議事ロックス -地方議会議事録検索-


山梨県 甲州市

平成21年  6月 定例会 06月11日−02号




平成21年  6月 定例会 − 06月11日−02号







平成21年  6月 定例会



          平成21年甲州市議会6月定例会会議録

                平成21年6月11日(木)午前10時00分開議

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議事日程(第2号)

   平成21年6月11日(木)午前10時開議

  第1 議案第60号 甲州市農村公園設置及び管理条例制定について

     議案第61号 甲州市税条例の一部を改正する条例制定について

     議案第62号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について

  第2 議案第63号 平成21年度甲州市一般会計補正予算(第2号)

     議案第64号 平成21年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

  第3 報告事項

     平成20年度甲州市一般会計継続費繰越計算書

     平成20年度甲州市一般会計繰越明許費繰越計算書

     平成20年度甲州市一般会計事故繰越し繰越計算書

     平成20年度甲州市下水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書

  第4 提出書類

     甲州市土地開発公社に係る平成21年度事業計画及び会計予算並びに平成20年

     度事業及び決算に関する書類

     財団法人まほろばの里ふるさと振興財団に係る平成21年度事業計画及び収支予

     算並びに平成20年度事業及び収支決算に関する書類

  第5 議案第65号 国土調査事業成果の誤り等修正に係わる責任に関する和解について

  第6 請願第2号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願

  第7 請願第3号 県立射撃場移転設置検討委員会の設置を求める請願

  第8 一般質問

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯本日の会議に付した案件

  日程第1 議案第60号〜議案第62号

  日程第2 議案第63号

       議案第64号

  日程第3 報告事項

  日程第4 提出書類

  日程第5 議案第65号

  日程第6 請願第2号

  日程第7 請願第3号

  日程第8 一般質問

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯出席議員(19人)

                             1番  中村勝彦君

                             2番  桐原正仁君

                             3番  武藤雅美君

                             4番  丸山国一君

                             5番  原  勝君

                             6番  廣瀬 一君

                             8番  野尻陽子君

                             9番  古屋 久君

                            10番  古屋匡三君

                            11番  平塚 義君

                            12番  曽根益彦君

                            13番  廣瀬重治君

                            14番  矢野義典君

                            15番  岡 武男君

                            16番  佐藤栄也君

                            17番  廣瀬宗勝君

                            18番  田邉民男君

                            19番  都倉義男君

                            20番  廣瀬元久君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯欠席議員(1人)

                             7番  夏八木盛男君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               深沢博昭君

               教育委員長             清雲俊元君

               教育長               古屋正吾君

               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君

               総務企画部長            長瀬静男君

               市民生活部長            萩原哲夫君

               福祉保健部長            岡村啓司君

               観光産業部長            柏原和仁君

               建設部長              金井正喜君

               会計管理者             矢崎 徹君

               勝沼地域総合局長          三科 茂君

               大和地域総合局長          佐藤 充君

               総務課長              町田 博君

               政策秘書課長            手塚 勲君

               財政課長              武川市雄君

               水道課長              嶋野哲雄君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯出席事務局職氏名

               事務局長              雨宮英司

               書記                曽根 浩

               書記                早川 崇

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(平塚義君) ただいまの出席議員19人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際、申し上げます。

 報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可いたしておりますので、ご承知願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 議案第60号〜議案第62号



○議長(平塚義君) 日程第1に入ります。

 議案第60号 甲州市農村公園設置及び管理条例制定について、議案第61号 甲州市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第62号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、以上3件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 日程第1の質疑を打ち切ります。

 ただいま上程中の条例案3件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第60号 甲州市農村公園設置及び管理条例制定については建設経済常任委員会へ、議案第61号 甲州市税条例の一部を改正する条例制定については総務常任委員会へ、議案第62号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については教育民生常任委員会へ、それぞれ審議を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 議案第63号、議案第64号



○議長(平塚義君) 日程第2に入ります。

 議案第63号 平成21年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、議案第64号 平成21年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので指名いたします。

 20番、廣瀬元久君。



◆20番(廣瀬元久君) 議案第63号につきまして、幾つか質問をさせていただきます。

 まず、ページで申し上げますと4ページ、5ページですが、地方交付税の中の7,761万7,000円が特別交付税として今回計上されておりますが、予算編成上まだ2カ月、当初予算から言えば2カ月しかたっていないというようなことで、あえて財源を特別交付税に求めるということは余り私としては好ましくないんじゃないかと思うわけです。もっと別に、例えば税とかそういったものを再点検して、そして計上するほうがよりましじゃないかと思うんですが、その点についてお伺いをいたします。

 それから、次に児童福祉総務費の5,000万円ですが、安心こども基金交付金として計上されております。このことにつきましては、歳出で予算が10ページ、11ページですか、児童福祉総務費の19節で負担金補助及び交付金ということで7,500万円計上されております。これは一応予算科目上は県の補助金という形になっておりますが、多分これは間接補助で国の補助だと思います。このことについて7,500万円支出するわけですが、その総額の事業費の内容、それからその規模等、具体的にお示しをいただきたいと思います。

 それから、農業費の補助金の475万円ですが、これも歳出のほうで10ページ、11ページに農林水産業費の中で対応しておるようですが、これも19節の負補という形で、先般の市長の市政概要の中でJAフルーツ山梨へ補助金として歳出から支出するんだというふうな説明がございました。これにつきましても、具体的に耕作放棄地等の管理モデル事業ということですので、それらの内容について、概要についてお聞きをしたいと思います。

 それから、歳入で6ページ、7ページの中の総務費の寄附金ですが、5,000万円。財政が非常に厳しい中でこのような奇特な寄附があるということは大変ありがたいことであります。多分これは指定寄附ではないというふうなものであろうかと思います。歳出で8ページ、9ページに公共施設整備基金積立金として5,000万円計上してございます。ほかにいろいろの、条例上は目的別に基金の積立金条例等があるわけですが、あえてこの公共施設整備基金へ積み立てようとする考え方をご披瀝いただければありがたいと思います。また、現段階で近い将来この5,000万円を使う用意があるのかないのか、そういった点についてもお聞きをしておきます。

 それから、歳出で12、13ページですが、観光費の負担金が4,700万円。ここを見ますと、説明の中にまほろばの里ふるさと振興財団運営補助事業費ということでありますが、これは平成16年8月1日に当時大和村時代に発生した人身事故に対する、当時女性パート従業員の方が農産物及び農産物体験の施設内において作業中、左手を切断し、その労災による療養あるいは休業補償等も行ってきたというような経過があるようでございますが、平成19年になって地裁でこの問題が提訴されて以来、こう来たわけです。既に5年が経過するというふうなことで、この事故発生後の手続といいますか、対応について問題はなかったのかどうか、それからその和解金に対する妥当性についてあえてお聞きをし、説明をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 廣瀬元久議員からの質疑にお答えをさせていただきます。

 議案第63号の一般会計第2号の補正の歳入の関係について、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、事項別明細書の4ページ、5ページの第10款の地方交付税の予算措置につきまして、この時点で特別交付税という形での措置がいかがなものかというようなご質問でございます。当然、議員のご指摘の中にもありましたとおり、まだ新年度がスタートして間もないというような状況の中で特交をこういうふうな形で出すということについては、議員がおっしゃるとおりのこともよく理解できます。そういう中で、今回この財源をあえてここへ持ってきた理由といたしましては、予算編成当時といいますか、ここにさかのぼっての話になるわけでございますけれども、昨年の20年度の特交の決定額が約8億円ございまして、そういった中で21年度の特別交付税の総額の伸びが2.7%というようなことが財政計画上示されております。そういうふうなことを踏まえますと8億何がしかになるわけですが、当初においての計上が5億5,000万円ほど計上しておったと。ということでございます。それで、そのほかの当然財源についても精査をしてみました。そういう中で、留保財源としての見込みが一番現時点で見込まれるのが特交だというふうな考え方の中におきまして、あえてこういうふうな形で予算措置をさせていただいたということでございます。

 それから、同じく4ページ、5ページの15款の県支出金でございますが、児童福祉総務費の5,000万円でございます。議員のご指摘のとおり、これにつきましては20年度の国の緊急経済対策の中の出産子育て支援の拡充というふうなことで国から交付されました子育て支援対策臨時交付金というものを財源に、県がこれを基金に、安心こども基金を造成しまして、そこに積み立てておいたものを今回交付をしていただくというような内容でございます。その財源に基づきまして、市内の社会福祉法人の保育園の改修事業にこれを充当するということでございまして、事業費につきましては1億5,487万5,000円、建築面積が615.36平米で鉄骨づくりの平屋建てでございます。これにつきまして、国が定めます安心こども基金管理運営要綱というふうなことに基づきまして、この要綱の中に当然補助率等が定められておりまして、その補助率に従って県が2分の1、市が4分の1、それから事業主体が4分の1というふうな内容でこの事業を実施していくというような内容のものでございます。

 それから、農業費の補助金475万円についてでございますが、耕作放棄地の管理モデル事業補助金というようなことで、先ほどのご指摘のとおり市長の市政概要の中でも述べさせていただいておりますけれども、具体的な内容につきましては、事業主体でありますフルーツ山梨農業協同組合におきましてバックホーを1台とか、あるいはチッパーシュレッダー4台、トラクター1台というふうなものを購入をしまして、この事業費の半分、2分の1ということで4,000万円でございます。これは市を経由して、いわゆるトンネル補助というふうな内容のものでございます。

 それから、耕作放棄地の解消促進事業補助金75万円につきましては、これもやはり事業主体でありますフルーツ山梨農業協同組合で行う事業でございますが、この補助金そのものは多少の整地や果樹の手入れを行えば営農が再開できる耕作放棄地、こういうものに対する補助でございまして、耕作放棄地の整備管理費の2分の1ということで、事業費150万円の半分の75万円を市を経由して補助金として支出をしていくということでございます。

 先ほどの前段のモデル事業の中で、私、4,000万円というふうな言い方をしたようでございますけれども、400万円の誤りでございますので、訂正をさせていただきます。

 それから、6ページ、7ページの17款の総務費の寄附金についてでございますが、5,000万円ということでございます。これにつきましては、指定寄附ということでございます。匿名によります5,000万円の寄附ということでございまして、新庁舎のエコ事業のためにぜひ使っていただきたいというようなことで、そういうご意思で受け取っております。したがいまして、本年度から始まる庁舎の建設について、今後公共施設整備基金を取り崩す中でこの事業を実施していく、こういうことを予定をしているところでございます。

 以上、歳入全般につきまして、私のほうからの説明とさせていただきます。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 廣瀬元久議員さんの一般会計補正予算(第2号)の10ページ、11ページの3款の民生費、2項の児童福祉費、1目の児童福祉総務費の19節7,500万円の内容につきましてご説明申し上げます。

 先ほど総務部長のほうから説明したんですけれども、市内の社会福祉法人の増改築工事ということで、平屋建てで延べ床面積615.35平米、定員を60名から30名増員の90名にということで、総事業費が1億5,000万円でございます。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 廣瀬議員の質疑にお答えをいたします。

 12、13ページの7款商工費、2項観光費、1目観光費のまほろば財団への補助金4,700万円についてお答えいたします。

 今回のまほろばの里ふるさと振興財団への補助金は、合併前の旧大和村が管理運営業務を委託していました農産物加工体験施設内において平成16年8月に発生した労災事故に起因するものであります。地方自治体が出資している法人はその業務と密接な関係にあって、行政の補完的な役割を果たしているのが個別の独立した団体であり、直接的には条例の適用を受けるものではなく、その独立性は尊重されるべきものとされております。

 また、事故の発生と訴訟は被災者、財団双方と市にとって大変不幸な出来事でありましたが、市としては、指定管理者制度に基づき直接的に関与、介入できる立場にはなく、直接介入できないのが実情であります。したがって、議員が言われる行政の対応については、財団に起因するものであります。

 それから、和解金の妥当性については、和解案は6回の口頭弁論と2回の公判を経て示されたものであります。

 なお、これまでの労災事故に関する民事損害賠償の判例上、安全配慮義務に関する過失相殺、双方の過失割合はおおむね被告80、原告20とされています。言いかえますと、財団が80%、被災者が20%、過失割合であります。今回、当初の請求額の6,383万円が、裁判を進める中で減額され、提示額が4,700万円、過失相殺が財団75対被災者25とされたことは、財団側の主張がある程度酌量されたものであります。財団理事会では受け入れられないとの声があったことも事実でありますが、さらに裁判を進めたとしても有利な見込みはなく、経費がかさむばかりと判断したものであります。また、逸失利益、慰謝料等に関しましては、これまでの判例と一概に比較できませんが、妥当の範囲であると理解しております。



○議長(平塚義君) 20番、廣瀬元久君。



◆20番(廣瀬元久君) 今の観光費の中の負担金補助及び交付金の補助金という形で歳出するということですが、4,700万円につきましては実質中身は損害賠償金、いわゆる和解金だというふうに理解しているわけですが、訴訟を長引かせるということは、私としては行政上余り得策でないということでやむを得ない処理ではないかと私は考えます。ただ、一般的に企業、いわゆる会社の場合は会社更生法に基づきまして破産手続をするというのが一般の通例です。しかし、財団法人という法人格を持ちながら、実は基本財産はすべて市に帰属しているというような非常に割り切れない部分があるわけです。そういった意味では、まことに理解に苦しむというところであります。

 したがいまして、この財団法人に関連して、また次に事業報告等もございますので、そこで改めて質問をさせていただきますが、このことについては20年度の事業報告及び決算並びに21年度の事業計画及び予算のところでまた質問をさせていただきますので、ここでは再質をしないことにしておきます。よろしくお願いします。



○議長(平塚義君) ほかに質疑はございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(平塚義君) 日程第2の質疑を打ち切ります。

 ただいま上程中の補正予算案2件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第63号 平成21年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出、第2款総務費のうち、第1項総務管理費については総務常任委員会へ、議案第63号 平成21年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、議案第64号 平成21年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については教育民生常任委員会へ、議案第63号 平成21年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第2款総務費のうち、第5項統計調査費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) ご異議ないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 報告事項



○議長(平塚義君) 日程第3に入ります。

 報告事項、平成20年度甲州市一般会計継続費繰越計算書、平成20年度甲州市一般会計繰越明許費繰越計算書、平成20年度甲州市一般会計事故繰越し繰越計算書、平成20年度甲州市下水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書、以上4件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 日程第3の報告事項について伺います。

 平成20年度甲州市一般会計繰越明許費計算書の関係でございますけれども、今回は26本という非常に多くの明許が出ているわけでございます。このことは12月補正あるいはまた3月補正のための補正ということで理解はしているわけでございますけれども、この26本のうち、どのように仕事が進んで、現在いつごろ仕上がるのか、見通しをまず伺っておきます。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 廣瀬宗勝議員より、平成20年度の一般会計繰越明許費のその後の事業の進捗状況というようなことでございます。

 まず、総務費の総務管理費の甲州民家の関係につきましては、3月の下旬にこれが完成しております。

 それから、AEDの購入につきましては、6月下旬を予定をいたしております。

 それから、定額給付金につきましては、ほぼ9割方というような状況になってございますけれども、最終的な事務処理等を含めますと11月下旬までになるというようなことでございます。定額給付金の事務費、それから給付費についても同じ11月下旬ということです。

 それから、民生費の子育て応援特別手当につきましても、支給事務、それから支給費につきましても同じく、定額給付金と同じ日程を組んでおりますので、そのような日程になる予定でございます。

 それから、6款の農業水産業費の有害鳥獣防護柵の設置事業についてですが、これは12月下旬を予定しております。

 それから、農業生産基盤整備事業につきましては、22年の3月でございます。

 それから、農道の維持補修事業につきましては、9月を予定をいたしております。

 それから、担い手の畑総の負担金事業についてでございますが、これについては9月下旬でございます。

 それから、林業費の環境公益林の整備事業の関係につきましては、6月下旬を予定をいたしております。

 そのページで先ほど一番最初の甲州民家の情報館の関係につきましては、これは3月いっぱいというようなことですが、来年の3月いっぱいということでご理解をいただきたいというふうに思います。

 それから、めくっていただきまして7款の商工費、観光費でございますが、大日影トンネル健全度調査につきましては、8月の下旬を予定をしております。

 それから、観光案内の誘導サインにつきましても、8月下旬でございます。

 それから、道の駅の整備事業につきましては、10月下旬を予定しております。

 それから、8款の土木費の道路橋梁費関係4本でございますが、市道下萩原22号線の改良につきましては来年の3月中旬でございます。

 それから、市道の維持補修事業につきましては、12月中旬でございます。

 それから、橋梁点検につきましては、来年の2月中旬までを予定をしているところでございます。

 それから、市道の下於曽41号線でございます。下於曽41号線につきましては、来年の3月の中旬を予定をいたしております。

 それから、河川ですが、単独の水路改修でございますが、これにつきましても来年の3月下旬を予定をしております。

 それから、9款の消防費で消防ホースの購入についてでございますが、これにつきましては6月下旬を目途に進めているところでございます。

 それから、10款の教育費、小学校費の小学校のネットワーク統合事業、これにつきましては7月上旬、それからエリアサイレンにつきましては10月上旬を予定をいたしているところでございます。

 それから、めくっていただきまして、10款の教育費の小学校費の北小の屋内運動場の改築でございますが、これにつきましては来年の2月の下旬までを予定をしているところでございます。

 続いて、中学校費につきましてのネットワーク統合整備事業、これにつきましても小学校と同じように7月の上旬、それからエリアサイレンにつきましては小学校と同じように10月上旬を目指して進めているところでございます。

 それから、社会教育の指定文化財保存事業でございますが、これにつきましては中身は諏訪神社と向岳寺に関するものでございますが、諏訪神社につきましては来年3月、向嶽寺については12月というようなことで現在取り組んでいるところでございます。

 以上が現時点での進捗あるいは今後に向けての予定ということでございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) ただいま26本につきまして報告を受けたわけでございますけれども、今お答えをいただく中で、第6款の農林水産業費、1項の事業費、農業費でございます有害鳥獣の防除対策設置事業費2,274万7,000円が計上されているわけでございますけれども、ただいまの見通しを聞くところによりますと12月下旬というふうな仕事が上がるというふうなことでございます。この件につきましては、ご承知のように早くできなければ今回せっかく鳥獣害の予算を盛ったにも役に立たないんじゃないか。というのは、果樹地帯ももう既に12月では収穫が終わっておるというふうな状況でございますので、一日も早い完成を望むわけでございます。

 それから、第8款の土木費、2項の道路改良費でございます。橋梁点検委託費3,465万円計上をしてございます。この件につきましても、来年の2月と聞き及んでおります。事故等が起きては困りますので、早い点検をし、そして整備をしてほしいというふうに考えます。

 以上です。



○議長(平塚義君) 要望でよろしいですか。

     (「いいです」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) ほかに質疑はございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(平塚義君) 日程第3の質疑を打ち切ります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第4 提出書類



○議長(平塚義君) 日程第4に入ります。

 提出書類、甲州市土地開発公社に係る平成21年度事業計画及び会計予算並びに平成20年度事業及び決算に関する書類、財団法人まほろばの里ふるさと振興財団に係る平成21年度事業計画及び収支予算並びに平成20年度事業及び収支決算に関する書類、以上2件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので指名いたします。

 20番、廣瀬元久君。



◆20番(廣瀬元久君) 提出書類の財団法人まほろばの里ふるさと振興財団に係る平成21年度事業計画及び収支予算並びに平成20年度事業及び収支決算に関する事項について、私なりに質問をさせていただきます。

 このまま事業を分析しますと、一つには日川渓谷レジャーセンター、二つ目としてはやまと天目山温泉施設、三つ目として道の駅甲斐大和、それで四つ目として農産物の加工体験施設というふうなことで20年度決算あるいは21年度予算というふうなものが計上されておりますが、これは前年、いわゆる決算額と21年度の当初予算の額と比較しますと人件費が予算上非常に多くなっているということで、私の勘違いかどうか知りませんけれども、我々もさきの夏のボーナスについては国家公務員に準じてカットしたというふうな例もあるわけです。しかも、企業会計ですから、やはり公務員に準じて扱うというようなことはいかがかなと私自身はそう思うわけです。

 そこで、やはり各事業の収支が、4つの収支がバランスよくなっていれば非常にいいわけですが、その点について理解に苦しむような数字も中にはあるというふうに私も感じた次第であります。したがって、事業内容をできるだけ精査し、赤字を出さない努力が求められるのがこの企業会計だろうと思います。今後どのような改革あるいは改善を進めていくのか、その考え、方針をお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 廣瀬議員の質疑にお答えをいたします。

 財団法人まほろばの里ふるさと振興財団の業務改善については、近年事業収支の赤字が続いていることから、経営点検と改善を求めており、具体的な改善事例としては、人件費を初めとする経費の節減、冬の期間における一部施設の閉鎖、新商品の開発・販売、イベント等への新たな出店などですが、平成19年と平成20年の人件費を比較しますと、日川渓谷緑の村で82.4%、天目山温泉、これは営業日の増加がありますが、108.1%、道の駅甲斐大和で97.8%、加工体験施設で83.7%、合計で92.3%で金額にしますと275万円の削減を達成しております。市としては、大和地域に関する情報発信や宣伝の充実、イベント開催や施設の整備など側面からの支援を続けつつ、事業報告書、決算書と経営改善計画書の内容を精査し、観光振興の方向性、中長期的なあり方と有効活用、指定管理者制度の運用方法など、財団との協議に臨み、改革、改善に向けて対処してまいる所存であります。



○議長(平塚義君) 20番、廣瀬元久君。



◆20番(廣瀬元久君) ただいまは答弁をいただきました。今後の財団のあり方、それから、その事業内容、そういったものを抜本的に見直していただいて、健全なといいますか、企業会計として立派に立つような、そういう仕組みにぜひ努力をいただきたいと思います。要望にとどめます。

 以上です。



○議長(平塚義君) ほかに質疑はございませんか。

 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 提出案件について伺います。

 今回、提出案件について平成21年度の甲州市土地開発公社事業計画及び会計予算についてを質疑をいたします。

 この表をちょっと見ますと、6ページ、7ページですか、第2表の資本的収入及び支出の関係でございまして、支出の款の1の資本的支出、1項の公有地の取得事業費で、目で公共用地取得事業費と、それから代替用の用地の取得事業費がそれぞれ7,500万円ずつ、合計1億5,000万円計上をされているところでございますけれども、公有地の取得事業につきましては下於曽41号線改良事業費で3,000万円ということで、ほかということでございます。この残りの予算計上してある金額について、どのような事業が計画されておるのかをまず伺っておきます。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 21年度の土地開発公社の関係でございますが、6ページ、7ページの資本的収入及び支出の支出の公有地の取得事業費1億5,000万円のうちの公有用地の取得事業費7,500万円についてでございますが、備考欄に下於曽41号線改良事業3,000万円ほかというふうに書いてございますが、今のところの予定では41号線が予定としてあるということで、そのほかについては特別の事業というふうなものはありません。7,500万円のうちの3,000万円だけにつきましては41号線の改良事業費の取得事業ということで記載をさせていただいておるということでございます。



○議長(平塚義君) ほかに質疑はございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(平塚義君) 日程第4の質疑を打ち切ります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第5 議案第65号



○議長(平塚義君) 日程第5に入ります。

 議案第65号 国土調査事業成果の誤り等修正に係わる責任に関する和解についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑はございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 日程第5の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては総務常任委員会に審議を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) ご異議ないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第6 請願第2号



○議長(平塚義君) 日程第6に入ります。

 請願第2号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 日程第6の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては教育民生常任委員会に審議を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第7 請願第3号



○議長(平塚義君) 日程第7に入ります。

 請願第3号 県立射撃場移転設置検討委員会の設置を求める請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 日程第7の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては総務常任委員会に審議を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) ご異議がないので、さよう決しました。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を11時といたします。

             休憩 午前10時50分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時00分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第8 一般質問



○議長(平塚義君) 日程第8に入ります。

 これより一般質問を行います。

 指名します。

 17番、廣瀬宗勝君。

 廣瀬宗勝君につきましては、一問一答方式で行います。



◆17番(廣瀬宗勝君) 一般質問を通告しておきましたところ、ただいま議長から許可をいただきましたので、市政一般につきまして質問をしてまいります。

 田辺市長におかれましては、現在さまざまな課題に直面しておりますが、市政の推進と市民福祉向上・安定のために全力を傾注しておりますことに対しまして、心から敬意を表する次第であります。

 去る4月11日、勝沼町棚横手山から出火いたしました山林火災でありますが、甲州市消防団員の皆様方には生業を持つ中で、団員多数の皆様方に5日間にわたりまして連日消火作業に従事していただきましたことに対しまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。また、東山梨消防本部、山梨県を初め、東京都消防庁、横浜市、埼玉県、群馬県の各防災航空隊、陸上自衛隊、自衛隊の大型ヘリコプター、多くの関係者が結集し、散水、消火活動に当たられましたことに関しまして、改めて感謝を申し上げる次第でございます。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 まず初めに、定額給付金の支給について通告をしておきました。

 去る3月議会定例会本会議において、5億6,555万2,000円の定額給付金給付事業費を議決いたしました。定額給付金支給につきましては、市当局の努力により4月27日から随時振り込みを開始されたと承知をしております。現在までの申請された世帯数、人員数、支給済みの世帯数、人数、支給済みの金額をあわせてお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 廣瀬宗勝議員からの一般質問にお答えをいたします。

 定額給付金の支給状況でございますが、6月10日現在ということでご答弁をさせていただきたいと思います。

 支払い人数につきましては、支払い対象者3万6,245人、うち18歳以下及び65歳以上の方々につきましては1万5,677人でございます。それ以外の方につきましては1万8,749人、合計で3万4,426人となっております。支払い人数の比率につきましては94.98%になっているところでございます。

 それから、支給額で見てみますと、1人当たり支給額2万円であります18歳以下の方、それから65歳以上の方の支給額につきましては、3億1,354万円となっております。それから、支給金額1万2,000円の方でございますが、支給金額は2億2,498万8,000円でございます。合計をいたしますと5億3,852万8,000円でございます。支給率につきましては、95.24%でございます。

 先ほど議員のご質問の中の補正をした金額5億6,552万2,000円につきましては、その後変更といいますか、現時点での確定の数字で申し上げますと5億6,548万8,000円ということでございます。これの95.24%ということでご理解をいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 理解いたします。よくわかりました。

 現在までにまだ申請をしていない世帯、人数についてお伺いをいたします。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 いまだ申請のない方の世帯につきましては、917世帯でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、答弁をいただいたわけでございますが、これらの申請をしていない世帯に対する今後の対応でございます。体のぐあいが悪い方とか、あるいはまたひとり暮らし、あるいはまた通知をいただいたけれども、しまってしまって忘れているというふうなことだと思うわけでございますけれども、これらの今後の対策はどのようにしておるのかお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 大方の方々は申請していただいて、なおかつ支給をしておるわけでございますけれども、いまだ申請のない方について、今後の対応についてでございますけれども、広報あるいは市のホームページ等によりまして随時周知をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。また、ひとり住まいなどのお年寄りなどで、まだ申請がなされていない世帯というふうな世帯もございますので、そうした方の対応につきましては状況を見ながら関係機関といいますか、関係者等の協力も得ながら、できるだけ速やかに、スムーズにこの申請給付が行われるように取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) よろしくお願いしたいと思います。

 次に、今回の定額給付金を現在までに辞退している世帯があるのかどうかを伺っておきます。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 定額給付金につきまして、給付を辞退されるというふうな方でございますけれども、これまで2名の方がございました。1名は単独世帯、それから世帯の中で1人について辞退をしたいということで申し出があったという内容でございます。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今後とも対策をよろしくお願いしたいと思います。

 次に、新型インフルエンザ対策対応についてを通告しておきました。

 メキシコから発生した新型インフルエンザは、世界各地で感染が拡大をしております。国内での新型インフルエンザ感染者は、調査によりますと、検疫段階を合わせて昨日まで都道府県では497人となっております。また、現在73カ国・地域で2万5,288人が感染し、死亡者は139人となっている現状であります。それぞれの国を初め、各都道府県において新型インフルエンザに感染するのを防ぐために対策を講じておりますけれども、これまで当市の危機管理体制についてをお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 新型インフルエンザは、動物のインフルエンザウイルスが変異し、人から人へと容易に感染できるようになったもので、このウイルスが感染して起こる疾患を言います。発生する時期や地域、その感染力、病原性の強さなどを正確に予測することは困難だと言われております。しかし、一たん発生すると、人類のほとんどが免疫を持っていないため、世界的な大流行が危惧され、大きな健康被害とこれに伴う社会的影響が懸念されているところであります。

 新型インフルエンザ対策につきましては、国及び県の新型インフルエンザ対策行動計画に基づき、新型インフルエンザの海外の発生を受け、各部局長で構成する対策会議を4月30日に設置し、同日第1回対策会議を開催し、その後は発生段階に応じて5月18日及び5月31日にそれぞれ対策会議を開催し、その対策を講じてきたところであります。

 以上です。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今の危機管理体制については理解いたしますけれども、本日の朝刊を見ますと、また山梨県でも検疫の関係で患者が出たというふうな報道もされておるわけでございまして、この新型インフルエンザに対する速やかな対策行動計画をつくって市民に周知徹底していただきたいと、こんなふうにも思います。

 次に、当市としてどのような対策、対応をしたのか、具体的に感染予防対策をどのように図ったのかを伺っておきます。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。

 市では新型インフルエンザ発生以来3回にわたり対策会議を開催し、感染予防対策の協議を行い、その対策をとってまいりました。市民に対しての感染防止対策として、手洗い、うがい、マスクの着用、あわせて国・県からの情報提供などを周知するため、市ホームページ、CATV、広報紙へ掲載する一方、相談窓口案内、新型インフルエンザの対処方法や感染予防についてのチラシを作成し、2回にわたって各組長さんを通じ全戸配布により周知を図ったところであります。また、市役所本庁舎を初め、主要な公共施設の玄関に手、指の消毒液を配置するとともに、感染予防の張り紙を掲示するなど、感染予防の周知に努めてまいりました。そのほか、本庁の健康増進課内に相談窓口を設置し、発熱相談センターの紹介など、市民の相談に応じております。今後も市民の皆様には状況に応じた情報提供や感染予防対策を周知するとともに、適切な対応に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、お答えをいただいたわけでございますが、手洗いとかマスクとか、あるいはまたうがい等、あわせていろいろやっているようでございますけれども、そしてまた、なお公共施設の玄関に手、指の消毒液を配置したというふうにお答えをいただいたわけですけれども、次のほうでこの件については聞きたいと思いますけれども、公共施設の玄関だけというようなことですけれども、ご承知のように小・中学生が一番かかりやすいというふうな状況でございまして、公共施設の玄関あるいは主要な箇所だけではなくて、私、小・中学校の組単位に消毒液の配置ができないかを伺っておきます。

 それから、先ほどマスク等の着用というようなことですが、今、市内の店に行ってもマスクを売っていないというふうな状況が非常に市民の方からも聞こえてまいりますし、また私も事実買いに行きましたけれども、売っていません。これらの対策を今後どういうふうにしていくのか。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。

 多数の児童・生徒が長時間一つの部屋で隣り合っている授業を行うために、患者が学校、保育所施設等に通う児童・生徒の場合、学校のみならず地域の感染源となり得ることもあり、二次感染者が多数発生するおそれがあることから、市といたしましても感染防止・拡大防止のため、地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用する中で、マスク、消毒液などの配布を行い、万全を期したいと思っております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、力強い答弁をいただきまして安心をしておるところでありますが、早急な対策をお願いしたいと思っております。

 次に、今後秋から冬にかけての再発が懸念されることが予想されておりますが、その対応はどのように考えておるのかをお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 議員のご質問にお答えいたします。

 今回の新型インフルエンザは、基礎疾患のある人を中心に重症化する傾向にあるとされておりますが、概して病原性は低く、多くの人が軽症のまま回復しております。治療については、抗インフルエンザウイルスエンザ薬、タミフルやリレンザが有効とされております。そのことから、感染者が多く出た兵庫県や大阪府では休校していた学校が再開されるなど鎮静化に向かっている一方、感染が確認されている地域が出ております。また、海外におきましてもまだ感染が拡大傾向にあり、議員ご質問のとおりインフルエンザの流行期となります秋から冬にかけての流行が危惧されます。

 市といたしましても、地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用し、マスク、消毒液、防護服などを備蓄することにしております。県及び峡東保健所などと連携を図る中で予防対策に努めるとともに、万が一新型インフルエンザが発生した場合の対策につきましても万全を期してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今お答えにありましたように、今回の臨時対策交付金で薬とかマスクとかを用意していくというような答弁をいただいたわけでございますけれども、その辺について備蓄をどのくらいしていくのか、その辺の詳細がわかりましたらお尋ねいたします。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 廣瀬議員さんのご質問にお答えします。

 備蓄の枚数というか、数、量的なものでございますけれども、マスクにつきましては約1人5枚、1週間分の計算を考えておりまして、全体的には小・中学生が3,000人ございます。大体5,000枚ぐらいを予定し、備蓄へ対応してまいりたいと思っています。

 以上です。

     (「よくわからないです、今の数字は。3,000人で5枚で5,000枚というのは」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 計算上ちょっとあれですから、再答弁をお願いします。

 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 失礼しました。

 1人当たりマスクが1週間という形で5枚の計算をしております。ですから、小・中学生が3,000人というような計算でいきますと5枚ということで1万5,000枚の予定を組んでおります。

 以上でございます。

     (発言する者あり)



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 消毒液等も各主要な施設、いわゆる公共施設等に配備し、学校等も設置していきたいと考えております。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) マスクの配布等については商店にもないというようなことでございますので、早急な対策をお願いして、次の質問に移ります。

 次に、今回の新型インフルエンザによる影響で市内小・中学校行事で生徒・児童への支障はあったのか。このことについては、修学旅行等、中止・延期等についてを伺っておきます。



○議長(平塚義君) 教育委員長、清雲俊元君。



◎教育委員長(清雲俊元君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えします。

 今般、国内各市で新型インフルエンザ患者が発生したことに伴い、教育委員会でも甲州市教育委員会対策会議を設置し、最新情報の把握と県・市との連携強化及び情報提供を図っているところであります。当市の学校行事の児童・生徒への支障ということでございますが、中学校におきましては4月中にすべての校外行事が終了しました。また、小学校におきましては5月20日に関東地域での新型インフルエンザ感染が初めて確認され、拡大が予想されたために、県の自粛要請地域外ではありましたが、児童の安全確保を優先し、この日以降5月中の旅行を4校延期しました。3校につきましては、日帰りで都内施設を見学する校外行事を延期し、1校につきましては行き先を都内動物園から甲府市立動物園に変更しました。

 なお、キャンセル等につきましては、同じ業者を利用することにより支障ありません。

 5月31日には県内で初めて感染が確認されましたが、教育委員会対策協議を開く中で、患者は県内に在籍の学生・生徒ではないことから、また発症後の行動範囲が限定的であることから、近隣市町村の動向等も確認する中で学校の休業等の措置や学校行事の自粛措置は行わず、6月上旬の3校の修学旅行と東京旅行につきましては予定どおり実施されました。

 ところが、6月10日未明、カナダから語学研修で帰国した県内私立中学校の生徒2名の感染が確認されました。患者は国外での感染で、発症後の行動範囲が今のところ限定的であることから、教育委員会では近隣市町村の動向等も確認する中で学校の休業等の措置や校外行事等の自粛措置を決めていきたいと考えております。

 なお、学校に対しましては、うがい、手洗い等の徹底、児童の健康観察を十分に行い、教育委員会との随時連絡等を留意事項として、各学校に周知徹底を図ったところであります。

 また、秋に4校の修学旅行が予定されますが、実施に当たっては県・市の連携を図る中で対応していきます。今後の生活についても、引き続き手洗い、うがいの徹底と早寝、朝食の摂取等子どもたちの健康管理に留意し、定例の校長会等を通じ、きめ細かい指導をしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) ただいまの答弁で理解いたしました。

 先ほど新型インフルエンザの関係で臨時交付金を活用する中で手、指消毒液を配置するというふうな、さっき部長のほうから答弁をしておりますけれども、学校当局におかれましては集団ということの中で小・中学生がかかりやすいというようなことで、すぐ休校というようなことがございます。先ほどの答弁をいただく中で、当局ともよく打ち合わせして、速やかな実施に移していただきたいと、こんなふうに要望をしておきます。よろしくお願いいたします。

 次に、介護保険制度についてを通告をしておきました。

 この制度は老人福祉と老人医療に分かれて、高齢者の介護に関する制度を再編成し、利用しやすく公平で効率的な社会支援システムを構築することと理解をしておるところでございます。また、みずからの選択に基づいたサービス利用が可能であり、福祉サービスと医療サービスの総合的、一般的な提供可能、また公的機関のほか、さまざまな民間事業者の参入、促進が図られ、効率的で良質なサービスが提供できるようになりましたが、この保険制度で現在市内の保険給付対象者を伺います。第1号の被保険者数は何人おるのか、また第2号被保険者数は。それから、階層別に介護施設の審査会での認定者数、それから現在施設に入所できずにいる待機者数ですね、それから寝たきり老人数と、あわせて伺います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 介護保険制度は国民の共同連帯の理念に基づき、介護を社会全体で支えていく仕組みとして必要な保険医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うための制度として、平成12年にスタートいたしました。介護保険加入者は年齢によって第1号被保険者と第2号被保険者に分けられています。

 本市の被保険者数、3月31日現在の内訳といたしましては、第1号被保険者は男女合わせまして1万72人、第2号被保険者1万1,897人、合計2万1,969人となっています。

 介護保険制度を利用する際には、東山梨行政事務組合介護認定審査会におきまして介護を必要とする区分審査を行い、非該当、要支援1・2、要介護1から5の8段階に区分されております。3月31日現在の認定者数の介護度別では、要支援1の認定者数は48人、要支援2の認定者数は130人、要介護1の認定者数は278人、要介護2の認定者数は259人、要介護3の認定者数は227人、要介護4の認定者数は221人、要介護5の認定者数は177人、合計で1,340人です。

 また、特別養護老人ホームの施設の入所の待機者は、平成20年10月1日現在で324人となっています。

 また、65歳以上で寝たきりと判断される高齢者は、平成20年3月31日現在158人です。

 以上です。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 現在、1号・2号被保険者が2万1,969人現在いる方がありまして、それから階層別の関係ですが、1,340人認定者数がおるというふうなことで、待機者が324人、寝たきりが158人、大変待機者が多いということで驚いたわけでございます。

 次に、介護保険は介護を必要とする、その有する能力に応じて自立して生活ができるよう在宅、施設の両面にわたって必要な福祉サービス、医療サービスなどを提供していますけれども、まず在宅に関する給付についてを伺っておきます。

 具体的に聞きますけれども、訪問介護、ヘルプサービスでございますが、このことはホームヘルパーが家庭を訪問して介護や家事の援助を行っておるというふうなことで、この階層別利用者数あるいはまた月の延べ人員数をお知らせいただきたいと思います。

 それから、一括して聞きますけれども、訪問入浴、訪問看護、訪問通所によるリハビリテーション、かかりつけ医の医学的管理等、このことについては医師、歯科医師、薬剤師等が家庭を訪問して療養上の管理や指導を行っておると。何人の先生方が対応しておるのか、また今どのような状況でいるか、先ほどの利用者数とかをお知らせいただきたいと思います。

 それから、日帰り介護、デイサービス、短期入所利用者数、延べ人員数をお知らせいただきます。

 それから、福祉用具の貸与及びその購入費の支給等、これは福祉用具というのは車いすとかベッドとか、そういうようなものでございます。それから、住宅改修費の支給は手すり等のこととか段差解消、そのようなことの件数、金額、このほかに給付をしているものがありましたらお願いをいたします。

 以上、一括お聞きいたします。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。

 介護保険サービスを利用できる方は介護認定を受けた方に限られます。介護サービスの利用件数について説明申し上げますが、前年度数は現在取りまとめ中であるため、平成19年度の数字で申し上げます。

 まず、居宅サービスのうち、訪問サービスがございます。訪問介護は各段階別になっておりますけれども、合計で数字は述べさせていただきたいと思います。訪問介護が計で3,231件、そして訪問入浴介護が278件、そして訪問看護が1,668件、訪問リハビリテーションが232件、そして居宅療養管理指導が1,425件で訪問サービスの合計が6,897件です。

 次に、通所サービスというサービスのうち、通所介護が4,826件、そして通所リハビリテーションが2,163件、以上通所サービスの合計が6,989件でございます。

 短期入所サービスのうち、短期入所生活介護が1,990件、短期入所療養介護が23件、短期入所サービスの合計は2,013件となります。

 続いて、福祉用具、住宅改修サービスですが、福祉用具貸与が4,195件、そして福祉用具の購入費助成が136件、住宅改修費助成が90件、合計福祉用具、住宅改修サービスの合計が4,421件でした。

 そして、別に特定施設の入居者の生活介護が、介護度別ですけれども、合計で72件、そして介護予防支援、居宅介護支援が9,978件。

 以上、居宅サービスを合計しますと3万370件となります。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、住宅改修とか、その辺の答弁漏れがあると思うんですが、その辺は。

     (「休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) では、暫時休憩します。

             休憩 午前11時44分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時47分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。大変申しわけないです。

 居宅医療管理指導に関する医療機関への医師の派遣、医療機関の機関数は21機関、21カ所で医師が57人でございます。

 そして、住宅改修のサービスですけれども、90件で1,160万9,496円、そして福祉用具の件数が136件で375万9,648円でございます。そして、住宅改修の内容につきましては、段差の改修、手すり、スロープの設置でございます。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 次に、施設に関する給付について伺います。

 施設規模内容と市内の設置状況でありますが、特別養護老人ホームの数と入所者定員、そして市内の入所者数、老人保健施設の数と入所者定員、市内の入所者数、それからその他介護体制が整った施設等の数、入所者定員及び市内の入所者数をあわせて伺います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 廣瀬議員のご質問にお答えいたします。

 介護保険施設、介護老人福祉施設、介護老人保健施設に入所できる方は要介護1から5の認定を受けている方が利用できるサービスです。介護老人福祉施設は、市内に3つ施設があり、また介護老人保健施設は市内に2つの施設があります。これらの施設に関する給付費は7億7,300万円であります。

 特別養護老人ホームにつきましては、社会福祉法人により3つの施設があります。定員は3施設で182人となっております。市内の方の入居者は105人でございます。施設に入所できる方は65歳以上で身体や心に著しい障害があり、常時介護を必要とする方で、在宅では適切な介護を受けることが困難であり、寝たきりや認知症の方に対して食事、入浴、介護、機能訓練などの生活全般にわたるサービスなどが提供できる施設でございます。待機者は560人で、複数の方が申し込んでおりますので、560ということで理解しています。

 続きまして、老人保健施設について、福祉サービス計画に基づいて看護、医学的管理下での介護、機能訓練等の必要な医療、日常生活上の世話を行うことを目的とした施設でございます。市内には2つの施設があり、定員は190人です。市内の方の入居者は87人です。利用できる方は症状が安定期にある方に対してリハビリ等の医療ケアと生活サービスを一体的に提供し、自立への支援を受けた家庭生活への復帰を支援しています。待機者は170人でございます。

 続きまして、その他介護体制が整った施設等についてでございますけれども、介護保険法に規定される市内の介護体制の整った施設は、通所介護施設として市内に7つの施設があり、また在宅介護支援センターは市内に5つの施設があり、このほか認知症対応型の共同生活介護施設は市内に2つの施設があり、いずれの施設でも利用状況が多く、満床が続いており、多くの方々が待機している状況でございます。

 この状況下において、待機者の方々にはケアマネジャーが作成したケアプランに則ってショートステイ、いわゆる短期入所施設を含めた在宅サービスを利用していただいております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 施設に関する給付は今の説明で大体わかりました。

 次に、市町村の独自の給付についてを伺います。

 市町村は地域の独自のニーズに応じ、65歳以上の方、第1号被保険者で保険料を財源として次のような給付を行うことができるが、当市の介護を必要とする方々等に対する寝具洗濯・乾燥サービスの給付、介護研修、例えば寝たきり老人、痴呆性老人等要介護老人をつくらないための介護予防対策、生きがい活動事業の取り組み、また家庭においての家族介護を行うための知識、介護技術の習得・研修会等、施策への取り組み、それから介護をしている家族のリフレッシュを目的とする交流会、ひとり暮らしの被保険者のための配食サービスなどの状況を伺います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。

 介護認定を受けた要介護者、要支援者は要介護状態区分に従って介護保険でサービスを利用できますが、市ではこのほか、制度に上乗せをした市独自のサービスとして、マイショートサービスを初め、マイデイサービス、介護用品支給サービス、デイサービス、デイケアサービス、利用時間延長などの福祉サービスの充実に努めております。必要とするサービス、寝具洗濯・乾燥サービス等の給付につきましては、実施をしております。サービスを必要とする介護研修につきましては、介護サービス担当者研修を山梨県介護普及センターにて実施しています。

 寝たきり老人、痴呆性の老人、要介護老人をつくらないための介護予防施策につきましては、転倒骨折予防教室、特定高齢者対策として生活機能評価事業、特に運動機能に関するチェック、栄養に関するチェック、口腔機能、閉じこもりのチェック、認知チェック、うつ傾向チェックというのもあります。筋力の向上教室、おたっしゃ教室、認知症の予防教室、脳息抜き教室などを開催しています。

 家庭においての家族介護を行うための豆知識ということで、介護技術の習得研修会などの取り組みについては、また家族のリフレッシュなどの交流事業については、家族介護者交流事業として在宅で高齢者を介護している家族に対して介護から一時的に解放し日帰りの介護施設見学研修などを活用した介護者相互の交流会を行い、心身の回復を目的にする事業を年2回実施しています。

 また、在宅で食事の支度などが困難な65歳以上の高齢者には配食サービスを実施しており、利用者数は2,796件でございます。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) ただいま市の独自給付について答弁がありましたけれども、これらは市として独自ニーズに応じた給付は、先ほど申しましたように65歳以上の方の保険料が財源となりますが、当市の介護保険については高齢者を中心とする要介護を社会全体で支えていく仕組みとして平成12年度にスタートした介護保険は3年ごとに介護保険事業計画及び高齢者福祉計画を策定し、取り組みを目標として定めて、事業の展開をあわせて財源の一部とするというふうなことで現在やっているわけでございますが、この間について介護保険料を見直しております。

 当市の介護の関係で介護保険の特別会計を見ますと、これは19年度の決算で言いますと4億1,111万1,000円の保険料があるわけでございますけれども、当市の繰越未納額が2,778万8,000円ほどにも上っておりますし、また国保の介護分も、20年度末を見ますと非常に滞納繰越分も2,600万円ほどあるというふうなことで、収納率も18%という状況でありますけれども、今後この滞納額によりまして市が実際行う介護ニーズに応じていけるのかどうか。

 それから、もう一つは、介護保険料の徴収率向上のために担当課としてどのように取り組んでおるのかをあわせて伺います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 介護保険料の納付につきまして、年金からの天引き、年額18万円以上ある方は年6回の年金の定期支払いの際に保険料が年金から差し引かれて支給されますが、年額18万円以下の方は市で送付する納付書により納付、これは普通徴収ですけれども、により指定金融機関で支払っていただいております。特に滞納される方は普通徴収対象者で、年金の支給額が少なく、生活を優先することから滞納となっている状況でございます。

 滞納者への対応につきましては、年6回の納期ごとに納付書を発送しまして納付状況を確認し、未納者には納期を20日過ぎますと督促状を送付していますが、滞納されています方々にはさらに年度末において未納者全員に催促状を発送し、納付をしていただきますよう対応しているところでございます。

 今後につきましても、滞納者の納付につきましては、介護保険料は被保険者相互の負担の公平を図る見地からも、収納の向上に向けた取り組み、いわゆる戸別回収、戸別の徴収等の、具体的にはそのような形で努力していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 廣瀬宗勝君の一般質問の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。

 再開は午後1時10分といたします。

             休憩 午後0時05分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時10分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 先ほど介護保険のことについてご答弁があったわけでございますけれども、平成19年度を例にとってみますと、未納額が先ほど申しましたように2,729万9,000円というふうな数字があるわけでございますけれども、先ほどの答弁の中で、対応策といたしましては納付書とか、あるいはまた督促を出しておるというふうな状況でございます。一体この、17.4%の率にしてあるわけですけれども、これらの未納者数、その対応について細かく答弁をいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後1時11分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時11分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

     (「休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 暫時休憩します。

             休憩 午後1時12分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時15分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。

 介護保険の未納者の数は、平成19年度までは1,212名でございます。滞納金額は2,788万7,778円でございます。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、未納者数、金額等についてわかったわけですけれども、先ほど答弁の中で担当課としてこの滞納、未収額に対しまして納付書を出したり、督促状を出したりというふうなことでございますけれども、実際どの程度やっているかを伺います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。

 未納額につきましては、12月の最終のときに1度、年度末の最終のときに1度、督促を出していっております。これからは戸別訪問をしながら考えていきたいと思います。

 以上です。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 滞納の関係で財源の確保という観点もありますので、私のほうから、加えてご答弁をさせていただきたいと思いますが、先ほど来話にもありましたとおり介護保険料につきましても2,700万円余の滞納が19年度決算であるというふうなことで、そのほかの税関係以外にも住宅の使用料であるとか、そういうようなものが実はあるわけでございまして、そんなことから、昨年9月に滞納状況について各課それぞれすべて収納にかかわるものにつきましては調査をいたしました。

 全体といたしますと大変額が多かった調査の結果になりましたので、実は10月20日に第1回の会議を開きまして、仮称、甲州市収納対策連絡会議というふうな、会議というふうなものを第1回開きました。その席で、これらの滞納について市としてどのような形で取り組んでいくかというようなことを話し合いまして、それらについてそれぞれ収納のノウハウを研究しながら、それぞれで知恵を出し合ってこのことに取り組んでいこうということで、実は要綱をつくりました。甲州市収納対策連絡会議設置要綱というようなものを実はつくってございます。その中で、市税及び市税外収入について関係部局間の連絡強化を図りながら収納向上に努めていこうというような目的で、この会議を設置をしたところでございます。

 その中で、それぞれの関係する課がその収納対策に具体的にどのような形で滞納者にアプローチをしたかというようなことを報告をしていただくと。そして、その結果についてどういうふうなことになったかというようなことを記載していただく報告書を作成をいたしまして、Aさんに何回電話でお願いをしたとか、あるいは戸別に訪問してお願いをしたと。その結果、ある人は分納の収納をしたいとか、そういうふうなことの収納をお願いした内容の報告を毎月10日までに報告をしていただくというようなことで、これまでやってきております。大変社会経済が厳しい中で納税者にとっても大変厳しい環境があるわけでございますけれども、そういう中にあってもしっかりと頑張って納税していただいている方との公平性というような面から考えますと、やはりそのことをきちっとご理解をいただきながら納税をしていただくということが大変重要でありますので、そういったふうなことをお話を申し上げながら、滞納者に対する収納のお願いをしてきているところでございます。

 それなりの成果が上がってきているものというふうに思っておりますが、なお引き続きこうしたことの取り組みをしっかりと推進してまいりたいと、こんなふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、答弁をいただいたわけでございますけれども、市全般にわたっての滞納も非常に多いわけでございまして、担当課自体では大変に難しいというふうなことの中で検討会を設けて、それぞれのノウハウをもとにこれからもやっていただくわけでございますけれども、何かそういうお話ございました。収納率向上、アップに対してのそういう収納対策課等を本格的に設ける中で、この厳しい財政状況のもと、滞納額の徴収に当たったらどうかと、こんなふうに考えますが、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 先ほどの答弁の中で連絡会議を開催したということを答弁させていただきましたけれども、その会議の中でも、ただいま議員のご質問にありましたとおり専門の収納対策課といいますか、そういう専門の部署の設置も必要ではないかというふうな意見も出ていることも事実でございます。そんなこともありまして、今後の組織機構の検討の中でそうしたことへの対応が十分にできるような形のものを検討していきたい、こんなふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 次に、介護に関するサービス基盤の整備についてをお伺いいたします。

 在宅、施設両面にわたり基盤整備について伺いましたが、介護に関するサービスを今後とも行ってほしいと思います。特に在宅サービスについては、ひとり暮らしや高齢者のみの世帯でもできる限り住みなれた家庭や地域での生活が継続できるよう、24時間体制をも含めサービス水準を目標としてその基盤を進めてもらいたいと思います。また、手厚い看護を必要とする方については、今後とも施設における介護が大きな役割を果たすことから、その整備や質向上を計画的に推進してもらいたいと思います。

 先ほどの答弁の中で、寝たきり老人、また入所を申し込みしたが待機者が非常に多いという実情もわかったわけでございますけれども、そのためにも甲州市が今計画しております介護保険計画として進めております地域密着型特定施設及び地域密着型介護老人福祉施設の設置の施設整備計画についてもお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員の再質問にお答えをさせていただきます。

 24時間型対応型の施設整備につきましては、本年度定員29人以下の地域密着型介護老人福祉施設の整備と、地域密着型特定施設、定員20人以下の施設の2施設の整備を第4期介護保険事業計画で計画をいたしております。本年6月の市の広報で事業者の募集を行い、今年度中の完成を目指しております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、市長からも答弁がございました2施設についての早期完成を望みまして、次の質問に入ります。

 次に、甲州市まちづくりの基本計画について通告をしておきました。

 都市計画法第18条の2に定められた市町村都市計画に関する基本方針、地域固有の自然、歴史、生活文化などの特性を踏まえながら、目指すべきまちづくりの将来像とその実現に向けて土地利用や都市施設の配置等を明らかにすることにより都市計画の総合的な指針としての役割を担うものだと思いますが、まず初めに、まちづくり基本方針策定の考え方についてをお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 廣瀬宗勝議員の質問にお答えいたします。

 まちづくり基本方針は、市町村が地域固有の自然、歴史、生活文化、産業などの特性を踏まえながら地域社会共有の身近な都市計画を重視したまちづくりの将来ビジョンを描き、都市計画を先導するために都市計画区域を有する市町村には都市計画法第18条の2に定める市町村の都市計画に関する基本的な方針の策定が義務づけられております。これに基づき、本市も基本方針の策定に当たり、一体的なまちの形成、適正な土地利用や施設の整備が図られるよう、市全域を対象とし、おおむね20年後の中長期を見据え、市民参加による計画の立案を重視して市の独自の考え方を示し、市民意向を反映したわかりやすい表現とする考え方で作成をいたしました。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 基本方針の策定についての考え方につきましては、理解をいたしました。

 次に、まちづくりの将来像についてでありますけれども、将来像を「歴史と文化を育む、もてなしと暮らしやすさの果樹園都市」と掲げておりますが、この将来像の簡単な説明と実現に向けてのお考えをお伺いします。



○議長(平塚義君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 廣瀬議員の質問にお答えいたします。

 今回の計画策定に当たりましては、将来像を「歴史と文化を育む、もてなしと暮らしやすさの果樹園都市」といたしました。甲州市の特性、魅力を踏まえた山岳、扇状地、盆地という個性ある地形と水、緑などの豊かな自然を有し、さらにこれまでに培われてきました多くの歴史的・文化的資源やこれらと一体となった市街地や集落を囲み連なる果樹園などのすぐれた環境と美しい風景、これが甲州市らしさの源となっています。こうしたすぐれた環境と美しい風景を次世代に継承することとともに、安全・快適で健康的な暮らしのまちとして、また四季を通じて訪れる人々を温かく迎える魅力的な場を提供するまちをつくっていくこととして、まちづくりの将来像を掲げております。

 また、実現に向けてのとらえ方でございますが、ポイントは大きく4つの柱からなっております。

 一つ目は、参加と協働のまちづくりの推進でございます。市民、企業、行政の参加と協働の推進という原則のもとに理念や目標を共有し、積極的にまちづくりにかかわっていくことを進めていくこととしております。

 二つ目は、多様な制度の活用でございます。基本方針に基づいた調和のとれた土地利用や都市施設の整備等が図られるよう、都市計画法や他の法律に基づく制度を積極的に活用していくこととしています。

 三つ目は、市民主体のまちづくりの推進でございます。これまでの市民による自主的なまちづくりへの参加や活動実績の上に、市民のだれもがまちづくりの主体としてその役割を果たせるような方策や体制を整備し、より一層市民主体のまちづくりを推進していくこととしています。

 四つ目は、本方針の推進と管理でございます。この基本方針は公民協働を基本としており、方針に基づく諸計画が推進されているか、また整備達成状況はどの程度かなど、市民と行政が協働して進捗状況を管理していくこととしております。

 以上のことを進めることが本方針の実現につながるものととらえておりますので、今後推進してまいりたい、こんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 将来像とこれからの実現に向けてにつきましては、わかりました。

 次に、土地利用について伺います。

 まちづくりを進めていくには、土地利用の考え方は大変重要な位置づけでないかと察しております。これまで人口も景気も常に右肩上がりから少子高齢化の世の中に移り、まちのあり方も変わっていかなければならない状況になってきております。今までの拡散型からコンパクトなまちづくりへとシフトしていかなければならない中で、これから甲州市のまちづくりに対する土地利用についてをお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 質問にお答えいたします。

 土地利用の基本方針につきましては、すぐれた環境を保全しつつ適正な都市機能の確保を目指すこととして、自然、歴史、文化、産業等の地域環境を重視し、甲州市らしい果樹園居住地の適切な形成を図っていくこととしています。大きなくくりとして、森林保全、里山保全、里山果樹園、平地部果樹園、市街地と5つの特性に合った基本エリアを定め、さらに暮らし、働き、学び、憩い、集い、遊ぶという都市機能が充実したすぐれた環境の調和を図るための市街化、集落、歴史・文化、幹線道路沿道、産業誘導検討、公共用地活用の6つの目的に沿った区域を戸別ゾーンとして位置づけ、今後の土地活用に対し規制や誘導を図っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 土地利用の方針であり、考え方は理解しましたが、土地利用計画についてはなかなか難しいことであり、市において一方的な考え方でなく、地域の実情や住民とのコンセンサスを図る中で利用方針を図ってもらいたいと思いますけれども、この件について伺います。



○議長(平塚義君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 議員の再質問にお答えいたします。

 この基本方針は、策定に当たり行政と市民参加による協働の作業でつくられております。公募により市内各地区から参加されました市民28名のまちづくり研究会によるワークショップも2カ年にわたっての検討と、さらに庁内検討会、庁内幹事会、また学識経験者や有識者からなるマスタープラン策定審議会や都市計画審議会など、さまざまな人たちにより検討されていますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 次に、道路交通体系整備についての方針を伺っておきます。



○議長(平塚義君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 質問にお答えいたします。

 まちづくりを進めていく上で、目標とする都市構造があります。その中でも特に都市構造の骨格に位置する道路や交通体系については、市民のだれもが関心を持つ分野であるかと思われます。まちづくり基本方針では、生活、仕事、文化、交流などの多様な人が集い活動するさまざま拠点と、これらを連携する道路や交通体系軸を効率よくして機能の充実を図っていくこととしております。少子高齢化が進む中で安心して歩くことのできる道、まちと里の魅力を感じることのできる道として、人が主役の道づくりを進めることとしております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、答弁のほうにもありましたが、道路や交通体系であります軸を効率よく配置し機能の充実を図っていくというような、具体的にはどのような格好でやっていくのかお尋ねいたします。



○議長(平塚義君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) お答えいたします。

 これからのまちづくりでは、少子高齢化や人口減少と環境への配慮などコンパクトなまちづくりが求められております。甲州市は塩山、勝沼、大和のそれぞれの地域特性に応じた市街地、商業地等の拠点があり、コミュニティが形成されており、本方針では地域の特性に合わせた複数の拠点を配置することとし、各拠点、市街地、集落間を連携、交流の軸となります道路、交通ネットワークをあわせ持つ構造としております。

 今後の計画や実施に当たっては、この方針を踏まえたものとし、拠点が分散しないような土地利用等の指導や安全で利便性のある道路網の計画・整備、効率よく機能が発揮できる安心して移動できる公共交通の充実を図っていき、コミュニティの充実につながるようにしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 次に、住宅用火災報知器の設置についてを通告をしておきました。

 住宅用火災報知器の設置義務化が平成18年6月1日に改正消防法が施行され、当市の場合は東山梨行政事務組合火災予防条例で制定されております。新築住宅の居室や階段上などに住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。既存住宅についても、戸建て住宅や自動火災報知器設備共同住宅は最短で20年5月中までに、遅くとも平成23年5月中までに設置することが義務づけられておりますけれども、市内の設置状況をお伺いいたします。また、市営住宅の設置の状況もあわせてお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) ご質問にお答えをいたします。

 住宅火災によりまして亡くなられる方の約70%は、逃げおくれによるものと言われております。こうしたことを背景に、平成17年6月、改正消防法が公布され、平成18年6月1日から新築、既存住宅を問わずすべての住宅に火災警報器の設置が義務づけられたところでございます。ただし、既存住宅につきましては、市町村条例で定める日から適用されることとなっております。

 ただいま議員のご質問の中にもありましたとおり、東山梨消防事務組合火災予防条例では既存住宅につきまして猶予期間を設け、平成23年5月までに設置を完了し、6月1日から設置が義務づけられるということになっているところでございます。つまり、23年6月1日にはすべての住宅に火災警報器を設置しなければなりませんよということでございます。消防法の改正によりまして、平成18年6月以降に新築されております住宅につきましては、これは確実に火災警報器が設置されているということになるわけでございますけれども、既存住宅につきましては、市あるいは警察署でも全体の把握ができていないというのが実情でございます。

 参考までに申し上げますが、塩山消防署で行われております救命救急、それから火災防火教室におきまして、市内出席者に火災警報器設置のアンケート調査を実施しております。それによりますと、市内の新築住宅を含めた設置済みにつきましては206名中32名で、普及率15.5%という内容でございました。この調査結果を見ますと、まだ設置していない家庭が非常に多いということでございますので、先般分団長会議におきまして各分団、部などにおいて各家庭を戸別に回る際、その折りには火災警報器の設置状況を調査していただくとともに、未設置家庭につきましては設置の呼びかけをお願いをしたところでございます。

 また、こうした状況を受けまして、今月30日に東山梨消防本部、それから山梨市と本市の3者で火災警報器の設置促進に向けた検討会議、こういうものを開催する予定になっております。火災警報器につきましては、身の安全を守る設備だけに、市民の皆様のご理解が得られるよう今後消防本部とも連携を図る中で、これらのPRに努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。

 失礼しました。では、先に答弁をいただきます。

 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 市営住宅の火災報知器の設置状況についてでありますが、市営住宅の297戸のうち上塩後団地K1号棟ほか4棟の52戸につきましては、住宅建設時に設置済みであります。また、残りの245戸につきましては平成20年度に市が地域住宅交付金事業により設置いたしまして、現在は市営住宅全戸に設置されている状況でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。

 では、先に答弁をいただきます。

 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 大変失礼いたしました。

 先ほど私の答弁の中で、市及び警察署というふうに答弁をしたようでございますけれども、消防署でございますので、訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 実情はよくわかりました。

 いずれにいたしましても、普及率が非常に悪いというふうなことでございます。今後、東大和消防本部、また消防団、区長会等も通じる中で、今期限までに既存住宅の警報器設置につきましては速やかに取りつけをできるようにお願いをいたします。

 次に、消防白書、19年度ですが、これによりますと、建物火災による死者のうち住宅火災93%、住宅火災による死者のうち逃げおくれが60%、住宅火災の死亡者のうち65歳以上の高齢者が59.6%であります。これでわかりますように、住宅火災による死者数は全体の約6割が65歳以上の高齢者であることから、高齢化の進展にあわせて今後さらに死亡者が増加することが懸念されております。高齢者を火災から守る住宅用火災警報器に対する市の考え方をあわせて伺います。

 このことは、今回国の緊急地域安全対策事業として、国民がそれぞれの地域で安心して働き生活できるよう防火・防災体制の整備を国として緊急に実施するとともに、地方公共団体が実施する事業を支援、促進するため1,100億円、そのうち臨時交付金活用事業として600億円、山梨県には73億円、市町村には82億円の事業費が来ております。この地域活性型経済危機対策臨時交付金を活用して、地方公共団体の自主的な事業を支援、促進し、その中で高齢者を火災から守る住宅用火災警報器設置については費用もありますが、今回これらの費用を活用して予算化に向けての考えを伺います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 答弁させていただきます。

 高齢者等の住宅火災による犠牲者をなくすため、65歳以上の高齢者世帯、約2,500世帯及び障害者の世帯、約200世帯、火災警報器の設置事業を地域活性化経済危機対策実施計画に盛り込み、設置に向けて補正予算に追加提案の予定であります。

 以上です。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 今、答弁にございましたように、経済対策計画等に盛り込みまして、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、甲州市乳児医療費の助成金支給改正についてを通告をしておきました。

 乳児医療費助成金支給につきましては、乳幼児の健康を保持するため医療費の助成を行い、乳幼児の保健の向上を図る目的で平成17年11月1日から施行されております。現在、当市においては乳幼児満6歳に達する以後の最初の3月31日までの間にある者、すなわち未就学の年度末までの児童が通院、入院の医療費の助成を受けることができることになっておりますが、医療費の助成につきましては、今後12歳、小学校6年生の年度までに引き上げる考えはないかを伺います。

 このことにつきましては、平成20年度、本市の未就学の年度末までの乳幼児医療費の費用について見ますと6,000万円ほどが助成をし、そのうち県の乳幼児医療費助成金が2分の1あります。今後の引き上げにつきましては、大変厳しい財政事情でございまして、一般財源で賄うわけでございますことは承知しておりますけれども、厳しい財政事情ですが、既に県下13市のうち甲府市、大月市、韮崎市、南アルプス市、甲斐市、中央市では12歳、小学校6年生までの年度までに支給を実施しております。9歳、小学校3年生の年度末までが2市が実施されております。このことは、やはり子育て支援にも大いにつながり、若者が本市に安心して定着できる、住んでよかったまちにつながり、人口増にもつながると思いますけれども、当局の引き上げについての考え方をどのようかを伺っておきます。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 乳幼児医療費については、現在未就学児までの乳幼児を対象に支給をいたしております。山梨県内の13市の状況を見ますと、本年4月から南アルプス市、中央市が小学校6年生の年度末までに対象を拡大し、従前から実施をしている4市に含めて6市が小学校6年生まで支給をいたしております。また、小学校3年生の年度末までが2市、未就学児までが2市、5歳児までが3市となっております。

 一方、全国的には未就学児までの助成事業の過半数を占めていることや、助成制度が満6歳までとなっているため、対象を拡大した場合には市単独事業となるわけであります。少子化の中で子育て支援をしていくために、県に制度改正を求めるとともに、来年度、22年度に向けて段階的な年齢引き上げをしていこうというふうに考えている次第でございます。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) ただいま市長より大変前向きな答弁をいただいたわけでございますけれども、ぜひこの実施に当たっては来年度予算に計上して完全実施をしていただきたいと、こんなふうにも考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、塩山中学校への夜間照明の設置についてをお伺いいたします。

 時間も大分迫っております。単直に聞きますけれども、なぜ塩山中学校には今、夜間照明がつけてないのか、これをお伺いしたいと思います。



○議長(平塚義君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えいたします。

 小・中学校校庭の夜間照明施設の設置状況は、塩山地区は1地区に1カ所とし、校庭に夜間照明が7カ所に設置されております。勝沼地区は4カ所の校庭に設置され、大和地区は1カ所校庭に設置され、市民の健康と体力づくりを目的に積極的に夜間照明施設を利用していただいております。

 ご質問の塩山中学校校庭への夜間照明設置でございますが、当時は社会体育施設が少なく、地域の社会体育振興の場として土日の昼間に小・中学校の校庭が一般に開放されており、ソフトボール、サッカー、少年野球等が利用されておりましたが、市民一スポーツを提唱し、夜間でもスポーツを楽しむことができるように随時夜間照明を設置してまいりました。塩山中学校につきましては、一般の開放がなされておりませんでしたので、隣接されている塩山南小学校の校庭が学校開放ということになっていましたので、第1号として昭和46年8月に夜間照明が設置されました。年々スポーツ人口の減少に伴い利用団体も少なくなっているのが現状で、現在の夜間照明施設で十分対応できていると考えております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 塩山中学校になぜ夜間照明が設置されないかにつきまして今、教育長の答弁でわかりましたけれども、時代も大分そのときから変わってきております。そういうことの中で、学校体育の向上とか社会体育の向上、両面にわたって、今後私は必要じゃないかと。また、塩山中学校の校庭は市内の中心地でもありまして、できる限り設置が、集まる方も非常にたやすくできて、そういうことを考えて今後前向きに検討してほしいと、こんなふうにも考えております。よろしくお願いしたいと思います。その件についてどうでしょうか、答弁を願います。



○議長(平塚義君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) お答えいたします。

 現状においては十分対応されるという状況ということをお話ししましたけれども、今、議員ご提案のとおり、これから市民のスポーツ活動も活発にしていくことは大切なことでありまして、その状況におきましては、また塩山中学校の校庭の社会体育開放ということも考えていかなければならないのではないかというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) よろしくお願いしたいと思います。

 次に、市長選の再選についての考え方をお伺いいたします。

 平成17年11月1日、3市町村が合併し初代の甲州市長として、大変厳しい経済状況の中で市政の発展と市民福祉向上のため全力を傾注してまいりましたことに対し、心から敬意を表するものであります。

 市長の市政執行の基本方針であります清潔、公正、公開を基本姿勢とし、また市民参画のまちづくりを進め、市民の皆様と情報を共有し、参画と連携の協働のまちづくりを推進し、風格と希望のあるまちづくりの実現に努めてきております。また、市長が基本政策として、ワンシーズンからフルシーズンを通じたまちづくり、地域資源を活用した観光・農業振興によるまちの活性化、ごみの減量化等循環型社会への構築、高齢者福祉サービスと子育て支援の充実、教育の充実と芸術・文化の振興、これらにつきましても対応してまいってきていることは、このことは市民の多くの方々が承知をしており、称賛もしておるところでもございます。これまでに従来に増して大変厳しい財政状況の中、市民の福祉増進に努めることを基本とし、子育て支援など福祉の充実、環境対策、観光・農業振興、教育、文化及び各種計画を実施、策定し、事業の推進を図ってきております。また、甲州市第1次総合計画のもと……



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 廣瀬宗勝議員のご質問にお答えをいたします。

 ただいまは市の市政執行に対し評価の言葉をいただき、身に余る光栄であります。甲州市の市長として市政を推進してまいりました4年の歳月は、産みの苦しみを経て誕生した甲州市のさまざまな課題の解決や旧3市町村の一体感の醸成を図りながら、新市のまちづくりのために過ごした日々でありました。

 このような中で、議員各位を初め、多くの市民の皆様方のご理解とご協力をいただき、新しいまちづくりの計画である第1次甲州市総合計画を策定をいたしたところであります。「豊かな自然 歴史と文化に彩られた 果樹園交流のまち 甲州市」を県内外に発信していくことが重要であります。この総合計画を市政の中で着実に実行し、さまざまな課題の解決や障害を乗り越え、新たな創造に向かって一歩一歩前に進むことが大切であります。このことは私に課せられた責務であると考え、そのためのかじ取りを引き続き果たしてまいりたいと決意を新たにしたところであります。

 私の政治信念は、一人一人の市民の皆様が誇りと愛着の持てるまち、お年寄りが大切にされ、若者が元気で働き、子どもたちの明るい声が聞こえ、自然環境や文化的な景観が大切にされる住みよいまちにすることであります。また、私の基本姿勢は清潔、公正、公開であり、参画と連携と協働といった市民参画の形にこそまちづくりの基本があると思っております。この基本姿勢は、今も変わるものではありません。これから残りの5カ月を4年間の総仕上げの時期ととらえるとともに、次のステップへ向け誠心誠意市政執行に邁進してまいる覚悟でありますので、議員各位初め、市民の皆様方のご理解とご協力をお願いするところでございます。(拍手)



○議長(平塚義君) 廣瀬宗勝君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬宗勝君の一般質問に対して関連質問がある場合は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 休憩中に議会運営委員会を開きたいと思いますので、議会運営委員の皆様は第1委員会室へお集まりください。

             休憩 午後2時04分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時27分



○議長(平塚義君) 再開します。

 次に指名いたします。

 13番、廣瀬重治君。

 廣瀬重治君につきましては、一問一答方式で行います。



◆13番(廣瀬重治君) 議長に質問の通告を事前にさせていただいておりましたところ、許可をいただきましたので、市政についての一般質問をさせていただきます。

 最初に、質問に入る前に一言述べさせていただきます。

 先日、5月30日に勝沼のぶどうの丘のイベントホールで行われました「市長と語ろう 私たちのまち」という、このシンポジウム、推進シンポジウムですね。これにつきましては、私もその場に行って見ておりましたけれども、大変多くの参加者が集まり、また広い年代層にわたって興味を持って会場に来てくれていた。非常にこれは今までのいろいろなプレゼンテーションあるいは市からの説明会などと比較しても、非常にいい成果が上がったのではないかと思います。こういった、特に場所がぶどうの丘のイベントホールというようなこともあり、非常にカジュアルな形での参加ができて、また新しい甲州市になっても、まだぶどう丘に行ったことがないような人たちもいっぱいいるわけなので、そういう意味でも大変よかったのですが、とにかくカジュアルな雰囲気の中でそういうまちづくりについて、ああいう場で語り合っていくということについてのやり方は、とても今後に対して期待の持てる方向だと思います。

 強いて申すならば、せっかくのメーンのタイトルが「市長と語ろう 私たちのまち」であったので、もっと市長とパネラーあるいは会場の人たちがもっと話のやりとりができるような、そういう方向に時間の設定や進行をしていただけたら、これは万全であったと思います。ぜひ今後もこのようなものを、新しい試みを積極的にやっていただきたいと思います。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 最初の質問は国民健康保険税についてでございます。

 私の、この保険税についての中で特に資産割についてのところを伺いたいと思います。

 この国民健康保険税については、昨年の9月のこの議会でも廣瀬元久議員よりも質問があり、その中でも資産割についての必要性、あるいはこの問題については二重課税になるのではないかというような意見もございまして、これは実際に私たちの市だけでなく全国的に同じ方向でやっているところがあるわけですが、所得を生まない資産に課税されたり、あるいは所得を生む資産であっても、アパートなどの場合、既に所得割のほうに課税をされているというような二重課税の問題があったりということで、これについては9月議会においても、当時の部長からの説明で段階的に調整をし、また今後課税方式の見直しも積極的に早期にそれを研究していくと、このようなお話だったわけですが、その後、今回、今年度の21年度において10%の引き下げという形で説明をいただいた方向になっているわけですけれども、この資産割の現状、これは引き下げということで大変市民にとってはありがたいことなわけですけれども、この辺の経緯と、そしてこの状況を、資産割についてのところの説明をいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えいたします。

 国民健康保険税は、応能割合とする所得割と資産割及び応益割合とする均等割と平等割の4方式の課税区分で構成され、応能割合と応益割合をいわゆる50対50とすることが基本とされております。本市の場合、応能割合が高いため、平成21年度に現行税率のまま課税した場合には低所得者層に対する国や県の軽減制度の補てん対象とならないことになります。このため、今回税率の見直しを行い、国の軽減対象となる基準である応益割合が45%以上となるよう国民健康保険運営協議会に諮問し、答申を受け、平成21年度の医療分資産割税率を35%から25%に引き下げる税率改正の条例案を今議会に提出させていただいたところであります。

 今後も国民健康保険税を算出する上での基本原理を遵守し、かつ税の公平化を基本に、新しい税率が国保会計に与える影響にも十分考慮しながら、国保会計の収支の均衡を図るために歳出の削減に努め、歳入の確保に積極的に取り組み、健全な国保運営に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 今のご説明で内容はわかりましたけれども、この資産割という部分について今回は10%の引き下げということであるわけですけれども、今後の方向性として、最終的には資産割というものが廃止されていく方向なのか。もちろん、いつどうという時期についての明確なものは、財政の状況、国保の財政の状況等にもよるわけですけれども、今回の部分的というか、率の引き下げだけでなく所得割そのものがなくなる方向にあるのかどうかが伺いたいことと、そして、それと同時にこれを減らしていくことによって、もちろん国保の財政の安定がまず第一なわけですが、現状滞納されているものはどのくらいあるのか、そして、それが一つの大きなポイントになってくると思うんですが、最終的にこれらを計算するときに未収税が何%という収納率の問題は非常に重要な掛け率になってくると思うので、現状その辺のところをお伺いをしたいと思います。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) お答えいたします。

 今後の資産割の課税につきましては、国保会計の財政状況を最重視して見直しをしていくべきと考えますが、先ほど答弁でも触れさせていただいたように応能割合と応益割合のバランスを考慮する中で、県内でも資産割を除く3方式に移行した市が13市のうち、都留市を初め4市あることも勘案しながら、資産割の段階的調整を図ってまいりたいと考えております。

 滞納額についてと徴収率については、後で報告いたします。よろしくお願いします。

 以上です。

     (「議長、後でという答弁は何とかしてください」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 今、福祉保健部長から後でというあれですけれども、調べて後ほど、今、廣瀬重治議員が質問する最中で、そのうちに答弁書、数字を出していただきたいと思います。よろしいでしょうか、廣瀬議員。

     (「はい」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 先ほど廣瀬宗勝議員の介護保険等の質問の中に同様に滞納についての対策等の話がございましたので、その辺も具体的なところはこちらの国民健康保険についてもお伺いをしたい部分ではあったんですが、そこは省略をいたしますが、ただ1つだけ、最終的に他の税金などと違って国民健康保険税の場合は実際に医療と直結していることなので、疾病を持っている方々にとっては、仮に保険が滞納であったために保険証が出ないとかいう事態の中で状況が違うので、それらに対する対策というものは一般の税の対策と若干違うのか、あるいは基本的にはすべて同じという考えでいくのか。というのは、最終段階においてどこで強制していくか、その考え方についても、これは基本的な考え方としてどのような考えを持っていらっしゃるか伺いたいと思います。



○議長(平塚義君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後2時40分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時45分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 大変失礼いたしました。

 先ほどの滞納額と滞納世帯数を報告いたします。

 滞納繰越分につきましては3億825万5,672円、そして前年度課税部分の未収額が1億1,291万2,496円、合わせて4億2,116万8,168円でございます。4期以上の世帯が611世帯、2期から3期までの世帯が82世帯、合わせて693世帯でございます。収納率につきましては、77.42%でございます。

 続きまして、国民健康保険滞納者に対する保険証の交付ということで答弁させていただきます。

     (「収納率は77%なんて低くないでしょう。90%近くあるはずですよ」と呼ぶ者あり)



◎福祉保健部長(岡村啓司君) すみません。現年課税分が92.88%、そして滞納繰越分が20.04%です。

 国民健康保険税滞納世帯に対する保険証の交付につきましてお答えいたします。

 国民健康保険税の滞納世帯に対する保険証の取り扱いにつきましては、滞納状況によりまして甲州市国民健康保険税滞納者対策実施要領に基づき、有効期限を限定した1カ月、3カ月、6カ月の短期証と、それに資格証明書を交付しております。資格証明書につきましては、国民健康保険税を1年間滞納した場合に保険証にかえて発行するもので、国民健康保険の被保険者としての保険診療の証明となるものであります。医療機関で提示し医療を受けることができますが、窓口で一たん全額、10割を支払い、国民健康保険負担分となる保険給付の7割は、申請することにより国保の窓口で償還払いとなります。もし資格証明書を医療機関に提示せずに受診した場合は保険適用にならず、自由診療扱いとなりますので、国民健康保険負担分の7割は償還払いができないことになっております。しかし、滞納保険税を完納したとき、または滞納額が著しく減少したときは、資格証明書にかえて被保険者証を交付することにしております。

 国保税滞納額が年々増加する中で、国保の被保険者の相互扶助の制度であります国民健康保険税の健全運営のためにご理解とご協力をお願いします。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) いずれにしましても、滞納者に対する対策というのはこの健康保険税に関しては大変厳しい、厳しいというのは取り立てていくということについても慎重に対処しなければならないと思います。税を負担する公平性ということから、滞納を認めるということは、これは頑張って納めていらっしゃるそれぞれの市民の方々に対するやはり不公平感になる。しかし、このことによって病院で治療を受けられないとか治療費の負担が大きいために行くのをやめてしまうというようなことについても、これはやはり別の観点からの問題がある。この辺を、そういう特別な状況というものを十分に理解しながら対処をしていっていただきたいというふうに思います。やはり現実には一つ一つのケースによって事情があったり、その事情を理解できる状況であるかどうかというような判断は大変難しいとは思いますが、ぜひその辺の税の公平さと、そして弱者の救済ということについても、やはり両面をうまく考え、いろいろな制度を利用し、早目早目にそういうことについても教えていく、相談にぜひ市民の方が安心して来れるような、そんな状況をつくってもらいたいと思います。

 国民健康保険税については、以上で質問を終わります。

 次の質問に移らせてもらいます。

 審議会等についてのことをお伺いしたいわけなんですが、これは審議会、外部で行われる一般市民の方々なんかや有識者などで構成する各種の審議会や協議会、委員会等、それからもう少し幅広く言って議会関係のものも含まれてまいりますが、基本的にこれらの会議というものは、大原則としては公開されているものということになるわけですが、ただ一つ、議会における委員会については、これは甲州市の場合にはもちろん委員長の権限ということになりますが、制限つきの公開という形になるわけですけれども、原則は公開されているわけです。

 そういう中で、より多くの市民の方々にも、どういう審議会がどこでどういうふうに行われているかということを知らしめていく必要があると思います。そして、興味を持っていただく。そして、さらに一般公募の審議委員なんかの、そういう募集もあるので、そういうものにはぜひ多くの方々に応募していただいたりして、やはりより多くの市民の声をそこで聞くことができるような状況をつくっていきたいと思うんですが、今まで行政改革等の中で、既に各種審議会等のあり方についてのいろいろ検討もされていると思いますが、無駄のないような審議会づくりをし、そして重複する委員が余りにも多いと、いつも同じようなメンバーだというのは常々聞かれる声なわけですけれども、そういったことを今後どのように解消し、また、やはり比較的男性、比較的というか、これは明らかに男性のほうが多い場合が多いわけなんですが、少なくとも有権者あるいは人口の半分あるいは半分を超えて女性がいらっしゃるわけなので、そういったことの問題あるいは年齢層も各年代をふやすというようなことで、こういう審議会等を今後どのような形で改革していくのか、その辺のことについてお考えがあれば教えていただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えをいたします。

 審議会についてでございますけれども、審議会につきましては、高度な専門性を有する事項について有識者の意見を聞くだけでなく、現在では市民の広い意見を聞く場となっているところでございます。甲州市におきましても、市民参加の一つの手法といたしまして委員会や市民会議等を設けるとともに、審議会の委員の選任の際には公募制度を取り入れているところでございます。

 議員のご質問の中にもありましたとおり、審議会の設置につきましては、行政改革の実施計画の中におきましても審議会等の設置及び運営に関する基本指針、こういうものをつくっていくというようなことを位置づけておるわけでございますけれども、そういったことの中で、現在審議会等の設置及び運営に関する基本指針、こういうふうなものの素案をつくってございます。まだ庁内としての決定事項にはなっておりませんけれども、議会明けにはこれらについて庁内の会議を開いて、決定次第これを実施していくというようなことで現在進めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 今、答弁をしていただいた中で、基本指針が近々にはまとまっていくというようなことで大変興味のあることなんですが、そういう時期だけにあえてお伺いをいたしますが、これは総務企画部長にお伺いをいたしますけれども、審議会について、具体的に言うと、すべてのそういった会議ということを前提にして、これは本会議、この議会なども含めておりますけれども、公開が原則という中で、議員が例えば各審議会や協議会あるいはそういった委員会等を傍聴するということについては、総務企画部長としてはそれについてどういう見解を持たれますか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 審議会等の公開についての中で、特に議員の傍聴というふうなことでございますけれども、これにつきましても、実は附属機関等の会議の公開に関する基準、こういったものも先ほどの審議会の運営指針といったふうなもの、同じく行政改革の実施計画の中にこういうものもつくっていくんだというふうなことの位置づけがされておりまして、これにつきましても、公開に関する基準というものの素案をつくってございます。これについても同じような形で今後決定をしていくわけでございますけれども、そういう中で、基本的には公開を、例えば法律とか条例とか、そういうもので非公開にするといったもの以外については、原則傍聴ができるような形の方向というふうなものについては考えております。細部にわたってはこれから詰めていくという作業があるわけでございますけれども、情報を公開していくということはこれからの行政に求められている開かれた行政を目指すという観点からいきますと、当然そういった視点でこれを進めていかなければならないというふうに考えておりますので、そういった視点を踏まえながら、今後庁内での合意を図る中でそれらについての対応をしていきたい、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) その指針をつくられる中で、今の議員の傍聴ということも一つその中に入ってくるのかもしれませんが、しかし、大原則として基本的には公開という中、例外的なものあるいは制限をしなければいけないものは当然あるとして、それは理解をいたしますが、基本的には議員というものの立場で、やはりすべての情報について精査していかなければいけない、そして自分の中でそれを判断をし、本議会に当たってそれらの情報処理をしながら議決に当たっていく、審議に当たっていく、このようなことがあるので、基本的には全市民がだれでもが公開ということでは、見ていただく、それに差しさわりがない、むしろ見ていただきたい、ぜひ見てほしいと、これが新しい、今、部長が言ったような新しい開かれた行政のあり方だと、あるいは議会もそうですけれども、そういうものだと思います。

 しかし、実際のところ、今までの経緯の中でも、私自身も甲州市になってからも何度も議会事務局を通じてお願いしておりますけれども、いつ何の会議がどこであるのかということについてのすべての連絡を議会事務局に何らかの形で連絡をとって、我々がそれをお知らせをいただくまでもない、自分たちがチェックをすればいいんですけれども、毎日でも事務局に通ってチェックをすればいいわけですが、そういうことをお願いしているんですが、今まで甲州市になってほとんど実行されていません。一時、数枚のお知らせが入りましたけれども、これだけ多くの委員会や審議会等が行われていながら、それは一度ならず何回も事務局長を通じてお願いをしているはずですが、この辺の事実に関しては総務企画部長はどう思われますか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 各種会議、現状では大体38ぐらいの審議会、いろいろな協議会とか、そういったようなものがありますが、そういったものをいつ開かれるというふうな情報につきましては議会事務局のほうへそういった通知をするというようなことは、庁内的には一応そういうことになっております。そういうことが十分なされていないというふうな今、ご指摘でございますけれども、そういった点については今後十分そのことを取り組んでいきたいというふうに思っております。基本的にはそういう形で、議会事務局のほうへお知らせするということは、庁内でそういう通知といいますか、おふれは出しておりますので、基本的にはそういうふうにしていくということになっておるということでご理解ください。足らない点については、今後取り組みをしっかりしていきたいと思っております。



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 総務企画部長の話はわかりますが、そういう話が通っているのであればなおさらですが、聞いていないというならわかるんですけれども、聞いているという話で既に3年半、実例として本当に数件しかない。この3年半に何回そういう審議会などがあったか。実際に我々は一般市民と毎日接しています。そういう中で、その委員に選ばれた方なんかは自分の会議のことはもちろん知っている。だから、当然議会議員がそんなことを知っているのは当たり前だと思うから、そういう形で話をされてくる場面なんかは幾らでもあるわけですが、我々はその会議の存在も知らないし、あるいはその会議がいつ行われたか、あした行われるのか、きのう行われたのかもわからん。その中で、いつそんなことがあったんですかというようなことを市民に聞くことは、我々としては甚だ恥ずかしい話である。それに対して情報をくれと言っているのに、来ない。さらに、それはそういうことが総務企画部長として認識されているならば、即時あすからでもこれが実施できるようにお願いをしたいんですが、いかがでしょうか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 しっかりとそのことについては取り組んでいきたいと思っております。

 先ほども申しましたが、会議の公開に関する基準の素案を今つくっているということのお話をさせていただきましたけれども、その中でも会議開催の事前公表というふうな項目を設けております。会議の公開をする場合については、事前にこれを、素案では1週間前というような形で開催予定日を公表するというようなことをしております。ただ、緊急を要して通知が間に合わないというような事例も当然出てくることも予想されます。そういうものについては、きちっと開催後に速やかにそれらの内容について公表する、そういったふうなことをきちっとこれからはやっていくというふうなことの取り組みをしていきたいと、こんなふうに考えております。



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 一般市民に対して公開するという部分についての公開の基準等については当然出てくるとは思うんですが、議会議員に対する公開をどうするかということについては、これは審議会の方向性を決めていく、先ほどもおっしゃっていた基本指針の中で検討されることはもちろん構わないことですけれども、当然今度は議会そのものの権限というものと連動してくることになりますので、議会としての権限あるいは議員としての権限というものにも波及するので、この辺は慎重に考えていただきたい。私たちは、基本的には非公開なものについては当然それは守っていますけれども、そうでないものについて、そういう委員会や審議会などに出て我々が意見を言うのではなく、傍聴するということは、これがでは事前協議に当たるかというと、これは全く当たらないわけで、的確な情報を自分自身の情報として得ることは、より正確な審議をしていく上で必要なことであり、これは別に事前に情報が議員に漏れては困るというようなことが、これはいつどこであったことではありませんが、時々そのようなことを言われる場合があるんですが、そういうこととはやはり違いますので、特に議会議員に対しての公開、傍聴に対してどういうような形で臨んでいくか、それらについて十分また事前の日程を出すということに関しては配慮をしてもらいたいと思います。

 最終的に、一般の方々へも情報を出すということはより大切なことであり、そしてそれに興味を持っていただくことも必要です。それはやはり広報などで出すことが一番正しいんですが、時間的にも、先ほどもおっしゃったようにそれはなかなか会議の進行上難しいと思います。やはりそういうときには、今やまさにインターネットの時代であり、甲州市のホームヘルパーもかなりヒット数が上がっています。そういった意味ではインターネット上に、他の市を見ても、ほかの自治体では何件もそのようなものがほとんどあるわけですけれども、そういったものをよく研究していただいて、そういうところに出す分には即時出せるということです。そしてまた、そのほかにはこの市庁舎の中にもきちんと一般の方々の目の触れるところにそういった日程が張り出されている、あるいは書き込まれているということが必要ではないかと思います。その辺についての今後の対策として、方向性、今のようなインターネットなんかでのスケジュールの公開とかということも検討していただきたいと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 ただいま議員からもご質問がありました内容につきまして、私どもといたしましても、先ほど来ご答弁させていただいております公開に関する基準の中で、どういうふうな形でしていくかというふうなことで、ただいま議員のご質問がありましたとおり、開催案内を市役所の掲示板に掲示するとか、あるいはホームページに掲載する、あるいは附属機関を直接所管する庶務課の窓口に置くとか、いろいろな形でのお知らせがあると思います。当然、広報というふうなものも、日程によっては活用ができます。ある一定の期間がある場合は広報なんかでもそれは当然お知らせができますけれども、通常一般の場合は広報でというふうな時間的な制約の中では、ある意味難しい部分が多いかなというふうには思っておりますけれども、いずれにしましても、いろいろな形での情報の伝達方法という手段はありますので、そういったふうなものをきちっと整理しながらやっていきたいというふうに思っておるところでございます。



○議長(平塚義君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) ぜひこれからの新しいまちづくりの中で、市長が目指している市民主体のまちづくり、市民の意見をよく聞いてという市長の方向性を裏づけていくためにも、できる限りの、支障のない限り、それらの会議や審議会、それらのものを積極的に公開し、また公開しているということをアピールして、皆さんにぜひ見ていただきたい、聞いていただきたいということを市民にもアピールしていただきたいと思います。

 さらに、甲州市市議会は既に全員協議会を公式会議として公開をしておるわけなんですが、先日、約1週間ほど前ですか、県内の山中湖村が全員協議会を公開したということで、かなり大きなニュースとしてテレビ、新聞にも大々的に報道されておりましたが、非常にこれは、確かに先行していることなわけなんですが、実は私ども甲州市のほうがそれよりも先に実行し、既にもうやっているわけです。こういうことも、やっていることも広めていかないと、やっているのがわからない。せっかく山中湖村があれだけの話題になるのはほかの理由もあるのかもしれませんけれども、少なくとも全員協議会を積極的に会議として持っていき、そして公開しているという甲州市の議会のあり方も、やはり積極的に外へアピールすることが必要だし、市民の方々にも知っていただきたいと思います。

 そういう点で、ぜひ審議会や各種会議についての公開について、そして、それらの会議が、最初に申し上げたように一部の方々に偏らなかったりするような形をぜひとり、また一般公募の方が大勢応募してくれるような、そういう方向性をぜひ基本指針の中で研究していただき、いい成果を上げていただきたい。

 そして、最後にもう一度要望ですが、議会には速やかに会議の情報を流していただきたいと思います。

 以上、その点については要望ということでとどめます。

 私の質問は以上で終わります。

 すみません、議長、いいですか、すみません。



○議長(平塚義君) はい、どうぞ。



◆13番(廣瀬重治君) 失礼しました。

 通告質問の中では3番目にもう1項目、残る5カ月の市長の方針と11月の選挙に対してということを伺うつもりでいましたが、先ほど廣瀬宗勝議員の質問の中でそのことが、同様の意味合いのことが質問され、そして市長から残る5カ月についてのコメントも中に入った上で、市長選挙へ臨む心強い発言がありましたので、私の質問のここは必要ではありませんので割愛させていただいて、以上で質問を終わらせていただきます。



○議長(平塚義君) 廣瀬重治君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬重治君の一般質問に対して関連質問がある場合、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を3時25分といたします。

             休憩 午後3時13分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時25分



○議長(平塚義君) 再開します。

 次に指名いたします。

 10番、古屋匡三君。

 古屋匡三君については、一問一答方式で行います。



◆10番(古屋匡三君) 議長に一般質問を通告しておいたところ、許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 私の質問は、観光振興、産業廃棄物処理場、遊休農地と耕作放棄地、地域自治活動、岩崎山林道の5件をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。地域自治活動については、非常時の場合ということでお願いいたします。

 本市は、「豊かな自然 歴史と文化に彩られた 果樹園交流のまち」をスローガンに、信玄の里・一葉の里ウオーキングコース、大菩薩トレッキングコース、大日影遊歩道、竜門橋ハイキングコース、ぶどうの里ハイキングコースなど多彩に設置され、歴史や文化や近代化遺産、桜や花の名所など、歩いて楽しんで多くの観光客が訪れております。また、ウオーキングフットパスのまちとして多くのお客様に何度も訪れていただき、名産であるサクランボ、桃、ブドウの果樹園にも来園していただくためにも、観光インフラ、周辺整備が大変大事だと思っております。それがおもてなしの心だと思っております。非常に大切だと感じます。

 市長も、歩いてよかったなと思える観光施設周辺の環境整備や情報発信を展開、推進していくと3月議会で表明しておりました。特に、最近は近代産業遺産の大日影トンネル遊歩道に大勢の観光客のお客様がバスで見えられます。秋になると、勝沼ぶどう郷駅前にはバス、乗用車、タクシー、送迎の車で大混雑です。私や他の議員も、昨年もその前からも質問させてもらっているのですが、勝沼ぶどう郷駅前の駐車場が一向に進んでおりません。どこまで確保できる状況になるのか。

 また、前にもお願いしてありましたぶどう郷駅の多目的トイレについては今年度予算が確保できたとのことですが、建設の具体的な日程をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 古屋議員のご質問にお答えいたします。

 勝沼ぶどう郷駅の多目的トイレ整備につきましては、県の富士の国やまなし観光振興施設整備事業補助金を受けて、現在あるトイレ横に整備することといたしました。既に県補助金の内示を受け、土地所有者であるJR東日本との協議も終えております。建物は木造平屋建て、床面積5.76平米で、車いす対応型便座、ベビーシート、非常用ブザーなどを備える予定で、8月に入札を行い、12月末の完成予定であります。

 次に、駐車場でありますが、勝沼ぶどう郷駅は鉄道遺産記念公園や大日影トンネル遊歩道の完成などで大型バスも含めた駐車場対策の必要が高まっております。現在、駅周辺には2カ所の市営無料駐車場があり、約40台が駐車可能ですが、通勤客など市民も利用するため、週末や観光シーズンを中心に駐車場が不足する傾向にあります。対応に向けて、駅前広場及び周辺の公共用地の有効活用など、関係各課による検討を進めているところであり、この春には駅前にあるJAフルーツ山梨の有料駐車場を週末シェアリング、週末のみ観光客用として契約できないか打診いたしたところ、週末も利用する契約者がいるとのことで断念をいたしました。

 なお、観光客や駅周辺にお住まいの皆さんにできるだけご迷惑のかからないよう、夏から秋の観光シーズンに向けては臨時駐車場で対応する方向で準備を進めております。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) トイレのほうは、多目的トイレはいろいろな部分でいよいよ完成させていただくということで、12月末になるということですけれども、いよいよこれからシーズンが始まる前に、できればシーズン前に欲しかったですけれども、できれば早目に対処できるように努力してほしいと思います。

 それから、今お答えになりましたけれども、臨時駐車場ということですけれども、どのところに可能性があるのか。

 それから、もう一つ東側に駐車場がありました部分ですけれども、これを有料化という格好でいろいろお話をしていましたけれども、今までの経過をお話しいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 臨時駐車場につきましては、大型観光バス等について、フルーツライン沿いの空き地を利用するように、ツーリスト、いろいろなトラベル会社に連絡等をしてございます。

 それから、駅東側にあります、都市公園がありますが、都市公園であいている場所、例えばゲートボール場などを関係課にお願いをしまして、観光シーズンだけ臨時的に駐車場としてお借りするというような状況でございます。

 それから、有料駐車場には地主、関係者等と今まだ協議中でございますので、いましばらく時間がかかります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) ありがとうございます。やはり努力すれば、いろいろな形は出てくると思います。4年間かかって、ようやっと臨時駐車場が見えてきたかなという格好です。また、いろいろとこれからも苦労が多いとは思いますけれども、ぜひご努力をよろしくお願いいたします。

 それでは、もう一つ申し上げておきましたウオーキングコース上にQRコードを表示し、コース上の細かな情報やトイレなどを発信し、安心して歩いていただくおもてなしを考えてQRコードの提案をしておりますが、平成18年から何度も質問しているわけですけれども、パンフレット等に載せてホームページにつなぐだけではなくて、私が言いますものは歩くフットパスコースの中にやはり置いて、お客様が歩く、そして、その歩いている中を、あっという、こういうぐあいに、そのコースの中の細かな情報がある。それから、そこにトイレがなくても貸してくれる農家であり、施設があれば、それが情報になり、その近くに買物もできるところもあるというように、そういう細かな情報があると、歩いていて楽しい。そして、よかったなと思うと、それがいやしになり、また他のお客様にお客様が話す、そんな形になると思います。

 私は、そのQRコードの提案をしておきましたけれども、この前もお話ししておいたんですけれども、まちナビプロジェクトでは携帯を活用して情報発信をするということをお聞きしてあったんですけれども、やはり情報発信はしてありましたけれども、他の観光地との差別化をするにはまだまだ中身が足りません。ソムリエの育成とカロリー計算で終わってしまったものです。これからのQRナビをどういうぐあいに考えているのか、市ではそれは要らないのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 古屋匡三議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 携帯電話から情報収集が可能なQRコードにつきましては、昨年度実施いたしましたまちめぐりナビプロジェクト事業の事業主体であります甲州市交流まちづくり協議会におきまして検討をいたしました。実施していくというふうなことでこれまで来たわけでございますが、そういう中で、携帯電話のインターネット利用につきましては、フットパスウオーキングイベントにおきまして実証実験において利用者からいろいろな意見をお聞きしたところでございますが、その中でQRコード、読み取りモードを立ち上げるまでの一連の作業について、携帯電話の機能が使いこなせない人には非常にわかりにくく面倒だというふうな意見が寄せられておりました。QRコードに限らず、携帯電話は本来使いやすさが売り物の情報取得機器でありますが、インターネット接続機能は携帯電話を使いこなせない一般利用者、特にまち歩きを楽しむ中高年齢層の利用促進がなされていないのが実情であります。そういうふうな実態が出てきたわけでございますが、また山梨県や他自治体の事例等を調査したところによりますと、掲示されましたQRコードを利用したホームページへの訪問者数は非常に少ない状況であるというようなことでございます。

 それから、なお、定額料金制でない場合には高額な通信費がかかるなどのことによりまして、この点については検討を要するというふうなことがございまして、平成20年度事業での実施については見送られてきたという経過がございます。

 そうは言いましても、インターネット接続機能が充実した携帯電話の普及というものは大変拡大しております。QRコードの可能性は今よりもさらに大きくなるものと考えられ、特に中高年齢層のそうした人たちが利用しやすい機能を充実していくということがやはりこの解決策になるのではないかというふうに考えているところでございます。そうしたことでありますので、携帯電話会社にも機能の充実といったふうなことについてこれまで要望もしてきたところでございます。

 「あるーくこうしゅう」ホームページの情報につきましては、携帯電話で閲覧できるように設計がしてありまして、トップページだけでなく各ページにもQRコードが掲示してありますので、各観光施設の案内所板等に同じQRコードを張りつけることで携帯サイトへの接続が可能となっております。現在ではそういうふうなシステムが組まれておりますので、フットパスコース等の案内板にQRコードを掲示し、どのくらいの利用率があるのか、そしてその効果を把握するために、実験的にこれから実験していくことも必要ではないかというふうに考えております。

 そういったふうなことも踏まえながら、議員ご提言の各施設でいろいろな地図情報であるとか、そこのQRコードから、例えばトイレの位置がどこにあるのかとか、自分が必要とする施設へどんなふうな形で行けるのかといったふうな観光情報を伝えていくというのが、やはり観光を目指す我が市にとりましても大変重要なことであるというふうに考えておりますので、先ほど来言っておりました課題等の克服のためのいろいろな検討をする中で、引き続き実施に向けて検討をしていきたいと、こんなふうに考えておるところでございます。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 長い返答をありがとうございます。

 実は、検討ばかりではだめなんです。今のQRコード、現実にはまちナビでできているわけです。中身なんです。コンテンツが大事。結局、あれを携帯で見ますと、今はもっと老人でも使いやすい携帯ができています。すぐ見れる、そういうふうな。中身が大事なんです。あそこに入っている部分をもっといろいろ、例えば観光園であり、地域の情報が不足しているんです。その辺を研究。だから、私が前にも言ったときもそうなんですけれども、中のコンテンツの中身がない。それをいつ集めているか。全然やっていない。結局、検討ではなくて、あっ、ここにある。ここに行くと、この人がいる。こんなおもしろい人。これも中身なんです。やはりそれを集めているかということが一番大事だと。やはり引っつけて、その部分に人を張りつけて仕事をさせる。大事なことです。そして、そういうことをして、中身が濃いから、歩いていてもおもしろいとか、先ほど市長さんがおっしゃったように、歩いていて楽しいとか、そう感じるのは、ほかとの差別化を図る。そこをしなければいけない。もう検討している時代じゃないんです。国土交通省が近代化遺産を指定したのは300からあるんです。そういう中で、早くできたところはどこがやるか。やはりそこをやっていかなきゃいけないと思います。ぜひそんな形で取り組んでいただきたい。よろしくお願いいたします。

 それでは、通告しておきました近代産業遺産の宮光園の具体的な活用方法についてお伺いいたします。

 前回の夏八木議員も、また丸山議員も、12月、3月の議会で質問されておりましたが、宮光園の主屋の修復工事は総事業費2億8,000万円で、平成22年中には工事終了し、仮オープンをさせなければならないということです。そのときに、主屋の建物、発見された資料の展示機能と観光交流機能を持たせるということでありました。そして、1、ぶどうとワインの発祥地として近代産業遺産、ワイナリーと結ぶフットパス構想の整備、観光客の受け入れ態勢を整える。2として、近代産業遺産の修復等を行い、誇り得る歴史文化の活用を発信する。3として、観光交流施設として活用を図り、観光交流人口の増加を図ることを目標に取り組むと答弁されましたが、3カ月の具体的な動きをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 古屋議員のご質問にお答えをいたします。

 近代化遺産整備事業に関しましては、平成17年から21年度までの5年間事業として計画され、大日影トンネル遊歩道整備、鉄道遺産記念公園整備、宮光園修復整備など総額約8億5,000万円で取り組んでいるところであります。

 このうち、大日影トンネル遊歩道や柏尾坂広場などが整備を終え、勝沼フットパスルートとして一般公開しております。計画の最終年度である本年度は、平成22年度中の仮オープンに向けた宮光園主屋の修復整備を中心に取り組んでおります。主屋の修復整備後の仮オープンに際しましては、主屋建物と発見された資料類の展示、観覧が中心になろうと思われます。

 なお、財源として国土交通省のまちづくり交付金を充てていることから、本年度中に事後評定を行うことが義務づけられており、庁内・庁外組織の立ち上げに向けて作業を進めております。主屋以外の建物の修復整備とトイレや駐車場など附帯施設を含めた今後の整備計画に関しましては、事後評価終了後、市全体としての視点からまちづくり計画を策定することとなっており、新たな計画の策定は平成22年度を予定しております。

 また、展示機能以上のさらなる活用方法に関しましては、今後の整備方針や整備スケジュールとあわせて煮詰めることとなりますが、事業の目的達成と費用対効果を高めるためには、地元の皆さんや周辺の既存公共施設、民間施設との連携、役割分担が不可欠であると考えております。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 私がお願いしたのは、そういう目標の中で、やはり3カ月進んだけれども、3カ月の間にどういうぐあいに取り組んできたかということなんです。やはり22年度にできるなら、もうあと1年なんです。でき上がって考えるんじゃなくて、できるときに、こういう展示方法をするならどういうデザインでやるのか、どういうレイアウトでするのか、そういう一つが仕事なんです。そこをやっていかないとだめ。

 結局、あと、今話し合いを地域とすると言うけれども、私が聞いていると周りでも話し合いをしていません。私、それを提案しようと思いましたけれども、やはり地域と話し合いをするか、やはりやって、向こうの希望を聞いたり、何かそういうことによって周りの掃除だとか、そういうこともお願いできたりというようなことが出てきます。取り組みをしておかないと、物はできてもできません。でき上がったときにおっつけ刀でやってはだめです。時間があるようですけれども、やっておかなきゃだめなんです。ぜひその辺をお願いしたいと思います。

 それと、今おっしゃっていました21年度義務づけでということで、あとは計画で2期工事ということで、非常に財政が厳しい折りに2期工事にいくのに庁内で検討していくだろうとは思うんですけれども、この部分で、一応やられるとは思うんですけれども、どのような形になっていくのかを、やっていくにしても、やはり中途半端な部分で終了しますと魅力が半減してしまいます。ぜひ継続ということで方向性を出してお願いしたいと思います。大変財政が厳しい中ですけれども、それと、ある程度急いでいただく。私は、1年前のやはり質問でもお願いしたんですけれども、宮光園をする宮光園修復ミニ起債とか、一つのファンドですね。地域ファンドを考えていただいて話題づくりをしたり、そういう格好でお客さんを引きつけておく。そういうような形もお願いできればと思いますが、そのような考え方。前に市長さんは考えておくというようなことだったですけれども、ひとつ、また1年たった後ですから、どの辺を皆さんが考えておるかご返事をいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員の再質問にお答えをいたします。

 3月議会が終了して、今6月で3カ月経過をいたしました。その中で、先ほど答弁申し上げましたように事後評定を行う中で今後の進め方について庁内・庁外の立ち上げ、そういうことを今準備しておりますので、さっきも申し上げましたとおり、その検討委員会の中から次の計画をつくっていきたいと思いますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 今お話になっていました庁内で検討ということですが、それと公営にするか民営化にするかということで、前に丸山議員のほうからも出ておりましたけれども、そういう中で文化面と観光面から考えて、有識者による2つの検討委員会で検討しているというお話があったんですけれども、その検討委員会でどのようなプランが出ているのか。もし出ていないのなら出ていない、こんなようなことがあるよという格好であれば、経過を報告をお願いいたします。

     (「議長、休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後3時50分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時50分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 古屋匡三議員の再質問にお答えをいたします。

 検討委員会の中では、まだ結論というか、意見が出ておりません。というのは、あの宮光園の中の、今主屋の改修を始めているわけでありますが、その23年以降のあの施設をどういうふうにしていくかということにつきましては、大変財政厳しい折でありますが、母屋、主屋につきましては文化財としての指定がなかなか受けられない状況であります。あの中で、強いて言うと醸造所、貯蔵庫というふうな部分につきまして、それについては文化財的な要素があるかなというふうなことであるわけでありまして、それについての改修をどうするかということも大きな検討のところでありまして、今そのことにつきましては検討をいたしているわけであります。ただ、前のメルシャンの資料館が、あれは文化財としての県の指定を受けておりますので、あそことのセットという形の中で考えて、主屋の改修後、どういうふうな形で文化財として県に認めてもらうかというふうなことで、今そのことは県に対して働きかけはいたしているわけでありますが、ただ、主屋の中の資料は大変な資料でありまして、そういうものをあの中でどういうふうに皆さん方に見ていただくかというふうなことと、もう一つは、あそこを開放するというか、ことによると、あの前を含めて道路、駐車場の問題が大きく考えていかなきゃいけないというふうなことでありますが、幸いというか、メルシャンが今の工場を建て直すというふうなことの中で、市のそういうふうな予定というか、そういうものに合わせてやっていきたいというふうなことでお話がありますので、その辺も含めてご相談をしながら、そしてまた地元の皆様方のご意見を伺いながら進めてまいりたいというように思っております。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) そういうまた新しい方向性があるわけですから、そういう中でまたいろいろ対処していただければありがたいと思いますけれども、やはり地元では駐車場のところの前のところをちょっと広げてもらえばなというような要望もあったりします。そういうようなこともまた地域の皆さんと相談してもらったりとか、やはり文化財の指定がなかなかとれないのであれば、例えば交流センターを主体的にしていくんだとか、そういう一つの方向がえもあるだろうと思うんです。やはりそういうときに交流センターは何をするかといったら、ただつくればいいんじゃなくて、やはり周りと話し合いをしたりとか、いろいろな部分でやっていただいて努力をお願いしたいと思います。

 それでは、宮光園はその辺にして、今度は観光に対して県立射撃場の建設は甲州市の観光にどんなメリットがあるのかをお尋ねいたします。

 平成18年に寄附された100ヘクタールのゴルフ場予定地の活用方法を庁内でいろいろ検討している折に県立射撃場の移転の打診があったとして、市も前向きに検討してきたとのことですが、豊かな自然、歴史と文化に彩られた果樹園交流都市の観光市を目指す本市として、年間5,000人前後の入場者でスポーツ施設としての射撃場整備がどれくらいの観光として観光メリットがあるのか検討したのか、またそれを計算したことがあるのかをお聞きしたいと思います。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 県立射撃場の建設が甲州市の観光にどのようなメリットがあるのかというふうなご質問でございます。

 ご承知のとおり、射撃場につきましては基本的にはスポーツ施設でありますが、県内外からこの射撃場ができることによりまして甲州市を訪れる方がふえてくるということを考えますと、観光面での施策のアプローチというものも考えられるのではないかというふうに考えております。韮崎市の射撃場が5,000人、今回の甲州市の県立射撃場の施設は施設も韮崎市よりは大きくなりますので、そういう面で県の試算では9,000人ぐらいというふうな試算をしているようですけれども、そういった多くの施設利用者が甲州市を訪れることによりまして、やはり市内での食事だとか、あるいは直接周辺の直売所あるいは店頭での果物やワイン、こういったふうなものの本市の特産品をお土産にお買い求めになるというふうなことも期待できるわけでございますが、具体的にそれがどのような金額かというようなことの試算についてはしてございません。何よりも今まで来なかった人々が甲州市を訪れてくれるという、このことが大切ではないかというふうに考えておるところでございます。甲州市の県立射撃場の施設利用者に甲州市のさまざまな観光情報等を発信することによりまして、その情報が訪れた方から友達に伝わり、さらに家族に伝わる、こういうふうなことを期待をしているところでございます。

 いずれにいたしましても、この施設を一つのきっかけとした新しい形での観光への結びつきというふうなものもしっかりと考えていきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) そういう訪れているお客様がやはりその部分でお買いになっていくということもあるだろうとは思います。ただ、観光全体とすると、それだけの人口ではなくて、やはりスポーツ施設ではあるけれども、やはり場所によっては、人によってはマイナーな面を持っています。そういうものがこの観光地にどういうぐあいに影響するか、そういうようなことをやはり、数式であらわすじゃないですけれども、そのマイナスの部分はどうかと。だから、そのマイナスの部分をどういうぐあいにカバーするかというのが観光地づくりなんです。だから、その辺をお聞きしているわけです。でも、今聞いていると、それはないようですね。

 そういう中で、やはりお客さんが来るという格好になると、例えばその施設の中に、例えば外に出るとかという食事ではなくて、そういう施設であれば中に食堂等もあるでしょう。やはりそういうものが出てくると、お客さんの流れというのは随分変わってくると思うんです。そういうこともまた検討していただきたい。

 それで、お聞きしたいのは、そこであれば、各国で環境問題に取り組んでいるNGO財団のOISCAによる現地調査をやっていただいたということですけれども、このアカマツ林や針葉樹、針広混交、混合林等が点在する多様な森林の形態を有する重要な資源という報告をいただいたということですから、OISCAに調査をしていただいたときに、私ちょっと疑問に思っているんですけれども、射撃場を建設するということを言いながら、ここをこういう調査をしてもらったのか、そのときの状態をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 匡三議員のご質問にお答えをいたします。

 先ほど部長が答弁をさせていただいた観光面だけというような言い方で答弁させていただいたわけでありますが、この前、一昨日の地元の上小田原の説明会でも申し上げたわけでありますが、あそこの面積約100ヘクタールあるわけでありますが、18ヘクタールが射撃場の予定地であります。あとの82ヘクタールにつきましては、そういう意味で、今OISCAのことをお話しになったわけでありますが、これは射撃場ができる前からOISCAにはその話をして、調査をしておりました。

 と言いますのは、あれだけの広大な土地をどうするかというようなことでお願いをしていたわけでありますが、その中でああいうふうな特殊な森林帯、ただ、残念ながら今のまま放置をしていたら全く森林としての価値がなくなってしまうというふうなご意見も伺ったわけであります。そういう中で、あそこに射撃場ができることによって道路の整備と砂防整備、防災につきましてはしっかりとやるというふうな条件でございますので、そういうような意味で射撃場の誘致ということを私は進めてまいったわけであります。その道路とそれが整備されることによって、そのほかの森林の整備ができる。公には今、会社名を申し上げることができませんけれども、企業の森というふうなことで1社は確実にあるわけであります。ただ、条件的にはあの道路がちゃんとしっかりできての上というふうなことでございますので、そういう意味では射撃場ができることによって、そういうふうなメリットがあると。そうすると、森林整備の中でウオーキングコースとかクロスカントリーとかマウンテンバイクのコースや何かも含めて考えられるのかなと。そしてまた、企業の森という中ではそれぞれの企業の方々があそこを訪れていただけるのかなというふうな意味では、それがまたおいでをいただいた方々が市内へ歩いていただけるのかなというふうに思っております。今のままでいきますと、やはりシカとイノシシと熊の楽園になっておりますので、そういうような意味では、やはり周りのことを考えると、その整備ができることによってあの一帯の観光ということも大きな力になるのではないかなというような理解をいたしております。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 今、市長さんからお答えいただきまして、私ちょっとそのことを聞こうかなと、次の質問で思っておりましたけれども、そういうお話がありました。水源の涵養だとか、そういう部分を使っていく、その森林利用が大事だと。私もよくわかります。

 そういう中で、私が一つ思うのは、やはりそういうもので使っていく、さっきも言いましたようにマイナスのイメージを払拭して一つのものに変えるなら、一緒にその部分をつくっていくなり何なりしていかないと、やはり住民は納得しないし、安心感もしない。そういう中で、今言った1社、名前は言えないけれども、企業の森に名が挙がっているということですけれども、先ほど申しましたように、ウオーキングコースやクロスカントリーだとかマウンテンをするときに、こういう計画だけでなくて、やはりそれは国の施策だとか、いろいろな部分があると思います。グリーンツーリズム。そういう中で、そういう部分にアタックをして、ある程度の感触をつかんだり、これはこういけるよとかというものを持っていて話をしないと、こうしますよだけでは、やはり住民は納得しません。その辺の行動は、アクセスは起こしてあるのか、ちょっとお聞きしたいです。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今の匡三議員の再質問にお答えします。

 国にはアクションは起こしておりません。あくまでもあれができて、企業に対しても、できての上での企業の森ということを考えていただいているわけでありますので、まずその辺が先にありきの話でございますので、それができたらというふうなことであります。

 ただ、そのほかに先ほど申し上げましたように、やはり射撃場の話が出てくる前に、その企業、あそこの広大な土をどうするかという中ではいろいろと働きかけていたわけでありますが、それは国に対してというふうなことではございません。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 働きかけていないということで、それはつくってからと考えるのと、私の、つくるならこういう部分と一緒に全体を考えていくという環境づくりをしていくという、やはりそのセンスの違いだろうと思うんです。ですから、それは考え方の違いですから、それはいたし方がありませんけれども、やはり周りを説得していくには、やはりそのことをつくっていくことが一番、やはり市長がおっしゃるように甲州市の環境という格好でやっている中で、それは必要ではないかと思います。また、ひとつ努力をしていただきたいなと思います。

 それでは、次の質問に移らせていただきます。

 甲州市は、先ほども言いましたけれども、自然と共生し環境の保全をまちを挙げて理念としていますけれども、現実が私が今言った中では相反しているんじゃないか。やはりつくることの部分と理想を一つやっていかないと、コンセプトがずれていくと、だんだんせっかくのまちづくりがおかしくなるんじゃないかと、そんな思いがします。

 その中で、観光としては一番恐ろしい話でありますけれども、鉛の問題があります。平成18年度環境省が新たに策定した鉛対策ガイドラインに基づいた安心・安全な施設だというが、住民の要望を入れれば入れるほど、また地表面の緑をはいでコンクリートの表面が出て、鉛を回収ということになります。そういう中で打つのも、それも仕方がないかもしれませんけれども、それはこの件については環境上の配慮は十分にするということでありました。しかし、細かなこういう完成図を見せてもらったのか、これからやはり入れると、それだけお金がかかるわけです。

 やはり市で、市長、私がお願いしたいのは、今までの簡単な図面があるんじゃなくて、そういうものを取り入れるとこれだけののり面が出るけれども、ここにこういうぐあいの植栽をまたするから、そういう格好にという格好をするような情報もやはり住民に公開しなきゃならない。その辺はいかがでしょうか。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 匡三議員の今のは射撃場の建設についてで、ご質問の内容につきましては観光面でというようなお話でありますが、それにつきましては住民の、先ほど申し上げましたように一昨日も地元の上小田原区の説明会をして、しっかりとご説明をさせていただきました。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) しっかりと説明をしていただいているということですけれども、やはりあとは皆さんがそのものを見て納得するかということになります。やはりその辺の努力をいただきたい。

 また、いま一つの部分で、同じような部分の心配が、やはり観光面ということで私はお願いしたい。これは、甲州市はフルーツのまちであり、ぶどう、桃、サクランボ、果樹園観光が主体であります。食品の安心・安全が騒がれており、青果物ポジティブリスト制度が対応されて、残留農薬の結果によれば出荷停止や廃棄処分となってしまいます。排水に、河川に非常時の場合、鉛汚染が出たというような風評被害が出た場合に、最近の豚インフルエンザの流行ではないですけれども、石和温泉やぶどうの丘も収穫が減りました。そして、お客さんの流れもとまりました。そういう中で、そういう風評被害が出た場合にそういうものの対処をどういうぐあいに考えるか、考えたことがありますか。ひとつその辺をお聞きしたいと思います。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 今回の射撃場の施設の中で、鉛汚染について、それが例えば水質汚濁をするとか、あるいは土壌汚染をするとか、こういうふうなことにつきましては、これまでも地元にも再三にわたってご説明をしてきておりますけれども、これまでの全国のいわゆる射撃場につきましては、施設そのものが直接土の中に撃ち込むというふうな内容の施設が多かったわけです。それで、そういうものを何十年も放置しておいたということから汚染の問題が大きくクローズアップされてきたということでございます。今回の県立射撃場につきましては、そういったことを踏まえまして、きちっとしたアスファルト舗装をするとか、あるいはコンクリート、それから遮水シートをするとか、そういったふうな直接土に触れないようなことを施設の設計の中にきちっとおさめてございます。そういった中で、やはり鉛というものは、鉛の特徴そのものはすぐに水に溶けるものではございません。水に浸かって長く放置をしておくことが、やはり一番の問題ということになるわけです。そういうようなことで、そういうことがないようにきちっと回収をしていくと。仮に、射場に散乱している鉛に雨水等が触れた場合も、それについては適切な形で処理をしていくと。基本的には、雨量が少なければ、例えば少ない雨量の中で浸っておると濃度が濃くなります。大きな雨量の場合は当然希釈されますので、濃度が薄められるということで、そういうふうなことで、それぞれの状況によってきちっとした処理がされるというふうな計画の施設になっております。ただいまご質問の果物等の風評被害というようなことでございますが、市といたしまして、県の今回の計画につきましては、そういった鉛汚染等についてはきちっとした対策がされているということをやはり確認しております。そういう中で、一昨日の説明の中でも地元の反対の方たちも10年、20年は問題はないということも言っております。ただ、子どもや孫の代が心配だというようなことをおっしゃっております。市としましては、やはり市としての責任で、きちっとその辺は監視をしていくようなこともシステムとしてやっていくということで考えておりますので、直接そういった果物への風評被害が起きるというふうな事態は想定はいたしておりません。そういうことでご理解いただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 今聞かせていただいたように、確かに安全だろうと思います。しかし、経年ではないんですね。やはりその部分を考えておかないといけない。やはり不安があるわけでして、これだから安全だと。今、部長がおっしゃっていましたように、孫の代にはわからん。やはり風評って一番怖いんですね。ここは何で食っているか、一番そのことも対策にして考える。先ほど私が言ったように、のり面がずっといっぱい出てくるというのも、やはりそれを県は緑化でカバーすると言うけれども、今度はその部分が見えたときに、山の全体の中にあるから目立たない。しかし、その横に、例えば今言っていたOISCAがウッドパークをすぐ隣接したところにつくるか。やはり、あれば、その射撃場の周りの、例えばゴルフ場をつくるときもそうです。3分の1は緑化に残せというあれがあります。それと同じように、その部分を残していかなきゃならない。全部は使えない。やはりそういう部分の、例えばそれでもここは緑化で使えるということがあります。そういうことをやはり企画して対処していくことを先に考えていかないと、住民は納得しないんじゃないか。ぜひそんなことでお願いいたします。

 それで、今観光の部分で、やはり私はまちづくりとかというのが観光の一つになると思うんですけれども、新聞にも出ていましたけれども、今の部分でお金に、土地をこちらで貸すなら賃貸料が取れるかなとは思ったんですけれども、新聞では県有地と交換というようなことになっておりますので、そうなると、そういうことも取れないと。

 そういう中で、それは、ではそれでいいとして、今度はこちらに入った県有地をアパートにでもするのかな、そういう格好で何かほかに使い道があるのかなという格好でございます。やはり今度入ったものを、資産を寝かせておくんじゃなくて、どう使うのか。交換分合したときに、こちらのほうの部分に手に入れた県有地はどういう使い方の想定をしているのか、その辺をお聞かせ願います。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 等価交換をするというようなことであります。最初は、私どもが借りている総合グラウンドとの等価交換を考えたわけでありますが、あれは恩賜林会計であって、だめだというようなことでありますので、ほかの県有地というふうなことで十分活用できるところかなと。今、そこの場所については限定して申し上げられないというか、これは今、最終的な詰めに入っておりますが、十分価値があるところでありまして、十分使い道というか、ある程度のそれぞれの使い道は考えているわけでありますが、今この段階では申し上げることはできません。お許しをいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 考えているということで、安心いたしました。ただ、事務所とかじゃなくて、やはり市に金が落ちるような施設にしていただきたい。お願いいたします。

 それから、今までお聞きしましたけれども、射撃場の部分については、やはり甲州市の観光にマイナスのイメージがやはり多いと思うんです。そういう中に、やはり施策や対応することによって、どういうぐあいにするかということで、建設ありきではなくて、いかに納得してもらって生かしていくんだというメリットがあるんだということをやっていただくために、ぜひ継続にして一生懸命研究、検討ということはやってほしいと思います。

 それから、最後にお聞きしたいんですけれども、射撃場をつくって、これは契約期間があるのか、射撃場をずっとつくっちゃうと何年も先、永続なのか、例えば20年先にはというような話があるのか、その辺の営業期間をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 営業期間というか、これは等価交換をいたしますと県のものでありますし、県の施設であります。これは県が決めていくことだろうなというふうに思います。

 ただ、一昨日の説明会でも地元の皆さん方からご意見が出たのは、20年、30年先も安全な施設としてというようなお話がございました。それに向けてというか、それが約束事でありますので、当然そういうふうなことで進めていくというふうなことでお話をさせていただきました。

 先ほど匡三議員がセンスの問題だというふうにお話をいただいたわけでありますが、これはある意味ではそこに対してというか、どうも大分質問がずれているような気がしますけれども、観光面という意味からというよりも建設についての賛否に対してのご質問のように受け取られますが、はっきり申し上げまして、市にとって今財政的に大変厳しいです。あそこをほかの整備をするということは、全くできない状況であります。地元の方々が一番心配している防災の面、そしてまた鳥獣害のこと、これは現実に大変なことです。一昨日の説明会でも、地元の皆さん方の中で、やはり畑に対する被害が大変だというふうなことを痛切に感じている方々が大勢いるわけでありまして、ただ、その辺の考え方の違いと言えば、センスの違いと言えばそれまででありますが、ともかく市にとっては、やはりあそこを何とかしないと、あのまま放置をしておくことによって森林もだめになる。そしてまた、鳥獣害というか、先ほど申し上げましたように、本当に熊、シカ、イノシシの楽天地になってしまう。もう既になっている傾向でありますが、そういうような意味では早くしてまいりたいなというふうに思っているわけであります。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 市長の、よくお気持ちはわかります。私も同じような部分では思いますけれども、やはりそれぞれのお話を聞いていただいて、こういう部分だからと納得するような形にすると、あっ、いい価値になるなというまちになる。その環境づくりはやはり一番これから環境の目玉であります。やはり人がいやされて、ふっと来るところにはそれをつくらなきゃいけない。だから、それを、ある部分を今度は逆にちゃんとしていただく、そういう形でぜひよろしくお願いいたしまして、私の射撃場の分、質問は終わらせていただきます。

 あっ、違う、違う、射撃場の部分ですよ。質問が終わったわけではない。観光振興についての質問を終わらせていただきます。失礼いたしました。

 それでは、通告しておきました大和町日影の産業廃棄物処理場についてお伺いしたいと思います。

 大和町日影1134番地にある産業廃棄物処理施設で汚水の流出、周辺の木の枯死、悪臭、これに群がるカラスなどの被害に、地元住民の撤退要望書が昨年4月に県に提出されました。県は、地元住民に説明会を開催し、業者に問題点の原因を改善指導、土壌検査を実施したが、またその結果、許可を更新してしまいました。検査結果は、わずかな鉛を検出したが、健康に被害のおそれはないということでしたが、やはり地元では300メートル下流に水道の水源があり、汚染の心配をしているということです。私の暮らす勝沼町岩崎でも、一時は下流である日川から水道水を補っておりました。今は琴川ダムだとか農業用水を使う、畑灌の水を使っておりますけれども、やはりそういう心配があります。そういう中で、現状の今の処理場の状況をお聞かせ願いたい。それから、市の管理監督はどういうぐあいになっているのかを質問させていただきます。よろしく。



○議長(平塚義君) 市民生活部長、萩原哲夫君。



◎市民生活部長(萩原哲夫君) 古屋匡三議員のご質問にお答えさせていただきます。

 株式会社農業総合研究所が大和町日影地内で行っております産業廃棄物処分業につきましては、平成5年5月10日から産業廃棄物処理法に基づきまして山梨県知事より許可を受け、操業を行っております。この中間処理施設は、木くずと動植物性の残渣を混合し堆肥化するための施設でございます。昨年5月の許可期限の更新時期に地元の住民より、施設から流出する汚水により土壌汚染、それから地下水汚染、水道水源への汚染が心配であるという、また悪臭もひどいため検査を実施するよう要望がございました。このため、県は平成20年4月から7月にかけまして直近2カ所の水道水源の検査と土壌検査及び臭気検査を実施いたしました。結果につきましては、水道水源への影響はないことが確認されました。それから、臭気につきましては、敷地の境界で臭気指数13、それから大和スポーツ公園で臭気指数が10未満ということでございました。いずれも規制範囲内の数値17を下回っておりました。それから、土壌汚染につきましては、10地点から採取した検体の中で1地点から鉛のみが溶質基準をわずかに超過したことが確認されました。この原因につきまして、県は同社の過去の事業が汚染の原因である可能性が高いことから、土壌汚染箇所の確定を事業者に指示し、確定後1,000カ所の土壌を掘削除去し埋め戻すよう指導を行いました。その後、県は抜き打ちにより立ち入り調査等を実施し、問題点の改善完了を確認したため、平成25年5月9日までの操業方針を許可いたしたところでございます。

 県は、今後も不定期に立ち入り調査等を行い、厳重に監視を継続することとしております。また、市といたしましても、地元住民からの情報提供を受けて、悪臭、水質汚濁等につきまして厳重に監視し、指導してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 厳重に監視をということですけれども、一番不安なのは、やはりこういう施設は最初の認可をされた人がかわっていく。中で売買されていって、やはり不信感があって、それを県がちゃんと見ているかということです。副市長も県から来ていますけれども、やはり部分の中でちゃんと見ていくという、ここの説明会のときもそうです。更新しないわけではないというようなことを言ったが、そういう格好で違反がないから、指導したからという、地域の住民の意向を無視してくるわけです。その部分で、そこにいる、やはり匂いだとか耐えられないことがあります。やはりそういう不安をぬぐっていくためにも、しょっちゅう監視をしていかなきゃならない。県がどこまで介入、それから市がどこまで監視をやれるのか、その辺の区分と、それからやはり搬入する車が、前だと、あの車だなという格好で信用できればいいわけですけれども、中身がわからなかったり、やはり幾台も行ったりするとわかりません。確かに、許可された量は少なくなったかもしれませんけれども、そういう部分が把握できているのか、その辺をお答え願いたい。



○議長(平塚義君) 市民生活部長、萩原哲夫君。



◎市民生活部長(萩原哲夫君) ご質問にお答えいたします。

 この施設につきましては、当初は木くず、燃え殻、汚泥、それから動植物性残渣の堆肥化を日量6トンの許可を受けて操業してございました。また、場内におきましても未整備により操業を継続しておりました。このため、汚水の流出や悪臭の発生等によりまして周辺住民より検査等の要望がありまして、先ほどの検査をしたわけでございます。

 そんなことから、悪臭対策につきましては、処理能力が以前は1日6トンでありましたものが1日3.2トンに削減されております。それから、土壌汚染対策につきましては、鉛の検出原因となります燃え殻、汚泥等が汚染の原因である可能性が高いために、燃え殻、汚泥を許可内容から県は削減いたしてございます。また、汚染された土壌につきましても、先ほど申し上げましたように掘削除去し、50センチほど掘削しまして全体を入れかえてございます。そんなことから、県は昨年の11月に処分業の更新をしたところでございます。

 それから、今後の県の監視体制につきましては、許可者であります県におきましては、この間県に確認したところ、地域住民及び市からの情報等により現地確認をする。また、不定期に立ち入り調査を実施するとのことでございます。また、市の監視体制につきましても、月1回の割合で現地確認及び地域住民からの苦情等がございましたら、即現地確認をするということでしておりますので、ご理解賜りたいと思います。

     (「搬入する車両というのは確認ができているのか」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 古屋匡三君、ちょっとお待ちください。今の質問を再度してから、お答えをいただきます。

     (「質問したでしょう」「答弁漏れ」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 市民生活部長、萩原哲夫君。



◎市民生活部長(萩原哲夫君) 搬入車両につきましては、週三、四回ということで月水金土ということで2トン未満の車ということで、搬入車両については確認してございます。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) そういう住民の不安をぬぐうためにも、大変だろうと思いますけれども、やはり繁茂な監視状態といいますか、犯罪者ではないわけなんですけれども、不信感があるときに見ていただくことの努力をお願いいたします。

 それと、もう一つやはり不安に思うのは、たびたび汚染ということを言って申しわけありませんけれども、やはり最初の部分で話を聞いていますと処理場の中にコンクリート等は全然打っていなくて排水が垂れ流しということで、最終的には中にコンクリートを打って排水をという格好で汚水をそこにためたというような話です。これから東海地震等も想定されますときに、やはり流れてきますよね。それが今の県営射撃場なら、それだけの大金をかけるから崩れないということになりますけれども、こういう業者の場合はそこまでの資本力がないとなると、もしもという格好があった場合に水質の汚染ということが心配されます。そのような場合に、県だとか市はそういう格好にどういう責任をとるのかと言ったらおかしいですけれども、どういうようにお考えになっているのか、その辺をお聞かせいただいて。



○議長(平塚義君) 市民生活部長、萩原哲夫君。



◎市民生活部長(萩原哲夫君) お答えいたします。

 先ほどの場内の流出水につきましては、以前は垂れ流しといったような状態でございましたけれども、今回につきましては場内にますを設置し、集水し、その汚水を再利用して場外には出さないというようなことで現在は実施しておりますけれども、今、議員ご質問のように災害時とか地震とか、そういうことで流れ出した場合の責任につきましては、県とか市ということでなく、あくまでも事業者がとるべき問題だと思いますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 事業者がということはわかりますけれども、そこに設置をして許可をしたのはやはり県であり、そういう部分ですね。やはり何らかの無責任なそういうやり方では通らないと思いますから、ぜひその辺も、そういう形ではないように市のほうからもお願いしていただきたい。よろしくお願いいたします。

 それでは、産業廃棄物のは終わらせていただきまして、遊休農地と耕作放棄地についてお伺いさせていただきます。

 最近の農業を取り巻く環境の変化や高齢化、有害鳥獣の被害等で、やはり耕作放棄地が大分ふえております。昨年の調査で甲州市は161ヘクタール、この間の新聞にもちょっと出ておりました。国や県の方針に基づき、活用方法の3区分として、草刈りや簡易な整地により営農可能な農地基盤整備等を導入して、活用可能な農地と山林として活用する農地の3区分に分類して耕作放棄地再生活用5カ年計画を策定し、県に提出したそうでありますが、区分の内訳と具体的な再生活用計画と施策と実施方法をお伺いしたいと思います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△会議時間の延長



○議長(平塚義君) この際、申し上げます。

 会議時間を1時間延長し、午後6時までといたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 古屋議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市では、山梨県耕作放棄地再生活用指針に基づき市内161ヘクタールの耕作放棄地を3つの区分に分類し、平成20年度から24年度までの市5カ年計画を策定いたしました。その区分と活用方策といたしましては、まず主に農業生産活動の展開を図る農地として14.84ヘクタールを設定し、所有者に対する耕作再開や担い手農業者への利用集積の推進、農業生産法人や新規参入企業、NPO法人などの多様な担い手への利用集積の推進、地域の実情に合った作物の導入などによる解消推進などの手法を用いて放棄地の解消を図ってまいります。

 二つ目として、多様な活用方策により農村振興を図る農地として99.40ヘクタールを設定し、都市と農村交流による耕作放棄地の活用、都会や市外からの2地域居住者や定住希望者などへの就農促進と支援、地域の共同活動などによる農地の保全管理などにより放棄地の解消を図ってまいります。

 三つ目として、その他の農地として46.59ヘクタールを設定し、特に山間の急傾斜地など営農条件が不利で周囲が森林であり、既に森林の様相を呈している放棄地については、慎重な判断のもとに山林転用や林産物生産用地として非農業的活用を図る。

 以上の3区分に仕分けし、今後の放棄地解消に努めてまいります。

 また、去る4月27日に耕作放棄地の再生利用の取り組みを円滑、効果的に実施するため、市農業委員会、フルーツ山梨農協、県峡東農務事務所、笛吹川沿岸土地改良区と甲州市で構成する甲州市地域耕作放棄地対策協議会を設立したところであります。この協議会の中では、今後耕作放棄地の実態を踏まえ、所有者への耕作再開や保全管理の推進、担い手農業者や法人など、借り手側への利用集積の推進などによる再生活用を図るとともに、国・県・市等の各種支援策活用について広く情報提供をしてまいります。

 また、この春、JAフルーツ山梨が立ち上げた営農サポートセンターと連携を図り、効果的な事業推進を行ってまいります。今議会の補正予算にはJAフルーツ山梨が事業主体となる耕作放棄地等管理モデル事業及び耕作放棄地解消促進事業の総事業費959万9,000円への補助対象額475万円を計上したところでもあります。今後は対策協議会を中心に、特に農地の集団的利用や産地維持の妨げになっている耕作放棄地解消策について各種検討する中で、関係機関と密な連携を図り、再生活用に向けて推進をしてまいります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 私はやはり、それはわかっていることでして、その先の具体的なものをお聞きしたい。こういうぐあいにしましたよという、どういう足がかりをつくったかということがやはりお聞きしたいわけでして、せっかくそういうものをつくって、この前提案をしたということでありますけれども、その部分に、あっ、こういうところに話をしましたよとかというのは、農協に任せたり何だりするんじゃなくて、そこら辺をお願いしたい。

 時間がだんだんなくなってきましたから、ちょっと飛ばさせていただいて、これはまた後で委員会で聞かせていただきます。

 それで、甲州市のぶどうのワインのブランド化、甲州市の栽培ということで通告をしておきましたけれども、甲州市のワインのブランド化を産地確立のため、甲州ぶどうの栽培農家とワイナリーが安定的な生産確保をできるよう長期契約栽培奨励制度を創設し、5年以上の契約で1回10アール当たり2万円の奨励金を交付し、今までということでやっておりますけれども、ことしつくって、今までの経過で契約ができたのか、それから、やはり1回2万円という部分では農家のほうに非常に不満が多いし、やはりワイン業界、ワインとぶどう屋さんとのなかなか折り合いがつかないだろうと思います。その辺の経過報告をお願いいたします。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) ご質問にお答えします。

 甲州ぶどうは、日本で最も古くから栽培され、1,300年の歴史を持つ日本固有の品種であり、甲州市のぶどう栽培の源であります。

     (「そこは要らないです」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 観光部長、質問の部分だけを、契約ができたとかできないとか、そこだけお答えを求めているようですから、お願いいたします。

     (「休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後4時42分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時44分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 特定法人貸し付け事業では2業者行っております。

 それから、長期契約につきましては、平成21年度、今年度の4月からスタートした事業でありますので、今年度末までには面積のご報告ができると思います。今、努力しております。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 確かに、始まったばかりの部分で、やはりブランドをつくろうという努力の中で2万円を出すという、そういう意識も大事だろう。施策はいいと思います。ただ、非常に問題なのは、私が聞きますのに、ぶどう酒屋さんにはぶどう酒屋さんの部分、農家には農家で、この単価ではと、できればそういう1回の補助金でなくて単価を上げるようなシステムをつくってほしい、そのような形がありました。ぜひそういうことも検討して、これからの部分をやっていただきたいと思います。

 そういう中で、時間がちょっと少なくなりましたから、農業のやつはまた終わらせていただきまして、地域自治活動ということでお願いしておきましたが、これは非常時や災害時の取り組みとしての地域自治活動ということでお答えをいただきたいと思います。

 地域の自治公民館は、地震や災害時には住民の一番身近な組織であり、拠点となるところであります。自治活動が災害に対する市の基本姿勢はどこにあるのか伺いたいと思います。

 また、今春、勝沼区長会では防災リーダーの専任が欲しいとの市から要請があったが、任期1年でも3年でもということで具体的な内容もはっきりわからずに戸惑ったそうです。特に、新任の区長さんばかりだったもので引き継ぎがなく、旧甲州市のほうではあったようですけれども、そういう中で区長会で話し合いをし、区長と同じ任期の2年にしたそうです。選出をして、そして兼務をする人も出たそうですけれども、その中で、これから東海地震などが想定される中、防災リーダーは重要性が増すと思いますが、甲州市が決めるときに一律に決めるのではなく、地域の自治活動に根差したような一つの取り組みをしていただけないでしょうか。

 それから、防災リーダーの内容だとか、これからどういうぐあいにやるかとか、そういう講習会とか、どのようにお考えになっているかお答えをいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 災害時の自治活動というふうなことでございますけれども、災害対策基本法という法律があるわけでございますが、その中で住民の隣保共同の精神に基づく自発的な防災組織の充実を図り、住民はみずから災害に備えるための手段を講ずるとともに、自発的な防災活動に参加する等、防災に寄与するよう努めなければならない。これは災害基本法というところに書いてあるわけでございますけれども、そういう中で甲州市は合併をしまして、まず地域防災計画というものをつくりました。その中で、各地区に自主防災会というものを設置をしていただいております。そういうことで、これについては、防災計画の中にも書いてありますけれども、各地区の区長さんに会長になっていただくと。そして、その地域に地域防災リーダーを置くというふうなことになっているわけでございますけれども、今、議員のご質問の中に自治公民館単位というふうな話があったわけでございますけれども、甲州市については各区を中心にそういう形でやっていただくということで、これまで取り組んできているところでございます。勝沼地域については、自主防災組織が非常にしっかりしておって、活発な活動がされているということも十分承知をしているわけでございますけれども、合併して新しい市となったところで、やはりきちっとしたそういう計画に基づいた位置づけの中の組織として、これをきちっと組織運営をしていただくということでお願いをしているということでございます。

 それから、防災リーダーの役割というようなことでございますけれども、災害そのものにつきましては、よく言われています自助、公助、それから共助というような言い方をしますけれども、地域でお互いに地域の近隣の人たちが共同して災害に臨むということについては、これは共助というふうなことで、ともに助け合うということでございます。非常災害時にそういった活動を中心になってやっていくというふうな役割を担っていただくのが防災リーダーというふうなことでやっております。

 そういうふうなことの中で、やはり地域の安全・安心の一翼を担っていただく防災リーダーの方にはそれなりの知識も身につけていただかなければならないということで講習会などもやっておりまして、具体的には地域防災リーダー養成講座、それから各地区の災害訓練の説明会というのを毎年やっておりますけれども、そういったところでの救命講習とか、あるいは災害時にどういったふうなことに心がけねばならないかといったふうな情報交換をやっておるわけでございますけれども、そういった研修と、防災リーダーみずからも日ごろから災害に対する知識の修得に関心を持っていただいて、そういったふうなものを身近な地域の人たちに伝えていっていただきたいというようなことでございますので、講習会そのものの開催の頻度がどうかという話になりますと、やはり仕事を持っている方たちでございますので、そんなに頻繁にはできないのが実情でございますけれども、いずれにいたしましても、そういったふうな講習会を通じまして防災リーダーの役割や責務というふうなものをきちっと認識をしていただいた中で、地域のリーダー的な存在としてご活躍をしていただくということをお願いをしているところでございます。

 ぜひ、そんなことでありますので、議員のご質問の中にもありましたとおり、いつ災害が起こっても不思議はないというふうな状況でございますので、日ごろから各地域でそれぞれそういった取り組みをしていただく。そして、そういう中で市がやはりきちっとしていかなければならないことは市の責任として、これはやっていくということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 今、部長のおっしゃいましたようなことを末端の職員にやはり徹底していただいて、そして区長さんに、地域にお願いすると、やはりもっと融和してうまくいくんだろうと思います。その辺がやはり私は連絡が足りないんだろうと思います。ですから、私のところに不安だという話が来るわけでして、ぜひその辺を職員のほうに徹底していただいて、そういうような格好でお願いいたします。

 それでは、最後に、岩崎山の林道の今後の部分についてと、それから、そこにモトクロス場があるんですけれども、やはり今度は岩崎山が開通して向こうまで行きますと、道路ができて人が入って、菱山のあれじゃないんだけれども、火事が起きたりとかいろいろな部分も出てきます。そのモトクロス場の部分についてもどういうぐあいに把握しているかお答え願いたいと思います。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 まず最初に、京戸山京戸岩崎山林道につきましては、山梨県が平成6年度より計画延長5,500メートルで整備しております。残りの延長は990メートルでありまして、平成21年度において360メートルを整備し、630メートルにつきましては平成22年度から平成24年度の間で整備を行うとのことであります。

 それから、クロスパーク勝沼につきましては、平成9年11月に山梨市牧丘町在住の林地借受者、事業者からオフロードバイクの走行コースとして使用するため、勝沼町上岩崎池ノ平主要エリア、森林総面積3.1ヘクタールのうち、オフロード関係用地0.98ヘクタールに関して森林法に基づく伐採届が必要とされる0.29ヘクタールについての届け出が山梨県峡東林務環境事務所に提出され、受理されました。伐採後は、モトクロスコース、事務所、駐車場等に利用されておりましたが、その後、平成20年6月に林地開発面積に抵触されるものとされ、県の指導により林地回復の指導を受け、県の確認のもとで0.92ヘクタールに縮小し、利用されております。

 また、平成20年6月30日付で前事業者から甲府市住吉在住の新たな事業者に借地権及びクロスパーク勝沼に関する権利が譲渡され、現在に至っております。

 現在、施設の利用については、土日、祭日を中心に開業をされております。現況では、敷地内森林の育成状況については、通常の育成がされているものと観察いたします。雨水の終末処理施設については、集水浸透施設により処理されております。また、森林の保全、施設の利用、環境への配慮に関しては、山林火災等に十分注意すること、ごみは来場者が持ち帰ること、農道や林道については地元車両優先とすることなど、事業者から利用者に呼びかけております。今後は、県、関係機関及び庁内関係各課とも連絡調整する中で、事業者への施設の安全管理、森林保全及び環境保全については喚起してまいります。



○議長(平塚義君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) ありがとうございます。また、これからも環境の部分で管理をお願いしたいと思います。

 それから、最後になりますけれども、今、遊休農地や耕作放棄地が非常に問題になっております。飯田市では農業課が農協の中にあります。一つの例として。これから腰を据えて対策するには、一つそれも例だと思います。私の提言として終わらせていただきます。

 きょうはありがとうございました。



○議長(平塚義君) 古屋匡三君の一般質問を終わります。

 ただいまの古屋匡三君の一般質問に対し関連質問がある場合は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開を5時5分といたします。

             休憩 午後4時58分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後5時08分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 次に指名いたします。

 16番、佐藤栄也君。

 佐藤栄也君については、一問一答方式で行います。



◆16番(佐藤栄也君) 一般質問の申し出をしたところ、議長よりお許しをいただきましたので、7点ばかり質問させていただきます。

 その前に、廣瀬宗勝議員の質問で田辺市長には2期目を引き続き甲州市の発展のために立候補するという決意を聞きました。ぜひ頑張ってもらいたいと思います。

 7点ばかりということで質問書に出してありますが、この順序ではなくて、順序を申し上げます。

 一番先、税金徴収について、2番目にぶどうの丘について、3番目に柏尾山の鳥居焼きについて、4番目、国民健康保険税について、5番目、宮光園について、6番目にぶどう郷マラソン大会について、7番目に市町村合併について質問させていただきます。

 税金の徴収にかかわる問題について質問させていただきます。

 最初に、合併したら税金がやたら高くなったということをよく聞くわけですが、当局に心当たりがありましたら、お答え願います。

 過日の新聞に一般税の徴収率に関して、山梨県は全国ワーストワンということが載っていました。昔から何でも1番になるということは大したもんだということはありますが、税金の徴収率が全国一悪いという1番では決して自慢できるものではありません。これは、ただ山梨県の話でございますが、本甲州市においては山梨県の中で何番目なのか、また少しでも徴収率を上げるため、具体的にどんな施策をとってきたのかお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 佐藤栄也議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 冒頭、合併して非常に税金が高くなったと。市として何か心当たりがあるかというようなご質問でございますが、税そのものは地方税法にのっとって課税をしておりますので、特段甲州市が他と違った超過課税をしているとか、そういったふうな課税方式をとっておりませんので、あくまでも地方税法による標準税率に基づく課税をしているということでご理解をいただきたいというふうに思います。

 徴収率の件でございますが、ご質問にもありましたとおり、山梨県は、平成19年度の統計でございますけれども、88.3%で47の都道府県中47位ということで、つまり最下位というふうな状況になっているわけでございます。その中にありまして、本市の収納率につきましては90.8%で、県内28市町村の中の15位となっております。18年度17位から、若干でございますが、ランクアップしているというような状況でございます。20年度につきましては90.9%で0.1%昨年より上昇しており、現在のところでは県の集計が作業中でわかりませんけれども、大変経済状況が厳しい中で市民の皆様の格段のご理解、ご協力をいただく中でのこうした結果になっているというふうに理解をしておりまして、その点につきましては大変感謝をしているところでございます。

 それから、特にどのような対策をとっているかというようなことでございますけれども、合併以後の行政改革の集中改革プランの中で5年間で51人の職員を削減するというふうなことの中にありまして、本年度も新たに収納係を1名増員をいたしております。そのほか、県が、先ほど申しましたような全国ランクの中でも非常に悪いということで、収納対策推進機構というふうなものを設立をいたしました。そこへ職員を派遣をしまして、そこで専門的な収納についての勉強といいますか、そういうふうなものを、これは県下の市町村が県の職員とともども組織を組みまして、それぞれ県内の徴収に当たるというような中で、専門的なそういう滞納者に対する法的な措置をどういうふうにとっていくかというようなことを勉強しながら、そしてまたそういった収納についてのノウハウを研究しながら、そのノウハウを派遣した職員が取得して、市に戻りまして市のそれぞれの収納担当の中へ伝え、そして収納率をアップしていこうということで、この取り組みをしているところでございます。

 そういったふうな成果があらわれているというふうに私どもは理解をしているところでございます。今後も引き続き大変厳しい中、市民の皆さんが一生懸命、一方では納税をしていただいております。そういうことを考えますと、やはり税の公平という視点から、やはり滞納なさっている方々のそれぞれの事情もございましょうけれども、そういう中にあってもやはり収納をしていただくというふうなことのご理解を求めながら、今後取り組みをしていきたいと、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 私は質問するのに割合前置きは言わないので、簡単に質問しますから、答弁のほうも素直で、そのままでお答え願いたいと思います。

 甲州市の地域別滞納者の数がわかりますか。それと、差し押さえの数を。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 まず、地域別の滞納額でございますが、地域別というのは旧3市町村という理解でよろしいですね。

     (「そうです」と呼ぶ者あり)



◎総務企画部長(長瀬静男君) 本年3月の時点になりますが、塩山地区5億7,961万円余でございます。

     (「金額でなくて件数」と呼ぶ者あり)



◎総務企画部長(長瀬静男君) それでは、2番目の差し押さえ件数についてでございます。

 全体、差し押さえ件数につきましては、平成18年度が30件、平成19年度が123件、それから平成20年度が263件でございます。それで、地区別には塩山地区が167件、勝沼地区が43件、大和地区が23件、それから市外が30件ということでございます。これが差し押さえの件数でございます。

 地域別の滞納件数につきましては、手元に資料がございませんので、すぐに調べさせていただきたいと思います。申しわけございません。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) ことしの6月号の広報こうしゅうにかなり強い口調で滞納について出ていましたが、その件、ここに広報がありますから、ちょっと引用させていただきますと、「山梨県地方税滞納整理推進機構と共同で市税の徴収を強化します。滞納は絶対許しません。税は、まちづくりを支える大切な財源です。ほとんどの市民の方は、市税を納期限内に自主的に納めていただいています。市では、税負担の公平性を確保するため、納税資力があるにもかかわらず、納付に応じない滞納者に対しては、地方税法及び国税徴収法に基づいて、県地方税滞納整理推進機構と共同で給与、不動産、自動車、預貯金、生命保険等の財産の差押えを執行し、その財産をインターネット公売などにより換価し、滞納税額に充てます。また、場合によっては、職員が滞納者の自宅等を捜索して、発見した財産を差押え・搬出し、公売することも行います」、こういうふうに書いてあるわけですが、この横にあります捜索14件というのは、実際個人の家へ入っていって捜索して、発見した財産を差し押さえたということでございますか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 直接訪問した上での差し押さえということでございます。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) こういう差し押さえとかという、家を捜索してというようなことは、同じ市内で職員がやって、やるほうもやられるほうも大変切ないものだと思いますが、この辺は改良できないでしょうかね。また、それと「延滞金は必ず徴収します」というところに、「納期限までに税金が完納されない場合には、納期限の翌日から納付の日までの日数に応じ、税額に次の割合を乗じて計算した延滞金を徴収します」、納期限の翌日から1カ月を経過するまでは年4.5%、1カ月を経過した以降は年14.6%と、このようになっておりますが、この14.6%もかなり率が高いような気がいたしますが、この辺の数字はどのような形で出したのか。国の基準ですか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 差し押さえということは、非常に市の職員としても大変つらい思いをしながら実際やっているわけでございます。ほとんどの方がやり繰りをしながら納税をしていただいておるという中にありまして、やはり中には悪質といいますか、そういうふうな内容の事例もあるわけでございます。そういったことにつきましては、やはり預金を差し押さえるですとか、車を差し押さえるとか、実際にそういうことをすることによって納税が進むというふうな実績も出ておるんです。ですから、市とすれば、できることならそういうことはせずに済ませたいんですが、一生懸命やり繰りをしながら一方では納めている人のことを思いますと、やはりある程度そうした法律にのっとったこともしなければならないというふうな立場でございますので、ぜひその辺についてはご理解をいただきたいと思います。

 それから、延滞金につきましては、これは地方税法、それから市税条例に基づきまして延滞金を課しているわけでございますけれども、それぞれ4.5%、14.6%というものにつきましても、これは地方税法で定められているものを条例の中で運用しているということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) ただいまのことは、当然市長も承知の上ということですね。市長の判こがあってやっているということだね。

 それから、263件を競売したとありますが、差し押さえの物件が263で、あとの100件はどのような形で残っているんですか。

     (「議長、休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後5時25分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後5時26分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 差し押さえの物件のインターネット等による競売でございますが、163件競売をいたしまして、落札額が58万7,635円でございます。残りの100件につきましては、差し押さえをしておるということで、中には今現在情報をつかんでおりませんけれども、納税をしていただいた方も、あるいはいるのかもしれませんけれども、いずれにしても263件のうち163件については競売という形で処理をさせていただいたということでございます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△会議時間の延長



○議長(平塚義君) この際、申し上げます。

 会議時間を1時間延長し、午後7時までといたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) では、残りの100件はお任せしますから、よしなに、市のことですから悪いことはないと思いますが、よろしくお願いします。

 分納者の延滞金はどうなるのかをお伺いします。分納者の分納契約をするときに延滞金の話は恐らく出ていなかったと思いますが、これはどういう扱いになりますか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 納税相談の中で分納していくという人も当然いるわけでございますけれども、分納につきましても、先ほどの延滞金の計算をしていくということで納付期限ごとの延滞金をいただく、課していく、こういうことの制度になっております。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 分納者も、では、さかのぼってというように理解していいですね。

     (「はい」と呼ぶ者あり)



◆16番(佐藤栄也君) これらを4月1日からやるということですか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 制度としては、従来からこれはあるものでございまして、従来についても延滞金の計算をして課税をしておりまして、特に昨年、先ほどお話ししました山梨県の推進機構が設立をされまして、そういう中できちっと法に基づいた処理をすべきだということで県下全市町村、そういったふうな形で法律に基づいた手続はきちっとやっていこうということで、言ってみれば強化されたといいますか、そんなふうなことで取り組んでいるというのが実態でございます。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 4月1日からということと、その14.6%がまたさかのぼってやるということになると、払うほうは非常に大変な金額になる。4月1日からやるのが6月の広報へ出たのでは、ちょっと手違いがあったんではないかなと思うわけでございますが、それだったら、それだけ利息を取られるのでは、おじさんとかおばさんとかから借りてきて払っちゃったほうがよかったというような例もあったではないかと思いますが、その辺いかがですか。



○議長(平塚義君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 これは従前からあった制度だということを先ほどもお答えをさせていただきましたけれども、納期限との関係を考えますと、6月でも、これから納期がやってくるということでございますので、6月の広報でも間に合うという判断の中での掲載ということでありますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 先ほど来いろいろやりとりする中で、当局も税の徴収については大変苦労している様子もうかがわれ、また一番嫌な、踏み込んでというか、入っていって財産を見つけて運び出して売るなんていうことは大変な仕事だろうと思いますけれども、これも甲州市の財源の一つでございますから、今後も一生懸命、余り弱い者をいじめないように、だけれども一生懸命やっていただきたいと思います。

 次に、ぶどうの丘の運営について質問をさせていただきます。

 ぶどうの丘の管理者にお伺いします。佐野管理者につきましては、昨年3月就任以来1年何カ月が経過しておりますが、ごく最近の運営状況について素直な感想をお伺いいたします。



○議長(平塚義君) ぶどうの丘事業管理者、佐野光成君。



◎ぶどうの丘事業管理者(佐野光成君) 佐藤栄也議員のご質問にお答えをいたします。

 ぶどうの丘におきましては、甲州市のシンボルでありますので、市内外からお客様をたくさんお迎えする観光の施設でございます。甲州市の産業の拠点として、市の活性化に寄与していくことが使命であると思います。また、ワインは食文化や生活文化あるいは芸術文化の広がりを持つ魅力ある農産物であります。ぶどうの丘は、その魅力を具体的に提言していくことが大きな役割でもあると思います。自然景観や農村景観との調和も不可欠でございます。ぶどう畑がつながるぶどうの丘に立つぶどうの丘の本来の姿を大切に運営して努めてまいりたいというふうに思っております。

 昨年度、平成20年3月31日でございますけれども、お客様の誘客で渉外活動を東京周辺に、関東一円に旅行社をお訪ねしてコマーシャルを行いました。先般の議会でもご報告をさせていただきましたけれども、ぶどうの丘で販売しているワインを中心に、ネット販売あるいはカタログ販売を展開し、精力的に誘客に努め、そんな中で売上も10億弱、9億8,000万と、昨年の7%を上回る増収になりました。利益率につきましても8%と、7,800万円の純利益を上げることができました。日本経済、大変景気の厳しい中ではございますけれども、ぶどうの丘におきましては、ワインを中心に、ワインを頭に、施設の充実を図ってまいりたい、そんなふうに考えております。これからも甲州市の観光の拠点として、なお一層努力をしてまいりたい、そんなふうに考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) ぶどうの丘の管理者には、昨年3月就任いたしましたが、勝沼町時代を含めると、管理者は約30年ぐらいぶどうの丘に携わってきて、そういう人間として私はお聞きしたいんですが、ぶどうの丘が開業以来30年から35年の長きにわたり公営企業としては全国で本当にトップクラスにいられたということに関して、どのような感想をお持ちですか。



○議長(平塚義君) ぶどうの丘事業管理者、佐野光成君。



◎ぶどうの丘事業管理者(佐野光成君) 佐藤議員のご質問にお答えをいたします。

 昭和47年、自然休養村の農水省の補助金を受けて、真っ先に旧勝沼町が手を挙げたのが約全国で百数件ございました。そんな中で、50年8月にオープンしたのがぶどうの丘の施設でございます。勝沼町の観光の拠点として、またシンボルとして、農業振興あるいはワイン振興の推進を図るための観光施設としてスタートをいたしました。日本一のぶどうの里、日本一のワインのまちを基本に、その部分に重点を置き、ぶどうとワインを中心に各施設の展開を図ってまいりました。そんなことが一つの柱となり、お客様にワイン文化とワインのロマンを与え、ワインの遍歴を全国の皆様に紹介しながらワイン文化を継承して正面から走ってきた結果が、今考えてみますと、ぶどうの丘は34年を迎える運びになったものでございます。勝沼の物産でありましたぶどうとワインを中心にこだわりにこだわってきたことがこの34年間来たことではないかと、私はそんなふうに自負しております。今後も基本理念に基づきながら努力してまいりたい、そんなふうに考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 今お聞きしますと、ワインを中心にということでございますが、仮に、今あちこちにあるような道の駅的な一般農産物も売ったとしたら、これは現在保てていなかったと思いますか。



○議長(平塚義君) ぶどうの丘事業管理者、佐野光成君。



◎ぶどうの丘事業管理者(佐野光成君) 議員のご質問にお答えをしたい、私の考えを述べたいというふうに思います。

 やはり一つのブランドと申しましょうか、ぶどうとワインというものの頭があったからぶどうの丘はここまで来たんじゃないか。いわゆる、一般的に自然休養村事業として行われている各市町村は、山菜とか、そういうたぐいのものはなかなか長く継続できないような気がいたしまして、いろいろな施設がゴルフ場に変わったり、あるいは終結してしまったりということになっていると思うんですけれども、たまたま勝沼町は歴史の、文化の中にぶどうとワインがあったということの中にできたのではないかというふうに私は考えております。

 以上です。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 管理者は、私の記憶だと、就任のときにホテルの増築をするということを確かに言ったと思いますが、今できておりませんが、そのことについて今も考えは変わっていないわけですか。



○議長(平塚義君) ぶどうの丘事業管理者、佐野光成君。



◎ぶどうの丘事業管理者(佐野光成君) ご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 ぶどうの丘の各施設を眺めてみますと、レストランもありますし、あるいは温泉もあります。あるいはバーベキューもございます。あるいは平和交流館、美術館もございます。そんな中で、特に人気のスポットはワインと眺望を求めてくる宿泊施設、ホテルではないかというように私は今感じております。そんな中で、現在の宿泊施設の状況は、平成20年3月31日で決算いたしますと、86%の稼働率がございます。半年先の予約を承るんですけれども、8月の一番シーズンには3月1日の受け付けでございます。3月1日の朝8時から営業いたしますと、30分ですべて満タンになってしまいます。その後受けたお客様が電話話し中でとれなかったじゃないかというおしかりを受けます。そのぐらい8月、9月、10月はお客様が殺到しております。それ以外のことにつきましては、やはりお正月あるいは連休と。平日は、そうは言っても七、八十%のお客様が見えますけれども、シーズンの甲州市の勝沼のイベント等々はもう全然とれない状況でございます。これは例年、毎年同じでございます。そんな中で、これからやはり運営していくに当たっては、宿泊施設があればというふうに私は考えております。これから市長と相談しながら前向きに検討してまいりたい、そんなふうに思っております。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) ホテルが満杯になってしまうからつくりたいということですが、つくる場合になったときに、その資金はどういう用立てをするつもりでおりますか。また、いずれ借金をするんだと思いますけれども、した場合にはどのくらいの期間で返済が可能かを。推定ですけれども。



○議長(平塚義君) ぶどうの丘事業管理者、佐野光成君。



◎ぶどうの丘事業管理者(佐野光成君) 議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 ご存じのとおり、ぶどうの丘は甲州市の直営でございますから、県の許可も要ります。お金を調達する場合には県の許可も要ります。そんなことの中で、市全体の中から捻出してまいらなきゃなりませんので、その辺を検討する余地はあるんですけれども、よしんば、ぶどうの丘独自でやったらどうなるかという例えば換算をしてみますと、ホテルから温泉までつなぐに、約8室、32名のお客様が収容できる大体の計算をしてございます。その場合に年間7,000万円の、増築分だけで7,000万円の収入が出てまいります。そういたしますと、いろいろなたぐいの計算をマイナスいたしまして、大体3割から4割ぐらいのお金が出てまいるだろうということの中に、少なくとも3年か4年か5年で返済できるのではないかというふうな、胸算用ではないですけれども、そんな計算をしてございます。

 しかしながら、冒頭に申し上げましたように、市の施設ですから、その辺は県の許可を得ながらということでございますので、そんなことで考えていきたいというふうに思います。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) だから、ぶどうの丘で単独ではできないわけですね、許可がないと。やる気ではできるということです。やる気でもしできるとして、三、四年で返せて甲州市の一般会計へ全然負担をかけないでできるとするだったらば、私は個人的にはやったらどうかなと思いますが、何よりも宿泊客にとりまして、あの寒いときに1回外へ出て、またふろへ入るという思いをさせなくて、直接ホテルからあの天空の湯へ行けるという施設ができれば、それは観光客というか、宿泊客は何よりも喜ぶところだと思います。それ以上管理者には聞けないわけですが、市長、その点はどんなお考えでしょうか。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 佐藤議員のホテルの増築についてのご質問、先ほど管理者のほうから説明をさせていただいたわけでありますが、確かに議員のおっしゃるとおりに、あの稼働率から見ますとホテルは建設というか、増築をしたいなというふうに思っているわけであります。それと同時に、ただ、ほかの施設も大分老朽化をいたしております。ホテルと、そして温泉をつなぐということも、これは必要であるわけでありますが、あそこにバーベキューの施設もございます。かなりあれも老朽化をいたしております。全体的にそういうふうな部分で直す、ホテルの増築とあわせて、やはり全体的には3億を超すのではないかというようなことであります。そういうようなことの中で、あそこの施設は市の施設でありますので、特別企業会計でやっているわけでありますが、市との連結決算方式でやっている中で、今公債比率が問題とされております。幸い18の、19年度で18.4まで下がってまいりましたので、約束をさせていただいている24年までには18を切ることは確実にはなってきたわけでありますが、その関係の中で考えてまいりたいなというふうに思っております。

 確かに、ぶどうの丘だけで単独でできる、先ほどの計算、管理者から答えたように単独での考え方の中ではできるわけでありますが、市全体の財政的なことを考えると、その辺が実質公債比率とのかかわりというようなことで、少し時間を要すのかなと。ただ、私としてもなるべく早く建設することによって、あそこにおいでをいただく方々に迷惑をかけないと同時に、大勢の方にお泊まりをいただける。それだけ売上も利益も上がるのではないかなというふうには思っております。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 公債比率も数年前から、一般会計だけでなく企業会計も含むということで、特に本市におきましては旧勝沼町時代の下水等が大変足を引っ張る形になって、公債比率の数字が悪くなってきているわけですが、市長を初めとする皆さん方の努力によって公債比率もかなり数字が戻ってきてまいりました。甲州市にはこれといったえらい優良企業もないような気がして、市へ入る金はないわけですが、そうやって確実に増築すれば金がもうかるということであれば、つくってもいいじゃないかなと思うわけですが、その辺はまた長い間、市長もその方向を考えながら、次の2期目の市長としてぜひ頑張ってもらいたいと思います。

 次に、ぶどう郷のマラソンで……

     (「柏尾山」「鳥居焼き」と呼ぶ者あり)



◆16番(佐藤栄也君) 間違いました。鳥居焼きについて質問させていただきます。

 鳥居焼きについては、約500年くらい前、室町戦国時代を経て江戸時代に送り盆という形になったようでございます。それから明治、昭和といって勝沼町が昭和29年に合併し、その翌年の30年に第1回のぶどうまつりが行われたそうでございますが、当時は盆の送り火としてやっていたのが、今ではぶどうまつりに合わせてやっております。あの鳥居にぜひライトアップを私はお願いしたい。

 とりあえず、そこで何かお答えがありましたら。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 佐藤議員のご質問にお答えをいたします。

 柏尾山の鳥居焼きは、第1回ぶどうまつりで復活し、現在に至っていると承知しております。かつて峡東地方では鳥居焼きのほか、大文字焼き、笈形焼き、竿焼きなど5つの火祭りがあったとされますが、現在も行われているのは鳥居焼きと、8月に行われる一宮の大文字焼きだけとなっています。

 柏尾山の鳥居焼きを照明灯でとのご提言でございますが、鳥居焼きの由来からしまして、まずは大善寺さんを初め、地域の皆様の意見をお聞きする必要があると思われ、市民懇談会やぶどうまつり実行委員会などの場でご意見をいただくなどして判断をしたいと考えております。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 鳥居焼きの形はバイパス、中央道から、車社会の現在には本当に旅人が目につくもので、特に観光市甲州として印象に残る景色だろうと思います。隣の笛吹市では春の桃の花まつり、また秋の行楽シーズンに一宮の大文字と春日居の笈形焼きを点灯して、大変好評のようでございます。甲州市においても秋の観光シーズンだけでも鳥居に照明をくっきり浮かび上がらせて、中央道、バイパスを通る人、また通行人、笛吹市、山梨市を含む峡東一帯の人たちにちょっとびっくりさせてやるような明かりをつけたらどうかと思うわけですが、市長のお考えを伺いたい。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 佐藤栄也議員の鳥居焼きについてのご質問にお答えをいたします。

 先ほど部長のほうからも答弁をさせていただいたわけでありますが、鳥居焼きは盆の送り火に由来する神聖な行事であり、伝統的な行事で末永く伝承をしていかなければならないわけであります。一方、有名であります京都の五山送り火は、夏の京都を代表する風物詩として貴重な観光資源となっているわけであります。桜や桃の花、甘草屋敷などのライトアップや笛吹市などの連携の上で、照明等による鳥居焼きが再現されれば、本市だけでなく峡東地方における広域的な観光振興にもつながるのではないかなというふうに期待をいたしているわけであります。これもやはり峡東地域という、先ほど部長からもご答弁させていただきました笛吹市との連携が大変必要だろうなというように思っておりますので、その辺も、笛吹市とも検討する中で考えてまいりたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 市長におきましては、大変前向きな答弁をいただきまして、ありがたく思っております。私は、この質問をするにつけて、大善寺の住職さんに意見を聞きましたら、ぜひやってくれということで、全面的に協力するということでございますから、つけ加えておきます。これは、だけれども、すぐにことしどうこうというわけにはいきませんけれども、これは本当にすごい反響があると思います。中央道、バイパスから見た場合に、一宮のように大善寺にライトがつけば、そのように思いますので、よろしくお願いいたします。

 次がマラソンですか。

     (「国民健康保険」と呼ぶ者あり)



◆16番(佐藤栄也君) 次に、国民健康保険税について質問させていただきます。

 この件につきましては、先ほど廣瀬重治議員の一般質問で出ておりました。私もこの資産割についてでございますが、この件については何人かの議員が過去において質問したことがあります。そのときの答弁が前向きに検討するということでしたので、やっと10%ではありますけれども、実現できたということに対しましては、心から感謝をいたします。その件についてはあれで、国民健康保険については、保険証の交付についての質問をさせていただきたい。

 国民健康保険の保険証の交付は前年度完納者に対しては普通の年間を通した保険証、前年度滞納の一部があった場合には短期保険証、前年度未納者や分納誓約したにもかかわらず滞納しちゃった場合、これは資格証ということに大まかになろうかと思いますが、この分納者の扱いについて質問したいと思います。これは、ことし3月から現在に至るまで、私の聞いたところによると二転三転しているわけです。3月の市の広報によると、分納者には納税状況により1カ月の短期証または資格証明書、4月には分納者には1カ月の短期証明証を交付する。それから2週間たったら、分納者には資格証を交付する。また2週間たったら、分納者には統一して1カ月の短期証を交付するということになったようですが、この二転三転した理由は何なのかお伺いいたします。



○議長(平塚義君) 暫時休憩いたします。

 再開時間を6時10分といたします。

             休憩 午後6時00分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後6時14分



○議長(平塚義君) 再開いたします。

 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 5月1日からの資格証の発行により、各納税相談についてケースごとに見直しをしております。基本は、甲州市の国民健康保険税滞納者対策実施要領に基づいて綿密に納税・分納相談を今は実施しております。

 先ほど議員さんの、指導によって短期の期間が一月とか担当が3カ月とか6カ月という短期証を出していたようですけれども、その実情の、現状がございまして、納税者と担当との話し合いのもとで、合意を得た中で短期証が発行されているということであります。

 以上でございます。ご理解いただけましたか。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) ただいま答弁をいただきましたけれども、わかったようなわからないようなあれですが、個々の指導が違うため、そういう結果だろうと解釈させていただきますが、いずれにいたしましても、その辺のところがどうも統一されていなくて、がたがたしたようなことも聞いておりますが、その辺はしっかり今後やっていただきたいと思います。

 次に、資格証です。前年度保険金を払えなくて保険証をもらえない資格証の人が医者にかかった場合は、10割負担しているわけです、全額。それを、所定の手続をとると7割がバックする仕組みになっておるようですが、その7割バックするときに、あなたは保険金を払っていないから、そのバックをそこからはね上げしますよというようなことがあるんですか。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 佐藤議員のご質問にお答えいたします。

 国民健康保険資格証交付世帯の保険給付の7割分を償還払いし、その7割償還額を国保税に充当するかは、税務課収納担当との納税相談により決めていくこととしております。また、資格証明書から保険証へ切りかえにつきましては、先ほど申し上げました実施要領に定めてあるほか、納付の相談の中でそれぞれの状況に応じて切りかえをしております。資格証明書の交付につきましては、納付相談の機会をふやすための一つの手段として取り入れているものでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 資格証、今のお話でございますけれども、保険証のない人が例えば新型インフルエンザにかかった場合、これは行けば10割全額負担になるので、医者にもかかれないと。その場合、そうなったときにどんどん伝染してしまうわけですが、医者に行かなくていると、そういうとき、これから、今はおさまってはいるようですが、やはり秋から冬にかけて再発のおそれのある中、そういう人たちには甲州市として全国に先駆けて、かかった人たちに治るまで保険証を与えるというような温かいお気持ちはありますか。



○議長(平塚義君) 福祉保健部長、岡村啓司君。



◎福祉保健部長(岡村啓司君) 佐藤栄也議員のご質問にお答えいたします。

 資格証明書対象者が、例えば今回の新型インフルエンザに罹患した場合につきましては、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき、新型インフルエンザと確定され、山梨県知事が入院の勧告または入院の措置を実施した場合は、県がその医療費に要する費用を負担いたします。

 以上でございます。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) そういう状態になれば、県で見てくれると。そこまでいくまでに金がかかるわけだけれども、それはちょっと無理でしょうね、さっき言ったように。その辺にしておきます。

 次に、宮光園について、観光的な位置づけはどのように考えているのか通告をしておきましたが、この件につきましては古屋匡三議員が質問しておりますので、私は質問をいたしませんが、ただ、宮光園につきましては、今ワインがこれだけ騒がれている現状ではございますけれども、日本のワインの原点が宮光園にあるということは確かでございまして、それを宣伝する上においてはぜひ自信を持って宮光園は今後宣伝をしていただきたい、このように思います。

 次に、ぶどう郷マラソンについて。

 ぶどう郷マラソンの、特に実施時期について質問させていただきます。

 当マラソンは日本全国から参加者の大変多いマラソンでありますが、この時期に甲州市においても多くのイベントが組み込まれておりまして、ボランティアの方々には本当に大変だろうと思います。だから、何も考えなければ、ぶどう郷マラソンというのはぶどうの最盛期に、つぶらなぶどうが吊るさがっているときに走ってもらうのが一番いいと思うわけですが、イベントの関係でそうはいかないだろう。ランナーにしても、収穫後の棚を見ながら歩くより、吊るさがっているぶどうを見ながら歩いたほうがどのくらいぶどう郷マラソンの意味があろうかと思いますが、そこで一つお答えをお願い、その時期にぶどう郷マラソンをやってもらいたいと。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 佐藤議員のご質問にお答えをいたします。

 甲州市勝沼ぶどう郷マラソン大会は、紅葉に染まるぶどう郷の景観やぶどうやワインのサービスで人気が高く、昨年は3,700人を超えるランナーに参加いただきました。

 ご質問の開催日に関しましては、市町村合併前の平成16年までは10月の第3日曜日でしたが、合併後の2年間は11月の第1日曜日に変更されました。その後、ぶどうがある時期に開催してほしいとの声を受けて、平成19年から10月の第4日曜日となっております。本市では、地域の祭りや催しものなども含めて、秋に各種イベントが集中する傾向にあり、市が関係する大型イベントに関しては関係機関や各種団体、ボランティアスタッフの協力を得る上からも、日程調整が必要となっています。また、ぶどう狩り園やワイナリーなどの観光施設と一般観光客への交通規制の影響なども考慮する必要があり、現時点で開催日の変更は予定されておりません。

 なお、今後について市が関係する各種イベントの統合や廃止などが進んだ場合には、再度の調整が見込まれるところでございます。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) 秋に集中するイベントをこの辺で整理する考えがあるのか伺いたいわけです。どんな小さな村の祭りでも大きな祭りでも、それぞれ祭り、イベントにはそれぞれの思いがあるわけで、やたらにやめてしまうとか統合してしまうということもできないわけですが、合併して4年たった今、やはり一つの機会ではないかと。特に、秋のイベントにおきましては、ぶどうまつりが10月3日第1土曜日、10月18日がおよっちょい祭り、第3日曜日、10月25日がぶどう郷マラソン、第4日曜日、10月31日が大和ほうとうまつり、それに8月16日は大菩薩マラソンがあって、本市にはマラソンが2つ、祭りが4つあるわけです。これを機会に、もともとあった祭りはどうでも甲州市としてやらなくて、もとのところへ戻してあげるのも一つの方法ではないかと思います。その点のお考えをお伺いします。



○議長(平塚義君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 イベントの見直しに関しましては、第1次行政改革における事務事業の合理化・効率化の中で各種イベントの見直しを実施項目とし、イベントに関する評価調書に基づき、行政改革推進本部において見直し方針を決定しております。このうち、観光イベントに関しましては、本年度において策定する観光振興計画との整合性や各実行委員会等の論議などを勘案する中で、最終的には行政改革本部会議で協議、決定することとなっております。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) この件につきましては、今ここでどうこうという問題では、もちろんございません。もう計画ができているわけですが、ただ、ぜひとも効率的な運営ができますように、また市民が心から楽しんで参加できるようなお祭り、イベントになるように検討をお願いいたしまして、次の質問に入らせていただきます。

 最後でございますが、市町村合併について質問いたします。

 塩山、勝沼、大和の3市町村が合併して甲州市が誕生し、3年半がたちました。その中で、塩山は市だけあって、3市町村の中では人口は一番多いところでございます。私は、ある書物の中で日本中のほとんどの市町の発展は南西の方向に開けていくということを知りました。だから、どこの市街地も北口は割合寂しいそうです。私の住んでいるところは勝沼町であります。よって、塩山という南西の開ける方向とは逆の北のほうを向いて合併した町でございます。この説によりますと、塩山、大和は勝沼町と合併したことにより南西の方向を向いて合併して、大変将来が明るいということになります。ただ、これは一つの説にすぎません。現実は、3市町村が合併して甲州市という一つの市であり、どこから発展しても甲州市の発展でございます。発展には変わりないわけです。そういう意味からでは先人たちの積み重ねの中で、ぶどうとワインで全国的に名の通った、特に車社会の中では中央道、バイパスのある勝沼に注目すべきではないかと私は考えます。私が勝沼だから言うのではありません。甲州市を売り出すためには、近道であり、成功する確率がかなり高いと考えるからです。いかがですか、お考えを。



○議長(平塚義君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 佐藤栄也議員の合併について、私は合併と言いましたから、新たな合併のことをご質問なさるかと思ったら、合併をしたこの3市町村のことについてというようなことのようであります。確かに、合併して3年半が経過をいたしたわけでありますが、それぞれの市町村のよさというものがやはり出ていることも確かでありますし、議員がおっしゃるように勝沼というのはやはりぶどうの産地、ワインの発祥の地と言われるわけでありまして、そういう意味で、先ほどご質問にもありましたような、ぶどうの丘も、これも一つのシンボルとして大きな市の観光に対する役目を果たしているわけであります。それぞれのよさというものがやっとお互いにわかってきたのかなというふうな部分はあるわけでありますが、まだ、ただ残念ながら、今、議員ご自身がおっしゃるように、やはり自分のところの旧市町村に対しての思いが強い部分がありまして、そういうようなところが、やはりお互いにお互いのよさというものを見つめ合って、やはりよくしていくということが大切かなというように思っております。

 私も先ほどお話をさせていただいたわけでありますが、3市町村の醸成という部分ではやはりこの3年半という中で、それぞれが不満を持ちながらも努力をし、それぞれの市町村のよさというものもお互いにわかってきた部分があるなと。まだまだそういう部分では足りない部分もありますが、やはりそういうのがしっかりとお互いに、勝沼、大和、塩山ではなくて、甲州市としてこういうものがあるというふうに言えるようなものになれば、しっかりと一体感の醸成ができたのではないかなというふうな気持ちでいるわけでありまして、お互いにこの合併は、私はそれぞれのいろいろな細かいことを申し上げるとあるかもわかりませんけれども、大きな成果があって、やはり大きな発展をする、ただこれはやはり市民の皆様方のご理解とご協力、当然議員の皆様方のご協力と、あらゆるお力をおかりする中でできてくるのではないかなというような気がいたしております。

 以上でよろしゅうございますか。



○議長(平塚義君) 16番、佐藤栄也君。



◆16番(佐藤栄也君) ただいま市長から答弁いただきまして、次期にも立候補して甲州市のために頑張るという市長の説でございますが、私は先ほどの説に従えば、甲州市も山梨市も南にある笛吹市と早い時期に合併することが峡東3市の大合併、これが日本一のフルーツ市を築くことで、豊かな市民生活につながるはずだと思います。あちらと合併いたしますと、入湯税の入る温泉もあるし、やはり市に利用税の入るゴルフ場も6つあったり、この甲州市には恵林寺とか大善寺、歴史的なものもあります。3市が合併すれば果物は日本一、インターチェンジも2つ、遠くはリニアの駅もどうかなという期待が持てるところでございます。ぜひその方向に積極的に働きかけてくださるようにお願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(平塚義君) 佐藤栄也君の一般質問で先般、答弁漏れの部分がございました。その部分の答弁をお願いいたします。

 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 一番最初の税の収納の関係でございますが、滞納の地域別の人数というご質問がありました。それについてお答えをさせていただきます。

 これについては、本年の6月11日、きょう現在の状況でございますが、塩山地区が1,880人、それから勝沼地区が419人、大和地区が66人という状況でございます。

 以上、答弁とさせていただきます。

     (「どうもありがとうございました」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) 佐藤栄也君の一般質問を終わります。

 ただいまの佐藤栄也君の一般質問に対し関連質問がある方は、本日会議終了後、速やかに通告を願います。

 ここでお諮りいたします。一般質問の途中でありますが、あすも一般質問の日程となっております。

 よって、本日はここで会議を打ち切りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(平塚義君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はここで打ち切ります。

 12日の本会議は午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後6時35分〕