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山梨県 甲斐市

平成21年 12月 定例会(第4回) 12月11日−01号




平成21年 12月 定例会(第4回) − 12月11日−01号







平成21年 12月 定例会(第4回)



甲斐市告示第193号

 平成21年甲斐市議会第4回定例会を次のとおり招集する。

  平成21年12月2日

                             甲斐市長  保坂 武

 1 期日  平成21年12月11日(金)

 2 場所   甲斐市議会議場

               ◯応招・不応招議員

応招議員(28名)

     1番  込山伸一君      2番  坂本一之君

     3番  有泉庸一郎君     4番  猪股尚彦君

     5番  山本英俊君      6番  内藤久歳君

     7番  藤原正夫君      8番  名取國士君

     9番  小浦宗光君     10番  河野勝彦君

    11番  池神哲子君     12番  清水富貴雄君

    13番  保坂芳子君     14番  家光由里君

    15番  清水喜代栄君    16番  小宮山長庚君

    17番  赤澤寛吉君     18番  中込助雄君

    19番  森田 稔君     20番  今村正城君

    21番  花田直人君     22番  小林 守君

    23番  樋泉明広君     24番  金丸 毅君

    25番  保坂恒光君     26番  島田利彦君

    27番  鈴木 昇君     28番  仲田博司君

不応招議員(なし)

          平成21年甲斐市議会第4回定例会

議事日程(第1号)

                平成21年12月11日(金曜日)午前10時開会

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

     諸報告

日程第3 議案第54号 山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更の協議の件

日程第4 議案第55号 山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の協議の件

日程第5 議案第56号 中巨摩地区広域事務組合規約の変更の協議の件

日程第6 議案第57号 竜王駅前広場の設置及び管理に関する条例の制定の件

日程第7 議案第58号 甲斐市保健福祉センター条例の一部改正の件

日程第8 議案第59号 甲斐市後期高齢者医療に関する条例の一部改正の件

日程第9 議案第60号 甲斐市介護保険条例の一部改正の件

日程第10 議案第61号 平成21年度甲斐市一般会計補正予算(第3号)

日程第11 議案第62号 平成21年度甲斐市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

日程第12 議案第63号 平成21年度甲斐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

日程第13 議案第64号 平成21年度甲斐市介護保険特別会計補正予算(第2号)

日程第14 議案第65号 平成21年度甲斐市介護サービス特別会計補正予算(第1号)

日程第15 議案第66号 平成21年度甲斐市下水道事業特別会計補正予算(第2号)

日程第16 議案第67号 平成21年度甲斐市水道事業会計補正予算(第1号)

日程第17 議案第68号 指定管理者の指定の件

日程第18 議案第69号 市道路線認定の件

日程第19 請願第21−2号 子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める請願書

日程第20 請願第21−3号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める請願書

日程第21 一般質問(5人)

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(28名)

     1番  込山伸一君      2番  坂本一之君

     3番  有泉庸一郎君     4番  猪股尚彦君

     5番  山本英俊君      6番  内藤久歳君

     7番  藤原正夫君      8番  名取國士君

     9番  小浦宗光君     10番  河野勝彦君

    11番  池神哲子君     12番  清水富貴雄君

    13番  保坂芳子君     14番  家光由里君

    15番  清水喜代栄君    16番  小宮山長庚君

    17番  赤澤寛吉君     18番  中込助雄君

    19番  森田 稔君     20番  今村正城君

    21番  花田直人君     22番  小林 守君

    23番  樋泉明広君     24番  金丸 毅君

    25番  保坂恒光君     26番  島田利彦君

    27番  鈴木 昇君     28番  仲田博司君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長      保坂 武君      副市長     鶴田陽一君

 教育長     上野博文君      企画部長    小田切義夫君

 総務部長    小澤久生君      市民部長    飯室老男君

 環境経済部長  中込崇博君      福祉保健部長  河野文彦君

 都市建設部長  海野政文君      教育次長    三井 譲君

 会計管理者   藤田広子君      水道局長    雨宮行比古君

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事務局職員出席者

 議会事務局長  武井 泉       書記      本田泰司

 書記      輿石文明       書記      小林久美



△開会 午前10時00分



△開会及び開議の宣告



○議長(猪股尚彦君) ただいまの出席議員は28人であります。定足数に達しておりますので、これより平成21年甲斐市議会第4回定例会を開会いたします。

 開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位並びに保坂市長を初め市当局の皆様におかれましては、師走に入り何かとご多忙のところ、ご参集いただき、厚くお礼申し上げます。

 ことしも残すところわずかとなりました。定例会も第4回目を迎え、21年度最後の定例会となりますが、私、3月に議長に就任し、第2回臨時会から議事進行をしてまいり、皆様方のご協力により順調に運営することができました。皆様方のご協力に対し心から感謝申し上げ、ことし1年のお礼とさせていただきます。

 さて、9月定例会において可決しました大型補正予算に係る事業も、国の補正予算の執行停止が心配されたところでありますが、学校の体育館などの設計や電子黒板の整備など、教育事業を初め防災資機材の整備、庁舎整備なども順調に事業執行されていると聞き安心しております。

 引き続き、「緑と活力あふれる生活快適都市」及び「創甲斐・教育」の実現に向け事業展開が行われますよう、ご期待申し上げます。

 この後、市長より提出議案の説明がありますが、市政の発展、住民福祉の向上を第一にお考えいただき、慎重審議いただきたいと思いますので、議員各位のご協力をお願い申し上げまして、簡単ではございますが、開会のあいさつとさせていただきます。

 それでは、直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(猪股尚彦君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(猪股尚彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、13番議員、保坂芳子君、14番議員、家光由里君、15番議員、清水喜代栄君を指名いたします。

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△会期の決定



○議長(猪股尚彦君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日12月11日から12月18日までの8日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は本日12月11日から12月18日までの8日間と決定いたしました。

 なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付した案のとおりでありますので、ご了承願います。

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△諸報告



○議長(猪股尚彦君) 次に、諸報告をいたします。

 初めに、広域事務組合議会より報告がございます。

 中巨摩地区広域事務組合議会について、森田稔君、報告をお願いいたします。

 19番、森田稔君。

     〔19番 森田 稔君登壇〕



◆19番(森田稔君) 中巨摩地区広域組合議会の報告をさせていただきます。

 平成21年9月28日に行われました中巨摩地区広域事務組合議会定例会の報告をさせていただきます。

 なお、報告書はお手元に配付してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。

 会議には、私が出席をいたしました。ほかの樋泉議員、池神議員、坂本議員におきましては、本市の決算審議のため欠席をさせていただいたところであります。

 定例会の内容は、平成20年度決算認定議案6議案でありました。

 藤巻会計管理者から説明を受け、河西監査委員による一般会計及び特別会計関係帳簿、書類検査の結果報告を受け、審議を行い、いずれも原案のとおり可決されました。

 なお、議案及び審議資料は図書室に備えてありますので、ご参照願います。

 以上で中巨摩地区広域事務組合議会の報告を終わらせていただきます。



○議長(猪股尚彦君) ご苦労さまでした。

 続きまして、峡北広域行政事務組合議会について、中込助雄君、報告をお願いいたします。

 18番、中込助雄君。

     〔18番 中込助雄君登壇〕



◆18番(中込助雄君) それでは、峡北広域組合議会報告をさせていただきます。

 平成21年10月26日に行われました峡北広域行政事務組合議会定例会の報告をいたします。

 なお、報告書がお手元に配付してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。

 会議には、内藤議員、山本議員、花田議員と私の4名が出席をいたしました。

 定例会は、初めに一般質問が行われ、韮崎市の小林恵理子議員から、可燃処理施設の管理運営問題、北杜市の篠原眞清議員から、三井造船との交渉状況等の質問が行われました。

 次に、組合職員の給与条例の一部改正についての専決処分と平成20年度のごみ処理特別会計の事故繰越について報告を受けました。

 次に、平成20年度一般会計、常備消防特別会計、ごみ処理特別会計、し尿処理特別会計、ふるさと市町村圏特別会計の歳入歳出決算認定で5議案が提出され、審査を行いました。

 次に、平成21年度の一般会計補正予算(第1号)外4つの特別会計の補正予算について審査を行いました。

 最後に、契約案件で、高規格救急自動車購入契約の締結について審査を行いました。

 以上、提出された議案はいずれも原案のとおり可決、認定されました。

 なお、議案及び審議資料は、図書室に備えてありますので、ご参照願います。

 以上で峡北広域行政事務組合議会の報告を終わります。



○議長(猪股尚彦君) ご苦労さまでした。

 最後に、山梨県後期高齢者医療広域連合議会について、清水富貴雄君、報告をお願いいたします。

 12番、清水富貴雄君。

     〔12番 清水富貴雄君登壇〕



◆12番(清水富貴雄君) 山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告をいたします。

 平成21年10月22日に行われました山梨県後期高齢者医療広域連合議会定例会の報告をいたします。

 なお、報告書がお手元に配付してありますので、要点のみの報告にさせていただきます。

 会議には、私が出席をいたしました。定例会の内容は、初めに一般質問が行われ、忍野村の後藤政行議員と昭和町の深澤平助議員から、新政権による制度廃止の選挙公約による影響についての質問が行われました。

 次に、平成20年度一般会計、特別会計の歳入歳出決算認定で2議案が提出され、審議を行いました。

 次に、後期高齢者医療給付金基金条例の制定について審査を行いました。

 次に、平成21年度の一般会計補正予算(第1号)、特別会計補正予算(第2号)について審査をいたしました。

 最後に、監査委員の選任については、新たに中央市の一瀬明議員が選任されました。

 以上、提出された議案はいずれも原案のとおり可決、認定、同意されました。

 なお、議案及び審議資料は図書室に備えてありますので、ご参照をお願いします。

 以上で山梨県後期高齢者医療広域連合議会の報告を終わります。



○議長(猪股尚彦君) ご苦労さまでした。

 続きまして、11月30日に県市町村自治会センター議会の臨時会が開催され、私が出席してまいりました。内容は、職員の給与に関する条例等の一部改正であり、原案のとおり可決されましたので、ご報告いたします。これらも会議の資料は、図書室に備えてありますので、ごらんください。

 最後に、報道関係者より、議場内での写真の撮影の申し出がありましたので、議会傍聴規則第9条の規定により、議長においてこれを許可いたしましたので、ご報告いたします。

 以上で諸報告を終わります。

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△議案第54号〜議案第69号の上程、説明



○議長(猪股尚彦君) 日程第3、議案第54号 山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更の協議の件から日程第18、議案第69号 市道路線認定の件まで、以上16議案を一括して議題といたします。

 市長より提出議案の説明を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 改めまして、おはようございます。

 本日ここに、12月定例市議会を開会するに当たり、議員各位におかれましては、ご多忙のところご応招いただきまことにありがとうございます。

 平成21年度も終盤を迎え、主要事業を初めとする諸施策につきましては、議員各位をはじめ、市民の皆様のご支援、ご協力をいただき、順調に進捗をしているところであります。

 議案説明に先立ちまして、このほど秋の叙勲で、市内から藤巻義麿前市長を初め6名の方々が受章されました。受章されました皆様の功労、功績をたたえるとともに、ますますのご活躍をご期待するところであります。

 さて、国におきましては、来年度予算の無駄を洗い出す事業仕分けが行われ、予算編成の過程が、一部とはいえ、国民に公開されたことが多くの国民の関心を集めました。事業仕分けにつきましては、これから評価されるものと思いますが、無駄をなくすという面におきましては、本市におきましても、本年度の予算編成に当たりまして、各課において職員みずから無駄撲滅への提言を行うなど、財政健全化に努めているところであります。

 また、第1次甲斐市行政改革大綱が本年度で最終年度を迎え、事務事業の見直し、行政ニーズに対応した組織の構築、定員管理、給与適正化への取り組み、民間委託等への推進、財政の健全化、公営企業の経営健全化の6つを重要項目として推進しておりました。

 現在、第1次計画の内容を検証し、さらなる行財政の効率化を目指し、第2次甲斐市行政改革大綱の策定を進めているところであります。

 次に、先月、念願でありました中央自動車道双葉スマートインターチェンジがフルインターチェンジとして開通し、利用台数も当初の見込みをはるかに超える利用があり、また竜王駅南北広場の整備につきましても、来年の3月の供用開始を目指し鋭意整備を進めているところであります。

 市といたしましては、双葉スマートインターチェンジ及び竜王駅南北広場を市の新しい顔、玄関口として今後地域の活性化の核として活用してまいりたいと考えております。

 竜王駅の活用策の1つといたしまして、本年10月には竜王駅に近接する山梨の代表的な文化・観光施設であります県立美術館、県立文学館の両施設との連携による地域振興に関する覚書を締結したところであります。

 今後は、竜王駅南北広場も芸術活動の場として活用し、美術館、文学館のある芸術の森公園と竜王駅を貢川沿いの遊歩道で結ぶ新たな芸術・文化のルートづくりなどの施策の展開も検討してまいりたいと考えております。

 また、甲斐市の玄関口として両施設を県内外の多くの方々にご利用いただけるようPRするとともに、新たな拠点施設として活力ある地域づくりを進めてまいりたいと考えておりますので、議員各位をはじめ、市民の皆様の一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。

 それでは、今定例市議会に提案いたしました16議案につきまして、概要を説明申し上げます。

 なお、詳細につきましては、それぞれ担当部長から説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。

 初めに、議案第54号 山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更の協議の件につきましては、山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合から規約の変更について協議が求められましたので、地方自治法第290条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 議案第55号 山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の協議の件につきましては、山梨県後期高齢者医療広域連合から規約の変更について協議が求められましたので、地方自治法第291条の11の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 議案第56号 中巨摩地区広域事務組合規約の変更の協議の件につきましては、中巨摩地区広域事務組合から規約の変更について協議が求められましたので、地方自治法第290条の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 議案第57号 竜王駅前広場の設置及び管理に関する条例の制定の件につきましては、竜王駅前広場が供用開始されることに伴い、当該広場の設置及び管理に関し規定を整備するものであります。

 議案第58号 甲斐市保健福祉センター条例の一部改正の件につきましては、保健福祉センターの一般利用施設の利用実態にかんがみ、施設の運用及び受益者負担の適正化を図るため、利用時間及び使用料等について所要の改正を行うものであります。

 議案第59号 甲斐市後期高齢者医療に関する条例の一部改正の件につきましては、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、後期高齢者医療保険料に係る延滞金の取り扱いについて所要の改正を行うものであります。

 議案第60号 甲斐市介護保険条例の一部改正の件につきましては、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、介護保険料に係る延滞金の軽減期間について所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第61号 平成21年度甲斐市一般会計補正予算(第3号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,826万5,000円の追加補正をお願いするものであります。

 このうち歳出につきましては、地域集会施設設置改修事業に伴う補助金、新型インフルエンザワクチン接種事業に伴う助成、敷島地区で長年の懸案でありました漆戸橋改良に伴う経費などを増額する一方、給与改正等に伴う人件費を減額するものであります。これに伴う歳入につきましては、国・県支出金、繰越金、諸収入を財源としております。

 次に、繰越明許費といたしまして、農林水産業費の竜王赤坂地区活性化事業7,742万7,000円、林道整備事業8,533万円、土木費の幹線道路整備事業2億1,947万7,000円、公園整備事業3,670万円をそれぞれ設定するものであります。

 次に、議案第62号 平成21年度甲斐市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,017万8,000円の追加補正をお願いするものであり、被保険者の保険給付費に係るものであります。

 次に、議案第63号 平成21年度甲斐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ258万6,000円の追加補正をお願いするものであり、給与改定等に伴う人件費に係るものであります。

 次に、議案第64号 平成21年度甲斐市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,817万7,000円の追加補正をお願いするものであり、地域介護、福祉空間整備費等補助金及び被保険者の保険給付費に係るものであります。

 また、繰越明許費といたしまして、地域介護、福祉空間整備費等補助金6,115万円を設定するものであります。

 次に、議案第65号 平成21年度甲斐市介護サービス特別会計補正予算(第1号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ140万円の減額補正をお願いするものであり、給与改定等に伴う人件費に係るものであります。

 次に、議案第66号 平成21年度甲斐市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ318万3,000円の追加補正をお願いするものであり、釜無川流域下水道建設負担金などの増額によるものであります。

 次に、議案第67号 平成21年度甲斐市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入及び支出の既決予定額の総額から収入6万円、支出409万3,000円の減額補正をお願いするものであり、給与改定等に伴う人件費に係るものであります。

 議案第68号 指定管理者の指定の件につきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 次に、議案第69号 市道路線認定の件につきましては、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。

 以上、提出議案等の概要についてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重審議の上、原案のとおりご可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。

 以上であります。



○議長(猪股尚彦君) 市長の説明が終わりました。

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△議案第54号〜議案第56号の委員会付託省略



○議長(猪股尚彦君) ここでお諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号から議案第56号までの3議案は、議会規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ご異議なしと認めます。

 したがって、議案第54号から議案第56号までの3議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

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△議案第54号〜議案第56号の詳細説明、質疑、討論、採決



○議長(猪股尚彦君) これより、議案第54号から議案第56号までの詳細説明を求め、説明の後、議案ごとに順次質疑、討論、採決いたします。

 初めに、詳細説明を求めます。

 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) おはようございます。お疲れさまでございます。

 では、議案集の1ページの議案第54号から、議案集の5ページになりますが議案第56号、3議案につきまして説明をさせていただきたいと思います。

 この3つの議案につきましては、増穂町及び鰍沢町が合併をいたし、平成22年3月8日に富士川町が設置されることに伴い、同組合の規約の変更を行うもので、関連がございますので、3議案一括で説明をさせていただきたいと思います。

 まず、議案第54号でございます。山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更の協議の件でございます。

 地方自治法第286条第1項の規定により、山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合規約を変更することについて、次のとおり協議を求められたので、これに応ずるものでございます。

 組合の規約を次のとおりに変更をいたします。別表1中「、増穂町、鰍沢町」を削りまして、「南部町、」の次に「富士川町」を入れるものでございます。

 この規約は、平成22年3月8日から施行をいたします。

 提案理由につきましては、山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する増穂町及び鰍沢町が合併をし、その区域をもって平成22年3月8日に富士川町が設置されることに伴い、同組合の規約の変更を行うためで、議会の議決を経る必要がある、これが提案理由でございます。

 次に、3ページをごらんいただきたいと思います。

 それから、議会資料のほうは1ページ、それから次に2ページのほうをごらんいただきたいと思います。

 議案第55号でございます。山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の協議の件、地方自治法第291条の3第1項の規定により、山梨県後期高齢者医療広域連合規約を変更することについて、次のとおり協議を求められたので、これに応ずるものでございます。

 組合規約を次のとおり変更するものでございます。

 広域連合の議会の議員定数を変更するものでございまして、第7条第1項中「28人」を「27人」に改めるものでございます。

 この規約は、平成22年3月8日から施行するものでございます。

 提案理由につきましては、山梨県後期高齢者医療広域連合を組織する増穂町及び鰍沢町が合併をし、平成22年3月8日に富士川町が設置されることに伴いまして、同広域連合規約の変更を行うため議会の議決を経る必要がある、これが提案理由でございます。

 次に、議案集の5ページをごらんいただきたいと思います。それから議会資料につきましては、3ページをごらんいただきたいと思います。

 議案第56号 中巨摩地区広域事務組合規約の変更の協議の件でございます。地方自治法第286条第1項の規定により、中巨摩地区広域事務組合規約を変更することについて、次のとおり協議を求められたので、これに応ずるものでございます。

 組合の規約を次のとおり変更するものでございます。組合につきましては、現在3市4町の構成でございますが、合併に伴いまして3市3町になるということでございます。

 第2条中と第3条第5号中でございますが、「増穂町、鰍沢町」を「富士川町」に改めるものです。

 それから広域連合の議会の議員定数を20名から18名に変更するもので、「増穂町2人」、「鰍沢町2人」を「富士川町2人」に改めます。

 それから副管理者を6名から5名に、第6条中で改めるものでございます。

 この規約は、平成22年3月8日から施行をいたします。

 提案理由につきましては、中巨摩地区広域事務組合を構成する増穂町及び鰍沢町が合併をし、平成22年3月8日に富士川町が設置されることに伴いまして、同組合規約の変更を行うため、議会の議決を経る必要がある、これが提案理由でございます。

 以上でございます。よろしくご審議をお願いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 説明が終わりました。

 それでは、議案第54号 山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更の協議の件の説明に対する質疑を行います。

 質疑ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、説明に対する質疑を終了いたします。

 これより討論を行います。

 討論ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) 討論なしと認めます。

 これで討論を終了します。

 これより議案第54号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ご異議なしと認めます。

 議案第54号 山梨県市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更の協議の件は、原案のとおり可決されました。

 続きまして、議案第55号 山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の協議の件の説明に対する質疑を行います。

 質疑ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、説明に対する質疑を終了します。

 これより討論を行います。

 討論ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) 討論なしと認めます。

 これで討論を終了します。

 これより議案第55号を採決いたします。

 お諮りします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ご異議なしと認めます。

 議案第55号 山梨県後期高齢者医療広域連合規約の変更の協議の件は、原案のとおり可決されました。

 続きまして、議案第56号 中巨摩地区広域事務組合規約の変更の協議の件の説明に対する質疑を行います。

 質疑ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、説明に対する質疑を終了します。

 これより討論を行います。

 討論ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) 討論なしと認めます。

 これで討論を終了します。

 これより議案第56号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ご異議なしと認めます。

 議案第56号 中巨摩地区広域事務組合規約の変更の協議の件は、原案のとおり可決されました。

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△議案第57号〜議案第69号の総括質疑、委員会付託



○議長(猪股尚彦君) 続きまして、議案第57号 竜王駅前広場の設置及び管理に関する条例の制定の件から、議案第69号 市道路線認定の件につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、委員会へ付託しますので、市長の説明に対する総括的な質疑を行います。

 質疑ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、総括質疑を終了します。

 ただいま議題となっております議案第57号から議案第69号は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付した付託総括表のとおり、各所管の委員会へ付託します。

 なお、議案第61号 平成21年度甲斐市一般会計補正予算(第3号)の歳入は、総務教育常任委員会へ、歳出はそれぞれ所管の委員会へ分割して付託いたします。

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△請願第21−2号及び請願第21−3号の委員会付託



○議長(猪股尚彦君) 日程第19、請願第21−2号 子どもたちの生命を守るため、ヒブワクチン及び肺炎球菌ワクチンへの公費助成、定期接種化を求める請願書、日程第20、請願第21−3号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める請願書を議題といたします。

 会議規則第135条第1項の規定により、お手元に配付した請願文書表のとおり、請願第21−2号は、厚生環境常任委員会へ、請願第21−3号は、総務教育常任委員会へ付託します。

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△一般質問



○議長(猪股尚彦君) 日程第21、一般質問を行います。

 一般質問については、一問一答方式により行います。

 お手元に配付した議事日程のとおり、本日は5名の議員の市政に対する一般質問を行います。

 質問時間は答弁を除き30分以内で行い、関連質問は1議員1定例会2回まで、質問は1人1問、質問時間は3分以内で行います。

 ここで、傍聴される皆さんに申し上げます。本議会では、市民の皆様に議会議員活動を一層理解していただき、開かれた議会を目指す取り組みの一環として、一般質問における一問一答方式を導入いたしました。

 傍聴者の皆さんは、質問要旨をお手元に配付させていただいておりますので、議員の質問の際、参考にしていただきたいと思います。

 また、議場内での携帯電話の使用はご遠慮していただきまして、傍聴席の入り口にあります注意事項を厳守の上、ご静聴なされますよう重ねてお願い申し上げます。

 今後とも多くの市民の皆様に議会を傍聴していただき、お声をお寄せくださるようお願い申し上げます。

 最後に、議員各位と市当局には、発言する際、マイクを向けていただき発言されますようお願い申し上げます。

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△込山伸一君



○議長(猪股尚彦君) それでは、一般質問に入ります。

 通告1番、込山伸一君。

 1番、込山伸一君。

     〔1番 込山伸一君質問席〕



◆1番(込山伸一君) 甲斐クラブ、込山伸一です。ただいま議長の許可をいただきましたので、市民の皆さんの代表として、また甲斐市の発展を強く願う者として、今回も議場での政策論争をさせていただきます。

 先ほど市長のほうからも話がありましたように、11月21日に、中央自動車道双葉スマートインターチェンジがフルインター化され、長野、名古屋方面からも利用ができるようになりました。

 フルインター化の早期実現に向けた質問も以前からさせていただいたところでありますが、今回、相互利用が可能になったことで市政繁栄にもつながり、本市にとっては貴重な財産が1つふえたことでもあります。今後は、県内外の方々に、魅力ある甲斐市をPRすることが重要であります。

 私たち議員も、また保坂市長も同様、甲斐市の資源と特色のある町を多くの方にお伝えすることで、行政や議会が身近に感じてもらえると思います。魅力ある甲斐市を築くために努力を重ねてまいることをお誓いし、質問に入らせていただきます。

 初めに、人口減少時代に向けた地域戦略について質問をさせていただきます。

 本市が策定した都市計画マスタープランでは、平成40年の将来人口を7万5,000人と設定し、平成17年度に比べ微増と予測をしております。

 しかし、我が国では平成17年から人口減少が始まり、山梨県では平成16年から減少しつつあります。毎年80万人が減少していくとの予測が出ております。

 国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2035年までに19道県で人口が2005年と比較して2割以上の減少が起こり、44都道府県では、65歳以上の人口が3割を超えると予測をされております。

 人口減少に伴う課題は多く、とりわけ社会保障の持続可能かが危惧されております。

 欧米では、縮小都市・政策づくりが行われており、縮小議論をすることは必ずしも否定的にはとらえられず、環境負荷を軽減し生活の質を改善するチャンスでもあると考えられております。

 10年、20年先を見据えた中・長期的投資も必要と思われます。事業を遂行するには、明確なニーズと研究開発戦略、商品化プラン、市場マーケティング等の中・長期的ビジョンが重要と考えられます。

 本市としても、今後、戦略的な公共投資を行うことが必要であり、新たな政策・制度設計の策定が重要と考える中で、以下の表題を質問させていただきます。

 1表題目として、少子化対策の充実についてお伺いいたします。

 国の合計特殊出生率は平成19年で1.34、平成20年で1.37であります。本市では、平成19年が1.50、平成20年では1.56であります。

 現在の日本の人口を維持していくためには、2.08でありますが、昭和45年にこの水準を割り込み、以降、低下傾向が続いております。

 少子化が進んで日本の総人口が減り続けると、労働人口の減少と消費市場の縮小により経済成長の低下を招きます。

 少子化対策には、乳幼児医療費助成制度や保育環境の充実など、具体的な子育て支援施策も必要であります。

 それに伴い、女性にとっては就業と出産・育児二者選択になっている現在の状況は、どう考えも是認できないことでもあります。また、子供たちは将来の経済社会を支える貴重な宝であり、経済学的には公共財とも言えます。

 老後の社会保障を賄ってくれる大切な存在でもある子供たちを、単身者など社会全体で支えることが求められていると考えられます。

 まず、経済的支援だけでは不十分であり、出産・子育てを支える社会環境の整備について考え方をお伺いいたします。

 また、経済的支援のウエートは低所得者向けに行うことが重要とも思われ、所得制限なくパブリックな育児支援を拡充することが求められております。厳しい時代だからこそ、経済的に不利な方々に集中して活用することも必要と考えられますが、所見をお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 込山議員から、人口減少時代に向けた地域戦略についてのご質問をいただいております。

 まず、少子化対策の充実についてお答えをいたします。

 我が国の出生率は、平成18年度からは、わずかながら上昇を見ておりますが、出生率は依然として低く、未婚化、晩婚化などによる少子化の進行は、経済や地域の活力低下につながる社会問題であります。

 少子化対策は、国において戦略的な対策が不可欠であり、親の就労と育児の両立や育児のための諸施策を推進し、子育ての環境が一層改善されることを望むところであります。

 本市といたしましても、保育所での延長保育、一時保育、児童館での放課後児童対策などをはじめ、さまざまな事業を進めているところであります。

 また、経済的支援につきましてもご質問をいただいております。

 国は子ども手当を所得制限なしで支給する方向で進めるようでありますが、これこそ所得の低い方への配慮が必要ではないかと考えているところであります。

 子育て支援には多額の経費を要しますので、市といたしましても国の制度を十分活用して、長期的な視点に立って課題へ対応してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 再質問をさせていただきます。

 自治体は、人が集まり、交わり合う空間形成の構築が重要と考えております。

 その中で、子育てをテーマに今までも多くの質問をさせていただいたところでありますが、今回は少子化について総合的な社会整備基盤の重要性を問う質問をさせていただいたところでもあります。

 自治体単位で少子化対策は、財政負担も含め、難しい施策なのかなとも思っておりますが、先ほど市長の答弁であったように、国も子ども手当という形のもので支援をしていくなんていう部分ではあるんですが、所得制限がなしというふうな部分の中で、低所得者などにも優遇措置、優位性を持つことも必要なのかという話もいただいたところでもありますが、労働力人口を増加させることや出生率を向上させる市としての具体的な施策が中・長期的、今だけではなく10年先、20年、30年という部分も含めて中・長期的な考えがあるかお伺いをさせていただきたいなと思っております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) ただいま込山議員から労働力人口の増加、また出生率の増加について、長い視点に立った具体的な施策ということで再質問を受けております。

 先ほど市長が答弁しましたように、今回の少子化については、1つとして、母親・父親双方が育児をしやすい労働体系の構築が1つの課題であり、またあわせまして、昨今言われております景気回復による個人所得の増加ということも必要じゃないかと考えております。

 当然この2つの課題につきましては、簡単に解決できるものではありませんけれども、今、市では、育児などにさまざまな不安や悩みを抱えている子育て中の皆様に子育てなどの不安を少しでも軽減するために、さまざまな支援策を講じております。

 例えば、幼児期から思春期、主に小・中学校になりますけれども、生命の大切さや家庭の役割についての理解を深めることや、それから地域の支援としまして、愛育会や育成会などによるいろいろな活動、それから男子の子育て参加を促進するための健康教室、あわせて健康な赤ちゃんを産んでいただくための健診費の助成など、それぞれの時点で効果が期待できるサービスを提供しているような状況でございます。

 今後もサービスの内容を定期的に検証し、時代に合った内容で進めていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 具体的な事例も出していただいたところでもあります。

 今というふうなことではなくて、すぐつながるような生命の大切さを皆さんに伝えていくなんていうような部分では、今後も継続をしていっていただければありがたいななんて思っております。

 もちろん、男女参加ができる育児支援とか、いろいろな協議会なんかもあったりするのかななんかとか、あと女性、お母さん等に対して再就職の情報交流センターなんていうふうなものも、どこかの自治体では実行をしているのかななんていうふうにも思っておりますので、いろいろな施策があるとは思うんですが、ぜひ長期的な考えの中で進めていっていただきたいななんていうふうにも思っております。

 その中で、少子化に対する社会整備基盤というのは、先ほどもハード・ソフトの両面からバランスを考え効果的なサービスを提供していただくという話をいただいたところでもあったんですが、平成17年からファミリーサポートセンターを敷島地区に開設し、会員についても現在まで約5倍で500人の方が登録をしてくださって、協力活動をしていただいているなんていうふうな状況のようです。

 また、先ほど話がありましたように、放課後児童クラブについても定員数については635人ではあるんですが、現状759人いるというふうなことで、また先生方もいろいろな形の中で力を注いだり、また地域の方もご努力をしていただいているのかななんていうふうにも思っております。

 今後も地域における子育て支援の充実を図る上で、子育て広場に対して竜王地区や双葉地区の設置について、今後計画どおりに進めていく考えであるかをちょっと確認をさせてもらいます。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 子育て広場の今後の設置計画についての再質問でございます。

 子育て広場につきましては、今、次世代育成支援計画の前期の部分で、集いの広場を2カ所、それから同様の施設であります地域子育て支援センターを2カ所ということで、計画に盛り込んでございます。ことしが最終年度ということで、実際には現状では、この計画どおりに進まないところがございますけれども、今後、後期計画には具体的に踏み込んだ計画にしていきたいと思います。

 集いの広場だと、先ほど申しました地域子育て支援センター、内容的には類似した施設でございますので、後期計画については敷島地区、双葉地区、竜王地区、各1カ所ずつという考え方で設置をするよう検討し、設置後、利用状況などを見て複数設置をしていきたいというようなことを考えておりますので、よろしくどうかお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 今言うように、21年度が設置の予定というふうな部分であったんですが、ちょっとおくれているというふうな部分でありますが、部長のほうから各地区に設置をしていくというふうな,推進を図るというふうな答弁だったと思います。ぜひ進めていただきたいなと思います。

 子育て広場の利用者からは、今、絵本の部屋とか、あと飲食が、お母さんたちがお弁当を食べる部屋とか、もちろん遊ぶ部屋なんていうふうなものが充実をしているなんて、いい言葉もいただいております。

 また、ファミリーサポートセンターの活動についても、依頼者と協力者の信頼関係がすごくよくなっておりまして、一緒に散歩をしたり、夜の食事を協力者のご自宅でいただくなんていうふうなことも聞いておりますので、ぜひそういうふうなものも今後広げていっていただければありがたいなというふうにも思っていますので、推進をお願いいたします。

 先ほどから経済的支援の話をいただいているところなんですが、質問のほうのお言葉の中に低所得者の家庭にもというふうなものを入れさせてもらいました。ひとり親家庭とか低所得者家庭にハード・ソフト両面からの支援の充実を図ることも必要かななんていうふうにも思っております。

 例えば保育料の第3子以降の全額補助、今は保育園に行っている子供が3人いると3人目が全額補助と、小学校1年生に上がってしまうと、3人目の子供さんは軽減をされるが全額ではないというふうな補助がありますが、それを全面的な補助をするなどとか、非課税世帯にも優遇措置をしているのかなと思うんですが、優遇措置とか、市営住宅なんかにも優先居住なんていうふうなものもあるのかななんて思っているところなんですが、いろいろな事業が考えられるところですが、当局側として、その支援策の推進を何か考えているものがあれば、お聞きしたいなと思います。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) ひとり親に対するさまざまな助成制度ということで、特に保育所での兄弟入所について、もう少し軽減の範囲を広げたらどうかというようなご提案だと思います。

 現在、込山議員がご案内したとおり、仮に3人の兄弟が同時保育所に入所した場合は、3番目の子供が無料という制度でございます。

 当然、年齢に達しまして小学校へ行った場合には、今度は2人の同時に入所となりますので、その適用はなくなるというような状況でございます。

 この制度、子供を産んでいただくという観点からは非常に有効な施策じゃないかと思いますけれども、もう少しいろいろな財政的な課題等を整理しながら、研究・検討をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、そのほかのひとり親に対する助成ですけれども、医療費、それから保育園の入所については当然優先的な入所をさせていただいておりまして、それから高等技術を取得する場合には、その費用の2分の1または全額の助成というようなさまざまな助成制度を取り入れた支援を行っておりますので、よろしくどうかお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) わかりました。

 次世代育成行動計画の経済支援というふうな部分に、私立幼稚園の就園奨励費助成について示されております。

 現在、本市でも行っているところなんですが、国基準より大幅に低い助成というふうな部分で、幅広いパブリックな育児支援というふうなことを考える中で、本市として経済的負担の軽減というふうなことをどういうふうに考えていくかお尋ねをしていきたいなと思います。

 ちなみに、国基準で例えば年収が360万円のところであれば、一番多い該当する補助の自治体は市川三郷町あたりで8万4,200円ほどで、甲斐市の場合は3万円程度というふうなことのようなんですが、今後どのような推移を考えていくかお尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 就園奨励費の補助金の関係は教育委員会所管ですので、私からお答えをいたしますけれども、平成16年に合併して、3町がそれぞれ違っていたものを統一して今現在に至っているわけですけれども、ご質問のとおり、実態は国基準より本市の今の現況は下回っております。

 しかしながら、平成17年度から20年度にかけても、かなりの改正等もして努力をしてきたところでありますけれども、また政権がかわりまして、今の情報ですと、この奨励費の抜本的な見直しについても言及をされているところでありますから、この辺の動向を踏まえながら、さらに改善がいかにしてできるか検討をして、改善の努力をしていきたいというふうに考えております。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) せめて国基準に合わせるぐらいの努力もしていただきたいなと思っております。

 次の質問に入らせていただきます。

 2表題目として、地域分権型コンパクトシティの実現についてお伺いさせていただきます。

 日本は高度成長期に地域計画が成立され、人口・産業の拡大が前提で都市計画プランが推進をされてきました。

 労働力人口は、平成17年の6,772万人をピークに減少しております。しかしながら、高齢化率は平成21年で20%を超え、平成50年には40%以上との予想がされております。

 今まで国土の不均衡化が進み、東京一極集中型で都市計画が推進されてきました。地方の存在と自治体形成の維持を今後どのように計画していくか、地方自治体に求められております。

 これからの地域計画プランを推進するには、旧東ドイツなどで行われている縮小型都市計画や韓国などで実施された自然環境の再生、富山県などで導入されている公共交通の再構築などを住民参加型で策定することも必要と思いますが、所見をお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 地方分権型のコンパクトシティの実現についてお答えをいたします。

 まちづくりは、地域特性を基盤に、時代に沿った住民ニーズに対応することが基本ではないかと考えております。

 これまでのまちづくりは、人口増加や右肩上がりの経済を背景に、画一的な政策の実施、また大都市の模倣が主流になっていた感がぬぐえないところであります。

 その結果、全国には機能していない施設が見られ、過剰な公共投資による財政圧迫を招いているところもあるかと思います。

 先の見えない経済状況にあって、少子・高齢化などますます厳しい財政状況の中、これからのまちづくりは、地域の特性を生かした地域全体を活性化する取り組みが必要かと思います。

 また、公共サービスの提供に当たっては、行政主導でなく、市民や市民団体などと行政が知恵や力を出し合って進めることが大切であります。

 市では、これまで総合計画や各種個別計画の策定に当たりましては、委員の公募制やパブリックコメント制度を取り入れ、市民参加を基本に取り組んでまいりました。

 今後も市政に対する市民参加を推進し、持続可能なまちづくりの構築を図ってまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 再度質問させていただきます。

 人口減少に伴う形の中で、人口密度も低下をしております。道路や公共下水道とパブリックな、今までは公共投資をしてきたところでもある中で、維持経費により、少ない人で賄う必要が出てくるのではないかななんていうふうにも予測をされております。

 1人当たりの行政コストが増加することも想定されている中で、年齢構成が高齢者に偏り、働き盛りの年代が総体的に減少することや、人口自体が減少していくことによって1人当たりの行政コストが増大し、ひいては一人一人の負担がふえていくのではないかなというふうなものの中、今後の行政コスト負担を中・長期的に試算しているのであれば、教えていただきたいなと思います。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) お答えをいたします。

 市の中・長期的な行政コストの試算はというふうなご質問だと思いますけれども、現在、市では総合計画に基づきまして、その中で実施計画を策定し、それに沿って事業実施をしているという状況でご理解をいただいておるところでございますが、中・長期的なそれぞれの事業ごとといいますか、施設ごとといいますか、それについての行政コストの試算は現在行っておりませんが、先ほどの質問にもありますように、少子・高齢化の時代を迎えている中で、医療や福祉施策等への経費は年々増加をしておりまして、今後もふえ続けるというふうなことが予測されるわけでございます。

 その反面、それを支える人口は減少をしておりますし、それらの財源確保も非常に難しいというふうな時代の中に入っておりまして、本市でも、各施設や、それから事務事業につきまして指定管理者の導入、また職員による事務事業評価などを行う中で、今後の行政コストの削減を図っていくというふうなことで、将来の負担増の抑制に努めているというのが現在の状況でございます。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 今、部長の答弁のほうからは、事業ごとについては、まだこういう行政コストというふうなものの換算、試算を行っていないというふうな部分でもありましたが、ぜひ、今もそう思っているところだと思うんですが、危機感を持った形の中で事業の振り分け、予算の構成等もありますので、ぜひそういう長い形の目で進めていっていただきたいと思います。

 これまでは国の指導のもと画一的な施策が展開してきたところでもあるんですが、地域のオリジナリティやブランド創出の重要性が増し、ほかの地域に対して優位性をつくり出すことが必要である中で、近隣の自治体と連携を図っていくことも必要かなと思っております。

 財源の確保というふうなものは重要な1つである中で、アメリカなどで導入をしている税の分担ということを行う中で、タックスシェアリングなんていうふうな手法があるんですが、例えば竜王駅などは、甲斐市の住民の方だけではなくて、南アルプスの市民や甲府の市民の方も多く利用をいたします。これからは自治体間で財源の連携を図ることも必要かなと思うんですが、そういうふうな手腕的なものの考えは何かございますでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 自治体間での連携による財源確保というふうなことのご質問だと思うんですが、ご質問の中にあります現在アメリカで唯一ミネソタ州で行っておりますタックスシェアリング、これはまだ世界で1つでございますけれども、そんな中で、都市圏域全体で税収をプールして、そして圏域全体でそれを配分して、圏域レベルで一貫した地域づくりを進めていくというふうな手法でタックスシェアリングは取り入れられているというふうなものは承知をしておるわけですけれども、国内では税法上の問題もございますし、実施をしているところはないというふうに承知をしております。

 竜王駅などの他の自治体住民の利用というふうな側面からして、この手法を取り入れたらどうかというふうな内容でございますが、現在のところは、先ほど申しましたような状況の中、無理というふうに考えておるところでございます。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 今の竜王駅というのは例えばの話でありますので、今後いろいろな手法で財源確保ということは大事かなと思っておりますので、考えていっていただければなと、タックスシェアリングだけではなくて、財源の確保の手段というふうなものを考えていっていただきたいと思います。

 次の質問に入らせていただきます。

 3表題目として,ICTの進展についてお伺いをさせてもらいたいと思います。

 ICTとは、インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジーの略であります。日本語で言えば、情報通信技術のことを示しております。

 総務省では、平成17年にICT大綱を策定し、自治体の推進を図っております。インターネットや携帯電話などの急速な普及により、生活スタイルや就労スタイルも変化してきました。情報の格差が小さくなり、放送のデジタル化など、だれもが自由に情報にアクセスできるユビキタス社会への取り組みが推進されております。

 ICTの進展により、サービス業などの生産性の向上が期待されるとともに、テレワークの可能性が広がり、遠隔地医療や防災情報などにおいても効果が期待できると考えられます。

 今後、市ではユビキタス社会の実現に向け、ICTの取り入れをしていく考えがあるかお伺いをさせてもらいます。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) ICTの進展についてお答えをしたいと存じます。

 国は、2006年度から、いつでも、どこでも、だれでもICT、つまり情報通信の恩恵を実感できるユビキタス社会の実現を目指した政策を進めておるところであります。

 本市におきましては、現在、ICTの利用環境面の整備として、学校ICT環境整備事業や地上デジタル放送の普及に向けた住民への周知や難視聴地域解消など、情報格差の解消に向けた取り組みや事業者への働きかけ、インターネット利用機会の創出として、公共施設への情報端末の設置や市民向けパソコン教室の開催などを実施しているところであります。

 また、利活用面では、自動交付機の住民票などの発行、インターネットを利用した電子申請届け出や公共施設の空き情報の確認、携帯電話の不審者情報等の配信などの事業も行っております。

 今後は、公共施設でのインターネット利用の拡充、観光用ホームページの開設など、市としての情報提供の充実を図るとともに、医療、福祉、防災面などの利活用についても調査・研究してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) ICTについて再質問させていただきます。

 ユビキタスという意味は、先ほど市長に言っていただいたように、いつでも、どこでも存在するというふうなことであります。

 高度の情報通信社会の進展に伴い、地域情報化の推進が進んでいることもありまして、ICTを活用した行政サービスの向上とか、産業活性化への貢献などが今挙げられているところでもあります。

 インターネットを初めとするICTの進展により、市民にとって便利で質の高い行政サービスを提供することが可能となってきた現在、先ほども話が市長のほうからもありましたように、ホームページを使っていろいろなものが見られるようにはなってきていると思いますが、ホームページから行政情報の入手もそうですし、各種の行政サービスのオンライン申請とか、先ほど公共施設の利用状況だけではなくて、そこからとれるというふうな形のものとか、また住民票の受け取りなんかというふうなものも含めて、市民がいつでもどこでも必要とするサービスを容易に受けられる環境づくりを、行政として向上させていくことも必要かなと思っておりますが、今以上の利便性向上というふうなものの考えについてお尋ねをいたします。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 情報通信技術につきましては、ここ数年、全国の自治体で力を入れて行っておるところでございますし、甲斐市におきましても、その分野におきまして、それぞれ事業展開をしているというふうな状況でございます。

 市のホームページ上から関係するページにアクセスすることによって、各種の申請書等の届け出の用紙等がダウンロードできるというふうな仕組みにもなっておりますし、また電子申請におきまして、公共施設の空き情報の確認を行えるというふうな仕組みづくりが現在の状況でございます。

 その中で、今後もより多くの方にこのICTを活用して、市側では情報発信をし、市民側からはそれを利用していただくというふうなことを今後も進めていかなきゃならないというふうなことで考えておりますし、それにはいろいろな利便性向上のための業務の拡大にも今後取り組んでいかなきゃならないというふうに考えておりますし、それについては具体的などういう手法が住民に利用していただけるのかというふうなことで、今後も積極的に取り組んでまいりたいというふうに現在考えておるところでございます。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) ホームページも新しくリニューアルされております。

 今、部長からも話がありましたように、住民の行政サービスというようなものは非常に向上をしていて、いろいろなことをやってもらいたいというふうな部分もあるんですが、ルールづくりも必要かなというふうにも思っておりますので、ぜひそういうことも研究をしていただいて、より使い勝手のいい、また市民が有意義であるというふうなホームページをつくってもらって、また行政サービスの向上を図ってもらいたいというふうには思っております。

 先ほど市長のほうから観光ホームページを作成すると、前回の代表質問でもそんな話をいただいております。

 せっかく観光ホームページをつくっていただくというふうな部分でもありますので、農産物なんかの情報発信もする形の中で、付加価値化に向けたインターネットを利用して、そういうふうな情報発信も考えられるのかななんていうふうに思っております。

 JAとか商工会と連携をする中で、ICTを活用した販路の拡大等を図れることもホームページだからこそできる部分もあるのかなと思います。また、生産者の見える特産物を販売できるようなホームページがあればいいのかななんていうふうにも思っているところなんですが、現状はどこら辺までそんなようなものが進んでいるのかをお尋ねはしたいと思いますが。



○議長(猪股尚彦君) 中込環境経済部長。



◎環境経済部長(中込崇博君) 込山議員のインターネットを利用して農産物・特産品等のPRをできないかという質問でございますが、現在、中巨摩農協ではホームページを利用しましてオンラインショップを開設しまして、特産品でありますやはたいも、またお米、焼酎等を販売しております。また、商工会におきましては、ホームページ等を本年度立ち上げしまして、商工会加盟の方々の商品とか製品とか、そういうものをインターネットで販売するということを聞いております。

 いずれにしましても、今後はこれらの仕組みの充実に取り組んでいきながら、市では先ほど市長が答弁したとおり、新たな観光ホームページを立ち上げまして、農作物・特産品等を今後積極的にPRしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 今言うように、特性を生かしたホームページをつくってもらいたいななんていうふうにも思いますので、ぜひ期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。

 それと、双葉サービスエリアも、先ほど言ったように、スマートインターチェンジ等も開通をしている部分もあります。竜王駅も今端末機を置いていると思うんですが、そういうふうなところにもインターネットを利用してホームページを見る方もいたりもしますので、ぜひ有効活用をして、市内外の方に発信をしていっていただければありがたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 次の質問に移らせてもらいたいと思います。

 続きまして、政策提案制度の実施について質問をさせていただきます。

 国では政府を中心に事業仕分けが進められており、国民の関心度は高いとの評価でありました。

 今、私が提案させてもらっている政策提案制度は、行政の職員に政策を提案する機会や提案の具体化を行うことにより、政策立案能力の向上を図り、多面的なアイデアを施策に反映させ、事業をより効果的にするものであります。

 以前も同様の質問をさせていただいたところでありますが、リーディングプロジェクトチームや各種委員会の公募制度を導入するなど、市民提案の機会を明確にするという答弁であったと思います。

 今回は追認という形で再度質問をさせていただきたいと思っております。

 1表題目としては、職員による政策提案制度の実施についてお伺いをさせてもらいます。

 多様化、複雑化する市政の課題に対処していくためには、公共サービスは行政のみならず多様な主体を市民と連携して担うという新しい公共の考え方のもとで政策を展開することが必要と感じております。

 行政は継続性が重要であり、長期化している景気低迷や地域間格差など、市政課題は山積しております。現場主義の趣旨からも行政職員から政策を提案することで、共通した課題への取り組みができると考えられますが、同制度の取り入れを行う考えがあるかお尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 職員による政策提案制度の実施についてお答えいたします。

 職員の創意工夫を奨励し、積極的な勤労意欲の高揚と事務改善及び能率向上を目的に、公益上の有効性及び住民サービスの向上を目指しているところであります。

 職員による政策提案制度につきましては、現在、行政の検討課題や問題解決の手法として、関係職員によるプロジェクトチームや研究会等を随時組織し、柔軟な発想、斬新なアイデア、市民目線での実感等を主体に協議、検討を行っております。課題解決や横断的な取り組み、また促進により費用対効果の成果も現在上がっております。

 今後も現行制度の活用とともに、職員による政策提案については、必要に応じ研究組織を立ち上げるなど、引き続き柔軟な対応を図ってまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 答弁をいただいたところではありますが、やはり研究というふうな柔軟な対応をしていくという部分であっては、前回の質問とほぼ同様な形の答弁だったのかななんていうふうにも思っております。

 しかしながら、前回からもお話しのように、継続して進めていてもらえている評価などもありますので、それはそのまま継続してもらうことも必要だと思っております。

 それと別に、なぜこの政策提案制度を進めるかというのは、最大の目的は職員の意識の向上であって、意識改革というふうなものだと思っております。

 長年にわたって意識改革という言葉はよく耳にするところではありますが、形にあらわれていくのは、あらわれにくいというふうな言葉のほうがストレートなのかなと思っているんですが、市民に伝わっていないような感じがしております。

 まず、やってみるというふうなアクションを起すということが大切かなと思っているところなんですが、再度このような形の取り組みを今後計画をしていくことはできないでしょうかね、お尋ねをいたします。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 時代が変わってきている中で、職員においても今までの意識ではなく、まずはやってみるというアクションが大切なんだというふうなご質問だと思います。

 市においても、今まで職員がやってきた行政手法といいますか、そんなふうなものにはとらわれず、まずはやってみるというふうなことで考えておりまして、そんな中で、職員といたしましても、事務事業評価、また全庁的な無駄撲滅の提言、それから現在も各種行っておりますけれども、プロジェクト事業の横断的な関係の進め方や研究会なども立ち上げる中で、いろいろな取り組みも行ってきておりまして、職員の意識も変わってきているというふうに私は思っております。

 過日も、来年3月に完成をいたします竜王駅の多目的活用研究会が行われたわけでございますけれども、そんな中で職員のほうでも竜王駅の活用に対する提言というふうなことで、27件の提言もございました。そういうふうなことからして、今後の行政サービスというふうなことに向けて、そういうふうな意識改革を進める中で、住民サービスの向上のためにこれからも職員一丸となって取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 進めていくように努力をしてもらいたいなと思います。

 しかしながら、意識改革が進んでいるというふうな部分ではあるんですが、先ほど話をしたように、市民にも伝わるような意識改革というふうなものも必要なのかなと思っておりますので、ぜひそういうふうなものが形に残るようなものを進めていっていただきたいなと思っております。

 山梨県では、平成17年度から職員による政策提案制度を実施しております。平成19年には、職員提案の論文などで審査をして、甲州市、勝沼町で住民参加によるワインロードづくりなんていうものも選定をしたところでもありました。

 また、昨年からは最優秀賞を4人ほど決めまして、冬のボーナスに10万円、最優秀賞6人には5万円を上乗せする、支給をするということを決めたとのことのようです。

 職員意識のさらなる向上を図っているようなんですが、本市として、職員の創意工夫による奨励というふうな部分で、イニシアチブを向上させることができるような今後何か考えがあれば、お伺いをさせてもらいたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 職員からのアイデアとか知恵とか、そういうものをわき立てるようなご意見、ご質問をいただいておるところであります。

 当市といたしましては、職員の皆さんに、先ほど答弁させていただいたように、おのおのの立場でプロジェクトチームを6つぐらい立ち上げたりして、その都度、研究課題のテーマを挙げて議論をしていただいております。

 賞金みたいなことをやる町や、また山梨県もあったようですが、そういうものではなくて、そういうものがあるから一生懸命物を考えるなんていうふうな職員でなくて、職として一生懸命やるというのが私ども職員の立場ではないかなと基本的には考えております。

 具体的には、つい先ごろも窓口サービスについてのアンケートを1カ月とりまして、3つの支所を含めて市民の声を聞きました。そのことによって、職員も意識改革がまたできまして、大変市民には好感を持たれている市役所の仕事ぶりというものを市民の声を自分たちから聞いてみようと、また1月、新年になってからも1カ月またそれをやるというふうなことで、その結果をもとにしてもう一度やって、その結果がどうなるかということを自分たちでしておられるようです。

 最近も定着しておりますが、電話で11時を境に、「はい、おはようございます、甲斐市です。」、「こんにちは、甲斐市です。」というふうなことが定着づいて市民にも理解をされてきておりますので、どうぞ、多くの方に市役所へどんどん電話をかけていただくということもあいさつ運動の先駆けができるということを率先して取り組んでいるではないかと。

 また、美術館や文学館を通じて竜王駅のルートを貢川沿いにというような提案も、職員のほうから、プロジェクトチームのほうから出されて、している具体性もあります。

 また、Kai・遊・パークのほうの指定管理者についても、政策的にはずっと長年、まだ行政が手がけていくというふうなこともあったようでありますが、これらも研究課題は職員のほうから出していただいて、思い切ってかなりの削減ができる方向になっておりまして、議会にも今回提案をさせていただいていることもそうであります。

 ついまた最近ですが、市民からも提言いただいて、この後、質問があろうかと思いますが、竜王駅周辺の樹木については、地元の新町の地区の自治会から100人以上、提言いただいて、その半数以上の方に百日紅(サルスベリ)がいいではないかという提案をいただいておりましたので、つい先ごろ、その木に決めて、赤い花のサルスベリを街路樹に設定するということも職員の中からも意見を5つぐらい品目を選んでもらったものが、なお市民からもいただいてというふうなことを具体的に進めております。

 今後、そういった具体的な施策について、なお皆さん議員のほうからもご意見あれば、職員におろして、いろいろと提言してまいりたいと、こんなふうに思っております。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 職員のインセンティブがなくても、職員は一生懸命やることが大事だという、それはもっともだと思っておりますので、市長がそういうふうなことをうたっておりますので、ぜひその形の中で意識改革というふうなものが目に見えるようにしてもらえればありがたいなと思っています。

 最後の質問に入らせていただきます。

 市民政策提案による住民参加についてをお伺いをいたします。

 市民政策提案は、市民が具体的な政策等を市に提案し、市と提案者がその提案内容を協議した上で、提案の概要、提案に対する市の考え方などを公表し、結果を通知する方法であります。

 提案の審査に当たっては、公募審査員には市民皆さんが加わっていただくことで公平・公正な開かれた行政に近づくのではないかなというふうにも思っております。

 甲斐市の将来の基盤づくりに、NPOやボランティア団体を含む市民との協働のまちづくりを行うことが求められている今だからこそ、暮らしの中から生まれた現場感覚にあふれる政策を募集することが必要と考えられますが、所見をお尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 市民政策提案による住民参加をということでご質問をいただきました。

 行政と市民や団体、事業者等が相互の役割を自覚し、その責任による信頼関係により対等な立場で知恵を出し、協力し合うことにより、行政や地域の課題などを効率的に解決し、質の高い行政サービスを提供することは、今後の地方自治にとっては必要不可欠な要素であると考えております。

 現在、策定中の平成22年度からの第2次甲斐市行政改革大綱では、市民と行政との協働によるまちづくりを重点項目に掲げ、市民提案制度を創設するとともに、引き続きパブリックコメントなどの実施により、市民がまちづくりに参画し、協働しやすい開かれた行政運営を目指してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 今の答弁の中に、来年度から第2次甲斐市行政改革大綱を進める中で、市民提案制度を創設するというふうな言葉がありましたので、内容的には同じ政策とは入っているんですが、住民参加による市民提案制度を実施をしていくというふうなことでよかったでしょうかね。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 現在、第2次行革に向けての審議をしていただいております。

 その中で、第2次行革につきましては、市民と行政との協働と、今までの行政主体の行政執行ではなくて、住民にも参画していただくまちづくりというふうなことを重点項目に掲げまして、住民参加の市民提案制度というものを実施してまいります。

 そんなことでご理解いただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) ぜひ政策も含めて提案制度の実施をしていただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 実施をする際には、先ほど言った公募審査みたいなものがもし行われるのであれば、市民も参画をして、加わってもらうというふうなことも必要なのかなというふうにも思っております。市民が関心を持ち、みずからが参画するというふうなことが重要と考えております。

 甲斐市も5年が経過いたしました。他の自治体住民から聞く言葉は、甲斐市は若い人が多く住んでいていいねとか、あと、人口がふえていて活気がありそうだねなんていうふうな言葉を、好印象な言葉を聞くときがあります。

 平均年齢は41.3歳と労働力人口も集中している町だからこそ、今後、中・長期的なプランを構築して、地域みんなが参画する行政へと転換できるような次世代計画も切望いたします。

 今後も、市民と行政並びに議会がしっかりとキャッチボールをしていき、夢ある町を求めていくために私も精進してまいりたいと思います。

 以上で質問は終了させてもらいます。



○議長(猪股尚彦君) 込山伸一君の一般質問が終わりました。自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

 17番、赤澤寛吉君。



◆17番(赤澤寛吉君) 17番、赤澤でございます。

 第1の質問の中で、出産・子育てを支える社会環境の整備について、私は、主に出産にかかわる一連の質問をしていきたいと。

 といいますのは、かつて若いということは、ちょうど出産を控えたお母さんに聞かれた話ですが、甲斐市では助産施設を持った病院がどこにありますとか、さあというときにはどこに手助けを求めたらいいだろうかというような質問を受けた。

 といいますのは、お母さんが、我々は産婆、お母さんは助産婦というようなことで、今、助産師というんですか、そういう中で、どこへどうしていいのか、お母さんもちょっと不安だと、そういうことで、私はここで関連した中で聞きたいんですが、例えば今その施設を持った病院が甲斐市にどのぐらいあるのか、例えば助産師的な人たちがボランティアというような形でネットワーク的なものを持ってお互いに連携し合っているのか、そういうことをどういう数字の中でとらえているかということをお聞きしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 最初の産科の件でございますけれども、甲斐市内にその診療科目を掲げている医療機関は3つございます。竜王地区に1つ、具体的には竜王中学校の真横にありますけれども、竜王レディースクリニックという、それから双葉地区に2つございまして、塩崎駅のそばにあります中島医院さん、それから広域農道と中部横断道が交差する、ちょっとこちらから行きますと先になりますけれども、双葉クリニックさん、その3つが産科の診療科目を掲げている状況でございます。

 それから、助産師との情報交換というようなことのご質問のようですけれども、具体的にはその辺は把握してございませんけれども、子供が生まれた段階での乳児への訪問等は、うちの保健師、または委託機関の助産師全員が、訪問しながら子育ての相談、または子供の状況等を診察しておりますので、今後その専門の職員等のネットワークについては、また研究をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

 19番、森田稔君。



◆19番(森田稔君) 19番、森田でございます。

 込山議員の関連質問で、先ほど職員による政策提案制度、その中のサブタイトルでありますけれども、私もこの問題については、以前、大分職員の意識改革という面で提案をしてきたところでございますけれども、先ほど企画部長からのご答弁の中で、我々議会としても、また市民としても、竜王駅を拠点としたまちづくりというものは非常に注目しているわけですけれども、先ほど突然出てきた答弁の中で、多目的研究会という表現が出されてきたわけですけれども、職員による27件の竜王駅に関するいろいろな諸提案が出ているようでございますけれども、その辺の組織並びに検討的な内容を公表できればご説明いただければ大変ありがたい。1回ですので、細かくご説明をいただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 竜王駅の多目的活用研究会につきましては、メンバーは各関係課リーダークラス16名と企画課の職員で研究会を立ち上げております。

 そんな中で、27の提案があったわけですけれども、細かい項目ですとあれですから、大きい項目でいきますと、竜王駅を多目的に活用していく上で、どんなアイデアが出せるのかというふうなことで、1つには、文化・芸術等への活用に対する提案というふうなことで8件ございました。市民ギャラリー展を開催してはどうかとか、または甲斐市の園児の発表会をその広場で行ったらどうかとか、さまざまなものがございます。

 また、販売等への活用に関する提案、これは1件ございまして、甲斐市民によります快適フリーマーケット、こんなものの開催はどうなのかとか、また、イベント等の開催に関する提案では9件ございましたけれども、ワインビーフ、またはワインの試飲会をその場所で行ったらどうかと。また全国の駅弁祭り、竜王・塩崎駅の駅弁発表会をそこでやったらどうかとか、いろいろな提案がございます。

 それ以外にも竜王駅等の周辺の地域のイメージアップに関する提案、それも6件、いろいろな提案がございましたし、竜王駅を拠点としての事業展開に関する提案、また行政サービスの提供に関する提案等々いろいろな、さまざまな提案がございましたので、今後、庁内議会等で内容を詰めていって、実施できるものにつきましては実施をし、竜王駅の活性化につなげていきたいというふうに現在考えておるところでございます。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

 11番、池神哲子君。



◆11番(池神哲子君) 11番、池神でございます。

 込山議員の人口減少について、この地域戦略について、私も大変今回の質問、とても同感するところが多いなというふうに思って聞いておりました。

 その中で、やはり回答がいまいちだなという感じを受けているんですけれども、甲斐市においては、かなりいろいろな面で子育て支援を行ってきたと思います。つい最近も、やはり小学校6年生までの医療費を無料化したということが、どんなに喜ばれているかということでもあります。

 何といっても、人口減少が進んでいく中で一番問題になっているのは、やはり子育てがとても大変だということであるわけです。

 例えば世界的に見ても、フランスもかなりそういう目に遭ったときに、教育費と、それから社会保障をかなり予算を上げたという段階の中で、人口がふえていっているという経過があるわけです。私たちはそういうことに習っていかなければならないんじゃないかなということを常に思っているわけでありますけれども、今回の答弁の中では、そういう基本姿勢がちょっとうかがえなかったということと、もう一つは、子育て広場についても言及していただいたわけですけれども、これはもう数年前からこの問題については課題として取り組んできたわけであります。

 そして、それが成功して、かなり多くの方が子育て広場を利用しているということはわかっている状況でありますけれども、まだ……



○議長(猪股尚彦君) 池神議員、途中ですみませんけれども、池神議員の一般質問の中に入っている項目が入っていますから、その辺をよく注意してください。



◆11番(池神哲子君) いえ、そうじゃなくて、今回は人口減少についてもう少し……



○議長(猪股尚彦君) 流れがそうなってきていますよ。



◆11番(池神哲子君) 伺いたかったので、伺っているわけですあります。

 先ほどの回答では、まだ利用状況を見てという状況では、ちっとも進んでいないじゃないかということがあるので、もう一回、その点について姿勢を伺いたいと思っています。よろしくお願いします。

 質問があったんだから、答えていただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) もう一度、内容をちょっと詰めて、わかりやすくしていただけません、要点を。長過ぎてちょっとつかめません。



◆11番(池神哲子君) わかったのは、だから、人口減少については一番大切なことは教育予算と、それから社会保障があれば、人口はふえていくわけですと、そういうところをやはり基本姿勢があるのかということと、それからもう一つは……



○議長(猪股尚彦君) 1つです。



◆11番(池神哲子君) 具体的には進んでいないじゃないかと、そういう点についてどう思っているのかということをもうちょっと回答の中から出てこなかった部分について関連で聞いているわけですから、それについてちゃんと答えてほしいと思います。



○議長(猪股尚彦君) わかりました。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 人口減少問題については、全国的なことはともあれ、甲斐市の問題からご指摘を先ほど込山議員からもいただいておりまして、精いっぱい行政のやる面で、教育面とか育児に対する制度の問題とかは精いっぱいやっているつもりであります。

 これ以上のことといって物事を突き詰めていきますと、ただ子育てをするためのことが少子化を防いで、子供たちが生まれるんではなくて、社会現象の中に男女が結婚しないと人口がふえてこないんですよ。若者が結婚できて初めて甲斐市の人口がふえていく問題がありまして、生まれてからの子供たちの仮定のことを一生懸命今はやっている、議論をしているようですが、それ以前に、甲斐市の産業がふえて、製造業が発展して、農業も発展して、若者にそういう職場を与えてあげて、そこで若者に結婚できるような、特に男性に生活力を持たせてあげるようなまちづくりをしていかなければならない、そういうことを私どもは政府へも呼びかけて、産業が発展するように、何でもかんでも車をつくるなら海外へ、電化製品をつくるなら海外へ行くんでなくて、せめて6割、7割は日本の中で、甲斐市の中でつくっていただけるような、そういう意味で近くの企業がバッテリーを開発する、充電器を開発する、あるいは大きな店が出て、そこで正社員を雇ってください、そして給料をちゃんと与えてくださいというのが私ども行政の立場でありまして、子供たちが生まれるように男女がマッチングできて、ブライダルネットワークというふうなもので結婚相談所みたいなものを、私ども、これからつくり上げながらいって、そういう機会を提供していくことが私どもの努めではないかなと、こんなふうに思って、現時点の子育ての支援については精いっぱいやらせていただいているつもりであります。



○議長(猪股尚彦君) ほかに関連質問ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終了します。

 以上で1番、込山伸一君の一般質問を終わります。

 ここで休憩いたします。会議の再開は午後1時20分とさせていただきます。よろしくお願いいたします。



△休憩 午前11時50分



△再開 午後1時20分



○議長(猪股尚彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△名取國士君



○議長(猪股尚彦君) 一般質問を続けます。

 通告2番、名取國士君。

 8番、名取國士君。

     〔8番 名取國士君質問席〕



◆8番(名取國士君) 8番、公明党、名取國士。

 12月に入りまして各方面を訪問いたしますと、不況だ不況だということが聞かれるようになりました。

 その中で、午前中、市長が答弁したように、スマートインターがフル活用したと、交通の面、また物流の面でかなり期待ができるじゃないかと、長いトンネルの先に光が見えたような気がいたします。

 南北の駅も来年の春にはオープンし、また明日、地鎮祭があります本庁の工事が23年度に向けてオープンする予定でありまして、これを景気に活性化につながることを期待するものでございます。

 次に、一般質問に入らせていただきます。

 自転車専用レーンの取り組みについてでございます。

 国土交通省は、自転車を使って安全に通勤や買い物ができるまちづくりを進めています。車の利用を控えることで、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排気量を削減したり、自転車と車・歩行者との事故減少にもつながる専用道や駐輪場の整備などに力を入れていますが、お伺いいたします。

 1つ、本市でも市道、県道、国道の一部をカラー舗装して自転車専用レーンにするよう国、県に働きかけてみたらいかがでしょうか、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 名取議員からの自転車専用レーンの設置及び国、県への要望についてお答えいたします。

 自転車専用レーンは、日常生活で利用される自転車交通を対象としたもので、道路の一部として車道に併設され、道路構造令により自転車の安全性を確保するために工作物によって車道と自転車レーンを区画しなければなりません。そのためには、広い道路幅員を必要としますので、県内の道路には設置されていないのが現状であるかと存じます。

 国道、県道への設置の働きかけにつきましては、自転車利用者の安全性や設置条件などを調査する中で、関係機関と協議してまいりたいと考えています。

 また、市道においては、道路幅員も狭く、歩行者の安全を守るための歩道設置の要望が多くありますので、まずは歩道の設置を優先しなければならないと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問受けます。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 今、市長の答弁を伺いまして、国土交通省とは来年度かもしれないけれども、一応、自転車、それからレーンにつきまして、また歩道に乗り上げることに関しては、各地方のほうに投げかけて、もし希望者があれば通るようなことをしていますので、ぜひそういうときがありましたら、市長、甲斐市でも率先して手を挙げていただいて、取り入れるようにお願いいたします。

 次に、2番目のほうにいきます。

 自転車を乗り入れできる歩道内にも一部をカラー舗装して歩行者との区別をして、安全・安心して通行できるようにとの市民の声がありますけれども、そこをお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 歩道内の歩行者との区分についてお答えいたします。

 市内の歩道において、自転車が乗り入れできる歩道は国道20号、甲府バイパスですが、それと県道甲府南アルプス線、これはアルプス通りでありますが、いずれも歩行者と自転車の区分はされておりません。

 区分することによりまして、歩道部分が狭くなり、歩行者が自転車レーン側にはみ出し、歩行者との接触事故が増加するなどの問題点も提起されておりますので、現状を把握する中で関係機関と協議をしてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 今の答弁の中で、甲斐市ではもう一つ、立体交差から信玄橋のほうの県道が自転車乗り入れが可能になっております。その3つです、甲斐市では。歩行者にすれば、昨年の6月で道路法が改正になりまして、13歳以下、それから70歳以上の高齢者の方はどの歩道でも自転車に乗り入れるというふうになりました。

 これは、市民の方にいろいろ聞きますと、知らない人のほうが多いんですよね。歩道は歩行者を本当に安全にするための歩ける歩道でございまして、そうやって自転車が乗り入れることはいいんですけれども、ぜひ、その辺もこの道路の舗装を見たら、全部カラーにしなくても、色でやはりこれは自転車が入るんだというような、そういうものをしていただければ、自転車も気がつく、歩行者も気がつく、そして双方が交通事故なんかに気をつけるんじゃないかと思うんですけれども、その辺もひとつよろしくお願いいたします。

 3番目に入ります。

 専用道や駐輪場等の場所を示す看板、また自転車マップの作成や運転マナー向上に向けた市民にわかりやすいPRをしているか、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) ご質問の駐輪場の標識につきましては、公共施設及び駅前の駐輪場に設置しております。今後も特に竜王駅南北にはそのような表示等ができるかと思います。

 運転マナーにつきましては、各小学校の児童には毎年交通安全教室等で指導を鋭意しているところであります。

 一般市民に対しましては、広報等で自転車の運転ルールなどをPRしてまいりたいと考えております。

 なお、自転車専用道路は市内にはありませんので、自転車マップの作成につきましては、現在は計画がありません。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 駐輪場というのは、ここでいえば、竜王の駅前なんかが駐輪で、通勤者に多く使われていますけれども、そのほかに、バス停まで来ても、結局、歩行で来なきゃならない場合もあるし、ちょっと自転車が置けれればいいなというような結構市民の考えもあります。

 そういうことで、その意味もあって、駐輪場がこの先に行けばありますよと、そういうようなやはりPRをしていただきたいなと。

 そして、もう一つ、歩行者が、今言ったように、歩道の中を入る。ここは自転車も入ってくる、先ほども言ったように、入るときにここも自転車が入ってくるなというような標識等が少ないんですよね、甲斐市で見たところ。入るほう側と出るほうがまた向こうにあるけれども、途中というのはないんですよ、ほとんど。そういうところへやはりそういうものをつけていただければというお話もありまして、現地を見てきたときに、やはりそういうものは少ないんだなということで、これは一般質問させていただきました。

 それで、今、市長が言われました広報なんかでも載せていただくとなっていますけれども、去年の6月ごろ、道路法が改正になった、そういうのも広報へ載せているんですかね。そこのところはどうですか、PRにして。



○議長(猪股尚彦君) 答弁を求めます。

 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) ただいまのご質問でございますが、昨年の6月に道路交通法が改正になったということで、一般市民に広報等でPRしているかというご質問だと思いますけれども、一般的に道路交通法が改正になりますと、新聞等で出ておりますので、特段細かな形でのPRを広報ではしていない状況でございます。



○議長(猪股尚彦君) 名取國士君。



◆8番(名取國士君) やはりそういうちょっとしたことでございますけれども、広報へ載せていただくなり、こういうようになりましたということをうたっていただければ、市民の側にしては読みますので、わかるんじゃないかと思うんですけれども、そういう方面も改正になったら一言、そういうこともすることをお願いいたします。

 そして、これはいろいろな話をしたあれによりますと、事故の場合、人と自転車の事故というけれども、今簡単には考えられないそうですよ、賠償が大き過ぎて。中には示談で済むんですけれども、何百万円、何千万円という補償もした裁判もあるそうでございますので、その辺も配慮していただいて、ぜひ事故のないようにPRしていただきたいと思います。

 それでは、4番目に移ります。

 甲府市で最近レンタル自転車を活用していますが、甲斐市でレンタルの活用を考えているか、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) レンタル自転車の活用についてお答えいたします。

 甲府駅でのレンタル自転車は、利用対象者を観光客とし、主に甲府駅周辺にあるさまざまな観光資源を訪ねてもらうことを想定して運営されていると聞いております。

 竜王駅周辺については、公共交通整備の取り組みの中で、市内巡回バスや観光巡回バスなどの運行も既に計画され、主要なところはバスなどで訪れることができる環境が整いつつあります。

 駅前でのレンタル自転車の導入については、このような公共交通の整備が進む環境の中で、景勝地、史跡などの観光資源が竜王駅から離れた場所にあるという甲斐市の地理的特性を考えると、特にJRで甲斐市を訪れた皆さんがどのくらい自転車利用へのニーズがあるのか、見きわめた上で取り組むことが適切ではないかと考えているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 今レンタルのお答えをいただきました。

 甲府でいち早くレンタルをやったんですけれども、前にも同僚議員さんのほうからも一般質問が出ていると思うんですけれども、駅へおりてちょっと用を足す、それが観光めぐりをするにはかなりこれがあれば都合はいいと思います。

 実は、韮崎、長坂、ここの人たちがここでおりまして、よくバスで医大なんかに行きます。バスは100円で行けるから本当に助かると言っておりまして、そういう人たちがちょっと市庁舎へ来たいとか、ちょっと用を足したいとか、そういうものでやはりこのレンタルがあれば非常に助かると、そういうことでもって甲府市でも出したので、これは率先してレンタルのほうをしていただけないかという声がありました。ぜひまた前向きにいろいろ検討していただいて、実現させていただきたいと思います。

 次の質問に入ります。

 ペットの防災対策について。

 甲斐市では、地域防災訓練を毎年秋に実施していますが、ペットを同行した避難訓練はまだ行ったことがありません。

 災害時には、人命救助が最優先であることは当然ですが、犬、猫などのペットを家族の一員として生活をしている人も多く、また避難所にペットを同行できず、困っている人たちが多くおります。

 お伺いいたします。1つ、市の防災訓練のときに、ペット同行の避難訓練等の実施をしてみたらとの声がありますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) ペット同行の避難訓練等の実施についてお答えいたします。

 これまでの避難訓練につきましては、市民を中心とした形で実施し、特段ペットの対策は講じておりませんでした。

 災害時には、ペットと一緒に避難するケースも想定されますので、今後は自主防災組織とも協議する中で、ペットの避難スペースを確保するなど、計画してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) ありがとうございます。

 このペットの防災については、全国でもそんなに例がないんですけれども、東京の稲城市というところで一部やっておりまして、大変好評を呼んでいるそうでございます。この意見を市民の方から聞いたときに、たまたま防災訓練のときに犬を連れてきても向こうへつないでおくんですよね。そういうことが話に出てきまして、一緒に家族として連れて行きたいんだけれども、犬の嫌いな人もある、また騒げば大変だ、そういうことでもって、何とかそれをしてくださいということで、今回させていただきました。

 ペットを飼っている人たちに話を聞きますと、犬ぐらいのことではと僕が言ったら、ぱっとかみつかれましてね、逆に。昔は犬は番犬で飼っていたと、今は時代がこうなってくれば、子供と同然だと、だから一緒にいたい、その思いが伝わってきまして、これはやはり時代の変化だなと受けとめまして、今回これで出させていただきました。ぜひペットともどもの防災訓練も早期実現ということで、市長、お願いいたします。

 2番目に入ります。

 避難所での飼い主への飼育、衛生管理等の指導はどのようにやっていますか、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 避難所での飼い主への飼育、衛生管理等の指導についてですが、避難所は、子供や老人、妊婦、病人等が同じ場所で生活することになり、動物の嫌いな人、動物に対するアレルギー症の人などもおりますので、屋内への連れ込みは無理と考えております。

 基本的にペットの飼育や衛生管理、避難場所でのトラブル防止などは、飼い主の責任で行っていただくこととなろうかと思います。

 市といたしましては、人とペットが円滑に避難所生活を送れるよう一定のルールを設けることや、動物愛護団体などに対して協力を求めることも必要であろうと考えているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 答弁ありがとうございます。

 ペットの飼い主への飼育とか衛生管理等指導というのは、別の意味でとりますと、今、市長が言ったも当然でございますけれども、ペット同行、これはそれをしていくかどうかなんですけれども、ペット同行避難手帳の作成とか、それから個体識別に役立つマイクロチップの装備だとか、そういうことをやはり言われているんですね。そういうことも市のほうで力を入れてくれないかと、要するにマイクロチップなどをしていれば、つけたときにどこかへ行っちゃった、これが発信して探せるというものでございますけれども、ちょっとこれはいい発想だなと思ったんですけれども、やはりペットを飼っている人たちは避難したときにはそういうことまで考えているんだなということに私は心を打たれました。

 飼育とかそういうものもいいんですけれども、こういうようなこともぜひ先取りをしていただきたいなと思います。その辺は答弁いかがですか。



○議長(猪股尚彦君) 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) ルール等の関係でご質問いただきました。

 市長が申しましたように、答弁させていただいたように、避難所におけるルールづくりというものは今後考えていかなくてはならないというふうなことを思っている次第でございますが、具体的には……



○議長(猪股尚彦君) 部長、途中ですみません。

 傍聴者、すみません、何か話をしているみたいなんですよ、電話で。違いますか。

 ちょっと休憩をとります。



△休憩 午後1時41分



△再開 午後1時43分



○議長(猪股尚彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 それでは、もう一回、部長、すみません。

 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) 先ほどのご質問に答えたいと思います。

 市長が答弁させていただいたように、一定のルールづくりは今後必要かというふうな形で思っておりますが、具体的には自治会を初め獣医師会や動物愛護団体などの協力も不可欠な状況でございます。

 今後についていろいろな面で調査・研究をさせていただきますけれども、避難をさせる犬につきましては、名前などを鎖につけるとかというふうな方法も飼い主の役目かな、責務かなというふうな考え方を持っておりますが、そういう点では飼い主のほうのご協力もいただく中で、今後いろいろな面で調査・研究をさせていただきたいというふうに思っております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 今、部長が答弁されたように、首輪へ名前をつけるとか何とかというのは飼い主の責任だと言えば、それまでなんですね。だけれども、こういうマイクロチップ装置というのは個々では大変難しい問題なんですよ。ですから、ぜひまた避難するときには、やはりそういうものを装備して、首輪が外れてもどこへ行ってもわかるような、また今言ったような手帳なんかも作成してもいいじゃないかと思うんですけれども、その辺もぜひお願いいたします。

 それでは、3番目の獣医師との協力体制の実施はについて伺います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 獣医師との協力体制の実施についてお答えいたします。

 現在、県や市では、県内の獣医師会との災害に関する協定は締結しておりません。国レベルでは、日本獣医師会や日本動物愛護協会などで組織する緊急災害時動物救援本部が設立されており、災害時には自治体が行う動物救護活動を支援しているとのことであります。

 今後は、県獣医師会等の動向や協力体制のあり方などについて調査・研究してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 答弁ありがとうございます。

 獣医師との協力体制の実施ということで、初めての仕組みかもしれないけれども、県との協議をしての実施ということで、ぜひこれは実現していただきたいんですけれども、まず甲斐市でも、獣医師さんは市内には8店舗あります。県のほうもあれなんですけれども、甲斐市の獣医師さんとの連携をとって、災害時に動物の救護に関する協定とか傷病動物の医療の関係、それから避難所での飼い主への指導、また相談、助言等など、やはりする協定を結んでもよかろうかと思うんですけれども、その辺はいかがですか。



○議長(猪股尚彦君) 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) お答えしたいと思います。

 市内の獣医師、病院につきましては、8医院と承知しているところでございます。これらの獣医師の方々との協定につきましても調査・研究をさせていただきたいというふうに思っております。



○議長(猪股尚彦君) 名取國士君。



◆8番(名取國士君) ぜひ前向きにしていただくように、またお願いいたします。

 最後に、ペットフードの備蓄等の問題についてお伺いいたしますけれども、お願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) ペットフードの備蓄等の問題についてお答えいたします。

 市では、災害時に備え、市民用の食料や飲料水などを備蓄しておりますが、避難所生活が長期にわたる場合は、災害協定に基づき民間からの物資調達を受けることといたしております。

 「自らの命は自ら守る」の観点から、市民の皆様には最低3日分の備蓄をお願いしているところであります。

 災害時には、ペット用食料の確保も困難になると予想されることから、避難所におけるペット用食料などは、飼い主の責任で確保していただくよう周知・啓発してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 今の答弁の中でフードの問題は飼い主がしてくださいと、これは一理あると思うんですよ。とっさにもし何か地震が起きた、飛び出す、犬も連れて飛び出す、その場合にやはり人間のものそのものは目に入りますけれども、やはり犬の分までというのはちょっと無理じゃないかという話も出たんですよ。やはり犬のフードのものは何カ月と保存ができるんですよね。それで、人間でいえば乾パンなんかもそうなんだけれども、そういうものをちょっとした避難所へ一緒に設けていただければ、非常に助かるということで、これは提案されたんですよ。その辺はどうですかね。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 先ほどお答えいたしましたように、私たち住民は、最低3日分の備蓄をされるということが必要だという啓蒙とあわせて、ペットについては個人でしていただいて、何カ月か用意できるという品物であれば、個人で用意していただくのが原則とさせていただきたいと思うわけであります。

 それは、私ども毎年、市民に協力していただいて防災訓練等をしまして、飲料水が賞味期限があと1年ぐらい残ったとか、乾パンがあと1年ぐらい残ったかというようなものは、現在、参加者の皆さんに順次配って、新たなものを購入するとかできるわけですが、ペットの食料を、じゃ、賞味期限が来たからだれに配るというと、そう徹底できないということも考えられますので、その辺はぜひご理解を賜りたいと。ペットは各自が3日分の自分たちが備えることと同じようにしていただいて、その上で災害時のときは有事でありますから、考えなければならんと、こんなふうに思います。



○議長(猪股尚彦君) 名取國士君。



◆8番(名取國士君) 今、市長答弁の中で、ペットの分は自分たちでということもわかりました。

 もう一つは、甲斐市で犬の登録がどのくらいあるかと私は、ちょっと調べてみましたら、20年度で5,400、5,500とあるんですね。これはまだ未登録と言ったらおかしいんだけれども、そういう犬もいるかどうかわかりませんけれども、そういうふうな数になっているんですよ。猫も入れますと、かなりの数だと思うんです。ただ、猫は登録がないので、一応避妊した数が大体180件ぐらいありますよと、そういうデータ数なんですけれども、猫の数もかなりに上がると思うんです。

 やはりその人たちが自分たちの生き物なら自分たちでそういうものをしなさいと言えば、それはそれで通るかもしれませんけれども、何としても少しの食料でも避難所へ確保しておけば、猫の分は忘れたとか犬の分は忘れたという方は非常に助かるんじゃないかと思うわけでございます。その辺をぜひ考慮していただきまして、お願いするわけでございます。その辺はいかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 小澤総務部長。



◎総務部長(小澤久生君) お答えしたいと思います。

 ペットには、名取議員さんが申しましたように、犬と猫、そのほかに鳥とか爬虫類等がございます。多岐にわたっての種類のペットもございます。先ほど市長が申しましたように、市民につきましては、3日分の備蓄をお願いしている状況でございます。でありますが、ペットにつきましては、飼い主の責任で確保していただくように、また我々もこれから広報等などでPR、周知・啓蒙をしていく考えがございますので、その辺をご理解していただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 答弁が終わりました。

 名取國士君。



◆8番(名取國士君) ぜひPRとして、毎年のいつ起こるかわからない地震、いろいろなものに対して対応できるように何とか先どりしていただきたいと思います。

 これで私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。



○議長(猪股尚彦君) 名取國士君の一般質問が終わりました。自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で8番、名取國士君の一般質問を終わります。

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△有泉庸一郎君



○議長(猪股尚彦君) 続きまして、通告3番、有泉庸一郎君。

 3番、有泉庸一郎君。

     〔3番 有泉傭一郎君質問席〕



◆3番(有泉庸一郎君) 3番、甲斐クラブの有泉です。許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。

 一般質問の前に、最近、興味深い一文がありましたのでちょっと紹介させていただきます。

 二、三日前の新聞の読者の欄ではありますが、清貧の思想について述べられている一文ありましたので、ご紹介をちょっとしたいと思います。

 今、日本の総理大臣、1,500万円ほど一月に手当を受けているような方もおられる中で、この一文の中では、ちょっと紹介しますと、年収150万円でも苦もなく生活している家族がいると。清貧という言葉が頭に浮かびますが、清貧とは、辞書を引きますと、「無理に富を求めようとはせず、行いが清らかで、貧しい生活に安んじている」という説明がされていますが、貧困とも禁欲とも清貧とは違うわけですよね。

 我々は、かなり今まで、現代の日本人は物のあふれる社会で暮らしながら、一方では、空虚感にさいなまれながら、不況の中で右往左往して出口が見出せないような状態でいるわけですが、経済一辺倒に行き詰った高水準の生活が未来永劫維持できるはずがないわけで、日本にはかつて清貧という思想があった。その上に豊かな文化が花開いていたわけです。

 欧米思想は、環境を破壊し、頓挫した日本独自のパラダイム、行動原理とか生活哲学が求められているというような一文がありました。

 先ほども込山議員の質問の中で、少子化に向けた戦略についてちょっと答弁されていたことが気になりましたので、質問の前にちょっと言わせてもらいますが、子育て広場とか少子化になる原因というのは、子育て広場の設置とか、育児のしやすい体制をつくらなきゃ少子化になるんじゃないかというような答弁でしたけれども、まず、若い人たちの意識の問題ではないかというような気がするんですよね。

 そういうことを踏まえて、今、清貧の話をしたんですが、みんな何でもそういうものがそろえば世の中がよくなるんだということじゃなくて、自分たちがやはりある程度我慢するような部分を覚えなきゃいけないんじゃないかというようなことを言いたくて、今ちょっとこの例を紹介しました。

 取りとめもないことで、ちょっと申しわけないんですが。

 一般質問に移ります。

 竜王駅周辺整備及び塩崎駅の周辺整備についてお伺いいたします。

 1つ目、竜王駅の周辺整備事業も、今年度中に完成しようとしています。駅本体と南北広場は、立派なものになるでしょうが、まさにその周辺整備はどのようになる予定でしょうか。また、どのような振興策を考えておられるのでしょうか、お伺いいたします。

 先ほど、込山議員のときの答弁でも竜王駅のことをちょっと述べられていましたが、重複する部分もあると思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 有泉議員から竜王駅の周辺整備についてご質問をいただいております。

 過日、市では組織を横断したワーキンググループ竜王駅多目的活用研究会を立ち上げ、完成後の竜王駅の活用、振興策について、具体的な検討に入ったところであります。

 観光面では、この秋に美術館、文学館と調印をしましたが、これも美術館等の利用を竜王駅から誘導しようというねらいであり、各部署でも美術館等との連携での取り組みの検討を呼びかけております。

 また、先日運行された甲斐市味覚探訪ツアーの巡回バスについても、竜王駅を出発場所として市内中北部のワイナリーや農作物直売所などを回るコースを実施したところであります。

 今後は来月から運行する予定であります甲斐市観光巡回バス及び市内巡回バスにおいても、竜王駅を核に市内各方面を回るルートを考えております。

 また、来年3月に完成予定の南北駅前広場には、大型の観光案内看板を設置し、市内の各種施設等を案内できるよう工夫しているところでもあります。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) どうもありがとうございました。

 今の答弁の中で、先ほど言われた多目的研究会の立ち上げとか、観光巡回バスのような施策があるということを今伺いました。

 今度あれだけの事業を100億円かけて、来年3月には南北の広場も完成するわけです。それだけの費用をかけて事業を行って、要するにそれだけのものが今度は現存としてあるわけですよね。それを利用して、既設のものを利用して、とにかく甲斐市をそこから発信していくんだというようなことを言いたくて、こういう質問をさせていただきました。

 先ほど市長が答弁されたまさしくそういうような事業をやっていかれるということで安心しましたけれども、先ほどの込山議員の質問の中である住民参加ですね。市民提案型とか住民参加のこととか、職員による政策提案みたいなことをぜひ今後とも継続して、1回こっきりでなくて、今後継続して、とにかくそれが活用できるような施策を検討していっていただきたいと思います。

 それに関しては、今、職員の政策提言とかという話、巡回バスとか、聞かれましたけれども、あの辺の住民とのやりとりというか、周りの商工会関係の民間の方との話し合いとかというようなことは現在はやられていないんでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 答弁を求めます。

 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) まず、商工会での取り組みを聞いたところ、現在、18年9月29日から、竜王駅周辺地域活性化委員会及びワーキンググループを設置しておりまして、今後竜王駅の活性化方策として、商工会なりに特産品などの販売施設等、また開設、駅を拠点とした新たな交通手段のあり方とか重点項目を決めて、今現在もその振興策について協議を進めているところであります。

 また、地権者の対応はどうかという質問をいただいていますので、お答えさせていただきますが、9月の議会でもご説明をしておりますが、竜王駅の南口の土地所有者に対して、19年7月からことしの2月まで勉強会、先進地視察、開発事業の制度の説明、そういったことについて十分ご理解をしていただきましたが、住民の意向は最終的に現状のまま、このまま住み続けたいと、そういうことで合意形成が得られなかったという報告も9月でさせていただきまして、地権者はそういう対応になっております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) こういう非常に不況下の世の中ですから、民間がなかなかこういうものに関して活発的に何かいい方策があるかといってもなかなか難しいところはあると思うんですが、ただ、甲斐市のシンボルとして要するに竜王駅があれだけのものができているわけですから、ぜひ今後ともこういう活動を続けていっていただいて、先ほど市長からも答弁いただきましたように、とにかく甲斐市を活性化させるためには、少しずつでもいいですから、継続してやっていただくということが肝心だと思います。

 どうか、いろいろな研究会とかで提言も出てくると思いますけれども、そういうものを拾い上げていく中で、ぜひ活性化できるように施策をよろしくお願いします。

 次の質問に移らせていただきます。

 2番目として、平成21年11月18日の山日新聞によると、南アルプス市では、2010年度からJR中央線の竜王駅及び塩崎駅を結ぶ路線バスの運行が実施されるようですが、このことについての甲斐市としての対応ですね。南アルプス市との協議等どのように考えられているのか、実際どのようにしているのか、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 南アルプス市が2010年度からJR竜王駅、塩崎駅を結ぶ予定の路線バスの運行に伴う対応、協議について検討されておりますので、お答えいたします。

 現在、南アルプス市においても、本市と同様に、地域公共交通活性化協議会が設置されておりまして、来年度からの公共交通の連携計画に基づく実証運行を予定いたしております。

 本市もその協議会の一員でありまして、参画をさせていただいております。現時点で運行を計画している路線は春仙美術館を発着点にJR中央線の竜王、塩崎の両駅、それからJR身延線の小井川駅を結ぶ3路線が検討されておりまして、通勤・通学者を対象とした計画となっております。

 今後、本市といたしましては、JR中央線の竜王及び塩崎の両駅に南アルプス市のバスが乗り入れることにより、両駅の活性化やこのバスを利用して南アルプス市内への高校に通学する学生や事業所へ通勤する方々の利便性の向上を期待するところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) 今、答弁いただきまして、非常にそういう面では近隣市町村との提携みたいなことで、我が甲斐市が活性化していけば非常にいいと思いますが、ぜひその辺の交通整理を市としても十分協議して対応を誤らないように、当然またダブる、市へもまた来年度からは観光バスとか巡回バスもみんなやるわけですから、ぜひそれがうまく活用できて、マッチして、活性化になるように努力をお願いいたします。

 続いて、3番目に移ります。

 塩崎駅周辺整備については、当初の計画が頓挫して以来、広く市民の皆さんのご意見やご要望を踏まえて、また聞くところによりますと、市長みずから現地踏査し計画されているとのことですが、現況をお伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 塩崎駅周辺整備についてお答えいたします。

 塩崎駅周辺整備事業につきましては、これまでに幾つかの整備構想を地域の皆様にご説明した経緯もありましたが、ご理解をいただけない状況であります。

 今後におきましては、地域の皆様の意向や駅利用者の要望等を把握する中で、整備内容を検討し、あわせて駅施設の整備につきましても、JRと協議を進めながら、利用者の利便性を高めるための改善策を検討してまいりたいと考えております。

 なお、事業を進めるに当たりましては、地域及び地権者の皆様のご協力が不可欠でありますので、多々課題もありますが、関係者の皆様と連携を図りながら進めてまいりたいので、なおご協力をお願いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) 今、答弁いただきました。ありがとうございます。

 今、市長の答弁の中で、今後とも住民とか市民の声をよく聞いて、それを計画に反映していくんだというご答弁でした。ぜひ市民もいろいろの意見は多分持っているんだと思いますけれども、それをなかなか拾い上げる機会というのが少ないんですよね。ぜひ市の行政のほうで、そういう努力をされて、市のほうから自治会とかそういうものを通じて、できるだけ市民の意見が、小さいことでも結構ですから、反映できるようにご努力をお願いしたいと思います。

 聞きますと、9月の補正で緊急雇用創出事業として、塩崎駅の周辺環境整備事業を今2人、7時から16時までされているようですが、前、市で計画したバイパスというか道路を広げるとかということじゃなくても、あそこの塩崎駅の環境をぜひ整備をしてもらいたい。

 ことしの4月にオープンしました大型店に伴って、乗降客もかなりふえているような状況だと思いますので、広場とか市民が安全に乗りおりできるような環境を、市長の答弁ですと、JRと協議してやってくれるということですので、ぜひ期待しておりますのでよろしくお願いいたします。

 続きまして、道徳教育についてお伺いいたします。

 1番目として、小中連携ふるさと山梨道徳教育推進事業も今年度で3年間の事業が終了します。過日、双葉中学校区において、また、山梨県教育委員会においても、ふるさと山梨心の教育推進研究発表会が開催されました。

 この3年間の活動に関して教育委員会の総括的なものがありましたら、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 道徳教育についてご質問をいただいております。

 双葉中学校区のふるさと山梨道徳教育推進事業の教育委員会総括についてお答えをいたします。

 双葉中学校区の小・中学校では、小・中学校9カ年の中で、子供たちが自分のよさに気づき、自分に自信を持ってよりよく生きたいと願えるように、道徳的な心情を育て、道徳的な判断力をはぐくみ、道徳的実践意欲と態度を育成していくことを目指して、この3年間、研究と実践を重ねてまいりました。

 道徳の授業のみならず、教員の小・中学校交流会や中学生による小学生陸上練習の指導、地域ふれあい・あいさつ運動の推進、地域での育成会事業や子どもクラブの活動への参加啓発などで小・中学校の連携と学校と地域の連携に力を入れたことにより、中学校生活へのスムーズな移行や地域の中で子供が育つ環境づくりに、成果が上がったものと思っております。

 一方、全国学力・学習状況調査の結果から、規範意識が高い子供のほうが、学力が高い傾向がうかがえると文部科学省が発表しておりますが、双葉地区の小・中学校では、規範意識の高揚とともに、着実に学力の向上も図られております。

 こうした点からも、この3年間の指定研究は、大変有意義な教育実践になったものと考えております。

 しかし、道徳教育は3年間の研究指定でよしとするものではありません。さらなる道徳性の向上を目指し、今後も地域と学校が連携をし、推進していくことを願っております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) 今、教育長から答弁いただきました。ありがとうございました。

 今、答弁の中で継続的に今後とも道徳教育を進めていくんだということですが、この道徳教育のカリキュラムというか、教育課程みたいなものは現実的にはどうなっているのか、今度どういうふうに進めていくのか、お願いしたいんですけれども。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 道徳教育の学校教育におきますカリキュラムにおきましては、週1時間年間35時間ということの中で実施をしてございます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) 前にもちょっと言ったと思うんですが、昭和56年ぐらいには、ふるさとの道徳教育推進事業というのは双葉町時代に行われているわけですよね。なぜこういうことを僕が何回も聞くかというのは、道徳教育というのが何かの拍子に疎んじられた時代もあったようでして、継続してやられていないという認識が僕にありましたから、こういうような質問をさせてもらっているんですが、カリキュラムに今年間35時間とかそういうものがあるということを聞いて安心しましたけれども、そういうものを、道徳教育というものは、継続して何時間もやればいいというものでなくて、毎日毎日の多分積み重ねだと思うんですよね。地域の皆さんとの協力ももちろんありますし、そういうことをぜひ今後とも、3年間でこういう事業をやったわけですから、ぜひそれを生かすような方向を今後ともやっていただきたいと思いますが、その辺に関してはどうですか。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 今おっしゃられたとおり、道徳ということは、教育という立場の中ではなくても、生まれたとき家庭の中で自然にはぐくまれたり、それから、小さいときの遊びの中で自然にはぐくまれたり、それがやがて学校へ行って学校教育の中でもはぐくまれたり、さらに大きくなっても隣人関係の中ではぐくまれたりしていくべきものだと思います。

 そういったことが社会経済状況の変化とともに、昔に比べれば希薄になってしまったということで、学校教育等の中でこうしたことの実践をしていかなきゃならんという時代だと思っています。

 したがって、これからも地域や学校が連携して地域ぐるみでこういった道徳心を涵養できるような授業や、それから教育的な展開をしていきたいと思っています。



○議長(猪股尚彦君) 答弁が終わりました。

 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) 今、教育長がおっしゃられるとおりでありますので、ぜひともこういうことは、今、保坂市長も考えておられる創甲斐教育にも通ずる部分があると思うんですよね。一体的にぜひそれを進めていっていただきたいと思います。

 次に、2番目に移りますが、これも重複する部分がありますが、今後この成果を甲斐市の他の小・中学校の道徳教育に生かしていくための具体的な計画がありましたら、お伺いいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) お答えをいたします。

 今後の小・中学校の道徳教育の具体的な計画についてでありますが、現在策定中の創甲斐教育推進大綱の中に道徳教育の推進を施策として取り上げていく予定であります。

 具体的な施策として、地域とともに歩む教育活動推進事業を実施していく予定であります。この事業では、小中の研究実践校を新たに指定し、家庭・地域・学校の連携を進め、あいさつ運動や地域との協働活動などを通して、人と人とのかかわり合いを進める特色ある教育環境づくりを進めていくことにしております。

 そして、今後、公開研究会などを通じて、その成果を広めていくとしておりますので、ぜひともこれからもご支援等をよろしくお願いしたいと思っています。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 有泉庸一郎君。



◆3番(有泉庸一郎君) 今、答弁されたように、甲斐市の双葉地区に限らず、今後ともこの経験を生かして、竜王地区、敷島地区の小・中学校の道徳教育に生かしていってもらいたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。

 以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(猪股尚彦君) 有泉庸一郎君の一般質問が終わりました。自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で3番、有泉庸一郎君の一般質問を終わります。

 ここで休憩いたします。再開は2時35分とさせていただきます。お願いします。



△休憩 午後2時21分



△再開 午後2時35分



○議長(猪股尚彦君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△鈴木昇君



○議長(猪股尚彦君) 一般質問を続けます。

 通告4番、鈴木昇君。

 27番、鈴木昇君。

     〔27番 鈴木 昇君質問席〕



◆27番(鈴木昇君) ただいまより12月定例議会において、27番、日本共産党甲斐市議団、鈴木昇が市政一般について4点にわたり質問をいたします。

 ご承知のごとく、今、市民生活は、新しい政権の誕生の中で期待と不安を抱いた日々を過ごしています。

 特にこの不況の中で円高、デフレは、家庭をはじめ市民生活を直撃しているところであります。

 一方では、健康問題も深刻で、きょうの質問内容が新しい年への希望の力となることに期待をしつつ、以下、質問をいたしたいと思います。

 最初に、地方分権、待機児解消の名によって子供たちの命と発達を守り、女性の働く条件として欠かすことのできない保育所制度の後退は許せない。

 最初ですが、自公政権である程度の仕組みづくりの内容として、保育改革が推し進められ、新政権のもとで地方分権、待機児解消の名で保育所最低基準の見直し等として厚生労働省が提案してきている具体的内容とその問題点について伺います。

 既に3月定例議会で、旧政権の仕組みづくりの内容とその問題点について、1から6の6点にわたり明らかにし、市長の見解をも伺ってきたところであります。

 こうした経過の中で、このたび仕組みづくりの中身とも深くかかわる長妻昭厚労相が提案してきた認可保育所の国の最低基準を緩和し、待機児が多い都市部で、保育室の面積基準を自治体にゆだねるなどの方針は、子供の詰め込み、つまり地方分権、待機児解消の名で全国一律に定めている保育所面積の最低基準を引き下げることに相通じていますが、これは待機児がいつまでに解消するとのめどの立たないもとで、これ以上下げてならない最低基準を壊すものとしか言えません。

 また、一方では、医務室や庭園、建物の耐火基準、避難設備などは、都市部に限らず国の基準自体を撤廃し、自治体が独自に定めるとしています。まさにこのような内容の具体化は子供より財政優先以外の何物でもなく、このような子供犠牲は政治の責任放棄ではないかと思います。問題を呈していると思います。

 以下の点を含みながら、市長に先ほどの提案されている具体的な内容とその問題点についてお考えを伺いたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 鈴木議員から保育所制度についてご質問をいただいております。

 まず、保育所の最低基準の見直しの具体的内容とその問題点についてであります。

 昭和23年に制定された児童福祉施設最低基準では、乳児室の面積は、乳幼児1人につき1.65平方メートル、ほふく室の面積は、乳幼児1人につき3.3平方メートル以上であること。また保育室または遊戯室の面積は、幼児1人につき1.98平方メートル以上、屋外遊戯場の面積は、幼児1人につき3.3平方メートル以上であることになっています。

 今回の厚生労働省の見直し方針は、待機児童が多い都市部に限り、一時的に保育室の面積基準を緩和し、自治体の判断で決めることができるようにするというものです。

 本市の最低基準の見直しにつきましては、影響ないものと考えております。

 あわせて、これらの内容が具体化された場合の影響についてお答えいたしますが、山梨県は、保育室の面積基準が緩和される地域から除外されておりますので、従来どおりの基準によるものと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) ただいまお答えをいただいたわけですけれども、23年当時の状況について、この内容は、引き続いて今日1カ所改善した部分があるようですが、保育士の配置の問題だけが改善されていますが、それ以外については当時できたままで今日来ているわけです。

 そういう状況があるようです。そういう中で、今、市長のほうからは、都市との関係もあって、山梨県はそういったいわゆる地方自治体にゆだねる部分については影響がないのではないという話があったわけですけれども、しかし、この問題については、今回、全国一律のものを一応崩しまして、そして当座と言いながらも、都市部にこういった新しい基準を適用していくということになりますと、いずれそういうものがより地方にも広がっていくということは、これは心配されることでもあるし、今回にかかわる問題は、ともかく待機児が大変多いという中で、この待機児対策のために、やはり保育園を増設しなくてはならないと、こういうかかわりとの中で来ているわけですので、私どもとしては、今はこうであっても、いずれそういった幾つか申し上げました具体的な医務室、庭園、建物、耐火性などについて、いろいろと地方にも影響が及んでくるんではないかということも心配されますし、またこの基準の見直しだけでは、今大きな問題になっている何十万人もの待機児を解消することはできないんじゃないかと。

 あわせて、本市内にはこうした待機児に類するような方々はいるのかどうか、その点、お尋ねをしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 現在、待機児童はいません。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) それで今、待機児はいないというお話があって、再々質問となりますが、例えば今220名の方が甲斐市外で保育を受けているわけですね。なかなか私も聞いてみたけれども、数としてはきちっとしたデータはないんですよね。少なからずあるのかなという話は出ています。

 ただ、具体的には例えば園に電話をかける、園のほうではたまたまそこが甲斐市内でいっぱいであれば、次の園にその方はかけるかもしれませんけれども、園はそういった保育を受けたいという人が甲斐市内で受けたいんだけれども、その場では受けとめがたく、そういったような電話は日常的には何本か入るんだそうです。

 そういうことで、完全に今、部長はないと、こういうように言われましたが、少なからず、実際ちゃんと調査をすれば私は出てくるかなと。

 それから、サポートセンターがありますが、こうしたサポートセンターにおいても、いわゆる利用状況は違うんだけれども、場合によってはそういった予備的な方がいらっしゃるんではないかというような感じもいたします。

 そういうことで、これもちょっと未知数ですけれども、そういうことを考えていった場合に、待機児問題というのは、我が甲斐市は全く別問題であってというわけにはいかないと思うんですよね。

 そういう点では、この点についての、今回は施設の見直しにかかわる部分ですけれども、どうなのかなというように思いますが、再度お尋ねをします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 一時的な待機児童というようなとらえ方をしますと、待機児童がまるきりゼロとは言いがたい部分がありますけれども、当然、我々も保育園の運営に際しましては、保育士を中心に子供を預かっているわけでございます。

 保育士の設置基準は、先ほど鈴木議員さんが一部触れましたけれども、ルールがございまして、仮に新たに入所希望があった場合に、ゼロ歳児については3人に1人の保育士をつけなきゃなりませんので、その辺を考慮して市内の16園の中で受け入れ体制が余裕があるかどうかの調査をしながら、ケース・バイ・ケースで一番よいと思われる受け入れ体制をつくり上げている状況でございます。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) じゃ、次にまいります。

 質問2のほうですけれども、これらの内容が具体化された場合、どのような影響が及ぼされるかということです。

 現在、問題視されている国の最低基準の見直し内容は、この基準の経緯に立ってみますと、この間保育士が配置が若干、先ほど申し上げたように改善されました。しかし、それ以外のものはそのままであるという状況がありますが、これに対して市長は、この見直し以前の最低基準については、どんな所感を抱いているのでしょうか。

 ご承知のように、この最低基準は1948年に制定され、憲法25条の見地から、子供の健康と健全な育成に必要な最低基準とされました。ご承知のように、当時国民生活は貧しく、経済の進展、国民生活の向上に合わせて高められるべきものと位置づけられたと言われています。

 しかし、その後、政府はこの努力を怠ったために、保育室は今でも61年前のままです。厚労省の委託研究所でも、諸外国と比べて面積、保育士配置等も低く、保育室は少なくとも1.2倍以上の改善の必要性を指摘されています。

 また、現行の2歳以上児の保育室は、子供1人当たり、先ほどの数字だと思いますが、1.98平方メートル、約7畳の部屋に2歳児6人と保育士1人が入り、必要な家具など配置した上で、食べる、寝る、遊ぶの生活をそこで営むレベルで、現在一般住宅では食堂と寝室は別なのが普通なのに、まさに経緯の中では子供たちにこんな貧しい基準を押しつけておいて、さらに今回の見直しでは、最低基準をなくせば保育所がふえて、待機児解消につながると言われていますが、根拠はありません。まさに本来なら、もともとが貧しい基準とされている最低基準を改善することが先決なのに、これを放置し、さらに貧しいものを引き下げるなんていうことは言語道断ではないでしょうか。

 もしそれを容認するならば、子供や園等への影響、子供が健やかに成長・発達する環境を守る国の責任を放棄することとなり、一方では、最低基準によっては国基準の適用を撤廃し、自治体にゆだねると言っていますが、この影響は、狭い上に庭園もなく、病気の子供に医務室もない、防火施設も大きく後退した施設で、どうやって子供の命と安全を守るのかなど大きな課題が生まれてきますが、市長としてはどのような影響が予想されるとお考えでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 鈴木議員から、保育所施設の整備等について非常に改善等ご質問いただいているわけでありますが、これら内容が具体化された場合の影響等についてですが、保育室の面積基準が、山梨県は緩和される地域から除外をされておりまして、従来どおりの基準に従っていくというふうに考えているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 今、従来どおりの基準というお話がありましたけれども、本市は特に、花づくり運動といいますか、いっぱい花壇があって、とてもきれいなんですが、情操教育としては大変すばらしい環境だと思います。

 しかし、もしこういったものが、施設の今の問題ですが、波及してきて例えば庭園ですね、こういうものをなくすというような事態が生まれるような事態になったときは、市長としては今の基準としての庭園、そういうものは堅持していく考えがあるのかお尋ねしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 屋外遊戯場、いわゆる庭の対応についてご質問をいただいているかと思いますが、全国一律に規制が撤廃される予定の項目は、屋外遊戯場の基準等であります。

 現在のところは、詳細については決まっておりませんが、市立保育園の屋外遊戯場につきましては、現行の基準で引き続き管理運営する考えであります。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 次に移りますけれども、この保育所制度改正については、3月議会で市長の見解も伺ってきました。そのときは就労形態の多様化ということで、家庭支援に配慮した制度の見直しが行われますよと。

 しかし、新政権のもとでは、この見直し内容の1つである最低基準の見直しについてだけでも待機児解消、地方分権のためと言われ、現実の保育現場で起きている保育士をふやしての要求に背を向けているものではないかと思います。

 この点について市はどのようなお考えで、この制度改正を見ているか再度お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 保育行政において市が抱えている課題につきましては、今回の見直しにつきましては、待機児童が多い都市部に限り、保育室の面積基準を緩和し、自治体の判断で決めることができるようにするというものです。

 これは、待機児童が解消されるまでの一時的な措置となっており、山梨県においては対象外の地域ですので、従来どおりの基準によるものと考えております。

 市では、待機児童が生じないよう乳幼児の受け入れを定員基準の弾力的な運用や、隣接市町村との連携により対応してまいりました。

 また、平成22年度には、新たに60人定員の保育園が開設する予定でありますので、引き続き、さまざまな保育の需要にこたえる体制づくりに努めてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) じゃ、別件、次に移ります。

 自主、自立、自由であるべき教育が創甲斐教育推進大綱で、将来どのような市民の育成を。

 最初の1番ですが、この創甲斐教育推進大綱の根拠、その目標、具体的に甲斐市が掲げている内容は。また、このような内容で内心の自由が侵害されるようなことはないのでしょうか。

 さて、大綱にかかわるこの問題については、昨年12月の市長の初議会において、市長要旨において公約ともとれる内容として創甲斐教育なるものを打ち出し、ともにこの具体化のために欠かすことのできない、このための推進体制、推進大綱の作成を明らかにし、特にこの大綱については甲斐市教育振興基本計画なるものを甲斐市の将来の人材育成を図っていくことと言明されてきたところです。

 こうした中で、私は、創甲斐教育推進大綱と創甲斐教育、教育基本法改正にかかわって、この間二度程度、市長の見解を伺ってきたところであります。特にその具体的中身としては、教育基本法の改正に伴って新たに書き加えたものの、国においてさえ、あくまでも自治体との関係では努力義務であり、また地方においては参酌程度とされている国の教育基本計画との関係をただし、この計画は私どもの党の石井副委員長の教育の自主性を侵し、子供たちのやわらかい心を国の定める鋳型に押し込めるもの、国会での発言を引用し、あわせて創甲斐教育を支柱とする創甲斐教育推進大綱と深く結びついているものであり、大綱に沿って甲斐市が今後進めていこうとしている道は、まさに国の計画と一体と言っても過言ではないでしょうか。ここに本市の大綱の根拠があるのではないかと思っています。

 また、甲斐市の大綱の重点施策、思いやりの規範意識をはぐくむ豊かな心の育成の具体化として、施策の内容としては、山梨教育プランを取り入れ、例えば心の問題では、豊かな心の育成を目指し、道徳教育の推進、伝統と文化・芸術に関する教育や文化活動の充実などが掲げられています。

 まさに、この目標の背景には法案改正で教育の目標において、20近い徳目を並べてこの態度を養うとし、教師、子供に義務づけようとしています。

 まさに、憲法21条の思想、良心、内心の自由を踏みにじるものとしか言えないと考えております。

 この点について、市長してはどのような見解をお持ちなのか、お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 鈴木議員、4つまとめての質問でよろしいですか。



◆27番(鈴木昇君) まとめてあります。



○議長(猪股尚彦君) 一問一答ですけれども、一応。



◆27番(鈴木昇君) 4つ一緒です。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 策定中の創甲斐教育推進大綱に対する見解をということでありますが、人として大切なことは、人前でしっかり話ができること、それから字を丁寧に正しく書けることなど、自己表現がしっかりできることであり、また丈夫な体をはぐくむことであると私は考えているところであります。

 今回策定中の創甲斐教育推進大綱は、こうした人づくりの基本計画でありますので、大綱をもとに家庭・地域・学校・行政などが連携・協力してご尽力をいただき、子供たちが甲斐市を担う立派な大人になって成長していただきたいと願うところであります。

 そのほかにつきましては、教育長から答弁させます。



○議長(猪股尚彦君) 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 創甲斐教育の推進大綱に関するご質問で、ほかの3点について、私のほうからお答えさせていただきます。一括してお答えしますので、少し長くなるかもしれませんけれども、ご了承願いたいと思います。

 まず、創甲斐教育推進大綱の根拠と目標、また具体的に甲斐市が掲げている内容についてお答えをいたします。

 創甲斐教育推進大綱は、甲斐市教育振興基本計画として、教育基本法第17条第2項にのっとり、県の教育振興基本計画を参考・参酌する中で、甲斐市に住む子供たちの課題を分析し、これらに基づいた教育振興計画づくりを行っております。

 創甲斐教育推進大綱は、基本理念を「甲斐市で育ち、甲斐市を育てる人づくり」として、甲斐市で学び育つ子供が心身ともに一人前の人間に成長し、社会人となり、甲斐市内外で子育てをし、甲斐市をふるさととして育っていく人づくりを目指していきます。

 また、全国学力・学習状況調査は、内心の自由を侵害するものではないかとのご質問でありますが、教育基本法による学校教育の目的については、「心身の発達に応じて、体系的な教育が組織的に行われること」とされております。学校では、その目的に基づき、学力の育成に努める必要があり、学力状況を把握するための全国学力・学習状況調査が内心の自由を侵害することには当たらないと考えております。

 2つ目ですけれども、創甲斐教育推進大綱の実践でどのような人づくりが行われるかとのご質問でありますが、家庭・地域・学校や行政等、社会全体が連携して教育を推進することで、生き方教育の充実に努めます。また、生涯にわたり、健康で生きがいを持って生活するために、スポーツや文化活動の充実に努め、健やかで潤いがあり、活気に満ちた人生が送れる社会基盤づくりに努めていきます。そのための施策を実施してまいります。

 3点目でありますが、創甲斐教育推進大綱で、教育の求める人間像についてお答えいたします。

 先ほど述べましたように、創甲斐教育推進大綱は、甲斐市に住む子供たちの課題の分析をもとに、県の教育振興計画に当たる山梨の教育振興プランを参考・参酌して策定を進めております。

 義務教育におきましては、自立的に生きる基礎を養うことが目的になっております。推進大綱の基本理念として示している「甲斐市で育ち、甲斐市を育てる人づくり」が目指す人間像は、人格の完成を目指すものであると考えております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木議員、当局の答弁は終わりましたけれども、質問は副題以外に4つに分かれていますから、それに順だって答弁をしていますから、再質問がこの問題にある場合は、何番の質問……



◆27番(鈴木昇君) 今度は次へ移ります。



○議長(猪股尚彦君) 次に移りますか。わかりました。



◆27番(鈴木昇君) 若干、すみません、ずれた部分があって。

 どのように人づくりが行われるかが2の項になっておりますけれども、教育基本法改正で既に触れてきたわけですが、挿入された教育目標、徳目等の義務的に養うことは、本来、教育というものは、人間の内面的価値に深くかかわる文化的な営みです。その内容を法律で規定したり、国家が関与したりすることは……



○議長(猪股尚彦君) すみません、静粛にお願いします。



◆27番(鈴木昇君) 最大限抑制すべきです。その抑制の取り払い、目標達成を強いることは、戦前・戦中、教育勅語の価値観、12の徳目を子供たちに植え込んで戦争に追いやった過ちの繰り返しになりませんか。

 ここに育成されてくる将来の市民像は、一定の鋳型に入れられた市民ではないのでしょうか。国を愛する態度をかき込もうとする態度、憲法九条を改悪し、海外で戦争をする一体の動きで、海外で戦争をする国に忠誠を誓う人づくりになるのではないかという心配もあります。市長はどう思われていますか。お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木議員、質問が終わりました。

 よろしいですか、答弁。ちょっと難しいんじゃないかと思うんですが。一括して答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 今、憲法というお話がありましたけれども、憲法に認められているいろいろな各種の自由がありますけれども、それらを決して侵したり侵害するというふうな計画とか、そういう考え方では決してないことをお答えをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) それでは、3に移りますけれども、推進大綱が教育に求める人間像、ただいまお話がちょっとありましたけれども、いわゆる推進大綱は、それぞれどういう人間像を求めているかということなんですけれども、そこのうちの中に書かれていることは、大綱の基本目標としては、今を生き、将来を生きる力をはぐくむ大綱づくり、それから健やかで潤いがあって、活気に満ちた社会基盤づくりという2本が掲げられています。

 問題は既に触れてきたが、教育基本法の改正に伴う教育目標を初めとする縛りによって、国の教育振興基本計画から逸脱するような人づくりとはならないのだろうとか。豊かな心といっても、徳目との関係を切ってまで人間像が育成されることは難しいと思うが、この点については、いわゆる私たちが求めている人間像、それは人格の完成ということを私たち自身は求めているわけですが、市長としてはこの推進大綱の中でお求めになっている像とはどういうものがありますか。お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木議員、すみません。4問の質問に対しては全部答弁してありますから、これは再質問だと思いますけれども、戻っちゃったりしちゃって……



◆27番(鈴木昇君) いや、3です、今。



○議長(猪股尚彦君) 3はもう答えてあるんですけれども、再質問になるのか、それを聞いてもらっての、じゃ、3番ですね。



◆27番(鈴木昇君) 今3番です。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 鈴木議員から細かく多岐に専門的にわたってご質問をいただきまして、創甲斐教育推進大綱が、今、議員も言うように、人間像は人格の形成を目指すものであると、そこが私どもも基本になっております。そして、県教委が進めております山梨の教育推進プランに基づいてそれらを参考にしながら、自立でき、生きる基礎を養うという方向でこの推進大綱も進められているものであります。

 そしてまた、先生方ともお話をしたりして、じゃ、創甲斐教育とは何だと、こう言われますと、簡単にご父兄の皆さんにご説明すると、とにかく私たちが社会に出て、子供が社会に出て、字を上手に書く、人が見て読めるような字を書いてほしいということと、それから自己紹介ができて家族とお話ができて、人とお話ができることが2つ目で、3つ目は、健康な、よく私が言っておりますが、プールに25メートルを犬かきでもいいから泳ぐと、そのことは沈むことと浮くこと、それだけでもいいから甲斐市の中学校を卒業する子供はやってもらいたい。必ずそのことが社会に出て役に立つことだと、こういうふうに私は自信を持っておりますので、総体的に言えば難しく言うことになりますが、そういう目的を持った子供たちを育成していくと、そのことを地域や家庭や学校でつくっていくということが、この創甲斐教育の大綱に求められているものであります。



○議長(猪股尚彦君) 答弁が終わりました。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) じゃ、別件に移ります。

 (仮称)志麻の里防災公園設備等の見直しについて。ご承知のように、甲斐市の公園整備状況については、このほど甲斐市総合計画の計画及び合併検証のために行われた市民アンケートのよると、合併後の検証においては、合併して充実した点の中では、ドラゴンパークやKai・遊・パークを回答する方がある反面、合併して十分でないの問いに対しては、公園整備の不十分さを回答される方も多々見えます。

 一方、このアンケートの意見の中では、公園に対して総合文化会館には必要はないと思います。それよりもその場所を区画整理をして、宅地を若い人を対象に分譲したらどうでしょうか。若い人の人口も子供の人口もふえるのではないか。また、Kai・遊・パークについては何のメリットもありません。もっと甲斐市の中心につくるべきではなど、公園に対する意見が多々見られています。

 さて、こうしたことで、このほど19年度の実施設計で予定されていた整備関係について変更が行われ、そろったわけですけれども、その理由と内容についてお尋ねをしておきたいと思います。

 また、個々の変更による事業費及び維持管理費のおのおのの縮減額は幾らで、この縮減額は何に必要があったのですか。実施設計の段階では、どう考えていたのでしょうか。また、公園面積は2.3ヘクタールを予定していたものを補助金ぎりぎりの2ヘクタールに変更したのは。また、施設設備面において、見直し前に比較して見直し後の内容を多くは経済的に新たな内容での変更となっているが、しかし、防災公園の機能性等を十分考慮したものと考えられない点もあるような気がいたします。

 この変更によって、本市の一時避難地防災公園は、その役割として大震災等による火災発生において、一時的避難の用に供する都市公園、この定義にかなったものとなっているのでしょうか。

 この公園において、防災関連公園施設等災害時における機能、用途等、例えば入り口の形態、緒活動時の入り口としての避難車、救急車両への対応、また外周形態、公園への入り口以外からの侵入や公園外周道路の避難時の安全性の向上、あるいは防災としての防火樹林帯、それから延焼や遅延防止、避難広場の安全性の確保、耐震性貯水槽関連施設として、これらの一連を考えてみますと、見直し内容においても、水施設は飲料水用の耐震性の防火水槽の必要性が、入り口問題では1メートルの落差があるテニスコート部分は、問題はないのでしょうか。防災樹林帯は小さい木に植えかえてありますが、将来展望でよろしいのでしょうか。

 最低制限機能性を考慮し、見直す必要が要るのではないかと思います。いわゆる大きい木に変更された理由の中で、答弁のいただけるところをまずご答弁いただきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) (仮称)志麻の里防災公園につきまして、整備計画等について質問いただいております。

 防災公園につきましては、平常時は、地域住民の憩いの場所として、災害時には、一時避難所としての機能を担う公園として整備するものであります。

 そのため、平成19年5月に都市計画決定を行いまして、今回の見直しにつきましては、事業実施に当たり施設の整備内容をより具体的なチェックを行うことにより、整備事業費の抑制を図ることを目的として実施したものであります。

 主な見直しの内容につきましては、芝生広場の芝の工法、夜間照明、管理棟の位置などの検討の結果、平成19年度の実施設計における施設整備費に対して、約3割の削減が図られたところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 今、内容を伺ったわけですけれども、ただ、私どものほうで若干気になる内容として指摘しておりますように、貯水槽なんかは、他の市においては飲料水兼用をやるというところもありますし、それから心配されるは、1メートルの落差のあるテニスコート部分、こういう問題がどこからも入れるような入り口形態とか周辺状況との関係などを考えたときに、妥当な内容になっているのかどうか。

 それから、防災の樹林帯ですね。これは、小さい木だと一定の年限がかかりますけれども、ある程度の木を使うことによって、この防災樹林帯としての役割が果たせるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 防災上の全般的な役割という質問をいただいていますが、まず、甲斐市の防災計画では一時避難場所として位置づけられております。災害時において、先ほどから出ています耐震性の地下貯水槽も設置しております。

 そしてまた、植栽等について木の変更をしたわけでございますが、これは近隣の外周にすべて道路がありますので、防災上の安全対策としては影響ないと考えております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 2番に移りますが、テニスコートの位置なんですけれども、このテニスコートをつくるきっかけは、今、中下条公園も大変遠いとか交通問題があって、できれば近場でという問題があって、そういう中で考えた場合、今回の公園の位置は、前は一番東側にあったのかな、今、一番西側に施設ができることに予定されていますが、この位置で学校生徒含めて、位置的な基本的な考えですが、了解されているのかどうか、伺っておきます。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) テニスコートにつきましては、当初の計画どおりの設置場所と伺っております。公園の施設につきましては、防災機能、雨水対策、周辺地域への影響などを考慮して計画しておりまして、テニスコートを西側へ配置しているのは、増水時に貯水機能を持たせるための、いわゆる調整池、雰囲気になるわけですが、ものであります。

 この内容は、地域説明会や計画概略決定時のパブリックコメントを通して、ご理解をいただいているものと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 甲斐市防災計画との関係でお尋ねしておきますけれども、この上で、本市では、いわゆる防災がつく公園というのは、これが最初ではないかと思いますが、そういう中で防災計画の上でのこの位置づけはどのようになっているのでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木議員、今のは3番目の質問でよろしいですね。



◆27番(鈴木昇君) 3番目、はい。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 本市は、東海地震にかかわる地震防災対策強化地域に指定されていることから、(仮称)志麻の里防災公園は、住民の一時避難地や仮設の住宅建設予定地として防災計画に位置づけ、地域の防災拠点として活用してまいる考えであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 最後になりますが、4番ですが、過去の洪水等の経験から考えると、先ほど市長も言われていましたが、テニスコートは調整池としての役割を持つと、その横に常備貯水槽があると、比較的、下流の人から見ると高いところに水物があるわけですね。過去の大きい雷のときに、全部あの辺の水が流れて、下の旧町営の大栄住宅をはじめ、かなり洪水的状態になりました。

 そういうことも勘案されながら、この公園の中の施設、あるいはそういった施設が、下流民への影響を及ぼすようなことは心配ないのか、お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 下流地域への災害の心配についてお尋ねをされております。

 雨水対策につきましては、芝生広場の地下に浸透性の集水ますを設置するとともに、下流地域への対応といたしまして、テニスコートを約1メートル低くすることにより、雨水の量を調整する調整池の機能を持たせる計画となっておりますので、下流への影響は現状よりは改善されるものと考えているところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 最後になりますが、次の問題に入ります。

 再度・人権侵害にもかかわりかねない徴税強化の実態と問題点について、この問題については、いろいろな折に伺ってきたところであります。

 しかし、今日、過渡的なと言われる新政権のもとで、非常に徴税の問題は引き続いて深刻な状態が続いているのではないかと思うところであります。

 したがって、これらのことについて、渡辺洋三元東京大学名誉教授などは、国税徴収法の捜査規定についてはいろいろと問題があると、やめさせることが今大変重要な時期であるというようなご指摘もあるところであります。

 そういう中で、山梨県地方税滞納整理機構が20年にできまして、それなりの役割を果たしておりますけれども、この機構によって20年度はどういう成果、いわゆる滞納金が徴収されたのかと、その金額と具体的な件数をまずお尋ねしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 山梨県地方税滞納整理機構での20年度の徴収実績については、各市町村引継対象金額が1,561件、29億6,519万7,843円であり、目標金額は10億円でありました。

 このうち徴収額は4億6,082万3,050円、執行停止額は2億4,719万2,100円、分納誓約額は3億8,352万2,422円であり、合計で滞納整理額は10億9,153万7,572円であります。

 この機構案件での差し押さえ件数は、動産27件、債権471件、不動産137件、自動車差し押さえ80件、その他差し押さえ3件の合計で718件であります。

 また、捜索は32件、不動産公売3件、ネット公売で動産193件と自動車9件であり、タイヤロックが23件であります。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 2番になりますけれども、ただいま市長から全体のご答弁をいただきましたが、うち甲斐市においての件数等がわかりましたら、教えていただきたいです。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 甲斐市における機構での実態についてお答えさせていただきます。

 甲斐市での機構への案件ですが、平成20年度引継対象金額は67件で、金額は1億3,101万6,050円であります。このうち徴収額は4,166万3,580円、執行停止額は1,425万4,100円で、分納誓約額は2,041万2,660円であり、合計で滞納整理額は7,633万340円であります。

 この機構案件での差し押さえ件数は、動産1件、債権19件、不動産10件、自動車差し押さえ3件の合計で33件であります。また、甲斐市の広報にも掲載しましたが、甲斐市の差し押さえ件数は、動産1件、債権96件、不動産28件、自動車4件で、機構と合わせて合計129件でありました。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 次に移りますが、93件の差し押さえ等の中に、かつて問題として指摘したわけですが、預金の差し押さえなどに行き過ぎた徴収、あるいは生活存続用の預金、こうしたものが本市ではどういう実態になっているのかと。そういうところについては差し押さえはされていないのかどうか、その点について再度お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 徴収実態についてでありますが、平成20年度の預貯金の差し押さえについて、49件で、徴収額は737万3,501円でありました。また、預貯金を初め差し押さえについては財産調査等を行い、法令に基づき適正に執行をさせていただいております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 次に入りますが、4番です。

 差し押さえというような形で、今、滞納者に対してごく自然に行われていますけれども、本来あるべき税の取り方、あるいは使い方、これについては市長としては基本的な見解はどういう立場をお持ちになりながら、今の滞納整理をお進めになっているのか、お尋ねをしておきたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 税金の使い方、取り方についてご質問いただいていると思います。

 納税につきましては、国民の義務として自主的に納めるものであり、差し押さえといった滞納処分に至るまでには、非常に私どもも苦慮するわけでありますが、自主納付を尊重し、督促、催告、呼び出し、差し押さえ予告等の手続を踏むということは、非常に心苦しいわけでありますが、法にのっとってこのような手順を踏ませていただいております。

 既に、3日ほど前から各課職員を挙げて、滞納整理に夜間皆さんで出かけて、職員が努力をさせていただいております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) じゃ、5番に移ります。最後のところになりますが、ただいま滞納整理のあり方みたいな姿勢の問題も伺ったところですが、ともあれ、この国の税の徴収は基本的には応能主義でやっているということです。

 そのような中で行われているというように考えていますが、一方では、歳出で福祉社会保障目的でというような形で支出がされているのかどうか伺っておきます。再質問。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。再質問ですね。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 使い方についてですが、国の補助金、交付金等及び交付税等の削減が抑制されている中で、市の財源というのは非常に厳しいときに来ておるわけであります。

 特に市税につきましては、本市の貴重な自主財源として市民の皆様の日常生活に欠くことのできないさまざまな事業の経費とさせていただいているものであります。

 したがって、福祉面、それら環境整備等を含めて有効に大切に活用をさせていただいているものであります。



○議長(猪股尚彦君) 答弁が終わりました。

 鈴木議員、残り時間がありませんからまとめてください。

 鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 徴税強化を改善していくためには、減免制度の確立というのが必要です。

 私は、かねて川崎市の例の少額所得者減免制度の問題を何回か提起し、こうした改善が必要ではないかというように求めてまいりましたが、徴税を強化するだけでなく、こうした減免制度も積極的につくっていくということが必要と思いますが、この機会に市長の考えを伺っておきたいと思います。

 以上。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 税の減免制度につきましては、税条例に基づきまして処理を行っているところであります。

 事情により納付が困難な対象者には、納税相談等により対応をいたしているものでありますが、ご質問の所得が著しく減少した生活困難者の税額を、その程度により減免する、いわゆる少額所得者減免制度などの必要性につきましては、他の自治体の状況などを参考に研究をなおしてまいりたいと思います。

 いずれにいたしましても、歳入確保はまちづくりの第一歩であるとの認識に立ちまして、税負担の公平性を実現されるためにも、引き続き県とともに、収納対策向上のため努力をしてまいる考えであります。



○議長(猪股尚彦君) 鈴木昇君の一般質問が終わりました。自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で27番、鈴木昇君の一般質問を終わります。

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△内藤久歳君



○議長(猪股尚彦君) 続きまして、通告5番、内藤久歳君。

 6番、内藤久歳君。

     〔6番 内藤久歳君質問席〕



◆6番(内藤久歳君) 6番、甲斐クラブ、内藤久歳です。議長の許可をいただきましたので、一般質問をいたします。

 まず、安全で安心な保育施設の確保をということで、3点について質問させていただきます。

 耐震補強は、既設建築物の耐震性能を向上させるための補強改修です。

 1995年12月に、耐震改修促進法が施行されました。その後、新潟沖中越地震や福岡西方沖地震などの大規模地震が頻発し、地震防災戦略の1つとして、06年1月に改正耐震改修法が施行され、国土交通省は、住宅及び特定建築物の耐震化率を15年までに9割にすることを目標に、積極的に耐震改修を指導・支援しています。

 このような中、市内公立保育園の耐震対策の一環として8園の耐震診断を実施した結果、松島保育園、双葉西保育園は、耐震強度を満たす診断結果が出ましたが、他の6園については、建築年数が34年から40年経過し、木造建築であり老朽化していることなどから、結果は震度5強の地震で倒壊する危険性があるため、補強が必要と判断されました。園児の大切な命を守るために、抜本的な耐震対策の方針を伺います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。

     〔市長 保坂 武君登壇〕



◎市長(保坂武君) 内藤議員から保育行政について質問をいただいております。

 まず、公立保育園の耐震対策の方針についてですが、平成19年度、20年度で公立保育園8園の耐震診断を実施した結果、松島保育園と双葉西保育園を除く6保育園については、耐震補強、または建てかえを要するものと診断結果が出ております。

 今後は、幼稚園・保育園の一元化などの課題とともに、保育需要を的確に把握し、将来を見据えた対応が必要でありますので、できるだけ早い時期に対応策を決めてまいりたいと考えております。

 また、新政権の保育園整備などの対策は現在不透明でありますが、市の財政計画との調整を図りながら年次計画で進めてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 再質問を受けます。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 今、市長の答弁の中で、早期に計画的に耐震対策を進めていくという答弁があったわけですが、基本的な考え方として、今、強度不足が明確になっておる中で、現状でこのまま使い続けていくのかというところの期限とか、そういった見通しという部分が非常に重要なことになってくると思います。

 その点についていかがお考えかお伺いします。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 内藤議員のご心配、ごもっともでございます。

 我々も保育園の耐震につきましては、重要な課題ということで認識はしておりますけれども、合併後、ご案内のとおり、竜王地区の5つの保育園につきましては、衣装がえといいますか、衣がえといいますか、大規模の改修を行ってきたところでございます。

 どうしてもこの事業はある程度大きな財源が必要となりますので、竜王の5園につきましては、合併特例債の充当によりまして事業を進めてきておりますので、その辺の財源の確保についてもう一度全体の財政計画を見据えた中で具体的な改築、建てかえ等の計画を進めていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 答弁が終わりました。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 今の説明の中で、確かに17、18、19年と5園を約1,800万円、平均でそのぐらいかけて大規模改修をしたということですけれども、本当に基本的な部分ですけれども、そのことはその時点で必要として大規模改修をやったということだと思います。

 しかしながら、やはり園児の命を守るという観点から、既に学校のほうは平成21年度で耐震対策が完了しているわけですよね。そういう形の中でやはり命を守るという観点からすると、これは何をおいてもやるという姿勢が必要ではないかなというふうに思うところでございまして、今、財源の問題もちょっと出たわけですけれども、財源の中では公共施設等整備基金があるわけですよね。こういった基金を活用して、そういうものを早期に整備して一気にやっちゃうというふうな考え方はできないですかね。



○議長(猪股尚彦君) 小田切企画部長。



◎企画部長(小田切義夫君) 公共施設の整備基金等を活用して一気にというふうなことでございますけれども、まず、今現在は学校の校舎の耐震化は今年度で完了いたします。その後、住民の避難場所となる体育館、これについて今事業を進めておるというふうなこともございますし、保育施設に今後重点的に予算を充てていかなければならないというふうなことは十分承知はしておるわけですけれども、一気にというふうなわけにはまいりませんので、今後、保育園の優先順位等も決めた中で、順次この基金も活用しながら進めていきたいというふうなことで考えております。



○議長(猪股尚彦君) 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 今、基金に関する活用方法ということでお伺いしたわけですが、今、学校関係の体育館を4校、公共投資臨時交付金で整備をするというふうな形になっていまして、これが竜中、北小、双葉の体育館、竜王小ということで、約18億円の予算になっておりまして、その中で一般財源を7,860万円ぐらい投入しているという状況だと思います。

 そういう中で、やはり耐震という観点からいくと、体育館もこうやって前倒しで、その背景には国の補助金の有効的といいますか、補助率のいい補助金があるということで、その事業を前倒しでやっているというふうな状況だと思います。

 そういう観点から考えますと、やはり保育園の耐震補強については、もっと財源を投資して、体育館等のことと比べてみますと、もっと命のほうが大事じゃないかという視点で取り組みをしていただきたいと思いますけれども、その辺のところを、市長、いかがですか。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 市財政の計画的な執行をしていくという観点に立ちまして、第1次経済対策における補正予算を有効に使っていきますと、それに該当するものも保育園等の改築についてはどうかという模索をいたしましたけれども、そういうものにはあいにくなかったわけであります。

 したがいまして、あるべき中の一番有効な学校施設ということで取り組ませて、現在進めさせていただいております。

 保育園につきましても先ほどお答えしたように、状況の把握を、児童の出生率等も踏まえて甲斐市の状況を現段階で今現場のほうで組織をつくって検討をさせていただいております。

 というのには、民間で保育所をつくりたい、保育園を、幼稚園をつくりたいという声もありまして、現状の体制の中で十分考えていくと、立地される場所、そして、そういったものも民間活用していくという時代でもありますので、それらを踏まえていきますと、早急に概要を検討しますが、つくり直すということになっていくと、ちょっともったいないというか、財政出動していくには早過ぎるかなというふうに思っておりますので、十分検討させていただき、早期にご要望、ご意見のように組み立てをしてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) そういう中、ここのところ平成22年度の予算編成も進んでいることと思いますけれども、22年度の予算編成の中で、この保育園の耐震補強に関する予算づけといいますか、そのものは盛り込まれていく予定か、あるいは盛り込んでいくのか、その辺のお考えを聞きたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 先ほど申したように、早急な課題ということは認識してございます。

 内部的には、歩けない子供などを中心としたシェルター方式という一時的な対応もあるじゃないかと思いますけれども、それは抜本的な解決にはならないということも認識しておりますので、できる限り早い機会に抜本的な方針等を再度立てまして、具体的な建てかえ等に進んでいきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) これについては、早急に基本的な整備計画等をお示ししていただいて、やはり子供たちを預ける親御さんが、安心して送り出せるような環境づくりに努力していただきたいというふうに思います。

 次に、2番目として、今の1番目の質問とちょっと重複する部分があろうかと思いますけれども、敷島支所跡地に敷島保育園と松島保育園を統合整備する考えはあるかということです。

 敷島保育園と松島保育園は、建築構造が2階建てになっています。現状の保育室の配置は2階が未満児の保育室になっており、有事の際、避難に問題があります。

 また、敷島保育園については、木造部分の建築年数が40年経過しており、改築を視野に入れ整備する必要があると思います。

 さらに、松島保育園は、園庭の面積が市内にある保育園の最大園庭と比較しますと、3分の1以下であると。また、夏の屋外活動としては、重要な水遊びやプール遊びをするプールが敷島の2園には設置されておりません。これらのことを踏まえ、耐震対策とあわせて敷島支所跡地に敷島保育園と松島保育園を統合整備する考えはあるか、ご所見をお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) まず、敷島庁舎跡地の利用につきましては、さまざまな利用形態が想定されますが、今後、引き続き地元の意見をお聞きしながら検討を進めてまいりたいと考えております。

 保育施設の統合問題につきましても、関係者を初め地域の方々のご意見をお聞きする必要がありますので、あわせて検討してまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) この問題は非常に難しい問題だと思いますけれども、そういった施設上の問題点等もございますので、松島保育園においては借地であるということと、駐車場が非常にないと、今、借用地で駐車場として駐車料を払っているというような状況の中で、そういうことも勘案する中で、ぜひこのことは進めていただきたいというふうに思っております。

 あわせて、先ほどもちょっと触れましたけれども、ゼロ歳、1歳と未満児を2階で保育しているというふうな建物の構造上の部分がありまして、これについては避難する場合に非常に問題があると。なぜならば、今ゼロ歳児、1歳児等については、3人の子供を1人の保育士が見るというふうなことになりますと、おぶって抱いて、あとの1人はどうなるだと、ある人数がいた場合、そういったことを想定しますと、避難する場合も非常にパニック状態になってしまうじゃないかと、有効な避難ができないというふうなこともありますので、そういうことも踏まえる中で今後検討していただいて、跡地の有効利用という形の中で考えていただきたいというふうに思います。

 次に、3番目に入ります。

 敷島支所跡地の取り壊しに伴い、設置されているファミリーサポートセンター及び子育て広場の扱いはということで質問します。

 現在使用している第2支所庁舎は、耐震に問題があると聞いています。敷島支所移設改築スケジュールは、平成24年度に開庁し、あわせて既存庁舎解体工事を行うことになっていますが、現在設置されているファミリーサポートセンター、子育て広場の扱いをどのように考えているかお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) サポートセンター及び子育て広場の扱いをどう考えているかについてお答えいたします。

 敷島庁舎は、平成24年度の取り壊し予定となっております。利用者を初め皆様にはご迷惑をおかけすることになりますが、事前にファミリーサポートセンター、子育て広場の利用者には十分周知するとともに、児童館等、既存の公共施設の利用を検討するなど、必要な措置を講じてまいりたいと考えております。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 今の答弁ですと、いろいろな施設を活用しながら、基本的には取り壊しをするということでよろしいですか。



○議長(猪股尚彦君) 河野福祉保健部長。



◎福祉保健部長(河野文彦君) 24年度の取り壊し予定となっております。



○議長(猪股尚彦君) 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 取り壊しということで、先ほども敷島保育園と松島保育園の合同というふうな部分もありましたけれども、そういうことも含めて将来的にはあそこのゾーンに敷島中学校があり、総合文化会館があり、保育園が2園合併して、大きな教育、あるいは子育て支援の拠点になるということとあわせて、志麻の里防災公園も整備されるというふうなことで、芝生広場も整備されるわけで、そういった中で、体力低下が懸念されております子供たちが広場に集まって自由に遊べるというふうな環境もあるわけでして、そんなことも含めて今後の整備の中にそういうものを織りまぜながら方針を立てていただければありがたいかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、第2項目めとして、竜王駅周辺整備について伺います。

 まず、1番として、竜王駅発着の特急「かいじ」の増発に係るJRとの協議は進展しているかであります。

 竜王駅の南北駅前広場及びロータリーは、平成22年度より供用開始の予定になっています。大屋根の工事も終わり、北口は足場も外され、駅の全体像が見えてきました。

 周辺道路を含め全面供用開始を機に、特急かいじの増発に市民や利用者の間ではニーズと期待感が高まっております。

 平成18年第3回定例会において、この件について質問をいたしました。

 答弁は、市民や利用者の利便性の向上を図ることから、今後も増発について要望していくとしています。

 その後の増発にかかわる協議の進展をお伺いします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) ご質問の竜王駅発着の特急かいじの増発に係るJRとの協議の進展についてですが、現在、朝夕の2便の発着と臨時列車として土曜日の午後9時台の上り線が運行されております。

 竜王駅から増発についてのJRとの協議では、現在のかいじの利用状況や増発する場合の在来線とのダイヤ調整が課題となっております。

 今後につきましては、公共交通の実証実験などを踏まえ、土曜日の午前9時台の臨時列車の定期列車への実現とともに、竜王駅発着の特急かいじのさらなる増発について要望を鋭意行ってまいりたいと考えておる状況であります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 公共交通の市民アンケートの中でも、この件については朝夕の増便については、かなりの人が要望をしているというふうな状況もありまして、これはJRとの協議というものは、今、市長が言われたように、在来線とのダイヤの調整等々は非常に大変なことは承知しているところでございますが、やはり市民にとっては、95億円ですか、巨額の投資をして利便性の向上という部分から考えますと、やはり特急があと1便定期的にふえれば、目に見えた形での効果が出てくるじゃないかというふうに思っております。

 その点について、保坂市長の政治力でJRに強く働きかけていただいて、何とか増発ができるようにご努力をいただきたいというふうに思っているところですが、その点について再度市長の決意をお願いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 竜王駅のかいじの増発でありますが、現状は、JRが期待するほど朝の7時2分、あるいは8時6分のかいじの乗客が、まだまだいまいちという状況にあるようであります。

 したがいまして、ぜひ多くの市民にこれらの特急を利用していただくことに期待をかけているところでありまして、私もできるだけ1人、2人で上京するときには、朝7時2分、8時台のかいじを使って上京させていただき、帰りには遅くても午後7時30分の新宿発で竜王着というふうな利用の努力をさせていただいておりますので、折に触れ、市民には使っていただきたいなと、そのことが増便につながるというふうに思っております。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 次に移ります。

 次に、竜王駅の歴史的な保存についての取り組みはどの程度進んでいるかであります。

 竜王駅は明治36年に開業し、平成15年には開業100年を迎えました。また中央本線にある25の駅の中で3番目に古い駅でもあります。近代的な駅に生まれ変わり、機能は格段に向上しましたが、100年の歴史の変化を目に見える形で後世に伝える必要があると考えています。

 平成18年第3回定例会での答弁は、駅舎だけでなく周辺地域の歴史などの記録を残すため、JRへの協力依頼や広報などで地域資料の収集を行っていくとしております。

 全面供用開始を踏まえ、歴史的な保存に向けてどの程度進んでいるのかお伺いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 保坂市長。



◎市長(保坂武君) 竜王駅の歴史的な保存についての取り組みにつきましてご質問をいただいております。

 竜王駅の歴史を保存することに関しましては、市といたしましては、行政資料や一般から提供していただいた写真などの保存に努めているところであります。

 ただ、現状、このご質問をいただいて精査するところによりますと、なかなか100年にわたる歴史というものが数多い資料が手元にあるような状況ではないようでありますので、ご指摘の点からそれら鋭意努力をしてまいりたいと、こんなふうに考えております。

 さらに、今回の工事写真や設計協議図面などにつきましても貴重な資料でありますので、今後保管を行ってまいります。

 JRでは、旧竜王駅の表札については竜王駅長室で保管をされておるということであります。竜王駅は、安藤忠雄氏が手がけた施設でありますから、甲斐市の皆さんのみならず、県内外から注目される施設でありますから、さまざまな貴重な資料とともに後世に引き継いでまいりたいと考えるところであります。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 今の市長の答弁だと、資料的なものはちょっと乏しいというふうな内容だと思いますけれども、現時点で、先ほどこの資料を集めるために、これは平成18年ですから、もう2年近くたっていますよね。その間にそういうことをやる中で、どの程度そういった資料等が集まっているのか、集まり状況をお知らせください。



○議長(猪股尚彦君) 海野都市建設部長。



◎都市建設部長(海野政文君) 保存の取り組みでありますが、旧竜王駅の写真等の保存の取り組みについて、18年9月号の広報において、市民から古い写真の協力の提供をいただきまして、庁舎ロビーに展示をしております。

 その保存資料として、まず写真では竜王駅とSL、戦前の竜王駅、昭和の初期の竜王駅、平成の竜王駅、整備に伴う仮設竜王駅、新竜王駅及び南北自由通路、ビデオでは、映画化された加山雄三主演の「いずこへ」というものも保存しております。

 先ほど市長が言った竜王駅の看板は駅長室で保管されている。提供写真等すべて含めて約100点ほどの保存となっております。

 以上です。



○議長(猪股尚彦君) 答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 今100点ほどの資料があるというふうなことでございますが、要は100年、ことしで106年になるわけですけれども、できれば開業当時の100年前のものが何かないかと。これは100年前のものだというふうなものがあって、それをやはり何らかの形で近代的な駅の目につくところへ、100年前のものはこれですというふうな形で展示すれば、利用者も歴史の中でこれだけ変わったかなというふうなものが感じられることじゃないかなというふうに思うわけです。

 そういう中で、やはりこの地域に住む人が、そういった歴史的なものを感じることによって自分のふるさとであるというふうなことも、また改めて認識できるような部分でもあるのかなというふうに思っておりますので、ぜひこの点については、ロータリー、駅前広場等の空きスペース等を活用しながら、できるだけそういう歴史観を漂わせて、今と昔の違いを皆さんに知ってもらって、また竜王駅のよさを知っていただくというふうなことにつなげていくよう努力していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。

 次、最後の質問に移ります。

 敷島南小学校の校舎改修についてであります。

 敷島南小学校は、昭和58年に建設されました。建築年数も26年となり、校舎内の床の傷みや壁の汚れ等が目立ち、室内も暗く感じられます。特に外壁の景観は、市内の小・中学校の中では最悪の状態です。父兄からは改修の要望意見が多数寄せられています。

 児童が快適に学校生活を送れる環境の整備が望まれるところでございます。改修の方針と計画をお伺いします。



○議長(猪股尚彦君) 質問が終わりました。

 当局の答弁を求めます。

 上野教育長。



◎教育長(上野博文君) 敷島南小学校の学校施設の整備につきましては、これまでは耐震化工事を優先して取り組んでおりまして、平成22年度までには、これらの整備が完了する見込みとなっております。

 したがいまして、敷島南小学校の校舎改修につきましては、これらの耐震化工事が終了してから取り組む予定としておりましたので、平成22年度には改修工事の設計業務に着手をしたいと考えております。

 今後とも児童・生徒の安全・安心な環境整備に努めてまいりますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(猪股尚彦君) 当局の答弁が終わりました。

 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 今、答弁の中で、耐震が終わったので22年度から校舎のほうの整備に移るということですけれども、内容としまして、外壁だけで終わるのか、それとも大規模改修の方針でいくのか、その点はいかがでしょうか。



○議長(猪股尚彦君) 三井教育次長。



◎教育次長(三井譲君) 敷島南小学校の校舎の改築の内容でございますけれども、ご指摘のとおり、外壁、それから建設してもう27年を迎えるということでございますので、あわせて内部のほうの改修工事も年次計画の中で進める計画でございます。



○議長(猪股尚彦君) 質問ございますか。

 内藤久歳君。



◆6番(内藤久歳君) 改修方針としては、内部の改修も行うということで、南小学校の継続的な問題点として、保健室が狭いというふうなことも聞かれているわけで、ぜひその辺も勘案する中で整備を進めていただければありがたいかなというふうに思っております。よろしくお願いしたいと思います。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(猪股尚彦君) 内藤久歳君の一般質問が終わりました。自席へお戻りください。

 続きまして、関連質問を行います。

 関連質問ございますか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(猪股尚彦君) ないようですので、関連質問を終わります。

 以上で6番、内藤久歳君の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(猪股尚彦君) 本日予定されておりました日程はすべて終了いたしました。

 来週14日も引き続き7名の議員の市政に対する一般質問を行います。

 本日はこれにて散会といたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午後4時08分