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山梨県 甲州市

平成22年  9月 定例会 09月10日−02号




平成22年  9月 定例会 − 09月10日−02号







平成22年  9月 定例会



          平成22年甲州市議会9月定例会会議録

                平成22年9月10日(金)午前10時00分開議

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◯議事日程(第2号)

   平成22年9月10日(金)午前10時開議

  第1 議案第71号 甲州市企業立地促進産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例制定について

     議案第72号 甲州市住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例制定について

     議案第73号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第74号 甲州市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第75号 甲州市過疎対策のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第76号 甲州市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について

     議案第77号 甲州市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について

     議案第78号 甲州市環境センター設置及び管理条例及び甲州市環境センター利用条例の一部を改正する条例制定について

  第2 議案第79号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第3号)

     議案第80号 平成22年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第81号 平成22年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第82号 平成22年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第83号 平成22年度甲州市水道事業会計補正予算(第3号)

  第3 議案第84号 甲州市市道の路線認定について

     議案第85号 甲州市民の歌の制定について

     議案第86号 甲州市過疎地域自立促進計画の策定について

  第4 認定第1号 平成21年度甲州市一般会計歳入歳出決算

     認定第2号 平成21年度甲州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算

     認定第3号 平成21年度甲州市診療所事業特別会計歳入歳出決算

     認定第4号 平成21年度甲州市老人保健特別会計歳入歳出決算

     認定第5号 平成21年度甲州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算

     認定第6号 平成21年度甲州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算

     認定第7号 平成21年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算

     認定第8号 平成21年度甲州市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算

     認定第9号 平成21年度甲州市下水道事業特別会計歳入歳出決算

     認定第10号 平成21年度甲州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算

     認定第11号 平成21年度甲州市大藤財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第12号 平成21年度甲州市神金財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第13号 平成21年度甲州市萩原山財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第14号 平成21年度甲州市竹森入財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第15号 平成21年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計歳入歳出決算

     認定第16号 平成21年度甲州市水道事業会計決算

     認定第17号 平成21年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計決算

     認定第18号 平成21年度甲州市勝沼病院事業会計決算

  第5 報告事項

     健全化判断比率報告

     資金不足比率報告

  第6 請願第4号 所得税法第56条の廃止をもとめる請願

  第7 請願第5号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書の提出を求める請願

  第8 一般質問

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◯本日の会議に付した案件

  日程第1 議案第71号〜議案第78号

  日程第2 議案第79号〜議案第83号

  日程第3 議案第84号〜議案第86号

  日程第4 認定第1号〜認定第18号

  日程第5 報告事項

  日程第6 請願第4号

  日程第7 請願第5号

  日程第8 一般質問

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◯出席議員(18人)

                             1番  佐藤大輔君

                             2番  川口信子君

                             3番  中村勝彦君

                             4番  桐原正仁君

                             5番  丸山国一君

                             6番  矢野義典君

                             7番  廣瀬重治君

                             8番  廣瀬 一君

                             9番  夏八木盛男君

                            10番  古屋 久君

                            11番  古屋匡三君

                            12番  平塚 義君

                            13番  野尻陽子君

                            14番  曽根益彦君

                            15番  岡 武男君

                            16番  廣瀬宗勝君

                            17番  田邉民男君

                            18番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               佐藤繁則君

               教育委員長             天野昌明君

               教育長               古屋正吾君

               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君

               代表監査委員            平山尋文君

               政策秘書課長            萩原哲夫君

               総務課長              雨宮英司君

               財政課長              武川市雄君

               会計管理者             荻原博夫君

               管財課長              雨宮 修君

               税務課長              三森 斉君

               収納課長              藤枝一雄君

               市民生活課長            栗原宣如君

               環境政策課長            根津克彦君

               建設課長              菊島浩一君

               都市整備課長            宮原 万君

               産業振興課長            橋爪俊夫君

               農業土木課長            荻原英幸君

               観光交流課長            古屋拓巳君

               福祉介護課長            桐林雅樹君

               子育て対策課長           山中 宏君

               健康増進課長            井上愛子君

               鈴宮寮長              佐藤 正君

               教育総務課長            内田三男君

               生涯学習課長            三森克弥君

               スポーツ振興課長          山下 均君

               水道課長              飯嶋松彦君

               勝沼地域総合局長          小澤裕二君

               大和地域総合局長          古屋公男君

               ぶどうの丘事務局長         高石克朗君

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◯出席事務局職氏名

               事務局長              三科 茂

               書記                曽根 浩

               書記                早川 崇

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(岡武男君) ただいまの出席議員18人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際、申し上げます。

 報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可いたしておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 議案第71号〜議案第78号



○議長(岡武男君) 日程第1に入ります。

 議案第71号 甲州市企業立地促進産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例制定について、議案第72号 甲州市住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例制定について、議案第73号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第74号 甲州市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第75号 甲州市過疎対策のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第76号 甲州市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第77号 甲州市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について、議案第78号 甲州市環境センター設置及び管理条例及び甲州市環境センター利用条例の一部を改正する条例制定について、以上8件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第1の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の条例案8件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託いたしたいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第71号 甲州市企業立地促進産業集積区域における固定資産税の課税免除に関する条例制定について、議案第72号 甲州市住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例制定について、議案第73号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第74号 甲州市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第75号 甲州市過疎対策のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定については総務常任委員会へ、議案第77号 甲州市立学校設置条例の一部を改正する条例制定について及び議案第78号 甲州市環境センター設置及び管理条例及び甲州市環境センター利用条例の一部を改正する条例制定については教育民生常任委員会へ、議案第76号 甲州市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定については建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第2 議案第79号〜議案第83号



○議長(岡武男君) 日程第2に入ります。

 議案第79号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第3号)、議案第80号 平成22年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第81号 平成22年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第82号 平成22年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第83号 平成22年度甲州市水道事業会計補正予算(第3号)、以上5件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 委員会が違いますので、質疑を2個させていただきたいと思います。

 教育費の中の10款の遺跡調査事業費についてちょっと伺いたいと思います。

 遺跡調査事業費の48万円について、どこのどういう事業なのか、またこれについての質疑をちょっとしたいと思いますけれども、よろしくお願いします。

 あと、6款の有害鳥獣対策費の部分で減額があるというところの説明をいただきたいなと思っております。

 よろしくお願いします。



○議長(岡武男君) 生涯学習課長、三森克弥君。



◎生涯学習課長(三森克弥君) 平塚議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 10款教育費、4項社会教育費、3目文化財保護費、7節賃金でございますけれども、内容につきましては、市内の遺跡調査の発掘調査による出土の遺物の整理作業の賃金でございます。具体的には、土器の接合ですとか実測、トレース、それから記録図面の整理等に係る賃金を48万円計上させていただきました。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 平塚議員のご質疑にお答えをいたします。

 議案79号の平成22年度一般会計補正予算(第3号)説明書の16、17ページの関係の農林水産業費、農業費、2目の農業振興費の15節の工事請負費2,000万円の減額の件についてでございます。

 この減額につきましては、有害鳥獣の防護柵のかさ上げ工事について、当初予算では県単土地改良事業、市事業、県補助の30%で計画したところでございますが、県との協議により、高補助率の県営担い手支援型畑地帯総合整備事業、県が事業者になりますが、県事業として市の負担率25%へ振りかえて事業実施するため、2,000万円の減額をするものでございます。

 なお、振りかえた市の負担金25%分の500万円については、19節の740万円の中に組み込まれてございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) まず最初に、遺跡調査事業費というのがそういうのだとわからなかったからお聞きしたんですけれども、私は勝沼館跡の今後の遺跡調査の事業費の部分かなとちょっと思ったものですから、ちょっと伺った節があったんですけれども、私のそばなんですけれども、勝沼館跡がいかにせん草ぼうぼうで、お客さんから勝沼五郎館跡はどんなところですかと言われても、ここですよと言えるような状態では今までなかったんですよね。最近少し、何か草を取ったりいろいろしていただいておりますけれども、今後について、調査を実行中なのか、報告書をつくっているのか、そういう状況だとは思いますけれども、これからの勝沼館跡の遺跡の調査をどのように続行していくのか、そこだけお答えをしていただきたいなと思います。

 そして、あと1点、もう1点のほうの今言う有害鳥獣で組み替えが出て、市の予算が少し浮いたと、そういう状況の中で、今、勝沼の地域、市内全域だとは思いますけれども、有害鳥獣において農家の皆さんが大切につくった農作物が荒らされていると。そういう状況の中で、駆除対策等にそういうお金が使えればありがたいかなと思っていたところですけれども、今後の部分で、あと1カ月か少々しか農作物のとりあえずの秋の収穫の部分というのがありませんけれども、その部分で何か予備費とか、そういう形の中で対策ができるのかどうかお聞きをしたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(岡武男君) 生涯学習課長、三森克弥君。



◎生涯学習課長(三森克弥君) 平塚議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 勝沼氏の館跡の維持管理の部分でございますけれども、ことしはお湿りとそれから暑さのため草の繁茂が非常に激しくて、職員で手分けして整備をさせていただきましたけれども、一回り約1万6,000平米ございますけれども、一回りすると、また次が同じように生えてしまうという状況の中で、今も1週間に1度は必ず出ていって整備をさせていただいております。そんな状況で、近隣の皆さんにも大変ご迷惑をかけていることは非常に重々承知しております。また、皆さん方に迷惑をかけないように、今後も努力をさせていただきたいと、そんなふうに考えております。

 そのために、遺跡調査費とは別に賃金といたしまして、草刈りは職員が一生懸命努力をするという部分ですけれども、樹木が非常に育ってまいりまして、職員ではいかんともしがたい部分がございますので、そこを48万円で業者に委託をさせていただいて、樹木の整理は業者にお願いをするということで、48万円、さっきの遺跡調査とは別に計上をさせていただいております。賃金のところで96万円。48万円がございますけれども、2口計上させていただいております。

 それから、今後の遺跡の整備の関係でございますけれども、勝沼氏の館跡は昭和56年に国の史跡に指定をされまして、翌年から用地の取得ですとか、それから発掘調査に基づきます環境整備を行わさせていただいておりまして、現在に至っております。ちょうど30年経過するわけでございます。そんなことから、平成20年、21年で発掘調査の内容を記した報告書を作成をさせていただいております。それから、今年度は発掘調査に基づきました整備の状況を報告いたします内容の報告書を作成をさせていただいております。一応30年で区切りをつけようということでございます。それから、先ほどご説明させていただきました環境整備もあわせてさせていただいているところでございます。

 今後の館跡の整備についてでありますけれども、今現在、報告書の整備を作成させていただいておりますので、引き続き館跡の管理活用計画の策定をさせていただきまして、その計画書によりまして順次進めていきたいというふうに考えております。管理活用計画につきましては、館跡の整備検討委員会がございますので、そちらの助言をいただく中で作成をさせていただいて、また経費もかかりますので、財政当局と予算的な部分で調整を行いながら、整備の方向性をお示しさせていただきながら、今後、計画的に整備をさせていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ただいまの再質問にお答えいたします。

 有害駆除につきましては、いろいろな形で市のほうでも対応しております。先ほどの質疑の中で数字上の差額だけを見ますと、約900万円という予算の差額が出るわけでございますけれども、いずれにしましても広域的な防護柵、あるいは広域的に取り組めない地域については市単で対応しておりますし、あるいは広域な防護柵あるいは市単で取り組めない地域については有害駆除ということで、猟友会の協力を得まして実施をしてきてございます。どういった地域でどういった要望があるのか十分精査する中で、対応できるものについては対応していきたいと。

 いずれにしましても、広域的に甲州市全域がそういった状況でございます。実態を十分確認する中で対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(岡武男君) ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第2の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の補正予算案5件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託いたしたいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第79号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第3号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出第2款総務費、第9款消防費、第2表地方債補正については総務常任委員会へ、議案第79号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第3号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、議案第80号 平成22年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第81号 平成22年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については教育民生常任委員会へ、議案第79号 平成22年度甲州市一般会計補正予算(第3号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、議案第82号 平成22年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第83号 平成22年度甲州市水道事業会計補正予算(第3号)については建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第3 議案第84号〜議案第86号



○議長(岡武男君) 日程第3に入ります。

 議案第84号 甲州市市道の路線認定について、議案第85号 甲州市民の歌の制定について、議案第86号 甲州市過疎地域自立促進計画の策定について、以上3件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

 4番、桐原正仁君。



◆4番(桐原正仁君) 議案85号ですね、今までこういうような条例が出たことがないんでなんですけれども、私ちょっと、歌というものはとても文章とか紙ベースではなかなか理解ができないもので、この議場で聞くことができれば、ぜひ聞かせていただきたいというふうに思います。

     (「ちょっと休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 休憩いたします。

             休憩 午前10時22分

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             再開 午前10時23分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 桐原議員のご質疑にお答えいたします。

 後で議員さん全員集まる機会がございますので、その中で聞いていただきたいと思いますので、そんなことでご理解いただきたいと思います。



○議長(岡武男君) ほかに質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第3の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件3件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託いたしたいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第85号 甲州市民の歌の制定について及び議案第86号 甲州市過疎地域自立促進計画の策定については総務常任委員会へ、議案第84号 甲州市市道の路線認定については建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第4 認定第1号〜認定第18号



○議長(岡武男君) 日程第4に入ります。

 認定第1号 平成21年度甲州市一般会計歳入歳出決算、認定第2号 平成21年度甲州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第3号 平成21年度甲州市診療所事業特別会計歳入歳出決算、認定第4号 平成21年度甲州市老人保健特別会計歳入歳出決算、認定第5号 平成21年度甲州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、認定第6号 平成21年度甲州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第7号 平成21年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算、認定第8号 平成21年度甲州市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算、認定第9号 平成21年度甲州市下水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第10号 平成21年度甲州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第11号 平成21年度甲州市大藤財産区特別会計歳入歳出決算、認定第12号 平成21年度甲州市神金財産区特別会計歳入歳出決算、認定第13号 平成21年度甲州市萩原山財産区特別会計歳入歳出決算、認定第14号 平成21年度甲州市竹森入財産区特別会計歳入歳出決算、認定第15号 平成21年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計歳入歳出決算、認定第16号 平成21年度甲州市水道事業会計決算、認定第17号 平成21年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計決算、認定第18号 平成21年度甲州市勝沼病院事業会計決算、以上18件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第4の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の各決算につきましては、一般会計等決算審査特別委員会及び水道事業会計等決算審査特別委員会を設置し、審査を付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

 続いてお諮りいたします。特別委員会の委員定数はそれぞれ8人といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

 次に、委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により議長において指名いたします。

 一般会計等決算審査特別委員会委員に、佐藤大輔君、川口信子君、桐原正仁君、廣瀬重治君、廣瀬 一君、古屋 久君、廣瀬宗勝君、廣瀬元久君、水道事業会計等決算審査特別委員会委員に、中村勝彦君、丸山国一君、矢野義典君、夏八木盛男君、古屋匡三君、平塚 義君、野尻陽子君、曽根益彦君。

 以上であります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の決算18件につきましては、次のように決算審査特別委員会に審査を付託いたしたいと思いますので、お聞き取り願います。

 認定第1号 平成21年度甲州市一般会計歳入歳出決算、認定第11号 平成21年度甲州市大藤財産区特別会計歳入歳出決算、認定第12号 平成21年度甲州市神金財産区特別会計歳入歳出決算、認定第13号 平成21年度甲州市萩原山財産区特別会計歳入歳出決算、認定第14号 平成21年度甲州市竹森入財産区特別会計歳入歳出決算及び認定第15号 平成21年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計歳入歳出決算につきましては一般会計等決算審査特別委員会へ、認定第2号 平成21年度甲州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第3号 平成21年度甲州市診療所事業特別会計歳入歳出決算、認定第4号 平成21年度甲州市老人保健特別会計歳入歳出決算、認定第5号 平成21年度甲州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、認定第6号 平成21年度甲州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第7号 平成21年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計歳入歳出決算、認定第8号 平成21年度甲州市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算、認定第9号 平成21年度甲州市下水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第10号 平成21年度甲州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第16号 平成21年度甲州市水道事業会計決算、認定第17号 平成21年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計決算及び認定第18号 平成21年度甲州市勝沼病院事業会計決算につきましては水道事業会計等決算審査特別委員会へそれぞれ審査を付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第5 報告事項



○議長(岡武男君) 日程第5に入ります。

 報告事項。健全化判断比率報告、資金不足比率報告、以上2件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第5の質疑を打ち切ります。

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△日程第6 請願第4号



○議長(岡武男君) 日程第6に入ります。

 請願第4号 所得税法第56条の廃止をもとめる請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第6の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の請願第4号 所得税法第56条の廃止をもとめる請願につきましては、総務常任委員会に審査を付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第7 請願第5号



○議長(岡武男君) 日程第7に入ります。

 請願第5号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書の提出を求める請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 日程第7の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の請願第5号 子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書の提出を求める請願につきましては、教育民生常任委員会に審査を付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議がないので、さよう決しました。

 ここで暫時休憩いたします。

 休憩中に報告案件がありますので、議員各位には第一委員会室にご参集願います。

 再開を11時といたします。

             休憩 午前10時36分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時10分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

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△日程第8 一般質問



○議長(岡武男君) 日程第8に入ります。

 これより一般質問を行います。

 指名いたします。

 6番、矢野義典君。

 矢野義典君につきましては、一問一答方式で行います。



◆6番(矢野義典君) 一般質問を通告させていただきました、ただいま議長より許可をいただきましたので、一問一答方式で質問させていただきます。

 初めに、平成20年6月議会の教育民生常任委員会で、デマンド交通、予約制の乗り合いバスの実施を要望していましたところ、今議会にデマンドバスの実証実験に向けて補正予算を計上していただき、心から感謝申し上げます。また、実証実験の成功を楽しみにしております。

 それでは、質問に入ります。

 新しい福祉への取り組みについてお伺いをいたします。

 日本では今、新たな社会問題が顕在化しています。自殺者は年間3万人を超え、その原因のトップは健康問題、中でもうつ病が最多です。しかもうつ病は年々ふえており、有病者数は推計250万に上ると言われています。それだけではありません。ドメスティックバイオレンスの相談件数は過去最多を記録し、親などによる子どもへの児童虐待に至っては、全国201カ所の児童相談所が2009年度中に住民から受けた児童虐待相談件数は、前年度比3.6%増の4万4,210件に対し、19年連続でふえ続けています。大阪市西区のワンルームマンションで幼児2人の遺体が見つかった事件などのむごさは想像を絶します。

 さらに、ひとり暮らしの高齢者の数がふえ続けていることも見逃せません。地域社会とのつながりが希薄になる中、単身世帯の6割が孤独死を身近に感じ、不安を覚えています。また、100歳以上の高齢者の所在がわからないことが判明した人の数は、8月11日現在、全国で190人に達し、大きな社会問題になってきました。

 一方、私たちは安定した雇用環境があってこそ、安心して生活を送れます。しかし、今や労働者の3人に1人が派遣等の非正規雇用であることから、不安定な雇用の改善が急がれています。そんな中、1ドル85円台という円高・ドル安の嵐が襲っています。

 これらはこれまでの社会保障制度では想定し得なかった新しいリスクであります。このため、私たち公明党は新しい福祉を提案しています。

 そこで、今回、甲州市の新しい福祉への取り組みについて、何点かお伺いをいたします。

 まず、甲州市におけるうつ病などの精神的不安を抱えた人への相談支援体制、その活動及び取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 福祉介護課長、桐林雅樹君。



◎福祉介護課長(桐林雅樹君) 矢野議員のご質問にお答えいたします。

 市では、市障害者地域生活支援センターを設置し、障害者の方のみならず、うつや引きこもりなど精神的な悩みなどを持つ方や家族からの相談も受け、病院などの専門機関と協力し、一人一人に合わせた支援を行っております。相談内容は、家庭内の問題から専門的なことまで多種多様であり、平成21年の相談件数は2,935件となっております。

 センターでは、本人や家族から生活全般についての相談を受けるとともに、地域活動支援として散歩などの外出、季節料理などの調理実習、野菜栽培などの農園芸といったプログラムを用意し、自立した生活を営むための支援活動に取り組んでおります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 甲州市においては、これまでの福祉施策の充実はもとより、新しい福祉の構築のためにも、今後も充実した支援活動、そしてさらなる取り組みをお願いするところであります。

 次に、猛暑の中、大阪市で母親に置き去りにされ、水や食べ物を与えられず、3歳と1歳の子弟が亡くなるなど、目を覆いたくなるような痛ましい事件が続発しています。親による子どもへの児童虐待は歯どめがかからないばかりか、虐待がエスカレートし、死亡する事例もふえています。実態は極めて深刻であります。

 ことし上半期、1月から6月に摘発された児童虐待事件は181件、前年同期比15.3%増、摘発人数は199人、20.6%増で、いずれも統計をとり始めた2000年以降、最多に上ったことが警察庁のまとめでわかりました。虐待で死亡した児童も7人ふえ、18人に及んでいます。事件の内訳は、身体的虐待が140件、性的虐待が31件、育児放棄が10件であります。

 摘発が急増した背景として、2000年に児童虐待防止法が成立したことで児童虐待への国民の認識が深まり、通報がふえたことなどが挙げられます。さらに、2008年には同防止法が改正され、児童虐待への対応で中心的な役割を担う児童相談所に、裁判所の許可を得た上で強制的に立入調査ができる権限が与えられました。しかし、強制的に立ち入りに踏み切った事例は、これまでわずか3件にとどまっています。児童相談所は、立入調査の権限を与えられたものの、人手不足に加え裁判所の許可状を得るための要件も厳しく、実際には立入調査を行使しにくい現状もあります。だが、今回の事件など、立入調査をしていたら虐待事件を防げたのではないかとの思いもあり、残念でならない。

 今、住民と児童相談所や行政との連携のあり方が問われています。そこで、甲州市の子どもの安全確保優先の対応、取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 子育て対策課長、山中 宏君。



◎子育て対策課長(山中宏君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 議員ご質問のとおり、児童虐待は平成20年度は4万2,664件、平成21年度は4万4,210件で、年々増加していることが報告されております。甲州市におきましては、各種の相談事例の中で児童虐待関連の件数は、平成21年度は69件、本年度は8月末現在で8件、うち3件が新規のケースであります。

 子どもの安全確保の対応、取り組みにつきましては、まず虐待の予防対策といたしまして、乳幼児家庭全戸訪問事業、養育支援訪問事業などを行い、虐待につながるケースの未然防止に努めております。また、児童虐待の発生予防対策として、甲州市要保護児童対策地域協議会を設置をしております。この協議会は、山梨県中央児童相談所、峡東保健福祉事務所、峡東教育事務所、警察、消防及び市関係各課など関係機関が連携を行い、情報を共有する中で、要保護児童の早期発見・早期対応、適切な保護などを図っております。

 さらに、子どもの安全確保につきましては、地域住民のかかわりも非常に大事になってまいります。通告することが子どもや保護者への支援につながることを市広報などを通じて周知するなど、今後も引き続き虐待発生予防に努めてまいりたいと思っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 子どもの安全確保優先の対応、取り組みがなされている答弁をいただきました。

 そこで、子育て対策課長への再質問ですが、住民と児童相談所や行政との連携はどのようになされているのか、確認のためお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 子育て対策課長、山中 宏君。



◎子育て対策課長(山中宏君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 虐待のおそれがあるものにつきましては、市家庭相談員に連絡がまず入ります。これまでは、連絡を受けた家庭相談員は子どもの安全を確認するための調査をまず行い、緊急受理会議を開催し、初期対応を検討してまいりました。その後、緊急性の高いものにつきましては、児童相談所へ通告を行うこととしておりました。しかし、本年度より緊急性のいかんにかかわらず、すべてのケースにつきまして児童相談所へ通告することとし、より適切な助言指導をいただく中で対応することといたしました。

 また、大阪市での事件を受けまして、甲州市におきましても、東山梨消防本部と緊急連絡体制を整備する中で連携を強化したところであります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 児童相談所などの連携そして強化が図られていることに、これからも期待を寄せていきたいと思います。

 次に、平成18年12月議会において、いじめ対策の強化についてお伺いをいたしました。そのとき、いじめる側が100%悪いという認識の徹底、そしていじめをなくすかぎを握っている周りで見ている人に、いじめに対して「やめろ」と言うことのとうとさを教えていただきたいと訴えました。

 そこで、今回、いじめ、不登校、学級崩壊、少年犯罪など、子どもをめぐる問題が依然として社会に暗い影を落としていますが、甲州市の実態と取り組みをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 矢野議員のご質問にお答えいたします。

 市内の小・中学校においては、学級崩壊も児童・生徒の犯罪もございません。いじめにつきましては2件の報告がありましたが、いずれも現在では解消されております。

 次に、不登校についてでありますが、小学校は本年度1学期末で7人、中学校は1学期末で16人でした。21年度末との比較では、小学校が1人ふえ、中学校が14人の減少でありました。

 いじめや不登校は、地域や家庭、学校でのさまざまな取り組みと見守りが行われ、関係者が問題と正面から向き合う体制づくりが必要と思います。今後も教育委員会では問題解決に向け一層の取り組みを図っていきますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 教育長そして教育総務課長には、これからもいじめ根絶への取り組みをよろしくお願いいたします。また、いじめは暴力であり、いじめる側が100%悪いとの認識を再度徹底していただきたいと思います。

 次に、刻一刻と100歳以上高齢者の所在不明数が増加していて、その深刻さがうかがい知れます。この問題は、1つには所在などを記載した住民基本台帳管理の問題があると思います。また、家族聴取の限界、個人情報保護の壁なども考えられます。さらには、省庁の足並みがそろわず、その現場は市町村という問題に絞られるのではないでしょうか。

 そこで、甲州市における高齢者所在確認業務の実態と高齢者の所在不明のような事実があるのかどうか。もちろん甲州市敬老祝金支給条例では、満77歳、88歳、100歳、101歳以上の高齢者に敬老祝い金等を贈呈し長寿を祝福しており、節目節目で本人とお会いしているので安心はいたしておりますが、確認のためお伺いをいたします。

 また、問題の一つに、死亡後も年金を受給することは原則できないはずだが、実際には受給していた事案が発生しています。今そこが社会の大きな問題となって、マスコミなどで取り上げられています。

 そこで、甲州市においては各課また関係機関との連携はどのようになされているのか、あわせてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 福祉介護課長、桐林雅樹君。



◎福祉介護課長(桐林雅樹君) 矢野議員のご質問にお答えいたします。

 高齢者の所在確認につきましては、民生委員の調査や相談の窓口である地域包括支援センターの記録、介護保険の利用状況等によって把握に努めております。

 高齢者の把握と見守りは、高齢者の孤立を防ぎ、住みなれた地域で安心して暮らすために重要でありますことから、特に民生委員には担当地区の高齢者台帳を作成、提供し、より確実な把握、見守りをお願いしているところであります。

 また、高齢者の所在確認につきましては、100歳以上の高齢者すべての方の所在を確認しております。

 なお、情報の連携につきましては、住民基本台帳ネットワークシステム等を通じまして、各課、関係機関で共有しております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 当局には、これからも地域と行政そしてネットワークの共有など、しっかりとした取り組みをお願いいたします。

 次に、甲州市の市民の雇用の実態についてお伺いをいたします。

 政治と金の再発防止や沖縄県民の頭越しに進めた米軍普天間飛行場の移設問題など、また出口の見えないデフレ経済、いずれも参院選の焦点になったが、いまだ宙に浮いたままであります。財政再建、社会保障制度改革、雇用対策などの課題も全く前進していないのが実態ではないでしょうか。加えて、最近の急激な円高と株安、市場は大変厳しい数字を突きつけ、迅速で実効性のある対策を政策当局に要求していることはご存じのとおりであります。いわゆる督促相場の様相を呈しています。

 しかし、政府・与党は無為無策を続けるだけであります。余り現政権を悪くは言いたくありませんが、日本経済が民主党内の権力闘争のあおりを食う実態は許されないと思います。国民の生活問題を棚上げにしたまま権力闘争が先では、いずれ国民に叱責されることは火を見るより明らかであります。

 さて、そこで今回、甲州市において市民の雇用の実態をどう認識し、その取り組みはどのようになさっているのかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 矢野議員のご質問にお答えいたします。

 世界不況が長引く中で、一部には明るい兆しが見えようとしているところでありますが、中小規模の企業にとっては依然として厳しい経営を余儀なくされているところでございます。ハローワーク塩山管内の今年7月現在での求人・求職状況についてでありますが、新規求職者260人で、前年対比で6.6%の増、有効求職者1,196人で、前年対比マイナス8.1%、また新規求人数444人で、前年対比22.4%の増、それから有効求人数728人で、前年対比26.6%の増、求職者が130人で、前年対比16.1%の増でありまして、また今年7月現在での有効求人倍率が0.60%でございます。こうした数字からも、就職口を求めることが厳しい状況下にあることがうかがえます。

 市ではこうした雇用情勢に対応するため、国の交付金を活用した緊急雇用創出事業特別基金事業またふるさと雇用再生特別基金事業を活用し、市有林整備事業また観光案内ステップアップ事業、道路河川環境整備事業それに甲州市健康づくり推進サポート事業等、15種類の事業に取り組み、延べ31人の失業者の雇用を行い、雇用創出を図っているところであります。

 さらに、ハローワーク塩山と連携を図る中で、特定求職者雇用開発助成基金事業それに新卒者体験雇用事業、また若年者等正規雇用化特別奨励金事業等の活用を推進しております。また、この秋10月28日には、ハローワーク塩山と市による出張ジョブカフェを甲州市で開催し、若者の就職活動を応援し、また個別カウンセリングや職業紹介などを行い、雇用の創出を図ってまいります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 甲州市の雇用への取り組みに期待と要望をいたします。

 次に、円高がもたらす甲州市の地域経済、雇用への影響について、どのようにお考えなのかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 円高が企業に与える影響については、一般的には輸出企業の収益を圧迫し、経営利益が減少し、また日本企業の海外への生産拠点の移転を加速させる要素となります。このような現象は国内産業の空洞化に拍車をかけ、就業や消費に影響を及ぼし、国内消費が低迷し、日本経済の成長を制約する最大の障害だと言われております。このまま円高が続けば、日本経済の成長が鈍化するだろうと予測されているところであります。

 議員ご質問の円高による市の地域経済、雇用への影響についてでありますが、輸出、輸入両面で考えますと、一般的には輸出企業にとっては厳しく、輸入企業にとっては有利に動くと言えます。市においては、ワインや桃の海外輸出も行っておりますが、一方で海外からの輸入ワイン、果物等が国内産との価格面での競合において心配がされるところであります。

 今後の経済活動を注視し、厳しい経済状況の中ではありますが、企業の安定的成長を図る上にも、関係機関と連携を図り、情報の収集と企業への提供に努めてまいります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 円高がもたらす地域経済、雇用への影響については、今後の動向も注視しながら、早目、早目の対応をよろしくお願いいたします。

 次に、投票の簡素化などについてお伺いをいたします。

 近年、期日前投票が増加傾向にあり、投票率の向上を考えますと大変喜ばしいことと感じております。しかし、一方では投票所で宣誓書へ住所、氏名などの記入が面倒などと、有権者から不評を買っているのも事実であります。また、書くだけで緊張するとの声も寄せられ、投票率向上へ危惧するところであります。

 そこで、提案をさせていただきますが、投票所入場券のはがきの裏面に宣誓書を印刷して郵送してはどうでしょうか。前もって自宅で記入することができれば、投票時間の短縮や投票率向上により一層つながると考えますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 議員のご提言の入場券の裏面への宣誓書の印刷でございますが、現在、入場券の裏面には、投票における注意事項、期日前投票についての時間、場所などのお知らせが全面に印刷されております。これも非常に大切な事項ではないかと考えております。これに宣誓書も印刷するとなりますと、字体もかなり小さくなり、大変見にくくなるのではないかと思われます。また、宣誓書につきましては本人の署名ということになっておりますが、確認ができないこともございます。

 しかし、議員ご提言の入場券への印刷は、有権者にとりまして大変便利になることは事実でございます。また、他の自治体ではこの方法を取り入れておるところが既にあるようでございますので、今後、県選管と協議する中で都市選挙管理委員会連合会の中に提案し、前向きに研究検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 今回、総務課長の前向きな答弁をよしとさせていただきますが、よいことは早く実施していただきたいと思います。岩手県一関市や北海道富良野市などでは、既に投票所入場券の裏面に宣誓書が印刷されています。甲州市においても、早急な取り組みと実施への期待を強く持ちたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、次の質問に入ります。

 甲州市には、地域の要望を取り入れて、車いすに乗って投票ができる投票所もあり、大変喜ばれておりますが、中には投票所の構造などの関係でスロープの設置ができないため、投票所のバリアフリーへの取り組みが進んでいないところもあります。しかし、現在の高齢化社会の中では、投票のバリアフリーへの取り組みは避けて通れない課題でもあります。予算の関係もあろうかと思いますが、これからも地域の要望を取り入れた中で、できる対応は早急に実施するよう求めたいと思いますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) ご質問にお答えをいたします。

 投票所につきましては、障害をお持ちの方、高齢者等が簡単に投票できますよう、段差解消のスロープの設置や車いすの配備など、常にバリアフリー化に努めているところでございます。しかし、施設によりますと、構造上、その対策が進んでいない場所もございます。今後につきましては、議員ご提言のように地域の要望を伺う中で、施設の管理者の協議を重ね、対策を講じてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 地域との対話から、よりよい要望が取り入れられることを期待いたします。

 次に、先日の新聞報道によると、特別養護老人ホームで入所者の投票用紙を使い、勝手に投票したとの記事が掲載されました。また、知的障害者授産施設では、入所者に特定候補の名前を書くよう投票を誘導したとの記事が掲載されていました。あってはならないことであります。

 甲州市においても特別養護老人ホームなどの施設があります。当局はこの問題をどのようにとらえ、考えているのかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 議員おっしゃいますように、特別養護老人ホーム、知的障害者施設の不正投票が新聞報道されました。当市の事例ではございませんが、選挙管理委員会といたしましても非常に残念で、驚いておるところでございます。

 特別養護老人ホーム等の施設につきましては、県選挙管理委員会が指定する不在者投票施設ということになっておりますので、指定時に正しい投票方法につきまして広報活動をお願いするとともに、市の選挙管理委員会といたしましても、公正な選挙につきまして啓発活動を広く行ってまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) これからもしっかりとした取り組みをよろしくお願いいたします。

 次に、妊婦健診の無料化の継続についてお伺いをいたします。正確には、妊婦健診の費用助成の継続についてであります。

 自公政権当時、2008年度第2次補正予算が成立し、生活者支援、安心出産へ14回程度が望ましいとされる妊婦健診が、妊婦が自己負担を気にせず健診が受けられることになりました。甲州市においては、2009年4月から14回分の妊婦健診の費用助成が実施され、とても市民に喜ばれているところであります。ただ、第2次補正予算では2010年度までの2年間の措置として実施されており、2011年度以降は現政府の予算化がはっきりしておりません。妊婦健診は健康保険が適用されないことから、とても心配をいたしているところであります。特に若い方々は、健診料の1回5,000円から1万円程度と高い費用の支払いを心配しております。

 そこで、甲州市においては大変厳しい財政の中ではありますが、自主財源を使っても妊婦健診の14回分の費用助成を2011年度以降も継続すべき事業であると提言いたしますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 平成20年4月から、従来5回の助成をいたしておりました妊婦健診を9回ふやし、14回といたしたところであります。この9回分につきましては2分の1の国庫補助がありましたが、この補助金は本年度までとなっております。現時点では、平成23年度以降の国からの補助の方針はまだ示されておりません。

 しかし、既に平成23年4月以降に出産予定の妊娠届け出が始まっております。妊婦さんが安心して妊娠、出産できるよう、国の助成の有無にかかわらず、市単独予算で14回の妊婦健診への費用の助成は継続してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 田辺市長を初め、当局の皆様の妊婦健診への費用助成を継続する決断に心から感謝申し上げ、私の一般質問を終了させていただきます。



○議長(岡武男君) 矢野義典君の一般質問を終わります。

 ただいまの矢野義典君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を1時といたします。

             休憩 午前11時44分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時00分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 8番、廣瀬 一君。

 廣瀬 一君につきましては、一問一答方式で行います。



◆8番(廣瀬一君) 議長に一般質問を通告しておきましたところ、ただいま許可をいただきましたので、市政について何点か質問をしてまいりますので、当局の明快なご答弁をよろしくお願い申し上げます。

 我が国の農業は、農業従事者の減少、高齢化の進展、農業所得の減少、耕作放棄地の増加など危機的な状況です。農家戸数は平成2年は384万戸であったのが、平成20年には252万戸に減少、農業従事者の高齢化率は平成2年20.6%であったのが、平成20年には何と39.7%です。ちなみに、山梨県の農業従事者の平均年齢は68.8歳と聞いております。また、農業所得は平成2年6.1兆円であったのが、平成19年には約半分の3.2兆円になり、耕作放棄地は平成2年21.7万ヘクタールが、平成17年には倍近い38.6万ヘクタールとなっています。

 そこで、甲州市の基幹産業であります農業について何点かお伺いをいたします。

 最初に、新規就農者の動向についてお伺いいたします。

 全国で見ますと、平成18年8万1,000人、19年7万3,500人、20年6万人、21年6万6,800人で、このうち39歳以下の人は18年1万4,700人、19年1万4,300人、20年1万4,400人、21年1万5,000人となっています。市内の動向はどうなっているのか、平成18年度以降、わかりましたらお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 廣瀬 一議員のご質問にお答えをいたします。

 市の基幹産業であります農業を継続的に維持増進していくには、新たに就農していく新規農業者が必要であり、今後の課題ともなっているところでございます。

 市の新規就農者の動向でありますが、平成18年が11人、19年が13人、20年が6人、21年が4人でありまして、また今年は現在までに2人が新規就農し、5年間で36人が新規就農者として農業にかかわっております。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 国では、子どもたちの農業に対する関心の高揚や就職観の形成を図るためには、実体験による農業体験学習を通じた農業キャリア教育の取り組みが重要として、小・中学校では約7割の学校で農業体験を実施していますが、市内ではどうなっているのかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 甲州市は果樹園が多く、小・中学校のほとんどが日常生活の中でぶどうや桃、野菜などの農産物を目にし、また家庭でも農業体験をしている子が多くいるという状況がございます。市内の中学2年生は、授業の中でキャリア教育として職場体験学習を行っておりますが、勝沼中学校ではジベ処理体験学習を長年にわたり行っていますし、小学校ではすべての学校が菜園を開設して、野菜づくりを通して農業体験をする中で、食育推進教育にもつなげています。

 また、幾つか事例を申し上げますと、松里小や井尻小では地元特産の枯露柿づくり、塩山北小、玉宮小では米づくり、祝小ではぶどうづくりなどの体験も行っております。このほかにも、社会科見学でワイン工場や直売所の見学なども行っておりますが、今後も職場体験などを通して、望ましい職業観や勤労観を育て養うことを推進することに、キャリア教育の充実に努めていきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 次に、担い手対策についてお伺いをいたします。

 農業従事者の山梨県の平均年齢は68.8歳と聞いております。市内ではどうでしょうか。このままでは農業従事者もいないまま、数年するとやむなく農業をやめてしまう農家が多数出てくるような気もします。そこで、雇用就農者、新規参入者も含めて、市としての担い手対策をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 まず、市の農業従事者の平均年齢でございますが、65歳でございます。

 これからの担い手の役割として、認定農業者、新規就農者、就農希望者等、それぞれの担い手の役割を有機的に組み合わせた担い手を育成していくことが必要と考えます。担い手の支援につきましては、市、農業委員会、JAフルーツ山梨、普及センター等で組織する担い手育成総合支援協議会等により、担い手の経営に向けて支援を一元的に実施してきてございます。

 具体的には、果樹技術向上セミナーの開催への参加、また専門学校、農業大学校の各種研修への参加、週末農業塾の果樹、野菜研修への参加、また農業関係融資制度への活用支援、それに就農相談会等の実施、それに今年度から県が創設した就農定着支援制度推進事業、研修期間は1年でございますが、それらの事業を推進しているところでございます。

 市では、この事業の推進と新たに研修期間の延長を検討し、果樹栽培管理の習得に必要な事業内容のものとして事業化することを検討中であります。今後も各種制度の活用を推進し、担い手農家を支援してまいります。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 続きまして、農業従事者の高齢化等により耕作放棄地もふえていると思いますが、面積的にはどうなっておるのか。近年の動向また対策をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 近年は、農業者の高齢化や担い手不足により、農地の管理や集落機能が低下し、また営農条件の不利な中山間地域では、農地の適正な維持管理が困難となっており、耕作放棄地が増加する状況であります。

 市の耕作放棄地の推移でありますが、農業センサスの数値では平成7年が102ヘクタール、12年が99ヘクタール、17年が111ヘクタールであり、また平成20年の農業委員会による調査では161ヘクタールでありまして、平成7年から13年間で59ヘクタールの耕作放棄地が発生しております。こうした耕作放棄地を解消するため、甲州市地域耕作放棄地対策協議会を核として解消事業に取り組んでいるところでもあります。

 平成21年度には、耕作放棄地対策協議会が事業主体になり、耕作放棄地再生利用交付金事業により1.81ヘクタールを解消し、JAフルーツ山梨農業協同組合が行う耕作放棄地再生活用促進事業を支援し0.38ヘクタールを解消し、また耕作放棄地管理モデル事業により再生用機械機具の購入について支援をいたしました。今年も引き続き各種耕作放棄地事業を実施してきているところであります。さらに、今年度から耕作放棄地の再生活用と地域の活性化を図るためのモデル事業として、神金大久保地内の耕作放棄地約2ヘクタールを選定し、今後3カ年事業として推進してまいります。

 今後も各種解消事業の活用と支援を行い、耕作放棄地の解消事業に努めてまいります。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 次に、農業生産法人についてお伺いをいたします。

 前に耕作放棄地ということでお聞きしましたが、全国的にはかなり放棄地がふえております。そこで、企業が農業に参入して放棄地対策にもなっています。過日、建設経済常任委員会でも、行政視察で農業生産法人株式会社ナガホリを視察してきました。有名大学の大学院を卒業された方、また大学生、若い男女、多くの方がおり、正社員8人、パート、バイト等196人とお聞きしました。また、現地を見ても1キロ先まで放棄地を耕し、きれいな畑になっていました。全国では、平成7年に4,150法人だったのが、平成21年には1万1,064法人とふえております。市内ではどのような推移なのかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えします。

 農地法上で農地の取得、利用を認められている農業生産法人は、効率的かつ安定的な農業経営を目指して設立され、地域の活性化にも貢献されているところであります。市内の農業生産法人は、平成22年1月現在で11法人であります。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 次に、ぶどうのべと病被害と対策についてお伺いをいたします。

 ことしはぶどうの開花期から果粒肥大期まで雨が多く、べと病の発生が甲州種、甲斐路、ロザリオビアンコ等に多発しました。被害に遭われた方には、心よりお見舞いを申し上げます。

 JAフルーツ山梨でも8月26日締め切りで被害調査を行いましたが、その結果がわかっておりましたらお伺いをいたします。

 また、被害農家に対しましての制度資金の融資または利子補給等の考えはあるのか、今後のぶどう栽培についての指導をどのようにしていくのかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えします。

 本年は5月から6月上旬までの低温、降雨と6月中旬以降の降雨の日が連続したため、ぶどうの生育ステージに合わせた薬剤散布が定期的に行えず、散布間隔があいた園では病原菌が多発したとされています。

 また、ぶどうの被害状況についての現地確認を8月18日より23日に建設経済常任委員会により行っております。被害の状況については、JAフルーツ山梨により管内のぶどう栽培農家への被害調査を行ったものでございますが、被害の状況につきましては園により異なり、軽微なものから甚大なものまであります。被害農家は325軒であり、被害状況を品種別に見ますと、甲斐路が22.53ヘクタール、甲州種が22.75ヘクタール、ロザリオビアンコが4.54ヘクタール、それにその他18.39ヘクタールで、被害総面積は68.21ヘクタールでございます。

 なお、融資制度その他の関係につきましては、今後、県、JA等と協議する中で方向性を定めてまいりたいと考えております。

 また、既に栽培管理についてはJAフルーツ山梨が主体となり、防除散布を中心に指導を行っております。また、市におきましては、農業共済組合に被災者への共済金の早期支払いの要請もしたところでございます。

 今後のぶどう栽培管理の指導については、普及センター、JAフルーツ山梨と市が連携を図る中で、JAフルーツ山梨が中心となり指導してまいります。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 続きまして、鳥獣類による農作物への被害対策についてお伺いをいたします。

 近年は野生鳥獣による農作物への被害が拡大し、その対策に追われているところでありますが、広域的な防護柵の設置と猟友会の協力をいただく中での有害鳥獣の駆除が効果的でありますが、依然としてクマ、イノシシ、ニホンジカ、猿については農作物への食害、また地域の住民への生活に不安を与えるところであります。

 市では継続事業として防護柵の設置事業を推進しているところでありますが、これまでの防護柵の設置状況と今年度の事業進捗状況についてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 農産物を野生鳥獣から守る防護柵設置事業につきましては、合併前の平成8年から取り組んでおります。その設置状況につきましては、平成21年までに塩山地区で総延長3万1,710メーター、勝沼地区で6,437メーター、大和地区で5,797メーターが設置をされております。また、今年度につきましては、塩山下柚木地区で2,135メートル、竹森地区で2,800メートル、下小田原地区で2,500メートルを計画し、既に現地確認と地権者への説明を済ませ、工事施工に向けて進めているところでございます。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 防護柵の設置については、市では広域的防護柵の設置が効果的であることから、防護柵を必要とする地域には管理組合の設立を義務づけ、管理組合の責任において維持管理がされているところでありますが、施設を年間を通して管理するには、管理組合の皆様の執労による小まめな見回り管理、維持補修が施設の効果を最大限にもたらすところでありますが、日ごろの維持管理に対して、補助による支援をいただけないかどうかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 施設の維持管理につきましては、市と管理組合において管理に関する協定を締結し、管理組合により維持管理されております。維持管理費の費用負担については、自然災害による大規模な範囲で破損した場合には、市と管理組合が協議の上、市が改修をいたします。軽微な破損については、市から管理組合への原材料支給により、管理組合により補修がされてございます。

 なお、議員ご質問の日常の維持管理費についての補助については、現場の管理状況等を踏まえ、今後検討させていただきます。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 次に、緊急時の有害鳥獣の狩猟による駆除は、農作物を守り地域住民の生活安定には必要な方法であるわけですが、昨年度の県全体と市の鳥獣捕獲に関する駆除実績と被害金額について、また今年度現在までの駆除状況と被害金額について、わかったらお伺いを申し上げます。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 平成21年度の山梨県、甲州市の鳥獣捕獲に関する駆除実績及び被害金額でありますが、まず山梨県内の捕獲状況と被害金額については、シカの捕獲頭数2,751頭で、被害金額2,600万円、イノシシ1,004頭で5,100万円、猿644頭で6,400万円、ほか25頭で1,000万円、鳥類が2,905羽で3,800万円でありまして、被害総額1億8,900万円であります。

 次に、甲州市内の捕獲状況と被害金額でありますが、シカの捕獲頭数が107頭で、被害金額180万円、イノシシ34頭で420万円、猿6頭で100万円、ほか8頭で150万円、鳥類52羽で310万円でありまして、被害総額は1,160万円であります。

 平成22年度の状況でありますが、県については集計がまだ出ておりませんので。市につきましては、現在までに集計ができているものについてお答えをさせていただきます。シカの捕獲頭数49頭で、被害金額が90万円、イノシシが27頭で200万円、猿1頭で30万円であります。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 有害鳥獣による農作物被害を防ぎ安定生産を図るには、今後も有害鳥獣対策が必要でありますが、市では今後どのような対策を行っていくのかお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 例年、山間地域を中心に有害獣が出没し、農作物へ被害を及ぼしているところでございます。市の基幹産業である農業の安定的生産を図っていくため、今後も効果的な広域的防護柵の設置を行い、広域的に取り組めない地域においては、市の単独補助制度であります防護柵設置事業を活用いただき、また防護柵により対応できない地域または緊急時においては、猟友会の皆様の協力を得て、有害鳥獣の駆除により対応してまいります。

 また、有害獣が山すそに出没する環境をつくらないことが必要でありますので、地域での農村環境への取り組みにより、野生鳥獣のえさとならないよう残渣物等の適切な処理について啓蒙活動を行い、また野生鳥獣が生息できる森林環境、広葉樹への樹種転換等の整備についても、県また森林組合等に要請してまいりたいと考えてございます。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 有害鳥獣の被害を防ぐには、防護柵または銃、わなによる狩猟が基本だと思います。市内での猟友会員も平成18年が168人、19年が153人、20年が152人で、少しずつですが減少してきております。狩猟の許可は年に1度しかチャンスがありません。鳥獣類の被害を最小限にするためには、市でも猟友会員をふやすような対策を考えてもらいたいと思います。同時に、引き続き広葉樹の植林等をお願いいたします。これは要望とさせていただきます。

 次に、道路、水路、歩道についてお伺いをいたします。

 道路整備につきましては、今年度より中長期道路網整備計画の策定に入っておりますと市政の概要で市長より説明がありました。そこで、これは市道上井尻30号線となっておりますが、旧ということで、現在は上井尻6号線、通称西バイパスと農道松里幹線の接続について伺います。

 この件につきましては、旧塩山市のころより多くの議員が質問をしています。地元の強い要望もあり、私も昨年の9月議会で質問をしましたが、その後どうなっているのかと多くの市民から問いかけられます。その後、進展がありましたらお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 廣瀬 一議員のご質問にお答えします。

 議員ご質問の市道上井尻6号線、これは先ほど議員のおっしゃるとおり、建設当時は上井尻30号線でございました。これと農道松里幹線の接続についてのご質問は、昨年の9月定例議会のほか多方面におきましてもいただいておりますが、両路線の接続コースは、現道の拡幅か、塩ノ山を迂回するコースがあることは、当時の建設部長より説明をさせていただいておるところでございます。

 甲州市では、議員のご質問のとおり、今年度から来年度にかけ中長期道路網整備の計画を策定しておりますが、この接続道路は生活面、経済面、観光面等さまざまな活用ができる路線でありますので、道路網計画の策定におきましても重要な位置づけがされるものと考えております。

 また、昨年の9月に答弁させていただきました整備方法や道路形態等の調査検討は、この策定で行っていきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 次に、県道塩山勝沼線の歩道整備についてお伺いいたします。

 この件も昨年の9月議会で質問をしました。峡東建設事務所でことし1月に歩道の調査をしたと思いますが、その結果と当局の考えをお伺いいたします。

 私としては、小学生の通学路になっている市道上井尻6号線と県道の交差する信号近くの東北側の20メートル弱くらいの箇所について、早急に手をつけていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。当局の見解を伺います。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 議員のご質問にお答えします。

 昨年9月定例議会にてご質問をいただき、直後、県に要望いたし、今年度も甲州市における国道及び県道に関する要望書の中で県に提出をしてございます。

 県道塩山勝沼線の歩道は未整備の箇所が数カ所あり、未整備箇所の状態を見ますと、歩道整備はかなりの困難を要する状況ではないかと思いますが、議員のご質問の箇所は特に通学路としての利用度も高く、児童の安全・安心確保のためにも早急に必要なことは十分に承知をしているところでございます。現在の状況を県道の管理をいたします峡東建設事務所に問い合わせをしたところ、現在、用地等の調査を開始しているとのことでございます。

 事業実施に当たりましては、具体的な時期はまだ未定のようでございますが、市といたしましても整備要望は引き続き行っていき、県に対しても協力をしていきたいと思いますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 最後になりますが、水路の改修について伺います。

 一例を挙げますと、私の前におります古屋教育長が上井尻区長であったとき、10年以上も前の話ですが、やっと22年度事業で工事をしてもらえることになりました。市内全体を見ましても、まだまだ水路の改修が進んではおりません。7月の広報こうしゅうお知らせ版には、農業用水路施設調査の実施について記事が掲載されていましたが、調査だけで終わるのでしょうか。それとも危険箇所の改修も考えているのかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 農業土木課長、荻原英幸君。



◎農業土木課長(荻原英幸君) 廣瀬 一議員のご質問にお答えいたします。

 ご質問の農業用水路施設調査でございますが、山梨県耕地課が土地改良事業団体連合会に委託して、甲州市内の150カ所で一・二級河川及び普通河川より取り入れている水路の施設状況や受益農地の現地確認調査を行い、今後の県事業や市で行う土地改良事業に活用するためのデータを作成する調査でございます。この調査結果によりまして、危険箇所について山梨県が整備を行うものではありません。

 整備が必要な箇所につきましては、管理者であります市におきまして担当課で判断したり、区長さんの申請等により、今までどおり緊急度合いを考え、順次整備を行ってまいります。



○議長(岡武男君) 8番、廣瀬 一君。



◆8番(廣瀬一君) 主に農業に関する質問をしてきましたが、5年、10年また20年先を見据える中で、甲州市の基幹産業である農業の発展のためにご尽力をいただけますようお願いを申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(岡武男君) 廣瀬 一君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬 一君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を1時45分といたします。

             休憩 午後1時34分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時45分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 13番、野尻陽子君。

 野尻陽子君につきましては、一問一答方式で行います。



◆13番(野尻陽子君) 議長に許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 今回は、射撃場、下水道、産科それから市民の歌、この4点を伺います。

 質問に入る前に、最近、ある政党のキャッチフレーズに「国民の生活が第一」というのがありました。いいキャッチフレーズは短い言葉で耳に残りやすく、短い言葉でも意味が深く、聞いた人の心に強い印象を残す、それがいいキャッチフレーズの条件です。「国民の生活が第一」は、国民の心にストレートに響くすぐれものと、私はこのキャッチフレーズに感心いたしました。

 そこで、今回の私の質問は、市民の暮らしが第一という観点から、射撃場、下水道、産科、市民の歌を考えることにいたしました。

 まず最初は、市民の暮らしが第一の視点から、射撃場を考えるということにいたしました。

 最近、市民グループの調査で、韮崎射撃場近くの釜無川の河川敷の土壌から環境基準の170倍の鉛汚染が検出されたとの報道がありましたが、これについて市長はどのようにお考えか伺います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員のご質問にお答えします。

 韮崎の射撃場跡に、鉛の調査の結果、鉛の数値が出たわけでありますが、それに対してどう思うかということは、あれは県の調査でありまして、私どもの調査ではございませんし、またこれは韮崎の過去の射撃場のことでありますので、私どもがそれに対していろいろと言うことは差し控えさせていただきます。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 射撃場予定地の下のほうの砂防用の堰堤建設予定地で県はボーリング調査を行いましたが、その結果を伺います。

 砂防堰堤の下には小松尾の集落がありますので、住民の命を守るのが市の第一の任務ならば、真砂土山の地質や地層の状態に市が関心を持つのが当然と私は考えるのですが、その調査の結果がどのようなものであったかお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 野尻議員のご質疑にお答えいたします。

 砂防工事につきましては県事業でございますので、市がお答えする立場ではございませんけれども、市といたしましては、砂防工事につきましては安心・安全な施設を早期に建設していただくよう県には要望しております。

 また、この地域は土砂災害防止法による土砂災害警戒区域に指定されている地域でございますので、県では事業を実施する前には地域の皆様に説明会を行い、事業を実施していくこととしております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 実は、私はその2つのお答え、大体そういうものだろうと想像しておりましたので、これをきっかけにして、射撃場の問題をメーンとしてここでやりたかったのですけれども、この通告書を出して以降、急激に情勢が変わりまして、県からその凍結という知事の発表もありましたので、通告もこの2つだけでしたので、今回は私は射撃場それ自体については質問をここにとどめて、これと関連することで、小松尾集落の裏の排水路、これは一部素掘りになって相当傷んでおりますし、それから山からの多量な土砂がたまって、それを地域でかい出すのが大変で、何とかしてほしいと伺っております。高齢者の多い地域で、土砂をかい出すのも大変で、この水路については今後どういうことになっていくのか、そのことをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 野尻議員の質問にお答えいたします。

 議員ご質問の流路につきましては、予定されておりました射撃場計画の開発に伴い、安全防災対策として施工予定される2基の防災施設の下流域の排水路でございます。現在は土水路で、市が管理をしているところでございますが、議員おっしゃるとおり、今は土砂で埋まっておるような場面もあります。県との協議、打ち合わせの中では、当時、市が整備要望をして、コンクリート水路に直すとの予定でございましたが、今のところこういう情勢でありますので、県が砂防ダムを入れるというような事態になりましたら、市では再度要望していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) そうすると、あの排水路についてはこれから県に再度要望していくという形で、ある意味ではまだ決まっていないのですね。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 議員のご質問にお答えします。

 通常の砂防事業に関しましては、末端の流路をやるというのはまれでございまして、施工するに当たりましては、その渓流の侵食ぐあいとか、護岸の崩落等を見て県が調査をいたします。この場面につきましても、この間ちょっと問い合わせをいたしましたが、再度また下流については調査をしたいということでございますので。

 ただ、市とすれば、今そのような土水路でございますので、要望はしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) よろしくお願いいたします。

 それから、旧ゴルフ場への林道をつくっていただけるという話で、これは新聞の報道にもありましたけれども、これは射撃場とは別の、切り離した話として了解をしてよろしいのですねという確認が1つ。

 それから、もう一つは、この林道のコースは計画図に描かれた射撃場ルートでないとだめなのでしょうか。最も近い上手林の住民の意向を聞いてはいただけないかという話が来ておりますが、このルートというのはもうあの射撃場の計画図にかかれていたルートから変えることはできないのでしょうか、伺います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員のご質問にお答えをいたします。

 あの林道は従来ある林道を拡幅するわけでありまして、新しく林道を整備をするということではございませんので。そして、初めの約束として、射撃場をつくるという上の中で林道整備という話であったわけでありますが、私どもは射撃場じゃなくて、ほかの用途に使える林道として整備をしたいということでありますんで、その辺の幾らかの変更はあるかわかりませんけれども、従来の林道を拡幅するということでありますんで、ご理解をいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 何かをつくるというときは、当然その経済的に経費がどのくらいかかるとか、いろいろな問題がありますから、簡単には申せませんけれども、政治の基本を市民の暮らしが第一、地域の人の暮らしを守るというようなところに置くと、道もどういう整備があり得るか、検討する余地がないというのは非常に残念ですけれども、基本的に計画はそこの住民に、市民に喜ばれる方向で、なおかつ経済的な方策がないものかということでご検討くださるよう要望して、次の質問に移ります。

 次は、下水道です。

 市民の暮らしが第一の観点から、下水道を伺います。

 下水道建設開始の昭和54年から平成20年度までに、下水道事業に使われた総額とその内訳を6月議会で質問いたしました。しかし、データ整理に時間が必要とのことで、答えをいただいたのは8月の中旬、その内容のポイントは「世直し新聞」の最新号に掲載いたしました。

 内容を改めて整理すると、この30年間に下水道事業に使われた金額は351億円、主な収入は借金170億円、これは48%、市の一般会計からの補助金107億円、これが30%、そして国の補助金が47億円、これは13%などになります。下水道料金は15億円の収入でした。つまり下水道会計351億円の収入の8割近くは、借金と市からの補助金です。

 次に、主な支出は建設費が193億円、これが55%を占めます。借金の返済が131億円、これが37%で、これは合わせると、下水道の建設費と借金の返済で324億円となり、総支出額の9割以上を占めるということになります。

 返済金額131億円のうち73億円、56%は元金の返済ですが、57億円、44%は利子分の返済でした。利子が57億円とは小市民の私には驚きでしたけれども、利率が8%、9%などの高金利の時代があったので、冷静に考えれば当然のことですが、利払いに57億円というのは、市民にとってはやはりショックな金額でした。

 市民にとって最も気になるのは、自分が直接払う下水道料金です。過去30年間のデータでは、下水料収入は15億円、下水道の営業費用は26億円、下水道会計の赤字補てんとして47億円が一般会計から投入されています。料金収入と下水道の営業費の差は11億円ですが、実際には47億円の赤字補てんがされています。この赤字補てんの意味は何か、まずこれからお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員の質問にお答えいたします。

 先ほど赤字補てんの47億円というのがございました。こちらにつきましては、下水道の建設にかかわった借り入れをした元金の利子に支払う積み上げた金額でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) そうすると、下水道料金の収入が15億円、下水道の営業費用が26億円。そうすると、建設費の元金の利子として47億円払っているということなわけですね。

 次の質問は、平成20年度、21年度の下水道料金収入、営業費用、赤字補てんの額を伺った上で、今後の下水道料金がどのようになると予測されるか、この2つを伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 議員のご質問にお答えいたします。

 まず、料金収入でございます。平成20年度、21年度ということの中で、20年度につきましては1億2,100万円ほどです。平成21年度では、やはり同じ1億2,100万円でございます。営業費用でございますが、利子を含むものでございます。平成20年度4億2,270万円程度でございます。また、平成21年度4億1,480万円でございます。赤字補てん、繰入金でございます。そちらにつきましては、平成20年度が5億1,416万円、平成21年度が4億9,400万円相当でございます。6月のときにもちょっと説明不足になったところがございます。その中で基準内と言われている部分と基準外と言われている部分の中で、赤字以外の、これは妥当だと言われている部分につきましては、平成20年度につきましては4億1,100万円相当と。それで、基準外が1億30万円相当。21年度が基準内として3億5,700万円、基準外として1億3,600万円という、そういう数字の中で成り立っております。

 よろしいですか。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 私は、それが1つの質問ですけれども、もう一つは今後の下水道料金がどういうふうになると予想されるかというところがまたポイントですので、お願いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員の質問にお答えいたします。

 大変失礼いたしました。

 6月にも説明させていただきましたように、やはりこの中で、総務省のほうでも先ほど言いました基準外というものを減らして、基準内というような扱い方にしろということがございます。6月でも話をさせていただきましたけれども、その指導とする額が、1立方当たりは150円という数字が料金の想定される数字になるかと思います。150円が基準となるかと思います。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 今後どうなるかについては、変わらんということか。今後どうなるかということ。



◎都市整備課長(宮原万君) 大変失礼しました。

 今の現行が89円という数字で、現在、料金が徴収されています。この150円というのを目標として指導がございまして、一応指導はありますけれども、市のほうでもその料金の妥当性という中で今後とらえていきたいということは考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 現在の89円を国が指導する150円に近づけていくと、そういうふうに解釈してよろしいんでしょうか。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 議員の質問にお答えいたします。

 現在、健全化計画というのがございまして、19年から始まりまして、19年、20年、21年と繰上償還等も国の指導の中でいたしております。その中で、今現在、市のほうでは料金が89円と先ほどございましたけれども、ある意味、前回の質問の中にありますけれども、低料金のほうだと。国のほうが先ほど言いました基準内繰り入れ、基準外繰り入れと繰入金基準がございます。それをクリアするには、やはりある程度の料金の収入によって賄う分というものが必要とされるように指導されております。その中で目標とするのが、国の総務省で言われているのが、150円を目標にしなさいということで指導は受けています。

 ただ、その中で市のほうの今までの実施の取り組みは、やはり営業費用の中に節約してやる、コスト縮減を図りながら事業を進めていくということもございまして、議員もご承知のとおり職員の削減をしたり、コスト縮減を図りながら、今現在は取り組んでいる状況でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 非常に基本的なことを伺いますが、下水道料金でカバーしなければならない費目というか。私なんかは、下水道の維持管理費、それから汚水の処理費、それからたしか建設費として借りたお金の利息分は下水道料金でカバーしなければならないというのが原則だったと思いますが、そこら辺のことを改めて伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 議員のご質問にお答えいたします。

 前回の議会でも同じことを申し上げました。議員さんが申し上げられたとおり、やはり維持管理費と処理費また返済利子という形に今まではなっていたんですけれども、最近の国の指導でございますが、元金のほうまで含めてという指導もございます。ただ、そこまでになりますと、議員さんもインターネット等でお調べになっているかと思いますけれども、料金のほうがどのくらいいくかと。ただ、今は建設途中でございます。その数字がどのくらいが妥当かということは、今、算定することはできません。

 ただ、このこともいつも言われておりますように、今、下水道のほうではきちんと将来的なこともとらえた中で考えていくという形のスタイルでございます。ぜひそのことをよろしくご理解いただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 市民が下水道あるいは合併浄化槽を考える場合に、当然そこには負担金がどのくらいかかってくるか、下水道料が将来どのくらいになるか、それから例えば市が一般会計から繰り入れるお金がどういうことになっていくか、そういう財政的な経済的な面が非常に重要な判断材料としてなっていくことは、もう明らかなんですね。だから、私はやっぱり市民に説明する場合に、そういった財政面についてきちんとした情報を流しておくこと、それから下水道料金が今後どういうことになり得るか。

 それで、私、この前も言いましたけれども、よその自治体と比較しますと、私たちの甲州市の下水道料金というのは、今の段階では非常に安いわけです。でも、こういう状態が今後続くということは、私はあり得ないと思っているんですね。

 だから、市民たちに下水、汚水の処理を考えてもらうときに、そういう数字的なデータをなるべく正確な形で出すように。その上で市民がどちらがいいと判断するか。だから、単純に下水道というのは文化のバロメーターみたいなもので、やるのが当然じゃないかみたいな、そういう考え方と全然違うところでこういうものは考えてほしいと、私は非常に強く市民に望むわけです。

 その次の問題に入ります。

 その次なんですけれども、これは借金についてという問題で、過去30年間に170億円の借金をし、131億円を返済してきましたが、21年度末の下水道会計にはまだ102億円ぐらいの借金の残高が残っているはずです。借金と返済がこれからどうなるか。

 ちなみに、平成20年度の借金額は8億2,700万円、返済が12億円、21年度は借金が9億8,900万円、返済が15億1,300万円、ここ数年はぐっと返済額がふえております。このままでいくと、借金額はどんどん減っていくということになりますが、今後はどういう形になっていくのかお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 この借金の返済でございます。この20年、21年はどうしてふえたかと。確かに突出してございます。こちらの議会のほうでもお願いした中で、繰上償還というのをいたしました。それが、先ほど説明をしましたように平成19年度から、19年、20年、21年と。そのときだけは繰上償還に係る借換債も発行しなきゃなりません。その中で、19年は4億5,000万円、20年度は2億4,000万円、21年度は5億6,000万円と、皆さんご承知のとおり12億5,000万円ほど借りかえをして、今そのおかげで、将来的には返済利子が相当安くなるということで、年間1,000万円以上の負担が少なくなっていることは確かでございます。

 その中で、これからどうするかという中で、今ここがピークを迎えてございます。このことで、先ほどのこれにあわせて健全化計画を皆さんにお配りした経過がございます。その中で、あと五、六年ですか、続くかと思いますけれども、横くらいにいって、段階的には、今も事業のスローダウンをしていますから、それ以上突出しないような形の中で想定する計画を持って、今、事業を推進しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) ちょっと関連することなんですけれども、実質公債費比率でしたか、それがぐっと下がりましたけれども、それはこれは関係がありますか。これとは関係のない話なんでしょうか。



○議長(岡武男君) 財政課長、武川市雄君。



◎財政課長(武川市雄君) 野尻議員さんのご質問にお答えいたします。

 実質公債費比率につきましては、公債費の財政負担の程度、これを示す指標でございまして、この中には下水道への公債費にかかわる繰出金、これが基準となってまいります。やはり下水道の借り入れを抑制することによって、その繰出金も減少していきますので、今回、実質公債費比率が減少していくということの中で、やはり下水道との関連はあります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 次に、建設費について伺います。

 この建設費は、ある意味では上の借金とかなり結びついて、建設をするために借金をするというところがかなりあります。

 それで、この30年間の建設費は193億円でした。これを年度別に見ると、平成6年から11年あたりがピークで、毎年10億円を超えていました。けれども、合併以降、毎年減っております。ちなみに、20年度は3億3,900万円、21年度が2億6,700万円で、もうずっと減ってきております。

 この建設費が今後どのようになっていくか。これは担当者に聞くべきなのか、それとも市長にお伺いするほうが。政策として市長はどういうふうにこれをなさっていくつもりかという形で、じゃ市長に建設費のことはお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員のご質問にお答えをいたしますが、議員もご承知のとおり、下水道事業の健全化計画を平成19年に策定をいたしたわけであります。現在、借入残高が増えないよう、経費の節約、コスト削減を図り、下水道事業を推進しているわけでありますが、今後は元金の返済を上回らないように建設費を設定して、事業の推進を図ってまいりたいというふうに思っております。

 先ほど実質公債費比率の話が出ましたが、19年から、ともかくイエローカードを突きつけられてから、建設費を抑えるということをいたしました。これは実質公債費比率を下げるという、これも一つの目的として、かなり抑えたという結果がありますんで、そういうことも踏まえてやってまいりたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 個々の項目について伺いましたが、次の質問として、収入が減る、人口が減る時代の下水道整備のあり方について、私、前も似たようなことを伺っているんですけれども、やはり私としては、これをよりはっきりとした答えでいただかない限り、今後も聞くと思います。

 日本は人口が減る時代に入りました。甲州市も人口が減り、25年後には1万人減の2万6,000人台になるとの予測があります。また、合併後10年間は優遇されている交付金、国からの分配金の特例措置が合併11年目から減額が始まり、合併16年目に優遇がなくなります。だから、16年目には国からもらう交付金、分配金が今よりも8億円減るということになります。人口が減り、収入が減る時代の到来が避けられないのなら、これは避けようと努力はいたしますが、それは程度を減らすくらいのところで、これが来ることはもう明らかであります。ならば、それを見通して、それに備える、準備しておく、それが現在の市政を担う市長と議員と職員の役割だと私は考えております。

 300億円を超える金額を投入しながら、下水道整備はまだ計画の半分です。市民の暮らしが第一、市民の暮らしを守るという視点から考えれば、人口と収入が減る時代の汚水処理はどうあるべきか、計画の残り半分の下水整備をどうするつもりか、また市長にお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 議員の今後の下水道事業の進め方というようなことだと思いますが、確かに大変な金額であります。将来的に私どもの財政では大変厳しい状況にあるわけでありますんで、下水道事業についてはやはり見直す一つの時期かなというふうに思っておりますが、峡東下水道流域の中で、私ども甲州市だけではございません。ですから、他の市との話し合い、進め方、これはどこの市町村においても、下水道というものについては大変大きな負担をしているわけでありますんで、その辺の考え方というのが、やはり一つの時期へ来ているなというふうに思っておりますので、これはやはり話をしながら検討というか、進めてまいりたいなというふうには思っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 下水道問題は、当然、甲州市だけではありません。どこも基本的にみんな同じようなことを抱えております。ただ、それについて非常に議会が強く反応するか、反応しないかという違いだけです。

 私、この前、笛吹市の人とも話をしたんですけれども、笛吹市も負担がもう大変で、見直すと言っておりました。それは市長から聞いたわけではありません。私は、山梨市も似たようなことであることはもう明らかだと思います。

 それで、なぜ私がこんなに下水道にこだわるかといいますと、まず金額が非常に大きいということ、それからインフラは一たんつくってしまうと、もうその後の変更が非常に難しいということ、それから金額が大きいということは、将来的にそれを市民が負担していかなければならない、その負担が非常に重くなるということ、それから下水道にここまでお金を食われてしまうと、ほかの事業にお金が回せなくなること、こういういろいろな理由があって、私は下水道を見直していただきたい。下水道化が進めば進むほど、私は経済的な傷は深くなっていく、そう思っております。ですから、ぜひ。

 それからあと、地域の業者を守る、土建業者の仕事をどうやってつくっていくかということは、ある意味ではこれと関係があると思います。だけれども、それは別な形で、これから事業をどういうふうにつくっていくかという。だから、私は下水道は市民への負担が大き過ぎる。だから、ここはもう方向転換をしていただきたい。そうすると、当然、都市計画や何かも見直すということが出てくるはずです。そういうところに踏み込んでやっていただきたいと改めて思います。

 市長のお考えは、見直すとすれば、平成25年ですか、峡東流域の全体で見直す折に見直すという、そういうおっしゃり方でしょうか。改めて伺います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 議員にお答えをいたします。

 25年までの峡東流域の見直しというのと私どもが見直すというのとは違うと思います。そういう意味では、議員に一言お願いを申し上げておきますけれども、峡東流域でいくと3市です。そういう中で、よく議員はよその市町村のことをおっしゃいますけれども、これは控えていただきたい。私どものそういう意味の関係、これは私どもの市だけで私が申し上げるのと、やはり他の市町村を含めての話というのは全く違うわけでありますんで、その辺はぜひお願いをいたしておきたいなというふうに思っております。

 今、議員がおっしゃるように、25年の峡東流域の全体の見直しとは、ある意味では私どもの見直し、これはしていかなきゃいけないなというふうには私は思っておりますので、それは別であります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 再度、市長に伺いますが、そうすると25年の流域下水の見直し以前に、もうこちらの見直しが始まると解釈してよろしゅうございますか。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 見直しをするようにというようなことで、担当課には話をしております。

 だから、見直しをするということじゃなくて、そういうふうに将来、峡東流域の問題も含めてどうしていくかということを、やっぱり甲州市は甲州市だけで決めていかなきゃならない部分もあろうかと思いますんで、そういう意味で申し上げたわけであります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 何か政治というのは非常にややこしくて、きちんとどこかで言質というのでしょうか、とっておかなければならないみたいなものがありますけれども、市長、そうしたら、私としてはやっぱり市長は見直したいと、見直すと思っていてよろしいんですね。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) そう申し上げているはずなんですけれども、私の言葉は足りませんか。私は野尻議員みたいにしつこく言うタイプじゃありませんから、そう申し上げたつもりでありますが。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) わかりました。

 下水道の計画が見直されることを願っております。

 次に、市民の暮らしが第一の視点から、産科を考えるということで、これは塩山市民病院に産科のお医者様がいらしてくださって、産科再開に一歩近づいたかなと思っていたんですけれども、その先生が今度、離任なされるということで、非常にがっかりいたしました。

 この産科を考えるについて、私、いつも思うことがあるんですけれども、たった63年前、私が生まれた63年前というので、私の玉宮小学校には50人の同級生がおりました。その50人の同級生というのはみんなほとんど、私は病院で生まれたという人を聞いたことがありません。大体うちに産婆さんがやってきて、それで取り上げられたというケースです。だから、ほんの60年前くらいまでは、日本はそういうことが当たり前の世の中でした。

 ところが、今は医大のルールですと、複数の産科医がいて、麻酔科医がいて、それから小児科医がいる、そういうところを目指す。それはそれで非常に、そういう施設を医大として望むということは、それはわかります。だけれども、現実問題として、そういう施設がそういうスタッフがそろうまでは産科が開設できないとなれば、結局、甲州市で今、年間200くらいのお産があるそうですけれども、大体の方は甲府市か何かまで行かねばならない。だから、14回のチェックも甲府市かあるいは山梨市、あるいは笛吹市まで行くということになります。

 私たちは、ある意味で豊かになって選択肢が非常にふえているはずなんですけれども、逆に一方で選択肢が非常に狭まっている。だから、うちでお産をするなんていうのは、もう今は非常に特殊で、そういう人たちはほとんどいないとか、その完璧な形に近い形で医療を求めれば、それは甲府市に行かなければならないという状況になっております。

 それで、私が思うのは、やはりお産をする女性たちは、みんなそういう完璧な理想的な医療機関で産みたいという意見が圧倒的で、違う意見というのは、要望というのは余りないのでしょうか。そこら辺の調査はなさっているかどうか、そこら辺をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 平成19年に塩山市民病院の産科の閉鎖に向けて子育てネットこうしゅうを立ち上げていただき、約7万人近くの皆様にご署名をいただきました。この取り組みから、お母様方の思いは、身近な地域で安心してお産をしたいという強いご要望であったと受けとめております。

 議員が先ほどおっしゃいました自宅分娩とか、そういったものに関してですけれども、正確なアンケート調査までは現在しておりません。ただし、中にはやはり産院で産みたいご希望の方も、少数ではありますが、あります。また、妊婦さんの中には、年齢とかご自分の身体的なリスクから、高度医療を求められる方もおりますけれども、全員が全員、高度医療を求めてお産をしたいと言っているわけではなくて、大方はできればやはり身近で安心できる医療機関で産みたいという思いが大半を占めております。細かな数字としては、現状では把握しておりません。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 女性たちの間からその要望がなければ、それはそれで構わないのですけれども、私、課長にも申し上げましたけれども、例えば岩手県の遠野市なんていうのは非常に面積が広いのですね。やっぱり産科がありません。そういうところは定期的なチェックに通うのも大変だとすると、画像診断みたいな情報をふだんは送っておいて。だから、通うことが少し楽になる方法。私は何かいろいろな方法が。

 だから、完璧な複数の産科医、麻酔科医、小児科医がそろった施設をつくるということは、それは非常に難しくて、それができるとしてもまだ先の話になると思いますけれども、現状をもうちょっとバラエティーがあるものにする。だから、14回の受診のうち7回は画像でいいとか。だから、それは地元の医療機関とそれから最終的に受け入れてくださる医療機関との話し合いとか、いろいろなことが入ってくると思いますけれども、そういうこともいろいろ可能性としては、選択肢としてはあり得るのではないか。

 だから、パーフェクトな医療機関で産みたいという望みが圧倒的ならば、それは待つしかない、そういう状況がそろうまで、そこに向けて努力をするしかないですけれども、それ以外の要望があれば、かなりの部分は行政と医療機関の交渉で変えられる部分もあるのではないかと思いました。

 私がこの件で言いたかったのは、そういう要望があるか、ないか。ないのなら、それは構いません。だから、一つのものにとらわれて、それをどうやって実現するかという方向も重要ですけれども、私たち市民の側もどういう医療を望むかと。いろいろな医療の受け方かあるわけですから、お産にも同じことが言えると思います。そういう目でお産を見てみたら、また違った方策が開けるのではないか。そういう意味で、一つの物の見方をちょっと変えてみてください。そこから何かが生まれてくるかもしれない、生まれてこないかもしれない。それは、何というんでしょうか、要望というか、そういう考え方で物を見ていただきたいという、それだけの要望です。お願いいたします。

 最後の質問にいきます。

 これは市民の暮らしが第一という視点から、市民の歌について考える。

 ここに私が通告した質問は、なぜ今、市民の歌をつくるのかというのが私なんかの正直な感想です。それは、やっぱり周りを見ていると、非常に農家も苦しい、それからひとり暮らしのお年寄りも苦しい、それから市のまちの商店なんかも非常に苦しいのですね。やっぱりそういう苦しい状況が取り巻いている中で、今なぜ市民の歌をつくろうと市長はお思いになったのかお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 野尻議員のご質疑にお答えいたします。

 市民の歌の制定につきましては、平成18年8月に市のシンボル等選定委員会の答申によりまして、甲州市に暮らす市民のだれもがふるさと甲州市に希望と誇りを持ちながら、気軽に愛唱できる市民共有の市民歌を制定するよう答申をいただいたところであります。

 制定の時期につきましては、できる限り早期に制定することと指摘されていることから、市制施行5周年を記念しまして、今回制定することといたしました。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 作詩が松井五郎さん、それから作曲が森山良子さんでしたけれども、このお2人はどういう経路で挙がってきたのか、その経緯をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) ご質疑にお答えいたします。

 市民歌の制定につきましては、従来の市民歌というイメージではなく、だれもが親しみやすく、気軽に愛唱できる曲にすることといたしました。

 作曲者につきましては、国内外で音楽活動が高く評価されております、それから信頼できる方にお願いすることを基本に検討した結果、八ヶ岳山ろくに別荘を持ち、それから山梨県に縁が深く、それから平成18年には芸術選奨文部科学大臣賞、平成20年秋には紫綬褒章を受賞している国民的歌手である森山良子氏の名前が挙げられました。本人に直接ご相談いたしましたところ、快諾をいただいたところでございます。また、作詞につきましては、森山良子さんの推薦によりまして、松井五郎氏とさせていただきました。松井五郎氏につきましては、多くのアーチストに作品を提供し、幅広いジャンルの作詞を手がけているヒットメーカーの作詞家でございます。両氏のコンビで長野県の公の市立高校の校歌を制作するなどの実績もございます。

 両氏の選考につきましては、市のシンボル等選定委員会を設置し、慎重に協議をいただきました。その結果、委員の全員一致の了承をいただきまして、市民の歌の作成をご依頼いたしたところでございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 松井五郎氏は森山良子さんが選んだということはわかりました。

 じゃ、森山良子さん以外にどういう候補者が挙がっていたのでしょうか。

     (「休憩」と呼ぶ物あり)



○議長(岡武男君) しばらく休憩いたします。

             休憩 午後2時40分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時41分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) お答えいたします。

 甲州市内の出身の沢登さんもいますけれども、今までの市民歌というような感じで、桃とかぶどうとか大菩薩とか富士山とか、そういうイメージではなくて、河口湖でいえばイルカの歌が定着しているというような感じでございますけれども、甲州市のこういうイメージを抱いていただくには、森山良子さんが一番いいじゃんないかということで選定いたしました。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) そうすると、森山良子さんしか最初はなかったわけですか。

 それから、あとはこの市民の歌にどれだけ費用がかかったのか。その作詩、作曲料、それから10月の市制祭には彼らを招いてイベントをやると伺っているんですけれども、その費用なんかはどういうことになっているか伺います。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 市民歌の作成費用につきましては、当初予算に550万円、制作費として計上させていただいております。これについては制作費、それからCDの製造費、それから創作費ということで、プロデュース料、松井五郎氏の作詞費、森山良子氏の作曲費、それから森山良子氏の歌唱吹き込み料、それからそれにかかわる経費、それからCD1,000枚も含みまして、制作費として550万円でございます。

 それから、市制施行5周年式典におきましては、森山良子さんによる市民の歌の市制祭での発表、それからあと1時間ぐらいミニコンサートということで、その経費につきましては、今回の補正で246万円余りを計上させていただいております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) それから、歌詞と曲のことなんですけれども、だから、ある意味では意図的にご当地のいろいろな特色あるものを入れない、そういう方向を選んだわけですね。甲州市の市民の歌としてどういうものがふさわしいかという、そういうイメージはいろいろあると思いますが、それがその選定委員会の意図だったわけですね。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) お答えいたします。

 市民歌につきましては、従来からの市民歌というイメージではなく、だれもが親しみやすく、気軽に愛唱できるということに重点を置いてございます。特にシンボル等選定委員会におきましても、従来の校歌とか、そういうようなかたいイメージではなく、市民のだれもが気軽に愛唱できる歌ということで、従来の市民歌というようなイメージではなくお願いしてございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) もう時間もなくなりましたので、これを最後といたします。

 この市民歌の制定の背後には、市民の一体感とかそういうことがあるのだろうと思います。ですが、私なんかが思うのに、一体感を醸し出すというのは、お互いに非常に苦労をして何かをやり遂げて、何かそのときに初めて一体感というのは生まれてくるのではないかという気がいたします。

 この市民歌に800万円近くかかったわけですけれども、何というんでしょうね、私はこの800万円なら800万円でともに苦労して、いろいろな形で市民の歌をつくるみたいなことをやったほうが一体感は醸し出せたのではないだろうかと思いますが、それは価値観の違いですので、これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(岡武男君) 野尻陽子君の一般質問を終わります。

 ただいまの野尻陽子君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を3時といたします。

             休憩 午後2時46分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時00分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 16番、廣瀬宗勝君。

 廣瀬宗勝君につきましては、一問一答方式で行います。



◆16番(廣瀬宗勝君) 一般質問の通告をいたしておきましたところ、ただいま議長から許可をいただきましたので、市政一般につきまして何点か伺ってまいります。

 まず、農業振興について通告をしておきました。

 最初に、市の果実の生産状況についてお伺いいたします。

 甲州市は、果樹王国山梨県において、主要産地として東京、関西を中心とした市場に青果物を出荷しているところでありますが、近年は農業の担い手また農業後継者が減少し、農業従事者が減少する中で、遊休農地の増大も伴い、果実の生産量が減少傾向であり、果樹産地としての産地形成をしていく上で、将来が心配されているところであります。

 昨年のJAフルーツ山梨への果実の出荷量は、約1万3,500トンとお聞きをしております。また、ことしは春先の凍霜害それに6月、7月にかけての天候不順、長雨もあり、ぶどうのべと病、晩腐病などが多発傾向であり、果実全般に生産量が減少傾向と聞いております。

 そこで、果実のことしの生産状況また近年の生産状況についてをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 今年は、春先の低温また6月から7月にかけては長期にわたる降雨があり、果樹農家にとっては栽培管理に苦慮し、ぶどう、桃、スモモ、サクランボ等については、生産量、売上額ともに減少傾向にあります。

 JRフルーツ山梨の調べによりますと、今年8月20日現在の農産物の出荷量、販売額については、出荷量が6,366トン、昨年に比べ21%の減であります。売上額については36億3,426万円で、昨年対比11%の減で、生産量、売上額ともに減少してございます。

 また、ここ5年間の推移を見ますと、出荷量については平成17年が1万7,584トン、18年が1万4,325トン、19年が1万4,483トン、20年が1万3,707トン、平成21年が1万3,560トンでありまして、4年間で4,024トンが減少してございます。売上額については、平成17年が76億4,000万円、18年が71億2,000万円、19年が74億8,000万円、20年が66億3,000万円、平成21年が66億9,000万円でありまして、4年間で9億5,000万円減少しております。生産量、売上額ともに減少してきてございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) ただいまの答弁には、ことしは特にぶどうの収穫を見込む中での果実総全体に、生産量、販売額とも落ち込む状況でありますし、ここ数年の状況も、生産量、販売額とも減少傾向にあるわけでありますが、市として今後の果樹栽培の生産状況についての見通しと果樹振興にどのように取り組んでいるのかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 ここ数年の農業環境を取り巻く諸条件を勘案すると、緩やかではありますが、果樹生産量、販売額とも減少傾向が続くものと推測いたします。

 また、果樹振興については、県の果樹農業振興計画またJAフルーツ山梨、県果樹試験場、県峡東農務事務所、3市等による果樹産地構造改革計画産地協議会により作成されている果樹産地構造計画、それに市の農業振興地域整備計画等により基本的な振興が定められていますので、こうした計画を基本に、市の果樹振興に必要な各種事業に取り組んでおります。

 こうした果樹振興を進めるための支援策として、やまなし農業ルネサンス大綱による各種支援策の活用と特に経営規模拡大のための耕作放棄地活用再生事業の推進、またポジティブリスト制度の確立、安全・安心な農作物の生産のための助成支援、それに獣被害から農作物を守るための防護柵設置事業、またぶどう・ワイン産地確立のための事業推進等により、果樹産地としての確立に向け、また安定的生産による果樹産地形成のため、各種事業に取り組んできてございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、果樹振興については各支援策によって行われているところでありますが、気象災害における果実の減収に伴う農業生産所得の減額は、果樹共済制度による救済が必要と思われますが、当市の果樹栽培農家の果樹共済への加入状況と加入推進について、どのように取り組んでおるのかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 果樹共済の加入の状況でありますが、平成22年産の対象果樹についてでありますが、総合共済に93戸、26.81ヘクタール、特定共済に1,010戸、343.21ヘクタール、総合短縮に7戸、1.03ヘクタールであり、全体で加入戸数1,110戸で、加入面積は371.05ヘクタールとなっております。

 また、市では平成21年度から果樹共済加入者への支援を充実し、加入者に対する個人負担金の30%を補助し、支援しているところでございます。果樹共済への加入推進については、JAフルーツ山梨、農業共済による推進、また市の広報等により果樹共済への市からの支援制度の周知を行い、加入推進を図っているところでございます。

 農業災害時における救済の一つとして、大きな役割を果たす果樹共済制度でありますので、今後もその必要性と加入推進について、関係機関と連携を図る中で推進してまいります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、担い手農業者が年々減少し、農業経営の基盤となる農業を受け継いでいく農業者の確保が必要と考えますが、現在の農業担い手者数またここ数年の農業担い手数の推移はどのような傾向か、また次の世代で親の農業経営を継承されるとされる農業後継者は現在どのくらいか、またここ数年はどのような傾向かをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 市の農業に従事する農業の担い手数につきましては、農林業センサスによりますと、平成7年が6,225人、それから平成12年が5,456人、平成17年が平成4,676人でありまして、10年間に1,549人減少してございます。また、次の世代で親の農業経営を継承する農業後継者につきましては、平成12年に1,865人であった農業後継者が平成17年には1,001人になり、5年間で864人減少しておりまして、担い手農業者また農業後継者についても減少傾向にあります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 本市も担い手農業者また農業後継者については全国的な傾向にあり、年々減少しているところでありますが、市の農業を発展させていくには、すぐれた人材の確保、育成が最も重要な課題であると考えております。そのためには、新規就農者の実態に応じて、幅広い視点から支援を行うことが求められているところであります。市ではどういった支援策により農業後継者の育成支援を行っておるかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えします。

 まず、新規農業者の確保、育成の考え方についてであります。

 最近の新規就農者の動向を見ますと、着実に後継者が確保されている経営体はしっかりとした経営基盤があり、かつ農業技術や経営能力にすぐれ、実績を上げている経営体であります。また、農業の持つ魅力ややりがいが再認識され、農業以外からも意欲的な新規参入者などがあります。次代を担う新規就農者を確保するためには、農業や地域が活性化すること、そして農業が魅力ある産業となることが基本であると考えてございます。

 このため、市では各種施策による支援と地域の活性化を図り、農業生産地域としての基盤を強化するため、経営感覚にすぐれた担い手の確保、育成、計画的近代的農業経営の確立、消費者ニーズに対応した安全・安心の農産物生産、販売の推進、農村生活環境の整備、都市と農村の交流などによる各種施策に取り組んでおります。

 また、新規就農者に対する支援策として、県、市、JAフルーツ山梨による相談活動の充実、農業技術の習得に対する支援、また農業大学校、普及センター等の各種研修会への参加を推進し、新規就農者の早期経営安定と確立に向け取り組んでおるところでございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 各種支援策によって、農業後継者の育成支援を行っているところでありますけれども、果樹という永年作物を考えたとき、ある程度長期にわたり栽培技術の習得が必要と思います。こうした新たに果樹栽培に取り組もうとしている農業後継者の育成について、現在どのように支援を行っているのかを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 申しわけございません、ただいま農業後継者の育成支援策についてご説明しましたが、そのほかにということでございますか。

     (「議長、ちょっと休憩してください」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 休憩します。

             休憩 午後3時15分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時17分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) その他にも農業支援、どうしたものがあるかということでございます。

 1つには県産果実の輸出に強化を入れておりますし、また1つには基盤整備ということで、農業の効率化ということの中で、現在、大藤でもそういった新しい農業を求めるための基盤整備に取り組んでございます。

 それから、個別な問題になりますと、現在、ワイン産地確立ということで、ヨーロッパへの輸出事業等にも力を入れているところでもございますし、安全・安心な農産物ということで、食の安心ということで、そういった果実の生産ということで、ポジティブリスト制度の確立ということで、農協の支援等もしてございます。

 それに都市と農村の交流ということで、今年度は市内の桃の食べ歩きというようなことで、産地の果実のPR、消費拡大というようなことで事業も行ってきているところでございます。

 また、後継者の育成あるいは担い手の育成ということを考えますと、農業大学校に各種研修がございますんで、そういった研修への紹介、それから普及センターでも個別の研修会をしていますので、そういったものへの事業の参加のあっせん、そういったこともしてきてございます。

 幾つか細かいものがあるわけでございますけれども、重立ったものについて答弁させていただきました。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 先ほど廣瀬 一議員さんの質問もあったわけですけれども、先ほど課長のほうから、1年間専門に取り組んでいくというふうなお話あったわけでございますけれども、その辺につきましてちょっとお聞きするわけですが、研修期間が1年というふうなものがあったわけですけれども、県の制度では1年間が基本ということでありましたけれども、果実の永年性の栽培管理を習得するには、私は1年では十分でないというふうにも感じておるわけですけれども、こうした制度の複数年の支援制度が必要だと思うわけですけれども、市当局の考えを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ただいまのご質問で、県の制度もある。確かに県の制度は現在1年でございます。この果樹産地ということを考えたときに、技術の習得それから経営管理、そういうことを考えますと、やはり1年では少し足りないのかなと。今後そういった新しく農業に参入する、あるいは担い手あるいはそういった希望のある皆さんも基本的に果樹を主体とした栽培技術が習得できる、そういった環境がどのくらい必要かということも検討する中で、現在よりよい方向に市のほうで事業化することで進めてございます。

 細かい内容については、これから現状を見ながら、中身のことについては詰めていくということでございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、農業職ですね、農業技術者の採用についてを伺います。

 市の農業指導力がこれからの農業振興に大きな役割を果たしていくことが重要だと考えられますけれども、市が職員として農業技術職の採用を行う考えを伺っておきます。

 このことは、農業技術習得に対する支援、新規就農者の早期経営安定のためにも、職員を採用し、これからの果樹振興、農業経営の指導援助、農業技術の普及指導等を行ってもらいたいと考えておるわけです。

 今までも県、農協等に対しては協力をいただいておりまして、これからも必要でありますけれども、「豊かな自然と歴史と文化に彩られた果樹園交流都市」というキャッチフレーズをもとにして、農業振興に対して力強く行っていくためにも、さらなるそうした実現のために、そういう農業振興のために力を注いでいくことが必要と考えられますけれども、市長の考えを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 宗勝議員の質問にお答えをいたします。

 本来、総務課長がお答えをすることになっておりましたけれども、ちょっと様相が変わりましたんで、私のほうから答えさせていただきたいと思います。

 確かにおっしゃるとおりでありますが、今のところの市の採用予定としては考えていないわけでありますが、先ほど農業後継者の問題で橋爪課長のほうから答弁させていただきましたけれども、私の考えとしては、やはり今、県がああいう一つの制度をつくって1年というようなことでやるというようなことでありますが、課長からも答弁させていただきましたように、果樹という意味では最低3年、むしろ5年ぐらいなければだめなのかなというふうに思っておりますので、やっぱりしっかりと後継者を育成する意味でも、県とリンクする中で、県の後あと2年ぐらい、これは市独自でその制度をつくっていきたいなというふうに思っております。

 確かに後継者、担い手の育成というのは大変時間もかかりますし、果たして5人なり10人、県は20人でありますが、市といたしましては5人とかそのくらいの規模で考えたいなと。大変厳しい財政でありますけれども、そのくらいのことを考えなきゃ無理なのかなというふうには思っております。

 そういうことを考えると、やはり農業技術職の職員の採用も考えていかなければいけないのかなというふうには考えておりますけれども、現在のところ、今年度の採用でも、そういう意味では考えていないというか、計画にはないわけでありますんで、その辺も議員のご指摘のように、検討することが必要かなというふうには思っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、市長から力強いお答えをいただきましたので、ぜひ農業振興、果樹振興のために、当市でも1人や2人の農業技術者があってもいいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、ミニ農園と子どもの遊び場の設置についてを伺います。

 遊休農地が年々増加をしている傾向でありますけれども、上塩後にミニ農園がありまして、大変好評であります。土日となると、親子そろって畑仕事に精を出しているというふうなことで、ミニ農園を利用して、自家野菜等をつくりながら育て、そして農業によりまして健康づくり、あるいはまた自然との触れ合いで大変楽しんでおる状況で、大変うれしく思っておるところであります。

 そうした中で、塩後を見ましても遊休農地があちこちにあります。オーバーに言うならば、南小学校の校庭ぐらいのものが一角にあります。こうした遊休農地を市で借り受けて、農園とともに子どもの遊び場を併合した、そういう遊び場等をあわせる中で、親子が土いじりをしながら、触れ合いながら、そういう子どものころから農業に親しんでいくという機会が考えられるんじゃないかと、こんなふうに思うわけですけれども、その辺も伺っておきます。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 ミニ農園と言われる小規模農園につきましては、市民農園として当市住民や農地を持たない皆様がレクリエーションや自家用野菜の生産などを目的として、小面積に区画された農地を利用して野菜を花を育て、生活を楽しむ農園であります。休憩施設が整備された大規模なものから、農地の区画のみが整備された小規模なものまでありまして、農作業による健康づくりや高齢者の生きがいづくり、子どもの体験学習など、土と触れ合いを求める市民農園として、現在活用されてございます。

 市では、平成15年に先ほどの上塩後地区に市民農園、一葉やさい文学園を開設し、2,895平米の畑を53区画に区分し、多くの皆様に利用をしていただいてございます。

 議員ご提案の農園と遊びの多目的農園の設置につきましては、遊休農地の活用も踏まえまして、市民農園の利用希望者等の声も聞く中で、今後の課題として研究検討してまいります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) よろしくお願いいたします。

 次に、道路、水路の管理について通告しておきました。

 初めに、道路、水路の管理について伺います。

 各地区区長等から、道路補修、河川改修の整備要望がどれくらいあるのか。申請件数で結構です。

 それから、住民の間からは、工事申請後なかなか着手していただけないという声も多く聞きます。そうした中で、市の進捗状況、現状と今後の年間の事業量、これからの計画及び優先順位の条件を伺っておきます。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えします。

 甲州市が管理をしております市内の市道や水路は、路線によりましては老朽化が激しい箇所やまだ未整備の箇所もあり、毎年各区からの工事の申請が、市道、水路を合わせますと約50カ所から100カ所ございます。合併から現在までの工事申請でございますが、市道が196カ所、水路が190カ所あり、このうち工事が完成また着手しているものは、市道が88カ所、水路が44カ所でございます。

 工事の中には、市の計画や早急な対応を必要とする箇所等、申請以外の工事も実施しておりますが、道・水路を合わせまして、年間約100カ所の工事を実施しているところでございます。

 工事実施に当たりましては、各区と優先順位を決めて進めております。厳しい財政事情の中、申請書の受理後、実施するまでには時間がかかっているわけでございますが、これからも国の臨時交付金などを活用し、工事に向けて努力をしてまいりたい考えでございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今答弁がありましたように、これからも各区からの申請箇所の工事につきましては、これまでと同様に各区の意見を十分に取り入れる中、厳しい財政状況ではありますけれども、進めていただきたいと思います。

 次に、道路、河川、水路の維持管理について伺います。

 道路や河川等の整備は昭和の高度成長期に一気に始まり、現在まで続いておりますけれども、舗装の傷みや水路の崩壊などが目立ってきており、道路は破損による事故のおそれがあるのではないかと心配をされております。日ごろ職員がパトロールをして対応していると思いますけれども、塩山市の時代の昭和40年、50年代には、道路や水路、道路草刈り等の維持補修の職員がおり、毎日パトロールをして舗装や修繕を行ってきたと思います。

 現在の甲州市における道路、河川の維持管理体制や実際の対応は十分であるかどうかを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 議員のご質問にお答えいたします。

 現在、市内の道路、水路の維持管理は、通常、職員が道路パトロールや水路の点検を行っております。昨年度と今年度は、緊急雇用創出事業によりシルバー人材センターへ一部業務を委託しているところでもございます。

 道路パトロールは、道路の安全を図るため、損壊箇所、障害物等の発見、交通状況などを目的に行っており、水路につきましては、水路施設のふぐあいや草やごみの詰まり等の発見を中心に行っておるところでございます。

 市では、区の役員さんまた住民の方々からの情報やご協力をいただく中で、緊急事態にも対応できるよう努力をしております。

 補修につきましては、市の直営、業者への請負、また関係地区に生コンクリート等の原材料を支給して、住民の皆様のご協力により実施している箇所もございます。

 これからも道路や水路の維持管理には、関係機関や市民のご協力をいただき、なお一層努力をしてまいりたいと思います。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 合併し、市道や水路の路線数も多い中で、区長さん等からの情報等をいただく中で、事故等の起こらないように早期補修に努めていただきたいと思います。

 次に、市道下塩後22号線、旧市道41号線の進捗状況について伺います。

 市道下塩後22号線、旧市道41号線ですが、塩山市民病院前の工区につきましては、平成8年着工、幅員17メートル、延長860メートルで、平成16年に供用しておりますが、現在、東側に向けて、国道411号線より約310メートルの間ですが、既に着手より5年が過ぎようとしておりますけれども、一向にその形態が見えてきません。予算等につきましては、平成20年度当初予算額では9,920万円、21年度には1億7,740万円、平成22年度には1億4,500万円を計上をしております。

 ご承知のとおり、市道下塩後22号線は塩山市民病院、東山梨消防本部、大型ショッピングセンター等があり、塩山の東西を結ぶ幹線道路として、現在は市民は大きく早期の全線開通を望んでおるわけでございます。一体この市道下塩後22号線の全線開通についていつごろになるのか、またこれらと関連して、これまでの工事内容と供用開始までに時間を要したのはどのような事情があったのかをお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 議員のご質問にお答えいたします。

 市道下塩後22号線の現在施工中の工区は、通称塩山バイパスから県道白井甲州線、これは旧国道411号ですが、延長が310メーター、幅員が17メーターで、用地の買収予定面積は6,013平米、家屋移転等の補償物件につきましては19件でございます。事業年度は、平成18年着手、平成24年度の完成予定で、総事業費は6億3,000万円でございます。

 現在の進捗状況でございますが、道路用地取得につきましては、全体で6,013平米取得予定のところ3,993平米取得をしております。また、物件の移転の補償につきましては、家屋の補償が2件のほか、果樹等の立ち木またぶどう棚等の補償の契約が12件でございました。

 工事につきましては、昨年度、塩川より東の延長126メーターの道路側溝等の工事を実施しており、今年度は同工区の歩道や路盤の工事と塩川にかかる延長14メーターの橋梁の工事等を予定しており、引き続き道路建設地内の用地や補償物件の交渉を行っていきたいと考えております。

 議員ご承知と思いますが、特に道路予定地内には用地買収後の店舗の駐車場スペースや移転先の問題に時間を要しており、また一部の買収用地では相続的な問題も生じておりますが、市ではこれらの諸問題の解決に一層の努力をしていき、早急な完成を目指しているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 職員の方々には大変ご苦労をいただいておるところでありますけれども、東西を結ぶ主要幹線道路であります。市民の方は早期に全線開通を望んでおるわけでありますから、一日も早い完成に努力していただきたいと、こんなふうに思います。

 次に、雨水対策について伺います。

 近年、ゲリラ豪雨や台風などの大雨による被害が非常に多発しております。つい最近のことですが、本市でもちょっとした夕立等で、特に市役所周辺道路が河川状態でありました。と申しますのは、中央通りは坂ですから、大雨が降ると真っすぐ一気に流れてくるわけで、側溝からは水が噴き出し、物すごいありさまであります。また、その大雨によりまして、商店街の床にまで入ってしまう状況であります。市でも局部的な水路の改修は図っておりますけれども、一級河川に放流するためのバイパス的な水路整備が必要と思いますが、今後、市として対応できる事業の取り組みの考え方を伺っておきます。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 議員のご質問にお答えします。

 ここ数年、雷雨などの局地的な大雨が発生する通称ゲリラ豪雨が多くなってきております。このゲリラ豪雨への対応の難しさは、降る雨の予報がしにくいことと、降る範囲が非常に狭い場所であるということでございます。また、最近では時間50ミリ以上の雨も珍しくなくなってまいりました。

 ことしも塩山、勝沼の市街地では、豪雨時に水路や道路側溝からの雨水のはんらんで、何軒かの住宅が床下浸水の水害を受けております。職員も豪雨時にはなるべく早く水路の水門を閉じ、また土のう等の用意をいたしまして対応しているところでございます。

 市では、これまで道路側溝や排水路の整備は随時行っておりますが、ゲリラ豪雨のすべてに対応するための排水施設の建設費は膨大なものになり、時間もかかることでありますので、先ほど議員のご質問の中にご提案がございましたが、同じく現在検討中のものは、大きな河川へのバイパス的な排水路の建設計画でございます。これにつきましては、既に昨年度、塩山上於曽の町屋の交差点から塩川の湯の橋までの間に暗渠を敷設いたしておりまして、まだ水量の調整段階ではございますが、本年度の豪雨時での効果を確認をいたしているところでございます。

 この建設計画を前向きに進めていくよう、今回の補正予算では市街地の排水路や側溝の調査の費用をお願いして、改善に向けて努力をしてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今お答えがあったわけですけれども、大変お金もかかるというふうなことで、国、県の補助金もありますが、一刻も早い対応が必要だと考えますが、特に合併特例債の活用を考えておりますけれども、この件についてどのように考えておるかを伺います。



○議長(岡武男君) 建設課長、菊島浩一君。



◎建設課長(菊島浩一君) 現在、市が施行している水路改修費でございますが、毎年、補正また現年度予算を7,000万円から8,000万円いただいて施行しております。そのほとんどが現在、合併特例債でございます。小規模のものは抜かしまして、合併特例債を利用しているところでございますので、先ほど申しましたように、バイパス的な暗渠といいましても、工事延長が長い場合は数千万円というようなお金がかかると思いますので、やはり合併特例債のほか国の臨時交付金なども活用していきたいと、そのように考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 時間を2つでもう15分以上使ってしまいました。

 はしょって質問いたしますけれども、次に上水道の施設管理についてを通告しておきました。

 石綿管布設がえの進捗状況について伺います。

 水道事業創設当時布設された石綿管について、計画的に布設がえを行っていると聞いておりますけれども、現在の進行状況はどのようになっておるかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 水道事業創設当時、石綿セメント管が主な管種として採用されました。石綿セメント管は経年劣化により強度が低下し、地震に弱く、また漏水の原因となっています。石綿セメント管の更新については、その管路の重要性や漏水発生の状況などを把握、検討し、費用対効果も考慮した中で、優先順位を決めて布設がえ工事を行ってまいりました。

 既に基幹的主要管路については布設がえ工事を終了しております。平成21年度末現在の石綿セメント管の残存延長は全体で4,669メーターであり、水道管総延長の30万8,146メーターに対する割合は1.5%であります。残存するセメント管は少しとなりましたが、今後も計画的に効率よく、早期に布設がえを完了するよう努めてまいります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、災害時における水道水の確保は万全かをお伺いいたします。

 災害によりライフラインである水道管が被害を受け、断水となった場合、飲料水確保は非常に重要と考えますが、この災害の非常時の飲料水の確保をどのように行っておるかを伺います。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 議員のご質問にお答えいたします。

 災害により水道管が被害を受け、断水となった非常時の飲料水の確保とその供給は非常に重要であり、最優先すべき責務であると認識しております。ライフラインである水道管が被災により破損し、断水となった場合には、緊急遮断弁を有した配水池あるいは消防防災施設として整備された飲料水兼用耐震性貯水槽などが給水の拠点となります。

 緊急遮断弁を有した配水池は市内に11カ所あり、その総容量9,968立方メートルと飲料水兼用耐震性貯水槽が市内に3カ所あり、総容量260立方メートルの合計1万228立方メートルがあります。応急復旧するまでの間、これらの飲料水、貯水施設を最大限に活用して、最小限必要な飲料水を市民の皆様へ応急給水することは可能でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、地震に強い水道管の整備について伺っておきます。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 議員のご質問にお答えいたします。

 老朽管の更新あるいは新設工事において、耐震性を十分考慮して管路整備を行っています。水道管は、その用途、口径、布設場所などの諸条件から管種などを決定しています。具体的には、耐久性及び耐震性にすぐれたダクタイル鋳鉄管あるいは水道用耐衝撃性硬質塩ビ管を主な管種としています。継ぎ手については、可とう性、収縮性、離脱防止の機能を備えた構造を採用しています。また、特に重要な基幹管路については、さらに免震機能にすぐれた継ぎ手の採用により、より災害に強い管路として整備を行っています。

 今後も長期的な視野に立って水道施設の耐震化を図り、被害の発生を抑制し、断・減水の影響を極力小さくする努力を重ねていきたいと考えています。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、地震災害に対してライフラインである水道管が被災を受けたときの早期復旧対応についてを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 議員のご質問にお答えいたします。

 被災の規模によりますが、水道事業体独自での復旧が困難な場合には、甲州市と甲州市水道事業協力会との間で災害時の応急対策業務に関する協定が結ばれております。また、日本水道協会山梨県支部長と同支部峡東ブロック、さらには日本水道協会と関東地方支部などとの間で、水道災害において被災が生じた場合、給水能力を速やかに回復できるよう、相互間で行う応援活動についての協定が結ばれております。

 今後におきましても、災害が発生した場合、応援要請を行い、早急な応急復旧を速やかにかつ迅速に実施できるよう、より質の高い危機管理体制の充実に向け取り組みを行ってまいります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、職員についてを通告しておきました。

 市の職員全体の人数状況についてであります。

 このことは、市の職員定数条例、平成17年11月1日条例第23号で趣旨等が定められているわけでございまして、この定数を見ますと、現在430名というふうなことで、行政改革、いろいろな関係で、現在は373名になっていると思うわけなんですけれども、今回この定数のうち地方自治法の138条第6項に基づきます市長の部局の職員数は328名と一応定めてありますけれども、この内容についてを伺います。特に市長部局の人数それから大卒、短大、高卒の人数等がわかれば教えていただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 甲州市職員定数条例でございますが、職員数は全体で470名と規定してございますが、現在の職員数は行財政改革を推し進めた結果、現在373名となっております。その中の市長部局の職員につきましては、278名が在職をいたしております。

 また、最終学歴のご質問でございますが、四大卒業者が180名ほどおりまして、短大卒業者が60名ほどございます。残りの30名ほどが高校卒業ということになります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今、市長部局の職員につきましては278名ということで在職をしておると。大変いろいろな行政改革等がきいて、50名ほどが定員より少なくなっているわけでございますけれども、合併して既に5年が経過しておりまして、これらの職員数が50人ほど定数は少ないわけですけれども、この定数は合併時から持ち越した定数だと私は考えるわけですけれども、庁舎も一新しましたし、職員も一堂に集まったということで、なお一層の行政改革を望むものであります。

 次に、平成21年度の定年退職者数と早期退職者数についての内訳をお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 平成21年度をもちまして市職員を退職なさった人数でございますが、30名でございます。定年退職者と早期退職者の内訳でございますが、定年退職者が10名、甲州市職員早期退職優遇制度にのっとった退職者が15名、また自己都合による者が5名という内容でございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 定年退職者が10名、早期退職者が15名ということで、これを今聞きまして、早期の退職者が非常に多いような感じがいたしますけれども、何か特別な理由等があったらご答弁をいただきたいと思います。特に今、優遇措置というふうなこともあるわけでございますけれども、そのほかにいろいろあったら教えていただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) ご質問にお答えをいたします。

 早期退職者の理由というご質問でございますが、理由につきましては、承知といいますか、把握をしてございません。

 また、優遇制度につきましては、合併当時、3市町村の職員が甲州市職員となることから、行財政改革として職員数の削減を掲げました。そのため、甲州市職員早期退職優遇制度実施要綱を制定したものでございます。したがいまして、早期退職に係る者につきましては、山梨県市町村総合事務組合退職金条例及び甲州市職員早期退職優遇制度実施要綱に基づき、退職金の上乗せ並びに勤続期間の割合が優遇されるものであります。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 平成21年度の新規採用者数と職種ごとの内訳、最高の年齢者それから最低、新卒者がどのくらいか、また男女別の内訳がわかりましたらお答えいただきたいと思います。

     (「休憩願います」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 休憩します。

             休憩 午後3時55分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時56分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) お答えをいたします。

 平成21年度の新規採用者数でございますが、合計15名の新規採用者がございました。

 まず、最終学歴の内訳でございますが、大学卒業者が13名、短大卒業者が2名でございました。

 職種の内訳でございますが、事務職9名、保健師3名、社会福祉士1名及び保育士2名となっております。

 また、年齢でございますが、最高年齢が32歳、最低年齢は22歳でございます。

 男女の内訳でございますが、男性7人、女性8人、計15名ということでございます。職種ごとの男女でございますが、事務職、男性6名、女性3名、保健師は女性3名、社会福祉士、男性1名、保育士については女性2名という状況でございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、募集について年齢、条件等が毎年変わっておりますけれども、その理由についてを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 今年度の職員募集につきましては、8月2日より21日まで募集を行ったものでございます。年齢につきましては、新卒者から32歳までといたしました。また、職種につきましては、今年度で退職なさる方等の状況をかんがみ決定したものでございます。

 昨年までの募集内容と比較いたしますと、年齢要件が少し低く設定してございます。庁内で検討した結果、通常大学卒業後10年とさせていただいたものでございます。また、来年につきましても、現在の職員の年齢配分及び退職予定者等の状況から決定していきたいと考えてございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 毎年変わっているというようなことですけれども、年齢条件等については公務員法にも一応うたっておりますけれども、国家公務員に準じたことで、採用条件というか、募集状況でこれからもやっていただければ幸いだと思います。

 次に、本年の募集状況、ここ二、三年続いているわけでございますけれども、毎年、大学、短大のみの募集条件でございますけれども、高校の募集がないというようなことですが、その理由と今後の対応状況を伺っておきます。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 廣瀬議員のご質問でございますが、甲州市では発足以来、高校卒業者、いわゆる初級公務員の募集はいたしておりません。先ほどのご質問の中でお答えをいたしました高卒の人数でございますが、年齢の高い者ばかりでございまして、現在、若い職員につきましては、最終学歴が高校卒業の職員はほとんどいないのが現状でございます。

 今後におきましては、高校からの進学状況、世間一般の雇用形態等、総合的に判断をしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) ここは市になって、今お聞きしますと、採用者はないというようなことですけれども、県を初め各町村会なんかでも、一応資格については、先ほど申しましたとおり条件もありますし、またその受ける権利といいますか、あるわけですから、そういうことを多く公表していきたいと思います。

 また、これをちょっと聞いておくんですけれども、平成20年度が48年、21年度が49年、ことしが53年ですか、さっき言ったように非常に開きがあるというふうなことで、市民から余り年齢の隔たりがあってはという、そういう声も聞きますので、特に人事委員会がここにはないわけですから、任命権者の許可を受けて広報、募集等は行っておると思うわけですけれども、この辺も改めてちょっと伺っておきます。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 先ほどお答えをさせていただきましたが、現在おる職員の年齢配分等を庁内で検討いたしまして、任命権者の了解を得て広報等で募集をさせていただいたところでございます。また、来年につきましても庁内で検討をさせていただきまして、また募集要項の決定としたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 本年度の職員の採用試験の募集があったわけですけれども、ことしの申し込み者数といいますか、職種別にわかればお願いいたします。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) ご質問にお答えをいたします。

 応募内容でございますが、事務職53名、技術職8名、看護師2名、栄養士11名及び保育士15名の89名に応募してきていただいております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、新庁舎になって、職員研修をどのように行っておるかをお伺いいたします。

 今回、新庁舎の完成によりまして、一気にすべての課が集中して市役所のほうに集まっているわけでございますけれども、これらいろいろな方が入ってまいりまして、初めてお会いする職員もあったと思いますし、また環境等も変わってまいりました。職員も大変だと思うわけですけれども、これからは何よりも職員の親睦、一体感を持つ中で、市民サービス向上のためにやっていただきたいですけれども、どのような研修をしておるのかをまず伺っておきます。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 新庁舎移転につきましては、移転の日程についてかなり以前から承知をいたしております。職員の研修でございますが、新庁舎にすべての課が集約し、来庁なさる方につきましても多くなることが予想されましたので、旧庁舎のころから新庁舎移転に向けて、来客への対応、庁舎の案内等、検討をいたしました。市長からも、毎週行われております庁議また毎月行われております課長会議等で、親切丁寧な対応また職員マナーについての訓辞をいただき、徹底をいたしてまいったところでございます。

 その一環といたしまして、新庁舎に移転後は、駐車場、1階フロア及び2階フロアの案内を3週間ほど行ったものでございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) よろしくお願いしたいと思います。

 次に、新庁舎における職員による防災訓練はどのように行っておるのか。また、来客に対する避難訓練はどのように考えているかということです。

 このことは、新庁舎に入ったばかりで、市役所の職員も中のほうをよくわかっていないというふうなこと。庁内も本当に広いと、窓も少ない、出入り口も南北通路ということで、非常に長い状況でありまして、一たん災害になると、どのような格好でやっていくのかというふうなことも心配されるわけです。また、来客に対する避難訓練というようなことで、その考えをお聞きしておきます。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 職員による避難訓練というご質問がございました。

 新庁舎は、旧庁舎に比較して約3倍の広さがございますが、全課が一堂に会していることから、伝達もスムーズに行き届くのではないかというふうに考えております。

 そのようなことから、9月1日の防災の日におきまして災害対策本部訓練を実施いたしたところでございます。また、今年度は新庁舎の非常口また避難経路等の確認を目的とした避難訓練を予定いたしておるところでございます。日ごろの訓練により意識の高揚を図ることにより、来客等に対する誘導も敏速に対応できるというふうに考えてございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、行政改革の実施状況についてを通告しておきましたけれども、行政改革に引き続きどのように取り組んでいるのかを伺います。

 市では合併直後、たしか平成17年12月、田辺市長を本部長といたしまして行政改革推進本部を立ち上げ、直ちに第一次甲州市行政改革大綱の具体的な改革プランに基づきまして改革に取り組んできたと思います。これまでの取り組み状況と成果、その目標額、あるいはまた実績効果額はどのような状況になっておるのか。また、今後、多様化する市民ニーズに引き続きどのように取り組んでいくのかを伺います。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 第一次甲州市行政改革大綱の改革プログラムに基づきまして、行政改革に取り組んでいるところでございます。平成21年度の取り組み状況と成果がこのほど確認されましたので、目標効果額5億9,250万円に対しまして、実績効果額は9億696万円となりました。集中改革プランにおける平成22年度までの5年間の目標効果額29億2,100万円に対しまして、平成21年度までの実績効果額は31億9,709万円となっております。

 第一次の大綱については平成22年度までの実施計画でありますので、この7月には第3期の行政改革推進委員会の委員を委嘱いたしまして、第一次大綱の評価及び第二次大綱の策定に関することについて諮問をいたしたところでございます。

 第一次大綱で目標に掲げました改革の継続はもちろんのこと、これまで取り組んできた項目においても、内容を再度検討すべきものやその後の状況による変更や見直しの必要性などを検証しつつ、多様化する市民ニーズに厳しい財政状況の中でも的確に対応するため、第二次の行政改革を推進してまいります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 実績効果額も着実に出ておりますけれども、今後も引き続き大変厳しい財政状況ではありますけれども、改革を推進していただきたいと、こんなふうに思っております。

 次に、実質公債費比率が16.6%と、昨年に比べ1.2ポイント改善されておりますけれども、市民の痛みについてを伺います。

 この件は、本市の健全化判断比率及び早期健全化判断比率については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく報告では、実質公債費比率は平成19年度には18.4%、20年度には17.8%、21年度は16.6%と着実に改善されているところでありますけれども、市民の痛みはどうだったのかということでお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 政策秘書課長、萩原哲夫君。



◎政策秘書課長(萩原哲夫君) ご質問にお答えいたします。

 今、議員もおっしゃられたように、行政改革の成果として財政健全化比率でございます。実質公債費比率それから将来負担比率につきましては着実に改善されております。そんな中で、大変財政状況は厳しいわけですけれども、補助金や使用料の見直しなどについて、市民の皆様にご負担をかける中でご理解、ご協力いただき、行政改革を進めてまいりました。そんな中で、行政改革によりまして捻出された財源について、市民福祉の向上のため、子ども医療費の小学校3年生までの無料化、それから妊婦健診の14回分の補助、子宮頸がん予防ワクチン接種への助成、それから子ども支援スタッフ事業の充実、さらに市民に密着した生活基盤の整備など、さまざまな施策に捻出された行政改革の財源を充当してまいりました。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 今のお答えですと、財政が大変厳しい中で改革をしてきているわけですけれども、私が知る範囲で申しますと、特別職の給与のカットとか、管理職の管理職手当のカットとか、大変ご苦労をいただいていろいろな目標を達成していると思います。これからも市民福祉向上のために、さらなる充実を期待するものであります。

 ちょっとはしょりますけれども、次に5周年記念に対するイベントについてを伺います。

 3市町村が合併し、早いもので本年11月1日には市制施行5周年を迎えるわけでございますけれども、市としての5周年事業についてを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 5周年記念に対するイベントというようなことであります。

 本年11月1日に、合併をしてはや5周年の節目を迎えるわけでありますが、イベント関係では、この10月2日の第57回ぶどうまつり、10月17日の第1回甲州フルーツマラソン大会及び10月24日のおよっちょい祭など、それぞれ実行委員会を立ち上げ、市制施行5周年記念事業として諸準備を進めております。

 11月1日の記念式典におきましては、市民の皆様が甲州市への誇りと愛着、一体感の高揚をすることを目的といたしまして、だれにでも親しみやすく、気軽に愛唱できる甲州市にふさわしい市民の歌の発表と森山良子さんの市民の歌披露コンサートも実施をいたす予定でございます。

 また、市制施行5周年記念誌として市勢要覧を作成するとともに、市民の歌のCDも広報配布時に全世帯に配布する予定でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、トップセールスについてをお伺いいたします。

 市長も大変お元気で、この猛暑の中を市政進展のために積極的に頑張っておられることに対しまして、心から敬意を表する次第でございます。今回は東京の大田市場また大阪市場にトップセールスに行ってきたとのことでございます。その実態につきまして、市長の感想等がありましたら伺っておきたいと思います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 市政の概要でも申し上げたわけでありますが、ことし7月22日に東京大田市場で桃のトップセールスを行いました。また、8月28日には大阪市場でぶどうのトップセールスを行ってきたわけであります。

 市場では、トップセールスにつきましては、私とJAフルーツ山梨の中山組合長またJAフルーツ山梨の関係役員により、市場内の競り場で市場関係者にセールスを行い、甲州市産の青果物、桃、ぶどうの販路の拡大、そして産地のイメージアップを図ってきたわけであります。やはり産地から直接行政またJAフルーツ山梨の関係役員が一体となり、市場に出向いて現場で市場関係者に産地の果実のPRをすることによって、市場関係者からも高い評価を受けているというふうに思っております。

 こうした活動が市場への信頼とまた継続的な有利販売につながり、果樹産地としての生産安定と所得増大を図り、産地形成を図っていく上でも、トップセールスについては主要な活動の一つというふうに思っておりますので、これからも毎年努力をしてまいりたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、市有地についてを通告しておきました。

 本市では、神社、墓地などの宗教施設に公有地を無償貸し付けしていないかということでお尋ねをいたします。

 このことは、神社をめぐる最高裁判決で、市有地を神社等に無償貸し付けすることは違憲だというふうなことが出ております。その状況調査等がわかりましたらお願いいたしたいと思います。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 憲法には政教分離の言葉はありませんが、憲法89条に「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため」、「これを支出し、又はその利用に供してはならない」とあり、公金支出などにより国や自治体が特定の宗教を援助してはならないとなっております。

 ことし1月末の北海道砂川市の神社をめぐる最高裁の判決で、市有地を神社に無償提供することが違憲と判断されたことを受け、県から神社などへの無償貸与の有無についての状況調査がありました。財産台帳等を調査しましたが、本市におきましては、宗教施設に公有地の無償貸し付けはありませんでした。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 次に、公有地、土地の把握は万全かについてを伺います。

 市の財産に関する調書を見ますと、公有財産土地については、土地は全体で約186万6,000平方メートルであり、このうち行政財産及び公共用としては約76万4,000平方メートルが使用をされています。残りの部分はほとんどが普通財産というふうなことで、約91万6,000平方メートルを山林原野で占めておるわけでございます。そのうち80%を山林原野で占めておりますけれども、これらの現地等の確認、台帳との整合性はしっかり整えてあるのかを伺っておきます。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 議員のご質問にお答えいたします。

 今、議員がおっしゃるとおり、市の公有財産につきましては、土地は全体で約186万6,000平方メートルあります。このうち76万4,000平方メートルが行政財産及び公共用に使用されております。

 公有財産の管理につきましては、高度化する土地利用に対応するため、またリアルタイムに維持管理ができるよう、本庁舎と地域総合局等をLAN回線で結び、一筆情報を一元化し、各種業務のデータ共有化と利活用を図るため、平成18年度から19年度におきまして地籍図統合型GISシステムを導入したところであります。このシステムの導入で、データ整備に伴い公有地の把握が容易となりました。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) いろいろなデータではっきり調査できているというふうなことでございますけれども、一応山林原野について、図面上ではなく、実際現地がどこにあるかというふうなこともたまには必要じゃないかと、こんなふうにも思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 最後になるわけですけれども、老人ホームについて伺っておきます。

 地域密着型の有料老人ホームと特別老人ホームの整備計画について、その後の状況はというふうなことで質問をいたしますけれども、このことは、私は平成21年の6月の定例議会におきまして質問をさせていただいたわけでございます。寝たきり老人とかまた入所を申し込みした待機者が630人というように、非常に多いという実情の中で、甲州市が計画しております介護保険計画として、地域密着型特定施設及び地域密着型介護老人施設の設置、施設整備計画について伺ってまいりましたが、その後の進捗状況はどのようになっているのかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 福祉介護課長、桐林雅樹君。



◎福祉介護課長(桐林雅樹君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 昨年度におきましては、平成21年3月に策定しました甲州市高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき、6月に特定施設入居者生活介護を1施設及び介護老人福祉施設1施設を募集いたしました。その結果、特定施設入居者生活介護の施設としまして、塩山下小田原の社会福祉法人小田原福祉会を事業者として施設を選定し、本年7月17日に介護つき有料老人ホーム萩の里としてオープンしたところであります。

 また、介護老人福祉施設、いわゆる小規模の特別養護老人ホームにつきましては、選定に至りませんでしたので、12月1日から本年1月15日までを募集期間として、再度、事業者の募集を行いましたが、これについても選定に至らず、残念ながら、昨年6月議会の答弁におきます21年度中の整備を行えなかったところであります。

 そこで、本年度におきまして特別養護老人ホームの整備を進めるため、先ほどの介護保険事業計画に基づきます定員29人の特別養護老人ホーム1施設及び国の経済対策としての介護基盤の緊急整備に基づきます同じく定員29人の特別養護老人ホーム1施設の計2施設につきまして、本年7月1日から9月15日までを募集期間として、現在、整備計画を募集しているところでございます。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 16番、廣瀬宗勝君。



◆16番(廣瀬宗勝君) 大変ご苦労いただいておりまして、感謝を申し上げるわけでございますが、相手あってのことでございます。今後、甲州市在住の要介護高齢者が一刻も早く安心して良質なサービスを継続できるよう重ねてお願い申し上げまして、私の一般質問は終わります。



○議長(岡武男君) 廣瀬宗勝君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬宗勝君の一般質問に対して関連質問がある方は、後刻通告願います。

 お諮りいたします。一般質問の途中でありますが、13日も一般質問の日程となっております。

 よって、本日はここで会議を打ち切りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はここで打ち切ります。

 13日の本会議は午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後4時27分〕