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長野県 長野市

昭和63年  6月 定例会 06月15日−04号




昭和63年  6月 定例会 − 06月15日−04号







昭和63年  6月 定例会



昭和六十三年六月十五日(水曜日)

 出席議員(四十四名)

  第一番      北野隆雅君    第二番      戸津在雄君

  第三番      根岸元宏君    第四番      平瀬忠義君

  第五番      伊藤治通君    第六番      高橋宏君

  第七番      小池例君     第八番      高野久夫君

  第九番      高川秀雄君    第十番      竹内平一郎君

  第十一番     小山岑晴君    第十二番     轟正満君

  第十三番     町田伍一郎君   第十四番     玉井孝雄君

  第十五番     若林佐一郎君   第十六番     金井六郎君

  第十七番     藤沢敏明君    第十八番     青木誠君

  第十九番     村田武君     第二十番     山岸勉君

  第二十一番    笠原隆一君    第二十二番    中島邦雄君

  第二十三番    野々村博美君   第二十四番    原田誠之君

  第二十五番    山本和男君    第二十六番    柳沢正恵君

  第二十七番    甲田孝雄君    第二十八番    近藤秀勝君

  第二十九番    越野要君     第三十番     加藤一雄君

  第三十一番    中沢正美君    第三十二番    戸谷春実君

  第三十三番    横田友治郎君   第三十四番    小山章夫君

  第三十五番    入山路子君    第三十六番    今井良雄君

  第三十七番    市川昇君     第三十八番    大井友夫君

  第三十九番    竹内久幸君    第四十番     内山国男君

  第四十一番    和田伴義君    第四十二番    宮崎一君

  第四十三番    三上孝一郎君   第四十四番    松木茂盛君

 欠席議員(なし)

 説明のため会議に出席した理事者

  市長         塚田佐君   助役         山岸勲君

  収入役        岡村修君   教育長        奥村秀雄君

  公営企業管理者    峯村富太君  総務部長       清水営一君

  企画調整部長     夏目貞美君  財政部長       奥元護君

  生活部長       井上脩君   福祉部長       内田一良君

  環境部長       小島武彦君  農林部長       青木友雄君

  商工部長       戸津幸雄君  建設部長       小林宏君

  都市開発部長     内田将夫君  職員研修所長     小林丈志君

  市街地整備      野村嘉雄君  水道部長       野村嘉照君

  事務局長

  下水道部長      滝沢繁君   消防局長       高野覚君

  教育次長       丸山義仁君  教育次長       新井好仁君

  農業委員会会長    田中忠雄君

 職務のため会議に出席した事務局職員

  事務局長       井上栄一君  事務局次長      宮本武君

  事務局次長      荒井健吉君  兼総務課長

  兼議事課長             議事課長補佐     江守毅行君

  議事係長       中沢潤一君  主事         柳沢宏行君

  主事         小川一彦君  総務課主幹      宮下富夫君

  調査係長       小柳重信君  兼課長補佐

  主事         柄澤顕司君  主査         松木仁君



   議事日程

一、一般質問(個人)

一、請願書の提出

一、各議案質疑

一、委員会付託



   午前 十時七分 開議



○議長(今井良雄君) ただ今のところ本日の出席議員数は三十二名であります。よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 初めに、議員各位にお諮りいたします。議員越野要君から去る十三日の一般質問の発言中、一部取り消しの申し出があります。取り消しの部分は「−−−」の部分であります。この取り消しの申し出を許可することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、議員越野要君からの発言の一部取り消しの申し出を許可することに決しました。

 一昨日に引き続き、市行政事務一般に関する質問を行います。

 発言の通告がありますので、順次質問を許します。

 四十一番和田伴義君。

   (四十一番 和田伴義君 登壇)



◆四十一番(和田伴義君) 四十一番和田伴義でございます。

 私は既に通告してある順序に従って御質問してまいります。

 まず最初に、社会福祉を担う人材養成についてであります。本市は昭和五十二年十月九日、福祉都市宣言をいたしました。ここでその宣言の全文を申し上げてみたいと存じます。

 健康で、文化的な生活を営むことのできる明るい福祉社会をだれもが望んでいる。私たち長野市民は、人間愛に満ちた思いやりと、相互扶助に基づくいたわりの心を養い、豊かで明るい長野市を築くため、ここに福祉都市の宣言をする。

 一市民の知恵と、すべての力を集め、人間性豊かな福祉都市の実現に努めよう。

 一人と人との触合いを大切にし、一人一人が生きがいを持てる福祉の町づくりに努めよう。

 一親切心と、いたわりの心が行き渡る、心の福祉の輪を広めよう。

 以上のとおりであって、誠に立派で格調の高いものでございます。ところが大切なことは、この宣言を内容豊かなものにし、実質の伴うものにしなければならないということであります。

 最近の傾向は、人口の高齢化、生活水準の向上、婦人の社会進出、価値観の多様化などにより、国民は社会保障に対してこれまでよりも多くの、又、多様なサービスの提供を求めるようになってきております。これに伴い社会福祉の施策の方向もこれまでの医療保障、所得保障制度中心の給付と負担の均衡のための施策だけでなく、次第に保健・医療・福祉等の社会サービス供給体制の整備のための施策に重点が置かれつつあります。

 したがって、対人サービスが中心であるという点に特色があり、そのためには制度面での改革を進めていくとともに、サービスの直接の担い手である人材の量の確保と質の向上が重要になってくるのであります。これらの人材は、高度の専門的知識、技術を有し、公的資格として確立している医師、看護婦等の専門職としてサービスを担っている人々、保健所、福祉事務所等の行政機関に保健や福祉の担当者として勤務する人々、社会福祉施設等に従事して、日々入所者の生活の援助を行っている人々、地域において自主的な活動によって要援護者の力になろうとしている人々など、実に幅広い層の人々からなっております。

 六十二年版の厚生白書によれば、現在法律で職種や資格の定められている社会保障関係業務は、医師、看護婦、福祉施設の職員など約四十種あり、その総数は約三百二十五万人、労働力人口の中で十八人に一人であるとしており、それが十二年後の二〇〇〇年には高齢者の増え方などから約四百七十二万人が必要と見込まれ、あと百五十万人を確保しなければならないというのであります。この中には医師、歯科医師のように既に過剰ぎみになっている職種もありますが、看護サービス、介護サービスの分野では不足が見込まれております。殊に寝たきり老人や痴呆性老人は現在それぞれ約六十万人ですが、二〇〇〇年にはともに百万人を超えると予想しております。

 以上のような傾向は、もちろん長野市も同様で、これらの人たちを対象にした家庭奉仕員、家庭介護者、福祉ボランティアはもちろんのこと、高齢化社会に向けて福祉を担う高齢者の保健指導員、痴呆性老人処遇技術者、老人ホームなどの寮母、更に、身体障害者などの職業訓練指導員、児童福祉指導員などなどの人材養成を今から手がけなければならないと思うのであります。

 そこで、お尋ねいたしますが、一つ、現在、御苦労されておるこれらの人々の再教育、技術習得、研修等はどのように行われているのか、お答え頂きたいと思います。

 二つ、一般の市民に参加してもらって、新たに地域福祉を担うようにする方策をどのように考えておられるのでしょうか。

 三つ、常識的な社会福祉論や介護技術、健康と食事、福祉制度、精薄者の更生訓練、保健体操、レクリエーションなどをやや系統的に学ぶ市民福祉学校を開設し、広く人材を求めて地域福祉のリーダーを養成したらよいと思うのですが、お考えをお聞きいたします。

 次に、松代地区の都市計画街路についてであります。今までの松代地区の都市計画街路は、昭和四十一年埴科郡松代町が長野市に合併するときに画したものですが、以後、高速道時代到来ということと、インターパーキングエリアが建設されることによって大幅に見直しを迫られるようになりました。私から言うまでもなく、都市計画街路は人口及び産業の都市集中に伴う道路交通需要に対処するため、市街地周辺地域の開発及び中心部における再開発と並行して整備されるべきであり、松代地区は当面、既成市街地内交通の円滑化を図るための街路の整備と中央自動車道、関越自動車道などの広域幹線交通ルート計画との有機的結合が重要と思うのであります。

 市当局がこのような視点で、松代の都市計画の全面変更には温かい御配慮を示されてきたことに対し、深く感謝申し上げるとともに、これからもよろしくお願いいたします。

 さて、都市計画街路の見直しの問題ですが、地元松代においては、各種団体との協議が六十二年度中に終わり、なお、商業近代化推進委員会をつくって、商業区域の各町においては、その具体的方法をお互いに探っている状況であります。松代は長野市観光の中心と言われておりますが、又、道路が狭いという不評もかっているのであります。何としても観光のメッカにふさわしく、道路をよくしようと、地区市民は努力しておりますことを御承知の上、次の質問にお答え頂きたいと思います。

 一つ、県との事前協議が行われるころと思いますが、その状況はどうなっているのでしょうか。

 二つ、このことに関して、市民の要望・意見を正式に聞く必要がありますので、ここで地元の公聴会を開いたらいかがでしょうか。その用意があるかどうかお尋ねいたします。

 次に、集落内の生活雑排水の排水についてお尋ねいたします。これに関連して一昨日柳沢議員が質問しており、市側から答弁がありましたが、六十二年度までの調査結果では水域の汚濁がひどく、国の事業採択になる箇所が三月定例会答弁の二十九地区を訂正して、二十四地区とのことです。私はこの数は少し多いという感じを持っていますが、考えてみれば、生活雑排水によって用水が汚濁して、下流の水田等の農作物に公害を与えているところは、市内にこれくらいあるのは当然だとも考えるのであります。

 又、このような箇所のほかに集落内に水路がなくて、生活雑排水を家の周りに掘った穴に入れて浸透させたり、雨量の多いときに長時間あちらこちらに水溜まりができて歩行に支障を来す地域も多いと思うのであります。私は、このようなところの排水対策を市に真剣に考えて頂きたいことを強く訴えるものであります。

 農業集落排水事業といっても上述のような二つのタイプに分けたいのですが、このことについてお尋ねいたします。

 一つ、市は調査結果の中に、二十四カ所の事業採択箇所があると言われましたが、松代地区内は何箇所か、又、今後どのような手順で具体的に着工されるのでしょうか。

 二つ、松代町寺尾に水路がなくて生活雑排水などを自然浸透させているところがありますが、これに対して市に打つ手はないのでしょうか。

 以上で私の質問は終わります。時間がありましたら、再質問させて頂きます。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 和田議員の御質問にお答え申し上げます。

 最初に、二十一世紀に向けての高齢化時代、福祉社会における人材養成をどのように取り組んでいく決意かと、こういう観点から多項目にわたり、御質問頂いたわけでございますが、御指摘のとおり、これからいよいよ高齢化社会が到来するわけでございまして、長野市も全国平均より高齢化率が進んでおるわけでございますし、それだけお互いに長寿、長生き出来ると、こういう中で、まず健康で長生きをする、そういう健康づくり、又、寝たきりや福祉の必要な場合における適切な福祉行政と、そういうものをなお一層強めていかなければいけないわけで、鋭意努力をしておるわけでございますが、御指摘のようにその中で人材養成は非常に大切な部門でございまして、二〇〇〇年には四百七十二万人、御指摘のとおりの大勢の福祉に従事する皆さんが必要でございますので、長野市におきましても、人材養成にはいろんな方法で相努めていきたいと考えておる次第でございまして、市民皆がこれからの高齢化社会を担う一人一人の義務、責任というものをやはり自覚していくことが必要ではないかと、そういうことで市民総ぐるみの、市民総参加の高齢化社会へ向けての人材養成を図ってまいりたいと考えておるところでございます。

 特に、学校での福祉教育もなお一層充実していかなければいけないと思っておる次第でございまして、今の若い世代が成人に達するころには、日本も世界で初めてのスピードでの高齢化社会へ突入することでございますので、なお一層、そういう福祉の心というものが、子供のころから培われていることが必要でございますし、又、成人の皆さんにも成人学校、あるいはいろんな学習の場で福祉の心をお互いに持って頂くと、ボランティアでも参加して頂く、そういう気風づくりをしていきたいと考えておりますが、具体的に長野市で今までやって、今後も充実していきたいと考えている事業につきましては、今年は訪問看護指導事業を始めておりまして、在宅のお家におられる未就業の看護婦さん、保健婦さんの再教育をして頂いて、訪問看護指導事業を取り入れておる次第でございますし、なお一層又、確立していきたいと考えております。

 又、六十二年につくりました、これからの高齢化時代へ向かっての健康体操も大いに研修会や普及を図っていくんですが、そのための普及指導員の養成を今しておるところでございます。

 又、寝たきりの方、痴呆性老人の方のいろんな福祉のお手伝いをするための研修会も、数多く持つようにしていかなければいけないと思っておりますし、すこやかリーダーという名称で、本年度から新規事業としては地域の保健指導者になって頂く方に講座を受けて頂いて、三カ年で約十回ぐらいの講座で一年に四十時間、三カ年で百二十時間の講座を終了した方に地域の保健指導者として、地域の保健のリーダーとして活躍して頂くように、そういう新規事業も今年から始めておるところでございますし、障害者、児童、老人等の福祉施設の生活指導員、それから寮母の皆さん方の研修会をなお一層充実していきたい。そのように取り組んでおります。

 又、家庭奉仕員の研修といたしましては、新規の新任者の方は七十二時間、一年間で研修会を持っておりますし、今までの方には年間三十六時間の常に勉強会をもって、この人材養成を図っておる。又、お宅におられる高齢者の方、寝たきりの方を介護しておられる家庭介護で大変御苦労をして頂いておる方には、家庭介護のリフレッシュ事業を年二回しておりまして、家庭介護の皆さんのなお一層の勉強会も充実していきたいと考えております。

 又、ボランティアで市民の皆さんが大勢参加して頂くために社協会館をボランティアセンターといたしまして、ボランティアの養成を今図っておるところでございまして、大勢のボランティアの方の参加があるわけでございますので、なお一層ボランティアの講習をいたしまして、大勢の市民の皆さんにボランティアとして参加して頂くと、そのように考えておりますし、六十二年度から制定されました新しい資格の社会福祉士及び介護福祉士の、この新しい制度の資格を取得する人を増やしていくように、いろいろ市としても施策をして援助、助成なり、そういう機会を増やして社会福祉士、あるいは介護福祉士の資格取得を大勢の皆さんに取って頂くようにしていきたいと考えております。

 それから市の社協会館、障害者センター、デイ・サービスセンターやいろいろ老人福祉センター、公民館、働く婦人の家、勤労青少年ホーム、いろんな市の施設で、特に老人憩いの家では新しく講座を持ちまして、いろいろ研修会をしておりますので、老人の憩いの家でも福祉の養成のための講座を開いていきたいということで、各施設で福祉の心が育つ福祉マインドの育つそういう人材養成の講習会、研修会、勉強会を数多く開催いたしまして、市民の皆さんに福祉の心を持って、これからの高齢化時代を乗り越える、そういう心構えを持って頂くように、そして又、専門的な技術も身につけて頂くように、質量の向上を図っていきたいと、保健・医療・福祉のいよいよ三者連携を取っていかなければいけない、大事なこれからの時代でございますので、人材養成には積極的に努力をしていくと、こういう方針で取り組んでおる次第でございます。

 又、福祉の学校のようなものということでございますが、なかなか大学立地懇談会でもいろいろ御意見が出てまして、六十七年度から学生が減少する時代、長野市にふさわしいユニークな大学ということで、高齢化時代の福祉の関係の大学ということも非常にいいんではないかと、御指摘も踏まえて、又、福祉学校についても検討させて頂きたいと考えておりまして、福祉社会に向けていよいよ人材養成を長野市といたしましてもしっかり取り組んでいく方針でございます。

 松代地区の都市計画街路につきましては、高速道、又、松代町のこの景観というものを保存しながら、都市計画街路はどうしても必要でございまして、早急に地域の皆さんの御理解、御協力を得なければいけないので、早く公聴会も開いていきたいと考えておる次第でございまして、鋭意取り組んでおりますので、又、地域の皆さんの御協力を頂きながら、都市計画街路の決定をしていきたいと考えておる次第でございます。

 以上私からお答え申し上げました。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君。

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 私から、三点目の御指摘でございます生活雑排水の関係につきまして、建設部にかかわることについてお答えを申し上げたいと存じます。

 どうしても低地部にはこういった現象が見られるわけでございまして、御指摘の松代地区につきましては寺尾、牧島、小島田と、こういう地区は承知をしておるところでございます。これらの対策につきましては既に国庫補助によります団体営のかんがい排水路事業で、幹線水路をやっておるわけでございますが、沿線集落の、今申し上げました各地域の水路の整備、これらは私どもの方の管轄でございまして、その放流先をこの水路に求めると、こういうことで計画しております。

 そういう中で、地域のそういう雑排水を流してよろしいですよと、こういう御同意が得られますようお願いを申し上げる次第でございます。

 以上です。



○議長(今井良雄君) 都市開発部長内田君。

   (都市開発部長 内田将夫君 登壇)



◎都市開発部長(内田将夫君) 松代地区の都市計画道路につきましては市長の方からも御答弁申し上げておりますが、私の方からも御答弁申し上げたいと思います。

 松代の都市計画につきましてはお話のように、町当時に計画決定されたわけでございますが、そのまま現在に引き継がれているわけでございます。この計画につきましては、いろいろ地元の皆さんから御意見があったわけでございますが、その後、長野インター設置等、松代地区を取り巻く産業、経済、交通等の都市環境が大きく変化してきたわけでございまして、この上位計画に基づきまして、高速交通の新しい波と古き歴史の町と調和の取れた観光の町、松代の街づくりのため都市計画の見直しを昭和五十八年から進めてきているわけでございます。

 その中で、長野インターの取り付け道路となります長野真田線の都市計画変更が急がれたわけでございますが、全体見直しに先行しまして、これを進めましてインターの連結申請に必要な部分につきましては、計画変更を関係者の御理解により進めてきたわけでございます。

 しかし、松代町の入り口の一部地域につきましては、なかなか御理解が得られませんで、時間がかかっていたわけでございますが、最近ようやく態勢として見通しがついてまいりましたので、昨年の暮れから本年にかけまして松代地区内の関係団体に改めて説明会を申し上げ、現在、見直し素案の作成のために、国・県の関係機関と技術的な下打ち合わせを行っているところでございます。見直し案策定時より時間が経過しておりますので、国・県の担当者も変わりまして、初めから出直しの状態でございまして、もうしばらく時間を頂きたいと思うわけでございます。

 公聴会につきましては、素案が出来次第、関係地域に説明を一通り申し上げまして、その様子、その結果を見た上で、松代全体にかかわります大きな見直しでございますので、国・県と相談をいたしまして公聴会方式を含めまして、今後の進め方を決めてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 農林部長青木君。

   (農林部長 青木友雄君 登壇)



◎農林部長(青木友雄君) 農業集落排水事業につきましてお答え申し上げます。

 対象地区は、農業振興地域で現在の採択基準に該当すると思われるものは、松代地区では三地区がこの事業で採択可能地区と思われます。今後、これらの事業推進に当たっては、関係部局と協議を要する問題がございます。例えば、基本的なものとしては、受益者負担金の問題、維持管理の方法等、費用を含めた問題が山積しておるわけでございますが、長野市の全体計画の中で、六十五年度事業採択を目標にこれらの問題を協議、調整を図りながら事業実施に向けて努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(今井良雄君) 四十一番和田君。



◆四十一番(和田伴義君) 適切な御答弁どうもありがとうございました。

 特に、市長さんの方からは、人材養成については大分細かくお答え頂き、しかも内容のある御計画のようでありますので、心から御期待を申し上げます。

 それから、三番目の集落内の生活雑排水の排水の問題でございますが、これは私の関係する地区のことでございますが、大分前からこのことについてはお願いをしておるわけでありますが、やはり事業の難しさのためかどうか、遅々として進まないという状況でございます。今、お話がございました団体営の農業排水の水路に入れられるよう地元の承諾を得たいというお話でございますが、もちろん私もその方向で努力はいたしますが、しかし承諾が得られないということも正直考えられるわけでありまして、この辺のことも想定して、市として対応して頂きたいということをお願いを申し上げます。

 その辺、建設部長さん、一言お願いいたします。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君。



◎建設部長(小林宏君) 十分勉強させて頂きます。



◆四十一番(和田伴義君) 全く文字どおりほんの一言で、とにかくこの問題は簡単には……。



○議長(今井良雄君) 建設部長、登壇してください。

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 大変失礼いたしました。お答え申し上げます。

 そうなった場合の対策等でございますが、いろいろ障害があると思いますので、十分勉強させて頂きたいと存じます。



○議長(今井良雄君) 四十一番和田君。



◆四十一番(和田伴義君) くれぐれもよろしくお願いいたしまして、地元の多年の悲願でありますこの問題を解決頂きたいと存じます。ありがとうございました。



○議長(今井良雄君) 十一番小山岑晴君。

   (十一番 小山岑晴君 登壇)



◆十一番(小山岑晴君) 十一番小山岑晴でございます。

 市行政事務一般について、既に通告してある内容で質問いたしますが、その他として三点ほど質問いたしますので、市長並びに理事者の皆様の御答弁をお願いいたします。

 さて、既に御案内のように、一九九八年冬季オリンピック開催国内候補都市として、我が長野市が去る一日指名決定されましたことに対し、県民、市民の皆様の熱意あふれる招致運動のたまものとして、運動に取り組みました一員として、御同慶にたえません。サマランチIOC会長は「オリンピック運動は国際協調の平和運動として、極めて価値あるものである」と説かれております。私たちの招致趣旨の中には「ボランティアが力になります」又、「健康な青少年の育成を目指してスポーツマン精神で世界の人々と交流を深める冬季オリンピックを契機に長野の国際都市化を実現し、国際親善と世界平和に貢献したい」と決意を表しています。「愛いっぱいの出会い・ふれあい」を実現するためにいよいよ世界に向かって力強い招致運動を展開しつつ、施設の建設整備を図っていかなければならないと思います。

 特に、我が長野市は県都長野市であることを深く認識し、県民の願望するところの活性化が図られるように御配慮を望みます。

 私は去る十二日、松木招致議連副会長と上京いたしまして、JOCの三委員を訪問し、謝意を述べるとともに今後の運動にも御指導、御協力をお願いいたしてまいったところであります。市長さんにおかれましても、JOC、又、IOCの皆様を初め、政界関係者に対する御礼、お願いをされておられるわけでありますが、特に昨日は竹下総理とも会見をされ、日本の代表としての準備も着々と進められておるようでありますが、私も世界の中の日本で冬季オリンピックが開催されますよう、一生懸命運動を展開する所存であります。

 そこで、冬季オリンピック関連について数点お伺いをいたします。

 まず、何といっても招致運動のこれからの組織体系はどんなようにするのかということであります。今までは国内レースでありましたので、本県、本市だけの組織でありました。国内候補都市に向けて運動を進めてきた他の三都市はもとより、全国の皆様と国際舞台での招致運動ができますよう、国政レベルの取り組みも必要ではないかと思いますので、お考えをお聞かせ頂きたいと思います。

 次に、施設の建設整備に要する財源については、どのようになるのか、国・県に対し特別な財政措置を働きかけるのか、又、市民に負担にならないよう対策ができるのかをお聞かせ頂きたいと思います。

 次に、施設整備についてお伺いをいたします。去る五日付けの信毎によりますと、県は五輪道路を来年度着工で施設整備についてはIOCの総会が開かれる一九九一年までに全体の三割くらいは完成させたいとしておりますが、三年で三割くらいではスローペースではないかと思われます。市ではどんな考えなのかをお聞かせ頂きたいと思います。

 なお、五輪道路の本市関係の白馬ルートについては去る二月県会でも表明されていましたので、既に県と協議はされていると思われますが、ルート、又、構造等についてお聞かせを頂きたいと思います。

 なお、今後この関係地区への対応についてのスケジュールをお聞かせ頂きたいと思います。そしてボブスレー等の競技が行われる飯綱会場への幹線道路建設についてはどのような予定なのか、お聞きをいたします。

 地附山地滑りによるバードラインの復旧についても六十二年の十二月、又、本年の三月議会でも持ち出されたところでありますが、五輪幹線道路との整合性はあるのか、又、別なものなのか、その後検討されているか、お聞かせを頂きたいと思います。

 又、南長野運動公園開会式場付近に建設予定の都市計画道路、五明西寺尾線の幅員について、国道十八号線より篠ノ井バイパスまでは十八メートルで、篠ノ井バイパスから真田線までは十六メートルという計画になっておりますが、野球場としての将来的展望に立って二十五メートル、四車線くらいにしたらどうか御提案を申し上げます。お考えを頂きたいと思います。

 次に、新幹線についてお伺いいたします。冬季オリンピック招致の上でも重要なポイントとなるわけでありますが、国内候補地決定により八月に予定されている優先着工順位決定に向けては大変有利に前進したのではないかと思われますが、十三日の政府自民党の整備新幹線着工優先順位専門検討委員会は部分着工の検討に入ったと言われておりますが、全線着工、部分着工等の見通しについてお聞かせ頂きたいと思います。

 又、市内の通過地区の対策委員会等への対応についてもお聞かせを頂きたいと思います。

 次に、千曲川流域下水道についてお伺いをいたします。今、下水道は快適な日常生活を送る上で住民の願望であります。特に冬季オリンピック開催に向けて注目の地域でもあります。昨年末に下流区の終末処理場が着工され、六十五年度から供用開始が予定されておるところでありますが、上流区につきましては建設計画の見直しが終了し、事業促進に向けて御努力を頂いておるようでありますが、県当局への強力なる働きかけをお願いし、現在までの経過及び今後の市における進める手順等をお聞かせ頂きたいと思います。

 次に、治水、河川の水害対策についてお伺いをいたします。既に梅雨入りし、去る三日には台風二号の影響にもよります大雨が降り、河川は増水したのであります。本年は昨年と違って降雨は順調でありますし、これからは台風シーズンも迎える季節となります。又、水田の減少、休耕による保水力の低下、水路の三面化、舗装面積の増大により、降った雨水は瞬時にして流れ出るのであります。市では都市排水対策として保水遊水池の確保や浸透性舗装等で大雨時の出水調節対策を頂いておるところでありますが、特にここでは県管理の河川についてお伺いをいたします。

 篠ノ井地区の岡田川は千曲川に注いでおるわけでありますが、千曲川の増水のために水門の閉鎖により沿線地区に水害が発生しておりますので、この雨水の流出の調節、排水に加えて、土砂流出の防止策はできないものか。又、塩崎地区の真ん中を流れる聖川はこれも千曲川に注いでおりますが、千曲川増水時には逆流、あるいは停滞を来し、なお急な流れのため地元では最重点危険水系であります。

 この上流に流水調節機能を持った治水砂防堰堤等が出来ないものか、市の立場で検討をお願いしたいので、お考えをお聞かせ頂きたいと思います。

 次に、大学設置誘致についてお伺いいたします。既に市当局では調査研究がなされておるところでありますが、市内の大学進学希望者の約七割が市外、県外大学等に進学している現状は、経済的のみならず、今後、本市が発展する上でも人材の確保のためにも大学の設置又は学術研究機関の誘致は緊要であります。現状までの経過と今後の取り組みについてお聞かせを頂きたいと思います。

 次に、公園緑地についてお伺いいたします。第二次総合基本計画の中で、緑あふれる自然環境に恵まれ、更に快適な生活環境を築くために、公園緑地の整備と緑化事業を推進する必要があるとして、都市公園法施行令によるところの、市民一人当たり六平方メートル以上という目標に向けて整備を進めておられるが、一層の御努力をお願いいたします。昭和四十年から長野市を緑で包もうというスローガンの下に、四十七年には長野市緑化の推進及び緑の保全に関する条例を制定、六十年、長野市都市緑化基金を設立して緑化木の配付、生け垣奨励補助、保存木、樹林の指定等、緑化事業に取り組んでおられるけれども、この中で道路や千曲川、犀川等の副堤へ緑化木の植樹はできないものか、お聞きいたします。

 又、この実施に当たっては、該当地区内の老人クラブや婦人青少年組織等の団体に当たって頂いたらどうか。なお、希望する地区があったら、苗木の配付等優先的にやって頂けないものか、又、植える木については桜など、花の楽しめるものなど、研究を頂ければと思います。お考えをお聞かせください。

 次に、篠ノ井駅周辺整備についてお伺いいたします。このたび当局の御配慮により駅前通路が整備され、なお駅を起点とした篠ノ井塩崎線の一部、駅付近が開通いたしました。それに伴い一層駅利用が身近なものとなるわけでありますが、日ごとに増える自転車の置き場の問題が悩みとなるわけであります。歩道上、あるいは車道にまであふれるばかりであります。JR社と連携を取りつつ、よりよき方策をお願いいたします。

 なお、駅前のバス、タクシー乗り場に簡単な屋根等を付けて頂けないものか、併せてお願いをする次第であります。

 又、篠ノ井塩崎線の先線については大分住宅の移転等が予想されますが、今後の計画についてお聞かせ頂きたいと思います。

 最後にその他で三点ほどお尋ねいたします。市内には市所有の施設、土地等が多数あるわけでありますが、その管理等については万全を期されておると思いますが、特に体育、スポーツ施設の周囲の除草、草刈り等、運動場ができて困ったというような声も一部聞かれておりますので、どのような対応になっておるのか、お聞かせを頂きたいと思います。

 次に、農林部関係でお伺いいたします。牛肉、オレンジ等農産物の輸入自由化又は水田の減反政策等で農家にとっては大変な時期でありますが、市政の中で鋭意御努力を頂いておるところであります。そこで、農業生産者と消費者、市民が一体となって地場農産物、又、農業に対する相互理解が深められるような農業フェスティバルを若里市場団地跡のイベント広場で市内農業青年グループ、後継者グループ、農協青年部等による農業青年連絡協議会等を組織され、取り組んで開催できないものか、お聞かせを頂きたいと思います。

 最後に、消防水利についてお伺いいたします。火事といえば水利が重要であることは周知のところであります。又、防火水槽、消火栓が近くにあることも心安らぐところであります。消防水利の設置基準は特にないとのことでありますが、昨年、各署において消防水利の現況調査を実施されたので、その実態に即したきめ細かな設置をお願いいたします。

 そこで、現在も各地区には市町村合併以前からの防火水槽で現在、市の認定になっていないものがあります。これについては市の保守管理はないとのことであります。特に構造上はふた掛けがされておらず、バリケードや網掛けといったものであります。子供たちが入ったり、網の上に乗って遊ぶというようなこともあり、補修を余儀なくされている現状でありますので、補修管理費用の助成等はいかがなものか。又、このほとんどは部落等での借地でありますので、水利が完備したところから廃止等の指導をしたらどうかお考えをお聞かせ頂きたいと思います。

 以上で質問を終わります。時間がありましたら再質問をさせて頂きます。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 小山議員の御質問に御答弁申し上げます。

 最初にオリンピックに関しまして御質問頂いたわけでございますが、まず最初の組織の強化についてお答え申し上げます。

 今までは長野県内の運動でございましたが、いよいよこれからお話、御指摘のとおり日本の代表としての組織強化を図っていかなければいけないわけでございまして、JOCと一体となった組織づくりを進めるわけでございます。もちろんその過程でJOC、日本体育協会、県、又、日本的なレベルでの各競技団体、県内の各競技団体とも協議を進めるわけでございますが、特にこれからは資金的なことも考えますと、県内の経済界はもちろん中央の経済界へも働きかけをしていかなければいけないということで、日本を代表するにふさわしい組織強化を図ると、こういうことでございまして、日本オリンピック委員会の方と協議をいたしておりますが、早急にこの組織の拡大強化をする方針でございまして、当面長野冬季オリンピック招致委員会から五、六名、JOCの方から五、六名の代表の方を双方で選出いたしまして、十人前後の委員会を作りまして、今後の招致活動を進めるに向かって、それにふさわしい組織と体制を作る、こういうことで合意ができておりまして、早急にこちらの代表も選びましてJOCの方と協議を進めると、こういうことでございます。近くJOCの委員会もございますので、そのころまでには双方の委員会を作って頂いて、早急に組織強化を図っていきたいと考えております。

 二番目に財政措置について、財源は大丈夫かということでございますが、これは三年間、一九九八年の決定は一九九一年、三年向こうのイギリスのバーミンガムのIOC総会で行われるわけでございますが、その三年間の招致活動、あるいはその間に整備を進めなければいけないものと、それからいよいよ一九九八年の冬季オリンピック長野が決定した時点での財政と、二つあるわけでございまして、というのは昨日も知事のお供で宝くじ協会へも訪問して協力要請をしたんですが、開催が決まれば宝くじの発行も可能であると、こういう話もお聞きしたわけでございまして、それに開催が決まった時点ではいろんな財源が考えられるわけですが、今のところは国内の候補になって、これからいよいよ世界に向かって運動を始める段階での財源措置はどうするかと、こういうことで、二つに分けて考えなきゃいけないと思っておる次第でございますが、国・県と協議をしながら、財政措置をきちんとしていきたいと考えております。

 長野市の、例えば開会式場は市制九十周年の記念事業の一つとして、南へ造る予定でございました野球場を開会式場にするということで、その後JOCの調査などもありまして、オリンピックをやる場合には野球だけでは、他のスポーツも出来るようにすべきではないかということで、野球と他のスポーツが一緒の会場にするのか、あるいは野球場は野球場で、その周辺にサッカーや他のスポーツも出来る、今までは南長野運動公園と言っておったが、オリンピックが実現すればオリンピック記念公園ということで、いろんなスポーツの出来る運動公園にすればいいんではないかなというふうにも考えてますが、いろいろな考え方がありますが、できるだけ今までの第二次基本計画に盛り込んである施設利用ということも考えていかなければいけないと、このように考えておりまして、ただ、いよいよ決まると十年の間で整備を進めるというので、その辺の財源措置をしっかりしていかなければいけないと、こういうことでございますし、跡利用についてもコンベンションホールなどの計画は市制九十周年でやってあるわけでございますけれども、決められた期限内に多額の資金がかかるということでございますので、その辺の財政措置をしっかりしていかなければいけないと、このように考えておる次第でございまして、その辺の長期的な計画を第二次総合基本計画を見直す中で、国・県とも協議してなるべく多くの財政的な支援も受けながら整備を進めていきたいと、このように考えておる次第でございます。

 いずれもオリンピック施設は跡利用も市民福祉の向上に役立つように考えておる次第でございまして、オリンピックの施設だけが急にそこに出て、それだけであと利用されないということではなくて、いろんな施設は今までの市政の発展の上で必要なものと考えて施設整備を進める中でオリンピックのときには必要な施設にするけれども、その後はすべて跡利用を考えてやっていくんだと。長野市の住みよい都市づくりにつながる施設整備と、こういうことを重点にして今後考えていきたいと考えています。

 三番目は施設整備について三〇%と知事が言明したけれどもどうかと、こういうことでございまして、これは一九九一年までのIOCの調査団がお見えになるまでには、特に滑降コースとか、いろいろお約束したものは整備を進めていきたいと。ペースが遅いではないかということですが、十年間でやる事業ですから、財政的なことも考えながら必要なものは整備を進めていくということで、県と協議を進めるために副知事をキャップに三市町村の助役の委員会を作って計画的な整備に向かって詰めをして頂く、このように考えておる次第であります。

 都市計画街路につきましては、これは既存の都市計画街路、都市計画を決定されておるわけでございまして、それを飽くまで基準にいたしまして、新しく施設の計画したところへ新たな街路を多少手直しをすると、こういうことでございまして、いずれも今まで長野市の発展のための二十一世紀へ向かっての都市づくりの観点から、都市計画街路は決定されたものでございまして、そこへ多少手直しをしていけば十分であると、ただ、開催が一九九八年に決まるとやはり相当早いペースで整備を進めていかなければいけないので、その辺は建設省へもよく話しまして、補助枠の増枠を図っていくようお願いする中で精力的に整備を進めていくと、このように考えておりまして、白馬ルートについて特に御質問頂きましたが、これは南へ造る予定の外環状線と国道十九号、その先長野大町線に沿ってトンネルとか橋梁で最短距離で約三十五キロメートルを時速八十キロのスピードで通すと。高速道路に準じた高規格道路で除雪体制も完備すると、こういうことで、二十八分で長野−白馬が行けるようにということで、白馬ルートは設定してございまして、県が今最後のルート設定などの詳細な検討をしておるところでございます。

 次に、飯綱高原へのアクセスについて、やはり一番メインはバードラインの復旧であると、このように考えましてルートなどについては今、県の方にお願いしておりますが、今、県が地附山のところのバードライン復旧の場合の有料道路の代金などの検討をしております、調査をしておるところでございまして、その辺のデータの結果を待っておるところでございますが、メインはバードラインの復旧と。あと浅川を通る県道などいろんなルートがございますので、その方もサブとして、あるいはメインに準じて整備を進めていくと、こういうことで考えております。

 又、五明西寺尾線につきましては今年から事業着手、国庫補助で市で施行しておるところでございますが、十八メートル、十六メートルを二十五メートルにすべきではないかということで、インターのアクセスとして考えておったですが、オリンピックの場合のやはり開会式場、選手村への道路というようなことで、いろいろインターからの大事なアクセスになりますし、やはり御指摘のように十六メートルから二十五メートルの四車線化が必要だというふうに考えておりまして、早急に国や県と協議しまして、できれば九月の都市計画の地方審議会に提案したいと、かけたいと思っておる次第でございまして、審議会にかけまして建設大臣の認可を得て、二十五メートル四車線化をしていきたいと考えておりますので、地元の地権者の皆さんの御協力を心からお願い申し上げる次第でございます。

 最後に新幹線につきまして御質問頂きましたですが、これは八月末を目途に今、整備新幹線建設促進検討委員会、あるいは専門委員会で優先順位、又、財源などの検討をしておるところでございまして、このごろの報道でも部分着工についても正式に検討するという報道がなされておりますが、これからは八月末に向かって部分着工も含めて検討されるわけでございまして、部分着工も飽くまで北陸新幹線全通が長野市にとっては必要であると、こういう観点から運動を進めますが、第一期工事としての部分着工はいいんではないかと、このように考えておりますが、やはり北陸各県とも協調しながら運動を進めることが一番大事なところでございますので、引き続いて早期着工に向かって部分着工も含めて運動をしていきたいと、このように考えております。

 それで市内の通過地区の地元の皆さんにそれぞれ対策委員会、十二地区で作って頂いておりまして、既に六十一回説明会を開いておりまして、市の今まで持っておる情報はすべて六十一回の説明会で地元対策委員会にお示しでございますが、これから八月末の決定を見て、なお一層又、鉄建公団の資料などももらいまして説明をしながら地元の御理解、御協力を得ていきたいと考えておる次第であります。

 以上冬季オリンピック関連の御質問にお答え申し上げました。

 次に、大学の設置につきましてお答え申し上げますが、長野市の大学立地懇談会は最初は五十七年に設置いたしまして、そこで審議した中で、長野市にあります県短大を四年制に昇格してもらうべきではないかということで、県の方へ陳情をしたり、強力なお願いをしたんですが、県の方では県短大は新しく造り替えたばかりで、県短としてのメリットが、よさがあるもので、それを生かした大学にしていくんだということで、四年制の大学の昇格の気持ちはないというようなことでございましたし、もう一つは国学院大学の誘致の検討もしましたが、これもはっきりしませんで、もう一つ小山学園ですか、話もございましたが、いずれもはっきりしない中で、そのままずっと推移しておったわけでございまして、六十一年になりまして、是非大学をという市民の皆さんの強い要望の中で、五十七年の長野市の大学立地懇談会を組織の見直しと強化をいたす中で、再び六十一年から長野市の大学立地懇談会を始めておる次第でございまして、その中では市民の皆さんの求めている大学、長野市にふさわしい市の活性化につながる大学ということで、いろんな御意見もございますし、議会の特別委員会の御意見もやはりユニークな大学、地元の学生も行くけれども、全国からも学生が集まるような、そういう大学がふさわしいわけでございます。というのは特に六十七年度をピークに大学入学適齢期の十八歳人口が非常に減少してくると、長野市も六十七年ピークで減少に入りますから、十年向こうは相当減少するわけで、各私立大学も非常にその辺の今後の対応に苦慮しておるという中でございます。

 そういう中でやはり大学経営が成り立つようなユニークな人気のある大学ということになると、非常に大学立地も環境は厳しいわけでございますが、しかし、冬季オリンピック招致活動の中で外国語の大学、あるいはただ今の福祉大学、いろんな構想も出てくるわけでございますので、やはり長野市にふさわしい大学というものをこれからも求めて、長野市大学立地懇談会で御意見を聞きながら長野市にふさわしい大学設置について検討を進めていきたいと考えております。

 次に、緑のプランについての御質問を頂いたわけでございますが、これにつきましては長野市も都市計画公園を初め、いろんな公園の整備に今一生懸命相努めて緑を増やす方針で取り組んでおります。現在の長野市の公園面積は六十三年の四月一日現在ですと、都市計画区域内人口に対して一人当たりの都市公園面積は五・四八平方メートルでございます。建設省で六十一年度から六十五年度までの第四次都市公園整備の五カ年計画では、その目標を一人当たり五・八平方メートルというふうに置いておりまして、六十一年から六十五年までの五カ年で一人当たり〇・九平方メートル増やす計画ですが、長野市はそれより多く見積もりまして、昭和六十五年度の目標を全国平均を上回る六平方メートルとして、この五年間で一人当たり一平方メートルの計画達成のために努力してます。

 これは六十五年度末では十分達成できると、現在昭和の森公園やいろいろほか八公園今造っておりますし、又、長野市内の都市区画整理事業の中での公園なども含めて、六十五年度末には一人当たり六平方メートルの公園面積が確保できると、このように考えておりまして、将来は二十一世紀初頭をにらんで緑のマスタープラン、長野市でつくってございますが、目標は市民の皆さん一人当たり二十平方メートルという目標を立っておりまして、この目標に向かって努力をしていく。緑と都市公園に対する、いろんな公園に対する市民の皆さんの要望が非常に強いので、今、市も積極的に整備を進めておる状況でございます。

 以上お答え申し上げました。



○議長(今井良雄君) 公営企業管理者峯村君。

   (公営企業管理者 峯村富太君 登壇)



◎公営企業管理者(峯村富太君) 御質問のうち千曲川流域下水道の上流処理区の経過等について、私からお答えを申し上げたいと思います。

 御存じだと思いますけれども、千曲川流域下水道については昭和四十六年に長野市外三市五町によりまして、河川の汚濁対策、それから生活水準の向上等、いろんな目的を持ちまして、今申し上げた関係市と千曲川流域下水道建設促進同盟会を作りまして、県に向かって下水道推進の要請を行ったのが、この流域下水道のスタートでございます。その後、県がそのことを採択いたしまして、いろんな経過はあったわけでございますが、昭和五十四年に千曲川流域下水道の全体を上流区と下流区に分けて調査をし、事業を進めていこうではないかというふうに県が決定いたしました。

 そこで、県と市は共同いたしまして昭和五十五年から上流下流とも処理場の用地について各地元へ協力要請を行ったわけでございます。その後、特に上流処理区について申し上げますけれども、地元といたしましては、この処理場に対して処理場建設反対期成同盟会が結成されまして、徐々に県並びに市との交渉に入って現在に至っているわけでございます。昨年の十一月下流処理区の処理場の着工ができましたので、今度は上流処理区の処理場について、市と県は精力的に交渉を行っているわけですけれども、現在はまだ水面下でございまして、私の感触では以前と違いまして、だんだん理解が深まってきているのではないかと。御理解を頂いて進んできているというように考えております。

 そこで、県は流域下水道全体の見直し、特に上流処理区の見直しを行ったわけでございまして、上流処理区の総体的な今の計画はどのようになっているかと申し上げますと、上流は御承知のように長野市、更埴市、上山田、戸倉、坂城でございまして、二市三町でございます。処理面積は五千四百ヘクタール、それから処理人口は十九万人と、こういうふうに予定しております。そのうち長野市分については面積がおよそ三千ヘクタール、それから処理人口につきましては十一万三千人を長野市分としては予定しております。

 そこで、県の仕事はといいますか、流域関連の仕事につきましては、処理場の建設と幹線排水路の建設が県の仕事でございますし、それに合わせまして面的整備、我々は関連公共下水道と、こう申し上げますけれども、それについては各市町村が行うということになっております。県の施設の内容を申し上げますと、真島にお願いしております処理場の面積については、当初は十八ヘクタールをお願いしていたわけでございますが、この見直しによりまして、現在は十四ヘクタールでお願いしたいというふうにお話を申し上げているわけでございますが、地元について若干の意見はございます。

 幹線排水路につきましては、先ほど申し上げました二市三町に関連する分に関しては、県の施行分が三十四・五八キロメートルでございまして、そのうち十二・八二キロメートルが長野市分でございます。

 今後の手順でございますけれども、先ほど来申し上げましているように下水道は処理場が一番重要でございますし、処理場がなければ幾ら管を布設しても出来ないわけでございますので、今回のオリンピックの開催を前提といたしまして、昭和六十三年度中には処理場の見通しをつけたいと、このことについては県にも強く要望しておりますし、それから地元へもこのことについて要望をしてお願いしていきたいと思います。いずれにしてもオリンピックの関連を考えても、やはり六十三年度中にはこの問題に決着して地元の了解を得たいと、このように思っております。

 次に、全体的な実施でございますけれども、今までと違いましてこれからはオリンピックの対応、国際都市にふさわしい都市整備が必要でございますので、下水道もそれに合わせていくというようなことで、今まで考えておりました実施計画を、大幅に繰り上げていこうではないかというふうに県とも協議を進めておりますし、県も近々正式に建設省に対してこの協議を行うようになっております。

 したがいまして、それに関連する市町村もこれに歩調を合わせていくというようなことでございます。言い換えればオリンピックの施設はもちろんのこと、特に国際都市にふさわしい整備水準を保もたなきゃいけないと。整備水準の向上を図るというようなことを目標といたしまして、これからこの下水道の建設を行っていきたいと、こう思っております。

 その整備水準については現在、先ほど申し上げましたように協議中でございますので、これから数字を弾き出していくわけでございますが、いずれにしても促進をするというようなことで今、県と協議を進めておりますので、御了承のほどをお願いしたいと思います。



○議長(今井良雄君) 企画調整部長夏目君。

   (企画調整部長 夏目貞美君 登壇)



◎企画調整部長(夏目貞美君) お尋ねのうち新幹線に絡みまして十三日の政府自民党の整備新幹線の着工優先順位専門検討委員会等を踏まえてというお尋ねでございますが、十三日に専門検討委員会が開かれたわけでございますが、その中では新たに今までの採算性の問題に加えまして、時間短縮効果等が資料として提出されております。こういう問題を踏まえますと私ども一層着工に向けての運動を強化していかなければいけないと、かように考えておりますので、よろしく御支援のほどをお願いいたします。

 次に、篠ノ井駅周辺整備に関連いたしまして自転車置き場の問題をお尋ね頂いたわけでございますが、篠ノ井駅前には約千二百台の自転車置き場を整備しておるわけでございますが、これでもやはり不足するという現状でございます。なお、不足している原因の一つには多数の放置自転車等があるわけでございまして、これらの撤去には有効利用のため十分撤去を図っておるところでございますが、いずれにしろ不足していることは実情でございます。

 そこで、私どもとしましてもJR長野支社の方に用地の提供等を申し入れているところでございます。それで用地の提供があった場合は市で整備したいと、かように考えておるわけでございます。

 それから、歩道等の放置自転車については高齢者事業団にお願いしております街頭指導員等にお願いして、より徹底していきたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いします。

 次に駅前のバス、タクシー乗り場に簡易な屋根を付けたらと、こういうお話でございますが、基本的にはバスやタクシー乗り場につきましては事業者が設置して頂くと、こういうことになっておりまして、市では五十万円を限度として二分の一以内の補助をすると、こういうことになっておりますので、事業者等と協議して進めてまいりたいと、かように考えますのでよろしくお願いいたします。



○議長(今井良雄君) 都市開発部長内田君。

   (都市開発部長 内田将夫君 登壇)



◎都市開発部長(内田将夫君) 緑のプランのうち千曲川、犀川等の副堤緑化木の植栽はできないかというお尋ねでございますが、千曲川、犀川堤防との小段は堤防本体としまして築造されております関係上、河川法上の河川区域であるわけでございます。その関係上、建設省土木研究所緑化研究室におきましては河川経過に関する研究を行っております。それによりますと副堤上へ植栽用の盛り土を行いまして、更に小段に三メートル以上の余裕がある場合は低木を植えていいと、こんなようなことになっております。

 それから、高木につきましては堤内地側に用地を求めまして盛り土をいたしまして堤防の法敷より二メートル以上を離して植栽をしなさいと、このようなことが言われているわけでございまして、市が用地を取得していかないと木が植えられないというようなことでございます。

 そのような状況でございますので、河川敷公園内で許可を得られるような高さ一メートル以下の低木で花が楽しめる樹種を植えて緑化を行っていきたいと、このように考えております。

 それから、苗木を優先的に配付をしたらとのお尋ねでございますけれども、公共の土地、公共性のある民有地の緑化につきましては財団法人の長野市都市緑化基金の事業によりまして花の楽しめる種類を含めまして樹木の配付ができますので、御相談を頂きたいと思います。

 管理につきましてでございますが、苗木を植えること、あるいは管理をして頂くことにつきましては、御提案のように地元の皆さんの御協力を是非お願いしていきたいところでございます。

 次に、篠ノ井塩崎線の先線の計画につきましてでございますが、お話のように篠ノ井塩崎線の篠ノ井駅から南の延長約百三十メートルほどでございますが、旧県道までの間につきまして昭和六十二年度に完成をしたわけでございますが、先線の整備につきましては県道長野信州新線大岡の立体交差がございますが、その東詰めの部分につきまして延長約百メートルの間でございますが、この間につきましてはお話ございましたように現道幅員が二メートル五十から三メートル五十ぐらいと、非常に狭くて交通規制が今行われているわけでございまして、交通のネックになっているというようなことから、この箇所につきまして予定をしてまいりたいと、このように考えておる次第でございます。この箇所につきましては住宅が密集しておりますので、そのような関係上、地域の皆様方と相談をしながら協力が得られれば国庫補助事業として要望してまいりたいと、このように考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 財政部長奥元君。

   (財政部長 奥元護君 登壇)



◎財政部長(奥元護君) 御質問のうちその他の中身でございますが、市有施設であります土地の管理につきましての御質問にお答え申し上げます。

 市が所有しております公有財産は行政目的を遂行するための行政財産と普通財産に分類されているところでございます。体育・スポーツ施設等につきましては行政財産のため、担当部局で管理いたしているところでございまして、なお普通財産につきましては財政部で管理いたしております。

 この周辺に御迷惑をお掛けしないよう適正な管理運営をしなければなりませんので、関係部局と連絡を取りながら計画的に対処してまいりたいと考えているところでございます。よろしくお願いします。



○議長(今井良雄君) 教育次長丸山君。

   (教育次長 丸山義仁君 登壇)



◎教育次長(丸山義仁君) ただ今、財政部長の方から総括的な御答弁を申し上げましたが、体育スポーツ施設の除草等管理につきまして、私からお答えを申し上げます。

 御指摘頂きました点につきましては、より一層努力をしてまいらなければならない現状にあるというふうに考えております。今後につきましては計画的に実施し得るよう検討してまいりたい考えであります。

 なお、現状でありますが、河川敷運動場につきましては市の職員の薬剤散布などによりまして除草をいたしております。それ以外の運動場につきましては周辺の住宅、田、畑などに影響を及ぼさないように配慮いたしまして、直接職員の手で草刈りをしているような状況でございます。

 以上であります。



○議長(今井良雄君) 農林部長青木君。

   (農林部長 青木友雄君 登壇)



◎農林部長(青木友雄君) 農業フェスティバルの取り組み、開催についてお答えを申し上げます。

 時間もございませんが、過去十七年間にわたりまして長野市の農業祭を開催してまいったわけでございますが、たまたま庁舎の改築等で中断しておりましたが、本年はリンゴふじコンクール等を加えまして再開をしてまいる予定となっておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 なお、農協青年部等との連絡組織につきましては、どうかとのお尋ねでございますが、現在のところ特に考えておりませんので、御了承のほどをお願いいたします。

 以上です。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君。

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 治水についてお答えを申し上げます。

 御指摘の岡田川と聖川でございますが、それぞれ砂防事業等は入っております。岡田川につきましては本年既に着工しているものが出来上がる予定でございます。

 失礼いたしました。



○議長(今井良雄君) 二十七番甲田孝雄君。

   (二十七番 甲田孝雄君 登壇)



◆二十七番(甲田孝雄君) 二十七番甲田孝雄でございます。

 さきに通告してあります二点とその他について、市長並びに関係部長にお尋ねいたしますが、明快なる答弁をお願いいたします。

 初めに、都市環境の充実強化についてお尋ねいたします。一九九八年冬季オリンピックの国内候補都市に決定した本市は世界の開催都市決定に向かって県民一丸となり、その招致実現に向かって総力で新幹線、交通網、道路網の早期実現、競技施設の建設促進は当然のこととして、オリンピックの憲章に基づく原点をどう認識し、昇華実現させるかは今後大きな課題であります。

 又、世界のひのき舞台にふさわしい国際都市として他地域や外国に対し、建物・文化・歴史的遺産・観光資源等他に劣らない誇りある風格と街づくりを目指し、今後の国際化時代に十分対応できるものを目指していかねばならないものであります。

 以上の観点に立って、それらにかかわる事務機構、行政面に対し質問いたします。

 一、デザイン室の今後の在り方として。現在市長提案のデザイン室の設置により地域環境づくり、個性づくり、ソフト面、市民生活から求められる街づくりの具現化、縦割行政のまとめ役に取り組んでおりますが、今後一層の充実強化を図るために

 イ、それぞれのプロジェクトチームの企画段階からデザイン室を参画させ、特にソフト面の発想段階から行い、そのルールづくりの推進を図る。

 ロ、公共事業の事前合議制として、それぞれの予算内での文化費一%システムの捻出。

 ハ、地域環境づくりの計画提案の実現の働きかけ。

 ニ、基礎研究の充実、恒常的な官・学の協力体制をつくる。

 二といたしまして、今後魅力ある都市景観を目指していくために、いつの日か、条例が必要とされるか、どのように考えられるかお尋ねいたします。

 次に、施設の見通し、改善調整の強化でありますが、長野市の施設別入場者状況、四十三カ所を調査しましたところ、詳細においては市長に提出済みでございますが、五十八年から六十二年の各四年間の入場者状況は四十三カ所中、三十六カ所、全体の八三%が年々低下し、大幅にダウンしておる現状であります。これらの問題解決を図るためには、どうしても二十一世紀を展望する中で英知を集め、それぞれの施設担当課が既存の施設の在り方、内容について見直し、改善調整案をまとめ、それらを受けて企画課を中心に十分な対策を図り、その構想実現を促進されたい。

 よって、既存の施設の総点検、総見直しを実施され、改善調整案を作成促進され、二十一世紀へ向かって諸施設が市民のニーズに十分こたえられ、サービス向上に十分果たせられるよう願うものであります。市長並びに関係部長の答弁をお願いいたします。

 次に、看護大学の設置についてお尋ねいたします。市民病院建設においては基本構想策定に関する調査報告書等参考に、鋭意検討されておるところでありますが、市民並びに医師会等も十分なるコンセンサスを図り、後世に憂いを残さない全市民が安心して喜んで医療の恩恵が受けられるよう望むところでありますが、公的病院建設と並んで(仮称)長野看護大学の建設を企画されたらどうかお尋ねいたします。

 この件につきましては、昨年二月長野県看護協会からの陳情を受けた県が三月定例議会で採択され、九月促進、本年調査費を計上され、検討されておるところでございますが、候補都市として既に設置に手を挙げておる駒ヶ根市、須坂市があると聞いております。本市の看護学校の状況は長野市医師会高等看護学科、准看護学科、日赤、東長野看護学校等が開校されておりますが、長野医師会立看護高等学科の卒業生の進路状況を見ますときに、地元にとどまる生徒は全体の一〇%程度で、当初の目的であった企業内雇用が見られず市医師会関係者も看護大学の設置に対し、大方賛成されております。

 なお、本年四月より法改正に伴い訪問看護は正看護婦に限ると制約され、今後高齢化時代の到来に伴い老人看護の需要が増大する場合、どうしても正看護婦の確保が必要となってまいります。幸い本市は病院の建設地も決まり、敷地の受け皿と看護大学設置の場合、必要となる医療機関も可能と思われます。将来公共的立場から優秀な看護婦育成の機関として全国から人材を集めるられることは今後の長野市発展の一助となるものと確信いたします。

 計画実施に当たっては奨学金制度等の特例恩典を定められ、市民病院開設予定される三百床、看護婦スタッフ九十三名等に対し、優先的に採用基準の枠を定めるなどの案が考えられます。以上概要を述べましたが、看護大学の設置に関して市長の御答弁をお願いいたします。

 最後に、その他として四点お伺いいたします。

 一つとしまして、市制百周年を目指し、又、オリンピック開催候補都市記念事業として(仮称)長野タワーの建設をしたらどうかをお伺いいたします。

 二つとしまして、今後世界に向かってのアピール運動としての開催候補都市の心意気と団結の姿を歌に託し、前進したらどうか。選定委員会を設け、あらゆる人々からの応募作品を頂き、皆が喜んで歌い、招致の盛り上がりを高めていければと願うものであります。

 三といたしまして、今後のオリンピックの関連の資金計画においては当然政府債、市中の縁故債等が考えられますが、不足の場合、市民からのオリンピック公募債等を考えたらどうかお尋ねいたします。

 最後といたしまして、本年二月吉田地区みどりのテーブルにおいて北長野土地区画整理の場所と北長野駅前再開発を結ぶ通路の建設を要望したところ、市長より地下道又は橋上通路か既存のトンネル通路のいずれかを検討することでありましたが、その後調査検討の進捗状況はどのようになっているか、一日も早く実現出来るようお願いいたします。

 又、北長野駅前B三地区の本年度の進捗状況とB一地区の市の取り組み方と北長野中俣線並びに北長野駅前停車線の建設計画は現在どのような状況か。又、今後の見通しはどのようかお尋ねいたします。市長並びに関係部長の答弁をお願いいたします。

 以上をもって質問を終わりにいたします。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 甲田議員にお答え申し上げます。

 まず、最初に御質問頂きました都市環境の整備、あるいは市の施設などの総点検などについてお答え申し上げますが、都市デザイン室を設置いたしましてから、長野市の都市景観の向上に大変いろいろな面で今仕事を進めているわけでございますし、又、近く都市景観賞も制定いたしましたので、その第一回の発表も行う予定でございまして、市民の皆さんの都市景観への御理解と御協力の一番中心になって施策を進めておるところでございまして、地域の都市景観マニュアルなどもこれからつくっていかなければいけないんですが、総体的な計画も出来上がっておる次第でございます。

 その中で、都市デザイン室がいろんな企画の段階からプロジェクトチームに参画してまいるべきではないかと、こういう御指摘でございまして、いずれプロジェクトチームには都市デザイン室でのいろんな考え方が反映されるようにしておりますし、これからもそのように配慮していきたいと、このように考えております。直接、都市デザイン室が入る場合もあるし、都市開発部が対応する場合もございますが、いずれも都市景観に対する都市デザイン室の施策が生きるようにしていきたいと、このように考えております。

 公共の建物に一%システムを取り入れるべきであると。これは現在も配慮しておりますし、このごろも小田切で増築いたしました青少年錬成センターにつきましてもステンドグラスとか、いろいろな建物の美化に気を使った建設をしておるわけでございまして、大変好評でございますが、現在も配慮しておりますし、今後もこの考え方を一層充実していきたいと。機械的に一%ということではなくて、必要に応じて必要な施設にはそういう配慮をしていきたいと、このように考えております。

 なお、長野市全体の都市景観のマニュアルができましたから、それぞれの地域にふさわしい、善光寺周辺、あるいは松代町、北長野吉田地区、それぞれの地域にふさわしいそれぞれの地域の都市景観マニュアルもつくっていく必要がある。地域の皆さんの御意見を聞きながら都市デザイン室で進めていきたいと考えております。

 最後に条例をつくる気持ちはないかと、こういうことでございますが、この都市景観に対する市民の皆さんの御理解と御協力を得る中で、この事業を進めているわけでございますので、息の長い市民の皆さんの御協力やこれに対する強い情熱に期待するわけでございまして、市がそのリーダーとなって理解と協力を求めるという、そういう取り組みの姿勢が必要であると、こういうふうに考えておりまして、なお一層都市デザイン室を中心に市民の皆さんの意識高揚、又、理解を深めていきたい、啓発活動を進めていきたいと、このように考えておりますので、当面は条例の考えはございませんが、将来については又、課題として検討させて頂きたいと考えております。

 最後に、いろんな施設が長野市にはたくさんあると、四十七カ所あるけれども、そのうち三十六カ所が利用者が減少しておるということでございまして、老人憩の家なども相当減少しておるんですが、これはゲートボールとか、高齢者の皆さんが非常に健康に対する理解が深まってまいりまして、ゲートボールなどの戸外でのスポーツに、非常にいそしむ方が増えてきたということが影響しているのではないかと、推測しているわけでございまして、老人の憩の家については利用率を高めるためにいろんな福祉講座とか、高齢者への健康の講座とか、食事の講座とか、いろんな成人学校で行われるような講座を取り入れて、老人憩の家の利用率を図っていきたいと、このように取り組んでおるところでございますし、その他せっかく造った施設だから十分に市民の皆さんに御利用頂くと入館者も増えると、利用者も増えると、こういうことが一番望ましいわけでございまして、御指摘のとおりでございまして、総点検をいたしまして、見直しを進める、又、それぞれの施設の事業の中のいろんな内容がマンネリに陥らないように、常に斬新なものを企画していかなければいけないと、こういうことで、それぞれの施設の担当部においては、その責任においてそれぞれの施設の利用率を高めるための総点検と見直しをしていきたいと、このように考えております。

 次に、看護大学の設置についてお答え申し上げます。看護婦などの専門的知識の向上はよい医療、よい看護につながるわけでございまして、大変看護大学は必要でございます。県立の三つの病院の附属看護専門学校を一つに統合して高度医療に対応できるような養成施設をつくりたいという県の考え方もございまして、又、御指摘のように長野県の看護協会は保健婦や助産婦、看護婦の資格を取得できる四年制の養成施設の設置を陳情しております。そのようなことで、長野市でも従来からこのような動きの中で看護大学の設置を長野市にして頂くように、長野市出身の県会議員の先生方には毎年陳情しておるところでございますが、この四月、県の看護婦等養成施設研究会を県が設置して、今その辺の統合とか、今後の看護大学の設置についてのいろんな調査や研究を進めておりますので、この研究会の動向を見ながら、長野市招致に努力をしていきたいと考えておる次第であります。

 その他でございまして、私からお答えしますのは、まず市制百周年、七十二年度ですが、オリンピック開催都市となった場合の記念事業の一つとして長野タワーの建設はどうだという御提案でございますが、これは今年の冬季オリンピックのカルガリー市でもカルガリータワーというタワーがございまして、カルガリー市の名所になっておるわけでございますが、長野市におきましても市制百周年の記念事業、市制九十周年、昨年あったばかりで、そこでいろんな記念事業を計画しておりますが、まず市制九十周年のいろんな記念事業を実現していかなければいけないわけですが、当然市制百周年も近づいてくれば改めて検討委員会を設置して御提案の長野タワーも検討していきたいと考えておる次第でございます。

 二番目の招致のPRのための歌、市民の皆さんの、又、世界へ向けての意気込みを歌う歌もひとつ作ったらどうかと、こういうことでございまして、従来も国内の招致運動の中で市民の皆さんから歌を沢山寄贈して頂いて、今現に使っておりますが、いよいよ世界へ向けての歌も欲しいということでございまして、これからこの辺もそういうそれにふさわしい歌も市民の皆さんから又、考えて頂ければ大変ありがたいと、こういうふうに考えていますが、招致委員会の中で又、検討していきたいと考えております。

 三番目の資金調達の一つとして公募債の御提案ございましたけれども、地方債の資金調達方法としては政府資金・公庫資金・民間資金とございますが、この市場公募債、現在二十三都道府県、政令都市の団体が実施しておりますけれども、いずれもメリットもあるし、デメリットもあるわけでございまして、十分検討しながら公募債も資金調達の一つの方法として、今後早急に煮詰めていかなければならん課題の一つであると、こういうふうに考えております。

 又、「みどりのテーブル」で駅のJRの線路を横断する通路についてのお話でございますが、今そういう通路をつくるという方向でいろいろ地元JRと協議を進めておりまして、協議内容については又、担当部長の方からお答え申し上げる次第でございます。



○議長(今井良雄君) 財政部長奥元君。

   (財政部長 奥元護君 登壇)



◎財政部長(奥元護君) 先ほどその他のオリンピックの資金計画に関係いたしまして、オリンピック債に絡めた市場公募債を検討してはどうかということで、先ほど市長がお答え申し上げたわけでございますが、お話のように地方債の資金調達方法といたしましては政府資金、民間資金、公庫資金等があるわけでございます。市場公募債を発行している地方団体は都道府県、政令指定都市のうち、二十三団体が国の許可を受けて発行いたしておるところでございます。

 地方公募債によりますところの資金調達方法は、大量かつ継続的な資金調達に適していることから、許可に当たりましては過去において縁故債を大量に発行してきた実績があること。将来においても民間資金の大量の資金調達が継続的に見込まれること、市場での公募に耐え得るような知名度を有すること等が基準となっているところでございます。いずれにいたしましてもオリンピック施設の建設に伴いますところの資金調達方法につきましては、公募債の発行も一つの方法ではありますが、国・県及び関係機関等の補助も含め、総合的に検討いたし、可能な限りの財源確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君。

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 私から連絡道路の問題につきましてお答え申し上げたいと思います。

 現在、JRとの協議の中では三つの案を出し合って検討中でございます。まず第一案は地下方式でございます。もう一つは歩道橋を新設する案。それと第三案といたしまして現在JRが使っております歩道橋を自由通路として使い、ほかに貨物ヤード部分は新しい橋でつなぎ出す案と、この三つでございます。いずれにいたしましても経済的、あるいは効率的なことを考えなきゃなりませんので、至急絞りまして、又、皆さんに御理解を頂きながら早速と調査に入ってまいりたいと、かように思うわけでございます。

 それから、二点目の御指摘でございます北長野の再開発問題でございますが、特にB三地区につきましては地区内の権利者の移転建物等の除却が現在始まりつつございます。建物の除却あるいは整地等を終えまして、この秋から工事を着工いたしたいと、こういうことでございます。

 それに連動いたします駅前停車場線の道路の整備でございますが、一部南の方からはB三地区との事業着工が並行して進められるような状況になろうかと思います。一方、長野線県道につきましては西の方から今年につきましては事業認可をしたいと、こういうことで事業を進めてまいりたいと、こういうことでございますので、よろしく御理解を頂きたいと思います。



○議長(今井良雄君) 二十七番甲田君。



◆二十七番(甲田孝雄君) ただ今は市長から各項目ごとに前向きな検討でお答えを頂きましたけれども、ありがとうございます。

 二、三お聞きをしたいのですけれども、最後の建設部長の中で現在B一地区の推進状況があるわけでありますが、これは秋、いわゆる事業計画を示さなきゃなりませんもので、その点におきまして、市の方の取り組み方がまだ答弁の中で頂いておりませんもので、その点よろしくお願いいたします。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君。

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 北側のB一地区についての御指摘でございますが、議員さん御案内のように、今年の二月九日に北長野駅前B一地区の再開発研究会が発足を見ておるわけでございます。それぞれ地元、県、私どもが寄りまして、どんなふうなものにしたらよろしいかと、こういった定期的に会合を持ちまして目下皆さんそれぞれ勉強中でございます。私ども鋭意この中に取り組んでまいりたいと、こんなふうに思いますので、よろしく御理解頂きたいと思います。



○議長(今井良雄君) 二十七番甲田君。



◆二十七番(甲田孝雄君) ただ今のお答えの中でこれからやっていくわけでありますけれども、市長にお願いしたいことは今後、吉田の再開発が一番先行をして早く完成しなくてはならない段階の中でどうしても道路網等がございまして、これに対して県になお陳情をお願いしたいことで今日終わった後、陳情の日程をお願いしたいと思いますが、よろしくその点をお願いします。

 あと、全般的な問題でございますが、先ほどの看護大学の問題でございまして、この辺におきましては、長野県の看護協会のこの間会長さんとお会いしましたところが、長野市が一番の受け皿だと。県都長野市というシンボルのためにも是非とも勇気を持って県会議員さんお願いしますじゃなくて、市長先頭でひとつお願いしたいと、こういうことで直々にお話を頂きまして、この辺はひとつ是非とも強気でお願いしたい。このようにお願いする次第でございます。

 なお、昨日も竹下総理に行き会いまして、市長先頭で頑張るという心意気の姿を見たわけでございますが、いろいろなその中で私も決して市長の裏足をかくようなことで言っているわけではございませんので、ひとつ長野タワーの問題にしても、歌の問題にしても蛇足だと思わないで是非ともひとつ御賛同頂きまして、今後進めて頂きたいと思います。

 いろいろ申しましたけれども、時間が若干あるようでございますが、この辺で終わらせて頂きます。ありがとうございました。



○議長(今井良雄君) 昼食のため午後一時まで休憩をいたします。

   午後 零時 五分 休憩

   午後 一時二十分 再開



○議長(今井良雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を継続いたします。

 八番高野久夫君。

   (八番 高野久夫君 登壇)



◆八番(高野久夫君) 八番高野久夫でございます。

 質問時間が少ないので早速御通知申し上げました事項につきまして、私の見解を述べさせて頂きます。関係理事者の前向きな御答弁をお願いいたします。

 まず第一点といたしまして、公共用事業のために公共機関に譲渡した土地の代替地又は代替地の代替地を地権者が要望した場合の処理について、その対処一例をもってお尋ねをいたしたいと思います。

 私の近くに都市計画法によりまして造って頂きました近隣公園が五十六年度から着工いたしまして、現在、ほぼ出来上がりつつあるわけでございまして、この用地買収、工事実施が表面的には一応順調に進行しておりまして、近隣の住民は大変その完成を一日も早くということで、喜んでおるわけでございまして、この点につきましては都市開発部挙げて御協力を賜り、又、地区におきましても区長が先頭に立ちまして対処してまいりまして、予想外の早さで約十億五千万という大きな金を投じた御厨公園が完成を見つつあるわけです。

 しかしながら、今回私が御質問するのは私がいろいろと折衝に当たりまして問題になる点がございました。それはどういうことかと申しますと、いわゆる法務局に対しまして最終的に地権の権利書の、いわゆる書き換えが出来ないと、先ほど申しました代替地を要望した方に正式に農地が渡らないということでございます。今、この問題でネックになっておりますのは御存じのとおり、農地法の第三条第二項第五号に規定しますところの各地区ごとにいわゆる農地を買う権利がある人は、その耕作面積、要するに買収した農地も含めて耕作面積がなければいかんとこういうことでございます。端的に申しますと、私の地区では川中島町では三つに分かれております。三反歩、四反歩、五反歩と、このような状況でございまして、一つだけ残っておるのは、いわゆる新たに農地の代替えを出した人が、その条件に当てはまらないということで今苦慮をいたしておるわけです。

 そこで、農業委員会の会長さんにお尋ねをいたすわけでございますが、しかるべき方法により登記替えができるよう農業委員会として対処の方法がないかどうかということでございます。御存じのとおり長野市は特に犀南地区におきましては長野市の中心としての活性化の諸対策、それから高速道工事対策、新幹線着工等の農地買収、地権者移転作業がメジロ押しに発生してまいるものと、かように思うわけでございます。

 そこで、先ほど申しましたようなことで、この対処が遅れますと日程内に所定の工事が完了しないというようなことが生ずるんではないかと、かように憂いておるわけでございまして、この点につきまして現在の農地法を拡大解釈して何とか作業の簡素化ができないかどうか、農業委員会の会長に重ねてお尋ねを申し上げます。

 第二点といたしまして、これは午前中某議員からも御質問がございましたが、千曲川流域下水道上流処理区の終末処理場の敷地面積という限定したことについてお尋ねをいたしたいと思います。千曲川流域下水道事業は県の施行でありますから、市水道局下水道部の直接の責任はないのでありますが、あえてお尋ねをいたす次第でございます。御存じのとおり冬季オリンピックの国内候補地に長野が指定され、閣議決定の促進、国のしかるべき援助を得て世界にPRする日本国長野としての対処のため、知事、市長さんが先頭に立って努力しておられることは周知のとおりでございます。

 そして先にJOCに提出いたしました冬季オリンピック招致計画書によりますと、主要施設の多くが市の犀南地区でございます。世界各国から数多くの方々が来られて宿泊されるものと予想いたしますが、立派な宿舎に帰ったけれども、大事な用を足したあと簡易水洗しかないというようなことではどうもぱっとしないんじゃないかというような気がいたすわけでございます。

 そこで、質問に入らせて頂きます。私の仄聞し、又は議会等で了知しております本下水道事業の遅延は、終末処理場、浄化センターの用地の地権者の方々との話し合いの進行が、遅々として進んでいないというように思われるわけでございます。そしてその原因の要素に敷地面積の大きさがあるとも聞いております。当初、本敷地面積は県におきましては十八ヘクタールと策定し、地元と折衝されましたが、地元は大き過ぎる、もっと少なくてもよいのではないかというような陳情をされ、県においても検討の結果、十四ヘクタールであるということで、現在、交渉が進められておるわけでございます。

 ところが、私の耳に入ってまいりますのは、それでも大き過ぎるのではないかという声がちらほらと聞こえてまいるわけでございます。ちなみに私がちょっと調べましたところ、現在これらの施設のいわゆる処理能力とそれから敷地面積、建物等の関係をざっと申し上げますと、市が造っております東部浄化センターは敷地面積が十一・五ヘクタール、処理能力は十六万五千キロリットル/日、それから建物の建坪が四万二千八百五十一・六平方メートル、延べ建坪が五万二千六百四十六・〇二平方メートル、南部浄化センターは三・〇ヘクタールでございまして、処理能力は四万六千キロリットル/日、建坪が一万三千四百七十三・九平方メートル、それから今進行しております県の流域下水道の下流区の問題でございますが、これが十二ヘクタール、処理能力が十二万九千キロリットル、建坪はおおよそ四万という計画だそうでございます。

 先日、大宮市に参りまして大宮市の南部浄化センターというところを見てまいりましたが、処理能力は非常に小さく三万八千キロリットル/日でございますが、敷地面積はたった二・五ヘクタールということでございました。

 御存じのとおり、今回計画されております千曲川流域下水道の上流区の処理能力は一応十四万二千八百キロリットル/日ということで計画をされておりまして、建物の総面積は約四万平方メートルとこういうふうに聞いております。私も実はこのことにつきましては若干ライセンスも持っており、専門家でございますが、現在このような施設は年々進歩しております。この間参りました大宮などは、地下に相当施設が入っておるということでございまして、エアレーションタンクだとか、最初沈澱池、最終沈澱池等、諸施設の多くは地下に入れております。

 そこで、下水道部長にお尋ねいたすわけでございますが、私がただ今申し上げました事柄等から本表題の件について、御検討の上、県と折衝して詰めをしっかりして頂いて地元に早急にお話し願いたい、こういうことでございます。

 以上私の質問が終わりますが、なお時間がございましたら、先ほど来問題になっております今後の通学路の在り方について、自席で質問いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(今井良雄君) 農業委員会会長田中君。

   (農業委員会会長 田中忠雄君 登壇)



◎農業委員会会長(田中忠雄君) それでは高野議員さんの御質問にお答えを申し上げます。

 公共事業への農地提供に伴う代替農地の取得に際し、下限面積に達しない者の農地取得について、現行法で例外的に許可できないかとの御質問かと存じます。御承知のとおり農地法の目的は耕作者の地位の安定と農業生産力の増進を図ることを目的としております。農地法の運用はこの目的達成の手段でございまして、現在、国の農業政策は経営の規模拡大を大きな政策の課題としております。

 そこで、農地法第三条では幾つかの許可要件の一つに面積要件がございます。この面積要件を法第三条第二項第五号で北海道は二ヘクタール、都道府県は五十アールと定められており、これを通称下限面積と申しております。長野県の場合、別段の面積と申しまして旧市町村ごとに二十アール、三十アール、四十アールの三段階の区域に定められており、それ以外は五十アールとなっているわけでございます。農地を耕作目的で取得する場合には権利取得後に、この下限面積を超えないと許可できない次第であります。ただ、農地法施行令第一条の四第二項で集約的栽培を目的とする場合と農業委員会のあっせんに基づく交換で、かつ、相手方の経営面積が下限面積以上の場合、あるいは位置等から自己所有の隣接農地と一体として利用すべき土地の場合には、許可することができるという例外規定はありますが、残念ながら公共事業への農地提供に伴う代替農地の取得には該当いたしません。

 しかしながら、私ども公共事業の重要性は十二分に認識しております。調和の取れた長野市の発展のために農地法の適正な運用を図るべく努力をしている次第でございますので、何分の御理解を賜りたいと存じます。

 終わります。



○議長(今井良雄君) 下水道部長滝沢君。

   (下水道部長 滝沢繁君 登壇)



◎下水道部長(滝沢繁君) 御質問のうち流域下水道上流処理区の用地の問題につきまして、私からお答え申し上げたいと思います。

 東部浄化センターその他の敷地面積と水量に比べて、上流処理場の用地面積十四ヘクタールは大きいのではないか、もう少し小さくならないかという御質問でございますが、県が考えております十四ヘクタールの面積は、処理場予定地が集落に近く、又、卸団地が隣接していることから周辺の環境対策、すなわち修景施設の充実を図っているからでございます。処理場の建設は施設の面だけではなく、環境問題もあわせて考える必要があり、又、それぞれの位置、形状によりましてその位置の立地する条件等からおのずから面積の大小が生じてまいります。

 したがいまして、単に水量のみで比較できない面がございますが、御意見は十分承りましたので、今後の参考にしてまいりたいと存じます。なお、流域下水道は県の事業でございますので、議員さんの御趣旨は十分県の方へ伝えておきますので、御了承のほどをお願い申し上げます。



○議長(今井良雄君) 八番高野君。



◆八番(高野久夫君) まず下水道部長に重ねてお尋ねをいたします。

 御答弁は大体私が予期したとおりでございます。そこで、恐縮でございますが、先ほど私が申し上げまして御存じのとおり、今いわゆるこれらの施設は各地区とも非常に近隣に対する配慮を持って対処をいたしております。それともう一つその反対と申しますか、先ほど申しましたとおり、非常に技術が進歩してまいっチております。そういう面から見てどうかひとつ最後のお言葉のとおり県と速やかに折衝されて頂きたい、かように思うわけでございます。

 ただ、用地の問題はいろいろございまして「いや俺のところも入っていたのになぜ外した」というようなことも生じかねないわけでございまして、それらはいわゆる県の方で積極的に地元と対応され、又、市の方も地元の大変御先輩の議員さんもおられますので、それらの方々とも十分お打ち合わせ頂いて対処して頂きたいと、かように思うわけでありますが、いつごろまでに県との折衝をなさるか、その点だけ下水ケ部長にもう一回お尋ねいたします。



○議長(今井良雄君) 下水道部長滝沢君。

   (下水道部長 滝沢繁君 登壇)



◎下水道部長(滝沢繁君) 今の技術的な問題、それから用地の問題につきましては、更に県と早急に詰めまして出来るだけ早い機会に結論を出してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(今井良雄君) 八番高野君。



◆八番(高野久夫君) 農業委員会の会長さんに要望みたいなことでございますが、先ほど御答弁頂いたとおりで今のところはございます。そのことは私も百も承知でございますが、現実的にこれからオリンピックとかそういうことではなくて、いわゆる犀南地区の開発、改善、活性化、このためには、少なくとも今区画整理事業等相当進行いたしておりまして、約百町歩近くは農地の移動があるんじゃないかと、かように思うわけでございます。御存じのとおり御厨公園はたった二・八ヘクタールでございました。これでさえこのような事件が二、三ございまして、やっと最後の段階に来ているところでございまして、そのいわゆる三十倍もの面積をこれから処理するためにはこういう地所があちらこちらに出来ると思うわけでございます。

 そこで、お願いみたいなことですが、これらに対するいわゆる地権者の現在面積、それから地権者の代替え要望等のことが、当然関係事務当局から農地委員会の方へ上がっていくと思います。そこで、農業委員会で、よしこれはこんなふうに対してやろうというようなことに対して御協力が頂けるかどうか、農業委員会の会長の御答弁をお願いします。



○議長(今井良雄君) 農業委員会会長田中君。

   (農業委員会会長 田中忠雄君 登壇)



◎農業委員会会長(田中忠雄君) 議員さんの再質問に対しまして、お答えを申し上げます。

 公共事業への農地提供に伴う代替農地取得にかかわる問題については、県下の十七市の農業委員会協議会においても数回にわたり提起され、県等関係機関へその対応を求めてきたところでございます。昨年は十七市の農業委員会協議会の決議により、公共事業への農地提供に伴う代替え農地取得の場合にも下限面積の例外扱いができるよう、国等関係機関へ特別配慮されたい旨県知事に対し要望書を提出いたしたところでございます。

 しかしながら、公共事業の代替え農地の提供の際についてまで、法第三条の要件を緩和することは現在の農業政策上考えられず、問題の解決にはならないと思われます。先にも申し上げましたとおり、公共事業の重要性を認識し、個別具体事案について事前に相談して頂ければ、県等関係機関と協議の上、運用の中で合法的な方法を検討してまいりたいと考えております。この点御理解を頂きたいと思います。

 次に、二点の御質問にお答えを申し上げますが、御存じのとおり農地等の移動に伴う許可手続については当事者の同時申請主義を取っております。又、農地法は国の機関委任事務であり、許認可事務を扱う農業委員会の立場から考え、困難なことですので、御理解頂きたいと思います。

 終わります。



○議長(今井良雄君) 八番高野君。



◆八番(高野久夫君) どうも重ね重ねありがとうございました。どうかひとつ前向きで御協力のほどお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。



○議長(今井良雄君) 十四番玉井孝雄君。

   (十四番 玉井孝雄君 登壇)



◆十四番(玉井孝雄君) 十四番玉井孝雄でございます。

 私は青少年健全育成につきまして幾つかお尋ねを申し上げます。

 半世紀にわたる悲願でもございました三度目の挑戦によりまして、見事に一九九八年冬季オリンピックの国内候補として長野に決まりました。これまでの招致運動は市・県挙げて各層各界の盛り上がりの中で、取り分け児童生徒のポスター、作文集、はがきによる訴え等を通じて子供たちの未来に向けての夢と希望を抱えてのアピールも大きく作用したことと痛感しているものでございます。

 去る六月一日のJOC臨時総会においてのプレゼンテーションは、長野の優位性の強調と塚田市長の歯切れの良さに加えて、フィニッシュに子供たちの純真な訴え、ジャンボはがき、更に他候補ライバルの盛岡、旭川、山形の子供たちと一緒になって未来に向かってのオリンピックを「愛いっぱいの出会い・ふれあい」を合い言葉に少年友の会の組織の提唱などはJOC委員の心を深く打ち、その感動が投票に予想外の好結果をもたらしたと存じます。

 そこで、三年後の世界のチャンピオンの確定までには、幾多の難関や隘路、障害を乗り越えるわけですが、これからが本番でございます。当市もスポーツ都市宣言、又、青少年健全育成都市宣言、平和都市宣言等々のスローガンの立場からも、教育委員会としては児童生徒の学習の場において冬季オリンピックをどのように意義づけて今後対応するのか、高邁な御所見をお伺いする次第でございます。

 次に、青少年保護育成の条例化によりまして既に十年を経過しましたが、時代の趨勢と周囲の情勢変化から関係者の並み並みならぬ努力にもかかわらず、低年齢化の傾向と内容も複雑多岐にわたると聞き及んでおりますが、最近の状況はどうなっておるのでしょうか。長年、教育現場に携わり、経験豊かな新井教育次長から御答弁を頂きたいと存じます。

 市は青少年健全育成審議会によって有害図書の指定により、チェック機関として機能しておりますが、年何回ほど開いておりますのでしょうか。又、審議会に当たり有害図書にかかわる調査にも職員や関係者も大変御労苦しておるやに聞き及んでおりますが、その実情はどうなんでしょうか、お尋ねをする次第でございます。

 次に、不良ビデオがはんらんしており貸出しも一泊二日四、五百円程度で容易に利用されておるようですが、先進県では図書同様に取扱いをしておると聞いております。当市の今後の対応についてお伺いをいたします。

 次に、子供たちにセンセーションを起こしたファミコンブームも一時期より騒がれなくなりましたが、機械を相手に長時間我を忘れて遊んでいいのだろうかという懸念がございます。少しは頭の体操で良い面もあると思いますが、反面、親子の対話や運動不足による体力低下、ひいては視力の低下や勉強嫌いから非行化へ走ることになっては大変なことかと存じます。ほどほどが大事ではないでしょうか。これからの学校、家庭との連携、コンビネーションが二十一世紀に向けての青少年の育成指導で、心身ともに健全な人間形成が確立されると思いますが、教育委員会の御所見をお伺いいたします。

 次に、育成会の組織運営についてお伺いいたしますが、青少年の健全育成は先にも触れましたが、良い家庭環境と取り巻く地域と学校との三位一体で臨むことが必要だと思います。そこで、育成会の存在とその活動には期して待つべきものがあるわけでございますが、地域によりまして育成会の組織もまちまちであるようですが、子供を持つ家庭のみ、あるいは又、全校対象としている地域もあるようでございます。市内の実態はどのようになっておられますか、お伺いいたします。

 又、教育委員会としてはこの点につきましてどのような組織運営が望ましいか、御見解をお伺いいたします。

 更に、冬季オリンピックを迎えるという情勢下の中で、子供たちと共々にボランティア活動を求められると思いますが、それに対する御所見も併せてお伺いをいたします。

 次は昨日あるいは今朝の信毎の朝刊に奇しくも教育委員会にかかわる問題が出ておりましたので、その点につきましてお尋ねをいたしたいと思います。

 昨日の信毎の朝刊に大きな見出しで県教育委員会視点を示すという報道、小・中学の校内研究見直しと題して五点を強調しておりました。つまり生徒、教師に役立つか、子供不在といった批判が強い。その視点は校内研究が子供が本気になって学び、力のつく授業になっているかどうかという角度からの視点、教師の目が一人一人の子供に向いているか、教師の苦しみや悩みに立って進められているか、又、研究のまとめが子供や教師に役立つものになっておるか、あるいは又、教師が意欲的に研究に取り組む学校運営がなされているかどうかと、そういう見直しは終局的には教育のレベルアップというか、時代に順応ということかと思いますが、県都長野市、そして教育県長野と言われた我が市の受け止め方と、今後どのように対処するかお伺いいたします。

 又、今朝の信毎には県下の高校中退千六百七十三名、その中退理由は、不本意入学や無目的入学と判断される者が激増と報じられました。高校進学率が一〇〇%に近い中で、生徒の個性に応じた進路指導といった、根幹にかかわる問題への対応が不十分で、学校が果たすべき役割の見直しの必要があると指摘されていますが、これらに対する今後の取り組みについて、教育委員会の御所見をお伺いいたす次第でございます。

 次は、その他で外国語専門学校の創設についてお尋ねをいたします。冬季オリンピック一九九八年の国内都市の決定を見て、いよいよ長野も国際化の進展が加速される状況となりました。冬季オリンピック国内都市決定に先駆けで去る四月、国際コンベンションシティの指定を受けて、海外の開かれた都市づくりが今後の課題かと存じます。一方におきましては国は多極分散型国土形成促進法なるものを企画立案されておりますが、この法律の目的は人口及び行政、経済、文化等に関する機能が過度に集中している地域から、これらの機能の分散を図り、地方の振興開発により、住民が誇りと愛着を持つことのできる住みよい地域社会の実現に寄与すると掲げております。この発想から我が長野は国土の均衡ある発展を高く望む中で高速交通網の整備促進は不可欠のことは申すに及びません。その努力の甲斐もありまして高速道の供用開始のめども立ち、又、待望の北陸新幹線の優先着工にも弾みがついて、陸の孤島から脱皮できるほのぼのとした明るい見通しで、近代都市として国際コンベンション都市の条件整備が出来たと存じます。

 これからは世界各国の相互依存関係が深まる中で、国際交流の緊密性が一層求められ、経済面だけでなく、芸術・文化・教育・スポーツ・旅行等、あらゆる分野での国際化が更に進むことは必至かと存じます。既にアメリカ・クリアウォーター市、中国の石家庄市との姉妹提携を結び、友好親善の交流が図られておりますが、更には国内外にも今後姉妹都市の提携がクローズアップされている情勢にあると考えます。

 一九九八年冬季オリンピックを長野という強い願望の次のハードルは三年後のIOC総会ということになりますが、この間にはIOC委員を初め、多くの外人が訪れることでしょう。そこでソフトに気持ちよく快適に会話ができる通訳が必要なことは目に見えております。今年は長野にとって飛躍発展のかけがえのない年であると認識しておりますが、時あたかも国は多極分散型国土形成促進法の法制化、又、竹下総理提唱のふるさと創生論、国土の均衡ある発展の面から中央集権から地方の時代への移行のチャンスかと存じます。国際コンベンションシティ都市の指定を受け、更に二十世紀最大のイベント冬季オリンピック国内都市の決定を見るにつけ、今や千載一遇の受け皿づくりが出来たものと思います。

 長野にも言語サービスボランティア五十数名の協力体制や国際親善クラブや企業の協力があるようですが、それで事足りるわけにはまいりません。それらの方々のバックアップの中で、この機会に世界の主な外国の専門学校創設により若者の養成に力を入れたらどうでしょうか。そして若々しい活気に満ちた都市として、伝統と歴史の仏都長野、芸術文化あふれる長野、ウィンタースポーツのメッカとして、世界のリゾート都市として国際的魅力ある都市づくりのためにも、二十一世紀のアプローチとして外語専門学校の創設を提言しながら、市長のお考えとあわせて、国際コンベンションシティ都市への今後の取り組む御所見をお伺いいたしまして、質問を終わらせて頂きます。



○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 玉井議員の御質問にお答え申し上げます。

 青少年健全育成につきましては教育委員会と相携えて市民総参加の健全育成になお一層努力してまいる決意でございます。多項目にわたる御質問につきましては又、教育委員会の方からお答え申し上げます。

 外国語専門学校の創設について御質問頂きましたので、お答え申し上げます。

 長野市は松本市と並んで長野県では、二都市が国際会議都市の指定を国から受けたわけでございまして、時あたかも冬季オリンピック国内候補都市に決定したわけでございまして、しかも二十一世紀へ向かってはいよいよ国際化の時代でございまして、国際化を避けて通れない状況の中で、国際化をどういうふうに果たしていくかということが、その地方の活性化と将来を決すると言っても過言でないと、このように私は考えておる次第でございます。

 そういう中で、ますます国際交流・国際化を盛んにしていく必要があるわけでございまして、既に長野市はクリアウォーター市とは姉妹都市関係を結んで、いろいろ市民レベルの交流、又、学校の先生など派遣して頂いたり、こちらからも学校の先生が研修に行ったりして、大変交流を進めておりますし、中国の石家庄市ともいろいろ交流を進めておりまして、そういう姉妹都市、友好都市を中心に、世界各国との交流をなお一層進めていくことが冬季オリンピックの世界へ向かっての招致活動を強力に進める上でも必要でございまして、そういう中で外国語教育の充実と通訳の養成は、非常に大事な招致活動へ向かって冬季オリンピック実現に際しても大きなウェイトを置かなければいけない一つの市として、取り組んでいく事業の一つでございまして、外国語専門学校等の創設につきましては現在市内の状況を見ますと、外国語を教える専門学校一校ございますし、又、短大が外国語専門の学科のある短期大学が二校ございますし、塾、あるいは教室もありますし、長野市の成人学校では英語を城山公民館、中部公民館で講座を開いております。

 中国語につきましては中部公民館で講座を開いておりますが、成人学校や長野市の老人大学、働く婦人の家、勤労青少年ホームなどで、外国語の講座を増やしていきたいと、このように考えておる次第でございますし、将来的には外国語専門学校も必要であろうと考えておりますが、国の機関の地方移転が竹下内閣になりまして、今取り組んでいる中でございますので、長野市といたしましても、いろんな機関の移転を考える中で東京外語大学といいますか、そういう大学の地方移転ということも強力に働きかけておるところでございますが、長野市の大学立地懇談会の中でも将来に向かって長野市に必要な大学、教育機関の誘致、あるいは設立ということをいろいろ議論して頂いておりまして、特に昭和六十七年度から大学へ入学する適齢期の人がずっと減少してしまうと、こういう中でやはり大学を立地させるには長野県から入学して頂くとともに、関東都市圏、関西都市圏、全国的に新しい長野市の大学に入学をしてもらえるような、そういう大学が必要でございまして、外国語専門の学校、あるいは大学も是非そういう大学立地懇談会の中で、いろいろ意見を求めてまいりたいと考えておりますが、民間あるいは第三セクターでやる方法もいろいろございますが、そういうことも含めていろいろ検討していきたいと考えておる次第でございまして、冬季オリンピック実現に向かっては、どうしても市民の皆さんの外国語に対する熱意、又、専門通訳の養成は必要でございますので、今後一層招致委員会としてもそういう方面に力を入れていきたいと、そういう中で外国語専門学校の創設等も考えてまいりたいと、このように考えておる次第でございます。

 そして、国際コンベンションシティにふさわしい都市づくりを進める中で、冬季オリンピック開催を目指して努力してまいりたいと考えております。



○副議長(高川秀雄君) 教育次長新井君。

   (教育次長 新井好仁君 登壇)



◎教育次長(新井好仁君) 青少年健全育成につきまして幾つか御質問頂きましたので、お答えさせて頂きます。

 まず初めに冬季オリンピックを児童生徒の学習の場において、どのように意義づけて対応するかについてお答えさせて頂きます。

 去る六月一日冬季オリンピック国内開催地が長野市に決定した翌日のことでございます。ある小学校の三年生児童が担任に連れられて市役所を訪れました。それはオリンピック招致の願いを込めてクラス全員で描いた絵を見に来たのであります。子供たちの表情からその心の内は、自分たちが一生懸命書いた絵によって願いが届いたと信じ、喜びにあふれていたように思います。

 又、ある学校の学級通信に載りました六年生の日記を御紹介させて頂きます。「いきなりドーンと花火が鳴りました。今日は何があったっけと話していた時、お友達が冬季オリンピックがどこでやるか決まる日だよと言ったので、テレビをつけてみました。途中だったけど、長野に決まったと放送していました。まるでうそのような感じがしました。それはまだ国内での決定なので、今度は世界の中で日本に来るか、不安な気持ちでいっぱいです。でも、やっぱり心の中はどきどきしています。何か本当に長野に来そうです。みんなで作文とかポスターで頑張ったからだと思います。本当にうれしかったです」と喜びをいっぱいに表しています。

 同じ学級通信にオリンピックへの夢と題してある父親の文章も載っていました。それは「六月一日の夕暮れ近く小雨の中、長野の空をどよめきが通り過ぎた。一九九八年オリンピック招致の国内候補都市が長野に決まったのである。とは言っても世界の候補都市の中から長野でオリンピックを開催するまでの道のりはまだ長い。けれども長野でオリンピックを開くという大きな夢が膨らんだということは確かなことである。今六年生の子供たちはこれから人間としての基礎を固め、人生で最も輝かしい時代を迎える。そんな子供たちに長野でオリンピックをプレゼントできたらすばらしいことだと思う。大人たちは努力と忍耐によって、この夢を実現しようとするであろう。これも又、子供たちへのプレゼントとなるであろう。二十一世紀のためにも」と、その感動を子供の日記に添えてありました。

 この親の願いと子供たちの夢と希望を大事にして、平和の祭典オリンピックの精神と国際人としての参加の仕方を自覚させ、深く豊かな人間性を実現させていくことが学習の場における意義づけと思っております。

 その対応としまして、当面考えられますことは市長さんがプレゼンテーションで述べられましたように、旭川、山形、盛岡の子供たちの気持ちを大事にして、長野市の子供たちとともにオリンピックに向けて夢と希望と期待が実現できるように交流の方法を検討し、実践してまいりたいと考えております。

 又、冬季オリンピック開催都市でありました札幌市がオリンピック招致までに学校教育でどのように取り組まれてきたか、情報収集し、小・中学校並びに高等学校での学習に参考としてまいりたいbニ考えております。

 更に、十年後の僕と私を考えたとき、今のうちから自分なりきの夢や希望を描きながら、国際人、社会人としての自分の果たせる道を考えさせる指導や、国際感覚を養うための教材開発と各学校が主体的、積極的に進めるように考えてまいりたく思います。そのためには学校の先生方によりますオリンピック学習指導委員会とでもいった組織を作り、オリンピック招致委員会との連携を図って効果的な教育活動が出来るようにしてまいりたいと考えております。

 心したいことは過熱し過ぎて学校教育の本質を欠くことのないよう、又、十年後が終結点ではなく、二十一世紀に生きて働く目標、内容でなければならないというところでございます。

 次に、青少年健全育成に関します現実的な面についての御質問にお答えさせて頂きます。

 青少年の刑法犯件数は戦後の第三ピークと言われております。私が多くの子供たちと接してきて感じますことは、ほとんどの子供たちは豊かな感性を持ち、明るく物おじせず、表現力や創造力に富んでいて、好奇心が強く行動力のある子供たちのように感じております。それだけに心が揺れ動く振幅が大きいのが今の子供たちの特徴のように思っております。そうした子供たちに対して親の無理解、放任や家庭崩壊などで家族の共存感情が喪失し、子供の心の振幅を包みきれないとき問題行動、非行が生じやすいと感じております。

 最近の長野市での非行の状況を見ますと、中学・高校生を中心に万引き、自転車等などの初発型非行並びに女子の非行が増加しております。又、虞犯不良行為では不健全娯楽、金銭乱費、喫煙等が主となっております。こうした少年たちを補導するために長野市少年補導センターでは地区委員四百六名、学校委員八十八名の補導委員を擁しまして、昨年度は六百人を超える少年を補導し、健全育成の最前線で活躍して頂いております。

 又、青少年健全育成審議会での有害図書の指定でございますが、毎月一回の審議会をもちまして一回に三十から三十五冊平均の有害図書指定を行ってきております。これらの内容は近年極めて悪化し、卑わいかつ露骨を極め、性に対する羞恥心はみじんも見られません。本年度は審査を漫画本や単行本、アダルトビデオにまで範囲を広げてまいりたいと思っております。

 教育委員会としましてはこうした社会の悪環境の浄化を全市民的な運動として取り組むため、青少年育成市民会議、同地区会議、少年補導委員協議と連携をいたしながら、七月に行われる全国環境浄化強調月間運動に合わせまして有害図書の販売アダルトビデオの貸出しや販売店の青少年への対応状況につきまして、実態調査を実施してまいる所存でございます。その結果により、行政指導の方向を検討し、管理販売について指導を実施してまいりたいと思っております。

 次に、ファミコンゲームについての御質問にお答えさせて頂きます。ファミコンゲームにつきましては全く御指摘のような功罪を感じております。この過熱は多分に宣伝の影響を受けております。ブームを抑制していくため、状況を事前にとらえることを心がけ、業者に対しては販売を日曜日や予約制にするようお願いしていくよう図ってまいりたいと考えております。又、学校に対しては子供たちの遊びの状況をとらえて頂き、健全な遊びについて家庭の啓蒙と子供への具体的な指導をお願いしてまいりたいと思っております。

 次に、育成会の組織運営につきましてお答えさせて頂きます。現在の組織数は育成会連絡協議会が四十二、単位育成会が五百団体となっております。その中で全戸加入が四百余り、任意加入が九十ほどの単位育成会となっています。全戸加入は八〇%を超えておりますが、望ましくは地域ぐるみの育成会活動でありますので、これからも育成会連絡協議会を通しまして全戸加入をお願いしてまいりたいと考えております。

 健全育成関係の最後についてですが、冬季オリンピックのボランティア活動の要請があった場合の対応についてお答えさせて頂きます。

 世界各国の選手を招くのにふさわしい物心両面にわたる環境づくり、子供たちのオリンピックにかける純真な夢を実現出来るよう、招致委員会や他のボランティア活動団体等と連携を取り合って、具体的な形で実践出来るように努めてまいりたいと考えております。

 更に、校内研究に関して少し見解を述べさせて頂きます。児童・生徒を学校教育を目指して育成することは、その学校の主体的努力によって任せるべきことと思います。一人一人の教師は目の前の子供たちを教育目標の実現に向けまして、教育することが本職でございます。そのために一人一人の子供たちに分かる授業、楽しく意欲が持てる学習を願っていくことが大事にされます。したがいまして、教師は教材研究、指導方等の研究を十分にすることが使命でございます。そうした観点から御提言の問題について検討させて頂きたいと思います。

 なお、進路指導につきましても十分見直しをし、このことについて検討してまいりたいと、こういうふうに思います。

 以上でございます。



○副議長(高川秀雄君) 十四番玉井君。



◆十四番(玉井孝雄君) 市長並びに教育委員会から大変どうもありがとうございました。



○副議長(高川秀雄君) 三十五番入山路子君。

   (三十五番 入山路子君 登壇)



◆三十五番(入山路子君) 三十五番入山路子でございます。

 通告に従いまして質問させて頂きます。時間の都合上、単刀直入に申し上げますので、言葉の足らないところも多々あるとは存じますが、お許しをお願い申し上げます。

 日本におきまして、現代は上野の浮浪者さえもが糖尿病であるという飽食の時代と言われております。豊かな良き時代を迎えているのですが、反面去る六月十一日付信濃毎日新聞に、いじめ、登校拒否、家庭内暴力の原因として食生活の影響もあると報じられておりました。食事という人間にとりましては、最も基本的な行動による心身の影響が多大であることを示していると考えられます。教育基本法の第一条に心身共に健康な国民の育成が明示されてございますが、子供たちにとりまして健全育成の重要なポイントを占めると思われる食生活の中で、学校給食についてお尋ねいたします。

 給食時間は教科学習からも開放されて明るく楽しい雰囲気の中で、教師の適切なる指導のもとに礼儀、作法、しつけ、生活規範の体得、又、協調性の体得等々、教科学習では得られない生きた実践教育の場として、高く評価に値するものであると考えます。

 さて、この背後にありましては、長野市には三カ所に共同調理方式による給食センターがございます。そこでは栄養士さんを初めとする職員の皆様の並み並みならぬ御努力があると耳にいたしております。献立作成に当たりましては、教育的見地から健全なる嗜好の育成を心がけながら大量調理、運搬という中で、もろもろの欠点の起こりやすい環境を研究、調査され、子供たちの喜ぶ給食を心がけてくださっておられますことに、給食にあずかっている児童生徒を抱えている母親として、心から感謝申し上げます。

 そこで、学校給食の教育の重要な役割を考えまして、次の点をお尋ねいたします。

 一つ、情操教育、物を大切にする心を養う観点より、料理の着物とさえ言われる食器類の見直しはいかがでしょうか。十三日の質問にもございましたが、はしの使用についてでございますが、日本人特有の指先の器用さ、又、指先の運動刺激が健康にもつながる観点から、日本伝統のはしの使用の促進をお願いいたします。

 次に、三つの給食センターの給食内容に格差があるのではないかと耳にいたしますが、この点につきましてはいかがでしょうか。又、かつての文部省調査で給食の残飯が年間二百二十億円に上ると言われました。現在も大分あるのではないかとも考えられますが、米飯給食の促進とあわせまして、学年差なども考慮に入れた「残さない、残らない給食」への取組みについてはいかがお考えでしょうか。

 三つ目、先日も小田切小学校触れ合いルームを見させて頂きましたが、多目的スペースに畳を敷いてあり、全校一斉給食ができるという学級を超えての交流や、指導の場所となり、現場の教師からも児童からも非常に喜ばれておりますが、給食の重要な意義の一つに挙げられます好ましい人間関係の育成のために、空き教室などを利用したりしたランチルーム設定の今後のお取り組みがありましたら、お聞かせ下さい。

 その他でございます。冬季五輪長野招致を切望している一人として、今後外国の方々が日本の、しかも長野に来てよかったといえる環境づくりが急がれるわけでございます。そこで長野市民として諸外国のお客様をお迎えする心づくりを今から築くべきと考えております。国際時代にふさわしい市長さんとよく耳にいたします塚田市長さん御自身は、外国にはないと言われる国際化という言葉についてどのようにお考えでしょうか。時間の関係上、雑ぱくな質問になりましたが、市長さん並びに教育委員会の皆様の誠意に満ちた明快なるお答えを御期待申し上げまして、質問を終わらせて頂きます。



○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 入山議員の御質問に私からお答え申し上げますのは、国際化についてどのように考えるかという御質問でございますので、お答え申し上げます。

 冬季オリンピック招致の国内候補都市も長野に決まりまして、いよいよこれから長野市が世界に向かって招致活動を進めるわけでございますし、又、二十一世紀は国際化の時代というふうに言われてますが、外国には国際化という言葉はないんだと、日本だけだと、こういうことでございますけれども、日本が非常に民族性が諸外国のように海がなくてすぐ隣が違う国だと、こういうような環境になくて、周りが海に囲まれていると、こういう状況の中からやはり島国であるという中で、ともすれば世界に開かれた気持ちというより、中で同じく一緒に皆で村意識を持ちながら、地域を明るく住みよくするために努力してきたという、こういう長い間の歴史的な経過の中で日本人が住んできたと。

 しかし、いよいよこれから世界が狭くなって、航空機やいろんな交通手段が発展してきまして、いよいよ経済的にも文化的にも社会のあらゆる面で国際化といいますか、地球的な規模でもう現実に日本のいろんな経済的なものが動いてきておると、社会的な面もそれにつれて文化的な面もいよいよ国際交流が盛んになっておると、長野市においてもハイテク産業などが非常にございまして、諸外国といろんな取引をしておると、こういう中で、やはり日本人も世界に開かれたそういう国際性を身につける必要があると。日本の立場で考えるではなくて、外国の立場でそれぞれの国にはそれぞれ固有の文化なり、それから固有の社会なり、そういう固有の考え方があるんで、そういうものを尊重しながら、お互いの立場を尊重しながら国際交流を進めると、こういうことが非常に必要になってくるんではないかと。それが強く今我々日本人に求められておる国際化ということではないかと、こういうふうに私は認識をしておりまして、これからオリンピックを開催するにつけても、やはり世界各国と国際親善を進めながら、そして長野へ迎える、長野らしい国際化といいますか、長野方式の国際化というものを考えながら冬季オリンピックの長野市実現を目指して努力していくと、こういうことで、冬季オリンピックにつきましても、やはり長野らしさというものを強く打ち出す中で、世界にアピールして必要があると、そのように考えております。

 オリンピック運動はオリンピック憲章にも、又、サマランチ会長も会うたびにお話しておるのはオリンピック運動は平和運動なんだと、国際親善のスポーツの祭典でもあり、又、平和への人類共通の願いを込めた大きなイベントであると、こういうことでございますので、その意味もかみしめながら長野市としての国際交流を進めていくと、これが二十一世紀へ向かって長野市の大きな飛躍につながると、そういう気持ちが市民の皆さん一人一人の心に芽生えるように、これからも考えていかなければいけないと、このように考えている次第でございます。



○副議長(高川秀雄君) 教育次長新井君。

   (教育次長 新井好仁君 登壇)



◎教育次長(新井好仁君) 学校給食につきましてお答えさせて頂きます。

 まず初めに、学校給食を学習活動とする意義目的についてですが、御指摘のとおり学校給食は、単に弁当を食べるということと異なり、大事な学習として位置づけております。その目的を日常生活の食事についての正しい理解、食事について望ましい習慣や態度、食生活の合理化、栄養についての正しい理解などとしまして、給食の準備、配食、配膳、食べ方、片づけ等の過程を通し、感謝の気持ちを育てたり、栄養に対する関心や楽しい食事の取り方、自分の食生活の見直しなどの意義を大事にして指導されております。楽しい食事を味わわせるためには、教師と子供たちが心の温かいかかわりあいを保たなければなりません。そのために各学校ではいかに楽しい給食の時間にするかについて、それぞれ工夫をしているわけでございます。

 しかし、こうした配意に欠けている向きも感じておりますので、給食指導委員会を通しまして目的と意義にあった指導と配慮がなされるよう、お願いしてまいりたいと思います。

 次に、給食の内容を年齢差や個人差に応じたものにできないかについてお答え申し上げます。供給量は小学校低学年、高学年、それと中学校の三段階に分けております。個人差に対しましては、子供が自分が食べられる量を決めて配食するなどの配慮がされております。しかし、給食の目的から考えますと子供の嗜好に偏ることのない配慮は指導の中で大変大事であり、各学校でもそのことについて気を使っているところでございます。

 又、残飯が出ないようお願いしていますが、子供の体調、栄養のバランスから副食はできるだけ食べるように勧め、どうしても残す場合はパンを残し、家に持ち帰るようお願いしております。

 共同調理方式の問題についてですが、各学校給食センターでは大量に給食を作りますため、その欠点をできる限り最小限にする努力をしております。又、献立が画一にならない工夫は三つの学校給食センターの栄養士が連絡会議を開いたり、各学校の給食担当の先生方と給食センターの職員による運営委員会を毎月開いて、献立の反省や児童生徒の要望、給食指導上の問題等について協議し、改善を常に加えられるようにしております。

 なお、料理が冷めないよう食缶についても構造的な注意を払っております。例えば、センター出発時の温度と教室に持ち込まれたときの温度を調査してみましたところ、距離的に遠い七二会小学校での結果は、出発時の味噌汁の温度が八十三度で、教室到着時の温度は七十度、このときの外気の温度はマイナス一度でした。味噌汁を食べる適温は五十五度から七十五度と言われておりますから、その時点では適温と言えます。配膳から食べ始めまで五分から十分かかりますから、食べ始めるときの温度はそれより幾分下がっていることになりますが、適温の範囲内に入っていると思います。私も子供たちと一緒に食べてまいりましたが、暖かいものが冷めすぎていたということは最近にはございませんでした。

 又、配膳時に余り高温では危険が伴う心配が生じてまいります。冷たい食品につきましては各学校に保冷庫を設置してありますので、牛乳等を保管できるようになっております。

 次に、食器類の見直しについてでございますが、食器類の管理につきましてはより安全で衛生的でなくてはなりませんので、これらを洗浄したり、消毒、保管庫等が伴ってまいりますので、現在のところ調理内容に応じた食器類、例えば木製の食器や陶器の食器類は困難と感じております。しかし、はしの使用などにつきましては、個人持ちとして学校の教育的な見地に立って工夫されることは、その主体性に任せてまいりたいと思っております。

 最後に教室で給食をとることの問題でございますが、御指摘のとおり給食時の環境づくりに十分配慮しませんと、味けのないものとなってしまいます。現在、一部の学校において空き教室などを、ランチルームとして利用している学校もございますが、他の多くの学校におきましては施設に余裕がありませんので、ランチルームに利用するオープンスペースを取ることができない状況でございます。

 しかしながら、時間がかかる問題とは思いますけれども、御指摘の点について工夫できるところは、学校とともに考えて実施できるように努めてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(高川秀雄君) 五十三番入山君。



◆三十五番(入山路子君) 市長さん並びに理事者の皆様の温かいお言葉ありがとうございました。

 市長さんの特に長野らしい国際化都市、よろしくお願いいたします。



○副議長(高川秀雄君) 四十四番松木茂盛君。

   (四十四番 松木茂盛君 登壇)



◆四十四番(松木茂盛君) 四十四番松木茂盛でございます。

 既に通告してございます順序に従いまして御質問を申し上げたいと存じます。十三人ほど前に質問者がございまして、項目では重複するかと思いますが、視点を変えまして伺いたいと存じます。

 質問の第一は飯綱高原に建設予定の冬季オリンピック施設についてお伺いをいたします。

 今世紀最大のイベントとして一九九八年冬季五輪長野招致は長野市民にとりまして半世紀にわたる悲願でございました。過ぐる六月一日、その第一関門を通過することができたのであります。この度の市議会におきます招致運動は昭和六十年三月議会意見書議決以来三年余の取組みになったわけでございます。しかし、何にも増して塚田市長、吉村県知事を中心に理事者・議会が一体となり、スポーツ団体、あるいは経済団体、あるいは各種団体が加わり、全市民、全県民挙げての運動展開に発展させ得たことが、国内一本化に導く大きな原動力となったものと確信し、まさに御同慶の至りに存ずる次第でございます。

 かかるうえは第二の関門であるIOCにおいて、十年後の長野開催を勝ち取らなければならないわけであります。国内一本化決定の興奮が覚めやらぬ昨今でございますが、直ちに世界に向けての運動体制づくりが求められております。施設建設と並行いたしまして、PR計画の策定、あるいはPR運動の展開等々、これらの準備のためにも招致事務局体制の強化が不可欠と考えます。取り分け国際的な候補地決定争いということになるわけでありますので、通訳を含めた強化体制について市長の御所見をお伺いしたいのであります。

 次に、オリンピック招致運動と関連をいたしまして、市行政の執行体制強化についてお伺いをいたします。市長職の激務は衆目の一致するところでございまして、東奔西走、通常でも陳情日程を設定するのに四苦八苦の現状でございます。加えまして今後IOCに向けた招致活動を考慮したとき、市長は市民の生の声を聞く機会を失いかねない状況にあろうかと存じます。一方、助役職におきましても現状多忙を極め、一年を五百日過ごす、つまり五百日分を一年で消化しなければならないと、このような声が出るほどでございます。このような現状にかんがみ、行政権者と市民に乖離を生じさせないためにも助役職を二名制とし、政務助役あるいは事務助役に分担をしたらいかがと存ずるわけであります。市長のお考えを承りたいと存じます。

 続きまして、オリンピック施設の具体的な課題について伺います。飯綱高原に建設予定のフリースタイル、リュージュ、ボブスレーの施設でございますが、概要計画書の位置によればこの施設の下流に簡易水道の水源などがあり、水質汚染を心配する向きがございます。そこで、この周辺における選手の休憩施設や、あるいは一般観客のためのホテル等の下排水等々についてはどう処理されるおつもりなのか、この機会にお伺いしておきたいと存じます。

 次に、選手村から、あるいは長野駅、あるいは高速道からの選手、更には観客の輸送体制とそのルートについてお伺いするわけでありますが、概要計画書によれば市街地から七曲線を使用して会場に輸送する計画となっておりますけれども、いずれにいたしましても抜本的な改良がなければ対応でき得ないと、このように存じますが、このルートの変更等、ルート決定についてのお考えをお示し頂きたいと存じます。

 質問の第二点は、飯綱高原開発について伺います。

 現在、大池東北部約百八十ヘクタールに新たなゴルフ場建設の動きが具体化されております。関係住民は公害の心配がない施設ならばと、ゴルフ場開発に賛成する方向が打ち出されつつあります。そこで二、三の課題についてお伺いをいたします。

 その一つは計画内に市道がございます。このルート変更を予定しているようでございますが、変更に当たりましては関係住民の意見を尊重して、変更指導されるおつもりかどうか。

 同時にこの周辺一体の水路にはイワナが生息する清らかな湧水地帯でもあります。クラブハウスの下排水、あるいはゴルフ場での施肥、殺虫剤、殺菌剤、除草剤等々の流出によってイワナが住めなくなるような水質汚染がないのかどうか、大変心配する向きもございます。したがいまして、これらの行政指導について一体どこまで出来るのか、お伺いするものであります。

 次に、公園地帯開発にあわせまして、その中間の道路網の整備についてでありますが、一般に一つのゴルフ場の会員は二千人から四千人と言われておりますが、これらの方々がシーズン中に集中して施設に集まるわけでありますが、現状の指導では幅員が狭隘のために交通渋滞を招きますし、又、同時に交通事故も起きる可能性が含まれております。したがいまして、この中間の市道の整備体制について、どのようにお考えになっているのか、お伺いしたいのであります。

 質問の第三点は浅川ダムについてでございます。

 下流域の水害防止を中心に、過去百年にさかのぼり水害防止を目的として、ここ十数年にわたりましてダム建設のための調査を進めてまいりました。幾多の紆余曲折があって、ようやく一定の方向が見出されてきたわけでありまして今日まで市長を初め、関係者の御努力に深甚なる謝意を表するものでございます。

 さて、かねてから浅川ダム以北に居住する住民よりダム建設に伴い、以北が過疎にならないためにと称しまして十数項目からなる要望書を市長に提出をされているわけであります。これらの要望につきまして、このダムの水没する地域との一定の方向づけが出来た以上、そろそろ回答を出してしかるべきかと存じますけれども、どのようなお考えをお持ちか明らかにして頂きたいと存じます。

 次に、質問の第四点は過疎バス対策についてお伺いをいたします。

 三種路線転落を契機といたしまして、五年ほど前に台ケ窪線の路線バス廃止の通告を受けたわけでありますが、関係住民は大変驚きとともに、子供たちやお年寄りの足を確保するということで、必死になりまして陳情に陳情を重ね、市御当局にお力添いを願ったわけでありますが、川中島バスは新たに小回りのきくグリーン観光バス株式会社を設立されまして、台ケ窪線の運行と同時に採算性を考慮されて長野市が麓原よりスクールバスを運行しておりましたが、これを同時運行させてほしいという申し出があり、同時運行されて今日に至ったところでございます。台ケ窪線の運行開始以来一年ほどたちましたが、やはり不採算を理由に採算点まで地元住民に対しまして、一部負担金の要請がございました。以来関係全戸より月千七百円あての負担金を徴収してきたところでございます。

 しかしながら、昨年末、さらに赤字を理由に負担金の大幅な値上げをしてきたわけでありますが、関係住民は負担しきれずに今年の三月をもって休止路線とされたのでございます。住民の足を守るための公共的交通維持のために、麓原からのスクールバスをセットで委託をしてきたわけでありますが、一方で住民の足を切り、一方ではスクールバスだけを運行させているのは少し現状に解せない点がございます。この点の行政指導は一体どうなっているのかお伺いするものであります。

 次に、中曽根線でありますが、このたび九月末日をもちまして廃止したい旨の通知がきているようでございます。この路線は昭和三十年開通以来、三十三年間運行されてきたわけであります。今日まで三種路線に落ちてはいないわけでありまして、関係住民の声では平均乗車率五人以上はキープしていると、このように伺っております。赤字ではないけれども、利益が出ないからといって一枚の通知書で路線廃止が簡単になされるとすれば、公共交通の社会的使命は一体どうなるのか、経営理念を疑わざるを得ないのであります。そこで、この路線存続に対しまして行政指導のお考え方をお伺いしたいのであります。

 最後にその他で伺います。

 一点は現在市道、農道、河川敷等々におきます分筆登記業務等々が消化しきれない量を抱えていると、このように仄聞しております。これらの業務のスムースなこの執行のために、今後はやはり土地家屋調査士会等の力を借りたらどうかというふうにも考えるわけでありますが、その点についてのお考えを伺いたいのであります。

 最後に時間がありますれば、産業廃棄物対策について後ほど席の方でお伺いしたいと思います。三十分という限られた時間でございますので、明快なる御答弁を頂き、再質問させて頂きます。

 終わります。



○副議長(高川秀雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 松木議員にお答え申し上げます。

 まず最初にIOCに向かっての招致準備局の体制強化についてお答え申し上げますが、これはJOCと一体になって招致活動を進めていかなければいけませんので、当面は長野冬季オリンピック招致委員会から五名か、あるいは六名、又JOCの方から五名か六名の委員さんで十名前後の委員さんで早急に体制づくりの委員会を作りまして協議を進めると、こういうことでJOCと話が成立いたしましたので、今人選を急いでおるところでございます。

 それで招致委員会は、今度は日本的なスケールの大きなものにしていくと、札幌の例などもいろいろ検討しておりまして、札幌では財界の当時の中枢におった植村さんが会長で札幌市の市長が副会長だそうですが、とにかく日本的なスケールに招致委員会を模様替えすると。それとともに、長野市の中のオリンピック準備室もオリンピック室にしなければいけないし、市政とオリンピック招致とが連絡もスムースにいかなければいけないので、オリンピック室と招致委員会の事務局体制が兼務の方式がいいんではないかと、このようなことをいろいろ今助役の段階で詰めておるところでございまして、招致活動がスムースに行くように体制強化を図って、事務局も強化してまいりいたと、このように考えておる次第でございます。

 それに関連しまして、市の行政執行体制の中で助役は二人制について御質問頂きましたが、これはやはり市長、助役、部長ということで、やっぱり系列がはっきりしていた方がかえって仕事はスムースに行くんで、複数になるとその辺の打ち合わせがちぐはぐになったりして、かえって仕事がスムースにいかない方が多いと。全国の例でもそのようなことがございますし、私は助役は一人で十分だと。特に山岸助役さんはもう三人も五人前ぐらいの仕事をやって頂いてますから、二人制は考えておりません。

 世紀の大事業の招致活動に取り組むわけでございまして、日常の市政業務がおろそかになってはいけないと、私も常々自重自戒しておりまして、このごろも早速六月一日以降の部課長会議で国内一本化は決まったけれども、これからいろいろ世界に向かって招致活動を進めるけれども、それだからこそ日常の業務は市長、助役、部長、課長以下全職員一丸となって、市民の皆さんの信頼にこたえていくことが、一丸となった市民の御理解と御協力の中で、世界に向かって力強く運動を進めていく原動力になるから、毎日毎日の日常業務はきちんとやっていこうではないかと、こういうことを話し合った次第でございまして、私自身も市民の皆さんの生の声を今までより以上に聞く、又その点には十分配慮して市政を執行していきたいと。全職員一丸となって市民の皆さんの負託にこたえる執行体制を築き上げていきたいと、このように考えている次第でございます。

 次に、飯綱高原のオリンピック施設建設に関連いたしまして自然保護と汚染防止について、御質問頂きましたが、これは具体的に又、担当部長の方からお答え申し上げますが、自然保護、汚染防止には十分配慮していくと、そういうことで招致委員会に自然保護専門委員会も設置したり、又、市の冬季オリンピック招致関連施設委員会にも、新たに自然保護部会を設置したりして十分調査検討をしてまいりたいと、その辺住民の皆さんの心配のないようにしていきたいと、このように考えております。

 続きまして、飯綱高原への道路でございますが、七曲線を一応予定しておるがということでございますが、飯綱高原へ行くアクセス道路はいろいろ考えられます。一つは七曲の道路ですが、バードラインの復旧もあります。それもぜひお願いしていきたいと。それから県道飯綱高原線の整備、これも浅川ダム、大変御配慮頂きまして地権者の皆さんのこの間調印も頂いたのでございますので、浅川ダムで整備が進みますし、この県道飯綱高原線の整備も重要なアクセスだと、このように考えてますし、又浅川台ケ窪線はぜひ国庫補助事業に持ち込む中で、早急にバイパスの調査をいたしまして、地元の皆さんの御理解を頂きながら台ヶ窪地区のバイパスを通すと、こういう中で全線の整備を図っていきたいと、このようにアクセス道路をいろいろ考えて、一本だけには絞らないで何本もあると、こういうことが非常に今後の飯綱へのアクセスに非常に大事なことだと、こういうに考えて取り組んでいく次第でございます。

 以上私からお答え申し上げました。よろしくお願いします。



○副議長(高川秀雄君) 企画調整部長夏目君。

   (企画調整部長 夏目貞美君 登壇)



◎企画調整部長(夏目貞美君) お尋ねのうち、過疎バス対策に関連いたしまして、台ケ窪線の廃止についてお答え申し上げます。

 御指摘のように川中島バスが台ケ窪線を運行しておったわけでございますが、利用者が少ないということで、六十年の三月に廃止されたわけでございます。しかし、この際、地元からの御要望がありまして川バスから川中島グリーン観光に変わって、この路線が廃止路線代替バスとして運行が続けられてきたわけでございます。この代替バス運行に際しましては、運行条件といたしまして、平均乗車密度が五人以上の運賃を地元で確保するということで運賃が確保できないときは地元で負担するというようなことで、それぞれ御負担願って実施してまいったわけでございますが、たまたま六十三年三月末日になりまして、やはり地元でも運賃の負担が出来かねるというようなことで、地元とのお話し合いの上で廃止になったわけでございまして、しかしながら、児童生徒に対しましては六十三年の四月一日から川中島グリーン観光と契約いたしまして、スクールバスという形で運行しているのが実態でございます。

 ただスクールバスでございますので、やはりお年寄り等の地域住民についての救済措置はないわけでございますが、このときこういう路線に関しましては他にもあるわけでございまして、私どもも市の交通対策委員会等へお願いしていろいろ御研究を願っておるわけでございますが、非常に難しい問題であり、弱った問題であるわけでございますが、実態はさようなわけでございます。

 次に、中曽根線の関係でございますが、中曽根線はこれは三十年に開通ということで、非常に長い期間運行されておるわけでございますが、ただ今のところは若干ではありますが、経常収益より経常費用の方が少ない状況であるというふうに私どももとらえております。

 それで、バス会社が九月下旬で打ち切りたいというようなことを地元の区長さんへ申し込まれたと、こういうふうにお聞きしております。私どもといたしますれば、いずれにしろこれは非常に朝は小・中学生や高校生等が沢山乗られまして利用者が多いわけですが、日中が非常に少ないというようなことでございますが、私どもといたしましてもこの路線についてはぜひ続けてほしいということで、関係方面へ働きかけていきたいと、かようなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(高川秀雄君) 建設部長小林君。

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 私から飯綱高原開発についての特に道路の付け替えについてお答えを申し上げたいと存じます。

 関連する道路でございますが、今回開発を予定しております予定地内に県道栃原北郷信濃線、この道路が入るわけでございますが、この道路につきましては未供用部分が市で管理しておる状況のものでございます。基本的には私ども二度ほど事業主との基本的な考え方で付け替えを協議してございます。そういう中でこの付け替えに当たりましては、付近に先ほど議員さん御指摘のイワナもございますし、ミズバショウの関係も数多くあるわけでございます。そういう中から、これから図面に提示するにつきましては、地元の関係者と御相談申し上げながら詰めてまいりたいと、こういうことでございますので、御了承をちょうだいいたしたいと思います。

 なお、施設が出来た場合の中間的な道路網、これにつきましてはやはり浅川高原線、台ケ窪線、山麓線等、これらの整備でございますが、前段で市長申しましたとおり、それらの促進を図ってまいりいたいと、かように思うわけでございます。

 次に、浅川ダムの関係でございますが、ダム以北の地区要望につきましてお答え申し上げます。

 基本的な実施調査については、水没予定居住者との話し合いが円満のうちに正式に補償交渉を含めた段階で調査に入る運びとなったわけでございます。この度の件につきましては一ノ瀬の皆さん、大変御理解と議員さんのお骨折りでもって、私ども深く感謝を申し上げるところでございます。

 そこで、五十九年十月二十日付で浅川ダム上流地域対策委員会から提出されました、十四項目の浅川ダム建設に対する上流地域の開発についてと、こういう要望書が私ども承っておるわけでございますが、大変多岐にわたる問題でございまして、今度は浅川地区全体のダム対策委員会、あるいは水利権等も含めた関係でございますので、それらの調整も図りながらやってまいりたいと、そういうことで今すぐ回答ということになりますと困難でございますので、もうしばらくお待ちを頂きたいと思います。

 なお、それからその他で道路、水路、あるいは払い下げ等の登記の問題でございますが、御指摘のように直営も含め、区画調整扱いの方への委託も十分考えてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(高川秀雄君) 環境部長小島君。

   (環境部長 小島武彦君 登壇)



◎環境部長(小島武彦君) ゴルフ場の行政指導に関してちょっと申し上げたいと存じます。

 やはり行政指導は届出の一番の元でございます県ということになりますが、この県の自然保護条例に基づきましてやっております環境影響調査の調査項目の中に、人の健康を損なうもの及び農水産物の生産に影響を与える化学物質の調査というものが義務づけられてございます。

 したがって、市としては調査書の結果を待って予測できる問題については意見提言してまいりたいというふうに考えております。

 又、ゴルフ場そのものは公害発生指定事業にはなっておりませんですが、やはりこれを適用いたしまして、長野市の公害防止条例に基づくいろんな対応が出来るのではないかというふうに考えております。

 以上です。



○副議長(高川秀雄君) 四十四番松木君。



◆四十四番(松木茂盛君) 大変適切な御答弁を頂きましてそれぞれ質問の趣旨に沿いまして、一層市民の要望にひとつこたえて頂きたいと存じます。

 取り分けバスの問題につきましては北郷線は現在小・中・高生徒が約七十人毎日通っておりますので、これが廃止となりますとそれこそ重大なことになるわけでございます。そういう意味で御答弁の趣旨に沿って存続が出来ますように、一層の御尽力をお願いしたいと思います。

 以上をもちまして質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。



○副議長(高川秀雄君) この際ここで十分程度休憩をいたします。

   午後 三時  二分 休憩

   午後 四時三十八分 再開



○議長(今井良雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 議員各位にお諮りいたします。本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。

 一般質問を継続いたします。

 十六番金井六郎君。

   (十六番 金井六郎君 登壇)



◆十六番(金井六郎君) 十六番金井六郎でございます。

 私は市行政事務一般について質問いたします。六月定例議会最後の質問になりましたが、市長並びに関係理事者の御答弁をお願いいたします。既に質問された項目も多くありますが、中身を変えて質問します。

 さて冬季五輪長野招致は国内での候補都市で、長野が決定したこと、市長初め理事者の皆様に今日までの御労苦に心から敬意とお礼を申し上げます。長野市にとっては長野県とともにこれからが本番であります。世界に向かっての招致の体制づくり、膨大な施設と費用、道路網予算の工面と整備事業、国際舞台での招致運動など、重要な懸案が数多く待ち構えています。県とともにこれらの課題に真っ向から取り組んでいかなければなりません。歴史の上からも初めての挑戦であり、厳しい道のりですが、心を新たにして頑張っていきたいものです。

 市政一般では高速交通網の整備、急速に進む高齢化社会への福祉と健康、産業の振興、生活基盤と生活環境の整備、教育の充実と文化の振興など、又、国際化社会への対応、高度情報化時代、公的医療施設の建設など、課題は山積しています。長期展望に立って、やさしくたくましい市政運営を心より願うものであります。

 さて質問の第一は、リゾート時代の対応についてであります。

 うさぎ小屋に住む働きばちという対日イメージが依然強く、又、日本は経済大国で信頼できる国と見ているが、反面、国際的貢献度はいまだに低く、かつ、日本人は生活水準が低い中で働き過ぎと評価していることが、ヨーロッパの世論調査でわかったと、外務省が先日発表しました。政府も前々からの懸案事項で行政機関の一部を除いて第二、第四土曜の閉庁に踏み切り、地方自治体も国に歩調をそろえてもらいたいと要望しています。実施予定は来年一月からでこれが実施されれば数多い人々の労働時間の短縮となり、余暇が増加していきます。昨年五月総合保養地域整備法(リゾート法)の成立もあって、リゾート時代が到来してきました。リゾート開発も産業の面から豊かな社会のシンボルとしてのリゾート開発をと議論されていますが、この受け皿づくりはどうか。自然豊かな信州のリゾート開発は、又、長野市と周辺を含めたリゾート開発をどう進めていくものか、長期展望に立ったリゾートづくりが大切であります。これからのリゾートづくりはリゾート滞在など相当な高水準でないと、人々の関心や注目を集めることは難しいとも言われています。

 冬季五輪長野招致や国際化、高速交通網の進展に伴い、観光面からも長野市と周辺を含めた広域リゾートづくりは、新たな視点に立って考えなければならないと思います。

 次の点から質問します。

 飯綱高原は自然環境とリゾート適地を主力資源として市民のレクリエーションの場として、又、保養休養地としても市内ただ一つの地域として整備されつつありますが、民間資本の導入でリゾート滞在、定住、スポーツリゾートなど、リゾートづくりの長期展望についてお尋ねします。

 二点目は、観光面から戸隠など含めた広域リゾートづくりはどうか、又、道路網の展望についてお考えを伺います。

 第二は、国際会議都市指定の取り組みについてであります。国際化時代が進む中で、去る四月十三日運輸省は国際コンベンションシティに長野・松本両市を含む全国十九都市を指定しました。国際コンベンションシティ構想は特色ある地域づくりに向け、国際会議に対する関心の高い地方都市の要望にこたえた新規事業でもあります。日本は他の先進国に比べて国際会議開催数が少なく、この現状に対するてこ入れのねらいもあろうかと思います。この国際会議は日本の国で東京開催が圧倒的に多かったものが、近年は地方都市での開催が多くなっています。

 さて、長野市の指定はいよいよ国際レースに入る冬季五輪招致運動の上からも大切な意味がありますので、ハード・ソフトの両面から懸命な取り組みが必要であります。長野市の国際化時代はますます深まっていきますが、冬季五輪長野招致も、又、リゾート時代の対応と連携しながら、三十四万余長野市民の関心と英知が一層求められていきます。

 次の四点についてお考えをお尋ねします。

 まず、これからの取り組みについてコンベンションホール、民間のリゾートホテルの建設など、ハード面についてのお考えはいかがか。

 二点目は、道路標示など外国人向けのローマ字の記述の案内板、又、地域や町の中で他の地域を含めて外国にない建物や文化などの掘り起こし、トイレの管理、ボランティアなどの人づくりと街づくりなど、足元の国際化についてのお考えはいかがか伺います。

 三点目は、今後の課題について概要をお尋ねします。

 四点目は、長野市には「ふれ愛ながの21」の第二次長野市総合基本計画などすばらしい長期計画がありますが、冬季五輪長野招致、国際会議都市指定もあって、国際化も深まり、高速交通網の時代を迎えて二十一世紀の都市づくりに、民間資本の導入や第三セクターの施策も進めなければならないと思います。この施策の具体的な推進で産・学・官のそれぞれの有識者による十人以内ぐらいの検討機関のようなものの設置は、考えられないものかお尋ねします。

 第三は、産業廃棄物の処理策についてであります。産業廃棄物の処理については、多年の懸案事項で処理を誤れば環境の美観を損なうだけでなく、重大な環境破壊につながるおそれもあります。一般廃棄物も含めて中小河川への不法投棄は続いております。長野県の六十二年度版環境白書によれば、六十年度の県内処理業者の総受託量は約三十一万一千トンで、四年前に比べて二・三倍に膨れ上がっております。産業廃棄物は排出事業者が責任をもって処理するのが原則であり、又、適正な処理が行われるよう必要な措置、指導は県が行うことになっておりますが、毎年急速に増えるためか、不法投棄や処理基準違反が後を絶たないのが実情であります。

 次の二点について伺います。

 厚生省が当面の対策として積み荷目録(マニフェスト)システムと呼ばれる新制度を年内にも実施したいとしているが、状況はどうか。又、医療廃棄物など特殊な産業廃棄物の処理センターの設置などについて考えられないかお尋ねします。

 第四は、道路網の整備についてであります。車社会が猛スピードで押し寄せてきています。しかし、いろいろな車は、私たちの経済活動や生活の中で今日欠くことのできない便利な道具になっております。

 したがって、道路網の整備は市民生活や都市づくりの中で最大の課題でもあり、急務であることは私が申し上げるまでもありません。しかし、巨額の費用がかかるために、この整備は思うようにいかないのが現状であり、又、長野県でも長野市においても新設改良率が低く、遅れていることを認めざるを得ないのであります。数年前吉村知事さんに長野県の道路網整備の遅れを訴えたことがあります。このときの回答は予算面では多い方から全国で四番目になっているが、長野県は山が多いから延長や道路面積の執行単価において、高くつくために進捗率がよくないと、今後努力していくとの回答でありました。県民の期待にこたえて頂くように話をしたことがありますが、他県に比較してよくないことを多くの市民から度々聞かされます。それぞれのいろんな地域事情なども絡んでおりますが、これから冬季五輪長野の実現に向かって国際化への取り組みが急速に進む中で道路網の整備は急務であります。

 又、さわやか日替わり通勤市民運動に見られるマイカー自粛、時差出勤など懸命な取り組みにも限度があり、交通渋滞が続いております。長野市が抱える諸施策推進の上から、道路網の整備にこの際思い切った財政投入をし、新たな財源を加えて計画的に実行すべきだと考えます。長野県も長野市から山ノ内町、白馬村を結ぶオリンピック道路を来年度から着工したいとしています。次の点について御答弁をお願いします。

 まず冬季五輪と高速道関連、交通渋滞などによる道路網整備について、県・市分担と時期的な見通し、又、新たな財源が考えられないものか、それぞれの概要についてお尋ねします。

 次に、東北地区の道路網の整備については、人口の増加に伴って交通の渋滞が加速しています。高速道の関連でも村山橋の架け替えもありますが、冬季五輪関連、公的医療施設関連などからも北部幹線の東西道路と南北の新しい路線の計画を急ぎます。前向きなお考えをお尋ねします。

 第五は、河川対策、千曲川、浅川の進捗状況についてであります。梅雨時や台風シーズンの集中豪雨時には年ごとに流量が増大し、又、流れも加速しています。千曲川の堤防強化、浅川対策の促進を度々訴えてまいりましたが、六十三年度の対応も相当な措置が講ぜられるものと考えます。

 まず、千曲川の堤防強化については、赤沼からの下流について土地買収と工事はどのように進んでいくのか、又、国の予算措置、今後の課題についてもお尋ねします。

 次に、浅川対策は本川改修、上流の浅川ダム、流末の県営湛水防除事業について、それぞれの進捗状況と問題点についてお答えをお願いします。

 第六のその他として、北部工業団地の用地買収は大分年月を要しているが、進捗状況はどうかお尋ねします。

 以上で質問を終わります。既に御回答の箇所もありますが、簡潔で適切な御答弁をお願いし、時間によっては再質問もさせて頂きます。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 金井議員にお答え申し上げます。

 まず、リゾート法の制定も見まして、これからのリゾート時代の対応について長期的展望に立った受け皿づくり、又、広域的な整備について御質問を頂きましたので、お答え申し上げます。

 御指摘のとおり国も二十一世紀へ向かっての余暇時間の増大、労働時間の短縮があるわけでございますが、なお一層国民的な大きな広がりの中で、リゾートの時代が来ると、これに備えて今から長野市においてもリゾート整備を進めていきたいと考えておりまして国のリゾート法の地区指定を受けるべく準備を進めておったわけでございますが、長野冬季オリンピックの招致活動もございます。全県的な立場から当面県は佐久周辺を国の方へこの指定を受けて上げていくと、こういうような状況になったわけでございますが、しかしまだ引き続いてこれからも広域的にリゾート整備を進めていく中で、国の方へも働きかけていきたいと、このように考えておりまして、保健や休養や余暇時間の利用、レクリエーションの場としての、いろんな観光施設整備を広域的に進めていくという考えの上に立ちまして、飯綱高原、北陸新幹線も長野市まで出来ますると、東京と長野は一時間二十分で結ばれるわけでございますし、高速道の整備も中央道長野線六十七年度、関越道上越線と並んで須坂インターまで仮称でございますが、供用開始になります。

 そういう新幹線高速道時代に備えて長野市を玄関口として、まず飯綱高原を中心に志賀高原から斑尾高原、黒姫高原、戸隠高原を結んだ各市町村で、北信濃の地域リゾート構想を推進するための研究会を既に設置をいたしまして、いろいろ研究調査を進めておるわけでございまして、これは国の指定を県に働きかけるべく設置したわけでございますが、そういうことで県では一応佐久を国の方へ上げていくということですが、その次の段階で是非北信濃地域リゾートも取り上げて頂きたいということで、しかし、その指定を受ける受けないにもかかわらず飯綱高原、志賀高原、斑尾、黒姫、戸隠高原をそれぞれ特徴のあるリゾート地帯でございまして、これを広域的に結んでこの間の道路網の整備を図りながらいろんな観光施設、又、休養施設、宿泊施設を整えていくことは、リゾート施設を整えるということは非常に大きな意義があると、こういうふうに考えまして、今後なお一層この北信濃地域リゾート構想の研究会を進めていきたいと、このように考えております。

 飯綱高原では、スポーツとしてはアメリカンフットボールの大会とか、練習、又、テニス、ゴルフ、スキーとあるわけですが、文化面では今年の夏からアスペンのミュージックフェスティバル長野を誘致するわけでございまして、本格的な誘致に向かって努力していき、従来からジャズフェスティバルも飯綱では開かれておりますし、昨年は文化デザイン会議も開きまして、いろんな文化的な催しも活発になっております。

 そういう中でホテルやペンションやキャンプ場もございますので、なお一層この飯綱高原を主体にした北信濃一帯のリゾートの施設整備を進めていくには、当然道路網の整備が必要でございまして、バードライン東山麓線の整備、又、信濃信州新線など、余り新しく道路を造るより既存の道路を拡幅整備いたしまして、こういう高原地帯ですから、なるべく今までの道路の整備で対応していきたいと。そして緑と樹木を残す中でリゾートにふさわしい環境づくりをしていきたいと、このように考えておりまして、特に長野市の飯綱高原はこれからいろいろ民間資本も入ってまいりますし、地元の観光業者の皆さんとも相談して、市と飯綱高原の地元の皆さんと委員会をつくりまして、将来の飯綱高原の計画的な発展を図っていきたいと、リゾート地としての整備をしていきたいと、このようなことを考えておりまして、今の飯綱高原を考えましてアスペンミュージックフェスティバルや文化的なゾーン、そこには余り高層の建物などはふさわしくないと、そのようなことで自然が残るような地域、又、ある程度宿泊施設やそういうものも集積していい地区、それからそれぞれの飯綱のゾーンを分けまして、今から飯綱の将来計画を立てると、これにはやはり地元の皆さんの理解と協力と、新しく開発しようとして入ってくる民間の企業の皆さんにも御協力して頂かなければいけないので、やはり法的規制だけでは対応しきれないものですから、地元の努力目標として市と地元で早急に検討会をつくって、検討会といいますか、委員会といいますか、将来の飯綱一帯の観光開発、リゾート整備を進めていきたいと、このように考えて進んでおるところでございまして、リゾート時代にふさわしい長野市が中心となりまして、周辺の観光整備などを図っていく考えでございます。

 二番目に御質問頂きました国際会議都市に指定されましたことについての今後の取り組みでございますが、前の飯綱高原にも関連いたしますが、飯綱高原にハード面では民間の資本によりまして千人ぐらいの収容力のある、しかも四百人ぐらいの同時通訳のできる。国際会議場の建設のホテル計画が持ち上がっておりまして、ただ今市有地の予定地を議会に又、いずれお諮りいたしまして売却をお認め頂ければ、このリゾートホテルの建設計画も今進んでおる次第でございまして、ここには英語やフランス語やスペイン語などの同時通訳の国際会議場も設置して頂くと、こういうことになっておりますし、将来の冬季オリンピックの際の飯綱高原はリュージュ、ボブスレー、フリースタイルなどの競技場地になるわけでございまして、それにふさわしい国際会議場、あるいは宿泊施設の建設を今、計画を進めておるところでございます。

 又、長野市の市場団地跡地には、オリンピック施設も兼ねた多目的コンベンションホールの計画もございますし、いろんな組合や観光業者などのハード面の整備のいろんな話もございますので、長野市の計画的な発展の方策に合った観光整備を進めて頂くと、リゾート整備を進めて頂くとこういう方針で臨んでまいりたいと考えておりまして、いろんなハード面の整備はこれからも積極的に進めていきたいと考えております。

 その際いろんな案内施設の改善もしていかなければいけませんし、外国語の標示の工夫もしていかなければいけないし、道路標識などもそのように考えておりますし、又、外国の方が街角で市民の皆さんに気持ち良くいろいろガイドして頂くと、そういう受け入れ体制も必要だろうと。又、長野の美しい町並みというものを、長野らしい町並みというものを、景観というものを大事にしていかなければいけないし、長野市の文化、それから長野市の建物、お祭りとかいろんなそういう文化的なものも大事にしていって、そして国内・国外の観光の皆さんに楽しんで頂けるような工夫も必要だと、こういうふうに考えております。

 又、国内はもちろん外国の皆さんにも案内のパンフレットなど、又、案内一一〇番のようなもの、相談所です。外国の方がお見えになって、緊急の場合の相談所のような開設も必要ではないかと、この辺が課題でございまして、ハード面の整備を進めながらソフトの整備も進めていくと、そういうことで、既に長野市では市の商工業の振興公社を設立してございまして、商工振興公社を中心にいろんなイベントや国際会議なども積極的に誘致していくと、こういうことで設立をして、今事業を進めておるわけでございまして、アスペンミュージックフェスティバルも商工振興公社で取り組んでおります。

 この受け入れ体制の公社の設立が既に出来ておったということも、今回国際会議都市指定の重要な一つのキーポイントになっておると、こういうふうに聞いておる次第でございまして、今後の取り組みについては、なお一層いろんな会議施設や宿泊施設を整備していくということと、交通の便が良くなければいけないもので、高速道や新幹線、空港、ヘリポートなどの整備を進めていくと。又、都市の魅力をもっと出していくと。都市デザイン、野外彫刻、食文化、日本情緒などを強く打ち出していくと。又、都市機能の一層の集積を図っていかなければいけないわけで、商業とか医療の整備を進めていく。又、市民の皆さんのホスピタリティー、「愛いっぱいの出会い・ふれあい」の気持ちを大事に、このホスピタリティーの精神でリゾートの時代に相ふさわしい気持ちを持って頂くと。このようなことでございまして、今回こういう商工振興公社とか、いろんなコンベンションのビューローとか、いろんなこういう日本の事業形態のある都道府県の各市が集まりまして、日本コンベンション振興協会を設立することになっておりますので、長野市も日本コンベンション振興協会へ入りまして、積極的に海外PRなども努めていくと、それが又、世界へ向かってのオリンピックの招致活動にもつながるわけでございますので、そういう意味で積極的に取り組んでいきながら、御指摘のとおり民間の企業の皆さん、又、第三セクターなども検討する中で、積極的に長野市にふさわしいリゾート整備を進めていきたいと、そして国際会議都市としてのハード面、ソフト面の整備を進めていきたいと、このように考えておる次第であります。

 次に、道路網の整備につきまして、特に東北部の道路整備について御質問頂いたわけでございますが、今年の当初予算でお認め頂きましたように、道路関係の予算につきましては増額を図っておるところでございますが、なお一層国・県の予算の枠を増やして頂く中で、長野市の単独事業も含めて道路整備の予算を増額してまいりたいと、このように考えておりまして、そういう財源の確保を図る中で道路整備を積極的に進めていきたいと考えております。

 具体的には村山橋につきましては、長野市寄りの方は大方市民の皆さんの御了解を頂いたんですが、橋を渡りまして須坂方面のバイパスを造ることになっておりまして、この須坂の方のバイパスの都市計画を、須坂市民の皆さんへの合意を今得ている段階でございまして、県が積極的に取り組んでおりますので、須坂方面の都市計画がしっかりしますると、村山橋の位置がはっきりしてくると、こういうことでございますので、これも早く取り組んでいきたいと考えております。

 又、オリンピック道路、又、生活道路でもございます外環状線については県とも相談して、国道ということで国が事業主体になって頂くように、これから強く国の方ヘ要望していくと、こういうことでございますし、又、十八号の四車線化は篠ノ井バイパスにつきましては、既に完成して今供用開始をしておるわけでございますが、柳原地籍から母袋への長野大橋の間でございますが、柳原地籍の市民の皆さんの大変な御協力、御理解を頂く中で今拡幅を進めておりまして、四車線化を図っておりますが、これは六十三年度から始まりました第十次道路整備五箇年計画の中で盛り込まれておりまして、母袋までは四車線化が出来ると、このように考えておりますので、そういうふうに地権者の皆さんに御理解、御協力頂きながら早急に拡幅を図ってまいりたいと考えております。

 又、公的医療施設の予定地周辺の道路計画でございますが、当然病院が大きなものが出来ますと道路をきちっとしておかなければいけないので、あの周辺の道路計画の見直し、あるいは都市計画の見直しが必要でございまして、これは中俣の区画整理事業が進んでおりますので、その中俣の区画整理事業との関連、又、国道もございますし、県道もございますし、市道もございます。学校とか支所などの公的な施設もございますし、長野電鉄などもありますので、その辺の状況をにらみながら今、長野市におきましては計画を策定中でございまして、いずれ原案ができますれば、議会にも御相談申し上げて地元の皆さんと相談を進めてまいりたいと、今計画を策定中でございますので、よろしくお願いいたします。

 以上御答弁申し上げました。



○議長(今井良雄君) 都市開発部長内田君。

   (都市開発部長 内田将夫君 登壇)



◎都市開発部長(内田将夫君) 道路網整備につきまして、その中で北部幹線につきまして私の方からお答えを申し上げたいと思います。

 北部幹線につきましては、上松、若槻、古里、長沼地区を結ぶ道路でございまして、本市都市計画街路上からも北部東北地域と国道十八号を結ぶ東西の重要幹線と位置付けをしている路線でございます。本路線の整備につきましては上松地区の方から東の方へ土地区画整理事業を主体に進めてきているわけでございまして、県道長野豊野線からJRの信越線までの間につきましては、稲田徳間の土地区画整理事業の中で整備がされる手はずとなってきているわけでございます。古里地区にありましては、信越線と県道三才大豆島中御所間につきましては、市街化調整区域ということでございますので、これにつきましては市街化区域に編入をしまして、土地区画整理事業の中で道路整備を進めていくのが早道であるというふうに考えられるわけでございますので、地元関係者の皆様方と今からお話し合いを進めて頂ければ、ありがたいと考えております。

 それから次に、北部工業団地の用地買収の進捗状況についてでございますが、北部工業団地につきましては昭和六十一年の八月、線引きの見直しによりまして工業団地として決定になりまして、それから買収に着手をしているわけでございますが、買収予定面積といたしましては約八・四ヘクタールほどでございます。地主さん方が古里地区、長沼地区、それから豊野町の南郷地区と分散しておりますので、それぞれの地区ごとに対応しているところでございます。

 まず、豊野地区からまとめる方針で進めておりまして、今年の三月現在、全員の皆様方に御協力頂く手はずになりました。古里地区につきましても地主会役員と連絡を取りながら個々の条件を満たすよう折衝中でございまして、長沼地区につきましても現在折衝中でございます。

 したがいまして、現在の買収の面積につきましては約四・八ヘクタールほどでございまして、全体の五八%に当たるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 建設部長小林君。

   (建設部長 小林宏君 登壇)



◎建設部長(小林宏君) 私から河川対策の直轄河川千曲川と県管理の一級河川浅川につきまして、ダムも含めましてお答えを申し上げたいと存じます。

 直轄河川の千曲川の改修でございますが、長沼地区より下流の鳥居川合流点がまだ未改修でございます。この区間の延長が約二千六百メートルでございますが、そのうち長野市分は残工事として二百メートル残っておりますが、これはこの六十三年度に全部工事が完了いたすことになっております。

 その先線小布施にかけてでございますが、現在用地買収並びに一部築堤、いわゆる小布施側の方でございますが、これを今年やってまいりたい。

 六十四年度以降の残事業でございますが、どうしても二千メートルぐらいはあるわけでございますが、小布施、豊野両町で用地補償等の協力体制がなお一層と進捗につながることと思うわけでございます。

 なお、小布施地区につきましては、地権者の了解も得られまして県道奥山田線まで約一千百メートル、この間におきましては既にくい打ち等、用地測量を実施中でございます。

 それと、お尋ねの直轄河川の今年の投資額はどうだろうかと、こういうことでございますが、建設省直轄の私ども千曲川工事事務所が管轄してございます予算割り当てでございますが、昭和六十年度が十五億三千万、六十一年度が十七億七千万、昨年度が十八億四千九百万、今年に入りまして二十一億八千万と、年々と増額されておりますので、今後一層事業促進に向けまして建設省に強く働きかけをしてまいりたいと、かように思うわけでございます。

 次に、県管理の浅川でございます。全体の改修延長は十二・二キロでございますが、大変時間がかかっておるわけでございますが、既に国道十八号より大道橋の間、この間約二千五百メートルございますが、五十二年度から手をつけさせて頂きまして、六十二年度までに用地等を処理し、一応開削も概成しておる状況でございます。

 これからの関係でございますが、大道橋より長野寄りに入ってまいるわけでございますが、上流駒沢川合流点までの約三千七百メートルにつきましては、もうほとんど用地につきましては圃場整備等の面整備の中から確保された経過もございます。若干六百メートルについて今年度用地測量に入る予定でございますが、工事といたしましては、県道村山豊野停車場線が今度豊野の都市計画で踏切除却をやったわけでございますが、その関係上、ルートが若干西に寄ります。そんな関係で大道橋の新設、それから少し上がりまして五反田橋の架橋、これらにつきましては六十三年度に開削と合わせて、河道整備と合わせましてやってまいる所存でございます。

 なお、上流のダム問題でございますけれども、地元関係者の御理解を得ながら、ようやく補償交渉を含めて実施に向けての本格調整に入れると、こういう明るいニュースがございました。私どもこれから早期にこのダム建設の目的が全うできるよう地元、それから県、私ども含めて建設に努力してまいりたいと、こういうことでございますので、よろしく御理解を頂きたいと思います。



○議長(今井良雄君) 環境部長小島君。

   (環境部長 小島武彦君 登壇)



◎環境部長(小島武彦君) 産業廃棄物の処理策について申し上げたいと存じます。

 これは本年三月厚生省の産業廃棄物専門委員会から、積み荷目録のシステムとしてやったらどうかという報告が出されたものでございまして、これは今後上位組織でございます産業廃棄物の処理部会並びに、更に上部の生活環境審議会の議を経まして国に答申する予定になってございます。

 したがいまして、実施にはまだ若干時間がかかる模様でございますが、このシステムの具体的な方法について若干申し上げますと、まず産業廃棄物を出す工場や会社等の企業が自分のごみの目録を四部作成しまして、ごみの収集運搬業者、それを又、引き受ける中間処理業者、そして更に又、それを引き受ける埋立て等の最終処分業者といった産業廃棄物の流れに合わせまして、関係業者ごとに適正処理の確認を目録に証明しまして、一部ずつ保管し、最後の一部が初めに産業廃棄物を出した工場や会社の企業に戻るというシステムでございますが、このシステムは実は既に一部の問題になっております乾電池の処理ルートで実施してございますし、又、長野県の保健所におきましても行政指導ということで、主として廃油、あるいは廃アルカリ液、汚泥等の処理業者に実施指導している次第でございます。

 このシステムの実施の場合の効果でございますが、一応まだ推定の域を出ませんが、ごみを出す工場や会社などの企業及びそれを引き受けて運搬、埋立てをする企業のおのおのの責任の存在というものが、ここではっきり明確化されます。

 したがいまして、適正処理を促す効果、そういうものが非常に大きくなるわけでございまして、金井議員さんが心配しておられまする不法投棄の防止策、あるいは不適正処理の監視、こういう点からも大いに期待できる制度ではなかろうか、というふうに考えております。

 ただ保健所で現在実施している同じシステム、これ行政指導なんでございますが、その実例を見ました場合に若干の問題点もございます。

 まず、問題点の第一点として申し上げますと、会社や工場の企業の皆さんが、自分の産業廃棄物を出す側につきましては、ごみを出してしまえば後は知らないといった姿勢が大部分でございまして、自分の企業が出したごみの最終処理状況まで処理をする業者に報告を求めないと、こういう実態がございます。

 第二点は、処理業者が大部分零細企業でありまして、かつ、この業界内でも過当競争という状況がありますもので、このシステムを導入いたしますと、まず処理業者の目録処理の事務量の増大という問題がございます。細かい数字の事務が出てまいります。更に処理業者の自分の処理ルート、あるいはお得意さんというようなものが、そのような業務内容が一目瞭然にあからさまになるといった問題点もございまして、果たしてこのシステムのルートに完全に全部の企業が乗るかどうか、若干の疑問はございます。

 いずれにいたしましても、産業廃棄物処理の適正化という問題につきましては自分でごみを出す立場と、それを受けて処分する立場、その両方におのおの環境をいためない、あるいは環境を汚さないといった環境の保全の気持ちというものが第一に必要でございまして、そのような思想というものが、もう少し業者に求められる次第でございます。

 次に、二番目の医療廃棄物などの処理センター設置についてでございますが、この注射針などの医療廃棄物の現況を申し上げますと、最終処分は業者による焼却、あるいはコンクリートで固めまして埋め立てると、こういう最終処分をしておるわけでございますが、この作業中、従業員への病気の感染、あるいは伝播の危険性がございまして、安全対策が現在求められているところでございます。

 したがいまして、現在厚生省で本年並びに来年の二年間にわたる計画でもって、注射針等の医療廃棄物の適正処理のガイドラインというものをつくろうということで研究しておりますし、更に注射針等の医療ごみ処理の実態調査、並びに医療ごみの、具体的にどう処理するという技術の研究、こういうことを現在実施しておるわけでございますが、この結果を踏まえまして、この処理センターを考えまするときに、やはり一市町村ということではなくて、広域的に全県規模で処理センターの設置を期待したい、というふうに考えておる次第でございます。

 以上でございます。



○議長(今井良雄君) 十六番金井君。



◆十六番(金井六郎君) 農林部長、まだ答えてないんです。それ待ってたんだ。浅川対策の県営湛水防除事業。



○議長(今井良雄君) 農林部長青木君。

   (農林部長 青木友雄君 登壇)



◎農林部長(青木友雄君) 県営湛水防除事業の進捗状況についてお答えを申し上げます。

 浅川排水機場につきましては、総額四十七億四千万円で昭和六十年度より工事を実施しておりまして、六十二年度末までに二十一億円をかけておるところでございます。六十三年度は七億円の予算で、主に排水ポンプ毎秒十トンもの二台を据え付ける予定になっております。又、長沼排水機場につきましては、総額二十三億八千七百万円で昭和六十一年度より工事を実施しておりまして、昭和六十年度末までに二億二千二百万円ほどかけております。六十三年度は四億三千万円の予算で、機場拡張用地買収並びに水路改修等を予定しております。

 なお、浅川機場につきましては六十五年度完成の予定で、今進めておりますし、又、長沼につきましてもできるだけ早く完成するように努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(今井良雄君) 十六番金井君。



◆十六番(金井六郎君) 塚田市長さんにお尋ねしますけれども、国際会議都市指定の中で、一番最後の四点目で質問をしているわけですが、この国際会議都市指定だけじゃなくて、たまたまこの項を入れたわけでございますが、これからの都市づくり、お聞きになったとおりいろいろございます。そういう全般の中で度々いろいろ大勢の皆さん方が出ておりますが、民間資本の導入、あるいは第三セクターの施策、これ口先だけではどなたでも言えるんだけれども、さてこれを具体的に推進するということになるとなかなか役所のサイド、有能な市長さんであっても、あるいは又、その他有能な理事者の皆さんであっても、私はこれなかなか容易じゃないと思う。

 そういうことで、例えば土地の信託の問題とか、あるいは五輪の諸施設、これの建設や、又、運営会議などもこれどうしても民間資本の導入をどうしても図ったり、あるいは第三セクターで取り組んでいかなければ私は大変だと思います。

 そういうことで、これも私も質問する方もなかなか大変だと思っているんです。思っているんですけれども、この辺を考えておくには人材の登用です。先ほども第四で御質問してますけれども、何とか検討機関というか、そういうものを若干設けて、そして民間のスタッフ、エキスパートの皆さんがこういうアドバイスを受けたり、あるいは場合によっては登用もあり得るんじゃないかと思うんですが、こんなお考えはいかがでございますか。



○議長(今井良雄君) 市長塚田君。

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 金井議員の再質問の国際会議都市指定にふさわしいハード面の整備の中で、民間資本の導入や第三セクターでいろいろ信託の方法もありますから、そういうものを活用することは非常に大事であると、私もそう考えております。

 ただ長野市の方針に合ったような民間資本に御協力頂く、又、第三セクターについてもこの役所と民間との第三セクターが、やはり長野市の方針に合ったようなものでなければいけないわけでございますので、何でもというわけにはいかないと思うので、その辺でやはり長野市自身の考え方もしっかりさせていかなければいけないと、御指摘のとおりでございまして、民間の知恵も活用しなければいけないし、役所の方針にも合わせてもらわなければいけないので、そういう意味での民間資本の導入、あるいは第三セクターの方法について、どういうような方法でどういうところをやっていったらいいか、いろいろオリンピック施設もあるし、長野駅の東口の街づくり事業の中でも清算事業団の所有地が沢山ございまして、その辺の活用もやはり第三セクターの信託の方法を利用する、ということもあるわけでございますので、民間の皆さんと市と検討会を作っていろいろ検討していきたいと、市の方針と民間の知恵を結集した中でいい方向が出れば一番ベターだと、こういうふうに考えておりまして、御指摘のように又、いろいろ検討会をしてみたいと、このように考えておる次第でございます。

 そういう中で、今後ますます民間資本の活用、第三セクターが大事でございまして、オリンピック施設もいろいろ沢山ございますから、例えば報道宿舎などは民間の資本、あるいは第三セクターで建設してもらって、そしてオリンピックの間だけは招致委員会で借りると、借料を払うと、そして終われば民間の方へ分譲マンションで分譲してもらうとか、いろいろそういうようなことが考えられるわけでございまして、そういうオリンピック施設、あるいは今後の長野市の駅東口の街づくりを進める中でどうしても大事な問題でございます。その辺しっかり取り組んでいきたいと考えておりますので、御指摘のように十分検討させて頂きたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(今井良雄君) 十六番金井君。



◆十六番(金井六郎君) 最後一つだけ要望を申し上げたいのですが、環境部長に。

 産業廃棄物の問題に関連するわけですが、私もこのごろ地域の、浅川の河川清掃に参加して感じておるわけでございますが、なかなかまだ川の中のごみは減らない。それで特にこの処理場の各区の区長さん方の責任者にいろいろ聞いてみますと、うちの方は車で五台運んだと、五台運んで処理したと。運ぶ場所でどこへ置いてくるか困ったけれども、しようがないから区の知り合いの人に頼み込んでそこへ置いておいた。あと責任をもって焼却をしたと、こういうことでございますが、数年前もそんな話を聞いておるわけですが、これがまだまだ現状でございまして、私は市民一人一人の自覚、マナー、これが一番大切なことは申し上げるまでもないんでございますが、こういう現状であるということもひとつ頭の中、あるいは胸の中に置いておいて頂きまして、懸命なひとつお取り組みをお願い申し上げる次第でございます。

 以上で質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(今井良雄君) 以上で市行政事務一般に関する質問を終結いたします。

 次に、本日お手元に配付の文書表のとおり請願書の提出がありましたので、御報告いたします。

 なお、本請願につきましては、それぞれ関係委員会に付託いたします。

 次に、日程に従い、これより各議案の質疑に入ります。

 議案の質疑は議案第四十七号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算については事項別に行い、その他の議案につきましては各議案ごとに一括してお願いいたしたいと思います。

 なお、所管の委員会に関する質疑はできるだけ遠慮して頂くことになっておりますので、御了承をお願いいたします。

 初めに、議案第四十七号昭和六十三年度長野市一般会計補正予算、第一条第一表歳入歳出予算補正、歳出より行います。

 第二款総務費。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 第十款教育費。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 第十一款災害復旧費。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 以上で歳出を終わります。

 続いて歳入を行います。

 第十款国庫支出金。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 第十五款繰越金。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 第十六款諸収入。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 第十七款市債。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 次に、第二条第二表地方債補正。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 以上で議案第四十七号を終わります。

 続いて、議案第四十八号昭和六十三年度長野市老人保健医療特別会計補正予算。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第四十九号昭和六十三年度長野市水道事業会計補正予算。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十号長野市支所設置条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十一号外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十二号長野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十三号長野市重度心身障害児福祉年金条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十四号長野市在宅福祉介護料支給条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十五号長野市農業共済条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十六号長野市立学校職員の給与に関する条例及び長野市立学校職員の給与等の特例に関する条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十七号長野市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十八号長野市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第五十九号住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第六十号区域外における公の施設を設置することについて。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第六十一号土地の売渡しについて。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第六十二号土地の買入れについて。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第六十三号農業共済事業に要する事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについて。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第六十四号工事請負契約の締結について。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第六十五号工事請負契約の締結について。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 議案第六十六号工事請負契約の締結について。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(今井良雄君) 以上をもちまして各議案の質疑を終結いたします。

 議案第四十七号から議案第六十六号まで、ただ今お手元に配付いたしました委員会付託表のとおり、それぞれ関係の常任委員会に付託いたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明十六日は各委員会を開き、付託案件の審議を願い、翌十七日から十九日までは休会とし、次の本会議は二十日午前十時から開会いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

   午後 五時四十九分 散会