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平成21年 6月定例会公共交通対策特別委員会−07月01日-01号




平成21年 6月定例会公共交通対策特別委員会

長野県議会公共交通対策特別委員会会議録(その2)

●招集年月日時刻及び場所
  平成21年7月1日(水)午前9時、議会棟第1特別会議室に招集した。
●出席した委員の氏名
  委  員  長   木 下 茂 人
  副 委 員 長   小 島 康 晴
  委     員   本 郷 一 彦
     〃      藤 沢 詮 子
     〃      高 村 京 子
     〃      今 井 正 子
     〃      木 内   均
     〃      丸 山 栄 一
     〃      今 井   敦
     〃      下 沢 順一郎
     〃      諏 訪 光 昭
     〃      宮 本 衡 司
     〃      小 松 千万蔵
     〃      竹 内 久 幸
     〃      向 山 公 人
●欠席した委員の氏名
    な  し
●説明のため出席した者の氏名
 (企 画 部)
  企 画 部 長   望 月 孝 光
  企 画 参 事   岡 本 直 之
  交通政策課長    三 村   保
●会議に付した事件
 1 付託事件及び付議された調査事項
●開議時刻
  午前9時08分
●木下委員長 開会を宣した。
 ▲日程宣告
  1 付議された調査事項の調査及び請願の審査
 ▲審査順序の決定
  1 付議された調査事項に係る理事者の説明
  2 質疑等
  3 請願の審査
 ▲付託事件の報告
  請願 1件
 ▲議題宣告
  付議された調査事項を議題とした。
 調査に必要なため求めた資料につきましては、お手元に配布したとおりであります。資料1につきましては、前回の委員会において提出を要求したものであります。また、資料3につきましては、総務企画警察委員会に付託されている平成21年度度長野県一般会計補正予算(第1号)案に関係する資料でありますが、当委員会の調査にも必要であることから、参考までに説明を求めるものであります。
 それでは、一括して理事者の説明を求めます。
◎三村保 交通政策課長 資料1「篠ノ井・長野間に係る主な経過」、資料2「リニア中央新幹線に係る最近の経過等について」、資料3「利用者にやさしい駅舎の整備事業」、「地方バス路線等支援対策事業」、「信州まつもと空港監視用カメラ更新事業」により説明した。
○木下茂人 委員長 説明は以上であります。
 引き続き、質疑に入るわけでありますが、まず始めに、6月11日の委員会において、Bルートでのリニア中央新幹線建設促進に関する決議案提出について、各会派で御検討いただくこととしておりましたが、その結果の報告をお願いしたいと思います。まず初めに自由民主党県議団からお願いをいたします。
◆本郷一彦 委員 それでは、自民党のほうから発表させていただきます。総合的、大局的視野から現況を再度分析の結果、今後の各般の動向やデータを注視しつつ、Bルート決定に向けて戦略的に運動の展開をすることが適切であり、したがって、決議については、なお応分の時間が必要ということになりましたので、当面見合わせるとの結論に至りました。以上でございます。
○木下茂人 委員長 ありがとうございました。次に改革・緑新、お願いいたします。
◆竹内久幸 委員 申し上げます。本県の均衡ある発展を考えたときに、過去においてそのための意見書を議会として可決をしている、つまりBルートということでございますけれども。その後、今議会の中でも、村井知事はそのことに基本的に変化はないという姿勢で取り組んでいくということを表明されておりまして、そういう意味では、新たに決議という形で示す必要はないということでございます。
 なお、その意味で、今議会に、リニア中央新幹線Bルート実現に向けての請願書が出されております。この請願を採択することによって、過去の議会の意見書を出した経過を踏まえて対応ができるという判断をさせていただきました。以上でございます。
○木下茂人 委員長 決議は必要ないということですね。次に創志会、お願いいたします。
◆向山公人 委員 今、このリニアの問題については、長野県内の各地域での説明会等々、県民の皆さん方の声を私どもがお聞きする中で、今回、決議案の案を提出させていただきました。提案説明については後ほど申し上げます。
○木下茂人 委員長 新たな決議を提出すべきという意見ですね。次に日本共産党県議団、お願いします。
◆藤沢詮子 委員 それではお答えしたいと思います。私どもは、BルートとかAルートとか、そういうルート以前の問題として、リニア中央新幹線そのものが妥当かどうかということも、まだ国民、県民の大多数の理解が得られていないという現状にあること。そして環境についてももう少し研究する必要もあるということもあります。また、建設そのものはJRが実施ということですけれども、多大な地元負担が伴うのではないかという危惧もされている中で、建設促進という立場の意見書も、そして決議も現時点では賛成できないということです。
 もちろん、それぞれ県内の公正な公共交通機関の設定は必要だと考えておりますので、南信地域でのその対応については、私ども県議会としても、十分配慮をしていく必要があるということは申し添えておきたいと思います。以上です。
○木下茂人 委員長 おおまかに言えば、リニアの促進に反対というまとめ方でいいですか。
◆藤沢詮子 委員 はい、促進には反対ということで結構です。
○木下茂人 委員長 決議にも今は反対だということですね。次に県民クラブ・公明さん、お願いします。
◆小松千万蔵 委員 平成元年からBルートということで進めてきておるところでございますし、議会としてもそうした意見書の提出をしているわけでございます。改めて決議をするBルートについては、会派として異論はないわけでございます。しかし、今、それぞれJR東海等々から説明があり、また、それに対してのいろいろな御意見がある中で、会派間、あるいはまた議員間の中で少し論議をする中で、足並みがそろったところでしっかり出すべきではないかという方向でございます。以上でございます。
○木下茂人 委員長 わかりました。当面、見合わせておくということですね。次に最後になりましたが、トライアル信州さん、お願いします。
◆今井正子 委員 私どもは、請願書、Bルートにつきまして話し合ってくるということでございましたので。決議についてですか・・・Bルート促進の決議ということでございますが、会派の中では、20年前から進めてきておることでございますけれども、それぞれの議員の長短もございまして、リニア自体を環境上、または健康上、反対している者もおりまして、それから100年に一度というこういう財政上のことでございますので、リニアまたは新幹線につきまして、南信地域の公共交通の足をしっかりと確保するということは大事でございますが、現時点では、トライアルといたしましては、Bルート自体はいいとは思いますけれども、リニアのBルートということにつきましても、どちらも採択できかねるということで、決議を見合わせるということで、トライアルといたしましては、この時点ではお願いしたいと思います。
○木下茂人 委員長 決議を見合わせるということでいいですね。
◆今井正子 委員 お願いいたします。
○木下茂人 委員長 わかりました。ありがとうございました。以上でございます。
 ただいまの報告に関連いたしまして、向山委員から発言を求められておりますのでこれを許可いたします。
◆向山公人 委員 お許しをいただきましたので発言させてもらいます。
 先ほどちょっと申し上げましたけれども、今の長野県内がリニアの問題で置かれている現況を踏まえたときに、今こそ県民の皆さん方と同時に、私ども長野県議会も、現況に合わせたきちんとした意思表明をしておくべきだということから、今回、この決議案の案を出させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○木下茂人 委員長 それでは、ただいま向山委員から話のありました、地域振興に資するリニア中央新幹線の整備促進に関する決議案の案が提出されましたので、案文を配付いたします。
   〔書記「決議案の案」配付〕
 本案を本日の議題に追加いたします。提出者の説明を求めます。
◆向山公人 委員 それでは、地域振興に資するリニア中央新幹線の整備促進に関する決議案の案の提案理由を申し上げます。
 JR東海が国から4項目の指示を受け、先ごろ3ルート別の建設費等の報告を国に提出、それに合わせまして5月29日、県内の各地区期成同盟会代表に対しまして、リニア中央新幹線にかかわる説明会がスタートいたしました。その後、6月9日、12日、13日、15日、そして29日、それぞれの期成同盟会や各地域の皆さん方、延べ約1,000人に及ぶ皆さん方の出席の中で、この説明会が行われました。そんな中で、多数的な意見としては、従来、先ほどから話が出ておりますように、県内Bルートということで取り組んできた方向に合わせる意見、また要望等が大多数を占めていたというふうにお聞きをいたしております。それぞれの地区の皆さん方からも、議会や知事等についても要望が出されているところであります。そんな地域の県民の皆様方の声と、加えて私は6月の一般質問でも、このリニアの問題について、現況を踏まえて知事に質問をさせていただきました。知事からも、この20年の重さを考え、そして県民の総意としてBルートについて、知事もJR東海、国に対して積極的に取り組んでいくという姿勢を表明されたわけであります。
 そこで、私はどこへというよりも、むしろ長野県議会がこうした状況の中で、県を代表してきちんと県民の皆さん方に対しての姿勢を明確にする。そのことが、一生懸命取り組んできている県民の皆様方の負託にこたえる立場ではないのかということを、今強く感じているところでございます。
 ただ、先ほど来より話が出ておりますように、改めてBルートを決議するということよりも、私は、国からの調査に合わせて、地域との調整の問題が国からも提示をされているわけであります。そうした意味で、私どもは将来にわたってのこのリニアの問題をどうとらえ、長野県の100年先に本当によかったと思われる運動にしていくためには、今こそ県議会がきちんとした姿勢を県民の皆さんに示すことが、私は県議会の責任であろうというふうに思っております。
 そんな内容から、地域振興に資する中央新幹線の整備促進に関する決議案の案を提出したわけであります。皆さん方の御理解と御支援をお願い申し上げて、提案理由とさせていただきます。
○木下茂人 委員長 委員各位から質疑等がありましたら、順次御発言願います。
 今まではBルートについての決議という形で御検討いただいてきたんですけれども、今度は促進という新たな決議をしたらどうかということでございます。改めて各会派にそれぞれ、お伺いをしていきたいと思いますが。そういう新たな案も出されましたけれども、その上でも今はしばらく見合わせるということなのか、決議案を提出すべきだということなのか、それとも、会派によっては、リニアの促進そのものにも反対だということになるのか。
 その辺をもう一度、確認させていただければと思います。よろしいでしょうか。では自民党さんからお願いいたします。
◆本郷一彦 委員 今いろいろなことは言いませんけれども。読みましたけれども、一応、当面見合わせると。
○木下茂人 委員長 自民党は変わらず当面見合わせると。改革・緑新はいかがでしょうか。
◆竹内久幸 委員 討論か何かやるのかなと思ったんですけれども。新たな状況ですけれども、自主的に会派持ち帰りという話も、本会議などの論議を聞きながら判断するということも含まれていまして、先ほどの向山議員の、本会議における質疑や他の議員の質疑を聞いておりましても、実質的に議員からも意思表示がそれぞれされています。また、違った見解のものもありましたけれども、知事からも明確な方向が示されていますので、あえて改めてここで議会としての意思表示は、既存、今までのことと変わりないということで必要ないのではないかと思います。
○木下茂人 委員長 わかりました。先ほどと同じ、提案には反対ということですね。次に創志会さんは、こういうことを提案していきたいということですね。
 次に日本共産党さんは、先ほどの考え方と同じでよろしいかどうか。
◆藤沢詮子 委員 先ほど申しましたとおりです。ただ、この中で1点申し上げておきたいのは、JR東海は民間企業ではありますが、公共交通に対する役割といいますか、その責任は大きいし、地域振興という面で果たすべき対応もしていただかなくてはならないということは、この前、ここの決議の中にはそういう意味もありますので、そういう点では賛同する部分もあります。ただしリニア促進の決議ということですので、先ほど申し上げましたように、賛同はできないということで申しわけございません。
○木下茂人 委員長 部分的には賛同する部分もあるけれども、総括的な・・・
  〔「結論的には賛同できないということです。」という者あり〕
○木下茂人 委員長 できないと。リニアには、この決議には反対ということですね。それから県民クラブ・公明さん、お願いします。
◆小松千万蔵 委員 先ほど申し上げましたように、Bルート、そしてまた建設促進については、私どもも賛同できるところでございますが。議員間、あるいはまた会派間のそういった足並みがそろわない部分での現状では、見合わせていただきたいと思います。
○木下茂人 委員長 当面見合わせということですね。最後にトライアルさん。先ほどのとおり、当面見合わせるということでよろしいかどうか。
◆今井正子 委員 先ほど申し上げましたけれども、民間でありますので、JRに対して強い姿勢を示していく、その姿勢につきましては、私も先ほどの共産党さんと同じで、もしBルートでなければ通さないみたいな感じに、この間の委員会では発言してしまいましたが。そんな思いで出される決議については、その部分についてはしっかり言ってもらいたいという部分がございますが、会派といたしまして、先ほど申し上げましたように、リニア中央新幹線自体に強く反対する者もおり、整備促進ということでございまして、この時点では結論が出ないと。賛成ができないということでお願いしたいと思います。
○木下茂人 委員長 わかりました。ありがとうございました。
 それでは、ただいまの状況を見ますと、決議案の提出についての各会派の意見は、今の時点では見合わせるという意見、それとあわせまして、このリニアの促進にはもう少し検討が必要といいますか、賛成しかねるというような御意見もありました。創志会さんは提案がありました、この決議案を出したいということでございますけれども。委員会としては、引き続き審査をしていくという意見が多数というふうに判断をいたします。
 よって決議案の案につきましては、一たん委員長預かりという形にさせていただきまして、今後の委員会で引き続き審議をすることとし、さまざまな状況の推移を見守りながら、最も適切なタイミングを見計らって委員会としての判断をすることとしたいと考えますが、いかがでしょうか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 大方賛成をいただきましたので、それでは決議案の提出につきましては、今後の委員会で引き続き審議をすることといたしたいと思いますので、もう一度、これに御異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 さよう決定をいたしました。
 それでは、先ほど説明もありましたが、ほかの案件で質疑等がありましたら、順次御発言願います。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 質疑がありませんので、以上で質疑を終局したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 以上で質疑を終局いたします。
 次に請願の審査を行います。過日配付いたしました審査資料をごらん願います。
 審査に際し、あらかじめ委員各位にお願い申し上げます。継続審査とする旨の御発言をされる場合には、なるべくその理由を一緒に述べていただくようにお願いをいたします。
 請第97号を議題といたします。理事者の説明はいかがいたしましょうか。
     〔「不要」と呼ぶ者あり〕
 それでは、理事者の説明は省略いたします。
 質疑等がありますか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 それでは、この請願の取り扱いについてはいかがいたしましょうか。
     〔「採択」・「不採択」と呼ぶ者あり〕
 ただいま委員各位からさまざまな御意見がありましたので、この取り扱いについて挙手により採決をいたします。
 討論はありますか。
◆高村京子 委員 短時間に申し上げたいと思いますが、請願内容を見させていただいておりますけれども、諏訪地区への駅の実現というような、そこに総力を挙げるという内容がございますし、また、その地元負担金、幾らになるかわかりません。今、こういう経済状況もございまして、そういった中で、県が地元負担金を負担する決意と覚悟ということで、こういう御要望の中身について、先ほど私どもの藤沢委員が言われましたように、私どもとしては不採択でお願いしたいと思っております。
◆小島康晴 委員 同様ですけれども、この最終趣旨はBルート実現ということで、このことについて、特に総意として異存はありませんけれども。Bルートによる諏訪地区駅の実現とか、地元分担金を負担する決意と覚悟と、こういうことを含めてBルートということでは、これまでの20年やってきたBルート実現の一歩外へ出るものというふうに判断せざるを得ない。逆に、例えば仮に、飯田方面からBルートで飯田駅設置という請願なり陳情が出たときに、直ちにオーケーと言えるかどうかということを御判断いただければ、その裏返しとして慎重に審議していくべきだということで、もろ手を挙げて賛成するわけにはいかないということを申し上げたいと思います。
◆今井正子 委員 私どもも同様で、ルートにつきましてBということではなく、この諏訪地域、その他につきまして同様の意見でありまして、賛成ができません。以上です。
◆竹内久幸 委員 同じ会派で意見が割れておりますが、賛成ということで申し上げたいと思います。
 これまでの取り組みの経過、これまでのOBの皆さん方の20年来の取り組みの経過の気持ちがあらわれていると。いろいろ書いてはございますけれども、Bルートということの思いを趣旨採択という形で、ぜひ採決すべきだと思いますので、よろしくお願いいたします。
○木下茂人 委員長 討論、ほかにございますか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 討論を終局したいと思いますが、御異議ございませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 それでは討論を終局いたします。
 請第97号について挙手により採決をいたします。
 念のため申し上げます。挙手をしない方は不採択とみなします。請第97号を採択すべきものと決するに賛成の委員の挙手を求めます。
    〔挙手多数〕
 挙手多数であります。よって請第97号は、採択すべきものと決定いたしました。
 次に採択すべきものと決定した請第97号に関して、地方自治法第125条の規定により、執行機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を求める取り扱いについては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 さよう決定いたしました。
 以上をもちまして、請願の審査を終局いたします。
 次に委員長報告について、何か御発言がありますか。
     〔「正副委員長一任」と呼ぶ者あり〕
 ただいま一任という声もありましたので、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。
◆向山公人 委員 先ほど委員長預かりというふうな結果になりましたけれども、そのことの理由を委員長報告に、述べるということはできるんですか。
○木下茂人 委員長 述べようと思えばできるんですが・・・、今、御一任いただきましたので、正副委員長で相談したいと思いますが、それを述べようと思えばできる、できないことはないと思いますが。
◆向山公人 委員 いずれにしても、私どもそういう結論を出して採決をしなかったわけです。委員長報告で、そのことをきちんと議会にも報告してもらいたいと思いますので、お願いします。
○木下茂人 委員長 一応、それでは承っておきます。
 それでは、この際、何かほかに御発言はございますか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 閉会を宣した。

●閉会時刻 午前9時47分

△採決結果一覧
 (請願)
 ▲採択すべきものと決定したもの
  請第97号(挙手採決)