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長野県 長野市

平成24年 12月 定例会 11月30日−01号




平成24年 12月 定例会 − 11月30日−01号







平成24年 12月 定例会



平成二十四年十一月三十日(金曜日)

 出席議員(三十九名)

      第一番   山本晴信君

      第二番   西沢利一君

      第三番   若林 祥君

      第四番   小泉栄正君

      第五番   宮崎治夫君

      第六番   高野正晴君

      第七番   小林治晴君

      第八番   加藤吉郎君

      第九番   寺澤和男君

      第十番   竹内重也君

     第十一番   市川和彦君

     第十二番   寺沢さゆり君

     第十三番   野本 靖君

     第十四番   中野清史君

     第十五番   松田光平君

     第十六番   小林義直君

     第十七番   祢津栄喜君

     第十八番   三井経光君

     第十九番   岡田荘史君

     第二十番   西村裕子君

    第二十一番   金沢敦志君

    第二十二番   勝山秀夫君

    第二十三番   松井英雄君

    第二十四番   田中清隆君

    第二十五番   小林秀子君

    第二十六番   近藤満里君

    第二十七番   小泉一真君

    第二十八番   望月義寿君

    第二十九番   倉野立人君

     第三十番   塩入 学君

    第三十一番   松木茂盛君

    第三十二番   手塚秀樹君

    第三十三番   布目裕喜雄君

    第三十四番   池田 清君

    第三十五番   佐藤久美子君

    第三十六番   阿部孝二君

    第三十七番   小林義和君

    第三十八番   野々村博美君

    第三十九番   原田誠之君

 欠席議員(なし)

 説明のため会議に出席した理事者

  市長         鷲澤正一君

  副市長        黒田和彦君

  副市長        樋口 博君

  教育委員会委員長   近藤 守君

  教育長        堀内征治君

  上下水道事業管理者  高見澤裕史君

  監査委員       増山幸一君

  総務部長       寺田裕明君

  企画政策部長     柳沢宏行君

  地域振興部長     西沢昭子君

  財政部長       山澤謙一君

  生活部長       金井隆子君

  保健福祉部長     駒津善忠君

  環境部長       小林 博君

  商工観光部長     小山耕一郎君

  農林部長       小林正幸君

  建設部長       藤田 彰君

  都市整備部長     原田広己君

  駅周辺整備局長    神田英行君

  会計局長       雨宮一雄君

  保健所長       小林文宗君

  危機管理防災監    池内公雄君

  上下水道局長     小山和義君

  消防局長       岩倉宏明君

  教育次長       三井和雄君

  教育次長       中村正昭君

 職務のため会議に出席した事務局職員

  事務局長       長谷部 孝君

  議事調査課長     飯島康明君

  議事調査課長補佐   松倉良幸君

  係長         中村元昭君

  係長         高野 毅君

  主査         飽田 学君

  主査         宮沢 彰君

  係長         水澤宏夫君

  主査         中條 努君

  総務課長       小川一彦君

  総務課長補佐     曽根浩仁君

  係長         野池達朗君

議事日程

 一 会期の決定

 一 会議録署名議員の指名

 一 諸般の報告

 一 議案第百十一号から議案第百六十八号まで一括上程、理事者説明

 一 報告第二十五号から報告第二十七号まで理事者報告

   午前十時 開会



○議長(祢津栄喜君) ただ今のところ、出席議員数は三十九名であります。

 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより平成二十四年十二月長野市議会定例会を開会いたします。

   午前十時一分 開議



○議長(祢津栄喜君) 本日の会議を開きます。

 初めに、会期の決定を議題といたします。

 本定例会の会期につきましては、議会運営委員会の意見を徴しました結果、本日から十二月十八日までの十九日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(祢津栄喜君) 異議なしと認めます。

 よって、会期は十九日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定については、お手元に配布の日程により行いたいと思いますので、御了承をお願いいたします。

 次に、会議録署名議員の指名を行います。十三番野本靖議員、十四番中野清史議員の両名を指名いたします。

 この際、諸般の報告をいたします。

 初めに、平成二十四年九月市議会定例会において採択されました請願のうち、市長に送付したものについて、お手元に配布のとおり処理経過及び結果の報告がありましたので、御了承をお願いいたします。

 次に、監査委員から、平成二十四年八月分、九月分及び十月分の一般会計、特別会計、公営企業会計の例月現金出納検査の結果について、議長の手元に報告がまいっておりますので、御報告いたします。

 次に、平成二十四年九月二十五日、祢津栄喜から市役所第一庁舎及び長野市民会館調査検討特別委員会委員の辞任願が、また小林治晴議員から公共交通対策特別委員会委員の辞任願が提出され、同日、委員会条例第十四条の規定により、議長において許可いたしましたので、御報告申し上げます。

 以上で諸般の報告を終わります。

 続いて、議事に入ります。

 議案第百十一号から議案第百六十八号まで、以上五十八件、一括議題といたします。

 理事者から提案理由の説明を求めます。

 鷲澤市長

   (市長 鷲澤正一君 登壇)



◎市長(鷲澤正一君) 平成二十四年十二月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には御出席をいただき、誠にありがとうございます。提出いたしました議案を初め、市の重要案件の審議につきまして、よろしくお願い申し上げます。

 さて、去る十六日に衆議院が解散され、衆議院議員総選挙が十二月四日公示、十六日投開票という日程で行われます。民主党が、与党として初めて国民の審判を受ける今回の総選挙では、政権奪回を目指す自民党など既成政党の他、新党が乱立し、短期間での離合集散もあることから、有権者も各政党の主張を十分に理解することは極めて難しいと思われますが、くれぐれも棄権せずに投票することで政権選択を問うにふさわしい選挙となることを期待しております。

 また、同じく十六日、特例公債法案が成立し、政府は予算の執行抑制を解除し、延期していた地方交付税の十一月定例分を十九日に交付しました。これにより、本市の財政運営に影響が生じる事態は避けられ、ほっとしたというのが実感でありますが、このことを通し、地方自治体が財政的に自立していないことを再確認させられました。

 次に、財政運営について申し上げます。

 我が国の景気の動向については、世界景気の減速等を背景として、当面は弱い動きが続くと見込まれております。また、世界景気の更なる下振れや金融資本市場の変動等が、我が国の景気を下押しするリスクとなっております。国においては、大震災からの復興と景気の下振れ回避に万全を期すとし、さらに、全力を挙げて円高とデフレの悪循環を防ぐとともに、切れ目ない経済対策を行うとしておりました。これら現下の経済情勢を踏まえ、十月二十六日には、緊要性の高い施策に関する経済危機対応・地域活性化予備費及び復興予備費の活用について閣議決定したことから、本市においても、小・中学校大規模改造事業などに係る補正予算案を本定例会に提出したところでございます。

 また、今後においては、景気回復が喫緊の課題であることから、経済対策を引き続き行うことを強く期待するものであります。

 来年度の予算編成において、国では、閣議決定した日本再生戦略を踏まえた予算配分の重点化に沿って、地方の安定的な財政運営に必要な一般財源総額は、今年度の水準を確保するとしておりましたが、来月十六日の総選挙となりましたことから、選挙後の予算編成作業日程を考慮いたしますと、年内の予算編成は厳しい情勢であります。

 平成二十五年度の地方財政は、国の厳しい財政事情とともに、市税収入の伸びが期待できず、自主財源の確保が容易でない状況を考え合わせますと、従来にも増して、施策、事業の必要性、緊急性、そして費用対効果等を十分に吟味する必要があると考えます。現状は、先行き不透明な経済・社会情勢でありますが、健全財政の堅持及び計画行政の推進を念頭に置き、国の地方財政対策などの動向に十分注意を払いながら、市民満足度の高い、メリハリのある新年度予算の編成に努めてまいりたいと考えております。

 さきに予算編成方針でお示ししたとおり、本市の発展のため、早急に整備を要する大規模な投資的建設事業として、新たに南長野運動公園総合球技場整備事業及び第四学校給食センター建設事業を加え、十事業を大規模プロジェクト事業と位置付けたところであります。また、新幹線延伸に対応したまちづくり、地域に根ざす産業づくり、健やかで安心なまちづくりの三つを優先施策と位置付け、これらの事業、施策の円滑な推進を図るため、それぞれ必要な財源を重点的に配分してまいります。

 続きまして、本年度の主な施策、事業の動向について申し上げます。

 最初に、都市内分権の推進についてであります。

 三年目を迎えた住民自治協議会の活動について、各地区を訪問し、地域の実情をお聴きしたところ、それぞれの地区で、地域に定着した組織や運営を目指し、創意工夫して取り組まれていることが確認できました。

 また、今年度補助制度を創設した事務局長については、これまでに二十七地区に設置され、明日十二月一日からは、更に一地区で設置されることとなっております。事務局長の設置により、役員の負担が軽減され、地区課題への取組に前進が見られるなど、当初期待していたとおりの効果が見られております。

 地域の活性化を目指す新たな試みとして、遊休農地を市民農園として運営するなど、住民自治協議会によるコミュニティビジネスへの取組が始まっており、市としても積極的な支援を進めてまいりたいと考えております。

 次に、公共交通機関の整備についてでありますが、バス交通については、平成二十二年に策定した長野市地域公共交通総合連携計画のメーン事業に位置付けておりますバス共通ICカードの運用を、十月二十七日から開始いたしました。一か月ほど経過しましたが、順調なスタートを切ることができましたことについて感謝を申し上げる次第でございます。ICカード導入に伴い、乗継割引やくるるポイントなど、新たなサービスも始めておりますので、大勢の皆様に御利用いただきますよう、引き続きICカードの普及に向けPRに努めてまいります。

 長野電鉄屋代線の廃止に伴う代替路線バスにつきましては、運行開始直後の四月に引き続き、九月には利用者アンケート及び二回目の乗降調査を実施いたしました。これらの調査結果を地元の皆様と共有しながら、連携して利用促進を図ってまいります。

 長野電鉄屋代線の跡地活用につきましては、昨年十月の長野電鉄の一括無償譲渡の申出を受け、沿線地域の活性化に資するための活用策について松代及び若穂の沿線地区並びに庁内各課の要望を踏まえ、検討してまいりました。

 十月初旬に活用方針の素案である基本構想案を沿線地区へ提示して以降、沿線地区の他須坂市及び千曲市並びに長野電鉄と協議を重ねております。

 近々、基本構想をまとめた上で、事業実施時期、概算事業費、維持管理方法等の具体的な内容を示した整備計画を、沿線地区等と協議しながら作成し、次年度から順次、事業に着手してまいります。

 なお、地域の活性化につながる将来的な活用策については、活用事業の点検と沿線地区との協議を行いながら、継続して検討してまいりたいと考えております。

 次に、新交通システムの導入検討調査につきましては、長野市交通対策審議会に諮問し、本市の将来の交通体系を見据えながら、市内全域について審議いただいているところであります。

 十月二十六日に開催した同審議会新交通システム導入検討部会では、新交通システムの在り方について審議いただきました。

 今後、旧屋代線を除く五つのルートについて比較検討を行い、今年度末には、調査結果をまとめ、新年度に入って、市民意見をお聴きした上で、審議会からの答申を頂き、市としての方向性を決めてまいりたいと考えております。

 次に、環境対策の充実、エネルギーの適正利用についてでありますが、まず再生可能エネルギーの活用については、本市の良好な日照条件を生かし、太陽光発電、太陽熱利用とも、補助制度を積極的に活用していただく中で、家庭や事業所で導入が進んでおります。一方、省エネルギーの取組としては、本年度から七十二の市有施設にデマンド監視装置を導入し、各施設での電力使用状況の見える化を図るとともに、効率的な使用や節電に向けた取組を実施しております。

 その他、無電化地域である奥裾花自然園では、観光施設の電源確保策として、小水力、太陽光、バイオディーゼルの三種の再生可能エネルギーによる発電とIT技術を活用した需給管理を行うことにより、エネルギーの効率的な利用を目指す取組がスタートしております。

 長野広域連合が計画をしているごみ焼却施設の周辺環境整備につきましては、本年三月の地元提案事項も含め、全庁挙げて検討を重ねた結果をごみ焼却施設周辺環境整備基本計画案として取りまとめ、今月上旬、地元に提示するとともに公表いたしました。今月中旬からは、地元各区対象の住民説明会やパブリックコメントを実施しており、来月には、全市民を対象とした説明会を開催し、広く意見を伺う予定であります。

 今後も、施設の必要性などについて丁寧な説明を行い、早期に施設建設の同意をいただけますよう努めてまいります。

 次に、文化芸術活動への支援と文化の創造についてでありますが、今年度から新たに子供たちの豊かな感性を育むための音楽鑑賞、演劇鑑賞など五つの子どものための文化芸術プログラム事業を実施した他、街角に音楽があるまちづくり事業−−オープンマイクも、多くの出演者を得て、全十二回の開催を完了しました。

 文化芸術の振興には、長期的な取組が必要です。来年度以降も、文化芸術振興のための施策を継続してまいります。

 また、新市民会館の運営等ソフト部分につきましては、今年度中に運営管理実施計画を策定するよう作業を進めております。このうち、新市民会館の運営主体につきましては、先般、議会の皆様にお示ししたところでございます。事業計画や収支計画などその他の項目についても検討を進め、長野市民の文化芸術交流拠点という基本理念を具体化する実施計画づくりに取り組んでまいります。

 次に、中山間地域の活性化についてであります。都市と農村の交流として、小・中学生農家民泊誘致受入事業を実施しておりますが、鬼無里他六地区において積極的に取り組んでいただいたことから、本年度の受入者数は、昨年度の四千百人余から七千五百人余へと大幅に増加しました。

 今後も、本市を訪れた皆さんにとって有意義な体験となるよう、引き続き地域の取組を支援してまいります。

 新規就農者の育成についてでありますが、国が本年度から開始した新規就農総合支援事業の対象者は、昨年度以前からの就農者を含む二十九人で、そのうち本年度からの就農者は九人です。本市が昨年度から実施しております新規就農者支援事業の本年度の対象者は、現在二人決定しておりますので、国と市を合わせた本年度の新規就農事業対象者は十一人となっております。

 なお、市の事業につきましては、本年度第二回目の募集を来年一月末まで行っております。

 また、国と市の事業の両方とも該当にならない方で、五十五歳までに就農された十人の方には、市の就農促進奨励金支給事業による奨励金を交付いたします。

 今後も、市の事業のみならず、国の事業も活用しながら、農業の担い手の確保育成に努めてまいります。

 野生鳥獣対策については、若穂地区において、若穂ジビエ振興会が農作物等の被害の防止を図るため、捕獲したイノシシ等を食肉に加工する施設の早期建設を目指しておりますことから、施設の建設費補助に係る補正予算案を本定例会に提出いたしました。

 今後、食肉加工施設の活用により、有害鳥獣の捕獲促進による被害防止を図るとともに、イノシシ等の肉の有効活用による地域活性化を図り、有害鳥獣に負けない地域づくりを目指してまいります。

 また、松代地区では、昨年度から自力施工によるイノシシ防護柵の設置を進めておりますが、一部ルートの変更による事業費増額のため、補正予算案を本定例会に提出いたしました。

 本市といたしましては、こうした集落ぐるみの取組が他地区にも拡大するよう引き続き指導、支援を行ってまいります。

 七月から十月にかけての集中豪雨により、鬼無里・大岡地区を中心に農地百五十三か所、農業用施設五十二か所の災害が発生いたしましたことから、緊急に処理が必要な箇所につきましては、現予算で対応いたしておりますが、復旧方法の確認調査が完了し事業費が確定したため、補正予算案を本定例会に提出いたしました。

 さて、中山間地域の活性化につきましては、副市長プロジェクトの一つとして位置付け、検討を進めておりますが、平成二十五年度の新規事業として、中山間地域で一定の収入を得ながら安心して住み続けることができるよう、雇用の創出や特産品の加工など、地域の活性化につながる多角的なビジネス展開を目指した支援制度の創設に向け、準備を進めているところであります。

 次に、産業基盤の整備についてであります。毎年恒例となっております産業フェアin善光寺平は、七回目の開催となった今回、九十七企業等が出展し、過去最大となる一万九百七人の来場者がありました。毎年、少しずつ来場者、参加企業共に拡大し、盛況となっておりますことから、引き続き、市内のものづくり企業を中心とした企業活動のPRの場として、また、次世代を担う子供たちの科学技術への関心を高める場として、開催を支援してまいりたいと考えております。

 また、この産業フェアの場を活用し、地元での就職を応援するためNAGANOで就活、就職活動応援フェアを開催しました。学生や保護者を対象としたセミナーや出展企業を巡るツアー等を実施し、参加者からは好評を博しました。新卒者の就職環境は依然として厳しいことを踏まえ、今後も引き続き就職支援に取り組んでまいります。

 次に、子育ち・子育て環境の整備についてであります。

 長野市版放課後子どもプランについては、現在五十六校区中五十一校区において校内施設等を活用して実施しており、更なる拡充に向け、関係校区の運営委員会と協議するなど準備を進めているところであります。

 次に、魅力ある教育の推進についてであります。

 先般の大津市でのいじめを原因とした中学生の自殺事件以来、全国的にその対応が問われている中、本市においては、従前から市独自にいじめに関するアンケート調査を行い、いじめの早期発見、早期解消に努めております。またQ−Uのアンケート調査を、いじめの把握にも活用しております。

 今後も、児童・生徒、保護者、学校、関係機関等と連携して、いじめ問題に継続的に取り組んでまいります。

 また、教員のいじめを見抜く力やより良い学級経営力を高めるべく、更に研修内容の充実を図るとともに、児童・生徒一人一人がかけがえのない、尊厳をもっている存在として、何よりも自他の命を大切にする教育を推進してまいります。

 長沼小学校校舎耐震補強建築工事の施行に伴い、校舎建築当時の工事の一部に不十分な施工箇所が判明した問題につきましては、当時、建設共同企業体の構成員として校舎建築工事を施工し、今回の耐震補強工事を請け負っている事業者から、当該補修額に相当する工事請負代金を負担する旨の申出があり、本定例会に契約額を変更する議案を提出したところであります。

 このような施工事例があったことに対しましては、工事を監督すべき市にも大きな責任があるものと受け止めており、今後、監督、検査の精度の更なる向上を図るなど、同様な事例の発生を未然に防止するための体制を整え、公共工事に対する市民の皆様の信頼に応えてまいります。

 なお、長野市建設業協会から私宛てに、同様な事例が発生しないよう公共施設において適切に施工を実施する旨の書簡を頂いたところであり、本市といたしまして、業界に対しても、再発の防止と更なる品質の向上を求めてまいります。

 観光交流の推進についてでありますが、この秋も市内各地で数多くのイベント、行事が行われました。

 松代では、十月七日に松代藩真田十万石まつりが開催され、戦国の真田一族と題した行列が盛大に町内を練り歩き、多くの観光客の皆様でにぎわいました。

 十一月四日には戸隠で第四回信州戸隠トレイルランレース・アンド・アウトドアフェスタが開催され、約九百人のランナーの皆さんが戸隠、飯綱高原一帯の山間地を走り回りました。参加者も昨年より三百人近く増え、アウトドアイベントの人気の高さを感じました。

 また、十一月二十三日には、日本で一番美しい晩秋の花火と言われる第百七回長野えびす講煙火大会が開催され、県内外から約四十万人の観客が訪れました。今年も第二十一回記念全国十号玉新作花火コンテストの同時開催となり、全国えりすぐりの十五社の煙火師達が腕を競い合い、夜空に打ち上げられる色とりどりの花火は見事なもので、会場からは、大きな歓声が沸き上がっていました。この花火大会には、全国から多くのファンがお越しになり、市内のホテル、旅館もほぼ満室になったということで、これからもますます発展していってほしいと感じた次第であります。

 これから冬の季節となり、本格的なスキーシーズンが始まります。戸隠スキー場は十二月十五日、飯綱スキー場は十二月二十二日にオープンの予定であります。是非とも雪に恵まれ、同スキー場が多くのスキーヤーでにぎわうことを期待しております。

 茶臼山公園一帯の整備についてでありますが、北口駐車場から動物園北口までのモノレール設置に着手し、年度内の完成を目指しております。また、植物園においては、緑育を実践する場としての整備を進めるとともに、チューリップの植栽イベントなどを開催し、市民とともにつくる植物園として新たな魅力の創出を図り、茶臼山エリア全体の活性化を目指してまいります。

 次に、スポーツを軸としたまちの活性化についてであります。平成二十二年度に創設したながの夢応援基金を活用し、冬季競技大会の開催やオリンピック記念イベント等への助成を行っておりますが、来月には、スピードスケート競技のワールドカップや全日本スピードスケート選手権、また、年明けの二月には、全国中学校スケート大会がこの基金を活用し、開催されます。

 なお、全国中学校スケート大会につきましては、平成十九年度から十年連続での長野市開催が決定しており、今回で六年目となりますが、十一年目以降につきましても、引き続き長野市で開催ができるよう、関係者と協議を進め、主催者に要望してまいりたいと考えております。

 今後も、冬季スポーツ選手の育成強化やオリンピックムーブメントの推進を図り、ウィンタースポーツの拠点づくりに取り組んでまいりますので、引き続き多くの皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。

 南長野運動公園総合球技場の再整備事業につきましては、設計施工一体型のプロポーザル方式により事業者の選定を進めております。十月十八日に第一回の選定委員会を開催し、応募要領、要求水準書について決定していただきました。

 また、事業に対する市民の皆様の理解を深めていただくため、十月二十四日には、AC長野パルセイロとの共催による、長野市にJリーグを、スポーツを軸としたまちづくり市民会議を開催し、改修計画や市財政への影響、パルセイロの経営ビジョンなどについて、御説明させていただいた他、広報ながのや市ホームページへの掲載、さらには新聞、ラジオなどの広報媒体を活用し、市民の皆様への説明に努めているところであります。

 今後につきましては、来年二月一日に技術提案を締め切り、二月十二日開催の選定委員会において審査の上、事業者を決定していただき、三月中には設計業務について契約を行う予定であります。

 なお、AC長野パルセイロについてでありますが、十一月十七日、レディースがチャレンジリーグ残留を決めました。翌十八日、トップチームは惜しくも敗れはしたものの、二年連続の準優勝という見事な成績を収め、JFL二シーズン目の全日程を終了しました。私も最終戦を観戦しましたが、寒風の中にもかかわらず、過去最多となる四千百二十七人の観客がスタンドを埋めました。

 これからもパルセイロには、Go to J−−Jを長野に、の掛け声の下、さらにチームの実力と魅力を高め、サポーターや観客をもっと増やすよう、J2昇格に向けての取組を進めていっていただきたいと考えております。

 中心市街地の活性化の一つの取組として権堂地区において、昭和のまち権堂の再現として、各種イベントやごんバルが開催されました。これは、権堂地区再生計画に盛り込まれた提案事業の実現のため、地元組織であるまちづくり協議会との協働で実施されたもので、多くの皆様でまちがにぎわいました。

 また、権堂B1地区では、再開発組合が、権利変換計画の県の認可を経て、移転補償や建物の取壊しに着手しており、まちの活性化を引き続き支援してまいります。

 セントラルスクゥエアの東側一角を大型バス駐車場として利用した実証実験につきましては、九月から十月にかけて埼玉・栃木方面からの観光客三百二十六人をお迎えして実施しました。セントラルスクゥエアから善光寺まで歩いた場合でも、それほど遠いとは感じなかった、商店街の人たちは大変親切だったなどの感想を多く頂き、おおむね好評であったと受け止めています。

 今後、観光客の皆様から頂いたアンケート結果の集計分析を進め、中心市街地の活性化施策の参考にしてまいりたいと考えております。

 次に、セントラルスクゥエアの用地取得に当たり、想定していた交換用地に大量の石炭殻の埋設が確認されたことから、改めて、地権者と協議を行い、地権者が既に支出した費用などについての市の補償と、既にメモリアルパークとして整備した土地について、新たに賃貸借契約を締結することなどの合意に達しました。なお、既に施工した部分や未使用の建設資材が補償内容に含まれておりますので、できる限り有効活用してまいりたいと考えております。

 今後、将来的なセントラルスクゥエアの用地取得に向け、その利活用方法の検討に併せ、交換のための代替地の選定等を進めてまいります。

 長野駅善光寺口整備につきましては、平成二十七年三月の完成を目指し、八月末からは岩山の撤去、十月からは仮設バス停の設置など、本格的な工事に向けての準備工事を実施しております。また、新たに生まれ変わる駅前広場の利活用を市民と協働で検討、実践していくための組織−−長野駅善光寺口利活用ネットワークが八月に設立され、その活動をスタートさせました。

 長野らしく快適で魅力的な駅前広場が整備できるよう、引き続き、JRや関係機関等と十分調整を図りながら、事業の進捗に努めてまいります。

 次に、保健福祉施策についてでありますが、高齢者福祉施策のうち、おでかけパスポートのICカード化につきましては、約四万人の方から申込みを頂きました。ICカードへスムーズに移行するため、引換交換会の開催を十一月一日に開始し、来年二月二十一日までの間に、市内全域六十二か所、延べ百一回の開催を予定しております。会場では高齢者の皆様に分かりやすい説明を行うとともに、ICカードの読取機を装着したバスへの乗車体験と、希望に応じてカードへの入金−−チャージをしていただいております。各地区一回目の交換会では、大変多くの皆様にお越しいただいたため、会場によっては長時間お待ちいただくこともありましたが、いずれの会場でも交換できる体制を整えておりますことから、おおむね順調に推移しており、年度内にICカードへの移行を完了するよう進めてまいります。

 また、本市の人権政策の指針となる人権政策推進基本方針の本年度中の策定、公表に向けて素案がまとまり、今月中旬からパブリックコメントを実施しております。

 次に、消防救急体制についてでありますが、今月一日、中央消防署東部分署が本市における平成九年以来の新設消防分署として、エムウェーブ西側の第二東部工業団地の一角に開署いたしました。化学車及び十トン水槽車を配置するなど、通常災害はもとより、特殊災害にも対応する防災拠点として運用してまいります。

 また、同日、七二会分署において、救命率の向上を目指し、高度救命処置用資機材及び救急救命士の配置を行い、高規格救急車の運用を開始いたしました。

 今後も、市民の皆様の安全・安心の負託に応えるため、更なる消防力の充実強化に努めてまいります。

 水道事業についてでありますが、水運用計画に基づき、より効率的な浄水場の運用を目的として、去る十月一日から、第三・芹田・古牧・吉田・朝陽・柳原地区の一部、約一万六千世帯について、それまでの夏目ケ原浄水場の配水区域から犀川浄水場の配水区域に変更いたしました。

 今後も、引き続き、安全・安心な水道水の安定的な供給に努めてまいります。

 なお、本年度は水道料金の見直しの年に当たりますことから、現在、上下水道事業経営審議会において、御審議いただいているところであります。

 最後に、市役所新第一庁舎及び新長野市民会館の建設についてであります。

 両施設につきましては、来年度の本体工事着工に向け、現在、実施設計において、詳細図面の作成等を進めているところであります。

 本体工事の実施に当たっては、本年三月議会において、市内企業への発注及び受注機会に配慮した適切な工区割りを求める請願が採択されたことなどを受け、市として工事発注方法を検討いたしました。その結果、建築主体工事は二工区に分割した上で、大ホールなど複雑な施工が求められる第一工区は一定の市内企業が代表にも応募できる形態とし、庁舎棟となる第二工区は代表を含む全てを市内企業への発注とする他、設備工事は適切な工種ごとの分離発注や市内企業を含むJV構成とするなど、地域全体への経済効果を考慮し、市内企業の参画機会の確保に極力配慮することを、先頃発表したところであります。

 なお、本体工事の着工は、来年六月頃になる見込みですが、平成二十六年度のしゅん工に向け、約二か年とされる全体工期の関係から、本体工事前に実施する土留め壁工事について、今年度中に準備を行い、四月から着手できるよう、関連する補正予算案を本定例会に提出いたしました。

 また、建設敷地の整備に向け、先月から玄関棟の解体及び関連工事を実施しております。新庁舎の完成までの間、市民の皆様に御不便をお掛けすることのないよう、職員が積極的な声掛けや御案内をするよう努めてまいります。

 以上、主な施策、事業の動向について申し上げました。

 早いもので、市長就任以来、十一月十日で丸十一年が経過しました。私は、社会構造や経済環境が目まぐるしく変化する中にあって、私の行政運営の核とも言うべき五つの原則、「入りを量りて出ずるを為す」、市民とのパートナーシップ、簡素で分かりやすい行政、民間活力の導入、無私、利他の精神、この五つを信念とし、みんなの声がながのをつくるを念頭に置き、元気なまちの実現を目指し、市民の皆様、議員の皆様のお力添えをいただきながら懸命に職責を果たしてまいりました。

 この間、財政の健全化、都市内分権の推進、市立小・中学校の耐震化、下水道事業や長野駅周辺第二土地区画整理事業、平成十七年と平成二十二年の合併、長野市民病院の黒字化など、道筋が現れてきた施策や一定の成果が現れてきている施策があります。

 一方、公共交通機関の整備、ごみ焼却施設の建設、中山間地域の活性化など、まだまだ道半ばのものや、一朝一夕には解決策が見いだせない施策があります。どれも長野の魅力、長野の元気を引き上げるためには、やりたいと言うよりはやるべきこと、何が何でもやらなければならない仕事であります。

 さらに、大型建築物、道路、橋りょう、水道などのインフラの老朽化による維持更新費用の増大については、全国の自治体共通の課題として、いわば社会問題化しており、本市におきましても、今後の行財政運営上、重要な課題の一つとして位置付けております。

 これらの施設の見直しといたしましては、現在作成しております公共施設白書において現状と課題を把握した後に、将来の人口や財政推計などを勘案しながら、公共施設の再配置計画、長寿命化計画の策定に向け、検討を行ってまいります。

 来る平成二十七年は、長野市にとってエポック−−新しく画期的な年となる予感がします。善光寺御開帳のこの年、新幹線の金沢延伸に合わせ、長野駅前広場を整備し、中央通りを歩行者優先道路化するとともに、市役所新第一庁舎や文化芸術拠点となる新長野市民会館がしゅん工する予定です。

 冬季オリンピック開催以来の変革期を迎え、長野市が大きく変わろうと動き出している中、これからの一年も、長野の将来を思う心を抱き、善光寺平に結ばれる人と地域がきらめくまちながのの実現に向け、第四次長野市総合計画後期基本計画の施策の推進に全力で取り組んでまいりたいと考えております。

 本定例会に提出いたしました案件は、平成二十四年度長野市一般会計補正予算など議案五十八件、報告三件であります。

 詳細につきましては、樋口副市長から説明申し上げますので、十分な御審議をいただき、御決定くださるようお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(祢津栄喜君) 樋口副市長

   (副市長 樋口 博君 登壇)



◎副市長(樋口博君) 本市議会定例会に提出いたしました、補正予算、条例の改正及びその他の議案につきまして、御説明申し上げます。

 初めに、議案第百十一号平成二十四年度長野市一般会計補正予算について申し上げます。今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ十六億二千六百九十三万三千円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ千五百五十二億六百七十八万四千円とするものでございます。

 以下、その内容について、歳出から御説明いたします。

 まず人件費関係では、人事異動等に伴う年間所要額の調整により、職員人件費三千二百八十六万二千円を増額するものでございます。

 総務関係では、平成二十五年四月の供用開始に向けた(仮称)大豆島総合市民センターの駐車場用地の購入等に要する経費四千四百二十三万一千円、東日本大震災により犠牲となった地方公務員の公務災害補償費に係る特別負担金の拠出に要する経費六百二十七万三千円、市役所第一庁舎及び長野市民会館建設の本体工事に先立って必要となる土留め壁工事の実施に係る経費七億八千百五十一万五千円の他、信州新町支所及び中条支所の宿日直業務を今年度末で終了するために必要となる、支所の改修等に要する経費六百八十万円を追加するものでございます。

 民生関係では、職員人件費の年間所要額調整に伴う介護保険特別会計の保険事業勘定への繰出金千四百四十八万九千円、長野県後期高齢者医療広域連合へ支出する療養給付費負担金の平成二十三年度分の精算金五百四十五万六千円、給付対象者の増加に伴う自立支援医療費及び療養介護医療費八千五十万九千円、障害者支援施設で使用する電動車椅子対応送迎車の購入に要する経費四百七十六万八千円の他、支給対象者数が当初見込みを上回ったことなどによる児童手当三億二千七百三十七万四千円を追加するものでございます。

 衛生環境関係では、職員人件費の年間所要額調整に伴う国民健康保険特別会計の直診勘定への繰出金三百三十三万七千円の他、豊野地区のし尿処理を行っている北信保健衛生施設組合の共同処理事務から離脱することに伴う精算金七百万円を追加するものでございます。

 農林業関係では、若穂地区におけるイノシシ等の野生鳥獣の食品加工施設建設に対する補助金千四百五十万二千円を追加するものでございます。

 教育関係では、二つの学校法人が行う教育施設の整備に要する経費に対する補助金千四十三万七千円を追加するものでございます。

 災害復旧関係では、七月から十月にかけて発生した豪雨により被災した農道、水路及び農地の復旧費の確定に伴う農業施設災害復旧費八千四百万円を追加するものでございます。

 その他、国の経済危機対応・地域活性化予備費を活用する事業といたしまして、松代地区有害鳥獣対策委員会が地域ぐるみで継続して行っている、イノシシ侵入防止柵設置事業に対する補助金二百五十二万円、震災時等の火災発生対応力の強化及び延焼を阻止するための耐震性貯水槽の新設に要する経費八百八十万円、学校施設老朽化等への緊急対応としての小・中学校のトイレ改修費一億七千八十九万二千円、小学校の公共下水道への接続に要する経費二千百十六万八千円を追加するものでございます。

 次に、これらの歳出に要する財源でございますが、分担金及び負担金二千五百九十万九千円、国庫支出金二億七千五百一万五千円、県支出金六千七百十四万一千円、繰入金三千九百二十一万五千円、繰越金三億四千六百八十五万三千円の他、市債八億七千二百八十万円をもって充当するものでございます。

 第二表繰越明許費補正につきましては、本補正案において土留め壁工事の歳出予算を追加した第一庁舎・長野市民会館建設事業の他、長沼地区における廃棄物撤去受託事業及び篠ノ井東中学校校舎・屋内運動場改築事業における仮設校舎建設工事等におきまして、今年度予定分の年度内の事業完了が見込めないことから、予算額を翌年度に繰り越すこととするものでございます。

 第三表債務負担行為補正につきましては、交通管理者との協議により必要となる家屋移転補償のため平成二十六年度までの市道川合新田中央線交差点改良事業費三千万円、工事発注時期の平準化を図るための道路新設改良事業費一億四千万円及び河川水路改修事業費五千万円の債務負担行為を追加して設定するものでございます。

 また、本補正案において歳出予算を追加した教育施設整備に対する補助のうち、一法人分につきましては三年度間に分割して交付するため、平成二十五年度から平成二十六年度までの学校法人長野家政学園校舎及び体育館建設事業補助金一千六十六万六千円を追加して設定するものでございます。

 小・中学校耐震化事業におきましては、事業の早期完了を図るため平成二十五年度までの吉田小学校校舎改築事業費十一億七千三百六十四万円、平成二十六年度までの通明小学校校舎改築事業費十五億四千九百五十五万円、柳町中学校校舎改築事業費十五億三千二百六十五万円を追加して設定するものでございます。

 その他、新年度早期に利用可能な状態にするための体育施設オープン前整備事業費三千八十八万四千円の他、経年劣化した長野運動公園テニスコート人工芝張替事業費二千九百二十三万四千円及び城山テニスコート人工芝張替事業費一千九百二十四万三千円を追加して設定するものでございます。

 また、建設工期延長に伴う仮設校舎賃借期間の延長により、篠ノ井東中学校仮設校舎賃借料の期間を平成二十七年度まで、限度額を一億八百七十一万六千円に、交差点協議による取付道路位置の変更等に伴う用地取得面積の変更により、(仮称)第四学校給食センター建設用地取得事業費の限度額を五億二千六百万円に、それぞれ変更するものでございます。

 第四表地方債補正につきましては、総務管理施設整備事業費、消防施設整備事業費、小学校施設整備事業費及び中学校施設整備事業費におきまして、借入限度額を変更するものでございます。

 次に、議案第百十二号平成二十四年度長野市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、事業勘定におきまして、国庫支出金額の確定に伴う超過交付分の返還金二億八千五百二十五万二千円を追加するとともに、その財源として前年度からの繰越金を充当するものでございます。

 また、直診勘定におきまして、人事異動等に伴う年間所要額の調整による職員人件費三百三十三万七千円を追加するとともに、その財源として一般会計繰入金を充当するものでございます。

 次に、議案第百十三号平成二十四年度長野市介護保険特別会計補正予算につきましては、保険事業勘定におきまして、人事異動等に伴う年間所要額の調整による職員人件費千四百四十八万九千円を追加するとともに、その財源として一般会計繰入金を充当するものでございます。

 次に、議案第百十四号平成二十四年度長野市水道事業会計補正予算につきましては、資本的収入及び支出におきまして、消費税及び地方消費税相当額精算に係る国庫補助金返還金四百三十一万一千円を追加するものでございます。

 次に、議案第百十五号平成二十四年度長野市下水道事業会計補正予算につきましては、資本的収入及び支出におきまして、東部終末処理場改築・耐震補強工事で生じた発生物件売却益に係る国庫補助金返還金六十万三千円を追加するものでございます。

 次に条例の制定、改正につきまして、御説明申し上げます。

 初めに概要でございますが、昨年度、第一次一括法及び第二次一括法が成立し、従来は国の政省令で定めていた施設の設置、管理に関する基準等を、地方自治体が条例で定めることとされました。この改正を受け、本市におきましても、必要となる条例議案を本年十二月及び来年三月の市議会定例会に提出してまいります。

 十二月市議会定例会につきましては、三十二件の条例議案のうち、二十三件が一括法関係の条例議案となっております。

 それでは、条例の内容について、御説明いたします。

 まず、議案第百十六号から議案第百三十四号までの十九件は、いずれも一括法関係の条例議案でございます。

 議案第百十六号長野市保護施設の設備及び運営の基準に関する条例は、生活保護法の規定に基づき、保護施設の設備及び運営に関する基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 議案第百十七号長野市軽費老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例は、社会福祉法の規定に基づき、軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 議案第百十八号長野市養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例及び議案第百十九号長野市特別養護老人ホームの設備及び運営の基準に関する条例は、いずれも老人福祉法の規定に基づくもので、養護老人ホーム等の設備及び運営に関する基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 議案第百二十号長野市指定障害福祉サービスの事業等の従業者、設備及び運営の基準等に関する条例、議案第百二十一号長野市指定障害者支援施設の従業者、設備及び運営の基準等に関する条例、議案第百二十二号長野市障害福祉サービス事業の設備及び運営の基準に関する条例、議案第百二十三号長野市地域活動支援センターの設備及び運営の基準に関する条例、議案第百二十四号長野市福祉ホームの設備及び運営の基準に関する条例及び議案第百二十五号長野市障害者支援施設の設備及び運営の基準に関する条例の六件は、いずれも障害者自立支援法の規定に基づくもので、関係施設の設備、運営等に関する基準、障害福祉サービス等の事業に係る従業者や設備、運営に関する基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 議案第百二十六号長野市特定児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例は、児童福祉法の規定に基づくもので、特定児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 議案第百二十七号長野市婦人保護施設の設備及び運営の基準に関する条例は、社会福祉法の規定に基づくもので、婦人保護施設の設備及び運営に関する基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 議案第百二十八号長野市指定居宅サービス等の事業の従業者、設備及び運営の基準等に関する条例、議案第百二十九号長野市指定介護予防サービス等の事業の従業者、設備及び運営の基準等に関する条例、議案第百三十号長野市指定介護老人福祉施設の従業者、設備及び運営の基準等に関する条例、議案第百三十一号長野市介護老人保健施設の従業者、施設及び設備並びに運営の基準に関する条例、議案第百三十二号長野市指定地域密着型サービスの事業の従業者、設備及び運営の基準等に関する条例、議案第百三十三号長野市指定地域密着型介護予防サービスの事業の従業者、設備及び運営の基準等に関する条例及び議案第百三十四号長野市指定介護療養型医療施設の従業者、設備及び運営の基準に関する条例の七件は、いずれも介護保険法の規定に基づくもので、関係施設の従業者や設備、運営等に関する基準、指定介護予防サービス等の事業に係る申請者の要件や設備、運営等に関する基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 次に、議案第百三十五号長野市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例は、廃棄物処理法の改正に伴い、市が設置する一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格要件を定める改正が一点、こちらは一括法関係の改正となります。

 もう一点の改正は、長野市廃棄物減量等推進審議会の答申に基づき、特定家庭用機器廃棄物等の処理手数料を見直すものでございます。

 議案第百三十六号長野市フルネットセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、長野市フルネットセンターの開館時間及び休館日を見直すことに伴い、改正するものでございます。

 議案第百三十七号長野市工場立地法準則条例は一括法関係の条例で、市内製造業の活性化等の観点から、国の準則に代わる条例を制定し、指定区域における緑地面積率等の要件緩和を行うものでございます。

 議案第百三十八号長野市農業振興施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、大岡基幹集落センター等の開館時間及び休館日を見直すこと等に伴い、改正するものでございます。

 議案第百三十九号長野市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、公共住宅法の一部改正に伴い市営住宅等の整備基準を定めるとともに、市営住宅の入居者の資格要件を見直す改正が一点、こちらは一括法関係の改正となります。

 もう一点の改正は、信州新町地区及び中条地区の市営住宅等に、指定管理者制度を導入するものでございます。

 議案第百四十号長野市厚生住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、信州新町地区の上平住宅に指定管理者制度を導入することに伴い、改正するものでございます。

 議案第百四十一号長野市若者向住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、信州新町地区の若者住宅に指定管理者制度を導入することに伴い、改正するものでございます。

 議案第百四十二号長野市特定公共賃貸住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、信州新町地区及び中条地区の特定公共賃貸住宅に指定管理者制度を導入することに伴い、改正するものでございます。

 議案第百四十三号長野市小集落改良住宅等の設置及び管理に関する条例及び長野市従前住居者用住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、長野市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正に伴い、所要の条文整備を行うものでございます。

 議案第百四十四号長野市都市公園条例の一部を改正する条例は、茶臼山公園内移動用施設の供用を開始するため、使用料を定めることに伴い、改正するものでございます。

 議案第百四十五号伊勢宮三丁目の区域の画定に伴う関係条例の整理に関する条例は、安茂里伊勢宮地区における住居表示の実施に伴い、関係条例を整理するものでございます。

 議案第百四十六号長野市専属の薬剤師を配置すべき診療所の基準に関する条例は一括法関係の条例で、医療法の規定に基づき、専属の薬剤師を置かなければならない診療所の基準を定めることに伴い、制定するものでございます。

 議案第百四十七号長野市防災会議条例の一部を改正する条例は、災害対策基本法の一部改正により、長野市防災会議の所管事項を見直すこと及び防災会議の委員として新たに加える者を定めること等に伴い、改正するものでございます。

 次に、その他議案につきまして、御説明申し上げます。

 議案第百四十八号は、平成二十四年度末をもって、本市が北信保健衛生施設組合のし尿処理事業から離脱することに伴い、同組合長から所要の規約変更を行いたい旨の協議がありましたので、地方自治法第二百九十条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

 議案第百四十九号は、北信保健衛生施設組合のし尿処理事業から本市が離脱することに伴い、同組合長から当該事業に係る財産の処分について協議がありましたので、地方自治法第二百九十条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

 議案第百五十号訴訟の提起については、市営住宅家賃の長期滞納者に対し、住宅の明渡し及び滞納家賃等の請求について訴訟を提起するものでございます。

 議案第百五十一号から議案第百六十五号までの十五件は、地方自治法第二百四十四条の二第三項の規定に基づき、それぞれの公の施設について指定管理者を指定するもので、同条第六項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。

 議案第百五十一号は、長野市フルネットセンターの指定管理者を株式会社テレビ信州とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百五十二号は、長野市松代老人憩の家の指定管理者を社団法人長野市開発公社とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から四年間とするものでございます。

 議案第百五十三号は、長野市地域活動支援センターとがくししょうまの家の指定管理者を社会福祉法人長野りんどう会とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百五十四号は、長野市篠ノ井こども広場の指定管理者を特定非営利活動法人ワーカーズコープとし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百五十五号は、長野市保健保養訓練センターの指定管理者を社団法人長野市開発公社とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百五十六号は、長野市鬼無里ふるさと体験館ほか五施設の指定管理者を有限会社ふるさと鬼無里とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百五十七号は、長野市豊野健康増進型コミュニティ施設豊野温泉りんごの湯の指定管理者をりんごの郷運営企業体とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百五十八号は、長野市鬼無里地域資源活用総合交流促進施設鬼無里の湯の指定管理者を東レエンタープライズ株式会社とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百五十九号は、長野市国民宿舎松代荘の指定管理者を社団法人長野市開発公社とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百六十号は、長野市大岡農水産物処理加工施設の指定管理者を大岡農村女性ネットワークとし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百六十一号は、長野市信州新町農産物加工施設の指定管理者を味噌製造加工グループとし、指定期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百六十二号は、長野市営住宅宇木団地ほか百九施設の指定管理者を長野県住宅供給公社とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百六十三号は、長野市総合レクリエーションセンター−−サンマリーンながのの指定管理者を社団法人長野市開発公社とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から一年間とするものでございます。

 議案第百六十四号は、長野市営千曲川リバーフロントスポーツガーデンの指定管理者を社団法人長野市開発公社とし、指定の期間を平成二十五年四月一日から五年間とするものでございます。

 議案第百六十五号は、長野市防災市民センターの指定管理者を株式会社サニウェイとし、指定の期間を平成二十五年四月一日から一年間とするものでございます。

 次に、議案第百六十六号市道路線の認定については、新たに十一路線を認定するものでございます。

 議案第百六十七号につきましては、櫻ヶ岡中学校中校舎外改築建築主体工事施行のため、相手方と工事請負契約を締結するものでございます。

 議案第百六十八号長沼小学校校舎耐震補強建築工事変更請負契約の締結につきましては、当該工事の施工中に判明した、同小学校建設当時の不十分な施工部分の補修について、当該補修に相当する請負代金額を負担する旨の申出が受注者からあったことを受け、減額の変更契約を締結するために議会の議決をお願いするものでございます。

 以上、補正予算、条例の改正及びその他議案について御説明申し上げました。

 よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、お願い申し上げます。



○議長(祢津栄喜君) 以上で説明を終わります。

 次に、報告第二十五号から報告第二十七号まで、以上三件、一括理事者から報告を求めます。

 樋口副市長

   (副市長 樋口 博君 登壇)



◎副市長(樋口博君) 報告案件につきまして、御説明申し上げます。

 報告第二十五号につきましては、本年九月十七日に市内真田公園内において発生した車両損傷事故に対し、損害賠償額について示談が成立いたしましたことから、市長専決処分指定の件第四の規定により、専決処分をいたしたものでございます。

 報告第二十六号につきましては、本年八月十日に市内鬼無里地区において発生した車両損傷事故について、損害賠償額について示談が成立しましたことから、市長専決処分指定の件第四の規定により、専決処分をいたしたものでございます。

 報告第二十七号につきましては、本年九月三十日に市内徳間地区において発生した車両損傷事故に対し、損害賠償額について示談が成立いたしましたことから、市長専決処分指定の件第四の規定により、専決処分をいたしたものでございます。

 以上で、報告案件の説明を終わります。



○議長(祢津栄喜君) 以上、報告のとおりであります。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明十二月一日から五日までの五日間は、議案調査のため休会とし、次の本会議は十二月六日午前十時から開き、市行政事務一般に関する質問を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

   午前十一時十四分 散会