向だそうでございます。

 そこで、私は自治体でもこのように生ごみを有効利用できないかと調べてみました。まず、厚生省生活衛生局によりますと、ごみ行政としての優先順位として、1番目は発生抑制、2番目は回収されたものを原材料としてリサイクルするというマテリアルリサイクル、3番目に排出抑制やマテリアルリサイクルをしても残ってしまう焼却せざるを得ないものについては、サーマルリサイクル、つまりごみ発電などの余熱利用のことであり、このような順位になっているようです。これに従って考えていけば、食べ物でいくと、まず必要なものだけ買うとか、冷蔵庫の中のものを使い切るとか、食堂などでも食べられる量だけ頼むというようなことになるのでしょうか。それでも余ってしまった残飯は、肥料化して有機肥料にするといったものにして使う。それでもどうしようもないものは焼いてエネルギー回収をするということですが、農家などがその有機肥料を使ってまた野菜をつくり、市場に出荷するといった方法でリサイクル社会が完成するわけです。

 また、農林水産省ではできるだけ地域で生ごみや家畜ふん尿などの有機性廃棄物を原料にした堆肥をつくり、農家に使ってもらって土づくりを行い、そこでできた農産物を食べてもらうというサイクルの輪をつくろうという事業、地域リサイクルシステム確立事業を1996年から行っています。そして、有機肥料の利用促進のため農業基本法まで変えようとしているようです。あわせて考えると、国を挙げてリサイクル社会をつくり上げようと取り組んでいるのがわかります。

 これに対して市町村レベルではどうでしょうか。仙台市では生ごみは可燃ごみの40%を占めると言っています。先日のNHKテレビによりますと、仙台市はそれまでのごみ行政を転換させてリサイクル推進課を設け、将来の生ごみ対策の参考になるようにと、本年度微生物の発酵活動を利用した肥料への再資源化システムを研究しています。また、山形県長井市では住民の生ごみの分別収集を徹底させ、600tの微生物発酵を利用した有機肥料へのリサイクルを完成させています。しかもその肥料を農家などにt当たり 4,000円で売っているのです。そして、農家は有機肥料としてそれを使い、育てた農産物を市民に販売しているということです。また、栃木県野木町でも町全体で資源化センターをつくり、やはり住民に分別収集をお願いし、堆肥化を行っています。コスト的にもNHKの調査によると、焼却の場合、収集、運搬、焼却費用を入れて約45円、一方リサイクルの場合、収集、運搬、堆肥化の費用を入れて約38円ということです、?当たりですが。

 では、松本市の生ごみ対策はどうでしょうか。現在は一般家庭の生ごみは可燃ごみとして集められ、焼却されています。堆肥化処理器購入費補助金制度がありますから、生ごみを堆肥化して利用されている市民も多いと思います。そこでまず、松本市の可燃ごみに占める生ごみの割合と堆肥化処理器購入費補助金を利用した市民の累計が何件あるのか、お聞きいたします。

 また、市民の生ごみの分別収集が大きな問題となるでしょうが、松本市の生ごみ行政も将来を見据え、そろそろ方向転換をし、仙台市、長井市、野木町同様に生ごみはリサイクルの資源であるという発想を持った政策を考える時期に来ているのではないでしょうか。どうか調査、研究を始めていただきたいと考えますが、理事者のご見解をお伺いいたします。

 次に、情報拠点整備事業についてお伺いいたします。

 初日に田口悦久議員の質問もございましたが、私は特に(仮称)地域情報センターについてお伺いいたします。8月21日に総務委員協議会で情報拠点施設の整備について協議がありましたが、私は担当委員ではありませんので、この場をおかりして質問をいたします。

 都市の情報基盤整備は都市機能に対するインフラ整備の1つであり、極めて基礎的なものでしょう。その考え方からしますと、情報化基盤の整備を都市整備、つまりまちづくりの構想の当初から将来の需要を十分に想定してつくり上げていくことが必要だと思います。とすると、情報化によって都市がどうなるかではなく、都市をどうするかという発想が大切ではないでしょうか。

 さて、今回の(仮称)地域情報センター建設計画は、概略すると、広域の中での中核都市としての松本市という点やソフト開発センターとの人材交流、技術交流、臨空工業団地への付加価値などを考え、現在のソフト開発センターへ併設するという考えのもと推進したいというものです。広域という視点、人材交流、技術交流、付加価値といった点では確かにすばらしいものです。しかし、私が考えたいのは、特に情報化の啓発、普及、そしてコミュニティー支援機能としての地域情報センターです。それは松本市地域情報化基本計画の中で言っている地域情報化施策の柱の中で、次の部分に由来します。その柱の内容として、「必要な情報を必要な人に対して的確に快適に伝達できる環境を実現するため、情報通信網の整備や情報拠点の整備により、市民、事業者のだれもがいつでも、どこでも、どこからでも公平に高度な情報サービスを受けられる環境整備を進めるものです」と記し、その情報拠点の整備の中では、市民や地元企業が気軽にマルチメディアに触れ、親しむことができる情報化の普及や啓発機能が必要としている点です。

 さて、現在の松本市のまちづくりの中で大きなポイントを占めているのが、中心市街地の活性化ではないでしょうか。中心市街地に人を呼び戻すためにさまざまな都市基盤の整備をしているわけです。初日の答弁にも、中央西の面的整備が済んだところで、駐車場案内システム導入の段階になるとの答弁がありました。中心市街地では今後もさらに一層さまざまな情報の発信地となるようまちづくりを行っていかなければならないわけです。とすると、センターはまず立地条件に問題があり、交通の便がいいところに設置すべきではないでしょうか。また、市が独自でセンターの利用価値を高める姿勢を出して、その後、広域化を考えた方が市民のためになるのではないでしょうか。したがって、市街地活性化につながり、センターの有効利用を考えた場合、地域情報センターは中心市街地に設置するのがよいのではないかと提案いたします。そして、ソフト開発センターとの一体化が技術的な問題、管理的な問題でどうしても必要であるのなら、最低でもマルチメディア会議室を初め体験、研修、視聴覚ブース、マルチメディアホールなどは中心市街地へ配置すべきだろうと思います。理事者の見解をお伺いいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(百瀬常雄君) 有賀市長。



◎市長(有賀正君) 〔登壇〕

 下沢議員のご質問にお答えをいたします。

 ダイオキシン関係のご質問でございますが、これは昨日、また14日、それぞれその必要性等につきまして私の考えを申し上げてまいりました。同時に、今もご指摘ございましたが、調査の経過等についての公開は、当然私どもの開かれた市政の一環でございますから、経過は公開をするということが原則である、このように考えておりますが、主として議員のご質問は、技術的な面、専門的な面でございますので、担当部長からお答えをさせます。

 そこで、生ごみ対策でございますが、可燃ごみの中に生ごみがどのくらいの割合に入っているかとのことでございますが、毎年4回の分析を実施し、把握に努めているところでございまして、仙台等から見ると、これ少し少ないかとも、報告による数字でございますので思いますが、私どもでは平均 19.82%という数字が出ております。しかし、 19.82%といいましても大変な量になろう、こんなふうに考えているところでございます。

 そこで、本市の生ごみの対応につきましては、昭和61年から堆肥化処理容器の購入者に対し助成制度を設けまして、今までに2回ほどの見直しをいたしたところでございます。と申し上げますのは、昭和61年から平成3年までは購入費の3分の1の費用、上限が1万円でございました。このときには昭和61年から平成3年までには 1,862基が注文というか補助金を出したところでございます。そこで、私の代になってと言ってはおかしいのですが、代になりまして、これを見直させていただきました。購入費の3分の2、上限を1万 5,000円、これは焼却炉と同じ考えでございますが、これは平成4年から9年までに1万 1,452基出ました。1軒1基とすれば1万 1,000軒に入ったということになりますか。2基やったところもあるかもしれませんが、そういうことでございまして、 4,686万 7,400円、これが平成4年から9年までの総補助金額でございます。そして、平成10年度、ことしでございますが、8月末までに 442基でございまして、金額といたしましては 716万 2,500円ということになります。

 私はやはり議員のご指摘のとおり、私もその放送を見させていただきました。同時に、今無農薬の肥料ということは、堆肥によっての農産物の生産ということがやはり主たる本流になるだろう、あるいはそれを主体にする考え方が当然だと思いますし、もう1点は家庭のごみ、今まで先ほど申し上げました3分の2の補助を出して1万 5,000円の上限でやっておりました一般廃棄物、これがダイオキシン発生で家庭ではできるだけ焼かないでいただいて、そして私ども新焼却プラントの方へ入れていただくということになりますと、ますます膨大ないわゆるプラントでの処理でございます。本市におきましての新しいプラントでございますから、今1日に 180t内外でございますから、 150tが3基ということになりますと、容量はございますが、経費の面もございますし、そして生ごみこそ資源である、こういうことは私自身も承知をしておりますから、やはりこの面に力点を置き、今申し上げた全体、家庭から出るごみの量というものをまず減らすこと、生ごみは資源であること、両々これは相まってこれを進めていくことが市政の大きな柱である、こういうように思っております。

 もう相当年月がたちますが、生ごみをボカシといういろんな研究がなされておりまして、私どもまだ耳新しい時代でございましたが、私のところへ参りまして、これは大変有効な手段じゃないかということで、当時小口農政部長の時代に何回となく調査をさせて、それぞれ資料も農政部にはございます。

 今お話ございましたように、テレビ報道を私も見させていただいて、これは大事なことだということと同時に、私の考え方もそのようなことと一致いたしましたし、また今ご指摘ございましたように、先進都市もございますので、この方法につきましていわゆるごみの減量を図ること、それから生ごみが資源である、こういうことで生ごみの分別収集につきまして十分他都市の研究を図りながら、前向きにその方向を編み出してまいりたいと考えておりますので、今後またご協力やらご指導を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(百瀬常雄君) 原生活環境部長。



◎生活環境部長(原勝利君) 〔登壇〕

 山田処理場のダイオキシンのご質問についてお答えをいたします。

 山田不燃物処理場のダイオキシン、これもPCBだとか水銀、いろいろ34項目について水質調査を行っているわけでございますけれども、この調査につきましては専門業者に委託をし、先ほど申し上げたとおり、平成7年度から実施をしておるものでございます。調査地点は処理場内の浸出液処理施設の放流水槽で採取し、厚生省の廃棄物処理施設におけるダイオキシン類標準測定分析マニュアルに従って調査、分析を行っているものでございます。調査の結果、ダイオキシンにつきましては、平成7年度、8年度、それから本年度、平成10年度はいずれも検出されておりませんでしたが、平成9年度に放流水1l中 1.1ピコグラムが検出されたということです。その他の物質につきましては、すべて基準以下となっております。1ピコグラムは1兆分の1でありまして、1兆分の 1.1が検出されたということでございます。

 現在、放流水のダイオキシン排出基準はありませんけれども、環境庁が示している目安としまして、健康リスク評価指針値、これによりますと、1日に体重1?当たりの摂取量が5ピコグラム以内であれば健康に問題がないとされています。厚生省ではこれを10ピコグラムとしております。仮に体重60?の人に当てはめてみますと、1日に 300ピコグラム摂取しても健康を維持できるという計算になるわけでございます。したがって、 1.1ピコグラムは極めて微量で、心配に値しない数値ではいなかと私の方としては考えております。

 この調査結果の公表についてでございますけれども、先ほど市長からも申し上げたとおり、結果はすべて公表してきていますし、今後も公表をしてまいります。今後とも調査を続け、微量とはいえ管理には万全を尽くしてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 また、公共下水道での処理についてでございますが、山田地籍の下水道建設事業は平成8年度から着手し、平成13年度完了の予定で実施を進めておるものでございます。これに合わせ、山田不燃物処理場の浸出液処理水も公共下水道へ放流する予定でおります。公共下水道へは浸出水処理施設で適正な処理をし、きれいな水にして放流することとしております。また、処理施設で使用しているダイオキシン類等の浮遊物質を除去した活性炭等は、これは専門業者に委託をして処分をしております。

 次に、土壌、母乳等のダイオキシン調査でございますけれども、そのほか周辺の調査はどうかということでございますけれども、焼却プラント周辺の土壌調査は昨日も申し上げたとおり、本年度実施してまいりますし、山田不燃物処理場周辺の土壌調査につきましては、平成11年度には実施を予定してまいりたいと考えておるところでございます。母乳、幼児への影響調査については、今国が母乳で育てられました赤ちゃん、これを 100人、それから母親の母乳中のダイオキシン濃度、これについて免疫機能や甲状腺に異常がないか、この秋、24都道府県を対象に実施することになっております。したがって、現在は国の基準も示されていないために、本市で独自に調査しても資料提供者に対して親切な指導ができないこと、また結果の公表もできないこともありますので、国の調査結果の公表を待ち、国、県の指導を受け、前向きに検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(百瀬常雄君) 松村助役。



◎助役(松村好雄君) 〔登壇〕

 (仮称)地域情報センターについて、松本市地域情報化推進委員会のメンバーであるということもあって、私からお答えいたします。

 この情報拠点施設につきましては、9月14日の田口悦久議員の質問に対して市長の方から、この建設に当たっては21世紀の高度情報通信社会にふさわしい、最新で充実した機能が備えられるよう基本設計、実施設計の段階で十分研究、検討してまいりたいという答弁をしてありますので、これを基本といたしたいと思います。いずれにしましても、本施設が市民にいかに有効活用されるかが勝負であります。各種機能を目で親しみ、あるいは触れ親しむというところが、一元的な体験が大切ではないかと考えております。したがって、ご指摘の機能の分散化につきましては、本拠点のサテライト施設としての考えもありますので、今後研究してまいりたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(百瀬常雄君) 7番 下沢順一郎君。



◆7番(下沢順一郎君) 〔登壇〕

 2回目の質問に入ります。

 まず、山田処理場のダイオキシンについてですが、調査結果につきましては、原則として公表していくという答弁でございました。大変結構だと思います。よろしくお願いしたいと思います。

 下水の問題については、現在豊科方面に流れているということだったと思いますけれども、それを当市独自の方で処理したいということで、その後の処理については適正なものとしていくということでございます。しっかりやっていただきたいなというふうに思います。

 ただ、その後の土壌検査は昨日も出ましたので結構なんですが、母乳等に関して、それから水質検査のことについては答弁がなかったように思います。特に母乳につきましては、前向きにということですので、これをどう評価するかということですが、国の調査を待ってということですので、了といたしたいなというふうに思います。水質検査の方もちょっとご答弁願えればというふうに思います。

 生ごみについてですが、市長の方から非常に肯定的なご答弁をいただきました。実現までにはかなりいろいろな隘路がさまざまあると思いますけれども、どうか国家政策を踏まえて、松本市の生ごみの有効資源利用のよりよい将来計画をご検討いただきたいと思います。

 さて、生ごみといえば学校給食の食べ残しが最近問題となっております。ここ数年、小・中学生の体力の低下が言われていますが、にもかかわらず女子学生を中心にダイエット傾向が強く、給食センターに行きますと、残飯、残滓が毎日たくさん出ています。その量は学校給食センターに戻ってくるだけで、小・中学校合わせて1日当たり650?から900?にもなるようです。そして、現在ではこの残滓と下処理した野菜くずなどを合わせて880?から 1,250?が可燃ごみとして焼却処分されているのです。

 この生ごみを何とか学校教育に生かせないものかと考えました。生ごみの有効利用の隘路の1つに生ごみの分別収集があるなら、学校給食なら既に分別を行っているのではないか。そして、生ごみの減量化をし、学校給食の残滓を使った生ごみ堆肥化実験を通して、生徒にさまざまなことを学ばせることができるのではないかというものです。例えば、植物がよく育つためには有機肥料は有効だとか、生徒一人一人の食べ残しが全校になるとこんなにたくさんの量になっているんだとか、資源は大切にしなければいけないんだなどなど、児童の環境教育に生かしていけるのではないかということです。

 そこで、全国の様子を調べてみました。すると、学校給食センターでも学校でも既に導入しているところがたくさんありました。資料によると、北海道では三笠市、大滝村、清水町の給食センターから始まり、東京都では北区の全小・中学校や武蔵村山市の給食センター、沼津市では全小学校と3中学校が、清水市では7小学校が、藤枝市では学校給食センターなど、全国各地で導入しているようです。また、そこからできた堆肥の使い道として、各学校で堆肥化している場合、校内の花壇や農園に使っているケースが多いようです。特に東京都北区では学校給食の堆肥で使い切れない部分を群馬県の有機野菜研究会に使ってもらい、その後できた野菜を北区で再び購入して販売するというサイクルをつくり上げています。学校給食センターの例では、藤枝市では10?ごとに袋詰めし、市内の小・中学校で教材として利用するほか、市立公民館の花壇や公園の樹木、街路樹などの肥料としたり、リサイクルイベントなどで市民に配布したりしているようです。

 さて、そこでお聞きいたします。松本市でもこれらのように学校給食の残滓を有効利用し、環境教育として堆肥化したらどうかと思いますが、いかがでしょうか。見解をお聞きいたします。

 地域情報センターにつきましては、中心市街地へ基本的には持ってこれないというような答弁だと思います。市民への普及あるいは体験といったものを考えると、ちょっと問題ではないかなというふうに思います。特にマルチメディアと言われても若い人はわかるでしょうが、ちょっと年をとった方にはなかなか一体何のことなのかわからないという方の方が多いのではないかと思います。したがいまして、私はそういったマルチメディア関係、特に会議室であるとか体験するもの、研修するもの、あるいは視聴覚するもの、マルチメディアホールといったようなものにつきましては、情報管理、研究施設本体と切り離すことを前提として研究していっていただきたいというふうに強く要望をしたいと、そういうふうに思います。

 以上、2回目の質問を終わります。



○議長(百瀬常雄君) 原生活環境部長。



◎生活環境部長(原勝利君) 〔登壇〕

 水質検査の結果について先ほど私ちょっと言ったつもりでしたけれども、言葉足らずで申しわけなかったと思っております。結果につきましては……。

  (「水質検査をした方がいいじゃないかと。土壌検査をして、母乳のことも答えていただいたので、水質検査については答えがなかったと」と下沢順一郎君呼ぶ)

 わかりました。水質検査につきましては、今後も引き続き調査をしてまいることにしておりますので、よろしくお願いします。



○議長(百瀬常雄君) 水下教育次長。



◎教育次長(水下慶子君) 〔登壇〕

 学校給食の生ごみの堆肥化についてのご質問にお答えをいたします。

 議員ご指摘のとおり、現在松本市では学校給食の生ごみはすべて焼却処分をしておりまして、その量は日によって異なりますが、児童・生徒の食べ残しと給食センターの下処理の野菜くずなどを合わせますと、1日当たり約900?から多いときは 1,200?を超えております。そこで、この生ごみを堆肥化して花づくりなどに有効活用し、環境教育に生かしてはどうかというご質問でございますが、議員のおっしゃいますように、教育委員会も同様に考えておりまして、大変貴重なご意見として今後に生かしてまいりたいと存じます。とりわけ子供たちの食べ残しを各学校で資源化し、学級園や花壇の肥料としたり、あるいは小動物のえさとするなど、子供たちが実際に体験を通して環境教育を学ぶよい機会ではないかと考えますし、また花づくりや生き物の世話といった自然との触れ合いの中で情操教育を学ぶという面も考えられていますので、大いに教育的効果というようなものも期待できるのではないかと思います。

 国におきましても、本年度からパイロット授業といたしまして全国で数カ所の学校を指定いたしまして、この生ごみの堆肥化の研究を始めておりまして、本市でもそれらの研究結果や先ほど議員さんのおっしゃいました先進地の状況を参考にしながら、学校など関係者と相談をし、モデルで取り組むなど、実施に向けて前向きに検討してまいりたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(百瀬常雄君) 7番 下沢順一郎君。



◆7番(下沢順一郎君) 〔登壇〕

 3回目は要望といたします。

 水質検査につきましては、山田、プラント両方で行っていただけるというものでしょうから了といたしたいと思います。

 学校給食の残滓の有機肥料化については、前向きなご答弁です。ぜひ積極的に進めていただきたいと思いますし、残滓を減らす方策についても研究していただけるように、これも重ねて要望を申し上げます。

 松本青年会議所で現在、環境問題を考える1つの方策としてこのようなステッカーを各車に張っていただくようにPRをしております。これは何て書いてあるかと申しますと、「地球市民になるための4つの心得」ということで、「松本から世界へ、地球環境を守るためのエコライフ 2,001人の誓い」ということで、リフューズという本当に必要なものだけ買いますというのと、リリュースというごみの排出を減らしますというのと、リユース、繰り返し使います、そしてリサイクル、再生して使いますという4つが書いてあります。これで頭文字の4つのRをとって「4R運動」というのを展開しております。先日、これを街頭でお配りしました。すると、どうも市の方々のご努力のかいもあってか、エコキッズというのもございましたので、10代、20代の方々が非常にこれを持っていかれました。それ以上になるとなかなか持っていかないと、関心がないのかどうなのかわかりませんが、なかなか持っていかれなかったということがございました。ここに書いてある 2,001人の誓いということでございますが、これは松本の人口の10%、この方々が理解してもらえば、松本の意識、みんなの意識が変わるんじゃないかという数値を、

  (「1%」と呼ぶ呼ぶ者あり)

 1%ですか、済みません。1%の方が変われば、ここの意識が変わるんじゃないかということで、 2,001人というふうにしたようでございます。いろいろな方策が環境問題についてはあるかと思いますけれども、こういったものも市民への喚起の1つの方法だということで、もしできましたらご検討いただければと要望しておきます。

 以上をもちまして私の一切の質問を終わりにしたいと思います。

 ご清聴ありがとうございました。



○議長(百瀬常雄君) 以上で下沢順一郎君の質問を終結し、市政一般に対する質問を終結いたします。

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△日程第3 議案に対する質疑



○議長(百瀬常雄君) 日程第3 議案第1号から第30号までの以上30件に対する質疑を行います。

 現在までに発言通告者はありませんが、質疑はありませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(百瀬常雄君) ないようでありますので、質疑は終結いたします。

 次に、議案の委員会付託を行います。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第15号 平成9年度松本市歳入歳出決算の認定について、議案第16号 平成9年度松本市水道事業会計決算の認定についての以上2件は、委員12名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(百瀬常雄君) ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。

 続いて、お諮りいたします。

 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、小岩井洋子君、平林軍次君、三村英俊君、武井福夫君、倉橋芳和君、早川史郎君、塩原 浩君、塩原英久君、田辺哲雄君、秋山泰則君、太田二三君、小林恒雄君の以上12名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(百瀬常雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました12名の諸君を決算特別委員に選任することに決しました。

 次に、ただいま議題となっております議案第1号から第14号まで、第17号から第20号まで、第22号から第30号まで並びに請願第3号の以上28件につきましては、一層慎重審議を期するため、お手元にご配付いたしてあります委員会付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

 また、議案第7号 平成10年度松本市一般会計補正予算(第1号)中第1条歳出、8款4項7目土地区画整理費については、市街地区画整理事業特別委員会に、議案第7号 平成10年度松本市一般会計補正予算(第1号)中第1条歳出、4款2項4目焼却プラント建設費については、焼却プラント対策特別委員会に、議案第7号 平成10年度松本市一般会計補正予算(第1号)中第1条歳出、10款5項6目中、美術館開設準備室関係事業、及び議案第21号 市有財産の取得について((仮称)松本市美術館建設事業用地)の以上2件については、美術館建設特別委員会にそれぞれ付託の上、審査願うことにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(百瀬常雄君) ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。

 これをもって本日の日程は終了いたしました。

 本会議は、明18日から24日まで委員会審査等のため休会し、25日午後1時再開の上、委員会の審査報告を行うことにいたします。

 委員会審査につきましては、お手元にご配付いたしました日程表のとおり開催し、審査願うことになっておりますので、ご了承願います。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

  午後0時32分散会