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長野県 長野市

平成 1年  9月 定例会 09月07日−02号




平成 1年  9月 定例会 − 09月07日−02号







平成 1年  9月 定例会



平成元年九月七日(木曜日)

 出席議員(四十三名)

  第一番     北野隆雅君      第二十三番   野々村博美君

  第二番     戸津在雄君      第二十四番   原田誠之君

  第三番     根岸元宏君      第二十五番   山本和男君

  第四番     平瀬忠義君      第二十六番   柳沢正恵君

  第五番     伊藤治通君      第二十七番   甲田孝雄君

  第六番     高橋宏君       第二十八番   近藤秀勝君

  第七番     小池例君       第二十九番   越野要君

  第八番     高野久夫君      第三十番    加藤一雄君

  第九番     高川秀雄君      第三十一番   中沢正美君

  第十番     竹内平一郎君     第三十二番   戸谷春実君

  第十一番    小山岑晴君      第三十四番   小山章夫君

  第十二番    轟正満君       第三十五番   入山路子君

  第十三番    町田伍一郎君     第三十六番   今井良雄君

  第十四番    玉井孝雄君      第三十七番   市川昇君

  第十五番    若林佐一郎君     第三十八番   大井友夫君

  第十六番    金井六郎君      第三十九番   竹内久幸君

  第十七番    藤沢敏明君      第四十番    内山国男君

  第十八番    青木誠君       第四十一番   和田伴義君

  第十九番    村田武君       第四十二番   宮崎一君

  第二十番    山岸勉君       第四十三番   三上孝一郎君

  第二十一番   笠原隆一君      第四十四番   松木茂盛君

  第二十二番   中島邦雄君

 欠席議員(なし)

 欠員(一名)

  第三十三番

 説明のため会議に出席した理事者

  市長      塚田佐君       建設部長    小林宏君

  助役      山岸勲君       都市開発部長  内田将夫君

  収入役     岡村修君       オリンピック  小林丈志君

  教育長     奥村秀雄君      準備事務局長

  公営企業管理者 峯村富太君      職員研修所長  関口仁君

  総務部長    夏目貞美君      市街地整備   宮沢信雄君

  企画調整部長  丸山義仁君      事務局長

  財政部長    奥元護君       水道部長    池田正一君

  生活部長    井上脩君       下水道部長   滝沢繁君

  福祉部長    神林銀次郎君     消防局長    冨岡豊治君

  環境部長    小島武彦君      教育次長    久保田隆次君

  農林部長    青木友雄君      教育次長    新井好仁君

  商工部長    戸津幸雄君

 職務のため会議に出席した事務局職員

  事務局長    宮崎嘉津夫君     主事      北原昇君

  事務局次長   荒井健吉君      主事      小川一彦君

  兼総務課長              総務課長補佐  滝沢宏雄君

  議事課長    若林実君       調査係長    小柳重信君

  議事課主幹兼  江守毅行君      主事      柄澤顕司君

  課長補佐               主事      山田尚伸君

  議事係長    中澤潤一君



   議事日程

一、一般質問(代表・個人)



   午前 十時一分 開議



○議長(今井良雄君) ただ今のところ、本日の出席議員数は三十八名であります。よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 日程に従い、市行政事務一般に関する質問に入ります。

 発言の通告がありますので、順次質問を許します。

 新友会代表二十五番山本和男君

   (二十五番 山本和男君 登壇)



◆二十五番(山本和男君) 二十五番山本和男でございます。

 私は新友会を代表いたしまして、市行政全般にわたり塚田市長並びに関係理事者に質問をいたします。

 質問事項が二十二項目にわたっておりますので、簡潔にして的確なる御答弁をお願いをいたします。

 塚田市長におかれましては、昭和六十年十一月、市民の大きな期待と信頼を受け、市長に就任されて以来、今回の定例市議会が任期最後の定例会となり、市長にとりましては一つの大きな節目を迎え、感無量のことと御推察を申し上げます。

 塚田市長は就任以来、いつも清潔さと誠実さ、さらには公平無私をモットーに、市民一人一人の幸せを願って、住みよい長野市を目指して日夜東奔西走され、御活躍をいただいておることに対し、心から感謝と敬意を表するものであります。市長在任中の四年間は、長野市にとりましては極めて重要な時期でありました。市長は常に市民の先頭に立ち、よきリーダーとして公約を実行し、さらに山積をする難問を一つ一つ解決をし、二十一世紀に向けての長野市の方向づけをされた御努力に対し、心から感謝を申し上げるとともに、市長の政治的姿勢並びに政治的手腕、力量等は市民が高く評価するところであります。

 以上の見地から我が新友会は、昨年十一月の総会において、次期市長選には引き続き市政を現市長の塚田さんにお任せをし、冬季オリンピック招致実現を初め、市の重要課題に取り組んでいただくことが長野市にとって最善の方策と考え、満場一致で推薦を決め、昨年の十二月の定例市議会において我が新友会の戸谷会長より強く出馬要請を申し上げた次第でございます。

 この六月の定例市議会において市長は、我が新友会を初めとし、各界、各層並びに各種団体等、市民の幅広い推薦を受け、出馬を決意されたことに対し、心から感謝を申し上げるとともに、圧倒的な勝利を目指して、私どもは一致協力をし、最善の努力を惜しまないことをお約束申し上げる次第でございます。

 これからの長野市は二十一世紀のかけ橋となる冬季オリンピックの招致実現を中心に、関連した公共事業が行われるものと思います。

 先日、市長は、知事や今井議長とともに、閣議了解後初めての国際舞台、サンファンでの招致活動に参加され、招致に向けての御奮闘されたことに対しても、深く敬意を表するとともに、市長の四年間を振り返ってみて、公約された諸事業はほとんど完了又は継続中と思われますが、市長の所感をお伺いいたします。

 なお、これからの政治姿勢と市政への抱負についてもお聞かせをいただきます。

 次に、インター周辺を含めての土地利用計画についてお尋ねをいたします。

 長野市における高速道もようやく平成四年度供用開始を目途に工事が本格的に着工の運びとなり、長い間本当に御苦労された関係各位に心から敬意を表するものであります。(仮称)長野インターは請願インターであり、当時長野市を初め地元関係者の熱心な請願により設置されることになりました。地元ではインター周辺の開発により活性化を図るため、再三にわたり市当局に要請したが、遅々として進まず、農振解除をもされずに今日に至っており、地元では商工会議所、農協等が中心になり地域ぐるみでインター周辺開発委員会を発足させ、検討しておるのが現況でございます。市当局におかれても積極的に取り組むべきと思うが、どのようにお考えか現況と併せてお伺いをいたします。

 また、(仮称)須坂インター周辺についても、用地が長野市、須坂市と両市にまたがっておるので、開発には両市間での協議が必要と思われます。現在両市間ではどのように進められておるのか、具体的にお聞かせをいただきます。

 なお、綿内東山工業団地、馬場沢住宅団地については、県が進めておるようでございますが、現況とその周辺の土地利用計画についてもお伺いをいたします。

 次に、昭和六十三年度一般会計決算状況と平成元年度市税収入の見通しについてお尋ねをいたします。

 去る七月三十一日、大蔵省から発表された国の昭和六十三年度決算概要によりますと、純剰余金が大幅な税の増収、増加などにより一兆七千三百二十一億円が見込まれたと発表されております。本市においても本定例会に昭和六十三年度の決算についての認定案件が出されておりますが、去る八月十五日の広報に掲載されておりますとおり、当初厳しい見通しであったにもかかわらず、市長初め各部局が意欲的に行政執行に取り組まれた結果、黒字決算できたことに敬意を表するものであります。

 そこで、まず歳入面について市税の増収要素など、その収入状況と平成元年度へ繰り越された滞納状況について、その対応策を含めてお伺いをいたします。

 なお、国民健康保険料についても併せてお伺いをいたします。歳出面においては、国と同様に地方自治体における長期借入金が憂慮されているところですが、本市における昭和六十三年度末借入金残高と公債費比率など、公債費の状況と今後の償還見込みなどお伺いをいたします。

 次に、平成元年度の市税収入等の見通しについてお尋ねをいたします。

 市税収入の主体を占める市民税個人分及び固定資産税については、その大方が調定を終了しているものと思われますが、前年度と比較して調定額はどのように推移したかお伺いをいたします。

 次に、市民病院についてお尋ねをいたします。

 一昨日、長野市公的医療施設建設審議会から、かねて諮問中でありました「長野市公的医療施設の建設について」の中間答申がなされました。その主な内容は将来構想として、六百床規模の総合病院を目指し、当面は百から百五十床の規模で三大成人病を主体とする一般病院としてスタートするという五項目にわたるものであります。病院の経営形態については追って最終答申がなされるということでありますが、長野市民がこぞって熱望する市民病院がその姿を鮮明に現してまいりました。

 そこで市長にお尋ねをいたします。その中間答申を受けて、市民病院建設に向けてどのように対処するのか、御所見をお伺いいたします。

 次に、地域住民に対する年金証明等の交付サービスについてお尋ねをいたします。

 今、我が国は急速に高齢化社会へと進んでおります。老後の生活保障の中核である公的年金の役割はますます重要となってきております。国民すべてに公平に年金を支給する国民皆年金制度も幾多の改革を得て、着実に進展をしております。ところがこの年金を受給するためには、毎年一回社会保険庁から送られてくる年金受給権者現況届に市役所の証明を持って届け出なければなりません。市役所、支所、連絡所から遠いお年寄りにとっては大変不便であります。また、お年寄りは年々増え続けております。最近、郵政省では、「郵トピアサービス」として郵便局の窓口で年金証明書等の取次ぎを行う方針が打ち出されております。本市においてもこの方法が実施できないものか、戸籍謄本や住民票、年金証明書が最寄りの郵便局で取次ぎができることになれば、市民にとっては大変便利なものとなります。ましてやお年寄りにとって、毎年の年金の受給届が近くの郵便局でできるとなると大きなサービスにもなります。

 本市においてはこの年金証明書の発行件数は年間どのぐらいあるのか、また、この取次サービスの実施について市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、在宅老人福祉の充実についてお尋ねをいたします。

 全国水準より五年先行している当市の高齢化の進行に加えて、扶養意識の変化などによる核家族化に伴い、寝たきりのお年寄りや独り暮らしのお年寄りなど、自分の力では生活が困難な援護を要するお年寄りが年々増加しておるのが現状であります。高齢者の介護ニーズなどに適切に対応できるよう、介護を必要とする老人対策を積極的に進めることが福祉行政の責務であると考えます。そこで当市の在宅老人福祉対策の現況と今後の施策についてお伺いをいたします。

 次に、民生委員の増員についてお尋ねをいたします。

 民生委員の活動は社会生活が複雑多様化する中にあって、ますますその活動範囲は広範多岐にわたってきております。特に生活保護世帯を初めとし、高齢化、核家族化の進行に伴い、寝たきりのお年寄りや独り暮らしのお年寄り等の援護を必要とするお年寄りも年々増加の傾向にあります。このような状況の中で、お年寄りの生きがいや福祉に対するニーズは多様化し、在宅福祉の充実等、きめ細かな配慮が要求されてきております。

 そうした中で、現在の長野市の民生委員の活動はどうなっておるのかお伺いをいたします。また、本年は一斉に改選の年でありますが、増員計画はあるのか、お尋ねをいたします。さらに、各地区への配分はどのような基準で行われるのか、また女性委員の全体に占める割合はどのようにお考えかお伺いをいたします。

 次に、女性行動計画についてお尋ねをいたします。

 市長は就任以来、男女平等社会の実現に配慮され、各種審議会委員に女性を委嘱されたり、市職員の管理職登用など、いろいろと女性差別の解消に努められたことに対し深く敬意を表するものであります。しかし、まだまだ社会環境や地域の慣習など、市民の意識啓発を図らねばならない点が多くあります。そのため長野市では昨年より女性行動計画の策定に取り組んでいることは承知しておりますが、その内容と進行状況等をお聞かせいただきたいと思います。

 次に、食品パック類の混合焼却についてお尋ねをいたします。

 本市においては、今年の四月からプラスチック製の食品パック類を混合焼却することに踏み切りましたが、その結果、従来では燃せなかったごみとして各家庭の台所に山積みとなり、悪臭等を放ち、各家庭の主婦の皆さん方が非常に困っておりましたが、週二回の燃せるごみの日にプラスチック製の食品パック類が出せるようになったということで、主婦の皆さん方から大変好評を得ていることを方々でお聞きしているところであります。

 このことは塚田市政が台所まで細かく配慮した施策であり、誠に当を得たものと市長の姿勢に対しましても改めて敬意を表するものであります。ついてはそれを受け入れる収集及び焼却の現状についてお尋ねをいたします。

 次に、農業の展望についてお尋ねをいたします。

 日本人の主食であり、日本農業の根幹である米が昭和四十六年から減反政策がとられ、また昨年、農畜産物自由化の方向が決定されたことにより、農業の先行き不安から、今農政は農業者のみならず国民的関心を呼び、さきの参議院選でも重要な政策論争の課題となりました。もちろん農業政策は国・県等の方針によるところが大きいわけでありますが、農業は地域の風土、環境等に立脚する面が多くあるわけでありますから、市としての独自の誘導、振興施策があってしかるべきであると考えます。本市においては、近年進行しております高速道・新幹線、工場誘致等による開発が年々七、八十ヘクタールに及ぶ農地の転用がされ、オリンピック用地もほとんど優良農地に予定されておるのが現状でございます。

 一方、農業従事者の兼業化、さらには高齢化が進み、農業を守り振興することが大変難しいときを迎えていると思います。そこで、将来、本市農業の発展策はどのようにお考えか、市長の御所見をお伺いをいたします。

 次に、ながの音楽祭についてお伺いをいたします。

 アスペン・ミュージック・フェスティバルは昨年に引き続き八月二十四日より四日間にわたり繰り広げられました。私は飯綱でのオープニングセレモニーに出席をし、感じた点を二、三申し上げ、質問をいたします。

 まず第一に、世界一流の音楽家を招いてのセレモニーということで、会場は何となく緊張した雰囲気でございましたが、塚田市長のユーモアたっぷりな、そしてまた通訳を必要としない英語でのあいさつは、参加者の気持ちを和らげ、大変好評でした。私は世界各国の人々と交流をし、仲良くするには、相手国の言葉で話しかけることの大切さを痛感したわけでございます。一九九八年冬季オリンピックを実現し、国際都市長野を目指すには、市民がそれぞれの立場で語学を学び習得することが必要と思われます。市行政として何かお考えがあるかお聞かせをいただきます。

 また、二十七日には松代文化ホールにてバイオリンの指導者として世界的に有名なアメリカのジュリアード音楽院のドロシー先生による公開レッスンには、雨降りにもかかわらず会場は音楽愛好者でほぼ満員の中で行われました。私は公開レッスンを見るのは初めてでしたが、格調高い生の演奏を聞き、曲目は何だか分かりませんでしたが、何か心に打たれるものがあり、大いに感動いたしました。これからも地元の音楽家や音楽愛好家と幅広い参加を得て、国際交流の促進と音楽文化の発展を目指して定着すべきと思いますが、理事者のお考えをお伺いいたします。

 なお、この音楽祭の事務局を担当した財団法人長野市商工振興公社におかれては、音楽祭を成功させるために、少ない職員で、日夜を分かたず、長い期間奔走されたその御労苦に対しても敬意を表します。

 そこで、今後この音楽祭を開催するに当たっては、商工振興公社の負担にならないように、そしてまた商工振興公社の本来の姿で指導し、協力して、長続きするような音楽祭の運営をしたらどうかお伺いをいたします。

 次に、象山地下壕についてお尋ねをいたします。

 松代象山地下壕の保存、活用等については、その方策を調査及び研究するため、長野市松代象山地下壕保存等対策委員会を設置し、昨年より調査・研究をされており、さらには小委員会を設けて検討をされておりますが、その安全対策等現況をお伺いをいたします。

 次に、地滑り・豪雨災害対策についてお尋ねをいたします。

 去る九月二日、防災週間中の一日を長野市においては総合防災訓練を地域住民およそ三千人参加の下に若里市場団地跡地で実戦さながらに、小雨の降りしきる中決行され、防災意識の高揚に努められました。昔から備えあれば憂いなし、転ばぬ先のつえ、また、災害は忘れたころやってくる等、防災に関する多くのことわざや名言がございます。これらを念頭に置いて災害対策に取り組むべきだと思います。今年は例年になく台風の上陸が多く、また大雨による被害も全国各地で発生し、河川のはん濫、土砂崩れ、地滑り等による多くの死者を初め、家屋や道路等にも被害を出しております。このような災害がいつ本市を襲うかも分かりません。過去の記録を見ましても、昭和五十六年より三年続きの水害、そしてまた六十年には地附山の地滑り等、大きな被害を出しております。本市は災害に必ずしも強い都市とは言えません。つい先日も浅川の地滑りがありましたが、その後の対策と本市における地滑り災害危険箇所等の現況をお伺いをいたします。また、大雨による河川のはん濫、浸水に対する対応についてもお伺いをいたします。

 次に、都市景観形成への将来像についてお尋ねをいたします。

 長野市は恵まれた自然環境の中で、常に人間を原点に据え、誇れる伝統文化と現代文化との調和を図りながら、潤いと安らぎのある快適な都市景観を目指しております。また加えて、一九九八年冬季オリンピック開催地として世界へ向かって本格的な招致活動を展開する段階を迎え、二十一世紀に向けての都市景観形成のためにも、市長は次のような施策を推進してまいられました。昭和六十一年度には都市デザイン室の設置、そして六十二年には都市景観形成基本計画の策定と都市デザイン基金の設置、そして六十三年には都市景観賞の創設、そして本年に至りましては都市景観形成モデル都市の指定、以上のような景観施策を進められてまいりましたことに対しても心から敬意を表するとともに、今後どのように進められるのか、市長の御所見をお伺いをいたします。

 次に、都市計画の将来像についてお尋ねをいたします。

 本市もようやく高速交通網の全国ネットワークに組み込まれようとしており、加えて冬季オリンピック招致により、地方中核都市として注目されてきております。第二次総合基本計画においてこれらの情勢を踏まえ、平成十二年、将来人口を四十三万人と修正しているように、都市的発展をもくろんでおるわけでございます。本年一月にはインテリジェントシティの整備基本計画が大臣承認され、五月には都市景観形成モデル都市指定を受け、昨年の国際コンベンション都市指定、あるいは県のテクノハイランド構想等とも連動して都市開発に関する大きな展望が開けております。

 このような状況下において、長期的見通しに基づいて、都市計画が定められていますが、市街化区域、市街化調整区域、あるいは線引きの見直しが近い将来に必要と思われます。また、去る六月に冬季オリンピック招致について閣議了解が行われましたが、この中で関連公共事業費は優先配分が配慮されることになりました。ついて平成四年高速道開通を目前に迫り、オリンピック後においても長期的に市民生活に必要である都市基盤整備のために都市施設の位置づけを行うべきであると考えられます。

 以上のことから次の三点についてお伺いをいたします。一として、都市計画線引き見直しの見通しはどうか。二として、線引き見直しの要素について。三として、道路、公園等都市施設の配置についてお伺いをいたします。

 次に、クリアウォーター市との交換学生派遣と英語教師受入れの現況についてお尋ねをいたします。

 長野市は御案内のように冬季五輪国内候補地として決定をし、先般閣議了解を得、いよいよ国際舞台へ羽ばたくときを迎えております。さらに国際化への足取りを確かにしていくときであります。明日の長野市を担う子供たちが国際交流や国際理解を進めるために、県下はもちろん全国的にもいち早く市教育委員会が卓越した識見を発揮され、これに関する諸施策を進めておることに敬意を表するものでございます。

 つきましては、教育委員会に国際理解についての御所見並びに本市と姉妹都市であるクリアウォーターとの交換学生派遣事業及び英語教師受入れ事業の現況等について、教育的効果はどの程度あるのかお伺いをいたします。

 次に、ホラービデオについてお伺いをいたします。

 既に連日の新聞、テレビ等の報道により御承知のとおり、東京、埼玉において発生した幼児連続誘拐殺人事件は世の親を震かんせしめ、我が国犯罪史上まれに見る凶悪な事件であります。全国民に大なる衝撃を与えているところであります。報道によると容疑者は異常なビデオマニアであり、この事件の背景の一つには、粗暴性や残虐性の著しく強い、いわゆるホラービデオテープの影響を受けていた疑いがあると報じられておりますが、容疑者が残忍な犯行の参考にしたとされているビデオテープ、ギニーピッグシリーズの「血肉の華」はこの事件とよく似ていると言われており、このビデオテープの内容は、人体を切り刻む誠にひどいシーンの連続であり、とても正視に堪えられないせい惨さを極めたものとのことです。これらのビデオテープを感受性の強い青少年が手に入れた場合、極めて影響力の大きいことは必至であります。

 ついては、全国的にもこの種のホラービデオテープのうち特に粗暴性、残虐性の強い作品については規制する等の動きが日増しに高まっておりますが、当局におかれてはどのようにお考えになっておるのか、お伺いをいたします。

 次に、現在行われております松代城跡の発掘調査に関連してお尋ねをいたします。

 御承知のとおり松代城の歴史は、武田信玄が北信濃防備の最前線基地として、いわゆる川中島の戦いに備えて十六世紀半ばに築かれたものが始まりとされております。以来幾多の城主の変遷とともに江戸初期からは真田家の居城となり、北信濃の雄藩としてこの地方の政治、文化に大きな影響を与えてきた名城の一つであります。残念ながら明治四年に焼失をし、そして現在は本丸部分のみが海津公園として今日その姿をとどめております。本市では昭和五十六年に国の史蹟として指定を受け、以来周辺土地の取得、運動場などの移転計画が進められており、史蹟整備が図られておる中で、今年は部分的ながら本格的な発掘調査が実施されておることは、文化保護行政において誠に意義深いことであり、地域住民はもとより多くの市民がその結果に期待をしているところでございます。

 つきましては、本年度調査の概要と今後の松代城跡整備計画の実施見通しについてお考えをお尋ねをいたします。なお、九月二十三、二十四日と繰り広げられます恒例の松代真田まつりが盛大に行われることになっておりますが、松代城跡は大名行列の集合場所でもあり、また出発点の場所ともなっております。これらの計画に対しまして、発掘調査が支障を来すことがないのか、併せてお伺いをいたします。

 次に、千曲川下水道についてお尋ねをいたします。

 一九九八年冬季オリンピック招致に向けて、開催都市にふさわしい都市基盤の整備は是非行わなければなりません。その中で下水道の整備促進は不可欠の条件であります。本市においても市の最重点施策として位置づけ、その促進に努力をいただいておることに対し敬意を表するものであります。千曲川流域下水道下流処理区も昭和六十二年度に着手以来順次整備を図り、平成二年度末には一部供用開始の運びとなり、今後オリンピック施設とその周辺を重要に整備促進を図っていく計画とお聞きしておりますが、上流処理区はどのようになっておるのか、またその用地については地元真島区との交渉はどのように進んでいるのか、現況と見通しについてお伺いをいたします。

 次に、災害弱者の安全対策についてお尋ねをいたします。

 本市は独り暮らしの老人や寝たきりの老人、あるいはお年寄り夫婦、いわゆる災害に弱い方の出火率は一般家庭の四倍もあり、死者も四人のうち三人と非常に多いため、消防局では昭和六十二年十一月より災害弱者の安全対策の一つとして全国的にも例の少ない消防職員一人一人が各老人に割り当てられ、訪問指導を実施し、市民のサイドに立った消防行政を行っておりますが、実施後の効果と及びソフト面での指導とについてお考えをお伺いをいたします。

 次に、高層ビルの火災についてお尋ねをいたします。

 去る八月二十四日、東京都江東区で起きた高層ビル火災は我が国火災史上、共同住宅としては最も高いところで起きた火災であります。これからの高層ビル火災に対して多くの教訓を残しました。幸いこのマンションは防火及び消防施設が完備し、機能したため、一区画を焼いただけで延焼を食い止め、また一人の犠牲者も出さずに済んだことは不幸中の幸いであると思います。本市もこれからオリンピックに向け高層化がどんどん進むと思われますが、安全都市を目指す本市の高層ビルに対する防火安全対策はどのようにお考えかお伺いをいたします。

 最後に、消防職員の増員についてお尋ねをいたします。

 消防力の基礎は人員と機械等の装備力及び職員の技術、技能の三点にあると言われております。本市の消防力は全国的に見て、車両等、装備力はほぼ基準に達しており、職員の技能も、先日行われました全国消防大会において、東京消防庁に次ぐ優秀な成績を収められた実績がございます。しかし、職員の数においては年々増加をしていただいておりますが、十七市の類似都市と比較しますと、類似都市の平均は市民千人に対し職員一人の割合でございますが、本市は市民千五百人に対し消防職員一人となっており、職員数は他市より下回っております。これからは特に高速交通網の進展やオリンピックの招致等、安全な都市づくりを目指すには年次計画で職員の増員を図るべきと思いますが、市長の御所見をお伺いをいたします。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 新友会代表質問の山本議員の御質問にお答えを申し上げます。

 まず最初に、四年間をじき迎えようとしております所感、また抱負などについてお答え申し上げます。大変私も大事な懸案事項が山積しております時期に市長に就任をさせていただきまして、幸い議会の皆様初め市民の皆様、また職員の皆様に大変御努力、御協力をいただきながら今日までやってまいることができまして、私にとりましても微力ではございますけれども、力いっぱいやってこれましたことを心から皆様方に感謝申し上げながら、感無量でございます。

 高速交通網の整備やまた産業の振興、健康や福祉、防災対策、下水道などの生活環境の整備や教育・文化の振興、道路や公園や、いろいろ社会基盤の整備などに力いっぱい頑張らせていただいたわけでございますが、市民総参加の市政で、市民の皆さんの御意見によく耳を傾けまして、市民の御意見が反映されるような市政を運営できたことをこれまた大変ありがたいと思っている次第でございます。

 私は常に心がけてまいりましたのは、初心を忘れずというのが私の信条でございますので、そういう気持ちで、市民の皆さんお一人お一人が幸せで平穏無事な市民生活が送れますように、常にそれを念頭に置きながら市政の運営に努めてまいりまして、公平でしかも公正な、公平無私ということをモットーにいたしまして市政に努めてまいった次第でございます。そして市民本位の、市民党の立場で住みよい長野市のために努力をしてまいりました。これからは高齢化時代を迎えるわけでございますが、そのためには高齢化時代が活力のある長野市を築くためには、この二十一世紀へ向かっての今が一番大事な時期でございまして、四年前には高速交通網につきましても、高速道はまだ光が見えなかったわけでございますが、幸い地権者の皆さん、また大勢の御関係の皆さんの御協力をいただきまして、ただ今順調に善光寺平の工事が始まっておる状況でございまして、平成四年には高速道も完成、供用開始になるわけでございますし、また新幹線も十六年目を迎えまして、ようやく着工になりまして、引き続いて長野までの本格新幹線の今導入に全力を尽くしてまいっておる次第でございます。

 そういたしましてアクセス道路や渋滞道路の解消などを図り、市民の皆さんの要望の強い下水道、また道路、公園、住宅、いろいろたくさんの住みよい社会基盤の整備が非常に市民の皆さんの期待が強いわけでございますが、それにこたえていかなければいけないし、また特にこれからは高齢化時代を迎える、長寿時代の中で、活力のある市民生活が送れるような長野市を築いていきたい。それには相互扶助と助け合いの精神が市民みんなに行き渡るようにしていかなければいけない。そういう中で、健康の施策を充実していきたい。それから福祉を充実していきたい。そしてまた障害者福祉など、弱い立場の皆さんの福祉を更に充実していかなければいけない、このように考えております。

 そして、教育や文化を振興、充実をさせまして、これからの地附山の地滑りなど教訓にいたしまして、防災対策にもいろいろ同報無線の導入など頑張ってまいったわけでございますが、なお一層災害のない安全な都市づくりをしていきたい、このように考えております。

 そして若者が定着する長野市、それには曲がり角にあります農業を長期展望に立ったビジョンをつくっていきたい。農業施策、それから商工業の振興、そして若者が大いに雇用される、そういう産業の振興、産業を力をつけていかなければいけない。産業の振興を図ることが長野市の将来の都市づくりの力になるわけでございますので、そういう産業の振興を図ってまいりたい。生活環境の整備、下水道やごみ行政やいろいろありますが、そういう生活環境の整備をなお一層図ってまいりたい。特に朝晩の渋滞解消などは引き続いて解消に向かって全力を挙げてまいりたい、このように考えておる次第でございまして、それには市民総参加の市政を実現していくことが必要でございます。

 これからの二十一世紀へ向かっての国際化時代、情報化時代、高齢化時代にふさわしい長野市、それには世界平和と国際親善を目指す、冬季オリンピック招致も是非実現してまいりたい。世界に羽ばたく長野市を築いてまいりたい。それには社会基盤の整備や生活基盤の整備、健康、福祉、教育、文化と、いろいろ住みよい活力のある、ゆとりと潤いの長野市を目指しての伸びゆく長野市をつくってまいりたい。それにはやはり市民の皆さんから信頼される市政を築いていきたい。

 市民の皆さんのお声をよくお聞きいたしまして、各種市民会議などいろいろ開いてまいったわけでございますが、市民の皆さんから信頼される生き生きとした市政を築いてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 今日まで大変皆さん方に御指導、御協力賜りましたことを改めて感謝申し上げる次第でございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 続きまして、公約などにつきましてでございますが、いろいろ四年前には公約を申し上げまして、市長に就任後細かく分析をいたしまして、九十二項目ぐらいいろいろあったわけでございますが、ただ今のところでは調査、研究も含めて公約の着手率は百%と、こういうような状況でございますが、平成元年度までには、既に実施済みのもの、ただ今実施中のもの含めて八十四項目九十一%でございます。今後まだ調査、研究、検討中のものが、空港の整備、大学の誘致、公的医療施設の建設などが八項目ほど残っておるわけでございますが、今後も実現に向けて努力をしてまいりたいと考えております。

 公的医療施設の建設についてお答え申し上げます。

 六十二年の五月に長野市の公的医療施設建設審議会を設置いたしたわけでございますが、今日まで審議委員の皆さんには大変御努力をいただいておりまして、精力的に十四回もの審議をいただいておりますが、なお六回も国内の先進的病院の視察をしていただいておりまして、そういう中で九月の五日に中間答申をいただいたわけでございます。この中間答申は病院の形態についての答申でございまして、先ほど山本議員からも御説明もございましたように、将来は六百床規模のものを考えるけれども、当面は百床から百五十床と、こういうことでスタートしようではないか。三大成人病を中心とした一般病院であるけれども、紹介制を原則として一部オープン制も取り入れる、こういうことで御答申をいただいたわけでございます。大変精力的に御審議いただいておりますことに感謝申し上げる次第でございます。

 なお、病院の経営形態について、一番大事なところでございますので、その病院の経営形態については、今後最終答申をいただくわけでございまして、またなるべく早い段階での御答申をお願い申し上げたい次第でございますが、今後の方針といたしましては、最終答申を尊重いたしまして、市民病院、公的医療施設の建設に着手をしてまいりたいと考えておりますが、今後最終答申をいただく中で慎重に、しかもなるべく早く市といたしましても方針を出さなければいけない問題がいろいろあります。それは病院の経営形態の答申をいただいた後、経営主体をしっかり確定していくことです。それから病院の基本構想を策定していかなければなりません。それから、その後実施計画を策定していく。一番大事なのは医療スタッフです。医師の確保、それから全国的に不足が言われております看護婦など、医療スタッフの確保ということが非常に大事な問題になっておりまして、特に看護婦さんなどは今全国的に非常に不足ぎみのようでございますので、市内の一般病院の看護婦さんをこちらの方へということにはいかないわけでございますので、どうしても無理のないように看護婦さんも来てもらわなければいけない、こういうようなことで、医療スタッフ、それからまた経営をやっていただく、また診療の体制をつくっていただく病院長をどなたにお願いするかということも非常に大事な問題でございまして、こういう医療スタッフの確保について早急に努力していくことが必要でございます。

 それから、いよいよ病院の施設の建設にかかっていくわけでございますので、いろいろ今挙げましたような各項目についてクリアしていきますれば、実際に開設するには答申後四年ないしは五年ぐらいかかるんではないか、このように考えておる次第でございまして、用地につきましては、ただ今古里の富竹地籍に四万七千七百平方メートル、地権者の皆さんと話合いをしておりまして、用地確保に乗り出しておる状況でございます。年内にはこの用地のめどもつけてまいりたい、このように考えておりますが、最終答申をいただきましてから、今申し上げましたような項目をクリアいたしまして、開設に向かっての病院建設を始めていきたい。

 これは保健と医療と福祉が、福祉施設も併せて建設する予定でございますので、長野市の高齢化時代にふさわしい、市民の皆さんから信頼される保健と医療と福祉が三者連携できるような拠点施設にしてまいる、こういうことを基本方針にして取り組んでおる次第でございます。

 郵便局の窓口での年金証明等の交付サービスをすべきではないか、こういう御提案でございます。これは郵政省でも、国民の皆さんから愛される郵便局制度を今後も充実していきたい、このような方針から、郵トピアサービス事業の一つといたしまして、そういう市町村の事務のできるものは引き受けていこうではないか、こういう方針が出ましたもので、長野市におきましても今早速話合いをしておるところでございます。長野市の市内には特定郵便局も含めまして八十八か所の郵便局があるわけでございますので、その窓口で、今、話合いをしておりますのは戸籍謄本、戸籍抄本、住民票、年金証明書等を取扱いをしてもらいたい、こういうことで、ただ今郵便局の方と代表者の方と協議中でございます。おおむね実施の方向で今話が詰まっておりますので、実施時期につきましてはなるべく早い段階でということで、年内には実施できるではないか、このような見通しで今協議中でございますが、これは戸籍謄本とか抄本、住民票は近くの郵便局へ行っていただいて、その窓口で書類に書き込んでいただければ、それを市の方へ送っていただくと、多少手数料がかかるんですが、そして市の方で受け取ればそれを直接市民の皆さんのお宅へ戸籍謄本、抄本、住民票についてはお送りするし、年金証明書は郵便局の方で受付をして市へ送ってもらえば、市が直接社会保険庁の方へ送ってしまう、そういうことで、市民の皆さんが支所なり本庁なりバスなど使って遠くまでの場合には来ていただかなくても、近くの郵便局で、歩いていってこういう手続ができるということで、相当市民サービスの向上につながると確信しておる次第でございまして、特に年金受給者は毎年増加しておりまして、長野市の年金証明書発行件数は六十二年度で五万八千八百件ほどございましたし、六十三年度では六万六千四百六十件ほどでございまして、毎年年金受給者が、資格者が増加しておりますから、年金受給者にとりましては相当なサービスの向上につながると、そういうふうに考えておる次第でございますので、ただ今実施の方向で協議中でございまして、年内早い段階でまた実施をしてまいりたい、そのように考えておる次第でございます。

 続きまして、在宅老人福祉の充実についてお答え申し上げます。長野市の在宅福祉の現況でございますが、今後高齢化時代を迎える中で、いろいろな特別養護老人ホームとかデイ・サービスセンターとか、施設づくりも大いに努力していくわけでございますが、それともう一つは在宅福祉を充実していきたい。これが今後の高齢化時代を活力あるものにするための一番の大事な点ではないか。家庭介護がお年寄りの方にも一番幸せでございますし、家族の皆さんが非常に、病気になった場合、体が弱い場合、またいろいろな家事の都合で忙しい場合には大変御苦労かける、これを公的な面でいろいろお手伝いをしていかなければいけない。

 在宅福祉をもっと充実していきたいということで、現況におきましては寝たきりの老人、虚弱老人などの福祉対策といたしましては、家庭奉仕員の派遣事業をしておりますし、また短期保護事業、忙しい場合や都合の悪い場合にはお年寄りの方を長野市の施設でお預かりするという保護事業、デイ・サービスの設置をいたしまして、デイ・サービス事業、また移動入浴車の派遣事業とか、日常生活用具の給付事業など、いろいろやっておるわけでございますが、今後充実していかなければいけないのは、国の方でも在宅福祉の今後の目玉として今、国の方でも積極的に取り組んでおるのが家庭奉仕員の派遣事業でございまして、これは長野市におきましても、現在家庭奉仕員は五十三名おるわけですが、今年は九十五名にしていきたい。四十二名の増員を今年度図る予定でございます。そして平成三年までには百五十名、今の三倍ぐらいに家庭奉仕員を増員いたしまして、給付サービス内容もいろいろ改善いたしまして、それから対象者も拡大いたしまして、市民の皆さんに大いに御利用いただく中で在宅福祉を充実していきたい。

 二番目には、短期保護事業でございまして、これは特別養護老人ホームで、家庭で介護していただいておる寝たきりのお年寄りなどを家事の都合、あるいは介護の都合で預かっていただきたいという場合に、一週間、二週間、一か月お預かりすると、こういう事業でございまして、既に始めておるわけでございますが、この事業は大変好評でございますので、今後も増やしていきたい。ただ今長野市では三十八床、短期保護事業用に確保してございますが、五十七床に増やしていきたい。今後この希望者の状態なども見ながら、ベッド数も順次増やしていって、短期保護事業をもっと充実をしてまいりたい、このように考えておる次第であります。

 次に、デイ・サービスの設置でございますが、デイ・サービスセンターにつきましては既に三か所、松代、松寿荘、それから篠ノ井、三か所のデイ・サービスセンターを設置いたしまして、ただ今事業を始めておりまして、これもまたお年寄りの方に大変好評でございますので、今後、平成四年度ごろまでに四か所増やしてまいりたい。計七か所で当面長野市のデイ・サービス事業を充実していきたい。今後増やす予定のところはただ今、本年度は古里で建設中でございますし、あと西部地区、若穂地区、更北、川中島地籍にということで、七か所デイ・サービスを設置してまいりたいと考えております。

 厚生省では二十一世紀に向かって、デイ・サービスは、中学校単位ぐらいにと言っておりまして、そうしますと長野市ももっと増やしていかなければいけないわけでございますが、当面は平成四年度までに七か所設置いたしまして、様子を見てまいりたいと考えております。

 その次は緊急通報システムです。独り暮らしのお年寄りが万が一という場合、非常に心細いわけでございますし、そういう御家庭に緊急通報システムを導入してまいりたい。これは今年度の予算で五百世帯の予算がありまして、近くこの運用を開始してまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 これからも在宅老人福祉は高齢化時代の一番大事な福祉の市の施策でございますので、なお一層充実していきたい。

 それともう一つ、有償ホームヘルプサービス制度を始めておりまして、これも市民の皆さんの間で助け合いの精神、そういう気持ちを持っていただく中で、非常に今有効に仕事が始まっておりますので、この有償ホームヘルプサービス制度も今後充実していきたい。なお一層在宅老人福祉を充実してまいりたい、このように考えておる次第であります。

 民生委員さんの増員につきましては、非常に各地区から要望が、社会福祉協議会から寄せられておりまして、長野市におきましても積極的に増員いたしたいということで県の方へ申入れをしておったんでございますが、今年が改選期でございまして、二十五名の増員の内示が県から頂いておりますので、新しく五百一名の民生委員さんに今度御活躍いただくようになるわけでございまして、近くまた新たに任命をし直しまして、お願いをしてまいりたいと思っておる次第でございますが、女性委員さんにも、ただ今は四十%ぐらいですが、今度は四十五%以上の女性の委員さんに御活躍いただくように今考えておる次第でございます。

 続きまして、女性行動計画についてお答え申し上げます。内容とか進行状況についての御質問でございますが、昨年の八月女性行動計画の策定委員会を二十五名の委員さんで設置をいたしたわけでございまして、男女雇用機会均等法の施行、また女性の皆さんの地位の向上、人権尊重と自立の精神、また生き生きとした人生を創造していただく。また地域社会に積極的に参画していただく中で、住みよい都市づくりに貢献していただく、男女平等社会の実現などを目指しまして五か年の女性行動計画を作っていただこう、こういうことで、今何回にもわたって大変精力的に御審議をいただいておるわけでございまして、十月の初旬には提言を頂ける予定でございますので、その提言を十分尊重いたしまして、長野市の女性の皆さんの地位向上、また社会参加の市の指針にいたしまして、市の施策を充実してまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 今のところ策定委員会で審議していただいております内容は、六つの柱になっておりまして、一つは教育問題でございますが、これは男女平等観に立った教育を推進していく、そういう立場で御審議していただいております。二つ目は、母性と健康、母性の尊重と健康の増進、こういうことを審議していただいております。三つ目は家庭です。個人の尊厳と男女平等に基づく家庭ということでございます。四つ目は社会参加、より積極的に御婦人の皆さんに社会参加していただいて、いろいろな行政に積極的に参画していただく、御意見を出していただく、そういうものでございます。五番目は労働、権利と保障の問題です。六つ目は高齢期、豊かな高齢期に向かって、生涯教育の充実という立場で御審議いただいておるわけでございますが、十月初旬には御提言いただく予定でございます。

 次に、食品パック類の焼却についてお答え申し上げます。長野市ではごみを御家庭の皆さんの食品パック類やビニール類が非常に、いろいろな食品にはみんなついていまして、それが非常にかさばりましてごみ箱がすぐいっぱいになってしまうと、もっと回数を増やせないかというみどりのテーブル、はがきなどで大変御要望が強かったものですから、そういう御家庭の御婦人の皆さんの不満を解決しよう。それからまた幾らかでも燃えないごみ、不燃物の処理場、今、小松原地籍へ三十数億で建設を始めておりますが、なるべくごみの不燃物の処分を少なくしよう、こういう両面から、環境部に関係の職員が集まりましてプロジェクトチームをつくりまして、一年ぐらい研究をしてまいったのでございますが、一生懸命研究してもらった結果、今までの食品パックも清掃工場で燃やせるようになったわけです。いろいろ研究する中で、食品パック類を燃やしますと清掃工場の炉の中に固まりがついてしまうんです、クリンカーが。それを除去する方法がないかということで、それは少し冷たい空気を流し込むとクリンカーがつかないということが分かりましたので、清掃工場を改装いたしまして、それともう一つは食品パック類、ビニール類を燃すと有毒ガスが出るもので、それを有毒ガスが出ないように集じん施設をつけなければいけない。この問題も解決いたしまして、クリンカーや有毒ガスがクリアされたものですから、それでいよいよ実施ということで、この四月から食品パック、ビニール類の、今までは不燃物として処分していただきましたが、今度は燃やす方のごみの中へ入れていただいて結構ですと。余り厚いベークライト類は今までのように不燃物ですが、食品パック類のすぐ燃せるようながさがさしたものは全部今度は燃やすごみの方へ入れていただく、そういうことでございまして、四月から実施しておるわけでございます。

 ですから今まで食品パック類は不燃物ということで月二回の収集の方へ入れてもらったんですが、今度は可燃物となりますから、収集が月八回の方へ入れていただく。ですから御家庭の皆さんもそうごみがたまらないうちに燃やす方のごみとして月八回の方へ出していただくようになりますし、市といたしましても、燃やしてしまうものですから、今までよりも、昨年の同時期と比べまして約七百トンぐらい不燃物が減りまして、最終処分場へ持っていく分がそれだけ減ると、向こうも長持ちするということで、御家庭の皆さんからも喜ばれ、また市の方も最終不燃物の処理場がそれだけ長く使える、こういうことで、まあまあ効果があったんではないか、このように考えておる次第でございます。

 今後、食品パック類を初め家庭のごみが非常に多くなってくるわけでございますので、これは家庭の御婦人の皆さんにも大変御協力いただいて、分別収集をやっていただいておりますし、市といたしましてもごみ行政をしっかりやってまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 次に、農業の長期展望についてお答え申し上げます。

 御指摘のとおりただ今減反の問題で農業は非常に大きな曲がり角の転換期に立っておりまして、国際化時代にいろいろな貿易摩擦の一環として大きな国際摩擦の一つになっておるわけでございますし、また消費者の方の考えもいろいろ変わりまして、消費構造も大きな転換期を迎えているわけでございますので、そういう中で長野市の農業振興をどういうふうに長期的に考えていかなければいけないか、こういうことでございますが、長野市の現況を見ますと、平坦地域は土地や気象条件はいいわけでございまして、更北、川中島から松代にかけまして、それから長野市の東部郊外の方へかけまして、非常に肥よくな土地の中で、果樹を主体とした農業経営をしてきておるわけでございますけれども、農業経営の基本は適地適産ということでございますが、幸い高速交通網の開通も近いわけでございますので、都市近郊型の集約的で施設型の高収益農業に転換していって、農業後継者の育成を図っていけば、必ず長野市の農業の将来展望も明るいものがある、このように考えておるんですが、それでは具体的にどのように取り組んで高収益農業、後継者の育成に入っていくか、こういうことでございまして、そのための長期ビジョンを作ってまいりたい。長野市の農業の二十一世紀へ向かっての長期ビジョンを策定をしてまいりたいと思っております。

 それで、現在長野市の農業振興協議会がございまして、農業振興協議会には各農協や農業関係の団体、農業委員さん、農業振興に関するベテランの皆さんが大勢お入りいただいて委員を構成していただいておりますので、長野市の農業振興協議会に長野市農業の二十一世紀へ向かっての長期ビジョンの策定をお願いしてまいりたい。市も原案をつくりまして、農業振興協議会でいろいろ御意見をいただく中で今後の農業振興の長期ビジョンを策定してまいりたい、このように考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 次に、ながの夏音楽祭アスペン・ミュージック・フェスティバルについてお答え申し上げます。

 一昨年の文化デザイン会議が長野市で行われまして、そのときアスペンのスターリング市長が見えまして、話合いの中で、世界的に有名なアスペンミュージックフェスティバルをひとつ指導してもらえないか、こういうことで、御協力いただく中で、昨年一回目、今年はながの夏音楽祭ということで、市民の皆さんにも大いに参加をしていただくと、演奏をしていただく、こういうことで、ながの夏音楽祭という名称で第二回目を行ったわけでございます。

 幸い四日間の入場者が約二千七百名ということで、大変好評のようでございましたが、今後どうやっていくかということでございますが、これは長野市の商工振興公社は飽くまでいろいろな商工業の振興のための支援活動をするわけでございまして、今は積極的にお手伝いしておりますが、ある程度軌道に乗れば民間の方へ任せていく、これが本筋でございますので、今後、現在でも民間の商工団体、また音楽団体の皆さんで実行委員会を構成していただいて、積極的に取り組んでいただいております。こういうイベントに文化庁も三年間で一千万ぐらいの補助を出したいという方針も出たようでございますので、長野のこの夏音楽祭も是非、文化庁の補助も頂く中で、だんだん実行委員会、民間主体の実行委員会の方でやっていただくような方向に持っていくのが一番いいんではないか、こういうように考えておる次第でございますが、長野市の商工振興公社といたしましても積極的に支援はしてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 長野市商工振興公社はいろいろなイベントや催物を長野市で開いていただければ、それは非常に市の商工業の発展につながるということで、そういういろいろなイベントや催物の支援活動、それからまた工業誘致などの工業振興を図っていきたい。商工業の振興を図っていきたい、こういうことで設立をいたしまして、今職務をしておるわけでございますが、長野市の商工振興公社の今後の方向といたしましては、その趣旨に沿って職員も充実をさせていきたい、このように考えておる次第でございます。

 続きまして、都市景観形成についての御質問につきましてお答え申し上げます。

 今、非常に長野市におきましては市街地の再開発が盛んでございます。それからまた高速道・新幹線時代を迎えまして街が変わりつつあります。そういう変わりつつある中に、やはりゆとりと潤いと美しい街づくりが、市民の皆さんに住みよい長野市につながる、そのような考え方に立ちまして、都市デザイン室を設置いたしまして、都市景観に取り組んでおる次第でございます。美しくて親しみが持てる分かりやすい個性のある街づくりというものを基本に、長野市の都市景観の形成基本計画を作ったわけでございますが、そういう都市景観というのは、経済性や効率性も大事ですが、何よりも人間尊重と言いますか、人を優先する姿勢がなければいけない。それから、都市デザインは、一つの建物がよくても隣の建物との調和がよくないといけないわけで、総合的な考え方でいかなければいけない。街並みというものは特にそうでございますので、そういう都市デザインは総合的に考えていきたい。

 それから、長野市の古い善光寺さんを中心とした街並み、また松代の城下町の風情、そういう歴史とか伝統、風土、そういうものを大事にしていきたい。個性のある街づくり、そういうことになると思います。

 それから、街づくりは住民の皆さんの賛成がなければ進まないわけでございますので、市民参加の街づくり、市民の皆さんの意見が反映される都市景観、そういうものを考えていきたい。

 そういう観点から、長野市の都市景観懇話会でいろいろ御審議いただく中で、基本計画も作り、そしてまた都市デザイン基金も設置いたしまして、都市デザインの賞も、優秀な建物や街並みには都市景観賞を作った、そういうことで市民の皆さんに大いにひとつ意欲を持って美しい街づくりに参画していただきたい、こういうことでございます。

 そういう努力が認められまして、建設省から今年都市景観形成モデル都市に指定されたわけでございますが、これは長野市が指定されたんですが、特に重点地区を決めなさいということで、今のところ城山から善光寺さんにかけまして八十七ヘクタール重点地区に指定されまして、建設省の特別支援が得られるということで今計画を立てておるわけでございます。

 今年度の今後の都市景観行政については、基本計画を基にマニュアルを作りましたもので、このマニュアルの下に、市民の皆さんにダイジェスト版を作ってお配りしたい。市民の皆さんがそのダイジェスト版を見ていただいて都市景観への御協力をいただければ、美しい街並みが今後できていくのではないか、このように考えておる次第でございます。

 それからもう一つは、官公庁が建てる建物や橋、道路、そういう公共施設の景観の整備指針も作っていきたい。我々自らがきれいな道路、きれいな橋、きれいな建物、そういうものを心がけていかなければいけない。公共施設の景観整備指針を今年は作っていくのと、民間の皆さんへのダイジェスト版を作ってまいりたい、このように考えておりる次第でございます。

 そのほか具体的に取り組んでおりますのは、裾花川の環境整備計画の検討委員会を県と作って、水辺に親しめる都市景観、それから高速道が篠ノ井、松代、若穂と通りますので、高速道周辺の景観整備にも取り組んでまいりたい。また緑化の推進計画も長期計画を立てまして、緑を増やす運動をなお一層強力にしてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 消防職員の増員についてお答え申し上げます。

 消防職員につきましては、御指摘のとおり、自治省の方針よりも長野市は少数精鋭で頑張っていただいておるんですが、一、二年前に十名ほど増員をいたしまして、まず火災や災害が出る前に、火災の出る前に予防が大事だということで、予防査察体制を強化いたしておりまして、長野市の出火率というものは全国平均よりも低いのではないか、このように考えておるわけでございますが、しかし高速道が通りますと、今松代の分署も新しく新築中でございまして、救急体制を整備していかなければいけない問題、それから塩崎地区を中心に消防分署をつくりますし、柳原分署の新築などがございまして、そういう新しい需要に対する職員の増員は必要でございますので、必要に応じて順次消防職員の増員も図ってまいりたい、このように考えておりますが、なお一層予防査察体制も強化してまいりまして、まず火災の起きないようにしていきたい。災害の起きないようにしてまいりたい、このように考えておる次第であります。

 以上私からお答え申し上げ、あと関係部長の方からお答え申し上げます。



○議長(今井良雄君) 教育長奥村君

   (教育長 奥村秀雄君 登壇)



◎教育長(奥村秀雄君) 教育委員会への御質問のうちで、国際理解と姉妹都市クリアウォーター市との交流事業につきまして私の方からお答えいたします。

 まず、国際理解ということについてでございますが、相互依存がますます緊密になってきている国際社会の中にあって、我が国がその国際的地位にふさわしい役割と責任を果たさなければならないという現状でございます。そのためには、我が国あるいは私ども長野市にとりましては、長野市の芸術、あるいは文化と伝統について十分に理解するとともに、相手の国の芸術・文化を正しく理解し、尊重していくということが極めて大事なことでございまして、国際理解とは絶えず自己自身の生き方について考えていくことから始めなければならないように思います。

 次に、その国際理解を進めていくに当たりまして、学校教育の日常の学習活動の中に計画的に場と機会を設けることが必要でありますとともに、実際に外国の文化に触れるという、いわゆる交流活動も欠かせないものになってまいりました。教育委員会といたしましてはこうした立場に立って、早くからこの交流事業を進めてきているところでございます。

 その内容は既に御案内のとおりでございますけれども、一つはクリアウォーター市への交換学生派遣事業でございます。昭和五十五年度から発足させまして、本年度で既に百五名を送っております。特に本年度からは全国でも珍しい中学生を送りまして、ただ今それぞれの学校において全校集会などの場を使って、派遣された生徒が体験学習の内容を全校生徒に広げているところかと思います。

 二つには、クリアウォーター市からの英語教師の受入れ事業でございます。昭和五十七年度から実施しまして、既に二十一名を招いております。特に本年からは教師の数と指導期間とを二倍にしていただきまして、九月一日から来年六月末までの十か月、既に三人の英語教師が中学校において英語の授業を行っております。また、これとは別に皐月高等学校に八月から外国人英会話講師を入れまして、英語教育の充実を図っております。

 三つには、英語教師のクリアウォーター市への派遣事業でありますが、このことは昭和五十六年から実施いたしまして、既に十六名になりました。自己の実体験を通しての英語教育でありますので、より力が入ったものになっております。

 以上、現在実施している三つの交流事業について申し上げましたが、これらを通しておよそ次のような教育効果があると思います。

 主なものを申し上げますと、まず一点目は、教育、文化を中心として幅広い交流や相互理解、学び合いを通して友好親善関係を一層深めているということでございます。

 二点目は、生活体験を通した交流から、双方の歴史、文化、あるいは物の見方、考え方などを理解し、尊重し合う心と態度を身につけつつあるということでございます。

 三点目は、我が国や、あるいは長野市の文化や伝統を相手に伝えるためには、まず自分がそれを理解することが基本でありまして、その見詰め直しによって、日本人として、あるいは長野市民としての自覚や誇りを持つことを促すことができるということでございます。

 四点目は、外国人の人々の生活感情、あるいは願いに触れることによりまして、文化、伝統は異なっておりましても、その底を流れる人類愛のようなものに気づき、国際的ないろいろな課題に目を向ける力を身につけることが期待できるということでございます。

 五点目は、文法や和訳中心として批判されてきております日本の英語教育から英会話の実体験を通して、実際に使える英語力を身につけることができるということでございます。

 以上の主なものを挙げたわけでありますが、先ほども申し上げましたように、国際理解はまず自分の周り、あるいは自分自身からということから、すべての教育活動を通して進めていくことが大事でありまして、私ども教育委員会におきましては、本年度から教育センター内に国際化教育研究委員会を設置いたしまして、その研究を進めているところでございます。



○議長(今井良雄君) 公営企業管理者峯村君

    (公営企業管理者 峯村富太君 登壇)



◎公営企業管理者(峯村富太君) 御質問のうち千曲川流域下水道の上流処理区の処理場について私からお答えを申し上げます。

 このことにつきましては、以前から精力的に反対期成同盟会の役員さんを初め関係の皆さんへと接触をしてまいり、各々お願いをしているところでございます。その中で一番感じておられることは、関係の個々の皆さんには大変御理解をいただいてきているのではないか、このように感じ取っております。ようやくいたしまして近日中に反対期成同盟会の総会が開かれるようでございます。一つの大きな山場に差しかかっているのではないか、このように感じ取っておりまして、新しい展開を私は期待しているところでございます。この総会が開かれた後、真島地区の区長、あるいは自治会の会が開かれるようでございまして、そこへも正式にお願いをしたい、このように考えております。

 いずれにいたしましても、いつの議会でも申し上げているように、今年度中にこの見通しをつけたいと思っております。市民の皆さんからは下水道に対する期待が大変大きいわけでございまして、私も日常の業務の中でもこのことはひしひしと感じております。今後とも努力をしていきたいと思いますので、議会の御協力もお願い申し上げたいと思います。



○議長(今井良雄君) 財政部長奥元君

     (財政部長 奥元護君 登壇)



◎財政部長(奥元護君) 財政問題につきましてお答え申し上げます。

 御質問のうち昭和六十三年度市税の増収要素及びその収入状況につきましての御質問でございますが、市税につきましては六十三年度当初予算で四百七億五千二百万円に対しまして、決算額で四百三十七億九百万円で、前年度と比較いたしますと五・二%の伸びとなっております。全国別に対前年比較をいたしますと、個人市民税で一%増、法人市民税で十・四%の増、固定資産税で五%の増、順調に推移しているところでございます。

 これは我が国の経済が引き続き堅調に推移しており、設備投資がおう盛で、全産業で拡大傾向が持続しておりまして、産業別で見ますと電機・機械の製造業や、好調な個人消費を受けまして、卸小売業が大幅な増加となっております。また、運輸、通信業、建設業も堅調な伸びを示しておりまして、この結果当初税制改革によります減税先行の影響が懸念されたものの、好景気に支えられ順調な伸びとなったものであります。

 次に、六十三年度の市税の収納率につきましては、九十七・六%となり、前年度を〇・五二%上回り、二年連続いたしまして前年度を上回ることができたわけでございます。

 また、滞納繰越額の状況でございますが、六十三年度は十億四千二百万円となっておりまして、一億七千六百万円前年度より減額することができたわけでございます。

 税等の滞納につきましては、善良な納税者に不信を招くとともに、税秩序の根幹を崩すことになり、放置できないものと認識しております。夜間の電話催促、臨戸訪問等を行い、また口座振替加入者の増強を図るため広報活動を積極的に実施し、さらに法に基づいた措置を行使して、滞納整理と新しい滞納者をなくすための滞納防止に努めてまいりたい所存であります。

 また、大口滞納者と長期にわたる悪質滞納者につきましては、整理状況を常時把握しながら、粘り強い滞納整理をしてまいる所存でございますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。

 次に、公債費の状況についてでございますが、市債の現在高といたしまして、普通会計で六十三年度末五百三十一億二千百万円でございます。そのうち一般会計で見てまいりますと、五百二十四億円となっておりまして、六十三年度一般会計決算ににおきますところの公債費につきましては、六十三年度五十六億七千万円となっているところでございます。これにつきましては、前年度と比較いたしますと一・三%の減となっております。この減となりました理由につきましては、六十二年度におきまして二億三千九百万円ほどの縁故債等の繰上償還を行ったためと見ているところでございます。今後の公債費の見込みといたしましては、平年度ペースで毎年五十億円程度地方債を借り入れていきますと、返済額はおおむね六十億円程度となり、公債費比率は十一%前後で推移していくものと考えております。六十三年度末の公債費比率につきましては、十・九%となっているところでございます。

 次に、平成元年度の市税収入の見通しについてお答え申し上げます。

 市税全体の六割強を占めます個人市民税、固定資産税の調定額の状況でございますが、個人市民税につきましては現時点で百五十六億三千二百万円で、昨年同期の百四十八億四百万円より五・六%増加しております。また固定資産税につきましても、百四十二億三千七百万円で、昨年同期の百三十四億四千百万円より五・九%増加しております。これらの要因といたしましては、前年度に引き続き経済が好調に推移するものと見込んでいるところでございまして、市税全体では現時点で昨年同期と比較いたしまして五・九%増となっているところでございます。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 企画調整部長丸山君

    (企画調整部長 丸山義仁君 登壇)



◎企画調整部長(丸山義仁君) インター周辺を含めての土地利用計画についてお答えを申し上げます。

 まず、(仮称)長野インターチェンジ及び(仮称)須坂インターチェンジの周辺土地利用計画についてでありますけれども、これにつきましては、現在庁内の関係部局で構成いたしております長野市高速自動車道建設対策委員会の下部組織でございます都市施設部会、これと土地利用部会など専門部会を中心に、鋭意策定を進めているところでありまして、これら専門部会では地形、土地、建物の利用現況など、関係地区の現況把握、それから広域圏及び長野市の商工業など商工業の把握、さらに都市計画と上位関連計画の把握など、これらの事項につきまして研究、検討を重ねてまいりまして、現在、問題点を整理しているところであります。

 今後これらにつきまして整備すべき課題又は整備方針の設定について精力的に検討を行う中で、松代、若穂など関係地区の皆様方の御意向等を踏まえ、また(仮称)須坂インターチェンジにつきましては、今まで、ただ今申し上げました研究、検討事項について主に国、県の上位関連計画など、必要な事項は協議を行ってまいりましたが、今後とも隣接する須坂市とも十分協議をいたしまして、地区全体の整備構想の素案、これを早期に得たい考えであります。

 いずれにしても抜本的な見直しを進める中で、農振地域の見直しも含め、二十一世紀を展望いたしました長期的な土地利用計画の早期策定に鋭意努めてまいりたい所存であります。

 次に、綿内東山工業団地、馬場沢住宅団地の築造につきましては、地元の関係地域の皆様方が鋭意お取組いただいているわけでありますけれども、農業振興地域の問題、県が実施しておりますところのかんがい排水事業との関連など、条件整備を要することがございますので、県など関係行政庁初め関係者の皆様方など十分協議をする中で今後対処をいたしてまいりたい考えであります。綿内地区には(仮称)須坂インターチェンジも建設されますので、先ほど申し上げましたよう、周辺の土地利用計画との整合につきましては、農業問題も含め十分研究、検討をいたしまして、利用計画の方向づけを図ってまいる考えであります。

 以上であります。



○議長(今井良雄君) 生活部長井上君

    (生活部長 井上脩君 登壇)



◎生活部長(井上脩君) 国民健康保険会計につきましてお答えを申し上げます。

 昭和六十三年度の国民健康保険は、総医療費が前年対比で百二・五%と低く抑えることができました。このため保険給付費の支出が少なくて済みまして、黒字決算となりました。剰余金のうち約二億円は保険料軽減に振り向けまして、本年度大幅に保険料の引下げをすることができました。

 次に、保険料の収納及び滞納状況でありますが、六十三年度保険料調定額六十四億四千八百十八万円に対しまして、収入済額は五十四億八千八百五十九万円でありました。現年度分収納率は九十四・六二%であります。前年に比べて〇・六%の上昇となりました。六十三年度分滞納額は三億百六十八万円で、累積額は九億一千八百四十六万円となります。この対策として訪問指導、訪問調査、納付相談等、鋭意努力をいたしまして、滞納整理に努めておるところであります。



○議長(今井良雄君) 商工部長戸津君

    (商工部長 戸津幸雄君 登壇)



◎商工部長(戸津幸雄君) 私の方からは象山地下壕にかかわります御質問にお答えしたいと思います。

 現在までの検討経過と安全対策につきまして申し上げたいと思います。

 地下壕の保存につきましては、地元の皆さんを初めいろいろな団体の方々から、早く保存をし、公開をするように、そういう御要望が強うございます。そこで、地元の皆さんによります松代象山地下壕検討会というものが六十一年にできまして、そして四回にわたって御検討いただいて、昨年の三月に現況と、それから当面の問題、あるいは今後の問題等について御提言を頂だいしてございます。

 その中に、これから具体的に施策を進めるためには地元の意見や、それから安全対策を取るために専門家の皆さんを交えた委員会を設置してはどうか、こういう御提言がございました。また、同様な趣旨で地元の皆さんからも陳情、請願がございました。これを受けまして、昨年の十二月に二十四名からなります松代象山地下壕保存等対策委員会を設置いたしまして、今鋭意御検討をいただいておるところでございます。

 委員会を重ねていく中で、基本的には保存すべきであるし、公開もしていかなければいけない。しかし、安全対策が第一ではないかというようなことで、当面、それではどの程度のルートを公開していくかというようなことで、小委員会を設けて、そこで検討していただくことが一番いいんではないかということで、八名の委員の皆さんによる小委員会を設けていただきまして、そこでルートの決定とか、どういう方法で安全を確保できるのかということを検討していただいて、そして短期間にできれば、一部でも公開することの方がいいのではないか、全面をやりますと五千九百メートルほどあるわけでありますので、時間が相当要するというふうに予測されるので、とりあえずどの程度公開することがいいか小委員会に任せるので、小委員会で検討していただきたい、こういうことでございます。

 その中で、専門家をお招きして、御一緒に小委員さんと見たら、もう既に四十四年を経過している壕でございますので、非常に危険な状態になっておる。専門家の皆さんに言わせますといつ部分的な落盤があっても不思議でないような危険な状態なところで、今までけが人が出なかったのが不思議なくらいに思います、こういう厳しい御意見を頂だいいたしましたので、早速、恵明寺さんがあそこを今管理していただいているわけでありますけれども、翌日からは恵明寺さんのいわゆる地権者の立場で閉鎖をしていただいているわけであります。

 その小委員会の中でも、決めるときにも、当面の一部公開する範囲の地主さんのやはり了解を得なければいけないが、それは市の方で対応せよ、こういうことでございましたので、私どもも地主さん、七名ほどおりましたけれども、二晩ほどお集まりをいただいて、こちらの趣旨を御説明申し上げましたら、快く御承諾をいただきまして、私どもの方へ、それでは保存をすること、あるいは今後利用することについて承諾をいただいたわけであります。

 三点ほどございますが、一つには地下壕への立入りについてお認めいただきました。二つ目は地下壕への施設、何らかの施設を設置することもお認めをいただきましたし、地下壕を市が管理利用することについて、この三点についてお認めいただきました。これは先月の二十九日でございましたので、早速その翌日からは、今度は市の責任において管理をしてまいりたい、こういうことで、今も市の名前で閉鎖をしてありますが、これがいつまでも長く続くと、全国各地から大勢の方が視察にまいりますので、できるだけ早い時期に一部でも公開したいという気持ちがあるわけでございます。近いうちに小委員会、あるいは全体の委員さんの会議を予定してございますので、その折りに一定の方向が出るんではないか、そんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(今井良雄君) 教育次長新井君

    (教育次長 新井好仁君 登壇)



◎教育次長(新井好仁君) 私からホラービデオ作品の規制についてお答えさせていただきます。

 御指摘のように全国民を恐怖に巻き込んだ事件の背景に、粗暴性と残虐行為を駆り立てたホラービデオ作品があったことは憂慮に堪えないところであります。このように正常な精神をゆがめ、異常人格を形成してしまう有害作品を作成し、販売する関係者に社会的責任が問われなければなりません。長野市におきましては、昨年度において有害図書販売やレンタル店等の急増から、その実態調査を青少年育成市民会議を通して市内のすべての青少年育成地区会議が開かれ、併せて青少年に好ましくないビデオの自主規制や管理販売等の依頼を実施してまいりました。

 なお、この度、長野県青少年対策本部長から、粗暴性、残虐性の著しいビデオテープの販売、貸出店に対して自主規制を依頼するよう長野市長あてに要請がありましたので、早速市教育委員会として、今までの調査結果を基に自主規制の依頼を実施してまいります。

 さらに、昨年同様に、青少年健全育成、環境浄化強調月間の十月には、地域ぐるみの市民運動を行い、自主規制の実施を強く求めてまいる所存であります。

 長野市は青少年保護育成条例を施行し、有害図書等を指定して、青少年に販売等を禁止することができますが、この度県が法規制によらない自主規制に本腰を入れて取り組み、市町村に要請してきましたことと、本市条例も第一義的には自主規制を求めておりますことから、当面は長野県と同様の規制を求めてまいりたいと考えております。

 自主規制の依頼内容としましては、一つには、著しく粗暴性、残虐性の強いホラービデオテープについては店頭には陳列しない。二つ目は、利用者の要請によって、これに該当するテープを販売、レンタルするときは、確実に年齢確認を行い、十八歳未満の青少年には販売、レンタルをしない。三つ目は、ホラービデオの非現実性を説明する等、愛の一声をかける。四つ目は、自主規制の趣旨について従業員に周知徹底を図る等であります。

 以上であります。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君

    (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) お尋ねのうち災害対策につきまして私の方から御答弁申し上げます。

 御指摘の地滑り土砂災害から入らせていただきます。

 まず、土砂災害の危険箇所の現況でございます。砂防法の指定を受けているもので、まず地滑り防止区域、これが六十六か所で二千三十ヘクタール、それから砂防指定地でございますが、百十四か所、これが約二千七百ヘクタール、なお、急傾斜地崩壊危険区域、これが三十三か所でございます。このほか県と市で合同調査した段階での危険と思われる箇所が、土石流危険渓流を含めまして約三百六十三か所、大変大きな数字でございます。

 大きな防災工事等につきましては、国、県がやるわけでございますけれども、私ども市独自といたしましてボーリングによる地質、地下水の調査を初めといたしまして、対策工事を実施しておるような状況でございます。

 まず、土砂災害は発生時に何らかの兆候が表れるわけでございますけれども、早い段階での関係者への通報、もちろん市民への情報提供を密に行っておるわけでございます。それで一番最小限にとどめる、こういうことでございますので、私ども十分これを尊重しながら対策を講じておるところでございます。

 今回、浅川におきまして発生した地滑りでございます。若干概要を申し上げますと、去る七月二十四日でございます。夜の七時から八時ごろの段階で、浅川、三ツ出へ通じる市道に沿って発生した地滑りでございます。その規模は市道一本、農道二本を巻き添えにいたしまして、幅三十メートル、長さ二十五メートル、深さが大体六メートルぐらいでございますが、想定移動土量は約五、六千立方メートル、こういうことでございます。たまたま当時、浅川方面では夕方一時間に二十八ミリという夕立がありまして、それがこの地滑りに加速をさせた要因ではなかろうか、こういうことでございます。幸いに人家等には影響はございませんでした。

 この兆候は二日前の二十二日から、道路の中に亀裂を発見いたしまして、早速区長さんから連絡を受けたわけでございますが、その時点から早速伸縮計を設置いたしまして、定期的な観測、それから区の皆さん方に事情を説明し、当然交通の規制、あるいは仮のう回路等の建設をしてまいったところでございます。現在のところは仮復旧してございます。今後本格的な災害復旧でございますが、幸い今月の下旬に国の災害査定がありますし、なお本議会におきましても補正等でお願いしているところでございます。完全復旧を年度内に進行させたい、そういうことでございます。

 次に、豪雨災害でございます。最近頻繁とこの現象が出ておるわけでございますけれども、去る八月二十二日でございますが、一時間当たり、ちょっと記憶にないような四十一ミリという豪雨があったわけでございます。市街地に浸水する被害が発生した、こういうことでございます。こういった私ども、豪雨時につきましては、当然気象台や、あるいは河川情報センターからの情報によりまして、即刻各水門は全部閉めてしまう。これは本庁の遠隔操作でやっておるわけでございます。このシステム、現在、七水系について作動しておるというふうな状況でございます。

 それから、当然ハード面でも、都市下水路、あるいは雨水幹線等、水路整備も急がれておるわけでございますけれども、私どもの整備水準から申しますと、時間雨量三十六ミリ対応の改修計画でございます。なお、たん水池等の設置等についても相当やっておるわけでございますけれども、それらの水をためるということが大事なわけでございます。

 そういう中で、区画整理事業、あるいは開発行為等によります中においても、調整池をお願いをしておる、こういうわけでございます。

 そういうことによりまして流下の抑制が図られているわけでございますが、着々と市内の効果は出ておる、こういうふうに認識をしておるわけでございます。



○議長(今井良雄君) 教育次長久保田君

    (教育次長 久保田隆次君 登壇)



◎教育次長(久保田隆次君) 松代城跡の発掘調査について申し上げます。

 松代城跡附新御殿の整備につきましては、昭和六十年三月、整備計画策定専門家会議によってまとめられました整備基本計画に沿って進めておるところでございます。この城跡の整備計画では、廃城当時の城郭の復元を目指して、堀、石垣、土塁等の復元を行い、城郭のイメージを分かりやすく整備することを目標といたしております。本年度の発掘調査は、これらの復元整備に向けて、専門家による調査団を組織しまして、敵の侵入を防ぐために入り組んだ形につくられた城内の小口と、これらにつながる門の跡、及び八間堀にかかる橋の確認等を中心に詳細調査を実施したわけでございますが、これまでに内堀の規模、橋脚などが確認されて、貴重な調査結果が見られております。

 今後の調査でございますが、今回の調査結果を踏まえまして、専門家会議の指導を得ながら、継続的に進めてまいりたいというふうに考えております。

 なお、今回の発掘箇所につきましては、測量調査が終了次第再び埋戻しを行いますが、予定では九月の十七日に終了の予定でありますので、九月二十三日、二十四日の真田まつりには御迷惑をかけることのないように、十分間に合うというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(今井良雄君) 都市開発部長内田君

    (都市開発部長 内田将夫君 登壇)



◎都市開発部長(内田将夫君) 都市計画の将来像につきましてお答え申し上げたいと思います。

 まず、市街化区域、市街化調整区域、いわゆる線引きの見直しでございますけれども、この線引きにつきましては、ご存じのように市街地のスプロール化を防止しまして、計画的な街づくりを進めていくという土地利用計画でございます。これにつきまして本市は四十六年に線引きをいたしまして、六十一年の八月に第二回目の見直しを行ってきているところでございます。おおよそ五年おきに見直しをするということになっておりまして、第三回目の見直しにつきましては平成三年度を目標にいたしまして、本年度から県から委託を受けました基礎調査を実施中でございます。この基礎調査に基づきまして見直しの基本方針、規模の目標年次、これはおおよそ十年後の二十一世紀初頭になろうかと思いますが、この目標年次に基づきまして、人口、産業、このフレーム等を定めまして、農政との調整を図りながら、計画的な市街地整備が確実に行われる区域を中心に編入を考えていきたいと考えております。

 次に、道路、公園等、都市施設の配置ということでございます。これにつきましては、現在の都市計画を基本にしました長野都市計画の長期構想に基づきまして、高速交通時代に対応し、また冬季オリンピック開催時にも対応できる、将来市民生活にとりまして必要な都市施設の計画決定を、また一部変更していく考えでございます。

 まず道路といたしましては、第一期といたしまして、今年度を目標にしているわけでございますが、いわゆる外環状線の南環状、更北新橋線、また五明西寺尾線、これにつきまして現在、地元の皆様方に説明に入っているわけでございますが、これの都市計画の変更をしてまいりたいということでございます。

 第二期といたしましては、平成二年度を考えておりますが、外環状の東環状線部分、また川中島幹線など、将来に向けて都市基盤整備を図る上で必要のある路線、またオリンピック開催にも必要である路線等につきまして、路線の一部変更等、新規決定を行っていく所存でございます。

 公園につきましては、緑のマスタープランに基づきまして、オリンピック関連施設、南長野運動公園等につきまして位置づけをしていく所存でございます。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 消防局長冨岡君

    (消防局長 冨岡豊治君 登壇)



◎消防局長(冨岡豊治君) 災害弱者の安全対策についてお答え申し上げます。時間の関係で簡略に答弁させていただきます。

 二年間の訪問指導の成果についてでございますが、この訪問指導は六十二年十月から実施いたしました結果、高齢者の火災による死亡は、昭和六十一年は五人、六十二年はお二人、六十三年はお一人というように減少してきておりまして、これも訪問指導の成果と思っております。

 それから次に、高層ビル火災についてでございますが、東京都の二十八階建の超高層マンション二十四階から出火、一戸が全焼するという高層マンション火災の消火、救助の難しさを見せつけられたわけでございますが、これを教訓といたしまして、消防局では早速に八月二十八日から三十一日までの四日間に高層建築物で道路が狭いとか、高圧線があるといった障害によりはしご車が使用できない十二施設について緊急立入検査を実施いたしまして、防火管理体制、消火設備管理、消防訓練等を重点に、積極的に指導申し上げてまいったところでございます。

 以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(今井良雄君) 二十五番山本君



◆二十五番(山本和男君) ありがとうございました。



○議長(今井良雄君) 昼食のため午後一時まで休憩をいたします。

   午後 零時 二分 休憩

   午後 一時 六分 再開



○議長(今井良雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を継続いたします。

 社会・市民クラブ代表四十四番松木茂盛君

   (四十四番 松木茂盛君 登壇)



◆四十四番(松木茂盛君) 四十四番松木茂盛でございます。

 私は社会・市民クラブを代表いたしまして、市行政事務一般につきまして御質問申し上げたいと思います。

 「歳月人を待たず」と申しますが、月日のたつのは誠に早いものでございます。昭和六十年十月二十七日執行の長野市長選挙におきまして、塚田市長は県議会議員から初めて首長に挑戦され、大激戦の末見事勝利されて、塚田市長の誕生を見たのであります。四年前の市長選挙で塚田市長は、市民党を標ぼうされ、以来市政に臨むに当たりましては、常に三十四万市民の幸せを願い、公正無私をモットーとして活動することを表明されてこられました。

 この四年間、持ち前の度量、力量により政治手腕を発揮され、さらに若さとバイタリティーを持って市政執行に当たられました。いよいよ一期最後の市議会定例会を迎えました。四年前市民にお約束した数々の公約には次のようなものがございます。

 一つには、教育・文化の振興、福祉都市の実現、産業の振興、高速交通網の実現、防災都市の建設等々でございます。各種制度、政策課題では、基金創設や調査費の計上が目立ちましたが、一期四年間ではやむを得ない一面を持っております。さらに大型プロジェクト等におきましては完成の困難さを感じておりました。

 しかし、一期を御自身で総括されまして、これら公約の進ちょく状況と、自己評価をどのようになされておられるのか、お伺いをいたしたいのであります。さらに、残された課題の今後の見通しについて明らかに願いたいのであります。

 次に、塚田市長はかつて志も新たに、昭和四十二年、長野市議選で初陣を飾られ、共に八年間この議場で活動されてこられました。現在、残り少ない議員の一人として、塚田市長には将来更に飛躍していただきたいために一言申し上げておきたいことがあります。

 それは今日数々の業績の裏には、取り巻く多くの人々の協力とともに、市長さい配の下で市の全職員の一丸となった絶大な協力があったことを忘れないでほしいのであります。また反面、一部ではありましたけれども、建築指導課の汚職、職員の自殺の多発等々暗い影が漂ったことを見逃してはならないと思えるからであります。官憲の摘発や既に事が終わってからでは後の祭りでありまして、信賞必罰とともに思いやりのある指導性が求められ、職員間や市役所内での自浄能力の発揮、職員間の上下左右気軽に話せ、相談できる雰囲気づくり、さらには職場内のコミュニケーションづくりが求められているように思われます。また、中学生の自殺の多発や、学校内外のトラブル等、教育現場の課題もありました。これらの反省を含め、今後の市政執行に臨んでいただきたいことを申し添えたいのであります。

 次に、市長の政治姿勢と二期目に出馬される抱負についてお伺いをいたします。

 本年六月定例会並びに本九月定例会におきまして、十月執行予定の長野市長選挙に臨む決意表明がなされたところであります。私はここで次の諸点についてお伺いするものであります。

 その第一点は、二期目に出馬される政治姿勢として、再び市民党を標ぼうされるのかどうか、また市民党を標ぼうされるとすれば、市民党たるゆえんについてお伺いしておきたいのであります。

 第二点は、今年四月一日より施行された消費税についてであります。国民の反対世論にもかかわりませず、政府・自民党が国会で単独強行採決により決定した消費税につきましては、国民大衆のひんしゅくを買い、七月の参議院選挙において政府・自民党は他の野党陣営と勢力逆転の大敗北を喫したことは先刻御承知のとおりであります。この選挙では、長野市におきましても同様でありまして、比例選挙区選挙で自民党は三万七千七百八十八票、社会党は単独で六万四千五百八十一票、自民党公認候補に、さらにこの比率を申し上げますと一・七倍の票であります。さらに長野選挙区選挙では、自民党公認候補四万五千五百六十三票、社会党公認候補七万一千二百十票と一・五六倍となっております。

 この事実を見ましても明らかなように、消費税廃止を求める世論は全市民的世論に発展しつつあることを物語っております。

 また、消費税導入後半年になんなんとする今日、長野商店会連合会が市内業者四千二十六の各商工業者に行ったアンケートによりますと、消費税完全転嫁ができた業者は二十四・二%で、後は半分以下か転嫁できないという業者がほとんどでございます。消費税に対する不満がつのっているようでございます。こうした市民世論の動きを厳粛に受け止められ、民主的な市政執行をお願いするものであります。

 市民党を標ぼうされ、政治的諸情勢分析には天才的なものをお持ちと言われております塚田市長とされまして、一人の政治家塚田佐さんとしては、こうした市民世論の動きを目の当たりにしたときに、さて今回施行されております消費税、この税につきましては民意に沿うものでありましたか、あるいはそぐわないものでありましたか、この機会にお伺いしておきたいのであります。

 また、今後このような民意に対しまして、その民意を尊重してそれに沿った政治を行うおつもりかどうか、この機会にお伺いしておきたいのであります。

 第三点に、二期目の出馬に当たり、市民にお約束される施政方針につきましてはどのようなものをお持ちか、お尋ねをいたします。また、一期目におきまして積み残されたと思われる市民病院の建設、高齢化社会に対応した特別養護老人ホーム、あるいは痴呆性老人ホームの建設、それから大学誘致、公民館配置の見直し、市街地向けの芸術文化会館や市民会館の改築、あるいはコンベンションホール等の建設、そしてさらには工業団地造成、優良企業の誘致、あるいは交通ラッシュ解消のための市内環状線電車構想の実現、ヘリポート、空港の設置計画、水害や地滑り防止の対策等々の課題があり、さらには中長期的に進めなければならない第二次総合基本計画への取組、そして来年若しくは再来年決定されると言われるオリンピック招致活動の推進等々であります。この機会に併せて今後の方針をお尋ねしておきたいのであります。

 次に、一九九八年招致の冬季オリンピック施設概要計画書見直しについてお伺いをいたします。

 昨年六月国内一本化、本年六月閣議了解へと順調に進んでまいりました。一九九八年冬季オリンピック招致活動もいよいよ最後のハードルを迎える段階に至りました。今日までの招致活動に使用されてきました概要計画書も、今では自然環境の変化や自然保護との調和、さらには財政計画面等、幾つかの課題が残されているやに伺っております。世界トップレベルの選手をお迎えするオリンピックとなれば、絵にはかけたが実施できないでは済まされないのであります。また、技術面や経験豊富なIOC委員の現地調査が行われるとなればなおさらのことであります。そこで、来年三月IOCに立候補するまでの間に早急に施設の検討、運営面の検討等々、細部にわたって世界に誇れる内容で完ぺきなものにしておく必要があると思います。開催概要計画書の現状における問題点と詳細な見直し方針についてお伺いするものであります。

 特に飯綱高原に設置予定のボブスレー、リュージュコース、あるいは岩菅山のスキーコース等について問題がないのかどうか、関係者とのコンセンサスは得られているのかどうか、この点についてその取組の状況をお伺いするものであります。

 次に、フリースタイルスキー90FISワールドカップ長野大会の取組についてお伺いいたします。

 一九九八年冬季五輪招致活動の一環として招致活動を進められておられましたが、それが実現されて、来年二月本市飯綱高原におきましてフリースタイルスキーワールドカップ大会が開催されることになり、御同慶の至りに存ずる次第でございます。予定によりますと参加国十八か国、選手、監督合わせまして約二百名が参加されると伺っております。世界の選手をお迎えした以上、オリンピック招致へのステップとして絶対にミスは許されないと考えます。これらの参加者を親切、丁寧に、しかも温かくお迎えし、施設面、競技面、運営面でも絶対のミスのない取組を行わなければなりません。そしてワンダフル長野を世界各国に印象づけることが肝要かと思われます。取り分けフリースタイルスキーのモーグルはオリンピック正式種目となると言われておりますので、なおさらでございます。

 現在、準備のための事務局は教育委員会において行われているようでありますが、平常業務の合間を縫って三名の職員により取組が行われております。万全を期するために次の諸点についてお伺いしておきたいのであります。

 第一点は、受入れ準備のためのプロジェクトチームの編成や職員配置面は完ぺきであるかどうかということであります。

 第二点は、スキー場の整備、スノーマシンの配置、駐車場の確保等について間に合っているのかどうかということであります。

 第三点は、選手並びに観客の輸送対策、さらにはそのルート決定について、どの路線を使用することになっておるか。例えば七曲線の使用、あるいは県道飯綱高原浅川線の使用となりますと、この道路の改良準備は開催までに間に合うのかどうか、その点でございます。

 第四点といたしましては、選手並びに観客の宿泊場所選定等についてはどうなっておるのか、それらについてお伺いしておきたいと思います。

 そして五点目には、今回受入れのための準備費用、これらの負担についてはどうなっているのか、併せてお伺いしておきたいと思います。

 次に、飯綱高原開発と水資源汚染防止対策についてお伺いをいたします。

 近年、市街地近郊高原に着目をされ、市民の憩いの場所として市当局はもとより民間におきましても幾つかの開発プロジェクトが進められております。野放図な開発によって再び呼び戻すことのできない自然の大破壊には問題がありますが、節度ある開発は市民のレジャーや高原でのスポーツを通じての健康増進、保養、余暇利用の面で必要なことであります。しかしながら、開発施設によっては下流域に悪影響を及ぼすことも考えられます。飯綱高原の開発に当たっては、表流水はもとより地下水に至る水資源汚染の心配がないよう、すべての開発に当たって行政指導や規制措置を取ることが必要ではないかと思われます。水資源汚染防止についてどのようなお考え、対策を持っておられるか、お伺いいたしたいのであります。また、市におきましては、どのセクションでこれを担当させるおつもりか、お伺いする次第であります。

 次に、市民病院建設促進について伺います。

 市制八十周年記念に端を発した本計画でありますが、本年は九十二周年を迎えるに至りました。今日まで市議会特別委員会、公的医療施設建設審議会等々で綿密な調査・検討が進められてまいりました。いよいよ本年度中には方向づけをしなければならない時期となっております。市長選挙を間近に控え、市民にとりましては非常に関心の深い課題の一つであります。そしてこの市民病院の市長の決意に多くの市民が注目をしているところでもあります。本定例会の初日に中間答申を受けられ、市長の所信が述べられたところでありますが、市長として市長選に臨む市民病院の構想、その規模、形態、経営、そして特に建設時期等について、最終答申を受けたら四年から五年で何とかしたいというお話がございましたけれども、市民の要望は直ちに着工して早くつくってほしい、こういう強い要望がございます。その点を含め、さらに病院の形態の中では高度医療体制を特に強く望んでおられます。これらの点につきまして市長の所信をお伺いしておきたいのであります。

 次に、病院の敷地でありますが、当初計画では二万五千坪確保の方針で取り組まれておりました。現在では、先ほどの御答弁にもございましたが、一万四千五百坪に縮小されております。これは看護大学誘致の可否を口実にされているようでございますが、本市の場合市街地近郊優良地は開発がどんどん進んでおります。市民病院着手後の買い増しは困難を極めることが予想されるのであります。そこで、将来を展望されまして、病院関連施設のことも併せ、当初計画どおりの土地を確保しておくべきだと、このように考えるわけでありますが、市長のお考えをお聞かせ願いたいのであります。

 次に、保健センターの配置計画についてお伺いをいたします。

 地域の保健サービス向上を目的とされまして、現在市内には北部と南部に保健センターが配置され、保健婦の集中配置を行っております。全市的にながめますと、西部、東部などがアンバランスに感じられます。今後の配置計画をお伺いするものであります。

 また、予防に勝る医療対策はなしと言われておりますように、健康教育、健康診査、訪問指導等がたゆみなく行われるところに意義があるのであって、単なる保健婦の集中化では意味がないのであります。スタッフの充実を含め、また機動力の点におきましても、自動車の増車やこれらの考え方につきまして、どういう考え方を持っておられるのかお伺いする次第であります。

 また、機能回復訓練を主目的に設置をされた松代保健保養訓練センターについてでありますが、その機能が発揮されずに、現在では保養中心のセンターとなっておるようでありますが、今後の見通しはどのようにされるおつもりか、併せてお伺いいたしたいのであります。

 次に、高速道関連のアクセス道路改良計画について伺います。

 長野自動車道、上信越自動車道ともに長野市関係の供用開始は平成四年度を目指して鋭意努力されているわけでありますが、このことに関しまして市長初め関係者の御努力に深く敬意を表するところでございます。特に長野インター、須坂インターをメーンとする本市にとりましては、そのアクセス道路の改良整備が最も重要な段階を迎えております。高速道開通まであと三年余と迫ってまいりましたが、市街地までの国道、県道、市道の計画的改良が急務とされております。そこで平成四年の開通までにアクセス路線は計画的にどこまで改良整備をされるのか、またこの改良ができれば、少なくともハイウェーからの車の流れによる渋滞はカバーできるのかどうか、お伺いするものであります。

 また、アクセス道路の改良に当たりまして、国・県に対し本市の協力体制がなければなかなか進まないわけであります。これらの協力体制のための技術者を含む職員配置に不足はないのかどうか、この機会にお伺いしておきたいのであります。特に用地折衝等におきましては、話を始めて一、二年は瞬く間にたっております。高速交通網の幕開けにアクセス道が間に合わないでは済まされないのであります。念のためにお伺いしておきたい次第であります。

 次に、北陸新幹線対策と地元負担についてお伺いいたします。

 待望久しかった北陸新幹線もとりあえず高崎・軽井沢間が本年より本格着工となり、平成六年完成とのことで、市民等しく喜びに堪えないところでございます。軽井沢以北につきましては、当面ミニ新幹線を検討されているようでありますが、冬季オリンピック招致運動と併せ、県民の総力によってフル規格新幹線の建設を実現しなければならないと考えます。また、軽井沢・横川間の在来線廃止が取りざたされておりますが、在来線の廃止問題は県民の通勤、通学の足を守る立場から、絶対見逃せない課題の一つであります。これらの見通しとフル規格新幹線を実現させる取組はどのように進められるべきか、この機会にお伺いしておきたいのであります。

 次に、財源問題でありますが、本年本格着工の新幹線から地域負担を強いられております。今日まで、採算ベースに乗らないと言われる上越新幹線を含め、今日までの新幹線はすべて公費負担としてきた経過を見ましても、一部地域負担は納得のいかないところでございます。現在の試算によりますと、軽井沢・長野間、第一種工事費、これは線路工事を指しておるようでありますが、三千六百億円が見込まれております。そして長野県の負担は約十%で、三百六十億円と言われております。また第二種工事、これは駅舎関係でございまして、三駅予定されておるようでありますが、一千二百億円、地元負担は二十五%ということで、約三百億円が課せられることになります。そのほか車両基地等の共通経費を含めますと、現在の試算では六百七十億から六百八十億円の地元負担となるようでございます。これらの負担につきまして、県と市町村はどのような形で負担されるのか、またその具体的な配分などにつきまして検討がなされているのかどうか、お伺いする次第であります。同時に、長野市の場合はどの程度になるのかを併せてお伺いするものでございます。

 次に、市街地再開発事業の動向と長野駅前東西口周辺の整備方針についてお伺いいたします。

 末広町を初めとする市街地再開発構想が打ち出されて久しいのであります。末広町等については、今日まだ実現に至っておりません。この事業の見通しと、なかなか進まない問題点について、何に起因しているのか、この機会にお伺いしたいのであります。

 また、長野駅周辺の整備については、今日までの西口は昭和五十八年に整備をされておりますが、長野大通り線の開通とともに、通過車両の集中によりまして、終日駅前は混雑をいたしております。ロータリーやモータープール構造にも難点があるようでありますが、何と言っても駅前の絶対面積の不足が大きな原因となっているようであります。駅舎の改築やJR管理局等の移転等含めまして、全体的に東寄りに駅全体を移動させ、抜本的な改良が急務かと考えられますけれども、この点JR東日本との協議を含めて市長の御所見をお伺いしておきたいのであります。

 次に、東口につきましては、新幹線導入構想に併せ大胆な改良整備が求められているようですが、今日までの住民との経過を踏まえ、住民とのコンセンサスを得ながら、どのように促進されるおつもりか、お伺いしておきたいのであります。

 次に、バードラインの取付道路の促進についてお伺いいたします。

 昭和六十年七月二十六日発生の地附山大地滑り災害以来丸四年を経過いたしました。今日まで災害復旧対策が進めてこられましたが、この有料道路は飯綱高原、戸隠高原への大動脈であり、重要路線でもあります。災害以来、市民はもとより県内外の多くの観光客に大変な不便をかけてまいりました。復旧対策もほとんど完了となった今日、取付道対策を明確にして、着工促進を図るべきと考えるわけでありますが、その位置、着工のめど等について明らかにしていただきたいと思います。

 次に、安価な分譲住宅の造成についてお伺いいたします。高速交通網の幕開けが近づいた今日、市街地の地価は上昇の一途をたどりつつあります。加えて東京資本の進出がこれに拍車をかけております。このままでは「市民が狭くてもいい、小さな庭付きの家を」という夢も達成されなくなってしまいます。そこで、かつて県が牟礼村で造成した福井団地のように、本市におきましても比較的市街地に近くて都市計画外の地域で分譲住宅を誘致したいという地区がございます。例えば中曾根地区とか、あるいは台ケ窪地区とか、あるいは坂中地区等がその関係地区でございます。バスで市街地まで二十五、六分の至近距離にございます。地価も非常に安い状況でございますので、是非御一考願いたいのでありますが、市長の御所見を伺いたいのであります。

 次に、建築指導条例の制定についてお伺いいたします。

 近年、市内におきまして建築確認をめぐる住民とのトラブルが各地で頻発しております。しかし現行の法規上では解決能力を持っておりません。建築指導課は施主側と住民との間に入りまして行事役を務めるのみであります。また議会におきましても、昨年請願されたゴルフ練習場建設をめぐる請願のように、住民側では反対の請願がなされ、施主側では促進の請願を出されております。このように建築をめぐる賛否の請願の取扱いをめぐりましても、かつてない審議未了などという苦渋に満ちた方向づけをせざるを得ない状況にございました。

 本来建築指導のあり方として、都市形成上、あるいは防災上、あるいは大多数の関係住民とのコンセンサスの得られない、内容の好ましくない建築物は規制してしかるべきだと考えるわけであります。営利のためには手段を選ばず、法の盲点をかいくぐって実行する人々がいるところに住民とのトラブルが絶えないのでございます。

 そこで、法律に定めがなくても、理論的に都市形成上、防災上、あるいは住民に迷惑をかけ、なじめない建築物等については、法律を補完する意味で市条例を制定し、後顧に憂いのない行政指導をしていくべきである、このように考えるわけでありますが、この条例等について市長並びに関係部長のお考えを伺いたいのであります。

 次に、義務教育過大規模校解消対策と過小規模校対策について伺います。

 毎議会のたびに話題となってまいりました過大規模校対策につきましては、新設中学校において平成二年度完成を目指して鋭意努力されておられることに深く敬意を表する次第でございます。予定どおり新設中学が完成できるのか否かお伺いをいたしたいとともに、新設小学校二校の開校目標年次はどのようになっておられるのか、お伺いしたいのでございます。

 次に、後町、鍋屋田、城山等の各小学校において生徒数が激減していると伺っております。現況と今後の入学見通し、また教育効果を含めて、今後どのような対策をお持ちか、お伺いしておきたいのでございます。

 また、特に今日まで過疎地におきまして幾つかの分校廃止や保育園の休園を断行されてこられた行政の歴史的経過を踏まえてお考えをお聞かせ願いたいのであります。

 次に、図書館の新設についてお伺いいたします。

 高齢化社会を迎えつつある今日、生涯にわたり自己啓発を進め、生きがいを高めることにより、健全で豊かな人間性社会を形成することができるのであります。この自己啓発を促進するためには、多くの市民が参加できる学習の場、学習の機会の拡充・整備が必要であります。現在、本市におきましては、市立長野図書館、南部図書館、県立図書館等がございますが、四百四平方キロの面積を持つ地域のバランスから見て、北東部に新設図書館を設置してほしいという市民の世論が高まっております。この市民要望に対しましてどのようなお考えをお持ちか、市長の御所見をお伺いしたいのであります。

 次に、有害ビデオの規制についてお伺いをいたします。

 先ほどの質問にもございましたが、次代を担う青少年の健やかな成長を願い、長野市では昭和五十二年十月に青少年健全育成都市宣言が行われ、さらに青少年健全育成を阻害するものを除去するために青少年保護育成条例を制定したのでありますが、今日までに一定の効果が現れていると伺っております。最近のマスコミ報道によりますと、埼玉県下で起きました幼女誘拐殺人残虐事件等におきましては、捜査が進むにつれまして、発端はホラービデオを含む有害ビデオ等がその発端であるというふうに言われております。人間の理性を失わせ、心理を狂わせる有害ビデオが市内にはん濫をしているとすれば、これは放っておけない問題でございます。青少年保護育成条例に適合させて対応するべきだというふうに考えますが、先ほどの教育次長の御答弁では、自主規制をお願いすると、大変消極的でございます。自主規制となりますと、ある意味で言えば規制しないと同じでありまして、ビデオの中身をだれが判定されるのか、問題点の多いところでございます。それらを含めまして、どのような対応をされるのか、もう一度ひとつ明快な御答弁をいただきたいのであります。

 次に、職員定数の充足についてお伺いいたします。

 冬季オリンピック招致活動、第二次総合基本計画の推進、高速交通網対策、工場・大学誘致、過大規模校解消、下水道の普及、市民病院建設等々、今後大型プロジェクトがめじろ押しになっております。これらをタイムリーに処理し、市民の期待にこたえるには、しっかりした職員の適数配置が不可欠の課題であります。しかるに今日、本市における職員数は、定数二千五百二人に対し二千二百五十九人、充足率九十・三%であります。職員一人に市民百五十二・一人となっております。

 ちなみに県内の主要都市を比較いたしますと、松本市は定数一千八百六十四人に対し一千八百六十二人で、充足率九十九・九%、職員一人当たりの住民百五・四人であります。上田市は定数一千七十二人に対し一千三十八人の職員でありまして、充足率九十六・八%、職員一人に市民百十三・七人となっております。飯田市では定数一千二十三人に対し九百五十一人で、充足率九十三%、職員一人当たりの市民九十六・七人となっております。

 これらの比較を見ましても、大型プロジェクトを抱えてこの職員数ではこなし切れない現状にあるように思われます。後顧に憂いのない行政を進めるために早急に正規職員を充足する必要があると考えますが、市長の御所見をお伺いいたしたいのであります。

 次に、流域下水道の促進について伺います。

 本件につきましては、先ほども山本議員の質問の中にございました。下流処理区につきましては着々と進展をしておりますが、冬季オリンピック施設との関連で、今日早急に着手が望まれております上流処理区につきましては、まだ具体的なめどが立っていないようでございまして、先ほどの公営企業管理者の答弁では、大変積極的で、年内には何とかという御回答があったようでございますが、場合によっては市長に飛び込んでいただいて、一挙に問題解決をしていただく必要があるんじゃないか、それくらいの姿勢を示す必要があるんじゃないか、このように考えまして、その辺の決意をもう一度ここでお伺いしておきたいと思います。

 次に、合併処理槽の普及・拡大についてお伺いいたします。

 公共下水道の地域外で下水道の普及ができない地域を対象に、合併処理槽設置補助事業が昨年度からスタートされました。この制度につきましては河川や用水路の上流地帯における農家集落で非常な関心を示しております。農家集落ミニ下水道構想もまだ実現に至っておりません。そこでこの事業を大幅に拡大し、水質汚濁、汚染は上流からカットをする、こういう作戦で大胆にお取組を願いたいと考えますが、平成元年度当初予算では十六基、五百余万円と甚だ小額の計上に終わっております。市民要望にこたえられまして、もっと大胆に予算計上してこたえるべきであるというふうに考えますが、市長並びに関係部長の御答弁をお願いする次第でございます。

 次に、市民会館の改築と立体駐車場の改築についてお伺いいたします。

 長野市役所も第二庁舎の新築、旧庁舎の改装により様相も一新されました。そこで、並んで建っております市民会館でありますが、建築後二十八年余りを経過をいたしまして、老朽化が甚だしいようでございます。そしてこの修理のために毎年のように修繕費が計上されてきております。音響効果の悪さはもとより、消防法上も問題ある建物と言われております。冬季五輪はもとより国際都市を目指す本市にとりまして、多くのイベントを招致し、さらに芸術・文化を高めるためには、設備の整った多目的集会場等が必要となっております。これが改築について、その時期、場所等、この機会に明らかに願いたいと存じます。

 また、市民会館と併せまして、市役所を訪れる市民は駐車場が狭くて大変不便を感じておられます。市民サービスの向上のために、さらには土地の有効利用のためにも、市民会館東側に立体駐車場を建設すべきと考えます。御所見をお伺いする次第でございます。

 最後に、保育行政の見直しと通園区分についてお伺いいたします。

 市内には公立保育園三十六園、私立保育園四十二園、その他十七施設を含め九十五の施設がございます。子供の出生率が漸減している今日、どの園でも園児不足で悩んでおられます。そのために通園バスを巡回させ、園児獲得合戦を繰り広げているのが実態でございます。早晩経営困難となる園が続出するものと考えられますが、これら保育行政についてどのような方針をお持ちなのか。また、存続のための助成政策等含めて、あるいはまたかねがね課題となっております幼保一元化等含めまして、どのようなお考えを持っておられるかお伺いしておきたいのであります。

 また、現状の通園選択は自由となっておりますが、これは一長一短ありと思われます。将来の在り方について、長時間保育と関連をさせまして、そのお考えをお聞きしたいのであります。

 以上でございますが、もし時間がありますればその他でスタッドレスタイヤの普及等につきましてお伺いしたいと思いますが、質問が多岐にわたっております。簡潔明快な御答弁をお願いをいたしまして、とりあえず質問を終わらせていただきます。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 社会・市民クラブ代表質問の松木議員の御質問にお答え申し上げます。

 まず最初に、市長に就任いたしまして今日までの、また将来につきましての問題点につきましてお答え申し上げる次第でございますが、大変懸案事項がたくさんある大事な時期に市長を務めさせていただいておるわけでございますが、幸い議会の皆様初め市民の皆さん、また市職員の皆さんに大変御協力、御指導いただきまして今日を迎えておりますこと、大変私も感慨深く、心から感謝申し上げる次第でございます。

 いろいろさきの市長選におきまして私も公約いたしまして、その公約を実現することを心がけてまいったわけでございますが、まだまだ微力ではございますし、またいろいろな情勢の中で、思うようにいかない面も多々あるわけでございますけれども、高速交通網につきましては、四年前の市長選当時は北からの着工ということが一番の目標でございまして、北信地方には陸の孤島などという非常に悲壮感があったわけでございますが、幸い大変皆さん方の御協力いただく中で、順調に進んでまいりまして、ただ今では平成四年度の開通も目前である、こういう明るい見通しの中で工事も順調に進んでおる状況でございます。そしてそれに備えてのアクセス道路の建設、また必要な都市基盤の整備に今全力を挙げているところでございます。

 もう一つの新幹線でございますが、整備計画ができましてからの十六年にわたる運動が実りまして、我々の期待にこたえて、とりあえず軽井沢までの起工式が行われ、いよいよ工事が進んでまいるわけでございますが、長野といたしましては、沿線の市町村初め県の皆さんに御協力いただきながら、住民の皆さん挙げての運動の中で、本格的な標準軌新線を一刻も早く長野まで着工してもらう、これを今一生懸命努力しておるところでございます。

 また、教育・文化の面につきましては、過大規模校の解消のめどがついてまいりまして、新設中学校が用地の方の見通しが出てまいりまして、用地の確保ができ次第また来年度建設にかかりますれば、再来年、予定どおり開校できる見通しになっておりますので、順次過大規模校の解消を進めながら、子供たちの個性の伸ばせる、またゆとりのある教育を目指して今後も努力してまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 文化の面では、芸術・文化振興基金を設置いたしましたり、幸い県で東山先生の立派な作品の東山会館を建設していただいておりまして、長野市の城山公園に今設置を、来年オープンの予定でございます。芸術・文化の振興にも大きな中心になると考えておる次第でございます。

 産業振興の面では、長野市の商工振興公社を設立し、商工業の支援活動をいたしましたり、また工業団地の造成をいたしまして、年度内には北部の工業団地の分譲を始めることができるわけでございまして、なお一層産業の振興を図ってまいる予定でございます。

 そしてまた防災面では、地附山の地滑りを貴重な教訓といたしまして、いろいろ災害のない安全対策の施策を心がけてまいりまして、同報無線の設置、また自動雨量計の設置、その他いろいろ総合的な防災施策を着実に前進をしておるところでございます。

 健康・福祉の面では、デイ・サービスセンターの設置や保健センターの設置、また有償ホームヘルプサービス制度や家庭奉仕員の充実などを通しまして、高齢化時代にふさわしい福祉と健康を心がけてまいった次第でございます。

 まだまだ及ばない点もたくさんあるわけでございますが、幸い皆さん方の御協力、御指導いただく中で、着実に一歩一歩前進しておる、このように考えておりまして、これひとえに皆さん方のお力のおかげでございます。改めて感謝申し上げる次第でございます。

 もちろん今日までやってまいりましたのは、市の職員の皆さん全員一丸となりまして私の方針に積極的に協力していただいたおかげでございます。私も市長就任以来、市の職員の皆さん、管理職の皆さんはしょっちゅうお会いしますもので、その他の職員の皆さんとは定期的に対話をいたしまして、対話集会を持ちまして、職員の皆さんの意見が反映されるような、そういう職場づくりに心がけてまいった次第でございます。常に私がお願いしておるのは、みんなでチームワークを組んで、コミュニケーションよろしく、和と共同の力で力を発揮してもらたい。そのような個人プレーではなくて、チームプレーでお願いしたい、こういうことを常にお願いしてまいったわけでございまして、いろいろ社会的な生活の複雑な中で、市の職員の皆さんの悩みなども出ていることも事実でございますので、カウンセリング制度を導入いたしまして、全職員が十分自分の力を発揮できる、そしてまた明るい職場づくりに、活気のある職場づくりを心がけていくことが、市民の皆さんから信頼される、市民の皆さんにこたえる市政につながる、このような職場づくりを今後も心がけてまいりたいと考えておる次第でございます。

 続きまして、市民党の立場とはどういうことかということでございますが、私は第一期目も市民党の立場で進めてまいったわけでございますが、第二期目につきましても市民本位の、市民党の立場で市政を運営してまいりたい、このように考えておりますが、市民党というのは、市民の皆さんの立場に立って、市民の皆さんの考えを市政に反映させる、こういうことでございます。それには市民の皆さんのお一人お一人の声を大事にしていきたい、いろいろな市民会議を、地区別の市民会議、それからまた御婦人の皆さんの市民会議、青年の皆さんの市民会議、農業団体の市民会議、いろいろな市民の皆さんの市民会議を積極的に開催いたしまして、市民の皆さんの意見が反映される市政を心がけてまいったわけでございます。

 もちろん議会の議員の皆さんは市民の皆さんの代表でございますので、議会の御意見を一番尊重して市政を運営して今日までまいったわけでございますので、よろしくお願いいたします。今後もそういう立場で市政を運営してまいりたいと考えておる次第でございます。

 そしてまた、平和を目指す冬季オリンピック招致活動をしておりますが、世界の平和、国際親善、国際化時代にふさわしい、情報化時代にふさわしい、高齢化時代にふさわしい長野市をつくり上げてまいりたい、このように考えておる次第でございまして、市民総参加の市政を心がけておる次第でございます。

 続きまして、消費税の問題につきまして、参議院選の結果、どのように考えておるか、そういう御質問にお答え申し上げる次第でございますが、七月の参議院選の結果につきましては、消費税問題も強い国民の抵抗があったと、農業問題もあった、その他あるわけでございますが、消費税も一番の理由であったと思うわけでございまして、参議院選の結果につきましては消費税への抵抗はやはり導入する方法に大変国民の理解と同意を求めるのに無理があったんではないか、このように考えておる次第でございますが、最近のアンケートの調査によりましても、長野商店会連合会のアンケート調査では小売業者の三分の一近くが廃止の世論である。また、完全転嫁、ほぼ転嫁した小売業者は約四十八%ぐらいですか、まだ転嫁してない小売業者は三十%ぐらい、こういうような経過も出ておるわけでございまして、いずれ消費税に対する抵抗が非常に強いということはうかがわれるわけでございます。

 ただ、全国的な世論調査の結果で見ますと、六月の時点では消費税を廃止すべきであるというのが五十四%、修正が四十一%でしたが、八月の時点では廃止が四十三%、修正が五十四%と、このような結果も出ておるわけでございまして、国民世論も大変揺れ動いているんではないかと推測されるわけでございますが、ただ今国の税制調査会におきまして、今見直しの方向で論議を進めておりますし、また全国市長会でも見直しの決議をして国の方へ送ってあるわけでございますが、私といたしましては民意に沿った、市民の世論に従った市政運営をしてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 それから、今後の施政方針と積み残しの問題についていかに対処するかと、お答え申し上げたいと思いますが、今後の施政の方針につきましては、先ほど申し上げましたように市民本位の立場で、市民党の立場で、市民の皆さんお一人お一人の幸せを願いながら、またお一人お一人の気持ちを十分尊重して、そしてその御意見によく耳を傾けまして、市民の皆さんの意見が反映される市政を心がけてまいりたい。そしてまた、日本国憲法を守り、平和の精神を生かして市政を進めてまいりたい、たのように考えておる次第であります。

 それから、国際化時代、情報化時代、高齢化時代にふさわしい活力のある長野市を目指してまいりたい。そして二十一世紀に向かう今が一番大事な、それらの基礎的な問題に取り組む一番のチャンスである。このチャンスを逃すことなく果敢に長野市の社会資本の整備も図ってまいりたい。そして二十一世紀を次の世代に、我々の一歩前の世代は一生懸命やってもらったと、我々も頑張ろうと、そういう意欲の持てるような長野市づくりを心がけてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 積み残しの懸案事項たくさんございます。公約に挙げてございました問題、また新たに冬季オリンピックの招致の問題、たくさんたくさんの問題を抱えておりますが、これらは一つ一つ着実に進めてまいりまして、問題を一つ一つ前進をさせてまいりたい。そして大きな成果を残してまいりたい、このように考えておる次第でございまして、積極的に取り組んでいく決意でございます。

 続きまして、冬季五輪施設の概要計画書の見直しについてお答え申し上げたい次第でございます。

 六月六日に閣議了解いただきましたんですが、昨年の国内一本化の時点の概要計画書は、正直申し上げまして国内四都市の争いでございましたので、大分見栄えのいいものになっておりまして、閣議了解を得る前段階の文部省との協議で、もう少しコンパクトに、そしてまた後利用を十分考えて簡素なものにしていくべきではないか、このように指摘をされまして、長野市といたしましてもやはり、オリンピック終了後の施設の利用が市民の皆さんの福祉向上と利便につながるような施設が、利用価値の高い施設にしていかなければいけない。この点では長野市も十分配慮していかなければいけない、こう考えまして、文部省との協議の中で見直しを進めてまいったわけでございます。もちろん県とも相談を申し上げながら見直しを図ってまいりまして、開閉会式場は、最初は開会式と閉会式別の会場でやる予定でおりましたが、これは一か所にまとめてやりたい。それからカーリングやショートトラックなどは同一会場でやっていきたい。収容人員なども最初よりずっと少なめにやりまして、あとは仮設スタンドで、オリンピックの開催時には大勢の観客を仮設スタンドで収容しよう、こういうことで見直しを進めて、そういう観点から見直しを進めてまいったわけでございます。

 そして、来年の三月からIOCでは立候補受付に決まりましたものですから、それまでにある程度の資料を、それからまた設計図なども添えてIOCへ出すので、必要な計画書を作成をしてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 なお、リュージュやボブスレーなどはステラーさんという専門家が視察をされまして、いろいろ問題点も指摘されたわけでございまして、南斜面で日当たりがよ過ぎるとか、いろいろありまして、屋根をかぶせればいいというような話もございますし、いろいろございますが、もう一度来年の一月か二月ごろ現地を視察をして、そして結論を出したい、こういうことで、長野市といたしますれば、いろいろな温度の調査、それから雪の状況、氷の状況、そういうものを飯綱高原一体にわたって調査をして、その専門家の見えるまでにまた資料として整えておきたい、このように考えておる次第でございます。その専門家の御意見も聞きながら最終的な計画を立てていきたい。なるべく今まで計画した時点でやってまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 それから、志賀高原岩菅山の滑降コースにつきましても、ただ今自然保護専門委員会で十分検討していだだいておりまして、県の方の岩菅山の自然環境の調査委員会が近く最終答申を出していただく予定、調査結果を出していただく予定になっておりますので、その調査結果を自然保護専門委員会に御審議いただいて結論を出していく、こういうことで、十分自然保護団体の皆さんにも合意のできるような岩菅山の滑降コースについても同意のできるような方法でお願いをしてまいりたい、このように考えておる次第でございまして、来年の三月のIOCへの提出までにはこれらの問題について十分解決を図りまして、そして計画書もつくりまして、その後はこの計画に従ってオリンピック招致を進め、実現をしていきたい、このように考えておる次第でございます。

 資金的な面もございまして、国の方の資金、それから県の方の資金の導入の問題がございますので、この辺も十分詰めまして、資金計画についても長野市の第二次の十か年の基本計画を十分消化しながら、なおかつオリンピック関連の施設整備などもできるような、無理のない資金計画を立ててまいりたい、このように考えておる次第であります。

 続きまして、フリースタイルのスキー、FISワールドカップ、来年いよいよ二月に飯綱高原で行われるわけでございまして、それについてのコース整備を進めておりますし、さきの議会ではスノーマシン、スノーガンの導入についてお認めいただきまして、ただ今万全の体制で臨んでまいりたいと考えておる次第でございますが、運営につきましてはなかなか大勢の外国の皆さんがお見えになりますし、国内の観客、市民の皆さんの観客、大勢の参加が予想されますので、その辺の運営については万全を期してまいりたいということで、実行委員会を結成いたしましてこの運営をしっかりやってまいりたい、このように考えておりまして、具体的にはまた教育委員会の方でお答え申し上げますが、この冬季オリンピック招致都市の長野市のやるフリースタイルの世界大会でございますので、オリンピックの招致には相当大きなPR効果がある。それだけに何としても成功させなければいけない、このように考えて取り組んでおる次第でございます。

 次に、飯綱高原開発と水資源の汚染防止についてお答え申し上げます。

 飯綱高原の開発、整備につきましては、大変今オリンピックの会場地ということで脚光を浴びてまいっておりますので、その指導につきましては、自然環境等の保護、調和のある整備をしていかなければいけない、こういう観点から、飯綱高原の指導要綱を制定しよう、こういうことで今関係各方面と折衝、協議中でございまして、なるべく早く協議の整い次第この指導要綱を発足させてまいりたいと考えておる次第でございます。

 そういう中で、水資源の汚染防止についても積極的に市は指導してまいりたい。これは環境部で指導してまいりますので、詳細にわたりましてはまた環境部長の方から御説明申し上げますけれども、当面はいろいろな方法で水資源の汚染を防止していきたい。最終的には下水道の設置ができないかということで、これは環境部と水道局でいろいろ今協議を始めたところでございまして、これから調査資料進めながら、将来的な下水道設置についても考えてまいりたいと思っておる次第でございます。

 ゴルフ場の農薬汚染防止についても、これは県の方で直接的には指導するわけですが、県の方でゴルフ場における農薬等の安全使用に関する指導要綱がございますので、それに沿って、農薬汚染のないように指導していく、このような方針でございます。

 次に、市民病院建設促進についてお答え申し上げますが、九月五日に長野市の公的医療施設建設審議会から御答申をいただきまして、最終的な答申はもうしばらく向こうになるわけでございますので、長野市といたしますれば、最終答申を待ちまして病院長の決定、医師の確保、看護婦の確保、医師、スタッフを確保いたす中で、民間との摩擦も起きないように、計画的に医師や看護婦などのスタッフの確保をしていかなければいけないわけでございますし、またいろいろな準備もあるわけでございますので、早くスピーディーにやっても四、五年はかかるんではないか、このようなことでございますが、まず基本計画を立てなければいけないし、それからまた実施計画も進めなければいけませんし、建物の建設、またいろいろな医療機械の導入、スタッフの配置と、いろいろありますものですから、その程度の年数はかかると、このように考えておる次第でございますが、成人三大病を主体とした一般病院とするという中間答申をいただいておりまして、長野市といたしましてもこの中間答申を尊重しながら、高齢化時代にふさわしい三大成人病を中心とした高度医療の病院がいいではないかと。いろいろな、病気は何でも診察するわけですが、そういうものを主体にして、市民の皆さんから高い信頼が得られるような診療体制を敷くことが大事ではないか、このように考えておるわけでございます。

 それから、用地につきましては、ただ今のところは四万七千七百平方メートル、約一万四千四百坪でございますが、この一万四千四百坪の中には病院の建設、また東部の保健センターもつくることになっておりますし、また共同作業所など、福祉的施設もということで、保健や医療や福祉の拠点にしていきたいということで、一万四千四百坪あればまあまあ何とか配置できるんではないか、そのように考えておる次第でございますが、最初の計画の後もう一万坪でございますが、これにつきましては議会の皆さんにも大変今御尽力いただいております四年制の看護大学校を長野市につくっていだだくように今県の方へお願いをしておるところでございまして、これが実現する見通しになりますれば、公的医療施設の病院と隣合わせに四年制看護大学校をつくれば一番病院と看護大学とがうまくいくんではないかということで、その際には一万坪続いてお願いしたい、このようなことで考えてはいますが、今のところは、当面は最初の約一万四千四百坪について地権者の皆さんと今話合いを重ねておりまして、大変御協力をいただきながら今協議を進めておる。早い段階でお願いできれば、このように思っておる次第でございます。

 続きまして、保健センターの配置計画についてお答え申し上げますが、高齢化時代の市民の皆さんの健康を守る拠点といたしまして、保健センターの配置計画を立てまして、今順次建設を進めておるわけでございますが、犀南の保健センター、また北部の保健センターを開設をした中では、利用状況は大変好評でございまして、地域にとらわれないで、今車社会でございますので、勤め先から犀南の保健センターへ行っていただくとか、北部の保健センターへ行っていただくとか、非常に広域的に利用していただいておるような例が大勢出てきておりまして、まず市で考えた保健センターの設置の方針にもマッチいたしまして、大変今のところでは好評な利用状況でございますので、引き続いて西部の方へつくってまいりたい。東部については公的医療施設と併せて建設をしてまいりたい。中央の方は当面若里の中央健康管理センターで今やっておるわけでございまして、松代、若穂についても考えていきたい、こういうことで、当面は市内六ブロックに保健センターを建設をしてまいりたい。そして保健婦の配置、また家庭奉仕員も増員いたしますので、各保健センターに配置をしていきたい、そういうことで市民の皆さんの健康づくりの拠点になる、信頼される保健センターを目指してまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 そのためにはいろいろなスタッフ、また保健婦や在宅看護婦や家庭奉仕員の皆さんが連携して市民の皆さんの健康が守れるような体制づくりをしていきたいと思っておる次第でございます。

 北陸新幹線の対策と地元負担について申し上げます。

 おかげさまで軽井沢までの起工式は終わったんでございまして、建設にかかるんですが、軽井沢以北、長野までにつきましては全国新幹線網の中で、おかげさまで着工順位一位を獲得しておるんですけれども、この建設方式については三年以内に結論を得るというのが昨年の政府・与党の申合せでございまして、もうあと二年でございますので、長野市といたしますれば県五十四沿線市町村、また大阪までの十都県の建設促進期成同盟会がありますので、関係の知事さん、また国会議員先生方のお力を頂きながら、まず長野まで標準軌新線の建設・着工を認めてもらう、こういう基本方針の下に、このごろも県民総決起大会を開いたわけでございまして、今後冬季オリンピック招致、また地域の活性化のためにも、将来大阪までつながる標準軌新線の北陸新幹線の導入に全力で努力をしてまいりたいと考えておる次第でございます。

 その中で負担の問題でございますが、この新幹線から地元負担が導入されるということで、我々はなるべく少なくしてもらう運動を進めてまいったんでございますが、大体そのパーセントもはっきりいたしまして、線路などの第一種工事、それについてはJRが五十%、国が四十%、地元が十%、こういうことでございます。駅舎などの部分、第二種工事と申しますが、これはJRが五十%、国が二十五%、地域・地元が二十五%、こういうわけでございまして、こういう中で我々は、県の方へなるべく地元負担が少なくなるようにお願いをしてまいったわけでございますが、先ごろ県からの意向といたしまして、第一種工事の地元負担分は県が一切持ちますと、駅舎などの第二種の工事の地元負担分の中の県で持つ分の十%をひとつ駅を設置する市、町、三市、軽井沢町になるわけですが、で持ってもらえないかと、こういう話がございまして、我々長野市、上田市、佐久市、軽井沢町の市長さん、町長さんにお集まりをいただきまして、県の意向を踏まえて第一回目の協議を正式に開いたわけでございますが、そういう中で、総体的にはやむを得ないではないかと、ただ、いろいろな財源、どういうふうに起債で見てもらえるのか、将来どういうふうにきちっとしてもらえるのか、その辺のことも含めてもう少し詰めてもらおうじゃないかと、意見交換しようじゃないかと、こういうことで、まだ最終決定ではございませんが、第一回目の会談は開いたわけでございまして、もう一度ぐらい開いて最終的に受入れをしていきたい。

 こういう中で、軽井沢駅から長野駅までは、ごく概算でございますが、約三千六百億円の工事費がかかる、こういうことでございますが、そのうち駅舎部分の第二種工事は一千二百億円というふうに見込まれておりまして、そうしますと一千二百億円の二十五%、三百億円が地域が負担する分ということでございます。それで三百億円を県と市町でどう分けるかということでございますが、三百億円の十%をお願いできないかということになりますと三十億円ですね。ですから地域で持つ分の三百億円のうち十%、三十億円は駅を設置する地元で持ってもらいたい、残りは県で持ちます、こういうことになってまいりましたので、そうしますと軽井沢まではもう決まっておるもので、軽井沢からこっち佐久市と上田市と長野市で持つ分が約三十億円でございます。このうち九十%ぐらいの地方債の発行は認めてもらえるんではないかというような話もございますが、この辺はちょっとまだ未確定な部分もございますが、なるべくそのようなことでお願いしてまいって、三十億円のうち長野市が幾らかということになりますと、長野駅は少し大きくなりますから、多少は多く持たなければいけないではないかと思うんですが、長野市と上田市と佐久市の中で、それじゃ長野市は幾ら、上田市は幾ら、佐久市は幾らということまではまだちょっと出てないんですが、こういうことで今県から提示されておる。おおむね受入れの態勢ではあるけれども、細部についてもう少し突っ込んだ意見交換をする中で、最終的に受入れを決定していきたい、このように考えておる次第でございます。

 在来線については、軽井沢から長野の在来線については、今のところは廃止という話は全然ないんでございまして、これはもう当然存続で我々は運動していきたいと思っておる次第でございますし、新幹線が通れば特急はもう新幹線となって、特急は廃止されますから、それだけ線路があいてくるわけでございますので、かえって通勤列車とか買物列車の地元の利便につながるような列車の増発を期待して運動していきたい、このように考えておる次第でございます。

 それから、市街地の再開発事業の動向や長野駅東口、西口周辺整備につきましては、詳細についてはまた市街地整備事務局長からお答え申し上げますが、特に西口につきましてはそのように新幹線が入りますと、当然今の駅舎が橋上駅になりますものですから、今の駅舎も特徴があるんですが、新幹線が入る時点でどのような特徴のある新しい時代にふさわしい長野駅舎が必要かということで、見直しがされる時期が当然来るわけでございまして、そういうことを見ながら今の管理局、JR支社の建物、今のところはどうも支社はどこかへ移転という計画はないんですが、新幹線駅舎の改築の時期にJR支社の移転などもお願いしてまいりたい、このように考えておる次第でございまして、長野駅東口、西口それぞれ長野市の本当の玄関口でございますので、それにふさわしい都市整備や広場が必要と考えておる次第であります。

 続きまして、安い価格の分譲住宅の造成についてお答え申し上げます。

 先ごろの六月議会におきまして、長野市の総合基本計画基本構想の修正をお認めいただいた中で、二十一世紀初頭を目指して四十万人都市を三万人上乗せをいたしまして四十三万人の都市を目指して頑張る、こういう目標を頂いたわけでございますが、そういう中で都市の活気と人口増を図っていくには、どうしても優良な安い宅地の提供が必要でございまして、そういう意味で今後政策的にこの問題に積極的に取り組んでいかなければいけないと考えております。

 それで、住宅に住んでもらうには、市街地は社会資本の整備が進んでおりまして、学校も図書館も下水道も完備しておる。市街地の再開発を是非促進していきたい。市街地の再開発機運が非常に盛んでございまして、市も積極的に今お手伝いをしておるわけでございますが、そういう中で市街地の再開発による中で住宅を確保していきたい。一階、二階は商店街で上層部は優良な住宅を提供していきたい。

 それからまた、市街地の郊外の方は、なるべく安い単価の優良宅地を造成いたしまして分譲していきたい。このようなことで進んでいきたいと思いますが、御指摘の浅川方面にも宅地になるようなところがあるということでございまして、この間県でも飯綱の方の分譲をしたら、住宅として使いたいということで応募が殺到したという話もございますし、道路さえよければ二、三十分で通勤できるとこならば、今安い宅地で、優良な宅地でありますれば、非常に希望者も多くなってきておりますので、道路をよくする中で、浅川など長野市の安い、比較的安い単価で分譲できる住宅地の開発もこれからの課題である、このように考えまして、具体的に取り組んでいきたいと思っている次第でございまして、これは県とも協議をしながら、合同で研究会をつくって、県の住宅公社とも相談しながら、勤労者の皆さんへの優良宅地の分譲事業を進めていきたいと考えております。

 建築指導条例の制定についてでございますが、これは建築基準法という法律がございますので、当面は指導要綱で対応していくのがいいんではないかと考えておる次第であります。詳細はまた担当の部長の方から御報告をします。

 それから、私に御質問の図書館の新設につきましては、市民の皆さんの御要望が強いわけでございますが、東部地区にということでございますが、ただ今生涯学習推進委員会を設置いたしまして、長野市の高齢化時代にふさわしい生涯教育の在り方を各代表の皆さんで御論議いただいておりますので、図書館の新設の問題についても生涯学習推進委員会の中で検討していただきたい、このように考えておる次第でございますが、図書館行政については、二つの図書館を基に移動図書館、それから公民館やいろいろな市の施設には図書の貸出し業務を行っておる、こういうことでございますが、本格的な図書館ということでございますので、生涯学習推進委員会の中で検討していただければ、こう願っている次第でございます。

 それから、市の職員定数の充足につきましては、条例定数と実人員数との間に差があるのは事実でございますが、長野市の職員の皆さんは少数精鋭で頑張っていただいておる、こういうことでございますけれども、いろいろな仕事も増えてきておりまして、高速交通網の整備や冬季オリンピックの招致活動、また土地の買収業務とか、行政サービスの複雑化などいろいろございますので、時代に合った職員の人数を増員していかなければいけない。計画的に適正な人員配置をしていかなければいけないと考えておる次第でございまして、来年度の採用に当たっては退職者を上回る採用を計画しておるわけでございます。今年度も退職者を上回る採用を計画したんですが、採用を予定した人が民間の方やほかの就職の方へ、市の採用が遅かったものですから、先に決まった方へいってしまって、逆に減ってしまったんですが、今年は早く採用試験をやりましたものですから採用発表も早くなりますもので、そういう意味では相当昨年よりも二百名近くも大勢の応募がございましたし、それだけ優秀な皆さんが試験を受けてもらったということで、そういう中で退職者を上回る新規採用を見込んでおる次第でございます。今後も行政サービスの向上、職員のオーバーワークにならないように人員増を計画的に図ってまいりたいと考えておる次第でございます。

 合併浄化槽の普及・拡大につきましては、全市水洗化という観点から、下水道で水洗化する、また合併浄化槽で水洗化を図る、それから農業集落排水事業で水洗化を図る、こういうことで進めておりまして、その中の一つとしての合併浄化槽の普及・拡大でございますので、これからも鋭意努力をしてまいりたいと思っておる次第でございます。詳細についてはまた環境部長から御説明申し上げます。

 最後に市民会館の改築につきましては、建ってから二十八年経過をしておりまして、大変老朽化をしておりますし、消防法上からもいろいろ問題があるようでございます。市制九十周年記念事業の一つとして総合的な文化センター建設構想を決めていただき、その中で基金の積立てを開始しておりますので、場所などもこれから市民会館周辺でいい場所があるかというようなことも含めて今後検討してまいりたいと考えておる次第でございます。

 以上私からお答え申し上げ、後関係部課長からまたお答え申し上げる次第でございます。



○議長(今井良雄君) 教育長奥村君

   (教育長 奥村秀雄君 登壇)



◎教育長(奥村秀雄君) 教育委員会への御質問のうち過大規模校の解消対策と過小規模校の対策について、私からお答えいたします。

 まず、過大規模小学校の解消に伴う二つの新設小学校の開校の見通しについてでございますが、一校は長野地区東部に、もう一校は更北、川中島地区の北部の位置にそれぞれ新設する計画でございます。開校の目標は、現在進めております新設中学校の開校を平成三年四月と考えておりますが、この開校の翌年度以降、提言に基づいた順によりましてそれぞれの開校を目指して努力してまいります。また、それに伴って学校規模の適正化を図るために、市全域の通学区域の見直しも必要となってまいるかと考えております。

 次に、児童数の減少校についての今後の在り方についてでございますが、御指摘のように都市環境の変化に伴いまして人口のドーナツ現象によって、中心市街地の人口、児童数の減少が続いている現状でございます。通学区域等改善研究委員会の過小規模校の改善についての提言には、中心市街地の小学校は都市環境の変化に即応した適正規模の学校配置が必要で、中心市街地の小学校を一体的にとらえて学校区の再編成を行うことが望ましいとされております。

 教育委員会といたしましては、過大規模校の解消が図られました後に地域住民の理解と協力を得ながら、適正規模を図るべく努めてまいりたいと考えております。

 次に、小規模校における教育効果についてでございますが、小規模校は一般的に行き届いた教育ができるとして歓迎される傾向があります。しかし、学級規模が小さくなり過ぎますと人間関係が固定的になりやすく、よそから触発されて開発する能力の発達を損なうおそれもあります。したがいまして一定の学級規模を確保することが、いわゆる適正規模であることが人間形成、あるいは情緒教育の面からも望ましいと考えます。

 次に、過疎地域における小規模校対策についてでございますが、特に山間の地域におきましては若い者の流出のみでなく世帯の流出により過疎化現象が進行しております。したがって、当該地域における小・中学校とも児童・生徒の減少を来している現状でございます。しかし、学校はその地域の中心に位置しておりまして、地域の方々の生活や文化の拠点としてその存在意義は極めて大きいものでございます。小規模になりましても教育効果が十分上がるよう学校の努力を期待しながら、当面現状維持でいきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 公営企業管理者峯村君

   (公営企業管理者 峯村富太君 登壇)



◎公営企業管理者(峯村富太君) 御質問のうち千曲川流域下水道の上流処理区の処理場についてお答えを申し上げます。

 内容については新友会の代表にお答えをしておりますので、省略をさせていただきますが、御質問の中で市長が出向く時期ではないかというようなことの御質問でございますので、これにお答えいたしたいと思います。

 私も前々から市長にお出かけをいただくことは考えておりますけれども、現在時点ではまだその時期ではない、いずれそう遠くないうちに市長にお出かけいただく時期があるんではないかとも考えております。いずれにいたしましても、地元との交渉の推移を見てこのことは決めたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(今井良雄君) 総務部長夏目君

   (総務部長 夏目貞美君 登壇)



◎総務部長(夏目貞美君) お尋ねのうち市民会館の東側へ立体駐車場を建設して、駐車場確保に努めたらどうか、このお尋ねでございますが、現在、庁舎、市民会館の周りには二百五十八台の駐車スペースがあるわけでございますが、御指摘のように市民会館の行事等が重なったときは非常に混雑するわけでございまして、私どももこの東側に立体的なものをつくってはということで、検討はしたわけでございますが、最近市内にも見受けられるわけでございますが、簡易二階建ての、建築確認の要らない駐車場がかなりできておりまして、そこらも見まして検討したわけでございますが、実際、配置等やってみますと、平面で五十八台、二階に四十四台ということで、百二台のスペースが取れる。ところが現在八十九台入れますもので、台数にしては約十三台しか増えない。工事費が幾らかかるかといいますと、一億二千万かかる。一台当たり九百二十三万。これはとても効率が悪いわけでございまして、もっと高くすればどうか、あるいは付近に借りられる土地はないか、あるいは、むしろ、売ってくださるところはないか、ここらを含めまして検討して解消に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(今井良雄君) 福祉部長神林君

   (福祉部長 神林銀次郎君 登壇)



◎福祉部長(神林銀次郎君) 一番最後のお尋ねで保育園行政の件につきまして、園児数の減少に伴いまして保育園の経営が困難になっているというお尋ねでございますが、お説のとおりでございまして、これは昭和五十五年をピークといたしまして年々減少している傾向にございます。本年はピーク時に比べまして二千二百一人の減ということでございまして、内訳は公立で一千五百十一人、私立で六百八十九人でございまして、私立保育園の方が減少率が少ないわけでございます。これは昭和五十七年六月に長野市行政制度改善委員会の答申を尊重いたしまして、私立保育園を育成しろというようなことで育成を図ってきた結果でございます。

 それで、私立保育園の効率的な運営と財政援助対策といたしまして、本年、国や県の特別保育事業の制度改正がございました。これを積極的に受けてまいりたいと考えております。この内容につきましては、特に経費のかかる乳児保育事業、それから社会のニーズに併せた障害児保育、それと延長保育などの補助制度を取り入れて保育内容の充実に努めてまいりたいというふうに考えております。

 さらに、公立保育園の適正規模配置について、現在、長野市保育所等運営審議会へ諮問しておるところでございますが、このことは私立保育園の規模、配置なども考慮された上で公立保育園の適正規模、適正配置の答申がされるものというふうに考えております。今後とも私立保育園の経営につきましては十分配慮してまいりたいと考えております。

 最後の幼保の一元化問題についてでございますが、この件につきましては、文部省、厚生省等、所管が縦割でございまして、本市におきましても教育委員会、それから福祉部というふうな所管が違うわけでございますが、教育委員会と十分今後研究、検討させていただきたいと、かように思っております。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 生活部長井上君

   (生活部長 井上脩君 登壇)



◎生活部長(井上脩君) 保健センターの機動力並びに保健保養訓練センターについてお答えを申し上げます。

 まず最初に、保健センターの機動力の確保の点でございますが、現在犀南保健センターは八名の保健婦配置に対しまして、軽自動車はセンター配置が三台、信更地域専用が一台、合計四台の配置であります。また北部保健センターにつきましては七名の保健婦配置に対しまして、センター配置二台、芋井地域専用が一台、合計三台の配置であります。そのほかバイクはそれぞれ二ないし三台を配置してございます。

 今後の保健センターの機動力は必要に応じて配置をし、地域の拠点として活動を展開してまいりたいと考えております。

 次に、松代の保健保養訓練センターの機能回復訓練の状況についてお答え申し上げます。ここでは二つの訓練方法をとっております。一つは通所型訓練、これは現在定員四十名に対しまして四十四名で実施しております。一期六か月の訓練期間で、A、B二班に別れて週二回の訓練を行っております。もう一つは宿泊訓練であります。六十三年度の実績におきましては、定員二十七名に対して一日平均二十一・五人、平均利用率が七十九・五%であります。機能回復訓練の内容でありますが、ここは厚生連松代病院の御協力をいただきまして理学療法士、作業療法士、保健婦の専門スタッフによりまして、歩行、起き上がり等の機能回復訓練、それから革細工、紙細工等の作業療法訓練、このような訓練を実施しております。

 なお、これからこのような機能回復訓練を必要とする人たちの増加が見込まれておりますもので、昨年は障害者福祉センターで機能回復訓練を開始いたしました。なお、今後もそれぞれの保健センターで、専門スタッフを確保して機能回復訓練を実施してまいる予定であります。



○議長(今井良雄君) 環境部長小島君

   (環境部長 小島武彦君 登壇)



◎環境部長(小島武彦君) 私の方から合併処理浄化槽について申し上げたいと思います。

 合併処理浄化槽の拡大につきましては、既に六月の市議会におきまして質問がございまして、設置拡大に努力する旨御答弁申し上げてございます。

 それと環境部では、既に市民から、現在のところ三十数件の設置希望が出てございます。そういうことで財政部とも協議いたしまして、本年度は最終的に四十基程度を設置したいということで、現在国・県に対し補助金の増額要望を行ってございます。

 ただ、県そのものに補助枠として二百基程度でございまして、その約二十%を長野市に頂きたいということに対しましては、県も若干の抵抗がございます。しかし、できるだけ要望に沿うようにしたいということでございますもので、おそらく四十基は確保できるのではなかろうかというふうに考えております。それは当面の問題でございまして、将来的に合併処理浄化槽の設置からいたしますと、一年に三けたは設置しなければならないんではなかろうかというふうに考えております。そのためにも県そのものの補助枠が現在二百基でございまして、これを全部頂くわけにはまいりません。どうしても県そのものの補助枠を四けたぐらいに引き伸ばしていただかないと、長野市が河川の汚染防止並びに河川の浄化の向上という効率的効果を期待する設置数にはならないんではないか、そういうことで、長野市の補助枠拡大とともに、国並びに県そのものの補助枠の拡大もお願いしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 商工部長戸津君

   (商工部長 戸津幸雄君 登壇)



◎商工部長(戸津幸雄君) ワールドカップ長野大会の取組について、先ほど市長からも御答弁申し上げましたけれども、私の方の関係では、万一雪が少ないときに備えての人工降雪機の設備建設工事につきまして、その後の取組についてお答えしたいと思います。

 去る七月二十四日に開催の臨時市議会で御決定をいただきました直後から、契約をいたしております久保田鉄工株式会社と既に五回、こちらの方からも出向き、あちらの方からも責任ある役員の方、それに技術陣のスタッフ大勢まいりまして、綿密な打合せをいたしたところでございます。スキー場が御案内のように国有林の中にございますので、林野庁とそれから環境庁の許可が得られなければ工事を進めるわけにいきません。

 そこで、その許可をとる準備を今進めているわけでありますが、実は六月にフリースタイルの競技委員の委員長、競技委員さんだと思いますが、ハンノトレンデルさんというドイツの方がこららへ見えまして、事前審査と言いますか、コースの整備についていろいろ調査をいただき、そして御指摘、御指導をいただきましたことも踏まえて、コース整備の方を先に進めておりますが、これは去る八月二十三日に環境庁から許可がおりてまいりましたので、それに伴いましてコース整備の方は進めておりますが、まだスノーマシンの導入につきましての許可が下りてまいりませんが、見通しでは十月の初めごろになろうかと思いますが、許可下り次第着工をいたしまして、一応の予定では十二月二十日ごろまでには完成させるということで、会社の方と連絡を取りながら万全を期してやっているところでございます。先ほど御指摘のように少しの失敗も許されないということを肝に銘じて鋭意努力をいたしておりますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(今井良雄君) 教育次長新井君

   (教育次長 新井好仁君 登壇)



◎教育次長(新井好仁君) ホラービデオを青少年保護育成条例により規制できないかの御質問にお答えさせていただきます。

 作品内容について、著しく粗暴性があり、残虐性を助長し、青少年に有害と認められたときは、青少年保護育成条例の規定によりまして有害図書類として指定し、青少年への販売、貸付け等を禁止できるものであります。このことは条例の中にあるわけでありますが、実際に年間ビデオテープというのが一万本近く制作され、その中に千数百本がホラービデオだとされておるわけであります。この中で昨今の事件の背景にあった極めて粗暴性、残忍であるホラービデオにつきましては、既にこれは条例の緊急的な適用によって、これを業者に貸出し禁止の指示をすることができます。

 したがいまして他のホラービデオにつきましては、すべてこれを見てみないと、果たしてこれが適用の範ちゅうにあるのかどうか極めて難しい問題がございます。したがいまして、本条例の第一義的なところにございますのは、販売、貸付業者のいわゆる自主規制という自主判断によってこれを行ってもらうほかできない状況もございます。

 したがいまして、今後この方向で立入り調査、指導を強めてまいりたいと思いますとともに、本市条例に従って、今まで多くの関係業者に御協力を得てきておりますので、この度の事件を契機に一層心を引き締めて、自主規制のできるよう求めてまいる所存でございます。

 また、有害図書類としての指定につきましては、市の青少年健全育成審議会において討議を重ねて進めていただくほか、有害図書類を買わない、借りない、見ないといった市民サイドの自主規制というものが進められなければならないと思います。したがいまして、PTA、育成会、補導委員会等青少年育成関係団体や、あるいは広報を通して市民への啓発活動を粘り強く行ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 教育次長久保田君

   (教育次長 久保田隆次君 登壇)



◎教育次長(久保田隆次君) フリースタイルスキー90FISワールドカップ長野大会に関しまして、受入れ態勢、宿泊場所、駐車場、準備費用等の部分について私の方からお答えを申し上げたいと思いますが、先ほど市長から申し上げましたように、一九九八年冬季オリンピック招致につながる大事な大会でございますので、担当する部署の者といたしまして、何としても成功に持っていかなければならないというふうに考えております。

 今日まで、スキー連盟を初めといたしまして、体育団体、各種機関の御協力いただき準備を進めてまいりましたが、この十三日に組織委員会並びに実行委員会がそれぞれ設立をされる予定になっております。したがいまして、いよいよ実質的準備態勢が整いますので、万全を期して大会運営に当たりたい考えでございます。

 職員の体制でございますが、この実行委員会の中へ事務局を設けまして、十七部四十班を編成し、庁内各部課の全面的な御協力をいただいて対処してまいりたい考えでおります。本大会には十八か国約二百人の役員、選手の参加が見込まれておるわけでございますが、役員、選手の宿泊場所につきましては、宿泊室の形態、食事、トイレ、風呂、言葉など、総合的に考慮いたしますと、市街地のホテルにお願いをするのが一番よいではないかというふうに考えておるわけでございます。ただ、多少遠隔地になりますので、当日の輸送方法等については十分その対応を図ってまいらなければならないというふうに考えております。

 駐車場でございますけれども、現在飯綱スキー場に設置をされております駐車場では非常に不足をいたすというふうに考えておりますので、民地の借用等についてただ今検討を進めているところでございます。

 次に、大会に要する経費でございますが、運営費、それから仮設の施設費、役員、選手の旅費、宿泊費、自動車の借料、支援者のいろいろな諸費用等を考えますと、非常に多額の費用が要する見込みでございますが、参加負担金、県、市の補助金、事業に対する協賛金、広告協賛金等をもって運営をしてまいりたいというふうに考えております。

 開催三日間を通じますと大変大勢の皆さんがおいでになるものと予想されておりますので、競技施設の整備はもとより、交通、輸送、駐車場、宿泊等各面にわたりまして商工部、建設部を初めといたしまして、県など関係機関と連絡を密にいたし、協議をいたしてまいりまして、万全の対応を図ってまいる考えで準備をいたしておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) ワールドカップ長野大会の私からは輸送ルート、それからこのルートを使います路線整備についてお答え申し上げます。

 飯綱高原での大会ですので、ルートといたしましては、バードラインがああいう現状でございます。必然的に県道飯綱高原浅川線、それと市道の大座法師池西校線、通称七曲、でございます。この二本で考えてまいります。そのうち県道飯綱高原浅川線の改良計画でございますが、御案内のように既に中曾根より上部四キロ、これにつきましては完全二車で終わってございます。中曾根から下でございますが、上松の信濃線から六・四キロ、中曾根までですが、この間がどうしてもやはり改良整備をしなければならない。これにつきましては地元の道路愛護会等からも大変お力を頂だいしているわけでございまして、そういった要望箇所も含めまして、既に県、バス会社、地元と一緒になりまして、バスを数回試走した経過もございます。そういう中から、特に県におきましても大変御理解をいただいておるようでございますし、既に測量設計、あるいは用地交渉等にも手をつけておる、こういう状況でございます。

 次に、私どもの方の市道でございますけれども、御覧のとおり七曲の関係につきましては、シェードで張ってある部分、それから露出している部分とあるわけでございますが、いずれにいたしましても局部改良、一本松ももちろんそうでございますが、それからのり面の防災、それと標識の関係、こういうことを既に私どもも手をつけはねた経過がございます。なお、本議会におきましても、事業費につきまして御制定お願いをしておるところでございます。

 いずれにいたしましても、一月末までには県道、市道、完全なもので整備をしてまいりたい、そういうことでございますので、御理解をいただきたいと思います。

 なお、県道の用地等につきましては、大変地元の皆さん御理解いただいておりますけれども、是非ともまた議員さんのお力も頂だいいたしまして、お力添えをいただきたいと思うわけでございます。

 次に、高速関連のアクセス道路の関係ですが、特に長野インター、須坂インター関連でお尋ねでございますので、申し上げます。

 長野インターの関係ではどうしても長野真田線でございます。インターがいわゆる松代側でございますけれども、既に、距離も大したことございませんが、用地等につきましては全部終了してございます。今年度からは幅員二十五メートルの本工事の着工の運びとなるということでございます。

 次に、架橋部でございますけれども、新川中島橋の橋りょうでございますが、今年度で下部工を全部完了させる。既に、六月でも御答弁申し上げましたけれども、現在のところ既に工場の方へ製作の方は発注してある、こういうことでございます。

 それから取付道路の西寺尾側でございますけれども、これも特に用地費、用地国債等も大変導入をされておるわけでございますけれども、そういう中から推しまして、八幡原公園を経て、国道十八号バイパス、ここまで平成四年に完了させる、こういうことでございます。

 なお、十八号以北につきましては、それ以後の整備になる、こういうふうに御理解をいただきたいと思います。

 それから須坂ICの関係でございますが、既に十八号までは一次改修が終わっておるわけでございまして、上高田方面から西に向かって現在鋭意やっておるわけでございます。バイパスから二百六十メートルが今年の事業分でございますが、この事業が完成すればその時点で供用開始、これは今年度でなるはずでございます。あと残り七瀬の方へ向かうわけでございますが、七瀬側からの百四十メートル、これも用地が終わり、着工は来年からやる。

 それから区画整理の中、若干問題がふくそうしておるんですが、これにつきましても鋭意解決を見まして、いずれにいたしましても四年までにはこのインター線も開設をしたい、こういうことでございます。

 なお、市街地の通過交通の渋滞の懸念でございますけれども、今のそれぞれのアクセスの問題、それから十八号の篠ノ井橋の四車線化、丹波島の四車線化、それと百十七号の九反までの改良、これらが整備が同時に図られますので、大変期待の持てるものではなかろうか、こういうことでございます。

 次に、こういった事業の中で、私どもそれぞれの県、あるいは県の事業主体の方へ協力態勢を申し上げておるわけでございますけれども、六十一年から専門職として道路対策幹という職員を頂だいしているわけでございますが、当初一名でございましたが、六十二年から二名に増員をされてございます。主には用地問題でございますけれども、精いっぱい取り組んでおりますので、現在の二名で十分対応できる、こういうことでございますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。

 次に、バードラインの取付けの促進でございますが、御案内のようにバードラインはあそこで止まっておるわけでございますが、実は本年五月の地附山地滑りの機構解析検討委員会、ここでくまなく解析結果が出たわけでございます。これを受けまして企業局では戸隠有料道路復旧検討会議、これを早速起こしまして、再三にわたってやっておるわけでございますが、この内容はルートの決定、それから工法、それから採算性、こういうことでございます。企業局の中では本年中に結果を出して、場合によりますと、もちろん他部局と申しますか、土木部等の関係ございます。そういうところの調整を図って早目に答えを出していきたい、こういうことでございます。

 私どもといたしましても、九十八絡みの問題もございますので、早急にこの位置へ復旧をお願いしていきたい、こういう覚悟でございます。

 次に、建築指導条例の制定でございますが、先ほど市長からも申し上げましたように、大変この調整役として難しい面を持ってございますけれども、いずれにいたしましても現在の指導要綱の見直し、あるいは強化、あるいは広範な対応策で臨んでまいりたい、かように思っておるわけでございます。

 以上です。



○議長(今井良雄君) 市街地整備事務局長宮沢君

   (市街地整備事務局長 宮沢信雄君 登壇)



◎市街地整備事務局長(宮沢信雄君) お尋ねの市街地再開発事業並びに長野駅東、西口周辺の整備についてでございますが、私からお答え申し上げます。

 先ほど市長から西口についてはお話あったわけでございますが、いずれにいたしましても、現在実施中のターミナル南通り線、幅員が二十五メートルでございます。それが開かれますと西口の広場の機能は低下するわけでございます。そういう意味から、駅舎の東側の一区、あるいはJRの長野支社の一区、現在の駅広の立体的な利用方法等について検討してまいりたい、かように存ずる次第でございます。

 なお、東口につきましては、これは昭和四十七年当時からこの街づくりについて……。



○議長(今井良雄君) この際ここで十分程度休憩をいたします。

   午後三時  七分 休憩

   午後三時三十一分 再開



○副議長(高川秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 お諮りいたします。本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○副議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。

 一般質問を継続いたします。

 三十番加藤一雄君

    (三十番 加藤一雄君 登壇)



◆三十番(加藤一雄君) 三十番加藤一雄でございます。

 私は公明党長野市議団を代表し、市行政事務一般について市長並びに関係部長に御質問をいたします。簡潔にして明快なる御答弁を求めるものであります。

 初めに、冬季オリンピック招致活動に伴う今後の課題について御質問をいたします。過日、私は札幌市を訪問し、一九七二年同市が第十一回の冬季オリンピックを招致するに至るまでの経過、苦心談、体験等を調査し、取組の姿勢について勉強してまいりましたので、ここで御紹介を申し上げ、今後の誘致活動の参考になれば幸甚でございます。

 さて、去る六月六日、政府の閣議決定がなされ、私どもが待望しておりました一九九八年冬季五輪の日本代表が我が長野市に決定がされ、正式に国としての認知がされたことは、大変喜ばしいことでございます。また、それに伴い、国を挙げての招致のための組織づくりが早速検討され、現在までの招致委員会を更に一段と拡大・強化を図り、総理を頂点に関係各大臣、経済界、JOC、スポーツ団体、地元県議、市議初め各種団体の代表による役員構成がなされるようでありますが、できる限り速やかに、円満に決定されますよう御要望を申し上げる次第でございます。

 塚田市長さんにおかれましては、昨年六月、国内一本化に対しましては並々ならぬ御奮闘をされ、その後においても世界に向かっての招致活動のためフランス・アルベールビル、スペイン・バルセロナ、また過日はプエルトリコのサンファンへとそれぞれIOC理事会又は総会へと、精力的に東奔西走されておられる姿に対し心から敬意を表する次第であります。

 さて、過日、私は札幌市を訪問するに当たり次のような調査項目を掲げて視察をいたしました。一つ、関連道路の整備について、一つ、競技施設関連道路等の用地買収について、一つ、競技施設の後利用について、一つ、開催決定から開催までに人口増が見られるわけでありますが、その間の住宅の需要と供給のバランスについて等々でありました。しかし私は、同市の担当者と話をしている中で、私自身が一つの大きな錯覚に陥っていたのではないかということを感じたのであります。それは二年後、一九九一年、英国のバーミンガムで世界の開催国が決定されるその大きなハードルを既に越えて、九年後の開催について調査をしていたからであります。当然関連道路の整備等々は必要であります。しかし何よりも大切なことは、いかにして二年後世界のチャンピオンになるための招致活動が最優先であるか。そのためのあらゆる努力をこれから約一年十か月本格的に展開をしていかなければならないということであります。

 既に皆様御案内のとおり、一九九八年の大会への立候補は六か国であり、中でも強敵は、去る六月五日場所が決定いたしましたアメリカであり、またごく最近立候補したソ連であり、また約十年間もう既に手を挙げ続けているスウェーデンであります。したがってその決定の確率は六分の一の確率であり、全く予断は許されないのであります。

 札幌におきましても一九六八年、すなわち昭和四十三年初めて冬季五輪に立候補し、招致に失敗し、このことで当時の原田与作市長の市長不信任案が出たそうであります。しかし、このときに、強い信念と不屈の精神で改めて立候補し、どうしても四年後にということで頑張ったわけでありまして、一九七二年、昭和四十七年に招致に成功したということであります。また、このとき成功した陰の立役者が一人おりました。その方は高石真五郎さんという当時IOC委員でありました。昭和四十七年開催のIOC総会がローマにて開催されたとき、急病のため総会に出席する予定が、行くことができず、その責任感から病院のベッドでテープを取り、プレゼンテーションをテープで聞いていただいたところ、IOCのメンバーに大きなインパクトを与え、委員の中からは札幌に決めて、そして高石さんのところへ見舞いに行こう、こういうことになったということであります。

 次に、もう一つの失敗談があります。札幌市は昭和四十七年に冬季オリンピックを開催し、その後すべての施設が完備して、その上金がかからない、こういうことでできるだろう。再度一九八四年、昭和五十九年の第十四回の大会に立候補いたしたわけであります。その結果九十%以上の確率で有力視されていた中で、自然保護委員会の皆さんの反対があり、最後は保護委員会のメンバーはIOCの総会まで横断幕を持って反対に出かけたそうであります。結果的にはユーゴスラビアのサラエボに決定をし、したがって招致活動にこのときは失敗したのであります。

 そこで、要望を交え何点か御質問をいたします。

 まず第一に、近く発足する招致委員会の組織づくりでありますが、形式にとらわれず、海外首脳陣との交流の深い人を選び、多方面から選んでいただいて、実りのある動きやすい組織づくりをしてはいかがでありましょうか。

 次に、自然保護委員会の皆様方の御意見を十分尊重し、反対運動の起こらない体制づくりが必要かと思いますが、いかがでありましょうか。また、日本の各商社を通しての関係各国への招致合戦が必要と思われます。特に雪の降らない国のIOCメンバーへの働きかけが功を奏するようでありますが、この点いかがでありましょうか。

 最後に、何と言っても、白馬や山ノ内を含め、長野市内の市民の招致活動への盛り上がりと長野県民全体のいま一つの盛り上がりが大切と思います。幸いこの度新JOC初代会長になられました堤義明氏は、一九九八年の冬季五輪にJOCはどう取り組まれますかという質問に対しまして、「建前は長野市の立候補ですが、県が中心になってやるべきだし、五輪開催は国の事業である。ソウルと争って破れた名古屋市は開催都市を額面どおりに解釈し、市でやろうとして失敗しました。今度は国を挙げての招致運動の一環としてJOCも協力したい。」このように積極的な協力をしたいコメントを述べているのであります。

 これから二年、様々な障害がありましょうが、どうか市長さんは、国・県との連係プレーの中で、招致が成功するよう精励されますとともに、我々議員も精いっぱいの努力は惜しまないものであります。以上のことを踏まえ、御質問を申し上げます。

 次に、スパイクタイヤ粉じん公害対策と今後の取組についてお尋ねをいたします。

 スパイクタイヤ問題は、「加害者が同時に被害者である」という新しい形の都市型公害であり、また車社会における便利さや効率性を絶対的価値とする現代社会を問い直す戦いであるという点において、交通問題、社会問題の側面をも内包した都市問題でもあります。

 またこの問題は、「健康か安全か」という二律背反の問題としてではなく、「健康も安全も」という視点から考えなければ、その解決への糸口が見えないところに大きな特徴があると思うのであります。

 さて、私は、先月仙台市を視察いたしてまいりましたが、仙台地方の冬から春にかけての舞い上がる道路粉じんは目を覆うものがあり、昭和五十八年二月の市中心部の観測地点における降下ばいじん量が実に百四十トンパー平方キロと、夏場の二十倍を超える数値を記録するなど、「仙台砂漠」と形容されていたほどであったということであります。そして市民の間では五十五年ごろからほこり論争が起こり、持込み土砂説や黄砂現象説が出ておりましたが、五十六年に至り一市民の投書がきっかけとなってスパイクタイヤ原因説が強まり、いわゆるスパイクタイヤ論争に発展していったようであります。そのため仙台市では五十六年三月、庁内に道路粉じん問題研究会を設置し、各方面から粉じんの調査、分析に取り組んだのであります。

 滝島東北大学医学部教授における調査・研究の結果を見ますと、粉じんは小児、高齢者、呼吸器疾患患者など、呼吸器にぜい弱性を持つ市民に障害を起こしやすいこと、また、もしじん肺などの疾病が発生した場合、これに対処する予防的措置しかないことが発表された。また、北里大学医学部教授山科氏の野犬の研究によりますと、仙台市の野犬の解剖結果を見ますと、肺の色が半分以上黒ずんで、肺が侵されており、相模原市の野犬の解剖の結果は全くきれいでありました。

 このような数々の調査・研究を踏まえ、昭和五十七年四月、仙台市は道路粉じん問題研究会を道路粉じん対策委員会に組織替えをして強化し、粉じん発生の具体的防止対策の検討を始め、十月には手始めに市公用車のスパイクタイヤ規制を行い、脱スパイクのキャンペーンを開始したのであります。

 このような市民意識の高まりや各種の準備的取組の段階を経て、昭和五十八年六月、仙台市はこの年を「脱スパイク元年」と位置付け、庁内に市長を本部長とするスパイクタイヤ対策本部を設置したのであります。そして発生源対策、道路対策、安全運転対策、健康対策と幅広い分野にわたる総合対策を結集し、スパイクタイヤ全廃を目標として、市民ぐるみの運動を展開し、同時に市議会も道路粉じん対策特別委員会を設置して、積極的な取組を開始したのであります。

 このように仙台市は本格的取組を始めて五年目の昭和六十二年のスパイクタイヤ装着率は何と二十%に下がり、降下ばいじん量も減少傾向にあるということであります。

 一方、六十一年四月一日には、宮城県スパイクタイヤ対策条例が施行され、六十年四月一日には札幌市においても条例施行、また東北六県、北陸、中部、山陰の積雪寒冷地域でもスパイクタイヤ使用自粛に関する要綱が出そろうなど、各自治体の取組も進展してきております。

 本年に入り、去る八月二十四日、県下の弁護士グループが環境、警察、通産、運輸、建設、自治の六省庁に対し、スパイクの製造、輸入、販売、使用の全面禁止を求める調停を国の公害等調整委員会に申請をしております。この申請は事実上スパイクの法制化を求めるものであります。

 当市におきましても約三年前から運動を始め、公用車のスパイクのはき替え、スパイクタイヤのくぎ抜き、横断幕でのPR活動等々、その対策に乗り出しておりますが、残念ながらスパイクタイヤの装着率は現在五十一%であり、今後における強力な対策が望まれるところであります。

 そこで御提案申し上げながら御質問いたします。当市といたしましても、市民の健康を守るためにも、速やかに(仮称)道路粉じん問題対策委員会等を設置し、全市民挙げて脱スパイクの御協力を願う運動の展開が必要かと思われますが、いかがでありましょうか。

 最近の調査の結果では、スパイクとスタッドレスの安全性はほとんど変わらず、したがって事故率はほとんど変わっていない、こういうような統計が出ておりますし、要は運転者の技術と運転マナーにあるということであります。

 次に、本当の脱スパイク時代を迎えるには、何としても法制化を求め、総合的な対応が必要と思われますので、全国組織であります「ノースパイク都市づくり推進協議会」、これは当市も加盟しておりますけれども、「スパイク自粛から禁止へ」をサブテーマにして討論会などを行い、積極的にPR活動を推進し、脱スパイクへの大きな運動の展開が今後必要かと思いますが、市長の今後の取組の姿勢についてお伺いをいたします。

 次に、土地対策と土地利用計画策定についてお尋ねいたします。

 国土は有限なものであり、特に我が国のように市街化面積が国土の四%にすぎない国にとって、国民の貴重な共有財産である国土の適正な有効利用は最も重要な課題であると言わざるを得ないのであります。当市におきましても高速道路・新幹線等の高速交通網の整備及び冬季オリンピック招致と二十一世紀に向け重要な大プロジェクトが目白押しの中で、土地の需要が高まるばかりでありますし、土地利用を含めた土地対策は緊急かつ重要な課題であります。

 このような背景の中で市民の土地利用に対する個人的な自由利用の思想から、地域全体の土地利用計画との整合及び公共の福祉優先へと市民の土地に対する基本的理念を転換する必要があるのではないかと思うのであります。当市は大きく変わろうとしている二十一世紀に向け総合基本計画の見直しを行い、将来、人口四十三万人と修正をし、都市規模の拡大、発展をより一層図ることにしております。

 このような中で、インターチェンジ周辺、オリンピック関連施設周辺の土地利用計画の策定は、当市の都市計画にとって重要であり、さらにこの策定計画に取り組んでおるところでありますが、早い策定が望まれるところであります。

 また、土地対策として当面の課題は、一つ、都市の拡大・発展、特に人口増に対応する住宅、宅地の供給、地価対策、一つ、就労の場、工業系団地の造成、一つ、オリンピック競技施設及び関連公共事業用地の取得等であり、これらの事業を進める上での対策といたしまして、一つ、既成市街地の再開発、新市街地の土地区画整理事業に対する関係権利者との合意形成、一つ、公共事業に対する租税特別措置法における控除額の引上げ等の税対策、一つ、市街化区域内の農地の宅地化促進、一つ、公共事業の用地代替地の先行取得等々、土地問題におけるたくさんの課題を抱えている中で、これらに今後どのように対処するか、今後の見通しについてお伺いをいたします。

 次に、在宅介護の充実についてお尋ねをいたします。

 高齢化社会を迎えるに当たり、当市は昭和五十二年福祉都市宣言を行っており、宣言文にあるとおり人間愛に満ちた思いやり、相互扶助に基づくいたわりの心を養い、豊かで明るい長野市を築くためうんぬんとあります。自来十二年、総合的福祉施策が行われ、他市に比べて本市はその内容面では群を抜いております。そこでいま一歩進め、市独自のシステムの中で在宅介護について御提言を申し上げる次第でございます。

 さて、当市の高齢化の状況を見てみますと、六十三年現在で六十五歳以上の人口が約四万二千名、高齢化率十二・二%であり、全国水準より五年先行をしております。また、要援護高齢者の状況を見ますと、六十三年で独り暮らし老人約二千百名、寝たきり老人約九百名であります。当市では現在これらの老人宅を五十三名の家庭奉仕員がお訪ねをして、買物、洗濯、掃除等の家事に援助をしているわけでありますが、独り暮らし老人百三十九世帯、寝たきり老人二十四世帯であります。援助を行っている人はわずか全体の五%にすぎないのであります。また訪問する回数は一世帯週一・四回であり、非常に少ないのであります。

 次に、保健婦は三十五名で、五十八年施行の老人保健法に基づく六つの事業を行っており、また訪問看護婦は六十三年七月から二十六名でスタートをしており、療養方法、看護方法等の指導を行い、寝たきり老人に対する訪問数は三百六十五名で、四十%で、訪問回数月一・五回ということであります。

 したがって、当市の寝たきり老人及び独り暮らし老人の六十%の方々は家庭奉仕員並びに訪問看護婦等の恩恵に浴していない、こういうことになるわけであります。

 そこで御提言を申し上げます。一つ、家庭奉仕員の絶対数を近い将来大幅に増員をしてはいかがでありましょうか。次に、在宅福祉サービスの連携の問題であります。現在、保健婦、家庭奉仕員、訪問看護婦の皆さんがそれぞれの分野で活動をしており、在宅介護を行っておりますが、これからは横の連携を取り合い、訪問後の結果を持ち寄り、報告し合い、連絡し合うことにより、次の訪問のときのよりきめ細かなサービスを行うことができると思うのでありますが、いかがでありましょうか。さらに潜在的ニーズの把握として、寝たきり老人を抱えた家族は深刻な状況に立ち至る前に、積極的な対応をするために、日ごろからの家庭奉仕員、保健婦が寝たきり老人宅に訪問し、相談、助言を行い、本当に必要なニーズを堀り起こし、利用しやい環境づくりを進めてはいかがでありましょうか。関係部長にお伺いいたします。

 最後にその他で申し上げます。塚田市長は去る六月定例市議会において、十月行われる市長選に再出馬の意思表明がなされました。私ども公明党は、昨年十二月いち早く塚田市長の過去四年間の数々の実績を十分評価をいたしまして、推薦決定をしたわけであります。余すところ五十数日であります。市長さんには健康に十分留意をされ、御健闘されますことを心よりお祈りを申し上げる次第であります。今回の選挙はオリンピック招致への市民の、また国際的にも信任的要素もあり、私どもは精いっぱい御支援を申し上げたいと存じますので、どうか市長さんにおかれましては、圧倒的勝利をなされますことを心よりお祈りを申し上げて、質問を終わります。



○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 公明党加藤議員の御質問にお答え申し上げます。

 大変私に対するお励ましの言葉をいただき、ありがとうございます。今日まで市長を務めさせていただき、大変御指導いただいておりますことを改めて感謝申し上げる次第でございます。今後ともよろしくお願いいたします。

 まず最初に、冬季オリンピック招致活動に伴う今後の取組について、いろいろ御質問、御指摘の中でお答え申し上げたい次第でございます。

 我々は名古屋の招致活動をよく調査・研究いたしておるわけでございますが、名古屋の招致活動のときにも、市街地の中の公園ですか、そこへ運動競技場というようなことで、市民の反対運動が盛んになって、IOC総会にも乗り込んだというような例も聞いておりますので、そのようなことのないように、市民の皆さんが長野冬季オリンピックを二十一世紀の直前、一九九八年に長野市が開催都市としてやることが、世界の平和や国際親善、また長野市の活性化につながるオリンピック、しかも自然を大事にした、自然とオリンピックの共存するもの、こういう我々の考えが市民の皆さんにもよく御理解いただき、盛り上がる運動の中で長野のオリンピックを成功させていきたい、このように考えて今取り組んでおる次第でございまして、御指摘の点などにつきましては十分配慮する中で、市民の皆さんとよく話合いする中で招致を実現させていきたい、成功させていきたいと考えておる次第でございます。

 組織検討委員会の中でいろいろ検討いたしまして、今までの長野冬季オリンピック招致委員会を発展的に解消いたしまして、全国的な支援体制の組める組織にしてまいりたい、拡大・強化をしてまいりたい、こういう方針の下に、十月十二日にその拡大いたしました新たな全国的スケールの組織の長野冬季オリンピック招致委員会を東京で開催することになりまして、委員は五百十一名でございます。この委員さんはJOCやIOCの関係者はもちろんでございますが、政府の関係の皆様、総理大臣を初め各大臣、スポーツ界の皆さん、政界、財界の皆様、報道機関の皆様、また地元の関係者の皆さんなどで構成しておるわけでございまして、この招致委員会の中には実行委員会もつくる予定になっておりまして、実質的には実行委員会で精力的な活動を展開いたしまして、IOC総会一九九一年に向けての市民の皆さんの御理解と御協力をいただきながら招致活動を全国的スケールで展開をしてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 自然保護の問題についても、反対などの起きないようにしなければいけない、こういう御指摘でございまして、我々は最初から自然とオリンピックが共存するものでありたい、地球的規模での自然環境の破壊ということも言われておりますし、我々といたしましては人類の将来の自然というものを大事にしながら長野のオリンピックをやっていくことが、世界の共感が得られる、こういうふうに考えておりまして、そのために自然保護専門委員会を招致委員会の中にいち早く設置をいたしまして、この自然保護専門委員会の委員さんは自然保護問題に対する、動植物に対する専門の学者の先生方、また自然保護団体のトップの皆様方にもお入りいただきまして、今鋭意調査・研究、現地調査も進めていただいておりまして、大変精力的に御活動をいただいておるのでございます。

 県の方で岩菅山の自然環境調査委員会の中間報告は頂いておりますが、近く最終報告書を頂く予定になっておりますので、それを基に自然保護専門委員会で十分検討していただきまして、最終的な滑降コースの、自然保護とコースが両立できるような案を発表していただけるように今お願いをしておるところでございますので、十分自然保護団体の皆さんにも御理解のいただける、御協力のいただけるようなものに我々としてはしてまいりたいと考えておる次第であります。

 これからの招致活動は特に雪のない委員さんにも強く訴えることが必要ではないかという御指摘でございまして、世界のIOCの委員さんは現在九十二名おられるんですが、このごろのサンファンでのIOC総会でも九十二名のうち欠席の方もございましたが、お見えになっておるIOCの委員さんは雪の、ウィンタースポーツのない国の方々も大勢おられるわけでございまして、そういう皆さんにも積極的に我々は長野の冬季オリンピックの意義というものをお話し申し上げて、御理解、御協力をいただけるようにPRを開始しておるわけでございますが、御指摘のとおりでございまして、雪のないIOCの委員さんにも今後も積極的に働きかけていきたいと思っておりますが、この方法は我々、IOCの委員さん、JOCの委員さんと一緒になって、長野冬季オリンピックのPRを進めていくのと一緒に、外務省や国内の各スポーツ団体が国際競技連盟に参加しておりますもので、そういういろいろなスポーツ団体の顔のつながりを、また外務省の在外高官の大使、公使を通じてのPR、招致活動、もう一つは商社など、今民間の企業の皆さんも非常に交際交流、国際化の中で、世界的な流通を進める中で、顔見知りが非常に多いということで、商社などそういう世界に顔のつながる民間の皆さんにもお願いをしていきたい。

 いろいろな官民挙げての世界へ向かっての長野冬季オリンピックのPRを進めてまいる中で招致を成功させていきたい、このように考えておる次第でございまして、もちろん市民の皆さん、県民の皆さんのボランティアでの活動、いろいろ青年会議所の皆さんとか、それからライオンズクラブの皆さん、それからロータリークラブの皆さん、また市民レベルの交流も盛んでございますので、そういう市民のボランティアの皆さんの御協力にも大いに期待をしてまいりたい、このように考えておる次第でございます。

 そういうボランティアグループの活動の場としてオリンピックセンターを開設しておりますが、バスターミナルの会館の中にございますけれども、開館以来三か月で約五千人の利用者がありますので、なお一層ひとつオリンピックセンターを有効に活用していただくようにPRをしていきたいと思っておりまして、ワールドカップの志賀大会は成功したんですが、来年の長野市飯綱で行いますワールドカップのフリースタイルの方も成功させまして、ウィンタースポーツのこの長野冬季オリンピックを世界の皆さんに知っていただく、特にIOC関係の皆さんに御理解いただくように進めてまいりたいと思っております。

 長野冬季オリンピック招致友の会のバッジでございますが、会員になっていただいた方は八月末で七万一千五百人で、今年度五万人ぐらいの皆さんに会員になっていただこうと思っていたわけでございますが、大変皆さん方の関心が高くて、この調子でいけば十万人は突破できるんではないか、このように考えておる次第でございますが、市民の皆さんや県民の皆さんの盛り上がる運動の中でこのオリンピック招致活動を進めてまいりたいと思っておる次第であります。

 続きまして、スパイクタイヤの粉じん公害対策についてお答え申し上げますが、御指摘のとおりでございまして、長野市もノースパイク、脱スパイク運動、スパイクゼロ運動を積極的に進めております。徐々に市民集会など開いたりいろいろやっておる中で、効果は出てきておるんですが、六十一年には九十一%のスパイクの装着率でございましたが、六十二年度には七十六%と確実にその割合が下がってまいりまして、六十三年度は五十一%、御指摘のとおりでございます。まだ先進地には及びませんけれども、平成元年度は、今年は五十%を切れるように、大幅に下回るように運動を進めてまいりたい。それには早めに進めていくことが必要だということで、このごろ環境部の方で今年のノースパイク推進運動の大体の方針を決定したのでございますが、今までは市民集会をやっておりましたが、今年はノースパイク推進フェアを盛大に県と一緒になって開きたい。スタッドレスタイヤを使っておるドライバーの皆さんにはステッカーを張ってもらうと、粉じん対策に協力していますよという、スタッドレスタイヤ使用者にはステッカーを張ってもらうようにしていきたい。モニターの方も大幅に五百名予定しておる次第でございます。そのほか従来どおりピン抜きや立て看板のPR、いろいろなラジオや有線放送などを使ってのPRや啓発活動、それと併せて道路の除雪、粉じん対策、融雪対策も、除雪や融雪の対策もきめ細かに実施をしてまいりたい。スパイクゼロを目指して、脱スパイク運動の効果が上がるような運動を早めに、雪の降らない前に展開をしていきたい、このように考えておる次第でございます。

 その中で対策委員会をつくった方がいいんではないかと、先進地の例を参考にされて提案されたわけでございますが、長野市では今、市のスパイクタイヤ問題の連絡会が庁内に九部十三課で設置してございますし、長野市の公害対策審議会でこの問題を扱っていただいておりますし、また民間のクリーン長野運動推進本部でこのスパイクタイヤ運動を強力に展開していただいておりますが、それぞれの今申し上げた皆さんの御意見も聞きながら、なお効果が上がるような方法で対策委員会もつくった方がいいということになりますれば、設置もしていきたいと思っておりますが、いずれにしてもこれからなお一層ひとつノースパイクに向けて運動を強化してまいりたいと思っております。

 八月二十五日にはノースパイク都市づくり推進協議会が百七十六市で発足いたしまして、みんなでスパイクゼロ運動を進めていくとともに、法制化も国に積極的に要望して働きかけてまいりたい、このような方針でおりますので、よろしくお願いします。

 次に土地対策、土地利用計画策定について私からお答え申し上げますのは、昨年国内四都市の中で長野がオリンピック候補地に決まりましてから、早急に九月には県におきまして長野市の地価監視制度の導入を図りまして、適正な土地価格の監視に努めておるわけでございますが、おおむね今その効果は上がっておるというふうに判断しておる次第でございますが、なお一層適正な運用の中で宅地供給、また土地の供給を図っていきたいと思っておりますが、特に宅地については県と市で合同研究会を設置して、優良宅地の供給事業を進めてまいりたいと思っております。

 次に、在宅介護の充実について御質問いただきましたが、これからは独り暮らしのお年寄りがだんだん増える傾向でございますが、ただ今二千二百八十九名おりますが、独り暮らしのお年寄りはだんだん増えていますが、寝たきりの方は九百六十名、横ばいでございます。また痴呆性老人九十三名ということで、寝たきりの方というのは日本がわりと高い比率だということで、本来寝たきりという人はもっと少なくなるはずだと、車いすやなんかで少しでも動いてもらうということが必要ではないか、こういうことも言われておりますが、お年寄りの方も障害者の方も地域の中で、介護の必要な方は介護のサービスを受けながら生活するのが一番いいんだと、ノーマライゼーションという考え方でこれからの在宅福祉を充実していきたい。

 そういうことで、国の方でも在宅老人福祉緊急対策ということで、家庭奉仕員を大幅に増額する方針が出まして、長野市も積極的にこれを受け入れまして、家庭奉仕員を今年は四十二名増員いたしまして、九十五名といたします。来年、再来年と平成三年には百五十人に家庭奉仕員を増員を図りまして、積極的に在宅福祉を充実していきたい。

 それから、御指摘のように保健婦、訪問看護婦、民生委員、ボランティアケースワーカー、また家庭奉仕員、社協や福祉担当者との連携システムをしっかりやって、そして介護を徹底していきたい、こういうことでコーディネーターを配置していきたい。なお、各支所とか連絡所、保健センターにも家庭奉仕員さんを配置していきたい、そのように考えておりまして、百五十人と言いますと大きな人数になりまして、家庭奉仕員さんがそれぞれ力いっぱい働いてもらえるような体制づくりが必要でございますので、社協の中で課を新設してまいりたい。名称は在宅福祉課というふうになりますか、新年度からということになりますが、そういう方向で今検討しておりまして、家庭奉仕員さんの処遇の改善も図っていきたい、そういうことで今新年度に向かって検討を進めておるところでございます。

 また、家庭奉仕員さんが増えるに従いまして、サービスの規模も拡大していきたい、それから内容も充実していきたい。それからまた利用者の経費負担ももう一度考え直して、なるべく手軽に、軽減された経費負担で家庭奉仕員のサービスが受けられるようにしていきたい、この点も今新年度に向かって福祉の方で検討しておる状況でございまして、高齢化時代にふさわしい家庭奉仕員の増員を図りながら、以上の問題点をクリアいたしまして、新年度からなお一層在宅福祉の充実に努めてまいりたい、このように考えておる次第であります。



○副議長(高川秀雄君) 助役山岸君

   (助役 山岸勲君 登壇)



◎助役(山岸勲君) 土地対策のうち私から、租税特別措置の関係についてお答え申し上げたいと思います。

 時間がありませんのでかいつまんで申し上げますけれども、御案内のとおり公共事業を行います場合の租税の優遇でございますが、十五年くらいになりましょうか、三千万円の優遇であったわけでございますけれども、今年五千万円に引き上げられたわけでございます。ただしこの五千万円も一年だけの暫定措置というようなことでございますので、これを積極的に延ばすということと、もう一つは、もう少し上げてもらうというようなことも含めましてこれから更に運動を進めてまいりたいと思います。

 その中でさらに、公共用地の代替地の問題の御質問がございましたけれども、大変代替地の要望が強いわけでありまして、常に代替地を用意しないとこういう事業が進まないというような側面もございますので、これにつきましては現在のところ優遇措置がないわけでありますけれども、先ごろできました公有地の拡大の推進に関する法律、いわゆる公拡法と申しておりますけれども、これによります買取り申出制度というのがございます。この買取り申出制度によりまして、申出をしていただきますと税の優遇がございます。現在のところ一千五百万円でございますけれども、この優遇措置を受けるためにはやはり事業決定にならないものであっても買取り申出制度をフルに活用いたしまして、代替地の確保をしてまいりたいというふうに考えている次第でございます。ちなみに九月一日号の市報でこのことを広報いたしましたところ、昨日現在で八件の申出がございます。こういう制度をいずれにしましても、そのほかの制度もございますけれども、いろいろ活用いたしまして、代替地の取得等に心がけてまいりたいと思います。

 公共事業施行にはいずれにしましても大変土地問題が基本でございまして、これを解決しないと競技施設、あるいはその他の公共事業が進まないわけでありますので、これからも引き続き制度活用に努めまして用地を取得してまいりたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいと思います。



○副議長(高川秀雄君) 三十番加藤君



◆三十番(加藤一雄君) 市長初め助役さんから大変明快なる御答弁をいただきまして、ありがとうございました。以上で質問を終わります。



○副議長(高川秀雄君) 二十三番野々村博美君

   (二十三番 野々村博美君 登壇)



◆二十三番(野々村博美君) 二十三番野々村博美でございます。

 日本共産党市会議員団を代表して質問を行います。

 まず最初に、消費税問題について御質問いたします。

 七月に行われた参議院選挙では、消費税、リクルート金権問題、農政問題、いわゆる三点セットに加え宇野前首相の恥ずべき女性スキャンダルに国民の怒りと批判が集中し、自民党は一九五五年の結党以来最大の敗北をいたしました。この結果自民党は衆参両院にわたる多数の力での支配権を初めて失い、日本の戦後政治史上の上で極めて重要で画期的な意義を持つ出来事となりました。消費税導入については、本議会においても消費税の廃止を求める請願、消費税を転嫁をした平成元年度一般会計予算の審議をめぐって議論がされてきましたが、参議院選挙の結果は、自民党が公約に違反して強行導入した消費税に対して国民のノーの審判が明確に下りました。

 我が党は一貫して市民の暮らしと市財政を圧迫する消費税に反対してきましたが、改めて消費税は見直しではなく直ちに廃止されるべきであると考えるものであります。

 さて、この消費税に対して市長は容認をし、政府・自民党の言いなりになって市民に消費税を押しつけてきました。その結果、市営住宅、水道料金など市公共料金に転嫁をし、市民に約二億円もの負担増を負わせ、市財政に対しては約十二億円の影響が生じています。市長はさきの議会で、秋の市長選に出馬を表明し、市民党的立場を強調していますが、今日の国民、市民の消費税ノーの審判をどのように受け止めておられるのか、お尋ねいたします。

 また、国民の審判が下った今日、市民の暮らしを苦しめている公共料金への消費税の転嫁をやめ、市民党的立場であるならば、市民の願いにこたえ、元の料金に戻すべきと考えますが、市長のお考えをお聞きをいたします。

 次に、京浜急行による飯綱東山麓へのゴルフ場の建設についてお尋ねいたします。飯綱東山麓は湿地帯にはミズバショウやリュウキンカ、ヒオウギアヤメが咲き誇り、大池や猫又池、蓑ケ谷池にはアオサギが飛び交い、飯綱に残された最後の自然のとりでであり、専門家や自然愛好家はもとより、市民の憩いの場として貴重な役割を果たしてきました。そこへの大資本によるゴルフ場建設問題は、森林の伐採による保水力の低下による災害の危険や、農薬による地下水や浅川の汚染など、下流域の住民に大きな不安を与えており、多くの市民から乱開発に対する批判が強まり、日増しに自然保護を求める声が高まっています。

 我が党はこれら市民の声に耳を傾け、行政は慎重に対応し、当面凍結をすべきと主張してきましたが、今回は地下水の汚染問題に関して質問いたします。

 先週一週間の信毎報道でも、臼田町、軽井沢町、富士見町のゴルフ場建設に伴う水源の汚染問題がクローズアップされてきており、ゴルフ場で使用をする農薬による地下水の汚染問題などが大変大きな問題となっております。

 このような中で県は、ゴルフ場の開発に伴う地下水の汚染、枯渇を防ぐためアセスメントの対象に地下水を加える方針を打ち出しており、二日行われた県環境影響評価技術委員会では水環境に関する専門部会の設置を決めました。京浜急行によるゴルフ場建設は既に環境アセスメントの準備書面が県に提出されようとしているとお聞きをしていますが、地下水や池、浅川、建設を予定しているダムへの影響が明確になり、市民合意が得られるまで凍結すべきと考えますが、関係部長の御答弁をお願いをいたします。

 特に下流に建設を予定をしている浅川ダムは多目的として造られ、市民の飲料水としても将来使われる予定になっており、この地下水汚染問題は大変重大な問題でありますので、御答弁をお願いいたします。

 また、京浜急行によるゴルフ場建設のほかにも、現在ゴルフ場建設計画があるのか、あるとすれば、開発企業、予定地、面積、進行状況はいかがかお尋ねをいたします。

 次に、象山地下壕についてお尋ねいたします。

 既に象山地下壕の整備、公開計画については、恵明寺入り口から約一キロメートルを整備し、ほかの部分は金網を張って立入り禁止区域とし、公開は十一月になる見込みと発表をされています。しかし計画では、一キロメートルではなくわずか四百メートルの公開になっていると聞いておりますが、実際の長さはどのようになっているのか、まずお聞きをいたします。

 いずれにいたしましても、この地下壕は全長約六キロメートルに及ぶ広大なものであり、この遺跡の持つ歴史的な価値を全面的に保存、公開することは大変重要な問題であります。この地下壕の最も深いところには、強制労働を強いられた朝鮮人労働者のハングル文字の落書きや抜けないドリルなどが残され、戦争の狂気や悲劇が刻まれており、見学者の心に激しく迫るものがございます。そしてこの奥の部分は入り口付近に比べても浮石も少なく、トンネル内の足場にがれきもなく、安全な地盤だとも言われています。見学者の多くはこの最も深い、暗闇に残された歴史の真実を探りに訪れるのです。

 見学後の感想としてある見学者は、「私はこの巨大な地下壕を何の手も加えず放置しておくことは日本人の大きな損失であると思った。きちんと保存し、日本人の恥部を知り合うことによってこそ、私たちが本当の国際人になり得る。」と述べ、ある市民は「長野市にこのような価値ある平和運動の教材があることを知らなかった。日本中はもとより世界中の多くの人々に見てもらえば平和への大きな力になると思う。是非一日も早く保存し公開してほしい。」と述べています。

 毎年この象山地下壕を訪れる人々は急増し、今年に入ってからも既に兵庫県や大阪など県内外の中高生だけで三千名近くが訪れています。平和宣言都市である長野市が歴史的な意義を持ち、世界に対しても十二分に恒久平和を訴え得るこの松代大本営跡地、象山地下壕を、一部ではなく一刻も早く全面的に、安全対策を万全に講ずることはもちろんですが、整備、公開をすることは、平和を願う日本中の人たちの要望であり、行政の責任であると思います。このことは平和の祭典であるオリンピックの招致を成功させる上でも重要な意味を持つものであると考えます。市長の御見解をお伺いいたします。

 また、付近住民、見学者から要望されている休憩所、トイレや案内板を早急につくる必要があると考えますが、計画をお聞きをいたします。

 また、この象山地下壕は、現在商工部観光課所管となっていますが、歴史的な遺産でありますので、教育委員会が担当されるべきものと考えますが、いかがでしょうか、御質問いたします。

 次に、三輪にあります旧国鉄宿舎などの跡地についてお尋ねいたします。

 昨年のみどりのテーブルやみどりのはがきなどでも出されておりますように、地元住民からこの用地に高齢者のための福祉施設や公園などを造ってほしいという要望が出されています。保育園の移転計画もあったようにお聞きをしておりますが、現在、市当局としてどのような構想を検討をしておられるのかどうか、また国鉄清算事業団との話合いはどこまで進んでおられるのか、お尋ねをいたします。是非、地元住民の要求を実現するために行政として最大限の御努力をお願いをいたします。

 最後に、その他といたしまして本郷駅の踏切の整備について質問いたします。

 御案内のとおり本郷駅の踏切は三輪幹線が狭い上に通行量が多いにもかかわらず歩道がなく、大変危険な場所になっています。三輪小学校や三輪保育園の通園、通学路にもなっており、毎日子供たちが危険な中を歩いています。あるお母さんは「子供を通学で見送った後も、外に遊びに行かせたときもいつも心配をしております。一日も早く何とかしてもらいたい。」と話しています。子供たちはもとより日常的に利用している付近住民、ドライバーにとって、安全対策を早急に講ずることが強く求められています。朝陽駅の踏切には歩道が整備をされましたように、是非、本郷駅の踏切にも三輪幹線の拡幅を早期に進めていただきますとともに、市民や子供たちの安全を守る上からも、早急に歩道の整備をしていただきたいと考えます。御答弁をお願いいたします。

 以上で私の質問を終わります。



○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 野々村議員の御質問にお答え申し上げます。

 最初に消費税問題についてお答え申し上げます。

 七月に行われました参議院選につきましては、御指摘のように農業問題、また消費税問題、いわゆる三点セットに対する国民の批判が非常に強かったということは私も事実として感ずるわけでございます。特に消費税の問題については、非常に消費税をつくる段階での国会での導入方法などについて国民の批判が強かったもので、そういう結果ではなかったかというふうに考えるわけでございますが、最近いろいろこの消費税の問題についてアンケート調査の結果が報道されております。ごく最近では長野市の長野商店会連合会の調査結果が出ておりますし、この中でも小売業者の三分の一は廃止すべきであるという意見です。まだ転嫁できないという業者も三十%いるということです。完全転嫁、ほぼ転嫁も四十八%、こういうようなアンケート結果でございます。

 全国の世論調査の結果では、六月と八月の時点では、六月の時点では廃止が五十四%、修正が四十一%、八月では四十三%で、修正が五十四%、こういういろいろな調査結果も出ておりまして、参議院選の結果またいろいろなこういう国民の世論にこたえて、今政府の税制調査会では十一月中旬までに見直し案を検討していますし、全国市長会でもこの見直しの決議をして、政府に申入れしておる状況でございます。

 いずれにしても、世論に沿った市政運営をしていくということが大事である、このように考えておりますが、長野市におきましては、国会で決まった法律に従って、自治体を預かる長としては、法律を守っていると、こういうことでございます。

 それから、象山地下壕の保存方法についていろいろ御意見ございましたが、これにつきましては長野市の貴重な戦時中の遺跡でございますし、原則は保存をして公開するということで、象山地下壕保存等対策委員会を設置いたしまして、専門的に委員会で今検討していただいておるわけでございます。保存、公開をすることが原則でございますが、公開の範囲もあるし、どういうふうな松代地域の皆さんの御同意をいただきながら観光ルートにも組み入れていくかと、こういうことでいろいろなことを象山地下壕保存等対策委員会で検討していただいておる。特に地権者が民間の市民の皆さんでございますので、公開するには地権者から御了解をいただかなければいけないということで、その話合いを進めておるわけでございまして、そういう中でこの公開をしていくんですが、最近専門家に診断をしていただきましたら、戦後もう四十数年たっておりますので、非常に危険箇所がたくさんある。浮石がたくさんありまして、今まで事故のなかったのが不思議なくらいだと、こういう専門家の御指摘でございますし、相当長い、何キロというふうにわたってありまして、一部では崩落しているところもあるようでございますし、そういう専門家の指摘がありました以上は、何か事故があってはいけないということで今閉鎖をしておるわけでございますが、近く専門家の意見も聞きながら、浮石などは取って、そして安全対策を完全にして、一部危険のないようにして公開をしたい。将来、もっと積極的な公開については、象山地下壕保存等対策委員会の答申を待って進めてまいりたい、このように基本的には考えております。

 そのほかいろいろ詳細にわたっての御質問でございますので、担当の商工部長の方からお答え申し上げたいと存じます。



○副議長(高川秀雄君) 商工部長戸津君

   (商工部長 戸津幸雄君 登壇)



◎商工部長(戸津幸雄君) ただ今市長の方からもお答えがありましたけれども、触れてない部分がございますので、私の方から御答弁申し上げたいと思います。

 松代象山地下壕保存等対策委員会で今検討していただいている中で、市長の方から申し上げましたように、基本的には保存をしたり公開をすることはいいだろう、こういうことでありますけれども、それではどの範囲をどういうふうにするかということは、これから時間をかけて研究をしていかなければならないので、それまでの間閉鎖をしてずっといくことは、大勢の皆さんに大変御迷惑がかかるし、それではとりあえず公開できる部分はどの範囲なのか、専門家の意見を聞いて、そして決めていってはどうか、こういう委員さん方の御意見でございまして、それには小委員会をつくって検討してほしい、こういうことでございますので、八人の委員さんによります小委員会で現在検討していただいているわけでございます。一つのたたき台としては、一キロ以内ぐらいがよかろうという御意見やら、もっと短くてもいいのではないかと、当面の対策としては、あるいは五十メートルでも七十メートルでもいいんではないかといういろいろな意見がございますので、それを集約をして、そして結論を得た段階で私ども対処してまいりたいと、こういうことでございます。

 それから、公開に伴いましてのトイレとか案内板の設置につきましては、市の方でこれは独自に公開に併せて整えていかなければ、こういうことで計画を進めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(高川秀雄君) 都市開発部長内田君

   (都市開発部長 内田将夫君 登壇)



◎都市開発部長(内田将夫君) 御質問のうち二点につきましてお答え申し上げたいと思います。

 まず一点目は、返目国鉄宿舎跡地の利用促進についてということでございまして、公園とかゲートボール場等について施設の利用促進をお願いしたいということでございますが、この土地につきましては、ご存じのように国鉄清算事業団の土地でございまして、この一部につきまして市は昭和六十二年から、随契で売っていただけないかということで話合いを進めているところでございますけれども、事業団は市の要望しております場所につきまして、全体計画の中でより有効な方法での売却を考えているようでございまして、現在のところその一部の箇所につきましても話合いが進んでおりません。このような状況でございます。

 なお、三輪地区につきましては、三輪公園、一万三千平方メートルの建設を市は昭和五十二年から進めているところでございまして、その中には今お話し頂だいしましたように地域の皆さんのいろいろな要望を取り入れた各施設を建設中でございまして、これが来年度完成する予定でございます。より一層三輪公園の御利用をお願いしていきたい、このように考えているところでございます。

 第二点目は、その他の本郷駅踏切の改善ということでございますが、前回も議員さんから三輪幹線のことにつきましては御質問を頂だいしているわけでございますが、これにつきましては県費補助事業で今事業を進めているところでございますが、御指摘の踏切内の軌道敷分だけ単独で改良することにつきましては、安全上いろいろな問題があるわけでございまして、取付部分の拡幅が必要であるんじゃないかということでございます。その部分の用地買収が可能かどうか、またそれを含めた局部改良ができるかどうか検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○副議長(高川秀雄君) 企画調整部長丸山君

   (企画調整部長 丸山義仁君 登壇)



◎企画調整部長(丸山義仁君) 飯綱ゴルフ場の建設についてお答えを申し上げたいと思います。

 過般、県の環境影響評価技術委員会が開催されまして、水環境に関する専門部会の設置が決定をされましたことは御案内のとおりであります。そこで、この専門部会におきましては、地下水など水環境への影響を評価するための技術指針の策定、それから個別のゴルフ場の開発計画について水環境への影響の審査などが行われるようでありまして、現在専門委員の選任などにつきまして準備を進めているところであるというふうに聞いております。

 今後ゴルフ場の開発につきましては、わき水等に関係するゴルフ場の建設計画は、この専門部会におきましての調査、あるいは検討の対象となってくると思われるのでありますが、これらに関連いたします審査など、諸事項につきましては、すべてが県の所管の事項となっておりまして、本市といたしましては、関係法令などに照らしまして、京浜急行が現在予定いたしております飯綱ゴルフ場につきまして、県から具体的に意見を求められた場合は、その事項につきまして具申することができることになっておりまして、御質問の凍結すること自体の決定等につきましては県の裁量にあるものであります。

 現在、本市におきまして建設が計画され、環境影響評価を実施いたしておりますゴルフ場でありますけれども、これは二か所ありまして、これらについては京浜急行電鉄株式会社、それに株式会社更級カントリーがそれぞれ実施をしようとしているものであります。

 そこで、進ちょく状況でありますけれども、京浜急行電鉄株式会社が計画いたしておりますところのゴルフ場につきましては、既に環境影響評価にかかわりますところの調査を終了いたしておりまして、現在、環境影響評価準備書の取りまとめを行っているというふうに聞いております。また、株式会社更級カントリークラブが計画いたしておりますところのゴルフ場につきましては、近々環境影響評価にかかわる調査が終了する予定であると聞いております。

 それから、御案内のとおり自然環境を保護しながら開発に対しまして必要な行政指導を行い飯綱高原の自然環境の保護と調和ある整備を図るために、ただ今指導要綱の制定について鋭意努力しておるところでありますけれども、現在、地元の皆様方と協議を、話合いを重ね、話合いを深めておるところであります。この立場から申し上げたいと思いますけれども、地元の皆様方など関係者との話合い、あるいは協議の過程におきましては、悪臭、水質汚濁、じんあい、し尿、それから生活雑排水など、水環境汚染防止に関連するようなことにつきましても話合いを深めておりまして、これにつきましてはこの指導要綱において、関係する庁内の部局と十分協議をしながら、さらに地元の皆様とも今後早急に話合いを煮詰めて、指導要綱の策定を急ぐことといたしております。



○副議長(高川秀雄君) 二十三番野々村君



◆二十三番(野々村博美君) 企画調整部長にお伺いをいたしますけれども、ただ今の御答弁の中で、ゴルフ場の問題の中で、私は浅川上流部飯綱東山麓以外に計画をされているものがあるのかということでお聞きをしたわけですが、京浜急行二か所という中に入っておりましたが、この飯綱東山麓に計画をされているものなのかどうか、それが一点と、それから凍結をする権利は県にあるということでしたけれども、環境アセスメントの準備書面が提出をされた段階で長野市に対して意見を求めてくると思います。その時点でこの水の問題で、これら水質の問題がはっきりするまで凍結をすべきであるということを長野市が主張できるのは当然長野市の権利として持っているはずであると思いますし、それから併せて、地元というのは限られた地域ではなく、長野市民全体が地元になると考えますので、その点も御答弁をお願いをしたいと思います。



○副議長(高川秀雄君) 企画調整部長丸山君

    (企画調整部長 丸山義仁君 登壇)



◎企画調整部長(丸山義仁君) お答えを申し上げます。

 先ほどお答え申し上げましたとおり、関係法令に照らしまして、県知事から具体的に意見が求められた場合は、その事項につきまして具申することができることとなっておりまして……、失礼しました。



○副議長(高川秀雄君) 三十五番入山路子君

   (三十五番 入山路子君 登壇)



◆三十五番(入山路子君) 三十五番入山路子でございます。

 塚田市長さんにおかれましては、四年間本当にお疲れさまでございました。私も新人議員といたしまして二年間塚田市長さんの下で政治への参画体験をさせていただき、貴重な勉強をさせていただきましたことを心より感謝申し上げます。今後更に大長野市のために御尽力賜りますように御期待申し上げるとともに、また微力ではございますけれどもお力添えさせていただくつもりでおります。

 さて、冬季オリンピック招致のための今回でのプエルトリコ・サンファンでのロビー活動、本当にお疲れさまでした。時差ぼけの御様子もなく安心いたしております。この度のサンファンでの招致活動につきまして、他の立候補国の招致基本理念が信毎紙上に紹介されておりました。読んでいる中で本当に考えさせられました。最近は私の中で、ともすれば冬季オリンピックをして経済効果はどうであるか、結果として何を得ることができるかが前面に出た考えをしていたように思いました。もちろん当市にとりましてはこれは非常に重要な問題でございます。けれど、オリンピックの原点に返って、日本の代表として世界のためにどう貢献できるかとか、どのようにしたら来た方に喜んでいただけるかを忘れがちだったように考えます。建前だけの平和だとか愛だとか触れ合いとかだけでは国際競争に勝つことはできないのではないかと考えます。

 そこで市長さんにお尋ねいたします。今回のサンファンでのロビー活動を通して、国際舞台での競争に対して、これから何が大切でどうすべきか、お感じになりましたらお聞かせください。

 また、老婆心ではございますが、いろいろな大会を体験された方のお話ですと、終了した後が問題なのだと言われます。今は招致のためだけに考えが走りがちですが、終了後の様々な環境対策が立派にできなくては成功とは言えません。見えないところにもしっかりと目を向けた計画づくりをお願いいたします。

 次に、水の行政についてでございます。人との一生は産湯に始まり湯かんで終わります。子供のなぞなぞではありませんが、水と人とは切っても切れない関係です。日本は水田耕作を中心とした伝統的水利用により良質な国土を築いてまいりました。ところが近年、高度土地利用の都市施策づくりが優先され、街の中の川はコンクリートでふたをされたり、また埋められて姿を消してしまいました。水道からはひねればいつでも豊富な水が供給され、これで下水道完備し、さらに水田が姿を消せば、人と水とのかかわりは疎遠になってしまいます。有限な水資源に関心を持つことはなくなり、無限に与えられることが当然であると思ってしまうのではないでしょうか。日本人は平和と安全、そして水はただだと思っていると言われているのです。私たちはもっと水を知り、水に感謝し、関心を持つべきだと考えます。ここで水への心配りをすることにより、害を及ぼす恐ろしい水としてばかりではなく、人の心を養う価値ある役目を果たしてくれるものとして考えることができるのではないでしょうか。

 長野市では、千曲、犀川、裾花川の治水や環境づくりのみならず堀切沢のホタル水路、権現沢の水辺づくり、湯福川や千鳥ケ池などの環境保全と、さらに調和のとれた親しみの持てる水辺、空間づくりに一方ならぬ御努力をいただいており、感謝申し上げる次第でございます。さらに、裾花川環境整備計画検討委員会も発足し、今後の活動に御期待申し上げる次第でございます。

 それで、これからの河川環境の取組についてお尋ねいたします。まず、堤防に植栽許可を求める運動についてでございます。今まで河川環境管理は国や県の仕事であるという認識に立ち、市独自の方針は出しにくかったと考えます。ここら辺でこの受け身的な考えを改めて、市独自の河川環境プランを提示するときが来ているのではないでしょうか。昭和三十年から四十年にかけて桜堤防が決壊し、被害を受けて以来、堤防の植栽には制限ができたと聞いておりますが、草加市松原では植栽をして、初めは建設省から怒られ、後で建設大臣から表彰されたという経緯もあるそうです。もちろん河川環境の原則は守らなくてはならないでしょうが、植栽については若干緩和される方向性と耳にいたしております。この際市民の要望もありますので、流域市町村との協力体制を組んで、植栽許可を求める運動をされてはいかがでしょうか。

 二といたしまして、河川との親水計画についてでございます。私は町に子供たちの喜ぶ声を取り戻したいと切に願っているのです。午前中の市長さんもおっしゃいましたけれども、ゆとり、潤い、美しい街づくり、潤いのある街づくりの潤いはさんずいでやっぱり水と深い関係があります。皆さん御記憶にあるかもしれませんが、あの三重苦を背負ったヘレンケラー女史が水を手にしたときに出なかった声を振り絞って「ウォーター」と叫び声を上げた映画の画面が心に焼きついております。肌で体験することの尊さでしょうか。かつてメダカやホタルも私たちの心を養ってくれたように思います。今こそ親しめる水として子供たちの身近にせせらぎを戻してあげたいのです。

 さて、東京の世田谷区では町中に、一度コンクリートでふたをして道路として使っていた水路を「用賀プロムナード」としてつくり替え、子供たちの水遊び場にしたということです。そこで長野市としては、市街地や団地のそば、身近な公園などに子供たちが安心して遊べる水遊びの場づくりを取り組んでいただくお考えはあるかどうかお聞かせください。大人も子供も高齢者も水との触れ合いを通して心を養い、また生活環境づくりに意識を持ち、積極的に協力してくださるのではないでしょうか。

 三として、雨天が続いておりますけれども、雨水の処理として、自然浸透のために各家庭に雨どいなどの下に雨水の浸透ますを設置されてはいかがでしょうか。

 以上、時間の都合上お聞き苦しい点や説明の足りない点、お許しいただき、市長さん並びに理事者の御答弁をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 入山議員にお答え申し上げます。

 大変激励をいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 サンファンぼけもなくて、おかげで元気で頑張っておりますが、まずサンファンで感じたことでございますが、確かに世界各国の皆さんがお集まりする中で、なぜ今一九九八年に日本の長野で冬季オリンピックを開催するかという基本理念と世界に向けてのアピールできるキャッチフレーズをもう一度我々としては再構築していかなければいけない、このように考えておる次第でございまして、今までのホスピタリティコミュニケーション、自然を大事にしたオリンピック、また世界平和に貢献するオリンピック、いろいろありましたが、その上に立って、世界の皆さんにそうかと言われるような、そういうスローガン、キャッチフレーズ作りが大事だな、こういうふうには考えておりまして、これから来年に向かっての東京大会、再来年のバーミンガムでのIOC総会の決選投票に向けて、その辺をもう一度考えていきたい。是非議会の皆さんにもお考えいただく中で、世界にアピールするスローガンを作っていきたい、このように考えておる次第でございます。

 また、もう一つの御指摘のオリンピックが招致できた場合に、開催後のことを十分考えていく必要がある、そのとおりでございまして、まず招致を実現することが大事でございますが、招致が実現した暁には開催した後のいろいろ造る施設は十分二十一世紀に市民の皆さんの福祉や便利な利用に供されるような、そういう施設造り、またオリンピックの選手村や報道宿舎などは、市民の皆さんにゆとりと潤いの快適な宅地が提供できるようなものを、またいろいろな施設を造る場合には自然も十分大事にして、自然とオリンピックが共存できて、その後も自然破壊につながらないような施設造りをしていかなければいけない、その後利用も十分考えてやっていきたい、このように考えておる次第でございます。

 次に、水の行政について御質問いただきましたので、お答え申し上げますが、水辺やせせらぎや清流を市民の皆さんの身近な場所に取り戻すということは非常に大事でございまして、昔はみんな川で泳いだり遊んだりしたわけでございますが、そういうきれいな水を取り戻していかなければいけない、こういう考えに立っておるわけでございまして、御指摘のとおりでございます。

 そういう中で、まず堤防にいろいろ桜など木を植えたらどうか、こういうことでございますが、実は堤防には直接だめなんですけれども、建設省で六十一年ごろから堤防のすぐ外と言いますか、堤防の背後に土盛りをいたしまして、そこへ植栽をすることはいいということが出まして、今年もこの千曲川で言いますと更埴市の新粟佐橋の下流八百メートルほど建設省の桜堤モデル事業の指定を受けて、全国でも三十七か所ぐらいあるわけでございますので、是非長野市も、これから堤防の補強工事が始まりますし、そういうところが考えられるわけでございますので、堤防のその続きに用地を、これは市で確保しなければいけないんですが、そこへ土盛りをして、桜なりいろいろな木を植えることは可能でございますので、そういうできる場所を積極的に探しまして、桜とかほかの木を植えていきたいと、景観上もすばらしいものにしていきたい、このように考えておるわけでございます。

 それから、河川行政は今までは治水や利水、水をあふれないように、水がうまく流れるようにだけを考えてやっていたんですが、これからは水辺環境の整備をして、人と水とのかかわり合いということを大事にしていかなければいけないということで、そういう考えで、国の方もそういう行政に転換しつつありますものですから、長野市も積極的に河川改修の場合には人と水との触れ合いができるように、また町の中にせせらぎや清流を取り戻していきたい。できればホタルなどの飛び交う清流を呼び戻していきたい、このように考えておりまして、具体的に事業を実施していきたいと思っておる次第でございまして、ただ今長野市で取り組んでおります河川改修の権現沢の県の住宅団地がありますが、その一部を触れ合いの水路にしていきたい。今後、赤野田川がございますが、この改修があるわけで、そこへは桜を植えたり、公園を造ったり、児童遊園地を造ったりしていきたい、このように考えております。

 裾花川については、県庁の城岩付近を市と県で今検討委員会をつくりまして、裾花川をもう一度市民の身近な川にすると、こういうことで今計画を進めておりますし、また犀川、千曲川につきましても、犀川も珍しいチョウチョの、信越線の鉄橋下流にはチョウの生息地がございまして、この辺の保護もしていきたいと。既に建設省にも河川整備基金というものがありまして、チョウの研究をしておる皆さんが水辺環境保全研究会をつくって助成をしてもらっていますが、市といたしましても千曲川工事事務所と相談をいたしまして、チョウの保護ができるように、それからまた市民の皆さんが散策できるようにしていかなければいけないんではないかと、このように考えております。

 また、千曲川、犀川、長野市の両河川、堤防補強もありますし、それと併せて千曲川につきましては松代地区の高速道の砂に使ったり、川の千曲川の流れをよくするために砂を取る計画がございまして、その取った後も千曲川の風情にふさわしい河川整備をしていかなければいけない、景観などにも配慮していかなければいけないということで、建設省とも相談を進めていくように今建設部の方へ指示をしておるところでございまして、これからの河川を造る場合には、そういう市民の皆さんとの、水との触れ合いの場を大いに造っていきたい。それには桜を植えたり、また公園を造ったり、水辺にすぐ行けるような感じのせせらぎを造ったり、こういうふうに考えて取り組んでいきたい、このように思っておる次第でございます。

 それから、街中にも長野市は用水としての川がたくさんありますから、そういう川の一部は市街地を流してせせらぎの清流を取り戻していったらどうか。これからの大門町の街づくりとか、各地で再開発が盛んですから、そういう場合には街中を流れるせせらぎや清流も造っていきたい。市民の皆さんと水とのかかわり合いを深めていきたい。それがゆとりと潤いの街づくりにつながる、こういうふうに考えておる次第でございます。

 それから、最後の御質問の浸透ますなど、これは市でも要綱と言いますか、指導指針をつくりまして今取り組んでおるわけでございまして、市の第二庁舎も屋根の水は全部といを通りまして地下へ浸透させるようになっておりますが、各家庭でも新築の場合には建築確認の際にそのように浸透ますをつけていただくように指導をしてお願いをしておるわけでございますが、大きな建物には是非、第二庁舎のように屋根へ降ったのは地下へ浸透させるとか、個人の御家庭でもなるべく浸透ますを造ってもらって、地下浸透を図って、地下水の保全に努めてもらうとか、そのような指導をなお積極的にしていきたいと思います。



○議長(今井良雄君) 二十六番柳沢正恵君

   (二十六番 柳沢正恵君 登壇)



◆二十六番(柳沢正恵君) 二十六番柳沢正恵でございます。

 塚田市長は昭和六十年十月に激しい市長選に勝ち抜かれ、長野市政を担当し、新しい長野市を建設せんと日夜努力を重ね、本年任期を全うすることになりました。思えば、「運は寝て待て」ということわざもありますが、時期として高速自動車道、また新幹線問題なども、就任を待つがごとく具体化され、それぞれ着工の運びとなってまいり、なおかつ夢とも思えた冬季オリンピック開催計画も着々と進行し、一九九八年の開催に向けて大きな前進となってきました。

 また、うちにおいては、市長は若くて熱意もあると、職員各位も大いに誇りとしておるよう見受けられます。今回任期満了に伴い再度立候補されるわけでありますが、自信を持って公約の二十一世紀を迎えるべく、またこの市長でこの成果あったと市民に長く喜ばれる市政運営を担当されることを願って質問に入らさせていただきます。

 質問はさきに通告申し上げました農業集落排水事業、農村と都市交流の場設置と道路管理についてお尋ねいたします。

 まず最初に、農業集落排水事業についてお尋ねします。この事業につきましては、過去数回にわたりお伺いしてきたところですが、今回また信更支所改築に伴い、水洗方式を採用するとのことで、市長の決意のほどをお伺いいたすものであります。この事業は国の制度として昭和五十八年度より事業が開始され、全国各地で採択、実施されてきており、近隣では中野市、飯山市などでも実施されてきております。本市でも昭和六十一年度より二か年にわたり公共下水道、あるいは流域下水道の区域に属さない農業振興地域の生活雑排水の汚濁改善をすべく調査をされてきたところでありますが、調査の結果では、「改善を要する地区がおおむね十一地区ほどと見込まれる。」と農林部長が答弁されてきております。

 さきの信更中学の水洗化工事のときも起きましたが、今回信更支所の改築に伴い、支所も水洗方式を採用したいとのことで、関係地区住民と交渉したところでありますが、地区住民は反対の意向であり、反対決議をした模様で、信更支所は反対の通告を受けたとのことであります。

 そこで、関係住民と懇談会を数回にわたり開催したところ、信更支所改築に伴う水洗化については同意を得ることができましたが、その際にそれぞれの家庭から出される雑排水の汚濁のひどいことを篤と聞かされました。

 例を挙げてみますと、市当局で補助金を出して進めた過去の簡易浄化槽を使って、家庭の雑排水の端末を田用水ため池に導入してきたとのことです。このため池には魚が生存しており、地区外市外地の皆様方が釣りに来ておりましたが、次第に釣り客が少なくなってきましたのでお聞きますと、この池の魚は臭くて食べられなくて魚釣りに来なくなったという報告があったとのことでした。そこで地区の若者の皆さんで話し合った結果、では僕たちで魚を釣ってみてとのことで釣ってみたところ、なるほど臭くにおう。よく見ると背骨が曲がっていたとのことでした。これも雑排水の影響かと疑問を持ったとのことを聞かされました。それではと田野口の親せきの米と自家用米の同品種を交換して食べたところ味は全然違うとのこと。これでは生活雑排水の汚濁は農作物に及ぼす影響の大きいことを再認識したとの実例を話されました。時たまたまこれでは対策を何とかしなければと考えていたと地区の皆様方のお話でした。

 そこで、田野口区の懇談会では、信更支所の水洗化方式で、建設は、原市場の皆さんは上流で流せばよいが、下流の田野口には優良水田に利用するので迷惑であると。今田野口を流れる聖川及び聖川に流入するそれぞれの沢は夏はホタルが飛ぶホタルの里の名勝であり、その保存が話題となっている今日、水洗方式では承認できないとのことであります。

 現在、県、市で進めておる合併浄化槽は、既存の水路へ流す方式、農業集落排水事業は完全別水路で、氷ノ田、田野口、赤田地区の住民は農業集落排水事業を導入するならばやむを得ぬとの結論となり、その方式で努力するとのことで意見の一致をみたところであります。それには施設経費、維持費の負担も考慮に入れて、住みよい環境づくりのためならば、是非行政に実施願いたいとの意向であります。

 そこで、昨年六月の定例議会において農林部長の答弁は、「事業の採択できる地域は地形が複雑なため急こう配、集落間が離れているなど、多大の経費を要する地区、また基本的問題など山積しておる中で、昭和六十五年度、すなわち平成二年度採択に向けて関係部局と協議、調整を図りながら、百%同意を得た地区より事業実施に向けて努力してまいりたい。」と答弁されましたが、市長の基本的見解、公共下水道などとともに農業集落排水事業採択に向けて積極的に御努力願いたいと思いますが、御所見をお伺いいたすものであります。

 次に、農村と都市交流の場設置についてお尋ねします。

 現状の農村は農産物の過剰と内圧、外圧により農産物価格の低迷などの要因で農業依存度の低下を来し、農地は荒廃し、生産人口の流出と就労の場の不足で過疎化と老齢化の進行により、農村問題が大きな社会問題化してきておる現状であります。過去の農村は農業生産の場として機能が重視されてきたところでありますが、国土庁の農村整備問題懇談会などで、「今後の農村は地域住民の定着を促進するとともに、農村への関心を高めていく、都市住民を引き寄せる諸施策を進めるべきだ。」と報告書をまとめており、都市住民との交流の場として整備していく方向を強く打ち出してきております。農村の快適環境や心の豊かさを求める最近の都市住民にゆとりと潤いを提供できる環境としての期待が高まっていると指摘しております。定年後の生活を楽しむ目的、あるいは芸術活動の場として、都会から農村へ転入した人々は、昭和五十一年度から六十年度まで十年間で約二万七千人ほどになっており、六十一年度だけでも約五千二百人と増加したと、報じております。そのため今後の農村整備は、都市住民が農村に移り住みたいと思うように地域の特性を重視した、快適な環境保全を形成するための整備に転換する必要があると決めつけております。具体的には農村の美しい景観を維持・向上させ、視覚的な快適性を確保するため、自然との調和を考慮したデザイン計画に基づく、地域づくりを推進するほか、宿泊施設、体験農園などの都市住民の受入れ体制を整備して体験学習などの場としたり、遊休農地を計画的に利用して、地域にふさわしい市民農園を造っていくなど、地域を外に向かって、開かれた空間として整備することを挙げております。

 また一方で、農村の現状を過去に戻すため、積極的に農村に若者がUターンできる就労の場を確保するなど推進し、高齢化社会の親子のきずなを強力に進め、豊かな家庭を創造する。福祉の行政依存度の軽減をも考慮した、方策の樹立推進も併せ、強力に実施し農村社会の繁栄にも特効薬かと思われます。

 そこで関係部長にお尋ねしますが、信更地域の山々の景観、空気のよい場所に老後の生活を楽しみ、憩いの場所として選定、都市住民、市街地住民、又は学童などが移住し、数々の体験をさせるなどの拠点地の設置、また地域住民の交流の場としての将来展望についてお聞かせ願いたいと思います。

 今後、高速自動車道・新幹線の完成、冬季オリンピックの開催などの関係で、都市の繁栄を夢見る本市の可能性大と思われますが、いかがか御見解をお伺いいたします。

 次に、道路管理についてお伺いいたします。道路管理の中で、道路際の樹木の伐採についてお尋ねいたします。現状の山間地の県道、市道の境界は年を増すごとに不明確となり、舗装道路のすぐそばにまで樹木が繁茂しており、この現象は夏期は日光をさえぎり、空気がきれいで実にすがすがしい感じで通行できますが、冬期ともなれば積雪があり、直射日光が入らないため雪解けが遅れ、山道ができ、昨今のスパイクタイヤの問題など、通行障害など数多くあるので、この際境界、あるいは境界付近の若干の幅、地権者の了解を得る中で、県又は市の財政援助を得て伐採でき得たならば、道路拡張で多大の社会資本投資より少ない資本で投資効果が現れ、一石二鳥と思われます。

 先日、ある豪雨の最中、市職管理者の職務通行中大木の下敷きとなり自動車が使用不能となり、幸いにして人命に異常がないが、豪雨、大災害に遭遇しました。市職であったればこそ笑い話で済むが、それが一般の市民であり、人命にかかわったなら、道路管理者としての賠償問題になると思われますので、若干の経費で安全な道路管理ができますので、改めてこの対策を樹立願いたく、また関係機関へも要望願うべく関係部長の御所見をお伺いいたします。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 柳沢議員の御質問にお答え申し上げます。

 まず最初に、農業集落排水事業についての方針でございますが、これはもう御指摘のとおり農業集落排水事業も市で実施をしてまいりたい、こういうことで、かねてから準備を進めてまいったわけでございまして、長野市におきましては全戸水洗化を目指しておる次第でございます。百%全市水洗化、全戸水洗化をしていきたい、こういうことで、水道局と環境部でいろいろ協議をして、農林部も入りまして、関係部課で協議を進めまして、公共下水道、千曲川流域下水道の上流処理区、下流処理区、下水道区域が、世帯数でいきますと九十六・一、二%は大多数が下水道区域に入るわけですが、農業集落の排水事業が実施できる区域は一・六二%、約一千七百七十八世帯が農業集落排水事業の対象の地区でございます。その他は合併処理浄化槽でございまして、二・二六%、合併処理浄化槽は今事業実施をしておるところでございますので、下水道も今事業を進めておりますので、農業集落排水事業についても実施をしてまいりたい、このように考えて調査をしてきた結果、いろいろ絞ってまいりまして、ただ今十一地区が対象地区でございます。

 そのうち、順次今各支所長に説明をいたしまして、その十一地区の皆さんとの説明会をしていきたいということでございます。これは百%地域の皆さんの御同意がないと実施できないものですから、負担金などの問題もございますし、いろいろ説明会を開いて意見交換をしてまいりたいと考えております。

 というのは、この農業集落排水事業を受け入れるところは、うちだけ合併処理浄化槽でいきたいというわけにもいかないわけで、農業集落排水事業を実施する場合には全戸がこの事業に参加してもらわなければいけない、こういうことがありますので、百%の御同意をお願いしたい、こういうわけでございます。

 ですから、十一地区の中でその辺の話がまとまり次第県の方へ要望していきたい。事業採択の要望をしていきたいと思いますが、県の今年の状況は全県下から三十二地区の要望があって、このうち国と相談して、採択できるのが八地区から十地区だということでございますので、三十二地区だから十地区ずつ採択すれば三年はいっぱいになりまして、これが十が十五になればまたあれですが、そういうわけで、なかなか事業実施するまでに国や県に強力に採択の働きかけをしていかなければいけないわけでございますが、その前に十一地区の中でこの説明会を開いていただいて、地域の皆さんの御同意をいただき、御協力をいただいて事業実施に踏み切っていきたいと思っておりますが、御指摘の信更支所周辺も、多分この集落排水事業の中に入っていると思いますが、そういうことで御同意をいただく中で事業実施をしていきたい。農業集落排水事業も事業実施してまいりたい、そういうことで全市水洗化を理想の目標として一歩一歩努力していきたいと考えておる次第でありますので、よろしくお願いします。



○議長(今井良雄君) 教育長奥村君

   (教育長 奥村秀雄君 登壇)



◎教育長(奥村秀雄君) 農村と都市の交流について、教育委員会としての立場からお答えいたします。

 人口の都市集中化が進む今日、人間関係は疎外され、孤立化を深めておりますことから、心のやすらぎを求めたり、潤いとゆとりを望んで豊かな自然を探し求める風潮が高まってきているところでございます。御提言の場所につきましては、空気のきれいな自然に恵まれたところでございますので、学校教育、校外活動、青少年活動、生涯学習などの面において、教育委員会としてどのように生かし活用していくことができるかどうか、多面的に十分検討してまいりたいと思いますので、御了解をお願いいたします。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 道路管理についてお尋ねでございます。特に道路際の樹木の伐採という御指摘でございますが、大変管理面からして貴重な御提言を頂だいいたしました。

 従来、市道、あるいは県道、特に山間地道路に多いわけでございますが、道路敷地内の樹木の関係につきましては、支障になる樹木は直営なり、あるいは区、道路愛護会、こういった手で伐採をした経過はございます。

 今回のお話でございますと、これを一歩踏み込みまして、民有地のところまで理解が得られれば多少切ればなお通行がよくなると、こういう御指摘でございます。これにつきましては、以前県ともそんなようなお話したことがございました。そういう中で、今回、主要幹線、あるいはバス路線、こういったところにつきまして実態調査をしたいと思います。そういう中から、今申されたような質の悪いところを取れば通行がよくなるとか、そういうことが自然的に出てまいりますので、県ともどもこの調査をしながら、委託業務を含めて検討してまいりたい。御理解をいただきたいと思います。



○議長(今井良雄君) 二十六番柳沢君



◆二十六番(柳沢正恵君) いろいろありがとうございました。是非ひとついろいろな問題につきまして御要望申し上げましたが、やっていただくようにお願い申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(今井良雄君) 本日の会議はこの程度にとどめ、明八日は午前十時から本会議を開き、市行政事務一般に関する質問を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

   午後 五時二十分 散会