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山梨県 甲州市

平成20年 12月 定例会 12月15日−03号




平成20年 12月 定例会 − 12月15日−03号







平成20年 12月 定例会



          平成20年甲州市議会12月定例会会議録

               平成20年12月15日(月)午前10時00分開議

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◯議事日程(第3号)

   平成20年12月15日(月)午前10時開議

  第1 一般質問

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◯本日の会議に付した案件

  日程第1 一般質問

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◯出席議員(20人)

                             1番  中村勝彦君

                             2番  桐原正仁君

                             3番  武藤雅美君

                             4番  丸山国一君

                             5番  原  勝君

                             6番  廣瀬 一君

                             7番  夏八木盛男君

                             8番  野尻陽子君

                             9番  古屋 久君

                            10番  古屋匡三君

                            11番  平塚 義君

                            12番  曽根益彦君

                            13番  廣瀬重治君

                            14番  矢野義典君

                            15番  岡 武男君

                            16番  佐藤栄也君

                            17番  廣瀬宗勝君

                            18番  田邉民男君

                            19番  都倉義男君

                            20番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               依田正司君

               教育委員長             清雲俊元君

               教育長               古屋正吾君

               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君

               総務企画部長            長瀬静男君

               市民生活部長            小林 一君

               福祉保健部長            有賀文雄君

               観光産業部長            柏原和仁君

               建設部長              金井正喜君

               会計管理者             岡村啓司君

               勝沼地域総合局長          鈴木英夫君

               大和地域総合局長          佐藤 充君

               総務課長              町田 博君

               政策秘書課長            手塚 勲君

               財政課長              萩原哲夫君

               水道課長              高石克朗君

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◯出席事務局職氏名

               事務局長              廣瀬一秀

               書記                坂本 昇

               書記                早川 崇

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(桐原正仁君) ただいまの出席議員20人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際申し上げます。

 報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可いたしておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 一般質問



○議長(桐原正仁君) 日程第1に入ります。

 12日に引き続き、一般質問を行います。

 指名いたします。

 4番、丸山国一君。

 丸山国一君につきましては、一問一答方式で行います。



◆4番(丸山国一君) おはようございます。

 ただいま議長に許可をいただきましたので、市政全般について質問をさせていただきます。また、途中で休憩をいただく可能性もありますので、その辺もご容赦願いたいと思います。

 それでは、まず最初に、景気対策についてであります。

 100年に一度の経済危機、世界的な金融危機の余波が国内にも、そして国内の大手企業を中心に雇用問題、そして消費の低迷、税収の悪化、財政の悪化等で、市民生活にも非常に不安が押し寄せております。都会から、そして大企業からのこの不景気の波が、この甲州市にも、地元中小企業に、そして地元の市民の皆さんにも非常にその不景気の波が来る。厳しいというよりもこわさを感じるような、不景気の大きな津波のようなものが来ている状況であります。

 そこで年末、そして3月の年度末を迎える市民、地元の中小企業はどうなのかな、中小企業に対する対策はどうなんだろう、市民生活に対する対策はどうなのか、そして高齢者等の生活弱者、そうした皆さんに対する対策等はどうなのか、ぜひそうした面でこの甲州市でできること、市でできること等も踏まえて、まずこの景気対策についてどのような考えがあるかお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 丸山国一議員のご質問にお答えをいたします。

 金融市場の混乱によります世界国内経済の減速は、大手企業はもとより中小企業への影響は大きく、国民の生活への不安が起きている状況の中で、景気浮揚策といいますと、国・県では、状況に応じまして緊急発動の対策が講じることもできるわけでございますが、市のレベルではなかなか難しいのが実情でございます。

 そんな中にありまして、先般、政府・与党会議の中で、中小・小規模企業に対し、十分な資金繰り対策を実施し、税制措置や人材確保、育成等により活性化を図っていく生活対策が決定されたところでございます。中身は金融機関が融資を行うことや中小・小規模企業の軽減税率の次元的引き下げなど税制措置が拡充され、中小・小規模企業を税制面から支援することとなったものであります。

 市では、こうした国の支援策に対し、県、商工会とも連携をする中で情報交換を行い、また、市商工振興資金、中小企業団体事業開発振興基金への利子補給と有効活用による企業への支援を行っているところであります。今後も関係機関と連携する中で中小・小規模企業への支援を行ってまいります。

 また、市民生活の支援という観点から申し上げますと、甲州市及び社会福祉協議会では、低所得者、障害者、また高齢者に対し、資金の貸し付けと必要な援助を行う生活福祉貸付支援制度を設け、これらの利子補助を実施しているところでございます。

 支援制度には厚生資金、福祉資金、住宅資金、就学資金、療養介護資金、緊急小口資金、災害援助資金、離職者支援金、長期支援資金があります。これらの資金のうち就学資金及び療養介護資金につきましては、無利子となっております。

 また、貸付限度額につきましては、5万円から470万4,000円となっております。それぞれの貸付種別に応じて限度額が設定されているところでございます。

 いずれにいたしましても、経済のグローバル化の中では、国におけるしっかりした対策を望むところでありますけれども、市といたしましても、各種の融資制度により市民生活の支援を行ってまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、長瀬総務企画部長から答弁がありました。本当にいろいろ支援をしなくてはならない、本当にもう12月、年末、そして3月の年度末、非常に厳しいというよりこわい景気状況になっている。市民からの声も非常に厳しいというような声が聞かれている中で、こういった場で田辺市長も非常に市民のことを心配し、あるいは市民生活のことにいろいろかんがみがあると思います。こういった場において、市長から市民の皆さんに激励というか、温かいメッセージ等があればいただきたいなと思います。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員の再質問にお答えをさせていただきます。

 確かに現在の景気低迷は深刻であり、将来への不安がぬぐい去れない状況であるのは、議員のご質問のとおりであります。

 先週12日に麻生内閣総理大臣の記者会見の中で、生活防衛のための緊急対策が発表をされたわけであります。その中で、「年末を控え国民生活を防衛するため、雇用と企業の資金繰りを最重要課題と位置づけ、対策を講じる」という内容であります。その内訳は、財政上の対応として住宅減税や設備投資減税など総額10兆円、金融上の対応として保証・融資枠の設定として13兆円の対策を講じるという内容であります。政府としては、「国民生活の不安を取り除く、そして少なくとも先進国の中で最も早く今回の不況から脱出することを目指してあらゆる努力を行いたいと考えている」というコメントでありました。

 私はこの窮状を見るにつけ、これらの国の対策に大いに期待をいたしているところでございます。

 市では、先ほど部長が答弁をさせていただきましたが、資金の融資、その他利子補給などについてしっかり対応をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市長も非常に今の景気状況、市民生活に心配をされている中で、やはり甲州市はここにいらっしゃいますように、部局長制を導入して、そしてここにいらっしゃる方々がやはり市のシンクタンクとなっていろいろな施策を練る。国・県がいろいろな施策を練っている中で、やはり甲州市としても市民生活、あるいは中小企業対策、そしてそういった高齢者等の生活状況をしっかりと把握をしなければならないなと思います。せっかくこうした部局長制度があるんですから、各課のいろいろな担当課からのいろいろな思い、そして市民の状況をしっかりと長瀬部長が把握をして、そして田辺市長は市民の生活のすべてを把握するわけにいきません。部局長会議という場面でしっかりと長瀬部長がそういったものを束ねて、そして市長に提案する報告する、そして市長がその提案報告を聞いて指示をするというような状況になると思います。ぜひそういった面では、長瀬部長がしっかりとこうした部局長会議、そして市民の声を聞き、市長に上程するようなしっかりとしたシンクタンクとしての機能を果たすことが大切だと思いますけれども、その部分に関して、やはり他の市町村では既に景気対策を間接的、あるいは直接的に行っているところもあります。そういった部分を含めて、長瀬部長に対する期待は大きいと思います。職の重さもあると思います。その部分に対して部長の答弁をいただきたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをさせていただきます。

 先ほど答弁をさせていただきましたとおり、国でのいろいろな対策、それから市としてどういうことをしていくかというふうなことにつきましては、先ほど答弁をさせていただいたとおりでございます。そういう中におきまして、先ほどの答弁の中であったいろいろな支援制度につきまして、やはりそれぞれの部の担当のほうに市の実態をきちっと把握していただくようにお願いしまして、そして甲州市全体としていろいろな形の支援を、当然市民の皆さんにも先ほどの支援策等については十分周知をする中で、そういう中で、今回のこういう状況の中の市民生活への支援という形のものをしっかりとした取り組み、体制ができるように、今後十分部局長会議等でも検討協議をしながらしっかりとした取り組みをしていきたい、こんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ年度末、年末と本当に厳しくなると思いますので、緊急性を持った、柔軟性を持った対応をしていただくことを要望いたしておきます。

 次に、空き家バンク制度についてであります。

 この制度が導入されて約1年半ですか、経過がされました。その中の成果、あるいは経過、そしてその状況はどうなのか、まずお聞かせいただきたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 丸山国一議員のご質問にお答えいたします。

 団塊世代の退職期を迎え、人々の田舎暮らし願望や自然志向の高まりを踏まえ、市では、平成18年12月に甲州市空き家情報バンク制度要綱を制定いたしました。翌年2月には、空き家に関する交渉、売買、賃貸借などの契約の媒介あっせんについて山梨県宅地建物取引業協会と協定を締結し、本事業がスタートいたしました。空き家情報バンクへの利用希望登録者は38名で、うち33名が県外の方となっております。

 一方、空き家物件はこれまで20件の登録がありまして、3件が成約したところであります。

 以上です。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 状況を見てみますと、非常に私自身は成果が上がっていないな、部長がどのようにその部分を評価するのか、行政評価ということがあります。その達成度、あるいは達成感、あるいは目標をどの程度に持っていたのか、そういった部分の部長の評価というもの、その部分をまずお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ご質問にお答えいたします。

 空き家バンクがスタートして1年半ということで、その成果と感想でございますけれども、私、先日のシンポジウムでございますが、その中の例えば仲間たちと申しましょうか、そういう方々と交流する中で、物件の提供者が非常にここ少なくなっているということでございます。

 なお、都会から田舎暮らし、また自然志向ということで、非常にニーズの部分で、限定される中での希望者が多いのかなと。特に古民家を利用し、リフォームする中で、野菜などつくりながら、また、周辺の山々の景色、また、移り変わる地域の方々との交流という部分でも、自分の趣味を生かしながら、交流という部分でなかなか地域の方とは交わりも少ないんですけれども、かなり限られた意識の持ち主の方々が希望されてきているのかなということで、大変その辺が物件とのつながりが少ないわけであります。

 そういった交流を通して、また、来た希望される方とのお話の中である程度状況を、甲州市のよさをわかっていただくという部分と、その物件とのうまい接点等について、さらにまとまりと申しましょうか、交流をしっかりする中で、お互いに信頼関係を生む中でのおつき合いが必要なのかというふうに感じております。

 以上です。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) せっかく導入をして、全国でもそういった取り組みをしているということもインターネット等を見るとわかります。そんな中で、課題も多いという部長の表現もあったと思います。

 それでは、2番でいろいろな連携性をもってということですけれども、その前に、では、空き家バンクに登録している空き家は先ほどありましたけれども、では、空き家バンク等に登録をしていない、甲州市全部にある空き家というのはいろいろあると思います。空き家バンク制度を導入すれば、そういった課題というのも当然見えてくると思いますけれども、その部分の空き家がどの程度甲州市内にあるのか、その部分を部長が把握しているでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ただいま丸山議員のほうからの質問の中で、現在市として情報をつかんでいる部分でございますが、これは塩山消防署の空き家実態調査でございます。平成19年4月の調査に基づく数字でございますけれども、塩山地区におきまして、防犯上対象空き家建築物ということで240、うちお寺、神社、倉庫、アパート等もその中に入っておりまして、実際のところの空き家につきましては、211でございます。次に、勝沼地区でございますが、防犯上対象空き家建築物として48、その中にはお寺、神社、倉庫、アパートも入っておりますので、実際的には35でございます。大和地区が24、防犯上対策空き家建築物の件数で、うち神社、アパート、倉庫等を除きますと、22件でございます。あわせますと、268件の空き家という数字でございます。

 以上です。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 268の空き家がある、これは空き家等はやはり民間企業等がそれぞれ業として賃貸契約、あるいは売買とか、そういった民間の仕事等があると思います。そんな中で、やはり空き家バンク制度を導入した中でこうした課題が見えてくると思います。この268、これは民間企業、業をしている人、あるいは商工会、いろいろな形の方と連携をとってこれからやっていく、そうしたことが甲州市の課題であり、施策が見えてくると思います。

 そんな中で、やはり2番目として、連携をそれぞれ各課がとったり、商工会ととったり、民間ととったり、いろいろな課題を持ちながら、これからの空き家バンク制度をという取っかかりがもうあるんですから、その部分から間口を広げて、そして連携をもって、そして課題に部長みずからがやはりチャレンジしていくということが必要だと思います。その部分に対してお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ご質問にお答えいたします。

 今後の空き家バンク制度の取り組みという部分でよろしいかと思いますが、空き家物件の提供についての協力要請は、区長会においてお願いをしているところでありますが、個人からの登録が少ないのが現状であります。市では、これまで市のホームページや富士の国やまなし館、グリーンカフェやまなしの窓口に空き家物件資料及び市の観光パンフレットなどを置きまして情報提供を行っております。

 また、年2回の山梨ライフ相談会に参加し、PRに努めているところであります。

 さらに空き家バンク制度への理解を深めていただくために、甲州市を含む6市で構成する空き家バンク制度調査研究会におきまして、12月1日、市長出席のもと空き家バンク制度普及促進シンポジウムを開催をし、県民の方にも空き家情報の提供をお願いをしたところであります。

 今後、イベントなどを通して物件の確保や1件でも多い成約が実現できますよう努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 本当に甲州市にある空き家、空き地、そして空き店舗、空き農地、これは遊休農地のことでありますけれども、非常にそれぞれすべてが、それは個人の財産でありますけれども、甲州市の財産でもあります。そして甲州市に興味を持つという方は、いろいろなバリエーションで甲州市に興味を持っている。住んでみたい、あるいは甲州市で仕事をしてみたい、あるいは企業を起こしてみたい、いろいろなバリエーションを持ちながら甲州市に興味を持ってくる方がいると思います。そういった方々をしっかりとこうした空き家バンク制度というものを活用しながらつかまえていく、そういったものが必要だと思います。それには先ほども言いましたように、連携をしっかりととって、民間との情報交換もしながらやっていくことが必要だと思います。ぜひ部長にはそういった課題が多い部分がこれからどういうふうにやっていくかということが非常に市の課題でありますので、その部分をしっかりと精査してやっていっていただきたい、その部分は要望にしておきます。よろしくお願いします。

 次に、本庁舎の移転についてであります。

 本庁舎、シルク、建物、土地等買収が終わりまして、そして設計段階も既に1階、2階、3階は青写真等がもう出てきている状況であります。

 そうした中で、やはり最初の計画、あるいは最初の住民、市民の希望は、この新本庁舎、複合施設としての魅力、そういった部分もかなり押し出して市民が興味を持っていたと思います。そんな中で、地下のテナントの入居、この部分について非常に市民も、そして地域の皆さんも楽しみにもしているし、そして希望感を持って見ている状況であると思います。

 そんな中で、まず、地下のテナント部分はどのような状況で今推移をしているのか、お聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 新庁舎の移転に伴いまして、今ご質問のありました地下のエリアの活用でございますけれども、今後この計画といたしましては、地下のエリアの部分に食料品、あるいは日用品の販売、あるいは軽食等のテナントスペースを計画をいたしておるわけでございます。このことは、議員のただいまのご質問にもありましたとおり、この近隣の人たちが非常に日常的なそういう面で不便をしているというふうな声もありまして、そういったことにおこたえするということで、近隣の方々の利便性、あるいはそういうことをすることによりまして、中心市街地のにぎわいの創出といいますか、そういうふうなものを図っていきたいというふうに考えておるところでございます。

 こうした市役所庁舎へのこういったふうなテナントの入居というふうなことは、全国的にも余り例のないことだと思います。そういったふうなことで、今回のこの計画によって、中心市街地の活性化につながっていくことを我々としても大いに期待をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 本当に部長からも全国的に珍しい市役所であるということであります。そんな中で、過日の地域懇談会等で、市長からも既に固有名詞が出たスーパーの入居希望があるということであります。そして私自身も、近隣の商店街がテナントに入居希望を持っているというような状況も既にお聞きいたしております。

 そんな中で、この地下のテナント、計画では改修工事完成の半年前ぐらいに募集をかけるというような話があったんですけれども、既に市長からもそういった名前が出てきているような状況の中で、もう少し、もう既に早めて募集を行って、そしてテナントとの、今設計段階であると思います。地下の設計の部分もテナント等の希望もあるでしょうし、そういった面で改修工事の二度手間、三度手間もしなくても済む、そんな面があります。ぜひ早い募集の開始、そして市長も一生懸命地下にスーパー、テナントを入れたいということで名前も出ているようです。市長にその部分のテナントの入居状況、あるいは既にそういった募集があるというようなことに関してコメントを求めたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員の新庁舎の地下の部分の店舗の入居についてというふうなことでお答えをさせていただきます。

 正式な契約にはまだ至っておりませんけれども、旧店舗が規模を小さくして入ると、それにずっといろいろなものが置いてあったのは、そういうふうな条件の中で置かしてあげたというか、貸していたというふうなことでありますので、ただ、規模からいうと大分小さくなるのかなというふうに思います。そして確かにおっしゃるとおりに、いろいろな旧シルクに入っていた皆さんもおりますし、それぞれいろいろなところから入りたいという希望がございますので、議員がおっしゃるように、あそこへ入居が始まるのは22年というふうなことで、22年度というふうなことでありますけれども、その前にやはりその辺だけは早めにというふうなことも考えてまいりたいなというふうに思っております。

 全国的にも珍しい庁舎ということになるわけでありますので、そういうふうな意味でもしっかりとその辺はしてまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市長からそういった答弁をいただきましたので、ぜひ関係課は素早い対応と、そして募集に向けて対応していただきたいなと思います。

 次に、こうした地下のスーパー等テナントが入って、商店街が入れば、本庁舎、土日、地下スーパー等は営業という形になると思います。そういった部分で、市民の声としては、やはり本庁舎等も土日開庁を望むというような声も当然出てくるのではないかな、そんな中で、当然全庁舎を土日に開庁するということは規則的にも難しいと思いますけれども、土日こうした地下がスーパーとして営業するんでしたら、やはり窓口対応等も必要でしょうし、今後、そういった意味での市民の声、いろいろ出てくると思います。土日、あるいは祭日等もどのような対応をしていくのか、管理上のこともあると思います。その部分についてお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをさせていただきます。

 ただいまご質問のとおり、地下の商業エリアについては、土日も影響するというふうなことで、それらについて本庁舎のセキュリティーについては、十分それに配慮した計画をしております。

 ただいまのご質問の中に、土日の窓口対応というふうお話がございましたけれども、それらにつきましては、今後どんなふうな形でそれらのどういったふうなニーズにどういうふうな形でおこたえをしていくかという部分については、今後十分検討をさせていただきたい、こんなふうに考えております。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひそうした市民等の声、市民サービスにこたえられるような、本当に希望の持てる新庁舎にしていただきたいなと思っております。

 次に、その新庁舎の移転に伴って、やはりまず、この現庁舎をどのようにするのかな。以前の特別委員会等でもこの現庁舎、耐震が不足しているので、1階、地下を残して2階、3階部分を取れば、1階、地下部分は活用ができるだろう、経費的にも恵まれる。そういった面で、例えば、その当時は図書館の移転というような話もありました。現庁舎に図書館、あるいは本庁舎の近隣にはハローワークもあります。ハローワークをこちらに、現庁舎、そうした改修をして移転をしてもらう。あるいは特産物の販売、展示とか、いろいろなバリエーションをもって、この本庁舎に移転した中での周辺の整備というものは非常に大切だと思います。本庁舎、シルクの向こう側には空き地も見えたり、そして道路条件もちょっと細くて弱いというような状況もあります。そういった部分での本庁舎の移転に伴った周辺整備、その部分をどのように考えているかをお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 これから改修工事を進めて新しい庁舎のほうへ移転するということでございますけれども、そういった中で、現庁舎をどうするかというふうなことについては、ただいま議員ご質問のありました内容のような、さまざまなご意見も出ていることも事実でございます。そうは言いましても、やはりこの建物が耐震性に問題があるというふうなことでございますので、基本的には取り壊しというふうなことなのかなというふうに考えております。まだ、これらのこと、それからその周辺をどういうふうに整備するかというふうなことも含めて、先ほど私も中心市街地の活性化というふうなお答えもさせていただきました。当然、今回のこの計画を進めるに当たって、こうした中心市街地への活性化への契機といいますか、そういうふうなものも当然考えていきたいというふうに考えております。

 したがいまして、具体的にまだその辺の詰めの段階ではありませんけれども、そうしたことも念頭に置きながら、これからこうした中心市街地の活性化へのいろいろな形での整備というものについても、検討していきたいというふうに考えています。財政的な問題もありますけれども、これはやはり計画的にできることからやっていくということだろうと思いますので、そんな考え方のもとでこれから十分検討をしていきたい、こういうふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) これから庁内でもまだまだ検討委員会等が続いて存続して、続いていくことだと思います。議会としても全員協議会、特別委員会はなくなりましたけれども、全員協議会等でいろいろバリエーションを考えながら検討して、本当に本庁舎だけ移転すればいいということではなくて、周辺もすべて巻き込んだこの地域のまちづくりということを考えていただきたいなと思います。

 次に、本庁舎に移転する場合、現庁舎では耐震等の問題があって、災害本部としての機能は、現庁舎ではやはり機能ができなかった。そんな部分も踏まえて、今度は新しい耐震という問題もありますけれども、耐震をしっかりとした新しい庁舎で、最新の災害、防災本部というようなものを構築していく必要があると思います。そんな中で、やはり最新というようなことを考えているのか、あるいはどの程度の費用をかけて災害、防災本部としての運営を、そして整備をしていくのか、その部分もお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 災害が起きた場合には、いち早く災害対策本部を設置し、災害状況の把握とそれから必要な対策を講じることが求められるわけでございます。

 そうしたことで、今回の庁舎の整備に当たりまして、災害対策本部としての新庁舎の整備につきましては、2階のフロアに大会議室を兼ねた防災センターを設置をいたします。地震などの災害が発生した際には、対策本部となるこの大会議室と、それから警戒宣言初め各種の情報収集、それから市民に速やかに情報を伝達するための防災無線室のほか、台風などによりまして警報が発令されたような場合、警戒体制をとるための職員の詰め所となる防災センターの小会議室を配置をいたします。災害対策本部の拠点として、こういうふうなことによって対応できるようにしてまいりたいというふうに考えております。

 また、災害が発生したときの避難場所としての1階ロビーや市民ギャラリー、さらには大きな地震が発生したというふうな場合、災害復旧のために全国からボランティアが来ていただけるというふうな、こんな災害があっては困るわけでございますけれども、そうした場合の受付や、あるいはそうした人たちに対する指示をするボランティアセンターとしての役割を持つ1階ロビー、それから市民ギャラリーなども、そういったふうな場合には災害発生時の対応として考えているところでございます。

 また、地下には防災備蓄倉庫を設置をいたしまして、非常時に必要な食料、あるいは医薬品などの備蓄品を備えてまいりたいというふうに考えております。

 また、防災無線のデジタル化や全国瞬時警報システム、いわゆるJ−ALERTというふうなものでございますが、これらの整備。それから順次施設の整備を図って、防災センター機能の充実、それからただいまの防災備蓄倉庫の充実、こういうふうなことをやっていきたい。日常災害時に十分対応できるような形の施設設備を充実させていくということを考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 新たにしっかりとした防災本部ができるということで、市民も安心・安全ということになると思います。

 ただ、今昨今言われているのは、台風とか、地震とかだけでなくて、新しいインフルエンザウイルス等の災害等、そういった非常時もあると思います。そういった部分のこともかんがみながら、これからの防災本部としての計画をつくっていただきたいなと思います。

 次に、甲州市原産地呼称ワイン認証制度についてであります。

 まず、この制度を今議会当局から上程をされております。内容を見ますと、甲州市におけるぶどう、ワイン産業の一層の進展を図るという目的であります。まだこの部分の制度について甲州市にとってはぶどう、ワイン、これは産業であるとともに、文化であり、誇りでもあります。そうしたこの制度を導入するに当たって、まず現状、ぶどう栽培、そしてぶどうをワインにする醸造メーカー等がどのような状況でワインを製造しているのか、まず現状からお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 現在、甲州市には37社のワイン醸造会社があり、その多くが勝沼町に所在しております。明治の初期に日本での最初のワインづくりが始まって以来、130年余、甲州市の恵まれた風土・文化を背景に、今や世界に通じるワインを目指して、それぞれのワイナリーは多くの研さんを続け、品質のよい個性あふれるワインづくりに取り組んでおります。年間生産量は約2万5,000キロリットル、約3,500万本のワインを醸造し、国内はもとより近年は国外にも輸出するなど、その販路拡大に努めております。

 また、国際ワインコンクール等で常に高い評価を受けており、消費者からも好評を受けているところであります。

 また、ワインの原料となるぶどうについても、甲州種は1,300年の歴史を持つ固有の品種であり、今も産地を代表する原料ぶどうとして位置づけられております。

 一方、甲州種以外の原料ぶどうについては、品種特性や消費者志向などから市外に依存していることも実情であります。また、近年はワイナリーと農家が栽培契約を行い、計画的に醸造用原料ぶどうの供給安定を行っている醸造会社もあります。さらには自社で遊休農地を借地し、ぶどうを栽培管理し、みずから醸造用にふさわしい原料ぶどうの生産に取り組んでいる会社もあります。

 ワインのPRと消費拡大については、勝沼ぶどうの丘を中心……

     (「そこまで聞いていない。現状だけ」と呼ぶ者あり)



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 現状がそういうふうな状況で、ワイン醸造メーカーがやっているということでわかりました。

 そんな中で、やはりワインを製造して販売いくには、法的な基準等があると思います。そういった法的な基準というのがどのような状況なのか、その点もお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) ご質問にお答えします。

 甲州市原産地呼称ワイン制度による認証基準については、食品衛生法の基準に適合したワインであること、酒税法で定める醸造種類のうち果実種であるものと定めており、また、JAS法の加工食品品質表示基準には該当しないものであります。

 市の原産地呼称ワイン認証制度については、国産ワインの表示に関する基準と整合性が取られており、この国産ワインの表示基準は、各種関係法令との整合性が図られておりますので、制度化する市原産地呼称ワイン制度認証制度についても、関係する他の法令については、それぞれの基準を厳守することで適正な対応ができるものであります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 部長、今、醸造会社がつくっている状況の法的なもの、基準がありますよね、その部分を聞いているんです。制度がどうのこうの、それはこれからの話ですから。現状、醸造メーカーがどういった法律の中でワインをつくっているのか、その部分だけ聞いているんです。



○議長(桐原正仁君) ここで休憩をいたします。

             休憩 午前10時51分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時01分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員の質問にお答えします。

 現行は、酒税法と国産ワインの表示に関する基準とで行われております。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ということは、現状はその2つの法だけであって、例えば今ワイン醸造メーカーがそれぞれの醸造メーカーの営業努力、あるいは営業方針によって輸入されたものも使ってもいいし、あるいは県外のものも使ってもいいし、当然県内のもの、あるいは地元のもの、いろいろなものを使っても、それは全然法的には自由であるし、そしてラベルに関しても、そういったことの明示もしなくてもいいし、そして勝沼というような、あるいは甲州というようなラベルに明示をつけても、これは全然問題が、法的には基準には全然問題がなくて、今そういった自由といったら変ですけれども、フリーな状況で今ワインは醸造されてつくられているということでよろしいんでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 私のほうからお答えをいたします。

 自由ではありません。とんでもない話になってまいります。ワインの製造については、当然税務署の認可のもとにつくるわけでありますが、大くくりでいいますと、やはり当然製造の設備がまずなければだめ、それとやはり原料用のぶどうをちゃんと確保できること、そしてまた、製造した製造量が6キロというふうなことになっていましたけれども、勝沼の場合は特区でありますので2キロまでというふうに下がっているわけでありますが、それとあと販売ルートがしっかり確保できていないと税務署の許可はおりない。

 そして先ほどラベルのことでありましたけれども、甲州種の甲州ワインというものについては、これは甲州ぶどうが100%というふうなことでありますから、これはちゃんと表示をしなくてはいけない。そしてまた、輸入ワインとのブレンドという場合も、それも明らかにラベルに表示をしなくてはいけない、義務づけられておりますので、それだけはご承知をいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市長から答弁をいただいたように、やはり現状をしっかりと確認をして、どのような状況でワインをつくっているのかというのをまず見る。そして昨今は本当に産地の偽装食品問題や輸入食品問題、事故米、使い回し、毒入り、毒物混入事件など、本当に飲食にかかわる問題、事件が多発して、国民は非常にそういったものに不安とか不信を持っていますので、この制度をしっかりと導入すること、あるいはこの制度を活用することというのは非常に意義があるし、甲州市にとっても非常に私はいい制度だと思います。

 そうした中で、現状がそういうような状況である。そして今度そうした制度を導入するということで、醸造メーカー自体が逆にもろはの剣ではないんですけれども、そういった面をしっかりと明らかにしていくということで、醸造メーカーがどのような今対応、反応を示しているのか、その部分をお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えをいたします。

 丸山議員は通告と大分違う質問ばかりなさっていますので、大変苦慮をいたして、部長の対応ができませんから私から。ワイン屋をやっておりましたので、お話をさせていただきますけれども。

 確かに認証制度というものが確立することによって、品質、しっかりとそういうことは消費者にとってはわかりやすい、そしていいとは思いますけれども、ワイン業者にとっては、中にはなかなか難しいなと。売り方についても、そういうものが認証されないと自分のところの商品の価値というものも評価をされてくるというふうなことで、すべてがもろ手を挙げて賛成というわけにはいかないというふうに思っております。

 ただ、甲州、勝沼のワインがしっかりと世界にはばたいているわけでありますから、それをもっともっと確立をさせる意味では、この制度が必要ではないかなということで、この議会に出させていただいた次第であります。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) こうした市長の答弁をいただいた中で、この認証制度導入をしていく方向性の中で、せっかくこの制度を導入するわけですから、販売ということ、販路ということがやはり重要ではないかなと思います。この認証制度を受けてのワインの販路をどのように開拓、あるいはどのように考えているのか、お聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員の質問にお答えいたします。

 ワインの販路拡大については、今後、組織的取り組みも必要となり、山梨県、山梨県ワイン酒造組合、勝沼ワイン協会、塩山ワインクラブ、また商工会、観光協会等各種団体と連携を図る中で取り組んでいきたいと考えております。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 販路、どのように売っていくかということ、非常に大切なことだなと、この制度を活用していくんですから、大切なことだと思います。今の部長の答弁はちょっと物足りないな、この制度をつくった中で、さあ甲州市がこういった制度をつくりました、どうでしょう、後ろを見たらだれもついて来なかった、これでは一番困るんです。ぜひ製造メーカーにとってこの制度が魅力的なものでなくてはだめなんですよ。そうするにはやはり販路、売れるということだと思いますよ。ワインをこの制度によって売れるんだ、販路がしっかりしているんだ、そういった部分がこの制度の魅力なんですから、その魅力をしっかりと販路に生かしていく。そうすれば、後ろを向いたらワイン醸造メーカーの皆さんも本当に協力して、ああ、いいじゃない、売れるよ、どんどんやっていこうという方向になると思います。

 ですから、そういった販路を築いて、そしてこの制度の魅力性をしっかりと高めることが必要だと思います。もう一度ご答弁をいただきます。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) なんか議員は勘違いをなさっているんではないかな、この認証制度のことを。これは、要するにワインの品質というものをしっかりと消費者にわかる表示をするということでありまして、販路、販売をするのはワイン会社なんです。私どもはそのしっかり間違いないという保証をするということでありまして、そういうふうな意味では、販売をするのは市ではございません。それはPRとか、いろいろな意味での先ほど部長からも答弁があったわけでありますが、それぞれの団体やなんか、そしてまた、いろいろなイベントやなにか、確かに私どもとして東京へ、江東区の祭り、文京区の祭りやなにかに行ったり、世田谷区の市民祭りに行ったりしてワインを販売をいたしております。ただ、あくまでも売るのは、37社の皆さん方全体を甲州市のワインとして宣伝をすること、PRをすることはいたしますけれども、それぞれの販売はそれぞれの販売会社が、メーカーが努力をすることであって、ただ品質をしっかりと間違いないよということを市で認めるという意味でありますから、その辺がちょっと議員のおっしゃっているのは違うのかなというふうに思って、この呼称制度でワインを売るようになるとかという、確かに消費者にとってそういうものがあって、いいか悪いかの判断は確かにできるようになります。

 だから、先ほど申し上げましたように、ワインメーカーによっては余り歓迎をしないというのは、その辺もあるのかなというふうに思っていますので、販売をどうやってしていくか、どうやって売っていくかということは、私どもが考えることでは、PRという意味ではいたしますけれども、それはそれぞれのメーカーの努力だというふうに思っていますので、その辺だけは違うのかなというふうに思っておりますので、議員のところもワインをお売りになっているからよくおわかりだとは思いますけれども、その辺を承知をしておいていただきたいなと思います。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市長もそういうふうに言っていますけれども、だから、最初に私が言ったのは、この制度に魅力をもたせる、そういうことです。その後で、先ほど市長が答弁をしていただいた販売とか、そういうのは後でついてくることですから。

 ですから、その制度をいかに売るかということなんです。その制度をいかに魅力をもたせるか、醸造メーカーにとっての魅力、あるいは先ほど市長が言いましたように、飲む側にとっても安全・安心という魅力、小売りをする側にとっても、本当に説明しやすい推奨できる制度、そして市民にとっては誇れる文化というこの制度です。

 だから、この制度をしっかりと売るということです。ワインを売るのは、市長が言ったように、当然醸造メーカーが独自の努力をすればいいことでありまして、この制度をせっかくつくるんですから、この制度をどのようにこれから、売るという表現を私がしたのはちょっと誤解があるかもしれません。この制度をいかに活用していくのか、そして後ろに醸造メーカーの皆さんやぶどうを栽培する農家の皆さんがしっかりついて来てもらえるのか、その部分の構築をしてほしいということです。担当の部長としてどうですか。



○議長(桐原正仁君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午前11時14分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時36分



○議長(桐原正仁君) 再開をいたします。

 当局の答弁を求めます。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 質問にお答えいたします。

 今後の販売、PRについては、情報化社会の特性を生かし、また、多くの機会や方法をとらえて一生懸命頑張っていきたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひせっかく大切な郷土の、地元の文化、誇りを守るような制度を制定していくわけですから、しっかりと担当部長も制度に対しての構築と、それを取り巻く状況判断をしっかりしていただきたいなと思います。

 そうした中で、やはり市長も以前からこのワインの販売ということにいろいろ力を注ぎ、そして関心を寄せておりましたアンテナショップの開設ということがあると思います。そういった部分のアンテナショップの状況について市長の考え方をお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) アンテナショップのことにつきましては、カーヴ・ドゥ・カツヌマを閉鎖をして2年にそろそろなろうとしているわけでありますが、ともかく当初の目的というのは、新宿のカーヴ・ドゥ・カツヌマについては、果たしたのかなと。これからワインの販売促進ということを考えれば、やはり必要だなというふうに思います。

 ただ、これはレストランでもなくていいんではないかなというふうに私は考えておりまして、そうはいってもオープン的なカフェな形で、幾らかはワインを飲みながらというふうな場所も必要かわかりませんけれども、あくまでもワインを販売をするという販売、そしてまたPRをするという一つの場にありたいなというふうに思っています。

 今、場所、新宿、中央線沿線というふうなこと、そしてもう一つは、人が一番出入りをするところという意味では、今お台場が大分にぎわいがあるわけでありますが、あそこはなかなか高い、家賃が高いというふうなこともありますので、今何点か探している中では、吉祥寺がいいとか、八王子がいいとか、立川がいいとかという話は伺っていますけれども、どれもこれも一つ、まだこれというところがないのは確かで、現状でありますが、今後もアンテナショップという意味で、早急に来年何とかしなくてはいけないのかなというふうには思っております。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ来年度くらいにはそういったものが開設できるように、市長の努力にもまた期待をしたいと思います。

 次に、この認証制度を導入するに当たりまして、やはりぶどうを栽培する地元の農家、あるいは地元の醸造会社等に対しても、やはり支援等も必要ではないかな、そういった支援状況をどのように構築していくのか、その部分をお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市原産地呼称ワイン認証制度に基づくこれからのワイン振興については、ワインの原産地を認証していく中で、「よいワインはよいぶどうから」と言われる大切な理念を認証ワインにより実証し、広く普及していくことにあります。甲州市においては、歴史ある甲州種があり、これを原料とした甲州ワインにつきましては、その繊細さと和洋食を問わない相性のよさなどが近年注目を集めており、将来にも大きく期待されるワインであります。

 こうしたことを踏まえ、優良な甲州種を継承していくことが重要でありますので、現在、山梨県果樹試験場において甲州種の優良系選抜試験を行っておりますが、こうした情報を密にしながら、優良系甲州種の普及推進に努めてまいります。

 また、優良醸造ぶどうの原料の安定的供給を図るため、ワイナリーとぶどう栽培農家との契約栽培の推進、また、遊休農地を活用したワイナリーの自社農園による原料ぶどう生産確保の推進をしてまいります。

 また、勝沼ぶどうの丘を中心にワインの普及、PR活動を行い、ワインの販路拡大に努めるとともに、ワイン振興に伴う各種事業の推進、各種団体の支援を行ってまいります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひこの制度を支えていくのは、やはり醸造メーカーではなくて地元のぶどう栽培農家だと思います。ぜひぶどう栽培農家に目が当たるように、日の目が当たるように、しっかりとした支援、あるいは協力、あるいは指導をしていただきたいなと思っております。

 次に、やはりせっかく甲州市、市としてこの認証制度を制定していくわけですから、やはり山梨県等に対しても、協力あるいは支援、そういった方向性のものを要望し、そして山梨県の甲州市のワイン、これは県の財産でありますし、財源でもあります。ぜひそういった面で、県にどの程度の協力を求め、あるいはどういった支援等の考え方、方向性をもたせるのか、その部分をお伺いします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えします。

 ワインの研究、普及、販路拡大については、各種機関と連携を図り、取り組んでいくことが必要であります。

 まず、山梨県ワインセンターについては、良質なワインをつくるため、地場ワイナリーの醸造技術の革新、ニーズや向上を推進しております。この新しい技術の指導、助言、情報提供等の支援をしていただくよう協力を得ております。

 山梨大学ワイン科学研究センターについては、これからのワイン醸造の新しい技術開発等について技術革新された総合技術の提供をいただき、常にワイン醸造についての技術向上に努めてまいります。

 山梨県地場産業センターにつきましては、地元のワインのPR、また販路拡大の拠点として活用してまいります。

 また、山梨県ワイン酒造組合によるワインの販路拡大は、これからのワイン普及にとっては大切であり、各種催しへのワイナリーの参加について促進してまいります。

 さらに、山梨県中小企業サポートセンターと連携して、ワイナリー自社製品の販路開拓などによる経営改善もこれからは必要と考えております。また、良質なワイン原料を生産していくためにも、果樹試験場で行われている甲州種の優良種選抜について常時情報提供をいただくことが大切であると考えております。

 こうした各関係機関と連携を図りながら、総合的なワイン振興に今後取り組んでまいります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 大切な甲州市のワイン制度、県との協力をしっかりとしていかなければならないなと思う中で、実は9月の県議会の高野県議の質問のときに、県のほうの答弁、ワイン産地の育成というような答弁がありました。その中での答弁の中には、「本年度は新たに果樹試験場に醸造ぶどう栽培課を設ける。そして標高が高くて気候が涼しい気象状況が醸造用ぶどう栽培に適する北杜市の明野町に試験場を整備するとか、あるいは醸造用ぶどうの新たな産地形成を図るため、ワインメーカーなどに新たな醸造ぶどうの栽培農場を開設する場合には、積極的に支援するとか、余り県の方向性が甲州市に向いていないのかなということをちょっと感じました。

 先ほど言いましたように、やはりワイン、ぶどう、日本一の産地でありますので、県のそういった方向性もちょっと疑問視するところがありますので、ぜひ市長、あるいは担当部長等は県に対してもそういった要望をぜひしていただきたいし、例えば射撃場の跡地、ああいったところにぶどうの栽培場ができたりとか、そういったような誘致ができないかとか、いろいろなことも県に持っていって協力関係を構築することも必要だと思います。その部分で、若干県の方向性に関して副市長が元々県にいらっしゃった方ですので、その部分について若干お尋ねをいたします。



○議長(桐原正仁君) 副市長、依田正司君。



◎副市長(依田正司君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 まず、甲州市原産地呼称ワイン認証制度の推進でございますが、先ほど来部長の答弁でございますように、ワイン振興と一体になりまして、この認証制度につきまして推奨していきたい。そのためには、原料用ぶどう並びに醸造の技術な部分、そういった部分の改善等をより高いものにしていく必要があろうかと思います。そういった意味で、市全体として取り組んでいく課題ということで認識しております。

 次に、県とのかかわりでございます。それぞれの研究機関等で勝沼に試験場がございますので、そういったところの連携を強化していかなくてはならないかと思います。

 そういう中で、県議会での答弁等で、いわゆる温暖化ということもあって、そういう発言があったかと思うわけでございますが、本来的で勝沼というワイン、ないしはぶどう、全国の最右翼にあるということは間違いなかろうかと思います。その証拠というと言葉が適切かどうかわかりませんけれども、過日、ワインツーリズム2008を開催いたしました。県も市も、ないしは団体も一体となって共同して事業を推進いたしました。当日1,600人以上の方々がお見えになりました。これはワイン振興が根っこにあるわけでありますが、いわゆる勝沼の地へ訪れていただいて、醸造場並びにぶどうの圃場を見ていただく中で、勝沼を堪能していただくというものでございました。

 そういったことを考えていきますと、県におきましても、勝沼における、ないしは甲州市におけるぶどうないしワインというのは、日本に誇れるものであると、その証拠というとおかしいんですが、実は知事が県内の各地域に出向いて出前講座をやっておるわけでございますが、その一番先に訪れたところは勝沼でございました。勝沼の宮光園の前の工場の跡地のところで開催したように覚えております。そういった意味では、甲州勝沼、本県のぶどう産業、ワイン産業にとっては、今もって基幹の地であるということは私自身も確信しておりますし、県・市もそういった感覚で事業に取り組んでいくものと確信しております。

 以上、答弁といたします。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひそうした関係をしっかりと保ちながら、この制度の導入、私自身は賛成でありますので、構築をしていただきたいなと思います。

 次に、安全対策についてということであります。

 本当に甲州市市内新しい道路が新設されました。それに伴って交通事故も多発している状況の中で、交通安全対策をどのように考えているのか、まずお聞きいたします。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 市では安全・安心なまちづくりを目指し、交通事故の発生を未然に防止するため、保育園児、小学生及び高齢者を対象にしました交通安全教室の開催、また、市交通指導員による街頭指導、また、所轄警察署及び関係機関、諸団体と連携をいたしまして、交通安全運動の実施などを通じて交通安全意識の高揚を図っているところでございます。

 また、交通安全施設でありますが、カーブミラー、ガードレール、道路標識などの設置につきましては、可能な限り地元の皆様のご要望に沿うよう順次整備を行っているところであります。現在のところカーブミラーの新設は10カ所、修繕は11カ所であります。そのほか防止柵3カ所、区画線2カ所、道路標識4カ所を設置したところでございます。

 以上です。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) そうした中で、毎回議会において信号機の設置ということが要望等が各議員からも出されていますけれども、まず信号機の設置の導入、どういった形で導入をされて、現状はどうなのか、お聞きします。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ご質問にお答えいたします。

 信号機の設置につきましては、議員ご存じのとおり、山梨県公安委員会において設置されるものでございます。信号機の設置箇所の決定につきましては、まず、所轄警察署において交通量や事故件数などを調査した後、優先順位をつけ、年1回、5月末に開催されます山梨県公安委員会交通規制課ヒアリングにおきまして、県内管轄警察署から上程された設置要望箇所に最終的に順位を決定し、来年度の予算要求に盛り込んでいくとお聞きしております。

 参考までに、県内での年間設置箇所は、おおむね25から30カ所ぐらいとお聞きしております。

 以上です。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 本当に市長が毎回、地域懇談会でも口を酸っぱくして公安に、あるいは警察にお願いをしている、本当に市長の努力の姿もわかるんですけれども、この導入自体、基本自体が私はちょっと疑問を感じるんです。地元の安全・安心、交通事故ゼロを目指すんでしたら、やはり信号機等の設置というのは、市長の権限といったら変ですけれども、市長の裁量によって設置ができるような仕組みをつくらなくてはいけない、それは県なのか、国なのか、私自身その部分はわかりませんけれども、そうした要望をこれから構築していかなければいけないな、その部分は市長に要望として、市長に要望するのか、あるいは市長会に要望するのか、その辺はわかりませんけれども、そういった基本的なものを、市長の苦労の姿を見ると、ちょっと要望をしていかなくてはいけないなと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今、丸山議員が言う信号機の設置についての権限でありますが、これは警察にあるわけでありまして、ともかく要望はいたしても、全体的に1年に20カ所あるかないかという信号機であります。そんなことで、なかなか難しい。まして、権限が市長にあるというか、その設置場所については、警察に言う要望はここを最優先というふうなことはできますけれども、設置をする、しないは、これは私どもが決めるわけでは、全く幾ら要望してもそれは無理だと思います。

 そういうふうなことで、やはり警察のほうではあってはいけないとは思うんですけれども、事故が起きてからでないと、実際的にここは危ないというふうな判断をしないと。それともう一つは、交通量の問題を一番大事にするというか、基準にしますから、その交通量が少ないというところは、なかなか難しいというふうなことが今の現状であります。そしてまた、信号機1基つけるのに大変多額な予算がかかるということも、その一つの要因だろうというふうに思いますけれども、いずれにしても、市民の皆さん方の安全・安心という意味では、信号機、そしてまた標識やなんかについては、積極的に要望していきたいというふうに思っております。

 例えば標識や何かについては、市がやるならいいよというふうな感じのところもありますから、体育館のところで事故が遭った、死亡事故が遭ったところについては、カーブミラーとか、それに対する標識というものは私どもでやったわけでありますが、そういうふうな部分では検討してやっていくことはできますけれども、信号機だけはやはりこれはどうしてもそういうことができないというのが現状であります。そういう希望も、確かに公安委員会のほうにもお話をさせていただきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) よろしくお願いいたします。

 次に、縦断バスについてでありますけれども、まず、1年間たちます。運行の状況はいかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ご質問にお答えいたします。

 昨年11月1日から運行を開始しました市民バス縦断線は、大和地域の循環バス路線をもとに、3地域を結ぶバス路線として多くの市民、観光客の方々にご利用いただいております。ご質問の1年間の運行状況でございますが、昨年11月1日からことしの10月31日まで、2万8,998人の方にご利用いただきました。

 参考までに、縦断線として運行される前の大和地域循環バスでの利用者数は、18年度2万6,484人でありまして、比較しますと2,500人ほど増となっております。

 以上です。



○議長(桐原正仁君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今後の市民の要望、ベンチをつくってほしいとか、こともあります。どのように答えるか、お答え願いたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ご質問にお答えいたします。

 市民のご要望などにつきましては、可能な限り努力しております。この間、市長への手紙や甲州市民懇談会などにおいて、ご意見、ご要望がありました時刻表の改正及び停留所の新設などは既に実施をし、利便性の向上に努めているところであります。今後は社内に市内イベント情報の掲示など利用者の声をお聞きしながら、市民に親しまれるバス運営を目指していきたいと考えております。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 丸山国一君の一般質問を終わります。

 ただいまの丸山国一君の一般質問に対して関連質問がある場合、休憩中に通告に願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後0時03分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時12分



○議長(桐原正仁君) 再開をいたします。

 次に、指名いたします。

 8番、野尻陽子君。

 野尻陽子君については、一問一答方式で行います。



◆8番(野尻陽子君) お許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 まず、新庁舎について、今地域もですが、日本という国も、あるいは世界も、それから甲州市という地域も、経済的に大変に厳しい状況を迎えております。これはいろいろな形で市長も、それから今すぐ前の丸山議員なんかも触れられていらっしゃいましたけれども、そういう中にあって、私たちが今度新しいシルクの庁舎、この最終設計図が出てまいりました。これが大き過ぎるのではないかというのが私の質問です。この件につきましては、私は9月の議会で聞く予定でしたが、いろいろな理由でやることができませんでした。ところが、今度ルールが変わって、私、今回初めてこれを聞くことができますので、改めて9月で聞く予定でしたことをここで伺います。

 まず、事務棟について、これは職員の基準となる職員数を308人としておりますが、私はこれは非常に多過ぎるのではないかと思いますが、当局のご見解を伺います。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 ただいまの新庁舎への職員の人数につきましては、現在、それぞれ分散をしております各課を集中的に今度の庁舎へ入れるという計画の中での人数でございまして、そういう点で、我々とすれば適正な人数であるというふうに理解をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私が大き過ぎるではないかと思う理由の幾つかを上げます。

 一つは、私たちは平成23年までかけて51人職員を削減していくという計画があります。今ここに308人としてあげられている数字というのは、現在の職員を集めた場合にこれだけになるというので、削減の人員があと二十数名、削減分が23年までにはあるはずです。これが考慮されていないのではないかということがまず1点。

 それから、全部集めればいいということではなくて、現場に残しておいたほうがいい課というのがあります。それは例えば文化会館を管轄する生涯学習課とか、環境課でありますとか、あとは保健師さんたちが健康センターを所管していらっしゃる保健師さんたちとか、そういう方たちは現場に残すほうがいいと思います。なぜならこちらに席をつくると、朝と夕方だけはこちらに出勤し、日中は全部現場に出ていく。そういう両方に場所が必要となる。そういう無駄は私はこの際人的にも、そういう場所をつくらねばなりませんから、そういう意味でも無駄である。私はそういうことを考えると、260人ぐらいが本当の適切な数ではないか。

 それからもう一つは、出向しているごみの共同処理とか、あとは介護関連の共同している組合に派遣をしている職員なんかもあるはずです。そういうものはどういうふうにカウントしていらっしゃるのか。

 とにかく308人というのは、現状の数字を基準としてみんな集めたらというのでは、だから、これは40人か50人くらい多過ぎるのではないかと思いますが。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 まず、308人が今後減るのではないかというふうなことでございますけれども、当然今後職員の数をどういうふうにしていくかというふうなことの課題はあるわけでございますけれども、そういう中にあっても、ある一定の行政を運用していくためには、それぞれ各課のスペースというものが必要になるわけであります。それと今回、スペースを決めるに当たりましては、やはりあれだけのスペースを有効的に整備していくためには、それなりのお金もかかるわけであります。

 そういう中で、面積につきましては、総務省で出している一定の基準があります。それは議員もご承知のとおりだと思いますけれども。そういう中で、積算をして財源として有利な合併特例債を使っていくと、これがやはり整備をしていく上で財源の問題が大変大きな問題になりますので、そういったことを考えると、やはりあの建物を有効的に整備していくための広さというものをそれなりの計算の中でやっていく必要があるというふうなことで、それぞれの各課の面積については決めさせていただいているところでございます。

 それから、出先機関も当然あって、出先機関からもそういう要望も現にあるのも事実でございます。

 しかし、そういう中にあっても、やはり政策をきちっとやっていくという中においては、有効な方法として本庁できちっとやっていく、現場は現場はとしてきちっとやっていくというようなことが必要ではないかというふうに考えておるわけでございます。

 そういう中で、一応今回の建物については、既にまちづくり等調査特別委員会でも計画を示させていただいたり、あるいは議員全員協議会の中でも何度となく御説明をさせていただいてここに至っておるわけでございます。

 そういうことでございますので、それから出向している職員については、戻ってくるということも当然あるわけでございまして、そういった人数は、これから戻ってくる人数として入ってくるわけでございますけれども、308人は現在考えているそれぞれの機構の中での人員配置、これを意識して、なおかつ有利な起債を活用するという視点から、面積を決めさせていただいたと、こういうことでございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) そうすると、例えば中央公民館、これは生涯学習課12人、体育館を運営管理するスポーツ振興課が5人、それから環境センターが11人、こういう方は一応本庁に、それからあと、これは看護師さんたちが6人か7人いらっしゃったはずです。こういう方たちは本庁にも席をつくりという形で、そうすると日中は皆さんがいなくなって、朝と夕だけ、日中はがらんとした空間があく。

 私たちに重要なことは、必要最小限の庁舎の整備にしておかないと、今後、私たちの財政はだんだん悪くなることはもう明らかなわけです。そういうときに、私たちは合併特例債が使えるからといって広い面積をやる必要は、使う目的があるのなら別ですけれども、市役所なんていうのはお金を生まないわけですから、必要最低限のそれで機能するものをつくるというのが基本ではないでしょうか。

 それから、私たちが引っ越すのは23年です。23年度と今ともう職員数が変わっていきます。それはもう明らかです。だから、今の計算でやると、もう23年度には職員数は10人か20人近く減っているはずです。そこら辺を伺っているのです。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 ただいまの質問の中で23年度というふうなお話がありましたけれども、21、22で整備しますので、23年ではありませんので、そのことについてちょっと触れさせていただきます。

 それから、この面積につきましては、現状の中でやはり私どもとすれば最も必要な面積としてこれをやっておるということでございます。看護師という話がありましたけれども、看護師がここに入るというふうな計画は持っておりません。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 申しわけありません。看護師ではありません。当然ご存じだと思います。保健師の言い間違いです。

 整備の、23年度に引っ越すんではなくて、21、22で、私たちは22年度までに越すわけですね。わかりました。いいです。22年度まで。では、その人数を私は50人くらい、40人から50人くらい多いと思いますけれども、では、それは皆さんの言うとおりで、それでいくと仮定します。

 では、具体的に各課の面積がどういうことになっているか、例えば面積の多い順というか、1人当たりの面積の多い順をちょっと拾い上げてみます。一番大きいのが会計課かあるいは教育総務になります。会計課の場合は、広さが坪数に直してあります。約20坪、そこで職員が5人です。ここには銀行の派遣の人がこれに加わりますので、それを加えて6人、そうすると、3.何坪になります。1人当たり6畳の面積。2人で12畳、3人で18畳。私、これは大き過ぎるのではないかと思います。

 教育総務の場合が24坪、職員が7人です。そうすると、1人当たりがやはり3.4坪です。3.4坪ということは、1人当たりが7畳ということです。都市整備の場合は職員数が16人、広さが43坪、つまり86畳くらいになるわけです。1人当たり2.7坪、約5畳です。これはこれだけの面積以外に、例えば建設の場合なんかは、職員が16人で広さが42坪、1人当たり2.6坪ですから、1人当たり約5畳という広さになります。こういう広い場合、製造する製図版や何かがあるせいかと思いましたが、そうではなくて、製図は製図室というのがまた別に既に設けられております。あと今の場合ですと、ロッカーとかいろいろなものが周りにたくさんありますけれども、今回は書庫があります。書庫とか倉庫が整備されています。

 そういう状態で、これ1人当たりの面積も非常に大き過ぎるのではないでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 私どもといたしましては、この面積は適正な広さであるというふうな理解でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 議会棟の面積について、あと人員と面積について。

 まず、人員が多いのではないか、40人から50人、基礎となる人員が多過ぎるのではないか、あるいは一人一人の面積が緩過ぎるのではないかというのが私の見解です。

 次に、議会棟について伺います。

 この議会棟がまた非常に大きいのです。現状が私たち237坪、総面積が。新庁舎が451坪になります。現庁舎の230、それで、私たちはこれから議員の数が多分減ってきます。そのときになぜこれほどまでに大きな、私たちは今の議会の規模でもそれほど不自由はしておりません。と思います。私はそう思います。ほかの方はどう考えてらっしゃるか知りませんが。こんなに大きくしてくださるのはどうしてなのでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをさせていただきます。

 議会棟の計画につきましては、それぞれ議員全員協議会というふうな場でこれまで協議していただいておりまして、私どもといたしましては、今回の計画でご理解をいただいていると、こういうふうに理解をいたしております。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 議員も職員も含めてですけれども、一応庁舎なんかの場合、基準面積というのがございます。議員の場合は、議員1人当たり10.6坪というのが、これが総務省が一応定めている基準です。この線を超すと、超した分は自分のところの自前ということになります。

 これでいきますと、甲州市は20人だとすると212坪、今回が451坪です。もう全然違います。私たちは今度これから多分18人になるかもしれないと言っているわけです。そうすると190坪、もっと小さくて16人になるかもしれないというのもあるわけです。

 だから、そういう意味からいきまして、議会というのは、年間20日くらいしか本会議は開かれません。それで年中私たちは常駐するわけではありませんので、そこでこんな大きなスペースを使うことが、私たちただでも市民たちに今経済的に苦しいからといっていろいろなことを、要求を飲んであげられないわけです。そういう現実が一方であるにもかかわらず、一方でこういうところにこういうお金の使い方をしていいのだろうかと思います。改めてお伺いいたします。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 繰り返しになりますけれども、今回の計画については、議員の皆さん方にも協議をしていただきまして、最初の面積よりは小さくなっております。そういった中で、議員のご質問の話の経費的な問題につきましても、議員の皆さんも十分そのことを考慮に入れた中での縮小計画というものにご理解をいただいていると、こういうふうに考えております。議員活動としてやる場としてふさわしい面積を確保するという意味で、私どももそれについては今回の計画でよいというふうなことを思っているところでございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私たち議会としてのこの面積を最初から希望したというよりも、そちらから提案があって、広すぎるのではないかとか、あと大和の議場を使うという案はどうかなんていうのが出てきて、それが5月のときに、そのときの時点でもまだ大和の議場を使うのはどうかなんていう案が出てきたところで突然打ち切られて、それでもう7月にこの案が出てきたわけで、これが最終案だと知らされて、私たちはこれに、これを見ると、例えば1階には職員だけではとても埋まらなくて、市民のスペースというのが非常に大きなスペースがあります。それでこの市民のスペースと議会棟のスペースが、ある意味議会棟をミニマムにして、今と同じくらいの規模にして1階に入れると、それがすっぽり入って、それであとは職員の大きな1人当たりの頭数の坪数を少なくすれば、そこそこの市民のスペースも生まれてくる。

 そういう状況で、私は3階の屋内駐車場に議会棟をつくる必要はない。逆にそれをつくらずに1階に移して、1階と2階だけの整備でこの新しい庁舎は成立すると思うんです。それで当局としては、もうやってしまったからとおっしゃいますけれども、もうこれは決まっているとおっしゃいますけれども、今それが例えばわかったら、そしたら今から、これから私たちは一たんつくってしまえば、もう何十年とこの庁舎を、新しい庁舎を使い続けなければならないわけですから、そういうことを考えると、今ここで一たん立ちどまって考えてみるというのも一つの手だと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 それぞれ考え方はいろいろあろうかと思いますけれども、ここで立ちどまってというお話でございますが、立ちどまらずにこれを進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 立ちどまらずにって、私たちこれからの世代にも責任があるわけです。私たちはここで不必要に大きなものをつくっておく必要がないのです。合併特例債が出るからといっても、それは結局七十数%で、あとは私たちの借金となり、自腹を切っていかなければなりません。それで大きなスペースをつくってしまえば、そこに光熱費、暖房費、冷房費、清掃代、それからセキュリティー、全部かかってきます。今後、毎年毎年の経費が多くなることは明らかなわけです。それが必要なものから構いません。だけど、議会がそんなに大きくなって何の得があるのでしょうか。私、もう一度伺います。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 議会のスペースについては、現在の計画で適正な面積であるというのが私たちの認識でございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 現庁舎の議会の3階が237坪、新庁舎の3階が451坪、どこがそれが妥当だという、その根拠を具体的にお教えください。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 現在の議会活動としての本庁舎の現庁舎のスペースが、必ずしも適正な広さだというふうには私どもは考えておりません。でありますから、議員の皆さん方にもご相談申し上げる中で今回の面積を決定したと、こういうことでございますので、ぜひその点についてはご理解をいただきたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 部長は、私の質問に具体的に何も答えていらっしゃらない。とにかくあなた方としては、これで妥当だと思っているということを繰り返し言っているに過ぎません。

 今度の新しい議会棟で、議場とか、議会事務局、それから議員控室、委員会室、議長・副議長室なんていうのがあるんですけれども、とても今度の議会棟で目につくのは、それ以外の廊下の部分とか、例えば廊下みたいな部分が3分の1くらいは占めているんですね。あと記者クラブとか、記者クラブは議会側が要求したんだそうですけれども、私は欠席しておりましたので知りませんでしたが。

 私たちただでもお金がない、この議会棟が平米でいうと約1,400平米くらいになります。これを全体1平米、平均で10万円改修費がかかるということでやっていますので、そうすると、議会棟を3階につくるだけで1億4,000万円も発生してまいります。多分柱を抜いたり、天井を抜いて屋根をかけて議会の天井を高くするようなことをやりますので、単価はもっと高くなると思います。これを1階に移せば、1億4,000万円の工事費がそれだけで浮いてまいります。これは大きいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 それぞれ1階、2階、3階というふうな階の計画を進めて、これまでいろいろな議論をいただく中でやってきたわけでございます。1階に議会棟をというふうなことでございますけれども、1階には1階の役割というものがあるわけでございます。これまでもまちづくり等特別委員会で野尻議員も再三お話がありました市民スペースが広過ぎるのではないかというふうなこともありましたけれども、きょうの丸山議員の質問にもお答えをさせていただきましたけれども、やはり役所というのは、公共施設としていろいろな役割を担う場所であるわけでございます。その一つの例として、災害時の対応というふうなこともご答弁させていただいたところでございます。そういうふうなことがありまして、やはり市の庁舎というのはいろいろな人が来るわけでございます。ですから、例えば議会にも傍聴する方々もおいでになるわけでございます。そういった人たちの仮に非常時の避難誘導というふうなことで考えますと、やはりそれなりのことを講じていかなければならないというふうに考えておるわけでございます。そういったふうな公共施設としての責任の中で整備をしていくということを前提に考えての計画でありますので、その点ぜひご理解いただきたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私は避難時に困るほど狭いものをつくれ、そういうふうなことを言っているのでは全然ありません。例えば1階の市民のスペースが、市民のスペースと広い入ったところのホールの廊下なんかを含めると、あそこだけでもう200坪近いスペースがあるのではないかと思います。

 私、つい最近山梨市の庁舎を見に行ってまいりました。山梨市は本体が5階建てで、各フロアに全部市民のロビーがあるんです。それでトップの5階のところの南半分は、展望台というふうなことになっておりました。私、暖かい木曜日の午後2時過ぎにまいりましたが、市役所にはどなたも、ほとんど市民は数えるほど、ロビーはがらんとしておりました。それはよそのことですから言うことではないかもしれませんけれども、何人かの市民に感想を聞きました。そしたらやはりとても広過ぎる。甲州市はこういうまねをしないほうがいい。私、本当にそれはそうだと思います。市民というのは年に何回か市役所に用事に来て、それで帰るわけです。そこにいた市民に言っていました。「なんかイベントのときに使えるスペースがちょっとあってくれたらそれでいい」って。

 私たちはこれから人口がどんどん減ってきます。それから経済がどんどん苦しくなっていくことは明らかです。例えばついこの間の新聞に出ていたんですけれども、これは「甲府市が市の財政規模1割縮小、2015年度見通し、人件費を抑制し対応。2015年までの財政計画を甲府市は作成した。不況による税収減が影響し、財政規模は同年度までに10.5%縮小する見通しで、義務的経費を大幅に縮減していく方針」というのです。この2015年というのは、合併後10年目に当たります。ここから以降、私たちは交付金、つまり政府からいただく分配金がどんどん減らされていきます。最終的に私たちは8億円減るわけです。今の私たちの財政の中で、8億円政府からのいただけるお金が減るということは大変なことになります。そういう中にあって、大き過ぎる庁舎をつくってしまえば、その経費というのはずっと払い続けなければなりません。だから、私はぜひとも考え直していただきたい。

 それで今駅前の通りなんかは、今もお店が閉鎖されていきます。皆さんそこに住んでいらっしゃるから収入はないけれども、固定資産税とあと国保がもう大変だとものすごく嘆いていらっしゃいました。そうやって集める税金です。だから、それを無駄に使ってほしくはない。だから、必要以上に大きな議会とか、大きな市民のスペースとか、考えていただきたい。しかも、私たちは小さいですけれども、隣に別の組織ですけれども、およっちょいプラザというのがあります。あれだって活用は限られています。そういうものをもっと使いやすくするとか、ささやかなお金で生きることができるのに、1階から3階まで不必要なサイズに庁舎を整備することを考え直してほしいと、私は多くの市民から頼まれました。改めて3階の議会棟を1階に移して、1階と2階の整備だけということにすることはできないのでしょうか。伺います。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 議員が常々甲州市の財政状況を憂いていただいておることは承知をいたしております。我々も当然財政状況をどういうふうな形で改善していくかというふうなことについては、これまでも行政改革の取り組みの中でお話もさせていただいてきているところでございます。そういったふうなことで、やはり今回の庁舎の計画によってやはり財政を圧迫するようなことがあってはならないというふうなことは、大前提の中でこれまで計画を進めてきたわけでございます。そういう中にあって、それぞれいろいろな方のご意見をいただきながら、今回こういう形の計画にこぎつけてきたということでございますので、ぜひその点についてご理解をいただきたいというふうにお願いをするものでございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) もうこれで最後にいたしますけれども、今でも十分な議会棟であるのに、これ今よりも178坪、約300畳以上広がっていきます、今度の議会棟は。なぜそんな必要があるのか。しかも議員の数は減っていきます。私どう考えてもよくわかりません。では、改めてその点だけお答えください。



○議長(桐原正仁君) 野尻陽子君に申し上げます。同じ質問、今これで4度目になります。答弁は同じだと考えます。違う形での質問ということでお願いいたします。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 違う形でというよりも、議会をなぜ大きくするのかというその理由が、議員も減っていきます。私たちの財政も厳しいです。なのになぜ300畳近くも議場を広げるのか、議会棟を大きくするのか、その根拠を聞いているだけです。

 本来なら人数は減っていく。私たちの収入は厳しくなる。だからよりコンパクトになってしかるべきなのに、より300畳分も、百七十何坪も広くなる。それはなぜかと聞いているのです。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをします。

 これまでいろいろな形で議員の皆さんも全員協議会の中でいろいろな協議をしていただいております。そういう中で、先ほどもご質問の中にもありましたとおり、今までにない部屋もつくるわけです。記者クラブをつくったり、それからご承知のとおり、各常任委員会の所属の問題があります。そういうふうなことで対応をするというふうなことで、それぞれの委員会室等の整備をしていかなくてはならないというようなことがございまして、そういうことのいろいろな形の中で今回のこういう面積に話が、私どもとすれば落ち着いたというふうに理解をしているところでございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 今、まちは非常に、ことしは特に農家も厳しい、みんな厳しい状況にあります。だからゆえに、新しい庁舎は今後の世代に負担にならない、コンパクトな庁舎にしたい、それが私ほとんどの人の願いだろうと思います。それをあえていろいろな理由をつけて、私よく理由がわかりません。今だって常任委員会や何か委員会室で、若干狭いとは思いますが、それほど300畳分も広げてほしいとはほとんどの議員は思っていないはずです。これまでこれで来てしまって、ただみんな気がつかなかったということだと私は思います。ではないかと思うのですが。

 私、やはり庁舎というのはとても大きな問題で、結局後々全部これが響いてきます。だから、今、その当事者である私たちは、賢い選択をしていただくようくれぐれもお願いいたします。

 では、次にいきます。

 時間がございませんので、私、真ん中の宮光園の入札問題については、ほかの議員が触れていらっしゃったので、私はちょっと観点が違うのですけれども、時間がありませんので射撃場のほうにまいります。

 射撃場の今現状がどういうところに来ているのか、まずそれからお伺いいたします。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 射撃場のご質問にお答えをいたします。

 現状でございますが、県立の射撃場の移転計画につきましては、本会議の冒頭、市政の概要で報告をさせていただいたところでございますが、昨年の地元説明会を経まして、本年5月から県により測量調査の作業が進められておりましたけれども、調査の結果、当初の建設予定地では射撃による着弾が高芝川にかかってしまい、その対策が難しいことから、8月下旬に、市に対しまして新しく市有地の南東に位置する場所を建設予定地にしたい、このような旨の申し入れがあったところでございます。

 このことを受け、県と協議を重ねる中で、地元に対しましてこれまでの経過説明をするとともに、新しい予定地での施設の建設計画を示す中で、地元説明会を開催をしております。建設に向けて地元の理解を求めているところであるというのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 次に、では射撃場から得られるメリットということで伺いたいんですけれども、今の韮崎市で利用者が経年変化、どんなぐあいで利用者が増加か減少か知りませんけれども、経年でどういうことになっているか、そこら辺をお願いします。



○議長(桐原正仁君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後1時53分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時59分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 当局の答弁を求めます。

 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 韮崎市の射撃場における利用の状況ということでよろしいということですね。これまでの年間の利用人員を見てみますと、5,000人前後でございますが、現在は3,500人程度だというふうなことでございますけれども、これにつきましては、地元からのといいますか、利用日数の制限をされていると、ですから、使えない日が出てきているので、全体とすると人数は減っているという内容でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 韮崎市のそのデータというのは、見せていただけるんですね、経年的に。要するにどういう形になって、人数が減っているのかふえているのか。

 なぜかと申しますと、私、けさも同僚議員の廣瀬 一議員に伺ったんですけれども、射撃というのは非常にお金がかかるのだそうです。大体1日で1万5,000円とか、そういう金額がかかるというので、経済が悪くなってくれば、当然その利用者に影響があると思います。そういう意味で、きちんとしたデータを見たいので、そのデータを、それは見せていただけますか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 最近の詳しいデータは持ち合わせておりませんので、県のほうへ問い合わせまして、必要であればそういったものを用意をさせていただきたいと思います。それでよろしいでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) この話が始まったのがたしか去年の7月、7月30日くらいだったと思います。それからもう1年以上たっていて、甲州市としてははっきりしたデータをつかんでおくということが最低限のことではありませんでしょうか。だから、本来もう既にそういうものは入手して、分析してあってしかるべきと思います。県から入手して見せていただきます。

 それから、県からの利用料金とか、県からの収入はどういうことになりますでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 前にもお答えしたかと思いますが、まだこの計画につきましては、地元からの理解を得るための説明会をしているという状況でございますので、ご質問の内容の点につきましては、これらがスタートということになれば、当然具体的な内容の話として詰めていくということでございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 具体的にきっちりした金額ではなくて構わないのですけれども、そうでなければ雲をつかむような話だって、何かどなたかの別な議員がおっしゃっていましたけれども、私たちはより具体的にこれを誘致するなら、一体どういうメリットがあるのか、きちんと把握してから進めるべきではないかと思います。

 例えばここの地元の雇用は創出するのでしょうか。なぜかといいますと、多くの公営の射撃場というのは、無人のところが多いのですけれども、ここはどういうことになりますでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 当然、射場を開いて利用するときには、無人ということはありません。それはそれなりの利用料を徴収したりとか、そういう事務も発生しますので、あるいは施設の管理というふうなこともございますので、基本的には射場を開設しているときにおいては、人がいるということでございます。

 それから、射撃場そのものから生じる雇用というふうなものは、そんなに多くのものが望めるというふうには考えておりません。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 開場している場合というと、1年間これは大体どのくらいが開場していることになるのでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 具体的に何日というのはちょっと手元にはありませんけれども、年間を通じてやる競技でございますので、当然暮れから正月というのは閉鎖されるわけでございますけれども、基本的には年間を通してやるという施設でございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 韮崎市の場合はどのくらい年間開いていたのですか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 大変申しわけありません。事前にそういうふうなご質問をいただいておれば用意もできたかと思いますが、365日のうち300日ぐらいはやっているというふうには思っております。

 以上でございます。

     (「休業日」と呼ぶ者あり)



◎総務企画部長(長瀬静男君) 休業日は月曜日、火曜日、祝日の場合は翌日、それから12月29日から1月3日、営業時間は9時から5時ということですので、差し引いた日数ということでご理解をいただければと思います。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 10月24日、地元説明会に配ったというこの射撃場の資料の中で、私、1点気になった部分がございます。これは山を切って、その土でへこんだところを埋めて平らにするという工事をやるんですけれども、その産地は強風化花崗岩で構成しているが、まさ土化が進み、バックホーで十分掘削可能で、つまり簡単に山を崩せるという。だから、風化した花崗岩が地域の地形の岩石を構成しているわけです。つまり崩れやすいということです。

 それで地図を見ますと、下のほうに砂防ダムが2つ一応つくられていることになっていますけれども、この砂防ダムはどのくらいの容量を予定していらっしゃるんでしょうか、ここに一応設計図みたいなものがありますけれども、私ちょっと門外漢なものですからどのくらいの容量がこれであるのか、ちょっとわかりかねるんですけれども。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 砂防ダムにつきましては、射場の下に1号砂防ダムとそれから第2号砂防ダムというふうなものを計画をいたしております。議員の皆さんちょっと小さくてわからないかもしれませんけれども、こういう射場のところに、沢が2つあるところに砂防ダムを2カ所設けるということでちょっと理解をしていただきたいと思いますけれども、その砂防ダムにつきましては、第1号砂防ダムにつきましては、高さが13メートル、横が57メートル、それから第2号砂防ダムが55メートルの高さが12メートルというふうな砂防ダムでございます。

 これにつきましては、山を切って、その切ったのを低いところに埋めて平らにして射場をつくるというふうな工事になるわけでございますけれども、その下部に砂防ダムを建設するということでございます。この砂防ダムの土砂容量につきましては、2基で合計3,600立米というふうな計画でございまして、これにつきましては、県の林地開発許可制度の基準に基づいて算出された数値でありまして、万が一射場の下流部に土砂の流出が起きたというふうなことがあった場合でも十分耐えられる容量のものとして計画をされているものでございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 崩れやすい山の斜面にそこを削って、コンクリートやモルタルでそれを固めて、雨が降るとその境、私、なぜこういうことを考えるかというと、あそこの総合公園がまさにその一つの形で、階段のところに土が出ているんですけれども、激しい雨が降りますと、そういうところからどんどん土が流されていくんですね。それで階段の段々のところが土が落こって、そこにまたセメント、モルタルかなにかを塗ってみたいなところがありますし、一たん斜面を切ってコンクートなんかで処理をするというようなことをやると、その後、そこから崩れが非常に出ていく。しかもこんなまさ土とか、崩れやすい場所にそういうものをつくることに、私はとてもある種不安があります。

 これとはまた全然別な話になるのですけれども、私何人かの市民から、まるで今度のこの射撃場は神金のものみたいに言われているけれども、あれは甲州市の本来宝であって、甲州市の、四十数億円も買収費がかかったなんて伺いましたけれども、本当でしょうか。固定資産の評価はどんなものでしょうか。お教えください。



○議長(桐原正仁君) 休憩をいたします。

             休憩 午後2時13分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時14分



○議長(桐原正仁君) 再開をいたします。

 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 評価額ということでございますが、これはオーミ・リアルエステートからの寄附申込書の寄附物件の時価見積もり額ということで、平成18年度固定資産評価額ということでございますが、1,628万259円ということでございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 33万か32万坪という広大な面積であるということ、それが私現場を見に行きました。そしたら、やはりゴルフ場に買収するくらいで、なだらかな畑の部分があったり、なかなかいい感じのところでした。そこにまず射撃場をつくってしまうと、これは今後、その周りの使い道として非常に限られてしまうのではないか、甲州市の宝をなぜそういう形でまずいってしまうのか、市民にこの使い道を相談してもらったと言われておりますが、いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 これまでも議員からの質問でお答えもしてきておりますけれども、大変広大な用地でございます。それをどんなふうな形でこれから活用していくかということについては、庁内でもいろいろ検討をしておるわけでございますけれども、そういった中で、やはりあの広大な用地への進入路というものが十分なものが現在ないわけでございます。そういうふうなことで、県立の射撃場が出ますと、その新たな進入路が設けられるということによりまして、残りの用地の活用策にも、これは市とすればその道路が使えるということで、今後の活用についても、そういう意味では、市とすれば道路をあけることにメリットがあるというふうに考えているところでございます。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 道路があいても、射撃場のための道路だとすれは、射撃場であるがゆえに、そこの今度は用途が限られてしまうのではないですか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えします。

 当然市の市有地でございますので、その道路については、当然市もその利活用については、当然市が使っていくということで、問題がないというふうに考えております。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 言っている意味がご自分でもおわかりと思いますけれども、そういう質問をしたのではありません。射撃場を山の真ん中につくってしまうと、もうその周り、道はアクセス道路はあったとしても、その周りの使い道が非常に限定されるのではありませんかということです。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 ゴルフ場につきましては、先ほど議員もじかに現地へも足を踏み入れたというふうなことでございますけれども、そういう中で、今回の変更の計画用地につきましては、用地の東北といいますか、東北寄りのところに位置するわけでございまして、道路についても、それぞれ進入路につきましては用地の中を通っていって、今後、その辺の周辺を利用するということには特に問題ない。どういうふうな形で利用していくかというふうなことにつきましては、いろいろなご意見もこれまで出ております。例えば森林の中にいて森林浴が楽しめるようなクロスカントリーコースだとか、あるいは植林ゾーンを設けるとか、そういったふうなことの話も出ているわけでございますけれども、そういったふうなことで、今回の計画が出たことによって残りの用地の制約というふうなことについては、大きな部分では影響がないというふうに考えております。



○議長(桐原正仁君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 市長は何かにつけて市民と協働のまちづくりということを盛んに言ってらっしゃいます。それで、こういう甲州市にとって宝のようなものをどうやって使っていくかこそ、市民の声を聞いてともに開発していくというのがその意味するところではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員がお話になるように広大な土地であります。先ほど訂正をしていただきたいのは、市民の意見を聞かないということは全くございません。幾つも意見が出ておりました。そういうわけで、その中で射撃場の問題が一つ出てきたというふうなことでございます。あれだけの広大な土地、もう寄附をいただいて2年が経過をしようとするわけでありますが、それでは、野尻議員がそれだけの意見を述べられましたか。すぐ議員は市民が、市民が、市民の多くがと一緒におっしゃるから、どういう方々がそういうふうなことをおっしゃっているか、ちゃんとそれならそれなりに意見を述べていただきたいというふうに思っております。

 ただ、活用だけはちゃんとあれだけのとうとい市の財産でありますので有効に活用してまいりたい。そういう中で、射撃場というのも一つ出てきたわけでありますので、その辺はご理解を賜りたいなというふうにお願いをいたしておきます。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 野尻陽子君の一般質問を終わります。

 ただいまの野尻陽子君の一般質問に対して関連質問がある場合、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後2時22分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時39分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 11番、平塚 義君。

 平塚 義君については、一問一答方式で行います。



◆11番(平塚義君) 議長に一般質問を申し出たところ、ただいま許可をいただきましたので、市政一般につき3点について質問をしたいと思います。

 まず、甲州市原産地呼称ワイン認証条例についてであります。

 この質問につきましては、午前中に丸山議員からも質問がありました。しかしながら、私も今回でこの条例につきましては3回目ということの中で、少し詳しく聞きたい部分もありますし、丸山議員の質問とは重ならないように質問していきたいと思っております。

 まず、この条例につきましては、初日の市長の施政方針の中にもありましたように、「甲州市内の自社において醸造生産されたワインについて、原産地等を表示するための基準を定め、基準を満たすものについて市が認証し、消費者に生産情報と原料産地を表示、提供することにより、食の安全・安心を確保し、ワインの付加価値を高め、ワインのブランド化を進めるとともに良質なワイン原料ぶどうの生産拡大とワイン産業の振興を図ることを目的」ということで提案されたと思います。

 その中で、私が今までの質問を、昨年12月、ことし3月議会にしてありますけれども、その質問の中での答弁の中に、検討委員会を開いて検討をしていくということがありましたので、まずその検討の経過等をお答えいただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 平塚議員のご質問にお答えいたします。

 市が原産地呼称ワイン認証制度を創設していく背景には、輸入ワインの消費増加や国内においての他産地の追撃など、国際競争や国内における産地間競争と直面していることが上げられます。

 また、近年、消費者の食品に対する安全・安心、生産地表示についての関心が非常に高くなってきております。原産地のはっきりしたワインを甲州市から提供し、消費者保護を第一に考えながら、この制度を確立していくとともに、甲州市におけるぶどうとワイン産業の一層の進展と活性化を図ることを目的に創設するものであります。

 甲州市ワイン原産地呼称制度検討委員会については、平成19年7月4日に委員会を設置し、有識者、ワイン関係代表者、ぶどう生産農家代表者、JAフルーツ山梨、酒販店による10名の委員により、市から諮問した甲州市原産地呼称ワイン認証制度について延べ7回の委員会を開催し、去る3月27日に検討委員会会長より市長に答申をいただきました。

 なお、主な答申内容でありますが、認証制度の目的については、日本のワインにおけるゆるぎない地位の確立と、また、近年の消費者の食品に対する安心・安全、生産地への関心の高まりに対応できる原産地のはっきりとしたワインを甲州市から算出していくためであります。

 次に、認証については、自社醸造とし、すべての醸造作業工程を行っていることの一貫性を強調していくことが必要であると確認がされております。

 また、認証区分については、甲州市産原料自社醸造ワインと山梨県原料甲州市自社醸造ワインの2つの区分にすることにより、消費者が産地の比較を楽しめるようにするとともに、各産地の個性や品種特徴をぶどう栽培者やワイナリーが共有認識のもとで見出していきたいとするねらいもあります。

 次に、原料ぶどうの収穫地につきましては、現状のワイナリーの原料ぶどうの調達先の多くが山梨県内としている状況等を踏まえ、その点を勘案したものでありますが、このことは消費者の立場側からもワインの比較する上で産地の選択肢を広げることとなり、消費拡大にもつながるものとしております。

 また、品種の扱いについては、産地固有の品種、甲州種、また、国際品種である欧米系醸造専用品種と国内改良品種とにいたしております。

 次に、申請者の資格については……



○議長(桐原正仁君) 部長、検討委員会ではどういうような内容を検討されたのかということでありますので、その部分を答弁お願いいたします。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 先ほどお答えしました原料ぶどうの収穫地につきましては、現状のワイナリーの原料ぶどうの調達先の多くが山梨県内としている状況等を踏まえ、その点を勘案したものでありますが、のところまででございます。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、部長から検討委員会での経過という形の中でお答えをいただきましたけれども、検討委員会の委員については、有識者、またワイン醸造家、ワイン販売、JA等の生産者側ということの中で、私は今、このワインに関して安心・安全という部分をやはりしっかりとしていく部分、こういう検討委員会においては、消費者の代表というような形のものが入っていたのかどうか、その辺のことだけお聞きしたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 検討委員会は先ほど答弁申し上げたとおり、10名の委員さんにより、市から諮問した委員さんですが、消費者の代表としては改めて入っておりません。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、部長から消費者からの代表は入っていなかったという言葉がありましたけれども、有識者の中にはいたんではないかなと私は思っていたんですけれども、本当はそうだと私は認識していたんですけれども、それはそれとして、私は特に先ほども丸山議員の質問に市長が安心・安全という部分をおっしゃられたということで、特に今回、今後のこの条例の運用についてどのようにやっていくかを次、お聞きするわけですけれども、その前にこの条例の中に、原料ぶどうについて甲州市産ぶどうであること、山梨県産ぶどうであること、そういうのが認証の区分の中に入っております。このことについても運用とともにお答えをいただければありがたいですがよろしくお願いいたします。



○議長(桐原正仁君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後2時49分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時50分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 私のほうからお答えをさせていただきます。

 認証制度の中で平塚議員のご質問、多分甲州市産の率というものをお話になっているんではないかなというような気がします。甲州ぶどう100%、その中で県内と甲州市の比率が、75、以内というふうなことになっております。50以上ということになっていますけれども、ともかく今の状況の中では、そういうご質問ではございませんか。

 先ほどの質問の中で、まず、前の質問からちょっと補足します。消費者が入っていないかというふうなお話であったわけでありますが、酒販店が、要するに消費者のある意味ではいろいろと希望を聞いたりなんかをしているという意味では、酒販店の意見というのは、どちらかというと消費者側の意見だというふうに受けとめております。

 ただ、消費者といいますと、そういう意味では中に入れていくというのは県外の方々と市内の方々、そして県外、県内、市内というふうなことではなかなか、その10人の中というのはなかなか選びづらいのかなというふうには思って、そういう意味では、酒販店の意見というのは、消費者側かなというふうに受けとめております。

 そして今の質問の中で、甲州市、甲州種というものをぶどう100%ということになっております。ともかく今、私どもが今まで甲州種であればいいというふうなメーカーもあるわけであります。長野県で生産している、そして山形県で生産している、遠くは北海道まで生産しているというぶどうを、甲州種だからというふうなことで使っているメーカーもあるわけでありますが、それは一切昨年から認めないというふうなことにしているわけでありまして、それも確実に確立をする意味でも、そういうふうな呼称制度をしっかりと運用してまいりたいというふうに考えております。

 ただ、並立の問題については、いろいろとこれからも検討する余地というか、検討しなくてはいけない部分もあろうかというふうに思っております。

 以上でございます。よろしゅうございますか。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、市長から販売店が消費者の意向をくんでという話でございます。私どもも家業として酒屋をやっているという関係で、私もいろいろなワインを買っていただけるお客さんからのご意見というものも持っております。

 そういう中で、今の市長のお話は、私がまだ質問する前のお答えも少しあったんですけれども、私はこの条例、条例によるといろいろ規則で今後運用をしていく部分もあるということの中で、まず、甲州市産ぶどうであること、山梨県ぶどうであることということは、甲州市産ぶどうであることは甲州市産ぶどうが10割だと、山梨県産ぶどうであることということは、山梨県産ぶどうが10割であるということなのかなと、そういう観点でもう一度質問をさせていただきます。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員の質問にお答えをいたします。

 認証の区分を2つに分けております。甲州市産原料自社醸造ワインについては、甲州市産ぶどう100%である。また、品種については、甲州種欧州系醸造専用品種及び国内改良品種であること。それと甲州種については、他品種とブレンドされないものであること。糖度については、甲州種は16度以上、欧州系醸造専用品種については18度以上、国内改良品種については17度以上であること。もう一つの山梨県産原料甲州市自社醸造ワイン、これらについても、山梨県産ぶどうであること、それから以下、品種についても全く同じであります。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、部長からもお答えいただきましたけれども、私は10割と言ったんですけれども、部長は100%という答えが返ってきたんで、それはそれと、10割も100%も同じという考えの中で私は理解するといたしますけれども、このことは、その後に「原産地を認証することにより、生産地として安心・安全を提供している」ということで、市が認証ということは保障するということでございますので、今後の運用が、この条例によりますと、規則でいろいろなことを決めるという部分においては、今のお答えの中で、先ほど市長が75とか、そんなような数字がちょっと出てきたんですけれども、私はこの件に関してじっくりと議論をしていかなければ、やはり最近食の安全については、それぞれメーカーがもちろん自分の自社製品です。ですから、製品については責任を持つ、品質の保障、また生産地についてももちろん保障する中で、なおかつそれを市か認証するということですから、ブランド化していくためにも、その辺は厳格にしていかなくてはいけないというのが私の考えですけれども、いま一度聞きたい点は、条例があって規則があるということでよろしいかどうかを聞きたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員の質問にお答えします。

 議員のご質問のとおりでございます。今議会で条例案を上程し、施行は平成22年4月1日からの予定であります。当然条例を遂行するための規則案等については、庁内で十分検討をしております。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、部長のほうからお答えをいただきました。いずれにいたしましても、この条例が地域のワイン産業、また農家、また最終的には消費者にとってすばらしい条例になるということを期待して、この条例については、私も建設経済常任委員会でじっくりとその部分について議論をし、条例を仕上げていきたいと思っておりますので、その折には明快な答弁なり提案をしていただきたいなと思っております。

 次に、移ります。

 行財政改革における指定管理者制度についての質問をしたいと思います。

 指定管理者制度においては、甲州市においても今回新たな契約の案件等が出ておりますけれども、指定管理者制度において、行政上、また財政上どのような効果があったのか、いずれにいたしましても、住民サービスを基本としている部分だけはしっかりとやっていただけたのかどうか、その辺のお答えをしていただきたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 平塚議員のご質問にお答えをいたします。

 まず、既にご承知のことと思いますけれども、公の施設の管理につきましては、平成15年の地方自治法の一部改正によりまして、従来の地方公共団体の出資法人等に限定して管理を委託する制度から、民間事業者を含む地方公共団体が指定するものが管理を行う制度に転換をしたものでございます。

 この指定管理者制度はご承知のとおり、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ることを目的とするわけでございます。

 こうしたことから、甲州市では法律の改正から3年の経過措置の期限が来たことから、平成18年9月に、従来から業務委託をしていた本市の出資法人等の6団体に10施設について指定管理者に指定し、運営を図ってきたものでございます。

 今回の議会に上程しているものにつきましては、21年3月の協定期間が満了する施設について、今年度庁内の公共施設活用検討委員会で協議検討し、行政改革推進本部で決定し、さらに甲州市の指定管理者選定委員会の審議を経て、従来の指定管理者4団体に8施設について指定管理者として選定をし、議案として今回提出をしたところでございます。

 一般的には制度の趣旨が民間事業者の専門的な指標、あるいは経営ノウハウを活用することで管理経費の節減、行政の効率化を図り、同時に、利用者の満足度を上げていくと、より多くの利用者確保がねらいであることというのが原則でございます。そうはいいましても、これまでの指定管理者の指定につきましては、指定管理者以前の従来の委託者に引き続き指定管理者として指定をしてきた施設もありまして、必ずしも制度の趣旨が生かされていないというふうな施設もあることも事実でございまして、この点につきましては、今後の検討課題でもあるというふうに思っております。

 いずれにしても、この制度の趣旨が十分生かされるように、利用の向上、それから経費の節減等については、そういうふうな形で指定管理者制度が運用されるというふうな方向に向かってきちっとした取り組みをしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、部長からお答えをいただきましたけれども、指定管理者制度の一般的なお答えをいただきました。そういう中でどのくらいの、もしお答えができるんであれば、経済的効果がどのくらい、ここ昨年度、今年度の中でもしおわかりになるんであれば、お答えをいただきたいなと思っていますけれども、いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 現在までの効果額というふうな形での表現でございますけれども、これまでのところ6,900万円程度の経費節減が図られたというふうに見ております。

 内容としますと、大菩薩の湯がそれぞれ年間2,300万円程度で、これは2年しております。それから塩山海洋センターにつきましては、2,300万円余の経費というふうな内容でございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、6,900万円と、そういうお答えがありました。いずれにしても、お金もさることながら、住民のサービスが低下しないように、その中でそれだけの効果があったということはよかったことではないかなと思います。

 次の質問に移りますけれども、その指定管理者に今まで制度の中で運用されていた、今回、勝沼保育所と岩崎保育所の放課後児童の事業が今回の再契約の中ではなくなっていると、このことについて、今後、放課後児童の支援という部分についてどうなっていくのか、その点をお伺いしたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 福祉保健部長、有賀文雄君。



◎福祉保健部長(有賀文雄君) 平塚議員のご質問にお答えいたします。

 勝沼保育園を指定管理者として東雲ふれあい親子館で東雲児童クラブを運営しておりますが、本年度末で指定管理の契約が終了になります。東雲児童クラブは引き続き勝沼保育園での運営をお願いしたところでございますが、運営収支が厳しいこと、また、勝沼保育園から離れた場所にあるというようなことで管理が大変である。このようなことから、去る12月1日付で勝沼保育園から来年度の東雲児童クラブの指定管理は引き受けることができない旨の届け出とともに、現在、勝沼保育園が直営で運営し、勝沼小学校の子どもが利用している勝沼放課後児童クラブも年々増加する利用者に対し、スペースが対応できないことや、やはり運営費等の問題もありまして、本年度末で閉鎖するとの届けがありました。

 このことから、東雲児童クラブと勝沼児童クラブにつきまして、指定管理者制度、あるいは委託業務ということで他の引き受け者の検討もいたしましたが、不可能であるということが明らかとなったために、来年4月からは東雲ふれあい親子館と勝沼中央公民館の一部を使いまして、2つのクラブとも市の直営で運営することといたしました。

 また、岩崎保育園を指定管理者とした祝ふれあい親子館で行っております祝児童クラブにつきましては、旧勝沼町時代と比較して利用料の引き下げもあり、厳しい経営ではありますが、地域とのかかわりなどから委託業務として引き続き岩崎保育園が運営することになっております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、有賀部長のほうからご答弁をいただきました。勝沼保育所、または岩崎保育所の放課後児童の事業が指定管理ではないけれども、市の直営、あるいは委託事業という形の中で引き続き子育て支援ができるということで、一安心をしたところでございます。ではありますけれども、指定管理制度という部分においては、やはり民間というのは経済的な部分で赤字になってまではという部分が出てくると、そういうことの中において、今後、まだほかに指定管理者制度を採用していくような事業が甲州市の中にあるのかないのか、また、今後そういうような場合どんな、例えば指定管理を外してくださいというような要請があった場合の、どれがなるかとは言いませんけれども、そういうようなときの対応というものを見据えているかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 指定管理者制度の導入につきましては、これまでも集中改革プランの中でお話もさせていただいておりますけれども、現在、市が管理し、業務を遂行している公の施設につきまして、今後、指定管理者制度を導入することが適当な施設であるかどうかにつきましては、これまでもご答弁させていただいておりますが、庁内の甲州市公共施設活用検討委員会で検討協議を重ねているところでございます。今年度検討委員会において検討をしております市内に7つある市立保育園につきましては、現在、公立保育所運営検討会議というふうなものの中で今後の運営のあり方を検討をしていただいておりますので、これらの結果を待って方向性を検討をしていくというふうなことになっております。公立保育所の運営検討会議というふうなもので今後の運営のあり方を検討しているということでございますので、それらの結果を待ってこれらについて方向性を検討していくということでございます。

 それから、そのほかには図書館であるとか、塩山ふれあいの森総合公園というふうなものも検討の対象にはなっておりますけれども、庁内検討委員会の検討の中では、現状の維持により管理運営することのほうが望ましいのではないかというふうな意見も出ております。でございますので、これらにつきましても、今後引き続き検討をしていくというふうなことを考えておるところでございます。

 それから、指定管理の指定を受けて行ったけれども、今後そのことにたえられないといますか、経営がなかなか思うようにいかないけれども、それについてどういうふうなことを考えているかというふうなことでございますけれども、やはりそれぞれの指定管理の団体、会社等につきましては、自助努力の中で経営の健全化というふうなこともしていただいております。そういうふうな中で、やはり施設によっては経済の変動の影響を受けるような施設もあるわけでございますけれども、そういった中でも健全な経営ができるような努力をなお引き続きやっていただきながら、指定管理の制度の趣旨に合うような形での管理運営をお願いをしていくというふうなことを考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、長瀬部長からお答えをいただく中で、保育園と図書館、ふれあいの森等々まだ今からもあるかもしれないというようなお話があります。

 いずれにしても、保育園の統合とか、そういう問題については、当然先ほども検討委員会とか、そういう部分で議論されているということですので、そういう議論を待って、子どもたちがこの甲州市で健全に育っていく、そういう環境の保育園、また、市民が教養をつけたり、いろいろする図書館、そういう部分、いずれにいたしましても、検討委員会の中で検討し、今後の方向性を定めてもらうということで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、次の質問に移ります。

 観光イベントについてということで通告してあります。このイベントということにつきましては、この質問も議員になってから観光イベントの統合等についてやはり3回目の質問になるかなと思いますけれども、まず最初に、市長が最初の施政方針の中で、このイベントについては統合をというようなお話もあり、そのことを受けて、昨年12月に質問をしたわけですけれども、その折に、答弁として返ってきたのが、「今後は、観光振興計画を策定する中で、本市の観光振興上におきますイベントのあり方や、方向性を検討し、観光振興計画を基本に見直しを行っていく」という答弁がございました。その答弁で、今現状どのような今後の方向性が出てきたのか、伺いたいなと思います。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 平塚議員のご質問にお答えをいたします。

 イベントは、地域資源を活用した交流の促進や地域の活性化、ひいては市の知名度やイメージアップを図る上で大変有効な手段であることから、観光振興の3本の柱の一つに据え、積極的に取り組んでおります。

 その一方で、限られた財源と人材を最大限に活用する観点から、各種イベントの見直しを行政改革における取り組み項目の一つに掲げ、一部イベントを廃止するとともに、継続しているイベントにつきましても、内容や手法の見直し、改善を進めております。

 なお、本市の既存大型イベントの多くは回数を重ねる中で伝統行事、市民交流、観光交流等のさまざまな要素を取り組みながら現在に至っており、見直しを行う上での重要かつ難しいポイントであると考えます。

 こうしたことから、観光振興計画を策定する中で、本市の観光振興上におけるイベントの位置づけ、方向性を検討し、イベントの見直しを行うことが手順であると判断したところであります。

 なお、観光振興計画の策定につきましては、21年度において策定する予定であることから、イベントの見直しにつきましても、平成22年度の予算編成期を目途に方向づけたいと考えております。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、柏原部長からお答えをいただきました。ということは、観光振興計画の策定はまだしていなかったということで、来年度、21年度に、で、22年度にはできるというお話であります。

 いずれにいたしましても、今、お答えの中にもありましたように、旧市町村で行っていた大きなイベントについては、伝統文化、地域の祭りというような部分もあり、なかなか統合するのは難しいというようなお答えがありましたけれども、私もその部分については、統合できるものとできないものという部分はしっかりと議論をして、その観光振興計画の中ではっきり打ち出していただきたいなと思っております。

 その中でフットパスというような事業がございます。その事業については、私も昨年ちょっとこれはいいんではないかと言っていたところ、本年度はもう何回行われたのかな、そういうことについて、少しフットパスについて触れたいと思いますけれども、部長のほうで何回とか、どういうコースで行ったとかということをお答えいただければありがたいんですけれども。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員さんの質問にお答えをいたします。

 自然志向や健康意識の高まりの中で、ウオーキングを楽しむ方が増加しておりますが、近年、市内の歴史文化遺産や花の名所、ワイナリーなどにおいても、バスやマイカーを利用した観光客とともに、市が設定したウオーキングコースやフットパスコースを歩く幅広い年齢層の個人やグループの姿が目につくようになっております。ウオーキングコースやフットパスコースを歩いた方を正確に把握したデータはございませんが、市や観光協会のほか各種団体が主催するウオーキングイベントもふえる傾向にあり、参加者も増加しております。

 ことしフットパスコースを利用したイベントの主なものといたしましては、5月17日、駅からハイキング、約1,000人、11月8日、ワインツーリズム、約2,000人、11月30日、勝沼フットパス祭り、約250人などがあります。また、塩山地域でも4月12日、駅からハイキング、約1,000人、11月2日、スポーツフェスタ、約2,000人など県内外から多くの皆様にご参加をいただいており、地元住民にとっても、ふるさとの魅力を再認識する機会であるとともに、経済波及効果もあることから、本市の目指す新たな観光振興の方向性として手ごたえを感じているところであります。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) お答えの中で大変な参加者があったと、そういうお答えをいただきました。

 いずれにいたしましても、経済効果も当然地域の皆さんとの協力の中で出てくるだろうし、このことは、私は大変一つのイベントとしては、いろいろな大きなイベントでなくても、それぞれ参加者がたくさん来ていただければ、それが地域の経済活性化にもつながるということで、私は喜んでいるところでございます。

 ただ、私が昨年質問の中で、このフットパスのコースについて危険な箇所があるから整備をしてほしいと、そういうお願いしてあったんですけれども、現実の問題、認識はあったんでしょう、バリケードだけはしてありました。ただ、やはり市外、また、町内の方ばかりでなく遠くから来られる方が来るんですから、やはり安全対策というのはしておかなければ、最終的な責任は市にあります。パーマネントコースの中に危険な箇所がある。そういう認識は当然あったと思うんですけれども、この間の中村議員の一般質問ではないですけれども、認識をしていたら実行に移していく、それが市の職員の役割ではないかと思うんですけれども、そのことについてお答えをお願いいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) ご質問にお答えをいたします。

 歩くをテーマにした観光振興につきましては、塩山、勝沼、大和、それぞれの地域において、地域の特色や季節感など多彩な観光資源を生かしたモデルコースが設定され、案内標識やトイレ等などの附帯設備の整備、マップ類の作成、イベント等が開催されてきました。

 現在、勝沼地域において取り組みが進められているフットパスもその一つであり、ぶどうやワイン、近代産業遺産や四季折々の景観などを求めて年々コース利用者が増加し、市民団体や民間レベルでの取り組みも盛んになっております。コースは国道、県道、市道、農道、林道など多様であり、民間施設やその敷地内に立ち入る場合もあるため、それぞれの管理者や所有者との連携が不可欠でありますので、日ごろから巡視や情報の収集に努めるとともに、危険やふぐあいに関する連絡や苦情があった場合には、安全確保や応急処置などの迅速な初期対応を心がけた上で管理者などとの調整を行っております。

 ご質問の危険ではないかと思われる箇所につきましては、バリケードで当面の安全性が確保され、歩行にも支障がないと判断したものであります。

 なお、安全で快適なコースの維持管理、トイレの提供や案内などに関しましては、地域住民やコース沿線の皆様のご理解とご協力が不可欠でありますので、この場をおかりして改めて感謝とお願いを申し上げるものでございます。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 危険箇所という部分でバリケードをすればいいんだと、そういう判断だと言いますけれども、やはりこのことは半年も、もっと前に私が指摘していることなんですよ。そのことがいまだに、さほど予算がかかることではないと思うんですけれども、やはりバリケードで済んでいる。そういうことは、やはり先ほどのいろいろな問題で安心・安全を売る甲州市とすれば、その辺はしっかりと指摘されたらそれに従って、こういうふうに直しましたよとか、そういうお答えがあってしかるべきかなと思っておりましたけれども、そのような判断を下したということについては、私は不満であります。もう一度ご答弁をお願いいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 再質問にお答えをいたします。

 担当課にお願いをいたしまして、今現在は修復しております。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) そうであるならばそう答えていただければ、私も不満だとか言わないんですけれども。ただし、本当の話、半年放っておくということ自体が、やはりそれぞれの職員の認識が足りなかったと私は思います。今後はその点について、総務企画部長いかがですか。



○議長(桐原正仁君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 それぞれの議員からこの場でそれぞれ一般質問を受けて、今後検討するとか、やりますとか、そういうふうなことについては、これをきちんとやるということについては、それぞれ課長会議でもこれまで私のほうから申してきたことでございます。そういう中で、ただいま議員のご質問の中で、それが徹底されていなかったという部分についてはおわびを申し上げたいと思います。今後はそれぞれ議員のご質問にお答えした内容については、それをきちっと守って実行していくと、こういうことを徹底をさせていきたいと思っております。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 11番、平塚 義君。



◆11番(平塚義君) 今、部長からお答えもありました。いずれにしても、安心・安全を売る甲州市であって、日本全国から観光、ぶどう、ワイン、また史跡を訪ねていっぱいの大勢の方々に来ていただくということがこの甲州市であると思いますので、今後とも整備については危険箇所のないように、また、安心・安全を売るという市に持っていっていただきたいということを締めとして一般質問を終わらせていただきます。



○議長(桐原正仁君) 平塚 義君の一般質問を終わります。

 ただいまの平塚 義君の一般質問に対して関連質問がある場合、休憩中に通告を願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後3時30分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時47分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 7番、夏八木盛男君。

 夏八木盛男君については、一問一答方式で行います。



◆7番(夏八木盛男君) 議長に一般質問の通告をしておいたところ、ただいま許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。

 まず初めに、近代産業遺産整備事業の進捗状況についてであります。

 「この事業は、勝沼タイムトンネル100年構想として、新時代に的確に対応した地域の活性化を進めていくため、貴重な地域資源である近代産業遺産を活用した新たな活性化構想を立てて、ぶどうとワインに加えて近代産業遺産が息づくまちとして、さらに魅力ある観光地づくりへと取り組んでいくこととし、また、観光資源として活用していくことは、近代産業遺産に新たに命を吹き込むことになり、地域経済に貢献していくものとなります。同時に、住民の皆さんの心に地域に対する愛着や誇りを醸成していくことにつながります。」という趣旨のもとに事業が進められており、私も大いに期待をしているところであります。

 今回は勝沼ぶどう郷駅周辺と宮光園の整備事業について伺います。

 まず、旧大日影トンネルは深沢口から入り、勝沼ぶどう郷駅前に出る遊歩道として完成を見ており、シーズンには大勢の観光客が利用し、所期の目的を果たしていると思います。今、この大日影トンネルの利用者数と利便性を増すため、フルーツラインからの進入道路を整備中でありますが、1次工事は入り口と側溝のみで終わり、2次工事で道路拡幅、整地等を行っておりますが、今期で終了し、完成を見るのか、次期工事があるのか、まずお伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 夏八木議員のご質問にお答えをいたします。

 近代産業遺産整備事業につきましては、平成17年から21年までの5カ年事業として計画され、大日影トンネル遊歩道整備鉄道遺産記念公園整備、宮光園修復整備など、総額7億8,500万円の事業費で取り組んでいるところであります。

 このうちフルーツラインから大日影トンネル、遊歩道への進入道路、延長117メートル、幅員4メートルにつきましては、市道駅前大日影線道路改良・大日影トンネル進入路整備工事として去る9月26日に契約し、9月29日に着工、来年2月27日に完成する予定であります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今の進入路については、来年2月27日完成予定ということでありますけれども、当初予定の側溝を大久保沢川のほうへ持っていくという計画があったんですけれども、この計画については間違いなくあるでしょうか、ちょっと確認のため答弁をお願いします。



○議長(桐原正仁君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後3時52分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時55分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 大久保沢への側溝工事については、当初の予定どおり入っております。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 次に、やはり鉄道遺産記念公園遊歩道整備事業について伺います。

 橋けたの整備のみになっており、当局に聞いた折には、当時北京オリンピックの影響で鉄などの資材の値上がりで発注待ちと聞いております。確かにオリンピック前の鉄の値上がりは異常で、逆に農家にはありがたく、ハウスの解体など部材が高価に引き取られ、棚のかけかえに役立ったと聞いております。鉄の値下がりを待つということは理解できます。いよいよオリンピックも終わり値も下がってきており、発注の時期ではないかと思います。

 この橋は菱山地区の甚六会が桜を植え、守るため消毒、間伐がしやすいように軽自動車が通れる橋を、また、ぶどう農家へつながる観光遊歩道として利用できるよう、甚六会、一葉会が市当局に要望し、計画したものでありますが、橋の発注時期、完成時期について伺います。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 鉄道遺産記念公園の整備に関しましては、計画段階から地元菱山地区の皆様と協議をさせていただく中で進めておりますが、歩道橋については、主要地方道塩山・勝沼線で南北に分断されている箇所に、延長25メートル、幅2.5メートルのトラス式の歩道橋をかけるものであります。

 なお、基礎部分は既に完成しており、橋梁の作成工事については、去る12月1日に契約し、12月2日に着手したところでありますが、原材料であります鋼材の調達等の状況によりましては、次年度への繰り越しも想定されるところであります。また、架橋工事につきましては、来年度に発注し、平成22年3月までの完成を予定しております。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 次に、やはり鉄道遺産記念公園北区域、旧ホームの整備計画について伺います。

 この場所は旧国鉄時代、スイッチバック方式のホームがあり、甚六会が植樹し、桜も見ごろになってきており、ここから眺める景色はすばらしいものがあります。桜を生かしながらの公園づくりを要望しておきましたが、ただいま工事が進められております。要望に沿ったものになるのか、また、完成の時期はいつなのか、お伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 鉄道遺産記念公園北側区域は、スイッチバック当時のプラットホームや線路跡が残されていることから、旧勝沼駅の遺構の保存を図る中で、鉄道遺産記念公園としての趣旨に沿った内容で計画しております。

 事業内容は、約250メートルを園路として整備するほか、転落防止柵や線路への立ち入り防止柵、照明灯、説明板、ベンチの設置等であり、去る10月31日に契約し、11月4日に着手、来年2月21日までを工期としております。

 なお、整備に際しましては、地元の甚六会の皆さんが30年余にわたり育てておられる桜の木にも十分配慮する中で進めており、完成後は桜並木の中をぶどうの丘へ誘導する散策コースとしても期待されています。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 次に、大滝川河川隧道と大久保沢川隧道の整備計画について確認のための質問をしておきます。

 当初に述べたように、勝沼タイムトンネル100年構想の中にはこの2つの施設も整備計画に入っていたと承知していますが、現在まで工事が行われた様子がありません。どのような経過になっているのか、当局の説明をお願いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 大久保沢河川隧道は、鉄道遺産記念公園と大日影トンネル遊歩道を結ぶ階段の下付近に設置する大久保沢につくられたレンガ積みアーチ型河川隧道で、今でも現役の河川隧道として役割を果たしています。旧大日影トンネルと同様に、中央線建設当時の建造物として貴重なものであるため、鉄道遺産記念公園南側区域の整備工事において、隧道入り口を見渡せる場所に説明板を設置する予定であります。

 なお、大滝川河川隧道は計画エリア外のため、現時点では整備の予定はありません。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 大滝川河川隧道は、整備計画以外と言いましたよね。この中に、勝沼タイムトンネル100年構想ということの中の資料には入っているんですけれども、それがいつ変更になったか、お答えをお願いしたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後4時03分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時05分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 再質問にお答えいたします。

 今、確認をいたしましたら、当初から入っておりませんでした。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 勝沼のときには、ここにも資料がありますけれども、入ったということで、あと宮光園の整備事業についても伺うことに通告してありますけれども、そちらのほうも当初よりは縮小されたと聞いておりますから、この件についても縮小されたかどうかだけ、もう1回確認の答弁をお願いいたします。



○議長(桐原正仁君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後4時06分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時09分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 再質問にお答えをいたします。

 大滝川河川隧道につきましては、勝沼町時代、平成16年7月、これは勝沼町時代に勝沼タイムトンネル100年構想の段階では入っておりました。それが合併前の平成17年3月、国交省の認可を受けるときにはもう地区外になっておりましたので、今現在は地区外として対応しております。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) わかりました。

 旧大日影トンネル、深沢口のトンネルワインカーヴ、トンネル遊歩道の完成で多くの観光客が訪れています。地元の人たちに聞いても、ふえたなと言っております。観光客はより一層増すものと考えますが、市当局はトンネルワインカーヴから旧大日影トンネルへの観光客、それに伴うバス、自家用車の来場数をどのように把握しているのかをお伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えをいたします。

 大日影トンネル遊歩道とトンネルワインカーヴの来訪者については、深沢側にあるトンネルワインカーヴ案内所の受付簿への記帳データをもって実績としております。これによりますと、平成18年度が5,495人、平成19年度は1万1,269人で、本年度は11月までに2万5,419人となっており、月別では9月の5,380人が最高であります。トンネル遊歩道の開通が昨年8月29日でありましたので、利用者数は順調に増加しており、実際には記帳データを上回る方が来訪していると思われます。

 なお、観光バスなどの台数につきましては、把握できない状況であります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今、部長のほうからも答弁いただきましたけれども、観光客が約倍々計算ぐらいにふえている。大変いいことではないかと思っておりますけれども、ただ、バス、自家用車の来た数が把握していないということになりますと、ちょっと私、次の質問に移りづらいところがあるんですけれども。といいますのは、各場所の完成、供用開始も来年に迫っている中で、旧大日影トンネル周辺の住民からも駐車場不足の指摘があり、市長にも陳情をいたしました。記念公園などが完成しますと、より一層観光客もふえ、駐車場不足になると思います。変電所近くの駐車場はJR利用者でほとんど空きがありません。多いときには市道まであふれ、周辺住民の交通の妨げにもなっております。このような状況から駐車場は必要であり、観光客が訪れ、駐車スペースがないということで帰ってしまうことが過去にもありましたが、そのような方は二度と訪れることはないのではと思われ、観光地として大変残念な結果になります。市当局の駐車場確保についてどのような整備計画があるのか、お伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 大日影トンネル遊歩道周辺の駐車場の整備につきましては、計画段階で盛り込んでおらず、既存施設で不十分な場合は他の事業等で整備することとなりますが、地形的に適当な用地が見当たらないのが実情であり、費用対効果面でも難しいものがあります。こうしたことから、秋の観光シーズンにつきましては、公園用地の一部を週末臨時駐車場として開放することで対応いたしました。

 なお、将来にわたっての対策に関しましては、地元からの要望もありますので、来訪者の動向も推定する中で、公園用地の継続的な活用やフットパスコース沿線の公共用地の活用、民間資本の活用など、庁内の関係部局なども含めて研究・検討を行っているところであります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 先ほども観光客が多数訪れたということは、私ども地元で見ておりまして、やはり観光バス、それから自家用車といいますか、乗用車で来ている観光客がかなり多いと思います。ぜひこの駐車場についてはできるだけ早く、駐車場不足という不平不満が観光客、並びにまた地元の住民からも出ないような形の中で、駐車場については確保していただきたいと思っております。ぜひよろしくお願いをいたします。

 駐車場の確保ができていないということになれば、次の議会でもまたお願いをしておきたいと思います。

 次に、古屋匡三議員からも提案がありましたけれども、勝沼ぶどう郷駅周辺の多目的トイレなどの整備計画についてお伺いをいたします。

 旧大日影トンネルの遊歩道利用者がたくさん訪れることは先ほども述べましたが、これに伴い、トイレ利用者がふえたことも現実であります。駅周辺にはぶどうの丘売店とそれから屋外の2カ所トイレがありますが、不足ぎみのようで、一般家庭に飛び込む観光客があります。その住民の方は緊急ということで理解し、トイレを開放しているようですが、トイレ利用は基本的にはすべて緊急ということで、利用者も多いようです。このこともやはり駐車場同様公園などの完成を見ますと、より一層トイレの利用者が多くなると思いますが、トイレ整備計画について当局の考えをお伺いいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 現在、勝沼ぶどう郷駅とその周辺には公衆トイレ2カ所がありますが、車椅子でご利用いただけるいわゆる多目的トイレは整備されておりません。このため、駅舎横の既設トイレへの併設について、建築と身体障害者などの専門家による調査の結果、既設トイレへの併設が可能とのことでありましたので、周辺整備も含めて来年度における県単の観光施設整備補助事業として事業採択を要望したところであります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) このトイレについては、勝沼の柏尾橋公園付近の民家へも、観光客の方が来てやはりトイレを貸してくださいということで、かなりの利用者が多いようでありますけれども、当局として一般家庭のうちへこのまま見過ごすのか、一般の家庭に来れば、水道料はかかる、トイレットペーパー代もかかるといいますか、そういうことがあると思うんですけれども、具体的にどのうちとは言いませんけれども、そういう一般家庭の家に、例えばトイレットペーパーを提供するとか、そういう考えはあるかどうか、お伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 再質問にお答えいたします。

 市で行っている大型イベント、祭り等につきましては、近隣の住宅等、あるいは売店、店等にお願いをすることがありますので、そういう場合には、トイレットペーパー等もお願いをして、配布しております。各フットパスコースとか、散策コースについての場合については、今後、担当課で検討をしていきたいと考えます。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 私が聞いているのは、今言った勝沼駅周辺の大日影トンネルの近くの民家、それから柏尾橋公園付近の民家、この民家の方へトイレットペーパーなどの提供ができないかと聞いているのであって、フットパスはまた別のことですから、そちらのほうを聞いていますから、お願いします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 再質問にお答えいたします。

 今現在はトイレットペーパーの配布等は行っておりません。今後はそれができるかどうか、担当課の中で十分検討をして対応してまいりたいと考えます。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) ぜひ市のほうで具体的になるように、提供できるようによろしくお願いをしたいと思っております。

 それでは、次に、宮光園の整備計画についてお伺いをいたします。

 昔の祝村、東京などを見ることができた貴重なフィルムが発見されました。このフィルムを市当局は貸し出しを行うと言っておりましたが、申し込みはどのようなところがあったのでしょうか。私は市から積極的に市民はもとより観光客に視聴をさせていただきたいと思っておりますが、そのような計画があるかをお伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えをいたします。

 宮光園から発見されたフィルムにつきましては、宮光園複製映画フィルム取り扱い要綱による貸し出しを行っております。これまでの申請は、観光課扱いが19件あります。マスコミやワイナリーが主な利用者であります。なお、先般はフランスのテレビ局での放映申請がありました。また、勝沼CATV組合が作成した番組について見たいとの希望者や問い合わせが多かったため、DVD100本の作成を許可しております。

 また、公共施設での観光客への放映につきましては、当面はぶどうの国文化館で対応を図ってまいりたいと考えております。また、宮光園の母屋が完成後には、そちらで行えるよう来年度に展示計画や設備の検討に着手いたします。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) この宮光園については、これからも資料、また備品など新たな発見が期待される整備計画だと思っておりますけれども、矢野議員からもちょっと指摘がありましたけれども、一般競争入札のトラブルで母屋の整備がおくれ、また、他の施設も当初の計画よりは縮小されたと聞いております。これからの整備計画、また、活用計画をお伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 宮光園の修復整備は、近代産業遺産整備事業の中核事業をなすものであります。現時点では、木造かわらぶき二階建ての母屋445.67平方メートルを平成20年から21年度の継続事業として予算2億581万1,000円で修復整備し、平成23年3月までに発見された資料などの展示施設として仮オープンする計画であります。

 なお、ご存じのとおり、母屋を取り巻くワイン蔵などの建物については、当初計画を見直し、平成22年度以降において取り組むこととなっております。

 近代産業遺産整備事業については、計画の最終年度である平成21年度において事業評価が義務づけられていることから、その状況や投資効果、財政事情などを総合的に勘案した上で時間をかけて推進すべきというのが基本的な考えであり、いわゆる2期計画につきましては、庁内の関係部署による検討組織を設置する中で方向づけを行う予定であります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) この宮光園活用検討委員会というのがあるようでありますので、ぜひ委員会でも十分話し合う中でこの整備計画は進めていっていただきたいと要望しておきます。

 次に、今、日本では年末に向け、株の値下がりから大企業の正社員のリストラなど不況風にあおられていますが、この風は今に始まったことではなく、果樹農家では夏から受けたようであります。ことしは果樹農家にとって大変厳しい年になりました。

 7月26日、勝沼地域では強風とともにひょうが降り、フルーツライン沿いでは大粒系の甲州、ピオーネなどに粒への打撲、葉には穴あきが出るなど被害が出ましたが、2日続きのひょう害で他の果物にも被害が出たようであります。市当局は被害調査、また、被災農家へどのような対応をしたのか、お伺いをいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 去る7月27日に発生いたしました農業災害についてでありますが、勝沼町の勝沼、菱山地区を中心に、午後3時前後に5ミリから10ミリの雨まじりの風を伴う降ひょうがあり、ぶどうへの被害が生じたところであります。また、当日、塩山地区にも午後3時ごろから雷雨、突風、降ひょうがあり、桃、スモモを中心に被害がありました。

 勝沼町の勝沼、菱山地区を中心とした降ひょうの被害につきましては、巨峰群では1粒から2粒の裂果、打撲が全体の約5%の房に見られ、総被害面積については約5ヘクタールでありました。

 また、甲州種については、2粒から5粒の裂果、打撲が見られましたが、摘粒により対処が可能な程度であり、被害総面積については約2ヘクタールでありました。

 この被害状況の確認のため、翌日の7月28日に県農務部、山梨県果樹試験場、JAフルーツ山梨、市により被害現場を視察、調査し、今後の対策について協議をいたしました。

 まず、JAフルーツ山梨農業協同組合勝沼ブロックが中心となり、早急な防除対策と損傷した果実の除去の指導が大切であることから、指導を徹底することといたしました。

 指導内容につきましては、新梢の誘引や傘の見直し、劣化した顆粒の除去と傷果の除去、強風や降ひょうによる新梢の裂傷のある場合のボルドー液の散布などについての指導がされております。

 また、7月以降の果実の販売を有利販売し、付加価値を高めた販売が必要なことから、被害状況の数字的公表による悪い風評が起こらないよう被害金額は出さないことといたしました。

 今後も農業災害時に際しましては、関係機関とも連携をとりながら、迅速な対応と農業生産の安定を図るための方策を講じてまいりたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 次に、今、ひょう害も出たんですけれども、今年ぶどう栽培者は気象の災害を受け、晩腐病、通称バンプといいますけれども、それと灰色カビ病の大発生に見舞われ、出荷の際は手入れは時間がかかる、品質は落ちる、目方は減る、単価は下がるの三重苦以上の被害を受けております。市当局の被害状況の把握と被害農家への対応をこれも伺います。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市のぶどう栽培面積は948ヘクタールで、果樹栽培面積の52.3%を占め、果樹栽培経営の主軸をなしております。今年11月30日現在でのJAフルーツ山梨による調べでは、ことしのぶどうの総生産量は5,634トンで、昨年比82.8%と減少し、総販売金額は35億6,887万円で、昨年比84.4%で、いずれも昨年より減少しております。

 ことしのぶどう栽培管理で多発したぶどうのバンプ病については、市内全域に発生し、特に巨峰、ピオーネ種に見られました。この原因については、病原菌の1次感染期の6月の降水量が215ミリに達し、平年比の176%となったことに加え、2次感染期の8月下旬の降雨量が非常に多かったため、これに対する薬剤散布間隔が長くなったことにより、摘粒作業や傘かけ作業がおくれ、バンプ病が多発したものと考えられています。

 また、灰色かび病についても、市内全域のぶどうに発生いたしました。この原因につきましては、開花期の降雨とその後の湿度が高く、花カスの落ちが悪かったことと、成熟期の8月下旬の降雨量が非常に多かったため、劣化から灰色かび病の発生が多発したものと考えられております。

 こうした病原菌による被害対策につきましては、県農務部、山梨県果樹試験場、JAフルーツ山梨と連携を図る中で、JAフルーツ山梨が中心となり、栽培管理や技術指導を行っておりますが、近年に見られる天候不順や予測外の気象に、可能な限り対応をできる細やかな栽培管理等の指導を関係機関に要請してまいります。

 また、降雨被害から果樹を守るため等の施設栽培導入資金の借り入れなどに対しては、制度資金を活用していただく上で引き続き利子補給の支援を行ってまいります。

 また、農業災害時などの万一の備えとして所得安定を図るため、果樹共済加入推進についても関係機関と連携して啓蒙を図ってまいります。

 異常的な気象や天候不順の年が多い中で農家の苦悩は切実でありますので、農業生産安定のための施策を推進し、農業振興を進めてまいります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今、前年対比の数字が82%、また84%という数字が出ておりますけれども、これは農協から出た数字だと思うんですけれども、地域によってはこれ以上のパーセントの、5割に近いような数字が出ていると思われます。

 その中で、最後に、被害農家への対応ということで、共済への加入という話があったんですけれども、共済加入、私も否定はいたしませんけれども、共済へ入る口が5種類ぐらいあるんですけれども、基本的に先ほどのひょう害、それから暴風雨等があって、ひょう害等については、個々の害については掛金が安いんですけれども、このバンプ、それから灰色かび病で減収になった場合には、総合というものに入っていないと、この対象にならないということであります。共済掛金については、農協、それから市でたしか、農業者と3分の1ずつの補助金が出ていると思いますけれども、一つそこだけ確認をしておきます。



○議長(桐原正仁君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後4時39分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時41分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) お答えいたします。

 共済加入につきましては、1反歩、10アールでありますが、1反歩当たり700円の補助が市のほうから出ております。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今、1反歩700円というのが出ましたけれども、これは多分ひょう害というそういう、何と言い方をしているのかな、総合ではないと思うんですよね。という形の中で、それは後でまたもう一遍よく調べていただきたいと思うんですけれども、いずれにしても、市で共済というものを勧めるということは私も否定しませんし、ぜひ共済へ皆さんが入っていただくように市でもPRしていただきたいと思うんですけれども、ただ、加入者が大変多くなると、市としてもそれだけ負担が多くなるということですから、ぜひ来年の当初予算にはそれなりの予算をつけていただきたいと思っておりますし、まず、このバンプ病とか灰色かび病というのは、今、はっきり言って菌が越冬していますから、共済へ入ったからといって菌が死ぬというわけではございませんので、私はぜひここは消毒が一番効くということの中で、薬剤への補助金を市では考えていただきたいと思っておりますけれども、市の考えをお伺いいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 再質問にお答えをいたします。

 農家の皆様には、その年その年の気象状況の変動により大変ご苦労されて果物を栽培されていることと思われます。市では、こうした天候不順、農業災害による収穫量減少に備えての果樹共済への加入推進の支援を行っております。議員のご質問の農薬の補助については、緊急災害的要素でなく、長雨による通年栽培管理の中のものであり、他の果樹との関係等もあわせ考えますと難しい面もございますので、県農務部、JAフルーツ山梨などと連携を持つ中で、今後の病原菌が蔓延しないよう栽培管理体制の確立について対策を協議してまいりたいと考えております。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今、お答えいただきましたけれども、病原菌が蔓延しないようにするということは、はっきり言ってこれは消毒するしかないんです。そういうことですから、ぜひ薬剤への補助金をぜひ考えていただきたい。これは要望にしておきますから、ぜひまた来年度の予算の中でも考えていただきたいと思っております。

 それでは、最後に、鳥獣害対策についてお伺いをいたします。

 カラス、イノシシなどは同僚議員が質問されていて、猟友会の協力には大変感謝するものであります。また、電柵の補助金も利用者が多く、何とか自己防衛をして被害を最小限に抑えておりますが、そのような中から、前からも被害がありましたが、ここのところ特に被害が出てきたのがハクビシンということであります。ハウスなどへ侵入し、被害金額も多くなっておりますけれども、市当局に具体的な対応策がありましたらお伺いをいたします。

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△会議時間の延長



○議長(桐原正仁君) この際、申し上げます。

 会議時間を1時間延長し、18時までといたします。

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○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 ハクビシンはネコ目ジャコウネコ科に分類されている南方系の動物であり、東南アジア、中国南東部、台湾、インドネシアなどに広く分布しております。日本では昭和20年代当初に四国、静岡県、福島県、山梨県にまばらに分布しておりましたが、徐々に分布域を拡大し、現在では南東北から中部、四国にかけて分布が集中しております。ハクビシンの行動は完全な夜行性であり、平地から山地に生息し、行動範囲は30から70ヘクタール程度であります。繁殖は1年に1回子どもを産み、食べ物は雑食性で果実やトウモロコシなどの野菜などを好んで食べます。

 ハクビシンの被害については、勝沼町を中心に発生しており、これに対応するため、JAフルーツ山梨、農業協同組合から捕獲の申請を県に行い、ことし9月3日から10月27日までの捕獲許可がされました。被害対策については、農地を餌場にしないこと、放棄された果樹の適正管理、集落周辺の環境整備等を適切に行うことが大切であります。

 また、緊急捕獲については、猟友会の協力を得て県に有害獣の捕獲許可をいただき、除去することもできます。これらの対策に加え、地域での電気柵設置等により、広域的に防護することがより効果的な方法であると考えております。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今、部長から答弁いただきまして、最後に電柵等で防御することが必要だという答弁がありましたけれども、イノシシ等の電柵も大変効果的に今利用されておりますけれども、このハクビシンの防護柵設置に対する補助金の交付があるか、当局の考えをお伺いいたします。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 有害鳥獣の防護柵設置の取り組みについては、個人によるものと広域的な地域によるものとがございます。

 まず、個人による場合は、甲州市有害鳥獣被害防止電気柵とトタン柵及びネット網購入補助金要綱に基づきまして、個人が実施した事業の2分の1以内として、1戸当たり補助金額5万円を上限に補助金の交付を行っております。

 また、広域的取り組みとして行う事業については、国または県の補助金を受け、市が事業主体となって工事を行いますので、地元負担金はございません。

 なお、広域的取り組みとして行う場合には、地域で防護柵設置管理組合を立ち上げていただき、事業への取り組みを行っていただく必要となります。この場合には、施設設置の土地所有者の同意をいただき、組合等で土地管理者に防護柵の設置についての理解をいただくことが必要であります。また、施設設置後の適正な管理が有害獣からの防護効果を生み出すものでありますので、設置管理組合の意識統一が必要でもあります。

 ハクビシンによる被害についても報告を受けておりますが、補助金制度の活用や地域連携も発揮していただく中で、農作物を有害獣被害から守り、また、地域生活環境の安全性からも、今後も施設整備に力を注いでまいります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今、答弁ありましたけれども、ハクビシンの防護柵に対して上限5万円というのは非常に安くて、これではほとんど効果がないといいますか、本当に狭い範囲しか防護柵はできないと思っております。

 例えばイノシシであると簡単な電柵でいいんですけれども、ハクビシンはかなり高いところからも入ってきますから、5万円程度の補助金ではほとんど余り効果がないという言い方おかしいんですけれども、補助金についてもう少しふやしていただきたいと思っておりますし、また、地域でこのハクビシンの防護柵をつくるということは、非常に難しいと思っております。そんなことで、ぜひもう少し具体的に考えて、もしハクビシンの防護柵設置に補助金を出すということであれば、ぜひ補助金の金額も上げていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 先ほど答弁申し上げたとおり、ハクビシンの防護には2つの制度がございます。1戸当たり、個人的に設置するでなく、できれば団体で、広域で防護柵設置を立ち上げてもらえばありがたいかと思います。

 また、個人でやる場合の1戸当たり補助金5万円を上限にという補助金要綱がございますが、他の農業用いろいろな施策の補助金との絡みもございますので、今後検討してみたいと思います。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 今、部長から答弁いただきましたけれども、広域的にハクビシンの防護柵をつくるのは非常に難しい、イメージがわかりません。ですから、ぜひ個人でつくることが一番有益だと思いますから、それについても個人でつくるということはまたそれだけの金額がかかるから、もう少し補助金をふやしていただきたい、こう言っておりますから、ぜひもう1回検討をよろしくお願い申します。いかがでしょうか。



○議長(桐原正仁君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 今現在、農林商工で行っている防護柵でございますが、今年度も松里地区数キロ工事をする予定になっております。個人的にやると、その畑、あくまで面積の少ないものですから、それをやらないところについては、当然被害が及ぶわけですので、できれば広域的に2キロになるか3キロになるか、その辺は、工事費については、国補助金をもらいながらやるのがよろしいかと思います。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 広域的には無理だって私が言っているんだから、現場の人間が。そこをぜひ理解していただきたいんです。

 市長にぜひ、鳥獣害の防護柵の設置対策補助金をぜひふやしていただくようによろしくお願いしたんですけれども、市長の考えをお伺いします。



○議長(桐原正仁君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 夏八木議員の再々質問にお答えをいたします。

 確かにハクビシンの被害というのは、大変今多くなってきていることも確かでありますし、ハクビシンは当然シカ、イノシシとはまた違った動きというか、そういうものがあるのでなかなか難しいと思うわけでありますが、先ほど部長からも答弁をさせていただいたわけでありますが、そういうことを考える中で、来年度の予算の中で何かできるかなと努力していくつもりでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(桐原正仁君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 市長に最後に検討でなくて努力するということですから、かなり具体的にあるなということを期待いたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(桐原正仁君) 夏八木盛男君の一般質問を終わります。

 ただいまの夏八木盛男君の一般質問に対して関連質問がある場合、休憩中に通告を願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後4時57分

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             再開 午後5時04分



○議長(桐原正仁君) 再開いたします。

 12日からの8人の一般質問のうち、関連質問の通告はどなたもございませんでした。

 以上をもって、本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 次回の本会議は12月24日午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後5時05分〕