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山梨県 甲州市

平成20年  6月 定例会 06月12日−02号




平成20年  6月 定例会 − 06月12日−02号







平成20年  6月 定例会



          平成20年甲州市議会6月定例会会議録

                平成20年6月12日(木)午前10時00分開議

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◯議事日程(第2号)

   平成20年6月12日(木)午前10時開議

  第1 承認第8号 専決処分の承認を求めることについて

           (甲州市税条例等の一部を改正する条例制定について)

  第2 議案第48号 甲州市ふるさと寄附条例制定について

     議案第49号 甲州市ふるさと支援基金条例制定について

     議案第50号 甲州市税条例の一部を改正する条例制定について

     議案第51号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について

     議案第52号 甲州市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について

     議案第53号 甲州市農村地域工業等導入促進のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第54号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定について

     議案第55号 甲州市市民バスの運行に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第56号 甲州市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について

     議案第57号 甲州市営特定公共賃貸住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について

     議案第58号 甲州市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について

  第3 議案第59号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第2号)

     議案第60号 平成20年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第61号 平成20年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第62号 平成20年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第63号 平成20年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)

  第4 報告事項

     平成19年度甲州市一般会計繰越明許費繰越計算書

     平成19年度甲州市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書

     平成19年度甲州市一般会計事故繰越し繰越計算書

     平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書

     平成19年度甲州市水道事業会計予算繰越計算書

  第5 提出書類

     甲州市土地開発公社に係る平成20年度事業計画及び会計予算並びに平成19年度事業及び決算に関する書類

     財団法人まほろばの里ふるさと振興財団に係る平成20年度事業計画及び収支予算並びに平成19年度事業及び収支決算に関する書類

  第6 議案第64号 甲州市市道の路線認定について

  第7 議案第65号 甲州市病院事業出納取扱金融機関の指定について

  第8 議案第66号 峡東地域広域水道企業団規約の変更について

  第9 請願第2号 医療改革を改善する意見書の提出を求める請願

  第10 請願第3号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出を求める請願

  第11 請願第4号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願

  第12 議案第67号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第3号)

      議案第68号 平成20年度甲州市老人保健特別会計補正予算(第1号)

  第13 一般質問

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◯本日の会議に付した案件

  日程第1 承認第8号

  日程第2 議案第48号〜議案第58号

  日程第3 議案第59号〜議案第63号

  日程第4 報告事項

  日程第5 提出書類

  日程第6 議案第64号

  日程第7 議案第65号

  日程第8 議案第66号

  日程第9 請願第2号

  日程第10 請願第3号

  日程第11 請願第4号

  日程第12 議案第67号〜議案第68号

  日程第13 一般質問

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◯出席議員(20人)

                             1番  中村勝彦君

                             2番  桐原正仁君

                             3番  武藤雅美君

                             4番  丸山国一君

                             5番  原  勝君

                             6番  廣瀬 一君

                             7番  夏八木盛男君

                             8番  野尻陽子君

                             9番  古屋 久君

                            10番  古屋匡三君

                            11番  平塚 義君

                            12番  曽根益彦君

                            13番  廣瀬重治君

                            14番  矢野義典君

                            15番  岡 武男君

                            16番  佐藤栄也君

                            17番  廣瀬宗勝君

                            18番  田邉民男君

                            19番  都倉義男君

                            20番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               依田正司君

               収入役               佐藤繁則君

               教育委員長             荻原更一君

               教育長               古屋正吾君

               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君

               総務企画部長            長瀬静男君

               市民生活部長            小林 一君

               福祉保健部長            有賀文雄君

               観光産業部長            柏原和仁君

               建設部長              金井正喜君

               勝沼地域総合局長          鈴木英夫君

               大和地域総合局長          佐藤 充君

               総務課長              町田 博君

               政策秘書課長            手塚 勲君

               財政課長              萩原哲夫君

               水道課長              高石克朗君

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◯出席事務局職氏名

               事務局長              廣瀬一秀

               書記                坂本 昇

               書記                早川 崇

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(佐藤栄也君) ただいまの出席議員20人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際申し上げます。報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可しておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 承認第8号



○議長(佐藤栄也君) 日程第1に入ります。

 承認第8号 専決処分の承認を求めることについて(甲州市税条例の一部を改正する条例制定について)を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第1の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。本件は委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、委員会付託及び討論を省略いたします。

 続いてお諮りいたします。承認第8号については、これを承認することにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、承認第8号については、これを承認することに決しました。

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△日程第2 議案第48号〜議案第58号



○議長(佐藤栄也君) 日程第2に入ります。

 議案第48号 甲州市ふるさと寄附条例制定について、議案第49号 甲州市ふるさと支援基金条例制定について、議案第50号 甲州市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第51号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議案第52号 甲州市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について、議案第53号 甲州市農村地域工業等導入促進のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第54号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第55号 甲州市市民バスの運行に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第56号 甲州市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第57号 甲州市営特定公共賃貸住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第58号 甲州市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上11件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので、指名いたします。

 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 通告しておいたところ、ただいま許可をいただきましたので、質疑をさせていただきます。

 議案第55号 甲州市市民バスの運行に関する条例の一部を改正する条例制定について質問いたします。

 今回、条例変更というのは料金の見直しということになってくると思うんですが、これは使用料でやるという形を受け取りました。使用料ということであれば、自治法の中で定義されてある使用料となってくると思うのですが、こういったことになってくると全国的にも類を見るような範囲内でなければいけないですし、この使用料の設定をどのような基準で行ったのか。

 そして使用料ということで、今回1年間のパスと半年のパスということで規定されているのですけれども、これに関する罰則規定もしくは割り増し料金規定というのが抜けているように感じます。料金を取るということであれば、不正もあらかじめ予想はされるわけですけれども、全国的に見てもこういった規定を取っている使用料であれば、罰則規定になりますが、運賃ということになれば割り増し規定ということになるわけですけれども、こういった規定があることにより運営もスムーズにいくこともあるだろうし、そもそもこの料金というのを設定した経緯にもつながってくると思います。

 この2点、運賃を決めた算定基準とまだ条例の内容が少し、罰則規定などもなく手落ちではないかという2点をどういう解釈かお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 中村議員の質疑にお答えいたします。

 今議会に提案させていただきました甲州市市民バスの運行に関する条例の一部改正につきましては、現在市内10路線を運行しております市民バスを今後も継続して運行していくためには、より適正な料金体系への見直しをせざるを得ない状況にあることから、利用者にも応分な負担をお願いし、改めさせていただくものでございます。

 今回の改正は、市民と観光客を初めとする市外の利用者とを区分するための一部改正であります。

 罰則規定の有無につきましては、市町村により異なっております。本市では、今回あえて罰則は規定しておりません。その理由といたしましては、今まで乗車料金の免除措置を講じておりました満65歳以上の市民の皆様には、申請に基づき無料乗車証を発行しておりました。改正では受益者負担をお願いすることから、免除措置を廃止とさせていただき、かわりに負担を少しでも軽減するための措置としまして、このフリーパス券を新設させていただいたところでございます。このフリーパス券の購入に当たっては、本人もしくは代理の方の申請に基づき、定期券と同じくいつからでもご利用できることとしております。万が一紛失した場合には、申請により再交付ができることとし、本人以外の乗車はできないことを規定しております。本市では、多くの市民にご利用いただくため、緩やかな規定とさせていただいたところでございます。

 なお、罰則規定を設けています市町村では、原則として定期券は再交付しないことになっております。また、詐欺その他不正な行為に対し、罰則もしくはパス券の返還を求めるなどの規定をしております。今後、状況を見る中で検討をしてまいりたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 次に指名いたします。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) お尋ねいたします。

 議案第50号 甲州市税条例の一部を改正する条例について、これの第44条の2についてお伺いいたします。これは市民税の天引きをやるという条例ですが、市民にとっては天引きのほうが都合がいい人と、直接納税するほうが都合がいい人がいますが、これではもう一括して、ある一定条件以上の方は全部天引きという形になりますが、今後市民と協働社会をつくっていこうというときに、こういうふうに行政の都合だけでこういうことをおやりになるというのはいかがなものかというのがまず1点。

 それから、次に附則の31条2について。これは株式から得られた所得に対する税率で、これは甲州市が決めたものではなくて国からの方針であることは明らかでありますけれども、ただ私は市民の代表として、こういう格差社会が非常に激しくなって、それが深刻な社会問題を起こしているとき、なぜ株からの収益に対してこれほどまでに低い税率を適用するのか、その考え方の背景にあるものは何かをご説明願いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 野尻議員の質疑にお答えいたします。

 議案第50号の市税条例の一部改正についての中のものでございますが、まず第1点目の件についてですが、今回の市税条例の一部改正につきましては、議員もご承知のとおり地方税法の一部改正に伴っての市税条例の整備をするということであります。したがいまして、これにつきましてはそれぞれの自治体が独自の裁量で、独自に条例制定するということはできませんので、そんなことでぜひご理解をいただきたいと思います。

 それから、2点目の株式配当に関する内容でございますけれども、これにつきましては税率を時限立法のものを1年延長するというふうな内容でございますけれども、これにつきましては株の取引を推進することによって、景気浮揚を図るというふうな政策の一環であるというふうな理解をいたしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私はもう一つここでお尋ねしたいことがあって言い忘れましたので、第55号、中村さんがおやりになったバスの料金の件でございます。この件で、この料金改定でどれほどの収入が見込めるのかということがまず一点、それからもう一点はこれは山梨貸切による旧来型のバスは、脳卒中とかで後遺症が残っている方たちに、あれは非常に床が高いのです。それで非常に使いにくくて現実問題として体に障害が出てしまうとあのバスは利用できません。それで、これを機会にそういうことを見直すおつもりがあるかどうか、この2点をお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 野尻議員の質疑にお答えいたします。

 最初に、今回の料金改定でどれほどの収入が見込まれるかという質疑でございます。今回の料金改正によります収入見込みにつきましては、施行日がことし10月1日から予定しておりますので、今年度の収入見込み額につきましては4月から9月までの6カ月につきましては、前年実績の300万円を見込ませていただきました。10月から翌年3月までの6カ月につきましては、10月、11月が観光シーズンということでありまして、市外からの利用者にも期待する中、前年度実績を参考に631万3,000円を見込ませていただきました。合計で931万3,000円を見込ませていただいているところでございます。

 次に、山梨貸切によります旧来型バスが、体に障害を持つ人たちが非常に利用しにくいということで、見直す可能性はありますかという質疑につきましては、山梨貸切自動車株式会社が受託しております路線は、塩山地域の在来路線であります大菩薩峠登山口線、二本木経由大菩薩の湯線、玉宮線、塩山市民病院線の4路線を運行しております。車両の所有者は……

     (「議長、今の野尻議員のバスの件なんですが、どこの議案に対する質疑なのか」「この議案に対する……」「ちょっと質疑にならないと思う。提出された議案に対する質疑にならないと思う」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 答弁続けてください。



◎市民生活部長(小林一君) 議長からお許しが出ましたので、現在運行しております車両につきましては、旧来型のために何かと不便をおかけしているところでございますけれども、運行事業者に確認したところ、経済的な面もあり、一挙に更新は困難でありますということで、順次新型車両に入れかえていく考えであることのお答えをいただいたところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 日程第2の質疑を打ち切ります。

 お諮りします。ただいま上程中の条例案11件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第48号 甲州市ふるさと寄附条例制定について、議案第49号 甲州市ふるさと支援基金条例制定について、議案第50号 甲州市税条例の一部を改正する条例制定について、議案第52号 甲州市土地計画税条例の一部を改正する条例制定について、議案第53号 甲州市農村地域工業等導入促進のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第58号 甲州市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定については、総務常任委員会へ。

 議案第51号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議案第54号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定についてのうち、別表5の項の改正規定、議案第55号 甲州市市民バスの運行に関する条例の一部を改正する条例制定については、教育民生常任委員会へ。

 議案第54号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定についてのうち、別表58の項の次に4項を加える改正規定、議案第56号 甲州市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第57号 甲州市営特定公共賃貸住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例制定については、建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第3 議案第59号〜議案第63号



○議長(佐藤栄也君) 日程第3に入ります。

 議案第59号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、議案第60号 平成20年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第61号 平成20年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第62号 平成20年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成20年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)、以上5件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので指名いたします。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 議案第61号、これは下水道事業特別会計と、それから62号、簡易水道会計ですけれども、この2つは同じ質問で、繰上償還が実施されたが、それは具体的にいかほどの影響をもたらしたか。それから市債残高はどのように変わるかという、この2点をお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 野尻議員の質疑にお答えいたします。

 下水道事業経営健全計画にかかわる市債の繰上償還については、3月の時点で説明させていただいたところでございますが、平成3年度までの借入金利率5%以上の市債に対し、低利率のものに借り換え、繰上償還を行ったところでございます。平成19年度分につきましては、54件分の4億2,576万2,213円の繰上償還及び借り換えを行い、利子分について約1億円の軽減が図られる予定でございます。

 また、20年度につきましては、17件分の2億3,682万4,770円の繰上償還を予定しております。また、借り換えを行う予定でございます。利子分については約5,000万円の軽減が図られることになります。

 なお、市債残高については、借り換え債に移行するだけでございますので、残高は変わらないことになります。ご理解をよろしくお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 水道課長、高石克朗君。



◎水道課長(高石克朗君) 野尻議員の質疑にお答えいたします。

 繰上償還及び低利率への借り換えにより、市債残高は変わりませんが、利子の部分で980万円の負担軽減が見込めることになります。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 日程第3の質疑を打ち切ります。

 お諮りします。ただいま上程中の補正予算案5件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第59号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出第2款まちづくり推進事業費を除く総務費、第11款公債費、第2表地方債補正については、総務常任委員会へ。

 議案第59号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第2款総務費のうちまちづくり推進事業費、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、議案第60号 平成20年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成20年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)については、教育民生常任委員会へ。

 議案第59号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第8款土木費、議案第61号 平成20年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第62号 平成20年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないのでさよう決しました。

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△日程第4 報告事項



○議長(佐藤栄也君) 日程第4に入ります。

 報告事項、平成19年度甲州市一般会計繰越明許費繰越計算書、平成19年度甲州市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、平成19年度甲州市一般会計事故繰越し繰越計算書、平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計事故繰越し繰越計算書、平成19年度甲州市水道事業会計予算繰越計算書、以上5件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので指名いたします。

 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 報告事項につきまして通告しておきましたところ、ただいま議長のほうから許可をいただきましたので、平成19年度甲州市一般会計繰越明許費について質疑を行います。

 この件につきましては、平成20年3月定例議会におきまして議決をいたしまして、お手元の報告書にございます7事業にかかわる経費について繰越明許費がしてあるわけでございますけれども、会計年度の原則に対する例外は認められておるわけでございます。そうした中で、設計に関する諸条件や、やむを得ない事情等、また年度内に支出を完了することが期しがたい、そういう場合が今回この繰越制度になっておるわけでございまして、今回の19年度の繰越事業を見ますと、土木費、道路橋梁費、市道下於曽41号線改良1億5,922万円、また市道下萩原22号線改良事業4,387万3,000円、10款教育費、中学校費の松里中学校耐震補強事業6,600万円というふうに、非常に翌年度に繰越額も多額な金額になっておるわけでございまして、今回その繰越額についての入札状況はどうなっておるのか。入札が終わっている事業についての進捗状況あるいはまた工事の着工のめどの見通しをお聞きしておきます。

 と申しますのは、最近新聞紙上によると、本年度に入りまして諸物価の高騰の折り、鉄骨等については50%以上の値上がりの状況であり、事業辞退をしている等の報告もされておることが出ておるわけでございまして、今回当市においての繰越明許費の影響等については支障がないのかどうかなどについても伺っておきます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 廣瀬議員の質疑にお答えいたします。

 市道下於曽41号線並びに市道下萩原22号線につきましては、地権者のご理解、ご協力をいただくことに不測の日数を費やしてございます。繰越明許をお願いしたところでございます。新年度になりまして、現在職員は努力しておるところでございます。

 ご質問の鉄鋼諸資材等の値上がりにつきましては、下於曽41号線では事業の中に一級河川塩川に架設する橋梁がございますけれども、鋼鉄製ではなくPCげたを施工予定でございます。また、下萩原22号線につきましては、橋梁等鉄鋼製品を使用する工事内容ではございませんので、事業費への影響はないと思われます。

 下於曽41号線につきましては平成22年度、下萩原22号線につきましては平成20年度をそれぞれ完成予定とさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 入札状況、質問があったけれども。



◎建設部長(金井正喜君) 入札状況でございますけれども、41号線、22号線ともまだ入札は行っておりません。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 廣瀬宗勝議員の質疑の中に、松里中学校の関係のご質疑もございましたので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思いますが、松里中学校の耐震補強工事につきましては、本年5月29日に入札が執行されておるところでございます。それで、この工事の期間は夏休みを利用するというようなことでございまして、8月31日までを工期とされております。今後の工事につきましては、スムーズに進めていくというふうなことで、担当課のほうで現在進めておるところでございます。

 この繰り越しにつきましては、ご承知のとおり19年度事業としての認可を受けたほうが補助率がいいというふうなことの中で、19年度に急遽補正予算としてお願いしたものを繰り越したというような内容になっております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 再質問させていただきますけれども、今土木費につきましては入札をまだしていないというふうなことで、金額も非常に多い金額でございます。そして設計等の内容で、今鉄骨等はPCというふうなことで使われていないというような状況でございますけれども、金額が金額でございます。新年度に入りまして、県を初め各市で今入札を行っておりますけれども、鉄骨等を初め建設資材の値上がりというふうなことで、建設業界は非常に大変厳しい状況に置かれているというふうなことは、昨今の新聞でも承知しております。そうした中で、まだ入札を行っていない。1億6,000万円ほどの事業あるいはまた4,400万円ほどの事業、資材の高騰、入札予定価格等にもいろいろの影響が出るんじゃないかと、こんなふうにも思われるわけでございますけれども、そしてまたこの繰越明許費については、ご承知のように財源内訳、未収入特定財源等も既に決められておると思うわけでございますけれども、こういう状況下の中で今後入札等に対する価格の決定等、入札の決定等がなされない場合もあろうかと思うわけでございますけれども、そうした場合の今後の、まだ入札をしていないというふうなことの中での現状を、特定財源を含める中でお聞きしておきます。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 明許繰越をお願いしたところでございますけれども、当初は用地買収費あるいは物件補償費を予定させていただいたところでございますけれども、地権者の理解に努力させていただいているところでございます。用地あるいは補償費が長引くようであれば、買収済みのところを工事をさせていただこうかと、こんなふうに思います。資材の単価等の急激な値上がりがございますけれども、県の標準単価を基準に、大変高騰するような状況であれば、県とも協議をさせていただく中で対処していきたい、こんなふうに思いますのでよろしくお願いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 報告事項の中で、平成19年度甲州市一般会計事故繰越し計算書の中で質問をしていきます。

 平成19年度の甲州市一般会計に係る経費を事故繰り越ししたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定により報告してございます。報告は繰越しは5件ございますけれども、この5事業についていろいろ説明書きがしてございますけれども、3月31日までに事業が完了しなかったというふうなことの中で、今回事故繰りが出ていると思うわけでありますけれども、非常に年度内の完了が困難だったというふうなことで、事故繰越しの措置をとってあると思います。この5事業について、既にもう完成しているのか。また、完成していなければいつごろ完成するのかを伺っておきます。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 廣瀬宗勝議員の事故繰越しの件についてのご質疑にお答えさせていただきます。

 まず、農林水産業費でございますが、農道願光寺7号線測量設計用地調査委託費につきましては、9月30日の完成予定でございます。

 それから、商工費、近代産業遺産整備事業費につきましては、鉄道遺産記念公園整備に関する2件の工事についてでございますが、1件の北側区域の県道上へ架設する歩道橋の下部工事でございますが、5月16日に完成いたしております。もう1件につきましては、南側区域の擁壁工事でございますが、これにつきましては6月30日完成予定でございます。

 それから、土木費の都市計画マスタープラン策定業務委託費についてでございますが、これにつきましては、それぞれまちづくり研究会を立ち上げて、これまで平成19年度につきましては6回開催しまして、本年度につきましては4回ほど開催する予定になっておりまして、意見集約をする中で策定審議会で審議していただき、本年度中にマスタープランとして作成する予定でございます。

 それから、消防費の東雲分団第3部詰所の建設事業につきましては、5月15日に完成いたしております。

 災害復旧費でございますが、農道赤尾2号線の災害復旧事業につきましては、7月31日の完成を目指して現在取り組んでいるところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) ほかにございませんか。

 日程第4の質疑を打ち切ります。

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△日程第5 提出書類



○議長(佐藤栄也君) 日程第5に入ります。

 提出書類、甲州市土地開発公社に係る平成20年度事業計画及び会計予算並びに平成19年度事業及び決算に関する書類、財団法人まほろばの里ふるさと振興財団に係る平成20年度事業計画及び収支予算並びに平成19年度事業及び収支決算に関する書類、以上2件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので指名いたします。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 提出書類の土地開発公社の分ですけれども、19年度にシルク買収を行われまして、私はこれについて異議を申し上げたことがありますので、その落とし前はきちんとつけておきたいと思いますので、19年度シルク買収についてどれだけの経費……

     (「議長、休憩お願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午前10時42分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前10時43分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 改めてお伺いいたします。

 19年度のシルク買収について要した、価格以外に利息とあと維持運営費あるいはそこから収益金なども上がっていると伺いましたので、そういうものを含めてシルクに、昨年度買収したことにどれくらいお金がかかっているかお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 副市長、依田正司君。



◎副市長(依田正司君) 野尻議員の質疑にお答えいたします。

 まず、土地開発公社で買収いたしました金額は5億6,000万円でございます。このうち3億円につきましては、金融機関より平成19年8月31日から平成21年3月31日までの期間、年利率0.85%、利子の総額にいたしますと404万円ほどになります。こういった条件で借り入れております。

 また一方、残りの2億6,000万円につきましては、土地開発基金の積み立てから無利子で借り入れております。

 また、さらに維持費につきましてご質問がございました。維持費につきましては、旧シルクの購入に伴いまして屋上にNTTドコモのアンテナが設置してございます。その賃貸料といたしまして月々22万円、また電気料として月々5万8,000円、19年度合計で195万円ほどの収入がございました。ただ、電気料につきましては、収入支出それぞれ同額でございますので、そこについてはゼロということでご理解いただきたいと思います。

 また、支出といたしまして、警備委託料、電気料などの維持費として19年度分約210万円ほどの支出がございました。今年度につきましては、収入は約342万円、支出といたしまして390万円ほどを予定しております。

 したがいまして、19年度、20年度の維持費につきましては、63万円程度かかっておるということでご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 次に指名いたします。

 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 提出書類につきまして議長に通告しておきましたところ、ただいま許可をいただきましたので、質疑をさせていただきます。

 甲州市土地開発公社に係る平成20年度事業計画及び会計予算について質疑を行います。当公社におきましては、長年にわたり市の福祉の向上及び生活基盤等の市の重要施策に対応するため、法律に基づきまして公有地の取得、造成、その他管理に関する処分等の事業を積極的に推進してきております。

 土地開発公社につきましての現状は、県を初め他市の状況におきましては、大変な債務を抱えておりますが、幸いに当公社においてはまちづくり計画等に基づきまして、そのような先行取得的なものがないというようなことで、その心配もないように思われます。

 そこで、本年度予算に計上されております第2表の資本的収入及び支出、支出のうち第1款の資本的支出8億3,777万1,000円のうち、第1項によります公有地取得事業費1億5,900万円計上してございますけれども、この具体的な事業費についてをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 副市長、依田正司君。



◎副市長(依田正司君) 廣瀬議員の質疑にお答えいたします。

 土地開発公社20年度事業計画予算の中で、公有用地先行取得事業費7,500万円、代行用地先行取得事業費7,500万円、計1億5,000万円につきましては、今現在事業の予定は決まっておりませんが、いつ事業が発生いたしましても土地開発公社で土地の先行取得ができるよう対応するための予算措置をしておるものでございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 日程第5の質疑を打ち切ります。

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△日程第6 議案第64号



○議長(佐藤栄也君) 日程第6に入ります。

 議案第64号 甲州市市道の路線認定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (発言する者なし)



○議長(佐藤栄也君) 日程第6の質疑を打ち切ります。

 ただいま上程中の案件につきましては、建設経済常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないのでさよう決しました。

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△日程第7 議案第65号



○議長(佐藤栄也君) 日程第7に入ります。

 議案第65号 甲州市病院事業出納取扱金融機関の指定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第7の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては、教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第8 議案第66号



○議長(佐藤栄也君) 日程第8に入ります。

 議案第66号 峡東地域広域水道企業団規約の変更についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第8の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては、総務常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第9 請願第2号



○議長(佐藤栄也君) 日程第9に入ります。

 請願第2号 医療改革を改善する意見書の提出を求める請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第9の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の請願第2号については、教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第10 請願第3号



○議長(佐藤栄也君) 日程第10に入ります。

 請願第3号 子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書の提出を求める請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第10の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の請願第3号については、教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第11 請願第4号



○議長(佐藤栄也君) 日程第11に入ります。

 請願第4号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第11の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の請願第4号については、教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第12 議案第67号〜議案第68号



○議長(佐藤栄也君) 日程第12に入ります。

 議案第67号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第3号)、議案第68号 平成20年度甲州市老人保健特別会計補正予算(第1号)、以上2件を一括議題といたします。

 議案の朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議なしと認め、議案の朗読は省略いたします。

 当局の提案理由の説明を求めます。

 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 追加提案をいたしました議案第67号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。

 今回追加させていただきました補正は、歳入歳出それぞれ500万7,000円を追加したいとするものであります。歳出においては、民生費へ老人保健特別会計繰出金500万7,000円を追加し、歳入においては繰越金へ同額追加するものであります。

 次に、議案第68号 平成20年度甲州市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。

 今回追加させていただきました補正は、歳入歳出それぞれ6,007万8,000円を追加したいとするものであります。歳出においては、前年度医療費の月おくれの請求分に予算不足が見込まれるため、医療諸費へ6,007万8,000円を追加し、歳入においては支払基金交付金へ3,003万9,000円、国庫支出金へ2,002万5,000円、県支出金へ500万7,000円、繰入金へ500万7,000円を追加するものであります。

 よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(佐藤栄也君) 説明は終わりました。

 これより質疑を行います。

     (発言する者なし)



○議長(佐藤栄也君) 日程第12の質疑を打ち切ります。

 ただいま上程中の補正予算案2件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第67号 平成20年度甲州市一般会計補正予算(第3号)第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入については総務常任委員会へ。

 歳出については教育民生常任委員会へ。

 議案第68号 平成20年度甲州市老人保健特別会計補正予算(第1号)については、教育民生常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないのでさよう決しました。

 ここで、暫時休憩いたします。

             休憩 午前10時56分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時10分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

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△日程第13 一般質問



○議長(佐藤栄也君) 日程第13に入ります。

 これより一般質問を行います。

 指名いたします。

 1番、中村勝彦君。

 中村勝彦君については、一問一答方式で行います。



◆1番(中村勝彦君) 通告しておいたところ、ただいま議長より許可をいただきましたので、発言させていただきます。

 今回3つの質問を通告しております。学校との連携、未利用財産の処分活用について、防災意識、防災訓練について、この3つであります。

 まず、学校との連携ということでお聞きします。

 現在甲州市では生徒を対象に職場体験をする制度があります。これは仕事を体験することで多くのことが学べますし、働くということ、自分の将来についても考えるいい機会になります。人を育てるということからも大変すばらしいことだと感じております。この制度はよいことなので、もっと視野を広げて、対象を広げてしていくことがよいのではないかということで質問させていただきます。

 甲州市だけにとらわれず、広く県内を見ても農業、工業、商業とさまざまな高校もありますし、大学もあります。甲州市と同じように学校単位でインターン制度という名前で、さまざまな職場体験をさせているところもございます。例えば、農業高校でインターン制度をとっているところと連携がとれれば、甲州市内で職場体験できるところはたくさんあるわけですし、農業や食品加工についてさらに興味を持ってもらえれば、その後学校に戻ってからも違ってくると思います。既に市内を見ても、独自に受け入れをしている企業もあります。

 こういったことから、市内に受け入れ可能な企業があるのか。また役所内にも受け入れることができるのか研究して、学校より要請があったときには積極的にこれを受け入れる、対応していくことがよいのではと考えます。人を育てるという観点から、また市の発展にもつながることでもありますし、学生にさまざまな経験をしていただくことは大変意味のあることだと思っております。今、甲州市でやっている職場体験制度、これがいいことですので、視野を広げて、対象を広げて、県下の学校まで広げて、各学校と情報の連携をとっていって、進めていくことがよいことではと考えますので、これについてのお考えをまずお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 近年、ニートやフリーターと呼ばれる若者たちが増加いたしておるのが問題になっているわけでありますが、議員のご質問のとおり、学校の段階で職業観、勤労観の育成に取り組むことは主要な課題となっております。先ほど、甲州市の中で職場体験というようなことのお話があったわけでありますが、これは中学生を対象というふうなことでございますが、ご質問の中に高校のインターシップということであろうと思います。そのことについては十分理解をしているところであります。行政機関といたしましても、高校からそういう要請があれば当然甲州市の将来、そしてまた育てるというふうな意味、そしてまた生徒たちのためにもなるわけでありますので、職場体験の受け入れ先の開拓、これは当然民間企業も含めて協力をしていただける企業を求めると。当然もう既に受け入れている企業もございますので、それを含めてやってまいりたいというふうに思いますし、また市の役所としてもそれが可能であれば、部署によっては考えてもいいのかなというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 非常に前向きな答弁でありがとうございます。学生のうちにいろいろな体験をしていただくことは、非常に甲州市の将来にも、その個人の生徒の将来にも大きく意味あることだと思いますので、今後もその姿勢で受け入れをしていっていただければと思います。

 続きまして、学校支援制度の推進についてであります。この件は、前回矢野議員も質問したことでありますが、改めてお聞きします。

 学校にはさまざまな要望が寄せられ、教員の授業以外の負担がふえている状況です。授業はもちろんのこと、多様化された生徒の悩みとも正面から向き合い、保護者との対話、校内の環境整備から、最近では登下校の安全にまでしっかりと注意を払わなければなりません。

 そういったことから、文部科学省では学校支援地域本部事業を本年度から立ち上げました。6月現在では全国で1,000件の登録があるそうですが、国で求めている1,800の目標までには行き届いていない状況です。この支援事業に対しまして、前回の答弁では研究、検討をしていくということでした。

 市内の学校によっては、既にさまざまな地域との取り組みを行い、学校独自でよい効果を出しているところもあります。国の制度を取り入れるのは、それは視野に入れていかなければいけないわけですけれども、甲州市独自でも進められることは甲州市として独自に推進していってもよいのではないかと考えますので、この件についてのお考えをお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 教育委員長、荻原更一君。



◎教育委員長(荻原更一君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 学校支援の地域づくり、地域体制の整備についてということでございます。3月にも矢野議員のご質問にお答えしたとおりでございまして、現在国の制度であります学校支援活動事業等のことについて、詳細に研究、検討しているところであります。

 今、学校現場は非常に忙しい状況にあります。教師と児童・生徒が個々に密接に向き合う時間が非常に少なくなっている。これが非常に問題となっているところでございます。このような状況のもとに、教員にかわって地域住民が学校支援協力員として子どもの指導に当たり、地域全体で学校を支援する、こういう制度をつくるということは極めて重要な課題でございます。国の方策について、県の指導をいただきながら、甲州市としての支援体制をどう進めていくか、教育委員会としても検討を重ねており、具体的な手順を現在考えているところでございます。

 実行委員会の設立とか、コーディネーターの決定等、まず手始めにしなければならないと考えておりますけれども、国の財政的支援を求めなければならない状況にありますので、支援協力員の募集とか依頼とか、それから英語教育等は海外に在住したような、英語に堪能な人を見つけるとか、それから学校の司書、読書活動等、そういった地域活動の中で子どもたちを支援してくれるような、そういう人たちに協力していただきたい、その辺の検討もしなければならない。そういったことを検討する期間もあるわけでございます。前向きに考える次第でございます。

 本市にとっても、国が考えている学校支援本部のような完全な体制でなくても、厳しい財政を考慮しながら、甲州市としての体制を組み立て、一歩ずつ前進しながら有効な学校支援体制を築いていく考えでございます。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 国の学校地域支援事業、学校単位で計画を立てて教育委員会、そして県、国へと提出して、そして認可されていくわけですけれども、そういったのはしっかり視野に入れて、独自でも進めていくという解釈をさせてもらいました。非常に前向きな地域での取り組みだと思いますし、学校への、子どもたちへの取り組みだと思いますので、ぜひ精力的に進めていっていただきたいことを要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

 続きまして、市の未利用財産についての質問をさせていただきます。

 市の中には未利用財産と言われているものがあります。現在それがどのぐらいあって、どういう活用をされているのか、さまざまでありますけれども、大枠で結構ですので現在未利用財産、種目ごとにどのようなものがあるのかお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 現在の市の財産の状況についてでございますけれども、土地は全体で184万5,818平米あります。そのうち70万7,000平米余りが行政財産及び公共用として使用しております。残りの113万8,000平米ほどが普通財産となっているところでございます。普通財産のうち、山林、原野その他といたしまして104万平米余り、全体の91.5%ほどを占めております。それから、宅地、畑、雑種地につきましては9万6,800平米であります。宅地、畑、雑種地のうち3万3,533平米につきましては、有償あるいは無償による貸し付けを行っているところであります。山林原野のうち、大きな部分を占めます塩山上小田原地区の寄附受納用地につきましては、活用について現在検討をしているところであります。

 建物につきましては、平成20年3月末で全体の床面積16万5,440平米となっております。普通財産としての建物は7棟、約1,690平米でありまして、4棟を貸し付けており、残りの3棟のうち大久保平の倉庫につきましては、現在教育委員会で文化財などの保存庫として活用しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 今、大枠で数字をお聞きしたわけですけれども、山林の部分について、上小田原の部分については、またちょっと変わってくると思いますので、この部分を除いてお聞きしていきますけれども、宅地、畑、雑種地とある中の未利用財産、これも前年度から引き続き処分等は進めていますし、有効利用についても考えているということで、幾つか委員会の中でも報告は受けております。この中で、まだ未利用財産というのは数多くあるわけですけれども、今後借りてもらうなどして有効に活用していく、もしくは借りてもらえない、もしくは市としても利用する予定がないところについては売却していくことも必要だと思うんですけれども、未利用財産の活用と処分について、もう少し詳しく、今後の予定についても方針をもう少し詳しくお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 未利用財産の活用につきましては、甲州市の行政改革大綱、改革推進プログラムの中におきまして、公共施設等の適正管理及び有効活用の推進を図るとしておりまして、未利用地につきましては売却要綱、それから事務処理要領等を定めまして、一般競争入札、公募抽せんによる方式あるいは随意契約などにより売却をしたり、また貸し付けが可能なものについては貸し付けるというふうなことになっているところでございます。

 可能な財産の処分につきましては、昨年度基本方針を制定いたしました。普通財産の管理については、公用または公共用に供するという原則に基づき、有効利用を図るとともに、将来にわたって利用のめどが立たないものについては、維持管理の負担軽減と財政収入の確保を図るために、次のような形で処分をするというふうなことを決めております。

 まず、売却の方法としましては、一般競争入札を基本としておりますが、個人住宅適地につきましては公募抽せん、それから隣接者等が利用する以外に単独での利用が困難な土地につきましては随意契約による、そういうような形でそれぞれの形態によりまして、土地の売却処分をすることを基本に定めております。

 平成19年度の実績といたしましては、普通財産690万9,100円、法定外公共財産18件702万6,217円となっております。

 それから、普通財産の処分につきましては、昨年12月に市有地の4件の一般競争入札を実施したわけでございますけれども、残念ながら応募がなくて売却することができませんでした。今年度はこれらの4件を含む8カ所につきまして、公売、広報などにより一般競争入札をこれから実施してまいりたいと考えておるところでございます。

 これ以外のものにつきましても、今後台帳をきちっと整理を進めながら、正確な未利用地を調査した中で、売却が可能な用地の把握をきちっとしながら、必要に応じて売却するためのインターネットなども活用しながら、これらの処分も考えていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 今の現状とこれからの方針をお聞きしたわけですけれども、随意契約による方式を用いる場合ということで、これは市当局のほうから積極的にその個人なり、隣接の住宅なりに営業というわけではないですけれども、積極的に情報を出していく必要があることですし、一般競争入札、公募というのは、まだ知らない方も多かったんではないかと。前回19年度においては4件に関して入札がなかったということで、いろいろな原因が考えられていると思うんですけれども、どこに原因があったのか。あと随意契約についてはどのような対応で行っておるのか、この2点をもう一度詳しくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) まず、昨年12月に4件の売却というようなことで、公募、一般競争入札をしたわけでございますけれども、現在土地が下落している状況の中で、価格がどうであったかということがまずあるのかというふうに考えております。今後につきましては、その辺のこともきちっと、当然昨年一般競争入札という形でやる場合には、土地の課税標準額というふうなものも見ながら、その内容で行ったわけでございますけれども、我々とすれば価格の折り合いがつかなかったのかというふうなことも考えておりますので、今後につきましてはそれらについて考えていきたいというふうに考えております。

 それから、随意契約でやるものという内容につきましては、先ほどもご答弁させていただきましたけれども、いわゆるつぶれ地とかいろいろな事業の中で用地が残ってくるような部分もあります。そういうようなことの用地で、あるいは小さい用地で単独では使えないというような用地も市内にはたくさんありますので、そういうふうなものについて、隣接の方で特に利用が可能なような方については、今後、それらについて整理をしながら、具体的に、先ほど議員のお話の中にもありましたとおり、個別にそういうふうなことの対応もしていくことが、具体的にそういうことをしていかなければならないと考えておりますので、そんなことで今後取り組んでいきたいというふうに考えております。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) この件についての質問は、先ほどの答弁で今年度も見てほしいということだと思いますし、行政改革大綱の中にも盛り込んであることですので、計画的にしっかりと進めていっていただかなくてはいけないと思いますので、随意契約についても、その結果についてはまた改めてお聞きしたいと思います。

 入札についてのことですけれども、価格に問題があったのではと、今年度は8カ所考えているということですので、またこの結果についても追って聞いていきたいと思います。積極的な有効活用を考えていただきたいと要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

 続きまして、空きスペースでありますけれども、行政財産の中にも空きスペースとなっているところがあると思います。現在、この活用について、どのように活用しているのか。今後も新庁舎ということになってくれば、空きスペースもまたふえてくると思います。この活用も新庁舎と同様、有効に活用していかなくてはなりません。早め早めに検討して方針を立てていかなくてはならないと思うんですが、この件についてどのように考えているのか。また、どのような方針を持っているのかをお聞きします。あと、現在の状況についてもお聞きしまして、質問させていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 空きスペースの活用についてでございますけれども、合併によりまして勝沼の庁舎、それから大和の庁舎の中に議場、議員控室、議会事務局また組織等の再編によりまして空いた部屋もあるわけでございますが、それらにつきましては現在会議室、書庫、倉庫などというふうな形で使用しているところでございます。

 また、各施設の現状確認を進めまして、今後につきましては、NPO、ボランティア団体などの各種団体、社会福祉法人あるいはレンタル事務所など、企業者への貸し付けなどについて、有効な活用ができないかとことについても検討していきたいというふうに考えております。庁舎の一部というようなことで、セキュリティーの問題もありますので、そういうふうなことも含めて、これらの空きスペースについて今後どのような活用ができるかというようなことを検討していきたいと考えています。

 特に、勝沼、大和の庁舎の周辺の施設についても、そういうふうなものがございますので、それらにつきましては庁内の検討委員会というものをつくりながら、知恵を出し合いながら、意見を伺いながら、今後どのような活用ができるかということを考えておるところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 検討中ということの解釈でよいのか。新庁舎についてもできてくれば空きスペースができるんですけれども、それは計画的に空きスペースは、きょう空きましたからきょうからというわけにはいかないと思いますので、段階的に研究を重ねていかなければいけないと思いますし、その際にどういった情報を得ていくのか、また市民の方に話を聞いていくのか、新庁舎と同じように活用委員会をつくっていくのか、いろいろな方法等があると思いますけれども、その点についてどう考えているのか、今後どういうふうに進めていくのか、市民の皆さんにも聞いて活用方法を考えていくのか、売却していくのか、壊すのか、いろいろまだ検討中だと思いますけれども、その決定の方法、過程の中はどういうふうに考えているのかをもう一度、わかりづらかったのでお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 合併をして、それぞれの庁舎の利用というようなことの中で、特に勝沼、大和についての庁舎に空きスペースが出てきたというようなことでございますけれども、それぞれ旧庁舎というのはそれぞれの地域のまちづくりの拠点であったわけであります。そういうことを考えますと、やはり単に空いたスペースを活用するというふうなことではなくて、その活用の中に地域のまちづくりに貢献すると言いますか、そういう視点が必要ではないかと考えております。したがいまして、そういうふうなことの中で考えますと、当然地域の方々にもお話を伺う機会もつくりながら、有効な活用、地域づくりに貢献できるような活用策はないかということの視点の中で、このことを進めていきたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 基本的な考えの中で、地域の公共性を考えて、地域の拠点ということですので、私の考えとそれほど変わりがないので、今後に期待するわけですけれども、やはりそういった考え方で、こういった拠点として空きスペースを活用していっていただきたい。各市町村、合併して空きスペースも各市町村ごとたくさん出てこようかと思いますけれども、公共性の高いものについては非常に使える場所もふえてくるわけです。そういった中で、早め早めに対処していくということは非常に意味のあることではないかと思いますので、住民の話をよく聴取しながら、今後の計画について、決め方について考えていっていただきたいことを要望いたしまして、次の質問に移りたいと思います。

 続きまして、防災についてであります。

 近年、防災に対しての意識が高まっております。いざというときどうしたらよいのか。このことをしっかりと日ごろから頭に入れておくことが必要だと思います。基本的に、災害というのはいつ、どこに、何が起こるのかというのは全く読めないのが災害です。地震、暴風雨、土砂災害、大雪といろいろな災害もありますし、土砂災害についても、甲州市のほとんどのところで災害が予想されます。地震、暴風雨、大雪はもちろんですけれども。そういったことから、いろいろなパターンが想定されると思います。基盤整備だけで100%防げるものでもありませんし、いざとなったら逃げるということを頭に入れておくことも必要だと思います。

 そういった意味で、どう逃げるのか。ものすごく重要なことだと思いますけれども、広く浸透していないように感じます。地域ごとに人も違うし、事情も違ってきます。災害ごとに事情も違うし、逃げ方も変わってくると思います。防災マニュアルがあっても、地域ごとに一度確認し合わなければ、実効性の低いものになるのではないかと思います。いろいろな災害を想定して、こういった意識を地域住民に植えつけていく、浸透させていく必要があると思うのですけれども、この件についてご意見をお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 災害はいつやってくるかわからないわけでございますけれども、市におきましては、毎年9月1日前後1週間を防災週間というふうなことで、これまで各自主防災会を中心に防災訓練をしていただいております。

 災害と一口に言いましても、例えば自然災害の中でも風水害、土砂災害、雪害、雷やひょうなどの気象災害、それから最近特に地震の逼迫性が叫ばれておりますけれども、地震、それから火山噴火、いろいろな災害があるわけでございますけれども、そういうふうな災害に対応していくためには、やはり特に行政でやる役割、それから個人個人がやる役割、それから地域として取り組んでいかなければならない役割というものがあるわけでございます。

 特に、その中でも、災害対策の重要な部分としましては、やはり地域力が非常に大切であるということが言われているわけでございます。そういう中で、やはり地域力を高めていくということに対する行政からの働きかけも必要でありましょうし、またみずからの地域はみずからで守っていくというふうな、それぞれの地域の住民の皆さん方の日ごろからの取り組みということも大変重要ではないかと考えておるところでございます。それぞれ、いろいろな災害のケースによる防災訓練のありようというものもあろうかと思います。そういうふうなものにつきましても、できるだけいろいろな情報を市としても地域の皆さん方にお伝えしながら、それぞれの地域で取り組む防災訓練等についても工夫をしていただきながら、日ごろからの取り組みをしていただきたいと思っておりますし、市としても全力を挙げてそのことについては取り組んでいきたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 今の答弁で、常日ごろからの対策についてということで、いろいろ考え方もあろうかと思いますけれども、地域の役割、行政の役割、確かにあります。隣の人を助けるのに行政を一々呼んでいたのでは間に合わない場合もありますので、近所で助けにいく、こういうことも必要かと思いますけれども、いざとなったときどう動いていいのかということがいまだに浸透していないのではないかという質問です。例えば、そんなに難しく考えなくても、行政としての役割として、例えばわら半紙にコピーを回すだけでも変わってくると思います。防災の日に、この件を確認してくださいと。どんなときに逃げるのか、どこに逃げたらいいのか、困ったときどこに連絡したらいいのか、近所にどういったからだの不自由な方がいるのか、一人で逃げられない人がいるのか、例えば子どもがいた場合にはその子をどうやって助ければいいのか、一度確認し合っておくだけで、大分いざというときに反応が変わってくると思います。この前も長時間の停電があったりしたわけですけれども、そういったときにどこに連絡していいのか、非常に困った場合に、連絡のしどころがわかるだけでも大分かわってくると思います。そういったことで、一回地域力を求めるのであれば、地域力を高めるために行政主導で、先ほど話したように印刷物を回すだけでも、そういった簡単な方法でも大きな効果を得ることができるんではないかと、こう考えておりますので、そういったことに対する姿勢というか方針というのを、もう一度防災訓練が9月にありますので、それに向けての具体的な対応というか方針というのがありましたらお聞かせください。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 いざというときにどういう行動をとるかということは、やはり日ごろからそういった意識を持っていることが大切であります。知識よりも意識が大切であるというのは、防災対策に必要なことだというふうに言われておるところでございますけれども、今年度、市では標準的なマニュアルというふうなものを作成する予定でおります。標準的なマニュアルに基づきまして、それぞれの地域でそれを具体的に、地域に合った形でのマニュアルにしていただく。これは当然山間地域と市街地では状況が違いますので、当然すべてに合うものを行政でつくるというわけにもまいらないといいますか、そういうことよりも、やはり地域の皆様が住んでいる地域の状況をきちっと把握していただきながら、地域としてそういうものをつくっていくというのも大切なことではないかと考えております。その前段として、標準的なものを行政で本年つくってお示しさせていただきまして、各地域で行動計画と言いますか、そういうふうなものをつくっていただいて、実際の訓練の中でそれを実践して、有事の際にはそれが有効に機能することで、とうとい人命が守られるという形のものをつくっていきたいと考えておるところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 標準的なマニュアルを地域で確認し合ってもらうという話ですが、具体的なやり方はまたこれから考えていくのかというふうに解釈しましたけれども、やはりそんなに難しく考えなくてもできることもたくさんあると思いますので、地域で確認しあうんだったら最低このぐらいは、大事なことですけれども毎日毎日これにかかっているというわけにもいきませんので、年に1回最低でも防災の日には確認しあう時間というのを市が主導でとっていただければ、非常にやりやすいのかなというふうに感じますので、具体的に防災の日に向けて進めていっていただきたいと思います。

 それともう一つ、災害のときに非常に困るのは災害弱者と言われている、一人で逃げられない方、もしくは手をかさないと逃げられない状況にあったり、みんなで手をかさなければいけないというような状況があると思います。例えば、薬を飲んでいる方であれば、人を助けただけでは助けたことにならない場合もあります。ふだん日ごろから飲んでいる薬も一緒に持ってきてあげないと、その期間非常につらい目を見てしまうということもありますし、子どもに対応する場合もまた別だと思います。やたらに助けにいってもなかなか難しかったりもするだろうし、その災害の状況によっても違ってくると思います。この災害弱者に対する対応というのを、やはり普通の一般市民が知っておく必要があると思います。こういった意識というのをどういうふうに広めていく予定なのか。災害弱者に対する対応というのをどう考えておるのかをお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 万が一の大地震のような大規模で広域的な災害が発生した場合、こういう場合には交通網の寸断であるとか、交通手段の混乱、それから同時多発の火災などで、こういうふうな場合には公的な支援活動が制約されるというようなことがあるわけでございます。そのために、障害者や高齢者などの要援護者を確実かつ安全に支援、救護するためには、地域の皆様初め多くの関係者の理解と協力が必要であることは言うまでもありません。特に、地域の中には要援護者を支える存在といたしまして、自主防災組織それから民生委員を初めとした各種の委員さん、それから消防団の皆さんなどさまざまな団体や機関が存在しておるわけでございます。そういう中で、自分たちの地域は自分たちで守ると、先ほども申し上げましたけれども、そういった自助、共助の精神のもとで、地域ぐるみで取り組んでいただくということが大変必要ではないかというふうに考えているところでございます。

 そういう中で、市では特に甲州市の災害時の要援護者支援マニュアル、これもマニュアルですけれども、災害のマニュアルにはいろいろなマニュアルがありまして、個別の行動計画ということでマニュアルが大変あるわけでございますけれども、要援護者の支援マニュアルというようなものを現在庁内の関係課で検討をしております。これにつきましては、年内には遅くも完成させてまいりたいというふうに考えております。個人情報というふうな難しい問題もありますけれども、支援の必要な方には登録制ということの考え方もありますので、そんなふうなことも方法としては考えておりまして、そうしたマニュアルが完成した段階で、各地区の自主防災会であるとかあるいは民生委員の方々に協力いただきまして、地域ぐるみで支援を必要とする人たちの避難誘導といいますか、そういう取り組みができるようなものをつくっていきたいと思っております。当然先ほど議員の質問の中にもありましたとおり、単にその人をどこかに誘導するということだけでは足りないいろいろな要素がございます。当然、介護を必要とするような方もおりますし、常備薬もあったり、いろいろそういう個別の情報というようなものも当然必要になってきますので、そういうものもきちっと対応ができるような形のものを、個別なものをつくっていきたいということで考えておるところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 幾つもマニュアルが出てくるようですけれども、マニュアル、マニュアルでもなかなか地域に浸透しづらいと思いますので、簡単なもので、本当に難しく考えなくていいと思うんです。本当に防災の日にこの件だけ、本当に3項目、5項目だけでいいと思うんですけれども、この件は確認とっておいてくださいと。

 要支援者に対してリストをつくるというのは、先ほども出ましたように個人情報保護法の観点から、多分最近では非常に難しい状況となっております。支援状況などというのを書き込むなんていうのはこれはもう絶対できないことだと思いますので、そういうところはそれとして置いておいて、それ以外にいざとなったら地域の人しか駆けつけることはできないわけですから、最低限地域で把握しておくような、そういった地域づくりというのを市当局で推進していただければ一番スムーズかと思いますので、そういった気持ちで質問させてもらっておりますので、あまり難しく考えず実効性のあるやり方をとっていっていただきたいと要望いたしまして、質問を終了させていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 中村勝彦君の一般質問を終わります。

 ただいまの中村勝彦君の一般質問に対して、関連質問のある方は休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午前11時54分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時00分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に指名いたします。

 4番、丸山国一君。

 丸山国一君につきましては、一問一答方式で行います。



◆4番(丸山国一君) ただいま議長の許可をいただきまして、市政一般について質問させていただきます。

 まず最初に、危機管理体制についてということでございます。海外に目を向けますと、ちょうど1カ月前、中国四川省の大きな地震がありまして、10万人近い死者が出た。そしてミャンマーにおいてはサイクロンということで、こちらも10万人以上の死者が出た。きょう九州地方も豪雨に見舞われまして、亡くなられた方が出ているというようなことであります。我が甲州市も日ごろからこうした災害について、いかに対処していくかということが非常に課題になっていると思います。

 そうした中で、やはり大きな地震あるいは台風、豪雨というのはなかなか防ぎようがないし、それを最小限に食いとめるのも行政の、そして民間の努力が必要だということであります。ただ、中国を見ても、人災があってはいけない。学校が倒壊し、多くの子どもたちが亡くなっている。そうした姿を見ても、人災があっては一番いけないということを痛感させられました。

 そうした中で、この甲州市、いよいよハザードマップができ上がってくる。3月定例議会におきましても、古屋 久議員の質問の中でも、長瀬部長が近々にハザードマップ等が作成されてきますというお話を聞いております。まず、ハザードマップの進捗状況についてお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 ハザードマップの進捗状況ということでございます。改めて申しますと、ハザードマップにつきましては、土砂災害が発生するおそれのある区域を明らかにする。それらの区域で警戒避難体制の整備あるいは住宅等の新規立地の抑制などを、こういうものができていくということでございます。

 これにつきましては、先般もお答えしてございますけれども、県の調査によりまして、対象となる土砂災害の警戒区域、新たに市内で71カ所が指定されました。うち、土砂災害の特別警戒区域は57カ所になっております。これにつきましては、7月の広報の発送時に、各組長さんを通じまして配布させていただくこととしております。こういうものを、7月の広報で発送いたしますので、ぜひこれらのハザードマップの内容を確認していただきたいと思っております。

 今回の調査の結果で、土砂災害の警戒区域というようなものがふえておりますので、これまで甲州市の地域防災計画というものを策定してございますけれども、これらの数値についても今回訂正、差しかえをしていきたいと考えているところでございます。7月には各家庭にお届けするということでご理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 7月に配布されるということですので、ぜひその配布される前には私たち議員もしっかりと目を通して、そのハザードマップについての知識を得る、あるいは意見交換をするという場も設けてもらいたい。そして、今、部長からも言いました、地域防災計画と大分違う面もあるでしょうし、実はここにこういう資料もあります。土砂災害、今月の1日から30日まで防止月間になっていますけれども、こんな中で土砂災害防止法に基づき、全国で基礎調査を実施しているようだが、甲州市についてどの程度の調査が進んで、そして具体的にもしこういった場で発表ができれば、その部分も若干話をしていただければと思います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 土砂災害につきましては、毎年のように全国各地で発生し、大きな被害を受け、とうとい命が奪われたとの報道がされているところでございます。土砂災害防止法は、こうした土砂災害から生命及び身体を保護するため、土砂災害が発生するおそれのある区域を明らかにして、これら区域で警戒避難体制の整備などを図っていこうと、こういうものでございます。

 土砂災害防止法で規定しております区域の指定は、大きく分けまして2つの区域に分けられるわけでございます。1つといたしましては、土砂災害警戒区域で、土砂災害のおそれがある区域を示す。また2つ目といたしましては、土砂災害警戒区域のうち、建物に損壊が生じ、住民に著しい被害が生じるおそれがある区域。これを特別警戒区域というふうに言っておるわけでございます。これによりまして、平成19年度山梨県が実施しました最新の調査結果をもとに、先ほどの防災マニュアルの中にハザードマップのエリアとして記載させていただいたということでございます。

 調査結果では、急傾斜の崩壊、土石流、地すべりなどのおそれがある箇所ごとに分かれておりまして、これら土砂災害警戒区域は新たに市内で71カ所がおそれがある区域とされております。うち、特に土砂災害の特別警戒区域は57カ所でございます。そのために、これまでの土砂災害警戒区域92カ所、うち特別警戒区域81カ所に加えて、合計で言いますと市内で土砂災害警戒区域は163カ所になります。そのうちの特別警戒区域が138カ所となるわけでございます。地域によりましては、一度土砂災害が発生しますと道路等の寸断により孤立するということが想定されるようなところもあるわけでございますけれども、気象情報で注意報、警報等が発令されたときには、いち早く安全な場所に避難することが必要になるわけでございます。こうしたことから、市といたしましても、こういう事態にはいち早く市民の皆さん方に、適切な情報をきちっと伝えるような、そういうことに万全を期していきたいと、こんなふうに考えておるところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、部長の答弁にありました土砂災害の警戒区域、市町村の避難体制というのは義務づけをされております。法律によって決まっているということでございます。そうした土砂災害警戒区域に指定された地域の住民の避難体制、これはもうしっかり行政側が、甲州市で整備を図るようにという義務づけになっておりますけれども、この部分についてどのような体制づくりをしているのかお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 災害のおそれがあるとき、あるいは実際に災害が起きたとき、各地域ごとに指定された避難場所がありまして、そこにいち早く避難することが肝心であるということは言うまでもないわけでございますけれども、住民の避難体制の整備等につきましては、本年度避難マニュアル、それから避難所運営マニュアルというようなものの、標準的なマニュアルを作成するということで、現在その作業を進めておるところでございます。

 避難マニュアルにつきましては、各地域の実情によっていろいろな条件が異なってまいりますので、標準的なマニュアルに基づきまして避難経路、それから役割分担などを加えた地域のマニュアルをそれぞれつくっていただくということを、今後お願いしていきたいというふうに思っております。それから、自主防災会による訓練などを通じて、こうした内容のものを検証しながら、訓練を重ねていただくということを考えております。

 また、避難所につきましても、各避難所によりましてその施設の大小というようなものもありますし、また施設の機能というものも変わってまいりますので、市が進めております標準マニュアルをもとに、各避難所ごとにそれらにつきましても作成していただき、それぞれ訓練の中でそれの検証をしながら、実践的な訓練をしていただくというふうなことを考えているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市町村が義務ということで、しっかりと体制づくりをしなければいけないという国からのお達しであります。そんな中で、例えば大和地域、余り地域名を言ってはいけないと思いますけれども、今度ハザードマップが配布されますので、危険区域、特別区域に指定された場所、そこから例えば住民が避難をしてくる。そしてその住民が避難する、例えば小学校あるいは公民館、これも実は災害の警戒区域に入っている。そういうような場所がやっぱり大和でも、勝沼でも、塩山の地域でもあると思います。こうした場合には、住民がせっかく避難してきても、その体育館あるいは学校、公民館等も危険だというような状況は、それはしっかりと人災にならないように、行政側でもその整備をしなければいけないと思います。そういった部分について、どのような対策をこれから練り、ハード面、ソフト面をしっかりと体制づくりをしなければならないと思いますけれども、その部分をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 これまでの調査によりまして、一部の地域におきましては、指定避難地、それから指定避難場所が土砂災害の警戒区域内のエリアにありますので、早めの判断により二次避難と言いますか、そういうようなことも必要となるわけでございます。そういうふうな状況でありますので、これらの地域にありましては、気象情報に十分注意をするとともに、市の防災行政無線でもより安全と思われる避難場所を確保し、お伝えしてまいりたいと考えておるところでございます。こういうところにつきましては、事前に指定場所がどういう区域かというのはお知らせしていきますので、これらの地域の皆さんには迅速な行動をしていただくように、日ごろから心がけをお願いいたしたいと思っておるところでございます。

 それと、市内ではここ数年災害らしいと言いますか、幸いにも災害は起きておりませんけれども、やはり地域によって、災害いろいろな条件が違いますので、そういう災害のケースもいろいろありますけれども、日ごろから避難経路の確認であるとか、有事の際にどういうふうに行動したらいいかということについては、ぜひ各家庭でも、それらのことを日常的に家族で話し合いをしていただくというようなことも、ぜひお願いしたいと思っております。

 市といたしましても、いずれにしてもとうとい市民の生命を守るということは、きちっとその取り組みをしていかなければならないということは十分認識をしておりますので、これらにつきましても、そういった避難所等がそういう危険な区域にあるものについては、今後どういうふうな形でそれに代わるものを見つけていくかということについても、十分これから取り組んでいきたいと、こんなふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) そういった地域が甲州市にはあります。きょうの九州の災害事故みたいなことを見ても、やっぱり早めに逃げていればよかったというのを思います。ただ、その逃げている場所、もう一度言います、逃げている場所も危険であるということですから、しっかりと、財政難ではありますけれども、そういったものに防護壁を置くあるいはハード面でしっかりと危険区域を少しでもとめられるような作業をする、そういったものもしっかりとこれから行政側もやっていくことが必要だと思いますので、この部分は要望しておきます。

 それから、4番目として自助、公助、共助ということを通告しておきました。先ほど中村議員もお話しありました。自助、自分自身で自分のことは守る。公助はやはり行政側がしっかりと守る。共助というのは、消防団等を中心にしてその地域を守っていくということですけれども、重複しますので1点だけ、共助ということで地域の民間企業、あるいは民間のそれぞれ商売をやっているところ等とのそうした災害に遭ったときの協定をしっかりと組んで、水、食料、それら医療関係がしっかりと協定の中で援助していただけるようなそうした体制もつくっていくことが必要だと思いますけれども、そうした状況はいかがでしょうか、お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 民間企業との協力関係ということでございますけれども、既に輸送関係等については協定書等結んだこともありますけれども、今、議員のご質問にもありましたとおり飲料水の関係であるとか、食品の関係であるとか、あるいは物資、建設、そういったふうな有事の際に必要な物の調達と言いますか、そういうふうなことがスムーズにできるような形を整えたいということで、それら関係する企業等を現在リストアップしております。それに基づきまして、それぞれ災害時の協力をお願いしていくということを今考えておるところでございます。

 災害はよく72時間危機管理が大切であるということを言われておりますけれども、特に大きな災害が起きたときには72時間、約3日間になるわけでございますけれども、その間はやはりいろいろな支援が、公的な支援もなかなかできないということが実態としてございます。ですから、市としましてはいろいろなそういう災害時の民間との関係もこれから構築はしていきますけれども、あえてここでお願いを申しますと、ぜひ72時間危機管理で、各ご家庭でもそれぞれしのげる内容の、非常時の物資についての備蓄と言いますか、そういうこともぜひこの場をおかりいたしましてお願いをいたしたいと、こんなふうに思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ大切な財産、生命を守る、非常に法律的にも市の義務ということが強く望まれておりますので、しっかりとした体制をつくっていただくことを要望して次の質問に入ります。

 甲州市の公的財産の活用、保存についてということでございます。本当に先般からテレビ報道もあります。そして市長のテレビでのインタビューもあったりする中で、勝沼町の宮光園の貴重なフィルムが6巻出てきた。そうしたものの活用をこれからどういうふうにしていくのか。大切な文化財産でもあるし、これを観光面でもしっかりと活用していくこと、これが必要ではないか。また、景徳院の経石も日がたちますけれども、出てきたということで、その2点を含めてこれからの方向性、活用についてまずお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 フィルムの今後の活用方法といたしましては、宮光園の一般公開後、館内において上映いたすことはもちろんですが、当面市内外の皆さんを対象にした映写会の開催や、宮光園複製映画フィルム取扱要綱を定めた中で各方面への貸し出しなど、貴重な市の財産として広く活用したいと考えております。

 観光面では、これまでのところ、テレビ局やワイン組合のキャンペーン活動に対し、取扱要綱の規定に基づく貸し出し許可を行っております。今後は、キャンペーンやイベント会場での上映のほか、映像を活用したポスターの作成、パンフレットやホームページの掲載、PRグッズへの利用などが考えられますが、映像の一部を写真パネルとして作成し、早期に展示したいと考えております。

 なお、宮光園のフィルムが寄贈物であることから、まずは公共性や公益性を考慮した活用が前提となります。

 続きまして、経石の観光活用についてお答えいたします。

 景徳院から出土した経石は、本市の重厚な歴史を伝える資料であるとともに、武田の聖地として観光立市を目指す本市にとって、貴重な観光資源でもあります。今後の保存、展示については、文化財としての取り扱いが大前提でありますので、必要な調査が終了した時点で公開されれば、観光面においても連携、協力をしていきたいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 丸山国一議員のご質問にお答えいたします。

 教育委員会のサイドからの宮光園のフィルムの活用についてでございますけれども、ご存じのとおり、今月10日に観光課と共催で勝沼町内で市民を対象にした上映会を開催したところですけれども、関心がとても高く、市内外から200名を超す多数の方にご来場いただきました。多くの方々に関心を持っていただいておるわけですけれども、郷土の産業の歴史を学ぶための教材や資料として、市内小・中学校や地区公民館などへ貸し出しするようにするとともに、市民図書館等で気軽に見ることができるようにしていきたいと思っております。具体的には観光課と協議をしながら、映像の内容にナレーションを加えるとかしながら、日本のぶどう及びワイン史の研究資料として貴重なものでありますので、有効な活用を図ってまいりたいと思っております。

 それから、平成18年度に大量出土した景徳院にある武田勝頼公の墓の経石につきましては、昨年度から整理作業を行っており、その総数は5,500個ほどになることから、今これら一点ごとに大きさ、重さ、写真撮影、あるいは書かれた経文を記載した台帳を作成したりという大変時間を要しておりますが、本年度中に作業が終了する見込みであります。経石は230年ほど前にとり行われた勝頼公の供養のため写経されたものであり、当時の故人を供養する方法を知る上で貴重な学術資料でもあります。先ほど、観光課のほうからも話したとおり、観光課にとっては観光資源であり、教育委員会にとっては貴重な学術資料でもありますので、そのような扱いをしていきたいと思っています。そのために、整理作業が終わり次第、文化財審議会等の意見も伺う中で、文化財として指定や保存のための必要な手続をとるとともに、膨大な資料でありますから、展示公開等を図ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 本当に大切な財産ということだと思います。教育面でもそして観光面でもしっかりと連携をとりながら、今華々しくテレビ等に放映されたりしていますけれども、こういうのは一過性のものです。この後の対応、活用が大切だと思います。連携をとりながら対応してもらいたい。

 一点、貸し出しということですけれども、教育面では当然無料で貸し出しをするんでしょうけれども、観光面ということですと、実は何社かのワイン会社からももう貸してほしい、自分たちのワイナリーで放映をしたい、あるいはお客さんに見せてそれを商売の活性化につなげたいというようなこともきております。そういった面の民間への貸し出しというようなことについて、有料で貸し出すのかあるいはどのような状況で貸し出すのか、その辺もしっかりと決めておかなければならないと思いますけれども、その部分だけお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員の質問にお答えいたします。

 先ほどもお答え申し上げましたが、宮光園のフィルムにつきましては寄贈物であることから、公共性や公益性を考慮したということが大前提になっております。その中で、宮光園複製映画フィルム取扱要綱を市では定めてございます。その要綱に沿って、今後貸し出しを検討していきたいと考えております。

     (「議長、ただ民間とかそういうときにはどうなのか。貸さないのか」と呼ぶ者あり)



◎観光産業部長(柏原和仁君) 要綱に沿って貸し出せるものであれが貸し出していきたいと考えております。

     (「要綱にはその部分は載ってないですね」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員のフィルムの民間企業への貸し出しというふうなことでありますが、先ほどお話にありますように、ワイン会社からというようなお話であります。これは私ども甲州市のワイン振興のためには、これは無料で貸し出すつもりでございます。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひそうした活用策、しっかりと、大切なものですから、内容も吟味した上で活用していただきたいと思います。

 そうした中で、議員も過日そのフィルムを見させていただきました。その中で、やはり本当に歴史を感じるとともに、勝沼祝地区、そしてワイン醸造ということの歴史を感じました。東宮殿下がお越しになったり、伏見殿下あるいは閑院殿下、そして時の総理大臣若槻礼次郎氏が来ている。勝沼ワインのブランドということには、そうした面では日本の国民は敬意を表しておりますので、そうした面もしっかりとPRできるような形で活用ができればいいと思いますけれども、その部分をお聞きいたします。

     (「休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午後1時32分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時33分



○議長(佐藤栄也君) 再開します。

 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 先ほどもお答え申し上げましたとおり、このフィルムにつきましては、キャンペーン、イベントでの上映のほか、画面を活用したポスター等の作成、パンフレットやホームページの掲載、PRグッズの利用などが考えられますので、映像の一部を写真パネルなどとして早期に作成し、展示したいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ勝沼のワインのブランド化、あるいはぶどうのブランド化という面で活用をしていただければいいんじゃないかと思っております。

 次に、国宝あるいは重要文化財等の活用、公開ということで通告をしておきました。甲州市にある国宝3点、1点は勝沼の大善寺、これは本当に建物ですから、ふだんから拝見できるということですけれども、実は塩山の菅田神社にある楯無の鎧、これも国宝です。向嶽寺にありました達磨図、これも国宝でありますけれども、所有者等の本当に献身的な保管のおかげで、現在もこうして、特に菅田神社の楯無の鎧は今沢氏は本当にちょっとした旅行も行けないんだと言いながら、長い間保管していただいています。しかし、大分高齢になられたということも含めまして、こういった時期にやはりもう一度甲州市の宝物の掘り起こし、そして市民も見たい、観光客も国宝の楯無の鎧を見てみたいという意見もあります。ぜひそうした面では今沢氏との話し合いをしながら、これから、やはり期間的な公開、一般公開等できないものか、そうした掘り起しをしっかりとできるような対策がこれから観光面でも、そして学習面でもできないか、その点をお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 教育委員長、荻原更一君。



◎教育委員長(荻原更一君) 国宝、重要文化財の活用、公開についてということで、教育委員会の立場でお答えいたします。

 甲州市には県内5つの国宝の中で、ご案内のとおり3つの国宝財産があるわけであります。また、それに準ずる重要文化財も26件を数えて、それも多くが武田家にまつわる一連の資料でございまして、県内随一のまさしく武田史跡の町であるということが言えると思います。

 これらの文化財の多くは、市内に所在いたします神社仏閣の所蔵のために、保存、公開など所有者等に非常にご苦労いただいている現状でございます。市では、文化財を広く国民共有の財産であるということの定義に基づいて、市民を初めより多くの方々が観覧、学習できるよう公開する日時を定めることや、いろいろな催し事にあわせて公開するなど、所有者等の十分なご理解と種々の安全管理というふうなご負担に配慮しながら、公開のあり方を検討してまいりたいと考えております。

 いずれにいたしましても、所有者の十分なご理解をいただくということが前提でございますので、そこの手法についてはご質問にありますように、所有者と十分協議が必要であろうと、このように考えております。

 また、その他の宮光園の整備事業、それから勝頼公の墓の発掘事業などで出土いたしました数多くの資料がございます。それについても展示公開できるものは積極的に公開していきたい。

 また、発見された資料につきましても、十分資料として、文化財として価値がどの程度あるのかということも見きわめながら、公開、保存、そのようなことも考えていきたいと思います。

 また、保存のための施設につきましても、財政面を考慮しつつ、既存施設の有効活用とかいろいろな保安面も考慮しながら、有効活用に供していきたい、かように考えております。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) ご質問にお答えします。

 国宝や重要文化財など歴史文化遺産の観光面での活用といたしましては、まず観光パンフレットやホームページでの情報発信、ポスターデザインとしての活用などが挙げられます。また、塩山季節の散策道、信玄の里コース、一葉の里コースや、勝沼フットパスコースなど、歴史文化資源を結ぶウォーキングコースを設定し、多くの皆様にご利用いただいているところであり、イベント時などには各施設や所有者のご協力を得て、特別公開や拝観料等の割引も実施しております。

 また、歴史文化施設の多くは市観光協会の会員として、魅力ある観光地づくりに努めていただいております。

 こうした活用の取り組みとともに、歴史文化遺産をガイドしていただく観光ガイドの養成も行っており、重要文化財である甘草屋敷を拠点に活動いただいている甲州市塩山観光ボランティアガイドの会は、観光客や観光業者らから高い評価を得ています。

 国宝や重要文化財の公開、活用については難しい問題も多いことから、観光サイドとしては教育委員会との連携の中で、現実的に対応していきたいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ現実的ですから、見たい人が多いという要望がありますので、特に楯無の鎧、甲州市の菅田神社というところにある、残念ながら達磨図は上野の博物館に行ってしまいましたけれども、ぜひそうしたものが市外へ行ってしまわないように、県外に行ってしまわないような、そういったことも考えながら、大切にこれから公開をしながら、保存というものも考えていただきたいと思います。

 それから一点は要望ですけれども、教育委員長が言いました。いろいろな宝の保存状況が実は非常に悪い。いろいろなところに点在して保存しているような状況です。神金にある倉庫など見学をしましたけれども、雨漏りがしているような保存状況の倉庫もあります。これは要望にしておきますけれども、ぜひしっかりとした保管、保存ができるような場所もしっかりと確保していただきたいと思っております。

 次に、宮光園の修復、改修、その工事に係る財源についてという通告であります。今後、どのような状況で財源を有して予算設定していくのか、その部分をまずお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 予算的な話でありますので、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。

 近代産業遺産の整備事業で改修修復しております宮光園に係る財源につきましては、補助率40%のまちづくり交付金を活用し、補助残につきましては充当率95%の合併特例債を充てて整備をしているところでございます。なお、この事業の合併特例債につきましては、公債費負担適正化計画に基づいて事業規模の縮小、事業計画年度の見直しなどを行い、起債発行額の抑制を行う中で計画的に実施していくということで、これまでも全体事業の見直しをしていただく中での事業実施ということで実施してきているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 勝沼町時代からの見直し、見直しということで、大分予算も少なく削られている中で、まず観光面で宮光園をどのような形で活用していくのか。そしてもう一点は、宮光園の改修、修復、先ほど部長の答弁がありました、非常に財政難の中、そして実質公債費比率等のことも考え、また本庁舎移転というようなことで大きなお金がかかる中で、もう一度宮光園の修復、改修というものを見直して、もう少しおくらせる、あるいはとりあえず現段階中止する。そうしたような考え方を持っているかどうか、市長にお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 先ほど、部長のほうから22年までの事業進行についてのお話をさせていただいたわけでありますが、近代産業遺産整備事業は貴重な歴史文化の遺産を後世に伝えるとともに、交流人口の増加を促進し、地域の活性化を図ることを目的といたしているわけであります。

 このうち、宮光園は平成20年から21年度で母屋を修復整備することが確定しているわけでありますが、母屋を取り巻くワイン蔵など建物や地下貯蔵庫等については、当初計画の執行凍結をし、平成20年度以降において取り組むことといたしているわけであります。ワイン醸造における宮光園の歴史的な価値はだれもが認めるところであるわけであります。整備は継続していかなければなりませんが、平成22年度以降の事業については、議員ご指摘のように大変厳しい財政状況であることは事実であります。平成20年度までの事業評価や観光ニーズの動向など総合的に勘案した中で、時間をかけて推進をしてまいりたいと考えている次第であります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 私自身も宮光園の価値あるいは財産的ということは非常に感じております。市長が財政難の中でいろいろ頭を使いながら、考慮しながらこれから取り組んでいくんだろうと思いますけれども、私自身が宮光園あるいは祝地域、岩崎地域と言うんですか、その地域のことを考えると、例えば長野の小布施のようなところがありますね。本当に観光スポットになっております。でも、実際皆さん行った中でも、ここがすごい、これがすごいということはないと思うんです。ちょっとした美術館があって、特産の栗を使ったようかんあるいはおこわがあって、そして地域の皆さんがいろいろな形で果物を寄せあったり、そして昔からある酒屋があったり、本当にほのぼのとした地域そして絵づくりをしている。これが観光スポットになっている。

 宮光園をぜひ中心にして、観光のスポットにしてもらいたい。そのためにはここで中止しても、少しおくらせても、もう少し逆にお金を投資して、あの地域をつくって、地域の人々も喜ぶ、観光客も喜ぶ、そういった場所にしてもらいたい。そんな夢というか、そんな思いを持ちながら、これからの宮光園の観光、そしてあの地域の観光ということを考えていくべきじゃないかと思います。このまま宮光園だけをぽんとつくると、周りのワイン会社のただ附属品的なものになってしまいかねない。そういったものをぜひ防がなければならない。あの地域全体を活性化できるような宮光園のスポットにしてもらいたい。そんな思いがありますけれども、もし部長が答弁できればお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今の丸山議員のご質問にお答えいたします。

 当然でございます。宮光園はワインの発祥の地でありますし、当然私ども勝沼のシンボルでもあるわけであります。そういう中で、宮光園だけ改修すればいいというものでは決してないわけでありまして、周りのワイン会社というか、周りの方々にも協力をいただく中で改修をしていくということでなければ意味がないというふうに思っております。時間をかけるという言い方を申し上げたわけでありますが、ともかく実質公債費比率を24年までにクリアしなければならない部分や、いろいろと財政面で難しい問題がありますけれども、ともかく貴重な資料であります。ましてやフィルムが出たことによって、また全国にいろいろな意味で知られたというようなことでありますので、できるだけ早く改修したいのは本音であるわけでありますが、そういう中でできる限りの努力をしてまいりたいというふうに思っております。あくまでも全体的な中での改修というふうなことでご理解をいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひそうした形のすばらしい観光スポットになるような施策を、これからも考えていただきたいと思っております。

 次に、指定管理者制度の導入の現状と今後ということで通告をしております。甲州市指定管理者制度を導入して、幾つかの施設で指定管理が行われています。そうした中で、2年数カ月がたつ状況の施設もある中で、まず評価をしていかなければならない。それには内部評価ということで、この導入が財政面でどのような効果があったのか。あるいは市民サービス、民活を導入してどのような市民に対しての効果があったのか。そして外部からの評価。これは市民からの声であったり、あるいはそこに従事している人たちからの声だと思います。そうしたものをしっかりと評価をしていかなければならない時期ではないかと思っております。そうした中での指定管理者制度の現状について、まずお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 指定管理者制度につきましては、改めて言うまでもありませんけれども、地方自治法の一部を改正する法律によりまして、従来の管理委託制度にとってかわるものとして創設されたものでございます。

 この制度は、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に民間能力を活用し、住民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ることを目的に導入するものでございます。

 このことから、合併後、市におきましては平成18年9月から平成21年3月までを期間として、従前から管理運営を委託しておりました出資法人等に対し10施設、それから平成19年4月から平成24年3月までを期間とする2施設、それから平成20年4月から23年3月までを期間とする1施設、合計14施設について指定管理者制度を選定して管理運営をゆだねているところでございます。

 議員ご質問の現状の内部評価それから数字的効果、外部的評価につきましては、現在庁内に甲州市公共施設課長検討委員会を設置し、施設の利用状況、収支の状況及び管理運営状況等について協議、検討をしているところでございますが、今年度中には総合評価ができることになりますので、それらの内容についてお示しすることができるのではないかと考えているところでございます。

 それから、最初にこの制度に移行しました10施設につきましては、従来から委託していたところに指定管理者として管理運営をしたものでありまして、いわゆる競争原理を働かせるための公募の結果による指定管理者というものではありませんでしたので、指定管理者制度の趣旨が十分生かされたものになっているかどうかにつきましては、大変評価が難しいものとなっているのが現状でございます。今後、これらの施設につきましても、指定管理者制度の趣旨が十分生かされるような形で考えていくことが必要ではないかというふうに考えている次第でございます。

 なお、不特定多数の市民等を対象としました施設、例えば大菩薩の湯、それからB&G海洋センターなどにつきましては、今後の利用状況、収支の状況、それから管理運営状況を見る中で、比較検討、評価をし、適切な指導あるいは助言をすることによりまして、一定の導入した効果というものが得られるんではないかというふうに考えております。

 また、外部評価につきましては、指定管理者による管理運営の適正を期することを目的といたしまして、指定管理者制度におけるモニタリング導入指針、こういうようなものを作成いたしまして、利用者のアンケートにより適正な評価と改善勧告をすることになっております。そうした結果を踏まえて、これらの徹底を図ってまいりたいと、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 指定管理者制度、先ほど答弁がありました民活をしっかりと導入できるように、これからも考えていっていただきたい。そして公募等もしっかりとできるようにということで、本年度中にその評価が出るということですから、そうしたものを評価していただき、今後の市民サービス等に、また財政効果が上がるような形にしてもらいたい。

 次に、今後予定される施設、予定された施設、その検討状況はどうなのか。行政改革等の中にもしっかりとそういった部分が載せてあります。その部分についてどのような判断をこれからしていくのかお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 今後予定されている施設というようなことでございますが、先ほども答弁で申し上げましたけれども、これらにつきましても甲州市の公共施設活用検討委員会の中で、平成20年度に導入を検討する施設として各保育所、各図書館、塩山ふれあいの森総合公園、鈴宮寮などがあります。いずれの施設も指定管理者制度にふさわしく、しかもその状況にある施設かどうかといったこと、地域とのかかわりはどうかといったこと、それらいろいろな角度から検討する必要があるというようなご意見もあります。単純に経費の節減を優先して、制度があるから制度に乗せてというわけにもいかないというふうな状況の施設もあるわけでございます。

 また、施設の規模や場所により、限られた利用者数、それから施設の特性、建物の老朽化等から、競争原理を働かせることのできる公募に対し、指定管理者の受け手の存在という問題もある、そういうふうな心配のある施設もあるわけでございます。今後はそれらのことを踏まえまして、十分検討をしてまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 先日、やはり政府も今まで指定管理者制度の導入ということを推進してきたけれども、もう一度見直しをする時期になっているというようなコメントが新聞にも出ていました。やはり、先ほど部長が言いましたように、民活を活用していくあるいは地域性も尊重していかなければならない、それぞれ自治体にはいろいろ事情もありますし、環境もあると思います。

 そうした中で甲州市、非常に財政難もありますけれども、指定管理者制度の活用を行っている中で、検討される施設の中で、例えば廃止するあるいは売却する、あるいは民間に移行していく、そういった部分の検討もこれからはすべきであろうし、しなければならないのではないかと思いますけれども、その部分の考え方は持っているかどうかお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 施設のあり方と言いますか、そういう中で売却あるいは廃止するような施設があるかというようなことでございますけれども、先ほども申し上げました中に、施設の老朽化というようなこともありますし、そういうふうな施設の老朽化による使用頻度が低下しているということもありまして、施設そのものを廃止することについて検討していくというような施設もあるわけでございます。また、施設を売却して民間活力の導入を図るという施設については、これまでの検討の中ではないというような状況でございます。

 いずれにいたしましても、市には公の施設、ほかにもいろいろ大変あるわけでございますので、それぞれの施設の持つ特性、それから指定管理者制度の趣旨というものを施設ごとに照らし合わせた中で、住民の利便性の向上あるいは経費の節減といった視点からどんなふうな方向性を個別の施設について対応することがいいのかということについては、それぞれの施設ごとにしっかりと吟味をして、精査をして、検討していきたいと、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今後予定されるであろう保育所、鈴宮寮、図書館、公園、そして今まで指定管理が入っている施設についても、やはりもう一度しっかりと吟味する中で、一番ベストの方法を選び出して、今後の対応をしていただき、市民サービス、そして利用者にしっかりとそうした面も、説明責任もありますので、いろいろな話を公開していって、これからの方向性を検討していただきたいと思います。

 次に、バスの運行についてということで質問させていただきます。

 まず最初に、乗車料金改正が出されました。先ほど質疑の中で改正の金額等も出ているわけであります。その説明の中に財政の健全化あるいは適正な受益者負担というような言葉がありました。今回、料金を改正する中で、先ほど金額が出ましたけれども、例えば料金を上げた中で、先ほど部長が話した中の金額、その中には例えば料金が上がったから乗らない方がいるだろうと、そういった面のシチュエーションあるいは改正に当たってどのようなシチュエーションの中で、この料金が上がった部分の財政健全化、収入がふえたというような内容なのか。その部分をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市の市民バスにつきましては、在来路線バス4路線、循環バス路線5路線、横断線バス1路線、合計10路線を運行している状況であります。

 平成18年度、この10路線の運行委託料につきましては約9,330万円でありまして、運賃収入が約560万円となっております。公費負担につきましては約8,770万円であります。そのほか、県の市町村自主運営バス運行費補助金に該当します在来路線バス路線への補助金が580万円となっております。

 こうした状況の中、今後も継続して運行していくために、本年2月に庁内関係各課による市民バス運行使用料改定に係ります庁内検討会議を立ち上げ、県内各市の状況を参考に研究する中で、市の厳しい財政状況や適正な受益者負担などを考慮し、また住民または利用者の代表者、一般乗合旅客自動車運送事業者及び関係団体の代表者などで構成します甲州市地域公共交通会議の中で話題となりました内容も含めまして、より適正な料金体系を改めていくための検討を行ってまいりました。

 今回の改正は、市民と観光客を初めとする市外の利用者とを区分するため、一乗車100円を300円に改めさせていただき、市民の皆様にはこの負担を少しでも軽減するため、それに利便性を考える中で、60歳以上の皆様には1,500円の半年フリーパス券、それと3,000円の年間フリーパス券を新設させていただいたところでございます。また、60歳未満の市民の皆様には、通勤や高校生以上の通学などにご利用していただくために5,000円の半年フリーパス券と1万円の年間フリーパス券を設けさせていただきました。

 県内の各市町村の状況につきましては、韮崎市が60歳以上及び身体障害者の方に発行しておりますゴールド定期券が、継続使用することにより月額6,000円、北杜市においては300円区間の一般定期券が月額7,800円、大月市では65歳以上の市民の方を対象に発行しております年間フリーパス券が3,000円となっております。

 今後も市民バスの利用状況などを的確に把握する中で、市民の皆様の福祉向上に努めてまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、部長のほうから適正な受益者負担という話がありました。バスの運行で、例えば支出と収入の部分を計算すると、本当の意味での受益者負担、そのバスにかかるだけですが、それはどの程度が本当は受益者負担として必要なのか、その分が計算してありますか。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 今回の改正に当たりましては、財政面、それから受益者負担金、この2つが要点になりますけれども、財政健全化に向けて今現在、先ほど市長並びに部長のほうからお話ししておりますように、公債費負担適正化計画が平成24年度を目標として、実質公債費比率を18%未満の数値に戻すということで大きな目標を立てております。それと、行財政改革によります経費削減と収入源の確保、こういったものが市民バスを運行していくためにやむを得ず市民の皆様のご理解をいただきたいというふうなことで、今回改正をさせていただいたものでございます。

 また、適正な受益者負担という部分でございますけれども、本来であれば民間が採用しております一乗車何百円というような協議運賃ではなくて、距離による路線運賃が適切であろうというふうに思います。そんなことで今回お願いする部分にございましても、市外の方や観光客の皆さんもシーズンを通して乗っていただくというふうなことで、1回1乗車300円というふうなことにさせていただきました。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 文書の中で適正な受益者負担をと言っている中で、やはり市民あるいは業者の方からの不満の声というのは、市外の方と市内の方は分けた金額にしないとだめだろうと。今まで100円でずっと登山者も観光客も市民も乗っていた。このこと自体最初のスタートがちょっと間違ってしまったのかと。やはり適正な受益者負担ですから、市民はふだんから税金も払っている。その税金の中でバスも運営しているということですから前取りで払っているわけですけれども、やっぱり登山者とか観光客はその中で適正な受益者負担とうたっているんでしたら、例えば引いた金の中で、1回先ほど言いましたように500円とかあるいは距離によって金額を分けてあげるとか、その中で若干でも金額を、いつも観光で来ていただくということを含めての金額設定にする。そうした市民あるいは市外の方を分けた金額でないと、改正の中にあっても不満がまだまだこのまま残るんではないかと思っております。その部分でやはり適正な受益者負担というのは、そういうところに言えるんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 丸山議員のご質問にお答えします。

 先ほど甲州市に来てくださる方は、観光客の方々が主に9月、10月、11月に多く利用していただいております。そういった方々に配慮と申しましょうか、当然市民の方々にはぜひフリーパス券をご利用していただいて、観光客の皆さんにはそうなれば500円でいいかと思いますけれども、やはり甲州市に来ていただいてバスを利用してもらうという部分からすると300円というふうな形で多く利用していただきたいというふうな意味合いから300円とさせていただきました。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今の答弁ではやっぱり適正な受益者負担とかという話にはならないと思うんです。

 そして、部長じゃあほかにいろいろな形のバリエーションを考えましたか。先ほど言った料金設定についても。例えば先ほど言った地域公共交通会議ですか、その中でもその部分はつい先日聞いたというようなことを聞いています。やはりそういった部分でもいろいろな業者の方あるいは観光客の方、いろいろな方と協議をしっかりした中で改正しなければ、この改正はおかしいんじゃないかという声がどうしても出てきてしまう。その中で、財政の健全化あるいは適正な受益者負担ということをうたうと、ますますこの改正の内容ではちょっとその部分が適正ではないと感じますけれども、いかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 適正かどうかというようなことでありますが、先ほど議員もお話しにずっとなっているように、甲州市の観光をいろいろ考えてくれというお話だと思います。

 ちなみに、笛吹市が観光のために季節的でありますが運行いたしております。250円であります。やはりこれは笛吹市の観光を考えて、通常のバス料金よりも安くしないと観光のためにならないという理由です。私どももそういう観点でおります。先ほど、業者にはというふうなお話がありましたけれども、しっかりと業者にも話をしております。

 もう一つお話をつけ加えて申し上げますと、運行の経路、やはり市民にしっかりと利便性をもってという意味で、乗り入れをというお話がずっとあったわけでありますが、これは要するに市外から来る観光客ばかりではありませんから、市外から来る方々、特に観光客を含めて料金設定が同じだと、それぞれのバス会社が違いますから既得権ということで乗り入れができないということになっておりました。こういうことで、今度で乗り入れが相互にできるということと、バス会社とタクシー会社が私どもの中にはあります。それぞれ利害関係があるわけでありまして、それを一つにして同じ理論というのはなかなかできないとは思いますけれども、市としてはその辺をお願いいたしております。だから、どういう情報で議員がそういうことを聞いたかわかりませんが、それは訂正をしていただきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 公共会議については、市長がそこまで強く言うんですから、訂正をさせていただきますけれども、ただ市長が今言われたいろいろな事情が多分あったと思うんです。だから、先ほど私がいろいろなバリエーションも考えて、改正というものの説明をしなければいけないだろう。ただ文章で健全あるいは適正、受益者負担というようなことを考えると、それだけを見ればやはり議員としてもこの改正はちょっとおかしいなと。例えばいろいろな、先ほど市長が言ったようにいろいろな乗り入れのこともあるだろうし、それ以外の業者との関係もあるだろうし、いろいろなもののバリエーションも出していただいて、そしてその中で改正をこのようにしたいというしっかりしたものがなければ、ただこの紙でこういう改正になりましたでは、やはり議員としてはなかなか市民の声からいっても不満が多い改正になってしまった。ぜひそういった面でも、受益者負担でしたら先ほど市長が言いましたように、じゃあ観光客には300円、市民には200円とか250円とか、やはり少しでも差をつけてあげたほうが、市民感情としてもいいだろうし、適正な受益者負担ということも感じるでしょう。ぜひそういった面で、この改正ということが余りにも説明不足なところが多かったんではないか。その部分を感じております。

 次に、運行についてであります。やはり料金に対して、行政側がどの程度努力をしたのかというのが見えてこなかった。今までも桐原議員等がバスの運行について、収入面をもう少し考えよう。その収入面というのはスポンサーとかPRとか広告とかをつけて、そして少しでもバス路線を活用できるようにということを言っておりました。やはりそういったスポンサーをとる努力、PRをする努力、そうした行政の努力が見えてこない。ただ単にお金を上げればいいというような状況が見えてしまうから、その部分、努力をどの程度行政側がしたのか、まずお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ご質問にお答えいたします。

 甲州市の路線バスは大都市のバスと比較しまして、乗降客が余り多くない。そういう生活路線が運行している現状でございまして、バス利用者の入れかえも少なく、広告媒体としての新規アプローチには困難なケースがあります。収入源の確保のためにも、スポンサーづくりを積極的に検討していきたいと思います。

 また、運行バスの路線設定につきましては、その都度市民の方や関係機関などと協議をする中で、地域住民の生活圏をもとに通学、通院、買い物等におけるその立地条件に即した対応や道路条件なども加味する中で、市民の方々、特に交通弱者の方の福祉向上の利便性を高める運行を努めてまいりたいと思います。今後も利用状況を見ながら、市民の皆様には幅広く利用していただくことができますよう検討していく考えでありますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今の答弁を聞いても、やっぱり今までそうした努力はしてこなかったんだろう、そういうところが逆に見えてしまいます。スポンサー、そんなに大きい会社のスポンサーじゃなくていいんです。小さいスポンサーでいいんです。バスのところへ張る、あるいは停留所に置く、そういったことでいいと思います。そうした地道な努力もしっかり考えていかなければならないし、最初に田辺市長が言いました、横断線のときに、やはりベストなバスの運行を考えていきたいということを含めて、そしてそれらを全部トータルして今回の改正に臨んでもらうこと、そういった努力が必要じゃなかったかと思います。その部分に関して、トータル的な話になりますけれども答弁をいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 収入源の確保ということから、先ほども広告媒体として現在市内の状況でございますけれども、各市町村が運行しております収入源としての広告媒体、こういったものについては現在のところ例はございません。ただ、県外の様子を見ますと、実際に運用のほうでそういった措置をしております。そういったものを今後考慮する中で積極的に検討していきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 結局そういう話になってしまうんですね。だから、例えばこうやって改正するときにはいろいろな努力と、スポンサーもつけました、バスのルートも変更したり市民の声を聞きました、そういったものをトータルして実はバスの運賃料金の改正もしたいと、そういった形にしておかなければいけない。それがやっぱり行政の仕事じゃないかと思います。その部分はしっかりと要望としておきます。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えいたします。

 なんか議員のお話だと勝手に市が決めて勝手にやっているというふうなお話でありますが、これは先ほど申し上げた検討委員会もあります。そして各社にいろいろと打診をしております。それぞれお願いをするわけでありますが、バス路線と停留所も含めて、それは皆さん方一番ご存じだと思いますから、議員の皆さん方からいろいろとご注文がございます。これは間違いないわけであります。

 そういう中で、この前も大和の市民懇談会でもご意見があったわけでございますが、ともかく走ってみて初めてわかるというか、時間的な設定ができていないというのがあるわけであります。これはやはり運行上、バス会社並びに運行業者からしてみると、自分たちの都合というのもあります。路線の仕方、時間のとり方というのはそういうふうなことでありまして、例えばそこで終点のところをどこでUターンしてくるかという、それも大きな問題になったりしているわけでありまして、そういう意見をそれぞれ聞きながら決めていっているわけであります。決して私どもが勝手に決めて、ご相談もなくというふうなことで、それぞれ皆さん方はいろいろとご注文をいただいております。そのご注文をいただく中で、検討委員会の中で、これはあくまでも路線を決めていくのに、最終的には運行業者が時間設定をして、こちらの希望を言いながら決めていくわけでありますんで、その辺も3社あるわけでありますが、そういう中で決めていくというなかなかこちらの希望どおりにはいっていないのが、正直言ってそんなところでありますが、なるべく市民の皆さん方の希望におこたえできるように、今後もその都度いろいろと改正ができる範囲でしていきたいというふうに考えておりますので、よくご理解をいただきたいというふうにお願いしておきます。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) よろしくお願いいたします。

 次に、フルーツラインの活用についてということで通告をしておきました。フルーツラインが4月に開通しまして、本当に多くの自家用車、観光バスが通行しています。そうした中で、特に勝沼から塩山地域に入ってきての牛奥のみはらしの丘の公園、ここにトイレ等を設置しているんですけれども、非常に長蛇の列が並んでいる。本当に景観のいいみはらしの丘でございます。そこから甲州市あるいは山梨県の盆地を見る、ロケーションのいいところですので、そうした面での環境整備をしっかりとやっていただきたいと思います。まずその点についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 通称フルーツラインは、農業振興のほか中央自動車道と国道411号並びに140号などが最短距離で連結されることで、観光面でも大きく貢献するものと期待しております。特に、本市内の沿線は、ぶどう、桃、スモモ、サクランボ、ころ柿など通年性の高い果樹園地帯であり、近年では観光果実園が次々にオープンしています。

 また、フルーツラインから望む山並みや果樹園の景観、夜景の美しさは大変すばらしいものがあることから、平成17年度において眺望のすぐれた牛奥トンネル北側に、広場と駐車場からなる通称牛奥みはらしの丘を整備いたしました。この牛奥みはらしの丘には、情報提供の場、憩いの場としての観光案内板、ベンチの設置のほか、男性用、女性用と体のご不自由な方等などにご利用いただける多目的トイレが整備されております。

 トイレ建設に当たっては、各種データから年平均のトイレ利用者を1日当たり約58人と推計し、それに対応できる浄化槽システムを設置してありますが、立地的に水源と排水路が確保できないため、畑地かんがい用水を使用した循環方式を採用しております。なお、トイレの整備に際しましては、建設費や整備後の維持管理経費などの面からも、団体利用などの一時的な最大利用者数を推計して規模決定することは難しく、牛奥みはらしの丘のトイレ規模は妥当な範囲であると考えております。

 また、バスツアーで利用する駐車場やトイレは、バス会社が事前調査の上で計画することが通常ですので、そうした方面に対する情報提供を図り、特に団体でお越しの皆様にご迷惑等をかけないよう配慮を求めたいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) トイレをただトイレと扱ってはいけないと思います。観光部長ですから十分承知だと思います。高速のパーキングエリアを見ても、トイレにまずすべて集客される。トイレはやっぱり集客力のあるコアなんです。だから、そういったものを、例えば逆にほかへ情報を流して、トイレでふっちゃだめだ。やはり甲州市のあそこのところへトイレでまず集客して、そこから周りの観光農園あるいは市内に観光客を振り分けるような場所にしなければならない。逆にそういった面にトイレを戦略として使う。そういった考え方もしっかり持っていただきたいと思います。

 時間がありませんので、次に、観光農園が今サクランボで一生懸命やっています。農家の方、実は塩山の方は観光農園というのは余りよく知らないんです。一生懸命やるから逆にそれが必死さが不評になる。ぜひ、勝沼の観光農園というすばらしいノウハウを持っていますので、その部分をまず塩山の観光農園に教えてあげたいと思いますがいかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 議員のご質問にお答えいたします。

 市内には果樹栽培に適した諸条件や首都圏に近いという立地条件を生かして、約200園の観光果実園がありますが、特にフルーツライン沿線にはイチゴ、サクランボ、桃、ぶどうなどのバラエティに富んだ観光果実園が集積する傾向にあり、全国でも屈指のフルーツ狩りエリアとして発展することが期待されています。

 また、こうした観光果実園の多くは、甲州市観光協会や山梨県観光果実園振興協議会の会員として、お客様により満足していただける農園づくりにご努力いただいているところであり、サクランボ園についても3つの組合を構成する中で、宣伝活動や観光バス待合所の確保など、受け入れ態勢の整備に努めております。

 観光果実園は営業期間が限定されるとともに、立地的にもトイレなどの整備は難しい状況にありますが、業としてお客様をお迎えする以上、個々の農園や組合などで対応していただくことが原則であろうと考えています。

 なお、市では重要な観光資源である観光果実園の振興に向けた各種施策を展開すると同時に、各種機関と連携する中で、巡回指導や苦情等への対応を行ってまいりました。観光サクランボ園についても、去る6月10日に計量や表示、衛生管理などについて関係機関による巡回指導が行われており、桃やぶどう狩り園についても同様です。また、個人所有者地内への看板設置やのぼり旗の飾りつけなどは行政指導が難しい部分でありますが、観光交流産業をめぐる地域間競争が激化する中、地域や市のイメージ向上にも寄与する業界として一層の発展ができるよう、地域や関係団体とも連携の上で取り組んでまいります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ、イベント等も考えてやって、地域の人たちの心を集約してください。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 丸山国一君の一般質問を終わります。

 ただいまの丸山国一君の一般質問に対して、関連質問のある方は休憩中に通告願います。

 ここで、暫時休憩いたします。

             休憩 午後2時34分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時50分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に指名いたします。

 8番、野尻陽子君。

 野尻陽子君については一問一答方式で行います。



◆8番(野尻陽子君) 通告をしておきましたところ、議長から許可をいただきましたので一般質問をさせていただきます。

 今回私が聞くことは、大きく分けて2つで、1つは人件費と人事管理、まずこれが1点。それから2点目として、人口減少社会の中の施策として、私としては下水道と甲州市のごみと広域処理を伺いたかったんですけれども、私の手違いから広域ごみ処理の件は伺わないことになりましたので、これはカットいたします。

 まず、人件費と職員の数、それから給与体系等について伺います。

 私は、まず甲州市の中で、甲州市役所というのがどういう位置を占めているかということを改めてこの際考えてみたい、そういう意味でマクロ的な形で人件費等を伺いたいと思います。まず、事実として項目を羅列していきますのでお答えくださいますように。

 まず、平成17年度から19年度にかけての人件費の総額の変化を伺います。これは一般会計だけではなくて、特別会計も含めた上での人件費の変遷をお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 人件費についてでございますが、平成17年度から19年度までの人件費の推移につきましては、特別職の給与、職員の給料、手当に共済費を含めた人件費といわれるすべての経費の総額から、臨時的な退職手当関係経費を除いた額でございますが、平成17年度は33億3,400万円程度でございます。それから、平成18年度につきましては33億700万円程度となっております。平成19年度につきましては31億9,100万円程度になる見込みでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 今の人件費の変遷と関連するのですけれども、17年度から19年度にかけての一般会計だけではなくて特別会計も含めて、甲州市の特別会計も含めた決算額というのはどういうふうに変遷していて、その中でこの人件費というのはどのくらいのパーセンテージを占めてきたか、その数字をお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午後2時55分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時57分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 まず、手元に決算総額がすべてのものがありませんが、17年度から19年度のそれぞれの人件費につきましては、17年度が33億3,400万円、それから18年度が33億700万円、19年度の見込みにつきましては31億9,100万円でございまして、手元に18年度の決算の状況がありますが、一般会計、特別会計総計の最終決算総額は305億4,554万7,000円が18年度の甲州市におけるすべての最終決算額でございます。これに対する人件費につきましては、職員給与、議員報酬、それから各種委員の報酬、これらを含めますと34億5,677万6,000円になりますので、総体の決算額からの比率で言いますと11.3%になっている状況でございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 甲州市のが今18年度が350億円とおっしゃったんですね。350億円ぐらい、甲州市全体として、そういう解釈でよろしゅうございますか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 18年度の最終決算、一般会計、特別会計を含めた内容でございますけれども、305億4,554万7,000円、このうちの11.3%が人件費であると、こういうことでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 細かい数字ではなくて、ここまではおおよその数字がわかればそれはそれで結構でございました。

 次に、職員の人数なんですけれども、19年度及び20年度の、19年度はもう終わっておりますけれども、20年度の退職者数、これは定年と中途退職を含んで、これは大体どのくらいで19年度、20年度は推移するのでしょうか、お教えください。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 まず、19年度における退職者数につきましては、定年退職が15名、中途退職者が11名、計26名となっております。

 それから、20年度の退職予定者につきましては、定年退職につきましてはこれは年齢でございますので10名が予定されておりまして、中途退職予定者につきましては現時点で7名が、計17名が現時点での20年度退職予定者となっております。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 19年度に26名、20年度に17名の退職予定をしているという話でしたが、では次にこれに対して採用は何人されましたか。それからことしはどのくらい採用される予定かを伺います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) まず採用でございますが、19年度の退職者に対する20年度の採用でございますが、本年4月は11名を採用いたしております。

 それから、本年度これから採用試験をやるわけですが、これについては人数の確定はこれからということになります。基本的には職員の退職者に対して、2分の1以下を採用するというようなことで、これまで何度かご答弁してきましたけれども、5年間で51名の職員を削減するということで、前年の退職者に対して2分の1以下の採用をしていくということが基本的な考え方になっておりますので、そういった範囲の中での採用をこれからしていくということでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私が一つ疑問に思っていることは、今5年間でこれから51名の職員の減を目指しているというお話でしたけれども、私たちは1市1町1村が合併したわけでして、もともと職員数はかなり多いわけです。団塊の世代で職員がごっそり減っていくわけですけれども、私は職員数を今2分の1以下補充という形ですけれども、今後指定管理者制度の導入とかあるいは事務が広域組合化していくものがとてもふえてまいります。それから住民の数も減ってまいります。そういうことを含めて、職員数はそんなに補充をするほど足りないのだろうかという、そういう疑問があるのですけれども、そこら辺はどうでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 ただいまお話にも出ましたが、17年に3市町村が合併したわけでございますけれども、17年4月1日の時点での職員数、旧3市町村の状況を申し上げますと437人おりました。本年4月1日では400人、37人の減になっているわけでございます。その間、平成18年度につきましては職員の採用については見送ってきているところでございます。そういう中で、機構の改革、事務事業の見直し等を行っていく中で、職員の削減を行いながら最小限の採用を心がけて、そうした中でも市民サービスの向上に努力していくと、こういうことの考えでこれまでやってきたわけでございます。

 不足しているかというようなことでございますけれども、職員を採用する理由といたしましては、ご承知のとおり県などからの移譲事務というふうなものが大変多くなってきております。今まで県で行っていた事務が市町村のほうにおりてくるという、いわゆる権限移譲の移譲事務というものが多くなっているということで、事務事業そのものがふえているという中で、退職者の欠員補充をどうやっていくかということの中で、先ほどもお話ししましたように、2分の1以下にとどめる中で何とかやっていこうということでやっているわけでございます。

 適正な職員数かどうかということになるわけでございますけれども、こうした自治体の職員が適正であるかどうかの一つの指標といたしましては、総務省の所管にあります、議員も既にご承知のことと思いますけれども、地方公共団体の定員管理調査というものがあるわけでございまして、その調査の結果から算出される類似団体との比較をしていくという考え方が一つにはあろうかと思います。この調査につきましては、公営企業職員を除いた職員数で算出されるものでありますけれども、ちなみに甲州市はこれでいきますと369人になりますが、この調査による類似団体のモデル数よりも10人下回っているというのが甲州市の調査結果ということでございます。

 私どもが日常の業務をしている範囲の中では、職員の数が決して多すぎるということは考えておりませんで、やはり職員を計画的に削減はしていく中でも、これからの甲州市をどうしていくかというまちづくりのための、それぞれの部署での住民サービスをきちっとやっていくという意味で、採用はしていかなければならない。

 それと、組織としての人員構成というものも、これは人事の新陳代謝をどう図っていくかという話の中では、大変重要な部分でもございますので、そういった観点からもある一定の職員を、退職者に対する職員の採用ということは、組織上も必要であるというふうに考えているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 類似団体と比較して、甲州市はむしろ10人少ないくらいだというお話でしたけれども、私はそういうことはそうだろうと思うんです。ただ、市民の目からしますと、仕事のやり方それ自体が、私は議員ですから、それで私は余り市の直接的な仕事のほうによく精通していないのですけれども、私が議員になって非常に驚いたようなことが幾つかございます。

 それは具体的に申し上げれば、例えば予算決算のときに印刷ミスみたいなのをやるんです。そうすると、担当の部課が2人1組のチームになって差しかえのために各議員の家を回ってくるわけです。そうすると、多いときにはそれが何チームもまいります。私はびっくりしてしまいまして、民間の私の友人なんかに民間はどうしているかと聞いたら、差しかえは基本的に許さないと。会議の当日、全部一括してそこで差しかえるのだそうです。それで差しかえは一つのマイナス評価として、それはそれで評価していく。私思ったんですけれども、そういう条例とか議案の差しかえについて、議員は内容の審査について責任を負う、職員は構成面は負うという形で、内容それ自体に大きな影響を与えるような、差しかえに行かねばならぬほど重要なものは、それはある意味で1人で来ていただくわけにはいかないだろうかとか、例えば20人の議員がここの地域に広く点在しているわけですから、そこを2人1組で各ミスったセクションが回って差しかえていくというのは、もっとやり方が、このIT化時代にあるのではないだろうかと、非常に思います。

 それから、例えば議員に対してご連絡をくださるのに、一々ちゃんと封書で郵便でまいります。それは皆さんが、私たち議員に敬意を表してくださっている、そのあらわれだろうとは思いますけれども、でも同時にこのIT化時代で、ほとんどの議員が携帯かあるいはメールを持っております。そういうもので連絡をくださっても何ら問題はないのではないか。そうすると1通80円の郵便料が1円もかからないことになります。多分1円を切ると思います。それから職員のほうの手間も切れます。封筒代も要りません。そういう形で、新しい時代にふさわしい仕事のやり方があるだろうと思います。そういう抜本的な仕事を見直した上で、それで職員の数が足りないというならまだしも、私は何かこれまでの仕事のやり方を基本として職員の数云々と言ってらっしゃるような気がしてしょうがないのですけれども、そこら辺はどうでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 差しかえの必要性から職員が足りないというようなことではないわけでございまして、先ほどもご答弁させていただきましたとおり、これまで市で行っていた事務以外に、やはりいろいろな権限移譲の中で事務量がふえていることは事実でございます。そういう中で、なおかつ職員を減らしていくというようなことの中では、従来のものと加えて新たな事務を考えますと、それぞれ一人一人の職員の負担というものは大変多くなっているわけでございます。そういう中でできるだけスタッフの中で、それぞれ担当する部署で融通を図りながらフラットな組織として仕事をそれぞれ分担と言いますか、協力し合いながらやっていく。そういう中にあってもなお必要であるということでの職員数でございまして、それと先ほど申しましたように組織としての一つの構成のことも考えますと、やはり一定の計画的な採用というものも必要であると、こういうことからお答えをさせていただいたところでございますので、その点についてはぜひご理解をいただきたいと思います。

 それから、ミスプリ等につきましては、そういうことのないようにしっかりと今後取り組んでいきますので、その点についてもご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私は差しかえをもってとやかく言っているのではありません。つまり、仕事のやり方を根本的に見直さない限りという、そういう話です。

 合併をしないで有名な矢祭町というところの町長がこう言っております。公務員というのは民間だったら1人でできる仕事を3人でやっている。だけれども、それを1人とは言わない、せめて2人にしてもらいたい。私もはたから見ていてそれは思います。今、県のほうの事務事業がおりてきて、それがゆえに忙しいとかそういう理由はあると思います。だからゆえに、仕事を全部見直して、不要な仕事を省いていく、そういうことは私はもう避けがたいことだと思います。そういう意味で、先ほどの差しかえもその一つの例として申し上げたにすぎません。

 それから職員の構成上必要だとおっしゃいましたけれども、職員の構成上、例えば昨年度は11名とっていらっしゃいます。ここまでとることが必要であるかどうか。私は改めて職員の数というのは重要なポイントだと思います。仕事を見直した上でなおかつ必要かどうかを検討していただきたいと思います。

 次の質問に移ります。次の質問は賃金のほうですけれども、職員の平均賃金はいかほどになりますでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 職員の平均給与額につきましては、予算書にもそれぞれお示しさせていただいておりますけれども、行政職につきましては平均年齢45.5歳で38万7,884円であります。それから、技能労務職につきましては、平均年齢51歳で24万5,015円でございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 職員45.5歳で38万円、これを私の質問のほうでは地元の企業と比べてどうでしょうかと伺っているんですけれども、お願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えします。

 市においては甲州市内の企業の統計数値がありませんので、比較した数値を示すことができませんので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 市長はいろいろな方々とお会いになっていると思いますが、甲州市の職員の給与というのは市長としては地元の景気や何かを考えて、どのように見ていらっしゃるか、市長の考えをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えします。

 甲州市の職員の給与を決して高いとは思っておりません。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) それでは、ちょっと視点を変えまして、大卒職員の生涯賃金はいかほどになりますでしょうか。これは生涯それから退職金等も含めてです。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 行政職の四大卒の生涯賃金ということでございますけれども、一般的なモデルということでご理解いただきたいと思いますが、新卒22歳から60歳定年まで38年になるわけですけれども、38年を勤続しますと退職金を含めて約2億3,800万円相当になるのではないかというような試算でございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 四大卒行政職生涯賃金2億3,800万円という金額が、これは地域の雇用と考えると私はとてもいいレベルだろうと思うのですが、市長はいかがでしょうか。市長はこれは高いとはお思いにならない、そういうお考えでよろしいんでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 通告にはないわけであります。ただ、一般的に企業からいってほかの公務員給料と比べて高くないというふうなことを申し上げたんですけれども、38年勤務する、大体600万円ぐらいですか、年額で計算しますと。企業によってもそうでしょうけれども、幾らか平均より高くなるのかというふうな感じはします。600万円となると。大体五百七、八十万だと思います。ほかの企業平均でいくと、38年間勤めて、退職金含めて。その辺は差が大分あるとは思いますけれども、私はそういう感覚でおります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私は改めてマクロ的に考えて、甲州市で年間予算が300億円を超える金額を、これは地元の市民のために使えるお金です。人件費として約30億円かけられる企業というのは、甲州市には多分存在しないと思うんです。この甲州市役所という存在が地域にとっていかに大きな存在であるか、ぬきんでた存在であるかということは、私、この金額を見てしみじみ思ったのであります。それで、私たちは甲州市役所がどういうふうに振る舞うかによって、多分この地域のこれからを、これまでもある意味では決めてきたわけですけれども、今後も民間が非常に苦しい立場になっていきますから、私たちは一応収入はそこそこ民間よりは安定しております。そういう意味で、甲州市役所がどういうふうに振る舞いを行うかということが、地域に大きな影響をもってくることは確実であります。

 そういう意味で、今度それと関連しますけれども人事異動について伺います。一番最初に、人事異動は市長のテリトリーですけれども、市長はどういう観点から人事異動をやっていらっしゃるのか伺います。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員のご質問にお答えします。

 部局長の人事異動につきましては、経験、能力等を見極めて、適材適所で配置を行っているわけであります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) そう言われるだろうと思っておりました。

 それで、私は本庁の課長たちの異動表というのをつくってみました。例えば、総合政策課、今度、政策秘書課になりましたけれども、ここを17年から20年までチェックしますと課長が4人かわっているんです。私たちは合併してまだ3年にいきませんけれども、この間に4人かわっております。それから、市民生活課もこれも4人かわっております。介護福祉課も4人かわっています。健康増進もそうです。それから子育て支援も毎年かわって、もう4人かわっております。水道課もそうですね。生涯学習もそう。観光課もそう、環境課もそう。こうやって1年で課長たちがかわっております。3年も満たない間に4人も課長がかわるということは、私は問題ではないかと思うのですが、市長は改めてどのようにお考えになっているのでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 課長が交代をしているというご質問でありますが、退職者が昨年部長が5人で課長が12名という大変多くの退職者がいたわけでありますが、退職をしたところへ次の課長になる予定者を課長にするというふうなこと、そういう短絡的な人事ではやっていけない。それぞれ経験とそこにあるものを加味しながら決めるわけでありまして、それは私が一存で決めるわけではなくて、部局長それぞれの皆様方の意見を聞きながら人事をするわけでありますので、野尻議員は空いたところへ課長をというような簡単にお考えかわかりませんけれども、そういうものではないというのが人事だと思っております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私は逆でありまして、課長を1年おやりになって、次の年に退職してもらうみたいな、定年退職です、これは。ことが結構あります。私は年功序列で課長を選んでいるからこういうことになるのではないかと、逆にそちらのほうを心配いたしました。それで、さっきも申し上げましたけれども、甲州市役所というのは甲州市における最も規模の大きい組織であります。そこの現場の責任者というか、最も現場に近い課長が、こういうふうに1年ごとにかわっていくというのは、これはかなり多いんです。22課中15課で1年あるいは、4人あるいは3人もかわっております。

 私は自分が議員になって実によくわかるのですけれども、私は今2年ちょっと議員になりましたけれども、最初の1年というのは何が何だかわかりませんでした。やっとこのごろになって私は議員というものがわかってまいりました。物事ってそういうもので、最初の1年というのはやはりなれて、そこの現場に何があるかということを把握するのでいっぱいで、2年目に入って改革をやって、3年目で収穫を刈り取るというのが、これが普通のやり方ではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。市長に改めてお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えします。

 野尻議員が議員になって2年というのと、私どもの課長が課長になって1年というのと一緒にされては困ります。課長になるには25年以上仕事に熟知をして、それぞれの課の仕事をしてきて、その上に課長になるわけでありまして、議員の1年半と一緒にされては困ります。その辺だけははっきり言っておきます。

 そして、先ほども申し上げましたように、それぞれ課長になる、先ほど年功序列という話がありましたけれども、私の人事の中では年功序列をなるべくなくそうということで、今度の人事もおわかりいただけると思いますけれども、年功序列にはなっていないと思っております。

 つけ加えて申し上げますと、一番若い課長で52歳の課長が今度誕生したわけでありますが、ともかく仕事をしっかりできるというふうなことで、そしてまた若い人たちもちゃんとしっかりとやってもらう。野尻議員がお話しになるように年功序列ではないというふうなこともわかって仕事をやってもらいたいという気持ちで人事をいたしたわけであります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) そういうわけで、私としてはくれぐれも課長が安心して、長期的なスパンで仕事ができるような、そういう人事にしていただきたいと思います。

 次にいきます。行政のモラルという形で、私は振りましたけれども、行政が仕事をする上で一番基本となる大切なものは何と考えていらっしゃるか、それをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 私ども地方公務員として甲州市の職員が業務を遂行していくには、地方自治法であるとかあるいは地方公務員法はもちろん、業務に関連する法律、政令、省令等それらの規定にのっとって行っていくこととなっております。また、人事院で定める国家公務員が遵守しなければならない規則、さまざまな指針についても準拠して行動していくと、こういうことが基本でございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 例えば自治法で物を調達する場合、最も効率的な形で調達するようにという、これは規定でございます。それで、私どもの市では一般競争入札を導入したことはおありでしょうか。もし導入したことがなければ、それはどういう理由からでしょうか。お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 一般競争入札につきましては、これまで導入したことはありません。その理由でございますが、市におきましては、一般競争入札の対象となる工事の規模は、おおむね1億5,000万円以上の工事というふうなことに定められております。甲州市が誕生してからまだそういった事案の工事の発注がありませんので、導入したことはないということでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 甲州市の場合1億5,000万円というかなり高額なものを対象としていますけれども、この理由はどういうところにあるのでしょうか。例えば笛吹市なんかは130万円くらいから一般競争入札の対象にしていると伺いましたが。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 甲州市については、従来から1億5,000万円が適当であろうということでやってきておりまして、最近それぞれ自治体によってはその額を下げていくというようなことをやっているのも事実でございますが、甲州市では1億5,000万円ということで従来からやってきていると、こういうことでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) では、例えば昨年度の下水工事の平均落札率はどの程度でしょうか、お教えください。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 平成19年度の下水道工事は28件ございましたが、落札率につきましては97.07%でございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 似た質問ですけれども、昨年度の最高額の工事の金額と落札率をお教えください。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 19年度の最高額の工事につきましては、下水道工事でございまして、落札率は97.72%でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 恐れ入ります、その場合の金額はお幾らでしたか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 金額につきましては、設計金額4,357万5,000円でございます。予定価格として公表した額が4,137万円でございまして、落札額が4,042万5,000円ということでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) かなり高い落札率だと思います。市民がとても関心を持っているのが、シルクの改装がとても大きな、一応全体としては7億円ぐらいの予算になるのではないかという話になっておりますが、これの改装の業者をどういう形で決めていくのかということが話題になっております。これはどういう方向でやるおつもりなのでしょうか。お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 シルクの改修についてでございますが、この件についてはまだ決定をしておりませんで、今後どのような形でやるかは検討していきたいと、こういうふうに考えております。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) この件に関して、国や県はどういうことを甲州市に勧めているでしょうか。お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 国や県がどのようなということでございますが、それぞれ入札の件について特に指示があるものではございません。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 総合評価方式による入札というのを国とか県は強く勧めておりませんでしょうか。伺います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 入札の方法にはいろいろあるわけでございますけれども、議員ただいまおっしゃったように、総合評価方式の導入というふうなことについて、そういったような動きも確かにございます。そういう中で、これらについては今後市としても検討していくと、こういうことでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 総合評価方式というのは、一般競争入札にすると価格だけで決めてしまうので、品質が落ちる可能性がある。それを防ぐために入札価格も一つの要素として、あとは地域貢献度とかいろいろな要素を数値化して、それで勘案する入札ですけれども、山梨県は各市町村に対して20年度に最低1件はやるようにと指導しているのではありませんか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 確かに県からそのような指導があることは承知いたしております。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) そうしたら合併以来この案件が私たちにとって最も大きな案件なわけですから、これが透明で品質を保証する形の入札にするのが筋だろうと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) その点につきましては、今後十分検討させていただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 総合評価方式をとるとすれば、その前段階として私たちはいろいろなことを、管財が決めなければなりません。そのために膨大な事務量が発生してまいります。それをクリアするために、もうこの方式をとるなら今から準備を始めないと間に合わないのではないでしょうかということです。つまり、今、市がこれをやると決めねば、私たちは間に合わないのではないかという気がいたします。そのあたりを伺います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えします。

 その点も含めて今後検討させていただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) シルクの改装に関しては、合併特例債が使われるはずです。国からのこういう補助金が来る場合、国は特に総合評価方式による入札を求めているのではありませんか。甲州市はなぜそこでそれを逡巡なさっているのか、その理由を伺いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 工事の発注につきましては、総体を一括発注、それからそれぞれの専門分野による分離発注、いろいろな形式があるわけでございます。そういったことも含めて検討する中で、どういったふうな方向がいいのかということについて、今後しっかりと検討していくと、こういうことでございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 地域の業者も参加して、ジョイントベンチャー方式によるこの方法もございます。そうすると、決めなければならないことはより一層多くなります。だから、ジョイントベンチャーによる総合評価方式をとるなら、もう今から準備しないとこれは間に合いません。だから、市としてどういう入札法をするかは、もう本当は決まっていて、それに向けて着々と準備を進めていくというのが本来あるべき姿勢ではないでしょうか。改めてお伺いします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 繰り返しになりますけれども、いろいろな角度からこれらの問題については、どういう形で工事を発注していくかというようなこともありますので、そういったことも総合的に判断しまして、どういったふうな形でやるのがいいのかということで、その点については早速検討していきたいと、こんなふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) ここでモラルが出てくるわけです。自治体のモラルという形で、要するにだれが見ても透明な、風通しのいい、そういう業者選定にしていただけることを期待して、この質問は終わります。

 次に、人口減少社会における下水道という形でお伺いいたします。

 この前の議会でも下水道をやりましたけれども、なぜ私が今回また下水道をやるかと言うと、私はしみじみ思ったことがあります。それは琴川ダムの件です。琴川ダムの水が今回供給が始まりまして、これで2億3,000万円からのお金が、突然、ある意味では市民にとっては降ってまいりました。それでこれを利用者として負担するのか、あるいは市の一般会計から繰り入れてそれを補てんするのか。とにかく何らかの形でこの2億3,500万円を調達しなければなりません。これは今から14年か前に琴川ダムを造ると決めたときにもう決まってしまったわけです。それで今私たちはこのつけを払わねばならぬという、そういう状況にあります。

 そういう意味で、私は下水道もまた実によく似た状況だと思います。私たちは、今進行中であります。私は下水道をとても心配しています。今後の下水道について、どうなっていくかということを伺いたいのですけれども、今後の建設費についてはどういうことになりますかお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 今後の建設費はどうなるかという野尻議員の質問についてお答えさせていただきます。

 塩山、勝沼地域に係る流域関連公共下水道事業につきましては、全体計画面積は1,422ヘクタール、概算総事業費450億円としております。平成18年度末までの実績につきましては、整備面積約549ヘクタール、事業費につきましては約193億円となってございます。今後についてでございますが、残事業として整備予定面積につきましては、約873ヘクタール、これに係ります概算事業費につきましては約257億円相当が見込まれることとなります。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私たちは人口が減って、それから収入が減ることは明らかであります。それはなぜかと言いますと、合併して10年間は3市町村の交付金が合算としていただけておりますけれども、10年以降これはどんどん削減されていきます。今ざっと計算しただけでも多分6億から7億の交付金が少なくなっていきます。経済的にもなかなか苦しい状況が多分今後起こってくるので、市税の伸びも余り期待できるとは思えません。そういう中にあって、今後下水に二百何十億円という金額が果たして妥当かどうか。1戸当たり下水道化するのに、この前伺いましたら370万円から400万円かかっている。こういうやり方でいいのでしょうか。こういうやり方で財政がもつのでしょうかと、私なんかは心配しますけれども、いかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) お答えさせていただきます。

 下水道事業には多額の費用がかかると認識してございます。ただ、建設した施設は何十年間も利益をもたらします。前回も私言わせていただいたんですけれども、下水道事業につきましては、次世代を見据えた施設でございます。お金をかけたものにつきましては、それがまた遺産で残る場合もございます。後の世代の皆さんにもその負担を求めるのが公平ではないか。こんなふうに私も思います。

 いずれにいたしましても、大変財政状況が厳しい中では、建設コストの削減、経常費の節減、また投資効果の高い地域を精査しながら、下水道事業を推進してまいりたい、こんなふうに思いますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私たちにとって必要なことは何かと言うと、汚水をきれいにして流すということで、これは下水とは限りません。下水よりも割高ではない合併浄化槽のほうがずっと合理的ではないかと思います。私はもう下水化地域を見直すべきだと思うんですけれども、一応平成25年が一つの区切りだと伺っていますけれども、平成25年までの工事のペースを、私はスローダウンしないと、未来に余計ますます大きな負担を残していくことになるのではないかと、とても心配しますがいかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) お答えいたします。

 全くもってそのとおりだとは思いますけれども、そのために昨年下水道事業の経営健全計画を策定させていただきました。健全計画に沿えるような形で努力してまいりたい。こんなふうに思いますのでよろしくご理解をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) おっしゃった健全計画によれば、20年度は建設費が前年度に比べて激減していますけれども、これはこう考えてよろしいんでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午後3時51分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時52分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) お答えいたします。

 国で認めた健全計画でございますので、極力健全計画に沿うような形で建設コストを下げながら努力してまいりたい、こんなふうに思いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 今と関連するんですけれども、これまでの処理の仕方を伺いたいんですけれども、下水地域で合併浄化槽があったお宅、これはこれまではどういうふうに処理してきたんですか。つぶしてきたんでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 野尻議員の質問ですけれども、計画区域の中の既に合併浄化槽をご使用なさっているお宅ということでございますけれども、市で合併浄化槽を昨年から導入してございますけれども、それまでは合併浄化槽のお宅におきましても、下水道の接続をお願いしてございます。ただ、新築した家だとかいろいろな状況がございますけれども、下水道の管渠がいったときには、接続可能なときには極力接続の方向でお願いしている経過もございます。計画区域以外につきましては、浄化槽を今の段階では既設の浄化槽が、市の設置する浄化槽にそぐうような形であれば、市の管理の方向で検討してまいりたいと、こんなふうに思いますのでお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) もう時間がありませんので、次は今後の下水道料金について伺います。今後はどういうことになっていくでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 今後の下水道処理料金はどうなるかということでございますけれども、下水道事業につきましては、非常に厳しい状況となっておりますが、求められていますのが健全な経営と市民負担の少ない料金体系による下水道事業の運営であろうかと思います。汚水処理にかかる費用と使用料金は密接な関係でございます。使用料は最低限維持管理費から割り出される汚水の処理原価に沿うことを目標といたします。汚水処理原価は有収水量と維持管理費のバランスが原価に反映されることから、今後は接続普及による収入の確保とコスト縮減による経営の効率化に努め、使用料につながる汚水の処理原価の抑制を図りたい、こんなふうに思っておりますのでよろしくご理解をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 市民としてとても知りたいことは単純な話で、今使用料が88円になっております。これがどの程度に抑えられるかということを伺いたいんですが。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) ご質問にお答えしたいと思いますけれども、先ほど申し上げましたとおり、有収水量と維持管理費のバランスを考慮し、接続普及による収入の確保とコスト縮減による経営の効率化に努めていく中で、経営健全化計画で示す数値目標になるよう努力したいと思う、こんなところでございます。健全化計画でいく数値については、お手元にあるような数字になろうかとは思いますけれども、計画的な数字になるよう接続率の確保あるいはコスト縮減を図りながら、努力してまいりたいと、こんなふうに思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) なかなか苦しい、お察ししてしまいます。違う形で伺いたいと思います。使用料は今立方当たり88円ですけれども、実際はもっとお金がかかっているわけです。これはどこから、一般会計からの補てんだと思うんですけれども、これは例えば直近でどのくらい補てんしていますでしょうか伺います。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) お答えいたします。

 現在88円くらいでございますけれども、健全化計画でいきますと23年には117円くらいな数値を示しておりますけれども、そのままそれをそうするということではございません。あくまでも有収水量とのバランスを考えながらいきたいと、こんなふうに思いますけれども。

 もう一点は接続率が44%ちょっとくらいでございますけれども、下水道普及率が低い分、有収水量がなかなか維持管理費にバランスよくいかないという状況でございます。建設コストを下げながらも、有収水量の確保に向けて努力はしたい、こんなふうに思いますのでご理解をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私の質問にお答えしてくださっていません。今伺ったのは88円という処理料、これは当然もっと高い処理料がかかっているわけですから、これは一般会計から補てんしているのではないかと伺っているわけです。どのくらい処理料に補てんが回っているかということを伺っているのです。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 申しわけございません。お答えいたします。

 18年度実績で、収益的収支という状況の中では他会計からの繰入金が、これは維持管理費に充てる他会計繰入金になろうかとは思いますけれども、いろいろなものを含めまして4億1,200万円というような数字がございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 先ほど、使用料が立方88円から117円に上がるだろうという見通しをなさいましたけれども、これでもなおかつ私たちは全然足りないわけですね。だから、下水というのはそういうことを、今私たちは一般会計から膨大なお金をつぎ込んで、それでやればやるほど、使用料が有収水量が上がってくればというお話でしたけれども、と同時に処理料も上がっていきます。それで維持管理費がかかってきますから、私たちはこれを簡単に賄うことはできない。つくればつくるほど私たちは将来的には重い負担を残していきます。

 ポイントは汚水をいかにして安い値段できれいにして排出できる方法は何か、一つにはそれは下水があります。一つには合併浄化槽系統のものがあります。それを費用対効果で考えた場合、今私たちは下水をやっておりますけれども、この延長線上を私は非常に心配しております。今後の市債残高、これはどうなっていきますか。時間がないので飛びます。今後の市債残についてはどう見ていらっしゃいますか。お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 建設部長、金井正喜君。



◎建設部長(金井正喜君) 野尻議員の市債残高はどうなるかということでございますけれども、平成19年度末の市債残高は現在約112億7,000万円でございます。しかし、普及率がまだ50%に届かない状況であることから、今後も施設の普及に係る費用は必要となり、下水道債がふえることは否めない状況でございます。議員ご承知のとおりでございますけれども、ことし3月に利子が5%以上の政府資金について、先ほど来説明いたしました繰上償還と借り換えが承認されてございますけれども、約2億4,000万円の利子が軽減される見通しでございます。これらにつきましては、甲州市が今後下水道事業を推進していく中で、策定した健全化計画や取り組み姿勢が、国に認められたのではないかと思います。今後もいろいろな状況の中で、経費節減に努めながら事業を推進してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) では、この問題について市長に伺いたいと思います。行政のトップとして、こういう状態で下水道をこのまま続けていくのでしょうか。それを伺います。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えいたします。

 下水道事業につきましては、昭和53年当時東山梨、東八代にまたがる2市8町1村と県で構成された県構想に基づく峡東都市計画事業の一環として、笛吹川沿岸地域公共水域保全と快適な衛生的な環境づくりを目指し、峡東流域下水道として計画され、当時の11市町村から合併により4市に構成市は変わったわけでありますが、互いに歩調を合わせ、計画に沿った事業の推進をしております。

 先ほど、部長の答弁にもありましたが、現在の財政状況にしても、人口減少についても認識をいたしております。下水道計画は百年の大計をもとにつくられており、基本的に甲州市のまちづくりには下水道が必要とされているため、整備規模、整備の速度、さらには経営健全化を検討しながらも、現行計画のとおり事業を推進してまいりたいと思っております。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 昭和53年度に策定された計画というのは、今からもう三十数年前の計画であります。これをなぜ見直さないのか。市民としては不思議でなりません。私は関係する4市で、根本的に25年度が区切りならきちんと見直していただきたいと思いますがいかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今、野尻議員がおっしゃるように、年数はたっておりますが、ともかく下水道計画については、国のほうもある意味では見直しをしてきております。そういうこともかんがみながら、私どもも考えてまいりたいというふうに思っております。県とそして4市町村、そして国が絡む事業でありますので、その辺も考えながらやってまいりたいと思いますけれども、基本的には継続をしていく。ただ、金額的なものと、そしてまた進め方については考えてまいりたいということは考えております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 行政が間違った選択をすると、それは結局市民の上に負担という形で降ってまいります。今回の水道も実にその典型的な例だと思います。今後、下水が将来に重い負担にならぬよう、改めてリクエストをして、市長が新しい方向にかじを切り直してくださるように、ほかの3市町村のリーダーたちにお願いしてくださることを期待して、この質問は終わります。

 最後に、市民病院の助産師外来開設へのスケジュールについて伺います。県との話し合いでは、何が明確になって、今後どういうふうになっているでしょうかお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 福祉保健部長、有賀文雄君。



◎福祉保健部長(有賀文雄君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 塩山市民病院産科問題につきましては、関係機関や関係者への働きかけなど、あらゆる努力をいたしておるところであります。県におきましては、産婦人科医の不足に対応いたしまして、助産師を対象とする研修会の開催のほか、助産師外来の導入促進を図るため、助産師活用検討委員会を本日設置いたしました。

 また、産婦人科医を初めとする医師不足は、全国の医療機関に影響が及んでいますが、山梨大学では医師確保の一環として、このほど医学部の定員増を図り、30人の地域枠を設けたところであります。県では医学部学生55人を対象に、一定期間県内での勤務を条件とする奨学金制度を設けました。さらに、都内で開催されます医療関係のガイダンスに参加いたしまして、医師の2年間の臨床研修を県内で受けるよう働きかける計画であると聞き及んでいます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) ということは、まだ当市における助産師外来の見通しは全然立っていないということでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 福祉保健部長、有賀文雄君。



◎福祉保健部長(有賀文雄君) ご質問にお答えいたします。

 先ほどのご質問にお答えいたしましたように、県がこのたび設けました助産師活用検討委員会におきまして、助産師外来も含めた県レベルでの対策が検討されるものと思います。本市といたしましては、その活用検討委員会の検討結果に期待いたしまして、早期に開設が実現される、あるいは1日でも早い産科の再開、助産師外来の開設に向けまして、引き続き関係機関と連携をとりながら全力を尽くして努力してまいります。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 少子化に歯どめを少しでもかけるために、地域でお産ができるというのは非常に重要な条件です。ぜひ、この東山梨地域の、前は300出産くらいあったわけですから、ぜひそのためにも熱烈に圧力をかけていただきたいと思います。

 以上をもって私の質問を終わります。



○議長(佐藤栄也君) 野尻陽子君の一般質問を終わります。

 ただいまの野尻陽子君の一般質問に対して、関連質問がある方は休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後4時13分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時26分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に指名いたします。

 7番、夏八木盛男君。

 夏八木盛男君については、一問一答方式で行います。



◆7番(夏八木盛男君) 議長に一般質問の通告をしておいたところ、許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。長くなりましたけれども、当局には、明快な応答と私を十分満足させる返事をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 まず最初に、国際交流についてであります。本甲州市では国際交流委員会を設置し、委員には市内の各種団体の代表者及び公募の市民、また議長、副市長など25名の方がおり、目的も世界各国の人々との教育、文化、スポーツ、産業及び経済などの分野の交流を通じて、市民の国際感覚を涵養し、国際意識を高め、相互の友好交流を深めるための事業を計画、立案し、実践するとあります。委員の皆様には目的達成のため、ご尽力をいただきますようお願い申し上げる次第であります。

 市長の今議会の市政報告の中にもありましたが、アメリカ合衆国アイオワ州エイムズ市の中学生が本日から、また一般市民の訪問団が10月ごろ来訪し、またフランスボーヌ市へ市内中学生が9月下旬に訪問する予定になっております。大変喜ばしいことと思っております。

 そんな中で、フランスボーヌ市との市民交流でありますが、旧勝沼町時代、昭和51年姉妹都市調印締結を行い、52年勝沼のワイン100年交流事業で、54年にはスポーツ交流で私も一員でしたが、勝沼ラグビークラブが親善訪問を行いました。文化交流でも甲州ぶどう太鼓が59年、平成元年から3年まで青年海外派遣研修生が訪問し、平成5年ボーヌ市姉妹都市親善訪問事業を行いましたが、この年を最後に15年間一般市民の訪問がありません。

 図らずもことしは日仏交流150年であり、フランスの空にこいのぼりが泳いでいるようです。姉妹都市締結30年を過ぎ、節目として市民を公募し親善訪問を希望いたしますが、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) 夏八木議員のご質問にお答えいたします。

 フランスボーヌ市との交流につきましては、旧勝沼町が昭和51年に姉妹都市の締結をし、以来ぶどうとワインを通じてさまざまな交流を行ってきたところであります。姉妹都市締結30周年を迎えました平成18年10月3日から10月10日までの日程で、市長を団長に甲州市中学生フランスボーヌ市訪問団の派遣が行われ、姉妹都市協定を締結し、ボーヌ市と甲州市の友好をさらに推進することを確認したところであります。本年9月17日から24日の日程で、中学生ボーヌ市訪問団派遣交流事業を予定しております。

 議員ご質問の市民交流につきましては、今後甲州市国際交流委員会と協議する中、ボーヌ市からも甲州市を訪問していただくことを視野に入れ、市民レベルの交流が図られるよう努力してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 大変前向きな答弁をいただきましたけれども、ぜひ親善訪問をなおつくっていただきたいと思いますけれども、大変財政が厳しいときではあるんですけれども、多少なりと一般市民に補助金を出す予定があるかどうかをお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活部長、小林 一君。



◎市民生活部長(小林一君) ご質問の補助金の関係でございますけれども、甲州市国際交流委員会に諮りながら、派遣ということになりますと、補助のほうも考慮に入れながら努力してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 交流委員会にも議長、それから副市長もメンバーで入っておりますから、ぜひこれが実現できるようにお願いしたいと思っておりますし、甲州市のワインメーカーも甲州市で国際的に認められ、輸出できるようになりました。農業振興にも役立つと期待するところであります。ボーヌ市があるブルゴーニュ地方はワインのメッカでもあります。ぜひ、ボーヌを訪問して国際レベルのワインを試飲し、再認識して甲州市内外にワインを普及させるべきだと考えております。このことは、中学生も訪問するわけですけれども、中学生がワインを試飲するということは無理でございますので、ぜひ市民の親善訪問団を結成するようお願い申し上げまして、次の質問に入らせていただきます。

 次はフルーツラインの件ですけれども、フルーツラインも平成15年勝沼町地内が供用開始になり、本年4月から甲州市内が全面供用開始になりました。供用開始と同時に信号機の設置など交通安全対策を市当局などを通じ、塩山警察署から日下部警察署に要望しておきましたが、実現できませんでした。大変残念に思っているところであります。

 フルーツラインも開通以来2カ月足らずですが、最近はサクランボ狩りやぶどうの丘へ向かう大型観光バスも通り、また去る5月には皇太子殿下が行啓に利用するなど、甲州市内でも観光面を含め主要な道路になっています。土日などは若者のバイクのツーリンググループが何組も行きかうなど、交通事故の発生が危惧されております。

 そのことを踏まえ、各地域の事故発生交差点など危険箇所に信号機はもとより、カーブミラー、横断歩道などの設置を要望します。私も、地元の交通安全協会支部長それから地元の区長さんと一緒に、日下部署長それから交通課長に要望してきましたが、改めて信号機設置を日下部署に請願していただきたいと思いますが、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 夏八木議員のご質問にお答えいたします。

 フルーツラインは4月28日の全線供用開始以来、利用者に大変好評をいただいております。

 議員ご質問のフルーツラインの交通安全対策については、藤木地内から勝沼地内までの10.15キロの間に、国道との交差点が1カ所、県道との交差点が2カ所、市道とは数多くの路線と交差しておりますが、その中で特に大きな交差点が3カ所あります。これら交差点には供用開始前から信号機の設置を希望していたところですが、信号機の設置には数多くの設置基準があり、使用開始前の設置はできませんでした。

 このため、日下部警察署並びに峡東農務事務所と協議を行い、案内表示、警戒表示の区画線の引き直し及び交差点手前に交差点を知らせる予告掲示板を新たに追加設置し、供用開始を行いました。これら安全対策を講じましたが、利用者には新しい交差点への戸惑いが多く、供用開始後1カ月たちましたが、残念ながら数件の接触事故が発生しております。

 このため、これ以上の事故を防ぐため、早期に信号機設置が実現できるよう、日下部警察署へ働きかけてまいりましたところ、国道411号と交差する千野橋交差点においては最優先に設置していただけるとの返事をいただいております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 当局のほうからも日下部警察署に信号機の設置等をお願いしたということで、千野へ最優先で信号機が入るということで、非常にいいことなんですけれども、ご案内のとおり千野の危険箇所が3カ所ほど交差点があるということでございますので、ぜひ勝沼の交差点も忘れないようにお願いしたいと思っておりますし、あえてここではお願いしませんけれども、前にも、市長にも全力で努力するという答弁もいただいておりますので、ぜひ勝沼の信号機設置も、これからも努力をお願いしたいと思っておりますし、ある人に聞きましたらば、お願いし続けること、また要望し続けることが早期実現になるんではないかということも聞いておりますので、ぜひこれからも要望を続けていきたいと思っておりますけれども、その点についてよろしくお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、柏原和仁君。



◎観光産業部長(柏原和仁君) 再質問にお答えいたします。

 他の箇所につきましても、できるだけ早く設置していただけるよう要望を続けてまいりたいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) ぜひ要望し続けていただくことをお願いいたしまして、ぜひ勝沼の信号機を忘れないように、よろしくお願いします。

 それでは次の質問に入らせていただきます。

 最後の質問になりますけれども、体育施設の利用料についてお伺いいたします。スポーツ少年団の利用料は、市長の英断により9月からとなりましたが、保護者の間からこの時期、ガソリン、食品等の値上げで家計が大変厳しい折、利用料徴収は免除してほしいとのお声が上がっております。

 甲州市内のスポーツ少年団組織は1名から数十人までの36団体があると聞いております。地域ごとにチームを編成している団もあれば、地域を越え集まり練習している団もあります。その子どもたちが、道路もよくなり、自転車など交通機関もたやすく扱え、練習以外でも他地域に向かい、友だちと会って遊びまた勉強もしており、子どもたちの世界を大いに広げております。保護者の人たちも練習への送迎また試合の応援で集まり、親睦を深め、よいおつき合いをしているようであります。

 その保護者の方々がわずかながらの会費を集め、用具代、遠征費などに充てて運営をしておりますが、9月からの利用料徴収ということになりますと、会費を値上げするか練習日を減らすかの二者択一をしなければならないと言っております。ともに大変厳しい選択であります。子どもたちの友だちづくり、試合への闘争心、競技力低下を招きかねません。また、親にもより一層の経済的負担をかけることになります。好ましいことではありません。スポーツ少年団への利用料の免除を要望しますが、当局のお考えをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 夏八木盛男議員のご質問にお答えいたします。

 本市には社会体育施設が12施設、学校開放施設として18施設があります。それを33団体のスポーツ少年団が青少年の健全育成、健康と体力づくりを目的に積極的に体育施設を利用していただいております。

 市の行政改革の取り組みで、市のすべての施設の使用料につきましては、受益者負担を原則とする中で、施設利用料の適正なあり方について見直しを行ってまいりました。体育施設の使用料につきましては、市のスポーツ振興審議会のご意見を伺い、従来の減免措置を見直したところであります。

 スポーツ少年団の減免につきましては、3月議会においても6カ月の猶予期間が欲しいとの意見がありました。周知期間が短かったということもあり、また子どもたちのことであるということで、議員もご存じのとおり、本来4月から実施というのを9月1日から実施ということにさせていただいた経過もあります。スポーツ少年団は青少年の健全育成につながる活動であり、定期練習で社会体育施設を利用する場合は使用料を50%減額し、市が主催または共催する大会は全額免除という規定になっております。この規定は遵守していきたいと思っております。議員に十分ご満足のいただける答弁になりませんでしたけれども、よろしくご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。

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△会議時間の延長



○議長(佐藤栄也君) この際、申し上げます。

 会議時間を1時間延長して、午後6時までといたします。

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○議長(佐藤栄也君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 教育長も承知しているように、私が全く十分な答弁が出ないということで大変残念に思っているところでありますけれども、ぜひ子どもたちがスポーツを通じてつき合った友だちが、苦しい練習の中ともに励まし合い、助け合って、勝敗の結果で泣いたり、また喜び、互いの感情を出し合ってともに成長していく、こういう子どもたちがスポーツ少年団をつくっているわけですから、ぜひ子どもたちのためにも、また親御さんのためにも、スポーツ少年団の減免措置はしてあるんですけれども、免除ということで再考する考えはないかもう一度お伺いしますけれども、いかがなものでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 議員の子どもたちのスポーツにかける期待はよくわかります。全くそのとおりだと思いまして、やはりスポーツ好きな子どもたちをつくるということは、これからの社会においても非常に大切なことであります。

 先ほど申し上げましたとおり、今回の使用料の改正につきましては、9月1日から実施するということになっておって、まだ規約を改正して実施に移った段階にはなっていないわけでして、そんなことでこの時期でして、新たに決めた使用料については、一応現時点におきましては、規定を遵守していきたいということで、お気持ちはわかるんですけれども、私も切ないですけれども、よろしくご理解をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 7番、夏八木盛男君。



◆7番(夏八木盛男君) 教育長の大変残念な答弁ということで、多分テレビの向こうの子どもたちもまた保護者の方も大変残念がっていると思います。きょうあえて市長には聞きませんけれども、最終的な市長の英断でまた決定されると思いますので、9月まで市長の考えをぜひ翻意していただくように期待をもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 何か求められましたので、お答えいたします。

 確かに夏八木議員のおっしゃることはよくわかるわけでありますが、3月議会でご承認をいただいたわけであります。そしてまだ実施されておりません。先ほど教育長からも答弁があったわけでありますが、いずれにしても実施した段階でいろいろとまた議論が出てこようかというふうに思っております。その段階でまた考えてまいりたいというふうに考えている次第であります。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 夏八木盛男君の一般質問を終わります。

 ただいまの夏八木盛男君の一般質問に対して、関連質問がある方は後刻通告願います。

 ここでお諮りいたします。一般質問の途中でありますが、あすも一般質問の日程となっております。

 よって、本日はここで会議を打ち切りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はここで打ち切ります。

 あすの本会議は午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後4時57分〕