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山梨県 甲州市

平成22年 12月 定例会 12月10日−02号




平成22年 12月 定例会 − 12月10日−02号







平成22年 12月 定例会



          平成22年甲州市議会12月定例会会議録

               平成22年12月10日(金)午前10時00分開議

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◯議事日程(第2号)

   平成22年12月10日(金)午前10時開議

  第1 議案第100号 甲州市近代産業遺産宮光園設置及び管理条例制定について

  第2 議案第101号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定について

  第3 議案第102号 甲州市勝沼農業農村情報連絡施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について

  第4 議案第103号 甲州市子ども医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について

  第5 議案第104号 甲州市出産及び入学祝金支給条例の一部を改正する条例制定について

  第6 議案第105号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第5号)

     議案第106号 平成22年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)

     議案第107号 平成22年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第108号 平成22年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第109号 平成22年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

     議案第110号 平成22年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)

  第7 議案第111号 字の区域の変更について

  第8 議案第112号 甲州市勝沼農業農村情報連絡施設の指定管理者の指定について

     議案第113号 甲州市環境センターし尿処理場の指定管理者の指定について

     議案第114号 甲州市勝沼健康福祉センターの指定管理者の指定について

     議案第115号 甲州市大和福祉センター・甲州市大和デイサービスセンターの指定管理者の指定について

     議案第116号 甲州市甲斐の国大和自然学校施設の指定管理者の指定について

     議案第117号 甲州市やまと天目山温泉資源活用施設外1施設の指定管理者の指定について

     議案第118号 甲州市農産物加工体験施設外1施設の指定管理者の指定について

     議案第119号 甲州市塩山B&G海洋センターの指定管理者の指定について

  第9 請願第6号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願

  第10 一般質問

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◯本日の会議に付した案件

  日程第1 議案第100号

  日程第2 議案第101号

  日程第3 議案第102号

  日程第4 議案第103号

  日程第5 議案第104号

  日程第6 議案第105号〜議案第110号

  日程第7 議案第111号

  日程第8 議案第112号〜議案第119号

  日程第9 請願第6号

  日程第10 一般質問

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◯出席議員(18人)

                             1番  佐藤大輔君

                             2番  川口信子君

                             3番  中村勝彦君

                             4番  桐原正仁君

                             5番  丸山国一君

                             6番  矢野義典君

                             7番  廣瀬重治君

                             8番  廣瀬 一君

                             9番  夏八木盛男君

                            10番  古屋 久君

                            11番  古屋匡三君

                            12番  平塚 義君

                            13番  野尻陽子君

                            14番  曽根益彦君

                            15番  岡 武男君

                            16番  廣瀬宗勝君

                            17番  田邉民男君

                            18番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               佐藤繁則君

               教育委員長             宮崎秀子君

               教育長               古屋正吾君

               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君

               政策秘書課長            萩原哲夫君

               総務課長              雨宮英司君

               財政課長              武川市雄君

               会計管理者             荻原博夫君

               管財課長              雨宮 修君

               税務課長              三森 斉君

               収納課長              藤枝一雄君

               市民生活課長            栗原宣如君

               環境政策課長            根津克彦君

               建設課長              菊島浩一君

               都市整備課長            宮原 万君

               産業振興課長            橋爪俊夫君

               農業土木課長            荻原英幸君

               観光交流課長            古屋拓巳君

               福祉介護課長            桐林雅樹君

               子育て対策課長           山中 宏君

               健康増進課長            井上愛子君

               鈴宮寮長              佐藤 正君

               教育総務課長            内田三男君

               生涯学習課長            三森克弥君

               スポーツ振興課長          山下 均君

               水道課長              飯嶋松彦君

               勝沼地域総合局長          小澤裕二君

               大和地域総合局長          古屋公男君

               ぶどうの丘事務局長         高石克朗君

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◯出席事務局職氏名

               事務局長              三科 茂

               書記                曽根 浩

               書記                早川 崇

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△教育委員長あいさつ



○議長(岡武男君) 会議に先立ち、教育委員会委員長から発言の申し出がありますので、これを許可します。

 教育委員長、宮崎秀子君。



◎教育委員長(宮崎秀子君) 一言ごあいさつ申し上げます。

 本日朝、開催されました臨時教育委員会で委員長に選任されました宮崎秀子でございます。微力ではありますが、甲州市教育の発展のために誠心誠意力を注いでまいりたいと思います。議員の皆様方にはぜひご指導、ご鞭撻いただけますよう心よりお願いを申し上げます。よろしくお願いいたします。

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     〔開議 午前10時00分〕



○議長(岡武男君) ただいまの出席議員18人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際、申し上げます。

 報道機関から取材のため、テレビカメラ等による撮影の申し出があり、これを許可しておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 議案第100号



○議長(岡武男君) 日程第1に入ります。

 議案第100号 甲州市近代産業遺産宮光園設置及び管理条例制定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第1の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第100号 甲州市近代産業遺産宮光園設置及び管理条例制定については建設経済常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議ないので、さよう決しました。

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△日程第2 議案第101号



○議長(岡武男君) 日程第2に入ります。

 議案第101号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第2の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第101号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定については総務常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第3 議案第102号



○議長(岡武男君) 日程第3に入ります。

 議案第102号 甲州市勝沼農業農村情報連絡施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第3の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第102号 甲州市勝沼農業農村情報連絡施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定については総務常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第4 議案第103号



○議長(岡武男君) 日程第4に入ります。

 議案第103号 甲州市子ども医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

 4番、桐原正仁君。



◆4番(桐原正仁君) 議案第103号 甲州市子ども医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について。

 本来ですと、私は教育民生常任委員会でありますが、委員長ですので、この場で数点質問させていただきたいと思います。

 この医療費の子どもに対する減免というのは全国的に進んでいる中で、甲州市として、前回合併してから小学校3年生まで拡大をして、今回、来年度は6年生まで拡充をしていくということでありますが、これは将来的に見ると、例えば中学校3年生とか、高校3年生とか、その辺どのような全体の計画というか、考えの中で進められているのかという点が1点と、確かに、この医療費の助成というのは私も二児の父親でありますので大変ありがたい制度だというふうに考えてはおるんですけれども、財政的にかなり厳しい中で、受益者の負担というものをどのように考えているのかという議論がされないまま全体的に進んでいると。お金がたくさんある中で、この条例が進められていくというのは私もすごく理解ができますし、応援できる制度なんですけれども、これだけ財政的に厳しい中で、その点についてはどのようなお考えを持たれているのか、2点お尋ねをいたします。



○議長(岡武男君) 子育て対策課長、山中 宏君。



◎子育て対策課長(山中宏君) 桐原議員の質疑にお答えをいたします。

 まず1点目の、将来的にはこの医療費の拡充をどのように考えているかということでご質疑をいただきました。今回の条例改正の中で、小学校6年生まで窓口の無料化、またさらに中学校3年生まで入院費の助成ということで提案をさせていただいております。将来的には、例えば中学3年生まで全額完全無料にするのかとか、あるいはその先、高校生までというようなこともあろうかと思いますけれども、これにつきましては財政状況等を見る中で、今後検討をさらにしていかなければならないと考えております。

 2点目の受益者負担の考えというご質疑をいただきました。他県の状況の中で申し上げますと、確かに100円とか200円とかを一部負担をしていただいている自治体もございます。しかし、県内におきましてはまだそういった事例はございませんので、今後他市の状況をまた見る中で検討していかなければならないと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 4番、桐原正仁君。



◆4番(桐原正仁君) ありがとうございました。

 その中で、先ほど私が受益者負担ということを言ったというのは、やはり対象とされる年齢が限定されて、これが例えば市民全体だとか、全員であるというのであれば、無料というのは、私は十分有効な施策だというふうに考えているんですけれども、どうしてもこれは限定される制度であるという中では、やはり、例えば中学校3年生まで1割の負担とか、一部の負担だということで拡充していくということではすごく理解するんです。

 今回この制度等を考えたときに、第3子の出産・入学祝金の制度、中学3年生まで入院費が無料になるということを加味する中でも、この4月に第3子が小学校に入学する、また中学校に入学する、特に中学校に入学なんかを考えると、例えば制服代なんていうものもかなり多額な金額が発生される中、例えば第3子、今までですと10万円の制度というのがあって、それを当てにされているという言い方は失礼かもしれないですけれども、それを見込んで4月を迎えようとされている方に、この12月に、どうもこの医療費の財源といいますと、出産・入学の第3子からの祝金の一部を充てるようなことも聞いておりますが、その点に対してぜひ周知・徹底もしていかなければならないと思います。

 ただ、12月で3月からというと、少し乱暴かなという考えもあるんです。周知する期間が短かったよという中で、その中でやはりただでやってもらうというのは大変ありがたいんですけれども、その中でもやはり自己負担を持ってくることによって、財政的にほかの面でも猶予するというようなことができないのかという点で、ちょっと質問がばらけましたけれども、一部の負担をする中でもうちょっと幅広い年齢の方に拡充する考えというのと、これは子ども医療費の件ですけれども、財源的に先ほどの第3子の出産、また入学祝金の財源を使うという中で、そちらのほうの周知というものが十分この3カ月間でできるのかなという点について、すみません、お尋ねをいたします。



○議長(岡武男君) 子育て対策課長、山中 宏君。



◎子育て対策課長(山中宏君) 桐原議員の質疑にお答えをさせていただきます。

 来年4月に小学校、中学校へ入学する家庭につきましては、最近の状況を見ますと、約120人前後の新入学の児童・生徒がございます。子育て対策課につきましては、この対象の児童・生徒がわかっておりますので、全員のところにダイレクトに通知をしたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第4の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第103号 甲州市子ども医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定については教育民生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第5 議案第104号



○議長(岡武男君) 日程第5に入ります。

 議案第104号 甲州市出産及び入学祝金支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(岡武男君) 日程第5の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第104号 甲州市出産及び入学祝金支給条例の一部を改正する条例制定については教育民生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第6 議案第105号〜議案第110号



○議長(岡武男君) 日程第6に入ります。

 議案第105号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第5号)、議案第106号 平成22年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第107号 平成22年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第108号 平成22年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)、議案第109号 平成22年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第110号 平成22年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、以上6件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がございますので、指名いたします。

 18番、廣瀬元久君。



◆18番(廣瀬元久君) 議案第106号 平成22年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の中ですが、8ページ、9ページに保険給付費として、1項の療養諸費ということでトータルで23億7,251万7,000円、約24億円という、具体的にいいますと医療費が必要だと、こういうことでございます。1カ月平均約2億円の支出が見込まれるということでございますが、今後この財源が見込まれることにつきましては、さきの9月における21年度決算におきまして、繰越金が1億700万円ということでございますが、そしてその中の既に2,000万円を繰越金で使っております。したがいまして、8,700万円というようなことと、予備費が約3,700万円計上されております。合わせますと1億2,400万円。これに国庫負担金であります療養給付費国庫負担金が47%の充当ということでございます。

 これらを見込みまして、今年度いっぱいこの収支決算が黒字で打てるかということが1点と、それから23年度へ向けまして、やはり国民健康保険税がその主力になっているわけですが、その見込みは23年度は据え置くのかどうかということにつきまして、その見通し、あるいは考え方等についてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 廣瀬元久議員の質疑にお答えいたします。

 本議会にて歳入歳出ともに5,018万9,000円の補正を計上させていただきました。議員ご指摘の保険給付費でございますが、平成21年度の国保被保険者の年間総医療費は約32億円かかっております。そのうち保険者負担分の医療費が平成21年度決算において25億4,290万円ほどになっております。幸いにも、平成20年度、21年度の医療費の増加率が少なく、近年の国保の財政運営が安定しておりますことから、基金の取り崩しや税率の変更をせずにおりました。

 今回補正をお願いいたしました内容は、前年度実績から冬にかけての下半期に医療費の増加が見込まれるため、一般被保険者と退職被保険者の保険給付費の不足分を見込み、補正を計上させていただきました。あわせて後期高齢者支援金、介護納付金の確定によります歳出の減額補正等も含まれております。本年度の医療費の見込みでは、今後インフルエンザ等の流行などによる医療費の大幅な増加がない限り、昨年度繰越金や今後歳入で見込まれます前期高齢者交付金等々を含め、基金等の取り崩しをせず財政運営できると考えております。このような状況を踏まえ、平成23年度につきましては、国保税は現状のままで維持できると見込んでおります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 18番、廣瀬元久君。



◆18番(廣瀬元久君) 医療費の抑制対策といいますか、そういうふうなことからいいますと、疾病予防対策事業が極めて重要だと。その中にはいわゆる総合健診、これがその役割を大きく変えることになるということになるわけですが、この総合健診につきましても、行政が主軸となって実践していくことが求められているわけです。したがって、単に医療機関へ委託料等で丸投げするようなことのないように、まずは行政が中心となって、そして本来の業務である健診を進めていくと。

 医療機関につきましては、本来治療中心が本来の業務であって、健診は協力体制にすぎないようでありますので、それらを踏まえまして、疾病予防対策をいかに実践していくかが課題だと思うわけです。丸投げなんていうことであれば、当然実効は上がらないと思いますが、その辺の対応について、とかく議論を私も耳にしておりますので、その辺の対応について万全を期していただきたいと思うわけですが、そのことについてお答えをいただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 廣瀬元久議員のご質疑にお答えいたします。

 平成20年度の医療制度改正に伴いまして、基本健診に当たる部分が特定健診となり、各医療保険者に義務化されました。これは、議員ご指摘のとおり医療費抑制のためには疾病予防が不可欠であるとの目的からであります。

 現在、国保被保険者の健診受診率は34.6%となっており、まだ県平均並みの状況です。受診率向上に向けましては、本年度受けやすい健診体制を目指して、かねてからご要望がありました自己負担金の無料化を行いました。国保加入者の40歳から74歳の特定健診対象者と75歳以上の高齢者の基本健診の自己負担金を無料といたしました。また、広報・チラシ・ポスターを初め、各種会議の場に出向いての保健師等による啓発や土日の健診などを行っておりますが、まだなかなか受診率の向上の成果につながっておりません。

 市政の概要でも市長から申し上げましたとおり、1月には追加健診を予定しておりますので、まだ受診なさっていない方にさらなる周知を図るとともに、今後課を挙げてさらなる取り組みをしてまいりたいと思います。

 また、健診におきましては、国保、保健予防、また保健師等と協力をしながら健診及び結果説明会に対応しているところでございます。

 ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(岡武男君) 18番、廣瀬元久君。



◆18番(廣瀬元久君) 一つ要望というところでとどめておきますが、総合健診等の健診の委託料等々を見ますと、非常に額が少ない。先ほど言いましたように、国保会計の医療費が療養給付費だけを見ても月に2億円もかかっているわけです。したがって、疾病予防対策ということの中から、できるだけ幅広く無料化を含めて、40歳以上から後期高齢者まで、くまなくそういう対応をこれから考えていただく。例えば、1%でも2,400万円というような額になるわけです。したがって、医療費をかけるよりも健診のほうにお金をかけるということのほうがより重要ではないかということでありますので、今後それらも含めて一つ検討していただきたいことを要望しておきます。



○議長(岡武男君) ほかに質疑ございませんか。

 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 議案第105号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第5号)について、3点ほどお伺いいたします。

 私の所属委員会になっていないところでお聞きいたしますけれども、まず12、13ページ、第3款民生費、2項の児童福祉費、3目の保育所費でございます。当初予算が2億5,000万円ほど盛ってありまして、その中で今回の備品購入費が1万5,000円というふうなことで保育所等運営費ということでございます。備品ということでございます。何を1万5,000円で買うのかをまず伺っておきます。

 それから次のページの14、15ページでございます。第3款民生費、3項の生活保護費、2目の扶助費でございます。補正前が3億2,276万9,000円でございまして、今回の補正が5,553万4,000円ということで、今回の補正の全体の約3分の1がこの補正になるわけでございますけれども、この説明欄で伺いますと、生活保護施行事業費というふうなことでございまして、大変経済も厳しい状況になっておりまして、この生活保護費の事業等に費やす具体的な内容、件数、どのような状況になっているかをまず伺っておきます。

 それから18、19ページになりますけれども、第10款教育費、3項の中学校費でございます。2目の教育振興費でございますけれども、負担金、補助及び交付金に今回234万6,000円、中学校就学援助事業費という内容で、当初予算では1,068万円の計上があるわけでございますけれども、今回非常に多いというふうなことで、これも大変厳しい経済情勢の中でのことだと理解をするわけでございますけれども、その内容、件数等について伺っておきます。

 それで今回、その件で、小学校費には教育振興費のこの就学援助事業費がなかったわけですけれども、当初予算の1,526万9,000円で間に合うのかどうかをあわせて伺います。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 子育て対策課長、山中 宏君。



◎子育て対策課長(山中宏君) 廣瀬宗勝議員の質疑にお答えをいたします。

 第3款民生費、2項児童福祉費、3目保育所費につきましては、1万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。

 内容でございますが、18節の備品購入費でございます。指定寄附をいただいたことによりまして、奥野田保育所図書購入費として1万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。

 以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(岡武男君) 福祉介護課長、桐林雅樹君。



◎福祉介護課長(桐林雅樹君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 生活保護の受給状況につきましては、昨年9月と本年9月の状況を比較しますと、昨年9月は全体で133世帯、149人、本年9月におきましては161世帯、185人で、28世帯、36人の増加となっており、現在も相談件数、相談自体もふえているところであります。

 今回の補正につきましては、高齢による収入減、また経済状況の厳しさなどから、当初の見込みよりも生活扶助費、住宅扶助費、医療扶助費が増加しておりまして、当初予算に対して合計5,553万3,564円といったものが見込まれておりまして、今回の議会に5,553万4,000円の増額補正をお願いしているところであります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 就学援助制度についてのここ数年の受給者の状況でございますが、小学校は平成20年度は175人、平成21年度は220人、中学校は平成20年度は94人、平成21年度は104人でありました。本年度でございますが、9月1日現在で小学校は215人、中学校は121人となっております。このような状況から、小学校については21年度の比較で受給者は5人少なくなりましたので、当初予算の1,526万9,000円で補助金につきましては対応可能と見込みますが、中学校につきましては17人の増加となり、当初予算の1,068万1,000円では234万6,000円が不足する見込みでございますので、追加補正をお願いするものでございます。

 なお、要因といたしましては、長引く景気低迷による雇用環境の悪化やひとり親家庭の増加等が背景にあると思われますが、就学援助は全体的にここ数年増加する傾向にございます。



○議長(岡武男君) ほかに質疑ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第6の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の補正予算案6件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第105号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第5号)、第1表歳入歳出予算補正のうち歳入全款、歳出、第2款総務費、第9款消防費、第3表地方債補正については総務常任委員会へ、議案第105号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第5号)、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、第2表債務負担行為補正のうち甲州市環境センターし尿処理場の指定管理業務にかかわる指定管理料、甲州市勝沼健康福祉センターの指定管理業務にかかわる指定管理料、甲州市大和福祉センター及び甲州市大和デイサービスセンターの指定管理業務にかかわる指定管理料、甲州市塩山B&G海洋センターの指定管理業務にかかわる指定管理料、議案第106号 平成22年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第107号 平成22年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第108号 平成22年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)については教育民生常任委員会へ、議案第105号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第5号)、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第2表債務負担行為補正のうち甲州市甲斐の国大和自然学校施設の指定管理業務にかかわる指定管理料、甲州市やまと天目山温泉資源活用施設の指定管理業務にかかわる指定管理料、甲州市農産物加工体験施設及び道の駅甲斐大和の指定管理業務にかかわる指定管理料、第4表繰越明許費、議案第109号 平成22年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第110号 平成22年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議ないので、さよう決しました。

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△日程第7 議案第111号



○議長(岡武男君) 日程第7に入ります。

 議案第111号 字の区域の変更についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第7の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第111号 字の区域の変更については総務常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第8 議案第112号〜議案第119号



○議長(岡武男君) 日程第8に入ります。

 議案第112号 甲州市勝沼農業農村情報連絡施設の指定管理者の指定について、議案第113号 甲州市環境センターし尿処理場の指定管理者の指定について、議案第114号 甲州市勝沼健康福祉センターの指定管理者の指定について、議案第115号 甲州市大和福祉センター・甲州市大和デイサービスセンターの指定管理者の指定について、議案第116号 甲州市甲斐の国大和自然学校施設の指定管理者の指定について、議案第117号 甲州市やまと天目山温泉資源活用施設外1施設の指定管理者の指定について、議案第118号 甲州市農産物加工体験施設外1施設の指定管理者の指定について、議案第119号 甲州市塩山B&G海洋センターの指定管理者の指定について、以上8件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がございますので、指名いたします。

 18番、廣瀬元久君。



◆18番(廣瀬元久君) 議案第118号 甲州市農産物加工体験施設外1施設の指定管理者の指定について質問させていただきます。

 この施設につきましては、大和地域における甲州市の農産物加工体験施設及び道の駅甲斐大和について、指定管理者として財団法人まほろばの里ふるさと振興財団が提案されております。まほろば財団に関しましては、地域に恵まれた資源を生かし、地域の活性化に関する事業等を行うことを目的として平成8年に設立・認可されて以来、農産物加工体験施設を初めとする公営観光、交流施設の管理・運営に当たってきたと私も承知しておりますが、本日までの経過をたどって検証してみますと、施設内で発生した事故への対応等において、財団の議決執行機関である理事会の責任感のなさに全く納得しておりません。

 そうした団体を今般あえて指定管理者として選定しようとする理由について、まず市の見解を伺っておきます。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 廣瀬元久議員の質疑にお答えいたします。

 まほろばの里ふるさと振興財団は平成8年5月の設立から市町村合併を経た平成18年8月31日までの間、大和地域にある観光交流施設の管理・運営業務の受託団体でありました。また、地方自治法の改正により指定管理者制度に移行することとなった平成18年9月と最初の更新時期でありました平成21年4月には、匿名による指定管理団体として選定され、大和地域にある四つの市営観光交流施設の指定管理業務に携わってきております。

 2年間の管理期間、協定期間満了に伴う今回の選定に当たりましては、指定管理者制度の本旨にのっとって、匿名ではなく公募する中で競争の原理を求めたところでありましたが、結果的にまほろば財団以外に応募がありませんでした。

 なお、応募団体の適格性の判断に関しましては、条例等の規定に従って、有識者らによる指定管理者候補選定委員会に審査を付し、他に応募者がないことや二つの施設運営に関する長年のノウハウ等を踏まえた中で決定されたものであります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 18番、廣瀬元久君。



◆18番(廣瀬元久君) 今、公募した結果、まほろば財団しか応募する者がなかったということですが、先ほど来、無責任さということを申し上げましたが、財団のその経過や現状を勘案すると全く論外だと思うわけです。ほかに選択肢もあろうと思うんです。

 例えば挙げますけれども、地場産業の育成や観光振興の観点や、そこで働く者の雇用の確保というふうなことを含めまして、暫定的に、例えば市の直営で一定期間やるとか、そういうふうなことも一つの方法ではないかと思うし、それからさらに雇用の継続の観点から、働いている職員等を中心とした新たな組織立てを立ち上げていただいて、指定管理者として十分その資格や運営能力が私はあると思うんです。そういうふうな形の中で、段階的にやったらいかがかなと、こう思うわけですが、考え方をお伺いをしておきます。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬元久議員の質疑にお答えします。

 公益法人に関する法律の改正によりまして、現行の法人に関する移行期間が平成25年11月をもって満了するわけであります。平成23年度中にはご提言の内容も含めてまほろば財団の方向性を決定していかなければならないと考えております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 18番、廣瀬元久君。



◆18番(廣瀬元久君) 質問にも制限がありますので要望にとどめておきますけれども、今回の選定を含めましてしっかり対応していただいて、早急に市民が納得できる結論を出すよう要望しまして、私の質疑を終わります。

 よろしくお願いします。



○議長(岡武男君) ほかに質疑ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第8の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の議案8件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第112号 甲州市勝沼農業農村情報連絡施設の指定管理者の指定については総務常任委員会へ、議案第113号 甲州市環境センターし尿処理場の指定管理者の指定について、議案第114号 甲州市勝沼健康福祉センターの指定管理者の指定について、議案第115号 甲州市大和福祉センター・甲州市大和デイサービスセンターの指定管理者の指定について及び議案第119号 甲州市塩山B&G海洋センターの指定管理者の指定については教育民生常任委員会へ、議案第116号 甲州市甲斐の国大和自然学校施設の指定管理者の指定について、議案第117号 甲州市やまと天目山温泉資源活用施設外1施設の指定管理者の指定について及び議案第118号 甲州市農産物加工体験施設外1施設の指定管理者の指定については建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議ないので、さよう決しました。

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△日程第9 請願第6号



○議長(岡武男君) 日程第9に入ります。

 請願第6号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第9の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の請願第6号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願については教育民生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議ないので、さよう決しました。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を11時00分といたします。

             休憩 午前10時47分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時00分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

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△日程第10 一般質問



○議長(岡武男君) 日程第10に入ります。

 これより一般質問を行います。

 指名いたします。

 5番、丸山国一君。

 丸山国一君につきましては、一問一答方式で行います。



◆5番(丸山国一君) おはようございます。ただいま議長より許可をいただきましたので、市政一般について質問をさせていただきます。

 トップバッターでさせていただくことと、それから議会事務局の職員が議会広報の関係で、一般質問の議員を正面から撮らせていただきますので、またそれは了解をいただきたいなと思います。

 それでは、まず最初に、平成23年度予算編成と事業ということでございます。平成22年度との比較を踏まえた上での予算編成の考え方ということ、ここ数年、マイナスシーリングの予算編成を甲州市はしております。行財政改革ということと、健全化に向けてということがありまして、その部分を含めてマイナスシーリングが続いたのだろうなと思っております。その中で市民の中からも、そうしたものへの不安、そして不満も出ていますけれども、まず、来年度に向けて、この甲州市の予算編成をどのように考えているのかお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 当初予算編成におきまして、シーリングということの中で、枠配分方式によるシーリングにつきましては、平成18年度に策定をいたしました第1次甲州市行政改革大綱に基づき、平成19年度予算編成からマイナスシーリングを設定し、経費の削減に努めてまいりました。合併時においては、重複した経費や統一された経費などもありますが、徹底した見直しが必要とされる中で、職員一人一人が本市の厳しい財政状況を理解し、全庁一丸となって取り組んできたことによりまして、一定の成果があらわれていると考えております。

 このような中で、平成23年度のシーリングにつきましては、経常的に毎年実施する事務需要に要する経費や義務的経費、投資的経費を除いた行政経費、また投資的経費の単独事業について、前年度当初予算における一般財源の範囲内で事務事業評価、また業務仕分けの結果を踏まえて、事業の内容を見直す中で新年度予算を編成してまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 今、課長のほうから答弁をいただきました。本当に職員の努力等もよるんでしょうけれども、その成果と分析、実態の状況を踏まえた中で、来年度予算はゼロベースの、あるいはプラスの予算編成をするのかどうか、そして各課単位でそれぞれが皆さん今まで事業の中で背負ってきたいろいろなものがあると思います。そうしたものをどのように各単位にバランスを分けてこの来年度予算を見積もっていくのか、その点についてお聞きします。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) ご質問にお答えいたします。

 先ほど答弁をいたしましたゼロベースということの中で、平成23年度の予算編成はしてまいりたいと考えております。このような中で、ゼロベースにつきましては、各課単位で前年度当初予算における一般財源の範囲内としております。また、継続的な政策事業や新規重点政策事業などにつきましては、シーリングにおける枠配分の対象外としており、各課における重要な政策課題については、事業の着実な推進が図られるよう、その取り組みが予算要求に反映できる仕組みとなっておりますので、各課のバランスも考慮した上で予算編成ができるものと考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) ぜひゼロベースに今度は戻ったということで期待を寄せた予算編成になるかなと思っております。そうした中で、このゼロベースの予算編成を組むということは、この予算の中で決算が23年度出てきた場合に、実質公債費比率等が昨年度16.6%に数字を打ち出したということで、健全に向けてということなのですけれども、このゼロベース予算編成をするに当たって、決算では実質公債費比率をどのように考えて健全に向かうのか。あるいは財政健全化ということについてどのような考え方を持っているかお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) ご質問にお答えいたします。

 実質公債費比率につきましては、公債費の状況を把握するための指標でありますので、実施計画による起債対象事業をもとに、中長期的シミュレーションを策定する中で、地方債の発行管理に努めているところでございます。

 平成23年度の当初予算の公債費につきましては、地方債の発行抑制に努めてきたことにより、計画どおり減少していく見込みでありますので、実質公債費比率につきましても健全化を維持するものと考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) ぜひこれからの予算編成ということですので、よろしくお願いいたします。

 次に、田辺市政5カ年の状況を踏まえた中で、来年度の主要事業、その考え方はということであります。予算編成をそうしたゼロベースにする中で、今後の主要な事業、平成23年度、希望の持てる事業というものをどのように考えているか、その点をまずお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) ご質問にお答えいたします。

 主要事業につきましては、行政運営の総合的な指針となる第1次甲州市総合計画に掲げた基本目標に沿って、重要政策課題に的確に対応していく必要があり、具体的な事業につきましては、実施計画の3カ年ローリングに位置づけ、毎年見直しをしていくこととしております。予算編成に当たりましては、事業の必要性、緊急性、また事業効果など、総合見地からさらに検討を行い、限られた財源の中で、より一層の重点化かつ効率化配分などによりまして、重要な政策課題に対する各課事業を着実に推進していく考えでございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) この田辺市政5年間を見ますと、大きな事業がかなり目白押しだったんだなということも出てきております。この本庁舎の移転事業、また勝沼の近代化遺産事業、そして新塩山バイパス国道の開通あるいは仲沢ガードの開通、そして塩山駅のエレベーターの設置、大きな事業が数多くここまでは事業としてこなしてきたなと思っておるんですけれども、来年度からはそうした面が大分なくなって、ハードの面からソフトの面に切りかえをしていく主要事業がふえるんじゃないかな、そんなことを考えますけれども、主要事業についてもう少し具体的にお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) ご質問にお答えいたします。

 ハード面からの主要事業ということでございますけれども、子育て支援、健康福祉、教育文化などの分野におきましては、市民の皆様に身近で市民生活に欠かせない大切なソフト事業が多くあります。このようなソフト事業を推進していくことで、市民サービスの向上を図るとともに、市民との連携協働によるまちづくりを進めていくことが重要であると考えております。新たな行政需要や多様化する市民要望に柔軟に対応していくためにも、行政と市民の役割分担のあり方や費用対効果など、幅広い視点で精査し、行政サービスの選択と重点化を図る中で、これからも積極的に推進をしていきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) ハードからソフトへという方向性を切りかえた中で、やはりある程度目標を持って主要事業に当たっていただきたいな。その目標というのは具体的であればあるほど職員の皆さんもその目標設定を持ちやすいでしょうし、そしてやりがいもある、達成感も出てくる。そうした目標設定ということが必要だなと思います。県下一あるいは日本一の何々事業というような形のものがあれば非常にわかりやすいと。ぜひそうした目標値を持ってこれからの主要事業等、ハード面からソフト面へということですので、そうしたことが必要だと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員のご質問にお答えをいたします。

 私の政治信念は、一人一人の市民の皆様がほこりと愛着の持てるまち、お年寄りが大切にされ、若者が元気で働き、子どもたちの明るい声が聞こえ、自然環境や文化的な景観が大切にされる住みよいまちにすることであります。このため、新たな政策課題への対応など、新規施策事業については、最小限の経費で投資効果があるものや事業の統合による新たな政策への転換など、従来の慣例にとらわれず、創意工夫を行う中で施策を推進してまいりました。今後も少子・高齢化社会に向けて福祉施策、観光、農業の振興などの政策をいち早く展開し、市民福祉の向上のため、甲州市のまちづくりに邁進してまいる所存でございます。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 来年度に向けてはしっかりと田辺市長を中心にわかりやすい、そして市民のための施策を、そして事業を、予算編成をしていただきたいなと。田辺市長におかれましても、初心に戻ってしっかりと公正、清潔、そうした政治信条でやっていただきたいなと思っております。

 次に、旧本庁舎等周辺の整備についてということであります。

 まず、旧本庁舎解体と跡地計画はと。7月にこの新庁舎に移転をしました。そして、いまだにまだこの旧庁舎がそびえ建っている。私自身は旧塩山市ですから、塩山市の議会時代からの愛着もありますし、そうした念はあるのですけれども、やはり危険な建物がまだまだそこに残っているということも非常に気になります。そして、その跡地計画、これが一番この地域のキーポイントになるんじゃないかなと思っておりますけれども、まず、その解体と跡地計画が現状どのようになっているかお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 旧本庁舎は昭和41年に竣工したもので、施設の老朽化や耐震基準を満たしていないため、具体的な解体時期は未定ですが、財源を模索する中で、なるべく早い時期に解体したいと考えております。

 また、跡地につきましては、市民が集える芝生公園や災害時の避難場所としての防災公園等の利活用を検討しているところであります。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 今の答弁でまだ解体の状況が全然つかめていない。これは経費がかかることです。本当に非常に市の財政も厳しい状況なので、有利な交付金あるいは補助金等を求めて、そして解体をして、跡地利用をするということでしょうけれども、補助金、交付金についてはひもつきになると、その跡地利用がなかなかしづらくなるということも承知をしています。

 そうした中で、やはりこの跡地について、一番この地域のキーポイントと先ほど申しました。田辺市長におかれましても、それぞれいろいろな跡地利用の考え方があると思います。私自身は、やはり今課長が言ったように、芝生を置いて、そしてステージを置いて、市民が、そして高齢者が、若者が、子育てをしている人たちが集える、交流できる、そうした場所になってもらいたいなと。それにはここの跡地に屋台村構想はどうかなと。甲府でもそういった屋台村構想が出ています。現に北海道の帯広市では屋台村が非常に交流の場になって、観光スポットにもなっているということも聞いております。

 また、この跡地に足湯等を置いて、高齢者の皆さんや観光に来た皆さんにその足湯に入っていただいて、足湯を四季折々の足湯にする。春から言えば桃でしょう。そしてサクランボ、ワイン、ぶどう、ほうとうの湯と、いろいろな方法はあると思います。そうした全国に発信できる足湯等も設置したらいかがかなと。そんなイメージを持って、この跡地に希望と、そしてキーポイントを託したいなと思いますけれども、田辺市長におかれましては、この跡地についてどのように考えていらっしゃいますか。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員の旧庁舎の跡地についていろいろとご提案をいただいたわけでありますが、私もあそこをやはり芝生化をして、ステージを設けてというようなことは考えているわけでありますが、なるべく早く解体をしなければいけない。大変な予算がかかることは間違いないので、その辺もできるだけ早く模索をして解体をしようということであります。

 今ご提案ありました屋台村構想とか、いろいろとご提案をいただいたわけでありますが、あそこにやはり市民が集える、子どもからお年寄りまで集えるような形のものをつくっていきたいというのは私も考えておりますので、そういうような物の考え方の中で検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 市長の答弁の中にそうした考え方もあるということで、ぜひそうした方向に向かっていただきたいなと思っております。

 そうしたこの跡地の活用も含めて、周辺から、そして駅までのユニバーサルデザインはどうなのかなと、これからしっかりと考えていかなければいけない。それは先ほど言いました跡地の活用、そして本庁舎ができました。青橋の道路もしっかりできます。そしてその駅までの間には銀行があり、そしておよっちょい広場があり、そして民間の病院があり、駅は今JR側がエレベーターの工事をして、そしてバリアフリー化を図っている。この地域がやはりユニバーサルデザインができ、コンパクトシティーができる、そうした可能性のある地域であります。ぜひユニバーサルデザインをもって、この地域の再生、旧塩山市の中心商店街の活性化、それに方向性を見出すことが大切だと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 旧庁舎から塩山駅周辺についてのユニバーサルデザインでございます。この地域は甲州市民にとって重要な生活の場であり、交流の拠点としてあるべき姿でなければならないこととしております。当然のことながら、人が集まり、またとどまれる環境や空間の備えを求められる中で、地域内の施設やまち機能も老若男女問わず、だれもが利用できるものでなければならないものであります。市長の公約とする市民だれもが安心して暮らせる生活環境づくりの考えのもとも、まさしくこのユニバーサルデザインであります。これからのまちの姿は、ソフト、ハード両面から甲州市民のみならず、観光に訪れる人たちにも優しさやもてなしの心が伝わるようなまちのイメージが表現できるようにしていきたいと考えております。特に、これからの時代は超高齢化社会を迎えることとなりますので、万人に優しく対応し得るユニバーサルデザイン的な考えを事業等に反映させていきたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 今課長が答弁しました、そうした方向性に進んでいきたいということですので、そうした中で、このユニバーサルデザインということ、そしてそれにはユニバーサルサービスというものを附随してやらなければならない。ユニバーサルデザインの7原則は、公平、自由、簡単、情報、そして危機がない、そして負担がかからない、そして十分な空間を確保するというようなことです。そして、ユニバーサルサービスというのは、あくまでも公共がだれにも等しく受益でき、公共的サービスを全般に指しているということです。どこでも、だれもでも均一な料金でというのがユニバーサルサービスというところの基本です。そうした研修を職員もしっかりと受けなければならない。そうしたものからユニバーサルデザインのまちづくりをしていくということも大切だと思いますけれども、そうした職員の研修についてお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 丸山議員のご質問にお答えをいたします。

 今のまちづくりには市民協働参画と言われるように、行政と市民、企業がともに考え、ともに行動していくことが求められております。このことからも、これからの行政職員はより一層市民と接し、多種多様な市民ニーズに対応していかねばならず、市民に理解を求めることや市民の考えを尊重することなど、幅広い見識を求めることとなります。

 市は、平素よりだれにも公平、公正な市民サービスが提供できますよう、行政組織挙げてユニバーサルデザインで的なとらえ方で市民に接していくよう考えており、このためにも職員研修は大事なものととらえております。業務的な職員研修以外にも、大学での専門研修にも積極的に参加し、時代背景に沿って多様化する行政事務に対応できる資質の持った行政職員として、市民サービスの向上に努めているところでございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) そうした方向性によってこの周辺の活性化、整備が図られるということなのですけれども、実は私もこの中心地域、スーパーの方とちょっと歩いてみました。話をしました。実は田辺市長もこの本庁舎の地下にスーパーを入れたいということで、非常に努力もされています。私のほかの方のスーパーとちょっと話をしたのですけれども、やはりスーパーから見ると、まだそうした魅力、人が集まるということに欠けている面がある。ただ、そうしたユニバーサルデザイン、コンパクトシティーという形のものを構築していければ、スーパーが逆にここに出店をしたくなるという、そうした地域づくりをすればいいんじゃないですかという話を聞きました。そのスーパーは地域貢献型のスーパーを目指しているという話でしたので、そうしたことによってまた私も努力したいと思います。

 ただ、現実を見ますと、この地域に住んでいる住民は買い物難民、生活難民、そういった状況になっています。職員の状況を見ても、この近くのコンビニが閉店を間近に控えている。非常に今度はまたお弁当も買えない。ちょっとした買い物もできない。非常に不便な地域、場所になってしまった。そうしたものを踏まえて、やはり先ほど言いましたユニバーサルデザインを含めて、この地域をいかに活性化して人々が集まれる地域にするには、先ほどの跡地活用、そしてスーパー等をどのようにここに誘致していくかというようなことが必要だと思います。そうした面において、今後田辺市長、この中心商店街の整備活性化に向けて、もう一度私も何回も言いますけれども、答弁をいただければありがたいと思います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) ご質問にお答えをいたします。

 多分議員がご質問していることは、やはりそういう舞台づくりをせよ、ということだろうなというふうに思うわけであります。道路の整備も舞台として重要なものであるわけでありますが、第1段階といたしまして、基本的ベースとなる地域がどういうまちであったらよいかというビジョンと、どうつくり上げていくかというコンセプトを見出すことであると考えているわけであります。

 この3月に議員にもご参加をいただいたわけでありますが、まちづくりシンポジウムを開いたわけでありますが、これも一つの舞台づくりのきっかけにつながるようなものであったというふうに思っておりますし、地域の再認識や行政と地域住民との協働、参画を理解をしていただくものであって、こうした市民参加の行事等を通じて、地域が覚醒できればというふうに思っております。

 市といたしましては、甲府市のまちづくりに関する市民組織があるように、この塩山市街地でもこうした市民組織が立ち上がって、住民の皆様が地元に関心を持ち、議員の言われるような企業参入に地域がしっかり受けとめられる体制づくりなど、いろいろな課題を乗り越え、新たな方向性を生み出せるよう期待をいたしているところであります。

 行政だけでも、また市民だけでも活性化につながるまちづくりはできないわけでありますので、協働、参画のもとに、こうした活動には市として全面的に支援することといたしますので、丸山議員におかれましても、地域のリーダー的な存在として地域住民の総意とする新たなまちづくりコンセプトを生み出せるよう、率先的に地域を引率を、牽引をしていただければありがたいなというふうに思っておりますので、よろしくどうぞお願いいたします。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 私自身も地元の議員ですので、ほかの議員と協力しながら一生懸命この地域の活性化に尽力していきたいと思っております。

 そうした中で、1点、今JRの塩山駅、非常にエレベーターの工事が進んでいるのですけれども、想像以上に附帯工事が大きくて、鉄骨でつくっているわけですけれども、非常に形状が変わってしまって、塩山駅ということの形状が変わってしまったので、ぜひJR側と話をしていただいて、駅のデザインというのをもう一度考えてもらいたいなと。あんなに大きい附帯工事をして、壁になりますけれども、ただ塩山駅と入るんじゃなくて、もう少し塩山駅らしい、甲州市の観光の入り口らしい駅の形態にJR側とぜひ相談をしながら、これからの市側の工事に臨んでもらいたいなと思っております。その点は要望とさせていただきます。

 次に、観光事業についてであります。

 田辺市長も非常に観光に力を入れて、そして観光はこの甲州市の地域活性化の牽引役、フルシーズン、そして甲州市ファンをつくるというようなことを、この5年間提唱をしていただいております。そうした中で、まずこの取り組みの成果と分析、そして課題はどうなのかなと。ぜひまず観光事業のそうしたものについてお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 観光交流は定住人口が減少する中で、交流人口の増大を通して地域の活性化、雇用機会の均等、拡大など経済活動のあらゆる領域にわたる産業であることから、市の重点施策としてきたところでございます。

 合併後5年が経過した中での観光事業の成果、分析でございますが、この間、市の財政事情の厳しさ、あるいは社会経済全体が停滞を続けていますこともあって、決して十分とは言えない状況ではありますが、情報発信の充実、各種イベントの開催、施設整備を三本柱とした諸事業につきましては、着実に成果をあらわしていると思っております。

 なお、観光は名所旧跡や景勝地、温泉、祭り、土産品といった観念が定着しておりますけれども、こうした旧来の観念から、3地域が培ってきました伝統やノウハウを生かしつつ、産学官民、幅広い連携の中で甲州市としての魅力をつくり、それを国内外に発信して、市のブランド力を高めるシティープロモーションといった考え方の中で進んでいくことが求められると、そのように思っております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 観光というのは非常に幅広くて難しい部分もあると思うのですけれども、田辺市長の概要説明の中に、交流人口の増加、そして経済効果も一定のものを得ているという発言がありました。そうした中での人口の増加、経済効果というものを数字で、あるいは分析がしっかりされているかどうか、その部分をお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 観光交流課の調査、集計によります本市の観光入り込み状況でございます。平成17年316万人、平成18年297万4,000人、平成19年337万人、平成20年315万7,000人、平成21年306万人でございます。

 交流人口につきましては、地域に住んでいる人に対する概念でありまして、目的として通勤、通学、買い物、文化芸術活動、スポーツ、観光、レジャーなど、内容や分野を問わず地域を訪れる人とされております。行政の取り組みとしても迅速的かつ幅広い視点が必要であるとされております。

 今後、交流人口の増加に向けましては、地域を訪れる人という視点から政策展開あるいはデータ収集が必要かと思っています。

 それから、経済的な効果でございますが、これにつきましては、販売額などの調査につきましては大変難しいものがございまして、経済効果をとらえたデータは今のところ保有しておりません。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 経済効果というのはなかなかつかみづらいなということであるのですけれども、この数字を見ても、なかなかこの300万人というところが限度かなと。そうした中で、エリアごとの、エリアというのは塩山、勝沼、大和、この三つの例えばエリア、この中での経済効果とか、あるいは交流人口というのはどのように課長が判断を、あるいはどのように見ているのかなと。その点だけお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) エリアごとの入り込み状況でございますが、21年度調査でございますが、塩山エリア91万1,000人、勝沼エリア193万2,000人、大和エリア21万6,000人、合計で306万人というのが我々の持っているデータでございます。

 それから、経済的なものにつきましては、先ほど申し上げましたように、なかなかとらえにくい面もございます。それから、特に勝沼ワイン産業とかデータ収集も難しい点もございまして、なかなかつかめてはおりませんけれども、各地域ともほぼここのところは横ばい状態で推移しているのかなと。勝沼地域は若干伸びているかと思いますが、ほかの地域は横ばいくらいで維持しているものと思っています。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) そうした分析を手にしているのですから、ぜひ旧勝沼町は若干伸びている。旧塩山市は、旧大和村はちょっと落ち込みがあるだろうということで、次年度以降の施策の中にしっかりとそうしたものも含めて対応をしていただきたいなと思います。

 次に、観光事業とイベントの区分ということであります。交流人口あるいは経済効果というようなことを含める中で、どうもイベントと観光が一色たんになって、区分がなかなかできないような状況が甲州市民の中にはあるんじゃないかな。そういった面で課長はこのイベントと観光というものについてどういった認識をもっているのかな。その点をお尋ねします。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 イベントにつきましては、地域の魅力を発信して交流人口の増大を図るとともに、地域に経済効果をもたらすものであります。イベントにつきましては、住民主体の伝統的な催し物や行事と行政が主催あるいは補助金を出す催し物、行事とは本質的に異なると思っております。ただ、本市におきます大型集客イベントにつきましては、ほとんどが1日型、さらには長い伝統の中で地域の行事、それから市民祭り的な要素、観光、こういった3要素が絡み合っております。

 それから、一方、こういった大きなイベントのほかに、1日1回当たりの参加者数は少なくても、地域資源を生かした季節感あるイベント、例えばころ柿づくり体験ですとか、山を歩くとか、そういったものが開催されておりまして、総じましてイベントにつきましては、甲州市の魅力づくり、それからこの魅力を国内外に発信する、そういったことで大きく貢献している、そのように考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 市民の中には、このイベントと観光というのは本当に一色たんになって、ごちゃ混ぜになって理解をされているようなところもありますので、そうした区分けをしっかりとしてあげて、市民の観光の人たちを迎える気持ちとか対応とか、そういったものを大切にしなければいけないと思いますので、そうした部分の周知、そして区分の切れ目、そういったものをしっかりとやっていただきたいなと思います。

 次に、フルシーズンの取り組みということです。やはり田辺市長の提言しているフルシーズンの観光ということなのですけれども、やはり充実とマンネリということがどうしても起きてしまうと思います。この甲州市はそれなりの史跡、そして観光の要素がいっぱいあるのですけれども、それの充実ということと、一部ではやはりこのフルシーズンというのがマンネリ化してしまって、毎年同じパターンになってしまう。

 やはり観光は生き物だということを言います。やはりそうした面で我々議員も視察研修などへ行くと、やはり観光地では充実しているところもあるし、新しいものの投げかけがあったりします。そうしたものの充実とマンネリ化についてと、そしてマンネリ化を打破するには、やはり職員の研修というものをしっかり、観光課の職員の研修もしっかりしなければいけないと思います。そうした面の動きをどのようにしているのかお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 本市は塩山、勝沼、大和各地域がそれぞれ特徴ある資源を生かした観光施策を続けてきたと。ただ、合併前については、やはりそれぞれの地域が観光シーズンについて季節的な弱点をもっていたと思っております。

 ただ、合併後におきましては、その3市町村が一つになったことで、いろいろな地域資源が有効に生きるようになったかなと。それから、近代遺産整備事業を初めとします諸事業、諸施策によりまして、観光シーズンは着実に伸びてフルシーズン化していると、そのように思っております。特に本市の場合、3月から11月までの間につきましては、フルーツとかワインを中心に、自然景観、歴史文化遺産、こういったものは県内トップクラスであると考えております。

 一方で、12月から2月につきましては、どうしてもオフシーズン化する傾向がございます。冬期という冬の気象条件等もございますが、この季節に新しいイベントをつくろうというような動きも聞き及んでおります。今後そういった面でもフルシーズン化することを期待しております。

 それから、職員研修でございますが、やはり新しい動き、先ほどシティープロモーションというような動きがあるというような、全国的にはあるというような動きを申し上げましたけれども、やはりそういった場所に職員ができるだけ現場に行ってみるような形が本来望ましいところですが、これまでなかなか財政事情もあって、そういった面ができませんでした。今後についてはできるだけそういった先進地なり場所を実際に見て、施策に取り込めるような形が望ましいと考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) ぜひ職員には先進地を見て研修をしていただきたいな。その予算設定はまた財政のほうでも私のほうからもお願いをしたいなと思います。

 それからもう一点は、外国人の観光客の誘致ということです。非常に各観光地、特に中国人をターゲットにしながらの誘致をしていますけれども、甲州市の現状の状況とインフラ整備はどのようになっているかお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 外国人旅行者の誘致、インバウンド観光というものですけれども、本市においてはホームページあるいはパンフレット、これにつきまして英、中、韓、こういった対応を行っておりまして、あわせて本年度につきましては案内標識等に外国語表記を取り入れようと、このような動きをしています。

 ただ、なかなか施設側として外国人を実際に受け入れられるまでのハード的、ソフト的な整備が進まないのが現状でございます。市の資源としてはフルーツ狩りですとか、ワインとか、またあるーくこうしゅう、こういったものが恐らく可能性があるとは思っていますけれども、今後の観光振興計画を進める中で、そういったものについて課題としてクリアしていきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 先進的に取り組んでいる市もありますので、ぜひそういったところと連携をとりながら、外国人の誘致ということもしていただきたいな。

 次に、観光振興計画をことし3月つくりました。そうした中で、これを粛々と進めていくと思いますけれども、来年度新しい取り組み、こうしたものについて何かあればお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 観光振興計画につきましては、平成22年から26年までの5カ年計画として、ことし3月に策定いたしました。5年間の総事業費、概算の積算ですが、約12億円と見込んでおります。このうち平成23年度に計画している新たな事業でございますが、レンタサイクルの実証実験事業、ある〜くこうしゅう推進事業、ホームページ統合事業、観光大使委嘱事業、観光ポスターのJR首都圏の掲出事業、登山道の再整備事業、指定管理施設のリフレッシュ事業、歴史文化公園の整備事業、それから宮光園がスタートいたします。こういったものの管理運営、さらに第2期工事に向けての取り組み等を予定しております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 観光事業はもう既に来年度の、そしてその再来年度というような、そういうサイクルの速い事業ですので、早い手当てと先進的なキャッチをしっかりとしていただきたいなと思います。

 それから最後に、甲府の鳥もつがB−1のグランプリになった。チャンピオンになったということなのですけれども、そうしたことを市の職員が主体としてやったということがあります。非常に経済効果も生まれて、28億円等の経済効果があるということですけれども、市の職員がそうした中心的なことで取り組みをしたということが前例にありますので、甲州市のこうした観光についての取り組み、何かそういったものに課長が何かあれば、感想も含めてお願いしたいなと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) まず、鳥もつにつきましては、甲府市全国1位ということで、大変喜ばしいことだと思っております。本市においてもいろいろなお店で扱うようになっておりまして、市内の効果もあるのかなというふうに考えております。

 それから、今後といいますか、それに向けては観光分野ではないわけですけれども、庁内で若い職員によるいろいろな研修会、歴史を生かしたまちづくりであるとか、景観を生かしたまちづくりだとか、そういったものを立ち上げておりますので、庁内ではそういったものを幅広く反映する中で、役所全体として新しいまちづくりに取り組んでいくことが必要かなと、そういうふうに思っています。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 来年はじゃ、甲州市からB−1グルメのチャンピオンが出るような、そんな期待も含めてエールを送っておきたいなと思っております。

 次に、甲州市原産地呼称ワイン認証制度についてお尋ねいたします。

 いよいよこの認証制度が動き出しまして、過日も全国ニュースでこの圃場確認審査の場面が放映されました。まず、この認証制度、現在までの状況をお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 丸山国一議員のご質問にお答えをいたします。

 今年4月1日からいよいよ認証制度がスタートしたところでありますが、去る11月9日に、市長より原産地呼称ワイン認証審査会書類等審査委員10人、また官能審査委員10名に審査員として委嘱がされたところでございます。今年度の認証制度への申請件数は、ワイナリーが15社で、市内圃場が111件で、市外圃場が28件でございました。

 圃場申請については、審査部会で去る11月29日から3日間圃場での審査が行われたところでございます。今後は申請圃場のぶどうから醸造されたワインを対象に、白ワインでは来年6月をめどに、また赤ワインについては2年から3年ほどの熟成期間を経て、それぞれ官能審査を行い、合格したワインに対しましては、甲州市認証ワインとして認証書と認証シールが審査委員長である市長より交付されることになります。認証ワインは産地の風土、文化に支えられた固有のワインとして本制度の趣旨を厳守し、甲州市が世界に誇れるワイン産地として位置づけをしっかりつくり、ワイン振興に努めてまいります。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 申請の状況を今課長に聞きました。この申請状況について、当初課長がどのように考えていて、そしてこの申請が改めて出てきた、この感想はどのようにとらえていますか。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 今回初めてであります呼称ワイン認証制度への申請件数が市のワイナリーの約75%に当たる15社の皆様から139件の圃場の申請が行われたところでありますので、ワイナリーの皆様のこの制度による認証ワインへの期待と関心が非常に高いものと受けとめております。今後さらにこの制度を推進し、制度としての確立を図っていくことが必要と考えてございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 関心と期待が高いということですけれども、この認証制度の現在に至る、そして今後の課題という面はどのように課長はとらえていますか。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 制度スタートの年でありますが、まず来年の官能審査を終了し、認証されたワインが甲州市の認証ワイン、ブランド品として、また安全・安心なワインとして多くの皆様に認められ、そうした中で今後ワイン産業、またぶどう農家の発展につながる。そうした事業展開を今後行政、ワイナリー、ぶどう農家が一体となって事業を推進していくことが課題であり、また必要なことだと考えてございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 次に、今後のPR活動についてであります。

 ここまで申請を受けて、さあこれからこの認証制度のPR、認証制度自体のPRをもしていかなきゃいけないなと思いますけれども、今後のこの認証制度のPRについてどのような考えかお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 ワインの認証制度については、原産地域等を明確にすることにより、大きな付加価値を提供し、さらなる産地力アップに向けた基盤づくりを促進するため必要と考えてございます。その広報活動の一歩として、消費者に広く安全と安心に対する認証制度の意義を理解していただくため、認証ワインに付与する認証シールのデザインを報道発表したところでもございます。この認証シールは、原料が甲州産のものを銀色、また山梨県産のものを金色でデザインしたものであり、来年夏には認証シールを付した甲州市初の認証ワインが登場する運びとなります。

 また、あわせて、認証制度を紹介するリーフレットとポスターを製作し、関係機関等に配布を行うなど、PR活動を行っているところでもございます。

 また、来年度は認証ワインのテースティングを公開により行う中で、ワインの特徴や醸造面におけるテクニカルデータ、それに原料ぶどうの収穫情報などを開示し、認証ワインの魅力をアピールし、ワイン振興に取り組んでまいります。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) PRをしていくということで、安全・安心ということが今課長の言葉から出てきたのですけれども、1点確認をしておきたいのは、ことしぶどうはべと病被害に遭いました。非常に被害についてのいろいろ議員も一般質問したり、支援はとかいうところには話が行くのですけれども、べと病自体のことというのはなかなか出てこない。私は農家でもないので、そのべと病についても知識もないですし、そういったことの専門的なこともわかりません。ワイン醸造用のぶどうもべと病に当然かかっている。その安全・安心はどのように図られて、べと病というもの自体がどういった病気なのか。体に影響があるのか。そういったことがあるのか。そういったものの認識というものがちょっと薄れている。この間JAの方ともちょっと話をしたのですけれども、病気のことより、そっちの被害のほうに意識が行ってしまって、そうした病気のことは我々は何か当たり前にとらえていて、気配りがないななんていうこともちょっと言っていました。そういった面のべと病とか病気に対する安全・安心というものを発信もしていかなければいけないと思いますけれども、その点についてお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ご質問にお答えいたします。

 まず、べと病はどんな病気かということでございますけれども、生態から言って、非常に降雨が続く梅雨期から夏にかけて非常に発生が多くなる、そういった病気でございまして、症状については葉に単黄色の斑点があらわれる。斑点の裏側に白いカビの症状があらわれる。幼果、小さい果実については侵されると、表面に白いカビができまして、その後にあめ色になり、大きなシワができてかたくなると。そういった病気でございます。

 製品としては、初期段階のものは被害果を取り除き、出荷されますし、被害の大きいものについては除去するということでございます。

 それから、安全性ということでございますが、果実の出荷については、すべての果実、ぶどうも含めまして非常に厳しい検査基準に基づきまして、検査を受けて出荷がされることが基本でございますので、ぶどうについても被害果はすべて取り除かれて、健全な果実だけが出荷されるということでございます。安全・安心の果物として保証される中で出荷がされているということでございまして、こうした厳しい検査のもとに産地から出荷されていることを出荷団体では、消費地あるいは消費者に周知をしているところでございます。

 それから、人体にどうかというようなご質問もございました。当然病果については取り除かれて出荷されるわけでございますので、そうした影響はございません。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 私もワインを販売したり、そうしたことをしているときに、やはり消費者はそういった知識はないわけですよね。新聞等、報道でべと病というと、ああ、あの甲州市の、あるいは山梨県のぶどうは全部全滅というかだめで、そして全部廃棄してしまってというような、あるいはそれをどういうように農家の方が処理しているのか。あるいはそういったものが余り見えてこないので、ちょっと不安を感じる、あるいは不信を感じるという方も正直いました。ですから、そういった面をやはり安全・安心というものを逆にPRをしていただいて、しっかりと管理をしているということもぜひ課長等は頭に入れて、発信をしていただきたい。消費者側に立ったそうした認識もしっかりと持っていただきたいなと思っております。



○議長(岡武男君) 質問の途中でありますが、時間があれですから、長くちょっと残り時間もありますから、ここで暫時休憩したいと思いますが、よろしいですか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) それでは、ここで暫時休憩いたします。

 再開を1時ちょうどといたします。

             休憩 午後0時03分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時00分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) それでは、ワインの認証制度でございますけれども、あえてここで制度の危機管理ということでお尋ねいたします。

 この制度は市があるいは議会も承認をした公の制度であります。万が一があってはいけない。改めてこの万が一があるということがほかの全国を見るとあります。そうした中で、危機管理が非常に必要だろうなと。これはもし万が一があれば市が管理責任を負う。一醸造会社の責任に終わらないということもあります。こうした中で、醸造会社の自覚あるいは責任というものは非常に重いし、チェックをしっかりしなきゃいけないと思いますが、そうした危機管理についてまずお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 原産地の呼称ワイン認証制度が今年度からスタートしたところでありますが、まずは認証条例をはじめ、関係する各種規定に基づき、適正な審査を行い、消費者に信頼されるワインを生産し、消費者に届けていくことが一番大事なことと考えてございます。条例の中には不正等に関する罰則規定等もございますが、そのことよりも、生産するワイナリーの皆様の制度への理解と、また認証ワインに対する信頼性を築いていくことが何より大切と考えてございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) こうしたパンフレットができて、認証制度が進むわけですけれども、本当に今危機管理ということを言いました。万が一、魔が差して甲州市のワイン、それが本当に傷を負ってはいけない。しっかりとそうしたチェックを、また管理を、そして自覚を持って醸造会社にしっかりやっていただきたい。そうすれば、ぶどう生産農家もそうした面でも夢を持てるでしょうし、これからの制度の活用をしっかりと考えていくと思いますので、どうかその点も改めてよろしくお願いいたします。

 次に、教育についてであります。

 新しい学習指導要領がこの4月、来年の4月から小学校で実施をされます。2年間の試行期間があってのこの新学習指導要領でございますけれども、その移行状況を見ながら、来年の4月から小学校で改訂されます。まずこの状況についてお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 教育委員長、宮崎秀子君。



◎教育委員長(宮崎秀子君) 丸山国一議員のご質問にお答えいたします。

 小学校の新学習指導要領は、議員ご質問のとおり、平成23年4月より全面実施となります。新学習指導要領が告示されたのが平成20年3月であり、以後23年3月までの3年間が新学習指導要領への移行期となっております。平成20年度は新学習指導要領の趣旨の理解が目的であり、教育委員会においては各小学校への趣旨の説明を行うとともに、各小学校では校内の研修を繰り返して、その理解に努めてまいりました。

 また、新たに内容が加えられた算数、理科においては、新学習指導要領が円滑に実施できるよう、平成21年、22年度の移行期間中から内容を一部前倒しして先行実施しております。

 新たに導入された小学校の外国語活動についての教材や講師の確保について、学校への支援など、教育委員会といたしまして必要な諸条件の整備に力を入れてきたところであります。

 中学校につきましては、ことしは平成24年度の完全実施に向けての移行期でありまして、各教科の教材、教具等の整備や教育課程の編成や新指導計画の作成が確実に行われるよう、学校訪問を通して指導、助言を行ってきたところであります。

 以上の取り組みによって、小・中学校ともに新学習指導要領の完全実施の準備が着実に進んでおります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 要領は新しい委員長のもと答弁をいただきましたけれども、聞きますと、やはりゆとり教育から学力重視へということに移行する。そして、その中での状況を見ると、駆け足で、詰め込みで、そして授業時間、内容もふえるということなのですけれども、この試行期間の2年間の間にいろいろな課題もあったと思います。そうした面をどの程度把握しているのかお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 教育委員長、宮崎秀子君。



◎教育委員長(宮崎秀子君) 丸山議員の再質問にお答えします。

 問題とか課題につきましては、議員ご質問のとおり、教育内容と時間数がふえたことでございます。小学校は1、2年生が週2時間、3年生以上が週1時間ふえることになります。中学校も週1時間ふえることになります。この時間をどう確保するか、各学校で現在工夫しているところでございます。例えば土曜授業の実施とか、夏休みの短縮とか言われておりますが、これはなかなか難しい問題でございます。

 それから、新しく取り入れられる5、6年生の英語活動の進め方について課題が多くあります。本市におきましては、塩山南小学校が文部科学省の研究指定校として研究を進めてまいりましたが、事業仕分けで国の予算が削られてしまいました。しかし、市費で賄いながら研究を進め、去る11月9日には、市内小学校の先生方を対象に公開授業を行い、英語活動の理解を深めております。

 中学校へは複数の小学校から進学しますから、学校間に格差があっては困ります。したがいまして、市内13校が南小学校を軸に同じ歩調で研究、実践をしてまいり、来年度の完全実施に向けて準備を整えているところでございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 1点お尋ねするのは、今例えば5年、6年生が中学に卒業していきますよね。その6年生は今までの勉強課程等を少ない時間数の内容でやってきて、その子たちが中学校に上がりますよね。そうするとどうしても学力のその部分をしていないという、低下というところがちょっと見えるんじゃないかと思いますけれども、その分のフォローアップとか、そうした面はどのようにするのでしょうか。



○議長(岡武男君) 教育委員長、宮崎秀子君。



◎教育委員長(宮崎秀子君) 移行期がありますので、そのときに校内研修等をやりまして、先生方、校長先生の学校経営のもとに、そのことについてはしっかり研究をして、そして、そのあたりのフォローアップをしっかりやってくださっていると思います。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 新しい指導要領になるので、戸惑いもあると思います。また保護者も、子どもたち当人も不安もあるし、いろいろ課題も多くなると思います。ぜひその部分はこれからの状況を見て対応していただきたいなと思います。

 次に、教育現場ということで、子どもたちの教育環境の中から1点お尋ねします。

 まず、甲州市市内のいじめ、不登校、そうした面についてどのような現在状況かお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 議員ご指摘のように、昨今いじめが原因と思われる小・中学生の自殺が報じられております。どこの学校でも、どの子にも起こり得る、こう言われているのがいじめ問題であります。本市におきましても、重要課題として緊張感を持って取り組んでいるところであります。

 学校におきましては、1、アンケートや個人面接を行い、心の悩みなどを早期に把握し、迅速に対応する。2、いじめを隠さず、学校、家庭、地教委で連携し、対応する。3、いじめ相談ダイヤルの活用や周りの大人に相談する等の取り組みを行い、深刻ないじめにつながらないように、気を抜かない指導を進めております。

 本市における2学期のいじめと認められるものは、小学校はゼロ、中学校は4校において10件ほどが認められております。いずれも内容は短期的でありまして、陰湿な長期的なものでないようであります。現在、各校の取り組みにより、改善されているという報告を受けております。

 それから、不登校問題につきましては、小学校、中学校ともに1学期末に比べてややふえている状況であります。小学校が5名ふえて12名に、中学校が2名ふえて18名が今不登校で悩んでいる子どもたちであります。

 不登校の要因は個々の子どもによってそれぞれ違っております。本人自身や家庭に原因がある例もありますが、多くは学校生活に原因があると考えております。学校またはクラスが明るく、楽しくて、心地よい居場所のある学校づくりを進めて、不登校の児童・生徒を出さないように心がけることが肝心であります。各学校では、不登校の児童・生徒の対応には全職員体制で取り組んでおります。学校、家庭が一体となって、該当の子どもにとって一番有効な方法で対応して、不登校ゼロを目指して努力していく所存であります。

 以上で終わります。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) いじめに関しては、昨今全国的に報道の中でいじめが原因で自殺する子ということが若干またふえてきたななんていうことを感じております。ぜひそういった面ではちょっと気を緩めるとそういったものがまた多く噴出すると思いますので、十分注意をしてあげていただきたい。

 次に、就学支援でございます。先ほど質疑の中にありましたけれども、その就学支援の状況を個々にどのような状況なのか、もう少し具体的にお願いできればと思います。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 先ほど廣瀬議員の質疑の中でお答えしたものが就学援助制度ということでございますが、その部分につきましては、本年9月現在で小学校は215人、中学校は121人となっており、21年度との比較で小学校は5人少なく、中学校については17人の増加となっております。要因としては、長引く景気低迷による雇用環境の悪化や、ひとり親家庭の増加等が背景にあると考えられておりますが、全体的にここ数年は増加傾向にあると思います。このほか、特別支援ということの中で、やはり援助制度がございます。これにつきましては、21年度でございますけれども、小学生が33人、それから中学生が13人というようなことで、これにつきましても援助ということを行っております。また、幼稚園につきましても、市立幼稚園でございますが、市内在住の方の保護者に対しまして、やはり援助を行っておりますが、この部分が21年度39人というような状況でございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 非常に厳しい経済状況の中で、本当に困っていらっしゃる方が多いなということなのですけれども、周りから見るとそうでもない方が就学支援を受けているということもちらっと聞いたりします。ぜひそういった面のチェックもしていただきたいなと。

 それから、耐震の状況をお聞きします。最終的に耐震の工事が済むのは何年度を予定しているのかお聞きします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 耐震整備計画につきましては、整備棟数は全体で25棟に対しまして、本年度に勝沼中学校と菱山小学校の校舎を行いましたので、残りが校舎4棟、屋内運動場5棟の計9棟となりました。平成23年度には塩山中学校の屋内運動場及び塩山南小学校校舎南館を行う予定でございます。平成24年度は校舎3棟、屋内運動場1棟の計4棟、平成25年度は屋内運動場3棟を計画しておりまして、25年度には完了する予定で進めております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 25年次には全部が安全な場所で教育が受けられるということであります。

 そこで、安全対策ということで、青色のパトロール車、そして通学路のグリーンベルト、また防犯ネットワークを作成したらどうかという、その3点についてです。青色パトロール車を運行していますけれども、ちょっと最近評判が余りよくない。余り子どもたちのところにいなかったり、ちょっと違うところにいたりということも聞いております。また、グリーンベルトを市内に置いてほしいという通学の場面ですね、そういった要望もありました。そうした面を含めて安全の防犯ネットワークもしっかりと構築しなきゃいけないと思いますけれども、その点についてお尋ねします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 青色パトロール車についてでございますが、子どもたちの安全と安心を目的に、下校時間を中心に、昼から夕方までの時間帯で通学路や学校周辺などの巡回パトロールを行っております。その巡回内容につきましては、毎日パトロール員に日誌というような形で報告をしていただいておりますから、そういうものを見る中で、特にというような場所については指示をしたりというようなことで、情報交換も行っているところでございます。

 次に、通学路のグリーンベルトについてでございますが、市内では子どもたちの通学の安全を目的に、塩山駅の南口あるいは塩山南小学校の南側の市道などに設置してございますが、車の通行量が比較的多く、歩道がない道路などの路肩に設置するのが有効と考えますので、この部分につきましては、今後関係機関や学校とも協議しながら検討をいたしていきたいと思います。

 次に、防犯ネットワークについてでございます。小学校の不審者等に対する防犯組織については、子ども110番の家の登録者が現在320人います。それから、塩山北小の地域の方で構成する北辰スクールガード隊、それからPTAや学校支援地域ボランティア事業での見守り活動のグループなどがございます。これらの方々の活動のほか、安全・安心面への情報提供、エリアサイレンの設置、今言いました青色パトロール車の巡回などを行い、防犯活動に取り組んでおります。

 防犯組織のネットワークについてでございますが、防犯活動は地域の協力がなければ効果がありませんし、子どもたちへの防犯活動が地域の安全・安心にもつながっていくものだと思っております。したがって、今後も学校支援地域ボランティア事業を活用し、地域の育成に取り組んでいきますけれども、全小・中学校に団体ができましたら、改めて情報交換ができるような体制を構築していきたいというふうに考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) 防犯ネットワークは市全体の取り組みとしてすぐに構築をしていただきたいなと思います。

 それから、猛暑対策で市長の概要説明に、製氷機、冷水というのがありましたけれども、その部分の対応というのはどの程度なのかお尋ねします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 猛暑対策ということでの製氷機、冷水機の状況でございますが、熱中症予防として効果があります製氷機や冷水機につきましては、18校のうち製氷機は5校、冷水機については13校が設置してございません。冷たい水や氷は体温を下げる等の効果があり、氷はけがの治療にも必要としますので、設置されていない学校について整備をしていく方向で考えております。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) やはり猛暑対策はエアコンを各教室につけなきゃいけないと思います。平成25年に耐震が終わります。やっぱり耐震が終わったらエアコンの設置だと思いますけれども、教育長、いかがでしょうか。



○議長(岡武男君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) お答えいたします。

 この分、本当は課長が答えることになっていたのですけれども、教育長と言われて申し上げますけれども、普通教室へのエアコンの設置ですけれども、一般的に教室に扇風機が設置されているわけですけれども、エアコンはほとんど設置していないわけですけれども、設置等に多額の費用がかかりますので、今後幅広く検討していかなければならない課題ではないかというふうに考えています。現状ではちょっと難しい。今お話のように、25年度に耐震が完了しますから、その辺で経済状況や、あるいは地球の二酸化炭素の量を含める中で、そういうことを総合的に判断する中で、またそのときに検討していければというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 5番、丸山国一君。



◆5番(丸山国一君) エアコンは教育長との約束ですので、よろしくお願いします。

 次に、友好都市について現状をお願いいたします。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 丸山国一議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市では、現在国外2カ所、国内2カ所の自治体と友好都市や姉妹都市の締結をしております。国外はアメリカ、アイオワ州のエイムズ市、フランス、ブルゴーニュ地方のボーヌ市であります。エイムズ市とはホームステイにより、中学生や大人の交流が行われております。本年も9月に甲州市の中学生がエイムズ市を訪問し、10月にはキャンベル市長を初め、大人の訪問団の皆さんが甲州市を訪れ、交流を深めたところであります。ボーヌ市へも同様に中学生を派遣し、ホームステイを通じてフランスの文化を学んでおります。それぞれ学年で実施しており、来年はボーヌ市を訪問する年となっております。ボーヌ市からは合併後、訪問団は訪れておりませんが、最近ボーヌ市長から届いた手紙では、来年締結5周年記念訪問団の派遣を検討しているところとのことでございます。このように本市の国際交流は中学生の交流事業を中心に進めておりますが、次代の地域を担う人材育成のため、今後も継続していきたいと考えております。

 国内交流では、友好都市の締結をしているのは、千葉県富津市と神奈川県大和市の2カ所であります。富津市とは双方のイベントにおいて、特産物の出店を行っているほか、スポーツ少年団などの交流も行われてきた経過があります。大和市とは、勝頼公まつりへの大和市民の参加、大和市民まつりへのワインやほうとうの出店など相互交流を行っております。

 このほか縁組の締結はしておりませんが、樋口一葉の関係で、東京の文京区とも交流活動を行っております。7月にはアサガオ、ほおずき市、11月には文京博覧会でワインなど特産品の出店を通して交流を重ねております。



○議長(岡武男君) 丸山国一君の一般質問を終わります。

 ただいまの丸山国一君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を1時35分といたします。

             休憩 午後1時27分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時35分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 3番、中村勝彦君。

 中村勝彦君につきましては、一問一答方式で行います。



◆3番(中村勝彦君) ただいま一般質問の通告をしておきましたところ、議長より許可をいただきましたので、市政につきまして質問させていただきます。

 今回は産科再開に向けてと交通安全対策に向けて、コンビニ収納についてと、あと指定管理者制度についてと、学校の猛暑対策についてというところで質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

 まず初めに、産科再開に向けての経過をお聞きしていきたいと思います。

 この件につきましては、先日新聞報道でもありましたし、市長のほう、みずから市民との意見交換会を持ったという経過も伺っております。産科再開に向けてこれまでも多くの手を尽くしてきていたと思いますが、この経過がどのようになっているのか。これは1市町村だけでは範疇を超えている部分もありますし、他市との連携もとらなければならない、医大、県とも連携をとらなきゃいけないところもあると思います。

 先日の県議会の中でも議論されていました。大きな話題として取り上げられていました。分娩可能な医療機関が平成16年には県内には24カ所あったものが、現在では16カ所に減少しているということです。山梨県内では、産科医3人によるハイリスク分娩のマニュアル作成などを行っているようでしたが、対応に追われ、正常分娩への対応が不十分ではないかと感じるような答弁でした。正常分娩のリスクが上がっている。時間的、経済的、交通の面でも、さまざまな面で地域に産科があるというところと比べれば、リスクは今の状況のほうが高くなっているのではないかと感じられました。

 県立中央病院においても、昨年7月から助産師外来が開始し、本年7月から助産師による正常分娩を扱う院内助産も開始したそうですが、峡東地区から考えれば、まだまだ不十分で、安心して子どもを産み、育てる環境づくりになっていないと考えられます。助産師さんの活躍にも多く助けられておりますが、やはり近くに産科医のある環境というのは、安心して産み、育てる環境づくりには必要不可欠であると考えております。

 そこでお聞きします。峡東地域近隣の市と連携をとること、県との連携をとっていくこと、医療機関と連携をとること、そして医大とも連携をとっていくこと、このどれもが手を抜くことはできない大切なことだと思いますが、今後どのような考えで市長は進めていくのか、経過と今後の考えをまずはお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員のご質問にお答えをいたします。

 産科再開に向けての取り組みについては、9月議会において、庁内対策プロジェクトチームを立ち上げ、県等へ要望していくことを課長より答弁をさせていただきました。その後10月には、第1回庁内プロジェクトを開催し、今後の対策内容の検討を行いました。現在取り組んでおりますことは、2次医療圏である峡東医療圏域の病院に産科病棟を確保していただくことを峡東3市で連携をし、県に要望していくことであります。私が中心となり、山梨市、笛吹市両市長と協議をし、今月末には知事への陳情を行う予定になっております。また、12月2日には産科存続の署名活動を推進をしていただいた子育てサークル代表者など約30名の皆様と経過報告並びに意見の交換の会を開催をさせていただきました。市民の皆様からも、市民としてできることは積極的に取り組んでいきたいとの力強いご意見をいただき、大変心強く思った次第であります。

 産科医師不足は県はもとより全国的な問題であり、大変難しい問題ではありますが、今後県を中心とした対策を充実していただくよう、積極的に要望してまいりたいと考えております。また、それと並行して、独自に医師確保に向けた取り組みに努力をしてまいりたいと考えております。議員各位を初め、市民の皆様方のご理解とご協力をお願いを申し上げる次第でございます。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 答弁いただきました。この問題はを峡東3市でも連携をとって、その旗振り役もみずからが買って出るということで、こういった姿勢というのは県内を見ても、田辺市長が先進的に、そして意欲的に取り組んでいらっしゃるところは、今までの議会の中でも、途中経過なども聞く中で、そして今後も、また今月末にも具体的に日を決めて、そういったことも段取っているということですので、このことについてはぜひ強くこの姿勢を壊さずに、緩めずにやっていっていただきたいなと願うところであります。

 先ほど市民としてできることはというような意見もいただいたということであります。これはやはり意思の疎通というのも一つ大事な要点にはなるのではないかなと思いますので、意見交換、意見を吸い上げること、全国的な医師不足ではありますが、県の中でも考えることは大事ですが、やはり末端である我々が地域の医療がどうなっているのかというのを一番吸い上げやすい、吸い上げる立場にあるところはやはり田辺市長だということでありますので、こういった意見交換会なども努力をして続けていっていただいて、現状の把握というのを常にしていっていただきたいと要望しております。

 医師のことにつきましては昨日の新聞報道でもありました。山梨大学の医学部の記事が載っておりました。全体的に医師の不足というのは産科医のみではなく、これから地域医療というのを考えていくと、医師の確保に努力していくというのは今後ずっとつきまとう話、続く時代が来るというふうに感じるところであります。ですが、こういった市長の意欲的な行動というのをやはりいろいろな側面から応援していかなくてはいけないのかなと思いますので、これは代表して、やはり市長には頑張っていただきたいなと要望して、次の質問に移らせていただきます。

 続きまして、コンビニの収納についてであります。現在固定資産税、都市計画税、市県民税、健康保険税、軽自動車税など行っておりますけれども、もう2年たっているわけですけれども、この効果というのがどのように上がってきているのか、収納率はどのぐらい向上できているのか、何件ぐらい利用があるのか、そういったところをまず効果をお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 収納課長、藤枝一雄君。



◎収納課長(藤枝一雄君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 コンビニによる収納につきましては、県下に先駆けまして、平成20年4月から導入したところでございます。現在、市県民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税をコンビニで収納することができます。

 コンビニ収納の現状ですが、導入した平成20年度においては、取扱件数1万8,852件、コンビニ収納が可能な税における収入額65億8,574万円のうち、3億8,880万円がコンビニからの納税であり、その収納割合は5.9%、21年度においては、取扱件数2万4,368件、コンビニ収納が可能な税における収納額63億3,748万円のうち5億86万円がコンビニからの納税であり、その収納割合は7.9%でありました。平成20年度と21年度を比較いたしますと、取扱件数が5,516件、収納額が1億1,206万円と、いずれもアップし、収納割合が2.0ポイントアップいたしました。

 また、コンビニ収納が可能な税の現年課税分の収納率につきましては、コンビニ収納を導入する前の平成19年度では96.02%でしたが、平成20年度は96.03%、平成21年度は96.57%と徴収率も上がっており、コンビニ収納の導入効果があらわれたものと思っております。

 コンビニ収納を実施するに当たり、システム改修業務委託費等、当初導入経費が953万4,000円、また1件60円の取扱手数料も含め、年間必要経費が460万5,000円かかりましたが、納税における納税者の利便性、また徴収率の向上のためにも、コンビニ収納の推進は必要であると考えますので、今後もコンビニ収納の推進を図ってまいります。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 今コンビニ収納、県下に先駆けて甲州市が取り入れたわけですが、今の数字を控えたのを見ますと、実績が上がってきているというところで、20年、21年度でもかなりの実績が上がってきているのではないかなと。今年度になればまたさらに実績が上がっていると思うのですが、委託料などその他導入経費等も差し引くと効果は上がっているというご答弁でした。

 今こういったコンビニ収納にかかわる部分というのは、ふだんの生活をしていて、昼間なかなか難しいというようなところで、そういった利便性も図られ、収納率向上に役に立っているのだと思います。こういった結果がもう実際に出ておりますので、ほかの利用料金もコンビニ収納ということで対応できないのかどうかお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 税以外の料金のコンビニ収納につきましては、24時間いつでも、全国どこからでも納付が可能となり、納付者の利便性が向上するものであると考えております。

 しかしながら、税以外の料金のコンビニ収納を導入する場合は、多額のシステム改修業務費用の発生が予測されますので、費用対効果も含め、導入の検討が必要だと考えております。

 現在、平成25年4月の使用開始に向け、磁気電算新システムの構築のための業者選定を進めているところでありまして、税以外のコンビニ収納の導入の必要性及び導入に伴うシステム改修経費等につきまして、いろいろな面から検討してまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) ただいまほかの料金でもこの必要性を考えていく段階ではあるというような答弁でありました。その中で、その必要性というのはシステム改修料との費用対効果を考えての必要性ということだと思うのですが、あとコンビニ収納ができれば、それは収納率、水道料に関しましてもそうですし、利便性を図られるのは、これはもう想像の中だけでもそういう効果を得られるのだろうということは、もう軽く予想はできるわけですけれども、今一番のネックになっているのは、多額なシステム改修費というのがかかってくるということですが、その多額というのはどのぐらいかもう算出されておるのか。

 今業者選定、来年度の電算にかかわる業者選定をされているということですよね。こういったところの選定の中で、システム改修というのはその業者との話し合いの中で、ある程度見てもらうことができないのか。もしくはそういった交渉というのはできないものか。細かなところのシステム改修というのは、そういった業者との協議とか、そういったものも全くできないような協定になっているのか、多少の融通はきくと思うのですが、その辺の協定内容等を見たり、あと今業者選定をされていて、電算にかかわる業務というところで内容を見直していくことも必要だと思うのですが、そういった中で、こういった交渉等はできないものかどうかお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 中村議員のご質問にお答えをいたします。

 先ほど政策秘書課長のほうからご答弁させていただきました。現在、新電算システムの業者等選定の段階に入っております。その中でコンビニ収納等のシステムにつきましては、その収納が決まるというか、庁内で決まりましたら、そのシステム業者と検討といいますか、協議をしてまいるということは可能だというふうに思います。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) まず、先ほど業者選定の中で収納することが決まったら、そういった協議もできるということなのでしょうけれども、収納を決めるにも、やはり予算というのを、どのぐらいの費用がかかるのかというのは大きな決定要因になってくると思いますので、その部分は決定してからお願いするのではなくて、業者選定、まだ1年先の話ですね。こういった中でしっかりと計画を立てて、どのぐらいの費用がかかるのか具体的にやはり手持ちに資料がなければ、そういった決定にも行き着かないと思いますので、そういったところ、こういった先ほど一番全体のところで、ほかの税に関しましても、効果を得ているという実績がありますので、ぜひこの部分というのを考慮して、具体的にどのぐらいの費用がかかるのか、そして件数はどのぐらいなのかとか、いろいろな研究は必要だとは思うのですが、具体的にもう効果が上がっているものですので、毎年効果が上がっていっているものですので、進めていってみてはどうかなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) ご質問にお答えをいたします。

 ただいまお答えさせていただきましたが、業者の選定というのがいろいろな業務の中で使いやすさと正確さ等を考慮して今選定をしている最中でございます。業者がある程度決まった段階で、そのようなことにつきましても業者と相談をさせていただきたいというふうに思っています。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) わかりました。やはり料金の収納、あと税の収納ということに関しましては、これはもう恒久的にこの課題というのはいろいろつきまとってくるわけですから、その中でもやはり収納率の向上というのは大事な問題だと思いますし、効果を発揮しているものも結果が出ているものですので、ぜひそういった検討を進めていっていただきたいと要望いたしまして、次の質問に入らせていただきます。

 続きまして、学校の施設ということで、猛暑対策についてであります。この件に関しましては先ほど丸山議員のほうからも質問が出ました。製氷機、冷水機の設置についての内容も経過もお聞きしましたし、エアコンについての対策というのも私も同じ気持ちでこの質問を通告させていただいていたのですが、先ほど教育長からの答弁もございましたし、丸山議員の発言もございました。同じ質問ですので、かぶる部分は省きたいと思うのですが、やはり私は耐震というのを待ってというところではなくて、計画というのはもっと早い段階から立てるべきではないかなと。先ほど予算も多額の予算がかかるという話でしたので、年々気温が暑くなっていっているというのはデータを見てもわかる話ですので、急の急では無理です。なるべく長い時間も必要になってくるだろうし、あと環境の変化によっては急を要するときもあると思います。そんな意味で、やはりエアコン設置に向けては、早急に対策を進めるべきではないかと思うわけですけれども、お考えをお聞きします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 丸山議員の一般質問で教育長から答弁をいたしましたが、普通教室等へのエアコンの設置につきましては、市民や保護者、学校からの要望もお聞きしておりますが、経費の面を考えますと現状では難しいので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 経費がということでありましたが、要望も受けているという中で、例えば今そのエアコンの設置に関しては、その経費的な部分だけなんでしょうかね。それともいろいろな考えがあって、エアコン設置には一歩置いているという話なのか、それとも予算さえあれば、エアコン設置というのは早急に進めていきたいものなのか、そのところをちょっとお聞きします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 教室等へのエアコンの設置についてでございますけれども、当然子どもたちによい環境といいますか、充実した環境の中で過ごしていただくということは、私もそれは当然やってやりたいというふうに感じてはおりますけれども、何せ予算を切り離してエアコンを設置ということだけで考えるというのは、やっぱりお金と、それから技術といいますか、そういう部分は一体的なものというふうな中で判断をしていくのかなというふうに思いますので、その辺をご理解いただきたいなというふうに思います。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 確かに予算と切り離しては考えていけれない話だとは思いますが、この予算の問題がクリアできていくのであれば、この設置というのは、ことし猛暑と言われておりましたが、来年がどうなるかというのは、やはり予想というのは立てづらいものでありますが、ただ、いざというときにちゃんとした備えができているというのは十分大切なことで、暑さでやはり体調を壊したりということはありますし、そもそも授業の効率等も関係してくることも出てくると思います。ただ予算ということが先ほどからずっと言っておりますが、ならば例えば全校一遍に全教室にというのが難しいのであれば、優先順位をつけて考えていくことも可能かとは思いますけれども、そういった考えはございますでしょうか。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 今の質問でございますが、現在学校の中でエアコンが設置してある教室でございますけれども、保健室、それからパソコン教室、この部屋につきましては全部設置がしてございます。ことしの猛暑対策の中で、学校の中でもこういったパソコン教室等を使いながら授業をしたというようなところもございまして、活用は既にしているところもあるということでございます。それで、あとはそういうところで活用していくための部屋として、子どもたちが比較的職員室なども来るというようなこともありますし、万が一といったようなときには、そういうところも休憩室になるのかなとなんていうふうに考えますので、そういった部分も整備していこうというようなことで、今検討もしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 今保健室とパソコンの部屋は設置がされているということで、職員室はまだ全部が設置されていないということでよろしいですか。何かあったときに、やはりそういったところ、利用できるところがふえていくというのは非常に大事で、いざというときに対応ができるというのは大事なことかなと思いますが、もしこういった職員室とかまだ設置がされていないところがあるのであれば、しっかりと進めていって、いざというときに対応できるような体制というのは最低限とっておいていただきたいなと思います。

 猛暑に対するものはエアコンだけではやはりないと思いますので、いろいろな工夫を凝らして、ことしの夏もしくは今までやっていたところがあると思いますが、授業の中でも、あと校庭の授業でも、いろいろ学校ならではのよい案なども持っていたりすると思うのですが、猛暑に対するそういったよい案というのはやはり学校同士共有してもよろしいのかなと思いますので、その辺の猛暑対策についてどのように話し合われているのか。エアコンの話ももちろん私はこれは希望するわけですけれども、それ以外にも猛暑に対する対応の話し合いというのはどのような話し合いがされているのかお願いします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 各学校の取り組み状況につきましてですが、ベランダに例えばヨシズを張るとか、水筒の持参、それからアサガオのすだれ、これにかわって緑のカーテンというようなことでゴウヤとかヘチマとか、そんなようなものを使いながら猛暑対策をしているというようなこともございます。教育委員会では、各学校に猛暑対策の取り組みについてどのようなことをしているかということでアンケートをとりました。その情報を検討するということの中で、教育委員会、それから校長会において情報提供をしまして、情報の意見交換というんですか、そういうものを行っております。そんなことの中で、調査というかアンケートの内容について、各学校へ情報提供したり、あるいは校長間で意見交換をしたりというようなことで、ことし取り組んだところでございます。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) いろいろな取り組みをされているということで、やはり先ほど丸山議員の発言にもありましたが、耐震が終わったころにもひとつ考える時期があるという話でした。それまでの間、いろいろ猛暑対策というのは連携をとってしっかり進めていっていただきたいし、環境の変化というのは突然来る場合もありますし、もう確実に30年前、50年前から比べれば平均気温、最高気温というのは、気象庁のホームページを見ても上がっていっているというのは、もうこれ確実に数字で出ていますので、そういった状況等も踏まえる中で、急には無理だと言うのであれば、もうあらかじめそういった検討というのはもう今からでも立てていくべきではないかなと。予算一遍には無理です。だとしたら、優先順位というのもしっかりと考えていって、その部分を確保していっていただきたいなと。これは要望しておきますので、しっかりとよろしくお願いいたします。

 続きまして、交通安全対策についてであります。

 市内の中には危険箇所が幾つもあります。交通の不便を感じるところ、あと、ひやりとしたり、はっとしたりする非常に危ない危険箇所も多くありますし、そもそも事故が多発しているところも多くあります。そういったことで、今までの議会の中でも幾つも質問されておりました危険な交差点についてというところです。その部分について、危険な交差点、この後ほか夏八木議員も質問を通告されておりますが、私はこの一番最重要というか、一番事故の多い箇所というか、市内の中でどこだと把握されているのか、まずお聞きします。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 中村勝彦議員のご質問にお答えいたします。

 事故多発地点については、日下部警察署と連携して、現地調査をして、交通安全対策を施しております。特に県道平沢千野線とフルーツラインの交わる交差点と、塩山停車場大菩薩嶺線とフルーツラインの交わる交差点など、危険箇所として日下部警察署及び道路管理者を交え、現地確認をしております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 今二つの交差点の名前が出てまいりましたが、私もふだんそこをよく通りますが、ひやりとしたこととか、これは危ないなと思うことを多く目にします。これは多くというのは、本当に毎日ぐらいの間隔であります。事故も多発しております。場合によっては1日に2回事故があったりというような交差点がこの二つだったと思います。これも先日8日に、県議会の中でも事故多発地点はどこだというような話の中で、この二つの交差点は議題にも上っておったようです。やはりこれは全県下から見ても、甲州市の中から見ても、危険な箇所であることは同じ認識だと思います。

 ただし、やはりこの事故をなくしていくということに関しましては、信号機の設置というのは大事な要素になってくるのだと思いますが、これはやはり地域住民と市と県と警察と公安と、それぞれがしっかりとした意思の疎通がとれて初めてこういった対策をとっていくことができるのかなと思いますので、この辺、努力をやめないこと、あと現状を把握していくことというのは大事だと思うのですが、この二つの地点につきましては、やはり信号機の設置ということが大事な要素になってくるのではないかなと思いますので、その辺の考えをお願いいたします。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 中村勝彦議員のご質問にお答えをいたします。

 市としては、一時停止の啓発看板を交差点手前に設置、交差点内にカーブミラーの設置、また警察からの指示で、交差点を狭めるためのゼブラゾーンの確保をいたしました。また、県議会でも取り上げられたことも重視して、今後既に日下部警察署に提出されている信号機設置のための陳情書も、交通課長みずから公安委員会に上申済みですので、一日も早く信号機が設置されるよう市としても重ねてお願いをしていきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 陳情の話も出ました。上申の話も出ました。地域としての交差点については陳情を出している現状があります。その中で、先ほど市のほうでは一時停止のペイントですとか、あとミラーの設置等さまざまな対策をしていただいて、事故の減少につながっているとは思うんですが、やはり最終的な目標の信号機設置までの一時的な対策として考えていくべきではないかなと。ただし、今市のほうでやっていただいているそのペイントに関してですとか、ミラーの設置に関して、非常にありがたく思っております。今後もぜひ二つの交差点というのを注目して、そして住民との連携をとりながら、県と、そして警察と公安としっかりと連携をとっていっていただきたいことを要望いたしまして、次の質問に入らせていただきます。

 続きまして、指定管理についてであります。この件に関しましては今回議案の中でも出ております。新しく指定管理するところについて質問していきます。今まで指定管理を行っていたところもありますし、これから新しく行うところもあります。いろいろな経過、検討を重ねて、指定管理制度にするということを決定されたと思うのですが、今回もまた指定管理にするというところで、B&Gのようにプールなどの利用者が顕著にふえているところは効果を上げているようなところもありますし、いろいろなところがあります。その中で、まず指定管理に出す前に施設によっては売却というようなことは考えなかったのか。それと、この今回選定をするに当たりまして、選定委員のメンバーというのはどういった選定委員のメンバーで話し合われたのか、まずお聞きします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 まず、売却は考えなかったかというようなことでございますけれども、公共施設ということでございますので、現在のところその考えはございませんが、将来に向けて検討する必要は感じている施設もあることは事実でございます。

 また、次に指定管理者候補の選定についての委員会についての質問でございますけれども、選定につきましては慎重に対応する必要があることから、本市におきましては甲州市附属機関の設置に関する条例によりまして、指定管理者の候補となるべく団体の選定にかかわる市長の諮問機関として、指定管理者候補選定委員会が設置されております。この委員会は、10名以内の委員で構成されまして、その内訳は、学識経験を有する者、市職員、その他市長が必要と認める者ということにされております。具体的には、必要がある施設等に関係する民間団体として市観光協会、市体育協会、それから市の環境審議会関係者、それから地域性を考慮しまして、大和地区の住民の方、そのほか申請団体の財務状況や提出書類の審査確認のため、税理士や司法書士の方にも委員に就任していただき、一般市民6名と市職員4名の委員構成で、慎重に指定管理者候補を選定しております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 売却は考えなかったかという質問に対しまして、それは全部のことを指しているわけではなくて、その施設によってはということでしたので、その中には売却を考えることも将来においてということですね。今回は指定管理に出してというところという、そういうことですね。

 選定委員会のメンバーは民間も6名入ってということでしたので、議論されてきたんだろうなと思いますので、中身について聞いていきたいと思います。

 今回指定管理するということに際しまして、大事なところが指定管理料となると思いますが、この算定根拠というのは一体どういうふうな算定をされてきたのか。市で運営するよりも効果を上げれると。数字的な効果もいろいろあると思いますが、そういった効果をどのように算定されたのか。指定管理料というのは今回補正の中でも載っておりますけれども、その限度額ということで載っております。この限度額というのは、この金額なのか、それとも限度額いっぱいまで契約していくのか、それともこれからまだ協議をしていく段階なのか、その辺をお伺いしたいと思います。まずそこをお願いします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) まず、指定管理料の積算根拠ということでございますけれども、この積算につきましては、各課において現在の施設運営の状況や他の類似施設等の状況を精査する中で積算しているところでございます。

 また、指定管理料につきましては、各年度の予算要求に際し、検討することとしておりますので、債務負担行為の限度額をすべて使うということではございません。議決された後、今後年度別協定を結びますので、その中で指定管理料については債務負担行為の中では限度額を決められておりますけれども、それより今から交渉する中で下げていくということで、各課これから予算編成までの時期において努力していくということでご理解いただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 1点、そこの指定管理にするということで、市でやるより効果がある額なのかどうかというところをもう一度お願いいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 指定管理にすることによりまして効果があるかどうかというようなご質問でございますけれども、当然指定管理料が高くなる施設もございます。これについては業務の内容が、サービスが市民の方に上回るというような、今まで5時までやっていたのを7時までやるとか、土日にやるとか、そういうことで人件費も当然それにはかかりますので、それから事業的に拡大して、指定管理料がふえるものもございます。そんなことでご理解いただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) それはサービスが拡大するということで、市でやったとしても、それだけ分の料金はふえていくという、そういうことですね。今回指定管理に当たって、そのサービス拡大というのも一つテーマに入れていると。民間の力を借りるということでは大事な要点だということだと思うのですが、例えば先ほど温泉などに関しましては、指定管理料を決めていくのに大事な要素であるなと思うのが、入湯税の見直しというところがあったかと思うのですが、私は何度か質問させていただきましたが、この入湯税というものの見直しがされておれば、このところに、指定管理料のところに大きく反映してきたのではないかなと思うのですが、これ今現状はどうなっているのでしょうか。入湯税の見直しは現在どこまで進んでいるのでしょうか。結果は出た話なのか、出ていない話なのか、その辺も含めてお願いします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) ご質問にお答えいたします。

 ご指摘のように、入湯税につきましては、今まで何回も議論されておりまして、ことしになって収納対策の中で二度ほど検討してございます。いろいろな案がございます。他市町村の例もございますけれども、当然入湯税が下がれば指定管理料も下がるということになりますけれども、甲州市の入湯税につきましては、まだ検討中という段階で、現行のままの入湯税として、今回は指定管理の選定に対しては現行のままということで進めております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 現行のまま算定してきたということですが、温泉施設に関しましては今回で終わりの話ではなくて、ほかの施設にも影響する話でありますので、結果というのはずっと先延びというのもやはりどうかなと思いますので、ここ入湯税、目的税であります。入湯税の設置したのも甲州市になってからということで、これ見直しができるというところも、やはりその条文の中に載っていたかと思いますけれども、しっかりとこのところを検討を進めていっていただきたいなと。

 私は今回指定管理料についての質問でしたので、入湯税についてはこれは要望にしておきますが、ほかのところにもかかわってくる話でありますので、この部分しっかりと検討していっていただきたいなと思います。

 あと、次は市の責任と業者の責任とがどういった分け方になっているのか。いろいろな観点からあるのですが、細かなところに幾つもありますので、細かなところはまた委員会等に付託、先ほどされましたので、その中で聞いていきますが、大まかなところだけ3点、4点ほどお聞きします。

 まず第1に、個人情報の管理であります。すべてのものに個人情報の管理についての項目が載っております。その中で甲州市の個人情報保護条例によるところのというところもありますし、個人情報保護条例を見ますと、甲州市の中では実施機関が行うものに関しましては、市でしっかりと責任を持って管理していかなければならないということです。個人情報をファイルにした場合は、そのファイルがどのように運用をされたかとか、そういったものもすべて市で把握していく義務があると思うのですが、この個人情報についての責任というのは甲州市にはどのように関係してくるのでしょうか。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) ご質問にお答えいたします。

 個人情報につきましては、協定書の中で機密の保持、個人情報の収集の制限、適正管理等の個人情報に関する取扱特記項目を定めており、市に準じた取り扱いをするということでございます。



○議長(岡武男君) 休憩いたします。

             休憩 午後2時22分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時23分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 個人情報の保護ファイルというようなことで、今言った施設の入居とか、そういう個人情報につきましては、指定管理者が当然管理して、市の個人情報保護条例に基づいて管理しております。当然市のほうとしてはそれは何か現に必要が生じた場合、見せていただくというようなこともありますけれども、基本的には指定管理者が管理しております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) ちょっと聞いていることと違うのですが、個人情報ファイルというのは、そんなめったやたらにだれでも見れるものではないと思いますので、甲州市が見るというわけにもいかないと思いますけれども、どんなファイルがあって、しっかり運用されているかというのは、それは把握しておく義務が出るのか、ないのかということを聞いておりますので、普通あるべきではないかなと思うのですが、お願いいたします。



○議長(岡武男君) 休憩いたします。

             休憩 午後2時25分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時27分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) お答えいたします。

 個人情報のファイルに関しましては、再確認をいたしまして、条例に基づいて適正に管理していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) ぜひお願いします。個人情報というのは大事な情報がかなり多く載っておるものですし、ちゃんと扱わないといろいろな被害と連結したりしますので、条例に基づいてしっかりと管理されるように監視していっていただきたいなと要望しておきます。

 続きまして、利用料金についてお聞きします。

 市と業者、甲と乙の中でいろいろと利用料金についても出ております。利用料金がかかっているところは幾つかあるわけですけれども、この中で利用料金については限度額以内で業者のほうで決めていくということで、限度額は今回決まっていくわけですけれども、甲州市勝沼農村情報連絡施設設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定についてということで今回出ております。これが指定管理の今回議案と一緒に出ているわけですけれども、この料金が2倍、掛ける2ということで出ておりますけれども、今ある現行の2倍までは徴収できるという意味になろうかと思いますけれども、その業者が幾らに決めるというのは市の承認になってくるわけですよね。市が承認したら、その料金で今後料金が決まっていくという話ですけれども、そもそもが2倍になるかどうかというのは議決の中でしか決めれないので、今後また最後の議会最終日に決定されていくと思うのですが、この料金についてどのようにしていくのかというのは市のほうではどういった対応で協議をされていくのか、承認されていくのか、周りとの現状を比べる中で承認していくのか。高過ぎても安過ぎてもいけませんですし、ほかのところとの連携というか格差というのはやはり余り格差があってはいけないものだと思いますし、その辺の考え方、料金をどのように決めていくのか。

 あと、その料金につきまして未払いというものが出た場合、過年度分に関しては市のほうではどういう体制をとっておられるのか。指定管理というのも期限があるものであります。期限が切れた後に、過年度分が残っているような場合、次の業者に引き渡すときにもいろいろな問題が出てこようかと思いますけれども、その辺市の料金、徴収、未払いに関しましてどのような責任が市のほうにはあるのかお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 利用料金につきましては、条例で定めるということになっておりますので、条例の範囲内で実施しているところでございますけれども、勝沼のCATVの料金につきましては、今回今までの1,000円を2,000円ということで、2,000円までできるという規定でございます。これにつきましては、その指定管理候補者が事業計画に基づいて、幾ら上げなければ運営ができないというようなことに基づきまして、市に申請があった場合、市長が認める範囲内で利用料金の設定をするということで、今回改正した目いっぱい上げるというような意味ではございません。

 それから、利用料金の未払い等につきましては、当然指定管理者の責任となりますので、適切に管理いただけるものと認識しておりますけれども、万が一協定に反する行為が発生し、損失が生じた場合には、賠償を求めることもあり得るということでご理解いただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 指定管理者に責任があるということなのですけれども、その違反した場合というのは多分料金が徴収できなかった場合ということなんでしょうかね。そのちょっと意味がよくわからないのですが、指定管理期間というは決まっておりますので、それをまたいだ場合というのは、非常に過年度分というのに関しましてもどういう対応をされてきたのかというのは、未納の方にとってはすごい大事なことだと思うのですけれども、その辺をどうお考えか。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 利用料につきましては、今まで多少ございましたけれども、CATVなど1カ月おくれるというようなことがありましたけれども、その指定管理者の責任において徴収していただきまして、市のほうへ納入するべきものがある場合、納入していただき、当然未納については指定管理者の責任において対応していただいております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) では、まとめてお聞きします。利用料も含めてなのですけれども、社会的な責任が出た場合というのはどのように、この中を見ていきますと、甲州市とその選定業者によって協議して解決していくと。その責任分担においてもという話ですが、その社会的責任というのが発生した場合、先ほどの利用料金もそうでしょうし、いろいろなけがや事故、そういった不測の事態というのもあるわけですけれども、その場合、最終的には市に責任が出てくる場合もあると思うのですが、その業者との話し合いというのはどういう体制で、もし何かあった場合は社会的責任をどう話し合われていくのか。専門家も交えていくのか。どういった体制で行っていくのかお聞きします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) ご質問にお答えいたします。

 責任区分についてということで、協定書の中に指定管理業務に関する責任区分が記載されておりますが、その分担に応じて適切に区分しておりますけれども、不測の事態が起きた場合につきましては、顧問弁護士と相談して対応していきたいと思っております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 責任区分がしっかりと明記されているということなのですが、大体のものに関しては甲州市と選定業者で細かなところは協議するというような言い回しになっているものが多いように思います。そうなったときに、どのように話し合われていくのかというところですので、先ほど専門家を交えて話し合っていくということでした。

 すみません、幾つか質問があったわけですけれども、時間のほうも終わりに近づいていってしまいましたので、残りの部分に関しましては委員会の中でしっかりと聞いていきたいなと思っております。

 今回の質問の中では大きくありましたが、学校の猛暑対策につきましても、交通安全につきましても、産科の部分につきましても、やはり大きな決意と、あと今後しっかりと進めていくという努力の姿勢というのは必要だと思いますが、産科、交通安全、市民の生活と安全を守る話でありますので、市長には、その今までどおりの姿勢を崩さずに、しっかりとこの地域の住民の声を吸い上げていただきまして、努力していっていただきたいと要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。



○議長(岡武男君) 中村勝彦君の一般質問を終わります。

 ただいまの中村勝彦君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を2時45分といたします。

             休憩 午後2時35分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時45分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 16番、廣瀬宗勝君。

 廣瀬宗勝君につきましては、一問一答方式で行います。



◆16番(廣瀬宗勝君) 議長に一般質問を通告いたしておきましたところ、ただいま許可をいただきましたので、市政一般につきまして質問をしてまいります。

 平成17年11月3日、3市町村が合併し、5年が経過し、甲州市長として大変厳しい財政状況の中、市政の発展と市民福祉向上のために全力を傾注しておりますことに対しまして、心から敬意を表するものであります。

 田辺市長の施政施行の基本方針であります清潔、公正、公開を基本姿勢とし、また市民参加のまちづくりを進め、市民の皆様と情報を供給し、参画と連携と協働のまちづくりを推進し、風格と希望あるまちづくりの実現のために鋭意取り組んでおることは承知をしております。市制施行5周年記念式典でも、市長の政策が述べられておりましたが、甲州市長として2期目を迎えるに当たり、市長の政治姿勢は不偏不党であると私は思っておるところでございます。市長の基本姿勢についてまず伺っておきます。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 甲州市も早いもので本年11月1日をもって市制施行からはや5年が経過をしたのであります。私の政治理念は、一人一人の市民の皆様が誇りと愛着の持てるまち、お年寄りが大切にされ、若者が元気で働き、子どもたちの明るい声が聞こえ、自然環境や文化的な景観が大切にされる住みよいまちにすることであります。

 私は、政治を志して以来、政治に携わる者は常に清潔、公正、公開であらねばならない、こんな思いを基本理念にして政治活動を行ってまいりました。市長職にあっても、厳しい社会経済状況の中で、今甲州市に何が必要であるか、市民の一人一人の声に耳を傾け、的確に判断し、行動することが大切であると考えているところであります。

 こうした中で、今回私の関係する会社の民事上の事柄につきまして一部報道があり、ご心配された向きがありましたが、ただ、今申し上げましたとおり、私が市長職をまっとうする上で、何ら支障を生ずるものではないわけであります。ご理解をいただきたいと思います。今後とも市民福祉の向上や市政発展のため、誠心誠意市政執行に邁進をしてまいる覚悟でございますので、議員各位を初め、市民の皆様方のご理解とご協力をお願いを申し上げる次第であります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 市長からお話がございました。今後とも田辺市長におかれましては、政治信念を持って市政運営に当たっていただきたいと思います。

 次の質問に入ります。

 次に、来年度予算の編成方針はどのように取り組むかをお伺いいたします。来年度予算編成につきましては、円高、デフレの影響や失業率が高水準にあるなど、引き続き厳しい経済情勢にある中で、国では大枠である71兆円の枠内で元気な日本を復活させるための施策に予算の重点配分を行うなど、予算編成作業が進められておるところであります。

 本市の財政状況は、財政指標などを見ますと改善方向にあるとは思われますが、この厳しい経済情勢の中で、引き続き厳しい財政状況が予想されることから、市長の来年度予算編成に取り組む考え方をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) ご質問にお答えをいたします。

 国では政権交代後初めての本格的な予算編成となる中で、新成長戦略を着実に推進し、元気な日本を復活させるため、極めて重要な予算であるとして、無駄遣いの根絶の徹底や事務事業の大胆な見直しにより、新たな政策、効果の高い政策に重点配分する財源を確保することとしており、今後国の動向には注視をしてまいりたいと考えております。

 本市の行財政運営においては、平成21年度決算で、実質公債費比率、将来負担比率とも改善方向にありますが、引き続き財政健全化判断比率等の財政指標のさらなる健全化を念頭に置き、持続可能な財政構造の構築に向けた取り組みを推進していかなければなりません。このような状況の中で、現時点では国の予算及び地方財政対策の内容が明らかでないことから、来年度の本市財政については的確に見通すことは難しいところでありますが、景気の低迷に伴う市税の落ち込みなどにより、依然として厳しい財政状況にあります。平成23年度の予算は、財政運営のさらなる健全化を推進するために、これまで行ってきた行財政改革の努力を決して緩めることなく、徹底した事務事業の見直しを行うとともに、限られた財源の重点的、効率的配分など創意工夫をする中で、新年度予算を編成してまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今市長からもお話のございました国の予算及び財政状況が明らかでないというようなことで、大変難しいようでございますけれども、市長におかれましては住民福祉の増進に努め、甲州市のまちづくりのプランに基づく施策の着実な推進を図っていただきたいと、こんなふうにも思います。

 次に、来年度予算の予算規模、総額はどのくらい見込むのか。来年度の予算の一般会計総額についてでありますが、国では概算要求は過去最大の96兆7,465億円に膨らんでおります。そこで、当市の規模は、来年度の予算はどのくらいになるかをまず伺っておきます。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 平成23年度の当初予算編成においては、前年度当初予算と比較いたしますと、主要事業の庁舎移転整備事業が終了することや行財政改革の取り組みによる人件費や公債費の減少など、マイナス要素がある中で、社会保障関係経費などの扶助費の増加や国の政策による地方への影響額として、子ども手当の積み上げ分、また経済対策による事業の前倒しなどのプラス要素も考えられます。このような中で、国の地方財政対策の内容がまだ示されていないことから、平成23年度の予算規模を申し上げるには難しいところがございますが、現時点では150億円前後になると、このように見込んでおります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) なかなか国の動向等も重視して難しいわけでございますけれども、限られた財源の重点的な配分、そしてまた効率的な運用に努めまして、創意工夫する中で予算に取り組んでいただきたい、こんなふうにもお願いするわけでございます。

 次に、重要重点配分による施策、事業についてでありますが、第1次総合計画甲州市まちづくりプランに基づく施策の新事業、これを来年度予算に着実に取り組んでいくのかまず伺っておきます。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) ご質問にお答えいたします。

 平成23年度の当初予算において、現在予定をしております施策事業について主なものについて申し上げます。

 まず、基盤整備事業といたしまして、市道上於曽63号線エレベーター設置事業、これにつきましては、塩山駅及び南北自由通路の利用者の利便性を図るため、平成22年度でJR東日本が塩山駅構内にエレベーターを設置することとあわせて、平成23年度では南口にエレベーターを設置する予定であります。

 次に、市道下塩後22号線改良事業につきましては、市道上於曽81号線、塩山バイパスから国道411号を結ぶ路線の東工区1期事業として、延長310メートルを整備するものであります。

 次に、市道上塩後25号線歩道整備事業につきましては、上塩後市営住宅からJAフルーツ山梨入り口までの片側歩道区間の230メートルを両側歩道に整備するものであります。

 次に、児童・生徒の安全を確保するための小・中学校施設耐震補強事業といたしまして、奥野田小学校校舎西館、松里小学校校舎特別棟、塩山中学校校舎南館及び塩山北中学校屋内運動場の耐震補強設計委託を予定しております。

 次に、近代産業遺産整備事業の第2期事業といたしまして、宮光園の蔵、倉庫、庭園などの整備にかかわる設計委託等を予定しております。

 次に、子ども医療費助成金支給条例の一部改正につきまして本議会へ提案させていただいておりますが、小学校6年生までと、入院に限り中学校3年生までの子ども医療費助成金の拡充分を予定をしております。

 以上、主なものを申し上げましたが、予算編成に当たりましては、限られた財源を有効に活用する中で編成してまいりたいと、このように考えているところでございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) ただいま課長のほうから重要な施策について的確に対応するというお話で、幾つかのすばらしい事業が報告がありました。これに基づいて今後23年度予算にも反映できるようお願いしたいと思います。

 次に、市民懇談会等での要望及び各区長等の要望の取り入れの考えはということでございますけれども、この件については、市長が今ひざを交えて各地域でもお話し合いをしているところでございますし、また各区長からもいろいろな区の要望等が出ているわけでございます。例えば、導水路の問題とか農地の空き地の問題、あるいはまた街灯問題、カーブミラー、防護柵、いろいろなさまざまな問題が各担当課のほうにも上がっておると思うわけでございますけれども、これら市長を交えての懇談会等でもいろいろお話が出ております。これらの市民の切実な要求をこの来年度予算にどのように取り入れていくのかをまず伺います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) ご質問にお答えをいたします。

 甲州市民懇談会におきまして、市民一人一人の声に耳を傾けるとともに、市民の意見や考えを市政に反映させるということで開催をいたしているわけであります。議員がご指摘のとおり、市民の皆様から市政への要望や貴重なご意見を多数いただいているわけであります。また、各区長からも市民生活に身近な要望を賜っております。要望の中ではすぐ対応できるものもございますが、時間をかけて検討すべきものもあるわけであります。また、他の機関との調整が必要なものもありますので、担当課とともに内容についてよく協議を行い、市民の要望にいち早くこたえてまいりたいというふうに考えている次第であります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) ただいま市長から力強いお答えをいただきました。厳しい財政状況の中ではございますけれども、しっかりした対応をしていただきたいと願っておるところでございます。

 次に、合併特例債の活用についてを伺います。

 本市の合併特例債発行額は事業費分として128億6,490万円であり、基金積立分として17億円となっております。申すまでもなく、この合併特例債は、市町村合併後のまちづくり推進のため、市町村推進計画に基づいて行う事業や合併振興資金の積み立てに要する経費について、合併年度である平成17年度から26年度までの10年間に限り、その財源として借り入れをすることができるわけでございます。充当率は対象事業の95%で、その元利償還金の70%が普通交付税によって措置をされるわけでございます。既に借入額については平成18年度から平成22年度予算計上額まで、割合は事業費におきまして47億7,950万円、率にいたしまして37.2%、基金分4億7,500万円、率にいたしまして27.9%、合計で52億5,450万円、率にいたしまして31.6%を消費しておるわけでございますけれども、既に合併後5年が経過するわけでございます。

 私が見たところでは、まだまだ使うお金がたくさんあるわけでございますけれども、今後の公共事業費にこの合併特例債を先ほど申しました事業等について、ここに将来に向かって田辺市長がこういう事業をやったということのあかしをつくるためにも、この合併特例債を使って、市民におこたえしていただいたらどうかというふうに考えているところでございますけれども、見解を伺っておきます。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) ご質問にお答えいたします。

 本市の主要な財源であります市税につきましては、景気の低迷により収入の減少が続いている中で、主要事業を着実に推進していくためには地方債が重要な財源となっております。地方債の中でも合併特例債につきましては、合併による特例措置として財政運営上非常に優位な起債ではありますが、借り入れ期間が決められておりますので、財政健全化指標の推移も見ながら、できる限り有効活用を図る中で、重要施策の着実な推進を図ってまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) しっかり対応をしていただきたいと思います。

 次に、行政改革について伺います。

 第1次甲州市行政改革大綱の改革に基づいて行政改革に取り組んできておりますけれども、行政改革により市民福祉の向上のため、また生活基盤の整備施策に財源を充当してきたと思いますけれども、今後第2次の行政改革をどのように推進していくかをお尋ねいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 第1次行政改革大綱と、それに基づく実施計画の推進に向けて、全庁一丸となり取り組んでいるところでございます。計画期間は18年度から平成22年度までの5年間であり、現在今年度が最終年度となっております。現在、第2次行政改革大綱及び実施計画の策定中でございます。計画期間は平成23年度から26年度までの4年間とし、庁内組織である行政改革推進本部、学識経験者や市民により構成される行政改革推進委員会と協議を重ねているところでございます。今後も市民と行政との協働、行政運営の効率化、行政能力の向上に向けて取り組んでまいりますが、行政改革を着実に推進するには、すべての職員の意識改革が不可欠でございます。今後におきましても、職員研修などさまざまな機会をとらえ、職員の意識改革に取り組んでまいる所存でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) しっかり取り組みをして推進をしていただきたいと、こんなふうにも思います。

 次に、行政評価制度について伺います。

 行政評価制度については、行政施策の効率性を高めるため、より質の高い効率的な行政運営を行うために実施してきていると思いますけれども、事務事業評価の現在の状況はどのように進んでおるのか。また、評価結果はどのようにするのか。さらに人事評価制度の進捗状況について伺います。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) お答えいたします。

 行政評価につきましては、平成20年度から事務事業評価を実施しているところでございます。本年は事務事業一覧表に掲げられている事務事業の中から直接市民に影響の及ぶ事務事業を中心に実施しております。

 内容といたしましては、まず担当者による評価を実施し、その後課長による2次評価を実施しております。平成21年度は224の事務事業を評価いたしました。さらに昨年度からは事務事業評価シートの中から8事業を取り上げて、業務仕分け、第三者評価を実施し、市民のご意見を評価に反映させているところでございます。

 また、来年度からの施策評価の実施に向けて、現在評価シートの作成を行っております。それから、事務事業評価結果につきましては、行政改革推進本部で確認する中で、各課においてマネジメントサイクル、いわゆるPDCA、プラン・ドゥー・チェック・アクションというサイクルを意識しまして、次年度以降の事務事業の改善に役立てているところでございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 廣瀬議員からのご質問でございますけれども、人事評価制度のことについてご質問いただきました。人事評価制度につきましては、現在段階的に進めておるところでございます。この制度は市民サービスの向上を目的としたものでありまして、そのために職員のやる気を高め、能力を最大限に引き出すことができるような制度の構築が重要であると考えております。今年度につきましては、職員一人一人が自分の業務の目標と、課としての目標を設定する作業を行うこととなっております。今後この制度についての研修を重ねながら導入を図ってまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) しっかり取り組みをしていただきたいと思います。

 次に、職員の定数管理の適正化推進についてをお伺いいたします。

 行政改革等によりまして、職員の削減で人件費の抑制を市として取り組み、健全財政の大きな要因と思われますが、職員の士気を減退させるなど、結果として行政運営全体が停滞しないような定数適正化計画や人材育成基本方針に沿って進めていると思いますが、その結果、現在の職員定数は実質定数との差が余りにもあります。合併以来の定数条例であり、早急に実情に合わせた定数条例の改正が必要と思いますけれども、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 甲州市職員定数条例でございますが、職員数は全体で470名と規定してございますが、現在の職員数は行財政改革を進めた結果、現在370名となっております。以前にも定数条例の見直しを行いたいという考えを議会でお答えをいたしておりますが、現在はまだ定数条例の改定は行ってはございません。各課の業務量等を精査した中で、適正かつ余裕を含めた定数を制定いたしたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今精査した中でやるというようなことでございます。よろしくお願いしたいと思います。

 次に、職員研修と意識改革をどのように行っておるのかをお伺いいたします。

 合併後5年目を迎えまして、新しい庁舎で職員一同が仕事に励んでおるところでございますが、行政の広域化や社会経済情勢の変化に対応していくためには、変化に柔軟に対応してできるよう、自分自身で研さんに励み、積極的に行動する職員でなくてはなりません。今求められているこの人材育成基本方針に基づき、職員に必要な能力、階層別に必要な能力、専門的な職場における必要な能力に分類し、外部研修や職場研修をどのように計画的に人材育成を行っておるのかをお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 職員の研修についてのご質問でございますが、平成21年3月に策定をいたしました甲州市人材育成基本方針にのっとり、職員の業務上の研修はもとより、山梨県市町村職員研修所において行われております研修に大勢の職員を派遣いたしております。また、甲州市独自の全職員を対象とした研修といたしまして、年3回の研修会、また本年度につきましては、市町村職員中央研修所にも参加をいたしたところでございます。研修の機会に積極的に参加することによりまして、行政職員としての意識の高揚、サービスの向上とスキルアップを図ってまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今の答弁の中で、独自の職員を対象とした研修というふうなことでございますが、具体的に人数、参加率、また山梨県市町村職員研修所への派遣による職員数はどのくらいの率なのか、人数等がわかりましたら、ひとつお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) まず山梨県市町村職員研修所において行われております研修に毎年100名程度の参加をいたしております。年度により多少前後いたしますが、おおむね100名程度でございます。甲州市独自の全職員を対象とした研修といたしましては、これも年度ごとと多少異なりますが、70%くらいの参加率ということでご理解をいただきたいと思います。

 また、今年度につきましては、民間で行いました地域創造力についての研修でございますが、甲州市職員50人ほど参加をいたしております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) やはり質の高い職員の研修が必要でないかと、こんなふうに思いますので、継続的にぜひお願いしたいと思います。

 次に、農業振興について通告をしておきました。まず、農業振興地域整備計画についてをお伺いいたします。

 ここ数年来全国の農村地域においては、農村から都市への人口の流出、農業者の高齢化の進行、少子化等の要因により、農家数の減少とあわせ、農業人口も年々減少をしてきたところであります。農業を基幹産業とする本市においても、年々農家数、農業人口とも減少してきております。

 こうした中で、今後の市の活性化と農村地域の機能を維持、発展させていくためには、人口の維持、増加が課題だと考えられます。また、現代社会が生み出した核家族化により、新しいライフスタイルによる生活が行われており、次世代の居住地の確保が求められているところでもあります。農業振興と調和して農村環境をつくり上げ、守っていく中で、これらの担い手確保が必要だと思います。

 こうした中で、市では適切な農地管理と農業振興のため、昨年10月に農業振興地域整備計画の見直しをされましたけれども、その後、市民の声の中には、子どもの家を建てたいが、今後の農振除外について、市はどのような計画であるかとの声もお聞きいたしております。そこで、今後の農業振興整備計画の見直しはどのような計画になっておりますかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 農業振興地域整備計画につきましては、優良な農地を保全するとともに、農業振興における各種施策を計画的に実施するために基本となる総合的な農業振興の計画であります。

 甲州市では、平成17年の市町村合併による農業振興地域の区域変更の結果により、農業振興地域の整備に関する法律第3条に基づき、昨年10月13日付で、甲州農業振興地域整備計画を総合見直しにより定めたところでございます。

 議員ご質問の、今後の農業振興地域整備計画の見直しにつきましては、国が今年6月に経済異常の変動等を理由として行った国の基本方針の変更に伴い、県では6カ月以内に農業振興地域整備計画の基本方針を見直すこととされており、今月12月10日をもって基本方針を変更することで進められております。今後市では、県の基本方針の見直しを受け、速やかに整備計画を見直すことが求められておりますので、来年度には整備の計画の見直しを行ってまいります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 速やかにと今申されたとおりでございますので、よろしく変更のほどをお願いしたいと思います。

 次の質問に入ります。

 次に、甲州市ワイン原料用甲州種ぶどう栽培奨励事業、また甲州種ぶどう苗木供給事業の推進状況についてをお伺いいたします。

 市で生産されるぶどうの中でも、甲州種は長い歴史を持ち、自然条件を生かしたオリジナルな商品として消費者に好まれており、ぶどう農家が位置づけしてきたものと思います。こうした甲州種も消費者志向等に向け、大房系の高品質な生産性の高い生食用の品種に改善され、また醸造用にも利用されている甲州種については減少傾向にあると推測をしております。

 こうした状況の中で、市ではワイン原料の生産地を明確に保証する甲州市原産地呼称ワイン認証制度のもと、広く消費者に甲州種のワインが届けられる日が間近であり、ワイン産業に大きな期待をするものであります。市ではこうしたワイン振興を進めていく中で、減少しつつある甲州種の確保と安定生産のため、昨年度から甲州市ワイン原料用甲州種ぶどう栽培奨励事業を推進し、今年度当初予算に270万円計上し、また今年度からワイン原料用ぶどう中、甲州種ぶどう苗木供給事業として当初予算にも事業費の2分の1の補助として73万5,000円を計上し、推進しているところでありますが、事業の推進状況についてをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ご質問にお答えいたします。

 甲州市ワイン原料用甲州種ぶどう栽培奨励事業は、甲州種ぶどうの生産量が年々減少している状況にあって、今後ワイン原料用甲州種ぶどうの確保が難しくなることが予想されることから、ワイン原料用甲州種ぶどうの安定した生産体制の確立と、甲州種ぶどうの産地としての推進を図るため、市内のワイン製造業者とワイン原料用甲州種ぶどうの長期栽培契約を締結したぶどう栽培農家に対し、奨励金を交付する制度として、昨年度より制度化したものであります。

 今年度はワイナリーとぶどう栽培農家による甲州種の長期栽培契約についての取り組みが積極的に行われ、当初の見込みを大きく上回っており、11月末現在では長期栽培契約による件数が54件で、契約栽培面積が8.1ヘクタール、補助金額で283万6,300円であり、昨年比で65%の増であります。こうした成果により、今議会に追加補正をお願いしているところでもございます。

 また、この長期栽培契約制度とあわせ、今後の品質のよい醸造用ぶどうの生産を目指し、優良系選抜苗の普及を推進していくために、今年度からワイン原料用甲州種ぶどう苗木供給対策事業を創設いたしました。ウイルス選定後の1年生苗木の供給を図るため、苗木代の2分の1補助を行うこととしております。今年度の事業計画につきましては、11月末までに新植、また改植による事業面積で10.8ヘクタール、対象苗木供給本数として1,303本が申請され、事業費総額は136万8,150円で、補助金額で68万4,075円の事業規模となり、今後の良質な甲州種ぶどうの生産と安定供給をさらに推進してまいります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今後とも積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 次に、桃の販売促進についてをお伺いいたします。

 市の農業は果樹を主体としたぶどう、桃、スモモを中心に農業経営が営まれているところでありますが、大半は農協系統出荷であり、農協に販売をゆだねているところだと思います。近年は観光農園での販売、配宅での販売等、多様な販売方法により、生産された果実が消費者に届けられている状況であります。

 こうした状況の中で、今年度市ではJAフルーツ山梨を事業主体として、甲州市桃産地消費宣伝活動事業を推進するため、当初予算に総事業費200万円に対しまして、補助額150万円を計上し支援する中で、市内農協の桃の共選所において試食、食べ歩きキャンペーンとスローガンを掲げ、実施されたところでありますが、どのような成果があったのかをお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ご質問にお答えをいたします。

 市では桃の優良販売と生産農家の所得増大を促進するため、甲州市桃産地消費宣伝活動事業を創設いたしました。産地で直接おいしい桃を試食していただくことで、当市の桃のPRを行い、産地としての評価もいただく中で、桃のイメージアップを図るとともに、消費拡大と生産農家の所得増大を目指して事業推進をしてきたところでございます。

 この事業は、JAフルーツ山梨が事業主体となり、キャッチフレーズを「完熟桃の試食・食べ歩きキャンペーン」とし、管内6共選所により7月11日から8月17日の間の6日間実施をされました。共選所においての試食状況と桃の販売状況でありますが、キャンペーンの参加者は延べ9,367人であり、前年比で272%の増でありました。販売額については1,242万円であり、前年比で45%の増でありました。前年と比較すると、事業成果が大きく出ております。

 参加者からは実際に桃の畑で実がなっている状況を初めて見て、新鮮な桃を食べることができ、満足です。また、農家の苦労や品種の特性なども気軽に聞くこともできて、産地ならではの自然と季節感を満喫できたなどの高い評価をいただき、大きな成果をおさめることができたところでもございます。今後も果樹産地として桃の生産振興、消費拡大に努めてまいります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) ただいまの事業成果を聞いていますと、桃産地消費宣伝活動事業については、桃の生産販売を行っていく中で、成果のある事業だと思われます。

 そこで、継続的に事業を推進することがより効果を生み、桃産地としての生産安定と有利販売による農家所得の向上も図れるのではないかと考えますけれども、この事業の継続と今後の一層の成果を期待し、継続事業として行うことを望みますけれども、市長のお考えを伺います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) ご質問にお答えをいたします。

 先ほど課長からも答弁をさせていただいたわけでありますが、この事業、こう言っては何ですが、想像以上に成果が上がったのではないかなというように解釈をいたしております。JAフルーツ山梨の協力も当然あるわけでありますが、こうやってじかに消費者の皆さん方においでをいただいて、直接桃を食べていただくということが、やはり大きく消費につながっていくのではないかなということと、やはりこれが一つの交流人口の増加にもつながるのではないかというような気がいたしております。この事業は毎年やってまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 市長、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、予防接種費用の助成についてを通告をしておきました。ヒブワクチン、子どもの肺炎球菌ワクチンの助成についてお伺いをいたします。

 現在、乳幼児の細菌性髄膜炎という、とても重篤な病気の50%以上を占める病原菌がインフルエンザ菌B型ヒブであり、この病気にかかると、約5%の乳幼児が死亡し、約25%の乳幼児に知能障害、てんかんなどの重大な後遺症を残します。5歳未満児の乳幼児がかかりやすく、特に生後3カ月から2歳までの間にかかりやすいので、注意が必要です。ヒブによる細菌性髄膜炎予防をするためには、ヒブワクチンの予防接種がとても重要と考えます。

 また、肺炎球菌という細菌が原因で、肺炎、髄膜炎、中耳炎、菌血症など重篤な病気を引き起こす菌も問題視されており、毎年200人の子どもが肺炎球菌による髄膜炎を罹患し、そのうち3分の1が死亡あるいは重い後遺症を残しております。肺炎球菌による重篤な感染症も5歳未満の乳幼児がかかりやすく、ゼロ歳児から予防接種が奨励をされておるところでもございます。

 しかし、現状では、ゼロ歳児から予防接種に1回7,000円から1万円の合計4回の接種が必要であり、高額であるため、予防接種を受けない人も多くはありません。そこで、子どもたちの生命を守るためにも、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの予防接種費用の助成についての考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えします。

 ヒブ及び肺炎球菌の感染症につきましては、議員ご指摘のとおりでございまして、これらの感染症対策について、現在厚生労働省の予防接種部会において、公的予防接種として定期予防接種に位置づけることが検討されております。国においては、予防接種法の制定前にもこれらの予防接種に対して臨時特例交付金として県に基金を設置し、国2分の1の助成を行う制度を開始する予定となっており、県の説明会が今月中に開かれることになっております。詳細がまだ明らかではありませんが、予防接種は医師会のご協力を初め、副作用に対する補償制度の問題も含んでおりますことから、国・県の制度内容を踏まえ、前向きに助成する方向で検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 大変な病気を防ぐためにも、とうとい子どもたちのためにも早急な対策が必要だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、環境対策についてお伺いいたします。

 太陽光発電システム設置への補助金交付について、その後の対応結果についてをお伺いいたします。

 エコポイントの対応で太陽光発電の設置助成について、私も平成21年12月議会におきまして質問をしてまいりました。太陽光発電システムの設置は、温暖化防止と化石燃料の削減対策として有効な手段であり、国でも県でも利子補給を行い、一般家庭の設置を行ってきたところであります。また、県内17市町村においても既に補助を行っておるところでございますが、しかし、これは時代の推移でもございます。当市においても早急な実施をお願いしたいと思いますが、その後の検討結果についてお伺いをしておきます。



○議長(岡武男君) 環境政策課長、根津克彦君。



◎環境政策課長(根津克彦君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 太陽光発電システムの設置者に対する補助金制度は、議員もご承知のとおり、国ではこのシステム設置費用の助成として、1キロワット当たり約7万円を、県では利子補給などの助成をしております。また、国の新たな制度により、平成21年11月から開始された余剰電力の買い取り制度では、電気を利用するすべての方から太陽光発電促進賦課金として全員参加型の制度により負担することとし、平成22年4月からの買い取り金額は、住宅用で48円と、今までの倍の金額となっております。

 県内の太陽光発電システムの設置状況は、新エネルギー導入促進協議会のデータでは、平成21年度末現在延べ5,675件となっております。また、山梨県が実施している利子補給制度の申請件数は、平成21年度372件、うち甲州市15件、平成22年度629件、うち甲州市17件となっております。甲州市では厳しい財政状況により、太陽光発電システムの助成は実施しておりませんが、新庁舎移転に伴い、設置した太陽光発電システムの実証結果を定期的にPRし、太陽光発電システムの設置促進を積極的に図ってまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 市でも新庁舎等にも移転に伴い設置したということで、PRも兼ねているわけですけれども、市役所に設置すればいいというふうなものでございません。市民も多数要望がありますので、これからぜひ厳しい財政状況でございますけれども、早期実現をお願いして、次の質問に入ります。

 次に、情報公開提供についてをお伺いいたします。

 現在、市広報にて市特別職、各種委員会、区長等を初め、任命、委嘱など多くの皆さんの情報を市広報に掲載されていますけれども、毎年定期的に行われております市職員の人事異動、新規採用者の市広報への掲載についてのお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 定期的に行われます人事異動及び新規採用者の情報でございますが、毎年人事異動内示ということで新聞に掲載をさせていただいております。今後ホームページ、広報等に職員紹介等を掲載してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 早い時期に掲載をお願いしたいと思います。

 次に、防災無線を通じて、夏季6時、冬季は5時のチャイムが今市内に流しておりますけれども、現在流れておりますチャイム、「夕やけこやけ」の変更についての考え方をお伺いいたします。

 去る11月1日、甲州市市制5周年記念式典が行われました。その式典の中で、歌手森山良子さんと市民コーラス部により、市民の歌であります「みのりの風虹の丘」が披露され、大変私も感動をしたところでございます。この市民の歌について、5周年記念事業としての記念品としてCDを全戸配布をいたしたところでございますが、しかし、機械がなく聞くことができないため、一部では不評の声が聞かれております。とてもすばらしく、すてきな歌であり、甲州市のオリジナル曲、市民の歌として作詞、作曲されたにもかかわらず、とても残念でなりません。そこで、現在の曲「夕やけこやけ」からの変更について当局のお考えをお伺いしておきます。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) お答えいたします。

 今回制定しました市民の歌につきましては、市民の皆様から大変いろいろな反響をいただいております。市民の歌の活用に関する意見交換会におきましても、先ほど議員がおっしゃられましたように、CDがあっても聞くことができないというような御意見もいただいておりますけれども、童謡フェスティバルに向けて既に練習を始めている。それから、小・中学生に積極的に歌ってもらうのがいいと思うというような意見もいただいておりますので、小・中学校ではたしか歌っていると思いますけれども、今後その他の式典等で有意義に活用してまいりたいと考えております。

 それから、市民の歌の防災行政無線での活用につきましては、やはり聞く機会を多くするほど歌う機会が多くなるというようなご意見もいただいておりますので、今後区長会などのご意見を伺う中で検討してまいりたいと、このように考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) お答えいただいたわけでございますけれども、大変厳しい財政状況の中でとうといお金を出して、せっかくすばらしい歌をつくったというふうなことでございます。大いに活用して、市民が愛着を持てる歌にしていただきたいと、こんなふうに思っておるところでございます。

 以上をもちまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(岡武男君) 廣瀬宗勝君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬宗勝君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を3時55分といたします。

             休憩 午後3時43分

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             再開 午後3時55分

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△会議時間の延長



○議長(岡武男君) この際、申し上げます。会議時間を2時間延長し、午後7時までとします。

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○議長(岡武男君) 次に、指名します。

 1番、佐藤大輔君。

 佐藤大輔君につきましては、一問一答方式で行います。



◆1番(佐藤大輔君) 一般質問を通告させていただきましたところ、議長より許可をいただきましたので、一問一答方式で質問をさせていただきます。

 2010年も12月に入り、残すところ20日余りとなりました。2010年は、1月に山梨学院大学付属高等学校が全国高校サッカー選手権で初出場、初優勝の偉業をなし遂げ、9月には全国ご当地グルメの祭典B-1グランプリで甲府鳥もつ煮が見事グランプリを獲得、さらに11月にはヴァンフォーレ甲府がJ1昇格を果たすなど、山梨県が非常に盛り上がった1年でした。来年2011年には、鳥もつ煮、J1のヴァンフォーレ甲府などを目当てに、県外からのお客様がふえるのではないかと思います。

 我が甲州市といたしましても、2011年は、より一層観光客の皆様にお越しいただけるようにしていかなければなりません。そのために甲州市が一丸となって頑張っていきましょう。

 では、最初の質問に入ります。

 まず、イベントについてですが、ことしも甲州市では観光イベント、市民参加イベント等さまざまなイベントが行われました。私自身もいろいろなイベントに参加をさせていただきました。どのイベントも非常に盛り上がっていたように感じましたが、昨年に比べての参加人数、ボランティアの数、事業費等、わかる範囲でいいのでお聞かせください。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 平成22年度において市内で開催されました観光交流イベントのうち、主なイベントの状況は、2月から4月18日まで行われました第8回ひな飾りと桃の花まつり。甘草屋敷の入館者数ですが、2万8,171人。この間、展示会場の提供、ガイド役、つるし飾りづくり、それから市内各所に花を飾っていただくなど、多くの方にボランティアとして協力いただいております。

 次に、4月25日、第45回ふるさと武田勝頼公まつり。来場者数3,500人、スタッフ数、出陣のボランティアも含めて約150人、事業費は547万4,000円でした。

 次に、10月2日の第57回甲州市かつぬまぶどうまつり。来場者数、これはエリアとしてですが、6万5,000人、スタッフ数400人、事業費1,678万3,000円。

 続きまして10月17日、第1回甲州フルーツマラソン大会。参加ランナー5,189人、スタッフ数1,222人、事業費2,980万円。

 続きまして10月24日、第5回甲州市およっちょい祭り。来場者数、参加者数総勢2万5,000人、スタッフ数107人、事業費891万円。

 次に、10月31日、2010健康ウオークIN甲州。参加者数2,048人、スタッフ数323人、事業費339万4,000円です。

 このほか、第31回武田陣中ほうとう祭り、ワイン新酒まつり、ワインツーリズム2010、第6回甲州元気祭りなど、官民含めまして、本年のイベントはいずれも天候に恵まれ、例年、あるいは例年以上の人出であり、本市の魅力の発信と交流人口の増大、あるいは地域活性化に貢献したものと思っております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 今、課長からご答弁をいただきまして、どのイベントも、ことし私もいろいろなイベントに参加をさせていただいたわけなんですが、どのイベントも非常に天候にも恵まれて、数多くの人が参加をしているなと実感いたしました。

 また、ボランティアの方も非常に大勢、どのイベントにも参加をなさっていて、皆様一生懸命やっていただいているのが非常に伝わって、そういうのを見て、本当にいいイベントが甲州市には数多くあるなと感じております。

 次に、ことし、勝沼ぶどう郷マラソンと大菩薩峠登山競走が合併して、甲州フルーツマラソン大会が始まりました。勝沼ぶどう郷マラソンも大菩薩峠登山競走も地元の人々の大変な協力のもと開催されてきていました。その分、強く思い入れもあると思います。その中で、甲州フルーツマラソンとして新しく生まれたイベントなわけなのですが、見えてきた課題など、そういうものがありましたらお聞かせください。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 第1回甲州フルーツマラソン大会につきましては、市民を初め、ボランティアスタッフ、さらには関係諸団体のご協力によりまして、名実とも甲州市を代表するイベントの一つとして盛会裏に開催できたと思っております。

 大会の反省点、課題等につきましては、開催後、運営スタッフ、職員中心ですが、各班長らによる検討反省会を開催したところでありまして、その主な内容といたしましては、第1回大会のために、実行委員会立ち上げなど、諸手続に時間を要し、募集等のスケジュールが大変窮屈だったと。市内でも最も環境整備が進んだグラウンド、更衣室、トイレ、駐車場等ですが、勝沼総合公園を主会場といたしましたが、参加者数が5,000名を超えた中で、やはり更衣室、トイレ、貴重品預かり所等について、不足あるいは混雑いたしたと。それから、4コースの中で、大菩薩コースの選手が戻る時間がややおくれたというようなことが出ております。ただ、個別・具体的につきましては、来月開催いたします実行委員会決算総会の場で、検証・議論をしていただき、第2回に向けた対応などを決定したいと、このように考えております。

 なお、市民にとって大変思い入れの多い二つの大会が幕を閉じて開催した新たなマラソン大会でありましたが、参加ランナーが大会のレポートを行う専用サイトがありますが、ここでは100点満点に対して78.2点という総合評価をいただいております。

 また、書き込みの内容等につきましても、好意的な感想や厳しい意見ではありますけれども、来年に向けての建設的な内容が大変多くございました。開催目的であります市の認知度、イメージアップ、交流人口の増大、経済への効果ですか、こういったものは大変得られたと思っております。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) ただいま課長の答弁のほうで、来月行われるその決算委員会でまたいろいろ反省点も出てくるとは思うんですが、この第1回目のイベントというのは、やはり非常に開催も難しく、準備等も難しいとは思うんですが、もともと行われていました勝沼ぶどう郷マラソン、大菩薩峠登山競走のノウハウもあると思いますので、またその辺も踏まえながら、この新たな甲州フルーツマラソン大会が2回目以降も大成功に終わっていただきたいなと強く要望するところであります。

 また、そのアンケート、インターネット上の採点があると、今おっしゃったんですが、78.2点という、何か高いような低いような、ちょっとわかりづらい数字の答えが出ているようなんですけれども、皆さん、そういうことに答えてくれるということは、それだけやはり興味も強く持っていただいているのではないかなと今感じました。また、そういった参加をなさった方々の意見をしっかりと反映して、2回目以降につなげていっていただきたいと思います。

 甲州フルーツマラソン、これから先毎年行われていくんですが、先ほど課長もおっしゃったとおり、甲州市民の皆さんにしっかりと協力をしていただいて、甲州市を代表するようなイベントになっていくように、どうぞよろしくお願いいたします。

 次に、今後のイベント、祭り等のあり方についてお聞きしたいのですが、3月議会でも私が質問させていただきましたが、公費支出が伴うすべてのイベントについて、ほかのイベントとの統合、市民団体などとの協働・連携の促進、コストの削減などに取り組んでいるというお答えをいただきました。その現在の状況等をお聞かせください。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 本市が実施、関与するイベントにつきましては、地域活性化や健康づくり、生涯学習の推進を目的としたものなどさまざまな種類がございます。その運営についても、行政が主体となり実施しているものや各種団体等に補助金を交付などして間接的に関与しているもの、補助金を出した団体と行政が協働して実施しているものなどさまざまであります。

 現在、市では行政評価に取り組んでおり、各種イベントについても事務事業評価を行っているものであります。その結果から、今後も同じような形態で引き続き実施、運営していくことが最も効果的・効率的と判断されるもの、目的や手段を見直し、より効果的なものに改革すべきもの、スクラップ・アンド・ビルドを検討すべきものに区分して、見直しを行ってまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、行政が関与するイベントは市民の皆様と行政が協働し、同じ目標を掲げてその実現に向けて実施していくべきものと考えておりますので、市民の皆様の意見をお聞きしながら、PDCAサイクルの中で、常に見直しをしてまいりたいと思っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 今、課長から今後もそういった形でいろいろ見直し、検討等していくというお話をいただいたんですが、前にも言いましたが、イベント等は皆様が汗を流した分、思い入れも強くあると思います。

 ことしのかつぬまぶどうまつりでは、地元の人々が協力をして、約20年ぶりに雀の宮のおみこしを復活させました。私自身もそのおみこしを担がせていただいたわけなんですが、みんなで協力をして汗を流し、一つのことを成功させようとして頑張ったので、本当に一生忘れられない思い出になりました。また、地元の人々が頑張って、盛り上げて、楽しんでいる姿を見て、観光客の人々も、一番最後に行われましたかつぬま踊りに皆さん参加をしてくれたんだと思います。本当に最後は、地元の人と観光客が一緒になって、そのかつぬま踊りを踊って、本当にいい終わり方、おみこしに関してはいい終わり方ができたなと感じております。

 このように、観光イベントにしてもどんなイベントにしても、まず参加している人が頑張って、そして楽しんでいる姿を見て、周りの人もよし、参加してみようと感じることというのはあると思います。どうか、協力をしていただいている皆様の気持ちが離れていってしまうことだけはないように、よく検討をして、観光イベント、市民参加イベントを今後いろいろ行っていっていただきたいと、そういう要望をお願いいたします。

 次の質問に移らせていただきます。

 3月議会の桐原議員、6月議会での夏八木議員の質問でも触れていますが、サインシステムについてご質問させていただきます。

 まずは今現在、観光客に対してわかりやすい観光標識になっているのか、その辺をお聞かせください。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 市内の道路標識、案内標識に関しましては、昨年度行った観光アンケート調査におきまして、県外の方ですが、28.9%の方が余りよくないと感じたということで意見が寄せられておりまして、不満度の高い項目の第3位でございました。

 観光交流課では、本年度宮光園がオープンするということで、県の補助金を受ける中で、当初予算に案内標識などの整備費として1,150万円を計上いたしております。近く設置場所の選定、あるいは今後甲州市の標識類の標準となるデザインづくりを終了する予定であります。

 また、平成23年度以降の整備につきましては、市のサイン計画、景観計画を策定後に庁内各課の役割分担、あるいは道路管理者であります国や県とも連絡調整、連携調整する中で、効果的に進めるのがよいのではないか、このように思っております。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 今、課長からご答弁いただきました中で、この甲州市に対してのアンケートで、28.9%の人が観光標識が余りよくない、わかりにくいと答えていらっしゃるとのことだったのですが、観光標識というのは観光客にとっては非常に大事なアイテムになっていると思います。今、車で移動をしたり、車で観光地を回ったりされる方は多いと思うんですが、今の車は大体ナビがついていたりとか、そういうので結構わかったりもするんですけれども、最終的に頼りになるのは、そういう観光標識とか、そういう案内だと思いますので、その部分に関しては早急にしっかりと考えて、観光客の方がわかりやすいように対応をしていってもらいたいと思います。

 やはり通年型で観光立市を推進している甲州市としましては、本当に大きな役割をその部分が担っていると思います。また、観光客の方々だけでなく、甲州市民の皆様にもより自分の市、甲州市をわかっていただくためにも、やはりわかりやすいサインシステムが必要ではないかと思いますが、今現在そのサインシステム計画がどのような状況で、どのような計画、どのような方向になっているのか、そこら辺をお聞かせください。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 佐藤大輔議員のご質問にお答えいたします。

 庁内に設置されました甲州市景観計画策定審議会との連携で、景観に配慮した統一感と一体感のあるサイン計画を現在検討しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 今、課長のほうから検討をしている、計画を立てているということでお話をいただきましたが、3月議会、6月議会、桐原議員、夏八木議員のご質問のときにもありましたが、一刻も早くそのサイン計画をしっかり形成して、観光標識ですとか安全標識、そういったものを一刻も早く、この甲州市内を統一して、設置ができるようによろしくお願いします。

 あと1点、例えばなんですけれども、中央道勝沼インターチェンジを降りると国道20号線にそのまま乗るわけなんですが、気がつくと、もう笛吹市に入ってしまうと。勝沼のバイパス、インターを降りてそのまま真っすぐ行くと、もう気がつくと笛吹市に入ってしまっているという状況があります。勝沼インターチェンジを降りたら、まず目につくような大きなわかりやすい看板などを設置することが必要なのではないかと思います。ここの交差点を曲がると甲州市になりますよ、歴史遺産や果樹王国がありますよと、そういったわかりやすい、観光客の皆様がぱっと気づける、そういう観光標識等も必要になってくるのではないかなと思います。ぜひ早急にサインシステムを構築していただいて、より多くの観光客の皆様にご満足していただける市になるようにお願いをいたします。

 次の質問に移らせていただきます。

 次に、市役所の庁舎移転後についてご質問いたします。

 ことしの7月に新庁舎に移転をしてから4カ月以上たちました。毎日、市役所には大勢の市民の皆様が来庁していると思うんですが、市民の皆様の声や反応などは届いているでしょうか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 新本庁舎は市のシンボルとして、また市民活動や交流の拠点としての機能や万一の災害時などの避難場所としても利用される施設として整備したものであります。旧本庁舎に比べて庁舎全体が明るく、開放的な広いフロア面積があるとともに、分散していた課を集約したことで行政事務の効率化、サービスの向上を図ることができたと感じております。また、市民ギャラリーは多様な発表の場として活用していただくとともに、市民ロビーにつきましては、市民が気軽に憩えるよういすやテーブルを配置し、庁舎を訪れた人の休憩場所や打ち合わせの場所としての活用ができ、開かれた市役所のイメージになったとの声をいただいております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 今、課長から答弁をいただきまして、明るく開放的なイメージがあるということで、私も旧庁舎に比べて非常に明るく、市民ロビーも広々としていて、あそこで話し合いやちょっとした会話などもできるようになっていて、非常にいいと思っているんですが、ただ私も何度も市役所に来て感じている部分なんですけれども、駐車場の台数の部分です。車をとめられずに困っている人というのがすごく多くいるんです。私自身もとめられなかったことも何度もあるんですが、それ以上に市民の方々がどうしよう、どうしようと困っている場面を何度も目撃をしています。そのことについては何かございますか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 新本庁舎につきましては、今までの分庁方式からすべての課を新本庁舎に集めたことによりまして、旧本庁舎のときより9課ふえまして、市民の方等の来庁増が考えられます。東側の駐車場は75台の駐車スペースがありますが、現在、駐車場の東側水路の改修工事を施工しており、安全上駐車場の一部を使用していることにより、大変ご迷惑をおかけしていますが、11月からその南側、隣接地の駐車場50台分をお借りすることができました。合計125台分の確保ができまして、渋滞等の解消に努めるとともに、工事完成後は使いやすい駐車場になると考えております。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 現在75台の駐車場が今後125台になるという形でいいんですよね。

 どうしても甲州市内、市役所を訪れる方は車の方が多いと思うので、広々とした駐車場で事故等も起きないように、そういう駐車場の整備を今後もしっかりとしていっていただきたいと思います。

 市民の方々も新庁舎に対する考えや思いというのはすごく大きくあると思います。今後は、アンケートやそういうものを行うなどして、なるべく市民の声が届くようなシステムにしていったほうがいいのではないかと私自身は思うのですが、それについてはどのようなお考えがありますか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 新本庁舎で業務を開始しまして4カ月が過ぎたところでありますが、中にいるとなかなか気づかない点もあります。市民の方の、今議員がおっしゃるとおり、市民の方の要望や改善点等につきましては、接遇等も含めた中で、また方法等を検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 市役所は市民の皆様にとって非常に大切な場所になると思います。本当に市民の皆様一人一人の思っていることや感じていることが届くようなシステムを考えていただいて、市役所を訪れる市民の皆様が満足をして、また市役所に行きやすくなった、よかったなと、そういうふうに感じていただけるような市役所に、これからも努力をしていっていただきたいと思います。

 次に、市役所東側の入り口等のエレベーターホールにある掲示板の活用方法についてお伺いをします。

 入り口を入って最初に目につく場所にさまざまな掲示物が張られているんですが、あそこに張ってある掲示物はどのような形で選ばれてあそこに張られているのでしょうか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 掲示板につきましては、主に各課の相談業務やイベント等お知らせを掲示するもので、庁舎東側の入り口とエレベーターホールの2カ所に設置してあります。掲示につきましては、ポスター、チラシ等に期限を記入する中で、各課からの申請により管財課が承諾する中で掲示をしております。限られたスペースなので、市民にわかりやすく有効活用していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 各課の希望を管財課のほうで承認して張っているとのことなんですが、私の記憶では、9月の終わりぐらいからちょっと気になって見ていたんですけれども、ぶどうまつりのポスターがあそこには張られていなかったんですが、市としては非常に大きなイベントだったのに、なぜポスターがないのかなとちょっと疑問に思った部分もありましたので、ちょっとその辺についてはよろしいですか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 市では、観光立市に向けた各種の取り組みを実施していることから、入り口の掲示版とは別に観光交流のイベントポスター等の掲示につきましては、ぶどうまつりのポスターもそうなんですが、東側入り口正面の市民ロビーに観光に特化した常設コーナーを設けまして、掲示しているところであります。平日庁舎を訪れた人でなくても、ロビーにつきましては、土日等の休日も開放してありますので、市内の散策等、市外から訪れた人たちへの甲州市の紹介、あるいは展示等も今まで以上に努めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 市民ロビーに観光に特化したスペースがあるとのことなんですが、ぜひ、市役所を訪れた方に、この場所が観光関係の掲示スペースですよとわかりやすくお知らせをください。

 例えば、塩山の人がたしかおよっちょい祭りはいつだったんだけどなと、こう覚えていることはあっても、あれ、ぶどうまつりってどうだっけとか、意識の問題で、そういう掲示物を見て、あ、この日がそういうイベントがあるんだと、そう感じることというのも市内の方にもいっぱいあると思うんです。そういうこともありますので、より地域を超えて、甲州市として一つになって、みんなでそういうイベント等を盛り上げていくためにも、そういうイベント情報などはしっかりと周知をさせていただきたいと思います。

 次に、この新庁舎、市役所庁舎の地下テナントについてなんですが、地下テナントについては、私も前回も質問させていただきましたし、大勢の方が気になさっていると思うんですが、その後の状況をお聞かせください。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 地下の商業施設スペースの入居につきましては、地下ということもありまして、非常に難しい問題でもありますが、1社でも多くの企業に入居をしてもらうために、地下の商業施設スペース全体を一つのフロアとして工事を施工し、10月末に完成したところであります。

 現在申し込みがあるのは、介護用品販売店、企業事務所2社、軽飲食店の4社であります。4社につきましては、工事完成後に現地のほうで打ち合わせを数回する中で、現在、賃料や共益費など最終的な詰めを行っており、オープンを目指しているところであります。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 4件申し込みがあるとのことなんですが、これから賃料等話し合って決めていくということなんですけれども、大体いつごろから入られるかとか、その辺はめどはついていらっしゃるんですか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 店舗のオープンにつきましては、それぞれ事務所系と軽飲食店というようなことで、それぞれの入居者の準備等がありますので、それに見合ったオープン希望日等ありますので、出店者会議の中で、具体的にオープン等を設定していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) この地下のテナントについては、我々市議会も、また市民の皆様も気にしていることだと思いますので、決まりましたら、皆様にわかるように、まず早急にお知らせをください。

 また、地下テナントの横のスペースが備蓄庫になっていると思うんですが、現在はどういう状況になっているのかお聞かせをください。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 現在、甲州市内には5カ所の防災倉庫がございまして、災害に備え防災用品が備蓄してございます。今年度より市役所本庁舎地下に防災倉庫を設置いたしましたので、現在は簡易トイレ20基が保管してございますが、市内6カ所目の防災倉庫として整備をしてまいりたいと考えております。

 よろしくお願いします。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) ただいま課長の答弁から、市内に今5カ所の防災倉庫があって、この地下の備蓄庫の部分が6カ所目の防災倉庫になるとのことなんですが、本当に災害というのはいつ起きるのかわからないので、しっかりとした準備をして、有事の際には迅速に対応ができるように、その部分はしっかりとお願いいたします。

 次に、旧庁舎の今後の対応についてです。

 解体や跡地計画については、先ほどの丸山議員の質問の中でいろいろお話が出ていましたので、私のほうでは旧庁舎の現状についてお伺いをしたいと思います。

 今、旧庁舎の周りにはさまざまな植物がありますが、落ち葉などそういったものが近所の住民の方々に迷惑をかけていないか、景観を損ねていないか、旧庁舎の維持管理状況はどうなっているのかお聞かせください。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 旧本庁舎のケヤキ等枯れ葉の清掃につきましては、昨年と同様に、毎週月曜日を中心に、勤務時間前に職員が清掃するとともに、植栽等につきましても、迷惑にならないように手入れをしているところであります。

 また、現在、旧庁舎における維持管理状況ですが、宿直警備や清掃等委託料の維持管理は廃止し、その他水道やガスについても閉栓してありますが、セキュリティー面の関係で、機械警備業務のみ委託してある状況であります。閉庁しても維持管理費は発生しますので、できるだけ早い時期に解体するとともに、それまでは旧庁舎周辺につきましては、今までどおり周辺の環境整備に努めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 1番、佐藤大輔君。



◆1番(佐藤大輔君) 毎週月曜日に清掃なさっているということで、また維持管理費もかかりながらも、今その状況を保っているという解釈をさせていただきました。

 新しい庁舎に移ってから、より旧庁舎というのは市民の方の目につくと思うんです。我々も実際前の道を通ったりして、建物が本当に目につくようになります。そうしますと、また周りの駐車場ですとか、植物関係、そういったものが今まで以上に気になってくると思うんです。ですから、今まで以上に本当に気を使って、その辺の整備をしていただいて、市民の皆様に不快な気持ちを与えないようにきれいにして、本当に早急に旧庁舎のほうはまた対応をしていただいて、それは本当に市議会全体、市民の皆様も望んでいることなので、しっかりと有効な土地活用をしていただきたいと思います。

 甲州市も6年目に入りました。消してはいけない、消すことのできないさまざま地域の文化や思いがあると思います。それらをこれからも尊重しつつ、甲州市として、一つの市として、みんなが心から誇りに思える甲州市を築いていくために、これからも我々市議会と市当局、市長、そして市民の皆様でまた力を合わせて頑張っていきたいなと思っていますので、また今後ともよろしくお願いいたします。

 以上で、私の質問を終了させていただきます。



○議長(岡武男君) 佐藤大輔君の一般質問を終わります。

 ただいまの佐藤大輔君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を4時45分といたします。

             休憩 午後4時35分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時46分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 9番、夏八木盛男君。

 夏八木盛男君につきましては、一問一答方式で行います。



◆9番(夏八木盛男君) 議長に一般質問の通告をしておいたところ、ただいま許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。

 まず初めに、甲州市の基幹産業である農業ですが、とりわけ果樹栽培農家にとりましては、地球温暖化に伴い、ここ十数年毎年異常気象と言われ、雪害、強風、ひょう害、ぶどうでは長雨による玉割れ、桃を含め猛暑での着色不良、サクランボ、スモモでは開花時期、雪の影響で着果不良になりました。数年前大発生した晩腐病などによる病虫害もあり、また、近年はイノシシなどの獣害まで受けるに至りました。薬剤散布など対症療法は施しますが、種類によっては出荷の時期でも数量減になり、また良品が商品にはならず単価も下がるという二重、三重の苦しみを味わってきており、このままでは果樹園交流のまちをうたっている甲州市の根幹を揺るがしかねない。また、遊休農地拡大にもつながるのではないかと危惧しているところであります。雪害、ひょう害、獣害などは当局も支援を行ってきていることは承知しております。

 今回は特に被害が多かったべと病について伺います。

 ぶどうも巨峰、ピオーネ、甲州、甲斐路など多種類にわたっていますが、類別の被害状況をまずお聞かせください。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 夏八木議員のご質問にお答えをいたします。

 今年のぶどう栽培につきましては、春先から夏にかけての長雨の影響で、べと病等が発生し、農家にとりましては栽培管理に苦慮し、生産につきましても減収をもたらしたところであります。

 ぶどうの被害の状況でありますが、JAフルーツ山梨による被害調査によりますと、被害総合農家戸数が346戸、それに被害状況を品種別に見ますと、甲州種22.78ヘクタール、甲斐路が23.35ヘクタール、ロザリオビアンコが4.72ヘクタール、ピオーネが2.56ヘクタール、巨峰が1.46ヘクタール、ピレーネが1.86ヘクタール、その他12.79ヘクタールで、被害総面積は69.61ヘクタールでありました。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ただいま橋爪課長から答弁いただきましたけれども、生産者も袋かけが終わり、一段落したところで袋の中をのぞいてみると、粒が一つ、二つと落ちていることが確認され、それから袋かけをしていない甲斐路、甲州へと今回のべと病は広がったわけですけれども、その中で、これは尋常じゃないと生産者も思い、農協でも被害状況を把握するために被害調査表を配布しました。

 生産者の中には、あらぬ風評被害が出て、販売に影響が出ることをおそれ、アンケートを提出しなかった人もあるようです。ですから、先ほどの課長の答弁の数字よりは、実際はもっと大きな数字になっていると考えられます。建設経済常任委員会でも勝沼・塩山地区の被害状況の現地視察を行いました。被害の大きいところでは、1房も残さず切り落とした園もあり、別の地域では、奥さんがはさみで病果を摘粒して、少しでも出荷しようと努力をしていたところもありました。被害がほとんど見られない園もあり、篤農家もいることもわかった次第です。

 当局は、被害状況を把握した後、農協、農業共済組合など関係団体にどのような連絡、また連携をとり、この救済対策を行ったかをお聞かせください。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 今年のべと病を中心としたぶどうの被害対策における関係機関との連携につきましては、JAフルーツ山梨、農業改良普及センター、県果樹試験場と連携を図る中で、病害虫の防除の徹底、病果の取り除き等の栽培管理について協議を行い、JAフルーツ山梨の指導員が中心となり、指導を行うなど対応してまいりました。また、果樹共済については、早期支払い等について要請もしたところでございます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ただいま橋爪課長から果樹共済の件が出ましたけれども、これについて少し伺いますけれども、この共済につきましては、ぶどう、それから桃、スモモが対象になります。今回はぶどうの共済についてお聞きをいたします。

 半相殺総合一般方式では、対象となるものはすべての気象災害、それから病虫害、鳥獣害、火災、地震となっています。

 次に、樹園地単位総合短縮方式があります。気象災害、ただしこれについては冬場の災害を除くとなり、次に、病虫害それから鳥獣害、火災、地震とあります。

 最後に、樹園地単位特定危険方式で、暴風害、それからひょう害、凍霜害とあり、その中から組み合わせを含め五つの選択ができるということであります。

 補償の方式は3種類ありますが、今回のべと病など病虫害の補償対象になる方式は、半相殺総合一般方式と樹園地単位総合短縮方式の二つに限られます。市当局も果樹共済加入には広報紙等に記載するなどして、また掛金の3分の1を補助するという他市町村よりは思い切った施策を行っていることは評価したいとは思いますが、市当局、農協などが掛金の補助を行い、加入を推進しましたが、果樹共済、種類ごとの加入率をお聞かせください。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ご質問にお答えをいたします。

 気象災害等にあった農家を救済するための果樹共済制度につきましては、議員ご質問あったとおりすべての気象災害が対象となる半相殺総合一般方式。それにそれらを除く気象災害が対象となる樹園地単位総合短縮方式。それに暴風害、ひょう害、凍霜害が対象となる樹園地単位特定危険方式の3方式に区分されており、各農家の選択により共済に加入がされてございます。

 平成22年産甲州市管内のぶどうの果樹共済加入面積、また加入率でありますが、半相殺総合一般方式については加入面積が23.92ヘクタールで、加入率が2.21%。それに樹園地単位総合短縮方式は加入面積が0.93ヘクタールで、加入率が0.1%、樹園地単位特定危険方式は加入面積が242.61ヘクタールで、加入率が22.46%であり、3方式の総加入面積は267.46ヘクタールで、加入率が24.76%であります。

 また、市では平成21年度より共済加入促進のための個人負担に対する補助率を30%に引き上げ、支援強化を図ってきております。また、加入推進については、市の広報による啓発、また山梨中央農業共済組合、JAフルーツ山梨と連携を密にし、共済加入促進について要請をしているところでもございます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ただいま答弁をいただきましたけれども、大変加入率が低いということがわかったわけなんですけれども、特にことしのべと病被害をこうむった共済加入者で果樹共済の補償対象になった県は数県だと聞いております。これは加入方式に、先ほど言いましたけれども偏りがあり、半相殺総合一般方式は掛金が高い、補償の単位が農家ごとということで、より負担が大きくなり、敬遠されるということであります。樹園地単位総合短縮方式がこれと別にまたつくったということですが、こちらもまだ加入率がやはり低いようです。

 市当局も共済組合、それから農協と連携をとり、被害が出たときは収入減の補填になるというこの共済ですから、ぜひ加入率を上げることを要望しておきます。

 今回のべと病蔓延の原因は長雨だと思っております。サイドレスなどの雨よけの施設の園ではほとんど見られません。ですから、雨により菌が大量発生し、被害拡大につながったものと思いますが、この菌を抑えるのには、やはり消毒しかありません。薬剤もほとんどが予防薬で、被害が見えたときはおくれぎみですが、散布をしなければなりません。ことしは新聞でも報道されましたが、登録薬剤の中にほとんど効果が見られないものもあり、ポジティブリストの制約でマンゼブ剤は回数に制限があり、思うように薬剤散布ができなかったことも被害拡大を助長させたものと思います。

 そのことを踏まえ、ポジティブリスト制度が施行され4年経過をいたしましたが、農家としても果物と野菜などを比較した場合の散布基準が納得できないところもあり、それでも安全・安心な商品を消費者に届けるという責任感を持ちながら、制度を遵守しております。生産者の立場からは、薬剤を散布しても効果が得られないということになりますと、徒労に終わってしまうということであります。

 ぶどう栽培は無農薬ではできないものです。ポジティブリスト制度の見直しを市当局から県・国へ申し入れをしていただきたいと思いますが、答弁をお願いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ご質問にお答えをいたします。

 食品衛生法が改正され、残留農薬のポジティブリスト制度が平成18年5月29日から導入されました。この制度により、原則国内外で使用されている農薬のすべてについて残留農薬基準、または一律基準が設定され、基準値を超えた食品の販売が禁止されております。農薬の使用については、農薬取締法においてすべての農薬使用者が使用基準を守り、使用することが義務づけられております。ぶどうの栽培管理の農薬散布につきましても、こうした基準により、県農業技術課、試験場、JAフルーツ山梨等が協議し、防除暦を作成し、農家に配布する中で、周知を図るとともに、農薬の散布の指導を行っているところでございます。

 現在、関係機関により今年度の被害を踏まえ、農薬の効果、また農薬の使用基準等による散布回数の問題、また適切に散布が行われたか等を検証する中で、今後の対策についての検討が行われてございます。

 なお、国・県へのポジティブリスト制度についての見直し要請については制度上難しいものがありますが、防除体系の見直し、また新たな農薬の開発については要望事項として行ってまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 答弁いただきました。

 ポジティブリストの見直しといいますのは、それに踏まえて防除の回数を見直していただきたいということでございますので、ぜひそちらの要望をよろしくお願いをしたいと思っております。

 そのことをお願いしながら、このべと病対策等についての来年の新しい事業などがありましたら、お聞かせを願いたいと思います。

 よろしくお願いします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ご質問にお答えをいたします。

 ぶどうのべと病被害に対する来年度に向けての取り組みについてでありますが、現在県関係機関とJAフルーツ山梨とが協議し、今年度のべと病についての検証を行う中で、来年度に向けてぶどうの栽培管理とべと病を中心とした病害虫防除について指導書をまとめており、近日中には関係農家に防除指針を配布し、普及指導を行うこととされております。

 今後はこうした指導方針による適切なぶどうの栽培管理について、JAフルーツ山梨、県農業普及センター等と連携を図る中で、推進してまいります。また、被害農家の経営安定のためのJAフルーツ山梨が融資を行う災害資金に対し利子補給を行い、被害農家の支援をしてまいります。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 答弁いただきました。

 ぜひ、それぞれの計画等を市当局も農協、それから関係機関にぜひ取り組みに協力するように指導していただくことを要望しておきます。

 それでは、次の質問に入らせていただきます。

 次は、消防団について伺います。

 自分たちの町は自分たちで守るという精神のもとで、本業を持ちながら日々活動している消防団員には、一市民として、またOBとして、大変感謝と敬意を表するものであります。今回、棚横手山林火災の消火活動で甲州市消防団が総理大臣表彰を受けたという大変喜ばしいことを聞きました。これを機に、より一層市民のため、消防団活動を推進することを願っておきます。

 消防団組織は江戸時代、8代将軍吉宗が大岡越前守に命じ、町火消し、いろは四八組を設置させたのが前身であると言われています。昭和23年、消防団令が公布され、明治時代からさまざまな変遷を経て今日に至っていると聞いています。昭和40年代は機械力も乏しく、火災なども人海戦術で消火に当たり、団員も農業など自営業が多く、特に山を控えている地域では団員数も多くしました。それから入団するのは順番待ちになるぐらいでありました。高度成長に伴い、自営業からサラリーマン化する中で団員確保も難しくなってきましたが、機械器具の充実で少人数でも消火可能になり、全国でも消防団員減少の歯止めはかかっておりません。広域消防があるとはいえ、市でも経験をしましたが、山林火災、地震など有事の際には消防団員は必ず必要であり、ぶどう等の夜警、パトロールなど身近にはっぴが見えることは、火災、事件等の抑止力にもなります。

 市当局には有事の際、時として命をかけて活動することもある団員に十分な身分保障、また部会や夜警に使用する部室、機械器具など環境整備を要望しておきます。

 そういった中で、甲州市消防団も定数見直しで削減をしてまいりましたが、現在、定数は確保されているのかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 夏八木議員のご質問にお答えをいたします。

 消防団員の確保につきましては近年、適正年齢層の低下、市外への勤務者の増加などの要因によりまして、非常に難しくなってまいりました。条例の定数につきまして、平成21年度に1,170人を1,050人と改めたものでございます。そのような中で、各地域のご努力によりまして、現在948人が在籍いたしておる状況でございます。今後につきましても、消防団の活動力の低下につながらないよう今の人員を維持していただくようお願いいたしておるところでございます。

 また、市といたしましても、広報紙で消防団活動への理解を求めておりますが、今後CATVなどを活用してまいりたいと考えております。

 なお、機械器具、また部室とのことでございますが、年度計画を立てて今整備をしているところでございます。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 課長から答弁いただきましたけれども、私が現役のとき、約20年前ぐらいになりますけれども、そのとき勝沼町消防団は自営業者と会社員の比率のアンケートをとりましたが、そのときは自営業が7割近くおりました。しかし、3年後改めてアンケートをとったときには、逆転して、会社員がもう7割以上になっておりました。そのようなことから、団員の夜警時間も翌日までを12時までとするなどして、団員の待遇改善を行ってきたところです。

 定年規則もあり退団者はあるが、新入団員で補充がきかず、定数不足になってきたところです。昼火災には団員不足で機動車が出動できない部も出るなどして、先輩にお願いして青はっぴとして活動してもらったこともあり、先ほども触れましたけれども、定数削減には理解もいたします。現在、自営者と会社員の比率はどのようになっているかをお聞きします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 消防団員の職業でございますが、自営業者が92人、会社員等の被用者が841人、その他が15人となっております。したがいまして、会社員等が全体の約89%を占めているところでございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 会社員が多くなってきているときですから、消防団員に勧誘するということは大変難しくなってきていると思いますが、夜警のときなどは、ふだん地域で顔を合わせない人たちと、短い時間ではありますがコミュニケーションがとれ、人間関係のきずなが深くなり、より地域に貢献できるなど、消防団活動はすばらしいことだと思っております。消防団員には歴史と伝統がある中で、自信と誇りを持って活動していただきたいと願っております。

 各地域を見ますと、消防の先輩たちが多く見られます。この先輩の子どもたちはかなり入団されているとは思いますが、より一層自分の経験を話す中で、入団勧誘をしてもらうよう市当局も何らかの機会をつくっていただきたいと要望しておきます。

 このような努力も各地域・分団では進められていると思いますが、なかなか団員の確保が困難で、部の存続も危ぶまれる分団もあり、また地域によっては統廃合したところもあると聞いております。市当局の消防団組織の統廃合を含め、これからのあり方をどのように考えているかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 先ほどのご質問のように、新規消防団員の確保が非常に難しい地域も確かにございます。そのような原因で部の維持が困難となっております地域につきましては、分団長及び区長様方と十分協議を重ねてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 答弁いただきました。

 ぜひ、地域、分団長、現場の声を聞きながら、よい方向に持っていっていただきたいと思います。

 次に、東海地震への備えということで伺います。

 東海地震も起きるであろうと予想され、もう30年以上たっております。このまま来ないのではないかと思う反面、阪神淡路大震災を目の当たりにすると、恐ろしさを感じるところであります。

 東山梨行政事務組合で、名古屋港防災センターを見学し、地震室の体験や約50年前の伊勢湾台風の再現を立体映像で見ましたが、材木が突き刺さるように向かってきたときは一瞬驚き、改めて災害の恐ろしさを思い出しました。備えあれば憂いなしであります。勝沼防災センターに防災グッズなど用意してあるものは見ますが、先ほども佐藤議員からもお話がありましたけれども、ほかにもどのような場所に確保をしているのか、また非常食などの備蓄品の更新はどのように行っているのかをお聞きします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) ご質問にお答えをいたします。

 東海地震につきましては、以前よりいつ発生してもおかしくないと言われております。市におきましても、毎年行っております警戒本部及び災害対策本部等の防災訓練を実施しておるところでございます。また、緊急通報システムJ−アラートにつきましても、現在整備をしておりまして、間もなく完成するものでございます。

 ご質問の非常食等の備蓄品でございますが、塩山地域に3カ所、勝沼防災センター及び大和防災倉庫の5カ所がございます。現在、非常食として約2万4,000食分確保してございますが、アルファー米につきましては、賞味期限が5年となっておりますので、期限の切れるものは毎年買いかえを行っております。

 また、先ほど佐藤議員からのご質問もございましたが、今年度からは市役所本庁舎地下にも防災倉庫を設置いたしたところでございますので、非常食及び防災用品の確保をしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 次に、避難場所の確保ということで伺います。

 9月1日の防災の日は、大正12年に起きた関東大震災の教訓と台風が多くなり災害への備えを怠りなくするように設けられた日になっています。甲州市でも、区長さんを先頭に各区で防災訓練などを行っているようですが、避難場所の確保、また住民への周知はどのようにされているのかをお聞きします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 有事の際の避難場所につきましては、避難地といたしまして市内学校校庭、公園等でございまして、44カ所となっております。また避難所といたしましては、学校屋内運動場、公民館及び保育所等市内に51カ所を指定してございます。

 このことを市民に周知する方法といたしまして、市内全戸に防災マニュアルを配布してございますが、この防災マニュアルにつきましても、来年度見直しを行う予定となっておりまして、見直し後、新たにまた全戸配布といたします。避難場所の確認につきましては、市広報により再確認いただくようお願いしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 次に、防火水槽について伺います。

 防火水槽については耐震水槽で、水道水を取り込み、地震など大災害の際、飲料水として使用できることになっていると思いますが、甲州市内においては、東海地震を想定したときのための耐震水槽の設置は万全なのかをお聞きします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 夏八木議員のご質問にお答えをいたします。

 防火水槽につきましては現在391基設置されておりますが、内訳といたしましては塩山地域に280基、勝沼地域に60基及び大和地域に51基となっております。また、その他防火設備といたしましては、消火栓が市内に688基設置をいたしてございます。

 万全かとのご質問でございますが、防火水槽につきましては、地元からの要望等ございましたら、設置場所等につきましてご協議をさせていただき、検討していきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ただいま課長から答弁いただきましたけれども、この耐震水槽が設置された中で、過去につくられた簡易水槽があるわけですけれども、この水槽については使用されないということで、水漏れ、また汚水がたまり、蚊の発生、悪臭が漂うなどの苦情が出ていると聞きます。使用がないということは、無火災ということで大変結構なこととは思いますが、近所迷惑になるということは、いかがかなと感じます。地主、それから地域の人たちと話し合う中で、撤去する計画があるかどうかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 防火水槽につきましては、ふだんより消防団に点検作業をお願いしております。古くなり使用ができなくなった防火水槽がございましたら、消防団及び地域からの要望により撤去いたすこともございます。消防水利の確保や経費等により一度には撤去できない場合もあるかと存じますが、年次計画を策定し、対応いたしたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ただいま総務課長から消防について答弁いただきました。

 次の質問に移らせていただきます。

 次は、交通安全対策ということで伺いますけれども、先ほど中村議員も私に気を使っていただいて、すごいショートにやっていただきました。私はちょっとグローバルにいきますけれども、甲州市も合併以来5年がたちまして、フルーツラインの市内全線開通、また国道411号の塩山地区内バイパスの完成、勝沼バイパスの車線変更工事、甲州市役所前の道路拡幅工事など、交通基盤整備は進んできています。各道路は県外のナンバーが多くなり、週末はバイクのツーリングの団体が走るようにもなりました。

 日下部警察署でもパトカーを巡回させ、交通安全のパトロールをしております。地域においては、交通安全協会の人たちが交通安全巡回中は街頭に立ち、シートベルトの着用などの呼びかけ、各イベントでは交差点などの交通整理等の活動をしております。

 甲州市の過去5年間の人身、それから物損、道路・交差点などに分けての交通事故件数の推移をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 夏八木盛男議員のご質問にお答えをいたします。

 平成18年は、交通事故発生件数195件、死者4人、負傷者252人で、交差点事故は59件あり、そのうち信号機ありは32件、その他交差点が27件ありました。

 平成19年は、事故発生件数172件、死者2人、負傷者220人で、交差点事故は90件あり、そのうち信号機ありは55件、その他交差点が35件ありました。

 平成20年は、事故発生件数183件、死者3人、負傷者228人で、交差点事故は65件あり、そのうち信号機ありは19件、その他交差点は46件ありました。

 平成21年は、事故発生件数156件、死者2人、負傷者205人で、交差点事故は51件あり、そのうち信号機ありは14件、その他交差点は37件ありました。

 平成22年は、11月30日までの事故発生件数131件、死者1人、負傷者126人で、交差点事故は38件あり、そのうち信号機ありが14件、その他交差点は24件であります。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 今、課長から答弁いただきましたけれども、事故件数5年間ということで少し減っているということだと思いますけれども、大変結構だと思います。そんな中で、交通機関が発達してきた中で無事故ということ、非常にこれは難しいことだと思いますが、少しでもゼロに近づくように努力することは必要だと思います。

 きのうも県内の死者が50人以下ということで、だんだんそういう形の中で事故件数は減ってきたと思いますし、また最近では、飲酒運転も減少したと思っております。ドライバーのマナーがよくなってきたこともあろうかと思いますけれども、当局も交差点などへのカーブミラーの設置等も怠りなく、安全対策は行なっていると思いますけれども、日下部警察署など関連機関と連携をとりながらの交通安全対策の取り組みを伺います。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 夏八木議員のご質問にお答えをいたします。

 市としては、カーブミラーやガードレール及び防護柵の設置、また路面表示、警戒標識などの設置も施しております。一方では、交通安全教室を幼児から高齢者まで実施をしております。また、日下部警察署との連携では、各種運動期間中、街頭指導所を開設しての啓発活動もしております。これらを通して安全対策を充実してまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 答弁いただきました。

 安全対策はぜひよろしくお願いをいたします。

 それでは、最後になりますけれども、年末に入りましたが、ことしは猛暑から秋が短いと思われましたが、暖冬傾向で冬の寒さが余り感じられませんが、インフルエンザの流行シーズンに入ったと思っております。インフルエンザにかかると、のどの痛み、鼻汁などの症状に加えて、38℃以上の発熱があるほか、頭痛、関節痛などの症状が全身に強くあらわれます。また、気管支炎や肺炎、小児では中耳炎や熱性けいれんを併発し、重症化することもあるので、早目の予防、対策を心がけることが必要であると。

 インフルエンザの原因となる抗原性の違いから、大きくA型、B型、C型に分類、これまでに何度も大きな流行を起こしているA型には、Aソ連型、A香港型の二つの抗原性があります。また、新型インフルエンザウイルスとは、動物のインフルエンザウイルスが人の体内でふえることができるように変化し、人から人へと容易に感染できるようになったものを言い、このウイルスが感染して起こる疾患を新型インフルエンザと言います。

 インフルエンザの予防の基本は、流行前にワクチン接種を受けること、ワクチン接種による免疫の継続期間はおよそ5カ月だそうです。流行するシーズン前、12月上旬ごろまでに接種することが勧められています。ワクチンの接種を受けないでインフルエンザにかかった場合と接種した場合では、死亡率は各段の違いがあったとの報告もあると書かれたものを見ましたが、流行を避けるためにも、市民の多くの人に予防接種をしていただきたいと思いますが、本年のワクチンの確保状況をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 夏八木議員のご質問にお答えします。

 本年度のワクチンは、昨年世界的に流行いたしました新型インフルエンザワクチンとA香港型とB型の三つのワクチンからなる混合ワクチンとなっております。昨年度と違い、ワクチンの供給量も十分確保され、市場に流通しているため、各医療機関でワクチンも不足せず、予防接種が行われている状況にあります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 最後になりますけれども、このワクチン接種の助成は子ども、それから高齢者、低所得者に行うと広報、ホームページに載っていますので、これは市民に周知されることを要望いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(岡武男君) 夏八木盛男君の一般質問を終わります。

 ただいまの夏八木盛男君の一般質問に対して関連質問がある方は、後刻通告願います。

 お諮りいたします。一般質問の途中でありますが、13日も一般質問の日程となっております。

 よって、本日はここで会議を打ち切りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はここで打ち切ります。

 13日の本会議は午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後5時35分〕