議事ロックス -地方議会議事録検索-


山梨県 甲州市

平成19年 12月 定例会 12月13日−02号




平成19年 12月 定例会 − 12月13日−02号







平成19年 12月 定例会



          平成19年甲州市議会12月定例会会議録

               平成19年12月13日(木)午前10時00分開議

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯議事日程(第2号)

 平成19年12月13日(木)午前10時開議

  第1 議案第82号 甲州市病院事業財政調整基金条例制定について

     議案第83号 甲州市立勝沼病院施設整備基金条例制定について

     議案第84号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について

     議案第85号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について

     議案第86号 甲州市乳幼児医療費助成金支給条例等の一部を改正する条例制定について

     議案第87号 甲州市やまと天目山温泉資源活用施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について

     議案第88号 甲州市水道事業給水条例及び甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について

  第2 議案第89号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第6号)

     議案第90号 平成19年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第91号 平成19年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第92号 平成19年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第93号 平成19年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第94号 平成19年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第95号 平成19年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第96号 平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)

     議案第97号 平成19年度甲州市水道事業会計補正予算(第1号)

     議案第98号 平成19年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)

  第3 議案第99号 第1次甲州市総合計画基本構想について

  第4 議案第100号 甲州市塩山B&G海洋センターの指定管理者の指定について

  第5 議案第101号 甲州市市道の路線認定について

     議案第102号 甲州市市道の路線廃止について

  第6 議案第103号 甲州市土地開発公社定款の変更について

  第7 請願第4号 身体障害者に対する駐車禁止除外指定の対象範囲の基準を従前の対象者を排除しないようとする意見書の提出を求める請願

  第8 請願第5号 障害者施策推進協議会設置を求める請願

  第9 請願第6号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願

  第10 一般質問

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯本日の会議に付した案件

  日程第1 議案第82号〜議案第88号

  日程第2 議案第89号〜議案第98号

  日程第3 議案第99号

  日程第4 議案第100号

  日程第5 議案第101号〜議案第102号

  日程第6 議案第103号

  日程第7 請願第4号

  日程第8 請願第5号

  日程第9 請願第6号

  日程第10 一般質問

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯出席議員(20人)

                             1番  中村勝彦君

                             2番  桐原正仁君

                             3番  武藤雅美君

                             4番  丸山国一君

                             5番  原  勝君

                             6番  廣瀬 一君

                             7番  夏八木盛男君

                             8番  野尻陽子君

                             9番  古屋 久君

                            10番  古屋匡三君

                            11番  平塚 義君

                            12番  曽根益彦君

                            13番  廣瀬重治君

                            14番  矢野義典君

                            15番  岡 武男君

                            16番  佐藤栄也君

                            17番  廣瀬宗勝君

                            18番  田邉民男君

                            19番  都倉義男君

                            20番  廣瀬元久君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯欠席議員(なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               依田正司君

               収入役               佐藤繁則君

               総務企画部長            長瀬静男君

               市民生活部長            根岸洋一君

               福祉保健部長            廣瀬一秀君

               観光産業部長            池田良雄君

               建設部長              金井正喜君

               勝沼地域総合局長          小林 一君

               大和地域総合局長          佐藤光正君

               総務課長              町田 博君

               総合政策課長            橋爪俊夫君

               財政課長              萩原哲夫君

               管財課長              徳良利朗君

               税務課長              荻原博夫君

               市民生活課長            手塚 勲君

               環境課長              廣瀬徳雄君

               福祉介護課長            有賀文雄君

               子育て対策課長           雨宮秀明君

               健康増進課長            佐藤 充君

               鈴宮寮長              鈴木常明君

               観光課長              三科 茂君

               農林商工課長            岡村啓司君

               農業土木課長            田村久雄君

               建設課長              柏原和仁君

               都市整備課長            荻原英幸君

               下水道課長             矢崎 徹君

               会計課長              荻原富子君

               水道課長              雨宮英司君

               ぶどうの丘事務局長         鈴木英夫君

               教育委員長             荻原更一君

               教育長               古屋正吾君

               学校教育課長            雨宮 信君

               生涯学習課長            小沢裕二君

               スポーツ振興課長          山下 均君

               行政委員会事務局長         町田 博君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯出席事務局職員

               事務局長              小池 澄

               書記                坂本 昇

               書記                河村 敬

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(佐藤栄也君) ただいまの出席議員20人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際、申し上げます。

 報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可しておりますので、ご承知願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 議案第82号〜議案第88号



○議長(佐藤栄也君) 日程第1に入ります。

 議案第82号 甲州市病院事業財政調整基金条例制定について、議案第83号 甲州市立勝沼病院施設整備基金条例制定について、議案第84号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について、議案第85号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議案第86号 甲州市乳幼児医療費助成金支給条例等の一部を改正する条例制定について、議案第87号 甲州市やまと天目山温泉資源活用施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第88号 甲州市水道事業給水条例及び甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について、以上7件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので、指名いたします。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 野尻陽子でございます。

 議案第88号 甲州市水道事業給水条例及び甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について、以下の点をお尋ねいたします。

 今春から住民税等の新たな負担増に加え、灯油、ガソリン等燃料費の高騰、それに関連してトイレットペーパー等日用品の値上げ、異常気象による海外の穀物価格の騰貴による食品の値上げ等、値上げのラッシュが続いております。その中にあって、今回は公共料金である水道料の値上げであります。水は生活に不可欠、暮らしの基本、使わないわけにはいきません。水道会計は独立会計であり、コストは利用者が払うのが原則であることはもちろん承知しております。しかし、最近の値上げラッシュは経済的弱者層に最も大きな打撃を与えております。こうした苦しむ人々に救いの手を差し伸べることも、また行政の役割であります。

 そこで、今回の値上げに際し、行政当局として経済的弱者への配慮を検討されたのかお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 水道課長、雨宮英司君。



◎水道課長(雨宮英司君) 野尻議員の質疑にお答えをいたします。

 今回の水道料改定案につきましては、値上げ幅を最小限に抑えることとの水道審議会の答申により、極力値上げ幅を抑えたものとなっております。また、基本料金20立方メートルまでの料金は超過料金に比べ低価格の設定とし、超過料金につきましても使用水量が多くなると高くなるように定めてございます。水道使用量をできるだけ抑えることにより、水道料の節約になるものと思われます。

 議員の質問にもございましたが、水道事業は公営企業の原則であります水道料で運営をしていかなければなりませんが、一度の値上げによる市民の負担を考慮し、最小限に抑えたものでありますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 通告以外に質疑はございませんか。

 14番、矢野義典君。



◆14番(矢野義典君) 議案第88号 甲州市水道事業給水条例及び甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について質疑をいたします。

 水道料金は合併後統一されると言われておりますが、いつの時点、何年に統一を目指しているのか1点お伺いをいたします。



○議長(佐藤栄也君) 水道課長、雨宮英司君。



◎水道課長(雨宮英司君) 矢野議員の質疑にお答えいたします。

 今回の水道料改定案につきましては、市民の負担を考え、値上げ幅を最小限に抑えること、また塩山地域と勝沼、大和地域の格差が大きいことから、段階的に統一を図るという水道審議会の答申をもとに改定を行うものでございます。今回改定を行いましても、平成20年度の決算におきましては欠損金の生ずることが予想されますので、平成20年度の決算を見ながら、平成21年度には新たに水道審議会を立ち上げ、ご意見を伺いながら、採算ベースによる統一した水道料金としたいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) ほかにございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(佐藤栄也君) 日程第1の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の条例案7件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第82号 甲州市病院事業財政調整基金条例制定について、議案第83号 甲州市立勝沼病院施設整備基金条例制定について、議案第84号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定については総務常任委員会へ、議案第85号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議案第86号 甲州市乳幼児医療費助成金支給条例等の一部を改正する条例制定については教育民生常任委員会へ、議案第87号 甲州市やまと天目山温泉資源活用施設設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第88号 甲州市水道事業給水条例及び甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決定しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 議案第89号〜議案第98号



○議長(佐藤栄也君) 日程第2に入ります。

 議案第89号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、議案第90号 平成19年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第91号 平成19年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第1号)、議案第92号 平成19年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第93号 平成19年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)、議案第94号 平成19年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)、議案第95号 平成19年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第96号 平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第97号 平成19年度甲州市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第98号 平成19年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)、以上10件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (発言する者なし)



○議長(佐藤栄也君) 日程第2の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の補正予算案10件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第89号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、第1表歳入歳出予算補正のうち歳入全款、歳出、第1款議会費、第2款交通安全対策費及び戸籍住民基本台帳費を除く総務費、第2表債務負担行為補正、第3表地方債補正については総務常任委員会へ、議案第89号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出、第2款総務費のうち交通安全対策費及び戸籍住民基本台帳費、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、議案第90号 平成19年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第91号 平成19年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第1号)、議案第92号 平成19年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第93号 平成19年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号)、議案第94号 平成19年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)、議案第98号 平成19年度甲州市勝沼病院事業会計補正予算(第1号)については教育民生常任委員会へ、議案第89号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、議案第95号 平成19年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第96号 平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第97号 平成19年度甲州市水道事業会計補正予算(第1号)については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 議案第99号



○議長(佐藤栄也君) 日程第3に入ります。

 議案第99号 第1次甲州市総合計画基本構想についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (発言する者なし)



○議長(佐藤栄也君) 日程第3の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては総務常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第4 議案第100号



○議長(佐藤栄也君) 日程第4に入ります。

 議案第100号 甲州市塩山B&G海洋センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第4の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第5 議案第101号〜議案第102号



○議長(佐藤栄也君) 日程第5に入ります。

 議案第101号 甲州市市道の路線認定について、議案第102号 甲州市市道の路線廃止について、以上2件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 17番、廣瀬宗勝君。



◆17番(廣瀬宗勝君) 議案第102号について質疑を行います。

 甲州市市道の路線廃止についてでございますけれども、今回廃止条例が載っているわけでございますけれども、まず今回の廃止の理由について、それから本数がかなり、1,000本近くあると思うんです。この市道の本数が何本か、それから面積、延長をまず伺います。また、廃止に伴います今後の管理についてはどのようにするのか。

 それから、道路橋梁費につきましては、地方交付税、昭和25年の法律211号にあります基準財政需要額等の関係もあるわけでございまして、それら平成18年度の収入につきましては47億8,161万6,000円となっております。平成19年度の普通交付税の算定については、道路橋梁費の面積あるいはまた道路橋梁の延長等が当然減額されると思うわけでございますけれども、これらについての基準財政需要額への影響というものはどのような形になっておるのかまず伺っておきます。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 廣瀬議員の質疑にお答えをいたします。

 合併後の市道の見直しの結果、旧市町村の路線名が地名や番号であるものを統一するため、ほか、市町村の境界をまたぐもの、重複する路線及び起終点を変えなければならないことなどにより全路線を見直したために一括廃止をお願いするものでございます。

 内容につきましては、旧路線数、3市町村で1,253路線が新道路台帳では1,272路線、19路線の増であります。これは農道から市道への変更が主なものであります。延長につきましては、旧道路延長が41万9,303メートルです。新道路延長は41万141メートルで、9,162メートルの減であります。主な理由は、重複部分をなくしました。それから、面積の変動につきましては、今手元に資料がありませんので、わかり次第、議員に報告をしたいと考えております。

     (「維持管理は」と呼ぶ者あり)



◎建設課長(柏原和仁君) 議員の質問の中で市道の管理について答弁漏れがありましたので、お答えをいたします。

 これらの管理につきましても、従来どおり建設課で維持管理をしていく予定であります。



○議長(佐藤栄也君) 財政課長、萩原哲夫君。



◎財政課長(萩原哲夫君) 廣瀬宗勝議員さんのご質疑にお答えいたします。

 平成19年度におきます普通交付税の道路橋梁費の基準財政需要額の算定につきましては、道路橋梁面積として1億1,938万9,000円ほどの算定がされております。それから、道路橋梁延長につきましては、平成19年度におきましては2億4,988万円ほどの算定となっております。今、建設課長の答弁を聞きますと、面積につきましては19路線ふえて農道から市道に格上げというようなことでございますので、面積につきましては、交付税としては基準財政需要額としてふえると思いますけれども、延長につきましては9,162メートル減るという中で、幅員等がちょっとわかりませんけれども、幅員によって算定の単価が違いますので、これらについても、延長については多少減ると思いますけれども、平成19年度においては合計で3億6,927万7,000円というような基準財政需要額の算定がされております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 日程第5の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては建設経済常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第6 議案第103号



○議長(佐藤栄也君) 日程第6に入ります。

 議案第103号 甲州市土地開発公社定款の変更についてを議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (発言する者なし)



○議長(佐藤栄也君) 日程第6の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては総務常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第7 請願第4号



○議長(佐藤栄也君) 日程第7に入ります。

 請願第4号 身体障害者に対する駐車禁止除外指定の対象範囲の基準を従前の対象者を排除しないようとする意見書の提出を求める請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第7の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第8 請願第5号



○議長(佐藤栄也君) 日程第8に入ります。

 請願第5号 障害者施策推進協議会設置を求める請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第8の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第9 請願第6号



○議長(佐藤栄也君) 日程第9に入ります。

 請願第6号 教育予算を拡充し、教育の機会均等及び水準の維持向上を図るための請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第9の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の案件につきましては教育民生常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午前10時24分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前10時36分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 先ほどの日程第1の議案第85号 甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については、教育民生常任委員会へ付託をすると申しましたが、総務常任委員会へ付託がえをいたします。ご了承願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第10 一般質問



○議長(佐藤栄也君) 日程第10に入ります。

 これから一般質問を行います。

 指名いたします。

 4番、丸山国一君。

 丸山国一君については、一問一答方式で行います。



◆4番(丸山国一君) ただいま議長から一般質問の許可をいただきましたので、市政一般について質問をさせていただきます。

 まず、教育問題についてであります。

 今回、甲州市市内の学校教育現場において2つの大きな事件が発生をしてしまいました。1つは、勝沼中学校、9月に起きた学校給食の食中毒、大腸菌O−44の原因によって生徒209名、教職員23名、合計232名の生徒の皆さん等の食中毒ということで大きな心身ともにの被害を与えてしまい、そして1カ月以上の給食停止をしてしまった。保護者の方にも心配とご苦労をかけてしまった。

 もう一つは、井尻小学校の耐震問題であります。約半年の間、井尻小学校の子供たちがふなれなプレハブあるいは仮校舎で授業を受けなければならない、グラウンド等も使えない、そういった状況になってしまった。

 非常に大きな問題について、議会初日、市長の方からは謝罪と、そして対応の言葉がありました。こうした状況の中で、学校施設を指導、管理する教育委員会、そして学校教育課、大きな責任を負っていかなきゃならないと思います。まず、その点についてどのような見解を持っているのか質問をさせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 丸山議員のご質問にお答えします。

 今回の勝沼中学校食中毒問題についてお答えいたします。

 施設の維持管理につきましては、峡東保健所、県教育委員会の指導により、給食施設、調理器具、食器等の消毒を繰り返し滅菌に努め、また速やかに対応できる部分につきましては補修等をいたしました。今回の食中毒発生により、生徒、保護者の皆様にご迷惑とご心配をおかけいたしまして、教育委員会としての監督、指導が行き届かなかった点につきまして、まことに申しわけなく思って責任を痛感しているところであります。

 井尻小学校耐震問題についてですが、井尻小学校耐震補強工事については5月から工事を進めてまいりましたが、8月に入り、建設当時の工事が技術力の未熟施工であったため、新たな補強計画をしなければならない状況で工期を延長して進めており、新たに第二期耐震補強工事を計画して進めております。現在進めている耐震補強工事についての監理監督、指導等につきましては建設課と打ち合わせをし、万全な体制で進めてまいりたいと考えております。これから厳寒期に入り、児童並びに保護者の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしていることについて、教育委員会として責任を痛感しているところであり、児童が一日でも早く安全・安心な教育環境での勉強ができるように努力していきます。

 以上、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) これからの今後の対応についてということでございます。

 現在の生徒に対するケアはもちろんのことですけれども、まず給食施設については、施設の老朽化とも見られます。その対策、そして人的配置、こういったものも大変必要でしょう。また、運搬業者のチェック、食材のチェック、そして備品、そして病害虫等のチェック、そうした必要もあると思います。また、校舎においても学校現場、先生方とのしっかりとした協議、そして、あるいは第三者を置いて専門家の点検等も必要でしょうし、学習環境という面では、子供たちの目線からもやはり学習環境をデザインしていく、そして整備していく、そういった対応も必要だと思います。今後の対応についてまずお伺いします。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 丸山議員のご質問にお答えします。

 給食施設についての施設の点検、維持管理、改善についてですが、10月26日に行われた文部科学省の実地調査で勝沼中学校の給食施設を初め、各施設の点検、維持管理関係、施設の改善等の指導をいただいておりますので、早急に対応できるものにつきましては対応いたしたところであります。また、施設の改善等で予算の伴う工事で一定の工期が必要な場合については、夏休み中の工事で対応していきたいと考えております。

 各給食施設の老朽化対策につきましては、市内の調理場は10カ所あり、いずれも合併前に整備したもので老朽化した施設も見受けられますが、順次部分改修等で対応しております。

 食材の購入チェック等については、食品購入の適正を期するため、学校給食食品購入委員会での対応を強化していきます。

 学校校舎等の施設において学校側との協議、専門家等第三者を含めた点検等についてお答えいたします。

 教育委員全員と学校教育課関係職員で年2回実施する春と秋の学校訪問において、各学校の施設等の維持管理状況の説明をいただき、問題点としてとらえている箇所については、特に現場の状況を見せていただいております。大規模な事業になる場合は、県学校施設課のご指導をいただき、必要に応じて専門家の意見を聞いて対応していきたいと考えております。学習環境の使いやすさを求めた校舎、教室のデザイン等につきましては、今後の検討課題としてとらえていきたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) しっかりとした対応をまた、していただきたいと思います。

 こうした2つの重大な事件、きょうは甲州市の教育委員会の委員長に出席を求めております。きょうも、きっと勝沼中学校では生徒たちが元気よく学校活動をしているでしょうし、井尻小学校でもやはり子供たちが、不便なプレハブではありますけれども、グラウンドも使えない中ですけれども、元気に授業を受けていると思います。そして、保護者の皆さんもやはり、温かい気持ちで甲州市の学校教育ということを見守ってくれていると思います。そうした中で、やはり市から移管を受け、責任ある教育委員会委員長として、この大きな事件について等、総括して意見を求めたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 教育委員長、荻原更一君。



◎教育委員長(荻原更一君) 答弁に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 先般、甲州市教育委員会によりまして、新たに教育委員長に任命されました荻原更一でございます。議員の皆さん方にはよろしくご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、答弁に先立ちましてごあいさつ申し上げます。よろしくお願いします。

 丸山議員さんのご質問に委員長としてご答弁申し上げます。

 学校給食に伴う事故にありましては、あってはならないことと強く受けとめているところでございます。9月19日に勝沼中学校で発生した二百余名にかかわる食中毒については、学校給食制度全体にかかわる問題であります。実施主体である教育委員会としては、心からおわびを申し上げる次第でございます。入院や体調不良も、幸い比較的軽微で安堵したところでございますけれども、生徒、ご家族の皆様に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。

 10月16日に給食を再開いたしました。二度とこのような事故が起こらないよう10カ所の調理場全体に指導徹底を図ったところでございます。また、先般、甲州市食中毒再発防止検討委員会を立ち上げて、給食にかかわる全教職員、保護者会の代表などを網羅し、全員で施設の点検、調理方法の再チェック、食品材料の持ち込み方法、食品の洗浄、施設周辺の衛生管理など、きめ細かな部分についても具体的な点検、それから詳細な手法の徹底を申し合わせたところでございます。今回の教訓を生かし、二度と食中毒を発生させないことを関係職員全員が肝に銘じたところでございます。

 井尻小学校耐震診断につきましては、委員会として極めて遺憾な出来事と認識しております。子供たちが安心して学べる施設の整備充実は必須事項であります。一日も早く安全な施設で学べる施設を整備したいと思っております。今回、市議会の温かいご理解、ご支援をいただきまして、プレハブ教室の設置、耐震工事の実施についての補正予算を議決をしていただきましたことに心から感謝を申し上げます。井尻小学校の児童がプレハブ教室での授業、校舎の諸工事などによって勉学に不便を来すことがありますが、委員会といたしましては、学校当局と連携を密にして学校生活に不足を来さないよう、きめ細かな対策を講じてまいる所存でございます。

 なお、甲州市学校施設全般にわたって老朽化した箇所、事故発生が予想される箇所については、学校現場と協議しながら、事故のないよう未然にチェックし、必要があれば逐次改善、改修を行ってまいるところでございます。よろしくお願いを申し上げます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) どうかしっかりとよろしくお願いを申し上げます。

 次に、過日、43年ぶりに全国統一学力テストの結果が出たということであります。秋田県の躍進というようなことも新聞紙上をにぎわしております。今回は公開をしない、公表しないということの内容でありますけれども、甲州市の小・中学校でこの学力テストの結果等を検証し、指導に当たられると思いますけれども、その状況をまずお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 本年4月に行われました学力テストにつきましては、甲州市の小・中学校18校が参加し、小学6年生436名、中学3年生437名が受験しました。

 甲州市の概要でございますが、教科に関する調査については、平均正答率はほぼ全国や山梨県と同等でありました。すべての調査の平均正答率は、県との比較の中でマイナス1.1%からプラス2.5%の範囲内でありました。知識に関する問題では、中学校の数学を除いて平均正答率は8割を超え、相当数の小・中学生が今回出題した内容をおおむね理解しております。中学校の数学においては平均正答率は約7割で、県平均を上回ってはおりますが、基礎的・基本的な知識や技能をさらに身につけさせる必要があります。活用に関する問題では、世界各国に比べ日本の小・中学校の児童・生徒が活用力に欠けると言われておりますが、本市におきましても知識を活用する力に課題が見られました。

 なお、正答率は全国や県の平均正答率と同等の状況であります。

 今後、本市といたしまして、基礎的・基本的な知識をさらに身につけさせるとともに、活用する力を育成することが必要であります。正答率の少ない児童・生徒に対して個に応じた指導の改善・充実を図るなど、早急に対応していくことが必要であります。

 調査結果の分析・検証でありますが、平均正答率の数値だけでなく、正答数の分布の形状等から全体的な状況を分析するなど多面的な分析を行い、指導上の課題等を明らかにすることであります。学校におきましては、分析・検証の結果を踏まえ、指導計画に適切に反映させ、改善に向け計画的に取り組む必要があります。その際、調査対象の学年や教科だけでなく、全学年、全教科を対象に取り組むよう指示したところであります。具体的には、習熟度別指導や少人数指導、発展的な学習、補充的な学習など、個に応じた指導を適切に実施すること、保護者と十分に連携をとりながら、家庭における学習習慣や生活習慣等の改善に向けて取り組むこと、調査結果から課題の見られる点を中心に指導内容や指導方法等の改善を図るため、校内研修を適切に実施する、以上3点でございます。

 それから、秋田県全国一というご質問がありましたけれども、今回のテストで秋田県が全国1位になったことでありますけれども、そのことにつきまして、秋田短期大学の先生の分析によりますと、家庭における学習習慣が身についていて家庭における学習時間が非常に多い。それから、大家族の家庭が多く、共働きでも祖父母が家にいる。それから、学習塾が少ない。朝食をきちんと食べる習慣ができている。これも統計的に全国的に上位と言われています。不登校の子供が少ない。学校においての取り組みとして、放課後の補習、個別の指導、少人数教育を進めているということでした。

 12月の県議会でも学力テストに関する質問の中で、県教委義務教育課から出された結果改善のための手引というのが届けられていますので、それらを参考にしながら、今後教育委員会といたしましても分析・検証の結果を踏まえ、市内の教育や教育施策の改善に向け総合的かつ計画的な取り組みを進める所存でございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 本当に学力テスト、せっかく結果検証ができておりますので、宝の持ち腐れにならないように各学校にフィードバックできるように、また全国ナンバーワンという秋田県の基本的な教育方針というようなものもぜひ甲州市にも取り入れていただきたいと思います。

 次に、いじめ問題についてであります。

 文科省が11月15日に調査結果を発表いたしました。今回の調査は、いじめの定義と調査方法を変えたことから、各自治体で飛躍的に件数がふえてしまった。前年度の6倍を超える件数、そしてその件数、合計でいいますと12万4,898件といういじめの件数が発表されました。特に、中学1年生は2万4,023件というような一番多い数字を打ち出してしまっております。内容的には冷やかしやからかい、そして無視等が多く、またパソコン、携帯等の誹謗中傷等もある。また、自殺をされてしまった方が6件もあったというような内容があります。

 こうした中で、やはり甲州市の小・中学校におけるいじめ問題、定義が変わったということで、保護者からも非常に心配する声があります。現状、甲州市、どのようないじめの状況があるのか質問をいたします。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 丸山議員のご質問にお答えします。

 いじめ問題につきましては、学校としましても絶えず心を配り、いじめゼロを目指して鋭意取り組んでいるところであります。議員ご指摘のとおり、いじめの定義が変わりまして、以前の、弱い者を一方的に身体的・心理的な攻撃を継続的に深刻な苦痛を感じる、こういう旧定義から、自分がいじめられていると感じたらいじめであるというように定義づけられました。それにより、いじめの件数がかなり多くなったことが新聞等でも報じられております。

 甲州市の児童・生徒のいじめの実態を新しい定義に基づいて、12月の時点で実態調査を行いました。小学校13校のうち6校で男子9名、女子6名、中学校5校のうち3校で男子3名、女子3名、計21名がいじめを感じ、切ない思いをしている現状であります。いじめの内容として、友達から悪口や嫌な言葉を言われた、仲間外れ、のけものにされた、意地悪をされた、言いにくいことを言わされた、暴力を振るわれた等々がいじめの内容であります。何でもないようなことでも、本人にとってみればいじめられたと思い、切ない気持ちになるものであります。いじめゼロに向けて、学校現場では児童・生徒一人一人が居場所のある楽しい学校づくりに取り組んでおるところであります。教育委員会といたしましても気を抜かないで、いじめ問題を生徒指導の重要課題として日々の指導を進めるよう指導しております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 調査結果、残念ながら21名の子がそういったいじめを感じているということ、本当に残念でありますけれども、定義が変わったということでいろいろ調査を早急にしていただいた。ぜひこの子供たちには指導、そして助言をして、学校内でのいじめがないような方向性に持っていっていただきたいと思います。

 ただ、生徒自身がいじめに関する意識というのが、大分以前とは違うということを聞いております。そうした調査結果も出ていると思いますけれども、生徒自身がいじめに関してどういう感覚を持っているのか、その辺のことをまずお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) いじめにつきましては、自分自身の学校での居場所が楽しい、きちんとした居場所があれば、満足して学校生活を送るわけですけれども、自分の居場所がきちっとない場合、それが力の弱い者へ向けていくという面もあります。子供たちはいじめがいけないということは頭の中ではしっかりとわかっているわけですので、これからもそれをきちっと自分の生活の中で実践、実行できるようにする必要があるわけですけれども、頭の中でわかっていたことをそのまま生活の中に活かしていく、こういう道徳規範をもとにした生活態度、生活ぶりというものをこれからも指導していく必要があるように考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 調査内容の中では、生徒自身がまだいじめに対して本当に悪いのかとか、悪くないというような調査結果も出ているということも聞いております。若干そういった生徒もまだ学校内にいるということですので、ぜひそういった面のやはり学校の指導もしていただきたい。

 それから、県下では、高校ではいじめに関して昨年度より、いじめは各学校にあるという校長先生の思い、そしてPTAの協力というような体制がもう通達をされています。やはり本甲州市も21人といることですから、各学校に校長先生を初め、うちの学校にはいじめがやはりあるんだというような意識の前提を変えないと、いじめが発見できなかったりすると思います。そういった意識改革、校長先生を初めとする、そういった先生方のいじめに対する意識改革ということを根本的に指導しなきゃいけないと思いますが、その点についていかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 子供たちの意識と、それから教師の意識というご質問のようでございますけれども、ご指摘のように、先ほどの学力テストと一緒に行われました生活習慣状況調査におきましても、いじめが悪いと意識している子供たちがもちろん90%以上あるわけですけれども、甲州市の中にもいじめが悪いと思わないという生徒数が少しおりましたことを大変残念に思っております。

 あとは、学校でもっていかに思いやりを持った、仲間同士の思いやりとか、あるいはまた教師がいつも目を配って、いじめゼロを目指して学校現場で取り組んでいくことが大事なわけですけれども、それと同時に、子供はいじめられたときに親に言えない子供もいるわけでして、こんなことを言って親に心配をかけるといけないというふうな子供もいますし、あるいはまた教師に訴えられない、あるいは教師に訴えても教師がきちんと対応してくれない、そういう不満も少々ある状況であります。そういう点で、学校現場で学校長あるいは生徒指導を中心に、なお一層目を配り、心を配って、いじめゼロを目指して学校での指導を続けていきたいというふうに考えております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひいじめに対して意識の改革等も含めて、しっかりと対応をしていただきたいと思います。

 次に、学力低下問題についてであります。

 過日、中教審からもゆとり教育の反省、あるいはゆとり教育の失敗というような見出しが新聞紙上にもありました。授業を減らしてしまったことが原因だというようなことも出ております。そういった面で、やはり学力低下ということを今テレビでも新聞でも言っております。甲州市の小・中学校、この学力低下というものがゆとり教育から来ているのか、あるいは学力低下自体が本当に甲州市の小・中学校にあるのかどうか、その点についてお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 丸山議員のご質問にお答えします。

 先日の新聞にOECDによる学習到達度調査、PISAの結果が報じられ、前回よりさらに下降している結果が示されました。国として、文部科学省として、また関係者にとりましても頭の痛い結果であります。

 ゆとり教育イコール学力低下という図式で、学力低下が学校教育の枠を越えて社会問題化してきています。しかし、学校週5日制の実施とともにゆとり教育を目指し、ゆとりの中で児童・生徒一人一人に応じたきめ細かな指導を展開し、基礎・基本を確実に身につけさせようと平成5年から実施されてきたわけです。ゆとり教育においては、子供に学力をつけさせるため、教師がじっくり子供と向き合い、わかる授業を組み立て、教えて考えさせる指導を進めてまいりました。また、総合的な学習を通して学習面から心の教育まで各学校では工夫し、人間力をつける教育を組み立てて取り組んできたところであります。

 しかし、学力低下が言われている昨今、ゆとり路線が転換の方向へ進んでおります。ゆとり教育の理念は誤りではなかったわけですが、子供の自主性を尊重する余り、教師が教え込むことにちゅうちょがあったり、小・中学校の必修教科の授業時数が十分でなかったこと、また家庭の教育力の低下への対応が十分でなかったこと等、反省から、学習指導要領の見直しが進められています。単なる知識の詰め込みの授業のよくないことは教育関係者の共通認識と言えますが、基礎・基本をしっかり身につけさせることは大切なことであります。多く習得した知識を基盤に、それを活用する力がついてこそ、確かな学力となるのであります。

 「甲州市子ども十の誓い」の中の1つに、知識を求め、知恵を働かせるというのがあります。知識と知識を結びつけて知恵を出す、これこそ、今学校教育が目指している方向であります。教師みずからが研さんを積み、授業の質を高め、活用型の学習を進めることが学力の向上につながると考えております。努力していきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) このゆとり教育から学力低下、先ほど、やはり一番心配しているのは甲州市の小・中学校の学力が実際低下をしてしまっているのかな、そういったことをやはり保護者が非常に心配をしております。そういった面の分析、把握をされているかどうか、その部分をお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 先ほどの学力テストの検証・把握についてというところでお答えをしてあるところでありますけれども、今度学力テストの結果が戻ってくることにつきましては、私も教育委員会といたしましても本当に本市の教育がどうであったか心配したりしていたところでありますけれども、先ほどお話しさせていただきましたように、全国的に、あるいは全県的なものに比べて遜色のない結果が戻ってきてほっとしているわけであります。とは申しましても、これでいいわけではありませんし、先ほどから課題にありますように、知識だけを詰め込むのでなくてOECDのPISAの調査におきましても、人間、応用力とか活用力を出してこそ初めて基本的な知識が身についたということになるわけですから、そういう基盤となる基礎的・基本的な知識を大きいものにして、それをもとにして応用し、活用する力を子供につけさせれば、それが一番本物の学力につながると思うわけです。

 学力テストの結果から見て、本市の状況が低下しているとかというようなことは感じられませんし、一応全国的、全県的なところを見まして、学力テストの結果だけで判断しまして同等のところをいっているかなと。別に満足しているわけではないけれども、そういうようにとらえております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今の答弁の中では、全国では中くらい、普通どおりにいるということですけれども、日本の全体が下がっている中で今回の結果が中くらいということは、今までのことを考え、長いスパンで考えれば、やはりこの時期は学力が低下しているんじゃないかという判断もできると思います。ということは、2002年からゆとり教育が導入されて学校週2日制ということが導入されて、この5年間、空白の5年間というようなことも言われています。では、この空白の5年間、学校で学んでいたこの5年間のそれぞれの子供たちは全体的に学力が下がって、私たちはこの学力でいいんでしょうかねというような、今までの長い、今まで勉強してきた多くの、大人まで含めた中ではそこだけが下がってしまうというような状況ではないかなというのを感じます。そういった面の心配をやはり保護者もしているでしょうし、この5年間の子供たちだけが空白の5年間でこれだけ下がってしまったという判断をしていると思います。そういった面の指導をしっかり、そして通達、学力アップをしなきゃいけないと思いますけれども、その点についてどうお考えか。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 学力テストは、ペーパーテストというのは生徒の学力全部をあらわすものではなくて、知識の中のほんの一部をはかる、測定するものでありまして、それだけでもって学力が下がったというようなことは言い切れないような気がします。今度の学力テストにつきましても、あの調査が子供たちの全体の学力を図るものであるというふうな認識ではなくて、ペーパーテストはその知識の一部だけをはかったものであると。学校で勉強した学力全体をはかる、いわゆるその人間全体を評価したものではないというふうに認識しているわけです。

 なお、本市がどうかというご心配のようでございますけれども、先ほど答弁させていただきましたように、大体8割以上の正答率を出しているということから考えれば、学力低下が叫ばれ、世界的に見て日本が全体で落ち込んでいるということは事実のようでございますけれども、さて甲州市の子供たちはどうかというと、その辺、やはり一つの学力の一面的な学力テストを通して考えれば、8割以上の正答率を出しているということは、かなり子供たちも学校現場も頑張っているなというふうな感じを持っております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ちょっと納得できない、不安が残るかなと思います。教育というのは中くらいを目指してということではないし、やはり保護者も生徒も自分の学力、あるいは子供の学力というのは非常に心配をしています。そうした中で、やはり学力の低下ということがこういうように叫ばれている中では、真剣に学力というもののチェック、あるいは今後どうした対応をして学力を考えていくのかなと。トータル的な学力もそうですし、やはり勉強ということの学力ということを心配しておりますので、ぜひそういった面ではもう一度学力というものを甲州市の教育委員会を初めとして皆さんで考えていただいて、保護者、生徒の不安を一掃するようにしていただきたいなと思います。

 それから、最後に学校教育問題については、こうした本当にいろいろな形で学校教育というのに変化が起きております。まず、国の方からの変化が起きていて、それが地方自治の、そしてこうした現場まで、いろいろな形でゆがみがあったり、考え方が違ったりするというような、本当に変化の多い学校教育だと思います。こうした中で、今後の甲州市の学校教育をどのように考えていくのか、その変化にどのように対応していくのか、教育委員長に答弁を求めたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 教育委員長、荻原更一君。



◎教育委員長(荻原更一君) 丸山議員さんの学校教育のあり方についてのご質問にお答えをいたします。

 昨年改定された教育基本法、それに伴う教育三法など、学校教育をめぐる環境は大きく変化をしているところでございます。その中でまず第1に掲げられることは、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」という項目が強く加わってまいりました。甲州市の教育委員会といたしましては、郷土愛の醸成、平和社会の実現等に向けて教育に取り組み、たくましく心豊かな人づくりを重点課題として指導重点ということで掲げておるところでございます。それに伴う各学校の教育目標をつくっているところでございます。

 学校とは、基礎学力を高めるところ、それから生活習慣、社会規範などをしっかり教え、身につかせるところであります。また、それに加えまして、他人を思いやる心や感動する心など、心豊かな人間性を育てるところでもあります。甲州市の小学校13校、中学校5校の児童・生徒3,214名でございますが、各学校の特色を生かした教育によってすくすく育っております。その結果、学力の向上や文化活動、スポーツ活動を通じて大きな成果をおさめているところでございます。それぞれの児童・生徒が楽しく学校へ行くことができること、楽しく友達と遊べることが基本でございます。先般制定した、子供を育てる「親のあり方10か条」の中でも、学校を信頼し、ともに教育にかかわりますという項目があります。子供をめぐる社会環境の大きな変化の中で、学校を信頼し、教師を信頼することが大変大切なことであります。教育委員会といたしましては、各学校、保護者、地域が一体となって甲州市の教育力の向上に努めてまいる所存でございます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 着任早々の教育委員長、甲州市の次代を担う子供たちの教育、よろしくお願いをして期待もしたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

 次に、質問は射撃場の移転問題についてということでお伺いをさせていただきます。

 県もこの県立の射撃場の移転ということで調査をしたいという意向があると思います。市としても、市民としても、そして議会としても、そして当然地元地域の方々としても、まずこの県立射撃場ということを知らなきゃいけない。まず、そういった面のことが大切ではないかなと。知るということ。

 そして、今回は新設で新しく来るわけではありません。ご存じのとおり、韮崎市にある県立の射撃場がこちらへ移転をするということですから、そういった面の数字的なものはすべて把握がされると思います。そうした把握の中から、前回の定例会で廣瀬 一議員も言いました経済的な効果という部分も明確になってくると思います。そうした部分の数字的なもの、射撃場が年間どの程度営業というか、回収しているのか、あるいはどの程度の人数の方が利用されているのか、あるいは大会がどのくらいあるのか、そして国際大会あるいは全国大会と、そういった項目で宿泊される方が地元にあるのかどうか、そういった面の数字的なものをどの程度把握しているのか、その部分をまずお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 丸山議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 ただいまご質問にありましたとおり、県立射撃場の韮崎市の射撃場が今回移転計画というようなことで、我が甲州市へ移転を計画しているということでございますが、現在県立の射撃場につきましては、韮崎市の射撃場、それから八代の射撃場、この2つがあるわけでございます。このうちの本市への移転が計画されておりますのが、先ほど申し上げました韮崎市の射撃場についてでございます。

 この韮崎市の射撃場につきましては、昭和41年に開設がされております。この施設といたしましては、クレー射撃場、それからライフル射撃場というふうな内容になっておりまして、クレー射撃場につきましてはトラップ1面、それからスキート2面、ライフル射撃場につきましてはランニングボア1面というふうなことの施設内容になっております。

 18年度の利用状況についてでありますけれども、年間約220日の営業がされております。この中で山梨県クレー公式大会、それから関東ブロック大会、それから山梨、長野、静岡、いわゆる甲信静の3県大会、これらの大会が開催されております。各種大会が49回開催されております。このほか、一般の射撃愛好家の方たちが利用している施設になっております。利用者につきましては、個人、団体を合わせまして5,104人となっております。

 また、八代の射撃場につきましては、昭和59年に開設をされております。施設の内容としますと、スモールボアライフル射撃、ライフル射撃で用いられる小口径の銃を用いるものでございます。それから、エアライフル射撃、いわゆるエアガンと言われているようなものでございますけれども、こういうような施設でございまして、これらの八代の射撃場における利用者につきましては、個人団体を合わせて3,438人というふうな内容になっています。

 なお、これらの大会での宿泊がどうかというようなことにつきましては、手元に数字的な資料がございませんので、またわかり次第、報告をさせていただきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひいろいろな面の数字を調査していただいて、把握をしていただきたいな、そういった面がまちの活性化あるいは経済的効果ということで数字が出てくると思いますので、ぜひその部分の把握もしていただきたいなと思っております。

 次に、今回寄贈された広大な土地の候補地ということで、その総面積の10分の1ぐらいの活用なのかな、残りの10分の9をどのようにこれから活用するのか、射撃場とあわせて、これからどういった形でその活用方法を考えているのか、その部分についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) ご質問にお答えいたします。

 今回の射撃場候補地につきましては、既にご案内のとおり、寄附された用地でございます。県立の射撃場として候補地としている土地につきましては、寄附をいただいた面積が約100万平米、これは昨年の12月27日にオーミ・リアルエステートから市に寄附がされたものでございます。このうちの約10万平米につきまして、今回射撃場の候補地のエリアとしての活用というふうな計画になっているわけでございますけれども、これらの寄附受納地の活用につきましては、これまでも議会でご答弁申し上げておりますけれども、庁内の検討委員会を立ち上げまして検討、研究を重ねてきているところでございます。

 大変広大な土地であります。したがいまして、市の財政状況を考えますと、なかなか財政的な投資というようなことも難しい状況にあるわけでございますけれども、これらの用地を有効に活用していくために、将来を見据えた中で、地元にとっても、市にとっても有効活用が図れるような活用方法を見出すことが必要ではないかというふうに考えております。そのようなことで、いろいろな方のご意見も伺いながら、今回ご寄附をいただいております用地全体の計画をできるだけ早い時点でその活用方法についてまとめていきたい、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 10分の1のところに射撃場が出ると、10分の9がどういった活用方法があるかなと。射撃場の近くというのは、どうしても限られた、どうしてもリスクのある開発になってしまいます。そういった面もこれからの検討委員会でしっかりと頭に入れていただいて検討していくべきだなと思います。

 それから、現在、この広大な土地、管理状況がどうなっているのか。管理をして、どの程度の費用がかかっているのかな、全く手を入れない状況の今の状況ですね、その中での管理状況の費用、どの程度かかっているのか、その部分をお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 現在、管理につきましては、市の管財課において管理をいたしております。特に、現状の範囲の中では管理に費用的なものがかかっているというような状況ではございません。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、答弁ありました。現状では費用はかからないということですから、それも今後頭に入れておかなきゃいけないことだと思います。現状では費用はかからない。まず、これも頭に置いておいてもらいたいなと。

 次に、観光立市として、この射撃場が出た場合の影響ということで、基本構想の中にもありますし、市の方向性の中に観光、そして自然、そういった面のものがしっかりとうたわれている中で、この射撃場がぽんと出た場合の影響についてどの程度考えているかお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 射撃場が出たことによる影響というようなことでございますけれども、本市はご承知のとおり、豊かな自然と農林産物、それから歴史文化的な遺産といったさまざまな観光資源を豊富に備えている市でございます。首都圏に隣接しているというふうな好立地条件でもあるわけでございます。これらの観光資源を活用した観光振興をまちづくりの大きな柱として、これまで来ているわけでございます。

 検討されております県立射撃場の移転候補地につきましては、ご承知のとおり、市の北部に位置しております塩山上小田原地内の山林でございます。国道411号の天狗沢橋北を左折し、1.5キロメートルほど中に入ったところの場所に位置しております。国道や集落とは標高差もあります。自然の豊かな森林に囲まれておりまして、地形的にも射撃場にとって大変最適な場所であるというふうに言われております。

 ご承知のとおり、射撃につきましては、大変厳格なルールとマナーの上に成り立っているスポーツでございます。国際的な競技としても認定されておるところでございます。また、県立のスポーツ施設としての整備が計画されているということでございますので、観光立市を目指す本市にとりましてもマイナス面としての影響があるというふうには考えておらないところでございます。地元にあります新鮮な農産物あるいはワインの消費拡大、温泉や宿泊施設の利用、そういったふうなことなど、スポーツ交流による地域振興、これらに期待が持たれるところでございます。そんなふうに我々は理解をいたしております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、答弁にありました、利用される方には本当にいい環境かもしれません。ただ、今回出された基本構想の中にもあります「まちづくりに生かすべき特性」、「豊かな自然と美しい果樹園景観を有するまち」、そして、この中には「これら自然や景観は、市民や本市を訪れる人々に憩いとやすらぎを与えるかけがえのない財産」、自然保護あるいは景観保護ということもしっかりやっていこうというようなことも、しっかりとこういったものに書いてありますけれども、やはり一番奥だからいいとか、端っこだからいいとかということではないと思います。こうした、やはり甲州市の基本的な理念との、射撃場がぽつんと甲州市にあるということの融合性について、もう一度お尋ねをいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 クレー射撃といいますと、銃を使う大変危険なイメージがあろうかと思います。一般的にゴルフあるいはモータースポーツといったふうなスポーツに比べますと、余り一般的ではないといいますか、社会的な認知度というのは低いスポーツであるというふうなことが言われるのかもしれません。しかし、このクレー射撃というものは弓道やアーチェリーといったふうな競技と非常に似ておりますところは、非常にメンタルなスポーツでありまして、精神を統一しながら射撃をするということでございます。こういうことで、このクレー射撃につきましては、1896年の第1回のアテネ大会から既にオリンピック競技として長い歴史を持っているスポーツでございます。そういうふうなことで、オリンピック競技の中では陸上競技に次ぐ参加国の多い競技だというふうに聞いております。こういうふうなことの長い歴史の中で培われているスポーツ競技でございます。

 こういうふうなもので、先ほど議員のご質問の中にもありました本市の持つ特性としての安らぎとか潤いとか自然の中でのいやし、そういう市の特性とどういうふうな整合性を図っていくかというようなことでございますけれども、私どもとしましては、これらのスポーツがそれらを阻害するような影響は特段とりたてて影響が出るというふうには考えておりませんで、十分その整合性が図れた中でやっていけるだろうと、こんなふうに理解をいたしているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 部長は整合性があるという表現をしています。私自身は、やはり甲州市に融合性というのはないんじゃないかなということを考えます。例えば、スポーツゾーンをつくって、スポーツゾーンの中にあるとか、そういった面の施設でしたらわかりますけれども、やはりこうした甲州市の特性を持った自然という中でこの射撃場がぽつんとある、そういったイメージ、これはこちらの市民側から見る甲州市と、訪れる方々が見る甲州市という目線もやはり違うと思いますので、ぜひまだこれからはこれがありきではなくて、しっかりとそういった目線を理解する中で、融合性、そしてこれからの甲州市のことを考えた面でまだまだ協議する段階ではないかと思いますので、ぜひよろしく協議等の場で、またこれからもよろしくお願いをしていきたいなと思っております。

 次に、県への要望ということで通告を出しておきました。

 先ほど言いました射撃場の存在というものをどういうふうに考えるかということの中では、県へもやはりいろいろなことを要望していかなきゃいけないなと思っております。先ほど言いました、例えばあの広大な土地をスポーツ施設のゾーンとして考えるんでしたら、射撃場があり、先ほど部長も言いましたアーチェリー場もあってもいいでしょう。弓道場あるいは投てきの競技等もあっていい。そういったもののトータル的な形で、ここをスポーツゾーンとして開発をしたいということも、やはり県に要望する。そして、射撃場自体のボリュームです。その大きさもやはり国際大会やオリンピック等ができる、そして国内外へ甲州市にある誇りある施設だということでアピールができるようなボリュームを持つ、そういった施設、そういった面の要望もやはり県にするべきではないかと思いますけれども、その要望についてお伺いします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 県への要望というようなことでございますけれども、今回の県立射撃場の候補地につきましては、神金の小田原地区の一番近い集落から約1キロぐらい離れた山林内にあるわけでございます。施設整備によって地元の皆様の日常生活に支障を来してはならないのは当然のことでございます。

 これまで県と市、それから地元の皆様に対しまして移転計画に関する各種の説明会を実施してきたことにつきましては、この場でこれまでもお答えを申し上げてきたところでございますが、この中では水質汚染あるいは騒音などの環境への影響であるとか、あるいは進入道路の整備等についてのご質問やご意見、ご要望なども伝えておるところでございます。現在、地元への説明につきましては、県教育委員会における図面上での計画というふうなことでございまして、具体的な計画の中身についての説明というふうな段階には至っておりません。こんなふうなことから、地元説明会の中で具体的な協議ができるようなものを用意しなさいというようなことで、今12月の県議会でもその調査費が計上されておりますけれども、これら調査の結果を待って、地元でこれからどういうふうにしていくのかというようなことのご判断をいただくというのが現段階でございます。

 そういうようなことの中で、今後、地元との了解が得られて、これを進めていくというふうな段階になったときには、やはり地元での要望、それからただいま議員がご質問の中で申されました内容についての県への要望、こういうふうなことにつきましては、当然市としてきちっと整理をして、県に必要な要望はしていくというようなことの段取りになろうかと思います。そんなことで、ぜひご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 県への要望ということで、これからの作業だと思います。こうした中で、まずほかにもいろいろな要望があると思います。いろいろな形で出してもらいたい。

 例えば、地域の射撃場が出ることによって有害鳥獣の問題、今対策で非常に費用もかかっていますけれども、有害鳥獣の問題もあるでしょう。そして、先ほど言いました、手を入れなければ、あの地域、費用はかからない。ただ、手を入れ始める。射撃場等が移転をしてくる。手を入れ始めると、今度は周辺の整備あるいは管理ということで費用もかかるでしょう。そういった面のしっかりとした費用面の県への要望、そして一番大切なのは、市も行っています、県も行っています指定管理者制度というのが必ずやはり導入をされてくると思います。そういった面では、市としても今後射撃場については5年間、10年間は直接県が管理をして、整備をして運営をしてもらいたいというような考え方の要望もしっかりしていかなければならない。

 こうしたいろいろな要望を受けた中で、これからの射撃場が来る場合のハードルはやはり高くしておいてもらいたいなと。相手が県であっても、民間であっても、やはり一緒だと思います。ぜひそういった面で甲州市のあり方を踏まえ、そしていろいろな活性化の面もあります。そういった面もしっかり踏まえた中でこれからのこの射撃場移転には力を注いでいただきたい。基本的理念の融合性、そして将来への計画性と発展性、確実な活性化、慎重に評価していただきたいなと思っております。

 次の質問に移らせていただきます。

 第1次甲州市総合計画基本構想についてであります。

 市長も議会初日、この基本構想は議会の議決を受けた上での甲州市における最上位項目だということであります。そんな中で、合併時、新市まちづくり計画を基本にして、いろいろな項目、重要な項目が先送りをされて合併時以降にいろいろなものを決めていこうという状況だったと思います。そうした中で、合併を経て2年、いろいろな重要項目、事務事業のすり合わせ等もされていると思いますけれども、その部分の状況はどうだったのかまずお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問の新市建設計画及び事務事業の調整事項の進捗の状況についてお答えをいたします。

 新市建設計画、いわゆる甲州市まちづくり計画は、合併後の新しい市の将来像と、それを実現するために根幹となる事業を検討し、合併後の新市を建設する、いわば青写真として作成したものであります。このため、施策を推進する上で必要となる具体的な財源や時期などは明確に示されておらず、現実的には総合計画が包括して引き継ぐものとご理解願います。

 次に、合併時の事務事業の調整と、その後における決定状況についてお答えいたします。

 甲州市誕生までの間に合併協議において決定した75項目の協定項目のほか、塩山市、勝沼町、大和村で執行していた事務事業について、中には調整が難しく、合併後に調整するとした項目もありますが、2,454項目にわたる細かな調整を行ったところでございます。基本的に、現在の事務事業はこの調整方針に基づいて推進、執行されておりますが、調整作業から既に2年以上経過しており、この間においては、いわゆる三位一体改革など地方自治体を取り巻く環境や社会情勢は大きく変化をしております。このため、市民ニーズを的確に把握するとともに、財政事情を見きわめながら調整内容の見直しも含めて迅速かつ的確な施策の推進が求められると考えてございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、重要事項等の推進状況、把握状況も説明がありました。本当に大切な基本構想ですので、市民の声、市民の意識をしっかりとこれに反映させて、これをつくっていかなきゃいけないということで、これができ上がっていることだと思います。この基本構想の作成に当たり、市民の声をどのように把握されて、この基本構想が出たのか、その部分をお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問の地域の状況の市民の声をどのように把握しているかお答えいたします。

 第1次甲州市総合計画は、市の将来像や将来の目標を設定し、まちづくりを推進していくための基本的な方針とすることを目的とし、各種部門計画を策定、実施する際の指針とするもので、策定は地方自治法に定められ、合併協議における協定項目36番の調整方針にも盛り込まれておるところでございます。策定に当たりましては、甲州市まちづくり計画を基本とし、その後におけるさまざまな外部環境や財政状況の動向に配慮するとともに、市民意識を幅広く調査、把握することを目的として市民意識調査を実施したところでもございます。また、各種団体からのご意見等もいただいてございます。

 議員ご質問の各総合局、自治区等における市民の声について、日ごろから総合局との連絡調整の中で地元地域の状況等の情報提供を受けてございます。総合計画の基本構想(案)については、地域総合局ごと説明会を行い、この計画(案)に対してご意見、要望をいただく中で審議会に報告し、審議していただく中で総合計画(案)に反映してございます。

 なお、個別・具体的な意見、要望に関しては各担当部署に報告させていただいたところであり、今後の実施計画を策定する際の参考とする考えでもございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) この市民意識調査の中で、やはり心配な結果が出ております。特に、甲州市について「満足」という人が45.7%、「どちらともいえない」、あるいは「不満」という人が53.3%、ちょっと残念でありますし、心配な数字だなと。そして、甲州市に「住みたくない」、17.1%。こうした面を私自身が把握する中で、特に勝沼、大和の市民の皆さん、非常にいろいろな意見が出ているんじゃないかなと思っております。合併前はそれぞれ独自な自治体として行政運営をされて、そして本庁もあっての自治体だったわけですけれども、合併からは総合局になって、そして地域協議会等がある中ではありますけれども、勝沼、大和の市民の皆さんがどういった意見を持ってこの基本構想の意識調査に臨んでいるのか、そういった面を勝沼、大和の局長がどのように把握をされているのかまずその点をお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 勝沼地域総合局長、小林 一君。



◎勝沼地域総合局長(小林一君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 ご質問の勝沼地域におきます市民の声の把握などの一連の流れにつきましては、先ほど総合政策課長からお答えしたとおりでございます。総合計画策定のためのまちづくりアンケート調査の結果のとおり、自由意見では、まちづくり、行財政に関するご意見が35%、生活環境、基盤に関するご意見が32%と、約7割を占めております。

 また、勝沼地域協議会委員各位のご意見、要望につきましては、本年1月に総合計画策定の基本的な考えについて、8月には素案についてお聞きいたしました。主な内容は、基本的な考えについては住民自治を大切にし、住民参画を基本とするまちづくりなどのご意見があり、素案につきましては自治公民館活動、ワイン原産地呼称制度、また果樹農業の活性化、地域行事とイベント等について、また市民からのアイデア募集や他の地域自治体との連携など、さまざまなご意見、要望をいただいたところでございます。

 今後も担当部署と連携を密にし、市民の声などを反映させるよう努力してまいります。



○議長(佐藤栄也君) 大和地域総合局長、佐藤光正君。



◎大和地域総合局長(佐藤光正君) 丸山議員ご質問の大和地域における市民の声等の把握ということにつきましてお答えをいたします。

 本年の1月26日、地域協議会におきまして総合計画策定の基本的な考え方、また市民意識調査の結果についての説明を行いました。また、8月29日の地域協議会においては基本構想素案についての説明を行ったところでございます。素案につきましては、地域協議会の中では甲州市らしさについてでありますとか、人口の減少、また高齢化の問題、また消防でありますとか、市民の足、交通の問題等、生活に密着した意見、要望等も出されたわけでございますが、これらにつきましては、先ほど総合政策課長がお答え申し上げましたように、審議会に報告し、審議していただいてございます。

 また、市民意識調査につきましては、大和地域の場合、有効回答数86名ということで全体の10.5%に当たっておりますけれども、先ほど議員さんからも満足度の問題というふうなことが出たわけでございますけれども、その意識調査の中で、やはり地域として進めてまいりました上下水道、また交通、いわゆる道路網の関係ですか、そういうものにつきましては比較的満足度が高いというふうな数値が挙がってきていると思います。また、一方では、企業支援でありますとか、就業、雇用の場の確保、また地域医療施設の充実や救急体制、また保育や子育てへの支援、また河川や急傾斜地等など危険箇所の整備というようなことにつきましては、施策の重要度、優先度という部分で上位に挙げられております。こういったことを見ますと、おおむねこの意識調査の中で地域の実情等が反映されているのではないかと、こんなふうに考えております。

 今後、実施計画の策定等に当たりましても、関係の部署と連携をとりながら、市民の声が反映できるように努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ総合局の局長には、本当にそれぞれ勝沼、大和の市民の切なる声を把握をしてもらいたいなと思います。この調査の満足、不満足、非常に厳しい数字であるし、大切な数字だと思います。甲州市に期待をしている方も多いでしょうし、そして、これからもずっと甲州市に住んでいかなきゃならない方々だと思います。そして、基本構想にもやはり市民との協働ということがうたってあるわけですから、そういった面をしっかりと市民の気持ちをとっておかなければ、この基本構想の根底から崩れてしまうし、協働なんていうことがなかなか軽々には言えないような状況になっております。ぜひこの市民意識調査というものを改めて分析をして、特に橋爪課長にはこれからの対応をしっかりとやっていかなきゃならないと思いますけれども、もう一度その部分についてお尋ねします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 新しいまちづくりの中で、地域の声を反映したしっかりしたまちづくりをつくっていけという議員のお言葉でございます。今回提案させていただきました基本構想を作成するに当たりましても、事前にそのようなことも踏まえた中で調査をしてきたところでございます。最も大切なのが住民の意見を反映させていく、この甲州市に住んでよかった、また甲州市へ来てよかったという皆さんが多くなるような、また安心して暮らせるような、そうした考えを持った基本構想だということで、今回提案をさせていただいております。

 何より一人一人の市民の皆さんがこの甲州市で安心して暮らしていけるということを大きな目標として、それぞれ各種の事業に取り組んでいく、そういった計画になってございますので、ぜひご理解をよろしくお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 次に、基本構想にある人口の推移における減少状況の対策はということで通告をしてあります。

 この基本構想を見ても、人口の現状と、そしてこれからの推移というものがページ数によって載っているわけですけれども、この対策をどのように考えているか、減少に向いている推移についてまずお尋ねをいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員からのご質問の人口減少に対する対策についてお答えをいたします。

 我が国が人口減少時代に入ったとされる中、本市においても人口の減少が続いております。第1次甲州市総合計画基本構想(案)における甲州市の人口等の動向は、将来人口の予測では平成17年には3万7,308人であったものが、平成29年には3万3,810人となり、12年間で3,498人が減少するとの予測値が示されております。本市は内陸部に位置し、果樹を中心とする農業を基幹産業とする都市であり、中山間地や過疎地も多いため、農林業の衰退や就業場所の不足が人口の流出につながり、結果として地域の活力が低下することが懸念されております。そのために、就業の場として産業振興が重要であり、基幹産業である農業の振興が肝要であります。

 一方で、首都圏に近い立地条件から、年間約200万人の観光客が来訪していることから、こうした交流人口を少しでも上乗せすることも必要であり、定住や2地域住居への移行による人口増加への取り組みを地域住民と行政が連携、協働しながら積極的に推進していくことが必要であると考えております。特に、団塊の世代の大量退職が始まる中で、自然豊かな農村で農業にいそしみ、健康な生活を送りたいという人々が多くなると思われております。こうしたニーズにこたえるための遊休農地、荒廃地などの有効活用を行い、自然景観保護とあわせ、都市からの農村地域への流入を促進することが必要であると考えております。そして、住民のニーズを的確につかむ中で、クラインガルテン、グリンツーリズムなどの施策も今後検討していく必要があると考えております。

 また、市民が安心して生活しやすい環境整備として、子育ての支援・充実、福祉・医療対策、教育施設の整備にも力を注いでおり、こうした施策によって人口の流出抑制と近隣市町村からの人口の流入が図られればと考えてございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、課長からの人口減少に対する対策ということで答弁をいただきました。総合的な中から対策を練っていかれなきゃならない。

 ただ、この基本構想を見ますと、そういった部分が全然載っていないんですよね。人口に関しては、ただ統計推移表みたいな形で、これからの甲州市、重要課題だと思います。どういった人口を目指すのか、増加なのか、現状維持なのか、あるいはこの推移のまま減少をたどるのか、やはりこの基本構想の中にそういった面の甲州市が目指す人口のあり方とか、そういった面がしっかりまず基本構想にあって、そして次に基本計画でその具体的な数字を出して、そして実施計画になると思います。なぜ今回のこの基本構想の中に人口に関する甲州市の目指すもの、思い、理念、そういったものがないのか、その部分をまずお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 今、丸山議員さんの方から、具体的な人口増加についてのものがやや薄いではないかというご質問でございました。

 人口増加ということを考えますと、生まれてくる子供たちが減少している、あるいは都市からの流入も少ないということを考えまして、総合的にこの計画の中に土地利用の方向とか福祉のあり方あるいは教育のあり方、そういうものを総合してこういうことを将来の甲州市として整備していくことが、ある意味で人が住みやすい、住んでいる、定住できるということの中で、具体的に個別には、基本構想でございますので抽象的な形の中でうたってございますが、総合的なそういう一つ一つの基本方針によって施策をしていくことが、安心してこのまちに住んでいられるということの中で各施策を掲げているものでございますので、この基本構想に載っているすべての施策を総合的に進めることが人口の減少を歯どめとする、あるいは他市から甲州市に入ってくるということの基盤づくりだというふうに考えていただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 課長の答弁もよくわかります。ですから、その部分をこの基本構想に載せるべきだ。やはり人口問題、先ほど言いましたように大切な問題ですから、目指すものはやはり何なのかをこれに載せておかなければ、その後の行動に落とし込みができないと思います。ですから、総合的に、課長が今答弁したように、いろいろなものをあわせて甲州市をよくして人口をふやしていこう、いろいろなことを、当然のことだと思います。ですから、それを目指すのでしたら、増加に転じるように努力するとか、あるいは現状維持のままでとか、そういった語句をしっかりとそういったものにも入れておかないと、ただ人口統計推移表みたいになってしまいますので、やはり基本構想の中には、重要な甲州市の課題ですので、しっかりとこれを載せておくべきだと思いますけれども、もう一度答弁をお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 もう少しこの基本構想の中に具体的にそういうものを個別としてわかるように入っていてもいいじゃないかという、そういうご質問だというふうにお伺いします。

 この基本構想については、あくまでも将来この甲州市の10年後を見据えた中で市民の皆さんが、先ほども申し上げましたが、甲州市に住んでよかったということを基本とする、いわば1つには思想あるいは施策を大きく掲げたものでございまして、この基本構想を議決いただいた後に基本計画、実施計画が出てきます。その段階ではこの構想に基づいて具体的な方策が出てくるところでございます。今回のこの基本構想については、あるべき姿ということで掲げてございますので、そういう形の中でご理解を願いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 課長が言えば言うほど何か不自然な話になってしまって、あるべき姿をということを言われますし、当然、課長の言うこともわかりますから、あるべき姿をやはり基本構想へも載せるべきではないか。この基本構想計画については常任委員会の方へ付託をされるわけですから、そういった面でも、やはりもう一度その部分、見直しをするのか、あるいはそういった語句をつけ加えるのか、しっかりと課長の方で常任委員会等でも答弁していただき、また決議案件ですから、しっかりとこの部分に関してはもう一度考え直しをしていただきたいなと思っております。

 次に、人口の問題でありますけれども、やはりこれは要望としてですけれども、目指すものがあれば、最低ラインというものもしっかりと把握をしていかなきゃいけない。現状の行政システム、現状の行政サービスの中で、しっかりとサービスができる最低の人口ということも頭の中に入れておかなきゃいけないと思っております。これは要望ですので、財政当局がそういったものも計算ではじき出してほしいなと思います。

 次に移ります。

 道路、水路の維持管理についてということでございます。

 地域の皆さんから要望が実は多く寄せられました。ことしは本当に、「風林火山」、大河ドラマの放映がありまして、多くの人が甲州市を訪れました。そんな中で、道路、水路、非常に苦情が多く訪れております。そういった部分をこれからどのように計画的に直していくのか、その部分をお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 丸山議員の質問にお答えをいたします。

 甲州市における道路、河川整備方針は、機能的な道路ネットワークの形成、市民生活の中での使いやすさ、安全性の向上及び地域の活性化を支援するためとし、その達成に努力をしております。

 議員のご質問のとおり、河川、道路の地域要望につきましては、道路、河川整備事業申請書を区長さんから市長あてに関係者の同意を添えて申請をいただいております。建設課だけでも年間、道路、河川合わせて70件ほどの申請があり、現在、受け付け済み残が180件残っております。甲州市内には市道延長410キロ、農道延長375キロ、法定外道路4,548キロ、水路3,165キロなど、合計で8,531.6キロの道路、水路があります。市の財政はかなり厳しく、国・県からの道路、河川の補助事業も削減され、建設課の予算も限定されているので、あれもこれもはできません。あれかこれかになります。公共事業にむだなものは一つもありません。つまり、100%緊急なものから20%くらいのものまであります。これらを踏まえ、最少の費用で最大の効果を上げるよう、いわゆるアセットマネジメントに努力をするしかありません。職員はこのことをいつも念頭に置いて頑張っております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ市長には予算設定をこれからも、こういった状況の中ですので、していただきたいなと要望して終了いたします。



○議長(佐藤栄也君) 丸山国一君の一般質問を終わります。

 ただいまの丸山国一君の一般質問に対し関連質問のある方は、休憩中に通告を願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後0時17分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時28分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 1番、中村勝彦君。

 中村勝彦君につきましては、一問一答方式で行います。



◆1番(中村勝彦君) 議長に通告しておいたところ、ただいま発言の許可をいただきましたので、市政につきまして4点の質問をさせていただきます。各役職の役割について、条例について、第1次総合計画基本構想について、長期的なシミュレーションについての4点であります。

 まず初めに、各担当の連携はどのようにとられているのか。甲州市になりまして部制をしいて、本年3月に組織機構の見直しも一度行っております。部長、課長、リーダー、そのそれぞれの役割は一体何なのか。部制をしいて市政運営をしているんですが、うまくいっているのかどうか。今まで以上に課の連携を期待できるという部というものをつくったのですから、この利点を最大限に生かしていただきたい。担当と担当、課と課、部と部の連携、そういった中で、管理職の役割とは一体何なのかをお聞きしたい。

 市の行事、事業を見る中でも、災害時など非常に動く職員もおります。前の日から詰めていたり、その当日になったら明け方と同時に動いてきたりする職員、そしてスコップを持って先頭を走って災害復旧に回る職員もいれば、イベントなどのときにも率先してごみ拾いなどをしている職員もおります。それとは反対に、それを見ているだけの職員もおります。そういった中で、管理職という職にある皆様方の職の内容は一体どのようになっているのか。この体制が始まって2年たっております。何か問題点等出ているのかどうか、その辺もあわせて、管理職の役割、一体何なのかをまず最初にお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 管理職の業務内容というようなことでございますが、甲州市行政組織規則により部長、課長等の職務が明記されているところであります。「部長は、上司の命を受け、部内の事務を掌理し、所属の職員を指揮監督する」としており、また課長にあっては「上司の命を受け、課の事務を掌理し、所属の職員を指揮監督する」としております。市長からの部長への指示伝達は、毎週月曜日に行われる部局長会議の席上あるいは緊急のものであれば直接指示をし、課長にあっては部長から指示されるほか、毎月行われている課長会議の席で市長から直接指示されております。これら指示されましたことにつきましては、部長、課長は当然部内あるいは課内に周知し、徹底を図っているところであります。

 何か問題があるかということでございますが、特に問題は生じていないと承知しております。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 特に問題がないということなんですけれども、その指導体制に対して、今質問をさせてもらっているわけです。先ほど挙げたような事例というのは、ほかにも多々ありまして、あいさつ一つをとってもそうであると言えます。あいさつのできる課もあれば、あいさつのできない課もある。電話の応対もままならない課もある。

 そういった中で、今、条例の中の規則ということでおっしゃっておりましたが、上司の命を受けということであります。上司をたどっていくと、すべては市長からの命令になるということですけれども、今のような現状、そういった指導体制というので果たしてどのように感じておられるのか。この件は2年間にわたって毎回毎回議会の中でも一般質問であり、委員会の中でも出てきているわけです。市長の方の命を受けて動いているところでは問題ないと先ほど課長の答弁ではあったわけですけれども、その辺についてどう思うのか、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) ただいま中村議員の、課長の答弁で支障がないというようなお答えで市長はどうかというようなご質問だろうと思います。

 合併をいたしまして、それぞれの3市町村の職員が1つになったということであります。私も市長になって2年であります。残念ながら、それぞれの職員のそれぞれを全部把握しているわけではございません。それぞれの地域、また特に議員にも寄与する中で、人事、そしてまたそれぞれの1年の中での職員の評価というようなものがありますが、なかなかそれもすべて把握ができるわけではありません。

 部長会、そしてまた課長会議の中でそれぞれ私からその職務について、そしてまたいろいろのことについてお話をさせていただいております。特に中村議員がご指摘のように、あいさつのことについては口が酸っぱくなるほど言っております。それが徹底されない部分も確かにご指摘のとおりあるわけでありますが、なかなか今までがそうしてきたことがなかったと言ってしまえばそれまででありますが、これはできないのかなというふうなことも少々私も感じることもありますが、徹底できるには少し時間がかかるのかなというふうに思っております。特においでをいただく市民の方々、そしてまた議員としては議員の皆様方が庁内でお歩きになるときにあいさつがないとかあるとかというようなことも承知はいたしておりますけれども、それぞれそこまで細かく一つ一つ手をとるように職員に私から教えるわけにはいかないというふうに思っております。課長会、そしてまた部局長会議は毎週やっておりますので、私の話は耳にたこができるほど、このあいさつの話はさせていただいております。

 ただ、それぞれ職員の個性もある、そして適材適所ということで人事はしているわけでありますが、なかなか3市町村の今までの形の中でのものを1つにするために、1つ縦割りになったものを全部ばらして1つにまとめているというような部分がありまして、その職員間の中のあれもあったわけでありますが、今は職員間の人間関係というのはかなりできてきて構築できたのかなというふうに思っております。ただ、イベントや何かのときに、私も口を酸っぱくそれぞれの部署、所轄の担当以外でも課長はすべて出席をしてくれというようなことも言っておりますが、強制的にというようなこともできませんので、それは本人の自主性に任せるしかないなというふうに思っております。

 ただ、これは評価の問題でありまして、確かにそういうふうにまだまだというような評価をする方と、そしてまた、あいさつができるようになって、そういう意味では対応がよくなったなと言われる部分もあります。これはそれぞれの感じ方だと思いますが、ただ、大変厳しい財政状況の中で職員を削減していくというふうな中では、これからもよっぽど職員が一生懸命頑張っていかなければ市民の期待にこたえることができなくなってしまうのかなというように思いますので、今後徹底的に、また指導を部長、そして課長、そして職員にしっかりと伝わるようにしてまいりたいと思っております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 市長の答弁、順にやっていくということでしょうけれども、この体制で市長の考えを末端まで浸透させていくわけですから、この組織、もっともっと活用していく、そして指導を徹底していくということが必要ではないかなと。先ほど言っておりました一人一人手をとって教えることはできない。それは当然のことです。それのために部長がいて、課長がいて、各担当がいるのだと私は思います。そういった意味で、この組織を確固たるものにして、そこの指導体制というのを強めていくことが必要なのではないかと私は考えるわけです。甲州市になりまして、職員の削減計画が出ました。部局制がしかれて、管理職はふえたわけです。職員は全体が減る中で管理職の人数がふえているわけですから、これはどういったことか、しっかりと指導できる立場でやっていっていただきたい。

 1つ、ここは提案なんですけれども、ここにいる管理職の方は現場でも采配を振るっている方々だと思います。先ほどの条例の中の説明もありましたし、市長の話も聞きました。もし部長が課長の業務をすべて掌握しているのであれば、ここに出席するのも市長以下、部長まででいいのではないかと私は考えるわけです。近隣の市町村を見ても、山梨市では市長以下28名ですし、笛吹市においても市長以下16名プラス3名の委員長ということで議会を開いているわけです。甲州市においては、その中では一番人数の多い35名で議会を開いているわけですけれども、この辺について市長にお考えをお聞きします。こんなに多くの出席者が必要になっているのでしょうか。課長職は住民サービス向上のために現場で采配を振るっていていただくのも一つの考え方だと思いますが、どのようにお考えでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今、中村議員の質問であります。この議会で答弁をするのに、今、課長は全員出席をさせていただいております。私は、正直言って部長だけでいいかなというふうに思っております。ただ、課長を全部ここに答弁をさせていただくというふうなことにしたのは、中村議員がよくお話をいただいているんじゃないかと思いますけれども、職員がやはりこの議会で答弁をするというのも、これは一つの勉強だろうなというふうに思っておりました。その思いが私にあったわけでありますが、ただ、今考えますと、そういうような意味では委員会や何かでしっかりと答弁をするというふうなことがあるゆえ、私の気持ちとしては、来年度からここの答弁は、特別のことがなければ部長だけの答弁にさせていただければなというふうに思っております。これはまた議員の皆さん方にもいろいろとご相談を申し上げなきゃいけないわけでありますが、今、中村議員の言うご質問の中にありますように、どうかというふうな中ではそういう方がよいのかなというふうには思っております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 来年度に向けて検討するということですので、その内容については追って研究していっていただきたいなと思います。

 先ほど市長が職員の指導には口が酸っぱくなるほど言わなきゃいけないこともある。当たり前のことほど、やはりそういう場合が多いと思います。課長以下の職員も課長みずからが指導していく。口が酸っぱくなるような指導をしていかないと徹底できないようなこともあると思いますので、そういった現場を大事にすることも必要なのではないかなと思いますので、今後の検討に期待いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

 次の、条例はどのように守られているかでありますが、甲州市条例の遵守にどのような体制で臨んでいるのか、それぞれいろいろな条例がありますけれども、この責任者はだれになっているのか。そして、現在までに条例に反したり、もしくは職務が遂行できないような状態であるような場合、こういったときにはどういうような対応をとっておられるのか。罰則があるような場合については処分はわかるのですが、そうでない場合もあります。こういった場合、どのような対応をとって、責任者はだれがなっておるのか質問いたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) ご質問にお答えいたします。

 行政を運営していく上で基本となるものが条例であると認識しております。基本的には、市はまちづくりを進めていく上で、その権限と責任により公正で誠実に仕事を進め、その内容や進め方を常に見直し、最少の経費で最大の効果を上げるよう努めなければならないとともに、市の仕事の各過程で市民への説明責任を果たし、透明な自治に努め、常に市民の声に耳を傾け、誠実に対応しなければならないとするのが市の責務であると考えているところであります。

 また、先ほど議員のご質問の中にもありましたように、それぞれ条例ごと市の責務も明記されているところであります。これら問題等があったらというようなことでございますけれども、これらにつきましては、すべて市の事務事業の評価の中でその根拠となる条例の評価もなされているところでありまして、この条例が適切な運用による市の適切な市政運営の執行の確保に努めているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 条例を守ることは基本であると。公正で誠実にということですので、多分それを一般的にしたのがこの例規集だと思います。これを守っていくことが公正であり、誠実であるということだと思いますし、条例の評価が行われているという話でしたけれども、その評価の内容をお聞きしたかったという話なのですけれども、守られている、これが遵守されているということの、先ほどの答弁は、理解でよろしいんですか。

 ということですので、基本であるので、では、幾つか質問させていただこうかなと思いますけれども、例えば今までの議会の中でも何度か出ておりますので、個人情報についてお聞きしたいと思います。

 個人情報というのは、現代社会においてはいろいろな事件にかかわる場合が多々あります。その点でもニュースでも一般的にもこれは大事なものであると報道がされておりますし、個人個人の認識もそうなっております。そんな中で、甲州市においても責務というのがございます。個人情報、この中を見ますと個人情報保護条例がありますけれども、これによると個人情報ファイルは所有するときには市長に届けなければならないということで、市長はこれで届け出があった場合は個人情報ファイル簿をつくらなければならないというところがあります。このファイル簿の作成というのはどのような状況になっているのか。あと、当局の中で個人情報ファイルというのはそのファイル簿に載っているもの、何件ぐらいあるのかなというところと、47条におきましては運用状況は毎年公表しなければならないとなっておりますけれども、この条例の運用についてどのような状況になっているのか、あと個人情報ファイルがこの市役所の中にはどのぐらいあるのかお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午後1時47分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時54分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) ご質問にお答えいたします。

 現時点で総務課に届けをしてもらっているファイル数につきましては40ございます。そのほか、各課で管理しているものもあります。そしてどのように処理されているかということでございますが、総務課につきましては一括パソコンで管理、保管しております。各課においてはペーパーであったり、パソコンで管理をしているところもあるようでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 40ある、そして各課で保有しているという話ですけれども、これを見ていくと、各課で保有する場合も届け出が必要だと思うわけですけれども、その辺の解釈はどうなのか。あと、これについての運用状況は取りまとめて年に1回は公表するというような形ですけれども、一般に公表するというのはどういう手段を使っているのか。これはほかのところにもかかわってくるんですけれども、一般に公表というのがどういうものが一般的な公表になるのか、その辺もあわせてお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 答弁を求めます。

 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) お答えをいたします。

 現時点では公表されておりませんけれども、順次この作業に入っていきたいと、そんなように思います。

     (「答弁漏れです。各課で保有しているものについても必要であると」と呼ぶ者あり)



◎総務課長(町田博君) 答弁漏れがございましたので、お答えします。

 各課で保有しているもの、本来であれば、やはり総務課の方に届けてもらうのが本来の姿であろうかと思いますので、指導等をしていきたいと思っております。

     (「公表する方法について」と呼ぶ者あり)



◎総務課長(町田博君) 公表の方法等につきましては、いろいろなケースがあろうかと思いますので、検討させていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 今、1個の事例を挙げてお聞きしていったわけですけれども、個人情報というのは非常に、扱い方によっては危険なものであり、場合によっては非常に人命を助けるものであったり、いろいろな性質を持っております。ふだんの管理というのが非常に徹底されていなければいけないものだと思っております。各課である情報がどのような状況になっているのか、それが把握できていないような状況では、これは困ると思いますので、この条例を遵守するに当たって安全の確保ということを前提に、市民の皆さんの情報を守っていっていただきたい。それイコール財産を守ることにもなるのではないかと思いますので、ぜひこの部分は強く要望いたしまして、条例を遵守していただきたいと申し上げます。

 では、続きまして、第1次総合計画基本構想についてお聞きします。

 今回上程された案を見ますと、内容が非常に漠然としております。どのような方向でいくのか。先ほど丸山議員の質問にもありましたけれども、いろいろな部分で聞いていきたいところがあります。ただ、構想ということですので具体性がないので、その中で一、二聞いていきたいと思います。

 先ほどの質問の中でも意識調査をされたということで載っております。甲州市に「住み続けたい」という人がどのぐらいいるかということで、先ほどの質問にもありましたけれども17.1%、これは非常に深刻な数字だと思います。コーホートセンサス法でしたっけ、出生率を掛け合わせたもので多分策定された人口の推移というのも載っておりましたが、「住みたくない」と言っている方と、人口の先ほど載っていたもの、出生率を合わせると2割近くの方がこの甲州市から減っていく計算になるのではないかなと。本当に非常に深刻な話だと思います。今の人口から2割減ったら3万人を割ってしまうわけですから、これは市として一体いかがなものか、そのように感じます。

 そういった中、具体的な基本計画を示していただきたかったんですけれども、今回の中には基本構想だけで基本計画は上程されておりません。今までの議会の中でもそうですし、答弁の中でも、私の認識としては基本計画も一緒に提出されるものではないかなと感じていたわけですけれども、この具体的案が載った基本計画、これはどのようになっているのかお聞きします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 今回の合併以降初めての甲州市の第1次総合計画ということで、昨年からその作業を進めてまいりまして、今回構想を議案として提出をさせていただいております。そういう中で、それぞれ先ほどのご質問の中にも出てまいりましたけれども、市民のアンケートあるいは市民のご意見などを伺いながら、甲州市として今後どういうふうな方向に進むべきかというふうなことについて基本的な理念ですとか考え方を構想というふうな形でまとめさせておるものでございます。

 当然、今回の総合計画全体の内容としますと、基本構想があり、そしてその下に基本計画、そしてその下には具体的なそれぞれの施策の予算化へ向けての実施計画というようなことで3段階の構えとしてやっておるわけでございますけれども、先日の審議会からの答申の中では、基本構想、それから基本計画につきましてもあわせて答申をいただいておるところでございます。今回、議会で構想についてご議決をいただいた後に、基本計画として構想との、当然整合性を図りながら進めてきておるわけでございますけれども、そういうものを具体的な基本計画として取り扱いをしていきたい、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) その具体的な基本計画というのは議決事項ではないのかどうかということを聞いているので、もう一度お願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 今回お手元の資料の中にも地方自治法の第2条第4項の文言を表記させていただいている部分があろうかと思います。その中で、市の区域にかかわる総合的な計画としてまとめる基本構想、これについての議会の議決をいただくというふうなことになっておりまして、今回総合計画の議案という形で提出をさせていただいたところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) その点なんですけれども、先ほど自治法の2条の4項ということで基本構想は議決事項、これはもう法で決まっているものですけれども、基本計画についても自治基本条例を定めて議決事項にしている市町村もあるわけです。甲州市がどっちの方向を向いていたか、説明のときにあった甲州市まちづくり計画の中では自治組織と地域協議会と同じページに自治基本条例を検討ということで載っているわけです。自治基本条例は市民参画を前提とした、市民が議論を重ねながら合併後速やかに策定することを目指していますということで、速やかに策定に向けて目指すと書いてあるわけです。その中で定めて住民参加の計画、構想を練っていく。構想については先ほど審議会という話でしたけれども、それに基づいて計画を立てていく。これは、やり方によっては幾らでもできるわけです。住民を幾らでも参加させることもできますし、議決事項にすることもできます。そちらの方向に甲州市は向いていたのではないですかという話をお聞きしているのです。

 これについて、自治基本条例というのを制定の前に、今どういう段階になっているのかわかりませんけれども、制定の前に基本構想が出てきたわけですから、この辺の見解をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 合併の前の新市建設計画の中でも自治基本条例の制定といいますか、そういうふうな取り組みの内容があるわけでございますけれども、かつてこの議場でも基本条例をどうするんだというようなご質問もいただいた経過もございます。自治基本条例につきましては、改めて言うまでもありませんけれども、自治体の憲法と言われるような内容のもので、それらに整合して各条例も合わせていくというようなことで、それなりの作業が必要になるわけでございます。

 基本的なこれからのまちづくりの方法という点で申し上げますと、やはり今回の基本構想の中でもいろいろな場面に文言が出てまいりますけれども、市と、それから行政が一体となって協働してまちづくりを進めていくんだというふうなことが書かれてあります。これまで行政が中心になってまちづくりをしてきておりますけれども、いろいろな経済社会の変化の中で、先ほどからのお話の中でも大変厳しい状況の中で行政改革も進めていかなければならない。そういう中で職員の削減もしていかなければならない。それらを考え合わせますと、やはり市民のお力もかりながらといいますか、一緒になってまちをつくっていく、市民は市民みずからが私たちのまちであるというふうな、こういう中でまちづくりの参画をしていただくというふうなことをこれからお願いをしていかなければならないわけでございますけれども、そういう点でいきますと、自治基本条例の制定というようなことも、やはりきちっと取り組みを進めていかなければならないというふうに考えております。

 今回、そのようなことの作業にまで手が回らないといいますか、できませんといいますか、できるだけ早い時点で、合併した時点で基本的な新市の建設計画に基づいた新たな甲州市としての総合計画を策定をしなければならないというふうなスケジュール的な中で、今回総合計画を優先的に進めさせていただいたということでございますので、その点、ご理解をいただければというふうに思います。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 手が回らないではないと思うんです。手が回らないからこそ市民との協力が必要であり、議会との関係もあるんだと思います。協働という言葉を使っておりましたが、協働の協は力を合わせるということです。協働の働は働くということです。力を合わせて働くというのであれば、そもそも3つの力を合わせて働くという字ですので、当局と議会と市民と、あるいは自治区と市民と受益者、そういった力の合わせ方があろうかと思います。

 自治基本条例というのは、おのおのの立場を明確にするという意味で立てているところが多いです。市民の立場がどうなのか、当局の責務は何なのか、議会の位置づけは何なのか、それを定めるものでありまして、それに先んじて基本構想が出てしまっては、その後にどういった計画を立てていったらいいのか、これからどのように住民の力を得る中で、どういった形で住民の声を聞いていくのか、それぞれの位置づけがあってこそ初めてこういった構想が立てられるのではないかなと私は考えているわけです。その方向で今まで進んできたわけです。手が回らないからといって順番が逆になってはいけないんじゃないかなと思いますが、この件についてどうでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) ご指摘のとおり、当然そういう形で進むべきであったというふうに考えておるところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 今この場でこれ以上聞いても、余りよい答えが出てきそうもないので、次の質問とあわせて聞いてみたいと思います。この構想の中には合併についての構想というのが、これに対する体制についてどのような体制でいくのかということが載っていないわけです。でも、今までの議会の中を見ますと、県内でも10万人に満たない市の多い状況から勘案すると、自治能力のさらなる向上を目指し、そう遠くない将来において次の市町村合併に関して具体的な議論が起こるのではないかと。

 もう一つは、合併の経緯や歴史的な背景を考慮すると、笛吹市、山梨市を入れて(仮称)峡東市としての自治体を想定した上で本市の将来を考えるべきではないかというような、合併の質問が出るとこのような答弁を市長はしているわけです。広域的な視野で甲州市をとらえていくのか、それとも一地域としての生き残りをかけていくのか、全く別ものだと思います。この中にそういった構想が載っていないわけですけれども、この後10年のスパンでとらえた構想ですので、その中に合併構想というのはどういった体制でいくのかというのが、やはり載るべきではないかと感じているわけですけれども、合併を勧めているわけではなくて、そのような話が出たときにどういった体制で臨んでいくのか、その構想が抜けていると言っているので、先ほどの住民参加とあわせて、この合併の構想についてが抜けている部分についてどのような見解なのかお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 今回、新市、甲州市としての総合計画の基本計画を提案させていただいたわけでございますけれども、この基本構想の内容につきましては、議員も既にご承知のとおり、本市の特性とか、あるいは市民ニーズの動向、また社会・経済動向を総合的に勘案する中で市が目指す将来像、それからそれを実現するための基本目標の施策、こういうものを大綱という形で示した内容のものであるわけでございます。

 ただいま議員のご質問にもありましたとおり、これまでも市町村合併の問題につきましては、何度かこの議場の場におきまして市長も触れられているところでございます。そしてまた、県における合併構想というふうなものもあるわけでありまして、しかし、総合計画の中でそういうふうなものを、今後10年先にわたってどのような形で述べていくかというふうな段階にはないのではないかというふうに思っておるわけでございます。そういうことの中で、広域的な行政あるいは次の合併というようなことにつきましては、当然新たな視点での視野には入っておるわけでございまして、今回の構想の中では若干その辺について触れさせていただいておりますが、第2章の「施策の大綱」6節の「ともにつくる協働と参画のまちづくり」、一番最後になろうかと思いますが、「自治体経営」の中で「県の合併構想などを参考に、地方分権時代にふさわしい自治体の規模等について検討するなど、隣接する自治体との合併について検討します」というふうな表現にとどめさせていただいているところでございます。

 合併問題につきましては、我がまちの将来をどのような姿にするのかといった点から考えますと、当然これは大きな市の岐路に立つ問題であろうかと思います。当然のことながら、合併の問題につきましては、本市だけでこれを決めるわけにはまいらないことは当然でございます。したがいまして、合併の問題につきましては、今回の総合計画とは別の次元の問題としてとらえているわけでありまして、合併という大きな問題は、言ってみれば総合計画そのものも飲み込んでしまうような大きな問題でありますので、今回の総合計画の中では県の計画なども参考にしながら、あるいは隣接の市町村とのそれぞれの話し合い、そういう中で、そして一番大事なことは市民の皆さんのご意見を伺うということがやはり大切ではないかというような考えのもとで、今回その辺のことについては大きな取り上げ方をしていないというふうなことでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 答弁にありましたように、確かにそうかもしれません。合併というのはこの構想を飲み込んでしまうほど大きな構想なのかもしれませんが、そういった話も県から、もしくは幾つか出た経緯もございますので、しっかりとこの部分についての構想は立てておく、それに対応する構想ですね、どうこうするということではなくて、そういった話が出たときにはどういうふうに対応していくかという構想はしっかり立てておいていただきたいなと思います。これは、この後に委員会に付託されておりますので、そこでまた詳しくお聞きしていきたいと思いますが、やはり協働という言葉、これ、よく使いますけれども、必要だと思います。住民参加を促すのであれば、住民にもわかりやすいような、最初から住民の意思の入った総合計画というのを策定していっていただきたいなと思います。

 いずれにしても、住民にお願いしなければならないことも多々出てくることですので、今の段階から、その部分、しっかりと情報を集めていっていただきたい、そして計画をつくっていっていただきたいと思うわけですけれども、今期はまだ今後もありますので、そのときにまた質問させていただきたいと思います。

 続きまして、長期シミュレーションということで通告しておきました。いろいろな行政改革がされております。行政改革プランが出たり、行政改革大綱が出たり、今後もいろいろな行政改革に取り組んでいこうということで、削減、削減と、いろいろな経費の削減もされてきますし、事業の見直しもされていく中で、その背景には一体何があるのか、わかりやすい数字で教えていただきたいと思います。市の財政はこのままいくとどうなるのか、わかりやすい数字で一体どうなっていくのか、5年後にはどうなるのか、10年後にはどのぐらいのマイナスになっていくのか。まだ行政改革プランというのが始動されていないプランもあるわけですけれども、きょう現時点でこのままいったらどうなるのかということで簡単な数字で教えていただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 財政課長、萩原哲夫君。



◎財政課長(萩原哲夫君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 平成18年度に策定されました第一次行政改革大綱の実施計画に基づく取り組みを行わずに財政運営を続けていった場合の一般会計の長期的なシミュレーションにつきましては、5年後の平成23年度の歳入予算規模は約140億円、歳出予算規模は約147億円で、約7億円の赤字となります。10年後の平成28年度の歳入予算規模は約138億円、歳出予算規模は約147億円程度で、約9億円の赤字となる見込みであります。このまま行政改革を行わずに財政運営を続けますと、平成21年度末で財政調整基金、減債基金、その他特定目的基金の現在高はなくなりまして、平成23年度までの5年間で約14億円の累積赤字が見込まれるという厳しい結果となっております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 5年後には7億円、10年後には9億円のマイナスになっていくと。累積の数字も14億円ですか、非常に多くの累積が出ていくわけですけれども、全体ではそうだと思います。

 なお、一般生活にかかわる部分でちょっと具体的に教えてもらいたいんですけれども、例えば水道事業のことについても、今回出ておりました。あと、バスの事業についても市民生活については切り離せないものですので、この2点の事業が今後どうなっていくのか、5年後、10年後、どのような状況になっているのかを、累積もあわせてお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 水道課長、雨宮英司君。



◎水道課長(雨宮英司君) 中村議員の質問にお答えをいたします。

 平成20年4月から峡東水道企業団からの浄水を上水道に2,500トン及び簡易水道に3,100トン受けることとなっております。この浄水費用でございますが、企業団設立当初より1トン当たり130円以上と予想されておりましたが、このほど1トン110円に消費税となりました。この受水費の支払いが年間上水道事業では1億500万円、また簡易水道事業では1億3,000万円が必要となっております。

 現在の料金体系では上水道事業におきましては年間1億2,000万円の欠損金が生ずる試算となっておりまして、毎年この額が積み重なることとなります。一方、簡易水道事業におきましては、もともと独立採算が難しい事業でありますが、試算によりますと年間1億8,000万円ほどの赤字となりますが、この額を一般会計からの繰出金といたしますと、甲州市の財政状況をさらに厳しいものとしてしまいます。

 水道事業につきましては、経費節減に最大限努力をしていかなければなりませんが、削減できない部分も多くございますので、水道料金の改定をお願いしていかなければならないと考えております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活課長、手塚 勲君。



◎市民生活課長(手塚勲君) 中村議員のご質問にお答えいたします。

 バスの運行につきましては、かつては市民の移動交通手段として民間の運営により市民生活には欠かせないものとして運行されまして、それぞれの地域の発展や活性化に大いにその役割を果たしてまいりました。当地域の道路は急峻狭隘で市街地から遠隔な地域が多いことから、モータリゼーションの発達とともに、1家に1台のみならず1人1台のマイカーがふえてまいりました。このことから、バスの利用者が急激に減り、赤字路線化し、バス路線の廃止までが叫ばれるようになったことを契機に、行政が主体となり、高齢者や学生等交通弱者の移動交通手段が絶たれないようにするため、バスの運行を委託あるいは補助といった形で現在のような市民バスの運行がされるようになったことは周知のところであります。

 現在、甲州市の市民バスの運行状況でございますが、在来路線バスが4路線、循環バス路線が4路線、それから市町村をまたがる広域の在来路線バスが2路線となっており、計10路線を業務委託あるいは補助しており、平成18年度の決算額で申しますと約9,800万円支出しております。また、この中で使用料として運賃収入が入ってくる路線が8路線ございますが、額で280万円でございます。また、県の市町村自主運営バス運行費補助金に該当する在来路線バスが5路線ございますが、補助金額は約580万円でございまして、収入合計は約860万円でございます。したがいまして、昨年の例で市民バスの運行にかかわります経費は、支出の9,800万円から860万円を差し引きますと、単年で約8,940万円であります。単純に5年後には累計で約4億4,700万円かかることになります。

 このことから、このかかる経費を削減することについて、今後、先ほど言われております行政改革大綱の中の集中改革プランの使用料、手数料の見直しの中でも取り上げられております。したがいまして、現在の市民バスの利用状況を検討する中で、観光的要素を含め、運行形態及び現在行われております減免措置も含めた運賃のあり方について利用者の皆様、各般各層の方々、また議会の意見を伺う中で検討していかなければならないと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 1番、中村勝彦君。



◆1番(中村勝彦君) 全体を聞いて、そして今、具体的に水道とバスの事業について聞いたわけです。この前の水道料の質疑のところでもありましたけれども、今回の改定は最小限に抑えたものとなっているという話でしたが、改革しなければ結構マイナスが出ていくのだなという感想を受けました。これは単純に10年で30億円マイナスになっていくのかなと。バスについても、5年後ですか、4億4,000万円になっていく、こういうような状況で、このサービスというのが、事業というのが果たして継続できるのか。安ければそれはありがたいです。私としてもこれが安ければ、バスも利用しますし、水道だって使います。安い方がいいです。ですけれども、そもそもそのサービスの事業がなくなってしまっては、それはもっと困ったことになってしまいます。そういった意味で、必要最低限が幾らなのか、しっかりと計算を出してもらって、その事業が恒久的に続けていけるような状況をつくってもらいたい。

 これから先の子供たちのこともあります。先のこともあります。この先がどうなっていくかわからないですけれども、この2つの事業というのは決して切り離せない、市民の生活に切り離せない事業ではないかなと思います。今回改正案が出ましたけれども、それが本当に必要最低限であるのか、今後委員会の中でも話していくでしょうけれども、マイナスがここまで続いてサービスできないのでは、これはしようがない、上げていくしかないのではないかなと私は考えますし、今後の行政改革大綱の中で本当にむだを省いていって、ほかの部門でもむだを省いていって市民の生活というのに負担のかからないような状況をつくってもらいたい。そのサービスを維持するのが前提でやっていっていただきたい、このように感じます。

 今回、全体を通してですけれども、基本構想の中も基本的視点で市民と協働による自立したまちづくりとありますし、市長は協働という言葉をよく使っております。やはり市民とともに働かなければ、この甲州市というのは運営できていかないのではないかと私も思います。市民の皆さんに負担をしていただくにしても、最小限にしてもらわないといけない。時代が変わっております。今までどおり何でも行政に頼めばという状況ではないことは自覚しておりますが、最低限の経費でやっていただきたい。むだは最大限省いていっていただきたい、このように要望いたしまして、私の一般質問を終了させていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 中村勝彦君の一般質問を終わります。

 ただいまの中村勝彦君の一般質問に対しまして関連質問のある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後2時31分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時45分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 13番、廣瀬重治君。

 なお、廣瀬重治君につきましては、一問一答方式で行います。



◆13番(廣瀬重治君) 事前に通告をさせていただきました一般質問をさせていただきます。

 今回は3つの質問を用意させていただきましたけれども、きょうの議会の中で既に丸山議員が同様の質問をされて答弁をいただいている部分もありますので、重複した部分については極力避けてまいりたいと思いますが、どうしても私としても聞きたい部分につきましては、若干の重複をお許しいただきたいと思います。

 まず最初に、人口の減少についてということでお尋ねをしたいと思いますが、この件は先ほどの丸山議員の質問及び課長答弁でかなり話がございましたので、ほとんどのところについてはそれで内容を把握させていただいて理解をしているつもりでございますけれども、あえてその中でももう一度市の人口減少に対する今後の具体的対策はどのようにお考えなのかということをお聞きしたいわけなんですが、それを聞いてしまうと、ちょうど先ほどのと同じになってしまいますので、絞らせていただきます。1つだけ。

 1つの点に絞らせていただきますが、先ほど課長答弁をいただいているんですが、少し最終的にも理解をまだ100%できない部分があったので伺いたいのですが、一番基本になる人口の減少について、これは今回の基本構想の中にもシミュレーションまであるわけですけれども、減少していくということは、こういうような中で記載されているわけですし、また現在までも減少し続けているし、さらに合併いたしました17年から19年11月1日までの基本台帳からの数字を見ましても、加速度はついているわけなんです。従来よりも多く減少率が上がっているということになるわけです。

 そういう中で、考え方によっては、自治体あるいは、ある評論家、学者の人たちは人口は減るものだということで、減少する人口を前提として考えている自治体も少なからずあるように思います。ここのところが一番大切なところの、先ほどの丸山議員の質問の中もそういう意味もあったんじゃないかと思いますが、本当に減少をそのまま受け入れ、その減少した人口を前提とした市政の具体的な施策を組んでいくのか、やはり市を維持していくために、まちを維持していくために経済力を、ある程度のGDPを維持していくためにはやはり人口が必要だということで、それを食いとめて極力人口減少がない形でいくのか。もちろんそのためにはふやしていくという考え方になるんでしょうが、ここのところの考え方は非常に大きな分かれ道だと思います。先ほどの質問、答弁で、ここのところがあったと思うんですが、しかし、明確な答えがなかったんですが、人口減少を受け入れての減少政策でいくのか、あるいは食いとめ、あるいは増加ということで前向きな形でいくのかのところをぜひもう一度答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 人口の減少に対する対策というふうなことでございます。ご承知のとおり、平成17年に日本の人口が減少に転じたというふうな報道がされたことはご記憶に新しいかと思います。そういう中にありまして、今後の人口の推移というようなことで、厚労省の人口動態統計でも今後の出生数がどんどん減少して、これにあわせた高齢化による死亡者数の増加により、本格的な人口減少時代に今後突入するんだというふうなことが予測されているわけでございます。全国的な傾向として、こういうふうなことがありまして、今後20年、東京は微増であるが、地方は依然として減少の傾向をたどっていくというふうなことが予測されておるわけでございます。

 我が甲州市におきましても、そのような形での推移がされております。合併前の昭和20年代前半のこの地域の3市町村、約5万人ぐらいいましたけれども、それがずっと減ってきているのが現状でございます。そういうふうな中で、全体が減っていく中で甲州市の人口の形といいますか、昔はピラミッド型のものがだんだん逆三角形といいますか、そういうふうな形で高齢者が非常に多くなって、それを支える若い、いわゆる生産人口が少なくなっているというのが現状でございます。そして、なおかつ今後の予測につきましても、コーホートの測定結果によりますと、人口が減少していくというふうな方向になっているわけでございます。そういう中で、この人口をどういうふうにとらえて今後まちづくりを進めていくのかというふうなことの中で、先ほども議員のご質問の中にありました、1つの考え方としますと、人口に対するこだわりを捨てて、政策の総合的な目標を人口規模から生活の質に求めていくというふうな考え方も当然あろうかと思います。そこはどういうふうな選択をするかというふうな問題にかかってくるわけでございますけれども、そうはいいましても、やはり地域の基幹産業である農業であるとか、あるいは商工業であるとか、そういったふうなものをどういうふうに活性化させて人口を維持あるいは住みよいまち、生活のしやすいまちというふうなものをつくっていく中で、やはり甲州市へ人を呼び込む、当座は交流人口なんかを図りながら、そして口コミであのまちはいいよというようなことがささやかれて、それが広がって定住に結びつくというふうなことの施策ができればというふうに考えておるわけでございます。縮小か維持か、あるいはふやすのかというふうなことでいきますと、やはり最低限でも維持をしていく、どちらかというと人口をふやしていくというようなことの取り組みについて、これは積極的な取り組みをしてまいりたい。

 日本全国の人口そのもののパイでいきますと、これは今後減少傾向にあるわけでございますけれども、その中にあって、やはり魅力あるまちをつくっていく、住みやすいまちをつくっていくというふうなことで入ってくる。1つの例で申しますと、あのまちは子育てで非常に生活しやすいよということによって入ってくる若い夫婦もあるのかもしれません。そういうふうなことも考えながら取り組んだり、また今、後継者問題で悩んでおります遊休農地、こういったふうなものを何かうまい形で活用する方法がないか、いろいろな形での人口増の対策というものは考えられるのではないかというふうに思っております。これまでのさまざまな政策の中でも特効薬といったふうなものはありませんでしたけれども、やはりここは市として知恵を出す部分でありますので、そういったふうなものを総合的な施策を総動員をしまして、これに取り組んでいきたい、こんなふうに考えているところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 今の答弁で積極的に人口増加、少なくとも減少を黙って受け入れるのではなく、積極策の中で、あらゆる方向で総合的に努力をしていきたいというふうに答弁いただいたものと思いますが、私も全くその点では同意見なんですが、確かに全国的には減少する人口ではありますけれども、減少をただ受けとめた形では、やはり現在の甲州市の規模というものがその最小限のレベルにあるだけに、これ以上減らしては、本当に行政も、あるいは経済も成り立っていかなくなるようになるのではないかという懸念があります。

 積極的に、これ以上下がらないような努力をすべきだと思いますが、積極的に人口が下がらないための努力はどうやったら実を結ぶのかということを、先ほどの丸山議員の質問に対するお答えの中で幾つかそういう話が出てはおりますけれども、最も重要なのは今回のこの基本構想の中を見ましても、やはり私たちの甲州市の基本は農業、そして果樹園交流都市、こういうことになるわけなので、具体的にも「まちづくりに生かすべき特性」というところに6項目挙げられていますが、第1項目、第2項目はストレートに「果樹園」あるいは「果樹生産と農業を基盤とした産業が集積したまち」ということが言われているわけで、この2点、さらに4番目にある「首都に近接する交通立地条件に恵まれたまち」、この条件を含めて考えると、決して新しい人口をこの部分に求めていくことが不可能ではないと思いますし、またそこに求める以外に人口減少を食いとめていく近い道はないのではないかと思います。

 新しい形での新就農者あるいは一時的つなぎであったとしても、団塊の世代の人たちがリタイアした後に第2の人生を少しでも土になじんで、そして自然を大切にしながら生きていきたいというような人たちの受け入れも、本格的な農業を彼らがすることはできないと思いますが、少なくとも遊休地を有効に使ってくれること、そして少なくとも居住をしてくれるということは経済的にまちのプラスになっていくと思います。そういう意味で、積極的にこれらの人あるいは都会の若い人たちの中にでもまだまだ希望を持っている人たちが多くあります。農業や、あるいは畜産に向けて希望を持っている人たち、しかし、今の法律的な部分から考えましても簡単な参入ができない、そういうところをどういうふうにして手助けをしてやったらいいかということを考えて、ぜひ甲州市に新しくやってくる農業への希望者たちを迎え入れる気持ちを持つ、ここにはやはり一つの優しさを持ってもらわないとできないわけです。

 この辺を積極的に行政が主導権を持ちながら、具体的には行政だけでできる問題でないので、民間の活用も含めまして積極的に進めてもらいたいというふうに思います。先ほど課長の答弁の中にもクラインガルテンなどの名前も出ておりましたけれども、そういったものの利用などは、この間、私たちの建設経済常任委員会でも研修に、まさに飯田市と松本市のクラインガルテンを見てきておりますが、委員長の報告の中で詳しく報告が初日にございましたけれども、非常に興味のある部分だと思います。両方とも、飯田市も松本市も同じ中央線沿線上であり、かつほとんどが関東、東京地方から来ている人たちがいる成功例のまちです。松本市や飯田市まで行かせないで、まさに隣接したまちとしての甲州市がその手前でキャッチアップすることは、もっと効果的にできるんじゃないかと思います。

 そういうことについて、今後のまちづくりの中で人口を減らさないためにぜひ考えていただきたいというふうに思いますが、その点については具体的にまだ案が出る段階ではないのでしょうけれども、そういう方向性を考えているのかどうかお尋ねしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 ただいまの議員のご質問の中にクラインガルテンというふうな話もあったわけでございます。確かに、甲州市の持つ自然的な資源あるいは果樹を中心とした実り多い豊かなまちであるわけでございます。そういうふうな特性の中で、今お話のありました都会の方たちが長期に、あるいは短期に滞在をしながら、この甲州市で生活をしていく、そういうことに非常にあこがれを持っているといいますか、そういうふうな方が都会に大勢いらっしゃるというふうなことも聞き及んでいるところでございます。まだ、具体的な内容としての取り組みというふうな段階ではありませんが、これらの遊休農地などを活用した滞在型のクラインガルテンというような、これも一つの考え方のものだと思います。

 したがいまして、今後は市としてどのようなことができるか、市の特性を生かしながら、そして都会の方たちが心をいやし、ここの地で、あるいは将来的に定住をしていただけるような、そんなふうな取り組みができないかどうか十分調査もしながら、一つの柱となれれば大変我々もうれしいと思っているわけでございますけれども、まだ十分なそれに向かっての資料といいますか、調査等も整理されておりませんが、こういうことについての取り組みも今後調査をしながら、一つ一つ市の施策としてまとめ上げていければというふうに考えております。

 いずれにいたしましても、この甲州市の将来に向かっての姿として、我々ができることは何かをきちっと見きわめながら、一つ一つ実現可能なことについて取り組みをしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 確かに、具体的な部分はまだ時間がかかると思いますが、常にこれ以上出おくれてはいけないという部分もあると思いますので、他のまちがどんどんそういうことに対して先行している部分を指をくわえているわけにはいかないということで、まちを挙げてのやはり意識改革をぜひ啓発していただきたいというふうに思っています。

 もう一つ、その点については、県も2カ所居住型生活を推進するための補助策も、通勤費を出すとか、そういうのを実際にやってありますが、当面はやはり2カ所居住型生活者が入ってくるというのが一番パターンとして早いと思いますが、それをうまく受け入れるということになると、やはり都心に近いところということになり、ますます甲州市にはチャンスがあるはずです。そして、そこには例えば最初から定住を求めるというのはかえってお互いに無理が出てくるという部分から、私はやはり当初本当の意味での定住ということにこだわらなくてもいいんじゃないか、あるいはこれからは本当に2カ所居住生活様式は十分あり得るし、その意味ではどちらが拠点であってもいいわけで、いわゆる永住権的なものが、いわゆる市民としての、極端なことを言えば有権者ではないけれども、税金についても直接的に払わないということになるかもしれないけれども、生活をすることによる間接税は非常に大きなものが入ってくるし、ましてや今度はふるさと納税ということもあり得るわけなので、これは何も定住だけを考えなくても、市の発展には十分に貢献してくれると思います。そういったことも考えて、ぜひこのプランについては人口を減少しないための積極策として、今後具体的な策を早期に組んでいただくことを望みます。

 それでは、2番目の質問に入らせていただきます。

 新庁舎の移転計画についてということで、旧シルクの改築計画の進行状況というのをお伺いしたいわけですが、これはやはり既に市民もこの用地については買収を終えたことを報道等で知っていると思いますが、現在、公社が所有して管理しているということになるわけですが、旧シルクの今度は建物の部分がどういうふうになっていくのか。リフォームで対応していくという形ですけれども、現在までの進行状況をお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 管財課長、徳良利朗君。



◎管財課長(徳良利朗君) 旧シルクの改築計画の進行状況はというご質問にお答えいたします。

 本年8月21日に市土地開発公社と、所有者である株式会社日向、塩山ショッピングセンター並びに廣瀬氏と売買契約を結びました。その後、所有権移転、抵当権解除手続を済ませ、8月31日より土地開発公社で管理をしております。平成20年度において一般会計で買い戻しをする予定としております。第2段階といたしまして、各課のヒアリングを実施し、各課の意見を聞き取り、検討する中で、現在各階の平面図等を修正、検討をしております。今後、第3段階といたしまして、市民の声を聞くため、甲州市役所本庁舎移転改修整備改修検討会を立ち上げ、市民のご意見や提案を聞いてまいる予定であります。その後は20年度で本設計にかかり、21年度以降、工事着手をすることといたしております。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 現在の状況は、用地の買収を終え、そして改築プランについての各課のヒアリングをしているということで、この後、市民の声を聞く検討会ができるということでございますが、私ども議会では、また特別委員会もあるので、その部分に所属している議員は詳細にわかっていると思いますが、私は入っていない関係もあるので、多少そういう点では話が二重になってしまうかもしれませんが、今、私が聞き及んでいる範囲内で言えば、この改築計画に対しては基本的なマスタープランというか、これは一つのたたき台という形であるわけですけれども、これは我々議員に一度説明がありましたけれども、当初の話は別として、現在の修正案として7億数千万円ぐらいの予算規模で全面的な改修をして、全面的にここにある機能のすべてが移転される、こういうような形で聞いております。

 そのこと自体は、現在ヒアリングが進む中で修正案も出てくると思うんですけれども、私は前から全員協議会等のときにいろいろお伺いしている中で、1つの点はやはり防災にかかわる問題が移転をするということへの第1の理由だったわけなので、耐震の強度が現在のものでは不足するということで、万一のときの防災の一番の拠点になる市役所がこのような状態ではまずいという市長の判断から速やかに新しい場所を求めるというところで、一番身近にあり、新たに建物を建てる必要性もないということでシルクというふうになったわけですが、時期的にいうと、今のお話からしても21年以降になるわけなので、時間としても残念ながら大分間があいてしまうということで、少しでも早くにこの計画が実行され、全部改築が終わらないと、移転ができないと、当初の意味がなくなってしまうというふうなことが万一にもあってはいけないということであります。

 その工期などが短縮することを望むことと、もう1点、やはり市民からの非常に大きな問い合わせは、どのくらいのものができ、どのくらい金がかかりというようなことなんですが、これは現在検討中というふうに私どもも説明していますが、今度、市民の声を聞く検討会をお持ちになるのであれば、一つの提案でございますけれども、現在の予算の7億数千万円というものを前提とした話で、市民にこれはこうだと言っても、なかなか理解を得られないと思うんですが、その理解を得やすくするためにも、思い切った削減プランというのを第2案として、例えば1億円ぐらいの予算の下がったもの、あるいは極端なことを言って、それは10分の1では何もできないのは当然ですが、ぎりぎりまで削減した計画というものを仮に5億円とかいったところでやると、これでやったらこの程度しかできないぞという部分もあった方が、かえって本当の意味で市民の理解を得やすく、では、どっちにするかという意見を得やすいのではないかと思うんですが、検討会をするに当たって、そのようなことはお考えがおありでしょうかどうか、お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) ただいま管財課長からもご答弁をさせていただきましたとおり、本年公社で取得して、来年一般会計へ買い戻し、そして21、22年というようなスケジュールで現在進んでおります。

 これにつきましては、もう少し早くできないのかというふうな、これまでもお話をいただいておりますけれども、この点について若干触れさせていただきたいと思いますけれども、これにつきましては、既に議員の皆さんご承知のとおり、実質公債費比率の問題が急浮上といいますか、1つの地方自治体の財政の健全化をはかる指標として出てきたわけでございます。こういうふうなことが出てまいりまして、18%以下に抑えることが望ましいんであるということで、当市におきましては20.1%、現在20.3%ぐらいになりますけれども、そんなふうな形の中で、これを24年までの7年間で18%以下に抑えていくというふうなことが1つには縛りとしてあるわけでございます。

 実質公債費比率の関係の中身を申しますと、今回の市庁舎の財源につきましては、大方合併特例債を充当して、これをやっていこうというふうな計画でございます。ご承知のとおり、合併特例債につきましては3年据え置きの返済というふうなことの中で、年度を少し向こうへ送ることによって24年までの実質公債費比率を18%以下に抑えていくというふうなことが可能になってくるわけでございます。そういうふうな都合がありまして、そのようなスケジュールをさせていただいておるということを、改めてこの点についてご理解をいただきたいと思うわけでございます。

 それから、今後の市民の皆さんの意見を聞く会の中へ今後の改修費用、これらのプランとして削減プランと申しましょうか、これまで7億数千万円というような数字をお示しをしてございますが、これをどういうふうな形で削減していくと、こういう施設だというようなことにつきましては、それも一つの大きな選択肢の考え方の中に入ることや計画だと思いますので、今後の作業の中で、それらについても検討して、できるだけ今回の庁舎の改修につきましては、経費を圧縮した形で経費の節減を図りながら、なおかつ、そういう中でも市民の皆様に利用しやすい、あるいは中で事務をする職員の最低限の職場環境も守っていくといったふうなことも考えながらやっていくということでございますので、経費削減へ向けてのプランもあわせて検討をさせていただければというように思っております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 特例債を使っての財源を考え、そして、それも含めて実質公債費比率の現在の状況から、これを解消しながらやっていくために、どうしても年度的におくれて、すぐにできる事業ではないという形については承知をしているわけですが、その辺も含めまして、節約プランというものはいろいろな意味で別案として、現在の進行しているものとは比較検討できるようなものがあった方がよいのではないかと思います。そして、もちろん今の計画そのものが悪いとか、そういうことではないわけですけれども、やはり問題は現在の甲州市の財政はいろいろな意味で大変厳しい状態であり、かつさらに今回は、先日発表されたような新しく、また国からの指示が出て、4項目にわたる財政の指標のチェックがまたあるわけですけれども、まだそれについては細かい数字が出ていない、出ているのは実質公債費比率の部分だけですから、出ているのは。ということで、どうなるかわからないというようなこともありますけれども、財政については最優先して立て直しを図り、また少なくとも未来への負債をこれ以上ふやさないような形にしていかなければいけないということは当然のことだと思うんですが、その中で必要なものはどうしても出てしまう。例えば、この間の井尻小のような問題については待ったなしでかかっていってしまう。そういうようなことも考えると、市庁舎についてどれだけ市民からの理解を得られるかということが大変大切な部分だと思います。

 そういう意味で、ぜひ予算についても見直しを図り、場合によっては工期を大きく2つに分けることも、第一次、第二次で大きく分けることによっての、先ほどの公債費比率の締めつけの部分も含めまして、そういったこともあり得るのではないかと。一時的にですが、2つを使うことがあっても、防災のために一日も早くという部分と、予算の難しさをクリアしていく部分と、あらゆる市民に極力理解をしてもらうということ、これらを総合して、そういうことも考えて、ぜひ最善のプランを出していただきたいというふうに思います。

 今の部分につきましては、先ほどまでの答弁と内容的には重複する部分になると思いますので、あえてその部分は同じことを私が質問をしたというふうに理解していただいても構いませんが、それと同時に、どうしても市民に理解をしてもらう内容にというところらにかなり重点を置いていかないと、それは予算も大切ですけれども、もう一つはやはり市民にとって開かれた市庁舎でなければいけない。また、このリフォームされたシルクというものをうまく生かす形で、新しく建て直すのではないけれども十分なものであるということ、これをやはり地域の人々にも理解してもらえるような形が望ましいと思いますが、そういう点では1つお願いをしたいのは、今までの説明の中にもあるので、多分地下には商業施設ということが検討材料には入っていると思いますが、これはかなり地域の人々にとっては重要な部分に今、なっている。

 この地域にやはり1カ所大きなショッピングセンターがなくなったことによって、特に高齢者にとっては非常に不便を感じているようでありますので、狭いスペースであっても、やはりぜひそういったものをもう一度戻せるような状態をぜひ考えていただきたいということと、もう一つは、せっかくそこまで新しく考えていくのであれば、今非常に弱点になっております塩山の図書館、市民文化会館にありますけれども、非常に手狭で、そしてトイレの使用なんかも時間帯等によっては外から回ってというようなことで非常に不便で、多くの方々から、もう少し便利で使いやすい図書館をというようなことを言われておりますが、これをできればその商業施設と併設して、仮に地下であっても、そういうところにつくることによって、逆に、市役所に来る親御さんについてくる子供たちがそこで、その間、本を読んだりということもできるし、十分なスペースがあると思いますので、そういった部分はより市民に理解を求めやすいような状況としてぜひそういうものを考えていただきたいと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 管財課長、徳良利朗君。



◎管財課長(徳良利朗君) お答えいたします。

 市民に理解していただくために、市民に開かれた庁舎ということでございまして、今度の検討会につきましては、庁舎の整備方針に関すること、それからどのように経済的に運営できるかというようなことを主にお聞きをしてまいりたいなと、こんなふうに考えておるところでございます。

 今、議員さんご指摘をいただきました地下のテナントというようなことであろうかと思いますが、これにつきましても、この地域で不思議な現象が起きているというようなことの中で、今、議員さんおっしゃるように、ここの町中でありながら、よそのまちへ行ってお買物をする、電車に乗っていって買物をするというようなお話を聞いております。積極的にここの中でテナント等もショッピングセンター的なようなものができるかどうか検討してまいることになっております。

 それから、塩山図書館が今手狭になりました。トイレの方につきましても大変不自由をしておると。時間的なことが10時ということから7時までというような開館の時間が変更になりまして、図書館はやっておりますが市民文化会館の方が閉館になってしまう。そんなことの中でトイレが使えないというようなことで大変不自由を感じておる、そんなようなお話も聞いております。それから、塩山分館、塩山図書館につきましては、年間利用者が在館者6万5,400人くらい、それから貸し出しが10万9,700冊というような多大な貸し出しをしております。それから、蔵書の方につきましても10万冊を既に超えております。そんな中で、図書室が非常に狭くなって置き場所もないと。その点につきましては、こちらの地下室の方は非常に面積がまだございますので、蔵書の方につきましても地下でいきますと太陽光を直接浴びることもなく、その点につきましても非常に有利であるというようなこと、それから先ほどのテナントの方へ入る方々も、これだけの人がこちらに集まってまいりますと非常に有利になるというようなこともございますので、市長にちょっとそのようなことをお話を申し上げまして、これはヒアリングの過程の中でそんなふうな話も出てまいりました。そこで、市長の方へお伺いいたしまして、検討をしたらというようなことでお許しをいただいておりますので、今後も検討してまいりたいと、こんなふうに考えております。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) それでは、次の質問に移らせていただきます。

 学校給食についてということで、前回の9月の議会でも同様な質問をさせていただきましたが、これにつきましても先ほど丸山議員さんが幅広くご質問されておりましたので、重複する部分を避けたいと思いますが、食中毒の再発防止策については、それで答弁いただいておりますので、十分であります。

 もう1点、危機管理ということについて、ぜひつけ加えていただきたいんですが、今回は食中毒ということがたまたま金曜日に発生して、土曜・日曜、そして月曜が休日であったために、火曜日になって、それが急遽連絡があった、こういうようなことになるわけですが、この点についても含めまして総合的な危機管理という部分について、学校給食関連について、あるいは教育関係について、この点についてぜひご答弁いただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えします。

 危機管理の見直しについては、市内調理場が10カ所あるわけですが、各調理場の状況把握をする中で、関係機関である峡東保健所、県教育委員会のご指導をいただき、連絡網の徹底を図り、緊急時の連絡体制が速やかにとれるように指導徹底を図ったところであります。また、特に週末から休日における危機管理体制につきまして、職員間の情報連携を密にして危機管理意識の向上を図り、万が一の事態に対応できるように研修を深めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 今回の場合はそれほど強い菌でなかったために、これだけの時間を経ても、数的には大変な数の生徒及び職員が感染したわけですけれども、本当に強い感染症だった場合のことを考え、危機管理の見直しの徹底をよろしくお願いをいたしたいと思います。

 もう1点、給食の未払いについて前回お尋ねを申し上げておりますが、その後、その実態の調査はされたのかどうか。また、されたのであれば、その点の報告をいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えします。

 給食費の未払い状況と、その実態調査についてのご質問ですが、市内小・中学校の学校給食は単独調理場及び共同調理場で業務を行っており、給食費の徴収は甲州市学校給食運営協議会則並びに学校給食事務処理要領で学校長に一任しております。当該栄養職員は、給食1カ月終了後、給食費調定内訳簿を作成し、翌月10日までに当該学校に提出して、学校では提出された給食費調定内訳簿を確認の上、翌月20日までに学校給食センター管理の指定口座に給食費を振り込んでおります。

 平成18年度の学校給食会計の決算状況は、全体で収入1億7,095万6,556円、支出1億7,071万9,822円で、収支残金23万6,734円となっており、給食費の未収金はありません。

 本年度の給食費の未払い状況の実態調査についてですが、市内小・中学校全体の10月末現在の給食費の調定額は8,685万3,032円、納入額につきましては8,581万5,522円、未納額は103万7,510円となっております。未納額の徴収につきましては、年度内の徴収に努力してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 状況はわかりましたが、給食費を徴収する、管理する責任は学校長にあるということですね、そうすると。給食センターでなくて学校長にあるということですね。

 そうすると、今、昨年度については未収がゼロということで報告されておりますが、現在、中間期でありますが、103万何がしほどがある。これが3月までに未収分が徴収されるであろうということでありますが、実際のところ、現実論としてかなり現場の先生方は、前回も申し上げたように、かなり苦労されていると思います。また、それは校長も含めてだとは思いますが、ぜひそこのところで、これ自体が学校長の責任になるという、これはそういう規定で決まっているということではありますが、少しそこにも問題があるのではないかと思います。もちろん第一次的な責任は担任、そして学校長にあるのは当然だと思いますが、やはり今のような社会状況の中で、こういったものの未払いなどは、もう常習的に全国どこでも行われていて、それが結果的にはだんだん上へ上っていけば、高校で授業料の未払いが出、だんだん社会保険も払わない社会人がいっぱい出てきてしまうわけですが、やはり給食費についてもきちんとした形で対応する、その中で大切なことは現場に押しつけて100%ノルマというのを達成が大切なのではなくて、実態をきちんと把握することが大切であると思いますし、また無理をした徴収をしたり、あるいはそれ以外の方法で何らか穴埋めをしてしまうようなことがあっては、あるということではありませんが、あっては絶対いかんと思います。そういう圧力がかかっているようでは、また現場の教育を受け持ってもらう先生方にももっと日常的な教育の方に力を入れてもらわなければいけないということからも、この点については、やはり行政側の方もきちんと状況把握して、場合によればこの徴収についてはまた現場任せではなくて、学校任せではない方法も考えるべきではないかとも思いますが、その点はいかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 学校給食費の納入につきましては、これまでの過去の状況の中でも実態を把握する中で、徴収について非常に我々も完納というような形の中で必要性を感じております。また、過去の例の中でも教育長名で督促状を出して徴収について父兄の方々にご理解いただいたというような経過もありますので、全体を踏まえまして、また学校並びに教育委員会双方で連携をとりながら徴収につきましての万全を期していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) ぜひ実態を適切に把握していただきたいと思いますが、この問題はやはり学校側に押しつけては限度があるということと、それから教育上の問題で、やはり担任を通じての集金の限度というものがやはりあると思いますので、ぜひその点もお考えいただきたい。

 また、給食費が払われていない家庭の子供が何カ月かに一遍、督促状といいますか、その封筒をもらうわけですが、実際のところはそれは表には何も書いていませんけれども、給食費の未払いの件だということはもうほとんど、少なくとも高学年の子供はみんなわかっているわけなんですが、これらについても子供たちの手を通じての手渡しは考え直すべきではないかと思います。大変実際にその目に遭って、神経質になっている子供が事実いることは、私自身が確認しておりますので、そういうことについても配慮すべきではないかというふうに思います。

 しかし、給食費は間違いなく払われなければいけないし、これは親が払う義務があるわけです。そして、生活保護を受けている人たちは当然のことながら徴収されているわけですが、そういう人以上の収入がある人がそれを払わないということが今のいろいろな子供たちの成長過程での問題につながっているわけですので、この間、いろいろとそんな講演会もございましたが、市民会議の方でやりましたことでありましたが、問題は親の方にあるんだと、はっきりとその方は言っていましたけれども、事実そうだと思いますので、そういうところはいろいろな部分で配慮をしながら、子供たちに影響のない形で、かつより多くの方がきちんと予定どおり払い、最終的には未払いがないような方向に持っていってもらえればありがたいと思いますが、指導をよろしくお願いしたいと思います。この点ではあえて答弁は要りませんので、要望として終わらせていただきます。

 以上をもちまして、一般質問を終わらせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 廣瀬重治君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬重治君の一般質問に対し関連質問のある場合は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後3時39分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時51分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に、指名いたします。

 10番、古屋匡三君。

 古屋匡三君については、一問一答方式で行います。



◆10番(古屋匡三君) 10番、古屋匡三であります。議長に一般質問を通告しておきましたところ、許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 私は、観光振興、ぶどうの丘、有害獣対策、それから自治公民館についてお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 まず、観光振興の中の観光行政と職員配置についてお伺いいたします。

 いつでも言われることでありますが、甲州市はぶどう、モモ、スモモ、サクランボ、イチゴ、カキなどの果樹栽培を中心とした農業が基幹のまちであります。豊かな自然環境を持ち、美しい果樹園景観を有するまち、武田氏ゆかりの史跡や国宝、重要文化財を含む歴史的文化財が多く存在するまち、ワイン醸造にまつわる産業遺産、明治の鉄道などの近代産業遺産があります。

 市長はこれらの特徴ある観光資源を効果的に組み合わせて活用、点から面へ発展させてワンシーズンからフルシーズンへのまち、豊かな自然、歴史と文化に彩られた果樹園交流のまちを目標に、年間を通して誘客に努められておりますが、観光についてや農業について、この2年間、私は質問や提言をさせていただきました。しかし、いつも検討、協議、研究してまいりますの答弁が圧倒的に多く、具体策が見えてこないのであります。行政改革による見直しも必要ではあるが、この2年間で2回の組織・機構の見直し、職員の配置がえを行い、適材適所の配置で効率化を図ると言っておりますが、私から言わせると成果を上げていないのではないかと思います。職員数の不足や配置の不適切により引き継ぎ、継続がうまくとられていなく、業務に無理が出て健康に障害をする職員や、業務にミスが出て信頼関係を失っていることも多くあります。観光のハイシーズンや業務の多忙なときには、それぞれの違う部署から、隣からも応援できるような配慮が必要ではないかと考えております。

 それから、観光課を大和地区に置くことに対しても、本市は地勢的にも東京から100キロ圏内に位置し、中央高速道勝沼インターチェンジが設置され、高速バスの停留所もあり、首都圏からの交流、連携を図るためにも、観光客の案内をするにも、観光課を勝沼地域総合局に置くべきと考えますが、市長の考えをお伺いしたいと思います。よろしくご答弁をお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 古屋匡三議員のご質問にお答えをいたします。

 本年度、甲州市の観光元年と位置づける中で、各種イベントやキャンペーンを観光行政に積極的に取り組んでまいったところであります。

 観光課の職員の配置につきましては、市の施策の中で最も重要な部署であると考えておりますので、職員の日ごろの仕事に向かう姿勢、能力、また職員の希望なども配慮する中で、総合的に検討、判断し、適材適所の配置を行ったところであります。

 平成19年度組織・機構が見直される中で、各種イベントにおきましては一括して観光課で行うとしたため、18年度の職員の9名に対して3名の増員を行い、職員の充実を図ったところであります。職員の配置されたそれぞれの部署において、担当、専門家として努力をしているところであります。昨年策定をいたしました集中改革プランで示したとおり、職員の定員管理を推進する中で、観光課のみならず全庁的に職員に課せられた事務は増大をいたしているわけであります。議員の質問の中で、それだけの成果が上っていなかったのではないかというふうなことでありますが、確かに職員が健康上の理由で長期休暇、休んだというようなこともあり、そういう中での職員に対する仕事量というようなことで、でき得なかった部分もあります。そして、私どもが先ほどの丸山議員の質問にもお答えをしたと思うんですが、それぞれの3市町村の職員が一緒になったということで、2年間で2回とおっしゃいましたけれども、まず最初はその前のままの職員の配置でございましたので、昨年新たに配置がえをいたしたわけでありますが、観光行政、確かに一番重要な中での一つの柱でありますので、その辺も配置をしたわけでありますが、思ったほど成果が出なかった部分も確かにご指摘のとおりあるわけであります。

 それと、観光課が大和にあって、勝沼の方がよいのではないかなというようなお話でありますが、私も確かにそういうふうなことは思っております。ただ、合併時の協定事項の中で、それぞれの課を1つずつ大和、勝沼へ配置をするというふうなことの中でそういうふうな配置をしたわけでありまして、やはり観光行政というようなこと、そしてまた、それぞれの観光連盟、観光協会の皆さん方、そしてそういうふうな連携の中では勝沼または本庁舎の方が自然なのかなというふうなことも考えております。

 いずれにしても、また来年度に向けて、それぞれ改革をある意味ではしていかなきゃいけない部分もあるわけでありますので、議員の皆様方のご意見を伺いながら、そしてまた市民の皆様方がやはり使いやすいというか、そういう庁舎、そしてまた行きやすい、そして市民に親しまれる、そういうふうな庁舎であるように努力をしてまいりたいと思っております。ご理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 確かに、職員が悪いわけではなくて、非常に業務量が多いとどうしても無理が出てくる。この辺を非常に配慮して、私は先ほども中村君がおっしゃいましたように、上司が、やはり部長であり、課長である部分が横に行って、隣の部分をいろいろ様子を見て、それから市長に上げて、どういうぐあいにしましょうかという対処をする、やはりフットワークの軽さをつくらなければ、それぞれの責任を果たせないのではないかと思います。やはりそういう意味からも、部長とか、うんと横のつながりをするものをもっと実際にやってほしい。

 それから、今の職員の部分でありますけれども、やはり全部の部門をがちゃがちゃとやって散らばせるのはいいですけれども、やはりある程度、この部分については経験があるなと、そういう一つの部分も職員を入れていかないと、やはり引き継ぎがうまくいかないのではないでしょうか。

 それから、これはまたもう一つですけれども、今、やはり3市町村が合併して非常にイベント、お祭りが多いわけであります。これをいつも統合して、予算がないからというような話ではなくて、職員だけでは無理があります。やはり企画の専門家を入れて、それにそれぞれの立場の職員を入れて統合する検討委員会なりプロジェクトをつくるような、そんな考えはないかお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 古屋匡三議員のご質問にお答えをいたします。

 観光行政、確かに先ほど申し上げましたように、甲州市の人たちの、今年度を観光元年と位置づける中で、やはりやってまいったわけでありますが、そういう意味でフットワークに欠けた部分も確かにあろうかと思います。

 ただ、職員数の問題もありますし、いろいろと難しい問題もあるわけでありますが、ともかく観光というものをしっかりと考えていく中で、イベントと、そしてまたイベントに対するそれぞれの見直しを今いたしているわけでありますが、ともかく多くの方々がこの甲州市においでをいただくように、そのイベントもやはり見直していくというふうなこと、その中での職員のあり方、そしてまた今後の甲州市の観光というものを考える中で、議員がおっしゃるように、そういうふうな専門的な方々にご意見を伺うということも施策の一つだろうなというふうに思いますので、検討してまいりたいと考えております。これは今まで検討して、検討してと言って答えがないというようなお話がありましたけれども、そのことは実際にしっかりとやってまいりたいと思っています。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) しっかり検討して、よろしくお願いいたします。

 それでは誘客、宣伝、広告についてお伺いいたします。

 ことし1月からのNHK大河ドラマで「風林火山」が大きな視聴率を上げております。それから、そういう中で、市長は本年を、先ほども申しましたけれども、甲州市観光元年と位置づけ、観光の振興に努め、また風林火山のまち甲州市を全国にアピールすると、10月25、26日にキャラバン隊を「風林火山・武田の聖地・甲州市」をテーマに、甲州市風林火山大型キャンペーンとして京都に赴き、大いにPRしてきたと今年度の施政方針の中で報告されました。私は、やはりこれに対しても少し苦言を呈しておきたいと思います。やはり、これは急に、今まで、この9月になって突然に出てきた話でありまして、私の所属する観光連盟には話がすぐにはなかったわけです。そして、やはり一番なのは、そういうことより準備不足であります。やはりこのシーズンを考えて大きくやるのであれば、限られた予算の中で、準備をして、もう少し効果のあるようなPRをお願いできればと思います。

 ただ、一番この中で、このように機動性があって予算が動かせる市長のリーダーシップがありますので、私はここで1つお願いしたいんですけれども、実は私たち観光連盟の中では今ホームページの中で外国語の翻訳をやっているわけです。翻訳をするということで予算に非常に苦慮をしておりますので、このリーダーシップをもちまして、観光連盟の外国語の翻訳に門戸を開くためにも、ぜひ予算のご援助をお願いできるとありがたいと思います。

 それから、大型キャンペーンは、圏央道がつながりましたので、ぜひ関越の圏央道の群馬、埼玉、あちらの方に行かれるような、また計画をしていただくとありがたいと思いますけれども、どうぞこの補助に対してのお願いが通るかどうか、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、池田良雄君。



◎観光産業部長(池田良雄君) 古屋匡三議員のご質問にお答えいたします。

 これまで旧市町村では、それぞれが特色ある固有の誘客、宣伝活動を展開してきました。甲州市は合併して2年が経過しましたが、甲州市の知名度は高いとは言えず、観光振興にはこの知名度アップが欠かせないものと思います。全国に甲州市の魅力を伝える宣伝活動は本市のイメージをさらに高めるとともに、観光振興をソフト面から支える重要な柱でもあります。本年のNHK大河ドラマ「風林火山」の放映は、甲州市の知名度アップの絶好の機会としてとらえ、本年度を甲州市観光元年と位置づける中、「風林火山・武田の聖地・甲州市」をテーマに、新たな戦略として、議員ご指摘の10月25日、26日の両日、市観光連盟、市商工会、市議会など30名で組織したキャラバン隊による甲州市風林火山大型キャンペーンを京都に赴き、実施したところであります。

 「風林火山」の放映による来訪者の増加に見られますように、効果的な宣伝は甲州市の観光振興に多大な影響をもたらします。このため、ターゲットや内容、媒体などを絞り込んだ宣伝、戦略を強化し、効果的な情報発信を行うとともに、発信する素材につきましては、甲州市ブランドとして一層磨き上げるとともに、市内外から多くの人々が集まるイベントなどを活用した情報発信を強化してまいりたいと思います。さらに、来訪者の交通手段はマイカーが多いことから、高速道路のサービスエリアなどにおきましても、自動車利用者に対する、泊まる、買う、食べるなどの情報発信の強化にも努めてまいりたいと思っています。

 なお、圏央道につきましては、今年度の6月17日、29日と甲州市観光連盟を中心としまして観光パンフレット等を既に配布し、今後もこういった県外への観光誘客に向けては積極的に取り組んでまいりたいと思います。

 なお、先ほどの翻訳の関係につきましては、現在20年度予算を検討してございますけれども、財政当局にもお願いしながら、あわせて検討させていただきます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 検討してくださるということで十分期待しておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、先ほど失礼いたしました。やはりそういうことで、先に言ってあるということで、これは私の方でおわびを申し上げます。

 それで、今の部分の観光案内についてですけれども、先ほども申しましたけれども、甲州市の中に一番お客さんが入ってこられるのは、電車で来られる方、車で来られる方々もあろうと思います。しかし、一番来られるのは、やはり車で来られる方が一番多いんだろうと思います。電車で来られる方は中央線を来られて塩山駅、それから勝沼駅、大和でおりられても、それぞれの駅には観光案内所があります。しかし、勝沼でおりられて中央道をおりられた場合に、すぐには観光案内所はないわけです。私は前にも申しておりますけれども、やはり前の答えの中では、甲州市に導くところがないわけです。私はやはりインターチェンジの隣接した場所に観光案内所やインフォメーションセンターが必要でないかと何回も質問で提案しているわけですけれども、前の部分のお返事の中では、インターチェンジの場所に大金をかけずにできるんですけれども、前のお返事の中では、幾つかの問題があるというようなことの中で、なかなか実現をしませんでした。

 しかし、大金をかけても、インターチェンジを出たところ、それからバス停、インターチェンジを出たときに高速のバス停があります。そこのところだとか、農協のところ、そういう角々に案内標識を立てて、それから勝沼総合局に案内所を設け、そこにやはり駐車場、そこに人を導いてアクセスして、それから甲州市の各地に散っていかせるためにも、ぜひ、お金をかけなくても、ちょっとした案内板をつくるとか、QRコードを入れるとかという形でできてきます。ぜひそういう部分を検討ではなくて、実際にこういうことをすればお客さんがどうなってくるんだと、そういうことはやはりおもてなしの心だと思うんです。やはり甲州市に行ったらよかった、こんなような形があった、ぜひそういうことをやっていただきたいなと思いますので、そのことについてお考えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、池田良雄君。



◎観光産業部長(池田良雄君) 議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市にとりましては、やはり最大のお客様をお招きする方法としましては、JRを利用したお客様、それから議員が今言われましたように、中央道勝沼インターチェンジを利用されたお客様、それから国道140号線、それから最近では圏央道を使用した中で勝沼インターを利用して当市へ訪れる観光客が非常に多くなってまいりました。

 前回のときにも議員からいただきました観光案内所の件でございますが、現在、勝沼インターチェンジをおりまして甲府の方に進みましたところにJAが売店を持っております。そこのところがことしの初めにコンビニとJAの共同の店舗になりまして、私もそこの中でお願いをした経過がございますけれども、なかなか土地を活用して、利用していただくことが、農協との話し合いが非常にまだ進んでございません。また、今後その辺の農協の土地を借りる中で簡易的な案内ができるかどうか、またコンビニと農協等にそういった観光案内的なことをしていただけるかどうか、また塩山駅構内にあります観光案内とも連携をとる中で、そういったことももう少し時間をいただきたいと思っております。

 それから、観光案内につきましては、現在、勝沼インターチェンジをおりまして勝沼大橋を渡りますあの道路は国道20号線でございます。来年の3月にはフルーツラインも供用開始となっております。それにあわせまして、勝沼大橋を渡る手前から柏尾の交差点を左折するところに、かねて国土交通省の方に標識の設置を既に陳情してございます。それから、フルーツラインに入りましては、既に県の峡東農部事務所と協議をする中で、ある程度の標識の案内等については、既に具体的に内容等の詰めに入っている状況でございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) そういう標識の手配をありがとうございます。

 それから、その標識はどちらの方へ案内をするのか。例えば、先ほど私が申しましたように、案内をするというのは、この場所に来いというだけではなくて、やはり先ほど言いました勝沼の総合局の中に案内所があって、そこのところに来たら、いろいろな資料がそろって、そこから行けるみたいな、そういう目的を持った案内がなければいけないと思います。やはりお客さんが、ここに行ったらよかったなというような。

 それから、これからの部分を言いますけれども、歴史的文化遺産や、それから近代化産業遺産、果樹園を結ぶ施設整備と交通についてということでご質問させていただいていますけれども、そのことについて、またお願いしたいと思います。

 歴史的な文化遺産や近代化遺産は、非常に勝沼に多くあって、先ほども言いましたけれども、これを結ぶ散策路が幾つかあるわけですけれども、やはり設備が整っていないということを私は前にも申しました。トイレだとか案内、あっても小さい。例えば塩山市内にある塩山のまちの中にある一葉散策とか、そういうものも必要以上に、見えているようで見えない。やはりもう少し工夫が必要じゃないか。

 それから、今度の近代化遺産の利用をした大日影トンネルの遊歩道についても、遊歩道ができるという一つの部分の開通がわかった時点では、やはり幾つも話が出ておりますけれども、駐車場だとか、それからトイレの整備、それからここを曲がれば、こう行きますよと、一つの設備が先にあって、それから案内されることによってお客さんはよかったなという感じになります。いつも何か後手に回っているというような感じがいたします。

 ですから、そういうようなことを十分に対処していただき、それから最近は非常にウオーキング、自然の中を歩いたり、勝沼、山梨、塩山、大藤にかけても、ずっと果樹園の景観があります。非常に果樹園の景観がある。こういう中をゆったり歩くことによって非常にいやされたり、楽しんだりすることでウオーキングやハイキングというような形になる。やはりこれを統一したもので、前にもお話ししましたけれども、それを一つの名前の中に入れてパンフレットにするなりして、それから、こういうところにありますよという、そんなことも前にも提案はしたんですけれども、QRコードに入れる情報収集をしているのか、やはりそういうものが見えてこない。私が先ほども言った、いつも検討なのは、やはりちょっとしたアイデア、これは調べてありますよと、そういう動きがフットワークが軽いということで、そういうことを調査してやってあるのか。

 それから、もう一つ、この前、11月1日に塩山、大和、勝沼を結ぶ縦貫のバスができましたけれども、これは市民バスを優先して、道路交通法のいろいろな制約があるかもしれません。一度、その部分でも1年間をかけてあるわけですから、議員からもそれぞれクレームがついたと思いますけれども、時刻表の中で、ここにとまると、ここの場所は少々の時間があっても乗りかえができる、そんなような部分の停留所の確保とか、それからやることによってお客さんに観光にも使えるんだということができるわけです。ですから、そういうものを決めないで、ただ、ここの部分にとめればいいとなると、実際の文化遺産をつなぐところの部分に停留所をつくれない。そういう工夫が足りない。やはりそれを早急に検討をして、やれるようなことをすると、あえていろいろな車を使わなくても、その部分の工夫ができないかをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光課長、三科 茂君。



◎観光課長(三科茂君) それでは、古屋議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 甲州市は、秩父多摩甲斐国立公園に指定される豊かな自然を初め、内陸性の気候がはぐくんだ果樹園景観やいやしのある風景や眺望などの自然景観、日本有数の果樹やワインなどの特産品、さらにぶどう、ワイン産業を支えた近代産業遺産や歴史的文化遺産など、貴重な地域資源を有する特色ある観光の要素を有しております。これらの恵まれた観光資源を有する本市の観光を取り巻く環境は、シニア市場の拡大、余暇需要の変化、国際交流の進展など、大きく変化しており、市を挙げて観光振興に取り組んでいる中、地域間競争も激化しております。

 こうしたことから、多様化するニーズにこたえ、地域の特性を生かした観光振興を進めるとともに、本市の質の高い魅力を効果的・効率的に発信するなど、攻めの観光に大きく踏み出すことが重要であると考えております。このため、近代産業遺産や歴史的文化遺産など、貴重で固有な地域資源を前面に発信し、既存の観光資源に産業などを組み合わせ、付加価値をつけた新たな観光を生み出す取り組みも必要となります。本市を訪れるすべての観光客が快適で安全な旅行が楽しめる地域づくりが求められ、このために安全な交通環境の整備や旅行者が安心して観光を楽しむことができるよう、案内標識等の整備も重要となります。

 今後は市民バスの観光面での利便性の向上策や、年々増加している外国人旅行者に対する外国語版のパンフレットの提供などを検討するとともに、来年度は近代産業遺産整備事業におきまして、サインシステムの整備を行うこととしております。これを機に、市内の案内標識等の検証も行いたいと考えております。甲州市に何度も足を運んでくれる甲州市ファンとも言えるリピーターを意識したサービス、おもてなしの心を市民の皆様方とともに醸成し、新たな観光素材の提供を通して本市を訪れた方に感動を与え、1度訪れた方が2度、3度と訪れたくなるような魅力ある観光地づくりを進めてまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) ぜひ検証して、できるだけ早く設置をして、地域との差別化をすることによって、ここがよかったなと、先ほど言いましたおもてなしの心でということに甲州市がなるというのは、やはりすぐそういうことに対処してあることによって、お客さんの口コミがいくんです。その辺をすべて時間をかけるではなく、これはというものは入れていく、そんなことをぜひお願いしたいと思います。

 それから、先ほどお願いしましたバス停の検証です。

 物によっては、例えば国宝大善寺のところ、同じように来て、あそこにお客さんがずっと来られます。そして、乗っていくときにそこにつながるバスがない。循環バス、そういうような部分の工夫、この場所の観光資産にあったら、この場所にとまれる。停留所が既存のものがあったのではなくて、ここにお客さんがどういうアクセスをして流れるから停留所を変えていく、そんなような柔軟性も欲しいと思いますが、そのこともひとつお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光課長、三科 茂君。



◎観光課長(三科茂君) それでは、ご質問にお答えをさせていただきます。

 先ほどの答弁でお話をさせていただきましたように、現在の市民バス、これの観光面での利便性をということで、今後その乗り継ぎ、あるいは料金面でも十分検討をしてまいりたいと思います。1つのバスにより観光面でも活用できるような、そういった乗り継ぎ等も十分検討してまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今、課長が答弁をいたしましたけれども、補足をさせていただきたいと思います。

 今度3地区縦断バス路線を設置いたしたわけでありますが、ずっと約1年強、この路線の変更について各会社それぞれの3社との検討をする中でいたわけでありますが、やはりそれぞれ今まで運行してきた路線、これは大和、勝沼、塩山とあるわけでありますが、それをそれぞれ入れ組むということが全くできないという状況であります。と申しますのは、陸運での指導の中で既存の路線のところに重ねてバス停を設けることができないということになっておりまして、そんなこともあって、継続というか、連結というか、取り次ぎができないような状況であることは確かであります。

 その理由といたしまして、陸運局の答えとして、やはり既存の利用者の既得権、そしてまた営業権というものを尊重したいというふうなことでございますので、それを入り組んで運行路線をつくるということができない。というのは、それに観光客が乗ったとしたときに、やはり100円ではというふうなことでございます。ですから、私どもが考えていますのは、そういう意味で市民の皆様方にそういうふうに有効にお使いいただくと同時に、観光客にも観光に使っていただくということであるというふうなことの中では料金改正をするということで、やはり観光客と市民との料金の格差をつけなきゃいけないというふうなことで検討してまいりたいというように思っておりますし、それについては陸運局から、そういうふうなことならば相談には乗ることができるというふうなことも聞いております。ただ、それぞれの業者が、はっきり言ってタクシー会社もあるわけであります。余り便利になり過ぎてしまうとというふうなこともあるので、その辺が陸運が一番懸念をして、それが実現できなかったこともご理解をいただきたいと思います。

 そういうようなことで、やはり観光客の皆さん方に対する料金設定をする中でそれが解消できるならば、していきたいと思って、今検討をいたしているところであります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 検討をぜひお願いいたします。

 そういう中で、私はこの前、委員会で見に行ったときに、飯田市はそうなんですけれども、やはりバスの非常に立派な標示があります。そういう部分のプログラムがありまして、そしてここに言う部分と今言った部分、乗りかえると、そこはプラス100円かかりますよとか、そういう格好がある。それから、同じ部分で、確かにそういう部分では共同して同じところに停留所はつくれないかもしれないけれども、やはりお互いに知恵を絞ったら、ちょっと離れた目と鼻の先だったらできないか、そういうずるさといいますか、そういうようなこともできないかなと、私はそう思うんですけれども、やはりぜひ工夫をしてみて、ここで法令がだめだからではなくて、ちょっと離れたところにあったらという、そんなのが1つの部分じゃないかなと思いますので、ぜひ検討をよろしくお願いいたします。

 それから、農業や農地を観光に利活用できないかということでお伺いいたします。

 今、高齢化が進んだり、後継者が少ないということで、非常に耕作放棄地や遊休農地がふえているわけなんですけれども、私が言う観光にというのは、やはり使える部分の農地にしては、そういうものはやはりいろいろな農業施策の中で利用して規模集積にしたり、権利を指定して、またそこに共同して使うような場所に使えるだろうと思うんですけれども、私は中山間地で逆に山に戻したような、里山に戻すような場所、そういうような場所の農地を荒らしておくだけでなくて、イノシシの巣にするだけではなくて、やはりそういうところを応用して調べて、フットパスをこういう通りの中に生かせられるとか、芝生広場にしたらお客さんがのんびりするだろうな、例えば先ほど廣瀬議員がおっしゃいましたけれども、やはり飯田市ではワーキングホリデーというようなことで農業の部分に生かしております。それで、クラインガルテンもありますけれども、やはりお金がかかるということになります。しかし、一番なのは、芝生広場とか、ちょっとしたその部分の体験農園にしたりするということによっては、あえて施設はそんなに要らないんです。そういうところに大変あるということになると、お金がかからないで遊びに来るということになると、お客さんは非常に喜びます。ぜひそういう調査をして、農地がどうのこうの、検討ではなくて、やはり調査をして、この場所はだめ、この場所は使えるというようなことをやっているのかどうかお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、池田良雄君。



◎観光産業部長(池田良雄君) 議員のご質問にお答えいたします。

 甲州市は首都圏に近い地理的特性を持ち、また豊かな農業地帯であることから、都会で暮らす人々が落ちついた時間を過ごすことができ、観光客に安らぎをもたらしています。こうしたことから、本市の魅力を売り込み、いやしなどを求める都会の人々の身近な田舎として、単に訪れるだけでなく、一時的あるいは長期的滞在による農業体験なども促進する必要があると思われます。また、これからの観光にとって農業は魅力的な資源であり、地元の新鮮な農産物の提供や豊かな食材を生かした地産地消の取り組みなどを通し、観光と農業が連携した新たな魅力づくりが重要です。今後は、その新たな魅力づくりを推進するための観光農業の発展や遊休農地の利活用を図るため、市民と都市住民の交流施策の強化や、これからの地域間競争を勝ち抜くため、すぐれた観光地づくりへの取り組みに対する集中的な支援も必要ではないかと考えてございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 部長の答弁は前にも聞いたような気がいたします。支援をしていくと。できれば、支援ってどういうことをやりましたかということをお聞きしたかったですけれども、そういうことではなくて少し変えようかなと思います。

 それから、やはり一番、さっき言いました調査をしていないんだろうと思いますけれども、そういう部分に生かすという発想を中に入れていかないと、基本構想に入れておいた中で、こういうところをというと、そのうちできます、ぜひそういう努力をしていただきたい。

 それから、農地についてはですけれども、農業については先ほども言いましたようにワーキングホリデー、これは向こうの農業に手を染めたい人、農業を手伝ってみたい人、農繁期に手伝ってもらいたい農家、その人たちがお互いにそこの部分に紹介者があって、行政が紹介して、そしてお互いに無料なんですね。2日間は最低手伝うというようなシステムであります。そして、いつもそこに行って、お金は出さない。お土産を3,000円ぐらい出す。そんなようなシステムで、ぜひ検討してみてください。もう飯田市では実践して広く盛んにお客さんが来て、そのお客さんの中から、また住まいを見つけるというような人が出ております。ぜひ。それで、農業が変わっておりません。先ほども廣瀬議員の中からありましたけれども、やはり向こうの長野の部分についてもリンゴや果樹、ぶどうが少ないんですけれども、ほかのものは大変あります。同じような果樹栽培で、その栽培をずっとやっています。この甲州市も同じような作物が年間あります。十分同じようなことができます。それから、先ほどの空き地にしても、私は思うんですけれども、大和ではもう炭焼きをやったり、そば学校をしております。そういうところにソバを植えることによって、かえってそこの部分を広げて、そういうところでやる。やはりすぐ現実にやっているところがあったら、それを応用できるんだと思います。ぜひそういうぐあいの企画を考えていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、環境美化についてお伺いいたします。

 私は、前にも甲州市の環境美化についてお聞きいたしました。甲州市の空き缶等の散乱防止及び回収に関する条例というものは、もう昭和59年に国体の前にそれぞれの市町村がやって、条例ができております。しかし、これはみんな死に体になっているわけです。やはりこれをそれぞれのまち、私はこのポイ捨て看板を見ていると、まだまだ汚い。ぜひポイ捨て看板をつくって、このまちはこういう姿勢だというものを駅の広場だとか観光施設の広場に立てること、それでイメージアップを図って、お客さんに、このまちはこうだということを提案いたした。やはり今見ていると、1年以上たちますけれども、そういう看板が見えてきません。私たちはアダプトで看板を立てて今もやっておりますけれども、市の姿勢はどうなのか、この部分についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光課長、三科 茂君。



◎観光課長(三科茂君) 古屋議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 甲州市は自然景観や豊かなフルーツ、個性あふれる文化や歴史など、比類のないすばらしい観光資源に恵まれ、全国有数の観光地として発展してまいりました。これには甲州市勝沼ぶどう郷観光協会のアダプト活動、美化活動でございますが、このアダプト活動や地域住民や各種団体、企業、また市職員が主体的に行っております清掃活動、自治公民館や老人クラブ、ボランティアグループによる花植え活動など、恵まれた観光資源をそれらのすぐれた特質を生かしながら、保全、育成しつつ、適正に活用し、さらに磨き上げる活動が大きく貢献しております。

 観光資源は本市の貴重な資産であり、この資産を守ることは、本市の観光資源の価値を高めることにつながる一方、環境の保持は来訪者の増加につながります。このため、環境保護に対する社会の関心が高まっている現状を踏まえながら、自然環境の保全に配慮した地域づくりを進めるとともに、観光客や市民の皆様の環境保全意識の醸成に努め、そこに住む市民がみずからの地域に誇りと愛着を持つことができる活力に満ちた地域づくりを誘客の促進につなげてまいりたいと思っております。活力に満ちた地域をつくり出していくことは、観光振興の目的であると同時に、美しい環境は観光客を引きつける大きな魅力であり、環境に配慮した地域づくりは、観光振興のための有効な手段でもあります。今後も人々にいこいや安らぎを与えてくれる環境づくりに市民の皆様のご協力をいただき、より一層推進してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 昨年も同じようなことを聞きました。やはりそれで、そのときは看板の設置等、具体的な効果を上げる方法を講じてまいりますとお答えしておりました。その効果が上がる方法が何か別にあったんでしょうか。やはりそういうものは見かけません。ことし4月にわざわざ、昭和町ではこんな空き缶ポイ捨て条例ではなくて、ごみのないきれいなまちにする条例というものをスタートしました。やはりそういうぐあいに積極的に変えるところもあるわけです。ぜひその辺のことについてもう一度お聞きいたしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 観光課長、三科 茂君。



◎観光課長(三科茂君) それでは、ご質問にお答えをさせていただきます。

 観光地、この甲州市の環境美化のため、他の先進地等を検証する中、看板設置に向けて努力をしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 努力をしていただくということで、予算のこともありましょうから、ぜひできるだけ努力をして、やはりそういう意識を上げていくということが大事だろうと思います。ぜひそれをよろしくお願いいたします。

 それから、商工会とワイン産業の連携についてということでお尋ねしております。

 今は商工会も加入者が少なく、それから甲州市の中の中心街にしても、やはり高齢化、それから厳しい経済の中で空洞化という形でちょっとにぎわいが落ちております。やはり高齢者が歩いてにぎわえる、そんなまちがあるということが1つだろうと思います。

 そういう中で、市長は個性的なまちづくりに対策するということを答えておりました。それからまた、ことし4月には農林商工課の中にワイン商工担当を設けて、それからワインの振興を図り、農業と観光との複合経営等、多様な分野で振興に努めると言っておりますけれども、観光に対するそういう部分の具体的な対策をお伺いしたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光課長、三科 茂君。



◎観光課長(三科茂君) 古屋議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 観光は交流人口の拡大を通し、地域活性化の重要な役割を担うとともに、観光交流の拡大は生活の質の充実に貢献するものでございます。また、観光は宿泊、飲食、輸送、土産品など、極めてすそ野の広い産業であり、地域経済の活性化や雇用機会の増大など、経済のあらゆる領域にわたり、その発展に寄与するものでございます。こうした中で、観光はこれからのまちづくりや産業振興を牽引する戦略として、他産業や文化などの振興策と連携を図りながら、地域の自然と歴史と地域産業を結びつけることが重要でございます。

 甲州市にはぶどう、モモ、サクランボ、イチゴなどの果樹やワイン、ころ柿などの特産品も多く、全国的にも有名でございます。これらの特産品も個々単独のPRではその効果が薄く、総体的な本市の魅力をアピールすることが甲州市の知名度アップにつながることと思います。このことからも、果樹農業、観光農業、ワイン産業など、農業、商業、工業、サービス業の関係団体間の連携の強化を図り、地域産業を最大限に生かした多面的な取り組みを行い、年間を通じた魅力ある複合的な観光振興の推進に努めてまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 努めていただきたいということで、よろしくお願いいたします。

 それで、市長にお聞きしたい。やはり今、この甲州市には、市長も非常に熱を入れておりますし、県も熱を入れておりますワイン振興なんです。やはりワイン振興であるわけですが、よいぶどうからよいワインですけれども、なかなかこのワイン業界さんと観光地というのがなかなか結びつきません。なぜかというと、経営形態の違い、規模の違い等で、やはりしっくりいかない。

 それから、もう一つ、原料に対しての値段だとか、そういう負担もあります。やはり地域に生かして、お互いに農業とワインが一緒になっていけるようになる、そこの部分はやはり強力なリーダーシップで、市長でその部分を先導していただきたいと思いますけれども、そのことでお願いしたいと思います。どうぞお考えを伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 古屋匡三議員の今のご質問にお答えをいたします。

 やはり甲州市にとって観光、これは柱であります。そしてまた、ワイン産業も、これも柱であります。そういうふうな中で、観光とワイン、今まで旧勝沼の時代の商工会とワイン協会との関係というか、位置づけという部分と、甲州市になって新たに甲州市商工会というふうな形になったわけでありますが、そして観光連盟、今、観光連盟になっているわけでありますが、その位置づけが、要するに商工会の中に今、工業部、商業部、観光部とあるわけであります。商業部の中に幾つか、サービス業、それぞれ幾つか分かれているわけでありますが、先日、商工会との話し合いがあった中で、これはお願いをいたしたわけでありますが、商工会の中にワイン部をつくっていただけないかなというようなことを申し上げました。というのは、観光と商業、工業、ワインというのは並列の形の中で商工会で扱っていただきたいというふうなことをお願いを申し上げたわけでありますが、それは検討して希望に沿うように努力はするというようなことを言っていただいたわけでありますが、商工会の中に勝沼のワイン業界の会員が大変少ないということもあります。その辺もお願いをいたしました。ともかくその辺が一体感がなかなかとれないというふうな部分があっただろうなというふうに思っております。

 そしてまた、ワインのメーカーが、要するに自分のところでワイナリーを持っているというようなワイン業者、そしてまたそれぞれ農家から醸造用のぶどうを買っている業者と分かれるわけでありますが、そういう中で甲州ワインという中では、やはり甲州種ぶどうを100%使っていただきたい、使っていただくというふうなことの中で、甲州種のぶどうも、甲州市産の甲州種ぶどうをなるべく多く使っていただきたいというふうなことをお願いを申し上げております。ただ、今、甲州市の中での甲州種をつくっているぶどう、大分少なくなってきておりまして、これも高齢化、担い手不足というふうなことが影響があるわけでありますので、その辺も先ほどからお話に出ているように、団塊の世代の退職者をやはりそういうような意味で何とか従事していただけるような中で、いい甲州種、原料用の甲州種のぶどうをつくっていただくというふうなことに全力を挙げて心がけていきたい。それには、農家のご理解、そしてまたそれを買っていただくワイン業者のご理解もなければならないわけでありますので、その辺は市としてもしっかりとお願いをしてまいりたいというふうに思っております。ただ、長年の歴史があるだけに、すぐというわけにはいかないかわかりませんけれども、市としては将来のことを考えますと、それが絶対的に必要な条件だろうというふうに思っておりますので、全力を挙げてやってまいりたいと考えております。

 以上であります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△会議時間の延長



○議長(佐藤栄也君) この際、申し上げます。

 会議時間を1時間延長し、午後6時までといたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) ありがとうございます。

 大変なことだろうと思いますけれども、ぜひご努力をよろしくお願いいたしまして、ぶどうの丘の管理運営についてお聞きいたします。

 ぶどうの丘は、甲州市の地域づくりの顔であり、産業振興、観光産業、文化などの振興に貢献する役割を負って、年間60万人以上のお客様に地域情報の発信基地として、ワインを中心とした地域の特産物や地域文化に触れていただく中で、市の観光、産地情報を提供し、市内各所へ誘導していく施設であります。

 最近の厳しい状況の中で来場者の減少、売り上げが落ちていることはしようがない面もありますが、どうも最近のぶどうの丘の経営状態を見ておりますと、支配人がいるのか、それから経営者がいるのか、そんな形が見えます。一つのテーマが見えてこない、お客さんに対する姿勢が見えてこない、そんなことをよく皆さん口にされます。やはり今、支配人は営業の中で努力をしているのか、それから甲州市より出向している事務局長を含む2人は、職場ではどんな位置づけにあるのか。やはりお互いにする部分に管理状態がある程度はっきりしないと、なかなかお互いにやっていくぶどうの丘の運営面に支障が出てくるのではないかと思います。管理者の下に支配人が運営や営業の部分をつかさどっているということでもありますが、お聞きしますところ、支配人は1年ずつの嘱託だと聞いております。営業成績がいいのか、どういう形なのか、やはりことし更新されておりますが、管理運営についてしっかりした指導をしているのか、管理者である市長にお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 古屋匡三議員のぶどうの丘管理運営についてのご質問にお答えをいたします。

 議員がおっしゃるとおり、ぶどうの丘は甲州市の地域情報の発信や収集を行いながら、観光、産業、文化などの振興、また観光の拠点として、県内外から多くの方々に利用をしていただいているわけであります。しかし、現在の社会経済の環境に影響され、ぶどうの丘においても非常に厳しいものがあることは確かであります。昨今の社会経済情勢の大きな変化、そしてまたお客様のニーズなどの現状を分析し、より効果的な運営やサービスの向上に努めているところであります。さらに、訪れた皆様方に満足していただけるよう、リピーターとして再度訪れるような魅力ある施設として、甲州市のシンボルとして運営がなされるよう職員が一丸となって頑張ってきていただいていると思っております。

 ただ、先ほど社会情勢という中で、利用者でいいますと約10%ぐらい昨年より減少をいたしているわけでありまして、金額的にもやはり売り上げもそのくらい減っていることは確かであります。そのために職員の、今、市から出向しているのが2名でございます。そして、ぶどうの丘の職員が23名、そのほか約40名ぐらいがパートというふうなことで働いていただいているわけでありますが、その効率性というものが、今検証をいたしておりますけれども、なかなかむだがあるのではないかなというふうなこともあります。それと、大変老朽化をしてきた部分で直さなきゃいけないというふうなところもあるので、それもやはり検討していかなければならないわけでありますが、なかなか先立つものがないというふうなことで、大変厳しい状況ではあるわけであります。

 それと、私が管理者で、支配人を置いて、市から出向が2人というふうなことでありますが、区分けとしては全体的な支配人、それを支配すると。施設を支配とするなら支配人がいるわけであります。市から行っている職員、局長と経理というようなことでありますが、総合的に経理部分というような形の中で、今、区分けをしているわけでありますが、なかなかその辺の部分の中で誤解を招いていることもありまして、見方はいろいろありますけれども、皆さん方がいろいろとお話をいただく中で整理、しっかりとその辺もしてまいりたいと思っております。ただ、私は直接本人にそれぞれ指示を出しておりまして、そういう中で管理者の責任というふうなことを言われれば、そうかもわかりませんけれども、それなりに一生懸命やってはおります。

 営業面では、やはりこういう時期でありますので、特においでをいただく方々にどうやってサービスができるか、それとやはりぶどうの丘が勝沼町時代から甲州市の施設として生まれ変わったわけでありますが、旧勝沼町時代の中での運営方法、かなりそういう意味では改良しなきゃならない部分もたくさんあったわけでありますので、それはなかなか一遍にできない部分もあるわけでありまして、そういうような意味では一生懸命、甲州市としても大変一つの大きな観光の目玉の施設でありますので、皆様方の期待にこたえるようにしっかりやってまいりたいというように思っておりますので、それにつきましていろいろとご意見なり、またあそこをお使いをいただくように、大いに皆様方にもお使いをいただき、宣伝をしていただきたいなというふうに思っております。

 勝沼町時代は議員の皆様方に多く使っていただいたというように伺っておりますし、その団体がそれぞれ大勢使っていただいたというようなことであったわけでありますが、ここのところ、そういうような意味では市内の皆様方、また議員の皆様方にもお使いをいただいている方々もいらっしゃるわけでありますが、そういうふうなお助けというか、皆様方のご協力があって、あの施設というのは大きくなっていくのではないかなというように思っておりますので、私からもその辺のご協力を賜り、そしてまた市民の方々からも温かく、ご利用をいただく中で育てていただきたいなというふうにお願い申し上げて答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 今お答えいただいたわけでありますけれども、市長の下に支配人がいて、それから営業をつかさどるということであります。そして、こちらから行った職員は会計をつかさどると言いますけれども、この決算状態、例えば決裁です。支配人は幾らまで決裁ができるのか、それから事務局長はどちらが持って、金額だとか、そういうようなことも一つは決めてあるんだろうと思います。その辺のことと、それから先ほど23名とおっしゃいましたけれども、前の委員会でお聞きしたときにはカーヴ・ドゥ・カツヌマからのときにやめて、それから3人向こうで退職いたしました。18人になった。また、ふえてきているわけです。ここで採用する。経費がこういうぐあいに下がっていると先ほどもおっしゃいました。人を入れない方向でいくと言いながら、やはりここに人を入れていった。これは優秀な人を入れていったのか、それともどういういきさつがあるのか、そういうことも、内部に入るわけでありますけれども、やはり皆さんが納得する一つの運営をということでありますので、お聞かせいただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) ぶどうの丘事務局長、鈴木英夫君。



◎ぶどうの丘事務局長(鈴木英夫君) 古屋議員のご質問にお答えいたします。

 決裁の区分ということでございますが、これは条例に基づく中、予算執行につきましては50万円までが課長、またそれ以上につきましては事業管理者でございます市長の決裁を受けておるところでございます。あと、23名ということで、現在、申しわけございません、21名でございますが、3名、カーヴ・ドゥ・カツヌマの職員が昨年の12月末をもちまして退職したところでございますが、本年の4月1日に1名、また10月に2名の職員の採用をしたところでございます。

 なお、職員の採用につきましては、管理者の権限でございますが、現在採用したところによりますぶどうの丘の運営の状況としましては、事務所に1名、これにつきましては本年の3月末日をもちまして1名退職したために、特に観光業、またサービス業の関係に携わった方を採用いたしまして、即戦力として今現在事務の執行をしているところでございます。あとの2名につきましては、レストラン関係でございますが、レストランにつきましては職員が今まで2名ということでございまして、レストランにつきましては長時間にわたる時間勤務、またシフト制によりまして職員2名でありますと、あとはパート、臨時の雇用等でなかなかシフトが効率よくいかないということでございまして、職員2名につきましては、合計4名の中でシフトを組むことによりまして効率のよいサービスが提供できるという利点と、また職員になったという意識の中で十分にご本人の能力を発揮していると、そんなふうに存じております。

 なお、今後もぶどうの丘職員一丸となりまして甲州市のぶどうの丘の使命であります基幹産業の振興、また観光の拠点として努力をしていきたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。

 ただいまの支配人の決裁権ということでございますが、企業の嘱託職員ということでございますが、先ほども申しましたように、予算執行はもちろん決裁はございませんですが、事業運営等につきましてはそれぞれ共通の認識等を持って共同する中で事業執行等につきましては相互理解をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) ちょっとよくわからないところがあるんですけれども、支配人の予算権は、嘱託ですからないということですけれども、事業をするについては、やはり営業をするときに一つのお金が要るということで、この金額等については幾らなんでしょう。

 それから、もう一つ、失礼ですけれども、市長は週に何回とか、ぶどうの丘に行って支配人と打ち合わせをして指示をしてという格好で、やはり一番なのは管理者である市長のポリシーがやはり店をつくるということになります。その辺の部分も伝達をしているのかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今のご質問にお答えします。

 定期的に私も原則的に週に1回、それは現場を見るために行っています。あとの打ち合わせは週に1回か2回、それぞれ支配人、そしてまた局長には私のところへみずから報告並びにいろいろと来るようにしております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) ぶどうの丘事務局長、鈴木英夫君。



◎ぶどうの丘事務局長(鈴木英夫君) 古屋議員にお答えを申し上げます。

 予算の執行金額ということでよろしいのでございましょうか。先ほども申しましたように、支配人につきましては予算の執行権はございませんので、規則に基づく中、50万円までは課長決裁、それ以上につきましては事業管理者でございます市長決裁となっております。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) そうすると、事業の部分の中では決裁権はないということですね。

 それで、ぶどうの丘に一番頑張ってほしいというのは、やはりまちの顔として、お客さんが行ったら、よかったなという感じがするところだと思います。そういう中にも、やはり職員が一丸となってやらないと、なかなかそういうものは表に出てきません。甲州市の職員も同じです。やはりその部分でコミュニケーションがとれる、それぞれの不満がないような形をつくらなければいけませんけれども、何かその中にいろいろな問題があるように思います。そういうことは支配人から伝えられているのか、それから管理者の方ではどう考えているのか。やはり労務問題に何か引っかかることがあるのであれば、そういうことをつかんでいるのだろうか、そういうことをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えします。

 承知をいたしております。ただ、勝沼町時代に、当時23名だったかな、という職員を市の職員として採用するというふうなことになっていたようでありますが、残念ながらというか、私の方としては残念ながらという言い方はおかしな言い方でありますけれども、勝沼町のときに職員の条例改正をいたしておりませんでした。当時、5名でございました。勝沼町の職員として出向するというふうなことであったわけでありますが、残念ながら条例改正をしておりませんので、そのまま合併をいたしましたので、職員、これはぶどうの丘の職員としての職員は当然当たり前でありますが、市の職員というふうなことにはならないわけでありますので、その部分につきましては、今その職員の希望というか、そういう話の中では食い違って、市との見解の違いがあることは確かであります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 承知をしてあるのであれば、それぞれの指導をしていただいて、やはりよい環境でできるような部分の解決策を考えていただきたいと思います。

 それから、今、私、伝え聞くことによりますと、ぶどうの丘はやはりそこに集まった人たちを、今度多ければ多いほど各地域に流すという誘客の部分が非常に目的だとありますけれども、もうかるからホテルを増設するというようなお話を聞いておりますが、これも確認してある話でありましょうか、お尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今のホテルの増設のお話は、確かにその話は出ております。といいますのは、今、あそこの稼働率が非常に高いというか、せっかく肝心なときに泊まれないというふうなこともありますし、部屋の形態というようなものもありますので、それも一つの検討材料かなと。今、一番売上が確実なのは、そういう意味ではホテルの部門と温泉の部門、これが非常に柱になっております。そういうふうなことを考えると、ホテルの増設と同時に、施設のリニューアルというものを考えなければならないなというふうに思っておりますので、そういうことが全くないというふうなことではありません。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) いろいろやはりリニューアルとか、そういう新しい方策を考えて売り上げを上げていくということではありましょうけれども、今の財務状態を見ると、また大変だろうと思います。それから、やはりハイシーズンにはいっぱいかもしれない。あとはやはりあくだろうと思います。そういう中で無理をしてというより、先ほども申しました、あそこはもうけるためにというより、お客さんにいかに甲州市を宣伝して誘客をして、外へ流していくかということが大事だろうと思います。やはりそこを大事にしていただくと、もう少し慎重に検討していただきたいと思います。

 時間がありませんから、ぶどうの丘はこれだけにさせていただきまして、次に移らせていただきます。

 それでは、有害獣防護さくの施設の管理費の助成をお願いいたします。こういう話をしておいて、またお願いは申しわけありませんけれども、実は私たちの部分でも3,400メートル、昨年市の方でご援助いただき、それから有害獣の防護さくが設置されました。非常に助かりまして、ことしはイノシシの被害がない、そのようなお話を聞いております。

 ただ、大藤の方にもやはりそういうさくができて、やはりそういう傾向が出ております。しかし、今、非常に高齢者が多くて、やはり管理をするときに入ってすぐ軽く飛んでいただいてなかなかできない。被害はあるけれども、いいものをつくってもらったけれども、だれが管理するんだいと、こんなような話が多くなりまして、そういう中で、ことしもやはり9月の台風9号で非常にあちこちに被害もあったとは思われますけれども、そういう中で流された部分があります。その中で機材だけは提供していただいて、私たち組合員が直したわけですけれども、やはりほかの方でもそういうことがいろいろあるでしょうし、やはりこれからしていただくときに何らかのそういう被害が出たようなときに何かの援助をやるようなシステムがつくってあれば、こういうときには助かるなというものがありますけれども、そのような企画があるかどうかお尋ねいたします。



○議長(佐藤栄也君) 農林商工課長、岡村啓司君。



◎農林商工課長(岡村啓司君) 古屋匡三議員のご質問にお答えいたします。

 有害鳥獣防護さくの設置につきましては、設置地区において設置後の防護さくの保全、定期的な見回り、破損箇所の修理などの維持管理を行っていただくため、管理組合等の組織を立ち上げていただいております。

 防護さくの網の破損等が生じた場合には、市はその現状を見る中で当該管理組合へ助成し、地区の有害鳥獣対策を行っているところでございます。自然災害、先ほど議員さんの言った台風災害等による大規模な範囲で施設が破損した場合につきましては、そのときの状況により当該管理組合等と協議する中で対応しているところでございます。今後、設置箇所の現状を把握するためにも農閑期等に管理組合の方々と話し合いの場を設けていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) ありがとうございます。

 いろいろと現場の声を聞いていただきまして、それに合わせるような一つの対策が講じられれば幸いだと思います。どうぞ現状を調べていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、自治公民館の設備、整備についての助成についてお伺いいたします。

 甲州市における地域づくりは人づくりでありまして、甲州市内には塩山地区に9館の地区公民館、それから勝沼地区には18館の自治公民館が設置、それぞれの公民館もその果たす役割に違いはないが、位置づけ、運営形態に違いが見られます。塩山地区の地区公民館はすべて市の設備として運営、経費も支出されておりますが、勝沼地域には各地域が設置をした自治公民館で出荷組合等を応用した地元負担の施設であります。

 生涯学習の拠点として、自分たちのことは自分たちでする、地元の住民の手によって最も住民の生活に近く存在し、経済的にも運営費、事業費も公的な援助を得て、それに住民たちの会費や寄附金、参加費を合わせて運営しております。しかし、最近は施設の老朽化が進み、設備の修理、整備に費用がかかるようになりました。地区公民館は市より助成金で済みますが、経費の安く上がる自治公民館を残すためにも、施設整備への助成を考えていただけないかお伺いいたします。

 最近は高齢化による出荷組合の解散等により、地区自治会や公民館に寄附されるものが多く、地縁団体の認可を受け、所有するところも多くなりました。やはり高齢化などで住民の相互の連絡、環境の整備、集会施設の維持管理等に良好な地域社会を維持するためにも、ぜひそういう助成策を考えていただきたいと思いますが、当局の考えをお伺いします。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 生涯学習課長、小沢裕二君。



◎生涯学習課長(小沢裕二君) 古屋匡三議員の自治公民館の設備、整備の助成についてのご質問にお答えいたします。

 自治公民館は、住民の自治で設置、運営される公民館であり、社会教育のあり方として、先ほど議員からお話がありましたように、自分たちのことは自分たちですることを基本として、住民の総意を結集したまちづくり、地域づくりの場として、そこに暮らす住民にとって一番身近な施設であり、活動の拠点となっておると考えております。古屋議員ご質問の自治公民館の設備、整備の助成につきましては、今後さらに検討してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 10番、古屋匡三君。



◆10番(古屋匡三君) 検討に検討を重ねても、地域の部分が、やはり一番自治の基本であります、自治公民館。やはり地区公民館より自治公民館を生かすことによって、これからの市の負担は、先ほども言いましたけれども、軽くなると思います。自治公民館を大事にしていただくことによって地域の自治がまとまり、それから高齢者に対するいろいろな施策もできると思います。やはり地元に一番密着したものを大事にしていただきたい。

 ぜひ検討をしていただいて、よろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(佐藤栄也君) 以上で古屋匡三君の一般質問を終わります。

 ただいまの古屋匡三君の一般質問に対して関連質問のある方は、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。

             休憩 午後5時11分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後5時19分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 ここでお諮りいたします。一般質問の途中でありますが、あすも一般質問の日程となっております。よって、本日はここで会議を打ち切りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はここで打ち切ります。

 14日の本会議は午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後5時20分〕