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山梨県 甲州市

平成22年  6月 定例会 06月16日−03号




平成22年  6月 定例会 − 06月16日−03号







平成22年  6月 定例会



          平成22年甲州市議会6月定例会会議録

                平成22年6月16日(水)午前10時00分開議

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◯議事日程(第3号)

   平成22年6月16日(水)午前10時開議

  第1 一般質問

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◯本日の会議に付した案件

  日程第1 一般質問

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◯出席議員(18人)

                             1番  佐藤大輔君

                             2番  川口信子君

                             3番  中村勝彦君

                             4番  桐原正仁君

                             5番  丸山国一君

                             6番  矢野義典君

                             7番  廣瀬重治君

                             8番  廣瀬 一君

                             9番  夏八木盛男君

                            10番  古屋 久君

                            11番  古屋匡三君

                            12番  平塚 義君

                            13番  野尻陽子君

                            14番  曽根益彦君

                            15番  岡 武男君

                            16番  廣瀬宗勝君

                            17番  田邉民男君

                            18番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               佐藤繁則君

               教育委員長             天野昌明君

               教育長               古屋正吾君

               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君

               政策秘書課長            萩原哲夫君

               総務課長              雨宮英司君

               財政課長              武川市雄君

               管財課長              雨宮 修君

               会計管理者             荻原博夫君

               税務課長              三森 斉君

               収納課長              藤枝一雄君

               市民生活課長            栗原宣如君

               環境政策課長            根津克彦君

               建設課長              菊島浩一君

               都市整備課長            宮原 万君

               産業振興課長            橋爪俊夫君

               農業土木課長            荻原英幸君

               観光交流課長            古屋拓巳君

               福祉介護課長            桐林雅樹君

               子育て対策課長           山中 宏君

               健康増進課長            井上愛子君

               鈴宮寮長              佐藤 正君

               教育総務課長            内田三男君

               生涯学習課長            三森克弥君

               スポーツ振興課長          山下 均君

               ぶどうの丘事務局長         高石克朗君

               勝沼地域総合局長          小澤裕二君

               大和地域総合局長          古屋公男君

               水道課長              飯嶋松彦君

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◯出席事務局職氏名

               事務局長              三科 茂

               書記                曽根 浩

               書記                早川 崇

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(岡武男君) ただいまの出席議員18人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力お願いいたします。

 この際申し上げます。報道機関から取材のためテレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可いたしておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 一般質問



○議長(岡武男君) 日程第1に入ります。

 昨日に引き続き一般質問を行います。

 指名いたします。

 9番、夏八木盛男君。

 夏八木盛男君につきましては、一問一答方式で行います。



◆9番(夏八木盛男君) 議長に一般質問の通告をしておいたところ、ただいま許可をいただきましたので、何点か質問をさせていただきます。

 まず初めに、東山梨広域農道、通称フルーツラインの交通安全、防災対策からですが、フルーツラインは平成15年に勝沼地域から供用開始され、塩山地域の新ルートも完成し、甲州市内は全面供用開始になって、交通量もふえており、交通事故等大変危惧されております。菱山地区内においても、小学校近くの三光寺交差点は通学路にもなっており、交通安全対策上信号機設置は父兄を初め地域住民の願望でもあります。

 私も議員になり、住民の代弁者として、議会で何度となく塩山警察署から日下部警察署へと信号機設置を陳情、要望するよう一般質問してまいりましたが、いまだに設置に至っておりません。再度日下部警察署に信号機設置を要望していただきたいと思いますが、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 夏八木盛男議員のご質問にお答えいたします。

 信号機の設置につきましては、山梨県公安委員会において設置されるものであります。信号機の設置箇所の決定につきましては、まず所轄警察署において交通量や事故件数など調査した後、優先順位をつけ、年1回5月末に開催されます山梨県公安委員会交通規制課ヒアリングにおいて、県内所轄警察署から上程された設置要望箇所に、最終的に順位を決定し、来年度の予算要求に盛り込んでいくとお聞きしております。

 今年度も再度5月に信号設置を公安委員会に要望いたしましたが、交通量や横断者が少ないことなどの理由で、信号機の設置は不可能との回答をいただきました。しかし、地域の安全対策として、カーブミラーの設置などを行い、交通安全対策を考えてまいりたいと思います。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 大変残念な答弁なんですけれども、いずれにしてもこの件につきましては公安のほうで結論が出るということでありますので、これ以上市当局に言ってもなかなか実現不可能ということでありますので、ただいま課長のほうから答弁ありましたように、特に交通安全対策上大変あそこは見通しが悪くて、あの四つ角は。事故も起こりかねないということでありますので、ぜひ市当局としまして、カーブミラーの設置を大至急やっていただくようにお願いをいたしまして、次の質問に入らせていただきます。

 フルーツラインの牛奥トンネルは、車で通過するのには1分ぐらいではありますが、ラジオは聞こえなくなるばかりでなく、雑音が入り非常に耳ざわりであります。東海地震等が想定されている中、防災面からも情報は途切れないようにすることが大事であります。その点からも、トンネル内通過中でもラジオが聴取できるよう関係機関にお願いしていただきたいことと、トンネルはカーブになっておりますので、車両事故等も心配されます。トンネル内で事故になり、救急車等に連絡するには携帯電話が有効であろうと思います。会社によってはつながるようですが、全機種が通話できるよう、確認のためにお聞きしますが、当局の答弁をお願いいたします。



○議長(岡武男君) 農業土木課長、荻原英幸君。



◎農業土木課長(荻原英幸君) 夏八木議員のご質問にお答えいたします。

 現在甲州市内には11カ所のトンネルがございます。そのうち、笹子トンネルを除いてはラジオ放送を受信することはできません。ラジオ放送を受信するには、トンネル外で受信し、トンネル内で放送するラジオ再放送設備が必要となります。トンネル内の受信設備につきましては、トンネル内においてもラジオ放送が途切れず、快適に運転できるという利点とともに、トンネルという閉鎖された空間において道路利用者が臨時のニュース情報や道路管理者からの情報を受信し、災害を未然に防ぐ上で有効な非常用施設の一つであると考えられています。

 トンネル内で火災や事故が起こった場合、閉鎖された空間であるため、トンネル延長が長くなるほど交通量が多くなり、重大な事故に発展する可能性があります。このことから、ラジオ受信設備につきましては、道路トンネル非常用施設設置基準において、高規格道路のトンネルで延長及び交通量などに配慮し、延長の長いトンネルや交通量の多いトンネルに設置を行うよう指導されています。

 ご質問の牛奥トンネルは、設置基準に該当する高規格道路トンネルでないことと、延長約500メートルのトンネルにおける交通量1日当たり2万5,000台に該当しないため、設置してありません。

 また、携帯電話の使用につきましては、一部で可能な場所もございますが、大部分のトンネルでは使用できないのが現状でございます。通話を可能にするには、通話できない地域解消のため各社が単独でアンテナ等の設置を行い、通話範囲を広げていくしかありません。解消のためトンネル等の閉鎖地域における電波遮へい対策事業という事業がございますが、現在の基準は高速トンネル等しか該当いたしませんので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) この件もなかなか要望したような形にならないわけですけれども、非常にこれもまた残念な答弁でありまして、これも市当局にこれ以上お願いしてもなかなか実現可能と思えませんので、次の質問に移らせていただきます。

 またフルーツラインに関連した件ですけれども、勝沼地域から塩山、松里地域まで通過する間、地区名の看板や入り口の案内板が余り見当たらないと思います。フルーツラインはその名のとおり、沿道は勝沼地域は柏尾、菱山はぶどう、塩山地域下萩原はサクランボ、大藤は桃、松里は枯露柿など、それぞれ地域・地区に代表される果物があり、県外でも周知されていると思います。地区の旬のものをその場所で求めてもらうのには、地区名を入れた看板等が必要だと思われます。

 また、フルーツラインは直線が多く、地区への進入路がわかりづらく、通り越し、引き返すことがあります。通年型観光立市を推進する甲州市としては、観光客に対し不親切だと感じるとともに、フルーツラインに限らず合併して4年余り、市民の間でも甲州市内各地区はまだまだ周知されていないと感じております。甲州市民として一体感を持つのには、地区名を知り、互いに理解することが大切ではないかと思われます。観光交流課で観光地のサインシステムを考案中と聞いておりますが、それらと連携しながら看板等の設置を望みますが、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市民生活課長、栗原宣如君。



◎市民生活課長(栗原宣如君) 議員のご質問にお答えいたします。

 サイン計画は、市民の方々や甲州市を訪れた方々が行動するために必要な情報を伝えるものです。またその地域をわかりやすく案内し、理解を深めるために、サインは大きい役割を果たしております。議員ご質問の甲州市内の各地域におのおの地域名を示す看板の設置につきましては、各サイン計画も視野に入れ、庁内検討会を立ち上げ、本年度に設置される景観計画策定審議会とも足並みをそろえて、景観に配慮した統一性のあるサイン計画を進めてまいります。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ぜひこのサインシステムについては早急にお願いをしたいと思っております。前に桐原議員からも別の角度からこのサインシステムについては要望がありましたけれども、ぜひ早急のサインシステムの構築をよろしくお願いしたいと思います。

 次に、甲州市立保育所は、松里保育所を初め7園になりますが、当局の資料を見せていただきましたが、少子化が進み、すべての保育所が定員割れとなっております。川口議員と重複するところもありますが、公立保育所の中長期的な運営方法、また統廃合などの考えはあるのかを、当局のお考えをお聞きします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 夏八木議員の質問にお答えをいたします。

 公立保育所の統廃合につきましては、平成22年3月定例会の施政方針においてご説明を申し上げたとおり、公立保育所運営検討委員会からのご提言をいただいております。このご提言の中で、市の財政面を考慮すると、特に運営費が高コストの施設を中心に、保育所の統廃合による適切な保育所運営の必要性や、保育所の運営を社会福祉法人やNPO法人などへの民営化する方法など、民間活力を最大限に活用することが必要との方向性がまとめられております。

 いずれにいたしましても、公立保育所の現状を考えますと、統廃合も視野に入れ、地域の皆様方のご意見、ご要望を伺う中で検討してまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ただいま田辺市長から答弁いただきました。それからすると、公立保育所運営検討委員会の提言は、財政面を考慮すると特に高コストの施設を中心に統廃合を検討すべきだと、こういうことに理解いたします。

 菱山地区では勝沼町内の私立保育園などに入園させる保護者もあり、小学校新入学時には半数は私立保育園からの新入生ということが見られます。このようなことから、菱山保育所は定員の3分の1以下で運営検討委員会の提言に値する施設だと思っております。市当局は菱山地区の乳幼児数を承知はしていると思いますので、その数字から菱山保育所の5年先ぐらいの展望をどのようにとらえているのかをお聞きします。



○議長(岡武男君) 子育て対策課長、山中 宏君。



◎子育て対策課長(山中宏君) 夏八木議員のご質問にお答えをいたします。

 菱山保育所への入所児童の推移でございますが、平成17年度から平成21年度の5年間を平均すると、定員45人に対し入所児童は18.4人、充足率40.8%であります。平成22年6月1日現在におきましては、入所児童13人、充足率28.8%となっております。市内7施設の公立保育所の平均を見ますと、5年間を平均すると定員450人に対し、入所児童は352.2人、充足率78.2%であります。平成22年6月1日現在におきましては、定員450人に対し入所児童は260人、充足率57.8%でありますので、菱山保育所への入所児童が特に減少をしております。

 5年後の展望をどのようにとらえているのかというご質問でありますが、現在菱山地区にはゼロ歳から5歳まで36人のお子様がおられます。そのうち2歳から5歳まで13人が入所をされております。2歳以下は16人おられますが、1人の入所でございます。

 甲州市では少子化に歯どめをすべく、次世代育成支援地域行動計画を策定し、子育て家庭を市全体で支援していくという視点に立ち、保健、福祉、医療、教育などさまざまな分野での連携と関連機関等が一体となり、家庭や地域の機能を支えるための多面的な子育て施策を積極的に推進しております。しかし、先ほど申し上げたとおり、これ以上減少すると運営が厳しくなると考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) ただいまの課長のご答弁で、何らかの菱山保育所の方向が見えたような気もいたします。統廃合というときには、ぜひ市当局も区長会、それから地元の児童委員会、または市長がやっております市民懇談会等などで、ぜひ地元の意見を十分に聞き取っていただき、結論を出していただきたいということを要望いたしまして、最後の質問に移らせていただきます。

 甲州市内には塩山、勝沼ぶどう郷、それから甲斐大和と3つの駅がありますが、塩山駅につきましては私も1期目の議員のときに、田辺市長に障害者の父兄とともに塩山駅にエレベーターの設置をお願いに行きました。田辺市長もJRと相談しながらと、設置への考えを示していただき、実現へとなりました。障害者はもとより、市民にも大変歓迎されるものと思います。塩山駅のさらなる利用者がふえることを願うものであります。

 勝沼ぶどう郷駅でありますが、木造の駅舎、またトイレであったものを、地元の甚六会が中央道勝沼インターができたころ、もう一方の玄関口ということで桜を植え、管理してきたことが町、国鉄に理解され、勝沼の代表的くだもの、ぶどうの房型をした駅舎ができ上がりました。近代遺産整備計画で大日影トンネル、駅周辺の桜橋に代表される甚六公園などが完成し、観光シーズンには特急も停車するなど、より多くの観光客が来ております。駅舎もぶどう農家直売所があり、また新たに観光案内所を設置し、大勢の利用者があるようです。大変喜ばしいことと思っております。

 さて、観光立市を目指す甲州市ですが、勝沼ぶどう郷駅前には観光客にはまだ十分に整った環境になっていないと感じております。駐車は駅前に普通車が数台程度、大日影トンネル利用者の大型バスは2台までと相変わらずの駐車場不足です。多目的トイレも設置されましたが、奥に位置し、案内標識もなく、利用者にはわかりづらいと思います。こういう点を改善していただきたいことと、これからますます観光客がふえると思える中、勝沼ぶどう郷駅前広場の整備計画を田辺市長に持っていただきたいと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 夏八木議員のご質問にお答えをいたします。

 勝沼ぶどう郷駅は突出した位置にあり、駅から見えるぶどう棚、甲府盆地、南アルプスの山々の一大パノラマはすばらしい景観であり、さらに新たな観光スポットになった大日影トンネルや駅周辺の公園も整備されたことから、駅を中心とするこの地域は通年の観光名所へと変貌し、観光立市を目指す甲州市にとって大きな財産でもあるわけであります。

 こうした中で、議員の要望の駐車場や駅舎のリニューアル、また駅前広場の整備は、私もその必要性が十分あると認識をいたしております。現在勝沼ぶどう郷駅に附帯する市営の駐車場が不足をいたしていることも十分承知をしております。何らかの改善策をほどこしてまいりたいと考えております。

 夏八木議員の要望については、今後とも今後の課題として検討してまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 9番、夏八木盛男君。



◆9番(夏八木盛男君) 市長の大変前向きなお考えを伺いまして、大変ありがとうございます。最後に一番いい答弁をいただきましたので、私もうれしく一般質問終わらせていただきますけれども、今の市長のご答弁に対しまして、私も地元市民とともに整備計画に協力していきたいと思いますので、ぜひ早期に実現できるよう、よろしくお願い申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(岡武男君) 夏八木盛男君の一般質問を終わります。

 ただいまの夏八木盛男君の一般質問に対して、関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を10時40分といたします。

             休憩 午前10時30分

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             再開 午前10時40分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 6番、矢野義典君。

 矢野義典君につきましては、一問一答方式で行います。



◆6番(矢野義典君) 一般質問を通告させていただきましたところ、ただいま議長より許可をいただきましたので、一問一答方式で質問させていただきます。

 初めに、がん検診受診率の向上と子宮頸がんワクチンの公費助成についてお伺いをいたします。

 日本は世界有数のがん大国である反面、国民の命を守るがん対策ではいまだに後進国であります。そこで、がん対策の柱の一つであるがん検診について、がん対策基本計画では2011年度までに受診率50%以上という大きな目標を掲げています。その一環として、女性特有の乳がん、子宮頸がんの検診率を上げるため、昨年度の第1次補正予算に216億円が計上され、一定の年齢の方を対象にがん検診無料クーポンの配付が実現し、検診率の向上に向けて大きく動き出しました。私たちも街頭に出て、「クーポン券は届きましたか」「検診を受けましょう」と地域の皆さんに呼びかけるお知らせ運動を徹底して行ってまいりました。

 一方で鳩山政権が編成した今年度予算では、無料クーポン事業費は約3分の1の76億円に減額されました。そのため事業の継続には自治体の財政負担が必要となりましたが、今年度も何らかの形で事業を継続させる自治体は96.7%に上ることが、公明党が実施した2010年度のがん検診無料クーポン事業に関する実態調査で明確になりました。この事業に対する全国自治体の強い意欲のあらわれであり、改めて全額国庫負担で事業を継続すべきであると、声を大にして訴えるものであります。

 さて、このようにして始まったがん検診の無料クーポン事業、甲州市において昨年度からのがん検診無料クーポン事業の取り組みと成果について、また受診率50%を目指した今年度からの取り組みについて、あわせてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 矢野議員の質問にお答えします。

 本事業は、昨年6月に補正にて予算化し、女性特有のがん検診事業を8月から開始いたしております。無料クーポン券の配付ということで、従来の検診より受診率は全体的に向上しております。乳がん検診につきましては県平均の約29%、子宮がん検診は県平均の23%を上回り、30%という状況にあります。本年度から本事業は国の助成金が2分の1となりますが、目標とする受診率50%にはまだ遠い現状にあります。本市では事業を継続実施してまいりたいと思います。

 受診率向上に向けましては、広報、CATVでの啓発はもとより、乳幼児健診を初め女性の集まる場所に積極的に出向いての啓発活動や、未受診者に対しての受診勧奨等を行い、努力してまいりたいと思います。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) そうしますと、がん検診無料クーポン事業は、少しずつではありますが検診率の向上に寄与していることがうかがえます。これからも50%を目指してしっかり取り組んでいただきたいと思います。

 次に、無料クーポン事業だけでなく、肺がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がん、前立腺がんなどの検診率向上に向けた取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 矢野議員の質問にお答えいたします。

 がん検診につきましては、毎年市内34会場を巡回して行っております総合健診会場におきまして、肺がん検診、胃がん検診、大腸がん検診、肝がん検診を同時に実施しております。

 がん検診は20歳以上のすべての市民の皆様が受けられることになっております。また、先ほどの女性特有のがん検診事業以外の対象者は、乳がん検診、子宮がん検診を医療機関で受けられることになっております。特に乳がん検診につきましては、検診者が市内全域に出向き、短時間に乳腺専門医の検診が受けられる体制を整えております。今後も検診の周知に努めてまいりますが、市で実施しておりますがん検診は自己負担金も少なく、身近で受けられる検診でありますので、市民の皆様に積極的にご利用いただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 引き続きしっかりと取り組んでいただきたいと思います。

 さて、ことしの3月に公明党大阪府本部の皆さんが行った女性の安心アンケートでの検診を受けなかった理由は、多い順に挙げますと、1「忙しくて時間がない」、2「面倒」、3「健康で必要ない」、4「費用がかかる」が挙げられました。確かにがんは侮れない病気ですが、現在では早期に発見すれば治らない病気ではなくなってきています。しかも子宮頸がんは予防できるがんであり、その対策が全国各地で大きく前進しています。

 昨年10月に厚生労働省が予防ワクチンを承認し、12月に販売がスタートしました。新年度に入るや、全国各地で子宮頸がん予防ワクチンの接種が始まったというニュースが相次ぎました。ワクチン助成と検診とのセットで、子宮頸がんの発症自体をゼロに近づける取り組みが全国で加速しています。中でも山梨県では、がん予防の観点から都道府県で全国初となる子宮頸がんワクチン接種費用の一部を助成することが決定しました。この実現には公明党山梨県女性局が、昨年5月14日に11万1,139人の命を守るがん対策強化・充実を求める署名を、横内正明県知事に届けたことが大きな原動力となりました。

 また、甲州市では党女性局と協力して、本年5月10日、田辺市長に対し、子宮頸がん予防ワクチン及びヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン接種費用の負担軽減を求める要望書を提出し、早期実現を強く要望いたしました。田辺市長におかれましては、市民、特に女性の要望にこたえて、子宮頸がんワクチンの公費助成の予算を今議会に計上していただき、心から感謝申し上げます。そこで、子宮頸がんワクチンの公費助成の取り組みについてお伺いをいたします。

 この質問については、昨日本会議において曽根議員が質問されていますので、角度を変えて質問が重ならないようにさせていただきます。答弁によりますと、助成対象年齢は小学校6年生の女子と中学校3年生の女子と説明されましたが、産科学会が子宮頸がん予防ワクチンの接種を11歳から14歳に推奨しています。このことから助成対象年齢が考えられていると理解はしているところでありますが、対象年齢以上の女子にもワクチン接種の一部を補助すべきと考えるが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 健康増進課長、井上愛子君。



◎健康増進課長(井上愛子君) 矢野議員のご質問にお答えいたします。

 高校生以上のワクチン接種費用への助成についてでありますが、本ワクチンは現在までの研究結果では11歳から14歳で接種するのが最も免疫効果が高くなると言われていますが、15歳以上の接種効果もあると言われており、今後国・県等の動向を見ながら検討してまいりたいと思います。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 公明党としても、各市町村の負担軽減が図れるよう、本年5月31日、子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案を参議院に提出しました。その中で、特定年齢12歳など想定への一斉接種は全部国庫補助、それ以外については一部補助可能となっております。これらを参考に、国の動向を見て前向きにご検討願います。

 次に、既にワクチンを接種された方についての対応をお伺いいたします。甲州市内でもかわいい孫の命にはかえられないと、おじいちゃんがお金を出して既に子宮頸がんワクチンを接種された女子の方がいます。こうした方に対し、私は公費助成の遡及適用を実施して、平等な対応を進めるべきであると訴えさせていただきますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 矢野議員の遡及適用についてのご質問にお答えをさせていただきます。

 本年度事業が開始から年度が途中となるわけでありますが、県の補助対象とは当然ならないわけであります。本年度に限り甲州市としては4月にさかのぼって市単独予算として対応してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) ありがとうございます。早速要望を受け入れていただき、また今回当局の皆様には窓口無料化にご努力いただき、心から感謝申し上げます。

 次に、子ども読書環境のさらなる充実についてお伺いをいたします。

 読書は言葉を学び、表現力を高め、人の痛みを想像し思いやる力といった豊かな人間性を養う源泉です。私たち公明党は、子どもの幸福を最優先する教育の党として、子どもの読書活動を守り育てていくため全力で取り組んでまいりました。甲州市においては、良書に親しみ、読書のすばらしさを子どもに伝えるために、子ども図書館を初めさまざまな場で読み聞かせ運動などが草の根的に行われていることは大変喜ばしい限りであります。

 また、ことしは赤ちゃんと親に絵本を贈って読み聞かせを指導し、コミュニケーションのきっかけにしてもらうブックスタートが日本で始まって10年を迎えました。1992年に英国でスタートした同事業は、日本では2000年の子ども読書年に機運が高まり、翌年4月、静岡県細江町(現浜松市)愛知県幡豆町、長野県阿智村など、12市町村で本格実施され、今や実施自治体は700を超えて読書推進への期待も高まっています。形態はさまざまですが、共通するのはボランティアの皆さんの熱心な協力です。ボランティアの支えが絵本を通じて子育てに魅力を感じ、親子のきずなを深める絶好の機会となっています。

 2001年には子ども読書活動推進法が、2005年には文字活字文化振興法が制定され、学校図書館などの整備、充実が進んできました。その結果、1人当たりの小学生の本の貸し出し数が増加し、文部科学省の調査によれば、1974年の16.5冊から、2007年には35.9冊と飛躍的に伸びを示しています。また、朝の10分間読書運動の定着、充実も見逃せません。朝の読書推進協議会によれば、小・中・高校全体の70%に相当する2万6,000校で実施され、不登校や保健室登校が減った、いじめがなくなったなどの効果も報告されています。

 一方、鳩山政権が昨年実施した事業仕分けでは、子ども読書応援プロジェクトは廃止と判定され、予算は大幅に削減されるなど厳しい環境となりましたが、ことしは国民読書年でもあります。甲州市、そして日本の未来を担う子どもたちの豊かな心をはぐくみ、視野を広げる子ども読書環境のさらなる充実を求めて、何点かお伺いをいたします。

 初めに、甲州市の子どもたちの読書活動の実態、それを支えるボランティアの熱意など、どのようにとらえておられるのかお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 生涯学習課長、三森克弥君。



◎生涯学習課長(三森克弥君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 子どもたちを取り巻く環境は、テレビ、ビデオ、携帯電話やインターネットなど、さまざまな情報メディアの発達と普及により大きく変化しており、子どもの読書離れが指摘されています。こうした中、甲州市の子どもたちの読書活動の様子を統計数字から見ますと、市の図書館の利用者数は平成19年度が約1万6,000人で、21年度もほぼ同数となっております。図書の貸し出し冊数は19年度が約5万8,000冊で、21年度が約6万7,000冊と15%の増加となっております。

 次に、学校図書館の貸し出し冊数は、市全体の18校で、19年度が約19万冊、21年度が約23万5,000冊と、23%の増加。また、児童生徒1人平均の貸し出し冊数は19年度が約60冊、21年度が約77冊と年々増加しております。市内の小・中学校では読書週間を身につけさせるため、全校一斉に読書の時間を確保することや、学校支援ボランティアによる本の読み聞かせなど、さまざまな取り組みを行っております。

 また、市の図書館においてもブックスタート事業、職員やボランティアによるお話会、図書館祭り、映画会、季節のイベントなど、子どもたちの読書活動を支援するための事業を数多く開催しております。こうした活動を推進していく中では、議員が質問の中でおっしゃられているように、ボランティアの協力が大きな支えとなっております。

 現在、市の図書館では、一月に1回から2回定期的に本の読み聞かせやわらべ歌、手遊びなどの活動を行うボランティアグループが3団体、イベント時等の支援グループが3団体ありまして、図書館活動の大きな協力者となっていただいております。また、利用者や参加者からも感謝の声が大変多く寄せられているところでもございます。ボランティア活動につきましては、今後も積極的にその活動を支援、促進してまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 甲州市がボランティアの熱意をしっかりとらえ、理解を示していることに対し安心をいたしました。これからもよろしくお願いいたします。

 次に、平成20年度から始まった甲州市のブックスタートの取り組みと成果についてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 生涯学習課長、三森克弥君。



◎生涯学習課長(三森克弥君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 甲州市のブックスタート事業は、すべての保護者に赤ちゃんと絵本を開く時間の喜びや大切さ、地域が子育てを応援していることのメッセージを伝えることなどを目的に、平成19年度にスタートして、ことしで4年目を迎えます。現在の主な活動につきましては、まず出生時に市役所の窓口でのパンフレットの配付、そして3カ月健診時に絵本のプレゼントとあわせて絵本リスト、図書館利用やお話会のご案内などを行っています。

 続いて、7カ月健診では1歳児へのおすすめの絵本リストを、1歳6カ月健診時には2歳児へのおすすめ絵本リストの配付を行っております。また、地域のボランティアの方々の温かいご支援をいただく中で、お話会の開催などを行っているところであります。

 こうした事業の取り組みの成果として、平成21年度の乳幼児の図書館利用者数と貸し出し冊数はともに前年度対比で25%の増加となっており、ブックスタート事業が始まった平成19年度からは毎年増加し続けております。また、ボランティアの方々によるお話会への参加者数も年ごとにふえる傾向にあり、毎回楽しいお話会となっております。

 以上、答弁させていただきます。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) この事業は旧勝沼で実施され、そして甲州市となって20年度から再スタートされた赤ちゃんに絵本を贈るブックスタート事業、読み聞かせを通して親子の触れ合いやきずなを深め、子どもの感性をはぐくむと言われる大変すばらしい事業でありますので、継続するとともに、甲州市において3歳児にセカンドブックをプレゼントするブックスタート事業のさらなる充実を要望したいと思いますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 生涯学習課長、三森克弥君。



◎生涯学習課長(三森克弥君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 ブックスタート事業につきましては、ご提言をいただきましたセカンドブックプレゼントも含めまして、子どもたちや保護者の皆さん方に読書活動の楽しさや大切さが伝わる事業となりますよう、関係部署、支援団体等と今後検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 喜ばれる前向きなご検討をよろしくお願いします。

 次に、鳥取方式による校庭や公園などの芝生化についてお伺いをいたします。

 昨年の6月定例議会において、校庭や公園などの芝生化について質問をさせていただき、提言もさせていただきましたが、今回教育民生常任委員会でグリーンスポーツ鳥取への視察研修を行い、校庭や公園の芝生化の必要性をより強く感じましたので、改めて質問をさせていただきます。

 校庭や公園の芝生化が全国的に広がる中、鳥取市が行っているポット苗移植による鳥取方式が注目を集めていることはご承知のとおりであります。苗代の材料費が安く、特別な土壌改良も必要ないと、低コストで施工後の維持管理も簡単だという、全国からの視察も相次ぎ、同方式を導入する自治体もふえつつあります。

 芝生化のメリットは、1、子どもたちの遊び場になる。2、クッションとなり転んでもけがをしない。3、広場の砂ぼこりを静める。4、ヒートアイランド現象を緩和する、などが挙げられています。一方、芝生化に対しての一般的なイメージは、施工費が高く維持管理が大変と、なかなか取り組みにくいものであった。そのイメージを変えたのが、今注目を集めているのが先ほどの鳥取方式であります。

 鳥取方式とは、当市在住のニュージーランド人ニール・スミス氏が提唱する芝生のポット苗移植法、サッカー場などでよく用いられるテフロン芝をポットの中で育て、1平方メートル当たり4束を田植えのように植える。苗と肥料の材料費は1平方メートル当たりで約100円以下と言われる。除草剤や農薬を一切使用しないため、低コストで環境にも優しい。芝生の移植と維持管理作業、水やり、芝刈り、施肥を共同で行うことで、専門業者だけでなく、地域や保育園などでも取り組むことが可能となりました。

 鳥取市都市整備部が鳥取方式での芝生化に取り組むきっかけとなったのは、中心街にあるやよい公園を整備する計画が浮上した2005年、どういう公園にしていくかとの話し合いを市民らと行った際、ニール氏から芝生の公園をつくろうという提案を受け、芝生化をすることになった。現在施工後3年を経過したが、当公園を維持管理している林 英夫さん、49歳は、芝生化した効果を「子どもが鬼ごっこしたり親子でキャッチボールしたり、遊ぶ人がいろいろな層でふえた。以前はごみのポイ捨ても多かったが、かなり少なくなった」と語っている。そこで甲州市において、公園など1年を通じて利用可能な芝生化の整備を進めるべきだと提言をいたしますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 矢野議員のご質問にお答えいたします。

 現在市内に25カ所の市営公園がございます。すべて植栽等による緑化はされておりますが、芝生があるのは塩山ふれあいの森総合公園の芝生広場、勝沼健康公園、山御崎坂公園、あと5カ所の河川公園となっております。しかし、芝生も管理方法も鳥取方式とは違い、通年のまた緑化でなく、また管理も一部ボランティア団体による応援はありますが、大方は業務委託と職員の管理になっており、維持管理に大変苦慮しているのが現状であります。

 市の公園につきまして、鳥取方式のような取り組みを大いに参考にさせていただきまして、市民協働による公園づくりが図っていけるか、今後検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 鳥取市内の夜の繁華街にある公園を芝生化したところ、ごみ捨てがなくなったと言われています。当局におかれましては、喜ばれるご検討をお願いいたします。

 次に、保育所の芝生化についてお伺いをいたします。芝生はマットのかわりとして利用できる。土の庭では夏場の照り返しで目に悪影響を与えるが、芝生にはそれがないなど、さまざまな芝生効果が言われております。そこで、甲州市の保育所も芝生化の整備を進めるべきだと提言をさせていただきますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 子育て対策課長、山中 宏君。



◎子育て対策課長(山中宏君) 矢野議員のご質問にお答えをいたします。

 議員ご質問のとおり、芝生化にはさまざまなメリットがあることは十分認識をしております。特に保育所につきましては、やっとひとり歩きできるようになった幼児が大勢おります。その子どもたちが保育所の運動場でけがの心配をせず思い切り遊べることは、非常にすばらしいことであると思います。保育所の運営には保護者会の皆様のご協力が不可欠でございます。毎年奉仕作業をしていただいておりますが、保育所運動場の芝生化にはさらなるご協力をいただかなければならないと考えております。保育所保護者会の皆様との協働による運動場芝生化が図られることにより、よりよき保育所の運営につながっていけると思います。今後関係者の意見を聞く中で、前向きに検討してまいりたい、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 前向きな答弁に感謝いたします。

 園児たちが芝生で元気に遊べる環境づくりに、今後園長先生を初め保護者会、地域の皆様のご理解とご協力をいただけるよう、ご努力をお願いいたします。

 次に、小・中学の校庭の芝生化についてお伺いをいたします。

 昨年の6月定例議会において、教育委員会としては子どもたちの生活環境を整え、また生きた教材という意味で芝生化というのは非常に大事であることは十分承知しているけれども、児童生徒の命にかかわる校舎の耐震化が喫緊の課題であり、芝生化については調査研究、検討してまいりたいと答弁をいただきました。つまり予算がないのが大きな要因のようであります。

 民主政権では高校無償化のため、公立小・中学校の耐震化予算を自公政権に比べて大幅な削減をした学校耐震化の先送り策をとりました。学校の耐震化は子どもの安全にかかわることであり、地域住民の避難拠点のことである。政府の誤った予算削減を公明党から指摘され、また予算の確保を求められると、政府は公明党の要望に沿って予備費を充てることになったことはご承知のとおりであります。

 答弁いただいた校舎の耐震化が喫緊の課題であり、最重要課題であることは私も承知しております。また、耐震化を進めるに当たり、当局の皆さんのご苦労も理解しております。しかし、教育委員会として芝生化というのは非常に大事であることは十分承知しているのであれば、何とか予算を確保し、計上して一歩前に踏み出すべきであると考えますが、いかがでしょうか。当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 矢野議員の質問にお答えいたします。

 校庭につきましては、授業やクラブ活動、運動会などの学校行事、地域行事や土日等の学校開放などさまざまな用途で利用されていますが、行事の内容や陸上競技、野球、ソフトボールなど種目によっては芝生化になじまない部分もございます。鳥取方式は予算も少額で維持管理も比較的簡単にできるということですから、これらの提言も参考にしながら、芝生化をした学校が県内にも4校ありますので、その実情や予算など総合的に調査研究を行い、検討していきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 昨年の6月議会から時間もたちましたので、調査研究、検討がなされていると思いますが、どのような調査、どのような検討がなされたのかお伺いをいたします。また、どのようなメンバーでどのようなご検討を何回なされたのか、あわせてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 教育総務課長、内田三男君。



◎教育総務課長(内田三男君) 昨年の6月ということの以降、鳥取方式について内容をインターネット等見ながら、検討をさせていただきまして、あわせて教育委員会においてもこの芝生化というのが鳥取方式というのはこういう方式で、非常に今言いましたように、少額、あるいは維持管理も簡単ということで、いい方法であるというような報告もしているところでございます。

 それらにつきまして、やはり校庭全体を芝生化ということになりますと、どうしても種目によってはなじまないというような部分がありますから、検討していくということで意見を統一させていただいたところであります。

 ことしに入りまして、学校21年度末ということの中で4校ほど県内にも実施した学校があるということでございましたから、その辺の内容につきましてもあわせて資料等いただく中で検討しているところでございます。今後も引き続き検討し、前向きに考えていきたいと思います。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 前向きな検討ということで、期待をさせていただきます。

 それでは次に、甲州市のストップ・ザ・温暖化についてお伺いをいたします。

 6月5日は環境の日です。これは1972年6月5日からストックホルムで開催された国連人間環境会議を記念して定められたものです。国連では日本の提案を受けて6月5日を世界環境デーと定めており、日本では平成5年、環境基本法が環境の日を定めています。また、1991年からは6月の1カ月間を環境月間として、全国でさまざまな行事が行われています。そして1997年12月に京都で行われた地球温暖化防止京都会議、いわゆるKOP3で議決された京都議定書は、2008年から2012年までの期間中に各国の温室効果ガス6種の削減目標を1990年に比べて5%削減することを定め、画期的な会議となりました。次いで2008年の洞爺湖サミットを機に、7月7日のクールアースデイイベントも始まりました。

 こうした中で、我が国は、昨年3月環境分野を経済成長のけん引役とする世界的流れの中で、日本版グリーン・ニューディール政策を打ち上げました。地域グリーン・ニューディール基金も創設し、地域の活性化と低炭素化、エコ化を同時に推進しようとするもので、政権がかわってからも基金は従来の都道府県や政令市だけでなく、中核市や特例市においても創設され、緑の社会への構造改革を目指して、地方もスピードと主体性を持って積極的に取り組むことが要請されています。

 また、2008年6月の地球温暖化対策推進法の改正により、地域のCO2削減計画の策定が義務づけられました。そこで、甲州市のストップ・ザ・温暖化に対する決意と取り組みをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 環境政策課長、根津克彦君。



◎環境政策課長(根津克彦君) 矢野議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市では、地球温暖化という課題に地域レベルで取り組むため、平成24年度を目標年度として温室効果ガス排出量を平成15年度比8%削減することを目標に、ストップ温暖化甲州市計画を策定し、市民、事業者、行政が協働して温暖化防止対策を進めております。

 このため、市も率先して対応するため、新庁舎へ太陽光発電施設を設置いたしました。この施設の発電量は年間4万9,625キロワットを予定しております。環境貢献効果はCO2削減効果として年57.23トン、原油の節約量は年12.1キロリットルの削減効果があると聞いております。

 また、今年度は新エネルギー活用対策として山梨県企業局と協議を進め、大菩薩の湯周辺において重川の水流を利用した水力発電の基本調査を企業局で行っていただくことになっております。今後も温暖化防止対策に対し、市民、事業者の皆様に情報を提供するとともに、温暖化防止に積極的に取り組んでまいります。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 太陽光発電、そして水力発電の取り組みに期待をいたします。

 次に、3年目を迎えることしのクールアースデイ、7月7日に対する甲州市の取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 環境政策課長、根津克彦君。



◎環境政策課長(根津克彦君) ご質問にお答えをいたします。

 甲州市ではクールアースデイ、7月7日の取り組みにつきましては、平成20年度から職員と市の公共施設について、また市ホームページ、広報等に掲載して、市民の皆様にも「電気を消して星空を見上げてみませんか」と題し、午後8時から10時までの2時間、家庭の電気の消灯や削減等のご協力のお願いをしてまいりました。今年度も職員や関係課に対して、家庭での電気の消灯や公共施設の夜間照明について消灯していただくよう協力要請をいたしました。

 市民の皆様に対しましても、広報、ホームページに掲載し、ご理解、ご協力をいただくよう準備を進めております。また、7月7日には職員のノーマイカーデー通勤を実施してまいりたいと考えております。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 7月7日のクールアースデイの継続的な取り組みに期待をいたします。

 次に、本年10月には愛知県名古屋市で生物多様性条約の第10回会議、COP10が開催されますが、甲州市における生物多様性問題に関する普及、啓発への取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(岡武男君) 環境政策課長、根津克彦君。



◎環境政策課長(根津克彦君) ご質問にお答えをいたします。

 生物多様性の保全を進めるためには、地域の連携及び社会的、自然的な特性に応じた取り組みが必要と思われます。そのためには、地域の一人一人がその大切さを理解し、できることから取り組んでいただくことが重要であると考えております。

 甲州市では、7月下旬に予定しております関係各課により実施いたします住民参加型の環境保全活動事業「川あるーき」で、参加者に対して生物多様性の問題を啓発してまいります。今後もこの生物多様性の保全の大切さや、国及び県などによる各種施策の情報を迅速に市民に提供してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(岡武男君) 6番、矢野義典君。



◆6番(矢野義典君) 甲州市のストップ・ザ・温暖化について、これからもさまざまな取り組みに挑戦し、目的を達成されることを願いまして、私の一般質問を終了させていただきます。



○議長(岡武男君) 矢野義典君の一般質問を終わります。

 ただいまの矢野義典君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここでしばらく休憩いたします。

 再開を11時35分といたします。

             休憩 午前11時25分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時35分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 12番、平塚 義君。

 平塚 義君につきましては、一問一答方式で行います。



◆12番(平塚義君) ただいま議長より、一般質問の通告をしておきましたけれども、許可をいただきましたので、当局に観光振興計画、またイベントの統合、甲州市原産地呼称ワイン認定制度について、また都市計画法における甲州市開発指導要綱について、おおまか4点質問したいと思います。

 まず最初に、観光振興計画についてでございます。

 甲州市は、きのうも丸山議員から日本一を目指すというようなお話がありましたけれども、日本一のワインの産地であり、またぶどう、またさまざまなフルーツの産地であると、そういう中において本市は観光立市を目指すんだというような田辺市長のもと、今甲州市を売ってまいっているという状況の中で、この計画が策定されたと思います。また、6月1日の配付の中に概要版等が市民に配られました。観光立市についてどのようなお考えの中で今後甲州市を売っていくのかということをまず伺いたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 平塚議員のご質問にお答えいたします。

 観光は、定住人口が減少する中で、交流人口の拡大を通して、地域の活性化や雇用機会の増大など経済活動のあらゆる領域にわたることから、21世紀のリーディング産業と位置づけられており、本市においても地域経済の牽引役としての期待を込めて、観光立市を政策の重要な柱に据えております。

 こうした中、昨年度において第1次総合計画の分野計画として策定いたしました甲州市観光振興計画は、観光立市を推進する上での指針を定めたものであり、産・学・官・民連携と協働により、人と地域資源を生かしたフルシーズンの観光まちづくりを目指すことといたしております。

 主な内容といたしましては、今後5年間で推進する6つの重点プロジェクトと7つの施策体系、市内を5つのエリアに分けた上でそれぞれ展開すべき施策や、観光立市に向けた推進施策などを内容としております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、観光交流課長からご答弁をいただきました。観光立市に向けてということの中で、今ご答弁をいただきましたけれども、この概要版のパンフレットを読ませていただきますと、「観光立市甲州は市民が主役だ」と、そういうまずページに書いてあります。そういうことについて、今後どのように市民の皆さん方の、主役だと言うからにはやはり市のほうもいろいろな施策を、今言った施策を展開する中でお願いをしていくのかなと、またご協力をいただくのかなと、その点についてお考えがあれば伺いたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 これまでの観光振興、ともすれば行政主体というようなご指摘も受けておりました。今回の振興計画につきましては、観光立市を市民主体でやるということを第1の重点目標に掲げております。イベント、キャンペーン等につきましても、ともすれば行政が中心でございましたが、できるだけ市民に参画いただくような方向で協議会の運営等、設立等を行っていきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、市民が主役の、そういう形での観光立市を目指すということでございますけれども、この冊子を見る限り、また振興計画を読ませていただく限り、5年間にわたる計画だということでございますけれども、やはりそうはいいましても今年度が初年度であるならば、今年度はどのようなことを考え、行っていくのかを伺いたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 概要版にも掲げてございますが、推進体制の中で観光立市推進懇話会、こういったものも策定したいと、それから、本年度から交流のまちづくり事業が政策のほうから観光に移っておりますが、こうしたものも市民が参画するような形で動かしていきたいと、そのように考えております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、具体的な一部のお話がありました。この6つの重点プロジェクト、7つの施策体系の設定ということの中で、5年間と先ほども申し上げましたけれども、審議会とかそういうものをまたつくるということの中で行っていくというお話ですけれども、やはりこれだけの計画でございます。しっかりと計画を練り、また本当に日本一の観光のまち甲州市だということになるように、やはり観光交流課も一生懸命やってもらうということでお願いをしたいと思います。

 次の項目に移りたいと思います。

 次はまちづくり交付金、今まで国交省の交付金でありますまちづくり交付金が、今まで勝沼地域の近代化遺産等と先ほど夏八木議員も申されましたように、大日影トンネル、またワインカーブ、また今盛んに行われております宮光園の主屋の改修工事等々で使われておりますけれども、昨年度民主党政権になり、事業仕分け等々の中でこのまちづくり交付金が今後どうなるのか、その過程において、今、宮光園の主屋だけをやっておりますけれども、今後の計画等についてを伺いたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 宮光園の修復保存につきましては、国交省のまちづくり交付金事業を主要財源として、平成17年度から取り組んでおりますが、特にこのうち宮光園につきましては、事業実施段階で事業規模を縮小したため、主屋のみが来年3月に仮オープンを迎える予定であります。残ります白倉など修復を含めた、いわゆる2期整備計画につきましては、議員がおっしゃるとおり、国の事業仕分けにおきまして制度の方向性が不透明な状況となり、具体的な検討が進められない状況が続いておりました。こうした中で、5月に開催されました県の説明会等において、社会資本整備総合交付金として存続が確認されたことから検討を再開して、庁内各課とも連携する中で計画案の策定を急いでいるところであります。

 なお、2期計画につきましては事業規模を縮小した宮光園の建造物の修復と、環境整備が中心になる見込みでありますが、約7,500平米の広大な敷地と数多くの建物や遺構のすべてが文化財に指定されていることから、その修復整備には大変な時間と経費を要するものであり、交付金制度とのマッチングも課題となります。

 また、主屋の公開と並行して工事を進めることから、第1期計画の経験と反省点も生かす中で、また将来的な活用方法なども勘案して、まずは白倉など、修復の急がれるエリアの建物を優先してスピーディで費用効果の高い計画にしたいと考えております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今答弁の中に、新しい交付金事業として県からの説明を受けたということで、2期工事の計画に入っていくというお話でございます。そういう中において、やはり宮光園が主体だというお話ですけれども、やはり今までの近代化遺産の部分、ワインカーブトンネル、また大日影トンネル、桜橋、また祝橋も近代化の視点になっていると思います。またこれで宮光園と、そういうことになりますと、またそれを結ぶ遊歩道的なものも考えの中に入れてはいかがかなと思いますけれども、それも今後の計画の中に入れていってほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 2期計画につきましては、特に宮光園の建物の修復が急がれるということで、できるだけコンパクトなものにしたいという考えがございます。ただ、国の事業認定を受ける中ではある程度のストーリー性をつくることも必要ですので、1期計画で進めたフットパス事業など、そういったものなども今後の県等のヒアリングを受ける中で、組み立てを進めていきたいと考えております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今の答弁の中で、そういう形でストーリー性を持ったものということの中で、今までの施設をまたつなぐという形の中で、ぜひ計画を練っていただきたいなと思います。

 次に、イベントの統合というか、新しいイベントについてということで通告をしてあります。

 このことにつきましては、新しいイベントについては、3月の議会で佐藤議員からの質問、またその質問に対する答弁という形の中でございますけれども、新しいこの市の一体化の醸成を目指すということの中で、新しいイベントをつくるというようなお話がありました。3月からまだ3カ月しかたっておりませんけれども、その新しいイベントについて検討なり何なりをなされたかどうかだけ伺いたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 市民の一体感の醸成という要素を含めた新たなイベントにつきましては、全庁的な視点から取り組む課題であります。現時点における庁内の取り組みといたしましては、第2次行政改革大綱の策定過程の中で、現在実施しているイベントについての必要性を検証するとともに、イベントのあるべき姿や新たにイベントを実施する際の基準づくりを検討することといたしまして、現在すべての課において所管するイベントの評価調書の作成を行っているところであります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、庁内検討とかそういうお話の中で進められているということですので、焦ってやることでもないんですけれども、やはりしっかりと庁内での研究を行い、また甲州市民の一体感ができるような、新たなイベントをつくっていってもらいたいと思います。

 次に、新名称のマラソン大会についてということで、通告をしてあります。

 マラソン大会については、3月議会の市長の施政方針の中にもありましたけれども、甲州市勝沼ぶどう郷マラソン、また大菩薩登山競争と、それぞれの実行委員会で統合をというお話の中で了解を得ていると、そういうお話の中で新しいマラソン大会と、新名称というようなお話になったと思います。

 この名称についてのことでお伺いをいたしますけれども、ホームページ等で私も見て名称があっと言う間に決まったという思いであります。勝沼ぶどう郷マラソンと大菩薩登山競争を統合して新たなマラソン大会として、10月17日に開催することになったということですけれども、大会の名称の一般公募を行い、審査を得て、なおかつこの間、市長のこの議会の施政方針の中にもありましたように、応募が1,311名の皆さんから応募をいただいたと。それで先般設立準備委員会を立ち上げた結果、名称が甲州フルーツマラソン大会ということになったということに決定したというお話がありました。

 ただ、私はこの名称について、どのような経過でというか、設立準備委員会の中で決定されたんですけれども、その設立準備委員会のメンバーがどんなメンバーであり、またどのような議論の中でこの名称が決定されたか。私が思うに、今まで勝沼のぶどう郷マラソン大会は、旧勝沼町時代、昭和60年より勝沼町のぶどうとワインを主とする観光産業の一翼を担う大会であり、多くの町民のボランティアに支えられて行われてきた大会であり、また10月に行われておりましたぶどう祭りの協賛事業という位置づけであった大会でもありました、当時は。

 合併後においても、昨年まで変わらず多くの勝沼地域の市民のボランティアによって大会が、もちろん市の職員も含め実施されてきたわけでございますけれども、この統合についてぶどう郷という名称が外れてきたということに対して、やはり市民の、勝沼地域の住民の方々からどうしてだというようなお話もあります。その辺も含めて、先ほどからお尋ねしている部分をご答弁いただければありがたいなと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 新マラソン大会の開催におきましては、準備の作業を迅速に進めるため、正式な実行委員会設立までの間の組織といたしまして、市長を初め各種団体の長など9名の委員で構成する、甲州市新マラソン大会実施準備委員会を設置いたしました。具体的なメンバーといたしましては、市長、副市長、教育長、市議会議長、体育協会の会長、区長会長、観光協会会長、商工会会長、JAフルーツ山梨組合長でございます。

 この準備委員会で大会の基本的な部分を決定したところでありますが、大会名称につきましては4月から5月にかけて公募いたしまして、応募いただきました1,311点の中から上位10案を抽出しまして、大会及び甲州市をアピールでき、さらに親しみやすく新たな大会にふさわしい名称として、甲州市フルーツマラソン大会ということに決定しております。

 なお、実行委員会につきましては、市内の各種団体の役員や地域代表等で構成することといたしておりまして、今後の大会の詳細につきましては、6月17日、明日の設立総会で正式決定することといたしております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、設立準備委員会で応募の中から、上位10位の中から検討をし、決めたというお話でございます。ただ、私が思いますには、やはり先ほど観光交流課長からも答弁の中でそれぞれの地域の方々のご協力を得るということで、というお話がありました。何としてもやはり今観光交流課長は、今名称を甲州市フルーツマラソン大会とおっしゃったんですけれども、どちらが本当なんでしょうか。甲州フルーツマラソン大会なんでしょうか。そこのところもちょっと今聞きたかった点ですので、ご答弁をし直していただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 決定された名称は、甲州フルーツマラソン大会でございます。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) じゃ甲州フルーツマラソン大会ということでよろしいんですね。

 私は今この名前を聞いたときに、9人の選考委員、市長を初めとする方々がお選びになったということですけれども、何となく甲州フルーツでこの10月に行われるマラソンが甲州市のこのぶどう郷におけるマラソン大会の名称としてよかったのかなと、私はちょっと疑問に思っている点でございます。なぜ今までのその「ぶどう郷」を外す、応募が少なかったかどうか私も現状としてわかりません。1,311名の皆さんで上位10位ということであれば、上位10位の部分を参考にちょっとさせていただきたいなと思っているところですけれども、いかがでしょうか。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 応募総数1,311でございましたが、仮名であるとかローマ字表記であるとか、表記方法が異なりまして、同一名称については895点でございました。

 この中で上位10件はトップが甲州マラソン大会、これが60件でございます。以下、甲州ぶどうマラソン大会、甲州フルーツマラソン大会、甲州ぶどうの里マラソン大会、甲州ふれあいマラソン大会、甲州ワインマラソン大会、スマイルマラソン大会などでございました。10位の中で一番少ないのが10点で、甲州ファミリーマラソン大会ほか2件でございました。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今お話を聞くと1番ではなかったんだなと、今決まった名称が、ということであります。やはりこの地域を目指す場合、やはり私はぶどう郷というものがあってしかるべきだと思っておりましたけれども、その選考委員の先ほどのお名前を聞くと、やはり最近の市政の中においてもそれぞれの団体の長とか、そういう方々をお選びの中で選考していると、それは仕方ありませんけれども、勝沼地域の方がほとんどいなかったという部分も改めて私とすれば遺憾だったかなと思っております。

 ただ、甲州フルーツと言うと何か一私企業のような名前もちょっと見られるということは考えてみなかったのかどうか、その点をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 平塚議員の質問にお答えします。

 議員は勝沼出身であるだけに勝沼、勝沼と言いますけれども、一緒になったマラソン大会、大菩薩登山競争というのもご理解をいただきたいなと。あそこは桃の産地で8月でありました。あえて何で10月の勝沼に合わせなければいけないのかというのも、その地域の皆さん方の意見も多くあったわけであります。

 ただ、そういう意味では、やはり1つのマラソン大会とするにはその辺のご理解もいただきたいということで、その日にちを10月にいたしましたし、統合する中で勝沼ぶどうと入れたら全く同じになるわけであります。やはりそれはその地域の方々はぶどうばかりじゃないよと、一緒になったらやっぱり一緒になった名前で考えてほしいというのは大きな要望があったこともご理解をいただきたいといふうに思います。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、市長がおっしゃられました大菩薩登山競争と2つを、勝沼ぶどう郷マラソンの統一するということの中でこういう名称になったということはわかりますけれども、やはり、ただ甲州市といえばやはりフルーツだということはわかりますけれども、やはりぶどうが中心なフルーツじゃないかなと私は思うんです。そういう部分で何とか名前を残すという方向が働いていけばよかったなと思うということで、私はそういう観念でおりますし、先ほど、よくマラソン大会等については、冠を企業の皆さんにお金を出して買ってもらうと、そういうような感じもあります。昔このぶどう郷マラソンもNTTから大変なお金をいただく中で東部マラソンという形で行った時期もありました。そういう意味で、私は少なくも甲州フルーツというよりは、やはり市が市を一体感させるという意味であれば、甲州市という形にもしてほしかったなと、1番が甲州市であるならばその辺のほうが私はよかったかなと思うんですけれども、審議の過程の内容を少しお話しいただければありがたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 先ほどの選考理由の中でも述べましたように、市、それから大会をアピールできること、それから新しい大会にふさわしいということの中で、応募の上位の中から甲州フルーツマラソン大会というものを選んでおります。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 審議の内容と言いましたけれども、お答えがなかったということで、答えられる状況なのかわかりませんけれども、全然、では例えばぶどう郷マラソンについてこれがいいと言った方がいなかったのかどうか、それだけで結構です。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 当然応募の第2位は甲州ぶどうマラソン大会という名称がございましたので、そういったものもすべて議論する中で最終的にフルーツマラソン大会という名称に決定がされております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 議論の中で、表題があったということの中でそういう議論もしたということでありましょうし、ただ私は、もしそうであるならば、やはり先ほどの観光立市を含め、市が一体化していくという考えの中でフルーツだというお話なので、これもいたし方がないとは思いますけれども、やはり例えば副題を設けるとかするお考えはないのか。また先ほど言った市が甲州市というものを売っていくのであれば、やはり市という字を入れるというお考えは今さらないのか。

 またこの問題について私がちょっと、設立準備委員会が決定したということでありますけれども、やはりそれぞれを統合するというときに、それぞれの実行委員会から許可をいただいたということの中で、こういう名称、またいろいろな問題を決めるについて、実行委員会の設立総会が明日だと、そういう部分もやはり設立準備委員会の9名の方、また募集要項等々についても観光交流課でなり、昨年ですから別の観光課だったと思いますけれども、そういう形の中で応募要項を出すにいたしましても、最終的に9人の方で決定し、やはり少なくとも実行委員会に諮ってからそういう参加者の募集をするとか、そういう形はやはりとれなかったのかなと。

 いかんせん、5月14日の設立の準備委員会で決定し、もう翌日にはホームページに載っていたとかというお話も聞いているので、私が見たのはもう少し後だったんですけれども、そういう決定に関する順序立てというか、そういうものはあのやり方でよかったのかどうか。そしてなおかつあす行われる設立準備委員会が、私が知ったのは通知をいただきました。通知をいただいて私が質問をするという話の中から、電話で今度は出席しなくていいよというような通知も聞いております。だから我々議会に対して、そういう部分が、私は不親切ではないかなと思うんですけれども。観光交流課長さんのご指示だと思うんですけれども、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 まず大会の副題的なものということでございますが、今回のマラソン大会につきましては4コースを予定してございます。コースの中にぶどう郷コースであるとか、大菩薩コースであるとか、そういったコースを入れさせていただくことでそれにかえさせていただきたいと考えております。

 それから準備委員会の関係でございますが、マラソンランナー、特に参加いただく方々につきましては年間の大会参加を年度当初に決めるといいますか、もう早い時期に決めるという中で、事務局といいますか我々の課には3月ごろから既に問い合わせが続いております。議決いただいた時点で統合したマラソンになりますよというような形で告知はしておりましたけれども、具体的に名称であるとかあるいは開催日であるとか、なかなか発表ができない状態が続いておりました。本格的な実行委員会につきましては、各種団体の役員さんの改選が終わるということを待ちますと、どうしても6月になってしまうという中で、参加者への告知をスムーズに進める中では準備委員会をつくらせていただいたということはご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。

 あと、すみません、漏れましたが、設立総会のご案内等でございますが、実行委員会につきましては、実際運営いただく各種団体の役員の皆様、あるいは地域代表の皆様で構成しております。議員さん方につきましては、大会の顧問、あるいは参与という形でこれまで名を連ねていただいておりまして、設立総会等への参加はなかったわけでございまして、その辺事務局の手違いで大変後迷惑はおかけしましたが、当日の参加については必要がないといいますか、ということでご連絡をさせていただきました。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、観光交流課長からそういうお話がありました。ただ手違いだとかそういうお話で済ます問題では私はないと思います。設立実行委員会で、例えば議員なり、顧問なり、何なりだと言うのであれば、設立総会ぐらい行っても差し支えはないのではないかなと思いますけれども、このことについては余りいろいろ言ってもしようがありませんので、そこは終わりにしますけれども。

 いずれにいたしましてもこの大会で今、今度はどんなコースでやるのかと、今副題は出さないけれども、ぶどうコースもありますよ、何コースもありますと、こういう話なので、この大会が成功裏に終わるということをお祈りしますけれども、あと1点だけ4コース12部門というお話が市長の報告の中にもありますけれども、聞き及んだところ、この大会はやはり甲州市を親しんでもらうという意味で、ファミリーも大変来るという形の中で、今まで3.5キロのファミリーとか5キロコース、10キロ、ハーフマラソンという形で行われてきたのが、5キロコースがなくなるというようなお話も聞いているんですけれども、やはりそういう市民ランナー的な方は、5キロというのがなくなった段階でどうなのかなと私は思いますけれども、こういうコースの決定もすべて、もう決定されているということでしょうか。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) コースにつきましては、3.5キロ、10キロ、ハーフ、25キロの4コースとさせていただく予定でございます。

 5キロがないということでございましたが、これまで特に地元の中学生が参加いただいておりましたけれども、中学生についても10キロ、あるいはハーフというような参加をされているようでございます。そういったことも勘案しまして、10キロロードについて十分市民ランナー等もそれで対応できるという考えでさせていただいております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) では、ただ私とすれば、じゃ中学生の参加だけだったなというような言い方の答弁でございましたけれども、やはり5キロは必要ではないかなと。逆にハーフと25キロと、さほど差がない、どちらを選択するかということの中で1コースふやすというのは、大菩薩登山の意味でどこまで登られるかちょっと私もわかりませんけれども、そういうことでつくったコースなのかなとは思いますけれども、やはりその辺の勘案を考えれば、私は今までどおりの中でコースの多少なり、変更なりの中でハーフで収めれば記録的にもいいのではないかなと私は思いますけれども。そういういろいろなコースの設定にしても、どういう方々の意見の中でこういうコースになったことだけをお聞きしたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) 先ほど申しましたように、実施準備委員会、例えば体協の会長であるとか観光協会の会長であるとか、そういった皆さんにお諮りする中で決定をさせていただいております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) そういうお話だということでわかりますけれども、やはり今までの実績、またどういうそれぞれのコースに参加された数字等々もすべての中での決定だと思うので、私も仕方がないと思いますけれども、やはり今年度の参加数等々の勘案の中でまたコース等については考えていただければいいかなと思います。

 マラソン大会がそれぞれ新しい実行委員さんが決定され、あした実行委員会が開かれるということの中で、それぞれの委員さんのご努力により、この大会が甲州市のマラソン大会として成功するということをお祈りいたします。

 次に、もう1点だけお聞きしたいと思います。

 今まで長年勝沼にはぶどう娘というのがありました。それがいきなり6月1日から今度はフルーツ娘だよという変更になりましたというお話ですけれども、ただこれも今のお話を聞くとぶどうじゃなくてフルーツだというお考えなのか、ぶどう娘さんは今度はフルーツ娘さんだというお話なんですけれども、どういう経過の中でいきなり変わったのかなと、勝沼町時代からぶどう娘という形、また平成20年からぶどう娘設置要綱というような形の中でぶどう娘の方々にいろいろなイベントの中でご協力をいただいたと、なぜここでまたフルーツ娘に、これも変えなければいけないのかなと私は思うんですけれども、そのご見解をお聞きしたいと思います。



○議長(岡武男君) 観光交流課長、古屋拓巳君。



◎観光交流課長(古屋拓巳君) お答えいたします。

 ぶどう娘はぶどう娘設置要綱に基づきまして、毎年10名から15名ほど委嘱いたしまして、各種イベントやキャンペーンなどに派遣してまいりました。本年度の募集に際しまして、設置要綱を改正して、その名称を甲州市フルーツ娘に変更した理由は、最近におけます活動範囲の拡大にございます。

 本市は、基幹産業であります果樹農業の振興や、観光交流の推進による地域振興を目指しておりますが、最大の地域資源は年間を通して生産されるフルーツ類である。必然的に、市内外におけるキャンペーンやイベントへの派遣要請も、ぶどうに限らず多種多様な内容となっております。

 こうしたことから、現場レベルでは観光関係やあるいは報道関係などから、名称がキャンペーンやイベントの内容、イメージにそぐわない場合には柔軟に対応したらどうかというような声をいただくことが大変多くなってまいりました。こうしたことから、本年度から公式名称、総称といいますか、甲州フルーツ娘として募集いたしますが、キャンペーンやイベントなど派遣内容に合わせて臨機応変にぶどう娘、桃娘、サブネーム的に使うことでその設置目的にふさわしい活動ができるのではないかと、このように考えております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 私もそのようにお答えが来るのではないかなと思っておりました。

 実際、どこのこういうイベントで来る娘さんについては、スズランにしろ直接な名称的なものが多いということだけは、桃娘にしてもサクランボにしても、フルーツという名前で対応しているところは少ないんじゃないかなと。新しい試みですから、そういう形の中でその時々の対応するということでございますので、そういうことの中で、イベントでそれぞれの応募に応じてきた娘さん方には対応して、甲州市を売っていただきたいと思います。



○議長(岡武男君) ただいま平塚 義君の一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩いたします。

 再開を1時30分といたします。

             休憩 午後0時21分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時30分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 甲州市原産地呼称ワイン認証制度について通告しておきました。

 この条例につきましては、やはり3月の議会で佐藤議員からも質問もある中で、4月以降に規則、また要綱等ができたと聞いております。私はこの勝沼時代からの、あえてこだわって勝沼と言っておりますけれども、勝沼時代からの準条例の中からこういう新しい条例ができ、甲州ブランドと一つの新たなブランドの展開の中でワインが日本の中で、また世界の中に羽ばたいていただきたいということで、この条例には期待しております。そういう中で規則、要綱ができたと聞いておりますので、その経過をよろしくお願いいたします。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) 平塚議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市原産地呼称ワイン認証条例は、平成20年の12月定例議会において議決され、この4月1日から施行されたところであります。条例制定後は、認証条例の趣旨、内容について、ワイナリー、ぶどう農家、それにワイン産業にかかわる皆様に制度について周知を図ってきたところでございます。

 今年度はワイナリー、酒販店、ワイン愛好家を中心に原産地呼称制度による認証ワインを広く普及するため、紹介冊子とポスターを作成し、周知をさらに図ってまいります。また、認証ワインの認知度を高め、ワイン原料ぶどうの原産地を消費者に保証するための認証シールについて、現在デザインを検討する中で作成に向けて取り組んでおります。

 議員ご質問の甲州市原産地呼称ワイン認証条例施行規則につきましては、平成22年3月29日付をもちまして制定、公布したところであり、認証条例の施行に関し、必要な事項を定めたものであります。この規則につきましては、趣旨、申請にかかわる提出ワインについて、またワインの製造方法の基準、それにワインのラベル表示の基準、審査、認証等までの14条により構成がされております。

 規則の主な内容でありますが、まず5条のワインのラベルの表示基準でありますが、甲州市産、原産、原料、自社醸造ワインにつきましては、収穫地の表示については市・地区・大字及び小字でありまして、名称地の表示につきましてはすべて原料ぶどうが100%甲州産であり、地区以下の名称地、表示においては収穫された原料ぶどうが75%以上使用した場合に限り表示することができるものとされております。

 また、山梨県産原料、甲州市自社醸造ワインにつきましては、山梨県産原料ぶどうが100%であることとされております。

 また、認証の交付につきまして、第7条により条例に基づき市長が交付するものといたしております。

 また、9条の認証の表示についてでありますが、甲州市産原料、自社造ワインと山梨県産原料甲州市自社造ワインの2通りの認証方法により、認証されたワインについては認証シールにより表示することといたしております。

 次に、甲州市原産地呼称ワイン認証審査会部会設置要綱につきましては、条例に基づき、審査会業務を円滑に行うため、書類審査部会、官能審査部会に関して定めたものであります。

 今後は条例を基本とし、規則、要綱に基づき、適正なワインの審査業務を行い、ワイン振興に努めてまいります。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) ありがとうございました。要綱、また規則を伺いました。この制度により、22年産から、この原料ぶどうからおいしいワインができるんだと思いますけれども、この間業者の対談等を聞いているとやはり100%がいいのかなというような、対談の中で話がありました。それぞれ甲州市産100%という認証ですから、私もあえて言いませんけれども、業者はやはり自分の品質を守るためにも100%表示をしてほしいと私は思っております。

 その中で、この認証ワインが22年産の原料で恐らく認証をして、出てくるのはいつになるのか、その辺のところだけお伺いしたいと思います。



○議長(岡武男君) 産業振興課長、橋爪俊夫君。



◎産業振興課長(橋爪俊夫君) ことしの秋原産地のぶどうの申請、それから現地の確認を行いまして、実際搾汁をしまして、実際のワインが出てくるのが23年度のおおむね6月を第1回の最初の審査会になると思いますので、第1回の呼称制度に基づくワインについては6月以降ということで考えております。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) それでは、その6月以降、新しい認証をされたワインが出ることによって、やはりワイン業者ともどもこの地域のおいしいワインが日本中に出回っていただければありがたいと思います。しっかりと認証制度の原点を守りながら普及させていただきたいと思います。

 最後に、都市計画法による甲州市開発指導要綱についてでございます。この質問につきましては、私も前にも一度しております。というのは、勝沼町時代と合併時におけるその調整の中で、開発が甲州市の中で塩山地域は1,000平米、勝沼地域は500平米と、そういう差の中でなぜ勝沼のときに500だったかというと、景観を守るとかそういう意味であえて勝沼のその当時の当局がそういう主張をしたということを聞いておりますけれども、合併して4年以上たつということの中で、やはり優良宅地、今人口がふえている地域は勝沼地域だという部分も含めて、優良宅地を確保するためにも、やはり500でなければ景観が守れないということでなく、1,000でも守れるというような要綱をつくる中で統一していただけるのかどうか、その方法をまたご答弁をできればお願いしたいと思います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 平塚議員の甲州の開発指導要綱についてのご質問にお答えをいたします。

 今、平塚議員もみずからお話しになったように、なぜ勝沼地区と塩山地区がそれぞれ500平米、1,000平米と違いがあるのかというのは、合併前に勝沼で景観を守るために500平米というようなことで決めていたというように承知をいたしております。

 そこで、合併直後私は提案をさせていただいたわけでありますが、そのときには勝沼の皆さん方にはご理解をいただけなかった記憶がございます。平塚議員だけはそういうことをおっしゃっていたかわかりませんけれども、これはあくまでの勝沼地域、先ほどイベントの見直しのこともそうなんですが、勝沼地域というふうに必ず平塚議員はおっしゃっているわけでありますので、その辺のコンセプト、やはりよければ私どもとしては甲州市一緒で1,000平米にしたいのは当然でありますが、その辺のコンセプトもとらなければいけないというようなことで、そうおっしゃるならまた諮ってまいりたいというふうに思っております。ただ、地域の皆さん方が勝沼のあの景観だけしっかりと守っていきたいというご意見が多いというふうに伺っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) 今、そういうご答弁でございましたけれども、諮るという方法の中で、どういうところで審議をしていただけるのか、その辺の方法論をちょっと伺っておきたいなと思います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えをいたします。

 地元から要望をしていただければ、検討させていただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) それではそういう形で、区長会等かわかりませんけれども、そういう地域で議論をした上で要望させていただくような形をとればよろしいでしょうか。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) そのようにお答えをしたつもりでございますが。



○議長(岡武男君) 12番、平塚 義君。



◆12番(平塚義君) はい、わかりました。これで私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(岡武男君) 平塚 義君の一般質問を終わります。

 ただいまの平塚 義君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を午後1時55分といたします。

             休憩 午後1時41分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時55分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 13番、野尻陽子君。

 野尻陽子君につきましては、一問一答方式で行います。



◆13番(野尻陽子君) 一般質問をさせていただきます。

 新しい議場での初めての議会、私自身はこれから本格化する人口減少時代に備えて、市役所も議会棟もできるだけコンパクトにするように要望してきましたが、その要望は通らずに3階は議会棟となり、この議場ができ上がりました。これまでの議場は窓がなく、したがって外の光は一切入らず、蛍光灯のもとで重々しく、閉ざされた雰囲気の議場でしたが、しかしこの新しい議場には大きな高窓があり、高窓を通して空も見え、外の光が差し込む、明るく簡素でどこか軽やかな雰囲気の議場です。この新しい議場のように市政がより一層開かれて、より一層風通しがよくなるよう、ささやかながらお役に立ちたいと思っております。私の一般質問もその思いでやっておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

 さて、今回の私の一般質問は、3月に引き続きまた下水道です。

 議員になって5年目ですが、市の財政上の最大の問題は、私は下水道と思います。その理由は、まず事業規模がずば抜けて大きく、莫大な費用がかかること。建設に要する時間も非常に長いこと。それから将来の市と市民の暮らしに大きな影響を与えること。これが下水道事業が最大の問題と考える理由です。

 このように、市にも市民にも非常に大きな影響を及ぼす事業であるにもかかわらず、下水道は非常にわかりにくく、特に私たち市民の側にはその実態がなかなか見えにくい。そこで今議会でも改めて質問させていただきます。

 まず、基本の甲州市下水道計画を伺います。この計画が策定された年度、概算で450億円という事業費の内訳、その財源、それから工期、下水道化人口、下水道管の総延長、下水道化予定面積等もお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 初めにご質問の内容でございますが、峡東流域に係る公共下水道ということで限定させていただきますけれども、ご了解をお願いいたしたいと思います。これは塩山地区と勝沼地区に係る下水道ということでございます。

 甲州市公共下水道事業は、昭和54年、全体計画面積1,422ヘクタール、計画処理人口2万3,370人、管渠延長210キロメートル、総事業費450億円とし、完成目標年次を平成32年としております。財源構成といたしまして、国庫補助金、地方債、負担金等でございます。総事業費450億円のうち、おおむね60%に当たるものが、これが国庫補助対象事業という形になります。そのことから60%ですから2分の1の135億円が国庫補助金という形になります。また残りの310億円につきましても、地方債と負担金等になります。このうち地方債は283億円、負担金は32億円相当になると、そういう財源構成でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) これは昭和54年から始まったと、計画ができ上がったとおっしゃっていましたけれども、この策定はだから、この計画の策定自体はそのもっと前から始まって、どのくらいから始まっていたのでしょうかということがもしわかったら。これが1点と、それから下水道化人口1人当たりのそうするとこの金額ですか、建設費はどのくらいになるのかという、この2点をお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えします。

 まず、計画策定時ということでございます。事業が先ほど言いましたように昭和54年でございますから、その1年前の昭和53年に都市計画事業等の大きな見直しがございます。その中で、山梨県とあわせまして昭和53年に計画をされております。

 あと、下水道に係る1戸当たりの建設費ということでございます。それにつきましては、402万円という数字が今これまでの実績の中で出ております、1件当たり。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 策定が昭和53年ということで、これは今までこの下水道計画というのは何回か見直しされているのでしょうか。それともここまで当初の計画のまま来たのか。もし見直したとすれば、それはどういう部分で見直されたのかを伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 見直しについてでございますが、これまでに過去見直しというのが、全体計画の見直しとしては1回ございます。また、これにつきましては塩山市当時でございます。あとさらに合併がございまして、この中で塩山市公共下水道、勝沼町公共下水道という形式的な見直しといいますか、その都市計画にかかわる名称の見直しも、これもされております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 塩山市の場合の、その塩山市当時に1回見直しがあったとおっしゃいましたけれども、これはどういう形で見直されたんですか。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 塩山市当時の見直しというのは平成14年、15年でございますが、当時塩山バイパス、今東バイパスといわれているところがございます。そちらの中に赤尾の部分ですけれど、そちらが抜けていたということの中で、それをつなぐということの中で、その部分を、面積を拡大した経過がございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 下水のような大きなインフラは、そう簡単には変えられないと思いますけれども、でも昭和53年というと今からもう三十何年前の計画です。それで、この三十何年かの間に、私たちは人口から、これからもっと大きく変わっていきます。そういうときにインフラ整備のような大きな事業を根本的に見直すことがなかったということが、私はとてもある意味で危険なことではないかと思います。でもそれはわかりました。

 そうしてこの計画に基づいて、具体的に事業が始まったわけですけれども、それで平成元年に一部供用が開始され、今日に至っています。そこで、事業開始の昭和54年から既に決算が出ている平成20年度までの約30年間のこの事業の進捗を伺いたいです。事業の進捗度、それから投入された金額の総額、それからそのお金の出所です。一般会計からの繰出金とか、国庫負担金、国からの補助金です。それから地方債、これは借金ですね、これがどのくらいそれぞれかということ。それから使い道、これは多分建設費にどのくらい、借金の償還にどのくらい、それから赤字補てんにどのくらいになっているかというようなことを伺います。

 それで、今の時点で下水道に接続可能となった人口、それから下水管の総延長を伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 質問の中で、ちょっとここのところで調べなければならないものもございまして、資料がちょっとないものがございます。ありますけれども、そこら辺の中でちょっとご理解をいただきたいと思いますが。

 平成20年度までの進捗でございますが、整備面積は612.9ヘクタールほど整備を図っております。全体計画面積1,422ヘクタールに対しまして、43.1%という進捗率でございます。普及率でございますが、普及人口が1万6,463人、当時の行政人口3万6,002人ということでございまして、45.7%となってございます。

 また、接続している人口につきましても1万2,811人と、処理区内人口、計画人口でございますが、これが1万6,463人に対しまして77.8%という数字で水洗化率が出てございます。

 事業費についてでございますが、これまでに要した金額204億7,200万円相当でございます。

 財源の内訳でございますが、国庫補助金が45億3,600万円、地方債につきましては126億1,700万円、また先ほど言いました負担金等、これが33億1,900万円となってございます。また、冒頭で説明しましたけれども、この中にどのくらい延長したかというのはちょっと資料を持ってきてございませんが、そこら辺をご了承いただきたいと思います。

 以上でございます。

     (「使い道は」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 使い道。



◎都市整備課長(宮原万君) 大変失礼いたしました。使い道がまだございました。これまでにかかったものでございますが、管渠、これは工事費、管渠に係る費用です。153億400万円という数字になってございます。また、流域下水道への負担金、こちらにつきまして27億100万円という相当の金額でございます。あとこれによります借金と呼ばれます地方債でございます。この累計でございますが、これが126億1,600万円ほどそれに要してございます。補助金も、先ほど申しましたけれども補助金も、財源としては補助金は先ほど申しましたけれども、45億3,600万円という数字でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 私は使い道がよくわからないのですけれども、使い道は例えば建設費、今153億円とおっしゃいました。流域負担金というのはこれは何の、建設費の部類に入るんですか。汚水処理場とか大きな本管は下水道公社が建設していますから、その意味での負担金だったら、それは逆に建設費に入れてすっきりとしていただきたい。それは建設費の部分でしょう。

 それからあと、地方債の償還にどのくらい使ったのか。それから赤字補てんに相当なお金が入っていませんか。そういう意味でこの30年間にお金をどういう形で大きく、細かいことはいいです。どういう形で使ってきたかということを伺いたいんです。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) まず、負担金の流域負担金でございますが、これは議員の話しているとおり、やはり流域下水道に係る建設の負担金でございます。

 あと、細かなものはちょっとここの今資料で持っていないものですから、今ここでちょっと整理しなければなりませんけれども、ここにある決算統計の中で見ていますのは、議員にもこれをお渡ししていると思いますけれども、その中の数字ということであればまたご説明をさせていただきます。今ここにちょっとないものですから、ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 私としてはこのお金の使い方、使用先というのを通告しておいたんですけれども、そちらが準備できていなければ、私が調べた限りでこれは平成元年から平成20年までの20年間だけです。20年間だけで市が出した一般会計からの繰出金、これが総額111億、それで111億の内訳の建設費に65億、それから借金の返済に13億、下水道会計の赤字補てんに33億というのがこの20年間だけですけれども、の金額です。ですからあと十数年分がここには含まれていませんけれども。そういう、だからトータルとしての金額を伺いたかったんですけれども。それはでは後ほど調べてください。

 それで、この場合、この今の進捗状況の中で、1戸当たりの建設費はどのくらいになりますか。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えします。

 先ほども申しましたけれど、1戸当たりの建設にかかった費用は402万円でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) そうすると、下水管にかかった1戸当たりの費用が402万円というのは、これはどういう計算で求めた数値なのか、そこをお教えください。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 これは単純にかかった費用に接続している戸数を割ったものでございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) その場合のかかった費用というのは建設費という意味ですか。そこまでかかった建設費を、接続可能になった人口で割っているという、そういう形ですか。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 議員の質問されたとおり、かかった費用は建設事業費でございます。建設費に対しまして、この接続した戸数で、接続というか普及した戸数ですけれども、それで割ったものだと。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) そうすると確認の意味なんですけれども、一番最初に450億という金額があって、それで下水道化する予定の人数がありました。そこと、今現実に進んでいる場合と、金額が四百何万というのは同じですか。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 大変失礼いたしました。その402万円につきましては、これまでにかかった、これまでの実績の中での402万円でございます。計画のときはそれにまた戸数というのがまだ正確な戸数というのがちょっとわかっていないという部分がございまして、また面積でやっていますからそこら辺はちょっと把握はしてございません。大変失礼いたしました。

 以上でございます。

     (「暫時休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 休憩いたします。

             休憩 午後2時19分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時21分



○議長(岡武男君) それでは、暫時休憩いたします。

 再開時間を2時半にいたします。

             休憩 午後2時21分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時44分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 これまでに投資した費用ということでございまして、建設に要した費用ということでご理解いただきたいと。その他質問ございましたら、後日またこちらのほうでご説明をさせていただきたいと思います。

 それにつきましては総額が204億7,200万円相当でございます。その内訳としましては、先ほど申しましたけれども153億400万ほどが建設費でございます。27億100万円相当は、これは流域下水道の、そちらの建設負担ということでございます。また、その他として24億6,600万円ほどございます。こちらについてもまた詳細がございますから、後日説明のほうをさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) わかりました。私としては投入金額の中に建設費だけではなくて、一般会計から出している赤字補てんとか、いろいろなものを全部含めた上での投入した金額という意味ですので、そこまで含めて調べていただきたいと思います。

 それでは次の質問に移ります。

 平成20年度の下水道会計の決算を見ておりますと、汚水処理費という項目がありませんけれども、下水料金に含まれる、下水料金は何からなっているのか、そこを伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 下水道使用料金のこの根拠でございますが、基本的には汚水処理費が一番ベースになってございます。それと、基本的にはその係る事務費、またこれまでいろいろ事業をしていまして、その借りたお金の利子等が含まれるものが本来の料金という形になるわけでございます。

 現在甲州市の場合は1立方当たり約90円で料金が設定されてございまして、先ほど質問にございました汚水処理費の部分については、流域下水道から来るのが今現在57円という形になってございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 今、下水料に含まれるものとして汚水処理費プラス事務費プラス借金の利子、これで維持管理費というのもここに含まれますでしょう。含まれる。それが下水料金ということになると。そうすると、では平成20年度の汚水処理費として支出した金額、かかった、つまりだからここにある汚水処理費、それから事務費プラス利子プラス維持管理費と、それから下水の使用料金として入ってきた金額、この2つのそれぞれの金額とバランスはどんなものか、お伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 そちらにもう決算書があるということの中で、まず下水道の現在の使用料の収入でございますが、平成20年度の場合1億2,120万ほどが収入でございます。これも先ほど言いましたように、処理費の中で引かれる部分が、これはそちらにも資料がございますので、流域の負担金という項目がございます。こちらが約1億800万円でございます。その他の維持管理といたしまして、2,300万円ほどがかかってございます。これがただ単純に汚水の処理にかかる費用ということで、これはここら辺の中でちょうど同等くらいの額になりますので、これにあと維持管理費、また事務費等が入りますと、今の現在の収入はそこを賄っているまではいってございません。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 甲州市の下水料金を客観的に見るために、よその下水料金と比べてみました。月に20立方の水道を使った場合に下水料金がどういうことになるかというのを全国的に見てみたわけです。

 それで、山梨県の中で見ると甲州市の下水料金というのはとても低い部類に入ります。甲州市が属する峡東流域下水の中で、最も安いのが笛吹で、月に20立方の水道を使った場合、笛吹が1,302円です。次が山梨市で1,450円、それでその次に甲州市の1,470円がまいります。私たちは1,300円から1,400円台ですけれども、釜無川流域の甲斐、南アルプス、韮崎市になるとこれが1,600円台になってまいります。これさらに高いのは桂川流域下水ではぐんと上がって、都留市が2,310円、大月が2,500円、最も高い上野原では2,730円となります。上野原の場合は一番安い笛吹の倍以上の金額になります。つまり、甲州市の下水料金は、山梨県の中でも安いほうから3番目の金額でした。

 では全国ではどうかと見ますと、下水料金が全国で最も安いトップ3は埼玉の戸田市、それから府中市、三鷹市でした。戸田市は756円、甲州市の半額に近い下水料金です。けれど、全国的に見ても甲州市の下水料金というのはとても安いです。940カ所ぐらいが比較されています。これは同じ1つの市の中でも、例えば笛吹なんかがそうですけれども、場所によって下水料金が違うんですね。さっきの安い料金は旧石和町があの金額、八代、御坂、境川になりますとまたそれぞれ違ってまいります。もっと高くなります。だからそういうものを含んで940カ所ですから、市とすれば多分880カ所ぐらいの市だと思います。笛吹は安いほうから25番目、山梨市が45位、甲州市が50位という安さでした。

 一方でお隣の長野県の下水料金を見ますと、これはもう全く違います。諏訪市が2,977円、松本市が3,003円、飯田市が3,026円、岡谷市が3,150円、伊那市が3,255円、長野市が3,373円、小諸市が3,580円、塩尻市が3,810円、一番高い佐久市が4,329円と軒並み3,000円台です。佐久市に至っては甲州市の3倍の4,000円台でした。

 下水事業というのはべらぼうに費用がかかります。べらぼうに費用がかかっても、人口が何十万、何百万の都会なら住民1人当たりの費用負担は少なくて済みます。その人口が集中しているはずの東京23区、八王子や多摩の下水料金が甲州市よりさらに高い1,974円でした。人口密度の低い甲州市よりも500円も高いわけです。

 甲州市の下水料金はどうしてこんなに安いのか、奇妙な質問ですけれどもどうしてこんなに安いのか。こんなに下水料金を低く抑えているのは課長の意向ではなく市長の意向でしょうから、市長のお考えを伺いたいと思います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員の質問にお答えをいたします。

 確かに甲州市の下水道の使用料金は、山梨県下の中でも低料金となっていることはご指摘のとおりであります。甲州市の場合は、合併後使用料金を統一はいたしましたが、下水道の普及推進をするために値上げについては見送った経過があります。そのようなことで低料金ということになっております。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 下水の普及を図るためにあえて低料金にしているというお話でした。

 では、次に将来もこの低い料金を維持できるのかというのが私の質問ですけれども、同じ質問を3月の議会で私はしていて、当時の建設部長が次のように答えています。「国は現在、全国の平均値、立方150円、甲州市の場合は88円ですけれども、150円にするよう指導していますが、甲州市は段階的に改訂して、平成23年度までに117円ぐらいを予定していますが、この経済状況下であり、市民の負担にならぬよう事業運営にかかわる経費節減に努力している」と答弁なさっています。

 ここで不思議なのは、なぜ国が全国平均の立方150円ぐらいに下水料金を値上げするよう指導するのでしょうか。各自治体の自由ではないかと思うのですが、この点について伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 なぜ国の指導が150円かということでございます。一昨年の9月の決算特別委員会のときに、野尻議員からそのことを質問されたことがございます。現在一般会計からの、下水道事業料の中に一般会計からの繰入金がございます。その中で本来こういう下水道事業をやる中で、収入をもって経営に当たるということがございます。その中で収入が少なくて賄えない場合は、一般会計からの先ほどの繰り入れということがございます。その一つには、その繰り入れをするに当たりましての総務省が毎年繰り入れ基準というものをこのように出します。その中で指導されるのが標準の使用料単価という部分がございます。それが当時150円ということで、それを目標にするということで、それが一つの基準でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) そういうことなんですよね。下水料金を低く抑えれば赤字幅が大きくなり、赤字を穴埋めするために多額の税金を投入しなければならないことになります。下水道の赤字穴埋めに多額の税金が使われれば、その分他にお金を回せなくなる。下水道を利用する市民にとって、下水道を利用しない市民にとってもそれは大変に不平等なことだから、下水道を使う市民はそれなりにちゃんと負担を負うようにというわけです。

 先ほど述べた長野県佐久市に、どこも高いのですけれども甲州市の3倍の佐久市に私は電話で聞きました。どうしてそんなに高いのかと。そうすると答えは、下水料金を低く抑えるためには多額の補助金を出すと、その分自由に使える税金が減ると。下水道を使う人にはそれなりの負担をすべきで、下水道に多額の補助金を出すことは本来好ましくない。こういうことや下水道会計の現状を市民に理解してもらいながら、この料金でやっているというのが佐久市の答えでした。

 甲州市の下水料金は佐久市の3分の1の低さということは、市は赤字補てんを相当額していると思います。毎年どのくらい赤字補てんをしているのか伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 赤字という部分、繰り入れの部分でございますけれども、平成20年度の決算においては6億8,700万円相当でございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 平成20年度の赤字補てんが6億円ですか、赤字補てんが。そこを改めて確認しておきます。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 赤字といいますか、収入で賄えない、またはその事業を展開していく中で賄えないという部分の中で、繰り入れなければならん金額が6億8,700万円相当でございまして、その野尻議員の言われます赤字と言われる部分がどういう赤字なのかというと、先ほど言いましたように、総務省の基準を満たす額からいたしますと、それ以外のものといたしますと2億1,600万円相当が赤字という数字にはなります。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) じゃ今おっしゃった6億の中には赤字も含まれているし、建設のための投資も含まれているし、借金の返済も含まれていると理解してよろしゅうございますね。だから赤字補てんとしては2億何千万円を投入しているわけです。つまり、下水道事業というのは非常に金食い虫です。金食い虫にもかかわらず下水料金が安いということは、多額の赤字が出ていて、それを税金で埋めているという、そういうことです。下水道会計の赤字の穴埋めに、多額の税金が使われてしまえばその分よそに回るお金が減るということです。

 さて、このような下水道会計の赤字補てんを今後も続けていられるか。今、国からもらっている交付税、私はこれをわかりやすく国からもらう分配金と言っております。分配金は合併特例があって優遇されております。ところがこの特例もあと10年で終わって、10年後には国の分配金が今より8億円も少なくなります。それから日本経済は長い間続いた右肩上がりの高度成長時代を終わって、今後は税収も現状維持すらなかなか難しい時代になり、加えて人口の減少もあり、市の財政はより厳しくなっていく時代に、赤字補てんの金額は減らさざるを得ないと思います。そういう観点からも、平成23年に117円にすれば何とかなるような、そういうレベルの赤字ではありません。

 そういうことも含めた上で、下水道会計の正確な情報を市民にオープンすることが、市民の信頼を得るためにもとても必要と思うのですがいかがでしょうか。市民に開かれた市政ということはそういうことではないでしょうか。市長のお考えを伺います。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えをいたします。

 別に隠しているわけでもないわけであります。むしろいいご質問をしていただいたなと、これで下水道の値上げが考えられるのかなというふうに思っているわけでありますが、確かに議員のご指摘のとおり、莫大な費用を使ってこの下水道事業はやってきたわけでありますが、やはり今の財政状況の中では大変厳しさを増しておりますので、見直すことが必要かなということで、担当課などには今年度、ある意味では見直し、地域の範囲の部分も含めて見直していきたいなというふうには思っているわけでありますが、議員がそれだけご指摘をいただいているわけでありますので、議員みずからも下水のことに対してはご協力を賜ればなというふうにつけ加えさせていただきます。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) わかりました。

 下水道というのは私も今度多分家を建てるので、そのときはまた違った形での下水処理、汚水処理を考えております。一つの選択肢としてああ、そういうやり方もあるのかという形で、ぜひトライしてみたいと思っております。

 下水道事業というのは莫大な費用がかかります。莫大な費用がかかっても人口が何十万、何百万の都会なら1人当たりの費用負担は少なくて済みます。けれど、人口3万6,000、今後さらに人口減少が予測される甲州市では、下水道事業は市にとっても市民にとってもとても重い経済負担を残します。既に下水道計画は計画の半分まで進んでおりますが、残りの半分の整備をどうするか。選択肢として、市管理型合併浄化槽というのがあります。そこで下水道と市管理型合併浄化槽を建設費、下水料、耐久年数、老朽化した場合で建て直す場合の費用等を比較してみることにいたします。

 まず、建設費ですが、先ほど1戸当たりの下水道管に400数万円とおっしゃっていました。そこの私はきちんとした金額がそれが本当にそうかどうかということを、私自身はきちんとチェックしておりませんが、なかなかのこれは金額です。一方で、市管理型合併浄化槽の費用というのはどういうことになりますでしょうか。お伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 合併処理浄化槽でございますが、平成19年度からスタートしております。これまでの実績の中で1戸当たりを計算いたしますと103万円相当という数字が出てございます。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 建設費という観点からは、もう圧倒的に合併浄化槽が有利であります。合併浄化槽はその汚水が発生するところで汚水を処理して、きれいな水にして近くの川に放流するという形です。それに対して、下水というのは各家から延々と下水管を引いて、汚水を全部遠くの下水処理場まで運び、そこで一括処理して川に放流するという形ですので、莫大な費用がかかる、延々と布設する下水管の布設料から開放されるわけです。

 次に、下水料金の比較ですけれども、これについては今、さんざんここで議論してまいりましたが、今はある意味で安過ぎるという金額です。これはもうある程度上げざるを得ない、よそを見てもみんなそうです。だからそういう厳しい現実があります。それに対して合併浄化槽はどのくらいの費用がかかっているか伺います。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 合併処理浄化槽につきましては、下水道の使用料とは違いまして、これは管理費という部分でいただいております。5人槽、7人槽、10人槽と3種類のほとんどが市のほうでやってございますが、5人槽の浄化槽につきましては一月当たり3,000円、7人槽は3,400円、10人槽は4,300円と月当たりの使用料としていただいております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 今のところ汚水処理、下水料金という、片や浄化槽のほうではその維持管理費という形になりますけれども、それほど大きな違いは両者の間に発生していないと思います。先ほどの建設費のような大きな違いはありません。では次に、耐久年数、これについては合併浄化槽と下水とどのような耐久年数なのかをお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 耐久年数でございます。これは国土交通省、また農林水産省、環境省、3省通達という中で、下水道につきましては50年の耐用年数としております。浄化槽につきましては26年という数字を使ってございます。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) この場合、当然汚水処理場みたいなものも、耐久年数も下水処理の場合は入ってまいります。汚水処理場なんかは26年とか7年のはずでございました。それで、下水が50年、それから合併浄化槽が26年、半分という形になりますけれども、私も環境省に伺いました。そうしたら浄化槽というのは新しい技術なので、その歴史が長くないと。だから30年も40年ももつ、あるいはそれ以上もつという実績がまだないと。だけれども土の中に10年埋めて、途中で掘り出してみたら30年はいくだろうと、そういうことをおっしゃっていました。

 一方で下水管ですけれども、今全国で何千カ所という道路の陥没が起こっているんです。それを調べると下水管にひびが入って、そこで汚水が漏れて、それによる陥没が多いと。それで国土交通省ですか、30年以上の下水管についてはチェックをするようにという通達を出しております。でもお金がかかるので多分やっていないと思いますけれども。だから、下水管も50年といいつつも、それはもう30年以降になるとそういう事故も起こり得るということです。

 それで、老朽化をした場合、これをリニューアル、更新するときにどのくらいの費用がかかっていくかというので、下水の場合はどういうことにどの程度の費用がかかるのでしょうか。例えば今はどういう工法で新しくするのかお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 都市整備課長、宮原 万君。



◎都市整備課長(宮原万君) ご質問にお答えいたします。

 老朽化した下水道施設でございます。管渠の場合は老朽化による破損、また衝撃等による破損、いろいろございます。この管渠の場合の老朽化対策、延命化対策という中で、工法につきましては中へ新たな樹脂を張りつけるという形の中が一番主流になってございます。まだこちらは本市ではその実績ございませんので、ちょっと価格のほうにつきましてはちょっとわかりませんが、一応そういう形があると。こういうことが起きないように常に監視をするということも責任としてとらえております。これは下水道管が使われますとやはり中が油等で汚れますから、そうなるとやはり管のほうの寿命も落ちるということで、そこら辺のメンテナンス等は十分今チェックはしております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) 浄化槽の件について環境省に聞きましたら、パーツごとに取りかえていく。それで30年くらいは、それより超える時間ももつかもしれない。そこら辺はまだ未定だと、そういう答えでした。リニューアルする場合に下水と浄化槽がどの程度具体的に、金額的に違うか、私は今データを持っておりませんので何とも言いようがありません。ただ、この2つを比べますと、もう下水道のほうが建設費が圧倒的に高い。それで私たちの人口減少を考えると、やはり私は市管理型、市管理型というところがポイントなんですけれども、市管理型の合併浄化槽のほうがはるかに合理的ではないかという気がしてなりません。それで、国会議員の中には人口が5万人以下の自治体は下水道をつくらないほうがいい、それはなぜかというと財政負担が重過ぎるからです。だからそういう人たちもいるほどです。

 先ほど言い忘れましたが、下水料金が最も高いのは財政破綻した夕張でした。これは4,880円で、甲州市の3.5倍の金額です。これは1カ月の金額ですから、2カ月に直すと下水料が1万円近くなるわけです。それで、私はこれは財政破綻しましたので、借金の返済に追われて赤字補てんや何かができないのだろうと思って、一応電話をかけて聞きました。そうしたら、赤字補てんはそれなりにしています。ただ、かつては石炭で栄えた町が鉱山を閉鎖して以降人口が急速に減って、かつての大きなインフラを少ない人口で維持していく、それが今非常に負担になっているとおっしゃっていました。

 厚生省の国立社会保障人口問題研究所の予測によれば、2035年、今から25年後ですが、甲州市の人口も2万6,900人と25%、1万人近く減る予測が出ています。25年後といえば我々の団塊の世代とその後に後続部隊がすべて80歳代に入っていく年代です。そうするとそれは十分にあり得るだろうなと、私などは思います。夕張が教えるように、人口が減る時代に大きなインフラを整備することは、未来の世代に重い負担を残すことを心に期すべきと思います。

 もう時間がなくなってしまいましたので、私の一番最後の、この件に関しては、今私たちは水道料金の値上げという問題が出ております。これは琴川ダムの水を受けることによって2億円近くの負担金が発生してまいります。この2億円をどこかで吸収しない限り、それは利用料金に転嫁するかあるいは繰入金を入れざるを得ない。だからつまり、こういう状態は琴川ダムのダムを建設するということを決めたときに、もうきょうのこの値上げがあるということが視野に入っているわけです。それと私たちも同じことで、もう半分は下水道の整備ができてしまいました。今後、あとの半分をどういう形で整備をしていくか、それが私たちの肩に今かかっております。後世の時代に悔いを残さぬように、賢い方法をとるように、そういう意味では、私は経済負担の軽い、市管理型の合併浄化槽が非常に有望だと思います。これを非常に強く要望いたしまして、次の質問に移ります。

 最後の質問は、私この前、昨年の議会で甲府・笛吹・山梨・甲州の4市でごみを共同処理いたしますが、そのときの焼却炉のサイズ、日量420トンという容量が大き過ぎるのではないかということを、いろいろな観点から申し上げました。そして副管理者である市長に組合でそういう話がうちの議会で出たということを言っていただきたいということを申し上げておきましたが、あの件はその後どういうことになっているかお伺いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 甲府・東山梨ごみ処理事務組合ということで、今処理場の建設については県のほうの状況が、明野の問題もあって少しおくれている部分がありまして、非常に私どもとしては困っているわけでありますが、ただ野尻議員がお話しになるように、ごみが大変減ってきている、両市とも減ってきていることは確かであります。それについては、今管理者、副管理者、そしてまた事務組合で規模については縮小の方向で今検討しているというか、国のほうでは規模が大きくなる部分については予算が膨れ上がるわけでありますので、1回申請したものは変更ができない。ただ下方修正、規模を小さくするということはいいということを言われておりますので、その検討はあのときから私は話をして検討しているわけでありますが、ただ建設のほうがそういうふうな状況でありますので、どのくらいの規模になるかということもしっかりと4市のごみの状況を見て決めていこうというふうなことになっております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 13番、野尻陽子君。



◆13番(野尻陽子君) インフラ整備という、後世に大きな影響を残すインフラ整備については、私たちはやはり現状をよく見て賢い選択をお互いにしていきたいと思います。

 どうもありがとうございました。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 先ほど言い間違えました。東山梨と申し上げたわけでありますが甲府・峡東事務組合でございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(岡武男君) 野尻陽子君の一般質問を終わります。

 ただいまの野尻陽子君の一般質問に対して関連質問がある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を3時35分といたします。

             休憩 午後3時22分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時35分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 3番、中村勝彦君。

 中村勝彦君につきましては、一問一答方式で行います。



◆3番(中村勝彦君) ただいま質問の通告をしておいたところ、議長より許可をいただきましたので、市政一般につきまして4点の質問をさせていただきます。

 まずは新庁舎の移転についてと財産の活用について、水道料について、芝生化についてであります。

 すべての質問、ほかの議員さんともかぶっておりますので、かぶる部分は省き、そして答弁出た部分は確認の意味も含めながら質問をさせていただきたいと思います。

 まず1点目に、新庁舎の移転について、大きく3つに分けて聞きますが、まず地下スペースの活用についてお聞きします。先日多くの議員から同じ質問が出ました。確認の意味で幾つか質問させていただきます。

 出店者による会議をして、いろいろ細かいところを決めていくと言っていたが、この出店者会議はもう開いたのでしょうか。それと、出店者に関する地下の工事というのは順調に進み、店舗や事務所のオープンはいつごろになるのか。それから、新庁舎のオープンと同時にこれがオープンするのかどうか。それと、共益費など料金は入店者の数によって変わりが出てくるのか、その他負担はないのか。

 あと、先日丸山議員の質問でもありましたが、居抜きということで施設とか備品とか置いたままという意味だと思いますけれども、居抜きでのスペースの貸し出しについてということで質問がありました。これは今の新設者に対しても話し合いを持っていくつもりがあるのか。まず地下について、このところを質問させていただきます。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 地下のテナント部分につきましては、現在3社の入居申し込みがあり、今月中には出店者会議を開きたいと考えております。

 工事や店舗のオープンにつきましては、その中で入居予定者の希望等協議する中で設定していきたいと考えております。

 それから、共益費につきましては、全体の面積と借地面積での割合ですので、入居者が少なくても共益費の額には変更なく、基本的にはお願いする予定でおります。

 それから居抜きの件ですが、昨日の丸山議員の答弁のとおり、スーパーあるいはコンビニ等、業種におきましては検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 出店者会議を持った後に工事等あと出店日等を決めていくという理解でよろしかったでしょうか、今の答弁は。

 今までにも質問が出てきておりました。先日の一般質問の中ではちょっと項目が違ったんですが、廣瀬元久議員の中で空き店舗の活用ということで質問もされまして、産業振興課長のほうからも答弁ありました。この近隣一帯の商店街の活性化ということで、甲州市空き店舗対策補助金交付要綱というのが出て、これにのっとっていろいろな事業がされていると思います。創業支援事業ですとか新規出店支援事業ですとか、さまざまなものが店舗に関してはこの近年で施策がとられているところでありますけれども、そういった状況の中でシルクの、この庁舎の地下に新しい店舗をということになるとさまざま、いろいろ出店者も考えるところがあるのではないかなと思うんですが、今3店舗の中ではきのうの答弁によると事務所として使う企業もあるというような話もありました。商店、小売業というところで話を今まで進めてきたんだと思いますけれども、視野を広げていく考えは、それで声をかけていく考えはあるのか、まずここをお聞きします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 工事や店舗のオープンにつきましては、それぞれの入居者のオープン希望日等ありますので、出店者会議の中で設定していきたいと考えております。

 それから産業振興課の窓口の中で、産業振興課の中で空き店舗の活性化事業も幾つかあるという中で、議員ご指摘のとおり産業振興の担当とも連携をとる中で、募集業者につきましては業種の幅を広げる中で募集をしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) わかりました。

 きょう応募してあしたというのは、もう長年の中で非常に長い間募集をかけてもなかなか集まらないような状況ですので、しっかりとその努力というのは惜しみなくやっていただきたいと思います。

 続きまして、これもきのうに質問あった話ですが、備品等をどうするのか。きのうの曽根議員の質問の中で、答弁では古い備品については旧庁舎に1カ月ほど保管しておき、各施設で使えるところがあるかどうかを精査し、そして有効利用できるものはしていくと。これは例えば地域の公民館ですとか、体育館ですとか学校、保育園などで使えるものはしっかりと使っていくという理解で受けとめさせていただいております。

 そのほかにも処分していくものもあるということで、これは膨大な処分品が出てくると思いますし、この辺の処分等をどう考えているのか。あと、例えば役所の関係ではなくて民間でも使えるようなものがあれば、そういった民間への払い下げというのも考えているのかどうか。あと引っ越しの際、いろいろ機密書類等もあると思います。そういったものへの対策もしっかりと万全の体制をとられておるのか。この3つをお聞きします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 中村議員のご質問にお答えします。

 現庁舎で使用しているものは、そのほとんどを新庁舎で再利用しますが、新たに導入する主な備品につきましては、3階の第1、第2委員会室用の机、いす等、それから2階の応接室、第1会議室、1階市民ギャラリー等の机、いす等であります。

 引っ越しに伴いまして発生した不用品の処分につきましては、昨日の曽根議員の答弁のとおりでありますが、活用できるものにつきましては議員指摘のとおり、保育園あるいは学校とか地区の公民館とかでの再利用も考えております。それからまた、民間への払い下げについても検討していきたいと考えております。

 なお、引っ越しの際の機密書類について対策はということですが、機密書類の引っ越しにつきましては万全を期してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) ぜひスムーズで、そして的確なご判断のもと計画を立てていっていただきたいと思います。

 そして、新庁舎移転に対してもう一つ、移転に伴った案内というのをどのようにされていくのかお聞きします。引っ越し中の書類の、これは市民から提出される書類、例えば亡くなられた方ですとか結婚する方とかいろいろな場合があると思いますけれども、引っ越し中もそういった方はある可能性もあります。そういった場合の受け渡しというのをどのようにしていくのか。そして引っ越し中でもありますので案内をどのようにされていくのか。引っ越しが完了した後でもさまざまな理由で迷う方がいると思います。旧窓口に来たときにどのように対応していくのか、いろいろな案内の仕方があると思います。放送で出したり、看板で出したり、広報で案内したり、あと人で案内したりする場合等もあると思います。駐車場についてなんかも人で案内する部分もふえてくると思うんですけれども、こういった案内というのをどのような体制を考えておって、そしてどのぐらいの期間やっていくのかお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 新庁舎での業務に伴い、市民の方が迷うことがないように、広報やホームページでお知らせするとともに、防災無線を使用しての周知も考えております。また、別館や分館等各施設におきましても、入り口に移転の掲示をしていきたいと考えております。庁内各階における業務につきましては、甲州市くらしのガイドブックを7月1日に全戸配布し、周知を図るとともに、受付、案内だけではなく各課の窓口において職員が案内をするよう、また駐車場につきましても当分の間案内係を配置し、対応していきたいと考えております。

 なお、一番先に議員さんが言われましたごたごたする引っ越し期間中ですが、7月17日から19日の3日間につきましては土日祝日ですので、現庁舎の日直で届出業務等受け付けをしております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) その案内というのはどのぐらいの期間、駐車場の案内係もずっとつけているわけにはいかないと思いますし、その辺の期間はどのように考えているのかというところと、あと先ほどくらしのガイドブックを全戸配布するということでしたが、それには電話番号、住所も新しく記載したものを作成して配るということでよろしいでしょうか。

 それと、この案内をしていく中で、これはいろいろと各課の連携というのもまた新たな連携が必要になってくると思います。案内するのに場所も変わってきますし、この機会に接遇というのも見直す必要もあるのではないかなと。各窓口の対応というのは、これは一度言えばいいというものではなくて、常に機会のあるごとにまず対応というのを見直していく、接遇というのも見直していく必要があると思うんですが、この辺の接遇マニュアルをもとにした接遇の考え方というのも改める必要があると思うんですが、お願いいたします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 議員のご質問にお答えいたします。

 先ほど駐車場等についてどのくらいの期間案内係を配置するかというふうなことですが、一応当分の間ということで、10日から2週間ぐらいかなと考えております。

 それから、甲州市のくらしのガイドブックにつきましては、その中にそれぞれの住所、それから新しい電話番号、それから実際のそれぞれの担当の仕事、業務内容等記載しておりますので、今度の庁舎はどんな形で、どこの課でどんな業務をしているかなというのが、そのくらしのガイドブックを見ればわかるような形で掲載されております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 総務課長、雨宮英司君。



◎総務課長(雨宮英司君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 接遇ということでご質問をいただきました。接遇につきましては、普段から課長会等で職員の接遇につき、また管理者たる課長等から十分注意をするようにというような話も常にさせていただいております。また、7月にも課長会等もございますので、その節にもまた改めて職員に周知するようお話しをさせていただきたいというふうに思います。

 また、各課の案内でございますが、1階、2階とも各課から協力をいただいて、何人かの職員にフロアの案内等をいたさせたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) ぜひ引っ越しというのはスムーズで早いだけではなくて、先ほど話したように機密文書、書類等もあるわけですので、しっかりとした対応で引っ越しをやっていっていただきたいのと、当分の間は混乱が予想されます。先ほど総務課長の話にもありましたように、フロア案内などいろんな接遇が必要になってくるし、新たな知識も必要になってくると思いますので、課長会が7月にもあるという話でしたので、しっかりと全庁的に取り組んでいただきたいと要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

 続きまして、財産の活用についてであります。市有財産の活用につきましては、先日曽根議員の質問にもありました。私のところもかぶる部分は省いて、今までの経緯等も踏まえながら幾つか確認しながら質問させていただきます。

 今回庁舎を移転すれば、さらに未利用財産として登録される市有財産がふえると思います。空いた塩山、勝沼、大和の庁舎ですとか水道や都市整備課などがあった別館など、多くの無人スペースが出てくると思うのですが、まず先にそれら人がいないところ、だれも入らないところでも維持費というのがかかると思うんですが、これらのすべての維持費というのはどのぐらいかかってくるのかをお聞きします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 現庁舎、それから塩山庁舎の別館、分室、勝沼、大和の庁舎等ですが、それにかかります電気量、水道料、警備の委託料等維持管理費についてでありますが、21年度の概算ではありますが、月約320万円ほどであります。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) わかりました。これは後の質問にこの質問、320万円、月ということですので単純に年であればこれを12で掛ければいいということであります。こういった未利用の、そのまま眠らせておくだけでも維持費が発生するものも出てくる中で、しっかりとした有効活用をしていただきたいと思います。

 市有財産、未利用財産については毎年質問させていただいているわけですけれども、平成18年には市有財産の有効活用の一つとして、公有財産の活用計画を立てると、市有財産台帳の整理を始めていただき、19年には普通財産の売却なども始め、20年には空きスペースの活用の検討なども始めてきました。各種団体、社会福祉法人、レンタル事務所などの可能性なども検討されていると思います。21年には市有財産活用検討委員会というのが設置され、貸付要綱なども作成し始めたという話でした。

 庁舎の移転に伴い、広大な空きスペースが出てくるので、今までの検討結果というのを十分に生かす時がやってきたのだと思います。この今までの検討結果を生かし、貸し付けなどもしていくに当たり、まずこの21年度、6月の答弁にもありましたように、貸付要綱というのが作成中だと思いますけれども、これはいつごろにでき上がってくるのかと。あと、耐震、きのうの曽根議員の答弁にもありましたが、耐震診断をした後に後の計画を立てるという話でしたので、耐震結果というのはいつごろ出るのか。これに伴いまして解体の作業も進めていくということでしたので、取り壊しの計画というのはどのタイミングで作成をし始めるのか、お願いいたします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 空きスペースの貸付要綱ということですが、できるだけ早い時期に整備しまして、勝沼市民会館など3カ所の耐震診断結果を踏まえる中で、庁内の検討委員会におきまして庁舎等の有効性や活用方法について、ランクづけをして危険度などを判定したリストをできるだけ早期に作成する中で、有効な活用を検討してまいりたいと考えております。

 以上です。

     (「耐震診断」と呼ぶ者あり)



◎管財課長(雨宮修君) すみません、耐震診断につきましては、これにつきましても年度末になろうかと思います。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 耐震診断の結果が年度末には出てくるという話しです。先ほど前の質問で聞きましたが、空きスペースにしておく、あいておる無人のスペースでも年間で3,840万ほどかかってくるという話で、これは早期に耐震診断が出るのと同時にさまざまな計画を立てて、取り壊すのなら取り壊す、活用するのなら活用する、そういった結果の中から、貸付要綱というのはこの耐震診断の結果が出てくる時までにはつくっておく必要があると思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 耐震診断結果が年度末に大体出てくるという中で、貸付要綱につきましても、その前にできるだけ整備して、制定して有効に活用していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) スムーズな検討委員会の中での、そういった貸付要綱の作成をお願いしたいと思います。それで耐震結果が出た後には速やかにそういった対処ができるような対応もお願いしたいと思います。

 続きまして、先ほどから話に出ています検討委員会でありますけれども、いろいろな検討委員会があると思いますが、ここで言う検討委員会とは未利用財産、市有財産の活用検討委員会のことだと思いますが、メンバーはどういった方で構成されているんでしょうか。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 庁内検討委員会につきましては、副市長を会長に、具体的にはほか職員、副市長ほか12名で構成されております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 検討委員会の中身は職員のみという理解でよろしいんでしょうか。いろいろ検討していく中で、未利用財産というのは土地もあり、建物もあり、さまざまな財産があると思います。いろいろな角度から見ていくのに庁内だけで組織する検討委員会では不十分ではないかなと思うんですが、どうでしょうか。

 ここに有識者を入れていくとか、建物ごと、地域ごとには地元というのもあるはずです。そういった地元の方を交えて検討委員会をしていくというようなやり方もあると思うんですが、その考えについてお願いいたします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) ご質問にお答えいたします。

 今現在の庁内検討委員会は、議員さんおっしゃっておるように、副市長を中心に職員のみですが、例えば地元の区長さん等有識者の方に入っていただき、有効な活用を検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) それは活用計画をつくるための、今までは活用検討委員会ということで、実際に活用する段階ではしっかりとそういった有識者、地元を取り入れていくということでよろしいんですね。はい、わかりました。

 それでは、そういった中で次の質問にさせていただきます。

 今まで質問してきた中で幾つか具体的に話の上がっていたものもあります。それについてお聞きします。

 まず、平成21年6月にはグリーンロッジの売却についての質問をさせていただきました。これは検討していくということでしたが、どのように進んでいるのか。

 あと、図書館についても今本棚がきついような状況で、本も取り出すときに本なんかも隣の本とぎしぎしになっていて取れないような状況もあったりという中で、この辺の拡充も言われていたわけですけれども、その辺の計画はどのようになっているのか。

 あと、広大な土地であります元ゴルフ場跡地でありましたところに、今までの答弁の中で企業の森ということで、市長のほうから話が何度も出ております。県が協力的な姿勢を見せてくれているような話も聞くんですが、この企業の森というのはどのような状況に今あるのか、その3つ具体的にお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 まず最初に大久保平グリーンロッジにつきましては、古い建物で、現在それを直して利用していくような計画もないような状況で、一般的には古くなればなるほど建物は傷んでいくと思います。敷地に関しては社会福祉協議会の所有する部分もありますので、社会福祉協議会と協議をし、社協と連携する中で、売却について現在取り組んでいるところであります。この建物等が有効利用されることは、市におきましても好ましい方向であるとともに、この地域の活性化にもつながると考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 生涯学習課長、三森克弥君。



◎生涯学習課長(三森克弥君) 中村議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 図書館を含めた市民文化館でありますが、教育委員会の生涯学習課公民館担当を残す中で、その他の生涯学習課と教育総務課は新庁舎へ移転することにより、事務室の大部分が空きスペースとなります。現在隣にあります図書館との壁を取り除いて入り口を広くし、この空きスペースを貸し出し等の事務職員の事務室として利用することにより、図書館利用者の利便性を高めるとともに、図書館の整備につきましても今後検討してまいりたいと、そんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 管財課長、雨宮 修君。



◎管財課長(雨宮修君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 上小田原の市有林である企業の森につきましては、林道整備が条件となっており、現在県にお願いしているところでもあります。また、市、県、オイスカ、森林組合などによる甲州市里山創造推進協議会を平成21年度に設置し、有識者の方のご意見を伺うとともに、県立射撃場移転の動向も踏まえ、市有林の活用について検討していきたいと考えております。

 なお、今月末に協議会を開催する中で、企業とも打ち合わせをしたいと考えております。

 以上です。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) グリーンロッジにつきましては今進行中ということで、それで理解をさせていただきましたが、長年かけている間にも、先ほど言ったように老朽化が進んでいく、価値が下がっていく話ですので、そんなに長い間時間をかけて考えているとその分価値も下がってしまうのではないかなと思いますので、早急な対応というのを望みます。

 図書館についてはこれは、図書館の本棚もふやすというような認識でよろしいんですかね。本の拡充を図っていくということでよろしかったでしょうか、あいたスペースを利用して。

 企業の森について、先ほど里山推進協議会ということで、この中で活用、これは実質、実際のあの土地の活用検討委員会という位置づけで考えておるのか、それには有識者ということで入っているということでしたが、地元とも一緒に絵を描いていくというような、区長さんにも入ってもらっているということですので、そうした推進をしていくのに林道の整備が必要不可欠になってくるという話だったんですが、これがなければもう進まない話なのか、この辺も含めてよろしくお願いいたします。



○議長(岡武男君) 生涯学習課長、三森克弥君。



◎生涯学習課長(三森克弥君) 中村議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 現在図書館の図書は、非常に本の数が多くて、ご指摘のとおり取り出しにくい部分もございますけれども、今回の整備によりまして、空きスペースのところへ書棚も置けるようなことも考えておりますので、そういった部分で今後検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) ゴルフ場の跡地の利用の件でございますが、先ほど課長のほうから答弁をさせていただいたわけでありますが、オイスカの話の中で、もう既に企業のほうは早く手をつけたいというご意向のようでありますが、射撃場の問題はちょっと県のああいう状況の中で結論が出るのが伸びているわけであります。

 最善の条件として道路が整備をされてからのほうがというふうなことであったわけでありますが、向こうもいろいろと都合もあるようでありまして、なるべく道路が整備をするよりもその前にも手をつけられることがあるのではないかということで、なるべく手をつけたいというふうなご要望があるようでありますので、先ほど課長のほうから今月末、企業とオイスカと協議会と含めて意見調整をするという中で、そのことについては検討をするというふうなことになっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) この件についてはあと1点だけ確認させてもらいますが、企業の森についてということで、企業と話を、打ち合わせをしていくと、射撃場関係なく先に、射撃場は一部で残りの部分のほうが広大でありますので、その部分を活用していくのは非常に重要なことでありますけれども、これに先ほど企業と言いましたけれども、地元の意見も聞きながらとか、意向も聞きながらとか、そういったものも、先ほど言った有識者というのも交えながら検討していくつもりという理解でよろしいのか、確認させていただきたいんですが、よろしくお願いいたします。−−そうですか。はい、ではぜひそのように、よろしくお願いいたします。

 では続きまして、水道料金についてお聞きいたします。この部分につきましては、先日丸山議員からも質問がありましたので、かぶる部分は省き、そして質問の中にもあったが、統一をせずにそれぞれに地域ごとに値上げをされてきたということには、納得がいかない部分もありますので、この部分は再度掘り下げてお聞きしたいと思います。

 審議会からの答申があり、今回料金の値上げの幅が決まったという話でしたが、審議会はどういう諮問をされて、どういった資料を参考資料として提出されたのか、まずお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 中村勝彦議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市水道審議会へ、統一料金を含めた水道料金の値上げについて諮問をさせていただきました。審議会の資料につきましては、甲州市水道事業の現状及び業務実績や収支実績計画などの資料を用意させていただきました。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 収支報告ですとか業務実績ですとか、そういった資料を提出されて検討されたということですけれども、何年度のものだったのかなというところをお聞きしたいのであります。

 合併時の協定項目にはさまざまな料金ですとか使用料、手数料の統一を図っていくと、早期に図っていくということが協定項目にあり、体育館ですとか使用料、税金、放課後児童保育の料金等も短い間で統一されてきました。そういった経緯の中で、水道料だけが段階的に、そして何度か値上げもされていると。いつから料金を統一するのと値上げをするのとはセットで考えなければいけなくなったのか。まず統一が先ではないかと思うんですが、そもそも料金を上げれば採算がとれると考えているのかどうか、ここの2つあわせてお聞きいたします。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) まず初めに、先ほどの答弁の中の検討資料でございますが、平成18年度から20年度の収益決算書をもとに提示をさせていただき、検討していただいた経過でございます。

 続きまして、議員のご質問にお答えさせていただきます。

 今回の水道料改定案につきましては、格差があることから地域格差を縮小しての改定とする、段階的に統一を図るという水道審議会の答申をもとに改定を行うものでございます。

 この審議会では、慎重審議の中で、平成20年度の決算におきましては欠損金が生じていること、また平成21年度においても同額程度の欠損が生じることが見込まれることから、水道事業の健全経営を維持していくためのご意見を伺いながら、段階的による水道料金をお願いしなければならないと考え、今回の改訂案により、給水収益は約880万円の増となりますが、地域格差を縮小しての改定によることから、収支はプラスにならないというふうに考えております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 今までの収支結果、営業実績等を参考に審議会のほうでも考えておられるという話でした。先ほども聞きましたが、料金の早期に統一という話がある中で、審議会にかけるたびに段階的にという話になります。その都度値上げというのもセットで話し合われていくわけですけれども、いつから料金統一の話と料金値上げの話をセットで考えなければいけなくなったのか、この部分について答えがなかったので、再度お願いいたします。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 中村勝彦議員のご質問にお答えいたします。

 合併協議会におきまして、料金の格差があるというふうなことでございまして、早期に料金を合わせるというふうな合併協議の決定でございましたが、料金が非常に格差があるというふうな中で、一度に値上げをするというふうなことになると低い料金のところの負担が非常に重くなると、そういうふうなことの中で、合併協議会におきましても早期の改定というふうなことでございますが、甲州市の水道審議会の答申をもとに段階的に改定し、早期に料金を合わせるというふうなことでございますが、先ほどもお話しさせていただきました検討資料の中で、平成20年度におきましての欠損金が生じている、また平成21年度の決算の内容につきましても同額程度の欠損が生じるというふうなことの中で、水道事業につきましては水道料金をもって健全な運営をしていくというふうなことの中で、審議会のご意見を尊重させていただき、料金の改定も審議会の中で協議をしていただいた経過でございます。

 料金の統一から料金の値上げの話というふうなことでございますが、当初合併協議会の中では料金の格差があるということで、早期に統一を図るというふうなことでございましたが、審議会で水道料金の統一にあわせて健全経営の部分、収支状況の報告を見ながらということで審議会の中で料金の値上げというふうな部分も話が出てきました。そんな経過でございます。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) それは統一の話を市議会に話しかけたところ、値上げも必要ではないかという話のもとから始まったという話でよろしいんでしょうか。

 どう諮問したかというのも非常に気になるところではありますけれども、この先ほどから出ている格差があって負担がふえるというところで、ちょっといつも、きのうの質問でも気になっていたんですけれども、市民の負担ということで水道、水というのはライフライン、命にかかわるところでありまして、必要不可欠なものであります。この水が必要というのはどんな人でも変わりなく必要でありますし、生活の中に入っているのは当然どのご家庭でも入っている話です。その中で負担で地域に差があるというところがちょっと気にかかるわけです。地域ごとでこの負担があるというのにどのようにお考えなのか、お願いします。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 合併する旧市町村の水道料金の格差が合併以前からあったというふうなことで、本来ですと合併調整会議の中で料金の検討もしていただいたところですが、合併時には料金の統一が図れないということの中で、合併協議会の答申の中でも料金は合併後早期に統一するという調整方針が出ております。それをもとに、新市になりまして早期に統一料金にするということで、水道審議会のほうに諮問をさせていただいたところでございます。できる限り早い時点での統一料金というふうなことをこれからも推進してまいりたいというふうに考えております。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 答えになっていないようなところもありますので、では質問の角度を変えてお聞きします。市民の負担という考えがあったと、それで料金格差を埋めていく場合に段階で埋めていくというのが負担を軽減させる方法だという解釈が水道審議会の中にもあるという話だと思いますが、これはいささか違うのではないかなと。

 旧市町村の中で塩山地区は高い料金に設定されたままで、同じ生活をしている中で、社会情勢を考える中での市民の負担というのはどこも同じだと思います。一人一人にかかる負担というのも、この社会情勢の中、公平に負担を負っているものと思います。そういった中で、なぜ一般生活をしている上で水は欠かせないものが格差があってもいいという審議会の内容になっているのか、そしてその考えになっているのかをお聞きしたいと言っているので、その部分についてお答えください。



○議長(岡武男君) 水道課長、飯嶋松彦君。



◎水道課長(飯嶋松彦君) 審議会の中でも料金の統一を図るというご意見もあったようでございます。また、30円の格差がございますが、今回は超過料金の部分の地域格差をできるだけ少なくすることを前提としての提案がされまして、その答申を受けての改定でございます。よろしくお願いいたします。

     (「休憩お願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(岡武男君) 休憩いたします。

             休憩 午後4時25分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時25分



○議長(岡武男君) 再開します。

 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 再度質問いたします。

 ではちょっと角度を変えて違う角度からお聞きしますけれども、料金を上げれば水道料金というのがそういった採算ベースに乗っていくのかというところも問題でありますし、地域格差もあったままでその後の対応というのがスムーズにできるのかというのも問題だと思っております。

 20年度の改定時には、20年度値上げた分で欠損金が出るのはもう承知だったはずです。段階的に上げていく中で、2段階で上げていくという認識で進んでいたはずです。今回からの審議会というのがまた同じ答申で、また格差を縮めるような中で上げていただきたいという話だったわけです。

 先ほどから審議会にどんな資料とどんな諮問をしたのかとお聞きしているのは、地域格差があったままで次に進めるのかという話です。採算ベース合った料金の統一を図っていきたいという話だったんですが、採算ベースといっても何から図っていくのか。給水量なのか、給水人口なのか。先ほど、18、19、20、21と資料を提出したと言っておりましたけれども、18、19、20と給水人口も減っておりますし、給水量も減っております。その中で採算ベースを先延ばしにして検討すれば、それは料金が高いものになるはずです。20年の改定のときに一体幾らが採算ベースになるんだという話のときに、164円から170円ぐらいだったんだろうなという話をした話があったと思いますけれども、きのうの市長の答弁では次の改定では170円から180円に上げなければいけないと。

 先延ばしに検討、統一を先延ばしにすれば、それだけ分、やはりこういった時代です、節水にもエコにも皆さんの興味というのはありますし、家庭用の電化製品もそういった技術も上がってきます。そういった先延ばしにすれば、そもそもの料金というのが高い設定のまま今後長年続くのではないかというところもありますし、料金を上げただけでは採算ベースに乗っていくというものではないと思います、給水人口というのは今減少気味にありますし、給水量も減っている中ですから。そういった中で地域格差をまず埋めること、これが大事なのではないかと。審議会にもしっかりとした審議、こういった内容で諮問内容、審議していただきたいという話と、データというのを渡していけば、おのずとそういう話もわかる話だと思います。段階的に何度も上げていけば、その都度その都度料金値上げの話が先延ばしになって、それは高い位置に設定したまま長い間その料金で暮らしていかなければいけないという、そういう話になってくると思うんですが、実際数字がそういうように出ているわけです。そういった意味で、地域格差というのはなぜそこまで大事にするのか。まず統一することが大事ではないか。ほかの料金、使用量は合わせているわけですから、この辺についてお考えをお願いいたします。

 そして、料金改定というのは採算とれなければ、常に上げていくという、そういった考えでおるのか、市長、お願いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えをいたします。

 統一の話でありますが、これはやはり合併協議会、合併をする以前の旧市町村のときに、そのときに私は合併協には入っておりませんので、細かい話はわかりませんが、漏れ聞く中では合併時までにある程度料金を合わせるというような約束事で進んだはずであったようでありますが、結果的には塩山と勝沼と大和の格差がかなり大きかったと。

 塩山の水道会計につきましては、これは受益者負担という原則のもとに、一般会計から繰り入れるということをしないということが原則であったわけでありますので、そういうふうな状況であったわけでありますが、合併のときにそれだけの格差があるというふうなことで、いち早くそれは合併をしてから統一をすべきだというふうなご意見であったわけでありますが、やはりその格差が大き過ぎるということと、それと経営的なことを考えると、上げても採算ベースには合わないということで、やはり今度統一をすることと料金を上げるということはまた別問題だなというふうには考えております。

 ただ、ここである程度将来的な中でこの次上げさせていただく中では、それの採算ベースに乗せられるということを考えて、最終的にはやはり次の料金も決めなければいけないかなということを考えているわけでありますが、これも水道審議会の皆さん方のご意見をまた伺うことになろうかと思いますが、水道審議会の委員の皆さん方におきましても、一昨年上げたときの委員の方々は残っている方もいらっしゃるわけでありますが、かわっている方もいらっしゃるわけでありますので、その辺の審議会のメンバーの意見も当然変わるのは当たり前だとは思いますけれど、そういう中で審議をしていただいているというようなこと。このたびはやはりいきなり上げるということをなかなか抵抗があるのではないかなというふうな委員の方々もいらっしゃいましたし、一気にここで上げてもいいのではないかというご意見も確かにあったわけでありますが、こうして3回置くというようなことにさせていただいたわけであります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) では改めてお聞きします。基本的な考え方ということでおき聞きいたしますけれども、次合わせるときは採算ベースを考えて統一できるという話でしたが、年の資料を見ますと給水人口、給水量が減っております。エコのブームもありますし、洗濯機に関しても何分の1、5分の1とかいう、そういった中で水の量を節約する、そういった技術も上がってきておりますし、人間の知恵も高まってきております。

 水道料が上がったということで、節水に力を入れる、そういったご家庭もふえていく中で、毎年毎年料金が上がったというところで、水道料金の改定の話をすれば、それは給水量も減っているわけですし、人口もそもそも今は減少傾向にありますので、その中で採算ベースに次合わせたとして、それでまた採算ベースに合わなかったらまた考えていくのか、審議会にかけて料金の値上げをしていくのか。料金を下げるという話はなくても上げるという話は今後ついて回ると思うんですが、基本的に水道料金についてどの程度でとめていくのか、市長の考えをお願いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 先ほどお答えをしたと思うわけでありますが、やはり受益者負担ということと健全の経営という中では、一般会計からの繰り入れということを望まないわけでありますので。ただ、確かに給水量も減っていくということも予測される、そしてまたそういう中で幾らというふうなことになります、その審議会のご意見もあるわけでありますが、私どもの今の採算ベースということを考えて、今回値上げの分でもやはり採算が合わないというふうなことでありますので、幾らかその次の段階で上げさせていただくとなれば、その分も含めて検討していきたいと。毎年毎年上げていくということではないわけでありますので、ただ審議会の皆さん方がどういうご意見をいただくかどうかわかりませんけれども、私どもとしてはなるべくそれは市民のためには値上げということは避けたいなというふうに思ってはおります。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) この部分につきましては、給水量、給水人口が減っていけばその分採算ベースというのはそこから図っていくという話でしたので、毎年上がっていくのは今のところは目に見えているわけです。これが料金の値上げが琴川ダムの受水をきっかけに料金改定をしたこともありまして、琴川ダムの水が余計だったのではないかという人がいると思いますが、これがなぜ必要だったかなというところも同時に伝えていきながら、理解を求めていく必要があるのではないかなと思っております。

 どの川を見ましても、毎年水の量というのは昔に比べて減っているところもありますし、井戸の水、湧水につきましても市の施設でも井戸をとめている施設もあるわけです。水の確保というのは最大限努めなければいけない使命があるわけですけれども、そういった中で安全な水を確保する、流水を確保するという意味で、琴川ダムの水は必要だったのではないかなと私は考えているわけですけれども、こういった理解も求めながら採算ベースというのも料金が市民の間での料金が統一であれば、先ほど一般財源からの投入はしないと言っておりましたけれども、社会情勢を考えながらそういったことも考えられるのではないか。それも料金が統一されていれば考えられるのではないかなと思いますので、こういったところもぜひご検討いただきたく思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 先ほどもお話しをさせていただいたと思いますけれども、やはり水というのは一番大事な、私どもの生活に大事なわけであります。琴川のダムの水を受水したというのは、これはやはり将来甲州市民にとって水が足りなくなってはいけないというようなことで実施するというふうなことにしたと理解しておるわけでございますが、今水が世界中で足りない状況であります。中国が日本の水を買いに来ている状況であるということが、やはりそれだけ水は大事だなという意味では、琴川のダムの受水ということはよかったかなというように思っているわけでありますが、水道料金との兼ね合い、いろいろとあるわけでありますが、いずれにしても水を大事にしながら市民のためにしっかりとできるだけ値上げをすることなくいきたいなと、その努力だけはしてまいりたいなというように思っております。

 先ほど一般会計からの繰り入れというのは望ましくないというような言い方を、当然そういう考えでありますけれども、やむなくしなければいけないということも出てくるというふうには理解をいたしております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 私も審議会の意見・意識の中で、その答申というのを重んじていくという、その姿勢は正しいものであると思いますので、この今回の料金改定というのが条例の中で出ておりますが、委員会の中で詳しく審議されていくことと思いますので、その中でもまた聞いていきたいと思います。

 そして、先ほどもありましたように、水の確保というのは大事な話ですので、この件についてもしっかりと市民の方に理解を求め、琴川ダムの水の必要性というのもしっかり伝えていっていただきたいと要望しておきます。

 水道料金につきましては以上であります。

 続きまして芝生化についてであります。

 この質問は先ほど矢野議員よりも質問ありまして、前向きな検討をされていくということで話がありました。以前にも桐原議員初め、岡議員、丸山議員も質問をされ、常に前向きに検討されてきました。それがかなり何年も前の話なんですが、それは学校の校庭ということで検討してきて、非常に広大な中での話だったので、前向きな検討をされてきて、それで先ほど矢野議員の質問に対しまして、答弁の中でいろいろな研究結果があったという話で、課長より答弁がありました。

 この芝生化というのが非常に効果的であるというのは、さきの矢野議員の質問のとおりでありますし、私も共感しているところであります。これを当てはめていくのに、学校だけではなくてもいいのではないかという話も出ましたが、もうかなりの間検討して研究もされてきたので、そろそろどこか始められたらどうかなと思うんですが、どの辺から、保育園、公園、学校と校庭とあるという話ですが、市長はどういう考えでこれを前向きに、どこから進めていく考えかよろしくお願いいたします。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員の芝生化についてのご質問にお答えをいたします。

 学校、保育園、公園等の芝生化につきましては、矢野議員の質問に答弁をさせていただいたとおりでございます。それぞれの施設とも、使用形態、利用者、管理方法などさまざまであります。したがいまして、優先順位をつける中で鳥取方式で実施できるか検討してまいりたいと考えております。そのような中で、試験的に実施するとすれば公立保育園の運動場が芝生化に向いているのではないかと思いますが、しかし芝生化の実施には施工から維持管理までにかかる負担を保護者会、もしくは地域の皆様にお願いしなければなりません。したがいまして、今後保護者会、地域の皆様のご協力をいただけるようお願いをしてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) まずは保育園から始めてみたいという話で、しかもそれは公立の保育園から初めてみたいという答弁だったと思うんですが、保育園、スペースもありますので、いろいろ検討されていくと思うんですが、これ民間というのは補助金を出して推奨していくという考えもおありなんでしょうか。公立だけにとどまっておくつもりなんでしょうか。



○議長(岡武男君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) とりあえず試験的にというふうなことを申し上げたわけでありますが、その結果によって民間の保育園というようなことも考えたいというふうに思っております。ただ、芝生化をした保育園もあったわけでありますが、やはり保護者の皆さん方のご協力がなくて、そのままになってしまったという保育園も、ご存じだと思いますがあったわけでありますので、まずその辺のことが協力していただけるか、地域の皆さん方と一緒に協力をいただけるかということをまず、言い方は悪いかもわかりませんけれども、試験的にやってみて、そういうふうなことができるというならばだんだん考えてまいりたいなというふうには思っております。

 以上であります。



○議長(岡武男君) 3番、中村勝彦君。



◆3番(中村勝彦君) 試験的にということで、鳥取方式が頭にあるようですので、鳥取方式にはその辺の民間との協力体制というのもノウハウが蓄積されているわけです。当市においても市民生活課の中にはボランティア団体との協働参画の窓口もあるわけですし、いろいろな団体との協力等も考えられるのではないかなと思います。

 この辺については試験的にということでしたが、ぜひしっかりと進めていただきたいと。

 今回質問の中でもありましたように、引っ越しに関して、有効財産の活用について、しっかりとした対応、早急な対応をとっていっていただきたいと要望いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(岡武男君) 中村勝彦君の一般質問を終わります。

 ただいまの中村勝彦君の一般質問に対して、関連質問がある方は休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を4時50分といたします。

             休憩 午後4時44分

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             再開 午後4時50分



○議長(岡武男君) 再開いたします。

 昨日からの一般質問のうち、関連質問の通告はどなたもございませんでした。

 以上をもって本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 次回の本会議は、6月23日午後1時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後4時50分〕