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山梨県 甲州市

平成23年  9月 定例会 09月13日−04号




平成23年  9月 定例会 − 09月13日−04号







平成23年  9月 定例会



          平成23年甲州市議会9月定例会会議録

                平成23年9月13日(火)午前10時00分開議

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◯議事日程(第4号)

   平成23年9月13日(火)午前10時開議

  第1 一般質問

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◯本日の会議に付した案件

  日程第1 一般質問

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◯出席議員(18人)

                             1番  佐藤大輔君

                             2番  川口信子君

                             3番  中村勝彦君

                             4番  桐原正仁君

                             5番  丸山国一君

                             6番  矢野義典君

                             7番  廣瀬重治君

                             8番  廣瀬 一君

                             9番  夏八木盛男君

                            10番  古屋 久君

                            11番  古屋匡三君

                            12番  平塚 義君

                            13番  野尻陽子君

                            14番  曽根益彦君

                            15番  岡 武男君

                            16番  廣瀬宗勝君

                            17番  田邉民男君

                            18番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               鷹野勝己君

               教育委員長             宮崎秀子君

               教育長               保坂一仁君

               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君

               代表監査委員            平山尋文君

               政策秘書課長            菊島浩一君

               総務課長              栗原宣如君

               財政課長              武川市雄君

               管財課長              藤枝一雄君

               会計管理者             楠 行雄君

               税務課長              三森 斉君

               収納課長              雨宮敏明君

               市民生活課長            三森哲也君

               環境政策課長            萩原政雄君

               建設課長              依田文吾君

               都市整備課長            宮原 万君

               産業振興課長            樋口一重君

               農業土木課長            広瀬富雄君

               観光交流課長            古屋拓巳君

               福祉介護課長            桐林雅樹君

               子育て対策課長           雨宮 修君

               健康増進課長            井上愛子君

               鈴宮寮長              向山一郎君

               教育総務課長            内田三男君

               生涯学習課長            山中 宏君

               ぶどうの丘事務局長         古屋公男君

               勝沼地域総合局長          小澤裕二君

               大和地域総合局長          佐藤 正君

               水道課長              高山義一君

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◯出席事務局職氏名

               事務局長              三科 茂

               書記                町田幸一

               書記                早川 崇

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(古屋久君) ただいまの出席議員18人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたします。

 この際申し上げます。報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可いたしておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 一般質問



○議長(古屋久君) 日程第1に入ります。

 11日及び12日に引き続き一般質問を行います。

 指名いたします。

 17番、田邉民男君。

 田邉民男君につきましては、一問一答方式で行います。



◆17番(田邉民男君) 改めておはようございます。

 一般質問を通告しておきましたところ、議長より許可をいただきましたので、市政一般ということですが、神金地区、大変ローカル的なことを二、三質問させていただきますので、ひとつよろしくお願いいたします。

 まず初めに、県立射撃場のことでございますが、9日の知事の記者発表で計画は当分の間凍結との発表がありました。平成19年の8月から地元上小田原区を初め各団体との協議を精力的に進めてまいりました。いろいろと問題がありましたが、地区としましては建設に同意するという意見統一までこぎつけたところであります。それが昨年、経費がかかり過ぎるという理由で再検討になり、さらに今回凍結撤回となり、私は賛成の議員として地域活性化を夢見てきて、頑張ってきただけに残念でなりません。この建設に向けて市政の展開を図ってきた市長の今のご感想をお伺いできれば幸いだと思います。よろしくお願いします。



○議長(古屋久君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 田邉民男議員のご質問にお答えをいたします。

 塩山上小田原地区の新県立射撃場の建設につきましては、9日の日に地域から断念というふうな表明がございましたわけであります。私といたしましては、新射撃場の建設につきましては、先ほど田邉議員からもお話がありましたように地元の皆様方の要望、そしてまた一部には反対の方もいらしたわけなんでありますが、区の総意として建設をして地域の活性化、並びにクレー射撃の振興や有害鳥獣の駆除の練習の場としてぜひ誘致をしてほしいというふうな陳情もお受けをしたわけであります。そういうような意味で、私もあの土地を寄付していただいた、膨大な土地でありましたので、その有効活用なんかに対していろいろとご意見を伺う中で、その中で県からの要望があったわけであります。そういう中で、地元の皆様方ともお話をする中で、建設に向けてということでやってまいったわけでありますが、建設費が大変膨大に膨れ上がるというふうなことと、今の日本の置かれている現状というようなことも考える中で、県がそういうふうな結論を出したということに対してはやむを得ないなというふうに思っているわけであります。

 この間の経過にいろいろとあるわけでありますが、そういうような意味で、私どもとしては、今後、現在建設中であります高芝林道の建設の継続や土砂災害防止法による調査などで明らかになった当地区の土砂災害特別警戒区域への砂防施設の早期建設につきまして、強く要望をしているわけでありますが、実際的には林道につきましてはもう手がついているわけであります。砂防につきましては林道が進む中でというふうなことであります。

 それに加えて、私はきのうも廣瀬重治議員のご質問にもお答えしたわけでありますが、ともかくあの予定地であったところをどういうふうに地域のために、地域の皆さん方の活性化というふうなことを考える中でのことで、地元の皆さん方ともよくご相談を申し上げ、県に対しては予定してあったところに対するいろいろな要望に出して、ぜひそれだけの答えを出していただきたいというようなお願いを申し上げたわけでありますが、私のところにおいでをいただいたのは小沼副知事であったわけでありますが、副知事にもよくお話しする中で、「よくわかりました。県でできることは一生懸命させていただく」というふうなことのご返事はいただいたわけであります。そんな中でこれからいろいろと皆さん方の、地元方々のご意見を伺うことと同時に、市民の皆さん方のご意見を伺う中で、そこにどういうものを、かわるものをつくるのか、それも、ああいうふうな状況にしておくということは、大変逆に言うと鳥獣害のためにもよくないと。たまたまオルビスが企業の森ということでいろいろとおやりをいただくことになって、やっていただいているわけでありますが、そればかりではなく、ほかのことについてもいろいろと市民の皆さん方のご意見を伺う中で進めてまいりたいなというふうに思っております。

 非常にある意味では残念ではありますが、いたし方ない。では、次の方策をどういうふうに考えていくかということを真剣に考えて、早くいろいろなことを県にお願いをしてまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ぜひともあそこへ、射撃場が中止になってよかったというようなことになるよう、今後あそこの活用計画の中で市長を先頭によろしくお願いをしたいと思います。

 そういう中で上小田原の活用計画の中で、射撃場20ヘクタールですか、の面積が活用計画の中では中心的な事業だったと思います。それでも射撃場が今後白紙となったということで、活用計画そのものを変更せざるを得ないと思います、総体の。早急に検討には入ると思いますが、今後この問題の進め方をどのように進めていくか、お聞きいたします。



○議長(古屋久君) 政策秘書課長、菊島浩一君。



◎政策秘書課長(菊島浩一君) 田邉議員のご質問にお答えいたします。

 塩山上小田原地区の新射撃場の建設につきましては、現在の状況は先ほど市長より答弁をいただいたとおりでございます。今のところ、これからの活用計画につきましては未定でございますが、射撃場予定地のこれからにつきましては関係各区、また当地区の皆さんの意見を取り入れ、また庁内の検討委員会と地元とのお話し合い等も含めまして、有効な活用方法を検討してまいりたいと考えております。また、現在市では射撃場予定地ではなく、市有林の全体の保全も考えておるところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ただいまの活用計画の検討の中で、今までですと、決まってから地元に話をするというような格好が多々あったわけですが、ぜひとも地元の意向を十分聞いた上で庁内検討会であろうといろいろの検討会にしても、基本的には地元の意向をある程度聞いてからにしていただきたい。これはお願いいたします。

 次の質問に入ります。今回射撃場のこの建設の問題につきましては、いろいろ協議をする中でさまざまなことが問題になりました。土石流の防災上の問題、これにつきましては生命にもかかわるような問題点、厳しいものも見つかりました。今回問題の中心地の小松尾の集落には、現在も満足に消防車が入れない道路、あるいは水路にしてもただ重機で掘っただけの水路等、大変行政が目をつぶれないようなことが大変ございます。それで、建設が白紙になったわけで、この問題もその協議の中ではやります、どうしますと言っていたわけですが、この問題、白紙になったからそれはこれでおしまいだよということになっては大変困ります。ぜひともこれだけの対策だけは速やかに対応していただきたいと思います。建設に対しまして、当初賛否が分かれた地区住民の人間関係、きのうも廣瀬議員からもございましたが、大変人間関係の溝も出ております。そういう事業も反対があったから、賛成があったから、あそこができた、できないというようないろいろ問題が後でしこりに残りますので、ぜひともこの特に道路、あるいは側溝等につきましては小松尾地区のことを考えて、諸所の改善を要望をいたしますが、いかがでございますか。



○議長(古屋久君) 建設課長、依田文吾君。



◎建設課長(依田文吾君) 田邉議員のご質問にお答えいたします。

 市長答弁のとおり、県立射撃場移転整備計画区域内には土砂災害特別警戒区域等に指定されている土石流危険地区が3カ所あり、土砂災害防止法に基づく基礎調査の結果に基づき、地元での用地などの協力を得ながら防災対策事業を県に早期着手を要望してまいりたいと考えております。

 また、地元より要望を受けております市道及び水路の改修につきましては、平成22年度において高芝川からの取水工事は既に完了し、その他の要望箇所については随時施工をしていきたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 以上です。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ぜひとも、いろいろ財政的にも困難な問題もあろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 そして次に、市有地の活用計画の中で、企業の森としてオイスカを中心にオルビスと協定を結んだということでございますが、現在の活動状況と今後の予定についてどのような事業を進めてまいるかお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 管財課長、藤枝一雄君。



◎管財課長(藤枝一雄君) 田邉民男議員のご質問にお答えいたします。

 上小田原地区の市有林約100ヘクタールにつきましては、新たな森づくりに向けて、甲州市オルビスの森として甲州市オルビス株式会社、財団法人オイスカ及び里山創造推進協議会の4者で本年1月31日に10年間の長期による森林整備協定を締結したところであります。今年度は協議会で市有林内の不法投棄物や処理等を行い、環境整備を行うほか、企業の社員らが下草刈りや植林、間伐など森林整備ボランティア活動を行うこととしております。また、本年6月には地元の代表といたしまして上小田原区長に協議会に入っていただきました。今後この協議会の中で市民と都市の交流の場としての活用策をご検討いただくとともに、森林の整備事業を進めてまいりたいと考えております。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) 大変結構なことでございまして、そして区長も入っているということですが、もう少しこの活動するときに甲州市民をも巻き込んだことで展開をしていただければ、この活動がより有効になろうと思いますので、その辺を政策の中でご検討いただきたいと思います。

 次に、鳥獣害対策についてお伺いいたします。

 耕作放棄地の増大、就農者の老齢化など農業を取り巻く環境は年々厳しくなり、近年はさらに鳥獣害問題が加わり、その激しさは想像以上であります。鳥獣害は拡大の一途をたどっており、これまで行政として鳥獣害対策にどのぐらいの経費をかけてきたのか、防護柵の建設費、あるいは猟友会への補助金等も含めて、総額でどれくらいの金額が使われておるかお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 田邉議員のご質問にお答えをいたします。

 鳥獣被害対策に要した費用につきまして、年次計画に基づく広域的防護柵設置事業及び特定鳥獣保護管理事業補助金につきましては、国、県の補助事業を活用し、また有害鳥獣駆除対策事業補助金、猟友会各支部補助金、有害鳥獣被害防止柵等設置補助金−−これは個人設置の防護柵の補助でございます−−につきましては、市単事業として行っております。

 平成17年の合併時から平成22年度までにそれぞれ要した費用につきまして、まず広域的防護柵設置事業、約2億4,400万円、次に特定鳥獣保護管理事業補助金、これは猟友会のほうへ補助をしてございます、これが約1,000万円、有害鳥獣駆除対策事業補助金、これはJAフルーツ山梨を経由して猟友会のほうへ補助してございます、これが約900万円、猟友会各支部補助金約300万円、有害鳥獣被害防止柵等設置補助金、これは個人設置の防護柵等の補助金でございます、これが約1,500万円、ほか約400万円。

 以上、有害鳥獣駆除対策費といたしまして、合計約2億8,500万円の費用を要しております。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ただいま2億8,500万ですか、それだけな大変な金額を鳥獣害被害の対策費に使っていただいておるわけですが、まだこれで対策が終わったということでございません。まだまだこれからもっともっと被害が出る状況であります。ぜひともこれだけの大金を使っての対策でございますが、今後ともきめ細かい対応をお願いいたします。

 そういう中で猟友会の対応についてでございますが、シカ、イノシシ、クマ等の被害の拡大により、今まで駆除に大変ご協力いただきました猟友会の会員の皆さんも減少するとともに、老齢化で対応が難しくなってきたそうです。既に本年は神金におきましてもクマの目撃情報が何件かございます。クマの場合はおりの設置から、最後は山に運んでの放獣となるため、大変労力と経済的負担が重いと聞いております。行政でも補助事業ではなく実質的な費用、あるいは労務費とか車両など対象の経費とした委託事業として考えることができないかお伺いしたいと思います。クマよりおれたち猟師のほうがさきに絶滅危惧種に指定されてしまうというような、冗談で猟友会の方が言われましたときに、何とかしなければと思ったわけです。猟友会の減少で考え出されたのが現在環境省で考えられております狩猟特区の制度があるそうです。これは免許を持たない農家も捕獲の補助作業ができるとのことです。そしてこの制度の検討をも進めていただきたいと思いますが、いかがでございますか。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 議員ご質問のとおり有害鳥獣駆除対策の上で猟友会の協力をいただくということは不可欠でございます。しかしながら、猟友会員134名のうち生業として、なりわいとして狩猟をしている方はなく、すべての方が他に職業を持つ中で奉仕活動としてご協力をいただいており、大変ありがたく思っているところでございます。会員も減少していることから会員一人一人にかかる負担も大変ふえている、そういう状況もございますので、各猟友会等への補助制度につきましては今後猟友会の方々のご意見も伺う中で検討してまいりたいというふうに考えてございます。

 それから狩猟特区でございます。狩猟特区についてでございますが、その内容ですが、今までは限られた自治体がその狩猟特区の認定を受けますと、複数人により銃器を用いないで有害鳥獣捕獲を行う場合、いわゆるわな猟を行う場合、その従事者の中に狩猟免許、わな猟免許を有しないものを補助者として含むことを認めると、そういう内容の制度でございます。

 これまで7県66自治体が狩猟特区として認定をされ、取り組んできた経過であります。今回環境省における鳥獣保護を図るための事業を実施するための基本方針見直しによりまして、来年度から全国自治体において狩猟特区の認定申請を行うことができるようになるようでございます。現在、県においても山梨県第11次鳥獣保護事業計画を策定中であり、確認をいたしましたところ、環境省の指針にのっとり県計画にも盛り込んでいくということであります。

 環境省では、今後全国で説明会を開き、特区に認定された自治体の中で農業者と猟友会がうまく連携している事例を紹介をしていきたいと。それから「もっとも重要なのは地域の合意形成である。優良事例を参考にして進めてほしい」というコメントも発表されております。

 さきに答弁させていただきましたとおり、有害鳥獣駆除対策の上で猟友会の協力をいただくことは不可欠でありますし、会員の減少によりかかる負担もふえている状況もございますが、狩猟を行うということには大変な危険も伴いますし、この狩猟特区制度につきましてもさまざまな問題もあると思います。今後、他の自治体の事例調査や県と関係機関の動向も見ながら、また猟友会の方々へも相談をしご意見を伺う中で研究をしてまいりたいというふうに考えてございます。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ただいまの答弁の中で関係者の意見を聞いて検討してまいりたいということでございますが、ぜひ検討ということでなくて、前向きに進めるような方向で、たとえ、シカ1頭、クマ1頭でも害が減るような方向でもってのご協力をお願いしたいと思います。

 そういう中で防護柵でございますが、現在広域的に防護柵を設置していろいろやっておるわけですが、個人的には電気柵の設置事業を進めておるわけですが、5人から10人くらいで1町歩、2町歩の単位でもってそういう電気柵が設置できて、ある程度補助も高額に、今の制度ですと1事業に対して5万円を限度ということですか、そういう中で進めておられるわけですが、5人、10人で1町歩、2町歩という大きな区画の中で、例えば今、神金で耕作放棄地のモデル事業をやっているあの程度の、あのくらいの規模の電気柵を設けた場合、そういう事業を対象にした補助事業というのが展開できればなと思うわけですが、その辺お伺いいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 市の単独補助制度であります有害鳥獣被害防止柵等設置補助金につきましては、甲州市有害鳥獣被害防止電気柵及びネット網等、資機材購入補助金交付要綱に基づき有害鳥獣による農作物への被害を防止するため、電気策及びネット網等、資機材を購入し設置しようとする農業者に対し、事業費の2分の1以内の額で5万円を限度とし、年1戸当たり1回として補助をしております。議員ご質問のとおり個人個人が補助対象の範囲で設置をするよりも、複数人のグループによりある程度広い面積を一度に設置することのほうが経費面を含め効率的であります。近年野生鳥獣による農作物への被害が拡大している状況下、当該補助金の実績も年々増加している状況もございますので、利用者のご意見も伺う中でさらに効率的で効果的な補助制度となりますように、このことにつきましては今後前向きに検討してまいります。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ぜひとも前向きな方向での検討をよろしくお願いいたします。

 次に、狩猟免許についてということで通告しておきましたが、この件につきましてはベテランな廣瀬議員が後に控えておりまして、その中で質問するということでございますので、これは省かせていただきます。

 次に、大菩薩の湯についての質問通告をしておきました。指定管理者制度が施行されて平成19年から大菩薩の湯もこの制度に移行いたしまして、24年、来年の3月で5年の契約が満了となるわけですが、その間、大菩薩の湯に対する評判もさまざまでございました。入場者数、売上金、入湯税等、収入などの推移、また市が指定管理者に支払った金額などを含めて指定管理者制度を総括していただきたいと思います。



○議長(古屋久君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 田邉議員の質問にお答えいたします。

 大菩薩の湯は市観光施設として初めて公募により指定管理団体を選定した施設であり、株式会社甲州マネージメントが平成19年4月から5年間の指定管理業務に当たっております。

 まず指定管理団体より報告された平成19年度から平成22年度まで、4年間の収支は合計収入額1億2,609万4,000円、合計支出額1億4,678万2,000円で、合計収支差額としてマイナス2,068万8,000円であります。なお入浴者数は市内、これにつきましては山梨市を含みますが16万4,664人、市外13万1,382人、合計29万6,046人であります。オープンから13年が経過し、建物や機械設備の劣化や故障が見受けられることから、修繕を要する箇所がふえております。

 次に、4年間の市収入は入湯税4,249万円、法人市民税15万4,000円、施設利用料63万6,000円で合計4,328万円であり、支出は指定管理料601万円、これにつきましては平成22年度から500万円を交付することとなっております。また、平成21年度、原油高騰時において101万円を支出したものが含まれております。修繕工事費等912万3,000円で合計1,513万3,000円でありました。

 なお大菩薩の湯は、市営当時平成18年度で約3,000万円の赤字であったことから、行政改革における重点取り組み項目の一つである指定管理者制度を導入したものでありますが、その効果額は4年間で約8,459万円と積算されております。

 以上、総括しますと高負担による質の高いサービスから低負担による質の高いサービス維持を目指した中で、市の財政的には高い効果を得たものの、社会経済情勢の変化、立地的な不利、類似施設との競合による利用者減少などもあって当初の収入を得られなかったことが指定管理団体の必要経費節減を招き、結果として利用者に対するサービスが行き届かない部分が生じたと検証しており、これにつきましては今後に生かすべき反省であると認識しております。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) 今の総括をいただいたわけで、行政的には改革で8,400万円の成果が上がったということでございますが、課長答弁のように果たして経済はよかったけれども、福祉の面でどうだったかというような格好にもなるわけです。特にいろいろ問題、評判があったわけですが、この業者を指定した段階で協定書あるいは事業計画書等があったわけですが、その計画書なんかを見せてもらいますと、大変いろいろイベント等バラ色な事業を計画されておったわけですが、その計画についてはどの程度実施されたかお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) ご質問にお答えいたします。

 指定管理者制度は条例で必要事項を定めたうえで、提示した募集要項、仕様書、各種データに基づき、応募団体より提出された事業計画書及び収支計画書とプレゼンテーションによって指定管理団体を選定し協定を締結するものであります。ご質問の協定内容は守られたかでありますが、仕様書や協定項目のうち清掃などについて完全に不履行ではなかったものの、改善を要する点について指摘や指導を行いました。

 また、応募時に指定管理団体が独自サービスとして予定したメニューは計画をした収入が得られなかったことから多くを実行できておりませんが、観光施設とされるものの市民の利用が55%を占める中で、導入時における指定管理人の選定などの問題点もあったと検証しております。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) そういう中で、来年の3月、契約が終わるわけですが、この業者との再契約ということはあり得るのか。また現在、業者の募集をしておりますが、その募集状況についてはどんな状況でありますか。また、業者選定に当たって何を、経済を、サービスを、どちらを重視するのかお聞きいたします。



○議長(古屋久君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 大菩薩の湯につきましては、現在、平成24年4月から3年間管理に当たる団体を公募中であります。選定手続として募集要項と仕様書の策定、申請書の受付、協定書の作成は施設を所管する課で行い、審査選定は指定管理者制度を統括する政策秘書課が条例に基づいて設置する指定管理者候補選定委員会におきまして、施設の管理運営に関する基本的な考え方、サービス向上の実現方法、施設の維持管理計画、安全管理の取り組み、事業収支の計画などの基準に沿って審査選定を行います。

 なお、申請者の不適格要件、これは税の滞納であるとか、そういったものに該当しない限り申請をされたすべての団体については審査対象になりますので、現指定管理団体が応募した場合については同じように審査の対象といたします。

 なお、受け付けですが、9月26日を期限としております。9月14日、明日ですか、現地で説明会等行いますが、既に4、5社の問い合わせといいますか、そういったものを受けております。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ぜひとも次の契約のときには、先ほど総括された問題点も十分クリアできるような業者を選定していただいて、地域の福祉向上に貢献していただきたいことをお願いして、この問題は終わりたいと思います。

 最後に神金地区、特に大久保に市の施設が3つばかりあります。そういう中で青少年育成施設のグリーンロッジがございますが、老朽化、あるいは耐震性と、また大和に類似施設があるということで利用が中止されて何年かたちましたが、今のところ放置されている状況でございますが、今後このグリーンロッジをどのようにするのかお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 管財課長、藤枝一雄君。



◎管財課長(藤枝一雄君) 田邉議員のご質問にお答えいたします。

 大久保平グリーンロッジは施設の老朽化等により利用者が激減したため、平成19年3月31日に用途が廃止され、同年4月2日に教育委員会から財産の引継ぎがされました。これまで売却範囲や手続などを検討する中で売却を視野に取り組んでまいりましたけれども、建物の一部が隣接する社会福祉協議会の土地にかかっているという問題もあり、なかなか具体的に進まなかった状況でありました。しかし、今年度に入りまして社会福祉協議会との協議が調いましたので、現在公売する部分の土地の分筆準備を進めているところでございます。分筆終了後には市有未利用地売却事務要領に基づき、市広報、ホームページにより公告し、今年度中には売却してまいりたいと考えております。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) そうすると、売却という方向が決まったわけですが、ただあの施設を売却する場合もある程度地域の活性化とか地域に迷惑のかからない売却先を検討していただきたいと思いますが、その辺はいかがですか。何か心当たりはございますか。



○議長(古屋久君) 管財課長、藤枝一雄君。



◎管財課長(藤枝一雄君) 議員のご質問にお答えします。

 やはり議員おっしゃったように地元に特に迷惑のかかるような施設では困りますので、大きい会社の福利施設とか、また特に住民としっかり協働ができるという条件も視野に入れながら公募をしてまいりたいと思っています。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ぜひとも今言われたことの厳守をよろしくお願いいたします。

 そういう中でグリーンロッジがいよいよ売却の方向ということになりますれば、あのそばにある木工工芸館でございますが、それについての現在の利用状況等をお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 産業振興課において管理しております木工芸館は平成2年度、3年度に森林学習及び木工作品の製作体験を通して林業に対する理解と認識を深めることを目的として設置をされた施設であります。

 まず現状についてでありますが、実績における利用状況と要した費用につきまして、平成17年度利用者数425人、費用につきましては245万6,000円、平成18年度が利用者数429人、279万8,000円、平成19年度利用者数267人、224万1,000円、平成20年度利用者数323人、149万2,000円、21年度利用者数160人、156万4,000円、平成22年度利用者数192人、138万8,000円。以上、平成17年度以降22年度まで利用者総数1,796人、費用の合計が1,193万9,000円となります。木工芸館の利用日数は実質年間延べ60日程度でありまして、利用者数は開設当時は年平均約500人ほどの利用があったものの、平成17年以降は年平均約300人程度に減少しております。利用者のほとんどは7月、8月の夏期に集中しており、小・中学生の夏休みの利用が目立っております。

 今後は大久保平一帯がその恵まれた自然環境を生かし現在実施しております他の事業との整合性を図り、親水公園、緑の交流館等の既存施設も生かす中で、その中核施設として木工芸館の活用していくことを考えております。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) 今の答弁ですと平成22年度を見ても利用者が200人以下、経費が138万円かかっているということで、こういうものに対費用効果ということを考えてはいけないわけですが、その辺この138万円の主な経費は何が経費だったか、それと年間60日しか稼動しなくて、あと約10カ月は利用していないという施設を、ましてやグリーンロッジのそばで、ほかには大した施設もございません。そういう中であそこへ木工工芸館を置いておくことが適当かどうか、その辺のお考えも伺うと同時に、今の答弁の中で親水公園とか緑の交流館と既存施設を生かす中で活用していきたいということであれば、まだ木工工芸館は当分存続させて、そして何か新たな事業の展開を考えているという理解でよろしゅうございますか。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 まず、費用の内容なんですが、管理をシルバー人材センターのほうへ委託をしておりまして、現在その管理人の方、やはり木工の経験がある方を委託をしておいてございます。その委託料がほとんどでございまして、あとは光熱水費ですとかそういった関係でございます。あと木工の材料費です。それで、私ども産業振興課において木工芸館を管理をして預かっているという立場の中で、現在大久保平では耕作放棄地の対策事業をしておりましたり、先ほど管財課長から答弁のございましたグリーンロッジの後利用、その辺の様子も見ながら、私ども担当としてはその辺に期待もしておる部分もございます。そういう中で今後耕作放棄地もことしが2年目でございまして、ことしは今後の活用方針もまた委員会等で検討していくということで、そういう中へもこの木工芸館が何かこううまく活用できればいいかなと、こんなふうに考えてございます。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) ぜひともあそこに木工工芸館があるということの中で、外部から見ていろいろ話題にならんようにひとつ運営をお願いしたいと思います。

 そういう中で最後でございますが、もう一つ、昔モナザイト鉱石を保管していた、モナザイトの倉庫といったら、あれは多目的倉庫とか何とかえらい難しい名前がついておるそうですが、あの倉庫につきまして今外部から見る限り庭には水がわいて、ヨシがそのあれを生えて、周りはヤブガラシでジャングルのようという、そういう中で本当に荒れ果てた姿という格好の中で、現在外から見れば見えます。そういう中で、地元の人たちが市ではあれを何をしているんだと、大変心配もいただいておるわけですが、その辺につきましてはどういう管理ですか、しておるか、それをお伺いします。



○議長(古屋久君) 管財課長、藤枝一雄君。



◎管財課長(藤枝一雄君) 田邉議員のご質問にお答えいたします。

 神金の大久保地区にあります、私ども多目的倉庫と呼んでおりますけれども、多目的倉庫の利用につきましては、過去に地元地域の集会所、あとリサイクルプラザとか防災貯蓄倉庫というのの活用も検討されたところでございますけれども、いずれも話がまとまることがなく、平成18年11月1日から平成22年10月31日まで宮光園の改修整備計画事業に伴う家具や什器等の台帳登録整理作業及び保管場所として教育委員会が使用してまいりました。現在は、宮光園の整備事業に伴う資料群の保管場所として平成28年3月31日までの予定で観光交流課が使用しているところであります。先ほど議員が指摘されましたように周りから見ると非常に荒れたように見えますけれども、中はしっかりしてございます。ただ外の草刈り等は年に1回か2回はやっている状況でございまして、それはまた見づらが悪くて申しわけないですけれども、それはしっかりやっていきたいと考えております。

 なお、この倉庫につきましての期間満了後の利用につきましては観光交流課の事業の進捗状況を見ながら倉庫の利用につきましては検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。よろしくお願いします。



○議長(古屋久君) 17番、田邉民男君。



◆17番(田邉民男君) よくわかりました。何にしても、公が管理するものはあの程度なんて言われないようひとつ管理だけは十分していただいて、廃屋だなんて言われないような管理をお願いいたします。

 以上をもちまして大変つたない質問でございますが、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(古屋久君) 田邉民男君の一般質問を終わります。

 ただいまの田邉民男君の一般質問に対して関連質問のある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩をいたします。

 再開を11時5分といたします。

             休憩 午前10時52分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時05分



○議長(古屋久君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 8番、廣瀬 一君。

 廣瀬 一君につきましては、一問一答方式で行います。



◆8番(廣瀬一君) 議長に一般質問の通告をしておきましたところ、ただいま許可をいただきましたので、何点か質問をしてまいりますので当局の明快なご答弁のほどをよろしくお願い申し上げます。

 山梨県森林総合研究所が県内全域の県有林を対象に初めて実施したニホンジカの食害調査で県有林の約6割がシカの食害に遭い、市内では上萩原、神金や大和町で7割以上の被害が出ていると新聞で報道され、驚きました。また植生学会が森林や草原など植生へのシカの影響を全国で調査した結果、48%の地域で食害などの影響が出ていることがわかり、学会は多くの森林や草原は姿を根本的に変えつつある、日本の生態系や植物多様性の保全上、重大な脅威だと指摘しています。

 そこで、甲州市における鳥獣類の被害と対策についてお伺いをいたします。

 最初に防護柵の設置状況と進捗状況を伺います。平成21年度までに塩山地区で総延長3万1,710.5メートル、勝沼地区で6,437メートル、大和地区で5,792メートルが設置されております。22年度の実績と今後の予定などをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 廣瀬 一議員のご質問にお答えいたします。

 農作物を野生鳥獣から守る防護柵設置事業につきましては国・県の補助事業を活用し、年次計画により取り組んでおります。平成22年度の事業実績につきましては塩山下柚木地区2,489.7メートル、下小田原地区で2,575.8メートル、大和町宮本地区で74メートル、それから県営畑地帯総合整備事業で実施をしました竹森地区におきましては、平成22年度明許繰越となっておりますが、既に2,662メートルで完成をいたしております。

 今年度につきましては塩山下小田原地区で820メートル、大和町古部地区で2,700メートルを計画し、既に現地確認と地権者への説明を済ませ、工事施工に向け進めているところでございますが、県との協議により補助金の追加増額割り当て内示があったため、塩山千野地区で227.5メートル、塩山福生里地区で119メートル、塩山中萩原地区で1,000メートルを計画し、今回補正予算をお願いをしてございます。今後の予定につきましては、要望箇所について年次計画に基づき県等と協議をし補助割り当てを見ながら進めてまいります。



○議長(古屋久君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 次に、防護柵の維持管理についてお伺いをいたします。私は狩猟をする関係でよく防護柵の近くを歩きますが、下草などを刈り、管理のよい組合、また木などが倒れそのままになっている、また草、ツルなどが巻きついている柵、今一番困っておりますのがネットを残念ながら切る人がいるようです。2キロ、3キロの間で1カ所でも切られていると防護柵がないと同様です。このような不心得者を早く捕まえるとともに、しっかりした管理をしていただきたいのですが、管理組合と行政との連携はどうなっているのかお伺いをいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 防護柵の維持管理につきましては、市と地元の管理組合におきまして管理に関する協定を締結をし、管理組合により維持管理がされておりますが、破損等の場合は市と管理組合が協議の上改修、また補修をすることとなっておりますことから、市と管理組合が常に連携を持ち対応をしてございます。



○議長(古屋久君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) かねてより何人かの議員が要望していました維持費を、今年度より管理組合に対して維持管理費ということで補助を出してもらえることになりまして、本当にありがとうございました。

 3番目に昨年度の県、市における有害鳥獣の捕獲数と被害金額についてお伺いいたします。山梨県は本年度のニホンジカ管理捕獲頭数を4,500頭に拡大し、狩猟などを合わせた捕獲頭数は昨年度の6,384頭を上回る7,500から8,000頭になる見通しと報じております。シカ、イノシシ等の被害が減っている様子がないと思われますが、この件についてお伺いをいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 平成22年度の山梨県と甲州市の鳥獣捕獲に関する駆除実績及び被害金額でありますが、まず山梨県内の捕獲状況と被害金額につきましてでございます。シカの捕獲頭数6,384頭で被害金額2,900万円、イノシシ3,170頭で被害金額5,600万円、猿856頭で被害金額6,100万円、ほか94頭で、被害金額1億3,800万円、それから鳥類が3,122羽で被害金額3,900万円でありまして、被害総額は3億2,300万円であります。そのうち甲州市内の捕獲状況と被害金額につきましてでございます。シカの捕獲頭数149頭で被害金額230万円、イノシシ73頭で被害金額270万円、猿12頭で被害金額40万円、ほか13頭で被害金額210万円。鳥類が270羽で被害金額310万円でありまして、被害総額は1,060万円であります。



○議長(古屋久君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 4番目に今後の対策についてお伺いいたします。

 今まで農業を守るための防護柵ということでしたが、柵をしても林業、山の木は守れません。山はきれいな空気、水をつくる大切なところです。何としても森林は守っていかなければなりません。私が猟を始めたころは、地元に多くの仲間がいましたが、今は半分くらいに減ってしまいました。高齢のためやめる人が主ですが、若い人たちが狩猟に対してなかなか理解を示してくれないためだと思います。北杜市では狩猟免許取得費を補助して、有害鳥獣被害対策で担い手の確保を図るようです。甲州市でも防護柵だけでなく狩猟人口をふやしていかないと今後非常に心配です。どのような考えを持っているのかお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 今後の対策についてでございますが、有害鳥獣対策として今後も効果的な広域防護柵を年次計画により設置を行うとともに市の単独補助制度であります有害鳥獣被害防止柵等設置事業を活用をいただき、また猟友会の皆様の協力を得て有害鳥獣の駆除により対応してまいります。また有害鳥獣が里山に出没する環境をつくらないために、野生鳥獣のえさとなる農作物の残渣物等の適切な処理について関係機関との連携によりさらなる啓蒙活動を行うとともに、森林環境の整備についても引き続き県、森林組合等に要請してまいりたいと考えております。

 それから、有害鳥獣駆除対策の上で猟友会の皆様の協力をいただくということは不可欠でございます。年々減少しております猟友会員の担い手対策につきまして、まず猟友会員となり、狩猟を行うためには銃の所持許可の取得、それから銃の取得、それからさらに狩猟免許が必要となっており、非常に難易度の高いライセンスの取得が必要となります。議員ご質問の狩猟免許取得費の補助等による猟友会員の担い手対策につきましては、他の自治体の事例、また県と関係機関の動向を見ながら研究をしてまいりたいというふうに考えてございます。



○議長(古屋久君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 狩猟人口を少しでもふやすようご協力のほどをお願い申し上げます。

 自治体情報誌に何カ月か前に載っているのを見ました。それは大分県豊後大野市の害獣駆除策です。一部を読まさせていただきたいと思います。

 オオカミ構想に熱い視線。害獣による農作物被害に悩む大分県豊後大野市が対策として提唱するオオカミ導入構想が全国に広がりを見せている。同じ状況に置かれた地方自治体による連絡組織をつくる動きが出ているほか、国政の場でも勉強会が始まった。生態系に及ぼす影響や安全性など多くの課題が指摘されているものの、決め手となる害獣駆除策がない中で、オオカミ論議が熱を帯びている。山に囲まれた豊後大野市はシカやイノシシ、猿によって食い荒らされる樹木や農作物の被害が年間3,000万円に上る。募る被害にたまりかね海外のオオカミを導入して山野に放す計画を進めており、23年度予算でオオカミ研究者らによるプロジェクトチームの設置費を計上、その後狼研究センターを開設して研究する方針を打ち出した。同市のオオカミ構想が明らかになると、市には長野、三重両県の市、町から一緒に研究をと申し出があった。ほかにも四国などからも問い合わせがあるという。反響の大きさを受けて日本オオカミ協会は同市など全国数カ所に研究データを設置し、データを共有する協議会設置を全国の自治体に呼びかけた。10前後の自治体から打診があったという。波紋は国政にも広がり、超党派の国会議員が名を連ねるオオカミを復活させる勉強会を発足。日本オオカミ協会の会員を講師に、絶滅したニホンオオカミや害獣駆除のために狼を導入した欧米の実践例の説明を受けた。豊後大野市によるとオオカミ構想に対して地元では賛同の声が大半という。今後は賛同する自治体と連携してオオカミ導入に向けて取り組みたいと話している。

 このようなことを実際考えているという記事を読み、私自身非常に驚きました。シカは草食獣でございますが、オオカミは肉食獣です。野山の動物を食べつくしたら後はどうなるのでしょうか。人間を襲うかもしれません。前段でも話をさせてもらいましたが、全国で48%まで森林や草原のシカによる被害があったとのこと。また上萩原、大和町の県有林の7割以上がシカによる被害があり、今後が心配です。本市だけのことではないので、県または国などと連携を取る中で早急な対応をお願いしたいと思います。

 次に、県立射撃場についてお伺いをいたします。今まで有害鳥獣についてお伺いをしてきました。これと切っても切り離されないのが射撃場です。狩猟免許を持つにも、また3年に1度の免許の更新をするにも必要です。2年ほど前に銃に関する法律が変わり、必ず免許の更新時には教習射撃をしなくてはなりません。ライフル銃、散弾銃とも講習は月に1回、6人しかできません。県内には6射場がありますが、ライフル銃は1カ所だけです。月に1回6人しかできません。日下部署管内でライフル銃を持っている人が134人、182丁持っておるとのことです。県内には15の警察署があり、ライフル銃の更新をするのにみな困っています。既に失効した人もいると聞いています。警察関係者に聞いても非常にかわいそうだと言っております。県立射撃場ができれば1日15人くらいは大丈夫だろうとも言っています。一般の市民、また県民の方は余り銃とは関係がなく理解してもらうのは大変難しいことと思いますが、これ以上狩猟人口を減らすことは絶対に避けなければなりません。県立射撃場予定地の調査設計料など少なくとも1億6,558万円の経費を支出しているとも聞いています。また県立射撃場予定地の神金地区のほとんどの人たちが射撃場の建設に理解を示しています。田辺市長も前向きに考えると言っています。あとは知事の判断を待つだけだと思いますが、最近の情報ということで通告しておきましたが、9月9日県猟友会長、また11日は市長からの報告、一般質問でも廣瀬重治議員、また田邉議員に対して答弁もありましたが、当局に何か答弁がございましたらお伺いをいたします。



○議長(古屋久君) 政策秘書課長、菊島浩一君。



◎政策秘書課長(菊島浩一君) 廣瀬 一議員のご質問にお答えいたします。

 議員のご質問のとおり、昨日市長のほうからのご説明、また廣瀬重治議員、また田邉議員のご質問に対しましても市長が答弁したとおりでございます。議員のご質問の中にもございましたが、有害鳥獣の駆除につきましては狩猟免許が必要で、免許の更新時も教習射撃が必修であるということは承知をしているところでございます。先ほどの産業振興課長の答弁とも重複するかと思いますが、甲州市におきましても有害鳥獣における農林業の被害は年々拡大しており、関係者にお願いをして銃器等による駆除や追い払いを実施しているところでございます。県では当地区への新射撃場の建設を断念するに当たり、詳細はまだ未定でございますが、農業や林業への被害対策やクレー射撃の向上の面から県外施設の利用に対しての支援策を検討しているようでございます。いずれにいたしましても、有害鳥獣の件は甲州市でも深刻な問題でございますので、県と連携を取りながら進めてまいりたいと思いますので、ご理解をよろしくお願いいたします。



○議長(古屋久君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 県立の韮崎射撃場が全面廃止ということでございますが、ライフル銃、これは水平撃ちということでございまして、ほとんど河原ではございません。クレー射撃の場合は皿を撃つゲームでございまして、非常に鉛等の問題があるわけでございますけれども、ぜひライフルを持っている方も相当おりますので、この部分だけでもライフル射撃の部分、鉛も土のうへ向かって的を撃つわけでございまして、回収も簡単というようなことでございますので、ぜひ当局の皆様、また議員の皆様の温かい理解をいただきまして、何とかこのライフル場だけでも使用できるようにお願いしたいと思います。要望でございます。

 続きまして、新規就農者についてお伺いをいたします。

 県農政部によると平成22年県内で新たに農業を始めた人は185人で最近30年間でもっとも多かったとの報道がありました。私もことしの春ですが、定年退職後農業を始めたいという県外の人、1人ですが声をかけられました。そのほかにも8アールほど桃畑を借りたがもう少し畑を探してもらいたいという話もあり、新たに何人かが就農しているようです。市内では平成18年に11人、19年が13人、20年が9人、21年が6人ですが、22年は何人いたのか、また市としてどのような新規就農対策をしているのかをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 産業振興課長、樋口一重君。



◎産業振興課長(樋口一重君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 平成22年度の甲州市内への新規就農者数につきましては16人でございます。新規就農者対策につきましては、市、それからJA、県峡東農務事務所等により組織される峡東地域担い手育成対策会議において担い手確保育成に係る関係機関との連携、各機関との担い手支援対策等の情報交換、情報共有、それから担い手支援に係る事例研修等を定期的に行っており、農業後継者対策を円滑かつ効果的に推進をしております。支援策といたしまして、県、市、JAフルーツ山梨による就農営農相談等の活動、それから実践的な農業技術の習得に対する支援、また県立農業大学校、農業改良普及センター等による各種研修会への推進等々の支援をしており、新規就農者の早期経営安定と確立に向け取り組んでいるところであります。



○議長(古屋久君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 22年度が16人というようなことで近年にないやはり甲州市でも就農されているなあという感じがいたします。これからも力強いご支援のほどお願いしたいと思います。

 続きまして、レンタサイクルの実証実験事業についてお伺いをいたします。平成23年2月から実証実験を行い既に7カ月がたっていますが、春、夏の観光シーズンも終わり、これから秋の観光シーズンに入っていくわけですが、今までの月々の利用者数、よかったこと、またこれから改善すべきこところ、いろいろあると思いますが、今までの経過等をお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 廣瀬 一議員のご質問にお答えします。

 本市におけるレンタサイクルは市観光協会が平成19年度に塩山駅観光案内所を貸し出し場所として開始した事業でございますが、観光エリアごとの観光拠点を結ぶ2次交通ネットワーク整備を目的とします市の実証実験事業として甘草屋敷を貸し出し場所に、新規購入した電動アシスト付自転車10台、観光協会から寄附された普通自転車8台で、本年2月にスタートいたしました。まず利用状況につきましては2月、3月で34件、4月は130件、5月は65件となっており、8月末までに422件の貸し出しを行いました。利用は10歳代から70歳代まで幅広くご利用いただいており、全体の約60%が男性であります。目的地としては恵林寺、放光寺方面がもっとも多く、慈雲寺やぶどうの丘がこれに続きます。電動アシスト付自転車の場合、1回の充電で約20キロの走行が可能とされ、勝沼地域の宮光園やワイナリーまで足を伸ばす方も見受けられます。

 次に、利用者の声としては行動範囲が広がった、坂道も楽だった等が主ですが、他の地域にもほしいや、自転車路の整備が必要との要望もあります。なお実証実験中はデータ取得やアンケート調査のため無料としておりますが、平成24年度からは有料化の方向であります。また本年度から取り組んでおります第2期まちづくり交付金事業の中で、勝沼地域での事業展開も計画しております。自転車は個性的で魅力にあふれた観光資源が分散する本市の特性に合致し、エコ志向や健康志向などある〜く甲州の理念に通じる乗り物でもあり、新たな魅力づくりのツールとして期待できることから、平成26年度を目途に駅や観光交流資源を結ぶレンタサイクルネットワークを構築したいと考えております。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 甲州市は歴史の町でもあります。国宝、重要文化財等多数ありますが、点々として1カ所にはまとまっていません。まさに電動アシスト自転車は市内を観光するのに最適だと思います。実証実験が成功して、これから秋のぶどう狩り等、本市にとって重要な観光シーズンです。多くの観光客が訪れ甲州市が栄えることをお祈り申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(古屋久君) 廣瀬 一君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬 一君の一般質問に対して関連質問のある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を11時50分といたします。

             休憩 午前11時37分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時50分



○議長(古屋久君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 16番、廣瀬宗勝君。

 廣瀬宗勝君につきましては、一問一答方式で行います。



◆16番(廣瀬宗勝君) 議長に一般質問を通告しておりましたところ、ただいま許可をいただきましたので、市政一般につきまして何点か伺ってまいります。

 東日本大震災発生から6カ月が経過し、被災地における支援ニーズも復旧から復興へと変化しております。当市においても被災地支援に41名となる職員を送る中で支援活動を行ってきました。ことしの夏は暑い日も続く中、夏の電力不足が懸念されることから、節電への取り組みにより心配されました計画停電もなく、また放射線量におきましても、本県の測定結果から健康に影響が出るレベルの数値でないとの見解も発表されました。また、本市の特産品でもあります桃、ぶどう等の農作物につきましても放射能物質は検出されず、安心性が確認されほっとしたところでございます。そうした中で田辺市長におかれましては、連日の市政発展のために献身的に努力をしていただいておりますが、これからもさらに市民福祉向上のために頑張っていただきたいと思います。

 それでは、通告しておきましたトップセールスの成果につきましてお伺いいたします。本年はトップセールスとして、また観光振興によるシティープロモーションという新たなくくりの中で甲州市の魅力づくりを進め、国内外から認知され、選ばれる甲州ブランドの確立への取り組みを進めており、観光シーズンを迎える中で田辺市長は積極的にトップセールスを行っていただいております。東京都の太田市場をはじめ、さらにまた海外においては英国ロンドン、シンガポールを訪れ、甲州市産の果実、ワインの輸出拡大、誘客宣伝を行っておりますが、これらの成果についてお伺いいたします。また、今後産業、観光振興においてどのように生かしていくのかをあわせてお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 本市は昨今の経済情勢やさまざまな条件面において2次、3次産業の発展や進出が難しい状況にあり、市の経済活動を高めるには物産品であるフルーツやワインの販売促進と地域資源を生かした観光交流の推進が肝心であると考え、トップセールスに努めております。

 まず甲州市産果実等の有利販売とさらなる消費拡大のため、7月4日に東京都の太田市場で桃、9月2日には大阪市中央卸売市場でぶどうのトップセールスを行い、12月には東京都の太田市場で枯露柿を予定をいたしております。市場関係者との販売対策会議や競売場での試食会など直接的に買参人へのPR活動は効果的な手法であるとの評価をいただいております。

 次に、ワインにつきましては、本年1月に英国ロンドンに赴き在英日本大使館、在英日本商工会議所において、英国での甲州ワインの可能性に関する意見交換を行うとともに、ジャーナリスト、ソムリエ、飲食店を対象としたセミナーにおいてプロモーションを行った結果、市内ワイナリー数社と英国の輸入業者との間で取引が始まったところであります。また、7月28日から31日にはシンガポールで桃やワインのPR、市の魅力を紹介などトップセールスを行いました。

 次に、観光客誘致に向けた国内トップセールスとして毎年2月に都内での春の観光キャンペーンに参加しているほか、ことし7月7日には中野区のブロードウェイ商店街でトップセールスを行いました。中野区との里町交流は軌道に乗り、この秋、中野区内の3団体が本市を訪れる予定であります。また外国人旅行者の誘致に関しましては、外国人旅行者にとってゴールデンエリアとされる首都圏に隣接し、富士山の世界遺産登録の動きなど勘案しますと、国際的な認知アップへの取り組みを進める時期であると考えております。

 いずれのトップセールスも生産者を初めJAやワイン業界、観光協会の皆様と実施参加する中で、業界や市場、消費者の生の声や反応を得ることができ、情報共有ができたことは、甲州市ブランドの確立や甲州市の認知度アップに向けた幅広い施策の推進に生かしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、やはり行けば行っただけの効果というのが十分考えられます。特にシンガポールのことでありますが、つけ加えてお話をさせていただければ、やはりワイン、イギリスの植民地であったということもあるので、ワインに対する評価というか、興味というか、非常にそういう意味では魚の釣りでいうと「食いつき」がいいというか、そういう感じをいただいたわけでありますが、ただ、ああいう地域においてはプロモーション活動をある程度一定の期間継続的にやらなきゃいけないというのはつくづく感じたわけでありますので、その辺も含めて今後しっかりとやってまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、市長さんから答弁をいただいたわけでございますけれども、市民の方から非常に高い評価をいただいておるところでございまして、今後とも市長におかれましては、大変お忙しい中ではありますけれども、健康には十分留意する中で、市の経済活動を高めるためにも市の特産品等のPR活動を大いに行っていただくことをお願いをいたします。



○議長(古屋久君) 廣瀬宗勝君の一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。

 再開を午後1時といたします。

             休憩 午前11時59分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時00分



○議長(古屋久君) 再開いたします。

 廣瀬宗勝君の一般質問を続けます。

 指名いたします。16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、節電対策の効果と今後の取り組みについてを通告しておきましたが、この件につきましては中村議員からも、昨日、一部質問がありましたが、今回の大震災に伴い夏の電力不足が懸念されることから、6月定例会において節電宣言を行い、市民の方々に対して電力使用量15%削減を呼びかけ、取り組んできたところでございます。また、市役所内では節電アクション、チャレンジ23と題して23%の削減の目標としてさまざまな取り組みを行っておりますが、それぞれ目標値が達成できたのか、その成果についてまず伺っておきます。



○議長(古屋久君) 政策秘書課長、菊島浩一君。



◎政策秘書課長(菊島浩一君) 廣瀬議員のご質問にお答えします。

 6月議会において節電宣言を行う中で、市の節電の目標を15%と定め、その達成へ向けて市民の皆様の協力をいただきながら、健康に十分留意をしていただく中で節電対策に取り組んできたところでございます。その結果、甲州市における7月の電気使用量につきましては、昨年対比9.51%の減となりました。最大電力使用量の数値は把握しておりませんが、県内では19.2%の減となっておりますので、目標の15%はクリアできたのではないかと考えておるところでございます。家庭において小まめな節電に取り組んでいただいた成果は、結果的に結果にあらわれているものと認識しております。

 また、市役所庁内では最大需要電力量に関し、昨年比マイナス23%を目標に掲げ、ノー残業デーの設定、エアコンの28度の管理、照明等の間引き等、節電アクションに取り組んできた結果、8月の最大需要電力量の削減は目標を上回る31.79%となり電気料金に換算しますと20万9,391円の効果を上げることができました。

 また、現在各家庭で、節電大使として9月いっぱい節電対策に取り組んでいただいておるところでもございます。参加者には参加賞としてクールスカーフを進呈させていただいておりますが、8月、9月を通じて昨年対比15%削減を達成した家庭には節電の取り組みを紹介していただく中で、その削減数値に応じて節電に寄与する記念品を贈呈させていただく予定であります。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、答弁があったわけでございますけれども、皆様方の多大なるご協力をいただきながら、大変な成果が出ていると思いますが、この先について今後も継続実施していくのか、また市役所庁舎内での節電により庁内、来庁者からの苦情、苦言等がなかったのかお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 政策秘書課長、菊島浩一君。



◎政策秘書課長(菊島浩一君) 議員のご質問にお答えします。

 エアコン設定を28度といたしましたので、窓口を利用されたお客様からは少し暑い、また照明等少し暗いといったご意見も若干ありましたが、おおむねこのたびの状況を理解していただいております。逆にお客様から職員の体調を気遣うねぎらいの言葉をいただいたと職員からも聞いておるところでございます。市役所内は風通しの悪い場所やお客様が多く集まる場所等があります。健康管理も重要となりますので、そうした場所等につきましては、扇風機を利用し施設を管理する管財課とも協議する中で、課長の判断でエアコン利用の判断をいたしたところでございます。また議員ご指摘の庁内等の明るさにつきましてもこれから管財等と相談をさせていただき、これから日も短くなることから検討をさせていただきます。

 それとあと冬に向けての節電でございますが、それにつきましても引き続き対策を練っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今答えがあったわけでございますけれども、今後につきましても節電に努めていただきたいと思いますけれども、庁舎内の目標もかなり上回ったというような先ほど答弁をいただいたわけですけれども、私も役所に入ってきまして、今回新庁舎になりまして、庁内のロビー等大変広いし、また窓口等も広がったというふうなことで、ちょっと照明を今後上げて、いま少し明るい市役所にしていただきたいと、こんなふうに思うわけですが、その点につきまして答弁はいいですけれども、今後そのような実行ができるようにお願いをしておきます。

 次に、グラウンドや体育館など夜間照明を使用する施設における節電はどのように取り組んできたのかをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 市では市民体育館を初め、学校体育施設を市民の皆様にご利用いただき、市民の健康増進、体力向上及びスポーツの振興を図っているところであります。東日本大震災発生以降、これら社会体育施設でありますグラウンド、校庭、体育館の節電につきましては、5月9日まではご利用を自粛していただきました。5月10日からは計画停電が中止されましたので、午後9時までご利用をいただくこととしました。さらに6月1日からは利用者から利用時間延長の要請等がございまして、検討する中で午後9時30分までとし、利用時間の30分短縮による節電対策を行ってきたところであります。さらに甲州市節電宣言以降、体育館につきましては照明器具を間引くことによる節電を行っております。なお、グラウンド、学校校庭につきましては、平成22年度はスポーツ少年団から高齢者まで延べ7万3,070人と多くの皆様にご利用いただいております。議員ご質問のとおり今後につきましては利用時間の短縮徹底等、有効利用がなされるよう利用者会議を通じ周知徹底してまいりたい、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今答弁をいただいたわけでございますけれども、今後とも有効利用に図られるようお願いをして次の質問に入ります。

 次に、行政改革と財政健全化について通告をしておきました。まず、行政改革について今後の目指すべき具体的な考え方についてお伺いいたします。平成18年11月作成した第1次行政改革大綱実施計画が平成22年度で終了し、経費の節減や合理化、効率化を図ったところでありますが、第2次甲州市行政改革大綱、同実施計画を策定し、平成23年度から平成26年度までの4年間を計画期間とし、甲州市づくりを進めるがどのように取り組みを進めていくのかをまずお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 政策秘書課長、菊島浩一君。



◎政策秘書課長(菊島浩一君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 行政改革は決して職員だけの問題ではございませんので、市民の皆様にも我慢、ご協力をいただく場面も多かったと感じております。第2次行政改革がスタートして約半年が経過するわけですが、今後は縮減に重きを置いた量の改革から、限られた財源で効果的に行政サービスを市民に提供する質の行政改革の必要性を認識する中で、市民が行政サービスの質的向上を実感できるよう取り組みを進めていくところでございます。

 去る8月26日、第2次地方分権一括法が可決、成立し、本格的な地方分権時代の幕開けを迎えました。今後、本市においても国の法律の枠を離れ、市が独自に取り組むべき課題、政策が増加し、時代の要請に的確に対応することが必要となってきております。そのためにも現在市が行っている業務内容の見直しを行い、市民の皆様や民間の創意工夫で実施できる公共サービス、民間が担うことのできる行政サービスにつきましては、民間にゆだねていく必要がございます。この取り組みにより将来に夢と希望が持てる市民との協働による自立したまちづくりに一層近づくものと考えます。市と地域社会を構成するさまざまな方々が協力し、それぞれの持つ力を十分に発揮して魅力ある甲州市をさらによいまちとすることを目標に鋭意行政改革に取り組んでまいる所存でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 第1次行政改革は経費の削減、合理化、効率化を図り、目標効果額を大きく上回りましたが、一方、行政改革推進委員からは、このような効果が市民から行政サービスの低下と感じられる部分も出てきたことも否めず、課題を解決するには行政の透明性や説明責任を果たし、市民自身も市政へ主体的に参画し、協働のまちづくりを進めることが肝要であるという意見もいただいております。

 第1次行政改革大綱に引き続き、第2次行政改革推進プログラム実施計画書の確実な実施を全庁一丸となって取り組んでもらいたいと思います。

 次に、今後の財政健全化に向けての見通しについてをお伺いいたします。

 財政状況についてですが、財政健全化法が、地方公共団体の健全に関する法律が平成19年6月に施行され、財政健全化判断比率の公表が義務づけられたわけでありますが、本市の実質公債費比率は平成19年度で18.4、平成20年度で17.8、21年度で16.6、そして平成22年度で15.3%、また将来負担比率については平成19年201.1、平成20年度で178.6、平成21年で161.8、そして平成22年度で137.6とそれぞれ改善されてきたと思いますが、平成21年度決算における実質公債費比率では、全国市町村平均では11.2%、県内市町村では14.6%、また将来負担比率では全国市町村平均で92.8%、県内市町村平均で92.5%であります。

 甲州市では、公債費比率負担適正化計画を策定し、公債費負担の軽減に努めておりますけれども、まだまだ全国や県内市町村の平均値等を比較いたしますと、まだまだ予断ができない状況であるのではないかと思います。また、第1次行政改革の実績効果額も目標を上回る39億9,134万円となったということで、特に定員管理の適正化による人件費の抑制や計画に基づく市債の発行抑制による公債費の削減など、財政健全化への取り組みの成果があらわれている中で、平成23年度におきましては、当初予算における甲州市のまちづくりプランに基づく主要な施策として、主なものといたしましては南北自由通路のバリアフリー化に伴う市道上於曽63号線、塩山駅南口エレベーター設置事業、あるいはまた市道上於曽81号線、塩山バイパスから東側に延長310メートルの整備を行う市道下塩後22号線改良事業、また児童生徒の安全を確保するため、小中学校の施設の耐震化補強事業、それから子ども医療費支給条例の一部改正により、小学校6年生までと入院に限り中学3年生までに充実した子ども医療費助成など、限られた財源を有効に活用する中で事業が進められていると思いますが、今後の財政に向けての見通しについてをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 財政健全化法による実質公債比率、将来負担比率は財政の健全化を判断する上でもっとも重要な指標となります。各比率とも今後も減少していく見込みですが、議員からのご提言のとおり全国、県内の平均よりも高いという状況にある中で、特に実質公債比率につきましては、県内13市の平均値を一定の目安としてさらに改善に向けて努力していきたいと考えております。今後も実質公債比率の推移も確認しながら貴重な財源となる合併特例債を有効に活用し、第1次甲州市総合計画に基づく施策の着実な推進を図っていきたいと考えております。

 また、第1次行政改革において義務的経費のうち人件費と公債費が抑制できたことは大きな成果ではないかと思っております。この成果を無駄にしないよう国の制度改正や地方財政対策、また経済情勢等にも留意しながら引き続き第2次行政改革大綱に基づき、効率的な行財政運営を図る中で、中長期的な視点に立って、財政の健全化に取り組んでまいります。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、答弁があったわけでございますけれども、やはり効率的な行政運営を図る中で財政の健全化に今後とも取り組んでもらいたいと思います。

 次に、まほろばの里ふるさと振興財団の解散に伴う今後の対応についてということで通告をしておきました。この件については多くの議員から質問がございましたけれども、市政の概要説明の中で財団法人まほろばの里ふるさと振興財団が本年末をもって「道の駅甲斐大和」等の指定管理業務から撤退し、解散する方向であることが報告されました。市当局は「道の駅甲斐大和」等の管理運営に関して複数の選択肢の検討を急いでいるとしておりますけれども、その選択肢を具体的にお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 道の駅に求められているものは、地域の特色を生かした魅力づくりと情報発信であります。財団撤退後の選択肢といたしまして、私といたしましては、暫定的に直営による管理運営を行う中でこうした取り組みのできる指定管理団体を選定することが適当であろうと考えている次第であります。

 以上であります。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、この件について市長からお伺いいたしました。やはり時間も大分来年度からというふうなことで迫っておりますので、今、市長が答弁されましたとおり素早い実行を期待して次の質問に入ります。

 次に、ぶどうの丘のPFI導入について通告しておきました。

 市当局は、勝沼ぶどうの丘事業に民間の資金や経営能力を活用し、公共施設などの管理運営を一体的に行うPFI方式の導入を検討しておりますけれども、第1次総合計画の基本計画に基づいた経営と運営などどのように行っていくのかをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) ご質問にお答えをいたします。

 ぶどうの丘事業の将来における運営手法についてコンサルタントが調査を行ったわけでありますが、官民連携手法の導入可能性調査におきましては、幾つかの手法の中からPFIコンセッション方式による運営が望ましいという報告は受けております。また、ぶどうの丘改革委員会から同様な答申を受けているところでありますが、PFIコンセッション方式については整理すべき課題等のご指摘もいただいており、さらに法律の施行もことし11月以降になることから未定の部分もありますので、市民の皆様方に情報提供をする中で、経営的な視点及びまちづくり視点からさらなる検討を進めてまいりたいと考えております。ぶどうの丘につきましては、総合計画の基本計画には本市のシンボルとして基幹産業である果樹、ワイン等の振興や観光の拠点として、さらに歴史的文化や地域情報を発信する場所としてその役割を担っており、今後もリピーターや甲州市のファンを獲得する観光拠点としてまちづくりへの貢献が求められていると記載されているところであり、運営主体が官民にかかわらず、今後も甲州市のシンボルとして市が責任を持ちながら観光交流施策の一翼を担っていくべきものと認識をいたしておる次第であります。

 以上であります。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、市長から答弁いただいたわけですけれども、このぶどうの丘につきましては、幾人からの議員からも質問をいただいており、ただいま市長から答弁をいただいたわけですけれども、私は、今後市民の意見を十分お聞きする中で、慎重に今後検討をしていただきたい、こんなふうに思っておるところでございます。

 なお、関連いたしまして老朽化した施設、赤字施設はどのようにしていくのかをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 政策秘書課長、菊島浩一君。



◎政策秘書課長(菊島浩一君) 廣瀬議員のご質問にお答えいたします。

 本市の公共施設は建設から長時間が経過し、施設の老朽化が進んでいるものが多くあり、事業ヒアリングにおいても施設整備に関する要求が多く挙げられておるところでございます。その額は今後莫大なものになっていくものと考えております。まずは施設の設置目的を再度確認する中で、今後も市が維持管理していくことが必要と結論づけました施設につきましては計画的な維持管理や改修により、今後は公共施設の長寿命化を図ることが必要であります。

 公共サービスとして優先度を整理し、施設機能の順位づけを行う中でそれぞれに対する具体的な計画を検討してまいります。今年度複数の公共施設調査に取りかかっているところでございますが、維持管理、更新等にかかるコストを把握、試算した上で、中長期的な財政計画に与える影響を踏まえた計画立案を実施してまいります。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) それぞれの施設に対する具体的な計画を早急に検討いただきたいと思います。

 次の質問に入ります。

 次に、市立図書館の運営について通告をしておきました。市内4館市立図書館は市民の学習拠点として活用され、市内外を問わず多くの方に利用されております。今後は時代に即し利用者ニーズにあった利便性の高い図書館運営が必要であると考えられます。そこで、現在の運営状況などを含め、次の点をお伺いいたします。

 まず、利用者カード保持者数、年間利用者数、貸し出し数についてをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 市内には生涯学習の拠点として、市民の教養を高め文化の向上を図ることを目標に勝沼図書館、塩山図書館、大和図書館、塩山図書館分館として甘草屋敷子ども図書館の4館があり、市民の皆さんにご利用をいただいております。図書を借りるためには利用カードが必要になりますが、平成23年3月31日現在、2万3,930人の登録がございます。また平成22年度の図書館利用者数は4館の合計で11万5,541人であります。このうち貸し出し利用人数は5万9,552人で、図書館等貸し出しにつきましては4館合計で24万5,511冊であります。

 なお、貸し出しの内容につきましては、一般図書11万4,934冊、児童書9万909冊、雑誌1万1,601冊、視聴覚資料、これはDVD、それからCD、ビデオ等でございます。1万3,823点。施設の貸し出しということで図書館の閲覧席、またパソコンの利用ということで1万4,244件であります。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、利用者カード数、年間利用者数、貸し出し数についてお話がありました。これらは他の図書館と比べて、甲州市におけるこの状況というのはどのぐらいの位置にいるかわかりますか。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 登録者につきましては、山梨県全体の図書館の平均と比べますと県平均42.24%に対し、甲州市は47.22%と県平均を上回っております。また1人当たりの図書貸し出し数につきましては、県平均6.2冊に対しまして甲州市は6.7冊となっており、多くの市民の皆様にご利用いただいているところでございます。

 なお、利用者につきましては、他市の状況が公表されておりませんので比較はできませんが、登録者、貸し出し数から見ましても県平均を上回っているものと確信をしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) よくわかりました。

 次に、館別蔵書数、また図書の購入予算額、図書購入冊数、種別についてをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 図書館別の蔵書数でございますが、平成23年3月31日現在、勝沼図書館9万5,915点、塩山図書館10万9,544点、大和図書館2万3,033点、甘草屋敷子ども図書館5,741点であります。平成23年度図書購入予算につきましては、勝沼図書館395万円、塩山図書館343万円、大和図書館42万8,000円、甘草屋敷子ども図書館39万6,000円であります。平成22年度の図書購入冊数につきましては、勝沼図書館2,248冊、この内訳につきましては一般図書1,497冊、児童書751冊でございます。塩山図書館2,226冊、内訳は一般書1,721冊、児童書505冊でございます。大和図書館266冊、内訳につきましては一般図書32冊、児童書234冊、甘草屋敷子ども図書館233冊、内訳につきましては一般書4冊、児童書229冊でございます。その他、視聴覚資料といたしまして4館合計で74点購入したところでございます。

 以上です。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) よくわかりました。

 今、詳細に冊数等についてお答えいただいたわけでございますけれども、この蔵書数について整備基準といいますか、そんなようなものに当市の蔵書数が適合しているかどうか、この辺についてもちょっとお聞きいたします。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 公立図書館の規模、また住民1人当たりに対する蔵書の法的基準はございませんが、日本図書館協会では人口4万6,300人までの自治体では住民1人当たり4.8冊が望ましいとしております。甲州市の住民1人当たりに対する蔵書数は6.2冊とこの基準を上回っております。今後、新刊図書を初め利用者のニーズにあった図書、また甲州市の特色にあった図書を計画的に整備してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、お答えいただきまして、当市の蔵書数については全国平均を上回っているということでございます。今後利用者には大いにこの図書の利用をしていただくということを望みまして、次の質問に入ります。

 次に、図書貸し出しシステムの導入についてをお伺いいたします。小・中学校の図書館から市立図書館への図書貸し出し、予約システムを導入したらいかがでしょうか。また、インターネット予約についてはどうなっているかをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 現在、小・中学校の図書館から市立図書館への図書貸し出し予約につきましては、市立図書館のホームページにある蔵書検索で必要図書の情報を入手し、電話またはファクスでご予約いただいております。議員ご質問のインターネットを利用した図書貸し出し予約につきましては、市立図書館側の予約システムの整備が必要となりますので、今後検討してまいりたいと、このように考えております。よろしくお願いします。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) インターネット予約については図書館から離れた地域に住む子どもたちも学校の図書館での予約や貸し出し、返却ができるよう市立図書館の貸し出し予約システムの整備・導入を早急に要望いたしますけれども、このことについては昨日の丸山議員からの次期電算システムの導入についての質問もございました。これらとあわせて、このインターネット予約の貸し出し予約システムの整備というものができないかどうかをちょっとお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 総務課長、栗原宣如君。



◎総務課長(栗原宣如君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 昨日、丸山議員からの質問にもありましたとおり、ご質問がありまして答弁したとおりでございますが、次期新しい電算システム改築にのっとりまして、現在ご質問のありました図書館との連携、またインターネットの連携というふうなこともあわせて検討させていただきたいと思います。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、総務課長のほうからお答えをいただいたわけでございますけれども、ぜひそのような方向で、早期に実現をしていただきたいと、こんなふうにお願いをし、次の質問に入ります。

 次に、図書の推進を図るための取り組みについてをお伺いいたします。読書離れ、活字離れが進む中で、読み聞かせなどの催しをさらに充実させるなど図書の推進を図るための取り組みについてをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 子どもの読書の推進を図るため3カ月健診の際に、絵本と絵本リストをプレゼントし、乳児期における読み聞かせの大切さを知っていただくため、ブックスタート事業をはじめ、各年代にあわせた読み聞かせ会、お父さんのお話し会、保育園への移動図書館巡回、また読書離れ場始まりやすい小学生を対象に、読書をゲームとして楽しみながら読解力、表現力、コミュニケーション力を育てるアニマシオン事業などを行っております。これらの事業のさらなる充実を図ってまいりますが、今年度は甲州市子どもの読書活動推進計画を策定いたします。現在、市図書館協議会で検討していただいておりますが、これまで行ってきた子どもの読書活動の推進に関する施策を体系化した上で、課題を明確にし、家庭、地域、学校、市立図書館が連携して取り組む諸方策を示してまいりたい、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 答弁がありましたとおり、これからの事業のさらなる充実を図っていただきたいと思います。

 次に、塩山図書館内のトイレの新設についてをお伺いいたします。現在子どもから大人まで大勢の方々が利用していただいておりますが、図書館内にトイレがなく非常に不便をかけております。実情はおわかりだと思います。西側には市有地も十分確保できました。雨天などの特に不便であることの声も多く聞かれますが、早急な設置を望みますけれども、答弁をお願いいたします。



○議長(古屋久君) 生涯学習課長、山中 宏君。



◎生涯学習課長(山中宏君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 議員ご質問のとおり塩山図書館にはトイレがないことなど、利用者の皆様には大変ご不便、ご迷惑をおかけしており、施設の改修などにより利用者の利便性を高めていくことが課題となっております。平成23年度から平成26年度までの4年計画で市民文化会館のリニューアル事業を実施をいたします。これらの課題についてこの中で解決を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今の答弁を聞いておりますとリニューアル事業を実施し、この課題について解決を図っていくというふうな答弁をいただいたところでございますけれども、この件につきましては長い間の利用者の皆さんに、大変迷惑をかけておりますので、先ほど申し上げた平成23年度から26年度までの4カ年計画で実施をしていくんだということでございますが、いち早く施設の設置を望みますけれども、市長からの答弁をお願いしたいと思います。



○議長(古屋久君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬議員のご質問にお答えをいたします。

 たしかに図書館でのトイレの問題は前から要望があることは承知はいたしております。今、課長のほうから答弁をさせていただいたわけでありますが、23年度、今年度からということで、するわけでありますので、要望の中に中央公民館の改修の中でトイレの改修について大きないろいろな要望があるわけでありますが、そのことも含めて今検討をいたしておりますけれども、いずれにしても図書館ほうは別になりますので、その辺はなるべく早くそのほうのトイレのほうは改修を心がけたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 長い間の懸案でございます。市長の今答弁をいただきまして、すばやい対応をひとつお願いしたいと思います。

 次に、市役所駐車場の管理についてを通告しておきました。新庁舎に移転し、駐車場も整備されましたが、本庁は東側の駐車場が時々満車状態で混雑している姿が多々見受けられるわけでございます。日常の管理状況についてどのようになっておるのか、また旧本庁舎の駐車場、東側、裏側等の利用といいますか、利用状況といいますか、その辺がどうなっているのかをあわせてお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 管財課長、藤枝一雄君。



◎管財課長(藤枝一雄君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 庁舎移転によりまして、今まで分庁方式から本庁方式とし、すべての課が新庁舎に入ったことによりまして来庁者がふえましたので、新庁舎東側駐車場に125台の駐車スペースを確保して、平日は市民の方の利用に支障が生じないように渋滞等の解消等に努めております。

 ご質問の旧本庁舎の東側駐車場でございますけれども、それにつきましては道路沿いの部分だけが一般の駐車場となっておりまして、残りはすべて公用車の駐車場等利用しているため一般の方は駐車は限られております。駐車場が大変込んでおりましてご不便をおかけしておるわけですけれども、市役所に用事がない方が駐車しているかないかをさらに見回りまして市民の皆様が使いやすい駐車場になるように対応してまいりますので、ご理解をよろしくお願いします。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、答弁をいただいたわけでございますけれども、そのように管財課としても今後努力をし、また公用車等につきましても決められた場所等も指定されていると思いますけれども、特にどこか出張して出てきて、そのまま、また東側の駐車場に置くというようなケースも多分に見受けられますのですが、職員の方にはぜひ決められた駐車場のほうへ置くようにご指導をお願いしたいと思います。

 次に、総合案内システムについてを通告をしておきました。新庁舎への移転に伴いまして総合窓口による案内が導入されましたが、成果と今後の課題についてをお伺いいたします。



○議長(古屋久君) 政策秘書課長、菊島浩一君。



◎政策秘書課長(菊島浩一君) 議員のご質問にお答えいたします。

 来庁者に対するサービスを改善するため、以前から議員よりもご提案がありました本庁の総合案内業務の充実策につきましては、従来は本庁舎に勤務する職員が午前、午後に分けてそれぞれ交代で行ってきたところでございますが、平成22年5月から民間業者へ業務委託をしたところでございます。行政改革の中でも職員の削減が進む中、民間に業務を任せることでサービスの質が上がる業務につきましては、積極的に業務委託を進めることとする計画に基づいた取り組みでもございます。業務の内容はこれまでの総合案内業務に加え、必要に応じてお客様に付き添って、直接担当まで案内することも行っていただいております。お昼休みの時間帯の確保もございますので、現在4名の方に午前、午後に分かれて案内業務を担っていただいております。案内につきましては、市役所の業務内容、各課の場所、本庁内の施設の場所等々、まずはこれらのことを学習をしていただく中で、職員が現場で直接指導を行い、十分に理解が進んだ上で案内業務を始めていただいております。

 課題といたしましては、庁舎の構造上、席の設置場所が東側入り口からすぐに確認することができない配置となっておりますので、看板を大きくすること、また速やかに用件がある課に案内できるよう各課の業務内容のさらなる把握に努めていること等が挙げられます。市民の皆様にはわかりやすい案内をして、明るく来庁していただけるようこれからも努力をしてまいります。

 以上でございます。



○議長(古屋久君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、答弁をいただいたわけでございますけれども、今後さらに市民に親しみやすく喜ばれる明るい窓口業務の充実を期待いたします。私は、先ほど答弁にもありましたように、総合窓口の案内場所が少し奥のように思うわけなんですよ。これはいま少し前のほうへも出して、来客者に接していただけるような方策を再度検討したらいかがかなと、これは提言しておきますけれども、それから以前は職員が午前、午後というような場合、窓口事務に対応し市民の案内等に努めてきたところでございますけれども、行政改革等によりまた新しい庁舎になったということで、この総合案内の窓口を設けていただいたと、大変すばらしいことではないかと思うわけでございますけれども、やはり職員もただ窓口が出たからということでなくて、これからも窓口対応等については職員も来庁者に対して明るく親切に対応するように、これからもあらゆる機会を通じて研修等に励む中で、徹底をしていただきたいと考えておりますが、よろしくお願いいたします。これは要望でいいです。

 以上をもちまして私の一般質問は終わります。



○議長(古屋久君) 廣瀬宗勝君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬宗勝君の一般質問に対して関連質問のある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩をいたします。

 再開を1時55分といたします。

             休憩 午後1時50分

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             再開 午後1時55分



○議長(古屋久君) 再開いたします。

 通告者全員の一般質問が終了いたし、11日からの一般質問のうち関連質問の通告はどなたもございませんでした。

 以上をもちまして本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 次回の本会議は、9月29日午後1時30分から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後1時56分〕