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長野県 長野市

平成14年 12月 定例会 12月17日−06号




平成14年 12月 定例会 − 12月17日−06号







平成14年 12月 定例会



平成十四年十二月十七日(火曜日)

 出席議員 (四十一名)

     第一番     塩入 学君

     第二番     小林紀美子君

     第三番     寺澤和男君

     第四番     若林清美君

     第五番     岡田荘史君

     第六番     山田千代子君

     第七番     滝沢勇助君

     第八番     酒井美明君

     第九番     町田伍一郎君

     第十番     轟 正満君

    第十一番     加藤吉郎君

    第十二番     中川ひろむ君

    第十三番     祢津栄喜君

    第十四番     小林義直君

    第十五番     千野 昭君

    第十六番     田中 健君

    第十七番     三井経光君

    第十八番     平瀬忠義君

    第十九番     伊藤治通君

    第二十番     若林佐一郎君

   第二十一番     藤沢敏明君

   第二十三番     阿部孝二君

   第二十四番     小林義和君

   第二十五番     野々村博美君

   第二十六番     原田誠之君

   第二十七番     宮崎利幸君

   第二十八番     伊藤邦広君

   第二十九番     入山路子君

    第三十番     市川 昇君

   第三十一番     伝田勝久君

   第三十二番     越野 要君

   第三十三番     近藤満里君

   第三十四番     小山岑晴君

   第三十五番     小林秀子君

   第三十六番     石坂郁雄君

   第三十七番     太田和男君

   第三十八番     池田 清君

   第三十九番     高野正晴君

    第四十番     内山国男君

   第四十一番     宮崎 一君

   第四十二番     松木茂盛君



 欠席議員 (一名)

   第二十二番     青木 誠君



 説明のため会議に出席した理事者

   市長        鷲澤正一君

   助役        市川 衛君

   収入役       伊藤克昭君

   教育委員会委員長  久保 健君

   教育長       立岩睦秀君

   公営企業管理者   甘利富雄君

   監査委員      戸谷修一君

   総務部長      池田 宏君

   企画政策部長    酒井 登君

   財政部長      熊谷 弘君

   生活部長      松野邦弘君

   保健福祉部長    中島忠徳君

   環境部長      町田 勇君

   農林部長      三沢敏雄君

   商工部長      荒井保雄君

   建設部長      新保哲二君

   都市整備部長    酒井利治君

   駅周辺整備局長   小林昭人君

   職員研修所長    片岡久晴君

   上下水道部長    保谷宗男君

   消防局長      山本 洋君

   教育次長      小池睦雄君

   教育次長      小池公雄君



 職務のため会議に出席した事務局職員

   事務局長      水沢章夫君

   事務局次長

             中島国煕君

   兼総務課長

   議事調査課長    平井恒雄君

   議事調査課長補佐  雨宮一雄君

   係長        松本孝生君

   主査        細井秀人君

   主査        塚田勝彦君

   係長        松木久益君

   主査        湯本智晴君

   総務課長補佐    松坂志津子君

   係長        中村博幸君

      議事日程

 一 委員長報告

 一 委員長報告に対する質疑・討論・採決

 一 議会第三十六号(選挙)

      議事日程追加

 一 請願紹介議員の取消し(請願第二十六号)

 一 議案第百十七号から議案第百二十二号まで及び諮問第三号それぞれ上程、理事者説明、質疑、討論、採決

 一 議会第三十七号から議会第四十号までそれぞれ上程(条例案、意見書案)、説明、質疑、討論、採決

   午前十時一分 開議



○議長(小山岑晴君) ただ今のところ、出席議員数は四十一名であります。

 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の欠席通告議員は、二十二番青木誠君の一名であります。

 初めに、請願第二十六号の紹介議員の取消しについてを議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会において建設企業委員会に付託されております請願第二十六号長野駅二階自由通路への公衆トイレ設置を求める請願について、去る十二月十一日、小林義和君から請願紹介取消し申出がありました。

 これを許可することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、申出のとおり許可することに決しました。

 議案第九十九号から議案第百十六号まで、請願第十八号から請願第二十六号まで、継続審査中の認定第一号及び認定第二号、以上二十九件、一括議題といたします。

 各委員会の審査が終了いたしておりますので、これより委員会の審査の経過並びに結果について、各委員長から報告を求めます。

 初めに、総務委員会委員長千野昭君

   (総務委員会委員長 千野 昭君 登壇)



◆総務委員会委員長(千野昭君) 十五番千野昭でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本総務委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております総務委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。

 初めに、議案第九十九号平成十四年度長野市一般会計補正予算中、歳出第九款消防費、第一項消防費、第三目消防施設整備費について申し上げます。

 防火水槽は、火災時の消火活動に欠かすことのできない重要な設備であり、大規模災害時にも対応できる四十トン以上の耐震性防火水槽の整備も必要です。来年度以降の国の補助事業及び補助金の見直し等を勘案すると、今後の財政事情は更に厳しくなることが予想されますが、自然水利を利用した集水ピット等でその不足を補うといった工夫を継続していただくとともに、消防水利未充足地への水利確保のため、防火水槽についても計画的に設置をしていただくよう要望した次第であります。

 次に、消防局所管事項について申し上げます。

 去る十月五日篠ノ井において、視覚障害者の方が焼死されるという、痛ましい住宅火災がありました。

 寝たきりの老人や障害者など、生活弱者、災害弱者と呼ばれる市民の生命を守ることは、今後更に進行が予想される高齢社会をかんがみても、早急にしかるべき対策を検討すべきであると考えます。市では独り暮らしの重度障害者等で希望された方には、腕時計型、あるいはペンダント型の緊急通報装置を貸与しているところでありますが、今後は保健福祉部とも連携し、火災警報機や自動消火装置の設置等についても研究するなど、災害弱者を火災から守るための新たな対策について検討されるよう要望いたしました。

 また、そういった生活弱者世帯からの火災発生を未然に防止するために、今後も地元の民生委員などを中心に、防火への意識を高める啓発活動も積極的に行っていただくよう併せて要望いたしました。

 次に、救急救命士の特定行為についてであります。

 救急救命士の業務拡大について協議してきた厚生労働省と総務省消防庁の合同検討会が先日、救急救命士に気管内挿管と除細動を認めるとする答申を行いました。答申によると、従来は医師にしか認められていなかった気管内挿管について、一定時間の講習や症例実習を受けた救急救命士に認めるとし、現在医師の指示を受けて行っている除細動については指示がなくても行えるとする、とのことであります。

 実施されますと、今まで法の縛りの中で歯がゆい思いをしていた救急救命士の方も、今後はより柔軟に現場での対応ができることだろうと思います。

 答申によると、実施の目標時期は除細動が来年四月、気管内挿管は再来年の七月とのことであり、今後法改正も必要となりますが、本市においても救急救命士の充実した事前研修を行うなど、実施された場合には万全の態勢で臨めるよう、十分な対応を要望した次第であります。

 次に、財政部所管事項について申し上げます。

 昨今の景気低迷が市民の生活にも暗い影を落としており、そのことは近年の市税滞納者の増加にも如実に現れているところであります。

 この厳しい状況の中、徴収に当たっては、滞納者の声にも耳を傾け、分割納付の相談に乗るなど柔軟な対応をしていただくとともに、来年度から導入予定の税務署OBの方から国税の滞納整理のノウハウを学び、指導をいただく徴収指導員制度などの新たな方策を積極的に活用し、市の財源確保のため公正・公平な滞納整理を推進し、収納率の向上に向けて更にまい進していただくよう要望いたしました。

 最後に、請願の審査について申し上げます。

 平成十四年請願第十八号永住外国人の地方参政権確立のための意見書採択を求める請願について申し上げます。

 まず、採択すべきものとして、「長く日本に住み、税金も納めている永住外国人の皆さんは日本人と何ら変わらぬ生活をしている。また、請願本文にもあるように、一九九五年、最高裁判所においても、永住外国人に地方参政権を付与することを認める趣旨の判決も出ている。県内の状況を見ても、本請願が求めている意見書採択を行っていないのは本市のみであり、時代の流れから見ても国に働き掛けをすべきである。」との意見が出されました。

 一方、不採択とすべきものとして、「以前にも地方参政権の付与を求める請願と、それに対して参政権付与に反対する請願がほぼ同時期に提出され、長い間論議されてきた経過があり、最終的に互いの意見を集約すべきという結論から一度双方を不採択としたものである。にもかかわらず、今回こういった形でまた同趣旨の請願が出されたことは今までの論議、結果を無視したものであり、一方的である。本文に「私たち在日韓国人は」というくだりがあることから、すべての永住外国人の総意ということになっているとは思えず、一部の永住外国人の希望ともとれる本請願の採択には反対である。」との意見が出されました。

 また、継続審査とすべきものとして、「過去に、相対する請願を巡って長きにわたり論議してきた経過があり、永住外国人への参政権付与に関する問題は非常にデリケートな部分もある。日本を取り巻く昨今の緊迫した諸問題により今後の状況の変化も考えられ、もう少し国の動向も見守りながら、慎重に論議をするために継続審査とすべきである。」との意見が出されました。

 以上の論議を踏まえ、初めに継続審査とすべきとの意見について諮ったところ、賛成多数で継続審査とすべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上をもちまして、総務委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、福祉環境委員会委員長岡田荘史君

   (福祉環境委員会委員長 岡田荘史君 登壇)



◆福祉環境委員会委員長(岡田荘史君) 五番岡田荘史でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本福祉環境委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております福祉環境委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。

 環境部所管事項のうち、循環型社会構築のためのごみ減量化に関して申し上げます。

 最終処分場の埋立期限は、地元区との協定により、平成二十一年三月までとの取決めがなされていることから、この延命化に向けた努力をしなければなりません。ごみの分別を徹底し、再資源化を図り、焼却ごみの減量化を推進する必要があります。ごみの組成上、生ごみの占める割合は約五十%と高いため、当局では、家庭系の生ごみ自家処理機器の更なる普及促進に向け、現行の補助制度の内容を検討されているとのことであります。

 しかしながら、国では食品リサイクル法が平成十三年五月に施行されたものの、大量に排出されている事業系については、現在、生ごみ処理機器に対する補助制度もなく、多くが資源化されていないように見受けられます。最近になって、生ごみ処理用の大型機器は臭気対策や処理方法など、技術的に改良されてきているとのことでもあり、各業界での取組が望まれるところであります。

 特に、保育園、給食センター等の厨房設備のある市有施設については、環境部を中心に部局間の連携を取り、生ごみの減量化に向けて、率先して十分に研究し、対応していただくよう要望した次第であります。

 次に、請願第二十一号産後ケア事業の開始に関する請願について申し上げます。

 本件を継続審査とすべきものとして、「出産直後、物心両面で親に頼ることができない女性の不安を解消させることの重要性について問題提起されたが、もし、今、産じょく入院の補助制度を取り入れた場合、その受入施設としての助産所は、市内においては四施設中一施設のみであり、市民に周知したら対応仕切れないことが懸念されます。まずは、前段階として、対応できる体制の整備が必要で、当局には、助産師会等を初めとする関係機関との協議を進めてもらい、その経過を待ちたいので、ここですぐ採択すべきではない。

 また、現在策定中の長野市子育て支援計画では、未就園児童の子育て家庭に対しての支援を充実させていくとのことであり、本請願の内容は、この計画に沿った具体的施策の一つとも言える。市では、今年度から産後ヘルパー派遣事業が開始され、また、妊産婦等に対する各種相談事業も実施されており、当面は、これら制度の周知やきめ細やかな対応をより一層していただくとともに、請願項目である産じょく入院や育児相談への助成の在り方を十分研究することを求めつつ、本委員会としても、もう少し検討期間をとって対応したいので継続で審査していきたい。」との意見が出され、継続審査について諮ったところ、全員賛成で継続審査とすべきものと決定した次第であります。

 次に、請願第二十二号医療保険制度の改善を求める請願について申し上げます。

 本件については特に意見はなく、採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第であります。

 続いて、請願第二十四号年金の減額、年金制度改悪に反対し最低保障年金制度の創設を求める請願について申し上げます。

 まず、採択すべきものとして、「国は、来年度、医療保険制度を初め、年金制度も含めた社会保障費を全体で三兆二千四百億円も削減し、国民に負担を求めようとしている。国会で可決された基礎年金の国庫負担割合三分の一から二分の一への引上げを未実施のままにしておいての給付額切下げは、憲法の理念からもするべきではない。」との意見が出されました。

 一方、不採択とすべきものとして、「請願の趣旨は理解できないものではないが、そもそも年金制度は物価スライド制が採用されており、最近の物価下落の情勢からすれば、逆スライドにならざるを得ない状況にある。また、税収が落ち込み、財政ひっ迫の中、全額国庫負担による最低保障年金制度を創設することは、国として、とてもできる余裕はないので不採択とせざるを得ない。」との意見が出されました。

 以上の論議を踏まえ、採決を行った結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定した次第であります。

 最後に、請願第十九号子供たちの健やかな成長のために総合的な子育て支援策を求める請願、請願第二十号「遺伝子組み換えイネ」を承認しないこと並びに表示に関して国への意見書提出を求めることに関する請願、請願第二十三号「基礎年金国庫負担引上げを求める意見書」の採択についての請願、以上三件の請願については、請願者の願意を酌み、全員賛成で採択すべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上をもちまして、福祉環境委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、経済文教委員会委員長入山路子さん

   (経済文教委員会委員長 入山路子君 登壇)



◆経済文教委員会委員長(入山路子君) 二十九番入山路子でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本経済文教委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております経済文教委員会決定報告書のとおり決定いたしました。

 次に、委員会におきまして論議され、市当局に要望いたしました主な事項について申し上げます。

 初めに、議案第九十九号平成十四年度長野市一般会計補正予算中、歳出第六款農林業費、第一項農業費、第四目指導奨励費について申し上げます。

 中山間地域の不利な条件での農業生産に対して、国からの補てんにより経営を安定させるという画期的な政策である中山間地域等直接支払事業は、平成十二年度から平成十六年度までの事業期間であり、今年を含めてあと三年で終了します。

 この制度の利用をきっかけに集落単位では特色ある活動が自主的に実施され、交付金による地域活性化も進み、併せて、遊休荒廃地の発生も防止されるなど、数多くの成果が現れてきておりますので、中山間地域の継続的な農業活性化のため、期間の延長を国や県に働き掛けるよう要望いたしました。

 次に、第七款商工観光費、第一項商工費、第二目商工業振興費について申し上げます。

 景気低迷の中、多額の投資により取得しました旧鐘紡工場跡地の若里多目的広場は、ビックハットやシャトルバスの駐車場として、長野市のコンベンション政策の一環で運用されています。駐車場としての使用だけでは惜しい気もしますが、まとまった広さでもあり、立地条件のよい貴重な土地ですので、切り売りなどはせずに、多目的広場として将来も使用するという確かな基本構想を立てて整備を行うよう要望いたしました。

 次に、農林部・農業委員会所管事項について申し上げます。

 農業振興地域に指定されているにもかかわらず、無断転用により杉や広葉樹などの木が植えられている農地が中山間地に多く見受けられます。その結果、隣接する農地では日陰により作物の生育に影響が出るなどの被害も発生しておりますので、優良農地の確保と農地の有効利用を図るため、無断転用については厳しく監視及び指導に努めるよう要望いたしました。

 次に、地産地消の促進について申し上げます。

 最近は外国で大量生産された安い野菜や果実が、あらゆる分野に入ってきており、農薬や防腐剤などが社会的問題ともなっております。

 市内では数多くの野菜、果樹等の農産物が生産されておりますので、これら安全で新鮮な農産物を積極的に地元で消費することが望まれます。特に成長期の児童・生徒が通う学校や保育園・幼稚園での給食は、子供たちの空腹を満たすだけのものではなく、安全で新鮮な食材を使用することが保護者から求められています。

 そこで、保育園・幼稚園や福祉施設など小規模な施設を初めとして、大量調達が前提となる学校給食においても、農協と協力してより一層地産地消が推進されるよう要望いたしました。

 次に、教育委員会所管事項について申し上げます。

 教育基本法改正の中間報告が提出されたことに伴い、本定例会の質問でも取り上げられる中で委員会が開催されました。

 まず、この四月から完全学校週五日制が始まり、子供たちの自主性や体験活動を重視した総合的な学習活動が各地区等で取り組まれております。毎週土曜日が休日になったことで、市内に二館ある市立図書館では、土日は開館から児童・生徒で混み合っているとのことですが、児童・生徒の受皿となる場所が地域にない場合も多く、行き場所を失った児童・生徒は、自宅をたまり場として集まるなどして過ごしています。

 また、地元で子供たちのボランティア活動を行っている団体も活動場所に苦労していますので、時代の要請に敏感にこたえ、土日の学校開放を積極的に推進するとともに、市立図書館の土日完全開館も要望いたしました。

 次に、小・中学校内におけるセクシャルハラスメントについて申し上げます。

 教師と児童・生徒は、大人と子供、先生と教え子という二重の強者・弱者の関係にあり、情緒や生活習慣が未成熟な小・中学校の児童・生徒にとっては、よき大人、よき教師として、時には厳しくもあり頼もしい人間関係の構築が望まれます。

 しかし、社会環境の変化に伴い、決してあってはならない教師による児童・生徒へのセクハラや嫌がらせなど、性的虐待が県内でも発生しており、表ざたにならないケースも含め、発生件数が年々増加していることは非常に残念なことであります。被害者児童・生徒を初め、周囲の児童・生徒へ与える心的ストレスも計り知れませんので、学校の特殊性を考慮した上での防止策を実施することを通して、より開かれた学校となるきっかけにするよう要望いたしました。

 最後に、請願の審査について申し上げます。

 請願第二十五号「ILO第百七十五号条約及びILO第百十一号条約の早期批准を求める意見書」の採択についての請願について申し上げます。

 まず、採択すべきものとして、「先行き不透明な経済情勢の中、雇用に対する労働者の不安は大きく、特にパートタイム労働者は、社会に果たしている役割が大きいにもかかわらず不安定な状態にある。労働者の暮らしを安定させる意味で両条約を批准すべきである。」との意見が出されました。

 一方、継続審査とすべきものとして、「請願のうち、百十一号条約の批准には賛同できるが、百七十五号条約について、その趣旨は時代の要請ではあるが、正社員への影響も懸念され、また労使の合意も必要である。批准国が大変少ないのも国によって状況が異なるためであり、政府でも関係法令の整備を進めているので、もうしばらく様子を見るべきである。」との意見が出されました。

 以上の論議を踏まえ、まず継続審査について諮ったところ、賛成多数で継続審査とすべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上をもちまして、経済文教委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、建設企業委員会委員長小林義直君

   (建設企業委員会委員長 小林義直君 登壇)



◆建設企業委員会委員長(小林義直君) 十四番小林義直でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本建設企業委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております建設企業委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について申し上げます。

 初めに、建設部所管事項について申し上げます。

 さきに長野県では「四年間で公共事業を本年度比で四十%、県単独事業を五十%削減する。また、河川改修、道路や河川などの維持修繕、着手済みの事業に予算を重点配分する。」等、財政改革の公表があり、現実的に新規事業の採択が難しくなるという話を聞いております。また、本市が要望している県施行の国庫補助事業においても、県の財政改革の影響により不採択という事態も考えられます。

 市民要望の高い河川や道路という社会基盤整備事業費の削減は、市民生活に直接かかわるものであり、市民に不安と不便をもたらす可能性を大いに危ぐするところであります。加えて、事業費の削減は、長野市経済への影響も懸念され、特に小規模事業者の経営や雇用に大きな打撃を与えるといった問題も憂慮されるところであります。

 このような、深刻な問題を抱えた社会資本整備費の削減は、市民益あるいは県民益に反するということを、市当局として県に働き掛けるよう要望した次第でございます。

 次に、請願第二十六号長野駅二階自由通路への公衆トイレ設置を求める請願について申し上げます。

 まず、採択すべきものとして、「自由通路への公衆トイレ設置は、高齢者、障害者、子供連れの方等の立場に立った、人に優しいまちづくりの観点からも推進していくべきである。また、国際観光都市を目指す当市としても、第一印象を刻み込む表玄関の利便性向上の面からも重要であり、来年の善光寺御開帳も一つの目標にしながら、早急に整備することが必要である。

 そして、現在、市はJRと協議を進めているということでありますので、議会として自由通路への公衆トイレの設置は必要であるという立場を明確にし、支援していくためにも採択すべきである。」との意見が出されました。

 一方、不採択とすべきものとして、「東西両口の四か所のトイレについては、場所が分かりにくいとの声にこたえ、誘導表示の増設や色彩の変更などを行い、積極的に利便性の向上が図られてきております。また、高齢者や障害者への配慮から、自由通路開設当時からエレベーターも稼働しております。

 長野駅自由通路は、JRとの交渉により、当初提示された計画より広い通路幅を確保することができたところであり、その交渉過程で公衆トイレの設置についても検討されたが、将来駅ビル建設の際に検討していくという考えで進められてきました。市民の税金を投じるトイレ設置は多角的に配慮・検討し慎重を期すべきものであり、現在までの経緯をかんがみるに、今後の駅ビル構想の中で鋭意努力していくべきである。」との意見が出されました。

 継続審査とすべきものとして、「長野駅には改札を出た外側の東西両側にトイレが四か所設置されており、また、改札の内側にもトイレは設置されている現状を考えれば、他の駅と比較しても格段に配慮された経緯はうかがえる。

 自由通路への公衆トイレ設置に当たっては、現在、JRと市当局が引き続き協議・検討していくとのことであり、ある程度の規模の施設整備が必要であり、その設置場所と設置経費等については解決すべき多くの課題があることを考慮すると、早急に結論を出さず継続審査とすべきである。」との意見が出されました。

 以上の論議を踏まえ、初めに継続審査とすべきとの意見について諮ったところ、賛成少数で継続審査は否決され、引き続き採決を行った結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上をもちまして、建設企業委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、決算特別委員会委員長山田千代子さん

   (決算特別委員会委員長 山田千代子君 登壇)



◆決算特別委員会委員長(山田千代子君) 六番山田千代子でございます。

 去る九月市議会定例会におきまして、本決算特別委員会に付託され、継続審査中の認定第一号平成十三年度長野市各公営企業会計決算の認定について及び認定第二号平成十三年度長野市一般会計、各特別会計決算の認定について、以上二件の審査の経過並びにその結果について御報告を申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布の決算特別委員会決定報告書のとおり決定いたしました。

 今回付託されました決算は、一般会計と十一の特別会計、五つの財産区特別会計及び四つの公営企業会計、合わせて二十一の会計であり、予算の執行についてはおおむね適正であるものと認めた次第であります。

 次に、委員会において審査されました経過と指摘事項の概略について御報告申し上げます。

 一般会計の歳出について、まず、第二款総務費に関連して、フルネットセンターの活用について申し上げます。

 多額な費用が投入され、高度なハイテク機器を備えたフルネットセンターが開館してから五年が経過しました。パソコンやインターネットに触れることの楽しさを理解するための体験コーナーやパソコン教室については、初心者の方を中心に多くの皆さんに利用され好評を得ておりますが、その反面、マルチメディアセンターや映像編集のマルチメディア編集装置など付加価値の高い有料設備については、残念なことに利用者数が少なく、優れた設備が有効に生かされておりません。企業活動の活性化や保健・医療・福祉の分野など、利用促進方法を再検討し、幅広い周知により、地域情報化の中核施設としての機能が十分に発揮できるよう要望いたしました。

 次に、第三款民生費に関連して、児童館、児童センターの充実について申し上げます。

 児童館、児童センターは、共働きの増加に伴う市民要望の高まりや今年から始まった完全学校週五日制の受皿として、また地域団体やサークル等での利用と、その需要が年々増加し、地域における児童育成の中心的役割としての期待も高まっております。

 その期待にこたえるべく充実した活動が行えるよう厚生員等の待遇を改善するとともに、登録児童の増加により児童館等が手狭となっていますので、十分な面積が確保できるよう施設の環境整備も併せて要望いたしました。

 次に、第四款衛生費に関連して、長野駅の公衆トイレについて申し上げます。

 長野駅の善光寺口及び東口に設置されております市営の公衆トイレは、通勤者や観光客による使用頻度が高いため、汚れていて臭気がするなど不衛生なことがあります。来年は善光寺の御開帳もあることから、多くの参拝客の利用が予想されますので、長野の玄関口として、トイレ内を常に明るく清潔に保ち、観光客や市民によりよいサービスが提供できるよう、清掃回数、方法、時間帯等の充実を図るとともに、利用者のマナー啓発に努められるよう要望いたしました。

 次に、清掃センター周辺の整備について申し上げます。

 ごみ焼却施設は、昭和五十七年から稼働し、地域の皆様の御理解をいただく中で運転を行っておりますが、地元とすれば、臭気や収集車両による騒音などにより、迷惑施設としてとらえられております。地元の皆様に少しでも迷惑施設というイメージから脱皮していただくために、周辺を緑で囲むなど心安らぐ景観になるよう、清掃センターの周辺整備の更なる推進を要望いたしました。

 次に、第六款農林業費に関連して、各種農業者育成制度について申し上げます。

 農業者育成の助成制度が農業後継者から本当に必要とされ、有効に活用されているのか、使用実態を見極め、真に取り組んでいる農業後継者にとって最も有効な制度になるよう見直しを図るとともに、農業研究グループには、企業的人材や地域のリーダーとなる人材が育成できるよう支援を要望いたしました。

 次に、第七款商工観光費に関連して、チョウと自然の博物館について申し上げます。

 大峰城のチョウと自然の博物館は、全国でも珍しいチョウと昆虫の博物館として運営され、自然観察や研究としても貴重な施設でありますが、博物館が大峰山の山頂にあるため、利用者にとっては交通の便が悪く、入館者数は年々減少傾向であります。特に昨年は夏の特別展を中止したこともあり、二十年前の一割程度まで激減しておりますので、他の博物館等との併設により利用しやすい場所への移転を行い、利用者の拡大を図られるよう要望いたしました。

 次に、第八款土木費に関連して、動物園運営について申し上げます。

 動物園は市民が動物に親しむ場であるとともに、動物愛護思想の育成と情操教育の普及を図る教育施設としても位置付けられているため、運営費について収入と支出の均衡がとれていないことは、その性格上やむを得ないことではあります。

 しかし、昨今の厳しい財政状況を踏まえて、経費の削減に努めることはもとより、積極的に新たなイベントを検討するなど、魅力ある動物園づくりに一層取り組み、入園者を増やし増収の経営努力をするよう要望いたしました。

 次に、区画整理事業の保留地の処分について申し上げます。

 組合施行の区画整理事業の財源であります保留地の販売については、健全な組合運営を営む上で大変重要でありますが、その販売が極めて厳しい状況にあります。経済が冷え込み厳しい社会情勢ではありますが、一日も早い完売に向けて、民間の住宅専門業者のノウハウも取り入れた組合指導を一層図るよう要望いたしました。

 次に、第十款教育費に関連して、教職員住宅の充実について申し上げます。

 市内には、入居可能な教職員住宅が二百六十二戸あり、その半数は改修を行っているものの老朽化が目立っております。そのため、若い教職員は教職員住宅に住むことを避ける傾向があり、一割は常に空き状態が続いております。

 つきましては、教職員住宅の質の向上を図る上で、民間住宅の賃借が可能かも含めて検討するよう要望いたしました。

 次に、長野市交通災害等共済事業特別会計について申し上げます。

 この制度は一日一円という廉価な掛金と、生活弱者には市費負担で加入するなど、広く市民から親しまれてきましたが、補償額が十分でない上に民間の保険が充実してきたことなどからその魅力が薄れ、加入率は近年低下傾向にあります。

 そこで、時代の流れを的確に把握して、交通共済の優れた部分は残しながら、民間委託を踏まえた根本的な見直しを図るよう要望いたしました。

 次に、介護保険特別会計について申し上げます。

 介護保険制度が導入されてから二年経過いたしましたが、在宅より施設入所の方が利用者にとって割安感があるため、施設入所を志向する傾向が強くなっております。在宅に比べ経費がかかる施設入所者の増加は、健全な介護保険財政を圧迫するとともに、ひいては介護保険料の上昇にもつながりますので、在宅サービスの基盤を充実させ、その利用率を高めるよう要望いたしました。

 次に、各財産区特別会計について申し上げます。

 財産区が所有する山林等は、長い歴史の中で財産区の皆さんが自治の精神と愛着を持って保護育成され、過去においては区民の福祉増進に大きく貢献しておりましたが、長引く木材価格の低迷や管理等に従事する区民の高齢化など、財産区を取り巻く社会情勢も著しく変化してきており、一部の財産区では辛うじて山林等の財産管理を行っており、極めて厳しい運営状態にあります。

 そこでこの際、そのように運営や活動の状況が厳しい財産区につきましては、貴重な山林資源等を将来にわたり守る意味で、所有する財産を市に帰属する検討を行うよう要望いたしました。

 次に、水道事業会計について申し上げます。

 水道料金収入は、長引く景気低迷により、特にオリンピック開催以降は減少傾向にあり、事業所の相次ぐ業務縮小が水道使用量の削減となって、水道事業収入に相当な影響を及ぼしております。厳しい経済情勢ではありますが、安全でおいしい水づくりと危機管理体制を堅持しながら、経費の節減などの効率化を更に推進し、健全な経営体質に努めるよう要望いたしました。

 以上で報告を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上をもちまして、決算特別委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、中心市街地活性化対策特別委員会委員長藤沢敏明君

   (中心市街地活性化対策特別委員会委員長 藤沢敏明君 登壇)



◆中心市街地活性化対策特別委員会委員長(藤沢敏明君) 二十一番藤沢敏明でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本中心市街地活性化対策特別委員会に付託されました議案第百十五号工事変更請負契約の締結についての審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております中心市街地活性化対策特別委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 この工事変更請負契約は、かねてから本特別委員会が要望してまいりました、地下のイベントスペース有効活用のため必要な練習室の新設や、それに伴い吸音効果のある材質を使用した間仕切り壁の使用など、利便性の向上を目的とした内容も含まれる変更契約であり、全員賛成で可決すべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上をもちまして、中心市街地活性化対策特別委員会委員長の報告を終わります。

 ただ今行いました各委員長報告に対する質疑、討論がありましたら、至急文書により御提出願います。

 議事整理のため午後三時まで休憩いたします。

   午前十時四十七分 休憩

   午後三時 再開



○議長(小山岑晴君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただ今から、各委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。

 初めに、総務委員会所管の議案第百二号長野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第百四号長野市市税条例の一部を改正する条例、議案第百七号長野市火災予防条例の一部を改正する条例、議案第百十二号長野市特別職の職員等の給与に関する条例及び長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上四件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、同じく総務委員会所管の請願第十八号永住外国人の地方参政権確立のための意見書採択を求める請願、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、福祉環境委員会所管の議案第百号平成十四年度長野市国民健康保険特別会計補正予算、議案第百三号長野市高額療養費貸付基金条例等の一部を改正する条例、請願第十九号子供たちの健やかな成長のために総合的な子育て支援策を求める請願、請願第二十号「遺伝子組換えイネ」を承認しないこと並びに表示に関して国への意見書提出を求めることに関する請願、請願第二十一号産後ケア事業の開始に関する請願、請願第二十三号「基礎年金国庫負担引上げを求める意見書」の採択についての請願、以上六件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の請願第二十四号年金の減額、年金制度改悪に反対し最低保障年金制度の創設を求める請願、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の請願第二十二号医療保険制度の改善を求める請願、以上一件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十三番阿部孝二君

   (二十三番 阿部孝二君 登壇)



◆二十三番(阿部孝二君) 二十三番、日本共産党阿部孝二です。

 福祉環境委員長報告、請願第二十二号医療保険制度の改善を求める請願に対する不採択に対して反対討論を行います。

 委員長報告の中で、委員会で、「本件については特に意見はなく、採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した」と報告されています。

 請願事項は、「健康保険本人などの三割負担、保険料の引上げをもたらす健康保険法改悪の実施を凍結するよう国に働き掛けること。自己負担を引き下げ、公的医療費総枠を拡大して、医療保険制度を拡充すること。」についてお願いしています。

 一九九〇年代以降、長く続く不況の下で、暮らしと経済の危機は深刻となり、自民党政治は日本経済のかじ取りの力を全く失いました。この危機の打開を掲げて登場したのが小泉政権でしたが、その進める政策も救いようのない深刻な自己破たんに陥っています。

 「構造改革なくして景気回復なし」という主張の破たんであり、景気悪化を加速させるだけであることは、今やだれの目にも明らかです。構造改革の最優先課題とされた不良債権の早期最終処理は、倒産、失業の増大と景気悪化、不良債権の拡大、再生産という悪循環を作り出しました。

 一年間の不良債権処理を十兆円行い、二十兆円の不良債権を増やし、その結果、四十二兆円にもなりました。負債総額一千万円以上の企業の倒産は、この一年で二万件を超す状況にもなっています。自殺者は年間三万人を超え、自殺の理由では、第一に健康、第二に経済という理由で自殺をしています。不安と先行きの見通しをなくし、自ら命を断っています。これは交通事故の三倍とも言われています。

 長野市民も当然国の政策の大きな影響を受けています。長野市の国民健康保険で見ると、社会保険の加入者から国保に加入する事業所、個人が増えています。その原因と思われるのは、企業の社会保険の負担、国民健康保険料、厚生年金などの負担が重くなり、国保に切り換えているのです。

 さらに、長野市の国保料では毎年滞納者が増えています。平成十年六千九百九十一世帯、十一年七千百七十一世帯、十二年八千六百十五世帯、十三年九千七百五十三世帯と増えており、不納欠損処分状況についても年々増え高い金額になっています。

 平成十年は一億四千六百一万二千百五十七円、十一年では一億六千百九十万六千九百八十三円、十二年では一億八千九百七十八万一千三百六十円、十三年度で一億七千七百五十四万五千五十六円にもなっています。

 雇用保険については、失業者の比率は五・五%と高水準で三百五十万人以上の完全失業者がいると言われています。そのうち失業保険の給付をされているのがわずか二十%と言われています。失業が増えているが失業給付は少ない雇用保険の状況、労働者と企業の負担が増えている雇用保険料、さらに長野市の個人市・県民税の督促状の発行では、平成十年で四万三千三百八十五件、十一年では五万一千七百二十件、十二年では五万二千七百七十三件、十三年度は五万四千三百二十六件と増えている状況です。

 このように、市民生活が小泉不況の下で苦しめられているのが実態であります。

 さらに、小泉内閣と自民党・公明党・保守党の与党三党は、さきの国会で一兆五千百億円もの医療費負担増を伴う健康保険法の一部改正案を、国民世論調査でも六割が反対し、三千万筆に及ぶ医療改悪反対署名が国会に届けられたにもかかわらず、こうした国民の切実な声を無視して強行に成立させました。日本医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会の四団体、約八十三万人の共同声明が十二月十一日発表されました。

 「現在、政府において、本格的な少子・高齢化社会に対応する医療制度の構築に向けて、聖域なき構造改革を断行している。改革の柱は、患者及び国民の負担増、医療への株式会社参入、混合診療の導入等であり、財政対策と市場原理の考えに終始している。しかし、これらの政策は国民の健康に対する国の責任を放棄し、国民皆保険制度を根底から崩壊させるものである。よって、我々四師会は国民だれもが安心してより良い医療を受けられるために、次の項目について連帯し、国民運動を展開する。

 一、被用者保険三割自己負担の実施凍結

 一、高齢者の自己負担軽減

 一、医療への株式会社参入阻止

 一、混合診療の導入反対」

これが四団体の声明であります。医療に対しての国民の切実な声を医療四団体は訴えているのであります。

 このように、改悪された国民健康保険法は、七十歳以上の高齢者の医療費負担を引き上げ、入院期間が六か月を超えると月四万円から五万円の差額料金を徴収するなど、大幅に負担が増える内容です。市内の病院でも一千円を持ってこれで治療してほしい。料金窓口では年金が幾日に入るので、それまで支払いを待ってほしいという状況があります。お金がなければ病院に行けないとか、病気が治っていないのに病院を追い出されるという状況にもなりかねません。そういう状況の切実な声を上げた請願団体が訴えているわけであります。請願項目は、請願団体だけでなく、国民を初め市民の願いと一致する事項と思います。

 委員会では紹介議員の趣旨の説明のみで、他の委員の発言はありませんでした。傍聴者がいましたが、一言も発言がなく不採択にどう思ったでしょうか。請願第二十二号医療保険の改善を求める請願に対し不採択に反対の討論とします。全議員に不採択を反対するよう呼び掛けて終わりたいと思います。



○議長(小山岑晴君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、経済文教委員会所管の議案第百五号長野市若穂多目的広場の設置及び管理に関する条例、議案第百八号土地改良事業の施行について、議案第百十三号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上三件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、同じく経済文教委員会所管の請願第二十五号「ILO第百七十五号条約及びILO第百十一号条約の早期批准を求める意見書」の採択についての請願、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、建設企業委員会所管の議案第百一号平成十四年度長野市下水道事業会計補正予算、議案第百六号長野市水道事業給水条例の一部を改正する条例、議案第百九号市道路線の認定について、議案第百十号工事変更委託協定の締結について、議案第百十一号工事変更委託協定の締結について、議案第百十四号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例、議案第百十六号調停案の受諾について、以上七件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、同じく建設企業委員会所管の請願第二十六号長野駅二階自由通路への公衆トイレ設置を求める請願、以上一件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十七番宮崎利幸君

   (二十七番 宮崎利幸君 登壇)



◆二十七番(宮崎利幸君) 二十七番、日本共産党市議団の宮崎利幸でございます。

 請願第二十六号長野駅二階自由通路への公衆トイレ設置を求める請願について、建設企業委員会委員長報告に反対し、採択を求める立場から討論を行います。

 請願者の願意はただ一点、JRなど関係機関との協議を急ぎ予算措置をして、一日も早く長野駅二階自由通路に公衆トイレの設置をということであります。

 このことについては、委員会の委員の中でだれ一人必要性について反対する者はいなかったということであります。本会議でも二名の議員が代表質問で、駅トイレの早急な設置を求めて質問をしました。市当局の本会議の答弁でも、委員会の説明でも、駅トイレの必要性は認めるとして、JRとは土地の無償貸与、工事費の折半などの内容で協議している。しかし交渉は難しいなどとおっしゃっております。

 であるならば、議会としての立場を明確にする点からも、この当然の要望でだれもが認めるトイレ設置の請願を全会一致で採択し、トイレ設置を認めている当局とJRに、トイレ設置の促進を促し激励する役割を果たすことこそが、議会人として、請願者の市民に対する矛盾のない態度であり、市民の負託にこたえ議会の役割りを果たすことになると考えるのは、全く自然の流れではないでしょうか。

 ところが、委員会論議では何と、請願を採択すると政治的圧力になるとか、JRの立場もあるなどの見解が示され、結局、善光寺御開帳を目前にしたぎりぎりの本請願を継続審議にするなどという、実質的に不採択に匹敵する意見が三名、その他請願採択に反対との態度で本請願が不採択とされたわけであります。

 そこで、当市議会の全議員に改めて本当にこれでいいのか問いたいのであります。

 長野駅舎二階自由通路は駅の東西を結ぶ公道であり、JR利用の際の待ち合わせや交流の場所であり、観光や仕事で長野市を訪れる人たちの街の第一印象を刻み込む顔でもあり、表玄関であります。

 来春の七年に一度の善光寺御開帳では、善光寺表参道の起点でもあります。ここに公衆トイレがないということは、人権の点からも、まちづくりの点からも、観光の点から見ても、極めて重大な問題と言わざるを得ないのであります。

 賢明なる議員各位には、当然周知のこととは思いますが、ユニバーサルデザインのまちを目指して、公募の委員も含めて多くの市民が参加して、昨年策定された第三次長野市障害者行動計画−−このまちで暮らしたい長野プランでは、このように述べております。

 鉄道の拠点駅では、エレベーターや車いす使用者用トイレの整備が進められています。国は高齢者、障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律、交通バリアフリー法を制定しましたが、更に整備を必要とする施設が多くあります。障害の内容や程度によって異なる移動ニーズを十分把握しながら、きめ細かな対応ができるよう各交通機関に働き掛けるとともに、移動支援策の充実を図りますとして、このようなことを交通事業者へ要望していく、交通事業者も協力していくとも述べています。

 同様の趣旨で今、第三次長野市老人保健福祉計画・第二期長野市介護保険事業計画、新あんしんいきいきプラン21や(仮称)長野市子育て支援計画を策定中です。

 さらに、子育て支援では、九月に出された国の少子化対策の一層の充実に関する提案、少子化対策プラスワンでも、子育て支援する生活環境の整備の項で、官庁施設を初めとする公共施設や公共交通機関、多数の者が利用する建物など、妊婦や乳幼児を連れた人が快適に利用できるようバリアフリー化を推進するとし、具体的に官庁施設や鉄道駅等の旅客施設において、段差の解消、エレベーターの設置や、だれにも使いやすいトイレの設置を推進、公共施設等への託児室や授乳コーナーの設置、及び乳幼児と一緒に安心して利用できるトイレの改修等の市町村における子育てバリアフリーの取組を推進等と明記されております。

 長野市当局においては、市民と共に自ら決めた人に優しい各分野のまちづくり計画の実行の点からも、駅トイレの設置が急務であることを否定する市民はいないでありましょう。

 最後に付け加えるならば、長野駅自由通路のモデルとなり、当時、長野市から何度も視察に出掛けた山形駅自由通路には、当初公衆トイレがありませんでした。二階自由通路に直結する駅ビルや駅ホテルにトイレはありましたが、一階のトイレの利用率の高さと市民要望の強さから、後に二階自由通路に公衆トイレを造り、市民や観光客から大変歓迎されているのであります。

 当時長野市は、山形市とJRの通路の管理に関する協定書も参考として持ち帰っていると、山形市関係者は証言しているのであります。造る場所がないとか、いつになるか不透明な駅ビルが出来るまでとか、基本的にはJRの責任だとか、困難を並べるのではなく、実現していこうとの立場に立ってこそ困難性は打開され、建設への展望が切り開いてくるのではないでしょうか。今こそ、山形に学ぶべきです。

 議員各位には、人間の根源的なこのトイレ問題を、市民の立場から見ても何の疑問の余地もない本請願を改めて採択していただき、市民要求の実現の先頭に立っていただきますことを心からお願い申し上げまして、委員長報告への私の反対討論といたします。



○議長(小山岑晴君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、決算特別委員会所管の、継続審査中の認定第一号平成十三年度長野市各公営企業会計決算の認定について、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、同じく決算特別委員会所管の継続審査中の認定第二号平成十三年度長野市一般会計、各特別会計決算の認定について、以上一件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十六番原田誠之君

   (二十六番 原田誠之君 登壇)



◆二十六番(原田誠之君) 二十六番原田誠之です。

 日本共産党長野市議団を代表して、平成十三年度長野市一般会計並びに各特別会計決算の認定について、決算特別委員会の委員長報告に反対の立場から討論を行います。

 初めに、財政問題についてであります。

 相変わらず、長く続く厳しい経済不況から抜け切れず、特に日本経済の八割を支えている中小企業売上げの減少は顕著であり、倒産、廃業は後を絶ちません。

 その結果、国も地方も税収が大幅に落ち込み、行財政運営は深刻そのものです。国はこのような厳しい財政運営にもかかわらず、公共事業に厚く、社会保障予算は削減し続けており、税金の使い方を改めようとはしておりません。

 特に借金は七百兆円に手の届く事態でも、小泉首相の一番の公約であった公債発行高三十兆円枠を超えるような予算編成で、更に国の借金を増やそうとしています。一方で、国の財政悪化を理由に、地方に対して交付税の削減など、厳しい対応を強いております。

 長野県は一般会計が約一兆円で、償還時に交付税措置があるとされている有利な起債を含めて借金が一兆六千億円、このまま放置すれば、三年後には赤字再建団体に落ち込むと、これまでの吉村県政時代の借金財政のツケの処理に苦心し、田中知事は四年間で公共事業の半減を提案しております。

 長野市も有利な起債に期待をかけ事業を進めてきた結果、財政事情は長野県と同じく五十歩百歩の厳しい事態となっています。本市の起債残高は、平成十三年度末で一般会計で一千七百四十五億円、特別会計九十六億九千万円、企業会計で一千三百八十億円、三会計合計で三千二百二十二億円、市民一人当たり約九十万円で、中核市でも、県下十七市でもトップクラスに位置しております。また、公債費は上田市と並んで県下でトップ、公債費負担比率も五番目となっており、国の示している危険ラインの十五%を大きく超えて十九・三%であります。財政事情の厳しさがよく分かります。年々減少されていますが、大変な財政運営を強いられているのであります。

 平成十三年度後半から市長に就任した鷲澤市長は、この厳しい財政事情から、自らの使命として経営感覚を導入し、「入りを量りて、出ずるを為す」の立場で行財政運営を進めております。

 特に、長野改革の三つの視点のうち、視点二では、民間の発想を取り入れた行財政経営への転換として、行政は最大のサービス産業であることから、より効果的かつ効率的なサービスの提供が行えるよう、費用対効果などの経済性や成果を重視した企業経営の理念や手法などの発想を生かしてと、民間委託や民間資金の活用で、PFI導入、民営化を打ち出しております。また、行政評価の推進で事業の見直しも進めております。さらに受益者負担の適正化で、負担を受益者に求めるとも言っております。

 保育園や学校給食など、福祉や教育分野など弱い人たちへ行政の温かい思いやりのある施策がこれまで以上に必要なときであります。行革や行政評価、及び公共料金の見直しによる市民サービスの後退は許されません。今、行政に求められているのは、地方自治の精神であります住民の安全や福祉・健康を保持することであり、このような立場からの行財政運営であります。

 このような観点から、委員会でも要望しましたが、第一に市債の借換え、繰上償還であります。

 高金利の市債の借換えや五%未満の縁故債の繰上償還及び政府資金については、借換え、繰上償還のできるよう、国に強く要望していくことであります。

 次に、長野県が公共事業見直しをしているように、長野市も改めて公共事業に対する再評価制度を住民の声を反映して進めることが重要であります。

 取り分け、駅東口周辺区画整理事業については、長野市で最大の開発事業で七百六十億円の事業費は、ほぼ四分の一の予算が投入されました。仮換地指定も順次進行しておりますが、住民が住んで良かった、住み続けられる安全で安心なまちづくりのため、徹頭徹尾住民の声を生かしたまちづくりが求められております。

 指摘しておきたいのは、見直しのたびにグレードの高い事業が取り入れられ、予算がウナギ登りに増えることであります。厳しい財政事情からして、ペデストリアンデッキや道路を初めとするグレードアップを追求する高コストの計画は十分に検討し、先へ延ばせるものは先へ延ばし、最大限税金の使い方を引き締めることが肝要であります。

 次に、浅川ダムについてであります。

 平成十三年度の水道事業会計で六十万円余の予算が計上されましたが、田中知事の企業体との契約が解除された結果、執行されませんでした。しかし、ダム推進の関連団体に、一般会計から様々な形で補助金が出されています。長野県は浅川ダム建設事務所の名称を変えて、浅川改良事務所となりました。今後予算の計上を含めて関連団体への補助金の検討が必要であります。

 住民からは、たい砂の多い浅川のしゅんせつなどの要望がありますので、県への要請をお願いしております。

 流域対策のうち、雨水の一次貯留については、貯留槽への補助金制度を設けるなど、積極的な取組を更に強化していただきたいと思います。同時に、東和田運動公園への計画どおりの滞水対策や学校への遊水対策の強化など、前向きの取組を要望するものであります。

 次に、教育問題についてであります。

 今、全国の大きな流れとなっております三十人学級については、長野県も既に一年生から始めており、来年度は二年生も対象となります。知事は更に踏み込んで、自らの体験から、中学校や高校の一年生も対象にしていきたいと発言しています。三十人学級など、少人数学級の良さは実証されております。長野市も長野県同様に実現方取り組んでいただきたいと思います。

 皐月高校の建て替え問題についてであります。

 厳しい財政事情から、鷲澤市長は移転建て替えを変更して、長野県の通学区の動向を見てとの見解をとってきましたが、今後県教委とも相談しながら、存続の立場で魅力ある市立高校づくりに取り組んでいきたいとしております。先生方も生徒も改築計画に期待をしております。期待にこたえて前に進めていただきたいと思います。

 平成十三年度では、皐月高校の移転建て替えから、急転直下、スポーツ、レクリエーションパーク構想が打ち出されました。地元から、屋根付きゲートボール場や、マレットゴルフ場など住民の要望もありますが、厳しい財政事情を考慮した慎重な対応が求められます。

 次に、同和問題についてであります。

 昭和四十四年特別措置法以来、平成十三年度で三十三年間長野市は百九十億円を超える予算を投入し、様々な同和対策を行ってきました。その結果、環境改善と融和や混住が進み、部落差別は解消の方向へ進んできました。この三月で特別措置法の期限も切れ、国は特別対策をやめ、残りの事業は一般対策に移行となります。

 また、長野県は平成十六年度で同和運動団体の補助金や委託金などについて全廃を表明しました。全解連などは、すべての同和対策の廃止について問題なしとしております。

 ところが、部落解放運動団体補助金は長野市協議会に平成十三年度までで毎月二千四百万円で、締めて六億円をはるかに超える支給となっております。他団体と比べて破格の補助金であります。長野県と同じように同和対策はきっぱりと中止をして、一般対策に移行するよう強く要求するものであります。

 また、解放子ども会は逆差別を助長する解放の戦士を育成するもので、批判のあるものであり、子ども会を解消し、同和推進教員は学校に戻し、本来の教育活動に専念できるようにすべきであります。

 次に、国民健康保険会計についてであります。

 不況により倒産や廃業、リストラで暮らしが深刻な家庭が急増しております。平成十三年度の国保料の滞納世帯は、十二年度の八千六百十五世帯から約一千世帯増えて九千世帯を大きく超えました。自分や家族の健康を守るために保険料を払いたいとの思いは当然ですが、払うことができず滞納を余儀なくされてしまう人がほとんどであります。安心して払うことのできる保険料にすることが求められております。

 今、全国で多くの滞納者に対して資格証明書の発行を強行しております。長野市は、資格証明書の発行は特別な三世帯以外、滞納者に対して社会的状況を考慮し、短期も含めて保険証交付をしております。今後、滞納を理由に資格証明書や短期保険証の発行は、人の命や健康を奪いかねませんので、国の厳しい指導、圧力があっても市民の健康を守る立場から力を尽くすことを要望しておきます。

 介護保険についても、年々滞納者が増えております。認定され、サービスを受ける権利があっても受けられないことのないように、保険料や利用料の減免−−減額免除と施設の整備、充実を求めるものであります。

 最後に、議員の海外視察と政務調査費についてであります。

 我が党市議団は一貫して、当選回数による年功序列型の海外視察に対して見直しを求めてきました。一期目は中国、三期目でヨーロッパ、五期目はカナダ・アメリカ、六期目がオーストラリア・ニュージーランドと、既に行き先が決定されているものです。長野市が当面する事業のために必要としているのではなく、全国の議長会が主催する全国共通の海外視察であり、目的は、見聞を広め視野を広めることで、これを重要だとしております。党市議団は、議会の所管にかかわるもの、または各会派の合意に基づき、目的を明確にしたものに限り実施すべきものと主張してきました。

 県議会では県オンブズマンの調査で、海外視察が一部観光であったことが判明し、県の監査でも指摘され、県民の厳しい批判を受けました。以降、海外視察は自粛せざるを得ない事態となっております。厳しい経済不況の下でも、法人・個人の市民税を納めて頑張っている市民の暮らしを思えば、即刻、海外視察は自粛をし、抜本的改善が求められております。

 次に、政務調査費についてであります。

 月十万円、年間一人百二十万円の政務調査費が各会派に支給されております。全議員四十二人では五千四十万円で、四年間では二億円を超します。貴重な税金であることから、市民も調査費の使い方を注目しております。既に各会派や各派代表者会議でも検討し、調査費の使い方のルールを決め実行してきました。

 しかし、一番肝心な調査費がどのように使われているか、議会事務局に提出の際は、領収書の添付は義務付けられてはおりません。ルールどおりきちんと活用するからでは、市民的には通用しません。これは信用の問題ではなく、今では領収書添付は世間の常識であります。一刻も早い改善が求められております。

 以上を申し上げ、決算特別委員会委員長報告の平成十三年度の決算認定に反対の討論を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、中心市街地活性化対策特別委員会所管の議案第百十五号工事変更請負契約の締結について、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり決しました。

 次に、各常任委員会所管の議案第九十九号平成十四年度長野市一般会計補正予算、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、各委員長報告のとおり決しました。

 次に、議員各位にお諮りいたします。

 本日、市長から提出されました議案第百十七号平成十四年度長野市一般会計補正予算、本件の取扱いについては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案第百十七号平成十四年度長野市一般会計補正予算、本件を議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 市川助役

   (助役 市川 衛君 登壇)



◎助役(市川衛君) 本日追加提案をいたしました、議案第百十七号平成十四年度長野市一般会計補正予算につきまして説明を申し上げます。

 今回の補正予算は、人事院勧告に基づき国家公務員の給与が改定されたため、本市の特別職及び一般職の職員、並びに長野市立学校職員の給与を、国家公務員の措置に準じて改正すること等に伴い補正をお願いするものでございます。

 その内容は、歳出におきまして、職員給与費四億四千七百七十万円を減額し、歳入におきましても、分担金及び負担金、諸収入、及び臨時財政対策債を同額減額するものでございます。

 この結果、歳入歳出予算の総額はそれぞれ一千二百七十六億五千九百九十万三千円となるものでございます。

 第二表地方債補正につきましては、臨時財政対策債の減額補正に伴い、借入限度額を変更するものでございます。

 以上、補正予算につきまして説明を申し上げました。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いを申し上げます。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

 質疑は一括してお願いいたします。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、委員会付託を省略することに決しました。

 続いて、討論の通告がありませんので、これより採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり可決されました。

 次に、議員各位にお諮りいたします。

 本日、市長から提出されました議案第百十八号から議案第百二十二号まで及び諮問第三号、以上六件の取扱いについては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案第百十八号教育委員会委員の任命について、本件を議題といたしまします。

 理事者の説明を求めます。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) それでは、議案第百十八号教育委員会委員の任命につきまして御説明申し上げます。

 これは、来る十二月二十二日をもちまして任期満了となります現委員の長野市篠ノ井二ツ柳二千二百九十九番地五、久保健氏、それから、長野市神楽橋一〇番地八十九、柳澤幸一氏を再度任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定により提出した次第でございます。

 何とぞ御同意をよろしくお願いいたします。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり任命について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり任命について同意することに決しました。

 次に、議案第百十九号公平委員会委員の選任について、本件を議題といたしまします。

 理事者の説明を求めます。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) 議案第百十九号公平委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。

 これは来る十二月二十七日をもちまして任期満了となります現委員の長野市大字若槻東条五百六十八番地、藤本廣美氏を再度選任いたしたく、地方公務員法第九条第二項の規定によりまして提出をした次第でございます。

 御同意をよろしくお願いいたします。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり選任について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。

 次に、議案第百二十号固定資産評価審査委員会委員の選任について、本件を議題といたしまします。

 理事者の説明を求めます。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) 議案第百二十号固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして御説明申し上げます。

 これは来る十二月二十二日をもちまして任期満了となります金井委員の後任といたしまして、長野市箱清水二丁目三十八番三号、室川桂一氏を選任いたしたく提出した次第であります。

 室川桂一氏は、昭和三十九年四月、株式会社八十二銀行に入行され、平成五年二月、株式会社長栄へ出向し、不動産鑑定部部長に就任されました。現在は、不動産鑑定部の参与としてお勤めでございます。

 その人格と行政に対する識見は、本市固定資産評価審査委員会委員として誠に適任でありますので、地方税法第四百二十三条第三項の規定により提出した次第であります。

 何とぞ御同意をお願いします。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり選任について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。

 次に、議案第百二十一号長野市松代財産区管理委員の選任について、本件を議題といたしまします。

 理事者の説明を求めます。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) 議案第百二十一号長野市松代財産区管理委員の選任につきまして御説明申し上げます。

 これは松代財産区管理委員七名の方々が、来る十二月二十二日をもって任期満了となりますので、次期委員として再任二名、新任五名の方々を選任いたすものであります。

 再任の方々は、長野市松代町豊栄二千二百六十八番地、半田元衞氏、長野市篠ノ井東福寺二千二百五十一番地、杉村 貢氏であります。新任の方々は、長野市松代町東条三千一百三十四番地、相澤睦彦氏、長野市小島田町四百四十七番地イ号、小林昭治氏、長野市稲里町田牧一千三百九十三番地、村松計義氏、長野市松代町西寺尾九百四十九番地、五明利秋氏、長野市松代町豊栄三千七百六十二番地、春日孝幸氏でございます。

 いずれの方々もそれぞれ地域において御尽力されておられ、住民の信望も厚く、松代財産区管理委員として誠に適当と存じますので、長野市松代財産区管理会条例第三条の規定により議会の御同意をお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり選任について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。

 次に、議案第百二十二号長野市豊栄財産区管理委員の選任について、本件を議題といたしまします。

 理事者の説明を求めます。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) 議案第百二十二号長野市豊栄財産区管理委員の選任につきまして御説明申し上げます。

 これは豊栄財産区管理委員の七名の方々が、来る十二月二十二日をもって任期満了となりますので、次期委員として再任一名、新任六名の方々を選任いたすものであります。

 再任の方は、長野市松代町豊栄二千四百五十九番地、瀧澤徳寧氏であります。新任の方々は、長野市松代町豊栄七百八十八番地二、行入邦治氏、長野市松代町豊栄二千五百五十四番地、瀧澤昭男氏、長野市松代町豊栄三千八百二十八番地、井口孝夫氏、長野市松代町豊栄五千二十九番地一、坂口守男氏、長野市松代町豊栄五千五百七十七番地、冨岡榮二氏、長野市松代町豊栄六千二百七十五番地六、中村勇氏であります。

 いずれの方々もそれぞれ地域において御尽力されておられ、住民の信望も厚く、豊栄財産区管理委員として誠に適任と存じますので、長野市豊栄財産区管理会条例第三条の規定により議会の御同意をお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり選任について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり選任について同意することに決しました。

 次に、諮問第三号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、本件を議題といたしまします。

 理事者の説明を求めます。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) 諮問第三号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることにつきまして御説明申し上げます。

 これは来る三月三十一日をもちまして、一名の委員が任期満了となりますので、後任として、長野市小島田町一千六百九十二番地一、齋藤弘喜氏を推薦しようとするものであります。

 齋藤氏は住民の信望も厚く、地域の良き指導者であり、人格、識見共に優れ、人権擁護委員として誠に適任と存じますので、人権擁護委員法第六条第三項の規定によりまして提出した次第であります。何とぞ御同意をお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり推薦することに決しました。

 次に、議長の手元に議会第三十七号の条例案一件、議会第三十八号から議会第四十号までの意見書案三件が提出されております。

 お諮りいたします。以上の各議案の取扱いについては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議員野々村博美さんから提出の議会第三十七号長野市議会の議員の定数を定める条例(案)を議題といたします。

 提出者野々村博美さんの説明を求めます。

 二十五番野々村さん

   (二十五番 野々村博美君 登壇)



◆二十五番(野々村博美君) 二十五番野々村博美でございます。

 私から、お手元に配布してあります議会第三十七号長野市議会の議員の定数を定める条例(案)について御説明申し上げます。

 本条例は、地方自治法の一部改正により、市町村の議会の議員の定数は法律に定める数を超えない範囲で条例を定めることとされたため、本市議会議員の定数を定めることに伴い制定するものであります。

 制定の内容は、市議会議員の条例定数を四十二人と定め、また、改正前の地方自治法第九十一条第二項の規定による長野市議会の議員の定数を減少する条例については、新条例の施行をもって廃止するものであります。

 なお、本条例の制定につきましては、議会運営委員会において既に御協議をいただき、提出の運びとなったものでございます。

 何とぞ、全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案説明に代えさせていただきます。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり可決されました。

 次に、議員岡田荘史君から提出の議会第三十八号子供たちの健やかな成長のために総合的な子育て支援策を求める意見書(案)を議題といたします。

 提出者岡田荘史君の説明を求めます。

 五番岡田君

   (五番 岡田荘史君 登壇)



◆五番(岡田荘史君) 五番岡田荘史でございます。

 私から、議会第三十八号子供たちの健やかな成長のために総合的な子育て支援策を求める意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配布されております案文の朗読により、説明に代えさせていただきます。

 子供たちの健やかな成長のために総合的な子育て支援策を求める意見書(案)

 少子化対策が今日求められているが、単に少子化へ歯止めをかけることだけを目的とするのではなく、すべての子供たちが「生まれてきてよかった」と心から思える社会、子供たちのひとみが生き生きと輝く社会を実現する視点が重要である。

 また、子育ては今や地域や社会全体が取り組むべき課題でもある。我が国の将来を担う子供たちの健やかな成長のために、社会全体で子育てをサポートする体制を充実することが必要であり、親への財政的支援、地域や社会における子育てのための環境整備、子育て家庭への支援など、総合的に子育て支援策を展開することが望まれている。

 よって、政府におかれては、以下の対策を講じるよう地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。

                記

一 乳幼児(小学校入学前児童)医療費の助成による無料化を図ること。

二 妊産婦健診への公的助成の拡大及び不妊治療への保険適用・公的支援を図ること。

三 地域子育て支援センターなど地域の「子育て拠点」の整備を更に充実させるとともに、関係者間の連携による子育て支援ネットワークを構築して、子育てに悩みや不安を抱く親へのサポート体制を充実させること。

四 ひとり親家庭のために、自立を図る就労支援の充実を初め、養育費の確保など法的整備をするとともに、総合的な相談体制の確立を図ること。

 あて先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げて、私からの提案を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり可決されました。

 次に、議員太田和男君から提出の議会第三十九号「遺伝子組換えイネ」を承認しないこと並びに遺伝子組換え食品の表示の義務化を求める意見書(案)を議題といたします。

 提出者太田和男君の説明を求めます。

 三十七番太田君

   (三十七番 太田和男君 登壇)



◆三十七番(太田和男君) 三十七番太田和男でございます。

 私から、議会第三十九号「遺伝子組換えイネ」を承認しないこと並びに遺伝子組換え食品の表示の義務化を求める意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配布されております案文の朗読により説明に代えさせていただきます。

 「遺伝子組換えイネ」を承認しないこと並びに遺伝子組換え食品の表示の義務化を求める意見書(案)

 遺伝子組換え食品は、その表示義務の対象が一部に限られているため、消費者が十分に選択できないまま流通しており、米国では「スターリンク(アレルギーの危険性のある殺虫性コーン)」混入食品のリコール事件が起きています。日本においては未承認遺伝子組換えポテトのスナック菓子への相次ぐ混入事故等で、国民の不安はますます高まっています。

 こうした中、遺伝子組換えイネの開発が進められており、その実験栽培が国内において既に始まっています。もし、食品や飼料としてこれが承認され、流通が開始されれば、国民の不安は更に高まることが懸念されます。

 アジアに暮らす私たちの主食であり、日本の農業の要としてその環境と文化をはぐくんできた大切な作物であるイネを守るため、政府におかれては、遺伝子組換えイネを食品や飼料として承認しないよう、並びに基本的にすべての遺伝子組換え食品について表示を義務化するよう強く求め、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり可決されました。

 次に、議員岡田荘史君から提出の議会第四十号基礎年金国庫負担割合三分の一を二分の一へ早急に引上げを求める意見書(案)を議題といたします。

 提出者岡田荘史君の説明を求めます。

 五番岡田君

   (五番 岡田荘史君 登壇)



◆五番(岡田荘史君) 五番岡田荘史でございます。

 私から、議会第四十号基礎年金国庫負担割合三分の一を二分の一へ早急に引上げを求める意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配布されております案文の朗読により説明に代えさせていただきます。

 基礎年金国庫負担割合三分の一を二分の一へ早急に引上げを求める意見書(案)

 公的年金は、老後所得保障の中心となる社会保障制度であり、国において制度基盤の安定を図る責任があります。

 長引く景気低迷を背景に国民年金未加入者・未納者が増加しています。また、少子高齢社会の進展に伴い、公的年金制度の基本原則である世代間扶養が揺るぎ始めています。このため、将来年金を受給できない多くの無年金者や低年金者を生み、制度が空洞化しつつあり、公的年金制度への不安や不信感が増しています。

 このようなことから、公的年金制度に対する国民の信頼を回復し、将来にわたり安心した制度とするため、二〇〇〇年改正国民年金法附則の趣旨に沿い、財政基盤の安定化を図ることが急務であります。

 よって、政府では、基礎年金の国庫負担割合を現行の三分の一から二分の一へ早急に引き上げることを強く要請し、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げて、私からの提案を終わらせていただきます。



○議長(小山岑晴君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(小山岑晴君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案のとおり可決されました。

 次に、日程に従い、議会第三十六号長野市選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。

 初めに、選挙管理委員の選挙を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

   (議場閉鎖)



○議長(小山岑晴君) ただ今の出席議員数は四十一名であります。

 この際、選挙の方法について申し上げます。

 会議規則によりますと、投票用紙を配布後、職員の点呼に応じ順次投票を行うことになっておりますが、この際は従来の例により、投票用紙の配布については議席正面で行い、正面に設置の記載台において記載の上、投票願うよう取り扱ってまいりたいと思います。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。

 投票箱を改めさせます。

   (投票箱点検)



○議長(小山岑晴君) 異状なしと認めます。

 議席一番と四十二番から順次投票を願います。

   (投票)



○議長(小山岑晴君) 投票漏れはありませんか。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

   (議場開鎖)



○議長(小山岑晴君) 開票を行います。

 この際、会議規則第三十一条第二項の規定により、開票立会人に一番塩入学君、四十二番松木茂盛君を指名いたします。

 両君の立会いをお願いいたします。

   (開票)



○議長(小山岑晴君) 選挙の結果を報告いたします。

 投票総数四十一票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち、有効投票四十一票、無効投票なし。

 有効投票中

  山口文男君  十票

  柳沢元君   九票

  中村龍子さん 八票

  大井友夫君  七票

  大島芳正君  六票

  堀井佑二君  一票

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は三票であります。

 よって、山口文男君、柳沢元君、中村龍子さん、大井友夫君が、長野市選挙管理委員に当選されました。

 次に、補充員の選挙を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

   (議場閉鎖)



○議長(小山岑晴君) ただ今の出席議員数は四十一名であります。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。

 投票箱を改めさせます。

   (投票箱点検)



○議長(小山岑晴君) 異状なしと認めます。

 議席一番と四十二番から順次投票を願います。

   (投票)



○議長(小山岑晴君) 投票漏れはありませんか。

   (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小山岑晴君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

   (議場開鎖)



○議長(小山岑晴君) 開票を行います。

 この際、会議規則第三十一条第二項の規定により、開票立会人に二番小林紀美子さん、四十一番宮崎一君を指名いたします。

 両君の立会いをお願いいたします。

   (開票)



○議長(小山岑晴君) 選挙の結果を報告いたします。

 投票総数四十一票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち、有効投票四十一票、無効投票なし。

 有効投票中

  小野毎子さん 九票

  室賀明君   九票

  堀井佑二君  九票

  塚田卓英君  八票

  金子正夫君  六票

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は三票であります。

 よって、小野毎子さん、室賀明君、堀井佑二君、塚田卓英君が、長野市選挙管理委員補充員に当選されました。

 以上をもちまして、本定例会に提出されました案件の審議は全部終了いたしました。

 閉会に当たり一言ごあいさつを申し上げます。

 本定例会は、去る六日開会以来、議員の皆様には終始御熱心な審議を賜り、かつ活発なる論議を通じて、市政発展のためお力添えをいただきましたことに対し、深く敬意を表する次第であります。

 また、議会運営につきましても、円滑なる運営に御協力を賜り、本日ここに十五日間の会期を無事閉じることができましたことに対し、心から厚く御礼を申し上げます。

 二十一世紀の二年目もあとわずか半月ほどで暮れようとしております。

 二十一世紀こそ世界が平和であることを願っておりましたが、その期待に反し、テロの多発、民族紛争、日本人拉致事件、テロ支援国の査察等、多難な歩みを続けております。

 国では、「聖域なき構造改革」を旗印にスタートした小泉内閣は、一年半余を経過しましたが、不良債権処理、デフレ克服、ペイオフ延期、株安、経済再生など難題が山積し、外交課題・内政課題共に厳しい局面を迎えております。

 一方、県では、再選された知事が、危機的財政状況を再建するため、職員の給与の大幅な削減、県民生活に影響を及ぼす多くの事業の廃止・縮小を矢継ぎ早に打ち出しております。

 これは、国の公共事業見直しと相まって、県の支出が伴う本市の公共事業に少なからず影響が出ることは必至であります。

 本市では、「民間の感覚を行政に導入し、市民みんなで元気なまちづくり」を目指しスタートした鷲澤市長は、就任以来、はや一年が経過いたしました。

 今日まで一年間東奔西走され、旧ダイエービルの取得と旧長野そごうを含む中心市街地活性化の取組、市立皐月高校の対応、過大規模校・小規模校の適正化、一千五百項目に及ぶ事務事業の行政評価の実施、生活バス路線網の見直し、若手職員との懇談会等々、際立ったかじ取りを展開されてまいりましたことに対し、敬意を表する次第であります。

 さて、本市を取り巻く経済状況は、長期にわたる景気の低迷で、大変厳しいものとなっており、新年度予算編成は、過去最大の税収不足に直面しております。

 平成十五年度は、市債の償還がピークになることに加え、個人・法人市民税の大幅な減収、固定資産税も地価の下落に加え、三年に一度の評価替えにより、これまた大幅な減収、さらに、国庫補助金の削減、地方交付税の見直しの影響等々で、約三十億円もの大幅な減収が予想されております。

 ここは、鷲澤市長の「入りを量りて出ずるを為す」を基本理念とし、行財政の簡素化・効率化、徹底した経費の節減合理化や、限られた財源の重点配分に努め、また、市民の皆様とのパートナーシップによりこの難局を乗り切っていただくよう、なお一層の努力を切望する次第であります。

 議会といたしましても、最大の難局を乗り越えることができるよう、議員一同総力を傾注してまいる所存であります。

 去る十月八日、豊野町から合併協議の申入れがあり、本市議会は、十月二十一日全員協議会を開催し、任意合併協議会の設立を承認いたしました。

 今後の任意合併協議会と法定合併協議会の設立に向けて、議会としても鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

 寒さも一段と厳しくなる折、議員並びに理事者の皆様におかれては、くれぐれも御自愛賜り、健康で明るい新年を迎えられますよう御祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。

 次に、市長より発言を求められておりますので、許可いたします。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) 平成十四年十二月市議会定例会の全日程を終了するに当たりまして、議員の皆様に御礼のごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様には、去る十二月三日に開会して以来本日まで、十五日間にわたりまして、平成十四年度の長野市一般会計補正予算を初め、提出いたしました議案について熱心に御審議をいただき、それぞれ御決定を賜りましたことを厚く御礼を申し上げます。

 審議に当たり議員の皆様から寄せられました貴重な御意見や御要望につきましては、十分尊重してまいりたいと考えております。

 新年早々には、私にとりまして市長としての二回目の予算編成作業に取り組むこととなります。厳しい財政状況ではありますが、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に努め、議会各会派からの御要望はもとより、市民の皆様の御要望を可能な限り各種施策に反映いたすよう努めてまいります。

 また、今後は行政改革を具体的に推進するため、組織、機構や業務の総点検を行いまして、行政組織の横軸システムの構築と民営化や民間委託の活用を図ってまいりたいと考えております。

 さて、本年は何かと重苦しい出来事が多かった中で、先週スウェーデンのストックホルムにおいて、小柴昌俊さんがノーベル物理学賞を、田中耕一さんがノーベル化学賞をそれぞれ受賞されました。日本人の研究者が高い研究水準を有することを世界に示したもので、我が国の研究者はもとより、国民全体に大きな励みと誇りを与えてくれました。これを機会に科学を志す子供たちが大勢現れることを願っております。

 また、本年は信州大学が研究開発しているナノテクノロジーが、世界に通用する高度な技術として認められ、長野・上田地域が知的クラスター創成事業の指定を受けました。本市といたしましても、新産業の誕生がもたらす経済効果は、長期的視野に立った場合、雇用など様々な面において極めて大きいと認識し、積極的に支援してまいりたいと考えております。

 今後、こうした新しい試みが、地域産業と地域経済の活性化の起爆剤になることを大いに期待しているところでございます。

 来年は、七年に一度の善光寺の御開帳の年でありまして、全国から大勢の皆様が訪れます。併せて、旧長野センタービルもオープンいたします。長野市が元気みなぎるまちになるよう、市民の皆様と共に実現してまいりたいと気持ちを膨らませております。

 今年は、例年になく雪の訪れが早く、飯綱山もすっかり雪化粧をし、寒さもいよいよ本格的になってまいりました。議員の皆様にはくれぐれも健康に留意され、御健勝で輝かしい新年をお迎えいただきますようお祈り申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。

 どうもありがとうございました。



○議長(小山岑晴君) これをもちまして、平成十四年十二月長野市議会定例会を閉会いたします。

   午後四時五十三分 閉会

  地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。

   平成十五年二月二十六日

    議長              小山岑晴

    副議長             宮崎 一

    署名議員            石坂郁雄

    署名議員            太田和男