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山梨県 甲州市

平成19年  9月 定例会 09月10日−02号




平成19年  9月 定例会 − 09月10日−02号







平成19年  9月 定例会



          平成19年甲州市議会9月定例会会議録

                平成19年9月10日(月)午前10時00分開議

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◯議事日程(第2号)

 平成19年9月10日(月)午前10時開議

  第1 議案第62号 甲州市大日影トンネル遊歩道設置及び管理条例制定について

     議案第63号 政治倫理の確立のための甲州市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第64号 甲州市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について

     議案第65号 甲州市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第66号 甲州市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について

     議案第67号 甲州市過疎対策のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について

     議案第68号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定について

     議案第69号 甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定について

  第2 議案第70号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第2号)

     議案第71号 平成19年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第72号 平成19年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第73号 平成19年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

     議案第74号 平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

  第3 認定第1号 平成18年度甲州市一般会計歳入歳出決算

     認定第2号 平成18年度甲州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算

     認定第3号 平成18年度甲州市診療所事業特別会計歳入歳出決算

     認定第4号 平成18年度甲州市老人保健特別会計歳入歳出決算

     認定第5号 平成18年度甲州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算

     認定第6号 平成18年度甲州市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算

     認定第7号 平成18年度甲州市下水道事業特別会計歳入歳出決算

     認定第8号 平成18年度甲州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算

     認定第9号 平成18年度甲州市大藤財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第10号 平成18年度甲州市神金財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第11号 平成18年度甲州市萩原山財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第12号 平成18年度甲州市竹森入財産区特別会計歳入歳出決算

     認定第13号 平成18年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計歳入歳出決算

     認定第14号 平成18年度甲州市水道事業会計決算

     認定第15号 平成18年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計決算

     認定第16号 平成18年度甲州市勝沼病院事業会計決算

  第4 請願第2号 「日豪EPA交渉」に関する請願

  第5 請願第3号 「公契約法」の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する請願

  第6 議案第75号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第3号)

  第7 特別委員会の設置について

  第8 一般質問

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◯本日の会議に付した案件

  日程第1 議案第62号〜議案第69号

  日程第2 議案第70号〜議案第74号

  日程第3 認定第1号〜認定第16号

  日程第4 請願第2号

  日程第5 請願第3号

  日程第6 議案第75号

  日程第7 特別委員会の設置について

  日程第8 一般質問

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◯出席議員(20人)

                             1番  中村勝彦君

                             2番  桐原正仁君

                             3番  武藤雅美君

                             4番  丸山国一君

                             5番  原  勝君

                             6番  廣瀬 一君

                             7番  夏八木盛男君

                             8番  野尻陽子君

                             9番  古屋 久君

                            10番  古屋匡三君

                            11番  平塚 義君

                            12番  曽根益彦君

                            13番  廣瀬重治君

                            14番  矢野義典君

                            15番  岡 武男君

                            16番  佐藤栄也君

                            17番  廣瀬宗勝君

                            18番  田邉民男君

                            19番  都倉義男君

                            20番  廣瀬元久君

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◯欠席議員(なし)

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◯説明のため出席した者の職氏名

               市長                田辺 篤君

               副市長               依田正司君

               収入役               佐藤繁則君

               総務企画部長            長瀬静男君

               市民生活部長            根岸洋一君

               福祉保健部長            廣瀬一秀君

               観光産業部長            池田良雄君

               建設部長              金井正喜君

               勝沼地域総合局長          小林 一君

               大和地域総合局長          佐藤光正君

               総務課長              町田 博君

               総合政策課長            橋爪俊夫君

               財政課長              萩原哲夫君

               管財課長              徳良利朗君

               税務課長              荻原博夫君

               市民生活課長            手塚 勲君

               環境課長              廣瀬徳雄君

               福祉介護課長            有賀文雄君

               子育て対策課長           雨宮秀明君

               健康増進課長            佐藤 充君

               鈴宮寮長              鈴木常明君

               観光課長              三科 茂君

               農林商工課長            岡村啓司君

               農業土木課長            田村久雄君

               建設課長              柏原和仁君

               都市整備課長            荻原英幸君

               下水道課長             矢崎 徹君

               会計課長              荻原富子君

               水道課長              雨宮英司君

               ぶどうの丘事務局長         鈴木英夫君

               教育長               古屋正吾君

               学校教育課長            雨宮 信君

               生涯学習課長            小沢裕二君

               スポーツ振興課長          山下 均君

               行政委員会事務局長         町田 博君

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◯出席事務局職員

               事務局長              小池 澄

               書記                坂本 昇

               書記                河村 敬

     〔開議 午前10時00分〕



○議長(佐藤栄也君) ただいまの出席議員20人、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付しました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。

 この際、申し上げます。

 報道機関から取材のため、テレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可しておりますので、ご承知願います。

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△日程第1 議案第62号〜議案第69号



○議長(佐藤栄也君) 日程第1に入ります。

 議案第62号 甲州市大日影トンネル遊歩道設置及び管理条例制定について、議案第63号 政治倫理の確立のための甲州市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第64号 甲州市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について、議案第65号 甲州市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第66号 甲州市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について、議案第67号 甲州市過疎対策のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第68号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第69号 甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上8件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 ございませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第1の質疑を打ち切ります。

 お諮りします。ただいま上程中の条例案8件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第63号 政治倫理の確立のための甲州市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第64号 甲州市個人情報保護条例の一部を改正する条例制定について、議案第65号 甲州市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第66号 甲州市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について、議案第67号 甲州市過疎対策のための固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例制定については総務常任委員会へ、議案第68号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定については教育民生常任委員会へ、議案第62号 甲州市大日影トンネル遊歩道設置及び管理条例制定について、議案第69号 甲州市浄化槽の整備に関する条例の一部を改正する条例制定については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第2 議案第70号〜議案第74号



○議長(佐藤栄也君) 日程第2に入ります。

 議案第70号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、議案第71号 平成19年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第72号 平成19年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第73号 平成19年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第74号 平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上5件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

 質疑の通告がありますので、指名いたします。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 質疑を行わせていただきます。

 議案第70号 平成19年度一般会計補正予算(第2号)、歳出、第8款土木費、4項都市計画費、4目塩山ふれあいの森総合公園管理費について、次の4点をお伺いいたします。

 1、補正額4,651万5,000円の具体的使用目的は何か。

 2、財源のうち、その他財源3,631万7,000円の出所はどこか。

 3、この事業を行う根拠は何か。市民ニーズをチェックしているだろうか。

 4、財政が逼迫し、多分野にさらなる予算が必要な折、この事業に市債及び一般財源1,000万円を投入する必要は何か。

 以上についてお答え願いたいと思います。答弁によっては再質問をさせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 都市整備課長、荻原英幸君。



◎都市整備課長(荻原英幸君) 野尻議員の質疑にお答えいたします。

 まず、補正額4,651万5,000円の具体的な使用目的は何かという内容でございますけれども、ふれあいの森総合公園は、コミュニティの拠点施設であり、子供同士や親、地域の方々の交流の場でございますが、少子・高齢化、核家族化が進む中、地域における子供同士、世代間におけるさまざまな交流が余り見られなくなっています。出会い、触れ合いを通じ、礼節や人間関係を学べる場所として、市の特産品でありますぶどう、桃などの果物をイメージした遊具を設置するための予算であります。

 続きまして、財源、その他3,631万7,000円の出所はどこかという内容でございますけれども、ご質問の3,631万7,000円でございますが、山梨県福祉保健部児童家庭課子育て支援担当が窓口で、財団法人日本宝くじ協会が児童の健全育成を支援するため、地方公共団体が実施するモデル的な遊具を整備するために行っております宝くじモデル児童遊園助成事業により助成される金額でございます。

 続きまして、この事業を行う根拠は何か、また市民のニーズをチェックしたかという内容でございますけれども、総合公園の中に2つしか遊具がないのは寂しいので、何とか早く整備してほしいと願う要望が多く市民から寄せられておりました。また、子育て支援課で実施した次世代育成支援対策に関するアンケート調査の中で、子供の遊びについて感じることの項目について児童と未就学児の父兄の方に伺ったところ、遊び場が欲しい、遊具を充実してほしいと回答した父兄が多数いらっしゃいました。財政事情が厳しい折、なかなか整備できませんでしたが、助成事業が採択されたことにより要望を取り入れることができた次第でございます。

 続きまして、財政が逼迫し、多分野にさらなる予算が必要な折に何でこの事業をするかという内容でございますけれども、甲州市全体でも、多くの子供が安心して遊ぶことのできる規模の大きな施設がありません。幼児から児童まで、家族や地域の方々と交流を深め、国の宝である子供を安心して育てられる環境形成を推進していくことが必要と考えて、この事業を実施した次第でございます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 再質問させていただきます。

 ニーズとしてはあったというお話ですけれども、その場合、あそこの総合公園にその施設をつくっていただきたいというニーズであるのか。私は、あそこは大変に斜度のきつい、子供が遊ぶと何か下に落ちそうな、そういうところにさらなるこういう遊具を設置することが市民の希望であるのかどうか、再度お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 都市整備課長、荻原英幸君。



◎都市整備課長(荻原英幸君) 野尻議員の再質問でございますけれども、遊具を宝くじの助成事業につきましては、採択要件がございます。採択要件の中でもいろんな項目があるわけでございますけれども、まず遊具を設置する施設については、1,000坪、3,300平米以上の面積がなければいけませんとか、そういう設置基準がございます。一応、先ほど答弁の中にも申し上げましたように、甲州市におきましては、大きな場所で遊具で子供たちが触れ合いを持つような場所が現在ございません。そのような形の中で、今、設置ができる場所はどこかということを検討すると、ふれあいの森総合公園しかないというような考えのもとの中で、ふれあいの公園に設置したところでございます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 通告以外に質疑はございませんか。

     (発言する者なし)



○議長(佐藤栄也君) 日程第2の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の補正予算案5件につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第70号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入全款、歳出、第2款まちづくり推進事業費を除く総務費、第9款消防費、第11款公債費、第2表地方債補正については総務常任委員会へ、議案第70号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第2款総務費のうち、まちづくり推進事業費、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、議案第71号 平成19年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第72号 平成19年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については教育民生常任委員会へ、議案第70号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第2号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、議案第73号 平成19年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第74号 平成19年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第3 認定第1号〜認定第16号



○議長(佐藤栄也君) 日程第3に入ります。

 認定第1号 平成18年度甲州市一般会計歳入歳出決算、認定第2号 平成18年度甲州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第3号 平成18年度甲州市診療所事業特別会計歳入歳出決算、認定第4号 平成18年度甲州市老人保健特別会計歳入歳出決算、認定第5号 平成18年度甲州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第6号 平成18年度甲州市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算、認定第7号 平成18年度甲州市下水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第8号 平成18年度甲州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第9号 平成18年度甲州市大藤財産区特別会計歳入歳出決算、認定第10号 平成18年度甲州市神金財産区特別会計歳入歳出決算、認定第11号 平成18年度甲州市萩原山財産区特別会計歳入歳出決算、認定第12号 平成18年度甲州市竹森入財産区特別会計歳入歳出決算、認定第13号 平成18年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計歳入歳出決算、認定第14号 平成18年度甲州市水道事業会計決算、認定第15号 平成18年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計決算、認定第16号 平成18年度甲州市勝沼病院事業会計決算、以上16件を一括議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第3の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の各決算については、一般会計等決算審査特別委員会及び水道事業会計等決算審査特別委員会を設置し、審査を付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

 次に、お諮りいたします。特別委員会の委員の定数は、それぞれ9人といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

 続いてお諮りいたします。委員の選任については議長の指名といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

 よって、委員を議長において指名いたします。

 一般会計等決算審査特別委員会委員に、丸山国一君、原  勝君、廣瀬重治君、廣瀬 一君、野尻陽子君、岡 武男君、廣瀬宗勝君、田邉民男君、都倉義男君。

 水道事業会計等決算審査特別委員会委員に、中村勝彦君、桐原正仁君、武藤雅美君、矢野義典君、夏八木盛男君、古屋 久君、古屋匡三君、曽根益彦君、廣瀬元久君。

 以上であります。

 お諮りします。ただいま議長において指名いたしました諸君を決算審査特別委員会委員とすることでご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

 お諮りします。ただいま上程中の決算16件につきましては、次のように決算審査特別委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 認定第1号 平成18年度甲州市一般会計歳入歳出決算、認定第9号 平成18年度甲州市大藤財産区特別会計歳入歳出決算、認定第10号 平成18年度甲州市神金財産区特別会計歳入歳出決算、認定第11号 平成18年度甲州市萩原山財産区特別会計歳入歳出決算、認定第12号 平成18年度甲州市竹森入財産区特別会計歳入歳出決算、認定第13号 平成18年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計歳入歳出決算については一般会計等決算審査特別委員会へ、認定第2号 平成18年度甲州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第3号 平成18年度甲州市診療所事業特別会計歳入歳出決算、認定第4号 平成18年度甲州市老人保健特別会計歳入歳出決算、認定第5号 平成18年度甲州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算、認定第6号 平成18年度甲州市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算、認定第7号 平成18年度甲州市下水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第8号 平成18年度甲州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、認定第14号 平成18年度甲州市水道事業会計決算、認定第15号 平成18年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計決算、認定第16号 平成18年度甲州市勝沼病院事業会計決算につきましては水道事業会計等決算審査特別委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第4 請願第2号



○議長(佐藤栄也君) 日程第4に入ります。

 請願第2号 「日豪EPA交渉」に関する請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第4の質疑を打ち切ります。

 お諮りいたします。ただいま上程中の請願第2号については建設経済常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第5 請願第3号



○議長(佐藤栄也君) 日程第5に入ります。

 請願第3号 「公契約法」の制定など公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する請願を議題といたします。

 これより質疑を行います。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 日程第5の質疑を打ち切ります。

 お諮りします。ただいま上程中の請願第3号については建設経済常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第6 議案第75号



○議長(佐藤栄也君) 日程第6に入ります。

 議案第75号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。

 議案の朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議なしと認め、議案の朗読は省略いたします。

 当局の提案理由の説明を求めます。

 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 追加提案をいたしました議案第75号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。

 今回、追加をさせていただきました補正は、歳入歳出それぞれ756万円を追加いたしたいとするものであります。

 歳出においては、教育費へ、井尻小学校校舎耐震補強工事につきまして補強計画を再度作成する必要が生じたため、業務委託経費として756万円を追加し、歳入においては、繰入金756万円を追加するものであります。

 よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げます。



○議長(佐藤栄也君) 説明は終わりました。

 これより質疑を行います。

 6番、廣瀬 一君。



◆6番(廣瀬一君) ただいま、市長から追加の補正の提案理由の説明があったわけでございますけれども、井尻小学校のPTAを初め、多くの人たちが注目しておりますので、事業内容とまたその経過についても、もう少し詳しくご説明をお願いいたしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 暫時休憩いたします。

             休憩 午前10時27分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前10時28分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) ただいまご質問の井尻小学校耐震工事の計画につきまして説明をいたします。

 当工事につきましては、8月22日に保護者等お集まりいただきまして経過の説明をいたしまして、工期の延長につきまして3カ月というような形の中で説明をいたし、お願いをしたところでございます。

 また、9月1日に専門家の先生方のご意見をいただく中で、新たに補強計画の見直しをするというような状況下でありましたので、去る9月7日に、井尻小の保護者の方々、また近隣の方々にお集まりいただきまして説明会をいたしまして、来年2月末の完成の見込みというような状況の中でお願いをしたところでございます。

 以上です。

     (「補正の詳細について答弁漏れがある」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 756万円の内容の説明をということでございます。

 当局で答弁お願いします。

 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 事業内容の説明でございますが、工事の内容につきまして、壁あるいは柱等におきまして一部弱い状況の場所等がございますので、これにつきまして新たに補強計画を立てるための補正のお願いでございます。

 また、総体的な中で耐震補強の詳細の検討をいたしまして、これに伴います設計等の費用のお願いでございます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 廣瀬 一君。

 いいですか、今の答弁で。

 6番、廣瀬 一君。



◆6番(廣瀬一君) 私は、9月7日でしたか、地元の説明会も出席しておりまして、かなり討論されたわけでございまして、内容がかなりわかっておりますので、私としては、この756万円の説明が学校教育課長よりあったわけでございますので、それで私は結構でございます。



○議長(佐藤栄也君) 日程第6の質疑を打ち切ります。

 お諮りします。ただいま上程中の補正予算案につきましては、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。

 議案第75号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第3号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入については総務常任委員会へ、議案第75号 平成19年度甲州市一般会計補正予算(第3号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出については教育民生常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

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△日程第7 特別委員会の設置について



○議長(佐藤栄也君) 日程第7に入ります。

 特別委員会の設置についてを議題といたします。

 お諮りします。甲州市議会委員会条例第5条の規定に基づき特別委員会を設置することとし、その特別委員会は、学校施設調査特別委員会とすることにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

 続いてお諮りします。委員の定数は10人とし、議長において指名することにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、さよう決しました。

 指名いたします。

 学校施設調査特別委員会委員に、中村勝彦君、桐原正仁君、武藤雅美君、丸山国一君、廣瀬 一君、古屋匡三君、平塚 義君、曽根益彦君、廣瀬重治君、矢野義典君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議がないので、ただいま指名いたしました諸君を学校施設調査特別委員会委員に選任することにしました。

 ここでしばらく休憩いたします。

 休憩中に、ただいま設置いたしました学校施設調査特別委員会を開催いたしますので、第一委員会室へご参集願います。

             休憩 午前10時35分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前10時59分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 休憩中に開かれました学校施設調査特別委員会の正副委員長の互選の結果についてを報告いたします。

 委員長に桐原正仁君、副委員長に廣瀬重治君が選任されました。

 ここで、委員長より就任のあいさつがあります。

 学校施設調査特別委員会委員長、桐原正仁君。



◆学校施設調査特別委員長(桐原正仁君) 一言ごあいさつをさせていただきます。

 ただいま議長から報告がございましたとおり、委員各位の互選によりまして、私が委員長、副委員長に廣瀬重治議員が就任をいたしました。

 日本の将来を担う、甲州市を担う子供たちのために、教育現場における環境づくりの整備は不可欠であります。本特別委員会は、安心した教育整備に向け、取り組んでまいります。

 また、不慣れではありますが、誠心誠意、委員長の職務を全うしたいと考えております。

 議員各位並びに当局のご協力をお願いしまして、就任のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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△日程第8 一般質問



○議長(佐藤栄也君) 日程第8に入ります。

 これから一般質問を行います。

 指名いたします。

 8番、野尻陽子君。

 野尻陽子君については、一問一答方式で行います。



◆8番(野尻陽子君) 野尻陽子でございます。

 質問をさせていただきます。

 その前に、まず台風から、何とも物すごい台風の雨と風でした。何が起こっても不思議ではない、そういう状況の中で人身事故等がなかったことは、不幸中の幸いだったと思っております。

 それから、あの激しい雨の中、警戒に当たってくださった消防団の方々、それから市の職員に、市民の代表として心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 私の一般質問に入ります。

 私は、まず第一に、庁舎移転についてという項目を出しておいたのですけれども、やはり私が特別委員会のメンバーであるということをもって、やはり今回もできないということで、第1問の庁舎移転についてはカットいたしました。

 それで、一般質問は、第2の医療から開始したいと思います。ここには、医療関係のことを幾つかまとめて上げてみました。

 まず、1番目ですけれども、市民病院の産科の閉鎖の問題です。このタイムリミットが迫っておりますが、今、これまでのこの1年間、どういう動きがあったのか。そして今どういう状態なのか。それから、今後はどういう方向に行こうとしているのか。そのあたりを市長にお伺いいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。

     (「休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩します。

             休憩 午前11時04分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時45分



○議長(佐藤栄也君) 再開します。

 野尻陽子君の発言を求めます。



◆8番(野尻陽子君) 先ほどの私の庁舎問題についての部分で、発言封じがあったような印象を与える私の発言がありましたが、それは私の間違いでした。特別委員会のテリトリーの質問であっても、まだ討議されていない問題はここで討議することができるということを知りましたので、質問は、医療関係を第1の質問として、まず医療関係から始めていきたいと思います。

     (「休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩します。

             休憩 午前11時46分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時48分



○議長(佐藤栄也君) 再開します。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 先ほどの私の発言で、庁舎移転についての件であります。

 まちづくり特別委員会で審議した内容を通告しようといたしましたので、これは、議員間での申し合わせにより所属する特別委員会で審議した内容は差し控えることになっていますので、みずから取り下げるものであります。

 ただし、今後、審議されていない質問については、質問ができるそうなので、改めて12月で取り上げたいと思います。

 よって、先ほどの私の発言の医療についての質問順序が第1番目となりますので、おわびして、ここに訂正をさせていただきます。

 このまま私の一般質問に入ってよろしいのでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) どうぞ。



◆8番(野尻陽子君) 先ほど伺いました市民病院の産科の閉鎖について、その後、この1年どういう経過があったか。そして、今どういう状況か。今後、どういうふうに展開していくのか。そこら辺をお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 野尻委員の質問にお答えいたします。

 塩山市民病院産科存続につきましては、市長が施策の概要でご説明いたしたとおりでございます。

 県、山梨大学附属病院、山梨厚生会に対し、産科存続を強力に要請してまいりました。山梨大学医学部病院からの医師派遣が行き詰まった状態であります。産科存続は非常に厳しい現状であります。分娩中止の期日も間近に迫っており、苦慮しているところであります。

 医師不足は全国的な問題であり、特に産科医、小児科医、麻酔科医確保は、深刻な問題となっております。

 今後も、県や経営母体の厚生会とも協議し、甲州市としての対応策を見出してまいりたいと考えています。

 以上で答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) そういう状況にあることは、もう1年前から、ある意味ではわかっていたわけです。それで、この1年間、それがどういうふうに、その打開策、あるいは、どういうことがそこから生まれてきたかということを伺いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 再質問についてお答えいたします。

 どういう問題かと言われますが、医師派遣につきましては、条件的なものが県から山梨厚生会にありました。これにつきましては、小児科医の充実と麻酔科医の確保ということで、これをしていただければ派遣医師の継続もあり得るという中でございますので、この点を重点的に、厚生会、また県の方へもお願いする中で検討してきたことであります。

 今後の対応につきましては、県や厚生会とも相談する中で、どういう方向で存続していけるのかということを見出してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) その対応を今後も存続ということにこだわって、それができれば、それはベストです。しかし、今後も存続を目指してやっていくという方向だけでやっていくのでしょうか。それ以外に選択肢は、私たちにはないのでしょうか。お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) ただいま野尻議員から言われましたとおり、一応存続という形で頑張ってまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 存続という形だけだと、このままいって、タイムリミットになった後、どういうことになるのでしょうか。存続という形で、これは単に私たちだけの問題というより、日本の大きな社会的な構造の問題ですから、存続を目指してと、それは今までたくさんの署名が集まって、これはいろんなところで同じことが起こっているわけです。

 それで、そういうところも、要するにこれはその地域だけの問題というより、大きな社会、国としてのもう既に問題になっていますから、何とかできる、そういう方向で行くことは必要かもしれませんけれども、それしかないというのは、私たちはとても危険ではないかと思いますけれども、例えば県はどういうふうに対応しようとしているのか、そういうことも含めて伺っているのです。



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午前11時55分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午前11時55分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(廣瀬一秀君) 野尻議員の再質問にお答えいたします。

 現状がそういう状況にあると、それで今後存続という選択しかないのかというようなご質問だと思います。

 基本的な問題といたしましては、やはり塩山市民病院で産科を継続するということが甲州市民の皆様の願いだということでございます。基本的にいろいろ、タイムリミット等が迫っているわけでございますけれども、まずもって塩山市民病院において産科継続をすると、させたいということで、市長を中心に全庁的に取り組んでいるということでございます。

 それから、野尻議員の3月議会のご質問等にもございますし、医師問題は非常に全国的な問題だということでございます。確かに、そういう面もございます。いろんな意味で全国的な傾向、あるいは県レベルの問題とか、いろいろ山梨県においても市立病院等がその問題で悩んでいるということでございます。

 甲州市といたしましても、挙げて、何とか産婦人科医を確保して対応するということでございます。

 それから、医師不足で、どういう状況がどうだということでございます。

 昨年来、産科医の問題については、社会問題といいますか、日本全国的な、社会的ないろいろな問題を含んでおるということで、政府においても、新しい医師確保総合対策とか、200もの定員をふやすとか、あるいは医学生を奨学金制度をどうと、いろいろ対応して、中長期的な措置というような形で、国あるいは県レベル、あるわけでございますけれども、甲州市としましては、先ほどご答弁いたしましたけれども、市民の皆さん、塩山市民病院の身近なところで出産等を対応したいということが非常に強く寄せられております。

 市長を中心に、甲州市としても全力を挙げて対応しておるということでございます。ご理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 全力を挙げて市民病院の産科維持ということに向けていく、それはある意味でとても重要だと思います。しかし、同時に私たちはそれだけでいいのだろうかという気が一方でします。

 例えば、県とか国のレベルに移しますと、医者が足りないというのはもう明らかです。そういう中で、私たちが絶対に確保すると言って、強力な運動があれば、それは可能という、そういうレベルの話なのでしょうか。そのあたりを改めて伺いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員の再質問にお答えをいたします。

 全国的な産科、小児科の先生、また麻酔科の先生の不足は、全国的な問題であるわけであります。つい最近でありますが、奈良県でのあの事件が起きたというふうなこともありますが、山梨県においては、やはり医大からの派遣の先生、医大自体も先生が大変少なくなってきているということで、なかなか派遣ができないというふうな事情ができているようであります。

 そういう中で、私ども、全国の市長会でもこの問題は討議をされておりまして、ただ大きい病院に集中をするということが、どうも研修医師の傾向としてやはり大きな施設の病院に研修をしたいというふうなことが、先生としての希望としてはそのようでありますんで、そういうふうな集中してしまうということは、これはいたし方ない部分があるわけでありますが、そんな状況の中で、国としてもやはり少子化対策、これだけ少子・高齢化が進む中で子供を産むことをまず優先で考えなければならないんではないかというようなことは、全国の市長会でも大きく意見が出ているわけでありまして、そういうような意味では、市長会から国に向けてそのお願いはしているところであります。

 私ども甲州市としては、県に対しては早く医大の、県の対応としては医大の生徒数の募集をふやすというふうなことを、当面10名ぐらい定員をふやすというふうなことを言っておりますが、それがまた産婦人科にというふうなこともないというようなことで、条件的にはやはり産科の先生をふやすということで、特別に、卒業して医師が山梨県に勤務をするという条件をつける中で奨学生制度を取り入れたらどうかというふうな意見も出ているようでありますが、そこはまだはっきりと決まったわけではありませんが、ただ定員をふやすというのは、8名から10名ぐらいはふやすということは決まったようであります。そんな状況であります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩いたします。再開を1時5分といたします。

             休憩 午後0時02分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時03分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 一般質問を続けます。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 先ほど市長からお答えがありましたけれども、医師の山梨大学医学部の入学定員をふやすという、そういうことも一つの方向として言われましたけれども、これは入学を今からふやしたとしても、医師として現場に出てくるまでに七、八年という時間がかかるわけですから、今、当座、私たちがどうするかということには、ダイレクトにはこれは関係が、差し当たっては直接的には関係がないことになります。

 それで、私たちは直接的に今、甲州市が直面する、産科をどうするか。産科を継続という方向でやっていらっしゃるとおっしゃっていましたけれども、ここまで来るのに署名もたくさん集めて、こちらの意思は、県も、それから大学の方にも十分伝えて、なおかつ今があるわけです。

 それで、例えば、可能性として高いのですか。待っていていいのでしょうか。伸びる可能性は十分あるのでしょうか。もしあるのなら、それはそれで、ちゃんと勝算があるのならそれはそれで結構ですけれども、もしないとすれば、それはもう一つの方、高く可能性が、どの程度かによりますけれども、代案というのも私はあり得るのではないかと思うんです。

 それは、女性たちがそれを望むか、望まないかということにかかわってきますけれども、あそこにはすぐれた助産師さんたちがいて、すぐれた施設がある。正常な分娩の場合は助産師さんでいい。ただし、何か事が起こった場合、即ヘリか何かで中央病院とか、あるいは医大の病院の方に運んでもらえる、そういう体制をつくって、助産師さんだけでも残すというのも、これも方法ですけれども、それを女性たちが望んでいなければ、それはそれまでの話。ただ、そうすると、ここで助産師さんや何かがどういうことになるか、せっかくいい施設もあるのにということがあります。それは、当然、病院側との関係もあります。

 しかし、もしそれを女性たちが望むのなら、そういう形で存続させるということについては、かなりの可能性があると思うんですけれども、いかがでしょうか。市長のお考えを伺いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) お答えをいたします。

 先ほど、野尻議員のご質問にありましたように、国、県ではどうするかというご質問があったから、ああいうお答えをさせていただいたわけであります。

 その次の今のご質問でありますが、当然それは考えております。いろんな策、あそこで、塩山市民病院で産科というか、要するに子供を産むことができるということをあらゆる面では考えております。

 確かに、仰せのとおりにあそこの助産婦さんは、大変優秀な助産婦さんが8人おりまして、そういう意味ではほかの病院にはないという体制だっただけに、そのことも当然考えているわけであります。

 ただ、助産婦さんだけでやるというのはなかなか難しい問題もありますんで、しかし、その辺も検討をしていることは間違いありません。

 以上。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) わかりました。

 そういう可能性も含めた上で検討していただきたいと思います。

 次です。厚生労働省による大幅な病床数削減及び診療報酬改定の影響についてという形で質問を出してあります。

 これは、今、日本は大変な医療改革というか、私たち利用側にとっては改悪ですけれども、進もうとしております。それで、これが現場にはどういう形で出てきているか。

 例えば、2011年までに療養型のベッド数を6割カットする。これ36万床を2011年末には15万床に減らすということ。あと、医療費の、入院の日が長くなればなるほど、どんどん病院に入る料金が違ってくるとか、いろんなことをやっているんですね。これが今市民の中に不都合を起こしているのか、いないのか、その辺を、実態をお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 野尻議員さんの質問にお答えいたします。

 ご質問は、医療制度改革のうち、療養病床の大幅削減についてのご質問だと解釈いたします。

 療養病床は、長期にわたる療養を必要とする患者を入院させる病床で、全国で医療保険適用の医療型が25万床、介護保険の介護型が13万床の計38万床が存在しております。

 厚生労働省は、その療養病床を平成23年度末までに、医療型を15万床まで減らし、介護型を全廃することとしました。甲州市に近在する医療機関で、塩山市民病院に60床、山梨市の加納岩総合病院に30床があります。いずれも医療型で、当面、減少の予定はないとのお答えをいただきました。

 高齢化が進む中、介護施設や在宅での看護が必要な課題となると思われます。

 診療報酬の改定の影響はいかがかということでございますが、医療費につきましては、17年度に比較いたしまして18年度は横ばいの状況で、大きな変化はございません。平成20年にも医療費制度改革が行われる中でございますが、医療費抑制に努力をしてまいりたいと思います。

 以上、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私が聞くところでは、塩山市民病院の場合、介護型の病床は既に全廃されていると伺いましたが、それはそうでしょうか。そうだという意思表示でよろしいんですか。

 それで、私がとても心配しますのは、これから高齢者の数がどんどんふえていきます。ふえていくはずなのに、それを本来収容すべき医療施設がこういう形でどんどん削減されていきます。これって、どう考えても無理な話で、じゃ減った分はどこで受けて、老人自体はふえていくわけですから、その病床をどんどん減らしたときに、それをどこで受けるか。その手当てなんかは、どういうことになっているんでしょうか。お教えください。



○議長(佐藤栄也君) 福祉介護課長、有賀文雄君。



◎福祉介護課長(有賀文雄君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 看護あるいは介護、非常に家族の負担が大きく、特に在宅の場合は、大変なご苦労があると承知しているところです。

 国は、医療費適正化に関する施策の一つとして、療養病床を削減、再編成することとし、医療の必要性の低い患者については、老人保健施設、ケアハウス、在宅療養支援拠点等で受け入れることとしています。

 この再編成を踏まえ、その受け皿づくりを含め、将来的なニーズや、あるいは社会資源の状況等に即した地域ケア体制の計画的な整備をするために、都道府県が地域ケア整備構想を策定し、この構想をもとに介護支援計画、あるいは医療計画等を策定することになり、現在、県が広域的な調整を図る上でこの計画づくりを進めている段階であります。

 療養病床の削減、再編成は、今後、在宅での介護あるいは看護のケースが増加するものと予想されますので、市の対応としては、県と連携をとりながら、利用者が利用しやすい体制づくりを構築してまいりたいと考えています。

 なお、現在、本市では、在宅で訪問看護あるいは介護を必要とする人のために、24時間体制の受け入れが可能な事業所は、看護、介護合わせて3つの事業所があります。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 今、24時間体制で訪問介護が可能だとおっしゃいまして、もしこれが本当なら、それはとてもすばらしいことだと思っております。これは、具体的に、24時間対応していただけるのでしょうか。

 私が介護をしている人たちに聞きましたら、長い介護をしている場合に何がつらいかというと、夜中に必ず3時間か4時間置きにトイレとか、それからあと体の体位の変化とか、そういうことを長い長期にわたってやっていかなければならない。だから、ぐっすり眠る機会が非常に少ない。それがとても大変だったとしきりに言うのですけれども、そういう意味で、その24時間訪問介護というのは、そういうときに使えるサービスでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 福祉介護課長、有賀文雄君。



◎福祉介護課長(有賀文雄君) 再質問にお答えいたします。

 3つの事業所ということを申し上げましたが、これは利用者と、それから事業所との契約に基づくものでございます。個々の契約になるわけでございますが、甲州市には、甲州市の訪問看護ステーション、これが市で運営しているわけですが、現在この訪問看護ステーション利用者が108人おります。これは、介護あるいは医療、それぞれの保険の適用がなされているわけですが、24時間体制、こういった対応可能ということでございます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) この国による医療改変というのは、例えば診療報酬にしても、医療費の、昔は入院1日につき、これは49万円だったんですね。それが今度の改正で3つに区分しているんです。それで、医療の手のかからない人たちは月額36万円、それから次にこれが52万円、最も医療的に手がかかる患者は65万円、これは月ですけれども。そうすると、病院側としては、当然安いその三十何万円というランクの患者は、経営上は好ましくないということになります。

 こういうことも含めて、私たち市民の側とすれば、例えば脳出血になって、緊急事態は脱して、回復期になるともう病院にいられないという形になってまいります。これは、例えば今、小さな核家族みたいになった世帯では大変な不都合を引き起こすと思うのですけれども、まだ甲州市の場合はそういう報告が余り包括センターの方に来ていないらしいので、私は、今回は井尻小がありますので、この件はこのくらいでやめておきます。

 それで、次ですけれども、塩山診療所の活用についてというので、塩山診療所が今、休診状態になっておりますけれども、あそこはなかなかすばらしい設備があるわけですけれども、あの活用についてはどういうふうにお考えか、お知らせください。現状と、それから今後について、どうお考えかお知らせください。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 野尻議員の質問にお答えいたします。

 甲州市塩山診療所につきましては、昭和63年に新たに改築をする中で、長い間、公立の診療施設として周辺市町村を含む旧塩山市の地域医療を支えてまいりました。

 平成10年に念願でありました塩山市民病院が開設され、さらに近年、民間診療所、個人医院の開設が進むなど、地域の医療体制が充実強化されてきたことがあって、以前と比較した場合、近年その役割及び依存度の低下が進み、さらに、平成18年3月末をもってそれまで長期間勤務していただきました医師が退職したため、以降休診としております。

 今後の活用計画でございますが、地方における医師不足が深刻さを増すとともに、地方公共団体においても、財政的にも大変厳しい状況にあり、なかなか健全な診療所経営は困難な状況にあると思います。

 今後とも、皆様のご意見をいただく中で検討させていただきたいと考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 塩山診療所の場合、これ見ますと、建設費が約1億2,700万円、それで広さが約100坪あります。それで、診療所としてとても充実していて、これは、医療機器はまだ中に残っているのでしょうか。

 それで、私はこれを、そういうことが可能かどうかをお尋ねしたいのですけれども、今私たちは、開業医の方たちがたくさんふえてまいりました。それで、私たち、ここに診療所を開設することが難しいのであれば、開業医の方に何年かという時限を決めてお貸しするのも一つの手だと思うんです。

 それで、私、インターネットをやっているんですけれども、それで開業する場合に医者たちが非常に心配することは、先行投資なんです。土地を買って、建物を建ててということにお金がかかるということで、非常に皆さんそういうことをやっていらっしゃいますので、3年くらいやってみて、それで独立していただくとか、そういう形も一つの手ではないか。

 だから、公共のこういう施設をそういうことに貸すことは可能なのかどうかということを伺いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 再質問にお答えいたします。

 野尻議員がご指摘のとおり、昭和63年に事業費1億二千七百数万円でつくったものでございまして、現在も備品類等はございます。

 いろいろな方向で貸すことができるかと、そういうことの問題でございますが、診療という意味でつくったものでございまして、国庫補助金、市債等がたくさんございます。目的外使用というようなことも考えられますが、これは法的な制約等がございますので、財政または関係機関といろいろ打ち合わせの中で、できるものかどうか検討してまいりたいと思いますので、ご了解をお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私としては、多目的というよりもむしろ、医療機器や何かもあるわけですから、そういう医療施設として民間の方に使っていただくことは可能かどうかということを申し上げたので、それは今後の検討課題としてどうぞご検討くださいますよう。

 次に、肺炎球菌ワクチンに対して助成を求めるという項目に入ります。

 日本人の三大死因というのは、がんと心臓病と脳血管疾患だということは私たちはよく知っておりますけれども、第4番目が何かというと、これが肺炎なのであります。それで、肺炎は、特に高齢者の肺炎が非常に多くの部分を占めておりまして、高齢者は風邪になった後、二次感染として肺炎になって、お亡くなりになるケースが多いのです。

 その肺炎の場合、いろんな形があるのですけれども、その中の多くの肺炎が、肺炎球菌という菌によって起こる肺炎がございます。これについては、非常に優秀なワクチンができております。このワクチンの件が話題になったのは、多分平成16年くらいに、北海道の瀬棚町という小さな町が、これは、とてもすぐれたお医者様がここに赴任してらして、ここは医療費が大変に高いところだったんです。ここは、お医者様の発案で、予防医療をやろうと。それで、風邪のインフルエンザの予防注射と、それからこの肺炎球菌のワクチンと、それからピロリ菌のチェックという、この3つを組み合わせてやったところ、医療費が30%か何かカットされたという、それで話題になって、この肺炎球菌ワクチンが話題になったのですけれども、これは、最近のインターネットにはそう書いていないのですけれども、1回接種すると5年間有効である。だから、65歳以上のお年寄りにこれを導入している、助成している自治体がそこそこあります。そういうところはみんな小さな町村が多かったんですけれども、最近、区とか市でも始めております。

 これ1回が大体8,000円から9,000円くらいかかるわけです。それを4,000円とか補助、2,000円とか、いろんな形の補助がありますけれども、やはり一たん肺炎になって入院してということになると、医療費が大変にかかります。そういう意味で、例えば私たちは財政的に厳しいですから、たくさんこういうところにお金は回せませんけれども、所得制限をして、豊かな方はご自分でやっていただくけれども、ある程度所得が低い方たちに対して助成をして差し上げるとか、そういうことを伺いたいのですが、いかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 野尻議員の質問にお答えいたします。

 肺炎球菌ワクチンでございますが、肺炎球菌は、体力が落ちてきているときや高齢になるにつれ免疫力が弱くなってくると、いろいろな病気を引き起こす原因となっております。65歳以上の高齢者では、肺炎による死亡率はがん、心臓病、脳疾患に次いで高く、ワクチンの接種による予防が有効とされています。

 ワクチンの予防接種に対しまして助成を出している団体が現在、全国で33の市町村で行っております。これの投与につきましては、1回のみということが原則でございます。

 甲州市としては、医療機関などとの意見を聞きながら研究してまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) どうぞ前向きな形でご検討くださいますよう、お願いいたします。

 次です。井尻小学校の耐震工事について伺います。

 これは、一般質問の締め切りが8月30日でしたので、その時点でここまで話が展開していくとは思っておりませんでした。それで、私の一般質問で通告してある質問事項は、かなりもう既に報道等でなされていることと重なりますが、一応市民の方も、一種おさらいという形である部分は聞いていただきたいと思います。

 それで、この通告書に沿っていきます。それで、新しく展開した部分は、再質問という形で補足していきたいと思います。

 まず、井尻小学校の耐震工事について、まず現状、ここまでの状況をお教えください。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 井尻小耐震工事の整備計画等について、昨年6月議会で岡議員から一般質問があり、説明がなされております。

 井尻小学校校舎耐震補強工事の現状につきまして説明いたします。

 当工事につきましては、平成19年5月30日から平成19年8月31日の工期で進めてまいりました。当初予定した設計工事内容以外に補修の必要な箇所が見つかり、工期内の完成を目指して努力してきましたが、工期内の完成が見込まれない状況で、工期の延長をしたところであります。

 このため、授業中の工事に伴う騒音、児童の安全に配慮を検討した結果、8月27日から2学期の授業が現在の校舎でできない状況であるため、体育館を間仕切りして、6教室と保健室、給食配膳室を設置、校庭に職員室、特殊教室、特別教室、2教室の設置をいたしました。

 9月1日に専門家の指導をいただいたところ、再度、補強計画を作成しなければならないとの意見であります。

 現在、進めております補修関係の調査を進めるのと並行して、補強計画書の作成、構造計算、設計図書等の資料を整えて審査会に提出する予定です。これにより、10月末の判定会を経て、11月末に補強計画が決定される見込みです。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 通告書でいくと、2番目が完成がおくれている理由は何かということになっておりますが、これについて、じゃあこの質問書に沿って、ダブるかもしれませんけれども、改めて完成がおくれている理由は何かお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 当初予定した設計工事内容以外に、柱、壁等に補修の必要な箇所が見つかり、新たに補強計画の作成を予定しているため、おくれております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 具体的に、新たに見つかったその補強が必要な部分というのは、どういう状態なのか、そして何ゆえそういうことが起こっているのか、そこら辺を再度伺います。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 補強の必要な箇所ということでございますが、これにつきましては先ほどご説明をしたとおり、柱、壁等に強度の低い箇所がございますので、これについて現在調査を進めているような状況でございます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私はもっと具体的に聞いているのです。強度が不足というのは、どういう意味で強度が不足なのか。そして、そういう部分がなぜ発生したのか、その原因。それからあと、ついでですので、じゃ、広がりがどのくらいまで広がっているのか、そういうことをお答えください。

     (「休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午後1時34分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後1時36分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 再質問にお答えをいたします。

 井尻小の補強工事に伴い、一部を撤去する過程で、これまでのデータをそのまま当てはめることが適当でないと思われる脆弱な部分があらわれましたことは、予想外のことであります。新たな補強が必要と考えられるために、補強計画を立て、はつり検査を現在行っているところであります。

 それから、なぜこのようなことが起きるかということでありますが、建築の専門家に現場を見ていただき、今、対応を検討している途中でありますが、こういう脆弱な部分ができる一般的な状況につきましては、コンクリートの品質、コンクリートの打設状況、その後の管理等が考えられます。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私が受けました説明では、豆板が出てきたという話を伺いました。それで、この豆板というのは何かと伺いましたら、イメージとしては、昔からあるお菓子に雷おこしみたいなものがあります。ああいう形で、セメントと石がある種分離したような部分が出てきたということと伺っております。それが正しいか、正しくないか。

 それから、それはなぜそういう状況になるのかということを改めて伺います。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 再質問にお答えします。

 野尻議員のおっしゃるとおりでございます。

 それから、なぜそういうことが起きるのかにつきましては、先ほど私が答弁申し上げましたように、コンクリートの品質、コンクリートの打設状況等が考えられます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) わかりました。

 では、次の質問に参ります。

 これは、この問題が、この耐震工事をする前の見積もるときに、どうしてこれは見つけることができなかったのか、そのあたりをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 工事の設計見積もりについては、日本建築防災協会の耐震診断基準をもとに2次診断がされ、その結果において、社団法人山梨県建築士事務所耐震診断補強計画判定委員会で協議され、問題がなければ設計見積もりが出ますが、これは建設当時の施行が正しくされていることが前提です。今回の場合、コア抜きによるコンクリートの中性化試験等も実施され、同協会の診断基準をもとに設計見積もりをいたしましたが、この段階では補修箇所は発見できませんでした。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 今回この件が見つかったのは、業者が、校舎の西側の壁に亀裂が走っていると。その亀裂が走ったり、何か雨漏りの跡があるというので、モルタルをはがしてみたら、下からこういう状況がわかってきたというきっかけだったと思いますけれども、例えば最初に耐震診断をやるとき、耐震の検討をする場合に目視ということもおやりになっているんじゃないかと思うんですね。それで、コアを抜くときに、ある意味では問題がありそうな壁のコアを抜く、本来はそういうものではないかと思うんですけれども、その検査のやり方に問題はなかったのかどうか、お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 再質問にお答えします。

 先ほど学校教育課長が答弁したとおり、診断は、国土交通省住宅局指導課の監修による日本建築防災協会の既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準に準拠して行われます。耐震診断は、建物の使用に影響がないように、非破壊検査によって診断することが原則となっております。

 井尻小学校の場合も、各階3カ所ずつの試験体を抜き取り、強度試験及びコンクリート中性化試験を行うとともに、外部からの目視、ダウン調査等により劣化の状況を調べ、診断の基礎としております。

 この際のコンクリートの試験結果は、基準強度を十分に満たしており、一部ひび割れ等の劣化が見られたものの、補強設計において、樹脂注入等の接着により劣化の復元を図ることとしたものであります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) ということは、目視の結果、そのひび割れやなんかは余り大したことはないと。樹脂や何かを注入すればそれで済むと、検査のときは思っていたけれども、現実問題としては、モルタルをはいでみたら中がそういう状態だったということですので、この時点でこの検査のことを云々してもしようがありませんので、これ建設時、この学校を建設したときの検査というのはどういう体制になっていたのでしょうか、お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 再質問にお答えいたします。

 建設設計事務所に現場管理監督業務を委託し、それぞれの工程でチェックし、それに関連するデータ表、資料などを提出させ、検査をしていたと思われます。

 今回、躯体に関するチェック項目の主なものは、鉄筋が設計書どおりに配筋されているかチェックする鉄筋配筋検査、型枠が設計書どおりにつくられているかチェックする型枠検査、それからコンクリート打設前検査などが行われていたものと考えられます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) そうすると、業者が基本的にやっていたという話で、市自体のこの検査はどういうことになっていたのか。

 それから、今回は、じゃ、それで伺いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 再質問にお答えします。

 先ほど申し上げましたように、各工程検査につきましては設計監理会社に業務を委託して行っておりますが、最後の竣工検査につきましては、当時、建設課長が竣工検査を行ったと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) つまり、今から振り返ってみますと、そういう検査がこれをチェックできなかったということになります。

 それで、市が検査をするのは、でき上がった後の完成検査というのは、ある意味ではもうお化粧が終わってしまって、そのお化粧の色ののりが悪いとか、そういう非常に表面的な部分でしか市の検査はできないのではないかと思うんです。

 あとは、だから業者に任せている、あとは業者から上がってくる写真で判定するという、そういう形になっているわけですけれども、今回のこの場合も、型枠を外した時点でそれをチェックすれば、この豆板現象がもう見えてきたわけです。

 だから、検査の方法を、型枠を外した時点で手を加えてはいけないという、そういう条件にして検査をすべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 再質問にお答えします。

 専門職員数の数からして、すべての検査を現場で市の職員が行うことは難しいので、監理会社に委託せざるを得ないと思われますが、重要な部分では、できる限り市でも検査するような体制の強化に努めていくのがよいかと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 今後の検査体制、検査の項目の中に、型枠を外した段階で目視をするという項目を私はやっぱり入れるべきだと思います。

 それから、今、じゃ、そうやってモルタルを外したら見えてきたということで、今、井尻小では、これ全部の壁に対してモルタルをはいでチェックしていらっしゃるのですか。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 再質問にお答えします。

 各工程検査でありますが、型枠を外した後も当然、工程検査の中には入っております。

 それから、今の状況は、学校全体を全部はつって調査をしております。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) わかりました。

 モルタルを塗ってしまうと、もうその下の状況がわかりませんので、検査はモルタルをする前、型枠を外した時点でやるというのが私はやはりベストだと思います。今後の検査体制については、そういうことも含めた上でご検討願いたいと思います。

 ここまでは構造について伺いましたが、ここからは、子供たちへの対応を伺いたいと思います。

 これから、子供たちへの対応はどのようにお考えか、お伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 体育館を間仕切りしての仮の校舎をつくり、授業に取り組んでおり、子供の安全を図るため、学校関係者と連絡をとりながら最善の努力をしているところであります。

 今後においては、体育館の仮設教室等について、プレハブ校舎での対応を検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) プレハブ建築を考えていらっしゃるとおっしゃいましたけれども、これプレハブでいくとしたら、どのくらいの費用がかかるのか。

 それから、私たちは一応2月末までという期間が限定されていますので、それでプレハブだと大変なお金がかかるのではないかと思うんですけれども、そこら辺、ほかにアイデアはないのか伺います。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 プレハブ校舎での建設はどのぐらいの費用がかかるとのご質問でございますが、この費用の積算につきましては、ただいま調査中であります。

 また、他のアイデアはないかということですが、現状の中ではプレハブ校舎の建築をという形の中で考えを持っておりますので、他のアイデアはありません。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) これは非公式のお答えだったんですけれども、多分、数千万円の規模だということは、もうわかっております。

 私、1つここに代案を出したいと思うんです。井尻小学校の人数を見てみますと、1年生が18人です。私、大体多くて、これ4年生と2年生が25人。だから最大25人として、これをほかの学校に疎開していただくことはできないだろうか。そういうのが私の考えです。

 例えば、玉宮小学校というのは、1年生は10人です。これ10人のクラスに、井尻小学校は18人です。両方足して28人です。それから、2年生、井尻小学校25人、玉宮小学校は11人です。両方足して36人。3年生が、井尻小学校24人、玉宮小学校10人、足して34人。4年生、井尻小学校25人、玉宮小学校3人、足して28人。5年生、井尻小学校21人、玉宮小9人、トータルで30人。それから、6年生、井尻小学校24人、玉宮小学校8人です。そうすると、これが32人です。いずれも、ある意味ではふつうのクラスの規模に、これ足すとなるわけです。

 これで、玉宮小学校で2月の終わりまで受け入れてくださるということになれば、それは教育委員会の意思ですけれども、机といすを運び込んで、それからパソコンくらいは動かすと思います。それから、多分、給食の食器くらい。あとは、スクールバスを朝と夕方、用意する。先生方は、やっぱり人数がふえたわけですから、アシスタントとしてそのクラスにお手伝いに行く。そういう形にした方がはるかに子供たちにとっても、私たちの財政にとっても合理的ではないかと思うのです。

 私たちは、財政的に今回、つい最近、実質公債比率ですか、あの数字が出て、私たちはまた0.2ポイント悪化しております。私たちはとても大変な状況になっている。それにつけて、ここにまたこういう形で大きなお金が要求されてくるわけです。

 だから、私たちは、それなりに努力をしていろんな方策を考えないと、私たちはやっていけないと思います。それで、私はこの案を検討願いたいと思いますが、教育長はどうお考えでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 野尻議員のご質問にお答えします。

 学校というところは、子供たちがいて、教師がいて、子供たちの特徴をとらえながら、また地域の特性を考えながら、教育目標を立て、教育課程を組んで授業を進めております。各学校は、そういう形で独自の教育目標に向かって教育を続けているという中で、今の野尻議員のご質問は、お金がないから数合わせで、こっちがあいているからそっちの方に向かわすというふうなご質問のようですけれども、教育委員会としては、今の議員の代案に対しては検討はする段階にもならないですけれども、というのは、それでは引き受ける玉宮小学校では、玉宮小学校の教育目標で、その教育課程を進めています。数が合わんからうまく合わせて、何とか、学校というところは、部屋があって、机があって、教科書があれば勉強ができる。単純に考えればそうですけれども、各学校は一つの集合体として、目標に向かって、子供たち一人一人が勉強に取り組み、また異学年とのつき合い、あるいはまた6学年みんなが1つになっていろいろなことをやったり、そういう学習をしてきているわけです。

 そこで、今回、井尻小の子供たちにとって本当に気の毒な状態になっていますけれども、最初、先ほど課長が話しましたように、最初の段階では、体育館を間仕切りして、何とか二、三カ月そこで我慢してもらおうということでもって始めたわけですけれども、情勢がまた変わって、半年ぐらいになりそうだと。これでは、とても体育館の間仕切りの教室では、子供たちにとってかわいそう過ぎる。私どもにとっても耐えられない。子供たちの親もそうだと思います。

 そういう中で、何とかこの困難な時期をいい状態で勉強させたいという願いを私たちは持っているわけです。厳しい財政の中でも、お金の勘定をすれば今のような玉宮小へ送ることもできるかもしれませんけれども、学校教育を考える中では、とても我々はそういうふうな考え方には承服できない感じがいたします。

 議員の皆様方、ぜひ、井尻小の子供たちは、2学期、3学期、二度とないこの時間であります。ぜひ、その中を、せめていい状態の中で、というのは、仮設校舎で、プレハブ教室で、少しの不自由はあるけれども、勉強させてあげたいというのが我々の願いであります。ぜひ、その辺のご理解いただきまして、よろしくお願いしたいという気持ちでいっぱいでございます。ぜひ、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私は、何か教育長の今お答えを聞いていて、びっくりしてしまったのです。仮設校舎より玉宮小学校の方がはるかにすばらしい環境にある。それで、玉宮小学校の子供たちにしても、井尻小学校の子たちを受け入れて、それは新しい友達が、ほんの数カ月ですけれども、できるわけです。井尻小にしても、玉宮小という新しいところで、それも一つのハプニングとしてそういうことを経験する。それはそれで、私はとてもいい、マイナスの要素は私はほとんどないと思います。お金が私は足りないからそうするというよりも、それも一つのあり方だということです。

 これをどうするかは、教育委員会、あるいは議会で答えが出ると思いますから、私は一応これを提案としておきます。

 それから、次に行きます。

 新たな工事の発生で生じる経費はいかほどか、その内訳はどんなものかということを、じゃプレハブを含めてお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 現在、調査を進めている段階であり、新たな補強計画ができないと、経費については算定できません。

 また、プレハブ校舎につきましては、先ほど話したとおり、現在、経費等について調査を進めている段階であります。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) それでは、すごくアバウトな形で、うん千万円の単位なのか、それとも億までいくのか、その程度のこともわかりませんでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 建設課長、柏原和仁君。



◎建設課長(柏原和仁君) 今、検討中でありますので、金額についてはわからない状態であります。



○議長(佐藤栄也君) 野尻陽子君の一般質問の持ち時間は、3分弱でございます。

 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) その次に、その経費はだれが負担するのかとか、それから業者に対するペナルティーはあるかという質問がこれありますけれども、これは今ちょっと時間がもうありませんので、これをカットして、次のクレー射撃……、ごめんなさい、そちらの当局に一応これは、答えは求めておきます。お願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 野尻陽子君、もう一度、質問。



◆8番(野尻陽子君) はい、申しわけございません。

 では、その経費はだれが負担するか、お願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 野尻議員のご質問にお答えいたします。

 現状では、補強計画がまだ出ておりませんので、今後検討していきたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 最後に、業者に対するペナルティーはあるかということをお伺いします。



○議長(佐藤栄也君) 管財課長。



◎管財課長(徳良利朗君) 業者に対するペナルティーはあるかという点につきましてお答え申し上げます。

 現時点では調査中でありますので、その結果及び工事中の対応、工事の補修状況など、最終的な結果を待って検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 次に、クレー射撃場についてです。

 まずは、これまでのいきさつをお教えください。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) 野尻議員の県立射撃場の移転整備候補地として市所有地が選定されるまでの経緯についてお答えをいたします。

 現在の韮崎市にあります県立韮崎射撃場につきましては、昭和41年6月に建設されたものでありまして、施設の老朽化が進んだことや周辺の宅地化が進むなど、射撃場としての立地面からも見直しが必要でありました。

 さらに、平成10年11月には、釜無川を挟んだ対岸にあります民家への誤射事故が発生したことから、地元住民から射撃場の移転要望が出されておりました。

 こうしたことから、県では、移転候補地として韮崎市穂坂町を選定し、平成14年に新射撃場基本計画を策定し、移転計画を進めていたところでございますが、地形的に30億円というふうな多額な事業費を要するため県財政を圧迫することや、地元から進入ルートの変更要望等があったことを勘案をいたしまして、事業費の削減の検討を行ってきました。

 しかし、大幅な縮減は見込めないとの結論に至りまして、新たな建設候補地として県内30カ所を調査したとのことであります。

 この調査の結果、甲州市塩山上小田原地内の市有地が、事業費の削減が可能である、地形や立地面においても最適であることから、去る7月31日、県教育委員会教育長が本市を訪れまして、県立射撃場の移転候補地として要請があったものでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) これに対する、地元でもう説明会をおやりになったと思いますが、地元での反応はいかがでしたでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 去る8月20日に、県教育委員会と、それから市によりまして、県立射撃場建設計画の説明会を塩山上小田原の第3区の集会所において開催をいたしました。当日は、地権者、それから地元議員、各区長、組長、水道組合代表、それから財産区の関係者、神金小学校学校林関係者などの皆さんに出席をいただきました。

 説明につきましては、県教育委員会スポーツ健康課長から、射撃場の建設計画のクレー射撃のトラップ競技と、それからスキート競技の競技内容について、それからライフル射撃について、その施設、競技の安全性等について説明がされたところでございます。

 説明会に参加された皆さんからは、射撃された弾の鉛による水道水、河川、地下水への影響はないか、隣接する学校林の管理・活用に支障はないのか、現在の道の管理、通行上の支障等、幾つかの質問が交わされたところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) これは、この射撃場を誘致した場合、どういう経済効果が見込まれるのでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 議員ご承知のとおり、甲州市は、歴史と史跡と果実のまちであります。観光の資源も豊富なまちでもあります。初夏から秋にかけましては、県下一の果物の実りがあります。また、四季を通じまして、施設栽培により農産物が生産されており、この資源をもとに、近年は多くの農家が観光農業に取り組んでいるところでございます。首都圏に近く、建設候補地が中央自動車道勝沼インターから短時間の場所にありますので、多くの利用者が見込めるところであります。その皆様への新鮮な農産物の供給を考えますと、地域の活性化に大きな役割を果たすものと思われます。

 また、地元塩山温泉への宿泊、民宿の利用、疲れをいやす大菩薩の湯、宿泊施設とワインと天空の湯のぶどうの丘センター、これらの施設の利用などにより、経済効果が見込まれるものと考えております。

 また、この県立の射撃場計画は、スポーツ施設でありますので、県民のスポーツ振興にも大きな役割を果たすものと期待をいたしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) そうすると、ある意味では、県からこの射撃場の使用料が入るとか、そういうことはないと解釈してよろしいんですね。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えいたします。

 それらにつきましては、現段階では地元への理解を求めるというふうな作業の段階でございますので、細かい部分につきましては、これらがスタート、よろしいでしょうということになった時点から、個別の問題についてはそれぞれ協議をしていくというふうに考えております。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私の持ち時間がもう1分とちょっとになってしまいました。持ち時間がないので非常に残念ですけれども、鉛による環境汚染ということについてお尋ねいたします。この対策はどうしていらっしゃるでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 総務企画部長、長瀬静男君。



◎総務企画部長(長瀬静男君) お答えをいたします。

 射撃場の鉛対策につきましては、環境省の射撃場にかかわる鉛汚染調査対策ガイドラインに基づき整備することとなっております。

 射撃場は、鉛の弾を使用する施設でありますので、射撃場周辺の土壌の汚染、それから水道用水での水質汚濁、あるいは地下水の汚染といった鉛による環境保全の問題が生じさせないことが必要であります。このことから、建設候補地内の鉛対策につきましては、現地の地形、地下水の流れ、土壌条件等、幾つかの調査と対応が必要であると思われます。

 県教育委員会では、その対策案といたしまして、平たん部の舗装工、それからのり面工といたしまして、銃の弾が直接着弾する着弾範囲へのモルタルの吹きつけや、それから着弾した弾が飛散する、飛び散る範囲へのシートの敷設をすることで土壌汚染を防ぐことといたしております。

 また、鉛の弾の回収を定期的に行うことや鉛弾の適切な分別とそのリサイクルを行うこととしております。

 それから、場内に飛散した鉛の弾が、雨などにより溶出、溶け出したりした場合の処理といたしまして、汚濁水処理施設を設置することといたしております。汚濁水処理施設には、とめ升や沈殿池等を設置し、きれいに浄化した水を場外へ排出すると、こういうこと、対策案を示しているところでございます。

 また、建設後につきましても、鉛汚染が生じていないことを確認するために継続的な調査をし、未然防止に努めることが必要であります。市といたしましては、このように、将来的にも周辺環境に問題が生じることのないよう、射撃場にかかわる鉛汚染対策を十分検討し、その対策について県に確認と要望を行い、万全を期してまいりたいと、このように考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 鉛弾による鉛公害は深刻で、神奈川県、岐阜県など7県では、国体後、クレー射撃場を閉鎖しています。

 例えば、埼玉県の長瀞町なんていうのは、一たん閉鎖したものを国体のために何億というお金をかけて再開して、それで国体が終わったらまたそれを閉鎖して、その鉛の除去が非常に面倒くさいことになっておりますし、それから神奈川県の伊勢原市のところも、莫大なお金をかけてこの鉛の回収をやっていたりします。

 ですから、もう既にそういうことはよくよくわかっているわけですから、私たちは、それから、今から新たにやるわけですから、鉛の処理については、十分過ぎるほど県と事前の協議をやっていただきたいと思います。

 最後に、もう時間がありません。私、市長の姿勢ということでお伺いしておきます。

 市という船の船長として、市長は、この甲州丸という船をどういう方向に進ませようとしていらっしゃっているのか、そのことをお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員のご質問にお答えをいたします。

 私は、平成5年9月、県議会議員として地方行政にかかわらせていただきました。また、平成17年8月から塩山市長、平成17年11月1日、甲州市誕生とともに、多くの市民の皆様のご支援をいただく中で、甲州市長として市行政に携わってまいりました。この間、一貫した基本姿勢は、清潔、公正、公開による住民参加のまちづくりの推進であります。

 また、平成17年11月1日に誕生した甲州市の初代市長に就任以来、1年10カ月が経過をしようとしておりますが、この間においても、広く市民の声を聞くことを基本とし、市民の皆様が安心して心豊かに暮らせる元気なまちづくりを目指してまいりました。

 なお、新市のまちづくりにつきましては、先般、合併時に策定した甲州市まちづくり計画を青写真として、平成20年度から向こう10年間におけるまちづくりの指針とすべく、第一次甲州市総合計画の基本構想、基本計画案を取りまとめ、総合計画審議委員会に諮問をさせていただきました。計画に掲げたまちの将来像である「豊かな自然、歴史と文化に彩られた果樹園交流のまち 甲州市」の構築を私の使命と考え、甲州市が誇る地域資源、人を最大限に生かして、前例のない事例へも積極的に対応するなど、甲州市ならでは、甲州市だからこその全国でオンリーワンのまちづくりに、監督兼トップバッターとして市民の皆様とともに取り組んでまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 8番、野尻陽子君。



◆8番(野尻陽子君) 私が伺いたかったのは、そういう一般論ではある意味ではなかったのです。ここで、もう時間がありませんので、具体的に伺います。

 例えば、勝沼は、ぶどうを中心にワインがあり、いろいろなお祭りがあって、ぶどうを中心にとても農業がそれなりに合理的に発展しております。私が心配するのは、塩山はどうか。塩山地区の農業をどうお考えでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 答弁を求めます。

 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 野尻議員のご質問にお答えをいたします。

 本市の基幹産業であります農業は、その豊かな自然と恵まれた気候、風土を生かした果樹栽培を中心とした農業を展開してまいりました。

 しかし、近年では、産地間競争の激化など、農業を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。このため、関係機関・団体らの連携のもとに、技術指導や支援体制の強化を図り、特選農産物の推奨、産地間など、さらなるブランド化を推進するとともに、農産物直売や地産地消の促進、県内外でのPR活動の強化、観光イベントを活用した販売促進など、多面的な取り組みを推進してまいりたいと考えております。

 また、ポジティブリスト制度の遵守、減農薬、減化学肥料栽培の促進など、消費者ニーズに合った安全で安心な農産物の生産を推進するとともに、生産者と消費者の交流の促進を図ってまいりたいと考えております。

 また、本市は、日本のワイン醸造の発祥の地として134年の歴史を誇っております。このため、原料であるぶどうの生産から醸造まで、つくり手の見えるワインへの取り組み、ぶどうの生産者、ワイン生産者との連携強化やワイン原産地呼称制度、品質審査会への充実などにより、ワインの品質の向上を図ってまいりたいと考えております。

 また、優良農地の保全及び有効活用を行うため、圃場の整備、農道や用排水施設の整備など、農業生産基盤の一層の充実を図るとともに、担い手の育成確保に努めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 野尻陽子君の一般質問を終わります。

 ただいまの野尻陽子君の一般質問に対して関連質問がある場合、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。再開は2時半といたします。

             休憩 午後2時24分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後2時37分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に指名いたします。

 4番、丸山国一君。

 丸山国一君につきましては、一問一答方式で行います。



◆4番(丸山国一君) ただいま議長から許可をいただきましたので、市政一般について質問をさせていただきます。

 まず、過日、実は北海道へ行く機会がありまして、財政再建団体に陥った夕張市に立ち寄ることができました。皆様、本当にご存じのとおり、財政破綻ということで、どのような状況なのかな、非常に甲州市にも、観光とか、あるいはメロンという果実とか、若干似ているところがあるななんていうことを思いながら、夕張市を見てまいりました。

 本当に財政破綻が市の破綻であり、市民生活の破綻というような、夏なのに本当に何か背筋が寒くなるような状況を見させていただきました。炭鉱から観光に市政を移した中で、その大きな失敗ということで、28ある観光施設ほとんどが閉鎖したような状況で、めろん城や、あるいは石炭村など、本当に1人か2人の職員で何とか営業している状況ですけれども、ほとんどがもう町中はゴーストタウン。黄色いハンカチが本当に助けてくれというようなことを願っているようなたなびき方をしていました。

 ぜひ、甲州市もそういうふうにならないように本当にしなければいけないなというのを痛感しながら、今回、行政改革ということで質問させていただきます。

 集中改革プラン、推進プラン、プログラム作成ということで、平成18年度の結果が出て、市長の市政概要説明の中でも、実質効果額3億3,280万円と、本当に目標価格を上回る行政改革ができたという発表がありました。

 そうした中で、この市民との協働、あるいは民間企業との協働を含めながら、この成果、結果が出たと思いますけれども、まずこの内容についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 丸山議員のご質問にお答えをいたします。

 甲州市発足以来、行政改革は、市政の最重要課題の一つと位置づけ、市長を本部長とする庁内組織である行政改革推進本部と、市民、委員15名で構成する行政改革推進委員会を設置し、平成18年11月に第一次甲州市行政改革大綱及び実施計画を策定をいたしました。

 実施計画は、5年間で148の取り組み項目を掲げておりますが、このうち、平成18年度には124項目の改革に取り組みました。数字的な効果としては、定員管理の適正化、財源の確保、行政水準の見直し等に取り組んだ結果、人件費の削減効果や税収の向上、補助金の削減等により、3億3,280万9,000円の財政効果を上げることができました。

 また、新たな行政課題に取り組む体制整備に向けた組織・機構の見直しや公債費負担適正化計画の策定、附属機関の委員選任に際し公募制度を導入するなど、財政効果にあらわれない改革項目についても、改革・改善に向けた取り組みを進めることができました。

 今回の計画は、政策のマネジメント方式を取り入れ、実施事項を評価する中で、次年度以降の改編へとつなげております。

 なお、平成18年度に着手できなかった項目もありますので、目標達成に向けては、職員一人一人がそれぞれの職責として取り組む必要があります。同時に、行政改革は、市役所のみだけで達成できるものではなく、広く市民の皆さんの参加が不可欠でありますので、議員各位におかれましても、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 今後も、第一次甲州市行政改革大綱及び実施計画の着実な達成に向けて鋭意努力し、協働成果、効率を重視した甲州市政の実現に努めてまいります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 概要を把握させていただきました。

 そんな中で、この3億円を超す効果額が出たということですけれども、市民の間では、実は市長の概要説明の後、一昨日ですか、実質公債比率が20.3%、昨年の発表より0.2ポイント上がったというような発表があって、非常に市民はびっくりをしているし、ショックを受けている。

 市長が発表された効果額、この効果額がどのように財政面で反映されているのか、その部分についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 財政課長、萩原哲夫君。



◎財政課長(萩原哲夫君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 実質公債比率は、地方自治体財政の借入金等の依存度を示す指標として、平成18年度から用いられることになりました。この指標は、一般的に、その自治体の地方税収入と地方交付税を加えた標準的な収入を分母としまして、それに対していわゆる借入金等の返済に費やした一般財源の額を分子として、その割合を示したものでございます。

 甲州市は、平成17年度の決算の結果、実質公債比率が20.1と基準の18%を超えたことによりまして、おおむね7年後の平成24年度をめどに、この比率を18%未満に下げる公債費負担適正化計画を18年度に策定いたしました。

 この比率を下げるには、起債対象事業費の見直しによる地方債の借入抑制や特別会計の事業計画の見直しなどにより、計画期間中に一般会計の地方債元利償還額や特別会計の地方債元利償還額に充当された一般会計からの繰入金などを削減していかなければなりません。

 このようなことから、第一次甲州市行政改革大綱実施計画の取り組みによる平成18年度実績効果額は、3億3,280万9,000円が当該年度の実質公債比率に直接影響するものではありませんが、この行政改革を推進することによりまして、事業規模の縮小や各種事業の総合的見直しによりまして、起債発行額を抑制し、地方債現在高が減少することになります。

 このため、後年度において実質公債比率が下がる効果があり、行政改革の最大の目標であります財政の健全化が図られると思います。

 今後も、財政の健全性の確保に向けた取り組みがますます重要になってきております。

 以上、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市民サイドですと、非常にわかりづらいのかなと思います。

 ある市民が言っていましたけれども、この間の市長の発表の3億円以上のお金が借金、それを返済すれば、じゃ、実質公債比率は減るんじゃないかな、そのようなことを言われる市民もいますので、どうか今、財政課長が言われたような形のものをしっかりと広報等で明確にできるように、そして多分、平成19年度は市長の方針で10%のマイナスシーリングで一般財政、特別会計もやっていると思います。来年の今ごろには必ず実質公債比率がダウンした状況になると思いますけれども、その辺の所信は、財政課長、答弁をお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 財政課長、萩原哲夫君。



◎財政課長(萩原哲夫君) 丸山議員のご質問にお答えします。

 この行政改革によりまして、平成18年度の実績効果額が3億3,280万円につきましては、このお金が残ったということではございません。大変厳しい財政状況であるため、当初予算編成において、市民の皆様方のご協力をいただく中で、甲州市の集中改革プラン、それから第一次の行政改革大綱に基づきまして、目標効果額を予算に反映させ、着実に実行することとして予算編成をしております。

 この目標効果額につきましては、維持管理的な経費、経常的な要素の強い経費については極力削減の方向で見直しをいたしまして、その分、直接的に市民福祉の増進に振り向けていけるよう、限られた財源の効率的、重点的な配分をいたしております。

 また、土曜日ですか、実質公債比率が20.3ということで新聞紙上に出て、市民の皆さんもご承知だと思いますけれども、これにつきましては、当市の償還額につきまして、過去に、17年度以前に借りた償還額が最大のピークに達しているということで、来年度につきましては、この時期にことし以下の数字になると推測しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) まず、しっかりとした行政改革、そして財政の改革をしていただきたいなと期待をして、次の質問に移ります。

 この改革プランの中で、行政水準の見直しというところがあります。行政水準という考え方、この部分について質問をさせていただきます。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員からの行政水準の見直しの内容に関するご質問にお答えをいたします。

 議員ご承知のとおり、行政水準とは、地方自治体等が取り組む行政活動によって、市民がどの程度納得していただけているのか、また市民にどの程度のサービスを提供しているかなどを示す尺度であるとも言えます。その範囲も、建物等の施設整備や道路・河川整備などのハード事業から福祉サービスや社会教育事業、イベントなどのソフト事業まで、施策全般が範囲に含まれることとなります。

 現行では、少子・高齢社会の進行や厳しい財政状況の中、行政需要は拡大し、反面において、サービスに関しては量だけでなく質についても問われることから、行政には難しいかじ取りが求められているところでもあります。

 さて、今回の行政水準の見直しでは、主に県や近隣自治体の動向などを参考とさせていただいております。これにより、財政効果があらわれた事業は、補助金の見直し、税の報奨金制度の見直し、介護慰労金、敬老祝い金、高齢者支援サービスの見直し、放課後児童クラブ利用者負担の見直しであり、合計効果額は4,544万円であります。

 施策や行政水準は、財政状況のいかんに問わず、市民の皆様の納得や理解を得る努力を重ねながら見直しを行うことが必要であり、限られた財源の有効活用が図られるものであります。

 今後も、国、県や県内市町村の動向も注視しながら、公平、公正な費用負担と行政サービスの提供に努力をしてまいります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、説明を受けました。

 本当に行政水準、市民の納得という言葉が今出たと思います。国とか県から見た水準、他市と比べての水準、あるいは甲州市独自の水準、そして市民側から見た水準という、いろんな水準ということに対する見方というのはあると思います。

 そして、今まで培った旧の塩山、勝沼、大和それぞれの地域で、それぞれの独自性を持ちながら、市民のことを考え、あるいは市民の理解を得て、この水準、そして行政サービスをしてきたと思います。非常に大切な部分であるし、市民の思い、地域のアイデンティティーみたいなものにかかわる大切な部分だと思います。非常に、市民の理解を得ること、そして市民が誇りを持ったり、愛着をするという、市に対するそうした面もありますんで、ぜひ慎重な見直しをしてもらいたいと思いますけれども、その部分について回答を求めます。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 行政水準の見直しの中で、他市との住民が受けるその行政サービスの受け方にはいろいろあろうかと思いますが、やはり一番大切なのは、市民一人一人が行政から受けるサービスをそれぞれの市民が享受してよかったということが、行政の一番の目的だと思われます。

 現在、行政のあり方について行政改革に取り組んでいるところでございますが、やはり今まで進めてきた行政の内容の見直し、それから、その見直しをもとに計画を策定し、実施し、検証し、見直していくと、その繰り返しをすることがやはり適切な住民ニーズサービスを提供することだろうというふうに考えております。

 今後も、市民が一つ一つのサービスを十分受けられるような行政改革に取り組んでまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ、特に今回の補助金等の見直しということは、お金の削減というような状況になっていますんで、高齢者あるいは障害者、そして子供たちに対しての補助金が少しでも少なくなってしまうというような状況、先ほど言いました市民が納得する、あるいは理解するというのにしっかりと時間をかけて、配慮をした対応をしてほしいということを要望して、次の質問に入ります。

 次に、市長の市政概要説明にもありましたさわやか接遇マニュアル、さわやか行政推進委員会、あるいは接遇マニュアル等が発表になりました。窓口業務の内容状況、この部分に関して、どのような状況で行っているのかお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 さわやか接遇マニュアルというようなことと推進委員会ということでございますが、昨年策定いたしました第一次甲州市行政改革大綱の改革推進プログラムに基づきまして、改革に取り組んでいるところでございます。

 その中の一つとして、市民サービスの向上、充実を挙げております。その実現のため、職員17名で構成する甲州市さわやか行政推進委員会を設置し、検討を重ねる中、さわやか接遇マニュアルを作成したところであります。

 マニュアルを作成するに当たりましては、4月24日から5月18日まで、市役所を訪れた市民の皆様方を対象に、服装や身だしなみ、態度や言葉遣いなど、7項目の質問と自由記述欄から成るアンケート調査を実施いたしました。

 この調査の結果をもとに、信頼される行政運営の推進に向け、接遇の基本的な事項を整理したさわやか接遇マニュアルを作成し、全職員に配付し、徹底を図ったところでございます。

 内容につきましては、心構え、身だしなみ、態度、言葉遣いなど、実践的なわかりやすいものとなっているほか、電話の対応や職場での各種マナー集も掲載されております。また、このさわやか接遇マニュアルには自己チェックリストもありますので、職員各自が自己採点するとともに、職員研修なども実施する中で、今後も市民の皆様に信頼される最良のサービス、また議員ご質問のとおり、窓口の対応等を改善を図っていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市長の市政概要の部分にもあったり、あるいはプログラムの中に一番最初にあるような状況なんで、非常に実は期待をしていたんですけれども、まだこの程度なのかなという感じはあります。

 実は、市民からいろんな苦言もいただいております。例えば、受付の状況、もう少し誘導したり、あるいは笑顔で接して声をかけてほしいなという方もいます。あるいは、福祉の関係では、個人情報が保護というような話をしている中で、福祉関係の話、家庭の話がちょっと周りに漏れるような状況の窓口業務であったり、あるいは、ちょっと熊野の方の方なんですけれども、足に障害を持っている方がやはり市役所の方に用事があって来たんですけれども、4回もタクシーで往復をしてしまったと。なかなかそうした思いが通じなくて、行ったり帰ったり、家に帰ったり、市役所へ来たりなんていう、そんなような苦情もありました。

 本当に、せっかくメーンとしてこのさわやか窓口をやるんですから、民間等の力を入れてこの業務に接しなければならないと思いますけれども、当局側の本気度というのはどうなのか、その点をお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) ご質問にお答えいたします。

 先ほど接遇マニュアルのところで、市民アンケートも実施したというようなことをお話しさせていただいたわけですが、そのアンケートをした際には、職員のあいさつや声かけの質問で、「非常によい」、「よい」というような回答が81.7%という高い評価も得ています。

 しかし、議員ご質問のとおり、そういった苦言もあるというようなことでございますので、今後も担当課を通じて、さらに職員に対しましても徹底してまいりたいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 実は、先日も新聞に載っていました。国の公共サービス改革法というのが昨年の5月に成立しております。官民競争入札によって、公共サービスのコスト削減、質の向上を図る。市場化テストの導入、拡大が進んでいる。地方自治体でも、窓口業務5業務に関しては、官、民、入札してということで、民ももう入るというようなそんな方向性が、国の方でも施策が進んでおります。

 こうした改革の方向性を見ても、やはり自治体の市役所、あるいは市役所というのは根本的にどうなのかなと。当たり前だった役所が、これからはそういった見方によってはだんだん変わっていくんじゃないかな。郵政民営化も進むというのは、やはりそういった市役所関係の業務に関しても、抜本的な考えを捨てて臨んでいかなければいけないなというのを少し感じております。ぜひ、そうした意味を含めて、職員皆さんにエールを送るつもりで、しっかり窓口業務等やっていただきたいなと思います。

 次に進ませていただきます。

 次に、職員の配置バランスということについて、管理職についてもでございます。この人事権というのはもう市長の人事権でありますので、ただ市民からも何点か要望、あるいはお話がありました。

 例えば、市役所がちょっと遠くなったな、これは距離的なものではあるし、また内心的なものだと思います。特に、勝沼、大和の方々から、市役所が遠くなってしまったねというようなことを聞きました。あるいは、協力団体あるいは協力してくれる市民の中からも、例えば、観光元年ということで風林火山がせっかくスタートして、1年間やる中で、観光の担当の課長が途中で異動をしてかわってしまったので、なかなか観光団体が話をするにも、引き継ぐにもちょっと不便だったな、そんなような意見もいただいております。それから、福祉関係でも、部長を初め3人の方々が、市民が行ったときに3人がかわってしまって、あれ、戸惑いを受けた、そんなようなことを聞いております。

 ぜひ、職員の配置、バランスというのは、非常に市長も400以上の職員、管理職を抱えての配置だと思います。非常に苦労しながら適材適所を努めていると思いますけれども、ぜひ、そういった意見が市民の中からあるということを耳に置いていただきたいなと思い、もし市長の方に何かお言葉があれば、ちょうだいしたいなと思います。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員の職員の配置のご質問にお答えをいたします。

 職員の配置は、それぞれの適材適所を考えながら配置をしているつもりであります。ただ、合併後、まだ1年と10カ月経過する中で、それぞれ旧市町村の職員のあり方、やり方というものが違う部分も確かにあることは、承知をいたしております。

 そういう中で、それぞれの意見を聞きながら最終的に決断をするのは私でありますが、職員それぞれの担当の意見を聞きながら、今の配置をいたしているつもりであります。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ、市長にも、市民のそういった意見もあるということを頭に置いていただきたいなと思います。

 それから次に、職員、管理職の専門職化、プロ化ということでお話をさせていただきます。

 適材適所という市長からも言葉ありました。適材とは、その仕事に適した能力を持っている人、才能のある人という表現があります。地方の自立、地方分権、そして権限移譲、非常に難しい地方自治体であります。専門性が問われる、そういったことが今もよく市民の間からも言われております。今までは、技術職あるいは一般職というような表現がありました。これからは、全課を挙げて、やはり専門職化をしていただきたい。

 それは対内的には、市民の安心、信頼、そして仕事への目標、責任、実効性だと思います。対外的には、国や県に対しての申し入れがしっかりとできる。例えば、今回の国保の過剰金等の支払いにしても、甲州市でしっかりと専門職でプロとしての目を持っていれば、こうしたことも防げたのではないかなと、そんなようことを考えております。

 ぜひ、そうした面で、職員の専門職化はこれから必要不可欠じゃないかと思います。その点についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) ご質問にお答えいたします。

 社会経済状況の変化、住民ニーズの高度化・多様化、さらには地方分権の進展等により、地方自治体の果たす役割や機能が大きく変わろうとしております。

 こうした中、今議員ご質問の中にもありましたとおり、国、県からの移譲事務など、市行政事務といたしましても、多種多様な事務が目まぐるしく変動するとともに増大してきております。そのため、これら多様な行政事務に的確に対応できるよう、各種研修等を通じて職員の能力を積極的に開発、育成しているところであります。

 今後も、各職種、職層ごと行われる外部研修での専門研修に積極的に参加させる中、専門能力向上を図り、市民サービスの向上に向けた職員配置を検討してまいりたいと考えております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ、積極的な取り組みをしていただいて、市民に信頼を得られる市役所機能になってほしいなと思っております。

 今、教育という部分の話もありました。専門職になれば、専門職というものを取り入れていけば、必ず目標を持った、そして自覚を持った学習、研修もできると思いますので、その部分についてもよろしくお願いいたします。

 次に、指定管理者制度についてであります。

 現在、地域、市民等に対してこの指定管理者制度を導入した箇所が、地域振興あるいは活性化がいかに図られているか。雇用あるいは本社機能を持った、税収面も考えてほしいし、地域企業の優先をしてほしいな。そして、市政や地域への協力もしてほしい。PR活動もしてほしい。そういった面のいろいろなことがあります。現状について、まずお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員ご質問の指定管理者制度における地域振興、地域活性化策についてお答えをいたします。

 指定管理者制度につきましては、行政改革大綱に基づき、これまでに道の駅甲斐大和を初めとする13の施設に導入し、指定管理者による管理運営が行われております。今年度におきましては、公共施設活用検討委員会の検討結果をもとに、塩山B&G海洋センターの導入に向けて現在応募を受け付けております。

 さて、指定管理者制度の本質は、施設の管理経費を削減しつつ、効率性を高め、利用者サービスの質をさらに向上させることにあります。このことを基本にしながら、指定管理者を選考する基準として、職員の雇用や物品の納入等の業者選定に当たっては、地元を優先するよう求めており、現行の各施設についてもこの基準により対処をしているところであります。

 また、公の施設の指定管理者募集に関しては、原則として競争原理が働く公募を採用しておりますが、地域密着型の施設において、地域人材の活用や地域団体等の育成、振興を図る場合もございます。また、原則によらないこともできることとなっております。

 今後の導入に際しましては、地域の地縁団体やNPO法人、事業組合等でまちづくりに取り組む各種団体等の参入を期待するとともに、そうした組織、団体育成、支援など、パートナーショップ型の、いわゆる市民協働の推進に向けた取り組みも肝要であると考えております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ、基本的には、そうした13の施設、市の財産であり、市民の財産でありますので、そうした面をしっかりと念頭に置いて対応していただきたいなと思います。

 次に、今、財産というお話をしました。やはり、監査について、どのような状況で現在、監査を行っているのか、そして、今後どのような監査状況になるのか、その点をお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えいたします。

 公の施設の指定管理者の事務執行に対して行う監査委員による監査につきましては、地方自治法第199条第7項において、監査委員は、必要と認めるとき、または普通地方公共団体の長の要求があるときは、公の施設の管理を行わせている団体に対しても、出納その他、事務の執行で公の施設の管理にかかわるものという限定された範囲で監査することができることとされております。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) その指定管理に入っているところが大きな企業であったりすれば、今、課長のお話ししたとおり、甲州市にかかわる部分は監査できるけれども、それ以外のところは、なかなか監査の手は入らない。ほかのところで監査を当然するでしょうし、そういった状況なんだろうなと思います。

 ただ、議員の中にも監査委員がいます。先進の地域の研修を受ける中で、この監査の方法という形のものも徐々に変わっていることをお聞きいたしております。会計の透明さ、公平さ、やはりしっかりとお金にかかわる部分は、相手方も経営のプロですし、こちらもしっかりと監査をしていかなければ、いいときも悪いときもありますので、そういった面をしっかりと指導、そして協働していかなければいけないと思いますので、今後の監査の方法についても、日進月歩になる可能性もありますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、指定管理者制度を導入しているところに、市民の声をどのように生かす施策をしているのかなと。以前よりよくなっているのは、市民は当たり前だという感覚でとらえております。ちょっとでも悪い面があったり、そして満足度がいやされない場合は、やはりその原因は、じゃ市役所側にあるというような感覚を市民の方は持っておりますので、ぜひ市民の声を生かす施策をしていかないと、これからの指定管理者制度、多くなるにつれて難しい状況になりますので、その点についてまずお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 指定管理者が市民の声を施設運営に生かしていく、その方策等についてでありますが、制度導入の本質からして、指定管理者が利用者の声を施設の管理運営に生かしていくことは当然の責務であり、日常的にもそうした取り組みがされているものと理解をしています。その上で、指定管理者には、協定内容に基づき、施設の管理運営状況を把握するため、年度末に事業計画書を、年度の初めに事業報告書を提出させ、内容を精査しているところです。

 そのほか、毎月、定期的に施設の利用状況等を報告させることも義務づけておりますが、これに加えて、先般、公共サービスの水準が維持されているか監視する方策として、指定管理者制度におけるモニタリング導入指針を作成したところでもあります。この指針では、原則として、各施設へ利用者アンケート等を実施し、利用者からのご意見、ご要望等を伺うことや毎月、自己評価を実施することを求めています。

 また、年2回、所管課においてヒアリングや評価表を用いた評価を行うこととし、これらの報告を受ける中で必要と認めた場合は、市が指定管理者に随時、指導や調査を行うこととしております。

 このようなモニタリングを実施することにより、利用者の声や視点を重視した安定的で適正な施設の管理運営が図られるものと考えております。

 なお、9月7日から10月6日の1カ月間、道の駅甲斐大和を初めとする指定管理施設において、サービスの満足度などを伺うお客様アンケートを実施しているところでもあります。こうした手法で得られたご意見等についても、施設の管理運営に反映させていく努力を重ねているところでもあります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 指定管理者制度を導入しているところについて、実は、NTTあるいはインターネットを使うところから、そうした管理をする、あるいは毎日の経営状況、あるいは管理状況が把握できるようなパソコンでの作業が今はできるような状況になっているということをお聞きいたしました。ぜひ、そうした面の機械的な導入があれば、毎日のいろんなチェック、あるいは意見の交換、そういったものも各課、あるいは指定管理者制度の相手方とできるんじゃないかというような話もしていましたので、ぜひそうした面も研究の一つとして導入を考えていただきたいなと思い、次の質問に入ります。

 改革推進の中に都市宣言づくりがないなというのをちょっと思いました。合併して、まだ旧市町村時代の都市宣言があったり、あるいはいろいろキャッチフレーズがあったりの看板が各地にあります。やはり、統一性のない状況がちょっとまだまだ見られるなというのがあります。今後、この都市宣言というものをつくりながら、こうした面の統一性を図っていったらどうかと思いますが、その点についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 総務課長、町田 博君。



◎総務課長(町田博君) ご質問にお答えいたします。

 合併協議の調整項目の中で、6つの宣言についての調整内容として、旧市町村での宣言を考慮し、新市において調整するとしております。その中の一つとして、世界の平和と安全を実現するため、すべての国の核兵器の全面廃絶と軍縮を求め、核兵器廃絶平和都市宣言が昨年6月議会定例会において議決されたところでございます。

 今後、残る5つの旧市町村での宣言につきましても、それぞれ関係する担当課を中心に宣言都市の調整及び検討をしてまいりたいと考えております。

 また、議員ご質問の中にありましたキャッチフレーズ等につきましても、統一が図れないか、担当課に周知してまいりたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 議員の我々も研修等で合併をした市等を歩く中で、やはりそれぞれの市の本当に特徴をあらわした都市宣言なんかが今出ております。パソコンを見ても、いろんな市が新しい都市宣言をしながらやっております。ぜひ、そういった面も取り入れながら、まず心を1つにしなければいけないなと。

 実は、大和、勝沼、塩山と、駅の周辺を見たり、主要道路を見たり、公民館を見たりしたんですけれども、やはり統一性がない。特に、塩山の南口、ちょっと理解できない大きなモニュメントがあって、その後ろにヘルスパイオニア都市なんていうことがあったり、駅側の壁には、安全・安心の町、甲州なんていう、いろいろなキャッチフレーズがあるんですけれども、観光の方が見えたときに、どこで、じゃ写真を撮ればいいですかねなんていうことをちょっと聞きました。

 やはり、甲州市らしいキャッチフレーズがあったりしたところの、甲州市と入っているところで記念の写真を撮ってもらいたいな。あるいは、大和の駅おりても、あれ、一瞬ここはどこの何ていう駅だったというような状況の駅の入り口状況があります。勝沼は、本当に正面にブドウ農家があってロケーションがいいんで、変な看板はない方がいいのかなというのも思いますけれども、ぜひそういった面も、各地域、公民館もチェックしていただいて、統一性、そしてそれぞれの勝沼、大和、塩山の市民が同じ思いで、観光客あるいは訪れる人を迎えられる。例えば、大和の人たちは、勝頼公のことはわかるけれども、勝沼や塩山のことがなかなかわからないというような状況もちょっとはありますんで、ぜひ、統一性を持った都市宣言を今後、考えていただきたいなと思っております。

 次に、人口増加ということで質問を出しておきました。

 本当に大きな問題で、全庁を挙げてこれは対策をとっていかなければならないし、合併時に目標を掲げて、数字目標をして、現在に至っている状況だと思います。

 まず、人口の増減について、現状の推移をまずお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 議員のご質問にお答えをいたします。

 我が国では、人口動態の統計をとり始めて以来、初めて平成17年に出生数が死亡数を下回り、総人口が減少に転ずる人口減少社会が到来いたしました。

 本市におきましても、人口は年々減少傾向にあります。国勢調査によりますと、人口を見ますと、平成7年の旧塩山市、勝沼町、大和村の3市町村の合計人口は3万8,046人で、平成12年には3万6,925人、平成17年には3万5,922人となっており、この10年間で2,124人減少しております。

 本市のように、山林が市全体面積の約80%を占め、中山間地域や過疎地域の多い市における人口減少は、農林業を初めとする産業の衰退や担い手減少による地域固有の伝統文化の喪失、さらにはコミュニティ崩壊を招き、ひいては市の財政事情の悪化や活力を低下させることが懸念されます。

 こうした減少は、地方に共通する全国的な傾向であり、一朝一夕に解決する妙案は見当たらないのが実情でもあります。人口減少の歯どめ策の構築に向けた全庁的な取り組みを進めるとともに、構築された対策については、地域住民と行政が連携、協働しながら、積極的に推進していくことが必要であります。

 まず、就業の場として産業振興が重要であり、基幹産業である農業の振興が肝心であると考えます。また、本市の特色であるワイン産業を筆頭に、商工業の振興による地域経済の活性化、地域資源の有効活用等を行う中で、交流人口をふやし、市の活性化に努めております。

 また、市民が安心して生活しやすい環境整備として、子育て支援の充実、福祉、医療対策、教育施設の整備にも力を注いでおり、こうした施策によって、人口の流出抑制と近隣市町村からの人口流入が図られればと考えています。

 一方、近年は、物質的豊かさから心の豊かさへ、また経済的繁栄より歴史、文化、自然環境重視へと価値観が多様化しておりますので、自然環境や景観の保全整備を進め、都市部住民の居住ニーズに対応しております。

 また、今年からは、団塊の世代の大量退職が始まっておりますが、この世代のライフスタイルとして、自然・健康志向が強く、自分の出生地や地方へ回帰願望を持つ皆さんが多いと言われています。こうした事由と首都圏に近接する本市の立地を考え合わせますと、清らかな空気と水と土に触れながら、みずから栽培した野菜や果物を楽しむ場、豊かな自然を健康に活用した交流など、本市の持つ特性を生かした二地域住居のようなライフスタイルを実現するための環境づくりの推進が必要であります。

 甲州市に魅力を感じ、安心して住める、住んでもよいと思われるまちづくりに努めてまいります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今の答弁のとおり、本当に全庁、全課を挙げて、こうした問題には取り組んでいかなければならないと思います。

 その中で、今回は、さきに県においても企業誘致の推進が発表され、産業立地室の増員と、そして各市町村を含めた協議会が立ち上がりがされたということがあります。こうした企業誘致というものも、人口増加の大きなポイントを集める事業だなと思います。

 現在の甲州市の企業誘致に対する状況と把握をまずお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、池田良雄君。



◎観光産業部長(池田良雄君) 丸山議員のご質問にお答えいたします。

 企業立地は、地域経済の発展はもとより、雇用の創出や税収増など、まちづくりの上で大変重要な役割を担っております。

 しかし、本市は県内屈指の果樹生産地帯であり、企業誘致に当たりましては、自然と調和のできる企業を誘致する必要があると考えています。幸い、本市周辺の道路環境も、フルーツラインが今年度末に全線供用開始予定、また国道411号バイパス整備も、また国道140号の改良などの整備が進み、企業立地の条件整備が整いつつあります。

 こうしたことから、県などとの連携のもと、自然と調和した企業立地や税制などの優遇措置を検討するとともに、誘致活動を展開し、企業誘致に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 今、部長の答弁がありましたけれども、現状は、実は何も対策を考えていないという答弁でいいんでしょうか。その辺をお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 観光産業部長、池田良雄君。



◎観光産業部長(池田良雄君) 企業誘致の関係につきましては、農林商工課の中に事務があります。

 ただ、現在の経営状況、経済状況の中で、甲州市にとりましても非常に難しい状況でございます。

 今後は、一つの考え方でございますけれども、文京区、あるいは観光交流をしております世田谷区、そういった関係の自治体とも、情報をいただく中で、甲州市に合った企業の内容等につきまして誘致を進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) では、部長、現在、企業誘致に適している用地とか、あるいはそういったものが塩山、勝沼、大和、甲州市にどの程度あって、どういった状況なのか、その辺もまずお聞きいたします。

     (「ちょっと休憩」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午後3時27分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時28分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 観光産業部長、池田良雄君。



◎観光産業部長(池田良雄君) 議員の質問にお答えいたします。

 現在、候補地というのは、特に現在の計画の中にはございません。これまでの過去の経過の中で、塩山地区の松里の三日市場工業団地、それから塩山熊野地内の南部工業団地がございますけれども、これらについては既に予定の面積が終わっています。

 ただ、松里地区の三日市場工業団地につきましては、これまでの誘致活動の中から適地の優良な企業が市の方にありませんでした。そのため、現在の工場予定誘致につきましては、地元と協議する中でその方向を検討させた結果、縮小してございます。

 それから、今後どのような形で進めていく予定でございますけれども、現在のところについては、工場予定地につきましては現在のところ計画には上がっておりません。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) ぜひ、しっかりと把握をしていかなければいけない。なぜかというと、県の企業誘致推進というのは、横内知事はなかなかやり手であります。何もないところでああいったものを出してこないだろうなと思いまして、ちょっとお聞きしたんですけれども、やはりオファーがいろいろあるそうです。

 それは、県有地についてのことでありますけれども、その中のいろいろなオファーの中で、例えば、今回こういう協議会がせっかく出た中で、甲州市としてはこういった誘致、企業誘致ができる場所がありますよとか、あるいはこういった思いで、例えば、先ほど言いました農業にかかわるものでしたら、バイオにかかわるものの本社機能が設置しているようなものがあればいいなと、そういったものがさっとそういった協議会で、甲州市の代表として協議会に出るんですから、そういったものを持っていかなければ、本当にせっかくのチャンス、そして出る意味がないなと思います。

 ぜひ、そういった面をやっていただきたいと思いますけれども、その姿勢をお願いします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員のご質問にお答えをいたします。

 議員もご承知のとおり、甲州市は農業のまちであります。そういう中での企業誘致をするのには、どの企業でもいいというわけにはまいりません。その辺が、オファーは確かにあります。はっきり言って、あります。あるけれども、オファーがあるところは、私どもが来てもらいたくない企業であります。

 そういうような意味では、甲州市のあり方、農業のあり方も含めて、企業誘致には慎重に対処してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 市長に答弁をいただきました。

 全くそのとおりだと思います。その部分をぜひ担当の部長、課長が把握をしていただいて、協議会、そういったものへ臨んでもらいたいということです。何もない中で協議会に臨んでも、せっかく行っても、もったいないじゃないですか。ぜひ、そういったものを持って、把握して、市長の思い、あるいは甲州市の特性をしっかりとそういった面で出せれば、いろんなオファーに対応できると思います。ぜひ、そうした面の対応をしてもらいたいという要望であります。よろしくお願いします。

 次に、企業の誘致にかかわるものですから、やはり、それは雇用の問題、住宅の問題とあります。住みよい住宅、そして住みよい住宅地づくりというものも、やはりそういった面でも念頭に入れて、企業誘致、あるいはそういったものもセットですから、考えていかなければならない。その部分について、まず住みよい、住みやすい住宅地を確保することも考えているのかどうか、その辺をお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 休憩します。

             休憩 午後3時33分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後3時37分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 この際、申し上げます。

 通告してある問題については速やかに答えられるように、当局でお願いいたします。

 総合政策課長、橋爪俊夫君。



◎総合政策課長(橋爪俊夫君) 丸山議員さんの方から、住宅の対応と住みよい住宅の対応どうするのかというようなご質問でございました。

 特に、首都圏から甲州市は近いということの中で、特に甲州市は、景観保全が非常によいところでございまして、自然に親しむということから考えれば、先ほど答弁の中にありましたように二地域住居と、都市に住居を持っていながら、甲州市に来て、また一つのその生活を親しむ。あるいは、クラインガルデン、それもいわば二地域住居と同じような、似たようなシステムですけれども、そういう従来の定住でなくても、期間であっても、この田舎へ来て、住みよい社会の中で生活をしていくということも一つの住宅のあり方であろうと。

 当然、人口増加とか、他のことを考えますと、定住が一番いいわけでございますけれども、やはりそれには産業の問題、その他の問題、いろいろございます。なかなか難しい問題もございますので、なるべく甲州市へ来て、一定の期間であってもその間、甲州市に滞在できる、そのことが市の活性化につながるということであれば、いろんな方法を考えることも一つの妙案であろうと考えてございます。

 いろんな方向について、これからも検討をさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 本当に人口増加という問題は、大切な問題ですし、重要課題だと思います。その中で、やはり我々の甲州市がどんな状況なのか、住みよい住宅地があるのかどうかというものをしっかりと把握をしておかなければ、いろんな面に話ができないと思います。そうした計画性もなければ、人口増加、なかなか達成できないと思います。

 先ほど言いました企業誘致に際しても、セットで考えなければならないことですし、これから塩山地域では東バイパスがあいて、そして勝沼方面に広い道路になっていく。現状を見れば、塩山地域、勝沼地域には、本当に各種の飲食店、あるいはスーパー、いろんなところが出店をして、逆に自然的な人口増加ができなければおかしいということを言われました。

 これだけ発展、そして注目を浴びているまちなのに、人口増加ができない。それは、やはり住みやすい住宅地づくりという計画性がないんじゃないかなと。そういった面をしっかりとやらなければいけないと思いますが、その点についてお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 丸山議員のご質問にお答えします。

 議員もご職業柄おわかりだとは思いますけれども、非常にもうこの甲州、塩山を含めて土地が大変高うございます。そういう意味では、なかなか住宅を建てるという、この甲州市内に建てるということは非常に難しい部分もあります。

 ただ、企業誘致と限らせて考えますと、当然、企業誘致のことは、先ほど申し上げたように、誘致をする企業をどう選ぶか、来ればいいというものではないということも承知をいたしております。それでも、やっぱり農業にかかわる、いかに今後の農業を考えるかという意味では、団塊の世代が大量退職をする時期になっておるわけでありますが、そういうふうな人たちをどういうふうにこの甲州市に受け入れて、ある意味では農業従事というか、担い手として今後考えられるかということも含めて、住宅に対することは、やはりそれに対してそれぞれご協力をいただいているわけでありますが、空き家対策というふうなことでは、業界の皆さんのご協力をいただく中で進めてまいっているわけでありますが、いまだ大きな成果は上がっていないのが状況であります。

 今後も、そういう意味では、住みやすい、そしてまた、そういうものを受け入れられるような体制づくりだけはしてまいりたいと思って、努力をいたしております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 偶然、市長から団塊の世代という話がありました。

 過日、月刊誌に、団塊の世代が住みやすい市町村というランキングが出ていました。その中をちょっと見ました。その中で、北陸、甲信越地方のランキングの中で、県内で上位は、実は上野原市、そして中央市、残念ながら甲州市は下位の方であったということだったんですけれども、それは実質公債比率等も考慮した中のランキングづくりだったので、そういった数字になりました。

 そこの会社に話をして、甲州市はどういう評価を受けているという話をしたら、やはり都市、住みやすさという面はあるんだけれども、それぞれの地域が、やはり市が企画力を持って、いろんな対応をしています。そういった面の企画が足りない。そして、PRが足りないということを言いました。

 本当に甲州市というのは、その編集者の人も行ったこともあるし、いいところですねという話をしましたけれども、やはりPR不足だと。そういった面のPR、その点が欠けているので、若干ランクは落ちていますよということをお話ししました。

 ぜひそういった、市長も言いました段階の世代等も取り入れた人口増加も考えていかなければなりませんので、お願いをしたいなと思っております。

 それから、最後に、市長にお願いであります。

 本当に市長の市政概要の中でも、市長の特性というのかな、市長の本当にいいところ、他の市長に負けないところ、それはやはり人脈を持った、お父様の時代から人脈を持った、本当に行動力じゃないかなと思っております。そういった面をぜひ市長は生かしていただいて、トップバッターではなくトップセールスで、極端な話をしますと、余り甲州市にいなくても結構だと思います。副市長もいます。収入役もいます。ぜひ、田辺市長には本当に特性、そういった行動力、トップセールスとしていろんなところへ動いていただいて、甲州市のPR、あるいは桃、ぶどう、ワインのPR、いろんな形で県外に出ていって、甲州市を売っていただきたいな、それが本当に田辺市長の、ほかの市に負けない市長の姿だなと思います。

 ぜひ、そういった面を考慮して、これからのトップセールスやっていただきたいなと思いますけれども、市長のお考えをお聞きいたします。



○議長(佐藤栄也君) 市長、田辺 篤君。



◎市長(田辺篤君) 今、丸山議員の質問でございます。

 質問というか、要望というか、ご指示というか、確かにこういうふうな大変な時代であります。財政的に厳しい中で何をやれるかという意味では、そういうような意味ではセールスを、トップセールスとして飛び歩くのが一つの手かなというふうにも思っております。

 ただ、大変日常の業務が忙しいということ、これは整理をしておけばいいかなとも思いますけれども、なかなか外へ出る時間がないというのも、今の実情であります。

 議員仰せのように、一生懸命その努力はしてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(佐藤栄也君) 4番、丸山国一君。



◆4番(丸山国一君) 過日、草津町に視察に行ってきました。草津町の町長は、ほとんど庁にいなくて、議員に怒られるぐらい庁にいないなんていうことで、トップセールスでいろいろ歩いているようなことも聞きました。そこまでしなくてもいいですけれども、ぜひ、田辺市長にはこういった意味でやっていただきたいなと思います。

 それから最後に、北海道に行った中で、本当に今、日本一、入園者のある旭山動物園にも行ってまいりました。本当に行った方あると思います。さもない動物園です。でも、ちょっとした視点を変えただけで、日本一の動物園になってしまいました。夏、見にいきましたけれども、本当に人を見に行くような状況であります。

 以前、塩山市の時代にも視察に行って、そのときから3年ぐらいたちましたけれども、そこから本当に、またそこからも大きく変わった。ぜひ、ちょっとした目線、視線、そしてアイデア、発想力で、いろんなピンチをチャンスに変えていく。そして、一番大切なのは、やはりPRが上手だったということが、そんなような感想が書いてありました。

 ぜひ、甲州市の職員の皆さん、市長を中心にすばらしい甲州市になるように、いろんな発想を持って行政に当たっていただきたいなと思い、以上で質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(佐藤栄也君) 丸山国一君の一般質問を終わります。

 ただいまの丸山国一君の一般質問に対し関連質問がある場合、休憩中に通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。再開を4時といたします。

             休憩 午後3時48分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後4時01分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 次に指名します。

 13番、廣瀬重治君。

 廣瀬重治君については、一問一答方式で行います。



◆13番(廣瀬重治君) 議長の許可をいただきましたので、事前に通告いたしております一般質問をさせていただきます。

 最初に、国民健康保険財政調整交付金の過大交付についてお伺いしたいわけですが、この件につきましては、市長の市政の概要の中でも一応経緯を述べて、説明がありましたが、事前にこの質問を通告してありましたので、予定どおりこの件につきまして、どういう経緯で、またどのような県の方からの説明があり、どういう対処をしたかというようなことについて、基本的な流れを含めましてお聞きをしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 廣瀬重治議員の質問にお答えいたします。

 国民健康保険財政調整交付金の過大交付につきましては、7月ですか、新聞報道の前に県の方で説明をするという、前日に急遽、担当課長会議ということで、発覚したのですぐ来てほしいということで行ってまいりました。

 その後、新聞報道なされたわけでございまして、県の保健福祉部長の方で市長に謝罪といいますか、一応経過の説明をしに来てくれたところでございます。

 これにつきましては、県が平成14年、15年度の積算基準数値を誤って、県下全市町村に提示したことが原因であるということでありました。このときに、過大交付の額確定は来年2月になりますが、県下全体で24億7,800万円となり、つい先日ですか、うちの方でも再度計算を行いまして、約1億4,200万円の見込みということになりました。

 県福祉部長が来たときに、市長の方から、なるべく10年くらいの返済にしてほしいという要望を出しておりまして、先般、県では市町村の要望に対しまして、市町村の財政状況に応じて返還資金の貸し付けを行い、返済を、1年据え置きの9年間、1年据え置きの6年間、1年据え置きの3年間の3段階での返済を提示し、9月の定例県議会で審議をするとの報告を受けたところであります。

 本市は、1年据え置きの9年間での返済の枠に該当し、返済金の全額を借り入れる予定で、平成20年から28年度まで、毎年1,580万円の返済となる予定でございます。

 以上、ご理解いただきまして、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 今の答弁で、事の流れにつきましては、概要はわかりましたけれども、なかなかこの問題は一般市民の方からも大変関心の強い問題でございまして、私も前回の議会のときに健康保険のことを聞いておりましたので、そういう関係もあって、いろいろ市政報告していく中で、必ずこのことについては非常に強い質問がいろいろな方から寄せられてまいりました。

 この件は、全体の一つの状況というのはわかるんですが、市民の方の感情からすると、ちょっとなかなか納得いかないというのが非常に多くて、これをどういうふうに説明し、説得していくかということについては、まだ十分にし切れていないんではないかというふうに思います。

 今、もう少しお伺いしたいのは、県の方からそういう形で指導があってというか、精査して、結果的には1億4,200万円ですか、現時点において。確かに、2002年、2003年度という以前のことではありますけれども、この段階でやはり気になることは、基本的に算出するのは県なのか、市なのか。今までの報告を聞いている限り、算定の基礎になる数字を県の方から通告をしてきたというふうな形になるんですが、もともとそういうものなのか。そうすると、その基礎算定数字については、市はそれを、ただ通告を受けるまで全然わからないものなのかどうか。

 それは、なぜかというと、市の方が過大に交付されたことについて、市の方がどのようにしたらそれを感知できるのかというところに来るわけなんですが、まずは算出するのは、本質的に今回の山梨県の場合は県という形でやっているようですけれども、これはどうなんでしょうか。どちらでもいいことなのか、市は全くこのことに関与できないのか、知ることもできないのかどうか。本来は市がやるべきものを、県がかわってやったのか。この辺をちょっと教えていただきたいです。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 再質問にお答えいたします。

 この問題につきましては、私ども呼ばれましたときには本当に寝耳に水でございました。

 算定の時期が平成14年、15年ということで、これは旧市町村のときのものでございますが、当時、老人保健の拠出金とか、そういうものを基礎に、基準は県で示してくれるわけでございます。

 この問題が発覚して以降、新聞等では、今度は独自に、指示はするけれども、積算基準は自分たちでやりなさいというような、この間の指示でそんな説明も受けたわけですが、全市町村が、それでは県が今までのやり方を間違っているよと、今度は公表しないよということでは困りますということで、県の方でも指示は出しますが、積極的に県の方では公表をしないという建前を来年度から示しました。

 また、この問題で幾つかの市町村、特に甲府市では、基準値がわからないんだけれども、えらい昨年に比べて増額になっているけれどもという質問は県の方へしたそうでございます。県の方もそれは承知していまして、あくまでも内々的でございますが、県の事務方に過ちがあったと、そういう説明でございました。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) この問題で、大きなミスが県の方にあったということについては県も認めているようですし、また状況からしても、それは確かに間違いのない部分ではあろうとは思いますが、それにしても2002年、2003年という2年にもわたって、またこの発見が会計検査院の検査によって発見されるという、いわば最悪の状況という、みずからの力によってそういうミスを防止することは県の方でもできなかったということが、またそれが、これだけ年度が経ても、その間ずっと放置されていたということになるわけですが、同様、やはり一般市民から見れば、じゃ、市の方で防止できなかったのかということを、今、答弁の中に若干そこが含まれていたわけですが、甲府市の場合は、今ご説明があったとおり、そのこと自体は、基礎算定数字がわかる、わからないは別として、全体の流れの中で金額が多過ぎるんではないかというような問い合わせを県にしたというようなことがありますが、私どものこの甲州市、実際の年度を言うと合併以前の3市町村になるわけですが、それぞれにおいて、このことについてはそういう意味で、数字がおかしい、あるいは間違っているんではないかということについての、気がついていたのかどうかということについてを確認したいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 再質問にお答えいたします。

 この問題につきまして、旧市町村の場合ですので、一応確認を旧市町村の当時の担当に伺いました。当時の担当につきましても、県の指示で行ったことで、そこまでは詳しく私たちは発見できなかったという、こういう答えでございます。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 各市町村の、合併前の3市町村のそれぞれの首長に対して、報告は別になかったということが今の答弁だったわけですが、これについては今後の問題もありますので、冒頭の答弁の中にいろいろ今後のことも説明が若干触れてあった部分はわかりますが、このようなことが簡単にあっては困るし、またこれが同様に、こういう問題について常に、じゃ、県から言われたものについては、うのみにしてしまって再計算をしないのかどうか。あるいは、そういうことは技術的に不可能だということでできないのか。あるいは、やればできたものができなかったのか。この辺についての見解は、今後のことの対策も含めまして、いかがでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 再質問にお答えいたします。

 先ほども申しましたが、県の方では、独自の計算を今度は指示するから、やりなさいというようなことでございましたが、独自の比率をこういう方法でやりなさいとか、そういう指導をいただきながら、甲州市としての自前の積算を今後はしていかざるを得ないと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 今後の中でこういうものが発生しないように、十分に再度そういうもののあり方について、あるいはそのシステムについて検討し、防止をしてもらいたいと思いますが、現在のこの発生したものにつきましても、非常に膨大な額でありますし、市長の説明あるいは課長の説明がありましたが、1プラス9で10年の返済ということで貸し付けを受けるということになるわけなんですが、実質上、これを10年でお返しするにしても、負債は負債になっているわけなんで、例えば、これを返済することによって保険税が上がるというようなことにならないだろうかと。これは、一般市民としての当然気になる部分かと思います。

 しかし、具体的には、この部分によって上がったということを簡単に計算式で出すことも難しいと思いますが、額が、仮に10年年賦にしても相当な額でありますので、これは、考え方によっては事前にそれは余計に入っていたんだからということになるかもしれませんが、そういうものを基礎として現在の保険税が算定されてきてしまった、このことについて、いわば受益者である市民にとっては全く無関係なことであって、それで算定されたものが今度この中で返さなければいけないという事情から、これが保険税を現在よりも上がるということにつながるのではないかという不安を持っているということになると思います。

 この点についての見解はどうでしょうか。保険税が上がることというのは、あり得るのだろうかということです。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 再質問にお答えいたします。

 国民健康保険税の算定につきましては、ご承知のとおり、医療費の動向等を数年間の平均をとる中で推理いたしまして、保険税の算定をするわけでございます。平成20年度から後期高齢者制度と、いろいろの健康保険制度の改正もございます。やはり医療費の動向を見ながら、国保税も安定した中でやりたいのはやまやまでございますが、基本的には、国保は国保の財政の中でやるのが基本的に、運営するのが当たり前のことでございますが、やはりいろいろ諸事情を踏まえて、国保税等は今後、皆様にご相談をする中で、また国保の運営委員さんとも相談いたす中で、最良の方法を見出したいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) このことが、再三申しますが、保険税の上昇の一因になるようなことがないことを望むわけですが、計算上でいえば、実質上、負担がふえるわけなのですが、となると、返済の財源がどういうことかというのをやはりお聞きしなければならないと思いますが、国保の予算の中から調整されていく、今の先ほどの答弁を聞く中だとそのように聞きますが、そういった財源について現状では、この1億4,200万円の返済財源をもう一度確認をさせていただきたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 再答弁いたします。

 先ほども申し上げましたが、医療費の動向等を見ながら返済していくということでございますが、当座のところ、新聞にも公表されておりますが、甲州市の財政調整基金が9,300万円ございます。これらの利用も考えた中で、返済をしていかなければならないかと思っております。

 以上です。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 国保の基金から捻出されるというようなこともあり得るとは思いますが、現在の基金の額においても十分とは言えない額であるわけなので、簡単にこの基金からということも、また大きな問題が残るかと思います。

 この返済財源については、答弁がありましたように、今ここでこれ以上議論するべきことではないと思いますので、慎重にかつ、また市民のやはりこのことに対して受けている印象、感情的なものも考慮して考えていただきたい。もちろん、国民健康保険ということで、すべての市民にかかわっている問題とは言い切れないわけですが、大変多くの方が関係しているということだと思いますので、そこは慎重に考えてもらいたい。

 そして、最大のやはり市民からの質問に対しては、まだ現状を明確に答えていけないのは、難しいだろうなと思われるのは、確かに市の方には直接的な落ち度はなかったにしても、しかし全く何の責任もなかったということには、世間の一つの常識としても、それは通らないだろうと思います。なぜ防止できなかったか、防止できなかったことがそのままどうして放置されたかということについては、支払う側の責任だけではなく、受け取る側の責任も、これは免れないものと思います。

 そして、それらは、とにかくこの後そのようなことが二度と発生しないように、この財政調整交付金の問題だけに限らず、すべてのものに対して慎重な行動をとっていただきたいし、そのようなシステムを二重、三重につくっていただきたいと思います。

 そして、この問題については、やはり市民感情としては、これは私たちの常識としてはあり得ないけれども、やはりなぜ返さなければいけないんだという、単純にそういうことが非常に強い。それだけ自分たちの方としては責任のないことで、こういう結果になって、これだけ時間経過して、間違っていたから返せと言われても、合併もあった、いろんなことがあった、これだけの時間経過した中に、はっきり言って、今から返せということについてはとても納得いかないというのが、正直なところの市民の反応であることをお伝えしておきたいと思います。

 そのことをよく考えた上で、今後のこの問題の処理に当たっていただきたいと思います。

 それでは、通告しておきました次のところに入りますが、ここは今、同じ、国民健康保険のところなのですが、前回の議会で要望として出しましたが、こういう意見があるということで、市民からの意見があるので検討してほしいというふうにちょっと申し上げたわけですが、年度末の健康保険税の未払い者に対する新しい保険証が出ないという通告が期日が切れる直前で、かつ最初の数日間は、実質上、何の手当てもできない状況で来るという、その日程の進行について考慮すべきではないかと申し上げましたが、その点については、現在までに何か進行したかどうかお伺いいたします。



○議長(佐藤栄也君) 健康増進課長、佐藤 充君。



◎健康増進課長(佐藤充君) 質問にお答えいたします。

 昨年、指摘事項といいますか、昨年じゃない、6月議会のそんな質問を受けました。実際、郵送に出したのが3月の末に近いころであったということと、郵政民営化ということで、郵便局の方もごたごたして、おくれたという話も聞いております。

 それを踏まえまして、一応ここで関係各課と相談しまして、年度末の新しい保険証交付の対応についてお答えいたします。

 国保税は、ご承知のとおり、7月から8期に分けて納付をいただいております。最終納期が2月末日ということになっておりますので、それまでに指定金融機関に納付を行っていただくわけでございます。この指定金融機関から報告を受けてから、納付の状況の確認に10日ほど日数がかかります。その結果により、保険証または短期保険証の印刷を行いますので、担当課と連携をとる中で、今後は3月20日の発送を目標に、期限内に各家庭に届くよう努力いたしますので、ご理解をお願いいたします。

 以上で答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) それでは、次の質問事項に移らせていただきます。

 学校給食についてお尋ねをしたいわけですが、まず、最近いろいろ話題になっておりますが、輸入食材などについて、食の安全が非常に難しい、管理が必要だということなわけですが、必ずしも輸入食材のすべてが悪いということではないと思いますが、しかし、輸入食材が現実的に安全性ということに問題がありということは、現状の世間の状況として、そうとらえるべきだというふうに、そういう風潮があると。

 そういう中で学校給食においては、この輸入食材を含めまして、こういう食の安心・安全ということについて、その食材を購入する段階でどのような方針が考えられ、そしてどういう方向性で今後向かっていくのかについてをお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えします。

 輸入食材などに対する食の安全にどのように対処しているかでありますが、輸入農産物の残留農薬や産地を偽った食品表示等、また中国産食材への不安が高まる中、安全が確認されているとはいえ、なお不安を感じさせる食品が流通しています。

 給食食材の購入に当たっては、甲州市学校給食運営協議会を設置し、適正な給食食材を選定するために、毎月、学校給食食品購入委員会を開催し、食の安全性に関する情報を得ながら、安心・安全な児童・生徒に喜ばれる給食を提供しております。

 以上、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 基本的な方向性についてはわかりますが、その協議会あるいは購入委員会というもので、具体的に言うと、食の安全ということに対してどういう方法がそこで講じられているか。例えば、もちろん食材はすべてそこに提供されて、直接試食をしたりとかということについてはわかりますが、食の安全・安心という部分は、そういう部分以前のところに、残留農薬の問題を含め、いろいろ遺伝子交換の問題を含めというふうにあるわけですので、その点についてはもう少し具体的に、協議会あるいは購入委員会で、どういうような形でもって防止するために努力しているのかということについてお伺いをしたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 廣瀬議員の再質問にお答えいたします。

 遺伝子組み換え食品は選定せず、防腐剤等が添加されていない調味料等を選定し、生鮮食品の野菜、果物につきましては、ポジティブリストシステムが確立しているものを安心な食材として供給をしております。

 なお、食品納入業者に食品成分表との添付をさせている状況でございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 学校給食というのは、やはり子供たちに対して提供する食品をいかに安全に、そしてまた栄養のバランスや、またおいしいものを食べてもらうということで、あらゆる意味で国民生活の食の部分のいわゆる先頭に立った機関の一つではないかと思うんです。

 そういう中で、当然、地産地消の問題、あるいは有機栽培食品の取り入れの問題、そして総合的には食の安全・安心、輸入食材に対する対応と、非常に難しい状況にありながら、しかし、これは将来的にも大変に重要なところでありますので、積極的な方法によって、山梨県あるいは甲州市のこの食の安全というものを学校給食の中で実践してもらいたいと思います。

 それには、循環型社会の形成の取り入れも含めまして、農家との連携も含めまして、狭い地域だけでは不可能だと思いますので、峡東地域全体あるいは山梨県全体というところでのネットワークづくりも必要かと思いますが、それは私の個人的な意見ではありますが、食材についての安心、そして安全なものをということについて大変社会的に皆さんが注目するところであり、子供を預ける親としては、大変にそこのところに注意を払っているところでございますので、ぜひそこのところは積極的な取り組みをお願いしたいと思います。

 これについては、また今後、いろいろと継続的にも質問をさせていただくことになると思いますが、未来的な方法についても、今後は、今どうやっているかだけでなく、今後どうやっていくのだというところについても、もう少し次回にはその辺のこともお伺いをしたいと思います。

 もう1点、給食についての質問をさせていただきます。

 給食費の滞納者、これが世間的には、全国レベルでは大変な大きなパーセンテージで出ているわけですが、この甲州市においての実績としてはいかがなものかをお伺いします。



○議長(佐藤栄也君) 学校教育課長、雨宮 信君。



◎学校教育課長(雨宮信君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えします。

 給食費の滞納者についてのご質問ですが、市内の学校給食費につきましては、現在、小学生、月額4,200円、中学生、月額4,800円で、11カ月分を徴収しており、各給食センター、調理場ごとに甲州市学校給食費会計で処理いたしております。

 平成18年度の決算において、滞納者はありません。

 以上、答弁といたします。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 滞納者ゼロという報告でございますが、私も現場の学校の責任者にも直接伺ったこともありますが、同じような回答で、甲州市全体どうもゼロということだということでありますが、正直言いまして、全国レベルでは、この給食費問題というのはご承知のとおりの状況になっているわけですが、ここ数年においてもずっと甲州市はゼロだというような、甲州市、また合併以前の塩山市等もそうだったように聞きますが、ゼロということはすばらしいし、そうであれば私どもとしては、これはまちの誇りにもなることになりますが、ただ本当にそうなのかどうかということについては、いささか私としては疑問点を持たざるを得ません。

 問題は、ゼロにこだわってするために、現場に必要以上の負荷がかかっているんではないかということがやはり懸念されることです。問題としては、やはりこれも給食も教育の一環の一つですから、当然、現場においても関与するのは当たり前のことだと思います。担任も、あるいは校長も、その集金に対しての責任はあると思います。

 しかし、こういうものの未払い者に対して、現場が、先生方が費やす時間や、またそのストレスというものについては、なければいいですけれども、万が一そういうものがあるとすれば、このゼロは誇りでも何でもないわけです。

 その点については、例えば過去の状況とか、周辺、他県の状況、いろんなものを見てまいりますと、ゼロというのは非常に難しい状態であり、また今言いましたように、現場にすごくストレスかかっている。それからもう一つは、中には学年費などという中で、それを期末になると調整している。そういうことが、甲州市のどこの学校ということじゃなく、今の話は全国レベルでのいろんな情報の中の多い例を言っているわけですが、中には担任や校長先生が、自分が支払っているというようなものも出ているようなのです。

 そんなことがこの甲州市にはないことを願いたいと思います。もしも、そういうことがあるならば、ゼロを目指すではなく、実態をきちんと出すべきだと思うんですけれども、私の懸念で終わればいいと思いますが、今のことについては、学校教育課としてはどうでしょうか。そういうようなことについては全くないという形で、数字がゼロということをそのまま受け入れていいのかどうかについて、ちょっとそういったことについてどういうふうに認識されているかを伺いたいと思います。



○議長(佐藤栄也君) 教育長、古屋正吾君。



◎教育長(古屋正吾君) 廣瀬議員のご質問にお答えします。

 給食費滞納ゼロということは、先ほど学校教育課長の方でお答えしたとおりでありますけれども、今議員のご指摘のように、ゼロがいいわけですけれども、その中身について幾つかお話があったわけですけれども、本当のところ申しまして、それぞれケースがありまして、払わないというか、毎月ごとにあれしているわけですけれども、月ごとでは滞納の分もあるけれども、年間トータルするとゼロになるということですけれども、まとめて最後に苦労して払うご家庭もあるし、それから学年費の問題、今ちょっと触れられたようですけれども、学年費というのはみんなのお金ですから、そこから回しているということは多分ないと思います。

 そのほか、校長先生や担任の先生が苦労している、あるいは、そのほか確かに年間、3月になりますと、それまでの滞納の分を決算しなければならないという面になりまして、幾つかの方法をとりまして、督促を何回かしている状況がありますし、ケースによっては、ちょっとここではご容赦願いたいような話もありますけれども、いずれにしましても、それぞれの学校現場で、あるいはご家庭でも本当にご理解をいただいて、苦労して、滞納をなくしているという状況であります。この辺で堪忍してもらいたい。

 以上、お答えになりませんけれども、そんな状況のところでございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) この問題については、ぜひ再度、現場に十分に打ち合わせをしていただいて、無理なゼロというものを目標とせず、また集金業務の限度というのがあると思います。本当にそれを現場の先生方に全部かぶせていくということでは、教育上、非常にむだなことだと思います。

 先生方にやってもらわなければいけないことが今山ほどある中で、こういう問題で家庭を通じてのコミュニケーションが悪くなることによって、子供の教育にも非常に影響が出てくるわけですので、その点について、ぜひ、よく現場の状況調査を新たにしていただいて、そういうことがないような指導を、未収なら未収の報告をすることの方が正しいということをぜひしていただき、そして、ある程度のところにおいては、今度はその未収の部分を市として補てんするか、あるいは集金について市当局の方も、学校任せではない部分で、積極的に途中からバトンタッチするなり何なりの方法を考えてもらいたいと思います。

 この問題についてはそこまでにとどめますので、ぜひ、そのことを現場とよく打ち合わせて、実態を調査していただきたいと思います。

 それでは、最後の問題に入りますが、バス路線についてですが、これも当初の市政概要の中で市長から説明を受けておりますが、当初から私の方も一般質問出しておりますので、ちょっと重複するところが出るかもしれませんが、お伺いをしたいと思いますが、まずは、塩山、勝沼、大和を結ぶ新しい路線の運行が申請をされたわけですが、これが業者も決定しているということで報告をせんだっての中で受けておりますが、この選定の経緯について説明をしていただきたいと思いますが、お願いします。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活課長、手塚 勲君。



◎市民生活課長(手塚勲君) 廣瀬重治議員のご質問にお答えいたします。

 合併時の協定項目でありました市町村営バスについては、現行のとおりとし、新市において新たな運行計画を策定するという内容を受けて、塩山、勝沼、大和地域を縦断的に結ぶ新規バス路線の運行について昨年度から検討に入ったところであります。

 議員ご指摘の業者選定につきましては、一般的に採用されております従来の指名競争入札の方法ではなく、そのプロジェクトに最も適した、想像力、知識及び経験などを持つ提案者を選ぶ、これは随意契約の方法の一つでありますが、指名型プロポーザル方式を採用したところであります。

 この方法の利点は、今回のような業務委託を発注する際の業者選定に適しており、運行計画を作成する段階で許可申請を提出する関東運輸局山梨運輸支局との協議が必要となることから、提案者を選定し、それから具体的な運行計画が発注者との共同作業により進められる点であります。

 このようなことから、昨年の12月の定例市議会で夏八木議員の一般質問にお答えいたしましたが、過去の実績等がある市内の循環バス運行委託業者を初めとするバス運行業者6社に対し企画提案を求めたところ、5社から提案がされ、それに基づく提案説明を聴取したところであります。その結果、提案の内容が総合的に最もすぐれていた1社を選定したところであります。

 以上のような状況であります。

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△会議時間の延長



○議長(佐藤栄也君) この際、申し上げます。

 会議時間を1時間延長し、午後6時までといたします。

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○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 提案という形で、随意契約の一つという形で提案を優先して決められたということですが、これにつきましては、いずれにしましても、いわゆる一般乗合旅客自動車運送事業者ということになると思うんですけれども、本来はですね。道路運送法の3条及び4条に定めるところの中から、3つの運送業態がありますが、その一般乗合旅客になるのが正当な考え方だと思いますが、6社に依頼をし、5社からプロポーザルがあったということですが、その時点で、この一般乗合旅客自動車運送事業者としての資格を持っているところは何社あったか、教えてください。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活課長、手塚 勲君。



◎市民生活課長(手塚勲君) 再質問にお答えいたします。

 6社を選定いたしましたところ、1社につきましては、一般旅客事業所としての資格がございませんでした。それによりまして、1社は辞退しまして、5社から提案を受けたという内容でございます。

     (「一般……、何を、もう一回、一般旅客、何ておっしゃったの」と呼ぶ者あり)



◎市民生活課長(手塚勲君) お答えいたします。

 一般旅客乗合自動車運送事業の許可申請でございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 提案時点で、5社については、じゃ、すべて乗合旅客の許可を持っているということですね。

 これは改正されましたので、従来21条の方で臨時的に可能であったものがみなしという形でなるわけですから、しかし、みなしとしてなるのは、次の免許更新時ですよね。だから、ちょっとその全部がその時点で本当に一般乗合旅客を持っていたというのは、ちょっと理解できないんですけれども、ここのところはちょっと重要なところでありまして、もう一度確認をしたいんですが、本当にこれ、間違いなく一般旅客を提案時に既に取得していましたか、5社が。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活課長、手塚 勲君。



◎市民生活課長(手塚勲君) 今回の申請は、道路運送法第4条の許可申請を受けようというものでございます。

 従来は、道路運送法第21条の許可申請で運行されていたということでございますが、今後は、第4条の、先ほど私が言いました一般旅客自動車運送事業の許可を申請するという内容でございまして……



◆13番(廣瀬重治君) 持っていたか、持っていないかを聞いているの、提案時に。



◎市民生活課長(手塚勲君) 提案時は……



◆13番(廣瀬重治君) その提案するときの内容を言ってください。各社の、持ってる内容。



◎市民生活課長(手塚勲君) 1社は、貨物の運送の許可は持っておりましたけれども、旅客自動車としての事業所の許可は持っておりませんでしたので、4条の許可申請に値しないということで、そういう結果でございます。



◆13番(廣瀬重治君) 5社、それを持っているんですか。



◎市民生活課長(手塚勲君) 5社は持っております。その資格がありました。



◆13番(廣瀬重治君) 4条のですか。乗合旅客を持っている……



◎市民生活課長(手塚勲君) いや、乗合業者としての資格を持っていたということでございます。

     (「ちょっと休憩してください」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午後4時50分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後5時03分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 市民生活課長、手塚 勲君。



◎市民生活課長(手塚勲君) 廣瀬議員の質問にお答えいたします。

 5社の内容でございますが、一般旅客運送事業者の資格を持っている業者が1社、他の4社は一般旅客運送事業者の許可を持っているという内容でございます。

     (「もう一回、全社のもう一回、両方言ってください、間違っている」「乗り合いか、貸し切りかでしょう」「名称をもう一回言ってください」と呼ぶ者あり)



◎市民生活課長(手塚勲君) 訂正させていただきます。

 一般乗合運送事業者か、一般貸切運送事業者かということでございます。訂正させていただきます。

 改めてきちんと説明させていただきます。

 1社が一般乗合運送事業者、4社が一般貸切運送事業者という内容でございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) プロポーザルで決定した会社が優秀な提案であったということで決まったということでありますが、そちらの方は、この免許の段階ではどちらに該当した会社だったんでしょうか。



○議長(佐藤栄也君) 市民生活課長、手塚 勲君。



◎市民生活課長(手塚勲君) 再質問にお答えいたします。

 選定した業者は、一般貸切運送事業者でございます。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) プロポーザル方式について採用されたことについては、あえてそれについてどうこうということを申し上げる筋もありませんが、その中で、提案内容がすぐれていたということによって1社が決まったということなんですが、それ以前に、申請の基本的な段階において、これは明らかな路線バスでありますので、現状で言えば、必要な免許は一般乗合自動車運送事業者であって、貸切業者ではないわけなんです。

 貸切業者は、しかし21条によって、一般の乗り合いの方が運行困難な場合、あるいは短期間に、例えば鉄道の事故だとかで短期間、あるいは何かの都合でごく限定した短期間を運行するためであれば、貸切自動車の免許で路線を動くことができるということになっているわけなんですが、もしも1社もこの免許を持っていないのであれば、貸切業者の中から選定することは当然許される範囲だと思いますが、同じプロポーザルしている中に基本的な免許を所有している会社があるとなると、この21条の適用は不可能だと思いますが、いかがですか。

     (「休憩して」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) 休憩いたします。

             休憩 午後5時08分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後5時18分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 ここで暫時休憩いたします。再開時間は5時45分といたします。

             休憩 午後5時18分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後5時44分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 市民生活課長、手塚 勲君。



◎市民生活課長(手塚勲君) 先ほどの廣瀬重治議員の答弁に訂正をさせていただきます。

 一般乗合自動車運送事業者の件につきましては、申請当時、5社とも許可を持っておりませんでした。

 なお、プロポーザル方式により業者選定をする際、一般貸切自動車運送事業者に広く提案を求めたところであります。その結果、既存の路線についても変更を加える等、新規路線についても新たな提案が出されて、企画性及び知識、経験など、最も総合的に内容がすぐれていた1社を選定したところであります。



○議長(佐藤栄也君) 13番、廣瀬重治君。



◆13番(廣瀬重治君) 5社がすべて貸し切り免許の会社であるということであれば、その5社の中から選定するということで、提案のすぐれた会社に決定したということですが、その免許のことは了解いたしましたが、とにかくこの新しい路線につきましても、当然、本来であれば観光も考慮した形で路線化されていくものなんだと思いますが、今回は市民バスということで決定をされたわけですので、余り観光路線というのは入っていないわけですが、この後、全市的にこのバスの路線というものをネットワークして、そして市民の足としても、また観光にも利用できるような方向で、またそういった業者選定において、ぜひわかりやすい説明をいただきたいと。

 そして、私どもも、そういうものに対してのあり方について意見を言うことによって、少しでも市民の利益になる方向に検討したいと思いますので、今後のまた検討においては、ぜひ慎重な、また私どもにも早い情報をいただきたいと思います。

 今のは要望となりますので、答弁は要りませんが、以上で私の一般質問を終了いたします。



○議長(佐藤栄也君) 廣瀬重治君の一般質問を終わります。

 ただいまの廣瀬重治君の一般質問に対して関連質問がある場合は、休憩中、通告願います。

 ここで暫時休憩いたします。再開は5時55分といたします。

             休憩 午後5時47分

             −−−−−−−−−−−

             再開 午後5時49分



○議長(佐藤栄也君) 再開いたします。

 ここでお諮りいたします。一般質問の途中でありますが、あすも一般質問の日程となっております。

 よって、本日はここで会議を打ち切りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(佐藤栄也君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議はここで打ち切ります。

 11日の本会議は午前10時から開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

     〔散会 午後5時50分〕