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長野県 長野市

平成 3年 12月 定例会 12月17日−06号




平成 3年 12月 定例会 − 12月17日−06号







平成 3年 12月 定例会



平成三年十二月十七日(火曜日)

 出席議員(四十四名)

  第一番      滝沢勇助君      第二十三番    野々村博美君

  第二番      田中健君       第二十四番    原田誠之君

  第三番      三井経光君      第二十五番    宮崎利幸君

  第四番      根岸元宏君      第二十六番    伊藤邦広君

  第五番      平瀬忠義君      第二十七番    市川昇君

  第六番      小山岑晴君      第二十八番    伝田勝久君

  第七番      山本和男君      第二十九番    甲田孝雄君

  第八番      若林佐一郎君     第三十番     近藤秀勝君

  第九番      青木誠君       第三十一番    越野要君

  第十番      金井六郎君      第三十二番    加藤一雄君

  第十一番     酒井美明君      第三十三番    村田武君

  第十二番     鈴木清君       第三十四番    小山章夫君

  第十三番     北野隆雅君      第三十五番    今井寿一郎君

  第十四番     町田伍一郎君     第三十六番    高川秀雄君

  第十五番     轟正満君       第三十七番    入山路子君

  第十六番     玉井孝雄君      第三十八番    堀井佑二君

  第十七番     伊藤治通君      第三十九番    大井友夫君

  第十八番     高橋宏君       第四十番     竹内久幸君

  第十九番     小池例君       第四十一番    内山国男君

  第二十番     藤沢敏明君      第四十二番    和田伴義君

  第二十一番    笠原隆一君      第四十三番    宮崎一君

  第二十二番    戸谷春実君      第四十四番    松木茂盛君



 欠席議員(なし)



 説明のため会議に出席した理事者

  市長       塚田佐君       建設部長     宮沢信雄君

  助役       山岸勲君       都市開発部長   内田将夫君

  収入役      岡村修君       オリンピック

  公営企業管理者  峯村富太君      局長       山口純一君

  総務部長     久保田隆次君     職員研修所長   荒井健吉君

  企画調整部長   神林銀次郎君     市街地整備

  財政部長     尾畑敏隆君      事務局長     北島良一君

  生活部長     小島武彦君      水道部長     池田正一君

  福祉部長     増田禮三君      下水道部長    徳武久央君

  環境部長     小林丈志君      消防局長     山岸昭元君

  農林部長     新井誠君       教育次長     青木友雄君

  商工部長     飽田友雄君      教育次長     滝澤忠男君



 職務のため会議に出席した事務局職員

  事務局長     宮崎嘉津夫君     主査       北原昇君

  事務局次長               主事       小川一彦君

  兼総務課長    吉沢隆幸君      総務課長補佐   荒井芳明君

  議事課長     江守毅行君      調査係長     小柳重信君

  議事課長補佐   鈴木隆利君      主事       桜井篤君

  議事係長     中澤潤一君      主事       柄澤顕司君



      議事日程

一 決算特別委員会正副委員長の互選結果報告

一 委員長報告

一 委員長報告に対する質疑、討論、採決

一 議案第百四十号及び議案第百四十一号それぞれ上程、理事者説明、質疑、討論、採決



      議事日程追加

一 議案第百四十二号から議案第百四十五号まで一括上程、理事者説明、質疑、委員会付託

一 議案第百四十六号から議案第百四十八号まで一括上程、理事者説明、質疑、討論、採決

一 議会第二十九号から議会第三十二号までそれぞれ上程(意見書案・決議案)、説明、質疑、討論、採決

一 議会第三十三号上程(特別委員会の調査・研究項目の追加付託及び名称の変更)



   午前十時 開議



○議長(高川秀雄君) ただ今のところ、本日の出席議員数は四十三名であります。よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 教育長奥村秀雄君から、本日の会議を欠席したい旨の申出がありましたので、御了承いただきたく御報告いたします。

 この際、決算特別委員会正副委員長の互選の結果を御報告申し上げます。

 委員長竹内久幸君。

 副委員長小山岑晴君。

 以上のとおりであります。

 次に、議員各位にお諮りいたします。

 本日市長から提出されました議案第百四十二号から議案第百四十五号まで、以上四件の取扱いについては、過般の議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案第百四十二号から議案第百四十五号まで、以上四件、一括議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 助役山岸君

   (助役 山岸勲君 登壇)



◎助役(山岸勲君) 本日、追加提案いたしました議案につきまして、御説明申し上げます。

 まず、議案第百四十二号長野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。

 これは国におきまして、特別職の職員の給与に関する法律の一部が改正されることに伴いまして、本市におきましてもこの措置に準じて改正するものであります。

 改正の内容は、市長、助役、収入役、教育長及び公営企業管理者の職にある特別職の職員に対し、新たに通勤手当を支給しようとするものであります。

 次に、議案第百四十三号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。

 これは国におきまして、一般職の職員の給与等に関する法律の一部が改正されることに伴いまして、本市におきましても、この措置に準じて一般職の職員の給与改定等を行うものであります。

 改正の主な内容は、第一に給料につきまして、全給料表の全給料月額を引き上げ、第二に扶養手当につきまして、配偶者以外の扶養親族二人までに係る支給月額及び配偶者のない場合の扶養親族のうち一人に係る支給月額を引き上げるとともに、児童手当との調整措置を廃止し、第三に通勤手当につきまして、その支給限度額を引き上げるとともに、自動車等の使用距離の区分を改め、第四に期末手当につきまして、十二月期の支給割合を百分の二百から百分の二百十に引き上げ、第五に寒冷地手当につきまして、その最高限度額を算出する基礎となる額を引き上げ、第六に管理職員特別勤務手当を新たに設け、管理職手当が支給される職員が臨時又は緊急の必要等により、勤務を要しない日等に勤務した場合に手当を支給しようとするものであります。

 実施時期につきましては、給料表、扶養手当、通勤手当、期末手当及び寒冷地手当に係る改正にあっては本年四月一日から、扶養手当のうち児童手当との調整措置の廃止及び管理職員特別勤務手当の新設に係る改正にあっては別に規則で定める日から実施するものであります。

 次に、議案第百四十四号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。

 これはただ今御説明申し上げました議案第百四十三号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の給料表の改定及び管理職員特別勤務手当の新設と同様の改正をするものであります。

 次に、議案第百四十五号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。

 これは先ほど御説明申し上げました議案第百四十三号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の管理職員特別勤務手当の新設と同様の改正をするものであります。

 何とぞ御審議の上、議決を賜りますようにお願いを申し上げます。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 ただ今の説明の各議案について、質疑に入ります。

 質疑を行います。

 初めに、議案第百四十二号長野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 進行いたします。

 議案第百四十三号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 進行いたします。

 議案第百四十四号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 進行いたします。

 議案第百四十五号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 以上で質疑を終結いたします。

 議案第百四十二号から議案第百四十五号まで、以上四件、お手元に配布いたしました委員会付託表のとおり、それぞれ関係の常任委員会に付託いたします。

 委員会審査のため、暫時休憩いたします。

   午前十時六分 休憩

   午前十時二十一分 再開



○議長(高川秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 議案第百十五号から議案第百三十九号まで、議案第百四十二号から議案第百四十五号まで、認定第二号、請願第十九号から請願第二十八号まで、以上四十件、一括議題といたします。

 各委員会の審査が終了いたしておりますので、これより委員会の審査の経過並びに結果について、各委員長から報告を求めます。

 初めに、総務委員会委員長高橋宏君

   (総務委員会委員長 高橋宏君 登壇)



◎総務委員会委員長(高橋宏君) 十八番高橋宏でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本総務委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております総務委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について御報告申し上げます。

 議案第百十五号平成三年度長野市一般会計補正予算中、第二款総務費に関連して申し上げます。

 まず、北陸新幹線の建設について申し上げます。

 軽井沢・長野間の今年度実施事業費のうち、駅舎等の第二種工事に係る本市の負担額の不足分が日本鉄道建設公団補助金として歳出に追加計上されております。

 駅舎を含めた長野駅周辺整備の総合的な調査・研究は、庁内のプロジェクト等により行われているところでありますが、これらが冬季五輪を控え、国際都市として発展する本市の玄関口、いわば本市の顔となるものであり、市民ひとしく大きな関心を抱くところであります。

 そこで、長野駅舎、駅前広場の整備等の構想については、三十五万市民の代表である議会の意思や意見も十分反映できるような配慮をされるよう要望した次第であります。

 次に、公共施設の建設・整備とこれらに要する財源の確保について申し上げます。

 本市にとって、今後冬季五輪施設の建設を初め、大型公共事業がめじろ押しとなる状況の中で、バブル経済の破たんとともに税収、取り分け法人市民税の落ち込みが懸念されておりますが、このような厳しい財政状況の見通しの下で、市当局におかれては、種々創意工夫を凝らし、新年度予算編成に当たっておられると思います。

 また、特に冬季五輪関連施設の整備等に係るものについては、関係行政庁への陳情等を精力的に実施されておるところでありますが、今後一層、国に向けて補助率の更なるアップ、補助対象枠の拡大を働き掛けるとともに、市税と並び地方の一般財源である地方交付税での補てん措置等を国・県に対し強く要請され、これら大型公共事業における財源の確保を図り、安定的な財政運営が行われるよう要望した次第であります。

 次に、冬季五輪推進に関連して申し上げます。

 先月末設立をみた長野オリンピック冬季競技大会組織委員会の下で、今後オリンピックシンボルマーク等の検討、決定がなされるわけでありますが、本市においてもオリンピック開催推進に向け、県民、市民一丸となった運動を盛り上げ、士気を高揚させる意味からも、種々の啓発活動を更に積極的に図られるよう要望した次第であります。

 最後に、請願の審査について申し上げます。

 請願第二十七号憲法違反の、「PKO協力法」案に反対する請願について申し上げます。

 PKO協力法案は軍事活動を基本とし、PKF(平和維持軍)は武力行使を伴うものであり、平和条項を有する我が国憲法に反することは明らかであり、さらに周辺アジア諸国でもこれらに強い懸念を表明している国々もあることなどから、本請願の願意を受けて採択すべきであるとする意見と、現在国会において慎重審議がなされているところであり、請願者はこの法案を憲法違反と決めつけているが、PKOは停戦の合意が成立した後、国連から派遣され、停戦により回復された平和を維持することが目的であり、侵略行為など引き起こすことはないこと。

 また、武器を携行することがあっても、それは自衛のための必要最小限のものであり、武力行使を目的とするものではないこと。さらに、国際平和の実現に協力することは我が国の責務であることなどから、不採択とすべきであるとする意見があり、採決の結果、本請願は、賛成少数で不採択とすべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上をもちまして、総務委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、福祉環境委員会委員長伊藤治通君

   (福祉環境委員会委員長 伊藤治通君 登壇)



◎福祉環境委員会委員長(伊藤治通君) 十七番伊藤治通であります。

 私から、本市議会定例会におきまして、本福祉環境委員会に付託されました諸議案の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております福祉環境委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、請願の審査について申し上げます。

 最初に、請願第二十三号豊かな保育を求める請願について申し上げます。

 請願事項の保育料引下げ等について、趣旨は理解するところでありますが、保育行政の状況を安易に他県、他市と比較すべきではなく、長野市においても永年積み上げられた保育行政があり、これに携わる機関、職員の努力もあるとし、多岐にわたる行政の中で、保育行政も福祉全般の上から見るべきであるとしたところであります。

 ここ二、三年の保育料は評価すべきものとなっており、単に保育料の引下げは保育の停滞を来すとの意見や、一方、保育行政を根本的に見直す時期であるとの意見も出されたところであります。

 また、保育料については、保護者や各界の代表で構成する長野市保育所等運営審議会で十分審議されてきているので、それを尊重する立場から不採択とすべきとする意見があり、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定した次第であります。

 次に、請願第二十四号「看護婦確保法」の制定を求める請願について申し上げます。

 請願文冒頭、「健康はだれもの共通の願いであり、安心して良い医療、看護を受けることは国民の権利です。」としておりますが、私たちの願いを託する看護婦の不足が今日的な課題とされているところであり、市立病院の開業を三年後に控え切実なところであります。

 恒常的ともいえる看護婦不足と、看護を専門とする上からもその処遇の悪さは自治体、特に国の医療、看護における施策の後れを指摘したところであります。

 請願項目には、現実に即さない箇所や労働条件、看護婦の身分等今後調査検討する面が多々あるとして、継続審査とすべきとの意見があり、採決の結果、賛成多数で継続審査とすべきものと決定した次第であります。

 なお、「看護婦確保法」の制定は急を要するので、本請願は継続審査としたところでありますが、請願の大意をくんで意見書の提出をとの意見が出され、全員賛成でこの提出を決めたところであります。

 引き続き、請願第二十五号白内障人工水晶体(眼内レンズ)に関する請願について申し上げます。

 高齢化社会に向け、白内障を初めとする高齢者特有の疾病の増加が今後予想されるところであります。人工水晶体(眼内レンズ)への健康保険適用は、医療費負担軽減の上からも採択すべきであるとの意見と、中央社会保険医療協議会が保険適用のため国と協議中であり、平成四年一月ごろには何らかの結論が予想されることから、その動向を見るべきであるとして、継続審査とすべきとの意見があり、採決の結果、継続審査とすべきものと決定した次第であります。

 最後に、請願第二十六号診療報酬改善を求める請願について申し上げます。

 医療の内容、技術に伴った診療報酬を否定するところではありませんが、医療体制、医療の配分、医療内容等を検討し、改善すべきところを今後調査研究すべきであるとの意見が出されたところであります。

 昨日、中央社会保険医療協議会において、一定の値上げの方針が打ち出されたところでありますが、本請願は、慎重に継続審査とすべきであるとの意見があり、採決の結果、賛成多数で継続審査とすべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上をもちまして、福祉環境委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、経済文教委員会委員長若林佐一郎君

   (経済文教委員会委員長 若林佐一郎君 登壇)



◎経済文教委員会委員長(若林佐一郎君) 八番若林佐一郎でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本経済文教委員会に付託されました諸議案並びに請願の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております経済文教委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について御報告申し上げます。

 初めに、議案第百十五号平成三年度長野市一般会計補正予算中、歳出第十款教育費に関連して教職員住宅について申し上げます。

 本市には、二百六十八戸の教職員住宅がありますが、中には入居希望者のない老朽化したものもあります。教育委員会では、平成四年度に若槻稲田地籍に十二戸の集合住宅の建設を予定しています。地域バランスに配慮しつつ、引き続き教職員住宅の集合化を進めるとともに、質的整備にも配慮されるよう要望した次第であります。

 次に、学校五日制について申し上げます。

 文部省は、全国九都県六十八校を調査研究協力校に指定し、実験的に学校五日制を試行し、実施に向け調査研究をしているところであります。しかしながら、受皿となる家庭や地域は、そのための環境が整っていないのが実情であります。実施に当たっては、家庭及び地域の協力が是非必要となり、また児童館の整備や学校の空き教室の利用等が必要となることも考えられます。そのほかにも様々な課題がありますが、関係する各方面と慎重に研究を進め、万全の対応策を講じられるとともに、実施時期については慎重に検討されるよう要望した次第であります。

 次に、学校給食のうち米飯給食について申し上げます。

 小・中学校では、現在週三回の米飯給食を実施していますが、一部の学校では多量の米飯が残飯となることもあるようであります。問題点を検討し、残飯が出ないよう改善策を要望した次第であります。

 次に、ハイランドホール飯綱について申し上げます。

 ハイランドホール飯綱は、飯綱高原における文化、レクリエーション活動の中心施設として平成元年四月にオープンしましたが、残念ながら十分に活用されていないのが実情であります。せっかくの施設でありますので、活用を図るよう要望した次第であります。

 続きまして、請願の審査について申し上げます。

 請願第二十二号ゲートボール場の施設整備に関する請願につきましては、全員賛成で採択すべきものと決定した次第であります。

 最後に、請願第二十八号「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願について申し上げます。

 学校事務職員及び栄養職員の給与費に加え、学校給食の米飯費についても国庫負担の対象から除外されることが懸念されるので、本請願を採択し、義務教育費国庫負担制度を堅持すべきであるとの意見があり、採決の結果、全員賛成で採択すべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上をもちまして、経済文教委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、建設企業委員会委員長山本和男君

   (建設企業委員会委員長 山本和男君 登壇)



◎建設企業委員会委員長(山本和男君) 七番山本和男でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本建設企業委員会に付託されました諸議案の審査の結果につきまして御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております建設企業委員会決定報告書のとおり決定した次第であります。

 次に、委員会において論議され、市当局に要望いたしました主なる事項について御報告申し上げます。

 議案第百十五号平成三年度長野市一般会計補正予算中、第八款土木費、第二項道路橋りょう費に関連して、冬期間の道路安全対策について申し上げます。

 「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」の地域指定により、市内全域でスパイクタイヤの使用が禁止になってから、いよいよ初めての冬を迎えたわけであります。

 ハード面を受け持つ建設部においては、除雪の徹底及び急坂路等道路の拡幅改良はもちろんのこと、山間地域を中心に貸し出している小型除雪機の増設、また凍結防止のための効果的な塩カル散布について塩カルボックスの利用方法と併せて検討を加えられ、市民にとって安全な道路の確保に向けて更に鋭意取り組まれるよう要望した次第であります。

 次に、淡水魚水族館について申し上げます。

 本件につきましては、本市の市制九十周年記念事業の一つに挙げられておりますが、この度本委員会では、埼玉県羽生市と神奈川県相模原市にある淡水魚水族館を視察し、運営状況等について調査研究してまいりました。

 まず、羽生市のさいたま水族館は県営で、自然環境との調和を目的として昭和五十八年に建設され、埼玉県内の利根川・荒川水系に生息する淡水魚を中心に、国及び県指定の天然記念物を含めて約百種類の水性動植物を展示しており、県の水産試験場と連携を取りながらの運営でありました。

 相模原市の相模川ふれあい科学館は市営で、自然の保護と創造を基調とした相模川計画の一環として昭和六十二年に建設され、相模川水系に生息する淡水魚約七十種類を中心に展示しており、飼育については近隣の江ノ島水族館に委託しているとのことでありました。

 両館とも入場者数は、開館当時に比べて減少傾向にあり、赤字経営で、展示物のマンネリ化など運営面に幾つかの課題を抱えておりました。

 これらの調査を基に、本市の淡水魚水族館建設について検討を加えたところでありますが、まず、本市内の河川、湖沼に生息する魚類が少なく、特徴を出すには県外、あるいは国外からの導入を考えなければ永続的な運営は難しいこと。また、幾種にも及ぶ魚類等を正しく飼育し、増殖させていくには専門職員の確保等技術体制の充実が不可欠であり、そのほか水産試験場や漁業組合の協力、あるいは養殖施設等の整備も必要となること。さらに、それらを含めた運営上の経費負担は大きく、誘客性に乏しい淡水魚では、採算面からも運営の見通しが立たないこと。教育的見地からの必要性はあるが、市単独ではなく、もっと広範囲の、いわば県単位で考えるべき性格のものであることなどの理由から、本委員会としては本市における淡水魚水族館の建設は困難であるとの結論に達し、計画は打ち切るべきである旨を市当局に要望した次第であります。

 最後に、長野駅東口地域の環境整備について申し上げます。

 本地域は、昭和四十二年に、市が関係地区住民に土地区画整理事業の提案をして以来、今日に至るまでいまだに手付かずの状態が続いているわけでありますが、今回、委員より「同地域の環境整備促進に関する本議会としての意思を明らかにすべきではないか。」との発言があり、種々論議を重ねたところであります。

 その中で、「現在の地域住民に理解を得ていない段階では、本議会が意思表示をすることには反対である。」との意見もありましたが、「北陸新幹線の本格着工等大きく変化する社会情勢の中にあって、長野駅東口地域は本市の新しい玄関口とも言うべき最重要地域であり、地域住民の理解を得る中で同地域の環境を整備促進していくことは、長野市民の大きな願いであることから、本議会としても強く意思を表明していくべきである。」との意見が大勢を占めましたことを御報告申し上げます。

 以上で報告を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上をもちまして、建設企業委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、工場・病院対策特別委員会委員長小山章夫君

   (工場・病院対策特別委員会委員長 小山章夫君 登壇)



◎工場・病院対策特別委員会委員長(小山章夫君) 三十四番小山章夫でございます。

 私から、本市議会定例会におきまして、本工場・病院対策特別委員会に付託されました市民病院に関する三件の請願の審査につきまして御報告申し上げます。

 まず、請願第十九号市民病院についての請願は、古里地区区長会会長横田勝氏、長沼地区自治協議会会長松沢玉治氏、柳原地区区長会会長小林益雄氏、朝陽地区区長会会長赤沼操氏並びに大豆島地区区長会会長藤牧英三氏の五名の連署により提出されたものであり、市当局において予定されている五つの診療科目のほか、これらに併せ開院当初より、小児科、小児外科、神経内科を初め新たに十二科の診療科目の設置を求めるものであります。

 次に、請願第二十号市民病院に小児科、婦人科、老人科の開設についての請願は、長沼地区保健補導員会会長坂本咲子氏、古里地区保健補導員会会長田野原成子氏、大豆島地区保健補導員会会長佐藤文代氏、柳原地区保健補導員会会長大室幸子氏並びに朝陽地区保健補導員会会長山口貞子氏の五名の連署により提出されたものであり、開院時に少なくとも小児科、婦人科の診療科目を設置するとともに、高齢化時代における高齢者の総合的かつ高度な治療、療養指導が受けられる老人科の開設を求めるものであります。

 次に、請願第二十一号市民病院の診療科目拡充についての請願は、長野市連合婦人会会長久保セン氏外八千六百名に上る市民の連署により提出されたものであり、開院時より小児科、小児外科、婦人科、さらに高齢者の合併症を総合的、包括的に治療できる東洋(漢方)医学外来及び眼科の設置を求めるものであります。

 以上三件の請願につきましては、細部の請願事項には幅があるとしても、請願の要旨については同一でありますので、三件を一括審査いたしました。

 その結果、議会としては、願意に沿って地域住民の意思を尊重すべきとの意見があり、三件とも採決の結果、全員賛成でお手元に配布の工場・病院対策特別委員会決定報告書のとおり採択すべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上をもちまして、工場・病院対策特別委員会委員長の報告を終わります。

 続いて、決算特別委員会委員長竹内久幸君

   (決算特別委員会委員長 竹内久幸君 登壇)



◎決算特別委員会委員長(竹内久幸君) 四十番竹内久幸でございます。

 本市議会定例会におきまして、本決算特別委員会に付託されました認定第二号平成二年度長野市一般会計、特別会計決算の認定について、審査の結果を御報告申し上げます。

 審査の結果につきましては、お手元に配布されております決算特別委員会決定報告書のとおり、継続審査とすべきものと決定した次第であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上をもちまして、決算特別委員会委員長の報告を終わります。

 ただ今行いました各委員長報告に対する質疑、討論がありましたら、至急文書により御提出を願います。

 議事整理のため、午後三時まで休憩いたします。

   午前十時五十二分 休憩

   午後三時一分 再開



○議長(高川秀雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただ今から、各委員長報告に対する質疑、討論、採決を行います。

 初めに、総務委員会所管の議案第百十八号平成三年度長野市西寺尾本郷財産区特別会計補正予算、議案第百十九号長野市一般職の職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、議案第百二十一号長野市市税条例の一部を改正する条例、議案第百二十六号土地の売渡しについて、議案第百三十四号長野地域広域行政事務組合規約の変更について、議案第百四十二号長野市特別職の職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第百四十三号長野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上七件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく総務委員会所管の請願第二十七号憲法違反の「PKO協力法」案に反対する請願、以上一件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十五番宮崎利幸君

   (二十五番 宮崎利幸君 登壇)



◆二十五番(宮崎利幸君) 二十五番宮崎利幸です。

 私は、総務委員会委員長報告、請願第二十七号憲法違反の「PKO協力法」案に反対する請願を不採択とした委員長報告に反対し、本議会で採択していただきますよう、議員各位にお願いする次第であります。

 日本国憲法第九条では、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と戦争の放棄、平和を基調とした国づくりをしていくことを明確にしています。

 しかるに、今国会で審議中の国連平和維持活動協力法案は、国連平和維持活動への協力を入り口として、違憲である自衛隊にこれまた違憲の明白な海外派兵と武力行使を行わせる重大な法案であり、現憲法下では到底容認し得ないものであります。

 本年は太平洋戦争開始五十年、日中戦争開始六十年の歴史的節目の時を迎えて、日本の軍事力を再度海外に出動させる法案の正否が問題になること自体、私は憂慮すべきものであると思います。

 戦前の日本は海外派兵を重ねて他国を侵略し、多数のアジア人の命を奪うなど、甚大な被害を被らせ、同時に日本人民にも多大な被害を与えました。

 戦後の再出発に当たって、現憲法はその歴史的反省から政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意して、国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使を永久に放棄し、その目的実現のために世界に先駆けて一切の武力を保持しないことを誓ったものであります。

 ところが戦後間もなくして、政府はさきの戦争への反省を不十分なまま自衛のための実力は戦力に至らざる限度で合憲であるとして自衛隊を創設、増強し続け、その結果、今や日本の軍事力は世界第三位と言われるほどになっています。

 このような状況の中でも、政府は自衛隊の任務は専守防衛であり、したがって、海外派兵は憲法上許されないと明言してきました。自衛隊発足に当たって日本がいかなる海外出動も出さない旨、一九五四年六月三日参議院本会議で決議し、当時参議院議員であった、現宮沢喜一総理大臣も含めて全会一致で成立したものです。

 そして当時の政府は、それを遵守する旨言明していたのです。政府自らが課してきたこの種の憲法上の規制は、国連協力であっても遵守されるべきものとされてきました。

 昨年秋の国連平和協力法の審議においてすら、政府は武力の行使をしてはならないという憲法九条のゆえに、国連平和維持軍PKFへの参加は困難と、一九九〇年十一月六日、衆議院国連平和協力特別委員会工藤法制局長官は答弁していました。

 しかるに今回の法案では、明白な軍事活動であるPKFも含むすべての平和維持活動に対し、小型に限定されない武器を所持した自衛官が部隊として業務を行う内容となっています。これに適合するように、政府は武力行使に関する従来の憲法解釈を変更しました。一九九一年八月二十二日、衆議院予算委員会工藤法制局長官。

 自国の憲法原則をあいまいにし、解釈の変更だけで正反対のことを正当化するがごときルール無視、法治主義違反の態度は許されません。取り分けアジア諸国には国際的なルールを乱暴に無視したかつての大日本帝国の再現として映るのではないでしょうか。

 このような反憲法の平和原則に反することが余りにも明白なものであり、さらにこの法案と政府説明と国連文書との矛盾も一層明らかになってきています。

 例えばその協力対象において、国連平和維持活動だけでなく、国連総会や安保理、社会経済理事会が行う決議、又は国連機関が行う要請に日本が協力する構造になっています。さらにもう一つの協力対象である国連平和維持活動も、紛争当事者間の武力紛争の再発の防止、武力紛争の終了後に行われる民主的手段による統治組織の創設の援助、その他紛争に対処して国連の統治下に行われる活動とされていますが、極めて広範囲であいまいであります。

 そして派遣するのは自衛隊員ですが、業務を行うのは部隊等であり、派遣自衛官には実施計画の定める自衛隊の部隊等の装備としての小型ではない武器を保持させ、合理的に必要と判断される限度でそれを使用させるというものですから、これは憲法が禁じた武力行使になります。この点からも重大な憲法違反であります。

 自衛隊が現在の政府解釈にもかかわらず、憲法学会などでも圧倒的に違憲と評価されており、国民的にもこの法案に疑惑が持たれています。

 このような中で憲法の疑義が濃い自衛隊が、違憲を重ねる海外出動を、その法的決着も、国民的合意も欠いたままなし崩しに実行することは許されません。そしてまたこの法案を用意する日本に対して、アジア諸国民からも強い批判が出されています。

 このことは単に日本が、かつての侵略国であったという歴史的過去だけでなく、その反省を欠いたまま、またも強引に法的筋道を踏み外して出動することに、日本の現実的な危険性を関知しているからではないでしょうか。

 今、日本のとるべき態度は、飢餓や貧困の救済、地球環境保護など、非軍事的分野において、世界の平和と人々の生活、福祉のために寄与する、多彩で豊かな政策にまい進することを、新しい時代にあって、国際社会に名誉ある地位を占めるために、日本のなすべき責務ではないでしょうか。

 平和の祭典、冬季オリンピックを迎える長野市にとっても、このことは大変重要なことと思います。

 以上のことから、是非この憲法に違反し、自衛隊の海外派遣を容認しようとねらうPKO法案の反対請願を採択されますよう心から願いまして、私の討論に代えさせていただきます。



○議長(高川秀雄君) 次に、同じく委員長報告に反対、三十五番今井寿一郎君

   (三十五番 今井寿一郎君 登壇)



◆三十五番(今井寿一郎君) 今井でございます。

 私は、以下の理由でこの不採択の委員長の御報告に対しまして、反対の討論をいたします。

 先ほどの委員長のお話をお聞きしておりますと、不採択の方々の理由の一つとしまして、まず現在国会において慎重審議がなされているところであり、ということが言われております。

 私は逆に、現在国会において慎重審議がなされているからこそ、我が長野市議会もこのような問題を、この重大な問題を討議すべきである、審議すべきであると思うわけでございます。

 第二番目、請願者がこの法案を憲法違反と決めつけているというお話がありますけれども、確かにこれが憲法第九条、また憲法の趣旨に抵触するかどうかということについては議論があるわけでございますが、私の知る限り、現在憲法学者の多数は抵触するという方が通説ではないかというふうに考えております。

 その意味で、憲法に抵触するかどうかが、疑義があるかどうかということが問題であるということが重大でございますので、その点についても十分審議をする必要があるのではないかというふうに思うわけでございます。

 また第三番目の理由といたしまして、それは自衛のための必要最小限のものであり、武力行使を目的とするものではないことというふうに言われておりますが、私は武力行使を目的としているかどうかは別としまして、武器を携行して、その現場へ行きまして、急迫不正の侵害がありましたときに、よくテレビで議論があるわけでございますけれども、それを自分が緊急避難、正当防衛の見地から武器を使った場合、これは一体どういうことになるのかということが議論されておりました。

 それに対しまして、いわゆるコマンドという言葉の解釈を巡りまして、我が三百代言局と言われています法制局長官はこれは指図であると、指図を上司がする、しないという問題が入ってくるところであるから、これはすべてが武器を行使するか、しないかは個人の責任であるということを申されておりましたけれども、正にそういう形で武器を行使させるということこそ、全くの無責任な派遣の仕方でございまして、武器を行使する、しないということは別にいたしまして、そういう侵害に遭って、自分が武器を取っても必ずそれで命が保証されるとは限らないわけでございます。それが武器目的と、武器行使ということが言われないにしても、個人がそれを正当防衛、あるいは緊急避難として使うにしましても、個人の命はそれによって完全に保証されていることはないわけでございます。

 言い換えますならば、それによって犠牲者が既に何百人も出ているわけでございます。その点がありますものですから、人権問題といたしましても、この問題をもっと深く掘り下げて考えなければいけないというふうに思うわけでございます。

 最後に、この国際平和の実現に協力することは、我が国の責務であるということを言われておりますが、これは私も当然のことでございまして、ここにおいでになる皆様の中には、国際平和、すなわち我々の世代で言いましたならば、本会議の席上冒頭において、和田議員がおっしゃいましたように、反戦、それから不戦という気持ちはどなたも変わるわけではないのでございますから、その問題を一番底辺に原則として持っていただきまして、この問題をもう一度この本会議で十分に議論していただきまして、私としては字句の修正、その程度のことはいいと思いますけれども、全体としてこの趣旨、本旨に賛成でございますので、ここで是非とも皆様のフリーな、十分な討議によってこの請願を採択されることをお願いするものでございます。

 以上であります。



○議長(高川秀雄君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、福祉環境委員会所管の議案第百二十三号長野市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例、議案第百三十五号千曲衛生施設組合規約の変更について、議案第百三十六号須高行政事務組合規約の変更について、議案第百三十七号犀峡衛生施設組合規約の変更について、議案第百三十八号埴科老人福祉施設組合規約の変更について、以上五件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の議案第百二十号長野市特別会計国民健康保険支払準備基金条例の一部を改正する条例、請願第二十六号診療報酬改善を求める請願、以上二件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の請願第二十三号豊かな保育を求める請願、以上一件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十三番野々村博美君

   (二十三番 野々村博美君 登壇)



◆二十三番(野々村博美君) 二十三番野々村博美です。

 請願第二十三号豊かな保育を求める請願を不採択とした福祉環境委員会の委員長報告に反対する立場から討論を行います。

 請願文書にもありますように、現在の出生率は一・五三%にまで落ち込み、世界の中でも最も出生率の低い国となり、大きな社会問題となっております。だれもが安心して子供を産み、育て、働き続けることのできる適切な環境を整えることは、国の将来、長野市の将来にとっても極めて重要な課題となっており、保育施策の充実はその不可欠の内容をなすものです。

 保育料については、本年度も三歳未満児の最高額は据え置かれましたが、長野県の近隣県庁所在都市と比べても依然として高い状況は変わってはいません。特に中間層については三歳未満児ではD八階層以上ではほとんど最高額という状況であり、さらに三歳以上児はD五階層から最高額とほとんど変わらない保育料となっています。

 また、三歳以上児と未満児二人を預けた場合、D七からD十四階層の第二子の減免率は三十%となっております。出生率の向上のためにも、大幅な保育料の引下げと、すべての階層で早急に五十%減免を実施すべきであります。

 また、福祉宣言都市であるにもかかわらず、市民税非課税世帯からも食事代と称して一千五百円の保育料を徴収しています。無料に戻すべきであります。

 保育行政については、まず国の機関委任事務から団体委任事務に変わり、大いに地方自治体独自の保育行政が推進できるのですから、より市民のニーズにこたえた保育行政を行うためにも、根本的に見直していくべきです。

 地域や家庭の子育ての基盤が弱まっている中で、今保育園は社会全体で子供を育てる中核的な役割を果たしています。特に障害児や発達遅滞児については、母親の就労にかかわらず、子供の発達する場を行政として保障していくという立場で、入所基準を早急に改める必要があります。

 また、現在長野市の障害児保育については、心ある民間保育園に頼っているという状況で、公立保育園が積極的に受け入れていくという姿勢ではありません。歩けない子はだめとか、集団生活ができない子はだめなど、最も保育園を必要としている子供たちを切り捨てているのです。保母の増員を行い、障害児保育を充実させるべきです。

 また、公立保育園の定員割れを解消するためには、保育料の大幅引下げと同時に、産休明け保育、長時間保育の実施が必要です。保母の増員を行い、早急に実施し、定員割れ解消の手だてを講ずるべきです。

 長野市の保育行政の特徴は、半数以上の園児が民間保育園に入所しているということです。安上がりの保育行政のための民間保育園ではなく、多様化する保育ニーズにこたえ、子供たちに豊かな発達を保障することのできる質の高い保育行政をしていくためにも、今のような低い民間への補助金では許されません。

 民間保育園への大幅な補助金増額が必要です。豊かな保育を求める市民の願いは一層強くなっています。子供たちの非行や不登校など、さまざまな問題を考えるとき、就学前の子供たちの保育環境は、子供たちの一生に大きな影響を与えています。子供の健やかな成長を保障するために、国、県からの補助金の大幅増額を強く要求するとともに、市独自の保育予算を大幅に増額し、切実な市民の願いにこたえ、本請願を採択することをお願いをし、私の討論といたします。



○議長(高川秀雄君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の請願第二十四号「看護婦確保法」の制定を求める請願、以上一件、質疑の通告がありませんので、討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十四番原田誠之君

   (二十四番 原田誠之君 登壇)



◆二十四番(原田誠之君) 二十四番原田誠之です。

 請願第二十四号「看護婦確保法」の制定を求める請願を継続審査とした福祉環境委員会委員長報告に反対する立場から討論します。

 請願者は次のように強調しています。

 「健康はだれもの共通の願いであり、安心して良い医療・看護を受けることは、憲法に保障された国民の権利です。看護婦は、この大切な生命と健康を守るため日夜働いています。ところが、看護婦の労働条件と賃金は、劣悪で慢性的な人手不足、夜勤や長時間労働で突然死や健康障害などが引き起こされ、看護婦の生活と健康が破壊されています。

 良い医療、良い看護のために看護婦の大増員と労働条件の改善は、緊急で重要な課題となっている。」として、看護婦確保法の制定を求めて、五つの項目を添えて請願をしています。

 今、看護婦の置かれている実態を見れば、正に切実そのものであります。長野県内の病院で働いている看護婦さんの書いた詩を紹介します。

 「夜勤のとき思うこと。夜勤は嫌だ。深夜出てくるとき、いつも思う。なぜこの職業を選んでしまったのかと。準夜に出てくるとき、子供がお母さん行っちゃだめと言う。甘えたい子供をなだめて出てくるそんなとき、もう少し頑張ったらやめようかと思う。そう思いつつ十年が過ぎようとしている。本当はこの仕事が好きだ。もう少し夜勤がなかったら、休みが多く取れたならば、ゆとりをもって仕事もできるし、子供たちともイライラしないで付き合えるのに。体も疲れ果てて歩くのもしんどくなったとき、頭がボーッとして空っぽになる。空っぽの頭の中でまた思う。夜勤は嫌だ。」

 このように看護婦さんは子供を育てながら大変な生活を余儀なくされております。もう我慢できないと、昨年秋看護婦増やせの白衣のデモが行われ、テレビ、新聞、週刊誌にも掲載され、国民の関心を呼びました。それ以降、看護婦不足が社会的大問題として取り上げられるようになったのです。

 今高齢化と国民の健康破壊が進む中で、看護婦の不足は看護婦の問題というだけでなく、日本の医療の危機と国民の命と健康を守る上で、極めて重大な問題として認識されるようになってまいりました。

 この深刻な看護婦不足はなぜ生まれたのか。病人を励まし、人の命を守る掛け替えのない、生涯の仕事と誇りと使命感を持って看護婦の道を選んだのに、その女性が夜勤が一か月の半分になるという余りにもひどい労働条件の下で、自分が健康で働き続けていくことへの自信を失い、退職をしていく例が後を絶ちません。その人数は年間四万五千人以上で、新卒の看護婦さんの五万七千人に迫ろうとしています。正に不足が不足を生み出すという悪循環です。

 このような事態が放置されてきたのは、今の政治に重大な問題があります。看護婦の夜勤は人事院さえ二十六年前、夜勤は総数で八日以内と言っていたのに、いまだ一人夜勤が残されており、ある病院では一人夜勤の途中過労で亡くなっても、交代勤務の看護婦さんが来るまで分からなかったという痛ましい事態もあったと聞いております。

 現在複数の夜勤でも月に九日から十一日夜勤が半数を超えており、中には十三日とか昼夜勤務の当直制も残されております。それにもかかわらず政府・自民党は、最近まで看護婦は充足していると発言しておりました。

 今、看護婦の職場では少しでも良い医療、良い看護のためと、夜勤明けのタクシー代の支給、病院内保育所への国庫補助などの実現のために頑張っているのです。

 請願者の切実な願いにこたえて、看護婦は生きがいある職業となるよう、何よりもまずは夜勤は二人以上で月八日以内とすることであります。一人夜勤は看護婦に極度の緊張と疲労を与え、入院患者にとっては危険この上ありません。ベルを押してもすぐに来てもらえないなど、サービス低下ともなり、直ちに改める必要があります。

 月の半分近くが夜勤という状態を改めることは、看護婦の健康を守り、家族との団らん、友人との交流など、人間らしい生活をする上でも当然であります。

 また、完全週休二日制についても、全国的には三十六・九%と広がっているのに、看護婦の場合は実施率が二・七%と、こういう状況であり、勤務条件の厳しい看護婦にこそ、一刻も早く実施することが強く求められているのです。

 また、看護婦の異常出産が増えています。母性保護のため、生理休暇を保障し、妊産婦の深夜労働の禁止を守るようにしなければなりません。

 次に、専門職にふさわしい給与を保障するため、診療報酬を改定する必要があります。看護婦の賃金は高校卒業後三年間の専門教育を受けた専門職でありながら、看護婦の賃金は同程度の学力を持つ他の職種の労働者と比較しても、大変低いものとなっています。

 この解決のためには、健康保険からの病院への支払額を決めた診療報酬のうち、看護婦に係る報酬を引き上げることです。福祉切捨ての臨調行革の下で、診療報酬が不当に抑えられてきた結果、病棟勤務に係る報酬は患者一人につき日額二千八百二十円しか支払われていません。今付添いを頼めば平均一万円もかかるのに、比較にもならない状況であります。

 診療報酬を二人以上、八日以内の夜勤のため、看護加算、外来看護料の新設など、労働条件の改善が強く求められております。

 次に、育児や夜間保育、住宅手当など、働き続けることのできる条件を整える問題です。看護婦の悩みは自らの健康と同時に、子育てがあります。有休代替要員の確保など、明確にした育児休業制度を早急に導入しなければなりません。

 また、深夜労働を支える長時間夜間保育所を病院やその近くに設置すること、さらに大都市の場合には深夜の帰宅、早朝出勤のため、病院の近くに住まざるを得ません。特別に重い住宅負担も避けられません。住宅手当の導入、増額が求められます。

 次に、看護婦と准看護婦の二つの身分制度を廃止し、看護婦養成制度の一本化の実施が必要であります。准看は看護婦総数の半数近くを占めていますが、仕事は事実上同じにもかかわらず、賃金には格差があります。この現状を残したままでは、「誇りを持って働け。」とは言えません。准看は戦後間もない時期に看護婦不足を解消のため、応急的に政府が導入したものであります。今では九割が高卒という状況の下で、このような制度を残しておくことが問題であります。

 次に、看護婦の配置基準を抜本的に改善することです。今法律に定められている基準は、患者四人につき一人の看護婦をとなっています。しかし厚生省は国会で患者三人に看護婦一人を考えていると答弁していました。見直すべきは四十年以上も放置してきた看護婦の配置基準です。患者二人に一人を最低の基準とし、週休完全二日制、週四十時間労働を保証し、現在の医療水準に対応するようにしていく必要があります。

 以上、請願者の請願趣旨と五項目の請願事項について、改めて認識を深めていただき、本請願の採択を求めて私の討論を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、同じく福祉環境委員会所管の請願第二十五号白内障人工水晶体(眼内レンズ)に関する請願、以上一件、質疑の通告がありますので、これより質疑を行います。

 四十二番和田伴義君



◆四十二番(和田伴義君) 四十二番和田伴義でございます。

 福祉環境委員長から報告がなされましたその中に、請願第二十五号白内障人工水晶体(眼内レンズ)に関する請願について、質問いたします。

 採決は可否同数と聞いておりましたが、その辺はどうなっているのか、お尋ねいたします。



○議長(高川秀雄君) 福祉環境委員会委員長伊藤君



◎福祉環境委員会委員長(伊藤治通君) お答えいたします。

 委員会条例第十七条第一項の規定により、委員長である私が決しました。



○議長(高川秀雄君) 四十二番和田君



◆四十二番(和田伴義君) 条例に基づいて委員長が決するということはもちろん当然でございますが、可否同数で委員長が決定したという表現をどうしてしなかったか、お尋ねいたします。



○議長(高川秀雄君) 福祉環境委員会委員長伊藤君



◎福祉環境委員会委員長(伊藤治通君) 先ほど答えたとおりであります。



○議長(高川秀雄君) 質疑は二回までですが、特に許可いたします。四十二番和田君



◆四十二番(和田伴義君) ちょっともう少し丁寧に御答弁をお願いしたかったんですが、これ以上質問いたしません。



○議長(高川秀雄君) 以上で質疑を終結いたします。

 続いて討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これより討論を行います。

 委員長報告に反対、二十四番原田誠之君

   (二十四番 原田誠之君 登壇)



◆二十四番(原田誠之君) 二十四番原田誠之です。

 私は、福祉環境委員会委員長報告の請願第二十五号白内障人工水晶体に関する請願を継続審査としたことに反対の立場から討論をいたします。

 近年科学の進歩に伴い、老人性白内障患者が眼内レンズの手術によって視力が回復できる効果が社会的に認められる中で、眼内レンズの手術は高齢者の切実な願いとなっています。

 七十歳以上のお年寄りの九十%が白内障となり、昨年は全国で二十三万人、信大でも年間一千件以上の眼内手術のうち、眼内レンズを使用する人が約九割だと言われています。しかし、現状は保険の適用もなく、年金暮らしのお年寄りにとって手術代片方で十万から十五万円は大変な負担であります。患者さんやお医者さんも、国への保険適用の要請と、市独自の補助制度を作ってとの強い要望もあり、社会的にも大きな世論となってまいりました。

 中央社会保険医療協議会では、平成四年一月ごろに結論を出すとのことでありますが、その結論待ちでなく、市が積極的に補助対策への努力をすべきであります。全国的には保険が適用されるまでと、群馬県、大分県が実施を決め、県内でも中野市、更埴市を初め、既に実施中が十四市町村、計画中が十三市町村、検討中が二十六市町村であり、実施への動きが急速に高まっています。

 中医協待ちと言わず、請願者が言っているように人工水晶体の手術を希望するだれもが受けられるように、国に対して保険適用を認めるよう要請し、また市が独自の補助施策を講じてほしいとの願いにこたえ、本請願の採択を求めて、私の討論を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、経済文教委員会所管の議案第百十六号平成三年度長野市農業共済事業会計補正予算、議案第百二十二号長野市民会館等条例の一部を改正する条例、議案第百二十五号調停案の受諾について、議案第百二十九号農作物共済に係る無事戻金交付について、議案第百三十号蚕繭共済に係る無事戻金交付について、議案第百三十一号果樹共済に係る無事戻金交付について、議案第百三十二号畑作物共済に係る無事戻金交付について、議案第百三十三号園芸施設共済に係る無事戻金交付について、議案第百三十九号上水内郡戸隠村外一市一ケ村林野組合規約の変更について、議案第百四十四号長野市立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、請願第二十二号ゲートボール場の施設整備に関する請願、請願第二十八号「義務教育費国庫負担制度」の堅持に関する請願、以上十二件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、建設企業委員会所管の議案第百十七号平成三年度長野市下水道事業会計補正予算、議案第百二十四号市道路線の認定について、議案第百二十七号工事請負契約の締結について、議案第百二十八号信更大森辺地総合整備計画の変更について、議案第百四十五号企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例、以上五件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、工場・病院対策特別委員会所管の請願第十九号市民病院についての請願、請願第二十号市民病院に小児科、婦人科、老人科の開設についての請願、請願第二十一号市民病院の診療科目拡充についての請願、以上三件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、各常任委員会所管の議案第百十五号平成三年度長野市一般会計補正予算、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、各委員長報告のとおり可決されました。

 次に、決算特別委員会所管の認定第二号平成二年度長野市一般会計、特別会計決算の認定について、以上一件、質疑、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、委員長報告のとおり可決されました。

 次に、日程に従い議案第百四十号教育委員会委員の任命について、本件を議題といたします。

 理事者の説明を求めます。

 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 議案第百四十号教育委員会委員の任命について御説明を申し上げます。

 これは、来る十二月二十二日をもちまして現委員の鷲沢正一委員が任期満了となりますので、新たに長野市大字長野桜枝町八百七十九番地一、河原悠二氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定によりまして、提出した次第であります。

 詳細につきましては、全員協議会におきまして御説明申し上げましたので、省略をさせていただきます。

 何とぞ御同意のほどをお願い申し上げます。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり任命について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり任命について同意することに決しました。

 次に、議案第百四十一号固定資産評価審査委員会委員の選任について、本件を議題といたします。

 理事者の説明を求めます。

 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 議案第百四十一号固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明申し上げます。

 これは、来る十二月二十一日をもちまして任期満了となります塚田隆則委員の後任といたしまして、新たに長野市大字長野箱清水一千五百二十三番地、渡邉八壽三氏を選任いたしたく提案した次第であります。

 渡邉八壽三氏は、昭和二十四年から本市職員として勤務をされ、その間南消防署長、中央消防署長、消防局長を歴任され、地方自治に深い御理解があり、その人格と行政に対する識見は、本市固定資産評価審査委員会委員として誠に適任と存じますので、地方税法第四百二十三条第三項の規定により提出いたした次第であります。

 何とぞ御同意のほどお願い申し上げます。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

   (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり選任について同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

   (賛成者起立)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり選任について同意することに決しました。

 次に、議員各位にお諮りいたします。

 本日、市長から提出されました議案第百四十六号から議案第百四十八号まで、以上三件の取扱いについては、過般の議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議案第百四十六号から議案第百四十八号まで、以上三件、一括議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 助役山岸君

   (助役 山岸勲君 登壇)



◎助役(山岸勲君) 本日、追加提案いたしました議案第百四十六号から議案第百四十八号までの補正予算につきまして、御説明申し上げます。

 初めに、議案第百四十六号平成三年度長野市一般会計補正予算は、先ほど議案第百四十二号、議案第百四十三号及び議案第百四十四号で御説明申し上げました特別職及び職員の給与に関する条例の改正に伴うものでありまして、給与改定を実施するための所要額二億七千四百十一万八千円を追加するものであります。

 財源といたしましては、地方交付税を充てるものであります。

 次に、議案第百四十七号及び議案第百四十八号は、いずれも職員の給与に関する条例の改正に伴う補正予算でありまして、議案第百四十七号平成三年度長野市葬儀公営特別会計補正予算は四百四十六万六千円の追加を、議案第百四十八号平成三年度長野市交通災害等共済事業特別会計補正予算は百五万一千円の追加をするものであります。

 何とぞ御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 続いて、ただ今の説明の各議案の質疑に入ります。

 質疑は、各議案ごとに一括してお願いいたします。

 質疑を行います。

 議案第百四十六号平成三年度長野市一般会計補正予算

  (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 進行いたします。

 議案第百四十七号平成三年度長野市葬儀公営特別会計補正予算

  (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 進行いたします。

 議案第百四十八号平成三年度長野市交通災害等共済事業特別会計補正予算

  (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 以上で質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 議案第百四十六号平成三年度長野市一般会計補正予算、議案第百四十七号平成三年度長野市葬儀公営特別会計補正予算、議案第百四十八号平成三年度長野市交通災害等共済事業特別会計補正予算、以上三件、原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 お諮りいたします。

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、 本日の会議時間は、延長することに決定いたしました。

 次に、議長の手元に議会第二十九号から議会第三十二号まで、以上四件の意見書(案)及び決議(案)が提出されております。

 お諮りいたします。

 以上の各議案の取扱いについては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 初めに、議員高橋宏君から提出の議会第二十九号地方交付税率の堅持と総額の確保に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者高橋宏君の説明を求めます。

 十八番高橋君

   (十八番 高橋宏君 登壇)



◎十八番(高橋宏君) 十八番高橋宏でございます。

 私から、議会第二十九号地方交付税率の堅持と総額の確保に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配布されております案文の朗読により、説明に代えさせていただきます。

 地方交付税率の堅持と総額の確保に関する意見書(案)

 現在、地方公共団体にあっては、我が国を取り巻く急速な国際化や高齢化の進展に伴い、公共投資基本計画や高齢者保健福祉十か年戦略など、国が掲げる生活環境向上の実現のため、地域の実情に応じながら、積極的に実施していかなければならない課題が山積しております。

 特に本市においては、一九九八年第十八回オリンピック冬季競技大会開催が決定され、その施設等の整備、さらに北陸新幹線、高速道路の整備等大型プロジェクトを進めてまいるところであります。

 つきましては、これらの事業の積極的な推進には、地方税と並び地方自治の根幹をなす重要な地方一般財源である地方交付税の総額の安定的確保を図ることが是非とも必要であります。

 よって政府におかれては、今後とも地方が安定的な財政運営が図られるよう、現行地方交付税率を堅持し、地方交付税制度の基本的機能を充実強化するとともに、その総額の確保を特に要請し、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、自治大臣であります。

 何とぞ議員各位の御賛同お願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員伊藤治通君から提出の議会第三十号「看護婦確保法」の制定に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者伊藤治通君の説明を求めます。

 十七番伊藤君

   (十七番 伊藤治通君 登壇)



◎十七番(伊藤治通君) 十七番伊藤治通であります。

 私から、議会第三十号「看護婦確保法」の制定に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配布されております案文の朗読により、説明に代えさせていただきます。

 「看護婦確保法」の制定に関する意見書(案)

 健康はだれもの共通した願いであり、安心して良い医療、看護を受けることは何人も望むところであります。

 私たちの健康を守るために日夜働いている看護婦の人員不足と労働条件の悪さが問題となっているところであります。慢性的な人手不足からくる労働の過重、長時間労働、夜勤等看護を専門とする上からもその処遇は大変掛け離れたところとなっております。国民として良い医療、看護の提供を受けるためにも看護婦の増員、地位向上、処遇の改善等を盛り込んだ「看護婦確保法」が早急に制定されるよう要望し、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、厚生大臣、労働大臣であります。

 何とぞ議会全員の皆様の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員若林佐一郎君から提出の議会第三十一号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)を議題といたします。

 提出者若林佐一郎君の説明を求めます。

 八番若林君

   (八番 若林佐一郎君 登壇)



◎八番(若林佐一郎君) 八番若林佐一郎でございます。

 私から、議会第三十一号義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)を提案いたします。

 提案の理由につきましては、お手元に配布されております案文の朗読により、説明に代えさせていただきます。

 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書(案)

 義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等とその水準の維持向上を図る制度として、現行教育制度の根幹をなしています。

 しかしながら、昭和六十年度から国庫負担の縮減が行われ、平成四年度予算編成においては、更に公立小中学校事務職員及び栄養職員の給与費が国庫負担の対象から除外されることが懸念されます。

 このことは、地方財政に対する負担の転嫁であるとともに、義務教育の円滑な推進にも大きな影響を及ぼすおそれがあります。

 よって政府におかれては、義務教育費国庫負担制度を堅持されるよう強く要望し、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出します。

 あて先は、内閣総理大臣、大蔵大臣、文部大臣、自治大臣であります。

 何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 全員賛成と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

 次に、議員山本和男君から提出の議会第三十二号長野駅東口地域の環境整備促進に関する決議(案)を議題といたします。

 提出者山本和男君の説明を求めます。

 七番山本君

   (七番 山本和男君 登壇)



◎七番(山本和男君) 七番山本和男でございます。

 私から、議会第三十二号長野駅東口地域の環境整備促進に関する決議(案)を提案いたします。

 提案の理由について申し上げます。

 長野駅東口地域につきましては、昭和四十二年に長野駅周辺土地区画整理事業を市が関係地区住民に提案して以来、既に二十四年が経過したわけでありますが、いまだに整備に着手されないまま今日に至っており、現在の密集した都市環境では救急、あるいは防災面からも問題を抱えているところであります。

 昭和四十九年及び五十年には当時の市長が七瀬及び栗田地区に対し区画整理事業を行わない旨の確約書を提出し、これを受けて本議会でも同地区からの区画整理事業反対の請願を採択したという過去の経過があるわけでありますが、北陸新幹線の本格着工、来年度の高速自動車道の供用開始、加えて冬季オリンピックの開催等、今日の大きく変動する社会情勢の中で、この長野駅東口地域の環境整備を図ることは、二十一世紀に向けた県都長野市の新しい顔をつくる都市計画上の最重要事業であり、その促進が急務であることは言をまたないところであります。

 本年九月定例会では、地元商工会からの環境整備促進に関する請願を全員賛成で採択したところでありますが、さらに本議会の強い意思を決議によって明らかにし、関係地区住民の理解を得る中で、一日も早く事業が着手されることを願って、本件を提案するものであります。

 以上、提案理由を御説明申し上げ、お手元に配布されております案文を朗読いたします。

 長野駅東口地域の環境整備促進に関する決議(案)

 昭和四十二年、長野駅周辺土地区画整理事業計画を市が関係地区住民に提案して以来二十四年を経過しましたが、この間、無秩序な市街地形成が進み、都市環境が悪化しつつある現状は、本市にとって誠に憂慮すべき問題である。

 北陸新幹線の本格着工及び平成四年度高速自動車道の供用開始、加えて一九九八年長野冬季五輪開催の決定という社会情勢の大きな変化の中にあって、長野駅東口地域を二十一世紀の豊かな国際性と成長性にあふれた新拠点として形成することは本市の急務であり、地域の実態に即した面的で総合的な環境整備が待たれている。

 よって本市議会では、長野駅東口地域整備の重要性にかんがみ、関係地区住民の理解を得て本事業の一日も早い事業化を願い、潤いのある快適で住みよい街づくりの実現を強く期待するものである。

 以上決議する。

 何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私からの提案を終わります。



○議長(高川秀雄君) 以上で説明を終わります。

 本件に関して質疑を行います。

  (「進行」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 本件に関しては委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、委員会付託を省略することに決しました。

 続いて、討論の通告がありますので、これより討論に入ります。

 討論を行います。

 原案に反対、二十六番伊藤邦広君

   (二十六番 伊藤邦広君 登壇)



◆二十六番(伊藤邦広君) 二十六番伊藤邦広です。

 議会第三十二号長野駅東口地域の環境整備促進に関する決議(案)に反対の立場から討論をいたします。

 まずこの決議がどういう性格と意味を持っているのかという点についてであります。

 ただ今山本議員の提案の中にもありましたが、昭和四十九年、五十年に七瀬町と栗田地区の土地区画整理反対期成同盟会から提出された反対請願を市議会として全会一致で採択してあります。この市議会の意思決定が六十ヘクタールに拡大した駅東口の土地区画整理事業を押し進める上で、ネックになっているものを取り除くということに最大のねらいがあるということであります。

 市理事者が議会の重みをどう考えているかと関係住民から言われる、どうしても細かい話に入っていくことができない、立ち入れない、繰り返し述べてきましたように、区画整理事業を進める上で議会決議が大きな障害になっている。だからこの障害をなくしたい、重石を取り払ってもらいたい、こういう発想から市理事者は市議会の決議を求めてまいりました。ここに本音があるわけであります。

 これにこたえて建設企業委員会で新友会の委員は、昭和四十九年、五十年の議会採択が間違っていたと述べておりますが、住民の要求に基づいて行った議会決議を間違っていたものとして否定しようとするものであります。

 こうして住民の意思を一方的に無視し、方向転換への意思表示を行うというところに、この決議が持っている重大な特徴とねらいがあるということをまずはっきりさせておきたいと思います。

 次に第二に、第一ゾーンに予定されている七瀬、栗田、北中、中御所地域の住民の状況との関係であります。七瀬町区画整理反対期成同盟会は十月二十一日、塚田市長と懇談をいたしました。十六、七年ぶりの初めての懇談であり、市当局はこの懇談をもって当時の市長が同地区反対期成同盟会に出した土地区画整理事業はやらないという確約書は解消された感じだと評価しています。

 この評価は、私は全く虎の威を借りた強がりにしかすぎないような思いをするわけであります。懇談とは言え、市長に公開質問状を提示するという形での懇談であります。しかも市街地整備事務局長は一般質問での私の質問に答えて、区画整理手法による住環境整備は行わないという文面が公開質問状の中で地元に約束されているという点について、そういうことは言っていないと答弁し、勝手に思い込んで書いたことだと期成同盟会に責任を転嫁をしております。

 しかもこれ以外に、幾つかの整備手法があるので、是非聞いてほしいと言いながら、他の整備手法を地域のために真剣に考えている様子は全く見られなかった、地域の人たちもこう言っております。

 このような状況を反映して、関係地域住民はなし崩しで、き弁もいいところだ、こんなペテンにもう二度とだまされない、こういう受け止めをしているというところに、私は深刻な問題があると考えるわけであります。

 これについても市理事者は、私の質問になし崩しにやる気はないと答えております。しかし本当にそうなら、これまでの地元への説明会で市民に約束をしてまいりましたように、基本構想に基づく住民意向調査をやれるはずであります。

 市長も約束してきたことであります。それすら実施することができなくなっているのではないでしょうか。これ以上、今までのような手法では、住民に通用しなくなっている、こういうことをよく一番知っているのも市理事者自身であろうと思います。

 そこで合意なき転換への役割を市議会に果たしてもらおうという、そういう強行突破作戦が今回の決議の意味ではないかという点であります。

 今日、七瀬地区以外の第一ゾーン地区内の栗田環境を守る会、そうして北中まちづくり対策委員会、中御所においても区画整理による手法と環状線計画に反対をしております。住民の理解をまず先決にするという塚田市長の市民への約束や姿勢とも、これらの問題は真っ向から相反する問題であり、今回の市議会決議はこういう住民の状況から見ても、市と市民の信頼をぶち壊し、住民感情を悪化させ、火に油をかける役割した果たせないということは、一目りょう然だと考えます。

 さて社会党議員も十二月市議会代表質問の中で、選挙で入ってみて、この地域の大変な状況がよく分かったという感想を述べております。開発手法について、住民合意が得られていない状況を承知しておられるならば、住民合意なき方向転換に社会・市民クラブの皆さんも手を貸さないでもらいたい、こういうふうに思います。社会情勢の変化で合理化することができない問題だと考えるからであります。

 第三に、二十一世紀に向けた長野市の街づくりに重大な障害をもたらすものと考えるからであります。憲法が保障する主権在民の立場と住民自治の精神から外れる住民無視のやり方で、街づくりは進まないという問題であります。PKOと同じく海外派兵先に在りきというやり方では、国民合意を得られないことは今日の臨時国会の状況が時代が示しております。

 区画整理事業が先に在りきに、議会が足かせを外し、拍車をかけることが市民合意を得られるものでないことも明白だと思います。二十一世紀の街づくりに向けて、重大な障害と禍根を残す間違った対応は、私はやるべきでない、このように考えるからであります。

 憲法と住民自治の重大な挑戦でもあるという点で、今長野市議会が果たすべき役割は、この街づくりにおいても一つ一つの手続においても、憲法と住民自治の原則を市行政にしっかりと貫いてもらう、そういう方向にこそ努力をすべきだと考えるからであります。

 そうしてこそ市行政と市民の信頼関係が確立をされ、二十一世紀に向けての街づくりが前進できるものと考えるからでございます。

 以上、三つの点に絞りまして問題点を明らかにしたわけであります。議員各位の良識ある判断を心から訴えまして、討論を終わります。



○議長(高川秀雄君) 次に、原案に賛成、三十三番村田武君

   (三十三番 村田武君 登壇)



◆三十三番(村田武君) 三十三番の村田でございます。

 私は、この決議(案)に賛成の立場で討論に参加をさせていただきたいと思うわけでございます。

 今、反対討論の伊藤君がいろいろ述べましたけれども、このことは、実は十三日の委員会の席上でもそのことをお互い言うべき問題ではない。四十九年、五十年の議会の議決が当時はやむを得なかったかもしれないけれども、今の次元でこれを考えると時代にそぐわない。いずれにしても長野市が高速道、新幹線、そしてオリンピックを導入した中で、東口が旧態依然として開発されないという、そういう事態は常識的ではない、こういう考え方から、我々は過去におけるそういう問題もあったにしても、この際やはりみんなでこの否を認めながら、そして新しい街づくりへ前進すべきではないか、こういう意見で提案をされたわけでございます。

 議会が反対決議をしておるものですから、なかなか理事者側もうまく話を進めるわけにいかなかったということが実情でございますけれども、昭和六十年十二月、この年は十一月に市長選がありまして、さっそうと登壇いたしました市長が最初に皆さん方に申し上げたことは、東口の整備は是非やらなければならない、私はやりたい、こういう提案をされているわけでございまして、その後六十一年三月、市長答弁は確約書について時代も推移しておるので、地元に率直にお願いをして撤回をしていただき、住民の意思を尊重した開発をしたい、こう言っているわけでございます。

 すべて極めて積極的に過去のことにこだわらないで、新しい時代の新しい政策を我々に提示していたわけでございます。

 したがって、我々も議会としてこれに対応しなければ、長野市の将来はあり得ない、こういう考えがあったわけでございます。

 昭和六十二年一月十九日、基本構想につきまして建設企業委員会に提案をされまして、地域の環境調査、これはやはり何としても必要だから、押し進めるべきではないか。建設企業委員会では理事者のそうした提案に了承をしたわけでございます。

 昭和六十二年十月、この結果において報告書を作成したわけでございまして、そこからやはり議会としてもこの対応は人の問題として置いてはいけない。自分たちの問題としてやはりこのことは考えなければいけないというふうに一歩前進の方向でとらえよう、こういう方向になったわけでございます。

 今、伊藤議員がいろいろ言っておりますが、実は今年の八月十九日の請願第十六号の取扱いについてでありますが、これは大変名前を申し上げて恐縮でございますけれども、問題の焦点を絞っていかないとはっきりいたしませんので、大変失礼でありますが、敬称を省略させていただいて、そして名前を読み上げさせていただきたいと思います。

 件名は、冬季五輪開催決定に伴いこれに対応する長野駅東口地域の環境整備促進に関する請願でございます。私どもの新友会では三役、今井良雄、高川秀雄、竹内平一郎、それから社会・市民クラブでは代表で松木茂盛、和田伴義、公明党で代表で加藤一雄、越野要の各会派の代表者、そして新友会議員等が地元におりますので、その人たちも紹介議員に加わったわけでございます。すなわち玉井孝雄、戸谷春実、市川昇です。こういう人たちが加わりまして、その十名の皆さんが紹介議員になって、この問題を取り扱ったわけでございます。

 平成三年八月二十七日、この請願が満場一致で採択されました。つまり我々としては東口地域を開発しなさい。開発には賛成だという最大公約数は、各派代表の皆さんの紹介議員についていただいたことによって明白にこれは決められたと考えていいわけでございます。そして共産党も含めて四十四名全員の賛成で採択をしたわけでございます。

 その際に野々村議員は賛成討論をしているわけでございます。したがって、いずれにしましても紹介議員にならなくても、賛成討論をするということはいずれにしてもこの請願については、この四十四名の全員が賛成の方向で処理しようとされたことは事実でございます。

 さて、そういうような経過を踏まえても、やはりいずれにしても議会として正式な態度表明がされていない、こういう事態があったわけでございます。

 そこで今日の山本議員の決議(案)の提案になったわけでございます。委員会でも伊藤議員がいろいろ今大変関係のないことまで言っておられますが、これはためにする発言であって、我々こんなことまで言ってない。全然こんなこと言ってない。みんなが考えている、開発に賛成なら開発の方向で議会の態度を決めようじゃないかという提案でこれはなったわけです。あなたは聞いてないから分からん。

 これは伊藤君は、委員会に出ているから分かるわけです。そういうことで我々はこの問題の処理は、将来どういうふうに処理していくかは理事者が十分に考えてくれるでありましょう。今まで欠けていた議会の議決をいつどこで、どういうふうにしようかという、そのことが実は今回は大変重大であったわけでございます。

 我々はそういう意味の中で、この問題を処理していかなければならないというふうに思っているわけでございます。

 先ほど火に油を注ぐというようなことを言われておりますが、伊藤議員自身が反対の方向で一生懸命ゴネているわけでございます。これはまあ何としても改めてもらいたい。長野市は今全国の期待に沿いたい、こういうことで開発に努力しているわけです。しかも私どもは委員会の中で言っていることは、何を言ったかというと、減歩率が三割いくだろうとか、というようなそういう大きなことを言ってもだめなんだと。現実はもっと厳しいんだよと。だからみんなはこういう事業に参加するには、少なくとも損してばかみたというような感じはまずいんじゃないか、そういう話も出しているわけです。

 みんなが協力して、明るくて、しかも将来見通しのあるような、そういう開発ができるという、そのことをやはり当事者も、我々もみんなこぞってそれを期待して推進されるべきであると、こういうふうに思っているわけでございます。

 今回この問題を取り扱ったことにつきまして、議会もやはり非常な責任を持たなくちゃいかんというふうに私どもは思っているわけでございまして、もう四十九年、五十年の過去のことには触れない、そして前進するために今我々が何をすべきか、これをとにかくこの東口開発への最大の努力を惜しまない、そういうことのために議会は結束していくべきだ、そのことが西口に対する東口、そして新幹線、高速道、そしてまたオリンピックを迎える長野市の熱意として、やはりそのぐらいのことはしておかないと、笑われるんではないかというふうに思うわけでございます。

 先ほど果たすべき役割ということが言われました。今議会が何をし、何を考えていかなければいけないか、果たすべき役割こそ、これに全面的に賛成し、協力していく体制がやはり必要ではないかというふうに思うわけでございます。

 山本議員の提案について、全面的に賛成し、そして今後やはり論争すべきはしながら、この問題解決に全力投球する、そういうことをお約束して、賛成の討論に参加させていただきました。ありがとうございました。



○議長(高川秀雄君) 以上で討論を終結いたします。

 採決に入ります。

 採決を行います。

 本件を原案どおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

   (賛成者挙手)



○議長(高川秀雄君) 賛成多数と認めます。

 よって、原案どおり可決されました。

−次に、議会第三十三号特別委員会の調査・研究項目の追加付託及び名称の変更について、お諮りいたします。

 本件につきましては、この際本日の日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。

 議会第三十三号特別委員会の調査・研究項目の追加付託及び名称の変更について、本件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 既に設置してあります工場・病院対策特別委員会の調査・研究項目に、新たに大学誘致を追加の上、付託し、同委員会の名称を工場・大学・病院対策特別委員会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、特別委員会の調査・研究項目の追加付託及び名称をさよう決定いたしました。

 次に、お諮りいたします。

 ただ今決定いたしました特別委員会の委員長、副委員長及び委員につきましては、従前の工場・病院対策特別委員会の委員長、副委員長及び委員である者が引き続き在任するものといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(高川秀雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決定いたしました。

 これをもって本定例会に提出されました案件の審議は、全部終了いたしました。

 閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 本定例会は、去る五日開会以来、議員各位には何かと御多忙の折にもかかわらず、終始御熱心な審議を賜り、かつ、活発なる論議を通じて市政発展のためお力添えをいただきましたことに、深く敬意を表する次第であります。

 また、議会運営につきましても、円滑なる運営に御協力を賜り、本日ここに十三日間の会期を閉じることができましたことに、衷心より厚く御礼を申し上げる次第であります。

 さて、本年は本市にとりまして二十一世紀に向けての街づくりにかかわる各種の大型プロジェクトが進展いたしました歴史的な年でありました。その一つは一九九八年の第十八回冬季オリンピック競技大会開催都市の栄誉を得たことであります。これはひとえに関係者の御努力と、県民、市民皆様挙げての御理解と御協力による招致運動の成果であります。

 その二つといたしましては、北陸新幹線でありますが、関係者の御努力と沿線市町村の御理解の下に、軽井沢・長野間が標準軌新線により建設に着手されたことであります。

 また、高速道路につきましても、住民皆様の御協力の下に工事が順調に進展し、平成四年度に市内ルートが開通の運びとなったこと、さらにまた高齢化社会に向けて保健医療の拠点としての市民病院が平成六年度の開設に向けて、建設に着手されたこと等は、いずれも本市発展のため、誠に御同慶に堪えないところであります。

 我が国の経済は個人消費と民間設備投資に支えられ、景気の拡大を続けてきましたが、バブル経済の崩壊等により、景気が減速しつつある状況にあります。

 また、財政におきましても、現時点での税収が予想を大幅に下回る厳しい状況から、国は国債依存体質の脱却のため、地方自治の根幹をなす地方の重要な財源であります地方交付税の圧縮と、交付税率の引下げの方針を出してきております。本市においても景気の減速等により市税収入の伸びは期待できないことが予測されるところであります。

 このような厳しい財政状況下ではありますが、本市としては高齢化社会の進展に伴う福祉の充実を初め、国家的事業としての冬季オリンピック競技大会の成功を目指し、施設及び関連公共施設の建設促進、北陸新幹線と高速交通網の整備、市民病院の建設、生活道路網の整備及び公共下水道整備等々、積極的に推進しなければならない大型のプロジェクトが山積しておりますことは、御高承のとおりであります。

 いずれも二十一世紀に向けて本市発展の都市づくりの礎をなすものであります。これらの事業推進に当たっては、清新な発想と創意の上、国、県等の関係機関の積極的な支援の下に、財源の確保について一層の努力を切望いたす次第であります。

 議会といたしましても、これら事業の推進、財源確保には市民皆様の御協力を賜り、理事者と一体となって総力を傾注してまいる所存であります。

 議員各位におかれましても、市政発展のために更に御尽力を賜りたくお願い申し上げる次第であります。

 本年もいよいよ押し迫り、何かと気忙しく、厳寒に向かう折から、議員の皆様方並びに理事者各位におかれましては、くれぐれも御自愛賜り、希望に満ちた明るい新春を迎えられますことを心から御祈念申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。

 次に、市長より発言を求められておりますので、許可いたします。

 市長塚田君

   (市長 塚田佐君 登壇)



◎市長(塚田佐君) 十二月定例市議会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。

 本定例市議会におきまして、平成三年度の長野市一般会計補正予算を初め、条例その他重要案件につきまして、終始御熱心に御審議をいただき、それぞれ御決定を賜り、心から御礼を申し上げます。

 審議に際し、議員の皆様から寄せられました御意見、御要望等につきましては十分尊重いたしまして、市政運営に万全を期してまいる考えであります。

 さて、この一年の市政を顧みますと、本市十大ニュースの第一位にあります一九九八年第十八回オリンピック冬季競技大会の開催都市に本市が決定し、また北陸新幹線は軽井沢・長野間が標準軌新線での建設が認可となって、大きな節目を迎え、高速道路は市内七か所のトンネルすべてが貫通し、平成五年三月の開通を目指して工事は順調に進んでおります。

 教育の面では、犀陵中学校が開校し、環境では不燃物最終処分場「天狗沢埋立地」が完成し、また千曲川流域下水道下流処理区・終末処理場「クリーンピア千曲」の一部が供用開始となりました。

 このように市政も着実に進展を遂げており、人口では明治三十年四月の市制施行以来、九十四年目にして三十五万人に到達し、これからは風格ある中核都市づくりを目指してまいります。

 平和の祭典であるオリンピック冬季競技大会が本市に開催決定いたしましたのも、議員の皆様の精力的な招致活動と半世紀に及ぶ県民、市民の皆様の大きな熱意が実を結び、改めてここに心から御礼申し上げます。

 我が国では二十六年ぶりにオリンピックの聖火が長野の空に赤々と燃え上がるまで、あと六年余、既に組織委員会が発足して活動を開始し、施設整備につきましても用地取得の説明会を開始し、一部施設の設計につきましては、今月中に業者が決定の予定であり、今後も健全財政を堅持しながら施設整備を進めてまいります。

 また、東京・長野間を一時間三十分で結ぶ北陸新幹線は、関係地域の皆様から深い御理解が得られ、立入り測量、設計協議を経て、用地確保に努めております。

 高速道路につきましては、(仮称)長野インターチェンジから(仮称)須坂インターチェンジまでの暫定二車線区間につきましても、早期完成四車線化を目指し積極的に対応してまいります。

 さて先ごろ経済企画庁から、「東京と地方−ゆたかさへの多様な選択」を副題とした平成三年度の国民生活白書が発表されました。今回の白書の目玉である地域生活の豊かさ指標で、長野県は山梨県に次いで全国で第二位と認定され、オリンピック決定とともにこれまた大きな関心を得たところであります。

 特に豊かさ指標では、住宅面積の広さ、通勤時間の短さ、物価の安さなどが上位を占め、それに求人倍率、就業者に占める身体障害者の比率等で優れ、さらに成人学級受講者数、教養・娯楽費への支出比率、スポーツ施設数、地域社会活動に充てる時間など、生活の豊かさを「住む」「働く」「自由時間」の三分野に分類し、総合指標の結果、本県が高い位置を占めたものであります。

 今年の国民生活白書は、東京一極集中が豊かさの実現を阻害しており、企業、個人、政府、地方自治体がそれぞれ効率優先から生活優先の社会・経済システムに変えていく努力が必要であると指摘しております。

 今後、本市においても更にこれらのデータを分析して、市民アンケート、みどりのテーブル等幅広い市民要望を参考といたしまして、潤いと活力のある市民本位の都市づくりを進めてまいりたいと考えております。

 議員の皆様には、重要な問題が山積いたしましたこの一年を、長野市発展のため絶大なる御尽力を賜り、深く感謝を申し上げます。

 本年もいよいよ押し迫り、寒さ厳しき折から、議員の皆様には切に御自愛くださいまして、御健勝で御活躍をいただき、より良き新春をお迎えくださいますよう祈念申し上げまして、御礼のごあいさつといたします。

 ありがとうございました。



○議長(高川秀雄君) これをもちまして、平成三年十二月長野市議会定例会を閉会いたします。

   午後四時四十一分 閉会

   地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。

     平成四年二月二十五日

      議長    高川秀雄

      副議長   青木誠

      署名議員  三井経光

      署名議員  根岸元宏