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平成21年 9月定例会本会議−10月09日-06号




平成21年 9月定例会本会議
平成21年10月9日(金曜日)
 出席議員(55名)
  1 番 下沢順一郎     27 番 小松千万蔵
  2 番 ?島陽子      28 番 清沢英男
  3 番 福島鶴子      29 番 西沢正隆
  4 番 和田明子      30 番 風間辰一
  5 番 小林東一郎     32 番 下村 恭
  6 番 太田昌孝      33 番 竹内久幸
  7 番 今井 敦      34 番 佐々木祥二
  8 番 丸山栄一      35 番 向山公人
  9 番 松山孝志      36 番 高村京子
  10 番 小島康晴      37 番 小林伸陽
  11 番 金子ゆかり     38 番 藤沢詮子
  12 番 小山 立      40 番 牛山好子
  13 番 備前光正      41 番 宮澤敏文
  14 番 今井正子      42 番 平野成基
  15 番 北山早苗      43 番 本郷一彦
  16 番 諏訪光昭      44 番 村石正郎
  17 番 木内 均      45 番 木下茂人
  18 番 小池 清      46 番 森田恒雄
  19 番 垣内基良      47 番 倉田竜彦
  20 番 野澤徹司      49 番 寺島義幸
  21 番 ?見澤敏光     50 番 高橋 宏
  22 番 保科俶教      51 番 石坂千穂
  23 番 宮本衡司      52 番 島田基正
  24 番 毛利栄子      53 番 萩原 清
  25 番 永井一雄      54 番 服部宏昭
  26 番 村上 淳      55 番 望月雄内
  56 番 古田芙士      58 番 石田治一郎
  57 番 下? 保
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 説明のため出席した者
  知事        村井 仁    建設部長      入江 靖
  副知事       板倉敏和    会計管理者     海野忠一
  副知事       腰原愛正    公営企業管理者
  危機管理部長    松本有司    職務執行者・企
  企画部長      望月孝光    業局長       山田 隆
  総務部長      浦野昭治    財政課長      奥田隆則
  社会部長      和田恭良    教育委員会委員
  衛生部長      桑島昭文    長         矢?和広
  衛生部病院事業           教育長       山口利幸
  局長        勝山 努    教育次長      長澤一男
  環境部長      白井千尋    教育次長      平澤武司
  商工労働部長    黒田和彦    警察本部長     小林弘裕
  観光部長      久保田 篤   警務部長      早川智之
  農政部長      萩原正明    監査委員      ?見澤賢司
  林務部長      轟 敏喜
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 職務のため出席した事務局職員
  事務局長      谷坂成人    議事課担当係長   三枝哲一郎
  議事課長      宮下清一    総務課担当係長   村井昌久
  議事課課長補佐   小山 聡
        ───────────────────
 平成21年10月9日(金曜日)議事日程
   午後1時開議
   各委員長の報告案件
   議員派遣の件(日程追加)
   知事提出議案(日程追加)
   議員提出議案及び委員会提出議案(日程追加)
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 本日の会議に付した事件等
   諸般の報告
   各委員長の報告案件
   議員派遣の件
   知事提出議案
   議員提出議員及び委員会提出議案
   天皇陛下御即位20年に当たり賀詞奉呈の件

        午後1時開議
○議長(望月雄内 君)これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は、各委員長の報告案件についてであります。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△諸般の報告
○議長(望月雄内 君)次に、諸般の報告は、お手元に配付したとおりであります。朗読は省略いたします。
      〔議案等の部「2 諸般の報告」参照〕
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△委員会審査報告書提出報告
○議長(望月雄内 君)次に、お手元に配付いたしましたとおり、各委員長から委員会審査報告書の提出がありましたので、報告いたします。朗読は省略いたします。
      〔議案等の部「8 委員会審査報告書」参照〕
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△各委員長の報告
○議長(望月雄内 君)各委員長の報告案件を一括して議題といたします。
 最初に、長野県議会公共交通対策特別委員長の報告を求めます。
 木下茂人長野県議会公共交通対策特別委員長。
      〔45番木下茂人君登壇〕
◆45番(木下茂人 君)公共交通対策特別委員会に付託されました請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 慎重審査の結果、書面で御報告申し上げたとおり決定をいたしました。
 なお、委員会においては、高速交通網の整備をめぐり活発な審議が行われました。
 まず、リニア中央新幹線の整備促進に関し、6月定例会から審議を継続してきました地域振興に資するリニア中央新幹線の整備促進に関する決議案について慎重に審議した結果、案の一部を修正の上、委員会から発議することといたしました。
 次に、松本空港と空港の定期路線の存続についてでありますが、株式会社日本航空の経営再建問題をめぐり、同空港の定期3路線が廃止検討の対象とされたと報道された経過を踏まえ、政府に、同社の再生計画に対する指導助言に当たり、この定期路線を確実に存続させるとともに、我が国全体の航空ネットワークのあり方を早急に検討するなど、地域の振興に資する航空政策の推進を求める意見書案を委員会発議することといたしました。
 以上をもちまして委員長の報告といたします。
○議長(望月雄内 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)質疑を終局いたします。
 委員長の報告中、請第107号、陳第555号を除き、他の案件につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本件を採決いたします。
 本件、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本件は委員長の報告どおり決定いたしました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、危機管理建設委員長の報告を求めます。
 小山立危機管理建設副委員長。
      〔12番小山立君登壇〕
◆12番(小山立 君)危機管理建設委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、建設部関係では、浅川ダムについて、昭和52年の実施計画調査から始まり、一たん本体工事を中止し、治水・利水ダム等検討委員会での検討を初め、流域住民や関係行政機関の意見を聞きながら長い間議論し、ダム計画の見直しをしてきております。政権がかわり、国では全国のダムを見直すとの報道もされておりますが、これまでの経過をしっかり説明し、住民の安全、安心のため早期完成に向け自信を持って事業を進めてもらいたいと要望したところであります。
 なお、一部に、国の方針が変わり補助金が受けられなくなる可能性があることなどから、再検討し、慎重に進めてもらいたいとの意見がありました。
 次に、砂防施設の整備促進についてであります。
 さきの8月豪雨においては、砂防施設が土石流を捕捉し、災害の軽減に効果を発揮したところでありますが、土砂災害警戒区域等における災害時要援護者施設への対策工事については当該区域での対策工事が半数程度にとどまっているとのことであります。7月の中国・九州北部豪雨による山口県の特別養護老人ホームでの痛ましい災害を教訓に、着実な整備の推進を強く要望いたしました。
 次に、入札制度についてであります。
 県においては、失格基準価格の引き上げなど制度の改善を進めているところですが、災害協定の締結や安全パトロールなどの社会貢献を評価し、総合評価落札方式での加点について要望がありました。
 また、緊急出動時の事故による被災者や企業に対する補償について検討されるよう要望いたしました。
 次に、危機管理部関係についてであります。
 市町村消防の広域化につきましては、長野県消防広域化推進計画に基づき県下2消防本部体制を推進することとし、現在、中南信及び東北信の二つの協議会により協議、検討しているところであります。
 しかしながら、基本的な枠組みについてはさまざまな意見があり、まだ固まっていないとのことであります。平成24年度までの広域化の実現を目標とする中で、厳しい日程ではありますが、大きな問題でありますので柔軟に対応していただくよう要望いたしました。
 最後に、上信越自動車道の信濃町インターチェンジから上越ジャンクションまでの4車線化工事の推進についてであります。
 この工事は国の補正予算により実施が予定されているところでありますが、仮に事業の執行が見送られますと、対面通行による事故の低減や渋滞の緩和、ひいては地域振興などに多大な影響があることから、当委員会では、当該事業の補正予算を執行停止しないことを求める意見書案を全会一致で可決し、発議したところであります。
 以上をもちまして委員長の報告といたします。
○議長(望月雄内 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)質疑を終局いたします。
 委員長の報告中、第1号の予算案、陳第510号を除き、他の案件につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。
 本件それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本件はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、文教企業委員長の報告を求めます。
 諏訪光昭文教企業副委員長。
      〔16番諏訪光昭君登壇〕
◆16番(諏訪光昭 君)文教企業委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
 次に、審査の過程におきまして議論されました主な事項について申し上げます。
 まず、教育委員会関係では、本会議の一般質問でも複数の議員から出されました不登校対策について、委員会においても多くの委員から活発な質疑が行われました。先般発表されました平成20年度における本県の不登校割合は、小中学生で全国ワースト2位、小学生だけではワーストワンという大変深刻な状況にあります。教育委員会からは、不登校対策を最重要課題として、不登校の解消に向けて総力を挙げて取り組むべく事務局内にプロジェクトチームを設けるとともに、不登校対策検討委員会を設置し、県教育委員会と市町村教育委員会が一体となり、不退転の決意で取り組んでいくとの説明がありました。
 委員からは、不登校の問題は担任が1人で抱え込まず学校全体で取り組むべきである、小中連携推進教員の配置は不登校の未然防止に効果的である、不登校対策には少人数学級が有効ではないか、一定割合の発達障害の児童生徒もいるので、そういうデータを踏まえて市町村教育委員会と連携して対応すべきである、福祉・医療分野の対応も必要であり、社会部や衛生部との連携が重要であるなど、さまざまな意見、要望が出されました。
 次に、高校再編についてでありますが、教育委員会からは、6月に決定されました第1期高等学校再編計画において再編対象校として具体的な校名が提示された須坂市、佐久市、大町市に設置した地域懇話会で地域の求める学校像について意見集約を行い、実施計画を決定していきたいとの説明がありました。
 委員からは、地域懇話会と新校準備委員会のそれぞれの役割についての質問や各会の構成メンバーに対する要望等が出されました。
 また、児童生徒が犠牲となる相次ぐ交通事故や踏切事故に対しまして、委員からは、通学路の安全対策として、各校において危険箇所を把握するとともに、自転車の運転マナーを含め、交通安全教育を徹底するよう要請いたしました。
 そのほかにも、厳しい経済環境の中での高校生の就職支援、特別支援学校の施設設備の整備状況、学力テスト、教員の勤務実態、スポーツ振興施策などについて活発な議論が交わされたところであります。
 次に、企業局関係でございます。
 企業局からは、電気事業の民営化及び水道事業における事業形態の検討状況等についての説明がありました。
 電気事業の民営化については、中部電力株式会社との基本合意締結に当たってはきちんと地元合意を得た上で進めていくことを強く要請するとともに、電気事業に従事する職員の処遇に対する十分な配慮を要望したところであります。
 以上をもちまして委員長報告とさせていただきます。
○議長(望月雄内 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)質疑を終局いたします。
 委員長の報告中、第1号の予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
 本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、農政林務委員長の報告を求めます。
 小島康晴農政林務副委員長。
      〔10番小島康晴君登壇〕
◆10番(小島康晴 君)農政林務委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
 農政部関係の審査の過程におきましては、リンゴの価格安定を図るため、緊急的に生食用リンゴを加工用に仕向け、市場隔離を行うためのりんご緊急需給調整特別対策事業費が一般会計補正予算案に計上されたわけでありますが、昨今のリンゴ価格の低迷による生産農家への影響は深刻であり、本県の主力農産物であるリンゴの生産振興のためには必要な対策であることから、原案どおり可決すべきものとしたところであります。
 園芸作物の生産振興につきましては、競争力の高い産地づくりに向け、オリジナル品種の品質向上対策や計画的な生産出荷の徹底など、各種対策が講じられているところでありますが、これにあわせて、新たな販売戦略を構築することも必要であるとの意見が出されたところであります。
 次に、新規就農者の確保対策につきましては、就農相談窓口の設置等による情報提供や就農相談会を開催しているほか、新規就農里親制度による就農研修等の支援を実施しているところでありますが、より多くの新規就農者を確保するためには、関係団体との連携を図り、地域ごとの営農モデルを示すなど、広くPRしていくよう要望したところであります。
 また、農地法の改正に伴い、市町村農業委員会が担う法令業務や農地の利用現況調査など果たす役割や業務量が増加することから、改正された農地法に適正に対処できる体制整備について県として積極的に協力するよう求めたところであります。
 次に、林務部関係の審査の過程におきましては、平成20年度林業事業体等調査結果において、平成20年度における林業就業者数は2,691人、新規雇用者数は203人であり、ともに平成18年度以降増加傾向であるとの説明がありましたが、着実な森林整備の推進のため、引き続き、特に若い世代の担い手にとって魅力的な職場となるように、森林組合等の事業体が安定、継続的に事業が行えるような仕組みづくりを進めるよう要望したところであります。
 また、野生鳥獣被害対策につきまして、現在、各地方事務所に設置された野生鳥獣被害対策チームがそれぞれの被害集落の住民とともに被害防止対策に取り組んでいるところでありますが、依然として鳥獣被害は深刻な状況であり、個体数調整や各地域の状況に応じた対策をなお一層推進するよう要望したところであります。
 来年、岐阜県内に大規模な合板加工工場の稼働が予定されておるところでありますが、当該工場の稼働により県内林業、木材産業等に大きな影響が生じてくるものと思われます。このため、県としてこれらに対する適切な対応をとるよう求めたところであります。
 以上をもちまして委員長報告といたします。
○議長(望月雄内 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)質疑を終局いたします。
 委員長の報告中、第1号の予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
 本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、社会衛生委員長の報告を求めます。
 野澤徹司社会衛生副委員長。
      〔20番野澤徹司君登壇〕
◆20番(野澤徹司 君)社会衛生委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
 なお、審査の過程におきまして、社会部関係では、現任介護職員等研修支援事業について議論がなされ、県の直営も含めて再検討もしつつ、事業の実施に当たっては、失業者を対象とした雇用の拡大を目的とするだけでなく、福祉・介護現場の人材不足の解決にもつながる事業となるよう配慮を求めたところであります。
 次に、介護職員処遇改善交付金については、介護職員の恒久的な処遇改善を求める意見や介護職員以外の職種についても処遇の改善がなされるよう求める意見が出され、事業者にとって利用しやすい制度となるよう国に対して要望することを求めたところであります。
 次に、衛生部関係では、新型インフルエンザ対策についてこれまでの取り組みに対し一定の評価をした上で、今月から始まる新型インフルエンザワクチンの接種に当たっては、県民に対して、優先的に接種される対象者や受託医療機関についての十分で丁寧な周知を求めたところであります。
 次に、福祉医療費給付事業については、来年度以降に向けた制度の見直しに当たって、受給者からの要望も踏まえた上で検討が進められるよう求めたところであります。
 次に、県立病院の地方独立行政法人化については、策定が進んでいる中期目標について議論がなされ、患者サービスの一層の向上や職員が意欲を持って働ける環境の整備など、法人化の最大の目的である医療提供機能の維持向上に向けた検討が引き続き行われることを求めたところであります。
 以上をもちまして委員長の報告といたします。
○議長(望月雄内 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)質疑を終局いたします。
 委員長の報告中、第1号の予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
 本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、環境商工観光委員長の報告を求めます。
 松山孝志環境商工観光副委員長。
      〔9番松山孝志君登壇〕
◆9番(松山孝志 君)環境商工観光委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、陳情につきましては書面で御報告申し上げたとおり決定いたしました。
 なお、審査の経過におきまして、環境部関係では地球温暖化対策について議論がされました。
 中期総合計画等における長野県内の温室効果ガス排出量の削減目標は基準年と比べて6%削減としておりますが、直近の数値である平成17年度の排出量は基準年より15.3%増加しており、長野県における削減目標の達成は非常に厳しい状況となっております。
 政府も25%削減するという高い目標を掲げていることから、県有施設における太陽光発電の導入や省エネ対策支援事業等のほか、県民一人一人が率先して取り組めるような助成制度の検討を求めるとともに、学校において環境教育を行うなど、今後も積極的に地球温暖化対策に取り組み、事業展開をしていくよう要望したところであります。
 次に、商工労働部関係では厳しい経済情勢について議論がされました。
 最近の長野県経済は持ち直しに転じつつあるものの、雇用情勢は依然厳しい状況が続いており、制度資金の一層の啓発や離転職者の支援を行うとともに、長野県経済の再生を目指して研究開発型企業等の誘致や産・学・官連携及び農・商・工連携などに積極的に取り組み、人材育成を行うよう求めたところであります。
 次に、観光部関係では今後の長野県の観光戦略について議論がされました。
 近年、外国人観光客が増加する中、より一層の情報戦略をもって取り組むとともに、観光立県長野再興計画の目標達成に向け、市町村と連携しながら具体的な事業を積み上げていくことが大切であり、また、地域住民一人一人がおもてなしの心を持って観光客を迎えることができるようさらなる取り組みを求めたところであります。
 以上をもちまして委員長報告といたします。
○議長(望月雄内 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)質疑を終局いたします。
 委員長の報告中、第1号の予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
 本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。
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○議長(望月雄内 君)次に、総務企画警察委員長の報告を求めます。
 藤沢詮子総務企画警察副委員長。
      〔38番藤沢詮子君登壇〕
◆38番(藤沢詮子 君)総務企画警察委員会に付託されました議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定し、請願、陳情につきましては書面で御報告申し上げましたとおり決定いたしました。
 このうち、請願につきましては、「核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書提出等について」を採択すべきものと決定し、意見書案を委員全員の合意のもと発議した次第であります。また、「改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書提出について」を採択すべきものとし、意見書案を委員会発議した次第であります。
 なお、審査の過程におきまして、総務部、企画部関係では、政権交代による本年度国の予算の見直しやマニフェストに掲げられている暫定税率廃止による本県への影響について議論があり、県民生活に影響が及ばないように地方の生の声を国に届けるとともに、情報収集を的確に行い、引き続き努力されるよう要請したところであります。
 次に、コンビニを活用したミニアンテナショップ開設事業についてであります。
 この事業は新経済対策に位置づけられており、経済危機対策臨時交付金を財源として、東京銀座周辺のローソン1店舗に長野県コーナーを設け、県産品の販売や本県の観光等をPRする事業ですが、この事業実施によるPR効果について十分な検証を行い、効果的な事業となるよう要望したところであります。
 次に、県短期大学の4年制化についてであります。
 現在、関係部局の実務者レベルで検討会を立ち上げ、県短の現状と課題や今後の見込みについて、また、仮に4年制化する場合の課題等についても検討しているとの説明がありました。
 委員からは、4年制移行について県民からの要望が強いため早急に結論を出すべきとの意見が出され、これに対し、企画部から、できるだけ早い時期に方向性を示したい旨の答弁がありました。
 次に、66億円余の県税未収金についてであります。
 今年度から設置された県税徴収対策室の取り組み状況について確認したところ、すべての税目においてそれぞれ前年を上回る数値目標を掲げ、厳正な徴収、滞納処分を行っている旨の説明がありました。また、差し押さえ物件のインターネット公売も積極的に取り組んでおり、これまで4回実施した結果、売却価格は373万円余であるとの説明がありました。
 委員から、納税者の立場から不公平とならないように引き続き未収金の回収に努力するよう求めるとともに、滞納者個々の状況に応じたきめ細かな対応についても要望したところであります。また、徴収業務に有効であると考えられる市町村との共同化についても早急に進めるよう要請したところであります。
 次に、警察本部関係についてでありますが、長野市の国道117号線のバス専用レーンについて議論がされました。
 委員から、時間帯によってはバスの運行数が少ない状況があるため、実態を再度把握し、規制時間の見直しなどについて検討するよう要請したところであります。
 このほか、通信指令システムの運用状況について、9月に設置された子ども・女性安全対策室の業務内容について、街頭犯罪の発生状況についてなど活発に議論されたところであります。
 以上をもちまして委員長の報告といたします。
○議長(望月雄内 君)委員長の報告に対して質疑がありますか。
      〔14番今井正子君「議長」と呼ぶ〕
○議長(望月雄内 君)今井正子議員。
      〔14番今井正子君登壇〕
◆14番(今井正子 君)ただいまの副委員長報告につきまして、請第110号、自主的な互助・共済事業に対する保険業法の適用を除外する意見書を国に提出することを求める請願、継続ということにつきましてですけれども、民法第34条に基づく公益法人として認可され、現在まで、構成員から会費をもとに、お互いが困ったときに助け合おう、そういう互助組織として構成員のためさまざまな互助、扶助事業を長い間行ってきた団体からの請願であります。高利回りをうたい100万円近くも集めたオレンジ共済事件のような共済の名をかりたにせの共済を規制しようと、消費者を守ろう、保護しようとする保険業法等の一部を改正する法律からは除外されるべきものと考えております。
 障害者や警察、または教職員等それぞれの仲間が会員として団体をつくり、自主的かつ健全に行われているような自主共済にまで導入するのは、不特定の人を対象に利益を追求しようとする保険業者とは異なるものであると思っております。この点について、継続ということでございますが、どのような議論がされたのでしょうか。その点について1点お願いしたいと思います。
 もう1点、今回、長野県の警察再編につきまして9月11日に成案が出されました。それぞれの請願もありますし、また、今まで検討されてきて継続になっていた陳情もございますけれども、請願もございますが、ここで新たに三つの成案が出されたところでどのような議論がなされたのでしょうか。
 私どものほう委員がおりませんので、議論の様子、また、本部の充実はわかりますけれども、それぞれの地区におきまして、きのう、きょうと信濃毎日新聞のほうでも特集をしておりますけれども、数につきましても、現状に近い数のところと、望月署のように警察官の数字だけ言いますとマイナス17というようなところもございますので、警察本部の機動力が高まり、充実ということはもちろんできたと思いますし、佐久本署の機能も、そして機動力も高まっているということは皆さんわかりますけれども、細かいところ、特に二百何件のパブリックコメントの中で177を占める望月署につきましては委員会の中でどのように御審議していただけたのかどうか。2点、お願いしたいと思います。
      〔38番藤沢詮子君登壇〕
◆38番(藤沢詮子 君)今井議員の質問にお答えをいたします。
 請願第110号の自主的な互助・共済事業に対する保険業法の適用を除外する意見書提出、この問題についての御質問につきましては、ただいま今井議員から御指摘のありました、こうした問題についてもなお慎重に審議すべきとして全会一致で継続審査とすることに決定した次第でございます。
 それから、警察再編計画に係る問題でございますが、今、今井議員からの御指摘のような内容について、審査の過程ではそのような質疑、意見が出されなかったという事実だけを申し上げておきます。
 以上です。
      〔14番今井正子君登壇〕
◆14番(今井正子 君)110号につきましては継続ということですので、まだ見直し期間もありますし、ぜひ、県民の、国民の大変な時代ですので、このような助け合い共済というのは、JAや生協等のように、現状を維持していただけるような話し合いを深めていっていただけたらと思いますが、委員会のほうよろしくお願いいたします。
 もう1点、警察署のほうが議論がなかったということですので、陳情、請願の審査はしていただいて採決になっているようですけれども、この間も、10月5日の新聞ですけれども、高3の人がひき逃げされ死亡という中で、9時20分ごろのことでございましたが、この記事を読ませていただきますと、容疑の20歳の青年のこともございますけれども、見かけた人、それから水田の近くに倒れているのを見かけた人、そして、そういう中で、このようなことが書いてございます。同署によるとということがあるわけですけれども、現場は水田地帯、近くに同署の交番があるが、通報時はパトロール中で署員は不在だった。このようなことがありますと、発見されるもの、それから事故に遭ったものもそうですけれども、さまざまなことが心配されます。地域の不安を募らせるこのような記事を読みすと、地域の声もあるわけですけれども……
○議長(望月雄内 君)今井正子議員に申し上げますが、質疑に限定して発言をお願いします。
◆14番(今井正子 君)二百数件のアンケートのうちの177件の声のあった望月署管内を視察していただくとか、または住民の声を視察して聞いていただくなどというような意見はなかったのかどうか。
 また、委員会の中では、今回の再編について、このようなアンケートを詰めるというようなことも全く発言されなかったのかどうか。もう一度重ねて委員長さんにお尋ねしたいと思います。
      〔38番藤沢詮子君登壇〕
◆38番(藤沢詮子 君)先ほどもお答え申し上げましたとおり、審査の過程では特段そのような質疑、御意見がなかったと申し上げておきます。
 以上です。
○議長(望月雄内 君)質疑を終局いたします。
 委員長の報告中、第1号の予算案を除き、他の案件につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
 本案それぞれ、委員長の報告どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長の報告どおり決定いたしました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、各委員長の報告中、第1号「平成21年度長野県一般会計補正予算案」につき討論をいたします。
 北山早苗議員、高村京子議員から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。
 最初に、北山早苗議員。
      〔15番北山早苗君登壇〕
◆15番(北山早苗 君)あおぞらの北山早苗です。平成21年度長野県一般会計補正予算案に反対します。
 今回の補正予算案の中には、環境や森林整備に関する事業、雇用の創出、子育てや障がい者への支援事業など賛成できるものもたくさんあり、そこに異論はありません。しかし、予算を県全体というトータルな面から見たときに、相変わらず浅川ダムが必要、7,000の山地災害危険地区に堰堤などが必要という村井県政の姿勢には納得ができません。
 さきの選挙で、民主党のマニフェストには、鳩山総理の言葉で「コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい。」とあり、政権交代が多くの国民、県民の支持を得た結果であるならば、長野県政も国民、県民を動かしたこの言葉に真摯に耳を傾けるべきなのです。
 国では、発想の転換を図るため、本当に必要な事業を行うとして事業の見直しや予算の組み替えが行われていて、これは県政でも当然行われるべきなのに、今の県政は逆行していると思えるため予算案には反対します。
 私は、災害に備えなくてよいと言っているわけではありません。ダムや堰堤が一定の効果を持つことも確かです。しかし、河川工学者で京都大学名誉教授の今本博健氏の言葉をかりれば、「ダムは限定的な洪水による壊滅的でない被害の回避に役立つ可能性があるだけで、平時は環境を破壊しつづける無用の長物なのである。われわれはこのことを腹の底から理解しなければならない。」と言う。これがダムというものなのです。
 堰堤も同様で、計画規模以下の土砂量には効果があったとしても、それを超える土石流には対応できず、実際に、砂防ダムをつくったがために避難せずにいたため多くの人命が失われた災害事例もあります。ましてや、何千もの危険渓流に堰堤をつくることなど不可能。砂防の整備率は100年間でたったの20%弱。コンクリートの寿命を考えたら、あと100年たっても整備率が上がることはありません。
 では、どのようにしたらよいのでしょう。今本氏は、発想の転換が必要だと、次のように述べています。
 「水害をなくしたいのはすべての人に共通する願いである。しかし、それは決して実現することはない。われわれができるのは人命の損傷や大規模な浸水といった壊滅的被害を避けるのがせいぜいであって、それもできない場合がある。治水の使命は、いかなる大洪水が発生しようと、壊滅的被害を回避することである。一定限度の洪水を対象にしていたのでは、この使命は果たされない。」、「これからの治水は治水の使命を果たす原点に戻る必要がある。異常な大洪水では壊滅的被害にならなかったことでよしとしなければならないのである。このことは軽微な被害を容認や受忍せよというのではなく、厳然たる事実なのである。一定限度の洪水を河川に封じ込めることで水害がなくなると思うのは錯覚である。これまでのやり方では、たとえ計画が達成されていても、それを超えれば壊滅的被害になるのである。そのことに目を向けさせなかったこれまでの河川管理者の罪は重い。では、具体的にどうすればいいのか。これからの治水は住民の生命を守るを最重要の目標としなければならない。」と。これは砂防や治山においても共通することです。
 浅川ダムの費用対効果の検討書を見れば、現在は大改修で天井川が解消し、掘り込み河川となっているにもかかわらず、現況河道形状に昭和52年の河道改修着手前のものが使われている。改修前の状態で行ったはんらん解析の結果では多いところでも30センチ、ほとんどが10センチ以下。天井川が解消されたことを加味すればもっと水位は低くなる。ダムとは無関係の深刻な内水災害の分も入れて効果が算出されている。被災地域を幾つも想定し、それらが全部重複するとして実際にはあり得ない広い被害地域を想定しているなど、大きな問題点があります。つまり、費用対効果4.1はダムをつくる理由づけのために算出したでたらめな数値なのです。
 ダムの入札は即刻やめ、予算を河川改修と内水被害対策及び千曲川の治水対策を優先するものに早急に組み替えるべきです。
 土砂災害の防止についても、平成13年4月に施行された土砂災害防止法には、土砂災害から住民の皆さんの生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域を明らかにし、危険の周知、警戒・避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等のソフト対策を推進しようとするものですとあるのに、ソフト対策の充実は一体どうなっているのでしょう。
 レッドゾーン地域に建つ住宅に対して、移転や土砂災害を防止したり、軽減するために必要な措置をとることを、今回の地域活性化臨時交付金を使って始めるべきではないですか。砂防施設や治山施設をつくることばかりに目を向け、法の趣旨から外れてゾーン指定をも施設建設の理由づけにしている。このようなものが含まれた県政の予算案にはくみすることはできず、反対します。
○議長(望月雄内 君)次に、高村京子議員。
      〔36番高村京子君登壇〕
◆36番(高村京子 君)第1号「平成21年度長野県一般会計補正予算案」に対して、日本共産党県議団として幾つかの問題点を指摘し改善を求めながら、賛成討論を行います。
 今回の補正予算は一般会計388億1,901万6,000円で、1999年9月補正以来10年ぶりの大型補正額となっており、財源の76.4%を国庫支出金が占めています。
 予算編成の方針として、経済危機や雇用不安に対応するため、6月補正に引き続き長野県新経済対策事業実施分として166億2,466万8,000円を計上し、環境、産業・雇用、健康・子育て、安全・安心施策の向上を目指す事業と、新型インフルエンザ対策や、7月、8月の豪雨災害復旧事業など、喫緊の対策が盛り込まれています。
 歳出では、各種交付金を積み立てる基金が七つ、その基金合計額は183億円に達し、補正額の約半分を占めています。この基金を活用する事業の実施は、ほとんどの場合、2011年までの2ないし3年間と限定しています。主な事業は、保護施設や障害者関連施設の耐震化事業、特別養護老人ホーム等の整備事業、児童養護施設の環境改善、地球温暖化対策、高校生の授業料減免や奨学金貸与支援などですが、県民生活の向上につながるものは継続して行う安定的事業となるよう要望いたします。
 一方、現任介護職員等研修支援事業は、失業者が介護施設で働くことを希望した場合の研修と就職をサポートし、30日以上の雇用を保障するものですが、県が直接実施すべきものを人材派遣会社への委託としており、5,117万円の約3割は派遣会社の手数料となるもので、真に介護職員の雇用の安定に資するものにはならないことを指摘しなければなりません。
 6月補正で承認した、上田と伊那にこの9月に開設した緊急求職者サポートセンターも、小林伸陽県議が指摘したように、2カ所とも同じ人材派遣会社に、1社随意契約により委託しているもので、派遣切りが一つの大きな契機として起こっている今日の事態にワンストップでその場から支援できるよう、県が職員を直接雇用して県の責任ある対応ができる施策として充実を図るべきです。
 中小企業融資制度資金の融資目標額を350億円から200億円追加し、額を拡大したことは大いに評価いたします。大変厳しい経営環境に置かれている中小零細企業の支援に資することを願います。
 特別支援学校の教室増設費4億4,000万円余は、児童数の増加に伴い、6校20教室をプレハブで増設するものですが、今までも特別支援学校は次々とプレハブでの対応であり、学校環境は、年々狭いスペースや校庭が一層狭くなり、余裕のない環境の中でさまざまな問題が発生しています。教育委員会におかれましては、生徒数の増加に対する自立支援学校の抜本的な環境改善対策を求めておきます。
 さて、9月補正後の予算の総額は9,282億円余となり、当初より1,115億円余が増額されました。県債依存度の推移を見ますと、ピークの1999年の15.6%以降毎年比率を下げ、2006年には9.7%まで下がりましたが、今回補正で15.4%と県債依存度が上がり、総額1兆6,102億円となりました。特に、臨時財政対策債は昨年より536億円増加し2,759億円、また、昨年から導入された減収補てん債は197億円です。普通債は昨年度から60億円減額しており、見かけ上は県債が減ったように見えますが、臨時財政対策債、減収補てん債も後年度の交付税算定需要額の参考に資するだけで、真に予算へ全額の補てんが保障されているわけではなく、あくまでも借金です。
 昨年度は、地方税195億円、地方交付税60億円減収となったことが大きく影響していますし、今年度も既に8月時点で法人事業税と法人県民税が大きく落ち込み、108億円の減収が見込まれ、今後も減収補てん債の発行を決めております。ますますの借金依存財政となり、県民の暮らしと福祉を支える予算は厳しくなってまいります。10月から福祉医療費負担金の値上げを実行し、子育て世代や一人親世帯、障害を背負う皆さんはつらい思いをしておられます。
 新政権となりまして、まだ来年度予算づけの方向は定かではありませんが、予算の優先順位を国民の立場に立って見直すという基本姿勢を歓迎し、県の予算編成においても一層の県民の立場に立った努力を希望いたしまして、賛成討論といたします。
○議長(望月雄内 君)以上で討論は終局いたしました。
 本案を採決いたします。
 本案、各委員長の報告はいずれも原案可決であります。本案、各委員長の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(望月雄内 君)起立多数。よって、本案は各委員長の報告どおり可決されました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、長野県議会公共交通対策特別委員長の報告中、請第107号「リニア中央新幹線Bルート実現に関する決議等について」及び陳第555号「リニア中央新幹線の早期実現に関する決議等について」につき一括して討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本件を一括して採決いたします。
 本件それぞれ、委員長の報告はいずれも採択であります。本件それぞれ、委員長の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(望月雄内 君)起立多数。よって、本件はそれぞれ採択することに決定いたしました。
         ──────────────────
○議長(望月雄内 君)次に、危機管理建設委員長の報告中、陳第510号「上信自動車道の建設促進について」につき討論をいたします。
 討論の通告がありませんので、本件を採決いたします。
 本件、委員長の報告は採択であります。本件、委員長の報告どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(望月雄内 君)起立多数。よって、本件は採択することに決定いたしました。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△閉会中継続審査及び調査の申し出
○議長(望月雄内 君)次に、各委員長から、目下委員会において審査及び調査中の事件につき、会議規則第100条の規定により閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。
 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決定いたしました。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△議員派遣の件
○議長(望月雄内 君)次に、議員派遣の件を本日の日程に追加いたします。
 本件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、お手元に配付いたしましたとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本件のとおり議員を派遣することに決定いたしました。
      〔議案等の部「9 議員の派遣について」参照〕
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△知事提出議案の報告
○議長(望月雄内 君)次に、知事から議案の提出がありましたので、報告いたします。
      〔職員朗読〕
                               平成21年10月9日
  長野県議会議長 望 月 雄 内 様
                          長野県知事 村 井   仁
        平成21年9月長野県議会定例会議案提出書
 議案を別紙のとおり提出します。
第 20 号 土地利用審査会委員の選任について
第 21 号 教育委員会委員の選任について
      〔議案等の部「1 議案 (1)知事提出議案」参照〕
○議長(望月雄内 君)以上であります。
 ただいま報告いたしました知事提出議案を本日の日程に追加いたします。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△知事提出議案
○議長(望月雄内 君)最初に、第20号「土地利用審査会委員の選任について」を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、会議規則第44条の規定により提出者の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本件は提出者の説明及び委員会審査を省略することに決定いたしました。
 本件に対して質疑及び討論の通告がありませんので、本件を採決いたします。
 本件、原案どおり同意するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本件は原案どおり同意することに決定いたしました。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△知事提出議案
○議長(望月雄内 君)次に、第21号「教育委員会委員の選任について」を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、会議規則第44条の規定により提出者の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本件は提出者の説明及び委員会審査を省略することに決定いたしました。
 本件につき質疑をいたします。
 今井正子議員から質疑の通告がありましたので、発言を許可いたします。
 今井正子議員。
      〔14番今井正子君登壇〕
◆14番(今井正子 君)第21号「教育委員会委員の選任について」、知事にお尋ねします。
 人事案件につきましては、議員提出、つまり氏名を出されるということは知事の専決事項であり、それを審議し、同意するかしないかは我々議員の役目でもあり、権利でもあります。私が議員になりました当時は、必ず定例議会の開始前に選任をし、議会に氏名を提出し、この方が県政の○○委員会の部門を担っていただくのにふさわしいかどうかと委員会に付託したり、議場で反対、賛成の討論が行われたりし、大学の学長や望月町長、辰野町長初め立派な首長さんたちも大勢否決になりました。
 その後、それを受けてか、監査委員は公募とし、委員が選び、知事が提案し、その方を議会が承認した例もありました。現在は、昨年度より議会の途中で会派の代表に話をするので、正式には最終日に提案をし即決というように綿貫教育委員長人事よりなりました。
 名前が出された時点では、今回も一般質問には間に合わず、また正式に提案されていないからと委員会でも議することはできません。もちろん、委員会に付託されているわけでもありませんので。
○議長(望月雄内 君)今井正子議員に申し上げます。質疑に限定して発言願います。
◆14番(今井正子 君)知事に伺います。現在、教育長を除く教育委員5名は、企業経営者3名と、不登校、引きこもり等支援をする塾を経営する方1名、そして東京から大学の先生が見えています。出身は、諏訪地区2名、矢?教育委員長、そして教育委員長代理の今回の野村さん、松本地区からは2名、そして上田市であります。ここ1年近くの間に2人の方が1期目の任期を終了し、継続はなく、新しい方に交代いたしました。
 地元で学習塾を経営していた経歴を持つ綿貫教育委員長が、塾を経営していた綿貫委員長が任期満了になりますと、諏訪地区、元市長でもありました企業経営者が選任され、即決、また即教育委員長となりました。今回の野村氏の任期が見えておりましたので、同じ地区、同じ企業経営者ということで交代になるのかと考えた方も多かったと思います。
 今、長野県は小学校不登校生の全国ナンバーワン、中学校ナンバーファイブと言われ、義務教育に力を入れねばならないという意味で、現場のわかる、小中学生の現状を一番よくわかる人が……
○議長(望月雄内 君)今井議員。
◆14番(今井正子 君)委員の中に1人欲しいという声も入っています。
○議長(望月雄内 君)今井議員。
◆14番(今井正子 君)はい。終わります。これで終わりです。
 他県を引き合いに出すわけではありませんが。私も、6年半、月1回の定例教育委員会をいつも傍聴させていただいておりますが、特別、野村さん御本人に問題というわけではございませんが、信州教育の最大の決定権を持つ教育委員の任命でございますので、地域バランスや職種も考えておりますので、今回、野村氏を選任された……
○議長(望月雄内 君)今井議員。議長の指示に従ってください。
◆14番(今井正子 君)知事につきまして、選任理由をお伺いいたします。選任理由を知事にお尋ね申し上げます。
      〔知事村井仁君登壇〕
◎知事(村井仁 君)教育委員会委員は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律におきまして、人格が高潔で教育、学術及び文化に関し識見を有する者のうちから知事が任命するものとされております。
 教育委員は、大局的立場に立って教育行政の方針や大綱を決定し得る識見と能力を有することが必要でありまして、私は、この点に着目いたしまして、ふさわしい方を御推薦を申し上げているつもりでございます。
 以上でございます。
○議長(望月雄内 君)以上で質疑は終局いたしました。
 本件に対して討論の通告がありませんので、本件を採決いたします。
 本件、原案どおり同意するに賛成の議員の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(望月雄内 君)起立全員。よって、本件は原案どおり同意することに決定いたしました。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△議員提出議案及び委員会提出議案の報告
○議長(望月雄内 君)次に、議員及び各委員長から議案の提出がありましたので、報告いたします。
      〔職員朗読〕
議第12号
        核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書案提出書
                               平成21年10月8日
     長野県議会議長 望 月 雄 内 様
           提 出 者
             小 池   清
           賛 成 者
             藤 沢 詮 子  石 田 治一郎  萩 原   清
             宮 澤 敏 文  保 科 俶 教  向 山 公 人
             倉 田 竜 彦
 長野県議会会議規則第23条第1項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。
      〔議案等の部「1 議案 (2)議員提出議案」参照〕
         ──────────────────
委第2号
        信州まつもと空港の定期路線の存続に関する意見書案提
        出書
                               平成21年10月7日
     長野県議会議長 望 月 雄 内 様
           提 出 者
             長野県議会公共交通対策特別委員長 木 下 茂 人
 長野県議会会議規則第23条第2項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。
         ──────────────────
委第3号
        地域振興に資するリニア中央新幹線の整備促進に関する
        決議案提出書
                               平成21年10月7日
     長野県議会議長 望 月 雄 内 様
           提 出 者
             長野県議会公共交通対策特別委員長 木 下 茂 人
 長野県議会会議規則第23条第2項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。
         ──────────────────
委第4号
        上信越自動車道4車線化事業に係る補正予算を執行停止
        しないことを求める意見書案提出書
                               平成21年10月7日
     長野県議会議長 望 月 雄 内 様
           提 出 者
             危機管理建設委員長 清 沢 英 男
 長野県議会会議規則第23条第2項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。
         ──────────────────
委第5号
        改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書案提出書
                               平成21年10月8日
     長野県議会議長 望 月 雄 内 様
           提 出 者
             総務企画警察委員長 小 池   清
 長野県議会会議規則第23条第2項の規定により、議案を別紙のとおり提出します。
      〔議案等の部「1 議案 (3)委員会提出議案」参照〕
○議長(望月雄内 君)以上であります。
 ただいま報告いたしました議員提出議案及び委員会提出議案を本日の日程に追加いたします。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△議員提出議案
○議長(望月雄内 君)最初に、議第12号「核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書案」を議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第44条の規定により提出者の説明及び委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案は提出者の説明及び委員会審査を省略することに決定いたしました。
 本案に対して質疑及び討論の通告がありませんので、本案を採決いたします。
 本案、原案どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△委員会提出議案
○議長(望月雄内 君)次に、委第2号「信州まつもと空港の定期路線の存続に関する意見書案」及び委第5号「改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書案」を一括して議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、それぞれ会議規則第44条の規定により提出者の説明を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ提出者の説明を省略することに決定いたしました。
 本案それぞれに対して質疑及び討論の通告がありませんので、本案を一括して採決いたします。
 本案それぞれ、原案どおり決するに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ原案どおり可決されました。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△委員会提出議案
○議長(望月雄内 君)次に、委第3号「地域振興に資するリニア中央新幹線の整備促進に関する決議案」を議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第44条の規定により提出者の説明を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案は提出者の説明を省略することに決定いたしました。
 本案に対して質疑及び討論の通告がありませんので、本案を採決いたします。
 本案、原案どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(望月雄内 君)起立多数。よって、本案は原案どおり可決されました。
         ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
△委員会提出議案
○議長(望月雄内 君)次に、委第4号「上信越自動車道4車線化事業に係る補正予算を執行停止しないことを求める意見書案」を議題といたします。
 お諮りいたします。本案については、会議規則第44条の規定により提出者の説明を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、本案は提出者の説明を省略することに決定いたしました。
 質疑の通告がありませんので、本案につき討論をいたします。
 小林東一郎議員、?島陽子議員から討論の通告がありましたので、発言を許可いたします。
 最初に、小林東一郎議員。
      〔5番小林東一郎君登壇〕
◆5番(小林東一郎 君)委第4号「上信越自動車道4車線化事業に係る補正予算を執行停止しないことを求める意見書案」に反対の立場から討論を行います。
 鳩山政権が進めている本年度の補正予算の見直しにおいて、国土交通省は上信越自動車道の信濃町―上越ジャンクション間38キロメートルを含む6区間の4車線事業化を凍結する方針であることが明らかにされました。この意見書案が求めている上信越自動車道の4車線化事業については、暫定2車線として供用を開始してから死亡事故が14件、負傷事故が86件発生しており、安全に通行できる道路整備は地域の悲願であります。
 また、我が国屈指の豪雪地帯を通過する路線であるため、冬期間の交通の安全性確保の面からも、さらには行楽シーズンごとに繰り返し発生している交通渋滞を解消するためにも4車線化が望まれてきました。この事業の必要性は多くの県民が認めているところであります。
 一方、鳩山内閣による補正予算見直しの俎上にのせられた高速道路6区間の4車線化は、補正予算が国会に提出された4月27日夕に開催された第4回国土開発幹線自動車道路建設会議で決定されたものでありますが、小泉内閣時代に険しい議論と対立を経て高速道路の建設を既に決まっていた整備計画の9,342キロメートルにとどめるとしたものを、麻生内閣による景気対策予算の大盤振る舞いのおかげで、さしたる議論もないままに、なし崩し的に覆し、巨額の費用を要する東京外郭環状道路練馬―世田谷間などを基本計画から整備計画への格上げをすることもこの国幹会議での決定事項に含まれています。これらの決定は、経済危機対策をもっけの幸いとして、自公政権が高速道路の建設抑制から促進へと大きくかじを切ったことを国民に示すものとなりました。
 この4カ月後、政権交代が実現しています。国民生活の立て直しのために、新しい優先順位に基づいて予算を組み替えるための見直しが今進められているのです。少なくとも、高速道路の建設については、国幹会議での決定の前の段階に立ち返るべきであります。我が国は既に世界一の道路王国であり、高速道路の整備もけた違いに進んでいます。
 世界の道路統計2007年版によれば、G7各国の高速道路延長の密度は、人が住むことのできる国土面積1平方キロメートル当たり、アメリカ16.45メートル、イギリス22.50メートル、フランス30.93メートル、イタリア46.24メートル、ドイツ52.30メートルなどに対し、日本は90.78メートルで断トツのトップとなっています。
 その反面、OECDが2007年に発表した対日経済審査報告書では、日本は貧困大国のアメリカに並ぶ格差の大きな国と指摘され、OECDファクトブック2009によると、GDPに占める公的社会保障費の割合が18.6%とアメリカなどとともに我が国はG7中最下位グループに属しており、フランス29.2%、ドイツ26.7%、イタリア25.0%、イギリス21.3%と欧州諸国のそれとの差は隔たっています。
 また、教育投資についても同様であることは御承知のことと思います。
 高速道路関係予算について、それらが教育や福祉、医療などほかの行政分野に優先されるべきなのかどうか十分に議論をする環境が、国民の選択により整えられてまいりました。高速道路に大きな予算を費やすことが外部との他流試合にたえられるだけの説得力を果たして持っているのか、しかと吟味すべき必要があります。
 地方自治体には地域活性化・公共投資臨時交付金の扱いがどうなるのか懸念する声もありますが、今回の補正予算の見直しがうまくいかず、来年度予算に必要な財源確保がままならないまま、子ども手当などの施策が打てないという事態をだれが歓迎するでしょうか。国民は決してそのような事態を望んではおりません。
 議員各位におかれましては、よく有権者の声に耳を澄ませ、大局を誤らないことを切望いたしまして、反対討論といたします。
○議長(望月雄内 君)次に、?島陽子議員。
      〔2番?島陽子君登壇〕
◆2番(?島陽子 君)委第4号「上信越自動車道4車線化事業に係る補正予算を執行停止しないことを求める意見書案」に賛成の討論をいたします。
 本年度の国補正予算の見直しで、上信越自動車道の一部の暫定2車線区間を4車線化する工事が凍結の対象となったことに対し、この事業については必要性と緊急性は決して低いとは言えないことから意見書案提出に賛成します。
 信濃町から上越までの区間の4車線化整備計画は、主に地域振興の観点からも地元の切実な要望があることから、予算の執行停止をせずに、事業を進められるよう強く願う立場です。
 同地は豪雪地帯で、冬期間の厳しい道路環境に加えて、夏でも時間に関係なくにわかに濃い霧が発生することでもよく知られ、通行者を悩ませています。こうした急激な天候変化に左右されやすい地点であることから、通過する際の安全確保のためには2車線のまま放置された状態を早期に解消しなければなりません。
 私は、昨年1月末に、新潟を抜けて福島へと調査に向かうために上信越道を通りました。朝、長野を出発するときに降っていた雪はそれほど心配ないと思っていましたが、わずか1時間ばかりの天候の変化は想像以上に大きなものでした。道を北へ進むに従って雪は激しくなり、視界がどんどん悪くなります。次第にフロントガラスのワイパーも間に合わないような状況になり、県境に差しかかるころはかなり速度を落としていきましたが、その先の妙高へと至るころはどか雪が襲ってきました。2車線区間では雪の壁が横から迫るような状態になりました。前方ばかりでなく、上も下も左右全部が白い世界で見通しが非常に悪く、ほとんど徐行、また、一時停車しようと思っても路肩地帯はありません。大変に怖い思いをしました。こうした例は私の個人的体験にとどまらないのではないでしょうか。
 除雪車が出て精力的に雪かき作業に取り組んではいましたが、局地的な大量降雪への対応には暫定2車線では過酷で、重大な事故発生の危険性も否定できません。高速道路は対面通行は極力避けねばならず、悪条件が加わればなおさらです。
 本県側の区間整備化が進んでいるのに、残りの区間は構わないというわけにはいきません。計画は完了させるべきです。国の方針ということで一律に経済効果の物差しではかることではなく、気象条件や自然環境などの地域の特殊性や実情を最大限に考慮し、人の命を守る整備、設計で利用者の安全と安心な通行を確保し、また、地元の声にも十分に耳を傾け協議することを求めるものであります。
 事故の低減と渋滞の緩和によって快適な通行を保つために残された同区間の4車線化整備を重ねて要望し、意見書案への私の討論を終わります。
○議長(望月雄内 君)以上で討論は終局いたしました。
 本案を採決いたします。
 本案、原案どおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕
○議長(望月雄内 君)起立多数。よって、本案は原案どおり可決されました。
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△天皇陛下御即位20年に当たり賀詞奉呈の件
○議長(望月雄内 君)この際、お諮りいたします。天皇陛下におかれましては、本年、御即位20年をお迎えになられました。長野県議会は、天皇陛下御即位20年に当たり、慶祝の意を表するため、天皇陛下に対し議決をもって賀詞を奉呈し、その文案を議長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(望月雄内 君)御異議なしと認めます。よって、賀詞を奉呈することとし、議長において起草いたしました賀詞を朗読いたします。
 全員御起立を願います。
      〔全員起立〕
    賀  詞
  天皇陛下におかれましては 本年 御即位20年をお迎えになられ 心からお喜び申し上げま す
  ここに 長野県議会は 県民とともに 謹んで慶祝の意を表します
                   平成21年10月9日
                     長野県議会議長 望 月 雄 内
 御着席を願います。
 ただいま議決いたしました賀詞の奉呈につきましては議長において別途取り計らいたいと思いますので、御了承願います。
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○議長(望月雄内 君)以上で今定例会における案件を全部議了いたしました。
 知事からあいさつがあります。
 村井知事。
      〔知事村井仁君登壇〕
◎知事(村井仁 君)あいさつに先立ちまして、昨日、県内を通過いたしました大型の台風につきましては、県下全体では心配されていたような大きな被害とはなりませんでしたが、下伊那地域などリンゴ果実の落果被害などが発生いたしました。被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げる次第であります。
 さて、本定例に提出いたしました議案につきましては、慎重審議をいただき、それぞれ議決を賜りましたことは、まことに感謝にたえない次第でございます。
 審議に際し議員各位から寄せられました御意見等につきましては十分考慮いたしまして、これからの県政運営に万全を期してまいりたいと存じますので、今後とも県勢の発展に一層の御協力をお願い申し上げます。
 謹んで一言申し上げます。
 天皇陛下におかせられましては、本年、御即位20年をお迎えになられまして、県議会では慶祝の意を表するため賀詞の奉呈を議決されましたが、私といたしましても、県民の皆様とともに心からお祝いを申し上げ、あわせまして天皇皇后両陛下の御健勝と皇室のいやさかをお祈り申し上げます。
 以上申し上げまして、ごあいさつといたします。
○議長(望月雄内 君)以上で本定例会を閉会いたします。
        午後2時19分閉会