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長野県 長野市

昭和63年 12月 定例会 12月19日−06号




昭和63年 12月 定例会 − 12月19日−06号







昭和63年 12月 定例会



昭和六十三年十二月十九日(月曜日)

 出席議員(四十四名)

  第一番      北野隆雅君    第二番      戸津在雄君

  第三番      根岸元宏君    第四番      平瀬忠義君

  第五番      伊藤治通君    第六番      高橋宏君

  第七番      小池例君     第八番      高野久夫君

  第九番      高川秀雄君    第十番      竹内平一郎君

  第十一番     小山岑晴君    第十二番     轟正満君

  第十三番     町田伍一郎君   第十四番     玉井孝雄君

  第十五番     若林佐一郎君   第十六番     金井六郎君

  第十七番     藤沢敏明君    第十八番     青木誠君

  第十九番     村田武君     第二十番     山岸勉君

  第二十一番    笠原隆一君    第二十二番    中島邦雄君

  第二十三番    野々村博美君   第二十四番    原田誠之君

  第二十五番    山本和男君    第二十六番    柳沢正恵君

  第二十七番    甲田孝雄君    第二十八番    近藤秀勝君

  第二十九番    越野要君     第三十番     加藤一雄君

  第三十一番    中沢正美君    第三十二番    戸谷春実君

  第三十三番    横田友治郎君   第三十四番    小山章夫君

  第三十五番    入山路子君    第三十六番    今井良雄君

  第三十七番    市川昇君     第三十八番    大井友夫君

  第三十九番    竹内久幸君    第四十番     内山国男君

  第四十一番    和田伴義君    第四十二番    宮崎一君

  第四十三番    三上孝一郎君   第四十四番    松木茂盛君

 欠席議員(なし)

 説明のため会議に出席した理事者

  市長         塚田佐君   助役         山岸勲君

  収入役        岡村修君   教育長        奥村秀雄君

  公営企業管理者    峯村富太君  総務部長       清水営一君

  企画調整部長     夏目貞美君  兼職員研修所長

  生活部長       井上脩君   財政部長       奥元護君

  環境部長       小島武彦君  福祉部長       内田一良君

  商工部長       戸津幸雄君  農林部長       青木友雄君

  都市開発部長     内田将夫君  建設部長       小林宏君

  市街地整備      野村嘉雄君  オリンピック     小林丈志君

  事務局長              準備事務局長

  下水道部長      滝沢繁君   水道部長       野村嘉照君

  教育次長       丸山義仁君  教育次長       新井好仁君

  消防局長       高野覚君

 職務のため会議に出席した事務局職員

  事務局長       井上栄一君  事務局次長      宮本武君

  事務局次長      荒井健吉君  兼総務課長

  兼議事課長             議事課長補佐     江守毅行君

  議事係長       中澤潤一君  主事         北原昇君

  主事         小川一彦君  総務課主幹      宮下富夫君

  調査係長       小柳重信君  兼課長補佐

  主事         柄澤顕司君  主事         山田尚伸君



   議事日程

一、委員長報告

一、委員長報告に対する質疑、討論、採決

一、議案第百十五号から議案第百十八号までそれぞれ上程、理事者説明、質疑、討論、採決

一、諮問第四号上程、理事者説明、質疑、討論、採決

   議事日程追加

一、議案第百十九号から議案第百二十一号まで一括上程、理事者説明、質疑、委員会付託

一、議案第百二十四号上程、理事者説明、質疑、討論、採決

一、議案第百二十二号及び議案第百二十三号一括上程、理事者説明、質疑、討論、採決

一、議会第二十二号から議会第二十七号までそれぞれ上程(意見書案)、説明、質疑、討論、採決



   午前 十時四分 開議



○議長(今井良雄君) ただ今のところ、本日の出席議員数は四十四名であります。よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 初めに、議員各位にお諮りいたします。本日市長から追加提出されました議案第百十九号から議案第百二十一号まで、以上三件の取り扱いについては、過般の議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。さよう取り扱うことに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案第百十九号から議案第百二十一号まで、以上三件、一括議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 助役山岸君。

   (助役 山岸勲君 登壇)



◎助役(山岸勲君) 私から、本日追加提案いたしました議案につきまして御説明申し上げます。

 まず、議案第百十九号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 これは、国におきまして、一般職の職員の給与等に関する法律の一部改正が行われること等に伴いまして、本市におきましても、この措置に準じまして、一般職の職員の給与改定等を行うものであります。

 改正の主な内容は、第一に給料につきましては、全給料表の全給料月額を引き上げ、第二に扶養手当につきましては、配偶者に係る支給月額一万五千円を一万六千円に、配偶者がない職員にあっては、扶養親族のうち一人に係る支給月額一万円を一万五百円にそれぞれ引き上げ、第三に住居手当につきましては、月額二万五千円を超える家賃を支払っている職員に係る二分の一加算限度額八千五百円を一万一千五百円に引き上げ、第四に寒冷地手当につきましては、その最高限度額を算出する基礎となる額四十六万八千円を四十七万九千円に改めるものであります。以上の改正の実施時期につきましては、国に準じまして、昭和六十三年四月一日といたすものであります。

 次に、第五に扶養手当につきましては、子、孫及び弟妹に係る扶養親族の要件を、十八歳未満から十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までに改め、第六に寒冷地手当につきましては、その加算額を世帯主にあっては一万三千円を八千二百円に、準世帯主にあっては八千六百円を五千五百円に、その他の職員にあっては四千三百円を二千七百円に、それぞれ引き下げるものでありまして、以上の改正の実施時期につきましては、これも国に準じまして、昭和六十四年四月一日といたすものであります。

 次に、議案第百二十号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 これは、ただ今御説明申し上げました長野市職員の給与に関する条例の一部改正と同様に、市立皐月高等学校の教職員の給与につきまして、給料表の全給料月額を引き上げるとともに、県立学校職員の入学者選抜手当の額が改定されることに伴いまして、市立皐月高等学校の教職員の入学者選抜手当につきましても、県に準じて引き上げるものであります。以上の改正の実施時期につきましては、給与改定にあっては昭和六十三年四月一日、入学者選抜手当にあっては昭和六十四年二月一日といたすものであります。

 次に、議案第百二十一号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。

 これは、議案第百十九号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の中で申し上げましたところの扶養手当の改正と同様に、子、孫及び弟妹に係る扶養親族の要件を、十八歳未満から十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までに改めるもので、改正の実施時期は昭和六十四年四月一日といたすものであります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 ただ今説明の各議案について質疑に入ります。

 質疑を行います。

 議案第百十九号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第百二十号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第百二十一号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 以上で、質疑を終結いたします。

 議案第百十九号から議案第百二十一号まで、お手元に配付いたしました委員会付託表のとおり、それぞれ関係の常任委員会に付託いたします。

 委員会審査のため暫時休憩いたします。

   午前 十時 十一分 休憩

   午前 十時二十七分 再開



○議長(今井良雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 議案第九十六号から議案第百十四号まで、議案第百十九号から議案第百二十一号まで、請願第三十六号から請願第四十三号まで、継続審議中の認定第一号及び認定第二号、請願第十二号、請願第二十号から請願第二十三号まで、請願第三十号、請願第三十三号、同じく継続審議中の昭和六十二年請願第四十号、以上四十件一括議題といたします。

 各委員会の審査が終了いたしておりますので、これより委員会の審査の経過並びに結果を各委員長から報告を求めます。

 初めに、総務委員会委員長若林佐一郎君。

   (総務委員会委員長 若林佐一郎君 登壇)



◎総務委員会委員長(若林佐一郎君) 十五番若林佐一郎でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本総務委員会に付託されました諸議案及び請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配付されております総務委員会決定報告書のとおり、決定した次第であります。

 次に、委員会での主な論議のうち、請願の審査について申し上げます。

 最初に、採択すべきものと決した請願のうち、請願第三十六号リクルート疑惑の真相究明を求める請願について申し上げます。

 リクルート問題の解明は国民の政治に対する信頼を回復するためにも、強く政府に要望していかなくてはならないとの意見があり、全員の賛成をもって採択すべきものと決定した次第であります。

 次に、継続審査中の請願のうち、請願第二十号新型間接税の導入に反対する請願について申し上げます。

 本請願については、現在提案されている消費税制度はその内容がつかめず、不明な点が多いことから採択すべきであるとする意見と、国の税制改革法案の動向を見守り、慎重審査をすべきであるとの意見があり、採決の結果、継続審査にすべきものと決した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。

 続いて、福祉環境委員会委員長柳沢正恵君。

   (福祉環境委員会委員長 柳沢正恵君 登壇)



◎福祉環境委員会委員長(柳沢正恵君) 二十六番柳沢正恵でございます。

 私から、本定例市議会におきまして、当福祉環境委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果について御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配付の福祉環境委員会決定報告書のとおり、決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について御報告申し上げます。

 議案第九十六号長野市一般会計補正予算中、第四款衛生費に関連して申し上げます。市民の成人病、特に各種がん、心臓病などの早期発見、早期治療のための健康診査・検診を行う市民が年々増加し、一定の成果が上がってきているところでありますが、更に、受診状況の分析を行い、地域の特性を考慮し、健康センターの十分な活用を図るとともに、市民意識を高め、受診率を上げるよう要望いたした次第であります。

 次に、請願の審査について申し上げます。

 請願第三十八号豊かな保育を求める請願について申し上げます。

 市の保育料は近隣県の都市と比べて高くて、預けにくい、大幅に引き下げてほしい。非課税世帯の保育料を無料とし、その分を一般財源で補てんされたい。保育園の統廃合はしないでほしいなど、請願者の気持ちを酌み取って採択にすべきであるとする意見と、保護者の負担軽減など、要望の趣旨は理解するものであるが、長野市保育所等運営審議会で審議するものであるので、継続審査にすべきであるとする意見と、保育料は国の基準より一年から最高四年遅れで実施されており、市の持ち出し分もかなり多い額になっている。又、請願事項は保護者や各界の代表者からなる長野市保育所等運営審議会で十分審議されてきているので、それを尊重する立場で不採択とすべきとの意見があり、採決の結果、賛成少数で不採択と決定した次第であります。

 次に、継続審査中の請願第十二号スパイク粉じんを一刻もはやくなくすための請願について申し上げます。

 早急にスパイクタイヤを禁止し、ノースパイクにすべきであり、請願者の願意を酌み取り、採択にすべきとする意見と、市当局はスタッドレスの啓発活動、モニターの充実、除雪出動基準の強化、塩化カルシウム置き場の増設など、道路環境整備に真剣に取り組んでいるが、市の地形から山間地域における特殊環境による危険な凍結道路対策、除雪体制の確立などの道路条件の整備、障害者、あるいはドライバーの意識改革にも課題があるので、継続審査にすべきであるとの意見があり、採決の結果、賛成多数で継続審査とすべきものと決した次第であります。

 以上で、報告を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。

 続いて、産業教育委員会委員長山本和男君。

   (産業教育委員会委員長 山本和男君 登壇)



◎産業教育委員会委員長(山本和男君) 二十五番山本和男でございます。

 私から、本定例市議会におきまして、当産業教育委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配付されております産業教育委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について御報告申し上げます。

 初めに、議案第九十六号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算中、歳出第六款農林業費に関連して申し上げます。

 松くい虫防除対策については、本市の農林行政において最も急を要する重要課題であり、当委員会としても重大な関心を払ってきているところであります。関係部局では、伐倒駆除に鋭意努められておりますが、貴重な緑を守るため被害状況の調査を徹底して行い、速やかに予算を執行し、実効を上げられるよう重ねて要望した次第であります。

 次に、歳出第七款商工観光費に関連して申し上げます。

 飯綱スキー場は身近なスキー場として多くの市民に親しまれているところでありますが、本市に冬季オリンピックを招致した際には、競技会場として予定をされており、又、来年三月にはワールドカップ・フリースタイルのプレ大会、再来年には本大会が予定されており、二十カ国前後の国からの参加が見込まれているところであります。

 多くの外国の皆さんにおいで頂く国際的なスキー場として、恥ずかしくない施設整備を求められておるわけでありまして、当委員会においても、数多くの積極的な意見が出され、大型リフト、あるいはゴンドラの設置、スキーコースの拡充等についての調査を早急に行い、スキー場全体の抜本的な見直しを行うよう強く要望した次第であります。

 又、雪不足に対応するためスノーマシーンの設置や人工芝の設置についても、調査を要望した次第であります。又、スキーリフトの運行については、点検整備を十分に行い、安全対策には万全を期すよう要望した次第であります。

 次に、歳出第十款教育費に関連して申し上げます。

 第一項教育総務費について申し上げます。

 冬季オリンピックの招致、又二十一世紀を展望したときに、本市の国際都市としての発展が多いに望まれるところであります。そのためには、学校教育における外国語の習得並びに国際感覚の涵養が極めて重要であります。現在、姉妹都市クリアウォーター市から英語教師を受け入れ、英語教育に効果を上げているところでありますが、受け入れ枠の拡大を初めとして、一層の充実を要望するとともに、おいで頂いた英語教師の待遇改善と英語教師の受け入れ家庭に対する配慮を図るよう要望した次第であります。

 続きまして、議案第百四号長野市営運動場条例の一部を改正する条例に関連して申し上げます。

 東山美術館建設に伴いまして、城山第一テニスコートが閉鎖となるわけでありますが、利用者に不便のなきように、それに代わる新しいテニスコートを早急に建設するよう要望した次第であります。

 続いて、議案第百十号土地改良事業の施行についてに関連して申し上げます。

 過去に起きた痛ましい事故を教訓として、事故防止のため防護柵を整備するよう要望した次第であります。

 続きまして、請願の審査について申し上げます。

 請願第三十九号アーチェリー射場設置に関する請願について申し上げます。

 アーチェリーは身体の障害があるなしにかかわらず、同じルールで出来る唯一のスポーツであるので、ぜひ設置すべきとの意見があり、採決の結果、全員一致で採択された次第であります。

 次に、請願第四十号「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願について申し上げます。

 地方財政の圧迫を招く義務教育費国庫負担の予算削減については、絶対にすべきではないとの意見があり、採決の結果、全員一致で採択された次第であります。

 次に、昭和六十二年請願第四十号古里地区富竹区に大型店進出に関する請願について申し上げます。

 本請願については、当事者間において特段の進展が見られない状況でありますが、円満に調整されることが最も望ましいことから、今後の経過を注意をもって見守ることが適当との意見があり、採決の結果、賛成多数で継続審議にすべきものと決した次第であります。

 以上で、報告を終わらせて頂きます。



○議長(今井良雄君) 以上をもちまして、産業教育委員会の報告を終わります。

 続いて、建設企業委員会委員長竹内平一郎君。

   (建設企業委員会委員長 竹内平一郎君 登壇)



◎建設企業委員会委員長(竹内平一郎君) 十番竹内平一郎でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、当建設企業委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配付されております建設企業委員会決定報告書のとおり、決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について御報告いたします。

 議案第九十六号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算のうち、歳出第八款土木費第二項道路橋梁費中道路清掃委託料に関連して申し上げます。

 スパイクタイヤによる粉じん公害に対し、市は今年度冬期間から市道の路面清掃を、主要七路線について、二週三回のペースで実施するなど、その稼働率向上を図られるとのことであります。しかしながら、例年の粉じん発生量を鑑みるとき、現在の清掃車の保有台数及び委託状況等、まだまだ不十分と思われます。市民の健康管理面からも清掃車の増配、委託の強化、又、国、県道についての関連機関との連携等、体制の充実強化に努められるよう要望した次第であります。

 なお、スタッドレスタイヤの普及に伴い、除雪体制についても効果的な作業が行われるべく、委託業者に指示徹底されるよう併せて要望した次第であります。

 次に、西和田の公園建設について申し上げます。

 本事業は旧国鉄用地に約一・九ヘクタールの都市公園を建設するものであり、地元地区の期待は大なるものがあるだけに、取り付け道路等、関係部局との整合性を十分に図りながら、今後の計画策定を進められるよう要望した次第であります。

 次に、長野駅東口の市有地返還問題に関連して申し上げます。

 本件は市民が注目している問題でありますので、その市有地の運用に当たっては、地域住民との連絡を密にするなど、十分慎重にされるよう要望した次第であります。

 次に、請願の審査について申し上げます。

 まず、請願第四十一号冬季オリンピック招致に伴い篠ノ井地区に下水道を早期に布設されるよう求める請願、請願第四十二号冬季オリンピック招致に伴い川中島地区に下水道を早期に布設されるよう求める請願、並びに請願第四十三号千曲川流域下水道処理区地元協議促進の請願、以上三件について申し上げます。

 千曲川流域下水道上流処理区の早期布設については、篠ノ井、川中島、更北の各地区住民が渇望する重要な案件であり、請願者の意を十分理解出来る。地区住民の生活環境保全確保の立場から、又、冬季オリンピック開催に際しても、下水道が不可欠であることは当然であり、一日も早い建設着工に向け、県当局と連携を保ちながら、終末処理場建設予定地の地元関係者とのコンセンサスを得るよう、更に最大限の努力を傾注すべきであるとの意見があり、採決の結果、いずれも全員賛成で採択すべきものと決定した次第であります。

 次に、継続審議中の請願第三十三号北長野ゴルフ練習場建設反対に関する請願について申し上げます。

 本件については、前定例会以降、市当局が間に入り、建設予定者と地域住民が話し合いの場を幾度か持ちながらも、いまだ状況に特段の進展を見せていないことから、市当局が更に積極的に機会を設け、双方が話し合いを深めながら、解決の道を求めることを希望し、委員会としても引き続きその推移を見守ることが妥当との意見があり、採決の結果、全員賛成で継続審議にすべきものと決定した次第であります。

 最後に、当委員会において調査いたしました西寺尾地籍の市有地問題について御報告いたします。

 本件は去る十二月三日の新聞報道に端を発し、本定例会の一般質問でも幾度か取り上げられたわけでありますが、当委員会においても重要な問題として受けとめ、二日間にわたり慎重なる調査を行ったのであります。

 まず、十二月十五日に調査いたしました本件の概要を御説明いたします。

 昭和五十五年三月二十五日、八幡原史跡公園建設に係る用地としてB氏の所有地、宅地、田、合わせて九百四十二・六七平方メートルを市が取得契約いたしました。交渉経過の中で、B氏は宅地としての代替地を要求したため、同年四月十八日、付近の西寺尾地籍に土地を所有するA氏より、代替用地として田一千二十四平方メートルを土地開発公社が取得契約したのであります。その後、昭和五十七年二月十六日に、A氏から取得した土地をB氏の希望どおりの宅地とするための農地法の許可、開発行為の許可申請を行うため、市に移転登記してあったものを一たん抹消。昭和五十八年七月十六日、各許可が下りたため、許可証をB氏に手渡したのであります。このとき、売買契約はされておりません。その後、昭和五十九年五月七日、A氏とB氏の委任状を持った司法書士がB氏への所有権移転登記を済ませており、現在に至っております。

 この一連の経過につき、委員会より幾つかの疑問点が指摘されたのであります。その主なるものを申し上げますと、第一点として、昭和五十八年に下りた各許可証をなぜ売買契約を交わす前にB氏に渡したのか。第二点として、昭和五十九年になぜ市の知らぬうちに、A氏とB氏の間で所有権移転が行われたのかであります。

 第一点目の売買契約を交わす前にB氏へ各許可証を渡したことについては、委員会に出席した山岸助役より「職員として重大な過失に当たると思う。」と、又、第二点目のA氏とB氏の間での所有権移転についても、「何らかの措置を早急に講じなければならない。」との答弁があったのであります。翌十六日の委員会には、当時の担当職員の出席があり、当時の経過について、それぞれ質問がなされたのであります。昭和五十八年に各許可証をB氏に渡したことについて、当時の担当課長は「その時点では課を異動しており、その後の経過についてうまく進んだものと思い、疑いもなくB氏に各許可証を手渡した。今になって大変な過失をしたと思っている。」との答弁があったのであります。又、それ以前の交渉において、B氏から代替地を催促されていたこと、B氏が代替地は無償であると主張していたこと、又、代替地をB氏は交渉経過の段階で既に使っていたことが明らかになったのであります。

 以上の調査を踏まえ、委員会として次の二点について、指摘がなされたのであります。まずその第一は、昭和五十五年ごろ、売買又は賃貸の契約の締結を行わずに問題の代替地をB氏に使わせたことが交渉を難航させた。第二は、昭和五十八年に各許可証を、これも売買契約締結の確認をせずに渡してしまったことは大きな過失、の点であります。

 本件はまだ不透明な点が幾つもあるため、助役より調査にしばらく時間がほしいとの申し出があり、委員会として了承いたしたものであります。しかしながら、本件は市民の貴重な財産に関する問題であり、又、今後の公共事業に係る用地交渉に重大な影響を与えることが危惧されることから、一刻も早い解決が待たれるところであり、来年一月中旬ごろまでには、調査結果を委員会に報告されたい旨、強く要望した次第であります。

 以上で、報告を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上をもちまして、建設企業委員会の報告を終わります。

 続いて、決算特別委員会委員長中沢正美君。

   (決算特別委員会委員長 中沢正美君 登壇)



◎決算特別委員会委員長(中沢正美君) 三十一番中沢正美でございます。

 去る九月定例市議会におきまして、当決算特別委員会に付託され、継続審査中の認定第一号昭和六十二年度長野市各公営企業会計決算の認定について、並びに認定第二号昭和六十二年度長野市一般会計、特別会計決算の認定について、以上二件の審査の経過並びにその結果を御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配付の決算特別委員会決定報告書のとおり決定いたした次第でございます。

 今回付託されました決算は、一般会計、七つの特別会計、五つの財産区特別会計及び四つの公営企業会計、合わせて十七会計であります。予算の執行につきましては、おおむね適正であるものと認める次第であります。

 次に、委員会において審査されました経過と指摘事項の概略について御報告申し上げます。

 最初に、一般会計の歳出について申し上げます。

 第二款総務費に関連して、市民法律相談について申し上げます。

 法律相談は毎週一回行われ、平均十四人の市民が相談を受けていて、市民に好評でありますが、一回当たりの相談人数が多く、必然的に一人当たりの相談時間が短くなるため、市民がじっくり相談することが出来ないという状況があるので、相談日数を増やすなど、より親身になって相談出来るよう改善方要望をいたした次第であります。

 次に、選挙事務について申し上げます。

 県議会選挙と市議会選挙の際の事務従事者の手当に差がありますが、選挙事務は同一であり、平等に扱うよう改善の要望をいたした次第でございます。

 次に、第七款商工観光費に関連して、観光推進審議会について申し上げます。

 本審議会は観光資源の開発、観光事業の計画について審議するものであり、審議会が開催されなかったことにより、観光総務費の報酬が全額不用額となっておりますが、審議会を積極的に開催され、商工観光行政に反映出来るよう要望いたした次第であります。

 次に、蔵春閣の管理について申し上げます。

 蔵春閣は本来観光客の利便を図り、文化的行事に使用するもので、商工観光が目的で造られたものであります。現状は教育委員会の公民館が管理だけを行っている状態であります。城山公園全体の見直しを踏まえ、本来の目的に沿った適切な運営管理をされたいとの意見がありました次第であります。

 次に、第八款土木費に関連して、り災住宅改善事業補助金について申し上げます。

 豪雨又は洪水に伴う水害により、被害を受けた住宅の改善を促進するため、三十万を限度に補助金を交付するものであるが、予算三百万円に対し、被害はあったが要綱に該当するものがなかったとの理由で、全額不用額となっている。り災住民の立場に立って、適用範囲の拡大を図る等、要綱の見直し検討を行い、より充実した制度にされるとともに、予算の有効な執行を要望した次第であります。

 次に、市営住宅の管理について申し上げます。

 市営住宅入居者からの苦情処理等、住宅の管理を適切かつ効率的に行うため、住宅監理員制度が現場に密着して有機的に機能していないのではないか、又、住宅監理員八名を予定したが、六名しか充足されていない等、管理がスムーズにいってない面が見受けられるので、住宅監理員の充足を図り、有機的な連携によって、効率的な運営管理に努められるよう要望した次第であります。

 次に、通学路整備について申し上げます。

 昭和五十七年度以降、毎年同額の予算で整備されておりますが、都市の発展による交通量の増大等、道路環境、通学路環境が大幅に変わってきている状況の中で、通学路を変更している地域もありますので、子供たちを登校、下校の際の痛ましい事故から守るために通学環境に即した通学路の整備と事業費の増額を要望した次第であります。

 次に、一般会計の歳入について、第一款市税の納入について申し上げます。

 市税の収納率は九七・一%で前年度に比較して〇・四%、わずかではあるが向上したことは、全庁挙げての滞納整理に取り組むなど、関係職員の努力の結果と評価をするものであります。しかしながら、未納額は十二億一千七百九十万円余と多額であり、又、厳しい財政事情のもとにありますので、早期収納に更に一層の努力を要望した次第であります。

 次に、第八款使用料及び手数料について申し上げます。

 土木管理使用料の未収金の主なものは、道路占用料及び用悪水路占用料でありますが、現況の占用実態を十分調査、把握をし、悪質なものについては占用を取り消すなど、毅然とした方針で対処され、善良な占用者に対して不公平にならないよう、徴収方法の検討及び改善を図り、積極的な未収金の解消を要望した次第であります。

 又、住宅使用料の未収金は市営住宅の使用料であり、使用料の高額化と相まって、滞納額も年々増加傾向にあるので、住宅監理員制度の有効活用と、滞納者には個々面接など、積極的に訪問徴収により、未収金の解消に努められるよう要望した次第であります。

 最後に、住宅新築資金等貸付事業特別会計の未収金について申し上げます。

 これは、同和地区における住宅新築等の資金の貸付に係る未償還元利金であり、年々増加傾向の状況でありますので、本事業に支障を来さないよう適切な対策により、未償還金の早期解消を図るよう要望した次第であります。

 以上で、報告を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上をもちまして、決算特別委員会の報告を終わります。

 ただ今行いました各委員長の報告に対する質疑、討論がありましたら、至急文書により御提出を願います。

 議事整理のため、午後二時三十分まで休憩をいたします。

   午前十一時  四分 休憩

   午後 二時三十二分 再開



○議長(今井良雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただ今から各委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。

 初めに、総務委員会所管の議案第九十八号長野市市税条例の一部を改正する条例、議案第百五号小字の区域の変更について、議案第百六号小字の区域の変更について、議案第百七号小字の区域の変更について、議案第百八号小字の区域の変更について、議案第百十二号工事請負契約の締結について、議案第百十三号長野地域広域行政事務組合規約の変更について、議案第百十四号長野地域広域行政事務組合規約の変更に伴う財産処分について、議案第百十九号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、請願第三十六号リクルート疑惑の真相究明を求める請願、請願第三十七号リクルート疑惑の全容解明を求める請願、以上十一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、総務委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく総務委員会所管の継続審議中の請願第二十号新型間接税の導入に反対する請願、以上一件、質疑の通告がありませんので討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、四十一番和田伴義君。

   (四十一番 和田伴義君 登壇)



◆四十一番(和田伴義君) 四十一番和田伴義でございます。

 私は、請願第二十号を継続審議にすべきものと決定した委員長報告に反対の立場で討論を行いたいと思います。

 現在、開かれておる臨時国会に提出されております税制改革六法案は、国民生活の将来に重大な影響を及ぼすことは、今更言うまでもありません。消費税を導入した場合、まず何と言っても指摘したいことは、六十二年度税制と比べて、第一は、今回の税制改革で減税になる世帯は、全世帯の六割にとどまるということであり、現に国民の六割は反対をしております。

 減税のほとんどは最低税率の適用範囲拡大によるもので、物価上昇を考慮すると、人的控除の引き上げは実質的に減税とならない、このことでございます。第二は、所得税減税を行っても、いわゆるクロヨンなど、業種間の税負担格差の縮小につながらず、消費税の導入やキャピタルゲインに課税しても、不公平を是正する効果は、それほど大きくないということでございます。

 更に、私共が考えなくてはならないことは、長野市の場合、この定例会でも明らかにされましたが、増収は十八億円で、減収は二十八億円で、消費税などによって十億円の収入減になるということでございます。又、市の行うすべての事業執行、物品購入、サービスの受け入れについては、消費税の負担をし、一方、公営企業等にかかわるほとんどの事業、利用料金等の収入については、消費税の納入義務者となり、人件費はもとより、経費の増大は明らかでございます。

 挙げれば心配になることが沢山ございますが、最後に是非申し上げておきたいことは、税率が比較的簡単に上げられるということで、この例はEC諸国の例を見ればはっきりしております。今は三%でも、将来二〇%ぐらいになるということが容易に予想出来るのでございます。所得の多い人、少ない人が、同様に消費税を負担するようになりますので、低所得者層に与える影響は甚大で、大きな社会問題になることが心配されるのでございます。

 私は、先見性をお持ちの議員各位がこのように委員会で決定されたことは、非常に残念であります。私たち社会・市民クラブは、委員長報告に反対の立場で、以上の御意見を申し述べて、簡単でございますが討論を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、総務委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく総務委員会所管の継続審議中の請願第三十号消費税の導入に反対する請願、以上一件、質疑の通告がありませんので討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十四番原田誠之君。

    (二十四番 原田誠之君 登壇)



◆二十四番(原田誠之君) 二十四番原田誠之でございます。

 私は、日本共産党市議団を代表して、総務委員会委員長報告の請願第三十号の消費税の導入反対に関する請願を継続審議にすることについて、反対の立場から発言をいたします。

 まず、この税制関係六法案、いわゆる消費税を提案した政府と自民党の中枢がリクルート疑惑の中心にいるだけでなく、この消費税の素案を考えた政府税調特別委員十人中四人も、このリクルートに汚染をされていたのであります。特別委員江副前リクルート会長は、七十億とも言われる黒い株を政治家を含む官界、財界にばらまいた当の本人であり、この黒い株を譲り受けた牛尾、飯島など、各特別委員も消費税を考えた人物であります。これでは、消費税そのものも、財界サイドで汚染され、庶民にとっては重税となってしまうのも当然ではないでしょうか。

 昨年の売上税では、食糧、医療、教育費など、五十一品目が非課税でした。しかし、今度の消費税は、原則非課税なしであり、まさに空気以外、すべての品物、サービスに課税するというものであります。既に、我が党国会議員の追及で政府も認めているように、家計の消費支出に対する課税割合は九割であり、売上税の倍であります。

 人間の命を維持する上で、欠くことの出来ない水や食糧は、非課税にするか、軽減税率にするのが世界の常識であり、生きるための水、食糧にも一律に課税する国など、世界で大型間接税を導入している六十数カ国のうち、ニュージーランドだけだといいます。更に、お産の費用にまで税金が掛けられます。ヨーロッパでは尊い命のお産には、当然のごとく非課税となっております。婦人が消費税に強く反発しているのも当たり前であります。又、情報文化に欠くことの出来ない心の栄養である新聞、雑誌、書籍なども一律課税です。これもニュージーランドだけであります。このように、生計に必要なすべてに税金を掛けるなど、それこそ世界に例のない、最悪の大型間接税、消費税であるのであります。

 又、課税最低限以下の低所得者世帯や生活保護世帯、母子世帯、年金生活者など、このような世帯には減税の恩恵がほとんどありません。ところが、消費税が導入されますと、当然三%の税金が課せられるのであります。減税の恩恵を受けず、最低の生活に新たに課税されるのは、長野市では生活保護世帯で約九千九百人、母子世帯では約三千九百人など、ぎりぎりの生活に掛けるもので、公平、公正とはとても言えないものです。

 さて、自民党や竹下内閣は、福祉のため、高齢化社会のための財源づくりに消費税を充てるのだというふうに言っております。本当に福祉のことを考えているなら、なぜ厚生年金の受給を延ばすのか、お年寄りの医療費を無料にしてもいいはず、保育料も国保料も短期間に大幅に引き上げられ、福祉はどんどん後退させられているのです。福祉のため、高齢化社会のためなどはとても信じられません。九月議会の最終日に、私の発言のうち、自民党渡辺政調会長の発言の引用部分が議事録から削除されましたが、改めて渡辺発言を思い、自民党の福祉の冷たさには憤りさえ感じるものであります。

 この消費税は、市財政への影響も大きいことは再三強調しているところですが、我が党市議団の試算では、国の所得税、法人税、酒税の減収による地方交付税の落ち込みで、長野市の財源不足は見込みで三十五億九千万円、地方間接税の廃止による減収は、六十三年度予算で電気、ガス税など二十六億五千万円。市財政の歳出増の影響は、一般会計のうち、普通建設事業費で物件費、維持補修費、災害復旧費など十四億二千万円。特別会計の歳出増三億四千万円で、全体では約八十五億円という負担の増となります。このように、市財政への影響は極めて大きく、この点でも市民への負担増を考えれば、消費税の導入には反対をすべきであります。同時に、何よりも重要なことは、三十四万市民全体で百七十億円の大増税であります。市民生活を守る立場から消費税の導入には反対の態度を鮮明にすべきであります。

 さて、この消費税の導入の狙いであります。一つは、軍事費の財源づくりにあります。竹下首相は国際社会に貢献すると言い、安倍幹事長は税制安保を強調しました。ブッシュ次期大統領はレーガン大統領と同様に、軍事費と戦略援助でGNP三%にせよと、強く要求をしてまいりました。この要求にこたえるためのものであります。もう一つは、大企業の減税の財源を作るということであります。

 さて、次に問題になりますのは、三%の税率がこれで済まずにどんどん引き上げられていくということであります。歯止めなき税率で、一〇%、二〇%の引き上げも、法案さえ可決をしてしまえば、自由ということになってしまいます。

 このような国民の暮らしに役に立たない税制改革は、どうしてもやめさせるべきであります。しかも、自民党は大平内閣時代、国会決議までして一般消費税は導入しませんと固く約束をしておりました。又、衆参同時選挙では、自民党の八割の議員が大型間接税反対の公約をしていました。自民党が自ら導入しないと約束をしていたものを、導入するとなれば当然公約違反であります。国会を解散をし、総選挙を行うのが筋であります。

 しかも、この消費税は国民世論の七割の人々が反対をしています。民主政治をやろうとするなら、このような世論にこたえるのが道理であります。税特委で単独強行、衆議院でも強行。多数なら何をしてもいい。こんな暴挙で消費税を強行するなど、絶対に許されません。

 昨日は、県下の中で松本二千五百人、長野市でも二千五百人、県下で五千人を結集、消費税反対の大集会が開かれました。あと残された会期はわずかでありますが、市民の暮らしに役立たない消費税を押しつぶす大きな世論がわき起こっているのであります。この世論の声にこたえるべく、消費税導入に反対の請願を継続審議でなく、採択をするよう申し上げ、私の討論を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、総務委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく総務委員会所管の継続審議中の請願第二十一号名称・形式を問わず大型間接税の導入に反対する意見書決議を求める請願、継続審議中の請願第二十二号名称・形式を問わず大型間接税の導入に反対する請願、継続審議中の請願第二十三号名称・形式を問わず大型間接税の導入に反対する請願、以上三件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、総務委員長報告のとおり可決されました。

 次に、福祉環境委員会所管の議案第九十九号長野市保育所設置及び使用条例の一部を改正する条例、議案第百号長野市福祉会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議案第百一号長野市デイ・サービスセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議案第百二号長野市働く婦人の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、以上四件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 福祉環境委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、福祉環境委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の請願第三十八号豊かな保育を求める請願、以上一件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十三番野々村博美君。

   (二十三番 野々村博美君 登壇)



◆二十三番(野々村博美君) 二十三番野々村博美でございます。

 日本共産党市議団を代表して、請願第三十八号豊かな保育を求める請願を不採択とした委員長報告に反対の立場から討論いたします。

 今、保育所は、働く婦人が増えている中で、安心して働くことが出来る婦人の働く権利を保障し、又、子供たちの成長に欠かすことの出来ない社会性や協調性、人への思いやりや豊かな感受性、そして寒い冬の日でもたくましく戸外で遊ぶことの出来る健康な体を集団の保育の中で、子供たちに与えることの出来る大切な場所であり、地域においてもその役割はますます大きくなっています。今こそ、国及び地方公共団体は児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負うという児童福祉法の全面的な実践が求められています。

 そのためには、まず第一に、保育料を大幅に引き下げることが必要です。既に保育料が高く払えないために、保育園をやめていく人も生まれています。去る十二月六日、請願者の長野市豊かな保育を求める連絡会の皆さんによる福祉部長交渉でも、三十六歳の会社員の男性から具体的に家計の報告がありました。手取り十六万円、奥さんがパートで働いて四万円、合わせて二十万円。子供は年中と未満児、保育料はD4ランク、二人合わせて五万円。近々三番目が入所予定で、保育料は七万円になってしまうということでした。家計の中で、保育料は二五%を占めることになります。これが一般的な保育園に子供を預けて働く家庭の経済状況です。長野市の保育料は近隣県の県庁所在都市と比較をしてもとても高いものになっています。大幅な保育料の引き下げをすることは、毎年一万人以上の署名が集まり、請願が出されている事実を見ても、いかに多くの市民の切実な願いであるか、是非とも御理解を頂きたいと思います。

 又、保育料の引き下げと同じ意味を持つ、第二子の保育料の減免率をすべての階層で五〇%にしてほしいという願いも切実です。例えば、Dの十二のランクで現行の七〇%を五〇%に引き下げてもらえれば、一万円の引き下げになるのです。

 次に、六十三年度からは、市民税非課税世帯からも食事代として保育料を徴収しているわけですが、このようなことは福祉宣言都市の名を汚すものです。このことによって、市が得られる収入は、B1階層で月々二十三万六千円、B2階層で月々十九万一千三百六十円で、合計四十二万七千三百六十円という大変わずかな額です。このような弱い者に冷たい政治は、即刻やめ、市民税非課税世帯の保育料は無料にすべきであります。

 又、近代国家では夫婦と子供が一つの家族単位であり、一緒に暮らしていても祖父母とは家計が別になっているのが一般的な家庭です。ところが、保育料は祖父母の収入も合算されて徴収されます。保育料は父母の所得で算出するよう改めて頂きたいと思います。

 又、相続などによって得た固定資産があるからと言って、市民税非課税世帯に保育料を課すことは、全く理解できません。固定資産によって所得が増えるわけではないのですから、無料にすべきと考えます。

 更に、公立保育園の統廃合問題は、定員割れの大きな原因である高い保育料を引き下げ、働く母親のニーズにこたえ、産休明け保育の実施、長時間保育の充実によって防ぐことができます。そのために、パートの保母ではなく、正規の保母職員の増員を行い、定員割れを起こさないよう行政としても最大限の努力をし、保育園の統廃合は住民の合意が得られない限り、実施すべきではありません。

 次に、入所基準についてですが、無職の祖母が同居している場合、六十五歳以下ですと医師の診断書がない限り、適用除外となってしまいます。両親の事情で入所基準を適用するものとし、同居の親族は含めるべきではありません。又、集団の中での保育が特に必要な障害児に対しては、母親の就労に関係なく入所出来るようして頂きたいと思います。又、障害児保育を実施している保育園には、保母の加配をすべきであると考えます。地域に開かれた保育園を作っていくためにも、入所基準を見直し、地域の子育てセンターとして、保育園を発展させていくべきと考えます。

 更に、公立保育園の人件費が私立保育園の六倍ということですが、それだけ私立保育園の労働条件が大変厳しいということであります。市の私立保育園への補助金を大幅に増額し、私立保育園で働く保母の労働条件を改善することは、子供たちに豊かな保育を保障する上で、必要であると強調したいと思います。

 最後に、国の福祉切り捨てを許さず、国庫補助金を元に戻すよう強く国に働き掛けるよう重ねて要望し、議員各位の検討をお願いをし、私の討論を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 福祉環境委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、福祉環境委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の継続審議中の請願第十二号スパイク粉じんを一刻もはやくなくすための請願、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 福祉環境委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、福祉環境委員長報告のとおり可決されました。

 次に、産業教育委員会所管の議案第九十七号昭和六十三年度長野市農業共済事業会計補正予算、議案第百三号長野市立学校設置条例の一部を改正する条例、議案第百四号長野市営運動場条例の一部を改正する条例、議案第百十号土地改良事業の施行について、議案第百二十号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、請願第三十九号アーチェリー射場設置に関する請願、請願第四十号「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願、継続審議中の昭和六十二年請願第四十号古里地区富竹区に大型店進出に関する請願、以上八件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 産業教育委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、産業教育委員長報告のとおり可決されました。

 次に、建設企業委員会所管の議案第百九号市道路線の認定について、議案第百十一号訴訟上の和解応諾について、議案第百二十一号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例、請願第四十一号冬季オリンピック招致に伴い篠ノ井地区に下水道を早期に布設されるよう求める請願、請願第四十二号冬季オリンピック招致に伴い川中島地区に下水道を早期に布設されるよう求める請願、請願第四十三号千曲川流域下水道処理区地元協議促進の請願、以上六件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 建設企業委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、建設企業委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく建設企業委員会所管の継続審議中の請願第三十三号北長野ゴルフ練習場建設反対に関する請願、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 建設企業委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、建設企業委員長報告のとおり可決されました。

 次に、各常任委員会所管の議案第九十六号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 各常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、各常任委員長報告のとおり可決されました。

 次に、決算特別委員会所管の継続審議中の認定第一号昭和六十二年度長野市各公営企業会計決算の認定について、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 決算特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、決算特別委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく決算特別委員会所管の継続審議中の認定第二号昭和六十二年度長野市一般会計、特別会計決算の認定について、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 決算特別委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、決算特別委員長報告のとおり可決されました。

 次に、日程に従い、議案第百十五号教育委員会委員の任命について、本件を議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 議案第百十五号教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。

 これは、来る十二月二十二日をもちまして、現委員の武田みゆき委員が任期満了となりますので、新たに長野市三輪一丁目十六番六号、松橋正子氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定によりまして、提出いたした次第であります。

 詳細につきましては、全員協議会におきまして御説明をいたしましたので、省略させて頂きますが、議会の御同意をお願い申し上げる次第であります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり同意することに決しました。

 次に、議案第百十六号監査委員の選任について、本件を議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 議案第百十六号監査委員の選任について御説明を申し上げます。

 これは、来る十二月二十五日をもちまして、現委員の夏目幸一郎委員が任期満了となりますので、その後任といたしまして新たに長野市大字長野箱清水二千百六番地、石川敏郎氏を選任いたしたく地方自治法第百九十六条第一項の規定によりまして提出いたした次第であります。

 詳細につきましては、全員協議会におきまして御説明をいたしましたので、省略させて頂きますが、議会の御同意をお願い申し上げる次第であります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり同意することに決しました。

 次に、議案第百十七号公平委員会委員の選任について、本件を議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 議案第百十七号公平委員会委員の選任について御説明を申し上げます。

 これは、来る十二月二十六日をもちまして、現委員の鈴木敏夫委員が任期満了となりますので、その後任といたしまして新たに長野市吉田二丁目三十一番八号、土屋一英氏を選任いたしたく、地方公務員法第九条第二項の規定によりまして提出いたした次第であります。

 詳細につきましては、全員協議会におきまして御説明をいたしましたので、省略させて頂きますが、議会の御同意をお願い申し上げる次第であります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり同意することに決しました。

 次に、議案第百十八号固定資産評価審査委員会委員の選任について、本件を議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 議案第百十八号固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。

 これは、来る十二月二十一日をもちまして、長野市稲里町下氷鉋五百七十一番地、塚田隆則委員が任期満了となりますので、その後任といたしまして、再度、同氏を選任いたそうとするものであります。

 塚田氏は、昭和二十一年長野市役所に就職され、厚生課長、調査役、篠ノ井支所長、生活部長の要職を務められ、現在、更北地区区長会長、固定資産評価審査委員会委員として、御活躍されておられる方でありまして、その人格、識見から申しまして、本市固定資産評価審査委員会委員として、誠に適任と存じますので、選任いたしたく、地方税法第四百二十三条第三項の規定によりまして、議会の御同意をお願いいたす次第であります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件につきましては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり同意することに決しました。

 次に、議員各位にお諮りいたします。本日、市長から提出されました議案第百二十四号固定資産評価員の選任について、本件の取り扱いについては、過般の議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。さよう取り扱うことに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案第百二十四号固定資産評価員の選任について、本件を議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 本日追加提案いたしました議案第百二十四号固定資産評価員の選任について御説明申し上げます。

 これは、現評価員であります小泉兵次郎氏から、去る十二月十四日、一身上の都合により辞任いたしたい旨の届出がありましたので、後任といたしまして長野市大字大豆島七千六百五十一番地、田中正氏を選任いたしたく、地方税法第四百四条第二項の規定によりまして提出した次第であります。

 詳細につきましては、全員協議会におきまして御説明をいたしましたので、省略させて頂きますが、議会の御同意をお願いいたす次第であります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 お諮りいたします。本件につきましては、質疑、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり同意することに決しました。

 次に、諮問第四号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、本件を議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 諮問第四号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。

 これは、来年三月三十一日をもちまして、任期満了となります高野三幸委員及び宮沢惠佐登委員の後任といたしまして、新たに長野市大字安茂里五百二十六番地百六十三、吉田武夫氏、及び長野市七二会戊三千九百八番地、石坂公男氏をそれぞれ推薦いたしたく、人権擁護委員法第六条第三項の規定によりまして提出いたした次第であります。

 吉田氏は、昭和十四年長野県庁に就職され、この間、秘書課長、人事委員会事務局長、住宅供給公社常務理事、長野県県民文化会館館長代理等の要職を歴任され、現在、長野県日中友好協会副理事長、長野市日中友好協会理事長、明るい社会づくり運動長野県協議会副理事長、明るい社会づくり運動北信ブロック会長等の要職を務めておられる方であります。

 石坂氏は、昭和二十年七二会村役場に就職、以来本市職員として勤務され、この間、七二会村収入役、長野市七二会支所長を歴任、その後七二会公民館館長等地域で活躍され、現在、七二会地区区長会長の要職を務めておられる方であります。

 御両氏とも、人格、識見高く、地域住民の信望が厚く、人権擁護について理解を持たれておりまして、誠に適任と存じますので推薦いたしたく、議会の御同意をお願いいたす次第であります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件につきましては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(今井良雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり推薦することに決しました。

 次に、議員各位にお諮りいたします。本日、市長から提出されました議案第百二十二号及び議案第百二十三号、以上二件の取り扱いについては、過般の議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。さよう取り扱うことに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案第百二十二号及び議案第百二十三号、以上二件、一括議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 助役山岸君。

   (助役 山岸勲君 登壇)



◎助役(山岸勲君) 本日、追加提案いたしました議案第百二十二号及び議案第百二十三号の補正予算につきまして御説明申し上げます。

 議案第百二十二号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算は、先ほど議案第百十九号及び議案第百二十号で御説明申し上げました職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の改正に伴うものでありまして、給与改定を実施するための所要額一億四千百九十二万五千円を追加するものであります。財源は、地方交付税を充てるものであります。

 次に、議案第百二十三号昭和六十三年度長野市葬儀公営特別会計補正予算は、給与改定に伴うものでありまして、所要額三百四十七万九千円を追加するものであります。

 何とぞ御審議の上、御決定を頂きますようお願い申し上げます。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 続いて、各議案の質疑を行います。

 議案第百二十二号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第百二十三号昭和六十三年度長野市葬儀公営特別会計補正予算。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 以上で、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本件につきましては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 議案第百二十二号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算、議案第百二十三号昭和六十三年度長野市葬儀公営特別会計補正予算、以上二件、原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議長の手元に議会第二十二号から議会第二十七号まで、以上六件の意見書案が提出されております。

 お諮りいたします。以上の各議案につきましては、この際、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。さよう取り扱うことに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 初めに、議員小山章夫君から提出の議会第二十二号県立看護婦等養成(教育)施設の招致に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者小山章夫君の説明を求めます。

 三十四番小山章夫君。

   (三十四番 小山章夫君 登壇)



◎三十四番(小山章夫君) 三十四番小山章夫でございます。

 私から、議会第二十二号県立看護婦等養成(教育)施設の招致に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配付されております案文の朗読により説明に代えさせて頂きます。

 県立看護婦等養成(教育)施設の招致に関する意見書(案)

 近年、人口の急速な高齢化、疾病構造の変化、医学医療技術の進歩等保健医療を取り巻く環境は、大きく変化しております。看護職に対しても、高度医療等に対応出来る質の高い知識及び技術の習得が求められております。このようなとき、長野県保健医療計画の中で、看護婦等養成(教育)施設の充実について展望を示され、検討が進められておりますことに心から敬意を表するとともに、その早期実現を望むものであります。

 長野市におきましては、高度医療を目指した公的医療施設を中心に、保健、医療、福祉等が連携する施設整備を計画し、準備を進めているところであります。つきましては、長野県が検討している高度な看護婦等養成(教育)施設を是非長野市に設置されますよう地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

 あて先は、長野県知事であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員宮崎一君から提出の議会第二十三号北陸新幹線の昭和六十四年度本格着工等に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者宮崎一君の説明を求めます。

 四十二番宮崎一君。

   (四十二番 宮崎一君 登壇)



◎四十二番(宮崎一君) 四十二番宮崎一でございます。

 私から、議会第二十三号北陸新幹線の昭和六十四年度本格着工等に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配付されております案文の朗読により説明に代えさせて頂きます。

 北陸新幹線の昭和六十四年度本格着工等に関する意見書(案)

 北陸新幹線は、上信越及び北陸地方の中核都市を経由し、首都圏と近畿圏を直結する基幹鉄道であり、東海道新幹線の代替機能を果たす極めて重要な路線であります。特に旅客需要、収支採算性及び地域経済効果に優れるばかりでなく、二十一世紀の国土の創生に最も有効なプロジェクトであります。

 去る八月末政府・自民党の合意に基づき、北陸新幹線整備計画はすべて維持されることを前提として「着工優先順位第一位に高崎〜長野間」が決定されたことは沿線住民の喜びであり、一九九八年長野冬季オリンピック招致実現のためにも意義深く、感謝に堪えません。

 よって政府におかれては、「昭和六十四年度高崎・軽井沢間の着工実現」と、東日本旅客鉄道株式会社が廃止の意向を表明した信越本線の「横川・軽井沢間」は、地域住民に必要不可決な生活路線であることを認識され、下記の事項の実現を強く要請し、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

            記

一、昭和六十四年度高崎・軽井沢間本格着工の建設費を大幅計上すること。

二、一九九八年長野冬季オリンピック招致実現のためにも、整備計画による長野〜軽井沢間を昭和六十四年度本格着工すること。

三、長野以北ルートを整備計画どおりにより早急に具体化すること。

四、財源問題について地方財政を圧迫しないよう配慮すること。五、信越本線の横川・軽井沢間の存続を図ること。

 あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、運輸大臣、自治大臣、内閣官房長官、総務庁長官であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員若林佐一郎君から提出の議会第二十四号リクルート疑惑の完全解明等に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者若林佐一郎君の説明を求めます。

 十五番若林佐一郎君。

   (十五番 若林佐一郎君 登壇)



◎十五番(若林佐一郎君) 十五番若林佐一郎でございます。

 私から、議会第二十四号リクルート疑惑の完全解明等に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配付されております案文の朗読により説明に代えさせて頂きます。

 リクルート疑惑の完全解明等に関する意見書(案)

 今国会において、いわゆるリクルート疑惑の問題は、大きな議論を呼びながら、いまだその全容は解明されず、国民の政治不信に発展しています。国民は、この疑惑の解明と政界、官界等一部の者が特別な利益を受けることのないよう制度の確立を強く望んでいます。

 よって政府におかれては、この際リクール疑惑を完全に解明するとともに、その防止対策を講ずることにより、国民の政治に対する信頼を回復するよう強く要請し、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、法務大臣、大蔵大臣であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員平瀬忠義君から提出の議会第二十五号交通事故防止対策の強化徹底に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者平瀬忠義君の説明を求めます。

 四番平瀬忠義君。

   (四番 平瀬忠義君 登壇)



◎四番(平瀬忠義君) 四番平瀬忠義でございます。

 私から、議会第二十五号交通事故防止対策の強化徹底に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配付されております案文の朗読により説明に代えさせて頂きます。

 交通事故防止対策の強化徹底に関する意見書(案)

 近年の道路交通事故による死者数は、昭和五十七年以来毎年連続して九千人を超えています。本年は、特にその増加が顕著となっています。このまま推移すれば、死者数は一万人を超えることが十分予想され、誠に憂慮すべき事態となっています。

 又、長野県下の死者数は、本年既に二百人を超え、このまま推移するとスキーバス転落事故があった昭和六十年を除いて、過去十年間で最悪の事態が予想されます。

 交通事故の未然防止を図り、人と車の調和のとれた安全な道路交通環境実現のための歩道、信号機等交通安全施設の整備、悪質な交通違反者に対する指導・取締まりの強化及び交通安全教育の徹底を図り、各自が初心に返り安全運転を心掛けることが極めて重要となっています。

 よって政府並びに県当局におかれては、緊急を要する交通安全施設の整備については直ちに着手し、その促進を図るとともに、重大事故に直結する悪質危険な交通違反の徹底した取締まりを強化し、国民ぐるみの交通安全思想の高揚・普及に努める運動を展開し、この非常事態ともいうべき難関を突破するため、強力で実効ある施策をより積極的に推進するよう強く要望し、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、文部大臣、運輸大臣、建設大臣、自治大臣、内閣官房長官、国家公安委員会委員長、総務庁長官、警察庁長官、長野県知事、長野県公安委員会委員長であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員柳沢正恵君から提出の議会第二十六号老人福祉対策の充実・強化を求める意見書(案)を議題といたします。

 提出者柳沢正恵君の説明を求めます。

 二十六番柳沢正恵君。

   (二十六番 柳沢正恵君 登壇)



◎二十六番(柳沢正恵君) 二十六番柳沢正恵でございます。

 私から、議会第二十六号老人福祉対策の充実・強化を求める意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配付されております案文の朗読により説明に代えさせて頂きます。

 老人福祉対策の充実・強化を求める意見書(案)

 昭和三十八年に老人福祉法が制定され、二十五年を経過しました。今日では、我が国の人口構造は、平均寿命の伸長と出生率の低下によって高齢化が一段と進み、六十五歳以上の高齢者が九人に一人という状況になっています。このような人口の高齢化と核家族化の進展により、老人福祉サービスの需要は急増するとともに、その内容も高度化、多様化してきています。

 よって、政府は下記の措置を速やかに実施し、老人福祉対策の充実・強化を図るよう、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

            記

一、高齢化社会への体制を確立するため、国として総合的に高齢化社会問題を扱う専門的な機構の設置を図ること。又、高齢化社会ビジョンを策定し、高齢化社会のあるべき姿、その実現の方途を明確にすること。

二、特別養護老人ホームの増設を図るとともに、医療施設と特別養護老人ホームとの中間施設(老人保健施設)及び特殊介護老人ホーム等の整備拡充に努めること。特に、痴呆性老人の増加傾向に対応して、医療機関に特別病棟の設置を図ること。

三、在宅介護を充実するため、サービス体制の確立を図るとともに、ホームヘルパー・看護婦等のマンパワーの育成と増員対策を強化すること。又、介護者の質の向上のためケア・ワーカーの養成確保に努めること。更に、短期保護等の事業拡充と訪問看護制度の整備により、家庭の介護負担を軽減すること。「介護休暇」制度の創設を推進すること。

 あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、厚生大臣であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員山本和男君から提出の議会第二十七号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者山本和男君の説明を求めます。

 二十五番山本和男君。

   (二十五番 山本和男君 登壇)



◎二十五番(山本和男君) 二十五番山本和男でございます。

 私から、議会第二十七号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配付されております案文の朗読によって説明に代えさせて頂きます。

 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)

 義務教育費国庫負担制度については、昭和六十年度予算において旅費・教材費が除外され、六十一年度予算では恩給・共済費の負担率が引き下げられ、六十二年度予算では共済長期給付金と地方交付金不交付団体への退職手当が削減されたところであり、更に来年度予算編成において公立小中学校事務職員、学校栄養職員の給与費に対する国庫負担の適用除外が検討されることが懸念されます。

 義務教育費に対する国庫負担制度は、義務教育の水準の維持と機会均等化及び地方財政の安定のため国が財源を保障するとの趣旨で確立されたものであり、この国庫負担制度を縮小することは義務教育行政の円滑な推進に重大な影響を及ぼすものがあります。

 よって、本年度予算編成に当たり、義務教育の水準確保と地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度の現行水準を維持するよう強く要望し、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣であります。

 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(今井良雄君) 以上で、説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。本件に関しては、委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(今井良雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 これをもって本定例会に提出されました案件は全部終了いたしました。

 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 本定例会は、去る六日開会以来、議員各位には何かと御繁忙な折りにもかかわらず、終始御熱心なる審議を賜り、又この間における議会運営につきましても、円滑なる議事進行に御協力を頂き、本日ここに十四日間の会期を閉じますことに対し、衷心より厚くお礼を申し上げます。

 さて、長野市にとりまして本年は特に大きな災害もなく、余日を残して平穏に暮れようとしております。又、本年は殊に長野市の将来を占うべき大型プロジェクトのめどが幾つか進展した年でもありました。その一つには、一九九八年冬季オリンピック国内候補都市決定であり、御同慶に堪えないところでありますが、このことは吉村知事、塚田市長を中心に、県民・市民挙げて招致運動を展開した成果であり、本市議会も、又、招致議連を結成し、手弁当で各方面へ東奔西走して、招致要請をした結果でもあると自負いたしているところであります。

 又、九月一日未明、整備新幹線のうち、北陸新幹線の高崎・長野間がその優先順位が第一位になり、昭和六十四年着工に決定したことであり、更に、高速道は長野自動車道、上信越自動車道の本市にかかわる用地買収契約がすべて調印出来たことであります。これらにつきましては、市長初め、理事者、議員各位並びに関係されました多くの皆様の御協力、御支援の結果でありまして、深く感謝を申し上げる次第であります。

 さて、新しく迎える年は、本定例会でも各議員から御提唱がございましたとおり、冬季オリンピックにつきましては、早期の閣議了解を経て、いよいよ施設整備の促進にあわせまして、国・県・市一体となって、国際競争に打ち勝つため、大きな運動展開を進めなければなりません。又、新幹線につきましても、最大課題であります軽井沢・長野間の本格新幹線への決定に向けて、力強い要請活動を進めていかなければならない重大な年と考えております。

 以上、市政が抱える重要かつ緊急課題が山積している折りから、市理事者各位におかれましては、本定例会における種々論議されましたことも参酌され、真摯な態度で新年度予算編成に当たられ、行政運営に取り組まれんことを強く望むものであります。

 寒さますますつのる折り、議員並びに理事者各位におかれては、いよいよ御健勝にて御精進を賜りますようお願い申し上げ、良いお年を迎えられますことを祈念して、閉会のごあいさつといたします。

 市長より発言を求められておりますので、許可いたします。

 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 十二月定例市議会の閉会に当たりましてごあいさつ申し上げます。

 昭和六十三年度長野市一般会計補正予算を初め、条例その他重要案件につきまして、終始御熱心に御審議を頂き、それぞれ御決定を賜り、心から御礼を申し上げます。

 審議の際に、議員の皆様から寄せられました御意見、御要望等につきましては、執行に当たり十分に配慮をいたしまして、市政運営に万全を期してまいりたいと存じます。

 さて、この一年の市政を顧みますと、本市の十大ニュース第一位にあります一九九八年冬季オリンピック国内候補都市の決定という大きな節目があり、アスペン・ミュージック・フェスティバル長野’88プレリュードなど、国際的なイベント、長野卸売市場などの開設、北陸新幹線高崎・長野間の優先着工の決定、上信越自動車道における用地の基準買収単価の調印が完了するなど、市政も着実に進展を遂げてまいりました。

 特に、冬季オリンピック招致につきましては、議員の皆様の県内外への精力的な招致活動と、市民の皆様を初めとして、県民挙げての御協力を頂き、更に、全国各地から寄せられました温かい御支援が実を結び、六月一日の決定となったのであります。改めてここに心から御礼を申し上げます。

 二十一世紀直前に、長野で開く世界最大のスポーツの祭典、冬季オリンピックが世界平和の礎となるよう力強く招致活動を進めてまいりたいと、決意を新たにいたしております。

 一九九一年、バーミンガムで開催されるIOC総会に向けて、アメリカ、スペイン、スウェーデン、西ドイツの国々が、一九九八年冬季オリンピック招致に乗り出すようであります。オリンピック招致への道は厳しいけれども、夢と希望を持って、市民・県民の皆様お一人お一人の結集された力で招致を勝ち取りたいと存じます。一層の御支援、御協力を切にお願い申し上げます。

 次に、国の来年度予算編成は、税制改革関連法案の国会審議が年末まで行われますことから、越年が必至となってまいりました。国庫補助負担率の復元問題、整備新幹線建設に伴う財源問題等の重要案件の決着も、予算編成と同様に年を越すことが予想されております。本市におきましては、昭和六十四年度予算編成に当たり、健全財政への堅持に努め、市民要望に十分配慮し、長野市総合基本計画、市長公約等を柱として、特に、公共事業など投資的部門につきましては積極的に取り組み、市民福祉の向上に努め、活力ある豊かな都市づくりを目指してまいります。

 次に、私は、第十六回冬季オリンピック開催都市、アルベールビルにおいて、IOC理事会及び国際冬季競技連盟連合合同会議が開催されますので、IOC理事と冬季競技団体の役員に対しまして招致活動を進めるため、来年一月二十一日から約一週間、フランスを訪問いたす予定であります。この間、留守にいたしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 議員の皆様には、重要な問題が山積いたしましたこの一年を、長野市発展のため絶大なる御尽力を賜り、深く感謝申し上げます。本年もいよいよ押し迫り、寒さ厳しき折りから、議員の皆様には切に御自愛くださいまして、御健勝でより良き新春をお迎えくださいますよう祈念申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。



○議長(今井良雄君) 以上で、昭和六十三年十二月定例会を閉会いたします。

   午後 三時五十八分 閉会



 地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。

  平成元年三月六日

  議長      今井良雄

  副議長     高川秀雄

  署名議員    轟正満

  署名議員    町田伍一郎