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山梨県 甲州市

平成17年 12月 定例会 12月21日−03号




平成17年 12月 定例会 − 12月21日−03号







平成17年 12月 定例会



          平成17年甲州市議会12月定例会会議録

               平成17年12月21日(水)午前10時00分開議

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◯議事日程(第3号)

   平成17年12月21日(水)午前10時開議

  第1 一般質問

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◯本日の会議に付した事件

  日程第1 一般質問

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◯出席議員(20名)

                             1番  中村勝彦君

                             2番  桐原正仁君

                             3番  武藤雅美君

                             4番  丸山国一君

                             5番  原  勝君

                             6番  廣瀬 一君

                             7番  夏八木盛男君

                             8番  野尻陽子君

                             9番  古屋 久君

                            10番  古屋匡三君

                            11番  平塚 義君

                            12番  曽根益彦君

                            13番  廣瀬重治君

                            14番  矢野義典君

                            15番  岡 武男君

                            16番  佐藤栄也君

                            17番  廣瀬宗勝君

                            18番  田邉民男君

                            19番  都倉義男君

                            20番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               収入役               佐藤繁則君

               総務企画部長            相澤廣貴君

               市民生活部長            金井正喜君

               産業建設部長            池田良雄君

               勝沼地域総合局長          細川初彦君

               大和地域総合局長          佐藤光正君

               総務課長              長瀬静男君

               総合政策課長            根岸洋一君

               財政課長              廣瀬一秀君

               管財課長              矢崎道男君

               税務課長              丸山美春君

               市民課長              雨宮 信君

               福祉課長              鈴木常明君

               子育て支援課長           高木英子君

               健康増進課長            桐原正司君

               環境課長              荻原博夫君

               果樹農林課長            三森克弥君

               観光商工課長            有賀文雄君

               建設課長              橋爪俊夫君

               都市整備課長            荻原英幸君

               下水道課長             若林重則君

               会計課長              岡村啓司君

               鈴宮寮長              徳良利朗君

               水道課長              町田 博君

               ぶどうの丘支配人          三科 茂君

               教育長               古屋正吾君

               学校教育課長            柏原和仁君

               生涯学習課長            鈴木英夫君

               スポーツ健康課長          雨宮英司君

               行政委員会事務局長         益田明人君

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◯出席事務局職員

               事務局長              小池 澄

               書記                坂本 昇

               書記                河村 敬

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(廣瀬宗勝君) ただいまの出席議員20人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際、申し上げます。

 報道機関から取材のためテレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可しておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 一般質問



○議長(廣瀬宗勝君) 日程第1に入ります。

 昨日に引き続き、一般質問を行います。

 指名いたします。

 15番、岡 武男君。

 岡武男君については、一問一答方式で行います。



◆15番(岡武男君) 一般質問に入る前に、田辺市長におきましては、ご尊父様のご逝去について心から哀悼の意を申し上げます。

 一般質問を通告いたしましておいたところ、ただいま議長から許可をいただきましたので、市政一般につきまして質問してまいります。

 甲州市が誕生して初の定例会であります。田辺市長もさきの臨時会の市政方針で、新甲州市のかじ取り役として、その基本姿勢を清潔、公正、公開で市民参画のまちづくりを進めると力強く決意のほどを示しておりました。市長は、新市の将来像を「豊かな自然 歴史と文化に彩られた果樹園交流都市」ととらえ、その実現に努力すると申しておりますが、その具体策を市民にわかりやすい言葉でお話ししていただければ幸いです。市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 岡議員のご質問についてお答えをいたします。

 ご質問のまちづくりについてでありますが、甲州市は3万7,000人余の市民にとって我が町であるとともに、我がふるさとであります。私が市長として「豊かな自然 歴史と文化に彩られた果樹園交流都市」の実現を目指し、甲州市の将来を思い描くとき、そこで生活している市民が主役であります。市政推進の最大の目標は、市民がこの町に生まれてよかった、住んでよかった、さらには訪れてみたい、この町に住んでみたいと思っていただけるような甲州市づくりであります。このようなことから、ワンシーズンからフルシーズンのまちづくりを基本政策の筆頭に挙げ、年間を通して地域資源の活用を図り、情報を発信し、市民の皆様とともに交流人口の増加を図ってまいりたいと考えているところであります。

 なお、具体的な施策の立案に当たっては、観光や農業は当然のことながら、芸術・文化やスポーツなどすべての分野において交流を促進の方策を探り、全市的な考えで推進していくことが大切であると考えております。私も陣頭指揮に当たる所存でありますので、議員各位にも深いご理解とご協力をお願いを申し上げます。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 市民が主役としながら、市民が生まれてよかった、市民が住んでよかったと実感できる甲州市づくりをお願いするわけでございます。

 次に、県内で初めて旧市町村単位に設置する地域自治区を効果的に活用し、各地域の歴史性や個性を機能的に生かして、それを市勢発展につなげていくという施策の意義と運用についてであります。

 この試みは、地方自治の本旨にのっとり、地域の個性化を大切にするという評価がある一方、一日も早い旧市町村の融合と一体化を進め、新市をつくり上げることに差しさわりになりはしないかという懸念もあることも事実であります。新市発足とともに設定された地域総合局は、この個性化と一体化をスムーズに、しかも市民の納得の上で進めて、新市発展のために機能させる機関であろうと考えておりますが、この辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 岡議員のご質問の、各地域の個性を生かした市勢発展につなげていくのかについてお答えをいたします。

 日ごろから地域の行事等に参加するとともに、美化活動などを通し、町を歩いたりすると、地域の歴史や文化、豊かな自然環境に触れ、地域の特色に誇りと愛着を感じていると思います。その地域の個性は、そこに住むそれぞれの地域の甲州市民が大切にし、誇りにしているものであります。

 議員からご提言をいただきました、各地域総合局がそれぞれの個性を生かし、甲州市の一本化づくりが図られてこそ、「豊かな自然 歴史と文化に彩られた果樹園交流都市」を目指すことができるものであると考えております。地域総合局には地域協議会が置かれ、まちづくりのため住民組織と連携・支援を行うとともに、協議会委員の声を大切にした中で、地域住民と協働した行政運営を図ってまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 市長のお考えがよくわかりました。

 そこで、具体的な事柄について少々お伺いいたします。

 地域総合局に設置される地域協議会については規約等で決まっておりますが、その構成員の種別、人数、人選の基準等はどのようになっているのかをお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 岡議員のご質問の地域協議会委員の構成についてお答えをいたします。

 地域の実情等も勘案する中で、各地域総合局ごとに委員を市長が選任し、人数は20人以内となっております。委員の選任については、公募や地域推薦、各種団体推薦及び学識経験者の枠組みを設定した中で、地域間で均衡のとれた委員を選任していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 次に、地域協議会の会議開催の条件や、会議回数、会議の権限や市議会との関係、また、市長が重要施策を企画立案する際、同協議会に諮る必要があると言っておりますが、このことについて市政執行の最高責任者としてのお考えをお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 岡議員のご質問の地域協議会の開催条件や会議回数、協議会の権限、市議会との関係についてお答えをいたします。

 地域協議会は、最初の会議を市長が招集し、その後の会議は会長が招集し、開催することとなります。甲州市のまちづくり計画等、重要施策について市長はあらかじめ地域協議会へ諮問し、地域の声をお聞きし、市政に反映させてまいるよう、その機会をつくっております。したがって、協議会には、定例会や会議の開催回数については特に定めてありません。地域協議会は、議会のように市全体の行政施策について審議し、総合的判断を行うチェック機能としての議決機関ではありません。地域協議会は、住民と行政の協働の場で、市民の声を市政に反映させるための意見集約の場でありますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 地域住民の小さな声も聞き、意見集約し、市政に反映できれば大変すばらしいことだと思います。

 次に、地域協議会の要望を本庁舎の関係機関に伝え、それをどのように対応、処理するかをお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 岡議員のご質問の地域協議会の要望を本庁関係機関にどのように伝え、その対応をどうするかについてお答えをいたします。

 地域の皆さんに主役になっていただき、地域の知恵として、その意見を地域協議会で集約していただいたものを調査研究をし、地域総合局と調整をする中で、その対応を図ってまいりたいと考えているところであります。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 県内初めてのこの地域自治区の効果的活用でありますが、これから大いに研究していただいて、本当によかったというような地域協議会を進めてほしいと、このように思います。

 また、地方自治の精神を大切にすることと、合併の成果という重い課題についてのお考えがわかりましたが、今後、峡東中核都市としての甲州市の発展に努力していただくよう重ねてお願い申し上げて、この件についての質問を終わります。

 次に、農業振興について通告いたしておきましたので、何点かについてお伺いいたします。

 甲州市の農業も全国の他の農村と同様、若者の農業離れ、担い手の高齢化が急速に進む中で、甲州市の農村部が活性化していくには、兼業家プラスが果樹産業を安定させることだと思います。甲州市の基幹産業である果樹園は、どちらかというと条件不利地に属し、その中で高齢者の苦労だけで現状を支えているのが現状であります。甲州市が豊かな地域社会を持続していくためには、若者の兼業家の力に助けられても、果樹産業の活性化を図っていかなければならないと考えています。そのためには、国の事業を導入する中で、条件不利地の圃場整備、農道整備、水路整備等の条件整備を実施することによって、果樹産業地域としての条件がよくなり、果樹園経営に関心を持つ若者が戻ってくるのではないでしょうか。

 現在は、幾つかの国事業も導入されている中で、その一つの事業に現在県営畑地帯総合整備事業(担い手支援型)玉宮大藤地区があります。その幹線道路についてですが、大藤小学校、塩山北中学校の近くを通過する計画となっておりますが、通学路としての利用もされることが予想されます。でも、この道路には、計画の中では歩道がつかないことになっているわけです。完成されてから歩道をといっても、無理な相談であります。このことを計画中に市として歩道を設置する方向で進めることがあるか、そのようなお考えを1点お伺いいたしたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 産業建設部長、池田良雄君。



◎産業建設部長(池田良雄君) 岡議員ご質問の畑総幹線道路への歩道設置についてお答えいたします。

 本事業は、平成14年度に計画の策定を開始し、大藤地区と玉宮地区を結ぶ幹線道路として検討を行ってきました。事業の採択に当たりましては、近年農産物の輸入自由化、農村地域の過疎化・高齢化など、農業を取り巻く諸情勢がますます厳しくなっていく中で、畑地帯における担い手の育成、生産基盤の整備及び集落環境整備を総合的に行う目的により、国から事業認可を受けました。その結果、平成17年度から5年間で幹線農道改良、幅員7メートル、延長1,690メートル、支援農道改良、1,550メートル、用排水路整備、1,880メートル、区画整理19ヘクタール、総事業費14億9,100万円で事業の実施が決定いたしました。

 議員ご質問の幹線道路へ歩道を設置することにつきましては、畑地帯総合整備事業(担い手支援型)と、現在下粟生野地区で施行中の県営広域営農団地農道整備事業(通称フルーツライン)とは国の採択基準が異なるため、事業コストの縮減策や事業の再評価などにより、歩道の設置など事業内容をグレードアップすることが非常に困難な状況にあります。沿道には小・中学校があり、通学路としての使用も十分予想されますので、対応策を調査研究してまいります。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 大変前向きなご答弁いただけると思ったわけですが、補助事業と市の事業をあわせて進めることの難しさ、そういうことがわかりました。今後、利用者側に立ってご研究なさることで今後の動向を見守っていきたいと、このように思っております。

 これからの果樹園経営、特に桃栽培は、個々で取り組んでいくのでは限界があります。農業後継者問題でも、我が家の後継者、隣の後継者という考えで後継者問題を考えていると、後継者は確保が難しくなります。果樹園経営の条件整備をすることにより、地域全体で地域の果樹園産業を守るという考えを、つまり今国・県で推進している集落営農システムを甲州市として積極的に推進して、次世代の果樹産業の活性化を図る取り組みについてどのような施策を考えておられるか、お伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 産業建設部長、池田良雄君。



◎産業建設部長(池田良雄君) 岡議員ご質問の集落営農の推進についてお答えいたします。

 農畜産物の輸入の増大に伴う価格の低迷、あるいは担い手農家の高齢化・後継者不足などによって、農業と農村の活力が低下する状況にあります。これに対応するため、国は、新たな食料・農業・農村基本計画を平成17年3月に策定し、経営安定対策の対象である担い手を認定農業者や集落営農などに限定し、支援を集中していく方向を示しています。

 集落営農のねらいと効果といたしましては、集落ぐるみで効率的・計画的な土地利用、機械・施設の共同利用、兼業農家・高齢者・女性に適した農作業の分担、高収益作物の導入などを進め、地域全体の生産の合理化と所得の向上を図ることなどが示されています。全国的に集落営農で取り組んでいる主な作物について見ますと、水稲、陸稲が6割を占め、続いて麦、雑穀、芋類、豆類の順となっています。

 果樹経営の場合は、剪定、受粉、摘果、房づくり、摘粒、傘かけや袋かけ、そして収穫作業など、手作業による仕事が多く、機械化による省力化などの割合が稲作等の多年生の作物に比べて低く、その導入効果が少ないと言われています。果樹地帯における集落営農につきましては、多くの課題はありますが、これからの農業経営の中で特に果樹経営を安定的にかつ継続的に進めていくためには、集落営農も一つの有効な手段と考えられます。今求められていますのは、本地域での集落営農のあり方とその推進体制であると考えられます。

 甲州市では、主要施策の一つとして、果樹産地としての自然条件や農村資源を生かしながら、長期的な視点に立って市の農業、農村の活性化を図っていくため、農業振興長期ビジョンの策定を挙げています。集落営農のあり方や推進体制につきましても、生産者、関係機関、団体など多くの方々のご意見やご提言をいただく中で、農業ビジョンに反映させ、その支援を進めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 農業振興長期ビジョンの策定にご努力いただき、早期に実行に移すことを要望いたして、次に移ります。

 専業農家、兼業農家、高齢農家、あらゆる階層の農家を含めた集落営農では、中核となるリーダーが数名いれば共同経営で地域の果樹産業が守れます。それには、国の補助事業をできる限り取り入れて、条件整備をする中で果樹産地の活性化を実現し、次世代へ受け継ぐためには、県でも10のモデル地域を選定し、甲州市でも勝沼町綿塚地区でモデル集落に選定されました。これを機に、形態や内容は違っても、甲州市として市単独の集落営農モデル地域を指定し、全体への波及効果を図るお考えはあるかどうかお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 産業建設部長、池田良雄君。



◎産業建設部長(池田良雄君) 岡議員ご質問の集落営農のモデル地域の指定についてお答えいたします。

 近年、農業従事者の高齢化と相まって、耕作放棄地の増大や農業施設の維持・管理が困難となるような状況も見受けられ、このままでは農業生産が落ち込むばかりでなく、農村の持つ他面的な機能まで損なわれることも懸念されるところであります。

 このような状況を踏まえ、県では、今年度から地域提案型集落営農促進事業を取り入れ、農業の担い手の一つとして集落営農を育成し、活力ある農業の確立を図っていくこととしています。この事業の内容につきましては、事業内容の趣旨を市町村、農業委員会、農協関係者などに周知するための検討会や研修会、先進地視察研修の開催、また、モデル地区を選定し、集落活動として集落営農に係る啓発のための座談会の開催、集落の状況調査と生産者の意向調査を通じた営農計画や組織体制づくりなどがメニューとして予定されています。

 果樹地帯では導入が難しいと言われています集落営農ですが、甲州市におきましてもモデル地域の選定を行い、事業に取り組んでほしいとの打診がこのほど県からありましたので、関係機関とも十分協議を行う中で対応をしてまいります。また、塩山大藤地区では、らくらく農業推進委員会が急傾斜地の桃畑の圃場整備を図り、区画整理された圃場では、防除はもとより土づくり、施肥作業の共同化により、労力の省力化や高品質栽培が実現しており、果樹栽培における集落営農の全国モデルとなっています。こうした各種事業の成果をもとに、将来的には県やJAなど関係機関とも連携を図る中、市内に集落営農のモデル地区を設定してまいります。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 甲州市の大切な基幹産業は、果樹産業を中心とした農業です。果樹産業振興のために、今後も努力していただくようお願い申し上げて、この件についての質問を終わります。

 次に、教育問題についての質問に入らせていただきます。

 市長は、今回の市長選に当たり5つの基本政策を挙げていましたが、5点目に教育の充実と芸術・文化の振興で、次代を担う子供たちの健全育成を図るため、学校教育、生涯学習等を充実させ、子供たちの個性を伸ばし、伸び伸びと学べることの教育体制の実現を目指すと言っておりますが、具体的にはどのような施策があるかをお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 岡議員からのご質問の教育問題についてお答えをいたします。

 社会構造の変化や価値観の多様化による子供の生活環境の変化は著しく、今ほど次代を担う子供の健全育成の大切さを痛感することはありません。たくましく未来を切り開いていく心の力を持つ子供たちを育てていくことは、学校教育の担うところが大きいものであります。

 そこで、しっかりした学力を身につけさせること、自立をした人間を育てること、この課題に向かって学校現場ときめ細かく創意ある教育活動の実践に当たるよう、また、子供の健全育成は、学校にとどまらず、常に家庭、地域社会と連携して、子供たちがみずから考え、実践し、体験し、生きる力をはぐくむ教育環境を整えていくことが必要であると考えているところであります。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 市長が今2つの課題目標を挙げ、生きる力をはぐくむ教育環境を整えると申しております。そういうことをお願いする中で、少人数学級についてお伺いいたします。

 個性重視の教育は大切と思います。学校教育において、一人一人を大切にしながら教育活動を実施しているのだと思いますが、今、1学級の上限を40人とする現行の学級編制基準がありますが、山梨県教委でも2004年度から30人学級を選択できる輝き30プランを実施して、1年生から2年生までの30人学級が実現してまいりました。しかし、3年生まで拡大しないと言っております。担任教師のアンケートでは、各児童の学習状況が把握でき、きめ細かな指導ができる、また、一人一人の話を聞くなどして、コミュニケーションの充実が図れたなどの回答が多かったようです。また、保護者も、子供の様子から授業が楽しくてわかりやすい、基礎的な学力が身についてきたとの声が目立っておりますが、このような学校現場、父母の声には3年生以上への30人学級の学年進行を求める意見が根強いと聞いております。

 子供を取り巻く環境の変化に伴い、教室の中での教師と児童の関係は変容しております。授業のあり方など、大きく変えていかなければならない今、少人数の実現は、その必要条件であると考えられます。このことを財政難だけを理由に片づけてしまったならば、将来に禍根を残すことになります。市単教員の採用も含めて、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 岡議員からのご質問の少人数学級についてお答えをいたします。

 議員がご指摘のとおり、児童・生徒の個性を重視し、一人一人を大切にすることは、学校教育の原点であります。確かな学力を育成するには、教師の力量と同時に教育水準の向上が欠かせないところであります。教師の目が子供一人一人に行き届く学級の人数こそが必要ということは十分承知をいたしております。教育は国家の百年の計だと言われております。甲州市の礎となる人材の育成のため、市単教諭の採用については、財政面を考慮しながら検討に値するものと考えております。学校、地域、家庭、そして行政が一体となって、教育の甲州市を目指して、力を入れていかなければならないと思っております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 教育の甲州市と言われるような特色ある市政執行をお願いして、次に、食育についてお伺いいたします。

 家庭や学校での食生活を改善し、国民の健康増進を目指す食育基本法がことしの7月に施行されました。食の安全・安心に関心が高まっている反面、朝食抜きや単独で食事をする弧食の子供たちがふえつつある現状は、2002年のある種の調査でも、青年世代で1日一度も家族全員で食事をしない人が25%、朝食を抜くことが32.1%いると言われております。

 このような食生活の乱れが指摘される中で、次代を担う子供たちの食育は、豊かな人間性を生きる力をはぐくむために重要であります。この法律は、国と都道府県、市町村、それぞれ食育推進会議を設け、それぞれ食育推進基本計画を定めることになっていますが、甲州市の今後の計画についてお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 学校教育課長、柏原和仁君。



◎学校教育課長(柏原和仁君) 岡議員からご質問の食育についてお答えをいたします。

 社会が一体となって食育を推進することにより、国民一人一人が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくんでいくため、さらに生産者と消費者との交流を促進することにより、農山漁村の活性化と食糧自給率の向上を目指すことを目的に、本年6月10日に成立し、7月15日に施行された食育基本法の中で、市の条例により、食育推進会議を設置できることになっております。

 議員ご質問の甲州市における今後の計画についてでありますが、県等の関係機関と十分に協議をし、研究してまいりたいと考えております。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 食の基本は家庭にあることは当然でありますが、学校や幼稚園、保育所は、地域の一員として学びながら食を楽しむ機会の場を提供するなど、連携・協力することが社会的要請となっています。今、学校や幼稚園、保育園が主体的に行う食育指導の必要が叫ばれております。とりわけ、学校給食の充実を図ることが大切であると考えます。新市になって、現在は塩山、大和はセンター方式ですが、勝沼は自校方式であります。この方式は、維持・充実することなど細部については合併前の事務すり合わせ等で話し合ったことを基本に進めるであろうと思いますが、学校給食から食育活動を地域や家庭に広げていくことも必要とされています。これについて市当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 学校教育課長、柏原君。



◎学校教育課長(柏原和仁君) 岡議員からご質問の学校給食についてお答えいたします。

 本年11月1日の合併により、甲州市では2つの方式で調理を行っております。塩山、大和地域はセンター方式、勝沼地域につきましては自校方式であります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、現在の施設が十分に稼働しておりますので、この施設を維持・充実して、生きる上での基本である食べることの大切さを学ばせるとともに、知育、徳育及び体育の基礎を築き、健全な食生活を実践することができる人間を育ててまいりたいと考えております。



○議長(廣瀬宗勝君) 15番、岡 武男君。



◆15番(岡武男君) 給食は、作る人は食べる人の顔が見えること、食べる人は作る人の顔が見えることが基本ではないかと思います。まちづくりは人づくりからを基本に、創造性豊かな人づくりに取り組んでほしいものです。

 地域に根差した特色ある甲州市の発展を望む一人でもあります。田辺市長のすばらしいかじ取りを重ねてお願い申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(廣瀬宗勝君) 岡武男君の一般質問を終わります。

 しばらく休憩いたします。

 再開を10時55分といたします。

             休憩 午前10時43分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前10時58分



○議長(廣瀬宗勝君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 1番、中村勝彦君。

 中村勝彦君については、一問一答方式で行います。



◆1番(中村勝彦君) 一般質問に入る前に、旧塩山市名誉市民であります田辺国男様の突然の訃報、心からお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。

 議長に通告しておきましたところ、ただいま許可を得ましたので、市政につきまして4つの視点から質問させていただきます。最後になりましたので、ほかの議員さんとかぶる部分がありますので、かぶる部分は省かせて質問させていただきます。まちづくりについて、特例債について、ごみ政策、子育て支援についての4つを質問させていただきます。

 まず、まちづくりについて質問させていただきます。

 甲州市が発足したばかりで、新たな甲州市地域協議会なども設置され、新たな可能性の追求にこれから励んでいくことと思いますが、岡議員の質問の答弁にもありましたように、地域協議会に公募などを取り入れるなどして、積極的に住民の意見を聞いていく、そういった機関をつくっていくということで、この方向性には期待をしております。

 私の方からは、具体的にハード面とソフト面についてお聞きします。

 まず、合併前には看板ですとか電算の関係ですとか、いろいろなもので合併するがゆえに必要になった整備があったと思います。こういった封筒なんかもそうなんですけれども、細かなところまで数えるとたくさんあると思うのですが、合併した今、また新たに必要な施設、整備、そういったものはあるのかどうかをまずお聞かせください。例えば、庁舎など建てる予定があるのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 総務企画部長、相澤廣貴君。



◎総務企画部長(相澤廣貴君) 中村議員ご質問の合併して必要な施設、整備についてお答えをいたします。

 平成17年、甲州市一般会計暫定予算の2款総務費、1項総務管理費、6目企画費に計上してあります合併移行経費の現在までの執行状況は、4億4,600万円を執行しております。主な内容につきましては、甲州市のネットワークの構築及び防災行政無線統合システム工事2億9,295万円、また、サイン、看板等設置工事3,465万円、ビジネスフォン移設工事費712万6,000円などの工事請負費3億4,793万1,000円。図書館ネットワーク整備、電算システム統合等管理、ホームページ作成、移転引っ越し業務などの委託料6,610万4,000円。消防団法被などの備品購入費2,107万6,000円となっております。

 9目情報化推進費の現在までの執行状況については、8,602万6,000円を執行しております。主な内容は、住民情報系・内部情報系電算統合システム、戸籍システムの賃借料となっております。

 来年度予定しております事業の主なものにつきましては、甲州市紹介冊子作成、史跡管理システム構築、固定資産評価替えの評価基準の統一、市道整備、市道台帳の整備などの予定をしているところでございます。庁舎のことがご質問で出ましたけれども、市長の方からその辺のご答弁はあろうかと思います。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員の質問であります庁舎のことにつきましてお答えをさせていただきたいと思います。

 この、ただいまの甲州市の庁舎、築40年たっているわけでありますが、耐震の建築ではございません。調査によりますと、この建物は震度5.5で崩壊をする(この日の最後に発言訂正あり)というか、崩れるというふうな診断を受けました。そこで、この庁舎を耐震というふうなことでするには、どの程度費用がかかるかということは、今検査をしていただいておりますが、おおよその金額で言うと、この建築費ぐらいにかかってしまうというようなことを言われております。ただ、正確な数字が出るまでというふうなことでありますので、まだその辺はお答えをすることができないわけでありますが、いずれにしても、非常に危険な建物であることには間違いないわけでありまして、職員の生命ということも、そしてまた、この中には議員棟もあるわけでありますので、議員の皆様方の生命というようなことも考えますと、庁舎問題も考えていかなければいけないのかなというふうに思ってはおりますが、ともかく合併をしたばかりでありますが、先の合併も峡東地域の全体の合併ということも視野に入れる中で、あまり庁舎に対して金をかけるということは好ましくないというふうな考え方がありますので、これも議員の皆様方、また市民の方々のご意見を伺いながら検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) ただいま答弁いただきまして、庁舎のことについては具体的に答弁いただきました。防災の拠点となる、いろいろな災害の状況を見ても防災の拠点となる庁舎ですが、市民等の皆様の希望で、方向性というのはしっかりと見きわめていかなければならないかなと、まだその段階になっていないということなので、しっかりとその辺は住民との意見をしっかり聞いていただいて、進めていっていただきたいなと思います。

 続きまして、ハードについては今からいろいろと計画されているようなので、検討委員会などをつくってやっていただけるのはよろしいかと希望しております。

 続きまして、合併までにすり合わせの終わっていないところ、ソフト面についてお聞きします。水道料などの料金関係ですとか、各種公共団体の一本化ですとか、助成金などいろいろありますが、サービスの均一化とか、細かな部分での一本化、こういったものがまだ諮られていない状況でありますが、これはどのぐらいをめどに統一を図っていくのか、それでどのような方法で統一を図っていくのかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 総務企画部長、相澤廣貴君。



◎総務企画部長(相澤廣貴君) 中村議員ご質問の合併に伴うすり合わせにつきましてお答えをいたします。

 事務事業のすり合わせにつきましては、総務企画部、産業経済建設部、住民部、教育部の4つの専門部会に設置された26の分科会を基本に細部にわたる協議を行い、教育長会、連絡調整会議での協議を経て正副会長会議で決定。重要事項につきましては、運営調整会議、合併協議会の決定となっております。75項目にわたる協定項目を含めた2,454項目についての調整方針を決定しているところでございます。

 すり合わせの調整方針として、住民生活が向上することを原則とし、市民が受けるサービスについては一元化を図り、低下しないよう努めるものとして、事務事業のすり合わせを行ってまいりましたが、細部にわたる調整をする中で、合併後でなければ決められないものがございます。一例を申し上げますと、介護保険料、国民健康保険税、水道料など、これらは審議会へ諮るものでございます。事務事業をスムーズに実施していくため、内容手続、様式など調整を図る中で進めていくところでございます。また、市民憲章、市の花、木、鳥、市歌、愛唱歌、音頭、踊り等を新たに決めていかなければならないと考えております。これから早い時期に未調整の調整項目につきましては、早い時期に方向づけを行ってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) なるべく早い時期にということなんですけれども、一つ一つ内容も違うので、段階があると思うのですが、大体いつごろを目標に考えていらっしゃるのか、全部市民にとってサービスが均一になっていくのはいつごろになるのかを、一応目標をどのぐらいに定めていらっしゃるのかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 総務企画部長、相澤廣貴君。



◎総務企画部長(相澤廣貴君) 中村議員の再質問にお答えをいたします。

 すり合わせが終わっていないものにつきましては、日にちを指定していつごろまでに決めるかという再質問でございますが、ただ、例えば一例を申し上げますと、都市計画税の課税方式、これは、塩山市だけが課税をしております。旧大和村、旧勝沼町には課税がございません。こういったものにつきましては、新市におきまして都市計画法に基づきまして、土地利用計画に基づいて課税範囲を検討しなければなりません。こういった作業にある程度時間を要するということでございます。

 あと、慣行の取り扱いの中で、例えば表彰、宣言、これも新市の中で調整をしていかなければならないということもございます。

 あと、水道料金につきましては、若干先ほどご答弁申し上げましたけれども、水道料金につきましては、当面現行のとおりということでございますが、峡東地域広域水道企業団からの受水を見据えながら、できるだけ早い時期に統一をするということでございます。簡易水道の水道料金につきましても当面現行のとおりとして、新市において随時見直しをするということになっておりまして、例えば水道料金につきますと、今現在水道企業団がやっております、その受水の時期がいつかということが、20年ということを聞いておりますけれども、そういった時期、そういったものがございます。

 ほかを申しますと、例えば国民健康保険税につきましても、合併年度は現在不均一課税でございます。合併後、翌年度に統一を図るというふうなことになっております。介護保険料も同じでございまして、18年度に介護保険事業計画に基づいて適正な保険料を設定し、18年度から統一するというふうな形でございます。現在は不均衡の賦課ということでございます。

 あと、補助金・交付金の取り扱いもございます。補助金・交付金・負担金については原則として現行のとおり新市に引き継ぎ、整理統合する補助金等については新市において調整するということになっております。その期日指定が大変難しい部分もございます。ただ、早い時期に統一できるものは早い時期に統一するということでございます。協定書の方針に基づき、また、事務事業のすり合わせに基づきまして、なるべく早い時期に統一できるものは統一してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 内容によってさまざまであって目標値が設定しづらいということで、さきの議員さんの答弁の中でも、事業種分けのところで行政改革プランですとか行政改革推進委員会なども計画されて、行政改革大綱の中でいろいろその部分も出てくるのかと思います。細かな部分については委員会の方でまたいろいろお聞きさせてもらいますが、全体の中ではそういった形で進めていかれると理解してよろしいですか。

     (「はい」と呼ぶ者あり)



◆1番(中村勝彦君) まちづくりにつきましては、先ほど市長の答弁にもありましたように、峡東全域を見据えた話もされていましたので、そういったところに期待しております。合併していない周りの近隣市町村もありますし、合併の話も出ていなかった市町村もあるんですが、経済的には切っても切れない位置にありますので、しっかりと周りとの協働・協調を図ってまちづくりを進めていっていただきたいと強く要望いたしまして、次の質問に移りたいと思います。

 次、合併特例債についてであります。

 まちづくり推進のために、市町村計画に基づいて行う事業や基金の積み立てに要する経費などに使うことができるこの特例債なんですが、合併のさらなる一体化のためには必要な整備もあるだろうし、サービスの均一化にも必要な整備もあると思います。さらに、甲州市がもっと発展していくためには必要な事業もあると思います。これに充てていくことと思いますが、あくまでもこれも地方債の一部であります。国から70%といっても、これも国民の税金、我々の税金であるわけですから、しっかりとむだのないように計画を立てていただきたいわけです。

 甲州市のまちづくり計画に具体的に挙がった計画もありましたが、この概要版を皆さんに配られて説明した部分もあると思うんですが、具体的に挙がっていた部分もあります。地域振興等のために設けられる基金にも使えるという、この特例債なんですけれども、この特例債の使い道、運用をどのように考えていらっしゃるのかをお聞きしたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員の合併特例債の考え方及びどのような使い道を考えているかについてお答えをいたします。

 国は、合併特例法に基づき、合併市町村に対し各種の財政的な支援措置を設けており、合併特例債もその一つであります。合併特例債は、合併市町村の今後のまちづくり計画に基づいて行われる公共的な施設整備の経費や、地域振興のための基金積み立てに要する経費について、合併が行われた年度及びこれに続く10カ年度に限り、通常の地方財政法に基づく起債対象事業以外に別枠として借り入れができる地方債で、合併前にその推進を図る特例債は、一般的に合併推進債と呼ばれ、区分されております。

 合併特例債の充当率は事業費の95%で、その元利償還金の70%が普通交付税で、合併市町村に財政支援措置されるものであります。借り入れできる総額は、国勢調査の人口をもとに算出され、甲州市の場合は、試算では建設事業に対し126億9,000万円、基金造成に対して17億円、合わせて143億9,000万円になります。合併特例債は、95%の事業への充当率があるため、残り5%の自己資金で事業が実施できるものですが、70%の普通交付税措置分以外の30%は自己財源として将来償還していくものになります。このため、通常の借り入れにこの合併特例債を上乗せして借り入れを行うとなると、将来の償還において二重の負担となり、財政運営も非常に厳しい状況に置かれることになります。

 活用につきましては、甲州市まちづくり計画、また、今後策定予定の甲州市総合計画に基づきまして活用するわけですが、考え方として、合併特例債のために新たな事業を実施していくのではなく、その事業が地域にとって本当に必要かどうか見きわめる中で対応していくことが必要であると考えております。一般的には、毎年計画的に実施していく必要がある道路整備、水路整備、学校の耐震化など、既存の地方債に振り替えて、この合併特例債を活用していく方法もあり、こうしたことで地方債全体の借り入れ総額の抑制をし、長期的に健全財政を維持していく中で、甲州市のまちづくりの推進に努めていく必要があると考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 今の答弁を聞きまして、大変安心した部分と共感できる部分がありました。箱物と言われるものでも、たとえただでも維持費というのはかかっていってしまいますので、そういった考えはないということで、整備のために使っていくということなので、ぜひそのようにしていっていただければと思います。

 あと、基金について、17億という枠組み、これはどのように考えていらっしゃるのか、基金いわゆる貯金という言葉がふさわしいかどうかわかりませんが、市にとっては貯金となるわけですので、こういった使い道、運用方法なども、もし何か考えていらっしゃるのでしたら、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 総務企画部長、相澤廣貴君。



◎総務企画部長(相澤廣貴君) 中村議員ご質問の基金造成につきましてお答えをいたします。

 合併後の3市町村振興のために、地域住民の連帯の強化、または合併関係市町村の区域における地域振興のため要する経費について、合併市町村振興基金、合併特例債を起こすことができます。この基金は、合併年度及びこれに続く10年間に限りまして、合併特例債をその財源とすることができるものでございます。3月の定例会をめどに条例制定をお願いいたしまして、基金造成を行ってまいりたいと考えております。充当率、起債可能額は先ほど市長がご答弁申し上げたとおりでございます。ただ、この運用につきましては、まちづくりであるとか、そういった幅広いソフト面に使うことができますけれども、この用途につきましては、基金造成がされた後の過日運用、いわゆる利子の運用ということでございますので、これから利子運用されたときに、それぞれの地域へどういったソフト面での地域振興費として交付できるかということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 運用についてということでお聞きしたんですが、まだ今その段階ではないようで、地域協議会振興局なども委員さんもこれから選出されていくということなので、その中で十分に話し合ってやっていっていただきたいと、これはまた機会を改めて、先の機会になりましたら、また改めてお聞きしたいと思います。

 続きまして、ごみ政策についてお聞きします。

 ごみ政策を聞く前に、まず、今までの3市町村のごみの政策、ごみの経緯、これをどのように市長はとらえているのか、ごみ政策のかなめはどこにあると心得ているのかを、まず先にお聞かせください。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員のごみ処理施設は総論においてご理解いただくことができますが、各論においてはなかなかご理解いただけないのが実情であります。旧塩山市のごみ処理施設は、昨年11月末をもって環境センターのごみ焼却場が操業停止をし、大月都留広域事務組合の環境センターにて塩山地域の可燃ごみを処理していただいていることはご承知のとおりであります。今後は、早急に新たな委託先を探していかなければならないものと考えております。現在、収集車による委託先に直接ごみを搬出しておりますが、今後ほかへ処理委託をする場合、積み替える施設が必要となることも考えられますが、その場合は、施設としてリサイクルの施設を併用したものを考えてまいりたいと考えております。住民の皆様方にはこのことを十分ご説明をし、ご理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 答弁の一番最後に住民のご理解をということで、住民との協調・協働が決して忘れることができない、一番に考えなければいけないことだと理解して話を進めさせていただきます。しっかりと住民と歩んでいけるごみ政策をこれからの甲州市に希望して、次の質問に移ります。

 施設の話も出ましたが、まず、ごみ政策には、ごみを出さないこと、減らすこと、生かすことをまず考えていただかなければならないと思うのですが、残ったものに関して初めて燃やすことを考えていただきたいと、これが理想だと私は思っております。そこでお聞きします。まず、やらなければならないこと、ごみの減量化・資源化について、まず最初にお聞きします。旧市町村単位では、まだ大分その方法が違うようですが、この後どのように一体化していくのか。高い水準に合わせ、住民と十分に理解し合う中で進めていかなければなりませんが、今後の計画をお聞かせください。



○議長(廣瀬宗勝君) 市民生活部長、金井正喜君。



◎市民生活部長(金井正喜君) 中村議員の甲州市のごみの減量化対策と一本化についてでございます。

 塩山、勝沼町、大和町のごみ収集方法につきましては、幾つかの点で違いがございます。旧勝沼町と大和村は、可燃ごみの処理はもちろんのこと、資源ごみの回収にしても指定袋による有料化をしております。旧塩山市では、可燃ごみだけを有料化しております。また、資源ごみの回収方法では、旧勝沼町、大和村では、1品目1カ月1回の回収としており、旧塩山市におきましては、1品目1週間1回の回収となっております。リサイクルステーションは、旧塩山市では市内75カ所に設置してございます。これから勝沼町、大和町にも計画的に設置していくことが必要であります。

 これらのごみ対策の不均衡は、甲州市民としての融和を図る意味で、早急に改善していかなければならない問題だと考えております。平成18年度には、リサイクルステーションを設置していない勝沼、大和の資源ごみは、一部を除いて塩山の資源ごみと一緒の処理をしていくことになります。また、勝沼、大和の地域総合局と協議する中、先ほど提起しました諸問題のうちごみ袋については、平成18年度より塩山の方式で統一していく方向で検討しております。具体的に申しますと、可燃ごみだけは従来どおり指定袋ですが、それ以外の資源ごみのその他プラや瓶類、缶類等は袋は指定せず、レジ袋を含めた透明か半透明の袋でお出しいただく形になります。ミックス紙につきましては、紙製の袋、やむを得ない場合はダンボール等でお出しいただくことになります。また、両町の資源ごみ1品目1カ月1回の回収は、2回に回数をふやしてまいりたいと考えております。両町につきましては、分別の徹底化が既に図られておりますので、品目と回収日の間違いがない限り問題が生じないものと理解をしております。リサイクルステーションの設置につきましても、地域で用地の確保をしていただく中で、新年度予算にその設置費を計上してまいりたいと考えております。

 このようなさまざまな施策を実施することにより、両町市民の経済的負担の軽減化が図られ、生活の利便性が向上するとともに、甲州市として一体化が図られるものと思われます。市としましては、これらの施策を平成18年度から実施してまいりたいと考えており、それまでの間、さまざまな形で周知徹底を図り、市民のご理解が得られますよう努力してまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 先ほどの答弁で、18年を目標に統一化を図っていくということで、リサイクルステーションについては地域で用地を確保することというのもありましたし、あと回収について1カ月に1回のところ、週に1回のところといろいろ地域によってばらつきがあるようです。地区によっては、今ある分別の方法でプラの回収が一部間に合っていないところとか、リサイクルの部分が間に合っていないように思われるところもあるのですが、地域によってもこれだけ格差があるということなので改めてお聞きしますが、回収方法についてなども今後見直していくのか。ごみ袋の話では、さっき答弁で単身の方、お年寄りの方の意見を聞く中で直ちに市の方では対応した経緯もあります。こういったごみに関する市民との協調・協働体制というのは非常にすばらしい、早い対応だなと思ったんですけれども、この回収方法についても改めて検討していくのか、回収方法についてお聞きいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市民生活部長、金井正喜君。



◎市民生活部長(金井正喜君) 1カ月1回の回収を2回にさせていただきたいと、こんなふうに考えております。1回を2回にすることにより、分別の徹底化が図られてくるとは思いますけれども、既に勝沼、塩山は分別の徹底化が図られておりますので、問題が生じないかなと思います。

 その他プラの収集回数につきましても、週1回から2回にふやすことで収集状況の推移を見ながら廃棄物減量等推進審議会にも諮る中で検討を重ねてまいりたいと存じます。

 その他プラにつきましても、1回から2回にを考えております。

     (「月」と呼ぶ者あり)



◎市民生活部長(金井正喜君) 週1回を週2回に考えております。



○議長(廣瀬宗勝君) 休憩いたします。

             休憩 午前11時33分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時42分



○議長(廣瀬宗勝君) 再開いたします。

 市民生活部長、金井正喜君。



◎市民生活部長(金井正喜君) 申しわけありません。

 その他プラの収集回数をふやす考えでございますけれども、塩山地区において……

     (「大きい声で言っていただけますか、聞こえません」と呼ぶ者あり)



◎市民生活部長(金井正喜君) 塩山地区において、その他プラの収集を週1回から2回増やす件につきましては、収集状況の今後の推移を見ながら、市民のご意見をいただく中で検討を重ねてまいりたいと存じます。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) ごみの分別・減量化については、市民と一体となる、まず町内の中でも一体となる、いろんな組織と一体となって進められていくものだと思いますので、さらなる努力を進めていっていただきたいと思います。

 その中で、18年度から一体化を目標にし、住民説明会、さきの回収の話もこれから煮詰めていく話だと思います。この辺も広報活動をしっかりと進めていく中で、住民の理解をしっかり得られて、協働できる体制をとっていっていただきたいと強く要望いたします。

 そこで提案なのですが、先ほどの市民からの声を聞く中で、条例の中にもあるのですが、甲州市廃棄物減量化、資源化及び適正処理に関する条例の中の第8条に、廃棄物減量等推進審議会というものがあります。この審議会なので、今までの議員さんもいろいろ公募ですとか女性枠という話をされていたんですが、私はこの1点につきまして、ごみの問題、ごみの今までの話の中で3月までにというのもありますので、ここには早急に公募枠をしっかりと設けていただいて、女性をしっかりと起用していただきたいと思っております。そこで、意欲的にごみに関して取り組んでいける方を幅広く、広い範囲から探す意味でも、ここにしっかりと公募枠を設けて、来年度に向かっていっていただきたいと思いますので、この考えをお聞かせください。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員の廃棄物減量等推進審議会委員の公募についてお答えをいたします。

 現在、甲州市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例に基づく委員は、定数が15名となっております。同条例第9条第2項により、見識を有する者、事業者及び公共団体等の代表者のうちから委員を委嘱することになります。廃棄物減量化に意欲のある方を委嘱するために、一部公募制を検討してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) しっかり検討されていくということなので、感謝いたします。

 続きまして、施設についてお聞きします。

 先ほど合併市町村のごみ政策の一体化の中の答弁の中で、リサイクルについても資源物についても回収方法が変わってくるようですので、塩山地区の事情も話されておりました。いろいろな観点から甲州市を考えたときに、ごみは生かすことを考えた施設、リサイクルをメーンに考えた新たな考えでつくる施設というのが必要になってくるように感じたのですが、市長のお考えをお聞かせください。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員のリサイクル施設の必要性について答えさせていただきます。

 資源循環型社会を構築するために、リサイクルは欠かすことのできない重要な手段と認識をいたしております。当市におきましても、市内全体における資源ごみの再資源化を図るリサイクルセンターは設置をしていかなければならないものと考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 市長のお考えもリサイクルセンターというような施設の考えがあるということなので、賛同できる部分も私の中で多くありますので、さらに詳しくお聞かせいただきたいのですが、もしそういった施設が必要であるのなら、甲州市の中にはいつごろまでに必要になるのでしょうか。また、あと甲州市にとっても、これからもずっと安全で安心のごみ政策を続けていくために、事務処理や新たな契約も含めて、まとまるのはいつごろになるのでしょうか。市民に対してごみ処理はこうなりましたといつまでに公表できるのかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 施設の設置の時期についてのご質問にお答えをいたします。

 1月末までには、当該地を選定していかなければならないものと理解をいたしております。これと並行して、可燃ごみの処理委託先につきましては、他の自治体や民間施設等に打診や状況調査を行う中で、コストの削減を念頭に置きながら進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 今、1月末までが目標値だと市長の中で決めていらっしゃるというような内容だったかと思うんですが、まだ期間がある中で、市民のための税金の使い道ですので、コスト削減ということを念頭に置いてということだったので、しっかりそれを念頭に置いていただいて、期限があるのならしっかりと十分にその期限まで努力をしていただけることを希望いたします。急いでもなんですけれども、よりよい、経費のかからない方法でやっていただけると理解いたしますので、期限までしっかりと頑張って努力していただきたいと思います。

 これを踏まえて、次の質問に移らせていただきますが、ごみと環境の話というのは、1市では、一個人では解決できる問題ではないと私は感じております。田辺市長には、積極的にこのごみと環境について考えていっていただきたい。そして、この1市ではできないことについては、他市との連携もしっかりととって、図っていっていただきたい。今ある行政組合の中でもしっかりとここは努力していっていただきたいことでもありますし、さらには話を広げて山梨市ですとか、その隣にある笛吹市、甲府市ともしっかりとごみと環境について話をしていっていただきたい。さらには山梨県全域でも、県内でもごみと環境について話していく、そのぐらいの積極的な姿勢を持っていっていただきたい。この話をみずからが話し合いの場をつくるぐらいの意欲的な姿勢をとっていっていただきたいと私は考えておりますので、広範囲での話し合いをしていくつもりがあるのかどうか、これをお聞きいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員の広域的な考えがあるかというようなご質問にお答えをさせていただきます。

 東山梨行政事務組合の枠組みの中で、まず十分協議を重ねていくことが重要であると考えております。その後に、必要な場合には他の自治体とも協議をしていくものだと理解をいたしております。中村議員のおっしゃるように、この問題につきましては、市も全力を挙げてまいろうというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 期待どおりのお答えだったので、これ以上は質問いたしませんが、ぜひその言葉どおりに行動していただけることを強く要望いたします。

 次の質問に移らせていただきます。

 子育て支援についてであります。支援策については、ほかの議員さんからも数点出ましたが、一時金、祝金についての話も出ました。社会状況に合った拡大を私の方も望んでおります。議会初日と臨時議会の折に、市長市政方針の一端をお聞かせいただきましたが、その中から子育て支援について、非常に期待の持てる興味深い発言がありましたので、その部分を詳しく聞かせていただきたいと思います。

 まず、将来の取り組みに加え、より一層子育て支援には取り組みとおっしゃっている部分と、市民がいろいろな場面で連携と協働を図られ、安心して産み育てやすく、子育てに優しいまちづくりに取り組んでいきたいと、これはさきの議員さんの答弁の中でも幾つか出てきた言葉でありますが、この子育て支援に積極的な姿勢を非常にうれしく思いましたので、もっと詳しくお聞きしたいと思っております。拡大と言っているのは、予算での拡大もあると思うのですが、具体的に考えている計画等ありましたら、あとこれから現実に実現していきたいという計画などありましたら、ぜひお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員からの子育て支援に関してのご質問にお答えをいたします。

 まず、甲州市として子育て支援を進めていくために、安心して産み育てやすく、子育てに優しいまちづくり、また、家庭における子育てを社会全体で支援するまちづくりをテーマに取り組んでいこうと考えております。

 その一つとして、乳幼児の保護者同士の交流や情報交換の場として、地域の民生委員さんと主任児童委員さんで開いていただいております子育てサロン、グループ活動としての子育てサークルの支援活動を積極的に全市に拡大していく中で、コーディネーターの養成により、甲州市全域にネットワーク化が図られるようにと考えております。

 また、その環境づくりを含めて、さらなる支援策として、児童に対する痛ましい事件の発生抑止として、青色パトロール車の配備を行い、その安全対策に努めてまいりましたが、来年度から台数増を行い、なお一層のその安全対策に努めてまいります。市内の保育園児や小学校の児童に対する夕暮れどきの声かけ、見守り運動を市民の皆さんとともに進めてまいりたいと考えております。

 さらに、母子保健の活動では、通常の教室や健診に加え、妊産婦、新生児訪問事業の展開を民間助産師等を委嘱し、妊娠期から出産後の周産期を含め、きめ細かい活動を行っておりますが、その事業にあわせて、出産直後の援助や児童虐待防止のための訪問事業にも全市に拡大して取り組んでおります。

 現在、平成18年度の予算編成作業を行っておりますので、これからさらに国・県の補助事業を積極的に取り入れる中で、子育て支援の施策についてはこれから前向きに研究と検討をしてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 幾つかの計画をお持ちのようで、甲州市まちづくり計画の中に出てきたファミリーサポートセンターの一端であるような考えもお持ちなので、着々とこの計画にのっとって進めていくことと期待しております。始まったばかりの甲州市ですので、これからいろいろな計画をお持ちということで、まずはサービスの均一化から図ってまいるというふうに受け取れたので、そのように解釈して、次、質問させていただきますが、安心して子供を産み育てる環境ということで、先ほどの答弁にもありました。今までの議員さんの答弁にもありましたが、ちょっと具体的にこの辺で地域との連携をどのように考えていらっしゃるのかをお聞きしたいと思います。先ほどの質問の中でも、行政、学校、家庭、地域などと関係機関等が連携してという考えのもとに、8日にはもう早速警察にノウハウを聞くなどしていただくとともにということで答弁がありました。これを地域、学校、家庭、行政、連携をして進めていかなければならない地域の安全ということに対して、何か具体的なものがあるのでしたら、ぜひお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員の再質問にお答えをいたします。

 子育て支援の具体的な施策があるかというふうなお話であります。行政と、そして市民の方々、そしてまた各機関との連携というものを図っていくわけでありますが、まだ具体的に今これというふうな施策はございません。幅広く機会をうかがって、早急にその問題、前向きに検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) せっかく警察からもノウハウをいただく中でいろいろ進めていらっしゃるようなので、しっかりと地域と連携をとれる体制を来年度に向けて考えていただけることを強く要望して、次の質問に入らせてもらいますが、子育て支援で今学童保育というのはありますが、児童センター、児童クラブの運営についてお聞きします。

 さきに聞きましたけれども、旧市町村のすり合わせの終わっていないところについてはどのように進めていきますかということで、ちょっと話が大きかったものですから、ここで具体的に聞かせていただきますが、この料金のところもそうなんですが、保育所の保育料についてもそうなんですが、この子育てに係る料金のところについてどのような考えをお持ちか、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 市民生活部長、金井正喜君。



◎市民生活部長(金井正喜君) 児童センター、児童クラブの運営についてでございますけれども、放課後の学童保育にかかわります児童センター、児童クラブの利用についてでありますが、具体的には今後検討してまいりたいと考えております。ご質問にもありました利用料金につきましては、現在格差がありますので、甲州市全体として新たに検討委員会等を立ち上げ、ご意見等伺う中で近隣自治体の動向を見据え、公正・公平が保たれるよう今後検討してまいりたいと思っております。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) これから検討委員会などを立てて話し合われていくということなのですが、しっかりとここの部分は考えて話を進めて、リーダーシップをとっていっていただきたいなと思います。

 今度、ハード面、保育環境の充実についてお聞きいたします。

 保育所などいろいろありますが、保育環境の現場の施設をどのように把握されているのかをお聞きします。保育所、児童センター、支援センター等、子育てに関する施設設備は数多くありますが、それをご覧になられて、市長自身がどのようにお感じでいられるのか、その市町村の格差というのをどのようにお感じになられているのかをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 市民生活部長、金井正喜君。



◎市民生活部長(金井正喜君) 保育環境の充実について、ご質問でございます。

 保育環境の充実についてでありますが、保育所や児童センター等の施設の管理は、それぞれの施設において、担当により定期的に確認、点検を行っておりますが、次代を担う子供たちが快適で安全・安心に過ごせますよう、施設整備や環境面については修繕、改善等の必要性を判断し、現場を確認する中で取り組んでまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 現場を判断する中でということで、現場に赴く市長であっていただきたいなと私は望んでいるわけですが、その中で、これから判断する中で必要とあれば建て替えなども考えたり、修繕、修復、もちろん考えていくんでしょうが、施設についても足りないものはされていくという解釈でよろしいんでしょうか。改めてお聞きいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市民生活部長、金井正喜君。



◎市民生活部長(金井正喜君) 現場を確認をさせていただきまして、必要とあらば改善、修繕を前向きにしていきたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 現場を確認する中でということですので、しっかりと確認をしていっていただきたいと希望いたします。

 最後に質問させていただきますが、指定管理者について今までも何点か質問が出ました。私は、指定管理者を通告していませんので、この保育所についてのみ聞かせていただきますが、この保育所についても指定管理者の導入というのは考えているのかをお聞きしたいと思います。さきの答弁でも、毎週月曜日に8時から会議を開いたりと、勤務時間外ですが、こういった行政改革に向けて積極的な姿勢を感じましたので、ここの部分にはすごい感銘を受けたわけですけれども、こういった会議の中で関係課長から話を聞くということだったのですが、こういった話の中で、検討委員会とか立てるということだったんですけれども、その中で保育所の話というのもこれまで出た経緯があるのか、その部分1点に絞ってお聞きいたします。



○議長(廣瀬宗勝君) 市民生活部長、金井正喜君。



◎市民生活部長(金井正喜君) 保育所の指定管理者制度の件でございますけれども、保育所におかれましても、生活の多様化や延長保育、早朝保育など、保育サービスの迅速かつ柔軟に対応できるための需要が増加しておるところでございます。民間活力の導入も必要とは思いますが、市では、保育所も含めた公の施設について活用検討委員会を設置し、早急に検討していく予定でございます。こんなふうに思っておりますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。



○議長(廣瀬宗勝君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) これからさまざまな検討がされていくと思いますが、住民にとって使いやすい検討をしていただきたい、住民の声をよく反映させて進めていっていただきたいと要望いたします。

 全体を通してですが、まちづくり、甲州市始まったばかりですので、これからしっかりと住民の声が反映できるまちづくりをしていっていただきたいと希望しております。繰り返すようですけれども、甲州市は、山梨県の玄関口となったわけでありますから、山梨県の発展にも重要な役割をこれから占めていくと思っていますので、しっかりと住民と協調をとれるごみ政策、まちづくり、子育て支援を進めていっていただきたいと要望いたしまして、私の質問を終了させていただきます。



○議長(廣瀬宗勝君) 中村勝彦君の一般質問を終わります。

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△発言訂正について



○議長(廣瀬宗勝君) ここで市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。

 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員のご質問の中で、庁舎の問題につきましてご質問があったわけでありますが、先ほど私の答弁の中で、震度5.5で崩壊をしてしまうおそれがあるというふうな答弁をさせていただいたわけでありますが、「震度5以上の場合は危険があるという指摘をされている」というふうな表現に訂正をさせていただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(廣瀬宗勝君) 以上をもって本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 次回の本会議は12月28日午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後0時08分〕