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山梨県 甲斐市

平成20年  9月 定例会(第3回) 09月19日−03号




平成20年  9月 定例会(第3回) − 09月19日−03号







平成20年  9月 定例会(第3回)



          平成20年甲斐市議会第3回定例会

議事日程(第3号)

                  平成20年9月19日(金曜日)午後2時開議

     諸報告

日程第1 認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件

日程第2 認定第2号 平成19年度甲斐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第3 認定第3号 平成19年度甲斐市老人保健特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第4 認定第4号 平成19年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第5 認定第5号 平成19年度甲斐市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第6 認定第6号 平成19年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第7 認定第7号 平成19年度甲斐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第8 認定第8号 平成19年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第9 認定第9号 平成19年度甲斐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第10 認定第10号 平成19年度甲斐市宅地開発事業特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第11 認定第11号 平成19年度甲斐市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件

日程第12 認定第12号 平成19年度甲斐市水道事業会計決算認定の件

日程第13 請願第19−8号 深刻な医師不足を打開するための法律の制定を求める請願書

日程第14 請願第19−9号 「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の改正を求める請願書

日程第15 請願第20−1号 甲斐市「郷育の日」制定のための請願書

日程第16 請願第20−7号の閉会中の継続審査申し出の件

日程第17 請願第20−8号の閉会中の継続審査申し出の件

日程第18 請願第20−9号の閉会中の継続審査申し出の件

日程第19 委員会の閉会中の継続審査申し出の件

日程第20 意第4号 道路整備財源の確保等に関する意見書の提出の件

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本日の会議に付した事件

 日程第1〜日程第20まで議事日程に同じ

 追加日程第1 意第5号 甲斐市「郷育の日」制定を求める意見書の提出について

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出席議員(28名)

     1番  込山伸一君      2番  坂本一之君

     3番  有泉庸一郎君     4番  猪股尚彦君

     5番  山本英俊君      6番  内藤久歳君

     7番  藤原正夫君      8番  名取國士君

     9番  小浦宗光君     10番  河野勝彦君

    11番  池神哲子君     12番  清水富貴雄君

    13番  保坂芳子君     14番  家光由里君

    15番  清水喜代栄君    16番  小宮山長庚君

    17番  赤澤寛吉君     18番  中込助雄君

    19番  森田 稔君     20番  今村正城君

    21番  花田直人君     22番  小林 守君

    23番  樋泉明広君     24番  金丸 毅君

    25番  保坂恒光君     26番  島田利彦君

    27番  鈴木 昇君     28番  仲田博司君

欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 市長      藤巻義麿君      教育長     中込豊弘君

 会計管理者   保延 博君      企画部長    鶴田陽一君

 総務部長    米山裕文君      市民部長    藤田広子君

 環境経済部長  上野博文君      福祉保健部長  小田切義夫君

 都市建設部長  飯室老男君      敷島支所長   飯塚文明君

 双葉支所長   雨宮行比古君     教育次長    丸山次郎君

 水道局長    海野政文君

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事務局職員出席者

 議会事務局長  小澤久生       書記      本田泰司

 書記      保坂義実       書記      小林久美



△開議 午後2時00分



△開議の宣告



○議長(今村正城君) 改めましてご苦労さまでございます。

 連日の各常任委員会での決算議案の審査、大変ご苦労さまでした。

 9月1日から開会をされました平成20年第3回定例会も最終日となりました。

 本日も円滑に議事が進行できますよう、議員各位並びに市当局のご協力をお願い申し上げます。

 ただいまの出席議員は28名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

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△諸報告



○議長(今村正城君) 初めに、諸報告をいたします。

 監査委員より平成20年8月分に係る現金出納検査の結果報告がありました。写しをお手元に配付しておきましたのでご了承ください。

 続きまして、広域事務組合に関し、峡北地域広域水道企業団議会より報告がございます。

 峡北地域広域水道企業団議会、有泉庸一郎議員、報告をお願いいたします。

 3番、有泉庸一郎君。

     〔3番 有泉庸一郎君登壇〕



◆3番(有泉庸一郎君) 平成20年9月4日に行われました平成20年第2回峡北地域広域水道企業団議会定例会の報告をいたします。

 なお、報告書がお手元に配付してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。

 会議には私、有泉が出席いたしました。今回の定例議会に提出された議案は、報告案件1件、認定案件1件、予算案件1件の3件でありました。

 初めに報告案件ですが、上水道事業借換資金をさらに低利の資金に借りかえることに伴う補正予算を平成20年4月11日に専決処分した旨、報告を受けました。

 採決の結果、異議なしで原案のとおり承認されました。

 次に認定案件ですが、平成19年度峡北地域広域水道企業団水道用水供給事業会計決算の認定であります。

 決算内容は、水道事業収益が10億5,354万4,250円、水道事業費用が8億4,286万6,058円となり、損益計算によると平成19年度の純利益は2億1,123万9,434円で、法令による減債積立金と建設改良積立金に処分されました。

 採決の結果、異議なしで原案のとおり認定されました。

 次に予算案件ですが、平成20年度峡北地域広域水道企業団水道用水供給事業会計補正予算(第2号)が提出されました。内容につきましては、原油価格の高騰に伴う燃料費、動力費の増額補正と大門浄水場の遠方監視制御装置の更新工事費を新たに予算計上するものであります。

 採決の結果、異議なしで原案のとおり可決されました。

 なお、議案及び審議資料は図書室に備えてありますので、ご参照願います。

 以上で峡北地域広域水道企業団議会の報告を終わります。



○議長(今村正城君) ご苦労さまでした。

 続きまして、去る8月27日、中北・峡南地区議会議長会が発足をし、私が出席をしてまいりました。

 本会は、各市町議会運営の研究を初め、地方自治の振興発展に関する調査・研究を目的とし、構成市町は韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、中央市、増穂町、鰍沢町、早川町、身延町、南部町、昭和町の5市6町で構成をされております。

 会長には南アルプス市の小笠原議長が決定をしておりますので、ご報告いたします。

 以上で、諸報告を終わります。

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△議事日程の報告



○議長(今村正城君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

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△認定第1号〜認定第12号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(今村正城君) 日程第1、認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件から、日程第12、認定第12号 平成19年度甲斐市水道事業会計決算認定の件まで、以上12議案を一括して議題といたします。

 各所管の常任委員会へ付託しておきましたので、各常任委員会の審査結果の報告を求めます。

 初めに、総務教育常任委員会の報告を求めます。

 総務教育常任委員長、小宮山長庚君。

 16番、小宮山長庚君。

     〔総務教育常任委員長 小宮山長庚君登壇〕



◆総務教育常任委員長(小宮山長庚君) 本定例会において、総務教育常任委員会に付託された各決算認定議案について、会議規則第39条第1項の規定により報告をいたします。

 平成20年9月12日、16日、17日の3日間、総務教育常任委員会を開催し、当局より説明を受け、審査を行いました。

 なお、質疑内容等につきましては、お手元に配付した報告書のとおりですので、主な内容と審査結果について報告いたします。

 初めに、認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件について報告します。

 まず、歳入について報告します。

 主な内容として、市民税、固定資産税、軽自動車税などの収納金額、滞納者の状況、収納対策など今後の見通し、税源移譲の影響などについて質疑が交わされました。

 その他、交付税など歳入面への影響、保育料、学校給食費の滞納状況及びその収納対策、国・県補助金の交付内容などについて質疑が交わされました。

 次に、分割付託された歳出について報告します。

 主な内容ですが、議会費では、議長交際費、議会だよりの支出内容について質疑が交わされました。

 次に、総務費のうち総務部、支所、秘書広報課関係では、職員研修関係、集中改革プラン、国際交流事業、支所、交通安全施設などについて質疑が交わされました。企画部関係では、コミュニティバス運行事業、情報化推進事業、代替バス、赤字バス路線事業。また、市民部関係では、市民相談事業の内容、徴税費に関しては収納指導専門員などについて質疑が交わされました。

 消防費では、消防団員及び防火施設に関して、公債費では、地方債の償還や実質公債費比率に関し質疑が交わされました。

 最後に教育費について報告します。

 教育総務費では、学校評価事業、学校評議員制度、小学校・中学校費では中学生自学講座、就学援助の状況について説明を受けました。

 学校給食費では、臨時職員に関する質疑が、幼稚園費では就園奨励費について、社会教育費では放課後こども教育推進事業、公民館事業の内容、図書購入状況。

 保健体育費では、ふるさとウォーク開催事業やスポーツ公園管理に関する質疑が交わされました。

 次に討論ですが、定率減税の廃止等で住民の負担増となっている中での差し押さえ等の徴税行為や集中改革プランによる職員の削減、学校評価制度の実施、後期高齢者医療制度に伴う電算システム改修、行財政改革が前提の公債費の繰上返還などが含まれており、認定できないという反対討論が行われました。

 採決の結果、起立多数で認定すべきものと決定しました。

 次に、認定第6号 平成19年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件について報告します。

 主な内容として、貸付金滞納状況及び滞納者の状況、一般会計からの繰り入れ内容などについて質疑が交わされました。

 次に討論ですが、返済が滞っている中で一般会計からの繰り入れが行われており、徴税事務で差し押さえが行われていることを考えると賛成できないという討論が行われました。

 採決の結果、起立多数で認定すべきものと決定しました。

 以上で、本委員会に付託されました決算認定議案の報告を終わります。



○議長(今村正城君) 総務教育常任委員長の報告が終わりました。

 委員長の報告に対する質疑を行います。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。

 ご苦労さまでした。

 続きまして、厚生環境常任委員会の報告を求めます。

 厚生環境常任委員長、赤澤寛吉君。

 17番、赤澤寛吉君。

     〔厚生環境常任委員長 赤澤寛吉君登壇〕



◆厚生環境常任委員長(赤澤寛吉君) 厚生環境常任委員会に付託されておりました決算議案6議案の審査結果について報告します。

 なお、詳細は配付してあります報告書に記載してありますので、要点のみ報告させていただきます。

 9月9日、10日に委員会を開催し、市当局より説明を受け審査を行いました。

 初めに、認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件について報告します。

 第3款民生費、第1項社会福祉費の主な質疑は、身体障害者医療助成事業の対象者数、社会福祉協議会への補助金、委託事業の内容、生活保護扶助費減額の要因、高齢者福祉タクシー、バス助成事業の実績及び成果などであります。

 次に、第2項児童福祉費では、ちびっこ広場撤去の理由、乳幼児医療助成費の減額の要因、公立保育園の英語指導士の状況と成果、家庭児童相談室設置事業の相談件数とその成果などであります。

 次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費では、妊婦健診の受診状況、不妊治療の成果と状況、薬物乱用防止事業の活動内容、総合健診の受診状況と成果、子宮がん、乳がんの検診の状況などであります。

 次に、第2項環境衛生費では、河川清掃の実施状況と土砂処理委託の内容、環境委員の役割、不法投棄監視委員の委嘱状況、河川等水質検査の状況と結果、ごみ減量化運動などであります。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものとすることに決定いたしました。

 続きまして、認定第2号 平成19年度甲斐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件について報告します。

 歳入の主な質疑は、旧町単位の保険料滞納額、資格証明書発行件数、収納率アップの対策などであります。

 次に、歳出の主な質疑は、出産一時金の申請状況、高額療養費の該当件数と支出の状況などであります。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものとすることに決定いたしました。

 続きまして、認定第3号 平成19年度甲斐市老人保健特別会計歳入歳出決算認定の件について、委員の質疑、討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものとすることに決定いたしました。

 続きまして、認定第4号 平成19年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件について報告します。

 歳入の主な質疑は、普通徴収、特別徴収者数の状況、収入未済額、不納欠損額の状況、滞納整理の実施状況などについてであります。

 次に歳出の主な質疑は、筋力向上トレーニング事業の成果、介護慰労金支給事業の内容、第1号被保険者数、認定調査事業の支出内容などについてであります。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものとすることに決定いたしました。

 続きまして、認定第5号 平成19年度甲斐市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件について、委員の質疑、討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものとすることに決定いたしました。

 続きまして、認定第8号 平成19年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件についても、委員の質疑、討論はなく、採決の結果、異議なしで原案のとおり認定すべきものとすることに決定いたしました。

 以上で、厚生環境常任委員会の報告を終わります。



○議長(今村正城君) 厚生環境常任委員長の報告が終わりました。

 委員長の報告に対する質疑を行います。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。

 ご苦労さまでした。

 続きまして、建設経済常任委員会の報告を求めます。

 建設経済常任委員長、小浦宗光君。

 9番、小浦宗光君。

     〔建設経済常任委員長 小浦宗光君登壇〕



◆建設経済常任委員長(小浦宗光君) 本定例会において、建設経済常任委員会に付託された平成19年度決算6議案の審査結果について報告します。

 平成20年9月12日及び16日に建設経済常任委員会を開催し、当局より説明を受け、審査を行いました。

 なお、質疑内容等につきましては、お手元に配付した報告書のとおりですので、主な内容と審議結果について報告申し上げます。

 初めに、認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件についてであります。

 最初に、労働費につきましては、シルバー人材センターへの業務委託の内容、補助金等について質疑が行われました。

 次に、農林水産業費では、各種補助事業の内容並びに有害鳥獣、松くい虫防除事業などについて質疑が行われました。

 次に、商工費では、商工会補助金の内容及び各温泉施設の経営状況について質疑が交わされました。

 土木費につきましては、各事業の実績や工事費の内訳等について説明を受けたほか、幹線道路整備事業の進捗状況などの質疑が行われました。

 討論では反対討論があり、農業、商工業の経営を守り、発展させていかなければならない現状において、対前年度比で農林水産業費、商工費が減額執行である、これでは発展は望めない。土木費では、住民の安全と福祉、快適な生活環境の構築に力を注いだ決算の内容とは言えないとの理由で反対討論が行われました。

 採決の結果、起立多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、認定第7号 平成19年度甲斐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件についてでありますが、水質検査の状況及び公債費の償還について質疑がありました。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで認定すべきものと決定しました。

 次に、認定第9号 平成19年度甲斐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件についてであります。

 使用料滞納者の内容及び施設の維持管理等について質疑が行われました。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで認定すべきものと決定しました。

 続きまして、認定第10号 平成19年度甲斐市宅地開発事業特別会計歳入歳出決算認定の件についてでありますが、冷間分譲地の販売単価、対策などについて質疑が交わされました。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで認定すべきものと決定しました。

 次に、認定第11号 平成19年度甲斐市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件についてであります。

 竜王、敷島、双葉3地区の使用料統一について及び使用料滞納の状況について質疑が交わされました。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで認定すべきものと決定しました。

 次に、認定第12号 平成19年度甲斐市水道事業会計決算認定の件についてでありますが、3地区の水道料金の統一について質疑が交わされました。

 討論はなく、採決の結果、異議なしで認定すべきものと決定しました。

 以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。



○議長(今村正城君) 建設経済常任委員長の報告が終わりました。

 委員長の報告に対する質疑を行います。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。

 ご苦労さまでした。

 以上で、各常任委員会の報告を終わります。

 これより、認定第1号から認定第12号までの12議案を順次議案ごとに討論、採決いたします。

 初めに、認定第1号の討論を行います。

 討論の通告がありますので、順次これを許します。

 初めに、本案に対する反対討論を許します。

 27番、鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論をいたします。

 ご承知のように、私は本決算となっている予算の審議において、貧困と格差の広がりの中で、市民生活は大変厳しい状況下にあるもとで正義の責任として、この格差の是正こそ政治に求められていることを指摘し、これにそぐわない本予算内容には反対を表明してきたところであります。

 こうしたもとでその決算となったこの内容は、審議の中でも明らかなように、何らの予算の態度を変更すべきものは見当たりませんでした。以下、本決算について審議の中で問題点として具体的に指摘した内容のもので決算に対する討論とします。

 歳入では2006年度、2007年度で3億円を超す増税負担を市民に強いることになった定率減税を廃止したこと、加えて65歳以上の高齢者に対する非課税限度額廃止に伴う1,000万円の増税、さらにはこうした増税のもとで同時に行われた所得税の減税と住民税の増税に対し、政府はプラス・マイナス・ゼロと宣伝しているが、まさにこの増税は、市民の収入は上がらないものの、自治体等の福祉施策に影響し、雪だるま式に市民に新たな負担増をもたらし、まずもってかつてない増税負担による苦しい暮らしを余儀なくさせることとなった歳入であります。

 にもかかわらず、こうした負担に遭い、やむなく市民税等の滞納に追い込まれている市民に対して、本来なら支払い可能な納税環境を整備すべき福祉機関としての市は、これに反し差し押さえを初め、強制的ともいうべき徴税環境の強化であり、こうした理不尽な徴税行政に、その結果として市民がやむを得ず示した姿は、取り立てても、取り立てても、市税のみでも収入未済額約10億円、不納欠損1億4,000万円という姿ではなかったのではないでしょうか。まさにこの姿は冷たい徴税行政のあり方に対する市民の答えではないかと思います。この姿を反面教師として学ぶ必要があるのではないかと思います。

 さて、片方では地方自治体いじめの三位一体の改革の流れは、地方財政にとって重要な財政保障機能、財源調整機能としての地方交付税に新たな制度として導入された新型交付税、がんばる地方応援プログラムなどが導入され、こうした内容の導入に当たり当初敬遠されていた自治体間に競争と格差の拡大という問題点が結果としては的中し、地方交付税の点さえ心配される課題にさえなりつつあります。加えて、本決算は国において地方自治体に対する縛りをさらに強化した自治体財政健全化法の適用を受ける初の決算としての性格を有する内容が包含されたものとなっていることです。

 この点では、既に全国の自治体において、この法をクリアするために手数料や水道料等の公共料金の引き上げ、国保の一般会計の繰り入れの削減と、これに伴う国保税の引き上げなど、新たな住民負担を強いる地方行革の動きが一段と強まっているが、本市としてはこうした動きに同調すべきではないと考えます。まずもって、歳入においてはこのような問題があります。

 一方歳出では、象徴的な内容は集中改革プランに位置づけられ、取り組まれている市職員の削減は、本市の職員数が総務省モデルあるいは類似市町村の定数に比較しても、いずれも少ないのに、総務省の削減目標の倍の削減目標を掲げる中で、結果的には17人の正規職員が削減され、中でも少なからずとも長年教育集団の一翼を担ってきた学校用務員制度の廃止に伴う削減を含め、これらの削減等は認めがたい内容であります。さらに、こうした削減は、結果的には正規職員のかわりに非正規職員でカバーする的な人事を拡大させ、今日大きく問われている格差是正に逆行する施策ともなっており、これまた認めがたいものであります。

 次に、職員の削減とともに甲斐市行政改革大綱が高価額で2億円強という数字が語るように、敬老祝い金の削減、私立保育園補助金の全廃など、福祉、教育に大なたが振るわれた行革決算は認められないことであります。

 次に、学校教育評価システムの問題です。

 この制度は、学校について外部から評価するシステムとも言われ、機能としては監査的役割を持っていると言われているが、自由であるべき学校現場にはそぐわない問題であること、加えて学校評議員制度については、評価制度との目的の兼ね合いを考えると、見直しの必要に迫られている課題となっていることであります。

 後期高齢者制度に伴う電算管理システムのたび重なる変更に要する高額な費用負担については、市の一般財源からの負担には問題があり、国等への財源保障を強力に働きかけることが求められていること、地域経済の担いとして欠かせない農林水産費及び商工費が前年比を下回っていること、竜王駅周辺整備事業における南北広場の大屋根建設の見直しが行われていないこと、大垈大久保線に伴う敷島台団地内の交通安全の確保のための迂回路整備の促進が一層求められていること、住民同意の不十分なもとで志麻の里防災公園建設への着手の問題、また、廃止こそ市民の願いである後期高齢者医療制度にかかわる予算の執行、敷島地域の水道料金は公共料金として格差の是正を図ること、また、公債費関係では国においては地方公共団体の財政健全化に関する法律の背景のもとで、高金利の地方債を軽減できる制度として導入された補償金免除繰上償還は歓迎されるものの、その活用条件の一つとして行財政改革計画など必須条件とされていることは認めがたいこと、また、調査関連事業費等については分庁方式を求める立場としては認めがたい、また、地域改善対策費は早期に廃すべき課題であるにもかかわらず引き延ばすことは問題があると思います。

 など、歳出にかかわる問題点として指摘し、これらの点については改めて市民の目線に立って暮らし優先の行政のあり方を求めるものであります。

 一方、最後に審議においての中で指摘した内容で、当局から前向きの発言のあった消防職員の報酬の改善、国を挙げて食の問題が大きく転換が求められている新たな情勢を踏まえ、市の未来を託す子供らの食に大きくかかわる給食センター等の臨時職員等の身分保障をこの役割にふさわしい内容に見直すよう図ることを初め、制度的には就園奨励制度のさらなる改善、義務教育は無償の立場から父母負担の軽減の拡充と、また消費者行政の強化、地震下の続くもとで高台にある敷島台団地への懸案としての飲料水兼用、防火水槽の装置設置を初め、消防法によって設置が義務化された煙探知器等の低所得者家庭への設置など、内容については真摯に対応していただけることを添え、かつ学力テストの結果の公表問題については競争をさせるようなことは行わない旨の答弁が見られたが、この精神になって教育行政が行われることを期待し、以上の内容をもって、平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定については反対を表明するものであります。

 以上。



○議長(今村正城君) 次に、本案に対する賛成討論を許します。

 1番、込山伸一君。



◆1番(込山伸一君) 甲斐クラブを代表いたしまして、認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件につきまして、賛成の立場から討論をいたします。

 平成19年度甲斐市一般会計の決算につきましては、総務教育常任委員会、厚生環境常任委員会、建設経済常任委員会の各委員会において、9月9日から17日までの間慎重審議を行い、審査をしたところであります。歳入における市税は国の税源移譲による市民税の増加に伴い、収入額は平成8年度比で8億7,000万円増加し、収入率についても87.89%と0.84%アップしております。また、滞納繰越額については減少しております。

 市民税、保育料、住宅使用料、給食費等においても収入未済額が多く見られ、11億2,000万円程度になっております。悪質な滞納者には当局側の手だてとして差し押さえも視野に入れ、収入対策を実施しているところでもあります。

 地方自治を取り巻く環境は厳しく、三位一体改革の名のもとで事務事業の移譲は増加しましたが、税源移譲については地方交付税等で平成16年と比べ平成19年度では約5億円もの削減をされております。市債においても268億円と平成18年度より7,000万円の増加をしております。

 地方交付税の減額などで財源の確保が厳しくなっている今だからこそ、自主財源の確保が重要視されてきます。甲斐市独自の工夫と知恵を出し合い、市民が納得できる行政運営を行っていくことが大切です。

 この実情に対応すべく歳入歳出全般にわたり、確実で建設的な行政推進を図ってもらいたいと考えております。

 歳出については、主要事業である竜王駅周辺整備事業が平成20年3月に駅舎及び南北自由通路が完成し、甲斐市の情報発信拠点の一つになりました。竜王西小学校校庭整備、竜王小学校の耐震化など教育施設の充実も図られております。

 ソフト面では行政評価システムの導入で職業意識の向上、高齢者福祉バス等の助成や保育料の軽減措置など、各種サービスの施策を展開して所定の成果も上げていると考えられます。

 このほか保健衛生、農林業、商工労働など各事業を施行し、住みよい甲斐市を図っていることは評価するものであります。

 当局側も我々も行政全般にわたり創意工夫と経費削減を目的に努力していかなくてはなりません。

 以上を踏まえ、適正かつ効率的な執行と住民サービスが向上したと実感できるような行政執行をお願いし、平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算の賛成討論とさせていただきます。



○議長(今村正城君) 討論の通告は以上であります。

 討論を終了いたします。

 これより認定第1号を採決いたします。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する各常任委員長の報告は認定であります。

 本案は各常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(今村正城君) 起立多数であります。

 よって、認定第1号 平成19年度甲斐市一般会計歳入歳出決算認定の件は各常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第2号の討論を行います。

 討論の通告がありますので、これを許します。

 初めに、本案に対する反対討論を許します。

 23番、樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 日本共産党甲斐市議団、樋泉でございます。

 認定第2号 平成19年度甲斐市国民健康保険特別会計決算認定の反対討論を行いたいと思います。

 本決算の保険税額は、対前年比で世帯当たり約1,200円減額、1人当たりの対前年比ではほとんど、ほんのわずかな増額で対応しており、市当局の一定の努力の評価をしたいと思います。

 しかしながら、依然として滞納世帯は県下でも高水準になっており、滞納額も10億6,862万円以上にもなっております。また、滞納世帯のペナルティーである短期保険証や特に資格証明書の発行は、年々増加傾向にあります。2006年度の短期保険証発行数は879世帯、資格証明書は77世帯、153人から2007年度の短期保険証は829世帯、資格証明書は101世帯、185人になっております。特に資格証明書が24世帯、32人に31%も増加をしております。この中には中学生以下の子供も含まれており、子を持つ親たちは子供の受診をちゅうちょして病気を重くしてしまう例も出ていると聞いております。

 本決算で子供の無保険を中止、正規の保険証を発行すべきであります。また、滞納世帯が県下でも高水準になっているのは、保険税を上げなくても、なお税が支払えないほど保険税が高いためであります。このことは国保加入者の過半数が年金生活者などの無職者で、加入世帯の平均所得も約165万円にすぎず、資格証明書発行101世帯の実態は、その平均所得が141万円以下であることが低所得者層であることを示しております。むしろ短期保険証や資格証明書の発行は、受診抑制につながり、生命にもかかわるだけに発行すべきではないと思います。

 本市でも、がんが発見されて入院治療を勧めたところ、医療費が払えないからと入院を拒否したひとり暮らしの人が1年後に死亡した事例を私は先般の議会でも紹介をしております。こうした事例は全国的に多発しております。まさに命を救うべき国保が人の命を奪うに等しい事態になっております。資格証明書を発行しても滞納が減らないと、資格証明書の発行を取りやめている自治体が全国でふえております。サラ金まがいの取り立ては控え、払いやすい税額に思い切って引き下げる努力を本決算で行うべきではなかったかと考えます。

 このことを強く要求いたしまして、反対討論といたします。



○議長(今村正城君) 次に、本案に対する賛成討論を許します。

 13番、保坂芳子君。



◆13番(保坂芳子君) 13番、保坂芳子です。

 公明党を代表いたしまして、認定第2号 平成19年度甲斐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論を行います。

 我が国の国民医療費につきましては、年々増加傾向をたどり、約33兆円規模となっております。医療の高度化や生活習慣病による疾病の増加等により国民医療費が伸び、国民健康保険の財政は依然として厳しい状況に置かれております。

 このような状況の中、医療制度改革の一環として平成20年度からメタボリックシンドロームに着目し、生活習慣病の予備軍を減少させることを目的とした特定健診、特定保健指導の保険者への義務化がされました。

 本市の国民健康保険財政におきましても、国民健康保険財政が安定的に、そして健全に運営されていくためにも、収納率向上対策とあわせた収支両面にわたるなお一層の経営努力と工夫を当局に要望して賛成討論といたします。



○議長(今村正城君) 討論の通告は以上であります。

 討論を終了いたします。

 これより認定第2号を採決いたします。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する厚生環境常任委員長の報告は認定であります。

 本案は厚生環境常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(今村正城君) 起立多数であります。

 よって、認定第2号 平成19年度甲斐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定の件は、厚生環境常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第3号については討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第3号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する厚生環境常任委員長の報告は認定であります。

 本案は厚生環境常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第3号 平成19年度甲斐市老人保健特別会計歳入歳出決算認定の件は、厚生環境常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第4号の討論を行います。

 通告がありますので、順次討論を許します。

 初めに、本案に対する反対討論を許します。

 23番、樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 23番、樋泉でございます。

 認定第4号 平成19年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の反対討論を行います。

 本決算は、2005年の介護保険制度改定で施設入所者の居住費、食費の全額自己負担、ショートスティ利用者の宿泊費、食費も全額自己負担に改悪し、お金のない者は施設から出ていきなさいと言わんばかりの法改悪が行われましたが、結果は施設介護給付費が対前年で1億7,000万円、本決算では1,400万円も減額をされた予算執行になっております。これだけではなくて、2006年4月から介護保険料を、国の言うなりに第1号被保険者の保険料の基準額を月2,545円から3,550円に、年額4万2,600円に約40%も引き上げたままの予算執行になっております。

 激変緩和措置を2007年度まで2年間適用いたしましたが、2008年には元どおりの大幅値上げであります。2006年の保険料引き上げは、従来は一般財源で手当てしていた介護予防などの福祉事業を介護保険に地域支援事業として組み込んでいることも原因の一つであります。その改悪法を見直さず、国の方針どおり執行していることも納得できません。地域支援事業には高齢者虐待等の相談も含まれており、一般財源で運営すべきであります。

 何よりも介護保険料が高額になった最大の原因は、介護保険制度の創設時に国の負担割合を2分の1の50%から4分の1の25%に引き下げたことにあります。国庫負担を25%から30%に、県の負担を2.5%引き上げるだけでも保険料を1万5,000円引き下げることができます。また、施設の居住費、食費の負担も軽減緩和されることになります。国に強く補助増額を要求すべきであります。

 また、保険料ばかりではなく、要支援、要介護1の区分の人を要支援1、2に変更し、利用限度額を引き下げ、介護報酬も引き下げ、居住介護サービスや福祉用具も従来使用できたものを制限するという要介護度が低い高齢者をサービスから門前払いする、いわば保険料だけ取り立てて介護を受けさせない、介護保険の重大な変質を容認する制度導入の予算執行と継続も納得できません。これこそ弱肉強食の小泉構造改革の名による無慈悲な高齢者への痛みの押しつけに手をかした予算執行と言われても仕方ありません。

 2009年には再び制度の見直しと保険料のさらなる引き上げが待っています。こうした高齢者いじめの自民党、公明党政府のやり方に対して、甲斐市は、公的な介護保険制度の後退を食いとめる役割を果たすべきであります。今後自治体の本旨に立って、市政を貫くことを強く要求して、反対討論といたします。



○議長(今村正城君) 次に、本案に対する賛成討論を許します。

 2番、坂本一之君。



◆2番(坂本一之君) 2番、坂本一之です。

 認定第4号 平成19年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件について、甲斐クラブを代表して賛成の立場で討論いたします。

 介護保険制度につきましては、急速な高齢化、核家族化等の影響により深刻となった介護問題を社会全体で支えるため、今や重要な制度として定着しております。

 本市の介護保険の利用状況を見ますと、要介護認定者及び保険給付サービス利用額は年々増加傾向にありますが、介護保険計画を踏まえた平成19年度介護保険特別会計の歳入歳出決算額には創意工夫した健全な財政運営がうかがえ、適正な決算状況と認められます。

 今後も介護サービスの質的な向上とあわせて介護予防、生活支援等を含めた総合的な施策の取り組みに一層の努力を期待し、賛成討論といたします。



○議長(今村正城君) 討論の通告は以上であります。

 討論を終了いたします。

 これより認定第4号を採決いたします。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する厚生環境常任委員長の報告は認定であります。

 本案は厚生環境常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(今村正城君) 起立多数であります。

 よって、認定第4号 平成19年度甲斐市介護保険特別会計歳入歳出決算認定の件は、厚生環境常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第5号については討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第5号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する厚生環境常任委員長の報告は認定であります。

 本案は厚生環境常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第5号 平成19年度甲斐市介護サービス特別会計歳入歳出決算認定の件は、厚生環境常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第6号の討論を行います。

 討論の通告がありますので、これを許します。

 27番、鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 鈴木です。

 認定第6号 平成19年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件について、反対の立場から討論をいたします。

 さて、本特別会計は当時、部落差別によって関係者の方々が置かれていた劣悪とも言える生活実態、あるいは生活環境などを支援する事業として、国が特別対策として実施した内容を受けて発生した会計であります。

 審議の中でも明らかなように、この趣旨の目的のために関係者に貸し付けられた資金を、当該年度としては約1,000万円の返済見込みを予定し、その返済額は貸付等金から返済額を計画したものの、結果的には返済された金額はその50%弱程度にとどまったために、結局当該年度としても起債返済額の不足額を例年のごとく一般会計から繰入金で賄う内容となっていることが明らかにされ、この不足額を決算書上では当該年度の収入未済額分約590万円を返済者にかわって立てかえることが中身となっています。

 こうした中でこの決算の問題点として考えられることは、当該年度の立てかえにとどまらず、このような立てかえが少なくとも当会計への返済が回避された以降繰り返され、この結果、一般会計から繰入額は既に約1億円に達するという深刻な事態であります。

 一方、債務者の実態は、今日の厳しい暮らしを取り巻く環境に個々の条件も加わる中で、経済的にも困難な状況下にあることは審議の中でも明らかにされたものの、しかし一方ではこのような中で今、本市においては税金等の公金に対する徴収業務が残念ながらも従来にない厳しい内容で進められています。このために増税下で収入減の中、滞納者には給料、預金等の差し押さえさえ日常化されている新しい局面を考えるとき、このような現状にあってはほしくないものの、現実をとらえたとき、片方では税金と同一視はできないものの、資金返済の滞納者についてもさらなる努力を期待せざるを得ません。

 よって、本議案の認定については、このような理由から賛成いたしかねるものであります。

 以上。



○議長(今村正城君) 討論の通告は以上であります。

 討論を終了いたします。

 これより認定第6号を採決いたします。

 本案は起立により採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する総務教育常任委員長の報告は認定であります。

 本案は総務教育常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(今村正城君) 起立多数であります。

 よって、認定第6号 平成19年度甲斐市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、総務教育常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第7号は討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第7号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する建設経済常任委員長の報告は認定であります。

 本案は建設経済常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第7号 平成19年度甲斐市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、建設経済常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第8号も討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第8号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する厚生環境常任委員長の報告は認定であります。

 本案は厚生環境常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第8号 平成19年度甲斐市地域し尿処理施設特別会計歳入歳出決算認定の件は、厚生環境常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第9号も討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第9号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する建設経済常任委員長の報告は認定であります。

 本案は建設経済常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第9号 平成19年度甲斐市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、建設経済常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第10号も討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第10号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する建設経済常任委員長の報告は認定であります。

 本案は建設経済常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第10号 平成19年度甲斐市宅地開発事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、建設経済常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第11号も討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第11号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する建設経済常任委員長の報告は認定であります。

 本案は建設経済常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第11号 平成19年度甲斐市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件は、建設経済常任委員長の報告のとおり認定されました。

 続きまして、認定第12号も討論の通告がありませんので、討論を終了し、認定第12号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案に対する建設経済常任委員長の報告は認定であります。

 本案は建設経済常任委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、認定第12号 平成19年度甲斐市水道事業会計決算認定の件は、建設経済常任委員長の報告のとおり認定されました。

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△請願第19−8号〜請願第20−1号の委員長報告、質疑、討論、採決



○議長(今村正城君) 日程第13、請願第19−8号 深刻な医師不足を打開するための法律の制定を求める請願書から、日程第15、請願第20−1号 甲斐市「郷育の日」制定のための請願書まで、請願3件を一括して議題といたします。

 総務教育常任委員会、厚生環境常任委員会へ付託してありますので、各常任委員会の審査結果の報告を求めます。

 初めに、総務教育常任委員長、小宮山長庚君。

     〔総務教育常任委員長 小宮山長庚君登壇〕



◆総務教育常任委員長(小宮山長庚君) 第1回定例会において、総務教育常任委員会に付託された継続審査となっております請願第20−1 甲斐市「郷育の日」制定のための請願の審査の結果について、会議規則第39条第1項の規定により報告します。

 審査日、平成20年9月12日に委員会を開催し審査を行いました。

 請願の内容は報告書のとおりですが、主な内容について申し上げます。

 主な内容ですが、大切な内容であるので採択されたいとの意見や、毎日が郷育の日であるべきで制定する必要はないとの意見、甲斐市の郷育の充実を図るため採択したいという意見がありました。

 採決の結果、起立多数で採択すべきものと決定しました。

 以上で、本委員会に付託されました請願第20−1号の審査報告を終わります。



○議長(今村正城君) 総務教育常任委員長の報告が終わりました。

 委員長の報告に対する質疑を行います。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。

 続きまして、厚生環境常任委員会の審査結果の報告を求めます。

 厚生環境常任委員長、赤澤寛吉君。

     〔厚生環境常任委員長 赤澤寛吉君登壇〕



◆厚生環境常任委員長(赤澤寛吉君) 厚生環境常任委員会に付託されておりました請願の審査結果について報告します。

 なお、詳細は配付してあります報告書に記載してありますので、要点のみの報告とさせていただきます。

 9月2日に委員会を開催し、審査を行いました。

 初めに、請願第19−8号 深刻な医師不足を打開するための法律の制定を求める請願書について報告します。

 本請願は、過去3度継続審査となっておりますので、紹介議員の説明及び質疑は省略し、各委員の意見を伺いました。

 各委員の主な意見は、全国的にも医師の不足は深刻な問題であり、請願を採択し、国へ意見書を提出していただきたい。また、少子化対策に向けて医療を充実させることは重要であり、本請願に賛成。また一方、本請願の趣旨はよく理解できるが、医療費の高騰、保険料の引き上げなども十分に考えられるため不採択。また、国のほうでもこの問題には対策を進めており、その動向を見守りたいという点で不採択などの意見がありました。

 採決の結果は、起立少数で不採択すべきものとすることに決定しました。

 続きまして、請願第19−9号 「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の改正を求める請願書について報告します。

 本請願も過去3度継続審査となっておりますので、紹介議員の説明及び質疑は省略し、各委員の意見を伺いました。

 各委員の主な意見は、医師不足、医療関係者の過酷な勤務実態は深刻な問題であり、本請願には賛成。また、国の動向を見守りたい、不採択。内容を検討した結果ということで、不採択、などの意見がありました。

 採決の結果、起立少数で不採択すべきものとすることに決定しました。

 以上で、厚生環境常任委員会の請願審査報告を終わります。



○議長(今村正城君) 厚生環境常任委員長の報告が終わりました。

 委員長の報告に対する質疑を行います。

 質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、委員長の報告に対する質疑を終わります。

 ご苦労さまでした。

 以上で、各常任委員会の報告を終わります。

 これより請願第19−8号から請願第20−1号の討論、採決を各請願ごとに順次行います。

 初めに、請願第19−8号の討論を行います。

 討論の通告がありますので、これを許します。

 27番、鈴木昇君。



◆27番(鈴木昇君) 請願第19−8号 深刻な医師不足を打開するための法律の制定を求める請願に賛成の立場から討論をいたします。

 本請願は、深刻な医師不足を解決するために、国の責任において医師の絶対数をふやすこと、過酷な医師の過密労働を改善することを目的とする法律の制定を求めているものであります。

 さて、審議の中では医師不足の実態、この医師不足の原因などについて審査が行われ、まず医師不足の実態においては、不足の中でも特に産科や小児科、救急などの医師が減っていること、そのために出産を扱う病院、診療所の数が6,398カ所あったのが2006年には3,063カ所に減り、これに加えて出産に携わる医師の数も4分の3減少していること。また、救急処置医療機関も2001年3月の5,076カ所から2006年3月には4,644カ所に減っていることなど、深刻な実態となっていることが明らかにされると同時に、このような中で、山梨県においてはこうした医師不足によって出産を扱う病院が減り、地域で分娩ができないなど深刻な事態が既に生まれ、医師不足の解決は切迫した課題となっていることも明らかにされたところであります。

 また、何ゆえこのような深刻な医師不足が起きるのかという点では、その一つとして、医師の過密な労働環境の実態について、日本医労連の調査結果の中から医師の1日の労働時間、平均10.6時間、宿直に入った医師の81.5%の医師は宿直直後にあけることなく勤務していること。また、30.9%の医師が過労死ラインの80時間以上の時間外労働を行っておること。また、こうした中で93.3%の医師が疲労を感じ、51.9%の医師が職場をやめたいと考えていることなどもこの調査から明らかにされ、審議の中でもこうした点が明らかになったところであります。

 今日の医師の労働環境がいかに過酷な状況下に置かれ、その改善は医師不足の解決のためにも緊急な課題であることも明らかにされました。まさに医師をこのような過酷な労働環境に置き、片方では今日の深刻な医師不足をつくり出している真犯人はといえば、医療費抑制政策と、これに基づく医師養成数の削減を行ってきた国にあることは言うまでもないことであります。そのことは医療施設で働く日本の医師数が1,000人当たり医師2人で、この数はOECD加盟国30カ国中では27位という水準が医師不足の深刻な実態を如実に示していると言えます。にもかかわらず、口を開けば医師の偏在論を原因とかたくなな態度を続けているのが国の姿であります。

 医師不足を取り巻く以上のような状況から、まさに今日の絶対的医師不足は、その根本にあるものは国の医療費抑制政策に伴う医師養成数の削減にあることを考え、既にこうした医師不足によって国民のとうとい命が奪われている現実を直視するとき、また一方では、今日、国を挙げて安全・安心が強く叫ばれているときに国民の直接命にかかわる医師不足を解決することは、国民的な使命と言っても過言でない課題だと思います。

 既に青森県議会等では6月議会で医師不足の改善にかかわる請願等では議決をしたところであります。

 本議会におきましても、本請願が可決されることを期待しつつ本請願に対する賛成討論といたします。

 以上。



○議長(今村正城君) 討論の通告は以上であります。

 討論を終了いたします。

 これより請願第19−8号を採決いたします。

 本請願に対する厚生環境常任委員長の報告は不採択でありますので、請願第19−8号は原案について起立により採決いたします。

 お諮りいたします。請願第19−8号は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(今村正城君) 起立少数であります。

 よって、請願第19−8号 深刻な医師不足を打開するための法律の制定を求める請願書は不採択とすることに決定いたしました。

 続きまして、請願第19−9号の討論を行います。

 通告がありますので、これを許します。

 23番、樋泉明広君。



◆23番(樋泉明広君) 請願第19−9号 「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の改正を求める請願の採択賛成の討論を行います。

 今、看護の現場はかつてないほど過酷な勤務実態と、相次ぐ離職による看護職員の不足が深刻になっております。県内におきましても、いまだ200名以上の看護師が不足していると言われております。

 医療事故をなくし、安全で行き届いた看護を実現するためには、増員による労働条件と離職防止策が緊急の課題になっております。看護師等の人材確保の促進に関する法律、いわゆる看護職員確保法及び看護師等の確保を促進するための処置に関する基本的な方針は、1992年に制定をされましたが、既に14年も経過しており、看護を取り巻く状況も大きく変化しております。看護職員の離職防止、働き続けられるやりがいのある職場をつくるためには看護職員確保法と基本法指針の見直しが不可欠であります。

 第166通常国会では、医師、看護師など医療従事者を大幅に増員すること、看護職員の配置基準を夜間は患者10人に対して1人以上、日勤は患者4人に1人以上にすることなど抜本的な改善を行うこと、夜間日数を月8日以内に規制するなど、看護職員確保法等の改正をすることの請願が全会一致で採択をされております。

 いまだ看護師が月10回以上やっている職場もたくさん見られます。すべての人々に健康と幸福を享受する権利を保障するために、看護職員を大幅に増員するために必要な法律を改正し、国民が安心して医療を受けられるようにすることが求められております。看護不足、医師不足のために病棟閉鎖に追い込まれている医療機関も出ております。

 以上の趣旨から本請願を直ちに採択し、関係省庁に意見書を送付すべきことを強く要求いたしまして、採択賛成の討論といたします。

 以上です。



○議長(今村正城君) 討論の通告は以上であります。

 討論を終了いたします。

 これより請願第19−9号を採決いたします。

 本請願に対する厚生環境常任委員長の報告は不採択でありますので、請願第19−9号は原案について起立により採決いたします。

 お諮りいたします。請願第19−9号は、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔賛成者起立〕



○議長(今村正城君) 起立少数であります。

 よって、請願第19−9号 「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の改正を求める請願書は不採択とすることに決定いたしました。

 続きまして、請願第20−1号に対する討論は通告がありませんので、これより請願第20−1号を採決いたします。

 お諮りいたします。本請願に対する総務教育常任委員長の報告は採択であります。

 本請願は総務教育常任委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、請願第20−1号 甲斐市「郷育の日」制定のための請願書は総務教育常任委員長の報告のとおり採択されました。

 ここで、暫時休憩いたします。



△休憩 午後3時16分



△再開 午後3時17分



○議長(今村正城君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

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△日程の追加



○議長(今村正城君) ただいま採択されました請願第20−1号について、お手元に配付したとおり、提出者中込助雄君ほか所定の賛成者をもって、意第5号 甲斐市「郷育の日」制定を求める意見書の提出についてが提出されました。

 お諮りいたします。この際、この議案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、意第5号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

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△意第5号の上程、説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決



○議長(今村正城君) 追加日程第1、意第5号 甲斐市「郷育の日」制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者より議案の説明を求めます。

 18番、中込助雄君。

     〔18番 中込助雄君登壇〕



◆18番(中込助雄君) それでは意見書の案について説明をさせていただきます。

 甲斐市「郷育の日」制定を求める意見書(案)について説明いたします。

 提出日、平成20年9月19日。

 提出者は、甲斐市議会議員、中込助雄。

 賛成者は、甲斐市議会議員、小宮山長庚、込山伸一、猪股尚彦、内藤久歳、家光由里、金丸毅、島田利彦、鈴木昇、藤原正夫、有泉庸一郎でございます。

 提案理由でありますけれども、学校、家庭、地域の市内全域で教育について考え、市民総参加で教育に取り組むため、「郷育の日」が制定されるよう意見書を提出する必要があります。

 これが本意見書の提案理由であります。

 次に、意見書(案)について内容の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

         甲斐市「郷育の日」制定を求める意見書(案)

 近年、少子・高齢化、核家族化、国際化や情報化の進展等、社会構造の変遷にともない、子どもたちをとりまく環境も急速に変化しています。かつて家庭や地域で日常的に行われていた体験による学びの機会が失われ、現在、いじめや不登校、非行などの問題に対して、子どもたちに自己責任の観念や道徳・倫理感、思いやりを備えた豊かな心を育むことが求められています。

 家族や地域においても世代をつなぎ、受け継がれてきた伝統・文化、そして子育てに関する知恵や経験の伝承が途切れ、隣近所同士での共有も難しくなり、家族の中でも食事の時間がまちまちで、団欒の機会が減少しているともいわれている中で、子どもたちはその生活体験の少なさから、善悪の判断や人を思いやる心などの基本的な生活習慣が十分身につかない、また、他人との人間関係がうまく保てない子どもが増加しています。この家庭教育と地域教育の現状は、子どもの問題であると同時に大人の問題であることを、しっかり認識しなければなりません。

 現在、家庭の教育力が低下しているとして様々な問題が指摘されています。しかし、その原因は家庭の中だけにあるのではなく、地域や社会全体など、子どもや家庭を取りまく環境に起因するものもあると考えられます。そこで、地域社会に教育の重要性や道徳・倫理の大切さを訴えかけることにより、これらの問題を解決していければと考えます。

 それには、「教育環境都市の創造」を掲げ、我々が住まう地域を教育環境都市へと変ぼうさせるべく運動展開を行う必要があります。教育環境都市とは、まず、良い教育が受けられる「まち」、そして、その良い教育から生まれる良い「まち」へと循環させることのできる教育環境を定義づけ、この「まち」に住んでいるだけで親から子へ、大人から子どもへ、地域社会全体で良い教育環境が継承できる「まち」を考えております。

 このような中で、子どもたちの人間性や社会性を豊かに育むためには、学校で取り組むのではなく、市民をはじめとして、家庭、学校、地域、行政、民間団体、NPO、企業といった各主体が連携して、子どもを見守り、子どもを育み支える環境をつくっていく必要があります。

 甲斐市「郷育の日」を制定し、それをきっかけとして、学校、家庭、地域の市内全域で教育について考え、そして様々な形で教育に関心をもち関わっていただき、市民総参加で教育に取り組むべきであります。

 以上、教育環境都市への第一歩として、甲斐市「郷育の日」の制定を強く望むところでございます。

 以上、意見書を提出します。

 平成20年9月19日

                              山梨県甲斐市議会。

 提出先でありますけれども、甲斐市長、甲斐市教育委員会委員長であります。

 以上で、意見書(案)の説明を終わります。

 どうぞ趣旨ご理解の上、ご議決いただきますようよろしくお願いを申し上げます。



○議長(今村正城君) 説明が終わりました。

 説明に対する質疑を行います。

 質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、質疑を終了します。

 ここでお諮りをいたします。ただいま議題となっております意第5号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託は省略したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、意第5号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。

 続きまして、討論を行います。

 討論はありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) 討論なしと認めます。

 これより意第5号を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、意第5号 甲斐市「郷育の日」制定を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

 なお、本意見書は議長において市長、教育委員長へ送付しますので、ご了承願います。

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△請願第20−7号〜請願第20−9号の閉会中の継続審査申し出の件



○議長(今村正城君) 日程第16、請願第20−7号の閉会中の継続審査申し出の件から、日程第18、請願第20−9号の閉会中の継続審査申し出の件を議題といたします。

 総務教育常任委員長、厚生環境常任委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、調査中の請願につきまして、閉会中の継続審査の申し出がありました。

 お諮りいたします。総務教育常任委員長、厚生環境常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

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△委員会の閉会中の継続審査申し出の件



○議長(今村正城君) 日程第19、委員会の閉会中の継続審査申し出の件を議題といたします。

 総務教育常任委員長、厚生環境常任委員長、建設経済常任委員長、議会運営委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付をいたしました申出書のとおり所管事務事項及び調査中の事件等につきまして、閉会中の継続審査の申し出がありました。

 お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

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△意第4号の上程、説明、質疑、委員会付託



○議長(今村正城君) 日程第20、意第4号 道路整備財源の確保等に関する意見書の提出の件を議題といたします。

 提出者より議案の説明を求めます。

 6番、内藤久歳君。

     〔6番 内藤久歳君登壇〕



◆6番(内藤久歳君) ご苦労さまでございます。

 道路整備財源の確保等に関する意見書(案)について説明いたします。

 提出日、平成20年9月19日。

 提出者は、甲斐市議会議員、内藤久歳。

 賛成者は、甲斐市議会議員、森田稔議員、猪股尚彦議員、有泉庸一郎議員、金丸毅議員、保坂芳子議員、以上でございます。

 提案理由ですが、国、地方を通じて極めて厳しい財政状況のもとで、地域経済の活性化や住民の安全で安心な生活を確保するため、道路整備に必要な財源が確保されるよう意見書を提出する必要があります。

 これが本意見書の提案理由であります。

 次に、意見書案について、内容の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

          道路整備財源の確保に関する意見書(案)

 道路は、地域経済の活性化や住民の安全で安心を確保するための最も基礎的な社会資本である。

 山梨県においては、県民の自動車交通に対する依存度が高いにもかかわらず、道路整備は依然として立ち遅れており、厳しい財政状況のもと、これまで、道路特定財源に加え多額の一般財源を充当し、防災対策、通学路の整備や踏切対策などの安全対策、さらには救急医療など県民生活に密接に関わる道路の整備を着実に実施するとともに、現在中部横断自動車道、新山梨環状道路、西関東連絡道路をはじめ今後の山梨を支える基軸となる道路ネットワークの構築を計画的に進めている。一方で、橋梁やトンネルなど道路施設の老朽化が進み、その維持管理費も年々増大している。こうした道路の整備・維持管理は、県民の生活の利便、安心・安全、企業誘致をはじめ地域の活性化等にとって必要不可欠なものとなっている。

 このような中、国においては道路特定財源の来年度からの一般財源化を閣議決定したところであるが、国、地方を通じて極めて厳しい財政状況のもとで、道路整備に必要な財源が確保されるか危惧されるところである。

 このような状況を踏まえ、国においては、地方の道路整備の重要性を十分認識され、次の事項が確実に実行されるよう強く要望する。

 1道路特定財源の見直しにおいては、地方が必要とする道路整備が引き続き計画的に実施できるよう、その財源を確保するとともに、一層の拡充を図ること。

 2地方にとって使い勝手の良い地方道路整備臨時交付金制度については、維持拡充、あるいは同等以上の代替制度を確立すること。

 3中部横断自動車道をはじめ、国土の骨格を形成する高規格幹線道路網など幹線道路ネットワークについては、現在の建設スピードを落とすことなく。早期に整備を進めること。

 4新たな道路中期計画の策定にあたっては、立ち遅れている地方の道路整備状況を踏まえ、必要な道路整備が計画的に実施できるよう、地方の意見を十分に踏まえること。

 5今般の暫定税率の失効に起因する地方財政や道路関係予算への影響については、国の責任において、地方特例交付金を創設するなど早急に適切な補てん措置を講ずること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

                              山梨県甲斐市議会。

 提出先ですが、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣であります。

 以上で意見書(案)の説明を終わります。

 趣旨ご理解の上、ご議決いただくようよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(今村正城君) 説明が終わりました。

 説明に対する質疑を行います。

 質疑ありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ないようですので、質疑を終了します。

 ただいま議題となっております意第4号は、会議規則第37条第1項の規定により、建設経済常任委員会へ付託をいたします。

 ここでお諮りいたします。ただいま建設経済常任委員会へ付託をいたしました意第4号は、本定例会が本日をもって閉会となり、常任委員会を開くことができないため、閉会中の継続審査といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(今村正城君) ご異議なしと認めます。

 よって、意第4号は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。

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△閉会の宣告



○議長(今村正城君) 以上で、本定例会に付議されました議案の審査はすべて終了いたしました。

 ここで、藤巻市長におかれましては、10月2日をもって勇退なされます。

 本定例会が最後の議会となりますので、藤巻市長よりあいさつしたい旨の申し出がありますのでこの際、これを許します。

 藤巻市長。

     〔市長 藤巻義麿君登壇〕



◎市長(藤巻義麿君) 9月1日開会いたしました9月定例議会、本日をもって閉会するわけでございますが、市当局が提案いたしましたすべての議案を原案どおり可決いただきまして、ありがとうございました。改めて御礼を申し上げる次第でございます。

 また、先ほど議長からもお話がございましたように、来る10月2日が私の甲斐市長としての任期の終了日になるわけでございます。私が4年前に甲斐市長に就任して以来、皆さん初め市民の皆さんの多くの方のご支援のもとに今日まで無事に市長の職を務めてまいりました。その点についても改めて御礼を申し上げるわけでございます。月並みな言葉でございますが、大過なく終わることができましたことは、議会を初め皆さんの力によるところが非常に大きいではなかろうかと思います。

 振り返ってみますと、私は41歳のときに地元の若い人たちの推挙により、竜王町議会議員として当選いたしました。その後46歳のときに議長に就任させていただきまして、また56歳の時に竜王町長に当選いたしました。また、68歳のときに甲斐市長に就任して、今日まで20年以上の政治をあずかってまいったわけでございますが、この間、私の基本的な考えは、市民の目線に沿った市政運営を行うんだということが私の基本的なビジョンでありました。しかし、市民の目線というのは、いつも同じ方角を見ているわけではございません。一つの統一した目線であれば問題ないわけでございますが、ある人は上を見て、ある人は下を見て、また場合によると左を見て右を見て後ろを見て前を見る。それぞれ別々な目線で見ているわけです。そういう中において市政を担当する者にとりましては、一つの方向に執行していかなくてはならない。基本的な考えは、市民の目線の最大公約数というものをしっかりとらえて進めていくことが望ましいと私は考えて、今日まで進めてきたわけでございます。

 また、公平・公正・正義、これは政治をあずかる者にとりまして、議員さんもそうでございますし、首長も同じでございますが、基本的な原理・原則になるわけでございますが、しかし、言葉では公平・公正・正義というものは、簡単に申し上げることはできます。現実には場合によると、話がわからん市長だ、融通がきかない市長だ、かたぶつでしょうがないというご批判もいただいたわけでございますが、この件についても私は自分のビジョンのもとに進めてまいったわけでございまして、あるいは市民の中では、あの市長はまあ、融通がきかない人だったという評価をされる方もあろうかと思うわけでございます。

 私、夏目漱石という作家が好きでございますが、この方の「草枕」の巻頭、出だしに「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される」この言葉がございます。行政に携わる者にとりまして、まさに同じではなかろうかと思います。余り正義正義と言って進めると、どうしても角が立つ。しかし、情にさお差せてしまえば、すべてが流されてしまう。やはり公平・公正・正義を貫くためにはこういうものもすべて複合しながら市政を担当することが大切だと考えて本日まで来たわけでございます。

 4年前に、私が合併協議会の会長から市長に立候補いたしまして当選したわけでございますが、その折に合併協議会で決定した新市建設計画、これを4年の間に何とか実現したいということで私も一生懸命努力してまいったわけでございます。おおむね軌道に乗せることができたと認識しておりますが、ただ、竜王駅周辺整備事業はまだ道半ばでございますし、もう一つは、甲斐市警察署を設置したいという住民の強い要望の中に何度か実現するために努力してまいったわけでございますが、この問題についてもまだ道半ばで実現の見込みが立っておりません。ぜひともこれからの市民の皆さん、議会の皆さんも実現のためにご努力いただければ、私としては幸いではなかろうかと思うわけでございます。

 いろいろ申し上げたいわけでございますが、いずれにいたしましても、市民の皆さんの支援のもとに、この20何年間政治活動ができたことは、非常に幸せであったと思います。

 やめることになりまして、一般の人から特に質問がある項目は「終わった後は何をするんですか」という質問が非常に多うございます。この件につきましては、私なりにやめた後は少し勉強したい。その一つは英会話の学校へ通いたい。これが一つでございます。といいますのは、市長になる前に学校に通っておりましたものが途中でこちらへ転向しまして、そのまま中断しておりますので、そこの学校へ通って勉強したいと思います。それからもう一つは、私は市長以外にも不動産の貸付の会社を持っております。こちらの会社も少し一生懸命やりまして、少しでも多くの税金を甲斐市に払えるように努力してまいりたいと思っておりますので、そういうふうにご理解をいただければと思います。

 本当に長い間皆さんのご支援に感謝を申しあげまして、私の退任のあいさつとさせていただきます。

 本当にありがとうございました。(拍手)



○議長(今村正城君) 藤巻市長におかれましては、昭和52年4月、旧竜王町議会議員に初当選され、2期目の昭和58年4月には第17代竜王町議会議長に就任なされました。

 また、平成4年12月には旧竜王町町長選に初当選以来、竜王町長を3期、旧竜王、敷島、双葉町の3町合併においては合併協議会会長を務められ、平成16年10月から初代甲斐市長に就任をなされました。

 今日まで31年の長きにわたり常に行政のトップに立ち、中でも合併以前からの旧3町の念願でもありましたJR竜王駅舎及び南北自由通路は本年3月23日に完成し、現在、南北駅前広場、周辺道路の整備が平成22年度の完成を目指し、また双葉スマートインターチェンジについては、現在フルインター化に向けた整備計画が着々と進められているところであります。

 厳しい財政状況の中、行財政改革、少子高齢化対策などを初めとする重要施策の推進には、常に市民の目線に立ち、経験と能力を生かし、今日の甲斐市の礎を築き上げてきた行政手腕は高く評価されるものであります。

 今後におかれましても健康には十分留意され、「緑と活力あふれる生活快適都市・甲斐市」の実現のため引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、簡単ではございますけれども、議会を代表いたしまして、感謝の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

 続きまして、中込教育長におかれましても9月30日をもって退任をなされます。

 本定例会が最後の議会となりますので、中込教育長よりあいさつしたい旨の申し出がありますので、これを許します。

 中込教育長。

     〔教育長 中込豊弘君登壇〕



◎教育長(中込豊弘君) ただいま辞職に当たりまして、この場でごあいさつの機会を与えられました。心からまず感謝を申し上げます。

 私は、このたび一身上の都合によりまして、来る9月30日をもって甲斐市教育委員を辞職することになりました。議員の皆さま方には大変なご厚誼、ご指導をいただきました。改めてお礼を心から厚く申し上げたいと思います。

 今私は、ある書物の中の言葉、それは「すべての仕事というものは、はじめなくおわりなきものだ、種をまくもの、さきいづる花をめでるもの、実りをいわうもの、みなそれぞれめぐりあわせだ」という言葉を今感慨胸に思い出しているところでございます。

 思うに、在任3年11カ月になるわけでございますが、新生甲斐市の教育行政の方向づけにいささかでも貢献できましたことは、私の喜びであり、誇りとするところでございます。しかしながら、ご存じのとおり、教育改革というのは今始まったばかりでございます。課題は山ほどあります。ぜひ甲斐市はこれらの課題をしっかりと克服して、そして他の市町村から羨望のまなざしで見られるようなすばらしい教育都市を実現してほしいと心から念じております。

 先ほど市長の言葉の中に、終わってから何をするという話がありましたけれども、私はかねてから、やめたときには、隠居道を極めたいと、そんなふうに考えておりました。

 終わりに、甲斐市議会のますますの発展と議員の皆様方のご健勝と、さらなるご活躍をお祈り申し上げまして、辞職のごあいさつといたします。

 いろいろありがとうございました。(拍手)



○議長(今村正城君) 中込教育長におかれましては、平成13年12月、旧竜王町収入役に就任され、合併後、平成16年11月3日から教育長として市の教育行政の推進にご尽力されてまいりました。

 この間、学校評価システム構築事業、学校区の見直し、教育支援員制度の充実、学生チューター事業や校舎の耐震、大規模改修工事など、重要な施策を推進してまいりました。

 教育長を退任なされましても、健康には十分ご留意され、甲斐市発展のためご協力くださいますようお願いを申し上げ、感謝の言葉とさせていただきます。

 大変ありがとうございました。

 9月1日から開会をされました本定例会も本日を最終日として、19日間の全日程を無事に終了することができました。

 今会期中に賜りました議員並びに藤巻市長を初め市当局の皆様のご協力に対し、心より感謝を申し上げ、平成20年甲斐市議会第3回定例会を閉会といたします。

 長時間にわたり、まことにご苦労さまでした。



△閉会 午後3時53分

地方自治法第123条の規定により署名する。

  平成  年  月  日

         議長      今村正城

         署名議員    河野勝彦

         署名議員    池神哲子

         署名議員    清水富貴雄