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山梨県 甲斐市

平成21年 12月 定例会(第4回) 12月14日−02号




平成21年 12月 定例会(第4回) − 12月14日−02号







平成21年 12月 定例会(第4回)



          平成21年甲斐市議会第4回定例会

議事日程(第2号)

                平成21年12月14日(月曜日)午前10時開議

     諸報告

日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

議事日程に同じ

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出席議員(27名)

     1番  込山伸一君      2番  坂本一之君

     3番  有泉庸一郎君     4番  猪股尚彦君

     5番  山本英俊君      6番  内藤久歳君

     7番  藤原正夫君      8番  名取國士君

     9番  小浦宗光君     10番  河野勝彦君

    11番  池神哲子君     12番  清水富貴雄君

    13番  保坂芳子君     14番  家光由里君

    15番  清水喜代栄君    16番  小宮山長庚君

    17番  赤澤寛吉君     18番  中込助雄君

    19番  森田 稔君     20番  今村正城君

    21番  花田直人君     22番  小林 守君

    23番  樋泉明広君     25番  保坂恒光君

    26番  島田利彦君     27番  鈴木 昇君

    28番  仲田博司君

欠席議員(1名)

    24番  金丸 毅君

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長      保坂 武君      副市長     鶴田陽一君

 教育長     上野博文君      企画部長    小田切義夫君

 総務部長    小澤久生君      市民部長    飯室老男君

 環境経済部長  中込崇博君      福祉保健部長  河野文彦君

 都市建設部長  海野政文君      教育次長    三井 譲君

 会計管理者   藤田広子君      水道局長    雨宮行比古君

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事務局職員出席者

 議会事務局長  武井 泉       書記      本田泰司

 書記      輿石文明       書記      小林久美



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(猪股尚彦君) 改めまして、おはようございます。

 先週に引き続きご参集、大変ご苦労さまです。

 本定例会2日目の本会議です。本日も円滑に議事が進行できますよう、議員各位並びに市当局の協力をお願い申し上げます。

 ただいまの出席議員数は26名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

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△諸報告



○議長(猪股尚彦君) 諸報告をいたします。

 初めに、欠席の旨の連絡をいたします。

 24番、金丸毅君につきましては、本日の会議を欠席する旨の届け出がありましたので、ご了承願います。

 また、21番、花田直人君につきましては、遅刻する旨の連絡がありましたので、ご了承願います。

 次に、報道関係者より、議場内での写真の撮影の申し出がありましたので、議会傍聴規則第9条の規定により、議長においてこれを許可いたしましたので、ご報告いたします。

 以上で諸報告を終わります。

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△一般質問



○議長(猪股尚彦君) 日程第1、一般質問を行います。

 一般質問については、一問一答方式により行います。お手元に配付した議事日程のとおり、本日は7名の議員の市政に対する一般質問を行います。

 質問時間は答弁を除き30分以内で行い、関連質問は1議員1定例会2回まで、質問は1人1問、質問時間は3分以内で行います。

 ここで、傍聴される皆さんにお願い申し上げます。本議会では、市民の皆さんに議会、議員活動を一層理解していただき、開かれた議会を目指す取り組みの一環として、一般質問における一問一答方式を導入いたしました。傍聴者の皆様は、質問要旨をお手元に配付させていただいておりますので、議員の質問の際、参考にしていただきたいと思います。

 また、議場内での携帯電話の使用はご遠慮いただきまして、傍聴席の入り口にあります注意事項を厳守の上、ご静聴なされますよう重ねてお願い申し上げます。今後とも多くの市民の皆様に議会を傍聴していただき、お声をお寄せくださるようお願い申し上げます。

 最後に、議員各位、市当局には発言される際、マイクを向けていただき、発言されるようお願い申し上げます。

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△家光由里君



○議長(猪股尚彦君) それでは、一般質問に入ります。

 通告6番、家光由里君。

 14番、家光由里君。

     〔14番 家光由里君質問席〕



◆14番(家光由里君) 14番、公明党、家光由里。議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 初めに、去る12月12日、午前10時より行われました甲斐市役所竜王庁舎増築工事の安全祈願祭並びに起工式が天候にも恵まれ、滞りなく行われましたこと、まことにおめでとうございます。平成23年3月完成に向け、最後まで無事故でありますようお祈り申し上げるとともに、市民の利便性、またいつでも気軽に立ち寄れる竜王庁舎完成となることをご期待申し上げます。

 質問に入ります。

 初めに、給食における食物アレルギー対応についてお伺いいたします。

 アレルギー疾患は、適切な治療を受けることで健常者と変わらない生活を送ることを目指している半面、科学的根拠に基づく医療にのっとった治療ガイドラインの普及がおくれているために適切な治療を受けられない患者児も多く、著しく生活の質の低下を招いております。子供たちが多くの時間を過ごす学校でも必要な支援を欠いて、治療の効果を十分に発揮できないでいるのを初め、食物アレルギー児の昼食、アナフィラキシーの対応などを中心に、患児や保護者は大変な困難を抱えています。気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギーなどの免疫アレルギー疾患を有する患者は、国民の30%に上ると言われており、患者数は近年増加傾向にあります。

 そうした中で、今、学校のアレルギー疾患対策は転機を迎えております。文部科学省が監修し、財団法人日本学校保健会が発行した、学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドラインが全国の小・中学校に配布され、全国で具体的な取り組みが進みつつあります。

 そこで、お伺いいたします。

 本市の取り組みについてお伺いいたします。

 そこで、食物アレルギーを持つ児童・生徒、甲斐市にはしきしま幼稚園を含め、289名いるわけですけれども、給食の対応についてお伺いをいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。

     〔教育長 上野博文君登壇〕



◎教育長(上野博文君) おはようございます。

 家光議員から、給食における食物アレルギー対応についてのご質問をいただいております。

 食物アレルギーを持つ児童・生徒への給食における対応についてでありますが、教育委員会では、小学校入学時に食物アレルギーを持つ児童・生徒の家庭から相談を受けた場合に、アレルギーに関する調査票と必要に応じて医師の診断書を提出してもらい、お互いに情報を共有する中で最善の方法がとれるよう、家庭、学校、教育委員会の3者による相談会を開催し、アレルギーの原因となる因子とアレルギーの程度、給食の提供方法について話し合います。

 給食の提供方法については、事前に家庭への給食献立や食品添加物などの詳細な原材料表の提示を行い、牛乳や果物のように単品で除去できるものは配膳の前に除去し、本人または教諭がその場で取り除くといった対応も同時にしております。除去が難しい因子の食物アレルギーを持つ児童・生徒については、保護者の協力を得る中で、家庭から弁当を持参していただくようなお願いもしているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 説明いただきましてわかりましたけれども、年に1度、やっぱり聞き取り調査をしているということで、状況を把握できているということはよくわかりました。

 そして、新入児の食物アレルギーも、やはり状況調査票の中でしっかり把握しているということであります。これは健康診断のときに、心配事があれば教育委員会に行ってくださいという形で伝えているということでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 基本的には、就学時健診の際に食物アレルギーについての相談を承りまして、その時点で相談をしてございます。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) そうですね。就学時健診のときということでわかりました。

 その中で、いろいろと理解いただいた中で、給食のときの対応をしているわけですけれども、保護者のほうから、どうしても除去食を希望したいという方はいらっしゃらないのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 基本的には、学校と保護者のほうでの相談ということにさせていただいておりますが、状況に応じましては医師の診断書を添付していただく中で、教育委員会も入るということで、先ほどの教育長の答弁の内容でございますが、除去食ということでございますが、また除去食につきましては、現在のところできる限りアレルギー因子である単品につきましては、担任なり、栄養士のほうが給食指導の中で除去をされておりますけれども、現在そういうことについては、どうしても重篤な症状になるという部分についての面談について、その中につきましては、完全な除去食というのはできませんものですから、そういう場合につきましては、先ほどの教育長の答弁のとおり、弁当を持参ということの中で、またほかの児童・生徒との対応につきましても、給食の食器等も提供する中で、給食の食器はほかの児童・生徒と同様な形の中での配慮をする中で、弁当というもので持参をお願いしているところでございます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 甲斐市にあっては、アレルギー対応食を提供していないということで、アレルギーのある子供には、保護者が代替食を家庭から持たせるということですね。単品であれば除去するということですけれども、それにかわるものは保護者の方がメニューを見た中で、代替食を持ってくるということだと思いますけれども、除去したものに対しては、給食費が決まっているわけですけれども、給食費は少し差し引くという形になるんでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 基本的には、給食費のほうの減額という措置は行ってございません。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 減額をしていないということでありましたけれども、それではやはり保護者のほうから、ちょっと差し引いた分は何とか差し引いてもらいたいという思いがあると思いますけれども、これからもその差し引かない状況の中でいくということですか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) できる限り、例えば単品の、牛乳か何かの場合につきましては、これは減額してございます。訂正させていただきます。あと、単品の果物の場合につきましては、できないということの中での答弁をさせていただいております。

 また、状況を把握する中で、できますれば単品の果物に別なものを提供するなり、そのものにつきましても、また配慮をしてまいりたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) はい、わかりました。

 では、牛乳だけは減額しているということですけれども、牛乳を飲めない方も家庭から別のものを持ってくるわけですけれども、牛乳というのはパックに入っているものだと思うんですけれども、パックに入っているものであれば、牛乳にかわるものを出してあげることは可能じゃないかと思いますけれども、それをすることはできないのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 大体3日前に、材料から牛乳の関係も業者さんのほうに注文するということの中で、それぞれのほかの食材等もある関係で、牛乳にかわる別のものということも検討、研究の中にあったわけでございますけれども、物理的に難しい部分がありますので、現在は牛乳にかわるものについては、提供はしていない状況でございます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 3日前に材料を業者に注文するということと物理的に難しいということでありましたけれども、いろいろな商店に行きますと、牛乳と同じような値段の中でジュースなり、それなりのものを販売しているわけですけれども、同じ値段のものであれば、牛乳の代替もできるんじゃないかと思いますけれども、その点いかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) お答えしましたように、できる限り代替食ということまでやっておりませんけれども、今の現状の中で、そうしたアレルギーを持つお子さんに対する対応をできるだけ教育委員会としてはやっているつもりではあります。

 また、給食費のことについても、対応できる部分についてはやっているところでありますけれども、今後さらにこうした対応がもう少し進められるかどうか、改めて検討もしたり、研究もしていきたいと思っています。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 除去食を提供しているわけではないので、そういうことも難しい、その考えはないかなという思いもわかります。食物アレルギーの原因食品として、牛乳は卵に次いで頻度の高い食品ですけれども、本市におきまして原因食品のトップは何でしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) アレルギー因子の多いものにつきましては、卵、それからそば、果物等でございます。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 一番が卵、そしてそば、果物ということですけれども、加工食品のほうにも食品の表示をしっかりしてありますので、アレルギーに対してよくないものは、しっかり目を通していただいた中で取り組んでいただきたいと思います。

 次に移ります。

 給食の献立から食物アレルギーの起因となる材料食を除去し、代替食とする。今していないわけですけれども、これからしようとするお考えはあるのかお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) お答えをいたします。

 ご承知のように、食物アレルギーの因子となる食材は乳製品、それから肉類、穀物、果物等、多種に及んでおります。また、加工品や調味料等の原材料として使用されているものもたくさんあります。そうした中で、現状では食物アレルギー因子を完全に除去することは難しいと考えております。

 給食における食物アレルギーの対応としては、先ほどお答えをいたしましたが、今のところこれらが最善の策というふうに考えておりまして、代替食の提供については、現在の状況から考えますと施設の改修とか、それから人的な整備等々の課題をクリアしなければならないというふうな問題がありますので、今のところでは難しいというふうに考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 代替食は施設の改修とか、人的整備も必要ということで今のところ難しいということでありますけれども、実際国のほうでもアレルギーの子供がふえているということでありますので、また除去食を提供しようというガイドラインも出ていますので、しっかりその中で、また保護者と相談する中で声を聞きながら、前向きに取り組んでいただければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、アレルギー除去食につきまして、学校側で対応する意欲はあっても、今言ったように、実際的にどうしても対応できないということがあります。その場合、お弁当を持ってくるとか、部分的にかわりの食品を持参するなどの手段が必要になります。学校側で対応できない理由は今伺ってわかりましたけれども、やはり一つは、給食が外部のセンターで調理されて運ばれてくればできるということもあるんでしょうか。委託したような形でやればできるということですか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) ご案内のとおり、現在は自校方式とセンター方式ということで、直営で児童・生徒への給食の提供をしているところでございます。

 先ほどの教育長の答弁のとおり、人的な部分、それから施設的な部分につきまして、現在難しい部分があるという答弁をさせていただいたところでございますが、今後アレルギー対応ということで、現在、転機に来ているということは私どもも十分認識をして、承知をしているところでござまして、今後、調査、研究をしているところでございますが、その一つの方策としての委託という部分についても、現在いろいろな部分で考えているところであります。その辺も、アレルギー対応の部分につきましても、委託という方策の中で今後とも調査、研究をしてまいりたいと思っておりますので、ご理解のほどお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 すぐにできるものではありませんので、やはりいろいろなものを検討していただいた中で、皆様のお話し合いの中で、いい方向に進めていただきたいと思います。

 ただし、除去食ができない、その中でもアレルギー性を持っている子供は289名いるわけですから、それが重度のアナフィラキシーショックというものを起こした場合の対応というものが、学校のほうでもとれなければ死に至るというものがありますけれども、それに対する対応はどのようにお考えでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) お答えいたします。

 アナフィラキシーショックなどを起こす重い症状への対応についてでありますけれども、アレルギー症状を有する児童・生徒につきましては、給食においてアナフィラキシーショック等の重い症状になることもありますので、家庭や学校、それから教育委員会で正しい知識と共通認識に基づいた対応が必要であります。現状では、先ほどもお答えしましたとおり、こうした児童・生徒については、家庭から弁当を持参していただくようなことをお願いしているところであります。

 まずは、アレルギー症状を起こさせないこと。それから、起きてしまったときには、速やかな医療機関への搬送を第一と考え、適切な対応を行うこととしております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 今、アナフィラキシーショックということを述べましたけれども、この状況というのは、ちょっとこれ余り聞きなれない言葉でありますけれども、免疫反応によってあらわれる全身、または局所の反応で呼吸とか脈拍、また血圧の低下などで全身性の障害が起こると生命の危機を招くこと、これがアナフィラキシーショックというんですけれども、顔面蒼白になって冷や汗や嘔吐、じんま疹、下痢、呼吸困難を起こして意識を失ってしまいます。ひどい場合は、数時間以内に死亡するというような大変重い症状でございます。そのことに対して、教育長のほうからもそのようなアレルギーショックを起こさせないようなことと、またそのようなことが起きたときは、速やかな対応をしていきたいということがありました。確かにそうです。それをしっかりして、医療機関に搬送していただかなければなりません。

 しかし、それはもうわかりますけれども、学校というのは、速やかに搬送するには救急車なんかを呼ばなければ対応できない部分もあるんでしょうけれども、学校というのはこれまでえてして見れば、救急車を呼んで大ごとにしたくないという気持ちもあるのではないかと思いますけれども、その症状が進むのはあっという間ということですから、そういう状況を把握した中で、てきぱきと対応していただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。それをてきぱきとしない場合、落とし穴になって子供の命をなくす場合がありますので、よろしくお願いします。

 そして、甲斐市には、まだそのショックに至るアレルギーを持つ子供が増加している中でもいないということで安心しております。しかし、そのショックの理解は大事ですので、特に児童・生徒と向かい合う教職員の皆さんには理解される必要があると思いますけれども、どういう研修等をしていただいて、その理解を深めていただけるのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) この後のご質問にも関係するかもしれませんけれども、できるだけこのアレルギーショックとか、それからそればかりではなくて、危機管理上の問題として、いろいろな場合に対応を速やかにできるように日ごろから学校とも連携をとり、授業公開等を通じて校長から指示をできるような体制、それから必要に応じた衛生管理、健康管理、それからこうしたことに対する危機管理に関する研修や研さんを重ねるような周知徹底をしていきたいと思っています。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 食物アレルギーについては、やはり正しく認識することが大事で、それができて初めて適切な対応も可能になっていきます。

 ただ、一方で正しく理解しようと思っても、なかなか深くて難しいというのがアレルギーだそうです。しかし、学ぶことによって知識を得ることは、やっぱりその対応が早くなるということでありますので、生命の危機を招くことがあってほしくはありませんので、しっかり取り組んでいただいて、シンポジウムなどもございますので、積極的に参加していただければと思います。

 次に移ります。

 そのアナフィラキシーショックの場合の症状の対応の仕方で一番有効なのが、治療法はエピペンということですけれども、エピペンについての理解はしていただいているのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) お答えをいたします。

 アナフィラキシーショック等における、これは自己注射によってその危機を回避するということのキットでありますけれども、これにつきましては、アナフィラキシー反応を起こした際に使用することによって、医療機関までの到着の間、状態の悪化などといったような事態から回避できるものというふうに承知をしております。

 現在、市内の小・中学校でエピペンを携帯して登校している児童・生徒の報告はありませんが、先ほどご質問にありましたように、平成20年4月に日本学校保健会から出されました、学校のアレルギー疾患に対するガイドラインが小・中学校に配布されております。エピペンの使用方法を含めて、学校現場でのアレルギー疾患全般についての対応マニュアルが記されておりますので、改めて教職員には周知を図ってまいりたいと思っています。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 教育長から、エピペンのことをしっかりわかって理解してくださっているなということを今、ご答弁いただいてわかりました。

 確かに、エピペンは応急処置の注射ということで自己注射です。副作用が軽くて、安全性に問題がないということで、自分で持ち歩いている大人の方もいらっしゃいます。資格を取った専門員が処方をして、これは保険適用ではありませんけれども、本人もしくは保護者も注射できるというものです。学校での救急時に教師が打つことも認められております。今、そのショックを受けた子供が甲斐市の中にはいないということで、それは安全ですけれども、いつどのような状況の中で、突然起こる場合もあるかもしれません。そういうときに、すぐ保護者に電話して、また医療機関に電話して搬送するわけですけれども、本当に短時間の間で命を落とすという状況のものもありますので、それに早目に対応するためには、それぞれ学校のほうにも保管しておくということは考えられないでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) エピペンを保管しておくということですか。



◆14番(家光由里君) そうです、はい。



◎教育長(上野博文君) これについては、私もまだ不勉強なところがありますけれども、医療行為に当たるかどうかというような問題も若干あるようですし、今現在のところお答えしましたように、そういう重篤なアナフィラキシーショックとなるような児童・生徒がおりませんので、今のところは学校へ配置、配備というふうなことは考えておりません。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 今のところはそういう考えはないということですけれども、このエピペンについてですけれども、1本大体1万円ぐらいで有効期限は1年間ということで、1年ごとに取りかえなければいけないですけれども、学校に保管するとなれば、学校は余り多くないわけですから10何万ですっと保管できます。また、この保管の方法も冷蔵庫ではなくて、本当に常温保存ができるということですから、対応にはすごく役に立つものじゃないかなと思っております。

 先ほど教育長のほうから医療行為ということがありましたけれども、確かにエピペンの注射は、法的には医行為に当たり、医師でない者が医行為、反復継続することは医師法に違反するということです。しかし、アナフィラキシーショックの救命現場に居合わせた教職員がエピペンをみずから注射できない状況にある児童・生徒にかわって注射することは、反復継続する意図がないものと認められたときは、医師法違反に当たらないというふうに言われておりますので、緊急時に打つことに対しては責任が問われないということになっておりますので、今そのショックを起こす子供がいないわけですけれども、いつそう出るかわからないということも考えて、エピペン保管のこともまた考えていただければなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 私たちも11月17日ですけれども、公明党会派で長野県松本市の学校給食センター事業で、ここでアレルギー除去食についてしっかり行政視察を行ってまいりました。長野県松本市では、平成12年4月に松本市学校給食アレルギー対応食提供事業実施要綱を定めて、食物アレルギーのある児童・生徒に対しても給食を提供できる体制を整えております。アレルギー対応食を希望する保護者は、調査票と医師による診断書を提出、そして事業内容の説明を受け、納得した場合は申請書を提出して、各月の実施予定献立表を見て、問題がなければ承諾書を提供するといった手続を経て実施されております。

 甲斐市としても、これからもいつ何どき起こるかわからないこのアレルギー障害ですけれども、ガイドラインも出ているわけですから、しっかり読んでいただき、学んでいただいて、また研修を重ねた中でいい方向に進めていただければなと思っておりますので、よろしくお願いします。

 最後、答弁をいただきます。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) こうしたことに対応するご質問の中で、転機に来ているのではないかというようなご質問がありましたけれども、私もいつだかテレビを見ておりましたら、医療面のほうでも、牛乳のアレルギーでしたけれども、この対応がだんだん進んできまして、小学校のころから治療を受けて、段々改善されてアレルギーを起こさないようなことも、今医療技術として進歩しているというような話も聞きました。こうしたことも含めながら、できるだけそういうふうな改善がされることが一番いいんだろうと思いますけれども、一方、学校の給食提供におけることについても改善等ができることがあればさらに進めていく考え方でおります。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。しっかり取り組んでいただきたいと思います。

 次の質問に移ります。

 次に、ボランティア団体と市のあり方について、お伺いいたします。

 ボランティアセンターは、住民のボランティア活動への参加を促したり、その推進を図ったりするため、都道府県社協や市町村社協が事務局内に設けている機関であります。甲斐市社会福祉協議会を中心としたボランティア活動は、甲斐市社会福祉協議会のボランティアセンターに登録し、研修を重ねながら活動をしております。現在、47団体、1,033名、そしてそのほかにも配食サービスのお弁当づくり、デイサービス、カメラボランティアなど、特技を生かして個人で活躍しているボランティアの方もいらっしゃいます。私もボランティア活動をさせていただきまして10年になりますが、生き生きと活動される皆様の姿に接し、感じることは、住民が住みなれた地域でボランティア活動に取り組む場合、その地域の福祉、すなわち地域福祉の向上のために大変なお力添えをいただいているなということを改めて感じることがあります。本当に敬意を表する1人であります。また、活動することで人から元気、活力をいただいていることも確かであります。地域の社会福祉サービス向上のために、行政とともに支え合いの精神で取り組んでくださるボランティア団体の今後のあり方について、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) ご苦労さまです。

 家光議員から、ボランティア団体と市のあり方についてご質問をいただいております。

 現在、市内のボランティア団体の活動は、点字、手話、声の広報、福祉講話など、多くの分野でそれぞれのグループが日常的に熱心な活動を展開されておりまして、まずもって心から敬意を表するものであります。

 本市では、地域福祉の多様なニーズに対応するため、ボランティア活動が円滑に進むようにコーディネーターの人材育成やボランティア会員の相互のネットワーク化の推進などの施策の充実を図っているところであります。

 また、地域の住民が担い手となっている福祉活動も重要でありますので、ボランティア団体の研修、交流事業などの育成事業への支援を社会福祉協議会を通じて行うことといたしております。

 今後もボランティア活動は、地域社会を支える大きな戦力でありますので、今後も引き続き支援を行い、活動の充実に寄与してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 市長が本当にボランティアの方々に敬意を表すると、その言葉をいただいただけでも本当にうれしい、その気持ちは常に皆さんあるわけですけれども、この間、ボランティア交流会が双葉のあそこでありましたよね。そのときに市長が見えてあいさつしたことで、本当に理解してくださっているなということで、ボランティアの皆さんが市長が来てくださったことに大変喜んでおりましたので、そのこともお伝えしておきたいと思います。

 やはり、戦力になって支援してくださっていることで、しっかりこれからも支えていただけるような体制をつくることが大事です。そういう中で、今47団体、さまざまなボランティアがあるわけですけれども、その団体の中で助成金をいただいているところがあるんです。助成金、もちろんあるんですけれども、見てみると全部の47団体にあるわけじゃなく、今現在28団体に助成金、そして甲斐市ボランティア連絡協議会とあわせて29の団体に助成金、それぞれ2万円を出しているわけですけども、何を基準にして助成金2万円を出しているのか、お伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 答弁を求めます。

 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 補助金の出し方についてのご質問をいただいております。

 ご案内のとおり、20年度は、29団体に社会福祉協議会を通じて補助金を差し上げております。

 内容につきましては、市長が答弁しましたように、ボランティア団体の研修、あと交流事業等で育成という目的を持っておりまして、研修会の講師の謝礼、それから資料代等で2万円を限度に補助金を交付してございます。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 研修とか、講師の謝礼ということですけれども、これは、助成金は申請すればできるということですよね。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 申請していだいて内容を審査し、適当であれば2万円を限度に助成金を出すような仕組みになっております。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 申請すれば、それに適用するものであれば助成金は出るということですけれども、47団体ある中で、19団体がまだ助成金が出ていないということになるんですけれども、この団体の方は申請はしていないということですか。それとも、申請した中であっても、それに適応しないということでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 残りの約20団体については、いろいろなご事情があると思います。中身は、我々もちょっと精査してございませんけれども、基本的には自分たちの会費といいますか、ポケットマネーの中でやりくりしていただいているような状況だと思います。

 先ほど申しましたように、申請していただければ内容を精査して、補助金の対象になるかどうかも、そのときの判断で今後も進めていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 内容を精査した中で、申請すれば、それに適応したものであれば助成金を出せるということですね。

 お金云々は、ボランティアで余り言ってはいけないことなんですけれども、ボランティアの要件というのは、自発性と公共性、無償性という3つの要件が挙げられておりますけれども、やはりそれはわかっているんですけれども、助成金がある限り、もらっていない団体というものはやはりどうしてかなという感じもするし、助成金を出しているところを見ましたら、しっかり頑張っているなというところばかりでありますけれども、助成金をもらっていないところも、陰で結構一生懸命やっているところがあるんですよね。そういう意味で、そういうところも少しでもあれば、お金云々は無償がこれがボランティアですけども、そういうところがあれば、やはりまたこれからもう少しやろうという気持ちも起きてくると思います。

 それで、2万円は助成金を出しているんですけれども、それに対しての収支報告というのはどうなっていますか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) この補助金は、社協を通しての市からの委託金でございますので、当然、交付金扱いをさせていただいております。収支報告書をその都度、年度ごとにいただいているような状況でございます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 収支報告書をいただいているということですけれども、その助成金の2万円ですけれども、私もボランティアに所属しているわけですけれども、その2万円をなかなか使い切れなくてどうしようかという、ここの話し合いに出る場合もあるんですよね。そういうことを考えてみれば、一律にある程度決めた中で助成金を出して、そして2万円より少なくしてもいいかなと。これボランティアをやっている方に申しわけないですけれども、そういうこともありますので、そういう検討というものはしたことがございますか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 限度額を2万円と今設定させていただいておりますので、当然、活動内容によりまして1万円のところもありますし、それ以外の、2万円以内の内容で助成金を出すというルールですから、その実績に基づいて、今後も補助金を出していきたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) よろしくお願いいたします。

 次に、ボランティアをしてくださる方、事故があっては困るわけですけれども、ボランティア保険についてはどのようになっているのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 社会福祉協議会で団体加入をしてございます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 団体加入ということで、これは安心しました。

 ボランティア活動中の事故で、ボランティア自身がけがをした場合の傷害保険なんか等も、遭ったときに、やはりボランティアをしているのに何でこう手当がないのかというような感じを受けることもありますので、その保険に入ってくださっているということにつきましては安心をいたしました。

 次に、社会福祉協議会の中にボランティアビューローがあるわけですけれども、このビューローの活用状況というのはどういうふうになっているでしょうか、お伺いします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) ビューローは、ボランティア団体の場の提供ということで、今47団体のご利用がございまして、21年11月までの実績ですけれども、竜王、敷島、双葉の各ビューローで約260回のご利用をいただいてございます。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) しっかり取り組んでくださっていることがわかりましたので、また今後とも、なおボランティアの方を推進していただき、また活動できるような体制づくりをつくっていただきたいと思います。

 次に、さまざまな部分で、福祉向上のために社協が力を尽くしているわけですけれども、社会福祉協議会が何をしているのかわからないという方もたくさんいらっしゃいますけれども、今度この社会福祉協議会の動きというものをやはり市民に知らしめるためには、またどのようなPRなり、啓発していくのかお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 社会福祉協議会はご存じのように、市の直属の外部団体といいますか、任意の法人でございます。当然、家光議員のご案内のとおり、いろいろな分野で市を支えていただいておりますので、その育成については、あらゆる各度から市も助成等を行っておる状況でございます。

 その内容で、なかなか市民に社会福祉協議会の内容が浸透していないのではないかというようなご指摘だと思います。このため、昨年度社会福祉協議会で自治会長さんのご協力により、アンケートをとった結果がございます。結果とすれば、知っているという方が約49%ということで、50%を切っているというような状況でございますので、この辺の取り組みを社会福祉協議会と市でもスクラムを組んで、早急に取り組んでいただかなければならないと思っております。具体的には、2月末に社会福祉協議会の活動を広く知っていただくということで、市内で社会福祉者の集いというものを開催していきたいと今思っておりますので、今後もあらゆる機会で社会福祉協議会の活躍、また内容等をPRしていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。

 社会福祉協議会は、すべての住民が安心して暮らせる温かい地域の実現を目指している社協でありますので、市民に知っていただけるよう、しっかりよろしくお願いいたします。

 次に移ります。

 ボランティアですけれども、さまざまな行事の中でお手伝いいただいております。この間、本当に新しい形で行った敬老福祉大会、敷島体育館で行われましたけれども、その中で本当にエコということもあり、新聞紙3枚で袋をつくっていただきましたね。あれはすごく参加した方に渡したときに好評を得たわけですけれども、それも全部ボランティアの皆さんにしていただいたという形でしょうか。その状況をちょっとお聞かせいただきたいと思いますけれども。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 敬老福祉大会で多くの団体の皆さんにご協力をいただいて、出演者だけでも250人ぐらいおったようでありますし、またそういったボランティアの方を含めると700人ぐらいになるというふうにお聞きしております。

 そのエコバッグにつきましては、民間の方たちがつくっているという情報の中で、自分たちで手づくりでしていただくということの発想からできたものでして、甲斐市のボランティア連絡会の方たちが大半、1,700ぐらい全部でつくったと思いますけれども、半分ぐらいはつくっていただいたり、ちょっと手が足りないので母子愛育会とか、それからみゆき苑という団体の皆さんに無報酬でつくっていただきました。1枚でつくる予定だったんですが、何か1枚だと1、2回使うと壊れるということで3枚でつくったので、非常に大変だったというふうに聞いております。このようなことが本当にボランティアで、手づくりで心温まるものということで、受ける側とすれば大変喜んでいただいたんではなかろうかと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) ありがとうございました。

 たしか1,700から1,800の袋をつくったということで、大変だったけれども市のこの行事にお手伝いできてよかったという声もたくさん聞いておりますので、今後ともボランティアの皆さんの支えがあってできているこの行事等にはしっかり敬意を表した中で、ボランティア活動に支援をしていただければなと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、ボランティアの中に傾聴ボランティア、これは新しいボランティアですけれども、今後の活動についてお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 傾聴ボランティアについてのご質問でございます。

 傾聴ボランティア、話を聞いてあげるというような簡単な解釈でありますけれども、特別な資格等は必要ございません。心で聞いて受けとめてあげるというような姿勢が求められているボランティアでございまして、今後、傾聴の技法とか等の養成講座を具体的に社協を通じて実施していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君。



◆14番(家光由里君) わかりました。ありがとうございます。

 新しいボランティアですから、すぐにこの活動に入ることはできないと思いますし、またこの活動は非常に難しいボランティアだと思います。私もちょっと調べてみました。初めて聞くようなボランティアでしたので調べましたら、病院で行っていることが多いようです。ホスピスなど患者の話を聞くことで、死への恐怖とか、孤独感を和らげるお手伝いをしているということです。病気や制度に対する知識、相手に共感する姿勢などが必要されるため、病院が開催する講習会などに参加することが求められているこのボランティアです。

 甲斐市におきましても、平成21年、傾聴ボランティア学習会を受講したメンバーで今結成されているわけですけれども、相手の話に耳を傾けるということが大変難しいだけに、活動が期待されるものがあります。しかし、だれでもできるものではないなということを感じております。やっぱりある程度人格のある方がしていかなければ、聞くといいながらもちょっとした口調を、聞くだけじゃなくて、こうじゃないと言ったことで相手に不安を与えることもありますので、しっかり再度、また研修等を重ねていただいた中で取り組んでいただきたいと思います。耳を傾けるということは、ボランティアの温かな活動は、充実した生活を送っていただくには重要な存在ですので、それだけにだれにでもお願いするというわけにもいかない、そういう点もあります。しっかり勉強を含め、活動を進めてほしいと思います。これは要望です。よろしくお願いいたします。

 最後に、自助・共助・公助の調和した地域で支える協働型福祉社会の構築について、どのように取り組まれているのか、お考えをお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) いろいろな角度から、いろいろな手法をとりまして、市では福祉保健について取り組んでございます。当然、その一つの大きな歯車が社会福祉協議会だというようなことも認識してございます。

 今、核家族化の中で非常に近所づき合いといいますか、地域のつき合いが希薄になっている状況でございますので、できる限りそれらのテーマを解消できるようなさまざまな仕組み等も今後考えていって、自助・共助・公助がうまくリンクできるような取り組みを今後進めていきたいと思いますので、またご協力をお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 家光由里君。



◆14番(家光由里君) 最後に、要望としてお伝えして一般質問を終わりたいと思います。

 団塊世代が75歳以上になる2025年以降、日本の少子高齢化は一段と深刻になるわけです。全都道府県で人口が減少するとも予測されております。世界的にも例のない超高齢化社会、人口減少時代に突入する前に、市民の先行きとか不安を一掃し、安心と希望を取り戻す甲斐市としてまいりたいと思います。

 それには、やはり自助・共助・公助の調和がとれた地域を支える協働型福祉社会が大事だと思います。ボランティア時代も必ずやってくると思います。市民一人一人と行政がしっかりかみ合った中で、安心できるまちづくりをつくっていきたいと思いますので、これは要望として、今後ともしっかりと取り組みをよろしくお願いいたします。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(猪股尚彦君) 家光由里君の一般質問が終わりました。

 自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔発言する者なし〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で14番、家光由里君の一般質問を終わります。

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△池神哲子君



○議長(猪股尚彦君) 続きまして、通告7番、池神哲子君。

 11番、池神哲子君。

     〔11番 池神哲子君質問席〕



◆11番(池神哲子君) 11番、甲斐市民クラブ、池神哲子でございます。よろしくお願いいたします。

 既に発表されました、ことしの漢字は「新」であります。昨年の「変」から「新」へ、政権も自民から民主へ、そして本市も藤巻市政から保坂市政へ、いわば激動の時代を迎えております。本市市政においても、明るさと希望が見えているのではないでしょうかと確信しております。その観点に立ちまして、7項目質問をさせていただきます。7項目ですから、大変時間の配分が難しいです。1問5分という感じになってしまうかもしれませんけれども、答弁のほうも前向きに、明快によろしくお願いいたします。

 第1問目、竜小体育館の改修に関する件でございます。

 現在の竜小町民体育館を合併時に学校体育館の位置づけといたしました。そして、耐震強度がとれず、建て直すという話題が出ております。老朽化のためと耐震診断の結果、建て直すということには、私たちは異論はありません。

 しかし、学校体育館の位置づけとなると、面積が現在の、今まで2,180平米が1,200平米、約半分ということになるということであります。こうなると、大変困るわけです。市民体育館の位置づけに変更していただいて、財政面から考えると耐震補強をし、地域の災害の避難場所として重要なわけでありますから、それを使用しなければならない。またその上、健康増進のため、日夜、皆さんが大変利用させていただております。そういうスポーツ活動に使用できるように再考を願うものであります。よろしくお願いします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。

     〔教育長 上野博文君登壇〕



◎教育長(上野博文君) 竜王小学校の体育館の改修に関することについては、私からお答えをさせていただきます。

 竜王小学校体育館につきましては、昭和55年に北部町民体育館として建設されたものでありますが、耐震診断の結果、建てかえすべきというふうに判定をされたところであります。

 今回の改築計画は、文部科学省の小学校体育館の基準面積919平方メートルを基本として、トイレ、器具庫等、必要スペースを加えて、1,200平方メートル程度として計画をしております。改築後は、災害時の避難施設として、また従前どおり、一般開放もして社会体育施設としての活用も予定をしております。

 なお、市内には現在、竜王体育館、それから敷島体育館及び改築を予定しております双葉体育館と3つの市民体育館もあります。市民のスポーツ活動の拠点として位置づけておりますので、今後も社会体育等に積極的な活用もお願いするところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 1,200平米、半分ぐらいになって、積極的な社会活動を行っていただくというふうな答弁ですけれども、現在物すごく使われています。それで日夜、毎日のように夜、バレーボールの練習、あるいはバスケットボールの練習、バトンだとか、地域の方々が大変利用しているわけですけれども、社会スポーツを広める上でも、この縮めるということは、本当によろしいのでしょうかということをもう1回答弁願います。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) ご質問にお答えします。

 私どものほうの所管の委員会のほうでのご説明不足かと思いますけれども、先ほど来のご質問、2,181平米につきましては建築面積でございまして、実際のアリーナ面積につきましては1,337平米ということでございまして、新しく学校体育館、現在も合併以来、学校体育館ということで使用している体育館につきましては、先ほど教育長がご説明したとおり、文科省の基準ではございますが、ほかの小学校との平準化の中で、私どものほうでは、基本的には今までどおり、バレーコートが2面とれます部分で、社会体育のほうにも影響がないようにおおむね970平米のアリーナ面積を計画し、現在学校のほうとも協議に入っている段階でございますので、どうかその辺の部分で、半分になるということではなくて、現在の面積が若干400平米ほど減るということで、現在のバレーコート、おおむねのアリーナの面積には社会体育のほうにも、学校体育のほうにも支障がないということで、ご理解、ご認識をいただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 合併構想の中で決められたということをお聞きしております。

 甲斐市におきましては、ふれあい文化館という大きなものが双葉にもあります。それから、敷島にも総合、そして竜王は人口が多い割には触れ合いの場所がないし、それから避難場所が非常に小さいという中で、またこれ以上、小さくなるということは、そういう面にもとても支障を来しているのではないかという心配があるわけですけれども、そのあたりはいかがですかね。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 基本的には、学校の施設ですから、学校の体育施設としての改築をするという基本的なことでありますけれども、お答えしましたように、避難施設としても活用できたり、それから社会体育施設としても活用をできるということですので、ご理解願いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 以前に町民体育館という位置づけをしておきながら、今度は学校体育館にすることで縮小するというわけですね。

 そういう中で、なぜ町民体育館が学校体育館になっていくのか、そこのあたりが。やはり、私たちは町民体育館というものが欲しいわけです。地域の触れ合い、あるいは社会スポーツということでも必要なわけですから、特に竜小は、それでは子供たちの人数が少ないのでしょうか。その規模に合っているのか、その人数としてはいかがですか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) お答えします。

 当然、文科省のほうの基準がございまして、学級数の中での基本的な基準面積が設定をして919平米の中、器具庫等の中で、先ほど教育長の答弁だとおおむね1,200平米ということでございます。町民体育館でございますけれども、合併して5年たつわけでございます。どうか竜王には竜王体育館、敷島には敷島体育館、また双葉には、今度は双葉体育館という非常に大きな部分の市民の体育館としてご活用していただくということの中で、ご理解をお願いしたいと思います。

     〔「ちょっとすみません、休憩をとりたいんです」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ここで休憩をとります。



△休憩 午前11時02分



△再開 午前11時02分



○議長(猪股尚彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 池神哲子君の一般質問を続けます。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 今、使っている方たちも、やっぱりもうちょっと広さが欲しいというふうに言われているわけです。

 しかし、合併構想の中で決められたといっても、私たちはそのとき余り認知されていなかったわけです。ですから、今回再考していただいて、住民不在ではなく、今の要望を聞きながら、もう一度、市民体育館という位置づけの中でやってもらうわけにはいかないのかという市長の答弁をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 池神議員から、竜王小学校の体育館について、ご質問をるるいただいているところであります。

 町民体育館で国体の折、バレーボール等をするという関係で公認の高さ等々も必要な上で、それを誘致するという経緯もございまして、歴史的には町民体育館として立派なものをご用意したところであります。残念ながら、耐震の面ではその時代、設計等を加えられていないというところがありまして、審査したところ、市民が避難場所としても指定され、また小学生が運動の場としての体育館が、これは新しくつくり直したほうがいいという結論が出ておりましたものですから、あわせて小学校体育館ということで現在使われておりますので、そういう面では国からの補助金、特別交付金、臨時交付金等をいただきまして、大変3億5,000万ぐらいですかね、総事業費が。それを85%以上ぐらいの補助金が多分いただけると思うんですが、それらを有効に活用させていただくと。

 アリーナのほうも先ほど申しましたように、現在平らな面、そこの面が400平米ぐらい小さくなると。面積的には大きい正面玄関、あるいは2階、そしてステージが大きい、あるいは倉庫ですか、更衣室があったり、倉庫があったり、両脇に控室があったりということで、そういう部分が縮小されてくるというふうに思っていただければ、社会体育等で十分使っていただけるかなと、こんなふうに思いますし、そういった面で、これから双葉の体育館も用意されますけれども、そちらを有効に、また敷島、あるいは玉幡小学校にあります竜王体育館を活用いただけるように、市民にはご協力をいただきたいと、こんなふうな計画であります。よろしくお願いします。

 先ほど85%ぐらいと補助のことを言いましたが、76%の補助金をいただけるということです。1億円かかるとすれば7,600万円を国からもらってやると、こういうことですが、3億5,000万ぐらいで。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 今、市長から答弁いただきまして、76%は大変いいわけですけれども。そうしますと、もし市長が住民の皆さんの意向をかりて、もう少し市民体育館として残したいという場合には、面積も広くなるわけですね。そのときの起債はそんなにたくさんじゃないわけですね。ということは、もちろん保坂市長の責任ではないですけれども、甲斐市の財産というのはいろいろあって、私たちやはり、身近なものではなくて、例えばドラゴンパークにしろKai・遊・パーク、あるいはすごい大きな竜王町の駅だとか、そういうものには莫大なお金がかけられてきました。しかし、毎日のように使う身近な、それこそ利便性のあるところにもうちょっとお金を使ってほしいという要望があるわけです。

 そういう面から考えますと、今までのことは、もちろん保坂市長の責任ではないんですけれども、これからの甲斐市を担っていく者として、そういうところにお金をかけたほうがいいんじゃないかなというふうに思いますけれども、その見解はいかがですか。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 池神議員がご質問を再三しておられますけれども、甲斐市には16の小・中学校がございまして、それぞれの学校にそれぞれの設備を準備させていただいて、そして社会体育等、住民の皆さんにも使っていただくという趣旨のもとでやっておりますので、すべての行政面でいろいろな施設にそれなりのことをしていけば、それはいいかと思いますけれども、やっぱり町全体を考えていくと、それなりの状況の中で判断をさせていただいて、今まであったものが小さくなるということは、非常に目に見えてわかることですけれども、そこをお互いに市民の立場でご協力をいただくということで進めさせていただきたいと、こんなふうに思っております。

 先ほど言ったように、使われていない部分が現状の中ではステージの両端とか、2階の卓球すべきところだけれども余り卓球していないとか、倉庫がちょっと小学校の体育館としては大きいとかというようなこともありますので、そういった面での面積が少なくなっているんではないかなというふうに判断をさせていただいております。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) では、次に移ります。

 甲斐市の人づくり政策について伺います。

 「創甲斐教育推進大綱(案)」が甲斐市教育振興基本計画として発表されました。その内容は、「甲斐市で育ち、甲斐市を育てる人づくり」であるとしています。重点施策では、6項目にわたっております。体験を、思いやりを、地域を、自己表現力を、確かな学力を、健康など、納得できる取り組みの課題であります。これらは言うまでもなく、教育の分野の大変重要な点でもあります。しかし、いろいろと美辞麗句を並べられても、わかっていてもどうしてもできない、そういう点で悩んでいるのが子供たちの現状でもあります。そこが問題であると思います。

 一番大切なのは、担任の先生が子供の変化に気づくためには、どうしても小人数学級、30人以下の、国で定めている40人の学級では手が行き届きません。そのための30人以下学級の取り組みの進捗状況はどうなっているのか。また、この大綱を進めていく上での具体的な施策というのは何なのかというのをお聞きしたいなというふうに思います。

 その中で、この点についてはもう再三再四、ずっと前から問いかけております。でも、いまだに解決されていないわけですけれども、いろんな縛りがあるのは大変わかっております。しかし、少しずつでも進展があるのかなということについて、お伺いしたいのでありますが、以前、学校環境の整備優先をということで、竜王中を中心に、新入生が40人すし詰めの学校に入学する、それを迎えたことに非行やLD、虐待など、教室の中は今の社会の縮図である、学力低下も叫ばれている。そういう中で、先生方の苦悩の毎日が始まるのではないかという母親の心配が多くありました。

 そういう思いがありまして、PTAのお母さんを中心に何とかならないものか、まず、町長に話をしてみようということで、30人余り町長室へ訪問いたしまして、3月29日ですから、大変年度末で忙しいところ、町長も会ってくれました。そして、でもやってあげたいんだけれども、国や県の縛りがあってどうしてもできないんだという中で、じゃ、県に行こうということで、県にも押しかけました。そこでも教育長も会ってくれたりなんかした中で、今回少しずつではありますけれども、1年生、2年生の30人化学級が進展していった経過もありますし、中学校1年生の35人学級、そういうことで少しずつ前進はしております。しかし、いまだまだ、じゃ、三、四年生に少しずつ段階的にといっても、そこまでの進捗が聞こえてこないわけです。そういう中で、今の進捗状況はどうなっているのか、再度お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 「創甲斐教育推進大綱」、また30人学級等に関することについて、ご質問をいただいております。

 まず、30人以下学級の取り組みの進捗状況についてお答えをいたします。

 ご承知のように、学級編制につきましては、国の公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律と山梨県公立小学校及び中学校の学級編制の基準等に関する規則によって、学級編制は都道府県教育委員会が定めた基準に基づき、市町村教育委員会が行うこととなっておりますので、単独で30人学級とすることはできない状況であります。

 そこで毎年、山梨県教育委員会に対し、山梨県市町村教育委員会連合会として、小・中学校全学年での30人学級早期実現を要望しております。山梨県教育委員会からの回答は、小人数教育の教育的効果や教育環境など、さまざまな面から調査、研究を進めていくというふうな内容となっております。本年度も継続して要望をしておるところであります。

 次に、「創甲斐教育推進大綱」を進めていく上での具体的な施策についてでありますが、これまでも甲斐市では、市単教員や学校教育支援員の配置により、小人数指導や支援を要する子供への対応を行っております。「創甲斐教育推進大綱」では、学校教育の充実の施策といたしまして、確かな学力の育成を進めていく上で必要な個性を生かす教育の充実を掲げ、具体的には、市単教員、学校支援員による小人数指導の充実強化に努めてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 今、教育長からお答えがありましたことは、ずっと前から聞いております。それで、本当にそれはわかっているんです。わかっていても学校によっては、校長サイドでいろいろと工夫をしたり、やっているところもあります。それから、またこの市におきましても、町の時代から市単、あるいは12人の、いろいろと努力をなさってくださいました。

 しかし、学級担任をふやすということは大きな違いがあるんです。1クラスの中にお母さんが2人いて、どっちの話を聞いていいかわからないというふうに子供たちも迷ってしまうこともあるんです。やはり、学級づくりの中で子供たちを育てるということが、担任にとって一番大切な問題であります。そのためには、本当に人数が少なければ子供たちの変化に気づくということがあるので、まずそれが基本です。その基本を何とかうまくやっていだたくしかないわけです。そのために、今どんな子供たちの現状があるかということですと、もちろん最近の新聞をお読みになっていると思いますけれども、荒れる学校、暴力最多303件、生徒間5割、器物破損が29%、生徒間の暴力が50%、教師に対する暴力も15%あります。もちろん、これは山日新聞です。全校でも小・中高生の暴力が6万件、3年間で7割増というのは、一体どういうことを示しているんでしょうか、教育長の見解をお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 私どもも池神議員さんと同じ思いで、できれば30人以下の学級を全学年に波及してもらいたいという強い思いで、年を重ねて要望をしてきているところであります。その辺はご理解をいただきたいと思います。

 さらに、市の単独事業としても支援員、市単教員の配置、またいじめ、不登校等への対策等も兼ねて、スクールサポートカウンセラー等の配置もし、その増員強化にも今後も努めていこうという心構えでやっておりますので、ぜひご理解をお願いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 大変なことだと思います。今、教育長は大変いろいろな、すぐに教育委員会に電話がかかってきますし、その対応についても、教育界がとても今、行政も大変ではないかなということはお察ししております。

 やはり、根本的な解決がないから窓口が大変であるわけですし、そのあたりやはり、じゃ、国の施策はどうなるのか、民主党にかわってどうなるのか、新政権ではどうなるのか、5,000人の教師を配置するというようなことを出されたわけですけれども、そのあたりは国からの指令としては、もっと教員をふやすようにということではおりてきていないのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 私も政権がかわりまして、公約等に教職員の増員等の記述があることは承知をしておりますけれども、具体的にはその辺の指示、あるいは連絡等はまだない状況であります。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 地方自治体では、大変困っていると。

 今、本当に人づくり、そしてまた、特に今回の大綱の中ではとても大切なものがありました。それは、自己表現力が育っていない。ですから、暴力に訴えてしまう。コミュニケーションが不足であるということが、一番のこの原因であるというふうにも言われています。自分の思いを上手に伝えることができないので、すぐに暴力に訴えてしまう。会話しながらの遊びを経験していない、テレビゲームでの影響などもありますし、家族間の会話についても、親は一方的に子供に命令してなるべく子供の考えや意見を聞くように心がけていない。ですから、結局寄り添ってじっくりと話を聞く時間を持つことの必要性があると。

 現場の教師は、大変多忙です。まして、このごろはいろいろと不審者が出るから送って行かなければならないとか、もう仕事が物すごくふえているわけですね。子供と向かい合うための時間をさらに確保できるように、仕事量の軽減、行政側の支援が重要ではないかというふうなことで、コミュニケーション不足を何とかしなければということを訴えてきているわけですけれども、その点について、再度、どのようにしたら大綱でも行っている自己表現力を、話し合う機会をつくれるか。それは40人ではできないんです。一番話し合いができるのは15人です。15人がもう少しあれしても20人、せめて25人以下ぐらいが子供たち同士と先生が議論し合える環境です。そうなると、自己表現力はそこで育つわけです。ただ一斉にテストをやって、ただ書いているだけというだけではだめなんです。そういう意味では、市長の考えを伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 池神議員のご質問でありますが、池神議員の主張も十分わかります。

 ですが、今の現状を私も今の社会の中で、そして制度の中でどう今後とらえていくかということを考えてみますと、幼児、保育園、幼稚園の時代に、先ほど来申されるように、家庭の中での会話とか、人間関係というものをつくっておくことが一番大切だと、こういうふうに思って、私、この創甲斐教育の中に今ドックセラピーをやっていたり、積み木をやっていたり、そういったことを、今までやっていないようなことを取り入れることによって、子供たちが家庭に帰って、今日わんちゃんに触った、わんちゃん温かいよと。そして、わんちゃんは僕たちより言うことを聞くよと。そういう素直さというものも、動物から感じたことを親に伝えてもらうということが、家庭に帰って会話がふえて、表現力が出ていくと。こういうことにありまして、もう小学校、中学校へ行ったらおそいんだというふうな思いでいるわけであります。

 したがいまして、家庭の子育てのときに、人間関係を子供たちとつくっていっておいてもらえると、小学校へ行ってもそういったことがこうつながっていくと。そして、教師と子供たちというのは、僕も40人教室で、僕は38番目に保坂武と呼ばれたんですよね。2月1日ですから、何か生年月日順に、4月からこういった方がいくわけですけれども、40人ぐらいいたクラスでずっと育ってきていますけれども、やっぱりそれは先生方にも努力をしていただかなければならないというふうに思いますし、こうして議員の先生方もみんな含めて、立派な方たちがお育て願っているわけでありますから、そういう意味では、やっぱりもっと目を入れるところは数字、人数ではなくて、お互いに努力をしていかなければならないというところに理解を求めていかないと、小人数にしていって、先生方をふやして人件費ばかりかかっていくということにとても行政もやっていけないと。だから、国も言うことは言っていたって金がかかるということだと思います。

 したがいまして、かけ声はどんどん引き続き、私どもも進めてまいりたいと思いますが、ぜひご理解いただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 市長の見解がよくわかりました。

 しかし、日本は教育費が大変おくれています。諸外国に比べて先進国と言えないくらい教育の予算は少ないです。そういう面からも、やはりもっともっと国に要求していかなければならないと思います。

 改めて、やはりこの人づくり政策、甲斐市の人づくり政策を進めるためには、やはり創甲斐教育をということであるならば、基本的なやはり人材、そして労働条件の改善、いろいろあると思いますけれども、何といっても小人数の子供たちを大切にしながら、その変化に気づくために、さらに要望をお願いしてこの質問を終わります。

 では、次に、子育て広場の現状についてお伺いします。

 平成17年、次世代育成支援行動計画、特定14事業、5カ年計画が平成21年度で終わろうとしています。これは、ファミリーサポートセンター、あるいは子育て広場、そしてさまざまな14事業がありました。随分前ですけれども、子供が、親が、地域が育つ町として、17年3月に行動計画が出されています。甲斐市でも次世代育成支援行動計画というものが国の指導のもとに行われています。その中でも、14事業の中で重要なものとして、乳幼児健康支援一時預かり、病中病後児童保育、ファミリーサポートセンター、放課後児童健全育成、子育て短期支援、子育て広場事業、一時保育、延長保育、休日夜間事業、いろいろと市民のニーズに沿ってやってきているわけです。そして、甲斐市におきましても保育園の待機児童ゼロ、子育て広場の開設、時間延長、5時半から7時、休み中の開設、芝生化、そして就学前までの窓口無料化、そして新市政での6年生までの延長という具合にして、多くの実績を今まで備えていただきました。

 その上に立って、しかし、まだ子育て広場の状況が竜王町のほうに、それから双葉町のほうに開設されていないじゃないかという問題が残されております。この点について、再度お伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 子育て広場の現状についてご質問をいただいております。

 ファミリーサポートセンター、子育て広場の現状と問題点でありますが、ファミリーサポートセンターは子育ての手助けをしてほしいという要望を受け、子育てのお手伝いをしたい協力会員の紹介事業を行っております。

 平成20年度の活動実績は、登録会員数462人、活動件数は2,141件となっております。広く利用されているとともに、好評をいただいているところであります。なお、今後はさらに円滑に事業を進めるため、地域的な偏りがなくなるように協力会員の確保をしてまいりたいと考えております。

 次に、子育て広場につきましては、主に乳幼児を持つ子育て中の親が気軽に集い、交流や子育て相談ができる場を提供する事業でありまして、敷島地区に1カ所、双葉地区には光保育園内に地域子育て支援センターを1カ所開設しております。

 平成20年度の実績では、親子の触れ合い遊びを中心に、両施設で1万7,121人の利用がありました。竜王地区においては、児童館を利用しての開設ができるか、現在検討をしているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 竜王町の開設は、いつまで検討なさるのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 今年度中には何らかの方向を出したいと、今検討中でございます。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) この子育て広場についての要望は大変多いということですね。そうでありますね。

 そういうことで、その状況を見ながらという回答があったようですけれども、非常に利用されていると。それで、東児童センターの話も聞いております。今、検討中であるというわけですけれども、また新しい場所を設定しなくても保健センターもあるし、それから、例えば働く婦人の家の1室を使うだとか、新しい建物をつくってお金を使わなくてもできる、その気になればというところだと思いますね。そのあたりがもう少し早目に、本当にぱきぱきと、具体的に進めていけないものか、そのあたりのところをお伺いしたいのですが。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 子育て広場、先ほど市長が答弁しましたように、親子触れ合い等の遊びを中心にした利用をしていただいております。本市には10の児童館、また私立を入れますと16の保育園等がございまして、当然、そこには子育ての相談、または簡単な遊び等ができる施設が整っておりますので、それを当然、全体を有効的に利用しながら子育ての支援をしてきたというような状況です。当然、竜王地区に今のところございませんので、今、池神議員さんがおっしゃるとおり、それにつきましては、先ほど答弁したとおり、今年度中の方向づけを考えているところでよろしくお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) ともかく、スピーディによろしくお願いいたします。

 次に移ります。

 駅周辺に生鮮食品のマーケットを、移動式販売の設置です。

 駅周辺地域は、特に高齢者世帯が多いです。昔は商店があり、生活に不便は感じませんでした。しかし、商店がなくなり、日々の買い物に大変困難を来しています。駅前の大屋根を利用して移動販売の計画、立案はどうでしょうかという提案であります。

 何か調査によりますと、竜王駅というのは、全国でも商店街が大変少ない場所だというふうなお話を聞いたことがあるんです。こういう資料もあったりする中で、それでまたいろいろとなくなってしまったら、やっぱり困るなということが実感としてありますし、市民の方も大変心配していると。こういうわけですけれども、この提案についてはいかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 竜王駅周辺に生鮮食料品の商店が少ないということで、ご質問をいただいております。

 竜王駅大屋根の下で、特に移動式販売についてということでありますので、お答えいたします。

 新たな駅前広場が来年3月に完成をするところでありまして、乗降客やそしてタクシーとか、バス、送迎用の自動車など、通勤、通学の自転車など、JRの利用者が市内外から大勢訪れる場所になるのではないかと期待をしているところであります。駅前広場は交通施設としての位置づけがされますので、道路、歩道での物品販売は基本的に使用が禁止されます。ただし、一時的な使用につきましては、事前の届け出等の手続によって使用ができる場合もあります。

 また、地元商工会等の駅前を利用したPR等の活動に対しては、市といたしましては、積極的に支援をしてまいりたいと考えているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 今、市長からの答弁で一時的ならばいいのではないかと、その中でくぐってできるのではないかということでありますけれども、この提案の移動式販売、生鮮食品も入るんですけれども、ということは可能でありますね。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 今議会に条例の制定案についてご審議をいただくところでございますが、基本的には、その条例案の7条にありますように、駅前広場で催事、その他に類する行為、そういうことについて事前に使用許可申請を出していただいて、その内容によって許可をするということになっております。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) そうしますと、今、駅周辺整備を心がけていらっしゃるし、それには業者の方も入っていただくということも進めていらっしゃるとは思いますけれども、なかなかそれでは1年、2年先ということになりますね。

 だけれども、そういうチームもいいんですけれども、まず実現していただかなければならないわけで、高齢者の命は先がないわけですね。3年後、4年後にはどうなるかわからないという状況の中で、命が先なのか、それともそういう計画がどうなるのかというふうになりますと、今欲しいわけです。今、何とかしてほしいという要望なわけですから、これは切実な要望なわけですね。そういうための何かこう工夫というか、利便性を考えて移動式販売なんていいんじゃないですかということがあるわけなんですけれども、それを具体的に考えられないのものか。もっと身近に検討していただけないでしょうか、いかがでしょう。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 竜王駅の北口、南口の大屋根が仕上がりますと、すべて完成するということであります。計画の前段が南北自由通路という通路ができているということは、都市計画法とか、道路交通法にのっとって道路として指定されていて、道路になっていって北口へ出て行き来ができて、またそれに歩道がついているという解釈ですから、そこでご商売というのはちょっと無理があるのかなと。

 そして、移動式というのはちょっと僕にはわかりませんが、かつて僕らが子供のころ、引き売りというんですかね、今で言えば冷凍車がついていて、いろいろな商品をつけた方が来て、そこで物を販売する、何か放送で言って販売するということなのかもしれませんが、特定の方に優先権を与えて、そこに駐車をさせるということは、非常に問題があるかなとは思いますが、物事を決まり事をくぐってやるということについては、ちょっと差し控えてもらいたいと。定期的に現在、毎月第2の日曜日でしょうか、商工会というか近隣の方が朝市を開設しておりますが、そういった方が毎週、ではやろうとか、土日にやろうとかとこう拡大してくれば、方法によっては、そういう要望等もありますので検討がされるかと思います。

 それから、もう南口はできてしまってきておりますので、地権者の皆さんとも、かなり担当部署で検討をしたけれども、商店が出るという状況にはない。ですが、まだちょっと利用できるところもあるので、それなりのことを今、私どもも検討をさせていただいております。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) もちろん、駅をつくったのは、保坂市長の責任ではないです。

 でも、莫大なお金がかかっているということは、市民の皆様も言っているわけです。それが利用勝手が悪いということで、見る駅ではなくて使う駅であるわけです。すばらしいものができて、そこをただ見ているだけというだけでは何にもならないわけです。そこへ行って初めて、ベンチへ座ってみて、ちょっと今日は来たから何か買いに行こうとか、そういう中での周辺がにぎわうことが最大の目的だと思うんです。

 そういう中で、どうやって駅を利用していくかということ、また駅周辺を利用していくかという、そこに人が集まれるかということを、まずこれから主眼に置かなければならないので、できるところから、いろんな規制はあるかもしれません。しかし、ぜひそのあたりを前向きに、本当に要望しておりますので、よろしくお願いいたします。また、この点につきましては、後々やっていきます。

 では、次に移ります。

 公共施設の使い方を利用しやすく。この点については、この公共施設というものはみんなのものなのです。市のものでもありませんし、町のものでもありませんし、それから、ということが皆さんの中に随分あるわけです。一体だれものなのというふうに、何か使わせるほうは威張ってるんじゃないのということをよく聞くわけです。せっかくある、お金をかけてつくった施設ですから、その運用が使いにくくなっている、その現状を総点検してほしいということを今回申し上げたわけですけれども、例えばすばらしい市民アンケートをつくっていただきました。これはすごくいいなと思っています。その市民アンケート調査の中には、るる本当に市民の皆さんが一生懸命書いてくださった文言が、もう何ページにも何ページにもわたってあります。これは、本当に市民の皆さんの声だと思います。この問題を本当に重く受けとめて、この回答を寄せてほしいなというふうに、私は思っております。

 その中でも、公共施設について、ちょっと1文があります。スポーツ施設を使用する際の面倒が多過ぎます。西八幡のテニスコートを借りたくても登録が必要、ある程度の人数が必要、予約をするのには電話ではだめ、土日に予約すると後日、使用料を払いに行く、今あいているから借りたいと思っても、公民館が休みの日はだめ、雨で予約を変更するときは双葉まで行かないとだめ、こんなに面倒だと使うなと言っているようなものではないでしょうか。修繕前はコートがあいていれば、温泉の受付で借りることができたので、今よりずっと気楽に楽しめました。登録するにも毎年講習を聞きに行かなければならないのは、やはりやり過ぎではないでしょうか。他の市では聞いたことがありません。市民の税金で修繕したテニスコートなのだから、もっと手軽に利用させてもらいたいです。女性、40歳代の竜王地区の方でいらっしゃいます。

 私もこのことは、随分前に経験しました。そして、市長、町長の時代にそれを申し述べました。あいているんだから使わせてください。そしたら、そこで直していただきました。そして、温泉の受付でそれをやってくれました。しかし、最近またもとどおりになって、使いづらくなっていると、これは一体どういうことなのか。やはり、公共の施設は皆さんのものです、どうぞお使いくださいという姿勢が欲しいわけです。もちろん、やっているところもあります。全部ではありません。しかし、こういうアンケートや、あるいはそういふうに感じる方も多くいらっしゃるということは、もっとサービスを皆さんに提供したいという姿勢が欲しいわけです。その辺をぜひお願いしたいんですけれども、現状はどうなっているんでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 公共施設の利用について、ご質問をいただいているところであります。

 現在、市が保有している公共施設につきましては、庁舎を初め、教育、文化、スポーツ、そしてレクリエーションなどの各分野において、いずれも安心・安全に施設を利用していただくとともに、市民の大切な財産として、施設はもとより、備品等につきましても、適正な維持管理に努めているところであります。

 利用者の立場に立った公平かつ公正なサービスの提供ができるよう心がけているところでありまして、今後も真に役立つ施設として、多くの皆様が快適に利用いただけるよう努めてまいりたいと考えます。

 今、ご指摘も多々いただいておりますが、私、市長の立場ですと、市民の声をみんな聞きます。今のようにアンケートをいただいて、逐一聞いてまいりますけれども、ぜひ直接、一つの具体的なことについては、どしどし言っていただいて、その場で早く解決していかないと、私のほうは耳に聞き過ぎて、やっぱり具体的に物事を解決するには、直接言っていただけるとなお前向きにいけるんではなかろうかと思いますし、またその方にもご返事ができますが、ややもすると、市長への手紙は匿名の方が多くて、ご返事のしようがないというところも多々あるところであります。十分ご理解させていただきます。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 前向きな市長の答弁で大変うれしく思います。ぜひその姿勢で、特にこの問題については、お金がかからないわけです。財政を起債するという問題ではありません。要するに、意識改革というか、皆さんが本当に使ってください、さあどうぞという姿勢を全員の方が持っていただけたら本当に幸せです。そして、私たち使うほうにとっても、やはりそれはもちろん、一部いろいろあるかもしれません。でも、ちゃんとお掃除をして返しますし、かなり気を使って使用しているつもりであります。まして使用料も払っているわけですから、そういう中で、お互いに公共施設を大事にしましょうということを市民の皆さんもよくわかっておりますので、ぜひこの点についてもよろしくお願いいたします。

 では、次、介護保険制度の減免についてお願いいたします。

 介護保険制度というのは、ずっと前からあったわけではありません。2000年ですから、約10年前、平成12年です。本年4月からの改定で、介護保険料の仕組みがこんなふうになりました。それは、2009年から2011年度の3年間で提供される介護サービスの費用を市町村がこれまでの利用実績、利用者のふえ方から推定をします。そして、サービス利用者の自己負担分1割を除いた残りの公費を国、自治体で保険料で50%ずつ賄うわけです。そして、必要な保険料は65歳以上、1号が20%、40歳から65歳が30%となっているわけです。じゃ、これは自治体で独自減免ができるわけです。ここでは、ぜひ住民のためにサービスをしていただきたいというのがこのお願いであります。

 これは国が言っているからだめということは回答にはなりません。それで、3割の自治体ではもうやっているわけです。でも、本市では、この4月から16%もまた値上げてしてしまったんです。というわけで、値上げの方向に本市は入ってしまっているわけです。ここを何とか値下げの方向にいってもらいたいというのが私たちの要望であります。今度は天引きですから、払わないというわけにはいかないんです。どんどんみんな引かれてしまうわけですね。それで、もう年金がなくなっちゃったというようなことを聞くわけです。これでは生活ができなくて困っていると、これだけではないわけです。国保料も天引き、あるいは市民税もという具合になると、私たちは一体どうしたらいいの、死ねっていうことですかというような訴えがかなり前からきているわけですね。せめて介護保険料、自分は元気でいるのにどうして介護、じゃ、元気代ぐらい払ってもらいたいなんて言ったりする人もいるわけです。というのは、介護をもちろんされる側からすればあれですけれども、介護保険料を払っていて自分はされていないのにという、そういう不満もあるわけです、お互いさまなんですけれどもね。でも、だったらその人に2万円というのがあるかもしれませんけれども、それは病院に一度も行かないというわけにはいかないんです。高血圧の薬ももらわないとならないし、そうしたら、結局は病院に行くわけでしょう。そうすると幾ら、2万円なんて入らないわけですよね。そういうことも考えてということで、減免制度はいかがでしょうかということです。よろしくお願いします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 介護保険料の決定につきましては、将来の要介護認定者数や介護保険給付額などを推計し算定をしているところであります。

 第4期での保険料は給付準備基金、介護従事者処遇改善臨時特例基金を活用して保険料の急激な上昇の抑制を図り、所得段階では軽減段階を1段階ふやしまして、全段階を7段階とするとともに、低所得者の段階では、基準額の4分の1から2分の1相当額を軽減する措置を講じておるところであります。

 また、介護保険制度の利用面においても、高額介護、特定入所者介護サービス費など、負担限度額が設定されるなどの軽減措置があります。

 介護保険料につきましては、市独自の減免はできませんので、現行の制度で運営する考えでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 池神議員、2分を割っていますからね。まとめをうまくしてください。



◆11番(池神哲子君) 2分ですよね、あとね。1分20秒、すみません。

 じゃ、この介護保険制度は、また窓口のほうへ行ってお願いいたします。

 では、荒廃・遊休農地を市民農園にをお伺いします。

 現在、荒廃状況が山梨県の耕作放棄地15%です。2005年、特定農地貸付法の改正で変わったんです。それで、もっと借りやすくということになっていて、でも市民農園がすごくよかったというのがあるんです。それで、私たちも借りました。

 そういうことで、もう少し借りやすくできないかということがあるんですけれども、その辺の状況をお願いします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 市民農園についてご質問をいただいております。

 市民農園は、都市住民や農地を持たない方々が小面積の農地を利用して、気軽に野菜や花などを育てるための農園でありまして、農業体験のみならず自然との触れ合い、食育、そして健康づくりなど、さまざまな体験や効果が市民の皆さんに期待できるのではないかと思っております。

 現在、市内には竜王地区に5カ所、双葉地区に3カ所、敷島地区はクラインガルテンとして1カ所の合計9カ所で293区画が開設され、多くの方々に利用をされているところであります。

 今後、市といたしましても、耕作放棄地を活用するためにも利用者のニーズの把握を行い、農家や関係機関等の協力をいただきながら、新たな開設について検討もしてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 確かに、9カ所あるんですけれども、もうちょっとこう手軽に借りたい、そしてやりたい人はいっぱいいるんです、畑づくりを。健康のためにもいいしということで。しかし、どこに行っていいのかなというのもわからないし、もう少し広く広報をしてほしいなというふうに思うんですけれども、今広報をされているんでしょうかね。貸しますよという広報が。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 市民農園のPRについて、広報との関係でございますが、市では活性化通信、また農協のほうでは農協だより等で周知を行っております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 時間がなくなりました。



◆11番(池神哲子君) 時間がないので、残念です。あともうゼロになってしまったんですけれども、そういうわけでいろいろと要望してすみませんけれども、私たちも協力いたします。ぜひいい市政になるためにお祈りして、最後いろいろありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 池神哲子君の一般質問が終わりました。

 自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔発言する者なし〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で11番、池神哲子君の一般質問を終わります。

 ここで休憩いたします。

 会議の再開は、午後1時25分とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



△休憩 午前11時53分



△再開 午後1時25分



○議長(猪股尚彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 ここで、報告いたします。28番、仲田博司君につきましては、遅刻する旨の申し出がありましたので、ご了承願います。

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△山本英俊君



○議長(猪股尚彦君) それでは、一般質問を続けます。

 通告8番、山本英俊君。

 5番、山本英俊君。

     〔5番 山本英俊君質問席〕



◆5番(山本英俊君) 5番、甲斐クラブ、山本が一般質問をさせていただきます。皆さん、お昼を済ませて、上まぶたが大分重くなる時間帯とは思いますが、ご清聴のほどよろしくお願いいたします。

 敷島中学校柔剣道場への冷房の設置と柔道場への畳の入れかえについて質問いたします。

 1つ目として、冷房設備の施設の設置について、その後の調査結果についてお伺いいたします。

 市長は就任以来、創甲斐教育を市政運営の方針として、語学力、自己表現力、丈夫な体づくりを3本柱として掲げておられます。将来を担う児童・生徒を個性豊かに伸び伸びとはぐくみ、地域全体で環境を整える力を養う学校教育の充実を図り、将来、甲斐市に貢献する人づくりのために、3つの柱を推進したいと事あるごとに訴えられております。生きる力を養う学校教育の充実を図り、社会に貢献する人づくりの推進、これは人をつくることから町をつくるということの市長の強い姿勢のあらわれとして評価するものであります。

 そこで、丈夫な体づくり、一つとして、武道についてお話をさせていただきますが、武道は礼儀を重んじ、社会秩序の形成や自己研修、そして背筋を伸ばして心を落ち着け、おのずからの姿勢を正すもの、自分の体を守ることや人間形成、これは周辺からの由来するものがほとんどであります。我が国特有の伝統的なスポーツであり、子供たちの教育的な効果と考えております。そのことから、ゆとり教育が見直され、30年ぶりに授業数がふえるとの報道が以前ありました。学力不足、体力低下に対応して、伝統文化を尊重する態度を養おうとするのがねらいと認識するところであります。いわゆるゆとり教育路線からの方向転換であります。

 文部科学省は、平成20年3月に学習指導要領を改定しました。中でも中学校の体育、保健体育については、平成24年度から完全実施するとされており、それらに向けて、すべての中学校でこれまで選択であった武道とダンスが新たに必修となりました。これによって、今まで以上に柔剣道場の使用頻度が増すわけであります。学校の授業以外にも部活動、スポーツ少年団、他にも一般開放で施設を使用している団体があります。現在、市内の柔剣道場等で一般開放している施設は竜王武道館、双葉中学校柔剣道場と敷島中学校柔剣道場の3カ所があります。利用状況は、敷島中柔剣道場の場合ですが、今年度半年で5団体が使用して、約3,000人が利用しております。武道館や柔剣道場を使用する団体はほとんどが剣道、柔道、空手道だと認識しています。当然、こういった技術ですから、かけ声を出したり気合いを入れたり、剣道であれば竹刀で面や胴を打って、相当な音がして近隣の住民の方に迷惑をかけていると思います。冬場であれば窓を閉め切って、部活動や練習を行えばいいわけですが、真夏はそうはいきません。

 そこで、施設内に竜王武道館のように冷房施設を導入したらどうでしょうか。敷島と双葉の施設には冷房設備が備えておりません。以前にも同様な質問をさせていただきました。そのときの教育長の答弁によると、現地調査を十分実施した上で検討していくとの前向きな答弁をいただきました。その後の調査、結果についてお尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。

     〔教育長 上野博文君登壇〕



◎教育長(上野博文君) お答えをいたします。

 敷島中学校の柔剣道場への冷房施設の設置の件でありますけれども、武道等については、かけ声による周辺住宅への騒音防止対策というふうに理解をしておりますけれども、教育委員会で今までのところ、周辺の状況等を調べた結果では、騒音に対する苦情等は特に寄せられておりません。したがいまして、今のところでは冷房施設の設置の予定は考えておりません。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) ただいま教育長から騒音の問題、また苦情等は寄せられていないということですが、それは顧問の先生、またスポーツ少年団の指導者らが近隣の方々のところへお伺いし、そういう形のものをあいさつして、ご迷惑をかけているということを事前にお断りをしているわけなんですよね。それで、やっぱり近隣の方々が我慢をしていてくださっているような今状態です。また、スポーツをする方も、柔剣道する方も真夏の暑いときでも、窓を本当に少なく、本当は全部あけ放して空気の入れかえもよくしたいわけですが、それをするとやっぱりうるさくて迷惑をかけるということで、本当に最小限に窓をあけて練習をしているというような状態です。そんな形でやっているわけです。

 そして、私が前回、19年9月の定例会で一般質問をしていたときに、やっぱり現地調査を十分検討していくという形の同じもので、今回はできないということですが、今言った本当のことを聞いていただければ、竜王なんかに設置してある、近所の方々が騒音という形で同じようなものはあるわけなんですよね。その辺をもう一度、お聞きいたします。よろしくお願いします。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 教育委員会で調べた状況は今、お話ししたとおりでありますけれども、また、特に窓を開放して武道をやるというのは、夏場に多かろうと思うんです。したがいまして、引き続いてその辺の状況も調べていきたいとは思っておりますけれども、今、お答えしましたように、今のところ冷房施設をそれぞれの武道館へ、あるいはそういう環境のところへの設置というものは、今のところは考えておりません。

 ただ、今のお話もございましたので、引き続いて本当の状況等を再度調べてみたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) 今度、竜王北中学校の武道館の建設のほうが行われると思うのですが、そちらのほうの冷房施設の設置というものは、どのようになるのかお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) その騒音防止というふうな観点で、冷房設備はどうかというご質問だろうと思うんですが、スポーツには心地よい汗をかきながら、声も出したりということが基本だろうと思います。したがって、できるだけそういう環境の中でスポーツをしていただく、あるいは武道をするというのが基本だと思います。

 ただ、時にはその周辺の状況等で、少し騒音防止等をしなければならない。それが竜王の武道場の状況だろうと思うんですが、今のところ、学校のほかの建設予定の2校についても冷房施設の設置の予定はありません。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) 今、教育長から厳しい言葉をいただいたんですが、何回も言うようですが、夏の暑いときには、やっぱりあけてやりたいということを前提にやりたいわけです。今、言ったような騒音という形で、どうしても閉め切ってやらなければならないという、その場所、場所ですね、地域の。それをかんがみていただいて、検討していただくという形でお願いいたします。

 それでは、質問を変えさせていただきます。

 2つ目として、敷島中学校柔道場の畳の入れかえの計画についてお尋ねいたします。

 平成4年に施設が完成し、建物が古くなっているものの、徐々に味が出てきて道場らしくなってきました。当時は、木造づくりで県産材を使用した柔剣道場ということで話題を呼び、ロサンゼルス、ソウルオリンピックの金メダリストを招いて盛大に式典がとり行われ、開館となりました。それから17年経過し、この間、一度も柔道場の畳の入れかえをしておりません。一般的に、畳の耐用年数は使用頻度にもよりますが8年から12年とされております。古くなれば固くなり、投げられたときの体に受ける衝撃は相当のものとお聞きします。特に、冬場は畳がさらに固くなり、事故、けがにつながりかねません。竜王、双葉の道場並みにスプリングのきいた施設なら、多少畳が固くなっても体にかかる衝撃は少なくなると思います。

 しかし、敷島は床の上に直接畳を敷き詰めた道場なのです。先日も私、施設のほうを見させていただきましたが、本当にその違いがまざまざありまして、こんなにも違うものかと痛感しました。特に、やっぱり竜王の武道館のほうへ行って、スプリングのきいているところへ乗ったわけですが、1人で動いても幾らか和らぐというような形で、受け身でもなんでもこれは小さな子供が柔道していてもけがも少ないんではないかなと本当に痛切いたしました。敷島の場合は、先ほども言ったように、床の上にもう畳ですから、相当の痛さというものがあるんではないかと思います。柔道は武道ですから、けがはつきものです。適切な練習計画と練習方法のもとでも、施設や整備などの環境に不備があればけが、事故の危険性が高くなるのです。今からスプリングのきいた施設に改修するなど、大がかりなことができないのは承知しております。せめて投げられたとき、衝撃の少ないような畳を整備できないものかお尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) お答えいたします。

 敷島中学校柔剣道場の柔道の畳につきましては、床及び畳の弾力構造が他の学校と異なる設置状況であることを承知しております。したがいまして、今年度敷島中学校では、50畳の柔道畳の寄附をいただいたところでもありますので、この有効活用を図りながら、年次計画により畳の入れかえを実施していきたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) 今、教育長が述べていただいたものですけれども、昨年、敷島中学校で畳を50畳ほど寄附をいただいたということですが、現地のほうで確認させていただいたのですが、サイズもちょっと小さめで、そして固さも製造メーカーも同じ、これではほとんど差がないわけなんですよね。

 ですから、新規のものを用意して、それを替えていけることができるのか。また、施設の設備などの安全について、どのような認識でいるのかお尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 寄附をせっかくしていただいた50畳の畳を、本当に柔道の試合をするところの部分ではなくても活用できないかどうか、その辺も含めながら、固い畳を有効的に入れかえをしたいということであります。

 今、ご質問がありましたように、双葉中学校の柔剣道場のほうがもっと古いんですけれども、構造が、スプリング等がきいておりまして弾力もあると、また、畳の構造も違うというふうなことですので、この床そのものの構造を変えるということは難しいものですから、畳の更新をして、できるだけ来年度でどんなふうなところまで畳がえができるかどうかわかりませんけれども、できるだけ早期に、来年度あたりからも着手をして、試合等に支障がないようなことで対応策を考えております。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) 今までにこのような畳の設備というか、そういう形の中でけが、事故等の報告というものはどのような形であったのか、お尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 報告の義務というものはございませんが、こちらのほうでスポーツ少年団のほうのけが等の状況を本年度調査をさせていただきましたけれども、夏場に足首の捻挫が2件、あと靱帯損傷が1件、10月に鎖骨の骨折が1件ということで、現在4件の報告をいただいてございます。これがすべて因果関係が畳の固さということではないということも、柔道の指導者のほうからも報告を受けております。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) 今、三井次長が述べてくれたように、4件ということですけれども、これはすべて敷島の柔剣道場になるのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 説明が足りず申しわけございません。敷島中学校の柔剣道場の柔道場での柔道のスポーツ少年団のけがの発生状況でございます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) 今、言われたように、けががやっぱり多いわけです。畳の入れかえ計画、来年と教育長が言ってくれたのか、はっきりした年度がわかれば、それを来年のいつごろからやっていくのか、そういう形のものをお聞きしたいのですが、よろしくお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) これも来年度の当初予算に計上をして、できればすべて支障がないように、これは財政との協議になりますけれども、教育委員会としてはできるだけ早く改善をしたいというように考えています。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 山本英俊君。



◆5番(山本英俊君) ありがとうございました。

 早い時点での畳の入れかえをお願いして、終わりたいと思います。

 これからは学校教育でも武道が必修となり、多くの生徒たちが利用するようになり、またスポーツ少年団などでは、本当に低学年の子供がやっておりますので、ぜひ早い時点でのしっかりした安全対策を取り組んでいくようにお願いし、私の一般質問とさせていただきます。



○議長(猪股尚彦君) 山本英俊君の一般質問が終わりました。

 自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔発言する者なし〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で5番、山本英俊君の一般質問を終わります。

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△坂本一之君



○議長(猪股尚彦君) 続きまして、通告9番、坂本一之君。

 2番、坂本一之君。

     〔2番 坂本一之君質問席〕



◆2番(坂本一之君) 2番、甲斐クラブの坂本です。時間も押し迫っておりますので、早速一般質問をさせていただきます。

 甲斐市の公共交通政策に関してお尋ねをいたします。

 まず、1問目、甲斐市では、平成20年度から甲斐市地域公共交通活性化協議会を立ち上げ、これまでに4回ほど議論を重ねてきたようであるが、その中で主に議論されている課題と今後の協議会のあり方についてお尋ねをいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 坂本議員から、甲斐市の公共交通政策についてご質問をいただいております。

 甲斐市地域公共交通活性化協議会で議論されている課題と今後の協議会のあり方について、お答えしてまいりたいと思います。

 本市では、平成20年5月、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づき、協議会を設置し、国の支援をいただく中で関係者が一体となり、地域の公共交通のあり方を総合的に検討するとともに、持続可能な望まれる公共交通の総合連携計画を立案し、実証運行を目指す協議を進めているところであります。

 協議会では、公共施設、病院、商店等の市内を巡回する路線や市内を南北に縦断する路線、また、敷島・双葉地区における交通不便の北部地域路線、さらにJR竜王駅を拠点とする観光施設巡回路線の4路線が課題として挙げられました。現在、策定中の公共交通総合連携計画では、これらの課題解決に向け、市が事業主体となって運行する市内を巡回する路線及び観光施設巡回路線につきましては、山梨県ふるさと雇用再生特別基金事業を活用して、来年の1月下旬を目途に運行を予定しております。

 また、協議会が事業主体となって、運行する市内を南北に縦断するコミュニティバスにつきましては、現在、山梨大学医学部附属病院からJR竜王駅まで運行している路線を敷島総合文化会館まで延長するとともに、敷島・双葉地区における交通不便の北部地域には、ジャンボタクシーを使用した路線を計画しておりまして、来年の9月を目途に運行を予定しているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 答弁の中で、市内巡回バスというのが1月の下旬をめどに走らせるということでしたが、これは、確か12月1日の建設経済常任委員会の中で資料が提出されたと思います。それを見させていただいたところ、平日週4日ルートを回るということなんですけれども、この1日の便数というのはどのような形になるのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 坂本議員の巡回バス1日の本数等の関係でございますが、1日の本数につきましては、竜王駅を中心にしまして南部ルート、竜王及び双葉ルート、それから北部ルート、敷島・双葉ルートということで、2本の運行を計画させております。それから、1ルートにつきまして5本の運行を行うように計画をしております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 南部と北部の1本ずつの2本ということと、そして1本当たり5便ということでよろしいでしょうか。確認ですが。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) そのとおりでございます。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 5便というと、ほぼ午前、午後2便、3便ぐらいな形かなという感じがいたしますけれども、このルートを北部、南部と決めたのは、12月1日にこれが発表されたので、恐らく協議会でそれ以前にもう話し合われたことではないかと思いますけれども、1点、ちょっと気になる点がありまして、南部ルートでこのKai・遊・パークがコースに入っていないというのは、例えば、確か水曜日が65歳以上の高齢者が無料とかという話があったかと思うんですけれども、これが外れているというのはなぜかお尋ねしておきたいと思います。

 なぜかというと、ほかの温泉施設は指定管理者になりまして、確か巡回バスがもう出ているので、このKai・遊・パークは、この前の指定管理者の協議の中では確か業者が決まりまして、そこはバス会社ではありませんのでバスは出ないと思いますので、このKai・遊・パークが入っていないのはちょっとおかしいかなと思うんですけれども、その点についてお尋ねをしておきます。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 今回の巡回バスにつきましては、竜王駅を中心に行う平日のコースということで、甲斐市の商店街の活性化と高齢者を対象に行うように計画をさせていただきました。そういうことで、竜王地区、双葉地区、敷島地区の商店街で買い物をできるツアーということで、竜王地区の商店街、また旧敷島地区の商店街、双葉地区の商店街というような今回計画をさせていただいたわけでございますが、今後、利用者の意見等を聞きながら、ルート変更については考えていきたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 竜王駅を発着できるということは、別に、これは市内の人だけしか乗ってはいけないということはないですよね。竜王駅を使う人はだれでも乗っていいということになりますよね。

 そうすると、竜王駅の相乗効果とまたKai・遊・パークの入場もふえるということにもなりますので、これは運輸局に確かルートを上げなければいけないと思いますので、これはもう決まってしまって上げてあるということであれば、また次の機会にぜひとも要望で入れていただきたいと思いますので、お願いいたします。これは要望で結構です。

 それから、先ほどの中にもう一つ、敷島北部の交通の問題でジャンボタクシーのことがちょっとお話があったようですけれども、これはいわゆる身延とか早川町のほうでやっているようなデマンド交通とか、そのような形を考えておられるのでしょうか。どのような形か、現時点でわかる範囲でいいので説明をしていただきたいと思います。お願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 北部方面への運行計画でございますけれども、現在、地域公共交通活性化協議会において敷島地区の睦沢、清川、吉沢の交通不便地帯については、ジャンボタクシーで総合文化会館まで運行して、そこから先ほど答弁をしました市内巡回バス、またはコミュニティバスに連携をしていくというふうなことで現在考えております。身延で行っておりますデマンドについても、検討をしてはいたわけでございますけれども、この協議会の中でも議論になりましたが、予約システム等の初期投資費用、これが相当多額にかかるというふうなこともございまして、当面は定時定路線の運行を行って利用状況を検証する中で、また今後、検証していきたいというふうに考えております。双葉地区についても同様でございます。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) そうしますと、お客様が予約をとっていつでも使えるというわけではなくて、もう時間が決まっていて、そしてコミュニティバスの時間に合わせて運行をしていくということでよろしいですね。



◎企画部長(小田切義夫君) はい。



◆2番(坂本一之君) それは多分、それを使う人たちは恐らく高齢者の方たちが多くなると思いますので、そういう方の意見を取り入れながら、充実した交通にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、この巡回バスとその観光案内ルートのバスというのは、初めて私も12月の建設常任委員会の資料で聞いたわけですけれども、これ1月の下旬にやるということになりますと、あと1カ月ちょっとということで、これ市民の方に対しては、知らない方がほとんどだと思うんですけれども、アピール的には周知とかということでは、どのように考えておりますでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 巡回バスのPR等につきましては、12月号の広報で一応、巡回バスの運行を1月から行いますという周知はしてありますが、来年1月号の広報に巡回バスの詳細につきまして、載せる計画でございます。ということは、南部ルート、停留所が約62カ所、また北部ルート、約47カ所の停留所がございます。その停留所の場所とコースの関係、それから金額等も詳細に載せる予定でございます。それ以外に、甲斐市のホームページ等でも載せるように現在計画中でございます。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) せっかく予算を持った実証実験になるかと思いますので、多くの方が利用できるようによろしくお願いしたいと思います。

 それでは、質問を変えます。

 2番目の質問に移ります。

 この協議会のメンバーを見ると、学識経験者から鉄道及びバス事業者、各種団体の代表者で構成されているが、実際にバスなど公共交通を利用している地域住民は入っていないようですが、その住民の意見というのは反映されているのか、お尋ねをいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 地域住民の意見反映についてお答えいたします。

 本協議会は、現在、市民代表8名を含む24名の委員で構成されております。自家用車が使えない交通弱者と言われる高齢者等の意見につきましては、昨年度本協議会で実施した公共交通の市民アンケート調査結果を参考に、公共交通総合連携計画(案)を策定しているところであります。

 今後、実施するパブリックコメントで市民の皆様のご意見をいただき、計画に反映させてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 入っているメンバーを私も見させていただきましたけれども、市民代表と言われましても、何とか協議会の代表者とかという、いわゆる上の方たちだけかなという気がいたします。

 先ほども市民アンケートの調査結果というお話がありましたけれども、その中で見ますと、多くの方が公共交通の充実こそが一番望んでいるということの結果も出ております。その点から考えましても、実際に公共バス、鉄道を利用している、学生はメンバーに入れることは無理かもしれませんけれども、そういう実際に通勤とか通学で使っている方の意見というのが一番大事になってくるかと思いますので、そういうかた苦しい、いわゆるパブリックコメントというものではなくて、アンケートや聞き込みなどを駅前で行ったりするものも、またそういう手だと思うんですけれども、その点に関してはいかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 今回の公共交通の実証運行につきましては、協議会の中で市民アンケート調査も実施させていただいたというふうなことです。

 いよいよ実証運行に入ってまいります。実証運行に入っていきましたら、やはり3年間実証運行いたしますが、その中で、いわゆる時期ごとに利用者のアンケート調査、またはそれ以外、利用できない人がどういう点で利用できないのかというふうなことも踏まえまして、アンケート調査も適時実施をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) やはり、何といいましても末端の意見までを吸い上げるというのが私は行政の役目かと思いますので、その辺を十分理解しながらやっていただきたいと思います。多分、厳しい意見も言われるかもしれませんけれども、その意見こそが本当に市のことを考えている意見だと思いますので、学生であれ、そして子供の意見であれ、その意見を大事にしていただきたいと思います。

 また、その協議会の中ではバス路線ではなく、多分JRの鉄道の事業者も入っているということですので、竜王駅や塩崎駅のことも議論されているかと思うんですけれども、その主な中身がわかるようでしたら、教えていただければと思います。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 今回の地域公共交通の協議会の中では、やはり甲斐市に2つございます竜王駅、塩崎駅の両駅の乗降者、それにいわゆるバスをどんなふうに連携させていくのかというふうなことも議論をされております。

 その中でいきますと、今まで甲斐市で実証をしてございますコミュニティバス、それもすべての電車の発着時間に合わせ、いわゆる接続をするということは不可能でしたけれども、今度の実証運行におきましても、1日の便数としますと竜王駅上り、下り合わせますと約80本ほどの電車が両方の駅で発着をするわけです。それをすべてということはちょっと無理ですけれども、極力電車の乗降者の多い時間帯に合わせて、路線バス、コミュニティバスを運行をさせてもらえないかというふうな意見は協議会の中でも出ておりました。

 以上でございます。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) やはり利便性という点を考えましても、駅からバスへ乗りかえて市内を回るというのが理想でございますので、その辺は強く、また要望をしていただきたいと思います。

 次の質問に移らさせていただきます。

 公共交通手段の中でも一番地域と密着しているのがバス路線だと考えられ、現在1路線だけがコミュニティバスとして来年3月までの試行運転となっているが、利用状況及びアンケートなどを見ると、多くの課題があると考えられるが、この路線だけでなく、今後のコミュニティバスの考え方についてお尋ねをします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 今後のコミュニティバスの考え方につきましては、現在はJR竜王駅から山梨大学医学部附属病院間のコミュニティバスを1路線運行しておりますが、実証運行では、コミュニティバスと市内巡回バスを連携した運行を計画しておりますので、この運行によって、利用状況、そして運行路線、運行時間帯等の検討を行い、今後の実施に向けた研究をする考えであります。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) このバスにつきましては、再三委員会、それから一般質問の中でも言われておりますので、私もここでは多くを言いませんが、ちょっと視点を変えまして、このコミュニティバスと先ほどの巡回バスの連携を今後考えていくというお話でありましたけれども、このほか山梨交通さんが実際に竜王駅へ乗り入れているバス路線というのは、何路線ぐらいありますか。お尋ねをしておきます。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 竜王駅へ乗り入れているということでしょうか。



◆2番(坂本一之君) 竜王駅から出ている、竜王駅へ寄って、あっちこっちへ行くという、竜王駅が停留所になっているということです。



◎企画部長(小田切義夫君) それにつきましては、今、敷島の営業所から竜王駅を通過して美術館、それから甲府市の市立病院、そこへ行っている路線等でございますけれども、便数はちょっと把握してございませんので、後ほどお答えをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) すみませんでした。じゃ、また路線は後ほど教えていただいて。

 今度はあれですか、その路線のバス停というのは、この駅前広場車両配置計画図というところを見ますと、このバス停というところにとまるということでよろしいですか。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 先日の協議会の中でも、いわゆる山梨交通が路線バスで運行を行っております内容につきましては、竜王の南口の駅まで乗り入れをしてというふうなことで、いわゆる山交のほうでは現実は考えてはいないようです。

 そのような中で、協議会では駅まで入り込んでいただいて、それから美術館を通る路線バスにつなげていただきたいというふうなことで、既に協議会として山交のほうには要望はしてございます。その中で、結論はどんなふうに出るかわかりませんけれども、あくまでも南口のほうに入っていただいて、それから美術館方面に進んでいただくというふうなことで要望はしてございます。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) じゃ、確認ですけれども、この大屋根の下のバス停には現段階では、山交の路線バスはとまらないということでしょうか。コミュニティバスとか市内巡回バスしかとまらなくて、例えば美術館へ行くバスとか、昇仙峡へ行くバスはこの屋根の下に入ってこないということでしょうか。まだ要望中ということでしょうか。確認です。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 現在、検討をしていただいているということでございます。その中で、せっかくの竜王駅でございますから、いわゆる南口の広場まで乗り入れをしていただいて、それから美術館方面に運行をしていただくというふうなことで、お願いをしている最中でございます。

 それから、先ほどの路線数でございますが、路線数につきましては、現在6路線について運行をしておりまして、その路線すべてについて乗り入れ要望をしてございます。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 今の時点では要望ということでございますので。ぜひとも、もう3月27日でしたかね、ですので、早急にやっていだきたいと思います。そうしないと、せっかく屋根をつけてもバスを乗る人は、また外へ出て山交の駐車場のほうまで行ってバスに乗るような形になるということでしょうかね。ですので、それをぜひとも強く要望しておきます。

 質問を変えます。

 4番目の質問で、コミュニティバスというと、単に生活手段の足とだけと見られがちですが、本来はその言葉どおり、そこにはコミュニティバスがあり、バス路線だけを考えた計画ではなく、地域の将来像や目指すべきライフスタイルがあると考えられ、都市計画や福祉、環境、教育など、甲斐市の言うさまざまな計画に連携していくと思うが、当局の考えをお尋ねをしておきます。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) コミュニティバスは、各自治体が住民の移動手段を確保するために運行する路線バスや市街地などの交通空白地帯において、公共交通サービスを提供するもののほか、市街地内の公共及び主要施設や観光施設拠点地域等を循環する路線などがあります。

 今回の取り組みによりまして、交通システムとともに、高齢者の積極的な外出支援対策やバス利用による自動車の二酸化炭素削減、道路の渋滞緩和、騒音対策などの環境面や商業地域の活性化などが期待されますので、実証運行後はこの運行で得られた結果をもとに、本市のそれぞれの計画において、今後の地域公共交通のあり方を検討してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 先ほども言いましたように、公共交通の充実こそが市民が最も願っていること、それはただコミュニティバスのことだけじゃなくて、そこから発生する観光や商業、そして福祉のことも充実させてほしいという思いがこのアンケートの結果の中に入っているんだと思います。

 そこで、1点だけお尋ねをしておきます。

 先日、有泉議員の質問の中にもありましたけれども、南アルプスと竜王駅を結ぶという路線のことがありました。そのほか、確か先月の山日新聞だったかと思います。南アルプス市がJRとタイアップして、さくらんぼツアーとか桃狩りツアーを考えているというお話がありました。ということは、JRが考えているということは、JRで来て、それからバスに乗りかえて南アルプスに行くということだと恐らく思います。その点につきましては、これは竜王駅と塩崎駅を利用してもらわない手はないと、私は考えます。先ほどの路線バスも、もちろんしかりなんですが、そうすると観光バスも両方の駅へ入ってくるような形になります。

 そこで、ちょっとお尋ねをしておきたいわけですけれども、もう観光バスの駐車場というのが先ほどの駅前広場の中だと見れないんですけれども、このバス停というところに置いていいということでしょうかね。これは予算のこれ見ますと、バス乗降場、使用料1台1月につき2,000円ということは、たまたま1回来た観光バスはとめられないのかなという気がしますので、その点をちょっと1点、確認をお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) これは、前の委員会の中でもご説明をさせていただいておるわけですけれども、竜王駅の北口にはバスの乗降場を1カ所設けまして、それから観光バスやイベント時に使用する予定でございます。それから、南口につきましては、2カ所のバスの乗降場を設けております。これは市民の足である公共交通の路線バスと、それからコミュニティバス、その乗り入れを予定しているということでございまして、観光バスについての駐車場というものは、この竜王駅の北口、南口では考えていないという状況でございます。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 駐車場ではなくて、乗降場ということで私はお尋ねをしておりまして、じゃ、JRを使って東京とか京浜地方の人が来て、竜王駅まで来たときに、観光バスに乗るときには、この屋根の下で観光バスに乗れないということですか。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 乗降場というふうな観点で申しますと、北口、南口両方とも乗降場を設けてございますので、それは使えるというようなふうなことでご理解いただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 余りしつこくなるので言いませんけれども、やはりせっかく乗降場として使ってもらって、例えば観光バスがそこへ5台とか6台とか来て、JR竜王駅からたくさん人がおりてきて、それで一番よくは、例えば双葉の桑の実摘みのツアーへ行ってもらったりとか、さくらんぼ狩りのツアーに行ってもらって、また農の駅に寄ってもらって、また竜王駅の屋根の下へとまってもらって、そして帰ってもらうのが一番の理想かと私は考えておりますので、持論かもしれないですけれども。

 そして、あと1点、これは前に本会議で言わせていただきましたけれども、これトイレの数が本当に少なくて、例えばバスがとまるにも下にトイレが少ないですよね。この点をいかに考えていますか、お尋ねをいたします。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 現計画では、駅舎の中のトイレを利用していただくようになっております。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) それは、あくまでも駅の中にあるからしかないと、それを使えというだと思うんですけれども、これも持論かもしれないですけれども、きれいなトイレのところには人が集まるということがあります。人が集まると、物を買うという習性もございます。そういうことに関しまして、この大屋根をせっかくつくったので利用すること、どうやって利用したらいいかということを考えるのが僕らの仕事ですから、私も意見だけは、ちょっと厳しく言わせていただきますけれども、やっぱり観光バスの方が来てもらって、きれいなトイレを使ってもらって、先ほども池神議員のお話にありましたけれども、そこで甲斐の名物とか1品が買えて、エスカレーターに乗って、改札口を通って帰ってもらっていくというのが理想かと思います。

 これは、あくまでも理想かもしれないですけれども、こういうことを考えていかないと乗降客はふえないし、先日市長が言っていました、乗降場がふえないと、かいじの増発も認められないということもありましたですよね。ですから、そういう努力とか整備を絶対していかないと、宝の持ち腐れになっているという懸念がありますので、これ以上は語りませんけれども、その点を強く理解して当局の皆様方には考えていただきたいと思います。

 質問を変えます。

 甲斐市の農林業政策についてお尋ねをしておきます。

 昨今の景気低迷や温室ガス削減などと相まって、第1次産業である農林業を活性化させることが持続可能なビジネスだと言われております。本市は、土地面積の43%が森林で、14%が農用地となっています。それを活用しない手はないと考えますが、新しい政策としての考えはありますか。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 農林業政策についてご質問をいただいております。

 森林や農地を活用した新しい政策の考え方についてお答えしたいと思います。

 ご指摘のとおり、市の面積の約57%が森林と農用地で、これを有効に活用することによって本市の活性化に寄与するものと考えているところであります。特に、最近では森林や農地などの自然が注目され、農林業に関心を持つ若者などがふえており、農業法人や森林組合についても雇用の確保や事業拡大への動きが見られるところであります。

 市といたしましても、農林業の活性化につながるよう、県、森林組合などの関係機関と連携を図り、持続可能なビジネスとなるように人材の確保や育成に努めるとともに、間伐材を利用した研究等、環境エコに配慮した農林業政策に取り組んでまいりたいと考えているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) ありがとうございました。

 今までは農業というと、日が出てから日が暮れるまで、そしてきついから、また汚いという、いわゆる3Kというイメージがありまして、一生懸命働いている割には収益が少なく、休みもままならないということで若者に敬遠されたきたという兼ね合いがありますが。でも、昨今ではさまざまな農業法人ができて、ましてやこういう不況下の中で、もう一度農林業を活性化させ、そして新しいビジネススタイルとして農業を確立しようかなという機運が非常に高まっておりまして、国・県を初め、さまざまな政策がとられております。甲斐市でも農業政策におかれましては、八幡芋とかいろいろな農産業がありますし、活性化事業なども市長も計画されておられるようでございますので、いち早くこの農業政策の新しい政策を出してもらって、農業でご飯が食べられるような政策を何とかクリアしていっていただきたいと思います。これは要望で結構でございます。

 次に、移らさせていただきます。

 耕作放棄地のことは今まで何回ともなく取り上げられ、協議会もでき、有効活用の方策を探っているようだが、実際の専業や兼業で生計を立てている方の支援策は何がありますか。機材整備など、後方支援ばかりが目立つようだが、当局が中心となり、リードしていくような考えはございますでしょうか、お尋ねをしておきます。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 農業は、本市にとりまして重要な産業であるかと思っております。農家に対する支援につきましては、従前から実施している米の生産調整、有機肥料購入や施設整備の助成のほか、耕作放棄地を有効活用するため、耕作放棄地の再生、利用する取り組みや営農開始後のフォローアップ等、総合的な支援が必要と考え、耕作放棄地対策協議会が中心となって事業を推進しているところであります。

 また、市といたしましては、新たな施策として、赤坂地区活性化事業や菜の花プロジェクトの推進をすることによって、将来に期待が持てる農業の一助となるよう、国や県の助成を受け、関係団体等の協力をいただき、取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) ありがとうございました。

 ここでわかれば教えていただきたいんですけれども、今甲斐市内において、農林業で専業ですかね、生計を成している方の数。そして、平均的な1年間の所得額がわかりましたら、お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 坂本議員の農林業の所得についてのご質問でございますが、現在、直近でわかるのはここ2年ぐらい前の関係でございますが、農林業で申告している方につきましては、甲斐市で697世帯ございます。その内訳としまして、農業のみが574世帯、それから農業と林業の申告世帯が116世帯、それから林業のみの人が7世帯ということで、合計697世帯でございます。

 農林業の所得額についてでございますが、申告して収入がゼロの方が135世帯、それから100万円以下の世帯が388世帯、それから100万から300万までが129世帯、それから300万から500万までの申告の方が26世帯、それから500万以上が11世帯、それから1,000万円以上の申告世帯が8世帯というふうになっております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) ありがとうございました。

 結構細かくわかるもんなんですね。

     〔「おかしいだろう、そんなことを言っては」と呼ぶ者あり〕



◆2番(坂本一之君) これはあくまでも資料ということで上げていただいて、ありがとうございました。

     〔「そんなことを発表して、うまくないんじゃないか」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) 静粛に、静粛に。



◆2番(坂本一之君) なぜ私がそういうことを聞いたかというのは、やっぱり魅力ある農業をするためには、この所得額というのが非常に大事になってくるかと思います。

 若者もやはり先ほど言ったように、新しい農業スタイルというものを求めながら、農業をビジネスとしてとらえながらということがあるので、今あちこちで農業法人という方式をとっているんではないかと思います。ですから、その点は甲斐市の農林業のすばらしさを、これだけすばらしいということをいかにアピールしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後の質問に移らさせていただきます。

 都市農山村交流の一環としてクラインガルテンがあるが、ある程度定着した感があるが、これは団塊の世代など一線からどいた人がターゲットであった。しかし、これからは定住を目的としてほしい若年層にも、農林業を通じて甲斐市の魅力をアピールしていくことが大事になってくると思うが、農山村型ワーキングホリデーなどの取り組みなどの政策を推し進めたらよいと考えるが、当局の考えをお尋ねをしておきます。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 農山村型ワーキングホリデーの取り組みについてお答えいたします。

 現在、各地で行われております農山村型ワーキングホリデーは、農村と都市の交流の場としてその広がりを見せています。

 本市においても、クラインガルテン事業は都市との交流の一つの事業で、一定の成果を見ているところであります。若年層の移住及び定住化につながる農山村型ワーキングホリデーの導入につきましては、自然環境に恵まれた本市にとりましては、条件的には恵まれていると考えますが、具体的な適地の選定や若者が魅力を感じる環境づくりも必要ではないかと考えているところであります。

 今後、地元農家並びに各種団体の意見も聞きながら、都市住民のニーズに対応した取り組みなど、研究してまいりたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) クラインガルテンのことは市長が言われているように、本当にもう定着した感がありまして、毎年、毎年という形になっておるような形がいたします。

 ただし、やっぱり若者をターゲットということになると、やはりお金の問題とかもありますし、日程の問題、自由とかという問題もありますし、やはりワーキングホリデーということになりますと、二、三日農業を体験してそのすばらしさを知って、じゃ、やってみようかというきっかけになるかというものがワーキングホリデーだと思っておりますので、そういう中をいろいろ協議していただいて、何とか若者が甲斐市のところで、この耕作放棄地とかもありますので、農業に目覚めていただければと。そして、移住して、定住していただければ一番よいことだと思いますので、そういう政策をぜひとも推し進めていただきたいと思います。

 それと、あと1点、ワーキングホリデーだけではなくて、アグリツーリズムというものがあります。これは農業と観光を結びつけて、都会の人々にいかに甲斐市に来てもらって移住、定住につなげたいと考える方策かと思いますけれども、市としましてはこの農業と観光をどう考えているか、お尋ねをしておきます。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) ワーキングホリデーとアグリツーリズムで農業と観光を結びつけ、若者の定住化につなげるご質問でございますが、現在、観光旅行は田植え体験ツアーとか、みそづくり体験ツアー、またそば打ち体験ツアーなど、農業と観光が結びついた集客が生まれてきております。今年度、県に新たに誕生した山梨県観光推進機構では、旅行を取り扱える免許を持ち、お尋ねのアグリツーリズムが旅行商品として成立しつつあるが、甲斐市でもこの観光推進機構を利用して研究を進めていきたいと考えております。

 今後、都会の人が甲斐市を訪れ、さまざまな体験をすることによって甲斐市の魅力が伝わり、やがてそれが定住化につながることになればすばらしい考えと思っております。

 以上でございます。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 最後になりますけれども、いずれにしましてもアグリツーリズムのような農業と観光を結びつけて、農業を活性化すること。それがひいては地域を活性化することにもつながります。そして、都会の人々が移住、定住することによって甲斐市の生産人口がふえるということになりますので、このアグリツーリズムを通じたり、また先ほどの公共交通問題によりまして、観光をアピールしまして、県内外にアピールしていただきまして、甲斐市の活性化にぜひとも努めていただきたいことを要望いたしまして質問を終わらさせていただきます。



○議長(猪股尚彦君) 坂本一之君の一般質問が終わりました。

 自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 12番、清水富貴雄君。



◆12番(清水富貴雄君) 12番、清水富貴雄。

 関連質問を1点いたしたいと思うわけでございますけれども、1月から新しいコミュニティバスの路線を考えているということで、先般の12月1日の常任委員会の中でもお話をされたわけでございますけれども、私の考え方として竜王田中線、あの路線はかなりの時間をかけて、地域住民からの協力を得た中で都市計画道路として事業を完成したわけでございますけれども、現在試行されておりますコミュニティバスも田富敷島線を通っておるということの中で、新しく考えているその路線について竜王田中線を考えたか、その辺の考え方をお尋ねしたいと思います。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 今、ご質問の竜王田中線でございますけれども、この協議会の中で、今回選考をして市内循環という形で走らせるものと、現行の、いわゆる竜王駅、医大間を走らせているコミュニティバス、そのものの連結というふうなこともございますし、田中線というお話がございましたけれども、その具体的な中身につきましては、いわゆる市内循環をもっと小まめに運行したらどうかというふうな意見はありましたけれども、やはりバスを走らせるということになりますと、それだけの大型のバスですから、細かい路線までは入り込めないというふうなこともございますし、今回は協議会の中で、国土交通省の決定をいただくにも3カ月ほど期間がかかるというふうなことで、1月からもう走らせなければならないということもございますし、また新年度からは、それに連携したいわゆるコミュニティバスの延長等もありますけれども、とにかく1回は、この状況の中で循環バスを走らさせていただきまして、その中でまた要望等があるようでございましたら、またアンケート調査等も行う中で、そういう路線の変更も考えていって、実証運行をとにかく3年間実施をしていきたいというふうに現在は考えておるところでございます。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

 20番、今村正城君。



◆20番(今村正城君) 同じ関連で、公共交通政策についての質問をさせていただきますが、今、小田切企画部長のほうから今回1月のスタートということで、巡回バス等についてはこのまま進めていきたいという話でございますが、建設経済常任委員会で配られております、先ほど坂本議員からもお話がありましたけれども、竜王の南北広場のバスの乗降場の関係でございますけれども、この図面から見ますと、例えば北口にしても、南口にしてもこのバス停が明記されている場所から、とりわけ北口はもう3分の2まで歩かなければここへ到着しないと、こういう状況ですよね。この辺につきましては、乗降場というお話がありましたが、同じところで乗ったり降りたりするんだろうというように理解をいたしますと、極めてタクシー優先で、バスを使う人は遠回りをして遠回りをして使うということになりますと、高齢者等の足腰の問題を含めまして、極めて不親切な配置ではないかなというふうに考えますけれども、この辺の考え方はいかがですか。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 北口につきましては、図面の上では乗降が近いかなと思いますが、南口についてはおりる場所は明示してございませんでして、おりるところは直線、要するにこちらから行って直線のところですぐおりて、そして、バスはその定位置の2台のところへ行って待っていまして、そして乗る人もそちらで待つような形態になります。という予定で組まれているようにいたします。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) では、私のほうから詳細な内容でお話をさせていただきますが、北口も南口もバスの乗降場所からして、駅の入り口から遠いから不便だというふうなご質問だと思うんです。それで、そんなふうな意見も各方面からございまして、おりる場所はより駅の入り口に近く、それから乗る場所はやはり障害者の駐車場のスペースも確保しなきゃならないというふうなことで、乗る場所とおりる場所を今回変更をしてございます。

 そんなふうなことで、おりるときにはより近くでおりて駅の入り口に入っていただきまして、鉄道を利用しまして、今度はバスへ乗り込むときには少し歩いていただきますけれども、そちらのほうで乗っていただくということで、乗る場所とおりる場所を若干変更してございますので、この前委員会の中でご説明をしたものと若干食い違っている部分があると思いますけれども、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

 11番、池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 今の関連質問です。

 私も同じことを考えていまして、この資料ですけれども、バスストップが大変少ないし、せっかく格安で100円という形で乗せていただけるので、この巡回バスですけれども、大いに利用してもらいたいと思うし、もったいないと思うんです。そのためにはやはりそこまで歩くというか、バスストップまで歩くのに大変時間がかかるわけです。そのあたりでもうちょっと考慮してもらいたいなということと、平日、週4回の運行となると、せっかく行ったのにまた休みだとなると、バスの基本的には困ると思うんです。ですからそのあたりはどんなふうにして、例えばバスストップをもっとふやすことができるのか、そのあたりをお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 先ほど今村議員さんのご質問にお答えしたとおり、当初は1カ所でバスの乗降をというふうなことで考えておりましたが、それですとバスを利用して駅に入る人の利便性がよくないというふうなことで、おりる場所は駅により近く、JRを利用した後、今度はバスへ乗り込む場合にはもう1カ所乗降所を設けましたので。



◆11番(池神哲子君) 違うんですけれども、その回答。そんなこと聞いていないです。



◎企画部長(小田切義夫君) どういうことでしょうか。もう一度お願いします。



○議長(猪股尚彦君) 池神議員。



◆11番(池神哲子君) もう1回いいんですか。



○議長(猪股尚彦君) はい、どうぞ。



◆11番(池神哲子君) せっかく100円で乗せていただくんですから、たくさん利用していただかないと、せっかくのプランがと思って、これを見せていただけるとやはりバスストップの間がすごく長いんですよね。だからバスストップをもう少し私は縮めてほしいという、何カ所というか、もう大体決められているんですけれども、青いところがバスストップですよね。市内巡回バスのことを聞いているんです。



○議長(猪股尚彦君) 答弁を求めます。

 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 池神議員の巡回バスにつきましての件でございますが、私もちょっと違うものの質問だと思って、聞いて余りいなかったですが、一般路線の間隔でございますが、うちのほうでも山交さんと検討いたしまして、一番安全な場所というような形でバス間隔、平均、大体2分から3分の間隔をとらせていただきました。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。後で聞いてください。

 3番、有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) 3番、有泉です。

 公共交通のことで。先ほど企画部長が答弁なされた、一応、1月から、巡回バスに関してもそうなんですけれども、試行しながら変えていくんだと、路線を。3年間試行運転をやるんですけれども、変えるという頻度というか、もし今市民の意見とかいろいろあって、変えたいというようなことがあったら、どういう時点で変えられるんですか。



○議長(猪股尚彦君) 答弁を求めます。

 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 3年間、実証運行試験を行います。そのような中で、何回そのものの変更ができるのかというふうなことでございますが、初めスタートをしまして、利用状況も実績として調べる中で、余り利用状況がよくないというふうな状況であれば、やはり1年後ぐらいには見直しをしていくというふうなことで、またそのときにはどういう方面のバスがいいんだというふうなアンケート調査も必要ではないかなと。

 せっかくの実証運行でやりますから、多くの方にバスを利用していただくというふうなことで市のほうでも考えておりますし、実証運行が3年後、本格運行に移行できるような形の利用者というふうなことを考えておりますので、何回その中で変更ができるかということはここでお答えができませんが、利用状況を見ながら、国交省の変更の手続もありますんで、そこら辺も考慮しながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

 18番、中込助雄君。



◆18番(中込助雄君) 今、盛んに公共交通のことに質問が集中しているようですけれども、私の場合は、同じこうがついても耕作放棄地のほうで関連をさせていただきますけれども、耕作放棄地の解消策として赤坂プロジェクトを立ち上げて取り組むようですけれども、自慢にはなりませんけれども、耕作放棄地が一番多いのは3地区の中でも双葉が多いんですね。多いところにそういうことを取り入れるということはだれが聞いても納得できると思うんですけれども、そこにそういうプロジェクトとかそういう支援策とか、そういうものがないということがちょっと残念でならんですけれども、双葉のほうにもそういうプロジェクトあるいは支援策という考えはおありでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 中込議員の耕作放棄地の対策というご質問でございますが、双葉地区につきましては農の駅を中心に菜の花プロジェクトを立ち上げまして、あの場所で遊休農地等の解消を行っております。特に広域農道から風呂の百楽泉、また道の農の駅等の間隔にも皆さんが入っていけるように、きれいに対策をするように、来年の6月ごろにはすばらしい花が咲くように、そういう対策も現在しております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 赤坂地区の活性化について、今事業に取り組んでおりますが、不耕作地が1町歩ございまして、1町歩とはいっても傾斜地ですので、仕上がってくれば70アールぐらいのところです。今、菜の花プロジェクトのほうは、この旧竜王のほうは1反歩ぐらいしか取り組んでいませんでして、ほとんど双葉が多くて、敷島等が多くて、2.5ヘクタールのところを開墾させていただいて、とにかく菜の花を1回咲かせて、そしてそこへ今度は来年花を楽しんでもらうツアーを呼び込む等々をしたら、その後耕作をまたしまして、もう一度何か夏場につくれる作物をつくってもらうと。このことについてはできるだけ、先ほど来質問等ありますが、いろいろなグループ、団体等、そして小さい面積つくってみたいという方たちにもう一作つくって、また10月の秋に菜の花を植えるとかという、周遊できて、順次敷島、双葉のほうを中心に耕作地を整備、再生していくと、こういう計画でございます。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

     〔発言する者なし〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終了します。

 以上で2番、坂本一之君の一般質問を終わります。

 ここで休憩いたします。

 再開は3時といたします。よろしくお願いいたします。



△休憩 午後2時44分



△再開 午後3時00分



○議長(猪股尚彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△樋泉明広君



○議長(猪股尚彦君) 一般質問を続けます。

 通告10番、樋泉明広君。

 23番、樋泉明広君。

     〔23番 樋泉明広君質問席〕



◆23番(樋泉明広君) 23番、日本共産党甲斐市議団、樋泉明広でございます。

 一般質問を4問お願いいたします。

 まず最初に、国民健康保険制度は市民の健康・医療充実のためにであります。

 (1)国保税引き下げ実施をについてお尋ねをいたします。

 昨年、甲斐市では国保税を大幅に引き上げました。市当局は失業、減収、病気、倒産に追い込まれている市民の生活実態をよく分析をして、国保税引き下げに努力すべきであります。国保税を世帯当たり1万円引き下げるにはどのくらいの財源が必要であるのかお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 樋泉議員から、国民健康保険税の引き下げについてご質問をいただいております。

 国保税は、ご承知のとおり国・県等からの補助金、市からの繰入金等を除いた経費を被保険者の方々に負担をしていただく制度であります。医療費が減りますと税は下げられますが、医療費がふえれば国保税を下げることはできないわけであります。平成21年度の医療費は、団塊の世代の方々の高齢化などの要因により例年にも増して伸びており、非常に厳しい財政状況となっております。

 なお、国保税を世帯当たり1万円引き下げるためには約1億円の資金が必要となります。市民の皆様一人一人が健康であることが医療費の抑制につながることであり、その願いから健康診査や広報紙等において健康づくりに対する意識啓発を推進しているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) ただいま市長から約1億円あれば世帯当たり1万円引き下げることができるということでありますけれども、先ほど医療費がアップすればそれだけ負担がふえるということでございますが、財源は一般会計、国保基金、特に新政府が国民健康保険を運営する自治体への財政支援を強化するという公約をしております。この公約を実施してもらうには、自治体から補助金増額の要望の声を強く上げることが必要ではないかというふうに思います。その意思はあるかどうかお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) 国保税の引き下げについて答弁させていただきますけれども、国保会計につきましては、一般会計から事務費のほか低所得者に対する軽減分の補てんや県単事業の窓口無料化の波及分等の繰り入れを行っているところであります。21年度予算では約4億4,000万円を繰り入れているところでございます。基金につきましては、現在残額が5,176万円となっておりますので、繰り入れにつきましては慎重に対応していきたいと思っています。

 また、国・県への要望につきましては、市長会を通じて財政的な事項を含め要望しているところでありますので、今後もこれらのことによって要望をしてまいりたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) ぜひひとつ、新しい政権になって、大分福祉にも力を入れていると、先日もご存じのようにC型肝炎の患者さんの救援のための法案が通ったし、また被爆者援護法の法案も通るというふうなことでございますので、ぜひ強く要望して、国保税の運営に支障のないようなそういう補助金を獲得するために頑張っていただきたい、このように思います。

 ところで、国保税の滞納が平成20年度決算で10億8,900万円以上ありますが、やはり国保税が高過ぎるのではないかなというふうに私は思っております。国保会計の健全化のためにもどうしても引き下げが必要ではないかと思いますけれども、1億円を何とか捻出する方法というか、見解をもう1回お伺いをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) 1億円の算出なんですけれども、先ほども言いましたように、21年度予算で4億4,000万円を一般会計から繰り入れている状況ですので、それのみの繰り入れは難しいと思いますので、今後につきましては滞納額が税率に影響することは事実となっておりますので、公平な負担の原則から今後も差し押さえ等の処分を強化するとともに、国保税の確保に努めてまいりたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 今、一般の方から、ことしは大変国保税が、去年からですか、上がっているということで、厳しい状況だと、介護保険料も上がった、あるいはほかにもいろいろ市民税も上がった、そういう声を聞いておりますので、ぜひ市長さんがよく言っています市民の目線でやはり考えていただきたい。このことを要望して、次に移ります。

 2番目として、保険証の取り上げは中止をについてお尋ねをいたします。

 我が国は、ご存じのように、全国民を公的医療保険に加入させて必要な医療を供給する国民皆保険が原則であります。ところがこの間、数十万人の規模の無保険者が生み出され、2006年から2007年の2年間に475人も、無保険のために受診がおくれて命を落としてしまったという例がございます。これはNHKの調査でございます。国保税の滞納総額は、国民の生活実態を無視して国保税を引き上げた結果ではないでしょうか。甲斐市の平成19年度、平成20年度の短期証、資格証の世帯と構成員数の増減はどうなのか、また滞納の制裁措置として行っている短期保険証、資格証明書の数を減らすための対応についてお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 保険証の取り上げは中止すべきというふうなご意見をお伺いしているところでありますが、平成20年度末で短期保険証の発行数は802世帯、被保険者数は1,684人となります。資格証明書は91世帯、被保険者数は141人となっており、平成19年度末現在では短期保険証853世帯、被保険者数1,895人、資格証明書は79世帯、被保険者数は145人で、平成19年度と比べまして平成20年度は資格証明書世帯数につきましては増加し、短期保険証世帯数は減少している状況となっております。

 資格証明書等の発行につきましては、甲斐市国民健康保険滞納者対策実施要領に基づき適正な運用に努めており、滞納者に対しては初期段階における文書や訪問、催告等を実施するとともに、休日・夜間窓口の開設や滞納整理等により接触を図り、個々に対応した納税相談を行っているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 ご質問ございますか。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 若干時期によって違うと思うんですけれども、私の調査では平成19年度は平成20年6月現在、また平成20年度は平成21年6月現在で調べてありまして、全体として短期保険証、資格証がそれぞれ964の967、資格証もやっぱりふえているし、若干でも短期保険証が減っているということなんでありますが、全体としては若干の伸びを示しているという状況でございます。

 収納率向上のために差し押さえや指導強化を行っておりますけれども、平成19年度と20年度の滞納世帯、滞納額も増加傾向にあるということでありますけれども、こうした差し押さえとか指導強化で実際滞納の解消が、収納率の向上ができるのかどうかちょっと疑問なんですが、再度見解をお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) 国保税の差し押さえにつきましては、現在、収納課と連携をしながら実施しているところであります。保険課だけでも強化しており、昨年度と比較いたしますと、過年度分でございますけれども、収納額及び収納率ともに上昇している状況です。10月現在の収納率で申しますと、平成21年度につきましては8.21%、それから平成20年度につきましては7.18%となっております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) アップしているということございますけれども、問題なのは、短期保険証で分納して1カ月、2カ月期限の短期保険証の世帯が、税の支払いができなくて無保険の状態に陥っているということでございます。無保険者は資格証の人と同様、ご存じのように病院の窓口で全額自己負担をしなければなりません。受診できない短期証の人がいると思われますが、短期証の期限切れで無保険者になっている市民の世帯数と、それから加入者の実態をお尋ねしたいと思います。

 また、手渡しの方法についてもお伺いをしたいと思いますけれども、ご答弁をいただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) 短期保険証の無保険者の実態と対策ということなんですけれども、まず、未渡し世帯のほうから報告させていただきますけれども、ご存じのとおり未渡し世帯につきましては納付相談にも来ていただくことができない、また相談にも応じてくれないという世帯でございます。この方々には結局保険証を渡すことができないので、未渡し世帯ということで表現していますけれども、平成21年10月現在では485世帯の方がこの世帯に属しております。

 そうした中、滞納者に対しましてはそれぞれに応じた納付相談を行いながら、必要により財産調査を実施し、分納計画を立てる中での保険証を発行しているところでございますので、ぜひご理解をお願いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 資格証明書の受診状況は平成19年、平成20年度で、甲斐市のある診療所でお聞きしたんですけれども、受診した患者さんはほとんどないと。それから短期保険証の切れたいわゆる無保険者については、2名のみという状況であります。この実態から、資格証、無保険者の受診はゼロに近いという状況でございます。この実態は、患者にもなれない市民が少なからずいるということをあらわしていると思います。先ほど485世帯が無保険である、未渡しであるということでありますので、この485世帯の中で一体どういうふうに病気になったときに受診をされているのか、大変心配をしているところでございます。この状況をどう見るか、再度お尋ねをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) 当然この制度は保険という制度ですから、給付と、それから公平な負担の原則に基づいて実施しておりますので、相互扶助、それから国保制度を運営していくに当たりまして、保険証を一律に発行するということは困難と考えられますので、今後もこのような状況で進めていきたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) ぜひ、無保険者をできるだけ、無保険者という表現は悪いかもしれませんけれども、保険証を未渡しになっている方への配慮、ぜひお願いをしたいと思います。

 我が党の小池晃参議院議員が、参議院厚生労働委員会で茨城県の調査を例に当局に質問をしておりますけれども、2万1,958人に保険証が届いていないと、そのうち中学生以下が2,086人いるという。50人に1人が無保険者という実態から、全国では100万人近く無保険者がいるのではないかという状況を質問しております。

 長妻厚生労働大臣に全国調査を直ちに行うように要求しておりますけれども、本市でも先ほど485の無保険、いわゆる未渡しの世帯、この世帯に短期証を直ちに届けるようにしてもらいたいというふうに思います。そしてやっぱり実態を、どうして窓口へ来て話をしないのか、また納付の要求に応じられないのか、その実態を細かく調査をする必要があろうかと思うんですけれども、再々度伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) 先ほども答弁させていただきましたけれども、未渡し世帯という方々は納付相談に来ていただけない、それから応じてもいただけないということですので、私たちが連絡をとっても来てはいただくことができない。また連絡もとれないというような状況ですので、今後もこちらのほうへ来ていただければご相談をしていきますけれども、来ていただけない限りは、先ほど答弁したように一律に保険証を出すことは困難だと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 聞くところによりますと、窓口へ来るとさんざんっぱら絞られて、二度と行きたくないと言う方がいるということも聞いております。もちろん対応を丁寧にされていることも聞いております。その辺をやはり市民の皆さんの立場で考えていっていただきたいなと、またきめ細かな指導をしていただきたいなと、このことを要望して、次に移りたいと思います。

 資格証の子供への対応についてであります。

 資格証世帯の子供への対応として短期保険証を発行することになっておりますが、対応はどうなされているか伺いたいと思います。特に新型・季節性インフルエンザが大流行している時期だけに落ち度がないようにすべきでありますけれども、どのようにされているかお尋ねをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 資格証明書世帯の子供への対応についてでありますが、甲斐市におきましては現在、中学生以下の子供がいる資格証明書世帯はありません。資格証明書の発行につきましては今後も適正な運用に努めてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 資格証の世帯には中学生以下の子供はいないということでありますけれども、ちょっと私の調査も不十分でございますが、今後の方向としては資格証の世帯の子供の受診状況を十分に考えて、もしそういう資格証の世帯に子供がいた場合は、短期保険証を直ちに配付をするというふうに理解をしてよろしいですね。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) ことしの5月だったと思うんですけれども、新型インフルエンザにつきましては、資格証明書の世帯の方が罹患した場合につきましては一般の保険証として扱うということになっておりますので、これは中学生以下の方ですけれども、7月まではその方法で来ております。先ほど市長が答弁しましたように、中学生以下の方がおりませんので、もし出ればまたそのときに対応するということになりますけれども、いない状況では対応ができないということで、ご理解をお願いします。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 次にいきたいと思います。国保税や医療費の一部負担減免制度の活用についてお尋ねをいたします。

 保険税の減免制度、特に申請減免の中に低所得者も特別の理由に入れるべきであります。また、国保法第44条に基づき医療費の一部負担の減額、免除、猶予等の対応について、どうなさっているのかお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 医療費の一部負担減免制度の活用についてですが、国民健康保険税につきましては、低所得者層には軽減制度を適用し、災害等の要因により納付が著しく困難になった場合は、甲斐市国民健康保険税減免取扱要綱に基づき減免を講じております。

 また、医療費の一部負担の減免制度につきましては、県内で実施しているのは1市で、利用もほとんどない状況でありまして、導入の必要性につきましては慎重に対応してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 窓口負担については、山梨県内では13市の中で1市だけだと。国保税については13市中11市が減免制度を設けているということでありますが、今後、こういった減免制度を活用できるような、PRといってはまずいですけれども、市民に知らしめる、そういうことも必要ではないかな。知らない方が多過ぎるんですよね。そういう点をぜひ配慮していただきたいと思います。

 厚生労働省の調査によりますと、日本の貧困率、ご存じのように2008年度、2,000万人、15.7%、6人に1人。子供の貧困率、18歳未満ですが、14.2%、300万人になります。甲斐市の貧困状態も、平成21年度の行政資料集で試算しますと約1万人、18歳未満の子供の貧困も2,250人になると、その率でいきますと、計算しますとなります。国保の加入者の80%以上が年金生活者や無職者などの低所得者であることから、月10万円以下の低所得者が高い国保税を払えないのが実態であると。低所得を国保の一部負担の減免の条件に加えるべきだと考えておりますけれども、それと同時に、先ほど言いましたように市民の皆さんにどうやってそれを適用できる条例であるかを明らかにしていく、そういう努力もしてもらいたいと思いますけれども、再度お答えをいただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 飯室市民部長。



◎市民部長(飯室老男君) 国保税につきましては、ご存じのとおり軽減制度を適用しております。それから医療費の一部負担の減免制度につきましては、先ほど市長が答弁いたしましたとおり必要性について慎重に対応していきたいと思っておりますので、ご理解をお願いいたします。

 税の減免制度につきましては、主に対象になるのが災害、それから所得が皆無になったというような制度ですので、これを市民に知らせるためについて、うちのほうでも検討しながら対応していきたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 次に、中学生までの医療費無料化をについてお伺いをしたいと思います。

 市として中学生までの医療費無料化についてお伺いいたします。ことし4月から小学校6年生までの医療費無料化が実施されて、子育て世代の市民は大変喜んでおります。新型インフルエンザが猛威を振るっている状況の中で、注意しても他の病気の引き金になっている状況も見られます。それが中学生にまでも波及しているという状況が見られます。家計の苦しい状況や子育て支援の立場から、小学6年生ばかりではなく、中学・高校までの医療費無料化を実施している自治体もふえております。甲斐市ではことし4月から小学校6年生以下の医療費無料化を始めたばかりでありますが、将来を見据えて中学生以下の医療費無料化も検討する必要があると思いますけれども、当局のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 中学生までの医療費無料化についてご質問をいただいております。

 こども医療費助成事業は平成20年度には県内医療機関での窓口無料化を実施し、また、平成21年度から対象者を小学6年生まで、この4月から甲斐市は拡大してまいりました。この制度は子供の疾病を早期に発見し、適切な治療を受けていただくことにより疾病の慢性化を予防するとともに、保護者の経済的負担の軽減を図るものかと考えております。

 今年度小学6年生まで拡大したばかりでありますので、中学生まで対象者を拡大するかどうかは、今年度以降の事業実績を検証した上でなお検討する考えであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 次に、中学生までの医療費無料化に必要な財源についてお伺いしたいと思います。

 中学生までの医療費無料化を実施している自治体は、全国で入院が390自治体、21.5%、通院が235自治体、13.0%が実施し、山梨県では10自治体が既に実施あるいは4月から実施する予定と聞きます。甲斐市で実施する場合、平成20年度実績でどのぐらいの財源が必要かお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 中学生まで医療費無料化に必要な財源はいかがかという質問でありますが、平成20年度医療費助成額の実績は約1億1,980万円で、このうち県からの補助金5,586万円を充当し、市の負担額は6,394万円でありました。今年度の決算見込み額は約2億円でありまして、このうち県の補助金は6,300万円の予定です。市の負担額は1億3,700万円となる見込みであります。さらに中学生まで年齢拡大した場合、市の負担額は約3,000万円の増額が見込まれますので、後年度への影響など財源面での検討がなお必要かと存じます。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 中学生まで延ばすと1億6,000万円ぐらいかかるということであります。甲斐市の中学生の人数、平成21年5月1日、行政資料集でいきますと2,173人、小学生の2分の1の人数だということでありまして、ある診療所では受診率は小学生の20%以下ということを聞いております。その気になれば、当面国保世帯だけでも無料化は可能ではないのかなと。これは先ほど言った1億6,000万円というのは、全部の社会保険も含めての計算だと思いますけれども、国保世帯だけではどのくらいなのか再度伺いたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 細かい数字は手元にございませんけれども、今まで子供医療費の保険の社会保険と国保の割合は8対2ですので、2割が国保の世帯ですので、2割の乗じた額が想定されるんじゃないかと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 12月までに甲斐市内の何人かの中学生が新型・季節性インフルエンザや感冒にかかって医療機関を受診しておりますけれども、大体1回受診すると医療費は、個々には治療の内容で違いますけれども、大体平均3,000円ぐらいが自己負担という状況であります。この受診料が無料なら子育て世帯に大きな支援になるということをぜひ銘記していただきたいし、新型インフルエンザワクチン接種費用を1歳から6歳まで、初回は3,600円を助成することになっておりますけれども、中学生までワクチンを接種する、その初回の助成をするということになれば子育て世帯に大変ありがたがられるんではないかなと、こんなふうに思います。

 また、補正のほうで2,970万円の1歳から6歳までの新型インフルエンザに対する1回目の初回の補助金の助成についての審議はすると思いますが、私が試算をしましたところ、中学3年までインフルエンザのワクチンの接種を1回目、助成を出しますと750万円ぐらいで済むという計算が出ております。その辺で無料化と関連しますので、考え方をお聞きしたいと思います。いかがでございますか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) インフルエンザの関連ということですけれども、当然我々も1回当たり3,000円ぐらいを、仮にかかった場合には試算してございます。それをこども医療費の中で助成したらどうかというようなご提案ですけれども、先ほど市長が答弁しましたように、単純に計算しましても約3,000万円の市の負担がふえるというような中で、当然有効な措置だと思いますけれども、財政状況等を十分研究しなければなりません。ですから我々も、インフルエンザの話をして申しわけございませんけれども、普段から手洗い、うがい等を十分励行して、自分の体は自分で守っていただくと、当然子供ですので保護者が中心になって、自分のお子様の健康管理を十分していただきたいというPRを今後も続けていきたいと思います。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 次に移ります。こどもの医療費無料化を国の制度にするための働きかけをについてお尋ねをいたします。

 我が党は、乳幼児と75歳以上の高齢者の医療費無料化を国の制度にするように新政府に要求をしております。甲斐市当局におきましても、新政府にこどもの医療費の無料化を制度化するように、県当局とともに強く働きかけるべきであると思いますけれども、見解を伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) こどもの医療費無料化等を含めて、高齢者における医療費の無料化を国の制度に要望するというご質問をいただきました。

 こども医療費助成のさらなる対象年齢の拡大を実現するためには、財源の確保が最大の課題であります。本年10月16日に山梨県の市長会の要望として県へ働きかけたところでありまして、さらに国への助成も得られるよう要望してまいりたいと考えております。

 なお、私、樋泉議員のご質問は、国保に関係する医療費等々の課題、非常にご心配されて、この質問が最後になるわけでありますが、私は市長になって、甲斐市の市民税、一般の税、そして含めてこの国保税も多額の滞納があるというようなことで、非常に憂慮しております。このことは世界不況、日本のこの経済状況ということをすごく感じるわけでありますし、市民も大変厳しい経済状況の中で一生懸命頑張っているという姿を拝見するわけであります。そのことがこういった滞納のことに、ひいてはかかってくるかと思います。

 保険証が配られていない方、もらっていない方が100世帯あるといって、その割に受診をしていないということは元気で頑張ってくれているというふうに理解するわけでありますが、これら職員も親切に対応しておりまして、先ほど厳しい何か取り立てみたいな対応があったようなご発言もいただきましたけれども、そういった問題があれば市長のほうへ言っていただいて、襟を正して、市民のおかげで私どもは仕事をさせていただいておりますから、逐一正しく接触をしていくと。そして現在年末ではありますけれども、夜の時間帯、全職員を挙げて交代で滞納整理にお伺いしております。

 面談をした折、補足で備考欄にそういった家庭の状況を、本当に元気でいられるのか寝たきりで動けなくていられるのかというふうな家庭の内容も、プライバシーのことかと思いますけれども、そういう健康面のことも訪問したときにはチェックしてくるようなことがいいんではないかなと思うんで、樋泉議員のご質問等踏まえまして、そういったことも取り入れながら真剣に努力をなおしていきたい。とにかく地域がみんなに協力していただいて、義務を果たしていただくというような先問題でありまして、そしてそのことが健全な国保の財政運営にもなるんではなかろうかと思います。とにかく厳しい時代を今推移をしていることはご承知おき願いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) では、次の問題に移りたいと思います。

 市営住宅の入居基準に緩和策をについてお尋ねをいたします。

 最初に、入居収入基準は適正かについてであります。

 甲斐市の住宅マスタープランには、基本理念とともに市営住宅の整備・建てかえ等住宅政策が示されております。本年4月から入居収入基準の政令月収を20万円以下から15万8,000円以下に引き下げ、新たに収入超過者として住宅退去や家賃値上げの対象が広がっているとお聞きします。本市では、家賃値上げあるいは退去等で入居世帯にどのような影響を与えているのかお伺いをしたいと思いますし、特に子育て世帯への影響はどうかお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 市営住宅の入居基準の緩和策等についてご質問をいただいております。

 市営住宅の管理は、公営住宅法及び市営住宅管理条例に基づき適切に行っているところであります。

 平成21年4月に行われました収入基準の改正により家賃が上がった世帯は59世帯で、値上げの平均額は1,981円で、家賃が下がった世帯は58世帯で、値下げの平均額は1,041円でありました。この収入基準の見直しによりまして、ご指摘をいただいておりますが、入居者からの問い合わせや見直しによって退去した世帯はなく、大きな影響はなかったものと認識をしているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 先ほど、値上げ世帯が59世帯、値下げが58という状況を示されましたけれども、滞納の世帯の増減の状況について、平成20年、21年、どんな状況かお伺いをしたいと思いますけれども、いかがでございますか。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 滞納の数は基本的には変わっておりませんが、今回の滞納の増加者は、先ほど市長が答弁したとおり増加者はなかったという状況であります。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 過年度分も含めると相当の金額になるんじゃないかと思うんですが、やはり今回の政令月収の15万8,000円に引き下げたというのが大きな影響を受けているのかなと、こんなふうに感じるんですが、先ほど59世帯と言いましたけれども、その59世帯の人たちが実際に家賃を滞ってはいないのかどうか、その辺もちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 59世帯の中で家賃の滞納者がいるかという質問でございますが、家賃の値上げ世帯について、滞納者についてはない状況であります。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) マスタープランでは、20歳から49歳までの子育て世帯が入居者年齢比率で約38%、約4割であります。この4割の世帯で家賃引き上げになった世帯はどのくらいいらっしゃるか、おわかりでしたらお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 子育て世帯の家賃の引き上げ世帯数につきましては、該当者は26世帯引き上げとなっておりました。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) この子育て世帯の26世帯についてはどのくらいの家賃の値上げになっていらっしゃるのか、平均どのくらいなのか伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 平均で1,938円となっております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) わかりました。

 今、大変厳しい不況の状況で、収入減というふうなことでは、家賃についても今後考えていかなければならないかなと思うわけですけれども、小泉構造改革は住宅政策にも影響いたしまして、公営住宅は超低所得者しか入居できない状況と。政府と自治体が住宅政策から手を引き、住宅供給確保を市場任せにしているというのが現状であります。いわゆる建てない、入れない、追い出すという前の政権の住宅政策ですけれども、これを改めていかなければいけないというふうに思います。住宅入居者条件の是非についての当局の見解と新政権の住宅政策について情報がありましたら、お伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 入居条件の当局の見解という質問をいただいています。

 従来より、条例・規則に基づいて入居条件については適正に行っていると考えております。

 また、国の新政権の動向について質問をいただいていますので、今現在、具体的な情報は入っておりませんが、情報が入りましたら議員の皆さんにご報告させていただきます。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) またぜひ情報がありましたらお願いしたいと思います。

 次に移ります。

 入居基準の保証人についてでありますが、市営住宅に入居するには保証人が必要で、保証人は甲斐市内在住で、収入も本人と同等もしくはそれ以上の収入の者でなければならないというふうになっております。国土交通省はかつて保証人の取り扱いについては自治体の判断でできると。また、知事、市長は特別な事情のある者には保証人の連帯を必要としないことができると言っております。甲斐市でも、保証人を立てられなくて困っている入居者が少なからずおります。入居条件の保証人は必要ないとするか、あるいは特別の事情で保証人なしで入居できるようにすべきでありますけれども、お伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 入居基準の中で、保証人についてお答えしたいと思います。

 連帯保証人につきましては、市営住宅の家賃の支払い等に係る保証人として義務づけているところであります。市営住宅が住宅に困窮する低所得者の住居の安定をを図るための施設であることから、特別な事情として入居者の努力にかかわらず保証人が見つからない場合は、3年間に限り確約書の提出をもって、甲斐市以外の方を保証人と認めております。今後も入居手続の際には保証人を立てていただくことが必要と考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 3番目にいきたいと思います。

 現在、入居者には特別の配慮をしていただきたいということでありますが、既に入居している市民についても家賃の滞納がなく、毎月確実に納入している入居者には、前にも質問させてもらいましたけれども、今後、保証人なしで入居の許可ができるようにすべきであると思いますけれども、お伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 既に入居している世帯に対して保証人はいかがかということでありますが、既に入居されている方でも、契約更新時に連帯保証人が必要であります。引き続き保証人制度は維持する考えでありまして、保証人の住所要件については実情を見ながら検討してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) ぜひ、こういうご時世でございますので、ご配慮をお願いしたいと思います。

 次に、公営住宅法の第16条4項では、住宅家賃の減免等の適用ができるとしておりますけれども、本市の減免基準、申請手続の方法、現在対象者になっている世帯数についてお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) まず、本市の減免基準、申請手続の方法ですが、これは甲斐市の市営住宅の条例・規則に基づき適切に行っておりますが、現在、減免対象者とのご質問ですが、1世帯該当者がございます。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 最後に、家賃の収納率向上のためにコンビニ等の口座振替も行うよう、前も要望してまいりました。しかしその後対応がどうなっているかまだお聞きしておりませんので、その対応と、またコンビニの口座振替が困難なら、金融機関の口座振替も恐らく検討はされていると思うんですけれども、その辺の対応をお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 家賃の収納についてですが、平成23年度のシステム変更に向けて、コンビニ収納及び口座振替制度の導入を市税等収納対策部会において検討してまいりましたが、コンビニ収納については収入額に比べシステムの変更や手数料等の経費等に費用がかかるなど課題も非常に多く、今後さらなる研究が必要であると判断しております。一方、口座振替による家賃収納につきましては、入居者の利便性等も考慮し、早期に利用できるよう準備を進めていきたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) ぜひ、市民の皆さんの利便性も考えて、口座振替ができるように努力をしていただきたいと思います。

 次にいきます。入札制度は公正・公平な制度についてであります。

 11月の県議会で、県が発注した笛吹高校の校舎建設3件の一般競争入札の落札率が97%から99%であったことが問題になりました。競争性が保たれていないということであります。市民オンブズマンは、落札率95%以上は談合の疑いが強いという指摘がこの県議会で行われております。

 1、入札制度の改善策はについてでありますが、甲斐市の入札制度は指名競争入札、公募型指名競争入札、一般競争入札、随意契約等を採用しておりますけれども、これらの入札制度には一長一短があると思います。これらの制度採用はそれぞれ発注工事規模、内容、発注額などで入札型に相違がありますが、それぞれどういう場合に採用しているのか伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 入札制度の改善策についてご質問をいただいております。

 市では入札の一層の透明性、競争性、公平性を図るため、今年度から土木・舗装工事などの入札において、従来予定価格を1億円以上の工事を対象としていたものを500万円以上として、事後審査型条件つき一般競争入札を試行し、その拡大を図っているところであります。

 また、指名競争入札については主に500万円以下の土木工事や建築・管・電気工事などについて行い、随意契約については地方自治法施行令・甲斐市財務規則に基づき少額工事などについて行っているところであります。なお、公募型指名競争入札については、現在のところ実施はしておりません。

 今後、一般競争入札における入札参加の状況や落札率等について検証を行うとともに、対象工事の拡大や入札参加条件の見直し等を行い、公正・公平な入札制度の確立を進めていきたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 平成20年度と21年度の入札執行状況について、具体的にこれらの入札形式についておわかりであったらお答えをいただきたいと思います。平成20年度、167本、平成21年度の、年度途中ですけれども、98件についてお伺いをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 平成20年度の建設工事の入札状況でございますが、指名競争入札が165件、うち総合評価落札方式が4件ありました。それが以外に一般競争入札は平成20年度では1件実施をしておりまして、合計167件ではなくて、166件でございます。

 それから、平成21年度の、今年度の状況でございますが、11月末現在で指名競争入札は102件、それから一般競争入札は、先ほど市長が答弁をしましたように本年度から実施をいたしております。7月からの実施でございますが、一般競争入札につきましては44件実施をしております。合計146件、現在、21年度は執行している状況でございます。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 次に、入札執行の公正・公平・透明性の確保のためにでありますけれども、予定価格の事前公表、また先ほども指摘がありました事後審査型一般競争入札の採用をしておりますけれども、この事前公表、事後審査総合評価方式、これについては入札執行の公正・公平・透明性に効果があるのかどうか見解を伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 入札執行の公正・公平・透明性の確保についてですが、予定価格の公表につきましてはこれまで事前に公表しておりましたが、国は予定価格が目安となって適正な競争が行われにくくなることや、談合が一層容易に行われる可能性があるなどの理由により、地方自治体における予定価格の事後公表を推進してきたところであり、本市におきましても、本年度から一部の工事について事後公表による入札を実施しているところであります。

 また、総合評価落札方式については、公共工事の品質確保の促進に関する法律に基づき、価格だけではなくその業者の技術力等により請負者を決定するため、品質の高い工事の調達や不良不適格業者の排除、談合の防止に一定の効果が期待されますので、平成19年度から試行しているところでもあります。

 今後、予定価格の公表方法、総合評価落札方式による入札執行について試行を重ねるとともに、内容について検証し、より品質の高い公共工事の確保に努めてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 先ほども県議会での指摘がありました、オンブズマンの。落札率95%以上は談合の疑いがあるということでありますが、平成20年度では落札率98%以上が166本のうち3件、それから21年度で98件の、年度途中でありますけれども、9件で約3倍になっていると。この落札状況をどう評価するかお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 落札率につきましては、166件、全体の入札をしました総額に対しまして、それに基づく予定価格の合計額で割り返すということが平均落札率ということで求められているわけでございまして、県も他の自治体も同様な状況で落札率をはじき出しております。

 その中で、20年度の本市の平均落札率は166件で95.4%でした。19年度は94.2%ですので、1.2%ほど増加をしているというふうなことになりますけれども、この中には19年度に竜王駅南北駅前広場の建築工事、この落札率が1件で96.4%でございました。相当に大きな金額の工事でございまして、全体の平均率を押し上げているというふうなことでございまして、これを除きますと94.7%というふうな数字が本市の状況でございます。

 ちなみに、県下の13市の平均落札率は高い市で98.4%から低い市で93.3%でありました。また、全国的な平均でいきますと、これは19年度の数値でございますが、91.5%ということで、全体的に山梨県及び山梨県内の市町村は落札率が高いというふうな状況でございます。その中で、先ほど市長もお答えをしましたように、予定価格の公表等による事前公表を事後公表に変えるとか、いろいろな試みを現在試行で行っているところでございます。その落札率につきましては、今後21年度1年間実施をする中でどんなふうに推移していくかということで、また検証もしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 平成20年度、大型公共工事があったとは言えますけれども、166本の発注総額約29億円のうち上位10社が発注額の53%を占めていると。これは平成18年度に調査をしたときにも、上位10社で43%という状況がありました。この落札額がやはり偏っているように受け取れますけれども、ご見解をいただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 山梨県自体の状況は先ほどお話をしましたし、県内の各市町村の状況もそんなふうな状況でございます。本市以外の他市の状況でも、市の多くの発注工事につきましては、入札の参加条件をそれぞれ市内業者に限定をしているというふうなところがほとんどでございます。そんな中で、その枠をいわゆる県下全域に広げるとか、そういうふうな形をとっていけば、そういうことで落札率にも影響が出てきて、今度は下がってくるというふうな可能性もございます。

 しかし、その反面、そういうふうなことをすることによって過度な競争による低入札価格も発生してまいりますし、また、市内業者の受注の激減を招くというふうなおそれもあるわけですから、そこら辺については、今の経済情勢の中からしても今後の課題とさせていただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 次にいきたいと思います。

 3番、入札契約制度の合理化対策委員会、また低入札価格審査委員会の構成員に、市当局だけではなくて専門的な知識のある市民、いわゆる有識者も構成員として参加をさせ、チェック機能、透明性を確保すべきだと思いますけれども、お伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 各委員会についてですが、有識者の参加をについて答弁します。

 入札契約制度合理化対策検討委員会につきましては、入札制度全般に関して必要な検討を行う委員会であり、現在、副市長を初め部長職の職員をもって構成しております。委員会への有識者の参画につきましては、必要に応じて構成員以外の意見を聞くことができる規定となっておりますので、その状況に応じて適宜対応してまいりたいと考えております。

 また、低入札価格審査委員会につきましても副市長、企画部長及び工事担当課部長をもって構成されており、低入札価格調査基準価格を下回る入札が行われた場合、その価格で工事が施工できるかどうかを判断する委員会であり、第三者による意見聴取等の必要性はないものと考えているところであります。

 今後とも、入札・契約手続における公正性の確保と透明性の向上を図る中で、一般競争入札の拡大など入札制度改革を推進してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 部外の専門家の必要はないというわけでありますけれども、県のほうでは調査委員会の中に第三者の専門家を入れているということを聞いております。今後ぜひ検討をしていただきたいなと思います。

 4番の公契約条例の制定をについて伺いたいと思います。

 入札執行に当たりまして、公共構造物の品質向上や元請け業者の法外なもうけや下請けいじめなどの防止のため、発注段階の労働者の賃金・労働条件を末端労働者まで保障させる、いわゆる公契約条例の制定も検討すべき時期に来ていると思いますけれども、見解を伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 公契約条例につきましては、千葉県の野田市において、本年9月に全国で初めて制定された条例であり、公共工事や委託業務に従事する労働者の賃金水準を確保するためのものであります。この公契約条例に関連しまして、本市議会におきましても、一昨年の12月定例会において公約法の制定を求める意見書が可決され、国へ意見書が提出されているところであります。また、全国市長会におきましても国に要望しているところでもあります。

 こうした労働条件の向上のための施策は、各自治体ごとでなく、国の根幹をなす労働行政として実施することが望ましい形であり、今後法整備に向けて、国など関係機関にも働きかけてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉議員、残り時間が1分を割っています。



◆23番(樋泉明広君) 最後ですが、入札に参加できない零細業者の営業を支え、地域経済の活性化に効果のあるいわゆる小規模工事契約希望者登録制度については、当局の努力を大いに評価をするところでありますが、現在どのような状況で推移しているかお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 零細業者の少額工事等の発注につきましては、それぞれ所管課のほうで発注をしておりますが、こんな経済情勢の時代ですので、そういうふうないわゆる零細業者といいますか、市内のそういう業者にも極力発注機会が多くなるよう担当課のほうで努力し、進めているところでございます。



○議長(猪股尚彦君) 樋泉明広君の一般質問が終わりました。



◆23番(樋泉明広君) どうもありがとうございました。



○議長(猪股尚彦君) 自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔発言する者なし〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で23番、樋泉明広君の一般質問を終わります。

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△保坂恒光君



○議長(猪股尚彦君) 続きまして、通告11番、保坂恒光君。

 25番、保坂恒光君。

     〔25番 保坂恒光君質問席〕



◆25番(保坂恒光君) 会派、無所属、保坂恒光でございます。

 これから一般質問をさせていただきます。私は一般質問につきましては、2問について質問をさせていただきたいわけでございます。

 まず、質問に入る前に、僭越ではございますけれども、私の人生におきまして若干平和とは何か、戦争とは何かと、これを身をもって体験した一人でございます。1945年、日本が被爆になりまして、戦争が終わりました。そして私は約6年間、1947年、昭和22年まで旧満州大連におりました。引き揚げ船永徳丸で東舞鶴港に帰港しました。上陸するに当たりまして、アメリカ軍のMP、それから日本人等々が上陸する者に、DDTという白い消毒薬を頭から足の先まで全部かけられまして帰国をしたと、こういうような状況でございます。6年の間、アメリカの潜水艦と思われる船に魚雷攻撃を受けまして、沈没寸前、コルクの浮き輪につかまってやっと海にほうり出され、九死に一生を得た経験もございます。

 終戦後、食料がなく、草の葉、岩塩で味をつけたような食生活を3カ月やりまして、栄養失調で亡くなった仲間も大勢おります。そしてそれを含めて2回の命を落としておかしくない、仲間は大分命を落としましたが、そのような人生を送りました。それがやはり私の平和への希求となりまして、今日も懸命に、微力ではございますけれども努力しているような次第でございます。

 では、この甲斐市の核兵器廃絶平和都市宣言につきまして質問に入る前に、世界平和を目指して一刻も早く核兵器の廃絶を求めて、私は一般質問したいと思います。

 本年の4月、オバマ米国大統領がプラハにおいて、核兵器のない世界に向け一緒に平和と進歩の声を高めようと呼びかけました。世界に向け核兵器を使用した唯一の核保有国でありますアメリカが、核廃絶のために行動すべき道義的責任があることを認め、核兵器のない平和で安全な世界を呼びかけたことによりまして、世界各国から核廃絶に期待を寄せる声が日ごとに大きくなっております。

 世界唯一の被爆国であります我が国は戦争という過ちを繰り返さない決意をし、核兵器廃絶を訴えていかなければなりません。しかし一方で、北朝鮮による度重なる核実験の強行と核廃絶に背く危険な挑発が起きております。

 このような中で、甲斐市では平成18年3月に甲斐市核兵器廃絶平和都市宣言を行い、世界の恒久平和と安全の実現は人類共通の願いであること、すべての人類は安全で平和な生活を営む権利を有すると。世界中では戦争が絶えず、尊い命が失われているが、唯一の被爆国として世界の人々に被爆の恐ろしさを訴え、あの惨禍を繰り返してはならない。非核三原則を踏まえ、世界に向けて核兵器の廃絶と文書化を求め、戦争のない平和な世界を築くことを希求し、核兵器廃絶平和都市宣言甲斐市を宣言しております。

 そこで、オバマ大統領の演説を受けて、核廃絶に向けて大きく動き出した中で、平和都市宣言の市として核兵器廃絶への明確なメッセージを送ること、被爆の一掃を地方自治体から世界へ広げることに力を尽くし、できることから実施することが大事だと考えますが、市長の核廃絶に向けての決意と姿勢をお尋ねしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 保坂議員から、甲斐市核兵器廃絶平和都市宣言について力強いご質問をいただいております。

 人類絶滅兵器原子爆弾が広島と長崎に投下されましてから64年が経過し、被爆者の苦しみは今も続いているところであります。ことし4月にはアメリカのオバマ大統領がプラハで、核兵器を使った唯一の国として道義的責任があることを明言し、核兵器のない世界を実現するために努力すると宣言、演説をいたしております。

 本市では、旧町の精神を受け継ぎ、平成18年3月、改めて核兵器廃絶平和都市宣言を行い、合併後も各種の平和活動事業の推進に取り組んできたところであります。

 私は市長として、二度とあのような忌まわしい体験を繰り返してはならないことを心に誓いながら、戦争の悲惨さやむなしさ、そして平和への尊さを新たにする機会として、今後も次世代へ継承するために、地域に根ざした取り組みを推進し、核兵器廃絶と恒久平和に向けた啓発運動に努めてまいりたいと存じます。

 私も終戦のちょうど1945年の生まれでありまして、生まれてから終戦になったわけでありますが、この節目を常に痛感し、これからも市政担当に当たっては世界平和への努力をなおしてまいりたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) ご答弁ありがとうございました。

 64年前の8月、広島、長崎と相次いで原子爆弾が投下されました。ご承知のように広島では14万人、長崎では7万人の尊い命が奪われました。これは市長もご存じだと存じます。私たちは人類が二度と再びこのような惨禍を繰り返してはならいと誓いまして、旧3町時代に核廃絶宣言を行いました。ただいま市長のほうからもご答弁をいただいております。

 その中で、旧竜王地区2カ所、双葉では庁舎敷地内に看板を設置し、さらに敷島庁舎では県道沿いの庁舎壁面に核廃絶宣言のアピールを行ってまいりました。それぞれ今は撤去され、しかも核廃絶宣言も合併に伴って、一たんは消滅しております。

 ただいま市長ご答弁いただきましたが、市として平成18年3月に改めて、この提出資料にもございますように、宣言を行いましたが、合併以後、市として独自に核廃絶に対する活動、事業は何か行われたのか。ただいまの市長のご答弁では明確ではないというふうに私は理解しております。どうぞこの点について、もう一度市長のほうからご答弁をいただきたい、こんなふうに思います。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 非核平和推進事業の具体的な中身ですので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。

 合併以降、毎年実施をしておりますが、まず、核兵器廃絶の推進、それから平和についての啓発活動につきましては、毎年朗読会及び映画会の実施、これは特に夏休み等を利用しまして、子供たちを中心に戦争の悲惨さ、平和の尊さを学んでもらうというようなことで、親子ともども映画会に参加をしていただくというふうなことで実施をしておりますし、また、そのときに朗読会もあわせて行っております。

 それから原爆、戦争の写真展も毎年開催をしておりまして、7月の下旬から8月の下旬まで約1カ月近くになりますが、展示をしながらいわゆる写真展を開催させていただいております。また、非核平和推進啓発用品の配布も、そういうふうな活動の折々に配布をさせていただいているというふうなこともございますし、また、県内にも平和団体が幾つかございます。その団体への協力としまして、いわゆる原水爆禁止の平和大行進または山梨平和の日リレー等の訪問に対する対応もさせていただいておりますし、また、本市では山梨県の非核宣言の自治体連絡協議会にも加盟をしておりますし、日本の非核宣言自治体の協議会にも加盟をさせていただいていると。また、もう一つはことしの3月からですが、平和市長会議、これへも加盟をいたしまして、いわゆる平和の尊さ、それから悲惨さを今後も多くの市民に学んでもらうというふうなことで、今後も啓発活動を続けてまいりたいというふうに考えております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) ありがとうございます。

 具体的にお尋ねをしたいんですけれども、先ほど申しました核兵器廃絶宣言を一般社会に告示するシンボル、広告塔、この関係については18年3月の告示をしているにもかかわらず、撤去してそのままというふうになっているんですが、この辺についてちょっとご答弁をいただければありがたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) 核兵器の廃絶の看板についてお答えしたいと思います。

 何度か各議員さんのほうからも同じような質問は以前いただいておりまして、庁舎の増築に伴いまして看板につきましては撤去させていただいたところでございまして、庁舎敷地内への核兵器の廃絶の看板につきましては設置をすることで、外構工事の実施設計の中に取り入れるよう指示をしているところでございます。



○議長(猪股尚彦君) 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) 12日に増築の庁舎の起工式がなされたわけでございますけれども、今までありましたケヤキ、時計台、それから国旗、市旗等の掲揚ポール、あるいはごみの集積所の移設場所は決まっているにもかかわらず、核廃絶宣言の看板についてはここへ来て決まっているでしょうか。ただいま総務部長のご答弁では、予算並びに計画の中には入っているというような理解を私はするものでございますけれども、市で具体的に計画が、実施段階の実施設計ができないとその後進めないわけでございまして、設置場所とかそういうような計画案がありましたら具体的にお示ししていただきたいと、そんなふうに思います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 保坂議員のこの啓蒙いたします核兵器廃絶都市宣言の看板でありますが、今、新庁舎を建てておりますので、今残っている、駐車場にはなっているんですが、公園とかいろいろ立地条件がこの敷地にはございます。そういう意味で、新しく建てられた庁舎ができ上がって、形ができ上がってくるときにそういった設計というか、形をつくっていくことについては十分また皆さん方のご意見を参考にさせていただいて、それらの設置をしてまいりたいと、先ほど総務部長が答えたとおりでございます。

 なお、私も具体的にはもう8年間、先日の8月6日も朝5時からアピオに寄らせていただいて、400人近い人たちの前で5分間、平和についての講話を述べろということを8年間続けておりまして、それぐらいしかやっていないといえばそうなのかもしれませんが、そういう意識を持って市民にも平和への願いは全世界恒久平和に向けて啓蒙活動をしていきたいと、こんなふうに思っております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) ただいま旧竜王庁舎の点につきましてはご答弁いただいておりますけれども、敷島総合庁舎あるいは双葉庁舎等がございますけれども、その辺の設置箇所等については同じく計画の中に入っているというような理解でよろしいでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) ご質問の中で、敷島支所、それから双葉支所にも設置はというふうなご質問かと思いますけれども、甲斐市につきましては竜王庁舎が本庁舎ということになりますので、甲斐市は一つでございますので、この本庁舎の場所に、先ほど市長が答弁したように、バランスのよい看板を設置するために実施設計のほうをお願いをしているところでございますから、ご理解をしていただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) 以前は、旧3町の中で4カ所の核廃絶の広告がございました。庁舎3カ所以外、旧竜王三社神社の道路わきにもあったと記憶しておりますけれども、もう少し別の掲示効果の多く出るようなそういうふうな箇所を含めて、以前と同じ4カ所は設置をするというようなお考えありますでしょうか。それについてちょっとお伺いします。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 保坂議員、申しわけございませんが、多方面にわたって設置することも可能かと思いますが、現時点、皆さん市民に啓蒙していただくということで、甲斐市庁舎新館ができ上がりまして、そこに甲斐市においては1カ所設置するという基本方針でいるところであります。



○議長(猪股尚彦君) 質問はございますか。

 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) 今、市長のご答弁では、1カ所で事足りると、こういうご答弁でございますけれども、それでは一般社会、市民、大衆の皆さんに対していわゆる退歩的と申しますか、今のこの核廃絶を求めている時代に退歩的な考え方だと、そんなふうな思いがするんですけれども、その辺についていかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 核兵器廃絶平和都市宣言をしたということについては、また看板設置等々においてアピールしたいとは思います。この平和運動を広く広めていくということには、やっぱり市民に普段の日常活動の中で私もお訴えをする努力をさせていただきます。そしてやはりアメリカの大統領が平和ノーベル賞をもらうように、日本でもそのことを政治的にガンガン言っていただくことが必要であって、毎日テレビに出ていただければこういうことの普及はどんどん出ていくと思うんですが、それと同じように、ぜひ保坂議員にも、日常活動の中で市民に訴えていただくということをお願いしたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) 先ほど冒頭も申し上げましたが、今、日本全国でもやはり、すみません、ちょっと特殊な質問の仕方で申しわけございませんけれども、これは現実の思いと、それからやはり市として、我々として世界はもとより被爆国日本の世界に向けての平和を求めるというようなことで、実は新聞、その他資料を長い間切り取って集積したものでございまして、ここにあります赤紙は、これは複製でございますけれども、本物でございます。津連隊司令部というようなことで、名前まで書いてあるんですけれども、昭和20年の恐らく7月ぐらいまでは国民男子、場合によったら看護婦というようなことで女性を含めて、やはり命を国に捧げると、こういうふうな時代でございました。

 この赤紙は、私ども小さいときに聞いたわけでございますけれども、ちょうど私は3年ほど前の先輩がこの赤紙を受領する資格と申しますか、年代でございまして、この赤紙の恐ろしさ、そういうふうなものは日本国民一人一人が重く受けとめていたような次第でございます。ここにオバマさんの写真も載っておりますけれども、どうぞ原爆投下国のアメリカを基本に、世界から核がなくなるように、特に被爆国日本の国民はこぞって戦争は二度とやってはならない、こういうふうな思いをするものでございます。ここには甲府の空襲の写真も載っております。

 そこで、実は先ほども創甲斐教育につきまして質問がございました。22年の4月から実施される創甲斐教育、私はぜひ小学生・中学生を含めてこの中に平和教育を取り入れることができないのか、そういうふうな思いがいっぱいでございます。これについて市長のお考えをお尋ねしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 創甲斐教育に関連することでありますので、私のほうからお答えをさせていただきます。

 創甲斐教育推進大綱に平和教育の指針をとのことについてでありますけれども、教育基本法には、教育の目的として第1条に「人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない」とあります。この教育基本法のこうした教育の目的等を達成するため、創甲斐教育の推進大綱の策定作業を進めているところであります。

 平和教育は自分や他への思いやり、また自己肯定感などを育成する道徳教育の推進と文化の違いを理解し、共存・共栄を願う国際理解教育等を推進する中で培われていくものと考え、創甲斐教育推進大綱の「豊かな心の育成」と「時代の要請にこたえる教育」などの具体的施策の中で包括的に進めてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) ただいま教育長のほうから創甲斐教育の中身、それに付随する平和教育の関係で答弁がございましたが、なかなか私は骨組みが確立しているご答弁ではないというふうに理解をさせていただかなければならないと思うんです。ちまた現在は社会が乱れまして、言うまでもなく多くの犯罪、人の命を奪うというふうなことは日常茶飯事であると、こういうような社会実態でございます。私が申し上げるまでもございませんが、やはりこれとて心の教育、平和の教育、そういうふうなものが幼児、小学生、中学生のうちから教育醸成をされて培われたものがやはり国を新しくつくり、国民生活の向上も図れる、こういうふうな方向になるということは、私は確信できると思います。

 そういうふうな観点からも考えて、今、この創甲斐教育の項目も私も拝読をさせていただきましたが、何か物足らないなと、それは心の教育、人に優しく、思いやりの心、これが幼児教育の源だと、そういうふうに私は思えてならないわけです。そういうような面で、早速来年より実施をするというこういうことでございますけれども、いろいろお母さん方あるいは高学年の子供たちと私は会話を交わしましたけれども、やはりそういうふうなことについては求めている、そういうふうな声が大きく私は思いました。ぜひこの辺についても、まだ実施前でございますので、今申し上げました私の質問の一端なりともご配慮いただければありがたいと、そんなふうに思いますけれども、保坂市長、いかがですか、その辺の配慮は。お考えお持ちでしょうか、もう一度ご答弁願います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 平和教育を創甲斐教育大綱の中で具体的に進めていくようにというふうにご質問をいただいております。

 私も創という字をつけて、甲斐市の甲斐に創という字は、人間どこに生まれて物事を考えて、死ぬまで物事を考える、年をとっても物事を考えていることはいつまでも若くいられるという基本に立ちまして、そして先ほど来、平和の信念で保坂議員も語っておられますように、平和ということは人に迷惑をかけない、教育というのは倫理と道徳がもともとあって、そして人間を大切にしていくという心があれば、世界じゅうみんな仲よく、世界は一つでいられるわけです。

 きょうも今、世界じゅうのどこかで戦争が行われています。これは政治的あるいは宗教的ないろいろな問題で起きているんだろうと思います。ぜひそういう意味では創甲斐教育もいろいろなものを使いこなして、そして幼児から大人までが甲斐市に住んでよかったと、そして特に今回創甲斐教育と銘打ったのは、甲斐市の小・中学校を卒業した子供たちは立派な大人になってもらいたいと。だから字を上手に書いて、面接をするときには発言力ができて、履歴書も自分で書いて出せて、そして健康であるということが私たちには必要だと、そういう基本理念は、簡単に言えば3つだけでもやってほしいと、こういう願いが込められているものであります。ぜひご理解を賜りまして、いろいろな施策についてご意見等賜ればと思っております。



○議長(猪股尚彦君) ここであらかじめ申し上げます。

 本日の会議は時間を延長して行いますので、ご了承願います。

 質問を続けてください。

 保坂恒光君。



◆25番(保坂恒光君) 残り9分ということで、私、時間の配分をちょっと間違えてしまいましたんですけれども、次の2番目の質問をさせていただきます。

 株式会社メイコー・エンジニアリング社員の不当解雇について質問させていただきます。

 まず、質問に入る前に、経過についてちょっと走って発言をさせていただきますが、これについては県の事業でございます産業集積促進事業によりまして助成金を市・県とともにいただきまして、誘致しましたのでございます。

 まず、経過についてちょっと申し上げますけれども、不動産購入について地権者・所有者35名ということで、市が購入予定価格52億5,775万741円ということで借り入れをしました。これについては平成17年8月11日の臨時議会で議決になっております。承知しております。売り渡し先は株式会社メイコー・エンジニアリング代表取締役、上野富男氏でございます。売却金額50億2,697万204円でございます。これは平成17年11月25日の臨時議会で議決されております。

 なお、これによりまして県産業集積促進助成金としまして8,773万円、それから1,700万円余りの助成を市からやっているわけでございます。これについては県で県内優良企業を誘致助成促進事業として、このメイコー・エンジニアリングに対しては5番目の認可といいますか、助成対象企業というようなことで、これはあくまでも人の雇用、これが目的でございまして、15名が交付対象ということで、1,700万円余りの助成金を市から助成したわけでございますが、これは私が申すまでもなく十二分に承知のことでございます。

 なお、この関係で数年がたっているわけでございますけれども、この発言をいたします不当解雇につきましては、2008年12月10日、現在は5名ということになっておりますけれども、正社員を大量解雇したわけでございます。そんな関係で、2008年12月12日、解雇は不当として地位の保全、賃金の仮払いを求めまして、甲府地裁に提訴しました。

 2009年5月22日、甲府地方裁判所は、メイコーが山梨ユニオンメイコー分会5名に行った解雇については、解雇要件に沿って解雇は無効ということで一審判決を言い渡したところでございます。そして毎月の賃金を仮に支払えと、組合側の全面勝訴を甲府地裁は決定をいたしました。その流れがありまして、実は私も3回の裁判傍聴に出席をさせていただいたわけでございますが、去る12月4日、甲府地裁の和解協議が出まして、現在、和解協議が進行中でございます。

 そんなようなことで、特にメイコーのこの解雇につく吏員の詳細でございますけれども、当初、解雇させた者は26名でございます。しかし解雇に応じた人、それから応じられない人、そして現在5名の解雇されているといいますか、継続していると申しますか、人が解雇無効の提訴を行っておるものでございます。

 特に、この中に甲斐市の市民も多く含まれておりまして、生活の問題、生活の問題の中でも家のローンの問題、子女の進学あきらめの問題等々が出てきまして、生活。



○議長(猪股尚彦君) 保坂議員、1分割りました。



◆25番(保坂恒光君) 困窮を起こしているわけでございます。実は時間がなくて、中身の関係に余り入りませんけれども、やはり市議会として、私として特に市長にお考えを、今後の対応も含めて細分化した対策とご答弁をいただきたいのでございますけれども、いかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 今の質問で、質問要旨を出されていることで、こちらも真剣に聞いておったんですが、前置き、経過等長くて、質問のところがちょっと見い出せなくて、今突如私の考えと言われましても、地元企業で誘致を町がした事業だと思います。それで地元の方たちが15名等々含めて雇用されて、一生懸命半導体ですか、テレビのものを、企業、一生懸命やっていたメイコーさんでありますし、そして規模拡大もして、私の知り合いも4人ほど入社させてもらって、まだ現在もいると思います。途中だか、若い人ですが、自宅で休止した方もおりましたけれども、それなりに対応されている企業でありますから、大変努力をしていただけていると思ってはいるところです。

 訴訟問題について私がちょっととやかく言う問題もなく、今、保坂議員が言われるように、12月の上旬に和解の方向にということが甲府地裁で出ているとすれば、和解が成立していくことがベターなのかとは第三者的には思いますけれども、今後、先日、車のバッテリー開発あるいは充電器の開発等々含めて鋭意頑張っている企業でもあります。そして前段、何か50億円の予算かけてどうのと言われたんですが、ちょっとびっくりしていますが、5億と間違っているんではないかなと思いますが、訂正させていただきます。

 これら投資をして、町でも8,000万円。

     〔「1,700万円」と呼ぶ者あり〕



◎市長(保坂武君) 1,754万6,000円の投資をしたということですが、今後もメイコーさんには頑張っていただきたいなと。そして和解の方向に行くのであれば、ぜひそういった努力が必要なことではないかなと、感想的には思っております。



◆25番(保坂恒光君) 議長。



○議長(猪股尚彦君) 時間がなくなりました。



◆25番(保坂恒光君) 議長、特にお願いでございます。30秒時間をお与えください。



○議長(猪股尚彦君) 質問は困りますよ。



◆25番(保坂恒光君) 質問はいたしません。



○議長(猪股尚彦君) 終わりのあいさつだけにしてください。



◆25番(保坂恒光君) はい。終わりのあいさつと申しますか、やはり時間的な配分等もございまして、これについては次回、もう少し状況も進むと思いますので、再質問をさせていただくことをお願いしまして、終わらせていただきます。ありがとうございます。



○議長(猪股尚彦君) 保坂恒光君の一般質問が終わりました。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

 18番、中込助雄君、



◆18番(中込助雄君) 今、核兵器の廃絶宣言のことに関連させていただいて質問をさせていただくわけですけれども、この覚えの悪い私がさらさらって覚えられたのは、ちょっと披露させてもらうけれども、オバマ氏が宣言をした、「プラハから核廃絶の幕があく」と。覚えの悪い私がこんな覚えられるということはめったにないですけれども、できればプラハからじゃなくて、甲斐市からということを宣言していきたいと思うんですけれども、それはさておきまして、私も以前質問させていただきました。そのとき、つくりますよという確約をいただきましたから、あえてそこを質問するわけじゃありませんけれども、先ほど話を聞いておりますと、庁舎が仕上がるときにつけると、こういうことを聞きましたから、よかったかなと思いますけれども、つける場所もまだ今のところわかっていないと、こういう答弁でした。

 つける場所はそれでいいですけれども、大きさですね、どれくらい、20メーター、そんな大きいものは要りませんから、また余り小さくても、どこだなんていう目立たない、そういう看板じゃ困りますけれども、市長、どのくらいの規模のものを立てていただけるか、ちょっと確認ですけれども、教えて、わかる範囲でいいですから言っていただきたいと、そんなふうに思います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 中込議員から20メーターでは大きいということであれば、20メーター以下で準備いたして、また、小さ過ぎてもいけないということは十分わかっておりますが、今のところやはり皆さんからもご意見をお聞きしたいと、こんなふうに思っております。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

     〔発言する者なし〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終了します。

 以上で25番、保坂恒光君の一般質問を終わります。

 ここで休憩いたします。

 再開は5時5分といたします。お願いします。



△休憩 午後4時55分



△再開 午後5時05分



○議長(猪股尚彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△保坂芳子君



○議長(猪股尚彦君) 一般質問を続けます。

 通告12番、保坂芳子君。

 13番、保坂芳子君。

     〔13番 保坂芳子君質問席〕



◆13番(保坂芳子君) お疲れさまでございます。13番、公明党、保坂芳子でございます。

 ただいまから12月の一般質問をさせていただきます。

 生き生きと暮らせる幸福な高齢社会を目指して、私たち公明党は3,000人を超える地方議員が動きまして、この11月、12月にかけ介護問題総点検運動を行っております。本日の質問はその中から私が感じた点、質問させていただきます。現場の声を生かした介護制度にという表題で行わせていただきます。

 甲斐市の介護予防事業につきまして3点質問いたします。

 筋力トレーニング事業について、その参加人数、実績、そしてスポーツ振興課との連携、また今後の課題について。

 2点目、認知症対策について。認知症を患ったお年寄りを地域全体でサポートする見守り支援体制の強化が喫緊の課題と考えております。市の現状と今後の取り組みについて質問いたします。

 3点目、地域包括支援センターの役割の強化、そして増設の考えについて。

 以上3点、最初に質問させていただきます。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 保坂議員から、現場の声を生かした介護保険制度について幾つか質問をいただいております。

 まず、甲斐市の介護予防事業についてお答えします。

 介護予防事業はできるだけ住みなれた地域で健やかに暮らせることができるように提供しているサービスであります。特に運動機能、かむ、飲み込む力を高めて栄養状態を改善することが重要でありますので、これらの運動機能などの向上に力を入れて取り組んでいるところであります。

 また、認知症対策につきましては、認知症サポーターの養成に鋭意取り組んでおりまして、現在420名の方々にサポーターとして活躍していただいているところであります。

 次に、さまざまな相談業務を担当する地域包括支援センターの役割強化につきましては、各種相談業務の需要がますますふえることが想定されますので、さらに在宅介護支援センターとの連携の強化を図ってまいる考えであります。

 地域包括支援センターの増設につきましては、事業費の財源の確保、事業費の保険料への影響、業務委託方式の活用などの課題を整理する必要があります。いずれにいたしましても高齢者の皆様が住みなれた地域で安心暮らしていけるような環境整備のために、関係機関などと連携を密にし、行政、地域、そして家庭が一体となった体制づくりに努める考えであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) それでは、1点目についての再質問をさせていただきます。

 私はことしの3月議会で、介護保険料抑制のために介護予防事業の充実を訴えました。平成12年に2,341円だった保険料が第4期4,100円にと68%増加したんだけれども、介護保険給付費準備基金の全額4,200万円の取り崩し、そして国の特別交付金2,600万円を充当して保険料の引き上げ幅を抑制したとの答弁だったと思います。また今後も低所得者の方々には軽減措置をしていくと同時に、予防策として地域の人たちとの交流、また軽スポーツへの参加の啓蒙などで内外バランスをとった施策を目指したいとのご答弁でした。

 この筋力トレーニングの事業をやっていると今思いますけれども、これについて参加人数とか実績とかちょっとお聞きしたかったんですが、スポーツ振興課との連携、今後の課題、これをまた再質問でもう一度お聞きしたいところです。決まったカリキュラムを少人数でやっていくだけではなくて、もっと身近で軽くスポーツを楽しめるように、高齢者の方に施設開放など使用料などの配慮も含めまして考えてほしいと思って質問したわけでございます。

 特に行政の横の連携、スポーツ振興課と書いてありますが、横の連携が非常に大事だと思うんです。あくまでも高齢者の方のやる気、そこを大事にして、申し出があった場合には親切な前向きな対応はしていただいているとは思いますけれども、さらにシステムとしてだれでもどこでも気軽に高齢者の方が身近なところで、もしできれば無料で開放していただいて、そういうふうな体制にするともっとたくさんの方が筋トレにも参加できるかなと思って、質問いたしました。再度お聞きいたします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 具体的な筋力トレーニング、指導等の人数ということでございます。

 平成19年は24人、平成20年は25人ということで、各個人に適合したトレーニング方法を保健師等が指導してまいってきております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) わかりました、ありがとうございます。

 身近なところで、もし可能であればスポーツ施設等を開放していただくという点に関してはいかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 担当同士連携をとりながら、気軽にスポーツ等をしながら健康増進に役立てられるような連携をとっていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 今のご答弁では、高齢者の方が気軽に楽しめるようにできるだけの配慮をしていただくということでよろしいでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) できる限りのことは連携をとりながらやっていくのが我々の仕事ですので。ただ、先ほどちょっと料金的な話が出ましたけれども、その点については、当然使用料等はそのルールの中でお支払いしていただくような格好になるかと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 利用料のことはここでは当然決められないと思うんですけれども、ただ、高齢者の方で年金暮らしの方もたくさんおります。そういう方からやる気があって、皆さんで例えば自治会であるとかそういう老人会の方とかそういった形での申し出があった場合には、できるだけ配慮していただきたいと思います。工夫をして、甲斐市の高齢者の方たちのニーズに合ったよりよい施策の実現をしていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

 次に、認知症対策なんですけれども、オレンジリングをつけていく認知症サポーター養成講座、これも甲斐市でやっていると思います。これは国で施策としてやっておりまして、2014年までに100万人を目指すという目標がありましたが、既に4月の段階で達成したとお聞きしております。甲斐市ではこの認知症サポーター養成講座、いかがでしょうか。市民の方の中には率先して認知症の方、それからその家族を応援するために積極的にこの事業を実践されている方もおります。市としてももっと啓発に力を入れてほしいと思うんですが、現状と、またこの取り組み、またその方たちへの支援が何かありましたらちょっとお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) サポーターの現状につきましては、先ほど市長から具体的に420名というようなことでございまして、目標とすれば当市は600名ほどが目標値になるんじゃないかと試算しております。今後その養成につきましてはいろいろな手段を講じて、目標値がクリアできるような取り組みをしていきたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 現在の啓蒙の形はどんな形ですか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 現在、実際にサポーターとなられた方を中心に、地域で活躍をしていただいております。ですから今後もそのサポーターの方を中心に、新たに養成に向けて努力をしてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) ぜひ一生懸命やろうとしていらっしゃるサポーターの方たちにたまには声をかけていただいて、どんなふうに頑張っているのか随時見ていただきたいと思います。

 次に、地域包括支援センターのことなんですけれども、現在、1カ所257万円、そして4カ所に予算措置をされていると。前回のときも私は費用対効果がどうかということをお伺いしたんですけれども、それは研究するという話だったんですけれども、来年度に向けての何か新しい取り組み等ございましたらお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 保坂議員さんのご質問は在宅介護支援センターと読みかえてよろしいですね。ご存じのとおり4カ所、在宅介護支援センターがございまして、相談業務を中心に高齢者のサポートを行っております。現在、今までは活動が非常に見にくいというようなご指摘もございまして、当然高齢者には、相談は気楽にできますからご利用くださいというご案内は差し上げてございます。それにあわせましてことしはひとり暮らしの高齢者等、民生委員さんのご協力により毎年調査しておりますけれども、その結果に基づいて詳細に在宅介護支援センターのほうで状況を把握して、将来の支援の基礎資料としておりますので、今までよりはセンターのいろいろな利用ができるんじゃないかと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) もし基礎資料、まとまりましたらまたぜひ見せていただければと思います。よろしくお願いします。

 2点目、独居老人のことについて質問します。

 独居老人、また老夫婦世帯の介護支援は、家族が介護することを前提に制度がつくられているので、支えるためには地域の介護力の開発が必要であると言われております。これの甲斐市の取り組みを伺います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) お答えいたします。

 ひとり暮らし高齢者等の状況を把握するため、毎年4月に民生委員のご協力により高齢者世帯基礎調査を実施しています。今年度からはこの調査の結果を踏まえ、より詳しい自立度などの把握をしております。この結果につきましては、さまざまな在宅サービスを提供する基礎資料とするとともに、災害時における支援体制づくりのために地域で活用していただく考えであります。

 また、情報交換などにより介護による身体的、精神的負担の軽減を図ることを目的とした家族介護者交流事業を開催しておりますが、民生委員などの地域の方々との交流が円滑にできるような体制づくりを、引き続き進めてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 私の聞きました地域の介護力の開発、これ1点に絞ってお伺いしたいと思います。再質問いたします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 地域づくりは非常に大きな課題だと思っております。核家族化に伴い地域のサポート力が非常に低下しているというのは子供の世代でも同じですし、高齢者の世代でも同じということは理解しております。ですから今後は自治会を通じたいろいろな情報伝達の仕組みの中で地域力といいますか、向こう三軒両隣の交流をどうしたら活発にできるかというものも含みまして、いろいろな取り組みを進めていきたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 今のご答弁、そのとおりだなと思うんですが、もうちょっと具体的なものがお聞きできれば本当にうれしかったなと思います。甲斐市での孤独死の心配はないと。一人で寂しく亡くなっていくというような、孤独死というものに対しての心配はないということでよろしいでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) できれば孤独死等は避けたい事案でございますけれども、不幸にしてそのような結果になる方もゼロとは言えませんので、ぜひ全体で我々も努力させていただきますけれども、地域の自治会長さん、また民生委員さん等のご協力を得ながら、いろいろな角度からいろいろな施策も検討してまいりたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 自治会の方、民生委員の方のご協力を願いたいと、そういう答弁だったと思うんですが、もうちょっとやっぱり甲斐市の行政としてもこれに取り組んで、何か新しいものをつくっていただきたい。これは要望です。お願いしたいと思います。

 次に、3番目の問題です。家族介護者の生活支援について伺います。

 男性の家族介護がふえています。職を持たない男性介護者が6割を占めているという状況です。生活支援が重要です。甲斐市の現状認識、またその対応を質問いたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 家族介護者の生活支援についてお答えします。

 介護保険制度は10年が過ぎ、高齢者の増加とともに課題も増加傾向にあり、内容も多様化してきている状況であります。高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるためには、介護する方々に過度の負担がかからぬように軽減を図っていくことは大変重要であると考えます。このため介護者の相談やサービスを提供する在宅介護支援センターや地域包括支援センターの業務を周知するとともに、効果的なサービスの利用を促進し、高齢者が引き続き住みなれた地域で安心して暮らせるよう、介護保険制度の適切な運営に努めてまいる考えであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 男性の介護者というのは全体の3人に1人と言われております。また、その男性の介護者というのは、介護の問題だけではなくて多くの問題を抱えているとも言われておりまして、特に若い男性が介護をしている場合には仕事と介護ということで悩んで、介護で仕事をやめましたという方も多くいると聞いております。やめた理由というのはやっぱり施設に入れたくないと、寝たきりになってしまうと。寝かせきりの施設でショックだったという人も中にはいます。それから、おれは面倒見るぞと宣言してしまったので、そのまま面倒見ているとか、男性の介護ということにはいろんな問題があるんだなということを今回、私もいろいろ皆さんから聞いて感じたわけでございます。

 だれがその状況になっても、私どももおかしくない状況ではあります。今若いとしても、いずれその状況が私たちも来ます。そして特に男性の場合、老後の年金とか、若い人の場合、将来の見通しが立たないで追い詰められて、つい虐待してしまったりとか、それから心中とか、そういった問題に追い詰められて、殺人事件等も実際には起きているのが現実でございます。

 甲斐市でも介護慰労金支給事業とか、それから家族介護者交流事業、先ほど市長さんの話にもありましたけれども、答弁の中でもいただきましたけれども、こういった事業はしてはいるんですけれども、慰労金もいろいろな条件がついて2万円、それから家族介護の交流事業、こういったこともうたってはいるんですけれども、現実この状況というのはどういう状況なんでしょうか。状況を伺いたいと思うんですけれども。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 状況というのは非常に説明のしようが私はちょっとないですけれども、実際に介護者の状況、在宅での行動といいますか、サービスを受けている体制ですけれども、当然、在宅サービスのメーンでありますホームヘルパー、あとショートステイ、デイサービス、この3つをいかに効率よく利用して在宅で介護できるかというのは、我々もこの介護制度がスタートしたときからのテーマでありまして、この3つの大きなサービスのPRを図りながら、できるだけ介護者の軽減を図っていくということを今も続けております。仮にこのサービスの周知がまだ低いというようなご指摘であれば、その辺の上手なサービスの使い方につきましては、機会あるごとに今後も周知してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 私がお伺いしたのは、介護慰労金の制度はあるけれども、生活支援まではいかないでしょう。それは本当に困って、自殺まで追い込まれた場合、どこも相談するところもない、そういう人はどうやって救いますかと、甲斐市にはそういう人はいないんでしょうかというような観点から今のことも聞いたんです。家族介護の交流事業というのも形ではあるけれども、本当にここに、例えば介護して本当に私は疲れて死にそうなんだとか、虐待しそうだとかと言っている人が実際に来て、相談をやっている場を設けているのかとか、そういったことを聞きたかったんですが、もう1回再度質問させていただきます。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 答弁がちょっとずれまして、申しわけございません。

 具体的には地域包括支援センターが今24時間体制で相談業務を承る格好になっております。その中で、もし具体的な事例等が、危険性があるというようなものがあった場合には、地域の方々からご相談、当人から受けるのが一番早いんですけれども、地域の方々、当然、民生委員さんも含めてご近所の方から相談していただければ、我々のスタッフが、緊急性のものはすぐ対応しますけれども、ある程度時間が置けるものでありましたら夜は避けて、翌日の朝から対応するような体制をとらせていただいてありますので、ぜひその辺のご活用、我々も地域包括支援センターの内容も十分またPRしていきたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 私も今回いろいろ調べた中で感じたことなんですが、いろいろわからなかったこともいっぱいあって、家族介護者の方に対する生活支援が重要だと思ったんです。単に家族の方が介護することは親孝行だとか、それから美談ではもう済まない状況なんです。それではもう限界に来ているわけです。特にフィンランドとかドイツなどは家族介護者手当の支給をしております。それからスウェーデンなどでも家族介護者が集まる場所がつくられて、気軽に相談や意見交換ができる仕組みをつくる試みも行われているそうです。

 そういった対策は、先ほど言いましたように慰労金と介護者の交流で一応甲斐市ではできているんだけれども、生活支援まではできていませんよねということをさっきから2、3回言っているわけなんですが、それについてのお考えを聞かせていただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) どうしてもセーフティーネットというふうな話になるかもわからないですけれども、当然セーフティーネットの場合には福祉保健部に生活保護という制度がございます。それは当然いろいろな制約の中で受けていただくような状況ですけれども、最終的には仮に自分の能力また資産等を全部使い果たしたという言い方はちょっと失礼ですけれども、なった場合には生活保護の適用等のことも考えられるんじゃないかと思いますので、先ほど申しましたように情報等を我々に伝達していただくのが一番いいんですけれども、中には要するにそういうところへ相談するのが心苦しいとか嫌だというような方もいらっしゃるかもわかりませんけれども、ぜひその辺は、先ほど地域力を高めるというような話もありましたけれども、地域全体の中でご相談をしていただければ何らかの対応ができるんじゃないかと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 今、生活保護の話が出たんですが、いいでしょうか。

 例えば若い男性が介護でどうしても介護しなければならない場合、もう全部、例えば財産も全部失ってしまったんだけれども、何もないんだけれども、若い男性が働けるというだけの条件でなかなか生活保護は受けられないんですが、この家族介護の場合に、そういったことも考えられるという解釈でよろしいですか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 先ほどご案内しましたように、在宅福祉サービスをいかに効果的に利用して、要するに施設に入らなくてもいられる状況をつくれば、仮に家族、若い方だとすれば就労の機会は多分得られると思いますので、その在宅のサービスを使っての就労支援というのも一つの方法じゃないかと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) この問題は、委員会もありますので、そちらでしたいと思います。

 次に、4番目、小規模多機能型居宅介護について伺います。

 365日、24時間体制で介護サービスを提供してくれるのがこの介護です。団塊の世代が75歳を迎える2025年には、全国では3万箇所必要とされると言われております。甲斐市の場合の現状と、それから設置の目標とをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 小規模多機能型居宅介護についてご質問いただきました。

 利用者の希望により、通いを主として宿泊や自宅への訪問などを行い、自立した日常生活を営むことを目的とした施設であります。現在、市内には竜王地区に1カ所、敷島地区に1カ所あり、両施設とも利用定員は各25人となっております。平成20年度中の利用状況は、通所利用者6,301人、訪問利用者1,880人、宿泊利用者3,206人となっております。平成23年度までの第4期介護保険事業計画には本施設の増設の計画はありませんが、今後の情勢を見ながら研究・対応してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) ありがとうございます。

 大分たくさんの方が使っていらっしゃるという印象です。こういった地域密着型サービスの事業所、この理想というのを描くのは保険者であり、事務所を指定する、指導権を持つというのは市町村と言われております。こういったこと、市町村がみずからの市の将来像に向けた自分のビジョンを持つことが非常に大事だと、それを持つことができないと数もふえないし、またこれで救われる人も限定されてしまうということがあるんですけれども、独自のビジョンという意味で、どういった考えをお持ちでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 具体的には第4次の高齢者福祉計画と介護事業計画の中で定めてございます。今回ご質問の小規模多機能につきましては、市長が答弁しましたように今回の3年間では増設の計画はないという状況ですので、今後、将来にわたって増設するかもわかりませんけれども、それには当然利用料といいますか、保険料への影響等も十分勘案して誘導しなければなりませんので、今後も十分な研究をしてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 研究の結果、またお聞きしたいと思います。

 次に、高齢者が安心して暮らせる住まいの整備について2点、お伺いいたします。

 一つは、20万円を限度に介護予防住宅改修費、これが支給されております。これを全部1回払って、その後いただくという形なんですけれども、今は。これを受領委任払い制度にできないでしょうかという質問です。初めに全額払わなくて済むので、年金の少ない高齢者は助かりますということで、これも私も前に質問したこともあるんですが、実は近隣の市町村でもこれを実施しているところもぼつぼつ出てきております。ぜひこれを実施していただきたいんですが、質問させていただきます。

 それから、2点目、市内の市営住宅・県営住宅にはほとんど手すりがついております。しかし中には双葉田畑団地のようについていないところがあります。この手すりですが、高齢者だけではなくて、例えば妊婦さん、それから小さなお子さん、これもついていれば非常に助かります。危険なので、ぜひついていないところには、合併にもなりましたので、全部の市営住宅、つけていただきたいという、欲しいという声がありました。早急に対応していただきたいと思います。これも、すみません、ご答弁お願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) ただいまの質問についてお答えいたします。

 介護予防住宅改修費の受領委任払いにつきましては、利用者には1割負担の支払いで済むため低所得者が利用しやすくなる反面、安易な改修を行うことが懸念されるところでもあります。住宅改修費の受領委任払いを制度化している市は1市だけでありますので、他市の状況や問題点を整理するなど検討してまいりたいと思います。

 次に、市営住宅への手すりの設置につきましては、市内の3階以上を有する市営住宅4カ所のうち2カ所の団地には階段に手すりが既に設定されております。ご指摘の双葉地区の田畑団地と敷島地区の川辺町団地は建設年度が昭和60年度ごろと古いこともあり、階段に手すりが設置されていない状況であります。階段の手すりは高齢者だけでなく日常生活に必要ではありますが、階段の状況や居住者のご意見も聞いた上で、段階的に対応してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) ありがとうございます。

 まず、1点目ですが、安易な改修が行われやすいというのは、言葉悪く言いますと安易な改修をこれでやってしまわれるというような感じで、高齢者とかそれをやる事業主を最初から疑っているような感じにも聞こえるわけなんですけれども、これはあくまでも介護予防のための住宅改修なので、普通の一般の改修ではないので、そこにはケアマネさんもいるし、ちゃんと見ているわけですよね。きちんと監督されていればそういったことは事前に防げるんではないかと私なんかは考えるんですが、それよりも年金少ないけれども何とか改修してほしい、バリアフリーにしてほしいと思っている、本当に思っているお年寄りもいるので、そういった方たちの転んで、骨折して医療費がかかるよりは介護の住宅改修で転ばないような、やっぱり長く歩いていられるような生活を提供してあげたほうがよっぽど価値的だというふうに感じるんですけれども、その点はいかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 今、保坂議員がおっしゃるとおりでありまして、この制度を導入するにはケアマネジャー、それから業者さんとの調整事項があります。今、それは市長が答弁したとおり、その問題点等を整理しかけておりますので、今後の検討の課題とさせていただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。また、先ほどの市営住宅に関しましても、ぜひ早急な対応をお願いしたいと思います。安全・安心のための対応をぜひお願いしたいと思います。

 介護制度のことで質問を何点かさせていただきましたけれども、特に日本の場合、先ほどから地域の力とおっしゃっていますが、本当に共助というのが足りないというふうに日本では言われております。私も甲斐市でも多分同じだろうと思います。何か役に立ちたいと思う少数の人たち、これを積極的に取り上げて、育成に力を入れているなというところまでは、まだまだ甲斐市でもこれからかなというふうに感じます。特に、今やもう本当に、先ほど言いましたように家族で介護を担うには限界を超えておりまして、また高齢者が社会、地域で活躍できるようにすることも大事で、人の役に立つ場にいる、あるということが最高の介護予防であるというふうに言われております。

 保坂市長さんにも前回のご答弁の中で、行政と市民の協働で介護予防に当たりたい、進めたいと前回おっしゃいました。市当局の今後の前向きな研究、また具体的な、特に市民の皆さんのニーズに合った賛同を得られる現場の声を生かした施策の実施に大いに期待して、ここの介護の質問を終わらせていただきます。

 次に、子どもたちによりよい環境をということで質問させていただきます。

 最初に、市内の芝生化についてですが、学校・公園等芝生化が甲斐市内においても進められておりますが、芝生化してよかったという意見が圧倒的に多いと、私も自分の地元の双葉東小学校が芝生になって、ほこりは立たなくなった、それからけがしなくなった、本当に喜ばれております。

 今後の取り組みにつきまして質問いたします。市内保育園・幼稚園での実施計画、2点目、小・中学校、公園等での取り組み、それから3点目、事務経費等の負担、作業、全体の監修・指導について、それから最終的に芝生化というのは甲斐市においてどこまで進めるのか、ビジョンがありましたらお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 市内の公共施設における芝生化についてお答えします。

 市におきましては、公共施設の緑化推進事業とあわせ砂塵対策やけがの防止などを目的として小学校3校、保育園1園、幼稚園1園の校庭、庭園を芝生に整備したところであります。

 まず、市内保育園、幼稚園の芝生化の状況につきましては、平成19年度に県の補助金を受け、試験的に竜王中央保育園の園庭の芝生化を実施したところであります。現在、整備後の維持管理体制や経費などについて検証を行っているところであります。

 次に、小・中学校の取り組みにつきましては、ご承知のとおり竜王南小、竜王西小、双葉東小の3校が芝生化を実施しております。また、公園では、市が管理する公園のほとんどに芝生広場があり、現在整備を進めている(仮称)志麻の里防災公園にも芝生広場を整備する計画であります。

 保育園、小学校に整備した芝生広場の管理費も大きいことから、今後の管理費や工事費等について総合的に検討を進めているところであります。

 どこまで進めるかにつきましては、校庭では、夜間ですが、中心的に社会体育施設としての利用がされておりますので、関係機関との調整、維持管理費など芝生化のメリット、デメリットなどを検証する中で、今後どこまで進められるか判断していかなければならないと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) ありがとうございます。

 事務経費の負担作業の中で、鳥取方式という方式、ポットでつくる、それが非常に管理の費用面で、それから管理のやり方においても非常にしやすいということで聞いておりますけれども、そういった方式を使うつもりはあるんでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 芝生化の苗代の経費の比較でありますが、従来はヒメコウライとかノシバとか品種が、平米当たり単価が1,200円程度かかっております。鳥取方式、これは先ほど市長が答弁したように志麻の里の公園に採用する予定になっておりますが、ポット苗で大体平米当たり400円程度ということで、3分の1の経費で抑えられるという状況になっております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 本当に芝生化に関しましては保育園も多分徐々にやっていくんだろうと思いますし、学校でもこんなにやっている自治体はないと思います。非常に誇れる一つの甲斐市の政策だなと思いますので、今聞きましたら3分の1程度の経費ということなので、そうはいってもいろんな環境があって、全部というわけには多分いかないと思いますが、ぜひ徐々に進めていっていただきたいと思います。

 それでは、2点目ですが、市内保育園でのドッグセラピーの導入をしていますが、今後の取り組みについて4点質問いたします。

 全保育園実施は可能でしょうか。それから現場での現在の声、それから効果等、もしありましたら教えてください。

 3点目、心の問題を抱える子供も少なくありません。保育園だけではなくて、試験的にではありますが、小・中学校でも実施してはどうかと思いますが、お考えを聞きます。それから予算措置等はどうなるのかお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) ドッグセラピーの取り組みについてお答えします。

 平成20年12月から竜王南保育園において調査的に行われておりまして、さまざま検討しながら導入をし、他の保育園にも活動をさせていただいております。ボランティアでご協力をいただいているものでもありますが、効果はある面ではあるのかなと。先ほど来私も答弁しておることがありますが、創甲斐教育の中で幼児、保育園等の教育の部分で実施してきまして、保育園からは、犬も訓練次第で我慢し、指示されたことをきちんと理解し、行動できるんだなということを見たり、また、犬との触れ合いにより命の大切さを子供たちに知らせるよい機会になった等の感想が寄せられておりますが、情緒の変化を測定する難しさもあります。あわせて名桜大学の調査なども入っておりまして、幼児期の教育におけるアニマルセラピーということで、その研究成果も後日報告されるんではないかと期待をしているところでもあります。

 また、小・中学校での実施については、現在策定している創甲斐教育推進大綱の具体施策にある体験的な学習プログラムの中で、まずは研究してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 最後の予算措置ということに対しては。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) ボランティア団体によりますドッグセラピーでございまして、まるっきりボランティアだからそのままということもちょっと心苦しい状況でございますので、犬の若干のえさ代といいますか、等は謝礼としてお支払いをしたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) ぜひ前向きに取り組んでいただければと思います。よろしくお願いします。

 最後になりますが、教育の情報化の推進ということでお伺いいたします。

 甲斐市におきましては、文部科学省の電子黒板を活用した教育に関する調査・研究の指定を受けたところです。電子黒板の授業での活用については学習意欲の向上、また知識定着への効果が期待される一方では、その活用方法また学習効果について収集された事例が少ないということもありまして、そういう状況であります。その中での指定ですので、しっかり実施していただいて、結果も出していただきたいと思うところでございます。

 今回の指定は双葉東小1校ですけれども、市内全クラスを将来的には視野に入れた取り組みが、次へのステップにつながるんではないかなと思うわけでございます。また、社会の情報化に対応した教育の充実というのは必ず効果があるということを私は確信しております。

 1点目といたしまして、甲斐市の情報教育の推進計画の策定の予定があるかどうか、2点目、情報教育に関する研修の取り組みはどうか。それから学校情報教育環境の構築・運用、これをどのように考えるか、それからIT教育支援アドバイザー事業、これの実施はどうか、それから情報モラル教育の推進、以上5点、まとめてお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 教育の情報化の推進について、5点ほどのご質問をいただいております。

 まず、甲斐市情報教育推進計画の策定についてでありますが、平成18年度に学校における個人情報の取り扱い、情報セキュリティガイドラインの中で策定し、3年計画で進めてまいりました。今後は現在策定中の創甲斐教育推進大綱の施策の中に情報教育の充実を取り入れ、具体的な推進計画を検討していきたいと考えております。

 次に、情報教育に関する研修の取り組みについてでありますが、毎年公立小・中学校情報教育担当者会の中で実施をしておりまして、今後は電子黒板の研修も進めていくことにしております。

 次ですけれども、学校情報教育環境の構築・運用についてどう考えるかということでありますが、今回の電子黒板活用に関する調査・研究の状況分析をした上で検討をしていきたいと思います。当然、運用を図るためには財政当局との協議も必要となってまいりますので、進めていく上では年次計画を立てて推進をしていきたいというふうに考えています。

 また、IT教育支援アドバイザー事業の実施についてでありますが、県外においては情報教育支援アドバイザー事業を実施をしているところもあります。IT教育支援アドバイザーについては今後調査・研究をしていきたいと思っております。

 最後に、情報モラル教育の推進についてでありますが、教育委員会では平成20年9月と平成21年5月に小・中学生の携帯電話利用に対する教育委員会提言を保護者向けに配付し、この提言をもとに各学校が取り組んでいるところであります。具体的には山梨県警察本部の少年課少年対策官による講演や携帯電話会社によるケータイ電話教室の実施、学校における情報モラルの授業を行っております。

 しかし、家庭での携帯電話の管理や指導は必ずしも提言どおりに行われているとは言えません。今後も学校での情報モラル教育の強化を図ってまいりますが、家庭での管理や指導が広がっていきますようご支援、ご協力等もお願いをしたいと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) まず、1点目の情報教育の推進計画の策定ですが、今後も創甲斐教育の中での具体的なものを検討していきたいというお話でした。リテラシー教育というのをこの間の質問の中でもしたんですけれども、要するに小・中学校9年間のカリキュラムの中でそれを取り組む、情報教育を、そういうシステムなんですけれども、前回のときにも保坂市長さん、ICTに頼らない、ICTに頼らないで自分で努力していくことのほうが大事だというお話を前回されました。私も全く同感で、別に電子黒板を入れたから、電子黒板に全部頼って授業をするとか、子供はみんなそういうふうにするというのは私も反対なんです。

 ただ、今の子供の状況というのは携帯が、メールから目が離せないとか、それからインターネット犯罪に巻き込まれてしまうような可能性が至るところで転がっているというこういう状況の中で、やはりこの情報教育の携帯のインターネット、そういった正しい使い方とか使い切れる能力の開発をするためには今が、義務教育の期間の中で、甲斐市として独自にそういった教育を義務教育の中のカリキュラムの一つとして入れ込んでいくということも、非常に大事なんではないかと考えたわけなんでございます。

 社会環境が決して子供を配慮していませんので、甲斐市の子がそういう犯罪に、現在もそうですが、将来も巻き込まれないようにするためには、このことについて本当に精通していくことが非常に大事じゃないかなと思うんです。そう思って、推進計画が具体的にそういったことも、リテラシー教育が実現できればと思います。

 国際社会に出ていけば、できなければ相手にされないわけですし、また進んだ国に従っていくしかないと思います。甲斐市の子供たちは、世界で活躍するような子供たちがたくさん出てくると思います。そのときに先頭に立って各国をリードできるような人材に育てるためにも、今回この推進計画の中でもしっかりとカリキュラムの中にも取り込んでもらいたいなと思ったんですが、特に市長さんの見解等伺いたいんですが。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 甲斐市では創甲斐教育と銘打って、教育の推進を図っていきたいという概念で進んでいるわけであります。いずれにいたしましても先ほど来ご質問もいただき、また議員の先生方には市民の福祉の向上のために鋭意知恵を絞って、ご意見等もいただいたり、ご質問をいただいて大変参考になって、私どもの知恵、そしてまた勇気づけになっているわけであります。今後も新時代に向けて、そして将来に向けてそれぞれの施策を、国の施策等を踏まえて、それに乗りおくれないように努力をしていかなければならんと思っているわけであります。

 特に、先ほど来質問の中で、介護ということなんで、僕は常々思っていることが、川柳で思いを託しています、「親孝行、しておけば、いつかいいことある」と。これは家庭介護、先ほど在宅介護のお話、ご意見、質問されておりましたから思い出して言うわけですが、「介護して、我が身の介護だれがする」、そう言ったら息子が、「早く行けと父に言う」と。びっくりしたわけです。そういうふうに、家庭の中でやっぱりこれは家庭介護をしていかなければならん。そういう意味合いから、「親族に、一医療職あるがいい」。親戚の中に一人でも医療職の方があったらいいと、そういう思いで今私は考えているところであります。人は皆老いて、人の手、厄介になる、私たちは老いていくと人の厄介になる、そういう思いで今現在社会の人たち、家族が努めていくということが私は必要であるというふうに思っているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) ぜひ市長さんのおっしゃるような人生を目指していきたいと思いました、私も。

 時間があれなので、続けて、この情報教育のほうの2番、3番、4番をまとめて。この2番、3番、4番の中で、私は一番やっぱりこのIT教育支援のアドバイザー事業、これをぜひしていただきたいんです。なぜかと申しますと、多分、学校の先生方が今一生懸命、できる方が電子黒板をみんなに教えようと思ってやっていると思うんですが、この間、千葉の柏市に研修してきたんですが、先生が異動してしまうと全くだめになってしまうらしいんです、そこの学校が。だから先生も電子黒板ばかりやっていられないですね、クラス持ったりいろんなことをやっているわけですから。できれば教育委員会の中に所属していただいて、すべてのIT教育のことが全部わかる専門のアドバイザーを置いていただいて、その方たちによりわかりやすい授業を目指してしている先生方にしっかりと教えていっていただきたいなと、専門の、しかも教育の情報化の専門家でないとだめだと思います。情報機器の専門家というよりは教育分野での専門家の登用、ぜひ将来的にはお願いしたいなと思います。これは要望したいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、最後になりますけれども、この最後の情報モラル教育の推進、これも前回に質問させていただいたんですが、ことし4月に施行されました青少年インターネット環境整備法というのがあると思うんですが、有害サイトへのアクセス防止の強力な取り組みなんですが、学校、保護者が、青少年にインターネットを適切に活用する能力を身につけさせるための学習の機会または情報の提供、普及、啓発に努めることが法律上義務づけられたと、そういう形になったと思います。

 前回のときに、質問の中でフィルタリングの実態などなかなか把握が難しいというお話でしたが、その後、調査など進んでいるのかどうかお聞きしたいと思います。また、このことに関しましての努力、新しいことがありましたら状況を伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) この前も今ご質問のようにその辺のご質問いただきましたけれども、今、携帯電話あるいはパソコン等による情報化というのは大変必要なことであるんだけれども、一方ではそういった問題が起きていますので、これまでも学校への周知徹底、あるいは保護者へのそういった機器の管理等についてお願いしてきたところでありますので、これからもその法律等もできましたので、さらになお一層推進をして、児童・生徒等が携帯電話等によっての被害が起こらないような努力をしていきたいと思っています。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 今回の教育の情報化の推進はというのは、文科省の指定を受けたということでの質問をさせていただいたわけですけれども、先ほども申し上げましたように、このことが県内でも甲斐市だけだということなので、非常にどういった結果というか、教育は長い目で見なければわからないんですけれども、そういった面で本当に先進的な取り組みができるということは非常にありがたいことだなというふうに、非常に私も感謝しているところですが、子供たちが本当に世界で雄飛できるようなそういう地盤を創甲斐教育の中でしっかりつけていただければなと期待して、質問を終わらせていただきます。長時間ありがとうございました。



○議長(猪股尚彦君) 保坂芳子君の一般質問が終わりました。

 自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で13番、保坂芳子君の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(猪股尚彦君) 本日予定されておりました日程はすべて終了いたしました。

 明日から各常任委員会が開催され、条例、補正予算及び請願の審査が行われますので、よろしくお願いいたします。

 なお、次の本会議は12月18日金曜日午後2時に開会いたしますので、ご参集願います。

 各委員会での慎重審議をお願い申し上げ、本日はこれにて散会といたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午後6時03分